草津市議会 2021-03-25
令和 3年 2月定例会−03月25日-05号
令和 3年 2月定例会−03月25日-05号令和 3年 2月定例会
令和3年2月
草津市議会定例会会議録
令和3年3月25日(木)再開
─────────────────────────────────────
1.議 事 日 程
第 1.
会議録署名議員の指名
第 2.議第2号から議第31号まで
【令和3年度草津市一般会計予算 他29件】
各委員長より委員会審査結果報告
各報告に対する質疑・討論・採決
第 3.議第32号から議第36号まで
【草津市
教育委員会委員長の任命につき同意を求めることについて 他4件】
提案説明(市長提出)
採決
第 4.議第37号および議第38号
【令和3年度草津市
一般会計補正予算(第1号) 他1件】
提案説明(市長提出)
議案に対する質疑
各委員会に付託
各委員長より委員会審査結果報告
各報告に対する質疑・討論・採決
第 5.会第1号
【
草津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案】
提案説明(議員提出)
質疑・討論・採決
第 6.意見書第1号から意見書第5号まで
【草津養護学校を含む特別支援学校の教育環境の改善を求める意見書(案) 他4件】
提案説明(議員提出)
質疑・討論・採決
第 7.委員会の閉会中の継続審査
─────────────────────────────────────
1.会議に付議した事件
日程第 1.
会議録署名議員の指名
日程第 2.議第2号から議第31号まで
【令和3年度草津市一般会計予算 他29件】
各委員長より委員会審査結果報告
各報告に対する質疑・討論・採決
日程第 3.議第32号から議第36号まで
【草津市
教育委員会委員長の任命につき同意を求めることについて 他4件】
提案説明(市長提出)
採決
日程第 4.議第37号および議第38号
【令和3年度草津市
一般会計補正予算(第1号) 他1件】
提案説明(市長提出)
議案に対する質疑
各委員会に付託
各委員長より委員会審査結果報告
各報告に対する質疑・討論・採決
日程第 5.会第1号
【
草津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案】
提案説明(議員提出)
質疑・討論・採決
日程第 6.意見書第1号から意見書第5号まで
【草津養護学校を含む特別支援学校の教育環境改善を求める意見書(案) 他4件】
提案説明(議員提出)
質疑・討論・採決
日程第 7.委員会の閉会中の継続審査
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1.会議に出席した議員(23名)
1番 田 中 香 治 2番 服 部 利比郎
3番 井 上 薫 4番 粟 津 由紀夫
5番 石 本 恵津子 6番 八 木 良 人
7番 川 瀬 善 行 8番 中 島 美 徳
9番 遠 藤 覚 10番 横 江 政 則
11番 山 元 宏 和 12番 永 井 信 雄
13番 土 肥 浩 資 14番 杉 江 昇
15番 藤 井 三恵子 16番 西 川 仁
17番 小 野 元 嗣 18番 伊 吹 達 郎
19番 瀬 川 裕 海 21番 西 田 剛
22番 西 垣 和 美 23番 西 村 隆 行
24番 奥 村 恭 弘
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1.会議に欠席した議員(1名)
20番 中 嶋 昭 雄
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1.会議に出席した説明員
市長 橋 川 渉
副市長 山 本 芳 一
副市長 辻 川 明 宏
教育長 川 那 邊 正
監査委員 岡 野 則 男
総合政策部長 田 中 祥 温
総合政策部理事(公社担当) 松 下 正 寿
総合政策部理事(
草津未来研究所・経営戦略担当)
堀 田 智 恵 子
総務部長 田 中 義 一
まちづくり協働部長 長 源 一
環境経済部長 藤 田 雅 也
健康福祉部長 増 田 高 志
子ども未来部長 木 村 博
都市計画部長 松 尾 俊 彦
建設部技監 中 安 隆 年
建設部長 寺 田 哲 康
上下水道部長 打 田 敏 之
教育部長 居 川 哲 雄
教育部理事(学校教育担当) 畑 真 子
総務部副部長(総括) 黒 川 克 彦
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1.議場に出席した事務局職員
事務局長 千 代 治 之
事務局次長 山 本 智 加 江
議事庶務課課長補佐 吉 田 克 己
議事庶務課主査 竹 田 茉 美
─────────────────────────────────────
再開 午前10時00分
○議長(西田剛)
皆さん、おはようございます。
これより、本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
△〜日程第1.
会議録署名議員の指名〜
○議長(西田剛)
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定に基づき、
11番 山元 宏和議員
12番 永井 信雄議員
以上の両議員を指名いたします。
△〜日程第2.議第2号から議第31号まで〜
○議長(西田剛)
日程第2、各委員長から
委員会審査報告書が提出されておりますので、議第2号から議第31号までの議案30件を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。
まず、
総務常任委員長、遠藤 覚議員。
◎9番(遠藤覚) 登壇
おはようございます。
総務常任委員長、遠藤 覚でございます。御報告申し上げます。
本定例会におきまして、
総務常任委員会に付託を受けました案件4件について、去る3月12日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第10号、草津市
住民投票条例等の一部を改正する条例案、議第11号、草津市
附属機関設置条例の一部を改正する条例案、議第30号、契約の変更につき議決を求めることについて、議第31号、契約の変更につき議決を求めることについて、以上4件は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議第30号の契約の変更につき議決を求めることについての審査において、今回の契約変更箇所の工事施工について、緊急性と必要性は理解できるものの、適正な事務執行のプロセスが遵守できていなかったことから、今後このようなことが起こらないよう、庁内の執行体制の徹底や重要な変更等があった場合には適宜議会への報告を行うとともに、適正な事務執行に取り組まれたいとの意見があり、委員会としても厳に申入れをいたします。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
総務常任委員会に付託を受けました議案4件の審査の結果につき、報告を終わります。
○議長(西田剛)
次に、
文教厚生常任委員長、伊吹達郎議員。
◎18番(伊吹達郎) 登壇
皆さん、おはようございます。
文教厚生常任委員長の伊吹達郎でございます。
本定例会におきまして、
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件4件について、去る3月15日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第12号、草津市下水道条例の一部を改正する条例案のうち当委員会が所管する部分、議第13号、草津市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議第14号、草津市介護保険条例の一部を改正する条例案、議第15号、草津市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例案、以上4件は、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議第14号の介護保険料の値上げに関しましては、市民の方に直接影響するものであることから、市ホームページなどを活用し、周知と分かりやすい説明を徹底していただきたいとの意見がありました。
以上をもちまして、本定例会におきまして
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件4件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(西田剛)
次に、
産業建設常任委員長、中島美徳議員。
◎8番(中島美徳) 登壇
皆様、おはようございます。
産業建設常任委員会委員長の中島美徳でございます。私のほうから委員会の御報告をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
本定例会におきまして、
産業建設常任委員会に付託を受けました案件6件について、去る3月16日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告をさせていただきます。
まず、議第16号、草津市
工場立地法地域準則条例案につきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第12号、草津市手数料条例の一部を改正する条例案のうち当委員会が所管する部分、議第17号、
草津市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例案、議第19号、市道路線の認定につき議決を求めることについて、議第20号、市道路線の変更につき議決を求めることについて、議第21号、栗東市道路線の変更に関する承諾につき議決を求めることについて、以上5件は、いずれも全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、本定例会におきまして
産業建設常任委員会に付託を受けました案件6件の審査の結果について、御報告を終わります。
ありがとうございました。
○議長(西田剛)
次に、
予算審査特別委員長、瀬川裕海議員。
◎19番(瀬川裕海) 登壇
おはようございます。
予算審査特別委員会委員長の瀬川裕海です。
本定例会におきまして、
予算審査特別委員会に付託を受けました案件16件について、去る3月18日、19日及び22日、23日の午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
まず、議第2号、令和3年度草津市一般会計予算、議第3号、令和3年度草津市
国民健康保険事業特別会計予算、議第6号、令和3年度草津市
介護保険事業特別会計予算、議第7号、令和3年度草津市
後期高齢者医療特別会計予算、議第22号、令和2年度草津市
一般会計補正予算(第9号)、以上5件はいずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第4号、令和3年度草津市財産区特別会計予算、議第5号、令和3年度草津市
学校給食センター特別会計予算、議第8号、令和3年度草津市
水道事業会計予算、議第9号、令和3年度草津市
下水道事業会計予算、議第23号、令和2年度草津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議第24号、令和2年度草津市財産区
特別会計補正予算(第3号)、議第25号、令和2年度草津市
学校給食センター特別会計補正予算(第4号)、議第26号、令和2年度草津市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議第27号、令和2年度草津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議第28号、令和2年度草津市
水道事業会計補正予算(第3号)、議第29号、令和2年度草津市
下水道事業会計補正予算(第3号)、以上11件は、いずれも全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議第2号、令和3年度草津市一般会計予算の審査におきまして、令和2年度の
決算審査特別委員会における施策評価では継続と判定し、その結果を踏まえた予算編成を求めたにもかかわらず、事業手法の大幅な見直しが行われたものがございました。この見直しは、事業効果をさらに高めるものとの執行部の説明でありましたので、この1年間しっかりと事業に取り組まれ、より高い成果が得られたと自信を持って説明いただけるようフォローいただきたいとの意見がありました。
また、
新型コロナウイルス感染症対策に関する予算執行に当たっては、全庁を挙げて時期を逸することなく、迅速に対応いただきますよう委員会において確認させていただいたところでございます。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
予算審査特別委員会に付託を受けました案件16件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(西田剛)
次に、
総合計画特別委員長、西村隆行議員。
◎23番(西村隆行) 登壇
おはようございます。
総合計画特別委員会委員長の西村隆行でございます。
本定例会におきまして、
総合計画特別委員会に付託を受けました案件1件について、去る3月17日、午前9時30分から委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第18号、第6次草津市総合計画第1期基本計画につき議決を求めることについて、以上1件は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、第1期基本計画期間においては、基本構想で掲げる本市の目指すべき将来ビジョンの実現に向けて、第6次草津市総合計画のスタートに当たり、適切な進捗管理と総合的な取組が可能となる推進体制をもって進めていただきたいとの意見がありました。
さて、本特別委員会は、第6次草津市
総合計画基本構想及び第6次草津市総合計画第1期基本計画の策定により、その役割を終えることになりますことから、この場をお借り申し上げまして、最終報告をさせていただきます。
本特別委員会は、平成30年9月定例会において設置され、これまで議論を進めてまいりました。
まず、昨年11月定例会にて議決いたしました第6次草津市
総合計画基本構想の経過については、昨年9月定例会におけます中間報告のとおりでございます。
次に、先ほど御報告申し上げました第6次草津市総合計画第1期基本計画については、より慎重な協議を行うため、議員の皆様の御理解と執行機関の御協力の下、昨年8月に初めての試みとして4日間の日程で本委員会を開催し、分野別の施策を分割して説明を受けることで議論は増えました。
その後、11月に開催された本委員会では、分割協議における意見や
総合計画審議会での意見を踏まえた計画案が提示され、市民の皆様に分かりやすい手法の設定や市の取組とSDGsの関係性をより明確にしてほしいとの意見等がございました。
今後は、第1期基本計画が中長期的な視点で本市の課題を解決する基礎となり、魅力や活力が創生された持続可能なまちづくりを進められるよう、特に健幸創造都市としての発展を目指し、その進捗や成果を評価してまいりたいと考えてございます。
以上をもちまして、本定例会におきまして
総合計画特別委員会に付託を受けました案件1件の審査の結果並びに本特別委員会の最終報告を終わります。
ありがとうございました。
○議長(西田剛)
以上で、各委員長の報告は終わりました。
これより、各委員長の報告に対する質疑を行います。
ただいまのところ通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論の通告がございますので、これを許します。
16番、西川 仁議員。
◆16番(西川仁) 登壇
おはようございます。
日本共産党草津市会議員団を代表して、今議会に市長から提案されました議案のうち、議第2号、令和3年度草津市一般会計予算、議第3号、令和3年度草津市
国民健康保険事業特別会計予算、議第6号、令和3年度草津市
介護保険事業特別会計予算、議第7号、令和3年度草津市
後期高齢者医療特別会計予算、議第14号、草津市介護保険条例の一部を改正する条例案、議第16号、草津市
工場立地法地域準則条例案、議第22号、令和2年度草津市
一般会計補正予算(第9号)について、反対の態度を表明し、討論を行います。
令和3年度一般会計は、
新型ウイルス感染症の影響を受けて、歳入で前年度対比の個人で8.2%、法人で38.8%のマイナスとともに大きく落ち込みますが、交付税や減収補填債や
特別減収補填債などで一般財源の総額を確保され、523億円の予算編成がされています。この税の落ち込みは、令和2年度に続き、令和3年度もコロナ禍で打撃を受けた市民の暮らしや営業、地域の経済の状況の反映でもあり、これに対応した市民の暮らし、地域経済を守ること、地方自治法の精神に基づく予算編成が特に求められています。
当市議団は、コロナ禍対策としてワクチンの接種とともに、PCR検査体制の拡充と影響を受ける地域経済や個人に対する補償の一体的対応を求めてきました。特に感染症拡大が小康状態の今だから、検査体制、変異株の検査体制を強化することを求めてきました。もちろん保健所業務を担っている県の責任が大きいのですが、市内の
介護老人保健施設や介護施設に関わる職員などへの定期的な検査の補助などは、やろうと思えばすぐに実現可能なことです。現に実施する自治体も増え、市民の不安の解消、健康維持への役割を発揮しています。
地域経済に対する対策も欠かせません。特に質疑で明らかになりましたが、家賃補助などの固定経費の支援は不十分であり、検査などとともに地域経済の対策を国に求めるとともに、草津市独自の施策も求めておきたいと思います。
市民の暮らしや健康、地域経済、環境を守っていくことについては、国との関わりも大きいものがあります。この点では、政府、国の方針に対する姿勢が大きく問われます。これまで消費税増税に対する主権、今議会では高齢者医療費の本人負担の1割から2割負担の増大などについての見解を問いましたが、残念ながら答えは注視するでした。市民の暮らしが悪くなることには、きちんと駄目なものは駄目との姿勢を示していただきたいと思います。
さて、当初予算と議第22号の補正予算の反対理由に関わりますが、市民プールの整備・運営についてです。
この整備・運営事業は、PFI方式で142億円で落札業者が決定され、今後契約案件が臨時議会を開いて提案されようとしているものです。第79回国民スポーツ・
障害者スポーツ大会に向けた施設整備になります。
当市議団は、可能な限り施設を利用し、質素・簡素な大会運営を主張し、提案してきました。彦根市にあった既設プールを壊し、新たに整備することについては県の責任が大きいと思いますが、この出発点に問題があり、計画に反対をし、見直しをしてきました。
このような大型公共事業ではなく、今はコロナ禍対策に集中するべきだと思います。さらに多額の費用を費やす整備事業であるだけに、執行の各過程において透明性が求められます。しかし、PFI方式の優位性を示す従来手法との比較、VFM率10%以上あるから導入されましたが、曖昧性を感じます。PFI方式で入札不調になったから、従来手法も不調になったであろうという前提に疑問を感じます。従来手法で落札されたとすれば、VFMはマイナスになり、PFI方式が優位だとする前提が崩れることになります。
そもそも基本計画は、
飛び込み用プールをサブプールと兼用のほうが敷地面積を考慮するとともに、安価だと計画がされ、その後の過程で別々の提案でも予算の範囲内で可とするものでした。入札不調は事業者の入札辞退からでしたが、要因分析のための辞退事業者に事情聴取をされましたが、事業費積算の重要なポイントの一つである
飛び込み用プールに関する聞き取りはされていませんでした。比較検討に必要な従来手法による整備の積算は、類似施設等によるとされていますが、根拠となる施設がどこなのかは明確にされていませんし、その類似施設が
飛び込み用プールが専用か兼用なのかも不明です。
今回落札された提案のように、
飛び込み用プールが専用の場合と兼用の場合の比較検討は終わったということにしないで、市民への説明責任を果たす上からも必要だと思い、この際、求めておきたいと思います。
同和に冠をつけた授業や教育について、これ以上続けることが
部落解放や人権について阻害になると主張し、終結を求めてきました。総務省は、地域の格差解消、事業継続は解決に有効でない、対象を限定した政策は、継続は業務上困難などを挙げて終結の方向で実行されてきました。今議会では、NPO法人に指定管理してきた地域間の運営についての課題を問いました。広く利用促進が図られるように求めておきたいと思います。
教室アシスタントの人的配置の削減が他会派から問題提起され、議論されました。市教育委員会から子どもたちが安全で安心して学校生活が送られるように、教育環境を整えつつ、県費負担の加配教員を勘案しながら、専門的な支援員の増員を図りながら、その他事業の充実を行うとされています。人員削減が教育現場に混乱がもたらされないように配慮するとともに、悪影響が確認された場合は直ちに元に戻すことについても求めておきたいと思います。
これまで、市民の皆さんが要望運動を進めてきた中学校給食の実現のめどや、不十分で拡充が求められますが、子どもの医療費の無料化、保育所の待機児童の解消や学童保育の拡充など、前進が見られることは評価するものです。さらに多くの市民の暮らし、住環境、教育に関わる予算にも賛成し、充実を求めるものであります。
次に、議第3号、国民健康保険、議第6号、介護保険、議第7号、
後期高齢者医療の各特別会計について述べます。
国民健康保険制度は、介護保険制度を支える重要な制度です。ところが、どの自治体も構造的な危機を抱えています。その危機の打開のために、県が財政的責任を負う都道府県単位の保険制度に改変され、運営が行われています。
しかし、構造的危機の打開の方策が講じられたのかといえば、その方策は見えません。この改変は、当初から改善につながらないどころが、一般会計からの繰り入れなどをやめさせるなど、自治体の努力を阻害する目的もあり、住民負担の強化がされることにつながりかねません。
我が会派として、これまで、国の負担の強化による会計の改善を主張し、都道府県化に反対をしてまいりました。健康保険税は、県が市町村に標準保険料を示し、それを基に納付金を市町村が払います。1983年頃までは、国庫支出金は60%を国保会計保険を占め、国保会計を支えていましたが、県の保険給付等の交付金約80億円に対し、そのうち40%、32億円の国庫負担だとされているように減らされてきています。全国知事会から要望されている国庫負担の拡充こそ、やらなければならないことです。
しかし、滋賀県の場合は、この制度に乗り、保険税の値上がりとなる統一化を推進する方向で、そのため平準化を目指すとして、来年度は国民健康保険事業費納付金の納付率に応じた対策として、納付率が高い自治体ほど負担割合が高くなる逆行する施策が出され、実施されようとされています。自治体の努力を無視するものとして異論が出されています。強行されようとしていますが、許されません。
この世に生まれたら、すぐに誕生を祝うのではなく、国民健康保険の税の対象になる平等割の制度も矛盾しています。改善が一層求められます。いずれにしても加入者の約80%が200万円以下の所得階層ですが、応能応益負担割合5対5が取り入れられ、低所得階層であっても負担を増やす方向が取られてきて、限界を超える負担となっている実態です。会計改善の方向は、全国自治会から1兆円規模の国費の投入要望の実現で、国保税の引下げとともに、各自治体が最大の努力を払うということで打開の方向が見えてきます。この努力が必要だと思います。
次に、介護保険特別会計です。
40歳になれば介護保険料を納めるのは、介護が必要となったときに必要な介護サービスを受けられるようになると願っているからです。8期の計画がスタートする年になりますが、5段階の基準額で5,900円が6,498円に引き上げられます。議第14号、介護関係の一部改正とともに、保険料の値上げには反対です。
今議会の議論でもありましたが、例えば、特別養護老人ホームなどの施設サービスを拡充すれば料金に跳ね返るとされ、施設の拡大は計画に入れないとされていましたが、保険あって介護なしと指摘されていることとの一面が計画の中にでもあることが明らかにされています。介護認定から介護サービスを受けられない、認定基準などの見直しも進められてきました。コロナ禍で奮闘されている全ての介護関係者や加入者の期待に応える介護保険制度の構築を求めておきたいと思います。
次に、
後期高齢者医療特別会計です。
この医療保険制度は、75歳以上になれば
後期高齢者医療保険に移行する高齢者だけを対象にしたもので、制度発足当時から差別医療を持ち込むものだとして反対してきました。後期高齢者人口が増えれば増えるほど、その増額分が保険料に跳ね返る仕組みです。保険料の多くは、特別徴収の年金からの天引きですが、年金額が少ない年間18万円未満の場合や、介護保険料と後期高齢者保険料が年金額の2分の1を超える高齢者は、納付書により納めることになります。当初予算では、特別徴収約7億8,000万円、普通徴収約5億円、滞納繰越し326万円となって、所得の低い層が多いことを示しています。保険料の激減幅を減少傾向で、負担増になっています。
高齢者は、元気で長生きを願っていますが、加齢による身体に様々な症状が表れます。高齢者の健康維持のためにも、早期発見、早期治療の観点からも、健診の拡充を求めておきます。
議第16号、草津市工業立地法地域準則条例案についてです。
これは、緑地等面積率の緩和をするもので、工業専用地域の緑地率、環境施設率をそれぞれ10%から5%に、15%から10%に緩和、軽減を図るもので、緑化推進に逆行するもので、近隣市町に先駆けて実施することにも反対です。
以上ですが、コロナ禍の対応が引き続き重要性を増しています。市民の負託に応え、健康や暮らしを守るために奮闘いただくことを願い、討論とさせていただきます。
○議長(西田剛)
以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案を、順次、起立により採決いたします。
まず、議第2号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第2号、令和3年度草津市一般会計予算を、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第2号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第3号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第3号、令和3年度草津市
国民健康保険事業特別会計予算を、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第3号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第6号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第6号、令和3年度草津市
介護保険事業特別会計予算を、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第6号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第7号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第7号、令和3年度草津市
後期高齢者医療特別会計予算を、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第7号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第14号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第14号、草津市介護保険条例の一部を改正する条例案を、
文教厚生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第14号議案は、
文教厚生常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第16号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第16号、草津市
工場立地法地域準則条例案を、
産業建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第16号議案は、
産業建設常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第22号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第22号、令和2年度草津市
一般会計補正予算(第9号)を、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第22号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第4号、議第5号、議第8号から議第13号まで、議第15号、議第17号から議第21号まで及び議第23号から議第31号までの議案23件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいま宣告いたしました議案23件を各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第4号、議第5号、議第8号から議第13号まで、議第15号、議第17号から議第21号まで及び議第23号から議第31号までの議案23件は、各委員長の報告のとおり決しました。
○議長(西田剛)
次に、市長より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
草総発第794号
令和3年3月25日
草津市議会議長
西 田 剛 様
草津市長 橋川 渉
議案の提出について
このことについて、地方自治法第149条第1号の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
議第32号 草津市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて 他4件
以上。
△〜日程第3.議第32号から議第36号まで〜
○議長(西田剛)
日程第3、議第32号から議第36号までの議案5件を一括議題といたします。
事務局長より、議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議第32号 草津市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて 他人事案件4件
以上。
○議長(西田剛)
提案者の説明を求めます。
橋川市長。
◎市長(橋川渉) 登壇
ただいまは、議第2号から議第31号までの各議案につきまして、原案どおりの議決をいただきまして、ありがとうございました。
それでは、ただいま上程をいただきました議第32号から議第36号までの各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
これらは、いずれも人事案件でございます。
まず、議第32号は、草津市教育委員会教育長の任命につき同意を求めるものでございまして、この3月31日に現教育長の川那邊 正さんの任期が満了となりますことから、新たな教育長に藤田雅也さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
藤田雅也さんは、昭和56年に本市に任用され、現在に至るまで40年にわたり草津市職員として職務に精励され、その間、環境経済部長を初めとする重要ポストを歴任するなど、行政手腕をいかんなく発揮されてきました。その豊かな行政経験、高潔な人格、高い識見を持って、教育の分野において活躍が期待されるところでございまして、これまで独創的で先進的な施策を展開してきた本市教育行政の強みを生かし、これをさらに発展させるためにも、本市の教育長として最適任と存じます。
次に、議第33号及び議第34号は、いずれも草津市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるものでございまして、現委員の任期が5月17日に満了いたしますことから、再度、浜崎大祐さん及び山元克之さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
次に、議第35号は、追分町財産区管理委員の選任につき同意を求めるものでございまして、これは、現委員の任期が3月26日に満了いたしますことから、再度、高岡昭義さん、竹村孝雄さん、林 正俊さん、山本一房さん及び山元泰宏さんを、新たに竹村 薫さん及び安川亮治さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
次に、議第36号は、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めるものでございまして、これは、現委員のうち3人の任期が6月30日をもって満了いたしますことから、再度、片山惠泉さん、木村 清さん及び山本俊雄さんを推薦するに当たりまして、議会の意見を求めようとするものでございます。
以上、誠に簡単でございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審議をいただき、御同意等を賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(西田剛)
以上で、提案者の説明は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議第32号から議第36号までの議案5件は、いずれも人事案件でありますので、質疑並びに会議規則第37条第3項の規定による委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議第32号から議第36号までの議案5件は、直ちに採決することに決しました。
それでは、ただいま議題となっております議案5件を、順次、起立により採決いたします。
まず、議第32号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
草津市教育委員会教育長に、藤田雅也さんを任命することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第32号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第33号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
草津市固定資産評価審査委員会委員に、浜崎大祐さんを選任することに同意することについて賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第33号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第34号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
草津市固定資産評価審査委員会委員に、山元克之さんを選任することに同意することについて賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第34号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第35号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
追分町財産区管理委員に、高岡昭義さん、竹村 薫さん、竹村孝雄さん、林 正俊さん、安川亮治さん、山本一房さん、山元泰宏さんを選任することに同意することについて賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第35号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第36号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
人権擁護委員の候補者に、片山惠泉さん、木村 清さん、山本俊雄さんの推薦につき意見を求めることについては別段異議はないと決定し、通知することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第36号議案は、別段異議はないと決定し、通知することに決しました。
それでは、議事の都合により、これにて暫時休憩いたします。
休憩 午前10時48分
─────────────
再開 午前11時07分
○議長(西田剛)
再開いたします。
市長より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
草総発第831号
令和3年3月25日
草津市議会議長
西 田 剛 様
草津市長 橋川 渉
議案の提出について
このことについて、地方自治法第149条第1号の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
議第37号 令和3年度草津市
一般会計補正予算(第1号) 他1件
以上。
○議長(西田剛)
議員各位に申し上げます。
市長から議第37号及び議第38号の議案2件が提出され、休憩中に議会運営委員会が開催されました。
この際、日程を追加し、議第37号及び議第38号の議案2件を一括議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、議第37号及び議第38号の議案2件を追加日程とし、議題といたします。
△〜日程第4.議第37号及び議第38号〜
○議長(西田剛)
日程第4、議第37号及び議第38号の議案2件を一括議題といたします。
事務局長より、議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議第37号 令和3年度草津市
一般会計補正予算(第1号)
議第38号 草津市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案
以上。
○議長(西田剛)
提案者の説明を求めます。
橋川市長。
◎市長(橋川渉) 登壇
先ほどは、議第32号から議第36号までの各議案につきまして、原案どおりの御同意等を賜りまして、ありがとうございました。
それでは、ただいま上程をいただきました議第37号及び議第38号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議第37号は、令和3年度の
一般会計補正予算でございまして、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る経費につきまして所要額を計上するもので、補正予算の規模といたしましては、6億7,851万8,000円を増額しようとするものでございます。
今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種につきまして、不確定な要素が多くある中で、可能な限り早急に、かつ適切にワクチン接種を行おうとするものでございまして、当初予算を議決いただきましたすぐ後に、補正予算を追加提案させていただくことにつきまして、御理解をいただきますようお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種につきましては、費用は国が負担し、都道府県の協力により、市町村において予防接種を実施するものとされており、本年1月の臨時議会におきまして、接種に係る費用及び実施に係る準備等の事務費用の一部につきまして、令和2年度の補正予算を計上させていただいたところでございます。
今回の補正予算におきましては、全市民に想定接種率を乗じた人数を対象としたワクチン接種に係る費用及び会場使用料や接種券の発送等の事務経費について、所要額を計上するものでございます。
これらに見合う歳入といたしましては、全額国庫支出金を充当するものでございます。
次に、議第38号は、介護保険制度につきまして、新型コロナウイルス感染症に係る保険料の減免規定の適用期間を延長するため、草津市介護保険条例の一部を改正しようとするものでございます。
以上、簡単でございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審議をいただき、適正なる議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(西田剛)
以上で、提案者の説明は終わりました。
これより、議第37号及び議第38号の議案2件に対する質疑を行います。
ただいまのところ、通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議第37号及び議第38号の議案2件は、文書共有システム内に掲載しておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の各委員会に付託をいたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各委員会をお開き願い、付託案件の御審査をお願いいたします。
それでは、これより暫時休憩いたします。
休憩 午前11時12分
─────────────
再開 午後 0時00分
○議長(西田剛)
それでは、再開いたします。
各委員長より
委員会審査報告書が提出されておりますので、議第37号及び議第38号までの議案2件を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。
まず、
文教厚生常任委員長、伊吹達郎議員。
◎18番(伊吹達郎) 登壇
本定例会におきまして、
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件1件について、本日、午前11時14分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第38号、草津市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案、以上1件は、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件1件の審査の結果についての報告を終わります。
○議長(西田剛)
次に、
予算審査特別委員長、瀬川裕海議員。
◎19番(瀬川裕海) 登壇
本定例会におきまして、
予算審査特別委員会に付託を受けました案件1件について、本日、午前11時22分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第37号、令和3年度草津市
一般会計補正予算(第1号)につきましては、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本定例会におきまして、
予算審査特別委員会に付託を受けました案件1件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(西田剛)
以上で、各委員長の報告は終わりました。
これより、各委員長の報告に対する質疑を行います。
ただいまのところ通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
ただいまのところ通告はございません。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案を、順次、起立により採決いたします。
まず、議第37号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第37号、令和3年度草津市
一般会計補正予算(第1号)について、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第37号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第38号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第38号、草津市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案について、
文教厚生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第38号議案は、
文教厚生常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、議員より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議案の提出について
草津市議会会議規則第14条の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
令和3年3月25日
草津市議会議長
西田 剛 様
会第1号
草津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案
提出者
草津市議会議員
瀬川 裕海
賛成者
草津市議会議員
奥村 恭弘
西村 隆行
藤井 三恵子
八木 良人
以上。
△〜日程第5.会第1号議案〜
○議長(西田剛)
日程第5、会第1号議案を議題といたします。
事務局長より議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
会第1号
草津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案
以上。
○議長(西田剛)
それでは、会第1号議案について、提案者の説明を求めます。
19番、瀬川裕海議員。
◎19番(瀬川裕海) 登壇
ただいま提出いたしました、会第1号議案について、提案説明を行います。
現在、国において書面規制、押印、対面規制の見直しが行われており、本市においても、さらなる市民の利便性の向上と効率的な行政運営を図るため、各種手続等の押印の見直しを行っているところです。
これを受け、本条例の手続の中で、政務活動費の交付を受けた会派が議長に提出する収支報告書における経理責任者の押印を不要とするべく、当該条例に所要の改正を行うものです。
以上をもちまして、提出議案の提案説明といたします。何とぞ、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(西田剛)
以上で、提案者の説明は終わりました。
これより、会第1号議案に対する質疑を行います。
ただいまのところ通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
ただいまのところ通告はございません。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております会第1号議案については、内容も極めて簡明でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております会第1号議案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。
それでは、ただいま議題となっております会第1号議案を、起立により採決いたします。
お諮りいたします。
会第1号
草津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、会第1号議案は、原案のとおり可決されました。
次に、議員より意見書案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議案の提出について
草津市議会会議規則第14条の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
令和3年3月25日
草津市議会議長
西 田 剛 様
意見書第1号 草津養護学校を含む特別支援学校の教育環境の改善を求める意見書(案)
提出者
草津市議会議員
瀬川 裕海
賛成者
草津市議会議員
奥村 恭弘
西村 隆行
藤井 三恵子
八木 良人
他4件
以上。
△〜日程第6.意見書第1号から意見書第5号まで〜
○議長(西田剛)
日程第6、意見書第1号から意見書第5号までの議案5件を一括議題といたします。
事務局長より議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
意見書第1号 草津養護学校を含む特別支援学校の教育環境の改善を求める意見書(案)
他意見書(案)4件
以上。
○議長(西田剛)
それでは、意見書第1号について、提案者の説明を求めます。
19番、瀬川裕海議員。
◎19番(瀬川裕海) 登壇
草政会の瀬川裕海です。
意見書第1号、草津養護学校を含む特別支援学校の教育環境の改善を求める意見書(案)について、説明させていただきます。
滋賀県立草津養護学校は、平成3年4月に児童・生徒数103人で開校し、30年後の令和2年度には369人となり、県内でも最も大規模な養護学校となりました。
この間、児童・生徒の増大に対応するため、二度の校舎増築、野洲養護学校の開設等の対策を講じられてまいりましたが、児童・生徒数は県教育委員会の予測を大きく上回り、今後も増加することは想定されます。
滋賀県教育委員会の調査では、令和2年5月1日現在、草津養護学校の教室不足数は、県内最大で17教室としており、県全体での教室不足数は64教室あるとしています。
教室不足の草津養護学校では、作業実習室等、特別教室を教室に転用することで対応されています。また、車椅子や姿勢保持装置等の置場がなく、廊下に並べられており、避難時の妨げや事故につながらないか、保護者の皆様は深く心配しておられ、十分な教育を受けられるための合理的配慮や、その基礎となる環境整備が難しい状況となっています。
滋賀県教育委員会は、令和5年秋の供用を目指し、校舎を増築するとされています。このことについては評価できるものでありますが、現在課題となっています狭隘な教室や体育館等の付帯施設の状況、乗車時間が長いスクールバス、狭い敷地に集まるスクールバスや福祉送迎車両による危険な状態は改善されることはありません。また、もともと狭いグラウンドに増築するため、児童・生徒の運動する機会を奪うのではと心配されています。
中央教育審議会初等中等教育分科会では、国は、特別支援学校に対する設置基準の策定、また、教室不足の解消のために新設や増設を含め、集中的な施設整備を推進することが求められるとしています。
よって、滋賀県及び滋賀県教育委員会においては、草津養護学校を含め、圏域の養護学校の教育環境の整備と充実を図るとともに、合理的配慮の提供が適切にできるよう、分離新設を含め、基礎的な環境整備を早急に行うよう要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。
以上で、意見書に対する説明とさせていただきます。議員各位の御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(西田剛)
次に、意見書第2号から意見書第5号までの議案4件について、提案者の説明を求めます。
15番、藤井三恵子議員。
◎15番(藤井三恵子) 登壇
日本共産党草津市会議員団の藤井でございます。
今議会に提出いたしました意見書第2号、生活保護制度における扶養照会をやめることについて、意見書第3号、75歳以上の医療費窓口負担増の中止を求めることについて、意見書第4号、コロナウイルスの感染防止のための社会的検査を求めることについて及び意見書第5号、補足給付の支給要件の見直し、高額介護サービス費の上限額の引上げの撤回を求めることについての4件について、提案理由を説明させていただきます。
まず、意見書第2号は、生活保護、セーフティーネットの申請に対して行われる扶養照会についてでありますが、生活保護を受ける窓口での申請手続において、必ず親族などの関係と合わせて扶養照会の説明があります。そのため、申請者は親族に生活保護を受けるということを知られたくないというためらいを持つ要因となっており、アンケートなどでも多大な被害を大きく問われております。そうした点で、扶養照会についてやめてほしいという声が高まり、運動がされています。
さらに、この扶養照会の事務を行う手続の遅れや対応する現場のケースワーカーにも事務手続などの時間がかかり、多大な事務負担をかけています。早急な改善が求められております。
このような中で、扶養照会で実際照会につながった件数は、2017年度で僅か1.6%に過ぎず、実績がないことも明らかになっており、国会の去る1月28日に開かれた参議院予算委員会での厚生労働大臣もこれを認め、扶養照会は義務ではないと答弁しています。義務でもないことを国の指導の下で進められていることについて改善されなければなりません。何よりも困っている市民への精神的負担をなるべく軽くし、制度が受けられる環境をつくるべきです。
よって、制度の本来の趣旨に沿った事業を進めるためにも、国に扶養照会はやめるよう草津市議会としても意見を上げるべきと考え、提案を行っているものです。
次に、意見書第3号、75歳以上の後期高齢者とされる方々の医療費窓口負担を1割から2割に負担を求める医療制度改定一括法案を閣議決定で今国会で提出され、成立させようとしています。
2022年後半から実施される計画ですが、このコロナ禍で市民はなるべく医療機関への負担をかけないよう自粛し、受診抑制も強いられる中、さらに高齢者の皆さんには、それでなくても持病を抱え、複数の診療科にかかるケースが高い、その中で後期高齢者と年齢で差別され、消費税増税や年金の支給額の減収、本当に大変な中で暮らしておられます。今でも1回病院に行くと、検査などで1万円が消えていくのに、2割になれば2倍に取られるということになり、僅かな年金で暮らせない、何とかしてというような悲痛な声が寄せられています。
また、医師なども、この2割負担の改正により、高齢者の受診抑制につながり、重篤化を招き、命にも関わる事態になるとして、医師会などが参加する全国保険医協会も窓口負担増はやめようと見直しを求め、全国で集められた署名は一気に40万を超え、国会に届けられたと報じられております。
菅政権は、若い世代の保険料上昇を少しでも減らすとしていますが、高齢者医療費は国庫負担分の占める割合として老人保健制度が始まった1983年の45%から、2008年の後期高齢者制度に移行して35%に減少しています。ここが最大の問題であり、まずは若い世代に負担を軽くするために国として責任を果たして、少なくとも国庫負担を45%に戻し、法的な役割を果たしてからすべきではないでしょうか。
その点で、国に対して高齢者へのこれ以上の医療費負担増をやめ、安心して長生きが喜び合える医療制度にするよう求めるものでございます。
次に、意見書第4号は、コロナウイルスの感染防止のための社会的検査を進めることが、今、変異株のウイルスも感染力を持って広がりつつある中、深刻な医療崩壊を防ぐためにも、遅れた社会的検査を大規模に進め、無症状の陽性者を検査で発見し、保護、隔離、治療といった本来あるべき科学に基づく治療体制を強めていくことが求められています。
長引く感染経過の中で、医療や介護、保健所などの現場での疲労が見えています。ワクチン接種と合わせて、検査の体制を強化することが求められています。感染の第4波につなげないための対策として、今、緊急的にも民間機関も使っての検査の充実を図ることを求めるもので、今国会で審議されている予算内容を見ても不十分と言わなくてはなりません。
よって、命と暮らしを守る上からも、さらに検査体制を強化することを求めるものでございます。
最後に、意見書第5号は、介護保険の補足給付の見直し改定で、所得や預貯金などの資産要件が介護サービスの負担に大きく影響が生じることは大問題です。本来の介護サービスは、必要な世帯全員が受けられるよう計画すべきであり、この点で問題となる制度改正については見直すべきであります。
よって、今回の補足給付の支給要件の見直しで、第3段階の市町村税の非課税かつ本人の年金収入など、80万円から120万円以下の世帯は年間5万9,000円、120万円を超える世帯については8万2,000円と、2万2,000円、年間増額となります。
高額介護サービス費の上限については、現在4万4,400円の第2号被保険者を含む同一世帯の者のサービス自己負担額の合計が年間収入約1,160万円以上は14万100円に、年収約770万円から1,160万円の方は9万3,000円に、年収380万円から770万円の方は4万4,400円と基準を大幅に変えようとされるものです。介護保険料と合わせて大変な負担となりますことから、このような引上げはやめるべきだと考えます。
よって、今回の介護保険の制度を崩す補足給付の支給要件の見直しや高額介護サービス費の上限額の引上げについては、撤回を求めるものであります。
議員各位の御賛同をお願いし、提案理由の説明とさせていただきます。
以上で終わります。
○議長(西田剛)
以上で、提案者の説明は終わりました。
これより、意見書第1号から意見書第5号までの議案5件に対する質疑を行います。
ただいまのところ、通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
ただいまのところ、通告はございません。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております意見書第1号から意見書第5号までの議案5件については、内容も極めて簡明でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております意見書第1号から意見書第5号までの議案5件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。
それでは、ただいま議題となっております議案5件を、順次、起立により採決いたします。
まず、意見書第1号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
意見書第1号、草津養護学校を含む特別支援学校の教育環境の改善を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、意見書第1号議案は、原案のとおり可決されました。
次に、意見書第2号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
意見書第2号、生活保護制度における扶養照会をやめることを求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立少数であります。
よって、意見書第2号議案は、否決されました。
次に、意見書第3号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
意見書第3号、75歳以上の医療費窓口負担増の中止を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立少数であります。
よって、意見書第3号議案は、否決されました。
次に、意見書第4号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
意見書第4号、コロナウイルスの感染防止のための社会的検査を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立少数であります。
よって、意見書第4号議案は、否決されました。
次に、意見書第5号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
意見書第5号、補足給付の支給要件の見直し、高額介護サービス費の上限額の引上げの撤回を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立少数であります。
よって、意見書第5号議案は、否決されました。
お諮りいたします。
ただいま議決されました意見書につきましては、万一、字句等について整理を要する場合は、その整理を本職に一任されたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、字句等について整理を要する場合は、その整理を本職に一任することに決しました。
△〜日程第7.委員会の閉会中の継続審査〜
○議長(西田剛)
日程第7、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
各常任委員会の委員長から、文書共有システム内に掲載しております一覧表のとおり、会議規則第105条の規定による所管事務調査のため、また、議会運営委員会、
予算審査特別委員会、
決算審査特別委員会、都市再生特別委員会及び議会改革推進特別委員会の各委員長から、所管の事項について調査の必要があるため、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査に付したい旨の申出があります。
お諮りいたします。
各委員長の申出のとおり、これを閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、各委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
以上で、本定例会に付議された案件は全て議了されたものと認めます。
この際、教育長より発言の申出がありますので、これを許します。
川那邊教育長。
◎教育長(川那邊正) 登壇
議長のお許しをいただきましたので、教育長の退任に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。
まずは、本会議の場で退任の御挨拶を申し上げる機会をいただきましたことにお礼を申し上げます。
また、議員の皆様におかれましては、本市教育の充実、発展のために多大なる御指導と御支援を賜りましたことに、高段からではございますが、厚く感謝申し上げます。
さて、私は、平成26年4月2日から教育長として重責を担わせていただきました。就任以来、教育の充実を掲げる橋川市長とともに、子どもが輝く教育のまち、出会いと学びのまち草津を理念に、誠心誠意取り組んでまいりました。
特に、草津には受け継がれてきた優れた実践や数々の実績があります。また、地域には、学校を大切に思い、子どもを守り育てるぬくもりがあります。自然や歴史、充実した教育環境も強みです。このような強みをどう生かし、質の高い実践へとどう高めるのか、そして教育の根幹でもある、どの子も大切にする教育をどう進めるのか、これらは草津の教育行政に与えられた大きな使命でした。
この間、オール草津で全てに前向きに取り組む中で、草津の教育は先進的で勢いがある、草津の取組に学ぼうなど、県内外からの共感をいただくことができました。大変うれしいことです。
あっという間の7年間でしたが、微力ながらも私なりに職を全うできたのは、お支えいただいた全ての皆様のおかげであると感謝しております。
これからの急激な変化し続ける社会は、先行き不透明と言われています。しかし、どんな時代が訪れようとも、草津のエネルギーと勢いと知恵で、全国から注目される質の高い取組がさらに繰り広げられることを心より期待しております。
最後になりましたが、議員の皆様には健康に御留意をいただき、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げますとともに、草津市及び草津市教育のますますの発展を御期待申し上げまして、退任に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
○議長(西田剛)
次に、市長より発言の申出がありますので、これを許します。
橋川市長。
◎市長(橋川渉) 登壇
先ほど提案申し上げました議第37号及び議第38号につきまして、原案どおりの議決をいただきまして、ありがとうございました。
ただいま、議長から発言のお許しをいただきましたので、今定例会の閉会に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。
議員各位には、去る2月26日から本日までの28日間にわたりまして、各議案につきまして慎重な御審議をいただき、全て原案どおりの議決等を賜り、誠にありがとうございました。
今定例会に提案申し上げました議案は、令和3年度当初予算が8件、条例案件が9件、一般議案が6件、令和2年度補正予算が8件、人事案件が5件、令和3年度補正予算が1件の、合計37件でございました。
御審議の過程で賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の諸施策の執行に当たりまして、十分に反映をさせていただく所存でございます。
さて、3月も下旬に入り、寒さはやわらぎ、暖かい春の日差しが心地よく感じられる日が続いております。春は、出会いと別れの季節でもございます。
先ほど御挨拶をいただきました川那邊教育長には、平成26年より7年間にわたり私を支えていただき、全国に先駆けたICT教育の推進など、本市の教育の充実に心血を注いでいただきましたことに深く感謝しております。今後とも、その厚い思いを大切に受け継ぎながら、教育行政の充実に取り組んでまいります。
間もなく令和3年度が始まります。ひと・まち・ときをつなぐ、絆をつむぐふるさと、健幸創造都市草津を将来ビジョンとする第6次草津市総合計画の初年度が充実した年度となりますよう、職員一丸となって取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、緊急事態宣言は解除されたものの、依然として予断を許さない状況が続いております。本市といたしましては、万全の体制でワクチン接種事業を進めるとともに、感染拡大防止に最善を尽くし、安全・安心な市民生活の確保に努めてまいります。
議員各位におかれましては、今後ともより一層の御支援と御協力をお願い申し上げ、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(西田剛)
最後に、2月定例会の閉会に当たり、市議会を代表して、私から一言申し上げます。
来る3月31日の令和2年度末をもって退職される、ここにおられる川那邊教育長を初めとする部長級の皆様、また、この場にはおられませんが、同じく退職される職員の皆様、長年にわたり、それぞれのお立場から草津市政の発展に尽くされた御功績と御貢献に対しまして、心から感謝の念を捧げたいと思います。
御退職への思いは、それぞれおありかと思いますが、どうかその前途が洋々たるものであるよう、また、末永く御健勝でありますよう、心からお祈りをいたします。
また、今後とも、草津市議会並びに草津市政に対しまして、長年培われた知識と経験という大きな財産を基に、変わらぬ御支援、御協力を賜りますようお願いいたしまして、新たなステージに歩み出される皆様へのはなむけの言葉とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
では、これをもちまして、令和3年2月草津市議会定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
閉会 午後 0時37分
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草津市議会会議規則第81条の規定により、下記に署名する。
令和3年 3月25日
草津市議会議長 西 田 剛
署名議員 山 元 宏 和
署名議員 永 井 信 雄...