草津市議会 2020-10-01
令和 2年 9月定例会−10月01日-05号
○議長(
瀬川裕海)
日程第2、諸般の報告をいたします。
地方自治法第180条第2項の規定に基づき、
専決処分報告書が議会に提出されておりますので、
文書共有システム内に掲載しておきました。
△〜日程第3.議第79号から議第100号まで〜
○議長(
瀬川裕海)
日程第3、各委員長から
委員会審査報告書が提出されておりますので、議第79号から議第100号までの各議案を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。
まず、
総務常任委員長、遠藤 覚議員。
◎9番(遠藤覚) 登壇
おはようございます。
総務常任委員会、遠藤でございます。
本定例会におきまして、
総務常任委員会に付託を受けました案件2件について、去る9月16日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第94号、草津市
情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第95号、草津市
手数料条例の一部を改正する条例案につきましては、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議第94号、草津市
情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案の審査におきまして、
オンライン申請等の手続方法や手順等について、利用される市民に混乱が生じないよう十分に周知を図っていただきたいとの意見がありました。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
総務常任委員会に付託を受けました案件2件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
文教厚生常任委員長、西田 剛議員。
◎21番(西田剛) 登壇
皆さん、おはようございます。
今定例会におきまして、
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件1件について、去る9月17日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第96号、
草津市立幼稚園条例の一部を改正する条例案は、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件1件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
産業建設常任委員長、
中島美徳議員。
◎8番(中島美徳) 登壇
本定例会におきまして、
産業建設常任委員会に付託を受けました案件3件について、去る9月18日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第98号、
市道路線の認定につき議決を求めることについて、議第99号、
市道路線の廃止につき議決を求めることについて、議第100号、令和2
年度草津市
水道事業利益積立金の
目的外使用について、以上3件は、いずれも
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
産業建設常任委員会に付託を受けました案件3件の審査の結果について、報告を終わります。
ありがとうございました。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
予算審査特別委員長、
横江政則議員。
◎10番(横江政則) 登壇
皆さん、おはようございます。
本定例会におきまして、
予算審査特別委員会に付託を受けました案件6件について、去る9月23日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
まず、議第88号、令和2
年度草津市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第89号、令和2
年度草津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第90号、令和2
年度草津市財産区
特別会計補正予算(第2号)、議第91号、令和2
年度草津市
学校給食センター特別会計補正予算(第2号)、議第92号、令和2
年度草津市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第93号、令和2
年度草津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、以上5件は、いずれも
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、(仮称)
草津市立プール整備費の
債務負担行為補正において、限度額を約28億円増額するという大変大きな補正額となりましたが、
新型コロナウイルス禍の影響下において、経済活動に直結する市税などの
歳入確保に不安感もあり憂慮するところであります。
このことから、当該予算の執行に当たっては慎重な対応を頂きますよう、委員会において確認させていただいたところでございます。
以上、本定例会におきまして、
予算審査特別委員会に付託を受けました案件6件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
決算審査特別委員長、
西垣和美議員。
◎22番(西垣和美) 登壇
本定例会におきまして、
決算審査特別委員会に付託を受けました案件9件について、去る9月24日、25日、28日及び29日に、それぞれ午前9時半から委員会を開き、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第79号、令和元
年度草津市
一般会計歳入歳出決算、議第80号、令和元
年度草津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、議第83号、令和元
年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算、議第84号、令和元
年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、以上4件は、いずれも賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第81号、令和元
年度草津市財産区
特別会計歳入歳出決算、議第82号、令和元
年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算、議第87号、令和元年度滋賀県
市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定について、以上3件は、いずれも
全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第85号、令和元
年度草津市
水道事業会計利益の処分および決算の認定について、議第86号、令和元
年度草津市
下水道事業会計利益の処分および決算の認定について、以上2件は、いずれも
全員賛成で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。
なお、今回の審査では、市の6施策22
評価対象事業について、施策を実現するための
事務事業が施策目標の実現の手段として有効な事業であるかどうかを検証するとともに、施策の進捗状況を把握・分析し、その結果を踏まえて
施策評価を行いました。
施策評価の内訳は、評価A「順調に進んでいる」が0件、評価B「ほぼ順調に進んでいる」が5件、評価C「やや遅れている」が1件、評価D「遅れている」が0件となりました。
これら
施策評価の評価結果につきましては、後日、公表をいたしますが、
施策評価の中で特に意見のあった次の3施策について報告したいと思います。
まず、
施策評価1番、学校経営の充実においては、学校が抱える課題が複雑化・多様化する中で、各事業の実施については
学校現場において熱心に取り組まれており、今後も継続して施策の充実を図られたい。また、事業の推進によって、学校一体での子どもへの関わりを深め、支援へのさらなる充実に取り組まれたい。
なお、コミュニティ・スクールに関しては、改善課題の検討を進められ、地域との連携による“
チーム学校”のさらなる
体制強化に取り組まれたいという意見をまとめました。
2点目として、
施策評価4番、公園・緑地の活用においては、遊具の点検・改修などは適切に維持管理されており、様々な取組により利用者数の増加が見られるなど、一定の成果を上げている点は評価できる。しかしながら、当初の
事業目的どおりの成果達成がなされていないと思われる事業もあり、改善の余地があることから、引き続き事業継続する中で、目に見える成果が達成されるように工夫を凝らして公園・緑地の活用を進められたいという意見をまとめました。
3点目として、
施策評価5番、
観光資源の活用と草津の
ブランド力の強化においては、「
草津ブランド」の魅力発信の不足等、地域産業の活性化や市の
ブランド力アップが思うように進んでいないことから、引き続き
観光物産協会と連携して、効果的な事業の立案のためにデータの活用にも取り組んでいただきたい。
新型コロナによる観光の在り方の変化も見据え、
観光資源の活用や草津の
ブランド力の強化に努められ、草津へのファンやリピーターを増やすこと等で、域内の経済循環に努められたいという意見をまとめました。
以上が、
施策評価についてです。
なお、大規模施設の整備におきまして、予算の執行が結果的に成果に結びつかなかった事業に関して、今後、同様の結果となることがないよう、事業の詳細な事前精査による積算等の実施を望むものです。
また、各事業を進めるに当たっては、コストや成果を常に意識するとともに、事業の計画や予算を立てる段階から、目的と手法を明確にして目的達成に向けたより高い効果が発揮できるようシビアな視点を持って臨んでいただき、
決算資料として提出された「主要な施策の成果に関する説明書」については、それらのことが反映されるよう、事業の成果をしっかり明記するなど、成果についての記載内容を工夫されたいという意見でまとまりました。
当局におかれましては、4日間の審査や評価の過程で出されました課題や提案について、今後の事業の執行や予算の編成に当たって十分検討いただきますようお願い申し上げます。
以上をもちまして、本定例会におきまして
決算審査特別委員会に付託を受けました案件9件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
都市再生特別委員長、
伊吹達郎議員。
◎18番(
伊吹達郎) 登壇
おはようございます。
都市再生特別委員長の
伊吹達郎でございます。
本定例会におきまして、
都市再生特別委員会に付託を受けました案件1件について、去る9月18日、午後1時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。
議第97号、財産の取得の変更につき議決を求めることについては、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、本定例会におきまして、
都市再生特別委員会に付託を受けました案件1件の審査の結果について、報告を終わります。
○議長(
瀬川裕海)
以上で、各委員長の報告は終わりました。
これより、各委員長の報告に対する質疑を行います。
ただいまのところ通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論の通告がございますので、これを許します。
15番、
藤井三恵子議員。
◆15番(
藤井三恵子) 登壇
日本共産党市会議員団の
藤井三恵子でございます。
私は、今議会に上程されました議案のうち、議第79号、令和元
年度草津市
一般会計歳入歳出決算、議第80号、令和元
年度草津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、議第83号、令和元
年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算、議第84号、令和元
年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、議第88号、令和2
年度草津市
一般会計補正予算(第5号)並びに議第94号、草津市
情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案の6議案について、各委員長の先ほどの報告に対しての反対の立場で討論を行います。
まず、財政運営についてであります。
令和元年度、国民の反対の声を聞かず、安倍政権は2019年10月に消費税率8%から10%に増税し、それ以降の
地方財政に深刻な不況をもたらし、潤ったのは輸出戻し税などでの利益を得た一部の大企業、かつてないほどの内部留保をため込んでいます。しかし、一方、貧困格差を大きく広げた中で今後も税収の落ち込みが予測をされています。
消費税の財源は社会保障に回っているのか、大変疑問です。
社会保障関係費は、昨年も同様に削減をされ続けた結果、高齢化で増加するべき
福祉予算が自然増分にも満たない予算で執行され、地方にも大きくしわ寄せが出されました。
唐鎌直義氏
立命館大学教授によれば、
安倍政権発足以前の2012年の高齢者1人
当たり社会保障給付費を100とした場合に、僅か2015年までの間でも95の水準にまで下降し、約10万円の低下、高齢者1人
当たり年金給付についても93の水準になり、僅か3年間で11万8,000円も引き下げられておりますと指摘をされていますが、この点でも注目すべきではないでしょうか。
また、特徴的なこととして、幼児教育・保育の無償化に係る財源の確保として、2019年は、
全額国庫負担での対応の子ども・
子育て支援臨時交付金が無償化によるものであることから、
保育士人材確保や待遇の改善などの費用には使えず、地方自治体としても大きな負担となりました。
保育の
待機児童対策について、草津市においては、令和元年度、1.保育定数の拡大定員517人増、2.保育士等の安定的な確保と公募活動の強化によって、平成31年度は70人の
待機児童数が令和2年度は24人まで減少できたことは一定の評価をするものでありますが、平成30年度のゼロから1年で一気に70名も増えたことからも、変動性があること、十分分析を仕掛けていかなければ、草津市は住宅開発や認可外の施設入所の子どもの移動なども含めて、
認可保育所を求めて入所待ちの子どもが増えていくのではないかと心配をされています。
計画的な整備を行うこと、
地域間格差が出ないよう、より一層より良い保育環境、適正な
保育士配置基準の遵守を求めておきたいと思います。
次に、(仮称)
草津市立プールの建設についてであります。
昨年も
西川仁議員から指摘をされましたように、当初の計画から大きく逸脱し、県の
国民スポーツ大会事業計画からも大幅な修正で、当初99億9,000万円が129億4,000万円に昨年なり、今回、新たに28億3,000万円追加で、総額157億7,000万円という事業費について、あまりにも多額という印象です。
市民からすると、県が3分の2負担をするからと言われても、市民にとっては県民税との関係ではダブルの負担であり、到底認められるわけではないというふうなことでありますが、元水泳の
オリンピック選手が、以前、この草津市に計画をされている(仮称)
草津市立プールの建設について、14万人口の市では考えられない、年間500万円所得のサラリーマンが1億円のマンションを買い生涯ローンを払うほどの負担であり、やめるべきだと指摘をされました。それは、99億9,000万円のときに言われたことであります。今、まさに157億円だと聞いたら怒られると思います。
当局の御説明では、今後15年間の
PFI方式による費用に任せて、1.将来の費用負担の責任をどう担保するのか、2.今後入札するということから、具体的な積算根拠が示されないまま経過をしていること、3.利用料や手数料などの
管理運営費についても今後検討するという点で不十分であります。50メートルの
競技用プールと25メートルの
飛び込み台付き、水深5メートルまでの可動床のプール、できれば25メートルの練習用のプールの
仮設観客数は含めて、2,500収容のドーム型の
全天候型プール100億円でもできないのかという思いで市民から言われています。今回、入札不調となった事業者2社に聴き取りを行い、大枠予算を決めて内容は後回しというような計画では、断じて認められません。
プールについては、私ども当初から計画については賛成でありましたが、内容があまりにも後世に負担を残すということから、身の丈に合ったものをと主張してまいりました。その点で、問題があり反対といたします。
次に、同和行政についてであります。
ハード事業は、ほとんどなくなったということでありますが、長年の案件であった改良住宅の改修・譲渡についての調査、建設に向けた取組が始まったことについては、一歩前進ということであります。
今後の課題解決について、
同和事業ではなく
一般施策化にして、誰もが差別のない一人一人の人権が保障される
まちづくりを進めることを求めておきたいと思います。
今、コロナ禍にあって、昨年から今年にかけ、子どもの教育についても大変時代が変わりました。
緊急事態宣言からの一律休校が後を引き、子どもの負担を残しています。心に寄り添い教育の格差を生み出した教育の現場の実態を踏まえ、万一の感染対策に気を配っておられる
教育関係者、こうしたところに対して、しっかりと
体制強化を求めておきたいと思います。
また、
特別支援学級数、児童数も増えている現状があります。
マンモス校についても、空き教室がなく、
コロナ対応で少人数対応などの工夫がしづらい状況だとも聞いています。いつ感染が起きてもおかしくない
学校現場の状況の改善を求めておきたいと思います。
先日、教育現場の先生にお話を聞きました。毎日の御苦労を再確認いたしました。少人数学級の体制にするために、国に対してもしっかりと要望を行うこと、さらに、市でできる環境改善策についても予算をつけて、今後、冬に向けたインフルエンザの流行も防ぐ対策強化を求めておきたいと思います。
また、コロナ禍にあって長期のお休みになった期間では、学校給食の子どもに与える影響がいかに大きかったかというのも再確認いたしました。栄養バランスの取れた給食は、どの子も一堂に会して、楽しく食を通じてコミュニケーションを取りながら生産者や調理員さんなどに感謝しながら食べることで、栄養になるといういわゆる食育は、コロナ感染下では、隣のお友達と話すこともできず、静かに黙って食べ、味気ないものになったと聞いています。
このような体験からも、早急に密を避ける対策としても、少人数学級の対応が求められております。今、国で検討されているようでありますが、ぜひ草津市からも先進で対応できるところから実行できればと考えます。子どもたちの心に寄り添い、励ます授業や取り残さない対応も求めておきたいと思います。
次に、介護保険制度についてであります。
一般質問でも指摘いたしましたように、国では、いかに介護施設サービスを受ける人を減らし、在宅に切り替え、その対応も専門家のヘルパー事業ではなく、地域のボランティアなどの共生で支え合いの精神で介護を乗り切ろうとする方向で検討されています。その検討を指示している厚労省ではなくて、財務省からの指導が強められていると聞いております。現場の混乱が、何よりも介護サービスを受ける要介護者、本当に困る改悪に対して、しっかりと意見を上げていただく、また現場のリアルな現状をつかんで分析し、次の第8期介護保険事業計画に取り入れていただきたいと思います。
その点では、第7期で特に2019年度は処遇改善加算の導入で、その費用を介護報酬に反映することを基本とし、介護保険以外の財源としたことで、あまり積極的には導入をされておりませんが、結果、介護保険の利用負担が増え、介護保険料の引上げに連動いたしました。
介護保険制度が導入されて今年で20年、介護の社会化ができたでしょうか。年金生活者を圧迫する高額介護保険料、特別養護老人ホームへの入所待ちの一方で、乱立するサービス付き高齢者住宅の満床状態、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅は、介護度が進行し医療的ケアが必要となれば、対応するスタッフ、入居者とのトラブルが発生をする、このような状況があちこちで見られます。介護職員の人材確保の困難、介護認定を低く抑え、大切な生活支援を保険サービスからカットするなど、見直しごとに悪くなっております。
在宅で暮らす認知症の独居高齢者、高齢者夫婦を地域の民生委員や近隣の人たちで支え合うという仕組みをつくり、そうした体制が広がりつつあります。国の基本理念が崩れてきています。今や企業利益優先や効率性を重視し、自己責任と住民同士で助け合いを強制することについて、転換が求められています。
次に、国保会計事業についてであります。
毎回、国保運営に関わる国の責任があまりにも少な過ぎること、国が自治体に大幅連続値上げが被保険者を苦しめています。2018年、国保財政の運営主体を市区町村から都道府県化に移され、大幅な値上げやペナルティ措置の、いわゆる保険者努力支援制度が新たに設けられたことで、国の意向に沿った自治体には交付金を増やし、そうでなければ減額するという採点項目が幾つも出され、それに応える形で繰入金の削減による国保料の値上げが問題になっています。
2020年度は、さらに支援制度の背景のめり張り強化を図れと迫ってきています。こうしたことから、地方自治体の裁量でと独自施策についても後退する形が取られてきています。結果、被保険者である市民への負担が大きくなっています。
特に、国保会計で加入世帯が年間所得200万円以下の割合が約8割を占めており、非正規雇用、低所得者の労働者や年金生活の高齢者は耐え難い高額負担となっています。払いたくても払えないという、重く担税能力を超える保険料の請求で滞納も増えています。払えなければ、短期保険証、資格証明書の発行により医療から遠ざかり重篤化を招くという悪循環で、命や健康悪化につながり、医療保険の下で、こうしたことも生み出すことは断じて許されません。
昨年度の草津市のデータでは、18.58%の世帯で滞納が生まれ、資格証明書は9件、短期保険証交付が98件となっています。日本共産党は、1兆円の国費を投じて保険料を引き下げよと提案をしています。また、国の国庫負担率を元に戻し、責任を果たすよう国保料の抜本的引下げのための全国知事会など、地方3団体が要望をされています。
繰り返し議会でも述べておりますが、市民の命、健康を守る立場での会計となるよう、さらなる努力をされることを要望いたします。
あわせて、今年はコロナ感染による営業や雇用の不安定さから大きな減収となった被保険者に、減免申請で保険料の減免が行われています。今年の加入数は1万5,435件中、申請をされたのが140件で、草津市は0.91%、県下の平均0.9%よりも少ない状況です。保険料の減免ができることについても、より効果的に広報活動を頂き、改善するよう求めておきます。
滋賀県は、5年先には保険料の県下統一を狙っていますが、全国でも統一化に熱心な県として、今、滋賀県は五つの自治体の中の一つとして問題視されています。これ以上の保険料負担は困ると、運営協議会などからも慎重にすべきだという御意見もなされています。
日本共産党草津市議団としましても、県交渉や国に対しても直接要望を行っておりますが、これ以上の負担は困るという被保険者の皆さんの声を県に上げていただきたいことを付け加えておきます。
次に、後期高齢者医療保険についてであります。
この保険制度は、皆さんも御存じのように、75歳の年齢で前期・後期と線を引いて、75歳以上の保険者を一くくりにして、ほかの医療保険から独立し会計を持つもので、高齢化すれば、加入人口が増えれば即保険料に跳ね上がる仕組み、国がつくった大問題の保険制度であります。
2008年、制度がスタートして12年になります。平均保険料の推移は、上がる一方です。そもそも日本共産党は、年齢で差別する医療制度は、社会保障の理念からするとあり得ない制度だと反対してきました。その上で、各地方自治体で取り組む独自の健診体制にも広域化されたことで、本来受けられる事項が削減されたり対象から外され、後退したりと問題が起きています。
国は、保険の見直しごとに負担割合を1割から2割へ、所得の多い現役世代には3割と軽減措置を外すなど、負担を増やしています。
問題があっても、年金からの天引きで強制的に保険料を引かれます。こうした負担は、僅かな年金生活の高齢者に冷や水を浴びさせるようなもので、1980年代、保険料無料になっていた当たり前の時代からすると、今の高齢者の負担は計り知れません。年金の削減と介護保険、医療保険のトリプル負担で生活が脅かされている状況です。
こうしたことから、年齢による差別医療をやめ、誰もが安心して医療にかかれる体制にすべきと主張し、この見直しを求め反対といたします。
次に、情報システムの共有化に伴う条例改正についてであります。
これは、国のスーパーシティ構想の考えからくる先駆けた方策の一つと考えます。住民の様々な個人情報を一元的にまとめ管理すること、今、マイナンバーカードにポイントをつけてとテレビでコマーシャルをされています。マイナポイントもその一つで、進まないマイナンバーカードの普及をもくろみ、政府・総務省が推進する国家戦略特区データ連携基盤整備事業がスーパーシティ構想の核となります。
スーパーシティの運営は、実質的には民間企業が行い、大手IT企業かその関連会社が委託され運営となります。つまり、自治体が行う仕事から離れるということであり、今後、医療や介護の効率化や住民サービスの民間への移行などによって、社会扶助費などが削減することにつながるとしています。
しかし、問題点としまして、第1に個人情報がないがしろにされプライバシーが侵害されるおそれがあるということです。
この数年、海外でGAFA、ガーファと言われているが、大企業の4社の頭文字を取って名称をされていますが、個人情報の流出が相次ぎ、個人情報保護の強化が世界の流れになっています。この点がクリアされていない状況の中で、進めるべきではないのではないかと考えます。
第2に、国への情報が集中することから、管理が任され、地方自治体としての自治権が守れるのかという点です。国民を国が監視下に置くという流れが、中国でも問題になっています。
第3に、データの集約など管理が民間に移行されれば、公務員の数も削減され、公的な事業や震災などの対応など危機管理を行う人員体制が削減されるということになりかねません。継続した事業を図るという点でも、問題が起きかけない問題があります。
こうした点から、問題が解決されない中での安易な導入、移行を進めるべきではないのではないかと考えます。活用するということなら、こうした問題解決をしてからの方向が必要ではないでしょうか。慎重にすべきと考え、近隣の市や町の聴き取りをいたしましたが、近隣での情報共有に対する技術促進に対する条例改正については検討されていないことから、時期尚早かという思いで、この提案については問題点を指摘し反対するものであります。
最後に、コロナ感染下にあって、まだまだ日常の生活に戻れない不安と危険が隣り合わせに日々を暮らしておられる市民の皆さんが、毎日、明日の希望を持てるよう、来年度の予算審議が行政の皆さんが、今、検討されているのか、昨年度の決算審議が行われました。国の意向を聞き進める事業や、また県との関係でどうしても譲れない仕事もあり、職員の皆さんは大変だと思います。しかし、市民への奉仕者ということ、
地方自治法の理念を忘れず財政運営を行っていただきたいと考えます。
今回、指摘しました2巡目の滋賀国スポは、あまりにも莫大な予算をかけて、他県からすると滋賀県は裕福な県なのかと言われるほど桁違いの施設整備費になっています。県内544億円を超す費用は、年間の県の財政の10分の1、草津市においても約158億円、国や県にも助けてもらい造るといえども、大きなお金です。
昨日も、市民の方から異常に膨れ上がったこの整備費に対して、「そんなお金があるのなら、もっと病院や介護施設など困っているところに回してほしい、経営に苦しむ飲食業以外の製造業にも回してほしい」と言われていました。そのとおりだと思います。
これから冬に向けてインフルエンザの感染も予測をされる中、草津市のワクチン接種に対する補助は他市よりも少ないということについても意見を言われていました。県と同じ方向で国スポ整備費にはお金をかけるのに、ワクチンにその考えがないのかという御意見であります。当たっているのではないでしょうか。
このように、市民から注目をされていること、市民との協働を進める草津市として、しっかり市民に説明責任を果たすこと、我々議員もその一翼を担って、議会としての議論を市民目線で把握、決定、提案をしていくことについても、さらに自らも課していかなければいけないというふうに思います。今後も引き続き、行政チェックを行い、しっかり議会としても進めていく必要があるかというふうに思います。
以上で、各委員長報告に対する反対討論を終わらせていただきます。
○議長(
瀬川裕海)
以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案を、順次、起立により採決いたします。
まず、議第79号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第79号、令和元
年度草津市
一般会計歳入歳出決算を、
決算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第79号議案は、
決算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第80号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第80号、令和元
年度草津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算を、
決算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第80号議案は、
決算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第83号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第83号、令和元
年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算を、
決算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第83号議案は、
決算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第84号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第84号、令和元
年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を、
決算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第84号議案は、
決算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第88号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第88号、令和2
年度草津市
一般会計補正予算(第5号)を、
予算審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第88号議案は、
予算審査特別委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第94号議案の採決を行います。
お諮りいたします。
議第94号、草津市
情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案を、
総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立多数であります。
よって、議第94号議案は、
総務常任委員長の報告のとおり決しました。
それでは、ただいま議題となっております議第81号、議第82号、議第85号から議第87号まで、議第89号から議第93号まで及び議第95号から議第100号までの議案16件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいま宣告いたしました議案16件を各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第81号、議第82号、議第85号から議第87号まで、議第89号から議第93号まで及び議第95号から議第100号までの議案16件は、各委員長の報告のとおり決しました。
次に、市長より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
草総発第2657号
令和2年10月1日
草津市議会議長
瀬 川 裕 海 様
草津市長 橋川 渉
議案の提出について
このことについて、
地方自治法第149条第1号の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
議第101号 草津市副市長の選任につき同意を求めることについて
他6件
以上。
△〜日程第4.議第101号から議第107号まで〜
○議長(
瀬川裕海)
日程第4、議第101号から議第107号までの議案7件を一括議題といたします。
事務局長より議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議第101号 草津市副市長の選任につき同意を求めることについて
他 人事案件6件
以上。
○議長(
瀬川裕海)
提案者の説明を求めます。
橋川市長。
◎市長(橋川渉) 登壇
ただいまは、議第79号から議第100号までの各議案につきまして、原案どおりの議決を頂きまして、ありがとうございました。
それでは、ただいま上程を頂きました議第101号から議第107号までの各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
これらは、いずれも人事案件でございます。
まず、議第101号及び議第102号は、草津市副市長の選任につき議会の同意を求めようとするものでございます。
本市におきましては、現在、令和3年度から令和14年度までの12年間の市政運営の基本となる第6次草津市総合計画の策定に取り組んでおりますが、これからの自治体経営を進めるに当たっては、生産年齢人口の減少による市税収入の減収や社会保障関係経費の増加、地域コミュニティの希薄化など、人口減少局面で生じる様々な課題への対応を図る一方で、
まちづくりの中核に「健幸」を位置づけ、分野横断的な施策・事業を一層推し進めることで、本市が持つ強みを生かし、さらに魅力的で持続可能なまちを目指して取組を進める必要がございます。
このことを踏まえ、議第101号は、現副市長の任期が10月3日をもって満了いたしますことから、高い行政手腕とマネジメント力を発揮されている山本芳一さんを引き続き本市の副市長に選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
また、厳しい経営環境が予想される中、将来を見据えて迅速かつ的確な市政運営のかじ取りを行うためには、副市長を再び2人体制として市政のマネジメント力を強化し、各部局間の連携を図りながら全市を挙げて政策課題に取り組んでいくことが重要であることから、議第102号は、現副市長に加え、副市長に新たに辻川明宏さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
辻川明宏さんは、昭和58年に本市に任用され、現在に至るまで37年6か月にわたり、草津市職員として職務に精励され、この間、
上下水道部長、
都市計画部長を歴任するなど、行政手腕をいかんなく発揮されてきました。その豊かな行政経験、高潔な人格、高い見識は、本市の副市長として最適任と存じます。
次に、議第103号は、草津市教育委員会委員の任命につき同意を求めるものでございまして、10月12日に現教育委員1名の任期が満了いたしますことから、新たに小辻寿規さんを任命するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
次に、議第104号は、草津市公平委員会委員の選任につき同意を求めるものでございまして、委員の欠員に伴いまして、新たに、浅井仁美さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
次に、議第105号は、草津市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるものでございまして、現委員1名の任期が11月1日に満了いたしますことから、再度、中島誉子さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
次に、議第106号は、馬場町財産区管理委員の選任につき同意を求めるものでございまして、これは、現委員の任期が10月8日をもって満了いたしますことから、再度、奥村和夫さん、奥村次一さん、奥村平一さん、谷健作さん及び中井守さんを、新たに井上寿一さん及び山中三治さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
次に、議第107号は、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めるものでございまして、これは、現委員のうち4人の任期が12月31日をもって満了いたしますことから、再度、木村登代美さん及び清水昭博さんを、新たに遠藤和美さん及び奥井照夫さんを推薦するに当たりまして、議会の意見を求めようとするものでございます。
以上、誠に簡単でございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。
何とぞよろしく御審議を頂き、御同意等を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
瀬川裕海)
以上で、提案者の説明は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議第101号から議第107号までの議案7件は、いずれも人事案件でありますので、質疑並びに会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議第101号から議第107号までの議案7件は、直ちに採決することに決しました。
それでは、ただいま議題となっております議案7件を、順次、起立により採決いたします。
まず、議第101号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
草津市副市長に、山本芳一さんを選任することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第101号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第102号議案を採決いたします。
草津市副市長に、辻川明宏さんを選任することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第102号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第103号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
草津市教育委員会委員に、小辻寿規さんを任命することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第103号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第104号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
草津市公平委員会委員に、浅井仁美さんを選任することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第104号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第105号議案を採決いたします。
地方自治法第117条の規定により、除斥の対象になりますので、
中島美徳議員の退場を求めます。
〔
中島美徳議員 退場〕
○議長(
瀬川裕海)
お諮りいたします。
草津市固定資産評価審査委員会委員に、中島誉子さんを選任することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第105号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
中島美徳議員の入場を求めます。
〔
中島美徳議員 入場〕
○議長(
瀬川裕海)
次に、議第106号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
馬場町財産区管理委員に、井上寿一さん、奥村和夫さん、奥村次一さん、奥村平一さん、谷健作さん、中井守さん、山中三治さんを選任することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第106号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第107号議案を採決いたします。
お諮りいたします。
人権擁護委員に、木村登代美さん、清水昭博さん、遠藤和美さん、奥井照夫さんの推薦につき意見を求めることについては、別段異議はないと決定し、通知することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第107号議案は、別段異議はないと決定し、通知することに決しました。
次に、議員より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議案の提出について
草津市議会会議規則第14条の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
令和2年10月1日
草津市議会議長
瀬 川 裕 海 様
意見書第6号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)
提出者
草津市議会議員
西田 剛
賛成者
草津市議会議員
奥村 恭弘
西村 隆行
藤井三恵子
八木 良人
以上。
△〜日程第5.意見書第6号〜
○議長(
瀬川裕海)
日程第5、意見書第6号議案を議題といたします。
事務局長より議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
意見書第6号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)
以上。
○議長(
瀬川裕海)
それでは、意見書第6号について、提案者の説明を求めます。
21番、西田 剛議員。
◎21番(西田剛) 登壇
意見書第6号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)について説明をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面をしています。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより、来年度においても地方税・地方交付税など、一般財源の激減が避け難くなってきております。
地方自治体では、医療・介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、
地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されております。
よって、国においては、令和3年度
地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望いたします。
1.地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。
2.地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。
3.令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目につきましても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。
4.税源の偏在性が小さく税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。
5.とりわけ、固定資産税は市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものでありましたが、本来、国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
以上で意見書案に対する
提案説明とさせていただきます。
議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
瀬川裕海)
以上で、提案者の説明は終わりました。
これより、意見書第6号議案に対する質疑を行います。
ただいまのところ通告はございません。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
ただいまのところ通告はございません。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております意見書第6号議案については、内容も極めて簡明でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております意見書第6号議案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。
それでは、ただいま議題となっております意見書第6号議案を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
意見書第6号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(
瀬川裕海)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、意見書第6号議案は、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
ただいま議決されました意見書につきましては、万一、字句等について整理を要する場合は、その整理を本職に一任されたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
瀬川裕海)
御異議なしと認めます。
よって、字句等について整理を要する場合は、その整理を本職に一任することに決しました。
△〜日程第6.各
常任委員長より
所管事務調査結果(
中間報告)ならびに
都市再生特別委員長、
議会改革推進特別委員長及び
総合計画特別委員長より
中間報告〜
○議長(
瀬川裕海)
日程第6、会議規則第39条第1項の規定により、各
常任委員長より
所管事務調査結果(
中間報告)ならびに
都市再生特別委員長、
議会改革推進特別委員長及び
総合計画特別委員長より
中間報告を行いたいとの申出がありますので、この際、これを許します。
まず、
総務常任委員長、遠藤覚議員。
◎9番(遠藤覚)
総務常任委員会、委員長の遠藤覚でございます。
令和元年11月定例会以降、
所管事務調査として進めてまいりました「新火葬場整備および運営のあり方について」の
中間報告を申し上げます。
本委員会では、草津市営火葬場について、現在の施設の老朽化や今後の火葬需要の増加見込みから、新たな火葬場の整備を栗東市と共同整備の方向で検討されており、その現状分析や課題整理・解決策の考察を行い、整備における「事業手法」と「附帯施設」の二つの観点から議論を行いました。
まず、新火葬場整備における事業手法について、新火葬場の整備は栗東市と共同整備する方針であり、広域行政を生かしたスケールメリットにより整備費用の縮減が図られるということですが、事業スケジュールを考えると、共同整備するか否かの判断時期が迫ってきており、両市において政策判断を迅速に進め、事業を遅滞なく進めていく必要があると考えます。
また、事業手法として
PFI方式を検討されているものの、
PFI方式は不確定な要素もあることから、メリットのみではなくデメリットについても十分精査を行い、コスト面や市民サービス面において最も効果的な手法を検討していく必要性があるという意見もございました。
次に、新火葬場に整備する附帯施設については、式場の整備については、整備の有無で全体の事業費がかなり変化するほか、両市内には既に民間の葬儀式場が複数あり、民業圧迫のおそれがあることから、PFI等の手法と併せて十分に精査する必要があると考えます。
また、動物火葬炉については、県内に民間火葬業者が複数存在することから、動物火葬炉の新設については、今後、市民ニーズを図りつつ、検討が必要と考えます。
所管事務調査2年目は、今後の新火葬場整備事業の進捗について引き続き注視しつつ、事業手法については、現在、PFI手法の導入を検討していることから、PFI手法について大学教授などの有識者を招き勉強会を開催するなど、知見の活用を図っていきたいと考えており、引き続き本事業について調査研究を行っていきたいと考えております。
以上で本委員会の報告を終えさせていただきます。
今後とも、議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
文教厚生常任委員長、西田剛議員。
◎21番(西田剛) 登壇
文教厚生常任委員会、委員長の西田剛でございます。
令和元年11月定例会以降、
所管事務調査として進めてまいりました「生活困窮対策について」の
中間報告を申し上げます。
本委員会では、生活困窮者支援の充実に向けた体制の確立に向けて、本市の現状分析や課題整理・解決策の考察を行い、どのような取組をすれば生活困窮者が少なくなるのか、生活困窮者が安心して自立した生活を送れるようになるのかなどについて、福祉の総合相談窓口「人とくらしのサポートセンター」に焦点を当て、「支援の充実・相談体制の課題についての制度や仕組みづくり」の方向性を定めて調査を行ってまいりました。
まず、「相談体制」について、視察先の東京都足立区を参考に、開設時間や曜日の再考や、相談場所を増やし気軽に相談できるようにするなど、間口を広げることが必要ではないかと考えます。あわせて、相談者が相談に行きやすいように、周知方法や看板等のさらなる工夫や相談しやすい環境への工夫の検証などを望みます。
次に、「支援の充実」について、同センターでは、包括的な支援実施に向けた関係機関との調整と分野横断的な支援を行う体制づくりなど、相談者の負担を軽減するワンストップ窓口としての相談体制の構築を担っていますが、足立区や生活困窮対策の先進地と言われている野洲市の取組などは、必要に応じて積極的に取り入れるべきと考えております。
例えば、足立区では、民間の事業者やライフライン事業者、住宅系事業者と連携され、また、野洲市はハローワークと連携をされているように、両者のつなぎ方やフォロー体制を参考に支援の確立をする必要があるのではないかと考えております。あわせて、連携体制の充実のためには、つないだ後のフィードバックの仕組みも必要だと考えます。
最後に、「制度や仕組みづくり」について、同センターは、令和2年度から本格的に始動したこともあり、体制づくりを同時に進めているところであると想像しますが、相談者の満足度をさらに向上させるためにも、アンケート調査等を通じて課題分析をし、その結果をプラン作成の成果としてはどうかと考えます。
今後の
所管事務調査では、さきの調査を基に、1.連携を図るためのシステム化・仕組みづくり、2.人とくらしのサポートセンターの相談機能の充実、3.生活困窮者自立支援の理念の共有の三つの項目を掲げ、議論を深め、「生活困窮者自立支援の充実に向けた体制の確立」について引き続き調査研究を進めてまいりたいと考えます。
以上で本委員会の報告を終えさせていただきます。
今後とも、議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
産業建設常任委員長、
中島美徳議員。
◎8番(中島美徳) 登壇
産業建設常任委員会、委員長の中島美徳でございます。
令和元年11月定例会以降、
所管事務調査として進めてまいりました「草津川跡地公園を軸とした
まちづくりについて」、
中間報告を申し上げます。
本委員会では、持続可能な社会の構築に資する跡地公園の活用のために、市域を東西につなぐ広大な草津川跡地公園を基軸としたまちの活性化の方策について調査を行ってまいりました。
まず、跡地公園全体の回遊性及び市内全域の回遊性に係る公共交通網整備について調査しました。
この跡地公園の軸を交通の東西軸として機能させることは、大きな回遊性を生む可能性を持っています。特定の区間だけの利用にとどまらず、全長7キロメートルの跡地公園全体を回遊して楽しめるようにするには、園内移動手段の整備が必要であると考え、将来的に無人自動運転バスの活用や、乗り捨て型のシェアサイクル方式の
レンタサイクルの活用が有効となってくるのではないかといった意見がありました。
また、回遊したくなるような魅力向上と魅力発信も併せて重要であり、市民の日常に寄り添う憩いの公園としての空間、また、市外の人をも引きつけるイベント性のある非日常の空間といった、跡地公園を舞台とした多面的な活用による魅力向上が期待され、その魅力をリアルタイムモニターによる映像などにより効果的に発信する工夫が必要であるといった意見がありました。
そして、跡地公園の東西軸と南北の交通軸との結節は、モビリティ向上のための重要な役割を果たすものであり、コンパクトシティ・プラス・ネットワークの考えと連携し、跡地公園の東西園内移動手段と駅前や中心市街地からのアクセスしやすい環境を整備することで、中心市街地も含めた回遊性の高まりに期待ができると考えます。サイクル&バスライドの環境整備や、自家用車と公共交通の共存のための民間バス支援、MaaSアプリの活用などにより、来園者の状況に応じた多様な交通手段やサービスが用意されることは、将来的な本市の高齢化の進行なども考慮した上で、跡地公園が誰でも行きやすい場所となり、ひいては市内全域の回遊性につながっていくのではないかと考えます。
跡地公園の全区間完成後、いかに行きたくなる魅力があり行きやすい場所となるかが、にぎわいへとつなぐ鍵となると考えられます。また、跡地公園を舞台とし、市内外どこからでも行きやすい市の拠点へ接続された交通アクセスと、何度でも行きたくなる魅力とが相乗することで、さらなるにぎわいを生み、そして、跡地公園や市内の拠点施設と連携した関わり方が持続的なサイクルを生み出していくものと考えます。
そして、本事業は長期にわたる大規模事業であるため、今後も財源確保の課題を常に意識をしながら、本市の活性化や潤いのシンボルとなるよう、跡地公園を軸とした持続可能な
まちづくりを進めていく必要があります。
今後の調査の方向性といたしましては、跡地公園の魅力をより高めていくためには、跡地公園を管理する指定管理者や、草津
まちづくり会社などの民間のノウハウを生かした、自主性を持った魅力ある事業が採算性を伴って持続的ににぎわいを生み続けることが重要であるため、市・事業者・市民のより良い関係性を築いていくための方策に関して調査するとともに、市行政の跡地公園に対する意識を改めて確認し、部局間の垣根を超えたプロジェクトチーム化の必要性なども含めて議論を深めていくことといたします。
以上で本委員会の報告を終えさせていただきます。
今後とも、各議員の御協力をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
都市再生特別委員長、
伊吹達郎議員。
◎18番(
伊吹達郎) 登壇
都市再生特別委員会、委員長の
伊吹達郎でございます。
本委員会は、草津川跡地整備事業並びに草津市中心市街地活性化基本計画に基づく各種事業の進捗や課題等について、令和元年10月8日以降、調査研究を行ってまいりましたので、これまでの調査経過について御報告申し上げます。
草津川跡地整備事業につきましては、区間6の整備に向けて、民間活力導入の可能性について民間事業者にサウンディング調査を行うなど、国道1号の通過交通による集客と草津駅からの回遊による集客での商業展開の可能性について当局から説明を受け、議論いたしました。
また、令和2年4月1日からの次期指定管理者の指定について審査し、指定管理者の変更に伴う新たな指定管理者への引継ぎをしっかり行い、本市が誇れるすばらしい公園となることを期待し、可決いたしました。今後も、引き続き十分な議論や検討を行ってまいります。
次に、(仮称)市民総合交流センター整備事業につきましては、現地視察を行い、地下埋設物除去に関する対応や施設の管理運営の考え方について当局から説明を受けました。
地下埋設物の除去対応は、当初予定していたよりも多額の費用がかかることや工期の延長など、市としてもこの事態を重く受け止める必要があります。
行政の経営においても利益を生み出す視点をしっかりと持ち、今後の施設の有効活用に期待することや複合施設としての有機的な運営や駐車場の弾力的な運用について供用開始に向けて十分検討されたいといった意見がありました。今後も事業の進捗に合わせて、丁寧な説明や経過報告を求めてまいります。
次に、(仮称)
草津市立プール整備事業につきましては、都市公園条例における公園施設として設けられる建築物の建蔽率について、(仮称)
草津市立プールに限っては20%まで緩和する条例の一部改正や都市公園を設置すべき区域の決定について審査し、可決いたしました。
また、入札辞退となったことで工期短縮のために一部事業手法の見直しなど、改めて今後の方針の説明を受けました。引き続き、事業費の増額に対する十分な精査や供用開始に向けた円滑な計画遂行が求められます。
今後も、市民にとって、県民にとって本当に必要とされる利用しやすい、そのような施設となるような十分な議論や検討を行ってまいります。
そして、これらの事業の基盤となっている中心市街地活性化基本計画につきましては、本計画が本市のさらなる発展に向けて実のあるものとなるよう、今後も丁寧な説明や経過報告を求めながら調査研究を進めてまいります。
本委員会は、今後も引き続き各種事業の効果的な展開と迅速な進展に向けて、的確な状況の把握や分析を踏まえた建設的かつ将来を見据えた実効性のある提案を行うため、十分な議論や検討を積み重ね、積極的に調査研究に取り組んでまいりたいと思います。
今後とも、議員各位の御協力をお願い申し上げまして、
都市再生特別委員会の調査研究結果
中間報告とさせていただきます。
ありがとうございます。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
議会改革推進特別委員長、小野元嗣議員。
◎17番(小野元嗣) 登壇
議会改革推進特別委員会、委員長の小野元嗣でございます。
本委員会は、令和元年10月8日の本会議における委員の選任以後、これまでの議会改革の方向性を継承し、草津市議会基本条例に定められた項目の具現化を通じて、「市民に開かれた議会」、「政策の立案や提言を行う議会」、「行政の監視や評価を行う議会」の実現に向けて取り組んでまいりました。
これまでの活動経過の概要について御報告を申し上げます。
本委員会では、議会改革の取組を議会基本条例の体系に分類整理し、これまでの振り返りを踏まえた上で取り組むべき項目を定め、その項目について十分に議論を重ねてまいりました。
具体的な審議項目といたしまして、1点目は、議会基本条例第7条に規定しています議会報告会についてです。
令和2年は、草津宿場まつりと同日に開催し、議会出展ブースやパネル展示等による報告や参加者から直接御意見などを伺う場を設けることを計画していましたが、
新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から開催を中止いたしました。
このことを受け、今回はくさつ市議会だよりや草津市議会ホームページにて活動報告を行うとともに、今後の議会報告会の開催手法などについて市民意見を募集しました。
今後は、
新型コロナウイルス感染症による影響の長期化への対応も想定し、開催手法を工夫して定期的に開催してまいります。
2点目は、委員会中継の検討についてです。
市民に開かれた議会の新たな取組として、委員会中継の導入に向けた具体的な手法について議論をしました。本委員会としては、場所や時間を選ばずに傍聴できるライブ配信、録画配信を行うことができ、かつ、低コストで実施できる手法を取り入れる方針としたところでございます。
3点目は、政策討論の枠組みの見直しについてです。
これまでに政策討論会の開催実績がないため、政策討論会実施要領の見直しの検討を行いました。広聴機能を担う場の検討や会派単位での課題抽出の機会の検討など、問題提起しやすい土壌を整えていくことも重要であるほか、各常任委員会における
所管事務調査との関係性を整理した上で、今後も引き続き本委員会で検討していくことといたしました。
4点目は、議会ICTの推進についてです。
議会活動の能率化のための本会議場の設備について議論し、費用対効果を勘案した結果、当面の間は現状の設備のままとすることとしました。また、端末機器導入の効果としては、大部分の紙資料の配付を廃止することで、年間約18万枚の紙を削減することができました。
なお、タブレット端末機器導入から2年以上が経過していることから、今後のさらなる利活用を推進するために、来期から本委員会の中に議会ICT推進部会を設置し、議論していくこととしました。
また、
新型コロナウイルス感染症の影響の長期化を見据え、オンラインビデオ会議システムのZoomアプリを利用した会議運営について検討し、試験的に全議員によるWeb会議研修を実施いたしました。
5点目は、議会の広報広聴についてです。
議会報告会や政策討論を検討する中で、議会の広報広聴機能について議論を行いましたが、今後も議会基本条例の趣旨に沿った取組となるよう、現状分析や課題抽出を行っていく必要があります。
このほかには、議会基本条例の目的が達成されているか検証を行い、今後の課題などを整理しました。議会基本条例については、策定から5年半が経過したことから、これまでの取組の検証を基に、本市議会が目指すべき議会の在り方を全議員が共有した上で、本条例の総括的な評価を行い、必要に応じた見直しを図る必要があります。
今後も、引き続き議会改革の議論を重ね、実践と検証を繰り返す中で議会改革の歩みを着実に進め、二元代表制の下、本市の議事機関としての役割を果たしていけるよう、今後も真摯に議員一人一人が質の向上を目指し、市民に信頼される議会に向け、草津市議会全体で不断の努力を行っていくべきであると考えます。
引き続き、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げまして、議会改革推進特別委員会の活動経過報告とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
瀬川裕海)
次に、
総合計画特別委員長、西村
隆行議員。
◎23番(西村隆行) 登壇
総合計画特別委員会、委員長の西村隆行でございます。
本委員会は、平成30年9月定例会において設置されまして、第6次草津市総合計画の策定に向け調査及び研究を行ってまいりましたので、これまでの調査経過について御報告申し上げます。
本委員会の中では、将来ビジョンや
まちづくりの基本目標を掲げる「基本構想(案)」と、各分野、基本方針の主要な施策、指標などを明らかにした「基本計画(案)」に分けて説明を受け、現在の課題や将来本市が抱え得る課題に対しまして必要な取組を示すものとなるよう、本委員会において調査研究を進めてまいりました。
まず、「基本構想(案)」の説明に対して、本委員会では、3期12年間という計画期間について、早まる社会変化への対応を求める意見があったほか、人口推計については、適切な推計方法を用い慎重に検討することを求める意見がありました。
また、本市の
まちづくりや将来のまちの姿を考える上で重要となる社会情勢の変化については、地域共生社会の実現や生涯活躍できる人づくり、地域コミュニティの拡充などの視点から説明を受けて、特に「Society5.0社会に向けて」、「SDGsの推進に向けて」については、これまでの総合計画に記載がされてなかった事項であることから、市民がイメージしやすい表記とするよう配慮を求めました。
さらに、将来に描くまちの姿を表現した「将来ビジョン」の検討については、本市の持つ強みをしっかり分析し、整理された視点に基づき各分野の取組を進められたいという意見がありました。
このほか、地域別懇談会や市民会議などの意見を踏まえて、本市の目指すべき方向性にそごが生じないよう慎重に検討するとともに、
まちづくりにおける様々な課題に対し「挑戦」の視点を重視して進めていただきたいという意見がございました。
次に、今回の「第1期基本計画(案)」の検討に際しては、分野別の施策を分割して説明を受けることで、より慎重な議論を進めていくことが可能であると見込み、4日間の日程において本委員会を開催し、協議を行いました。
この協議の中では、各委員から様々な見地による質疑や意見が挙げられ、第1期基本計画が基本構想の方向性に基づいたものとなるよう、執行部の各担当部署との議論を深めてまいりました。そして、本委員会では、この協議内容を総括した委員間討議を行い、次の4点について取りまとめ、執行部へ相互理解を求めました。
1点目は、基本方針の指標についてでございます。
コロナ禍において指標の設定が困難な状況と思われますが、それぞれの課題や目標に応じた事項を設定するなど、全体的に再検討するようお願いいたしました。
2点目は、庁内の横断的な連携についてでございます。
総合計画において、庁内連携が必要な施策等については、多角的な視点を持ってしっかりと横断的に機能する表現としていただくことを求めました。
3点目は、現況・課題の書きぶりについてでございます。
各分野の現況と課題の記載内容が、現総合計画の第3期基本計画と同じ内容の箇所が散見されることについて、本委員会で多くの指摘がありましたことから、全体的な見直しをお願い申し上げました。
4点目は、基本構想と基本計画の整合性についてでございます。
今回の基本構想(案)では、時代に応じた方針等の書き込みがされている反面、基本計画(案)では全体的にその落とし込みが十分にされていないと感じることから、基本構想(案)の内容をしっかり確認し、見直すようにお願い申し上げました。
現在、当局では、令和3年3月の計画策定に向けた検討を進めていただいているところですが、本計画が中長期的な視点で市域の課題を解決し、より良い市民サービスの提供を行うための基礎となるよう、本委員会では今後も継続して当局へ丁寧な説明と経過報告を求めるとともに、積極的な議論を図ってまいりたいと思っております。
今後とも、議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げまして、総合計画特別委員会の調査研究結果
中間報告とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
○議長(
瀬川裕海)
以上で、各
常任委員長からの
所管事務調査結果(
中間報告)ならびに
都市再生特別委員長、
議会改革推進特別委員長及び
総合計画特別委員長からの
中間報告を終わります。
ここで、暫時休憩をいたします。
再開、11時45分。
休憩 午前11時39分
─────────────
再開 午前11時45分
○副議長(永井信雄)
再開いたします。
瀬川裕海議長から、議長の辞職願が提出されております。
△〜日程第7.議長の辞職〜
○副議長(永井信雄)
日程第7、議長の辞職の件を議題といたします。
事務局長に辞職願を朗読させます。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
辞職願
今般、一身上の都合により、令和2年10月1日付をもって草津市議会議長を辞職したいので許可されるようお願いします。
令和2年10月1日
草津市議会副議長
永 井 信 雄 様
草津市議会議長
瀬川裕海
○副議長(永井信雄)
お諮りいたします。
瀬川裕海議員の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(永井信雄)
御異議なしと認めます。
よって、
瀬川裕海議員の議長の辞職を許可することに決しました。
瀬川議員の入場を求めます。
〔
瀬川裕海議員 着席〕
○副議長(永井信雄)
19番、
瀬川裕海議員にお伝えいたします。
さきに提出されました議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、御報告申し上げます。
瀬川裕海議員より、議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許します。
19番、
瀬川裕海議員。
◆19番(
瀬川裕海) 登壇
ただいまお許しを頂きましたので、議長退任に当たりまして、一言、お礼の御挨拶を申し上げます。
昨年10月に、皆様の温かい御支援と御推挙を頂き、第67代草津市議会議長の要職に就任をさせていただきました。
この一年を振り返りますと、二元代表制の一翼を担う議会として、しっかりと行政チェックを行い議会としての役割を遂行できるよう、また、議会改革や議員の資質向上に向けた取組を念頭に置いて議会運営を心がけてまいりました。
行政チェックにおきましては、多くの行政施策・事業に対し、目的と手法が合致しているか、手法が目的になっていないか、それに伴う税金の使い道は合致しているかを中心に行ってまいりました。
また、議会改革では、議会活動と議員の資質向上のための研修会を行いました。しかし、今年は年当初に
新型コロナウイルスが世界中に広がり、草津市においても多くの方が感染され、最近では落ち着いてきましたが、いまだ収束しない状態であります。
行政におかれましては、発症当初から感染症対策に追われる日々が続き、大変御苦労をおかけいたしました。また、議会といたしましても議会報告会の中止やイベント・行事の中止など、議会活動、議員活動の制限もありました。このコロナ禍により、市民の皆様の生活様式も変わり、今後、行政・議会の在り方も変化していくものと思います。
退任後も、草津市議会議員の一員として、議長の経験を生かし、草津市の発展と議会の果たすべき役割のため、より一層努力してまいりますので、変わらぬ御指導、御鞭撻をお願いいたします。
最後になりましたが、議長として、この一年、大過なく過ごすことができましたのも、ひとえに先輩・同僚議員の皆さん、また、市長をはじめ理事者、職員の皆様、議会事務局の皆様、多くの方々の温かい御支援によるものと感謝申し上げ、議長退任の挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
(拍 手)
△〜日程第8.議長の選挙〜
○副議長(永井信雄)
日程第8、これより議長の選挙を行います。
選挙の方法については、投票により行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場の閉鎖〕
○副議長(永井信雄)
ただいまの出席議員数は、24人であります。
これより、投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○副議長(永井信雄)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(永井信雄)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○副議長(永井信雄)
異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名であります。
白票は無効といたします。
自席にて、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、順次、投票願います。
事務局長に点呼を命じます。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
〔事務局長 点呼〕
なお、永井副議長には、議長席にて投票を頂きます。
○副議長(永井信雄)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(永井信雄)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了します。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場の開鎖〕
○副議長(永井信雄)
開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、3番、井上 薫議員、22番、
西垣和美議員を指名いたします。
よって、両議員の立会いをお願いいたします。
〔開 票〕
○副議長(永井信雄)
選挙の結果を御報告申し上げます。
投票総数24票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、有効投票24票、無効投票0票。有効投票中、西田議員24票。
この選挙の法定得票数は、6票であります。
よって、21番、西田 剛議員が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました西田 剛議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
議長に当選されました西田 剛議員より、就任の挨拶をお願いすることにいたします。
○議長(西田剛) 登壇
議長就任に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。
ただいま議員各位の御信任を賜り、草津市議会第68代議長の要職に就任をさせていただきました。大変光栄に存じますとともに、その責任の重さをひしひしと感じております。これから、円滑なる議会運営と議会のさらなる活性化に全力を尽くしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
地方自治の本旨は、議会と執行部が共に切磋琢磨し、議論を積み重ね、市政に反映していくことは議員活動の原則の一つであります。
現在、
新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、市民の皆様の日常活動や経済活動などに甚大な影響が出ております。生活支援や経済活動への対策は言うに及ばず、子育て、教育、介護、医療など様々な課題に対して市民意見を的確に市政に反映していかなければなりません。ウイズコロナの時代にあるからこそ、市民に最も身近な政治家として、各地域の実情を人一倍理解している者として、市民ニーズを把握し、市の未来を見据えた政策の立案と提言を市議会としてしっかりと行うべきであると強く思いを致すところでございます。
こうした実践により、本来の最大の目的である市民の利益、そして、明日の草津市の発展につながるものと確信をいたしております。安心して住み続けられるまち、そんな草津市の
まちづくりを進めていくことが、市民の皆様の願いであるとの基本認識に立ちまして、皆様方とともに精いっぱい頑張ってまいる所存でございます。
どうか今後とも、議員並びに橋川市長をはじめ執行部の皆様の温かい御支援、御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
結びに、一年間、議長として草津市議会を牽引くださいました
瀬川裕海議員に対しまして深甚なる敬意と感謝を申し上げまして、言葉整いませんが、議長就任の挨拶とさせていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
(拍 手)
○副議長(永井信雄)
西田 剛議長、議長席にお着き願います。
○議長(西田剛)
永井信雄副議長から副議長の辞職願が提出されております。
よって、
地方自治法第117条の規定により、永井信雄議員の退席を求めます。
〔永井信雄議員 退席〕
△〜日程第9.副議長の辞職〜
○議長(西田剛)
日程第9、副議長の辞職の件を議題といたします。
事務局長に辞職願を朗読させます。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
辞職願
今般、一身上の都合により、令和2年10月1日付をもって草津市議会副議長を辞職したいので許可されるようお願いします。
令和2年10月1日
草津市議会
西 田 剛 議長様
草津市議会副議長 永井信雄
○議長(西田剛)
お諮りいたします。
永井信雄議員の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、永井信雄議員の副議長の辞職を許可することに決しました。
永井信雄議員の入場を求めます。
〔永井信雄議員 着席〕
○議長(西田剛)
12番、永井信雄議員にお伝えいたします。
さきに提出されました副議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、御報告を申し上げます。
永井信雄議員より、副議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許します。
12番、永井信雄議員。
◆12番(永井信雄) 登壇
ただいま議長のお許しを頂きましたので、退任に当たりまして、一言、御礼の御挨拶を申し上げます。
私は、昨年の9月定例会におきまして、皆様方の御推挙をいただき草津市議会副議長という要職に就かせていただきました。この間、瀬川議長の補佐役として副議長の職務遂行に誠心誠意努めてまいりました。
こうして栄誉ある草津市議会の副議長を務めさせていただくことができましたのも、瀬川議長をはじめ先輩・同僚議員、並びに理事者の方々の温かい御協力と御指導のたまものと、心より感謝申し上げます。
これからも本市のさらなる発展のために、引き続き努力してまいりたいと存じます。どうか変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
(拍 手)
△〜日程第10.副議長の選挙〜
○議長(西田剛)
日程第10、これより副議長の選挙を行います。
選挙の方法については、投票により行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場の閉鎖〕
○議長(西田剛)
ただいまの出席議員数は、24人であります。
これより、投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○議長(西田剛)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(西田剛)
異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名であります。
白票は無効といたします。
自席にて、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、順次、投票を願います。
事務局長に点呼を命じます。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
〔事務局長 点呼〕
なお、議長には議長席にて投票を頂きます。
○議長(西田剛)
投票漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場の開鎖〕
○議長(西田剛)
それでは、開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、4番、粟津由紀夫議員、20番、中嶋昭雄議員を指名いたします。
両議員の立会い、よろしくお願いします。
〔開 票〕
○議長(西田剛)
それでは、選挙の結果を御報告申し上げます。
投票総数24票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、有効投票24票、無効投票0票。有効投票中、小野元嗣議員16票、土肥浩資議員8票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は、6票であります。
よって、17番、小野元嗣議員が副議長に当選をされました。
ただいま副議長に当選をされました小野元嗣議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
副議長に当選をされました小野元嗣議員より就任の挨拶をお願いすることにいたします。
○副議長(小野元嗣) 登壇
このたび議員の皆様の御信任を頂きまして、第66代草津市議会副議長に就任させていただきました小野元嗣でございます。一言、御挨拶を申し上げます。
西田 剛議長の補佐役として、議長を支えながら議会の運営が円滑に進み、本市の抱える課題に対し、議会本来の役割である行政の監視、評価機能を十分に果たしながら、市民の皆様から信頼され身近に感じていただける議会づくりを目指し、誠心誠意努力してまいる所存でございます。
どうか議員の皆様、そして橋川市長をはじめ執行部の皆様には、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
言葉足りませんが、副議長就任に際しましての御挨拶とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
(拍 手)
○議長(西田剛)
ここで、暫時休憩をいたします。
休憩 午後 0時20分
─────────────
再開 午後 2時50分
○議長(西田剛)
再開いたします。
△〜日程第11.各
特別委員会委員の選任〜
○議長(西田剛)
日程第11、各
特別委員会委員の選任の件を議題といたします。
お諮りいたします。
各
特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、
文書共有システム内に掲載しておきました一覧表のとおり、各
特別委員会委員にそれぞれ指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました議員を各
特別委員会委員に選任することに決しました。
[
特別委員会委員一覧表]
※
予算審査特別委員会
田 中 香 治 服 部 利比郎
八 木 良 人 中 島 美 徳
遠 藤 覚 横 江 政 則
土 肥 浩 資 杉 江 昇
藤 井 三恵子 瀬 川 裕 海
西 田 剛 西 村 隆 行
※
決算審査特別委員会
井 上 薫 粟 津 由紀夫
石 本 恵津子 川 瀬 善 行
山 元 宏 和 永 井 信 雄
西 川 仁 小 野 元 嗣
伊 吹 達 郎 中 嶋 昭 雄
西 垣 和 美 奥 村 恭 弘
※
都市再生特別委員会
服 部 利比郎 井 上 薫
粟 津 由紀夫 八 木 良 人
川 瀬 善 行 遠 藤 覚
山 元 宏 和 永 井 信 雄
藤 井 三恵子 伊 吹 達 郎
西 垣 和 美 奥 村 恭 弘
※議会改革推進特別委員会
田 中 香 治 石 本 恵津子
中 島 美 徳 横 江 政 則
土 肥 浩 資 杉 江 昇
西 川 仁 小 野 元 嗣
瀬 川 裕 海 中 嶋 昭 雄
西 田 剛 西 村 隆 行
※総合計画特別委員会
田 中 香 治 服 部 利比郎
井 上 薫 粟 津 由紀夫
石 本 恵津子 八 木 良 人
川 瀬 善 行 中 島 美 徳
遠 藤 覚 横 江 政 則
山 元 宏 和 永 井 信 雄
土 肥 浩 資 杉 江 昇
藤 井 三恵子 西 川 仁
小 野 元 嗣 伊 吹 達 郎
瀬 川 裕 海 中 嶋 昭 雄
西 田 剛 西 垣 和 美
西 村 隆 行 奥 村 恭 弘
△〜日程第12.
湖南広域行政組合議会議員の選挙〜
○議長(西田剛)
次に、
湖南広域行政組合議会議員、10番、
横江政則議員より辞職願が提出をされております。
よって、日程第12、
湖南広域行政組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、本職において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、本職において指名することに決しました。
湖南広域行政組合議会議員に、12番、永井信雄議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま本職より指名いたしました議員を
湖南広域行政組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
ただいま指名いたしました議員が、
湖南広域行政組合議会議員に当選をされました。
当選されました議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
ただいまより、暫時休憩いたしますので、休憩中に各委員会をお開き願い、委員長及び副委員長を互選の上、その結果を議長まで 報告願います。
休憩 午後 2時52分
─────────────
再開 午後 4時15分
○議長(西田剛)
再開いたします。
△〜日程第13.各委員会の正副委員長の互選の結果報告〜
○議長(西田剛)
日程第13、各委員会から委員長及び副委員長の互選の結果について届出がありましたので、御報告をいたします。
委員長及び副委員長の互選の結果については、
文書共有システム内に掲載しておきました正副委員長一覧表のとおりでございます。
[各委員会正副委員長一覧表]
※
文教厚生常任委員会
委 員 長 伊 吹 達 郎
※
産業建設常任委員会
副委員長 山 元 宏 和
※
予算審査特別委員会
委 員 長 瀬 川 裕 海
副委員長 遠 藤 覚
※
決算審査特別委員会
委 員 長 山 元 宏 和
副委員長 永 井 信 雄
※
都市再生特別委員会
委 員 長 伊 吹 達 郎
副委員長 永 井 信 雄
※議会改革推進特別委員会
委 員 長 中 嶋 昭 雄
副委員長 瀬 川 裕 海
※総合計画特別委員会
委 員 長 西 村 隆 行
副委員長 中 島 美 徳
○議長(西田剛)
次に、市長より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
草総発2685号
令和2年10月1日
草津市議会議長
西 田 剛 様
草津市長 橋 川 渉
議案の提出について
このことについて、
地方自治法第149条第1号の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。
議第108号 草津市
監査委員の選任につき同意を求めることについて
以上。
○議長(西田剛)
地方自治法第117条の規定により、除斥の対象になりますので、10番、
横江政則議員の退席を求めます。
〔
横江政則議員 退席〕
△〜日程第14.議第108号〜
○議長(西田剛)
日程第14、議第108号議案を議題といたします。
事務局長より議件を報告いたします。
事務局長。
◎事務局長(千代治之)
議第108号 草津市
監査委員の選任につき同意を求めることについて
○議長(西田剛)
提案者の説明を求めます。
橋川市長。
◎市長(橋川渉) 登壇
先ほど提案申し上げました議第101号から議第107号までの各議案につきまして、原案どおりの御同意等を賜りまして、ありがとうございました。
それでは、ただいま上程を頂きました議第108号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、
地方自治法第196条第1項の規定に基づきまして、議員のうちから議会の同意を得て選任をいたしておりました
監査委員の山元宏和さんが辞職をされましたことに伴いまして、同委員に、議員のうちから新たに横江政則さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。
以上、誠に簡単でございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。
何とぞよろしく御審議を頂き、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(西田剛)
以上で、提案者の説明は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議第108号議案は、人事案件でありますので、質疑並びに会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議第108号議案は、直ちに採決することに決しました。
それでは、議第108号議案を起立により採決をいたします。
お諮りいたします。
草津市
監査委員に、10番、
横江政則議員を選任することに同意することについて、賛成の議員の起立を求めます。
〔起 立 全 員〕
○議長(西田剛)
御着席願います。
起立全員であります。
よって、議第108号議案は、原案のとおり同意することに決しました。
横江議員の入場を求めます。
〔
横江政則議員 着席〕
△〜日程第15.委員会の閉会中の
継続審査〜
○議長(西田剛)
日程第15、委員会の閉会中の
継続審査を議題といたします。
各常任委員会の委員長から、
文書共有システム内に掲載しております一覧表のとおり、会議規則第105条の規定による
所管事務調査のため、議会運営委員会、
予算審査特別委員会、
決算審査特別委員会、
都市再生特別委員会、議会改革推進特別委員会及び総合計画特別委員会の各委員長から、所管の事項について調査の必要があるので、会議規則第111条の規定により、閉会中の
継続審査に付したいとの申出がございます。
お諮りいたします。
各委員長の申出のとおり、これを閉会中の
継続審査に付すことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西田剛)
御異議なしと認めます。
各委員長の申出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに決しました。
以上で、本定例会に付議された案件は全て議了されたものと認めます。
この際、市長より発言の申出がありますので、これを許します。
橋川市長。
◎市長(橋川渉) 登壇
先ほど提案申し上げました議第108号議案につきまして、御同意を賜りまして、ありがとうございました。
ただいま議長から発言のお許しを頂きましたので、今定例会の閉会に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。
議員各位には、去る9月2日から本日までの30日間にわたり、各議案につきまして慎重なる御審議を頂き、全て原案どおりの議決を賜り、誠にありがとうございました。
今定例会に提案申し上げました議案は、令和元年度決算認定が9件、令和2年度補正予算が6件、条例案件が3件、一般議案が4件、人事案件が8件の合計30件でございました。
御審議の過程で賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の諸施策の執行に当たりまして十分に反映をさせていただく所存でございます。
また、先ほど議会の役員改選が行われ、議長・副議長をはじめ新しい役員を決定されたところでございます。
本日、第68代議長に就任されました西田剛議長、第66代副議長に就任されました小野元嗣副議長をはじめ、役員の皆様の御就任を心からお祝い申し上げます。また、退任されました
瀬川裕海前議長、永井信雄前副議長におかれましては、在任中の御労苦に心から敬意を表する次第でございます。
議員各位におかれましては、それぞれのお立場から、市政発展のため、さらなる御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、今年は、長い梅雨の後、厳しい暑さの日が続きましたが、ようやく朝晩の涼しさに秋の深まりを感じられるようになってまいりました。
本日より、令和2年度の下半期が始まりました。
新型コロナウイルス感染症の世界規模での流行の中、スタートをしました今年度、これまで感染症拡大防止対策とともに、人権侵害の防止に係る啓発を行いながら、感染症の影響を受けられた市民の方、事業者の方への支援に努めてまいりました。
先月の4連休の期間中は、多くの人でにぎわった行楽地もあったとの報道がございましたが、市民の皆様が必要以上に不安を抱くことなく、社会活動、経済活動を営めるよう、引き続き感染症対策に取り組んでまいりますとともに、ウイズコロナの時代を踏まえた取組を一層推進してまいります。
そして、この大切な局面におきまして、副市長2人体制で、さらに充実した市政運営に取り組んでまいる所存でございます。
市民の皆様が、安全に安心して暮らせる
まちづくりを進め、草津市の魅力をより一層高めていく決意でございますので、議員各位のより一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(西田剛)
これをもちまして、令和2年9月草津市議会定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
閉会 午後 4時24分
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草津市議会会議規則第81条の規定により、下記に署名する。
令和2年10月1日
草津市議会議長 瀬 川 裕 海
草津市議会新議長 西 田 剛
草津市議会副議長 永 井 信 雄
草津市議会新副議長 小 野 元 嗣
署名議員 服 部 利比郎
署名議員 西 村 隆 行...