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令和 2年 8月25日総合計画特別委員会-08月25日-01号

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  1. 草津市議会 2020-08-25
    令和 2年 8月25日総合計画特別委員会-08月25日-01号


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    令和 2年 8月25日総合計画特別委員会-08月25日-01号令和 2年 8月25日総合計画特別委員会             総合計画特別委員会会議録 〇日時     令和2年8月25日(火)  午後1時00分 〇場所     本会議場 〇出席委員   委 員 長  西村 隆行     副委員長  伊吹 達郎         委  員  田中 香治     委  員  服部利比郎         委  員  粟津由紀夫     委  員  石本恵津子         委  員  八木 良人     委  員  川瀬 善行         委  員  中島 美徳     委  員  遠藤  覚         委  員  横江 政則     委  員  山元 宏和         委  員  永井 信雄     委  員  土肥 浩資         委  員  杉江  昇     委  員  藤井三恵子         委  員  西川  仁     委  員  小野 元嗣         委  員  瀬川 裕海     委  員  中嶋 昭雄         委  員  西田  剛     委  員  西垣 和美         委  員  奥村 恭弘
    〇欠席委員   委  員  井上  薫 〇傍聴議員   な  し 〇出席説明員  総合政策部長          田中 祥温         環境経済部長          藤田 雅也         健康福祉部長          増田 高志         子ども未来部長         木村  博         上下水道部長          打田 敏之         教育部長            居川 哲雄         教育部理事(学校教育担当)   畑  真子         総合政策部副部長(総括)    金森 敏行         総合政策部副部長(男女共同参画担当)                         柴田みどり         総合政策部副部長(人権政策担当)古川 久行         総務部副部長(税務担当)    青木 敏高         環境経済部副部長(総括)    田中 三男         健康福祉部副部長(総括)    田中  歩         健康福祉部副部長(生活支援・障害福祉担当)                         永池 孝志         健康福祉部副部長(長寿・介護保険担当)                         江南 嘉宏         子ども未来部副部長(総括)   河合 裕明         上下水道部副部長        奥山 敏樹         上下水道部副部長(給排水担当) 島田  恭         上下水道部副部長(浄水担当)  平尾  聡         教育部副部長(総括)      南川  等         教育部副部長(学校教育担当)  作田まさ代         企画調整課長          小川 卓史         人権政策課長          山本 陽一         人権センター所長        伊東 雄一         税務課長            山田 高裕         健康福祉政策課長        岸本 正俊         障害福祉課長          一浦 暁美         健康増進課長          松尾 晶子         地域保健課長          松本 保夫         介護保険課長          原田 美穂         保険年金課長          冨田 洋幸         子ども・若者政策課長      松永 祐子         子ども家庭課長         宮田 勝一         家庭児童相談所長        小寺 恵正         家庭児童相談所参事       吉田 万理         子育て相談センター所長     薮田 祐子         発達支援センター所長      小林 淳子         発達支援センター参事      森神いづみ         幼児課長            山際 喜一         幼児課参事           前田 典子         幼児施設課長          宮嶋 茂生         上下水道総務課長        福西 弘充         上下水道施設課長        安土 隆文         生涯学習課長          上原 香織         児童生徒支援課長        竹田 敏彦         企画調整課副係長        村上 智紀         企画調整課主査         力石  透         企画調整課主査         山田 将貴 〇出席事務局  局長   千代 治之    次長   山本 智加江         課長補佐 吉田 克己 〇付議案件 1.第6次草津市総合計画 第1期基本計画(案)について               開会 午後1時00分 ○西村隆行 委員長  皆さん、こんにちは。  これより、先日20日に続きまして、総合計画特別委員会を開催いたします。  なお、井上委員から、あらかじめ欠席の旨、届けられておられますので、御了承いただきたいと思います。そして、藤井委員から、少し遅れるとの連絡が入っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから本委員会を進めてまいりますが、議事に入ります前に、議事運営上のお願いがございます。  まず、委員会での発言は委員長の許可を得てからにしてください。他の委員等が発言している場合は、私語は慎んでくださいますようお願い申し上げます。答弁をする場合は、委員長の発言の許可後、所属と氏名を名のってください。また、発言の際は御着席のままで結構ですが、お手元のマイクを立てていただきますようお願いいたします。  次に、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、改めてお願い申し上げます。各委員におかれましては、質問のポイントを整理し、簡潔明瞭に質問をよろしくお願いいたします。また、執行部におかれましても、簡潔明瞭、過不足なく答弁していただきまして、審査の円滑な進行に御協力を何とぞよろしくお願いいたします。  本日の資料につきましては、事前に電子データを共有システム内に掲載しておりますが、皆さん、お手持ちのタブレットで御確認いただいておりますでしょうか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  ありがとうございます。  本日、25日の内容は、「人権」、「男女共同参画」、「上下水道」、「子ども・子育て・若者」、「健康」、「長寿・介護」、「障害福祉」でございます。  なお、執行部からの説明は分野単位で一括説明をしていただきまして、質疑、答弁という流れでお願いいたします。  それでは、8.25のフォルダを御覧いただきまして、人権分野について、執行部より説明をよろしくお願いいたします。  はい、どうぞ。 ◎田中 総合政策部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「人権」を御覧いただきたいと思います。  16ページをお願いいたします。  分野「人権」の基本方針1-1の「人権の尊重」について御説明を申し上げます。  基本方針「人権の尊重」の概要といたしましては、あらゆる差別をなくし、人権意識の高揚を図るとともに、全ての人が温かい心を持ち合って、明るく住みよいまちを実現するため、人権教育、啓発に関する取組の推進や、相談体制の充実を図ります。また、指針は「人権の尊重」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「人権の尊重」では、関連するSDGsの目標といたしまして、4「質の高い教育をみんなに」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、10「人や国の不平等をなくそう」、16「平和と公正をすべての人に」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、人権に対する意識や正しい理解に一定の浸透と深まりが見られるものの、人権や平和を脅かす状況は依然としてあり、同和問題をはじめとする人権問題は多様化・複雑化しております。課題といたしましては、一人一人が人権を尊重することの重要性を正しく認識し、日常生活の中で実践につながるような取組を進めていく必要があります。また、情報化の進展や社会のグローバル化等の社会情勢に応じた取組の見直しが必要であります。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、同和問題をはじめ、あらゆる人権問題の早期解決に向けた市民による学習会などの支援や、人権及び平和の大切さを学ぶ機会の充実並びに相談体制の整備が挙げられます。市民の役割といたしましては、市民、地域、事業者等において、人権への関心を高める取組等に積極的に参加し、人権教育を推進するとともに、気軽に相談ができる環境づくりを行っていくことが求められます。  次に、施策でございます。施策名①人権文化の醸成の概要といたしましては、全ての人の基本的人権の尊重と恒久平和を誓うまちづくりを推進するため、各種の啓発事業や市民活動への支援、人権教育の機会づくり等を進めてまいります。  施策名②人権の擁護の概要といたしましては、市民全体の人権擁護の推進を図るため、総合調整のもと、全庁的に人権を根底に据えた施策の推進を図ってまいります。また、人権相談など人権擁護活動の充実を図ってまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「人権の尊重」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  服部委員。 ◆服部利比郎 委員  すみません、私たちの役割の中の行政のところで、人権センターを中心としというのがありますけれども、人権啓発の最前線の一つでもあります隣保館がここには含まれていないのはなぜでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  山本課長。 ◎山本 人権政策課長  おっしゃっていただきましたように、人権センター並びに隣保館、並びに人権擁護委員のこの3本柱というのは貴重な相談体制の核でございますので、当然この中には含まれておるものと考えておりますので、御理解のほうよろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  御答弁、よろしいですか。  ほか、どうですか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  最近、SNSでの人権侵害みたいなのがかなりクローズアップをされておりますけれども、要するに課題のところで、情報化の進展やというのは書いてあるんですが、それについて、取組の見直しが必要ですという課題は挙げていただいているんですけど、後の施策とか役割等とかを見ましても、特に事業もそこが見直しが見てとれるような表現がないんですけれども、表現がないだけなのか、それとももっと分かりやすく、時代に応じて少しそういったところの人権侵害についての表記といったものも加えられるような可能性があるのか、ちょっとお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。
    ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  山本課長。 ◎山本 人権政策課長  おっしゃっていただきますように、人権侵害というものは様々な類型をなしております。一口に全てを挙げるということはなかなか難しゅうございますので、今おっしゃっていただきましたSNS上、インターネット上での誹謗中傷、差別というものも当然ながらこの中に含まれておりますので、このあらゆる差別というくくりにはなってまいりますが、こちらで包括的に示しているものとしておりますので、御理解のほうよろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  ということは、具体的にはまた事業のほうで、どういった具体的なものがあるかというのはそこで見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○西村隆行 委員長  よろしいですか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、次の分野に行かせていただきます。  続きまして、男女共同参画分野について、執行部より御説明をお願いいたします。  部長。 ◎田中 総合政策部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「男女共同参画」を御覧いただきたいと思います。  20ページをお願いいたします。  分野「男女共同参画」の基本方針2-1の「男女共同参画社会の構築」につきまして御説明を申し上げます。  基本方針「男女共同参画社会の構築」の概要といたしましては、男女共同参画についての意識啓発を図り、男女が共に喜びと責任を分かち合える男女共同参画社会の構築を進めてまいります。また、指標は「男女共同参画社会の構築」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「男女共同参画社会の構築」では、関連するSDGsの目標といたしまして、1「貧困をなくそう」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、8「働きがいも経済成長も」、17「パートナーシップで実現しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、固定的な性的・性別役割分担意識や慣習が依然として解消されず、社会の様々な場面で男女の不平等感が残るとともに、女性の能力が十分に発揮されていない状況がございます。課題といたしましては、男女の人権が尊重され、性別に関わりなく、個性と能力が十分に発揮される男女共同参画の社会づくりをさらに進めていく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、男女共同参画の意識啓発をはじめ、女性の就労、起業支援やワーク・ライフ・バランスの啓発、女性総合相談による女性の支援などでございます。市民の役割といたしましては、各家庭、地域、学校、職場において男女共同参画の推進に努めていただくことなど、また事業者の役割といたしましては、家庭生活との両立ができる職場づくりなどを挙げております。  次に、施策でございます。施策名①男女共同参画社会の推進の概要といたしましては、ジェンダーや男女共同参画に関する学習会の開催、男女共同参画啓発紙「みんなで一歩」の発行などによる意識啓発、女性総合相談窓口を設置し、DV相談などに応じ女性の支援を行うなど、男女共同参画社会づくりを推進してまいります。  施策名②女性の活躍の推進の概要といたしましては、起業等、新たな一歩を踏み出したい女性を応援するための女性チャレンジ応援塾の実施、ワーク・ライフ・バランスを推進するための働き方改革講演会の実施を行うとともに、方針決定の場への女性の参画を促進するための審議会での託児支援を行うなど、女性活躍を推進してまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「男女共同参画社会の構築」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御意見や御質問はございますでしょうか。  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  私たちの役割の中の行政のところになるんですけども、事業者等に書かれてます、女性の継続就業登用に取り組みますということは、行政としてはやらないのかな、書いてないので。そこのところはどうなのかなというのを確認したいと思います。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  副部長。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  女性の登用に関して、事業者のところに役割が入ってないということですか。 ○西村隆行 委員長  いや、事業者に入ってるけど、行政に入ってないということです。逆です。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  こちらのほうは、私たちの役割の中には具体的には入っておりませんけれども、男女共同参画推進計画というのを別で策定しておりまして、今年度、また新たな計画を策定する予定ですけれども、その中にもこの女性の継続就労とか登用については含めていくように検討しているところでございます。 ○西村隆行 委員長  金森副部長。 ◎金森 総合政策部副部長[総括]  行政という立場と市役所というのが事業者の立場もございますので、1事業者としては当然ながらここに書いていることはしていきますので、その事業者の立場で、こちらのほうの逆に市民のところを推進する形になりますので、よろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  そういうことであれば、理解です。 ○西村隆行 委員長  石本委員。 ◆石本恵津子 委員  すみません、まだタイミング的に早いのかもしれませんけれども、新しくできます(仮称)市民総合交流センターの中に男女共同参画の拠点ができるかと思うんですけれども、そこの名前はまだ決まっていないのかもしれませんが、先ほどの人権の部分で人権センターという名前が出ておりましたので、こういった拠点の名前を、例えば私たちの役割、行政の中に入れて、そういったセンターを中心にという名前が、場所の名前が入るとより分かりやすいかなとは思うんですけれども、そういった点はタイミング的にはちょっと早くて、まだとかいうことになりますでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  金森副部長。 ◎金森 総合政策部副部長[総括]  来年5月にオープンいたしますので、今年度、愛称のほうを今募集しておりますので、愛称は多分入らないと思うんですけども、拠点としては確かにそういうふうになりますので、ちょっと何らかそういう、そこを中心に展開していくという表現はちょっと加える方向で検討したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  石本委員。 ◆石本恵津子 委員  はい、分かりました。よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  現況のところに男女の不平等感、感ってあるんですけれども、この感覚的なことで、これからも男女共同参画センターを設けてやっていこうという、そのことでいいんでしょうか。不平等等があるならあるとしっかり明記されていかないと、この感覚だけでこの大きな行政が進められていくということに関して私はちょっと違和感を感じるんですけれども。これは、感と入っている意味合いとしてはどういう意味があるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  柴田副部長。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  こちらの表現は、昨年度市民アンケートを実施しましたけれども、そこで不平等感がいろいろなところで残っていますかという質問に対して、たくさん残っているということからこの表現をさせていただいたんですけれども、男女の不平等感に変わる言葉があれば、今後検討していきたいなと思いますけれども。 ○西村隆行 委員長  答弁は終わりですか。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  ちょっと今すぐにはお答えできません。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員、どうですか。 ◆遠藤覚 委員  そうじゃなくて、この感と入っている意味を教えてくださいということと、そういった感覚で行政が進められていることに関して私は違和感を感じているので、感とわざわざ書いてあることの意味。当然、今言われたように、アンケートで取ったところこういうことだということだと思うんですけれども、市民の心中、心の中のことを思って行政が進められていくというのを、歴然と顕在化している事実にあるんだということで行政が進められるんなら理解はできるんですけれども、私が思ってるんだということだけで行政が進められるということに関して違和感を感じるんです。だから、感と書かれている意味合いを教えてくださいってお聞きしてるんです。 ○西村隆行 委員長  柴田副部長。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  社会の至るところに不平等があると思うんですけれども、どこにどういうような不平等があるかというのがなかなか図ることが難しいところです。市として図るということであれば、市民の方で、例えば家庭の中で私は平等と感じていないということをもって平等でないと、まだ社会が平等になっていないということを分かるはかりにはなると思っておりまして、そういうことがありまして、この表現にさせていただいたところです。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  先ほどこの感、また別の表現を考えるということなんで、そこをまたお願いしたいと思います。以上で結構です。 ○西村隆行 委員長  よろしいですか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  課題が第5次と全く同じ表現なんですけれども、そういったところで、具体的にどういったことをすればこの課題といったものが前進するのかというところで、なかなか書きぶりとしては全く同じ、施策名とかして同じなので、その辺のことをもう少し第6次ならではの考え方なりというのを表現できないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  どうでしょうか。  田中部長。 ◎田中 総合政策部長  先ほども答弁の中でございましたけれども、現在、第3次の草津市男女共同参画の推進計画の実践中でございまして、来年度以降に第4次の計画をつくるということを今年度取り組んでいるところでございまして、確かに書きぶりとしては同じ形で書いておりますけれども、逆に言えば、継続的な課題がそのまま残っているということでもございまして、具体的な取組等につきましては、推進計画の中で考えてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それでしたら、一応やはり第4次の男女共同参画推進計画のもとで、全庁的に総合的に取り組みますとか、行政の役割のところで、何か広報活動をしますとか啓発とかで、自分たち自身がどうするんだという、主体的な男女共同参画社会の推進に向けてのこうしますという役割がなくて、ほかに対しての支援ばかりという形なので、まずは自分たちがどうするかというのを役割として書いたほうがいいのかなと思います。  それと、一つは地域に対するいわゆる男女比率といったものを計画の中で3割増とかってあるんですけども、まちづくりに対しての役員構成であるとか、そういったものがなかなか達成できない状況の中で、一つは女性の視点によるまちづくりとか、まちづくりへの参画推進とか、そういった起業支援とか、そういったものプラスまちづくりに参画するということは、共生社会に向けて、高齢者であるとか、子育てであるとか、女性の視点といった欠かせない要素が必ず大きくあります。実際にされていらっしゃるんですけども、やっぱりそういったところも加えて表現されるほうがいいかと思うんですけれども、施策名の中の概要がそういうのが全くないので、課題についての施策と少し一致してなくて、前例どおり書いているという形に思ってしまうんですけども、まちづくりへの参画といった視点はいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  柴田副部長。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  私たちの役割の市民、地域のところで、家庭、地域、学校、職場などで男女共同参画の推進に努めますの地域のところの男女共同参画の推進、ここに含めて書いているつもりですけれども、委員おっしゃるように、まちづくりにおける男女共同参画はなかなか今すごく課題になってまして、昨年度させていただいたワークショップでもそういうような意見が多かったこともございますので、推進計画の中でそこはしっかりと書いていきたいなとは考えております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  推進計画にはもちろん書くんですが、これ上位計画ですよね。先ほど課題が全く同じ書きぶりだと言ったんですけど、そこに経て認識しておられるんであれば、やはり書くということ、表現をするということが行政としての認識が高まるというか、その辺でやっぱり第6次草津市総合計画はそこをきちんと重点的にやっていくような姿勢が表れると思うんですけども、課題ですっていうのをおっしゃって認識はしておられるのに、その辺が何も市民の役割のとこだけで、やっぱりそこは行政も一緒になってやらないとなかなか難しい問題ですので、市民の方々にそうやってくださいというだけでは、同じ10年後もまた同じかもしれないので、その辺は行政としてももっと主体的に、役割として、課題でも施策の中でもいいですけど、そこはどこかで表現をされるほうがいいかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  どうでしょうか。  柴田副部長。 ◎柴田 総合政策部副部長[男女共同参画担当]  私たちの役割、もしくは施策名の中にそういうような文言を入れたほうがよいという御意見ですね。少しどちらかに入れることができないか、検討させていただきます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  じゃあ、またよろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  ほか、どうですか。よろしいですか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  じゃあ、今御指摘ございましたので、検討をよろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に上下水道分野に移りますので、説明員の交代、よろしくお願いいたします。                (説明員交代) ○西村隆行 委員長  準備はよろしゅうございますか。  それでは、上下水道分野について、執行部より御説明をよろしくお願いいたします。  部長。 ◎打田 上下水道部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ17「上下水道」を御覧いただきたいと思います。  124ページをお願いいたします。  分野「上下水道」の基本方針17-1の「水の安定供給」につきまして御説明申し上げます。  基本方針「水の安定供給」の概要といたしましては、安全で安定した水を供給するため、上下水道施設の計画的な更新・災害対策や適切な維持管理を行うとともに、経営基盤の強化など、将来にわたり安定的で持続可能な水道事業の運営を図ってまいります。また、指標は「水の安定供給」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「水の安定供給」では、関連するSDGsの目標といたしまして、6「安全な水とトイレを世界中に」、11「住み続けられるまちづくりを」、14「海の豊かさを守ろう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、上水道施設の更新及び耐震化を進めており、また公営企業として健全経営を維持しながら事業経営を行っております。課題といたしましては、上水道施設の更新に加え、耐震化をはじめとする災害に強いライフラインの確保に努めるとともに、適切な維持管理を行い、より一層の経営の健全化に努める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、上水道施設の更新、災害対策の計画的な推進及び適切な維持管理、水道事業の持続的な運営に向けた効率的な経営及び経営基盤の強化などでございます。市民の役割といたしましては、琵琶湖の水質を守り、水を大切にする生活に努めていただくことなど、また事業者等の役割といたしましては、水道施設の適切な管理や琵琶湖の水質を守って事業を行っていただくことなどを掲げております。  次に、施策でございます。施策名①上水道施設の更新、災害対策と維持管理の概要といたしましては、安全で安定した水を供給するため、浄水場や配水管等、上水道施設の計画的な更新と災害対策を進めるとともに、適切な維持管理を行ってまいります。  施策名②上水道事業の健全経営の概要といたしましては、持続可能な水道事業運営のため、経営の効率化を図るとともに、健全な事業経営を行ってまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「水の安定供給」の説明を終わらせていただきます。  続きまして、126ページをお願いいたします。  基本方針17-2「下水道の安定運営」につきまして御説明申し上げます。  基本方針「下水道の安定運営」の概要といたしましては、快適な生活環境を保全するため、下水道施設の計画的な更新・災害対策や適切な維持管理を行うとともに、経営基盤の強化など、将来にわたり安定的で持続可能な下水道事業の運営を図ってまいります。また、指標は「下水道の安定運営」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「下水道の安定運営」では、関連するSDGsの目標といたしまして、6「安全な水とトイレを世界中に」、11「住み続けられるまちづくりを」、14「海の豊かさを守ろう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、下水道施設の更新及び耐震化を進めており、また公営企業としての健全経営を維持しながら事業経営を行っております。課題といたしましては、下水道施設の更新に加え、耐震化をはじめとする災害に強いライフラインの確保に努めるとともに、適切な維持管理を行い、より一層の経営の健全化に努める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、下水道施設の更新・災害対策の計画的な推進及び適切な維持管理、下水道事業の持続的な運営に向けた効率的な経営及び経営基盤強化などでございます。市民の役割といたしましては、水環境を守るための下水道への接続と適切な使用など、また事業者等の役割といたしましては、排水設備の適切な管理や琵琶湖の水質を守って事業を行っていただくことなどを掲げております。  次に、施策でございます。施策名①下水道施設の更新・災害対策と維持管理の概要といたしましては、快適な生活環境を保全するため、下水道施設の計画的な更新と災害対策を進めるとともに、適切な維持管理を行ってまいります。  施策名②下水道事業の健全経営の概要といたしましては、持続可能な下水道事業運営のため、経営の効率化を図るとともに、健全な事業経営を行ってまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。
     以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「下水道の安定運営」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますでしょうか。  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  17-2「下水道の安定運営」のほうなんですけれども、市民の役割の事業者等のとこなんですけれども、下水道を供用されて3年以内に浄化槽の撤廃とかをしなければならない法律があったというふうに認識しているんですけれども、ならば事業者のほうにもこの下水道、市民、地域のところにある下水道に接続というところが事業者等のところにあってもいいのかなと思いました。事業者でもやっぱり下水のほうに接続されてない事業者があるというふうにお聞きしてるので、そういった意味合いでも書かれておかれたほうがいいのかなというふうに私は思いました。以上です。 ○西村隆行 委員長  答弁はどうしましょう。 ◆遠藤覚 委員  お願いいたします。 ○西村隆行 委員長  答弁よろしくお願いいたします。  安土課長。 ◎安土 上下水道施設課長  私たちの役割として、行政側には今、下水道の正しい使い方と未接続の建物については接続を促しますという形で書かせていただいております。委員おっしゃいますとおり、市民の役割ですね、事業者等ではなく、市民全体としての役割としては、今の下水道法に基づく接続の義務ということが発生するかと思いますので、そこにつきましては検討してまいりたいと思います。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員、よろしいですか。  ほか、ございませんか。よろしいですか。  横江委員。 ◆横江政則 委員  この上下水道両方なんですけども、当然のことなんですけど、技術の継承というとこら辺が何か基本的なとこら辺に書かれてないような、そういう、これはそこに入ってあるのかも分からんけど、そこはやっぱり文言の中に入れるべきじゃないかなと思いますけど、どのようにお考えか、お伺いします。 ○西村隆行 委員長  両方に対する御質問です。答弁できますか。どなたが。  奥山副部長。 ◎奥山 上下水道部副部長  委員御指摘のとおり、技術の継承というのは大変重要で大事なことだというふうには認識しております。この基本計画の中でちょっと表現できるかどうか、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  横江委員、いかがですか。よろしいですか。 ◆横江政則 委員  よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  では、これでこの分野はよろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、今、大先輩からございましたので、また検討をよろしくお願いしたいと思います。  それでは、なければ上下水道分野に対する質疑を終了いたします。  次に、子ども・子育て、この分野になりますので、説明員の交代をよろしくお願いいたします。                (説明員交代) ○西村隆行 委員長  じゃあ、よろしゅうございますか。  それでは、子ども・子育て、この分野については、説明員の配席の関係で、この分野のうち「切れ目のない子育て支援」、「就学前教育・保育の充実」について、執行部より御説明をよろしくお願い申し上げます。  はい、どうぞ。 ◎木村 子ども未来部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「子ども・子育て・若者」を御覧いただきたいと思います。  66ページをお願いいたします。  分野「子ども・子育て・若者」の基本方針9-1「切れ目のない子育て支援」につきまして御説明を申し上げます。  基本方針「切れ目のない子育て支援」の概要といたしましては、妊娠から子育てまでの切れ目のない相談・支援・情報提供を行い、子育ての不安を軽減します。また、医療機関や子育て支援に関する団体との連携を図ることで、より安心して子育てのできる環境を整えるとともに、市民に取組を認識されるよう周知に努めてまいります。また、指標は「切れ目のない子育て支援」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「切れ目のない子育て支援」では、関連するSDGsの目標といたしまして、1「貧困をなくそう」、3「すべての人に健康と福祉を」10「人や国の不平等をなくそう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、少子化や核家族化、都市化と地域関係の希薄化、若年・高齢出産の増加等により、家庭の子育て力が低下している状況でございます。課題といたしましては、家庭での子育てに不安等があるときに気兼ねなく相談していただける環境を整えるとともに、効果的で切れ目のない子育て支援を実施するために、関係機関とのより緊密な連携強化を図る必要があります。また、子育て支援の取組が市民に十分認識されるよう、周知に努める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、切れ目のない相談体制の充実、子育ての拠点づくり、支援を必要とする家庭の早期発見、適切な相談支援、情報提供、子育てに関する市民活動への支援などでございます。市民の役割といたしましては、市から発信させる子育て支援の情報の取得と活用、子育て支援への協力など、また事業者等の役割といたしましては、地域における子育て相談の窓口としての相談や情報提供を掲げております。  次に、施策でございます。施策名、総合相談窓口の充実の概要といたしましては、全ての妊婦に対して利用計画を作成するとともに、特に支援を必要とするケースにおいては、個別の支援プランを作成し、早期からの支援につなげます。また、子育て相談センターに多職種の専門職を配置することで、妊娠・出産・子育てにおいて切れ目のない相談支援をワンストップで行ってまいります。  施策名、母子保健サービスの充実の概要といたしましては、子どもの健全な育成や健康増進を図るとともに、病気等の予防・早期発見・早期対応、子育てに関する課題の有無等の早期発見・早期対応に努めるため、妊娠、出産、子育てを通して切れ目のない母子保健サービスの提供を進めてまいります。  施策名、子ども・子育て支援ネットワークの充実の概要といたしましては、JR草津駅と南草津駅の子育て支援拠点施設を中心とした市内子育て支援施設を通じて、子育て支援に係る様々な情報や交流の場を提供するとともに、これを支える関係団体等のネットワークを強化してまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「切れ目のない子育て支援」の説明を終わらせていただきます。  続きまして、70ページをお願いいたします。  分野「子ども・子育て・若者」の基本方針9-2の「就学前教育・保育の充実」につきまして、御説明を申し上げます。  基本方針「就学前教育・保育の充実」の概要といたしましては、子どもの発達や特性に応じた質の高い就学前教育・保育の一体的な提供と、保育人材の確保・育成を推進し、子育て期の保護者が安心して仕事や子育てが両立できるよう支援してまいります。また、指標は「就学前教育・保育の充実」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「就学前教育・保育の充実」では、関連するSDGsの目標といたしまして、4「質の高い教育をみんなに」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、8「働きがいも経済成長も」、10「人や国の不平等をなくそう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、子育て世帯の転入や共働き世帯の増加と、就労形態の多様化による保育ニーズの高まりにより、特に0歳から2歳児の低年齢児において、教育・保育施設の利用者数は増加を続けております。課題といたしましては、教育・保育ニーズの対応として、今後も教育・保育施設の定員や保育士等の人材確保に取り組むとともに、認定こども園への移行など、幼保一体化を引き続き推進していくことで、就学前の教育・保育環境の質の向上と充実を図っていく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割としましては、公立施設における幼保一体化の推進をはじめ、保育ニーズを満たす施設や人材の確保とともに、地域特性を生かした質の高い就学前教育・保育の充実や小学校への接続を図ってまいります。市民の役割といたしましては、子育て家庭の地域全体での支援や見守りなど、事業者等の役割といたしましては、仕事と家庭の両立への取組などを掲げております。  次に、施策でございます。施策名、質の高い就学前教育・保育の提供の概要といたしましては、人格形成の基礎が培われる乳幼児期の教育・保育の重要性に鑑み、乳幼児期に培われた力や学びの芽生えが小学校以降の学びにつながるよう、教育委員会と連携しながら合同研究会の開催やカリキュラムの実践等、連続性・一貫性を持った取組を行います。また、質の高い就学前教育・保育の提供のための優秀な保育人材確保や育成に引き続き取り組みます。  施策名、就学前教育・保育施設の定員確保の概要といたしましては、幼保一体化の推進や安心・安全な保育環境を確保するため、公立幼稚園認定こども園化などの環境整備を行うとともに、保育士等の人材確保を支援し、就学前教育・保育施設の定員確保を図ってまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「就学前教育・保育の充実」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見ございますでしょうか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  すみません、ちょっと何点かあります。  まず、1点目ですね。施策の体系の立て方についてなんですけれども、切れ目のない子育て支援、児童虐待の防止と早期発見・早期対応が安心して子育てができる環境づくりの基本方針に入ってるんですけれども、私は切れ目のない子育て支援に子育て力が低下しているとか、そういった現況とか、また課題というのがありまして、それに対応する施策はやはり児童虐待の防止とか、早期発見、支援といったところにつながるのかなという、切れ目のない子育て支援のところにあるべきかなと思うんですけれども、第5次総合計画の第3期基本計画の中に、この基本方針とか、若者は別として、全く体系とかも変わってないんですね、施策名も。これだけ時代が変わっている中で、そこら辺の議論というのは、一定変わらない部分と変わる部分があると思うんですけども、どういった御認識を持ってるのか。変わる部分といったものを強調してちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  委員御指摘のとおり、第5次総合計画、第3期基本計画の方向を踏襲しているわけでございますが、今の御議論につきましては、どちらに入れるか、何が正しいかという部分でございますけれども、一旦、今回の切れ目のない子育て支援のメインといたしましては、子育て世代の包括支援というところをメインに置いておりますので、まずはそこから早期発見をして、まず健全な児童なり、母子の支援を進めるというのを中心に置きまして、そこから当然派生をします貧困でありましたり、子どもの虐待というところが多岐にわたるとは思いますけれども、一旦重要事項と切り分けて、次の基本方針のほうへ分けて整理をしたというのが第5次総合計画からの考え方でございますので、今度の新総合計画におきましてもその考え方を一旦踏襲をしているところでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  変わる部分というのはどういうところか、何か変わる部分というのはあるでしょうか。 ○西村隆行 委員長  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  基本的には、子育て支援、切れ目のない支援というのは大きく変わるところはないと思っておりますが、御指摘ございました虐待等につきましては、今かなりピックアップをされている項目でございますので、次の基本方針9-3のほうで、安心して子育てができる環境のほうへ特化をした形で落とし込んでいきたいなというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  変わってないんですけど。変わってる部分を教えていただきたいんです。今おっしゃった説明では第5次総合計画と全く同じ体系ですよね。変わってなければ変わってないでいいんですが、変わっている部分があればお答えくださいと言ったので。 ○西村隆行 委員長  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  細かな点は除きまして、大きな点では方向性は変わっておりませんので、変わってないということでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  やはり一体的にやっぱり施策というのは政策、担当課にしたら政策でもありますので、切れ目のない子育て支援によって早期発見して、そこから支援につなげると、一体的なものだと私は思うので、そこをやはり、というのは安心して子育てができる環境づくりに児童育成クラブの充実とか、そういった子育てに伴う経済的負担の軽減、これは児童手当とか、そういったいわゆる国からの事業も入ってまして、施策的に、体系的に本当に一体的なそういった発見支援といったものをしっかりとやって、別にどう書いたって事業はされるのでそんなに影響はないというお考えだと思うんですが、やはり政策的な体系というのは私はすごく大事だと思うんです。どういうふうに事業というか、政策を考えていくかということの表れですので、踏襲をされてるという話で、議論をしたかどうかというところなんですけれども、そこは今お聞きはいたしません。私の意見としては、やはり切れ目のない子育て支援というところに、しっかりと子育て支援の中に児童虐待の方々への支援といったものも入れるのが施策体系としては納得がいくかなと思うんですけれども、そこについては、もう答弁は一緒だと思うので、ちょっと意見としてとどめておきます。特に何も、御意見があれば。 ○西村隆行 委員長  副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  施策の概要の中に、切れ目のない相談支援、ワンストップという言葉でちょっと大きく捉まえておりますが、そのワンストップの中には、委員おっしゃるような様々な機関への連携ということも踏まえてということを考えておりますので、少し表現のほうを検討させていただきまして、必要であれば修正のほうを加えさせていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  続けて大丈夫ですね。就学前教育・保育の充実についてですが、私たちの役割の行政の中に、3つ目に学校教育法に基づき幼児期の学校教育を実施しますというふうに、新たに書いていただいていますが、これの意図するところをちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○西村隆行 委員長  山際課長、どうぞ。 ◎山際 幼児課長  幼児教育の推進につきましては、国が定める指針、あるいは運用基準に基づきまして市町村では実施するんですけれども、今回、平成29年度にその指針が見直しをされまして、30年度から新たな指針として制度運営がされております。その中で、今までは保育所は保育、養護するところであったんですけれども、保育所も教育施設、幼児教育施設としての位置づけがされたところでございます。保育所も教育をするというふうな位置づけがされまして、こども園、それから幼稚園、認定こども園、保育所につきましても教育をするところというふうな位置づけがされました。そのもとになるのが学校教育法でございます。それに基づく幼児教育を行うということが国のほうで示されましたので、それをあえてここで強調したというところでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  私の認識の中では、今まで学校教育というのは小学校からスタートするのだというところを、幼稚園からスタートするとはっきり書かれたということで、教育といったものは、今おっしゃったようにこども園も入ると思うんですけども、そういったものからスタートをさせるという、いわゆる教育委員会のやっぱり認識といった、関連というか、連携がやっぱり大事だという捉え方だと思うんです。そこに、だから教育委員会の何か主体的な関わりとか、そういったものが施策に入っているかどうかというのをちょっと確認したいなと思ってそこを取り上げさせていただいたんですけれども、いかがでしょうか。これを書いたということは、私はそういうことの捉え方だと思ってるんですけれども、単なる保育園とか、そういうことじゃなくてですね。いかがですか。 ○西村隆行 委員長  山際課長。 ◎山際 幼児課長  今、御覧いただいてます行政の役割の3つ目がその学校教育法なんですけれども、その2つ目下ですね、子どもの育ちをつなぐためのくくりのところに、幼稚園と小学校との連携・接続を図りますというものがございます。これも平成29年度に見直しがされまして、平成30年度から新たな指針として運用されているんですけれども、その中では幼児教育と小学校の今までは連携でございましたけれども、接続というものが明確に小学校の教育要領の中でも明確にされたところでございまして、5歳児半からのカリキュラムと、小学校に入ってからですね、入ってからのカリキュラムを、これまでは単なる連携・交流であったものを、カリキュラム同士で接続するというふうな位置づけに明確にされたところでございますので、今現在でも教育委員会と連携をしながら合同の研究会を設けまして、この接続については力を入れているところでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それでお願いしたいんですが、私としては、やはり教育委員会の認識とか関わりといったものがもっとあってしかるべき、あればいいんですけれども、事業を見ておりましてもなかなかそこら辺が見えにくいので、そこは事業できちっと落とし込んでいただくようにお願いしたいと思います。表現については特に何もありませんので、そういった事業の、ここの行政の役割に書いていただいたということもあり。順番的にちょっと細かく言えば3つ目と4つ目を入れ替えるべきだとちょっと思うんですけれども、まあまあそういう、事業でまた今後見ていきたいと思います。  最後ですね。若者の育成支援のところなんですけれども、がばっとした書き方なんですけれども、やっぱり支援が。子ども・若者育成支援。 ○西村隆行 委員長  まだですよ。 ◆西垣和美 委員  後ですか。ごめんなさい、申し訳ない。じゃあ、分かりました。  それともう1個、ごめんなさい。教育委員会の関わりの中でもう1点、73ページの施策で、発達障害児等への支援の充実というところで、やっぱり実際には。これも次ですか。 ○西村隆行 委員長  これもまだ、9-3です。まだ行ってませんので。 ◆西垣和美 委員  分かりました。ごめんなさい。じゃあ、次に行きます。申し訳ないです。  じゃあ、以上です。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  71ページに、施策概要ですけども、質の高い就学前教育・保育の提供の中に、一番下段で、教育・保育を担う優秀な人材の確保と書いてますけど、保育士さんが現場で。あ、マイクや。ということ、聞こえましたか。全然聞こえない。 ○西村隆行 委員長  今聞こえてましたか、もう一遍、大丈夫ですか。 ◆山元宏和 委員  もう一遍、再生ボタンを押しますけども、71ページのところで、質の高い就学前教育の概要ですけども、教育・保育を担う優秀な人材の確保なんですけども、積極的にという言葉を挿入してもらえへんかなと。ちょっと意思を表してほしい、積極的な意思をね。それが一つと。  もう一つ、その下に就学前教育・保育施設の定員確保の中に、2行目ですけど、環境整備や定員確保。この環境整備なんですけど、こども園によっては、例えば運動場が広い、狭い、いろいろあると思うので、公平性を持つように環境整備をしていただきたいなということで、これは私の意見ですので、ひとつよろしくお願いします。  以上です。 ○西村隆行 委員長  最初の、積極的にの答弁はよろしいですか。 ◆山元宏和 委員  もうやっていただけると思ってますので、答弁は結構です。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  66ページのところなんですけれども、現況のところで、少子化、核家族が書いてあって、それが理由で子育て力が低下していますというのが現況なんですけれども、この子育て力が低下しているというのはどういうことなんでしょうか。そこがちょっと本当に低下しているのか。草津市って結構平均的には高いと思うんですけどね、このあたりが。そのあたりはどういうところから子育て力の低下というのが来てるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁できますか。  薮田センター所長。もう少しマイクに近づいてください。 ◎薮田 子育て相談センター所長  当市では、転入の方の割合も多くて、駅周辺などは特に核家族化が進んでおりまして、近隣との関係も希薄な中で子育てをされている状況がございます。その中で、出産等をされましても、御実家のほうの支援が得にくかったりとか、高齢とか疾患を持っておられる方もいらっしゃって、なかなか支援が得にくい状況の方もいらっしゃる部分もありますので、その部分でサービス等を充実させて支援をしていきたいと思っております。
    ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  ここの書き方では、家庭の子育て力が低下していると言われてるんです。私たち市民の子育て力が低下していると市に言われてるわけですね。その理由に書いてあるのが、少子化って子育て力低下の原因なんでしょうか。核家族化はいけないんでしょうか。また、若年や高齢出産、それが増加すると子育て力が低下する、要するにこういうことはいけないことなんですかって感じがしますね、これを理由に子育て力が低下と言われれば。私も子育てしてますけど、核家族ですわね。そういう意味ではここはちょっと誤解を招くんじゃないかなと。子育て力の低下をしている論理的根拠があるならいいんですけども、今言われたのは単なるイメージです、一般的な。それでここに書いてしまうのはどうかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  では、センター所長。 ◎薮田 子育て相談センター所長  おっしゃられるように、少しこの書き方に関しまして誤解を生じるという御指摘がございますので、少しちょっと検討のほうもさせていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  確かに子育て力と一くくりにしていますと、今委員おっしゃるような語弊を招くことがございますが、一定、10か月から3歳6か月検診の中で、育児不安が高く支援が必要なケースというのが、平成30年度に比べまして平成28年度、ちょっと古いんですけども、平成28年度と平成30年度を比べますと約1.4倍ぐらいに増加をしているというところがございますので、そういった部分での大きく捉まえての子育て力の低下という文言でございますが、今所長が申しましたとおり、もう少し適当な文言に検討をさせていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  そうですね、子育て力低下というのはちょっと違うと、どう考えても。不安に思っている方がおられるのは確かです。その理由は核家族かもしれません。だから、ここの場合は子育て環境が多種多様化してる、その中でいろいろな課題が出てきているということであればいいんですけども、子育て力低下っていう言葉は、子育てした身からすると何かすごく嫌な気持ちがするんです。草津の子どもたちって結構優秀なので、そういった意味では、市民としてはちょっと、よろしくお願いいたします。  あともう1点だけ。全般的に子育て、子育てって言ってるんですが、この子育ては何歳までのことを大体対象で今論じられているんでしょうか、ここでは。就学前か。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  センター所長。 ◎薮田 子育て相談センター所長  こちらの中で申します子育てにつきましては、一応妊娠期から出産、産後の18歳までの方を対象に支援のほうというところで書いてございます。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  15歳までですか。 ◎薮田 子育て相談センター所長  18歳。 ◆八木良人 委員  18歳まで。18歳までは分かりました。  ただ、この施策とかを見てると、子育て相談とか子育て支援センターって小学校の高学年では行けないじゃないですか。だから、そういった子たちが行く場所ってあるんでしょうかね、そういった相談の。というのがちょっと明示されてないなと。見た感じ、どうしても就学前の子どもばっかり対象に見えてしまうので、そのあたりもまた誤解がないようにしていただきたいなというふうに思います。それをまた検討いただけたら、どう見ても就学前の施設しか書いてないので、よろしく。どうでしょうか、そのあたりは。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めますか。 ◆八木良人 委員  検討していただけるかだけで結構ですから、答弁をいただければ。 ○西村隆行 委員長  よろしいですか。  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  一部、施策の中に、子ども・子育て支援、ネットワークの充実③というところに、新しくできる子育て支援拠点施設のことをうたっておりますが、そこは就学前だけじゃなく、一部就学の児童も含まれていることからそういった回答をさせていただきましたけれども、多くがやはりおっしゃるとおり就学前がメインにはなってこようかと思いますので、そこにつきましては全体文言を含めて、御意見を踏まえて検討させていただきたいと思います。 ◆八木良人 委員  よろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  ほか、よろしいですか。  中島美徳委員。 ◆中島美徳 委員  切れ目のない子育て支援の基本方針の中で、現況のところに、都市化と地域関係の希薄化ということで文章を入れていただいてます。現況をよく見ていただいてるんかなというふうに思うんですけど、その中で、私たちの役割のところ、行政のところでも、市民のところでも、地域関係の希薄化をちょっと補填するような支援というのがちょっと見えないんですけど、これはどこかに隠れてるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  センター所長。すみません、もう少しマイクを近づけないとちょっと聞こえない。申し訳ないです。 ◎薮田 子育て相談センター所長  今、子育て支援拠点のほうで「ミナクサひろば」のほうにもあるんですけれども、来年度は草津駅周辺に子育て支援拠点施設を北部と南部という形でオープンさせてもらって、その施設を中心に、子育てのサポーターさんの養成とか、地域のキーパーソンの方にも子育て支援に参画してもらいながら、地域でのサロンとかサークルの支援充実というのも図っていきたいと思っております。 ○西村隆行 委員長  中島委員、どうですか。 ◆中島美徳 委員  聞いたことと答えてくれてはることが全然違ったので、私が聞きたかったのは、地域関係の希薄化ということは、町内会とかの希薄化じゃないかなと思うんですね、ここに書いてはるのは。今お答えいただいたのは、地域のキーパーソンになる人をサポーターにするんだよというようなお答えやったんですけど、それでは地域の希薄化って改善できないですよね。地域の希薄化というか、町内会に対して、またはまちづくり協議会に対して、何か事業の中で訴えられたりとか、協力してもらうように要請されたりとか、そういうことがあるのかなと思ったんですけど、相談はします、拠点施設をつくりますだけなので、拠点施設の中でそういったことを各町内会だったり、各まちづくり協議会であったり、協力を求めていかれるのかどうかというのが分からないなと思ってお聞きしたんです。それはされないということでよろしいですか。 ○西村隆行 委員長  どうですか。  センター所長。 ◎薮田 子育て相談センター所長  今の、そうですね、地域の主任児童委員さんとか、民生委員さんとの連携の部分というのは今現在もさせてもらってて、そこの強化の部分はしていきたいと思っております。 ○西村隆行 委員長  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  今委員おっしゃいます地域のまちづくり協議会とか地元の町内会というところでございますが、昔から、今言いました主任児童委員とか民生委員さんとの連携はやっておりますので、当然、行政の私たちの役割の中で幾つかそういった部門を落とし込んではおりますが、その中で地元町内会、まちづくり協議会等々が読めないということであれば、その辺、おっしゃった意見をもとに検討させていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  中島委員、どうですか。 ◆中島美徳 委員  私たちの役割の中の行政のところに、民生委員・児童委員さんを通じてということが書いてるということだったんですけど、民生委員・児童委員さんのことも書いてないので、その辺、またよろしく検討いただいて、しっかり事業の中で表現してもらえるように、よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  ほか、どうですか。よろしいですか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  そうしましたら、子ども・子育て・若者分野のうち、「切れ目のない子育て支援」、「就学前教育・保育」に対する質疑を終了いたします。  次に、子ども・子育て・若者分野のうち、「安心して子育てができる環境づくり」、「子ども・若者の育成支援」について、説明員の交代がありますので、よろしくお願いいたします。               (説明員の交代) ○西村隆行 委員長  ここで暫時休憩いたします。  再開は14時25分。25分まで休憩いたします。ちょっと変更しました、すみません。              午後2時13分 休憩              午後2時24分 再開 ○西村隆行 委員長  では、1分早いですが、おそろいですので、再開したいと思います。  それでは、子ども・子育て・若者分野のうち、「安心して子育てができる環境づくり」、「子ども・若者の育成支援」について、執行部より御説明をよろしくお願い申し上げます。  部長。 ◎木村 子ども未来部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「子ども・子育て・若者」を御覧いただきたいと思います。  72ページをお願いいたします。  分野「子ども・子育て・若者」の基本方針9-3「安心して子育てができる環境づくり」につきまして御説明を申し上げます。  基本方針「安心して子育てができる環境づくり」の概要といたしましては、安心して子育てができるよう、児童虐待の防止、早期発見・早期対応に努めてまいります。また、ひとり親家庭や経済的困窮家庭、発達支援が必要な子どものいる家庭等への相談・支援を充実させるほか、児童育成クラブの充実と施設の整備を図ってまいります。また、指標は子育てしやすいと思う市民の割合としております。これは令和2年度から令和5年度を期間とする第2期草津市子ども・子育て支援計画に目標設定されている指標であり、子育て世帯を対象にアンケートを行うものでございます。  なお、基本方針「安心して子育てができる環境づくり」は、関連するSDGsの目標といたしまして、1「貧困をなくそう」、3「すべての人に健康と福祉を」、4「質の高い教育をみんなに」、8「働きがいも経済成長も」、10「人や国の不平等をなくそう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、子育ての悩みがある家庭やひとり親家庭、経済的困窮家庭における支援ニーズが多様化、複雑化し、児童虐待相談も増加しています。また、放課後児童の居場所に対する需要が増加しております。課題といたしましては、妊娠期から社会的自立に至るまで、包括的な支援を行い、支援につながりにくい子どもや家庭に対して適切な支援につなぐことができる体制づくりが求められています。また、児童育成クラブの整備と多様なニーズのさらなる対応が求められております。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、児童育成クラブの充実と施設整備を図るとともに、ひとり親家庭や経済的困窮家庭、発達支援が必要な子どものいる家庭等に対し、各家庭に応じた支援を行います。また、児童虐待防止の広報、啓発に努め、通告等に対し迅速に対応するための相談窓口の充実を図り、地域ぐるみの子育てを推進してまいります。市民の役割といたしましては、保護者や家族、地域が協力して、愛情豊かに子どもの育ちを支え、子どもたちの安全を見守っていただくとともに、児童虐待など気になる家庭がある場合は直ちに通告し、常に子どもを虐待から救うための行動をしていただきます。また、事業者等は、仕事と家庭のバランスが取れるよう、働き方の見直しを進めていただくとともに、児童虐待防止等の啓発活動に積極的に参加していただきます。  次に、施策でございます。施策名、児童虐待の防止と早期発見・早期対応の概要といたしましては、児童虐待の未然防止、早期発見・早期対応につなげるため、虐待を疑う通告や相談を促す積極的な広報、啓発に努めるとともに、専門研修受講による資質向上と相談体制の充実や、協議会機能を生かした関係機関と連携強化を進め、子どもとその家族が安心できる生活のために必要な支援を行ってまいります。  施策名、ひとり親家庭や経済的困窮家庭等への支援の充実の概要といたしましては、ひとり親家庭の経済困窮や就労、子育てなどの様々な相談に応じ、支援につなげてまいります。また、子どもの貧困対策のための連携強化や、困難を抱える家庭への中学生の生活習慣の習得や学習習慣の定着を目指した学習支援、食事の提供などを行う場としての子どもの居場所事業を進めてまいります。  施策名、発達障害児等への支援の充実の概要といたしましては、発達支援が必要な子どもとその家庭に発達相談等を通じて寄り添うとともに、児童発達支援等早期に専門的な療育につないでまいります。また、保健、福祉、医療、教育、就労等の関係機関と連携し、専門的かつ総合的な相談支援を進めてまいります。  施策名、児童育成クラブの充実の概要といたしましては、子どもが安全で安心して健やかに育まれる放課後の活動場所として、児童育成クラブを運営するとともに、多様な保育ニーズや需要増に対応するため、民設児童育成クラブの設置を進めてまいります。  施策名、子育てに伴う経済的負担の軽減の概要といたしましては、児童手当の支給や乳幼児・小中学生の医療費助成等を行い、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ってまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「安心して子育てができる環境づくり」の説明を終わらせていただきます。  続きまして、76ページをお願いいたします。  分野「子ども・子育て・若者」の基本方針9-4「子ども・若者の育成支援」につきまして御説明を申し上げます。  基本方針「子ども・若者の育成支援」の概要といたしましては、教育環境や体験、交流の機会を充実し、生きる力の育成、社会とのつながりの支援、また関係機関との連携による相談体制や支援ネットワークの構築を図り、困難を有する子ども・若者や家族への切れ目のない支援を進めてまいります。また、指標は「子ども・若者の育成支援」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「子ども・若者の育成支援」では、関連するSDGsの目標といたしまして、4「質の高い教育をみんなに」、8「働きがいも経済成長も」、10「人や国の不平等をなくそう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、核家族化や労働環境の変化、技術革新による情報化など、子ども・若者を取り巻く環境は大きく変化しております。課題といたしましては、子ども・若者が多様な価値観に出会い、自己形成のきっかけとなる機会の確保、また年齢によって支援が分断されないよう、幅広いステージへの包括的かつ一体的な支援や、多様な社会参加の場や居場所の充実等を進めていく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、子ども・若者の健やかな育成の推進のため、社会参加の意識等を育む健康教育等への取組、教育や福祉等の切れ目のない支援の充実や、個性や能力に合わせた多様な社会参加の場や居場所の充実などでございます。市民の役割といたしましては、子ども・若者が地域で孤立することのないよう、健やかな育ちを見守り支えていただくこと、事業者等の役割といたしましては、家庭、学校等と連携した青少年の育成や社会生活を円滑に営むことが困難な子どもへの専門的な支援の推進を掲げております。  次に、施策でございます。施策名、子ども・若者が社会生活を円滑に営むための支援の推進の概要といたしましては、困難を有する子ども・若者を教育、福祉、保健等の多分野の関係機関が連携して支援を行うためのネットワークづくりを進め、義務教育課程から卒業後も見据えた切れ目のない支援の充実や、ひきこもり状態にある人の社会参加に向けた支援などを推進してまいります。  施策名、青少年健全育成の推進の概要といたしましては、青少年の健全育成と非行防止、立ち直り支援のため、市民団体、地域、学校、関係機関と連携し、活動を進めます。また、少年センターでは、相談業務や立ち直りのための各種支援プログラムを実施し、困難を有する青少年の社会参加につなげてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「子ども・若者・育成支援」の説明を終わらせていただきます。何とぞ御協議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  中島美徳委員。 ◆中島美徳 委員  すみません、73ページ、児童育成クラブの充実という施策があるんですけど、確かに児童育成クラブ、一生懸命充実するように頑張っていただいておりまして、引き続きやろうということで、この施策を出していただくのは非常にありがたいことなんですけど、一方で、いろいろとお聞きしてますと、小学校4年生ぐらいになるともう自動的に入れない。3年生ぐらいまでしか児童育成クラブに行けないんだというふうな声を聞くんですけど、充実ということは、小学校の間はずっと行けるように努力してくれはるのかなと思うんですが、それはそういう認識でよかったですかね。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松永課長。 ◎松永 子ども・若者政策課長  児童育成クラブにつきましては、小学校1年生から6年生までの放課後の居場所として整備をさせていただいております。おっしゃっていただいているように、低学年の方の利用が非常に多い状況ではございますけども、6年生まで利用を望まれる方につきましては、整備というところについて、今後も取り組んでいきたいと思っております。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  定員のこともありますでしょうし、いろいろあるかと思いますけども、この施策に書いていただいてるとおり、しっかりと6年生まで居場所づくりができるようにお願いしたいと思います。何か非常に半強制的に出ないかんみたいなことも聞いているので、その辺また改善があるようでしたら、またよろしくお願いします。  それと、もう1点、いいですかね。子ども・若者の育成支援のところで、ちょっと私、言葉の意味が分からなくて教えてほしいんですけど、子ども・若者と書かれてる部分と青少年と書かれている部分があるんですけど、これはまた別のことなんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  松永課長。 ◎松永 子ども・若者政策課長  子ども・若者というところで、基本的には一つのくくりとして表現をさせていただいております。今まで特に小学生から18歳、少し延ばし二十歳までというところの青少年としての育成というところで推進をしてまいった事業につきましては、引き続きちょっと青少年という言葉を使わせていただいているところでございまして、ちょっと明確な使い分けというところをしっかりとさせていただいているわけではないです。 ○西村隆行 委員長  中島委員、どうですか。 ◆中島美徳 委員  年齢によって分けているということでよかったですか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松永課長。 ◎松永 子ども・若者政策課長  正直、ちょっと若者というところについては、昨年度策定をいたしました計画に基づいて新しく取り入れている部分でございまして、そちらについての年齢でしっかりと区切るというところまではちょっと考えておりません。ただ、今まで青少年というところで力を入れてきたところにつきましては、一応小学生から二十歳というところを明確にして事業を展開してまいりましたので、そういう言葉で表現をさせていただいておりますが、新しい子ども・若者という表現につきましては、子どもについては基本18歳、若者については39歳までというところを定義をしながら、事業のほうを展開していきたいというふうに思っております。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  今課長から、年齢によって明確に分けているわけではないとお答えをいただきましたけど、明確に分けてますもんね。例えば、課題のところでも、施策概要のところでも、切れ目のない支援をするとか、年齢によって支援が分断されないように幅広いステージでというようなことも書いていただいてますけども、今まで青少年やったからこれからも青少年、新しくできたから子ども・若者、どっちでもいいじゃないですか。青少年であろうと、子ども・若者であろうと、子ども・若者の中に青少年の分野も入ってるやろうし、国のほうがこうやって名前を変更してきて、やっぱり切れ目のない支援をちゃんとし合いましょうと、地域ぐるみでやりましょうということで政策も変えてやってますので、草津市もそれに同調して子ども・若者政策をつくっていただきました。計画もつくっていただいて、中身はもう一つあれですけど、やっていただくということですので、この辺もうちょっと考えていただいて、このままの文言で行かれるのか、子ども・若者に統一されるのか、今課長のお答えでしたら、子ども・若者に統一されたらええのかなというふうに思いましたし、そういった中でしっかりと切れ目のない、そして分断されないように、しっかりと支援ができるような事業展開をしていただくようお願いしたいと思いますし。  子ども・若者が社会生活を円滑に営むための支援の推進という施策のところですけども、これも概要のところでは、総合的に取り組んでいくというふうに書いていただいてますけど、主要事業は子育て支援会議の運営ということで、これが本当に総合的に取り組んでいただくことになっているのかどうかというのは非常に疑問な点なんです。その辺、何か事業として、この会議の中から何か事業をするのか、いや、別にまた事業をするんだよというようなことであれば、その辺もお答えいただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  松永課長。 ◎松永 子ども・若者政策課長  一つ目の青少年という部分につきましては、ちょっと表現については少し今後検討させていただきたいなと思います。  2つ目の総合的な取組という主要な施策というところの概要について、主要事業について書いてないんではないかというところの御指摘でございますけども、主要事業につきましては、一応今現在の事業をベースに書かせていただいております。子ども・若者に対する事業につきましては、計画に掲げておりますとおり、重点的な取組については、やはりおっしゃっていただいたように切れ目ないというところの充実と、またひきこもり状態にある方等への社会参加に向けた支援の充実というところを重点的に掲げております。それの実施に向けて、今検討を進めているところでございまして、今やっている施策を書かせていただいているところで、少し具体的な事業については書かせていただいてないというところでございます。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  第6次総合計画ですので、やっぱり次の時代に向けてしっかりと事業も考えていただきたかったなというふうに思います。施策として挙げたけども、事業がまだないから書けないんだじゃなくて、こういう事業をしたいから施策として挙げるんだというふうにしていただかないと、これ本当の支援になってないですよね。これから考えていくんだ、何か事があればやるんだでは僕は遅いと思うんです。
     やはり子ども・若者って、ずっと毎年毎年、日々生活する中で、日々刻々と変わっていると思うんです。子育て支援でもそうですし、一人一人状況が違うと思いますし、そういった中でしっかりと支援をして、子ども・若者たちがしっかりと育って就労していくには、行政としてしっかりとした役割が必要やと思うんです。そういった役割を今ちょっと事業がないからしないんだじゃなくて、やはりこういうことを事業をしたいからこういう施策を挙げてくるんだというふうな、ちょっと考え方が違うんちゃうかなと思うんで、その辺、もうちょっとまた検討していただきながら、今後の事業展開をよろしくお願いしたいと思います。施策展開ですね、よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  主要事業の考え方につきましては、当部だけの考えではございません。総合計画全体のほかの分野にも影響することでございますので、一旦そこにつきましてはまた総合政策部と相談をしながら、必要に応じて検討させていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  宮田課長。 ◎宮田 子ども家庭課長  先ほど青少年と若者の部分の文言の部分なんですけども、77ページの青少年健全育成の事業につきましては、青少年育成市民会議、あるいは少年センターの中で、18歳までという基本的な部分がございます。全体的な方針の中で39歳までの若者も入ってくるという形にはなるんですけども、青少年育成という部分については引き続き書くという形で、18歳の部分、若者の一部に包含される形でこの文言については生かし続けたいなと思っておりますので、表現の部分はこの形でお願いしたいなと思っております。 ○西村隆行 委員長  中島委員、どうですか。 ◆中島美徳 委員  青少年という文言に関してはこのまま残していくということなんですけど、今、宮田課長のほうからも、若者の中の一部に包含されるんだという御答弁もありましたとおり、別にこれお名前を変えられても別に問題ないんじゃないかなと思うんです。もう一度検討していただいて、市民に浸透しやすいのがこっちなんだということが、別に中身は一緒ですし、構へんかなと思いますけど、何かこう2つ言葉が並んでいると違うように見えますから、しっかりとその辺、よく検討いただきたいなと思います。  何か御答弁が正直な話、ぶれてます。若者の中に青少年があるから別に名前はええやんかじゃなくて、子ども・若者で全て39歳も網羅してて、青少年育成市民会議の中でも、やはり39歳までしっかり見なあかんねというような議論もされてますので、そういった点、しっかり確認いただいて、もう一度文言のほうを確認していただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  金森副部長。 ◎金森 総合政策部副部長[総括]  先ほどの主要事業のところの考え方なんですけども、あくまでも総合計画の施策までなんですけども、現時点でやっております主要事業を参考に挙げておりますので、当然、総合的に取り組みますというものにつきましては、今後予算の中でまた4年間でお示ししながら、当然ながら主要事業は増えてまいりますので、今の時点で4年間全ての主要事業がここに書いてるわけではございませんので、当然、施策に基づいて事業展開をしてまいりますので、ちょっと御理解のほう、よろしくお願いしたいと思います。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  1点なんですけども、72、73ページに関連してなんですが、この分野は、コロナ禍の中で大変苦労いただいているとこなんですが、新しい生活様式をこの政策に生かすとか、あるいはどう入れていくかという議論はどうされたのか、お聞きしておきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  宮田課長。 ◎宮田 子ども家庭課長  この9-3の部分につきまして、基本的な行動については従来から変わらない形でございますが、社会情勢の変化を見ながら当然考えていく部分でございます。コロナ禍の部分につきましては、何分、給付金等緊急的な対応を実施しておりますけども、試行錯誤をしながら対応している部分もございますので、なかなか今現在でその部分を含めた表現というか、そういった形はなかなか難しいのかなと思っております。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  難しいのは分かりました。難しいのは分かったんですけども、基本の、違うところでも質問したんですが、行政マネジメントの部分で新しい生活様式というのが定義をされているんですね。これは当然生かさなあかんという点で、明記をされてると思うんですけども、そういう上では方針上、どう議論がされたのか。いやいや、とてもじゃないけど、その期間もないので、今の答弁でしたら、いやいや、現実的な対応に追われているんですという具合に受け止めるんですけども、方針上、どういう議論がされているのか、ちょっと改めて聞いておきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  宮田課長。 ◎宮田 子ども家庭課長  行財政マネジメントの部分で、AIであるとか、あとオンラインによる相談であるとか、そういったことも当然考えていくべき部分でございますので、行財政マネジメントの部分、市全体の動きと当然連動して対応していくものと考えておりますので、歩調を合わせながら進めていきたいなと思っております。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  現場ではいろいろ苦労いただいているので、それが前提なんですけども、結構やっぱりこういう施設については過密が問題になってるんですね。これは日常生活上も非常に、コロナ禍だけでなくてもその問題になっていたところなんで、ぜひ研究、検討というのか、大事な点だというように思いますので、ここは指摘だけさせていただきます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  先ほど中島委員がおっしゃっていたことと私も全く同感で、答弁は同じことだと思うんですけれども、子ども・若者の育成支援と基本方針がなっております。若者の育成支援と若者の支援というのは少し違うと思うんです。そういった中で、基本方針は一くくりでもいいんですけれども、内容的に、やはり子ども・若者というのが常に一緒に書かれているということに対して、やはり中島委員もおっしゃっていたように、支援が少し見えにくい、その施策がですね。というのがありまして、子ども・若者推進計画と、計画はそうなってますけども、実際に施策に落とし込んだときには、少し子ども・若者と青少年を分けたほうがいいのかなと思うんですが。  例えば、77ページの施策に、子ども・若者がと書いてあるんですけども、社会生活を円滑に営むことが困難な子どもというのは、具体的にはどういった状況を想定されていらっしゃるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松永課長。 ◎松永 子ども・若者政策課長  代表的にはひきこもり等や生きにくい生活というところをされている、いわゆるちょっと困難な、サポートが必要な子ども・若者というところを考えております。 ◆西垣和美 委員  すみません、子どもだけに特化して聞いたんですが。若者は分かります、社会生活が営めない。社会生活が営むことが困難な子どもというのが、どういった状況、年齢とかですね、少し分かりづらいんですが。 ○西村隆行 委員長  松永課長。 ◎松永 子ども・若者政策課長  子ども・若者というところで一くくりでこちらのほうの事業というところは挙げてございますけども、先ほど申しました小学生から39歳までというところについて、一くくりで表現をさせていただくにはなかなか難しいところがあるというふうには認識をしております。ただ、こちらのほうについては、やはりほかの部門で挙げてもおられます教育や、また地域福祉で挙げておられます部分とともに、子ども・若者というところについて、今まで支援が切れているというところについて、こちらのほうで施策として挙げさせていただく。また、青少年というところについても、こちらのほうのところで挙げさせていただきたいというふうに考えております。  義務教育であったり、高校であったりというところで、学校に通っておられる方につきましての主要な支援機関というところはやはり学校というところになりますでしょうし、それをサポートしていくような資源の開発というところについては、共に考えていく必要が、この事業の中で考えていく必要があるのではないかと考えておりますので、子どもというところにつきましても、義務教育課程や高校過程、大学、また39歳までというところを幅広く表現をさせていただいているところです。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  やはり施策としては、どういった状況で、どういったターゲットという形、当事者が誰かというのがはっきりと分からなければ、なかなか具体的な施策が打てないのかなという。例えば、困難な子どもだったら不登校であるとか、ひきこもりみたいになると、いろんなところが関連、教育研究者が主であったりとか、どっちかというと教育委員会のほうかなということはするんですが、そこでここがじゃあ全面的に受けますよとか、何か少し新しい分野だけに少し生煮えの状態でここに出してるんじゃないのかなとちょっと思うんですね。  というのは、先ほど主要事業のことがありました。子育て支援会議運営費、それだけが、子ども・若者ってこんな大きなくくりの中でまだ何も考えられてない、これから考えますよということの答弁がありましたが、この若者計画はできました。その中で事業が立ち上がれないというのは、少し議論がなされてないのかなということを思ってしまう。先ほど中島委員がおっしゃったのもそういうことがあってなのかな。子育て支援会議なんですよね、子ども・若者の政策が、子育て支援会議なんですかねって話で、若者の政策ってちょっと違うと思うんですね。就労といったものがかなり重要な部分がありますので、育成じゃなくて、やっぱり支援という形が重きになる。青少年育成はそれでいいと思うんですけれども、若者に対する支援の施策とか考え方が、少し、もう少しきちんと分かるような施策であるとか、表現の仕方を、事業があれば、例えばひきこもり支援事業というのが今きっと立ててられないからこういう書き方になると思うんですけども、先ほども何回か出てきました、そういう課題があれば、当然ここに出てきてもいいのかなということを思うんですが、いまだに子育て支援会議が若者政策ですよと言われても、ちょっと私としては納得がいかないので、答弁といっても皆さん同じ答弁だと思うんですけれども、ちょっと意見として、先ほどの質問と重なりますので答弁はいいです、これについては。ちょっとそういう同感した思いを意見として言わせていただきました。  それで、だから、子ども・若者支援というのはもう少しきちんと議論をしていただいて、構築をしていただきたいというのが意見です。  もう一ついいですか。 ○西村隆行 委員長  簡潔にお願いします。 ◆西垣和美 委員  72ページです。安心して子育てができるということで、妊娠期から社会的自立に至るまでということの想定がされている中で、発達障害児等への支援の充実の中で、大人というか、いわゆる大人の発達障害への支援というのは障害福祉のほうで書かれるかと思うんですけれども、ここでは主に就学児のお子さんかなと思うんですけれども、そこに教育委員会との連携というのをきちんと書いていただくことはできないのかなという。現実、私、相談を受ける中で、学校現場との連携ができてないのがすごく多いんです。そういった中で教育現場との連携みたいなことは書けないんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁できますでしょうか。  小林センター所長。 ◎小林 発達支援センター所長  委員がおっしゃいましたように、当発達支援センターが設置できました当初は、やっぱり特別支援教育が円滑に実施できるように、保育とか教育現場への専門的支援に重点を置いてまいりました。その中で、相談支援・発達支援、それから研修、啓発という3事業を中心にやってまいりましたので、その中で、全てにおいて委員がおっしゃっているように連携の中で不十分な点も多々あるかもしれませんが、少しずつ進めてこられたというふうに思いますので、ちょっとまたそのような文言も考えていけたらなというふうに思っております。 ◆西垣和美 委員  よろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  よろしいですか。 ◆西垣和美 委員  やっぱり施策体系が私としてはどうも、先ほどの切れ目のない子育て支援といったこととの現況と課題が同じことが書いてある中で、少し施策体系に課題があるかなということを思いました。意見です。 ○西村隆行 委員長  ほか、どうですか。  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  73ページのところの、内容的には9-3「安心して子育てができる環境づくり」のところの事業者等というところの一番上のところなんですが、仕事と家庭のバランスが取れるよう働き方の見直しを進めますというところですね。これすみません、もう一度御説明いただけたらありがたいんですが。 ○西村隆行 委員長  できますか。  宮田課長。 ◎宮田 子ども家庭課長  働き方の部分、いろんな場面で言われておるところでございますけども、安心して子育てができるという部分では、夫婦とも協力して子育てするという場面も必要でございます。男性、女性に関わらず、家庭とのバランスを取りながら子育てにも関わっていけるような部分で、ちょっとお願いの部分ではあるんですけども、事業者様のほうでもこういった視点を持っていただきながら、一緒に進めていけたらなという部分で書かせてもらっております。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  他の部分との連携をちょっと調べてというか、いろいろ見てたんですけれども、行財政改革のマネジメントのところでいえば、いわゆる仕事の見直しやと。しかし、その中にはこういう項目はないんですね、実質上。そしたら、勤労者福祉の中にあるんかなと思って見てたんですけど、勤労者福祉の中にもこういう視点ではないんですよ。ということは、ここでおっしゃっている子育て支援の中でのみ仕事と家庭のバランスの取れる働き方の見直しを進めますということだけが載ってて、連携がうまいこと取れてないん違うかなと思うんです。そういった連携も含めて総合計画というのはやっぱりつくるべきかなというのが1点あります。  そんな中で、実際、これ一般的な企業だけじゃなくて、市の職員さんも入っていると思うんですよ。と考えると、さらに行財政マネジメントの中で本来は読み取れたらよいんですけど、後から論議すると思うんですが、実際ないという状況なので、ここは何かそういう書き方ですね、もう少し工夫をいただけないんかなというのを、総合的に見たときにですね。総合的に見たときに少し違和感があるなというのを思いましたので、ちょっと質問させてもらってます。 ◎宮田 子ども家庭課長  全体に関わる部分でもございますので、御意見をいただきました部分を踏まえて検討させていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  ぜひともお願いしたいのと、やっぱり働き方改革というのは率先して行政がやっていただくようなものだと。しないと多分一般企業はできないと思いますので、ここではしっかりとそういった観点からも、子育て支援、本当に大変な、大切なことだと思いますので、そういったことも関連づけて何とか表現いただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  基本方針、両方に言えるかなと思うんですけど、例えば9-3の安心して子育てができる環境づくりの発達支援の子どもたち。発達支援センターは今気張って、小林所長は頑張ってやって取り組んでいただいていると思っているんですけど、施設も老朽化しているので雨漏りがしたり、あるいは駐車場がもう満タンで、相談に来られる方々が車をとめるところもないと。9-4でいう子ども・若者の育成支援についても、ひきこもりの若者がたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、そういった人たちの把握が十分できているのかなと。また、それらの相談等について、十分それもやり切れているのかなと。そんなところの心配から、民間でこういうふうな教育をしているところもあるかと思うんですけど、そういうところと一緒になって、子どもたちのこういう支援にして努めていくことはできないのかなと思ってるんですけど、どうでしょうか。 ○西村隆行 委員長  センター所長。 ◎小林 発達支援センター所長  ただいまの御質問、もう一度確認したいんですけど、民間でやっている発達支援をしているところということでよろしかったでしょうか。 ◆山元宏和 委員  そうです。 ◎小林 発達支援センター所長  一応福祉サービスとしましては児童発達支援等がございまして、まだまだちょっと数が少ないというのはあります。あと、発達障害に関しての支援をなさっている民間のところもございます。一度お会いしたことはあるんですけれども、そことどのように連携していくかというところまではまだ話はできていない現状ではございます。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  だから、この総合計画、10か年の計画の中で、そういう人たちがもう全てなくなったらいいんですけど、ひきこもりも小林さんとこの担当やないけども、ひきこもりの若者もまだ陰に隠れてはるのか、どれだけ行政のほうが把握してはるか、ちょっとその辺が見えないんですけど、そういったところで行政がやる支援もやっぱり限りがあると思うので、民間でそういう施設があると思うんですけど、そういうところと一緒に連携してやっていくということがこの総合計画のどこかに書けたらいいなと思ってる。  はい、河合副部長。 ○西村隆行 委員長  河合副部長。 ◎河合 子ども未来部副部長[総括]  委員おっしゃるとおり、不登校とひきこもりの件でございますが、相談支援体制ということで、国のほうも当然小学校、中学校につきましては教育委員会の児童生徒支援課が中心となりますし、また39歳以降については、うちで言いますと人と暮らしのサポートセンターが福祉の総合窓口ということで、その間にございます中・高・大につきまして、子ども・若者が今後中心といたしましてネットワークを取りながら、体制づくりなり、相談体制の準備をしていきたいと思っておりますし、民間の当然お力も借りなければならないことも部内の中では今検討をしておりますが、今具体的にどういうところとどう連携するということは、今の時点ではちょっとお答えできないですが、そういったことも念頭に入れながら、今後の子ども・若者の相談支援体制というものを見据えていこうとは思っております。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  じゃあ、前向きに検討していただいて、挿入できればそういう民間という言葉も入れていただくと大変いいかなと思いますし、検討した結果、もう少し時間がかかるということならそれはそれでいいですけども、意見として言うときます。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  では、この辺でよろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、この分野に関します質疑は終了いたしますので、いろんな意見が出てまいりましたので、検討いただくということで返答していただいておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  では、健康に関する協議を行いますので、説明員の準備のほうをよろしくお願い申し上げます。                (説明員交代) ○西村隆行 委員長  準備はよろしゅうございますか。  続きまして、健康分野について、執行部より御説明をよろしくお願い申し上げます。  部長。 ◎増田 健康福祉部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「健康」を御覧いただきたいと思います。  60、61ページをお願いいたします。  分野「健康」の基本方針8-1「市民の健康づくり」につきまして御説明を申し上げます。  基本方針「市民の健康づくり」の概要といたしましては、「誰もが健康で長生きできるまち草津」を目指し、健康寿命の延伸を図るため、健康づくりや感染症予防への関心をさらに高めるとともに、予防接種やけん診の受診を促進し、疾病予防、重症化予防を強化してまいります。また、指標は「市民の健康づくり」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「市民の健康づくり」では、関連するSDGsの目標といたしまして、3「すべての人に健康と福祉を」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、個人や団体等の様々な主体が健康づくりに取り組んでおり、本市の平均寿命は男女ともに滋賀県及び全国の平均を上回っておりますが、一方で、がん検診や特定健診の受診率は低い水準となっています。課題といたしましては、健康づくりや感染症予防への関心をさらに高めるとともに、よりよい生活習慣の普及啓発やけん診受診率の向上への取組を推進することにより、疾病や重症化を予防し、健康寿命の延伸を図る必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、健康づくりや感染症予防に関する啓発活動と環境整備を積極的に行うとともに、関係機関と連携し、予防接種や各種けん診の充実などがございます。市民の役割といたしましては、健康づくりや感染症予防への関心を高め、よりよい生活習慣を身につけることなど、また事業者等の役割といたしましては、自らが持つ知識や技術等を活用し、市民の健康づくりを支援することなどを挙げています。  次に、施策でございます。施策名、市民の健康づくり支援の概要といたしましては、企業やスーパーマーケット、飲食店、関係団体、大学など様々な主体と連携し、健康づくりや食育に関するイベントの実施、健康推進アプリ「BIWA-TEKU」などの利用促進を図りながら、健康づくりや生活習慣改善につながる取組を行います。また、まちづくり協議会などと連携し、地域による主体的な健康づくりを支援するとともに、地域で活動する健康推進員の育成や養成に取り組みます。  施策名、疾病予防対策の強化の概要といたしましては、疾病の予防と早期発見のため、各種けん診や予防接種について、体制の充実や啓発強化による受診率の向上を図るとともに、感染症予防の啓発について取り組んでまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「市民の健康づくり」の説明を終わらせていただきます。  続きまして、62、63ページをお願いいたします。  分野「健康」の基本方針8-2「医療保険制度の適正運用」につきまして御説明申し上げます。  基本方針「医療保険制度の適正運用」の概要といたしましては、国民健康保険制度及び後期高齢者医療制度について、市民が安心して医療を利用できるよう安定運営を行うとともに、社会的弱い立場にある方に対する福祉医療助成を行い、医療に係る経済的負担の軽減を図ってまいります。また、特定健康診査や特定保健指導等の保健事業を実施し、被保険者の健康寿命の延伸や医療費の適正化を図ってまいります。また、指標は「医療保険制度の適正運用」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「医療保険制度の適正運用」では、関連するSDGsの目標といたしまして、3「すべての人に健康と福祉を」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、国民健康保険制度及び後期高齢者医療制度については、高齢化の進行や医療の高度化を背景に医療費が増加傾向にあり、今後もこの傾向が続くことが見込まれます。課題といたしましては、国民健康保険制度及び後期高齢者医療制度の安定運営を図るとともに、特定健康診査や特定保健指導等の保健事業を実施し、被保険者の健康寿命の延伸や医療費の適正化を図っていく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、保険給付や保険税の賦課・収納を適正に行うとともに、特定健康診査の受診機会の創出や、受診勧奨を行うことにより、被保険者の健康管理意識の高揚や受診率の向上を図ることなどがございます。市民の役割といたしましては、健康診査や保健指導を積極的に活用し、自らの健康増進に努めることや、後発医薬品の利用や適正受診に努めることを挙げています。  次に、施策でございます。施策名、国民健康保険制度の運用の概要といたしましては、特定健康診査・特定保健指導の実施、医療費適正化を図るとともに、制度概要の理解の促進に努めてまいります。  施策名、後期高齢者医療制度の運用の概要といたしましては、被保険者への制度周知や健康診査等の保健事業を実施するなど、後期高齢者医療制度の運用に努めてまいります。  施策名、福祉医療費の助成の概要といたしましては、心身障害者、重度心身障害老人等を対象に医療費の助成を行い、医療に係る経済的負担の軽減に取り組んでまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「医療保険制度の適正運用」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますでしょうか。
     八木委員。 ◆八木良人 委員  8-1「市民の健康づくり」のとこですけれども、読んだ感じではちょっと病気に偏り過ぎているんじゃないかなと。概要のところにもう既に予防接種とか、これも各事業やと思うんですけれども、それが一番上に書いてあると。総合計画としてはもう少し健康ということを範囲を広げたほうがいいのではないかなと。特に、今コロナ禍においては、心の健康、人に対するいろんなことが、心が病んで行われると、そういったこともかなりこれから社会問題になってくるので、そのあたりはこの健康という捉え方ですね。ちょっと私は狭過ぎるように思うんですけれども、総合計画としては。どうでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松尾課長。 ◎松尾 健康増進課長  今、委員の御指摘がありましたが、健康づくりにつきましては、基本、市民の健康づくりを推進するということで、市民の方、または各種団体の方、地域の方も含めて、まず健康づくりということを一番に考えております。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  健康づくりは大事なんですけども、私はこの書いてある内容全体を見たら、医療的な、肉体的健康ばかりが強調されているので、市民の健康と言えばほかにももっと、当然健康というのは精神的にもあるし、社会的にもあるんですけども、ちょっと偏り過ぎてるんじゃないですかという質問をさせていただいております。 ○西村隆行 委員長  どうでしょうか。 ◎松尾 健康増進課長  私たちの役割の行政のところにも書かせていただいてますが、健康づくりに関する啓発活動と環境整備ということを積極的に行っていくということで、まず啓発が一番重要かなというふうに思っておりまして、この啓発に関しましては、市と各企業、団体、大学、そういったいろんな関係機関が一緒になって、まず健康の意識を高めていただくというところを書かせていただいておりますが、少しそういった部分が見えにくいということですので、もう一度、表現については考えていきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  言いたかったことは、概要、現況、課題を読むと、全部予防接種とかけん診ばっかりなんです、書いてあるのが。要するにそれは病気の話ばっかりで、健康寿命を延ばすとか。健康というのはそれだけではないので、ぜひこれ一番上位計画ですので、市としての、市民の健康という捉え方をもう少し広い意味で、一部どこか直していただければ、それが分かるように、を希望しておきます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  総合計画の表題にもありますように、健幸創造都市というのが大きな10年間の中の柱になっておりまして、確かに健幸の幸っていうのは幸せということですので、ここの健康だけに特化するものではないと思うんですが、だけども健やかで幸せにって、健やかな部分で健康というのが大きく関わっている中で、少し今までと全く同じような事業をされているということで、まだ議論の余地があるのかなと思います。  例えば、ライフステージに応じた各世代によって、健康の捉え方とか、また意識の捉え方とかというのは変わってきますし、そういった世代ごとに応じたとか、スタイルに応じたとか、あと今は未病ということで、やっぱり先ほど少しありましたけども、病気になってからじゃなくて、やっぱり病気にならないといった、そういった内容は書いてあるんですけれども、何か健幸創造都市と大きく掲げている割にはこの創造の部分がないんじゃないかなと。各施策に及ぶものでここだけが担うものではないにしても、やっぱり健幸創造都市をけん引するところだと思いますので、もう少し議論の余地があるのかなということを思いますが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松尾課長。 ◎松尾 健康増進課長  おっしゃっていただきましたライフステージごとに取り組むところもたくさんあるんじゃないかということで、こちらのほうに関しましては、健康くさつ21のほうにも書かせていただいておりますが、市民の健康づくりに関しましては、各世代ごとに応じた健康づくりにつきまして、もう少し見えるような形で表現のほうは加えていきたいと思っております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  健幸創造都市という、今回10年間の大きなビジョンの中でのそういった御認識はあるということでいいですよね。 ○西村隆行 委員長  今の質問どうですか。御認識があるかどうかということですね。 ◆西垣和美 委員  部長でもいいです。これビジョン的なものですので。 ○西村隆行 委員長  どうですか。答弁できますか。  部長。 ◎増田 健康福祉部長  すみません、ちょっと今聞き取れなかったんですけど。 ◆西垣和美 委員  健幸創造都市という、今回第6次総合計画の中で、市の大きく理念というか、ビジョンを掲げられました。様々な分野にまたがるにしても、やはり健幸、幸せということですけども、健やかでという部分で、ここが大きくけん引をされるところじゃないのかなと思うので、ただ、見てるとずっと同じような事業が並んでいるだけなので、そういった今回の第6次総合計画のビジョンと、健康福祉部、健康をつかさどる担当部署としての思いとか、意気込みというのは御認識されていらっしゃるでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  増田部長。 ◎増田 健康福祉部長  確かにおっしゃるとおり、草津市挙げて健幸創造ということで、健幸都市、これまでも行ってまいりましたけれども、様々な施策に横串を刺して健幸に取り組んでいくと。その基本となるのは、あくまで個人の健康、個人の皆さんが健康寿命を延ばして元気でいただくというのが一番大事なことでございますので、他の施策、他の分野に、引っ張るような形でこの分野のところにもう少し書きぶりを加えていくということについては、検討していきたいというふうに思います。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  また、事業でよろしくお願いいたします。  それと、もう1点、データヘルスの施策ですけれども、NTTデータとかオムロンと連携協定されて、それから全然何も動きがないんですけれども、例えば特定保健指導とか、いわゆるデータでしっかりと健康を捉えていく。効率的に、効果的に見ていくというのは、非常に今後主流になってくるんじゃないのかなという中で、全くそういうのが書いてないんですけども、その施策について、あとヘルスツーリズムとかいろいろありますけれども、一つはデータヘルスについての考えはあるのかないのかというのをちょっとお聞きしたいんですが。 ○西村隆行 委員長  増田部長。 ◎増田 健康福祉部長  オムロンとNTTとの協定につきましては、3年ぐらい前ですかね、協定を結ばせていただいて、当時は、国のモデル事業を実施するに当たって、3者で協力して何か実施をできないかということで協定を結ばせていただいたわけでございますけれども、なかなかその部分が難しかったというところはあるんですけれども、協定自体は今も生きておりますので、今後、健診であるとかそういったところで、そういった企業のノウハウを活用できないかということについては、また検討させていただきたいと思っておりますので、そこは個別の事業の中で実施をしていきたいというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  お願いいたします。  それと、63ページの施策の国民健康保険制度の運用というところの書きぶりが、医療費の適正化、抑制を両立していくという書きぶりなんですが、特定健康診査、特定保健指導の実施によって、やっぱり健康づくりがまず先に来るんじゃないのかなというので、やっぱりそこの国民健康保険の制度とかを使って健康づくりへの施策もここで展開ができるのかなという。レセプト管理だけではなくて、そこにやはり健康づくりという視点も、事業として多分予算でつくと思うんですね、ここの中で。その中で表現としても単なる医療費の適正化じゃなくて、健康づくりということでの視点も加えていくことが分かりやすいかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  冨田課長。 ◎冨田 保険年金課長  国民健康保険の財政運営というそうした立場から、まずは医療費の適正化という、安定したこの10年間、国民健康保険の制度を安定的に運営していくためということで、医療費の適正化ということを書かせていただいておるのが一つでございます。その上で、特定健診、特定保健指導、これは病気の早期発見、そして早期治療によって、その結果として医療費も少なくて済むということと併せて、治療に至るまでに健康な状態を維持していただくということ、そうした趣旨でございますので、そのあたりの書き方については、少し検討のほうをさせていただければというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  分かりました。大きな健康というテーマの草津市の重要なテーマですので、またよろしくお願いいたします。  以上です。 ○西村隆行 委員長  ほか、よろしゅうございますか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  細かいことを言いますけど、60ページの私たちの役割のとこで、企画調整課長さんに聞きたいんですけど、感染症予防に関すると書いているでしょう、ここ。前、地方創生のところで新型コロナウイルス感染症という言葉を使ってたんで、こういうのは合わせたほうがええのと違うのかな。 ○西村隆行 委員長  課長。 ◎小川 企画調整課長  こちらの記載につきましては、内部でも議論があったところでございまして、今回、コロナにつきましてはパンデミックというようなことで、感染症の世界的大流行というようなことで記載をさせていただいておりまして、こちらの感染症につきましては、季節的な感染症についての記載ということで整理をさせていただいております。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  もう1か所どこかにあってんけど、どこか忘れてしもうたけど、また見ておいてください。合わせられるんやったら言葉を合わせてたほうがいいかと思いますし。  もう一つ。私たちの役割の中で、行政の役割で、一番下に健康推進員、学区単位で活動していると書いてるけど、これ学区単位でしたっけ。 ○西村隆行 委員長  松尾課長。 ◎松尾 健康増進課長  そうです、学区単位でございます。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  そうすると、市民の役割のところで健康推進員等と書いてあるんだけど、これは地域で健康づくりやと書いてあるけど、これは地域でいいわけ。 ○西村隆行 委員長  松尾課長。 ◎松尾 健康増進課長  この地域は学区単位でということでの地域という表現でございます。 ◆山元宏和 委員  そうですか。ほな結構ですわ。おおきに。 ○西村隆行 委員長  よろしいですか。 ◆山元宏和 委員  はい。 ○西村隆行 委員長  よろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  それでは、健康分野についての質疑を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。その間に、長寿・介護分野についての説明員の交代をよろしくお願いいたします。                (説明員交代)  再開は15時40分。よろしくお願いします。              午後3時30分 休憩              午後3時40分 再開 ○西村隆行 委員長  では、再開いたします。  それでは、長寿分野について、執行部より説明をよろしくお願いいたします。  増田部長。 ◎増田 健康福祉部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「長寿・介護」を御覧いただきたいと思います。  80、81ページをお願いいたします。  分野「長寿・介護」の基本方針10-1「いきいきとした高齢社会の実現」につきまして御説明申し上げます。  基本方針「いきいきとした高齢社会の実現」の概要といたしましては、いきいきとした高齢社会の実現のため、健康寿命の延伸に向け、高齢期の健康づくりや介護予防の取組を推進するとともに、就労やボランティア活動、コミュニティ活動など高齢者の社会参加を促進する取組を進めてまいります。また、指標は「いきいきとした高齢社会の実現」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「いきいきとした高齢社会の実現」では、関連するSDGsの目標といたしまして、3「すべての人に健康と福祉を」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、高齢期の健康づくりや介護予防に向けて、地域において住民主体の体操・憩いの場の促進やリーダーの育成に取り組み、生きがいや社会交流の活性化につながる仕組みづくりを進めてまいります。課題といたしましては、高齢期にある人が、知識や経験・技能を生かした社会参加が継続できる機会の充実や、より多くの方が、主体的に自らの健康の維持や社会活動に取り組める仕組みづくりが必要でございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、高齢期の社会参加活動等への取組や、介護予防・健康増進に係る情報提供などを行うとともに、活動団体等への支援などがございます。市民の役割といたしましては、健康の保持・増進に努めるとともに、地域活動やボランティア活動へ主体的に取り組むこと、また事業者等の役割といたしましては、意欲ある熟年世代の雇用に努めることを掲げております。  次に施策でございます。施策名、高齢者の生きがいづくり・社会参加の促進の概要といたしましては、高齢者福祉施設等における健康教室やレクリエーションなどの実施、シルバー人材センターの活動を支援することで、生きがいづくりや社会参加の促進、就労やボランティア活動等への参加機会の拡充に努めてまいります。  施策名、高齢者の健康づくり・介護予防の推進の概要といたしましては、高齢者が自ら有する能力を生かして、地域サロン等の活動を通じて社会参加や介護予防、疾病予防、重度化予防などの健康づくりに取り組み、住み慣れた地域で安心して元気でいきいきと生活を送れるよう地域での介護予防事業に努めてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「いきいきとした高齢社会の実現」の説明を終わらせていただきます。  続きまして、82、83ページをお願いいたします。  分野「長寿・介護」の基本方針10-2「安心できる高齢期の生活への支援」につきまして御説明申し上げます。  基本方針「あんしんできる高齢期の生活への支援」の概要といたしましては、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、介護サービスの充実や医療と介護の切れ目ない提供体制の構築、地域での支え合いの体制づくりに取り組みます。また、認知症の人や家族が安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。指標は、「安心できる高齢期の生活への支援」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「あんしんできる高齢期の生活への支援」では、関連するSDGsの目標といたしまして、3「すべての人に健康と福祉を」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、誰もが安心して高齢期を迎えられ、最後まで自分らしく暮らし続けられるよう、介護保険サービスの充実とともに、地域で支え合える仕組みづくりを進めます。また、高齢化の進展に伴い、認知症になる人の増加が見込まれます。課題といたしましては、住み慣れた地域で尊厳ある自立した生活を継続できるよう、適切なサービスの提供に努め、地域包括ケアシステムを推進し、介護予防や支え合いの体制づくり、認知症対策への取組を一層進める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、保健・医療・福祉の関係機関、地域、行政との連携による地域包括ケアシステムの体制を整えるとともに、介護サービスの適正水準の維持や向上、認知症への正しい理解を促進し、認知症の人を含む高齢者に優しい安心して生活できるまちづくりの推進などがございます。市民の役割といたしましては、介護が必要となっても適切なサービスを利用しながら意欲的な生活を続け、家庭や地域においての役割や居場所があり、相互に見守り支え合うなど、また事業者等の役割といたしましては、質の高い利用者本位のサービスの提供や介護保険サービスの利用に係る情報提供や、相談、苦情の受付窓口の整備などを掲げております。  次に、施策でございます。地域包括ケアシステムの深化・推進の概要といたしましては、草津市在宅医療介護連携センターを拠点として、地域医療資源のバックアップ体制や多職種の連携体制を強化し、医療や介護が必要になっても、在宅生活を支援するサービスを包括的に提供できる体制を整えるとともに、地域の様々な活動主体が集まる協議体をはじめ、地域の実情に合わせた支援を行い、お互いに支え合う地域づくりを推進してまいります。  施策名、認知症対策の推進の概要といたしましては、認知症サポーター養成講座の開催などにより、認知症への理解を深めるための啓発を進め、誰もが認知症を我が事として捉え、認知症の人やその家族も安心して生活できる支援体制の構築などを進めてまいります。  施策名、介護サービスの充実の概要といたしましては、介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で生活が維持できるよう、また介護者の負担軽減に向けた介護サービスや各種支援制度を展開してまいります。  施策名、介護保険制度の適正運用の概要といたしましては、制度のさらなる利用につなげるための支援や適正な要介護認定、事業者のサービス提供やケアマネジメントの状況について確認するなどの取組を進めてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「あんしんできる高齢期の生活への支援」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますでしょうか。  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  いきいきとした高齢社会の実現の中で、施策なんですが、このようなケースが入っているかどうかの確認をさせてほしいんですが、これまで高齢者のシルバー人材センターであったり、高齢者が働くことに、社会参加について、働くことについて、関して、非常に体力が必要だというところにどうしても行きがちなんですけれども、これからの10年先の社会の中で、もう少し楽に貢献できるような部門を探してほしいなとこのような思いを持ってます。  それから、もう1点あるんですが、高齢者フレイル予防事業に関する学習ですね。これは高齢者に対する学習と一般市民に対する学習、ちょっとどのような視野、範疇で進めようとされているのか、2点お伺いしたいと思ってます。 ○西村隆行 委員長  答弁はいけますか。  小寺課長。 ◎小寺 長寿いきがい課長  2番目の質問のフレイル予防の学習の観点ということで、一般市民の方と高齢者の方ということだと思うんですけれども、もちろんフレイル予防という言葉もなかなかまだなじみがございませんので、最低、そういった介護予防も含めて、フレイル予防とは一体どういうことかというような啓発も広く市民の方に周知することは大変大事であるというふうに考えております。
     また、高齢者さんにつきましては、今年度から介護予防とフレイルが一体化という事業をさせていただいておりまして、介護予防とフレイル予防というのがよく似た概念でございますので、そちらについて、今まではばらばらの取組やったのを、一体的に取組をしているということで、現在、今年度から進めさせていただいておりますので、引き続き、来年度以降からもそういった事業については進めてまいりたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  働くほうは、高齢者の働き方はどうですか。  部長。 ◎増田 健康福祉部長  高齢者の就労につきましては、もちろん人それぞれ、体力等の違いもございますので、できる範囲で、例えばシルバー人材センターで御活躍いただけるようであれば、そういったところを御紹介させていただきますし、また、とにかく何か役に立ちたいんだというようなことで、できるだけ体力を使わないようなものがあれば、そういったところはまた地域の中でそういったものがあるかどうかという、マッチングですね。こういったものもうちのほうで検討はしていきたいというふうには考えております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  ありがとうございます。希望とすれば、高齢者の方が経験を生かした、スポーツでもいろんなところのコーチであるとか、そういう指導をするような分野というのが少し広がってくればいいような感じがいたします。  それから、もう1点、フレイル予防に対しては、どうしても高齢者の方に目が行きがちなんですけれども、やはり健全な状態に少し戻るという、フレイル時期の取組対策として、一般市民の方へのやっぱり認識を浸透していけるような動き方を希望いたします。以上です。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  ちょっと言葉のほうだけ御指摘させていただければと思います。81ページのところの市民の役割の中の事業者。多分これシルバー人材センターのことを指して多分こういう表現になっているのかなというふうには推測はするんですけれども、ちょっと熟年世代という言い方がいかがなものかと思います。例えば、意欲があるという表現もどうかと思うんですけど、ただ高齢者の雇用に努めますと。高齢者雇用65歳以上とか、場合によったら介護保険ですから45歳以上を含めるとなれば、中高年齢者の雇用に努めますという表現のほうがいいかなというふうに思いますし、この間条例化されました「認知症があっても安心なまちづくり条例」を見れば、認知症の方の雇用というところもうたっているわけですから、そこまで広げる形であってもいいのかなと、1点思います。  次に、1点、ちょっと教えていただきたいんですけれども、83ページのこちらのほうの市民の役割のところ、丸2つ目のところに、生きがいを持って生活できるよう、お互いに見守り支え合いますということで、お互いにというのは、多分高齢者、また認知症の方とそれ以外の市民の方ということの定義でいいのか。まずこれを1点、ちょっと確認させてください。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  小寺課長。 ◎小寺 長寿いきがい課長  委員御指摘のとおり、高齢者と高齢者以外の市民の方、または高齢者と高齢者同士というような概念が二通り入っております。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  たとえ認知があっても介護される側であっても、自分のできる範囲のことでやっていきます、またやれることがあったらやっていきましょうという、いきますか、いきますという考え方でいいですよね。  それで、次に、全体的なことを通してなんですけども、認知症のことはきちっといろいろなところで書いていただいているんですけれども、例えば82ページの現況のところで、高齢化の進展に伴い認知症になる人の増加も見込まれますって当然そういうことなんでしょうけども、ここで身体的不自由さであったりとか、生活のしづらさを感じられる御高齢の方も当然増えてくるかと思うんです。そういった形の身体的不自由さの方が多分あらゆるところでちょっと抜けているようなきらいを私の中で感じてますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  いかがでしょうか。  小寺課長。 ◎小寺 長寿いきがい課長  委員御指摘のとおり、こちらには、認知症のことは条例もつくらせていただいた関係で、今回から載せさせていただいたんですけれども、体の不自由といいますか、要介護状態の方も含めた、そういった身体の御不自由な方のことにつきましては特段書いてはないんですけども、高齢者さんも、元気な高齢者さんもいらっしゃればそういった方もいらっしゃいますので、そういったことを前提に書かせていただいていることで、特段そこについては特出しでは書いてないというのが現状でございまして、そういうことになります。  以上です。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  そうすると、身体的不自由さがある方もない方も市民の中においでになるということでおっしゃるならば、認知症のある方もない方もおられるから、認知症も書かなくていいんじゃないかということを言わざるを得なくなってしまうので、そこは一遍ちょっと語句を整理してください。  それともう1点。そちらのほうの83ページの事業者のところなんですけれども、ここで、この事業者、多分これ介護サービス事業者を指してると思うんです、この2つとも。そうですよね。ということも当然大事なんですけども、それ以外の一般の商店であったりとか、そういったところの方に対しても、やっぱり例えばバリアフリー化であったりとか、認知症があっても使っていただきやすいお店づくりをしますとか、そういった視点が抜けてると。これ多分全体を通してなんですけど、ここだけではなくて、ほかのとこもそうなんですけども、所管されるというとおかしいですけど、関わる事業者と関わらない事業者が混在して書かれているように思うんです。障害のところもそうなんですけれども、それほか以外のところも当然そうなんですけど、そういったちょっと書きぶり全体になっているんで、そこは総合政策部のほうで一度整理をきちっとしていただいたほうが私はいいかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答えられますか、企画。  金森副部長。 ◎金森 総合政策部副部長[総括]  おっしゃるように、一般といいますか、広い意味での一般の事業者さんと、確かに介護の関係の分野に特化した事業者さん、確かに混在している部分もございますので、ちょっとそこについては、どの程度整理できるか分かりませんが、ちょっと一度検討はさせていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  よろしくお願いします。  以上で結構です。 ○西村隆行 委員長  ほか、どうですか。  中島美徳委員。 ◆中島美徳 委員  81ページの私たちの役割、市民のところですね、丸2つ目。地域の中での自らの役割を自覚しと書いていただいているとこなんですけど、これは高齢者のことを指しているんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  小寺課長。 ◎小寺 長寿いきがい課長  ここの市民の方は、委員おっしゃった高齢者の方を指しております。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  実際、地域活動とかボランティア活動に主体的に取り組んでいただきたいのは、高齢者に限らず全世代だと思うんですね。これをわざわざ高齢者に限ってこういう書き方をするのはちょっと語弊というか、何か間違って捉えられるん違うかなと思うんですけど、書き方を考えていただくことはできますでしょうか。 ○西村隆行 委員長  小寺課長。 ◎小寺 長寿いきがい課長  ここの意味については高齢者をというふうに思ったんですけれども、委員御指摘のとおり、ほかの世代の方のことも、この高齢者のいきいきとした高齢社会の実現という部分でありますけれども、そこについてもちょっと検討してみたいと思います。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  誤解のないようにしていただきたいというふうに思います。  それと、もう1点、すみません。次の82ページのあんしんできる高齢期の生活への支援の中で介護サービスの充実を図りますというところがあるんですけど、本当にこの草津市、一生懸命介護サービスを充実していただいて、安心して介護サービスを受けていただいてるんですけど、一方で、介護職に当たっていただける方が非常に少なく、現場は苦慮されていると聞いております。この介護サービスの充実という中で、そういう介護職に当たっていただける方の募集とか、そういうこともお手伝いできるような内容になっているのかどうか、確認をさせてください。 ○西村隆行 委員長  原田課長。 ◎原田 介護保険課長  今おっしゃいました、いわゆる介護人材の確保、不足というところで、現在のところ、様々なところから声が聞こえてきたり、いろんなところで取り沙汰されてるというような現実は、私どもも確認をさせていただいているところです。現在、国のほうの方向性も含めまして、介護人材の確保というのは急務であるということで、いろんな施策をこれから講じていくというようなことがあります。  これまでは国、県を中心とした人材の確保というのが進められてきたところになるんですけども、今回、今8期のあんしんいきいきプランの見直しをしているんですけども、その中でも、市もそういった事業にも積極的に取り組んでいくべきだというようなところで、国のほうから役割分担という部分もございます。ですので、募集とか、そういったところでのお力添えができるかというところは、また事業の展開を今後考えていくことにはなるかと思いますが、いろんなそういった人材確保に向けての体制づくりという部分については、市のほうでこれから施策展開をしていく上で重要視をしながら検討してまいりたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  事業の中でしっかりと介護人材が確保できるように、また介護サービスが十分受けていただけるように、しっかりとした事業展開を。そして、この施策がすばらしい施策になるように、よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  ほか、どうですか。よろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、長寿・介護分野に対する質疑をこれで終了いたします。  それでは、障害福祉分野について、執行部より御説明をお願いいたします。  どうぞ、部長。 ◎増田 健康福祉部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ「障害福祉」を御覧いただきたいと思います。  86、87ページをお願いいたします。  分野「障害福祉」の基本方針11-1「共に生きる社会の推進」につきまして御説明申し上げます。  基本方針「共に生きる社会の推進」の概要といたしましては、地域における障害のある人を取り巻くサービス提供基盤の強化や人材の育成、社会参加の促進を行うことで、地域に暮らす誰もが互いを尊重し安心して暮らすことのできるまちづくりを進めてまいります。また、指標は「共に生きる社会の推進」についての市民の満足度としております。  なお、基本方針「共に生きる社会の推進」では、関連するSDGsの目標といたしまして、3「すべての人に健康と福祉を」、8「働きがいも経済成長も」、10「人や国の不平等をなくそう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げております。  次に、現況と課題でございます。現況といたしましては、障害のある人が地域に居住し、日常生活や社会生活を営むことができるよう支援の充実を図っています。課題といたしましては、障害と障害のある人へのさらなる理解促進や、施設整備などの生活支援体制の整備を進める必要があります。  次に、私たちの役割でございます。行政の役割といたしましては、生活支援のためのサービス充実と細やかな相談支援により、よりよいサービス提供体制の構築に努めるとともに、不足する施設整備への支援や地域の事業所間の連携強化、障害のある人が社会参加できる環境整備、ふれあい・交流の場づくりに努めます。市民の役割といたしましては、市民・地域では、自らの意思に基づいて、自己実現と社会参画のため積極的に行動するとともに、障害のある人の社会参加をサポートするボランティア活動や、ふれあい・交流の機会に積極的に参加します。事業者等では、障害のある人の雇用を促進し、個性と能力を生かした就労を継続的にサポートします。また、相談事業所などにおいては、ニーズに即したサービス量の確保と家族へのサポート、相談の充実、地域とのふれあい・交流の機会の創出を行います。  次に、施策でございます。施策名、障害のある人の暮らしを支えるサービス基盤の充実の概要といたしましては、生活支援や就労支援等、障害者それぞれの状況に応じた細やかな相談支援によるサービス提供や、障害福祉サービス事業所等への施設整備等の支援を行うとともに、遊ぶ・学ぶ等の諸活動に誰もが自らの意思で安心して参加・参画できるよう支援を進めます。  施策名、障害と障害のある人への理解促進と尊厳の保持の概要といたしましては、障害者福祉センターを核とした教養、文化等の講座やサロン、地域との交流を通じて知識普及や意識啓発を行い、障害と障害のある人についての理解促進を図るとともに、障害のある人の尊厳の保持に努めます。  施策名、福祉のまちづくりの推進の概要といたしましては、地域で安心して生活ができるよう、ハード面でのバリアフリー化を進めるとともに、学ぶ・遊ぶ等の諸活動に安心して参加・参画できるよう、外出支援やコミュニケーション支援等ソフト面での充実を図ります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針「共に生きる社会の推進」の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますでしょうか。  粟津委員。 ◆粟津由紀夫 委員  この障害福祉の中で、まず87ページの市民と地域というところで、市民の役割として、こちら自らの意思に基づいて積極的に1番目は参加しますと。2つ目はボランティア活動等に参加しますと。3つ目がふれあい・交流の機会に積極的に参加しますという、そういう参加しますばっかりなんですけど、障害者の方とお付き合いしている中で、やっぱりもっと未来に向けて私たちが必要なことと言われるのは、障害者の方を障害者の方っていう目で見るんではなくて、今北欧のほうで進んでいるノーマライゼーションというんですかね、そちらのほうでもっと心の部分の中で垣根を取るということの必要性があると思いますので、参加する、参加するだけじゃなくて、そういうノーマライゼーションを訴えた部分というのを、市民の方の部分に記載なり、何がし考えられてはいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  市民、地域の役割ということで、もっと参加するだけではなくて、いろんなことを考えていったほうがいいという御意見はごもっともだと思っております。まずはこちらのほうに書かせていただいた内容としましては、参加いただくということで、まずはふれあいや交流というものを通じて知識を得ていただくということと、それに基づいてまた啓発ということで、知識を増やしながら意識を高めてもらうという意味でこちらのほうを書かせていただいたわけなんですけれども、もう少し踏み込んだということもおっしゃっていただきましたので、またちょっと内容のほうは検討させていただきながら進めていきたいなと思っております。 ○西村隆行 委員長  粟津委員。 ◆粟津由紀夫 委員  今言っていただいたとおりに、機会参加だけじゃなくて、ぜひとも理念に基づいた私たち自身が考えなければならないというところに目を向けたいので、この部分に関してはもう一度御検討いただいて、何とかそういう部分も入れていただければと思ってます。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  課題のところの内容が、まだこれ第5次の総合計画の第3期計画のほうがやはりきちっと書いてあるのかなと。例えば、誰もが当たり前に参画できる地域社会づくりが求められているとか、ちょっと余りにも何かここの表現が、理解促進、施設整備ということで、当事者の目線での何か、障害者の方がどういうふうな生活や暮らしをしたいかというのが全く書かれてなくて、少し課題把握がきちっとなされてないのかなという誤解を受けるような表現になっているんですが、それについてはいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  前回と課題のほうをちょっと整理させていただいた中で、理解促進という部分に、どういうふうな形で障害の方が生活していきたいかという部分で、理解促進という部分に区切らせていただいたんですけれども、うちのほうの事業としまして、施設整備で。 ○西村隆行 委員長  課長、もう少しマイクを使っていただいて、ごめんなさい。 ◎一浦 障害福祉課長  すみません。施設整備などの生活支援体制の整備という部分で新しく促進していかなければならないなというふうに思っておりまして、実際のところ、私たちの役割というところで、行政の役割のところで不足する施設整備というところがちょっと書かれてるんですけれども、こちらのほうはグループホームであるとか、ショートステイといった地域生活の場としての必要な整備をするという部分が急務になっておりまして、そちらのほうを課題として組みさせていただいたというつもりではございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  施設で暮らすとか、通うとかといったことも大事ですけど、やっぱり地域でどのように一緒に生きていくかということがやはり求められている時代で、この施設整備も大事だと、要望もありますので大事だと思うんですが、これやはり長期のビジョンでもあるので、少しそういった当事者に対するどのような生活をしたいかというのも課題として挙げていただくほうが、少し何か冷たいような表現が、思いますので、少しもし検討ができるのであればお願いしたいなと思います。それはいいです、御検討いただければですね。  続けていいですか。例えば87ページの施策で、主要事業に障害者福祉センター管理運営事業というのが、施策にすると障害と障害のある人への理解促進と尊厳の保持とあるんですが、実際に障害者福祉センターというのは、もうサービス計画とかあらゆる相談を担っている中で、施策が理解促進と尊厳の保持に、そこにもう全部入ってしまってるのは何となく違和感があるんですけども、この考え方としてはどういう考え方なんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  少し確認させていただきたいんですけれども、障害者福祉センターの関係で、障害と障害のある人への理解促進と尊厳の保持というところ、センターを核としてというところが書かれてるというところがあるんですけれども、すみません、それの後で福祉のまちづくりの推進とか、そういうサービスとかに関わってくるということをおっしゃっていただいてたんでしょうか。すみません、ちょっと聞き取りが、申し訳ございませんが、もう一度お願いいたします。 ◆西垣和美 委員  障害者福祉センターが指定管理を受けて、そこで障害者の生活のサービスや支援とかを、相談とかをほとんど担ってて、実際にそこがいわゆる①の障害のある人の暮らしを支えるサービス基盤の充実とリンクしていると思うんですけども、何かこの書き方だったら、理解促進と尊厳の保持に運営事業というのが書かれてあるので、少し施策と主要事業の内容が一致していないのかなということを思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  草津市障害者福祉センターという部分では、核としたということで書かせていただいているんですけれども、こちらでは教養・文化とか、ITの講座であるとか、地域の人のふれあい・交流という部分を深められるようなイベント等を実施していただいてまして、それに伴ってこんな障害があるとか、こんな障害には特性があるんだ、こういうことに困っておられるんだというような知識普及という部分と、意識啓発ということで、こういう部分で意識を高めていくということによって、障害と障害のある人について理解促進を図るということをさせていただいてまして、その後、障害のある人の尊厳の保持という部分も、その理解をもって尊厳の保持に努めるということで書かせてはいただいております。ちょっと分かりにくい点がございましたら、また検討いたしまして、反映をさせていただきたいなというふうに思っております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  というのは、①の施策と概要は障害者福祉センターが担っているのかなという、単純な結びつけだったのでと思いました。  それと、最後に、発達障害の方への支援というのが全く書かれてないんですね。これって少し障害のある方というくくりとは、特出しで、発達支援センターというのがやはりどこにも書いてないというのもありますけれども、やはりだんだんと成長されて、特別支援教育から今就労の困難さというのがクローズアップされている中で、そういったこともどこかで表現をしていただく必要があるのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  おっしゃっていただいてますように、発達障害という部分につきましては、特段記載はされてないんですけれども、大人の方の発達障害の方で、手帳のほうとかを取られている方につきましては制度のほうには乗ってくるということにもなりまして、サービスを受けていただいているという事実があるんですけれども、子どもさんにつきましては支援センターのほうであるとかで関わりのほうをしていただいて、その後、大人になられたときにこういった制度に乗っていただいて、制度を活用していただくという流れにはなっております。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それをやっぱりはっきりと、発達障害にかかる人の一貫した支援ということをどこかで書かないと、子育て支援しか書いてないんですね、発達障害の支援というのは。そこはやはり就労とか、大人になっての課題というのはかなり大きくありますので、そこはどこかで書いて表現をしていただくように、ちょっと要望をさせていただきたいと思いますので、御検討をお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  答弁、どうぞ。 ◎一浦 障害福祉課長  おっしゃっていただいたように、そちらのほうも大事な取組というふうには理解しておりまして、ただ、一定個別の障害名を全部書き上げるということはしていない関係もございますので、調整をしながら、また検討のほうをさせていただきます。ありがとうございます。 ◆西垣和美 委員  分かりました。個別の障害というくくりじゃないと思うので、そこは少し認識は私と違うと思います。でも検討していただくということですので、よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  この障害の共に生きる社会の推進の内容は、全般的に見て、障害者というのをただの言葉で一くくりしてある表現に私には見えるんですけれども、障害といっても、いろんな障害を抱えておられる方がおられると。社会参加をするために努力をしておられる方もおられれば、社会参加すらできない障害を持っておられる方もおられると。
     今、小さい子どもたちで障害を持っている子どもたちの家族というたら、子どもさんは小さいから親はまだ若い、面倒はしっかり見られると。でも大人と一緒で、障害を持っている人たちも同じように年を取っていくと。そう考えたときに、ここをこう読み取ったときに、今一番家族が悩んでいるのは何かというたら、この子を残して死なれへんと。死ぬことはできへんと、心配でということで、要は障害を持っている人たちのついの住みかをしっかりと、きちっとした整備をしてほしいと。私らが安心して、いろんな人のお世話になるのは当然ですけれども、任せて死んでいきたいという、ほんまに言っておられる家族さんが多い。なので、いろいろと施設整備とか書いてあるわけですけれども、社会復帰に向けてであるとか、日常の生活を過ごすための施設整備とかいうことだけではなくて、そういったついの住みかの整備をしていくという、市の施策の中にやっぱり盛り込んでもらえるような、要は対象となる人たちがこれを読んだときに、ああ、うちの子どももこれやったら大丈夫やなというふうに安心してもらえるような施策の展開として、具体的に書く必要はあらへんけれども、ああ、これやったら大丈夫やなと思ってもらえるような表現をしてあげるのが僕はいいのかなというふうに思うんですけれども、今どうも見てると、日常の社会参加であるとか、人との関わりとかいう、普通の生活の中における施策というのはあるのやけれども、そういったところがちょっと弱いように思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  今おっしゃっていただいた部分は、当課においてもすごく課題を感じている部分でございまして、この方針の中の課題という部分で、先ほど委員さんのほうからも御指摘があって、障害者の方がどういうふうに生活をしたいかという視点が抜けているんじゃないかという御指摘もあったんですけれども、施設整備などの生活支援体制の整備という部分で、ちょっと冷たくは感じる言葉にはなるんですけれども、こちらのほうが下のところの私たちの役割のところで、行政のところで2つ目の丸になるんですけれども、不足する施設整備への支援や地域事業所間の連携強化を図りますという部分がございまして、ついの住みかという表現をしていただいたんですけれども、本来はついの住みかという部分ではないんですけれども、やはり地域生活の場としてグループホームであるとか、親御さんとかの介護が病気とかのために急にできなくなったりとかいう部分がございますので、そういったときのためのショートステイであるとか、障害の重い方の日中の過ごし方ということで生活介護事業所という部分がかなり草津市でも不足しておりまして、草津市だけではなくて、湖南圏域4市においても不足している状況がございますので、こちらの整備のほうを促進していきたいな、支援していきたいなというふうに思っております。  その部分と、地域事業所間の連携強化を図りますという部分で、ちょっとさらっと見てしまうと、事業所間の連携強化というふうな形でこちらもちょっと冷たい言い方にはなってしまうんですけれども、湖南福祉圏域4市で緊急時の受入対応ということをかなり考えておりまして、今、24時間、365日、何か親御さんに何かあったときのためにできるような事業がないかということですごく考えておりまして、今あるものを使いながら事業所間で連携をしていくということを考えておりまして、そちらのほうがうちのほうの急務であるかなというふうに思っておりますので、そちらのこともちょっと文字に起こしますと1行にはなってしまうんですけれども、願いを込めて書かせていただいたという部分になります。 ○西村隆行 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  障害を持っておられる皆さん、それぞれ個人差はあるんですけれども、環境の変化に物すごく敏感であったり、対人関係に物すごく敏感であったりという人が多いわけですよね。一番いいのは、やっぱり自分の生まれ育った家でずっと生涯を送るのが一番いいと思うんです。じゃあ、それを考えたときに、各1戸家庭にそういった人員を送り込んでずっと24時間面倒を見るのかといったら、なかなか難しいと思うんです。そうなってくると施設整備等が必要になってくるかなというふうに思いますので、家族さんの安心につながるような、そういった制度をしっかりと取り入れていただけることが分かるような書き表し方をしていただけると、皆さん、そういった対象者の皆さんは喜ばれるというふうに思いますし、先ほどから冷たい言い方と言うてはりますけど、心は温かいんでしょう。温かい心をお持ちやと思いますんで、ぜひともそういった手を差し伸べていただいて、安心して生活をしていただける。その上でいろんな社会参加ができるような人たちについては、さらにそういった制度も充実してほしいし、どうにもこうにも、何にも対象にならない方もおられるわけですから、皆さんそれぞれ自分で声を出せない、自分の体で態度で表現できない。だけど、しっかりとその辺のところは、我々の声は聞いておられますから、そういったところも酌み取れるような、そして本当に心から喜んでいただけるような、そんないわゆる対応をできるような施策を展開してもらいたいというふうに思いますので、今後また事業の中でそれを反映していただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  土肥委員、大丈夫。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  すみません、施策の福祉のまちづくりの推進のところで、地域で安心して生活できるよう、ハード面でのバリアフリー化を進めるとこうあるんですけど、これは一つ例で言えば、歩道の整備であったり、そういうふうなことをやっていくということの理解でよろしかったでしょうか。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  おっしゃっていただいているように、まち全体、建物全体というか、そういったところのバリアフリー化という部分で、ハード面では考えております。 ○西村隆行 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  市内を見渡せば、非常に歩道が狭く、車いすの方が通れないところもたくさんあります。車道と並行していて非常に危険なところもたくさんありますので、大体は建設部さんがされているんですけど、しっかり連携を取っていただいて、ハード面のバリアフリー化をしっかり進めていただきますよう、お願いいたします。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員、どうぞ。 ◆川瀬善行 委員  別の角度で福祉のまちづくりに関してですが、近年、まちづくりというと学区のまちづくりという、特色を生かしたというところにどうも偏りがちなんですけれども、このアクションプログラムとして全体の共通認識を得られるようなフォーラムであるとか、イベントの展開とか、このような形で見せる啓発というんですか、認識を広げていく。このようなところは、この次のアクションとしてどのようにお考えでしょうか。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  まちづくりの前の段階で障害と障害のある人への理解促進と尊厳の保持という部分で、センターを核としたふれあい・交流のイベントという部分が一つございまして、いきいきふれあい運動会であるとか、センターの秋祭りとか、そういったところの事業の啓発にうちのほうも参加をさせていただいているような状況でございます。また、新たにイベントということもおっしゃっていただいているんですけれども、少しコロナ禍でもございますので、イベント等、ちょっとなかなか開催するのが難しい状況にはあるんですけれども、今後検討してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  ありがとうございます。  確認ですけど、センターというのはあれでしょうか、草津市の中央のことを言うのか、学区ごとのという、ちょっとそのところが聞き取りが。 ◎一浦 障害福祉課長  申し訳ございません。障害者福祉センターになります。草津市としては、そこが中心的な核となる施設でございます。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  ありがとうございます。今のこの全体的なイベント展開というのは、障害者もそうなんです、健康というテーマでも大きくは可能だと思うんですけれども、当面はコロナのような形でできないということなんですけど、将来の展開を見据えたときにどのように進めていくのか。市民の啓発に対してもっと草津市の色合いを出せるようなイベントをどういうふうにつくっていったらいいのかというところが考えられますが、改めて見解をお伺いいたします。 ○西村隆行 委員長  一浦課長。 ◎一浦 障害福祉課長  先ほど障害者福祉センターというのが指定管理をしている事業所になりますので、指定管理の事業所のほうのイベントのほうが一つ大きな部分がございまして、草津市で行うというよりは、家族会とかいろんな団体がございますので、そちらのほうの講演などをしながらも、小さなところでも、市内のいろんなところでそういうイベントをされる部分について、講演等を行いながら進めてまいりたいなというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  ぜひそのような行動が市民に響くように進めていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  それでは、ほか、よろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  じゃあ、今、各御指摘がございましたので、温かいお心でよろしく検討をお願いしたいと思います。  それでは、以上をもちまして本日の総合計画特別委員会を終了したいと思います。  お疲れさまでございました。  次回は28日、午後1時から委員会を再開いたしまして、引き続き協議いたしますので、各委員の皆様、また執行部の皆様、よろしくお願いいたします。  なお、この最終の日の分野が終わった後に、委員会としてこの基本計画全体への要望をまとめたいと思いますので、幾つか全体に対する何かこういうことが言いたいことがありましたら、また考えておいていただきますように、よろしくお願いいたします。  では、閉会に当たりまして、伊吹副委員長より一言御挨拶をいただきます。 ○伊吹達郎 副委員長  本日も長時間にわたり御審議賜りまして、誠にありがとうございました。今日で3日目、次、いよいよ最終日、4日目となります。28日、また昼からになりますけれども、皆様、御協力よろしくお願い申し上げます。  本日は誠にありがとうございました。               閉会 午後4時31分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   令和  年  月  日  草津市議会総合計画特別委員会 委員長...