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令和 2年 3月24日予算審査特別委員会-03月24日-01号

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  1. 草津市議会 2020-03-24
    令和 2年 3月24日予算審査特別委員会-03月24日-01号


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    令和 2年 3月24日予算審査特別委員会-03月24日-01号令和 2年 3月24日予算審査特別委員会                予算審査特別委員会会議録 〇日時     令和2年3月24日(火)  午前9時30分 〇場所     全員協議会室 〇出席委員   委 員 長  横江 政則     副委員長  小野 元嗣         委  員  井上  薫     委  員  粟津由紀夫         委  員  八木 良人     委  員  川瀬 善行         委  員  山元 宏和     委  員  永井 信雄         委  員  藤井三恵子     委  員  西田  剛         委  員  西村 隆行     委  員  奥村 恭弘         議  長  瀬川 裕海 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   田中 香治   石本恵津子 〇出席説明員  副市長           山本 芳一
            教育長           川那邊 正         総合政策部長        岡野 則男         総合政策部理事(公社担当) 松下 正寿         総合政策部専門理事(人権政策担当)                       青木  敏         総合政策部理事(草津未来研究所・行政経営担当)                       木村  博         総務部長          田中 義一         まちづくり協働部長     長  源一         環境経済部長        藤田 雅也         健康福祉部長        川崎 廣明         健康福祉部理事(健康福祉政策担当)                       溝口 智紀         子ども未来部長       田中 祥温         都市計画部長        辻川 明宏         建設部技監         東  隆司         建設部長          寺田 哲康         上下水道部長        打田 敏之         教育部長          居川 哲雄         教育部理事(学校教育担当) 畑  真子         監査委員事務局長      堀田智恵子         環境経済部副部長(総括)  岡田 芳治         都市計画部副部長(総括)  松尾 俊彦         都市計画部副部長(建築担当)荻下 則浩         建設部副部長(総括)    生田 英樹         建設部副部長(プール整備事業担当)                       島田  稔         建設部副部長(国県事業担当)清水 良幸         上下水道部副部長(総括)  奥山 敏樹         上下水道部副部長(浄水担当)平尾  聡         教育部副部長(総括)    山本智加江         教育部副部長(学校教育担当)江竜 眞司         農林水産課長        太田 一郎         都市計画課長        一浦 辰己         都市再生課長        川原 圭一         交通政策課長        高岡 良秀         開発調整課長        古野  節         道路課長          西田 伸治         河川課長          松永 智行         公園緑地課長        古川 久行         草津川跡地整備課長     福井 教之         土木管理課長        野村 昌良         住宅課長          田中 三男         上下水道総務課長      福西 弘充         給排水課長         島田  恭         上下水道施設課長      安土 隆文         ロクハ浄水場長       佐々野哲郎         教育総務課長        田中  歩         生涯学習課長        相井 義博         スポーツ保健課長      織田 泰行         スポーツ大会推進室長    藤崎  篤         歴史文化財課長       岩間 一水         草津宿街道交流館長     八杉  淳         図書館長          武村  彰         学校教育課長        京近 武史         上下水道総務課参事     中西 美果         スポーツ保健課参事     宇野 秀樹         都市計画課課長補佐     竹中 和哉         道路課課長補佐       山根 祐樹         河川課課長補佐       吉水 信宏         公園緑地課課長補佐(総括) 奥野  貫         草津川跡地整備課課長補佐  森   暁         教育総務課課長補佐(総括) 森下 康二         歴史文化財課課長補佐    原田 美穂         学校教育課課長補佐     西山 宜克         児童生徒支援課課長補佐   布施 久幸         学校政策推進課課長補佐   辻  大吾         都市再生課係長       高倉 章太         交通政策課係長       三浦 恭久         プール整備事業推進室係長  島川 弘光 〇事務局職員  局長   千代 治之    課長補佐  吉田 克己         主査   堀江加奈子    主査    辻井  豪         参与   寺井 儀政 〇付議案件 1.議第2号 令和2年度草津市一般会計予算 2.議第5号 令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算 3.議第8号 令和2年度草津市水道事業会計予算 4.議第9号 令和2年度草津市下水道事業会計予算               開会 午前9時30分 ○横江政則 委員長  皆さん、おはようございます。これより昨日に引き続き予算審査特別委員会を再開いたします。  再開の前に昨日の健康福祉部の審査における健康都市づくり推進費の質問について、八木委員から発言の申し出がありますのでお願い申し上げます。  八木委員。 ◆八木良人 委員  昨日の今、委員長がおっしゃられました推進費のアーバンデザインセンター開催費の質問の中で、この内容については健康福祉部で聞くようにという趣旨の発言をしましたけれども、私の一部勘違いが含まれてたようで誤解を招く表現となってしまったことをここでおわび申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○横江政則 委員長  委員の皆さん、そしてまた執行部の皆さん、よろしくお願いいたします。  また、お願いがございますけれども、きのうもお話させていただきましたが、委員の方が質問される場合は、予算の中身だけの質問ということで、できるだけ要望とかそういうのも言いたいのはわかりますけれども、そこらは避けていただきたいと思います。  そしてまた、執行部の方におかれましても、質問の内容がもしわからんような状態やったら、もう一度聞き直していただいても結構ですけれども、しっかりとその内容を踏まえた中で適切な回答をいただきますようよろしくお願いします。  それでは、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、教育委員会事務局が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  居川教育部長。 ◎居川 教育部長  議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、教育委員会事務局の所管にかかります予算につきまして御説明を申し上げます。  それでは、恐れ入りますが令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  7ページをお願いいたします。  第2表、債務負担行為でございます。  一番下の(仮称)草津市第二学校給食センター整備費で、期間は令和2年度から令和3年度まで、限度額10億8,260万円の設定をさせていただくものでございます。  次に、9ページをお願いいたします。  第3表、地方債でございます。
     上から三段目の社会教育施設整備事業費で限度額1億8,920万円、その下の小学校建設事業費で限度額3,920万円、その下の中学校建設事業費で限度額4,430万円、1つ飛びまして史跡芦浦観音寺跡整備事業費で限度額450万円、その下の学校給食施設整備事業費で限度額17億2,680万円、その下の社会体育施設整備事業費で限度額1億4,070万円の設定をさせていただくものでございます。また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、令和2年度草津市一般会計予算にかかります予算に関する説明書のうち、教育委員会事務局の所管にかかります部分につきましては、さきにお渡しをしております予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の27ページから32ページに記載のとおりでございます。  続きまして、お手元の令和2年度当初予算概要に基づき、教育委員会事務局の所管にかかります重要施策および主要な新規・拡大施策の概要につきまして、それぞれ、居川と畑から順次御説明を申し上げますのでよろしくお願いいたします。  それでは、当初予算概要の10ページをお願いいたします。  重点施策の教育の充実では、事業名、小・中学校大規模改修費でございます。  建築後、相当年数が経過した体育館等の建物やトイレ、グラウンド等の学校施設の改修を計画的に実施するものでございます。  次に、11ページをお願いいたします。  事業名、(仮称)草津市第二学校給食センター整備費でございます。  令和3年度3学期から給食センター方式による中学校給食の提供を開始するため、用地の造成工事や施設の建設工事を行うものでございます。 ◎畑 教育部理事  次に、12ページをお願いします。  事業名、英語教育推進費でございます。  子どもたちが他者と主体性をもって英語でコミュニケーションができる力を身につけ、みずからの考えや意見、情報を積極的に発信できるようJTE(日本人の英語指導助手)やALT(外国人の英語指導助手)の配置による授業支援、小学校6年生を対象とした英語教育オンライン授業の実施、中学生を対象にしたスコア型英語4技能検定の実施など、小学校から中学校までの系統的な取り組みを通して、草津市の英語教育の充実を図ってまいります。  次に、13ページをお願いします。  事業名、小1学びの基礎育成事業費でございます。  市内小学校の1年生において、学習の基本となる平仮名の読み書きにつまずいている児童が一定数存在していることが明らかになっております。そのため、1年生の早期から個々の児童の状況にあわせて、多層指導モデルMIMによる効果的な指導支援を継続的に行い、読みの力の向上を目指すとともに、定期的なアセスメントを行い、学習につまずく児童の早期発見、対応を図ってまいります。令和2年度は実施校を新たに4校ふやし、市内8小学校で実施していくものでございます。  次に、14ページをお願いいたします。  事業名、学校ICT環境充実費でございます。  今般、国が令和5年度までに児童・生徒ひとり一人の端末の整備を含む総合経済対策を閣議決定したことを受け、既存のICT教育環境を生かしつつ、計画的かつ段階的に整備を進めてまいります。令和2年度は高速大容量ネットワーク環境の構築と小学5年生、6年生および中学校1年生には1人一台の端末を、その他の学年には3人に一台の端末を配備するものでございます。  また、あわせて学校現場での働き方改革にも配慮し、公務の情報化により教職員の事務負担の軽減を図ることで教育の質の向上にも取り組むものでございます。  次に、15ページをお願いいたします。  事業名、不登校等対策強化推進費でございます。学校不適応行動や不登校に悩む児童・生徒への対応として、専任のスクールソーシャルワーカーを適応指導教室のある教育研究所に配置し、組織的に小・中学校への訪問指導や教育研修を行うとともに、民間施設等と連携した取り組みを推進し、学校不適応行動や不登校の未然防止、早期発見・早期解決を図ってまいります。 ◎居川 教育部長  次に、29ページをお願いいたします。  重点施策のスポーツ健康づくりの推進では、事業名、くさつランフェスティバル開催費補助金でございます。  誰もが気軽に参加し、楽しめるランニングイベントである健幸都市くさつランフェスティバルの開催に向け、民間事業者主体で構成するくさつランフェスティバル実行委員会に対して支援を行おうとするものでございます。  次に、30ページをお願いいたします。  事業名、野村運動公園グラウンド大規模改修費でございます。  第79回国民スポーツ大会の競技会場として内定しているソフトボール競技の実施に向けて施設改修を行う必要があることから、令和2年度から着手される野村運動公園グラウンド北側に隣接する県道の拡幅工事のため、既存の防球ネット等の移設を行う必要があることなどから、グラウンド防球ネット等の改修工事を行ってまいります。  次に、32ページをお願いいたします。  事業名、第79回国民スポーツ大会、第24回全国障害者スポーツ大会準備費でございます。  令和6年に滋賀県で開催が予定されている第79回国民スポーツ大会、第24回全国障害者スポーツ大会に向けて本市における推進組織体制を構築し、県、共催市、競技団体、関係団体等と連携して準備に取り組んでまいります。  次に、41ページをお願いいたします。  主要な施策、主要な新規拡大施策といたしまして、事業名、草津のサンヤレ踊り、重要無形民俗文化財指定啓発事業費でございます。草津のサンヤレ踊りが日本遺産の認定に続き、この3月16日に栗東市の祭礼芸能とともに、近江湖南のサンヤレ踊りとして、国の重要無形民俗文化財に指定されました。そこで5月3日に行われる草津のサンヤレ踊りの実施にあわせて、草津市観光物産協会と連携しながら春の文化財めぐりの一環として、草津のサンヤレ踊りの普及啓発事業を行い、広く周知を図ってまいります。  次に、42ページをお願いいたします。  事業名、史跡草津宿本陣整備費でございます。  本市の歴史文化の中核である国指定史跡草津宿本陣で、現在一般公開しております建物について、来館者の安全確保のために耐震診断を実施いたします。その結果次第では、令和3年度策定予定の史跡草津宿本陣整備基本計画に位置づけた上で、耐震補強工事などの必要な対策を講じてまいります。  次に、43ページをお願いいたします。  事業名、史跡芦浦観音寺跡整備費でございます。  今年度策定予定の史跡芦浦観音寺跡整備基本計画に基づき、令和2年度は基本設計を行い、全体の整備計画図や主要施設計画図を作成し、概算の事業費を算出していくものでございます。今後、所有者が実施する老朽化した重要文化財建造物の保存修理工事にあわせ、本史跡の特徴である中近世の城郭を思わせる寺院としての景観を顕在化する史跡整備を進め、当期の全面公開を目指してまいります。 ◎畑 教育部理事  次に、44ページをお願いいたします。  事業名、地域協働型キャリア教育推進事業費でございます。  子どもたちは変化の激しい時代をたくましく生き抜くための力が求められます。本事業は学校や家庭での教育とあわせて、地域社会と連携協働する新たな教育プログラムとして、地域住民の中から要請したサポーターの協力を得ながら、中学生を対象としたキャリア教育を実施するものです。教育委員会では主な内容のうちの③キャリア教育プログラムを市民のサポーターの協力を得て行います。  以上、まことに簡単ではございますが、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、教育委員会事務局が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第2号議案のうち、教育委員会事務局が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  サンヤレ踊りの質問をさせてもらいますが、予算概要の41ページ、草津のサンヤレ踊りの無形文化財で、啓発事業費ですが、サンヤレ踊りの体験事業費で30万1,000円、案内啓発用品の作成で19万7,000円を見込んで新規事業ですが、もうちょっと詳細でどのようなことをしていただけるのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  草津のサンヤレ踊りにつきましては、今般、国指定の重要無形民俗文化財に指定されましたことから、これを機に一層市内外にこのサンヤレ踊りを広くピーアールするために企画させていただいたものでございます。具体的には、5月3日の実施日に人がお集まりいただけるところでサンヤレの衣装を体験していただいたり、あるいは鐘をついていただいたりというような、実際のまつりに親しむような機会を設けさせていただきたいというのが1点目でございます。  これとあわせまして、登り旗ですとか、あるいは団扇といった消耗品的なものを作成配布いたしまして、広く新しく国指定になったことにつきましてピーアールする予定でございます。  ただ、現在、ことし実施されるサンヤレ踊りは5団体が予定されておるわけでございますが、そのうち、2団体につきましては、既に新型コロナウイルスの関係で中止される予定でございますので、この実施時期や方法につきましては、再度様子を見ながら検討させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  ことし、コロナの関係で中止をされるという団体があるようですけれども、市内に7つあるサンヤレ踊りの保存会を集めて協議会をつくっていただきました。皆さんの活動状況を聞いたり、見たりしていますと、本当にしんどい思いをしておられますので、中止ということが逆にまたこうした保存運動に対して下火にならないようにしていただきたいと思うんですけれども、特に今の啓発、国の無形文化財になったということで大変ありがたいことなんですけれども、後継者がなかなか見つからないと。役員さんも踊り子さんも含めて見つからないと。男性ばかりで踊り子をやっていただいているというところがあるんです。その辺の後継者づくりについてもどのように考えておられるか、それも聞きたいんですけどお願いできますか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  議員おっしゃいました連合会の中でそういった御意見が出てきているのも事実でございますし、団体様の御意向があえば、連合会の中での助け合いというものも考え得るというふうに思います。  さらに、立命館大学のほうにサービスラーニングセンターというのがございまして、若い学生さんの力の協力が得られるというような仕組みがございます。その村のお方でない方にお手伝いいただくということにつきまして、団体さんと十分に協議しないといけないとは思っておりますが、そういったところに実際に手を挙げていただいて応募をかけていただいているという実態もございますので、今のところ、まだ新型コロナウイルスの関係で、公募のほうはちょっと休止している状況にはございますが、今後もそういう方法も含めて市が間に入って支援させていただきたいというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  ありがとうございました。  国の無形文化財になって、地元の方々、保存会の方々もある意味重たい荷物を背負ったなという思いをもっておられますけれども、こうした歴史文化というのは、保存を進めていく。あるいは活用していくということが大切ですし、どうぞ応援をしてあげてほしいなと。  それと、ユネスコの登録という話もあるようですけれども、小さな小さなこのサンヤレ踊りの歴史文化が草津から世界に飛び立てるようなしっかりとこの辺の活動を見て応援をしてあげてほしいと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  井上委員。 ◆井上薫 委員  当初予算概要の15ページです。  不登校等対策強化推進費スクールソーシャルワーカーさん、1名の配置ということで、人もふえてきている中で1名という部分が大変かなというふうに思うんですけれども、また、効果もすぐには図れないとは思うんですけれども、今後もこれは継続していこうと考えられているのか、また、効果があれば増員も検討していただいているのか、ちょっとお尋ねしたいんですけれども。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  京近学校教育課長。 ◎京近 学校教育課長  先ほどの不登校の対策、1人ということでございますけれども、新規で今あげさせていただいていますのは1人のフルで勤務いただく方をSSWで1人予定をしております。これまでにも市のほうでは、SSWを1名市のほうで雇用させていただいてます。それから、県のほうからも1人、SSWをいただいていますけれども、これらについてはフルでということでなくて、週2日とか、そういう形でのケースごとの対応になっていますことから、来年度新たに1名雇用させていただいて市内全体の教育相談体制の充実というところを図ってまいりたいと思っております。  また、効果のほうを図るのも難しいとは思っておるんですけれども、職員研修等も積み重ねながら、しっかりと効果をあげながら不登校数を減少させる方向で頑張っていきたいとは思っております。  その中で、増員というのを検討はしたいところですけれども、昨今、予算の部分も厳しいところでございますので、まずは1名の活動を充実させていくということを考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  こういったことは全国的にも過去から課題にもなっとると思うんですけれども、これに対して国からの補助とかいう、そういったものはないんですか。国、県とかの。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  今、SSWのこの事業につきましては、特にあるというわけではございませんが、先ほども言いましたように県のほうでもSSWを各市町等に派遣をしておりまして、本市でも1名県のほうからの派遣をいただいているという形でございます。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  わかりました。先生方の負担も軽減されると思いますので、今後もまた、増員をしてもらえればなという思いで聞かせていただきました。ありがとうございます。  もう1点、当初予算概要の29ページです。  くさつランフェスティバル開催費補助金ですけれども、イベント自体は大変いいことだというふうに思うんですけれども、ホームページ等を見せてもらってますと、協賛企業もたくさんおられますし、参加費も相応の額を徴収されてます。この補助金額の200万円というのが妥当かどうかという点で、200万円とされた根拠をちょっと聞かせていただきたいんですけれども。 ○横江政則 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  くさつランフェスティバルは来年度初めての開催となります。今、おっしゃっていただいた事業費、また補助金の根拠というところでございますが、想定事業費を600万円程度を想定しておりまして、うち200万円は参加者による自己負担で、200万円は企業協賛金、200万円は市の補助という形を検討しておりまして、民間協賛金を超えない範囲で補助金を支出しようということで官民連携、また参加者の負担によって事業を成り立たせたいと考えております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  わかりました。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ちょっと今、自分の質問をするのに若干の関連なんですけど、15ページの不登校の部分で今質問があったんですけど、特定任期付職員ということで人件費もふつうよりも相当高目になってるんですが、どんな方を今考えてらっしゃるんですか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  SSW自体が社会福祉士とか、精神福祉士とか、そういう形の方にお願いしているところです。  今現在予定していますのは、今まで市のSSWの定数会議等でかかわってきていただいた方にお願いしようという形で予定をしております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  さっき、フルではないと。兼務しながらということで、その方は今度はフルにされる予定ということでよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  予定しておりますのは、その方向で考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  わかりました。当初予算概要の44ページ、地域協働型キャリア教育推進事業でちょっとお聞きしたいんですが、まちづくり協働部のほうが主な内容の1、2までやって、環境整備というか、いろんなキャリアのことをされるのはわかるんですが、これを読んでますと、中学生の方を対象にキャリア教育を実施しますという云々ですけれども、中学生自体に仕事のね、自分の将来に対して何か固定してしまうんじゃないかなという懸念を、この文章を読んでると思ってしまうんですが、それは大丈夫なんですかをちょっとお聞きしたいんですが。 ○横江政則 委員長  どうぞ。 ◎江竜 教育部副部長  今、御質問いただきました地域協働型キャリア教育推進事業でございますけれども、予定しておりますのは、中学校1年生を考えております。中学校2年生では、これまでより5日間の職場体験も実施しておりますので、これ1つの事業をもちまして中学生の職業観を培っていくものではなく、総合的に培っていくものと考えておりますので、このことによって固定するものではないと考えております。  ただ、このプログラムを実際に見ていますところ、どちらかというと幅広く職業について考えてみるというようなプログラムになっておりますので、そういう意味でも中学校1年生の子どもにとってはいいものであると考えております。
    ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  1つ具体例は挙がりませんか。今のを聞いてると、返って中学生は迷うんじゃないかなと。総合的にという言葉で惑わされて。だから、本来ある中学生って、大体いろんなあこがれをもちますよね。逆に、仮にですよ。ちょっと具体例で今の説明をお願いできませんか。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  子どもたちは2時間扱いの授業を実際にしていくわけですけれども、その中で自分の興味・関心を見つけていきたいと。例えば、自分が野球に興味があると。そうしたら、小学校時分ですと、野球と言えば、やっぱりプロ野球選手だというようなイメージで思ってるかもしれないけれども、野球にかかわるのにはさまざまな仕事があるよと。例えば、球団職員もあれば、広報もある。スポーツメーカーもあれば、ユニフォームをつくる服飾の仕事もあると。そういうような自分の興味があることは、例えば、野球でしたら、イコールプロ野球ではなく、いろんな可能性があるよというのを子どもたちが見つけていけるような、そういうプログラムになると考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ということは、やっぱり中学生のお子さんたちの感受性のある意味、自分がプロ野球選手であれば、将来目指すけれども、自分にはその力がないとか、あこがれから諦めになるというか、ネガティブになっていくんじゃなくて、野球選手の中にはいろんな仕事があって、その中で自分の可能性はもっと見い出されるんやと。自分は実際にグラウンドで球を追うんじゃなくて、それを整備するのかもしれないし、ユニフォームとか、いろんな幅広い考え方をもつようなお子さんになってほしいというキャリアプログラムという理解をすればよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  議員おっしゃいますとおり、幅広く職業を見ていくということと、それから目的の1つとして自己肯定感を高めたり、自分のことが好きになったりするような子どもを育てたいということも考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  これは、外部の方云々で聞いておりますので、今ちょっとあえて質問させていただきましたのは、どこまで教育委員会の方たちが大層な物言いですけど、これ御理解を賜ってされておられるのかということを、これ、ちょっと違うとちぐはぐになってきますので、逆に安心しましたので、ぜひいい子に育っていただきますようにお願いしたいと思います。  引き続き、よろしいですか。当初予算概要の13ページの小1学びの基礎育成事業費があるんですが、MIMという多層指導モデル云々ということで、これが成功したので4校ふやすということですけれども、これから各指導段階ごとに児童の理解状況に応じて集団での指導にあわせて、個別指導を行う指導方法と、今書いていただいてるんですが、これ先生方に負担にはならないんでしょうか。  それと今回、倍にされるので、実施から実績が出たということで、効力があるということでこれを拡大されたのかをお聞きしたいと思います。 ○横江政則 委員長  京近学校教育課長。 ◎京近 学校教育課長  MIMの教師の負担についてですけれども、パッケージ化されていまして、指導モデルというのが一定提示されていますので、それにしたがってやっていけばいいという部分で非常に負担は少ないというふうに考えております。  その上、通級指導教室の担当者であるとか、児童生徒支援課の職員であるとかが随時今年度につきましては、一緒にやらせていただくことでそういう部分も軽減されたかなというふうには思っております。  それから、効果の部分でございますけれども、今年度モデル校4校で一定させていただきました。その中で全体のそういう子どもたちの読みの力という部分があがったという部分でありますとか、もう1つ、特に丁寧に指導する必要があるよというふうな子がぐっと減ったということでありますとか、そういう部分での効果が一定見られたところから、来年度もう1つ4校ふやしたいというふうなことで予算をお願いしているところでございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ということは、私が逆に先生方のことを思ったんですが、今パッケージがあって、それがあればいいと、応援も入ってると。ということはそれによって将来的に1年生で入ったお子さんがつまずかずに進んでいって、勉強が進んでいったときに、逆に先生方の負担がなくなっていくというふうな理解でよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  まず1年生の子に、今、これは全てやっております。そのことで子どもたちが読みの力をつけていくことで2年生、3年生、4年生と上がっていったときに、これまで読みでひっかかっていた子どもたちの数が減っていくということで、全体的にも教師の負担というか、子どもたちの力がついているというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  続いて、もう1点いきますね。同じく14ページのICT環境事業ですけれども、これは国が云々ということで、この前も先月か先々月で、文科省が草津市に来ていただいて、それを横で見はるということで、先進地草津ということで云々ではあるんですが、この中で公務の情報化ということがポイントではあるんですけれども、これは実際、本当に学校の先生方にとって、校務支援システムで効果を出しているのかどうか。これ、リース費が一応ことし495万円あがってるんですけど、毎年校務費のリース代って要るのかという。それは1つのパッケージを、ソフトを買えば、そのまま使えるのかなと思ったんですが、そのことをお聞きしたいんですが。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  校務支援システムについてでございますが、学校のほうでも、最初導入当時はなれないもので、なかなか使いづらいという御意見もございましたが、導入後5年たちまして、現在では非常に有効に活用していただいております。特に、中学校において高等学校入試にかかわりますような書類作成等については、以前と比べて、相当の時間減になっていると考えておりまして、効果を十分に発揮しているものと考えております。  経費の件ですが、リースとなっております関係で、この金額は毎年払わせていただくということになります。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  この上の校務用端末配備費というのがあるんですが、これは来年度限りなのか。これも毎年あるんでしょうか、お聞きします。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  校務用端末と申しますのは、先生方がもっておられるパソコンのことです。これにつきましても5年リースということになっております。  昨年度に渋川小学校と松原中学校の入れかえをいたしまして、今年度は残りの18校の入れかえをいたしました。ともに5年リースということになりますので、この金額を払い続けるということになります。 ◆西村隆行 委員  わかりました。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  12ページの説明がございましたですけれども、拡大ということで1名ふやしていただくというJTEの配置、全部の学校にというところはいいんですが、1校でモデル校で実施されるところの指定校というのはどういうところなのかというのと、JTEとALTの配置費が1,000万円を超えてるんですけれども、何人いらっしゃるのかというのと。 ○横江政則 委員長  1つずつで。まず、モデル校がどのようなところかというところですね。  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  ここで書いておりますパイロット校のことと捉えてよろしいでしょうか。パイロット校につきましては、一応、5クラス程度分ぐらいの予算をとっておりますので、中規模程度の小学校でお願いしようと思っております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  であれば、大体おおよそ、どこというのは考えていらっしゃると思うんですけど、それを評価する中でさらに広げていかれる方向性があるのかというのを確認したいと思います。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  以降については、今年度早いうちに実施をいたしまして実証していきたいと思っております。  実証の内容としては、子どもにとってどうであるか。それから、教員にとってどうであるか。もう1点は今の環境で実際にできるものであるのかといった実証も行っていきたいと考えております。その結果、非常にいい結果が出るようでしたら拡大も検討しているところでございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  次に、JTEとALTの配置費ですけど、これはどのような感じで考えておられますか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  JTEにつきましては各校1名、14名の配置というふうにさせていただきます。それから、ALTにつきましては、市内で3名業者委託をしておりまして3名が巡回しているというような形になっております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  ありがとうございます。そうしたら、金額的には、値段的には1人に換算すると違うということで理解していいんですか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  JTEにつきましては、時給でお願いするような形になってきております。ALTにつきましては、ALTの派遣業者というところで雇用していただいて、そこに委託しているという形になっておりますので、そういう部分で料金の差があるというふうに思っております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  であれば、派遣業者に委託ということは、先生がころころ変わるということでイメージしといていいでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  委託業者が変われば、その場合には先生が変わることも想定されますけれども、ここ2年は同じ業者でお願いしておりまして、そういう意味では変わっておりません。入札等も必要になってきますことから、その部分については、少し難しいこともあると考えております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  教育の一環ということで、コミュニケーション能力をあげると。それとまた英語力を高めるということで、今進めていただいているわけですから、その点でも生徒さんたちの意見も聞いていただいて、より一層考えていただけたらなと思うのと、もう1点いいですか。  英語検定料の補助金ですけれども、797万5,000円、全学年の全てのお子さんの一部補助という形になってるのか、ちょっと確認したいと思います。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  英語検定につきましては、中学校1年生から中学校3年生までの全ての生徒を対象としております。補助につきましては、定価の半額を補助させていただきます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  どうなのかわからないけど、対象は全員であるんだけれども「もうちょっと、受けられないわ」というお子さんも中にはいらっしゃると思うんですけど、そういった方についてはどのように対応されてますか。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  金銭的に受けられないという、要保護・準要保護の家庭につきましては、全額補助をさせていただいております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  全てのお子さんにということで確認させていただきました。ありがとうございました。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  八木委員。 ◆八木良人 委員  先ほどの西村委員の関連質問で、13ページのほうですけれども、小1学びの基礎育成事業ですね。概要的にちょっと定期的なアセスメントを行って、児童の早期発見とあるんですけれども、具体的にこれ、どのように早期発見されていくのかというのを聞いてみたいです。このアセスメントがわからない。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  1年生の5月の段階からアセスメントの小テストみたいなものをしまして、それを分析した上でひっかかってる子については、個別指導をしていくというふうな形になっていますので、それをひと月ごとに短時間でのアセスメントでやっていくことができるというのがこのMIMの特徴ですので、そういう形でできるだけ早くひっかかってる子を見つけていきながら、そのひっかかっている子を少しでも減らしていくというふうな方向での事業になっているいうことでございます。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  アセスメントの具体的なことは、ちょっとよくわからないのでしょうがないんですけれども、従来から学校の先生方は1年生なら2人ぐらい教室に入ってますけど、その授業の中でかなりわかるんです。要するに、読みとか、その辺の力は。あえてこれをして早期発見につながるのか、先生方も今までもすぐにそれは「この子はどうか」というのは、毎日見てるのでわかるんですけれども、さらにこれを導入される理由が、ちょっとよくわからないんですが。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  これまでからも担任のほうでじっくり子どもたちを指導しながら見ておりますので、ひっかかってる子というのはわかるのはわかるんですけれども、それを一斉に同じテストでしていくということで、そこで見落としがないかというようなところをしっかりしていこうというふうなところになっていると思っております。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  一斉に同じテストを小学校1年生の早い段階でやっていくということが、どう考えられてるのか、ちょっとわからないです。3月生まれ、4月生まれ問題というのがありまして、一年ほど違うんですね、成長が。その中で一斉に同じことをやっていく。あるいは学校によっても取り組み方が違います。それで一斉にやる意味が僕にはよくわからないんですけれども、つまずいた子を個別指導にもっていくということはいいと思います。ただ、この中でパッケージを導入したからといって、そうやって一律に同じテストをやるという意味がまだちょっと伝わってこないんですけれども、そのあたり4月とか、3月生まれの子どももいますよね。1年生で「この子、読みがあかん」とか、3月生まれの子に対する対応、評価と4月生まれの評価は全く違うと思うんですね。その辺も考慮されて、こういうアセスメントをやっておられるかをお聞きします。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  年齢による個人的な差ということもあるとは思います。一定の同じものをやって、それで点数というか、少し出てくる中でひっかかってるなという子を見つけていくわけですけれども、逆に全体的な指導もずっと継続して続けております。その全体的な指導の中で最初のアセスメントでは少ししんどいなというふうに思われた子どもについても、そういう全体的な指導を繰り返す中でだんだんみんな追いついていくというか、全体的にレベルアップしていくという中で、それでも個人的な、例えば、発達障害的な部分を抱えてる中で読みの力がなかなかつかないという子どもたちが最終的にはやっぱり浮き上がってくることで、本当に個別の指導が必要なのか、全体の指導の中で何とかやっていけるのかというふうなところも兼ね合わせながら、このシステムを使って指導、全体的な力をあげていってるというふうに思っています。ちょっとうまく説明ができませんが。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  これ、予算がかかることなので、そういう意味で有効活用されるかという観点で考えてるんですけれども、1年生の子どもというのは、一斉にテストをしたりして一斉テストで評価したりするものじゃないとは思うんです。さっきも補足で言いましたように、成育歴が一年間違う子もいますし、あと幼稚園、保育園で読み書きを習ってる子もいれば、習っていない子もいます。全く読み書きを教えてないよという家もあるんです、現実。ですからそういった差もありますね。  そういったいろんな差を、今まで担任の先生が本当に細かく見ていただいてきました。経験上。いろんなことをやっていただいてきましたけれども、こうやって一斉にこういうのを入れることに対して、余り安易じゃないかなと。つまずいた子がいた場合、勝負力、また、個別指導にもっていく人員配置をしていただくんやったらいいと思うんですけれども、ちょっと今回安易にシステムに、パッケージという言葉がまた気になるんですけど、パッケージに安易に頼ってるんじゃないかなと。そういったことがないように、現場の担任の先生の本当の声を聞いて留意していくという観点で進めはるということでよろしいですか。そこだけ確認します。一斉にやるんじゃなくて、現場の先生の声を最大限に留意してこの仕組みを入れていくということでよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  これまでから細かく担任が子どもたちひとり一人を見ていっているということにつきましては、これを入れたからそれがなくなるということではなく、継続していろんな場面で子どもたちの観察をしていき、成長を見届けていくということを続けていきます。  その上でこのパッケージを使っていくということですので、先ほど議員がおっしゃいましたように、現場、それから担任の意見も十分こちらも聞き取りながら有効な活用ができますように推進していきたいというふうに思っております。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  心配な点は多々あるんですけれども、しっかりと導入してからの確認をお願いします。  以上で結構です。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  予算に関する説明書181ページの真ん中、下段から4つ目の黒い印の歴史伝統館整備推進費ですが54万9,000円、これは埋蔵物収納の建物ですか。お尋ねします。 ○横江政則 委員長  答弁求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  御指摘いただきました歴史伝統館整備推進費につきましては、本市がこれまでに所有しております歴史資料、浮世絵資料ですとか、掛け軸の絵画資料ですとか、178点程度ございますが、そういった資料を温度、湿度が管理できる民間倉庫で保管しているその経費でございます。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  去年もあがってたと思うんですけど、前々からいろんな場面で話をさせてもらってますが、そういう資料館というか、建物をぼちぼち建てていって、きちんとしたことを進めていくべきやと思っているんですが、三ツ池にそういう用地があるということで説明書の179ページに三ツ池計画予定地管理費20万円があがってるんですが、これは草刈り費ですよね。 ○横江政則 委員長  相井課長。 ◎相井 生涯学習課長  今現在、三ツ池建設予定地が5,730平米残っておりまして、5,730平米の草刈り業務ということで年3回草刈りのほうをさせていただいております。 ○横江政則 委員長  山元委員。
    ◆山元宏和 委員  この三ツ池にそういう資料館的なものを建てるという構想があったと思っているんですが、ぼちぼちその辺を判断して、どこかにそういう埋蔵物の収納庫とか、今の歴史的なものを集めていく。それで展示をするというような施設をつくっていったらどうかなと思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか、お尋ねします。 ○横江政則 委員長  相井課長。 ◎相井 生涯学習課長  今お話がありましたように平成25年9月に文化芸術機能等整備基本計画というものが策定されております。これは芸術文化会館、うちはクレアホールがございますので、残る展示機能の部分になるんですけれども、この部分と、今し方御質問のありました歴史伝統館の部分、この2つの機能を整備しようということでこの計画がされております。  芸術文化館のうち、ホール機能につきましては、(仮称)市民総合交流センターに5階、6階部分は多目的という部分で展示機能のほうを整備させていただいておるところでございます。  残る歴史伝統館機能につきましては、文化財保存活用地域計画の中で今現在検討をされております。この2点の機能が整備できることによりまして、今後の三ツ池地区の活用案を再検討していくことになると思っております。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  だから、その三ツ池の再検討をいつまでも空き地になって、そのまま何年もたってるんやけれども、早いこともう整備を進めていったらどうかなと思ってるんですよ。三ツ池のところについては、隣にサッカーをするグラウンドがありますからね。我々何回も話は至るところでしていますけど、もうあそこはスポーツ用の施設を何かするとかで、私が思ってるのは、三大神社の横に吉田家があるんですけど、あの辺にそうしたものを整備するとか、歴史とか、こういう文化というものはきのう、きょうつくれるものじゃないのでね。しっかりとした保存体制を進めていくべきやと思うんですよ。駅前にプールをつくるのもいいんですよ。(仮称)市民総合交流センターをつくるのもいいんやけれども、こういう歴史というものを大事にしていかないと、草津には本陣さんがあるんですよ。それから芦浦観音もあるんです。これらを大事に守っていくという姿勢を草津市としては、しっかりと見せてほしいなと思ってますので、早いことこういう資料館を建てて進めていただくようお願いします。  以上です。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  予算に関する説明書の171ページです。  同和教育指導費の一般職員費と同和教育指導推進事務費のほうが昨年より大きく減ってるのは、これは会計年度の任用制度の関係なのか、また職員が減らされるのか、それとも別の理由があるのか、教えていただきたいんですけど。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  山本副市長。 ◎山本 副市長  昨年度から橋岡会館と新田会館が指定管理に移行してますよね。その関係で、館張りつけの教職員の人件費をここで見てあったのが、今年度指定管理料のほうに入ってますので、多分減ってるんやろうなというふうに思います。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  ありがとうございます。もう1点だけ、済みません。179ページの成人式開催費です。これは今までと同じく、クレアホールでの予算であげていただいているのかどうか。 ○横江政則 委員長  相井課長。 ◎相井 生涯学習課長  クレアホールの積算になっております。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  YMITアリーナで開催することの検討という部分はしていただいてない。されてのことですか。 ○横江政則 委員長  相井課長。 ◎相井 生涯学習課長  YMITアリーナへの移転という部分については、引き続き検討させていただいておるところでございます。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  わかりました。ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  予算概要の説明のところの30ページ、野村運動公園のグラウンド防球ネットの改修ですけれども、大きなお金でやっていただくんですが、その間の工事の時期が、3面していただくところで工事期間が長いんかなとか思うんですけれども、ちょっとわからないので、その間の運動されない部分の料金とかいうのは、どういう関係になりますでしょうか。検討されてるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  工事期間中につきましては、利用の制限がかかり大変御不便をおかけするのですけれども、現状では10月以降の工事で、また最大半面までの制限ということで考えておりまして、利用料金についても半面利用ということの設定がございますので、そのような形で御利用いただけたらと考えております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  であれば、一年間で3つの工事が全て終わって、半分ずつで年間の行事の大体おおよそ大きな大会とか、運動の中身というのは早くから予約されると思うんですけれども、その点の団体とかの競技はちゃんとできるのかというのを確認したいと思います。 ○横江政則 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  例年12月に年間を通じた大会等の調整会議を行っております。その前のタイミングでスポーツ協会さんや加盟団体さんにも説明会をさせていただきまして、大きな大会があるところ、その時期については、主にサッカーが多いんですけれども、そのところについては、またサッカー協会とも説明をし、違う場所での開催等についてお願いをして協力をいただいているというところでございます。  その他の競技について、夏場までの大会で大体終わるので、逆に工期をこの時期に設定をして、余り影響がないように工夫をしているというところでございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  料金にも余り影響がなく、団体とも協議してというところで確認させていただきました。多くの皆さんにしっかりと対応いただきたいと思います。  次に、こちらの予算に関する説明書の部分で、179ページの図書館施設管理費ですが、一般質問で西川議員も充実をということを言うてくださったんですが、図書館施設管理費が500万円ほど減ってるんですけれども、これは全体的には図書館費1,625万円であがってるんですけど、その点でどのような状況なのか教えていただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  武村館長。 ◎武村 図書館長  昨年に比して、この図書館の施設管理費の減がございますが、これの主な要因といたしましては、今年度図書館の中にございます集密書庫、そちらのリニューアル工事を440万円の予算をつけていただいて実施したんですけれども、その分が減ったことによります減でございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  まず文化財保護費の中の開発関連遺跡発掘調査費、これは予算に関する説明書の180ページの中にございますけれども、この中の説明のところで書いていただいてます宅地開発等関連遺跡発掘調査費3,346万3,000円、これの内訳をまず教えてください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  御指摘の宅地開発等関連遺跡発掘調査費の3,346万3,000円の内訳でございますが、今、実際、南草津プリムタウンで実施しています榊差遺跡ほか遺跡の調査業務に伴うものが887万3,000円、それからその他の民間開発の現地調査整理業務に伴うものが448万2,000円、さらに民間開発に伴うその他の調査500平米のものが2件、1,000平米のものが1件、2,000平米のものが1件を想定しておりますが、そちらが1,900万円を想定しております。さらに柳遺跡、こちらは公共事業でございますが道路の建設に伴う費用、こちらを160万円、こちらを計上しております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  それで、今おっしゃいましたプリムタウンについては、予算が出ていくというのと、今後500、1,000、2,000平米という、それぞれの遺跡が発掘されるかもしれんということで予算配置をいただいているというふうに思うんですが、この遺跡を発掘するときに、当然ながら民間業者が開発をされるところについては、民間業者の負担になると思うんですが、公がする工事、道路工事とかになる場合は、これは当然ながら草津市が払っていくという予算配置になるわけですね。この確認をお願いします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  市がさせていただくものにつきましては、市の負担ということになります。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  それは、教育委員会のお金ということになるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  事業課原課につけさせていただく場合と、教育委員会のほうに振りかえでいただく場合がございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  その違いというのは、何か、もしわかるようでしたら教えてもらいたいんですけど。 ○横江政則 委員長  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  近年、原課にさせていただくのは減っていると思いますけれども、比較的小規模なものにつきましては、そのような対応はさせていただいていたところでございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  原課につけていただくのは、小規模なものということですか。 ○横江政則 委員長  今、言われてるのは、要は違いですね。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  はい。そのとおりでございます。 ◆奥村恭弘 委員  わかりました。ありがとうございます。続けてよろしいですか。 ○横江政則 委員長  どうぞ、奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  ページ数が70ページだと思うんですが、太陽光発電売電費19万1,000円、そのうち教育総務課として5万9,000円ですね。この内訳を教えてください。 ○横江政則 委員長  田中課長。 ◎田中 教育総務課長  太陽光発電の売電費でございますけれども、ちょっと細かいんですけれども、老上小学校で6,469円、笠縫小学校で3万6,936円、老上西小学校で8,496円、最後老上中学校で7,440円、合わせて5万9,000円となっております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  これは数年前に、たしか太陽光発電を1つの施策としてつけられてると思うんですが、ちょっと確認だけしておきたいんですけれども、予測されている発電量に対して、発電されてこの金額という理解でよろしいんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  田中課長。 ◎田中 教育総務課長  ちょっと予測されたものがそこまで小学校によって太陽光発電をつけておられるところがあるんですけれども、売電してないところもありますし、この申し上げた4カ所が今売電しておりまして、なかなか天候とかの状況にもよりますので、なかなか予測という部分ではちょっと難しいところがあるかなと思っております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  そうですね。施設で使われてるところもあるというので、済みません。ここは失礼しました。  それで、もう1点だけお伺いさせていただきたいんですが、予算に関する説明書の中の168ページ、教職員研修費というのをつけていただいていると思います。18万円ということで、その教職員研修費の内訳をまず教えてください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  教職員研修費の内訳でございますが、学校経営の管理研研究費ということで、管理職対象の研修のお金が3万8,000円、それから教科等部会別研修費ということで9万2,000円、それから学力向上マネジメント会議ということで5万円を一応計上しております。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  教職員の方がたくさんおられるんですが、18万円で本当に大丈夫なんでしょうか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  この部分も1つは研修に入れておりますけれども、もう1つ、教育研究所のほうで研究講座を開設しております。そちらのほうで講座開設費ということで、研究所主催で研修をやっておりますので、そちらのほうにも教員の研修をさせていただいているということでございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  ちょっと予算の見方で申しわけございません。教えてもらいたいんですが、教育研究費が目であるんですけれども、この中の教育研究所運営費以下教育振興推進費3項目あがってる欄の分ですが、どの項目でしょうか。最後の教育振興推進費で、この中でよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  これでいいますと、教育振興推進費の講座開設費、説明書の171ページになりますけれども。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  くどいようですが、ちょっと少ないような気がするんですが、いかがでしょうか。 ○横江政則 委員長  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  教職員の研修会として講師等を呼んで研修する項目につきましては、今言わせていただいたような形になりますけれども、そのほかにも学校独自で校内の教職員同士で研修を進めたり、それから、教員OBの方に学校のほうへ行っていただいて、そういう指導をしていただく中で研修を進めたりというふうなこともやっておりますので、そういうものも含めて年間を通して研修を進めております。そのほかにも県のほうでも総合教育センターを中心に研修会等はされておりますので、そちらへの参加もさせていただいているというところでございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  ありがとうございました。しっかりと教職員の皆さんの研修をされてるということで認識をさせていただいたところであります。  先ほどから、ちょっと話を聞かせていただいていると、大きな事業については華やかに出てくるんですが、そういった細やかなことについて、ちょっとわかりませんでしたので、しっかりとされてるということを認識させてもらいましたので引き続きお願いします。  以上です。
    ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  当初予算概要の32ページの国民スポーツ大会云々のことでお伺いしたいんですが、これは新規事業ということで出てるんですけど、JR草津駅西口のほうにも階段に表示いただいて活発に動いてるんですけど、経費の内容を見たら準備委員会負担金のみですよね。こういう予算で大丈夫なんですか。まずお聞きします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  藤崎室長。 ◎藤崎 スポーツ大会推進室長  国民スポーツ大会全国障害者スポーツ大会におきまして令和6年の大会に向けまして、今後、事業費は膨らんでいくものだと考えておりますが、令和2年準備委員会を設立しまして、その中で皆さんの御意見を伺いながら取り組みを進めていきたいというふうに考えております。  おっしゃっていただいた草津駅西口の階段の周知啓発、あちらのほう、県開催準備委員会のほうで御相談させてもらいながら装飾していただいたところでございまして、県とも連携を図りながら効果的に取り組んでいきたいと考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  この質問はここしかできないので、ちょっとしづらいんですけれどもね。今、スポーツ健康づくりということで、このスポーツ大会を云々ということで、昨年6月に内閣官房のまち・ひと・しごと創生本部のほうから、まち・ひと・しごと創生基本方針ということで出てるわけですね。その中にスポーツ健康まちの推進というのがあるんですが、これに関連する省庁が文科省が入ってないんですよ。国土交通省、厚生労働省、総務省、内閣官房スポーツ庁、観光庁、経済産業省というのが関連してきてるので、果たしてこれ、教育委員会さんでスポーツ大会推進室をつくっていただいてるので、今さら云々ではあるんですけれどもね。この予算づけを見てますと、果たしてこれ、本当に教育委員会でいいのか。これを教育委員会に聞くのは、大変失礼なんですけれども、本来ならば総合政策とか、市をあげてとなってくると、そっちのほうがいいんじゃないかなという気がするのですが、受けてらっしゃるので、答弁を聞いてると意欲あるという答弁に聞こえてるんですが、ここしか聞くところがないんで、あえて聞かせていただくんですけど、本当に教育委員会でいいんでしょうか。どう答弁していいのか、これ市全体の話なんで、でもここしか聞くところないので、予算づけを見てると、非常に何か、もう1つ積極的でないなと正直思ったんですが、もし、答弁ができれば。 ○横江政則 委員長  藤崎室長。 ◎藤崎 スポーツ大会推進室長  現時点で教育委員会のほうに大会推進室がございますが、今後また庁内のほうでも、いろいろと組織のほうは検討させていただきたいと思っております。  また、市をあげて全体的に取り組むというような考え方はもっておりますので、今後、庁内の本部組織等も立ち上げながら、私どもだけではなくて全庁的に取り組んでいくような体系をつくり、機運を高めていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  すっきりした答弁でありがとうございました。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  予算の中で、場所もわからなかったので、あえてお伺いしたいんですけれども、教育委員会として、プログラミング教育が本格的に導入されます。それにつきまして、かなり今までとは違った負担等もふえると思いまして、以前にも人員配置であるとか考えておられますかとか聞いたんですけれども、予算の中を見ても、どこにもプログラミング教育に力を入れてる部分が、予算としてはあらわれてないのか。もしあれば教えていただきたい。英語は確かにあります。ICTを一斉に導入したとき、ICT支援員が一斉に入って、かなり効率よく皆さんがICTを使えるようになられました。プログラミングに関しても、そういった施策があるのか、考えておられるのか、ちょっと予算の中では見えなかったもので、メインのプログラミング施策ですので、所見をお伺いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  この4月より小学校プログラミング教育が必修化されます。草津市におきましては、以前よりもその準備を着々と進めておりまして、今年度末にはプログラミング教育草津モデルというものをつくらせていただきました。学校のほうでも周知を十分にさせていただいているつもりでございまして、現在のところ、4月よりプログラミング教育が実施できる準備は整っていると考えております。  ただ、議員御指摘のようなICT支援をプログラミング教育のために増員する等のことにつきましては、令和2年度については予算化はしておりません。  ただ、今後、1人一台の学習用端末が入ることもありまして、今後、学校内でのICT環境は大きく変わっていくものと考えておりますので、来年度、草津市教育情報化推進計画を策定することになっておりますので、その中で検討してまいりたいと考えております。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  ぜひ、しっかり来年度に向けて予算要求をしていただいて、十分なプログラミング教育ができるようにお願いします。ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  予算に関する説明書の166ページ、教育指導費、報酬が1億ほどふえてるんですが、全体としては4,400万円ほど減ってるという大きな要因を教えていただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  西山課長補佐。 ◎西山 学校教育課課長補佐  教育指導費の中には、予算に関する説明書でいいますと169ページのほうをごらんいただきたいんですけれども、中学校生徒指導活動推進費ですとか、下のほうにいきますと、学校教育支援教員配置費といった教員加配費、人件費がたくさんございます。来年度から会計年度任用職員制度が始まりますことから、その人件費が大きく増加しているところでございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  済みません。その4,400万円ほどへこんでる。全体としてはへこんでるんだけど、それは今の報酬があがったのは理解しましたので、それは精査ということで理解していいですか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。質問内容はわかりますね。  江竜副部長。 ◎江竜 教育部副部長  来年度、ギガスクール構想の実現ということで、ICT関係の費用が今年度の補正予算のほうに回りました。その関係でICT関係の当初予算は減っておりますので、その分が大きいかと考えております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  引き続いて、167ページのその中の医療的ケア支援員配置費、これ、昨年なかったんですけれども、どのようなことが入ってるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  京近課長。 ◎京近 学校教育課長  医療的ケア支援推進員配置費につきましては、医療的ケアを必要とする子どもたちへの看護師の配置費でございます。 ○横江政則 委員長  なかったんやけれども、今回出てきてるという。  西山課長補佐。 ◎西山 学校教育課課長補佐  昨年度の予算につきましては、特別支援教育推進費の中に看護師配置費が含まれておりました。  来年度予算におきましては、より明確に説明できるよう看護師配置費というのを医療的ケア支援推進員配置費という名目で予算計上したところで、金額が膨れているように見えているところでございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  ありがとうございます。理解しました。 ○横江政則 委員長  ほか。川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  予算立てがなかなか見つからなかったので、質問しづらいんですが、子どもの見守りというか、登下校のときのスクールガードであるとか、そういう場合の対応なんですが、団体でみずから保険を掛けるだけの体力があるところはいいんですが、学校さんから依頼されている方々に対する保険のカバーとか、こういう考え方というのは、予算の中ではどのように考えられているんでしょうか。 ○横江政則 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  スクールガード等通学路見守りにかかわっていただいてる方はたくさんいただいていて、その保険については、市のほうで取りまとめてはしているんですけれども、負担については自己負担でお願いしているというところでございます。  一方で、活動に使うような帽子とか、ホイッスルであるとか、棒みたいなようなものにつきましては、市のほうで予算化をして配付をしているというところでございます。 ◆川瀬善行 委員  ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  ほかよろしいですか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  ないようですので、議第2号議案のうち、教育委員会事務局が所管する部分に対する質疑は、これにて終了いたします。  続きまして、議第5号、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  居川教育部長。 ◎居川 教育部長  議第5号、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算につきまして御説明を申し上げます。  それでは、恐れ入りますが令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  16ページをお願いいたします。  議第5号、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算で当初予算全体の定めとなっております。  一枚めくっていただきまして、17ページをお願いいたします。  17ページでは、第1表、歳入歳出予算の歳入を、18ページでは歳出を記載しております。なお、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算にかかります予算に関する説明書のうち、当会計の所管にかかります部分につきましては、さきにお渡しをしております予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の32ページに記載のとおりでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第5号、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第5号議案に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  予算に関する説明書の259ページから262ページでお聞きしたいんですが、諸収入の雑入で、学校給食賄い材料費、これは保護者の方が払ってらっしゃるんだと思うんですが、この金額と、262ページの学校給食材料購入費、これがわずかなんですが37万4,000円の差が出てきてるんですね。これ、最初からこういう差をつけはる予算立てでいいのかというところを確認だけお願いします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇野学校給食センター所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  若干の差があるという御指摘でございますけれども、歳入のほうにつきましては、100%給食費を払っていただけるというふうには思っておりませんと言いますか、過去の関係から若干率をずらした形の中で歳入を見込んでおりますので、若干の数字の違いがあったということでございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  特に、収納率が若干違うということですね。だけど、それは説明欄に書いていただきたかったと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、議第5号議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  それでは、採決いたします。  議第5号、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○横江政則 委員長  挙手全員でございます。  よって、議第5号、令和2年度草津市学校給食センター特別会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第2号議案のうち、都市計画部が所管する部分について審査いたしますので説明員の交代をお願いします。  ここで暫時休憩をいたします。11時5分再開。               午前11時00分 休憩               午前11時05分 再開                (説明員交代) ○横江政則 委員長  それでは、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、都市計画部が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  辻川都市計画部長。 ◎辻川 都市計画部長  議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、都市計画部の所管にかかる予算につきまして御説明を申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、薄い冊子の令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  8ページをお願いいたします。  第3表、地方債でございます。  このうち、当部で所管をさせていただいている内容といたしまして、上から10段目の道路新設改良事業費につきましては、建設部と都市計画部の両部が所管しておりまして限度額3億7,090万円を設定させていただくものですが、そのうち都市計画部が所管する部分として970万円の設定をさせていただくものでございます。  次に、上から13段目の景観形成事業費につきましては、限度額7,700万円を設定させていただきます。  次に、上から14段目の自転車駐車場整備事業費につきましては、限度額1,410万円を設定させていただきます。  次に、上から15段目の南草津駅自転車自動車駐車場整備事業費につきましては、限度額6,450万円を設定させていただきます。  次に、上から17段目の駐車場整備事業費につきましては、限度額1,410万円を設定させていただきます。  次に、上から18段目の土地区画整理事業費につきましては、限度額3,300万円を設定させていただきます。  また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。よろしくお願いいたします。  なお、令和2年度草津市一般会計予算にかかります予算に関する説明書のうち、当部門の所管にかかります部分につきましては、さきにお渡しをしております予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の33ページから35ページに記載のとおりでございます。
     続きまして、お手元の令和2年度当初予算概要に基づき、当部にかかわります主要な新規・拡大施策の概要につきまして都市計画部の辻川、東から御説明を申し上げます。  初めに、51ページをお願いいたします。  1行目といたしまして、東海道沿道無電柱化整備費でございます。  これは新規でございまして1,723万2,000円をお願いするものでございます。当事業では、本陣周辺の東海道沿道の景観形成を推進するとともに、災害時における電柱倒壊の防止など、安全性の向上を図るため、本陣前の市道宮町渋川線のうち、旧草津川トンネルから南側のおおよそ140メートルの範囲についてモデル的に無電柱化を行うものでございます。令和2年度は無電柱化の本体工事および支障となります水道管の布設工事について実施設計を行うものでございます。  次に、56ページをお願いいたします。  2事業目といたしまして、南草津プリムタウン土地区画整理事業補助金でございます。これは継続でございまして7,409万7,000円をお願いするものでございます。  当事業では、JR南草津駅周辺における計画的な市街地の形成と、地域の発展を図るまちづくりのため、地権者が土地区画整理事業組合を設立し、土地区画整理事業に取り組まれております。令和2年度は引き続き区画整理区画街路工事、草津用水の用水路布設工事、埋蔵文化財調査を実施されることから、組合への支援を通じて事業の進捗を図るものでございます。  次に、57ページをお願いいたします。  3事業目といたしまして、草津市都市計画マスタープラン策定費でございます。これは継続でございまして1,043万1,000円をお願いするものでございます。  当事業は現行の都市計画マスタープランが目標年次を迎えますことから、今年度に引き続いて策定委員会や地域別市民会議を開催し、将来の都市構造やまちづくりを見据えて令和2年度に次期都市計画マスタープランを策定するものでございます。  次に、58ページをお願いします。  4事業目といたしまして、地域再生推進事業費でございます。これは拡大でございまして456万6,000円をお願いするものでございます。  当事業は平成30年10月に策定いたしました草津市版地域再生計画に基づき、地域の実情に応じた地域再生の推進を図るため、令和元年度に引き続き生活拠点の形成、交通環境の充実、地域資源を生かした産業の支援の3つを施策の柱として各学区の実行計画となるまちづくりプランの作成を進めます。  また、令和元年度中にまちづくりプランを作成した学区につきましては、プランに基づき関係する部局や地域、あるいは民間企業等さまざまな機関が連携し、具体的な施策を推進するものでございます。  次に、59ページをお願いいたします。  5事業目といたしまして、南草津エリアまちづくり推進ビジョン策定費でございます。これは新規でございまして870万6,000円のうち、当部が所管する内容といたしましては、策定支援業務委託費820万6,000円をお願いするものでございます。  当事業では、JR南草津駅周辺を核とする南草津エリアを対象として、長期的な視点でのまちづくりのコンセプトや、都市機能の最適配置等を検討し、また、草津パーキングエリアを含む琵琶湖文化公園都市を拠点とした南の玄関口構想の実現に向けた検討を行い、南草津エリアまちづくり推進ビジョンを策定するものでございます。 ◎東 建設部技監  次に、63ページをお願いいたします。  6事業目といたしまして、まめタク実証運行費でございます。これは新規でございまして342万2,000円をお願いするものでございます。  当事業はバス交通空白地不便地における地域住民の移動手段を確保するため、運行路線、停留所、運行時間が決まっており、事前に利用者からの予約があった日のみ運行するデマンド型乗り合いタクシーまめタクの実証運行を行うものでございます。  次に、64ページをお願いいたします。  7事業目といたしまして、JR南草津駅周辺交通対策社会実験事業費でございます。これは新規でございまして5,700万円をお願いするものでございます。  当事業はJR南草津駅の駅前ロータリーの混雑の緩和や公共交通の定時制の確保に向けた方策を検討するため、社会実験を実施するもので、公共交通の利用環境の改善を図るための取り組みにつなげるものでございます。 ◎辻川 都市計画部長  すいません。訂正を一部お願いしたいと思います。令和2年度草津市各会計予算書の8ページの上から13段目でございますけれども、私説明の時、限度額7,700万円と申し上げましたが770万円ということで訂正をお願いいたします。  以上でございます。まことに簡単ではございますが、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、都市計画部が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査を賜りますようお願いいたします。 ○横江政則 委員長  これより、議第2号議案のうち、都市計画部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑をよろしくどうぞ。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  当初予算概要の51ページ、東海道沿線無電柱化でお聞きしたいんですけど、さきの一般質問で田中議員のほうから本陣周辺の地域資源の活用について質問がありまして、その答弁として「まちづくり会社と連携しながら、いろんな努力はしてきたけれども、マンションの開発などの土地利用の転換が急速に進んでおり、旧宿場町のまちなみを保存していくことには大変苦労をしています。このことから、本陣周辺エリアにおいては、景観形成ガイドラインを策定し、云々ではあるけれども、個人の資産活用の制限は困難なことから、現在は強制力のある強い規制を行っておりません。また、これから新しい方、古い方をあわせて御理解をいただきながら進めていきたい」というふうな答弁をされておられるんですね。  その答弁からして、この無電柱化の予算は、これはまだ1,723万2,000円というのは、あくまでも設計段階でございまして、これから相当な金額がつぎ込まれるという気がするんですが、この答弁とこの関係性、今大変な苦労してるんだとおっしゃってるところに、あえてこの無電柱化をされるのは、苦労してるから、こういう無電柱化をすることによって景観を守っていきたいんだということを御理解賜ろうとされておられるのか、費用対効果を考えていったときに、この答弁がなければ、まだこれで頑張っていかはるんやなと思うんですけど、答弁を考えたときに、ちょっと矛盾していないか。それとも、あえて今申し上げましたように、このために、御理解を賜るために無電柱化をして、より草津市のシンボルとして本陣がある市としてのシティブランドをあげていきたいんだという思いがあるのかをちょっとお聞きしたいと思うんですが。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  今御指摘いただきましたように、私どもは本陣周辺というのを、やっぱり景観上、また歴史的な観点から非常に重要だと認識しております。その中で、今御指摘いただいたように、もともとは用途が商業エリアということになってる関係で、なかなか開発が比較的マンションが建てやすい状況になったり、今御承知のとおり、草津市の商店街はマンションが乱立しつつあります。一方、本陣の前の今計画段階ではございますけれども、既に大きなマンションも今検討されてるような状況でございます。  そうした中で、私どもとしては、この歴史的な価値を守っていくために、本来は住民の皆さんで景観重点地区の御提案をいただいたんですが、再度それと並行して地区計画というのを何とか張りながら、マンション自体の建設は難しいんですが、例えば、まちなみがそろうような形で、5メートルぐらい、10メートルぐらい引いてもらって、まちなみの屋根がずっとそろっていくような形であわせて一緒に地元とやっていきましょうということで、2月に役員会もさせていただいた中で、皆さんに御説明させていただいて、それとセットで、やっぱり景観を守るのとあわせて無電柱化を一緒にしていくというかつですね。やっぱりそういうポイントにマンションが建ったとしても、そういうところのしつらえをしっかり工夫してもらいながら、ともにやっていきたいなというふうに考えているところでございますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  これは、これから令和3年度、令和4年度と出てくるので、その金額を聞くのが恐ろしいんですけれども、今おっしゃったことが賄えると確信されておられますか。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  まずはやっぱりモデル地域で、今回140メートル、本来は600メートルをもともとさせていただこうかなと思ってたわけですけれども、今回140メートルさせていただいて、やっぱり本陣周辺というのは、中山道文化交流交通結節点でございますので、そこをしっかりまず守っていって、その中でやったことの検証、効果、さらにはそれに伴って波及していく景観へのまちづくりへの効果等もしっかり検証しながら次のステップということで、まずはやっぱりモデル的にしっかり、ただ一方で、そのまま放っておきますと、ポツンと一軒家じゃないですけど、ポツンと本陣があるようなまちなみになりつつ可能性もありますので、やっぱり街道としての本陣のしつらえを守っていく上でも、先ほど言いましたように地区計画を地元とつくりながら、これはなかなか建築条例付の地区計画というのは、全員同意でやりますので簡単にいきませんけれども、まずは地区計画を張りながら、そういうしつらえをしっかり住民の皆さんとも力をあわせてして考えていきたいと思ってますし、140メートルの効果をまた議会のほうでも御説明させていただいて、その中でまた次のステップも考えていければと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  わかりました。これは、地元住民の方に御負担はないんでしょうか。無電柱化することによって、今の配線が変わってきますよね。その個人負担があるのか、ないのか、お聞きします。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  地元負担は基本的にございませんけれども、ただ夜間の工事とか、どうしてもそういう工事で御迷惑をかけたり、またいわゆる配電盤ですね。施設を地上に置かなあきませんので、その場所の確保とか、そういうところでもしかしたら住民の皆さんに御理解と御協力をいただかないと、なかなか具現化には進んでいかないかなと思いますけれども、そこらも含めてきっちり地域の皆さんとともに丁寧に進めていって、当然、景観が守られることで、また無電柱化になることで資産価値もあがりますので、そこらも含めて丁寧に議論していきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  だから、メーターのところまでの費用は一切かからないという認識でよろしいんですね。敷地内に入ったとしてもかからないという認識ですね。ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  ほかよろしいですか。  西田委員。 ◆西田剛 委員  今の無電柱化の件ですけれども、一浦課長が一生懸命御答弁いただいているのは、ようわかるんですけれども、これは市がやろうとしてるのか、地元がやってくれと言うてるのか、何がそうさせてるんですか。この計画は。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  当初は、橋川市長の一番最初のマニフェストのときに、無電柱化をして歴史景観を守るというのを掲げられた取り組みでございまして、それ以降いろんな検討を地域の皆さんとともにやってきております。当然、行政だけが主体的にやっても景観というのは守れませんので、住民の皆さんとともにということで、景観の重点地区も3分の2の同意をもらいまして、600メートルの間ですね。住民提案型の重点地区ということで景観の重点にも配慮しておりますし、なおかつ、先ほど言いましたように行政側からとしても地区計画を張って、何とか景観を守りながら考えていきたいなと思ってます。  これは当然、行政と地域の皆さんとともによりよいまちづくり、景観を生かしたまちづくりという観点で、ともに進めていく事業かなというふうに考えているところでございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  景観を生かしたまちづくりという観点から見ると、先ほどおっしゃったようにマンションが乱立してると。ほんまにまさしく乱れ建ちですわね。これから今、れんげ寿司のあそこのところもしかり、今まちづくり会社の隣ですか、あそこも含めて、どんどん、どんどんそういう形で、幾らセットバックして、幾ら瓦づくりの出入り口にしたとしても、ある方がこういうことを言うてはります。地方から来られた方が「ほんまにぽつんと本陣があるだけですね。ここ」という声が出たらしいです。周りはマンションばっかりが建ってるし、せっかくの東海道の中山道の分岐点のところで、こんな周りにマンションが建って、市はどうしてはるんですかねということは、実際に聞いたんです、僕ね。  そういうことから見ると、モデルケースでどういう結果が出るかわかりませんけれども、今この設計費でこの金額をかけてて、実際実質、施工に入ったときの金額というのはどの程度かかるかわかれへんのですけれども、モデルでやって、実質そんな、それはすっきりしたな程度で、これが本当に価値のあるやり方なのかどうかというところが市長マニフェストには書いてあるにしても、今のそのマニフェストを立てはった当時と今の現状は多分違うと思うので、これが果たして、モデルケースとは言え、多分やり切ってしまわなあかんということで、やらなあかんのですよ、それは。部分的にそこだけとめるというわけにはいかへんと思うので、そんなことを考えたときに、ここに投入するそのお金が、果たして資産価値が上がるとはいうものの、適正なのかどうなのかというのが、ちょっと、僕も当時はここはきれいになったらいいなと思ってたんですけれども、あのあそこの商店街の状況を見るに至って無電柱化を今さらする必要がどこにあるんやろうなという思いも中にはあるんですよ。なので、この辺の説明というのは、なかなか難しいと思うんですけれども、もう一度ちょっとほんまに最終的にどこまでも、全部埋めようと思ってモデルケースやと言うてはるけど、最後までの思いをもってはるのかどうかという、そういうところをちょっと聞かせてほしいんです。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  今御指摘いただいたように、モデル地区ですることに、かなり私どもも議論をさせていただきました。本来ですと、住民の皆さんは重点地区で600メートルをしっかり守っていこうということで意識づけで提案いただいているわけですけれども、しかしながら、今御指摘のある600メートルを一遍に工事しますと、夜間の工事、どうしてもあそこは、宮町若竹線ができてますとあっちにみんな交通分散ができるんですけど、それがない中で、やっぱりあそこは交通の主要な道路になっておりますので、どうしても工事が夜間になる。そうした中でやむを得ず、まず本陣の前の140メートルをさせてもらおうということで、その中で当然、夜に工事をしたり、いろんな御迷惑がかかるので、そこの住民の皆さんと、それと景観を守るという位置づけと、そこら辺を聞きながら決めていかなあかんかなと思ってますけれども、原則はした効果がしっかりあるのか。事業費としては、第2期中心市街地活性化基本計画にも掲げさせていただきました国庫補助を50%受けとる前提でございますけれども、約2億5,000万円弱の事業費を今想定しております。  それは今後、実施設計して、若干変わってくるかもわかりませんけれども、補助金は別にして、総事業費として2億5,000万円ぐらいの事業費を今想定しておりますけれども、そこら辺の検証をしっかりしていくのと、今ちょうど大津市と景観の連携をやっております。大津市さんのほうは百町とか、京町のところは既に無電柱化されて、私どもも言いました地区計画の中で軒を下げてマンションが建ってるところがあるんですけど、軒はずっとまちなみはきれいにしておりますので、そういうものも参考にさせてもらって地区計画もやっていこうと。  大津の中でもそういうところを重点的にしていく。草津市も本陣前のそこらを重点的に景観として取り組むということで、やっぱりそこはしっかり位置づけて、東海道の連続性を維持する意味でも、この草津が先頭となって景観を守っていくというのは、非常に私は大事かなと思ってますので、まずは140メートルをしっかり検証させていただきたいなと思います。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  最後までやり切るということですよね。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  現時点では140メートルをまず見きわめてしっかり、その中で住民の皆さんが「これ以上工事はかなわん」とか、いろんな声が出てくる可能性もありますので、まずは140メートルをしっかり整備した中で住民の皆さんと対話を進めながら、また議会にも御説明をさせてもらいながら議論を深めていければと思って、基本的には600メートルというのが住民の皆さんが重点地区で御提案いただいている関係もございますので、そこはしっかり考えていきたいとは思いますけれども、まずは140メートルをしっかりしていきたいと思っております。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  当初の今の当該地区の商店街のあそこの景観を、市なりにいろいろとビジョンを描いてはったと思うんですよ。ところが先ほどおっしゃってたように、個人の権利というものがあるわけですから、行政の思うのとは全然違う逆方向にいってしまったケースがあった。それを見ながら今日まで迎えてるわけですよ。  それを受けて、これからまたどんどんあの辺は変わっていく可能性が当然出てきますよね。だからそうしたときに、あそこが本当に本陣を中心としたまちづくりとしてきちっとできる方策というのは、ある程度、網を張っておくというか、これ以上というところで歯どめをきかさなあかんと思うねんけれども、その辺のところは市としては力を入れてできるというか、そこに住んでる生活者に対して示すことはできるんですか。法的に。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  何度も申し上げてるように、地区計画というのを張りまして、ただこれは今まで全て何カ所か地区計画を張ってますけれども、建築条例付の地区計画を張りますと、建築制限もしてできるんです。これは住民の皆さんの全員同意が要りますので、そこまでいけるかどうかというのは、なかなか難しいんですが、やっぱり市と住民の皆さんで、そういう地区計画とつくることで、例えば、開発業者さんが出てきたときに、今こうやって議論をしてるから、そこは協力してくれ、配慮してくれということは、やっぱり業者さんもそれなりに配慮していただけると思いますので、そういう視点を大事に、一方、重点地区の住民の皆さんが妥協された点と、私どもが今想定してます地区計画を今後張っていく中身とセットで守っていきたいなと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  やっぱり、なかなか厳しいですよね。そういう計画を張ったところで、最終的には理解を得られへんかったら、そのとおりにはいかないという、これからもそれが続くということで思ってていいですか。 ○横江政則 委員長  一浦課長。 ◎一浦 都市計画課長  ある意味、草津の本陣、よそのエリアとか、よその自治体でいくと、そういう地域自体が、商店街自体がすたびれて、マンションすらできてこないという中で、草津は非常にありがたい話、用途どおりのマンションの建設だけで、まだ需要があるということが難しい課題なのかなと。よそですと、歴史的に守らなあかんところは、そこを守るだけで、後はもう開発が進むとか、そういうことはないですけど、草津はやっぱり活力というのか、そこにまだマンションが建っても十分採算ベースがとれて、ポテンシャルの高いエリアというところが1つあるかなとは思うんですけれども、しかしながら、やっぱり先ほども言いました商業地になってますので、そこは商業地が建てられる用途で建てていただくのは、大前提ですけれども、一定配慮も、今当然住民の皆さんが出された重点計画でそれぞれ何カ所かマンションが建っておりますけれども、それなりに配慮していただいてるマンションもございますので、そこらを丁寧に議論をして、なかなか建築条例付の地区計画というのは難しいですけれども、装飾も含めて、地元と議論をまずはしたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  行政としたら、財源確保するにおいては、マンションは大いに歓迎すべきところではあるという反面ね、やっぱりなかなか景観とそのバランスは難しいように思いますので、せっかくこういう形で計画されたわけですから、結果としていい形になるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  ほか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  地域再生推進事業費で聞きますが、当初予算概要の58ページ、事業の概要の中の下段に令和元年度中にまちづくりプランを作成した学区については云々と書いてあって、具体的な施策を推進していきますと。令和元年度中にまちづくりプランを作成した学区とは、どこの区域か想定をしておられるのか、ちょっとお尋ねします。 ○横江政則 委員長  竹中課長補佐。 ◎竹中 都市計画課長補佐  策定しました地域につきましては、常盤学区と山田学区の2学区になります。  以上です。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  下笠は入ってませんでした。経費の内訳ですけれども、今言われた常盤、山田がこの業務委託料とか、云々とか書いてますけど、これらを使って山田、常盤は進めていくということで理解してよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  竹中課長補佐。 ◎竹中 都市計画課長補佐  今、経費の内訳のところにございます地域再生推進補助業務ですね。こちらのほうにつきましては、全体の推進を図っていく経費になっておりまして、その内訳としまして、まだできていない地域に対しての支援、それと伴走的にできたところに対しての支援ということで、この具体的な事業を進めていくために、例えば、運営費をどうやって捻出するかとか、そういうような具体的な議論を進めていくための支援というようなところがございます。  それと3つ目の持続可能なまちづくりについての検討支援業務委託費というのがございます。こちらにつきましては、今山田学区のほうでプランを作成できましたので、そちらの今後のまちづくりについて検討していくための費用というようなことで計上させていただいております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  そうすると、きばって今やってますが、下笠区域は余り関係ないですね。 ○横江政則 委員長  竹中課長補佐。 ◎竹中 都市計画課長補佐  一番上の地域再生推進補助業務のこちらのほうでまちづくりプランができていない地域につきまして支援をしていくというような形になっております。  ですので、ここで専門家、コーディネーターといったものに入っていただきまして、笠縫学区、下笠のほうの推進を図っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  わかりました。ありがとうございました。 ○横江政則 委員長  粟津委員。 ◆粟津由紀夫 委員  当初予算概要の64ページ、JR南草津駅周辺交通対策社会実験事業費と、その内訳を拝見させていただくと、社会実験準備実施業務委託費2,500万円と、下の数字についても2,000万円、1,000万円、200万円で全て委託費というのがついてるんですけど、これの根拠というんですか。そういうものがちょっと見えにくいので御説明いただければと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  高岡交通政策課長。 ◎高岡 交通政策課長  JR南草津駅周辺交通対策社会実験事業費の経費の内訳でございますけれども、こちらの事業費全体で5,700万円で、上の欄のほうにございますとおり、県のほうから3,000万円の御負担をいただきまして、市のほうの負担が一般財源の2,700万円というような形になっております。県と市とで協力して連携してやっていくという事業になっております。  こちらにつきましては、県のほうでも積算をされまして、また市のほうでは参考に業者さんからの見積もりを徴取しまして、若干、数字については、丸めておる部分があるんですけれども、こういった内訳ということになっております。 ○横江政則 委員長  粟津委員。 ◆粟津由紀夫 委員  今の御説明では、ある程度、県のほうがこういう積算をした上での2,500万円、2,000万円という内訳になってると。今おっしゃった委託する業者さんというのは、この専門的な知識というか、そういうものをもった委託業者さんになるんでしょうか。
    ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  今年度、準備業務ということで予算を計上して発注しております。その業務ごとに検討を進めているんですけれども、その業者さんなりに積算をお願いしたものでございますので、専門の業者さんの積算と県の積算と大体一致してるということで、こういった予算計上ということになっております。 ○横江政則 委員長  粟津委員。 ◆粟津由紀夫 委員  結構、金額が大きいので、また、この渋滞に関しては、かなり問題がありますので、5,700万円というのが、やっぱりこの交通緩和に向けて実質有効な金額になっていただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。 ○横江政則 委員長  ほか。藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  今のところで、実証実験をされるわけですけれども、5月から6月という点では、今、新型コロナの関係で、駅前におりましても来られるお客さんが少ないというふうに思ってるんですけど、秋はともかくとしてもこの時期があれではないかな。見直しを図る必要があるんじゃないかなという思いがあるんですけど、その検討はどうされるのか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  実施時期につきましては、5月から6月ということで、関係者で組織する南草津駅周辺交通対策検討会において、この時期については、決定したものでございますけれども、その中には関連する南草津周辺の企業の皆様ですとか、大学の関係者の方も参画しておられまして、直近の会議で3月上旬にしたんですけれども、その段階では、4月以降の学校等の休校の状況については、まだ不透明な状況ですので、現段階では5月から6月にということで予定しておりますが、小・中・高校含めて、今後の状況によって実施時期については、再度協議検討していくというような状況で3月の会議は取りまとめております。 ○横江政則 委員長  ほか。藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  実態として、今の交通量の実態は掴んでおられると思うんですけれども、環境的に集約される時期とか、時間とか、いろいろ計画されてると思うんですが、雨天の場合が送って来られる方が多いという、交通量の部分でふえるんじゃないかなと予測するんですけれども、そういうことも加味して毎日されるわけやから、その期間の動向を見ればわかるんですけれども、そういうことも含めて検討をいただくということもいただけたらなというふうに思うんですけど、その点はどうでしょうか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  現段階で、先ほど申し上げました3月上旬の会議の中での計画としては、春の実験、秋の実験ともに、この期間の土日を除く平日の20日間の朝の時間帯、7時半から9時の間の1時間半の時間帯で実験をしていくというようなところで、4週間でございますので、それだけの期間をとれば、雨の日の状況なりデータもとれるだろうというようなところで、そういった設定をしております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  いろいろな社会変化とか、今の状況とかも踏まえた中で、より一層現実に見合ったものについて検討いただきたいと。せっかくお金を使われるというところで大きなお金ですし、そういうところの地元の皆さんの御意見も聞いておられると思いますので、しっかり聞いていただきたいなと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  当初予算概要の63ページのまめタクの実証運行費の件で少し質問させていただきたいと思います。  今までこういったまめタクというのがなかったのが、初めてしていただけるということで、地域的にも志津道関係でしていただけるということで、この間も勉強会で聞かせていただきました。その中で、今回のこの事業を読ませていただいたり、説明を聞かせていただきますと、運行の路線が先ほど御審議があった志津道であって、ある一定のところからバスの停留所までの路線をつなげるということだというふうに話を聞いてるんですが、この停留所までつなげるということになった経緯をもう一度御説明いただければありがたいです。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  このまめタク実証運行費につきましては、数年間地元の皆さんなり、バス・タクシー事業者さんと協議を重ねた結果、来年度から実証運行ということで予算化をしております。  その中で、特にバス事業者さんのほうは、既存のバスの利用者さん、お客様がこちらのデマンド交通のほうに流れてしまう、お客さんをとられてしまうということを懸念されておりまして、そのことは全体としてはバスの便数が減ったり、引いては廃線になったりすることになりますので、全体として公共交通の維持のために、そこについては配慮しながらやるというようなところで、あともう1つは、参考にさせていただきましたのは、お隣の栗東市さんのくりちゃんタクシーを参考にさせていただきました。くりちゃんタクシーのほうもある拠点からそれぞれ空白地といいますか、そういった地域を結ぶ系統立てをされてやっておられるというようなところで、その拠点まで一旦行っていただいて、その拠点で乗り継ぎをしていただくというようなことの考えの中で、この事業について取りまとめてるというようなところでございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  地域の方のお話も含めて御理解いただいているというふうなことで理解させていただいてますよね。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  この事業につきましては、昨年の10月に志津学区のバス交通の空白地エリアを中心にワークショップを行いまして、意見集約を行った上で、この事業の取りまとめをしております。予定としては10月に実証運行の開始になるんですが、それまでにもう一度いろんな関係の方への説明については、調整していきたいと思っておりますけれども、地域の代表のまちづくり協議会、あるいは町内会長さん等々につきましては、あらかじめこういった形での運行についてどうですかというような意見交換というのはしておりまして、一定、その段階では、おおむね御理解いただいたのかなというふうに認識しております。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  志津のまち協であったり、地域の方々としっかりと連携をとれて、この内容が伝わってるのかなと思います。  ただ、ややもすると市内のまち協ではなく、町内会であったり、町民の皆さんの間の中で伝達がうまいこと伝わってなくて、いざ事業をされたときに、結局いろんな御意見が出て変更せざるを得ないというような状況がありますので、ぜひともここはしっかりともう一度確認をいただきたいなというのがございます。  それから、最後に聞かせていただきたいんですが、この事業自体を実証実験ということで今回されましたけれども、ある程度、形になったら運用、運行ということにされていかれるんかなと。これは各学区が志津ということでおっしゃいましたので、14学区、小学校区になるかもしれませんけれども、それぞれで引き続き実証されたり、もしくは事業として進まれてるところまでお考えなのか、それだけ最後に確認しておきます。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  来年度としてます10月からの実証運行の後の予定ということですけれども、一定期間、この実証運行をした上で、うまく事業として推進の状況が確認されれば、本格運行に移っていきたいと考えております。  実証運行の時期については、現段階では、どれまでの期間ということは未定でございますけれども、その状況の中で問題点があれば、そこを改善しながら、また実証運行の期間を延ばしていくというような可能性はあるかと思います。  それから、その他の地域への状況につきましては、根本的にはバス交通、路線バス、まめバスを含めたバス交通が基本にありまして、そこでカバーできないところにこのデマンド型乗り合いタクシーまめタクというのを導入していこうということの基本的な考えでございますので、バス交通空白地、不便地を中心に、このまめタクの導入については、検討を進めていく予定になるのかなというふうに認識しております。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  奥村委員と同じところを聞こうと思ってたんですけれども、今のまめタクの運行補助金56万6,000円ですが、この内訳ってどういうものに対する補助金になるわけですか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  運行補助金56万6,000円につきましては、まめタクを運行していただく業者の選定はまだでございますけれども、恐らくタクシー会社さんにお願いすることになろうかと思っております。そのタクシー会社さんなり、先ほど申し上げました近隣の栗東市さんの予算内容を参考にさせていただきながら、維持運行に係る経費と、それから予定しております系統、それから便数、稼働率を掛けまして半年分の補助金として56万6,000円を計上させていただいたというところでございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  タクシー会社は一般の民間のタクシー会社さんですか。それであるとするならば、1社だけですか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  まだ業者選定につきましては、予算がお認めいただきましたら、選定なり、検討なりに入っていこうかと思っておりますので、まだ現段階でははっきりと申し上げられませんけれども、民間のタクシー会社さんを中心に検討を進めていきたいなと思っております。  それから、先ほど申し上げました昨年の10月に回らせていただいた地元の方々の意見としては、できるだけ使いやすい交通手段になったほうがいいということで、そこら辺の対応が可能な業者さんの選定ということが条件になってくるかなというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  バス交通の空白地とかいうことで、まめバス等が今運行されてるわけですけど、まめタクの場合も同じことが多分言えるのかなと思うんですけど、この中に運賃で子どもというのが入ってるじゃないですか。要は、交通弱者救済ということも含めて進められたまめバスの中で、今回、まめタクがあがってきてるんですけれども、こういったいわゆる利用できる人たちの年齢層というのは、これは別にどなたでも指定した停留所のところまで行けるということなんですか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  利用対象者につきましては、運行エリアは志津学区等ということになっておりますけれども、利用していただく方につきましては、志津学区の住民さんだけということではなくて、市民全員の方に利用いただく、その上で年齢層についても系統立てとか、運行時間については、主に高齢者の方が利用していただくような想定の時間帯での設定をしておりますけれども、利用については高齢者の方に限定するわけじゃなくて、市民の皆様全ての方を対象に御利用いただける形にしていきたいというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  ちょっと事業の中身ばかりで申しわけないんですけど、行く行くはこれを市内全域の交通空白地のところを主体としてやるということですけれども、今のまめバスの場合はコースが決まってるじゃないですか。このまめタクの場合は、あるようでないわけでしょ、コースが。市内全域となったときは、そんなんやったら希望したところまでは、それで行けるという、こういう判断でよろしいですか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  このまめタクにつきましても、イメージとしては、まめバスの停留所とか運行ルート、ダイヤを想定していただければいいんですけれども、その中で予約が入った停留所のところで乗車いただいて目的地に行っていただくということですので、基本的にはそのルートを通っていただいてという形になります。予約の入ってない停留所は飛ばしていってということになるんですけれども、ルートはあるということになります。  市内全域でという部分につきましては、バス交通空白地を中心にということになるんですけれども、市内全域でどこからどこまで、好きなところから好きなところまでいけるという形ではなく、先ほど申し上げましたような一定のエリアを区切って系統立てをしながら運用していくというような志津学区での実証運行ですので、それを他の地域に当てはめていって拡大していくというのが基本になるかなというふうに認識しております。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  ようわかれへんですし、また聞かせてもらいますわ。ちょっとやっぱり難しいですね。 ◎高岡 交通政策課長  まめバスのタクシー版。 ◆西田剛 委員  それは理解してるんやけれども、 ○横江政則 委員長  東技監。 ◎東 建設部技監  そもそもこれが始まったのは、大型2種をもってる、いわゆるバスを運転できる運転手さんが少なくなってるということも背景にございます。このまめタクは、いわゆるタクシーですから、大型二種ではなく自動車第一種免許証を取得してればできますので、バスを運転できる方が非常に減ってるということが背景にございますので、まめバスと一緒のように路線を決めたところで予約をされた停留所にタクシーが赴くというところでございますので、少し背景に免許証の所有者が違うというところもあるというふうに御理解いただければと思います。 ○横江政則 委員長  西田委員、よろしいですか。 ◆西田剛 委員  理解できるように頑張らせていただきます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  56ページのプリムタウンの関係で、32ヘクタール面積が整備されて、視察もさせていただきましたけれども、令和2年度でどれぐらいまで整理率はあがるのかということです。 ○横江政則 委員長  川原課長。 ◎川原 都市再生課長  今現在、令和元年末で工事の進捗率につきましては、約50%工事が進捗しております。工区を4つに分けておりまして、1工区については既に宅地ができ上がって入居が開始されております。2工区につきましても、街区の工事は終了し、今宅地の販売というところでできております。大体半分が令和元年で終わってると。令和2年につきましては、残り3工区、4工区の整備を進めていくというところで、令和2年、令和3年かけて工事を終了するという予定をしております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  今、資材がないとかいう話ですけれども、そういうところには影響されず、順調よく半分整備されてきたということで認識しといていいですか。 ○横江政則 委員長  川原課長。 ◎川原 都市再生課長  区画整理事業につきましては、土木工事が中心でありまして、道路の工事、または水道下水の工事というような形になっております。それぞれの土地所有者がハウスメーカー等でおうちを建てられるというところで、大型の公共施設を建築する場合に懸念されます工事用資材の高騰であるとか、資材の調達が難しいというようなそういうふうな話について、戸建ての住宅に関しては、そのような情報は入っておりません。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  ありがとうございます。それで、この内訳のところで、用地費やらいろいろ書いてくださるんですけれども、この整備に当たって組合を設立されて進めておられるわけなんですが、周辺のところの環境が変わるというところから、いろいろ御意見とかもいただいているんですが、周辺の住民の皆さんとの協議というか、説明とか、また納得されてるのかとか、そういうところでの問題はないのか確認したいと思うんですけれども。 ○横江政則 委員長  川原課長。 ◎川原 都市再生課長  プリムタウンの事業につきましては、平成19年度から地域の方々を含めましてまちづくり委員会等を設立されて検討を進めてまいられました。そういう意味では周辺のお住まいの方については、この区画整理事業が行われるというのは、もう随分前からお話されてます。  ただ、問題となってきますのは、ここでたくさんの方がお住まいになります。約900を超えるような世帯が建ちますので、周辺の道路事情について、たくさん御心配をされるということで、主要道路に出ます国道1号線、十禅寺川の横の道路、こちらについては道路課のほうで拡幅工事をしていただいてますし、また、狼川横のオートバックスの横の交差点改良についても道路課のほうで、この入居の状況とあわせて拡幅工事をするということで、周辺道路の改良については、この事業とあわせてさせていただいているというところです。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  ありがとうございます。今回の予算では、前回と大分、補助金としては下がってるんですけれども、今後に向けてしっかりと組合の方とも、また周辺の住民の皆さんとも協議を図っていただきたいというふうに思います。  もう1点いいですか。済みません。この説明の155ページの駐輪駐車場の関係ですけれども、さきの一般質問でも指摘されてましたように駅前は利用勝手がいいということでたくさん御利用いただいて入れないという方も聞いてるんですけれども、定期使用されてる方と一時使用されてる方というので、定期のほうのニーズが高いというふうに思うんですが、一年更新で定期駐車場の更新をされてるということなんですが、なかなか大変だなということで、やっぱり意見を聞いて、もうちょっと範囲を、お仕事に行かれる方というのは、毎日御利用されるわけですから、その点は検討されてるのか、全体の利用したいというニーズと利用料金とあわせて検討いただいているのかというのを確認したいと思います。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  駐輪場の定期待ちの人数が多いというようなところで、本会議の一般質問でも御答弁申し上げましたとおり、特に多いのが草津駅西口の状況でございます。こちらにつきましては、昨年度整備費を含めまして少し遠くなるんですけれども、草津駅西口第3、そして西口第4の駐車場を民間の閉鎖に伴う対応として整備させていただいたところでございます。  今年度の運用といたしまして、第3駐輪場、第4駐輪場については、定期利用の御利用しか想定しておりませんので、一時利用のお客さんもたくさんいるという中で定期の供給につきましては、少し様子を見ながら行っておったところでございます。一時利用の皆さんは、やはり駅の近くに駐輪したいというようなニーズがございますので、そういった方のニーズも踏まえてやっている状況でございます。  今後、先週になってからの状況ですけれども、第3駐輪場につきましても本会議の答弁では、定期駐輪が165台という状況でしたけれども、先週になりまして290台弱というところまで定期契約で申し込みがふえております状況でございますので、そういった利用状況も踏まえながら、できるだけ定期待ちが少なくなるような対応を考えていきたいと思いますし、根本的には、全体として利便性の高い駐輪場施設が不足しているということから施設整備というものを計画的に考えていかないといけないのかなというふうに認識しております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  その下の南草津駅の駐輪駐車場の費用が前回よりも3倍ぐらいあがってるんですけれども、これはどうですか。 ○横江政則 委員長  高岡課長。 ◎高岡 交通政策課長  南草津駅駐輪駐車場運営費の増額につきましては、御承知いただいている議員の皆様も多いかと思うんですけれども、外壁が大変傷んでいる状況でございますので、外壁改修工事で7,200万円程度の増額ということになっておりまして、これが増額の主な要因ということになります。 ○横江政則 委員長  ほかよろしいですか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、議第2号議案のうち、都市計画部が所管する部分に対する質疑は、これにて終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。再開後は、議第2号議案のうち、建設部が所管する部分について審査いたしますので、説明員の準備をよろしくお願いします。再開は1時15分。               午後0時00分 休憩               午後1時14分 再開                (説明員交代) ○横江政則 委員長  それでは、午前中に引き続きまして、予算審査特別委員会を再開いたします。  それでは、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、建設部が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  寺田建設部長。 ◎寺田 建設部長  議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、建設部の所管にかかる予算につきまして御説明申し上げます。  それでは、恐れ入りますが令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  7ページをお願いします。  第2表債務負担行為でございます。このうち、当部で所管させていただいておりますのが3事業費でございます。  上から6段目の(仮称)草津市立プール整備費(PFIによる設計建設管理運営費)について令和2年度から令和19年度までで121億9,030万円の限度額を、その下段の(仮称)草津市立プール整備費(設計建設モニタリング業務委託費)について令和2年度から令和5年度まで2,590万円の限度額を、その下段の改良住宅分離等対策費について、令和2年度から令和3年度までで3,780万円の限度額をお願いするものでございます。  続きまして、8ページをお願いします。
     第3表、地方債でございます。このうち、当部で所管させていただいておりますのが8事業費でございます。  上から10段目の道路新設改良事業費につきましては、限度額3億7,090万円のうち、建設部が所管する部分として3億6,120万円を、その下段の交通安全施設整備事業費で950万円を、その下段の河川改修事業費で900万円を、その4段下の草津川跡地整備事業費で1,380万円を、その3段下の都市計画街路事業費で1億4,180万円を、その下段の都市計画公園事業費で9,680万円を、その下段の(仮称)草津市立プール整備費で1億7,230万円を、その下段の公営住宅整備事業費で1億6,490万円をそれぞれ設定させていただこうとするものでございます。  また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、令和2年度草津市一般会計予算にかかります予算に関する説明書のうち、当部の所管にかかります部分につきましては、さきにお渡ししております予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表のうち、36ページから38ページに記載のとおりでございます。  続きまして、お手元の令和2年度当初予算概要に基づき、当部にかかります重点施策および主要な新規・拡大施策の概要について御説明申し上げます。  27ページをお願いします。  スポーツ健康づくりの推進総合計画リーディング・プロジェクト、まちなかを生かした魅力向上の(仮称)草津市立プール整備事業費で継続でございます。  令和6年に開催予定の第79回国民スポーツ大会および第24回全国障害者スポーツ大会の水泳競技会場として、また、大会後においてスポーツ環境の充実、新たなにぎわいの創出、スポーツ健康づくりの推進の実現を図るための施設として市立プールの整備をPFI方式により進めるものでございますが、この2月28日を事業者募集の期限としておりましたところ、全ての参加事業者から辞退届の提示があり、募集が不調となったことを受けまして、今後、事業者からの意見を踏まえながら滋賀県と協議の上、対応を検討してまいりたいと考えております。  令和2年度の事業費は、主にプール整備設計造成工事等に係るPFIのサービス購入料として4億2,750万2,000円をPFIのモニタリング業務委託に伴う経費として1,495万7,000円を計上しております。  次に、31ページをお願いします。  スポーツ健康づくりの推進のグリーンスタジアム大規模改修費で新規事業でございます。  グリーンスタジアムのスコアボードや芝生については、整備後約20年が経過し、老朽化が進んでいることから、利用者の皆さんが安全かつ快適に施設を利用いただけるよう、また、令和3年度のワールドマスターズゲームズ関西におけるソフトボール競技や、令和6年の国民スポーツ大会における軟式野球競技の開催に向けてスコアボードの更新や芝生の改修を行うものです。令和2年度の事業費は主にスコアボードの更新に係る経費として2億150万9,000円を計上しております。  次に、33ページをお願いします。  総合計画リーディング・プロジェクト健幸都市づくり推進費でございます。  このうち、建設部が所管するのは、健幸都市くさつの実現を目指して都市公園等の緑のある空間を活用し、市民の誰もがいつでも気軽に訪れ、健康づくりが行えるよう、健康遊具の設置を行おうとするもので、健康遊具の設置に係る経費として500万円を計上させていただいております。  次に、35ページをお願いします。  総合計画リーディング・プロジェクト、まちなかを生かした魅力向上の草津川跡地整備費公園運営費で継続でございます。  草津川跡地利用基本計画に基づき、各区間ごとに順次公園整備を進めている草津川跡地について、次期整備区間である区間6の着手に向けて取り組むとともに、下笠25号線の整備を始めとした跡地整備関連事業を実施してまいります。また、ai彩ひろば、de愛ひろばについて引き続き指定管理者による管理を行ってまいります。事業費は整備運営に要する経費として1億8,069万6,000円を計上しております。  次に、62ページをお願いします。  心地よさが感じられますまちへの大江霊仙寺線南笠工区の整備費で継続でございます。  この道路整備はJR南草津駅周辺の渋滞緩和や、大津方面への交通アクセスの確保を図るもので、南草津プリムタウン土地区画整理事業にあわせて整備をいたしております。令和2年度は388メートルを土地区画整理組合施工で進めるとともに、先線の約500メートルの詳細設計等を実施するものでございます。事業費は工事協定及び公共施設管理者負担金等に要する経費として3億3,578万円を計上しております。  次に、64ページをお願いします。  心地よさが感じられるまちへのJR南草津駅周辺の交通対策社会実験事業費のうち、建設部が所管するのは社会実験を実施する中で、公共交通の利用環境の改善を図るため、バスシェルターの設置範囲の検討を行うこととし、そのバスシェルターの設置範囲検討業務委託費として200万円を計上させていただいております。  以上、まことに簡単ではございますが、議第2号の令和2年度草津市一般会計予算のうち、建設部が所管しております部分の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  それでは、議第2号のうち、建設部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  八木委員。 ◆八木良人 委員  当初予算概要で7ページは建設部でよろしかったですか。この説明がなかったかと思うんですけれども。 ○横江政則 委員長  寺田建設部長。 ◎寺田 建設部長  本市の市街地においての浸水対策は公共下水道事業で行っておりまして、ハザードマップにつきましても、公共事業として交付金をいただいて整備する関係で上下水道部のほうで一緒に審査していただくということになっております。 ◆八木良人 委員  わかりました。そうしたら、上下水道部のときに質問させていただきます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  いっぱい聞こうと思ったら、どれから聞こうと思ってるんですが、まず一発目なんですが、予算の説明書の148、149ページの道路パトロール事業費3,100万円についてお聞きします。  これは決算で道路施設の長寿命化と維持管理ということで評価Aが決算委員会で出ておりましたが、特に、道路パトロールに関しましては、河川課と合同で実施することで経費削減ができたということに対して評価をさせていただいたというふうにデータが残っておるわけでございまして、これ以上専決が出ないようにとか、事故がないようにアプリの導入とか、いかに市民の方からの情報をいただくとか、いろんなことで諮っていただきたいということで要望させていただいたところ、これに対する市の答えは「早期発見補修はもちろんのこと、今後アプリやAIといった先進技術の情報収集に努めて費用対効果を考えていきます」というような答えが出てきてるわけですね。  先日の総合企画の見直しなんかで、企画調整課としてスマホアプリ通報システムはもうやめると。そのかわり、最後に今後は各所管課で有効な手法について検討を行ったと。ここはずっと理解できてるんですが、今回の予算が前年に比べて倍近くになってますよね。昨年が1,860万円だと思うんですが、今回3,100万円、これは全部委託料になってるんですが、アプリのことに対するここには「今後、アプリやAIといった先進情報収集に努め」と書いてますけど、これは入ってのことなんでしょうか。何も、もし単独なんだったら、このパトロール事業に対しては、経費の節減は評価させていただいたけれども、これを倍の予算にまでしてほしいというのは一言も議会としても言うてないと思うんですが、この3,100万円の内容を詳しく教えていただけますか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  西田課長。 ◎西田 道路課長  今委員いろいろ御指摘をいただきましたとおり、これまでいろいろと議会等でも発言をさせていただいているんですけれども、当該道路パトロール事業につきましては、昨年度まで2班体制ということで河川課と合同で実施をいたしております。それにつきましては、2班体制ということなんですけれども、その中で来年度につきましては、これまでのパトロール事業の中で簡易な補修でありますとか、そういったところに終始することが多くて、実際のパトロールということ自体は実際にできているのかというような御指摘もある中で、来年度につきましては、3班体制ということで、パトロールに特化したような班を1つ設けさせていただいて、そういう事故の未然防止といったものに取り組んでまいりたいというものでございます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  評価コメントに対する取り組み方の中で、アプリとかAIといった先進技術の情報収集に努め、費用対効果云々に対する予算的な答えはないんですか。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  AI等の取り組み等については、アプリも先ほど、企画のほうのお話もございましたけれども、一旦、通話アプリについては同じものを使うという判断はしておりませんで、その後、検討していくという答弁はさせていただいておりますけれども、現状につきましては、なかなかアプリを導入した後の情報整理でありますとか、そういったところの体制づくりもなかなかできてない状況でございますので、現在まだ先進地等の事例を収集して検討してまいりたいと思っているところでございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  産業建設常任委員会の一昨年の所管事務調査で、現地も行っていただいて、担当の方も行っていただいてたかと思うんです。非常に有効的に市民の方と連携がとれて、市の規模は違いましたけれども、という実例も出てはったと思うんです。  それを今の答弁を聞いてると、まだゼロという状態に聞こえてしまうんですが、そんなんでね、3班体制にして、専決処分がなくなると見込んでいいんでしょうか。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  なくなるとは、なかなかはっきり申し上げられないんですけれども、1件でも減らすような形の取り組みとして来年度やってまいりたいと思っております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  最後に、じゃあ、アプリはどのような計画で先進であったようなすごいシステムをいつごろぐらいまでに検討しようとか、具体的な案は考えておられますか。最後にお聞きします。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  具体的にいつまでというところは、お答えできないんですけれども、パトロールで発見するような箇所も、例えば、車を走らせてAI技術を用いるということも出てきておる状況でございますので、そういったところもあわせて検討はしてまいりたいというふうには考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  そこまでおっしゃってるので、次の決算のときにしっかりと評価したいと思いますが、これだけ議会がいろんなことを提案してるのに聞いていただけなかったことは残念です。今のアプリのパトロールだって、さんざん私、産業建設常任委員会のときにお話を申し上げました。走った距離のみをおっしゃってたって、全然無理だということで、強く強く申し上げたのが、結局3班体制にふやす。絶対にこれから方針も変わっていくと、ある意味期待して見ていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上で結構です。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  今のところで予算に関する説明書の149ページですが、道路維持補修費の6億2,200万円についてですが、これも産業建設常任委員会等々でも申し上げてきたけれども、毎回議会ごとに道路認定が数多くあがってきて、その辺の維持補修もしっかりとやっていただかなければならないという話をしていたんですが、また、町内会や市民の方々の要望がたくさん出ているであろうと思うんですけれども、6億2,200万円、今、西村委員がおっしゃったけれども、この数字で市内の道路維持が本当にパトロールをやられて、しっかりと維持補修ができるのかということについて、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  市内の道路維持ですけれども、予算の内容といたしましては、例年どおりの維持費を一応計上させてはいただいております。  委員の御指摘もありますように、要望数もふえておりますし、多岐にわたっておる状況の中で、限られた予算の中で一生懸命させていただいておりますので、来年度も限られた人員、予算の中で優先順位、安全性を見きわめまして実施してまいるというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  限られた予算、あるいは例年どおりの予算額でという今お答えをいただきましたけれども、申し上げてるように市道の路線というのは、認定されたのがどんどん、どんどん延びていって、またいろんな観点から市民の皆さんの要望が数多く出ている中で、限られた予算の中で、あるいは例年どおりの予算をつけてということで本当にいいのかなと。  また言いますけれども、プールの建設も必要です。(仮称)市民総合交流センターの建設も必要だと私は思っています。駅前を活性化する。まちを活性化していくということは大事なことやと思っていますが、こうした市民の方々のお声をしっかり受けとめるというのも、行政の形、姿やと思うんですけれども、もう一度聞きますけれども、この予算の要求は財政当局とお話されたんだろうと思いますけれども、道路課原課としては、もうちょっと数字が上回った数字で要求はされてたんですか。お尋ねします。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  予算要求といたしましては、当課で実施していく内容を精査いたしまして、要求させていただいております。金額といたしましては当課の要求どおり計上いただいているところでございます。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  ということになると、要求が6億2,000万円で、大体この辺で今内示があって、こうした議案をあげてこられたということですね。  私が申し上げてるのは、路線の延長もふえるし、市民のいろんな要望が出てくる中で、この金額をアップするのが当然ではないかと思ってるんですけどどうでしょうか、お尋ねします。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  道路の管理延長が延びてるという状況の中で劣化もどんどんふえてくるんですけれども、そういった路線については、今年度も実施させていただいております道路の補修修繕計画、そういった中で優先順位を決めまして計画的に年数、短期5年でありますとか、10年の中で確実に予算を確保して実施していくというような方向で来年度以降協議してまいりたいというふうには考えております。あわせて、そのほかの維持につきましては、現行予算の中で対応していきたいと考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  何遍も申し上げますけれどもね、市民の方の要望というのは、日に日にいろんなことが出てくるわけですよ。町会長さんの要望は出てくる。あるいは、市民の方から、私らもいろいろ聞いて、道路もあれば、河川もありますけれども、そういう声にしっかりと答えていってほしいんですよ。それを例年どおりとか、与えられた維持費でやるというのは、職員さんとしてはようわかるんですけれどもね。私は、市民の声にはっきり答えていく姿勢が必要やと思ってますけれどもね。これ、意見を言うたらあかんのやね。失礼いたしました。以上で終わります。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  予算概要の中の今回計上いただいていますグリーンスタジアムの芝生の補修の件で少し確認をさせていただきたいと思います。31ページです。  バックネットと芝生改修のことで、芝生改修の件で。考え方はあかんのですか。 ○横江政則 委員長  考え方は、予算の考え方いうんやったら、あれですけど。 ◆奥村恭弘 委員  仕様の考え方で。 ○横江政則 委員長  それも含めて。 ◆奥村恭弘 委員  では、済みません。1点だけ。実は、市内の広場であったりとか、グラウンドであったりとか、こういったところが、今いろいろ見てますと、やっぱり少ない。で、教育委員会のスポーツ保健課のほうで、どこかスポーツの計画も含めて、いろんな企業にお願いをしたりとか、ふやしていきたいなという思いをされてますが、なかなか進んでないという状況になってます。  芝生の改修をこれからされるという中にあって、芝生でするスポーツというのは、サッカーであったり、ホッケーであったり、ラグビーであったり、たくさんあるわけなんですけれども、ここは野球、もしくはソフトボールの専用球場になっておりますので、仕様がそういう仕様になってると。で、次年度が改修という工事に関してされるというのでありましたら、そういったことも1つのできるような用途としてできないものかというのがちょっと思いでございます。  当然ながら今年度は、事業ではなくて、次年度に向けての計画をこれからつくっていかれるというふうに思いますので、そういった面でぜひとも考えの1つに入れていただきたいなというのがあります。  これをなぜ申し上げてるかといいますと、冒頭で申し上げましたとおり、志津グラウンド整備がなかなかできないという状況であったりとか、仕様の要求というのはたくさんありますので、こういったことも含めてお願いをしたいなというのが設計の中に入れていただきたい、こういう思いであります。 ○横江政則 委員長  答弁はよろしいですか。 ◆奥村恭弘 委員  答弁は考えるかどうかという、それだけで。実施できるかどうかは別だと思いますので。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  委員お尋ねの件、ちょっと聞き返すようで申しわけないんですけれども、実際今、グリーンスタジアムは野球場、ソフトボール場という形で来年度人工芝を張らせていただく、もとある芝を張り直すというイメージでやらせてもらおうと思ってるんですけれども、野球とか、それ以外に使えるように、例えば、それを全面に敷いてはどうかということをお尋ねいただいているということでよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  外野の広さの芝生の広さと、グラウンドの面積というのが、今比較ができないんですけれども、例えば、フットサルであったり、そういったものでしたら、今の芝生の広さでもいけますので、思いとしては、全面となると改修をかけるとすごく金額も張っていくと思いますので、今現存ある中でできることをお願いしたいという思いです。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  検討はさせていただきたいとは思うんですけれども、現在の仕様を考えますと難しいのではないかなというふうに思っておりまして、例えば、今、野球場ですとマウンド、土を盛った状態で管理しております。そのままの状態の中でフットサルとかをしようと思いますと、それをどけたりする作業とかいうのが出てくるんですけれども、それにあわせたしつらえを考えますと、想定以上の予算が必要になってくるんじゃないというふうに思っております。そこら辺も含めまして、可能な範囲の中でできるか、できないかということは一応年頭において、来年度作業にかからせていただきたいというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  済みません。ちょっとお願いという形になってしまって申しわけなかったんですけど、ぜひとも検討はしてください。お願いします。 ○横江政則 委員長  ほか。  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  今の関連で31ページのグリーンスタジアムのボードですけれども、県の競技場のスコアボードがどれぐらいかかるんやと聞いたら、そんなに高くなかったと。200万円から300万円と言うてはったと思うんやけど、これはシステムとか全部更新すると、それだけの解体費も入ってますから、あれなのかわかりませんが、この内訳はどうなってるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  確かに、やり方によってはいろいろとあるかと思います。来年度計画しております表示板でございますけれども、現行のスコアボードというのが20年前のしつらえになっておりまして、磁気反転で数字がくるっと変えるというような状態の古い施設でございます。  まず、ここはLED化させていただこうというふうに考えておりますのと、あと、特に今回、直すのがボールカウントといいますか、もともとストライク、ボール、アウトというような順番があるんですけれども、それが今もう世界基準、標準の形に変えなければならないというのがございまして、特に、令和6年度の国民スポーツ大会の仕様でも、今のここのカウント表示は変えなければならないというふうにお聞きしておりますので、そういった目的で改修させていただきます。
     内訳ですね。参考になるお答えかどうか、ちょっとわかりませんけれども、一応、この改修工事をさせていただくに当たりまして、県から補助金のほうをいただくわけですけれども、この中で補助対象になります金額というのが、器具に係る費用とスコアボードの塗装工事を含めて、その補助対象になってましたら大体500万円強という形になっておりまして、その直接工事費というのが言った金額になります。  その他は附属する工事費という形の内訳になっております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  それで、全体を解体するとかいうときに御使用されてる団体とか、その工事期間は使えなくなってしまうので、その点での収入とかいうのは、どれぐらい差がでるのかというのは検討されてるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  工事の実施時期につきましては、比較的利用の少ない冬場を考えております。一応、工期につきましては、実際の工事に入りますと3カ月ほどの工期を見ることになるんですけれども、このうち、大体1カ月半ほどが完全に使えない期間という形になっております。  利用につきましては、午前中にスポーツ保健課のほうで野村のバックネットの関係で説明してたと思うんですけれども、同じように12月に利用者会議というのがございます。この中で調整させていただいて、利用料金にできる限り影響のない範囲で工期のほうは設定させていただくという形で調整を進めております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  そうしたら、同じ市内でその時期にいろんなところで工事してるという感じに市民の皆さんからは見られるし、また、周辺のそういったところの工事車両もたくさん通るということも含めて、安全確認の体制をちゃんと整えていただくということを、またその費用も変わってくると思いますけれどもお願いしておきたいと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  当初予算概要の35ページの草津川跡地の件で、経費内訳の指定管理料、これは本会議でも質問させていただきましたけれども、この指定管理料には、もう一度お聞きしますけど、何が含まれてるんでしたか。どういう業務があったのか。 ○横江政則 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  35ページ、草津川跡地公園運営費、草津川跡地公園指定管理料1億506万円でございます。この金額につきましては、指定管理の三年間の分のうち、一年間の利用でございまして、主な業務としましては、維持管理業務と運営業務の2点でございまして、公園施設建物の管理業務、構築物、照明、遊具、噴水、ガーデン、多目的広場などの管理業務、樹木の管理、消防設備や受水槽、照明、防犯カメラ、噴水などの設備管理業務、清掃業務、警備業務が維持管理業務でございまして、2点目、運営業務につきましては、各施設の利用に関する業務、施設使用料などの収納に関する業務、広報利用促進に関する業務、市民活動などのコーディネートに関する業務、駐車場および駐輪場の管理業務などでございまして、区間2につきましては、管理対象面積約3万3,000平米、区間5につきましては、約3万7,000平米の緑地管理を行っているところでございます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  事業の目的のところに、今のことをお聞きした上で、跡地公園のさらなるにぎわいとうるおいの創出を図りと書いてあるんですけど、これは誰がそうするんですか。 ○横江政則 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  草津川跡地公園につきましては、にぎわいを常に求めたものとして考えておりまして、誰がといいますと草津市、それと地元の皆様、それとこの事業に参加していただいている民間事業の方々、この方々全てが知恵を出し合ってどのようにすればにぎわいや憩いが継続して行えるのかというところを検討会議などを行いまして、年々にぎわいの醸成に努めているということでございまして、参加者の観点からいいますと、参加できる方全てがよりよい方向に向かって活用したいと考えているものでございます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  今のお答えはわかるんですけれども、この計画の中から見ると、それがなかなか読み取れない。要は指定管理を受けたものがこれを率先してやるというふうに、僕は理解してるんですね。それを見たときに、例えば、これを図ったところで、周辺地域の魅力を高めていったり、2も5もあってね。例えば、区間2でいうたら、周辺地域の魅力てどうやって高めるんやろうなとか思うところがあるわけですけれども、要は、3月いっぱいで今の指定管理者が変わりますよね。にぎわいの創出であるとか、そこの管理しているところを発展させるためにどうこうしますというところの評価点が高かったということで、現時点でいいますと、次の管理者については、これからまた期待するところではあるんですけど、現時点では、一体何を管理してはるんかなと。  今おっしゃっていただいた業務的な部分というのは、もちろんそうでしょうけど、ここを訪れた人たちに対するにぎわいとか、うるおいの創出を図るとかいうものが、一応、管理者にも一端を担うというところが当然あるわけで、それを見たときに、区間の催し物であるとか、日ごろからやっておられることについて、そこを訪れた人が訪ねたときに、それはうちではわかりませんから、直接そこへ行ってもらって確認してくださいというような、一体どういうことみたいな答えが返ってきてるというのをいろいろ聞いてるんです。数をね。一体ここの指定管理というのは、市内にいろいろあるけれども、ここの草津川跡地についての指定管理というのは、僕、前にも議会で言いましたけど、ちょっと違うと思うんですよね。市が考えている趣旨に同意した上での指定管理やというふうに思ってますから、草を刈っといたらいいとか、水の守りをしておいたらいいとかいうだけではなくて、一番肝心かなめなそこの部分というのは、大事やというふうに思うんですよ。  一番最初に戻るけれども、指定管理というか、ここの維持管理というのは、当初、1億2,000万円か、何千万円かかかったと思うのが、ある日突然7,000万円に下がって、今ここでまた1億円を超えてきてると。それは区間2から6までを指して言うてたんやけれども、今区間2と区間5だけで、この金額になってるわけですよね。  そういうことを見ますと、指定管理をここに置いて、いわゆる当初の目的を達成させるという、維持管理も含めてやっていく上においては、非常になかなかこれから人口が今度減少傾向に入っていったときの維持管理料を見ていきますと、当然今よりもかかるのは目に見えてるわけで、その辺のところも含めての今の取り組みでやっていかんとあかんと思うんですけれども、この指定管理料に対する考え方ですね。今後、どうなっていくかということを先を見越した上での設定になってるのかどうかというのをお尋ねいたします。 ○横江政則 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  維持管理経費でございますが、毎年縮減に向けて努力はしてるのは、もちろんでございます。今回、御提案させていただいたものにつきましては、人件費の高騰はありますが、管理費用の縮減を目指して業者のほうも落札してコスト縮減を図っております。  長期的なものの理想を言いますと、草津川跡地の公園としましては、市民が維持管理をするもの、事業者が維持管理をするもの、さまざまな方々に担っていただいて、担っていただくというのは、負荷を与えるということではなくて、ここの公園を訪れていただいて楽しんでいただいたり、その達成感を受けていただく。例えばで。そのかわり、維持管理の作業に参加をしたいと思う方々をふやしていったり、また、事業者につきましては、設けるだけでなく、SDGSの考え方などから見ても、地域に貢献する力というものも醸成していきたいと思っております。  維持管理経費は全区間1から6までできた暁には、今の平米当たりの単価よりもかなり縮減ができると考えております。さらに、市民活動やさまざまな取り組みを醸成してコストについては縮減していきたいと考えてます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  単純にね、面積がふえていって、管理の負担がかかるのに値段が下がるというのは、どうしても考えられへんと思うんですよ。当初、1億円を超えてたものが7,000万円になった。そのときは今、御答弁をいただいたように、地域力を生かしてそれを担ってもらうことでその経費の縮減を図りたいということやったと思うんですよ。ということは、今現時点では、それができていないということになるわけですか。 ○横江政則 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  それができているか、できていないかといいますと、できる方向に向かって努力をしているということでございます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  ということは、今現状ではそれができていないということですよね。単にこれだけの経費がかかっているということは、7,000万円と言われたのは、そちら側が提示されたわけですから、我々が7,000万円にしたらどうやという提案はしてないのでね、当時ね。それが今できてなくて、今1億円を超えていて、しかも、区間2と区間5だけでこういう形になってるということは、かなりこれから先に、そこの部分というのは無理が生じると思うんですよ。結果として、それはそれでかかることは、僕は必要経費としてはあってもいいというふうに思ってます。ただ、ただの維持管理がかかるだけの場所にお金をいつまでも出すということはできないと思います。  なので、これからのしつらえについては、やっぱりそういった形で直接的、間接的な利益が得られるようなものをあの場所に設けていかなあかんと思うので、今回も今年度には一年間この金額を払われるということですから、今、区間2と区間5でされてることに対しては、管理者はしっかりとそれを把握して、管理するだけではなくて、その人たちがそこでにぎわいを創出できる、人に来てもらえる仕掛けをするというためのこれは経費やというふうに思ってますから、それを徹底して申し入れてほしいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  西田委員おっしゃっていただきましたように、草津川跡地については、かなり高い理想を求めて運営をしております。今おっしゃっていただいたように、皆様が納得できるような取り組みをこの三年で指定管理者は契約しておりますので、その中で達成していきたいと考えております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  予算の説明書の150、151ページで、まずお聞きしたいんですが、交通安全施設整備費ですね。歩道整備費が昨年600万円あったのが1,860万円、それからその下の交通安全施設整備費が昨年1,310万円だったのが、今回1,913万円ということで、カラー舗装は去年と余り変わっていない。5万円ぐらいしか変わってないんですけれどもね。これ、昨年に大津市の悲惨な事故があって、優先順位で去年からやっていただいている継続がことしも入ってるということで理解したらよろしいでしょうか。お聞きします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  西田課長。 ◎西田 道路課長  当然、今の交通安全施設整備費の中に御指摘がありましたような路側帯のカラー舗装でありますとかというのは含んでおります。予算の際、歩道整備があがっているというところについては、特段今の未就学児の対策という取り組みというわけではなくて、通常のこれまで取り組んできた部分の歩道整備ということを箇所づけさせていただいて、来年執行しているというところでございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  昨年、たしか一覧表で優先順位をつけていただいて、すごい指定箇所が出てきて、ありましたね。本当に5センチぐらい幅があったんですけれども、それは今おっしゃっていただいたように、特段そういうのではなくて、通常の歩道整備であるとか、交通安全設備、この交通安全施設整備もカラー舗装以外で相当アップしてるんですよね。約600万円ほどアップしてるわけですが、その辺を通常の中でやっていくという理解でいいんでしょうか。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  通常の取り組みとあわせて、先ほど来御指摘があります未就学児の対策として、昨年度補正をいただきまして、今年度で対策をしてる部分で、近隣の調整でありますとか、管理者協議等がございまして、今年度の補正で対応できていない部分については、この予算の中で来年度実施してまいりたいと考えております。 ◆西村隆行 委員  わかりました。引き続きよろしいですか。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  まず、説明書156、157ページの公園費に関係することでお聞きしていきたいんですが、4つ目の児童公園等維持管理費で都市公園長寿命化計画策定費1,817万2,000円、これが今回予算計上されてますが、明日くる補正で都市公園長寿化修繕費が1,955万円落ちてるんですね。これ、疑問なんですけど、計画と修繕費の違いかと思うんですけど、ちょっと御説明をまず。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  あすの補正予算のほうで御説明を申し上げることになるかと思うんですけれども、長寿命化の件につきましては、国からの交付金を財源として活用しております。そのような中で、実際補助金活用する計画の段になりまして、一旦、その基準にあわない部分が見えてまいりました。ということで、一旦、今年度実施させていただくべき修繕工事については、ちょっと保留にさせていただきまして、今ある公園、もともとの長寿命化の計画につきましても、平成26年に策定されたものを今使い回してるというようなことになっております。大体、5年ごとに計画は見直すべしやということをされておりますので、今回、その計画を新たに見直す中で、一旦、全部の公園をフラットにさせていただいて、補助金を有利に使えるよう、活用できるようにということで計画を組み直して、令和3年から整備のほうにかかってまいりたいというふうに考えているものでございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  確かに、おっしゃるように補正では国から977万9,000円が落ちてるんですね。今回、908万6,000円が予定で減ってるので、そういうことですね。計画を立てないと国は渡しませんということで、立ててはるということでございますね。想像どおりでございました。  次、よろしいですか。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  その下の健康遊具設置費がございます。これ、先ほど御説明いただきましたけど、500万円。ただ、市内のいろんなところでこういう健康遊具はよく見かけるんですね。さらにこれが500万円でどれぐらいのものがつくれるのか。つくったあと、評価はどうしていくのか。健幸都市云々ということで福祉のほうで合算であって、なかなか答弁が厳しかったんですけど、これがどういうふうになったら、この500万円が生きてくると考えていったらいいのかを御説明お願いしたいんですが。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  来年度、健康遊具の500万円ですが、大体、健康遊具1公園に3基ぐらいをめどに考えておりまして、3基で大体250万円ぐらい費用がかかるというふうに聞いております。  その中で、やり方も工夫しながらということになるとは思うんですけれども、来年については2カ所、もしくは、多くて3カ所というところで実施をしていきたいと思っております。  これを今回計上した経緯でございますけれども、委員おっしゃいますように、今市内でもロクハ公園であるとか、大規模な公園については、もともとのしつらえの中で健康遊具を設置させていただいています。  今回、設置させていただこうと思いますのが、宅地開発等で設置された児童遊園、小規模な児童遊園が市内に300カ所ほどございますが、その中で特に昨年来、地元から設置してほしいという御要望もあったということが事実ございますので、お子さんだけを対象にした遊具だけじゃなしに、これからは大人の方も体づくり、健康づくりにかかっていただけるような遊具を入れていってはどうかというところで、試行的な形になるかと思うんですけれども、来年は箇所を限らせていただいて設置をさせていただこうと。  特に、要望のあったところにもう一度確認をさせていただいてということがございますので、その後の評価については、地元のほうにお声を聞くなりとするのが現状かなというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  評価は建設部でやられるということで、福祉は担当部署ですから、建設部のほうで評価されるということでよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  建設部のほうで行います。 ○横江政則 委員長  小野副委員長。 ○小野元嗣 副委員長  予算に関する説明書の151ページですね。さっきの歩道の関係で、歩行空間バリアフリー化事業費の内訳を、ちょっと教えてほしいんですがお願いできますか。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  歩行空間バリアフリー化事業費でございますが、来年度予算計上させていただいてますのが、西渋川9号線、草津駅東口のEスクエア、施設の間の道路になりますが、そちらの歩道のバリアフリー化を1カ所提示しておりますのと、草津駅西口駅前広場のバリアフリー化ということで、それぞれ1,050万円ずつを計上しております。  以上です。 ○横江政則 委員長  小野副委員長。 ○小野元嗣 副委員長  それと、149ページの道路維持補修費の大きな金額の中で、中身を言うと、かなり細かくなると思うんですが、実は、先日もある町会長さんから、町内会の仕事をしていて、おばあさんがいわゆるインターロックというんですか。アスファルトじゃなしに、ブロックを積んでるあのインターロックが段差がかなりできてると。特に、南草津駅前もそうです。多分ほかもできてるはずでした。そこでけつまずかれて、こけられて、骨折をされたと。そのときは、町会長さんの計らいで、町内会事業やさかいに、保険を適用したということで1カ月通院はされてたんですけれどね。  そういうことと、民生委員さんからも、ちょっとインターロックはいかがなものかと。この道路予算を見てましてもですけど、この中でどういう配分をされるかわかりませんけれども、できるだけインターロックは見ばえはいいんですけれども、今後、修繕したり、もしくは新しい道路にする。例えば、プリムタウンの中もそうですけれども、できるだけインターロックは見ばえよりも5年、10年になったら絶対に段差ができて、高齢者がふえてくる世の中でけつまずかれて、骨折もされてるので、それがふえるやろうから、できるだけアスファルトもしくはインターロックみたいな段差がつきにくいもので考えられへんのかというような話も聞いてるんですが、その辺、この予算の中でどういう配分をされてるのかわかりませんが、その辺は道路課としてはどういうお考えか、もし聞かせていただけたらと思います。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  委員御指摘のように、インターロッキング、当然修景の施工として、見ばえをおっしゃっていただいてますけれども、駅前広場であるとか、都市計画道路等の歩道については、これまで用いられてきております。  駅前広場のインターロックの改修となりますと、かなりの面積もございますし、違う素材に変えるといたしましても、かなりの予算がかかってくるのかなと思っております。  今現在取り組んでいる都市計画道路につきましては、インターロッキングというふうに採用はいたしておりませんで、維持管理以外に行います通常の舗装ということで取り組ませていただいております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  小野副委員長。 ○小野元嗣 副委員長  わかりました。今後は、普通の舗装ということで、ただ、いろいろインターロッキングというんですか。それが悪くなったところの区間は、もうインターロッキングを使わずに、アスファルトでしていって、徐々にアスファルトの歩道をふやしていくというような考え方でよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  西田課長。 ◎西田 道路課長  一旦、現在でもインターロッキングブロックをすぐに復旧するということをやっている箇所と、範囲が広ければ、一旦撤去をして、安全に御通行いただくように舗装で仮の補修をさせていただいて、その後、周辺の損傷状況も見て、ある一定のエリア、やはり継ぎはぎになっちゃうと、かなり不細工になりますので、一定の範囲で直せるところであれば、委員御指摘のような取り組みというところも考えてはおります。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  小野副委員長。 ○小野元嗣 副委員長  わかりました。おけががあったりすると、またいろんな補償も経費もかかりますので、そこは順次、安全な歩道をということでよろしくお願いいたします。 ○横江政則 委員長  ほかよろしいですか。  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  157ページの(仮称)草津市立プールの整備ですけれども、先ほどの御説明も不調はあったものの、協議してという話でありますが、予算が仮にとおったとして、今後その計画というのか、方向性としてはどう考えておられるのかというのを、必ずそれはやっていくんかというところを確認したいんですけど。 ○横江政則 委員長  まず、確認を、島田副部長。 ◎島田 建設部副部長  現在、ヒアリング等を行って原因の分析をしておりますので、方向性が決まりましたら、また、お示しして御審議いただくように考えておりますのでよろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  私どもが指摘させていただいておりますように、今の段階で、先ほども減少が減少がという中で、なるべくあるお金でという話もあったんですけど、これは本当に大きな事業だなというように思っています。  ただ、本当に体育振興という部分ではいいと思うんですけれども、余りにも多額過ぎるなというところで私らは見直しを図るべきだなというように思っています。
     次に、159ページの市営住宅、改良住宅のことでお聞きします。  これは雑収入の収入で591万円ほど財産収入が入ってるんですけれども、今回、譲渡推進費の方向で計画的に分譲されてというところであるんですが、今の段階の状況をお聞かせいただけますか。 ○横江政則 委員長  田中住宅課長。 ◎田中 住宅課長  改良住宅の譲渡につきましては、長年の市としての課題でございまして、今年度から譲渡に向けて国のほうに申請してまいりまして、先日承認をいただけましたということから、今後、各入居者と譲渡契約を進めていくということでございます。来年度以降も譲渡を進めていくというような状況でございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  この財産収入の不動産売り払い収入の591万6,000円というのは、おおよそどういうふうに見込んでおられるんですか。 ○横江政則 委員長  田中課長。 ◎田中 住宅課長  令和2年度につきましては、21世帯の方と契約を見込んでおりまして、契約の売り払いの収入につきましては、一括払いと10年の分割というような形でお支払いいただくことになっておりますので、一括の方と分納を見込んだ予算になっております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  全体的にたくさん入っておられますので、随時、計画的に進められるということで、金額的にはこんだけになってるんですけど、市としての大事な財産でありますし、早急に先の公営住宅の建設計画にも則って、しっかり対応をいただきたいなというふうに思っています。有効な土地利用というところでは、市民の皆さんの暮らし、財産にかかわる問題だなということで、ぜひともしっかりと進めていただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  当初予算概要の35ページの草津川跡地のことで、もう一遍、ちょっと最初に確認しておきたいんですが、区間6のJR東海道新幹線云々ということで、今回、予算をあげてらっしゃいますが、ラウンドアバウトの件で、ちょっと最近耳にしたんですが、地元説明会で相当批判が出て地元が納得されていらっしゃらないような情報を得たんですが、その辺は大丈夫でしょうか、お聞きいたします。 ○横江政則 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  今、委員おっしゃっていただいている部分につきましては、区間6の真ん中の交差点形状のところを円形、ラウンドアバウトと言いまして、信号のない交差点を設置するという計画でございます。  ここの部分につきましては、導入に当たりまして、県道の部分で渋滞が起こるであるとか、皆さん、認知がございませんので、なかなか安全上難しいんじゃないかという御意見はいただいていたところでございます。  ただ、私、ことし草津川跡地整備課に来させていただきまして、地元説明に入った時については、ラウンドアバウトは了解していただきまして、ただし、そこの部分で草津学区からの市道の接続の部分をあわせて実施をするようにということで御意見をいただいておりまして、周辺の皆様には御理解をいただいているところでございます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  先ほど聞いた情報では、あえて学区は言いませんけど、非常に反対が出て、不安がいっぱい出てたということだったので、そこまで言い切ら張ったのでしっかりまた御説明をお願いしたいと思います。  あと、もう1点だけ。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  予算の説明書の156ページの公園管理のみずの森管理運営費ですけれども、昨年と比べて大きく差はないんですが、ここ最近どうですか。ハスの影響で、ちょっと今、コロナ云々等があるんですけど、今回同じような予算をつけてらっしゃいますので、今のところ順調にいってるというふうに評価したかどうかお聞きします。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  まず、今の状況ですが入場者数を申し上げて説明に変えさせていただきたいなと思っております。  ハスが消滅しましたのが平成28年度ということになりますので、平成28年度末では8万7,895人というのが一年間の入園者数でございました。ここから平成29年度につきましては、天候等の関係で一旦公園のしつらえなんかも落ちたというのもあって、若干、人数のほうは減りまして7万8,000人ほどに落ちております。翌平成30年につきましては、風車の撤去というのを1月、2月にさせていただいた影響がございまして、ここはちょっと大変残念やったんですけれども、6万8,000人にとどまったような状況でございます。  こうした状況がございまして、令和元年2月末時点では7万6,000人まで回復をしておりまして、今現在、春に向けて色とりどりの花々を皆様にごらんいただきたいという思いで頑張っております。  ただ、2月、3月のコロナウイルス感染症の関係で、やはり人数のほうは減ってはおりますが、来園の状況を見てますと、やはりお子さま連れのお母様方であったり、お孫さんを連れて御来園いただく、園外のほうで楽しく遊んでいらっしゃる姿というのがお見受けするところで、もし、コロナがなければ、目標としてた8万人に届いたのではなかろうかなというふうには考えております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  井上委員。 ◆井上薫 委員  健康遊具の設置費のことで確認させていただきたいんですけど、先ほどの答弁の中で、私は大きい公園かなと思ってたんですけど、児童遊園に設置されると。それも設置してほしいという要望があったという答弁をいただいたと思うんですよね。そうすると、そういったことは各自治会には、こういうふうな事業がありますよというふうな周知をこれからしていかれるのかということと、そういう要望があれば、年次ごとに予算計上をして、今後も続けて行かれるのかということで確認したいんですけど。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  来年、早速設置させていただく候補として一応説明させていただいたというふうに御認識いただければというふうに考えておりまして、その中で、これまで御要望のあったところに設置させていただくことが有力なのかなと考えております。  その設置後、これからどんどん継続して事業を進めていくかどうかということにつきましては、利用状況というのを十分確認してまいりたいと思っております。その中でも、設置させていただいた町内会からのお声等を拾いながら、その後に向けてというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  設置されるかどうかは、市としての単独の判断でいいかと思うんですけれども、こういう事業があるということの周知は各自治会にはしていただくほうがいいかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  これから今後、例えば、児童遊園も定期的に長いスパンで中の再整備とかをしていくわけですけれども、その中の遊具を改変させていただくときには、必ず地元のほうと相談をさせていただきながら「どんな遊具がいいでしょうか」というのを確認しながら進めておりますので、そういう機会に健康遊具というお声がありましたらというようなことで、それも中には入れていこうという考えでございまして、今のところ、大々的にこんなこともしますということで周知というのは、今のところはちょっとそこまで考えは及んでおりませんでした。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  及んでなかったというのはわかったんですけど、周知をしていただけるかどうかですね。でないと、何か不公平に聞こえてくるんで、設置をしていただけるかどうかは、先ほど言いましたように市のほうで判断いただいたらいいかと思うんですけれども、先に設置されてるところと比べると、やはり不公平に感じますので、こういう制度がありますよという周知はしていただいたほうがいいんじゃないかなというふうに思いますので、その辺の回答をいただきたいんですけど。 ○横江政則 委員長  古川課長。 ◎古川 公園緑地課長  周知方法、どんな状態がいいかというのを考えながら、実施する方向で検討いたします。周知いたします。何らかの機会で周知させていただきたいというふうに考えております。 ○横江政則 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、議第2号議案のうち、建設部が所管する部分に対する質疑は、これにて終了いたします。  それでは、ここで暫時休憩をいたします。  再開後は議第2号議案のうち、上下水道部が所管する部分について審査いたしますので、説明員の準備をよろしくお願いいたします。なお、再開は14時30分といたします。               午後2時22分 休憩               午後2時30分 再開                (説明員交代) ○横江政則 委員長  再開いたします。  それでは、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、上下水道部が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  打田上下水道部長。 ◎打田 上下水道部長  議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、上下水道部が所管する予算につきまして御説明申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  8ページをお願いします。  第3表、地方債でございます。  上から7段目でございまして、水道事業会計出資金で限度額460万円の設定をさせていただくものでございます。また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、令和2年度草津市一般会計予算にかかります予算に関する説明書のうち、当部門の所管にかかります部分につきましては、予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の39ページに記載のとおりでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算のうち、上下水道部が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  それでは、議第2号議案のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、議第2号議案のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑は、これにて終了いたします。  続きまして、議第8号、令和2年度草津市水道事業会計予算を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  打田上下水道部長。 ◎打田 上下水道部長  議第8号、令和2年度草津市水道事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。  説明に入ります前に、本市の水道の現状につきましては、昭和39年に供用を開始して以来、約56年が経過し、水道普及率も99.8%と、ほぼ市域全域で利用いただいております。本市における水道事業につきましては、草津市水道ビジョンに基づき、健全な事業運営に努めており、今後も計画的な更新および耐震化を初めとする災害に強いライフラインの確保に努めるとともに、適切な維持管理を行ってまいります。  それでは、恐れ入りますが、令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  25ページをお願いします。  議第8号、令和2年度草津市水道事業会計予算で、当初予算全体の定めとなっております。  第1条は総則でございます。第2条は業務の予定量でございます。(2)年間総給水量は前年度予定量に比べ横ばいとなっております。(4)主な建設改良事業といたしましては、配水管更新事業および浄水場施設整備事業の必要額として、8億4,166万5,000円を見積もっております。第3条は収益的収入および支出の予定額でございまして、収入の第1款、水道事業収益は26億7,500万円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款、水道事業費用は23億3,100万円で、内訳は記載のとおりでございます。  次に、26ページをお願いします。  第4条は資本的収入および支出の予定額でございまして、収入第1款、資本的収入は6億6,800万円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款、資本的支出は18億3,000万円で、内訳は記載のとおりでございます。  第5条は債務負担行為でございます。草津市水道ビジョン策定費で期間は令和2年度から令和3年度まで、限度額2,410万円の設定をさせていただくものでございます。  次に、27ページをお願いします。  第6条は企業債でございます。水道事業で限度額3億7,170万円を設定させていただくものでございます。また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  第7条は予定支出の各項の金額の流用でございまして、各項の間で流用ができることの規定を定めたものでございます。  第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めたもので、職員給与費3億6,336万5,000円でございます。  第9条は棚卸資産購入限度額を定めたもので、水道メーターの購入額2,334万6,000円の限度額でございます。  なお、予算に関する説明書のうち、水道事業会計にかかります部分につきましては、332ページから335ページに記載のとおりでございます。  続きまして、お手元の令和2年度当初予算概要に基づき、水道事業会計にかかわります主要な新規・拡大施策の概要について御説明申し上げます。  60ページをお願いします。  心地よさが感じられるまちへの事業で、新規事業として水道ビジョン下水道事業経営計画策定費でございまして、このうち、現行の水道ビジョンの計画期間が令和3年度で終了することから、事業を取り巻く環境や社会経済情勢の変化を踏まえ、これまでの取り組みの成果と課題を整理し、令和4年度以降の次期計画を策定するものでございます。  この計画策定のための経費として、水道事業会計において2,410万円を債務負担行為とすることができる限度額として定めるものでございます。  次に、61ページをお願いします。  継続事業といたしまして、北山田浄水場耐震補強費でございまして、大規模な震災被害からライフラインを守り、水道水の安定供給を図るため、浄水施設の耐震補強を進めており、令和元年度にロクハ浄水場の耐震化が完了したため、引き続き令和2年度からは、北山田浄水場の耐震補強を進めてまいります。  また、運転免許制度の改正により、給水車を運転できる職員が減少していることから、安定的な給水体制を維持するため、職員の免許取得を支援いたします。  事業費は北山田浄水場排水施設耐震補強工事に要する経費として1,855万1,000円、免許教習受講に要する経費として16万8,000円を計上しております。  以上、まことに簡単ではございますが、議第8号、令和2年度草津市水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第8号議案に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  予算に関する説明書の336ページの職員の構成部分で人数が前年と比べたら特別職とか、これは減ってるんですね。5人。これはなぜでしょうか。 ○横江政則 委員長  336ページの。
    ◆藤井三恵子 委員  総括表の区分というところで、人数が一般職は変わってないですけど、全体としては職員さんが減ってらっしゃるのかなと思うんですけど。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  福西課長。 ◎福西 上下水道総務課長  職員数につきましては、もともと嘱託職員が8人の中に人数が入っておったんですけれども、会計年度任用職員になりましたので、後ろのほうのページの会計年度任用職員のほうにその人数が異動しているといいますか。当然、今年度と比べて増減はありますので、ぴったりその数ではないんですけれども、その分が減っていると。嘱託職員の数がということでございます。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  今御説明があったように、継続して安定的なといったところの体制はやっぱりしっかり確保していただくというのと、免許講習受講費というのが16万8,000円、しっかり資質向上という部分でこれをあてていただいているということはいいと思うんですが、全体としてこれで何人受講されるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  福西課長。 ◎福西 上下水道総務課長  給水車の運転の受講ということでよろしいでしょうか。来年度につきましては、計上している分については1人分の人数ということで受講してもらうというふうに考えております。その後につきましても、上下水道部の職員で給水車の運転ができる人員を確保できるのを見ながら、また、予算化というものを考えていこうと思っております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、議第8議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  それでは、採決いたします。  議第8号、令和2年度草津市水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○横江政則 委員長  挙手全員でございます。  よって、議第8号、令和2年度草津市水道事業会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは、続きまして、議第9号、令和2年度草津市下水道事業会計予算を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  打田上下水道部長。 ◎打田 上下水道部長  議第9号、令和2年度草津市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。  説明に入ります前に、本市の下水道の現状につきましては、昭和49年に事業着手以来、約46年が経過し、下水道普及率も99.6%と、ほぼ市域全域で利用いただいております。  本市における下水道事業につきましては、草津市下水道事業第8期経営計画に基づき、健全な事業運営に努めており、今後も耐震化を初めとする災害に強いライフラインの確保に努めるとともに適切な維持管理を行ってまいります。  また、雨水事業につきましては、宅地の浸水被害軽減のため、計画的に雨水管線整備を進めてまいります。  それでは、恐れ入りますが、令和2年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。  28ページをお願いします。  議第9号、令和2年度草津市下水道事業会計予算で当初予算全体の定めとなっております。  第1条は総則でございます。第2条は業務の予定量でございます。(2)年間総処理水量は前年度予定量に比べて横ばいとなっております。(4)主な建設改良事業といたしましては、汚水管渠整備事業ほか記載の2事業の必要額として、7億2,017万円を見積もっております。第3条は収益的収入および支出の予定額でございまして、収入の第1款、下水道事業収益は41億5,100万円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款、水道事業費用は37億5,200万円で、内訳は記載のとおりでございます。  次に、29ページをお願いします。  第4条は資本的収入および支出の予定額でございまして、収入の第1款、下水道事業資本的収入は17億4,500万円で内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款、下水道事業資本的支出は27億8,000万円で、内訳は記載のとおりでございます。  第5条は債務負担行為でございます。草津市下水道事業経営計画策定費で期間は令和2年度から令和3年度まで、限度額1,620万円の設定をさせていただくものでございます。  次に、30ページをお願いします。  第6条は企業債でございます。下水道事業で限度額7億3,700万円を設定させていただくものでございます。また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  第7条は一時借入金でございます。一時的に収支時期の違いにより不足する資金を借り入れするときの限度額10億円を設定するものでございます。  第8条は、予定支出の各項の経費の金額の流用でございまして、各項の間で流用ができることの規定を定めたものでございます。  第9条は議会の議決を経なければ、流用することのできない給与を定めたもので、職員給与費1億4,792万2,000円でございます。  第10条は他会計からの補助金で、下水道事業運営のため、一般会計から補助を受ける金額を定めたもので1億2,620万2,000円でございます。  なお、予算に関する説明書のうち、下水道事業会計にかかります部分につきましては、351ページから371ページに記載のとおりでございます。  続きまして、お手元の令和2年度当初予算概要に基づき、下水道事業会計にかかわります重点施策および主要な新規・拡大施策の概要について御説明申し上げます。  7ページをお願いします。  防災安全のまちづくりの推進の事業で、新規事業として洪水内水ハザードマップ策定費でございまして、平成19年に策定し、平成25年に更新を行った草津市洪水内水ハザードマップについては、平成27年度の水防法改正により、前提となる降雨量および浸水想定区域の見直しが行われたことから、国および県による浸水想定区域図の改定にあわせて本市のハザードマップの更新を行います。  事業費は策定支援業務委託に要する経費として1,312万2,000円、印刷製本に要する経費として407万8,000円を計上しております。  次に、60ページをお願いします。  心地よさが感じられるまちへの事業で、新規事業として水道ビジョン下水道事業経営計画策定費でございまして、このうち現行の下水道事業経営計画の計画期間が令和3年度で終了することから、事業を取り巻く環境や社会経済情勢の変化を踏まえ、これまでの取り組みの成果と課題を整理し、令和4年度以降の次期計画を策定するものでございます。この計画策定のための経費として、下水道事業会計において1,620万円を債務負担行為とすることができる限度額として定めるものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、議第9号、令和2年度草津市下水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第9号議案に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  八木委員。 ◆八木良人 委員  7ページのハザードマップについてお伺いいたします。  ハザードマップにつきましては、県のほうでもかなり精工なものがつくられておりますが、この策定支援業務、どのような形で策定支援をしていただくのか、中身がわかれば、まず最初に教えていただきたい、よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  松永課長。 ◎松永 河川課長  策定費用につきましては、こちらのほうは業務委託をいたします。中身につきましては、計画準備からレイアウトの検討、業務報告の作成と住民説明会のほうが主でございまして、あと、英語版作成等の費用にあててございます。  こちらのほうですけれども、特に住民説明会と原稿作成、レイアウト検討のほうについて主に業務委託を進めていこうというふうに思っております。  以上です。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  そうしましたら、事務的な委託ということでいいんですか。ハザードマップをつくるための科学的な試算とか、そういったものではなくて、事務的に作業を進める委託ということでよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  松永課長。 ◎松永 河川課長  草津市におきましては、浸水想定区域図につきまして4項目ございまして、野洲川、草津川、琵琶湖、それと地先の安全度マップの4つの浸水想定区域図等がございまして、こちらのほうを草津市版に重ね合わせましたものをつくっていく予定でございます。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  わかりにくいんですけれども、滋賀県のほうで地先の安全度マップというのがつくられております。かなり詳しい資料が入っておりまして、草津市の中でも浸水域等が細かく見えるんですけれども、そういったものがあるにもかかわらず、なぜこういう紙ベースでつくってしまえば終わりのようなものをつくろうとされるのか、この必要性についてお伺いいたします。 ○横江政則 委員長  松永課長。 ◎松永 河川課長  必要性につきましては、草津市の洪水まちハザードマップにつきましては、浸水想定区域図を重ね合わせるだけでなく、国のマニュアルにもございますけれども、住民目線のマップとなるように作成時点からワークショップや説明会を実施しまして、住民の皆様の意見を取り入れまして各14学区ごとの危険箇所や避難通路など、細やかな項目を実施しておりますので、そちらのほうを入れて作成したいというふうに思っております。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  一回紙ベースでつくってしまえば、それで終わりですよね。地図というのは生き物なんです。もう毎年のように変わります。住民の意見を聞くということですけれども、それも滋賀県の地先の安全度マップであれば、皆さんでワークショップをしながら、その地域の特性を書き込んでいって印刷できるわけです。そういったすばらしいシステムがあるのに、なぜわざわざもう一回1,000万円以上もかけてつくられるのか。国から補助金があるので、だからしょうがないからつくるのかというふうに見えるんですけれども、その辺は滋賀県の地先の安全度マップというのが、そうやって住民の皆さんがつくれる地図としてつくられてるので、それが活用できないのかお伺いいたします。 ○横江政則 委員長  松永課長。 ◎松永 河川課長  議員お話のとおり、住民説明等もございますし、議員おっしゃられました原稿作成などにつきましては、14学区等細やかなものをつくっていくんですけれども、その原稿作成、レイアウト作成のときに滋賀県さんのシステムを活用できましたら費用の軽減も図れますので、関係機関のほうとそこら辺は調整してまいりましてつくってまいりたいと思います。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  これ、各家庭に配られると思うんですけれども、確かに、マップごとにここが危険であるとか書いてあるところもあるんです。わずかですけれども。ただ、小さくて、私は住んでるんですけど、どの道か、結局はっきりわからないんですね。そこまでは。この過去のハザードマップではね。新しくはまた違うのかもしれませんけど、役に立たないんです。正直いいますけど。ですから、そういった意味では、私個人の意見としては、こういうものに1,000万円以上のお金をかけるのであれば、しっかりと県と連携していただいて、常に更新できる。毎年、毎月でも更新できる、そういったものを取り入れていただきたいんですけれども、どうでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  松永課長。 ◎松永 河川課長  議員おっしゃられましたとおり、作成だけではなくて、今後、こちらのほうのハザードマップができましたら、従来既にホームページのほうにも載せてはおるんですけれども、それがもうちょっと滋賀県さんがつくられたシステムにもっていくような、また総合的に使えるようなシステムというのを、できれば滋賀県さんとお話させていただいて活用できればなというふうに思っております。  以上です。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  草津市のは、まさしくこれからの総合計画を踏まえた方針としては、そういったICTやAIを活用して、よりよいものをつくるという方針だと思うので、こういう昭和のような紙ベースのマップをつくってる時代ではないんです。ですから、その辺しっかりと研究していただいて、滋賀県のハザードマップの場合、ベースの地図が選べるんですね。御存じですか。ベースの地図の1つには、住民の皆さんが手づくりで、例えば施設の名前を書き込んだり、あるいは、きょうこの建物が取り壊されたら、それを書き込んで新しくするとか、それもできるんです。今のプールの建設予定地という言葉も入ってます。その地図では。そういったものが滋賀県の地先の安全度マップでは使えるということを考えると、この紙ベースはどう考えてもつくるのはお金の無駄かなと思えてしまってしょうがないんです。これに関しては。  これ、配られたら、その後、皆さんが家でも使うかというたら、大分たったら役に立ちません。しかも、これから交流施設であるとか、圃場整備であるとか、給食センターとか、物すごく水害に関して変わるんですよ。状況があと一、二年で。それがもう目に見えてるときに、これをつくられるという意味が、まだやっぱり僕はわからないので、その辺しっかりとした理由があるならつくっていただきたいんですけれども、今のところ、それがわからないんですけれども、予算としてはとおったとしても、実際、実行のときにはしっかり考えてもらうという形でもいいんですか。 ○横江政則 委員長  寺田建設部長。 ◎寺田 建設部長  全国的にハザードマップにつきましては、河川の破堤とかによる水害を想定して河川管理者がハザードマップをつくっているところがあります。それは全国的に集中豪雨でテレビ等で、皆さんも御承知やと思うんですけれども、そういう河川管理者がつくるハザードマップと、地先の安全度マップにつきましては、河川の氾濫を想定せずに、住宅地に上から時間雨量何ミリ降った際に、その地域の排水能力をオーバーすることによって水深があがるということで、一級河川の水害リスクを加味してないというところで、市としましては、先ほど課長が言いましたように、国で整備して情報公開してます野洲川のハザードマップと、県が策定してます草津川のハザードマップ、それと琵琶湖のハザードマップ、これらのリスクについても住民のほうにリスクをわかっていただくため、これらの情報を重ね合わせて見やすく情報提供しようということで、八木議員が言われてる地先の安全度マップだけではリスクについて十分表現できない部分について、個々のやつを別々に見てもらうんじゃなく、それを1つの資料として提示をするためにこの費用で、市のハザードマップとしてつくらせていただこうとするものでございます。御理解のほどよろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  今おっしゃった河川については、草津の話ではないですよね。主に。比べました。全部マップ、リスク度。その違いがないんですけど、大きな違いが。例えば、それであれば、草津に関しては、これを鑑みて、ここは危険だとか違いが出てくるはずですが、違いがないんですけど、それはどういうことなんですか。私はわからないんですが、河川とか言われるんですけれども。 ○横江政則 委員長  寺田部長。 ◎寺田 建設部長  今、大きな点でいくと、上から雨が時間雨量何ぼ降ってくるということで、その浸水エリア、地先の安全度マップで各地番における水深が出てくると。ただ、河川の場合は破堤した場合の影響範囲とか、そういうとこら辺で河川の沿線を主に中心に浸水域を表現しているところで、そこら辺を重ねることによって多少細かなところで変わってくるということで、そこら辺を丁寧に資料として提示していきたいということで、今回、こういうような形で策定費用を計上させていただいているものでございます。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  要するに、市民の命を守るために必要だということですよね。そのリスクが。それが一体、どの部分を差すのか、マップを比べたときに僕には見えなかったんです。例えば、草津では、市民の命にかかわる場所というのは、何回も言いますけれども、馬場、山寺、あのあたりが一番危険なんですね。3メートル、4メートルですか。これは地先の安全度マップでもそうなってますし、ですから、ほかに何かあるんですか、それは。この紙をつくることによって、そういった住民の皆さんの命、リスクを守るという、役立つことがというのを聞いてるんです。 ○横江政則 委員長  寺田部長。 ◎寺田 建設部長  草津市域の中で建物が完全に浸水するようなところについては、今、八木議員が言われたとこら辺が主なところとなっておりますので、通常でいけば、2階建ての建物にお住まいの方は垂直避難というところで、避難をしていただくのが1つの手法となります。そこら辺で浸水時が浅いので危険性がないというものでなく、自分の住んでるところをいかに市民の方々がその情報をきちっと把握してもらえるのか。この地図をつくっただけで終わりじゃなく、そこを市民の方が丁寧に理解し、その危険性を把握してもらって、水防意識の醸成につなげていくことが肝要やと考えております。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  ちょっと、理由づけが変わってきたように思うんですけれども、今意識づけとか、リスクを最初は言われてたんですけれども。前につくられたハザードマップを見てますと、狼川であるとか、草津川であるとか、破堤と言われましたけれども、その両サイドは浸水地域がないんですけど。これは違うんですか、意味が。 ○横江政則 委員長  寺田部長。 ◎寺田 建設部長  今、県の河川でハザードマップができてるのは、草津市域の中でいくと草津川だけで、それ以外の中小の一級河川については、ハザードマップができていないというところで表現ができていないものでございます。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  草津川だけのことですか、そうしたら。ごめんなさいね。わからないんですけれども、要するに、河川の破堤を考慮して住民のリスクをお知らせすると言われたんですけれども、それは本当なんですか。 ○横江政則 委員長  寺田部長。 ◎寺田 建設部長  基本は河川管理者において、全ての危険河川においてハザードマップをつくっていただくというのが大前提となるところでございますが、現状では、県において大きい流域をもっている河川においてハザードマップを策定されてる状況で、今言われた十禅寺川とか、狼川とか、そういうところについてはできてないのが現状でございます。それができれば、草津川同様に市のハザードマップに含めて協議をしていきたいと考えております。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  地先の安全度マップで見ますと、狼川とかサイドは浸水してるんです。過去の平成25年につくられた草津市のハザードマップによると、浸水してないんです。それは何か矛盾してないですか。 ○横江政則 委員長  寺田部長。 ◎寺田 建設部長  細かな点について、今資料を持ち合わせてないので、そこまでちょっと回答はできないんですが、その都度、その都度、得られる資料の中で図化させていただいてますので、そういう点で御理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  平行線だと思いますので、これ以上はちょっとあれですけど、もう少しね、専門的な観点からしっかり考えていただきたいなと。余り、災害に関する専門的な立場から地図について取り組んでおられないなという気がします。地図自体に関しても。地図はどんどん変わるという件もそうです。紙をつくって、来年、再来年、全然違う構図で起こりますよ。そんな紙を渡しておいて「安全です」と、もしそれで見て、浸水したらどうするんですか。そうですよね、だから。そういった意味では、余り僕は、つくってもいいのかもしれませんけど、これで安全だからとか、リスクがわかるなんていうことを思っていただかずに、もちろん、河川課じゃないと思います。その場合は、いろんな部署と連携してしっかりしたリスク管理をしていただきたいなと。納得は結局できませんけれども、そういうことだということで、違う意味で理解はいたしますので、何か最後にそういった本当に市民の命を守るハザードマップという観点で、今後の取り組みについて御意見があれば、いただきたいなと思います。
    ○横江政則 委員長  寺田部長。 ◎寺田 建設部長  一応、ハザードマップの作成については、国のほうからも指針を策定してますので、県並びに国土交通省の指導を受けながらハザードマップについてはつくって、より市民の方に想定外の被害が及ばないように最大限危険性を明示して、必要な避難行動につながるような啓発等もハード・ソフト両面で行っていきたいと思いますので御理解のほうをよろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  確認なんですけど、人口はふえてるんですけど、対象はふえてるんですけど、下水道整備に当たって、先ほど99.6%普及率を言うてくれはって、第8期の方向で計画をという御説明やったと思うんですけれども、今、経済的に大変な御家庭もあって、なかなか下水につなげないというところで高齢者の方が多いんですけど、そういった点で、この貸付金もあるんですが、整備に当たっての今の現状と、今後のあり方について、ちょっとどのように考えておられるのかお聞かせください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  福西課長。 ◎福西 上下水道総務課長  下水道の接続につきましては、今現在、水洗化ですね。宅内の設備を接続いただくに当たりましては、利子補給制度と生活扶助の御世帯につきましては、水洗化に伴う補助金というものの2つを用意させていただいてます。実際、今年度も水洗化で聞き取り調査等を実施させていただいておるんですけれども、その中でも特にくみ取りの御家庭ですと、どうしても高齢化とか、一人で住まれてる方が多いという形で、なかなか接続は難しいという話も聞いております。  これにつきましては、全国他市町等の補助金等の仕組みを調査研究しながら、来年度また新たなものを取り込めないのかというところを検討していきたいと考えております。 ○横江政則 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  なかなか御苦労いただいてる部分かと思うんですけれども、そういったところはやっぱり住宅も古くなってて、危険性も高まってるという部分もあって、借りやすいというか、返せへんし、借りれへんし、工事もできひんしというようなことで諦めておられる部分はあるんで、何とかできないかなというふうに思うんですが、余りにも貸付金も、そんなに利用されてないのか、少ない状況ですし、今後、マンションとかばあんと整備されて人口がふえていく一方で、そういうところがあって、並行線上なのかもしれないんですが、やっぱり改善を求めておきたいなというふうに思います。 ○横江政則 委員長  ほかよろしいですか。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、議第9号議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  それでは、採決いたします。  議第9号、令和2年度草津市下水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○横江政則 委員長  挙手全員でございます。  よって、議第9号、令和2年度草津市下水道事業会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、総括協議および議第2号議案の採決を行いますので、説明員の交代をお願いします。                (説明員交代) ○横江政則 委員長  それでは、本委員会でのきょうまでの総括協議を行います。  この総括協議は議事整理の都合上、保留案件としたものの、再審審査時間として、また当局への申し入れ等、当委員会としての当局に対する対応を協議、調整する場として位置づけさせていただいており、本来、部門別審査で行っておくべき発言やし忘れた個別具体の質疑等、審査の逆戻りは想定しておりませんので御了承願います。  それでは、特に、本委員会で協議しておくべき事項として何かございましたらよろしくお願いします。              (「なし」の声あり) ○横江政則 委員長  なければ、総括協議は、これにて終了いたします。  それでは、採決に移りたいと思います。  議第2号、令和2年度草津市一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 多 数) ○横江政則 委員長  挙手多数でございます。  よって、議第2号、令和2年度草津市一般会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  本日は以上をもちまして、予算審査特別委員会を終了したいと思います。 ○瀬川裕海 議長  1ついいですか。 ○横江政則 委員長  瀬川議長。 ○瀬川裕海 議長  3日間御苦労さんでございました。あす、補正予算ということで残っておりますけれども、令和2年度の予算は一応これで終わりということで、賛成多数ということになりましたけれども、期間中にいろいろ議員のほうからも意見等々ございました。ここが終点ではありませんので、これからがスタートでありますので、一年間、また二年間、三年間続く事業もありますけれども、手法と目的を間違えずにしっかりと予算を執行いただいて、無駄のない予算の使い方をしっかりしていっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  ありがとうございます。  それでは、あす25日は午前9時半から委員会を再開し、補正予算審査にかかる議第24号議案から審査いたしますので、各委員の皆さんおよび執行部の皆さんよろしくお願いします。本日はこれにて散会とします。お疲れさまでした。               閉会 午後3時17分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   令和  年  月  日  草津市議会予算審査特別委員会 委員長...