草津市議会 2018-10-31
平成30年10月31日都市再生特別委員会−10月31日-01号
○
瀬川裕海 委員長 西田委員。
◆
西田剛 委員 ちょっと全然わからへんのですけれどもね。余りにも抽象的過ぎて、具体的に、例えば、例えばの話ですよ。大きな
ブランドのお店をもってくるとか、あるいは、全国的に有名なお菓子のお店をもってくるとか、より具体的な形がもうそろそろ出てもいい時期かなと。余りにも抽象的で、調査をして、調べてということが続いてるので、そういうものをして、しかもそれをこの
まちの中でどのように展開していくのかという
ところの
具体策が、もう全然見えてこないんですよ。
今、
まちづくり会社のほうで昔の町屋とか、
空き店舗等を利用して
店舗展開をするということを進めてますけど、それは今、点でやっていきながら、最後は線で結ぶというような話のもとで、多分動いてはるというふうに思うんですけれどもね。
草津川跡地のときにも、僕、ちょっといろいろと言わせてもらったことがあるんですけど、やっぱりね、来
はる人は、こういうお店があるから来ると。みんな目的をもって来はるんですよ。これがあるからここへ来る。そこへ来た
ついでに、今の
エイスクエアと同じですわ。
ついでですわ。食べに来た
ついでに
大工道具を買って帰ろうかとか。
大工道具を買いに来た
ついでに、服を見て帰ろうかとかいうて、要は、複合
施設的なものを考えたときに、やっぱり
モール化をするということは、物すごい大事かなというふうに思うんです。
以前に、平面のデパートということを僕が言うたことがあるんですよ。何年も前に。そういうものを考えたときに、おのずと、どういう
店舗を展開していったらいいかという
ところが見えてくるというふうに思うんですよね。
だから、そういった具体的な指針というか、
方向性というものを示してもらわんと、今の御答弁やと、余りにも抽象的過ぎて、じゃあ、どうするねんと言われたときに、すっと答えが出てこうへんかなと思うんです。
しかも、これは、じゃあ、市がどこまでの範囲でこれを踏み込んで、それを実践するのは誰なんかということを考えたときに、誰がしますの、これ。誰がそれを募って、誰がそれを主体的に動かしていこうとしてはるのか。それは
商工会議所なのか、また、別組織をつくるのか。今ここに書いてある
まちづくり会社、それから、中活の
協議会、新たに組織を設けてやるのかという
ところが、もう全く何も見えてこうへん。
この
協議会も早くからつくってて、今だにこの状況にあるということを考えたときに、やっぱり主になって具体的な形をもって、こういう
まちをつくっていこうというものが全然ないなと。
そもそも論から言うと、
にぎわいと
活性化というのをはっきりと「
にぎわいはこうなんや」「
活性化はこうなんや」ということをもった形で臨まないと、にぎわって、じゃあどうなるねん。何のために
活性化をさすんやということを考えたら、やっぱり、自治体として経営していく上においてのお金を落としてもらうために、それが
イコール活性化やと、僕は思うんです。これは僕の
考え方ですけれども。にぎわうだけやったら、一発の打ち上げ花火でぽんぽん来てもらった人に出来事を見てもらって帰ってもらうだけで終わってしまうわけですけれども、それが点じゃなくて、線としてつながっていくためには、もとに戻るけれども、そういった
店舗展開をしていかないと、平静から人に来てもらおうと思ったらね。
観光客とか、市民とかというのは、別にどうでもいいんですよ。要は、目的をもって、そこに暮らす人々、そして、また目的をもって他地域から来てもらうためにはどうあるべきか。どういう形の
まちをつくるのかということを考えたら、どうすべきかという
方向性は見えるというふうに思うんですよ。
エイスクエアみたいなもんですわ。いろいろと選択肢があって、
ついでにという形を考えたときに、だからあそこにあんだけ人が来るんやと思います。夜の街に、今
商店街が変わってしまってるというのも、これがいいか、悪いかは別にしても、何か一つの特徴をもってつくり込みをしていかなあかんというふうに思うんですけれども、
具体策として、ちょっと
ほんまにどう考えてはるかというのを、もう一遍教えてくれはりますか。私やったら、こう思いますねんというようなことを。できる、できひんは別にして、そういう
考え方を示してもらいたいなと思うんですけど、いかがですか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 旧来からの
商店街というのが、全国的にも
シャッター通りというような言葉で表現されたりして、閉店であったりとか、違う
駐車場に変わったり、また、マンションに変わったりとかいうことが全国的にも多いというふうに思います。
その中で、集客するというのは、本当に並大抵のことではないと思うんですが、例えば、
商店街が本当に
ブランド品のお店が並ぶような形になったりする。口で言うほど簡単なことではないと思うんですけれども、なれば、東京の表参道とかいった
ところのような形も1つとしてあるかと思います。
ただ、そういった
草津という地の利でそこまでお店をもってくるという
ところも、大変に難しいのは事実でございます。
本当に集客できる、魅力ある誰もが来たがる、
買い物をしたくなるというお店を引っ張ってくるというのが、私個人的には必要なことだろうと思っております。
ただ、そのために必要な施策という
ところは、非常にハードルも高く、難しい
ところもあると思いますので、何とか、当然、
商店街の方、また、
商工会議所さん、そういう方が主体として動かれる
ところに行政が本当に一緒になって動いていくという
ところをお示ししていかなければならないというふうに思うんですが、今の
ところ、御指摘いただいてますとおり、具体的な策というのがまだ出てない
ところだと思います。さらなる
活性化のためには、そこもしっかり検討して進めていきたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 西田委員。
◆
西田剛 委員 4ページの
中心市街地の
活性化を目指してという
ところの最初のピンクの枠組みの
ところにも書いてあるように、
健幸都市宣言をしたことによって、ある
意味理解はしますけれども、最後でも、健幸になれる
まちを目指しますという
ところでくくってあるということは、本来、市がもともと
中心市街地を
活性化しようとした
ところから、ある意味、外れとる。中活は健幸と結びつける。これは結びつけてもいいけれども、もともとのスタートは、さっきからずっと、いろいろと僕も言いましたように、今までの
委員会でも出てるような
中心市街地を
活性化する。要は、お金を落としてもらってうるおう。そして、にぎわうという
ところが根底にあるというふうに思ってます。
でも、この文章を読むと、真ん中はそれでうたってるんです。初めと最後を健幸でくくってしまってるという
ところが、やっぱり基本的に、どうしていくんや、こうしていくんやという
ところがはっきりしてないのかなというふうに思えて仕方がない。
その下に書いてある中活の課題で、全体、本陣、駅西、駅東と書いてあるこれを読んでみても、全体の
ところの
民間主導の
活性化策を
中心とした取り組みによる
波及効果が十分にあらわれていない。じゃあ、この文章をとってみても、この4つの項目の責任・責務ね。これ、じゃあ、実際誰がそこの部分のことを担ってやるのか。行政はどこまでのことを発信して、それを受けて誰がするのかという
ところが全然、全体を見ても読み取れん部分があるんですけど、そこの
ところはどうなんですか。僕、もう本会議でもずっと言うてますけど、諸悪の根源は
商工会議所やと。あそこで、大々的に僕、言うてましたけれども、誰一人文句を言うてきはらへん。そのとおりなんですよ。
だから、市として補助を出してる以上、やっぱり物を言うていかなあかんし、動いてもらわなあかんし、そこを市としても声を出してもらわなあかんと思うんですわ。そこで火をつけて、火の玉になってあがっていくさかいに、市のほうで何とか補助をしてくれと、それで初めて物事が動くというふうに思うんですけど、どうもそこが弱いなというように思うんですけれども、そういう仕掛けも含めて、
ほんまにどうしていかはるのかなと思うんですけど、いかがですか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 今、
委員のほうから御指摘をいただいてますとおり、
計画を策定させていただいているのは行政、市が
中心となって策定させていただいてます。
確かに、皆様から御意見を頂戴いたしまして、また、
中心市街地活性化協議会にも
説明をして御意見を賜っていくという
ところで、今お話もありましたとおり、ここの
中心市街地の主体となられる
ところというのが、確かにあると思います。
行政とのかかわりという
ところで、行政もサポートという言葉では、ちょっとおかしいのかもしれませんが、やはり真剣に取り組んでいただくという、機運を高めていく努力は、かなり必要だというふうにも自負しておりますので、1期の総括は今させていただいて、やはり2期に向けてどのように、本当にかいたものが進んでいくようにするためということの議論もしっかり行いながら、それぞれの組織がしっかり動いていくという
ところを心がけていきたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 今、主たる体制というのは、どこが責任をもって、行政が
計画を立てたやつを主になって動いてくれはるというのは、
中心市街地活性化協議会という一枠でいいのか。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 概要版の最後の8ページにも記載させていただいております
中心市街地活性化協議会、また、
まちづくり株式会社につきましては、法律に基づき設置できるという
ところでございます。
やはり、行政、
中心市街地活性化協議会、また、
草津まちづくり株式会社が一緒になって進めていくという
ところが重要だというふうに思っております。
○
瀬川裕海 委員長 西田委員。
◆
西田剛 委員 最後に、今、第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画をあげてくるということで、これを実践すべく動いていかはるんやけれども、例えばの話で、これ、市として「こんなもの、放っておけ」と。放っといたら、例えば、
まちづくり会社がしかり、
商工会議所がしかり、各組織はどうしはると思いますか。市が一切関与せんと放っとくと。もう、ぶっちゃけ、どう思いますか。市がこうやっておぜん立てして、ここまで考えてますから、皆さんやっていきましょうということを一切やめるんですわ。知るかい、放っとけということで放っといたら、その関係機関の人はどうしはると思いますか。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 この第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画をつくるか、つくらないかを、実は議論いたしました。
それで、実は、立地適性化
計画ができましたので、いわゆる、補助率のアップであるとか、また、中活
計画の認定がないとできない、補助がもらえないとかいうものは、実はありません。ということは、じゃあ、何のためにつくるんだという議論になってまいります。
第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画をつくるだけでもいいわけでございますが、それを内閣総理大臣の認定をとるという意味合いは何だろうかという質問に、多分お答えが似てるかと思いまして、こんな答えをしているんですけれども、基本的には、組織もできた。機運も盛り上がった。イベントもそこそこ、もう活動が回っている。という形でスタートを切ったのが1期
計画の半ばから終盤にかけてではないかなというふうに考えておりまして、その精神的支柱をここで認定がなくなることによって、なくなってしまって、皆様の
中心市街地活性化協議会であり、
まちづくり会社であり、
商工会議所であり、また、市役所そのものであり、また、
商店街の皆様であることが1つの
目標値がなくなってしまうことを恐れました。それで、1つのそこに看板というか、
目標値をセットするために第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画をつくっております。
ですから、今の議員の御質問で、これがなくなってしまいますと、直接的な不利益は余りないのでございますが、やはり、皆様の心意気といいますか、機運が下がってくるのではないかということを恐れております。
○
瀬川裕海 委員長 西田委員。
◆
西田剛 委員 そのとおりやと思います。だから、やる以上は「やらんとあかんねん。やらなしゃあないねん。やらされてんねん」じゃなくて「こうあるべきやから、こうやるんや」という気概をもって、もともとそれは市の皆さんはやっておられると思いますけれども、そこに付随する各組織が火がつかへん。この方法を、火のつけ方というのは、やっぱりもうちょっと工夫が必要かなと。
簡単に言うたら、あの人らは危機感も何もあらへんわけですから、自分の
ところの商売だけがうまくいってたら構へんという人の集まりですからね。
草津の
まちで
商店街がはやろうと、何をしようと、人が来ようが、来るまいが、そんなん知ったことかいということで、今の状況に僕はあるというふうにはっきり言えると思うんです。
なので、そんな人を相手に、こういう
計画を立てて働きかけたときに、あの人らをどうやって動かすかという
ところは、我々議会もいろんな提案もしていかなあかんやろうと思うんですけれども、そこに尽きると思います。
だから、こういった理想を掲げて、これができたらすばらしいものやというふうに思うんですけれども、これは決して行政だけで動かせるものじゃないし、ああいった人たち、しかも補助を出してる
ところに対して、「やらんかい」みたいな形で動かす、何か方法を考えていく必要があるのかなというふうに思いますので、これから
委員会もまたいろいろと続いていくと思いますけれども、また、思うことがあったら、発言をしていきたいと思いますし、また、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。お願いします。
○
瀬川裕海 委員長 ほか。
伊吹
委員。
◆伊吹達郎
委員 今の
六郷理事の答弁で、そうしたら5年間の
計画、何で立てたんかなと思いますよね。さきにあった5年間の
計画と、今後の5年間のわかりやすく、次に何をするかというのを一回
説明してもらえますか。どこが違うのか。今の
説明やったら、こんな時間をかけて、こんなことをせんでもよろしいですやん。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 実は、この
概要版4ページの
目標1、2、3というのが比較的熟語で書いております。1つは
回遊性の向上、1つは
集客力の向上、1つは
エリア経済の進展と書いておりまして、第1期
草津市
中心市街地活性化基本計画につきましては、
集客力の向上というのは、公的機関、公的集客
施設が立地することがかなり具体的に決まってまいりましたので、それも遠からず実現するかなというふうに考えております。
それから、
回遊性の向上でございますが、第1期
草津市
中心市街地活性化基本計画につきましては、
回遊性の向上に力点が置かれていたような気がいたしますが、これもイベント等、それから集客装置が、集客
施設が立地しますと、この
回遊性というのは起こってくるかなというふうに思っておりまして、今般、第1期は
回遊性の向上に力点があった
ところを、今般の第2期の力点は三番目の魅力ある
店舗がつながるということでございます。人が来て、人が外に出て、通っているという状況の中で、個人の
店舗主、または、不動産をお持ちの所有者がここは商売をやったほうがいいんじゃないかということを誘導するようなことが最終の仕上げかと考えておりまして、今般は第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画はそこに力点をおいて活動してまいりたい。なおかつ、その
目標を失わないために第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画を立案したいというふうに考えております。
○
瀬川裕海 委員長 伊吹
委員。
◆伊吹達郎
委員 今言われた力点のことで言うなれば、5ページですね。
草津駅を
中心という3つの
エリアと、2つの軸の個性を活かして連携を図るという、常々言うてる
回遊性をしっかり、それで連携をとるという
ところなんですが、この
計画を読むと、そういう
ところが非常に弱いんですよね。
今の駅西
エリア、駅東
エリア、本陣
エリアを結んでしっかりやっていくと書いてあるんですけど、どうやってつなげていくんですか。連携をとっていくんですか。拠点づくりばっかりですやん。
確かに、各
エリアでイベントをやれば人は集まってます。ただ、例えば、
草津川跡地公園へ行く。看板1つもないですやん。知らん人は行けませんよ。導線をしっかりつくらないと、幾ら拠点ばっかりつくってもね。その導線づくりが全くここに描かれてない。それで連携せよって、どうやってやっていくんか。第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画をしっかり本当に考えておられるんですか。答弁をお伺いします。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 先ほどの答弁と少し似てまいりますが、
集客力については公的
施設、プール、
交流センター、それから、体育館等々の投資によりましてかなり集客はあがってくるというふうに予想しております。
かつ、
草津市の
中心市街地は、他の
中心市街地と異なりまして、近鉄百貨店、阪急、平和堂、それから
エイスクエアと商業的にも集客的なものが既にそろっています。
かつ、他の都市では、一番最初に考える足元人口というのも、これもやはり今、人口は伸びておりますので、これもそろっております。
それから、
委員おっしゃられるように、
回遊性につきましては、本陣および駅東館については、旧東海道の無電柱化等で今後強化をしていきたいというふうに考えております。
それから、鉄道の直角方向につきましては、
草津川跡地軸という形で考えておりまして、これは現在、まだ道半ばでございますが、今後、プールと体育館が完成いたしますと、当然、駅とプール、野村スポーツゾーンを結ぶ回遊動線というものがおのずと強化されてくるというふうに踏んでおります。
それで、
草津川跡地軸、駅と直角方向の
回遊性については強化はされてくるというふうに考えております。
それで、その中で歴史と景観を活かした“ひとが行き交う
まち”という形で
回遊性の向上を図ってまいりたいというのがテーマでございます。
かつ、その集客性、
回遊性が広がってまいります。つまり、店の前に人が通るということになりますと、魅力ある
店舗、人が商売気を起こして、新たなる商売を起こそうというようなマインドが大きくなってくることを期待しているものでございます。
○
瀬川裕海 委員長 伊吹
委員。
◆伊吹達郎
委員 そういう抽象的なことは、大体わかるんですけれども、実際この動線をどうしていくかというのが、全然この
計画の中には、全然ないんですよね。例えば、西口をデッキでずっとつないでいくとか、東口のように。東口はもっとデッキを延ばしていくとか、人が通る
ところ、歩いて暮らせる
まちづくりということをしっかりうたってるわけですからね。
例えば、道路が2車線の
ところを半分歩道にしてしまうとか、自転車道にしてしまうとか、そういう
まちづくりをどういうふうに描くのかという、動線について全く書いてないんですよね。今おっしゃったように、無電柱化をするということは書いてますけれどもね。
その辺がすごく弱くて、最初の5年で、私は拠点づくりをされた。後半は人も寄ってきました。次の5年は何をするか。僕は動線づくりだと思うんですね。
計画で拠点はどんどん、どんどん、今までどおりつくっていけると思うんですね。残りの
計画をされていったら、拠点はつくられていきますけれども、後は動線ですよね。どうやって
草津川公園へ行くのか。どうやって
交流センターに行くのか。そういった
ところを、駅から
交流センターへどうやっていくのか。そういった道をしっかり、歩道を、車で行く。自転車で行く。歩いて行かれる。車いすで行かれる。そういったいろいろな動線を考えながら、この
回遊性をしっかりもっていく。こういう
計画をするのか、もっと先で、その次の5年でされるのか。その辺が全然見えてこなくて、拠点づくりばっかりで、
にぎわいが本当にできるのかどうかが不安で仕方がないです。具体的な動線を、もし何か考えておられるんでしたらお願いします。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 委員おっしゃられるとおり、本
計画の主な事業の
ところにつきまして、具体的な動線
計画の改良
計画が載っていないのは御指摘のとおりでございます。
今後、まだまだもう少しだけ時間がございますので、その辺の
ところを
概要版ではなく、本編のほうに書き込んでまいりたいと考えております。
○
瀬川裕海 委員長 伊吹
委員。
◆伊吹達郎
委員 あと1つ、
西田委員のほうからもありましたけれども、人のことなんですけど、この第1期
草津市
中心市街地活性化基本計画が始まるまでのときに、シティマネジャーのような方がいらっしゃって、やめることになりましたね。今度、
まちづくり会社等つくって、そういう人を、シティマネジャー的な人を育てていくということで話があったと思うんですけど、今の
説明でしたら、
ほんまに責任者が誰かわからなくて、責任の所在がわからない。
やはり、
草津の
まちはこうやってつくっていくという、そういうカリスマ的な人とか、そういう人が出てきて、よそから引っ張ってくる。よそから引っ張っていくんじゃなしに、
草津は育てると言わはったんですけど、その辺の
考え方というか、この5年間どうされたのか、お聞きします。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 まちづくり株式会社の社員の方のお話にもなりますが、そこで
エリアマネジメントをしていただく方という
ところで、やはり、仕事の内容といたしましては、非常にふつうの一般のサラリーマンの方がされるといった内容と異質な
ところもございます。経験等も豊富な方という
ところでリクルートしていくという形で、いろんな
ところにお声かけをさせていただきながら人材を探すということも、あわせてしておる
ところでございまして、現在、新たな社員の採用という
ところに取り組んでいる
ところではございます。
ただ、なかなか正直、適任というのがすぐに見つかるような状況ではないという
ところで、現在いらっしゃる社員の方の育成もさることながら、新たな人材という
ところもしっかり確保していきたいという
ところでございます。
○
瀬川裕海 委員長 伊吹
委員。
◆伊吹達郎
委員 いや、その五年前に
草津は探すのが大変なんで育てると言い切らはりましたんでね。それをしっかりやられてるのかどうか。この5年間でその実績があるのかどうか。そういう
ところですよね。今も言われてる「人を探しています」って。そうじゃなしに、ああいうことがあったんで、しっかり人を育てます。お金をかけて育てます。そのために税金を費やしますということでしたやんか。
その辺の流れを外で探してくれば、守山とか、高島とか、本当にいい人がいらっしゃいますよね。その方を本当に引き抜いてやっていくのかどうか。その辺をしっかり
計画に入れておかないと、非常に、責任の所在がなくて、全部市がやらないといけない。市がやるよりは、
まちづくり
協議会がせっかくやっておられるのであれば、そういう一番最後の
推進体制ですね。核が全然ないですよ。
その辺をもう一回しっかり見直さないと、押し合いで「あんたの
ところがせい」「こんな
ところせい」「
商工会議所がせい」みたいな、「市がせい」とかになってきて、最後の
西田委員の話じゃないけれども、危機感がないから、結局、誰がするということがないんだと思うんですけれどもね。
でも、これだけ税金をかけてるんですから、しっかりやろうということで、またこの5年間新しい
計画を立てられたわけですよね。この
推進体制からしっかり見直すことが大切かなと。主になる人。
六郷理事がしっかりやってくれるんやったら、もうそれでいいし、その辺、主になる人が
ほんまにもっと真剣になって、みんなを巻き込んでどんどんやっていく。せっかく今、いい雰囲気でいろんなイベントも行われてるわけですから、そこをもう1つ、あと
回遊性とか、動線をつなげることが一番大切かなと思いますので、その辺、本編に一つ一つ書いていただいて、意思を表記していただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 名前が出ましたので。
中活の必要なことわざみたいなものがございまして、よそ者、若者、丸々者、この丸々はちょっと、
委員会では言いにくいものですから、あれなんですけど、そういった少しパワーのある人材が、やはり、どこの
まちでも必要であるということのことわざなんだろうというふうに考えております。
現在、
草津まちづくり会社におきましては、ニワタスが終わり、ココリバが終わりということで、1期および2期のプロジェクトが成功をおさめてまいりまして、少しその
ところで、今、かがんでいる
ところかなと、準備をしている
ところかなというふうに考えております。
やはり、これは
草津まちづくり会社が
中心となって率先した活動をすることによって、個人の商店主の皆様も機運が盛り上がってくるものというふうに考えておりまして、現在、マネジャーを
中心に活動されております。もう育ってきているというふうに認識しておりまして、今後の引き続きの活躍を期待している
ところでございます。
○
瀬川裕海 委員長 伊吹
委員。
◆伊吹達郎
委員 人のことなんで言いにくいですけど、
六郷理事、
ほんまにそう思ってはるんですか。なんで、やはり、僕らが期待するのと、市民が期待するのと、本当に成功してはる
ところの
まちって、僕らがいろんな研修で行ったときでも、本当にいきいきしてしゃべっておられて、この人すごいなって。これを持って帰りたいなというのが、やっぱりありますよね。
だから、そういう
まちづくり会社を
中心とした
推進体制を、本当に魅力ある
店舗というのは、まず魅力ある
まちづくり会社というか、
推進体制をつくっていただくというのが、次の5年、既に5年で達成されたというんであれば、僕はもう、ちょっとという感じですけれども、しっかり、人のことなんであれですけど、頑張ってください。
○
瀬川裕海 委員長 人材育成はきちんとできてるんですね。
エリアマネジメントの。
六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 やはり、各中活の成功事例を見ますと、
まちづくり名人みたいな方が必ずいらっしゃって、その方がキーパーソンになっていろんなことを回してらっしゃるという姿が見受けられます。
草津についても、現在、やっと1期、2期という忙しい期間が終わり、準備を今している
ところだというふうに考えておりまして、それは、今後この5年間で活躍をしていただけるものだというふうに考えております。
○
瀬川裕海 委員長 遠藤委員。
◆
遠藤覚 委員 ちょっと、実務的な
ところで確認させてください。
3ページの本陣
エリア、3ページだけじゃなくて、ほかの
ところもそうなんですけど、本陣
エリアのいろんなことを書いていただいてるんですけれども、こちらの地域、伝統的沿道景観重点地区にさせていただいたと思ってるんですけれども、そのことについての表記が一切ないんですけれども、この
あたりはどうなんでしょうか。
そういう地区に選定することによって、古い町並みを活かし、そして、
観光客の方にも来ていただこうという仕掛けの1つになるなと思うんですけれども、その部分が一切うたわれていないんですけれども、どうでしょうか。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 景観と歴史のお話でございますので、私が両方担当しておりますのでお答えさせていただきますけど、
委員のおっしゃるとおりだと思います。景観重点地区に今般指定させていただきましたので、その
ところの記述をつけ加えて、なおかつ、その効果、または今後やりたい活動等も記述をしてまいりたいというふうに考えております。
○
瀬川裕海 委員長 遠藤委員。
◆
遠藤覚 委員 お願いします。
では、次にいかせていただきます。同じ3ページの駅東
エリアですけれども、こちらのほうで、ちょっと表記が余りよろしくないのかなと思うんですけれども、地元スーパーが休業する等の状況にあるということは、確かに、休業なさっておられるのですけれども、再開発の中で多分なくなったお店のことを差しておられるのかなと思うんですけれども、この表記でいくと、極めて後ろ向きに捉えられてしまうんですけれども、そういうふうに捉えられてしまうことはないんでしょうか。
○
瀬川裕海 委員長 今の現状やから。
◆
遠藤覚 委員 現状なんですけれども、営業がうまくいかないから撤退されたような感じに捉えられてしまうので、ちょっと表記の仕方として、ちょっと丁寧さに欠けるのではないかと思うんです。マイナスに捉われてしまう。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 実は、おっしゃられることは、そのとおりでございまして、再開発に伴う一時的な休業なのかなというふうに考えておりますが、実は、中活法の中で、衰退要件というのがございまして、衰退している都市、衰退している
中心市街地に対して認定を与え、かつ選択と集中で補助金等を、また、いろんな支援策をするという法体系になっておりまして、少し、ここはその部分を強調させていただいた記述ということで御理解いただければなというふうに思っております。
○
瀬川裕海 委員長 遠藤委員。
◆
遠藤覚 委員 ただ、読んだら、ちょっと実態とはそぐわへんのかなというふうに捉え方をしてしまうので、そこはまた、考慮いただければと思います。
次にいかせていただいて、済みません。
6ページの歩行者量の
ところですけれども、現行
計画においては、休日という表記がないんですけれども、今回、休日がついてきてるということは、平日から休日に変えられたのかなと思うんですけれども、この変えられた理由と休日にすることの目的もありましたらお願いします。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 現行
計画の
歩行者通行量は平日の測量をさせていただいております。こちらにつきましても、やはり、現在、土日、特に日曜日、イベント等がないという
ところで考えますと、休日の歩行者の方の人数が非常に少ない状況が出てるという
ところで、平日のほうはふえていってるという効果が出ておりまして、やはり、先ほど出てました観光もしっかり取り組みたいという
ところで、休日についてしっかり通行量をふやしていきたいという
ところを頑張りたいという
ところでお示しさせていただいている
ところでございます。
○
瀬川裕海 委員長 遠藤委員。
◆
遠藤覚 委員 そうすると、2017年度の9,717人/日というのは、これは休日の実数があがってきてるということでいいですか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 休日の人数でございます。
○
瀬川裕海 委員長 遠藤委員。
◆
遠藤覚 委員 了解いたしました。
それともう1点、ちょっと言葉を教えていただきたいんですけれども、5ページの
ところの上段の真ん中
あたりに、
まちなかの「ナカ」にある活力を区域全体に波及させるという、この片仮名の「ナカ」って、これは何を差してるのか。ちょっと言わんとしてることは、漠然とわかるんですけれども、具体的にこれだというのが、ちょっと、自分たちで多分つくられた言葉なので、もうちょっと定義づけをしっかり教えていただきたいんですけれども。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 まちなかという言葉がございまして、そこのまた
中心という言い方が適切じゃないのかもしれませんが、
まちの本当に中のことをという
ところを強調させていただこうという
ところでございまして、ちょっと表現につきましても、しっかりわかりやすい表現になるように再考して、また、本文等にも考えて記載していきたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 ほか。
西田委員
◆
西田剛 委員 さっきからいろいろなことについて、いろんな意見・質問が出てる。私も含めてですけれども、
回遊性をもたせる
ところにおけるそれぞれの
エリアによって事情は違うんですけど、例えば、特に、駅の
中心となる
商店街のあの辺の話を考えたときに、
店舗を展開する、魅力ある
店舗であるとか、いろんな話が出てますけれどもね。これ、前からいろいろと言うてきましたけれども、更地の議論やと思うんですよ。そこに何もない状況で何をつくっていこうかという話やったら、何ぼでもうまいこといくんやけど、今既存の建物があるわけですよね。
まちづくり会社も含めて、あいてる。あいてるというのは閉めはって何もしてないお店をしてはった
ところを貸してくれ、あるいは、売ってくれという形で働きかけをして、それに対して答えてくれてはる
ところはできてるけれども、大半の人たちはもう、触らんといてくれと。もう、ひさしを貸して母屋を取られるやないけれども、貸してしまったら、返してもらわれへんということで、私らは生活に困ってへんから、もう触らんといてくれというのが大半やと思うんですよね。
そういう
ところをどういうふうに崩していくか。要は、理解を得られて、そこに
店舗を展開していくかという、これが全てのスタートやというふうに思うんですけれども、その辺の
具体策というのはお持ちでしょうか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 現在、
まちづくり会社のほうで各
空き店舗等について所有者の方にお声かけをさせていただくということをしている
ところでございます。
確かに、所有者の方の考えというのがいろいろございまして、
店舗でありますとか、民泊とか、いろんな話をお持ちかけさせていただく中で、なかなかマッチングというのが難しい
ところもあります。
ただ、この前も、ただのお店ということでは、なかなかちょっと話が乗っていただけない
ところもあったんですけれども、若い方たちがそこで新たな活動の場を求めるといったような、これも他市で事例があった
ところのものを参考に御
説明をさせていただいた
ところ、その内容であれば、前向きに検討しますといった内容も考えていただいているという事例も出てきてます。
やはり、他市で出てる先進地の事例等、また、いろんな形でいろんなやり方というのを情報収集しながら、所有者の方にいろんな具体例で提案をしていき、考えていただけるように進めていきたいというふうに思っております。
○
瀬川裕海 委員長 西田委員
◆
西田剛 委員 我々も勝手な言い分ですけれども、昔ながらの
商店街、商店主さんが自分の商店主であるという宿命を捨てて、あそこは一般住宅化してしまってるんですわ。なので、昔はそれを生業で生計を立ててはったけれども、今はそんなものに頼らんでも生活していけるから、あそこがもう一般住宅化してしまってる。これを崩していくのは、なかなか難しいかなというふうに思うんです。
1つの方法としては、前から言うてますように、毎月何日、あるいは第3何曜日とかいうことで、あの
商店街の
ところに一つ一つイベントをね。小さなものでいいんですよ。例えば、フリーマーケットであるとか、野菜市であるとか、一部でやっておられる
ところがありますけれども、一時、立命館の学生がある場所で「オープンカフェをしたいから、ちょっとそこでさせてくれ」と言うたら「ほんなことはうっとうしいわ。やめてくれ」と言うて断られた経緯があって、それで終わってしまったということがあるんですけれども、何とか、後ろに書いてあるこういった組織の人たちで力を合わせて、そういったことからスタートしていく。
もう知らん間に、何やこの
草津にいろんな人が来はるわと。にぎわってるなとなれば、そこから門戸を広げて、協力してもらえるきっかけをつくることができるかもしれん。
草津根性というて、隣の家の人が物すごくもうけはったり、はやり出したりとかすると、ほな、うちもやってみようかなというのが、
草津根性と言うんやけれども、そういう
ところの気質が物すごい強いので、そういったきっかけづくりをやっていくのにおいて、1つの方法ですけれども、必要かなというふうに思います。
今は
まちあかりとか、宿場まつりとか、納涼祭とか、いろんなイベントをやってますわね。あれは一時の打ち上げ花火ですから、それが点じゃなくて線としてつないでいくように、平静から何かそういった小さいものでいいからやっていくことで人が集まる。それがにぎわう。
活性化につながっていくというふうに思うので、それによって、そこの地元の
商店街の人たちが何か協力をしたろうかというふうになっていけば、これももうけものやし、そういうふうな取り組みをしていったらどうかなということは、前々から申し上げてるんですけれども、これが具体的に前に進まへんのは何でかなという、素朴な疑問なんですけれども、そんな必要性がないと思ってはるのか、やろうと思ってもできひんのか、その辺の
ところはいかがでしょうか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 現在、地域の方からのお声をいろいろお聞きするということも
まちづくり会社のほうでしていただいている
ところでございます。
一例ですと、やはり周辺、本陣
エリアとかですと、お
住まいの方が
買い物に行こうとすると、やっぱり駅の近くまでいかなければならないということで、特に、御高齢の方ですと、歩いて行くのもかなりしんどい場合もあると。かと言って、ここを車で行くという
ところでもないという
ところで、本当に歩いていける。日常の食料品とかがすぐに買えるような場所があるといいなというお声も聞いているというふうにお聞きしてます。
現在、
FMくさつがあります
夢本陣とかですと、その場所に大きな場所もございますので、先ほど、
委員のほうからも一時とかいうお話もありましたとおり、やはり、いろんな観点から、そういう小さなイベントも今後進めていきたいなというふうに思います。
いろいろ考えるのは、手を打ってはきております。ただ、各土地所有者さん、建物所有者さんと話をするのは、相当時間がかかっていまして、一年、二年ぐらいでお返事をいただけないというのもありますので、そういう種はたくさん植えていくことが必要だと思います。それを最終的に実らせていく必要もありますので、工夫もしながら頑張っていきたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 西田委員
◆
西田剛 委員 せっかく、こうやって第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画をあげてこられたわけですから、それがより具体化して、実現できるように頑張っていただきたいと思いますのでお願いいたします。
○
瀬川裕海 委員長 ほか。
山元
委員。
◆山元宏和
委員 意見だけ言わせていただきたいんですけれども、さっき、本陣
エリアの景観の重点地区の議論を今しておられたのを、
六郷理事が「私、今それも担当してます」とおっしゃったので、ちょっと発言をさせていただきますけれども、本陣
エリアの
中心市街地の現状の中の3ページには、土地の利用転換とマンション建設が進行しということが書かれてありまして、4ページになりますと、本陣
エリアには、
歴史的町並みを活かした魅力的な
店舗、町屋の活用も進んでいないから、一定期間滞在して、回遊して楽しみたいという
ニーズがということを書いてあるんですけれどもね。
今、本町通りにマンションが新たに1つ建てようとされてるんですけれども、マンション建設が、高層マンションが建ってあって、歴史的な町並みが崩れてると。そういう中で、一方で高層マンションを認めていく市があって、一方で町屋活用を進めたい。
歴史的町並みを活かしたい。この辺の形が私にはもうちょっとよくわからない。
景観形成の関係で重点地区に指定し、今議論をなされてるのを、どうも聞いてると、看板がどうたら、こうちゃらという話をしておられるようですけれどもね。高層マンションを一方で認めておきながら、歴史的な町並みを活かすというのはどういうことなのかというのを、ちょっとお聞きしたいんです。
元町通りに行きますと、もう
駐車場ばっかりで、歴史的な町並みが崩れているのは目に当たりわかるんですけれども、そうした
ところでこういう言葉を使っておられるということはどういうことなのかということを、ちょっと聞かせてください。
○
瀬川裕海 委員長 六郷理事。
◎六郷
都市計画部理事 おっしゃるとおりでございまして、重点地区に指定されるのが、本当、この間のお話でございます。それも地元の皆様の賛成を得て、地元の皆様の提案を受けた形で景観重点地区というのが指定をなされたという手続になっております。
地元の皆様も、やはり、そういった景観が崩れていくということに危機感を覚えてきたのが昨今、それで何とかそれを守っていきたいというふうに重点地区という手続を踏んでこられたのが昨今でございます。
それとマンション建設のタイミングは、残念ながらあわなかったわけでございますが、ただ、マンション建設を認めないということは、建築基準法、都市
計画上、できないわけでございまして、何とかマンション建設を認めながらも景観に配慮したデザインであるとか、また、フロントの部分にある一定のお店を置いていただくとかいうことを、今後促していけるツールがやっとできたんじゃないかなというふうに考えております。
今後、景観の保全に向けて重点地区も活用しながら、いろんなツールをもって努力をしてまいりたいというふうに考えております。
○
瀬川裕海 委員長 山元
委員。
◆山元宏和
委員 確かに、今こういう形で歴史的な町並みを活かして進めるということは、本当は私も大賛成で、このようなすばらしい遺産があると。本陣さんは、全国でも現存してるのはここだけですから、それを活かした町並みをしながら、この
中心市街地活性化につなげていくんやと。これはすごくふさわしいことやと思いますが、余りにも、今マンションが建設されてますし、また、次のマンションも
計画中やということも聞いてます。
ということが建築確認上は認めざるを得んと言えども、規制で低層マンションを建てさせるとか、そういうふうな何か縛りを入れないと、次から、次からマンションを建設されたり、元町通りにおいては、本当に、昔の家がほとんど潰れて
駐車場になってるわけです。あそこに入ったら、昔、旧東海道筋やということが知らない人は、本当によそから来られたらわからないと思うんですよ。
こんな歴史的な財産をもっている元町、本町通りを、私らもそういう仕事をしていながら、何もできなかったという悔しさはあるんですけれども、どうか書いてあることは本当にすばらしいことが書いてあるので、これを実現していただきたいなというように思いますし、一年、二年と言わず、
六郷理事にまだいていただいて、頑張っていただきたいと思います。
以上です。
○
瀬川裕海 委員長 ほかございませんか。
西村
委員。
◆西村隆行
委員 全体のお話を聞いてて、いろんな御意見を聞いていくと、調査をして、いろんな
計画に入れてるということを行政もおっしゃっていただいたので、あえてちょっと申し上げたいんですが、
中心市街地活性化協議会のメンバー構成、今さらながらと言われるかもしれませんが、本編のほうの111ページに構成員のお名前とか、オブザーバーの方のお名前も載っているんですね。
このお名前からしか判断できないので、間違ってたら申しわけないんですが、女性が一人なんですね。若い人も入ってらっしゃらないんですね。立命館大学というのが構成員に入ってましたので、何人入ってらっしゃるのかと確認したら、教授がお一人なんですね。この辺も考えていかないとならないかなという気がするんですよ。
先ほどから、誰を対象にして、どなたに決めていただいて、誰が楽しんで、どういう
にぎわいというのがありましたけれども、どうも、この
協議会のメンバーを見てますと、確かに、地元の
まちづくり
協議会の会長さんたちも入ってらっしゃいますので、まんべんなく入ってらっしゃると思いますが、今の
草津市が目指しておられる市民参加という観点からすると、まず、女性が圧倒的に少ないというのが1点と、若い方、特に、せっかく立命館大学がかんでいただいているのに、学生の声が全く反映されてないんじゃないかなという気がするので、この企画全体に対しての意見ということがございますので、この辺は簡単に変えられないと思いますけれども、これから1つの
考え方として入れていただきたいなと。
とすると、本当に全世代の方が行ける
計画になっていく、また、
中心市街地になっていくんじゃないかという気がしますので、次のときには、ちょっとこのメンバー構成も、何か本当に、先ほど、若い方が店を借りたいけど断られたということがありましたけれども、そういうことが入れないような
協議会になってしまってる。そこだけが原因じゃないですと思いますけれども、ちょっとこのメンバー構成も考えたほうがいいんじゃないかなと思いますので、もし、何か所感がございましたら、よろしくお願いいたします。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 構成員のほうにつきましては、法律から根拠が出てる部分もございます。
今、御指摘いただいてますとおり、女性の
委員の方が当然少ないですし、また、若い方も非常に少ないという状況です。また、
委員の任期もございますので、やはり、新たな力ということでいきますと、別の観点からも、若い方、または女性の方をたくさん出していただけるように、今後、次の機会までには考えていきたいというふうに思います。
○
瀬川裕海 委員長 西村
委員。
◆西村隆行
委員 よろしくお願いいたします。
○
瀬川裕海 委員長 遠藤委員。
◆
遠藤覚 委員 最後に、済みません。ちょっと御確認とお願いなんですけれども、資料1の表紙の
ところの
計画期間、西暦表記になってるんですけれども、当然、今元号のかげんでこういう表記になってるかと思うんですけれども、新元号が変わったときには、ぜひ、元号表記をお願いしたいと思うんですけれども、そこはどのように考えておられるんでしょうか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 現在の
計画につきましては、作成が今年度末策定で、年度末には印刷という
ところを予定している
ところでございまして、多分その時点で、まだ新年号がわからない
ところかなとは思います。
ただ、途中で内容の見直しとか、そういう修正ができる機会があれば、ちょっと内閣府にも確認しなければなりませんが、ちょっとそれもあわせて考えておきたいと思います。
◆
遠藤覚 委員 ありがとうございます。お願いします。
○
瀬川裕海 委員長 ほかございませんか。
中村
委員。
◆中村孝蔵
委員 北中西・栄町地区、7ページ、高層ビルで写真が出てるんですけれども、以前は、ここでこんな固有名詞を言うたらいかんのやけれども、はずい食料品店というのが大々的にやってはったんですけれども、あそこに食料品店があったときと、今こうして工事でのいてはるときに、やっぱり大路の通りが物すごい寂れたような気がするんですけれども、また、これができ上ったときに、はずいさん、固有名詞を言うたらあかんのやけれども、そういう食料品店が帰ってきてくれはるようなことを行政としても推進していただけるのか。そこらをちょっとお伺いしたいと思いますけれども。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 再開発事業で、現在、新たな竣工後の
店舗の入居方法等については、組合のほうで今、真剣に取り組みをしていただいているとお聞きしています。
その中で、やはり
草津市として
中心市街地活性化計画というのをもってますので、中活の担い手になるような
魅力店舗をぜひ誘致してくださいというお話もお願いしている中で、また、近隣の皆様の生活にうるおいをもたらす
店舗等という
ところでお願いさせていただいている
ところです。
将来、はずいさんがどうなられるかというのは、ちょっとまだよくわからない
ところではございますが、できることはお願いしていきたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 中村
委員、よろしいですか。
◆中村孝蔵
委員 わかりました。よろしくお願いします。
○
瀬川裕海 委員長 山元
委員。
◆山元宏和
委員 この概要の4ページの今、中村
委員がおっしゃってる駅西で、いつも気になってるんですけれども、スポンジ化した云々と書いてますけれども、イナヅマロックが一年に一回ありますけれども、たくさんの若者が駅から
駐車場まで歩いて、バスに乗って、烏丸まで行かはるんですけれども、そういう方々も頭に入れながら、これまた、
中心市街地の
活性化ということで、こういう空き地を利用して何かという動きとかも、そんなものも頭に入れてやっていただいているんでしょうか。
○
瀬川裕海 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 今、お話のありましたイナヅマロックのことも大きなイベントということで、会場は烏丸半島という
ところではございますが、やはりたくさんの方が
草津駅を利用してバス乗り場等に来られるというのもあります。ある意味、この
エリアの商業等のチャンスという点もあろうかと思います。
今後、イナヅマロックのバスとかがどのような形で運営等をされるかは、しっかりと確認していく必要があろうかなと思いますが、スポーツ拠点、運動
施設等々も含めての商店のチャンスというような捉え方をしていただきながら、前向きに取り組んでいただきたいなというふうに進めていきたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 山元
委員。
◆山元宏和
委員 ぜひとも、よろしくお願いします。
いつもたくさん来られるなと思って見ているんですけれども、帰りも手ぶらで帰られますので、非常にもったいないなという思いもしてるので、できるだけそういうお客さんをつかまえるというようなことで進めていただければありがたいと思います。
○
瀬川裕海 委員長 ほかございますか。
(「なし」の声あり)
○
瀬川裕海 委員長 それでは、意見も出尽くしたようですので、次第1、第2期
草津市
中心市街地活性化基本計画(案)については、これで終了したいと思います。
いろいろ各
委員のほうから意見も出ておりました。やはり、この2期の
計画がただの紙切れにならないように、実のある
計画になるように、実を結んでいただきたいという思いで皆さん、意見を述べられておられますので、十分その辺をくんでいただきたいなというのと、過去、私たち草政会のほうで東京の板橋区の大山
商店街という
ところへ研修に行ったときも、ほとんど寂れてた
商店街が外部の人が来て、ここは
商店街ですから、商売をしないなら出て行ってくださいと言うて、先頭を切って言われた方がおられます。そのため、今の
商店街が全部埋まったと。研修が終わった後、朝10時に見たら、全
店舗が開いていたと。人は全然いないんですよ。でも、全
店舗が開いていたと。こういうやり方の
ところもあります。
だから「内々で同じ市内の人が
まちづくり会社をつくったら失敗しますよ」と、あのときも言われましたけれども、もう、
草津はここまで進んでるので、もう失敗というよりも、このまま進まなあきませんので、しっかりとそういった人材を育成していただいて、先頭を切っていただける方を、そしてこの
計画がしっかりと実のあるものに結びつくように、我々もサポートしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
それでは、以上をもちまして、
都市再生特別委員会を終わります。
閉会に際しまして、宇野副
委員長から一言御挨拶をお願いいたします。
○宇野房子 副
委員長 皆さん、手厳しい御意見・御指摘がありましたのは、やはり、これからの
草津市を思っての
委員さんたちのお声だったと思います。この一年かかわらせていただきます。よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。終わらせてもらいます。
閉会 午後2時50分