議第77号
草津市
手数料条例の一部を
改正する
条例案
他
条例案3件
議第81号
財産の処分につき
議決を求めることについて
他
一般議案3件
以上。
○
議長(
瀬川裕海)
提案者の
説明を求めます。
橋川市長。
◎
市長(
橋川渉)
登壇
先ほど
提案申し上げました議第62号につきまして、
原案どおりの
議決を賜りまして、まことにありがとうございました。
それでは、ただいま上程をいただきました議第63号から議第84号までの各
議案につきまして、
提案理由の
説明を申し上げます。
議案の内訳といたしましては、
決算の
認定が9件、
補正予算が5件、
条例が4件、
一般議案が4件の合計22件でございます。
まず、議第63号から議第69号までの7
議案は、
平成29
年度の
一般会計及び各
特別会計の
決算でございまして、
地方自治法第233条第3項の
規定に基づき、
議会の
認定に付するものでございます。
一般会計の
歳入総額は571億6,183万6,548円、
歳出総額は565億8,384万7,775円となり、
歳入歳出差引額は5億7,798万8,773円となりましたが、翌
年度へ繰り越すべき財源が1億1,118万5,000円ございますことから、
実質収支額は4億6,680万3,773円の黒字となったところでございます。
また、6
特別会計の
歳入総額は240億5,088万7,355円、
歳出総額は232億4,996万6,989円となり、
歳入歳出差引額及び
実質収支額は8億92万366円となったところでございます。
次に、議第70号及び議第71号でございますが、これらは、
平成29
年度の
水道事業会計及び
下水道事業会計それぞれの
利益の処分及び
決算でございまして、
決算につきましては、
地方公営企業法第30条第4項の
規定により、
議会の
認定に付し、
利益の処分につきましては、同法第32条第2項の
規定に基づき
議会の
議決を求めるものでございます。
決算の概要でございますが、
水道事業会計においては、
収益的収支では、
収益総額が24億4,875万1,403円、
費用総額が20億7,242万7,520円となりまして、3億7,632万3,883円の純
利益を計上したところでございます。
また、
下水道事業会計においては、
収益的収支では、
収益総額が38億2,283万9,932円、
費用総額が34億6,658万4,013円となりまして、3億5,625万5,919円の純
利益を計上したところでございます。
次に、議第72号から議第76号までの5
議案は、いずれも
平成30
年度の
一般会計及び4
特別会計の
補正予算でございまして、今回の
補正予算は、
予算編成後におきます諸事情の変化に伴い早急に実施すべき
事務事業につきまして、所要の措置を講じようとするものでございます。
補正予算規模といたしましては、
一般会計で7,795万9,000円を増額いたしますとともに、
特別会計では、
国民健康保険事業特別会計ほか3
特別会計で8億864万6,000円の増額をお願いするものでございます。
これらの主な内容につきまして御
説明申し上げますと、まず、
一般会計でございますが、
総務費では、
地方財政法の
規定に基づく
財政調整基金への
積立金等を、
民生費では、
在宅重度障害者支援事業費として
湖南地域障害者生活支援センター「すくらむ」の
移転改築に伴う
施設整備費負担金を、
保育所・
認定こども園運営費として国の
補助制度を活用した
保育施設入所選考システム導入費を、
衛生費では、
環境対策費として「くさつ
夢風車」の解体に要する
経費を、
土木費では、
自転車駐車場管理運営費として
草津駅
周辺エリアの
既存自転車駐車場の改修及び
新規自転車駐車場の
整備に必要な
経費を、(
仮称)
草津市立プール整備事業費として
整備に必要な
地質調査費及び
用地造成や
道路改良に係る
設計費用を、
教育費では、
幼稚園建設事業費として
常盤幼稚園の
認定こども園化に向けた
設計費用を、それぞれ追加計上するものでございます。
また、「くさつ
夢風車」の
解体工事、(
仮称)
草津市立プール整備事業に係る
アドバイザリー業務委託、(
仮称)
草津市第二
学校給食センター整備事業に係る
用地造成及び
建築工事の
設計業務に関しましては、それぞれ
年度を超えての契約となりますことから、それぞれ
次年度以降の
所要額について、
債務負担行為限度額の設定をあわせてお願いするものでございます。
次に、
特別会計でございますが、
国民健康保険事業特別会計及び
介護保険事業特別会計につきましては、
平成29
年度決算に伴います国・
県支出金等の
精算経費や
準備積立金等を、
財産区
特別会計につきましては、各
財産区の前
年度繰出金の精算に伴います各
基金への積み立てに伴う
経費を、
後期高齢者医療特別会計につきましては、
平成29
年度決算に伴います
精算経費等を、それぞれ追加計上するものでございます。
なお、これらに見合う
歳入といたしましては、
県支出金、繰入金、繰越金、
市債等を充当するものでございます。
次に、議第77号から議第80号までの4
議案は
条例案件でございまして、まず、議第77号は、
建築基準法の
改正に伴いまして、
接道規制の
適用除外に係る手続の
合理化に伴う
認定申請手数料及び
仮設建築物に係る
使用期限の
特例措置に伴う
許可申請手数料を追加するため、
草津市
手数料条例の一部を
改正しようとするものでございます。
次に、議第78号は、
草津市立志津幼稚園及び
草津市立山田幼稚園につきまして、
平成31年4月1日から公設の
幼稚園型認定こども園として、それぞれ
草津市立志津こども園、
草津市立山田こども園として開園するに当たりまして、所要の
改正を行うため、
草津市立幼稚園条例の一部を
改正しようとするものでございます。
次に、議第79号は、
土地改良法の
改正に伴いまして、
引用条項のずれの解消を行うため、
草津市営土地改良事業の
経費の
賦課徴収に関する
条例の一部を
改正しようとするものでございます。
次に、議第80号は、
旅館業法の
改正に伴いまして、
引用条項のずれの解消を行うため、
草津市
特定旅館建築規制条例の一部を
改正しようとするものでございます。
次に、議第81号から議第84号までの4
議案は、
一般議案でございまして、まず、議第81号は、市の
企業誘致事業のため、新浜町
財産区
財産の
土地を
草津市
土地開発公社に売却処分するに当たりまして、
議会の
議決を求めるものでございます。
次に、議第82号及び議第83号は、
市道路線に係る
議案でございまして、議第82号は3路線の
認定につき、議第83号は1路線の変更につき、それぞれ
議会の
議決を求めるものでございます。
次に、議第84号は、
水道事業会計に係る
利益積立金を取り崩し
建設改良積立金に積みかえるため、
利益積立金の
目的外使用につきまして
議会の
議決を求めるものでございます。
以上、まことに簡単でございますが、
提案理由の
説明を終わらせていただきます
何とぞよろしく御審議をいただき、適正なる
議決を賜りますよう、お願い申し上げます。
○
議長(
瀬川裕海)
次に、議第63号から議第71号までの
議案については、各
会計の
決算認定でありますので、
監査委員より
決算審査の
報告を求めます。
平井監査委員。
◎
監査委員(
平井文雄)
登壇
それでは、ただいま上程されました議第63号から議第69号までの
平成29
年度草津市
一般会計歳入歳出決算、各
特別会計歳入歳出決算及び
基金の
運用状況について、
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の
規定に基づき
審査しました結果について、
説明申し上げます。
審査に当たりましては、各
会計決算書とその
附属書類並びに
基金運用状況の
報告に基づき、
関係職員から
説明を聴取するとともに、年間を通じて実施いたしました
例月現金出納検査の結果も参考にして実施いたしました。
審査の結果、各
会計歳入歳出決算と、その
附属書類並びに
基金運用状況の計数は、
関係諸帳簿及び
証拠書類といずれも符合し、正確であり、
予算の
執行状況についても、おおむね適正に執行されているものと認められました。
次に、
決算審査意見の概要でありますが、各
会計の
決算審査の
内容等につきましては、既にお
手元に配付しております
意見書のとおりでございます。
さて、国では、少子・
高齢化という最大の壁に立ち向かい、持続的な
経済成長を実現していくため、
人づくり革命及び
生産性革命を実現・拡大し、
潜在成長率の引き上げを進めるとともに、成長と分配の
経済の好循環の拡大を中心に据えた
経済・
財政一体改革の着実な推進に取り組まれ、7月の
政府月例経済報告によりますと、「景気は、緩やかに回復している」との
基調判断が示され、先行きについても、雇用・
所得環境の改善が続き、緩やかに回復が続くことが期待されているところでございます。
しかしながら、
海外経済の不
確実性や
金融資本市場の変動に留意する必要があり、政府並びに
地方公共団体を取り巻く
財政環境は、依然として厳しい
状況にあります。
このような中、本市の
歳入の根幹をなす
市税については、景気の緩やかな回復を受け
法人市民税が増収となり、また、
納税義務者の
所得額や家屋の
新築等の増加によりまして、
市税全体としては前
年度より増収となっているものの、今後は
生産年齢人口の減少などにより、
市税収入が大きく増加することは期待できません。
一方、
歳出においては、市街地再
開発事業や
野村公園整備事業などの大
規模事業が本格化し、これらの
事業の実施により、
公債費や
維持管理経費の増加など、将来的な
財政負担は大きなものになると推量され、加えて、
高齢化の
進展等に伴う
社会保障関連経費を初めとする
義務的経費や
公共施設等の
更新費用の増加などにより、本市の
財政運営は、より一層厳しさを増すものと予測されるところでございます。
こうしたことから、
草津市健全で持続可能な
財政運営および
財政規律に関する
条例のもと、今後も、
草津市
財政規律ガイドライン及び
草津市
公共施設等総合管理計画などに基づき、将来世代との適正な
負担水準の維持を図りながら、
財政規律を損なうことなく、健全で持続可能な
財政運営を推進されるとともに、職員一人一人が
行政サービスの
提供等の
事務処理上のリスクを評価及びコントロールし、
事務の適正な執行を確保する
内部統制体制の確立を進め、
市民の
皆様が住み続けたい
まち、喜びが感じられる
まちだと感じられるよう、継続的に質の高い
行政サービスを提供されるよう望むところでございます。
次に、議第70号及び議第71号の
平成29
年度草津市各
公営企業会計歳入歳出決算の
審査結果でありますが、
審査に付されました
決算書類及び
附属書類は、いずれも
地方公営企業法、その他
関係法令に準拠して作成されており、また、
当該年度における
経営成績や
財政状態も適正に表示され、
証拠書類、簿冊とも照合いたしました結果、計数はいずれも正確であり、
予算の
執行状況もおおむね適正であると認められました。
各
公営企業会計における
決算審査の内容及び結果につきましては、既にお
手元に配付しております
意見書のとおりでございます。
まず、
水道事業会計決算でございますが、
平成29
年度も引き続き
水道料金の一律10%還元が実施され、また、
ロクハ浄水場の
耐震補強や
基幹管路の
更新等による災害に強い
インフラ整備を実施しているものの、
経営分析のいずれの指標も良好な数値を示しており、
経営状態については問題ないものと思料しております。
次に、
下水道事業会計決算でございますが、
建設改良事業については、
草津市
下水道事業第8期
経営計画に基づき、
緊急輸送路等の管渠の
耐震化や
浸水被害解消のための
雨水幹線整備を実施され、災害に強い
インフラ整備に取り組まれています。
一方で、
事業運営においては、施設
整備のために借り入れた企業債の償還はピークを過ぎたものの、引き続き厳しい
財政運営が予測されますので、下水道未接続世帯等への啓発強化と有収率向上のために不明水対策を強力に推進されることを望むものであります。
今後の上
下水道事業の運営におきましては、給水人口及び水洗化人口は増加傾向にあるものの、節水意識の浸透や節水型器具の普及などにより、有収水量の増加は期待できないと予測されますので、
草津市水道ビジョン、水道
事業経営計画や
草津市
下水道事業第8期
経営計画に基づき、施設の
耐震化や
整備更新・維持管理を効果的かつ効率的に実施し、持続的に安定した健全な経営が営まれることを願うものであります。
以上、概略ではございますが、
平成29
年度各
会計歳入歳出決算審査の
報告並びに意見とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○
議長(
瀬川裕海)
以上で、本日の議事
日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
明4日から11日までの8日間は、
議案熟読調査のため休会いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川裕海)
御
異議なしと認めます。
よって、明4日から11日までの8日間は、休会することに決しました。
なお、12日は、午前10時から本
会議を再開し、上程
議案に対する
質疑および一般質問を行います。
本日は、これにて散会いたします。
御苦労さまでした。
散会 午前10時43分
─────────────
草津市
議会会議規則第88条の
規定により、下記に署名する。
平成30年9月3日
草津市議会議長 瀬 川 裕 海
署名
議員 山 元 宏 和
署名
議員 西 田 剛...