○
横江政則 委員長 それでは、これより、議第61
号議案に対する
質疑を行います。
質疑等がございましたら、挙手を願います。
西村委員。
◆
西村隆行 委員 2点確認させていただきます。
まず
最初に、
債務負担行為のプラス6億円のことですが、今の
説明では、
駐車場120台を市が購入するということで6億円、単純に割ると1台が500万円ですか。この
積算根拠をまず御
説明をお願いできますでしょうか。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 こちらの500万円につきましては、現在、
優先交渉権者のほうから御提示をいただいております
単価でございまして、約500万円という
数字を提示いただいているところでございます。
◆
西村隆行 委員 その根拠はわかりますか。
◎
荻下 都市再生課長 内容につきましては、
鉄骨造の建物でございまして、それを
建設するに当たり、
平米単価をもとに算出をされたものと、そこから
駐車場における
平米単価から
台数を出して割り戻しているというところでございまして、もとは、
平米単価というものが出ております。そこから計算した最終的な
駐車場に係るところの
建設工事費に対しまして、
台数で割った
数字というところでございます。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 今の御
説明をお聞きしておりますと、これ以上はかからない。
マックスの
計算予算だというふうに認識してよろしいでしょうか。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下都市再生課長。
◎
荻下 都市再生課長 事業者との
交渉の段階ではございますが、
マックスの
数字ということで話を進めさせていただいております。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 これを
駐車場にすることによって、
市民センターが、この前の6月議会のときも非常にいいものにしてほしいということを強く強く訴えまして、先ほど、副
市長のほうからも
就任挨拶で、本当に10年後、20年後に今の
橋川体制でいろんなことをやっていってよかったと言われるようなということがございましたけれども、この120台を買うことによって(
仮称)
市民総合交流センターはそのような
施設になっていくでしょうかお聞きします。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 (
仮称)
市民総合交流センターにつきましては、
中心市街地活性化エリアに現存しております昭和50年前後に
建設をなされました
まちづくりセンターや、
人権センター、
合同ビルなどがございます。また、
社会福祉協議会等も入居することにより、
建物更新の
効率化を目指すこと、そして、新たな
機能といたしましては、
子育て支援機能や
市民交流機能など、
市民ニーズを踏まえた
機能を配置することにより、集積した
施設と新たな
機能がコラボレーションし、
中心市街地活性化の
拠点施設の
1つとして幅広い世代が集い、創造的で多様な活動が行われ、地域の振興やまちの
にぎわいの創出を図ることを目指しております。
中心市街地の
活性化を図る上で、大変重要で必要な
事業と考えております。
また、
平成28年3月には
草津市
公共施設等総合管理計画を市としては策定しております。
計画においては、
公共施設の
更新等に係る費用の削減を方策の
1つとして、
施設の新設や更新に当たっては、原則、
既存施設の統廃合などを前提として検討すると定めております。(
仮称)
市民総合交流センター整備事業につきまして具現化する
事業の
1つと考えております。
当該事業は元気とうるおいのある
生活交流都市の創造を
基本理念とする
中心市街地活性化基本計画の
拠点整備の位置づけで
計画もございます。
大変事業が困難な状況ではありますが、一刻も早く
施設の供用を開始できるよう、前向きに
事業を進めてまいりたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 ありがとうございます。
それだけの決意を聞かせていただいたんですが、前回の6月
定例会のときに、本当に使う方、
市民の方、またそこに入る方等々の御
意見を再度どういうふうに聞かれていきますかということで、相当強く申し上げさせていただいたんですが、あれから、そういう何か努力はしていただいてますでしょうか、お聞きいたします。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 市民参画の件につきまして、
設計業務に入っておる関係から、非常にお聞きする点というのは限られたものになろうかなというところではございますが、8月までに
設計を固めるというところ、また、
運営方法につきましては、
市民の方からの貴重な御
意見というのが
施設の
運営に大きく左右するというところでございます。
今後、
関係課と
協議をしっかりいたしまして、
市民の方の御
意見を賜ってまいりたいというふうに考えております。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 ぜひ、今の御決意のように、本当にすばらしいものをつくっていただきたいと思いますし、今回、若干、
工事日程が延びたというのは、あとは
設計が入ってしまいますと云々ではございますが、
運営に関することも、じっくりとまた考える時間があるのかなという気もいたしますので、ぜひ、つくってよかったなと20年後に言われるようにお願いしたいと思います。
次の質問をしたいと思いますがよろしいでしょうか。
○
横江政則 委員長 どうぞ。
◆
西村隆行 委員 この
モニタリング業務のことですが、当初、1,450万円の
債務負担行為を
計画されておられまして議決をさせていただきました。ところが、今回、先ほどあったように、諸般の
事情で工期が延びたということで、この
モニタリング事業を
設計と
建設に分けられましたが、
設計で今回510万円の
補正予算を立てはったわけでございますが、じゃあ、後に残ってます
建設モニタリングは差し引きを単純に940万円でできるんでしょうか、お聞きいたします。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 建設モニタリング業務につきましては、現在、
業者のほうからの
見積もりを徴収したところで、
見込み額といたしまして1,040万円という
数字が出ております。これと、現在、要求させていただきます510万円を合計させていただきますと1,550万円という
金額になります。
当初の
債務負担行為よりも約100万円の
増額となっておりますが、これは
債務負担行為の設定時からの
人件費単価の
増額が見られていること、また、
設計モニタリング業務と
建設モニタリング業務に分割することで必要な経費が
増額となっているところではございます。
ただ、来年度におきます
建設モニタリングにつきましては、
内容のほうをしっかりと精査させていただいて、これ以上、
増額にならないというところ、また、当初の
金額等々も踏まえまして、精査した上での
予算要求を行ってまいりたいと考えております。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 単純な
観点でお聞きするんですが、今度モニタリングするところを、当初同じところにされて
期間がありましたね。それを今回、
期間が延びたということで分けはるということでございますけれども、それは同じ
業者さんでやったほうが効率的には、単純にですよ。よかったのではないんですか。その辺をもっと詳しくお話を聞きたいんですが。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 当市で工期があく間の
設計モニタリングと
建設モニタリングを
一括で発注いたしますと、どうしてもその間があいている
期間での
人件費、職員の
確保ということが
事業者でありますとか、
コンサルティング業者のほうからの
必要経費として必要という話が出ておりますので、その
部分を継続してやりますと、どうしても
人件費の
確保ということで、大変高額になります。
一旦、分けてやるというところではございますが、
設計モニタリングをまず発注させていただき、そこで一旦終結をさせていただきます。
建設モニタリングにつきましても、また、
入札等で
業者を募る必要もございます。そこで
入札という
行為によって、いくばくかの
入札による競争から
数字が下がるものということも考えられますので、分けてさせていただくということでお願いしたいというところでございます。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 人の
確保とかいうことを今
答弁をいただいたんですが、
工事日程の後がはっきりしますよね。鋼材がこうこう出てくるということでね。ということは、逆に、
業者さんに対してもこの日からは
業務を一旦停止というのか、云々という話はできないということで、もし、通期で契約した場合で高額とおっしゃいましたけど、どれぐらいの高額になってくるんですか。そういう何かはっきりしたことを聞きたいんですがよろしくお願いします。
○
横江政則 委員長 荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 2つに分けずに一本で
業務のほうを委託した場合の
参考見積もりをとっておりまして2,220万円という
数字をいただいております。こちらのほうにつきましては、分けた場合の合計の差額として、おおよそ670万円ほどの多い
金額が提示されております。
コンサルティング業者からのヒアリングにおきましては、やはり、公共の
コンサルティング業務において、一
担当者がほかとの兼ね合いをするというのがなかなかできないというところで、うまく
担当者を外すということができたらいいんですけど、それができないということになると、社としてもかなりの
負担増ということを言われておりますので、
一括というのは高額になりますし、分けた場合におきましても、
最初から契約をさせていただくというのは非常に難しいというのを
業者のほうから回答をいただいてますので、今回の分ける方法でいきたいというところではございます。
○
横江政則 委員長 西村委員。
◆
西村隆行 委員 そういう
説明をしていただいたほうが、私たちはわかりやすいですし、市のほうも、今回こういういろんな予期せぬことが起こってきて、それに対する対処をしていただいていることを、もっとやっぱり自信をもっていただいて、確かに、今の計算を聞いていると100万円オーバーする。大変なことです。100万円というたらね。並大抵な
金額じゃありませんが、2,200何万円からすると、ぐっと下がるんだというその努力を、もう少し詳しく御
説明されたほうがよかったんじゃないかということで御質問をさせていただきました。
まだ、
建設モニタリングも、これからの
入札のこともありますので、どういうふうにするかということはわかりませんが、ぜひ、必ず引き続き御努力いただいて、本当に
市民の方からも(
仮称)
市民総合交流センターは建てていいのかどうかという声もあがってきてるわけです。
でも、議会として、ずっとこれを議決してきたのは、一番
最初に申し上げられましたいろんな
施設の
老朽化、それを全部立て直すよりは絶対にこっちのほうが得なんだと。また、新たな
拠点施設になるということを聞いて、私たちは議決してきておりますので、ぜひ、いいものをつくっていただきたいと思いますので、以上、確認をさせていただきました。
委員長、ありがとうございました。
○
横江政則 委員長 ほかございますか。
久保委員。
◆
久保秋雄 委員 私は
議案には、特に異議はないですけれども、
債務負担行為、今回、
駐車場を取得する分として6億円
増額されてるんですけれども、その
財源の
内訳を見ますと、
国庫支出金が約半分の3億円というふうに書かれておりますけれども、これは確定ということでよろしいでしょうか。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 当初
予算のときに御
説明させていただいたときの国の
補助金の制度といたしましては、暮らし・
にぎわい再生事業というものを検討させていただいておりましたが、その後、国との
交渉を重ねるところで
都市再生整備計画事業の活用をさせていただけるというところになりました。
限度額はありますものの、補助率といたしましては、非常に高い45%といったような補助率を示されている交付金でございますので、ここに書かせていただいてますところは、交付金をいただいたときの対応ということで、今後、さらに、国のほうとは話を詰めさせていただきたいと思っているところでございます。
○
横江政則 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 国庫支出金は、ほぼ確定かなというふうには受け取りましたけれども、6億円の
駐車場が3億円で手に入るということであれば、それは優秀やなというふうに私は思います。その点でも最後の詰めをしっかりしていただきたいと要望しておきたいと思います。
それともう
1つですが、勉強会で駐車料金のことについては未定みたいな話で十分な
説明がなかったんですけれども、これも早急に詰めたほうがいいと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○
横江政則 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎
荻下 都市再生課長 駐車場料金につきましては、現在、市の
施設として
駐車場運営をさせていただいているところが幾つかございます。また、
草津駅周辺の料金につきましても、民間さんのほうの料金等、いろいろあるところでございます。
また、現在、使用されてます各
施設につきまして
駐車場の取り扱い等につきましても、各
施設で状況が違うというところでございます。
施設の集約という点におきましては、今回、
草津駅前の
施設でございまして、完全無料化というところは、到底できないところではございますが、
駐車場料金につきましては、市営地下
駐車場等を参考に、これから
関係課と詰めていきたいというところでございます。
○
横江政則 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 駐車料金について、また、お話をする機会もあろうかと思いますので、そのときに、また、議論をしたいと思います。
今回は民間
事業者に
公共施設を建ててもらうわけですけれども、行政がそれを購入するということになりますよね。そういう場合は、やっぱりきちんとした建物になっているかどうか。
設計も、
建設も含めて、そういった建物としてつくられているのか、しっかりと監督をしていただきたい。今、モニタリングの
予算も出ておりましたけれども、そこら辺を将来、市が引き取るんだという立場に立って、しっかりとモニタリングをしていただきたい。要望として申し上げておきたいと思います。
○
横江政則 委員長 ほかございますか。
(「なし」の声あり)
○
横江政則 委員長 ないようですので、それでは、議第61
号議案の採決に移りたいと思います。
議第61号、
平成30年度
草津市
一般会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
横江政則 委員長 挙手全員でございます。
よって、議第61号、
平成30年度
草津市
一般会計補正予算(第2号)につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本
委員会に付託されました
補正予算1件の
審査を終了いたしました。
そこで、今回の
審査にかかる
委員長報告について、
委員間にて
協議したいと思います。
委員長報告に加えるべき主要な論点等がございましたら、各
委員から御提案いただきたいと思います。いかがでしょうか。
中島
委員。
◆中島美徳
委員 今、
西村委員、それから
久保委員からもありましたけれども、
債務負担行為が計上されたわけですが、その
限度額を上回らないように、しっかりと
事業費をチェックしていただいて、今後していただきたいなということ。
それと、
建設に当たって、もう何年も、何年も契約までにかかってるわけですね。こういった契約の(
仮称)
市民総合交流センター整備事業に当たっては、議会に迅速な情報提供というのは非常に必要なことやと思いますし、何か、行政側の動きが後手に回っているようなところもございます。
やはり、迅速な情報提供をしていただくとともに、
見直し等が出た場合は、迅速に報告、そして
協議をしていただくことで後手に回らず、先手が打てるんではないかなと考えますので、そういった点が、皆さんからいろいろと御
意見もあったと思いますので、そういった点もつけていただけるとと思うんですがいかがでしょうか。
○
横江政則 委員長 ただいまの中島
委員の
意見ということで、
限度額等が今後上がらないように努力をしていただきたいというのと、また、議会への情報提供を十分にお願いしたいということでございますが、皆さん、御
意見はどうでしょうか。
久保委員。
◆
久保秋雄 委員 中島
委員の言われることはよくわかるんですけれども、そうであれば、まず、
審査の過程で中島
委員自身がその
発言をなされるべきではないんでしょうか。その上で、
審査の
内容の
委員長報告ということになると思うんですけれども、いかがなもんでしょうか。
○
横江政則 委員長 中島
委員。
◆中島美徳
委員 私も質問しようと思いましたけれども、さきに
西村委員が言いたいことを全部言われたので、同じことをちょっと続けて言えなかったので、そういう面で控えさせていただいたという経緯があります。
○
横江政則 委員長 今回の御提案をいただいている中で、
委員会で今御
意見をいただいた
内容について限定していきたいと思いますので、今の中島
委員が言うていただいた
内容も、今までから出てきた話でもございますし、特に、ここでどうしてもそれを言わなければならないということで、皆さん方が思っていただけるなら入れたいと思いますけれども、どうでしょうか。皆さん方。十分に議論をいただいた中なんで。
木村委員。
◆
木村辰已
委員 確かに、中島
委員が言うように、日がかかって、何回も、何回も
変更されて、特に中身も間取りもそうやし、ちょっと
変更が多過ぎると。そのことで議会への情報提供がされていたんやろうけれども、受けとめ方としては、やっぱり、これほど僕は
変更になったものはなかったなというふうには、今思ってます。
今のこの中を見ても、やっぱりコンサルなり、
優先交渉権者の
意見がばっと出てきたりしてやってきた。いろんなことで
変更が多くなってきたというふうに思いますし、だから、こうやって
補正予算まで組んで、また、すぐに
変更していかんならんというね。最終的には、ここで落ちついたんやけれども、その辺、情報不足であったのは、僕は否めないなというふうに思うんです。これだけのものをやるのにね。
そのことも、ちょっと一言、やっぱりきちっと行政の主体性でやってくるんやから、その辺も僕は気になるところやなと。今回のこの件について、以上です。
補正がいい、悪いじゃないよ。いつも言われるように、補正というのは緊急がつくんやからな、大体なんよ。そういう思いでおります。
○
横江政則 委員長 今、お二方の御
意見がございましたけれども、特に、
予算委員会の中でどうしてもその事項を付託
案件としてつけなければならないということでもないかなと思うんですけれども、皆さん方はありましたらどうでしょうか。よろしいですか。
西村委員。
◆
西村隆行 委員 もし、できるならば、私が3つ目に質問しましたけれども、今、努力しているということですけれども、時間の許す限り、本当に使う方の御
意見がしっかりと入るような体制を最後の最後まで守ってほしいというのは、質問させていただいて、
答弁もいただきましたので、
市民の使う方の声をしっかりと入れてほしいと、できる限り。もし入りましたら。