草津市議会 > 2018-07-06 >
平成30年 7月 6日都市再生特別委員会−07月06日-01号
平成30年 7月 6日文教厚生常任委員会-07月06日-01号

ツイート シェア
  1. 草津市議会 2018-07-06
    平成30年 7月 6日文教厚生常任委員会-07月06日-01号


    取得元: 草津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-29
    平成30年 7月 6日文教厚生常任委員会-07月06日-01号平成30年 7月 6日文教厚生常任委員会               文教厚生常任委員会会議録 〇日時     平成30年7月6日(金)  午前10時00分 〇場所     第3委員会室出席委員   委 員 長  山田 智子     副委員長  安里 政嗣         委  員  小野 元嗣     委  員  八木 良人         委  員  西垣 和美     委  員  中村 孝蔵         委  員  奥村 次一     議  長  瀬川 裕海 〇欠席委員   棚橋 幸男 〇傍聴議員   奥村 恭弘 〇出席説明員  子ども家庭部長       田中 祥温         子ども家庭部副部長(総括) 山本智加江         子ども子育て推進課長    岩城 弘宜         子ども家庭課長       辻   智
            子育て相談センター所長   田中みどり         発達支援センター所長    田中 好紀         幼児課長          岸本  久         幼児施設課長        宮嶋 茂生         子ども家庭課参事      吉田 万里         発達支援センター参事    小林 淳子         幼児課参事         前田 典子         子育て相談センター所長補佐(総括)                       福留 直樹         子育て相談センター所長補佐 薮田 祐子         幼児課副参事        山川 貴子         子ども子育て推進課係長   門田  忍         幼児課係長         坂居 雅史         幼児施設課係長       林  良作 〇事務局職員  局長   寺井 儀政   次長   木村  博         課長補佐 吉田 克己 〇付議案件  1.所管事務調査「子ども・子育て支援事業について」  (1)就学前の教育・保育環境の整備について  ・課題整理と本調査のまとめについて  (2)妊娠・出産期からの切れ目のない支援について  ・課題整理と本調査のまとめについて                 開会 午前10時00分 ○山田智子 委員長  それでは、ただいまから、文教厚生常任委員会を開催いたします。  棚橋委員から欠席届が提出されていますので、御了承願います。  議事に入ります前に、議事運営上のお願いがございます。  まず、委員会での発言は、委員長の許可を得てからにしてください。他の委員等が発言している場合は、私語は慎んでください。  答弁をする場合は、委員長の発言の許可後、所属と氏名を名乗ってください。  以上、よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  本日の案件は、所管事務調査でございます。  「子ども・子育て支援事業について」を調査項目といたしまして、本日は(1)就学前の教育・保育環境の整備、(2)妊娠・出産期からの切れ目のない支援の各調査テーマに係る課題整理と本調査のまとめについてを案件とします。  本日の資料についてでございますが、まず、前回の委員会で執行部へ提供依頼をいたしました各調査テーマに係る資料と、前回までの委員会での意見をまとめた資料を事前配付いたしております。  そのほか、各自で御持参いただきますようにお願いしておりました資料は、昨年12月11日開催の委員会の資料が2冊、前回5月8日開催の委員会の資料が1冊ございます。  以上の資料をもちまして、本日の会議を進めていきたいと思いますが、皆様、お手元に資料はおそろいでいらっしゃいますでしょうか。  それでは、お配りしています次第に沿って進めてまいります。  まず、(1)就学前の教育・保育環境の整備についてを議題といたします。  前回までの委員会での意見をまとめたA4縦書き1枚の資料をごらんください。  こちらを簡単に振り返りますと、前回までの委員会では、「保育の質の確保」をポイントとして、主に①から④の視点で課題整理を行ってまいりました。  ①待機児童保留児童の課題と対応策という点では、保留児童の増加の課題に対する対応策を考えていくためには、より詳細な要因分析が必要ではないかということで、執行部に保留児童の分析に係る資料提供を依頼したところです。  ②保育士不足の課題と対応策という点では、処遇改善などさまざまな保育士確保策を行う中ではありますが、育児休業取得者の職場復帰への取り組み強化について意見がありました。  ③こども園化の際の施設整備方法という点では、整備時の公募エリアの考え方や、中心地への大規模整備といった意見がありました。  ④こども園化の際の保護者対応運営課題という点では、短時と長時の保護者の時間帯が合わず行事開催に苦慮している事例の紹介があり、開園後の運営課題について議論してはどうかということで、幼保連携型認定こども園運営課題について、執行部に状況を確認するため、資料提供を依頼したところです。  それでは、提供いただいた資料に沿って、まず、「保留児童の分析について」、次に、「幼保連携型認定こども園運営課題について」、順次、執行部より説明をお願いいたします。その後、委員間討議に移りたいと思いますので、それでは、執行部よりお願いをいたします。 ◎岸本 幼児課長  資料の1つ目の項目の就学前の教育・保育環境の整備についてのうち、①保留児童の分析につきまして、御説明申し上げます。  資料のほうですが、済みません。資料のほうは1ページから8ページまででございます。保留児童の分析につきましては、平成30年4月1日現在の保留児童全93人の入所申込書による分析と、保護者に対する利用意向調査を行ったものでございます。  資料につきましては、1ページから8ページまでということでございますが、2ページから8ページまでの項目につきまして、1ページ目のA3判のものにまとめさせていただきましたので、説明については、A3、1枚で御説明を申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。  最初に、資料左上の1の入所申込書の分析についででございます。  保留児童の年齢でございますけれども、図1にもございますとおり、1歳児が93人中26人と、続いて、3歳児24人、2歳児が22人ということで、続いて、ゼロ歳児の順ということになってございます。  また、小学校の区分、小学校区別では、志津学区が最も多く、渋川、笠縫東の順となっております。保育の必要量でございますけれども、標準時間の11時間と短時間の8時間がほぼ半数ずつということでございました。保護者の保育必要理由につきましては、父親がほぼ就労でございまして、母親につきましては、6割が就労、そして3割が求職活動ということでございました。  次に、2番目の保護者に対する保育施設等利用意向調査結果についてでございます。  調査につきましては、93人の保留児の保護者のうち、63人から回答がございまして、回答率67.7%でございました。回答のありました63人のうち、2月の入所に係る第三次の最終調整に申し込まれた方の割合が2割、そして、申し込みをされなかった方が約8割でございました。  最終調整の2月の申し込みをされなかった8割の方の理由といたしましては、図3にございますとおり、送迎が不便だからという理由が過半数を占めて最も多く、続いて、兄弟姉妹が既に他の施設に入所しており、同一施設に入所させたいから、そして、保育方針教育方針こだわりがあるからという順でございました。  さらに、送迎が不便だからと答えられた方の送迎手段の回答といたしましては、図4のとおり、徒歩が最も多く、続いて、自動車、自転車の順で、ほぼ3分の1ずつぐらいですけれども、そのような順番でございました。  そして、次に、5月1日現在、4月1日現在での保留児童ということでございましたが、5月1日現在で保留児童がどのように過ごしているのかということで、質問に対しまして、自宅で過ごしているというのが過半数を占めまして、認可保育所、あるいは、認可外保育所に入所されている方が約3割でございました。  また、5月1日現在で育児休業中である保護者のうち、半数の方が子どもが2歳になるまでは、育児休業の取得を希望するというような回答をされたところでございます。  資料の右に移りまして、意向調査で自由記述の欄を設けておりまして、主な御意見ということで、右上に載せさせていただいております。  主なものとして、希望の保育所に入れないのに、待機児童ゼロになったとは言えない。希望の多かった保育所の定員をふやすか、近辺への保育所の増設を希望します。  2つ目に、3年保育が早く標準になればうれしいです。  3つ目に、兄弟が在園している園に優先的に入れなかったことは、とても残念です。  4つ目に、3歳児から5歳児の新年度の募集人数が少ない。兄弟で同じところに入所を希望すると、申し込みできる施設が限られてしまい困っているということです。  5つ目が、保育士の時短の勤務など、少しでも希望している園の受け入れ人数をふやしてほしい。どこでも入所できればいいということではなくて、両親がともに子育てに努めようと思うと、一方の通勤路の園でないと、なかなか預けにくいというようなことを書いております。  最後に、母子手帳の交付の際、ゼロ歳から入所希望するほうが入所しやすいことや、園見学に行くことをアドバイスしてほしかったというような御意見でございました。  今回の93人の保留児童分析調査では、保留児童世帯の保留ということでされた理由といたしまして、資料の右中ほどが例示させていただいておりますけれども、大きく3つございます。  兄弟姉妹が同時に入所したい。2つ目に、施設へのこだわりがある。3つ目に送迎がしやすい施設に入所したいということの中で、この3点が保留された主な理由でございました。  入所申込書の分析と、そして、意向調査ということでさせていただきまして、分析と保留児童の説明ということで、簡単でございますがさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○山田智子 委員長  岩城課長。 ◎岩城 子ども子育て推進課長  それでは、9ページのほうごらんください。  幼保連携型認定こども園運営課題について、御説明させていただきます。  幼保連携型と幼稚園型を比較して表をつくっております。幼保連携型、矢橋ふたばこども園、幼稚園型、笠縫東こども園のほうをこちらのほう書いておりまして、矢橋ふたばこども園につきましては、保育所からの移行ということで、表の隣の園児数をごらんいただきたいんですが、教育認定の29人に対してまして、保育認定につきましては、2号で57名ということで、保育認定のほうが多いというふうな状況になっております。  一方、笠縫東こども園につきましては、幼稚園から移行ということで、教育認定127人、保育認定の30人ということで、教育認定の数が多いという状況になっております。このような分布になっております。それで、矢橋ふたばこども園から中身見ていきたいんですけれども、保護者参加行事の持ち方、現状というところなんですが、園主催の保護者参加行事としまして、この4例のほう説明させていただきます。  保育参観につきましては、年間3回実施しておりまして、うち2回は同和問題学習会とあわせて土曜日に開催をしております。そのほか1回は、クラスごとリズム発表を参観して、平日開催をしております。  同和問題学習会につきましては、年2回開催しまして、5月、1月の土曜日に開催をしております。  クラス懇談会につきましては、年齢ごとに平日の夕方16時から17時に開催。教育認定の保護者は一旦降園をしていただきまして、夕方に再来園をしていただいてます。  親子同時活動につきましては、3、4、5歳児が親子で園外保育に出かけるということで、平日の教育認定時間中に開催をしております。  次、表の隣行っていただきたいんですが、保護者会PTA行事の持ち方の現状なんですけれども、保護者会総会なんですが、第1回目の参観、同和問題学習会とあわせて土曜日に開催をしております。  夏祭りにつきましては、7月第1土曜日に開催をしております。午前中です。  役員会につきましては、役員で相談をして開催日時を決めておられます。役員には教育認定の方が1人おられましたけれども、保育認定に変更になられたので、現在は役員全体が保育認定の状況になります。そのことから、夕方に開催をしております。まれに土曜日に開催することもありました。  こういう状況で課題と対応なんですけれども、課題といたしましては、開園初年度は、今までなかった行事がなぜふえたのか、反対に今まであった行事がなぜなくなったかなどいろんな意見が聞かれてました。  対応としましては、行事をふやしたり、精査の上なくした趣旨を丁寧に説明をいたしまして、理解を得るように努めております。矢橋ふたばにつきましては、就労されている保護者の方が多いことから、早目に保護者参観の行事の知らせることに努めております。  次、笠縫東こども園のほうをごらんください。  笠縫東こども園の園主催の保護者参加行事なんですけれども、まず、保育参観につきましては、年3回うち1回は土曜日開催、うち2回は平日開催となっております。  人権教育講演会につきましては、年2回開催しておりますが、うち1回は土曜日開催、うち1回は平日開催になっております。  誕生会、保育参観につきましては、毎月月末に実施する誕生会にその誕生月の園児の保護者が参加、その後、給食前まで保育参観していただくということで、午前中に行っております。  人権教育グループ別懇談会につきましては、11月に2日間日程で平日開催、保護者はいずれかの1日に出席するということで、午前中に開催しております。  保護者会PTA行事につきましては、PTA総会は平日の金曜日に開催をしております。夏祭りにつきましては、文化企画部の役員の企画運営をしておりまして、基本的に教育認定の保護者が役員になっておりまして、午前中に開催をしております。  PTA運営委員会につきましては、学期に1回平日開催、本部役員及び文化企画部人権教育部会園外活動部会を開いて午前中に行っております。  本部役員会は平日開催で午前中に集まっております。  課題と対応なんですが、笠縫東こども園につきましては、教育認定の園児の在籍率が高いので、教育認定の保護者が役員になることが多いということが課題です。対応としましては、来年度は、保育認定教育認定を問わず、役員選出を実施する方向で調整しております。  役員会は、保育認定の保護者の迎えの時間である16時半から約1時間の日程で開催することを今後検討していきます。  このように、幼保連携型と幼稚園型ということで、園の状況で変わってくるんですが、現状のまとめ、一番下ごらんいただきたいんですが、保護者参加行事については、就労している保護者が参加しやすくなるように、土曜日開催と平日開催の両方を取り入れて、工夫をしております。  この2つの園につきましては、平成28年4月に開園しているんですが、行事は恒例になっていることで、保護者は仕事に見通しをもって休みをとることができる。早目、早目に行事の日程を知らせることに努めているということです。  保護者会PTA役員会の開催時間は、役員会で調整をして決めておられます。教育認定の役員が多い場合は保育中に、保育認定が多い場合は夕方や土曜日に開催されることが多い状況になっております。  この2つ以外に、4月に開園しました、ちょっと資料ないんですけど、口頭で説明させていただきます。草津中央おひさまこども園、こちらについては、幼保統合による移行です。草津中央おひさまこども園につきましては、幼保統合ですので、教育認定保育認定の人数が近い人数になっておりまして、教育認定が82人、保育認定は2号につきましては91人となっておりまして、人数が近い状況になっております。  この園につきましての課題ですけれども、統合したことによって、園児と保護者の人数が大幅にふえておりますので、保護者参観の行事の持ち方について、少し議論がありました。親子フォーラムというのを例えば行っているんですけれども、こちら、今までですと1回で行われていたのが、会場の関係がありまして、3部制にして対応するというふうにしております。統合型になったことで、いろんな声がやはり出ておりますので、3、4、5歳児の保護者を対象に、クラスごとにおひさま見学アンドトークという行事を実施をいたしまして、5月、6月にかけて、1クラスずつ、全部で6クラス実施をいたしました。こども園に移行したことで、不安、不満に思っていることを聞きまして、そのおひさま見学アンドトークでお答えをしたり、協力をお願いしたりしながら、保護者とのコミュニケーションを密にして対応をしております。保育所と幼稚園の統合ですので、教育認定保育認定がほぼ同率でありますので、両方が納得できるベストまでいかなくても、ベターな方法を見つけることに努めて対応するように心がけております。
     説明は以上です。 ○山田智子 委員長  ありがとうございました。  それでは、まず、ただいまの資料説明に対する質疑を行います。  質疑の後、本調査テーマ全般委員間討議に移りたいと思います。  それでは、委員の皆様、ただいまの資料説明に関して、八木委員。 ◆八木良人 委員  資料についてですけれども、最後のおひさまこども園は、なぜ資料は出てこなかったのでしょうか。口頭で言われてもやはり、その後答弁する上でも、記憶としてはなかなか残らないので、資料がなぜなかったのかがまず1点、それから、そういった統合に関するは問題はたくさん起こるとこであるのに資料がないのが一つと、もう一つは、大路に民営化されたこども園があります。これは、こども園になるとき、民営化のときにかなり議論がいろいろ起こったと思うんです。草津市の方針としては、これからそういった民営化、統合していく、民営化するという方針は部長からも聞いたので、その意味ではその民営化した場合のまたこういった課題とか資料が絶対必要やと思うんですけど、それがないのか、調べてないのか、もう民営化したら市としてはかかわってないのか、その2点、最初資料がなぜないのかと、大路のほうは全然調べることもないのか、これを聞きたいと思います。 ○山田智子 委員長  岩城課長。 ◎岩城 子ども子育て推進課長  こちら資料につきましては、済みません、4月開園でしたので、中身のほうがちょっと限られてましたので、資料のほうも、前回口頭でも結構ですのでという指示がありましたので、そのようにさせていただいております。  大路につきましても、同様に開園したところでしたので、資料のほうは済みません、口頭で対応させていただきました。 ◆八木良人 委員  大路も今、大分説明ありましたか。大路の説明していただきましたか、たちばなの。 ○山田智子 委員長  たちばなの説明は、載せてなかったということですね。 ◆八木良人 委員  今、説明したと言わはったんで。 ○山田智子 委員長  大路に関しては説明がなかったんですけど、そのことについて。  岩城課長。 ◎岩城 子ども子育て推進課長  大路の状況につきましてですけれども、大路のほうの対応につきましては、まず、例えば、初めに起こっていたのは、例えば、入り口で先生のほうが児童の受け取りの部分がスムーズにいかなかった部分があって、少し冷たい対応に感じたであるとか、少し、建物の構造で、ぶつかったりとかいうようなことが起こったりするので、もう少し丁寧に保育士が対応してほしいというような。  あとは、駐車場の関係で、前の道に並んだりするということがありますので、そこはスムーズに流れていくようにということで、対応をするようにという話がありました。  以上です。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  今回、この所管事務調査では、就学前教育と保育関係の整備ということで話し合っておりまして、草津市においては、そういった新しい保育環境とか起こってるわけですね、民営になったりとか、そのことが全然ここで議論できないのであれば、なかなか難しいなと今感じております。  今まであるところがそのまま行ったらそんな問題もないし、PTAもやってはりますし、ただ、大路のPTAはどうなっているのかとか、いろんな部分がありますし、口伝えだけの情報では、ちょっと難しいなと思いますから、この後議論は不十分になるんではないかなという気がしております。特に、民営化についてはやはり、かなり議論があったところですので、どうなったのか、それと、おひさまと比べて、公立と民営化でどういう違いがあるのか、お互いのいいものを取り合って、新しくつくっていくべきであるので、そこがないというのがちょっと私としては、この後議論しにくいなと、今、資料ないのであればしょうがないですけれども、一応そういう意見です。 ○山田智子 委員長  田中部長。 ◎田中 子ども家庭部長  たちばなさんへの民営化につきましては、大路の幼稚園、それから第六保育所、それぞれのよいところを取り入れていただくというような形で、移行保育というものを約1年かけて、させていただいたところでございます。それから、よその事例等を見せていただいたときに、やはり、民営化するということについて、いろんな課題、場合によっては訴訟沙汰になったというようなこともありますので、公私連携協定、そういうものを結ばせていただきながら、市としてもある程度かかわっていくそういうような取り組みをさせていただいたところでございます。確かに、委員おっしゃるように、課題が全くないというふうには思っておりませんし、その課題を解決していくことについて、我々としても努力をする必要があろうかなというふうには感じているところではございますけれども、いかんせん、まだ実績が4月、5月、6月やっと3カ月終わったところというところで、それを総括するには、少し時間がなさ過ぎるのかなということも一方であろうかと思いますので、少し、1年間、最低1年間は、状況を見ていかないと、その最初の出だしのところだけで、議論をしてしまうということについては、また違った角度からの議論になってしまうというそういう懸念もございますので、我々としては、ちょっと資料等の提出については、ちょっと御遠慮させていただいたというところでございますので、ちょっとその辺の事情等御賢察いただければありがたいというふうに考えております。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  おっしゃることわかりました。ただ、3カ月だったら3カ月なりの議論ができますので、それと移行保育をやられましたね、1年間、その話もやっぱり必要やと思うんです。そこでどういうことが起こったかというのは結構大事なとこやと思うんですね。大路は特にそうやって1年間かけて、時間をかけてやりました。その部分について、やはりいろいろ情報がいただけたら、移行保育でこういう問題がありました、本番開園するときにはそれを解決してましたとか、今の段階でできる話があると思うので、時間がないのは重々わかっておりますので、無理にとは言いませんけれども、そういった移行期間の間のこともやはり出していただきたい。要するに、資料を出していただく積極性をもう少し出していただけたら、ありがたいかなというふうに思います。あとは、これ民営ですけど、ずっとかかわっていかれるということでよろしかったですね、そしたら、内容については、例えば、PTAで問題はないかとか、保育内容が問題ないかとか、いろんなお母さん方のアンケートはどうかとか、その辺もずっと追いかけていくということで、今、確認しときたいんですが、最後に。それはずっとやられるということで。 ○山田智子 委員長  岩城課長。 ◎岩城 子ども子育て推進課長  公私連携協定のほう結んでおりますので、引き続き、たちばな、市、保護者の代表で構成される三者協議会もありますので、事業計画の報告や意見調書を行いまして、円滑な運営に生かすようにしていきます。今年度につきましても、移行後の保育訪問も行っておりますので、引き続き、かかわってというふうに思っています。 ◆八木良人 委員  わかりました。引き続きよろしくお願いいたします。決して、民営やからこの部分はわからないとか、後でそういうことが起こらないようにだけはぜひよろしくお願いいたします。この件に関しては、資料に関しては、私結構です。 ○山田智子 委員長  それでは、ほかに質疑等はよろしかったでしょうか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今、中央おひさまこども園のことで、親子フォーラムがこれまで1回で行われていたのが、3部制にして対応ということもありました。これは、想定はされてなかったのでしょうか、そのいわゆる改修をするときに。それをまず1点。 ○山田智子 委員長  岩城課長。 ◎岩城 子ども子育て推進課長  開園までには、幼稚園、保育所の合同役員会を開いております。このことに限らず、行事の精査や開催の中身について協議をして、例えば、場所が小さくなるので、この行事やめるのかとか、引き続きするのかっていうのはそこで議論をして、決定をしてきております。保護者の方が、現在の保護者の方が統合したときに、例えば、行事でも保育認定の方のほうに合わせ過ぎじゃないかとか、逆に教育認定の方に合わせ過ぎじゃないかとか、そういう声も出てきてましたので、先ほど説明させていただいた、おひさまアンドトークの中で、まずここは開園するまでは、合同役員会を開いて、行事の中身を精査してきてますということと、あとは、1学期、例えば、夕方開催して、保育認定の方に配慮したけども、2学期については、同じ行事は午前中に行って、教育認定の方に配慮しているっていうような、1年間の計画を保護者に示しまして、両方の保護者に配慮した開催日時であるというのを説明をしてます。事前にわかる部分については、行事の中身をそういうふうに説明しまして、なるべく疑問点は解消するように、もしくは、後は、協力して、どうしても協力を得ないとできないこともあるので、そこについては、保護者の方を交えて、協力をお願いしたり。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  施設も完成したので、今さら言っても仕方ないんですけれども、結局、整備をするときに、かなり園長会でも、もっと遊戯室広くしてほしいとか、いわゆるハード面についての要望はたくさんあったとお聞きしております。こういうことが想定されていたから、だけれども、結局、今の敷地内で、今ある施設だけで考えたから、結局こういう形は必然的な形なんですね、だから、それを市として、結局それは保護者や子どもたちに我慢をさせるっていうこれまでどおりができないっていうのを、もともとそれらもあらかじめ市としては、それを認識した上で、整理をしたのかっていうことは、問われると思うんです。そういった中で、もともと狭いところに、これだけ一緒にするというのは、かなり無理があるんじゃないかっていうのは当時から言われていた中で、まあまあ財源のこともあって、形にしたので、そういった中での、草津市の就学前教育の質の担保といった形の中で、どのようにそれを代替的に確保できるのかなっていうのが私としては、非常に前から懸念をしていた、これ、中央だけに限らず、ほかのこれから幼保の認定こども園になるところとかも、同じ現場の先生方は、それをすごく懸念をしているけれども、やはり市としては、財源とか、人口減少のことを考えて、なかなかそこが希望どおりにはいかないというのはわかるんですけども、もともとそういう想定があった中で、じゃあ市としてはどういうふうにするかっていうのを、しっかり、その時点で考えておられたのかな、どうかなっていうところなんです。これ、今、担当の方には知らない話かと思うんですけれども、そういった中で、今後整備をされるときに、そういったなるべくハードの設備についても、なるべく充実をさせてほしいなっていうのがあるんですけれども、ちょっと質疑というか、意見になってしまうんですけれども、そういった中で、行政の考え方と、現場の声というのは、かなりミスマッチしているのは、私はずっとかかわってきて、それが実感として思う中で、じゃあどうしても財源的に無理であれば、何か支援をしていかなければいけないと思うんです、市としては。そういったところのお考えというのは、現場との御意見に対する市の支援策みたいなのはお考えなのでしょうか。 ○山田智子 委員長  宮嶋課長。 ◎宮嶋 幼児施設課長  幼稚園、保育所も市ですので、同じ市の職員としてこども園化を進めてきているというふうに私は認識をしております。その中で、こども園化の移行の時期、あるいは、その移行の時期が決まった中で、どういった施設にしていこうということは、現場の最前線で教育、保育していただいている先生方、園長先生、あるいは、担任の先生方と、意見を交えながら、実施設計に今取り組んでいるというふうに思っております。施設整備につきましては、前回の所管事務調査でも御説明をさせていただきましたけれども、ファシリティであるとか、あるいは、公共施設等の総合管理計画、こういったもののその方針もございますので、また、園庭面積、その中でどうしていくのかということもございますので、全てがよくなるという環境ではないという部分もあろうかとは思いますけれども、一方で、幼保一体化の推進計画の中にある、特に幼稚園のほうを幼稚園型の認定こども園化にするという中では、3歳児教育の展開というのもございますので、そういったところを総合的に見まして、少しでも早く幼保一体化の推進計画が進められるようにということで、進めているところだと思いますし、そういうことで、今現在は、進めさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  現場の先生方が非常に困っているっていう現状はよく御存じだと思いますので、そういった中で、しっかりとお声は聞いて対応できることは対応されてるとは、認識はしていますけれども、施設整備ってすごく環境なので、大事だと思うんですけど、なかなか私の意見としては、草津市としては、本当にお金ことが優先で、人口減少っていうのは確かに大きな要因でありますけれども、その中で、伸び伸びと保育ができる環境にないのがちょっと残念だなということをちょっと思っております。それは意見なので、それは私の認識なので、伸び伸びとやってますということはあったと思うんですけれども、ちょっとそのあたりで、設備の整備については、少しもっとふやしてほしかったなというのが私の意見です。  全然違うやつでいいですか。保留のお子さんの件なんですけれども、いわゆるニーズとしては、徒歩圏内で行けるところというので、いわゆるあきがあってもなかなかそこに行けないというのは、やはり、近いところがいいっていうニーズがあるかと思うんですけれども、しかしながら、今、小規模保育の募集はどこも問いませんと、面積は、大体草津駅とか、駅周辺で応募されてるんですけれども、お母様方の、保護者の方の声にも、もっと近くで欲しいというお声があるんですけれども、この募集地域をいまだにニーズがあるところに募集をされないというのは、何か理由があるんでしょうか。 ○山田智子 委員長  宮嶋課長。 ◎宮嶋 幼児施設課長  小規模保育施設は、草津駅の周辺、大体1キロとかそれぐらい、南草津も同様の範囲で募集をさせていただいております。草津駅周辺に限ったり、南草津駅周辺に限ったり、いろいろありますけれども、基本的には駅周辺ということで、ずっとさせていっていただいておりました。小規模保育施設については、テナントを一部改修をしていただいてという、そういうところだと思ってますし、駅にも近いということもありますので、それと、整備に余り時間をかけずして、ここの定員がふやせるというメリットもあるという中で、駅周辺ということで、今現在は、整備を進めてきておりますし、今回も募集をさせていただいているところでございます。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それって、保護者の今の実際の保留児童のニーズに合っているんでしょうか。 ○山田智子 委員長  宮嶋課長。 ◎宮嶋 幼児施設課長  学区単位では、ニーズはないかもわかりませんけれども、ちょっと広く見て、例えば、志津とか、渋川とかいうところが、弱いところもございます。そういったところについては、草津駅周辺というところでにらんでおりますし、一方で玉川でありますとか、老上というところの少し定員が学区的に見ますと、不足しているというところについて、南草津駅周辺というところで、設定をさせていっていただいたところでございます。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それってニーズに合ってるんでしょうか。ニーズに合ってたとしたら、保留って発生しないはずですよね。例えば、今現在、あき状況が小規模保育のゼロ歳児は、ほぼ1、2年、定員のあきがあるわけなんですね。これ全部駅周辺で便利なところにあるんですけども、だから、大多数は駅周辺でいいと思うんですけれども、やはり、そのニーズに合わせて、1カ所は、やはり、待機の多い、志津のほうに募集するとか、何か、行政の発想と、実際の保護者の方々のニーズがマッチしなければ、これ幾ら整備しても、ニーズに合ってないと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○山田智子 委員長  宮嶋課長。 ◎宮嶋 幼児施設課長  特にゼロ歳につきましては、申しわけないんですけれども、子ども子育て支援事業計画上は、10月1日の子どもさんの人数を見ながら、そこで定員が確保できるようにということで、設定をさせていただいておりますし、特にゼロ歳のところについては、子どもさん出産されて、育休という期間もありますので、年度途中にどんどんどんどん保育所のほうへお預けになるというのが、実情ですので、4月から定員いっぱいになるということはない施設だというふうに思っております。特に、今年度、あるいは昨年度、開設をした小規模のところについては、そういう状況が顕著でありますので、これは過去からの傾向でございます。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  これ6月のあき状況なんですけど、最新の、6月19日現在で、ゼロ歳児が、小規模保育は全部あきがあります。だから、私が知りたいのは、ニーズに合ってると思ってますかってことなんです。それだけ。 ○山田智子 委員長  宮嶋課長。 ◎宮嶋 幼児施設課長  今、申し上げた回答と同じ回答となるんですけども、ゼロ歳につきましては、10月1日見てますので、年度当初からどんどんどんどん子どもさんふえていかれる御希望は、という状況の中で、定員を確保しようということですので、4月1日から全て定員が埋まるという施設ではございませんし、そういった状況ですと、待機児童が4月1日から発生しているということになりますので、10月1日時点を見据えて、ずっと定員の整備を進めてるというところでございます。 ◆西垣和美 委員  そこはいいです。保留児童のいわゆる徒歩圏内とか、自転車で行ける範囲内に欲しいといってるニーズと、今、募集している駅周辺1キロといったら、志津から、駅から何キロ離れていると思いますか、結局そこのニーズと合致してるかどうかっていう話なんです。1つぐらいはニーズに合った地域に限定してつくりにいくとか、募集してなければそれはそれなんですけど、最初から、行政的な発想で、確かに、テナント式であれば、駅周辺しかなかなかないかもしれませんけれども、やっぱり、子ども子育て支援って、ニーズにマッチしていくことこそが大きな課題だと思うんですが、そこはあくまで駅周辺、駅周辺って、固執してる結果、保留児童が地域に限ってあるっていう、何のためにこのアンケートとかお声を聞いてるのかよくわからないんですけれども。 ○山田智子 委員長  岸本課長。 ◎岸本 幼児課長  今、ちょっとゼロ歳児の待機児童の部分で、6月を議員さん見ていただいているということでございました。実は、7月1日の数字で見ますと、6月までは、ゼロ歳児ゼロということで、待機児童ゼロでしたんですが、7月1日になりますと、19人の待機ということで、小規模等ももう埋まってきてるような状況でございます。それと、アンケートのほうでございます。ちょっと実際のところ、保留児童93人さんの分ということで、今回分析と意向調査ということでさせていただきました。保育全体で見ますと、3,600人を超すような人数でございますけれども、そのうち93人の方が保留ということで、今、西垣議員おっしゃいましたとおり、送迎がしにくいというのも一つの要因ではございますけれども、例えば、施設へのこだわりっていう部分でいいますと、第3希望まで書けるんですけども、第1希望だけし書かれない方が93人のうち39人で約40%を超えるような方がいらっしゃる現状であるとか、あるいは、兄弟姉妹が同時に入所できないということで、3つの中で上げさせていただいたんですけども、全体を見ますと、兄弟、姉妹で入っていただいている、入所いただいている方の数でいいますと、3,600人ぐらいのうち、1,400人は兄弟姉妹というふうな割合でございまして、なかなかそういう部分も含めて、今回、93人という調査の部分で、なかなか分析しにくい部分もあるのかなということで、こちらとしては考えていたところでございます。そういう部分の割合でいきますと、送迎が不便とか、理由で言っていただいた方の割合でいきますと、半数ぐらい、57.6%ですか、いうことで、徒歩、自転車、車の方も3分の1ぐらいはいらっしゃるんですけども、なかなかそういう部分で、おっしゃっていただいていることもわかるんですけども、うちの行政の考え方として、今回、3つの要因があるなということで、分析はさせていただいたんですけども、少しでもそういうようなことも解消いただけるようにということで、御案内のほうをまた頑張ってやっていきたいと思ってますので、よろしくお願い申し上げます。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  これ以上は、平行線になるので、委員間討議でまた皆さんの御意見をお聞きしたいと思います。 ○山田智子 委員長  質問、質疑、次、委員間討議に入りますので。  八木委員。 ◆八木良人 委員  今、ちょっと聞いててわからなかったところがあって、主な施設へのこだわり、送迎しにくいとか、3つ主な理由上げられましたけど、この施設へのこだわりというのは、どういうふうに回答もらってるのか、今、何か、希望を書いてないからっていうふうにおっしゃったんですけど、これはどういうふうに把握されてるんですかね、施設へのこだわりがあるから行かれないというのは。 ○山田智子 委員長  岸本課長。 ◎岸本 幼児課長  施設へのこだわりにつきましては、特に資料でいいますと、図3の部分で、書かせていただいておりまして、定員があきがあるのにという部分の中にもございますけど、保育の方針であるとか、教育方針という部分のこだわりであるとか、あるいは、昨年の保留児童のうち、特にこども園保留児童が集中しておる部分がありまして、施設の部分であるとか、人気の保育施設等については、どうしても子どもさんの多い地域と、それと、新しいこども園化したところ等が多いような状況で、こだわりとしては、教育方針であるとか、保育方針という部分もございますし、それとはまた別に施設であるとか、あるいはこども園に対する期待であるとか、そういうような部分で第一希望のみにされている部分というのがございます。また、ちょっと先ほども申しましたとおり、第一希望しか書かれてないっていう部分の中で、ちょっと数字には明らかには出ていないんですけれども、いわゆる育児休暇とか、そういうような部分の制度の継続利用を希望して、もういっぱいになってるところに、お申し込みをいただいて保留となるというような部分もございます。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  それ本当にそうなんですか、数字としてわかってるっていうことか、ただ、そんな感じかなというんか。それをちょっと明確に本当にそれをわかってるのかどうかをちょっと、例えば、希望書かなかった場合、その理由は近くないからっていうのがありますよね、第一希望しか書かへんのは、その第一希望しか書かなかった理由が今言われたような、保育の質が自分の考えと合わへんとか、そんなんが全部わかってはるということですか、この主な理由に上げたということは、そこをちょっと確認したいと思います。そうでないと主な理由にはならないと思うので。 ○山田智子 委員長  岸本課長。 ◎岸本 幼児課長  先ほど申しました図3のところで、問いがございまして、1番から5番までということで、調査させていただきました。この中で、今言いました育児休業自体を継続したいからという方については、全体の4.5%しかなかったと、当初私どものほうは、こちらの人数についても多いんではないかなというようなことも思ったんですけれども、実際のところ、調査させていただきますと、少人数での回答であったというところではございます。しかしながら、実際に窓口に来られて、お話をさせていただいてる中では、第一希望だけで申し込みをされて、その上で何とかうちが調整させていただいた後に、何とか保留にしてもらえへんかというような事例も実際のところございます。そればっかりということでは、うちのほうも思ってはいないんですけれども、なかなか実際に、本当に入りたい方については、第3希望まで書かれる中で、先ほどの送迎のお話もございましたんですけれども、何とか別々のところでもお預けいただいている方がいらっしゃるという現実もあります。私どもも、できるだけ兄弟で入っていただける、入所いただけるような、そういうような調整についても、できる限りやっていこうということで、窓口では御案内等もしてるんですけれども、今回の調査では、数字としては、八木委員おっしゃいましたように、少数ということではございました。93人ということの中での傾向として、御報告申し上げたところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  少数ということがわかりましたし、具体的に1個1個いろんなところから拾ってこう違うかなという数字、主な理由に上げられたという感じですけど、それなら余り主な理由に上げないほうが、何でかというと、施設にこだわりがあるということであれば、今度話し合うときに、施設の改修についてもっと話し合う議題になると思うんです、そんなに意見がないのであれば、ここは飛ばしてほかのことについて話し合わんとあかんので、ちょっとここはもう少しつくり方をちょっと考えてほしいということで、それ以上はあれなんで、結構でございます。ありがとうございます。 ○山田智子 委員長  それでは、委員間討議に移っていきたいと思いますが、ただいまの資料説明の内容及び、前回5月8日の委員会で執行部から提供のありました資料についても、討議の時間の関係上、まだ議論が深まっていない箇所もあるかと思いますので、そちらの資料も合わせて参照いただき、前回に引き続き、課題整理に入っていきたいと思います。  先ほど振り返りました前回までの意見のまとめに記載している①から④の各視点を軸に各課題への対応策や、市への提言等、本委員会の意見をまとめていきたいと思いますので、活発な議論をよろしくお願いしたいと思います。  今の御議論では、①の待機児童保留児童の課題と対応策という93人のところで質疑が出たのと、この④のこども園化の際の保護者対応運営課題というところで、質疑が出てましたので、またこれに加えてでもいいですし、②の保育士不足の課題と対応策、また③のこども園化の際の施設整備方法のところに関しても御意見がありましたらいただきたいと思います。  きょうで委員間討議という場が最後になりますので、全員の方から御意見を賜りたいと思いますので、挙手でもいいんですが、全員なんで、当てていかせてもらってもよろしいですか。  では、済みません、八木委員からお願いいたします。 ◆八木良人 委員  まとめとしては難しいですけど。実はこれ考えるときに、一番ベースに思ってるのが、私としては、草津市がほかの住んでる方とか、よそに、あるいは子育てしようとしてる方々に、ここは子育てしやすいんですよということをいかにアピールできるかと、そのためにいろんなことを改善していかなあかんなという思いでいろいろ調査もして、見させていただいているんですが、現状は、こういう段階で、例えば、今、言ったように、志津であれば、かなり不足してます。そうであれば、志津に今度つくる計画等とかあれば、こういう不足しているところにつくるんですよとか、いろんな形の対策は言えるんですけど、まだそこがないのかなと、全体を見渡した感じで。ですからこれであれば、他市の人に草津どうなんですかと聞かれたときに、いやいやこうこうこうで、とてもいいんですよと、他市と比較した場合にはそういうふうに言えるとこがあったほうがいいなというふうに思ってます。ですから、課題は今先ほど、ずっと話した中の課題を何とか解決していただければというふうに思っております。特にどれが一番とかはちょっと思わないんですけど。 ○山田智子 委員長  では、先ほどの課題等のところでの対応策というところですね。  それでは、西垣委員お願いいたします。 ◆西垣和美 委員  やっぱり③にあるように、需要の多い地域の整備ということで、執行部としては、30分程度以内の送迎が可能って、これは、働く特にお母さんたちの視点に立ってるのかどうかなって、朝のこの忙しいときに、やっぱり30分でかかるマックスですとか、混んでるときに、そういった中で、お弁当をつくったり、子どもの支度をしたりとかいう中の、その30分ってすごく大きいわけですよね、そういった視点に立ってるかどうかっていうのが、お母さん方にそれが、やっぱり通じてないんじゃないかな。もしも、駅圏内でやるんであれば、またそこにつなぐような何かの策をとるとか、ただただ、行政側の整備しやすいという視点だけで、この施設整備を考えるのはいかがなものかっていうことをちょっと思っております。  それと、コンシェルジュを配置しておられるんですけども、ちょっとそれについても、今回、質疑応答で聞けなかったんですけれども、ちゃんとフィードバックして改善に向けて、コンシェルジュの質の向上もしっかりと図っていただきたいなということと、ハード整備も、やはり現場の声をしっかりと聞いて、最大限できることを今後もやっていただきたいなということを思っております。 ○山田智子 委員長  それでは、中村委員お願いいたします。 ◆中村孝蔵 委員  1ページの②の保育士不足の課題と書いてあるんですけれども、女性職員が多いことから、育児休業取得者が増加ということは、わかり切ったことやったと思ってるんですけれども、僕も市役所へ来るときに、幾つかの幼稚園とか、保育園見させてもらってるんやけど、たまに男性の保育士さんを見るんですけど、まだまだ探さなわからへんぐらいの数なんですけど、そこをもうちょっと、そっちに重きを置いて、男性の保育士さんを育てるというような思いというのはあるんですか。 ○山田智子 委員長  答弁、岸本課長お願いいたします。 ◎岸本 幼児課長  実際のところ、課題にも書いてございますとおり、女性の若い層が多いということで、産育休等も実際のところふえておりまして、今、議員おっしゃいましたとおり、男性の保育士について、確保していけると一番いいなということで、実際に、男性保育士も、徐々にふえてはいってるんですけれども、いかんせん、全体的な受験いただく割合がまだまだ低うございますので、そこら辺について、また、今後、ふやしていけるような部分もまた養成大学等にも相談しながら、また検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○山田智子 委員長  はい、中村委員。 ◆中村孝蔵 委員  うちの孫が保育園決めて行きよって、まあ1週間ぐらいでころっとしっかりして帰ってきよったと思たんです。やっぱり、保育園とかああいうとこへ行かさな、家だけでこうやってるとあかんなというのがつくづくと実感したわけですけれども、それで、こういうところに入れへんとなってきたら、やっぱり親御さんも心配かなと思いますので、そこら、そういうことのないように、またこれからも努めていただきたいなと思います。 ○山田智子 委員長  それでは、小野委員、お願いいたします。 ◆小野元嗣 委員  いろいろ分析して、自分なりにも南草津駅前の3園の保育園と幼稚園なんかは、寄せてもらって、いろいろ聞いてますと、やはり、送迎に関して、やっぱり、駅周辺のマンションの方が車を持たないという御家庭が非常にふえてきてまして、シェアする車というんですか、ああいうなんもあるんです。それは、やっぱり何十台もないので、シェアカー借りて、保育園、幼稚園に送迎しよかっていうてもなかなかそんな車がないので行けへんというようなこともあるので、案外と今後の草津市の課題としては、車を持っておられない若い世代の方のいわゆる保育園、幼稚園への送迎いうのも少し今後考えていかないといけないんじゃないかな。現実そうですので、電車あったらすぐ行けるやんかっていう、そういう感覚の人は、駅前の小規模ですとか、保育園を好まれます。  それと、保育士さんの採用ですが、やはり、草津市在住の人の保育士の採用というのは、優先順位を上げてあげてほしいなと、やはり、この町に住んで、保育士であること、例えば、この間の地震やら何やかんやでも保育士さんは来れない、でも園児さんは来る、草津市の方ですんで、草津以外の保育士さん来れなかって、大変御苦労されたということも、この間ちょっと調査しにいったら言うてましたので、そういうことも含めて、より草津市在住の方で保育士さんを採用しますよみたいなことも打ち出しながら、危機管理いう部分もそないないと、そういうことで、何か大規模災害あっても、市内在住の保育士さんが多いですよいうことも、一つのこれは草津市の特色でもあるかなと。こういうことをしっかり今後見据えていって、そういうデータを市が公表したり、例えば、暮らし何とかいうページでしたら、採点とか、こういう内容が任意の組織が各市町行政を評価してますんで、そういうなんを見て、引っ越してこうかいう人もいはりますし、駅周辺の方なんかは、ここの近い保育園があったさかいそこへ引っ越すとか、ここの小学校に入れたいから、幼稚園からここ入れるいういわゆる引っ越し先の選択いうのが非常にポイントが高いなと、皆さんいろいろ若い世代に聞くとほとんどそうですので。生まれ育ってずっと、親の代からいう方は、そこで必然的に住んではるんですけど、京都、大阪、東京とか、いろんなところから引っ越してきはった方に聞くと、何でそこに引っ越されたんですか、子どもが小そうて、将来ここに近い小学校へ行きたいとか、この中学校が優秀、特色ある中学校やし、そこへ入れたいさかいに近所に来たとか、割にそういう先を見た目で転入してきてはる人も非常に多いので、そういう感性で保育園、幼稚園も今後考えていかないかんねやろうなと思います。特に、今後草津でいうたら、駅前のタワーマンションが大体、また1,000人、2,000人来ると、プリムタウンもまた2,000人、3,000人来る。まだまだ志津のほうは、開発が入ってますので、どんどん来ますので、そういうことを見据えた中で、ちょっとそういう議論も今後していかないかんのちゃうかなと思います。  以上です。 ○山田智子 委員長  それでは、奥村委員、お願いいたします。 ◆奥村次一 委員  皆さんの意見聞かせてもらって、本当にこの問題に関しては、年代というか、我々のときから、順次本当に5年、5年ぐらいの周期で、ニーズが変わっていってる中に、行政がどこまで対応できるかっていうのは、非常に難しいかなっていうぐあいに思います。ある程度、余裕も持ちながら、今回でもその部分あるんですけど、それをどこまでわかってもらえるかっていうのは難しいと思います。だから、そこらのことを考えると、このままの状態の中で、何とか新しい形がふえる、ただ、いずれにせよ、2040年度以降の問題についてどうするかと。私らが一番最初に旧の保育園から新しく出た10年ぐらい前のときには、そこらの形でふやしてはええけども、少なくなったときにどうすんねやという保育園のグループの方々がおられて、新しい新規参入に関しては、拒んでられた時期がありましたけども、今は、そういう部分じゃなしに、もうその人たちも自分たちで持ち切れないから、新しく新規参入に対しても、オーケーをしながら、全体を支えていくということになるんですけども、一定の限りが出てくるのかなというぐあいにも思います。その辺のところ、順次、経営を含める流れという部分と、やはり、あとは保育士さんの給与が頭打ち的になっている部分があるんではないかなというぐあいにも思います。その辺のところ、退職された後はなかなかもとに戻るということがない。若い方々は復職されるけども、30、40代、50代になってくると、非常に難しいのかなというぐあいに思いますので、その辺のところの対応もやっぱり考えていくべきではないかなというぐあいに思います。 ○山田智子 委員長  それでは、安里副委員長、お願いいたします。 ○安里政嗣 副委員長  私は、保育士さんの確保はこれまでもすごく市のほうとしても取り組みをされていると思いますが、そのことが気になります。奥村委員からもありましたけれども、給与面、待遇面についてもそうですが、いろんな給与とか、家賃補助とかで、それぞれの自治体が奪い合いになってる中で、そこら辺で市の待遇で引き寄せるのも一種かもしれませんし、免許を持っていらっしゃる方で、保育の職についてない方をどうやって免許を生かしてその職に戻っていただくのかというのも問題かもしれませんが、根本には冒頭で八木さんがおっしゃったように、この草津がどういう子育ての暮らしをしているんですよというアピールをしてもらって、保育士さんの方もそれに心から賛同していただく、今、働いてる方もそうだと思いますが、民間だったら民間のよさとか、市だったらその市としての保育の方針とかそういうものに賛同していただいて、園としてもまた、働く皆さんも一緒になって子育てを育てていけるようなそういった方向に持っていただけたらいいなと思います。あと、駅前の小規模とまた志津とかちょっと駅から離れた場所の話が西垣委員から先ほどありましたけど、それもちょっと気になる部分でありますので、施設の整備についても、考える部分があるのかなというふうにはちょっと思っています。  以上です。 ○山田智子 委員長  ありがとうございます。今、全ての委員の方から御意見を賜りました。大きくは2番の保育士不足という点で意見をいただきました。男性の保育士さんにももっとしてもらうとか、あとは、給与改善のところですね、給与面や待遇などで、保育士確保、今も草津市としてもしてはいただいているんですけれども、取り合い状況ではあるんですが、こういったところをさらに退職後復帰しやすいような環境づくりをしていっていただきたい。また保育士のより草津市在住の方の保育士さんが採用できるように、危機管理とかも含めて、そういったところも工夫してしていただきたいという点、あとは、3番のこども園化の際の施設整備方法というところで、30分以内の送迎ですね、この点は、確かに課題だと思っています。やはり朝の時間とかですと、30分以内の送迎となると、時間的に厳しいので、そこは保護者の視点に立って、そういった駅、圏内とつなぐなど、保護者が送迎しやすいような、いろいろと考えていただきたい。ほかに、コンシェルジュについても、改善して、質の向上を行っていただきたい。あとは、小規模保育ですとか、ニーズに合った場所に保護者のニーズと行政がマッチするような、そういった整備を行っていただきたいというハード面の御意見をいただきました。ほかにも御意見いただいたんですけが、もし追加で補足して意見ありましたらお願いいたします。  奥村委員。 ◆奥村次一 委員  先ほどの中の、教育方針保育方針こだわりがあるってこの中で議論で出てきましたけど、さっきの説明にありましたかね。どういうことを求めているのかという保護者のニーズというのは、どういうことが出てますでしょうか。 ○山田智子 委員長  岸本課長。 ◎岸本 幼児課長  こちらの項目につきましては、ちょっと詳細までの部分はなく、項目として「教育・保育にこだわりがある」という項目を設けさせていただいたということでございます。
    ◆奥村次一 委員  例えば、そういう中において、いわゆる最近私もこの間から話の中で、教育方針と言ってて、保育園で子どもさんたちに、どこまで教育するとか、道徳をするとか、どう教えるとかという部分について、あとは親御さんのほうが、どこまでそれを理解する、変な話、しつけは誰がするんやといったら、学校でするとか、保育園でするというような形で、親は関係ないような親がいるっていうことを聞いたときに、ちょっとこれではおかしいなという部分もあったので、それがここの教育方針とか、そういう部分の中が出ているのかなって思ったりもしたわけです。どういうことかなというのをちょっと確認したかったんですけど、まだ、それについては、詳細を把握してないということですので、今後、それも一つの項目に入れていただけたらなと思います。 ○山田智子 委員長  西垣委員、お願いします。 ◆西垣和美 委員  少し、関連すると思うんですけど、いわゆるお母さん方の口コミってやっぱりすごいものがあって、あそこがいいよとか、ここはちょっとみたいな話で、なかなか行政ではつかみ切れない部分があると思うんですけれども。ちょっと気になるのが、小規模保育の質のことなんですね。環境的には園庭がほとんどない。それと、1フロアに異歳児がゼロ歳から2歳までがいるという中で、たまたまちょっとお聞きをしたあるところでは、見学にいったら、パーティションで区切って、そこにわっといて、変な話、これは差し支えあれば後で削除していただきたいんですけど、ごめんなさい。語弊があったらあれなんやけども、削除とありきで、ペットの飼育みたいに思ったとか、そういういわゆるどうしても1フロアでやるから、それはいたし方なくって、ただし、お母さん方は、やっぱりそれよりかは、入ることが優先やってお母さんもいらっしゃるから、待機児童と質の確保というのは、非常に相入れないところもあって、行政のほうとして、やっぱり待機児童の解消ということで、一生懸命施設をつくってもらってるところなんですけど、もしそれに質が追いついていなければ、それはそれで、どうやったら解決できるのかなと。巡回もされてるわけなんですけども、そういった中で、少し気になるのは、小規模保育の質のことをちらほら聞きます。一生懸命やってはると思うんですけれども、保育士さんも結構足りない中で、一生懸命確保すると、なかなか研修とか質の確保ができにくいのかなって思ってるんですけど、そこ、草津はどうやっていくのかなというのが、少し課題かな、いっぱい小規模保育どんどんどんどんふえる中で。それと、3歳児の連携ですね、小規模保育でちょっと不安なのが、3歳児になったときに、また保活せなあかんという、この最初にすごく苦労してるのに、もう一回3歳児のときに探し回らなあかんのかと思うと、なかなかちゅうちょするみたいな話もあるのかなと思うんですけど、小野委員なんか、小規模保育とかも行ってはるので、何か感じられることとか、いやいや質は大丈夫ですよという話もあるかもしれません。 ◆小野元嗣 委員  西垣さんと全く一緒の質問を前したことあって、そしたら、元草津市の保育関係の園長さんが今ちょっとあるところ行ってはって、その相談をしたんです。そうすると、私も初めそう思ったと、保護者の育った環境で違うんやでと言ってはった。マンションでずっと育ってはる保護者さんは、狭い中でも何ら問題ないと思わはるんです。割に、田舎でも町でも別に一戸建てで、庭があったりする場所で育ってる保護者さんは、やっぱりちょっと庭が欲しいとか、そういう感覚なんやないうのもちょっと学ばしてもうて、ただ、安全管理とか、密室度合いというのもやっぱりこれは、今、現職の園長さんに聞くと、もっと広いもんが欲しいですと。せめて、ほんまに歩いて、子どもの足で二、三分のとこに公園とか、児童公園があって、そこを使えさせてもらえるいうのも一つ条件やったら、そら欲しいとは言うてはりました。 ◆西垣和美 委員  一定の問題は、ゼロ歳児はあれですけど、1歳半、2歳になると、やっぱり遊ばせて、近くに公園があるところもありますけども、全くないところとか、苦労されてると思うんですけども、ちょっとそれがより市としても支援していただきたいなと思います。 ○山田智子 委員長  小規模保育の質の確保というところで、園庭があるようなところもあれば、近くにないようなところもあったりとかで、そういった点で質の確保という点と。 ◆西垣和美 委員  保育士さんの質のまあちょっとこれはいろいろ一概に言えないと思うんですけども、少し経験がある方が少ないというふうにちょっとお聞きしてて。 ○山田智子 委員長  加えて保育士さん、経験のある保育士さんの確保という点で、あとは、3歳児の方の保活ですね、これも小規模保育がかなりふえてる草津市において、この3歳児の受け入れというところも大きな課題だと思っております。  ほかに御意見がもしありましたらお願いいたします。  宮嶋課長。 ◎宮嶋 幼児施設課長  ちょっと1つ説明追加でさせていただきます。  先ほど、ちょっと小規模の関係の施設整備の考え方ということやったので、御説明ちょっとできなかったんですが、民間保育所のほうの整備の今までの経緯をちょっと御紹介させていただきます。  平成22年に120人程度の公募をしております。このときは、新草津川から向こう側ですね、大津側、それと、JRと湖南幹線この間には、保育所がないということで、保育所が全くないエリアということで、公募をさせていただきまして、結果、24年4月に開園をしていただいています。南笠地先です。その後、平成25年にエリア的に不足しているところはないという中で、いろいろ検討して、まだ需要が定員と乖離があるということで、120人のまた公募をさせていただいてます。このときは、エリア不足はもう解消してるということで、市内一円の市街化区域で公募をさせていただきました。結果、応募はゼロということで、翌年度に再度公募をいたしましたけれども、市街化区域ではなかなか難しいという事業者さんの御意見もあって、市街化調整区域まで広げて、公募をさせていただいて、結果、130人でしたけれども、60人出てきまして、再公募で、その後に70人とこういう状況になって、要は、場所をなかなか選んでも、厳しかったというこういう過去の経緯がございます。その中で、昨年11月に、また公募をさせていただきましたけれども、結果、1園だけの社会福祉法人等の選定の中でもありましたけれども、ということではございましたので、エリア設定をさせていただいたり、市街化区域で公募をさせていただいたり、そういう今まで何もしてこなかったわけではなくて、そういう経緯があるということは、ちょっと御認識いただきたいなと思います。  以上でございます。 ○山田智子 委員長  ありがとうございます。西垣委員。 ◆西垣和美 委員  別に努力してないとかじゃなくて、現状のニーズとのマッチングで考えて、結局、こうやっても仕方ないからこうなってますっていう話になのかなということで、いわゆるいろいろ平成20年、25年と環境っていろいろ変わってると思うんです。特に、志津なんかは、就学前児童数が市内で一番多いとか、まだ住宅開発の可能性があるとか、そういった中と、それと、今回保留児童の意見を聞いたときに、そういった課題があったということで、現状とこれからのことを見て、過去がこうだったらこうですっていうことでなく、より保護者の視点に立ってほしいなということを思いました。執行部の答えが、コンパクトな市であり30分程度以内で送迎が可能なため、全域としているという答えがあるから、そういうふうに言ったのであって、今、そうやって、おっしゃっていただくんだったら、その経緯も書いて、いたし方ないのでこうしていますっていうのを、後でつけ加えられても、なかなかちょっと後づけかなと、いや、事実ですよ、事実ですけども、どんどんどんどん草津市の住宅開発というのは変わってきているので、その中で先手を打つというか、ニーズとのマッチングをより保護者の視点に立ってやってほしいということが私の希望ですので。やってないということじゃないです。答え方もあるんでしょうけれども。仕方ないこともよくわかるんですけど、なかなか厳しい施設があるんですけれども、視点がこのきちんと書類でまとめてある執行部の答えは、コンパクトな市であるというお答えですので、その中だったら、もう少し理由をちゃんと保護者の方に説明ができるような理由が、さっきおっしゃったような、総括として書類にまとめられないという短期間というのがあって、これは、きちんとした総括としての書面になっているという受けとめをしておりますので、その点ですね。よろしくお願いします。それについては、皆さん御意見があったら。 ○山田智子 委員長  それについて。 ◆西垣和美 委員  そうは言うもののっていう。 ○山田智子 委員長  ただいまの西垣委員の御意見に何かございましたら、ぜひ、時間ちょっとないんですが。お願いします。  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  確かにそうなんですけど、この間、ある保育園の保護者さんの意見交換会にいってますと、ようやく最近お父さんのいわゆる送り迎えというのがふえてきたと、今までは、あるパイの中で、何とかうまいこと稼働さすという場合、割にお父さんは朝早い、早く受け入れてくれる小規模があれば、子どもを預けに行きやすいというような話があったり、それと、もう一つがやっぱりはずかしいと、お父さんが送り迎えするの、まだそういう時限の方もおられるんで、ただ、働き方改革とかが今進んできてて、大分そういうふうなんもなくなってきたと、ただ、お母さんが御主人のお父さんが、僕行くわって言ったら、私行くわ、はずかしいしとか言うて、何かそういう部分もまだあるみたいですので、そういう部分をうまいこと、これも、ソフトの面ですけど、ちょっとうまく利用しはったら、案外とお父さんが会社行きしに子どもさんを預けて、行けるような、すごいスムーズなもんがあれば、もう少し駅前の小規模なんかももっと活用ができるんちゃうかなと、あるパイは中で何とかそれを有効活用できるようにとは思うんですけど、ちょっと今の若い世代の方たちと話ししてたら感じたところです。 ◆西垣和美 委員  皆さんから御意見、たくさん賜りました。今回、保育の質の確保というところで、①から④に関して、たくさん御意見をいただきまして、1点ずつのたくさん意見が出たので、まとめというのが、今、この場では難しいので、またこの就学前の教育・保育環境の整備についてというところで、こちらでまた皆さんの御意見を報告書にまとめてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。  それでは、次に、所管事務調査の(2)妊娠・出産期からの切れ目のない支援について。  それでは、暫時休憩をしたいと思います。  再開が11時30分からです。お願いいたします。                 午前11時24分 休憩                 午前11時28分 再開 ○山田智子 委員長  それではおそろいになりましたので、始めさせていただきます。  それでは、引き続きまして、(2)妊娠・出産期からの切れ目のない支援について、討議を進めていきたいと思います。  前回までの意見をまとめたA4縦書き1枚の資料をごらんください。  簡単に振り返りますと、前回までの委員会では、子育て世帯の相談、支援の充実をポイントとして、主に①から④の視点で課題整理を行ってまいりました。  ①相談情報の共有と活用という点では、組織改編による子育て支援関係担当部署の一元化により、行政内部での情報共有がスムーズに行える体制づくりが進む中ではありますが、保護者との情報共有による情報の見える化を行うことで、相談機能がより向上するのではないかといった意見等がありました。  ②地域資源の活用、地域の子育て強化という点では、子育てサークル、サロンの活用と、サポート強化で、地域の子を地域で育てる支え合いの意識の向上が重要といった意見がありました。  ③子育て世帯の地域性という点では、地域性の有無を確認し、必要な支援の方法や取り組みへの工夫を探るために、執行部へはニーズ調査からの地域性の分析資料の提供を依頼したところです。  ④一人で悩みを抱える保護者の発見と支援という点では、相談を必要とする人をいかに見つけ、見逃さずにアプローチできるかという点に課題があることから、産後電話相談、すこやか訪問、乳幼児健診等の保護者とのかかわる事業のタイミングで、事業実施ができなかった事例や、その要因について執行部に資料提供を依頼したところです。  それでは、執行部からの提供資料に沿って、まず、子育て世帯の地域性について、次に、子育て世帯の相談、訪問、健診等の実績について、順次、執行部より説明をお願いいたします。その後、委員間討議に移りたいと思います。  それでは、執行部よりお願いをいたします。  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  子ども子育て支援事業について御説明させていただきます。  まず、10ページをごらんいただきたいと思います。  子育て世帯の地域性についてでございますが、前回は、ちょっと資料をお示しできませんで、口頭での説明になってしまい、わかりにくかったと思いますけれども、今回、資料に沿って説明させていただきます。  まず、子育て支援の地域における資源について、子育てサークル、子育て支援センター、つどいの広場の利用状況でございます。  表とグラフでございますが、利用状況の高い地区から順に並べております。全市とありますのが市の平均ということになります。  子育てサークルの利用に関しましては、見ていただきますとおり、草津第二が高く、草津が低いという状況にございます。サークル数との関係では、サークル数の多い草津第二、玉川が利用率が高くなっておりますが、その他の学区では、サークル数と利用率には、相関は見られませんでした。  子育て支援センターの利用につきましては、草津、老上、志津南が高く、常盤は低い状況です。草津、老上は、子育て支援センターを設置している学区であり、利用者も多くなっていますが、笠縫は、子育て支援センターの設置はございますが、利用者は少ないという状況でございました。  つどいの広場におきましては、草津第二、草津、矢倉が高く、常盤、山田、笠縫が低くなっております。草津第二は、つどいの広場が開設されておりまして、利用率も高く、草津、矢倉については、つどいの広場の設置はないものの、利用率は高いという状況でございました。  また、つどいの広場の設置がない草津駅から西の地域につきましては、利用も少ないという状況でございます。  次に、11ページでございますが、草津市は、子育てしやすいと思いますかという問いに、そう思う、どちらかというとそう思うと回答された割合を見てみますと、子育てしやすいと回答されている割合が高かったのは、玉川と渋川でございました。子育て支援施設設置との関係を見ても、施設設置がなくても子育てしやすいと思うと回答されている割合が高い学区もございます。これは、全市的に、車での移動が主となっておりますため、お住まいの学区ではなくても、利用がされるという環境にあるのではないかと考えられます。全市的にも子育てしやすいという回答は6割を超えている状況でございます。  最後に、子育て支援施設の利用率と子育てしやすいと回答されている割合を見てみましたところ、表のように、矢倉は施設の利用率も高く、子育てしやすいと回答された率も高い結果でございます。逆に常盤は、施設の利用率も低く、子育てしやすいと回答された率も低い状況でした。しかし、山田、笠縫、笠縫東は、施設の利用率は低いですが、子育てしやすいと回答されている割合は高いという結果でございます。お住まいの学区に子育て支援施設がなくても、利用されているといった状況や、子育てしやすさについての解答も施設設置の有無にはかかわらないことから、各調査項目には、特徴がありましたけれども、項目間の関連性は少ないのではないかと思われます。さらに、市民の実態を把握し、課題を表出し、その解決のための施策を検討していく必要があると考えております。  次に、12ページでございます。  子育てまるわかりカレンダーにつきましては、子育てガイドブックから抜粋したものでございますが、これから説明いたします事業につきまして、時期等を確認いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  カレンダーの健康・子育ての欄をごらんいただきたいと思います。  13ページでございます。  まず、産前サポート事業、産後電話事業でございます。誕生から1カ月の時期に行います。産後間もない時期の育児についての不安の軽減等を目的に、助産師が電話相談を行うもので、約95%の方に実施ができております。相談の中で、支援が必要の方を把握しました場合には、産後ケア事業とのサービスにつないだり、早期にすこやか訪問を実施するといったことをしております。電話ができなかった理由といたしましては、電話がつながらないといったことですとか、電話はかけないでほしいという拒否や、海外への里帰りといったものとなっております。  電話ができなかった方につきましては、次のすこやか訪問や、4カ月健診で状況把握に努めているところでございます。  14ページは産後ケア事業でございます。  産後4カ月未満の産婦及び乳児で、家族等から十分な支援が受けられない心身の不調がある方や、育児不安がある方に、宿泊サービスや、助産師によります訪問サービスを提供するものでございます。実績といたしましては、実施状況のとおりとなっております。  次に、すこやか訪問でございます。  15ページをごらんいただきたいと思います。  先ほどの子育てまるわかりカレンダーの1カ月から4カ月の時期に記載しております事業でございます。生後4カ月未満の乳児におられる全ての家庭を対象に、助産師か保健師が訪問させていただく事業でございます。市外に里帰りされていた場合でも、4カ月未満の時期であれば、草津市に戻ってこられてから訪問させていただいております。  また、市外の方が草津市に里帰りされている場合にも、御希望があれば訪問をしております。お子様の体重や身長を測定するといった成長発育の確認や、お母様の授乳の状態の確認、子育てについての相談等をお受けしております。訪問率は95%前後となっております。  訪問できない理由といたしましては、出生後から病気等の理由で長期に入院されている方や、長期に市外に里帰りされている場合、また、2人目以降なので、心配なことはないので訪問は不要ですというふうに拒否される場合等がございます。  訪問できない場合につきましては、4カ月健診での状況把握ですとか、2回目に行います、すこやか訪問と連携をする等の対応を行っているところでございます。  次に、すこやか訪問2回目ということで、16ページをお願いいたします。  カレンダーの6カ月から11カ月の欄に記載しております。  就園されているお子様は除きまして、全てのお子様に保育士が訪問させていただく事業です。子育てについての相談はもちろんですが、絵本の読み聞かせを行いまして、絵本のプレゼントも行っております。訪問率はこちらも95%前後となっております。  訪問できなかった理由といたしましては、1回目のすこやか訪問の理由とも重なっておりますが、2人目以降なので、心配なことはないというものですとか、訪問の日程が合わない、連絡がつかないというふうなものでございます。  連絡がつかない場合につきましては、お手紙を送付いたしまして、連絡いただくようにしたり、10カ月健診にお越しの際に、絵本をとりに来ていただいて、状況把握するという対応をしております。  最後に、17ページ、乳幼児健診でございます。  草津市におきましては、4カ月、10カ月、1歳6カ月、2歳6カ月、3歳6カ月の時期に健診を実施しております。4カ月健診は、医療機関委託の個別健診を実施しており、そのほかの健診は、保健センターでの集団健診を実施しております。  健診の受診率は、3歳6カ月健診を除きましては、95%以上となっております。  3歳6カ月になりますと、幼稚園や保育園に入園されたり、子どもの成長とともに、子育ての心配も減っていくといった状況があり、受診率が下がるということを考えております。  18ページにつきましては、乳幼児健診の未受診者の対応でございます。  健診未受診者の方には、受診勧奨の個別通知をまず郵送いたします。それでも受診をされない場合につきましては、電話による受診勧奨を行います。その後、毎月、子ども家庭課、家庭児童相談室とリスクアセスメント会議を開催し、そういう方についての情報を共有いたします。その方については、保育所等への入園確認を行うととも、学校担当の保健師が未受診者の方のお宅の家庭訪問を実施するということをしております。表は、昨年度の未受診者の対応についてまとめたものでございます。  訪問等により、対象のお子様にお願いしたり、御家族との面談や電話等で状況把握をしてるところですが、最終的に、ことし6月11日現在で、状況確認できなかったお子様が2名おられました。しかし、その1名は、健診後は連絡がとれておりませんが、健診の前の連絡をとれているという方ですとか、もう1名につきましても、健診前に電話連絡ができていたという状況がございました。折り合いできなかった場合につきましては、予防接種の履歴状況を確認して、状況確認しております。予防接種につきましては、医療機関にお子様が受診しないと接種ができませんので、状況を確認できますことから、そのような形で把握をしているところでございます。  1つの事業だけでなく、複数の事業や関係機関によりまして、全数把握を目的に、支援の必要な人への早期介入を行うために、現況をとりながら進めているところでございます。  以上でございます。 ○山田智子 委員長  ありがとうございました。  それでは、まず、ただいまの資料説明に対する質疑を行います。  質疑の後、本調査テーマ全般委員間討議に移りたいと思います。  それでは、委員の皆様、質疑がございましたら、お願いいたします。  はい、西垣議員。 ◆西垣和美 委員  切れ目のない利用とか、いろいろきめ細かにしていただいてるなっていうことは感じました。  それで、健康かるてで情報共有ということをしていただいてるようなんですけれども、例えば今、連絡がとれてらっしゃらない方については、電話連絡がとれていたとか、あと、予防接種の履歴から確認ということで、それも健康かるてに入力されるんでしょうか。 ○山田智子 委員長  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  一応どこで確認をしたかということについては、こちらのほうに情報、集約しております。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  健康かるてで見れるということですね。わかりました。そこに、全て網羅できているのであれば、いいかなと思います。  それと、いわゆる児童虐待といったことが、市内でもゼロではないと思うんですけども、そのずっとこれまでの履歴的なものから、なかなか会えなかったとか、健診に来てなかったとか、いわゆる今、児童虐待を把握している御家族で、過去の経緯を追っていくと、そういった兆候があったみたいなものの、そういった分析というのはされてらっしゃるのでしょうか。 ○山田智子 委員長  吉田参事。 ◎吉田 子ども家庭課参事  先ほど、説明の中にもありましたが、リスクアセスメント会議というのを月1回保健担当と、家庭児童相談室でさせていただいてます。そのときに、例えば、すこやか訪問を拒否されたとか、そういった情報をいただいたときに、こちらのほうで管理してます児童台帳のほうと照会をさせていただいて、例えば、各兄弟さんで少し不適切な養育があったとか、虐待の過去があった場合は、そういったこともこちらのほうで情報共有させていただいて、こちらのほうから今どうやっていう形で連絡を入れたりとか、そういった何らかの確認ができるような形で、確認をしております。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  そういうことで、思うんですけど、やっぱり、いろんな情報を集めた結果、傾向の分析といったものをすることによって、予防ができるのかなと思うので、今後ともそれについては、しっかりお願いしたいと思います。  それとあともう1点、10ページ、11ページにかかわることなんですけれども、いわゆる子育て支援センターと子育てしやすいって思ってらっしゃる方の相互関係は余り見られなかったってことなんですけれども、では、子育てしやすいというのが、低いと回答されている学区の理由といったものは何かそちらで把握していらっしゃいますでしょうか。 ○山田智子 委員長  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  子育てしやすいが低いところにつきましては、詳しくお聞きしたことではないんですけれども、この結果等を見てみますと、相関がなかなかないというものの、近くに施設がないとか、そういう部分はある程度あるのかなと思うんですけれども、意識の持ち方が、山田とか、笠縫とか、笠縫東につきますと、利用されてないですけれども、子育てはしやすいというふうに答えておられますし、そのあたりのちょっと意識の持ち方の違いは出てる部分はあるのかなとは思いますけれども。 ◆西垣和美 委員  確かに、なかなか正確な何か、正解というのはないかと思うんですけれども、そこ何か聞き取りとか、少し抽出して、ちょっと分析、アンケートじゃなくて、聞き取りとか、私の想定としては、やっぱりアクセスがしにくいとこ、交通的なものですね、いわゆる近くにあるのもありますけど、老上とか、志津なんかも一応、子育て施設はあるんですけども、なかなか不便さみたいな、もう少し子育てしやすいっていうところで感じて、だから、子育てしやすいというのが、もともとどういうのが子育てしやすいのかなっていう、そこの保護者の方が思ってらっしゃる条件、何か施設が近くにあるのか、何か遊ぶ場所が近くにあるのかとか、そもそもの条件が何なんだろうなっていうのがちょっとあるんですけれども、子育てしやすいっていう条件は何か提示されてらっしゃるんですか。アンケートとかとるときに。ほかに何か子ども子育ての計画をするときに、子育てしやすいって、そもそも草津市では何なのかっていうことについての、設問か聞き取りってあるんでしょうか。それがわからなければ、これは、原因がわからないと思うんですけど。 ○山田智子 委員長  子育てしやすいというところは、何なのかというところで市としての考えがどのようなものであるのか。  はい、田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  今、おっしゃいますように、先ほどもちょっと、主観のものであって、どの条件があればしやすいっていう部分が判断の項目というのは、特に提示しておりませんでしたので、御本人がどう思われてるかっていうことだけになってしまいますので、おっしゃるように、ちょっと難しい判断になるかなとは思います。
    山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  そこのところで、学区として特徴的なのは、交通のアクセスかなぐらいしか私はわからない。あとは、新興住宅で、戸建てが多い地域ですけれども、そこのコミュニケーションのとり方がとりにくいのかとか、そこら辺しかわからないです。でも主観なので、その辺をどうつかむのかなっていうのが今後の課題かもしれないなということを、ちょっと思いました。現時点ではそういう状況ということはわかりました。 ○山田智子 委員長  それでは、ただいまの先ほどの説明に関する質疑ございますでしょうか。  八木委員。 ◆八木良人 委員  1つだけ済みません。利用状況、パーセントですけど、これどういう計算で出されてるのかだけ教えていただけたら、母数が何で、どういうのでやってるのか、延べ数なのか、ユニークな人数なのかとか、そのあたりをお聞かせいただければありがたいです。 ○山田智子 委員長  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  これにつきましては、就学前のお子様の保護者978名の方で、学区ごとの人数がありますので、その方がどれだけこの回答されたかという割合になります。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  ということは、母数がかなり少ないとこもあるわけですね。  なかなか一律比較で、まあ統計的には、これが高いから草津第二が子育てサークル高いとかいうのが、実感として住んでる者としてびっくりしたので、そのあたり、なかなかこれをもとにというのはわかりにくい数字やなと、今の聞いてる限りでは、この利用状況というのは、というふうに思いますが、それ以上はできないんですけど、余り参考になりにくいと思います。これに関しては。ほかにないんですね、その数字は。大体どれぐらいの人数か全部今わかります、各、多いところと少ないところ、一番少ないところとかやったら。 ○山田智子 委員長  このデータが平成25年、たしか25年のときのニーズ調査のときのデータだったの。それを承知で出していただいた。 ◆八木良人 委員  母数書いていただくか、それと、これ延べ人数を数えている場合もあるんですか、それはないんですか、利用の。同じ人が何回も。 ○山田智子 委員長  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  延べではございません。実人数ではございますので、学区ごとの言わせてもらってよろしいですか。人数。 ◆八木良人 委員  いいです。済みません。そしたら延べ人数ではないということですね。そしたら、そこの地域に10人おられて40%やったらそのうち4人が行ってるということですね。4人の人が何回も何回も行ってることはありますけど、4人のユニークな人が行ってるという。わかりました。またぜひ今後はよろしくお願いいたします。 ○山田智子 委員長  この資料を提供といったときに、直近でアンケートというのを学区ごとというのがなかったので、何か参考になる資料がないかなと思ったのがさかのぼって25年のときのニーズ調査しかなかって。済みません。 ◆八木良人 委員  古いのはいいんです。計算式がわからなかったので聞きました。 ○山田智子 委員長  それでは、質疑がもしないようでしたら、委員会討議に入っていきたいと思いますが、よろしかったでしょうか。  ただいまの資料説明の内容及び前回5月8日の委員会で、執行部から提供のありました資料についても、討議時間の関係上まだ議論が深まっていない箇所もあるかと思いますので、そちらの資料もあわせて参照いただき、前回に引き続き、課題整理に入っていきたいと思います。  先ほど、振り返りました前回までの意見のまとめに記載している①から④の各視点を軸に、各課題への対応策や市への提言等、本委員会の意見をまとめていきたいと思いますので、活発な御議論をよろしくお願いしたいと思います。  こちらも全ての委員の方から、御意見を賜りたいと思っておりますので、①から④のこの前回も議論した続きといいますか、この視点を軸に御議論をお願いいたします。  それでは、また順番に当てさせてもらっていいですか。  八木委員からお願いいたします。 ◆八木良人 委員  一番、特にこの1番から4番である4番の悩みを抱えている保護者の発見、先ほどあった育児放棄的な虐待とか、そういうのも含めて、こういったところに手を差し伸べることに力を入れていただきたいと、以前にも、ミナクサ☆ひろばの件で言いましたけども、声かけを余りしておられなかったとか、この間行ったらやってはりました。そういう形でこちら側が行政から手を出していくっていうのを今後力を入れて、発見していただきたいなと、困ってない人は困ってない人、その人に手厚いサービスは要らないんで、そういった人を発見することに力を入れてほしいなというのが、この中を通して思ったことです。 ○山田智子 委員長  それでは、西垣委員お願いいたします。 ◆西垣和美 委員  同じ意見で、子育てサークルとか、そういった子育て支援関係に出てきてらっしゃるお母さんは、まだ大丈夫な面があるのかなということですけども、4番の、一人で悩みを抱える、孤立してらっしゃる世帯ですね、ちょっとこれについて、1点だけいいですか、ぽかぽかタウンのアプリってありますよね、それは、どのように紹介してるんですか、健診のときにこれありますよみたいに、全員に御紹介してるんでしたっけ。 ○山田智子 委員長  ぽかぽかタウンのアプリ、それを周知というところで。  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  子育てガイドブックを全員の方にお渡ししている中で、紹介させていただいてますのと、草津市のホームページ等のほうと、8月1日の広報に子育て関連の特集号が載るのですが、そこでお知らせして。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  何人登録かはわかるんですよね。何人アプリを、ダウンロードしてるまではわからないですね。人数は。わかるかわからないかだけでいいんですけど。 ○山田智子 委員長  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  把握はできております。 ○山田智子 委員長  福留所長補佐。 ◎福留 子育て相談センター所長補佐[総括]  6月末時点のダウンロード数なんですけども、iPhoneのほうが914件、アンドロイドで416件ということで、それを合わせた数ですね、1,330件のダウンロードがあるということで把握のほうさせていただいております。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  大体3分の1ぐらいですかね、就学前児童数の。というのは、今、教育関係でいじめについての相談アプリとかっていうのがあって、結構そのいわゆるラインみたいな、そういった中で、かなりアクセスが多いっていったこともあるので、ほとんどのお母さんスマホ持っていらっしゃって、そういったことで、行ったりとか、わざわざ電話したりとかしなくても、そういうふうにふっとつぶやけるような、そういった機能のあるものがあればどうかなってちょっと思いましたので、ぽかぽかタウン、行事とかの日程だけど、そこにくっついて何か入れたらいいのかなと思うけど。3分の1のダウンロードだと、そこら辺は多分、行事とか知りたい人が多分ダウンロードしてるかもしれないんで、リンクはしないかもしれない。孤立してはる方とか。 ○山田智子 委員長  就学前児童数はもっと多かったと、3分の1ではない。もうちょっと分母は。相談アプリというのは、例えば、どこの市がされてるとか。 ◆西垣和美 委員  教育委員会のいじめラインはかなりあちこち、まあうちもやってますけども、そういった相談アプリがあるかどうかは、私もただ、今、思っただけなので、あればどうかなと思いました。 ○山田智子 委員長  それでは、中村委員お願いいたします。 ◆中村孝蔵 委員  ③の子育て世帯の地域性とこうなって、駅前の地域やマンション世帯の多くとこうなってるけども、どこも駅前に住んでて、マンションばっかりで、そういう子育て中の人らは、ようマンションなんかも、隣に誰が住んでられるかわからへんとか、そういう対話がないいうのをよく聞くんですけれども、そういう中で、子育てしておられる方が、安全にというか、子育てをできる状態になったのかいうのは危惧するわけなんですけれども、そこらはどうかなと心配してるんですけど。 ○山田智子 委員長  駅前とか、そういった、そうですね。 ◆中村孝蔵 委員  隣自体がもう誰やわからへんというのよく聞くねんわ。まして相談せなあかん子育ての方、お父さん、お母さん、特にお母さんなんかがどうしてやってられるのかなとこう思うので、ちょっと心配してるんですけども。これはどういうように対処して、見ててくれんの。 ○山田智子 委員長  そのあたりの駅前のマンションとかの方の、隣が見えないような方の保護者へのサポートというか、そういうのは市でどのようにされているのかっていうところで、御答弁、ありましたら。  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  個別にその地域だけっていうことではないですが、先ほども申しましたように、全数把握ということで、すこやか訪問を課としては2回させていただいたりとか、産後すぐの産後の電話相談ですとか、そういうあたりで、もし何かある方については、早目に支援をさせていただくという方法で行っております。 ◆中村孝蔵 委員  それならそんでええねんけども、そういうふうにあんじょうこうこう全部が回れたのかなとちょっと危惧するところがあるので、やってますって言われたんやったら、ええねんけど。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  何年か前の経験ですけども、大分前ですけども、マンション住んでまして、子育てで、市役所のほうに健診行ったりとか、手帳とかもらうときに、そのときはこんなサークルありますよって紹介いただいて、うちは本当にぽつんとしてたので、そういうサークルに行きました。行って、やっぱり仲間ができると安心したりとか、公園デビューもしやすなったりとか、ただ、さっきも言ったように、その1歩を踏み出せん人に何とか、ちょっと言うてもらったら、行く人はこうやっていくんですけども、それで行かない人に対する支援を何とかしていただく。そこですよね、心配はね。行く人は放ってても行きますけど、そのきっかけが、あと1歩というとこやね、あと半歩というところが、確かにそれやと思います。 ○山田智子 委員長  ありがとうございます。大事なことだと思っております、私も。  それでは、小野委員、よろしくお願いします。 ◆小野元嗣 委員  いろいろ西垣委員も言うてはりますけど、結局その健診とか、サポート事業の中で、保護者さんにちょっと課題がある。保護者さんなんかの、判断された、どっかこう人権的配慮も含めた中で、子どもを被害者にさせへんための、そういう何か対応が要るかなと、やはり、僕らでも、保護者さんとしゃべってて、ちょっと精神的に少し課題がある保護者さんなんかもいはりますので、それが子どもさんに被害を及ぼす場合もあるとは思いますので、そういう場合、行政として、これも一つ非常に大事な産後のサポートかなと、見逃すだけやなしに、何かそういうレッテル張るんじゃなくて、そのときの体調もあると思うんですよね、産後鬱とかもありますから、そういうなんでもちょっとサポートができる、親がやっぱり笑顔で元気やったらね、必ず子どももそうなるね。元気やし、笑顔のはずなので、まずは、子どもを元気にさそう思ったら、親を栄養補給させたるというか、そんなんも一つ影響があるなあと思います。最近、他市さん、田舎のほうのいわゆる人口ふやすために必死なってはる市町なんかは、プレパパ、プレママいうて、いわゆる結婚してこれから妊娠を目標に頑張ろうと、もしくはもう妊婦さんですね、の夫婦、プレママ、プレパパとかいう言い方するんです。そんな子育て講座で、そんな講座で沐浴教室とかするんですね、僕らも講師で行くんですけど、高島市さんなんかで呼んでもうて行くんですけど、そうすると、そこで、交流の輪ができて、そのままそこで電話番号交換したり、ラインの交換して、みんな持ち上がって、いかはるような、細工を北部の行政さんなんかはしてはりますわ。1つ気になるのは、言うてはる公園デビューができない、いわゆるマンションなり、家から出られない方いうのは、年々ふえてるということを、地元の保育園のPTAの役員さんが言うてはりました。これは、ほんまにふえてますよと。全然出てきはらへんし言うて、ほなどうしたらええんやいうたら、もちろんいろんなイベント誘うんやけど、なかなか出あえへん。結局何やいうたら夫婦間のいわゆる交流というか、やっぱり、お互いがちゃんとフォローし合ったら、ぱっと公園もデビュー行けんやけど、結構御主人との間、奥さんとの間、子どもの子育てで、いわゆる交流いうか、相談ができてないので、悩んで、他人にも相談できひんという方が多いので、草津のこのすごいいいサポート制度もあるんで、いろいろしたんですけど、これほんまに、いわゆる1歩玄関の中、民の話なので難しいんですけど、夫婦仲よくしてもらうことによって、いわゆる母親の産後鬱も解決できたり、子どもの笑顔が取り戻せるいうことは、夫婦も笑顔になるというふうには僕は思いますので、そういうちょっと非常にあらわし方が難しいですけど、そんなんも草津の特色で理解してもうたらどうかなと思います。 ○山田智子 委員長  では、奥村委員、お願いいたします。 ◆奥村次一 委員  事実上もう40年ぐらい前の話ですから、我々としては、今の若い人たち、最近、幼稚園、保育園、小学校、中学校行っても、本当に地元の名前っていうのがなかなか出てこない、新しいというか、名前が多い。そういう人たちが入ってきて、そういう人たちが横の交流がとれるような形、環境っていうのを、今いろんな形でつくっていっている。でもそこへなかなか出てこない人たちにどうするんやってなってくると、非常にこれは問題あるかなと思ったりもしますので、その辺のところをサポートして、子どもたちがまた次の親になったときに、しっかりフォローできるような体制づくりというのは必要ではないかなというぐあいに思います。 ○山田智子 委員長  それでは、安里副委員長、お願いいたします。 ○安里政嗣 副委員長  私もこれまで出てますように、4番ですね、悩みを抱えてらっしゃる保護者の発見と支援なんですが、この資料に上げられている点、以上のことも、あるいは先ほども、やっぱり、悩みがあってもなかなか声が上げられない、動かれる方はもう既にすぐ動かはるということなんですけど、やっぱりいろんな、小野委員からもありましたけど、いろんな背景があって、問題があって、外から来られて声も上げられるかってなかなかないってことがありますけど、草津はいろんな市の制度とか、地域の子育てサークルとか、サロンもかなり活発に、ほかの場所と比べたら動いているように感じています。その地域の資源というか、そういうのを含める、2番の地域資源の活用とか、町内の相談情報の共有とか、ほかの子育て部門でなくて、ほかの町内でいろんなそういう世帯があるというような情報があったら共有できるよと、そういった点も含めて、悩みを抱えてらっしゃる、声をなかなか上げられない、なかなか行動に移すことができない世帯を見つけていただきたい、そういう支援をしていただきたいと思っています。 ○山田智子 委員長  それでは皆様から御意見いただきました。一番多くあった御意見は、この4番の一人で悩みを抱える保護者の発見と支援というところで、皆さん、共通認識として、この草津市の課題ではないかという声がありました。その課題に対する対応策としては、例えばですが、ぽかぽかタウンのアプリ、結構ダウンロード数が高いので、それと連携した相談アプリ、何かそういったものをつくって、そういった気軽に保護者の方が相談できるような、そういうツールをつくってはどうかとの提言もありました。あとは、小野委員からありました夫婦間の交流、相談というところで、確かにそれが非常に大事なところではないかと思っております。やはり、家庭内で悩みを抱えるお母さんが、そういう相談とか、家庭内でできれば、そもそもその子育てサポートセンターとかは、必要でないわけでありまして、やはり、そういう子育てで悩むという保護者の方が、家族でどうしても夫にどうしても理解してもらえないとか、そういった方が悩んでる場のサポートするという機関、子育て支援のそういうサポートセンター充実してますけれども、それに行くまでも夫婦間のそういう相談とかがきっちりできていれば、そもそもそんなに悩むお母さんも減るのでないかというところです。そういった御意見もいただきました。あとは、副委員長からありました、2番のサークルサロン、草津市内は子育てサークルが結構他市よりも充実していまして、約60ぐらいの団体があるんですけれども、そういったところのサークルが活発であるところに、やはり、そういったところに1歩踏み出していかない方が見受けられるので、そういった方々の公園デビューができないような、1歩踏み出すことができないお母さん方をいかに発見して、どう支援していくかというところが大きな課題であるというところが、御意見として出てきました。この課題というところで、何か対応というか、こうしていったほうがいいとか、提言していきたいと思うんですが、御意見等もし委員の皆様からございましたら、いただきたいと思いますが。そのほかの意見でもいいんですが、もし何か補足でありましたらお願いいたします。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  2番に書いてある子育てサークルサロンが地元で、地域子育て支援に展開するサポート強化が必要ってあるんですけど、やっぱり、中学校区に1カ所というもののですね、やっぱりアクセスがいい、悪いっていうそういった地域性があるので、これについて何か、子育てサークルサロンを管理じゃなくて、アドバイス的なもので巡回とかって、そういうのはされてらっしゃるんですかね、今は。 ○山田智子 委員長  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  巡回はさせていただいてないんですけれども、子育て支援者研修会ということで、サロンの担い手、スタッフの方とか、子育て支援センターとかのスタッフの方来ていただいて、いろんな子育てに関する情報提供でありますとか、研修させていただいているのと、草津市の子育てサークルとして登録していただきますと、玩具の貸し出しですとか、そういうことをしておりますので、そういうときに来られたときに、御相談とかある場合には、アドバイスさせていただいたりとか、そういうことはさせていただいております。 ○山田智子 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  必ずしも職員さんじゃなくて、こういったミナクサ☆ひろばのスタッフの方とかが、やっぱり、今は、来てもらってという姿勢が多いので、やはり、現地に行って、やっぱりそこでいろんな声を聞くっていう、年に1回でもいいですので、今後は、そういったこともされると、より地域の課題が見えるのかなとか思いますので、ちょっとそういったものも、全部が全部行政でやれないので、地域について、やっていただく思うと、まずは、地域に足を運んでいかなあかんのかなと思いますので、また、そういうのも検討していただければなと思います。 ○山田智子 委員長  では、ほかに御意見、八木委員。 ◆八木良人 委員  やはり、大事なことは、広報活動。例えば、ぽかぽかタウンも今度広報出ると言いましたけど、毎回載せてもいいかなと思うぐらい、要するに、よく買い物でもチラシが入って、1回見ても買わへんと思っても、10回来たら何か買ってしまうとか、いう効果もあるので、やっぱり、余分なぐらいやったら、最初の1歩を踏み出すきっかけにでもなれば、やっぱり広報活動をしっかりしていただくということと、相談受け付ける窓口を受けやすいようなメールでもいいとか、電話でもいいし、はがきでもいいとか、何かそういった入り口を、なるべくたくさんふやしていただく、それでも届かない人いるんですけども、それは、また何かのときに発見するように心がけていていただいて、声かけとかでやっていただくということで、やはり、知らせ過ぎるぐらい知らせたほうが私はいいと思ってます。 ○山田智子 委員長  ではほかに、いかがでしょうか。  はい、どうぞ小野委員。 ◆小野元嗣 委員  こういう部分で、公園デビューできひんような方とか、御夫婦で来てもらえる方を集客できるような、例えば、西宮市、尼崎市、三田市さんなんかは、結構子育てにすごく手厚い、手厚いというのは、草津市と同等なんですけど、手法がちょっと違って、例えば、キッズフェスティバルとか、子育てフェスティバルというのを、市とどっか主催、共催で無料開放して、呼んで、例えば、お母さんと一緒みたいな、ああいう番組的な、歌のああいうなんを例えば舞台でして、無料開放で呼んで、そこでいろんなサークルがありますよとか、その行政はこういうふうな教育方針してます。PR兼ねて、うまく集客は結構してはりますね。特に、三田市なんかは、成功してはるんちゃうかな、西宮もそうですけど。そういうなんもちょっとそういうものがあれば、まだなおいいのかなと。八木委員言うように、広報しても見る人は見はるけど、見いひん人は全然見はらへんので、それよりも、お母さん同士で声かけて、ちょっと行ってみようやとか、ラインでみんなでこんなんあるし、行こかいうちょっと仕掛けを、今までにない仕掛けを、ちょっと今後、時代のニーズというか、若い世代の人たちに合った仕掛けづくりいうのもチャレンジしていかないといかん時期に来てるんかな、ちょっとそれは感じます。 ○山田智子 委員長  キッズフェスティバルとか、そういった。 ◆小野元嗣 委員  大がかりなちょっと集客が、例えば、NHKのすくすく子育てっていう番組が視聴率高いですけど、あれを、草津市に誘致してくるとか、極端な話で、それぐらいの発想したら、今まで出てきはらへん人も来はります。ほんまに。そういう部分も今後仕掛けとして、出てきてくれはると、あとは継続してそれこそ八木委員言ったように、PRとか、差し込んだらいいと思うので、1回目の出るいうのが、なかなか僕は課題かなと、いろんな方と意見交換しててと思いますので、ちょっとそういうのも必要かなと思います。 ○山田智子 委員長  きのうなんですけど、アミカホールで、何かそのキッズの歌のお姉さんが来るみたいな、たしか結構300人ぐらいの規模のイベントがあったと思うんですけど、応募もすごくて、抽せんというか、先着順ですぐに締め切ったとかで、例えば、そういう方が1歩出やすいような環境をつくって、そこから継続して、何かあったら相談できやすい環境をつくるとか、例えば、機能でいうと、そういった何か仕組みづくりとかは、意識してされていったことはあったのでしょうか。  田中所長。 ◎田中 子育て相談センター所長  きのうは、サマーフェスティバルということで、アミカホールでさせていただきました。雨にもかかわらず、ちょっと欠席の方もいらっしゃいましたけれども、来られてましたし、ただ、募集の仕方としましては、サイトから申し込みいただくのと、来所で来ていただくのという両方とっておりまして、来なくても参加できるような形をとったりとか、中には、お友達を誘い合ってとか、お知らせしたりとかっていうので聞きましたということで申し込みされる方もいらっしゃいますので、そういうとこら辺を、地道な活動ではありますけれども、広げていくことが大事かなというふうには思っております。 ○山田智子 委員長  そういったイベントをさらにしてはどうかと。 ◆小野元嗣 委員  例えば草津で、企業名言うといかんので、エイスクエアの一部に、子育てのありますやんか、いろんなもん売ってはる卸問屋さん的な。ああいうところとも提携して、チラシまいてもらうとか、ポスターをっていうのも、積極的になおよりしはったらええのちゃうかなと。 ○山田智子 委員長  それも一つとして。西垣委員。 ◆西垣和美 委員  小野委員につけ加えで、さっきおっしゃってた、父親、お父さんにし焦点を、お母さんの幸福度は、お父さんの子育ての参加、家事の参加、私たちは、時代が違うので、全然、その点は、本当に全然違うんですよね、やって当たり前的な、やってるお父さんもいらっしゃいますし、やっぱり、入園式、入学式なんかも、絶対、ほとんど夫婦で来られてて、その姿勢は皆さんもお持ちですし、町んなか見てもベビーカー引いたりとか、そういった大分と自然な感じなんですけど、行政としては、お父さん、パパ育てみたいなのに、何かあったら家族で来るようなイベントみたいなものをやるといいかなと思います。 ○山田智子 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  そのイベントも大事なんですけども、そのときに子育てのためのイベントもいいんですけども、ただ、今すごいイベントの集客があるイベントがたくさんありますよね、宿場まつりであるとか、大路ふれあいまつりとか、みなくさまつりとか、ハロウィンとか、物すごい小さいお子さんが来はるんです。しかも両親そろって、だからそういうところにブースが持てたらなとか、何か目につくようなものが、逆にそういうとこに来はる人は、そういった子育てイベントに行かない人、そんなん要らんはと思いながら、でもそっちは行こかとか、いろんな人がいるんで、子育てイベントや、いろんなイベントの中で、先ほど言われたように、広報していくのも大事かなという感じで思います。 ○山田智子 委員長  ブースというのは、中身はどんなイメージですか。 ◆八木良人 委員  環境のブースがあったりしますよね、市の方がたくさん出してはりますね、あの中にそういったブースももうちょっと目立つようにあってもいいのかなと。子育て相談してますよとか、あるいは、こんな子育てサークルがいっぱいありますよと、サークル一覧が出るとか、市もブースをどんどん出してはるんで、その中で活用していただいたら。何げなく来た人が見れるようなもの、そういう場所もいいかなと思って。 ○山田智子 委員長  たくさん御意見をいただきまして、広報活動、毎回載せるぐらいのそれぐらいの頻度でいいので、相談窓口をふやすなどの広報活動を行ってはとか、夫婦のパパ育てという視点で、母親ではなく夫を対象に、ターゲットにしたそういった事業、施策も今の時代には共働きも多いので、そういった視点でもそこを強化してはどうというところと、あとは、サマーフェスティバルなど、そういったイベントをさらにできたらいいっていうのと、ハロウィンとかのいろんなイベントも草津ではしていますので、その中の一環として、ブースを設けるなど、子育て相談とか、サークルのPR活動ができるブースを設けたりとか、そういった点で幅広く周知や広報を行ってはどうかという御意見をいただきました。 ◆小野元嗣 委員  西垣委員、言うてくれはった、パパ云々いうと、すぐ男女共同参画に振りはるんですけど、そやなしに、子育ての中でのいわゆるパパというか、父親というか、いう位置づけいうのもちょっとしてもらわんと、ちょっと色合いが変わってくるので。 ○山田智子 委員長  子育ての中というところでの父親のそういったサポートというか。  今、市でもプレパパ、プレママみたいな、男性対象のされてはいると思うので、さらにというところですね、もっと父親の参加をうながすような、もっと父親の意識を変えるというようなところを対象にしていただいてはどうかというところです。  御意見出尽くした感じでしょうか、もし、ありましたら、今の御意見でまとめさせていただきます。  田中部長。 ◎田中 子ども家庭部長  貴重な御意見ありがとうございます。  ただ、我々職員についても、必死で今、頑張っていることについては、御理解をいただければというふうに思います。ただ、市民の皆さんのニーズにどこまでお応えできるのかということについては、なかなか100%というのは、非常に厳しいというのも現実にございます。一方で、いろんな事業を提言をいただいた場合については、基本的には、マンパワーでございます。今の人数の中で、よりこれだけをしろと言われても、それは、非常に厳しゅうございますので、何か御提言をいただく際には、人の充実についても、あわせて御提言をいただけますと、非常に我々としても動きやすなりますので、一言お願いを申し上げたいと思います。 ○山田智子 委員長  ありがとうございます。  1番の相談情報の共有と活用という中で、前回でちょっと人員不足という業務量のところでも意見が出ておりまして、今も人員体制としては、業務量に対して人員不足というところもありますので、私たち委員も、その辺は共通認識持っておりますので、本当にいろんな事業、大変ないろんな事業がある中で、皆さん御苦労いただいてるのも承知をしておりまして、私たちもこれもしてほしい、あれもしてほしいと言ってますものの、そこは、本当に御無理ないようにといいますか、人員不足ということですので、そこも並行して、人員の体制強化という点もあわせて、進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、ただいま、皆さんから出た御意見、主にこの4番の一人で悩みを抱える保護者の発見と支援というところの課題と、その対応策というところで御意見が出ましたので、このあたりを報告書にまとめてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、以上をもちまして、本日の委員会を閉会いたします。  閉会に当たりまして、安里副委員長より御挨拶をお願いいたします。 ○安里政嗣 副委員長  本日は長時間にわたり、また、外が大変な天気の中ありがとうございます。所管事務調査のほうも終盤でございます。またよりよい提言になるように、残りの委員会も御協力をよろしくお願いします。執行部の皆さんもお疲れさまでした。ありがとうございました。                 閉会 午後0時24分
    草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   平成  年  月  日  草津市議会文教厚生常任委員会 委員長...