草津市議会 > 2018-07-06 >
平成30年 7月 6日都市再生特別委員会−07月06日-01号
平成30年 7月 6日文教厚生常任委員会-07月06日-01号

ツイート シェア
  1. 草津市議会 2018-07-06
    平成30年 7月 6日都市再生特別委員会−07月06日-01号


    取得元: 草津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-29
    平成30年 7月 6日都市再生特別委員会−07月06日-01号平成30年 7月 6日都市再生特別委員会              都市再生特別委員会会議録 〇日時     平成30年7月6日(金)午後1時30分 〇場所     第1委員会室出席委員   委 員 長  西田  剛     副委員長  伊吹 達郎         委  員  中島 美徳     委  員  遠藤  覚         委  員  横江 政則     委  員  山田 智子         委  員  山元 宏和     委  員  永井 信雄         委  員  土肥 浩資     委  員  八木 良人         委  員  西垣 和美     委  員  久保 秋雄         議  長  瀬川 裕海     副 議 長  奥村 次一 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   安里 政嗣   宇野 房子   奥村 恭弘   西村 隆行
    出席説明員  環境経済部長         松下 正寿         健康福祉部長         西  典子         都市計画部長         山本 憲一         都市計画部理事都市再生担当六郷 昌記         環境経済部長(総括)    藤田 雅也         健康福祉部部長(総括)   増田 高志         都市計画部部長(総括)   打田 敏之         商工観光労政課長       有村  潤         都市再生課長         荻下 則浩         都市再生課参事        川原 圭一 〇事務局職員  局長   寺井 儀政   次長   木村  博         主任   能政 大介 〇付議案件 1.(仮称市民総合交流センター整備事業について               開会 午後1時30分 ○西田剛 委員長  それでは、皆さん、こんにちは。ただいまから都市再生特別委員会を開催いたします。  開会に当たりまして当局から一言御挨拶をお願いいたします。  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  本日は、都市再生特別委員会にお集まりいただきましてありがとうございます。  本日の議題は(仮称市民総合交流センター整備事業についてのうち、全体工程変更についておよび配置イメージについてでございます。よろしく御審議いただくようお願い申し上げます。簡単ではございますが挨拶にかえたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○西田剛 委員長  ありがとうございます。  それでは、議事に入ります前に、いつも言うてることですけれども、発言は委員長の許可を得てからにしていただくということと、それから私語を謹んでください。また、答弁をいただける皆さんにつきましては、委員長の発言の許可後、所属と氏名を名乗っていただきますようよろしくお願いいたします。  それでは、これより議事に入らせていただきます。  皆さん資料はお持ちですね。              (「はい」と言う者あり) ○西田剛 委員長  次第1、(仮称市民総合交流センター整備事業について執行部より説明をお願いいたします。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  (仮称市民総合交流センター整備事業につきまして資料に基づき御説明をさせていただきます。  まず、資料1−1をごらんください。  全体工程変更についてでございます。  本事業につきましては、平成30年2月に優先交渉権者を決定しており、平成32年4月供用開始に向け、必要となる設計協議法定手続等を確認しながらプランの確定を進めてまいりました。  しかしながら、本事業で必要となる鉄骨資材について、当初や平成30年10月ごろに鉄骨資材メーカーに発注し、平成31年5月ごろの現場納品を予定しておりましたが、東京オリンピック関連工事や、都市部での大規模再開発事業の増加、さらに、東北震災復興工事の影響で大規模な工事が想定より多くなっており、資材確保が困難となってきたことに加え、全国に4社ある鉄骨加工製造会社のうち、1社者において工場の改修を実施されることから、当初予定していた本計画建築物の柱に使用予定鉄骨資材納品が大幅におくれる旨の連絡が鉄骨資材メーカーから優先交渉権者にあり、この結果、全体工程変更申し出優先交渉権者からありました。  申し出のありました工程変更につきましては、表の下側の変更工程に記載しているとおりでございますが、今後、早急に設計を確定させ、必要な鉄骨数量等を確認の上、11月から12月ごろに正式に鉄骨資材の発注となり、現状においては、発注から納品まで約12カ月を要することとなるため、平成31年12月ごろに必要な鉄骨資材納品されるとの内容でありました。  この資材納品時期に全体の工事工程をあてはめますと、平成31年6月下旬に工事着手平成32年10月竣工となり、その後、引っ越し等開業準備期間を経て、供用開始平成32年12月の予定となります。  今回、使用を考えていました鉄骨柱材BCP鋼材と呼ばれ、国土交通省認定品であり、加工製造ができる工場は全国で4社しかなく、また、海外での資材確保規格外という不可能な鋼材であります。  納期につきましては、通常4カ月から5カ月というもので、優先交渉権者提案工程では納期を6カ月としておりましたが、添付いたしました資料1−2の業界の新聞記事にもありますように、現在では納期が12カ月となってる等、事前に想定できない異常な状況となっております。  優先交渉権者からの工程変更申し出に対しましては、このことから、市にとって非常に大きな影響を及ぼすものであることから、緊急に優先交渉権者を呼び出し、市への詳細な説明を行わせ、さらに、何とか提案工程どおり施設整備を行えないか強く交渉いたしました。  しかしながら、課題となっている鉄骨資材供給不足については、建設会社自体の事情ではなく、また、現時点では、市と正式な事業契約を締結していないため、鉄骨資材メーカーに対して強く要望できない状況であることから、BCP鋼材を用いて、当初の工程どおり建設することができないとのことでありました。  このことから、次に、該当する鉄骨資材を使わずに提案工程通りに建築する工法を検討し、優先交渉権者に対しましては、BCP鋼材を使わない工法として鉄骨の柱の周りにコンクリートを巻く鉄骨鉄筋コンクリート造の検討をさせましたが、耐震性能及び構造体の全体バランスを確保する必要があることから、大幅なコストアップが想定され、さらに、構造の再検討が必要となり、実施設計期間長期化が避けられないこととなるため、優先交渉権者からは採用しがたい工法であるとの回答でありました。  また、外部委員による評価を行った選定委員会において、提案のアピールポイントにもなっていました幅15メートルにわたる開放的な大空間、草津プロムナードのデザインを大幅の変えずに整備するため、また、1、2階の吹き抜け空間をはりやブレスを入れずに構成するためには、BCP鋼材の使用が必要不可欠であり、工程変更は避けられないものであります。  全体工程変更といった形で事業が大きな課題に直面している状況ではありますが、一刻も早く施設の供用を開始し、多くの市民の皆様に御利用いただけるように全力で事業を進めてまいりたいと考えております。  次に、資料の2をごらんください。  施設配置イメージについてでございます。  配置イメージにつきましては、5月23日の市議会全員協議会においてお示しさせていただき、子育て広場少年センター低層部変更した旨を御説明させていただきました。  しかしながら、その後の協議の中で、3階の人権センター横配置していました男女共同参画センターコミュニティ事業団との連携を強く希望され、5階のフロアに変更を行ったことから、改めて配置がえようとしてお示しさせていただくものでございます。  各機能を何階のどの位置に配置するかといった資料2の内容につきましては、入居関係課及び入居団体の了承を得ておりますことから、この内容で確定とさせていただき、今後はこの配置の中で、例えば、人権センター内の事務室や必要な相談室レイアウト等について、入居関係課及び入居団体と調整し、可能な限り早急に実施設計を確定させてまいりたいと考えております。  以上、簡単ではございますが資料説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○西田剛 委員長  ありがとうございました。  それでは、皆さん、ただいま御説明いただきました中で御意見・御質問等はございますか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  これだけおくれることによって、何が一番の損失になるのか教えてください。 ○西田剛 委員長  答弁を求めます。  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  このおくれによりまして、工費については、現行のものでやっていけるというような言質を民間事業者からいただいているところでございますが、この(仮称市民交流センター引っ越しを予定している、例えば、合同ビルであるとか、西口にあるまちづくりセンターとかの非耐震性能で弱い建物を、この期間使い、使用期間が長くなるということで影響があるかなというふうに考えております。 ○西田剛 委員長  西委員。 ◆西垣和美 委員  お金の問題は同じだということで、施設耐震性の問題ということですね。 ◎六郷 都市計画部理事  はい。 ◆西垣和美 委員  例えば、商工会議所とか合同ビルで、非常に老朽化で雨漏りもすごいということで、ただ、もう移転は決まっているので、何か応急処置ということをおっしゃっておられたんですけれども、その辺の事情でここまで引っ張るに当たって、少しメンテナンス的なものも考慮は、要望があれば応じられるということになるんですよね。確認ですが。 ○西田剛 委員長  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  引っ越しもととなるビルのメンテナンスにつきましては、当然、長期的な視野の中でやることは非効率でございますので、その内容に応じて、短期的なものを見据えた上でのメンテナンス修繕になろうかなと思います。 ○西田剛 委員長  西委員。 ◆西垣和美 委員  わかりました。  それと、これ、マックスで見ておられるのか、いわゆる、1年ですね。おおよそ12カ月納品までとありますが、マックスを見ておられるのか、現実、きちんと確約がとれて、ここではちゃんと入れますということを見込んでおられるのか、それはどちらなんでしょうか。 ○西田剛 委員長  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  契約行為がまだでございますので、完全な確約というところまではいかないわけですが、契約行為がされた後であれば、当然、その契約の中に金額であるとか、また、床面積であるとかと同じように工程を書き込むことになりますので、それであれば確定度は極めて高くなるというふうに考えております。 ○西田剛 委員長  西委員。 ◆西垣和美 委員  ということじゃなくて、今不足している鉄骨納品が、これでちゃんと、12カ月ということは大丈夫なのかどうかという。それともマックスで見て、もっと早くなる可能性があるのかとか、もしかして、もっと後になる可能性があるのかとか、そこら辺のことなんですが。 ○西田剛 委員長  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  さっき、この図面の中で鉄骨発注と言われているものを急ぐ必要があるかなというふうに考えておりまして、鉄骨発注と言われている時期に、ここでは11月ないしは12月の時期でございますが、そのときのBCP鋼材の需要及び供給によるというふうに見ておりますので、現時点では、流動性が残っているというふうに考えております。 ○西田剛 委員長  西委員。 ◆西垣和美 委員  流動性可能性があるということでは、もっとおくれる可能性もあるということですね、それは。 ○西田剛 委員長  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  流動性があるということは、プラスまたはマイナスの流動性があるという解釈となりますので、短くなる可能性もありますし、おくれる可能性もございます。 ○西田剛 委員長  西委員。 ◆西垣和美 委員  それは、仕方がないことなんですけれどもね。わかりました。  人件費とか、さまざまな、いわゆる材料費とか、建材費とかの高騰で、お金もちょっとまだ流動性があるということでよろしいでしょうか。それとも、先ほど、工事費は同じとおっしゃいましたけれども、そういう点も別に大丈夫なんでしょうか。 ○西田剛 委員長  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  一度、契約をした後の建設工事費単価アップ、全体事業費アップということは余り考えられないわけでございますが、ただ、過去の経験を振り返りますと、北京オリンピックのときに資材の相当の高騰があったときに、既に契約しているものでも、工事または事業が停滞した事例もございます。極めて、現在の状況では少ないというふうに考えておりますが、ゼロではないかなというふうに思います。 ○西田剛 委員長  西委員。 ◆西垣和美 委員  私も、素人ながら、これまでのことから経験上、そういうのもあるのかなと思うので、説明の中に、そういうことも「工事費は同じです」と言い切るんじゃなくて、いろんな可能性をそうやって説明していただければよかったかなと思うんですけれども、それについてはわかりました。 ○西田剛 委員長  ほかございませんか。 ◆遠藤覚 委員  1点いいですか。 ○西田剛 委員長  遠委員。 ◆遠藤覚 委員  先ほど、配置イメージの中で、男女共同参画センターが3階から5階にという中で、男女共同参画センターさんからの強い要望があってというお話をいただいたんですけれども、どういう理由で5階にということをおっしゃっていたのかだけ、ちょっと御説明いただけますか。 ○西田剛 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  男女共同参画センターは、今後、ここを活用して女性の活躍の場をというところを考えていただいている団体さんからも御希望があったわけですけれども、やはり、コミュニティ事業団さんを初めとするまちづくりに関する団体さんであるとか、あと、いろんな社会進出を考えていらっしゃる方との連携というのを強くしていきたいというところの御希望があり、コミュニティ事業団さん、まちづくりセンターの近くでやっていきたいというところの御希望でございました。 ○西田剛 委員長  ほかございませんか。  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  BCP鋼材についてですけれども、建物の構造上、これを使わざるを得ないというのはよくわかるんです。非常に丈夫な鋼材だというふうに理解しているんですけれども、最近、鋼材検査データの捏造とか、そういったものが報道されておりますけれども、このBCP鋼材については、そのような心配は持たないでいいんでしょうか。 ○西田剛 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  新聞報道でもありました神戸製鋼等データ偽装があったんですけれども、このBCP鋼材につきましては、そのメーカーでの作製ではないというふうな確認はさせていただいてます。  今後、今もそういうところにつきましては、非常に、業界としてもシビアになられてるというところでございますので、そういう心配はないものと考えております。 ○西田剛 委員長  久委員。 ◆久保秋雄 委員  余り心配しても、しょうがないんですけれども、今、鋼材検査社内検査じゃなくて、検査機関が別途するということなんでしょうか。 ○西田剛 委員長  荻下課長。
    荻下 都市再生課長  もともと、鉄のスチールを加工してつくられるメーカーさんというのは、炉を持っておられまして、そこの内部での検査というのが、まず第一にあります。その次に、やはり、出荷におきまして、製造過程についてのチェックが入るということですが、その後、加工工場等にもいきまして、その後、加工工場等につきましても、また、第三者の検査というのが入るようになっております。  ですので、一番大もとのところがごまかされますと、なかなか難しいところはあるんですけれども、そこにつきましては、現在、国のほうがかなり厳しく審査をしているという方向を出されてるので、今後、そういう可能性は少なくなるだろうというふうに思っております。 ○西田剛 委員長  久委員。 ◆久保秋雄 委員  構造的に、かなり大きな力がこのBCPのところにかかるように、そういう設計になってるというふうに、私も思っております。  最近、関西では大地震が起こると、この間も大阪北部を中心に起こりましたけれども、引き続いて、大きな地震も今にも起こるというような、そういう報道もありますので、BCP鋼材の強度については、十分な確保をいただきますように要望しておきたいと思います。 ○西田剛 委員長  ほかよろしいですか。              (「なし」と言う者あり) ○西田剛 委員長  それでは、ないようですので、次第1、(仮称市民総合交流センター整備事業については、これで終了したいと思います。  これで委員会は終わるわけですけれども、この(仮称市民総合交流センターにつきましては、ようやくここまできたかなと。それぞれ、皆さん、各委員さん、そして各議員につきましては、これに対する思いはいろいろあるというふうに思いますけれども、そういった中で進めてきて、今日に至ったかなというふうに思っております。  これからできて終わりではなくて、(仮称市民総合交流センターということですから、関係機関活性化はもとより、市民がここでしっかりと交流できる場をいろんな情報を用いて、ここが本当に市民の一つの交流の場所となって、しかも中心地にあるわけですから、それがまた回遊性を持たせて、いろんな形にこれが波及していくような、そんなセンターであることを望みたいというふうに思います。  工事のおくれとか、それから資材のことであるとか、いろんなことがあったわけですけれども、それはそれとしてやっていかないかんことやし、一部、二回目のこのおくれによって、もう一遍やり直したどうやという意見とかが、いまだにいろんな意見が出てきています。だから、そういうことを覆すぐらいの思いを持って、このセンターをしっかりとつくっていただいて、運用していただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上をもちまして、都市再生特別委員会を終わらせていただきます。  閉会に当たりまして、伊吹副委員長から一言御挨拶をお願いいたします。 ○伊吹達郎 副委員長  いろいろありました(仮称市民総合交流センター整備事業、またここにきて、8カ月おくれるということなんですけれども、大切な税金、大切な(仮称市民総合交流センターをこれからもしっかりと注視しながら、いいものができればいいのかなと思っております。また、皆さんの御協力をよろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。               閉会 午後1時50分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   平成  年  月  日  草津市議会都市再生特別委員会 委員長...