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平成30年 3月20日予算審査特別委員会−03月20日-01号

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  1. 草津市議会 2018-03-20
    平成30年 3月20日予算審査特別委員会−03月20日-01号


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    平成30年 3月20日予算審査特別委員会−03月20日-01号平成30年 3月20日予算審査特別委員会              予算審査特別委員会会議録 〇日時     平成30年3月20日(火)  午前9時30分 〇場所     全員協議会室 〇出席委員   委 員 長  横江 政則     副委員長  永井 信雄         委  員  中島 美徳     委  員  山田 智子         委  員  小野 元嗣     委  員  瀬川 裕海         委  員  土肥 浩資     委  員  久保 秋雄         委  員  中村 孝蔵     委  員  木村 辰已         委  員  宇野 房子     委  員  西村 隆行         副 議 長  奥村 次一 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   山元 宏和   安里 政嗣   奥村 恭弘 〇出席説明員  副市長           善利 健次
            副市長           山本 芳一         教育長           川那邊 正         政策監           脊戸 拓也         総合政策部長        吉本 勝明         総合政策部理事(経営改革・草津未来研究所担当)                       田中 祥温         危機管理監         河邊 芳次         総務部長          岸本 宗之         まちづくり協働部長     岡野 則男         環境経済部長        竹村  徹         健康福祉部長        西  典子         健康福祉部理事(健康福祉政策担当)                       冨安 知翔         子ども家庭部長       望月 英司         都市計画部長        山本 憲一         都市計画部理事(都市再生担当)                       六郷 昌記         建設部技監         東  隆司         建設部長          吉川  寛         上下水道部長        寺西 健二         教育委員会事務局政策監   佐々木 亨         教育部長          明石 芳夫         教育部専門理事(歴史文化担当)                       八杉  淳         教育部理事(学校教育担当) 中瀬 悟嗣         監査委員事務局長      川崎 廣明         総務部副部長(総括)    居川 哲雄         環境経済部副部長(総括)  松下 正寿         都市計画部副部長(総括)  打田 敏之         建設部副部長(総括)    寺田 哲康         建設部副部長(国県事業担当)小林 章宏         上下水道部副部長(総括)  辻川 明宏         上下水道部副部長(浄水担当)佐々野哲郎         教育部副部長(総括)    田中 義一         財政課長          安藤 智至         農林水産課長        岡田 芳治         都市計画課長        松尾 俊彦         都市再生課長        荻下 則浩         交通政策課長        武村  彰         開発調整課長        野村 昌良         建築課長          奥山 敏樹         道路課長          生田 英樹         河川課長          福井 教之         公園緑地課長        荒川 武仁         草津川跡地整備課長     横山  晃         土木管理課長        井上 康則         住宅課長          田中 三男         上下水道総務課長      宮田 勝一         給排水課長         島田  恭         上下水道施設課長      島田  稔         北山田浄水場長       平尾  聡         教育総務課長        松浦 正樹         生涯学習課長        相井 義博         スポーツ保健課長      岸本  久         文化財保護課長       藤居  朗         図書館長          北相模政和         学校教育課長        高井 育夫         学校政策推進課長      宇佐 恒浩         農林水産課参事       田中 昌高         都市再生課参事       川那邉朋裕         都市再生課参事       大橋 康男         交通政策課参事       林  裕史         開発調整課参事       廣田 典久         建築課参事         杉田 貢一         道路課参事         古野  節         河川課参事         松永 智行         公園緑地課参事       西田 伸治         上下水道施設課参事     岩崎富美子         上下水道施設課参事     寺尾 正明         教育総務課参事       川原 圭一         生涯学習課参事       吉田 万理         学校給食センター所長    宇野 秀樹         文化財保護課参事      小宮 猛幸         草津宿街道交流館参事    岩間 一水         図書館参事         二井 治美         学校教育課参事       織田 泰行         学校教育課参事       畑  真子         学校教育課参事       京近 武史         都市計画課副参事      山岡 正明         建築課副参事        長谷川憲一         道路課副参事        吉田 泰啓         公園緑地課副参事      藤崎  篤         草津川跡地整備課副参事   森   暁         土木管理課副参事      吉水 信宏         住宅課副参事        高谷 直也         上下水道総務課副参事    中西 美果         上下水道施設課副参事    安土 隆文         教育総務課副参事      森下 康二         生涯学習課副参事      上原 香織         少年センター所長      中谷 仁彦         学校政策推進課副参事    江竜 眞司         都市再生課専門員      中立  輝         都市再生課専門員      宇野  康         道路課専門員        神浦 一博         給排水課専門員       中出 成明         スポーツ保健課専門員    力石 知行         スポーツ保健課専門員    山田 律子         学校教育課専門員      岸  絹代 〇事務局職員  局長   寺井 儀政    次長   木村  博
            副参事  吉田 克己    主任   能政 大介         参与   清水 清之 〇付議案件 1.議第1号 平成30年度草津市一般会計予算 2.議第4号 平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算 3.議第7号 平成30年度草津市水道事業会計予算 4.議第8号 平成30年度草津市下水道事業会計予算               開会 午前9時30分 ○横江政則 委員長  皆さんおはようございます。きょうも一日よろしくお願いいたします。これより、昨日に引き続き、予算審査特別委員会を再開いたします。  議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、教育委員会事務局が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、教育委員会事務局の所管に係ります予算につきまして御説明を申し上げます。  それでは恐れ入りますが、薄い方の冊子、平成30年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。8ページをお願い申し上げます。  第2表、債務負担行為でございます。最下段の高穂中学校校舎増改築費で、期間は平成30年度から平成31年度まで、限度額5,490万円の設定をさせていただくものでございます。  次に9ページをお願い申し上げます。  第3表、地方債でございます。下から7段目になります。小学校建設事業費に限度額2億10万円を、次の中学校建設事業費に限度額4億4,290万円を、一段飛ばしまして、社会教育施設整備事業費に限度額810万円を、次の文化財保護施設整備事業費に限度額510万円を、次の学校体育施設整備事業費に限度額2,010万円をそれぞれ設定させていただくものでございます。  また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、平成30年度草津市一般会計予算に係ります予算に関する説明書のうち、教育委員会事務局の所管に係ります部分につきましては、先にお渡しをしております予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の26ページから31ページに記載のとおりでございます。  続きまして、お手元に配付の平成30年度予算概要に基づきまして、教育委員会事務局の所管に係ります重点施策及び主要な新規・拡大施策の概要につきまして、それぞれ明石、中瀬、佐々木、八杉から順次御説明を申し上げますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは予算の概要の10ページをお願い申し上げます。  重点施策の教育の充実では、事業名、小・中学校校舎増築費でございます。高穂中学校につきましては、周辺の宅地開発によりまして、今後も生徒数の増加が見込まれますことから、適正な施設規模を確保するため、校舎増築工事を行うものでございます。志津小学校につきましても同様に児童数の増加が見込まれますことから、校舎増築工事を実施する予定でございますが、こちらにつきましては、国の平成29年度の補助金の追加内容を踏まえまして、平成29年度の補正予算事業として実施させていただく予定で、後日、当委員会で御審査をいただくものでございます。平成29年度補正予算に計上いたしまして執行させていただく予定をさせていただいております。  次に11ページでございます。  事業名、小・中学校大規模改修費でございます。建築後相当年数が経過いたしました校舎等、学校施設の改修を計画的に実施いたしますとともに、校舎の照明器具等の落下防止や家具、備品等の転倒防止を行います非構造部材の耐震対策等を実施しようとするものでございます。  次に、飛びますが、22ページをお願い申し上げます。  重点施策のスポーツ健康づくりの推進と、総合計画リーディング・プロジェクトのまちなかを活かした魅力向上で、事業名、(仮称)草津市立プール整備費でございます。平成36年度に開催が予定されております第79回国民体育大会及び第24回全国障害者スポーツ大会の水泳競技会場として、またポスト国体を見据えましたスポーツ環境の充実、新たなにぎわいの創出、市民のスポーツ健康づくりの実現に向けまして、(仮称)草津市立プールの整備を進めようとするものでございます。  次に23ページをお願い申し上げます。  重点施策の同じくスポーツ健康づくりの推進、総合計画のリーディング・プロジェクトの健幸都市づくりの推進で、事業名、草津健幸ウオーク2018開催費補助金でございます。ウオーキングにつきましては、誰もが気軽に取り組めるスポーツとして多くの人が楽しまれています。近年は、高齢者を初め、体力に自信のない人でも取り組めるスポーツとして、専用のポールを使用したノルディックウオークに取り組まれる人もふえてきております。こうした中で、ウオーキングを通じましたスポーツ健康づくりを推進するため、秋に草津川跡地公園区間5のde愛広場を発着会場とした健康イベント、草津健康ウオーク2018を開催しようとするものでございます。  次にめくっていただきまして24ページをお願い申し上げます。  健康施策の同じくスポーツ健康づくりの推進で、中学校運動部活動支援指導員派遣事業費でございます。中学校の運動部活動では、専門的な指導者の不足や、指導に対するニーズの多様化等を背景に、教員が部活動指導に不安を抱えていたり、長時間の勤務につながってしまうなど、心身への負担が大きいといった課題がございます。このことから、引き続き、中学校部活動支援員制度を実施し、生徒の競技力向上、教員の勤務時間の削減を図ってまいります。また、新たに資格を有した指導者が部活動顧問を担うことができる、中学校運動部活動指導員派遣事業を創設させていただきます。  次に25ページをお願い申し上げます。  重点施策のスポーツ健康づくりの推進と総合計画リーディング・プロジェクトのまちなかを活かした魅力向上で、野村公園整備費でございます。中心市街地におけるにぎわい拠点の整備を進めるため、市民スポーツの拠点でございます市民体育館をスポーツ以外の各種イベントも実施可能な体育館として建てかえ工事を引き続き行ってまいります。このうち、教育委員会事務局で所管いたしますのは、机でございますとか、椅子、競技用の備品等の備品購入費の6,000万円でございます。  次にまた飛びますが、38ページをお願い申し上げます。  主要な新規・拡大施策といたしまして、文化振興プログラム推進費でございます。これまで培われてきました文化を市民共有の財産として大切に引き継ぎ、出会いと交流に満ちた草津市の文化を創造し、発展させるため、昨年7月に草津市文化振興条例を施行させていただいており、この条例に基づく草津市文化振興計画を本年度中に策定する予定でございます。平成30年度は、この計画をもとに、市民誰もが身近に親しめる文化事業や、文化の力によりまして、都市の魅力を高めるための文化施策を計画的、かつ総合的に推進してまいります。また、学識経験者や文化団体、教育関係者、公募委員等で構成いたします草津市文化振興審議会におきまして、計画に位置づけました重点プロジェクトの研究・展開を進めてまいる予定でございます。 ◎中瀬 教育部理事  申しわけありませんが、お戻りいただきまして、12ページをお願い申し上げます。  重点施策の教育の充実で、英語教育推進費でございます。平成29年3月に告示されました新学習指導要領は、平成30年度からの先行実施を経て、小学校は平成32年度から、中学校は平成33年度から全面実施されます。小学校では3・4年生で新たに外国語活動が開始され、5・6年生は正式な教科となります。中学校の英語科におきましても、授業を英語で行うことが基本となるなど、小・中学校での英語教育が大きく変わってまいります。これを踏まえ、JTE、日本人の英語指導助手や、ALT、こちらは外国人の英語指導助手の配置、オンライン授業の実施、配信型デジタル教材の導入、英語検定の4技能化等により、英語教育の充実を図ってまいります。 ◎佐々木 政策監  13ページをお願い申し上げます。  家庭学習サポーター配置費でございます。平成29年度の全国学力学習状況調査の結果からも、本市の子どもたちの家庭学習習慣の定着に課題があることがわかりました。学力向上を図るためには家庭学習の充実が必要となります。このため、小学校に教員OB等による家庭学習サポーターを配置し、家庭学習用のプリントの添削指導等を通じて、子どもたちの家庭学習を充実させ、学力向上を図るとともに、教員の負担を軽減し、学校の働き方改革も推進してまいります。  次に、37ページをお願い申し上げます。  コミュニティスクールくさつ推進費でございます。学校運営に地域の声を生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めるため、平成28年度から小学校にコミュニティスクールの仕組みを導入しています。平成30年度には、中学校へ拡大し、全小・中学校にコミュニティスクールを導入してまいります。コミュニティスクールでは、各校ごとに学校運営協議会を設け、保護者や地域の方々などがその委員となり、学校運営やそのために必要な支援に関して協議を行い、学校運営の充実を図ってまいります。 ◎八杉 教育部専門理事  1ページめくっていただきまして、39ページをお願い申し上げます。  歴史文化基本構想策定費でございます。指定・未指定を含む本市の全ての文化財の保存・活用に向けた取り組みを進めるため、国が提唱します文化財保護に関するマスタープランであります、草津市歴史文化基本構想を策定してまいります。また、本市の歴史文化の中核となります、国史跡の草津宿本陣や、芦浦観音寺跡につきまして、適正に保護・活用が図れますよう、史跡の保存活用計画を策定してまいります。  以上、まことに簡単ではございますが、議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、教育委員会事務局が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第1号議案のうち、教育委員会事務局が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  おはようございます。当初予算概要の12ページ、英語教育推進費についてちょっと詳しくお聞きしたいと思っているんですが、非常に私たちの小学校、中学校のときから考えますと、かなりさま変わりしているなということで、本当に使える英語が学べるのかなという反面、最近翻訳機が出てきて、どうなるのかなという気もしているんですが、国もこういう方向で進んでおりますので、先進的な草津市としては頑張っていただいているというのが見えるんですが、ここちょっと、JTE、日本人の方ですね、が全14校ということで、その費用が773万2,000円、このALT、外国人の方、これが現在中学校に引き続き2人いらっしゃって、そして小学校にも1人配置されると。これの委託費が1,465万2,000円、これ単純に3人で割ると、一人488万4,000円ほどかかってくる。委託費ですから、いろんな事務費等も入っていると思うんですが、単純に割った場合ですね、それを考えて、JTEの方は一人55万2,000円という。この違いをちょっと詳しく御説明願いたいんです。外国人と日本人でこれだけ値段が違うのか、システムが違うのか、その辺をできましたら詳しくお聞きしたいと思っております。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  高井学校教育課長。 ◎高井 学校教育課長  まず日本人英語助手でございますけれども、この方々につきましては、時給1,550円で勤務いただいております。この1時間というのは、授業の45分ではなくて、準備等も含めた正規の1時間の時間でございます。  それから外国人英語指導助手につきましては、業者に委託をいたしまして、その業者のバックアップ体制のもとにALTを雇用して配置をしていただいていると。例えば急にALTの体の調子が悪くなった場合には、それについて代替の授業をしていただく等の処置も取っていただけるようにコーディネーター等の配置をしていただきながら運営をしていただいております。  そういった意味で、ALTのほうはJTEに比べると費用がかさんでいるということでございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  わかったような、わからんような気もしますが、もし日本人のJTEは時給、60分が1,550円だと、単純にこれJTE報酬って書いてあるので、3万2,000円を割ると60分だと4,900、ざっと5,000時間ぐらいという形になってくるんですね。それを14小学校に割り振られるという単純計算をしたらいいんですけど、ALTのほうは3人だけれども、急病とかあった場合は他の方を手配するという保険ではないですけど、そういう処置も入っている。この場合、時給という計算をしたらどうなるんですか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  大体一人頭、年間でいきますと500万円程度の費用がかかっておりますけれども、実際にJTEが勤務をしていただくとすると、大体2,500円から3,000円近い金額になってくると思います。  ただ、ALTにつきましては、一定その雇用の段階でかなり募集の中で試験等もしていただきながら絞り込んでいただき、研修等もしていただきながら授業技術を高めていただくということで、会社全体のバックアップ体制をしていただきながら、充実した授業ができるものを配置していただくということも含めまして、一定金額がかかっているというふうに御理解いただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  私も詳しくはあれですが、日本に来られて、自分の研修というか、スキルアップのために日本に来られて、そのあいた時間をこういう学校教育とか、また英語教室に行っている方がおられると思うですが、この方たちはこの報酬から考えていくと、ちょっと微妙な線なんですけど、もう専属で平日学校に入られるという形というふうに認識すればよろしいんでしょうか。 ○横江政則 委員長  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  今、議員がおっしゃっていただいたとおり、朝学校へ来てから、帰るまで、登校指導、下校指導にも加わっていただくこともございますし、昼食の時間等にも子どもたちにかかわっていただく、休み時間等にも一緒に遊んでいただくと、ほぼ一日子どもたちとかかわりながら英語の学習の指導をしていただくというふうに御理解いただけるとありがたいと思います。 ◆西村隆行 委員  逆に、日本人の方の場合は、時給計算になって時間計算ですね。この方たちのほうが全小学校に配置されているので、今おっしゃっていただいた3人の方は仮に中学校だったら3校に1人ですよね。小学校は14校に1人ですよね。そうすると今の逆じゃないかという気もするんですが、JTEの方はそういうことはされないんですか。あくまでも授業のフォローをされて、この方たちのことを何か違うことをしながらこれをされるという考えになってくるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  JTEにつきましては、その授業時間に子どもたちと一緒に学習をしていただくという形で、特に休み時間等についてのかかわりについては考えておりません。あくまでも打ち合わせをしていただいて、授業を運営していただくという形のかかわりをしていただいております。したがって例えば1名で幾つか2つの学校をかけ持ちしていただきながら、授業だけ担当していただくという方ももちろんいらっしゃいます。  逆にALTにつきましては、朝学校に行っていただいて、1日その学校に勤務いただいて、子どもたちとのかかわりをしていただくというふうに御理解をいただけるとありがたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ということは、非常にこれは夢というか、本当にその外国人の方がじかにお子さんと触れ合って、その授業だけではなく、いろんな生活とか、一緒に遊んだりとかいう、本当に外国人の方と触れ合うというんですか、そういう機会もこの方たちで、また中学生ですからちょっと感覚が違うかもしれませんが、していただくという目的もあるというふうに認識したらよろしいでしょうか。 ○横江政則 委員長  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  今、議員がおっしゃっていただいたとおりだと思います。例えば、草津中学校にALTが来ていただいた場合には、帰りの子どもたちが自転車で帰るときの下校指導にも一人立っていただくというときもございましたので、そういった形でトータルで子どもたちにかかわっていただきながら、交流を進めていただいているということで御理解をいただきたいと思います。 ◆西村隆行 委員  最後に、その方たちは教員経験みたいなものもチェックされるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  雇用の際に、それぞれの前歴等をこちらも紹介をいただくのですが、例えばアメリカで塾の講師等をされていたという経験がある方もいらっしゃいますし、またそういうことがない方につきましては、会社に雇用された後に研修を通じて子どもたちとのかかわりをしていただく、模擬授業等もしていただきながら、常々研修を積んでいただくということもしていただいております。  またあわせて、学校の教師のほうもまた英語の授業がなかなか十分にできない部分もございますので、そういった学校の教師に対しての研修の講師として授業の仕方を教えていただくという機会も設けておるところでございます。 ◆西村隆行 委員  わかりました。一度見に行きたいものでございます。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○横江政則 委員長  ほかはございますか。  木村委員。 ◆木村辰已 委員  当初予算概要の39ページの、歴史文化基本構想の策定費、新規で出ております。私からすれば何回か草津の歴史文化保存について質問させていただきました。やっと策定をしていただけるんかなというふうに思っておりますが、草津市、このことについては近隣市から見てもかなりおくれをとっているなと、今さらながらという感はしています。その保存計画について、ことし予算が新規なんですが、一応いろんなどのような思いの考え方かちょっと詳しく教えていただきたいんですけど。 ○横江政則 委員長  藤居文化財保護課長。 ◎藤居 文化財保護課長  歴史文化基本構想につきましては、地域の文化財を未指定・指定にかかわらず保存・活用していくというためのマスタープランということで、文化庁から策定するように求められているものでございます。  草津市としましては、テーマを決める必要がありまして、草津市には3つの国指定史跡がございます。そこで草津宿本陣、そして芦浦観音寺跡、南部の野路小野山製鉄遺跡、それらを確認しまして、それぞれのテーマを設定しまして、街道文化であるとか、芦浦観音寺ですと宗教関連の信仰文化であるとか、南部の野路小野山製鉄遺跡ですとものづくりの文化、そういったテーマを決めまして、地域に所在する各文化財をそのテーマと結びつけて、全体としての3テーマとあわせて草津地域の文化財のテーマとしまして、それでそのテーマに基づいて各文化財の活用の方針を定めていきたいという構想でございます。 ○横江政則 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  これについていつまでも議論していてもあれなんですが、要はそういう今、毎年日々盗難にあったり、建物がどんどん、どんどん朽ちていくような形が多い。何回も言うんやけど、国・県の財産であるし、草津市の財産なのよ。二度と手に入らないものが何百とあるんですよね。そういうものをしっかりと次の時代に継承してつないでいくというのは、我々議会の思いでもありますし、そのことを策定をこれからやっていかれるんやけれども、そういう思いをしっかりと組んだ中で進められればなと思いますし、例えば本当に感動したのは、カナダからサイトを見て、草津でこういうことがあるんやといって、インバウンドで来た人がわざわざ常盤のほうまで足を運んで来た、仏像を拝みに来たという、本当に観光資源としてもたっぷりあるわけ。それが草津市の経済効果にどんどん、どんどんしていける思いもしています。他にはないんですから。  そういうことでいろんな思いを文化財を研究してしていただくのもいいけれども、今後の草津市の発展のためにつなげるような策定をしていただければなと思っていますし、盗難もたくさん聞いています。国宝級、草津市はまだコピーをつくっていないから、よそはみなコピーなんですよね。草津市は本物もあるんです。それもほってたらいかんなというふうに思っています。よそへ流出してしまうこともあるしね。ちょっとしっかり、国宝級のやつは草津市にないんよ。市外に全部預けてしまって、草津市は草津市民が見れない。草津の財産を。というようなこともずっと懸念して本会議でも言ってますし。草津のものはやっぱり草津に持って帰ってきて、市民の目に触れ、これから誇りを持てる草津にしていきたいなと。私の思いはそうなので、その内容を組んでいただいた中で策定していただければなと思いますので、ちょっと決意だけ言ってください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  藤居課長。 ◎藤居 文化財保護課長  現在ありますそういう重要文化財とか、そういうのの保護につきましても、保存活用計画の中で、歴史文化基本構想の中で活用とともに、どうやって守っていくか、そういう方針も定めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆木村辰已 委員  しっかりと守って、草津の宝として残していただければ、最後に要望とお願いをしておきますので、よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  おはようございます。概要37ページのコミュニティスクールくさつ推進費についてちょっとお聞かせください。  今後、全小学校、中学校に導入されるということですが、以前から草津市は草津市として全国にも名をとどろかせました地域協働合校というものがあります。それと重なって、例えば地域の方々や、教職員の方々がこのコミュニティスクールをすることによって負担が増すのではないかなということをちょっと懸念はするんですが、その辺はどういうふうに整合性を考えておられるのかお聞かせください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  どうぞ。 ◎宇佐 学校政策推進課長  コミュニティスクールくさつにつきましては、学校運営の充実というふうなことを考えておりまして、特に学校運営をしていく上で、基本的な方針を承認いただいたりであるとか、あるいは1年間の取り組みにつきまして、支援の整備をしていただいて、その後の学校評価等を考えてやっていくというふうに、PDCAのサイクルにのっとって、運営のほうに参画をしていただくというふうな形でコミュニティスクールというものを実施しております。  また、草津市におきましては、地域協働合校というふうなことをもう10年来していただいているわけですが、その中では、子どもと大人とが一緒に学び合うと、行事等を通して学び合うというふうなところらへんで活動をいただいているような次第です。ですから、基本的には、地域協働合校とコミュニティスクールとは仕組みそのものが違っているというふうには考えております。ただ、そこに入っていただいている委員の方の中には、どちらも兼務するというふうな形の方々も多数おれますので、そのあたりは十分負担がないようにということは考えておりますが、コミュニティスクールにつきましては、特に年に4回ぐらいの実施ということを考えておりまして、その中でまたお力を、特に運営の頭脳的な部分でお力添えをいただけたらなというふうなことを考えております。
    ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  経費の内訳で、学校運営協議会の委員報酬の内訳をちょっと聞かせていただきたいんですが。わかりますでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。内訳。  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  この委員につきましては、草津市の特別職の地方公務員というふうな形になるかと思います。考えておりますのは、1回の出席につきまして2,000円、それから年4回、各学校8名程度というふうなことを考えておりますので、その金額になるかというふうに思います。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  この8名程度の根拠というのは何かあるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  小学校におきましては、28年度から7校で実施し、29年度につきましては14校で実施をしておりますが、その中で委員としましては5名から多いところで9名ぐらいの推薦というものがございました。そういったところらへんで、特に参画していただきたい方としましては、保護者さんでありますとか、地域の住民の代表の方でありますとか、それから学校運営上必要な方でありますとかというふうなことを考え合わせますと、予算上できるだけたくさんの予算を取りたいというところらへんもございまして、8名という数字を出しております。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  特に高穂中学校ですと3小学校区ですか、そしてまた町内会が非常に多いとかいうこともありますので、まあそこらはしっかりと配慮していただきながら、最終的にはやっぱり地域の方、教職員の方の負担、負担というか、御尽力になってくると思うんです。特にまちづくり協議会とか、町内会というのがサポートされてくると思いますので、そこはまたよろしくお願いしたいと思います。  ちょっと続きまして、済みません。概要22ページと25ページ、基本的に何が聞きたいかといいますと、この25ページは建設部と教育委員会と両方ですけれども、一般質問でもありました、分煙設備については、どのように今教育委員会の中で考えられているんでしょうか、お聞かせください。 ○横江政則 委員長  答弁求めます。  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  体育館の分煙ということで。 ◆小野元嗣 委員  喫煙、分煙という部分で、エリアも含めて、ちょっと教育委員会としてどういうふうな考えなのか。この予算も含めて。 ◎岸本 スポーツ保健課長  体育館の建設につきましては、建設部で今行っておるところではございますが、分煙につきましては、基本的に今市のほうで公共施設等については設置しないというようなことで方向づけはされておりますので、それに基づいて分煙施設等については、整備というか、対応をしていくということで聞いております。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  また建設部にも聞きますけれども、教育委員会として、子どもさんを所管されてますので、受動喫煙なんかがないように、この体育館等もしっかりと調整してもらわないと、よく外で吸われて、その煙が競技している子どもたちのいわゆる体内に入ると、吸うということで、いう案件もありますので、完全分煙の設備をぜひこの建設の中で、また教育委員会と建設部と整合性をもってお願いをしたいと思います。その辺の考え方いかがですか。もう少し突っ込んでもし聞かせてもらえるのであれば。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岸本スポーツ保健課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  基本的にもう分煙室等は設けないということで聞いております。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  そこはまたいろいろ一般質問の内容もありますし、喫煙で7億、8億の収益もありますので、そこはしっかり健幸都市として受動喫煙のないように取り図るようお願いをしたいと思います。  最後に済みません、一つ。12ページ、英語教育推進費ですが、皆さんの方、西村委員さんの質問である程度わかったんですが、例えば、来年度40周年のポンティアックとか、英語圏との交流を学校がしたいと言った場合は、この予算内で例えば何か使えるものか、もしくは別の予算で、英語教育というんですが、今メールがあります。ただ時差もありますので、一概にいい悪いは別としまして、そういう場合はこのオンライン授業委託費の中である程度融通が利くものかどうか、ちょっと聞かせてください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  今議員から御質問がございましたポンティアックとの交流でございますが、これにつきましては、教育研究活動推進費の中で枠を取って進めているところでございます。  概要については御存じだと思いますけれども、中学生7名を11月2日から11月9日まで約8日間ポンティアック市40周年ということで送るということで、この枠で取らせていただいております。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  わかりました。ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  同じく当初予算概要12ページの英語教育推進費ですけれども、この英語検定料補助金とあるんですが、これは何名ぐらいを想定されてて、市内全生徒を対象としたときに、一人当たりの補助金というのは幾らぐらいになるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  こちらの英語検定料ということにつきましては、今までやっておりましたGTEC検定のことでございます。昨年度までは3技能の検定というふうなことを行っておったんですが、来年度からスピーキングの部分も含めまして4技能検定ということを考えております。対象としましては、全中学校1年生から3年生までを対象としております。  それからその補助金についてなんですが、大体その英語検定だけで、補助金としましては564万円というふうなことになりますが、GTEC検定につきましては、今までは3技能ということで2,800円ぐらいの検定料でございましたが、1技能ふえる、スピーキングということになりますと耳にイヤホンを当てて、マイクをつけて、タブレットを使っての検定というふうなことになりますので、検定料が4,560円というふうに、非常に高額になってきますので、検定料としましては、そこにありますような564万円というものを計上させていただいております。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  今私が聞いたのは、検定料が幾らかというよりも、一人当たり幾らぐらいの補助を出して、それが全生徒対象ということですから、市内の中学生1年生から3年生全生徒で割ったら一人幾らの補助なのかというのをお聞きしたんですけど。 ○横江政則 委員長  適切に回答をお願いします。 ◎宇佐 学校政策推進課長  申しわけございません。一人当たりにつきましては、4,560円の半額を補助代というふうにしておりますので、2,280円の検定料になります。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  これはほな全生徒が対象ですから、受けたいと言った生徒全員が2,280円もらえるということですね。 ○横江政則 委員長  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  はい。それから要保護、準要保護につきましては全額を補助するというふうな形をとらせていただいております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  内訳はわかりました。ありがとうございます。  それと続いて、13ページのほうの家庭学習サポーター配置費のところですけども、これ家庭学習サポーターは市内14学校ありますので、その14学校に一人ずつ配置されるのか、全体で何人なのか、その辺教えてもらえますでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  家庭学習サポーターにつきましては、14校全てにおいて配置を考えております。しかし、なかなか時間的には非常に少ないというか、年間に210時間ぐらいを想定しております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  余り授業の中身を聞いてもあれなんですけど、これ家庭学習サポーターはその字のとおり家庭学習ですから、この活動は放課後なのか、その授業中なのか、その辺だけを教えていただけますか。 ○横江政則 委員長  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  この家庭学習サポーターにつきましては、概要のほうにも書かせていただいていますが、業務としましては、自主学習ノートの添削であるとか、プリントの添削であるとか、それから家庭学習に係る課題の分析・助言というふうに書かせていただいていますが、単なる丸つけをしていただくというふうなことではなくて、先生方にあなたのクラスの子どもたちはこういうところで困っているよと、だからこんなプリントを用意したらいいんじゃないのとかいうふうな形であるとか、あるいは提出についてきちんとチェックをしていただくであるとか、先生方の業務のサポートというふうなことを考えておりますので、放課後というよりか、勤務時間内に来ていただくというふうな形を考えております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  ありがとうございます。よくわかりました。  続いていいですか。予算に関する説明書の178、179ページなんですが、ここに青少年対策費がありまして、内訳もいろいろあるんですけども、昨年より10万だけふえているんですね。実は青少年育成市民育成会議が来年30年度で50周年を迎えられるということで、何か記念の話も出ているんですが、そういったことを考えると、青少年育成の活動費が少ないのではないかと思うんですが、その辺、この458万1,000円の根拠を教えてください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  相井課長。 ◎相井 生涯学習課長  内訳ですが、今回50周年の記念大会につきまして10万円ほどといいますものは、大会に伴いまして、これまでの取り組みなどを集約いたしましたパンフレットの部分を新たにつくらせていただきたいなと思っております。  これまで1年間、青少年育成市民会議の中でちょっと議論している内容といたしまして、50周年に向けて会議自体の学区とのかかわりということを見直すというようなことも踏まえて、50周年の場面はどちらかというと大きなイベントをするというよりは、学区とのかかわりをどうつくっていくかというようなことをお披露目するような、あるいは方向性を出していくような、そういう大会にしたいというようなことで予算のほうをしております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  周年費をたくさん出すということがいいこととは思いませんけども、青少年育成って一番大事な部分かなと思いますので、子どもが生まれてからずっと成長するに当たって全部かかわるところだと思いますので、人間形成の中で一番大切な時期もありますし、そういった部分で市民に頼っている活動の部分ですから、この青少年育成活動費もそうですし、この青少年対策推進費が30万円しかないというのもちょっと疑問に思っているんですけど、限られた予算の中ですけど、十分にそれを生かしていただきたいなと思いますので、各学区との連携をちゃんと深めるということでしたから、その辺をしっかりとまた担当課のほうからも、青少年育成市民会議を通して、しっかりとした連携をしていくようにということの指導もお願いしたいなと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  ほかはないですか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  中島委員の関連で、当初予算概要の13ページのサポーター配置費なんですけど、今さっき御答弁を聞いていて懸念することは、これ小学校教員OB等というところであれなんですけど、その内容を聞いていると、何か経験値から、その方のスキルから、若い先生方なんかはかえって重荷にならへんのかなと、その先生方のいろんな教育の仕方みたいなのがありますよね。ある程度むちゃはされないとは思うんですが、その方の考え方というのもありますよね、そこに対して何か意見を言ってしまって、そこが何かぎくしゃくしないのかなと、英語教育でもこれだけ変わってきてますよね。そのことが御経験がない方が、先生方に助言をするとなってくると、どれだけその現状を見ながら助言ができるのかなというところが、これサポーターの募集をされるので、そのときにそういうチェックはされると思うんですが、やはり学校教育のOBとなってくると、そのときの自分のスキルをお持ちじゃないですか。それが出てこないかなと、そのぎくしゃくを誰がコントロールするのかなと、ちょっと今答弁を聞いていて逆に懸念を覚えたんですが、その辺いかがでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  議員がおっしゃることも大変よくわかります。ただ、学校をサポートしていく上で、やっぱり一番必要やなと思いますのは経験だというふうなことを考えております。そういった意味で、教員OBの方をまずは考えておりました。ただ、おっしゃるようにぎくしゃく等がありませんように、当然学校の体制の中で見ていかなければいけないことだとも思いますし、まずは家庭学習の定着というふうなことが一番の大事な部分でもありますので、まずは子どもたちのプリントや、あるいはノートに対してきちんと添削をしながら、やっぱり子どもたちのやる気を一番に考えていただくというふうなところらへんを第一にサポーターの方にはお願いをしたいなというふうには思っております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  だからこそ、今のを物すごく懸念するわけで、それによって担任の先生のことを、自分のスキルからもっていって、いかがなものかということになっていくと、もっと言えば、そこの学校の最高責任者の校長先生よりも、その方がOBということになってくると、校長経験者とかこれからもありますよね、そうすると校長先生も何か言えない立場になってくるのが一番恐いので、しっかり随時教育委員会としましても、また政策推進課とされましても、常に見ていただくと、おっしゃるようにその目的が達成できるように常に見てあげないと、かえって先生方の御負担になる可能性もあるのかなという、合う、合わんがありますから、人間ですから。そこをちょっと懸念しますので、おっしゃっていることは重々わかるし、すばらしいことだと思うんですが、かえってそれが負担にならないようにだけよろしくお願いしたいと思います。委員長ありがとうございます。 ◆小野元嗣 委員  ちょっと関連でまた。今のサポーター配置費で、このOB等の等というのは、例えば今わかりうる範囲でどういう部分を指されていますか。 ○横江政則 委員長  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  等という部分につきましては、教室アシスタントの方々のことを指しております。といいますのは、この29年度までは思考力育成授業というふうな形で、小学校5年生の子どもたちを対象にした添削指導をさせていただいていたんですが、そちらのほうはスクラップ事業にさせていただきましたので、そちらのほうで活躍いただいていた先生方であるとか、アシスタントのそれに準ずるような方々をこちらのほうでお願いできないかなというふうなことを念頭に考えております。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  学校の教職員の働き方改革ということで非常にいいと思うんですが、一つちょっと聞きたいのは、このサポーターの方は担任の補助、サポートをするということですが、その児童ですね、いわゆる子どもたちと接触というんですか、そういう部分の指導というのも含まれるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  まずは添削であるとか、宿題のチェックであるとか、それから担任の先生方へのアドバイス的なことを一番に考えております。ただ子どもたちも今までから多分見知っている方というか、今まで学校に来られている方も多々あるかと思いますので、そういった方々の中でやっぱり子どもたちにそのプリントのことについて指導をいただくとかいうふうなことはあると思っております。 ○横江政則 委員長  小野委員。 ◆小野元嗣 委員  承知いたしました。ありがとうございました。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  幾つかございます。昨年度の予算と今年度の予算を比較しますと、教育費は20.3、前年対比というのがこれに出ていますけれども、これは建築も含めてこの大きな数字になっているだろうと思うんですけども、実際にそういうハード面を抜いた場合には、教育関係ではどれぐらいの前年対比になっているかわかりますでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。教育費全体としてですか。全体の中で。 ◆宇野房子 委員  20.3、去年よりね、なっていますけども、大きなハード面が入っての20.3ですから、実質。 ○横江政則 委員長  ハード面を除いてのですか。 ◆宇野房子 委員  わかりませんか。じゃあ、後で結構です。済みません。 ○横江政則 委員長  答弁できませんか。 ◆宇野房子 委員  実質教育現場にかかる教育費というのでは出てきませんでしょうか。どこかに出ていますか。 ○横江政則 委員長  明石部長。 ◎明石 教育部長  それでは予算に関する説明書、太い方の冊子でございますけれども、これで順次説明を再度させていただいているわけでございますけれども、162ページからになってまいります。目ごとに説明ということになってまいりますけれども、教育委員会費では前年度対比10万円、事務局費では2,800万円の増、これは人件費に係るものでございますし、教育指導費については1,100万円の増ですので、若干大きい、少ないがありますが、大きな要因としてはハード部分もありますが、やはり来年度につきましても高穂中学校の増築もございます。そうしたことですので、全体を丸めまして確認しましても20%というのはやはりハード面であるのかなというふうには今資料では思っていますが、全体としてそういう形、それぞれいろんなものを見直しながら、スクラップアンドビルドというような形で全体経費を見直して、20%減という形で御理解賜りたいなと思っております。 ◆宇野房子 委員  続けて順次お願いしたいと思うんですけれども、昨年度の決算の事業評価結果の予算書に反映するという教育委員会部門では、ほとんどが昨年対比100以上反映していただいているということは、教育に力を入れていただいているなということを見させていただいております。毎年、ICTの予算が、昨年1億7,226万、ことし1億7,702万9,000円というのが計上されておりますけれども。167ページです。分厚い方。 ○横江政則 委員長  予算案説明書の167ページ。 ◆宇野房子 委員  この大きな金額は、タブレット等々、機種が日進月歩かわるものもあれば、修繕もあれば、支援員さん配置もあればというこの金額が大きく出てくるんだろうと思うんですけれども、これはいつまでこの大きな金額は予算に計上されるのでしょうか。続くのでしょうか。お伺いをいたします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇佐課長。
    ◎宇佐 学校政策推進課長  議員がおっしゃいますように、そこに1億7,702万というふうな金額を計上させていただいてますが、そこの内訳につきましては、タブレットのリース料でありますとか、教育用のPCのリース料でありますとか、これにつきましてはリース契約を結んでおりますので、5年間のリース契約というふうな形ですので、毎年同じような額が計上というふうな形になります。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  5年済みますとどういう方向になりますでしょうか。 ○横江政則 委員長  宇佐課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  また5年後というふうなことにつきましても、やはり教育の情報化というふうなこととICT教育に関しましては、特に新しい学習指導要領でも情報活用能力を育成していくのやというふうな流れもございますので、新しい機器等を整備していくというふうな形で進んでいくかと思います。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  教育に関しては、今すぐに結果が出るものじゃないので、未来に社会をつくってもらう子どもを育てる人づくり、まちづくりということを市長もおっしゃっていますように、この投資は必要だと思っております。これだけの毎年2億近いお金を使いますのと、ざっくりとした荒っぽい言い方になるかもしれませんけれど、本当に一人一人の義務教育の中で身につけてもらう、学力向上、いろいろとメニューを書いていただいております。この中にもね。でも本当に塾へ通うよりも学校で全部身につけられるのが私は教育委員会の学校現場では大変御努力いただく部分やろうと思っておりますので、こんなにたくさんのお金がICTにかかるのであれば、人件費にしたらわずかなものだなと、ざっくりした言い方しかできないんですけど、これは草津市は全国に誇るこのICT教育で視察も多く入って、視察が入るたびに先生方にはその視察されるときの授業には時間がかかっているということも聞きますので、このICTに関する大きな金額に関してちょっとどうなのかなと懸念をいたしましたので、お尋ねをさせていただきました。ということで、これはこの辺で。見解がございましたらいただきたいんですけど。  ICTをまだまだ進めていかれるのかどうか。 ○横江政則 委員長  佐々木政策監。 ◎佐々木 政策監  ICT教育を進めるのかということなんですけれども、やっぱりこの近年、非常に情報化やグローバル化、こういった社会的変化、これが急速に進んでいると、あとは身近なものは本当にインターネットで物と物がつながる。このような状況になっていて、これは社会や生活が大きく変化しているんですね。そのような中でやっぱり将来に子どもたちには予測ができない変化に対して、受け身ではなく主体的に向き合うことができる力、これを身につけさせる必要があるということになっております。  こういったことから、実はもうすぐ始まる新学習指導要領にも、例えば、主体的、対話的で深い学び、いわゆるアクティブラーニングでございますけれども、あとそれとともに、実を言うと、将来どんな職業についても、普遍的に求められるいわゆる情報活用能力だとか、あとプログラミング的思考、こういうものも必要であるということが明記されているところでございます。  なので、もうこれはやっぱりICTの特性とか強みを生かして、授業改善をやって、アクティブラーニングに資するということもありますし、直接的に情報活用能力だとか、プログラミング的な思考、これを身につけるということが将来の子どもたちにとっては必要不可欠になってくるんですよね。そのために草津市としては、もう本当にほかの自治体よりも先進的に進めている取り組みでありますし、今後はこの新学習指導要領に対応するということもありますので、これは引き続きICT教育を推進していきたいと、このように考えているところでございます。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  別の件なんですけれども、同じく169ページの、児童就学援助費、これが昨年よりも多くなって計上されていますが、状況がこういうふうな状況になっているのかどうかお尋ねをさせていただきます。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  今議員が御指摘のとおり、それぞれの項目につきまして、増額になっております。その関係でこのような金額になっているということでございます。 ○横江政則 委員長  169ページの就学援助費が上がった理由ですね。 ◆宇野房子 委員  就学援助費なんですけれども、昨年よりもアップになっているんですけど、子どもたちの家庭状況が。 ○横江政則 委員長  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  各個人に配付する単価が増額されてるということでございます。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  人数的にそうは変わらないということですか。 ○横江政則 委員長  高井課長。 ◎高井 学校教育課長  人数的にも若干ふえておりますが、一人当たりに配る単価がほぼ倍額になっているということが一番の増額になった原因でございます。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  ありがとうございました。  続いて済みません。175ページなんですけれども、先日総務の中で久保委員がお尋ねになったこれは、教育の中の社会同和の話だったと思うんですけども、人権センターの所長さんがここでお答えになったんですけど、ちょっと部門が違ったのではないかなと思いますが。 ○横江政則 委員長  どういう質問ですか。 ◆宇野房子 委員  ですので、久保委員はこの3つ、社会同和教育推進者研修事業費と社会同和教育啓発費と社会同和教育推進事務費、これ3本ありますが、3つにどうですかとおっしゃったんですが、教育委員会の見解はいかがでしょうか。 ○横江政則 委員長  人権センターに答えていただいたやつですよね。 ◆宇野房子 委員  これ人権センターでいいんですか。 ○横江政則 委員長  だから3つのやつを一つにまとめられへんかという。 ◆宇野房子 委員  失礼いたしました。済みません。申しわけございません。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。宇野委員。 ◆宇野房子 委員  179ページ、史跡草津宿本陣管理費の中と、それから草津宿街道交流館運営費、昨年この中に草津宿魅力発信事業費がそれぞれ入っておりました。今回の説明書きの中にはないんですけれど、今回もここに含まれているんでしょうか、お尋ねいたします。 ○横江政則 委員長  八杉理事。 ◎八杉 教育部専門理事  平成29年度は魅力発信事業として少し大きな金額が計上しておりましたけれども、平成30年度につきましては、それぞれ本陣の管理運営費の中で魅力発信事業としてブックレットの環境でありますとか、楽座運営事業の展開とかいうふうなことを進めてまいりたいと思います。 ◆宇野房子 委員  ありがとうございました。以上でございます。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  予算に関する説明書の180ページ、181ページですね、事業名でいうところの市民スポーツ団体活動支援費、この中のスポーツ少年団の育成費というのが21万円であるんですけども、これの用途とこの目的、狙いのところを御説明いただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  こちらのスポーツ少年団の育成費の内訳でございますが、内容といたしましては、スポーツ少年団の登録費、大会費、講習会費等でございます。また大会につきましては、ソフトボール、野球、卓球、バスケットボール、サッカー、剣道、スポーツ拳法、空手、新体力テスト、駅伝といったような用途で使われております。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  結構その当然野球以外にも各種スポーツの分野での少年団が市内にもたくさんチームがありますよね。そうした中でこの21万円という額の規模が、この目的を果たす上で間に合っているのかなというのが感想としてはあるんですけども、その辺はどのように思ってはりますか。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  スポーツ少年団のほうにつきましては、県組織もございまして、そちらのほうからの助成等もございます。こちらのスポーツ少年団等の予算等について、増額等について事務局をもっていただいております体育協会等も少年団等の充実についてのお話もさせていただいているところでもございますが、今のところは事業の展開として、それぞれのスポーツ少年団への支援というようなことでとどまっているというような状況でございます。  少年団以外に、青少年につきましては、総合型のクラブであったりとか、あるいは民間等のクラブができつつある中で、なかなかそれぞれの選択肢が非常に子どもたちにとってふえている状況でございまして、スポーツ少年団自体も数自体がちょっとふえていないというような状況の中で補助金についても背負えているというのが現状でございます。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  今おっしゃっていただいたように、そのスポ少以外にもいろんな団体があるという中で、その中でもやっぱりスポーツ少年団というのはそもそも競技力の向上、どうこうじゃなくて、やっぱり健全な心身の育成であったり、そこが主たる目的であると思います。例えば野球やったら野球がうまくなるために入るんじゃなくて、それを通じて礼儀とかマナーとかを学んでもらったりというところが、このスポーツ少年団の存在意義といいますか、理由になっているところがあると思います。僕も多少そこの部分に携わらせてもらっているところがあるんですけども、やはり学校の生活だけでは味わえない、他学年との交流であったり、学校の先生以外の大人とのかかわりの中で学ぶ部分が僕は非常に意義深い団体だと思いますので、県からもそういう補助をいただいてやってもらっているというのをお聞きしましたけども、市の思いとしても、今回の予算はこれができる範囲の中で十分有意義にやってもらいたいんですけども、今後については、またさらにそこの部分、スポーツ少年団の発展、さらには子どもの体力向上といったところにも用立てられるような予算編成をいただけたらと思いますので、これは要望で終わっておきます。  もう一ついいですか。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  そこと無関係ではないんですけども、多少ちょっと点の話になるかもしれません。第二小学校の芝生の問題についてであります。 ○横江政則 委員長  それは予算の中。 ◆土肥浩資 委員  予算の中で関係あります。今、この第二小学校の芝生を養生する、あるいは芝生を管理する上でかかっている費用というのをまず確認したいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  松浦課長。 ◎松浦 教育総務課長  第二小学校の芝生の維持管理につきましては、現在芝生を守る会のほうに管理を委託しておりまして、13万3,000円でお願いをしているところでございます。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  それぐらいの費用というのは、芝生に関しては全くかかっていないですかね。 ○横江政則 委員長  松浦課長。 ◎松浦 教育総務課長  スプリンクラーによります水道代が別途かかってございます。第二小学校と笠縫東小学校にも芝生がございますので、そちらのほうとあわせて年間約60万円かかってございます。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  今回の代表質問の中で八木議員も触れていましたし、過去にも私も含めて、この件については話をさせてもらっているんですけれども、その中の御答弁の中で、地域、学校、PTAそれぞれがしっかり一体となって維持していく態勢が整えば、市としても積極的に芝生化に向けて進めていきたいという御答弁があったと思います。これは言葉をひっくり返せば、そういう態勢が整っていなければ、そこに対して市としてこういった水道代も含めて、僕はそこに投入するべきではないんじゃないかなというふうに思うんです。というのも、ちょっと話が前後しちゃいますけども、今の芝生の状況ですね、去年の防災訓練でも教育部長も、市長も含めてたくさんお越しになられて、その現状を見ていただいたと思いますけども、とてもじゃないけど良好な状態で維持できているということではないというのは見てもらっていると思います。実際に今の教頭先生も、今あったその芝生の13万3,000円、これにしたかてこんな額で欠けた部分を植えたりとかいうところも、とてもじゃないけど維持し切れないと、こんな額で良好な状態では保てないというのをつぶさに聞いています。だから教頭先生も休みの日にみずから学校へ来て、業者さんと一緒にあのポットを植えたりとかしもって、何とかない中でやりくりをしているんです。  だからその辺、市として本当に芝生を進めたいのかというのと、そういう状態になってしまっている、本当に学校の先生だけが頑張っていて、地域やPTAというところが全くかかわりのないような状態になっているところにそういう額を、水道代とか、この芝生の13万幾らかを投入する必要性があるのかというのを聞きたいんですけど。 ○横江政則 委員長  予算を。今の維持管理ができるかということですか。 ◆土肥浩資 委員  維持管理ができる態勢が整っていないところに、こういう予算を割くべきなのかどうかというところです。 ○横江政則 委員長  水道代を割くべきなのかということですか。 ◆土肥浩資 委員  水道代にしろ、13万3,000円にしろ、そういう三者が協働でしっかり維持していくという態勢が現状整っていないというところに、この13万3,000円というものを。 ○横江政則 委員長  松浦課長。 ◎松浦 教育総務課長  今、土肥議員がおっしゃることは確かによく理解できるんですけれども、毎年学校のほうにも芝生化に関して推進をしていくのかという意向調査というのも行っております。実際のところ学校のほうはどちらかというと消極的というところが多ございます。というのも、今、土肥議員が御指摘のとおり、維持管理に多大な苦労というか、特に学校の教頭先生に御負担をかけている部分はあろうかと思います。それにつきまして、代表質問の答弁のほうでもさせていただきましたけども、一定児童・生徒の健全な心の育成であるとか、体力向上について芝生化というのは有益なものだと、教育総務課としても認識はしておるんですけれども、そういった一方で、維持管理に対して多大な御苦労をいただいているということで、ただ代表質問の中ですけれども、管理委託に関して、例えば、地元の業者を育成して、そういった維持管理を頼んでいくのも安価で育成していくことで安価で済むんではないかというような御提案もいただいておりますし、今後芝生化につきましては、当課の研究不足という部分もございますので、もう少し経験もさせていただきながら、また学校の方とも十分協議をしながら、今後の芝生のあり方については検討していきたいというふうに思っております。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  現状がどういう状況にあるかというのは、今回のこのやりとりで御理解いただけたと思います。スプリンクラーは壊れっ放し、水がだだ洩れて芝生が根腐れするような状況にもなっています。それでどうしたらいいのかがすごい中途半端なんですよね、子どものためにも進めたいといっている割には、予算が13万幾らしかついていない。積極的にというようなことにはなっていない。かといって、じゃあやめたらといったらそうでもないという、どっちつかずな感じがするんで、やるんやったらしっかりと、子どもたちが安全に使えるグラウンドの状態にするというところを、強力にそこは進めてもらいたいと思いますけど、そこについてももう一回だけ答弁をお願いします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  松浦課長。 ◎松浦 教育総務課長  今、土肥議員がおっしゃっていただきました御指摘の点、十分に理解をさせていただきましたので、もちろん他市の事例も視察等をして、状況等の把握に努めているところでございますので、先ほども答弁申し上げましたけれども、十分に当課の中でも研究を進めて、今後、校庭の芝生化について、どういったあり方をしていくのかというのは考えていきたいというふうに思っております。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  僕は芝生について否定しているわけじゃないので、そこだけは御理解いただいて、よろしくお願いします。  以上です。 ○横江政則 委員長  関連ですか。まあまあ、どうぞ。 ◆宇野房子 委員  済みません、もう一つだけお願いします。  この当初予算概要の24ページにございます中学校運動部活動支援、これは私、一般質問の中でもさせていただきましたけれど、外部指導員が入る。これも人権の話のことで質問もしたんですけど、ここでは国の方向に向けてこれが入ってきたのでしょうか。国から97万3,000円入っております。国が20億を出して、7,500人を活用するというのは12月20日の報道でされておりました中の一部の話なんでしょうか。そして何人、どういうふうに配置されるのかお伺いいたします。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  ただいま宇野委員からございましたとおり、本市におきましては、今年度、平成29年度に部活動の支援員制度ということで創設いたしました。各それぞれ6中学校ございますうち、2人ずつというようなことで、12人ということで今年度運用をしております。その上で来年度につきましては、国で新しく創設をされました部活動指導員制度のほうを試験的に2人分取り入れまして、試験的に運用を行おうとしているところでございます。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  2人分またふえるということなんですね。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  12人というのは基本的に変わりません。12人のうち10人が支援制度、2人が指導員制度でございます。 ◆宇野房子 委員  わかりました。予算の中身はわかりました。県からも部活動の人件費として2,990万円計上したということがこの2月に発表されているんですけど、これはここには生かされてはいないんですよね。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  こちらの指導員制度につきましては、国が3分の1、県が3分の1、そして市が3分の1というような内訳になってございます。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。 ◆宇野房子 委員  もう一度済みません。 ○横江政則 委員長  もう一度。 ◎岸本 スポーツ保健課長  失礼いたしました。国3分の1、県3分の1、市3分の1でございますが、実際の歳入につきましては、国が県に補助をされて、3分の2が県から市のほうに。 ○横江政則 委員長  要は市がどれだけもらえるかでいいんですやろ。  答弁を求めます。  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  制度自体につきましては、県のほうから入ってございます。指導員制度。
    ○横江政則 委員長  今、質問わかりますか。質問の内容はわかりますか。  明石部長。 ◎明石 教育部長  資料の作成でございますが、答弁につきましては岸本課長のとおりでございまして、資料の記載が誤っておりました。大変申しわけございません。  予算に関する説明書の181ページをごらんいただきたいと思います。その中の事業名、学校体育推進費でございまして、金額が829万2,000円のうち、県費が97万3,000円、その右で中学校体育推進費で中学校運動部活動支援指導員派遣事業費で214万円となっておりまして、この予算の財源の内訳が正しゅうございまして、申しわけございません。資料のほうが県支出金のほうでございますので、訂正をいただきまして、おわびを申し上げます。大変申しわけございません。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。 ◆宇野房子 委員  わかりました。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  同じ181ページの一番下なんですけども、中学校スクールランチ運営費646万8,000円が計上されておりますけれども、この活用状況について教えてください。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  スクールランチでございますけれども、1月の平均食数につきましては、1日平均18食ということになっております。今年度、保護者と生徒に対してアンケートをさせていただきました。その中で家庭弁当自体を持参しにくい生徒ということで調査をさせていただいたんですけども、約70名程度ということで、平均18食ということで考えますと、約4人に1人に利用いただいているというようなことでございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  スクールランチがもうひとつ不評というか、いろいろ課題もあって、利用状況も少ないということで、いろいろ市民からも声が上がって、中学校給食の実施という方針を決めたんですけども、昨年度予算では2億3,000万円余り予算があったんですけども、今年度は全然計上もされていないということです。ここら辺の事情について聞きたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  松浦課長。 ◎松浦 教育総務課長  今、久保議員に御質問いただきましたとおり、代表質問のほうで市長、教育長からも御答弁させていただいたものと重複いたしますけれども、中学校給食の実施に関しましては、皆様に御心配をおかけしていることに関しまして、まずおわびを申し上げます。  給食センターの用地につきましては、答弁のとおり、地権者と粘り強く交渉を進めておりますけれども、現時点で用地の確保ができておりません。引き続きセンター用地の取得に向けまして、全力を挙げて可能な限り早期に建設用地を確定したいというふうに考えてございますが、建設用地の確定後直ちに発注すべき用地測量業務でありますとか、不動産鑑定評価に関する予算につきましては、平成29年度の補正予算において繰越明許費を計上させていただいているところでございます。  今後必要となります建築に係る設計費等の予算につきましては、センター建設用地のめどが立った段階で、早急に必要経費と、今後のスケジュールを精査いたしまして、議会の皆様のほうに御報告をさせていただいた上で、平成30年度に補正予算をお願いするなどの対応を検討しているところでございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  用地取得が大変難しいのは理解しているつもりです。しかし、今の時点で丸々1年おくれているんですよね。保護者からは早く進めてほしいと、どうなっているんだという声をたくさんいただいてますので、そこら辺、用地交渉は難しいと思いますけども、本腰を入れて取り組んでいただきたいなというふうに思います。  どうですか、見通し等、取得の見通し。 ○横江政則 委員長  松浦課長。 ◎松浦 教育総務課長  久保議員、御心配いただいてまことに申しわけございません。また市民の皆様から多くの御期待をいただいていることに関しましては十分理解をいたしておりますし、また請願のほう、議会のほうで採択をいただいたその重みというものは十分深く受けとめているところでございます。  建設用地につきましては、現在複数の候補地の調整に当たらせていただいておりますけれども、まずは地権者全ての方の合意が必要となってございます。おくればせながらではありますけれども、昨今、少しずつ手応えを感じてきておりますので、できる限り早く、早期の用地の取得、確保をめどをつけまして、議員の皆様に御報告をさせていただきたいと、このように考えております。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  今の答弁で、少しずつ手応えを感じているということに期待を持ちまして、この質問を終わります。  もう一点よろしいですか。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  概要の22ページ、市立プールの整備なんですけど、基本計画の検討懇話会の予算が計上されておりますが、確か3月中に第1回の懇話会が開かれるというスケジュールで聞いておったんですけども、その状況について質問したいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  懇話会につきましては、去る2月15日の日に開催をさせていただきました。主に第1回目ということで、それぞれの委員さんの思いであるとか、会長、副会長を決めまして、それぞれの思いを伺うとともに、協議内容といたしまして、議員の皆様に御説明を申し上げました、草津市立プール整備基本計画の策定方針、そして(仮称)草津市立プール整備基本計画の策定スケジュールについて御説明を申し上げたということでございます。  その御説明を申し上げた後、それぞれ自己紹介も含めまして、御意見等をいただいたというような状況でございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  実質的な議論はまだ始まっていないんですかね。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  1回目につきましては、ただいま申し上げましたとおりでございまして、今後、年度明けましてから、第2回目のときに具体的な内容等について御議論というか、御意見をいただく予定でございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  しっかりとした検討を行っていただきますように要望しておきたいと思います。 ○横江政則 委員長  ほか。西村委員。 ◆西村隆行 委員  当初予算概要の38ページの文化振興プログラム推進費なんですが、この中の経費の内訳のところの3行目に、草津シネマ塾開催費134万4,000円と計上いただいているんですが、これを読んでいると、すごいことをされるんだなと思って、塾と書いてありますから、どんなことなのかなと思って上を読んでいきますと、アートフェスタくさつの開催をされると、そのときに野外映画祭を同日夜に開催することって書いてあるんですが、この塾と同日に映画祭、どう関係するんですか、これ。だから名目のところに塾と書いてあるのは、もっと継続した、この前も小学校か中学校かでやってはりましたよね。ああいうことを推進していくのか、あくまでもこの星降る映画館、これ私見に行きましたけども、これだけの経費なのか、ちょっと書き方がどうなのかという確認をしたいんですが。 ○横江政則 委員長  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  草津シネマ塾が134万4,000円、この内訳ですが、まずワークショップ、映画をつくるということのワークショップ、それとシナリオ塾と言いまして、映画の台本をつくるに当たって監督や大学教授からちょっと教えていただくような講座等を開催いたします。  先ほどアートフェスタの星降る映画館の話をされましたが、そちらのほうはアートフェスタくさつのほうで実施をするということになっております。アートフェスタくさつの中の星降る映画館の中で、もちろんその子どもさんやいろんな方々が対象の映画をするわけなんですが、せっかくつくった作品がこれまでもございますので、そういった作品も流しながらというイメージを持っております。 ◆西村隆行 委員  確認ですが、アートフェスタくさつ開催費の中にこの同日夜にされる映画祭は含まれていないということですね。 ○横江政則 委員長  相井課長。 ◎相井 生涯学習課長  ではなくて、その作品の活用という部分で。アートフェスタくさつとシネマ塾というのはそれぞれ別のプログラムでございます。シネマ塾でつくられた映画につきまして、活用という部分でアートフェスタで使うという部分がございます。  シネマ塾につきましては、映画を作成するもととなるシナリオを作成するというものを中心にしておりますし、アートフェスタの中の星降る映画館というのは、シネマ塾以外の映画も含めて、秋のひとときの文化芸術の祭典のひとときに流す部分にプラスアルファ、シネマ塾でつくった映画も流すという相乗効果をイメージした事業でございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  そうしたら、主な内容のところにしっかりと書かはったほうがようかったんじゃないですか、これ。だからシネマ塾の説明が何もないんですよ。この文章の中に。それで勘違いしてしまいますので、そこまで説明できるならば、必ず主な内容のところに書いてください。だったらこれ質問しなくて済んだと思いますので、次はよろしくお願いします。  委員長、終わりました。 ○横江政則 委員長  ほか、よろしいですね。  ないようですので、議第1号議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  それでは引き続きまして議第4号、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  議第4号、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算につきまして御説明を申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、薄い冊子の平成30年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。16ページをお願い申し上げます。  議第4号、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算で、当初予算全体を定めとなっております。  1枚めくっていただきまして、17ページをお願い申し上げます。  17ページでは、第1表、歳入歳出予算の歳入を、18ページでは歳出を記載させていただいております。  なお、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算に係ります予算に関する説明書のうち、当会計の所管に係る部分につきましては、先にお渡しをさせていただいております、予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の31ページに記載のとおりでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第4号、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審査を賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第4号議案の質疑をいたします。  質疑はございますか。  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  歳出のところで、260ページ、今年度予算は前年度に比べて3,270万ふえておりますが、これは給食数がふえているからですかね。それとどれぐらいつくっておられるのか。それからキャパは大丈夫なのか。ここら辺少し説明をお願いします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。 ◎宇野 学校給食センター所長  来年度3,270万円の増額ということでございますけれども、大きい理由といたしましては、一つには需用費の中の賄い材料費、こちらにつきまして、これは給食用の食材を購入する金額でございます。これが児童数の増加によりまして、約1,100万円ほど増額しております。  そしてもう一つが委託料でございます。これは調理・洗浄等の業務委託でございますけれども、平成30年度から新たな5年間の業務契約が始まります。委託料を精査の上、増額になったものでございます。  キャパにつきましては、計画につきましては、9,000食でございますけれども、あくまでも来年度の予想でございますけれども、約8,800食になるというふうに想定しております。  以上です。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  給食センターの容量、能力としては、一日9,000食で、もう8,800食つくることになっているということですが、もう余り余裕がないですね。大丈夫ですかね。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  計画につきましては、一日9,000食でございますけれども、来年度から調理・洗浄に当たっております業者の職員ですね、ノロウイルス等のいわゆる食中毒の関係で、全員の方が今までは給食を食べてもらっていたんですけども、それが来年度から減少をするということになりますので、若干また給食数8,800を予定しておりますけれども、それが減る可能性があるということで、もうしばらくの間は9,000食まではいけるというふうに思っております。ただ、9,000食になりまして、即もう全くだめということではありませんので、その辺は業者のほうと調整しているところでございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  検食は検食で大事なことなので、しっかり検食していただきますように。うまく言えば毒味ですかね。しっかりやっていただきたい。 ○横江政則 委員長  明石部長。 ◎明石 教育部長  キャパにつきましては、一応9,000食という形で申し上げているところではございますけれども、今後も少しずつ児童数はふえていくというようなことも予測はしております。それに対します対応策といたしましては、今委託しております職員数がございますけれども、その方々を増員していただくとかいうような工夫などをしながら、最大まで提供いけるような形で我々としては努めていきたいというようなことを考えておりますので、頑張って我々としては、それに子どもたちの安全で安心でおいしい給食を提供していけるように努めてまいりたいと思っておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  歳入の関係をちょっとお聞きしたいんですけど、学校給食賄い材料費ですね、俗にこれが給食費ですね。これ今自動引き落としか何かですよね。直接じゃないですよね。それが引き落としできないお子さんに対する対応は今どうされておられるんでしょうか。お聞きいたします。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  給食費のお支払いがちょっと難しい、困難だというふうな御家庭でございますけれども、そういった場合につきましては、就学援助費給付制度とか、あるいはまた児童手当からの充当ということの指導をしております。  以上です。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  そうしたら、学校の先生方に御負担はかかってないんですね。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  給食費の納入につきましては、現年度につきましては、各小学校が対応していただいております。ですから現年度につきましては各学校のほうで御苦労と言いますか、それはかけておるかとは思います。  年度が変わりまして、過年度になりますと、学校給食センターのほうが対応するという形になります。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  部長、これ学校の先生方に、何がと言うと、学校の先生が家庭訪問等をされて、子どもさんじゃなくて、親御さんに言うと思うんですが、ちょっとトラブっているところってないですか。それが拡大になっちゃって、ほかのことと副作用が働いていって、結局先生が、ちょっと言葉がよくないので言いませんけど、引き取りに行っているということが何か一つの、どう表現したらいいか、具体的に言えないので表現は難しいんですけど、それが学校の先生方の御負担になっていないかなと思うんですが、それはいかがでしょうか。 ○横江政則 委員長  岸本課長。 ◎岸本 スポーツ保健課長  今の給食費につきましては、ただいま所長からございましたとおり、現年分、当該年度分につきましては学校で対応をいただいておりますけれども、先生ではなくて、学校事務の職員さんがおられますので、そちらのほうで引き落としであるとか、あるいは通知であるとか、そういうようなものについては対応をいただいております。その上で、滞納についての対応ですね、訪問等につきましては、今、所長からもございましたが、過年度になってからセンターのほうで訪問させていただいて、対応をしているというような状況でございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  その言葉を信用いたしますが、必ず確認は常にとってくださいね。ちょっと具体例を出さないので申しわけありませんが、先生方にかわっている場合も聞き及んでおりますので、今そうおっしゃっていただいているので、事務の方がされておられるということでまた御返答を返しますが、ぜひ、御確認だけはまたよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  奥村委員。
    ○奥村次一 副議長  前からこの食材に対してはいろいろ注文をつけさせていただいていて、若干進んでいるところ、例えばお米の場合が一般米から環境こだわりという形になってきているんですけども、最近千葉県の酒々井市のほうでは有機米を使うという話になったんですけども、いわゆる農業の部分では、高付加価値農業という形を言いながら、向こうの進み方とか、こちらからのアプローチですね、そういう部分に対しての考え方、今現在使われている数量が何千俵要って、どのぐらいの部分でどうするという部分と、その差額をどうするかという問題もあるんですけど、これは4、5年前にも高島市がそういうことを、前々市長やったかな、やっていた事例もあっての話をちょっとしゃべっていたんですけども、今後草津市としてそういう部分の、いわゆる教育委員会の給食と農林水産のほうと業者、業者というか生産者ですね、そのつながりが余りにも最近また流れが聞こえてないようにも思うんですけども、そこらの対応というのはどういうぐあいになっているのでしょうか。  まずは何俵ぐらい今使用されていて、逆にあとその草津市内の、県内の部分ですね、県内が今基本的になるかもしれませんけども、草津市内での食材をどのぐらい今何%ぐらい使用されているのか、畜産関係は難しいと思いますので、野菜関係と米関係ぐらいが基本的になるかなと思いますけども、どのぐらい草津のものを使用されているのか、ちょっと確認したいです。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  お米もですね。 ○奥村次一 副議長  米は100%って聞いているんですが、数量、ごめんなさい。 ◎宇野 学校給食センター所長  まずはお米でございますけども、平成29年度におきましては、約93トンの購入をいたしました。昨年度、28年度におきましては約91トンということでございます。  そしていわゆる地場産物ですか、草津産のものをどれだけ使っているかということにつきましてなんですけども、今のお米は100%でございます。それ以外にも草津産の野菜をできるだけ使用するように努めておるところでございます。県が毎年実施しております学校給食地場産物使用調査、使用品目中の地場産物の使用率、品目の使用率を求めたものでございますけども、草津市におきましては、29年度6月調査でしたんですけれども、草津産を含めまして滋賀県産は41.5%でございます。これは県下の19あります市町の中でも3番目に高い率ということでございました。このときの草津市産のみのものにつきましては、20.2%ということでございます。  そしてどういったものが一般的にあるかということでございますけども、ホウレンソウ、青ネギ、加工品ですとみそとか青葉とかそういったもので、草津産につきましては19品の使用をしております。ただし、1年中じゃなくて、時期がございますので、使用した品目が19品目ということでございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。 ○奥村次一 副議長  それだけ草津市内のものが使われているということ、県内が41%、市内が20%、そういった部分で草津市の農家の方との連携が今後もっともっと必要になるのかなというぐあいにも思いますので、高付加価値農業という形の考え方の中で、もっと連携を深めて、草津市の農林を支援してもらえるような状態が教育委員会のほうからも出していただけると助かると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと先ほどのお米のほうも、前はコシヒカリ一辺倒だった部分から、いろんな品種を変えてほしいという形、食味の感覚というのをつかんでほしいということでお願いしていって、今は大分変わってきているように思いますんですけども、その割合的にどういう品種をどのぐらいの割合でどう考えておられるか、環境こだわりがどうなっているかという部分も含めて、わかりませんわね。わかりますか。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  ちょっと量的なことはちょっとまだわかりかねるんですけども、いつからいつまで、どういった品種を使ったかということは申し上げられます。  私も28年度から来ましたので、28年度から申し上げますと、28年度の4月から9月はキヌヒカリです。28年度の下期は10月から12月がみずかがみ、1月から3月が秋の詩、そして29年度は上期がコシヒカリで下期がキヌヒカリという形でございます。それぞれ環境こだわり米とか、あるいは無洗米とか、そういった付加価値もつけて予算とにらみ合わせながら購入しているというところでございます。  以上です。 ○奥村次一 副議長  予算的にどのぐらいの金額が動いているか、単価というものを本当は知りたいんですけど。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。 ◆木村辰已 委員  ちょっと1点だけ聞かせてください。  木村委員。 ◆木村辰已 委員  先ほどからも多くの質問が出ていますが、一番やっぱり懸念しなきゃいけないのは、食中毒なんですよね。給食での事故が起こるというのは、もう完璧だという頭の中でやっているんやけれども、確かに製造工程を新しくできた施設は僕は完璧だなというように現場視察をしたんやけど、いろんな意見を聞くのが、1点は、製造者と配送、学校での受ける場所、以前にも相談しました。やっている人がこんな熱いところでという話がありました。真夏の給食というのは一番どこでも神経を使う、一番の恐い時期なんです。食中毒の菌ですね、6月から10月、旧のときはいろんなまぜもんがよく事故がありました。新しくなってからは聞いたことはないんですけれども、ただ、製造してあそこで配送をして、学校へおろして、学校でおろして、学校から生徒の手元まで届くまでの部分ですよね。結構時間がかかるんです。パッカー車というか、アルミのボディ車は冷房が完璧に効いているように聞いているんです。そこで本来は、ここではそういう詳細は出てないんですが、配送やとかそういうのは別枠になっているのか、包括して契約されているのか、食中毒の事故の対応というか、そういうマニュアルはきっちりできているのはわかるんです。その辺の責任度合いだとかという部分ですよね。センターで気をつけても学校現場での受け入れはパートさんがたくさんいはります。あれでもらってすぐに学校へ入れるんやけども、外を通るわけですよね、外気に触れて、ばっぱ飛ぶ部分もたくさんありますので、その辺のことの詳細を教えていただければなと思って、この予算の範囲内でね。それでいけているのかどうかということを。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  業者からの納品につきましては、通常冷蔵車で搬入される場合が多いです。搬入されるときには、検収室と言いまして、野菜とか、それぞれの品目に応じまして3種類の検収室がございます。そこでもって今の搬入されますものの温度とか、品質、色とかそういったものを必ず確認をしております。もちろんどういった車で搬入されたかというのを確認しております。その上で下処理室と言いますか、洗ったりする部屋のほうに持っていくという形になりますので、その辺は入る段階では厳重に対処しております。  そしてマニュアルにつきましてなんですけども、今申されましたように、草津のほうでは、食中毒のマニュアルを作成しております。基本的には滋賀県のつくったものを参考にさせていただいておりますけども、随時また見直しをさせてもらって、そのときの適正な対応ができるように改正をするというふうに思っております。  以上です。 ○横江政則 委員長  田中副部長。 ◎田中 教育部副部長[総括]  今、配送について一括であるのかどうかというお話をいただいておりました。現在、委託業務をしております業者に配送も含めた委託をさせていただいております。  また、衛生上の管理につきましては、その委託マニュアルの中で各種、検便ですとか、そういったそれぞれの調理にかかわる人間が感染していないかどうか、そういったものを十分にチェックするように、あるいは着衣するもの、そういったものの衛生管理もしております。加えまして、調理をしましてから、食べていただくために2時間以内という基準がございまして、それを守るように調理の面でも十分配送車も同一でございますので、調理も含めた工程の中で時間をできるだけ短くして、リスクを少なくすると、そういった取り組みをさせていただいております。  以上でございます。  伝え洩れておりましたが、配膳員の方につきましても、そういった検査、そういったものでの対応をさせていただいておりますので、御理解いただけますようお願いいたします。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。  木村委員。 ◆木村辰已 委員  冷房はしっかり効いているんですね、真夏の。配送車、トラック。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  学校の配膳室の状況ですね。 ◆木村辰已 委員  トラックの冷蔵がちゃんと効いているかということ。 ◎宇野 学校給食センター所長  冷凍食品は冷凍ですし、一般的には冷蔵のきく車で。 ◆木村辰已 委員  それは完璧なマニュアルで、運ぶ人も全部検査を定期的に受けてやっているというのは、これはもうわかるんよ。で、搬入される業者というのは、市場から直接来るの。ちょっとその辺、生産者から玉ネギやらキャベツやらというのが納品業者が来るわけですよね。当然ね。そこで結構各施設で起こっているのもあるしな。製造過程じゃなくて、納品業者。以前は市場から直接来ていました。今もそんな状態であるのか。外国船の船のあれが外的じゃないけれども、外からの混入というのがあるので、ちょっとその辺も神経をとがらせて受け入れしてほしいなと思うんです。ちょっとその辺、仕入れ先とかはいいわ。とりあえず、市場から来るやつは、市場が怒りよるかもしれんけど、一番危ないんですよ、やっぱりね。現場でしっかりチェックしないと。ちょっとその辺。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  市場から直接来る場合とか。 ◆木村辰已 委員  搬入ルートですね。ルートと言うのか、安全に搬入されているかということを。 ◎宇野 学校給食センター所長  市場から、もしくは生産者のところから直接ということなんですけども、必ず野菜等は何重にも洗ったりしますので、そういった意味では特に安全ということで思っております。 ○横江政則 委員長  搬入者の方の点検もされているということですか。その安全面において。 ◆木村辰已 委員  入札して業者を決めるわけでしょう。野菜をこれだけ何トンということを発注する業者が決まるわけですやん。そのときの受け入れが直接その受けた業者が来るのか、直接指示によって農家の方が来るのか、市場から来るのか、その先はわからないですよ。品物見ているだけで。ちょっとその辺しっかりしているのかなという話を聞かせてほしいなと。 ○横江政則 委員長  宇野所長。 ◎宇野 学校給食センター所長  確かに給食センターに搬入される時点ではそこの業者さんということ、もしくはそこの委託業者ということになりますので、その先につきましては余り詳しくはしておりませんけども、ただ入札におきまして、コンタミネーションとかあるいはまた成分表とか、細菌等とか、そういったものの調査票はあわせて提出していただいておりますので、その辺では安全というふうに思っております。 ◆木村辰已 委員  搬入者は調理には関係ない、そこでシャットアウトされているということですよね。結果的には。 ◎宇野 学校給食センター所長  はい。 ◆木村辰已 委員  人がね、なかなかマニュアルどおりにいったら食中毒何か起こらへんねん。ものの混入も防げるんよ。だけどそこにやっぱり人間がやることによって、きょうまでの中でね、いろんなものが混入されているというニュースも聞くし、もう本当にその辺が一番、僕はどの辺で混入されて、どの辺で食中毒が起こっているのかというのは、起こってからはなすり合いしはる業者があるんやけども、しっかりとその辺、マニュアルの徹底ということで、食品を子どもたちが食べるんやから、よく言われるように、一遍口に入れて飲み込んだものを吐き出すわけにはいかへんのやから、命にかかわる話やから、しっかりともう一遍この予算が足らんかったらふやしたらいいと思うし、その辺だけしっかりともう一遍徹底しないと気のゆるみで出てくる。あったでしょう、サビオのテープが子どもの中に入っていたりと、草津も何回も事故があったんです。だからそれを言うわけ。 ○横江政則 委員長  ほか、もうよろしいですか。  ないようですので、議第4号議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  それでは採決いたします。  議第4号、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○横江政則 委員長  挙手全員でございます。  よって、議第4号、平成30年度草津市学校給食センター特別会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第1号議案のうち、都市計画部が所管する部分について審査いたしますので、説明員の交代をお願いします。  暫時休憩いたします。                (説明員交代)              午前11時21分 休憩              午前11時33分 再開 ○横江政則 委員長  次に、議第1号議案のうち、都市計画部が所管する部分について審査いたしますので、説明員、それでよろしいですね。  それでは、議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、都市計画部が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  山本都市計画部長。 ◎山本 都市計画部長  議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、都市計画部の所管に係る予算につきましては御説明を申し上げます。  それでは恐れ入れいますが、薄い冊子の平成30年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。7ページをお願いいたします。  第2表、債務負担行為でございます。このうち、当部で所管をさせていただいておりますのは、上から2段目の(仮称)市民総合交流センター整備費、施設購入費で、期間は平成30年度から平成31年度まで、限度額30億5,000万円の設定をさせていただくものと、上から3段目の(仮称)市民総合交流センター整備費、設計建設モニタリング業務委託で、期間は平成30年度から平成31年度まで、限度額1,450万円の設定をさせていただくものでございます。  次に9ページをお願いいたします。  第3表、地方債でございます。このうち当部で所管をさせていただいておりますもののうち、上から8段目の道路新設改良事業費につきましては、建設部と都市計画部の両部が所管しておりまして、限度額1億8,010万円を設定させていただくものでございますが、そのうち、都市計画部が所管する部分としまして、2,340万円の設定をさせていただくものでございます。  次に上から11段目の、自転車駐車場整備事業費で、限度額2,600万円を設定をさせていただくものと、上から13段目の、土地区画整理事業費で、限度額1億5,220万円を設定をさせていただくもの、及び上から16段目の、市街地再開発事業で限度額3億10万円の設定をさせていただくものでございます。  また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。  なお、平成30年度草津市一般会計予算に係ります予算に関する説明書のうち、当部門の所管に係ります部分につきまして、先にお渡しをしております予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表、これの32ページから34ページに記載しておるとおりでございます。  続きまして、お手元の平成30年度当初予算概要に基づき、当部に係ります重点施策等及び主要な新規・拡大施策の概要につきまして、都市計画部の山本、六郷、東から説明をさせていただきます。  まず、当部に係ります重点施策等は、第5次草津市総合計画第3期基本計画リーディング・プロジェクトに位置づけられているまちなかを活かした魅力向上の取り組みといたしまして2事業でございます。 ○横江政則 委員長  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  引き続き御説明申し上げます。31ページをお願いいたします。  1事業といたしまして(仮称)市民総合交流センター整備費でございます。これは継続でございまして、28万円をお願いするものでございます。当事業は、老朽化が著しい既存公共施設等を集積し、多くの市民が利用しやすい公民複合施設として整備し、にぎわいと交流の促進を図ります。平成30年度は整備を行う民間事業者による設計、工事を推進するため、民間事業者や入居関係団体等と協議・調整を行い、事業進捗を図るものでございます。  引き続き32ページをお願いいたします。  2事業目といたしまして、北中西・栄町地区市街地再開発事業費補助金でございます。これは継続でございまして、12億2,463万8,000円をお願いするものでございます。当事業では、災害に強く快適で安全な住みよいまちづくりを進めるため、権利者が市街地再開発組合を設立され、市街地再開発事業に取り組まれておられます。平成30年度は、平成29年度に引き続き、施設建設物建設工事、建設工事管理業務を実施されますことから、組合へ支援を行うものでございます。 ◎山本 都市計画部長  以上が重点施策等でございます。  続きまして、当部に係ります主要な新規・拡大施策に位置づけられている、心地よさが感じられるまちへの取り組みといたしまして、4事業ございます。 ◎六郷 都市計画部理事  それでは46ページをお願いいたします。  1事業目といたしまして、宿場街道景観形成事業交付金、東海道草津宿本陣通り景観重点地区形成事業交付金でございます。これは拡大でございまして、800万円をお願いするものでございます。当事業は、草津宿の歴史と特徴を色濃く残した東海道及び中山道沿道の歴史的な町並みに調和した景観を創造するため、景観に配慮した建築物及び工作物の新築、または改修等に要する費用について支援するものでございます。  次に49ページをお願いいたします。  2事業目といたしまして、南草津プリムタウン土地区画整理事業補助金でございます。これは継続でございまして、2億2,627万9,000円をお願いするものでございます。当事業は、JR南草津駅周辺地区として、健全かつ計画的な市街地の形成と、地域の発展を図るまちづくりを進めるため、地権者が土地区画整理組合を設立され、土地区画整理事業に取り組まれております。平成30年度は、埋蔵文化財調査、区画街路工事、草津用水路移設工事を実施されることから、組合へ支援を行うものでございます。 ○横江政則 委員長  山本部長。 ◎山本 都市計画部長  次に50ページをお願いいたします。  3事業目といたしまして、地域再生推進事業費でございます。これは新規でございまして、615万4,000円をお願いするものでございます。当事業は、草津市版地域再生計画策定の取り組みとあわせ、地域の実情に応じた地域再生の推進を図るため、各地域における検討会や、地域間での意見交換、情報共有を図るための地域再生推進協議会を開催し、生活、交通拠点や地域振興施策の具体化に向けた取り組みを行うものでございます。 ○横江政則 委員長  東技監。 ◎東 建設部技監  次に55ページをお願いいたします。  4事業目といたしまして、コミュニティバス運行費でございます。これは拡大でございまして、6,097万4,000円をお願いするものでございます。当事業は、市内のバス交通空白地、不便地を中心とした生活交通の確保や、地域の活性化を図るため、コミュティバスであるまめバス、草津・栗東くるっとバス並びに草津・栗東・守山くるっとバスを運行しており、その運行支援を行うものでございます。平成30年度に取り組んでまいります内容といたしましては、草津・栗東くるっとバスの大宝循環線について、守山市への路線延伸を行い、広域的なバス路線網の充実やJR草津駅から大学病院までを運行している草津駅医大線について、利用者の利便性を高めるため、便の拡大を行い、運行ダイヤの充実を図るものでございます。 ◎山本 都市計画部長  以上、まことに簡単ではございますが、議第1号の平成30年度草津市一般会計予算のうち、都市計画部が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○横江政則 委員長  これより、議第1号議案のうち、都市計画部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  当予算概要の31ページ、(仮称)市民総合交流センター整備費に関して御質問いたします。  今御説明では事業費28万ということで、さっといかれたんですが、事務費か。経費の内訳の中に債務負担行為30億5,000万がございます。私たちが議会として今の説明だけでは、この30億5,000万の債務負担行為、議決ができるのかなと、市民の方がこの委員会を見ていらっしゃるときに、あの説明だけで30億5,000万の債務負担行為の議決をするのかという懸念を持たれてはいけませんので、今、これいろんなことがございまして、事業者さんのこととか、この前新聞発表もされておられますので、今ここで言えるだけの構想ですね、本当に市民の方にとってこの(仮称)市民総合交流センターが有意義なものになるんだということを、そのための債務負担行為なんだというのがわかるように御説明お願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。
     荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  本施設の事業につきましては、草津駅周辺におきます公共施設の集積並びに中心市街地活性化を達成していくための拠点コア施設という予定になっております。このコア施設を整備することによりまして、中心市街地の活性化並びにまた周辺地域への波及効果というのが格段に出てくるものというところで、施設につきましては、民間の事業者の手法、公民連携ということで民間の活力も取り入れながら、コストを意識を持って建設の方にこれから当たっていきたいというところでございます。  今般、債務負担をさせていただきます施設購入費としては30億5,000万、また設計並びに建設に関しましてモニタリング業務を1,450万というところで2年間にわたり債務負担ということで予算要求させていただくということで、この施設ができた暁には、本当に中心市街地の活性化並びに市民の方の交流というのが実現できるものと考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  今御説明いただいた理由だけで納得はできません。なぜ市民のためになるのか、もっと具体的なことは申していただけないんでしょうか。この事業の目的効果の中で、ぱっと紙面の中で見たときに、この草津合同ビルも入るということになっていますが、この中身を、本当に市民のためになるのかどうかという詳しい御説明をできる範囲でお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  今御指摘いただきました、草津合同ビルにつきましては、商工会議所さんのほうも入られているというところで、あと少年センターさんも合同ビル、あと医師会さん等々が入られています。あとサンサンホールという施設がありまして、その中には会議室等々がたくさん入っているというところでございまして、草津合同ビルにつきましてはかなり老朽化してきております。また設備も相当古くなってきているというところでございますので、今回、市民総合交流センターのほうに入るということで、今後、今まで草津合同ビルを御利用いただいていた方が、新たな施設で、またほかのまちづくりセンターでありますとか人権センター、社協さんでありますとかと同じ場所にあるということで、限りなくこの中で使える利用範囲というのは本当にふえてくるものと、また駅にさらに近くなるということで、利用もしやすくなるものと考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  現在、この合同ビルに入っている各機関の方は、必ず今回の(仮称)交流センターに入られるのは間違いないんでしょうか。お聞きいたします。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  現在、商工会議所さん、それから税関さん、それから医師会さんというところにつきましては、少年センターさんも含めまして、この総合センターのほうに移転されるということをお聞きしております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  民間の力云々ということで新聞発表等によりますと、何か物販店が入るとか、カフェが入るとかということまでは聞いておるわけでございますが、そういうある意味にぎわいのところだけが注目されておるのかなという気もするんですが、少年センターがそこにも入ってくるとなってくると、ちょっとどう言うんですか、非常に悩み事を、またいろんな難しいことを相談に来られるところでもあるわけですね。そこにそういう民間の、表現が不適切かもしれませんが、にぎわいがあるというのはどうなんでしょうか。実際に使用される市民の方にとってどうなのかなということは考えておられますでしょうか、お聞きいたします。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  一般質問のほうでも御質問をいただいている内容かと思いますが、少年センターさんのほうにつきましては、導線でありますとか、入り口等々プライバシー等の配慮をさせていただき、少年センターの中に入っていただく。また活動におきましても、フロア構成、また近接する施設等につきましても今後設計の中で限りなく配慮をさせていただきたいと考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  そのような事をお聞きしていって、私も代表質問をさせていただいたんでございますが、今、駐車台数が123台ということをお聞きしておりますが、ここの総合交流センターにいろんなところが入られると、商工会議所も入られる。社協さんも入られる。いろいろ入られます。その方たちの駐車スペースと123台の関係はどうなるんでしょうか。お聞きします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  御質問の、施設の従業員さんにつきましては、通勤で車で来られるということも想定されるかと思うんですが、基本的には周辺の駐車場をお借りいただくという予定でございます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  仮にもし社会福祉協議会さんなんかを見ていますと、今広い土地に車をとめてらっしゃいまして、よくあそこでフェスティバルなんかをされますと、非常に車が来られるわけですね。それであるけども、従業員の方が基本的にはこの施設以外にとめていただきたい。駐車場を探していただきたいということですが、ありますか。今東口周辺に、それだけのスペースが。それがもしなければ、まずありますか。お聞きします。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  現在市の駅地下駐車場並びに周辺のほうにあります民間さんがやっておられますコインパーキング等、月極めで借りられるかどうかという確認まではまだできておりませんが、その辺の周辺の駐車場を御検討いただきたいと考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  非常にその辺が使い勝手のいいという観点からしたときに、すなわちそれは市民の方ももちろんのこと、この施設に入っていただく方たちも考えないとならないんじゃないかと私は思うわけですよ。多分ここには賃料が発生するとか、いろんなことがあって、今確かに現在いらっしゃるところが老朽化しているとか云々があるわけではございますが、新たにそこに入っていただくので、ある程度御負担をおかけするのかなという気もしているので、それに対して見つけてくださいの一言で終わっていいのかどうかということも非常にこれ懸念するわけでございます。代表質問をさせていただいたときに、他のお子さんの子育てセンターのことで関連して聞かせていただいたときに、123台が置けないならばということを言ったんですが、この123台を何とかしていこうという考えはないんでしょうか、お聞きします。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  本会議でも御質問をいただいていますとおり、123台という、現在民間事業者からの提案ではございますが、台数につきましては周辺の民間駐車場の活用も視野に入れて、また建物内の立体駐車場につきましても民間事業者のほうと協議を重ねて、検討してまいりたいと考えております。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  私ばっかりが質問するわけにはいきませんので、ある程度でくくりたいと思うんですが、もし、仮定の話で申しわけございませんが、この債務負担行為を私たちが議決しなければどういうふうになりますか、お聞きします。 ○横江政則 委員長  答弁願います。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  現在、事業者のほうと協議を重ねておりまして、基本協定を締結する方向で事業を進めているところでございます。予定としましては、基本協定後、建物のプランニングをほぼ固めていく作業を4月以降進めていって、基本設計が固まった時点で、その他の事業内容の整理も含めまして、事業契約を進めていく予定をしておりますが、債務負担のほうを御承認いただけない場合は、その契約ができないということになります。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ということは、一時的にとまってしまうということでしょうか。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  このまま契約ができないということになりますと、一番恐れられるのが、現在優先交渉権者となっております事業者が予定どおりに契約にならないということを理由に辞退されることが懸念されます。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  非常に私たちも、ある学識者がおっしゃっていました。議会というのは、この議決することによって議員は寝られないぐらい悩むこともあるんだと、そうせなならないということをおっしゃっている識者もいらっしゃいました。今回のこの30億5,000万に関しましてはまさにそのとおりでございまして、本当に市民の方の税金を、ある意味ではまだ全体像がまだ見えていない状態で、またそれと詳しく、こういう行政さんとの絡みがありますので、皆さんに公開をしながら進められない。しんどいところもあります。契約を結ばれるとまた別だと思いますが、そこまでの期間のことで考えますので、ぜひ行政の方たちには本当にこれは市民のためにどうなんだと常に考えながら、また市民プラス使っている方、入る方もそうですし、全てに当たりながら考えながら、本当にそこをやっていただかないと、私たちが議決をさせていただくことに関しまして、結局もうこれをしないとだめなんだというふうなことを今おっしゃっていただいたので、考える様になったと思うんですけども、非常に悩んでいるところでありますので、その悩みに応えられる設計を、またつくって本当によかったといっていただけるものをしていただきたいと思いますので、その辺をちょっと市民の方にとって絶対に間違いないものをつくるんだという決意を御答弁いただきたいんですが。 ○横江政則 委員長  答弁願います。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  現在、優先交渉権者となっております事業者からの提案内容につきましては、要求水準書、募集要項等の内容をかなり組み入れた要求を満たすもので、さらにこの場所におけるにぎわい創出等、また施設の集積に考慮しているものというところではございます。ただ、まだ基本設計でございますし、提案のままでは使いづらいと思われるところもございますので、関係者との協議を含め、また、消防法でありますとか、警察でありますとか、そういう法令関係のことをしっかりと協議を進めて、本当に建ててよかったと、使っていただける建物を設計してまいりたいと思っておりますので、何とぞ御理解いただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  最後に。これが完成して、市民の方に使っていただいて、そのときに平成30年の3月20日の議会で、行政と議会は両輪とおっしゃいます。二元代表制と言われていますが、本当にあのときの判断は正しかったんだと言われるようにお願いしたいと思いますので、ぜひこれはしっかりしたものをお願いいたします。  委員長、ありがとうございました。 ◆久保秋雄 委員  委員長関連の質問で。 ○横江政則 委員長  審査の。 ◆久保秋雄 委員  市民交流センターについては、草津駅前の一等地で非常に公共交通の発達したところにあるはずなんですね。そういうところを基本に考えると、確かに駐車場も少ないし、少しふやす努力はお願いはしたいんですけども、ぜひ公共交通を活用するという、そういう視点でも整備を進めていただきたいなというふうに思います。ですので、従業員の方は必ず公共交通を使って来てもらう。もしくは車で来る人はやっぱり周辺で、自分の責任で駐車場を見つけると、見つけてもらうことが必要だと思うんですよ。利用者についても、駅前の一等地ということで、公共交通機関を大いに利用するという立場で、この市民総合交流センター整備計画を進めてほしいと、私の意見ですけど、よろしくお願いします。見解がありましたらお願いします。 ○横江政則 委員長  見解はございますか。今の。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  今、久保委員のほうから御指摘いただきましたとおり、公共交通を使っていただく、またこの場所に来ていただく交通の術はマイカーだけではないというふうにも思います。また、施設が本当によりよいものになるように、これから事業者との協議を深めていきますので、そこでよりよいものとしてまいりたいと思っております。 ○横江政則 委員長  なければ、まあしっかりと今基本的なことを言っていただきましたですけど、十分検討していただいて、市民が十分納得できるような形でひとつよろしくお願いいたします。  それでは、審査の途中ではございますが、暫時休憩といたします。再開後は引き続き都市計画部の審査を行うことといたします。再開は1時ということでよろしくお願いします。               午後0時01分 休憩               午後1時00分 再開 ○横江政則 委員長  これより予算審査特別委員会を再開いたします。  午前に引き続き、議第1号議案のうち、都市計画部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  山田委員。 ◆山田智子 委員  予算に関する説明書の151ページの上のほうにあります、中心市街地活性化推進費の部分でお伺いをいたします。  この項目の草津まちづくり会社の支援等の関連の事業だと思うんですけれども、まちづくり会社の最初の5年間には市が人件費につきまして10分の10を補助するということですね。6年目からの5年間は人件費について補助率2分の1を市が補助を行い、11年目以降は市が補助を出さないというところだと思うんですけれども、今何年目に当たるのか、そのうちの人件費は幾らぐらいなのかをお伺いいたします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  人件費の補助の件でございますが、当初の1,500万の5年間が今年度で終了でございます。次年度以降につきましては2分の1の750万の補助を予定しております。 ○横江政則 委員長  山田委員。 ◆山田智子 委員  この中心市街地活性化推進費の2,365万8,000円のうち、750万円の人件費が含まれているということですよね。確認です。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  そのとおりでございます。 ○横江政則 委員長  山田委員。 ◆山田智子 委員  これまでにこの10分の10を補助してこられた5年間におけるまちづくり会社が当初の5年間は自立に向けて重点支援を行うということだったんですけれども、この5年間で市が支援を行ったことで、まちづくり会社はどうだったのか、当初、5年前にシミュレーションをされていたと思うんですけれども、この5年後の今となって、その当初のシミュレーションどおりに、しっかりまちづくり会社は運営を行われているのか、伺います。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  会社設立時の収支計画では、平成29年度の経常利益が1,669万1,000円という予定でございました。現在の収支計画では、平成29年度の見込みとなりますが、経常利益といたしまして2,000万円程度になるだろうと聞き及んでおります。おおむね当初計画に近い見込みとなっているものと考えております。 ○横江政則 委員長  山田委員。 ◆山田智子 委員  見込みが2,000万円ほどの見込みということのシミュレーションどおりということですね。この30年度から5年間、人件費の2分の1の補助になって、さらに11年目からはもう市が補助をしないということで、今のままでいきますと、6年目、また11年目の見込みはどうなっているんでしょうか。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  まち会社への人件費補助につきましては、当初1,500万の上限にし、10分の10の補助と、平成30年度から34年度までの5年間を上限750万にして2分の1補助ということを予定しておりまして、平成35年以降は市として補助をしない予定というところでございます。現在、シミュレーションしているところでいいますと、平成35年までの補助以降については、補助なしでやっていけるものと見込みをしているところでございます。 ○横江政則 委員長  山田委員。 ◆山田智子 委員  ありがとうございます。35年度以降は補助なしでやっていけるという見込みということですね。はい、しっかりと引き続き行っていただきたいと思いますが。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。  ほか、中島委員。 ◆中島美徳 委員  予算に関する説明書の87ページに、交通安全啓発費と放置自転車対策費、交通安全啓発費が857万5,000円、放置自転車対策が894万2,000円、非常にかかっているなと思うんですけど、この内訳を教えてください。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  ただいまの御質問でございます。まず交通安全啓発費でございます。交通安全啓発費につきましては、交通安全の指導啓発業務ということで、嘱託職員を3名雇用いたしております。この嘱託職員の業務といたしましては、わかばチームということで主に幼児、それから小学校低学年の方等を対象に、交通安全の指導をしていただいております。そちらのほうの人件費及び共済費、旅費等々が中心でございます。  それと、放置自転車対策費につきましては、これは草津駅及び南草津駅両駅周辺の放置自転車禁止エリアに放置されている自転車のいわゆる撤去等々の委託費が中心となっております。そちらのほうの経費が主なものということでございます。委託費としては863万2,000円程度ということでお願いをいたしておるところでございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  交通安全啓発費、3名の嘱託職員さんを通じて、低学年、それから就学前の子どもさんたちに交通指導をしていただいているということですけど、放置自転車のほうはその委託費が非常に高いんだなと思うんですけど、これ何か自転車の持ち主、悪質と思われるようなそういうところから、その持ち主が勝手に放置して、それがこの税金で処理しているとなったらこれは非常にもったいない話ですし、何かその持ち主から罰金なり、何かを取れるような方策はできないんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  ただいまの放置自転車の所有者に対する措置でございますけれども、委託業務先の業者からその放置自転車として撤去しました自転車につきましては、西渋川にございます保管所、そちらのほうに一時保管をしているということでございます。そこでその自転車が防犯登録なり、車台番号から持ち主を一定調べさせていただいております。所有者が判明した場合につきましては、その所有者に対して御案内を差し上げて、1カ月の間に取りに来てくださいということで御案内をしておりまして、取りに来ていただいた際には、自転車については1台当たり3,000円、原動機付自転車、原付バイクにつきましては1台当たり4,000円の撤去保管料ということで御負担をいただいております。そういう形で持ち主がわかった自転車・バイクについてはそういう形で一定の保管料をお願いをいたしております。  また盗難ですね、盗難された自転車及びバイクにつきましては、所有者の方に責任はございませんので、その際は所有者がわかって取りに来ていただいた際は無料で返還をさせていただいているという、こういう仕組みになっております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  今、所有者の不備によって放置自転車になった場合、保管料をいただいているということなんですけど、それは収入のほうに入っているんでしょうか。業者さんの収入になっているのか、市の収入になるのか、どちらですか。 ○横江政則 委員長  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  市の歳入のほうで、歳入として入れさせていただいております。一応、予算に関する説明書の61ページのほうにその分の歳入の分を計上させていただいているというところでございます。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  ありがとうございます。よくわかりました。
     それともう一点いいですか。 ○横江政則 委員長  はい、どうぞ。 ◆中島美徳 委員  当初予算概要の50ページ、地域再生推進事業費ですけども、これ業務委託というふうにあるんですが、先ほど部長の説明の中で、草津市版地域再生計画を進めるに当たって、地域再生推進協議会を開催していくに当たっての計画費やということやったんですけども、業務委託とあるんですけども、この業務委託の金額ですね、運営費、アドバイザー謝金、それぞれ今7学区を中心に進めていただいていますけども、7学区全体に対してこの金額を渡すのか、ある業者さんに委託をされて、その業者さんが7学区に対してこういうふうに進めてくださいよと指導にいかれるのか、どちらでしょうか。 ○横江政則 委員長  松尾都市計画課長。 ◎松尾 都市計画課長  この業務委託費に関しましては、地域再生推進協議会の運営に係る補助ということで、その資料提供等をしていただく費用でございます。またアドバイザーにつきましては、地域の中でワークショップとかをされる中で、そこにそういう知識を持った方がアドバイザーとして行っていただく費用としております。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  アドバイザーというのは、これ業者さんのことなんでしょうか、市から派遣された方なのか、どちらでしょうか。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  現在のところ大学の先生クラスで考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  事業の中身を言うのも何なんですけど、草津市版地域再生計画、これをしっかりやっていこうと思うと、幾らアドバイザーやからといっても、計画段階から入られない方が突然やってこられて、これはこうですよ、ああですよと急に言われても、なかなか地域の方は理解しにくいと思うんですけど、その辺はきちっとやっていただいていると思いますけども、この業務委託費570万ね、これ資料提供やと今お答えいただきましたけど、ちょっと資料提供にしては高くないですか。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  地域再生推進協議会での資料提供というか、資料作成も当然のことながら、各学区での協議やワークショップ等を進めていくわけですけども、こちらへの資料の作成等もこの委託業務の中でやっていく予定でございますので、金額は妥当と考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  済みません、何遍も。業務委託ということですから、都市計画課ではされないということでしょうけども、その業務というのはどこに委託をされるのか、もう決まっているのか、これから入札されていくのか、先ほどアドバイザーが大学の先生クラスということでしたけども、大学に委託されるのか、一般の業者さんなのか、その辺だけ教えてください。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  業務委託に関しましては、入札で一般のコンサルタントさんに入札をかける予定でございまして、アドバイザーのほうは現在のところ大学の先生にお願いをする予定でございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  金額も妥当だということをおっしゃっていただいていますので、これは予算委員会ですから、しっかりと事業の中身もしっかりとしたものをしていただいて、草津市版地域再生計画がうまく回るように、この予算を有効に使っていただきますよう、よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  お願いいたします。概要の55ページと太い方の87ページにコミュニティバスのことが掲載されております。この55ページによりますと、JR草津駅から大学病院までを運行している草津駅医大線について利用者の利便性を高めるため便の拡大を行い、運行ダイヤの充実を図りますということが書いてございます。便の拡大は便をふやすということであると思うですけど、運行ダイヤの充実というのは、朝、夜のダイヤの時間を朝早く、夜遅くまでとか、休日も走らせるとか、そういう意味なんでしょうか、お尋ねいたします。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  武村交通政策課課長。 ◎武村 交通政策課長  ただいまの御質問でございますが、まずこの草津駅医大線、JR草津駅から滋賀医科大学附属病院前まで運行している路線でございます。こちらのほうにつきましては、現在JR草津駅東口と大学病院それぞれ発の便が正午発の便がございます。それ以降次の便が午後3時発まで、おおよそ3時間空白の時間があるということで、御利用いただいている利用者の方から、この間何とかもうちょっと運行してもらえないだろうかという御要望がございました。運行していただいております帝産湖南交通さんと協議をさせていただいたところ、その間について増便を御検討いただいているということでございまして、現在、帝産湖南交通さんと1便ないし2便の増便で調整をさせていただいているところでございます。ただドライバーですね、運転手の方の勤務体系の兼ね合いがございますことから、この書かせていただいております運行ダイヤの充実、こちらを例えば朝の便をもうちょっと早目にするとか、夜の便を遅目にするとか、そのあたりも含めてちょっと調整をさせていただくということで考えております。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  御検討よろしくお願いします。まだあるんですけど。失礼しました。  コミュニティバス車両購入費補助を717万9,000円、これまた購入補助ということが書いてありますけど、車がふえるということですね。この車が今走っているのはすごく過去の形のものでありまして、運転手さんにお金を入れるときは入れるんですけど、おつりは運転手さんからいただくというような形になっておりますが、同じような古い車両なのか、それとお乗りになったかわかりませんけれど、前の座席は進行方向を向いておりますが、後ろは対面になっているんですね。あそこへ座った場合、急にとまった場合は、前へ落ちないかというふうな不安もありますが、その辺の安全面に関しては旧型の車に対してどういうふうにお考えになっているのか、この購入に際してお尋ねいたします。 ○横江政則 委員長  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  87ページに記載をさせていただいておりますコミュニティバス車両購入費補助金717万9,000円の内訳でございますが、草津駅医大線、今年度の予算で導入をさせていただきました草津駅医大線の2台分、それと来年度の予算で今計上をお願いをいたしております、山田線の1台分、それと新規で大宝循環線の新たに新車を購入させていただく予定をしておりますが、それの1台分、それの合計4台分の車両購入補助金ということでお願いをさせていただいております。  今車両につきましては、この717万9,000円の車両購入補助金については全て新車分でございますので、バスのタイプについては、路線の関係でいろんなタイプがございますけれども、今委員がおっしゃったように、旧型のバスにつきましては、非常にいろんなタイプ、もともと運行会社でお願いをしております帝産湖南交通さんと近江鉄道さんでお持ちのバスを運用していただいて、今運行しているわけなんですけれども、私も対面向きの部分につきましては、やはり運転の状況によって、とっさの動作をお客様にしていただくというような事案もあって、確かにちょっとひやっとするなというようなお声も一部伺っているところではございますけれども、やはりドライバーとしては当然プロのドライバーですし、安全運転に十分注意をして運行していただいていると思いますけれども、やはりとっさのときについては、やはりお客様への御案内ですね、車内での御案内等で注意喚起をしていただいて、申しわけないですけども、とっさのときにはお客様にも十分注意をお願いをしていただきながら御乗車をいただくということで考えております。 ○横江政則 委員長  関連。木村委員。 ◆木村辰已 委員  まめバスはとにかくとしてもっと増便をせなあかんのやけども、12月から守山まで延ばしていく。栗東線もこれまた延ばしていく。結果的に栗東市は増便をあれだけしとったんやけど、減便でずっと減らしているわけで、正直言いましてね。行政の負担が大きくなってしまって。それは向こうの勝手かもしれんけれども、これ守山、ちょっと最初やけど草津6,000万からの負担金になっていますね。ちょっと分担率と、当然守山、栗東からも分担金は話し合っていると思うんやけど、分担率と、ダイヤと時間ね。路線はどれぐらいの見込みでこの予算を組んできたのかなと。ちょっと。 ○横江政則 委員長  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  こちらに計上させていただいております6,097万4,000円の内訳でございますけれども、こちらのほうにつきましては、草津市内を走っておりますまめバス、こちらの方。 ◆木村辰已 委員  隣の市の分担金を。 ◎武村 交通政策課長  宅屋線と大宝循環線が草津・栗東、そして草津・栗東・守山に路線を延ばしております路線でございます。宅屋線、これは草津駅東口から栗東駅までの済生会病院を経由する路線でございます。こちらのほうが草津市の負担分としては、年間で100万円程度でございます。大宝循環線、今回延伸をお願いする大宝循環線につきましては、年間で117万円程度でございます。 ○瀬川裕海 議長  割合、栗東と草津と半々。 ◎武村 交通政策課長  大宝循環線に。 ◆木村辰已 委員  細かいのはいいわ。草津市の予算の6,090万の中で、守山へ延ばす、守山から幾ら負担してもらうんやと。栗東と守山の草津の割合の分担率。 ◎武村 交通政策課長  分担率につきましては、草津市が距離の割合でいきますと26%、栗東市が33.6%、守山市が40.4%ということでございます。 ◆木村辰已 委員  守山市が40。 ◎武村 交通政策課長  40.4%でございます。 ◆木村辰已 委員  分担率はわかりました。それでね、以前から言われた、ほとんど病院行きなのよ。課題になるのはこれ草津の中活事業を始めて、草津へ草津へと僻地からでも何もせんと草津のまちへ寄ってこいと言われて、中活の活性化でやっぱり事業を進めてきた感があって、これはほかの栗東方面の商業施設、病院って書いてありますね、できるだけやっぱり草津市民が栗東、守山へ買い物に行かないように、いろんな手段も講じてやってきているんやけど、それにまた逆行するような話でもあるし、どこの商業施設乗りついでいくつもりにしているか知らんけれども、草津市内ならいいわ、そんなもん栗東や守山の商業施設乗りついでいく、そうでなくても大型の量販店がこれからどんどんできてくるという情報もあるのに、近隣でみな地域間競争になってきているんや、湖南4市でも、3市でも、そういう状況の中で、どこまで市民サービスとして位置づけていくのか。僕の勘違いか知らんけど、病院の送迎車は草津は草津でやってはります、自前でね。病院へ来る人、開業医も汗を流してはります。ワンボックスを持って、患者さんを迎えに、草津も頑張って、開業医さんもやっているんやけども、守山、栗東の病院へ行ったら指折り数えたらわかりますわな。その差の利便性から始まって、この事業は、渋川線から栗東、これは病院へ行くためのという話から始まった事業なんよ。古い、古い事業。そうやねんけど、その辺のことをしっかりしないとな、病院に市民が行くのが便利が悪いんやったらほかの手段もあると思うねんけどな。いろんな手段を講じて、定期のバスの契約、かなり、僕ダイヤ見てたら一番市民が必要な時間にまめバス走らせたらいいやないかということはずっと言ってきましたけど、どうもバス会社優先の路線ダイヤで組まれているなというのはいまだに感じるんです。その辺でよ、行き先と人数と今把握してるん。病院へ行っているやつ。済生会とか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  路線ごとの利用者数につきましては把握をいたしております。そのうち、草津駅医大線につきましては、昨年度、これ平成28年10月から。 ◆木村辰已 委員  ちょっともう時間ええわ。栗東と守山路線のほうで。 ◎武村 交通政策課長  わかりました。では済生会病院を経由します宅屋線につきましては、平成28年10月から平成29年9月までの実績で、1万6,707人でございます。 ◆木村辰已 委員  それは草津市民。 ◎武村 交通政策課長  いえ、違います。全ての乗車。 ◆木村辰已 委員  ただな、言ったように余り他市の隣の市民の利便性ばっかり草津がと思うとさ、こそくな世界かもしれんけど、やっぱりまめバスも言っているように、もっと足らんし、金もかかってるんやけど、もうちょっとやっぱり市民ニーズからすると増便も欲しいという意見もあるのは事実やしな。その辺のことはやっぱり優先的に第一に守りながら、滋賀医大もそうなんやけど、進められたらいいのに。そんな守山、栗東のことはそんなに優先して心配することはないと思うんやけどな。負担率を聞いたから、それで予算的にも、まあ、まあしょうがないかみたいなところなんやけどさ。そのことを聞いているわけで、この予算の中でね。 ○横江政則 委員長  適切に答弁を。  山本部長。 ◎山本 都市計画部長  まめバスにつきましては、以前から滋賀医大、それと栗東と草津の宅屋線で済生会病院のほうへ運行アクセスをして、市民の方に総合病院へ行ってもらうように利便性を高めてまいりました。今回、守山の成人病センターのほうへアクセスすることで、また市民の選択肢ないし病院の利用がふえるというところで見込んでおります。この3市が行いますバスにつきましては、広域連携の意味も当然ございまして、守山市民の方に草津駅へ来ていただいて、中心市街地でまた遊んでいただくとか、そういったことも考えております。実際に草津駅と今の済生会を比べますと、草津駅と済生会の利用者が非常に多いと、こういうところが見えてまいりますので、一定効果は草津市民にとっても大きいかなという考えでおります。広域連携の意味からも実用性を判断したところでございます。 ○横江政則 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  しっかりと公平性を持って、病院のためにという話は一切抜きにして、草津に開業医もいはるし、病院もあるし、それぞれ皆ね汗を流して頑張ってくれてはる草津市内の病院もあるし、その辺にもやっぱり影響を与えないような形で、中身を僕知っているけど、ほとんど途中から途中の、バス停からバス停まで乗る人はゼロ、通院で使いはるバスなんよ。草津市民が栗東、守山の商業施設へ行くなんていうのは本当に一握りの人たち。ないですわほとんど。それ以上のものが草津にあるんやから。そんなことも含めて、全体を把握した中でしっかりとこれを進めていただかないと、第一はやっぱり市民サービスの向上というのは一番に見てやってほしいなと思いますので、よろしくお願いしておきます。 ○横江政則 委員長  よろしくお願いします。  ほかございますか。  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  説明書の141ページなんですが、中心市街地活性化推進費、そのうちの魅力店舗誘致事業補助金400万ということです。魅力店舗の誘致には賛成です。しかしながら、言うはやすしで大変難しい仕事かもしれないなというふうに思うんですけども、ここら辺どういうふうに考えておられますか。 ○横江政則 委員長  答弁願います。  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  魅力店舗誘致事業につきましては、過去に3軒の新たな店を誘致しております。1軒がワインのお店、もう1軒がすし屋さん、最後に和食の飲食店というところでございます。御指摘いただいているのが、物販店がこの中には入っていないというところで、今後、さらなる啓発で、特に昼間に営業いただく物販などをやっていただけるところをふやせるように啓発を考えていきたいと思っております。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  今の答弁でもありましたように、誘致した3店はいずれも飲食店ですよね。物販店を誘致したいという思いは私もよくわかりますし、そうしてほしいんですけども、なかなか実際問題として商店街の今の状況を見ると、なかなかそこまで進出してくれる事業者っていうのは少ないかなというふうに危惧しております。そういう中でも努力は続けてほしいなというふうに思いますので、引き続いて御努力いただけますようにお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  要望でよろしいですか。  ほか、宇野委員。 ◆宇野房子 委員  説明書のほうの145ページでございますけれども、減災に向けては耐震補強、これ大事なことだと思っておりますので、ここに挙げてあります民間建築物耐震化助成事業費の中で、下の2つの子育て世代とバリアフリー。違いますここ。 ○横江政則 委員長  これは都市計画。はい、どうぞ。 ◆宇野房子 委員  この2つが去年の予算書には上がっていないんですね。40万ずつ。これが説明書きに上がってなかっただけなのかが一つと、それからその上に高齢者世帯耐震改修、これ3つあるんですけれども、この同じ40万ずつで対応ができるのかどうか、もっと全体的に予算を一本にして、使いやすくするとか、そういうようなことの見解はないのでしょうか。年齢によって、世代によって40万ずつにしてあるけれども、これはどうなんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  奥山課長。 ◎奥山 建築課長  耐震改修補助につきましては、国の補助要綱の体制によりまして、従来の定額補助であったものを来年度から事業費の23%、最高額で82万2,000円をお願いするものでございます。その工事と加えまして、高齢者割増しにつきましては従来から委員御指摘のとおりございまして、65歳以上の方が同居されていればプラス10万円ということで、今回子育て世代ということで、中学生以下の御家庭にはまた10万円、それにあわせまして、バリアフリー工事の改修をしていただける方につきましては、その工事費の23%、限度額が10万円ということで、あわせて補助をするものでございます。 ◆宇野房子 委員  了解しました。  次も、震災避難経路整備促進費というのが、昨年の1,959万2,000円よりもずっと計上が高くなっているんですけれども、それほどに狭いところが多いのか、どうか、ここの取り組みぐあいを御説明いただきたいと思います。 ○横江政則 委員長  奥山建築課長。 ◎奥山 建築課長  今回前回より増額している部分につきましては、木川町地先の道で23名の方から寄附の申し出がございました。27年度と28年度から取り組んでおりまして、残り約160メートルほどあるんですけど、その分を来年度工事をするということで、今回増額となっております。なお、予算につきましては、半分は国、残りの90%は市債を充ててございます。  以上でございます。 ◆宇野房子 委員  市債ね。ありがとうございます。  続けていいでしょうか。 ○横江政則 委員長  どうぞ。 ◆宇野房子 委員  151ページなんですけど、一番下の自転車の駐輪場の運営費、これも去年は1,348万4,000円が、ことしは4,105万になりまして、次のページの南草津も増額になっておりますけれども、自転車の預け賃が高くなっていることもありましょうけれど、自転車をふやさないでというような考えはないんでしょうか。これ運営費がこれだけ高くなっているのはどういうふうな内容なのでしょうか、お尋ねします。 ○横江政則 委員長  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  ただいまの御質問でございますが、まず151ページの草津駅東自転車駐車場の運営費でございます。こちらのほうにつきましては、管理の運営をお願いをいたしております指定管理料、そのほかに来年度につきましては、外壁ほかの改修工事をさせていただく予定をしておりまして、そちらの工事費とあと工事管理委託費をあわせて2,800万円程度計上させていただいておりまして、そのうちの財源として、左に書いてあります、自転車駐車場整備事業債、こちらのほうを大方起債を充当させていただいている財源とさせていただく予定をいたしております。  153ページにございます、南草津駅駐輪駐車場運営費、こちらのほうにつきましても、指定管理料のほかに、来年度につきましては、LEDの工事のほうをお願いをいたしておりまして、このうちの工事費として1,709万8,000円をお願いするところでございます。  そういう理由で前年度よりも増額ということとさせていただいております。 ◆宇野房子 委員  工事費だったんですね。わかりました。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  今、宇野委員が触れられた自転車の駐輪場の件なんですけども、歳入と歳出で両方で見ると、この自転車の駐輪場の収益というのは単純に差し引きすれば割と収益としてはいい事業になっているのかなというふうに思うんですけど、まずこの認識が合っているのかどうか確認をさせてください。 ○横江政則 委員長  武村課長。 ◎武村 交通政策課長  ただいまの御質問でございますが、こちらのほうの予算書をごらんいただいてもわかるんですけど、一般財源を充当させていただいておりません。起債以外ですね。ですので、こちらのほうの運営費につきましては、いわゆる使用料、お客様の預けていただく自転車の駐輪場の使用料を財源として事業を行っているということでございます。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  予算に関する説明書の16ページらへんを見ていると、自転車駐車場としての8,938万5,000円、そして南草津駅自転車自動車駐車場については1億5,854万円ということで、単純に差し引いた部分がいわゆるもうけに当たると思います。これは非常に健全な状態でいいことやと思いますが、ここについての考え方を聞きたいんですけど、水道で言ったら例えば10%還元というようなことを市民にしている部分があるんですけど、この自転車の駐輪場で上がっているこの収益の今の現状ですね、これは当然その分貴重な財源としてほかの市民サービスのところに使うという考え方ももちろんありますけれども、一方でこれから健幸都市を目指していくよと、当然また駅前周辺の渋滞の緩和ということも、自転車というのは大きく寄与する部分がある、そこの利用をさらに促すという観点で、料金を定期利用も一時利用も含めて、引き下げることで、当然損まではしたらあかんと思うんですけども、とんとんになるぐらいの料金設定をすることで、さらにそこの利用を促すというような考え、どちらのほうをお持ちなのかなというのをお聞きしたいと思います。 ○横江政則 委員長  武村課長。
    ◎武村 交通政策課長  今、委員から御提案がございましたとおり、利用料、駐車料を見直して、その分を下げて、自転車利用を促す、自転車駐輪場の利用を促すというような御意見やったと思うんですけども、大変申しわけないんですが、今草津市営の駐輪場につきましては、もうほぼほぼ利用が満杯状態、定期利用につきましてはもう申しわけないんですけども、非常に多人数の方に待ってもらっているというような状況でございまして、当然それに対する対策も進めていかなければならないということは認識しておりますが、なかなかその用地とかあと民間事業者さんへの促進でありますとかに取り組んでおりますが、ちょっとそこらあたりのほうについてはまだ十分ではないということでございます。  使用料の見直しにつきましては、昨年11月の議会のほうで一定見直しをさせていただいたところなんですけれども、結果的に一応据え置きという形の中で、一定整理をさせていただいたということでございます。周辺の民間施設の料金との兼ね合い等々からも勘案をして、結果的に据え置きにさせていただいたということでございます。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  現状は非常にニーズが高くて、待ちの方もたくさんいらっしゃるというのは僕も認識しているところです。昨年の件で料金を据え置いたということは、この自転車の駐輪場で上がる収益の部分は広く市民サービスに使うであったりとか、行く行くは地権者の協力も必要ですけども、自転車駐輪場の整備をしていく上での一つの収入という考え方でこの料金を設定されるということですね。はい、そういうふうに理解しました。 ○横江政則 委員長  まだあります。 ◆土肥浩資 委員  そういうのを聞いた上で、そういったなかなか場所を確保するという難しさもあると思いますけど、先ほど申し上げたように、ニーズの高さもありますし、健幸都市を目指す上では必要だと思いますので、引き続きその自転車の駐輪場の整備に注力をしてもらいたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁はよろしいですか。 ◆土肥浩資 委員  答弁としては、今、めどが立っているようなところがあれば教えてもらいたい。なければ結構です。その駐輪場の今後。 ○横江政則 委員長  山本部長。 ◎山本 都市計画部長  今、御意見ございました駐輪場についてですが、当然車からの転換という観点からも自転車の利用を促しているところでもございまして、駐輪場がますます足らないという事態が生じてまいります。今現在、候補地等を当たりながら、検討を進めておる最中でございます。何分駅前につきましては、空閑地が少のうございますので、どういう形で駐輪場を増設するのか、何台必要なのか、その辺も含めて今検討している最中でございます。  料金につきましては、民間の平均を取らせていただいておりまして、安くすることで民営を圧迫してしまうということがございますので、あくまで料金はそういう方向で算定をした上で、駐車台数をふやす方策を検討しておるというところで御理解をお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。 ◆土肥浩資 委員  結構です。 ○横江政則 委員長  どうぞ。 ◆久保秋雄 委員  土肥委員が最後に言われた駐輪場の整備を言いたかったんですよ。草津駅前、もう満杯状態でしょう。早くからわかっているのになぜ着手できていないのかということを言いたいわけ。というのは駅前再開発ビルが今建設中ですけども、あそこに民間の駐輪場がありましたよね。もう何年も前から廃業が予測されたわけですよ。にもかかわらずまだ着手していないということは少しちょっと私としても納得しかねるなということなんです。整備に当たっては確かに用地の問題とか難しい問題があるのはわかるんですけども、早急に着手をしていただきたいということです。先ほど答弁がありましたのでもうよろしいですわ。 ○横江政則 委員長  要望ということで。  ほかございますか。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  1点だけ、済みません。当初予算概要の46ページ、宿場街道の景観事業の件ですけど、宿場街道景観形成事業交付金400万、それから東海道草津宿本陣通り景観重点形成事業交付金400万、それぞれ400万ずつなんですけど、これは足りるんですか、このとおり全部景観形成をしていく中で。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  来年度につきましては、今予定している件数が聞いている件数で予算を組み立てておりますので、これで足りると考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  予定件数は何件ですか。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  来年に関しましては、宿場街道のほうが2件、東海道のほうが2件で考えております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  2件ずつということなんですけど、これ景観形成をしていくに当たって、電柱の地中化もあると思うんですが、何年ぐらいかかると思ってはるんでしょう。 ○横江政則 委員長  年数ですか。 ◆中島美徳 委員  年数。これやりはるんやったら、ぼちぼちでもいいんですけど、一気にやったほうが観光目的でもなるやろうし、その辺どのように事業展開を考えておられるか。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  宿場街道補助につきましてはもう既に実施されているところもございまして、東海道に関するこの重点地区の補助が来年度からスタートするということなんですけども、この重点地区にするに当たりまして、地域のほうで協議会というのを立ち上げるつもりでおります。その協議会の中でできるだけこの東海道に適した風景になるように促進してまいりますので、件数はできるだけ多くの方がしていただきたいとは思ってますけども、今のところちょっと何年というまでは数字はつかんでいない状況でございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  協議会があって、地元の方の理解を得ながらしていかなあきませんし、たくさん件数もありますので、できるだけスピード感を持って取り組んでいただけるように、努力していただいていますけど、さらに丁寧な活動と御努力をお願いしたいと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  山田委員。 ◆山田智子 委員  予算に関する説明書の151ページです。真ん中ぐらいに南草津駅前広場と維持管理費とあるんですけども、5,409万9,000円、これが29年度よりもかなり額が約3,000万円ほど上がっているんです。失礼しました。また後で。 ○横江政則 委員長  中村委員。 ◆中村孝蔵 委員  当初予算概要46ページの宿場街道景観形成事業交付金、東海道草津宿本陣通り景観重点地区形成事業交付金の800万についてでありますけれども、特に今回拡大される東海道草津宿本陣通り景観重点地区形成事業交付金については宿場街道景観形成事業交付金は同様の補助金となるのか、また具体的な補助はどのようになるのかお教え願います。 ○横江政則 委員長  先ほどとダブっていますけど、その点について。 ◆中村孝蔵 委員  その点についてもう一度お願いします。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  宿場街道景観形成事業交付金につきましては、道路に面した全面及び奥行き2メートルまでのものを対象としております。そこから東海道草津宿のほうは、道の中心線から奥行き15メートルまで、要は道路に面した家の横面ですね、横面が道路面から見える範囲まで、奥行き15メートルの範囲までを補助する交付金でございます。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  中村委員、よろしいですか。 ◆中村孝蔵 委員  かなり広範囲に修繕費を見ていただいているということですね。 ○横江政則 委員長  松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  今までは宿場街道だけでしたので、主に道路面の前面だけやったのが、東海道のほうで奥まで行けるということになりますので、範囲としては広くなっております。  以上です。 ◆中村孝蔵 委員  わかりました。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  概要の32ページなんですけども、北中西・栄町地区市街地再開発事業補助金、これに関連して、建設工事中なんですけれども、当初かなり建設工事の騒音がうるさいということで苦情があって、私のところにも来られたんですけども、その後いかがですかね。対処をしっかりするようにお願いをしたんですけれども。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  今年度前半では解体工事が主な工事でございまして、解体中につきましてはかなり大きな音もしておったということで、たくさんの苦情をいただいておりまして、事業者のほうにつきまして指導をしてきたところでございます。下期に入りまして10月から本体工事というところでございます。全く音がしないという工事ではございませんが、解体のときよりは若干ましになっているかなと。ただ、特に近いマンションの近隣の方等につきましては、市の環境課を通じて騒音につきましては配慮してほしいというところがまだございましたので、都市再生課、環境課をあわせて、事業者のほうには指導をさせていただいている次第でございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  アーケードの撤去はなかなか難しかったと思うんですが、全部済んだんですか、アーケード。 ○横江政則 委員長  荻下課長。 ◎荻下 都市再生課長  最後残っておりますのが、平和堂さんからサンサン通りのほうに向かうところの一部が現在残っております。こちらのほうにつきましても、現在地権者の方、また上に電気のトランス等の設備が乗っているという関係で、こちらの撤去の方法を定めて、最後撤去のほうを進めていかれるというふうに聞き及んでおります。 ○横江政則 委員長  予算に関する。 ◆久保秋雄 委員  いや補助金にかかわっているんでね。くれぐれも工事に当たっては、騒音について、付近住民に周知をするということで、工事業者についても騒音に留意すること、この指導を徹底していただきたいというふうに思います。 ○横江政則 委員長  よろしいですか。  ほかございますか。  なければ、議第1号議案のうち、都市計画部が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  次に、議第1号議案のうち、建設部が所管する部分について審査いたしますので、説明員の交代をお願いします。                (説明員交代) ○横江政則 委員長  それでは議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、建設部が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明をよろしくお願いします。  吉川建設部長。 ◎吉川 建設部長  議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、建設部の所管に係る予算につきまして御説明を申し上げます。  恐れいりますが、薄い冊子の平成30年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。9ページをお願いいたします。  第3表、地方債でございます。このうち当部で所管をさせていただいておりますのは7事業費ございます。そのうち表の上から8段目の道路新設改良事業費につきましては、限度額1億8,010万円のうち、建設部が所管する部分といたしまして、1億5,670万円を、その下段の交通安全施設整備事業費で420万円を、その下段、河川改修事業費で980万円を、その下2段目の、草津川跡地整備事業費で520万円を、その下2段目の、都市計画街路事業費で1億3,510万円を、その下段の都市計画公園事業費で13億7,150万円を、その下2段目の、公営住宅整備事業費で240万円をそれぞれ設定させていただこうとするものでございます。  また、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、平成30年度草津市一般会計予算に係ります予算に関する説明書のうち、当部の所管に係ります部分につきましては、先にお渡ししております、予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の35ページから37ページに記載のとおりでございます。  続きまして、お手元の平成30年度当初予算概要に基づき、当部に係ります重点施策及び主要な新規・拡大施策の概要について御説明申し上げます。  25ページをお願いいたします。  スポーツ健康づくりの推進、総合計画リーディング・プロジェクトの野村公園事業費でございます。この事業は、スポーツの活動拠点である野村運動公園の市民体育館を建てかえるもので、新体育館を平成29年度から平成30年度の2カ年で建設を進めているところでございます。平成30年度の事業費は体育館建設といたしまして、29億7,014万8,000円を計上しております。  次に29ページをお願いいたします。  総合計画リーディング・プロジェクト健幸都市づくりの推進の健康づくり拠点整備事業費でございます。健康づくりの拠点として位置づけております、草津川跡地公園と本市の代表的な都市公園でありますロクハ公園において、歩きたくなる環境づくりといたしまして、園路の舗装や案内板の設置を行うものでございます。事業費は1,426万8,000円のうち、296万円を計上しております。  次に33ページをお願いいたします。  総合計画リーディング・プロジェクト、まちなかを活かした魅力向上の草津川跡地整備費・公園運営費でございます。この事業は、草津川跡地公園区間2及び区間5において、指定管理者により管理・運営を行うものでございます。事業費は1億8,927万6,000円を計上しております。  次に54ページをお願いいたします。  「心地よさ」が感じられるまちへの大江霊仙寺線(南笠校区)整備費でございます。この道路整備はJR南草津駅周辺の渋滞緩和や交通アクセスの確保を図るもので、南草津プリムタウン土地区画整理事業に合わせて整備いたします。平成30年度は388メートルを土地区画整理組合への委託により進めるとともに、先線の約500メートルの基本設計を実施するものでございます。事業費は3億5,082万4,000円を計上しております。  以上、まことに簡単ではございますが、議第1号の平成30年度草津市一般会計予算のうち、建設部が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審査を賜りますようお願いいたします。 ○横江政則 委員長  それでは、議第1号議案のうち、建設部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  山田委員。 ◆山田智子 委員  予算に関する説明書の151ページのところで、南草津駅前広場と維持管理費が5,409万9,000円となっていますが、29年度よりも約3,000万円ほど増額になった理由を伺います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  生田道路課長。 ◎生田 道路課長  南草津の駅前維持管理費でございますが、ちょうど駅舎の方、通路でありますとか、道路課のほうで管理しています、ちょうどそこがもう老朽化してまして、結構雨漏りがひどくなってきたということで、来年度防水工事をさせていただく予定で、それが3,700万ほどありますので、その分が多くなって、来年度は前年比よりかなり多くなっているということです。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  予算に関する説明書の147ページ、道路維持補修費5億6,300万あるんですけど、これで十分市内のいろんな道路を維持できるんでしょうか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  生田道路課長。
    ◎生田 道路課長  前年比でいきますと、職員費が含んであるんですが、そこが少し500万ぐらい減っているので、全体で400万減っていることになっていますが、道路課でいくと60万ぐらいプラスということになっています。  ただ、それ以外に昨年は、今年度になりますが、草津駅の周辺の街路灯であるとか、地下道の施設とか、大体5,000万円ぐらいのそういう周辺工事をさせていただいています。その分が減っていますので、ほか、草刈りなんかは1,500万ほどふやしていただいていますし、道路周辺とかその辺の維持関係は例年よりは多く計上しているので、ことしの状況よりはかなり上向いた感じで管理ができると思っています。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  ありがとうございます。前年よりもふやしていただいているということなんですけども、これいつも町内会からいろんな要望が出まして、その町内会の要望に応じていつも現地の確認をしていただいて、必要な手だてを打っていただいていると思うんですけども、やはりこれいつもいつも課長が来ていただくとスムーズに話が進むんでしょうけど、担当の方が来られると、その担当の方によっては、こんな状態やったら修繕できませんと、市民の方は、いやいや待ってください。非常にひどいし直してくださいと言ってはっても、担当者によって見解がばらばらで、やはりまたその後で苦情が来るんですね。穴を埋めていただいたらいいだけやと思っているのに、穴もこれぐらいやったらまだちょっと我慢してくださいと、穴も埋めてもらえへんというようなこともあるんです。また、我々が住んでいる老上西の方とか、特に山田、笠縫、常盤というほうはお年寄りが多くて、やはりちょっとした段差でも、ちょっとした欠けでもけつまずいてこけられて大けがされている場合もありますし、そのお年寄りに優しい、そんな草津市にしてもらえるために、もうちょっと丁寧に道路維持のほうをしていただきたいなと思うんです。まあ山元議員も一般質問でいろいろされていましたけども、何か中心市街地ばっかりに道路維持もいっているんちゃうかというようなお話もありましたけど、そういうことはないということでいいですか。 ○横江政則 委員長  生田道路課長。 ◎生田 道路課長  掘れているとか、段差があるというところは直すようにしています。ただ、例えば舗装にひびがいっているような状態だと、直してくださいと要求があるんですけど、ちょっともうしばらく様子を見させてくださいと、そういうところがたくさんあるので、そういう形でお願いしているところがあるので、どうしても市民の方と我々との、これはもう直さなあかんという線というのはちょっと違うのかなということで、そういう戸惑いもあるかもしれないんですけども、割と丁寧に住民の方にはそれぞれの担当がしっかり説明していますので、その辺は理解していただけているかなと思っています。  あと、維持関係は市街地のほうもそれはあるんですが、割と郊外の土地であるとかの方が舗装がひどくなっているという場合が結構高いので、結構そういう郊外部の方が維持費用としてはかかっているかなという実感があります。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  できるだけ誤解が生まれないように、いつかしますじゃなくて、来年実施しますとか、というような期限をお伝えいただけると市民の方も安心されるかなと思いますし、いつもいつも丁寧にやっていただいていると思うんですけれども、せっかく増額もしていただいたので、市民の皆さんに喜んでもらえるように、また現場に行かれた担当の方にも、よく聞くんです。いろんなお声を。そのときに担当の方が切り捨てるように言われたとか、こんなんはまだまだそんなレベルじゃないとか、その場で判断せずに、わかりましたと一旦持ち帰っていただいて、その後に丁寧な説明をしていただかないと、その場でぱつっと言われてしまうと、町会長なり、その御近所の方にとっては、何と冷たい市やというような印象を持たれてしまうときもありますし、それでおしかりを受けたことも多々ございますので、せっかく予算をつけて、せっかく草木の手入れも一生懸命やっていただいているのに、それが御破算になるようなことも聞いてますので、お願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  よろしいか。  木村委員。 ◆木村辰已 委員  ちょっと関連して。いつも言っているように、やっぱり道路も長寿命化で、行政な、ほんまに割れてひどくならんことには修理せんという話なんやけど、先ほど言ったようにもうひび割れのときで、極端に言ったらひび割れやったら10万円で済むねん。それがぱかっと割れてしまったら200万の修理代がかかるという、そこまでいかなくてさ、もうちょっとやっぱり点々なら点々できちっとやっておけば、今のような話も出てこないのが長寿命化なんやな。どうも今まで見ていると完璧に割れてからしか修理せんというのはほんまにアスファルトをめくって張りかえなあかんまでほっとくというのは、ちょっとそういう方法論を考えてやらないと、いろんな町会長も言わはる、あんたところは早いけど地元の待っている人にとったら早く直してほしいという、そういうずれがあるみたいやから、予算の範囲内でと、予算もみな議員は確かにそういうところちょっと予算がないないという話につながっているみたいやから、本当に草津川で全部使ったんかいみたいな話になっているから、その辺の話も含めて、しっかりとやっぱり点々のときから、点々もふやしたらいいと思うわ。長寿命化、それで寿命が延びていくんやもん。安心も買えるんよ。安全は買える。安心は気持ちだけやからやっぱりいろんな人がいるからな。その辺のこともほんまに市内に数多く見受けられます。その修理の修繕する、保全するそのラインをやっぱりもうちょっと前倒しでやれるような余裕を持ったほうがいいんちゃうか。 ○横江政則 委員長  答弁よろしいですか。 ◆木村辰已 委員  答弁できるか。 ○横江政則 委員長  生田道路課長。 ◎生田 道路課長  全部めくってするんじゃなくて、ひびがいっているところは目地に乳剤入れたりとか、そういうような方法で延命化を図ったりとか、交通量によってそういうめり張りをつけて、交通が多いところは先手を打って状況見ながら判断していきたいなと思います。 ◆木村辰已 委員  その辺をしっかりと、市長の専決で車が工事中のところにはまったとか、当たっとか、毎月出てくるし大変なところなんやと思うけど、ちょっとそういう早くから補修・保全するためにも方法論を考えてほしいなと。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  説明書の157ページ、改良住宅譲渡推進費4,100万円余りが計上されています。初めて目にする計上じゃないかなというふうに思っておりますが、この中身についてちょっと御説明をお願いしたいと思います。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  田中住宅課長。 ◎田中 住宅課長  改良住宅譲渡推進費でございますが、来年度予算の内訳の主なものとしましては、今年度の9月補正でも一部認めていただきました、地積測量業務を2年計画にしておりますので、残り来年度を予定しております。それにかかわります測量と登記関係、あと譲渡にかかわりましての建物の状況調査ということを行います。あと金額的にわずかでございますが、譲渡に向けて、職員ではそういう不動産の知識がございませんので、業界の方からのアドバイスを受けたいなと、こういうふうに思っております。そういうものの予算を計上させていただいております。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  具体的にはいつから譲渡が始まるんですか。 ○横江政則 委員長  田中住宅課長。 ◎田中 住宅課長  譲渡に向けましては、今年度、来年度業務が順調に進めば、早くて31年度後半ぐらいから譲渡をしたいなと、こういうふうに思っております。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  私は改良住宅の譲渡が全く進んでいないということを一般質問でもずっと取り上げてきて、それが具体的に進み始めたということを非常に心強く思っております。他市ではもうきれいにもう改良住宅がないというまちもありますし、もともとこの住宅は地域住民を支援するために譲渡を前提として整備されたものだというふうに理解しておりますので、その視点を持って、早急に譲渡を完了させていただきたい。そのことを再度お願いしておきたいと思います。要望です。 ○横江政則 委員長  要望ということで。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  当初概要の29ページの、健幸都市づくりの、これは福祉のほうでもあって、久保議員から舗装の関係のことが出ていたんですけども、私は今看板ですね、案内板、その説明には歩きたくなる仕掛けづくりができるような看板というふうに読んでいるんですが、建物、ハードを専門としておられる御部で、歩きたくなるような案内板、どんなものをつくられるのかちょっとお聞きしておきたいんですが。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  今お尋ねいただいている件につきましては、草津川跡地の区間5につきまして、ウオーキングコースを設定しようとしているものでございます。約1,500メートルのウオーキングコースでございますが、看板につきましては、3カ所、スタート周辺、中間地点なんかと考えています。歩きたくなる仕掛けづくりというのは今後どういう表示をしていこうか考えていこうと思っておりますが、とりあえずわかりやすい表示をというのをまず心がけておりまして、それを見て、すぐに歩いていただいて、また簡単に御理解いただけるものと考えております。歩きたくなる仕掛けづくりというのを現在こういう、という具体的な案は示せませんが、今後の課題と私も考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  これはどなたが作成されるというか、何かデザインを募集されるとか、どういう今考え方、スタートがあって終点ですか、多分途中ぐらいかな、3枚だとしたら。どなたが図案を作成して、どこか業者に任せられるのか、市民の方に募集されるのか、どのような感じでつくっていかれる予定なんでしょうか。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  現在1枚製作当たりに何ぼという計上でさせていただいておりまして、どういう図案にするか、また市民の方に御意見いただくかというのは今後また詰めていきたいなという、市民の団体さんにも意見をいただいておりますので、その辺との相談の中でということを考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ぜひ市民の人たちに作っていただけるような、あそこは設計者も私たちの草津川公園という表現を使っておられますので、その趣旨で、本当に市民の方と一緒になって作っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。要望で結構です。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。 ◆久保秋雄 委員  予算概要の33ページなんですけども、これ建設部ですよね。この中で一番下の経費の内訳という欄がありますけども、その中で草津川跡地公園区間5のアーケードの撤去費とありますけれども、872万円ですかね、これの中身についてちょっとお聞きしたいんですけど。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  このアーケード撤去費でございますが、場所は商店街通り市道宮町渋川線と今回拡幅いたしました市道大路24号線の交差点の部分にあります。その部分ですけれども、公園としましては、草津川マンポと一体的なデザインを踏まえた象徴するメーンエントランスと考えて大階段等を設置しております。また24号線につきましては、拡幅した関係上、今御存じいただいているかと思いますけども、市道上に支柱が出ているような形になっております。そういうのもございましてこの部分を撤去したいということで考えておりました。その撤去ですけれども、約17メートルほどの撤去を考えております。これを管理されておりますトンネル会さんと言うんですけれども、そこに相談等を持ちかけましたところ、トンネル会さんにおいてもアーケード撤去を考えておられると、そういうことがありましたので一体となって工事を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  ほか。  木村委員。 ◆木村辰已 委員  予算概要の33ページのところで、きょうまで懸案事項としてずっときております区間4のJR施設、いわゆるJRのトンネルの上ですね。そこに影響がないか技術的な検討を行うと、こう書いているんやけど、強度の問題やら、いろんな問題できょうまで頓挫してきた話もいっぱいあるので、どういうふうに考えてはるのか、もうJRとは、オーバーブリッジするにしてもJRの許可が要るんですよね。ちょっとその辺だけわかるだけ答えていただけますか。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  JRさんにつきましては、前年度からいろいろお話をさせていただきまして、今までみたいな門前払いされることなくお話を聞いていただけるというそういう関係になりまして、前年度から進めてまいりました。その中で一旦どういう形になるか、強度の確認をしようという話になりまして、JRさんと、県道も市道もございますので、県道さんとJRさんと西日本と協議いたしまして、とりあえず複数のボックスがある最も条件の悪い県道下のワンブロックで検討してみましょうと、その中で構造精査することになりまして、それを進めていく形で、県のほうが委託を出されました。その結果がほぼほぼ出てまいりまして、県道部分につきましては致命的な欠陥は構造上確認できていないという形になっております。  それを受けまして、今後県でどういうふうにするか、また我々市道云々部分ですね、その部分についても今後検討していくかという部分を今詰めているところでございます。それでまた市の方でも検討が必要になるということになりますと、また業務を発注させていただくということで、今回この予算を上げさせていただいているものでございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  前を向いてちゃんと話に乗ってくれるようになったということですよね。ちょっと先方から聞いていまして、ありがとうございます。よろしくお願いします、これはね。長年の懸案ですから。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  同じくこの概要の33ページ、草津川跡地整備費のところの、内訳の上段のところですね、あずまや設置工事費ということで700万8,000円を計上されておられます。これの目的としては、事業の概要のところに書いてくれてはる、草津川跡地公園区間2において、多くの人に来園いただけるよう休憩場所を確保しますというのがこのあずまやの設置に当たるのかなと思うんですけども、どのあたりに何カ所ぐらい設置されるのかなと。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  まず場所につきましては、今考えておりますのが、中央付近にある多目的広場です。あれが総延長が大体200メートルぐらいありますので、真ん中ぐらいかなと思っておりますけれども、その設置位置等につきましては、やっぱり地元とか御利用いただいている方にちょっと相談をかけてみる必要があるかなとは考えております。  基数にいたしましては、あずまやの大きさが約3メートル・3メートルのものになりますけれども、1基と考えております。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  多くの方に来ていただける仕掛けとしてあずまや設置は大いにありがたいことだと思いますが、一方でこれ区間5については、このあずまやの設置というのは、これも区間5もあわせて多くの方に御来場いただきたいというのが主としてはあるはずなので、そういうあずまやの設置というのは区間5については検討されているのかお伺いします。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  区間5につきましては、まずは結論から申し上げて、あずまや等の設置は考えておりません。といいますのは、まず一つはパラボラのようなものがありまして、そこにテントがかけられるという状況になっております。昨夏につきましては、テントをかけて日影をつくって熱中症をしのいでいただいたということもございます。またあずまやを建てるスペースですね、そのスペースを考えると大階段のイベント広場あたりになるんですけども、あそこに建物を建ててしまうと今行っておりますイベント等の代替的なものができなくなってしまいますので、スペース的な関係もございまして、あずまやの設置は考えないところでございます。ただ、日影等の問題につきましては、昨年夏同様にまたミスト等の対応でしていきたいと考えております。  以上です。 ○横江政則 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  今最後におっしゃった熱中症とかその辺のところが非常に心配な部分になりますので、あずまやは物理的にちょっと考えられないというのと、代替的なものがあるということで理解したので、そこのミストであったりとかというところの対応を夏場やっていただけたらそれでいいと思いますので、よろしくお願いします。 ○横江政則 委員長  それでいいですか。  ほかございますか。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  同じく当初予算概要の33ページの草津川跡地整備のほうですけど、まず1点目なんですが、経費の内訳で一番下にその他事務費555万7,000円とあるんですけど、内訳を教えてもらっていいですか。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  この草津川跡地整備運営管理費のその他事業費でございますけれども、550万ほどは、一番割合を占めておりますのは、臨時職員さんにお支払いさせていただく分という形になっております。あとは事務費等郵便代、またコピー使用料等の研修費になってございます。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  臨時職員さんは何名で、どんなお仕事をされますか。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  臨時職員さんは今1名を計上させていただいております。役務といたしましては、やはり補助業務と言いますか、受付、またその簡単な決済等のお手伝いをいただいているところでございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  これね、今臨時職員さんということは、受付、その他業務ということなので、担当課の中での受付業務ですね。間違っても指定管理を行っている草津川跡地公園ではしてないということでよかったですよね。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  はい、今おっしゃっていただきましたとおり、草津川跡地整備課としての業務のお手伝いという形になっておりまして、指定管理等の業務とは一切切り離してございます。  以上です。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  もう1点目、これ事業の概要に草津川跡地全域を一つの緑軸として捉え、ずっとありまして、その後、また災害時には防災空間となるよう整備を進めていきますということなんですが、区間5の真ん中にある道は防災道路とお聞きしているんですが、それは防災空間として、災害時には防災道路となるのか、いやいや防災道路じゃなくて避難場所だよということなのか、どちらか教えてください。 ○横江政則 委員長  横山課長。 ◎横山 草津川跡地整備課長  真ん中の中央園路につきましては防災道路という位置づけでさせていただいております。またここの防災空間という表現をさせていただいておりますのは、ベンチ等がかまど式のベンチになっておったり、パラボラの部分の上と横をかけて仮設のテントみたいな形になります。そういうのも含めまして防災空間という形の表現をさせていただいております。  以上です。 ○横江政則 委員長  寺田副部長。 ◎寺田 建設部副部長  ちょっと補足説明をさせていただきます。  草津川跡地利用の基本計画等で草津川跡地に防災道路と防災空間ということを位置づけております。その中で、今中島委員さんが言われましたように、避難場所としましては一時避難場所として災害発生時期については付近住民の方に逃げ込んでいただける空間ということで、その後支援活動とかそういうことが発生した場合の防災軸として、緊急車両の優先通行を確保するための道路ということで、時間軸として、防災の時間軸でも活動内容によって使い分けるということになってこようということを想定して計画では策定しております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  今副部長が言っていただいた説明でよくわかりました。ということは、琵琶湖側の方からずっと区間6といっている方までは最終的に防災道路で何であれつながっていくという認識でよろしいですか。 ○横江政則 委員長  寺田副部長。 ◎寺田 建設部副部長  今区間1、県の事業で整備していただいているところにつきましても、右岸道路については緊急時に防災軸としてできるような道路幅で、整備をしていただいておりますので、今中島委員さんが言われましたように、区間1から区間6まで緊急時には防災軸として車両が通行できるように考えております。 ○横江政則 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  わかりました。緑軸ということも必要ですし、緊急時には防災と言うことも必要ですので、今後もしっかりと整備のほうをお願いします。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。
     よろしいですか。  なければ、議第1号議案のうち、建設部が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  それでは、引き続きまして、議第1号議案のうち、上下水道部が所管する部分について審査いたしますので、説明員の準備・交代をよろしくお願いします。                (説明員交代)               午後1時52分 休憩               午後1時57分 再開 ○横江政則 委員長  これより休憩前に引き続きまして、予算審査特別委員会を再開いたします。  説明員のよろしいですね。  それでは、議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、上下水道部が所管する部分を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  寺西上下水道部長。 ◎寺西 上下水道部長  議第1号、平成30年度草津市一般会計予算のうち、上下水道部の所管に係る予算につきまして御説明を申し上げます。  それでは恐れ入りますが、薄い冊子の平成30年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。9ページをお開きください。  第3表、地方債でございます。このうち当部で所管をさせていただいておりますのが、上から6段目で、水道事業会計出資金1億1,140万円の限度額の設定をさせていただくものでございます。  起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、平成30年度草津市一般会計予算に係ります予算に関する説明書のうち、当部門の所管に係ります部分につきましては、先にお渡ししております、予算に関する説明書の予算審査特別委員会審査一覧表の38ページに記載のとおりでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第1号の平成30年度草津市一般会計予算のうち、上下水道部が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審査を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○横江政則 委員長  それでは、議第1号議案のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  ないようですので、議第1号議案のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  続きまして、議第7号、平成30年度草津市水道事業会計予算を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  寺西上下水道部長。 ◎寺西 上下水道部長  議第7号、平成30年度草津市水道事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。  説明に入ります前に、本市の水道の現状についてでございますが、昭和39年に供用開始して以来、50年以上が経過しております。施設や管路の老朽化に対応すべく、施設や排水管の更新、漏水箇所調査・修繕が増加する見込みであることや、水道水を安定的に供給するための浄水場を初めとした耐震工事などで、多くの費用が見込まれます。  その一方で、節水意識の向上や、節水機器の普及により、給水収益が人口増加程に伸びていない傾向にあります。しかし基本使命としての安全で良質な水道水を安定的に供給する、そのため中長期的な視点に立って、管路施設の耐震化、老朽管の更新を進め、その際には経済的な手法・工法の検討や、更新などの機会を捉まえて、省エネ機械の導入に取り組むなど、水道を取り巻くさまざまな環境変化に対応しながら、水道事業全体として経費削減に取り組み、市民サービスの維持に努めるとともに、効率的で透明性の高い公営企業としての事業実施を心がけて運営してまいりたいと考えております。  それでは、平成30年度、薄い冊子の草津市各会計予算書の25ページをお開きください。  まず総則を第1条に、業務の予定量としては第2条で記載しているとおりですが、(2)の年間総給水量は前年度に比べ若干ふえております。(4)の主な建設改良事業として、排水管更新事業と浄水場耐震化事業の必要額としてあわせて約11億6,900万円を見積もっております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございまして、収入の第1款水道事業収益は26億3,400万円で、内容は記載のとおりでございます。支出の第1款水道事業費用は22億7,700万円で、内訳は記載のとおりでございます。  次のページをお開きください。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございまして、収入の第1款資本的収入は7億8,100万円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款資本的支出は21億6,800万円で、内訳は記載のとおりでございます。  第5条は、債務負担行為でございまして、草津市上下水道事業基本計画策定費として、期間を平成30年度から平成31年度までの2年間で、限度額3,540万円、北山田浄水場耐震補強事業費として、期間平成30年度から平成31年度までの2年間で、限度額9,040万円をお願いするものであります。  第6条は、企業債でございます。水道事業のうち、排水管更新事業及びロクハ浄水場耐震事業に限度額4億5,660万円の設定をお願いするもので、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりでございます。  第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用でございまして、これは各項間で流用ができることの規定でございます。  第8条は、議会の議決を得なければ流用ができない経費を定めたものであります。  第9条は、棚卸資産購入限度額を定めたもので、水道メータの購入額の限度であります。なお、詳細につきましては、予算に関する説明書の332ページから348ページまでが水道事業会計となっております。  続きまして、平成30年度当初予算概要の主要な施策について説明させていただきます。  水道部門は、主なものとして2事業ございまして、まず51ページをお開きください。  1事業目といたしまして、心地よさが感じられるまちへの事業で、新規事業としまして、上水道事業基本計画策定費であります。平成13年度策定の第4次拡張事業における基本計画では、給水人口の増加に比例して給水量が増加するよう見込んでいましたが、平成27年度に実施いたしました水道ビジョンの中間見直しにおいて、給水人口が平成42年度をピークに減少し、給水量についても節水型水使用機器の普及等により、徐々に減少していくと予測しており、これまでの水需要の想定とは大幅に異なる見込みとなりました。このため、今後の水事業においた計画的な施設整備や管路の更新を進めていくため、おおむね20年間の上水道事業基本計画を策定するものであります。この計画を策定し、今後の水事業に対応した施設計画・更新計画とすることにより、適切な事業運営を図ることができるものでございます。事業費は記載のとおりでございます。  2事業目として、次の52ページをお開きください。  拡大事業としまして、ロクハ浄水場、北山田浄水場耐震補強費であります。大規模な震災被害からライフラインを守り、浄水施設の耐震性向上を図るため、施設の耐震補強を進めております。ロクハ浄水場は平成29年度から3カ年の計画で、新館の急速ろ過池、薬品沈殿池の耐震補強工事を進めております。北山田浄水場は、ロクハ浄水場に引き続いて耐震補強工事を行うために、平成30年度から平成31年度にかけて工事を進めてまいります。  水道事業の主要施設である浄水場の耐震補強工事を行うことで、災害に強いライフラインを確保し、市民の皆様への水道水の安定供給を図ります。事業費としては記載のとおりでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第7号の平成30年度草津市水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審査を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○横江政則 委員長  これより議第7号議案に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  予算概要の51ページの上下水道基本計画策定費について伺いたいんですけども、この基本計画を策定するということですけども、これも業務委託ですね。費用は3,540万円が計上されているんですけども、これはちょっと高いなと、根拠はないんですけども、そのようなイメージがあるんですけども、ここら辺の内訳について説明いただけませんか。 ○横江政則 委員長  答弁願います。  島田課長。 ◎島田 上下水道施設課長  内訳としましては、基本計画の策定、基本事項の決定、整備内容の決定、基本計画の取りまとめとなっております。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  どこかのコンサルさんに委託をするわけですよね、全部。 ◎島田 上下水道施設課長  そうです。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  これまでの水事業が大幅にずれてきたというふうにおっしゃいますけど、節水機器の普及とかね、節水式の工場というのはもう大分前から言われていたように思うんですけど、そこらへんは前の水道ビジョンを見直すとか、そういうところで反映はされなかったんですかね。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  島田課長。 ◎島田 上下水道施設課長  今現在、こちらにも書いております、平成13年度の第4次拡張事業においての計画でございますと、給水計画の人口が13万3,100人、それに対する日最大給水量が7万1,400立米となっておりまして、27年度の水道ビジョンの中間見直しにおきましては、ピーク時の予測としましては、人口が13万7,000人に対しまして、日最大給水量が5万1,900立米となりまして、現在の計画から1万9,500立米減少しておりますので、これに対する施設計画等を見直しまして、今後の更新計画等に反映したいと思います。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  確認ですけども、水道ビジョンの中間見直しよりもさらに需給が変動したということですか。水の需給が。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  島田課長。 ◎島田 上下水道施設課長  需給につきましては、年々減る場合もございますし、夏場によってはふえる場合もございますが、そのあたりを見越した中で今回計画を立てていくものでございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  水道ビジョンにしろ、いろんな計画にしろね、正確を期していただくということをくれぐれもよろしくお願いをしておきたいと思います。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。よろしいですか。  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  水道会計の損益の見通しなんですけどね、来期も2億6,000万円の黒字というふうに理解してよろしいですか。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宮田課長。 ◎宮田 上下水道総務課長  水道会計の損益の部分についてでございますけれども、工事等がふえますけれども、損益の状況については28年度、29年度であるとか、当面黒字の約2億ほどの損益は確保できるという見通しでございますけれども、5年、10年先となってくると、これからふえてきます工事の状況によっては、黒字の確保が難しくなっていく状況も可能性としてはあるんですけども、引き続き費用の削減であるとか、収益の確保を検討しながら進めてまいりたいと考えております。 ○横江政則 委員長  久保委員、よろしいですか。 ◆久保秋雄 委員  説明書の335ページの来年度のキャッシュ・フロー計算書を見ますと、一番上の当期純利益として2億6,000万見込んであおられるんですよね。これが来年黒字になる見通しの額だということでよろしいですかね。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  宮田課長。 ◎宮田 上下水道総務課長  今お聞きいただいたとおり、この2億6,119万円がこの予算に基づく当期純利益ということでございます。ただ、こちらキャッシュ・フロー計算書ですので、現金の動きとしましては、下から3行目にあります、資金増減額の3億6,527万3,000円が予算上は減る見込みであろうと、現金の動きはこういう形でございますけれども、損益計算書上の黒字額としては、おっしゃっていただいた2億6,119万の見込みでございます。 ○横江政則 委員長  久保委員。 ◆久保秋雄 委員  要望ですけれども、健全な経営をされているというふうに理解をしております。それを部長もおっしゃったように、管路の補修、維持管理、耐震補強、そういったものに向けて管理に万全を期していただきたいなというふうに要望しておきたいと思います。 ○横江政則 委員長  ほかよろしいですか。  ないようですので、議第7号議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  それでは、採決いたします。  議第7号、平成30年度草津市水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○横江政則 委員長  挙手全員でございます。  よって、議第7号、平成30年度草津市水道事業会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは引き続きまして、議第8号、平成30年度草津市下水道事業会計予算を議題といたします。  提案者の説明を求めます。 ○横江政則 委員長  寺西上下水道部長。 ◎寺西 上下水道部長  議第8号、平成30年度草津市下水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  内容説明の前に、本市の下水道事業についてでございますが、昭和49年に事業着手以来、約44年が経過し、下水道普及率も99.6%と、ほぼ市域全域で利用していただけるような状況になっております。  これからの下水道経緯につきまして、水道と同じく、家庭の節水機器の普及により汚水量は横ばい傾向にあり、今後も下水使用料金の大幅な増加は望めない中にあって、長寿命化対策、耐震対策、維持・修繕管理など継続的に実施していく必要がございます。  平成26年度から効果的・効率的な経営を行うために、公営企業会計に移行し、草津市下水道事業計画第8期計画及び、下水道施設権利計画に基づき、計画的かつ健全な事業運営を行ってまいりたいと考えております。  主な事業といたしまして、継続事業であります、農業集落排水公共接続事業の推進や、長寿命化工事として、マンホール鉄ぶたの取りかえ工事、またマンホールポンプ修繕や日常の管清掃管理業務等となっております。  雨水事業につきましては、各地への浸水被害軽減のため、計画的に雨水幹線整備を進めてまいります。  それでは、平成30年度草津市各会計予算書の28ページをお開きください。  まず総則を第1条に、業務の予定量としまして第2条で記載しているとおりでございます。(2)の年間総処理水量は前年度に比べ若干ふえております。(4)の主な建設改良事業として、汚水管渠整備事業と長寿命化対策事業、雨水幹線整備事業の必要額として7億9,586万6,000円を見積もっております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございまして、収入の第1款下水道事業収益は37億4,471万9,000円で、内容は記載のとおりでございます。収入の第2款農業集落排水事業収益は2億6,428万1,000円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款下水道事業費用は34億4,4463万4,000円で、内訳は記載のとおりでございます。次のページをお開きください。支出の第2款農業集落排水事業費用は2億5,936万6,000円で、内訳は記載のとおりでございます。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございまして、収入の第1款下水道事業資本的収入は18億8,567万7,000円で、内訳は記載のとおりでございます。収入の第2款農業集落排水事業資本的収入は、4,932万3,000円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款下水道事業資本的支出は29億3,099万7,000円で、内訳は記載のとおりでございます。支出の第2款農業集落排水事業資本的支出は1億400万3,000円で、内訳は記載のとおりでございます。
     第5条は、企業債でございます。下水道事業に限度額7億7,520万円。農業集落排水事業に限度額1,560万円の設定をお願いするもので、起債の方法、リース及び償還の方法は記載のとおりでございます。  第6条は、一時金借入金でございます。一時的に収支時期の違いにより不足する資金を借入するときの限度額10億円を設定するものであります。  第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用でございまして、これは各項間で流用ができることの規定であります。  第8条は、議会の議決を得なければ流用ができない経費を定めたものであります。  第9条は、他会計の補助金で農業集落排水事業の運営のため、一般会計から補助を受ける金額を定めたもので、1億855万7,000円でございます。  第10条は、当年度の利益剰余金につきまして、資本的収支の財源が不足する額6,969万9,000円を減債積立金として処分を行い、企業債償還金に充当するものでございます。  なお、予算に関する説明書の349ページから366ページまでが下水道事業会計予算となっております。  続きまして、平成30年度当初予算概要の主要な施策について説明させていただきます。53ページをお開きください。  心地よさが感じられるまちへの事業で、継続事業として、農業集落排水施設公共下水道接続費につきましては、市内の6地区において、平成元年度から平成9年度にかけて、農業集落排水施設の供用を開始いたしましたが、近年では、施設の老朽化が激しく、各処理場の維持管理に苦慮しております。このため、平成27年度より、当該6地区の公共下水道への接続事業を進めており、農業集落排水施設の維持管理の軽減を図ります。事業費につきましては、記載のとおりでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第8号、平成30年度草津市下水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審査を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○横江政則 委員長  これより議第8号議案に対する質疑を行います。  質疑はございますか。  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  予算に関する説明書の350ページ、下水道事業費用の中の目でいうところの総経費、その中の下水道推進事務費というところで568万8,000円、これの目的、その目的を果たすための手法、それによって期待できる効果、それぞれお伺いします。 ○横江政則 委員長  答弁願います。  宮田課長。 ◎宮田 上下水道総務課長  下水道推進事務費の内容でございますけれども、一つには上下水道事業運営委員会の開催に充てる経費であるとか、あと嘱託職員として会計事務の職員を雇用しております経費、あるいは会計システムに係る保守経費であるとか、あと下水道協会等の団体負担金、それから公用車に係る任意保険、といったものが下水道推進事務費の内訳となっております。 ○横江政則 委員長  目的と手法と効果ということで質問されてますので、その順番で。  宮田課長。 ◎宮田 上下水道総務課長  目的としましては、こちら一般的な事務経費が主となっておりまして、会計に係る事務処理の経費を賄うものが主にありますし、あとは任意保険等の経費でありますけれども、効果としましては、こういった予算決算の書類の作成であるとか、そういったものを適正に作成するということの効果を果たしておりますし、また各種団体の負担金においては、下水道協会等の中で研修を実施していただきまして、そこに職員が参加させていただいて、職員の技能の向上を図るといったことにつなげております。  手法としましては。 ○横江政則 委員長  はい。 ◆土肥浩資 委員  いいですか、途中で。今全部おっしゃっているのは全部手段なんですね、それをして何がしたいんですかと、どういったことを、僕の言う目的というのはこのお金の用途を聞いているんじゃなくて、それをすることでどんな効果が得られるのかと、その効果が目的と合うのかと、その辺のところ、何を目指してこの下水道推進事務費というものを使おうとしているのか、文字どおり下水道を推進するということですよね。そのためのお金ですよね。その事務ですよね。だからこれで求めるそこの下水道の推進ということがどれだけそこに突き刺さるというか、効果が出るのかというところを聞きたいんですけども。 ○横江政則 委員長  推進費の中身だけ言われているけど、もっと事務費としてそれをするためにどういう効果があるのかということ。 ◆土肥浩資 委員  さっきから一つも目的を言ってくれてないので、手段ばかり言ってくれてはるので。 ○横江政則 委員長  事務費としての目的はあれやけど、もっと奥の話を言ってはるんやろ。下水道事業そのもののことを言ってはるんじゃないの。 ◆土肥浩資 委員  そこにつながるんです。 ○横江政則 委員長  わかります。  宮田課長。 ◎宮田 上下水道総務課長  下水道推進事務費という事業ではあるんですけれども、目、総がかり費という部分でありますので、事務管理を行っていくための経費の部分でございまして、下水道そのものを推進するという事業の部分よりは、事務処理をしていくための経費の部分でございまして。 ◆土肥浩資 委員  僕の聞き方が悪かったです。 ○横江政則 委員長  辻川副部長。 ◎辻川 上下水道部副部長  委員がおっしゃっていただいている、最終的には良好な下水道の運営と推進を目的にしているというふうなところで、職員力を向上させて、そういうふうに持っていくというふうなための事務費ということになっております。 ○横江政則 委員長  よろしい。 ◆土肥浩資 委員  わかりました。 ○横江政則 委員長  ほか。  木村委員。 ◆木村辰已 委員  誰もないようですので、農集排の工事が進められております。入り口24億でスタートして3年、後2年ですか、5年計画で進められているという集排なんですが、きょうは予算ですので、ちょっと一つ、2つ、事業計画の変更支援業務等の委託費というのが1,980万と施設補償費が230万というのが2つ上がっとるんですが。 ○横江政則 委員長  これ何ページですか。 ◆木村辰已 委員  概要の53ページ。済みません。 ○横江政則 委員長  島田課長。 ◎島田 上下水道施設課長  事業計画の変更支援業務につきましては、今回の接続工事における流域下水道への接続に係る計画を変更するものでございます。  それと移設補償費につきましては、電柱等の工事に係る移設に係る費用でございます。 ◆木村辰已 委員  行き詰ったあれでもないですよね。わかりました。 ○横江政則 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員   それでね、総延長7.7キロ、かなり工事が進められているんですが、進捗状況とかなり全戸が公共につないでいくということなので、残されるところも出てくると思うんです。現実に農集排がもう満杯で飽和状態になっているところがあってね、下水がないんですよね、公共もない、農集排もつなげないということで、今後公共ができればそっちに出るということもありました。いろんなケースが出てきています。草津市の下水道事業、かなり進捗率よかったんですが、やっぱり今どれぐらいまだ、浄化槽、単独もあるし、合併もあるけど、まだ公共につなげていないというか、残されている部分ですよね、それも把握されているのかな。今後ね、この事業でね。その辺も含めて、今回6カ所が随時供用開始、もう来年度から供用開始されていくんですけれども、できたところから供用開始というのか、一斉に供用開始するのか、その部分がちょっと知りたいなと思っていましたし、最終年度の32年度には供用開始と書いてますけど、順序的にはどうなるのかということと、来年度の国庫補助はまだ見通しが立ってないんやけど、採択されんことには最終できない部分なので、単費では、その辺も含めてちょっと考えだけ聞かせていただけますか。今後の状況について。 ○横江政則 委員長  答弁を求めます。  島田課長。 ◎島田 上下水道施設課長  平成30年度の予算としましては、整備延長として1.71キロの整備を計画しておりまして、それが終わりますと約73%の整備が完了します。それに伴いまして、接続の協議と言うか、あと事業の関係もございますが、その辺の協議が整いましたら接続のほうを進めていきたいと思いますので、順次その辺は協議して計画的に接続の方を考えております。  あと未整備の話がございましたが、下水道の未整備の区域につきましては、公共下水の普及率が95.9%、農村下水道を含めます普及率は99.6%となっておりまして、未整備が0.4%でございまして、約200世帯が未整備となっております。  もう一つ、水洗化につきましては、公共下水での水洗化率が96.7%、農集排を含めますと96.6%となっておりまして、未接続が3.4%でございます。約1,900世帯が未接続ということですので、そのあたりにつきましては啓発を行って、順次接続をしていただくというふうに計画をしております。  以上です。 ◆木村辰已 委員  ありがとうございました。  もう1点だけ、もう来年度からいわゆる公共につなぐ工事が終わって、農水省が立てた上屋ありますよね、土地も広いですよね、結構広いです。あれはもう無用の長物になってしまって、どうしようもないんですよね、村に残っているのがね。この間見てみると、そこはかなり深いです。建物の中ね。あれを今受益者の方たちの地域決まっていますから、北山田一番大きいですけどね。その辺の処理だとか、そういうものを僕はところで聞いてきたんやけども、現在はまだ農水省の建物やけれども、公共に移った段階で国交省に所有が移るという話も聞いてきたりして、それで言ったら農水省もう用はないんやわ。手を放したい。国交省へ移す。国交省も無駄やから地元でもらってくれる人ないかなってええかげんなことを言っとるみたいな話もあったりで、草津市としてやっぱり6カ所始末せなあかんわな。だからこの事業費には入っていないと思うんやけどね。来年度予算に組めない部分になると思うし、その辺何か考えだけでも教えてほしいなと。 ○横江政則 委員長  田中農林水産課参事。 ◎田中 農林水産課参事  ただいまの委員の御質問に対しまして、本年度から常盤地域6地区の跡地利用ということで、地域の皆さんとお話を進めさせていただいております。そういった中で、下物地区、北大萱地区、北大萱穴村地区につきましては、地域での再利用ということで、現在話が進んでおります。あと残りの3地区につきましては、地域での再利用の方法がなかなかないということの中で、本市による再利用を考えていくというようなこととなっておりまして、あともう一つ財産の部分で、財産の所管がえに関しましては、現時点でも本市の財産となっておりますことから、本市の農林水産課の財産を地域のほうに貸し付けるというような手続の中で、事務を進めさせていただいております。  以上でございます。 ○横江政則 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  地域と相談して、見はったと思うわ。そこの機械から全部撤去せんことにはどうかなと。ごっつい装置ついてますのでね。すると今のままで排水溝の工事が進んでいって、いろんな形で、北山田の一番大きいのは最後になる。もうやっているんですか、北山田の一カ所。ちょっと。 ○横江政則 委員長  田中参事。 ◎田中 農林水産課参事  北山田につきましては、平成30年度、来年度にそういった跡地利用の協議をさせていただくようなスケジュールとなっております。 ◆木村辰已 委員  ありがとうございます。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  ないようですので、議第8号議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  それでは採決いたします。  議第8号、平成30年度草津市下水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○横江政則 委員長  挙手全員でございます。  よって、議第8号、平成30年度草津市下水道事業会計につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは次に総括協議及び議第1号議案の採決を行いますので、説明員の交代をお願いします。                (説明員交代)               午後2時30分 休憩               午後2時43分 再開 ○横江政則 委員長  説明員よろしいですか。  それでは、本委員会でのきょうまでの審査を踏まえ、総括協議を行います。この総括協議は当局への申し入れと、当委員会としての当局に対する対応を協議・調整する場として位置づけさせていただいており、本来部門別審査で行っておくべき発言やし忘れた個別具体の質問等、審査の逆戻りは想定しておりませんので、御了承願います。  それでは特に本委員会で協議しておくべき事項として何か御意見がございましたらお願いします。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ありがとうございました。全般に見させていただきまして思ったことが、この当初予算概要、非常にこれ他市にもない誇れる資料だと思っておるんですが、実際じっくり読ませていただきますと、予算の数字はちゃんと書いていただいているんですが、中身の数字が書いてない部署が多かったなと、聞かないと目標値が出てこなかったりとか、何件、まあ我々ですね、そういう目標値の数字が書いてないので、どれだけの予算を使って成果が出るのかというのが難しかったこともありますので、決算のほうではそういうのを先に書いていただいておりますので、予算のほうも、この予算を使って、これだけの目標値を掲げていきますという感じのことをよりまたしっかり書いていただきたいたいなと、書いてはるのもありますので、そこをしっかりと精査したらいいと思います。  以上です。 ○横江政則 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  同じような内容になりますけれども、この分厚い方の説明書のほうでも、去年は項目に、中の詳細のことが書いてあったけど、ことしは省いているという部署もございましたので、できれば、場所の制限はあるかもわかりませんけれども、詳しく書いていただくと質問する時間も減るだろうと思いますので、その中身に関しての御説明の欄をふやしていただけるとよくわかるなと思いました。  質問する側としても、私も反省する点はございましたけども、端的にできるようにしたいと思います。 ○横江政則 委員長  ほかございますか。  なければ、総括協議はこれにて終了いたします。  それでは、採決に移りたいと思います。  議第1号、平成30年度草津市一般会計予算について、議案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 多 数) ○横江政則 委員長  挙手多数でございます。  よって議第1号、平成30年度草津市一般会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  本日は以上をもちまして、予算審査特別委員会を終了したいと思います。  明後日、22日は午前9時半から委員会を再開し、補正予算審査に係る議第30号議案から審査いたしますので、各委員の皆さん及び、執行部の皆さん、よろしくお願いいたします。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。               閉会 午後3時30分  草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。
      平成  年  月  日  草津市議会予算審査特別委員会 委員長...