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平成29年12月12日産業建設常任委員会−12月12日-01号
平成29年12月12日都市再生特別委員会-12月12日-01号

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  1. 草津市議会 2017-12-12
    平成29年12月12日産業建設常任委員会−12月12日-01号


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    平成29年12月12日産業建設常任委員会−12月12日-01号平成29年12月12日産業建設常任委員会  産業建設常任委員会会議録 〇日時     平成29年12月12日(火)  午前9時30分 〇場所     第2委員会室出席委員   委 員 長  山元 宏和     副委員長  遠藤  覚         委  員  横江 政則     委  員  杉江  昇         委  員  中嶋 昭雄     委  員  土肥 浩資         委  員  西田  剛     委  員  奥村 恭弘         議  長  瀬川 裕海     副 議 長  奥村 次一 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   伊吹 達郎   久保 秋雄   西村 隆行 〇出席説明員  副市長           善利 健次         総合政策部理事草津未来研究所行政経営担当)                       田中 祥温
            都市計画部長        山本 憲一         都市計画部理事都市再生担当)                       六郷 昌記         建設部技監         東  隆司         建設部長          吉川  寛         都市計画部副部長(総括)  打田 敏之         建設部副部長(総括)    寺田 哲康         行政経営課長        永原 長吾         総務課長          山際喜一郎         都市計画課長        松尾 俊彦         開発調整課長        野村 昌良         道路課長          生田 英樹         公園緑地課長        荒川 武仁         開発調整課参事       廣田 典久         道路課参事         古野  節         公園緑地課参事       西田 伸治         都市計画課副参事      山岡 正明         道路課副参事        吉田 泰啓         公園緑地課副参事      藤崎  篤         行政経営課専門員      島川 弘光         道路課専門員        神浦 一博 〇出席事務局  局長   寺井 儀政    次長   木村  博         主任   能政 大介 〇付議案件  1.議第101号 草津市手数料条例等の一部を改正する条例案  2.議第104号 びわこ大津草津景観推進協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めること  3.議第111号 指定管理者の指定につき議決を求めること  4.所管事務調査項目の決定について  5.所管事務調査スケジュールについて  6.道路整備及び道路の維持管理等にかかる本市の取組概要について                開会 午前9時30分 ○山元宏和 委員長  それでは始めます。おはようございます。  ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。  開会に当たりまして、当局から一言、御挨拶をお願いいたします。  副市長。 ◎善利 副市長  皆さん、おはようございます。  本日、産業建設常任委員会で御審査をいただきます案件は、条例案件が1件、一般議案が2件でございます。委員の皆様におかれましては、慎重なる御審査を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○山元宏和 委員長  それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案の審査を行いますが、審査に入ります前に、議事運営上のお願いがございます。まず、委員会での発言は、委員長の許可を得てからにしてください。他の委員等が発言している場合は、私語は慎んでください。答弁をする場合は、委員長の発言の許可後、所属と氏名を名乗ってください。以上、よろしくお願いします。  それでは、審査に入ります。  本委員会に付託された案件は、条例案1件、一般議案2件であります。これらの案件を随時議題といたします。  まず、議第101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案のうち、当委員会が所管する部分を議題といたします。  議第101号議案の審査については、提案者の概要説明、質疑の後、部門別に質疑を行い、終了後に採決を行うことといたします。  それでは、まず議第101号議案について、提案者の概要説明を求めます。  田中総合政策部理事。 ◎田中 総合政策部理事  皆さん、おはようございます。  議第101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案につきまして、その概要を説明させていただきます。  まず、使用料・手数料等の見直しの考え方でございますが、本市における使用料・手数料等につきましては、物価及び所要経費の変動等に対応した適正な受益者負担をお願いするため、平成9年度以降、おおむね3年から5年の間隔で定期的な見直しを実施することといたしております。  今年度は、前回見直しをいたしました平成25年度から4年目を迎えることに加えまして、今年度からスタートしております第3次草津市行政システム改革推進計画アクションプランの1つにも使用料等の適正化と公平性の確保が掲げられておりますことからも、今回、使用料・手数料等の全庁的な見直しを実施しようとするものでございます。  使用料・手数料等の金額につきましては、市が提供するサービスが利用する特定の人が利益を受けるものでありますことから、利用する人と利用しない人との立場に配慮した市民負担の公平性を図ることを目的として設定いたしております。  今回の見直し基準は、行政の一貫性の観点から前回見直しました平成25年度の考え方を踏襲し、時点修正という形で平成26年度から平成28年度の実績を反映させた積算による適性な料金の算定を原則としながら、近隣市等との均衡も考慮した上で整理をしたものでございます。  お手元の議案書の8ページから15ページをごらんください。  今回、改正させていただく条例は草津市手数料条例ほか8条例であり、産業建設常任委員会の所管に係る条例は、後ほど担当部長から説明がございますけれども、草津市手数料条例のうち、別表16の開発行為許可申請等の手数料に関する項目でございます。  今回の見直しに係る主な改正点を2点申し上げます。1点目は貸館等の施設使用料でございまして、統一的な積算方法として、年間の所要経費を対象面積と年間貸し出し時間で除して平米単価を求め、その単価に使用室面積と使用時間を乗じて積算をいたしております。積算の基礎となります年間の所要経費につきましては、直近3年間の実績の平均を使用し、人件費につきましては人件費平均額標準人件費として使用いたしております。2点目でございますが、手数料では行政サービスとして提供する1件、あるいは1人当たりに要する経費を基準としてサービスの利用実態及び近隣市や類似施設等との均衡も考慮し、見直しを行ったものでございます。  今回の使用料・手数料等の見直しに当たりましては、見直し対象である157件のうち、1件の新規設定を含み引き上げが15件、引き下げが4件、それ以外の117件は据え置きといたしております。なお、別途検討としたものが8件、指定管理者制度のうち、利用料金制の更新時期とあわせて実施し直すものが6件、審議会や経営計画等により別途決定するものが7件となっております。  今回改正しようとする使用料・手数料等全体の増収額は、567万7,000円と見込んでおります。参考といたしまして前回の平成25年度は、1,824万3,000円の増収見込みでございました。  以上が主な改正点でございまして、施行日につきましては、平成30年4月1日といたしております。  以上、使用料・手数料等の見直しに係ります概要についての説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願いを申し上げます。 ○山元宏和 委員長  それでは、ただいまの概要説明に対する質疑を行います。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  よろしいですか。  なければ、続いて議第101号議案のうち、都市計画部の所管する部分について提案者の説明を求めます。  山本都市計画部長。 ◎山本 都市計画部長  それでは、議第101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案のうち、都市計画部が所管する部分について御説明を申し上げます。  第1条の草津市手数料条例の一部改正について、議案書の9ページ及び10ページ、新旧対照表の3ページから6ページをごらんいただきたいと思います。  まず、草津市手数料条例第2条の一部改正の概要についてでございますが、議案書9ページの都市計画法の規定に基づく開発行為許可申請等の手数料を改正しようとするものでございます。新旧対照表の3ページの草津市手数料条例第2条の別表16は、開発行為許可申請等の手数料に関するものでございます。国土交通省開発許可審査標準時間算定表に基づく積算方法によりまして、本市職員1人当たりの標準人件費及び平成26年度から28年度一般会計決算額平均物件費において、1件当たりの各種許可申請の手数料を見直しました結果、別表のとおり改めようとするものでございます。  以上、簡単ではございますが、議第101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案のうち、都市計画部が所管する部分の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○山元宏和 委員長  それでは、これより議第101号議案のうち、都市計画部の所管する部分に対する質疑を行います。質疑のある方、よろしくお願いします。ございませんか。  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  こちらの方が改正されているというふうに手数料でもとなっております。  この値上げによって、業者さんに与える影響がもしあればお教えいただきたいのと、収入の見込みですね、どれぐらい増減するのかというのがわかれば教えてもらしたいんですが。 ○山元宏和 委員長  答弁求めます。  野村開発調整課長。 ◎野村 開発調整課長  業者に与える影響としましては、滋賀県内で統一されています国交省の算定基準ということで、人件費と物件費から算出された金額ということで、一定の理解を求めながら、徴収のほうをしていきたいというふうに考えているところでございます。  増収率につきましては、前回から比べますと26万9,000円の増額に、5.4%の増収率ということになります。  以上です。 ○山元宏和 委員長  質問は、業者への影響を聞いておられるわけだから、それについて答弁してください。  野村課長。 ◎野村 開発調整課長  業者への影響ということではなくて、あくまで申請者から手数料を徴収するということになりますので、業者からの徴収ではないということでございます。 ○山元宏和 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  理解させていただきたいと思うんですが、申請者イコール施主さんという思いだと思うんですけれども、実際には手続をされるのは業者さんだというふうに思いますので、そこの今までの取られている手数料が増減するのかなという、私は思いをしていまして、それがどういうふうに業者さんに影響出るんかなという思いでありましたので、ただ、今、おっしゃったとおり理解をしたいと思います。 ○山元宏和 委員長  ということです。  それじゃあ、ほかの委員の意見を求めますが、ほか質疑ございませんか。  よろしいですか。  なければ、議第101議案のうち、都市計画部の所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  以上をもちまして、議第101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案のうち、当委員会が所管する部分について部門別の質疑を終了いたします。  それでは採決いたします。  議101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案のうち、当委員会が所管する部分について提案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (挙 手 全 員) ○山元宏和 委員長  挙手全員であります。  よって、議第101号、草津市手数料条例等の一部を改正する条例案のうち、当委員会が所管する部分は提案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議104号、びわこ大津草津景観推進協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについてを議題といたします。  議第104号議案について、提案者の説明を求めます。  六郷理事。 ◎六郷 都市計画部理事  それでは、議第104号、びわこ大津草津景観推進協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることに関し御説明を申し上げます。  議案書の22ページから26ページ、及び新旧対照表の22ページから25ページをごらんください。
     まず、びわこ大津草津景観推進協議会は、草津市と大津市における両市の景観をテーマに両市に参加のイベントを行うなど連携を進めており、平成24年11月に地方自治法に基づく計画協定広域協議会として設立、その後、平成28年4月より連絡調整協議会より法定協議会へ発展させてきました。  協議会設立以降、東海道でつなぐ歴史街道景観や琵琶湖を挟んでの自然や特殊景観を見る、見られる関係にある対岸眺望の重要性について知見を広め、両市共通の景観イメージづくりを共有してきました。  今後、景観計画策定に向けた準備をなお一層進めていくためにも、協議会が主体的に運営を図る必要がありますが、現在は財務規定がなく、事務執行上も不明確でありますことから、今回の規約改正で財務規定の追加を行うものでございます。  管理及び執行に関することは、第4条から第14条、財務規定に関する追加については、第15条以降でございます。主な変更点といたしましては、第15条で経費の支弁の方法について規定することで、両市が協議会に負担金を拠出し、協議会の会計として運営していくことでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議第104号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○山元宏和 委員長  それでは、これより議第104号議案に対する質疑を行います。質疑のある方、挙手をお願いいたします。  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  1点だけ確認させていただきたいと思うんですが、事務局を大津の市役所内に置くというふうになっておりますけれども、琵琶湖、大津、草津、景観の景観の関係というのは議会もしっかりと論じていきましょうということでお話があった内容だと思いますので、これはもう大津市がずっと事務局を置かれるということでよろしいんでしょうか。 ○山元宏和 委員長  答弁を求めます。  松尾都市計画課長。 ◎松尾 都市計画課長  会計の処理をするために事務所的に住所が必要となりますので、大津市役所に事務所は置きますけども、今までどおり運用は会長が輪番制になりますので、大津市長の次は草津市長となります。ということで、事務局はその会長のいる市となりますので、それも輪番制となります。今までと変わることはございません。 ○山元宏和 委員長  よろしいですか。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  15条なんですけれども、費用の関係ですけど、例えば旧東海道を共有して整備していこうというときに、例えば草津側が2里やと、大津側が1里やと、そのときの事業別に費用の負担を決めるというのか、1年間の枠で決めるというのか、どっちですの。 ○山元宏和 委員長  答弁求めます。松尾課長。 ◎松尾 都市計画課長  この会計は、当面は両市で基本計画をつくるための会計と、まずはございますので、それプラス両市で今までやっていましたイベント、啓発イベント関係ですので、当面の間は2分の1ずつということにしております。ただし、今、委員がおっしゃったように、それは東海道を連続して整備していくだとか、そういう面積、人口的に関する事柄が出てきたときには、再度、大津市と協議いたしまして、さらに規約を改正するというところにいきたいとは、今、大津市とはそういうふうに協議しております。  以上です。 ○山元宏和 委員長  よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。  なければ、質疑はこれにて終了いたします。  それでは採決いたします。  議第104号、びわこ大津草津景観推進協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (挙 手 全 員) ○山元宏和 委員長  挙手全員であります。  よって、議第104号、びわこ大津草津景観推進協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議第111号、指定管理者の指定につき議決を求めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により除斥の対象になりますので、瀬川裕海議長の退席を求めます。                  (議長退席) ◆奥村恭弘 委員  それでは、議第111号議案について、提案者の説明を求めます。  吉川建設部長。 ◎吉川 建設部長  議第111号、指定管理者の指定につき議決を求めることにつきまして、建設部の吉川が御説明申し上げます。  議案書の39ページ及び40ページをお願いいたします。  ロクハ公園等指定管理者を指定するに当たり、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  ロクハ公園につきましては、現在の指定管理者指定期間が平成30年3月31日をもちまして終了いたします。また、現在も児童公園等につきましては、来年度から指定管理者制度を導入いたしまして、ロクハ公園と一体的な維持管理をいたしますことから、平成30年4月1日以降の指定管理者につきまして、提案者を募りましたところ、1社からの応募がございました。去る11月10日に草津市指定管理者選定委員会を開催いただき、指定管理者の候補者に選定されました者を今回指定させていただくものでございます。  1、公の施設の名称でございますが、現在の指定管理施設でありますロクハ公園及びロクハ公園駐車場に加えまして、児童遊園及び別に指定管理者を指定しているものを除く都市公園でございます。  2、設置条例の名称でございますが、草津市都市公園条例及び草津市立ロクハ公園駐車場条例、草津市児童遊園条例でございます。  3、指定管理者でございます。代表者が草津市西大路町9番6号の公益財団法人草津コミュニティ事業団。構成員が草津市西渋川2丁目5番9号の草津市造園協同組合及び東京都北区王子3丁目19番7号の株式会社サンアメニティでございます。  4、指定期間です。平成30年4月1日から平成33年3月31日までの3年間でございます。  以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査を賜りますようお願いいたします。 ○山元宏和 委員長  これより、議第111号議案に対する質疑を行います。  質疑のある方、挙手をよろしくお願いいたします。質疑ございませんか。  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  今回の状況の中で、1社というか、1グループのみだったという状況だというふうにお聞きしております。  指定管理をする目的というのは、複数の業者さんというかが出られて、いろいろといいところ悪いところを含めてになるんでしょうか、競い合うというのも一つ、提案をされるというのも一つ、プロポーザルされるのも一つ意義があるんじゃないかなと思うんですけれども、この1社しか出てこなかったということに対して、執行部としての御見解じゃないですけど、少し意見があればお聞かせいただきたいんですが。 ○山元宏和 委員長  答弁を求めます。  荒川公園緑地課長。 ◎荒川 公園緑地課長  今回、募集に対しまして応募が1件でございました。1件であったことについてでございますけれども、本来、指定管理者の募集に当たりましては、プールの施設管理の経験でございますとか、公園等の維持管理の経験というのが一定以上というのが条件としては求めさせていただいております。加えて、今回から市内の約300カ所ほどの児童公園指定管理者のほうにお任せを一体的にさせていただきたいというような形で募集をさせていただいたんですけれども、直接業者の聞き取りというわけではございませんが、いろいろ指定管理者の業者関係のお話を聞いておりますと、指定管理期間という部分が非常に大きな検討の要因になっているというのは聞いております。今回、初年度であるということから、指定管理期間を3年という形でさせていただいたんですけれども、一部業者のほうからは3年という期間が十分な運営をするには短いのではないかというような懸念をされて声も聞いております。そういった中で、今回の応募についての件数が少なかったというのが、3年間という短い期間の中で成果を出すというのが、なかなか業者さんにとってはハードルが高かったのかなというような部分が反省材料としてございます。  こういった部分を踏まえまして、今後につきましては、全庁的な方向性も踏まえながら、次回以降の募集につきましては、そういった部分も検討してまいりたいと思っております。  なお、参考でございますが、この募集に先立ちまして9月に説明会を開催させていただいたんですけれども、その際には応募いただいたコミュニティ事業団を除きまして、ほか2社からも御参加ございましたので、全く業者さんにとって興味がない案件ではないというようには考えております。  以上でございます。 ○山元宏和 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  ありがとうございました。  将来的な話になると思うんですけれども、今、3年ということの中、業者さんの意向からすると短いというふうな内容だったと思うですけれども、行政として、大体3年から5年というのが通常、通常という言い方はおかしいですね、大体設定をされると思うんですけれども、そこら辺は、この状況を見ながら期間についても検討されるということでよろしいんでしょうか。確認だけしておきたいと思います。 ○山元宏和 委員長  答弁を求めます。  荒川課長。 ◎荒川 公園緑地課長  指定管理指定管理期間につきましては、当然のことながら全庁的な指定管理という制度運用の中で一定の議論が必要ではないかなというふうに考えております。  そういった中で、公園緑地行政につきましては、昨今の都市公園法等の改正につきましても、民間活力の導入の中で、一定長いスパンを任せるというようなことで、法的にも割と長期的な運用というような動向が国のほうの法改正でもなされておりますので、そのあたりも踏まえながら、都市公園維持管理についても、そういった指定管理の延長といった部分についても検討してまいりたいというように考えております。 ◆奥村恭弘 委員  わかりました。 ○山元宏和 委員長  よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  なければ、質疑はこれにて終了いたします。  それでは採決いたします。  議第111号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (挙 手 全 員) ○山元宏和 委員長  挙手全員であります。  よって、議第111号、指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  瀬川裕海議長の入場を求めます。                  (議長入室) ○山元宏和 委員長  以上で、本委員会に付託されました案件、条例案1件、一般議案2件の審査を終了いたしました。  ここで今回の審査に係る閉会日の委員長報告について、委員会にて協議いたしたいと思います。委員長報告に加えるべき主要な論点等がございましたら、各委員から御提案いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                (「なし」の声あり) ○山元宏和 委員長  ないようでしたら、委員長報告への論点等の追加は行わないことといたしますので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、御案内しておりましたとおり、所管事務調査を行いますので、説明員の交代をお願いいたします。                  (説明員交代) ○山元宏和 委員長  それでは、続きまして所管事務調査について進めてまいります。  これらの資料につきましては、事前に配付させていただいておりましたが、お持ちでございますか。よろしいですか。  それでは、お配りいたしております次第に沿って進めてまいります。  まず、所管事務調査項目の決定についてを議題といたします。  先日の産業建設常任委員会協議会におきまして、整理させていただいたとおり、当委員会の所管事務調査項目は、道路整備及び道路維持管理の手法についてとさせていただいて、これでよろしいでしょうか。                (「はい」の声あり) ○山元宏和 委員長  ありがとうございます。  それでは、よろしくお願いいたします。  続きまして、所管事務調査スケジュールについてを議題といたします。  あらかじめ、正副委員長にて所管事務調査スケジュール案を作成しましたので御説明をいたします。所管事務調査スケジュール表を見ていただきたいと思います。お配りしております所管事務調査スケジュール表でございますが、当該調査項目は先ほど決定しましたとおりの項目でございます。それでは、この10カ月間の調査スケジュールを説明を申し上げたいと思います。  まず、本日は調査項目における本市の取り組み概要について、執行部から説明をいただいて、委員間の共通認識機を持ちたいと考えております。それを踏まえまして、来年の1月24日、25日に先進地視察を実施したいと考えております。視察予定地につきましては、24日が東京都府中市に「道路等包括管理事業について」、また25日には岐阜県岐阜市へ「ぎふまち育て隊を活用した道路管理について」を予定しております。  次のページに、別紙お手元の資料に視察予定地の概要を記載した資料がありますのでごらんをいただきたいと思います。  視察予定地の府中市の道路等包括管理事業ですが、市で行っている道路管理業務について、複数年間包括的に民間活力を導入するものであり、スケールメリットや民間のノウハウ活用により、サービスの向上及びコストの削減を目的としている事業です。また岐阜市の「ぎふまち育て隊」を活用した道路管理、これは市民参画部市民活動交流センター、こういう所が所管をしておられる「ぎふまち育て隊」というボランティア活動を支援するプログラムを活用し、市民との協働で行う道路管理を推進する事業です。  これらの視察を進めながら、その後、またスケジュール表に戻っていただきたいのですが、2月中旬に1回目の所管事務調査、3月定例会終了後の4月に2回目の所管事務調査を行いながら、翌月の5月、3回目の所管事務調査を行いたいと、こういうふうに考えております。  なお、今後の審査を円滑に進めていくためには、1回目、2回目の調査で、大体今後の方向性を決定していくというような必要があるというふうに考えております。  そして、6月定例会終了後から総括のための委員間討議を重ね、必要に応じて専門的知見を活用して課題の分析等を行い、委員会としての意見集約を図っていきたいと考えております。その後、9月定例会で議長に御報告を申し上げると、こういうような手配で進めていきたいと、こういうふうに思っております。  なお、本スケジュール案はあくまでも計画であり、変更する場合があります。また、調査を進める中で必要があれば、この案に捉われることなく柔軟に運営していきたいと考えておりますので、委員各位の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  また、表の欄外に書かさせていただいていますけども、必要に応じて市内の現地視察等も実施してまいりたい、このように考えております。  以上、委員各位の御理解をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、所管事務調査スケジュール案の説明を終えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。  ただいまの説明について、何か御意見ございませんか。さらさらっと言ってしまいましてけどございませんか。  そうしましたら、本日の意見等踏まえた中で、今後の調査を進めてまいりたいと思います。また、当初から議長へ行政視察も含め、当該調査を閉会中の継続審査とする旨を申し入れさせていただきたいと思います。  それでは早速でございますが、具体的な所管事務調査を進めてまいりたいと思います。本日は、来る1月24日、25日に予定しています行政視察をよりよいものとしていくため、視察に先駆けて当該事業における本市の取組概要を確認し、委員間で共通の認識を図ってまいりたいと思います。  それでは、道路整備及び道路維持管理の手法等に係る本市の取組概要について、執行部から御説明をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  生田課長お願いします。 ◎生田 道路課長  お手元の資料に基づきまして、道路整備及び道路維持管理手法等について御説明いたします。  資料の1ページをごらんください。
     草津市域の都市計画道路整備状況について御説明いたします。都市計画道路は、都市の骨格を形成し、交通流を円滑にすることともに良好な市街地を形成する機能を有する道路であり、都市計画法に基づき都市計画決定された道路であります。市内には都市計画道路が、県決定を含めて29路線あり、改良済みであったり、おおむね機能を果たし得る段階まで整備が完成した状態である概成を含めた整備率は70.2%となっています。これらの路線で、市で現在事業として動いているのは、3・4・19・大江霊仙寺線のみであり、県では3の3の6山手幹線と3の4の82上鈎志那中線、県道志那中栗東線になりますが、に着手されています。  続きまして、2ページをごらんいただけますか。  2ページ、これが草津市域の都市計画道路の図面であります。ちょっと小さくて見にくいんですが、この図面の中で黒い線で描いてある路線につきましては、これは改良済みの路線。赤い路線なんですが、これにつきましては未着手の路線。緑色で引いてあるのが、ある程度改良を行った概成路線であります。緑の線、少し見にくいのですが、例えば平野南笠線のところ緑色あるんですが、ここは滋賀医大横の4車線のうち2車線だけ暫定で整備しているところであります。これが概ねの効果が出ているということで、概成ということで緑になっています。それともう1つ、下笠下砥山線あるんですが、ちょうどなごみの郷の先線になりますが、ここも幅員は4車線あるんですが、その2車線部分を今共用しているということで、そういうような路線も含めて整備率を70.2%ということで、出していただいています。  あと、都市計画道路についてですが、長期未着手となっている路線が、まだ市内に22キロほどあります。今、市で取り組んでいるのは、大江霊仙寺線のみでありますが、市ではまずこの路線に整備を集中し、平成35年以降に着手する路線は、平成32年までに策定する地域都市計画マスタープランとの整合を図りながら決定していきたいと考えています。県には山手幹線の整備を要望しています。大津湖南の広域としては、平野南笠線の整備をお願いしていきたいと考えています。  現在、国道1号の交通量が多く、国道1号に接続する道路に渋滞が発生しているため、早期に国道1号バイパスとなる山手幹線を整備し、国道1号の交通量を減らすことで交通渋滞を緩和していきたいと考えています。  また、東西を結ぶ平野南笠線を整備することで、市内を通過する交通量を減らし、国道1号に平面でタッチしないような工夫をしながらスムーズな交通ができるように要望していきたいと考えています。  また、都市計画道路の整備の優先度につきましては、交通渋滞の状況にもよりますが、国道1号バイパスとしての山手幹線完成後の交通の流れの変化も大切であると考えています。  また、整備することで渋滞対策以外の付加価値が得られるような路線であるということも大切じゃないかと考えています。これは、するという意味じゃないですけども、例えば市役所横から草津駅方面に延びる宮町若竹線、今ちょうど駅前のほうと市役所の横だけが整備できているんですが、この路線を例にしますと、国道1号線の交通量の一部を受け持つという効果もありますが、それ以外に商店街の車の流れをこちらに持たせ、多くの観光客の方が来られる本陣付近を車両通行どめとして、無電柱化の効果をさらに出すというようなことを期待したり、あとこの路線の中は木造住宅の密集地を通るもので、そこを道路整備するということによって、あわせて区画整理をするとか、再開発するとか、市街地活性についても寄与するとか、そういうような幾つかの付加価値があるような路線を優先していくという考え方もあります。  このように多くの視点と地元が望んでいること、地元の皆さんと議論しながら、市で一方的に整備する路線を決めるのではなく、地域の課題からあぶり出されるように出てくるというのが理想でないかと考えています。  あと、都市計画道路の課題としましては、未着手路線については長い間土地の利用に制限をかけているということになります。早期の着手予定がないという、特に中心市街地では高度な土地利用が可能となるよう計画を見直しをするという考え方もふえてきていますので、路線廃止の検討も行っていかなくてはならないかと考えています。  続きまして、3ページにまいります。次は、道路維持管理の現況について御説明します。  まず1番目、道路施設の管理対象につきまして、主なものを挙げています。橋梁であるとか、並木、街路樹とか、カーブミラーとかを管理をしています。これらは道路法で道路の附属物として定義されているものであります。そのほかに管理しているものとしては、エレベーター、街路灯、ポンプ、デリネーター、大型カルバート、横断歩道橋などや駅、通路に配置している防犯カメラなどがあります。  続きまして2番目、要望書、苦情の件数については下記のとおりであり、毎年多くいただいています。これらの現場は、ほぼ全て確認するので、それだけで1日平均4、5件出てくる要望の対応にかなりの時間を要しています。苦情の内容につきましても多岐にわたっていまして、道路面や道路施設のふぐあい、市道内での害虫やハチの駆除、雑草、街路樹のムクドリの鳴き声、自損事故の対応、休日、夜間を含め対応をしています。  続きまして、管理状況について順次御説明します。  まず最初、市内点々維持補修工事、これは道路側溝桝などについて補修を実施しています。近年の実績は下記のとおりであります。  次、2番目、市内点々舗装補修工事です。これは市道の舗装について補修を実施しています。近年の実績は下記のとおりです。点々維持と点々舗装は道路維持補修として関連するものであり、近年、合わせて約1億円ほどの費用をかけて道路維持補修をしています。道路施設等、舗装につきましては、一様に壊れていくというわけではないので、年によって舗装補修が多くなったり、構造物の補修が多くなったりしていますが、おおむね1億円規模の補修として、今、実施しています。  続きまして3番目、橋梁長寿命化修繕事業です。道路法の定めにより橋長、橋の長さ2メーター以上の橋梁については、遠望目視、遠くから見るというのではなく、近接目視による5年に1回の点検を行うこととなっています。これは橋を直接触ったり、打音検査することで橋の状況を正確に把握するためであります。また、平成26年度に市道内の重要ネットワーク上にある橋と橋長10メーター以上の橋を対象に策定した長寿命化計画に基づき修繕設計や補修工事を行っています。平成28年度は一部繰り越しがあり、これを合わせると約5,300万円ほどの事業費となっていますので、国の重点施策でもありますことから補助金につきましては高めの内示をいただいていますし、それぐらいの規模で、今、修繕をさせていただいています。  続きまして4ページ、舗装修繕事業であります。これにつきましては、舗装のひび割れ率とか、わだち掘れの深さなどが一定の基準以上であれば補助採択されるため、緊急輸送道、幹線道路、通学路、バス路線など優先して修繕計画を立て、修繕工事を行っています。補助金の内示率は防災安全に関する道路事業全体の率であるため、平成28年度は48%しかパッケージ全体でつかず、舗装修繕事業分は、約2,500万ほどでありましたが、パッケージ内の他事業の不執行などを流用し、ある程度の予算を確保し、28年度は4,700万ほどの実績が上がっています。平成27年度のうち、2,000万円ほどが前年度の繰り越しでありますので、年ごとに金額のばらつきがあるんですが、国からの補助金全体は内示率が悪くなっているというのは確かですが、この事業につきましては一定金額確保するように努力しています。舗装修繕計画の大体今80%ぐらいをできているという状況になっています。  続きまして、街路樹の維持管理業務です。作業量は年によって実施箇所や頻度が変わるため増減していますが、平成28年度は前年より980万ふやしてもらって、今年度は5,100万円程度で計上していますので、以前よりはふえた形になっています。しかし、近年の人件費が上がってきているという関係で、これまでは管理の質を下げて対応してきたのを少しは挽回できるようになったんですが、十分な管理とは言えず、苦情がふえているという状況であります。  続きまして、道路路肩草刈り業務です。これも以前から1,000万ほど上乗せしてもらって対応していますが、人件費の上昇の影響もあり、必ずしも十分な管理ができていると言えない状態であります。回数もなかなかふやせないので、刈るタイミングがどうしても遅めになったりということで、苦情も多くいただいているような現状であります。  続きまして、交通安全施設整備工事です。カーブミラー、ガードレール、転落防止柵、ポストコーン、区画線を新設・補修するものであり、最近はカーブミラーの比率が増加しているため、区画線の引き直しが減り、区画線が薄い所が多くなっているという印象であります。件数の増加は、ポストコーンが小口のものがふえた関係で、カーブミラーのかわりに交差点マークで対応するということもふえたのが原因であると考えています。カーブミラーにつきましては、3ページの資料にもあるんですが、今現在、2,379本あり、耐用年数が10年ぐらいと言われていますが、20年もったとしても年間100本以上交換するという計算になります。将来的には全数直していくというのが、この予算規模では難しいなと考えていますので、将来的に傷んだら廃止するというカーブミラーも出てくるのではないかと予想しています。これは、橋を含めた全ての道路施設について言えることであります。  続きまして、道路パトロール業務です。これは、道路パトロール及び簡易的な補修を実施するもので、パトロールをしながら、今、一班当たり、1日8から9件ぐらいの作業を行っています。補修内容としては、穴埋め、側溝ぶたの補修や交換、カーブミラーの角度修正、ポストコーン等交通安全施設の補修や新設、ごみ回収、道路にはみ出た草木の除去、放置自転車の撤去、電球交換など多岐にわたります。割合で言いますと、平成28年度は穴埋めが全体の25%ほど、構造物の補修などが8%ほど、あとは交通安全施設やごみ回収、草刈りなどが多くなっています。  道路維持管理の課題につきましては、対象施設の増加や人件費や経費が上昇し、予算増もままならないことから質を下げざるを得ず、市民の求める管理水準に達しないことということがあります。  高度成長期に整備した施設の多くが、耐用年数を迎え、全部の改築が予算的に不可能な時代がやってきました。みちサポーター制度で維持管理の一端を担っていただいたり、回り道になっても既存の信号やカーブミラーのある交差点を使うことで、新たなカーブミラーを設置しないで済むように協力いただいたり、一時的に費用等はかかりますが、防草シートや張りコンクリートで草が生えないようにしたり、全ての項目においてスクラップの必要があることを課題として意識しています。また、管理の方法や一定の区域を包括的に管理することで、経費削減する手法もあると聞いていますので、今後、そういうことについて研究・検討を行ってまいりたいと考えています。  続きまして、5ページになります。ここからは市民協働の維持管理手法について御説明します。草津市では、みちサポーター事業として平成19年度から市道に散乱したごみの収集、除草、植樹会のガーデニング等、市道美化活動を行っていただいています。支援としましては、ほうき、ごみばさみ、軍手、ゴム手袋などを会へ支給、またボランティア保険にも加入しています。希望するグループには、活動定置にグループ名等を記入したボードを設置します。これらにかかる費用は、年間20万から30万円程度の材料費や25万程度の保険料であります。毎年少しずつ活動に協力していただけるグループがふえています。今後もこの事業に参加していただけるグループがふえるよう、広報・啓発していきたいと考えています。また、地元の方にこの制度を紹介していただいて、活動していただけるグループを紹介していただいたりということもしていただくと助かります。  次に6ページに活動実績、あと7ページに活動区域、8ページから要綱を載せています。6ページのサポーター事業の実績についてですが、この中で花を育てたりする活動を行っていただいているグループも6団体あり、花を植樹帯で育てていると雑草が生えない上、見た目も市民の皆様の安らぎとなるので、この活動をしていただけるグループをふやしていきたいと考えています。花を植えることができるスペースを、例えば老化した高木や低木などを切るということでつくるということも考えていきたいなと思っています。  市民協働の管理手法としまして、草津では、みちサポーター制度で市民の方の協力で公共空間の美化活動を行っていますが、一般的には養子縁組を意味するアダプト制度と言われ、岐阜市のホームページによりますと、昨年度末で370超の自治体で行われています。今度視察に行かれる岐阜市では、道路だけでなく公園、河川、学校、文化財など多岐にわたり行われています。市民協働の手法はアダプト制度で知られるようになりましたが、維持管理のところでも申しましたとおり、一定の区域を包括的に管理するという手法も聞いていますので、引き続き調査・研究を進め、その一部また全部を地元で担っていただくということが可能かということも検討してまいりたいと思っています。  以上で資料についての説明です。 ○山元宏和 委員長  ありがとうございました。  いろいろと御説明を資料をもとにしていただきましたのですけれども、ここでいろいろと御質問の時間をとりたいと思いますが、ただいまの説明について御質問等ございましたらよろしくお願いいたします。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  そもそもですけどね、人口減少を控えているということがあったり、例えば地域の交通の整備を近郊都市の中で考えていったりしている中で、道路の役割というのを今後どうなっていくんだろうかという思いがあるのと、それと自動運転自動車というたか、自動安全装置が施された自動車で、今までどおり個人が移動していくのか、はたまたうちでいう「まめバス」みたいな公共交通が近距離のバスが発達していくのか、どうなっていくんだろうというので、もう1つが国道軸が南北になっていて、国の補助体制とか、やっぱり南北には道にはつきやすくなっているようには思っていて、東西にはつきにくい、となると草津市の市費の出動ということも考えないかんでしょうし、今、説明がありましたこの前の道ですな、立ち退きがやっぱり出てくるんでしょう、南笠の平野線にしても立ち退きも考えなあかんのかな、その辺、包括的にどのようにお考えになっておられるのかお聞きしたいと思います。 ◆山元宏和 委員  お答え、いけます。全体的な話になってきますけど、私、この資料についての意見交換かなと思ったですけど、今の話も大切やと思いますので、お答えできるようだったら、課長。  生田課長。 ◎生田 道路課長  今いただいたお話は、これから1年かけて見出していくことかなと思っています。道路がどうなっていくのかということにつきましても、道路をどういう使い方をするのかというのがいろいろあります。例えば立地適正の関係で、市街地の人口密度を落とさないようにする、そのかわりネットワークでそういう公共交通をちゃんとしていくという方法がある中で、自転車が走りやすいようにしてくだいという考え方もありますので、狭い幅員の中で自転車が安全に走れるスペースをどうやってつくっていくのかというのが、道路的には課題があるのかなというふうに考えています。それは、交通とセットで考えていくというものでありますので、この辺も、またいろんな手法とか事例とかありますので、そういうものをお示ししながら御報告・御説明していきたいなと考えています。  補助金なんかが、今少なくなってきています。国のほうも重点項目ということにしているのには割と厚目に、今のやつでいくと橋梁の関係のやつなんかは厚目にしていただいているんですが、新設道路のそういうあれとか、そういう部分についてはなかなかついてこないと、まあ言うたら半分ぐらいしかつかないとか、そういうことになっていますし、都市計画道路の分についてもちょっと低めの内示率になってきているということもあります。一生懸命要望とかもさせていただいているんですが、人口減少になっていくということもあり、新設道路という部分についてはどうかなという議論もありますし、今、平野南笠線を言うているのは沿線利用ということだけじゃなくて、そういう物流のそういう、新名神もでき、山手幹線もでき、近江大橋無料化になってという、そういうアクセス道路としても重要かなという考え方もあって、大津湖南の広い範囲の市町の皆さんも、この路線については整備していくべきだということも言っていただいていますので、その辺も丁寧に要望していきたいなと考えています。  あと道路の立ち退きの関係の中で言いますと、先ほど例に出した草津学区についても古い家が並んでいまして、もし火事があったら消防車も入れない、糸魚川の火事みたいな、あんなことになるよという懸念している地区なんかが、こういう道路の整備とセットで、そういうまちの過程であるとかいうのを考えるという、そういう部分もあるのかなと、これはこっちで構成するんじゃなくて、地元で都市計画的にこういう問題があるよという意見があって、その中で、これも都市計画の話になるんかもしれないんですけども、こういう手法があるよという御紹介をしていって、じゃあやっていこうやないかというお話が、機運が上がってくると、セットで道路もということになるのかもしれませんので、この辺も都市計画の話として、この1年かけて説明もさせていただきたいと思っています。 ○山元宏和 委員長  ありがとうございます。杉江委員、よろしいですか。 ◆杉江昇 委員  ありがとうございました。 ○山元宏和 委員長  道路の全体の話になってくると、今、交通網の計画もこれから立てていかれると思いますけれども、杉江委員がおっしゃった高齢社会の中で、どういう草津市は交通網を整備していくのか、公共交通どうしていくかということも大事な話になってくるかなと思いますけれども、先ほど来申し上げています今回のこの所管事務については、この道路整備及び道路維持管理の手法ということで、これらを調査・研究していきたいなというふうに思っていまして、御存じのとおり、これの発端は道路に維持管理が十分にやれていないのかなと、特に草刈りが十分できていないのかなというような話もありますので、そういったところで今回の視察も来年早々に行きたいなというふうに思いなんですけど、ほかに皆さん方の御意見、今の質問等で結構ですのでございませんか。  遠藤副委員長。 ○遠藤覚 副委員長  以前一般質問で奥村議員のほうから、草津川の所の草刈りについて県とうまく連携を図れば、もっとうまくコストを下げてやれるんじゃないか、道路面は市がやる、土手ののり面は県がやるいうことで、県が終わった後に道路の1メーターだけ草がずっと残っているというような状態になっているということ、毎年見受けるんですけれども、草刈りされるときに、やっぱり交通渋滞等もかかるということもありますし、コストのことも考えれば一緒にやっていただくほうが全然安く上がるだろうというのは、誰が見てもそのとおりだとは思うんですけれども、そのあたり協議であったりとか、何かうまくこれから連携を進めていこうとか、そういう動きというのはあるんでしょうか。 ○山元宏和 委員長  生田課長。 ◎生田 道路課長  そういう話も今までありましたし、ただちょっと別々の業者になっているということもあるので、なかなか十分できていなかったんですけども、その辺も県と連携していって、できるだけコストの下げられるような方法も考えていきたいなと思っています。 ○遠藤覚 副委員長  別々の業者になってるいうことは、発注元が違うから別々の業者になっているんであって、どっちかに一本化すれば同じ業者さんになっていくわけですから、そうするとコスト安にはつながっていくとは思うんで、ぜひ積極的にやっぱり、先駆的にも滋賀県全体をリードするいう意味も含めて一歩踏み出していただくほうがいいのかなというふうに思います。 ○山元宏和 委員長  どうぞ、西田委員。 ◆西田剛 委員  市のほうに聞く前に、今回の所管事務調査を決めた経緯というのが、先ほど委員長おっしゃったように、道路の維持管理、特に草刈りとか景観の問題であるとか、それを直にするに当たっての市民協働の観点ということで1年間取り組んでいこうという話になっていたというふうに思うですが、まずちょっとここを確認しておかなあかんので、さっきの話ちらっと聞いていると、今後道路どうふやしていくのかとか、それがちょっと形になっているので、当初の話、道路と言うたら物すごく範囲が広いけれども、そういうことでこれ決めたわけではないというふうに僕は理解しているんですよ。  だから、今の草刈りの話、草津川も出たけど、通常の、日常のそういった街路の部分における草刈りというのがね、お金がかかっているじゃないですか、だからコストをかけないように、要は経費を削減するのはどうしたらいいかと。よく道端にごみが落ちているさかいに、ごみは景観のきれいにせなあかんからごみ拾いすると、それはいろんな方法で拾うけれども、業者が動くにも何してもお金がかかりますわな。それを何とか抑えるためにはどうしたらええかと考えたときに、ごみを出さへんようにしたらええんじゃないかと、ほかさへんようにしたらええんやないかという考え方、そうしたら草刈りの観点でいくと、草刈りをするのにはお金がかかると、このお金をかけへんためにどうしたらいいかと、雑草が生えへんようにしたらええやないかと、こういう話につながってるように思うんですよ。ということは、雑草をつくる、出るもとをつくっているのは誰かいうたら、結局我々なんですよ。行政が考えていることを含めて。だから、それを出えへんようにすれば、必然的にそれにかかるコストはかからへんようになってくると。じゃあそこをどうするかと考えたときに、市民協働も含めた中で、そこを景観の観点から見ても、例えば花を植えるなり、また別の形でそこを整備するという形で、要らんお金がかからんようにするためにどうしていったらええやろという話を僕は今回やるべきやというふうに思って、一般質問にもさせてもろうたんですけどね。今のこのままでいくと、スムーズに業者を選定して、草刈りをしていって、回数をふやしてというふうに陥りがちになるので、そうじゃなくて、そういうお金をかけんでもええように景観の観点から、それから市民とともにまちをつくっていく、そしてひいては道路がきれいになっていく、そういうふうに持っていくためにはどうしたらいいかという議論を僕はここでするべきやというふうに思うんです。間違っているんやろかと思いながら、僕さっき聞いていたんですけどね。  そういう観点から道路整備というのはね、穴が開いたりとかひび割れたりとか、それはもう当たり前の話であって、それ以外の要らんお金のかかるものを我々みずから生み出していることを全部排除する、それでそのかわりになるものをどうもってきたらいいかという話を僕はするべきちゃうかなというふうに思うんです。だから、僕は本会議のときに言いましたけど、木みたいの要らんと、極論を言えば。法律上、道路の所に街路を絶対設けなあかんとか、CO2削減するためにどうのこうの言うけども、じゃあ実際にどんだけのデータね、それだけの効果が発揮できているかいうところ全部調べてやったらいいけれども、極論を言えば、大都会じゃなくて我々の住んでいる所はね、言うてみたらそこに木があろうとなかろうと、そんなね、CO2の問題を真剣に考えなあかん地域でも何でもないし、景観でいうと街路があったらいいと、それはきれいにしてあったらいいけども、言うてるように草が生えたり、街路樹だったら葉っぱがバンバンバンバン落ちよるし、すぐにそれをタイムリーに掃除したらええけども、そんなんできへんし、それをするためにお金がかかっていると、そういうことを省いてね、うちの会派の中でも話出てた、つくった木を飾ったらどうやねんとか、例えばの話よ、そんな話まで出るようになってきてる。木で景観がきれいに見えるのやったら、整備のかからへん、維持管理のかかれへんものにしたらええんやないかという話まで出ていたということで、方法はいろいろあると思うんやけども、ここでも見てるとこれだけの金額がかかっていっておるわけですよ。ちりも積もれば山となるとね、これの生産性って何があります。4,800万、今これ書いてあるけどやね、これをすることによって何が生まれてますねん言うたら、ただ単に雑草刈っているだけの話でしょ。すぐにまた生えてきよるわけですね。そのたびにまた金かけて、そうでしょ。何の生産性もないし、これやったらもう排除してしもうて、きれいに整理して、それこそまち協でいろんなこと取り組んでいる中で、各地域にこうやっていろんなサポーターってやるわけじゃないですか。これをもっと大きく広げて、そういった人たちによって、いろんな案を出してもらって、季節の花を植えるとか、それはポットでやるとかね、いろんな方法がある。花を植えへんのやったら、また別の方法も考えたらええし、そうすることによって、この要らん金、かからへんがな。この金、違うことに回せますやん、と僕は思うんですわ。これを絶対せいへんかったらどうにかならんというものじゃなくて、このもとになるものを断てば、この金はかからへんのやから。そういうふうに考えて、いろいろ計画していくべきやと思うので、いろんなところ勉強しに行って、そういうようなのに類似したものの取り組みはないかということで、今回これ行くというふうに僕は理解しているんです。そやからここに書いてある市民協働の維持管理手法とか、道路維持管理の現況、この辺が一番近いかなというふうに思っているんですけど、それ以外に道をどう改革していくとか、ふやすとかという議論は、また別のところやと僕は思って。 ○山元宏和 委員長  それは言いましたように、交通網のほう、また計画立ててやっておられるんで、それはそれとして、今、おっしゃられている雑草とか、そういう感じでどうしていくかということと、市民力というんですか、皆さん方の、市民の方々のお力を出していただいてというのもあるし、今回の視察もそれを含めて、視察に行こうと、こんな思いで副委員長と相談して、この場を決めていったところなんです。  ただ、もう一つは、新しい道路云々というは、交通網計画やと思いますけれども、その維持管理が、今ある道路の維持管理が十分になされていない所もあるなと、それらの議論も少しはできないかなという思いもあります。  ここでちょっとお話をさせていただくと、所管事務調査というのは委員会の調査、研究調査ですね、調査研究。それを進めていく、報告をまとめて出す、これはいいんですけど、果たしてそれで我々1年間議論した中の足跡が残っていくのかな。それも一つであろうけれども、何か足跡、いわゆるサポーター制度の新たな制度をまた組み立てていくとか、今回の産建委員会の中で所管事務調査でそういうものを形づけしていくとかね、そこまで持っていければいいなと、副委員長とは話をしているんですけど。 ◆西田剛 委員  今まで、うちの委員会でけやなくて、ほかの委員会でもそうですけど、所管事務調査ってやってきているけど、市が進めている事業・施策をこの委員会の中でもいろんな所に行って話をして、最終的にこういうまとめをしましたいうことで出すだけで終わっているわけですよ。だから、例えば今回はこれを道路のことでやるということになったときに、この委員会ではこういう結論が出たと、例えば私が今言うたような、経費をかけんようにこういうふうにやっていってほしいとか、こうやるべきやということを議会として行政に対して提示しているような形にしていかんと、こういう結果が出ました、こういうのは望ましいと思いますということであればやる必要もないし、逆に言うたら、時間と金かけてやることもないやろうし。こうやってほしいということをやることが、今、議会で取り組んでいる政策の提案とか、そういうことにつながっていくというふうに思うんで、まずは委員会対応の中でそれはできるようにしていかんと、その道をつくる必要が僕はあると思うんで、委員長おっしゃったようにね、そういう形が僕は望ましいというふうに思っています。 ○山元宏和 委員長  そんなことを思ってますけど、ちょっとそれはこれからもう少し詰めていかなあかんとは思いますけれども。それでまたもとに戻りますけれども、今の資料についての質疑等ありましたら、執行部もいていただいていますので、何かございますか。  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  課長には、先ほど説明いただきましてありがとうございました。  かかっている経費というのは、今のお話の中でよくわかりましたし、将来的に草津市がどういうまちを目指しているかというのが、この道路整備網と言うんでしょうかね、山手幹線とか含め、南笠線とか含めてあると思うんですけれども、ちょっと質問させていただきたいのが、とりあえず草刈りをしてくださいいうことで、ふやしていただいたと思うんです。ただ、私たちの感覚からすると余り変わっていないんです、実はですね。それは特定の所がふえて、そこの地域は多分できているんですけれども、全体的に網を張ったときに、わかり切れていないという状況だと思うんですけれども、そういった内容を何かうまいことを、市民の人たちに知ってもらうような方法ができへんのかなという思いがありまして、というのは、要請・要望の内容というのは、多分各玄関のほうに何度もなんですけども届いていっていると思うんですけれども、それをしましたという回答というのは、町内会長さんもしくは町内会範囲で出ていっていると思うので、一般的には市民から目に見ることがないんですね。私たちがきれいになったなと、大分やってくれはったんやねというので知るだけであって、そういうのを何か知らしめるような方式というのは、考えられたことがあるのか、もしくは、そういうようなのも含めて今後していかなあかんのかなと思っていただいているのか。私は、そういうことをすることによって、今までどこにお金使ってやったんやというのがわからないという内容を知らしめていくことができるんかなという思いがあるので、ちょっとそこら辺ですね、いろいろ説明いただいたんですけれども、それを表示していったりとか、発表したりとか、どこかで掲示するようなことはなされているのか、ちょっとまず聞きたいんですけど。 ◎生田 道路課長  今のところ、積極的に御要望いただいたことについて地元に返すというのだけはしてるんですけども、ほかに積極的にそういう情報開示しているということはないです。  今、高齢化になってきて、地元で今まで刈っていたけど、もうできへんのや、もう何とか市でしてって言われる所もかなりふえてきています。斜面でちょっと危ない、地元で高齢者でやるの危ないからという所は、張りコン、コンクリート張ったりして草が生えないようにしたりとか、そういうことも少しずつはさせていただいていますので、多分そういうのを見られると、うちもそうしてっていうのを言われてくるっていうのはあるんですが、積極的にそういうところをやっていきますというのは、それに対応するだけの費用がないという部分もあるんですが、積極的には情報は開示していないです。 ◆奥村恭弘 委員  ということは、いろんなことが憶測されるので、余り言うとだめだと思うんですが、それを見て、うちはなぜできないんやとか、やってほしいという要請・要望がまた来るとか、担当されているところからすると大変な状況になるので、そこら辺をいろいろ加味されて、多分されていないんかなという思いはするんですが、市民からすると、できた所、できていない所、自分が何かかかわった所ができ上がってきたというのがやっぱり知りたいというのがあるので、何かいい方法がないのかなと、そういうこともちょっと私たち研究テーマにしていただくとありがたいというのは思うております。  それともう1点いいですか。  今、西田委員がいろいろお話をいただいた維持管理については、私もそういうふうに思っています。  私たちの会派の中では、ヤギプロジェクトというのを立ち上げたいなという思いでずっと話をしているんです、実は。簡単に申し上げると、ただ単に草刈りをするんじゃなくて、ヤギがいてることによって、お子さんが来られたりとか、ファミリー的なものというか、そういうようなのが複合していきますし、でき上がってくるし、そこのところに看板を置くことによって、例えば草津川跡地の整備でしたら、こんな計画で整備されていくんやということも知ってもらったりとか、そういういろんなことを含めて、ヤギプロジェクトをやりたいなという思いをずっと言うて、ヤギを飼おうということで、思うてます。例えば近江八幡の白鳥川で実際にやっているんですね。ああいう所も視察というか、見に行くのもいいのかなという思いもしながら。ただ、行政にお話を聞かせていただくと、ヤギ死んだときとか、もしくは、ヤギがどこかに行きよったときにどうするんやという話がでてきてしまって、大変な状況になるということなので、こういうようなこそ、市民レベルで、先ほどのお話しじゃないですけれども、やっていく必要もあるんかなと思います。  先ほどお話をさせていただいていたいろんな内容の中で、例えば補助金制度とか、道やったら道に対しての補助金という形になると思うんですけれども、多方面に使えるような何か補助金というのは実際あるんでしょうか。ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 ◎生田 道路課長  今のところ、みちサポーター制度は、道具をお貸ししたり、ごみ袋をお渡ししたりというだけで、物の支給というだけ、ほかの御町内で穴開いた所、自分らで直すわとか言われるところは、土とか、レミファルトとか、そういうのも材料として支給させていただいています。  それで、公園みたいに補助金をというお話もあるんですが、今の時点ではそこまで考えてないんですけども、将来的に、例えば学区とかのまち協でこの範囲のそういうのをうちでするから、補助金をというようなお話があるのやったら検討していかないといけないのかなと思っています。 ◆奥村恭弘 委員  ということは、過大解釈すると、これからつくることもできるかもしれんと、将来的に含みがあるということでよろしいでしょうか。 ◎生田 道路課長  今度、府中市のほうに行かれるということで、そこは業者さんのJVみたいなところが1つの区域やっているんですが、この前、公園の話のときも地元のまち協なんかで、そういう管理とか、指定管理みたいなのができるのかというお話もあったので、道路に関しても、皆さんやってくださいいうんじゃなくて、できるとか、やりたいいうところについては、やっていただきたけますかという形でしていくというのも方法かなと思っていますので、そういう指定管理とか、包括の管理みたいな手法もこの1年、あわせて検討していくべきかなとは思っています。 ◆奥村恭弘 委員  ありがとうございました。  最後にちょっと自分自身のまとめなんですけど、今、論じられているのが、西田委員もおっしゃいましたとおり、自分たちでできることは自分たちでやって、行政がしなければならないというか、しかできないことはやっていただくというのを区分けしてやるのをこの委員会である方向性をつくっていくのが所管事務調査の役割かなという私自身は理解していますので、今、数点申し上げましたけれども、こういった内容も含めて、皆さんと一緒に共有できていけばありがたいなと思っていますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 ○山元宏和 委員長  ほか、何か御意見ございますか。  中嶋委員。 ◆中嶋昭雄 委員  今回、道路という形でやって、道路にもかなりの幅広い、例えば新設道路も含めて幅の広い議論になると思うんやけども、西田委員が維持管理の問題とか、確かにそのとおり、これから委員会はそういうふうにやっていくのも大事なことやなと思うんですけども、奥村委員が言われたような形のアイデアを出した工夫、市民参加いうことに違いないんやけども、やはり新しいライフスタイルいうのか、道路は生き物で常にやはり考えていかないかん、経済活動もありますし、そのようなところが草津市はかなり進んでいると僕は思えない感覚を持っているんですけど、やはり必要な道路は今後も整備していくことを含めながら、安心・安全まちづくりやないけども、そういった生産性の高いまちづくりも考えていく必要が僕はあるかなと、維持管理についてはラインマーカーとかも消えてどこ走っていいかわからんような状態も現に見受けられますので、もしお隣の守山に行くと一部いい道路ができているないう、なんでこんな草津と差があるんやなということも思ったりするんですけども、やはりその辺のところもちょっとヒアリングしてほしいなというふうに僕は思っているんですけどね。 ○山元宏和 委員長  特に、うちの草津市内の道路というのは、ここ最近渋滞が多いですし、東西線が弱いということは、あちこちから聞こえる声なんですけども、今回の所管事務調査については確認をしておきたいのは、草刈りから始まった議論ですので、十分な新しい新設道路もできていない中で、今ある道路自身が管理が不十分やと、それについて、じゃあお金を費やしてどんどんどんやるのも一つですけども、やっぱり市民力というものを使わさせていただく中で、どう管理していくかということをこの調査・研究に入れようと、こういうふうに私は出てきた調査項目かなというふうに理解していますので、その確認だけをさせていただきたいと思っています。ただ、その過程の中で、やはり新設道路が、東西線が弱いのは事実ですから、これもしっかりと我々も考えていかないと、本当に渋滞渋滞ばっかりなんでね。ね、建設部長。そんなん言うたらあかん、ごめん。そんなこと思うてますので、ちょっと。  それと、一つだけちょっと聞かせてほしいけど、穴ぼこなんかを住民の力で埋めに行ったときに、それが十分でなかって、ちょっとそこでけつまずいてひっくり返ったとか、こういうことになったら住民のほうの責任になってこうへんのか、それはこの調査・研究の中で調べては行きますけども、そんなん別に大丈夫なんやろね。  生田課長。 ◎生田 道路課長  道普請とか言って町内の何か直すときにやるわというので、そういうレミファルトをお渡しするいうのはあります。ちょっと手に負えへんなとか、本格的に直してほしいないうんやったら言っていただいたらあれですし、地元で直していただくいうような、御厚意である程度ましにしていただくということなので、責任は我々のほうにありますし、無理なさらずに応急に直したけども、ちゃんともう一回確認してねとかいう形で言っていただいたら確認もさせていただきますので、そういう点では地元の方にそういう責任というのは行かないです。 ○山元宏和 委員長  はい、わかりました。  そういうところでございますが、ほかに皆さん御意見ございませんか。  横江委員。 ◆横江政則 委員  この資料の中で、この整備の中で0%いうところが見受けられるんですけど、これはどういう原因というのか、例えば都市計画道路で市内の計画のメーター数の多いとこら辺は、主にやれているみたいですけども、0%というのは、今後可能性はあるのか、地域等の要望の中から出てきている分かな思うんですけど、ここらはどうなんですかね。 ◎生田 道路課長  0%というのは、3の3の18下笠下物線、これメロン街道のことなんですが、これについては烏丸のそういう関係があると、そういう道が必要だなということで都市計画道路に位置づけさせていただいているんですが、今、烏丸でちょっとそういうあれがないので整備できていないという理由があります。  ほかの数字がゼロとかなっているところは、例えば栗東とかと草津を結ぶ線であるとか、その辺はちょっと住宅密集でもなかったりするので、まだそんなに必要がないのかなとか、あるいは、かえって住宅密集過ぎて補償とかかかるのでなかなか進まないよとかいう所が多いというのがあって、低い理由はそれぞれの路線で理由があるということだと思います。 ○山元宏和 委員長  よろしいですか。何か。  横江委員。 ◆横江政則 委員  それは都市計画道路で見直し等はまだされるんだとは思いますけども、例えば今の渋滞するとか、いろんな問題も出てきてる中で、地域から要望が出ているとかいうのは当然必要な部分であるねんけど、例えば路線を変えるとか、これはいつごろから計画、かなり昔からの計画が現実できていない部分があって、そこら辺の見直し等はされるんやと思うんやけど、そこら辺はどうなんですかね。 ○山元宏和 委員長  生田課長。 ◎生田 道路課長  右肩上がりのときですと、何年かしたら着手できるという時代に立てた計画なんですが、今、その道にかかっている所は高い建築物できないという制限かかっています。そういう制限を長いこと整備もせいへんのに何かけてんのやということが問題になっているいうのは確かで、特に都心のほうなんかは、そういう見直しも変えて、道路の計画やめて、そこに高い土地利用ができるようにするほうが市の発展とかのためにいいやろうという考えで見直しをどんどんされているという現状があります。同じように草津市においても、そういう見直しというのが必要だと思っていますし、今度、32年までに都市計画マスタープランも変わってきますので、その議論とあわせて、市にとって必要な道路がどこであるかとか、必要がないんじゃないかという所は制限を落としていくという、そういう見直しはしていきたいなと考えています。 ○山元宏和 委員長  よろしいですか。はい。 ◆横江政則 委員  直接ちょっと関係ない、関係ないことはないやろうけど。 ○山元宏和 委員長  先ほど申し上げているように東西線も弱いし、街路の整備いうのも必要なんですけど、何せお金の問題が絡んでくるし、東技監に頑張って交付金とってもろうて、やってもらわんといかんかと思いますが。  ほかに御意見ございませんか。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  西田委員もおっしゃったように、まちの人が道路の整備したり、管理したりする大切さというのがありまして、やはりこの中でも健幸都市という絡みがあるのかなとは思っています。それは、例えば街路を整備するのにも体を動かしてカロリーを排出するとか、健幸と違ってヘルスの健康のほうですね、こういう観点からも、やはり進めていくべきであって、今ある健幸ポイントそういうのも視野に入ってくるかなと思いまして、そういう議論もできたらと思います。 ○山元宏和 委員長  ありがとうございました。  ほかに御意見ございますか。  今の意見としてお聞きさせていただいております。  なければ、道路整備及び道路維持管理の手法等に係る本市の取組概要については終了させていただきます。  それでは、本日の資料等を参考にしていただき、来る行政視察に挑んでいただきますようによろしくお願い申し上げます。  また、本日の資料等及び行政視察を踏まえて、次回の所管事務調査では各調査項目における課題抽出と今後の調査の方向を決定してまいりたいと思いますので、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
     以上をもちまして、本日の議事は全て終了いたしました。これにて委員会を閉会いたします。閉会に際しまして遠藤副委員長から一言御挨拶をお願いいたします。 ○遠藤覚 副委員長  皆様、早朝よりありがとうございました。  所管事務調査のほうですね、しっかり政策提言、また、そちらに活かせてもらえるような調査結果を生み出していくもう一歩踏み込んだ結果を出していきたいというふうに思っておりますので、御協力のほうよろしくお願いいたします。  本日はお疲れさまでございました。                閉会 午前11時06分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   平成  年  月  日  草津市議会産業建設常任委員会 委員長...