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平成29年 6月20日文教厚生常任委員会−06月20日-01号

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  1. 草津市議会 2017-06-20
    平成29年 6月20日文教厚生常任委員会−06月20日-01号


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    平成29年 6月20日文教厚生常任委員会−06月20日-01号平成29年 6月20日文教厚生常任委員会              文教厚生常任委員会会議録 〇日時     平成29年6月20日(火)  午前9時30分 〇場所     第3委員会室出席委員   委 員 長  伊吹 達郎     副委員長  安里 政嗣         委  員  中島 美徳     委  員  永井 信雄         委  員  中村 孝蔵     委  員  木村 辰已         委  員  宇野 房子     委  員  西村 隆行         議  長  中嶋 昭雄 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   遠藤  覚   奥村 恭弘 〇出席説明員  副市長                   山本 芳一         教育長                   川那邊 正         健康福祉部長                西  典子
            健康福祉部理事(健康福祉政策担当)      冨安 知翔         子ども家庭部長               望月 英司         政策監                   佐々木 亨         教育部長                  明石 芳夫         教育部理事学校教育担当)         中瀬 悟嗣         健康福祉部副部長(総括)          杉江 茂樹         健康福祉部副部長(健康増進・地域保健担当)  小川 薫子         健康福祉部副部長(長寿・介護保険担当)    千代 治之         子ども家庭部副部長(総括)         居川  泉         教育部副部長(総括)            田中 義一         健康福祉政策課長              増田 高志         生活支援課長                古川 久行         障害福祉課長                黒川 克彦         健康増進課長                田中みどり         地域保健課長                太田 一郎         長寿いきがい課長              松永 祐子         介護保険課長                久泉 和久         保険年金課長                田中  歩         発達支援センター所長            田中 好紀         生涯学習課長                相井 義博         学校政策推進課長              宇佐 恒浩         生涯学習課副参事              上原 香織         学校政策推進課副参事            江竜 眞司         健康福祉政策課専門員            山田 晋作         発達支援センター専門員           倉田 朋良         学校政策推進課専門員            森  和昭 〇事務局職員  局長   寺井 儀政   次長   木村  博         副参事  吉田 克己 〇付議案件  1.議第48号 草津市附属機関設置条例の一部を改正する条例案  2.議第50号 草津市文化振興条例案  3.所管事項の協議(協議希望事項)    ・「プログラミング教育」の実施に向けた取り組みについて  4.所管事務調査健幸都市づくりについて」    ・健幸都市づくりの取り組みについて(委員間討議)               開会 午前9時30分 ○伊吹達郎 委員長  改めまして、おはようございます。  ただいまから、文教厚生常任委員会を開催したいと思います。  開会に当たりまして、当局から一言御挨拶をお願いいたします。  山本副市長。 ◎山本 副市長  皆さん、おはようございます。  本日、文教厚生常任委員会で御審査をいただきます案件は、条例案2件でございます。委員の皆様におかれましては、慎重なる御審査を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。 ○伊吹達郎 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案の審査を行いますが、審査に入ります前に、議事運営上のお願いがございます。  まず委員会での発言は、委員長の許可を得てからにしてください。ほかの委員等が発言している場合は、私語を慎んでください。答弁をする場合は、委員長の発言の許可後、所属と氏名を名乗ってください。  なお、本日の予定といたしましては、付託案件審査終了後に協議希望事項について、委員間協議を行い、その後、所管事務調査を行いますことから、委員の皆様におかれましては、円滑な議事進行に御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  それでは、審査に入ります。  本委員会に付託されました案件は、条例案2件でございます。これらの案件を逐次議題といたします。  まず、議第48号、草津市附属機関設置条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  議第48号議案について、提案者の説明を求めます。  望月子ども家庭部長、お願いします。 ◎望月 子ども家庭部長  それでは、議第48号、草津市附属機関設置条例の一部を改正する条例案につきまして、子ども家庭部の望月が御説明申し上げます。  平成28年6月に障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律が公布され、障害児福祉計画を定めることとされますことから、附属機関であります草津市障害者施策推進審議会担任事務に根拠法令を追加し、所要の条例改正をお願いするものでございます。  改正は、2段階にわたり行うものでございます。まず、新旧対照表1ページをごらんいただきたいと思います。今般の条例改正につきましては、第1条において、別表第1で担任事務の根拠となる法令や内容を改正しようとするものでございます。  障害児福祉計画を策定するに当たり、その策定を定める法律は児童福祉法ですが、同法の施行は、平成30年4月1日でありまして、本条例施行時には未施行であることから、改正後の児童福祉法を根拠することを明記するものでございます。  次に、新旧対照表の2ページをごらんください。2段階目でございます。第2条では、先ほど、第1条で改正します障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律の改正後のという社会福祉法に係る表記が、平成30年4月1日の児童福祉法の改正において、不要となりますことから、この第2条により削るものでございます。  続いて、新旧対照表の3ページ目をごらんいただきたいと思います。担任事務を追加する改正は、公布の日に施行いたしますが、不要な表記を削るための第2条の改正は、児童福祉法の改正に合わせて平成30年4月1日に施行いたしますことを、付則において定めております。  以上、まことに簡単ではございますが、議第48号、草津市附属機関設置条例の一部を改正する条例案の説明とさせていただきます。  何とぞよろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○伊吹達郎 委員長  ありがとうございました。  これより議第48号議案に対する質疑を行います。  皆さん、いかがでしょうか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  おはようございます。確認だけ、これ結局、第1条で追加して、第2条で削除されてますよね。基本的には変化はないという、今までどおりのことなんでしょうか。  条例を読んでいると、何か大きな変更があったような気になるんですが、基本的には同じことを継続ということなんでしょうか。確認したいと思います。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  田中好紀発達支援センター所長。 ◎田中 発達支援センター所長  今おっしゃいましたとおり、この条例を施行する時点では、まだ、この法律が未施行でございますので、表現的には何々の1号を改正する法律というような表現になっているということで、施行が来年の4月1日からでございますので、それに合わせて2条のほうで、その一部を改正する法律というのを児童福祉法という表現に戻すと、そういうような改正でございます。 ○伊吹達郎 委員長  ほかございませんか。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  ちょっと教えてほしいんですけど、付則に、この条例は公布の日から施行する。ただし第2条の規定は平成30年4月1日からということで、先ほど御説明いただいたとおり、児童福祉法が改正になるので、平成30年という御説明をいただいたんですけども、2条だけ、そういうふうに分けてしもたら、ややこしくないですか。もしあれやったら、この条例の施行日を平成30年にしたほうがいいんじゃないかなと思うんですが、その辺、いかがでしょう。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  田中好紀発達支援センター所長。 ◎田中 発達支援センター所長  平成30年4月から施行でございますので、平成29年度中に障害福祉計画というのを策定する必要がございます。そのことからこの担任事務の中に一部改正する法律という表現になりますけれども、児童福祉法というのを加える必要がございますので、今回、担任事務の中に、この事務を追加するものでございます。 ○伊吹達郎 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  じゃあ基本的には、このほうがやりやすいということで、理解させてもらったらいいですね。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  田中好紀発達支援センター所長。 ◎田中 発達支援センター所長  第1条だけで終わってしまいますと、また、来年の3月なり4月の時点で児童福祉法というような条例改正を再度する必要もございまして、委員の皆様に、そういう意味合いでの決議について御説明をさせていただく必要もありますので、この特に1条、2条とあわせて、この2条については、4月1日からですよということを事前に公開させていただくつもりでございます。 ○伊吹達郎 委員長  もう早目に出してほしい。 ◆中島美徳 委員  それは結構ですね。業務上、支障がない。 ○伊吹達郎 委員長  ほか、ございませんでしょうか。  なければ、議第48号議案に対する質疑は、これで終了いたします。  それでは、裁決いたします。議第48号、草津市附属機関設置条例の一部を改正する条例案について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○伊吹達郎 委員長  挙手全員であります。  よって、議第48号、草津市附属機関設置条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議第50号、草津市文化振興条例案を議題といたします。  議第50号議案につきましての提案者の説明を求めます。  明石教育部長、お願いします。 ◎明石 教育部長  それでは、議第50号、草津市文化振興条例案につきまして、教育委員会事務局の明石が説明を申し上げます。  議案書は12ページから16ページでございます。まず、13ページをお開きください。条例制定の趣旨でございますが、本市では草津市美術展覧会草津市民アートフェスタなど、文化事業を開催することにより、市民の皆様の創作活動を奨励するとともに、文化に親しんでいただくことで、文化への関心を醸成してまいりました。また、草津アミカホール草津クレアホール文化活動の拠点とすることで、豊かな表現の機会、交流の機会、すぐれた文化の鑑賞の機会の提供に努めてまいりました。  一方、国におきましては、平成27年に文化芸術の振興に関する基本的な方針で、目指すべき文化芸術立国の姿を示すとともに、地方創生の推進、東京オリンピックパラリンピック競技大会の開催などを背景に、社会を挙げての文化芸術振興の必要性を訴えておられます。  こうしたことから、本市におきまして、一層の文化振興を図るため、文化振興の理念や施策を具体的に明文化し、市民の皆様と共有することにより、関係機関との連携を深めつつ、戦略的に行動することが重要であるとのことから、文化振興条例を制定するものでございます。条例に規定すべき事項につきましては、草津市文化振興審議会で検討いただき、平成29年1月に提言書をいただき、本市におきまして、検討を重ねてまいりました。  13ページでは、前文でございますが、この条例制定の背景、理由、目指すべき姿を述べさせていただいております。  第一段落では、過去と現在の草津市の文化に関連する町の特徴を述べ、第二段落では、文化の高揚として地域で育まれた文化は、その地域で育った人のアイデンティティや誇りの源になることを示させていただいております。第三段階では、文化活動を行う市民の自主性と創造性を尊重すること、文化の力によって都市の魅力を高めることなど、基本理念を述べさせていただいております。第四段落では、文化振興により目指すべき草津市の将来像について述べております。
     次に、第1条の目的では、文化振興基本理念を定め、総合的、計画的に推進することにより、個性豊かで活力にあふれる地域社会の創造に寄与することを目的とすることを定めております。  14ページをお願いをいたします。第2条では、用語の意義を定義しております。第3条では、文化を振興する上で基本的な考え方となる文化活動を行うものの自主性及び創造性の尊重、市民がひとしく文化にふれる機会の充実、文化による都市の魅力を高めることの三つの基本理念について定めております。第4条では、市民の役割について。第5条では、市の役割について定めております。第6条では、文化振興施策を総合的かつ計画的に推進するため、文化振興計画を策定することを定めておりまして、文化振興計画につきましては、草津市文化振興審議会で意見を聞くこととしております。  15ページのほうをお願いを申し上げます。第7条から第16条までは基本施策でございます。第7条では、協働による文化活動の推進。第8条では、文化施設の活用及び充実。第9条では、情報の収集及び発信の充実。第10条では、文化活動を担う人材の育成及び活用。第11条では、子ども及び若者の文化活動の充実。第12条では、高齢者、障害者などの文化活動の充実。第13条では、学校などにおける文化活動の充実を定めております。  続いて、16ページのほうお願いをいたします。第14条では、文化によるまちづくりの推進。第15条では、文化を通じた出会い及び交流の創出。第16条では、文化的資産の継承及び活用を定めております。また、付則第1条は本条例の施行を平成29年7月1日とするものでございます。さらに付則第2条では、草津市附属機関設置条例の一部を改正を行うものでございまして、恐れ入りますが、新旧対照表のほうに戻っていただきたいと思います。  新旧対照表の4ページでございます。草津市文化振興審議会担任事務の一つでございます、(仮称)草津市文化振興条例に規定すべき事項の調査審議が、今回の草津市文化振興条例の制定により終了いたしますことから、附属機関担任事務から草津市文化振興条例案に規定すべき事項を除くものでございます。  以上、議第50号、草津市文化振興条例案についての説明を終わらせていただきます。よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○伊吹達郎 委員長  ありがとうございました。  これより、議第50号議案につきます質疑をしたいと思います。  皆さん、よろしくお願いいたします。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  ありがとうございます。議会の始まる前に、草津市民憲章、何遍も唱和させていただいて、そして、草津市の施設の中で、いろんな協議を行いますときも、地域の中でも、この市民憲章を皆が唱和いたしております。この中に1番目に「古い歴史にとけあった新しい文化をつくる」というくだりもございますし、そして、「良い風習を育てましょう」「明るい環境を整えましょう」、これみんな文化のことが市民憲章に入っているわけですけれども、やっとこの前、条例を文章化して出していただいて、それから、計画、それぞれの計画、実施計画をしていっていただくと思うんですけれども、なかなか文化というのは有形、無形、ございますけれども、先ほどの説明の中に芸術とか、目に見える文化芸術、それに祭典では見えますんですけれども、内心にかかわる文化的な、人を育てるという面が、なかなか外には見えてこない部分がありますので、この条例が、やっと私はできてきたことは非常に、草津としての、市のどういいますか、市の資質と言いませんね。市の、何というか、草津は、こういうところなんだよという評価が上がるのではないかなと期待をしているんですけど、いかに、この条例を各担当課で、別に芸術にかかわるところ以外のところでも道をこしらえるときにも、やっぱり文化的な意識が入っているかどうか、これが大事なことだと思っておりますので、それぞれの担当課でお取り組みいただきますときには、この有形、無形問わず、この条例を、やっぱり心に置いて市民憲章も、これが文章化なったということに進めていただきたいなという思いがございます。  中でも特に文化価値評価が、今までから、私はすごく低いと思っていましたので、その辺は、多分、大人もそうですけれども、学校教育の中では、やはりそれが大事だということの、教科にはないんでしょうけれども、先生方が子どもに接していただきますときには、この文化ということの中身をきちっと落とし込んで、言葉かけなり、それ難しいことでございますけれども、でき上がる、その教育の実績は大人になったときしか出てこないのですから、今の若者を見たときには、やっぱり年いった者から、私たち何を自分の子どもに伝えてきたんやろうなという思いもするときもありますので、この条例は、やはり私はきちんと進めていただきたいと思っています。意見でございます。 ○伊吹達郎 委員長  はい、ありがとうございます。  意見ということで。  ほか、西村委員、お願いします。 ◆西村隆行 委員  済みません。ちょっと2か条と大きく1問とお伺いしたいんですけど、まず、条文の中で、これ最初から、いろんな作成段階から説明していただいていて、いろいろと意見を出していたんですけども、改めて今回、上程されまして、見直してみますと、ちょっと気になるというのが、別に間違ってなければいいんですけど、第3条の第1項に文化活動を行う「者」という、「者」と表現されてますね、人のことをね。同じく第12条に高齢者、障害者のことなんですが、これらの「者」という表現をされているんですけど、これは別に問題ない表現なんですか。  11条では子ども、若者とか。10条では文化活動を担う人材とかねという、ここだけ、二つだけ「者」という言い方、何か上から目線みたいな気がしてしまうんですが、条例として、前のとき気がつかなかった、今回、条例で挙げたんですけど、こういう表現は、ましてや文化、芸術の云々でありますので、これが税法の関係とかであればわからんことないんですけど、この文化活動文化振興条例という名のもとに、この「者」という表現はいいんでしょうかね。まず、それを確認したいんですが。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  「者」という表現ではございますが、この策定に当たりましては、他の条例のほうを参考にさせていただいております。滋賀県や近江八幡市のほうが先行条例として設置されておりますので、その部分も勘案しながら、そういう表現をしております。  ただ、委員おっしゃるように、本当に配慮した表現というのは、そこまではちょっと、この策定に当たっては深く入っておりませんでした。 ◆西村隆行 委員  その配慮が欠けたということは、じゃあこれから、どこかで、これ条文修正かけはる予定ですか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  改めはしません。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  それと反対するわけではないんですけどね。やはりそういう配慮が必要じゃないでしょうかね。私、この前の一般質問でも、こういうことを言っていたわけですよ。やっぱり市民の方、これを読んだときにね。私たちは「もの」なんだと、字が違いますのでね。やっぱりそういう感覚を受けるんじゃないかなと。でまあ御答弁聞いてたってね。市が決めたんじゃなくて、先進地を見て決めたという。何かもう一つ根拠ないし、配慮が欠けているかなという気がするので、これはぜひ、次の議会からは、できたら、これ本当は今回、皆さん、御意見あるけど、次のときに、ぐらいのことがあってもいいんじゃないかと思うんですけどね。その見解どうです。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  これから広く審議、周知する場面をつくっていこうと思っております。その場面では、もう少し平たい言葉、あるいは、共感を得れるような言葉に改めながら伝えていきたいなと思っております。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員、お願いします。 ◆西村隆行 委員  まあまあ、条例ですからね、これを言わんとだめでしょう。これ現状、残るわけですよ。何ぼ、ほかでやわらかくしてもね、条例は条例ですから、ちょっとまた、これはね、御検討、お願いしたいなと、それ細かいことですけど、そうしたちょっとした配慮をね、施策に反映するんじゃないかなと思うんです。これはちょっと要望として、御検討お願いしたいと思います。  次に、ちょっと聞きたいんですけど、付則で、この7月1日から施行する。この意味をお聞かせください。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  7月1日の広報に乗せるというものはあるんですけれども、7月は文月という月でもございまして、文化にゆかりのある月でもございます。そういったことを兼ねまして、この1日というふうに、こだわらせていただきました。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  普通こういう条例はですね、いろんな条例の施行記念というか、草津でも初めての条例というか、これ県下でも、そんなないですよね。そうすると、ある意味で、これシティブランドなんじゃないかと、草津市は、これだけ先進でやってますよということで、ぜひ、この機会に、この条例施行とともに、いろんなイベントがあるとか、記念講演があるとかいうことを考えていくと、この7月1日、文の月だというだけで、施行していくというのは、そしたら、きょう議会があって、26日に議決ですよね。4日、5日で、すぐ施行ですよね。そら文の月やでという周知期間が全くないし、施行してから、そういう周知をしていくという考え方なんですか。何か、そういうイベントなんか考えておられるんですか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  周知期間でございますが、7月1日の市の広報に条例策定記事を掲載し、文化振興の基本についての対応をする予定です。あわせて市のホームページ、フェイスブック、公共施設でのチラシ配架、記者への情報提供などをもって、承知啓発を行ってまいります。また、時期が少しおくれるんですけども、9月にはえふえむ草津市政広報ラジオマイタウン草津での放送のほか、秋のイベントをこれからは充実してまいりますので、指定管理者の協力も得ながら文化施設等を中心に周知を図ってまいります。  その他、実行委員会というのもございまして、そこには文化芸術団体の多数の方が一同にお集まりいただきますので、各種の場面におきまして、説明をさせていただこうと計画をしております。  なお、条例が施行し、計画が具体化した段階で仮称ですけれども、文化振興フォーラムの開催もさせていただきたいなと思っております。なぜ、フォーラムのほうを先にしないかという話になるんですけれども、市民の皆様、こと文化活動にかかわっておられる方、これからかかわろうとする方、また、支援したいという方々は、具体的な取り組みに御関心がございますことから、総合的で具体的な計画が整い次第、速やかにフォーラムなどを開催し、深いところで周知を図りたいなと思っています。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  という気持ちなんですね。おっしゃることは重々わかりますし、ある意味ね、ちょっと表現がいけないかもしれませんが、そういう特定の文化を一生懸命推進されている方々も大事です。でも、これは草津市の条例でありますので、いかに多くの方が、この条例を知って、また、多くの方が、そういう、さっき宇野委員がおっしゃったように文化に親しんでいけるのか、また、お子さんたちが、そういうようなものも、国も一緒に進めてますけども、そういう観点からすると、やはり周知期間というのをおいていただいて、これは条例がないと、そういうことはできないとおっしゃるんだったら別ですが、それはできないことないと思うので、本来ならば、それを同時進行して、この前、うちの西垣議員が、市民参加のね、市民の意見は、どうこれから聞いていくんですかという一般質問をされてましたけれども、まさにこれ、そういう気もするんですよ。非常に模範となるような条例だという気がしてるんで、余り1日にこだわって云々でありますけども、ぜひ、やっぱりこういうのは周知期間をおいていただいたほうが、確かに文の月という意義が、何かものすごい強調されておられたので、それを否定するつもりは全くありませんけども、もうちょっとやっぱり周知して、いろんな意見を、パブコメしはって、この条例ができているわけですけども。今度は、できたらできたで、大切な条例なので、まず、そういう広い条例なので、やはりそういう周知期間をおいていただいて、いろんな意見なんか聞きながら、みんなが参加できる、有意義となるようなイベントを開催するとかいうのが、やはり市民の御意見を聞いていくというんじゃないかなと思うので、もうこれ出てきますので、あえて、これを、それで反対する理由はないんですけども、ぜひ、次から、こういう条例をされた場合は、やはりそういういろんな意見を聞いていく。  確かに、進んでいる人の意見を聞くのは大事です。だけど、これ広い条例なので、ちょっとこれから考えていきたいなと思いますので、次からは確認し合いながら、お願いしたいと思います。これ多分7月1日というのは、時点では余りなかった記憶なので、意見、言えなかったのであれですけども、お願いしたいと思いますので。 ○伊吹達郎 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  以前から、これだけ長く、この状態が、ずっとあったわけですし、改めて、この中身、文章を読んでいただくと、ちょっと皆、勘違いしてはって、文化振興、これだけの幅広い、直接市民にかかわる条例について、正直言って反省点、いっぱいあると思うんです。行政が条例つくって、何百という条例ありますけれども、全然知らない条例もいっぱいあるし、その辺のことがずっと先送りされて日が済んでいるというのが、今、現実ですわ。  それでね、特に16ページの14条、15条、これだけの幅広い分野においてね、活用する。草津の場合は机上では進んでいるかもわからんけれども、現実に市民の中で文化財、一つ保護するいうたって、年に1回展示して終わり、長くて二日展示して終わってしまう。僕も見せてもらうけど、ほとんど挨拶できるような、興味のある人だけが来てやっているというのがね。僕の、目から見たらそうなんですよ。一般市民がなかなかふれられない。そういう文化遺跡のものもやっぱり、僕ずっと以前、言うてきた。草津市には、近隣に全部あります。草津市には、それを保管する場所さえない。1年間通じてね。立派なものがあるんです。文化財にしたって1000年、1500年前のものが草津にはいっぱい、たくさんあるんです。それを机上で文書で見て、こんなんありますよで終わっているような草津市の文化というのはさ、僕はやっぱりね、以前から言うてるように、草津市でとれて草津にあるものというのは、草津のものじゃないと、全部有名なものもあるんやから、それを草津に持って帰ってきいやと、持って帰ってこようと思ったら、それだけの文化庁のお墨つきの施設が必要なんやから、それ一つとっても、そうやし、そういうことが何かおくれているなと、16条の部分でもそうですが、有形・無形、有形のものも県外にたくさん行っているというのもあってさ、草津市でね、発掘されたものだとかというのもあるんよ。持って帰れない。持って帰ってこようと思ったら一晩何十万、金かかるねん。払わんと持って帰ってこないかんという文化財あるわけや、遺跡もね。  そういうことにもやっぱり幅広くしないと、発表会だけの文化条例みたいな形でやってては、せんでええわそんなもんな。条例にも立たないし、もっと一つずつ、これ吟味して具現化していくというような心構えが、僕は大事や思うわ。一歩でも二歩でも、一気にできないと思う。そういう市民に対する啓発もせないかんし、この条例改正の中で、改正の中身は15人と、そのままでいいかもしれんけれども。そういうことをやっぱり審議会の中で審議してもろて、挙げていってやっていくと。栗東にも守山にもそう。皆していると思う。大津もそう。囲まれている市、見てきたら、全てこれ力入れてますよ。わざわざ土地買ってつくってますよ、そこにね。草津ないでしょう。  そら前の県立の今はクレアホールやけど、名前はよかったわ、滋賀県文化芸術会館というの、あれな。旧の名前は、文芸会館というんやけど、すばらしい名前がついておったんやけど、皆で決めてクレアホールという、何や意味わからん、まだわからないんやけど、文芸会館という名前だけでもすごかったなと、それをぽっと変えてしもて、そういう僕はね、草津にもやっぱり、まだ、土壌が根づいてない。ちょっとその辺だけ、やっぱり一つずつ具現化して、教育長、チェックしながら進めてくださいな。机上でばっと流している、こうやって議論して、ああでもない、こうでもないと、いろんな意見を吸収しながら、いいとこだけつまみ上げて進めていけたらなと思います。意見ですよ、以上です。 ○伊吹達郎 委員長  御意見ですね。 ◆木村辰已 委員  結だけ言うてえな、取り組みの、今言った。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  16条を中心に申させていただきますと、有形の文化財等の保存については、その必要性については、やはり必要であるというふうな認識に立たさせていただいているところでございます。せんだっての一般質問でも十分ふれられたところでございまして、その思いを申し述べさせていただいたところでございます。  市全体の総合的な計画の中で、そういうものも検討してまいりたいなと思っておりますし、市民の皆様には情報発信をさせていただきまして、有形・無形のものは草津にも、これだけいろいろなものがございますというようなこともお伝えさせていただきたい。現に我々のほうは情報発信をさせていただいておりまして、昨日にも新聞のほうにも、草津のサンヤレ踊りを紹介をしていただいたりというようなことがございますので、そういう場を通じて草津市の伝統文化を伝えてまいりたいと思いますし、これから文化振興計画を策定させていただいく中で、やはり文化芸術、そして、無形・有形の文化財についても草津市として、どういう取り組みを進めていくのか、市民の皆様に、どう情報発信して、市民の皆さんに、草津市に住んでよかったなと、草津市には、こんないいものがあるというようなことがわかっていただけるように、草津に住んで、誇りになってもらえるような、そんな計画づくりを進めていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  草津に100以上あるんや、文化財のね、歴史的なものがたっと出ているわけ、指定されたものだけでね。まだ指定されてないものもいっぱいある、出てくるん違うかなと思って、僕は期待をしとる者の一人なんやけど、年々ふえてるわけや、やっぱりね。調査やったし、その旧の遺跡からだけ見ると。発表会でも草津市の2階を借りてやりましょうかとか、そういう専門的に、年間通じてする場所ってさ、今ないんでしょう、もう貸し館ばかりで、何月の何日に、はい、ここから申し込んで、そこを借りて、文化振興をやっているねんやというだけの話ではない。そういうものもやっぱり以前の計画にもあったんやけど、今もう全部、頓挫してしもてるからあれなんやけど、もう変わってるからな。そういうのもやっぱり、協議会をこれからつくって、次の時代に残していくという、目に触れるということ、文書にふれたって、そんなもん実感わけへんねん。自分の足を運んで、やっぱり見て初めて、次の時代に残せるというものも草津市にはない。そういうことも希望して、終わっておきます。 ○伊吹達郎 委員長  ありがとうございます。  ほか、ございますでしょうか。  宇野委員、お願いします。 ◆宇野房子 委員  6条に文化振興施策を総合的かつ計画的に推進するため文化振興計画を策定するものですとありますけれども、これは、いつごろスタートされて、どういうふうなところ、大筋、考えを持っていらっしゃるのか、お尋ねします。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  今年度4回を計画をしておりまして、次になりますと8月に、大体、原案のほうを諮問させていただき、9月には素案の検討、そして、11月には答申という形になっております。  9月の第3回の段階で今、中間報告みたいな形をとらせていただきまして、4回の答申の後パブコメ、そして、2月の議会のほうに上程をさせていただくような計画を持っております。以上です。 ○伊吹達郎 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  その中身がどういうものなのか。 ◎相井 生涯学習課長  済みません。改めます。計画のほうを4月にスタートします。議会のほうに報告をさせていただきます。済みません。よろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  議会にはないということです。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  その計画の中身については、まだ、わかりませんですか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  計画の中身については、この条例の基本理念や基本の方向性をもとに今、設形をしておるところでございます。 ○伊吹達郎 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  とかく文化、伝統というと、もう譲れないものではないかなというふうなところを、私は過去に女性運動をしてきたときには、一番それを感じた部分でございます。しかし、男女共同参画基本法も平成11年スタートしてから、今も、そういうふうなことは地域の中でもだんだん消えつつありますけれども、やはり根底にあるものが、ここに文化伝統、譲れないというか、それ文化伝統や、こうやと言われたときに、地域の事業に関しても、なかなか難しい点がございますので、ここら辺は、どういうふうに進めていただけるかなと、これを期待いたしているんですけれども、お考えございましたら、お願いいたします。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  社会的包摂というのを、この文化振興条例の中で位置づけております。老若男女、障害を持つ、持たない男女、外国人であろうがなかろうが、誰もが文化に接しながら豊かな人生を享受していくこと、それを、この条例のほうではうたっております。以上です。 ○伊吹達郎 委員長  みんなというか、そういう広く見ていくということですかね。 ◆宇野房子 委員  何というのかね。今でもやっぱり口には出さないけれども、例えば、子ども会でも、具体的に言いますと、おみこし担ぎは女の子は、というのが、できなかったのが、やっとこさできるようになりの、文化的な事業に関しても、子どもが少ないさかいに女の子を出したろかというふうな、そういうふうな動きが、まだ、地域の中ではあるので、それは地域だけの問題ではなくて、草津市が、この文化条例を挙げるならば、やはり、その進め方というか、啓発というか、指導とはいかないでしょう。ここは難しいところやろうと思います。  先ほども申しましたけれども、私たちが、女性が政策決定の場へ出たい、出ようと思っても、なかなか難しいというのを、何で抑えられて、やはり性的役割分担からきたので、これは日本の文化やというて言ってる、介護保険をスタートしたときには、国会議員は、やっぱり日本には、この何世代か一緒に同居して、それで家族で見るのが一番すばらしいんやというふうなことを、はっきりとおっしゃった国会議員さんもいらっしゃった中で、私たち頑張ってきたんですけれども、今こうして女性も働く、女性の働き方、環境変えましょう、働き方改革というて、ここまでやっとこさ来れたんですわ。やはりそこに、根底にあるのは皆さんの意識だと思うので、文化評価がやっぱり上がらないと、これが進んでいかないと思うので、先ほど木村委員がおっしゃったように、これは単なる文章化して、委譲の条例にならないということの落としどころを、やっぱり私は聞きたかったんですけど、もうちょっと、私の伝え方が悪かったのかもしれませんが、なかなかうまく伝わらなかったと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  何かコメントあったら、よろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  今、委員のほうおっしゃっていただいた趣旨、十分、我々としても反映させていただきながら、この振興条例を計画に落とし込んで進めてまいりたいなと思います。一方、祭りの件で、今、お話がございましたけれども、先ほど、私ども見させていただいたサンヤレ踊りの中でも一部地域においては、やはり子どもたちに広く参画してもらおうということで、伝統芸能を伝えていかなくちゃならない。それは男の子も女の子も区別なくというような基準の認識が出てきております。そういう機運は十分に草津の土壌があるというふうに、私ども思っていますし、それだけの市民ふえてきた証だというふうに、我々は感じております。  一部まだ、そうではないところもあるかもわからないです。それは一朝一夕にいかないという部分は委員、御理解いただけると思っていますので、よりこの条例ができることによって、やはりそういうことも含めて、市民の皆様には啓発をしてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解いただきますように、お願いいたします。 ○伊吹達郎 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  もう一つ、済みません。これとはちょっと違うんですけれども、この文化財、先ほどおっしゃいましたけれども、そういうふうな、ちゃんとする施設とか場所とか、お考えはないんでしょうか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  これにつきましても、さきの一般質問でも一部御質問がございましたんですけれども、生涯学習センターの機能も踏まえた計画がございますけれども、状況の変化等がございますので、今後、この文化振興審議会に御説明を申し上げて、御意見をいただきながら、今後どうあるべきかということは検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆宇野房子 委員  よろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  安里副委員長、お願いします ○安里政嗣 副委員長  これまで本当に、いろんな委員さんの意見を聞いてますと、いろんなことを思うんです。特に木村委員と宇野委員のお話を聞いてますと、私は市外、どっちかいうと県外の生活が長いので、草津に来て、草津の誇りって何なのだろうとなったときに、沖縄だと目に見える文化財を、この文化財を戦争で丸焼けになっても歌を通して復興をしてきたりとか、文化財を復元するという形でやってきました。また、木村委員とか宇野委員が言うように、やっぱり文化財をしっかりと草津の誇りとして、そのような場所も必要だと思います。  これは私の意見でいいんですが、あと一つなんですけど、8条に文化施設の、施設が重要であり、また、十分に機能が発揮されるようにというのがあるんですが、先ほど教育部長の説明の中で、文化活動の拠点はアミカホール、クレアホールと説明があったんですが、一般質問の中でも、トイレの質問がありました。  また、オリンピックに備えて、京都の近くでやりますし、国外からの観光のお客さんもふえるということもありますし、どの方も安心して施設が使えるようなというのは必要だと思うんですが、きのうもアミカホールに行きましたら、なかなか和式のものが少なくともありまして、今後どうお考えか、少し伺いたいと思います。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。
    伊吹達郎 委員長  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  アミカホールのトイレの改修につきましては、先の一般質問でもありましたように今現在、計画のほうは持っておらないという状況でございます。現場を見ていただきますと女性トイレでございましたら、地下へおりていただいて左側に洗面台が4基と向かい合って2基、その奥に左側に和式、入ってすぐ手前のところに和式と右側に洋式がございます。その奥に4基、和式がございます。そうしますと、多分、洋式にしようとしますと、4基そのまま同じ洋式にできないという形、それを3基に分けて数を整えるのかというようなことがございまして、それを考慮しようといたしますと、地下を全部掘って、天井を改修しなくちゃならないというようなことになりますので、そうしますと一定、最短でも一月か二カ月はかかるような形に、私どものほうの技師に確認しますと、日数がかかるということになりまして、ホールの、そうしますと、とめてやらなくちゃならないと、こんなような状況もございますので、我々としては、ホールの改修のときに合わせてやるというような形で考えを持っておるところでございまして、やはりホールに来られて気持ちよくコンサートなり催しを楽しんでいただいて、より快適に過ごしていただくことは重々承知しているところでございます。その必要性も感じておりますが、いましばらくお時間をいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  安里副委員長。 ○安里政嗣 副委員長  よろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  ほか、よろしいですか。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  この条例ができて、文化振興計画ができて、文化活動、文化活力が活発化していくと思いますけれども、どのように、この条例、計画を活用されて、文化をどのように持っていこうとされているのか、その趣旨をお伺いしたいと思います。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  文化をツールにした新しいまちづくりの展開の可能性ということで説明させていただくと、コミュニティの希薄化とか、少子高齢化の影響などによって地域の課題は複雑多様化しております。近年、さまざまな社会課題の解決につながっていく事例が見受けられますので、例えば、文化は教育、子育て、健康、福祉、産業、観光、介護などの分野との親和性が高いことから、文化の潜在的な力を生かして、それぞれがかかえる社会課題の解決に文化を役立てようと思います。  例えばの話になりますが、不登校、引きこもりの支援などにおきましては、社会的包摂事業として文化と福祉を掛け算をするとか。あるいは伝統工芸、伝統産業の振興の活性化について文化と産業を掛けるとか。あるいは今、文化と観光、なかなか親和性がありますので、文化芸術イベントをもって集客とか、そういったものを考え、あるいは文化と教育ということで、自己表現をコミュニケーション能力の向上、そういったものに文化を役立てると、そういったことを各課とも連携しながら進めていきたいなと思っております。 ○伊吹達郎 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  ありがとうございます。  そのようにしっかりと計画と条例を活用していただいて、各地域のまちづくり協議会ともしっかりと連携をとっていただけるんですよね。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  はい。 ◆中島美徳 委員  ありがとうございます。続けていいですか。  とっていただけるのならば、やはり全市民の方が、やはり身近に文化を感じていただいて、草津に、この条例があってよかったと思ってもらえるように、しっかりと運用、活用をお願いしたいというのと、ちょっと細かいことで申しわけないんですけど、第17条に、これがこうなればいいんですけど、必要な事項は、教育委員会は別に定めるというふうに書いてあるんですよね。その前の事項に、文化振興審議会に意見を聞くと書いてあるんですけど、これ教育委員会が、何か必要なものは教育委員会に委任して、教育委員会がベースに、この条例文をつくっていくんやという理解でいいんですかね。これなぜ、審議会じゃないんでしょうか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  相井生涯学習課長。 ◎相井 生涯学習課長  委任は17条になるんですけれども、今現在、想定することはございませんけれども、基本的に条例のほうを変更する場合については審議会にお諮りをしてからという段取りの部分が前条のほうに書いてありまして、委任というものは、事細かい具体的なものについて定めるときの場合、この規定条項を設けております。ただ、今の規定に対する規定条項ですので、想定するものはございます。 ○伊吹達郎 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  教育委員会に委任して、もし出れば教育委員会にお願いしたいということであれば、それで結構です。  先ほども言いましたように、本当に、この文化振興条例が机上のものにならんように、しっかりと計画の中で、計画が報告やという、かなりちょっと段階ありますけど、しっかりと議会に諮っていただけるように検討いただいて、議会としても応援できるような計画にしていただけるよう、よろしくお願いします。ありがとうございます。 ○伊吹達郎 委員長  ほか、ございませんでしょうか。  中村委員。 ◆中村孝蔵 委員  今も木村委員とか宇野委員のほうから博物館、こういう草津市にあるものを展示するのを、こういう博物館か美術館か知りませんけれども、建てる気はあるのかというような質問やったと思うんですけれども、あえて建てるとしたら、どんなもんぐらいの規模を思っておられるのか。また、以前に木村委員と芦浦観音のところで、ちょっとしゃべっていたら、非常に重要な、国宝級近い重要なものもあるけれども、いろんなところに預かってもろてんねやということもちょっとお聞きしてたんですけれども、やっぱり飾るとなったら、しょうびんなところにちょろっと置くというようなことは、もうやっぱり草津文化、これだけのあれを書いていただいているんやから、やっぱりそこそこ立派な建物やとは想像しているんですけれども、市局としてのお考えは、どのようなぐらいか、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○伊吹達郎 委員長  文化財の展示についての御質問だと思います。その辺、よろしくお願いします。  答弁求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  現在の計画、平成25年に策定したものにつきましては、三ツ池に計画をしておりましたのが3,000平方メートルの規模の建物が計画として、今はございますけれども、先ほど申し上げましたように、状況の変化等ございます。そのクレアホールを市営にしたと、いろんな要素がございますので、状況の変化もございますので、やはり埋蔵文化財なり、どう市民の皆さんに展示していくのか、保存していくのか、また、仏像等については所有者が市ではございません。それぞれ宗教法人なり地域に、お持ちいただいてきたものがございます。そういうものを、どうして市民の皆さんに、固定のものがいいのか、それとも、それぞれ展示をして、クレアホールには展示ホールがございますし、街道の部分については街道交流館等がございますので、こういう企画展で展示するのも、そういうことも含めて恒久的な施設がいいのか、それとも、いろんなところで市民に見ていただく、それぞれ地域に持っていって見てもらうとか、いろんなことをですね、やはり重要文化財となれば保存のところも非常に難しゅうございます。やはり温度、湿度の部分もあります。そういったところも、やはり十分検討した上で考えていかなくちゃならないなというふうなことになります。  先ほどの答弁とは重なるところございますが、今後、せっかく文化振興審議会もつくっていただいて、いろんな形で文化芸術の振興だけではなくて、文化財の保存、活用についてもですね、やはり専門の委員もお入りいただいてますので、また、文化財保護審議会もございます。そういうようなところの意見も聞きながら今後のあり方については、検討してまいりたいと思いますので、御理解いただけますよう、よろしくお願いします。 ○伊吹達郎 委員長  中村委員。 ◆中村孝蔵 委員  頼もしい答弁いただきまして、喜んでいるんですけれども、今、僕らが言うてるのは、草津から出た、また、草津からあった古いものも展示と言っているんですけれども、いやそうやないと、やはり日本という大きい視野で、どこかから、こういうすばらしいものを草津市民に、こうして見てもらうための、そういう施設でもあってというぐらいの気持ちで、絵画を展示するとか、そういう文化の高い展示の仕方というのもあろうかと思っているんですけれども、その辺、いかがでしょうか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  明石教育部長。 ◎明石 教育部長  やはりすばらしいものを市民の皆さんに見ていただくというような博物館機能というのは、あれば非常に市民の皆さんに還元できるなというように考えておりますが、滋賀県というロケーションから見れば、京都には国立博物館がございます。近代美術館がございます。大阪にも奈良にも博物館ございます。そうした中で、国宝級の、今、非常にそういう身近なところで見れるという利便性もあろうかなと、決して草津にないとあかんということではないとは思いますし、やはり大きなスケールとなれば、草津市でやるのか、県立でやっていただくのか、やはり草津市内には琵琶湖博物館というのがございますので、そういうところを活用いただいた上で、展示機能を生かしていただく。琵琶湖文化館のほうが閉館という方向になっておりますので、それで企画をされておられる市内の所有者さんもいらっしゃるのは十分承知をしたところではございますが、先ほどと重なるところがございました。そうしたものを、どう生かしていくかというのは、今後の検討課題だというふうに思っているところでございます。 ○伊吹達郎 委員長  中村委員。 ◆中村孝蔵 委員  確かに周りには、そういう立派な博物館もありますけれども、やはり、こういう文化振興の条例がある以上、やはり草津ここにありということも言えると思いますので、あの立派なやつは、もう草津ではちょっともったいないというようなスタンスやなしに、草津から発信しようというような気概で、こういう芸術というのをやっていただけると、非常にありがたいと思います。 ○伊吹達郎 委員長  御意見で。 ◆中村孝蔵 委員  はい。 ○伊吹達郎 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  今の関連してね、そんな国立博物館とか、そんな京都に博物館があるとか、そんな例の話じゃないわけ。わしらが言うてるのは、草津の財産は草津でやっぱりしっかり保存する場所つくれ、この町の活性化にもなるし、草津も、俺いつも言うてるやん。草津自慢なんや。幾らあんたとこが予算、積んだって1500年前のも買えへんねん、つくれへんねん。二度とつくれないものなんや。国指定文化財でも100近くあるという、国指定ね。それを草津で持って帰ってきて、草津に置いて、市民に触れさそうやと、俺、一般質問、何回もやってるねん。前、市長がやったやん。諸般の事情ちゃうねん。市長、かわったさかい市政が方向転換なんてしとったら、あそこでつくりよんのが、飛んでしもたんや。だから、持って帰ってくる。それ、教育の部分も大事やで、僕の経験からしたら、いつも子どもたちが、おらの生まれた村の自慢話というのは、子どもにどんどん言うたってくれと言うたやろ。  わしが生まれたとこにも、こんなもんあんねんで、誇りを持って、その村を、やっぱり世の中に出ていく子どもが、これから世界各国出ていくわ。そういう子どもたちも、やっぱりつくらないかん、草津に生まれたんや、草津に、これだけのものがあるねんでと、1500年前のものいっぱいあるねんでと、そういう村の自慢話というのを、大人でもそうやねん。極論かもしらんけど、親戚のものが三面記事に載ったら、そんなもん他人やて言いよる。有名人になったら、親戚て言いよる人がいっぱいおるわけよ。子どもたちにもきちっと、そういうことを継承してやりたいなと。だから、最低一番近いのは大津の、あの文化館へ行かなあかんねん。鍵かかってあんねん。見られへんねん。草津のもんが、あそこに預けてある。それ文化庁の指示なんや。勝手に行ったんちゃうねん。ええもんほど、遠いとこへ預けられるねん。風土記のかて、以前にあったけど、あそこでも草津のものもあんねんけ。わざわざ1時間かけて見に行かんならん。隣のお寺のもんとか、実質そうなんや。そういうものを指定やから、お寺の自由にならへんねんや。離れてしまうねん。国の文化財指定というのは。  だから、それは草津の観光化にもつながり、活性化につながり、草津市の、やっぱり目玉的な商品も出していく時代は、教育委員会の役割としても、僕は必要やという話なんや。だから単品で来て、それを見てぴょっと帰る。話、長くなるけれども、審議会の学者が決めたって、何回も僕、言うてきた。みずの森でもそう。入場者数少ないやないか。あそこの園長が、そんなぎょうさん来てもろたら施設が荒れますわと、えって言って、あんた何言うてんねやと、こんだけの入場者数ではあかんやないか。いやそんなぎょうさん、うちは来てもろたら施設が荒れますと、少なくていいんです。きれいな花咲く、珍しい花咲かすのは、僕らの仕事ですと、わけのわからんこと言うとった。それぐらいの学者の感覚で、やっぱり市民感覚、議会の感覚というのもね、きっちりやっぱり取り入れた中で進めていかないと、ほんまにね、僕こういう条例をつくって、ものすごく良いし、具体的に、やっぱり具現化していく、一つ一つね。ちょっとそういう方向だけな、今あったように、国立博物館や京都博物館の話せんといてくれや。そんなこと絵書いたら、もうとてもやないけど、無理なんや。  木之本の古橋、行ってみ、村の人がみんな集めて、きちんと国の指定した、村から金出して、全部建てて、保管してはるわ。観光客いっぱい来はるわ。すごい、あんな山の中が活性化してるねん。いつも言いはる。うちはイノシシが多いんですわという話は、よう言わはるけど、そういうことなんや。それを草津市で、寄附金集めしようが、何しようが、いっぱいいろんな方策あると思う。それを、あんたとこが音頭とってリーダーとなって、やっぱりこれ条例つくったからやってほしいなと。一歩でも二歩でも進めていく。来年の予算に無理言うとん違う、頼むで。 ○伊吹達郎 委員長  それでは出尽くしたようでございますので、議第50号議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  それでは、採決いたします。  議第50号、草津市文化振興条例案について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。               (挙 手 全 員) ○伊吹達郎 委員長  挙手全員であります。  よって、議第50号、草津市文化振興条例案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会に付託されました条例案2件の審査は終了いたしました。  ここで、今回の審査にかかる閉会日の委員長報告につきまして、委員間にて協議したいと思います。  委員長報告に加えるべき主要な論点等ございましたら、各委員から御提案いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  冒頭ありましたね、文言の訂正をおっしゃった。するせえへん、何か曖昧でしたけど。そこら辺、ちょっと考えてほしいなと思います。何々する「者」はとか書いてある。 ○伊吹達郎 委員長  文言と、西村委員のほうから出たんは文言、「者」というところですね、その表現について、宇野委員からもいろいろな考え方のことも、いろいろ出ましたけれども、その辺含めてやと。 ◆中島美徳 委員  あと計画方法ですね。 ○伊吹達郎 委員長  計画ですね、計画のことについて、何人からも出ましたし。 ◆中島美徳 委員  議会の報告が出てきたから、その計画がしっかりしてないと、幾ら条例がいいもんできても、計画が倒れてしまいますので、木村委員おっしゃったように、しっかり文化を守って、おらが村の大事な宝やと、子どもたちに植えつけるのであれば、計画がしっかりしてないと、行動が伴わないと思うので、議会にちゃんと諮っていただきたいと思います。 ○伊吹達郎 委員長  そうですね、6条でうたっている分ですね。計画をしっかりしていただきたいというところ。  ほか、ございませんでしょうか。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  条例を施行する前と後で、どう変わっていかれるのかというをしっかりあらわしてほしいなと、この条例つくったことによって、草津の文化振興を、どうしていくかということをしっかり考えてほしいということは委員会に向けたというのを強調したいですね。 ○伊吹達郎 委員長  そうですね。その有形・無形の文化をしっかり振興してほしいという御意見、たくさん出ましたので、そうですね。その後ろ盾として計画をしっかりしてほしい。また、表現をしっかりしてほしいというところになるかなと思います。  それでは、今、文化振興条例のほうの御意見出ましたので、こちらのほうでまとめさせていただきまして、最終日の委員長報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で、委員長報告に対する協議を終わります。  続きまして、所管事項の協議に入りますので、ここで説明員の交代をお願いいたします。  40分まで休憩します。              午前10時32分 休憩              午前10時40分 再開                (説明員交代) ○伊吹達郎 委員長  それでは再開いたします。  それでは、協議希望事項プログラミング教育」の実施の向けた取り組みについて、委員会での協議を行いたいと思います。  まず、資料を配らせてもらいますので、こちらのほうで、きょうは進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本日の案件につきまして、本市では今年度から市内の全小学校と1中学校で人型ロボットを活用した事業に取り組まれているところでございますけれども、平成32年度の次期学習指導要領から必修化される「プログラミング教育」の実施に向けた今後の取り組みについて、確認させていただき、委員間で協議を行おうとするものでございます。  それでは、委員間の協議を行います前に、お配りさせていただきました資料について、執行部から御説明をよろしくお願いいたします。  宇佐学校政策推進課長、お願いします。 ◎宇佐 学校政策推進課長  それでは、「プログラミング教育」の実施に向けた本市の取り組みについて説明をさせていただきます。  本年3月に告示された新学習指導要領では、プログラミング教育の実施が盛り込まれました。1ページの中央教育審議会答申の別紙資料、小学校段階における、プログラミング教育のあり方について、議論の取りまとめをごらんください。  プログラミング教育の必要性の背景にもありますように、自動販売機やロボット掃除機など、身近な生活の中でもコンピュータとプログラミングの働きの恩恵を受けています。これらの便利な機械は、夢や魔法の箱ではなく、プログラミングを通じて人間の意図した指示や処理を行わせることができるものであることを理解させることは、時代の要請として受けとめていく必要があります。  プログラミング教育は、子どもたちに、コンピュータに意図した処理を行うように指示することができるという体験をさせながら、将来、どのような職業につくとしても、時代を超えて、普遍的に求められるプログラミング的思考を育成することが目的です。  そして、プログラミング的志向とは、順序立てて論理的に処理する力です。自分が意図する一連の活動を実現するためには、どのような動きの組み合わせが必要であり、それをどのように組み合わせたらいいのか。また、組み合わせをどのように改善していけば、自分の意図する活動に近づくのかといったことを論理的に考えていく力です。つまり子どもたちにプログラム言語や、その技術方法を学ばせることを目的とするものではなく、自分もコンピュータを使って何かをつくることができるという、つくり手になれるということに気づかせるとともに、プログラミングを通した課題解決の過程で子どもたちにプログラミング的思考を身につけさせることを目的としています。  こうした教育を小学校段階から行うことで、例えば、資料の一番下の未来投資戦略2017という最近の閣議決定文書にもありますが、将来の日本にとって必要な人材を育成することを目指しております。  なお、プログラミング教育という教科が新たに設けられるわけではありません。小学校段階における、プログラミング教育の実施例にもありますように、算数や理科などの各教科の中で、プログラミング教育の概念を取り入れた学習を実施することになります。  各学校においては、学習指導要領を踏まえ、当該学校の教育課程の中で、プログラミング教育を進めていくこととなります。しかしながら、プログラミング教育は、学校にとって未知の分野です。このため新学習指導要領の実施に備え、その指導を研究する必要があります。その一つの取り組みが、今回、御紹介するPepperです。  2ページのPepper社会貢献プログラムスクールチャレンジの概要をごらんください。  後ほど詳しく説明いたしますが、本市では平成26年から立命館大学と連携して、プログラミング教育を進めてまいりました。また、平成28年度には文部科学省の委託を受けて、調査研究を志津南小学校と玉川小学校で進めてまいりました。  別のアプローチからの、さらなる取り組みが、この社会貢献プログラムです。応募の条件は、ごらんのとおりです。3年間Pepperを、プログラミング教育用の教材として無償貸与を受けられます。担当の先生が必要な知識やスキルを修得するための講習会もありますし、トラブルが発生したときのヘルプデスクもあります。  昨年11月初旬の募集を受けまして、各校に希望調査を行いました。小学校14校と中学校の1校から導入の希望があり、本市も採択を受けることができました。  関西では、大阪府の池田市、兵庫県上川町、和歌山県かつらぎ町も採択をされています。また、岐阜市であるとか、佐賀県の武雄市など、本市と同様にICT教育の先進自治体も採択をされています。1月27日には教員向けの研修会を実施し、操作の手順やプログラミング的思考を育成するスキルを学びました。5月からは、各導入校での授業がスタートしました。5月末に草津小学校で公開授業を行いましたが、皆様方の中にも時間の御都合が合った方には、そのときの授業を見ていただいたことと思います。  今後は各校で4年生以上、6コマ分の授業を行うこととなっており、今後、残りの授業が行われます。また、12月には導入校の児童・生徒を代表としたプログラミングコンテストを実施します。授業で身につけたプログラミングの技法を使って、プログラムの開発やプレゼンテーション等を競う成果発表会となります。  3ページをごらんください。3ページでは、実際にどんな雰囲気の授業が行われているのかを説明いたします。草津小学校を見に行かれた方には重複になるかもしれませんが、御容赦ください。  まず、学友全体で学習の目当てや操作手順等の先生の説明を聞いて、確認をします。4〜5人のグループで1台のPepperを操作します。コレグラフという占用ソフトを使います。話す、動くなどの、さまざまな動きの機能を持ったボックスを画面上でつないでいきます。Pepperに話をさせたい場合は、話すボックスを取り出してボックスに話す言葉をキーボードで打ち込みます。二つ目に話す言葉は、二つ目のボックスに打ち込みます。マウス操作でボックスとボックスをつなぎます。  こうして子供たちがつくったプログラムを実行し、Pepperを実際にしゃべらせてみます。グループで話し合い、協力しながらPepperのしゃべりが、よりよくなるようキーボードの打ち込み方を変えたり、ボックスの詰め方や順番をかえたりして、プログラミングを工夫しています。  このようにPepperの動作を自分たちの意図した動作に近づけるために、みんなで話し合い協力して、試行錯誤しながら成功体験を積み重ね、課題を論理的に処理するプログラミング的思考を養っていきます。これはプログラミング教育であると同時に、新学習指導要領で求められている主体的、対話的で深い学び、いわゆるアクティブラーニングそのものであると考えています。  最後に、本市の「プログラミング教育」の全体像について説明をいたします。  4ページの平成29年度草津市プログラミング教育推進プロジェクトをごらんください。
     本市では、Pepperを活用した「プログラミング教育」のみならず、志津南小学校と玉川小学校において、文部科学省委託の次世代の教育情報化推進事業の調査研究を実施しております。  各教科や領域などで実際にどのようなプログラミング教育が実施できるのか。論理的思考力や課題解決の力は、どのような学習で育つのか。授業実践を通して研究開発を行い、本年度終わりには、その成果を成果物として市内に普及していきたいと考えています。  教材はPepperだけではなく、パソコンの画面上のキャラクターや、自分で描いた絵を動かすスクラッチやプログラミンというソフト、レゴブロックで車をつくって、その車をプログラミングして走らせるレゴWeDoなど、さまざまな教材を活用して実践しています。  また、プログラミングのための機器やソフトを使わずに、プリントや鉛筆だけのアナログ的な授業の中でもプログラミング的思考を養うアンプラグドコンピュータサイエンスについても、両校で研究をしております。  両校につきましては、11月に2年間にわたる研究の実践を発表予定です。これらの取り組みによりまして、実践事例を集め、どの学年のどの教科で、どんなプログラミング教育が実施できるのかを示した、学年ごとの年間カリキュラム、あるいは年間指導計画を作成し、市内全体に展開させていきたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○伊吹達郎 委員長  はい、ありがとうございました。  ただいまの説明を踏まえ、委員間協議を行ってまいります。  なお、質疑につきましては、委員間協議の中で逐次お願いしたいと思います。  それでは、よろしくお願いいたします。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  ありがとうございます。  たまたま、きょうですね、うちの公明新聞に静岡の藤枝市が、このPepperを使ってという記事が載ってまして、タイミングよかったなと思って読んでたんですけどね。  ただ、御説明聞いてるとですね、ちょっと一つだけ懸念するのは、Pepperだけが、そのプログラミング教育の云々ではないという御説明で、このやります、スクラッチとか、プログラミング、ビスケット、レゴWeDo、それらを使ってできるんですけども、3年間ですので、たまたまこの前の小学校は6年生でしたかね、ということは来年中学に上がりはるわけですよね。この今、見ていると老上中学校だけが、このPepperを採用されて、ほかの中学校は採用されてないんですよね。  となってくると、小学校でPepperで学んでおきながらですね、Pepperだけじゃないというんですけど、中学に行ったときにPepperいないというのは、何か云々にならないんですか、さっきのソフトバンクさんの応募条件の中に、小学校4年生か6年生、中学校の全学年全クラスとあったにもかかわらず、草津の五つの中学校が手を挙げなかったのは意味があったんでしょうか。  そこで、教育委員会はそれを御指導されなかったのか、自主性に任されたのか、お子さんのことを考えると、老上中学校に行く人はPepperが続けてあるわけですけど、ほかの中学校はないわけですよね。全然違う、また方法なのか、ちょっと懸念はないのかだけ、御説明をお願いしたいんですが。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  まず、導入につきましてですが、先ほども説明をさせていただきましたけど、導入につきましては、希望調査を行いました。その中で希望があったのが、老上中学校だけであったということでございます。  何で希望しないんやとかいうふうなことにつきましては、その辺、問うていきますと、教育委員会からの指導というふうなことにも受け取られかねますので、そこまでは聞いておりませんが、各校の希望を優先させていただきました。  中学校に行ったら、そのあとPepperがいないんじゃないかということでありますが、中学校におきましても、プログラミング教育は技術家庭科において実施をされております、2012年より学習指導要領にも位置づけられて、技術科において実施をしていくというふうなところであります。  ですから、その辺の実施の方法につきましては、各学校の実態に適したものを各校で学年ごとに選択決定しながら実施をするというふうな形ですので、Pepperはいないんですけれども、Pepperを使用していない学校におきましても、プログラミング教育は実施されているというふうなことですので、Pepperで学んだプログラミング的思考が中学校でも生かされるのではないかなと考えております。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  それは、教育委員会の指導の云々じゃなくて、お子さんの立場に立ったときに、別に問題ないわけですから。だからせっかく全小学校の全ての児童がPepperで学んで、一部の中学校だけが、それを継続、だから継続性は別になくてもいいんですか、だから3年間Pepperで学んだほうがいいのか、1年だけPepperで学んで、あとは違うものをする。老上中学校へ行く人は継続してPepperで学べる、そういう差ってないんですか。それがちょっとね、教育委員会が指導云々じゃなくて、お子さんのことを考えたら、なぜ全校に、希望をとること自体が何かちょっと、もう一つ意味がわからなくて、その希望とかいう段階ではなくて、Pepperを草津市の教育委員会として手を挙げたということは、Pepperの、このプログラミング教育がいいと判断されて、手を挙げていらっしゃるわけですから、そこで各中学校なら中学校に導入の希望を聞くということ自体が何かちょっとわかんないんですよ。そこで1年間だけ学んで、あとはプログラミングはずっと続くので、あくまでもその単年ごとにPepperで学ぶなり、ほかのものを学ぶということでは、全然問題はないという判断なんですか、ちょっとお聞きしときたいんですけど。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  プログラミング教育につきましては、系統的な部分については、まだまだ研究の段階であるかと思います。特に、いろいろな教材を使ってプログラミングそのものになれ親しむというふうなことが、今の時期、大変大事な部分ではないのかなというふうなことを考えております。  ですから、導入希望につきましても、各校の実態に応じて希望をとらせていただきました。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  そしたら、老上中学校以外の中学校は、小学校でPepperを学んでいるけども、それはそれとして、また次の違うことをやるという状態なんですね。どんなことを小学校でやったかというのは、もちろん連携プレーでわかってはるという条件ということなんでしょうか。それやったらわかるんですけど、継続性がなくなるじゃないですか、そこだけがね。  せっかく小学校でやって、6コマぐらいでしょう。そんな云々という気がして、これ見ててね、本当に初期段階から始まっていって、僕はPepperですということ、簡単なのから始まっていくの見てると、あれはずっとしていったほうがいいかなと思うんだけど、じゃなくって、それはそれ、これはこれという考え方でいいということなんですね。 ○伊吹達郎 委員長  考え方をもう一度、お願いしたいと思います。  答弁求めます。  学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  継続性については、まだまだそこら辺の研究につきましては、今の段階では、なかなか難しい状況ではないのかなというふうなことを思います。  Pepperも含めながら、いろいろな教材を使って、まずはプログラミングそのものになれ親しむとともに、この後、その小学校で学んだプログラミング的な思考というものが、中学校でどういうふうに生かされていくのかというあたりについては、今後、これからの研究の部分ではないのかなというふうに思っております。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  Pepperも3年たてば返さなあきませんので、だから小学校、これから入る子たちは、Pepperなしですよね。この時期にたまたま今回Pepperが入ったという認識でいいということなんですよね。いろんなものがあるということで理解するんですが、それで間違ってないでしょうか。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  そう考えております。 ○伊吹達郎 委員長  プログラミング教育というものがあって、そのうちにPepperは3年間、期限決まってますので、そのうち、この3年間で、どれだけPepperを使っているかというところなんかと思うんですけれども、この間、5月24日ですか、草津小学校で見学というか、行かれた方はいらっしゃると思うんですけど、その辺の状況、もし教えていただければ、感想とか、もしあれば委員の中でお願いしたいんですけども。 ○伊吹達郎 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  私、見せていただきました。  技術的には、何回も、なれれば打ち込み、入力、子どもさん、早くしはると思うんですけど、これがツールとなって、ない学校がありますよね。今言うてはる。全然、この草津市以外でね、その人たちの中にも、この指導要領については、プログラミングが入ってるんですから、このPepper使わなくても、そういうふうな教育やっていかはるんやから、3年たって、ここでなくなる、草津市にまた、それを有料で借りるか、借りないか、それは知りませんよ、今は無料で借りてるんですけど、子どもさんらはPepperがいるさかい、学校へ行くの楽しいわって、一つの何ていうのやろう、出会って、決して、その機器に頼った教育であってはならんと思うんですね。  やっぱり人間を、人間形成のもとを学校現場で、学問的に習うとこもあれば、先生と接して日常の生活のことも習うし、いろんな分野の学校の中であると思うんやけども、あれが果たしてほんまに、やっぱり関心ある子ばっかりやなかったんですよ、見てるとね。うわあって言うてはる子と、何か引いてはるなという子どもさんもいたので、そこをみんな、こっちゃ向いてというのができるんやろかなということは思いました。やっぱりそれぞれ、大人もそうですけど、好きな部分と苦手な部分、逃げたい部分、いろいろあると思うんです。それを、この機器を使ってやりましょかが、果たしてみんなの子どもさんの意思疎通、うまいこといけるんやろうかなということは、ちょっとふと感じましたね。  でも、入力して文字どおりに言うさかいに、名前の読み違えとか、そういうのが出てきたときに、ああそうなんや、これをこういうふうにせなあかんと気がついたり、できたら喜んだりしてはる、そういう部分は見ましたけど、これを苦手な子は、どうしていくんやろうなという思いはしましたね。 ○伊吹達郎 委員長  全般的には楽しそうに、ああでもない、こうでもないと言いながらグループでやっておられたんで、これ授業としては。 ◆宇野房子 委員  入ったときに、首たれてる子が、ぴっとなったらびゅっと、こうなったら、みんなわあっとなったんですから、ぱっと先生のほうも見るし、そらいいツールだとは思うんですけどね。 ○伊吹達郎 委員長  あくまでも授業を進めていくのは先生ですので、ツールとしてPepperがおると。 ◆宇野房子 委員  これが先生に負担にならんようになとは思います。 ○伊吹達郎 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  ちょっと年寄りでわけわからことを言うわ。新しいものをどんどん取り入れる、原点で、今言わはったように、理想的なのは、やっぱり全小学校、全中学校で3年間云々という、がっとやるというね、これやっぱり大事な部分やなと思うんです。  ほんでね、こういうものについてね、やっぱり、ものすごくあなたのとこも検討したと思うの。検討して申請出したと思うし、やっぱりええことばっかりじゃないと思う。いろんな課題が残ってきている、出たと思うのよ。  以前は、電子黒板を入れるか入れないかで議会もわんわんやってきたんや。当時、見たらわけわからなんけども、やっぱり現場で見て、何やるか見ていると、皆うなずいてはるんやけどな、机上で何ぼ説明したってね、なかなか飲み込めない、僕はそうやねん。  ほんでね、教師がインプットする、今、携帯でも事件起ってるけど、そういう使い方を誤ると、とんでもないことになるわけでしょう、こういう機械というのは。  パソコンにインプットしたら何でもしゃべるのかなという、僕、素朴な質問。日本語ほど難しいもんないわと言われる、発音によってものが全然違うんやからさ、そんなもの出てきたりもさ、あるし、あんたらはきょうまでの、これの課題とかさ、これから、どういうふうに思てる部分があるのとすればさ、もう入っているんやからいいことばっかり並べているけれども、やっぱりデメリットもあると思うんだが、子どものいじめのものは、子どもがぱっぱ打ち込んでぱっとしゃべりよったらさ、やってしもたもの取り返しつかない部分が出てきたりとか、そういうことの心配もするわけや、年寄りは。  打ったやつは、そのまま正直にしゃべりよんやから、自分で判断できない、機械ってね。そういうことも、やっぱり課題もあるん違うかなというふうに思うんやけど、ちょっとその辺のことも、感じたこと正直に出さないとな、100%すばらしいもんやという話で出てくるとさ、犠牲者は子どもやから、終わってしもたらね、一番頭がやわらかいときにインプットされた内容やからさ、その辺のことも含めてさ、心配するわけ。  今、いろんな課題も抽出していると思うし、電子黒板も成果もあったら、やっぱり課題も残しているかなというふうに思っているんです。その辺のこともやっぱり引き継いでいると思うしさ、ちょっとその辺の思いがあったら。 ○伊吹達郎 委員長  今まで使われて、ちょっと課題だと思われることがあれば、いいこともあるんでしょうけど、課題やということがあれば、授業が始まる前に、そういう差別とか、そういう言葉に気をつけましょうということは先生が言うてはりましたけども、ただその辺も含めて答弁お願いしたいなと思います。  佐々木政策監、お願いします。 ◎佐々木 政策監  課題ということで、今あった、例えば使い方を間違って、例えばいじめに発展するんじゃないか、そういうお話ありましたけども、実は、今、特にICT教育に関してですと、情報モラル教育というのが非常に重視されていまして、本当に学習指導要領だとか、道徳の時間、特に今回の新学習指導要領等々というものが始まりますけど、あの中ではちゃんと情報モラル教育をやりましょうというのが書かれているというような状況でございます。なので、まさに、このPepperに、Pepperのみならずではございますけども、そういう中で先ほど言われたような、変なことを入力して、それでちょっと子ども同士のいさかいがあるというようなことも、まさにしてはいけないということをしっかり教えていくという場でもあるのかなと思います。  おっしゃるとおりですね、これあくまでツールの一つであって、説明にもあったという草津市としては、別にPepperだけでやるというふうに決めているわけではなくて、先ほどのプログラミングとか、あとスクラッチでソフトとか、場合によっちゃレゴというのもありますし、中には、先ほど説明の中では、いわゆるこういうツールを使わずに、本当にアナログでやれるようなプログラミング的思考を養うような教育、これもやろうと思っています。  そういう中で、これもやってみて、実際何が一番子どもにとって効果的なのかというのを考えていこうというふうに考えているところであります。 ○伊吹達郎 委員長  木村委員。 ◆木村辰已 委員  それを、やっぱり指導する教師が、全教師がやっぱり周知徹底してやらないと、黒板自体も使えなかった先生たくさんいらっしゃるんだから、スタートしてからも、電子黒板もね。そんな事例も聞いてましたので、その辺のことも含めてさ、やっぱり僕らは児童におろす段階については、やっぱり完璧になってからおろしてやりたいなという思いもするし、それはやっぱり指導者のIT能力やというふうに思うしな、中途半端のもの、講習を1回だけで受けてすぐやればというのも、ちょっと心配するんや。教育、取り返しつかないかないですからね、教えたものというのはさ。ちょっとその辺だけ心配しているし、慎重に、子どもに伝導する場合に使ってほしいなと、それだけちょっと言わせてください。 ○伊吹達郎 委員長  これ、いろんなツールを使われて、プログラミングされていきますので、このPepperを使うのも、講習会ずっとやられて設置されてますし、ほかのプログラム、これソフト使う部分でも、やっぱり先生にある程度、講習されてやっておられると思いますので、先生に負担がかからないような程度で、先生が選びながらやっていかんと思うんですけど。  この、私もこの間、Pepperを見にいったんですが、プログラミング教育というのが、今どんなものなのかなっていうのが、余り言葉は聞くんですけど、3年後やらなあかんというのがあって、実際に、その教室入ってPepperが、7体ですか、ぱっと行って、ぱっと電源つけて、ここに画面で何かしゃべり出しよんです。  それを子どもらと一緒にずっと見ながらやってたんですけれども、これがプログラミング教育なんやというのが、何となくわかりましたね。それはわかりやすいプログラムになってて、ソフトですね。子どもらも自然と、そういうプログラミングというのは、どういうものなのかなというものが、わかりやすいツールの一つなのかなというふうに思いましたね。  要は、「私は伊吹達郎です」って、こう入れるのも、漢字で例えば入れたら、イスイダテオとかね、勝手に読みよんです。だったら、どうしたら伊吹達郎と読ませるんかというたら、例えば片仮名にしたらどうだとか、平仮名にしたらどうだとかいうことをいろいろやりながら、はたまた最後にクエスチョンマークつけたらどうなのかと、伊吹達郎みたいな、言葉を上げたりね、いろんなことを試行錯誤していきながら、結果どういうふうなものを求めていくかということをしていくのに、どういう段取りをしていくのかなというところがプログラミングなんだなということを学ばさせてもらいました。  だから、1時間の、そういうある程度子どもらは、多分わかってくると思いますし、Pepperの使い方として、私もプログラミングの入り口についてはわかりやすいところかと思いますし、草津市全体とすれば、去年、平成28年度から志津南と玉川はPepperを使わずに、さきにされてますし、ことしに入ってPepperが、ほかの全小学校、そしてまた、一つの中学校に入ったということで、あくまでも3年間という期間限定で、一つのツールという位置づけで進めておられると思うんです。  その辺のプラン、委員会として、どういうふうに進めていくというか、考え方をしていくかというところなんですけど、その辺の皆さんが共通でプログラミング教育というところの入り口になりますけども、3年後に必修なりますよね。その辺のチェックをしていくような、委員会としては、そういうふうに進めていくのがええのかなと思いますけども。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  このPepperは、3年間無償で借りてます。3年後はどうなるんですか。3年後は返さなあかんのか、買い取らなあかんのか、必修化やから、どうぞ使ってくださいになるのか。 ○伊吹達郎 委員長  その辺の契約はどうなっているんでしょうか。  佐々木政策監。 ◎佐々木 政策監  3年間無償貸与ですけど、その後は返却するという約束になっています。 ○伊吹達郎 委員長  中島委員。 ◆中島美徳 委員  私、自分の子ども1年生なんです。自分の子どもはいいとしても、今1年生の子は3年生、4年生になったときに使いますよね。多分、2年生の子なんか学校の中で見る機会があると思うんです。4年生になったら使えるやとか思ってたら、使えへんという、ちょっとかわいそうやと思って、何かないんかな。 ○伊吹達郎 委員長  あとは、だから3年間使って。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  よかったら、いいんですけど、もっとええツールがあるんやというならいいですし、また3年たてば、もっといいツール出てくると思うんですけど、こういう世界というのは、ただ、子どもは見てると思うんですね。今の1年、2年生の子は。2年生の子は多分さわれるか、さわれへんかやと思う。1年生なんか、絶対さわれんようになりますね、Pepper。だから、ちょっとその先のことも考えていただきたいなと思うんですね。  とりあえず、今はこれやからええわじゃなくて、せっかくやるんやったら、全国に先駆けたことをやってくれたら、いろんな方に聞くと、草津って、その教育がすごく進んでいて、すごい。目に見えてすごいだけじゃなくて、心の教育もしっかりしてくれたので、子どもを学校に通わせている保護者さんに聞くと、すごくすばらしいということで、いつも喜んでくれてはるんですね。  であるなら、このPepperに関しても、3年後、別にPepperじゃなくてもいいんですけど、3年後もやっぱり同様に子どもたちが見て、ああすごいな、楽しそうやな、興味を持ってもらえるような、そんな教育になってくように、英語もそうですし、何か授業を受けたいな、勉強をしたいなと、子どもがみずから思うようなブログラムを、また出していっていただきたなというふうに思いますので、Pepperに関しては非常にいい方向に行くんであれば、ちょっと3年後も何か続けられるように、何か交渉していただけたらなと思いますし、もっといいもんが出たら、それはもう切りかえていくことも考えていっていただければ、費用がかからん程度にね、余りかかるようやったらやめといたほうがええし、そういったことをお願いしたいなと思います。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  Pepperって19万8,000円ですね、調べたらね、1体。動きませんしね。 ◆木村辰已 委員  運転してくれへんの。 ◆西村隆行 委員  運転しません。 ○伊吹達郎 委員長  何でも、できるわけじゃなしに、何でもさせるように全部プログラムを組めばいいんでしょうけどね。 ◆中島美徳 委員  3年もすれば、木村委員おっしゃったように、歩いて何か指示してくれる。 ◆木村辰已 委員  出てくるかもわからん。自動運転も出てきたと書いてあるけど、子どもたち1年間でさ、どれぐらいかかわる時間つくれるの。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。1年間どのぐらい。  学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  モデルカリキュラムについては6時間というふうな形で。 ◆木村辰已 委員  1年で6時間。 ◎宇佐 学校政策推進課長  4年生以上になります。 ◆木村辰已 委員  物見遊山やね。こんなんあるわって覚えて。 ◎宇佐 学校政策推進課長  今後としましては、しゃべった後は、今度Pepperを動かす手だてとか、頭をタッチしたらしゃべるようにする、だんだんと複雑な学習課題にはなってきます。 ◆木村辰已 委員  6時間か。 ◎宇佐 学校政策推進課長  それ以外にも、昇降口とか玄関に配置したり、来校者や保護者を出迎えたりとか、あるいは保健室とか、別室等で不登校児童と対応したりとかいうふうなことで、教育活動内で活用することは可能であります。
    ◆木村辰已 委員  子どもの人数にもよるわな。大規模校といなかの学校で1台ずつしか。 ○伊吹達郎 委員長  永井委員、イメージわかりました。 ◆永井信雄 委員  見たことないで、大体、話を聞いているとイメージがわいてきてんけど、そやけど、今、中島委員が言うたようにね、そら今1年生の子がかわいそうやと言うた、いろいろ話てんけど、それはそれやったら、先ほど西村委員が言われたように老上中学校以外にも同じこと言えるしな。 ○伊吹達郎 委員長  ただ、それを1年生から3年生の方も違うプログラミング教育は受けておられるということでよろしいんですね、Pepperは使わないけれども。 ◎宇佐 学校政策推進課長  そうですね、今年度末を目標に年間指導計画であるとか、カリキュラム等を作成できたらと思ってますので、来年度以降は、そういったものが各校に浸透できるような形で進めていけたらなと思っています。  Pepper以外の教材等も使いながら、そういった計画を作成していきたいなと思っています。 ○伊吹達郎 委員長  永井委員。 ◆永井信雄 委員  今言われたように、歩けへんの。 ○伊吹達郎 委員長  指令によっては、いろいろ手を挙げて。 ◆西村隆行 委員   歩けないんやね。 ◆中島美徳 委員  歩けないですね。  ごろごろごろって動かすだけなんです。 ○伊吹達郎 委員長  西村委員。 ◆西村隆行 委員  非常にプログラミングで論理的にものを考えていくという教育をね、これから感情論じゃなくて、冷静にものを考えていくということ、全教科に通じるんで非常にいいと思うんですね。この前、ちょっと行かせていただいて、一つだけちょっと懸念というか、思ったのは、草津はICT化になってですね、もうパソコンを導入して、もう3〜4年たちますよね。  ちょっとそのお子さんたちの、多分これスマホの影響かなと思うんですが、キーボード操作がすごく差があるというか、僕もちょっと見ててね、私、アナログのこともできるし、いろんなソフトがあるので、いろんな傾向あると思うんですけど、ただこの文科省なんか見てると、コンピュータに意図した部分というのが出てきよるんで、多分そのキーボード操作というのがメーンかなという気がします。  ふと子どもさんたちよくよく見てると、もう両手でさあーと打っている子もいれば、ローマ字のあれを見ながら、ちょっとあれがふとね、電子黒板とかタブロイドなので、キーボード使う、ペンを使ったりとか、タッチ云々だったと思うので、ふっとあれが気になったんでね、家でそういう環境がある子は、どんどんするけど、環境のないお子さんたちは、学校でしか云々という気がするし、スマホで、これですよね、今ね。押すんじゃなくてこれやから、そもそも何か、ちょっと心配やなというのが、そんなん別に関係ないんですかね。 ○伊吹達郎 委員長  答弁求めます。  宇佐学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  西村委員おっしゃったような、指タッチで、こういうのは市内だけじゃなく全国的な部分で心配されてる部分でもありますよね。  キーボード等のコンピュータスキルに関しましても、先ほど政策監が申しましたような情報活用能力の一つでもありますし、そういったものを、どの学年で、どんなふうに身につけさせるのか、その部分につきましても、今、研究しているところでありまして、一つの草津市型の情報活用能力の育成みたいなとこら辺もまた、成果として文科省にも示していけたらなというふうなことを思っています。 ○伊吹達郎 委員長  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  電子黒板入ったときにしたってね、先生方、異動ありますやん、草津市、来たときに、ちょっと戸惑う先生もいらっしゃって、これまたPepperがいて、3年のうちに1年、今いはる先生、次も2年、異動ありますよね、おいでになる先生もいてます。それの対応はどうなんか、また出ていただかんなんことがあるのかなと。それとも、長けた先生がずっとそれをやっていく、そやけど全学年、6時間ずつ入るんですよね。全学年、4年、5年、6年か。そうすると、その担任の先生が行かはるとなると、これまた先生たちに負担がかかるかなという、ちょっと気がしますけどね。 ○伊吹達郎 委員長  その辺また、これ計画立てていかれると思うんですけど、その辺の考え方お願いしたいと思います。  宇佐学校政策推進課長。 ◎宇佐 学校政策推進課長  その辺の教職員の負担を、できるだけ軽減させたいなというふうなことで、まずは人的配置というふうなことを考えています。  教育研究所のスキルアップ指導員が各校を回っていくようなシステムになってまして、その指導員の日に合わせて各校がPepperを稼働させると、学習するというふうな形をとっている学校が多いです。  また、ICT支援員によるサポートであるとか、今年度からは立命館大学の学生さんと連携しまして、理工学部の学生さんが、そういったときに、学生サポーターとして来ていただくような、要請があれば来ていただけるような形もさせていただいてますし、また要請がありました、学校からの要請があれば、本課の課員のほうが事業支援を受けるというふうな形もとってますので、来年度以降も、できたら、そのような形が継続できたらいうふうなことも。以上です。 ○伊吹達郎 委員長  いろんな、御意見頂戴した中ですけれども、やはり3年後ですね、必修化というところで、プログラミング教育と英語というか、そうなると思うんですけれども、草津におきましては、全国に先んじて、去年から、そういう環境にいることを、やはり子どもたちにとって、草津市はよかったなと思えるような、この3年間を過ごしていただきたいなと思っています。  そのためには、このソフトバンクからお借りしているPepperをどういう形で使っていのくのかというのは、ツールの一つではありますけれども、しっかり考えていただきながら、子どもが楽しく、喜んで、そのプログラミング教育に入っていける、そんな助走ができたらいいのかなと思います。  そしてまた、御意見もありましたとおり、先生の負担を極力ない形で、教育の研修等も受けていただきながら、そのツールを先生方が、自分に合ったものを選んでいくとか、していくようになるのかもしれませんけれども、その辺も含めながら現場としっかり声をかけ合いながら、プログラミング教育、よりよいものにしていただきたいなと思います。  委員会としても、今回、こういうテーマを挙げさせていただきまして、3年間、引き続きチェックもしていきたいなと思っていますし、中島委員からもございましたとおり、よければ、お金の問題もあるかもしれませんけれども、もっといいものが3年間すれば出てくるかもしれませんし、その辺の情報もしっかりチェックしながら、プログラミング教育を進めていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  これで、協議希望事項プログラミング教育」の実施に向けた取り組みについてを終了いたします。  説明委員の皆さん、本日はどうもありがとうございました。  続きまして、所管事務調査に入りたいと思いますので、説明員の交代をよろしくお願いいたします。                (説明員交代) ○伊吹達郎 委員長  説明員の皆さん、よろしいでしょうか。    それでは、これより所管事務調査健幸都市づくりの取り組みについて」を案件といたします。  資料は、事前に皆様に配付させていただいておりますが、お持ちいただいてますでしょうか。  前回の委員会におきまして、執行部から平成29年度の取り組み状況などを御説明いただき、委員間討議をさせていただきました。  その後、5月に本市議会を活動として実施いたしました議会報告会では、意見交換会のテーマ「あなたが考える健幸都市について」といたしまして、市民の皆さんからの御意見をお聞きしたところでございます。  その流れを踏まえまして、今回は事前に配付しておる資料をごらんいただき、委員間討議を進めていきたいと思います。  それでは、私のほうから、この資料について、簡単に説明させていただきたいなと思っております。  まず、前回の委員の御意見といたしまして、健幸都市づくりに関して、まだまだ全庁的な取り組みになっていないのではないか。  計画目標を市職員全員がしっかり理解できているのかという意見や、視察を行った先進地では、もっとスピード感のある事業展開となっているなど、執行体制に関する御意見がございました。また、その隣ですけれども、市民自身が、健康に関して問題意識を感じている人がどのくらいいるのか。健幸都市づくりに取り組む必然性を感じているのかという意見や、健幸都市の意義や取り組みについて、もっと市民意識を高めるべきであるという周知、啓発ですね、それに関する御意見がございました。  次に、その下ですね、議会報告会での意見交換会の中では、市民の皆さんから記載のとおり健幸ポイント、また、高齢化への対策、草津川跡地公園を生かしたイベント、そのほか周知、啓発についての御意見があったと聞いております。  次に、本市の健幸都市基本計画に設定しております、計画の目標についてですが、全体目標は草津市が「健幸なまち」だと思うの市民の割合の増加としまして、平成34年度の目標値60%としております。また、「ひと」の健幸づくりにおきましては、健康寿命の延伸といたしまして、平成34年度の目標値として、男性を83.25歳。女性を84.55歳としているところであります。  今回の所管事務調査では、「ひと」の健幸づくりについて焦点を当てて進めているところでございますけれども、地域の主体的な健康づくり、個人の健康づくりの2本を基本施策として事業展開していくという中で、資料は地区担当保健師や、草津川跡地イベントなど、関連する事業をキーワードとして記載しているところであります。  この計画体系のもと、先ほどの計画目標の達成に向けて、今年度から事業を展開している状況でありますけれども、今後予想される問題や解決すべき課題などにつきまして、委員間討議を進めてまいりたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  前回の御意見、頂戴した中、また議会報告会がちょうど健幸都市づくりというところで意見交換をされた。その中を踏まえて進めていきたいなと思っておりますが、皆さんの思うところございましたら、お願いしたいなと思っているところです。  一番最初に、私たちの委員会の中で、研修行かさせていただきまして、その中で袋井市と三島市ですかね、行ったときに、ちょっと気になったところというか、関心があったところが、やはり健幸ポイントを、いろいろなアプリでやられたというところありますし、また企業と連携してやっていたところが、ちょっと関心のあるところかなと思っています。その辺を、できたら前回の委員会の中で、ヘルスアッププロジェクト、今まで事業をやられている方、何か人数少ないやないかという御意見が出てましたので、できたらその辺、執行部の中でですね、ずっと計画を今を進められているかと思うんですけども、その辺の課題とか含めてですね、例えば企業連携とか、健幸ポイントについて、こんなことを考えているとか、今までの反省じゃないですけど、それを生かして、どのようにしていくのかというところを、ちょっと執行部から言っていただけたら、参考にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  全体のそういう計画、どのように進めていかれるのかというところ、もう一度ちょっと御意見、お考えありましたら、よろしくお願いしたいと思います。  健康福祉政策課長。 ◎増田 健康福祉政策課長  健幸ポイントにつきましては、現在、県のほうでヘルスケアポイント事業について検討されているということで、本市におきましても、介護予防サポーターポイントであるとか、地域活動ポイント、こういったようなポイントが現在、検討されております。  将来的にはですね、県の動向を見据えてということになりますけれども、こういったポイントがですね、双方に互換性のあるものというか、統一できる、そういったものも含めてですね、先ほど委員長おっしゃったアプリとか、こういったものも活用しながらですね、やっていけるような仕組みを今後つくっていきたいなというふうには思っております。 ○伊吹達郎 委員長  冨安健康福祉部理事。 ◎冨安 保健福祉部理事[健康福祉政策担当]  企業の連携の部分、先ほどポイントのところにも示させていただいたんですけれども、草津市として、市だけでできることというのは、一定限られて、例えば、企業に賛同いただくとか、宣言をいただくだとかいう取り組みを進めているところでございまして、その観点としては、企業と一緒に取り組みを進めさせていただくことで、より地域をとりこんだ、より健幸づくりの取り組みを進めていけるんじゃないかという観点と合わせて、その企業で働く人に対しての健幸づくりを、なかなか市だけでは進めることが難しいという中で、そういう試みも少しずつ取り組んでいきたいという思いがあるところでございまして、そういった観点から今後、どういうことがいけるかというのも少し考えていかなきゃいけなだろうと思っているところでございまして、先ほどのポイントの部分も含めて、どういったところにいけるかというのは考えていかなければならないと思っているところでございます。 ○伊吹達郎 委員長  はい、ありがとうございます。  袋井市、三島市に行ったときも、やはりきっかけづくりというのが大変キーポイントなのかなと思いました。  やはり、それをどういうふうに進めていくのかというところですね、皆さんが思う、多分、みんなが健康でありたいというのは、皆さんの思いだと思いますが、そこを意識づけしていただくとか、そういう啓発というのは非常に大切で、健幸ポイントも、そういうきっかけづくりの一つなんだなと思いますし、ちょっと言っていただいた、企業をうまいこと絡めてですね、当時、木村委員、大変質問をぶつけていただきましたけれども。 ◆木村辰已 委員  健幸都市づくり、たばこを吸うことは、だめなのは皆、知ってるねん。ほんまの健康の、こうあったら、皆よくないのは知ってはるんです。いろんな、あんたとこも、平成28年、去年もね、そういう分煙やら、いろんなんやってきた、だけどここまでは言えるけども、これ以上は入れないという部分があるんですよね。  やはり体の健康というのは、いつも言うように原資はやっぱり食事ですよ。食べ物なんですね、人間ってね。それでエネルギー持って生きてられるわけですから、そら点滴でも生きてられるよ、生きてられるけれども、原資なんよ。そういう、いろんな健康の概念が、ある意味、こんなん言うたら怒られるけど、そこは自己責任、元気な人は皆、もあるわけ、自己責任において守られると、皆そう気をつけているわけや、やっぱりね。  だけど、その健康な人の方向、やむなくやっぱり病に冒されてした人も、市民も、いるのも事実だしさ、当然スポーツとか、いろんなジム行ったりするのも健康を得るための手段なんや、やっぱりね。  そういうふうな、もっと幅広い部分でさ、書いてるように、分煙の条例も、平成28年3月に策定した。若い人に、これからたばこを吸わないように教育しましょうやということも言ってるわけや、たばこ組合から、いつも怒られるんやけれども。買うたらあかんでもないしな、町でいっぱい売ってるんやし、コンビニでもたばこも売ってるんやし、嗜好品としてね。大概8億円の金入ってきて、7億円まで1億円へっこんだわという話も、このごろ聞くんやけど、そういうな、それも一つの健幸都市づくりなんやな。  ほんでね、細かく絞らないと、ほんまにグローバルな健幸都市づくりというのは、僕は市民が幸せ、健康で1日でも長生き、幸せに暮していきたいと、これが共通の願いなんやからな、それを達成しようというんやけど、なかなか数字的にあらわれてこないし、長寿化なり今の介護保険の人数を、すごくお世話になっている、介護認定の人やとか、いろんなもののデータばっかりじゃないわけですよね。  介護認定者がどんどん、草津がふえてきた、これはえらいこっちゃって、年代的にもよるやけど、どんどんどんどんふえるんです、これからね。  健康保険もそうですけれども、データ見てやるんじゃなくて、やっぱりテーマ絞って、これから長い宣言ね、きっちりと具現化していこうと思うと、何かやっぱり市民啓発の中で絞らないと、漠然としてしもたらさ、幅が広過ぎて、宣言はね、条例を進めていこうと思うと。モデル的に、ことしはこれしましょうや、青少年、たばこぎょうさん吸うとるわ、ほんまに。役所が全部禁止したところで、役所の人間もかなり吸う人もいるんやし、みんなやめたいねん、吸ってる人は、僕、代表して言うけど、やめられないのもあるわけ。意思が弱いと言われたらそれまでかもしれんし、ポケットに、吸わなくてもたばこが入ってないと、人間的に落ちつかないねん、そんなんもあるねん。いろんな個人的にさ、あるんよ。だからその辺ね、もうちょっと積極的に何かいろんなデータも含めてさ、草津はおかげさまで長寿命化になってきて、県内レベルでも、そこそこ長寿命化になって、市民はね、きているのもいいことやし年齢も延びてきてるし、それ見たら、健康で長生きの草津市民や。  そういうこともちょっと具体的に、やっぱり対策的なものもいかないと、空向いてもの言うてる健幸づくりでは、なかなか時間、日が来たら忘れられる、ちょっとそれになるん違うかなって思いはします。僕の思いです。 ○伊吹達郎 委員長  今、委員間討論ですので、今、木村委員から出たのが、食べ物どうやと、たばこがどうやとか、そういうやっぱり課題の抽出が大切なのかなというふうに思います。その辺について、まず原因というかね。  西村委員。 ◆西村隆行 委員  非常に一生懸命取り組んでいただいているというのがね、わかるんですけどね。きょう京都新聞に、たび丸くんの健幸体操。あれは健幸都市ということで、きょうは読んでたら、あれをだから広めていきたいというね、何かアドバルーンを上げる必要性みたいなものを感じるんです。確かに先ほど本当に企業さんの何か禁煙の話やったら、企業さんでたばこを吸わなければ、何か、こう何かいうの、地道な活動されておられると思うんですけども、やはり何か単年ごとなのか、長期にわたるか、何かやっぱり健幸都市宣言してくださって、こういう改革ができた、こういうことをしてるという宣伝できるような、たび丸君もそうですけど、一つ思うのは、さっき食の話をされたんですけれど、「パドマ」なぜあれを使わないのかなという、すごいあれ厨房施設残っているでしょう。今シャッターかけてあるけど、あれ聞くところによると、ちゃんと使えば非常に有効な厨房施設だということを聞いておるんですよ。  今ね、まず、健幸都市宣言やけど、草津市の職員さんの食生活どうなってんのというふうに、パドマなくなってから、どういう状況が起っているか、確かにいろんなお弁当がふえたり、パンがふえたりいうて、拡大になっているんですけど。今、あそこだけでは賄い切れないんで、いろいろ行ってらっしゃいますよね。そこが云々ではないですよ。だけどあれ袋井市どっちやったかな、タニタと提携して、きちっと企業と、あそこで、だから、そう何かね、アドバルーンじゃないけど、あそこにね、業者を、何か、業者を入れて何かいうしか頭ないんやなくて、もしかすると、本当に地の野菜を使った愛彩菜云々とか、毎月17日、おりぎりありますと、おにぎりもね、正直言ってコンビニのおにぎりじゃないですか。おにぎり食べて何やと、衛生の問題があるんやけども、何かそういう何か、まず職員さんから健康になりましょう、別に昼だけ食べて、朝、晩なんだけど、まずそういう何か取り組みみたいなものができんのかなと。  あんだけいい材料があるのに、健幸都市宣言レストランとかね、草津市健幸都市、アドバルーン上げることも必要かなと、そうしないと、地道な、地道な活動だと思うんです、これ。なかなか目立たないし、啓発とか、宣伝もしにくいとは思うんですけど、だから、何か一つ、だから議会としてこれ、所管事務調査に上げるときに提案として、何か食の訴えるものないのかなという、野菜がね、どんどん売れていってるし、草津の野菜というのは、非常にブランドがあって云々ですから、それで業者じゃなくって、そういう今、いろんな団体さんもいらっしゃって、いろんなイベントに出ていらっしゃいますよね。そういうのも集めてもいいかもしんないし、何かもっとあそこ有効に、昼間なんかミーティングルームですか、つくってはるけど、何かもったいなと、あれを何か有効に使えないのかなというのはね、それを上げることによって、全体の底上げをしていくという、本当に市を挙げて、多分、今、先ほど委員長が何か課題はないんですかって、皆さん、おとなしいし真面目やし、市に対する文句をおっしゃらなかったけども、本当に市全体として、まあ言うたように今回、ここに草津が云々出てきてますけど、今、草津川でもめているのは、熱中症でしょう。ほんまいうたら、これ健幸都市宣言からしたら、もう福祉のほうから、まず言わなあきませんよね、それがなかなか実践できてない。この間も都市再生、きのう聞いていたら、基本的にはデザインの問題があるので、そういう光をどうこうっていう世界、なかなか突っ込めないところがあって、でも、ほんま福祉部から言うたらね、健幸都市宣言している市で、つくった公園で熱中症が起っている、おかしくないですかって言えてるとこがないということ自体が、何か健幸都市が進めてないような、最優先課題になってない。もう一遍、人権のときに、全ての人権をつけてという制度があったと申し上げましたけども、今回、全ての政策に健幸都市という冠をつけていくというのは、この前、一遍言いましたけど、なかなか進んでないのかなという気がしているので、何か、それ逆に言うと何で、そこが進まないかというのを、ここに上げていただければ、それに対して委員会として、市に対して進めやすいようにしてくださいというのは提案できるのかなという気もしておるんですけど、何かそういう、アドバルーン上げるということと。  できたら、そちらの、なぜ進まないか、こうこうしようと思っているけど進まないことなんかを披瀝していただくと、こっちで、それを検討して、市に対して要望をかけていくとかいうのが所管事務調査かなという気がする。  このままだったら所管事務調査、なかなかまとめにくいんじゃないかなという。進めてくださいしか言えないし、具体的にじゃあもっと中心になってね、ほっといたら、繰り返しますけど、草津川のほうだって、福祉が出ていって、健幸都市宣言しているのに熱中症なっているんですかって、建設部に言いにいかなあかん。言えてないでしょう。  建設部、そんな福祉部からの要望あったって、一言も、きのうなかったもん。あれデザインの問題、いろんな問題あるんですよ、あるけど本当は市民の健康を考えたら、まずそこがねという気がしておるんです。 ○伊吹達郎 委員長  今の西村委員の御意見としましては、食のことですね。野菜の摂取量が滋賀県内でも少ないというところを吟味して、せっかく野菜たくさんつくっているのにどうやねんと。それで市役所の中で食堂も、うまいこと使ったらいいのではないかという、あと企業とかいうことをね、やればどうなのかということ。  あと草津川公園つくって、その辺の使い方、使ったはいいけど、熱中症が出たいう、そういうところがありますけども、本当に広い健幸都市づくりと、広いテーマですので、今回、所管事務としてまとめていくというふうな感じですけれども、やはりまずは課題抽出する中で、今の食というのと絡めて草津川の使い方、イベントでの使い方、あるいはさっき言われたたばこも入りやすいところで、議員の意識も、これはあるだろうと思いますし。 ◆木村辰已 委員  抽出しかけた、それでもう一遍全部聞いたままの、あれも出てるでしょう。あんたとこもやっているように、市民からの意見も聞いているやん。  幅広いよな、ほんまに。それぞれ、だから健康年齢というか、ほんまに、これを気をつける年齢の方たちが、やっぱり率先して進めないかん。  子どもたちと高齢者の病弱な人に、そんなもん幾らこんなん言ったところで、間にあわへん、もう遅いわと言われるのが落ちやねんけど、そうなる前に、きちっとやれる年代のとこで、やっぱり啓発を進めていかなあかんというね。  熱中症でも、この間の建設部で、木が茂るまで待ってくださいと、20年かかるのと言うとったんやけど、そんな返事ばっかりしか出てこない、欲を言ったらね。だから、その辺も含めて、一遍アドバルーンだけで見て、ワイワイ言っているだけでは、なかなか進まないんじゃないかなという思いもしますし。  職員でも、昼間、僕はあれで健康維持できるとは、とても思えない。皆、それぞれ個人的な主観があるやろけれども、ただの空腹満たすだけやったら、なかなか健康なんていうような話ではなくなるしな。そういうことも含めて、一遍全部抽出した中で。 ○伊吹達郎 委員長  市役所の職員さんもそうですし、今、いろんなデータを上げるシステムをつくってくださっているので、各地域別のデータを出すというところも、おっしゃられてましたし、まずそういった、どこが草津市としてウィークポイントなのかというところをしっかり、あれを出すというのは、出してもらうおうかなと、やっぱり野菜とらなあかんのかという、それは数値があっての話。 ◆木村辰已 委員  県とか市で、突発的にやっぱり重い病気の、脳梗塞が多いとか、心筋梗塞が多いとかいうのは、データ的にあるんよ、胃がんがものすごく多いというのは、一時奈良県て言われてた。いろんな食生活全部調べたら、あそこは朝早くから熱い、熱いおかゆ食うくせがあるらしいわ、農家の食文化の。  朝から熱いおかゆ食うた人、結果的に胃がんになる率がものすごい、市民が高くなったという、あったということなんやけど、そういうデータも、全国的にあるんよ。  それがね、文化や言うて食べてるだけで、体にはものすごく今の時代悪かったというの、医学的にも言われているしな。 ○伊吹達郎 委員長  そういう毎日の食というのは、毎日のことなんで、そういう食文化をちょっと調べるというのも入りやすい部分なのかなと思いますし、それがパドマなのか、一般のレストランなのか、はたまたそういう家での食事も、もちろんありますので、その辺の食の絡みをしっかりしてというのが、健幸づくりの一つで、先ほど健幸ポイントの話も出ましたけれども、それを抑えるためにどういうふうな、せっかく今2年目に入ってますので、またその辺のチェックもしっかりしていただく、もっといいように、三島市なんて、本当にもう、その日でもチェック、スマホでできたりしてはった人もいはりましたし、その辺、せっかくやったんであれば、もっと発展できるような形にしていくのかという。 ◆木村辰已 委員  職員のメンタルで、ぎょうさん長期に休んでたりさ、心の病気もあんねん。長期的に、やっぱり休みとらないかない。 ○伊吹達郎 委員長  今、おっしゃるような、本当に心のケアね、色々あると思いますし。  中島委員。 ◆中島美徳 委員  いろんな活動していく中でね、いつも思いますのが、参加する人数が少ないなといつも思うんですね。  各学区単位で、いろんな事業をやるときは、動員がかかるんで、嫌々でも来はるんですね。今回、健幸づくりで体操しましょうとか、ウオーキングイベントしてください。団体がやる場合は団体の動員がかかるので、それなりに人数が来はるんです。でも続かないんですよね。そのときだけのイベントに終わって、健康を保って、健康寿命を延ばしていくという、こういうことやるという、日々の、その人の個人の詰めの活動も必要なんですね。  毎日歩くと言うたら、毎日歩かなあかんです。それが単発的な事業に終わってしまって、結局、そのときだけ、食のイベントに関しても、ウオーキングイベントに関しても、何しても、ダイエット講習にしても何でもそうなんです。そのときだけでは意味がないんです。これ継続的にしていかなあかん。  継続的に一人が二人を呼び、二人が三人を呼ぶと、こうしていった形で、最初は少ないけど、気がついたら市民のうちの1割が来たで、2割が来たでというような、取り組んでるで、というふうになればいいと思うんですよね。  先日、たまたまですけど、アーバンデザインセンターびわこ・くさつでフォーラムをしたときに、立命館大学の原さんという職員さんがですね。あそこ健康スポーツ施設か、コモンスか何かいいますか、あそこでやっている実践事例を紹介いただいて、非常におもしろそうなイベントをされているんですね。イベントというか、取り組みをされてまして、非常に健幸都市になぞらえてやっていただいてますので、まあまあ提携はしていただいていると思うんですけど、やはりそれらも利用して、もっと地域とつながっていただいて、一番近い地域は、もう取り組んではると思いますし、ほか14学区の地域に、こんなんありますし、参加してくれたらどうですかと。特に立命館の、ここへ行ったら食の、こんなん教えてくれます。泳ぎ方教室ありますとか、ヨガ教室ありますとか、何かおもしろい、一つのフロアの中で、二つに区切って、別にカーテンも何もないんやけど、音だけここで見れるとかいうなんで、いろんなやり方があるみたいなんですね。それは活用していれば、一人でも多くの方が来れるような、そういうふうな事業を展開してほしいなと。  それは三島市とかにもあったんですけど、例えば女子大生が考えたメニューだとか、例えば、こうなったら男が上がるよとか、こうなったら女子力上がるよとかいうなんで、健康に訴えていく。例えちょっとでも、人がひくようなキーワードを見せて、それで参加者を募るというのが一番の課題違うかなと、僕は思うんです。  人を呼んでくる施策というのが難しいなと思うんです。 ○伊吹達郎 委員長  いわゆるきっかけづくりというんか、先ほどね、企業というのもありましたけど、草津特有の大学と協力しながら、せっかく提携してますので、企業、草津市はたくさんありますし、また、大学も、海外にもありますし、その辺、草津市ならではの、そういう健幸都市づくりとなれば、全部含めての話でしょうし、この辺のおもしろいプログラムが組めればいいなと思うし。 ◆中島美徳 委員  さっきね、言うてはったんは、パドマを活用してとなると、日常的に、どこか企業さん、入っていただいて、そこでも健康的な食事をつくってもらうと、費用対効果、そこの経営とかにかかわってくるの難しいかと思うんですけど、これむちゃくちゃなことを言いますよ。多分、こっちの議員さんやったら怒らはると思うんですけど、例えば、それ立命館で習ってね、健康という、タニタで実践されているような、ダイエットメニューみたいな、健康になれる食事を、きょうは何とか課が習ってきましたよと。その課がつくりましたよと。大学生がつくりましたよとか、委員がやりましたよとかいうのもおもしろいのん違うかなと、何か楽しみながら参加して、健康になれるとか、楽しみながら参加したらダイエット効果があるよとか、それむちゃくちゃなことなんですけど、そんなんで何か参加したら楽しそうやなと、さっき言うてはった、たび丸の体操楽しそうやと、僕も思いました、きょう新聞で見て、どうなんねやろうと、見て楽しそうやな、聞いて楽しそうやなと思えることができるかどうかなんですね。  それが一発のイベントじゃなくて、継続的にできるかどうかということですので、いろんな事業を展開していただくときに、これは楽しそうやなて、企画した人がおもしろいな、楽しいな、行きたいなって、みんなに言いたくなるよような、そんな企画をしてほしいなと、ぜひとも思うんですね。
     この間、資料でもらったやつのね、食育料理教室、こんなん書いてあったけどね。あっ楽しそうやなと思います。例えば、ここに誰もがやせて、おいしく、食べてやせれる、こんな教室をしますよとなったら、何か目をひきますやん。多分、計画ではちょっとまた、チラシとは違うかと思うんですけど、そういうふうにしていただいてたら。禁煙でもね。禁煙したらめちゃめちゃもてますよとか書いてあったら、すぐ禁煙しはるかもわかりませんし、キャッチフレーズ、ブランドの先生もね、この間、18日にやらせてもろたときにおっしゃっていて、例えば見せ方ですよね、健康に悪いから禁煙しましょうじゃなくて、禁煙したら女性にもてますよとか、禁煙したら人間力上がりますよとか書いたら、それで啓発されて、する人もおるやろし、何か見せ方で楽しそうやなとか、やってみようかなという気になるように、ちょっと持っていってもろたら、いつものイベントが、いつもの事業が、非常に前のめりのやつに変わるかと思って、そういったこと、僕は課題違うかなというふうに思うんですよ。 ○伊吹達郎 委員長  今、言われた、そういう立命館大学の新しい学科もできてますし、そういうふうな使い方、例えば、綾羽高校でも食品、商品、売買するので、その辺で御飯つくってもらうとか、湖南農業の人に野菜をね、やって作ってもらうとか。 ◆中島美徳 委員   そうやね、ようテレビでやってますけど、高校生の料理選手権やってますよね、それどっちがおいしいとか言ってね。 ○伊吹達郎 委員長  そういった、一歩、市民の皆さんが踏み込んでいただけるような、きっかけづくりをするのにも、そういったまずデータがあって、それをきっちり把握した中で、どういう対処をしていくか、その対処していくために、皆さんに参加してもらう、あるいは意識づけしてもらうためには、どういうものをしていくのかというところが大切なのかなと思います。  そのために、例えば健幸ポイントの成果も、どんどん飛躍させていく。あるいは先ほど出ました学校とか、公募とか、そういうあらゆる草津市にある力を使ってですね、企業ももちろんそうなんですけれども、その辺で市民、もちろん働きにくる方もそうやし、お年寄り、子どももちろん、みんなが健康である草津、そういった健幸都市、文字どおり、そういう健康、健幸のある町になっていくような計画、本当に始まったところです。  私たち委員会、委員としても、そこは自由に上げさせていただきまして、まず、うまく、船出ができるような提案もさせていただきたいと思いますので、きょうたくさん御意見出ましたので、この辺、こちらのほう、ちょっとまとめさせていただいて、次回、また委員会開かさせてもらって、また、それでまとめていきたいとなと思っています。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  ちょっとずれるかもしれません。  6月14日付で議員の方へ、お知らせを、御報告をいただいたので、地方創生関連交付金事業のうちで、健幸都市くさつ実現プロジェクトというのがございますですよね、この中には企画調整課、草津未来研究所、ごみ減量推進課、健康福祉政策課、地域保健課、スポーツ保健課というところに交付金が決定されて、5月31日に決定されているんですけれども、この事業内容が細かくわからないので、これまた教えていただけるといいかなと思うんですけど。 ○伊吹達郎 委員長  今、宇野委員がおっしゃられた、この地方創生の関連の交付事業というのが、健幸都市くさつ実現プロジェクトの中で、ほとんど、これが入っている状況なので、今もし、わかる範囲で結構ですので、関連、平成29年度地方創生関連交付金事業、交付決定状況一覧表というのを、先般、配付いただいた中で、一番上のところで地方創生推進交付金内示ということで、健幸都市くさつ実現プロジェクト、これは項目で8項目、また、その下、地方創生推進交付金内示、ビワイチ推進プロジェクトという項目で四つ、あといわゆる常盤のまちづくりセンター、これ全部、予定どおりついたんですよね、これ。その辺でわかる範囲で結構ですし、今、宇野委員から、ちょっと質問ありましたので、お願いしたいと思います。  増田健康福祉政策課長。 ◎増田 健康福祉政策課長  今、お話のありました地方創生の関連交付金の事業についてでございますけども、まず健康福祉政策課が所管をしておりますものについて、御説明のほうをさせていただきたいと思います。  まず、草津川跡地公園健康イベントでございますけれども、これにつきましては、今年度3回予定をしております。  7月と9月と10月ということで、特に10月につきましては、スポーツ保健課のウオーキングイベントがございますので、その双方が効果的な事業が実施できるように、連携を図りながら進めてまいりたいというふうに考えております。  それと、あと生涯活躍社会構築検討事業でございますけれども、これは計画の中にも記載をしておりますが、特に定年退職後の活躍ですね、生涯活躍、そういった就労であるとか地域活動、それからボランティア、あるいはスポーツも含めた生涯学習、こういった活躍の場をですね、いかに私どものほうで情報提供できるか、そして、そういった活躍の場でつくっていたという仕組みづくりに向けての取り組みということで、本年度は、この第一歩としてですね、そういった方々に向けての応援リーフレットのようなものを本年度作成したいというふうに考えております。  あと、健幸都市シンポジウムでございますけれども、これは昨年度シンポジウムで実施をさせていただきましたが、今年度は2年目ということで、賛同いただきました企業での取り組みであるとか、あと健幸宣言されました、まちづくり協議会、ここへの取り組み事例、こういったものを発表などしていただく予定をしております。  こちらのほうは9月の下旬ごろに予定をしております。健康福祉政策課としては、以上でございます。 ○伊吹達郎 委員長  続けてお願いします。  太田地域保健課長。 ◎太田 地域保健課長  続きまして、地域保健課の分でございますが、健幸のまち草津モデル事業ということでございます。  こちらにつきましては、健康くさつ21に掲げます、基本理念を目指してですね、各地域、学区、具体的にはまちづくり協議会でございますけども、取り組まれる健幸づくりの事業に対して、補助金100万円の補助するといったもので、平成27年度からさせてもらっておりまして、現在のところ、9学区が取り組みをされているところでございます。  実は、平成30年度まで、モデル事業を行いまして、平成30年度までさせていただいて、継続的に健幸づくりに取り組まれるまちづくり協議会に対して支援をさせていただくというふうな事業でございます。 ○伊吹達郎 委員長  ありがとうございました。  続けてお願いします。  冨安健康福祉部理事。 ◎冨安 保健福祉部理事[健康福祉政策担当]  健幸都市くさつ実現プロジェクト事業全体といたしまして、健幸都市の計画に盛り込んだもののうち、この地方創生の交付金の趣旨を鑑みて、交付金が活用できそうなものを一応、手を挙げていたというか、交付金の活用ができないかということで申請をしていたものでございます。  事前着手ですとか、交付金の趣旨を踏まえた形で盛り込んで、全体としては盛り込んでいくところでございまして、ほぼ全ていただいているところでございます。  ちょっと交付金の趣旨と、ちょっと難しかったところが、そこをいただいている形でございます。  メーンの所管じゃないので、ちょっと御説明がずれる部分もあるかもしれませんが、一つ目にヘルスツーリズムの部分につきましては、総合政策部の企画調整課で予算計上させていただいている、ヘルスツーリズムの調査検討費の部分でございまして、今年度、いろんな草津市の資源を活用してヘルスツーリズムの企画ですとか、実証実験としてのツアーを行いたいと考えてございまして、そのための経費でございます。  二つ目のアーバンデザインセンターびわこ・くさつの活用の部分につきましては、アーバンデザインセンターとも連携しながら取り組みを進めていきたいと考えてございまして、アーバンデザインセンターびわこ・くさつの運営費の一部について、財源取り込みをしているものでございます。  そのほか、3010運動につきましては、ごみ減量化で要求していただいています、食事スタートのところは30分席にいて、最後、終了前10分は席についてもらう取り組みでございまして、そこの部分の経費でございます。  最後、健幸ウォークにつきましては、教育委員会のスポーツ保健課のほうで要求していただいている健幸ウォーク、住む人も訪れる人もというイベントでございますが、その経費のお金として申請しているところでございます。それ済みません、ビワイチ推進プロジェクトと地方創生拠点整備の部分については、健幸都市と大きく関連する部分のビワイチと関連する分でありますが、所管外でありますので、すいません、それについては先ほど説明のあった状況でございます。 ○伊吹達郎 委員長  はい。ありがとうございます。  本当に、一番最初に言ってたとおり健幸都市、各部、各課にわたる広いものですので、今回、絞って所管事務させていただきますけれども、きっちりその辺、連携をとっていただきながら進めていただきたいなというところが大前提、以前の委員会にも出ましたんで、その辺もつけ加えて所管事務のほう、まとめていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日いただいた御意見を踏まえながら、意見、調査をまとめていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  これをもちまして、本日の議事は全て終了いたしました。  これにて、文教厚生常任委員会を閉会させていただきます。  それでは、再開1時半ということで、協議会をしたいと思いますよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。               閉会 午後0時20分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   平成  年  月  日  草津市議会文教厚生常任委員会 委員長...