総務部副部長(総括)
田中 祥温
危機管理課長 田中 三男
税務課長 井上 薫
納税課長 永池 孝志
危機管理課参事 小寺 恵正
税務課専門員 大西 菜穂
税務課専門員 河原 健一
〇
出席事務局 局長 山本 雅啓 次長 千代 治之
主任 能政 大介
〇
付議案件
1.議第87号
草津市
税条例の一部を
改正する
条例案
2.議第91号
草津市
消防団条例の一部を
改正する
条例案
3.
所管事務調査結果
報告書(案)について
開会 午前9時30分
○
木村辰已 委員長 それでは、定刻になりましたので
総務常任委員会を始めさせていただきます。
3日間の本会議に引き続きまして、ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
開会に当たりまして、当局から一言御挨拶をお願いいたします。
◎善利 副市長
皆さん、おはようございます。
本日の
委員会で御
審査いただきます案件は
条例案件2件でございます。
委員の皆様におかれましては、慎重なる御
審査を賜りますようよろしくお願いいたしまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
木村辰已 委員長 ありがとうございました。
それでは、ただいまから本
委員会に付託されました
議案の
審査を行います。
審査に入ります前に、
議事運営上のお願いがございます。
まず、
委員会での発言は
委員長の許可を得てからにしてください。他の
委員等が発言している場合は私語は慎んでください。答弁をする場合は、
委員長の発言の許可後、所属と氏名を名乗ってください。以上、よろしくお願い申し上げます。
それでは、本
委員会に付託されました案件は、
条例案2件であります。
これより議事に入ります。
まず、議第87号、
草津市
税条例の一部を
改正する
条例案を
議題といたします。
議第87
号議案について
提案者の
説明を求めます。
岸本部長。
◎岸本
総務部長 それでは、議第87号、
草津市
税条例の一部を
改正する
条例案につきまして
説明を申し上げます。
今回の
改正は、
所得税法等の一部を
改正する
法律によりまして、
外国人等の
国際運輸業に係る
所得に対する
相互主義による
所得税等の
非課税に関する
法律及び同法の
施行令の
改正に伴いまして
草津市
税条例を
改正するものでございます。
それでは、
議案書12ページと
新旧対照表の1ページをごらんをいただきたいと思います。
今回の
改正は、
新旧対照表の1ページの真ん中をごらんいただきますと第24条の2というのがございます。
既存の第24条の2を3として繰り下げまして、今回、この第24条の2というものを、附則でございますけれども新たに加えるという
改正がほぼ主なものということでございます。
改正内容につきましては、
住民税の
納税義務者が支払を受ける
改正後の、先ほどの
法律が題名の
改正をされておりまして、この第24条の2の冒頭に
法律名がございますけれども、
外国居住者等の
所得に対する
相互主義による
所得税等の
非課税等に関する
法律、その第8条第12条及び第16条に規定をいたします
特例適用利子等の額及び
特例適用配当等の額に対しまして100分の3の税率を乗じて計算した金額に相当いたします
市民税の
所得割を課するという特例を附則に設けるというものでございます。
また、この特例の規定の追加によりまして必要な読みかえ規定の整備及び
条ずれの
解消等の所要の
改正を行うというものでございます。
改正理由といたしましては、
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のため、これは日本と台湾間の
取り決めであります。
日本側の
公益財団法人交流協会、そして
台湾側の
亜東関係協会との間で
取り決めがなされました内容の実施にかかる
国内法が整備をされたことに伴いまして必要な
改正を行うというものでございます。
施行日につきましては、
所得税法等の一部を
改正する
法律の
附則日程をする日となっておりますが、政令によりまして
平成29年1月1日と定められております。
以上で、
議題87号、
草津市
税条例の一部を
改正する
条例案につきましての
説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御
審査を賜りますようお願い申し上げます。
○
木村辰已 委員長 ありがとうございました。
それでは、これより議第87
号議案に対する質疑を行います。
杉江委員。
◆
杉江昇 委員 これは、今おっしゃった台湾と日本の
関係強化ほかの国にも皆、例えばアメリカとか中国とか、こういうのにも適用されてるんでしょうか。
○
木村辰已 委員長 井上課長。
◎井上
税務課長 租税条約によりまして結ばれているものでございます。
○
木村辰已 委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
木村辰已 委員長 なければ、採決いたしますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○
木村辰已 委員長 議第87号、
草津市
税条例の一部を
改正する
条例案について、原案のとおり可決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
木村辰已 委員長 挙手全員であります。
よって、議第87号、
草津市
税条例の一部を
改正する
条例案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第91号、
草津市
消防団条例の一部を
改正する
条例案を
議題といたします。
議第91
号議案について、
提案者の
説明を求めます。
小寺危機管理監。
◎小寺
危機管理監 議題91号、
草津市
消防団条例の一部を
改正する
条例案につきまして御
説明を申し上げます。
議案書は23ページでございます。
新旧対照表は9ページをお開きいただきたいと存じます。
今回の
条例改正は、
消防団員の
任命要件と
団員の定数について
改正を行おうとするものでございます。
まず、第2条では
消防団員の
任命要件を定めておりますが、
居住要件及び
年齢要件を緩和しようとするものでございます。
これは全国的な
消防団員の
減少状況と
被用者、いわゆるサラリーマンなど雇用されている方を指すわけでございますが、
被用者が占める割合が大きくなっていることに鑑みまして消防庁からの
消防団の
充実強化に向けた
重点取組事項についてという通知がございまして、この通知に基づきまして、本市もこれに準じて
改正を行おうとするものでございます。
次、第3条でございますが、第3条では
消防団員の定数を定めておりますが、現在233名の定数を昨年中に
機能別消防団員、また第8分団といったものを新たに組織したことなどによりまして、今回41名増員をいたしまして274人としようとするものでございます。
なお、
消防団員の
確保状況でございますが、現在、ほぼ定数を満たす状態となっておりまして、今後も引き続き多くの入団が見込まれているところでございます。
また、
改正後の
条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、
草津市
消防団条例の一部を
改正する
条例案の
説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御
審査賜りますようお願い申し上げます。
○
木村辰已 委員長 ありがとうございました。
これより議第91
号議案に対する質疑を行います。
西垣委員。
◆
西垣和美 委員 今回、通勤しという条文が加えられたことによって、
企業側とか、そういったことに何か周知とか啓発をされるんでしょうか。
○
木村辰已 委員長 田中課長。
◎
田中 危機管理課長 これまで市内の業者さんに対しまして、主に
土木建設業界のほうの業種の組合のほうに
従業員の
消防団員の加入ということで呼びかけておりまして、
平成19年にそういう動きをさせていただいているというような
状況で、それ以降も
団員さんの
確保に向けて企業さんのほうにお願いしているというような
状況でございます。
今回の
条例に改めまして、そのような形で広く周知していきたいなと、こういうふうに思っております。
○
木村辰已 委員長 西垣
委員。
◆
西垣和美 委員 何か平日の昼間に災害が起こったとき等は、やはり企業の方に御協力いただく場面も想定されるのかなということで、積極的に在勤の方にも呼びかけていただければなということを、いろんな年数の問題もあるかと思うんですけど、違う役割としてまた組み立てていただければなと思いますので、よろしくお願いします。
○
木村辰已 委員長 中島
委員。
◆
中島美徳 委員 最近、
消防団の方々からよくお聞きするのは、何ぼ誘っても来よらへんやつがおるというようなことで、
幽霊団員というようなことをたまに聞くんです。
そういった把握とかをされてますでしょうか。
○
木村辰已 委員長 田中課長。
◎
田中 危機管理課長 現在、231名の
団員さんに活動いただいておるわけですけども、今、御質問いただいているような形で
団員さんの
出席率が悪いというような方も中にはおられるということでございますが、それぞれ仕事と家庭を
皆さんお持ちの中で、こういう形でもう
一つ消防団活動をしていただいておりますので、いろんな事情で参加できない方もおられるかな。
そういう、
最初入団のときはそういうこともなかったんでしょうけど、何年かするうちにいろんな事情が生じて全然来られない、出にくいというような
団員さんもおられるというような場合については、本人さんの意向を団のほうで確認していただきながら、その都度、整理いただいているというような形でお願いしているというような
状況でございます。
◆
中島美徳 委員 全く来られない方も常に来られる方も
消防団の活動ですから、ほぼボランティアではありますけども、一応日当も出ますし、
年金等も発生しますので、そういったことも考えると、よくそこでもめるというと語弊がありますけど、ちょっといつも来られる方からすれば何でやというようなお声があるんです。
そういったことも配慮していただいて、例えば、全く来れへんようであれば、やっぱり脱退してもらうとかいう措置も必要やと思いますし、人数ふやすことはいいことやと思いますし、
年齢条件も外して幅広く普及というのもあるんですけども、例えば45歳までやったのが60歳までいけるからって、60歳の方が来られて、全く動けへん、わし、もう足が悪いねんという方が
消防団活動できへんと思いますし。
そういったことを含めて
消防団の
活動費というのもやはり税金の一部になってますので、やはり、しっかり
調査した上で全く来られてない方に関してはちょっと脱退の方向の話もしてもらって、
人数調整もありますけど、やっぱり適正な形でやっていただければなと思います。
○
木村辰已 委員長 今、
中島委員から出ましたように幅を広げる、大いに結構なことだと思うんですが、私も年に何回か
消防団員との
懇親会等々参加させてもらって、やっぱり聞くのが、あいつ何や全然来よらへんやんけという話を何回も聞いたことあります、ほかの団からも。
そういう人が何人いはるか把握してませんけれども、市民の生命・財産しっかり一線で守っていくという
消防団員の使命も考えまして、当然、公費も入りますし、全くゼロではないと思うんですけれども、公費も入って、手当も入って、
退職金もやっぱり支払われていくという
状況からしっかりと、やっぱり、できるだけ
団員の自覚を持って、41名増員をしてもらうのは大いに結構ですが、その
あたりもしっかりとちょっと考えていただければなと思います。
中島委員。
◆
中島美徳 委員 私、
フェイスブックをやってる関係で、よその
消防団の方のやつを見たりするですけど、
いっときニュースにもなってましたけれども、
火事現場に行って、そこで
消防隊員とか
団員さんがここに来てますと、不謹慎な写真撮ってはる方もいらっしゃるというようなことも他方で見たりもします。
草津ではないと思うんですけども、やはりもう一度、そういうようなことも気をつけていただきたいなと思いますので、お願いします。
いらっしゃらないと思います。いらっしゃらないとは思いますけども、あっては困りますので、できるだけまた注意もよろしくお願いします。
○
木村辰已 委員長 答弁ありますか。
田中課長。
◎
田中 危機管理課長 消防団員は火事の現場にいち早く駆けつけていただいて、
常備消防の
後方支援に当たっていただくというような責務がございますので、今おっしゃるような形のようなことがあれば不謹慎な話でございますので、十分その辺はわきまえていただいていると当然思っておりますが、改めてまた確認したいと思います。
○
木村辰已 委員長 よろしくお願いしておきます。
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
木村辰已 委員長 なければ、議第91
号議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第91号、
草津市
消防団条例の一部を
改正する
条例案について、原案のとおり可決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
木村辰已 委員長 挙手全員であります。
よって、議第91号、
草津市
消防団条例の一部を
改正する
条例案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本
委員会に付託されました
条例案2件の
審査は終了いたしました。
ここで今回の
審査にかかる
委員長報告について
委員間で協議したいと思います。
委員長報告に加えるべき主要な論点がございましたら、各
委員から御提案いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
ありませんか。
先ほど、
中島委員から議第91
号議案に対するいろいろ質疑が出ましたが、いわゆる
出動率ができるだけ、わずかながらもずっと
年間報酬、
退職金等々の対象にもなってるということで、もし、そういう年間の中で出ておられない人があるとすればということで、できるだけやっぱり士気を高める意味もありまして、その辺は増員する条件でしっかりと誘致の際には周知をしていただきたいということはやっぱり言っておいたほうがええんではないかなと思うんですが、いかがですか。
○
木村辰已 委員長 その
あたりは当然の話ですので、
委員会として申し入れさせていただければなと思うんですが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○
木村辰已 委員長 それでは、そういうことをつけ加えさせてもらって、ほかにないないようでしたら、1点それを論点の追加ということでさせていただきたいと思います。
以上で、本
委員会に付託されました
条例案2件の
審査は終了いたします。
ほかは御案内していたとおり、
所管事務調査を実施したいと思いますので、
説明員の退席をお願いいたします。
これより
所管事務調査を進めてまいりたいと思います。
お手元にお配りをさせていただきました次第に沿って進めてまいりたいと思います。
議題1の
調査結果
報告書(案)について
議題といたします。
これまで
調査結果を正副
委員長まとめさせていただきました。前回言いましたように
報告書の案を確認をいたしたいと思います。
事前にお配りをしていますので、ここで
説明は省略させていただきますが、
報告書の内容についてお読みいただいたと思いますが、何か御意見ございますか。
◆
杉江昇 委員 調査結果の(1)の
②人材不足というところなんですけど、この小タイトルに違和感がありまして、
人材はいっぱいいるはずなんですけど、
人材を
確保する努力が全然ないという
言い方のほうが正しいのかなと思うんです。
若い人、聞いてても、できることは何でもするけどなあというようなのがやっぱりあって、そういう文言のほうが正しいように思いました。
○
木村辰已 委員長 人材は豊富にあるけれども。
◆
杉江昇 委員 加えて申し上げますと、きのうも
遠藤議員が質問なさった
互助力とか、
包括ケアシステムでも
総合事業というのを進めていかなあかんのですけど、その機運が全然
地域では見えてこない、人任せになってるところがあって、そういう意味でも、やっぱりきちっと文言は入れる必要があると思いました。
以上です。
○
木村辰已 委員長 何ページの。
◆
杉江昇 委員 3ページの上の②ですね。
○
木村辰已 委員長 ほかに。
今、
杉江委員から出されました意見については、
皆さんよろしいですか。
一部修正ということになろうかと思いますが。
(「はい」の声あり)
◆
八木良人 委員 実際、どういう形になりますかね。
○
木村辰已 委員長 ちょっと今、文言について。
◆
杉江昇 委員 例えば、
人材不足ではないというのははっきりしていて。
◎山本
議会事務局長 済みません、よろしいですか。
次の段落、5行目に「
人材の
確保については」と書いてますので、「
人材の不足」は「
確保」でいいのかなという気がしますので、その辺、ちょっと御議論いただきたいなと思います。
○
木村辰已 委員長 今ありました3ページの5段目ですか、「
人材の
確保については」ということで、「
コミュニティ事業団等の
中間支援組織を活用し、
まちづくり協議会への
参画意識を高める
仕組みづくりを進めるべきである」ここはいいですね。
「具体的には、
各種団体中心の
人材確保の手法に加えて、『防災』『子育て』『福祉』など
地域課題を
テーマにした
組織づくりを行うといった手法が考えられる。」と、この
あたりでちょっと御意見いただきたいと思いますが。
◆
西垣和美 委員 事務局提案が「
人材の
確保」ということですよね。
◎山本
議会事務局長 不足よりもそちらのほうが適切かなという思いをいたしましたので発言させていただきました。
○
木村辰已 委員長 詳細な手法なんてなかなかできないと思うし、書けないと思うしね。
○
山元宏和 副
委員長 杉江
委員が言ってはったのは、
人材は豊富にあるということでしたね。
◆
杉江昇 委員 そうです。学区に何人いるのか知らんけど。
○
山元宏和 副
委員長 それを入れるか。
これ、要りますか。
◆
杉江昇 委員 どうでしょう。
簡素に書いて、文面を読めばわかるでしょうし、今、事務局長おっしゃった「
人材の
確保」というのでもわかってくるのかなとは思うんですけど。努力をしていこうという
言い方が見えたらなとは思います。
○
木村辰已 委員長 この件について、よろしいですか。
今の質問は修正して、決まれば、今ここですぐ言われても無理ですから、今回、
報告のときまでに修正させていただきます。
別段、今ので
杉江委員。
◆
八木良人 委員 文章読むと、
地域に
人材が不足してるとは別に、内容は全然ないので、実際、
まちづくりに人が足りてないという意味としては別に問題ないかなと思ったんですけども、あと、
地域でよく言いはるのはいっぱいいはるんやけども、発掘できないとか、なかなか参加してもらえないとか。
だから、各
地域でも
人材がいるというのはみんな認識してるというふうに今は思ってます。
そういうのを捉まえて、今後、どうされるかまたですけども、ただ、
杉江委員の言われたようなことを思われても困りますので。
○
木村辰已 委員長 地域課題の
テーマということで、やっぱり人、
草津市の今のこれだけのさまざまな
地域課題というのは変わってきてますので、変化してきてるので、その辺を大事にした中の
地域づくりそういうのを僕はやっぱり進めていくべきやなと考えてます。
これでよろしいですか。
杉江委員、よろしいか。
◆
杉江昇 委員 はい。
○
木村辰已 委員長 じゃあ、これで終わります。
それでは、今の
報告書で本会議で
定例会の
閉会日に
報告を予定いたしてますので、よろしくお願い申し上げます。
午前10時00分 閉会
草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。
平成 年 月 日
草津市議会総務常任委員会 委員長...