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  1. 草津市議会 2014-12-19
    平成26年11月定例会-12月19日-05号


    取得元: 草津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-29
    平成26年11月定例会-12月19日-05号平成26年11月定例会  平成26年11月草津市議会定例会会議録                     平成26年12月19日(金)再開 ───────────────────────────────────── 1.議 事 日 程   第 1.会議録署名議員の指名   第 2.諸般の報告   第 3.議第91号から議第129号まで       【平成26年度草津市一般会計補正予算(第4号) 他38件】       および請願第5号       【米価下落等に関する意見書の提出を求める請願書】       各委員長より委員会審査結果報告       同報告に対する質疑・討論・採決   第 4.議第130号から議第137号まで       【草津市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 他7件】       提案説明市長提出)       採決   第 5.会第2号       【草津市議会基本条例案
          および議第138号       【草津市自治体基本条例の一部を改正する条例案】       提案説明議員提出市長提出)       質疑・討論・採決   第 6.意見書第7号および意見書第8号       【再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案) 他1件】       提案説明議員提出)       質疑・討論・採決   第 7.委員会の閉会中の継続審査 ───────────────────────────────────── 1.会議に付議した事件   日程第 1.会議録署名議員の指名   日程第 2.諸般の報告   日程第 3.議第91号から議第129号まで         【平成26年度草津市一般会計補正予算(第4号) 他38件】         および請願第5号         【米価下落等に関する意見書の提出を求める請願書】         各委員長より委員会審査結果報告         同報告に対する質疑・討論・採決   日程第 4.議第130号から議第137号まで         【草津市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 他7件】         提案説明市長提出)         採決   日程第 5.会第2号         【草津市議会基本条例案】         および議第138号         【草津市自治体基本条例の一部を改正する条例案】         提案説明議員提出市長提出)         質疑・討論・採決   日程第 6.意見書第7号および意見書第8号         【再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案) 他1件】         提案説明議員提出)         質疑・討論・採決   日程第 7.委員会の閉会中の継続審査 ───────────────────────────────────── 1.会議に出席した議員(24名)    1番 小 野 元 嗣     2番 瀬 川 裕 海    3番 中 嶋 昭 雄     4番 篠 原 朋 子    5番 西 垣 和 美     6番 西 村 隆 行    7番 棚 橋 幸 男     8番 西 田 操 子    9番 西 田   剛    10番 山 田 智 子   11番 伊 吹 達 郎    12番 杉 江   昇   13番 宇 野 房 子    14番 久 保 秋 雄   15番 中 村 孝 蔵    16番 木 村 辰 已   17番 行 岡 荘太郎    18番 奥 村 次 一   19番 中 島 一 廣    20番 清 水 正 樹   21番 竹 村   勇    22番 奥 村 恭 弘   23番 大 脇 正 美    24番 藤 井 三恵子 ───────────────────────────────────── 1.会議に欠席した議員     な    し ───────────────────────────────────── 1.会議に出席した説明員    市長             橋  川     渉    副市長            善  利  健  次    教育長            川 那 邊     正    監査委員           平  井  文  雄    総合政策部長         山  本  芳  一    総合政策部危機管理監     木  内  義  孝    総合政策部理事経営改革草津未来研究所担当)                   岸  本  宗  之    総務部長           加  藤  幹  彦    まちづくり協働部長      吉  本  勝  明    まちづくり協働部理事拠点施設整備担当)                   清  水  清  之    環境経済部長         浜  田  恭  輝    環境経済部理事廃棄物担当) 馬  場  和  一    健康福祉部長         太  田  ひ ろ み    健康福祉部理事社会福祉健康増進担当)                   米  岡  良  晃    子ども家庭部長        山  本  善  信    都市計画部長         澤  田  圭  弘    都市計画部理事(景観・交通政策担当)                   川  崎  周 太 郎    都市計画部理事都市再生担当)田  邊  好  彦    建設部長           北  中  建  道    上下水道部長         西  岡  善  和    教育部長           白  子  與 志 久    教育部理事学校教育担当)  宮  地     均    総務部副部長(総括)     竹  村     徹 ───────────────────────────────────── 1.議場に出席した事務局職員    事務局長           中  野  和  彦    事務局次長          寺  井  儀  政    議事庶務課専門員       橋  本  哲  男 ─────────────────────────────────────     再開 午前10時00分 ○議長(棚橋幸男)  皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開き、直ちに入ります。 △~日程第1.会議録署名議員の指名~ ○議長(棚橋幸男)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定に基づき、           5番 西垣 和美議員          20番 清水 正樹議員  以上の両議員を指名いたします。 △~日程第2.諸般の報告~ ○議長(棚橋幸男)  日程第2、諸般の報告をいたします。
     地方自治法第180条第2項の規定に基づき、専決処分報告書が議会に提出されておりますので、お手元に配付いたしておきました。 △~日程第3.議第91号から議第129号まで、および請願第5号~ ○議長(棚橋幸男)  日程第3、各委員長から委員会審査報告書が提出されておりますので、議第91号から議第129号までの各議案、および請願第5号を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  まず、総務常任委員長久保秋雄議員。 ◎14番(久保秋雄)登壇  本定例会におきまして、総務常任委員会に付託を受けました案件9件について、去る12月12日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。  議第99号、草津市議会議員議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案、議第100号、草津市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案、議第107号、草津市コミュニティ防災センター条例の一部を改正する条例案、議第108号、契約の変更につき議決を求めることについて、議第109号、契約の変更につき議決を求めることについて、議第110号、契約の変更につき議決を求めることについて、議第111号、契約の変更につき議決を求めることについて、議第112号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第113号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、以上9件は、いずれも全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、本定例会におきまして、総務常任委員会に付託を受けました案件9件の審査の結果について、報告を終わります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  次に、文教厚生常任委員長大脇正美議員。 ◎23番(大脇正美)登壇  おはようございます。  文教厚生常任委員長の大脇です。ただいまから委員長報告をさせていただきます。  本定例会におきまして、文教厚生常任委員会に付託を受けました案件21件について、去る12月15日、午前9時半から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。  議第101号、草津市立幼稚園条例の一部を改正する条例案、議第102号、草津市保育所設置条例の一部を改正する条例案、議第104号、草津市保育の実施に関する費用徴収条例の一部を改正する条例案、以上3件は、いずれも賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議第103号、草津市就労支援型預かり保育の実施に関する費用徴収条例案、議第105号、草津市立発達支援センター条例の一部を改正する条例案、議第106号、草津市国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議第114号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第115号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第116号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第117号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第118号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第119号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第120号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第121号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第122号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第123号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第124号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第125号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第126号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第127号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第128号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、以上18件は、いずれも全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもって、本定例会におきまして、文教厚生常任委員会に付託を受けました案件21件の審査の結果について、報告を終わります。  何とぞ、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(棚橋幸男)  次に、産業建設常任委員長伊吹達郎議員。 ◎11番(伊吹達郎)登壇  皆さん、おはようございます。  産業建設常任委員会委員長の伊吹でございます。  本定例会におきまして、産業建設常任委員会に付託を受けました案件2件について、去る12月16日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。  議第129号、指定管理者の指定につき議決を求めることについては、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願の審査の結果を御報告申し上げます。  請願第5号、米価下落等に関する意見書の提出を求める請願書につきましては、全員賛成で採択すべきものと決しました。  以上をもって、本定例会におきまして、産業建設常任委員会に付託を受けました案件2件の審査の結果について、報告を終わります。  何とぞ、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  次に、予算審査特別委員長、小野元嗣議員。 ◎1番(小野元嗣)登壇  予算審査特別委員会委員長、小野元嗣でございます。  それでは、御報告申し上げます。  本定例会におきまして、予算審査特別委員会に付託を受けました案件8件について、去る12月17日、午前9時30分から委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果の御報告を申し上げます。  議第91号、平成26年度草津市一般会計補正予算(第4号)、議第92号、平成26年度草津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第93号、平成26年度草津市財産区特別会計補正予算(第2号)、議第94号、平成26年度草津市学校給食センター特別会計補正予算(第1号)、議第95号、平成26年度草津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第96号、平成26年度草津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議第97号、平成26年度草津市水道事業会計補正予算(第1号)、議第98号、平成26年度草津市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上8件は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもって、本定例会におきまして、予算審査特別委員会に付託を受けました案件8件の審査の結果について、御報告を終わります。  何とぞ、議員各位の御賛同を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  以上で、各委員長の報告は終わりました。  これより、各委員長の報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はございません。  質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  質疑なしと認めます。  よって、質疑を終結いたします。  次に、討論を行います。  討論の通告がございますので、これを許します。  24番、藤井三恵子議員。 ◆24番(藤井三恵子)登壇  皆さん、おはようございます。  日本共産党草津会議員団藤井三恵子でございます。  それでは、議長のお許しを得て討論をさせていただきます。  この11月定例市議会におきまして、市長から提案をされた議案のうち、議第101号、草津市立幼稚園条例の一部を改正する条例案、議第102号、草津市保育所設置条例の一部を改正する条例案、議第104号、草津市保育の実施に関する費用徴収条例の一部を改正する条例案、議第112号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第113号、指定管理者の指定につき議決を求めることについての5議案について、反対討論を行います。  まず初めに、議第101号、102号、104号の3議案については、来年4月1日から実施をされようとしている子ども・子育て支援新制度に伴う条例改正でありますが、そもそも、この法律は、国が児童福祉施設の位置づけを後退させた結果、保育のニーズが高まる中で問題になっている保育所待機児童の解消のために、公立保育所を整備するのではなく、就学前教育と一体とした幼稚園などと一体化する形に変える認定こども園、幼稚園型や保育園型の設置、19人以下の保育をする小規模保育所や5人以下の家庭的保育など、保育形態が変えられ、保育利用が多様化をいたします。さらに、運営主体公的保育から企業の参入を進める内容となっています。  本市におきましても、待機児童は年々ふえ、ことし4月1日には、91名の待機児となりました。保護者が就労を目指して保育所を希望される入所待ちの方、いわゆる保留児童数が142名で、合わせますと233名となっています。保育所があれば働きたいという方を含めると、潜在的待機児が300名を超えるとされています。喫緊の保育行政のあり方が問われる問題です。  そこで、幾つかの視点で問題点を挙げます。  1点目といたしまして、保育体制の問題ですが、今回の市の提案では、この待機児の中で入所希望の多いゼロ歳から2歳児の108名の定数を、保育事業所の公募を、2カ月間公募をされたわけですが、その結果、定数19人以下の小規模保育施設が7カ所対象のうち、6カ所が手を挙げました。結果、1カ所が社会福祉法人で、あとの5カ所が大手塾経営などの株式会社などの応募という結果からしても、草津市でも企業参入に道を開いたものです。  この小規模保育施設は、認可保育所よりも基準の緩い地域型保育で、アパートやビルの一室などの簡易施設での保育をすることが可能とされ、草津市は市の社会保育の提供と言いますが、高層マンションの一室で、お散歩もなく、自然に触れることのない場所で、成長・発達の目覚ましい乳幼児期子どもたちを一日預かるというと、果たして子育てによい環境とは言えないのではないでしょうか。保育といっても、利用する施設や事業所によって基準が異なり、その保育水準によって格差が生じ、憲法14条の平等原則に反するものとなっています。  草津市は、将来を担う子どもたちをどのように発育援助するのか、ここに草津市の総合計画にある方針が生かされるのが、子ども・子育て支援事業計画の内容として問われると思います。  草津市は、小規模保育事業については、職員数や基準等がA、B、Cと三つに分かれますが、草津市の場合は、A型の保育者が全員保育士資格のある方で対応されるとしております。この点は、何としても保持していただきたいと思います。  また、認可保育所の公募結果が、先日、出ましたけれども、60名定員の保育園1カ所のみで、開設は再来年――平成28年の4月となっています。また、あと70名の定員の保育所整備予定だと聞いておりますけれども、これを合わせると130名の増員となります。先ほど言いました数からしても、これで対応できるのかが問われております。既存の認可保育所による増改築、分園整備で105名、担当課は何とか数合わせ待機児解消のために努力をされておりますけれども、民間保育施設では、増改築などで、これ以上対応できないと、悲鳴が出るほど弾力運用がされています。  日本共産党草津会議員団は、これまで培われてきた草津市の認可保育所での保育の質を下げないためにも、整備を阻むネックになっている開設場所の問題、民間任せではなく公が果たす役割が大きく問われていると思います。公的保育をどう守るのか、民間では困難な場合、公立保育所を新たに整備して対応を強く求めておきたいと思います。  市の保育行政については、保護者の運動などから、草津市独自の保育体制や内容の充実化が図られてきました。しかし、今回の新制度では、新たに保育所認定こども園などに入所する前に、市町村が行う指定認定を受けなくてはなりません。入所申し込みが定員を超えた場合、入所選考のときに特別支援が必要な児童などは排除をされるということが起きてしまう危険性があります。  草津市としても特別支援するための保育士や看護師がいないと受け入れられないと、これまでも入所待ちになっていたことが判明しました。そのような場合の受け皿も、別のサービスで対応を求めておきたいと思います。  さきの保育新法でも語られましたが、今度の提案される子育て支援法の中身では、安心して質のよい保育環境を整えることが難しくなると、保育にかかわる方々が不安になるような内容を保護者に押しつけることはあってはなりません。今後も、継続して問題点については指摘し、改善策を求めていきたいと考えています。  2点目は、保育料の問題です。  今回の提案では、先日の文教厚生常任委員会の私の質問でも明らかになりましたが、幼稚園と保育所では、大きく公定価格が違うことも当局も認めざるを得ませんでした。  そこで、草津市は国が示す暫定移行期間は、現行基準をもとに運用を推し進めようとしています。その後は、介護保険制度のように、値上がりをする可能性が、この論点でいけば起こり得る問題だと思います。  県内においては、大幅な値上げを行うところ、そのまま据え置くところと、いろいろあります。草津市の保育料は、保育所のつくり運動などから始まり、国の基準よりも所得階層の細分化で、負担軽減策による保育料の徴収がされてきました。国も地方自治体の裁量で、この運用は検討すればいいとされていますので、すぐさま変更しなくてもよいのではないかと思います。  しかし、草津市は今回の条例提案で、国の示す利用者負担の考えから、世帯の所得に応じて応能負担の原則、最高限度額を設けたり、公私立を問わず同一金額で設定を示されています。保育時間と、これまで保育所保育料、幼稚園などの教育での保育料では、金額の違いをどう埋めるのか、幼保一体化の変化の中で問題があります。  また、市内の施設内容や保育時間の中で変化する保育料をどう保護者に説明をするのか、短期間で入所決定と同時に保育料算定と、煩雑な業務となります。当面の間、市が窓口となり、申請、入所調整は当たられるとされていますが、今後は直接契約となることからも、公定価格保育料利用者負担額が払えない人などは、入所を打ち切られるということも起こり得ることになります。  草津市は、全体の状況把握をするという点では、この改定で公の目が行き届かなくなるおそれがあります。新制度のもとで草津市が算定された資料データを見ると、現行7,300円だった保育料が、4、5歳児のお子さん保育料が、第1子で最高1万1,400円となり、1.5倍になります。また、1時間当たりの保育料では、同じ時間であっても、保育所では3万500円、一方、幼稚園では1万1,400円と、この間、約2.6倍違うことになります。  幼保一元化ということであれば、同じ年齢のお子さんを預かっていただいても、1人当たりにかかる費用の格差が起こることが、ここで明らかになりました。そういった格差がある中で、保育をすること自体、そもそも無理があるのではないでしょうか。子育てを応援するというのなら、地域の実情に合わせた整備、保育に欠けるという内容の実態をつかんで、公の役割を進めていては、次世代の社会を支える人づくりへの責任を放棄したと言われても仕方がないと言わなくてはなりません。国の押しつけ整備については問題ありと指摘し、よりよい保育環境の整備に努めるべきだと思います。  次に、指定管理先に、今回、非公募で認定を求めることとして、2議案、議第112号の草津市立西一会館と教育集会所は、NPO法人ユウ・アンド・アイと、議第113号、草津市立常盤東総合センター及び芦浦教育集会所は、NPO法人ハート&ライトへ管理委託から指定管理に移行し、提案となっています。これまでの実績評価も不十分なまま、非公募で競争原理もなく指定管理というのはどうか。  日本共産党草津会議員団は、これまでも、この施設運営については、誰もが、いつでも、気軽に利用できるコミュニティセンター化をし、施設管理については公募で管理先を決定すべきだと提案をしてまいりました。今回、こうした提案では、市民からは市の提案では納得が得られないのではないかと思います。  また、その周辺の方からも、隣保館に働きたいという方がいるのに、いろんな人が入れず、同じ人が、普通では5年で契約が済むところ、10年以上も同じところにいて、施設を私物化しているのではないかと疑問視が出されるような施設運営となっているのではないでしょうか。  同和対策事業特別措置法が失効されてから12年経過をする中、行政が新たな支援策として非公募で運営を進めていくという特別扱いはやめて、多くの方が公共施設を利用でき得るような仕組みをつくることが必要だと考えます。  今回の提案ではなく、他市のように、介護保険デイサービスセンターや憩いの場にするなど、公の施設として機能転換、充実を図ることを求めておきたいと思います。地域に開かれた施設であるからこそ、教育もコミュニティも発展できると確信します。  市長を初め、当局にこのことを強く求め、日本共産党草津会議員団の代表として、議案に反対をする態度を表明し、討論を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(棚橋幸男)  以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題となっております各議案及び請願を、順次、起立により採決いたします。  まず、請願第5号を採決いたします。  お諮りいたします。  請願第5号、米価下落等に関する意見書の提出を求める請願について、産業建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、請願第5号は、産業建設常任委員長の報告のとおり決しました。
     次に、議第101号議案の採決を行います。  お諮りいたします。  議第101号、草津市立幼稚園条例の一部を改正する条例案について、文教厚生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 多 数〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立多数であります。  よって、議第101号議案は、文教厚生常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第102号議案の採決を行います。  お諮りいたします。  議第102号、草津市保育所設置条例の一部を改正する条例案について、文教厚生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 多 数〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立多数であります。  よって、議第102号議案は、文教厚生常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第104号議案の採決を行います。  お諮りいたします。  議第104号、草津市保育の実施に関する費用徴収条例の一部を改正する条例案について、文教厚生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 多 数〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立多数であります。  よって、議第104号議案は、文教厚生常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第112号議案の採決を行います。  お諮りいたします。  議第112号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 多 数〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立多数であります。  よって、議第112号議案は、総務常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第113号議案の採決を行います。  お諮りいたします。  議第113号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 多 数〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立多数であります。  よって、議第113号議案は、総務常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第91号から議第100号まで、議第103号、議第105号から議第111号まで、議第114号から議第120号まで、及び議第122号から議第126号までの議案30件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  ただいま宣告いたしました議案30件を各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第91号から議第100号まで、議第103号、議第105号から議第111号まで、議第114号から議第120号まで、及び議第122号から議第126号までの議案30件は、各委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第121号議案の採決を行います。  地方自治法第117条の規定により、除斥の対象になりますので、清水正樹議員の退席を求めます。     〔清水正樹議員 退席〕 ○議長(棚橋幸男)  お諮りいたします。  議第121号、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、文教厚生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第121号議案は、文教厚生常任委員長の報告のとおり決しました。  清水正樹議員の入場を求めます。     〔清水正樹議員 着席〕 ○議長(棚橋幸男)  次に、議第127号から議第129号までの議案3件を一括して採決いたします。  地方自治法第117条の規定により、議長が除斥の対象になりますので、退席をいたします。  副議長と交代いたします。     〔棚橋幸男議長 退席〕 ○副議長(杉江昇)  それでは、棚橋議長と交代いたしまして議事を進めてまいります。  議第127号から議第129号までの議案3件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  ただいま宣告いたしました議案3件を各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○副議長(杉江昇)  起立全員であります。  よって、議第127号から議第129号までの議案3件は、各常任委員長の報告のとおり決しました。  棚橋議長の入場を求めます。     〔棚橋幸男議長 着席〕 ○議長(棚橋幸男)  次に、市長より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。  事務局長。 ◎事務局長(中野和彦)  草総発第1422号          平成26年12月19日  草津市議会議長   棚 橋 幸 男 様    草津市長  橋 川   渉      議案の提出について  このことについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第149条第1号の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。  議第130号 草津市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて         他8件。  以上。 △~日程第4.議第130号から議第137号まで~ ○議長(棚橋幸男)  日程第4、議第130号から議第137号までの議案8件を一括議題といたします。  事務局長より議件を報告いたします。  事務局長。 ◎事務局長(中野和彦)  議第130号 草津市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて         他 人事案件7件  以上。
    ○議長(棚橋幸男)  提案者の説明を求めます。  橋川市長。 ◎市長(橋川渉)登壇  ただいまは、議第91号から議第129号までの各議案につきまして、原案どおりの議決をいただきまして、ありがとうございました。  それでは、ただいま上程をいただきました議第130号から議第137号までの各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  これらは、いずれも人事案件でございます。  議第130号は、草津市教育委員会委員の任命につき同意を求めるものでございまして、現委員の馬場輝代さんの任期が、12月24日に満了いたしますことから、新たに、杉江由紀子さんを教育委員会委員に任命するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  次に、議第131号は、野路町財産区管理委員の選任につき同意を求めるものでございまして、これは、現委員の任期が12月22日をもって満了いたしますことから、再度、杉江 肇さん及び古川康行さんを、新たに、遠藤壽一さん、奥井 猛さん、小中行雄さん、島田與三右衛門さん及び福井秀和さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  次に、議第132号は、矢倉町財産区管理委員の選任につき同意を求めるものでございまして、これは、現委員の任期が12月22日をもって満了いたしますことから、再度、青木藤雄さん、奥野和男さん、瀬川裕海さん、村田勘一さん、吉川治男さん及び吉川佳宏さんを、新たに、大久保一郎さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  次に、議第133号は、新浜町財産区管理委員の選任につき同意を求めようとするものでございまして、これは、現委員の任期が12月22日をもって満了いたしますことから、再度、明吉 忠さん、井野増次さん、伊庭健治さん、中西長雄さん、永元敏雄さん及び服部正司さんを、新たに、伊庭 孝さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  次に、議第134号は、集町財産区管理委員の選任につき同意を求めるものでございまして、これは、現委員の任期が12月21日をもって満了いたしますことから、再度、川端宗樹さん、駒井久雄さん、駒井康弘さん及び服部容三さんを、新たに、今井昭二さん、今井博さん及び服部 浩さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  次に、議第135号は、北山田町財産区管理委員の選任につき同意を求めるものでございまして、これは、現委員の任期が12月24日をもって満了いたしますことから、再度、池田俊清さん、奥村治一郎さん及び田淵信壽さんを、新たに、田淵 登さん、中島耕一郎さん、平井善次さん及び八幡知行さんを選任するに当たりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  次に、議第136号は、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めるものでございまして、任期の満了に伴い、再度、宇野房子さんを推薦するに当たりまして、議会の意見を求めようとするものでございます。  次に、議第137号は、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めるものでございまして、任期の満了に伴い、再度、木村 清さんを推薦するに当たりまして、議会の意見を求めようとするものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。  何とぞ、よろしく御審議をいただき、御同意等を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  以上で提案者の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議第130号から議第137号までの議案8件は、いずれも人事案件でありますので、質疑並びに会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  御異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議第130号から議第137号までの議案8件を直ちに採決することに決しました。  それでは、ただいま議題となっております議案8件を、順次、起立により採決いたします。  まず、議第130号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  草津市教育委員会委員に、杉江由紀子さんを任命することに同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第130号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第131号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  野路町財産区管理委員に、遠藤壽一さん、奥井 猛さん、小中行雄さん、島田與三右衞門さん、杉江 肇さん、福井秀和さん、古川康行さんを選任することに同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第131号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第132号議案を採決いたします。  地方自治法第117条の規定により、除斥の対象になりますので、瀬川裕海議員の退席を求めます。     〔瀬川裕海議員 退席〕 ○議長(棚橋幸男)  お諮りいたします。  矢倉町財産区管理委員に、青木藤雄さん、大久保一郎さん、奥野和男さん、瀬川裕海さん、村田勘一さん、吉川治男さん、吉川佳宏さんを選任することに同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第132号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  瀬川裕海議員の入場を求めます。     〔瀬川裕海議員 着席〕 ○議長(棚橋幸男)  次に、議第133号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  新浜町財産区管理委員に、明吉 忠さん、井野増次さん、伊庭健治さん、伊庭 孝さん、中西長雄さん、永元敏雄さん、服部正司さんを選任することに同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第133号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第134号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  集町財産区管理委員に、今井昭二さん、今井博さん、川端宗樹さん、駒井久雄さん、駒井康弘さん、服部 浩さん、服部容三さんを選任することに同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第134号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第135号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  北山田町財産区管理委員に、池田俊清さん、奥村治一郎さん、田淵信壽さん、田淵 登さん、中島耕一郎さん、平井善次さん、八幡知行さんを選任することに同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第135号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第136号議案を採決いたします。  地方自治法第117条の規定により、除斥の対象になりますので、宇野房子議員の退席を求めます。     〔宇野房子議員 退席〕 ○議長(棚橋幸男)  お諮りいたします。  人権擁護委員の候補者に、宇野房子さんの推薦につき意見を求めることについては、別段異議はないと決定し、通知することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第136号議案は、別段異議はないと決定し、通知することに決しました。  宇野房子議員の入場を求めます。     〔宇野房子議員 着席〕 ○議長(棚橋幸男)  次に、議第137号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  人権擁護委員の候補者に、木村 清さんの推薦につき意見を求めることについては、別段異議はないと決定し、通知することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男
     御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第137号議案は、別段異議はないと決定し、通知することに決しました。  次に、議員より議案が提出されておりますので、事務局長より報告いたします。  事務局長。 ◎事務局長(中野和彦)  議案の提出について  草津市議会会議規則第14条の規定に基づき、本日再開の草津市議会定例会に別添のとおり議案を提出します。          平成26年12月19日  草津市議会議長   棚 橋 幸 男 様  会第2号 草津市議会基本条例案     提出者       草津市議会議員        清水 正樹     賛成者       草津市議会議員        伊吹 達郎        大脇 正美        藤井三恵子        木村 辰已        西村 隆行        他2件  以上。 △~日程第5.会第2号および議第138号~ ○議長(棚橋幸男)  日程第5、会第2号および議第138号の議案2件を一括議題といたします。  事務局長より議件を報告いたします。  事務局長。 ◎事務局長(中野和彦)  会第  2号 草津市議会基本条例案  議第138号 草津市自治体基本条例の一部を改正する条例案  以上。 ○議長(棚橋幸男)  それでは、会第2号議案について、提案者の説明を求めます。  20番、清水正樹議員。 ◎20番(清水正樹)登壇  議会改革推進特別委員会委員長の清水正樹でございます。  ただいま提出いたしました会第2号議案、草津市議会基本条例案について、提案説明をさせていただきます。  平成12年のいわゆる地方分権一括法の施行以後、地方分権の進展に伴い、地方公共団体の自己決定や自己責任の範囲が、より一層拡大する中で、草津市の議事機関である草津市議会の果たす役割は大きくなっております。  こうした中、平成23年7月に市政運営の基本的な考え方や原則を定めた草津市自治体基本条例には、議会の役割として、議決の権限を行使し、もって市の意思決定を担うとするとともに、市民に開かれた議会、政策の立案や提言を行う議会、行政の監視および評価を行う議会を三つの柱とし、これらの機能の充実を図るための議会活動を行うことと定められております。  議会は、執行機関である市長と緊張関係のもとで、二元代表制の一翼を担い、市民の代表として多様な意見を酌み取りながら、自由闊達な討議を重ね、最良の意志を決定し、市民に信頼される議会を目指さなければなりません。  地方自治の本旨に基づき、豊かな草津市を実現するため、掲げた役割と目的を達成することを決意し、ここに草津市議会基本条例を制定しようとするものであります。  以上をもちまして、提出議案の提案説明といたします。  何とぞ、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  次に、議第138号議案について、提案者の説明を求めます。  橋川市長。 ◎市長(橋川渉)登壇  先ほどは、議第130号から議第137号までの各議案につきまして、原案のとおり御同意等を賜り、ありがとうございました。  それでは、ただいま上程をいただきました議第138号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本議案は、条例案件でございまして、ただいま上程されました草津市議会基本条例において、総合計画の基本構想及び基本計画の一部を議決事件として規定されますことから、重複した規定となる草津市自治体基本条例の基本構想の議決に関する規定を削除しようとするものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。  何とぞ、よろしく御審議をいただき、適正なる議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  以上で、提案者の説明は終わりました。  これより、会第2号および議第138号の議案2件に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はございません。  質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  質疑なしと認めます。  よって、質疑を終結いたします。  次に、討論を行います。  ただいまのところ通告はございません。  討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております会第2号および議第138号の議案2件については、既に委員会で調査を尽くされている内容でありますことから、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  御異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております会第2号および議第138号の議案2件については、直ちに採決することに決しました。  それでは、ただいま議題となっております会第2号および議第138号の議案2件について、順次、起立により採決いたします。  まず、会第2号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  会第2号、草津市議会基本条例案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、会第2号議案は、原案のとおり可決されました。  次に、議第138号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  議第138号、草津市自治体基本条例の一部を改正する条例案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立全員であります。  よって、議第138号議案は、原案のとおり可決されました。 △~日程第6.意見書第7号および意見書第8号~ ○議長(棚橋幸男)  日程第6、意見書第7号および意見書第8号の議案2件を一括議題といたします。  事務局長より議件を報告いたします。  事務局長。 ◎事務局長(中野和彦)
     意見書第7号 再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案)         他 意見書案1件  以上。 ○議長(棚橋幸男)  それでは、意見書第7号について、提案者の説明を求めます。  14番、久保秋雄議員。 ◎14番(久保秋雄)登壇  日本共産党草津会議員団久保秋雄でございます。  意見書第7号、再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案)について、提案説明を行います。  原子力規制委員会は、7月の九州電力川内原発1・2号機に次いで、関西電力高浜原発3・4号機の再稼働を事実上、容認しました。  本意見書(案)は、このような原発再稼働の動きが強まる中、現役世代の責務として、危険な原発を子どもたちに引き継がないため、再稼働の中止を強く求める内容のものであります。  それでは、意見書(案)の朗読をもって、提案説明にかえさせていただきます。  2011年3月の東京電力福島第一原発事故により、「原発安全神話」が崩れました。その後全ての原発が停止となり、原発がなくとも電気が足りることがわかりました。とりわけこの過酷な事故に際して、住民の命と暮らしを守る自治体の役割が重大なことが明らかになりました。  今、全国の全ての原発が止まっているなかで、再稼働の一番手として九州電力川内原発の再稼働が急がれています。10月20日、薩摩川内市議会は原発調査特別委員会において、わずか2時間の審議で再稼働反対陳情を不採択、推進陳情を採択し、28日の臨時会で再稼働推進を決議しました。また、福井県高浜原発など建設から40年以上が経つ原発の運転期間延長の検討など、福井原発群の再稼働へ向けた検討も進められています。  しかし、未だ原発事故の原因究明も終わらず、12万人以上もの住民が避難したままの福島第一原発事故の教訓はなんら生かされていません。大飯原発から、わずか60㎞の距離に位置する草津市は、ひとたび過酷な事故が起きれば深刻な被害を受けます。しかも、原発事故における住民の避難計画は、30㎞圏内の自治体を含め安全な場所に避難できるものではなく、全く現実性のないものとなっています。  近年、日本では全国各地で想定外の大災害に見舞われています。御嶽山の噴火による深刻な被害に続き、九州での火山の噴火や火砕流がいつ起こってもおかしくない現状が専門家から指摘されています。  住民の命と安全、財産を守るため、再生可能エネルギーへの転換を急速に進め、川内原発、高浜原発をはじめとした危険な原発の再稼働を中止すべきです。  よって、草津市議会は、以下のことを強く求めるものです。  原発再稼働をおこなわず、自然エネルギーを中心とした再生可能エネルギーへの転換を急速に進めること。  以上、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(棚橋幸男)  次に、意見書第8号について、提案者の説明を求めます。  18番、奥村次一議員。 ◎18番(奥村次一)登壇  意見書第8号の提案説明をさせていただきます。  米価下落等への対策を求める意見書(案)  26年度産水稲の10月15日現在の全国の作況指数は「101」の平年並みで、米の需給は引き続き緩和基調で推移している状況の中で、国は26年産米の過剰米対策は行わず収入減少影響緩和対策(ナラシ)のみで対応する方針だが、26年産米は出回りからかつてない水準にまで価格が下落し、生産現場では大きな不安と混乱が広がっている。  また、大幅な米価下落に加えて、日照不足・長雨・台風等により、10月15日現在の本県の作況指数は「97」の「やや不良」となり、本県産米の10月20日現在の1等米比率は52.8%となり、特にコシヒカリにおいては1等米比率が39.9%となっているなど水稲への質量両面で大きな被害を受けている。  加えて、26年産米からの米の直接支払交付金の半減等による所得の減少によって、再生産可能な農業経営の継続が脅かされる等、農業者の資金操りへの影響も懸念される。  27年産米以降についても、主食用米の需要の減少(トレンドで年間8万トン)や政府備蓄米の枠の減少(5万トンの減少の予定)などを踏まえると、作況によっては、需給緩和がさらに拡大することが懸念され、とりわけ米を中心とする本県農業(特に担い手経営体)にとっては、農業収入および農業経営への打撃は深刻であり、こうした状況を国が放置すれば、「農林水産業・地域の活力創造プラン」に示されている「農業・農村全体の所得を今後10年間で倍増させる」目標の実現が不可能になることは明らかである。  ついては、農家の経営安定や食料の安定供給のためにも、米価の安定は極めて重要であり、担い手が安心して農業を継続できるよう過剰米を早急に市場から隔離するとともに、所得対策の施策を講じるよう強く求める。  1.過剰米の市場隔離(備蓄米の適正水準の見直し・発展途上国等への支援等)に向けた対策や、米の需要拡大に向けた消費拡大対策を講じること。  2.飼料用米の大幅な生産拡大に取り組むために必要な水田活用の直接支払交付金の万全な予算を確保すること。  3.26年産米で予想される収入減少に対して収入減少影響緩和対策(ナラシ)交付金の早期支払いと、2割以上の収入減少に対しては国が補填すること。  4.資金操りに影響のある農業者に対する緊急融資等に向けた対策を早急に講じること。  以上をもちまして、意見書第8号の説明とさせていただきます。  議員各位の御賛同を、よろしくお願いいたします。 ○議長(棚橋幸男)  以上で、提案者の説明は終わりました。  これより、意見書第7号および意見書第8号の議案2件に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はございません。  質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  質疑なしと認めます。  よって、質疑を終結いたします。  次に、討論を行います。  討論の通告がございますので、これを許します。  4番、篠原朋子議員。 ◆4番(篠原朋子)登壇  日本共産党草津会議員団、篠原朋子でございます。  意見書第7号、再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案)について、賛成討論を行います。  まず第1に、事故の被害は拡大し続けていて、二度と原発事故を起こしてはならないということです。事故は収束をするどころか、その被害は拡大し、多くの被災者の方々は、先の見えない苦しみのもとに今なお置かれています。福島県では、今も県内外への避難者は、先ほども述べられましたように、12万人以上に上り、避難先で命を落とす人も少なくありません。  原発事故は、ひとたび放射性物質が大量に放出されると、その被害が空間的にも、時間的にも、社会的にも限定なしに広がり続け、人類はそれを防止する手段を持っていません。この異質の危険が3年半過ぎても、なお、猛威を振るっているのです。  しかも、原発事故は、これが最悪ということさえも想定できません。福島原発事故で大気中に放出された死の灰は、原子炉内総量の1割程度で、放射線ヨウ素やセシウムなどは、1、2%と言われていますが、これをもっと大量に放出される事故も起こり得ます。そういう最悪な事故が起こった場合の被害については、想定すること自体が不可能です。二度と原発の大事故を起こすことは、絶対に許されません。  二つ目に、原発稼働を続ける限り、処理する方法のない核のごみがふえ続けるからです。  原発稼働を続ける限り、この核のごみがふえ続けます。これ以上、この危険な遺産をふやし続け、将来の世代に押しつけ続けることは許されません。  三つ目に、再生可能エネルギー、自然エネルギーの最大限の活用、普及と低エネルギー社会への取り組みを本格化させるということです。  再生可能エネルギーの導入可能量は、全国で20億キロワット以上、これは環境省などの試算が出ています。これになり、原発54基の発電能力の約40倍となります。この大きな可能性を現実にする本格的な取り組みを開始すべきです。  ドイツでは、2000年に固定価格買取制度を導入しましたが、再生可能エネルギーによる発電量が、2011年には、導入前の4.1倍に拡大をし、原発による発電量を上回っています。  北海道電力では、風力発電の買い取り枠を20万キロワット以上に対して、発電を希望する事業者の応募は、187万キロワットに達しています。  東北電力でも、30万キロワットの買い取り枠に対して、約11倍の324万キロワットの応募がありました。  送電線の容量不足などの電力会社側の都合で、こうした力が、今、生かされていないのです。今こそ原発への未練をきっぱりと断ち切り、再生可能エネルギーの普及のために、あらゆる再生可能エネルギーの普及を大規模に進めていくことです。  再生可能エネルギーが高いという議論も、正しくはありません。もちろん初期投資には一定の費用がかかりますが、大規模な普及と技術開発が進めば、そのコストは大幅に低下していきます。  ドイツでは、太陽光発電の価格は、2004年から2012年の間に4割程度へと大幅に下がり、風力でも継続的に引き下げられ、10年間で、それは8割程度になりました。  日本でも、2020年には、風力発電コストが陸上の風力発電コストで1キロワット当たり7円から11円となり、現在の火力発電コストを下回る可能性があるとされています。これは、NEDO――ネドの再生可能エネルギーの技術白書に示されております。  大きな成長が期待される再生可能エネルギーと関連する新産業の誘致と育成、原発廃炉によって可能性が広がる漁業や、農業と関連産業の育成など、本格的な地域経済再生に国として取り組み、原発ゼロと一体に、立地自治体の住民の暮らし、地域経済再建の支援を進めることこそ大事だと思います。  最後に、最も印象的な判決文、国富論の2014年5月21日に、福井地裁の大飯原発差しどめについての記述を御紹介したいと思います。  被告は、本件原発の稼働が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものにかかわる権利と、電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的に許されないと考えている。このコストの問題に関連して、国富の流出や喪失の議論があるが、例え、本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根をおろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが、国富の喪失であると当裁判所は考えている。福井地裁の裁判長を初めとする3人の裁判官に敬意を表したいと思います。  以上、再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案)について、賛成討論といたします。  どうか議員各位皆様の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(棚橋幸男)  以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書第7号および意見書第8号の議案2件については、内容も極めて簡明でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決したいと思います。  これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  御異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております意見書第7号および意見書第8号の議案2件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。  それでは、ただいま議題となっております議案2件を、起立により、順次、採決いたします。  まず、意見書第7号議案を採決いたします。  お諮りいたします。  意見書第7号、再生可能エネルギーへの転換を進め、原発再稼働の中止を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 少 数〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。  起立少数であります。  よって、意見書第7号議案は、否決されました。  次に、意見書第8号議案を採決します。  お諮りいたします。  意見書第8号、米価下落等への対策を求める意見書(案)について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔起 立 全 員〕 ○議長(棚橋幸男)  御着席願います。
     起立全員であります。  よって、意見書第8号議案は、原案のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議決されました意見書につきましては、万一、字句等について整理を要する場合は、その整理を本職に一任されたいと思います。   これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  御異議なしと認めます。  よって、字句等について整理を要する場合は、その整理を本職に一任することに決しました。 △~日程第7.委員会の閉会中の継続審査~ ○議長(棚橋幸男)  日程第7、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。  各常任委員会委員長から、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、会議規則第105条の規定により、所管事務調査のため、また、議会運営委員会、都市再生特別委員会、議会改革推進特別委員会予算審査特別委員会及び決算審査特別委員会の各委員長から、所管の事項について調査の必要があるため、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査に付したい旨の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、これを閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棚橋幸男)  御異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。  以上で、本定例会に付議された案件は、全て議了されたものと認めます。  この際、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。  橋川市長。 ◎市長(橋川渉)登壇  先ほどは、議第138号につきまして、原案のとおり議決を賜り、ありがとうございました。  ただいま、議長から発言のお許しをいただきましたので、今定例会の閉会に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。  議員各位には、去る11月28日から本日までの22日間にわたり、各議案につきまして慎重なる御審議をいただき、全て原案どおりの議決等を賜り、まことにありがとうございました。  今定例会に提案申し上げました議案は、専決処分の承認が1件、平成26年度補正予算が8件、条例案が10件、一般議案が22件、人事案件が8件の合計49件でございました。  御審議の過程で賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の諸施策の執行の中で十分反映をさせていただく所存でございますので、議員各位の一層の御支援、御協力をお願い申し上げます。  さて、ことしも残すところ、あと10日余りとなり、「師走は猫の手もかりたい」と申しますが、慌ただしい年の瀬を迎えました。  この一年を振り返りますと、まず、大きな節目であります市制施行60周年とその記念事業を市民の皆様とともに実施をしてまいりました。  11月には、草津市政の発展に御尽力いただきました方々や御来賓をお招きし、記念式典を挙行することができました。  さかのぼって、4月には草津宿本陣楽座館がオープンし、街道文化の発信に弾みがついたところでございます。  7月には、協働のまちづくり条例を施行し、これに基づき、8月に各学区のまちづくり協議会を認定をさせていただきました。それぞれの地域課題の解決に取り組んでいただき、地域の方々が主体となって、さらに住みよい地域づくりが進んでいくように念願をしているところでございます。  9月には、市立の小中学校で、タブレットパソコンを使った授業が始まりました。より一層、学力の向上につながるよう期待をしております。  11月には、福島県伊達市と、産業、防災、文化等のさまざまな分野で積極的に交流し、友好関係を発展させるため、友好交流協定を締結いたしました。  そして、ことしも市内の高校から、サッカー、ラグビーなどのチームが全国大会に出場されることとなり、大いに活躍されることを期待しております。  来年のえとは、「ひつじ」でございまして、漢字で書くと、未来の「未」であります。この「未」という字の由来は、「これから果実が熟し始める状態をいう」とされており、まさしく市制の還暦を経て、次の10年、20年、さらに、その先へと向かう草津市の門出にふさわしい年を予感をさせてくれます。議員各位を初め、市民の皆様と一緒に、さらに住みよいまち、働きやすいまち、元気なまちづくりの前進をさせてまいります。  結びになりましたが、今月は、殊のほか厳しい寒さとなっております。これからの時季、議員各位におかれましては、健康に十分御留意をいただきまして、新しい年を御健勝、御多幸でお迎えになられますとともに、新年をさらなる飛躍の年としていただきますようお祈り申し上げ、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(棚橋幸男)  これをもちまして、平成26年11月草津市議会定例会を閉会いたします。  御苦労さまでした。     閉会 午前11時23分    ─────────────  草津市議会会議規則第88条の規定により、下記に署名する。         平成26年12月19日 草津市議会議長     棚 橋 幸 男 草津市議会副議長    杉 江   昇 署名議員        西 垣 和 美 署名議員        清 水 正 樹...