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平成25年 8月 5日文教厚生常任委員会−08月05日-01号
平成25年 8月 5日議会改革推進特別委員会-08月05日-01号

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  1. 草津市議会 2013-08-05
    平成25年 8月 5日議会改革推進特別委員会-08月05日-01号


    取得元: 草津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-29
    平成25年 8月 5日議会改革推進特別委員会-08月05日-01号平成25年 8月 5日議会改革推進特別委員会               議会改革推進特別委員会会議録 〇日時     平成25年8月5日(月)午後1時2分 〇場所     第1委員会室出席委員   委 員 長  久保 秋雄君   副委員長  奥村 次一君         委  員  棚橋 幸男君   委  員  山田 智子君         委  員  小野 元嗣君   委  員  宇野 房子君         委  員  杉江  昇君   委  員  篠原 朋子君         委  員  西垣 和美君   委  員  竹村  勇君         委  員  清水 正樹君   委  員  奥村 恭弘君 〇欠席委員   なし 〇傍聴議員   西村 隆行君   中島 一廣君   大脇 正美君 〇事務局職員  局長    中野 和彦君   次長    寺井 儀政君
            専門員   橋本 哲男君 〇案件 1.反問権について 2.議決事件の拡大について 3.役職の立候補制について 4.請願における発言機会の確保について 5.議会の会期の通年化について 6.政策討論会政策研究会について 7.事務局によるサポート体制の強化について                 開会 午後1時02分 ○久保秋雄 委員長  それでは、ちょっと定刻を過ぎましたが、議会改革推進特別委員会を開催いたします。  きょうは副委員長が若干おくれると。で、棚橋委員が少しおくれるというふうに伺っております。よろしくお願いします。  議事に入ります前に、8月2日、3日と議員の質問力向上の研修、これは県の市議会議長会の主催でありまして、1日目は7人、2日目は2人が出席されまして、両日ともに通して出席された杉江委員からちょっと感想を含めた、簡単にお願いします。 ◆杉江昇 委員  どうも御出席の議員各位はお疲れさまでございました。今、委員長がおっしゃいましたように、質問力を向上しようということで、これはぜひ参加せなあかんということで、やっぱり論点を整理しながらきちっと執行部に、市長に説明すると、これが一つと、提案をする質問なんか、監査をする質問なんか、その辺も明確にしていくような、めり張りのついた質問を心がけるようにするということが重要となっております。  それと、幕合いにいろんな議員間でお話しするんですけど、今、我々がやっているような質問時間とかに及びまして、草津さんどんだけですかいうて、答弁含めて30分ですといったらえっということになりました。すごい能力ですねと言われて、そこは1時間キープのところでした。それでもなかなかできひん場面と、もてあますときもあるけど、やっぱり60分バックボーンにあるということの有意義はこれありまっせと。ちょっと草津さんすごいですね、30分で答弁も全部やってしまうとはさすがですねなんか言われて、ちょっと赤い顔して帰ってきました。そんな2日、3日でした。 ○久保秋雄 委員長  御苦労さまでした。  それでは、本日の案件はお手元の次第にございます7件について御議論いただきたいと考えております。たくさんありますけれども、効率よく議論を進めたいと思いますので、御協力よろしくお願いします。  資料につきましては、事前に配付をさせていただいておりますが、お手元にございますでしょうか。ありますね。  それでは、本日の案件に入ります前に、前回、7月1日の議事概要について、事務局の説明を求めます。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、お手元資料の1ページのほうをごらんいただきたいと思います。  去る7月1日の委員会の概要についてでございますが、まず今後議論すべき項目について御審議いただきました。これにつきましてはまとめのところに書いてございますとおり、前回の資料2の丸印がついておりました審議要の項目及び事務局のサポート体制の強化について今後議論するということでまとめられました。今回、その全ての項目を次第に上げさせていただいております。  次に、6月定例会における質疑・一般質問の検証についてということでございまして、質問内容、質問方法につきましては、本委員会の審議内容を意識して質問した議員が多かったなど、成果があったという御意見がある一方で、質問の趣旨を深めるとか、答弁に対し臨機応変に再質問できる力をつけるとか、事前の調査が必要といったような御意見もございました。  また、質問時間につきましては、時間的制約があったということで、質問時間の確保が必要であるというような御意見がございました。  また、反問権につきましては、2ページの下のまとめのところをごらんいただけたらと思います。  反問権についてまとめていただいた内容といたしまして、まず反問の範囲につきましては、議員の質問の意味を確認するとともに、議員の質問の根拠等を逆質問できることとするということでございます。また、会議の範囲としましては、本会議及び委員会とし、反問権の申し出ができる説明員の範囲としましては全ての説明員とする。反問できる回数等の制限については制限を設けない。反問の手続につきましては、本会議では議長、委員会では委員長の許可を得ることとする。反問にかかる質問時間の取り扱いにつきましては、質問時間の確保を前提として、反問にかかる時間を質問時間に含めるというまとめがされたものでございます。  次に、議会報告会につきましては、こちらも3ページ下のほうにまとめがございますので、こちらをごらんいただきますと、実施内容につきましては、議会活動の報告及びテーマを設定した意見交換会とするということ。また、開催主体としましては、議員全員で運営するということですが、企画立案については何がしかの特別委員会を設けるということ。また、実施時期・回数につきましては、年1回以上開催する。開催場所については、企画立案の際に検討する。4ページのほうに参りまして、資料につきましても、報告会開催に必要な資料を用意するということで、そのときに検討するということでございます。想定される課題への対策につきましては、開催に当たってはテーマ設定などを論議しておくといったまとめがされたものでございます。  次に、議決事件の拡大につきましては、総合計画基本計画議決事件とすることについてを中心に議論されまして、大きく3つの意見に分類をさせていただきました。  まず賛成論といたしましては、総合計画は地域経営の根幹であるということで、多治見市の例が挙げられておりました。これらのことから、議会は基本計画にも責任を持つべきであり、議決事件とすべきであるといった賛成の御意見、また、条件つき賛成論といたしまして、審議の質を高めることができるのであれば議決事件に加えるべきであるということで、審議体制の確保や議決へのスピード感というのが必要であるという御意見がございました。  一方で、慎重論といたしましては、他の改革項目を優先し、議決事件については現状のまま基本構想のみとしてもいいのではないか、また、草津市の総合計画の特徴から、どこまでを議決の範囲とするのかについて問題点があるといったような御意見が出されまして、まとめとしましては、また次回、引き続き議論するとされたものでございます。  次に、役職の立候補制につきましては、大きく3つの項目について御意見が出されました。  まず、任期につきましては、委員長の任期を2年にすべきという御意見、次に、正副議長の立候補制候補者演説につきましては、立候補者の中から採決、つまり選挙をするほうがよいということ、また、正副委員長の選出方法につきましては、県内他市での状況ですとか、あと委員長の役割、また、委員会条例や会議規則の規定から互選にすべきという御意見があった一方で、従来のドント方式であれば、各会派に均等に割り振りをすることができるという御意見もございました。  こちらのまとめとしましては、次回、引き続き議論するということでございます。  以上でございます。 ○久保秋雄 委員長  ただいまの前回7月1日の委員会の概要報告でございましたけれども、これについて何か質疑はございませんでしょうか。どこからでも結構です。よろしいですか。  じゃあなければ、本日の案件に入りたいと思います。よろしくお願いします。  まず、最初の反問権についてを議題といたします。  前回の委員会で反問権については、議会基本条例に規定して、反問の範囲や反問ができる説明員の範囲などについてまとめをさせていただきました。  本日は実際に反問権を実施されている野洲市の事例を紹介させていただき、実際の事例を共有いただいた中で、前回のまとめの確認をしておきたいと思います。  では、資料につきまして事務局から説明を求めます。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それではまず、6ページをごらんください。  6ページにつきましては、近隣市の比較ということで、今、議題となっております反問権についてと、またこの後、議題となります議決事件の拡大について、また正副議長、正副委員長の選出について状況をまとめさせていただきましたので、またこの後の議論に御活用いただければと思います。  それでは、次に7ページのほうをごらんください。  前回、反問権について御協議をいただきましたが、実際の運用例を共有していただく資料がございませんでしたので、今回、1例を御紹介させていただきたいと思います。  こちらは野洲市議会での反問の例ということで、議員の質問に執行部が答弁した後に、二つの項目について市長が反問された例でございます。  内容といたしましては、一つ目に新病院の整備についてということで、昨年の12月に市民の合意と大多数の議員の賛同が欠かせないということを理由に、野洲市長が計画を凍結したことについて、現在の市長の見解を議員が質問されたものでございます。  これに対し、市長が質問議員の会派の中で賛否が分かれていたということについて、会派内の賛否の現状と、反対されている議員の理由を反問されたという内容でございます。  二つ目といたしましては、道路整備についてということで、これは野洲市にございます交差点の5差路が交通上危険であるということですが、改良事業が一向に進んでないことについて、その理由と市の見解を質問されたものでございます。  これに対し、市長がその質問された議員としてはどのような解消策をお考えなのかということを反問されたものでございます。  以下、会議録のほうを掲載させていただいておりまして、流れといたしましては、質問答弁を終えた後に、議長が暫時休憩をとられまして、この短い時間の間に反問の内容を確認されております。議長の許可を受けまして、市長が1回目の反問をされています。これに対して、7ページの下のほうですが、議員が答弁をされております。  8ページになりますけれども、8ページの下のほうで、再度、市長が2回目の反問をされておりまして、9ページで議員がそれに対する答弁をしているということでございます。  野洲市のほうでは、こういった形で2回までというような取り決めをされておるものでございます。  以上のとおりでございます。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。  反問の時間はどれぐらいかかってますか。 ◎橋本 議事庶務課専門員  10分程度になるかとは思います。済みません、ちょっと厳密に確認はさせてもらってないんですが。 ○久保秋雄 委員長  また、後ほどでも結構ですので、時間がどれぐらいかかったのか調査をお願いします。  皆さん、この野洲の事例を見られて、御意見があればお願いをしたいと思います。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  一応、前回のまとめとしては、反問権は付与しようということで決まっていたかと思うんです。それで改めて野洲の事例を見てまして、反問できる回数等の制限が、まとめで制限しないとなっているんですが、時間との絡みはありまして、ある意味、制限というやり方のほうが論点が本当に的を絞った、無駄な何かつけ加えがなくて、制限することのほうがいいのかなということをちょっと、これ、多分平行線になるような感じの内容ですよね。市長は市長で聞きたいと。何で会派の中で意見が違うのかという感じで。ほんでこっちはかなり困ってはりますわね、結構ね。やっぱりそうなると、ある意味、どっちにも泥沼化しないためには、2回なり3回という制限があったほうがいいのかなというちょっと気はします。 ○久保秋雄 委員長  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  ちょっと、今、反論がありまして、時間の制限とおっしゃったんですけど。 ○久保秋雄 委員長  回数の制限ですね。 ◆杉江昇 委員  時間の制限もあって、回数の制限もしたらという。 ◆西垣和美 委員  でなくて、全体の時間が長引かないためにもという意味です。 ◆杉江昇 委員  済みませんでした。多分この反問権は、議員側の持ち時間に含めるということを思いましたので、そうではないやろということを言いたかったんですけど、済みません、誤解していました。 ◆西垣和美 委員  含めないからこそ、長引かせるのは。 ◆竹村勇 委員  ちょっと委員長、聞こえへんねわ。これ、こっちの音も大きくせんと。 ○久保秋雄 委員長  そうですね。ちょっとボリュームを上げていただくか、エアコンの騒音も結構ありますので、なるべく大きな声で元気よく御意見をよろしくお願いしたいと思います。  今、西垣委員から反問権の行使については一定制限が必要ではないかという、全体の時間の確保の意味から、そういう御意見がありましたけど、いかがでしょうか。  篠原委員。 ◆篠原朋子 委員  私も回数については、ある程度やっぱりよその市でもそういうことも踏まえて回数が2回とされているんじゃないかなと思います。野洲、一度だけ傍聴に行ったことがあるんですが、やっぱり結構議論は平行に、反問もばんばんされてました、市長は。結構、答えるほうもなかなか趣旨、的を射てなくて、2回された2回とも同じような答えになってたように記憶をしています。それ以上言っても、やっぱり今おっしゃってたみたいに平行線かなということも見られましたし、質問をクリアに明確にするという部分の反問権とするんだったら、やっぱり2回ぐらいで妥当なのかなと感じましたし、当然反問権はあっていいかなとも思いますし、時間としては答弁に含まなくて、それをきちんとやりとりできれば、回数的には1回でも3回でも、まあ2回程度でいいんじゃないかというふうに私は思います。 ○久保秋雄 委員長  どうぞ。 ◆宇野房子 委員  今、篠原さんおっしゃっていただいた答弁に含まれないとか、その表現がちょっと私にはわからないんですけど、私たちの持ち時間以外に反問権と議員が答える時間は全部別途にしてやるのか、それとも30分、私たちの持ち時間内に、反問権以外の議員の発言はこっちに入れたいのか、その辺がきちっとこの書き上げている中ではちょっとわかりにくいので、そこら辺を皆さんでもう一度確認するために話し合うのがいいのかなと私は思ったんです。この6番の表現の仕方がちょっとわかりづらい部分がありますので、それでこの野洲の場合は、両方、反問しはって、それに対する議員の答弁も含めて、外という言い方はおかしいですけど、持ち時間以外だと思ってるんですけど、それがちょっと。 ○久保秋雄 委員長  それは答えられますか。 ◎橋本 議事庶務課専門員  野洲市の場合は、反問にかかる時間というのは質問時間に含まないというふうにされています。 ◆宇野房子 委員  ほんでその反問しはった人も反問しはって、議員が答えるのはまたカウントしていくんですか。 ◎橋本 議事庶務課専門員  いえ、それも含まれないです。 ◆宇野房子 委員  含まないですね。 ◎橋本 議事庶務課専門員  はい。 ◆宇野房子 委員  もともとそんだけは別だと考えていいんですね。 ○久保秋雄 委員長  今、ありましたように、野洲の市議会の場合は、反問にかかる時間、行政がしゃべる時間、議員がしゃべる時間は全て別扱いということです。  前回のまとめは、6項に反問にかかる質問時間の取り扱いとして、質問時間の確保を前提として、反問にかかる時間を質問時間に含めるということで合意をしたというふうに理解をしております。ここの解釈について、事務局からさらに説明がありましたらお願いしたいんですが。  私の理解としては、質問時間の確保、30分の持ち時間で議論をするんですけども、行政が質問している時間はこの中には入らないと。議員が答えをしゃべってる時間、これはカウントするというふうに理解をしたんですけれども、こういう理解でよろしいんですか。 ◎橋本 議事庶務課専門員  そうですね。前回、そのような議論がされていたと思います。 ◆杉江昇 委員  もう一回言ってください。済みません。 ○久保秋雄 委員長  反問のために行政がしゃべっている時間、これについては議員の持ち時間には含めない、時間外として。ただ、議員がそれに対して答弁している時間、これは発言時間の中に含めていくと。 ◆西垣和美 委員  ちょっと私の記憶の中でそうなったかどうかが余り定かでなくて、野洲市みたいにぱちっとそこは切って、いわゆるこれは暫時休憩みたいになっているわけですね、例外として。だからそういうやり方のほうがわかりやすいのかなという気がして、もし皆さんの同意が得られるんだったら、反問にかかるやりとりというのは、もうどちらもカウントしない、時計をとめるという形のほうが私はいいかなと思うんですが。                〔「そう思う」の声あり〕 ◆清水正樹 委員  これそう違うの。反問権の行使はイレギュラーなケースであることから時計をとめるというの。 ○久保秋雄 委員長  私はそれで皆さんに御確認を求めたんですけれども、一部の委員さんが反対されたので、まとめ切れなかったということで。 ◆清水正樹 委員  いや、言うとくで。前提があるねんで、これ。この質問時間の確保を前提とするということも。要するに、この前の話を皆さん思い出してもらいたいんですけども、会派の代表質問についても、当然ある一定、総括的に検討するということでっせ。だから30分の質問時間については、質問時間だけを確保するということは、全員そういう意見が多かったけども、それはそれとして、代表質問のことも検討して、このことについてはやっていくということでっせ。それを忘れんといてもらいたいなと僕は思います。 ○久保秋雄 委員長  ということはあれでしょうか。反問にかかる時間、行政がしゃべっている時間、議員が答弁している時間、全て別扱いをすると、言うたらもう時計をとめると、そういうことでよろしいですか。再度、ちょっとお諮りしたいと思います。 ◆清水正樹 委員  そのほうがすっきりするよな。 ○久保秋雄 委員長  よろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ◆西垣和美 委員  回数はどうしたらいいんですか。
    久保秋雄 委員長  じゃあその反問にかかる時間についてはそういうことで、済みませんが議会事務局も今の理解でよろしくお願いします。時計をとめるという考え方で。  回数の制限についてはいかがでしょうか。反問の回数。前回は私の理解は回数等について特に制限をしないというふうに理解をしたんですけれども、ただ、この野洲の事例を見てますとどうかなという感じもしてきましたので。 ◆清水正樹 委員  1回、2回やいうても、これを見てても市長も言うてはりますやん。1回で2点お聞きしますと。そしたら回数なんか無意味になってきますやん。 ◆西垣和美 委員  しかも何か野洲も備考のところで、条例改正予定と。行使に曖昧な部分があり、反論がエスカレートする場合も想定されるため明確にすると書いてあるから、多分これ、市長が結構使ってるから、議会としても、ちょっと歯止めの何か条例改正するんじゃないかなと、ここの資料にね。今、言わはったように、1回といいながら1つの中で2つ項目を入れてきたりするから、議会もちょっとかなんなという感じかもしれないですね。だから制限する中でも細かに制限、1回1項目とするとか、とりあえずまず制限するかどうかの議論ですけれども。 ○久保秋雄 委員長  皆さん、いかがでしょうか。前回、合意できたというふうに思ってましたけれども、今、いろいろ意見が出ております。回数を制限しますか、それとも特に制限しないか。 ◆杉江昇 委員  やっぱり2回程度のほうがいいかもしれないですかね。 ◆清水正樹 委員  2回にしても4回になりよるで。そこはもう議長がとめはったらええやん。 ◆杉江昇 委員  そうそう。議長のファシリティーに。 ○久保秋雄 委員長  運用の中で、そうすると。 ◆宇野房子 委員  平行線でいったときには、そこで、この間の龍大の研修やないけど、平行線に同じことばっかり、ちっともやまらんときは、やっぱり議長がぴしっとそこで方向を変えるようにきちっとしはったら、そこは議長の裁量も出てくるやろうと思うんですけれど。 ○久保秋雄 委員長  じゃあ特に制限回数については書かないと。けれども議長の裁量でそこら辺をきっちりするということでよろしいか。  議長はいかがでしょうか。 ◆奥村恭弘 委員  裁量権がありますので、それで聞いていただけるんやったら。多分そこで問題になるのは、いや、わしはもっとどんどんしたいから、何でそこでとめるんやというのを、多分質問者、どっちかわかりませんよ、市長なんかもしれんけども、野洲の場合やったら言わんのかもしれないですね。それやったら回数を設けといたほうが歯どめはかかるのはかかるとは思いますけど。 ○久保秋雄 委員長  議長はそういう御意見なんですけれども、確かに回数をきちんと明記しておけば、采配はしやすいだろうなとは思うんですけど。皆さん、いかがでしょう。副議長、いかがでしょう。 ◆竹村勇 委員  議長と一緒で結構です。 ○久保秋雄 委員長  じゃあ2回。 ○奥村次一 副委員長  2回という部分でも1項目の話す時間がずっと長いという部分もあり得るでしょ。 ◆杉江昇 委員  それは議長の調整でしょ。 ○奥村次一 副委員長  調整で終わってしまうんですか。 ◆杉江昇 委員  それは長いぞと言うのは議長の仕事ですね。あんたもうええかげんにせんかえというような。 ◆西垣和美 委員  そこまではなかなかちょっとね。 ◆清水正樹 委員  あんまりがちんがちんに決めたりしたら。数としては入れとかなあかんのちゃう、やっぱり。 ○久保秋雄 委員長  じゃあ2回までと一応決めておきますか。そういうことで議会事務局、御理解をよろしくお願いします。  ほかに反問権について御意見はございませんか。  それでは、前回の一部修正がございましたが、その点、再度また次回の委員会で御報告を申し上げますので、よろしくお願いします。  じゃあ反問権についてはこれで終わります。  次に、2番目の議決事件の拡大についてを議題といたします。  資料について、事務局からの説明をお願いします。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、資料の10ページのほうをごらんいただきたいと思います。  議決事件の拡大に係る検討事項といたしましては、冒頭に御報告させていただきました前回会議の御意見から、次の点を上げさせていただきました。  まず1番ですが、総合計画基本計画議決事件とするかどうかという点でございます。これにつきましては、基本計画議決事件とすることの意義について、また、議決事件を拡大することの重要度、優先度から御議論をいただければというふうに思います。  次に2点目ですが、基本計画議決事件とするとなった場合についての論点ということでございまして、一つ目としまして、議決事件とする基本計画の範囲についてでございます。これは草津市の総合計画の構成が二層となっていることが一つのネックとなっているということでございまして、その下のほうに参考といたしまして、総合計画の構成についての他市との比較をさせていただきました。ちなみに網かけ部分は議決事件ということでございます。  一般的には総合計画は三層構造が主となっておりまして、基本構想と基本計画、またその下に実施計画といったものがございます。  草津市の場合は二層構造ということで、基本構想と基本計画となっております。そのうち基本計画の内容としましては、リーディングプロジェクト、いわゆる重点方針の部分と地域経営の方針で、基本方針、施策、達成目標と行動の指針、主要事業、ロードマップ事業となっております。  ちょっと参考に、11ページのほうにはその構成がどういう形であらわされているかということで、一例を挙げさせていただきました。  それで大津市につきましては、草津市と同様の二層構造となっておりまして、基本構想と実行計画となっております。  実行計画につきましては、施策の目標と重点化の視点、また、数値目標と重点事業計画といった内容が記載されておりまして、大津市ではこの施策の目標と重点化の視点について議決事件というふうに定めておられまして、数値目標と重点事業計画につきましては、毎年度の予算審議に委ねられているというようなところでございます。  また、多治見市につきましては三層構造となっておりまして、基本構想、基本計画、実行計画となっております。  このうち基本計画につきましては、施策Ⅰ、施策Ⅱ、基本計画事業というような項目が入っておりまして、ここで大津市と違うのは、基本計画事業も議決事件に含まれていると。基本計画の一部をなしているというようなところでございます。  また、実行計画につきましては、基本計画事業別各年度計画というのがございます。これにつきましては議決されておりませんでして、議会への情報提供という形をとられております。  基本計画につきましては、大事業の計画などによりまして、基本計画を随時改定する際の議決をとられているというようなことで、おおむね4年に二、三回程度というふうなことをおっしゃってました。  こういった違いがあるわけなんですけれども、草津市につきましては、大津市と同様の構成をなしているというところで見ますと、大津市の例から言えば、基本計画のうち施策までということが、大津市の例から比較して、この線が草津市に置きかえると議決事件となるのではないかというようなことで書かさせていただいております。  なお、達成目標と行動の指針であったり主要事業といいますのは、毎年度の単年度の施策評価において、必要に応じて更新していくということで、この辺も大津市と似たやり方をとっているということがございます。  次に、審議体制・審議方法につきましては、議決責任を果たすために、また計画に即応性を持たせるためには、審議体制や審議方法が十分で、かつ審議が効率よく迅速なものでないといけないという御意見がございました。  これにつきましては、専門的知見の活用や市民との意見交換会などの手法を活用し、充実した審議内容とすることが求められるというふうなものでございます。ということで、議会の意見をどのようにまとめ、計画に反映させるかという視点から、体制や方法についても御議論いただいてはどうかというものでございます。  以上でございます。 ○久保秋雄 委員長  多くの自治体の議会で議決事件の拡大ということが提案され、また条例に書き込まれているというのが実態でございます。それは議決することを通じて、当然議会が審議を行いますので、その審議を通じてさらに行政の計画の細かいチェックができるということだろうかなというふうに思いますが、皆さん、議決事件の拡大、特に今回提案されておるのは、基本計画の上部構造のところを議決しようじゃないかと具体的に提案がされているんですが、皆さん、この点についていかがですか。はい、どうぞ。 ◆杉江昇 委員  4ページの慎重論のところの2番のちょぼ、予算と基本計画をリンクをさせるため云々なんですけど、これは私が言ったと思うんです。この11ページの表を見ると、この生涯学習・スポーツ、その右側、この二つを議決の事件にしようという。 ○久保秋雄 委員長  そうです。 ◆杉江昇 委員  なら私は賛成です。 ○久保秋雄 委員長  11ページに、今、意見が出まして掲載されておりますけれども、上の二つ、基本方針、そしてその右の施策、ここのところを議決しようと。そして下の段の二つ、達成目標とか行動の指針、あるいはその右の主要な事業、あるいはロードマップ事業、ここら辺はいろいろな修正があり得るので、この部分についてはやめておこうという提案ですけれども、いかがでしょうか。一旦、議会で細かい事業まで議決してしまいますと、修正するときに全部また議会の議決が必要になるということによります。  基本計画の上部構造とはいえ、議決しますと議決責任も議会の場で発生します。そういうことも含めてしっかりと審議をするという決意をこの条例であらわすということになろうかと思いますが、それでよろしいですか。基本計画の上部構造を議決事件として加えるということでよろしいでしょうか。反対の方はございませんね。  清水委員。 ◆清水正樹 委員  議会で議決しましたと。これ、単年度ちゃうわな、基本計画というものは。 ○久保秋雄 委員長  そうですね。 ◆清水正樹 委員  そうすると、それがずっと拘束されるわけですけど、複数年にわたって。 ○久保秋雄 委員長  3年ないし4年ですか。 ◆清水正樹 委員  3年ないし4年。そこですわ。一旦したら、その辺を常に、変更があった場合にまた議会にかけてもらうわけでしょ。 ◆杉江昇 委員  委員長、ちょっと事務局に確認してほしいんですけど、毎年ローリングするんですけど、この施策の部分はローリングの中に入ってないんでしょうか。 ○久保秋雄 委員長  事務局、答えられますか。 ◎橋本 議事庶務課専門員  施策を変更するに当たっては、基本計画自体を変更しなければならないという認識をお持ちでして、基本的に施策が変わるということは、よほどの大きな方針転換がない限りは変わらないものと。基本的に草津市の総合計画は総花型をベースにしているかと思いますので、ここが変わるというのはよほどのことかと思いますし、今のところ施策が変えられたというところは、第1期、第2期とかそういう単位でしかないということです。 ◆杉江昇 委員  そしたら次の第3期のときに変わる可能性があるということですね。 ◆竹村勇 委員  そやけど、そこで首長が変わったら。 ◆杉江昇 委員  いや、それは変わらないです。 ◆竹村勇 委員  いやいや、その思いが違ってきたら。 ◆杉江昇 委員  そやし、今の概念はもう32年までは基本を変えないと。ロードマップは変わっていくのかもわかりませんけど、総計は変わっていかない。 ○久保秋雄 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  だから変わるとか変わらないとかは問題じゃなくて、変えたときに議会が責任を持つべきかどうかということで、だから今おっしゃったように、施策を変えるってよほどのことじゃないと変わらないので、だからこそ議会がそこでやっぱり変わったときに、きちんと審議をするべきではないのかなというのを思います。変えたらあかんということはないんですよね。でも変えるには理由が必ずあるので、もし万が一変わったら、そこはやっぱり議決事件にしておくほうが、きちんとそれは審議ができるかなと思います。 ○久保秋雄 委員長  現行は施策の変更というのは議会の議決は必要じゃないんですね。 ◆西垣和美 委員  ないですね。 ○久保秋雄 委員長  これを議会の議決が必要にしようと。議決なしには変更できないようにしようという提案になりますけれども。ただ、一番下のいろんな事業は、議会の議決事件とはしませんので。 ◆竹村勇 委員  予算で伴ってくる可能性があるわな。だから政策のあれになって出てくる。 ○久保秋雄 委員長  それでは、議決事件について、上部構造を議決事件に加えるということでよろしいですか。                 〔「賛成」の声あり〕 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。そういうことでまとめさせていただきます。  それでは、3番目の役職の立候補制についてを議題といたします。  事務局から資料の説明を求めます。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、資料の12ページでございます。  役職の立候補制に係る検討事項ということで、こちらも前回の委員会の議論から3点を上げさせていただきました。  まず1点目としまして、正副議長・正副委員長の任期の延長について。2点目としまして、正副議長の立候補制候補者演説について。3点目といたしまして、正副委員長の選出方法についてということで上げさせていただきまして、それぞれの項目につきましての特徴ですとかメリット、デメリットということで上げさせていただいております。  なお、その下の参考ですが、全国的な状況といたしまして、議長の候補者演説の実施状況といたしましては、本会議で表明する機会を設けているというのが全体の3.2%ということで、前年と比較してもふえていないというような状況です。  次の、全員協議会など本会議以外の場で公約・所信を表明する機会を設けている、草津市はこれに当たるかと思うんですが、これが24.7%、一方、設けていないというのが71.9%となっております。  また、その下の参考につきましては、前回の会議でも御説明をさせていただいたとおりでございます。  次に、13ページをごらんください。  13ページは関係する規定についてまとめさせていただいたものでございます。  まず、1点目の任期につきましては、地方自治法103条第2項で、議長及び副議長の任期は議員の任期によるとなっておりますが、草津市では慣例により1年の交代というようなことになっております。  また、草津市議会委員会条例の第3条には、常任委員の任期は1年とするとなっておりまして、議会運営委員会につきましてもこの規定を準用しております。  また、特別委員会につきましては第6条3項ですが、特別委員会に付議された事件が議会において審議されている間在任にするというふうな規定になっております。  次に、正副議長の立候補制についての規定ですが、こちらは前回も申し上げたとおり、地方自治法第103条1項で、議長及び副議長一人を選挙しなければならないという規定がございます。  次に、3点目の正副委員長の選出につきましては、議会委員会条例の9条第2項ですが、委員長及び副委員長は委員会において互選するとなっております。これを受けまして、その下の議会会議規則に互選の方法が定められておりまして、126条の1項では、単記無記名投票で行うことが規定されております。  5項のほうですが、委員会は、委員のうちに異議を有する者がないときは、第1項の互選につき、指名推選の方法を用いることができるとありまして、現状の方法としてはこの方法をとっているということになります。  以上でございます。 ○久保秋雄 委員長  順番に議論をしていただきたいと思います。  まず、正副議長、それから正副委員長の任期、現在、申し合わせで1年としておりますけれども、これをどうするかという点で御議論いただきたいと思います。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  ちょっと間違ってたら申しわけないんですけども、以前に草津市議会で2年制の時期があったと思うんですけど。 ○久保秋雄 委員長  そこら辺、議会事務局から説明できますか。 ◆清水正樹 委員  すぐやめよった。 ◆杉江昇 委員  本当ですか。 ○久保秋雄 委員長  確かにおっしゃるように、一時、そういう2年の任期にしたというふうに伺いましたけども。
    ◆篠原朋子 委員  何であかんかったんですか。 ○久保秋雄 委員長  清水委員。 ◆清水正樹 委員  これは下世話な話、聞くところによりますと、2年にすると順番が回ってくる回数が少ないと。 ◆杉江昇 委員  どうです。どう思わはりますの。私は2年派なんですけど。 ◆清水正樹 委員  これは僕の意見ですよ。やっぱり何かを変えていこうとするなら、それで議長としてのリーダーシップを発揮して、自分はこれがしたいというのを皆さんにぐっと伝えて、実際にしてもらおうと思うとやっぱり2年かかると思うんです。これはこの前、僕、言われたんです。あの人、山梨学院大学の江藤さん、たまたま話してて。去年来てもらいましたやろ。清水さん、議長任期は何年ですかというから1年と。あなたやる気あんのか言われて。確かにこれ2年は必要ですわ。ただし、そやけども、これはそれを全面的にそうすべきやと言えないのは、議会というのはただ単にそれだけの存在ではないわけです。いろんな要素があるわけです。地域から上がってこられる人もいはるし、党から上がってこられる人もおられる。いろんなことを踏まえた中で、やっぱり24人の議員がそれなりにいろんな合意というか、コンセンサスを得られるのはどうかというふうになってくると、やっぱり地域から上がってきた人は、少なくとも2期、3期したらというような、それなりのポストをやっぱり地域の方々も期待をされておられるという、いろんなことがやっぱりあるわけです。それらを踏まえて、それはもうわかりますで、そんなことないやろというけども、やっぱり現実にそれもあるわけです。それは僕は否定はしない。だからやっぱり2年にすべきかということになってくると、皆さん方がそれでいこうというんやったらそれはそうでええし。 ○久保秋雄 委員長  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  それはポストの意味ですね、いわゆる議長ポストの。 ◆清水正樹 委員  いや、ポストの踏まえての部分。 ◆杉江昇 委員  いやいや、そやし、やっぱりその前に先ほどの反問権の場面で議長のファシリティー能力とかが議論になりましたけど、わあわあ言うてる人でよろしいんかいな、例えばそれやったら。やっぱりきちっとできる人を選ばんとあれやで。 ◆清水正樹 委員  いやいや、だからそれを言うんやったらはっきり言おか。それやったら所信表明で本当にすばらしい所信表明をしはった人に入れるか。現実はそうじゃないでしょ。私、所信表明やれというて何年も前から言うてきました。実際、この人の所信表明がすばらしいなと思っても、その人に入ってないわ、私が見ても。現実やん、それが。だから余りきれいごとじゃないんや。いろんな要素があるって言ってるんですよ、僕は。それを乗り越えてやるかということですよ。だからある一定、僕がいつも言っているように、そこの部分は、この部分だけは会派の壁を乗り越えようと、そういう気持ちがみんなあったら出てくるんよ。それだけですわ。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さんはいかがですか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  本来の議長の機能を果たそうと思えば、2年というのは皆さん共通だと思います。そのためにはやっぱり草津市議会のいろんなことを推し進めてもらえる人が、普通に選出されたらという話を多分清水委員が、今、おっしゃってると思うんです。本当にどっちもが必要なわけで、どっちかが欠けると、やっぱり逆に2年というのがもろ刃の剣になりまして、進まないということはあるかと思うんですけども、どっちかを乗り越えないとなかなかここは解決しないので、そこはみんなこの2年という時点で、やっぱり会派を乗り越えてとかというのも、それはそうあるべきだということは私よく思っているんです。ただ所信表明のことについては、それはやっぱり言ったことについて担保するという意味であって、その場で言ったことと常日ごろの言動、行動がやっぱりリンクするわけですよね。それは何ぼ口ではいろんなことを言われたとしても、現実にそれがかなうのかなという、そういうところもやっぱり加味してきますわね。 ◆清水正樹 委員  だから、所信表明だけで優劣をつけるんじゃなくて、やっぱりわずか24人の一つのコップの中やん。ふだん言うていることと所信表明だけでええこと言うてる人とわかりますやん、その辺は。そのぐらいの見きわめはつくでしょ。だから言ってるんですよ、僕は。だからそういったことも踏まえて、やっぱり壁があるというのは会派の壁があるという意味なんです。それを本当に皆さん真摯に乗り越えられますかということです。 ○久保秋雄 委員長  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  今、清水委員がおっしゃっているその会派の壁を乗り越えるという、これはほんまに議員間討論に値すると思います。一遍時間をとってもらったほうがいいと思います。 ○久保秋雄 委員長  副委員長いかがですか。 ○奥村次一 副委員長  急に。 ○久保秋雄 委員長  任期を2年にしたらどうかという話がありますけれども。 ◆杉江昇 委員  ちょうどチャンス今なんですね。 ○久保秋雄 委員長  議長。 ◆奥村恭弘 委員  これ、清水さんから引き継いだ後、議長をさせてもらってますけど、やっぱりなかなか1年で物事を達成するということ自体も、清水議長も経験されたと思いますけど、日常の活動で本当に会議、それから式典、こういうのもたくさん出させてもらっているので、なかなか自分の思っていることができにくくなっているというのは事実だと思います。これはもう実務的な話なんですけど、ただ、先ほどおっしゃったみたいに、会派を乗り越えなあかんというのと、それから皆さんが理解をいただいているのは、やっぱり1年じゃ物事がまとまらへんなということをおっしゃっていると思うので、2年というお話を出されたと思うんです。ただ、清水前議長もちょっと言われましたけど、なかなか会派を越えることができてないというか、難しい事情であると思うので、今、2年ということを決めるんではなくて、再選を阻まないという形で、運用上の項目として載せるのも一つの手かなと。これは2年という規定をすれば、それを何があっても2年せなあかんということになるんですけれど、選ぶ段階において、1年目の成果であったりとか1年目の結果を見て、これを阻むことはできんと。ただ、最長でも2年にするとか、これはもう私、持論で言っているだけの話なんで、皆さん思いはいろいろあると思いますけれど、再選を阻まないという形でどうかなという思いもしています。 ○久保秋雄 委員長  副議長、どうぞ。 ◆竹村勇 委員  私も、今、奥村議長がおっしゃったそのとおりだと思うんです。それとやっぱり皆さん方の中に、全て本当にこの方になってほしいというときに、先ほど清水議長もおっしゃったように、私もあれが大きな弊害だと思います。24人の方が純粋な気持ちで、駆け引きじゃなしに議会の代表者を選ぶということは必要だと。そういった意味で、議長、副議長に御就任されたならば、その会派は無所属になっていただくと。会派を出てもらうと。みずから会派をやめてもらうと、その時分は。そのぐらいのあれがあって、そうでないと本当の草津市の議長は選べないだろうなと私は思います。3人の壁、何人の壁をいつまでも画策されるようでは、私の表現は常にきついですけども、本当になるべくしてなってほしい議長が選ばれないと思いますので、やるならばそこまでやって、最後にはその会派から離脱していただくということも考えていただくというのも大事ではないかと私は思います。 ○久保秋雄 委員長  清水委員。 ◆清水正樹 委員  それはできますわな、皆さん申し合わせで。この前のときも久保委員長は、もしなったら会派を離脱と言ってはりました、共産党は抜けんけども。だからそれはできると思います。まずそこからかもわからんけどもね、ある意味、そういうのも。 ◆竹村勇 委員  主義、主張の党派まで拘束するというのは、これはまた余りあれですので。 ○久保秋雄 委員長  国会や県議会でもたしか会派は離脱されているんですね、正副議長。 ◆竹村勇 委員  県議会はしてません。 ○久保秋雄 委員長  してませんか。どうでしょう、議会事務局。わかりませんか。 ◆西垣和美 委員  実際はほぼ採決には加われないし、会派が何か同じだって、議長とリンクしてるという、そんな実質はないことはないですか。やっぱりかなりリンクしているんですか。なった後ですよ、なるときじゃないですよ。 ◆竹村勇 委員  参考に聞いてもらうならば、会派の会議にはなかなか出られませんわ、公務が多過ぎて。 ◆西垣和美 委員  そういう意味でね。そうなりゃやっぱり離脱していただく。 ◆竹村勇 委員  ただ、同じように政務調査活動の中とかいろんな活動の中で、議会活動の中で、無所属になってもどこかのグループと一緒に公の勉強をしたいというのは、選択の余地が。例えば竹村勇で、今、私、副議長させていただいてますが、会派を離脱したことによって、必ず草政会と一緒に研修するんじゃなしに、いいところへ研修される内容を見て、そちらの方と一緒にという選択をさせてもらえるならば、そのほうがいいと思います。 ◆清水正樹 委員  それは実現可能やわ。皆さんの同意が得られますわな。ただあれでっせ。いろんなところから矢が飛んできますで、ほんまに。それはもう一つの試練やわ。 ◆西垣和美 委員  でもやっぱり中立性を保つという。議長というのはね。 ◆杉江昇 委員  でもそれ、例えば会派構成が草政会やったら9人が8人になるということですね。 ◆清水正樹 委員  そういうことでしょうね。 ○久保秋雄 委員長  皆さんの意見を聞いていると、やはり任期は2年が望ましいという意見が主流ですかね。いろんな事情は。 ◆竹村勇 委員  いえいえ、私は2年とは申してません。今の奥村議長のをそのまま言いますと、まずは1年で再任を妨げないという解釈ですから、奥村議長の今のお話しでしたら、最長でも2年でやっぱり交代しようという意見ですから、私はそれに賛成というのを申し上げました。 ○久保秋雄 委員長  現状は再任、再立候補というのは認められてないんですか。別に問題ないんですね。 ◆清水正樹 委員  問題ないよ。 ◆西垣和美 委員  大体4年。 ◆竹村勇 委員  極端なこと言うたら、4年間やろう思ったらやれるわけでしょ。 ◆西垣和美 委員  地方自治法で4年なんですよ。だからわざと辞任は出しているみたいな。 ◆清水正樹 委員  辞表を出すのは当然なんや。出しはるのは前提ですよ。 ◆竹村勇 委員  確か草津市の議会のあれからいったら、4年間はやろう思ったらやれる。 ◆清水正樹 委員  だからこれ、委員長も1年ですけども、これ、再任はできるわな、何ぼでも。多分西村君はしとる、あれ、決算の委員で、一昨年。僕もしたことあるんですわ、特別委員会で2年したんですわ。 ◆西垣和美 委員  あれは改選の時期とちょうどリンクしてて、たまたまそうなってしまったと。 ◆清水正樹 委員  たまたまか。僕は同じ期で2回しました。 ○久保秋雄 委員長  いかがですか。役員の任期については再任を妨げない。 ◆清水正樹 委員  何も妨げない。 ◆西垣和美 委員  もともと妨げないんやけど。 ○久保秋雄 委員長  出すか出さないかの理由。 ◆西垣和美 委員  ただそうなるとややこしいかなと思います。 ◆宇野房子 委員  辞任が出えへんから大変なことに。 ◆西垣和美 委員  誰がそれをオーケーとするかノーとするかなんですよ。一部はいやいやもう1年やってください、こっちはいやもうあかんやろみたいな、逆にすごい何かあれかな思って。だから2年と頭を持ちながらということなんですかね、どっちかというと。ニュアンス的には2年するみたいな中で、少し緩やかにしたほうがいいんじゃないかという議長のさっきのお話しですけども、あくまで大体2年だよという合意の中で、でも万が一、次1年ということですか。 ◆篠原朋子 委員  それもまた微妙な。 ◆奥村恭弘 委員  いいほうで2年続いたらいいんやけど、心配されるような形で2年続く場合がね、いやこれはだめやと思うんやけど、なったときに、いやもう書いてあるさかいに、このまま2年なんやともし言われると、いや本来は西垣さんとか皆さんおっしゃるとおり2年回さないと、私も思いますけど、しっかり守られへんとわかってるんですけど、ただ1年で1回評価いただいて、そこは選挙をいただいて決めていくということになるんで。 ◆西垣和美 委員  でも辞表を出さなきゃ選挙しないんですよね。 ◆奥村恭弘 委員  辞表を出さんかったら、それはちょっといろいろ問題が起きますけど、そうすると。 ○久保秋雄 委員長  1期目の議員さんはいかがですか。  山田委員。 ◆山田智子 委員  私は先ほど奥村議長が言われたとおりだと思うんですけれども、やっぱり2年と固定するのではなくて、再任を妨げないというのが一番いいのかなと。2年目もやり残したことがあるとかそういった理由で、再度、立候補されたらいいのかなと思います。 ○久保秋雄 委員長  一旦、辞表を出して、再度、立候補するなり、そういうことですね。 ◆山田智子 委員  はい。 ◆宇野房子 委員  ということは、1年いうこと。 ○久保秋雄 委員長  小野委員、いかがでしょう。 ◆小野元嗣 委員  私も奥村議長の意見と同じで、例えば、今、まち協とか町内会長もそうですけど、1年ではその人がやり遂げるのが難しいと。ですから2年続けていう町内会長さんの規定が最近ふえてきたというふうに確認をしてきてますので、そういう意味では、やはり何事も2年という部分が、変えようというならば。ただし議長がおっしゃったようなことも含めて、非常にまちづくり、あるいは地域、議会づくりもそうですけど、難しいので、そこらは今のところ、私は議長の御意見に賛成をさせていただきます。 ○久保秋雄 委員長  ただそうなると、一旦、辞表を出すということですので、現状と変わりはないということになりますね。意欲のある人は、再度、立候補するなりということですね。 ◆西垣和美 委員  だから、もしあれだったら暫定期間として、2年というものを目指しているけれども、ちょっと少し経過措置みたいな感じで、それの過渡期の状況でこういう形をとりますみたいな説明が。2年が望ましいけれどみたいな感じで。 ○久保秋雄 委員長  今回のまとめとしては、役員任期は2年が望ましいというところでとめておきましょうかね。どうでしょうか。 ◆西垣和美 委員  だから次のときは2年という頭で選ぶということかな。 ○久保秋雄 委員長  2年を目指してこれから議会内で検討していく上での。 ◆篠原朋子 委員  せっかくこの議会改革をしていくのに当たって、やっぱり議長というのはすごく今も重要な任務を負っていただいているから、そういう意味でも明確にしておいたほうがいいのじゃないかと私は思うんです。本当にそれこそ党派を超えてやっていかなきゃいけない議会の状況に、今、あると思うので、現実に。だからそういうのではすごく責任も大きいですけど、それこそ一緒にやっていかなきゃいけないので、2年の任期を決めてはどうかなというふうに私は思います、逆に。 ○久保秋雄 委員長  その場合、先ほどから出ているように、一旦、議長職についてしまうと2年いくわけですね。いきなりみんなの期待に応えられればいいんですけども、そうでないケースはどうするのかというのはつきまとうという。 ◆杉江昇 委員  それこそ西垣さんの言ってはった日ごろの言動、行動、いろんな能力を見きわめて議長を選ぶん違うんですか。 ◆篠原朋子 委員  それこそ会派を超えてきちっと、個人の、自分たちが選ぶ。 ◆杉江昇 委員  所信の表明、それぞれやからもし失敗やったなと思っても、2年はほかで力を合わせていかんならんと。 ◆竹村勇 委員  ルールとして自分でやめられない限りは引きずりおろすことはできないんですわな。リコールか何かきちっとした手続をとらない限りは。 ◆篠原朋子 委員  よほどのそういう不信任が。 ◆竹村勇 委員  そういう手続をとらない限りは解任することはできないと思うんですよ、ルール上。法律のほうが優先されると私は思うんですが、その辺のことで、私はやっぱりあんまり2年2年という強調よりも、再任を妨げないほうがいいんじゃないかと。ふさわしい方にはなってほしいんやから、皆さんから推薦されたらええんやから。最終的にはうちでいうたら24のうちの過半数をとらないとだめなんですから、支持者があれば支持者が応援されたらいいわけですから。 ○久保秋雄 委員長  現状でも再任は妨げられておりませんので、一旦、辞表を出して、そしてまた立候補すればいいので、そういう点では。 ◆篠原朋子 委員  済みません。本来、辞表を出すというのは、やめるという辞意表明をするということやと端的に言葉だけを捉えたらそんなふうにやっぱり感じるから、やりたいと思っている人がやっていこうとする意志を見せるんだったら、再任を妨げないよりも、やっぱりやっていただきたいと思うのはちょっと乱暴でしょうか。 ◆清水正樹 委員  これ、申し合わせですね。常任委員会は条例で決まってますやろ、委員長は1年というふうに。たしか前のときは1年を2年に変えられたときに、またすぐに1年に戻ってますわ、そうですね事務局。  それともう一点、議長を1年にするというのも、これ、申し合わせですわ。だから2年にするということも、別段条例とか議会規則に書くわけでもないわけや。要するに申し合わせです。 ◆竹村勇 委員  ということは任期中はできるということですか、法律。 ◆清水正樹 委員  4年間できるんよ。 ◆竹村勇 委員  4年間できるというのが基本なんですね。 ○奥村次一 副委員長  どうしてもその人にやってほしいとなれば、そういう皆さんの総意があれば、そういう形になっていくんじゃないですか。 ◆竹村勇 委員  一番上部のあれでいくと、そういう形に4年間になったるんですね。 ◆清水正樹 委員  委員会の委員長はちゃうでしょ。 ◆西垣和美 委員  条例で。 ◆清水正樹 委員  条例で決まっとるわな。 ◆西垣和美 委員  規則で決められているので。そやし申し合わせやから緩やかでも別に。 ◆篠原朋子 委員  いいのか、そしたら。 ○久保秋雄 委員長  先ほども言いましたけれども、正副議長、正副委員長の役員の任期については、2年が望ましいという程度にとどめておきたいなと思うんですけど。  どうぞ、西垣委員。 ◆西垣和美 委員  正副委員長は2年と書き切ってもいいのかな。規則で書かんとあかんからね、これね。正副委員長は2年にするでいいかなと思うんですけども、規則を変えんとあきませんから。 ○久保秋雄 委員長  今、西垣委員から正副委員長については2年ということが規則なんで書いたらどうかという意見がございましたけれども、いかがでしょうか。
    清水正樹 委員  これ何年前に変えたか、事務局。何年か前にたしか委員長を2年に変えたね。 ◆竹村勇 委員  それでまたもとに戻されたんですか。 ◆清水正樹 委員  すぐ戻ったから、あれは。 ◆西垣和美 委員  議長じゃなくて。 ◆清水正樹 委員  議長は申し合わせやから、何も条例に残らへん。 ◆西垣和美 委員  委員長ですか。 ◆清水正樹 委員  委員長。 ◆竹村勇 委員  というのは、私の経験上。 ◆杉江昇 委員  委員会条例は3条で任期は1年とする。 ◆清水正樹 委員  いや、その前。たしか2年になった。 ◆奥村恭弘 委員  いや、2年はしてないと思う。2年と規定したあれがない。 ◆竹村勇 委員  私の10年ではないわ。 ◆清水正樹 委員  私の最後のときにあったんや。条例の中の議会改革の何とか委員の中で。だから僕、15年やわ、14年か。 ○久保秋雄 委員長  じゃあ正副委員長を仮に2年にしようとすると、条例の改正が必要になる。 ◆竹村勇 委員  必要になるということです。 ◆奥村恭弘 委員  でもその後に条例改正なんてしたこと記憶がない。 ◆清水正樹 委員  なかったらあれやけど。 ○久保秋雄 委員長  実際には、正副委員長も自分がやりたいと思えば、一旦、辞表を出した後、立候補するなり、そういうことを多数派工作をしていただいて、そういいうこともあろうかと、議員間の調整をしていただくと、そういうこともあると。 ◆西垣和美 委員  もともとは何で2年かという話は、委員長とかの役割が、やっぱり所管事務調査もありますし、議員間討議もあって、すごく大事だという位置づけの中でやっぱり2年でしょうということなので、これはもうはっきり2年としたほうが私はいいんじゃないかなと思うんですけれども。 ○久保秋雄 委員長  議長、どうぞ。 ◆奥村恭弘 委員  多分、次の項目以降の話に多分なったると思うんですけど、特に西垣委員が言われてるみたいに2年にした場合、ここをどうするんやというのが事実上、今、なかなか委員会の冒頭に言えてませんから、そこの部分を言うのも必要なんかなと思うんです。これをやるから例えば私は2年この計画をやりたいんやというのを表明してもらうと、これも含めて。それが出てくると納得性も。委員の互選によって、ここに書いてあるとおり委員の全員の同意があったものをということになってますから、やっぱりそこで発言、所信を言っていただくというのが必要だと思うので、それがあって2年制ということにするのも一つなのかなと思いますけど。 ○久保秋雄 委員長  ただ現状は正副委員長はドント方式で選んでいるということもあるんです。そこら辺もちょっと関係してくるんですね。  議会事務局、どうぞ。 ◎中野 議会事務局長  13ページの委員会条例をごらんいただきたいと思うんですけど、委員会条例でどういうふうな定め方になっているかといいますと、草津市議会委員会条例の第3条1項で、常任委員の任期は1年とすると。それと今の委員長、副委員長は第9条3項で、委員長及び副委員長の任期は委員の任期によると。そういうふうな定め方になってますので、結果的に1年という形になっているというのが条例の規定の仕方です。これ、参考までに。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。そういうことも含めまして、条例改正が必要になってくるということですので、そういうことも踏まえて、今回は2年が望ましいという程度の報告にまとめておきたいなとは思うんですけれども、それでよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。  それでは続けて、同じく役職の立候補制について、正副議長の立候補制候補者演説について御議論いただきたいというふうに思います。  現状、非公式でありますけれども、全員協議会で正副議長の候補者演説、所信表明ともとれますけれども、そういうことをしていただいておりますが、これについて正式なそういう演説ができるようにするのかどうか、そういうことも含めて御議論いただきたいと思います。  議長、どうぞ。 ◆奥村恭弘 委員  この内容につきましては、まず所信表明については必要だというふうに思っています。流れ的に清水議長がされていたときと、私がさせてもらったとき、2年続けてさせていただいてますし、逆にこれをやめるという理由が私はないと思いますし、私はまずすべきじゃないかなというふうに思っております。  それからあと、立候補を公開にするか公開にしないかという話でありますけれども、これについては公開が望ましいということで私は思っています。賛否両論いろいろありますけれども、当然ながら広く多くの方々に知ってもらうというのも一つありますし、当然ながら23名の議員の皆さんには話を聞いてもらうということが2年続けてできました。ですからここの部分は本当に皆さんと議論をして決めていかなあかんと思うんですけれども、公開するほうが望ましいというふうに私は思っています。  それから先ほどの議会の所信表明について、言葉として今まで2年間やってまいりました。しかし多くの方々は言葉が流れていっているということで、なかなか御確認もいただけないなということも思うので、これについてはある市がやっているんですけれども、文面に書いて、事前にお渡しして、所信表明というか趣意表明をするというところをされている議会がございます。ですからそういう方法も一つの手ではないかなと。ただ、先ほど冒頭に申し上げた公開ということに関しては、よくよく皆さんと話をして決めるべきじゃないかなというふうに私は思っています。 ○久保秋雄 委員長  ほかの方、正副議長の立候補制候補者演説について御意見ございますか。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  野洲のをちょっと傍聴させていただいたんですけど、皆さん御存じかもわからないですけど、議場で立候補者が演説というか表明されました。そのときには議会を休憩して、傍聴者はいながらインターネット中継をやめたというふうに、そういうような公開をされていましたし。  草津市の場合、もうすぽっと公開にいきましょかということが一つと、野洲みたいなやり方と、いろいろ段階を踏んでいこうとするならば、そういう方法もあるかなと思うんですけど。文面で残す、これは公約というか議長さんの思いを明らかに皆さんにお伝えして、今後、こういうようなことがきちっと、チェックではないですけど、みんな議長を中心にこれでやっていきましょうという、それでみんな投票するわけですから、それでやっていきましょうという動きもとれる。目標という、そういうような指針が出るわけですから、これは私はいいなと思うんですけど、市長もやっぱり就任されてから所信表明というのをされるんであって、私、この言葉の使い方がもうひとつ十分理解してないんですけども、役につくまでに所信表明という表現にするのかどうか、この辺がちょっと私わからないんです。皆さんとのお約束はこれですよ、ついてからこれをやりますという所信と、それはどうなんかなと、ちょっとそれが勉強不足ですので、ここにも所信表明する機会を設けているとは書いてるので、これは選挙前のことであっても所信表明と書いてあるので、ああそうなのかなという理解は今しているんですけど、そんな部分、今、ありますので、広く市民の皆様がどうして議長やら副議長を選ばれているのと思っている方もたくさんありますので、公開はする方向が望ましいだろうとは思います。 ○久保秋雄 委員長  今、宇野委員からの指摘がありましたように、今まで候補者であっても所信表明というふうに呼んできましたけれども、正確にはやっぱり候補者演説ということになるのかなというふうに思いますけど、そこら辺、意識してこれから使い分けていきたいなというふうに私も思っておりますので、御協力よろしくお願いします。  正副議長の選出に当たっては自治法での規定がありまして、もちろん自治法は優先しますので、立候補しなくても、そういう表明をしなくても、選ばれればその人が正副議長になるという規定がございますので、そこら辺も念頭に置きまして御議論をいただきたいんですけれども。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  やっぱり今おっしゃった自治法のほうは遵守せなあかんので、それを立候補した人に投票するという担保はできないんですか。 ◆清水正樹 委員  申し合わせでできるだけ。 ◆杉江昇 委員  申し合わせ。 ◆西垣和美 委員  それは去年の議会改革のときに申し合わせで多分確認されていたと私は記憶しているんですけど、文面にきちんと残しておくじゃなくて、清水議長が立候補演説された後に、後退してはいけないと、やっぱり一歩進みましょうということで、そのときはちょっと立候補演説してない方もいわゆる投票というのはあったんですけども、それはもうやめましょうねと、そういうことでやっていたので、それはそのまま必ず立候補の演説をされた方の中から選ぶということで。 ○久保秋雄 委員長  必ず正副議長になろうとする方はやっぱり立候補をまず表明していただくと、意思の表明をということ、そこら辺をきちんと議会基本条例に書き込んでいくかどうかですね。今、文章も何も残っておりませんので、冒頭での申し合わせしかありませんので。 ◆西垣和美 委員  だから草津市議会としてそうすると決めれば、別に選挙には変わりはないんですから。選挙で決めると書いてあるわけであって、自治法には。だからそこのところの細かい部分のルールというのは、議会みずからが決めてもいいと思います。それが嫌やったら白紙ですね。その方がもしそれ以外に思う人がいれば白紙ということですね、方法としては。 ○久保秋雄 委員長  清水委員。 ◆清水正樹 委員  仮にそういって言ったとしても、ある議員さんが例えば立候補されてない人の名前を本会議場で選挙に投票しはっても、それは有効ですわな。 ○久保秋雄 委員長  有効です。それを前提としないと、これはもう仕方がないですね。 ◆杉江昇 委員  それ、今、整理してもらったほうがいいん違うんでしょうか。 ○久保秋雄 委員長  議会事務局ですか。 ◆杉江昇 委員  どうなんでしょう、今の。 ○久保秋雄 委員長  今の件について、議会事務局、考えがありましたらちょっと説明いただけますか。自治法と草津市議会で正副議長を選出するに当たってのそういう申し合わせをした場合の関係。 ◎橋本 議事庶務課専門員  そうですね。おっしゃってましたとおり、あくまで申し合わせという範疇で、この中で合意されたルールということになるかと思いますが、効力としてはそれ以外の票を無効にするということまではできないという解釈になると思います。 ◆西垣和美 委員  それはそれでいいと思いますよ。 ◆杉江昇 委員  紳士協定みたいなもん。 ◆西垣和美 委員  そうです。 ○久保秋雄 委員長  提案ですけれども、条例のどこに書くのか、あるいは規則に書くのかはわかりませんけれども、正副議長になろうとする者は立候補するものとするということをどこかに入れ込むということでいいですか。しなくても極端な話なれるんですから。 ◆竹村勇 委員  選ばれる可能性もありますからね。 ○久保秋雄 委員長  そうですね。ただ、申し合わせをこういう形で言葉にしておくと。 ◆宇野房子 委員  もう一遍言ってください。 ○久保秋雄 委員長  正副議長になろうとする者は立候補するものとする。 ◆宇野房子 委員  立候補せえへん人も入れられる。 ◆竹村勇 委員  地方自治法ではいけると。 ◆宇野房子 委員  いけるわけでしょ。 ◆西垣和美 委員  ただ、でも草津市議会の姿勢としては、そういうことをルール化しましょうというので文書であらわすので、そこは草津市議会の考え方なんで書いていいと思うんですけど、それで違う行動をとられた方というのは、それはもうそれですよね。 ○久保秋雄 委員長  何か最後。 ◎橋本 議事庶務課専門員  基本的に正副議長の選挙については、公職選挙法の規定が準用されるものは準用されているんですが、あえて立候補制というのは準用されていないという法体系になっておりますので、ただそこで自治体基本条例で立候補制というのを定めたときに、そこで整合が図れるかどうかという部分は、もしそういう方向で進むということであれば、ちょっと十分調査をしないと危険やなというふうに思います。 ○久保秋雄 委員長  ちょっとじゃあ調べてくれるか。私が立候補するものとするという回りくどい言い方をしたのは、そういうものとの兼ね合いなんです、考えて。 ◆西垣和美 委員  しなければいけないではなくて、それもあるでしょうね。 ◆杉江昇 委員  するものとするやんな。 ○久保秋雄 委員長  ここら辺はちょっと次回に持ち越したいと思います。ちょっと長くなりましたので5分ほど休憩を。                 午後2時29分 休憩                 午後2時35分 再開 ○久保秋雄 委員長  それでは、再開をしたいと思います。  今、正副議長の立候補制等々について御議論いただいております。立候補制については自治法との関連でもう少し議会事務局から調査をいただきたいというふうに思います。さっき私が報告したことも含めて、また次回少し議論してみたいなと思います。  候補者演説については、これは引き続きそういう機会をつくっていくということでよろしいですね。これを今は全協室ですけれども、本会議場では可能なんやろか。 ◆西垣和美 委員  だから暫時休憩ということですね。 ○久保秋雄 委員長  杉江委員、どうぞ。 ◆杉江昇 委員  開かれた議会というんでしたら、本来はネット中継なり当然傍聴もすべきと違うでしょうか。ただ、野洲に行ったときも暫時休憩でしたよね。 ◆清水正樹 委員  それはおっしゃるとおりですけども、立候補演説と結果ができ合いやなと、こういう結果が続くということについては、かえって公表することによって、まだ未成熟な議会運営なんです。そこをきちっとしとかんと、何でもかんでもこうして草津市議会が何やなちゅうのは、ほんまにと僕は思いますけど。 ○久保秋雄 委員長  本会議場で候補者演説ができるようにするかどうか、この点について皆さんの御意見を。  議長、どうぞ。 ◆奥村恭弘 委員  例えば自分が候補者として立候補しましたと。当選したら当然清水さんがおっしゃるような危惧するところは払拭できるところはあると思うんです。ただ立候補しないけれども、立候補しない人が当選したとなったときに、市民の皆さんに対する説明が非常に苦しいなということを心配されていると思うんですが、私が思うのは、そういった場合は、なられた本人が当然ながら選ばれたという理由はわからないかもしれんけども、選ばれた以上は議長として活動するわけですから、ここで初めて所信表明を、先ほどの話じゃないですけど、立候補表明じゃなくて所信表明をしっかりすれば、それはいいのかなという思いはするんですけど。当然そこに名前が出てくる方とか選ばれる方は、それなりに自分も思いとしては、なったときにはこうしたいという思いを持たれている方だと思うので、やみくもに選ばれるようなことはないと思いますから、それで回避できるんかなというふうに。ちょっと私の思いだけなんで、意見だけですけど。 ○久保秋雄 委員長  議長は本会議場でやってもいいだろうと。 ◆奥村恭弘 委員  私はやってもいいと思ってます。ただ、後の何やかんやがあったときに、非常に説明ができひんとなったときを危惧されている部分でしたら、そういう方法もあるんかなというふうに思うんですけど。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さんはいかがでしょうか。議会事務局、確認しておきたいんですけども、本会議場で候補者演説をするということは可能ですね。 ◎橋本 議事庶務課専門員  そうですね。実際に3.1%ということですけれども、実施をされている自治体もございますので。 ○久保秋雄 委員長  可能ということで。 ◎中野 議会事務局長  委員長、ちょっと参考に申し上げてよろしいでしょうか。  せんだって研修に行かせていただいた九州の大分県の佐伯市議会で、今のこの正副議長選挙に絡んでの定め方はどういうふうになっているかといいますと、まず議会基本条例では、ちょっと抽象的なんですけども、公正性及び透明性を確保し、市民に開かれた議会を目指すことと、そういう規定書きがされています。その規定を受けて、正副議長選挙に係る所信表明会の実施要領ということで、別に実施要領を決められて、そこに詳しくいろいろな方法、あるいは手続について決められてます。その中で、先ほどちょっと議論になってます所信表明をされた以外の議員に対する投票も当然有効であるということをあえてうたってはるんですけれども、そうなってくると、先ほどおっしゃっていただいた立候補制、所信表明というのが無意味になってしまうので、現実、佐伯市の場合ではそういうケースが1回あったそうです。所信表明された以外の方がと。それでは制度的に意味がないので、それについては、今後、要するに所信表明をされた中から選んでいこうということを申し合わせでやっていこうと、そういうふうなちょっと佐伯市議会の取り組みがありました。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。そういう事例もあるということで。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今、参考に言っていただいたように、何のためにまず立候補者演説をするのか、何のために議場でやるかという理念の問題ですよね。さっきあったように、公正である、市民が見えるという透明化と、それをもし理由に掲げるんであれば、全協よりかは本会議場がいいでしょうという話になるので、最初に議長がおっしゃったように、候補者演説までは一応クリアをしてると、草津市議会は。もう一歩進めたものであれば、本会議場でまずせめて傍聴に来られた方に対してはわかるようにするという。それをネット中継するかどうかはその段階でどうしよう、それはさっきの理念に応じれば全て明らかにネット中継もすべきなんでしょうけども、段階を踏むのであれば、理念としては書き方としてはあえて書いておけば、さっきの運営のやり方によって段階を踏まえていけるのかな。今の段階では本会議場で演説するというところまでにしておいてもいいし、一足飛びにネット中継でもいいんですけど、そこは合意が得られる方法で。 ○久保秋雄 委員長  今、全協の場所で候補者演説してるんですから、これを本会議場でやるといっても別に反対はないかなというふうに私は思うんですけれども、本会議場での候補者演説をするというまとめでよろしいですか。 ◆清水正樹 委員  それ、場所だけやろ。ただほんで公開するとかいう、さっき杉江委員が言ったようなことじゃないんやね。それはもうかまへんやろ。全協室でしようと本会議場でしようと場所が変わるだけですやろ、現実の問題としたら。それはかまへんでしょ。 ○久保秋雄 委員長  ただ、既に傍聴に来られている方は、そのまま候補者演説を聞くという形になります。 ◆西垣和美 委員  それでいいと思います。 ◆宇野房子 委員  インターネットはやめ。 ○久保秋雄 委員長  インターネットは、そこら辺、細部については詰めましょうよ、また。
    ◆杉江昇 委員  それはまずは段階を経てということですから、それはそれでいいんですけど。 ◆宇野房子 委員  傍聴者だけやな。 ◆杉江昇 委員  多分簡単に議事日程には入られへんのかな、当日の。入らへん、簡単には。 ◆宇野房子 委員  休憩。 ◆杉江昇 委員  暫時休憩になるんですよね。 ○久保秋雄 委員長  じゃあ候補者演説は先ほど私が申し上げましたようなことでまとめとさせていただきたいんですけど。 ◆杉江昇 委員  それと加えて議長がおっしゃった全体の候補者演説ですね。それで当選したときは所信表明、それは所信表明の部分も含めてですか。 ○久保秋雄 委員長  今までずっと議長に当選された方は所信表明されてますので、それは当然だというふうに私は考えておりますけど。  それでは、3つ目の正副委員長の選出方法について御議論いただきたいと思います。現状はドント方式で会派代表のところで順番にとっていきます。そして会派で誰を充てるか、そのポストにということを決めていく方法なんですけども、これを本当の委員会で互選したらどうかという提案も以前からあります。これについて御議論いただきたいと思います。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  委員選出については従来どおりドント方式で人数配分をする、その中で適任者を互選で選ぶ、この方式どうですやろ。 ◆清水正樹 委員  何でやな。委員はもう完全に割り当てられるんや。 ◆杉江昇 委員  人数は。 ○久保秋雄 委員長  会派がとるんですよ、ドント方式で。会派の中から誰かを充てるというのが現行なんですけど。 ◆杉江昇 委員  しかしどうなのかな。草政会が3人とかいうことですやろ。 ◆清水正樹 委員  違う違う。人数はもう割り当てられるんや。議運はもうあれやで、それは人数が多い順に委員が確保されますけど、各委員会、常任委員会、それから特別委員会等は、それぞれ入りますやん。 ◆杉江昇 委員  もう割り当てられるんでしょ、議席数に応じて、人数に応じて。 ◆清水正樹 委員  はい。だから今までのドント方式の中で、そのドント方式でとった会派の中で正副委員長が決まってたわけです。限定されてたわけです。 ○久保秋雄 委員長  議会事務局、済みませんが、正副委員長のドント方式による選挙方法について、できるだけ簡単に簡潔にわかりやすいようにちょっと説明。 ◎橋本 議事庶務課専門員  会派の人数によりまして順番を決めておるということで、なかなかちょっと。 ○久保秋雄 委員長  大きな会派からこのポストはうちがもらうと、2番目の場合はこのポストをもらうと、3番目はここをもらうと、はよ言ったらそういうやり方です。それで誰をそのポストに充てるかは、そのとった会派が中で決めるということなんです、現況は。 ◆奥村恭弘 委員  杉江委員がおっしゃるのは、要するに役職の枠ではなくて、人数の枠は最大会派は3人とか、3人会派は1人とかというので分けて、それが出てきたところで委員会で互選をするという言い方ですね。 ◆杉江昇 委員  そうです。おっしゃるとおりです。ありがとうございます。 ◆奥村恭弘 委員  そのやり方だと思います。 ◆杉江昇 委員  解説おおきに。それが一番いいんかなと思うんですけど。 ○久保秋雄 委員長  ほかにいかがですか。 ○奥村次一 副委員長  そうすると、その場合は下手をすると、どこかの会派のところへ3人とも3委員会が寄ってしまう可能性があります。 ◆杉江昇 委員   それはありますね。 ○奥村次一 副委員長  互選するねんさかい寄るやん。 ◆奥村恭弘 委員  だから逆に言うたら、委員会の中でも最大数の数があるから、3委員会とも言うてみたら同じ会派の人が選ばれる可能性もあるということですね、それはね、互選にしたら。選挙になったら、それはあり得るんですね。 ○久保秋雄 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それは両面があって、例えばやっぱり最大会派は人数が多いから、やはりそこは担保して、また最少の会派もゼロじゃなくて1ぐらいはという、そういうのを担保しておかないとという意味ですよね。 ○久保秋雄 委員長  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  今、例えば1人の会派の人がいるとしたら、この人、例えば総務常任委員長にも采配ばっちりしはると。おれは今期はこの人にしてほしいんやと思ったときに、その人に私は推薦しますということが言いたいんです。 ◆西垣和美 委員  そしたら逆ですよね。杉江委員がおっしゃった人数の確保じゃなくて、その人個人を見て、会派の人数構成じゃなくて、その議員個人がこの役職にふさわしければ、それはいけますよという話なんですね。 ◆杉江昇 委員  ちょっと理解できないけど。 ◆奥村恭弘 委員  例えば会派で7人の構成になったときに、最大会派が3人来はりました。あと1人、2人、1人とか、それで構成が7人になって、しかしその中から、決まってない中から正副の委員長を選びたいと、杉江さんがおっしゃってるのは。だから数的には最大会派の数の人が割れたときには当然するんやけど、杉江さんにしてみれば、1人でもこの人やったら任せてという人に投票したいという思いをされてるんですね。 ○久保秋雄 委員長  要するに互選ということなんですね。 ◆西垣和美 委員  ほんまの互選ですね。 ◆宇野房子 委員  ほんまの適任者を選ぼうということですね。 ○奥村次一 副委員長  逆に、先ほど言わんとしたのは、完璧に固まって最大会派に3人とも行く場合と、全然行かへん場合が出てくる。 ◆西垣和美 委員  決め方としては、まず常任委員を決めますよね。あれはドントと言わないんやね。人数の割り当てやね。いわゆる常任委員会は委員はまず決めなあきませんわね。その中から選ぶということなんで、委員長、副委員長をまず決めて、そこからはめ込むんじゃなくて、まず各常任委員の委員構成を決めてから決めるということですね。そこから決めるということですね。だから偏りはないと思うんですけど。 ◎中野 議会事務局長  逆にお一人の方が2つの委員長をとらはる場合もあり得るということですね。 ◆西垣和美 委員  それはでも常任委員で決めてから。 ◆清水正樹 委員  常任委員は一つとれるんや。それで特別委員会もとれるんや。 ◆杉江昇 委員  あり得ますわね。 ◆西垣和美 委員  まあそうやね。善とするか、やめるにせよ。 ◆清水正樹 委員  ただそれを結局そういうふうにしてしまうと、今、曲がりなりにも会派構成、僕、言ってることはちょっと矛盾するかもわからんけど、会派構成で議運をしてますわな。結局それにしてしまうと、全く会派という最大会派のメリットというものがなくなってしまうわけです。それらを踏まえて。 ◆杉江昇 委員  私、そやけどそれは垣根を低くするというふうに、それは矛盾や、ほんま。 ◆清水正樹 委員  と思うやろ。だからそれをしてしまったら、じゃあ最大会派って何ら昔の戦艦大和みたいやけど、ほんまに大きなものだけであって、結局その運営上機能しないと。やっぱり小型の潜水艦のほうがええわということになってしもたら、会派がもう幾つもに分かれてしまいますわな。それはそういうふうになっていきますよ。 ○久保秋雄 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  理想で言えば、会派というのは政策とか理念が同じ人たちが集まっているというのが理屈ですよね。だから政策が一致する人が多ければ、その掲げた政策を実現するために、その人数というのはある意味後ろ盾になるかと思うんですけれども。そういう考え方からすれば、政策の理念が一致しなければ分かれるのもありやし、一致していれば人数もあるし、だからそこをメリットととらえるのか。 ◆清水正樹 委員  今の意味もよくわかるねんけど、だからまた今度は反対に会派の求心力を高めていこうというほうに働くわけです、そういうふうになっていくと。今度はもう会派の垣根を取っ払って、少数会派の人でも我々もあの人やったら必ず委員長として采配をきちっと振るってくれはると、じゃああの人に入れようと。そういうことが何回か重なっていくと、今度は我々、志を同じくしている会派に最大7人も8人も抱えているのに、うちところのメンバーから誰も委員長になりよれへんわと。そうなってくると、今度は、じゃあ何のために会派を構成している意味があるんやというふうになってくると。じゃあ今度は、心情的にですよ、会派を結束していこうと、こういうふうな働きが逆に出てくるわけです。これは同じ人間の情の流れです、普通。そんな自分ら、さっきから聞いててもすごくきれいごとばかりというような感じがして、思って、それが本当に実現できるかですわ。そういうふうな力があるのかということは、やっぱりほんまにもっともっと考えていかなあかんのちゃうかなと思うけど。 ◆杉江昇 委員  僕はもうやっていく局面や思いますよ。 ◆清水正樹 委員  思うけどもよ。 ◆西垣和美 委員  でもどこかで乗り越えないと。 ◆杉江昇 委員  と思います。やるべきです。 ◆西垣和美 委員  それはある意味、最大会派さんが一番いろいろ考えていただきたいなと思うところがあって。 ○久保秋雄 委員長  一応、現行はドント方式で正副委員長を選んでおりますが、これを互選にするのか、委員会としての意思をまとまればまとめたいんですけれども。 ◆宇野房子 委員  でもある意味、今、互選ですよね。 ◆清水正樹 委員  それは形式上や。 ○久保秋雄 委員長  そういう形式。 ◆宇野房子 委員  これをどういうふうに。 ○久保秋雄 委員長  本当の意味で互選にするのかと。 ◆宇野房子 委員  本当の意味。 ○久保秋雄 委員長  ほぼ、あとは中小会派は互選でというような感じですね。最大会派の皆さんはいかがなんでしょうか。互選という意味では。 ◆西垣和美 委員  正直なところ。 ◆清水正樹 委員  それは正直なところ、例えば、そらそやん、みんな。やっぱり議運をとりたいと、総務委員長をとりたいと、そういうふうな形で、例えばそれだけ運営上有利に動かせるんや。それはやっぱり一つの運営の、誰がイニシアチブをとっていくかということの一つの駆け引きですやん。 ◆杉江昇 委員  私、何や幻滅やな。清水さん、もっと進んでると思ったけどな。 ◆清水正樹 委員  そうやん。それが現実やんかいな。 ◆西垣和美 委員  現実だとしてもね。 ○久保秋雄 委員長  これは正式な委員会ですので、全て議事録に残っておりますので、そこも含めてしっかりと御発言をお願いしたいと思います。 ◆清水正樹 委員  そうやで。 ◆西垣和美 委員  だからそのイニシアチブをとりたいというその目的ですよね。やっぱり草津市の行政をよくしていくための、あるかなめとなるのは、あらゆる政策の根幹となるところは総務常任委員会とか、そこら辺の議運の委員長とか。有利にするというのは、何のために有利かというところですよね。 ◆清水正樹 委員  だから自分のね、だからそこにあるんやん。自分がこういう草津市を持っていきたいと、主体として動かしていきたいという思いはやっぱりあるからやん。それと全く反対の、例えば久保さんと僕やったら全然違いますわ。久保さんもとりたいと。共産党としての草津市政をある程度動かしていきたいと。それは当たり前やん。だからそういうふうなところで少しでも有利になっていこうと思うと、それなりの数の力やん、ある意味。 ◆杉江昇 委員  政党政治か。 ◆清水正樹 委員  政党政治ちゃうやん。会派としてやん。 ◆宇野房子 委員  そやけど会派は政党とは違う。 ◆清水正樹 委員  違います。市議会と僕は一言も言ったことはないですよ、政党政治って。 ◆西垣和美 委員  政党政治じゃなくて、だからそれがほかの人も会派というよりかは、個人でそこを決めていきましょうということを一度やってみたいなというところはあるんですね。だから最大会派さえ理解してもらえればですよね。 ○奥村次一 副委員長  今、政党政治という部分とその会派という部分の中で、現実的に保守系と分かれている部分としていったら、逆に言えば共産党さんだって公明党さんだって市民派さんだって、逆にこれ、政党の中にぼんと上がっていく残りを保守という部分は、逆に言えば草政会と新政会とプロジェクトKに分かれているという、この部分のほうがどうなのかなという部分を思います。 ○久保秋雄 委員長  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  済みません。私ちょっと政党政治という言い方を間違った。会派政治ですね。人の数による政治というのはそろそろ脱却したいなという思いがあって、やっぱり本旨である議論で合意する議会、これをそろそろ目標に目指していくべきという段階に来ているかなと思ってそう言いました。 ○奥村次一 副委員長  そやったら出てくるときから変えていかなあかん。出てくるときから変えていかないことには、ここへ入ってから分かれてるやん、ある程度。そやから逆に言えば、もとから出てくるときから、それから組織とか団体とかそういう部分、みんな離れた中から出てくるような状態、後援会なしのフリーの中でやっぱり出てくるような状態をつくっていかんことには難しいと思う。 ○久保秋雄 委員長  いろいろ意見が出ておりまして、なかなか委員会としてはまとまらないような感じですね。 ◆西垣和美 委員  ただ、そこまでの深い話になるとちょっと大変複雑なんですけど、普通に委員長の機能を果たそうと思えば、どういうやり方のほうが望ましいかという視点で、余り深く考えずに。大体他市はドント方式を脱却してるわけなんです。草津市だけが結構ちょっとここの部分が時代おくれになっているという。やっぱりそれは委員長の機能として、例えば委員長報告は委員長みずからがきちんと議論したものを書くとか、そういったものを目指したときに、従来のこのやり方で、もしもなかなか厳しいものがあれば変えていくほうがいいんじゃないかなと私は思います。 ○久保秋雄 委員長  今、西垣委員がおっしゃいましたけれども、ドント方式を採用しているのは近隣市では草津市だけというところもやっぱり見ていく必要があると思うんです。資料の6ページです。A3のところ。これに近隣市、草津、大津、守山、野洲、栗東の例が載っておりますけれども、一番下、ドント方式は草津市だけで、そのほかは議員間で事前に話し合って、そして誰それを委員長にしようということをされているようです。今回、なかなか結論を出すのは無理なような感じもしますが、そういう点で最大会派の御理解はいただけないんでしょうか。 ◆清水正樹 委員  なかなか難しいですな。これは僕も今のところは、最大会派としては確かになかなか難しいと思いますわ、皆さんの御理解を得るというのは、はっきり言って。ただ、一つの流れとして、本当に皆さん方が草津市議会としての一つの方向性をみんなで考えていこうという方向でするならば、会派構成、いわゆる代表者会議もなくして、全協物事を全て決めると、こういう方向に持っていかなあかんわ。 ◆竹村勇 委員  犬山方式へいかないと。 ◆清水正樹 委員  それでなかったらだめですわ。会派代表制を残すわ、会派はそのまま残すわというふうなことで、こういうふうなことで進んでいったら、結局、割に合わないというふうになってくると、最大会派は何のあれもないですよ。譲歩ばっかりしているわけです。 ○久保秋雄 委員長  今、清水委員から非常に重要な提起があったかと思います。草津市議会として会派制をどうするのかということをあわせて考えていかないと。 ◆竹村勇 委員  それと議員の質の向上ですわ。これなくしていいこと言うてたって、何ら変わり映えしないと思います。 ○久保秋雄 委員長  次回の特別委員会になろうとは思うんですけども、会派制のあり方についても一度議論してみましょうか、どうでしょう。そういうことで、次期の任期になろうとは思いますけど、会派制についても議論するということで、議長、ぜひ私としては申し送りをしたいというふうに思います。よろしくお願いします。  正副委員長の選出方法については、ちょっと結論が今の段階では難しいなという感じで、ペンディングというか、次に時間がとれるようやったらこれも議論してみると、再度、という程度で、きょうはとどめさせていただきたいんですが、よろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ○久保秋雄 委員長  じゃあそういうことにさせていただきますので。  議長、どうぞ。 ◆奥村恭弘 委員  1点だけ参考事例のところの正副議長、委員長の決定方法のところです。12ページの下なんですけど、いろんな監査委員の選び方とか農業委員その他の役職の選び方を含めて、多分ちょっと見直しというか、もう一回考える時期に来ているのかなという思いがするので、先ほどの話を含めまして、ちょっとやったほうがええのかなと。これも議論ですわ。見直しをするんじゃなくて、やっぱり議論の対象にしたほうがいいのかなという思いもしていますので、それだけちょっと意見で言わせてもらいます。 ○久保秋雄 委員長  時間の都合もありますので、次へ進ませていただきたいと思います。  請願における発言機会の確保についてを議題とします。
     事務局から資料の説明を求めます。できるだけ簡潔にお願いします。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、14ページのほうをごらんいただきたいと思います。  請願における発言機会の確保につきましては、これまでの意見としまして、今はできないという認識のもとで、紹介議員が十分理解し、賛意を持って紹介することが原則ですが、内容を紹介議員が十分伝えきれない場合は、発言を認めることも許されるのではないかという意見がある一方で、発言の威圧を受けることで本来の公平・公正な委員会審議にならない可能性もあるという慎重意見もございました。  そこで今回、御協議いただくに当たりましては、2番のところですけれども、請願提出者の発言機会を確保する意義は何なのかということをまず整理いただいてはどうかというふうに考えます。  ①につきましては、請願者の発言の機会を保障するということなのか、あるいは委員会の審査を充実させるために確保するということなのか、あるいはその両方、またはそれ以外何なのかということを御議論いただいたらどうかと思います。  その上で検討事項といたしまして、請願提出者の発言機会を確保するかどうか、また発言機会を確保する場合の手続について御協議いただけたらと思います。  以上でございます。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。  まず、請願提出者の発言機会を確保する意義について、皆さんのお考えをぜひ聞かせていただきたいなというふうに思います。この点を十分に検討した末は方向も見えてくるのではないかなというふうに思います。  清水委員。 ◆清水正樹 委員  僕、ちょっと委員長に対して厳しいことを言いますけども、草津市固有の市民の方々から請願を出してこられて、その方に我々議会に切実な思いをもって説明されるということについては、僕は機会を与えてもいいと思う。しかし、申しわけないけども、久保さんが所属されておる共産党における全国津々浦々の自治体に同じような金太郎あめみたいな請願書を出してこられて、その方が同じように発言の機会をつくるということについては、僕は物すごい違和感を感じるんです。草津市は草津市固有の問題をまず僕は議論すべきやなと思っています。それを取り上げるべきやと思っている、できる限り。ところが全国津々浦々の、それは農業関係もありますよ、TPPに反対とかいうようなこともありますけど、もう何か出てきたら出てきたで、大概全国津々浦々の同じような請願書をあちこちに出しておられる。そういった請願についても請願者の発言の機会を与えてしてもらうというのは、ちょっと僕はいかがなもんかなと思うんです。これはもう実直な意見です。 ○久保秋雄 委員長  はい、わかりました。  ほかの御意見は。  今の清水委員の発言もございますし、請願者の発言機会を確保する場合は、②委員会の審査に必要な範囲内において、委員の質問に応じ提出者の回答、あるいは説明を求めると。議会側が判断して、じゃあ説明してくださいよというまとめも、僕は清水委員の議会の範囲。 ◆清水正樹 委員  議会の範囲というのは、僕、いつも言うんですよ。前の会派代表者会議に出ていたときも、こういうことから請願が出てきても、本当に全国津々浦々同じような請願書をあちこちの議会に出されたりする。これが果たして本当に草津市固有の問題かというと、そうじゃなくて平準化した、あるいはそういった問題を党として投げかけている請願、ある意味それは切実な方もおられますよ、そやけどもやっぱり私は請願という、草津市議会、市の議会の請願というものは、やっぱり草津市内に住んでいる方々が、本当に市政に関してこうこうこういうことをしてほしいとか、そういうようなことがきちっと論じられるのが、私は最も重んずべき請願書の受けとめ方やと思うんです。こういうことはもう余り言いませんけど、全国津々浦々の同じような請願書を出して、そのたびに請願者が、そういった方は当然、ある意味政治に関してすごく玄人で、いろんな精通された意見をばっと言われます。それはそれでいいのかどうかいうと、私は実直なこと、生活者としての視点から、本当に議会に対してこうしてほしい、ああしてほしいというふうな請願書を私は真摯に受けとめるべきやと思うんです。そういうことやったら私は賛成です。 ○久保秋雄 委員長  ほかの方、いかがでしょうか。  篠原委員。 ◆篠原朋子 委員  おっしゃることは本当によくわかりますし、本当にそういう請願が市民の方から出てきたら、まずそこを請願を受けていくべきだと議員としては本当にそう思いますし、その委員会でそれも判断されるべきだと思います。  清水議員がおっしゃったように、それは本当に重要なことですし、そういった方向で進むのが一番いいかなと思います。  ただ、個々の視点はやっぱり違いますので、重要な部分は御本人の意向もありますし、受けるほうの委員会としての受けとめ方もあるので、その時点でそれを判断していけばいいかなと思います。  請願者には、やっぱり市民の方、どの方にも発言の機会を同じように確保するべきものではないかなと。検討していくのが正しいんじゃないかなというふうには思いますが。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さんはいかがでしょうか。 ◆杉江昇 委員  こんなことは考えられないですかね。例えば提出者が、熱心な議員からいろんな厳しい質問も出てくる場面でやり込められないかな。こっちはやり込めるつもりはないんですけど、質問が鋭くて萎縮されるようなことは考えなくていいんでしょうか。 ○久保秋雄 委員長  今の杉江委員の発言はあれですか。請願提出者に対して議員が。 ◆杉江昇 委員  議員からいろいろ聞く、きちっと。 ○久保秋雄 委員長  それで萎縮してしまう。 ◆杉江昇 委員  という懸念はないんでしょうかね。それやったら紹介議員がきちっと説明されるほうが、立場的にも同等というのか、慣れているというのかというふうには思ったりもするんですけど。 ○久保秋雄 委員長  請願提出者の発言をどのような形で認めていくかというのはいろんなやり方があると思うんですけど、今は発言を認めるかどうかというところでまず議論をいただければなというふうに思うんですけど。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  どういうようなことを思って出てきはるかというその前提で、今、共産党さんが全国で同じものだと言いはるという、今、お話もあったし。 ○久保秋雄 委員長  政党が出しているということではなくて、それぞれ個人の立場で出しているので、そういう言い方はちょっと。 ◆宇野房子 委員  言いかえます。先ほどの清水さんのおっしゃった内容と、それからいわゆる草津市民の方々がいろいろこうしてほしいという御要望もあります。事前にそれがどんなもんやということが、しっかり私たちではこれを審議する項目にしようか、どうしようか、テーブルに上げるか上げんか、それは私はちょっとできかねると思うんです、出してきはったものに対して。だから市民が出してきはったものは受け、発言の機会を与えるというのは公平性があるから、それは必要だと思うし、今、杉江議員が言わはったように、議員が高圧的にならないかというのは、ただ内容に関しての確認というか、説明を十分にいただく意味であって、そんなもん違うんやないかというふうな、そういうような市民に対する発言は控えなければならないと思うので、やはり説明するということは、出さはった人のほうが余計にその思いが伝わります。  例えばまめバスのときでしたっけ、何でしたっけ、そこに座ってはって紹介議員が言ってたときに、ちょっとまだもどかしいかしらん、後ろからはいいうて思わず手を挙げはった場面もありましたというようなことですので、やはり出してきはったお方が十分に自分らの思いを説明されるという場は、市民参加の議会になるんやないかなと私は思うので、公平に市民の皆さんには発言というか、議会に入っていただく場は設けたほうがいいと私は思います。 ○久保秋雄 委員長  宇野委員は請願提出者の発言をきちっと認めるべきだという御意見だったかと思います。  そのほかはいかがでしょうか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  請願をどういった位置づけにするかということとの関連があるので、今、おっしゃったように、市民からの政策提言という形であれば、発言する機会はこちらの判断ではなく、希望すれば機会を確保するというのが本来かなということは思ってはおります。 ○久保秋雄 委員長  山田委員や小野委員はいかがでしょうか。  山田委員、どう。 ◆山田智子 委員  この2番目の項目の委員会の審査に必要な範囲において、こういう場合でしたら、提出者の方の思いというのが、質問に対して答えられると、その方の思いも伝わりやすいと思いますし、そういう機会が市民の方にあってもいいのかなとは思いました。 ○久保秋雄 委員長  それはだから議会として判断して来ていただいて、説明を求めるというような形になるわけですね。  小野委員はいかがでしょうか。 ◆小野元嗣 委員  市民の皆さんに来ていただくのはいいと思うんですけど、その委員会の審査で、ぜひほんならその質問で来てもらいましょうといった場合、来られた方、いろいろ勘違いもあったりして、ちょっと文面と違うことを言われたり、脱線しはったりというようなことも恐らく懸念をするんですけど、過去のいろんな前例を見てますと、そこらなんかが言うた後どうするんやと。これは議会としてどこを責任追及するんやとかいう部分なんかは、率直に私は、今、疑問は持っているんです。その辺の後の責任として、議会の。 ○久保秋雄 委員長  今まで先例はありませんので。 ◆小野元嗣 委員  ほかの地域のというような、いろいろ書物やら読んでますと、そういうこともあるみたいなので。 ○久保秋雄 委員長  小野委員としては、提出者の発言は。 ◆小野元嗣 委員  内容が、ちゃんと約束どおり発言をされる部分であればいいんですけど、人間というのは感がきわまることがありますでしょ、いろいろ事情によっても。そのときにちょっと違うことを発言しはった後の、そこの部分での責任というか、議会としてどこまで追求できるものか。 ○久保秋雄 委員長  基本的には委員長が仕切ってますもので、議事整理権がありますので、余り趣旨と逸脱した発言は、やっぱり委員長がとめていくことは当然だと思います。そこは余り心配し過ぎじゃないかなという感じも私はするんですけれども、御心配はよくわかりました。 ◆杉江昇 委員  でも小野委員のおっしゃっている意味は、その発言で議員側の議論が固まっていく可能性もあるということでしょ。 ◆小野元嗣 委員  それもあります。 ◆杉江昇 委員  間違って感きわまって言ったことが。そういう心配はさっきの僕もよく似ているとは思いますけど、そういう心配はあるかもわかりませんね。 ◆宇野房子 委員  例えばどういう事例やったんですか、そのおっしゃった。 ◆小野元嗣 委員  ちょっと、今、僕もあれですけど、鮮明に記憶には残ってません。ええかげんなことを言って誤解を招いたらあきませんので。 ○久保秋雄 委員長  皆さん、議会が必要と判断すれば、そういう方もいらっしゃるし、また、請願権に含めて市民の発言をきちんと保障する必要があるという二つの意見がございますが。 ◆宇野房子 委員  もう一遍確認なんですけど、この来てくれはる人は説明に来はるだけであって、議員の討議を受けて、実はこうなんでと、そんなん協議する場ではないですよね、これ。 ○久保秋雄 委員長  私はそのように理解しておりますが。 ◆宇野房子 委員  そう思ってます。だから公平に出てきてくれはっても、何ら私はいいと思うんですけど。 ○久保秋雄 委員長  ただ、請願の中身で不明な点があったときに、請願提出者に委員のほうからちょっと質疑をするということは当然あるでしょうね。  棚橋委員、いかがでしょうか。 ◆棚橋幸男 委員  済みません、おくれてきまして申しわけありません。  今の請願は、確かに開かれた議会では当然のことだと思うんですけども、請願を要するに紹介議員に当然指名をされるわけですから、当然紹介議員さんと請願者いうのは、やっぱりある程度そのそこで理解を深める必要が多分あろうかと思います。だからいきなりということはまずあり得んの話ですから。私はそう考えるんですよ。だからまずその紹介議員をきちっとお願いするというときに、紹介議員さんはその本人さんのところをどの程度事細かに説明できるかいう、その文面が必要だと思うし、そのところでできなければ、当然、もう一度、今の皆さんの議論の中に入っていく必要がある、こういうふうに思います。 ○久保秋雄 委員長  例えば委員長が判断すれば。 ◆棚橋幸男 委員  当然委員長。 ○久保秋雄 委員長  発言を認めるというふうな形、説明を求めるということが可能なようにしていくということでございます。 ◆棚橋幸男 委員  紹介議員がやっぱりそのところ、それだけの責任もあるということやろね。そのところはやっぱり議員自体がしっかりと理解した上で。 ○久保秋雄 委員長  おっしゃるように紹介議員はきちんと請願の趣旨を説明できるようにするのが当然というふうに思います。それを踏まえて、なおかつ疑義、あるいは、請願提出者に確認をしておきたいという場合は、委員長判断のもとに請願提出者に説明を求めることはできると。 ◆棚橋幸男 委員  段階的には、議員さんがまずそこで判断できるだけのところをやっぱり踏まえないかんということです。 ○久保秋雄 委員長  じゃあまとめとして、大きな2の②、委員会の審査に必要な範囲内において委員の質問に応じ、提出者の回答あるいは説明を求めるというような方向でいかがでしょうか。よろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ○久保秋雄 委員長  じゃあそういう方向で、請願提出者の説明が可能とするようにしていきたいと、一応制限はございますが、そういうふうにしていきたいというふうに思います。  きょうは大まかな点を決めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次の議事に進みたいと思いますが、5の議会の会期の通年化について議論をしたいと思います。  事務局から説明を求めます。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、15ページのほうをごらんいただきたいと思います。  議会の会期の通年化についてということでございまして、まず1番のこれまでの意見といたしましては、会期が通年化することで、臨機応変な対応が可能となるなど、議会に機能性を果たすというメリットを上げられている一方で、制度をつくっても、一方で運営の検討も必要であり、慎重な議論も必要といった御意見も出ております。  ここで2番の検討事項といたしまして、3点を上げさせていただいております。  まず1点目に通年議会の導入の是非、2点目に通年議会を導入した際の課題に対する対応、3点目に通年議会を導入した際の運営方法と上げさせていただいております。  そこでまず3番目の通年議会の導入による効果と課題というのを整理させていただきました。  まず効果といたしましては、丸印がついております分ですが、常に議会が活動できる状態となることによる議会のさらなる活性化が図られると思います。これは閉会中の委員会の継続審査なり所管事務調査を現在しておりますが、この議決が不要ということになりまして、時期や調査項目を問わず委員会が開催することができるということによる委員会活動の充実、また、1年中が会期で、今まで閉会中といっていた部分が休会中となることによりまして、市長の会期ごとの招集、会期ごとというとちょっと語弊がありますが、年4回の招集が不要ということで、議員改選後の初めての会議のみが必要ということで、あとは議長が再開の権限を有しますので、これによる議会側の主体的かつ迅速な会議の再開ができるということです。また、専決処分が限りなく少なくなることによる議会のチェック機能が発揮できるという部分などがございます。  16ページのほうに参りまして、一方、課題といたしましては、2点上げさせていただいておりまして、まず1点目が緊急を要する議案の対応ということで、特に年度末の税制改正等によりまして、いとまがないということで専決処分により対応していたものにつきましても、原則、会期中でございますので、会議を開くということになろうかと思います。このあたりの対応をどうするかという部分と、一事不再議といいまして、同一会期中は同じ議案が提出できないというようなことで規定されておりますが、これとの整合を図る必要があるという課題がございます。  次に、会期の設定方法ということで、通年議会における会期の設定方法というのは、大きく次のようにパターンがございます。  一つは先行自治体パターンと書かせていただいてますが、通例、条例で定例会の回数というのを定めておりまして、草津市は4回としておりますが、これを1回とし、議会の会期を1年間とする方法がこれに当たります。  2番目の地方自治法の一部改正パターンというのは、ある特定の日を決めまして、特定の日から翌年の当該日の前日までを会期とし、定期的に本会議を開く日、つまり定例日を設定するというようなものでございます。  いずれのパターンでも根本的に年間の開催時期等を大きく変えているところというのは余り見られないということで、おおむね今までの年4回の定例会を定例会議などと呼んで、その間を休会とするといった方法がとられております。  また、今、臨時会といわれるものについても、呼び名は違いますが開催は可能というようなことになってまいります。  この二つの大きな違いといたしましては、自治法の一部改正パターンによる場合は、年間の本会議開催日、いわゆる定例日といわれるものを条例に定めてあらかじめ固定しておくということで、市民などにこの日は会議が開催されているということを明確化するという目的がありますが、先行自治体パターンはこれを議運により柔軟性を持たせて運営するという違いがございます。  17ページのほうにはそれぞれのパターンによります条例の制定改廃の事例を挙げさせていただいておりますのと、18ページ、19ページにつきましては、関係する自治法の規定を上げさせていただいております。  以上でございます。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。  まず、通年議会の導入の是非について御議論いただきたいというふうに思います。現状、常任委員会の所管事務調査等もしょっちゅう開かれておりまして、特別委員会も開かれておりまして、事実上、通年議会と呼べるんではないかというふうにも思います。そういうことを含めまして、通年議会とするのかどうか御議論いただきたいというふうに思います。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  ここにも書いてますように、反省点として災害地震等の、あれが起こったときに即応できなかったという反省、あるいは大津のいじめ事件に対応する、後手後手に回ってしまったという反省、やっぱり反省からやっているという兆しが多うございまして、やっぱり備えるということも大事やと。  それと、今、委員長おっしゃいましたように、しょっちゅう会議を行っている、そういうええパターンになってきたんですけど、この大きな差は、ここにも書いてます、議長が再開の権限を持っているという、その名実ともに議会が執行部と市長と双璧になってくるというイメージを持っています。ぜひともやるべきやと思います。 ○久保秋雄 委員長  今、通年議会をやるべきだという意見があったと思いますが、ほかの委員さんはいかがでしょうか。実態としては通年議会なんですけども、今、それをきちんと制度として導入すべきだという趣旨かと思いますが、ほかの委員さんはいかがでしょうか。 ○久保秋雄 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  特に新しい意見でなくて杉江委員と同じで、実態としてはほぼそのような通年議会に値するようなことを先行してやっているのかなと。だから制度をきちんともう確保して、機動性を持たせていくということで、通年議会をやっていくべきだと思っております。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さん、どうでしょう。  今、通年議会にするべきだという意見が続いておりますが、清水委員、いかがですか。 ◆清水正樹 委員  大変これ、通年議会は僕もあんまり勉強してないんですけど、通年議会にするということは、議会が主体となって、当然本当に、さっきちらっと杉江委員がおっしゃったとおり、執行部に対する見識も持ってやっていかなあかん、ましてや議長となれば、365日、24時間、もうまさにそういうことの体制をきちっととれるだけの、これ、主体的にですよ、執行部から、実はこういう案件あるんですけども議会招集してもらえませんかというような、これやったらもうしないほうがましですわ。やっぱり議会がきっちりといろんな事柄に対して対応できるような能力を高めるということは僕は一番大事やと思うし、それともう一つはめり張りがなくなってしまうんです、365日にしてしまうと。もう完全に議会専属、議員専属、議員活動専属にならなかったらだめですよね。ちょっとでも稼業のある人等については、なかなかもう難しくなってくるんじゃないかなというふうに思う。そこら辺も当然その覚悟をしなきゃあかんわな。 ○久保秋雄 委員長  先ほど議会事務局からも説明がありましたが、通年議会にしても、例えば年4回の定例会議を設定しておりまして、その間は基本的に休会と、そういうような扱いで、あんまり中身的には変わらんようなんですけど。
    清水正樹 委員  変わらないと思うけども、私らみたいに真面目な人は、通年議会になったら365日とも思いますやん。 ◆杉江昇 委員  でもそうですわね、言葉は通年ですから。ただ、議長が、あした出てこいと、招集やと、そんなことはないと思います。 ◆清水正樹 委員  そんなことはないですけど、例えば私はいつも意識しているのは、これは当たり前のことですけど、例えば地域の中で、ちょっと何人かの人が集まって遊びに行くかというときは、議会開催中は絶対行かないんです、ゴルフにしても何にしても。ところがこれになってしまうと、それは休会中であれば今と同じですけど、やっぱり気分的に、通年議会にしてしまうと、これは大変やなというような思いも感じられる方もおられますし、ましてやある種の兼業もなさっている方については、それもできひんのかなという。新しい議員になろうという意欲の方は、それなりのやっぱりレベルを上げてやらんと、報酬面についても。だからそういう意味では、今のこのような状態の中では、私は今すぐそれにするというのは反対というか、きちっと次の改選のときからするということやったら、それはまだそれで承知の上で立候補されてこられるということですからいいと思うんですけどという思い、ちょっと消極的ですよ、僕は。 ○久保秋雄 委員長  導入するとすれば、次の任期から、そういう意見もございますが、ほかの方はいかがでしょうか。 ◆棚橋幸男 委員  私もどっちかいうたら、清水議員に近いです。これはこの議会改革が始まったときから、議会の時間のあり方というのも、私ところの会派としては提出してきました。だからこの通年という言葉は出してませんけども、だからそれが、今、ほとんどそのような形に変わりつつあって、いろんな委員会がこうやって議論を深めていただいているというのは現状だと思いますけども、まだまだこのところに達成するのには、もう少し時間をかけたほうがいいのかなと、こんな思いでおります。  それと、当然我々の任期期間中ということも一つの考えがあるかもわかりませんけども、それはいろんな形が変化する中において、今、清水議員が言われたようなところでも、私はいいかなというふうに思っています。 ○久保秋雄 委員長  ちょっと確認しておきたいんですけども、一番最初、この特別委員会が発足したときに、各会派から議会改革の項目として提案があったと思うんですけども、その中には草政会さんは通年議会は入っておったんでしょうか。 ◆棚橋幸男 委員  通年議会ではないです。議会の期日延長というんですか、議会のロング化いうんですか、そういうところで議論を深める場所を深めるということで、今の30日とか、その期限を、年4回の定例会、この中身をもう少しうまく割り振りした中で、通年とは言いませんでしたけども、長くしたらどうですかということは言いました。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さん、いかがでしょうか。 ◆棚橋幸男 委員  ほかは出てなかったと思いますよ。草政会だけ出てました。 ◆杉江昇 委員  うちが通年議会でしたよね。新生会も。 ○久保秋雄 委員長  私は思うんですけども、事実上、今、通年議会と同じくらいに、あるいはそれ以上のテンポで会議、委員会が開かれていると思うんです。私はもったいないなと思って。議員さん、年4回しか議会ないんですかというように市民に理解されてしまう、そういう一面もあると思うんです。だからそういう意味で実態に合わせて通年議会という制度を導入して、名実ともに我々は365日働いているんだということをアピールするのも大事なことかなというふうに最近思うようになりまして、実は。  宇野委員、どうぞ。 ◆宇野房子 委員  通年議会になると専決に関しての審議が時間かけられると思うんですよね。そこによってやっぱり議会としてのチェックできる時間ができるさかい、これは私、通年議会いいかなと思って賛成です。  今、自身、今のこの委員会、あるいは協議会やいろんなことで幅広くやっておりますんで、無理なくいけるのではないかなという気はいたしております。 ○久保秋雄 委員長  西垣委員、どうぞ。 ◆西垣和美 委員  賛成についての意見は変わらないんですけども、やはり今は市長が招集しないと開けないというのが、やっぱり議会の機能というか、高めるためには、通年としたほうがよりやはり審議ができるということと、先ほど少し言われましたけれども、大津市が通年議会にしたと。それはやっぱり大津はいじめ事件を受けて、あのときに何も議会が即時に対応できなかったという、全国的に有名になりながら。そういった隣の市が起こったことの反省を含めてやっておられることが、草津市が絶対あり得ないと、内容はいろいろありますけども、ということはないので、やっぱりそこはそういった他市の事例も少し勉強的な形で、二の舞を踏まないということで、やはり通年議会という形をとっていくほうがいいのではないかなと。清水委員がおっしゃった気が休まらないというのはありますけど、ある意味、もう公職についた以上はそれは私たちの宿命でありまして、ただ遊びに行ったらあかんというのではない。休会という形で、いきなりというのはよほどの緊急事態じゃないと、あした開きますなんていうのは、もう緊急の災害でも発生しないとなので、従来とそんなに変わらないというスタンスで、一定は覚悟、意識としては当然必要になるかなと思いますけど、制度上はもうきちっと決めておくほうがいいかなと思います。 ○久保秋雄 委員長  非常に前向きな意見がございましたが、皆さん、言ってくださいよ。  今、防災の視点からもいろんなことが言われております。議会も即応できるような体制を私はつくっておくべきだなというふうに思うんです。議長が議会を招集する権限を持つことになりますので、これは非常に議会としても権限強化につながります。そういう意味でも、本当に二元代表制の一角を担う議会としてやっていくためには、やっぱりここをしっかり目指すべきやというふうに私は思うんですけれども、いかがでしょうか。                〔「同意します」の声あり〕 ◆棚橋幸男 委員  私も先ほどもちょっとしゃべりましたけども、今、臨時議会という方法で、そのところが議長招集で入ってますわね。だからそれを通年議会というふうな形に、今はほとんど、そういう見方を変えるんもそうやけど、やっぱりめり張りの中で、そういうふうに言われた中でいけば、やはりこのスタイルをもう少し続けていって、そこでやっぱり判断するというところを、やっぱり皆さんで合意していったらどうかな、こういうふうに私は思います。 ○久保秋雄 委員長  もう少し様子を見るということですか。 ◆棚橋幸男 委員  はい。今の状態をしっかりと成熟させるという意味で。 ○久保秋雄 委員長  篠原委員、どうですか。先ほど手が挙がってましたが。 ◆篠原朋子 委員  私は西垣委員の意見に賛成で、ちょっと詳しく余り調べられてなくて申しわけないんですが、メリットとしても今の議会でも必要なことがたくさんありますし、かえって逆に、今、お聞きした意見の中では、デメリットというのは余りないように思うんです。今、それをしたらいけないという理由づけのほうが少ないように感じました。やっていくことで、やっぱり先ほどおっしゃった専決処分がなくなって、議会が責任を持てるということも、今、大事な部分だと思いますし、だから私は通年化には賛成です。 ○久保秋雄 委員長  通年議会は必ずしも議会基本条例とは直結はしておりませんので、引き続き議論をしていくと、前向きな立場で。通年議会は頭から反対やという御意見はございませんでしたので。 ◆杉江昇 委員  でも議会基本条例には会期はうたわなくていいんですか。直結してるん違うん。 ○久保秋雄 委員長  大津は議会基本条例はつくってないけども、通年議会は導入しましたやん。導入できる、後からでも。  じゃあ通年議会については前向きに今後も検討していこうということでまとめさせていただきたいということでお願いします。  次に、政策討論会政策研究会について御議論いただきたいと思いますが、資料の説明可能ですか、議会事務局。簡潔にお願いします。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、20ページのほうをごらんください。  これまでの意見というところですが、まとめの部分で委員の勉強、議論は必要であり、そういった場所を確保することは一致したが、具体の点については引き続き協議するということでございます。  21ページのほうに実際実施されているところの例を書かせていただいております。特にその政策検討会と政策研究会ということで、内容にさほど違いは見られません。  設置目的といたしましては、一点として全員で協議するということ、もう一つとして政策形成の場であるということ、その二点が設置目的に上げられているかと思います。  構成議員としては全員ということでございます。  開催内容につきましては、市民との意見交換会から出た意見であったり、あるいは役員会議などを設けて素案を作成されているという例もございます。  開催経過につきましては、おおむね委員会を単位とした調査結果を議員全員で決定していくプロセスをとられておられるところが多いということでございます。  開催回数はごらんのとおり、それぞれいろいろでございます。  なお、(2)の政策討論会・研究会の設置状況といたしまして、設置しているというところは全体の6.4%ということであります。  そこで、20ページの検討事項ですが、まず一点目に、議員全員が共通認識や合意形成を行う場について。二点目として市政の調査研究を行い、施策立案や提言を行う場について現状がどうかということ。これらを踏まえまして、三点目として、これらの課題解決策ということで、政策討論会政策研究会の設置の必要性、また現状の運営体制における改善点などを御議論いただければと思います。  以上でございます。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。今、説明がございましたが、御意見をいただきたいと思います。  杉江委員。 ◆杉江昇 委員  要ります。さっきの会派政治の話から、これ、つながってくると思うんですけど、こういう場でやっぱり議員24人が合意を形成していくような、そういう場であると思うんです。そやし、いろんな討論会や研究会、これをこなしていくということが、地方議会の我々の本旨やと思います。それを実現していくべしやと思います。 ○久保秋雄 委員長  全員が一堂に集まる機会としては、本会議はもちろんですけれども、非公開で行われている全協も非常に大事な場かなというふうに思うんです。そこら辺を積極的に活用して、全ての議員でいろんな議論をしていく、そこら辺をやっぱり重視していく必要があるのかなと、私は最近思うようになったんですけれども、政策討論会という名称にこだわらずに御議論いただければというふうに思うんですが。 ◆西垣和美 委員  おっしゃったように、議会として一つの政策を提案していくという中で、政策検討会というものの位置づけがはっきりとされるものがあれば、大変に議員の質の向上にもなるのかなということを思っております。その場を全協の中の一つの下にぶら下がっているものとしての位置づけでもいいですし、最初は無理をせず、そういった全員で政策に関する議論とかがあればなということは希望いたします。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さん、どうでしょうか。  この議論はたしか前回もちょっとはやったけど、余り意見が出ずに終わったという経緯もございます。  篠原委員。 ◆篠原朋子 委員  私もちょうど2年になるわけですけど、やっぱり全員協議会という形で全員で議論をするというのは余りなかったんじゃないかなと。報告会のような形の勉強はよく開かれたように思うんですけど、委員会とか特別委員会だけではなく、重要な案件については全員協議会で議論する場があってももっとよかったのかなということ、全体的な意見なんですけど。名前はこれにこだわらず、本当にそういう全協の場で議論できる場と深める場があったらやってほしいなと、そういうふうにしていきたいなと思います。 ○久保秋雄 委員長  副議長。 ◆竹村勇 委員  これ、私、前回しゃべらせていただいたもので、やはりまた垣根という言葉を使いますが、期を越えて、また会派を越えて、正式なこういう特別委員会なり常任委員会でない立場で、大きな課題に対する、また今後、草津市が必要とする課題に対して勉強を事前にしていこうという、そういう政策集団、政策研究会があってもおかしくないなと。私は1期生のときに先輩議員にもまれながら、政策研究会というよりは、ここにも書いてますけれども、議員クラブの中で設置されてましたところにもまれていろいろやらせていただいたんですが、桜憲章しかり、いろんな形の中で、当時、政策研究会で議員が政策提案をさせてもらったという覚えがありますので、やはりこういったチャンスを生かさせてもらえるというのはありがたいことだなと思いましたんで、ぜひどういう形であろうと、事務局には大変御迷惑をおかけすることだと思うんですけども、そういう勉強の場があってもいいんじゃないかと思いますので、ぜひこれは基本条例に載せる載せない関係なしに設置してもらえたらなと思います。 ○久保秋雄 委員長  皆さん、全般的にこういう政策研究会は必要だという認識のようです。これは引き続き議論をしていきましょう、導入するという方向で。今回もう余り時間がありませんので。 ◆奥村恭弘 委員  やっぱりおっしゃるみたいに課題が出たときに話をするというのをやると決めていいんかなと思います。というのは、実はいろんな議会の話をさせていただくと、やっぱり全員で話をする場面が必要なときがあるんです。全てが全てじゃないんです。全て全員でやってしまうとまとまらない話もありますんで。ただ私たちの将来にわたって、例えば定数の話とか歳費の話とかを含めて、こういうのは長い時間をかけて、やっぱりみんなで話せないかん内容だと思うので、より分けして本当に必要やったら、やると決めたほうがいいかなと。また多分どうしましょという話をしているとこのまま進んでいくと思うので、持つということに関しては賛成ですし、持つということは決めていただいて、事象が出たときはもう一回それを機能さすかどうかというのは諮っていただいてやったらいいのかなと私は思います。 ○久保秋雄 委員長  それじゃあ政策研究会、全員で構成するそういうものをつくると、そして細部についてこれから詰めていくということでよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ◆奥村恭弘 委員  ただ一言だけ、その参加される方が、必ず全員参加せなあかんという意味合いはちょっと多分外したほうがいいと思うので、対象は全員やけれど。 ◎中野 議会事務局長  委員長すみません。参考にひとつ言ってよろしいでしょうか。 ○久保秋雄 委員長  どうぞ。 ◎中野 議会事務局長  21ページをちょっとごらんいただきたいと思うんです。21ページの三つの市議会の比較が書いてると思います。そこの真ん中ぐらいの開催内容というところをごらんいただくと、市民との意見交換会での意見云々というのが二つの議会、それから大分市議会はちょっと違うようなパターンになってますね。やっぱりこの市民との意見交換会で聞いてきたことを、執行部のほうにこんな話聞いてきたよということをバトンタッチするだけじゃなくて、その中から課題を見つけて、それを議会でテーマ設定して研究していくというのが一つの方向やと思うんです。  それから大分の場合は、この間視察に行ってきましたら、議員の中からテーマを提案してもらうと。その中から選定して、それをここに書いてます推進チームというのが調査研究して、それを全議員に諮っていくと。それから条例なり提案として成熟させていくと、そういうふうな二つの手法がありますので、やっぱり市民との意見交換会というのを生かすという視点でも、やっぱりそういう調査研究というのが大事かなというふうに思いました。  以上です。 ○久保秋雄 委員長  政策討論会や研究会、中身についてはまだまだ十分議論が必要やなというふうに思います。先進事例も勉強しながら。これで引き続き議論をすると、導入に向けて、そういうまとめで今回はまとめたいんですけれどもよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。  最後のやつですけども、事務局によるサポート体制の強化について、できるだけ簡潔に説明をお願いします。 ◎橋本 議事庶務課専門員  それでは、資料の22ページでございます。  まず一点目の議会事務局職員の任用についてということですが、法規上は議長が事務局職員の任免権を有しますが、通例は議会が直接雇用をしていないというようなことが現状としてございます。  また二点目の議会基本条例における規定につきましては、調査及び法務機能の充実ということが、上げさせていただいた各市ではうたわれているという部分が共通してございます。  議会事務局の体制ということで、近隣市の議会事務局職員数を参考に上げさせていただきました。  以上です。 ○久保秋雄 委員長  ありがとうございます。  議会事務局サポート体制の強化について、皆さんに御意見いただきたいと思います。  特に一期目の議員の方、十分なサポートを受けているとお考えかどうか、そういう感想でも結構ですので、そこらも含めて御議論いただきたいと思います。 ◆竹村勇 委員  局長に申しわけない、ちょっと質問をさせてもらいたいんですけど、草津市は議会職員さんの定数枠の関係を考えて、同時開催の委員会はなされてないのか、日程上、そのほうがふさわしいから開催されてないのか。私のほうで見る限りは、サポートしていただく職員数が少ないから、議事日程にいろいろと。本来であれば常任委員会は同時に三つ開いたって、議員さんに問題は一つも生じないんですね。例えば、きょうまでいろいろ審議してまいりました一般質問の日程を2日から3日にしようとかいろんな課題もあるわけですね、議会運営の中で、決まってはおりませんけど。そういったときに議事日程で往々にして日が予備日しかないとかいろんなことを言われたときに、常任委員会を1日1日開催されているというのは、サポートがおられたら三つ一緒に開催することは可能だと思うんです。必ず議長、副議長はどの委員会にも入らなきゃならないというような規定は、これは入らせていただいてますが、例えば総務委員会の日に産建も文教も開くことは可能です。 ◎中野 議会事務局長  予算委員会ができ上がる前のときは、それぞれの常任委員会で予算を審議されていたとき、そのときは2日目はダブっている委員会があった事例がありますので、事務局体制がどうのこうのというのも、当然根本的に体制が厳しい状況はちょっと無理ですけども、二つ同時開催ということは従来からやっていたケースもありますし。 ◆竹村勇 委員  私は反対に委員会がどうこうという意味で、今、しゃべったんじゃなしに、職員さんの充実を考えていただいたら、そういう日程も組めるんじゃないかと。会議日程がもう少し例えばとりたいときにとれるということも可能だと思いますので、そういうような意味からいっても、充実していただくことは大変いいことじゃないかという、結論はそこなんですが。 ○久保秋雄 委員長  今、委員会は、例えば重ならないように運営していただいてますよね。そこら辺も含めてその理由とかをちょっと説明いただけたらというふうに思います。常任委員会が重ならないような日程の設定をしていただいてますよね。それは何らかの理由があると思うんですけれども、そこら辺も含めて説明いただければ御理解いただけるんじゃないかと思うんですけど。 ◎寺井 事務局次長  明確な答えになるかどうかわかりませんが、基本的に各常任委員会を日単位、時間単位で区切っているというところは、傍聴者が自由に各委員会に出入りができまして傍聴ができると、その機会を与えているという面から、そういうことになっているのかなというふうに思います。職員の人数云々によってというのは、ちょっと私も記憶にはございません。 ◆竹村勇 委員  私にしてみたら、こちらから眺めている姿からいったら、反対に職員さんに負担がある程度これ開催すればかかりますんで、同時開催されてないのかな。この辺、もう少し充実されて、議会運営係というようなものもきちっと設けられて、今でもあるんだと思うんですが、委員会の同時進行、もちろん先ほどおっしゃったようなこともわからんことではないんですが、それを言いかけたら議員の傍聴も、私もあそこの勉強したいのに同時開催やったらできないわというようなこともあるかもわかりませんが、それはそれぞれ自分たちが一生懸命勉強されたらいいことであって、私は議事日程のしわ寄せがそういうところにあるのかなと思いましたので、ぜひ充実をしていただいて、期間中の余裕を持った日程に組みかえてもらえるような形のほうがいいかなと思うんです。ということは、一般質問なんかでも、こんな議論をしなくても、3日間とか4日間とろうと思ったらとれるわけですから。 ○久保秋雄 委員長  竹村副議長がおっしゃるのは、委員会の例えば開催日、開催時間が別にかぶってもいいんやないかということですね。この点については、ほかの委員さんはいかがでしょうか。  宇野委員。 ◆宇野房子 委員  私、議員になりたてのころにいろいろ傍聴を勉強に歩かせてもらったときにかぶってたときがあったんです。そんなことを聞いていたときに、湖南市やったと思うんですけど、それでやっぱり改めていこうというので、ダブりをやめて委員会されているということを、こちらも聞かれて、議員も市民も傍聴に入れるというふうな体制に持っていこうという流れを私はお聞きしたことがあったんですが、職員さんにとっての負担を考えて1日にしてしまうとか、かぶって複数の委員会をするとかじゃなくて、市民にとってどういうふうに公開性を持たせるかということであれば、私は重ねてしないほうがいいのかなというふうには思います。 ○久保秋雄 委員長  済みません、あんまり時間がないので。 ◎中野 議会事務局長  今、おっしゃってる意見、議事運営上の職員体制云々というお話が出てるんですけども、本来のサポート体制の強化というのは、皆さん何を内容とされているのかということを議論いただければなというふうに私は思います。 ○久保秋雄 委員長  そのことを申し上げようとしたんですけど。 ◆杉江昇 委員  橋本さんは、今、肩書何なんですか。 ◎橋本 議事庶務課専門員  議事庶務課。 ◆杉江昇 委員  ですね。何で政務調査の部署がないのかなと思ったり、今、私が執行部に求めているのは政策法務の充実をせえということをお願いしているんですけど、やはりこれだけの条例に落とし込むべき法令解釈が拡大していくと、やはり政務調査というのは力を入れていかなあかん部分であると思うんです、執行部と対応できるように。それのサポートをしていくということは、本職も当然そうでしょうし、外部の知見もあわせて強化していかなあかんのかなという思いがあります。 ○久保秋雄 委員長  今、杉江委員から政策研究する職員をきちんと配置すべきだというような趣旨かと思いますけれども、ほかに議会事務局サポート体制の充実を求める御意見ございませんか。予算もございますので、単純にはいかないかもしれませんけれども。 ◆竹村勇 委員  私はこれからも政策研究会等々をされるならば、今、杉江議員もおっしゃったような形の中で、さらにサポートしていただきます職員の充実、ある意味において、今、委員長がおっしゃった予算の問題もあるとおっしゃったら、議員定数を20ぐらいに減らして、その浮いた分を職員のほうのサポート役に充実していただくのも一つの方法ではないか、こういう思いを持っております。 ○久保秋雄 委員長  ほかの委員さん、いかがでしょうか。 ◆杉江昇 委員  でもこれ、暴論かもわかりませんけど、今、月々3万政務活動費をもらってますね。それを反論あるのかもわからんけど、1万ずつ24万出し合いなさいと、そういうことはできひんのかな。 ◆棚橋幸男 委員  それは前回の会議で、我々の雇用という分野に入ってくるから、そこを一遍にいってしまうのがいいのか、今、言われている政策面でもう少し充実して、職員層をアップする、専門の職員を置くというのも、これはそこからちょっと離れ過ぎだと思うんよ。だからそこやったらそこだけの、今、議論をしていったほうが私はいいんと違うかと。 ○久保秋雄 委員長  本当に必要な人員であれば、予算要求を正面からしていくことが必要だと思うんです。 ◆棚橋幸男 委員  それができたら、今、副議長の提案は、これはまた議論を十二分にあるというところでやるべきなんです。 ○久保秋雄 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  だから人数云々というよりかは、事務局に私たちが何を求めるかという、必要性というのか、そこが自分たち議員としてもまだ弱いのかなと思って。というのは、やっぱり今後、言わはった政策検討会なり市民との懇談会なり、さまざまな議会として機能を果たすとしたら、やはり事務局のサポートというのは必ず必要になって。今はちょっと、こういう表現は申しわけない、使いこなせてない面もあるのかなという、活用し切れてない面があるかなということもあるのと、それとあわせて事務局の方々にお願いしたいのが、やはり二元代表制という中での、こっちも一翼を担っているという中で、どうしても執行部側から来られているので、そこのところは大変立つ位置としては複雑なときもあるかとは思うんですけれども、やっぱり市民のためという目的感は一緒なので、そこの辺は私たちとしっかりと連携をとって、今もとってくれてはるんですけども、よりお互いに連携をとって、私たちのサポートをして、政策形成なりチェック機能、そういったところにより力を発揮して、皆さん優秀な方が事務局に来ていらっしゃるので、そこをいかんなく発揮していただきたいなということが要望にあります。 ○久保秋雄 委員長  議会事務局の機能強化という点では、各市議会の議会基本条例にもうたわれておりますので、その辺のことはやっぱり草津市議会の基本条例にも書き込んでいく必要があるなというところは皆さんで合意しておきたいというふうに思います。  これは大学教授の受け売りなんですけども、議会事務局というのは議員をサポートするだけが仕事ではなくて、議会の窓口として市民にも対応しているわけですから、そこら辺も十分自覚をしていただいて、仕事をしていただければなというふうに思っていますし、そういう部分もこれまでの議会基本条例の例にプラスして書き込んでいく必要があるのかなというふうに私は思っております。
     大変中途半端なまとめではございますが、一応これで議会事務局サポート体制の強化については終わりたいなというふうに思いますが、それでよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕 ○久保秋雄 委員長  いろいろありがとうございました。本日の案件は以上で終了いたしました。  次回の委員会は、本日の継続審議となった案件、可能な範囲で議論したいし、この1年間御協議いただきましたまとめをしていきたいというふうに思っております。  日程としましては、8月19日月曜日、午後1時からさせていただきますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  私の任期ももうあと事実上1カ月程度になってきております。しっかりまとめていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  先日も議員の質問時間の確保についてまとめさせていただきましたし、正副議長への報告をさせていただきました。これ、正式な議運の議題として上げていただきますように、また私のほうから議長に要請をさせていただきたいというふうに思います。  ほかになければ、これにて委員会を終了させていただきます。  閉会に当たりまして、奥村副委員長から御挨拶をいただきます。 ○奥村次一 副委員長  本日も3時間強という部分の時間において、議会改革推進特別委員会を開いていただき、また皆さん、そこでこれだけの時間を費やしていただきました。本当にこれからますます草津の市議会が発展しますように、皆さんの御協力、そしてまた最終の締めとして8月19日に会議を持って今回の部分は一度終わるということになりますので、よろしくお願いいたします。  本日は御苦労さまでした。                 閉会 午後4時11分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   平成  年  月  日  草津市議会議会改革推進特別委員会 委員長...