草津市議会 2013-03-19
平成25年 3月19日予算審査特別委員会-03月19日-01号
平成25年 3月19日
予算審査特別委員会-03月19日-01号平成25年 3月19日
予算審査特別委員会
予算審査特別委員会会議録
〇日時 平成25年3月19日(火) 午後1時27分
〇場所
全員協議会室
〇出席委員 委 員 長 棚橋 幸男君 副委員長 篠原 朋子君
委 員 伊吹 達郎君 委 員 西田 剛君
委 員 行岡荘太郎君 委 員 奥村 次一君
委 員 宇野 房子君 委 員 久保 秋雄君
委 員 西垣 和美君 委 員 中島 一廣君
委 員 奥村 恭弘君 副 議 長 竹村 勇君
〇欠席委員 木村 辰已君
〇傍聴議員 瀬川 裕海君 中嶋 昭雄君 西田 操子君 杉江 昇君
西村 隆行君 清水 正樹君 大脇 正美君 中村 孝蔵君
〇出席説明員 副市長 平沢 克俊君
提案者の説明を求めます。
はい、進藤部長。
◎進藤
産業振興部長 議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、産業振興部および
農業委員会事務局の所管に係る予算につきまして御説明を申し上げます。
それでは、薄い冊子の平成25年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。
7ページをお開きいただきたいと思います。
第2表、
債務負担行為でございます。このうち、当部で所管をさせていただいておりますのが、下から3段目にございます滋賀県
信用保証協会小規模企業者小口簡易資金保証債務損失補償で、期間として平成25年度から平成37年度まで、760万の限度額を設定させていただくところでございます。
次に、8ページをごらんいただきたいと思います。
第3表、地方債でございますが、このうち当部で所管をさせていただいておりますのが、上から4段目でございます
農業農村整備事業費2,200万円の限度額を設定させていただくところでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれの記載のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
続きまして、お手元の平成25年度当初予算概要書に基づき、当部門にかかります主要な新規・拡大施策の概要について、「安心」が得られるまちへ、そして「活気」があふれるまちへから御説明を申し上げます。
まず51ページのほうをお開きいただきたいと思います。
資格取得教育訓練費補助金でございます。これは、依然として厳しい雇用情勢が続いておりますことから、一定の要件に該当する市民の方が就職に有利な資格取得のために、
厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講される場合に入学料、受講料等に係る経費の一部を補助しようとするものでございます。
次に65ページをお開きいただきたいと思います。
中小企業節電対策等設備投資補助金でございますが、厳しい
電力需給状況が続いておりますことから、市内の製造業の中小企業が取り組む節電効果が見られる省エネルギー・新
エネルギー設備の積極的な導入に対して補助金を交付しようとするものでございまして、10%以上の節電効果や余剰電力の確保が見込まれる事業に対し、3分の1以内、100万円を上限に補助することを内容としております。
次に、その次のページでございますが、66ページをごらんいただきたいと思います。
平湖・柳平湖
淡水真珠基礎調査費でございますが、昨年度から柳平湖におきまして滋賀県立大学の協力を得て、地元の志那町内会との協働で地域の財産である淡水真珠の復興による草津ブランドの育成や
地域コミュニティの振興等を目的に取り組んでいますイケチョウガイの
生育状況調査におきまして、成長が順調でありますことから、今年度は養殖数を400個から800個にふやし、
淡水真珠養殖の復興可能性を探るとともに、産業化に向けて取り組んでいきたい、このように考えております。
以上、まことに簡単ではございますが、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、
産業振興部等が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 はい、ありがとうございます。
これより議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、
産業振興部門が所管する部分に対する質疑を行います。
各委員の質疑、よろしくお願いします。
はい、宇野委員。
◆宇野房子 委員 こちらの概要の51ページ、今御説明いただきました資格取得の確認をさせていただきたいんですけども、70万ということは、上限一人10万円のうち、10万以内なら複数受講できるということのようですね。となりますと、70万になるまで何人でも受けられるということではないんでしょうか。どういうふうに。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、木村課長。
◎木村
産業労政課長 予算的に70万を予算化しております。今のところ、私のところも考えておりますのが、草津の
ハローワーク等で求人申し込みをされる中で、資格取得が多いものの中で、特に今もそうなんですが、新年度から
介護職員初任者研修というもので、それは今現在は
ホームヘルパーの2級ですけども、その方が6人分まず見ている部分と大型自動車の免許、その部分が4人分、そしてフォークリフトの技能者が4人分、そういった部分で2分の1を見ておりまして、それが約70万ということになっております。それと、10万については受けられる方が2分の1で上限額を10万というように定めているものでございます。
○棚橋幸男 委員長 宇野委員。
◆宇野房子 委員 これを受けられて、就職されたということの確認というか、それはされるんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 木村課長。
◎木村
産業労政課長 取得の申請以降についても、あわせて調査というんですかね。報告をしていただくような形で求めていきます。
◆宇野房子 委員 はい、ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 その資格取得の
教育訓練費補助金70万なんですけども、大変いい制度だというふうに評価をしております。もともと同和事業で
運転免許所得の補助金がありましたが、それが発展的にこういうふうにされたのかなというふうに私は理解をしております。で、制度の中で、その他収入・資産制限等があるということですけれども、具体的にちょっと教えてください。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 今のところ、最終の詰めをさせていただいてるところでございますが、今原課のほうで考えておりますのが、申請の時点で本人さんの収入額が月13万円以下であるとか、あと世帯についてですね、その人の世帯で全体の収入額が25万以下であるというようなもの、そして資産の部分では本人が住んでいるところ以外に土地とか建物を持っていない、そういったものの方を対象の形で考えております。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 その収入とか資産の制限は、どのようなことを基本に策定されたんですかね。どのようなものを基準に。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 この13万等につきましては、一つは生活保護も見ながら、なおかつ草津市の臨時職員の部分、月13万前後というようなものを考えながら、あわせて他の市町村の部分も考えて現在の要綱の中身にさせていただこうと思っています。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 この予算の積み上げ、例えば
ホームヘルパーの2級何人、運転免許何人という説明がさっきされておりましたけれども、それを超えて申し込みがあった場合は、予算の拡充も考えておられるんですかね。
○棚橋幸男 委員長 木村課長。
◎木村
産業労政課長 25年度が初年度ですので、このとおりいくかわかりませんけれども、ただ原課としては、この予算の範囲内で申請になるものだと思っておりまして、超える部分については、今のところ補正予算というまでは、まだ考えておりません。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 ぜひ、申し込みが多かったらの話ですけども、ぜひとも補正予算を組んでいただきたい、そういう意気込みを持っていただきたいというふうに思います。大変いい制度なので、どうこの制度をアピールしていくか、これが大事だと思うんですよ。そこら辺のお考えを、ちょっと最後に聞かせてください。
○棚橋幸男 委員長 木村課長。
◎木村
産業労政課長 周知の方法につきましては、当然草津市のホームページ、また広報くさつとか、それと就労相談にかかわって来られる方がおられますので、そうういった方々に、こういった制度も含めて周知をしていきたいというように思っております。
◆久保秋雄 委員 わかりました。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに委員の方。
はい、西垣委員。
◆西垣和美 委員 65ページの中小企業の節電対策の投資補助金ですが、これは100万円ということで、24年度に要綱を制定されてるので、ある程度いろんなリサーチをされた上でこの補助金制度を制定されたかと思うんですが、大体どんなふうな形でこれが企業の方にアピールできるかというのを、教えていただきたいんですが。あてがあるというか、ちょっともう手を挙げたいという企業があるのかどうかとか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 この制度を検討するに当たりまして、企業さんのほうに一部調査等もさせていただきながら、昨年の8月の時点で、今後の
投資予定状況というものも各企業さんから一部聞いております。そういった中で10社程度は投資をしていきたいというように聞いておりますので、今後この制度ができましたら、聞いております企業さんにつきましては、企業相談員がございますので、会社等に訪問させていただきながら、また周知等もしていきたいなというように思ってます。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 これは、いい制度だなと私自身は思っておりまして、100万円という中で、もう少したくさん応募があった場合には、やはり打ち切るというか、何か、一応100万円を超えるとちょっと来年度になられるのでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 はい、木村課長。
◎木村
産業労政課長 この設備投資の補助金については、25年度から27年度までの3年間ということを考えておりますので、25年度、今言いましたように10件程度考えておられるところがございますけど、多数応募になるかもわかりませんけども、今のところ新年度については補正というまでは、今のところちょっと、状況を見ながらということになるかもわかりませんけども、今のところ当初からは考えておりません。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 わかりました。
もう一つ、こういったものは補助金をあげておしまいではなくて、しっかりと節電効果であるとか、効果というものを、それは参考にということなんですよ。節電効果がなかったからだめじゃなくて、いろんなデータ的なものとして、またそういったものもフィードバックみたいなところは報告を求めてほしいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆久保秋雄 委員 委員長、関連で。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 今の中小企業の
節電対策設備投資補助金なんですけれども、中小企業が対象ということでございますが、中小企業の定義ですね。ちょっと聞かせてください。どの範囲が中小企業なのか、どの範囲へ支援するのか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 大企業さんというのは資本金が3億円以上、そして従業員が300人以上ということになりますので、それ以下の方が中小企業ということになります。
◆久保秋雄 委員 わかりました。
○棚橋幸男 委員長 ほかに委員の方、質疑。
はい、西垣委員。
◆西垣和美 委員
コミュニティビジネス育成費は、こちらの所管でよろしいですね。担当部局が健康福祉部、社会福祉課と福祉部門が持っておりますが、実際にですね、産業振興部として、どなたかきちっと明確に担当を決めて、ちょっと横のつなぎが要りますので、いろんな連携が要りますので、どういった体制でされるのか、ちょっと教えてください。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 私どもの課のほうに、
企業支援相談員が、嘱託ですけどもおりますが、その方を一つはメインにしていきたいと思っております。
○棚橋幸男 委員長 はい、西垣委員。
◆西垣和美 委員 初年度はもう研修会というか、啓発とか、そういったものにとどまる御予定なんですね、この内容を見てるとですね、確認ですが。職員さん向けにもということで、市役所の内部でもこういう形で、もうちょっと1年間の展開を教えていただきたいんですが。
○棚橋幸男 委員長 はい、木村課長。
◎木村
産業労政課長 今、議員さんがおっしゃっていただきましたように、25年度につきましては、
コミュニティビジネスにかかわっての全体研修会というような形で広く入門編とした形で1回持ちまして、あとは企業コースなり職員コースと
福祉部門コースということで2回というような形で研修会を進めていきたいというように考えております。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 できるだけその核となる企業、支援相談員さんには、現場に出向いていただいて、本当はNPOの方とか、いろんな知恵をお持ちの方が本当にたくさんいらっしゃるので、もう本当に市役所にいてるんじゃなくて現場のほうに行って、情報を収集していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○棚橋幸男 委員長 ほかに委員の方。
はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 採用のね、各方面にいろんな補助金、助成金を出しながら草津市のね、活性化のために頑張ってもろうとると思うんですけどね。ちょっと予算から多少外れるかもわからんですけども、いわゆる今、TPPやかましく言うてますね。今、国でも参加をするということで決定をしたと。特にずっと議会でも問題になってます、いわゆる農産物、米をひっくるめてね。これについてテレビで見た限り、農業に対するいわゆる
マイナス効果をいうのは、約3兆円ということを言うてましたね。これについてはどうして、これは完全に参加した場合やから、そうはならんと僕は思うんですけどもね。国に準じて、そういう形が万が一そうなった場合ですね、これは我々議会としても、いわゆる草津の一番基盤でもある農業、そうなったらですよ。大きな前立てが出てくると思うんですけども、その辺のいわゆる影響力というんかな。試算はなかなか難しいと思うんやけどね。JAさんもいろんな形の中で試算はなさってるんですけども、草津の場合、米・野菜をひっくるめて、いわゆる農産物でどれぐらいの影響力がでるか、大体試算はできてるんですか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
進藤部長。
◎進藤
産業振興部長 昨年に農林水産省のほうがその影響額3兆4,000億、その段階で県が滋賀県における影響額344億円という数字を出しておられます。その方式で草津市における影響額を試算いたしますと、米で約10億、麦で5,000万ぐらい出てくるかなと。これは、あくまでも先ほど申されましたように、関税が撤廃されたという前提で、特に撤廃されますと生産量が大体9割ぐらい落ちてしまうんと違うかと、そういう前提でございます。そういう影響をまず考えておりますが、これは今後の交渉の中で撤廃はされないとしても一定の関税が下がるということも含めて、その影響を考えていく必要があるのかなというふうに思います。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 今、部長の答弁のとおりやと思うんですよ。参加した以上ね、何らかの形で、言われておる完全に撤廃した場合10億やというような数字やけども、多少はやっぱりね、これは国力を考えてやってもらってますから、全然従来のようなことはないと僕は思うとるんですけどもね。正直言って。そうしますと、それらの対策についても国からまた対策が出てくると思うけども、それに準じて待ってたらいい。当初も農業という大きな問題については、ずっと議会でもお願いもしてる部分もあるし、また食の部分から、これはやっぱり地産地消というものも含めながらしっかり対応していかんといかんと思うとるんです。今回の予算については、水田営農関係、これは2,000万ほど補助金つけてもろうて頑張ってくださいというような形ですけども、これだけでは、やっぱり対策というのはなかなかレベルアップできないということですから、これまだ決まってませんからね。そういった話が出てますので、今からそういうものについて意識しながらやっていかんと僕はいかんと思いますし、特に当部については、大きな問題でもありますので、出てきた問題についてはしっかり対応ができるような体制だけはとっていただきたいなと、こう思うんですけども。
○棚橋幸男 委員長 はい、進藤部長。
◎進藤
産業振興部長 かねがね、このTPP問題に関しましては、全国市長会とか、あるいは全国知事会からも要望・要請が行われております。まず、先ほど委員さん申されましたように、やはり農業は地方の基幹産業であるということで、それから国土の自然環境の保全とか、多面的な機能を有するものでございまして、やはりそういった面からも、将来に渡り持続的に発展していけるよう対策をとっていくべきやというふうに考えております。国のほうは、これに関して対策をということで、既に表明されておるとおりでありますし、当然市としても、それに対応しての施策なりを展開していくということになると思います。基本は、今後TPP以外にも、ほかにもEPAとか、FTAとかですね、いろんな問題がこれから出てこようと思います。そういった中で市としてはやはり3つ4つ、そういう基本的な施策の軸があると思うんですけども、一つはやはり経営体として農業者の育成を図るということで、やはり担い手の育成ということ。それから、それに応じた農地の集積規模拡大、生産性の向上ですね。そして農業で暮らしていけるという確信を持てるような、そういう環境をつくるということ。それから、やはり付加価値の高い安全・安心な物を提供していくという、そういう草津のブランドづくり、それから生産からいわゆる加工・販売までのそういった面を全部取り込んで収益をあげる、いわゆる独自産業化の取り組み、そういったことを進めていけるように市で対応していきたいと思っておりますし、一例ではございますけども野菜なんかは、関税今現在3%でございます。それでも国産比率は80%ということでございまして、やはりそれは安全・安心、あるいは品質、新鮮さ、そういったものが市場から評価されてるということでございますので、それを一つの参考に、今申し上げましたようなことでしっかりとした対応をしていくということが求められてると、このように考えています。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 何年やったかな。ウルグアイの協定というものがあって、あのときには農業者に6兆円くらいかな、保障をしたんやね、あれ。そんなことはないと僕は思うんですけどもね。そういった一つの農業者の皆さん、経験なさっとるし、そういった形のものをしっかり覚えてる皆さんについては、これは大変やと。これは決まってませんから、あれですけども、そういう心配もなさっとる。その中でどちらかと言うと、農業自体がだんだん衰退してきよるという、そういった事実とかみ合わせていきますと、今、部長が答弁していた形のものがなかなか前へ進んでいかないと、こう思うんです。特に草津については、これはもう地元の、むかしからのやっぱり地場産業やし、これについてはやっぱりしっかりと、行政としても取り組みをしてほしいなと思いますので、よろしく頼みますわ。ちなみに、今いわゆる水田としてある分の中で、いわゆる休耕田やとか放置田やとか、そういうことについてはどれぐらいあるの。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
三上局長。
◎三上
農業委員会事務局長 放置田という意味でよろしいですか。
◆中島一廣 委員 はい。
◎三上
農業委員会事務局長 毎年11月に調査させていただきますけども、平成23年ですと2万4,000㎡ぐらいで、大体20筆ぐらいございまして、勧告等しますと、大体23年度でいきますと約6,000㎡が解消されております。それから24年度につきましては、また回りまして、23筆で大体2万1,000㎡ぐらいが放置田という状況になっております。
○棚橋幸男 委員長 どうぞ。
◆中島一廣 委員 徐々に改善はしてもらってる方向にあるわけやね。
◎三上
農業委員会事務局長 文書で通知させていただきまして、少しずつではございますが、農業委員さんと協力させていただいて、少しずつですが改善はされております。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 最後にもう1点。放置なさっとる放置田はね、どんな理由が一番多いの。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
◎三上
農業委員会事務局長 どうしても高齢者の方とか、そういう方がなかなか棚田ということはないんですけども、未整備田ですと、どうしてもなかなか引き受け手がないということで、そういったところが割と放置の状況が多い。整備田のところですと、割と引き受け手がありますのでされるんですけど、どうしても未整備田ですと受託される側も効率が悪いということで、なかなか引き受け手がなくてできないというような状況になってるようだと判断させていただいております。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 いわゆる高齢者の方がなかなかできひんということやね。そういうことやな。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
三上局長。
◎三上
農業委員会事務局長 おっしゃるとおりでございます。
◆中島一廣 委員 委員長、もう1点だけ。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 今、農業委員会からそういう話がありました。この2万1,000㎡というのは、かなり大きな土地なんですよね、これ正直なところね。今は今年度予算でいろいろ補助とかの形の中で、てこ入れはしてもろうとるんですけどもね。これ農業委員会だけの問題やなしに、やっぱりこの利活用についても、市がイニシアティブをとって、少しでもやっぱり食の安定供給に寄与してもらうような形のものについては、しっかりと取り組んでいただかなければならんの違うかなと。それと、これについては多少は行政もかんでいかんと、いつまでたっても放ったらかしになってきよると。今、おっしゃったように、いわゆる高齢になってきて、田んぼができひんということになってきますと、これ減ってますけども、またこれ逆にふえていく可能性もありますからね。その辺の対策も、一部今の中ではやってもらってますので、そういった形については真剣に考えていただきたい時期にきとん違うんかなと、僕は思いますのでね。これはもう答弁要りませんので、その辺よろしく。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに委員の方。
◆久保秋雄 委員 関連で。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 TPPの話が出て、草津市の米や麦だけの影響額でも10億5,000万と答弁があったんです。現状でも農業の後継者、担い手がなかなか育たんと。また、農業で生きていける状況じゃないという、そういう現状があるんですよね。一方で、アメリカやオーストラリア、耕地面積が日本の100倍、オーストラリアだったら1,500倍ですよ。これもう、同じ土俵で競争するような、そういう条件じゃないんですよね。ここら辺をちゃんと見ていく必要があるというふうに思うんですね。草津市で何か対策をということで、例えば6次産業化とか、付加価値の高いブランド力、そういうことを言っておられましたけども、なかなかこれも一朝一夕にはいかないと思うんですよね。やっぱりTPP参加は困るということをやっぱり国に意見をあげていく必要があるというふうに思うんですわ。そうせんと、やっぱり草津市農業も非常に大打撃を受けて大変なことになるというふうに思います。ぜひ、答弁あったらお願いします。
○棚橋幸男 委員長 説明はできますか。
はい、進藤部長。
◎進藤
産業振興部長 先ほど、中島委員さんにお答えさせていただいた中で、全国の知事会なり市長会の要望、意見書等の中に書いてあるとおり、やはり農業は基幹産業であるという認識の上に立って、経済連携があるなしにかかわらず、やはり将来的に渡ってこの農業というものを支えていくということには変わりはございませんので、TPP以外にも、これから今交渉中のいろんな経済連携なりがたくさんございます。これだけにどうこうということではなくて、基本的な農業政策というのを確立するというスタンスで自治体は取り組んでいきたいということで、個々に今の状況で具体的に反対とかですね、そういう形をとるべきでないなというふうに考えております。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 ちょっと、意見は若干異なりますけども、やっぱり草津市の担当部門としてしっかり対応していただきたいというふうに思います。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに委員の方。
篠原副委員長。
○篠原朋子 副委員長 概要の66ページの平湖と柳平湖の淡水真珠の拡大の事業なんですけど、私詳しくは現場を少ししか見たことがないのでわからないんですが、昨年度から今年度に拡大されていける経過と今の状況を少し教えていただきたいんですが。
○棚橋幸男 委員長 青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 淡水真珠の復興調査等にかかわりましてですけれども、これにつきましては、24年度スタートをさせていただきました。まず、日程的には、いわゆるあそこの場所というのが県が管轄しておりますもので、それを許可を得るという作業がございました。その作業が済んでからの話になりまして、8月からいわゆる真珠棚を作製し、これは先ほど地元の協力も得ての話でございますけれども、その協力というのは以前やっておられた方々でございます。一緒にやっていただくことに対して、自分らのいわゆる財産というものも、今後見直していただきたいという観点から協働という形で展開をさせていただきます。養殖棚を作製し、それから真珠の説明ということで、地元の小学生に来ていただきました。つぶさにイケチョウガイ、真珠をつくる貝を見ていただいておりますし、それから県立大学の先生のほうに、いわゆる貝の成長、あるいは水質の状況、えさの状況等を調べていただくべく調査に入っていただいておるというところでございます。また地元、学区のほうではふれあいまつり等で、8月から取り組んでいただいているような内容、それからイケチョウガイのパネル展示等をさせていただき、地元の方々のものですので、しっかりとそのあたりを認識いただきながら、目を向けていただきたいということで、そういう啓発に力を入れております。
ありがたいことに、各新聞社等、あるいはテレビ等もですね、復活、あるいはこれはもう環境絡みも出てきておりますので、そういう面で非常に多く取り上げていただきまして、市内の中でも貝、草津市における一つのブランド的なものを目指すわけでございますけれども、そういった足がかりを24年度はつけていくことができたというふうに思っております。
今度、3月25日でございますけれども、これは地元の方々にこの研究の成果、それから次年度にかかわりましての方向についてお話を申し上げるわけでございますけれども、24年度真珠棚につらせていただきました稚貝のほうも、うまく大きく成長しているといますので、25、26といくわけでございますけれども、25年度も先ほど概要の中でもありましたように、24年度の貝を受けて、申し上げたその数字の貝を養殖棚につり、その調査を進めていくという状況でございます。
○篠原朋子 副委員長 はい、ありがとうございます。
水質は、じゃあよくなってるということですよね。琵琶湖のほうの山田の漁港とかの県のほうの事業でよく水草刈りをしてはりますよね。水質はよくなった分、日光が水の中まで、湖底まで届くので、返ってその逆の作用で水草が育ちやすくなってるとかということもあったりするみたいなんですけど、ここの水質はよくなってるんですかね。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 地元の方にお聞きしますと、目視でも水はよくなってきてると。それから在来魚と言われるものがふえてきたということはおっしゃってます。これは、以前に県のほうが浚渫工事をなさいました。以前はヘドロが結構、閉鎖水域というのでたまっておりました。そういったものの効果もあってだと思いますけれども、水質のほうも以前ほど悪くはないと。いわゆる植物性プランクトンの数も少なくなったということはおっしゃっております。そういったこともひっさげながら、この真珠貝、真珠の復興はいけるんでなかろうかということで、それも兼ね合わせながら実験のほうをさせていただいてるという状況でございます。
○篠原朋子 副委員長 ぜひ進めていただきたいなと思います。はい、ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 委員の方、ほか質疑。
はい、奥村委員。
◆奥村次一 委員 今、このイケチョウガイのブランド化なんですけども、以前に草津市でブランド化というて、モロコとかアオバナとかいろんな物をやられてると思うんですけども、今の実態と今後の先行きについて、どういうぐあいに対処しようとしてるのか、お願いします。
○棚橋幸男 委員長 青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 今、奥村議員申されましたアオバナ、それからモロコのほうについてでございますけれども、それぞれアオバナにかかりましてはアオバナ会、それからモロコについてはモロコ組合の方が養殖組合の方々のもとで展開をいただいております。しかし、このアオバナのほうにかかわりましては、今現在でございますけれども、景観のアオバナということがございまして、それからいわゆるそのアオバナを絞っていただく、そういった方々も入れまして、5人の方々がこのアオバナの保存、あるいはアオバナに携わっていただいておるというのが現状でございます。なかなかこのアオバナにかかわりましては、過去いろいろこのアオバナの効能効果等を商品化していこうということで、いわゆる農商工連携のもとで企業とともに展開のほうをいたしておるところでございますが、このアオバナの商品の使い方というものがエキスマスと言われるものから、最近は青汁という方向へ展開をいたしております。そうなってきますと今現状として、それを乾燥するというのが非常に大きな経費のかかるものになってきておりまして、草津市の花でもございますけれども、これをもっと多くの方々にも知っていただきたいというようなこともございますので、アオバナの効果効能を調べさせていただいた、こういったものをますますこれからも展開をしていこうというふうに思っております。我々もアオバナ会にかかわるものといたしましては、アヤハのところでも大きく啓発活動等を展開し、アオバナにかかわっての市民の方々の認識を深めたというのも一つではございますけれども、生産のほうにかかわりましては、より多くの方々に需要のほうもあるようでございます。このアオバナの生産、草津市における特産品目の一つでもありますので、そういったものも活用しながら、アオバナを植えつける方法をより多く展開をしてまいりたいなというふうに思います。
またモロコのほうでございますけれども、これにかかわりましては、いわゆる休耕田と言われるところでモロコの養殖場として展開をいただいておるところでございますが、これにつきましては、非常に温度に左右される分も多くございます。いわゆる稚魚から育て、11月には販売をしようというようなことで頑張っていただいておるところでございますが、夏の暑さ等に影響を受けるところも多々ございまして、24年11月には日ごろよりもちょっと漁獲高も少なかったということでございます。片や、それは休耕田での池での養殖でございますので、草津市のほうには、草津市が管理をいたしております浮き船というところがございます。これは琵琶湖に面した浄化施設等を兼ね備えているところでございますが、そこでも、一度琵琶湖の水でその養殖稚魚が育たないものかという実験のほうも始めたようにお聞きいたしております。できるだけ自然に近いモロコの養殖というものもふやしていきたいというふうに思っております。ただ、モロコにつきましては、特にやっていただいてる方、高齢等の域に達している方もいらっしゃいますので、もっと啓発しながら、これに携わっていただく方もあわせて募集しながら、草津のいわゆるブランドとしての価値を高めていきたいというふうに考えてるところでございます。
以上です。
○棚橋幸男 委員長 はい、奥村委員。
◆奥村次一 委員 この問題に、私もちょっとはかかわって市に対する協力なりをやってきてたんですけども、なかなかメンバーさんにも大変苦労をかけてるなという部分の思いが、まず。例えば、市単独のいわゆる助成が、前は例えばモロコの場合でも、休耕田が休耕として見られたのが今はもう面積も見ない。それから補助金も出さないというような形に変わってきてますけども、今後そういう部分についてもどう思うのかということも思いますし、あとアオバナのほうについても、これは非常に営業のほうがあって、生産量が追いつかない、全体の生産量が4分の1ぐらいしかないというような状態の中で私は推移してると思いますので、もっと生産者をふやすという形の中で行政も動いてもらいたいなというぐあいに思います。
それと、先ほど中島委員が言われましたTPPの問題に関して、今後草津市の農地ですね。その農地もいわゆる青地の農振地域と調整区域ですね。それと市街化区域の中の農地があるんですけども、今大きいところは、ある程度整備された部分はいいんですけども、都市計画の中で、こことは若干違ってくるんですけども、いわゆる先ほど放棄田になりやすいところの農地が非常に困っておられると。そこらの維持が非常に困っておられるという部分で、ますます今後ふえてくる可能性があるんではないかなというぐあいにも思います。そういう部分の対処方法というのは、この間も話していましたら「太陽光発電を設置してくれはったらどうですか」というような話が「調整区域の中でしたらどうですか」というような話があったんですけども、行政の中でそういう部分まで調整区域の中、いわゆる50戸連たんも含まない部分について、そういうことも積極的にやっていこうとしてはるのか、それとも調整区域は調整区域で前の都市計画のほうで聞いたら、要は今50戸連たんしてるけど何年か先になったら、その調整区域は宅地に変えていきますよと、固定資産税をふやさなくてはならない、市税をふやさなくてはならないので変えていきますよというような答弁もいただいてるんですけども、農業の振興上、そういうことについては、どういうぐあいにお考えですかね。
○棚橋幸男 委員長 非常に関連性が広がってますけども、方向性のところを今、問いというように理解します。このところで簡明なお答え、説明をよろしくお願いします。
はい、青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 今、奥村議員申されますように、白地調整区域でございますけれども、の活用にかかわって、特に草津の場合はいろんな業者の方々が目を向けていただくことは確かでございます。その反面でございますけれども、我々農業の仕事に携わる者にかかわりましては、農地の保全というものも言われるところもございます。国のほうの動きで人・農地プランというような動きもございまして、やっぱり集約をして、これから農業をしっかりとしてやっていこうという方向も打ち出されてることもございますので、そういった使い方云々にかかわりましては、やっぱり人・農地プランなんですけども地域の方々の理解、あるいはその認識というものにかかわっても話をし、共通認識のもとでやっぱり進めていく必要があるんではなかろうかというふうに思ってるところでございます。
以上でございます。
◆奥村次一 委員 最後に一つ。学校給食の問題で、先日来もこっちの産業振興部のほうでもいろんな話し合いをされてるように、ちょっと聞いてるんですけれども、今後どのぐらいまで方向性を持っていこうとしてはるのか、お願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 給食センターのほうでございますけれども、これは文厚委員会のほうでも議論をいただいておりますが、それは給食センターサイド、我々のほうといたしましてもいわゆる学校給食センターというのは、大きな消費地であるというふうにも考えておりますし、それにかかわりましての生産者の方々の目を向けておられる度合いもアップしてるような状況でございます。よく市内産は、市内で食べてもらったらいいんじゃないかというふうにおっしゃるわけでございますけれども、ただ、行政の施設でもございますし、いわゆる給食費というものをとって特別にやっておられるところもございます。栄養のバランスを考えながら、やっぱりいい物をということで御苦労いただいてるところでございますが、我々といたしましては、やはり給食センターに基づく献立、それに基づいての作付計画というものをつくり、確実に納品できる体制というものも非常に大事になってくるのではなかろうかというふうに思っております。
それから先般も、3月12日でございましたですけれども、我々職員、それから生産者の方々と、新しくできた給食センターのほうを見学に行かせていただきまして、新しい機械が入っとったわけでございますけれども、それを使う野菜、例えば野菜ですと野菜の規格とか品質とか、それから納入価格設定等、生産者側の体制とか、それから作付の品目の調整を図るという、そういう機関の設置も必要だなというようなことをそれぞれつぶさに考えさせていただきました。給食で使います野菜の品目数の向上というのもさることながらでございますけれども、多くつくれたその後の保管体制の確立も大事です。誰がどういう形で保管していくのかということもございます。特に給食の場合、タマネギ、ジャガイモ、ニンジンと言われる、そういった根菜関係がございます。軟弱野菜ですとあるものでということで、入札云々で使用していただいとるわけでございますけれども、根菜関係というのは、いわゆる保存ということも大事なもんでございますので、そういったものも十分考えながら対応をしていく必要があるというふうに思っております。今のところ、一日8,000食を賄えるというものから、草津産のほうの調整をし、使用をしていっていただきたいなというふうに思ってるところでございます。入札価格等につきましては、生産者の利益を当然考えなくてはいけません。価格設定につきましても、市場価格などというのを基準にするのか、そういったものも十分考え合わせながら、関係機関と協議を持ってまいりたいというように思っております。この関係機関と申しますのは、JAあるいは私ども、それから県、県のほうでも学校給食センター事業というものに対して、各種事業の一環としてそれを捉えて、一緒に予算化をしてくれるようになっております。十分我々のほうといたしましては、生産者の立場を踏まえながら、これに対処をしてまいりたいと、子どもたちに地産地消、あるいは食育、食農という分野についても、体感していただけるような方向で給食センターのほうに携わってまいりたいというように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 よろしいですか。
◆奥村次一 委員 あと、もう一つだけ言わせてください。
○棚橋幸男 委員長 今、ちょっとね、ちょっとだけ申しわけない。非常に皆関連します。非常にここで質疑をやっていかなくてはいけないと思うんですけども、農業振興のところでの答弁、説明をいただいてますけども、全体に全てを求めてませんので、方向性やったら方向性で全ての分野で幅広く対応していくというようなところで説明いただければ、非常にありがたい、このように思っておりますので、ぜひそこら辺も簡潔明瞭な説明をお願いしたいと、このように思います。
はい、どうぞ。
◆奥村次一 委員 先ほどの後継者と人・農地プランの中で、今後の対応という部分は、いわゆる30アール、基本的なほ場整備からもう一歩進んだ大規模区画整備とか、生産者でやっておられるのも個人営農でやっておられるんですけども、やはり大型化された次の世代、個人の部分ですね。後継者対策、そういう部分についてはどうしても集落営農で法人化されてるところもあります。そういった形に対する考え方というのは、どういうぐあいに思われますか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 まさに今申されたことが人・農地プランの根底になろうかというふうに思っております。確かに草津の場合は、土地というものにつきましては、まさに自分の財産というような観点でお持ちの方が非常に多うございますが、特に青地のほうにかかわりましては、生産する方々の高齢化なんかで担い手に任せておられるところが非常に多うございます。そういったことから、今申されましたように、やっぱり耕地の大型化等も図りながら、あるいは法人化も図りながら、そこでの雇用というやつについても考えていく必要があると思います。その前に、人・農地プランというものにかかわりまして、地元の方々にまず認識を持っていただく。そういったところから進めてまいりたいというふうに思っております。
よろしくお願いします。
◆中島一廣 委員 委員長、1点だけ、よろしいか。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員、ちょっと先に手が挙がったし。関連してますか。
◆中島一廣 委員 関連してません。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 済みません。今、いわゆる中活のことでいろいろ議論があるわけですけれども、いわゆる商店街のにぎわいであるとか、さまざまな地域経済の寄与といった面では、こちらの部が本家本元であるわけですね。また日ごろから商店街の方々の生の声であるとか、また現状といったものはよく把握していらっしゃるわけなんですけれども、そういった中で、いわゆる今市が進めようとしている中心市街地活性化基本計画であるとか、そういった市の構想に対して、こちらのほうでは現状、商店街の声をもしお聞きであれば、何か課題であるとか、また期待してるところであるとかね。そういったお声の現状をお聞かせ願いたいのと、それと今後、この計画に対して、こちらのほうとしてはどのように連携をしていかれて、地域経済への寄与という観点で、どのようにお考えかといったものを、ちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、よろしくお願いいたします。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、望月課長。
◎望月
商業観光課長 今、御質問いただきました私どものほう、商業観光課が中心市街地、商店街を含めての活性化を考えていく課でもございます。商店街のほうにつきましては、市の商店街連盟のほうに補助金を出すという形で、いろんな形で参画しておりまして、その中でまちの声も聞かせていただいております。あと、商店街の中活エリアの中でのイベントにも大きくかかわっておりまして、皆様方の御意見も聞かせていただいております。やはり皆様方、自分の住まいのところを愛しておられまして、何とかしていきたいなという思いはお持ちです。ただ、動きとしておもてへ出てくるまでが若干時間がかかるような状況でございますが、いろんなイベントを打っていく中で、皆様方の意識が徐々に高まってきているような感じを見受けられております。それと、私どもが中心市街地活性化に対して、どういうような形で寄与していくかということがございますが、当然中心市街地活性化につきましては、商業観光課だけでできるものでもございません。今、ありましたように、地域の商店街、商工会議所等々と御協力しながらしていかなくてはなりませんので、そのような形でかかわっていきたいなと思っております。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 もう少し、今中心市街地活性化計画に対しての思いといいますか。もう少し、市の中でのそちらの立場として、どのように考えてるということを、ちょっとお聞かせ願いたいんですが。
○棚橋幸男 委員長 今の説明では、ちょっと物足らないですか。
自分のところの部署だけでは、達成できるものではないから。
◆西垣和美 委員 逆に、今まちなか再生課のほうでは進んでるけどね。
○棚橋幸男 委員長 そこだけの話で、全体の商工会も含めた中で対応していくという説明でございましたけど、もう一歩踏み込めと。
◆西垣和美 委員 連携が見えないところがありますのでね。
○棚橋幸男 委員長 はい、望月課長。
◎望月
商業観光課長 連携でございますけれども、逐次担当段階では意見交換等、いろんな情報交換はしております。今、商店街で、どのようなことをお思いであるかということを、私どもが持ってるチャンネルと再生課等で持っておられるチャンネルとは、若干また違いますので、その辺担当段階でのすり合わせを逐次しておるようなところではございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、よろしいですか。
◆西垣和美 委員 はい。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 これ大事な件で、用水は部署どこやったかいな。草津用水の。草津用水、100億の総工費、進藤さんのところやな。そこでもう受益者の皆さんは完全に負担金をお支払いになっておると。これはもう、御承知のとおりやと思うんやけども、これ一旦、県がどったらこったらでちょっと中断したときがありましたな。これ今は、順調に進んどるんかいな。第2期は。今度、第2期の負担金というのは、何ぼかあるんやね。3,000万ほどあったかいな。あるやんね。これ100億の仕事でね、受益者の皆さんは、全部お支払いなさっとる。これはやっぱり進めてもらわんと、それだけのやっぱり受益者に対しても申しわけも立たんという形の中で、これは県がやってくれるんですけどもね。工事の進捗状態、今現在どのぐらいになっておるの。第2期という形であれば、第1期は。ちょっと私も現地になかなか見にいく暇がなかって、見てへんねんけども。
○棚橋幸男 委員長 駒井農林水産課グループ長。
◎駒井
農林水産課参事 予算ベースで今年度の24年度末でございますが、進捗率は59.7%になっております。
以上です。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 そんだけ進んでんの。
◎駒井
農林水産課参事 そうでございます。
◆中島一廣 委員 完成はいつやったかいな、これ。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明願います。
◎駒井
農林水産課参事 平成27年度完成予定です。
今、申しましたのは矢橋の一段ポンプ場から円型分水の一段送水路は27年度ですが、全体の2期事業としましては平成33年度。
◆中島一廣 委員 1期工事、2期工事ということやろ。
◎駒井
農林水産課参事 はい、そうです。
◆中島一廣 委員 そうやから1期、2期、いわゆる1期はもう完全に予定どおり進んできたわけやな。
◎駒井
農林水産課参事 はい、そうです。
◆中島一廣 委員 わかりました。ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 ほかにございませんか。
はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 予算書の129ページですね。有害鳥獣捕獲費118万5,000円が計上されているんですけれども、現在の捕獲、この施策の達成状況、予算との兼ね合いでちょっと説明をお願いしたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 有害鳥獣のほうの実績でございますね。
◆久保秋雄 委員 はい。
◎青地 産業振興部副部長 現在ですとシカが8頭、イノシシが6頭、ということでございます。あと、湖辺のほうにおきましてはカラスとかドバトとかそういったものに作業のほうを猟友会の方々がさせていただいてます。この予算の内容のほうでございますけれども、いわゆる県の猟友会、いわゆる駆除の方を銃ということでお願いをいたしております。そういったものが65万円ほどのいわゆる委託ということ。それからもう一つ、市の鳥獣害対策協議会というのがございます。その活動に対する補助金という形として今回の予算計上をさせていただいてるところでございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 この予算、あるいは前年度予算等で農業者からのそういう苦情といいますか、対応について十分対応できたというふうに考えてよろしいですか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
青地副部長。
◎青地 産業振興部副部長 この件につきましては、以前の委員会等でも御答弁申し上げました。今まででしたら頼みっぱなしのところもあったわけでございますが、草津市の場合、本当に地元の方々もおわな免許等を取得し、同時に一緒にやっていこうという機運が非常に高まっております。よって、23、24につきましても、農業に対する被害といわれるものは聞くことはなかったというふうに思っております。ただ、最近はまちも膨張しておりまして、カラス、ドバト等がまちのほうへ行く。それに対して銃を使う、それはこの猟友会の方ではないんですけれども、ほかのまちから銃の免許を持ってはる人が来ているというようなことが出ておりますので、いわゆる農地周辺のところについては十分、町内会長さん等を通じまして、安全な方法を呼びかけているという状況です。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 続けて、もう一問よろしいですかね。
予算書の125ページ、就労支援対策費276万9,000円が計上されております。これはたしか、一つの同和事業として進められていったものが変更されたというふうに理解しておりますけれども、内容についてちょっと説明お願いします。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、木村課長。
◎木村
産業労政課長 今、議員さんがおっしゃったように、大型共同作業所と言われるところを今回就労支援対策というような形で経費をあげさせていただいておるものでございます。内容的には、この入居されるところもございますので、そこら辺を管理委託というような形で委託料を123万9,000円、ほかには修繕料関係で10万、そして区画割りをする工事費の関係で100万ちょっとを見ております。
以上でございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 一般施策化されたということで、地域外の事業者さんも入られましたか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 募集につきましては、広報等を通じて募集させていただきまして、今おっしゃった部分で地域の方なり、地域外の方もおいでになります。
◆久保秋雄 委員 わかりました。
一般施策としてしっかり進めていっていただきたいというふうに思います。今後も見守っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに質疑ございませんか。はい。
◆奥村恭弘 委員 今の就労支援の関係で、同じ節なんですが、就労支援相談者の配置費ですね。これをつけていただいて就労支援のための相談をいただいてると思うんですけれども、実際に成果が本当に今出てるんかなというのが、非常に危惧をしておりまして、相談はされるんやけれども、こういう就業、いわゆる仕事になかなかつくことができない、うまくマッチングしてないという、一般的には言われますけれども、草津市の状況も非常に厳しい状況だというふうに聞いてるんですけれども、今回つけていただいてるんですが、相談のやり方を含めて、何か変化点をされるようなことはあるんでしょうかね。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、木村課長。
◎木村
産業労政課長 草津市のほうで就労支援計画というものをつくっておりまして、その一環として就労相談員を配置しております。当課のほうに嘱託職員を置いておりますが、この25年2月末現在で相談者は39名、延べの相談件数は112件、そのうち、就職者は5人ということになっております。
○棚橋幸男 委員長 はい、議長。
◆奥村恭弘 委員 この5人というのが、計画の中では達成してる計画なんですか。実績として、どうなんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
木村課長。
◎木村
産業労政課長 今、おっしゃっていただいた実績という部分はですね、そのベースにおきまして、結果として何人を就職させるというようなところには、確かに書いてはおりませんので難しい話ではあります。なかなか就職されてもですね、正社員というんですか、そういうようなものは、それはないです。
○棚橋幸男 委員長 議長。
◆奥村恭弘 委員 これはちょっとお願いなんですけれども、就職を希望されてる方というのは、当然ながら健常者の方もいらっしゃいますし、身体の不自由な方もいらっしゃると。結果的に生活ができればいいんですけれども、生活困窮者、今久保委員がおっしゃいましたけれども、新たな道として今回見直しをされたということもありますし、この相談員の配置につきましても、ぜひともそういったところでしっかりと御支援いただけるような親身になった相談をしていただきたいという思いで言ってます。それが今、課長がおっしゃるみたいに、結果としてはそうなんかもしれんけれども、実際にはやっぱり大変な思いをされてる方がたくさんいらっしゃいますので、そのところを十二分に、計画には書いてないけれども、やっぱりそういったことも把握いただきながら対応に当たっていただきたいと、これはお願いということでよろしくお願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 質疑の方なしということで、ないようでございますので、質疑はこれにて終了させていただきます。
なければ、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、
産業振興部等が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。
次は、都市建設に入りますので、説明員の方、交代をお願いいたします。
(説明員の交代)
○棚橋幸男 委員長 それでは、再開させていただきます。
これより、都市建設部門のところの審査に入らせていただきます。
議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、都市建設部が所管する部分を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
はい、浅見部長。
◎浅見
都市建設部長 それでは、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、都市建設部の所管に係る予算につきまして御説明を申し上げたいと思います。
それでは、恐れ入りますが、薄い冊子の平成25年度草津市各会計予算書の8ページをお開きいただきたいと思います。
第3表、地方債でございます。このうち、当部の所管をさせていただきますものが、上から5段目でございまして、道路新設改良事業費で5,260万円の限度額の設定をお願いするものと、次の交通安全施設整備事業費で1億5,530万円の限度額を、次の河川改修事業費で1,080万円の限度額を、飛びまして都市計画街路事業費で4,370万円の限度額を、次の都市計画公園事業費で720万円の限度額を、その次の公営住宅建設事業費で3,120万円の限度額の設定をさせていただくところでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。よろしくお願いいたしたいと思います。
続きまして、お手元の平成25年度当初予算書の概要書に基づきまして、当部にかかります重点施策および主要な新規・拡大施策の概要について、御説明を申し上げたいと思います。
7ページをお開きをいただきたいと思います。
重点施策の防災・安全のまちづくりの推進の取り組みといたしまして、駐輪場自転車盗難対策費でございます。これは新規でございまして510万円をお願いするものでございます。草津市の犯罪件数は県下でも多く、その中でも自転車の盗難が犯罪件数の多くを占めておるのが現状でございます。自転車の盗難は安易に慣行され、少年犯罪の入り口ともなっており、青少年教育やより悪質な犯罪の入り口を絶とうという観点から、市営駐輪場の自転車盗難対策の実施をさせていただきたいと考えております。
その内容といたしましては、市営駐輪場に入れば人を感知して施錠を促す注意喚起メッセージや、防犯カメラが作動していることを警告するメッセージを放送とする人感スピーカーの設置をいたします。
続きまして、29ページをお開きをいただきたいと思います。
重点施策のまちづくり基盤整備の推進の取り組みといたしまして、2事業ございます。1点目でございますが、野路公園整備費でございます。これは新規でございまして200万円をお願いするものでございます。この事業は人口増加の著しい南草津駅周辺におきまして、うるおいとやすらぎのある環境として野路八丁目地先にある仮又池周辺の公園整備を実施するため、都市計画事業として事業認可手続を行うものでございます。
続きまして、30ページをお開きをいただき、2点目でございますが、(仮称)野村スポーツゾーン整備費でございます。これは拡大でございまして1,422万6,000円をお願いするものでございます。この事業は、教育委員会において野村運動公園と周辺地域でスポーツゾーンを整備するもので、平成25年度は基本計画の策定を行うものでございます。当部にかかわりますものは、都市計画マスタープラン変更業務と野村運動公園基礎的調査資料作成業務でございます。都市計画マスタープランは都市計画の基本となる土地利用、都市施設、景観形成などの方針を定めるものであり、当事業は都市計画上の主要な事業でありますことから、(仮称)野村スポーツゾーンにつきましても土地利用の方針を定めるものでございます。また、野村公園基礎的調査資料作成業務は、都市計画マスタープランの変更とあわせて、都市計画決定の変更も必要となりますことから、都市公園の整備計画を行うための各種調査および資料作成を行う業務でございます。
以上が重点施策でございます。
続きまして、主要な新規・拡大施策の概要でございますが、52ページをお開きいただきたいと思います。
「安心」が得られるまちへの取り組みといたしまして、防災ステーション水防倉庫整備費で1,500万1,000円をお願いするものでございます。これは拡大でございまして、草津市青地町地先と栗東市の岡地先にまたがっておりますけれども、草津川の防災ステーションに河川堤防が決壊した際に使用する大型資材、機材等を備蓄できる水防倉庫を栗東市と共同で整備するものでございます。建設する水防倉庫は草津川、金勝川上流域で、もし堤防の破堤等がございましたときに、機動的に活動できる場所に設置するものでございまして、災害時等の水防活動や復旧活動の拠点として活動を円滑かつ効果的に実施することによって、市民の生命と財産を守り、より安全で安心できるように進めさせていただくものでございます。
次の54ページを見ていただきたいと思います。
「心地よさ」が感じられるまちへの取り組みといたしまして、8事業ございます。1点目でございますが、北中西・栄町の地区の市街地再開発事業費で520万円をお願いするものでございます。これは新規でございまして、北中西・栄町地区は土地利用の細分化や老朽化した木造建築物の密集などの都市機能の低下が見られる地域でありますことから、土地の合理化かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることを目的といたしまして、災害に強く住みよいまちづくりを進める事業でございます。当事業を行うことで、経済的また市税などがどのように波及するかの調査をさせていただくために、費用便益分析等業務を行うものでございます。
次、55ページをお開きをいただきたいと思いますが、2点目でございます。景観づくりの推進で1,248万2,000円をお願いするものでございます。これは拡大でございまして、草津市景観計画および草津市景観条例に基づきまして、自然景観や歴史景観の保全・活用や市街地や住宅地における都市景観の創出に向けまして、市民、事業者による主体的な取り組みを支援しながら良好な景観づくりを推進する考え方でおります。さらに、草津市屋外広告物条例による屋外広告物の適正な管理と規制誘導を図り、沿道等における良好な景観づくりを進めてまいりたいと考えております。
56ページをお開きをいただき、3点目でございます。東海道沿道無電柱化方策調査費で200万円をお願いするものでございまして、これは新規でございまして、東海道の歴史的な町並みを活かしたまちづくりを推進するために、旧東海道である市道宮町渋川線で県道山田草津線との交差点から旧草津川マンポまでの区間におきまして、電柱、電線類や地下埋設物等の状況把握を行い、課題の抽出を行いながら無電柱化ができないかの方策を検討するものでございます。
続きまして、57ページ4点目でございますが、まめバス運行費で3,278万9,000円をお願いするものでございまして、これは新規でございます。平成21年度から小型乗り合いバス、いわゆる通称まめバスと申し上げておりますけれども、実証運行を実施してまいりましたけれども、平成25年度より過去の実証運行の利用実績をもとに予算を見直し、移行期間を経て本格運行の実施をいたします。平成25年度は4路線での運行となりまして、志津ロクハ線、老上線は休止とさせていただき、その代替施策となる新たな移動手段につきましては、関係学区地区と調整をさせていただき、地域の意見を踏まえながら検討していく所存でございます。また10月からは国庫補助の導入に当たりまして、一部栗東市やバス事業者とのジョイント運行や路線の改編を実施し、利用性の向上や経費の削減を行う予定で進めていきたいと考えております。
続きまして、58ページで5点目でございます。
自転車安全利用推進費で63万5,000円をお願いするものでございまして、これは新規でございますが、今年度設置をいたしました草津市自転車安全利用検討委員会の中で、自転車のルール遵守やモラルの向上の対策のほか、利用促進や盗難対策を図っていくために自転車に係る条例の制定を目指しており、検討委員会の中で現在策定中でございまして、今年8月ごろの御提言をいただく予定で進めさせていただいてるものでございます。
59ページ、6点目でございまして、橋梁の長寿命化事業費で平成24年度補正予算対応事業として3,800万円をお願いしているものでございます。これは拡大でございまして、草津市が管理する道路橋梁において、今後老朽化する道路橋梁の増大に対応し、橋梁の長寿命化ならびに橋梁の修繕およびかけかえにかかる費用の縮減を図りつつ地域の道路網の安全・信頼性を確保するため、中長期的に効果的な修繕計画が平成24年度に策定できますことから、平成25年度に橋梁修繕設計委託(3橋)および修繕工事(1橋)を行うものでございます。
60ページで7点目でございますが、追分矢倉南山田線隧道整備費で3億5,642万5,000円をお願いするものでございまして、これは拡大でございますが、当路線は都市計画道路大江霊仙寺線と国道1号を直結する路線でございまして、JR東海道本線を地下道で横断しておりますけれども、当該箇所は通学路としても利用されており、車両と自転車、歩行者が混在する危険な箇所となっておるのが現状でございます。歩行者、自転車の安全を確保するために、新たに自転車歩行者道を平成24年度から平成27年度にかけまして、JR委託によりまして線路の鉄道線路敷の隧道整備工事をさせていただき、幅員が4メートル、高さが2.5メートルのボックスカルバートを入れさせていただき、延長的には22メートルでございますけれども、また前後の取りつけといたしましての30メートルを組みまして進めさせていただこうというものでございます。
最後でございますが、8点目61ページをお開きいただきたいと思います。
陽ノ丘団地建替整備費で2,177万3,000円でございます。これは拡大でございまして、市民の快適な住環境を確保するため老朽化した陽ノ丘団地を建てかえる事業でございます。なお、平成25年度は実施設計を行うものとするものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、都市建設部が所管いたします部分の説明とさせていただきます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 はい、ありがとうございます。
それでは、これより、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、都市建設部が所管する部分に対する質疑を行います。
各委員の皆さん、質疑、どうぞ。
はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 予算書の139ページなんですけども、木造住宅耐震・バリアフリー改修費補助金が200万円ついておりますけども、これ、どうですかね。現在のこの制度の利用状況、活用状況をちょっと説明をお願いしたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。はい、どうぞ。
◎田中 建築課長 木造住宅の耐震補強工事につきましては、今年度1件の利用がございました。
以上です。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 ぜひ、数字的なものをお願いいたします。
○棚橋幸男 委員長 再度、説明できますか。説明求めます。
はい、田中課長。
◎田中 建築課長 耐震改修・バリアフリー工事につきましては、平成16年度より始まっておりまして、現在のところ、24年度までで12件の補助を行っております。
以上でございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 震災以降、住宅耐震は非常に大事な課題だと思うんですね。ちょっと何年からか聞き漏らしてますけども、12件の件数ではちょっと少ないような感じもするんですよ。ぜひ、この制度の認知をピーアールするとか、そういった取り組みはされてるのかどうか、そこら辺、説明をお願いします。
○棚橋幸男 委員長 再度、説明求めます。
◎田中 建築課長 前回の議会のときにも、県内でワーキンググループをつくってということで報告させていただきましたけれども、今現在県内では集まりまして今年度3回実施いたしました。どこも問題は同じですので、まずそのピーアールをどういうふうにしていこうかということで、来年度からになりますけれども、各市町が勝手にやってるんじゃなくて全部があわせて共通のそういうやり方でやりましょうと。あと、例えばリアルタイムで今県内で「全体何戸のうちの何戸まで進んでますよ」というようなこともホームページなんかで紹介していこうかなということで、今そういう形で進めていこうかなというふうに考えております。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 先ほども申し上げましたけども、木造住宅の耐震改修は本当に大事な課題でね。しっかりと進めていただきたいし、そのための市民への周知をしっかりとやっていただきたいというふうに要望として申し上げておきたいと思います。
以上です。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに委員の方。
はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 無電柱化、これ市長が1期目当選したときか、たしか言ったと思うんですけど、2期目になって今出てきた。我々、研修を九州、どこやったかな、忘れてしもうた。行ったときに、やっぱり見た目は本当にきれいですわ。でね、これは今中心市街地活性化も進めている中で考え方としてはいいと僕は思うんですけど、今の現状を頭の中に浮かべて無電化していこうと思うと、設計段階で200万ほどやってもらってますけど、工事になってきたら相当金が要るの違うかなと思うんですよ。やってもらうのはいいですけども、工事費に何ぼかかるか言うたら、莫大な金がかかってくると思うんですね。だからそういうものをしっかりと想定した形の中でこういうものをやっておるんか。何回も言いますけど、ごっつい金がたくさん要るときに、新しいものをやるのはいいですけども、後のことをしっかり考えてこれを持ってきたんか。そういうところ、中心市街地活性化の進めてる中で、どないしても必要なんか、この辺のいわゆる整合性というのは、考えてもらってるとは思うんですけど、改めて後のいわゆる工事分も含めた形の中で、これを新しい形の中で持ってきた。その辺の経緯、ちょっと説明してください。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、寺西課長。
◎寺西 景観課長 今、議員御案内のとおり、無電柱化についての地中化という部分であれば、莫大な経費がかかると考えておりますが、今この方策調査費の中で考えておりますのは、無電柱化のいろんな工法のうち、地中化や裏配線、軒下配線、またそのいろいろな組み合わせによりまして、その無電柱化の方策を検討していこうというものでありまして、今現段階で地中化による莫大な費用がかかるかどうかについては、はっきり申し上げられない状況でありまして、電線類管理者と施工が可能か協議を行いまして、いろいろな方策の検討を行っていきたいと考えております。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 そんなもんは私らでもわかるんですわ。正直なところね。それはどうでもいいですわ、無電柱化してもらったらきれいになるし、景観の一つの形を捉えましたら、これは立派なもんやと思いますよ。ですけどね、問題は僕が追求しとんのは、この後の工事費がどのぐらいかかるんやと。今いろんな事業の中で、中活、草津川、クリーンセンターを入れて400億も500億も金がかかると言うとるわけですね、正直なところ。それにさらに、これ調査して、ほなやりましょうかと言うたら、何千万でできひんあれと思いますよ。景観条例をつくったから、これは調査しますんやろ。あけてみて、例えばですよ。「何十億かかってきた、ああやめた」と言うんだったら、初めからこんなんはせんほうがましやな、正直なところ。このやる気があるかないか。飾りだけでこれをやりまんねやということになるんだったら、こんなものやめたほうがましですわ、正直なところね。そういう一つのプロセスに基づいてやってもらわんと困るということを言うとるわけですね、正直なところ。当然ですよ、今。そのために財政規律でいわゆるファシリティマネジマントをひっくるめて、やかましい言うとるわけですわ。議会のほうからも。だからあげていただくのはいいですよ。ところが、調査しました。そうしたら仮に20億かかります、30億かかりますと。こんなもんは莫大な金額がかかると思いますよ。それだけの体力があるかないか。その体力は、今やってもらってます、いわゆる最終的なゴールやという、商店街の皆さんがこれだけの形のものについてしっかり理解をしてもらって、地元の皆さんも喜んでいただいて、いわゆるシャッター街がペケになっていくような状態、これ使ったからにはそれまで考えてもらった形の中で、これをあげてんのかあげてへんのかということを質問してるわけです。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
寺西課長。
◎寺西 景観課長 先ほども説明させていただきましたが、この地中化の方策の検討というのは、無電柱化の方策の検討といいますのは、地中化や裏配線、軒下配線といろんな方法があるという中であります。ちなみに詳細な検討を行ってというか、当該路線で検討を行っていないので概算金額ではありませんが、他事例の例としまして地中化の場合、1メートル当たり90万から140万、これは地中化工事にあわせた修景整備を行うものを含んでおります。ただ、裏配線式方式でありますと、背面の道路から電気や通信路の供給設備を設けるだけで、これでありますと1メートル当たり3万から5万、これには修景の費用は含んでおりません。また、軒下配線方式でありますと、新たに軒下に配線する費用として1メートル当たり10万から15万、これについてもその修景の費用は含んでないということで、これらのいろんな方策を検討して組み合わせた中で、今議員がおっしゃっておられます費用の問題についても検討していきたいと考えております。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 私もね、今金額を聞いて、えらい安いなと思うんですけども、本当にそれぐらいの形でいけるわけ。私もその単価というのが何ぼやいうことは、わからんと質問しとんですけどね。それぐらいでいけるの。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
寺西課長。
◎寺西 景観課長 これは、他の事例の金額として参考に話させてもらったわけでありまして、今回の旧東海道につきましては、電線類管理者と協議を行いまして概算金額を算出していく必要があると考えております。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 いいですわ。これ山田線からマンポまでやね。マンポから駅まではもうこれやらへんのかいな。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
◎寺西 景観課長 今回、予算にあげさせていただいております区間は、議員おっしゃいますとおり、県道からマンポまでの605メートルの区間でございます。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 こういうのは、僕は関連で聞いとんですよ。今、中活やってもろうてますね。これが費用が我々が納得できる形であれば、これは景観もひっくるめて町並みは非常にきれいになりますわ、正直なところね。今、中活もやっとるんやと。しかも草津川から駅前までは、いわゆる商店街どおりもやっぱりしっかりやっていこうという形ですわな。山田線からマンポ、マンポから駅前、これやるんやったら、安くあがるんやったら、何で全面的にやらへんの。これまちなか再生のお金になっとる関連にも出てくると思うんやけども、その辺の考え方はどうなん。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、浅見部長。
◎浅見
都市建設部長 地下埋設関係の無電柱化につきましては、旧東海道ということとあわせて中仙道という、私どもの、今中島議員おっしゃっていただきましたように、駅前のところについては中仙道という形になりますし、マンポまでは東海道と、こういう形になります。いずれにいたしましても議員御指摘をいただいてますように、非常に無電柱化すればまちが景観もよくなり、また開放感があり空間ができるということで、すばらしいまちになるということは皆さんおわかりをいただいておると思います。何とかこうしたいというものの、先ほど御指摘をいただいてますように莫大な金がかかると。今メートル単位が100万と申し上げますと、605メートル余りありますので、いわゆる山田線からマンポまで。億の金になるわけですね。そういう金については、とても今の草津市では対応できない状況でもございますので、理事者とも十分話をさせていただいて、無電柱化についてはいいんやけど、金が余りにもかかり過ぎたら意味が、またもったいないと、こういうことでありまして、それも何とか違う方法でできないかというところを模索したいと、こういう考え方でですね。いずれにいたしましても、まずは東海道のマンポまでの間をそういう方法がとれへんかという検討をしたい。今まであそこにつきましては、既に埋設物も入っておりまして、電電のNTTのケーブルも入っておりますし、ガスも水道も下水も入ってます。そういうところでございますので、埋設については非常に厳しいものがございます。したがいまして、違う方法がとれないか。また安く安価でできないか。このことを一遍真剣になって考えないかん。こういうことで今回あげさせていただいたのは、そういう詳細を一遍できる方法を、できない方法を何ぼ考えててもだめなんで、工事費も高く億かかるような形ではとてもできる体力もございませんので、そういうことを一遍本陣の前も含めてですね。一番あそこが中心に、私も言うてますので、そこに無電柱化できないか、そうしたときに山田街道からいわゆるマンポまでの、この600余りの間を東海道として無電柱化できないか方策を十分ちょっと精査したいと、こういうことであげさせていただいて、できたら本気でやっていきたい。ただ余り金がかかったら皆さん方に申し上げたいというふうにもっていけたらと、こういうことです。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 今ね、部長がおっしゃったとおりやと思うんですよ。これね、特に今の都市建設部でやっていただいとんですけどね。以前、前の各部門にもお願いしとんですけどもね。これ今、大事業を進めてますね。中活、草津川。これとやっぱり関連した形のものは必ず考えていかないかんと思うんですよね、正直なところ。中活等、草津川にごっつい金がかかってきよる。さらにこれが追い打ちをかけてきてね、部長の答弁ではわかりました。わかりましたけども、さらに追い打ちをかけてですね、金をかけていくんやと。金のかかることばっかりどんどんどんどんあげてきてですね。今の中活の草津川についても僕はまだ疑問を持ってる部分があるんですけども、それすらしっかりやれへんのに、新しい事業をやりますわと、調査します。これはやっていただくとありがたい。おっしゃったように、部長の判断の中で、もうごっつい金がかかるんやったらやめやということは、頭の中に置きながらも。やっぱりあげてきたということについては、そういう一つの事業をやっていくということでしょ。その辺はやっぱりしっかり精査していかんと僕はあかんと思うんですよ。だから部長のところとまちなか再生、いわゆる総合政策部がですね、きちっとそういう話ができた形の中で、最終的には中心市街地活性化のためのものを考えながら、これだけやるのには景観条例もやってますので、いろんな角度の中からこれについては絶対必要なんやと。例え10億かかってもこれはやらんならんというような形の中であげてくるのであれば、我々も理解できるけども、今申しわけない。部長の答弁の中でですね、そういう形であれば、これについては非常に疑問を感じる。もう銭のことを考えてるんかと、当然ですわね、それ正直なところ。それがね、やっぱり行政の仕事であって、銭なしでこんなもん、絶対に進まへんのやからね。新しくこういう事業をやって、新しいまちをつくっていただくのはありがたいけども、一方では資金というものについては、絶えずやっぱりつけて考えていかんと、何かこの写真見たらほんまにきれいです。この前九州に行ってしっかり見てきましたけども、ほんまにきれいですよ。しかし向こうも大分金がかかってる。ですけども、向こうの場合は、私の土地のところへ全部了承を得て電柱を入れて、それを地元の皆さんの全戸数が協力を得て、そういう一つの景観ができたということで、うちの議会の図書館に置いてますけども、そういったプロセスの中でしっかりした考えの中でやっとるわけですね。だからうちも今やってる事業と並行してやっていって、これがほんまに必要なんかという形のものについては、やっぱり精査していただきたいなと、僕は思うんですけども、その辺部長のところもそうやし、たまたま今田中政策監がお見えになってますので、その辺の考え方がもし何かあったら、話聞かせてください。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、田中政策監。
◎田中 政策監 今、中島委員がおっしゃったように、これは単に景観だけの問題ではございませんで、中心市街地の活性化に大きくかかわってるというふうに認識しています。その中で、コストをどういうふうに見るかということですけれども、先ほど浅見部長の答弁もありましたとおり、実際の具体的な金額については、これから調査してみないとわからないところではあるんですけれども、その中でも例えばできるところを取り組んでいくとか、できるだけ安価な方法でやるとか、いろいろやり方を工夫できるところもあろうかと思います。今後の中心市街地を全体で考える中で、そのあたりにつきましても部の横断で協議を進めながら取り組んでもらいたいというふうに考えます。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 政策監、御答弁いただいた形が、やっぱりもっともやと僕は思うんですよね、正直なところ。だからいろんな形のもの、新しいものを持ってくるんですけども、やっぱりそれのきちっとした意味づけがなかったら我々としても何をやってるんやろうというような形の中で、疑問にも感じるものはたくさんあるわけですよ、正直なところね。そういうものについては、予算審査の中で審議しとるわけですからね。そういった形についても、ほんまに何回も何回も言いますけども、今大きな事業をやってる。特にいわゆる駅前についてはしっかりやっていかんならんということですからね。それとやっぱり全て関連性が出てくると思うんですよ、この問題についてはね。関連性はしっかりと各部にまたがってでも話をしながら物を進めていかんと、あげてきたらいいわと、申しわけない言い方ですけどね。これでは困るということを再度お願いしておきたいと思いますし、これからますますいろんな形が進んできますと、小さい大きいは別にしてこういうものが出てきますから、必ず部間、横断的な形の中でしっかり話をしていただきたいなと、こう思いますので、その辺頭の中においていただいたらありがたいし、またおくべきやと僕は思ってますので、よろしくお願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに。
はい、西垣委員。
◆西垣和美 委員 149ページの社会資本総合整備計画策定支援費について教えていただきたいんですが。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、課長。
◎西村
都市計画課長 今、議員御質問の社会資本総合整備計画策定支援ということにつきましては、現在市のほうで何点かいろいろと事業を進める中で、そういう計画に基づきまして事業を進めております。それがですね、今回、毎年策定内容が変更になったり、追加になったりしますので、それの支援の算用の費用でございます。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 計画が変わったときのためにとっておくで、実際に何か使うというのでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 はい、西村課長。
◎西村
都市計画課長 今、昨今ですね、補助内容とかいろいろと内容が変わってきております。その中で補助の内容が変われば当然計画も変わるということの中で、それに素早く対応するために、この予算をいただきまして対応するようにしております。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 だから、使わないこともあり得るということですね。対応するためにということで、持っておくということですか。
○棚橋幸男 委員長 はい、西村課長。
◎西村
都市計画課長 現在、進めております計画が少し若干変わることがございますので、これにつきましては使わないというわけではなく、精査しながら、この予算の範囲の中で執行をさせていただきたいというふうに思っております。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 だから、ある意味コンサル料ということ。コンサル会社に任せてあるということでしょうか。委託をして。
○棚橋幸男 委員長 西村課長。
◎西村
都市計画課長 コンサルの委託料になっております。
◆西垣和美 委員 わかりました。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 地籍調査費って今回あがってるんですが、139ページですね。これは多分、今回初めて出てきてるかと思うんですが、もう草津市は地籍調査を全てやるということですね。確認ですけれども、手をつけられたということでよろしいでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、どうぞ。
◎中村
土木管理課長 地籍調査につきましては、昨年度、国の補助をいただきながら基本調査を実施してまいりました。そのときに議会のほうにも御説明をさせていただきまして、今後、草津市の中で逐次進めていくということでお話をさせていただいて、御承認をいただいて予算づけをさせていただいたことで考えております。
○棚橋幸男 委員長 はい、西垣委員。
◆西垣和美 委員 これは、しっかり進めていっていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○棚橋幸男 委員長 よろしいですか。
◆西垣和美 委員 もう一個だけ。
○棚橋幸男 委員長 もう一個、はい、どうぞ。
◆西垣和美 委員 この予算の概要の7ページの自転車の盗難の対策費ですけれども、確かにワースト1ということで、主にこの自転車盗難が原因でありますけれども、大体自転車盗難の理由というのは、どういったものが多いんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
山本課長。
◎山本
交通政策課長 今の御質問についてでございますが、犯罪につきましては、草津市が地形的に平たんということもありまして、移動がしやすいという地形的な面がございます。その中で手軽に買い物等移動手段として、無施錠の自転車を盗難されるということが大きな理由かと考えております。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 対策を今回されるということでこれはいいと思うんですが、ただ人感スピーカーの設置ですね。これ、多分危機管理課のほうでどなたかが質問されたときに、ここの駐輪場の盗難って年間6台ぐらいとお答えがあったかと思うんですけれども、ですよね。その年間6台のところに、盗難が、どうしてこのわざわざスピーカーって310万も使ってやることの意味、費用対効果ですよね。よりももっと違うところに、実際に盗難が起こってるわけであって、そこに対策を持っていくべきではないかなと思うんですが、どうしてここにスピーカーを設置される、年間6台というね、盗難対策としてのお考えと、310万を使うお考えをお聞かせ願いたいんですが。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、山本課長。
◎山本
交通政策課長 市営駐輪場に設置する理由といたしましては、市営駐輪場の利用というのが非常に多くございます。他の駐輪施設よりも利用者数、利用台数も多いということで、そこへ集まってきていただく利用される方、これが駐輪場から次の行動をとられるときにですね、電車で行かれる場合、それと帰って来られて、次に買い物に行かれる場合とか、いろいろなパターンがございます。そういうことから人が集まるところ、ここでの啓発も大事ということで駐輪場の設置を今回考えたものでございます。
それと、民間の駐輪場、これにつきましても商店とか民間の駐輪場等がございます。そこへは防犯カメラの補助ということで考えておるものでございます。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 啓発のためとおっしゃるんですけど、それは駐輪場に置かれる方というのは、ある程度意識の高い、放置自転車もすごく多いですので、あと費用対効果を考えると、果たしてこれで本当に減るのかというね。やはり510万かけた中で、減らないとこの費用をかける意味がありませんので、そこまで考えて予算をつけられたかというね、少し私はここまで考えられたのかどうかというのが、ちょっと読み取れませんでした。それと、もう少し調査をかけられた、例えば放置自転車の問題とまた自転車の盗難、それと今度条例化されるかもしれない自転車の安全でも、やはり今後すごく自転車に対する市のかかわりというのは大きくなりますので、今後とも、少し調査をしていただきたいなと思っております。費用対効果というか、どれだけ減るかというのは、また決算のほうで見ていけたらなと思っております。
はい、ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 行岡委員。
◆行岡荘太郎 委員 一つお聞きしておきます。大江霊仙寺線が本年度も149ページ、1億3,375万6,000円上がってるわけなんですけども、完成しますと大変草津駅と南草津駅で便利になってくるんですけど、現在の進捗状況と完成予定を、まずちょっと聞きたいなと思うんです。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
吉川課長。
◎吉川 道路課長 今の進捗状況は、進捗率でいいますと74%で、供用開始は27年度という見込みで考えております。
○棚橋幸男 委員長 行岡委員。
◆行岡荘太郎 委員 ちょうど新草津川橋の上ですね。あの辺は信号とか、あの辺の関係は計画されてるんですか。何回かちょっと通らせてもらっても、ちょっと危ないなと思うねんけど。あの辺はどうなんやろう。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
吉川課長。
◎吉川 道路課長 公安委員会のほうには、要望としては出させていただいております。
◆行岡荘太郎 委員 わかりました。ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 ほかに委員の方。はい。
◆中島一廣 委員 もう1点ね、きょうの新聞を見て、私も恐ろしい新聞記事見てたんですけども、南海トラフの地震、滋賀県でも被害額が1.6兆円ですか。内容についてはわからんですけども、大きく報じられたということで市民の皆さんも非常に不安に感じられてる部分もあると思うんですよね。今回、補正予算の中で橋梁の、部長のところはインフラ関係が多うございますのでね、4カ所ですか、4つの橋か、今のところやっていただくのはね。ほかにかなり劣化してるところもたくさん僕はあると思うんですよね、正直なところ。橋だけでなしに、やっぱり道路も危険な箇所がたくさん僕はあると思う。どこやということについては、僕もわからんのですけども、やっぱり道の崩れやとかいうことになってきますと、やっぱりいつ何とき来るかわからんと。車はですね、例えば通勤ラッシュの一番車が通るときなんかで、ごっつい地震がきて、ばっさりいってもろうたら、かなりやっぱり被害者が出てくるということがあるんですけども、これを一気にやっていくということは、先ほどの銭の問題もあります。ありがたいことに、国がいわゆるそういった形については補助をしていきますというような方針も打ち出してますのでね。でき得る限り、これは国の金も税金ですけども、これはやっぱり市民の安全・安心、それを考えますと、かなり直さんならんというか、補修せんならんところはたくさんあると思うんですよね、正直なところ。その辺についても、今3カ所やってもろうてますけども、ずっと拾い出した形の中で、早急にやっていかんといかん。先ほど久保委員から住宅地の耐震工事がありました。うちも56年以前の建物ですから、やってもらってますけどもね。耐震計算してもらったら、後何ぼかかるんやと言うたら、1,000万ぐらいかかるわけですわ。うちの家古いですからね。それでなかなか進んでこうへんという部分はあるんですけども、ただ今回のこういうものについては、国がいわゆる国民の安全・安心をしっかり頭におきながら、こういう対策を立ててもろうたということでございますので、その辺もしっかりと使わせていただいた形の中で、一時も早くそういった形のものについては着手していくというような方向で、部門でも考えていただいた中で、たまたま東京から副市長も見えるし、その辺もしっかり連携をとりながら、あくまでやっぱり、想定ですけども確率的には非常に高いという形の中で、きょうも新聞一面から二面、三面、滋賀県版からもうほとんど載ってました。そういった形のものについては、しっかり頭の中に入れてると思うんですけども、改めて、そういった形の体制についても今後進めていかんならん。もう下手したら、今の中心市街地、草津川よりか早いこと手を打たんといかんような大きな問題になってきておりますので、それについてはぬかりはないと思いますけど、改めてお願いしたいと思います。今これで3つの橋をやってもろうてますけども、今懸念される、いわゆる市道にかかってる橋というのは、かなりあると思うんですよね。これ全部ね、この前聞いたかな。私、忘れて申しわけないけどね、全部で幾つぐらいあるの、橋。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、吉川課長。
◎吉川 道路課長 今現在、449橋の橋梁がございます。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 このうち、もう本当に早いこと手をつけんならんというような劣化が激しい橋はね。吉川課長。もうこれ、相当あるの。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
吉川課長。
◎吉川 道路課長 今すぐに落橋してしまうというような橋梁はございませんが、今の状況を見た中で、損傷ぐあいの激しいところから順次予防保全をするような形で、かけかえという大きな費用がかからないような形での対応をしていきたいなという考え方をしております。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 数字的にはかなりあるわけやな。
○棚橋幸男 委員長 はい、吉川課長。
◎吉川 道路課長 22年、23年のほうで点検をさせていただきまして、今年度修繕の計画をさせていただいてます。その橋梁につきましては、ネットワーク上にある道路で基本的に10メートル以上の橋梁ということで、この部分の中で必要であるという、補修が必要である橋梁が21橋ということで、今計画をさせていただいております。
◆中島一廣 委員 そうですか。もう1点。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 あと、道路課長来てるから、道路関係で危険な箇所というのは、今現在あるんですか。
○棚橋幸男 委員長 はい、吉川課長。
◎吉川 道路課長 道路の危険なところというものは基本的にございませんが、今の国の大型補正の中でも頭上にある落下物の関係ですね。大型の標識でありますとか照明灯、それでありますとか、また路面の状況の悪いところということで舗装のわだち掘れなり、クラックの度合いの大きいところですね。そういう部分について調査するような形で考えてございます。
◆中島一廣 委員 わかりました。最後に。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 非常に、僕はきょうの新聞で見た限りでは、滋賀県では6マイナスか、強の、6マイナスぐらいやね。この前の阪神淡路大震災が5やね。5から6というたらね、1高なることに対してむちゃくちゃ大きいんでしょ。うちなんか、ぺちゃんこになるかと思うとんですけどね。それだけの形のものがこれだけ報じられて確率が高いということですから、いろんな事業を進めていく中で、問題になっとるけど、国からの補助もありますけどもね。やっぱりこれは計画的に早いこと進めていくときにきよったん違うかなと思いますので、これは部長だけ、ここの部だけでなしに全課がしっかり対応していかないかんと思ってますので、その辺については、しっかりあげてもらった形の中で、早いところ対応をできるところからやっていくというような措置を講じていただきたいなと思いますので、たまたま3,800万つけてもらって、ありがたいことやと思うとんですけどもね。その辺、これスピードをあげてもらった形の中でしっかり対応していただくように、再度お願いをしておきたいと思います。ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 ほかに委員の方。
はい、宇野委員。
◆宇野房子 委員 143ページの駅周辺バリアフリー整備費なんですけれども、これは定期的に大丈夫かどうかというのを調査して動いていただくのかどうか、お尋ねしたいんですが。と申しますのは、弱視の方のお声を聞きまして担当課へもお話をさせてもらったんですけども、お返事をいただいておりませんが、南草津の柱が大変細かく建ってるんですね。それの色が後ろともう一体化してしまって、弱視の方にはもう見にくいということで、よく突き当たるので、その柱に何かやわらかい物を巻いていただけないかということと、それから色が見にくいというか、一体化してるので弱視の方に見えるような何かを巻いていただけないかということと、それから点字ブロックが階段のところで、おりしなのところに途切れてるところがありましたので、大変怖いので、そのブロックをきちっと点検して、バス停に乗るところまでとか、そういうようなところをきちっとしていただけないかということがございましたので、この整備費にかかわって、ここで使っていただけるんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
吉川課長。
◎吉川 道路課長 基本的にバリアフリー基本構想の中で修繕する部分については、路線ごとに誘導ブロックでありますとか、段差の解消でありますとか、ふたの形でありますとかいう部分はございます。その中で、今おっしゃっていただいたところまでがあがってない部分がございますので、その具体の部分については、今後聞かせていただく中で対応させていただくような形で進めていきたいというふうに思っています。
○棚橋幸男 委員長 宇野委員。
◆宇野房子 委員 当事者さんがお申し出いただいて、そういうふうに今まで私たちが気づかなかったところがございますので、やっぱり該当される方々の御不自由されてる部分をきちっと直していただいて、駅周辺を快適に歩いていただけるのが私は親切な温かいまちかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○棚橋幸男 委員長 はい、行岡委員。
◆行岡荘太郎 委員 もう一緒。バリアフリーでしたので。
○棚橋幸男 委員長 ほかに、委員の方で。
はい、伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 先ほど、西垣委員のほうから自転車の盗難の件でお聞きされたんですけども、その中で放置自転車のことがあったんですけれども、放置自転車対策で900万ついておる。放置自転車につきまして、ふえてるのか、減ってるのか、ちょっと教えていただけますか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
山本課長。
◎山本
交通政策課長 自転車の撤去についてでございますが、年々減少傾向にございます。
○棚橋幸男 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 これは何か、そういう具体的な対策について教えていただけますか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
山本課長。
◎山本
交通政策課長 対策につきましては、今の予算にも計上させていただいておる中に啓発業務がございます。その中で啓発をしているということがございますのと、実際、その自転車を撤去してるというハード面、こういうものが周知できてきたということの結果かと考えております。
○棚橋幸男 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 具体的に何台ぐらい減ってるんですか。
○棚橋幸男 委員長 山本課長。
◎山本
交通政策課長 撤去台数につきましては、22年度で2,324台ございました。それが23年度では1,984台、それと24年度2月末現在で1,563台という形で減ってきてございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 こちらの自転車の処分というか、対応はどうされてるんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 山本課長。
◎山本
交通政策課長 自転車につきましては、保管をさせていただきます。基本2カ月間保管させていただいて、引き取りのないものにつきましては、自転車組合へ譲渡して処理をしていただいてるという状況でございます。
○棚橋幸男 委員長 よろしいですか。
◆伊吹達郎 委員 はい。
○棚橋幸男 委員長 ほかに。
はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 まめバスなんですけれども、来年度市の一般財源で3,200万円余りがついて、全て市の財源で動かすと。ただし2路線については休止をされるということです。私としては動かすべきではないかという意見を持ってるんですけれども、先ほど部長の説明の中で、休止される2路線について代替のそういう何らかの方策を考えていきたいと、地域と協議しながら、そういう説明がございましたけれども、今の時点で、例えばどのような代替を考えておられるのか、言える範囲でぜひお願いしたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 山本課長。
◎山本
交通政策課長 今の御質問についてでございますが、休止をさせていただく路線を対象にした自治会のほうで調整に入っております。その中で将来的に市と地元と一緒に検討していこうということで、既に動きをとってるところでございますが、具体的な例につきましては、各学区で、地区で持っておられる問題点が多少なり違ってまいります。そういうことから、今具体的に何をしようということまでは、まだ発展してませんが、今後一緒に、地元と一緒にその方策について検討していこうということで今進めております。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 私の方からも、ぜひそういう地元との協議、しっかり進めていただきたいなと。三方よしじゃありませんけれども、そういう道をつくっていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。ただ私個人としては、動かすべきだという意見だけは言わせていただきます。ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに。
はい、行岡委員。
◆行岡荘太郎 委員 野村スポーツゾーンの整備費につきまして、ちょっとお願いというか、お話させていただきたいなと思うんやけども、御存じのとおり、総合政策部が進めようとする草津川跡地と隣接しておりますんで、この野村グラウンドのゾーンの整備というのが物すごい大きな役割を担うものだと私も思っておるんだけども、都市建設部としては、どのような考え方を持っておるのか、ちょっと一度お聞きしたいと思いますし、その連携、総合政策部の連携、また教育委員会との連携も踏まえて、その辺の話もちょっとお聞かせいただきたいなと思いますので、お願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
松下課長。
◎松下
公園緑地課長 ただいま、行岡委員のほうからお話がありましたように、現在のところは企画部門、それと教育部門含めて総合政策の部門で基本的な部分を決めていただいてるところでございます。私ども公園、それと都市計画につきましては、その位置づけ等につきまして、今回もあげさせていただいております事業費をもとに計画を進めていこうと、検討を加えていく形をとりたいと考えております。それと、今のまちなか再生とも連携をとりながら、逐次協議を交わしながら進めていきたいというように考えております。
○棚橋幸男 委員長 行岡委員。
◆行岡荘太郎 委員 今のお話をお聞かせいただいてると、もうちょっと軽く何か考えておられるようなことを思うんやけども、大変大きな事業やと思うんですわ。多分、50億何ぼかの話になってこようかと思います。それと本当に多くの市民の方々、そしてよそから多くの方々を迎える大変大きな今回の計画であり、設計であってほしいなと僕も思うし、御存じのとおり、野村跡地の団地もあるし、県有地の残りもあるし、その辺も十分生かしながら、一人でも多くの方々に草津川にやっぱり行ってもらわなあかんし、回遊性を持ってもらわなあかんし、その辺も踏まえて、やはり都市建設部の能力というか、今までの経験を生かして、ぜひともすばらしい業務にしていただきたいと思いますので、お願いをしておきたいと思います。
以上です。
○棚橋幸男 委員長 はい、篠原副委員長。
○篠原朋子 副委員長 済みません。概要の29ページのまちづくり基盤整備の中で野路公園の整備費についてお伺いしたいんですけど、本年度は200万だけ地元の調整等に当たるということであげられておりますが、全体の概要でざくっとで結構なんですが、事業規模をわかれば教えていただきたいんですが。結構大きい面積なので、どれぐらいの規模を想定されて、用地の取得等はまた違ってくると思いますが、教えていただければ。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、松下課長。
◎松下
公園緑地課長 野路公園の質問をいただきましたので、概要を説明させていただきたいと思います。私どもは、第5次の総合計画において位置づけをさせていただいてる部分につきましては、湖岸とか河川区域の保全を活用しながら緑化を推進していきたいという考えでおります。南草津周辺につきましては、人口も増加しておる関係もありまして、この場所に計画をさせていただいてるところではございます。それと、隣接しております野路小野山遺跡もございますので、そちらのほうとも連携を図りながら、一体として歴史が感じられる空間をつくり上げたいというようにも考えております。それと、私どもの計画を策定いたしました第2次草津市緑の基本計画平成22年に策定しておる部分がございますが、そこも緑化の重点地区、緑の拠点と位置づけをしておるところでございます。
事業内容としましては、事業の面積としましては2.7ヘクタールという面積になります。今現在、基本構想のみでき上がっておりますので、今後地元等と協議を重ねながら実施設計に向かうところではございますが、当初の計画では多目的広場、ちびっこの遊べる遊園をつくるのと、コミュニティ広場、沿路、駐車場等を整備をさせていただこうと考えておるところでございます。先ほど言われた部分と、あと用地を取得するということも最終的にはかかわってきますので、面積等も確定した上で事業費の総額を発表させていただくところですが、今現在の概算としましては、23億円必要になってこようというように考えておるところでございます。
○篠原朋子 副委員長 ありがとうございます。全然ちょっとわからなかったので、お聞きしました。27年度の用地取得に向かってですけど、地元と周りの結構込み合ってる地域になるとは思うんですけどね。旧の住宅等あると思うんですけど、進みそうなぐあいで検討していってらっしゃるんですよね。
○棚橋幸男 委員長 はい、松下課長。
◎松下
公園緑地課長 地元の町内会と生産組合等には、今後十分に詰めさせていただくということと、町内会のほうには話をさせていただいておりますので、町内会を通して生産組合のほうにも話が行き渡ってるというように聞かせていただいてるところでございます。
○篠原朋子 副委員長 はい、ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 ほかに委員の方。
◆中島一廣 委員 最後に1点だけ、確認だけさせてください。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 今の旧草津川、毎日僕通っとんですけどね。左岸は県やな、あれ、今現在ね、草刈っとるんですわ。右岸だけばあっと残しとんやけど、これ何で右岸だけ草刈れへんの。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、吉川課長。
◎吉川 道路課長 具体的に、どの辺。
◆中島一廣 委員 上笠から、あそこら辺。旧草津川やで。上笠橋の周辺。あそこまだ、どんと残ってるん違うかな。私、車でばあっと見てるだけやから、おりて見えへんから。
○棚橋幸男 委員長 はい、吉川課長。
◎吉川 道路課長 うちが県のほうから管理の協定を結んでおりますのは、新田橋から草津川橋の間ということで、あとの部分については道路の路肩のみ1メートルを刈らせていただいてるというふうに思います。ほかの部分につきましては。
◆中島一廣 委員 県やね。
◎吉川 道路課長 はい。
◆中島一廣 委員 いいわ。吉川課長、県に確認するわ。わかりました。
○棚橋幸男 委員長 はい、西垣委員。
◆西垣和美 委員 147ページのですね、景観関係から屋外広告物管理費と景観を生かしたまちづくり推進費についてですが、屋外広告物の条例が本年1月1日から施行されまして、予算も昨年より多くなってるかと思うんですが、ちょっとこの条例施行後の動きと今年度ですね、どのように規制されるのかということと、景観形成重点地区とか、どこかの地区が何か盛り上がりを見せて、そういった協議会なり立ち上げようとしてるところとかがあるのか、その辺の推進状況を教えていただきたいのですが。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
寺西課長。
◎寺西 景観課長 屋外広告物条例制定からの動きと重点地区の動きについてのお尋ねですけども、まず屋外広告物の関係で申し上げますと、予算について計上しておりますのが違反広告物の除却推進費と公共広告物掲示板設置ということで、これが新たなものでありまして、公共広告物掲示板というのは、草津駅、南草津駅の前後の良好な景観を守るために市が掲示するポスター等をばらばらに張られてるのではなく、1カ所にまとめて、見ばえというか、見苦しくないようにしていこうということで集約するための施設の掲示板を設けるように考えております。
また、違反広告物の除却推進費用としましては、違反広告物につきましては、我々常にパトロールしておりますけれども、それだけでは的確な迅速な対応ができないということで、市民の皆様方にお力をかしていただこうということで、除却推進ボランティア団体を募集しまして、そちらのほうに広告をはがすスクレーバーとか、番線で電柱に看板がくくってある場合の切るペンチとか、そういうものを貸し出していきたいというようなことで、予算につきましてはプラスになっております。
また、重点地区につきましては、今年度も「景観まちあるき」とか「景観スケッチ」という部分で地元に入らせていただいて、景観の意識向上に努めておりますが、その中で昨年度と今年度で変わってきてる部分といいますのは、昨年度の場合「景観まちあるき」とかにつきましても市が主体的に指導してやってきましたけれども、南笠東学区のほうでは、地元が主体的に取り組んでいただきまして、市が後援というような格好で少しずつ地元の機運が高まっているのかなと。また、玉川学区におきましても「景観スケッチ」という事業で取り組んでおりますが、それも昨年は市が主体的に取り組んでまいりましたけれども、今年度につきましては、共催というような格好で一緒にやっていきましょうというようなことで機運が盛り上がってるというようなところでございます。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ありがとうございました。
機運は少しずつ盛り上がってるということで、よろしくお願いいたします。
それと広告物等をかなり撤去とか、そういったものは実際にあったんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、寺西課長。
◎寺西 景観課長 撤去につきましては、市民の方からの通報やパトロールによって随時撤去をしておりますが、その数は余り多くありませんが、毎年9月の上旬に違反広告物適正化週間ということで市、県、関電さん、NTTさん、警察が協力しまして違反広告物、主に電柱とかにくくりつけてある立て看板撤去をやっているところでありますが、その除却した件数につきましては37件です。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 はい、わかりました。また、まだまだ啓発も含めて必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 質疑なしという声も出ましたので、これにて質疑のほうは打ち切りたいと思います。
議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、都市建設部が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。
引き続きまして、議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算につきまして審査をいたします。
このままでよろしいということでございますので、それでは、議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算を議題といたしますので、提案者の説明をお願いいたします。
はい、浅見部長。
◎浅見
都市建設部長 議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算につきまして御説明申し上げますが、薄い冊子の平成25年草津市各会計予算書の24ページをお開きいただきたいと思います。
議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算で当初予算全体の定めとなっております。
次の25ページをお開きいただきたいと思いますが、第1表、歳入歳出予算の歳入を、26ページが歳出を記載させていただいております。
以上、まことに簡単でございますが、議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算の説明とさせていただきます。何とぞ、よろしく御審査賜りますことをお願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 はい、ありがとうございます。
それでは、これより、議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算に対する質疑を行います。
各委員、質疑。
はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 予算書の299ページなんですが、駐車場費が前年に比べて674万9,000円ふえておりますが、この理由について説明をお願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
はい、山本課長。
◎山本
交通政策課長 増額につきましては、利用料がふえているという状況でございます。駐車場の利用が前年度よりふえている、こういうことでございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 ちょっとよくわからんのですけども、利用がふえた、収入がふえた、これ歳出ですけどね。自動車を誘導するのに、そういう人手がふえたとか、ふえるとか、そういうことなんでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 はい、説明求めます。
山本課長。
◎山本
交通政策課長 失礼いたしました。299ページの予算の歳出につきましては、修繕費でございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 修繕費がふえたということですね。新たにどこか修理をするということでございますね。ちなみに、どういうところを修理されるのか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、山本課長。
◎山本
交通政策課長 修繕につきましては、車両の検知器の修繕、それとかエレベーターの扉の修繕、発券機や精算機のインターフォンの修繕、そういうものを見込んでおります。
◆久保秋雄 委員 はい、わかりました。
○棚橋幸男 委員長 ほかに委員の方。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 なしという声が出ております。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 なければ、議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決をいたします。
議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○棚橋幸男 委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。
よって、議第7号、平成25年度草津市
駐車場事業特別会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次は、上下水道部になりますので、説明員の交代をお願いいたします。
10分間、休憩。10分に再開いたします。
午後4時 0分休憩
午後4時10分再開
○棚橋幸男 委員長 それでは、再開させていただきます。
議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、上下水道部が所管する部分を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
はい、部長よろしく。
◎鈴川
上下水道部長 議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、上下水道部が所管に係る予算につきまして御説明を申し上げます。
それでは、恐れ入りますが、薄い冊子の平成25年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。
8ページをお願いいたします。
第3表、地方債でございます。このうち、当部で所管いたしますものは、上から3段目でございまして、水道事業会計出資金8,980万円の限度額の設定をお願いしようとするものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、上下水道部門が所管いたします部分の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審査賜りますよう、お願いを申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 はい、ありがとうございます。
それでは、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑を行います。
各委員の質疑、どうぞ。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 285ページの、ちょっと先走りました。はい、後で。
○棚橋幸男 委員長 ないですか。
一般会計予算につきまして、大丈夫ですか。ほんまに、ないですか。
◆奥村恭弘 委員 1点だけ。
○棚橋幸男 委員長 はい、議長。
◆奥村恭弘 委員 ちょっと、間違ってたら恥ずかしい話なんですが、生活雑排水推進費ですね。122ページ、衛生費、3、項が環境保全費。
○棚橋幸男 委員長 はい、西岡課長。
◎西岡 下水道課長 この費用につきましては、草津市浄化槽設置整備事業の補助金の交付要綱に基づきます合併浄化槽、下水道の設置できない、公共下水道がまだ未整備のところの合併浄化槽の補助金でございます。
◆奥村恭弘 委員 済みません。ということは、まだ生活改善のために努力いただいて、こういう合併槽もつけていただいてるということで、これはもう全くあれですか。農業用のそういった下水道配水にもつながらないところへの対策ということでよろしいですね。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
西岡課長。
◎西岡 下水道課長 委員おっしゃるとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。了解です。
○棚橋幸男 委員長 ほかに。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 ないという声なんですけど、皆さんよろしいですか。
(「はい」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 ないようでございますので。
奥村委員。
◆奥村次一 委員 下水道のほうもいいんですね。
○棚橋幸男 委員長 当然。
奥村委員。
◆奥村次一 委員 水道水、琵琶湖の水を浄化してますね。要は、露天の部分がありますね。浄水場で。雨水の入るところ。
◎鈴川
上下水道部長 またそれは、水道会計のほうでお願いできますでしょうか。
◆奥村次一 委員 はい。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 質疑はないようでございます。
ということで、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。
次に、議第6号、
公共下水道事業特別会計予算についての審査をいたします。
説明のほう、よろしくお願いします。
◎鈴川
上下水道部長 議第6号、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算につきまして御説明を申し上げます。
それでは、恐れ入りますが、薄い冊子の平成25年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。
20ページをお願いいたします。
20ページでは、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算全体の定めとなってございます。
21ページでは、第1表、歳入歳出予算の歳入を、22ページでは歳出を記載させていただいております。
次に、23ページをお願いいたします。
第2表、地方債でございます。下水道事業費で4億6,140万円の限度額の設定をお願いしようとするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれの記載のとおりでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議第6号、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審査を賜りますよう、お願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 はい。それでは、議第6号、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算に対する質疑を行います。
各委員の皆さん、よろしく。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 285ページの公共下水道長寿命化対策費と公共下水道総合地震対策費についてですが、長寿命化対策費は、これは4,300万は実際に工事をされる予算になっているんでしょうか。ちょっと長寿命化と地震対策ですね。その分け方をちょっと教えていただきたい。内容はわかるんですけれども、一緒にやるという概念ではないんですね。ちょっと、そこのところを教えていただけませんか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、西岡課長。
◎西岡 下水道課長 最初の御質問の長寿命化事業についての工事であるのか、内容でございますけれども、まず4,300万の内訳としまして、管路調査と実施設計が1点ございます。それともう一つは、マンホールのふたの更新工事、実際に工事に入る工事の2点でございます。
それと2点目の御質問でございますが、長寿命と耐震との関連性ということで、これにつきましては、国の補助事業では事業として分かれておりまして、それぞれの国の支援制度に基づきまして補助事業で行うようになっておりまして、補助率が2分の1ということでございます。しかしながら、いずれも関連しますので、その辺については計画で連携を図って作成をしまして、そして今年度、国のほうの承諾をいただいております。
○棚橋幸男 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 これは、本当大事なことだと思うんですが、見通しとして、いわゆる財政のことですけれども、全てできるのかどうかというところが絡んでくると思うんですね。策定の中で、だからここは管路更新であるとか、継ぎ目だけやるとか、そういったいわゆる全体的に予算との調整で見通しが立つのかどうか、もしわかれば教えていただきたいんですが。
○棚橋幸男 委員長 はい、西岡課長。
◎西岡 下水道課長 やはり下水道はまず第一点に経営計画に基づいて、当然事業を進めていくわけでございますけれども、今現在、この重点的に、まず地震が起こったときに緊急輸送路、これは国道1号、京滋バイパス等、湖南幹線等でございますけれども、まずその中に入っております下水道管が大丈夫かどうか、液状化をする判断の液状化危険度、PL値というんですが、それの15以上の部分について、まず優先的に事業を行うということで考えております。その後、耐震のその15以上、優先的な次の段階に入りまして、また順次予算等見ながら順次検討していくというような、段階的に優先度の高いところから整備を進めていくと、対策を講じていくという考え方をしております。
◆西垣和美 委員 はい、ありがとうございました。
○棚橋幸男 委員長 ほかに。
はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 283ページのですね、不明水対策費、ちょっとこれについて、説明をいただけますか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、西岡課長。
◎西岡 下水道課長 不明水の対策でございますけれども、これにつきましては、前年度下水道の不良箇所、漏水とかでございますが、そこのところについての対策工事29カ所ございますがその工事と、次の順次ローテーションで調査しておりますが、次のローテーションとしまして、下水道の人孔の中の調査140カ所を調査するということで、老朽化した箇所等の漏水をなくしていくために工事と調査費ということでございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 毎年これはされてるんですね。着実に不明水は少なくなってるという理解でよろしいですね。
○棚橋幸男 委員長 西岡課長。
◎西岡 下水道課長 実際ですね、不明水につきましては、年度変化がございまして、不明水の主な原因としましては、今の管内から漏水する部分と、マンホールのすき間から入ってくる部分でございまして、あと御家庭のマス等もございますが、やはり雨量が一定以上を超えますと一気にたくさん入ってくるということでございまして、関連しますが、先ほどの長寿命化事業の中でマンホールのふたの更新ということで申し上げましたが、それを行って不明水の削減効果もあわせて狙った事業というようなことで、順次マンホールふたの更新についても対策を講じていくと。それは補助金のほうで対策をとっていくというようなことで考えております。
○棚橋幸男 委員長 ほかに、ございませんか。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 ないということでございますので、議第6号、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第6号、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○棚橋幸男 委員長 挙手全員であります。
よって、議第6号、平成25年度草津市
公共下水道事業特別会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
それでは次は、
水道事業会計予算のほうに入らせていただきます。
議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算を審査いたします。
説明のほうを求めます。
はい、鈴川部長。
◎鈴川
上下水道部長 議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。
まず初めに、本市水道事業の運営方針でございますが、水道開始以降49年が経過をしており、施設や管路は、今後改良更新の時期を迎えようとしておりますことや、震災などの非常時においても安心・安全な水道水の供給を確保するため、草津市水道ビジョンに基づき基幹的な水道施設の耐震化や水道管路の更新などの事業を計画的に推進し、また水道事業経営計画により効率的な事業運営と経営基盤の強化に努めてまいりたいと考えております。
それでは、恐れ入りますが、薄い冊子の平成25年度草津市各会計予算書をごらんいただきたいと思います。
35ページをお願いいたします。
第1条は総則で、第2条は業務の予定量でございます。
第3条は収益的収入および支出の予定額でございまして、収入の第1款、水道事業収益は23億1,100万円で、その内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款、水道事業費用は22億2,800万円で、その内訳は記載のとおりでございます。
次に、36ページをお願いいたします。
第4条、資本的収入および支出の予定額でございまして、収入の第1款、資本的収入は4億6,000万円で、その内訳は記載のとおりでございます。支出の第1款、資本的支出は23億7,100万円で、その内訳は記載のとおりでございます。
第5条は
債務負担行為でございます。これはロクハ浄水場旧管耐震補強工事費で期間が平成25年から27年までで2億480万円の限度額の設定をさせていただくものでございます。
第6条は企業債でございます。配水管更新事業で1億2,000万円、導水管整備更新事業に6,000万円、浄水場施設整備事業に5,000万円の限度額の設定をお願いするもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれの記載のとおりでございます。
第7条は予定支出の各項の経費の金額の流用で、項間の流用ができる項目名を定めたものでございます。
第8条では、議会の議決をへなければ流用することのできない経費で、流用禁止項目を定めたものでございます。
第9条は、たな卸資産購入限度額で、水道メーター等の購入限度額を定めたものでございます。
続きまして、平成25年度当初予算概要をごらんいただきたいと思います。
当部門にかかわります主要な拡大施策の概要につきまして御説明を申し上げます。
62ページをお願いいたします。
ロクハ浄水場耐震補強費でございまして、この事業は水道の主要施設でありますロクハ浄水場の耐震補強工事を行い、大規模な震災から施設を守り、市民の皆様に水道水の安定供給を図るため、本格的に平成25年度から31年度にかけまして工事を実施しようとするものでございます。
なお、ロクハ浄水場には旧管と新管がございまして、まず旧管を平成25年度から27年の3カ年で、その後新管を28年から31年で実施する計画でございまして、これは水道水の供給をしながらの工事となりますことから、市民生活に影響を及ぼさない範囲で、冬場の使用料の少ない時期に沈殿池等を1基ずつの施行となりますことから7カ年を要するものでございます。25年度の工事といたしましては、旧管の3基ございます沈殿池のうちの1基の底板補強と附属する配管の補強工事が主なものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審査を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○棚橋幸男 委員長 はい、ありがとうございます。
これより、議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算に対する質疑を行います。
各委員の皆さん、どうぞ。
はい、奥村委員。
◆奥村次一 委員 今、琵琶湖の水を最初沈殿さすがために薬剤をまぜていますね。で、まぜてから、今後はそれをとるために浄化させていってるんやけども、ここの写真にもあるんですけども、いわゆる露天の部分がありますね。そういう部分で最近、いろんな物質が飛んでるという形の中で、数字には出てこないかもしれへんけども、最終的な出口の部分の上というのは、どういう形でなってるのか。そういう部分が入らないようにきちっと、最初はいいんですけども、だんだんだんだんしていったら中に入れていかんことには、そういうほかの空から降ってくる雨も含めて、いろんなもんが入ってくるんではないかなというぐあいに思うんですけど、その構造をちょっと私、もう大分前に行って忘れてるんですけど、今はそういう部分が大分振るようになってきてますのでね。そこらの酸性雨の問題とか、いろんなことを考えたときに、どういうぐあいに対処されてるのか、ちょっとお願いします。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、横江副部長。
◎横江 上下水道部副部長 浄水場のシステムでございますが、今委員言われましたように、まず琵琶湖から取水いたしまして、そして凝集剤で沈殿して、沈殿池という施設がございまして、その後、沈殿して凝集して上水を取ってですね、その上水をろ過するということで、ろ過施設までは露天になっておりますが、ろ過した後につきましては、当然その後の水を飲むということにもなりますので、ここからは露天じゃなしに、密閉方式の中で処理をして、そしてロクハの浄水池という部分に、今事務室の一番下のほうに浄水池というのは設けてますけども、そこから各配水池に送りましてということで、その部分についてはもう露天はない状態で密閉状態で送らせていただいております。
○棚橋幸男 委員長 はい、奥村委員。
◆奥村次一 委員 要は、最初のうちは露天やけども、最後のほうになっていったら、もう中に入って、そういう部分のほかから物質が入らないという状態で対処していってるということですね。
○棚橋幸男 委員長 はい、横江副部長。
◎横江 上下水道部副部長 おっしゃるとおり、露天じゃなしに、触れないような密閉状態になっております。
◆奥村次一 委員 はい、ありがとうございます。
○棚橋幸男 委員長 ほかに。
はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 関連して伺いたいんですけども、浄水場の実際のいろんな運転操作とかいうのは、どこかに委託されてるんですかね。それとも、直接市の職員が携わってるのか。
○棚橋幸男 委員長 はい、横江副部長。
◎横江 上下水道部副部長 浄水場の運転につきましては、基本的には職員がやっております。ただ、365日ずっと動いておりますので、昼夜ということで交代勤務をしておりますが、一部交代勤務者のほうも採用がございませんので、足らん分につきましては、一部委託させていただいております。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 なぜ、こういうことを聞いたかと言いますと、いろんな浄水場の運転に当たっては、いろんな専門的な知識、技術が必要だと思うんですよ。そういうところの技術の継承といいますか、知識の継承といいますか、あわせて設備の管理能力も含めて、そういったものがきちんとなされているのかどうか、ちょっとここら辺、今の見解をお示しいただけますかね。
○棚橋幸男 委員長 横江副部長。
◎横江 上下水道部副部長 今、おっしゃられましたとおり、当然浄水場の運転管理につきましては、熟練した形でやる必要があります。今現在においては、浄水場ができた当初から勤務している者がふえておりますが、ちゃんとやっておりますが、今後新しい人の採用も、昨年度24年度につきましては2名、そして2年前につきましては1名ということで、各技術職員の採用をしていただいております。その中で継承はしていく必要がありますので、今後も継承して、しっかりと浄水場の運転をしてまいりたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 上水道というのは、御承知のとおりね、市民の命と直接かかわる非常に大事な事業ですので、事業の継続性をしっかり考えていただいて努めていただきますように、よろしくお願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに委員の方。
奥村委員。
◆奥村次一 委員 今、県からのお水を買ってると思うんです。その割合が今北山田からあげてる割合と、ロクハで矢橋からあげてる部分と、それからいわゆる県からもらって、マイアミからずっと回ってきてる部分の割合というのは、どのぐらいずつの割合になってるんですか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
横江副部長。
◎横江 上下水道部副部長 県水をいただいてますのは、一日最大2,000トンでございます。その中で未達分、6割以上をいただかなあかんということで、実質上は一応1,200トンを365日で43万8,000トンいただいております。ロクハ浄水場でつくっております実際に給水しておりますのが、大体平均一日3万トン、そして北山田浄水場では1万5,000トンでございます。
◆奥村次一 委員 割合的に、ちょっと今トン数で言われたときに、すぐ計算にやり直さんならん、ごめんなさい。
○棚橋幸男 委員長 はい、横江副部長。
◎横江 上下水道部副部長 ちょっと、また。ちょっと計算させてもらうので、済みません。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 何年やったかな、忘れたんですけども、いわゆる水道ビジョン、今部長から説明ありましたね。これ総計で、あのとき何ぼや、100億ぐらいか。その水道ビジョンに基づいて、水道の設備を初め、いろんな形の中で改修していこうということになっていきますと100億ぐらいはかかるというようなことを、確か私記憶があるんですけども、そのビジョンに基づいて、今事業は着実に進行してるのか、その辺の状況はどうなんですかね。これもう大きな金額ですからね。金額というか、銭やからね。ちょっと聞かせてもらえんかな。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、平岡課長。
◎平岡 上水道課長 水道ビジョンに則って各年度実施をさせていただいております。内容につきましては、まず幹線系を中大口径を先にさせていただいて、それから各事業を進めさせていただいております。
以上でございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、どうぞ。
◆中島一廣 委員 課長これ、ビジョンは何年のスパンで考えてたんかな、これ。のった何年とか、なかったかいな。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
平岡課長。
◎平岡 上水道課長 11年です。
○棚橋幸男 委員長 はい、どうぞ。
◆中島一廣 委員 水道は、一般会計と違って企業会計をとってますわね、正直なところね。ここ2、3年少し利益があって、剰余金があるということで、10%のいわゆる市民への還元をしてもらってますよね。これは非常にありがたいことなんですけどもね。逆に言えば、水道料金を頂戴せんと、これは単純にですよ、それだけに限らんですけども、いうことになってきとるんですけども、この10%還元については、まだどれぐらい続けられる余裕があるの。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 10%還元につきましては、28年の3月まで、27年度までの予定でございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、中島委員。
◆中島一廣 委員 これ、毎年毎年ずっと会計やっていかんならん。企業会計とってるからには、プライマリーバランス、いわゆる歳月を見て、これをしっかりやっていかんならんわけですね。そうしますと、完全な企業ということになってきますと、私もよう水道の施設やとか、ようわからんものはあるんですけども、やっぱり今のビジョンに沿うた形の中でしっかりやっていかんと、いわゆる大きな事故でもあったら、一発に赤字に陥ってしまうというような経営をやっていくとあかん。そうやから、そういった形のものに何で「ビジョンが進んでますか」と聞いたんは、やっぱりあくまで企業会計をとっていくということであれば、そういったことについても予測せんといかんし、先ほど都市建設部でちょっと質問したんですけども、大きな南海トラフの地震がくるということになってきて、滋賀県にもかなり影響してきよる。上下水道が進んでる部分については、やっぱり大きな地震がくると、これはもうどっかがやっぱり破損しよるということになってきますと、たちまち大きなまたここに金がいってくるということになりますのでね。その辺しっかりと、まずはビジョンに基づいて着実に事業を進めていただくというのは一番大きな仕事やと、僕思いますのでね、これ28年3月まで、着実にやっぱりしっかりと続けていただくと。それも続けていただくと、どれぐらいの地震がくるか、僕は想定できないんですけども、多少やっぱり耐震という形の中でしっかりとしたものができてくると思いますので、年度年度の決算とともに、このビジョンをかみ合わせた形の中でしっかりと前を見据えてやっていただきたいなと、僕は思いますので、もし何か答弁があれば。なかったらいいですよ。
○棚橋幸男 委員長 はい、鈴川部長。
◎鈴川
上下水道部長 確かに、中島議員さんおっしゃっていただいたとおり、有事の際のインフラというのは、市民生活に欠かせない部分でございますので、当然利益還元も必要では、一定効果はあると思ってますが、できる限りビジョンに基づいた中で更新整備等を実施してまいりたいと考えております。特にビジョンでは、ロクハの耐震の工事につきましても、28年度からという計画をさせていただいておりましたけども、東日本大震災の教訓を受けまして3年間前倒しをして実施をさせていただいておるところでございますし、また布設から40年以上たっている配水管等もございますので、そういった部分、特に幹線的な部分について、そしてまた一時避難地等、そういった部分を集中的に33年までのビジョンの中で、効果があがる形の中で精力的に取り組んでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○棚橋幸男 委員長 中島委員。
◆中島一廣 委員 確かに部長がおっしゃっていただく、これライフラインの大きな一つですしね。先ほど、草津用水の工事やってますわね。これともまた関連してきますからね。その辺もしっかり整合しながら、ロクハまでの工事、これもちょっとビジョンの中に入ってますけども、その辺も見きわめと、県がうろうろしてる部分が多少ありましたから、しっかりやっぱり県にも物を言いながら進めていただかんと、市だけでなかなかやっぱり進めにくいという部分もありますのでね。その辺しっかり精査していただきたいなと、改めてお願いもし、これはやっていかんならん大きな問題ですので、ちょっとしっかり頭においておいていただきたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに。
久保委員。
◆久保秋雄 委員 先ほど、来年度の
水道事業会計予算、簡単に説明いただいたんですけども、この収益的収入および支出を見てみますと、収入が支出を上回ると、2,000万ぐらいですかね。これは、水道事業としては黒字というふうに理解してよろしいでしょうか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 平成25年度予算におきましては、黒字というふうにさせていただいております。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 今年度見通しは、いかがですかね。
○棚橋幸男 委員長 村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 平成24年度につきましても、約9,600万程度の純利益のほうを見込んでおります。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 10%還元をしても、なお黒字ということですね。こういう理解でよろしいですね。
○棚橋幸男 委員長 村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 還元した上での利益の見込みでございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 そもそも10%還元をしようといういきさつは、ちょっと内部での剰余金が積み上がり過ぎたので、適正な額まで減らそうということで始められたと思うんですよ。そういう説明だったと思うんです。ところがこうやって10%還元してるんだけども、ずっと黒字が続く、そしたら剰余金は減らないんですね。むしろふえていく。こういう点についてどう考えてるのか、ちょっと説明をお願いします。
○棚橋幸男 委員長 村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 おっしゃられましたとおりですね、ビジョンで予定してました以上に経費のほうが少なくて、赤字を見込んでた部分が黒字になってるという部分はございますが、先ほどから説明をさせていただきましたロクハ浄水場の耐震補強工事、それから管路の更新事業は、これからが本番でございまして、大きな事業費を投入するということになってまいります。その大きな事業費そのものではございませんが、これが資産ということで、この分の減価償却費が毎年積み上がってまいりまして、収益収支の経費として大きく計上されてまいります。24年度見込み、あるいは25年度予算につきましては、若干の黒字ではございますけれども、このあと確実に赤字になってまいりますので、当初の予定よりは遅くはなりますけれども、利益剰余金につきましては、徐々に減少をしてくるというふうな計画でございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 私は10%還元を始めるという計画書を見たときに、もう次年度から赤字になってるようなそういう計画だったというふうに思ってたんですけどね。計画と大分、そごが出てきてるなというふうな感想を持ちます。
もう一つ、ロクハ浄水場の耐震工事ですけども、これ大体1億4,000万ぐらいですね。そのうち、一般財源の割合が非常に多いですよね。市債を含めて。これは、水道事業からの持ち出し分はあるんですか。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 ロクハ耐震補強につきましては、基本は使用料でございます。
安全対策ということで、一部一般会計のほうから繰り入れをお願いするというもので、基本は使用料で賄う計画でございます。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 いただいた予算概要を見ますと、財源が書いてあります。市債が5,000万、一般財源が3,300万、その他が5,600万と書いてありますが、使用料を差すんですか、この財源は。
○棚橋幸男 委員長 説明求めます。
はい、村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 水道事業の一般財源といいますのは、使用料でございます。
○棚橋幸男 委員長 久保委員。
◆久保秋雄 委員 ここに書いてます財源は全て水道会計の一般財源という、そういう意味ですか。わかりました。
水道を還元をしてるんですけども、10%還元、しかし減ってないということですよ。剰余金がね。ここら辺、ちょっとちゃんと考えていただいて、やっぱり減らす工夫をね、適正な額まで減らす、そういう方策も考えていくべきやというふうに思いますわ。ぜひ見解があれば、お願いします。
○棚橋幸男 委員長 はい、村井課長。
◎村井
上下水道総務課長 先ほど申し上げましたとおり、今後事業が本格化してまいりますと、確実に赤字のほうにはなってまいりますので、ただ当初の計画とは大きくといいますか、ずれてまいっておりますので、当初ビジョンをつくりましたときから中間年度、27年度あたりで見直しをしていくというふうな計画でございますので、その中でフォローアップ作業もしながら施策の検証等、あるいは適正な料金の設定について検討してまいりたいというふうに考えております。
○棚橋幸男 委員長 はい、久保委員。
◆久保秋雄 委員 ぜひとも、還元の期間を延長するなり、そういう方策を考えていただきたいというふうに思います。
以上です。
○棚橋幸男 委員長 はい、ほかに。
はい、副部長。
◎横江 上下水道部副部長 先ほどの奥村議員の質問に対しまして、お答えいたします。
県水をいただいてる部分につきましては約3%、そして北山田浄水場からは33%、そしてあと残りロクハ浄水場で64%でございます。
○棚橋幸男 委員長 奥村委員、よろしいですか。
◆奥村次一 委員 矢橋からそれだけ、64%くみ上げてるということですね。
○棚橋幸男 委員長 はい、副部長。
◎横江 上下水道部副部長 はい。そうでございます。
◆奥村次一 委員 わかりました。
○棚橋幸男 委員長 ほかに。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 ないという声もありますが、よろしいですか。
ほかに質疑がないということでございますので、なければ、議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決に入ります。
議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○棚橋幸男 委員長 挙手全員であります。
よって、議第10号、平成25年度草津市
水道事業会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、ありがとうございます。
ちょっとお伝えします。お聞き願います。
25年度
一般会計予算の採決前に総括協議、実は15日に申し上げたとおり、それを行いますので、説明員の方、御入場お願いいたします。
(説明員の交代)
○棚橋幸男 委員長 ちょっと不手際がございまして、入室の号令をおかけしませんで申しわけございませんでした。
ということで、採決の前に総括協議ということをさせていただきたいと、このように思います。
それでは、本委員会できょうまで審査を踏まえまして、総括協議を行いたいと思います。総括協議におきましては、まず草津川跡地整備事業および中心市街地活性化事業についての協議を行い、その後に
一般会計予算全般についての協議といたしたいと思いますので、当日15日も申し上げたとおり、今までの審査のところには戻るというようなことのないようによろしくお願い申し上げたいと思います。
それでは、草津川跡地および中活に関する質疑および意見がございましたら、なければいいんですけども。
◆中島一廣 委員 始まる前に1点よろしいか。
○棚橋幸男 委員長 はい。
◆中島一廣 委員 25年度の審査をさせてもらいました。我々12名は真剣に審査させてもらってるはずなんですよね。でね、部署によっては、笑いながら答弁してる。こんな形の中で、大きな予算に対して真剣に取り組んでもらえんということになれば、これ問題です。正直なところね。ここまで言うたら皆さんわかってもらっとると思うんですけどね。常々僕言うとんですわ。やっぱり委員会やとか本会議やとか、こういう行政と議会が審査するには、やっぱり少なくとも真剣にやってもらわんと困る。これははっきり、きょうもう25年度終わりですから、総括に入る前に苦言を呈しておきますので、一つその辺しっかりと今後対応していただくようにお願い申し上げたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 はい、ありがとうございます。委員長が言うべき言葉かもわかりませんけども、今中島委員のほうから、今ちょっと苦言的なところでよろしくお願いしたいと思います。
委員の皆さん、何かございましたら。
はい。
◆中島一廣 委員 今、中活、特に総合政策部の件で、いろいろ真剣な討議をさせていただきました。私どももいろいろ質問もし、問題も投げかけ、提案もしながら、一応総合政策部の質疑についても終わらせていただきました。ですけども、この件につきましては、議員間の間でも平行線のままやというような意見もありました。この中で当日の質疑の内容も出ておりますけども、これのままで進めていただくということについては、多少はやっぱり私自身も疑問が残ってるというものを持っておりますので、このいわゆる審議や審査を踏まえて、今後対応を、どういうような形の中で行政として判断していただけるか、その辺について、もし予算担当の山本部長、御意見がございましたらお願いしたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 はい、山本部長、お願いします。
◎山本 総務部長 ただいま、草津川整備事業について、本定例会におきまして代表質問から一般質問、さらには総合政策部の部門別審査・質疑の中で委員各位から事業の基本的な考え方、あるいは進め方、整備手法等々につきまして数々の疑問を指摘されまして、我々執行部のほうも現地点におけます整備方針に基づいて御答弁をさせていただいたところでございました。一定の御理解は深めていただけたのかなというふうにも理解をしております。しかしながら、今申されましたように、執行部のこれまでの対応・答弁等、各委員の皆様方との考えに一致点を見ない点というのも見受けられますし、委員各位全ての御理解を得られているというような状況には、現時点においては至っていないのではないかというふうにも考えているところでございます。
初日の議論を振り返りまして、私なりに集約をさせていただきますと、まず現在取り組んでおります基本設計、それを踏まえて25年度で実施設計に入るわけでございますが、その実際の整備内容等について、各委員の皆様との意見に対しての十分な議論等説明が必要であり、理解を得た後に着手していくことが必要ではないかというのが1点。2点目が区間②と⑤の整備を27年度まで実施をいたしますけれども、他の区間、③④ならびに県が実施をいたします⑥についても順次計画的に整備をしていくという強い意思表示が必要ではないかと。さらには区間④の部分の上の部分については、滋賀県が民間へ用地の処分をするという現時点の方針でございまして、この部分については、市への支援金の対象にしないという現時点での見解がございました。この部分については、県のほうに再考するようにお願いをしているという交渉の状態になっております。県との協議を続ける必要があるという、この大きくは2点に集約をされるんではないかなというふうに考えます。
つきましては、まず整備に入ります予算執行として25年度に出てまいりますのは、実施設計費でございますので、この執行をする前、すなわち起工する前に、今年度完了予定でございます基本設計を踏まえて、議会等の意見も踏まえた中で、設計内容整備の基本的な考え方について新年度始まりました4月以降、当
予算審査特別委員会の開催を執行部のほうからお願いを申し上げまして、事前に説明を申し上げたいというのが1点でございます。
それから2点目でございますが、県支援、先ほども申しました区間④の部分、あるいは今後の事業全般の進捗・進め方等につきましては、草津川跡地対策の特別委員会を設置していただいておりますので、そちらの委員会のほうに適時御報告なり、進捗状況を説明させていただくという、この2点をしっかりと執行部のほうで実行させていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◆中島一廣 委員 ありがとうございます。
委員長いいですか。
○棚橋幸男 委員長 はい。
◆中島一廣 委員 ぜひともですね、その機会、委員長、機会をいただきたいということで、私のほうからもお願いしますし、行政のほうからもそういう形の中でしっかりと受けとめてもらって、反省点もあげていただいた形の中で詰めなけれがならん分については、議会と行政がしっかりやっていこうというスタンスに立って御発言もいただきましたので、ぜひ委員長御判断いただいて、この進め方について御判断いただくように、ぜひともお願い申し上げたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 今、中島委員、山本部長に対するところに言っていただきました。当然、部長のほうからもしっかりと議論をしていくというところにも声をかけていただきましたので、ほかの皆さんについて、今のこの草津川跡地のところで何かございましたら。
◆中島一廣 委員 答弁いただいて、それでいいんじゃないですか。
○棚橋幸男 委員長 一応、皆さんにも御承知いただくということで、委員会として当然、協議をしていくということは当然のことでございますので、そのところは御承知をお願いしておきたいと思います。
今、この委員会である程度理解もしていくし、また今後この問題は、当然大きな事業でございますので、このところについては、今後また委員会の開催というものも含めて議論をしてまいりたいと、このところで皆さん御了承願いたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 ないようであれば、この総括協議については、25年度に扱う答弁ということもありますけども、跡地整備に係る予算執行、こういうものも含めまして、今後実施されます基本設計完成までに議会、意見を踏まえ内容の報告と整備の基本というものの考えについて要請をさせていただきたいということで、条件を付したいと考えております。
このところで、委員会は了解されたということで御理解しますので、よろしく。
異議のほう、ございませんね。
(「はい」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 それでは、
一般会計予算全般について、この後協議をしていきますので、15日からきょう3日目でございます。そういうところで委員会での協議しておくべき事項は今言ったとおりでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今、ちょっと局長のほうから、もう一度、本委員会で協議しておくべき事項について何かあればお願いしますと、このところ、もう一度確認しとけということでございますので、いま一度確認しておきたいと思います。
委員の意見、聴取というところでございます。
◆中島一廣 委員 もう1点だけ、お願いしておきます。
当初お願いしました、本当に執行部のほうからも御提案いただいて、ありがたいと思ってますし、また真剣に取り組んで、僕自身はそう思っておりますので、一つよろしくお願い申し上げたいと思います。
ずっとこの3日間、予算審査をやらせていただきました。例年にない大きな事業、もしくは今後の事業も踏まえた形の中で議論もいろいろさせていただいた部分もございます。これは各部単位で、とてもやないけど取り組める仕事じゃないということで、部の横断的な形のものについても、しっかりこの予算遂行について協議をしていただいた形の中で、有効な手だての中で予算遂行をお願いしたいという形のものを特とお願いしたつもりでございます。4月に新たな組織がどう変わるのか、僕ようわかりませんけども、その辺を踏まえた形の中でしっかりとした形の中で対応していかんと、この事業については向こうが見えないという心配もしておりますし、そういった形のものについては十分我々も理解をしながら、また心配もしながら、執行部の皆さんと協議をさせてもろうたつもりでございますので、もう一度おさらいをしていただいた形の中で、しっかりこの25年度の予算執行については鋭意を結集した形の中でやっていただきたい。これをもう一度改めてお願いしておきますので、よろしくお願いしたいというよりかは、しっかりとやっていただくということを改めてお願いを申し上げたいと思います。
○棚橋幸男 委員長 はい。再度、確認をいたします。今の中島委員も言われたとおり、皆様で何かありましたら。なければ、よろしいですね。
(「なし」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 ないという声でございますので、総括協議というものは、このところで閉めさせていただきます。ありがとうございます。
それでは、採決のほうに入りたいと思います。
時間のほうも少し5時を回りましたんですけども、このまま採決に入らせていただきます。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○棚橋幸男 委員長 それでは、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算について原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 多 数)
○棚橋幸男 委員長 挙手多数でございます。
よって、議第2号、平成25年度草津市
一般会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
ありがとうございました。
以上をもちまして、
予算審査特別委員会を終了させていただきます。あすは祭日でございます。明後日21日、9時半から委員会を再開し、平成24年度の一般会計補正予算、このところを審査いたしますので、各委員の皆さんおよび執行部の皆さんにはよろしくお願いいたします。
それでは本日、これにて終了いたします。お疲れさまでございました。
午後5時14分 閉会
草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。
平成 年 月 日
草津市議会
予算審査特別委員会 委員長...