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平成24年 9月28日決算審査特別委員会−09月28日-01号

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  1. 草津市議会 2012-09-28
    平成24年 9月28日決算審査特別委員会−09月28日-01号


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    平成24年 9月28日決算審査特別委員会−09月28日-01号平成24年 9月28日決算審査特別委員会                決算審査特別委員会会議録 〇日時     平成24年9月28日(金)  午前9時32分 〇場所     全員協議会室出席委員   委 員 長  西村 隆行君    副委員長  瀬川 裕海君         委  員  中嶋 昭雄君    委  員  棚橋 幸男君         委  員  山田 智子君    委  員  小野 元嗣君         委  員  西田  剛君    委  員  宇野 房子君         委  員  杉江  昇君    委  員  久保 秋雄君         委  員  奥村 恭弘君    委  員  中村 孝蔵君         議  長  清水 正樹君 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   大脇 正美君 〇出席説明員  副市長           平沢 克俊君
            教育長           三木 逸郎君         監査委員          平井 文雄君         政策監都市戦略担当)   田中 成興君         総合政策部長        藤田 広幸君         総合政策部理事都市再生担当)                       入江  満君         危機管理監         木内 義孝君         総合政策部理事未来研究所副所長                       林田 久充君         総務部長(兼法令遵守監)  山本 芳一君         まちづくり協働部長     山元 宏和君         人権政策部長        今井 博君         市民環境部長        宮城 成和君         市民環境部理事廃棄物担当梅景 聖夜君         健康福祉部長        松田 政義君         子ども家庭部長       白子與志久君         産業振興部長        進藤 良和君         都市建設部長        浅見 善廣君         都市建設部理事住宅担当) 岡村 寿昭君         上下水道部長        鈴川 昭二君         会計管理者         大崎 恭義君         教育部長          加藤 幹彦君         教育部理事学校教育担当) 川那邊 正君         総務部部長総括)    寺井 儀政君         市民環境部部長総括)  山田  毅君         市民環境部部長廃棄物担当)                       太田 良明君         予算調整課長        田中 義一君         ごみ減量推進課長      勝島喜代次君         生活安心課長        石田 得則君 〇事務局職員  課長   仲川 喜之君                 開会 午前9時32分 ○西村隆行 委員長  おはようございます。  3日間、御苦労さんでございました。いよいよ最終日でございますが、この3日間の中で特定有料賃貸住宅制度の中の家賃補助の件で質問がありまして、その答弁修正がありますので、それからお聞きしたいと思いますので。その次に奥村委員のほうから駅前トイレの件で質問がございまして、その答弁もまだでございましたので、その二つをまず確認してからきのうの振りかえりに入りたいと思いますので。まず、家賃補助額のほうの訂正をお願いいたします。 ◎岡村 都市建設部理事  昨日、久保委員より特定有料賃貸住宅制度補助の枠につきまして質問があり答弁させてもらったんですけれども、一部修正がありますので再度説明させていただきます。  補助額ですが、きのうの答弁では本来家賃入居者が負担する家賃の差額の2分の1を補助するというふうにお答えさせていただいたんですが、全額を補助するという形になっておりますので訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  そういうことですので。  御苦労さまでした。  では、次に駅前トイレの件で、すぐ答弁でよろしゅうございますね。 ◆奥村恭弘 委員  はい、結構でございます。 ○西村隆行 委員長  では、答弁よろしくお願いしたいと思います。 ◎梅景 市民環境部理事  駅前公衆トイレということで、今現在、草津駅東口、西口、それと南草津駅の東口、西口、合計4カ所のトイレが当市民環境部局としてごみ減量推進課担当なんですけども、そちらのほうで4カ所、トイレ管理をやっております。 ◆奥村恭弘 委員  ちょっと1点だけなんですが、公衆便所については各施設が併設というか、まちづくりセンターであったりとか、公民館だったりとかね、これが公衆便所やという位置づけになると、その管理ついては、多分、その施設管理されてるということだというふうに認識をいたしております。わかる範囲で結構なんですが、こういった併設型ではなくて、駅についてるものとか、要するに南草津駅、草津駅については駅の公共の場所ですけれども、市の施設じゃなくて設置をしてるという内容公衆トイレという位置づけだと思うんですが、市内でこういった施設併用型ではなくて、市が持ってる施設に併用されてるんじゃなくて、公衆トイレというのがもしわかれば教えてもらいたいと思います。わからなければ結構です。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎梅景 市民環境部理事  市のほうで管理をしているというのか、わかるのは、市民環境部管理させてもらっている4カ所と、それ以外に都市公園のほうで、担当部署から聞いたんですが、14カ所。それと児童公園等で5カ所。だから、公園関係合計19カ所。それと社会体育施設のほうで、各グラウンドとか運動公園なんですけども、こちらのほうで5カ所。これは全て、今、議員おっしゃられました建物にくっついているトイレは全てあるんですけども、それ以外に屋外にあって、不特定多数の方、あるいは利用者が利用できるという屋外型のトイレでの数でございます。これ以外に市の管理していない施設等での屋外トイレもあると思うんですが、そちらの数についてはちょっと把握しておりません。 ◆奥村恭弘 委員  わかりました。ありがとうございます。結構です。 ○西村隆行 委員長  御苦労さまでした。                   (説明員退室) ○西村隆行 委員長  では、昨日評価いたしました確認書が、今、お手元にあると思います。それを随時、ページ通り確認したいと思いますが、最初に子宮頸がん等ワクチン接種費の、宇野委員のほうから順番がどうという御指摘がございまして、事務局確認を申し上げましたら、今ここに書いてますように、保護者のみならず対象者及び中・高生ということで、保護者の方に先に連絡がいって、本人という段取りにされてるみたいですので、現状に合わせて修正させていただきましたので、よろしゅうございましょうか。  次に、スキルアップアドバイザー配置費、これが継続ということで、スキルアップアドバイザーの設置は、教員にとって、安心できる学級づくりやわかりやすい授業づくりなど、指導力向上や円滑な学級運営等を図る上で必要不可欠な存在となっており、今後も継続して配置すべきと考える。加えて、課題とされる教育現場環境整理を図るとともに、先輩教員後輩教員を育てる環境を構築するなど、スキルアップアドバイザーに頼らず自立した学校運営ができる組織体制を望むものである。ということでさせていただきました。よろしゅうございますか。  学校問題サポートチーム運営費。これも継続ということで、解決困難な諸問題について、弁護士や社会福祉士などの専門的見地からアドバイスを受ける体制を整備することで、問題に対して組織的に対応しようとする環境整備が図られており、教員の安心にもつながっていることが推察できることから、評価できる事業となっている。なお、問題解決に当たっては、さまざまな個人的な情報問題等を含んでいることから、充分な配慮の上、慎重に対応されたい。よろしゅうございますか。  次、学校図書館運営支援費。これも継続ということで、市内小中学校において、市費にて司書配置し、積極的に本に接する機会をふやし、読書の質量の向上を図る事業である。読書思考力を養うとともに、読書習慣学習習慣につながっていくものだと考えられ、高く評価する。司書配置したことで、保護者地域住民とのつながりや保護者意識向上の事例も見られ、波及効果も期待できる。今後も、目標を持って継続して取り組まれたい。よろしゅうございますか。  次、学校図書館運営サポーター配置費。これも継続ということで、熱意のあるサポーター配置が、司書配置と相まって、相乗的に効果が出ていると思われる。地域住民保護者学校を訪れ、集まることでいい状況が生まれているとも聞き及んでいる。今後は、ソフト、ハードの両面にわたって、教員司書サポーター地域住民保護者など、総合力を持って充実した施策として継続されたい。よろしゅうございますか。 ◆奥村恭弘 委員  語句で、「いい」という表現でよかったですかね。いい状況が。よい状況が。 ○西村隆行 委員長  真ん中のところですね。いい状況ね。よい状況。これ、課長行政的には「いい」でいい。 ◎仲川 議事庶務課長  通常は「よい」かと思いますが。 ○西村隆行 委員長  では、「よい」に修正いたしましょうか。それでよい。  では、「よい」に修正させていただきました。ありがとうございます。  次、国際理解推進事業開催費ということで、これは拡充ということで、地の利を生かして立命館大学の留学生を小中学校に派遣したものであるが、日程調整がつかず、当初計画よりも少ない日数での実施となっているところである。異文化への理解や他国への尊重などの効果も認められ、今後も継続して取り組むべきである。なお、授業だけでなく、給食等の食育や掃除などの日常活動における交流に広げることや、地域協働合校など他部門との連携も視野に入れ、拡充を図られたい。よろしゅうございますか。  次、セールスプロモーション支援費。これ、改善ということで、大規模展覧会への市内企業出展を支援することで、市内企業のすぐれた製品や技術、本市強み等全国情報発信できたものと思われるが、一方で本市が行った企業誘致等成果が見えにくい。行政のかかわりや参加することの目的を明確にし、費用対効果が見えやすい事業へと改善すべきと思われる。きのうの議論が言いつくされてると思います。 ◆宇野房子 委員  強み等全国情報発信できたと、この辺で皆さんの論議があったんですけど、この「強みが本当に発信できた」という、この文言を使っていいかどうか、皆さんにお諮りさせてください。 ○西村隆行 委員長  どうですか。 ◆中嶋昭雄 委員  ちょっと、これはできたということにはなってなかったから。「十分発揮できたか」というふうに。 ◆宇野房子 委員  できたものと思われると、こう書いてますのでね、これには。 ○瀬川裕海 副委員長  できたものと思われるやし、あくまでも、「発信した」で、だから発信はしたんですね。ただ、受けがあったかどうかというのは今後の課題だという。 ◆中嶋昭雄 委員  市の発信力が弱かったんや、要するに。ツールも十分持っていかんと。万全を期して対応してないさかいに。 ○瀬川裕海 副委員長  ただ、情報発信はどこまでやったらできたという線が。だからわかりにくいと思う。 ◆中嶋昭雄 委員  それはやっぱり最大限努力することによって問われるだけであって、評価を自分らできへんから、やっぱり外から評価するんやから、我々がした評価は、できたと理解できないというふうに。 ◆久保秋雄 委員  情報発信が弱かったという。 ◆中嶋昭雄 委員  弱い。そんなもの、情報発信は生易しいものでは。 ◆中村孝蔵 委員  そやけどみんなここへ行ったというわけでもないんやろ。そやのに、こんな想像でできたとか、できてないというのは失礼と違うん。 ◆中嶋昭雄 委員  そうやし、どんだけ資料持ってたかというたら、余り資料もできてないし、準備もせんと対応したということははっきり言うとるんやからな。 ◆宇野房子 委員  本市強みとは何かを本当にあらわしてはったのかという、そこら辺をきのう議論してましたでしょう。 ◆中嶋昭雄 委員  何が強みやという、そのデータを持って行っとらへんねやからね。 ◆中村孝蔵 委員  それで、そのまま削除せえいうこと。 ◆宇野房子 委員  本市情報発信で、それがちょっと。 ◆中嶋昭雄 委員  それはちょっと、もう少し努力を促すような形で書いてほしい。 ○西村隆行 委員長  そうするとね、本市強み等全国情報発信できたと思われる。と肯定して、一方で本市の行った企業誘致成果が見えにくいという、否定してるわけですね。皆さんの御意見でいくと、両方ともできてないんじゃないかとなるから、本市強み等全国情報発信できたものか懸念が残るが、不安がという言葉を入れて、そしてさらに、だから企業誘致成果がみえにくかったというふうな文章にかえるとすっきりするかなという、きのうの議論の中で。だから、本市強み等全国情報発信できたか、この場合は疑問か。 ◆久保秋雄 委員  疑問が残る。 ○西村隆行 委員長  いい表現ですね。疑問が残るし、「一方で」を抜いて、本市が行った疑問があるか、残るよりも。疑問があり、本市の行った企業誘致成果も見えにくい、情報発信できたか疑問がある。もう切ったほうがいいか。 ◆宇野房子 委員  切ったほうがいい。 ○西村隆行 委員長  発信できたか疑問がある。また、本市が行った成果が見えにくい。強烈やな。  よろしいですか、修正。じゃ、これは、そういうふうに修正します。  次に、商店街現況調査費補助金。これも改善ということで、廃止が3つも入っていた、初めて廃止がでたわけですね。  空き店舗対策商業振興のための重要な事業であり、調査結果を共有するなど今後の事業推進に十分活用されることを期待するものである。また、事業実施に当たっては、安易に外部に調査発注することのないようにすることはもとより、事業内容補助事業として妥当であるかの充分な検証とともに、費用対効果など成果が十分検証できる事業とすべきである。  なんか行政用語がいっぱい入ってるなという。  どうですか。  これ、「また」になってますけどね。「空き店舗対策商業振興のための重要な事業であり、調査結果を共有するなど今後の企業推進に充分活用されることを期待するものであるが、事業実施に当たっては」のほうが、何かすっきりしませんか。必要だと思うけども、今回のこの補助金の使い方は廃止を含んだ改善が必要やという結果を出してるわけですから、「また」になっちゃうと文章的に意志がもう一つ伝わりにくいんじゃないかという。「するものであるが、事業実施に当たっては」といったほうが皆の気持ちが入りませんか。 ◆宇野房子 委員  そう思います。 ○西村隆行 委員長  よろしゅうございますか、そのように修正させていただいて。                 (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  するものであるが。じゃ、これでお願いいたします。  次、まめバス実証運行費。これは改善を大きく含んだ継続ということで、公共交通空白地不便地解消解消すべき事業とするには、路線の拡充利便性向上等に改良の余地がある。財政的な側面からも考慮する必要があるが、実証実験による知名度を活かすとともに、いわゆる交通弱者対策等福祉観点を持った改善を望む。  どうもないですか。不便地解消解消すべき事業公共交通空白地不便地解消解消すべき事業とするにはという。不便地もそうですね、何か。 ◆宇野房子 委員  耳なれない言葉ね。
    久保秋雄 委員  解消するを一つ消したらええん違う。 ○西村隆行 委員長  不便地はどうですか。この不便地というのは、別に。不便な所という。 ◆杉江昇 委員  それは、このまめバス事業においては公共交通空白地のことを不便地というんでしょう。 ○西村隆行 委員長  シートにも書いてありますね。「草津市内に存在する公共交通空白地不便地を中心に地元町内会」と書いてあるわけですが。余り行政用語は日ごろかけ離れた言葉ですから、私たちとは。余り使わない。 ◆杉江昇 委員  「不便地解消解消する」だから、不便地をふやすということですか。 ◆久保秋雄 委員  不便地を一つ消さないかん。 ○瀬川裕海 副委員長  不便地解消すべき事業。 ○西村隆行 委員長  「公共交通空白地不便地解消すべき」のほうがすっきりしますね。「の解消」を削除ですな。  よろしゅうございますか、それで。もう一度読みますね。公共交通空白地不便地解消すべき事業とするには、路線の拡充利便性向上等改善の余地がある。財政的な側面からも考慮する必要があるが、実証実験での知名度を活かすとともに、いわゆる交通弱者対策等福祉観点を持った改善を望む。  新駐輪場整備費。これは改善ということで、種々の状況の変化により、当初予定を変更し基本設計委託のみとなったものであるが、この委託成果は今後の交通政策にも十分活用できると思われる。今後時間を経て再度駐輪場対策が必要となった時には、既存調査をできる限り有効活用するとともに、民間公共交通機関とも連携を図り、今後の交通政策推進を図られたい。  よろしゅうございますか。  では最後に、駅周辺バリアフリー整備費。これ継続ということで、高齢者障害者を含む多くの人々が快適に利用、また移動できるよう多くの人が利用する駅周辺重点地区と定め、優先的に取り組まれているものであるが、今後は駅周辺に限らず、まずは人通りの多い地域施設に配慮するなど、計画的に整備拡大を図られたい。よろしゅうございますか。  じゃ、これで合計35項目。54項目を挙げさせていただきまして、時間の都合等で大変申しわけなかったんですが、35項目評価をさせていただきましたので、これを議長を通じまして市長のほうに平成25年度予算編成に反映いただくよう申し入れをさせていただきますので、再度、もう一度事務局等確認をさせていただきまして、細かな字句等修正がございましたら、それはこちらのほうで内容を変えない原則で修正させていただきますので、それは委員長・副委員長に一任でよろしゅうございますか。                (「異議なし」の声あり) ○西村隆行 委員長  また、議長を通じてさせていただきますので。本当に3日間、ありがとうございました。  では、最後に総括協議を行いますので、説明員の方の入室をお願いいたします。                   (説明員入室) ○西村隆行 委員長  お揃いになられましたでしょうか。  済みません。大変長らくお待たせしました。それでは、総括協議を行います。3日間にわたりまして質疑及び委員間討議をしてまいりましたが、一般会計決算の採決を前にいたしまして、全体的な観点から何かございましたら質疑をお願いいたします。  よろしゅうございますか。聞き忘れ、総括的な質問、よろしいですか。なければ、今回の決算審査特別委員会審査を通じてなんですが、私のほうから、一つお聞きさせていただきたいのは、いろんな部門のところで予算を組んでいただいて、それが決算に至っているわけですけど、その過程におきまして、金額予定予算よりも低くなった、高くなったというようなことが実際に起こっておって、執行率の低いのとか、極端に高くなったものがということで、いろんな質疑をさせていただいたわけでございますが、この辺の各部のコントロールですね、随時そういうのを見ながら、多分、部長さんたちがキャッチされまして、それでまた、その金額の流用を補正予算等で考えていかれると思うんですが、この辺の、もしできましたらどういうシステムでなってるかを簡単に、もしわかりましたらこういうふうになっていったらという仮定で、細かいことは言えませんので、概略で結構ですのでどうでしょうか。流れというか。各部の意見を代表して。 ◎山本 総務部長  当初予算に計上いたしました事務事業の4月1日からの執行の中で、委員長御指摘のとおり状況の変化、予算編成時における考え方は変わらないものの、その手段として金額、お金を使う段になって、その手法等の一部に変更が生じる場合等によりまして、金額の過不足が生じてまいります。そうした中で不足を来す場合につきましては緊急やむを得ない場合ということで補正予算を組ませていただいて、今回のように総合交通戦略のように国の補助金の内示が2カ年のところが1カ年で来たという場合には追加の補正をさせていただく。また、一方で執行に残が生じる場合、例えば工事の中で、実施設計を組んでいく中で当初の予定額よりも低い金額で上がる。さらには、その入札の結果、最低制限価格に近い落札率で落ちるという場合で、執行残が生じる。そういった場合は最終に行います2月定例会補正予算にて減額をさせていただくわけでございますが、その時点が1月末で執行見込みを立てますもので、それ以降、まだ執行が続くものにつきましては最終予算に反映できないということが生じました。そういったものについては最終執行の結果、見込みよりも少額で執行ができた場合については執行率が低いという結果にあらわれてくるというようなものが、全体の流れでございます。 ○西村隆行 委員長  意外とそういう繰越とか、ゼロという、ゼロというのは実質的になかった場合もあるわけですけども、そういうのが意外と出てきておりますので、それも理由を聞かせていただきました。さらに、初日に決算概要ということで、多々御説明いただきまして、ある一面、草津市は将来負担率とか明るい、見えてるわけでございますが、これは一応、私たちがいろんな市民の方から御要望をお聞かせさせていただいて、いろんなこれからの事業等を考えてまいりますと、やっぱり財政難財政難ということが出てくるわけでございますが、本来、これからの財政決算を受けてこれからの将来展望をかけていったときに、どういうのが健全財政であるのか。全ての要望を聞くわけにも参りませんし、かといって必要な経費も絡んでくるわけでございますし、まだまだしばらくは人口がふえていくだろうという予測の基に、では、草津市、本当に財政はどうあるべきなのか。余りに大き過ぎて申しわけないんですが、もし何かございましたらお願いいたします。 ◎山本 総務部長  まず、財政運営の中で、草津は健全や健全やというふうに御説明をさせていただきました。その中で財政健全性ということに触れさせていただきますと、概念としては、まずは単年度だけではなく、継続して収支の均衡を保持していく、いわゆる、黒字を続けているということが1点。それから、経済変動に伴いまして税の増減が生じてくる。特に法人市民税なんかは景気の動向に大きな影響を与える。そういった経済変動に耐えうる弾力性を持っていなければならない。これは年度間の財源調整ということで、各種基金を保有するということになるわけでございますが、具体的には、草津市の場合、財調と減債基金で合わせて65億円。総額で138億円という基金を有しておりますので、23年の末でございますけれども。先ほど申しました法人市民税が、ここ各10年間のピークで申しますと30億円。23年度の決算が20億円ということですので、ピークから比べると10億円減になってます。その穴を埋めるために予算編成では財調なり減債なりの基金を活用させていただくということで、こういった弾力性を常に保持できるように備えているということが2点目です。  それから、3点目は、これが最も重要だと思うんですけれども、ただ単に基金をたくさん持ってるとか、あるいは黒字を出してるとかいうことやなしに、地方公共団体としてやるべき本来の住民福祉がちゃんとできてるかどうかという点が最も大切やと思うんですけれども、委員の皆様方御案内のとおり、県内でも初の事業でありますとか、類似団体でも例を見ないというような事業、特に福祉では先進の市の一つであるというふうな自負もしておりますし、また、教育については他市に例を見ないほど熱心に、さらに充実して学力向上等に取り組んでいるということから、この部分についてもちゃんとできているということで地方自治の発展を担保できるような財政構造なり手法になっているというようなことでございます。こういった中で、将来を見越したときに、懸案事業でございます草津川跡地整備、さらには中心市街地活性化ということで申しますと、事業費はまだ出ておりませんけれども、100億単位の事業費が予想される。各種財政指標の分母で言いました標準財政規模というのが240億ぐらいです。これの借金残高を分子に持ってきたのが将来負担比率の、アバウトな言い方です。ざっくばらんな言い方をすると、例えば起債が24億ふえるとしたら、10%将来負担比率は悪化をするわけです。上昇するわけです。その24億円という市債は通常考えると、大体事業規模で3倍ぐらいの事業が、今70億ぐらいが実施。そういったことを考えますと、今後将来、大きな事業を抱えていますので、財政指標は少々は上昇をすると思います。上昇するかわりに住民福祉の基盤が整備できるというふうに、基盤整備が進むというプラス・マイナスの関係だというふうに理解をしていますので、そういった中で自治体基本条例の趣旨にのっとりました住民参加と情報公開という中で、そういった施策を進める説明責任を果たしていけば、こういった財政指標にも気をつけながら運営していくべきものやというふうに考えています。  長くなり申しわけございません。 ○西村隆行 委員長  私たちも、今の部長のほうから答弁ございましたけども、いよいよ私たちの重要な議員の役目がより明確になっていくんではないかと。特に草津市に関しましては決して油断することなく、しっかりとした二元代表制のもとで私たちがしっかり見させていただく、また、時には提案申し上げて、これからの草津市の将来をしっかりやっていけるように、私たちも鋭意努力をしなければならないんじゃないかということを答弁から感じるわけでございます。  今回は新たな取り組みということで、行政側にも大変御迷惑をかけましたけれども、シートをつくっていただくということで、54項目にわたりまして、新たな仕事をしていただきました。本当にありがとうございました。その内、35ほどしか評価できなかったわけでございますが、これも初めての試みということで、この議員間討議をし、委員会として意見をまとめていくという、新たな試みに協力いただきました議員の皆様も本当におのおのの個人質問の中、それらをしっかり勉強していただきまして、大変な御努力があったと思います。本当にありがとうございました。また、事務局のほうもいろいろと深夜にわたり協力していただきまして、本当にありがとうございました。  この成果がどのようにこれから反映されていかれるのか、各常任委員会にも波及効果が出るのか、これはこれからのこの委員会の意義があったと思うわけでございますので、皆様に本当に、議員各位、また行政の皆様、そして事務局の皆様、感謝申し上げます。  それでは、採決に移りたいと思います。  議第55号、平成23年度草津市一般会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。                   (挙手多数) ○西村隆行 委員長  はい、ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議第55号、平成23年度草津市一般会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定するものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました決算認定、11件の審査は全部終了いたしました。  これにて、決算審査特別委員会を閉会いたします。閉会に当たりまして、瀬川副委員長から御挨拶をいただきます。 ○瀬川裕海 副委員長  どうも皆さん、3日間ときょう少しですけれども、大変お疲れさんでございました。先ほど委員長のほうが総括の挨拶をされたかなというふうに思いますけれども、今年はオリンピックの年ということで、4年に1度、くしくもこの決算の特別委員会も昨年の9月市会議員の選挙があったということで、22年、23年と2年分の決算ができる4年に1度の委員会であるということで、当初、委員長のほうから2回目はもっと掘り下げた審議をしようということで、今回審査項目として集中審査ということをさせていただきました。また、行政側には事業実施調査シートについて御協力をいただきましてありがとうございました。その結果、より深い審議ができたんではないかなというふうに思っております。何分、新たな試みということで、まだまだ改良すべき点もあったかと思いますけれども、私はこれも一つの議会改革ではないかなというふうに感じております。  また、この評価表でいろいろ議会のほうからも評価もさせていただきましたし、ほかの事業もございますけれども、25年度の予算に反映をしていただけることをお願い申し上げまして、本日、決算委員会を閉じたいと思います。  本日は、どうも御苦労さまでした。                 閉会 午前10時7分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   平成  年  月  日  草津市議会決算審査特別委員会 委員長...