○議長(
柴田光男君) 暫時休憩します。 (午前10時06分 休憩) (午前10時07分 再開)
○議長(
柴田光男君) 再開します。 今ほど
中嶌議員のほうからお話がありました、その他の意見というのは内容的にはどういうものでございましょうか。
◆23番(
中嶌康雄君) その他の意見といいますのは、先日、ただいま
湖北地域消防組合議会議員の
補欠選挙の告知をしようとされてますが、先般の
湖北広域行政事務センターの
告知方法並びに
選任方法について、議長にお聞きしたいと思っております。 以上です。
○議長(
柴田光男君) あ、それだけですか。ほか何か言っておられたんではなかったですか、ほかも。
◆23番(
中嶌康雄君) もう一度言います。 日程4の
常任委員会の所属の変更についてお聞きします。 その他につきまして、関連としまして、日程第6の今回、
湖北地域消防組合議会議員の
補欠選挙について告知されていますが、これに関連して、先般の
湖北広域の
告知方法についてお尋ねしたいと思っております。
○議長(
柴田光男君) 暫時休憩します。 (午前10時08分 休憩) (午前10時09分 再開)
○議長(
柴田光男君) 休憩前に引き続き再開いたします。 日程第4の
所属変更の問題でございますけども、これは私のことでもございますので、答弁をさせていただきます。 先ほど申しましたように、
委員会条例第8条第3項の規定により変更できるという規定がございます。そんな中で、私自身が
産業建設常任委員会の中身的なもんを当初からやはり関わっておきたい。そして、そんな中で、
中心市街地活性化については、今年、
市長宛てに答申もされました。そういうことも受けて…… (23番
中嶌康雄君「議長、議長」と呼ぶ) はい。
◆23番(
中嶌康雄君) 質問を聞いてやあらへんのに、どうして答えられるんですか。私は分かりませんけど。私は
緊急質問の許可を得たいために、今、
緊急質問という許可をいただいたら……。
○議長(
柴田光男君) はい、分かりました。
◆23番(
中嶌康雄君) 今度は、私の質問を聞いていただかないと、お答えにならないんじゃないんでしょうか。
○議長(
柴田光男君) はい、分かりました。 それでは、
中嶌議員、よろしくお願いします。
中嶌議員。
◆23番(
中嶌康雄君) この
緊急質問は、個人を非難するものではなく、議会としての権威と秩序、正しい経緯により告知されたのかを確認するものであります。その理由として、議員の告知の中で
変更理由を述べられなかったので、その理由を
対象議員さんにお聞きしたいと思います。
多賀議員さんにお尋ねします。
多賀議員さんは、
産業建設常任委員会に私とともに立派に努められてこられたと思っております。特に、最後のえき
まちテラスの議長への
報告書作成につきましては、
ペデストリアンデッキ等利活用など具体的な
解決方法を提案されておられ、大変立派なご意見を持っておられることと感じており、これらを今後委員会に残って活躍いただけるものと私は確信しておりましたが、正直にお答えいただきたいと思います。なぜお代わりになるのかお答えいただきたいと思います。
○議長(
柴田光男君)
多賀議員、よろしいでしょうか。 はい。
◆19番(
多賀修平君) 任期も4年ということで半分が過ぎまして、
産業建設のほうもいろいろ意見も言わせていただきましたし、今後、総教のほうで一生懸命やりたいなと、ただ単にそれだけの思いで任命を受けました。 以上です。
○議長(
柴田光男君) ありがとうございます。
中嶌議員。
◆23番(
中嶌康雄君) そしたら自分でここで勉強したいとしたら、そうやって異動できるんですか。 決して
多賀議員を私、非難しているんじゃなくて、今回の告知に対して議長は告知の理由を述べられんかったので、私は聞いているんです。したがって、
多賀議員になぜこれを聞いているかという理由があるんです。法律に従って私は聞きました。そのことを
議会事務局長、しっかり補佐してください。
○議長(
柴田光男君) 今ほどお尋ねの件でございますけども、私も
総務教育常任委員会に長年おりましたけども、今、
産業建設常任委員会で非常にこう、最重要課題となっています
中心市街地活性化の問題、えき
まちテラスの問題、特にこの問題については、委員会も設けながら市長に答申もされました。そういった中で、特に
長浜市民の注目される事案でもございます。そういった点では、当初から関わっていきたいという強い思いがございましたんで、同僚であります
多賀議員がおられましたんで、
多賀議員もそういう思いでおられましたんで、今ほどおっしゃいましたように、私もそういう思いでおりましたので代わりましょうかという形で、これは
委員会条例に基づいてお代わりさせていただいたという経緯でございますので、よろしくご理解をいただきたいというふうに思います。
中嶌議員。
◆23番(
中嶌康雄君) 本当の理由がそれなんですか。本当の理由が、今の述べられた理由なんですか。それ全部議事録に残りますよ。よろしいんですね。
○議長(
柴田光男君) はい。
◆23番(
中嶌康雄君) 議長、次の質問に移ります。
湖北広域事務センターは、2つの自治体で構成され、2つの
常任委員会と
議会運営委員会が申合せにより2年に1回改選がございます。この申合せのとおり、
長浜市議会議長不在の中、副議長さんである米原市議長さんが、議会の申合せにより改選となりましたが、引き続き
センターの議員となられた方は、改選前の役職を引き継がれたいとの談話がございました、ご報告がございました。私ら議員は、改選前の引き継がれた職に受け継がれたいという話は一切聞いておらなかったんですが、執行部の皆さんは、議長はじめ、副議長さんはじめ議運の委員長さんらは、これを聞いていらっしゃったわけですか。しかも、失礼ですけど、告知もないのに議運が開かれて、参加せえということで事務局から通知をわざわざ家まで持ってこられました。普通は告知をしてからするのが当たり前ですよね。今回の
湖北消防もそうですよね。それなのに、なぜ
湖北広域だけがこうした事態を起こしたのかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
柴田光男君) 暫時休憩します。 (午前10時15分 休憩) (午前10時16分 再開)
○議長(
柴田光男君) 休憩前に引き続き再開いたします。
中嶌議員の問いにお答えしたいと思います。
広域事務組合の中で引き続きという形の部分で、
委員会構成並びに役員人事もお聞きをいたしました。そんな中で、当日も
広域議会の中でも、議運の中でもお話ししましたように、告知するのが後先になってしまったということで、本来私が先にするべき事項を当局のほうが先に告知してしまったという入れ違いがございまして、委員の皆さんには、非常に不快な思いをさせてしまったということでおわびを申しあげたところでございます。その後、議運の中でもそのことをお話しして、
広域議会の中でそういう一定のお話が済んだかなというふうに思っておりますので、以後、そういうことのないようにしっかりとしていきたいというふうに思っておりますので、どうかご理解をお願いしたいというふうに思います。 はい。
◆23番(
中嶌康雄君) 違います。告知というのは、議場でするのが告知です。後先になったのは、連絡です。告知です、私が聞いているのは。こんな恥ずかしい思いをしたのは初めてです。なぜ、ほかの議会の方から、
長浜市議会は改選前の職に当たりなさいというふうに説明を受けなあかんかったんでしょうか。ということは、議長はじめ副議長は、議運の委員長も副委員長もそうかもしれませんが、このことを存じていらっしゃったんと違いますか。私ら全く知りませんよ。ほれを聞いているんです。
○議長(
柴田光男君) お答えします。 今ほど
中嶌議員が言われたように、非常にそういう不手際の中で委員の方にはご迷惑をおかけしたなと深く反省をしておりますし、今後、そのようなことのないようにしっかりと肝に銘じて進めていきたいというふうに思いますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 はい。
◆23番(
中嶌康雄君) 最後の質問に移ります。 先日、
湖北広域行政事務センター議会運営委員会で、
地方自治法196条第1項に基づく選任及び兼職の禁止について、議長に対し、私は長浜市議員だけ残っていただいてご質問したんです。そのときに、議長は、誰とも相談していないと、今回のそれぞれの役選については相談していないと、私は、そのときにうそをついては駄目ですよと申しあげたら、うそはついてないとおっしゃったんですが、それに間違いはございませんか。
○議長(
柴田光男君) はい、間違いはございません。 はい。
◆23番(
中嶌康雄君) 196条第1項を読んでいただいてますか。逐条解説によりますと、この議員から選出されている監査委員は、あらかじめ議長を通じて選任者の経緯を求め、扱いは各会派の事前に了解を得ておくと書いておりますが、このとおりされなかったということですか。
○議長(
柴田光男君) お答えします。 監査の選任の件でございますね。 (23番
中嶌康雄君「はい」と呼ぶ) 監査の選任については、今回の人事選挙の中で非常に苦慮した人選でございます。お受けしてほしいなと思う方がなかなかおられなかった点もございまして、そういう点で皆さんに周知徹底して、それを会派に連絡してやるという手段も私は存じ上げておりませんでしたけども、そんな中で、今回千田貞之議員に監査委員になっていただきましたけども、特に1年生議員ではございますけども、いろいろ知識も豊富で、そして町会議員も経験されているという中で、適任だということで選任をさせていただいたとおりでございます。今ほど
中嶌議員が言われたように、そこまでのしっかりした打合せをしたんかということでございますが、それについてはできておりませんでした。 はい。
◆23番(
中嶌康雄君) それで、冒頭申しあげたように、その議員を誹謗中傷しているんではなくて、その経緯をきちっとできているかということを聞いているんです。それを何回も私は事前に聞いたわけです。どうか米原の議員は帰ってください、私どもは聞いてくださいと、相談したんじゃないんですかって聞いたときには、既に当時の監査委員はAさん、現在の監査委員はBさん、名前は変わってました。そのことをしっかり肝に銘じて、失礼ですけども、本来いけば透明な政治そして開かれた政治、議論する政治、みんなで打合せをする政治を求めていきたいと思います。 以上です。(拍手)
○議長(
柴田光男君) それでは、続けます。 日程第6、
湖北地域消防組合議会議員の
補欠選挙を議題といたします。 本
市議会選出の
湖北地域消防組合議会議員のうち、
竹本直隆議員が辞職され、1名の欠員となっておりますので、
補欠選挙をいたしたいと思います。 お諮りします。 選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
柴田光男君) ご異議なしと認めます。 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りします。 議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
柴田光男君) ご異議なしと認めます。 よって議長において指名することに決しました。 それでは、指名いたします。
湖北地域消防組合議会議員に宮本鉄也議員を指名いたします。 お諮りします。 ただいま議長において指名いたしました宮本鉄也議員を
湖北地域消防組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
柴田光男君) ご異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました宮本鉄也議員が
湖北地域消防組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました宮本鉄也議員が議場におられますので、
会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。─────────────────────
△日程第7 諸般の報告
○議長(
柴田光男君) 日程第7、
事務局長から諸般の報告をいたします。
事務局長。
◎
事務局長(西川昇君) ご報告申しあげます。 まず、議案の送付についてでありますが、令和2年8月27日付、長財第98号で、藤井勇治市長から
柴田光男議長宛てに
今期定例会に提出するため議案29件及び諮問13件の送付がありました。 案件は、送付書記載のとおり、議案第83号 令和2
年度長浜市
一般会計補正予算(第5号)ほか41件であります。 併せて、
地方自治法の定めにより予算及び決算に関する書類並びに指定専決処分についての報告、公営企業法に基づく令和元年度決算に関する報告書、地方自治体の財政の健全化に関する法律に基づく報告書、長浜市債権管理条例の規定に基づく報告書がそれぞれ提出されております。 次に、同日付、長病医第78号で、野田秀樹病院事業管理者から
柴田光男議長宛てに債権に関する報告書が提出されております。 次に、令和2年9月2日付、長財第103号で、藤井勇治市長から
柴田光男議長宛てに議案第106号
上草野財産区管理会の委員の選任について議案の取下げがありました。同日付で、長財第104号で、議案第112号
上草野財産区管理会の委員の選任について追加送付がありました。 次に、意見書の送付についてご報告申しあげます。 今定例会に提出するため、令和2年9月2日付で
意見書案2件の提出がありました。 案件は、
意見書案第1号 少
人数学級を求める意見書、提出者は高山 亨議員外3人であります。 次に、
意見書案第2号
新型コロナウイルス感染症の
PCR検査拡充を求める意見書、提出者は浅見信夫議員外3人であります。 これら議案、諮問、
意見書案、関係書類につきましては、その写しを議員の皆様にお届けしております。 最後に、監査委員から、令和2年4月から7月までに実施されました例月現金出納検査報告書が、
地方自治法の定めにより提出され、議会事務局に保管しております。 以上、報告を終わります。
○議長(
柴田光男君) 日程第8…… (15番草野 豊君「議長、動議」と呼ぶ) はい。何の動議でございましょうか。 はい。
◆15番(草野豊君) 私は、議長に対しまして何点かの質問をさせていただきたいと思っております。 このコロナ禍にありまして、議長は、11月19日までの議会運営をどのようにされるのか、
湖北広域行政事務センターや病院、医療事業者、市内での発症状況にあって、行動や的確な処置をどのように講じられるのか、今後どのような議会運営をされようとするのか、9月補正に対しても補正内容等を心配する商工業の皆様や医療従事者の声は大きく高まっており、市民の不安が増加しております。私も、前副議長としてその責務に当たった1人でございます。今後について議長のお考えを7点について質問をさせていただきたいと、このように考えておりますのでよろしくお願いいたします。これが趣旨の一部でございます。
○議長(
柴田光男君) 今は動議でございますので、賛成者の方はおられますでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) 分かりました。 おられるということで動議が成立しました。 あと7点というのは、具体的にお話しいただけますか。 はい。
◆15番(草野豊君) 今ほど私は質問をさせていただきたいということで、7点につきましては、るるその時点で質問をさせていただきたいと思っておりますので、許可をいただけるのかいただけないのかということをお聞きをいたしております。
○議長(
柴田光男君) 暫時休憩します。 (午前10時29分 休憩) (午前10時30分 再開)
○議長(
柴田光男君) 休憩前に引き続き再開いたします。 お答えします。 今ほどの動議に対しまして草野議員の発言を許します。 よろしいでしょうか。 草野議員。
◆15番(草野豊君) 議長に対しての質問ということでお許しをいただきましたので、冒頭からのご説明をさせていただきます。 今回の議長選において、従来から行われておりました立候補制については、
地方自治法等の整合性の観点から一旦立ち止まって検証をするべく、議員の大勢の意見で所信表明をしない選挙に従来のように戻ってしまいました。このことは、各議員もご承知のとおり、立候補しない議員が当選できる、
地方自治法との乖離がございます。 私は、1年間副議長として
長浜市議会を活性させようと、市民の意見や要望を少しでも論議できる議会を目指し、私なりに努力をしてきた思いでおります。しかし、市民の皆様方からは、議長選を含め
長浜市議会の在り方について意見を伺う機会が増えております。ただ、8月6日に新議長、副議長が選出されてから、役員人事等がスムーズに行われたようには思えないのは私だけでしょうか。私が副議長に推挙願った当時から、各議員間の連携が取れているとは感じがたい状況にございました。 西邑議長にはご不幸があり、その後を引き継がれた押谷議長におかれましては、折しもコロナ感染症の蔓延に苦慮をされたところでもございます。コロナ感染症対策予算、第1回目としていち早く滋賀県下では一番多くの予算19億円を可決いたしております。その後、今回の予算が5回目となるわけでございます。新議長になられた柴田様は、このコロナ禍、そして議会改革の推進、えき
まちテラスの事務改善問題と多く抱えている難局に自ら熱い思いをされ、臨まれたわけでございます。いよいよ今日から9月議会がスタートしましたが、議長としての所信の一端を聞かずして始まることはいかがなものかと判断をいたしました。この1か月間の議長の行動について、はっきりとした思いと今後についての推進状況を述べていただきたく思っているところでございます。 私としましても、議会の新体制の中、私自身、リセットし直す必要があると思っております。ちょうど任期半ば、残りの2年間を議員が一丸となって市民の福祉向上のため頑張らなければなりません。議会としてのルールを無視するわけにはいきませんが、コロナ禍の中での議長としての判断が求められます。 そこで、先ほど申しあげました1か月間の議長の行動等を含めまして、これから申しあげる7項目の質問をさせていただきます。 まず、1点目でございますが、議長としてコロナ感染症対策に対し、BCP計画をどう捉まえておられるのかお聞きをいたします。 大津市では既に見直され、大津市を参考としたく聞き取りをし、資料を取り寄せている状況でございます。また、長浜市にコロナ感染者が発症したとの報道等を見聞きした市民の方々の不安は一層高まっており、市民の不安解決にどう対応され、いつまでにBCP計画の見直しがなされるのかお聞きをいたします。
○議長(
柴田光男君) ただいまの草野議員の質問にお答えしたいと思います。 前段言われましたように、立候補制がなくなり、所信表明もなくなったということで私の思いをお伝えする場所がございませんでした。この機会に、その機会を与えていただきまして、私の一端を述べていきたいと思います。 まず、1点目のコロナに関する問題でございますけども、議会業務継続計画、いわゆるBCPでございますけども、3年前にこれも策定をされました。しかしながら、まだまだ不十分な点があるということで、今、その策定に向けて、具体化に向けて作業を進めているところでございまして、近々それが決まりましたら、また皆さんと協議しながら、議員としてどう行動するんかということをしっかり明記していきたいというふうに思います。そして、何よりも市民の皆さんが安心していただけるようなそういう情報をしっかり皆さんに伝授する、そういうことが一番望ましいかなというふうに思っておりますので、BCP計画、いわゆる、またコロナ、そしてインフルエンザ、そして今、昨今の異常気象による災害についても、しっかりと議員としてどう行動するかということについて皆さんがはっきりと行動できるような指針を示していきたいというふうに、今その作業を進めているところでございますので、早急にそれを皆さんのお手元に示していきたいというふうに考えております。 以上です。 はい。
◆15番(草野豊君) 災害対策の関係でも、各議員は冒頭それぞれの運営委員会の委員長が議長、副議長共々に第1回目の相談をすると、そういった中で、議員はそれの指示に従って行動をするというのが基本になっていると思います。しかしながら、今までもそういうようなことがなされない事例も出てきております。そのことも含めまして、きちっとした対応をしていただきたい。ただ、今回、今年の防災訓練ですね、それがこのコロナ禍の中でままならない状況になっているということは議長はご存じだと思いますが、早急な対応と申されますが、いつまでにという期限はお分かりといいますか、お伝えはしていただけないのか、再度お聞かせを願います。
○議長(
柴田光男君) お答えします。 いつまでということよりか、今はまだ議運とか会代もまだ開いておりませんし、そのことを問題提起しながら、しっかりともう少し煮詰めながら、できるだけ早い時期にということしか今の時点ではお伝えすることはできませんけども、これは待ったなしのことでございますので、本当に早急に進めるようにいたしたいというふうに思います。 はい。
◆15番(草野豊君) 再々度お聞きをしますが、今ほど議長のご答弁をお聞きしてますと、代表者会議、議運を早急にというお話でございますが、議長としてのご判断、どういうふうに進めるんだということをお聞きをさせていただきたいと思います。当然のことながら、代表者会議、議運、先ほども申しあげましたように、ルールを逸脱することはできませんが、その中にあって、議長としての裁量、采配そのものをどういうふうにここへ持っていかれるかということをお聞きいたしておりますんで、よろしくお願いいたしたいと思います。
○議長(
柴田光男君) 再度お答えします。 前任の押谷議長のときにも、コロナ禍議会と名を打って、本当にいろんな策を講じてこられました。今、コロナが先が見えない状況にあって、長浜市の経済や、そして市民生活に大きな影響を与えているのは事実でございます。そういった中で、これは待ったなしのことでもございますので、しっかりと皆さんの意見をいただきながら、そのことを念頭にやっていきたいと思います。 その一つとして、会期でございますけども、会期も長く取りながら、いつでも対応できるそういう体制を前任議長に引き続いて取ってくということもいたしまして、そういう形でコロナに対しては最重点課題という形で取り組んでまいります。 はい。
◆15番(草野豊君) 議長に就任されてから、1か月がたとうとしておりますんで、よろしくお願い申しあげます。 次、2点目でございますが、議会はえきまちの業務改善を議会の総意のもと、前の押谷議長名で市長に対し早期に改善対策を図るよう要請をいたしております。議長として、今後どのように対処されるのかお聞きをいたします。 これは、先ほど
中嶌議員が質問されたところの部分と若干重複するかもしれませんが、
総務教育常任委員会に議長、副議長の両名が所属されておられたことはいかがかということで、議長が
産業建設常任委員会へ異動されております。そのことは、いいことだと私は考えております。しかし、その際、
産業建設常任委員会へ異動し、えきまちのことを勉強したいと話されたようですが、本当なのか、既に市長に答申をしており、言葉のあやで言われたと考えるべきなのか自問自答しております。よろしくお願いいたします。
○議長(
柴田光男君) お答えします。 勉強したいというよりか、今既にもう、今年市長に対して答申もされました。そういった形で、皆さんが議論をしながら、えきまちをどう進めるのかという段階にもなっております。具体的にあそこの立て直しを真剣に考えながら、しっかりと活性化できるような形で皆さんと議論をされているわけです。そして、市民の方からもいろんなご意見を聞きながら、あそこの活性化に向けた運動がされているわけでございます。そういった中で、特に
産業建設常任委員会の中では、その先頭に立って、皆さんが、議員さんが議論をされている場所でもございます。そういった中で、私自身もその中に入りながら皆さんと一緒に取り組んでいきたい、今がそのスタートだというふうに思っておりますので、そういう意味で
産業建設常任委員会の一員としてしっかりとえきまちの問題についても議論に入っていきたいと思います。
中嶌議員のお話にもございましたように、議会のルールに基づいてしっかりと議論ができる、そういう場所づくりの中に入っていって、最終的には政策論争そして政策提言できるようなそういう議会であってほしいと、そう願っておりますので、私もそういうふうに努めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 はい。
◆15番(草野豊君) 確かに、今、私がお聞きしているのは、このえき
まちテラスの検討チームにも議長はお入りになっていたというような中で、私が先ほど言いました、言葉のあやであればいいんですがということを申しあげましたが、えきまちのことを勉強したいというようなことを言われたということでしたんで、これが本当なのか、私はそこのところをお聞きしたいんです。議長として、今ほど答弁をいただいたことは当然のことですが、そういうようなことが、やはり私どもがお聞きしますと、これは市長に要請をしてますんで、それを勉強ということになってきますとちょっと疑問を感じたところですので、その辺本当に言われたのか、その辺だけお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
柴田光男君) お答えします。 検討委員会には私は入っておりませんでした。そういう形で最終的な結果報告を見させていただいて、その中身的には見させていただきました。今ほど草野議員が言われましたように、勉強というのは言葉のあやでございまして、特に皆さんと一緒にこのえきまちをどうすべきかという点について、より具体化ができるような形でこれから臨んでいきたいという思いでおりますので、そのことをご理解してほしいなというふうに思います。 以上です。 はい。
◆15番(草野豊君) ありがとうございます。このことは、やはり議員総意のもとで、このえきまちをどういうふうにしていくんか、私も検討委員会の中で申しあげたことは、長浜駅周辺が活性化することによって、それぞれの長浜市が抱えてます、9駅あるわけですけれども、それの模範となり得る状況下の中で発展させなければならないというような思いの上に立って、こういったことも発言させてもらったような状況でございます。そのことを議長に要請をいたしておりますんで、その要請をいたしておりますことに対して、やはり議員25人がどうなんだということをしっかりと見極めていかなければならない、これ一番大きい問題で、一番苦難の出てくる問題でないかなという思いを痛切に感じておりますんで、よろしくお願い申しあげたいと思います。 次、3点目に移らせてもらいます。 今回の9月議会を11月19日まで会期を延長されましたが、12月議会の予定まで、中5日でございます。その間のスケジュール等のお考えと、この3つの
常任委員会をどのように機能させようとしておられるのかお聞きをさせていただきたいと思います。先ほどもこのことについてコロナ禍での部分がというようなことを申されたわけでございますが、もう少し詳しくお願いを申しあげたいと思います。
○議長(
柴田光男君) 今のコロナの問題でございますけども、先ほど言いましたように、先が見えない、今、コロナの状況でございます。そういった中で、前任の議長さんもそういう形で会期を延ばしながら、いつでも対応できる、そういう体制を取られました。そういった中で、今回も、いつでもいろんな対策が取れる、そういう体制づくりを取るために会期の長期化という形を取らさせていただきました。国のほうも、今、いろんな最善策を立てながら、第2段、第3段という形の政策をやられているとこでございまして、それを受けて、また各地方自治体がいろんな予算化の問題とかという形が提案されるというふうに思います。それにまた議会としても対応しながらするためにも、そういう会期の延長という形の部分が望ましいという思いがしますので、そういう形にさせていただきました。まあ本当ですと、この冬場になって、またインフルエンザ等でいろんな感染病が発症するや分からないという状況の中でございますし、そういった中では、即対応できる、そういう環境づくりをつくったわけでございます。 以上です。 はい。
◆15番(草野豊君) コロナ禍の中でということを強調しておられます。そのことは当然、私もそういうような思いはさせていただいておりますが、やはりこの代表者会議また各
常任委員会等々での動きといいますか、議長の動向ですね、その辺が私どもに伝わってこないと、幾らコロナ禍ということを主張されても、その辺が非常に疑問に思います。どうしても情報が錯綜するとかそういうような部分にあっては、やはり議長のそういった手腕によって議員全員に逐次分かるような、またこのタブレット導入もしてございますんで、そういった中での連絡網をきっちりとしていただきたい、このように思っておりますんで、よろしくお願いいたします。 4点目に入らせていただきます。 この長浜市内の経済の冷え込みですね、その冷え込みの中にあって、どう議会の役割を果たそうとしておられるのかお聞きをいたします。 また、国や県へ長浜市内の経済の回復のためにどのような行動をされようとしているのか、企業誘致等も含めてお考えをお聞かせ願います。
○議長(
柴田光男君) お答えします。 経済問題ということで非常に大きな問題を投げかけていただきました。特に、今、長浜市、人口減少する中で最大の問題は、各地域の活性化を図るということが非常に大事かなというふうに思っております。もうそういった中では、特に今、長浜市がいろんな策を講じられてやっている、提案されることに対しまして、議会のルールを生かしながらしっかりと議論して、そして議員のほうからも政策を立案できるような、そういう形で臨んでいきたい、しっかりと提案されたことに対してチェックしながら議論する、そういう場所でなければならないというふうに思っております。特に、今ほど言われました企業誘致につきましても、やはり雇用の拡大というのが人口流出を防ぐための大きな手段であることは皆さんもご存じだというふうに思いますけども、そのためにはいろんな形の各地方の特色を生かしたまちづくり、これは漠然とした言い方かも分かりませんけども、今、そういう形でいろんな施策が取られておられます。そういった点につきましても、皆さんと一緒に議論を深めながら、そういうことをしっかり真剣に取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 はい。
◆15番(草野豊君) これは、コロナ禍の中で飲食業の方は非常に疲弊されておられるというようなことは当然マスコミ等でも報道されてますし、ただその中にあって、そのコロナ禍の中にあってのそういうような疲弊プラス、やはり企業誘致も進めていかなければならないのかなという思いをして、今、企業誘致はという部分を申しあげました。これ、あまり皆さん方ご存じでないかと思うんですが、前の議長の押谷議員は、このコロナ禍の中でも企業誘致に疾走されてたということはあまり皆さん方はご存じでないと思うんですわ。そういうような部分も、私は隣におりましたんで、どこどこ行ってくる、どこどこ行ってくるとかというような、そういうような人脈が相当ございましたんで、そういうなこともやっておられた、その部分も含めて、やはり柴田議長におかれましても、その人脈ですね、そういった部分を有効に活用していただいて。これなかなか成就するというのは非常に難しいと思います。しかしながら、ボールを投げかけるということは一番大事なことでないかなと思っておりますんで、今後、また私どもも、やはりその辺について協力体制を取っていかなければならないという思いもいたしておりますが、よろしくお願いいたしたいと思います。 次、5点目に入らせていただきたいと思います。 議会として、残された議会改革などの課題に対し、どのようなスケジュールで課題対応されるのかお聞かせを願いたいと思います。できましたら、時期等についてもよろしくお願いいたします。
○議長(
柴田光男君) 議会改革についてでございます。議会改革については、私も検討委員会の委員長もやらせていただいて、特に今年、最後の課題であります継続した課題がございました。その1つは、通年議会でございます。そして、もう1つは、政策が立案できるようなそういう仕組みづくりを作ろうということでもございます。 通年議会につきましては、前回の検討委員会のチーム長でありました伊藤議員のほうから答申もされました。それを受けて、しっかりとこれを進んでいくんだという方向性は確認された訳でございます。そういった中で、特に問題となるようなこともありますので、それをしっかりと議論をしながら、早急にその場所をつくりながら進めていきたいという私は考えをしておりますし、そのように進めるべきだというふうに思います。それは、議会としてそういう合意も得ておりますので、そのように進める方向でやりたいなというふうに思います。 また、もう1つ、政策の問題でございますけども、特に議員力の向上ということで、常々議員の方からもお話を聞かせていただいております。特に、市民の皆さまとの意見交換会等で出たご意見を市政に反映する、そういう部分の中においては、各3
常任委員会にいろんな項目ごとに分けてそれを議論するという仕組みづくりはある程度はできましたけども、まだまだその具体性が欠けるものがございましたんで、しっかりとそのプロセスをつくりながら、議会として政策提言できるまでのそういう仕組みづくりをしっかり確立していきたいというふうに考えておりますので、これについても皆さんといろいろお話をしながら、よりよい議会改革が進められるように議論を深めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 草野議員。
◆15番(草野豊君) 今ほど議会活性化検討委員会の委員長もしておられたと自分で申されたわけでございますが、ただ、今ほど議長のご答弁をお聞きしてますと、何か自分自身の思い、その辺が伝わってこないんです。何かいろいろなところで相談をするという、相談はいいんですわ、相談はいいんですが、その辺の主導権をどなたが取るんですか。そういう部分をやっぱりきっちりとしていただかなければなりませんし、今ほど申された通年議会、これは非常に難しい部分があると思います。いろいろと議会の中でも賛否両論出てくると思いますし、これは当然執行部との考え方の中で動かなければならない、そういった非常に複雑な部分があると思います。ただ、今、即今できるというような状況の中では、冒頭に申しあげました議長立候補制の見直しですね、これをどういうふうにしていくんか、一番その辺もすぐにつなげられるような状況でないかなと思います。それと、議会としてのICT、リモート化ですね、これももうずっと全部動いてますわね、その中でどうしていくんかというのも早急な対応をしていかなければならないと思います。 私が申しあげたいのは、議長として代表者会議、
議会運営委員会というようなことで先ほどから申されているんですが、これは、私はもうちょっと不本意やった部分を申しあげますと、議会活性化検討委員会、これが今なくなってます、それはどういうことでなくなったんかという状況を議員の皆さん方は掌握しておられると思いますが、そういったこともやっぱりきっちりと、意図が分からずして消滅しているような状況があります。やはりそれは、
長浜市議会として由々しきことではないと思っております。議長として、どの辺でどういうふうにされていくのか、それと議会活性化の検討委員会を再度立ち上げをされるのかされないのか、その辺を自分の思いでお答えを願いたいと思います。
○議長(
柴田光男君) 今ほど質問がありましたように、議会活性化委員会がまあちょっと消滅したという感じになっております。いろいろな、様々な議会改革について、
議会運営委員会に投げかけるという状態が続いておりましたけども、非常に大変な項目がございます。そういった中では、私自身は専門的なそういう議論する組織が必要でないかなという思いはしておりますので、そこら辺につきましても、会代や
議会運営委員会の中にお諮りをしながら、改めてそういう組織を設けるかについては議論していきたいというふうに思います。私自身は、それは必要かなと思いはしております。 それと、特に議会活性化の中では、ロードマップがあるわけでございますけれども、そのロードマップにのっとって、できてない部分については早急にやっぱやるということは必要だというふうに思っております。大体の部分を前議長の押谷議員がいろんな形で成し遂げていただきましたので、残る課題につきましては、しっかりと議論しながら課題解決に向けて取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 どうぞ。
◆15番(草野豊君) 今ほど議長は消滅と申されたんですが、私もその発言をしました。ただ、考えておりますと、消滅というよりか、議会活性化検討委員会が半数以上の委員が集まらないということで、開催できなかったという状況で私も消滅ということを申しあげたんですが、まあ現時点で消滅ということでなしに、開催できないという状況にあるんでないかなと思います。その間で、やはりそういった状況が出てきた後は、もう今、この私がいた1年間の間では、どうしても活性化検討委員会が機能しないというような中にあって、
議会運営委員会を筆頭にいろいろと協議をしてきたという経緯がありますんで、先ほど申された、議長の今後においてはそういう部分も検討していくということでございますんで、その辺はどうなんだということで、早急な対応を考えていかなければならないと思っておりますが、その辺どうお考えですか。
○議長(
柴田光男君) 今ほど活性化がですね、それが、検討チームがなくなったということで
議会運営委員会にその任務を任されたという経緯がございます。しかしながら、大きなこの課題を抱える議会改革については、より専門的に皆さんとともにできる場所が必要かなという思いをしておりますので、その点につきましてはそういうものを提案していきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。 以上です。 はい。
◆15番(草野豊君) 6点目に入りたいと思います。 外部の市の関連行政団体への議員の役割についてどのように考えておられるかお聞かせを願いたいと思います。
湖北広域行政事務センター、湖北地域消防組合、水道企業団での今後の計画を見ますと、膨大な資金投入が必要になってまいります。行政にお任せではいかないんじゃないかなと思っております。その辺どうお考えかお聞かせください。
○議長(
柴田光男君) 一部事務組合については、長浜市の出資がかなり出ているということで、ご指摘をされたとおりでございます。そういった中では、選出された議員が、そこの委員会においてしっかりと議会のルールに基づいて議論をしながら、チェックをしながら進めていただきたいという思いがします。一部事務組合のことでございますので、こちらからとやかくは言えない部分もございますけども、しっかりと向こうで出された経緯については、その中で議論をしていただくようにお願いしたいというふうに思います。 はい。
◆15番(草野豊君) 今ほどそういった組合に対してとやかくとは言えないというお言葉が出たわけですが、これお恥ずかしい話ですけど、私も
湖北広域行政事務センターの議員に任命されました。その中で、先般の議会、これ申しあげますと、
湖北広域行政事務センターで木之本斎苑のみ1年間延期をするという債務負担行為が起きているわけですわ。それが2,600万円、それは、今、木尾町で建設をされております、それが令和2年度で終わるわけですね。なぜこの木之本の斎苑のみが1年間延期されたのか、そういったことが私どもに全然伝わってきていない、多分広域行政事務
センターの議長ですので、その辺はお聞きになっていると思いますが、どういう状況でお聞きになっているのか、そういったことが出てきたもんで、私これちょっと質問の中へ入れさせてもらったんですわ。これ2,600万円といいますと、大きいお金ですね。なぜその今やっている斎場が木之本斎苑を1年間延期しなければならないのかという部分、私も全然分かりませんでしたんで、これは建設衛生
常任委員会でというようなことでしたんでね、私も賛成してしまいました。これが、反省の一途になっておりますんで、その辺この2,600万円についての詳細が分かれば、お聞かせを願いたい。それが、今後相当大きな予算を計上していかなければならない。消防にしても、分署、屯所、もう計画ができているわけですね。消防署、本庁ができました。その後、分署、屯所の計画というのは出てきているわけですわ。そういうようなことを含めると、ちょっとこういうような状況が出てきてしまったという、私は反省の基にこの質問をさせていただいたということでございますんで、その辺お聞かせ願えませんか。
○議長(
柴田光男君) はい。一部事務組合の議会での議論の話だというふうに思うんですけども、関係がないというわけではなくて、長浜市が大きな支出をしている団体でもございますので、そういう点ではしっかりとそこで議論を深めていければいいかなという思いはします。深い話については、やはりその一部事務組合の中での委員会での議論の話というふうに私は理解しておりますので、この場所でどうのこうのということはできないというふうに私は認識しておりますので、いかがでしょうか。 はい。
◆15番(草野豊君)
湖北広域行政事務センターといえど、この2,600万円というのは一般財源ですね。その一般財源、これは今の木之本斎苑を1年間延長するということでの経費ですね。そういうふうなことが、そういう部分で私どもには伝わってこなかったという反省の意味があるんです。今の消防にしても、水道にしても、そういったことが起きないように今後どうするんかという部分なんですわ。私がどうせえということではありませんけれども。そういうことが起きないためには、議長はどういうお考えを持っておられるか、この広域だから、消防だから議論はできませんということをおっしゃいますけど、それはちょっと違うと思うんですが、どうですか。
○議長(
柴田光男君) 私も議長にまだつい先日就任したところでございまして、そこら辺の経緯とか関わり方については、まだまだ知識不足でもございます。そういった中では、しっかりとそのことを理解しながら今後の運営に進めてまいりたいというふうに思いますので、ご理解をしてほしいなと思います。 はい。
◆15番(草野豊君) 私は、広域行政事務
センターであれ、消防組合であれ、やっぱり議長としてその辺の考え方をきっちりと示していかなければ、これは駄目でないかなと思います。今後においても、やっぱりきちっとしたそういう対応を、広域行政事務
センターの議長を兼ねてもおられますんで、そういうことのないようにしていただけたらなと思います。 これは最後になりますが、議員としての不適切な行動と指摘等があった場合、議長として今後どのようにされるのかお聞きをいたします。 また、議長としての倫理についてのお考えをお聞きします。 まだまだ議会としての情報開示をどうするのかといった大きな課題もあります。そういった情報開示のことについては、今後議員全員で考えていく課題でないかなと思っております。先ほどの議会活性化検討委員会というようなものが立ち上がって、こういった情報開示、その辺も進めていく必要があるんでないかなという思いをしておりますが、その辺についてお聞かせを願いたいと思います。
○議長(
柴田光男君) 議員倫理のお話だというふうに思います。 議員倫理については、特に議員のあるべき姿、そして特に市民の皆さんが注目をしながら見ていただいている私たちの仕事でもございます。そういった中では、襟を正しながら、しっかりと議員の資質を上げながら、批判されない、そういう行動が取れなければいけないというふうに思います。そういった意味では、各種団体のいろんな役員も受けられている議員さんもおられると思いますけども、そういった中でも議員としての自覚を持って、しっかり行動していただくということは大事かなというふうに思います。 議員倫理については、これはまあ当たり前のことでございますので、しっかりと議員全体がこのことを肝に銘じながらこれからの議員活動にしっかりと邁進していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 はい。
◆15番(草野豊君) この倫理という部分は非常に難しい部分があろうと思います。と申しあげますのは、それぞれ個々の考え方で左右される部分がございます。このニュース等で、倫理も劣る倫理観の欠如というようなことが言われます。それと、倫理は、道徳、モラル。道徳、モラルといいますと、人として守るべき行いや道のことというようなことが倫理やと思います。倫は仲間や人の輪のことを示し、理はことわりや筋道のことを示しているということだと思います。当然これは私にも言い聞かせなければならないことだと思っております。このことは、議員全員できちっとしたことの倫理観を持って、これからの議会活動に全力を尽くしてまいりたいと、このように思っておりますんで、議長もその辺について、こういう問題が起きたときには、はっきりとした言動で対処していただきたいということをお願いしときたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(
柴田光男君) ありがとうございます。今ほど何点かご質問いただきました。しっかりと肝に銘じながら邁進していきたいと思いますので、今後とも皆さんのご指導、ご鞭撻をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、続けさせていただきます。─────────────────────
△日程第8 議案第83号から議案第105号まで、議案第107号から議案第112号まで及び諮問第1号から諮問第13号までについて
市長提案説明 一部質疑 一部
予算常任委員会付託、
予算常任委員長報告 一部討論 一部採決
○議長(
柴田光男君) 日程第8、議案第83号から議案第105号まで、議案第107号から議案第112号まで及び諮問第1号から諮問第13号までについてを一括議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(藤井勇治君) (登壇)本日ここに、
長浜市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご参集を賜り、厚くお礼を申しあげます。 それでは、開会に当たりまして、諸般のご報告を申しあげます。 私は、去る8月4日、三日月滋賀県知事、西嶋副知事と面談し、長浜市の来年度の重要な施策について協議し、県の令和3年度予算に反映していただくよう要請をいたしました。具体的には、インフラ整備や福祉教育施策など27項目と
新型コロナウイルス感染症関連の2項目、合わせて29項目であります。 特に、県管理である一級河川姉川、高時川の整備については、ようやく河川整備計画ができあがり、堤防の強化工事などが始まっておりますが、これまでの整備の遅れから、今年7月8日の豪雨の際にも、両河川沿岸の自治会に避難勧告を行う事態となっており、市民の皆様に目に見える形で工事を進め、一刻も早く市民を安心させてほしいと強く訴えたところでございます。知事、副知事からも、大変差し迫った危険であると深く認識しているので、全力を挙げて河川整備を進めていくと、こういう言葉をいただいております。 今後も、あらゆる機会を通じまして、私がこれまで培ってきました豊富な政治、行政経験、そして中央省庁との人脈を最大限に生かしまして、県、国との連携を図りながら、着実に市政を推進し、安心安全なまちづくりを進めてまいります。 さて、今年は戦後75年の節目に当たる年でございます。去る8月18日、私は、長浜市石田町在住の大正14年生まれで、19歳のときに徴兵された元特攻隊員、若林良太郎氏とお話をさせていただきました。 この若林さんは、特攻隊の訓練当時を振り返られ、食事はまずくて少ない、殴られて奥歯が折れるなど古参兵の理不尽ないじめが繰り返される地獄で、全ての自由が奪われ、暗黒の青春時代だったと表現されました。 そして、特攻隊員に選ばれたときの気持ちを伺うと、必ず死ぬから悲しいという気持ちとともに、お国のために選ばれたという誇りもあったと当時の複雑な思いを語られ、恐らく洗脳されていたんだろうと付け加えられたのであります。 私は、若林さんの貴重なお話から、市民にむごく悲惨な生活を強いる戦争の痛ましさ、また愚かさを感じ取り、恒久平和を実現することは私の使命だと強く決意し、戦後75年に当たり、改めて不戦の誓いをいたしました。今後も長浜市平和祈念式典などあらゆる機会を通じて平和の大切さを訴えてまいります。 次に、1つうれしいニュースを報告させていただきます。 長浜市内の下坂様から市に寄附を受けた国指定史跡、下坂氏館跡の一般公開が8月8日からスタートいたしました。 この下坂氏館跡は、中世から残る土塁や堀があり、ヨシぶき屋根の母屋などが保存されています。これは、戦国武将の浅井長政の家臣が住んでいた戦国時代の雰囲気をそのまま残した貴重な文化財で、全国的に見てもこれほど良好に残っている例は、ここしかございません。そして、地元六荘地区地域づくり協議会の皆さんが、入りやすく、親しみやすい運営に努めていただいております。したがって、開館からこれまで676人と、想定を上回る多数の方にご来館いただいているところでございます。 私は、日頃から長浜は歴史の重みと文化の薫りは日本一でございますと申しあげておりますが、また一つ長浜の宝が増えました。今後も、これからこれらを活用しながら、長浜の魅力を高めてまいります。 次に、コロナ禍によるピンチをチャンスに変えた事例についてご報告をいたします。 今年は、お盆の帰省やお墓参りもはばかられる事態となり、人口減の進む中、交流人口、関係人口の増加を目ろむ長浜にとりましても大きな痛手でございます。 その中、一昨年から長浜出身者で首都圏在住の方々を中心に組織された東京-長浜リレーションズの皆様により、長浜オンライン帰省を企画していただきました。これは、長浜の飲食店や四季折々の長浜の風景などをオンラインで紹介し、長浜に帰らずとも、長浜の現在の様子や魅力を感じていただけるよう企画されたもので、3日間で約100人の参加があり、参加者からもオンライン上でコメントをいただくなど双方向で楽しんでいただきました。 この手法は、コロナ禍が癒えて、通常モードとなっても交流人口、関係人口を増やすために活用できるものであり、まさにピンチをチャンスに変えるものを編み出していただいたと感謝しております。 今後も、こうした長浜を支える活動と行政を連携させ、長浜のまちづくりを輝かせてまいります。 続いて、
新型コロナウイルス感染症についてでございます。 7月から再び全国的な感染拡大が見られるようになり、長浜市内でも、昨日までに21人の感染者が確認され、現在も予断を許さない状態となっております。この対応のため、市でも、これまで19回に及ぶ感染症対策本部会議を開き、国や県、関係機関と連携し、感染症対策に全力で努めているところでございます。 おかげ様をもちまして、まだ市内では重症となられる方や亡くなられた方が出ず、感染拡大も最小限にとどまっております。今後も、市民、医療機関、全ての皆様とスクラムを組んでワンチームとなって、この未曽有の危機を乗り切ってまいります。 一方、このコロナとの闘いで、
長浜市民の暮らし、経済は依然厳しい状況であると強く認識しております。 この対応につきましては、市議会の皆様のご理解、ご協力をいただきながら、くらし・経済の再生支援策について第4弾まで進め、市民の暮らし、経済をこれまで全力で支えてきたところでございます。 さらに、今般第5弾として、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を防ぐため、そして医療現場を混乱させないために、全市民の皆様を対象にインフルエンザ予防接種費用を補助することといたしました。また、暮らし、経済が縮小する中で、少しでも暮らしに潤いを持っていただけるよう、感染症対策を講じた文化スポーツ活動の実施の支援などを盛り込み、第4弾までと合わせて、力強く市民の健康、暮らし、経済を支え、加えて医療現場の負担の軽減にもしっかりと努めてまいる所存でございます。議員各位には、これまで同様、ご支援とご協力を賜りますようお願いを申しあげます。 それでは、提案いたしました議案につきましてご説明申しあげます。 議案第83号から議案第87号までは、補正予算となります。 議案第83号は、7月の豪雨により被害を受けた道路や河川、公共施設などの災害復旧に要する経費について必要な予算措置を講じております。 議案第84号は、一般会計の補正予算で、総額6億7,400万余円の追加補正であります。 その主なものとしまして、総務費では、国の制度改正に伴う地域おこし協力隊の報償費の増額補正のほか、住民基本台帳システムの改修経費やマイナンバーカードの郵送交付を無料化するための経費を計上しております。 民生費では、生活困窮者に対する住宅確保給付金や、しょうがい福祉施設整備を行う民間事業所に対する補助金のほか、医療的ケアを必要とする児童生徒の通学に係る保護者負担を軽減するための経費を計上しております。 また、
新型コロナウイルス感染症の影響により利用者数が減少した放課後児童クラブを支援する経費、及び生活保護システムの改修経費を計上しております。 衛生費では、低出生体重児等に対する医療給付費を追加補正するほか、
新型コロナウイルス感染症が長期化する中、今年の秋冬の時期における季節性インフルエンザの流行を抑制することで、市民の健康と命を守るとともに医療機関の負担軽減を図るため、市民のインフルエンザ予防接種の自己負担を軽減するための経費を計上しております。 農林水産業費では、環境こだわり農作物として生産された大豆に対する支援、及び農業者の収入保険制度への加入促進を図るための支援に要する経費を計上しております。 商工費では、国庫補助金の内示を受けましたので、黒壁ガラス館の長寿命化改修工事に対する補助金を計上しております。 土木費では、都市計画街路の整備に要する経費のほか、市営住宅北新団地の建て替えに伴い生じる電波障害への対策経費について計上しております。 教育費では、小中学校における感染症対策経費のほか、子どもたちの学習機会を保障するため、緊急時における家庭でのオンライン学習環境の整備に要する経費を計上しています。 また、
新型コロナウイルス感染症の影響により活動が制限されてきた文化芸術活動の再開に対する支援や新しい生活様式に対応したスポーツ活動の普及啓発を行うための委託に要する経費のほか、ながはま文化福祉プラザの南側駐車場整備工事の追加経費、及び文化ホールの空調設備の改修経費を計上しております。 さらに、
新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、市の要請により4月中旬から5月末まで休館または使用制限を行った公の施設のうち、指定管理者制度を導入している施設について、減収補填のための指定管理料を増額補正をしております。 債務負担行為につきましては、高月小学校における放課後児童クラブ施設のリース経費について計上するものです。 以上の財源といたしましては、国県支出金、繰越金、基金、市債を充当し、収支の均衡を図っております。 議案第85号は、
国民健康保険特別会計の補正予算で、令和元年度中に交付された県の交付金について、事業費の確定に伴う精算により、超過受入れ分を返還するものであります。 また、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した所帯に対し、令和元年度に納付された保険料を遡及して減免する場合の還付金を追加補正するものであります。 議案第86号は、介護保険特別会計の補正予算で、前年度の決算確定に伴う精算、及び介護保険財政調整基金への積立てについて予算計上をしております。 議案第87号は、病院事業会計の補正予算で、消化器内科病棟及び産婦人科、小児科病棟の拡充に係る整備工事費について債務負担行為を設定するものであります。 次に、議案第88号から議案第94号までは、令和元年度の一般会計及び特別会計の決算についてであります。 監査委員の厳正なる審査を終えましたので、
地方自治法に定めた市議会の認定を賜らんとするものであります。 併せまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます、4つの健全化判断比率につきましても、監査委員の審査を終えましたので、ご報告を申しあげます。 概要につきましては、令和2年
長浜市議会9月定例会報告・資料の11ページから、令和元
年度長浜市財政概況に基づきましてご説明申しあげます。 一般会計の決算額は、歳入総額609億7,100万円に対して、歳出総額585億1,500万円となり、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は13億1,200万円の黒字決算となりました。 次に、歳入決算額の状況につきましては、市税は、法人市民税が減少したものの、個人市民税や固定資産税が増加し、前年度と比べ1億4,900万円の増となりました。 地方交付税は、普通交付税が合併算定替えの縮減の影響等で2億7,000万円減少したことにより、前年度と比べ3億4,500万円の減となりました。 国庫支出金及び県支出金は、長浜伊香ツインアリーナやながはま文化福祉プラザ等の大型建設事業の増加により、前年度と比べ、国庫支出金が10億1,100万円、県支出金が2億8,000万円の増となりました。 次に、歳出決算額の目的別の状況につきまして、教育費では、虎姫学園や長浜伊香ツインアリーナ等の大型建設事業の増加により、前年度と比べ18億2,300万円、22%の増となりました。 総務費では、ながはま文化福祉プラザや市民まちづくり
センターなどの整備により、前年度と比べ10億8,100万円、16.6%の増となりました。 また、消防費では、湖北地域消防組合本部庁舎の建設負担金が減少したことにより、前年度と比べ9億6,900万円、28.6%の減となりました。 性質別の状況につきまして、義務的経費のうち人件費は、退職者数の減少などによりまして、前年度と比べ8,100万円、1.0%の減となりました。 扶助費は、しょうがい者自立支援給付費や幼児教育の無償化等に伴う給付金が増加したことにより、前年度と比べ2億4,100万円、2.4%の増となりました。 普通建設事業費は、長浜北部学校給食
センター整備事業等が減少したものの、長浜伊香ツインアリーナやながはま文化福祉プラザなどの大型建設事業の増加により、前年度と比べ28億2,200万円、40.0%の増となりました。 次に、市債、基金の状況につきましては、市債残高は、計画的な繰上償還を行ったものの、大型建設事業の財源として市債を活用したことにより、一般会計で前年度と比べ7億3,500万円増加し、461億円となりました。 また、基金残高は、今後の財政需要に備えて、財政調整基金や特定目的基金への積立てを行う一方、市債の繰上償還の財源として減債基金を取り崩すなど基金を活用したことにより、一般会計で前年度と比べ13億200万円減少し、357億円となりました。 次に、財政指標及び健全化判断比率につきまして、財政構造の弾力性の判断基準となる経常収支比率は、90.4%で前年度から0.7ポイント改善しております。計画的な繰上償還により公債費が減少したことなどが主な原因であります。 健全化判断比率は、4種類の比率全てが早期健全化基準を下回りました。実質公債費比率は、繰上償還を除いた元利償還額が減少したことなどから、前年度から0.6ポイント改善し、2.3%となりました。 将来負担比率につきましては、地方債残高等の将来負担すべき負債の額が、これに充当できる財源の額を下回っており、前年度に引き続き比率は算定されませんでした。 続きまして、特別会計の決算状況につきましては、
国民健康保険特別会計など全6会計で黒字決算となり、全体で2億2,700万円の黒字となりました。 令和元年度の各会計の決算概要は以上であります。 今後とも、安全安心な市民生活の維持向上に取り組むとともに、昨年度に策定いたしました財政計画の基調に沿って、健全な財政運営に努めてまいります。 次に、議案第95号から議案第97号までは、令和元年度の病院事業会計、老人保健施設事業会計及び公共下水道事業会計の決算について、監査委員の厳正なる審査を終えましたので、地方公営企業法の定めに基づき決算の認定をお願いするものであります。 次に、議案第98号から議案第100号までは、条例の改正であります。 議案第98号は、小学校等の長期休業期間における放課後児童クラブの安定的運用を図るため、所要の規定の整備を行うものです。 議案第99号は、本市の道路占用料について、国の基準に準じた金額とするため、本市条例の一部を改正するものであります。 議案第100号は、祇園中久保地区
地区計画の区域内における建築物の敷地、構造及び用途に関する制限を定めるため、本市条例の一部を改正するものです。 議案第101号は、
都市公園の長浜中央公園を廃止することについて、
地方自治法等の規定に基づき、議会の特別議決を求めるものであります。 議案第102号は、学習者用コンピューターの購入について、過日、県で行われました共同調達方式により、4億4,407万3,729円で、草津市大路1丁目15番5号、株式会社大塚商会滋賀事業所所長、宇野直基氏との間で契約締結することにつき、
地方自治法等の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第103号は、道路法の規定に基づき、市道18路線を認定することについて議会の議決をお願いするものです。 議案第104号は、令和2年3月31日をもって解散した滋賀県市町村交通災害共済組合の決算認定を求めるものであります。 次に、議案第105号及び議案第107号から議案第112号までは、
上草野財産区管理会の委員の任期が10月23日をもって満了することから、廣瀬新造氏、宮元義嗣氏、中川 均氏、北川台蔵氏、草野増夫氏、寺前竹雄氏、押谷義文氏の7人を選任いたしたく、長浜市財産区管理会条例の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 なお、議案第106号につきましては、
上草野財産区管理会の委員として森川昇吾氏の選任を予定いたしましたが、健康上の都合により、一昨日、本人から辞退の申出を受けましたので、議長の許可を得て、議案を取り下げたものでございます。 続きまして、諮問第1号から諮問第13号までは、現
人権擁護委員13人の方々が任期満了を迎えられることになり、堤 泰二氏、曽我景年氏、藤井 巌氏、足利弘樹氏、高月眞壽氏、山内昌達氏、岩佐欣子氏の7人を再任するとともに、新たに若森昌子氏、橘 憲照氏、布本喜代子氏、横山秀士氏、平井幸晴氏、田中祥子氏の6人を推薦するものであります。 13人の方々は、いずれも人格識見が高く、広く社会実情に通じ、人権擁護への深い理解をお持ちであり、
人権擁護委員として適任であることから、
人権擁護委員法に基づく議会の意見をいただき、法務大臣に推薦したいと考えますので、よろしくお願いをいたします。 以上、本日ご提案申しあげました諸議案につきまして、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決を賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(
柴田光男君)
長浜病院事務局長。
◎
長浜病院事務局長(藤居敏君) (登壇)議案第95号 令和元
年度長浜市
病院事業会計決算の認定につきまして補足説明をさせていただきます。 本件につきましては、地方公営企業法に基づき、議会の承認をお願いするためにご提案申しあげるものでございます。 長浜市病院事業につきましては、市立長浜病院、長浜市立湖北病院の両病院が、それぞれの特性を生かしながら医療サービスの向上を図るとともに、地域ニーズに沿った医療を安定的かつ継続的に提供できるよう、診療体制の充実に努めております。 長浜病院では、昨年3月に地域がん診療連携拠点病院の指定更新を受けることができ、がんに悩む患者さんとその家族を支援する拠点病院として拡充を図ることができました。 同年4月には、将来の病院経営の中核とすべく予防医療を推進するため、新たにヘルスケア研究
センターを設置いたしました。 また、消化器内科3人をはじめ、小児科1人、放射線治療1人、脳神経外科1人、ヘルスケア研究
センター1人と多くの常勤医師を迎えることができ、診療体制の充実を図ることができました。 さらに、病棟機能強化の充実を図り、患者さんが安心して療養いただく環境を整備するため、令和元年度から本館の大規模改修事業を実施しております。 湖北病院につきましては、一般病棟では整形外科の患者数と単価が増となり、療養病棟では泌尿器科の患者数が増となったことで入院収益が増収となりました。 平成31年3月に地域医療構想に沿った適正な病床数となるよう見直しを行い、効率的な病棟運営を図ることができました。 中之郷診療所、地域包括支援
センターの受託運営は2年目となり、北部地域の医療・介護の連携を高め、地域に必要な医療の提供に努めております。 費用面では、医療機器の更新や建物の改修を最小限にとどめ、経費削減に取り組み、修繕や委託の経費等を抑制することができました。 両病院とも、本年度は依然として続く医師確保の問題や経年劣化した施設、機器の更新による経費負担が増加する一方、新型コロナウイルス感染流行による入院患者数、外来患者数の大幅な減少を受け、以前にも増して厳しい経営環境が続いているところでございます。 それでは、決算書の5ページ、損益計算書でございますが、医業収益の合計額は144億5,865万円で、これに対する医業費用合計額は154億8,789万円となり、差引き10億2,924万円の医業損益を計上することとなりました。 次に、医業外収益は15億9,174万円で、これに対する医業外費用は10億3,007万円となり、差引き5億6,167万円の医業外利益となりました。医業収支と合わせますと4億6,757万円の損失となり、前年度比4億7,615万円の改善を図ることができました。平成30年度から2か年連続での改善となりました。しかしながら、前年度繰越欠損金の73億7,840万円と合わせまして、当年度未処理欠損金は78億4,605万円となり、欠損金がさらに拡大することとなりました。 病院ごとに申しあげますと、6ページ、長浜病院では3億8,265万円の損失となりましたが、前年度比3億3,637万円改善をいたしました。外来の医業収益を大きく伸ばすことができたことから、改善につながったと考えております。当年度未処理欠損金は66億7,760万円となりました。 7ページ、湖北病院におきましては8,492万円の損失となりましたが、前年度比1億3,973万円改善しております。入院の医業収益を大きく伸ばすことができたことが、改善につながったと考えております。当年度未処理欠損金は11億6,846万円となり、この未処理欠損金につきましては、10ページ、欠損金処理計算書の記載のとおり、翌年度繰越欠損金として繰越しさせていただくものとなります。 次に、患者数の状況でございます。 45ページをご覧ください。長浜病院では、1日平均の外来患者数は909人、入院患者数は382人となりました。 51ページをお願いします。湖北病院では、1日平均外来患者数は288人、入院患者数は115人となったところでございます。 以上、概要をご説明申しあげました。 病院事業を取り巻く情勢は、非常に厳しい状況が続いておりますが、一方で今回の新型コロナ感染症流行を受け、市民の皆さんや企業の皆様からは、PCR検査機器をはじめ、様々なご支援をいただきました。また、市内の学校からは温かい応援メッセージもいただいております。本当にありがとうございました。今後も、湖北医療圏域の中核を担う基幹病院として、両病院がそれぞれの特徴を生かしつつ、地域ニーズに沿った質の高い医療を安定的かつ継続的に提供し、経営の健全化に努めてまいりたいと考えております。 何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申しあげ、議案第95号の補足説明とさせていただきます。
○議長(
柴田光男君) 湖北やすらぎの
里施設長。
◎湖北やすらぎの
里施設長(田中正樹君) (登壇)議案第96号 令和元
年度長浜市
老人保健施設事業会計決算の認定につきまして補足説明を申しあげます。 当事業では、特に高齢化が進展する長浜市北部地域において、介護ニーズに応えるべく、湖北病院や訪問看護ステーションと連携を図り、看護と介護を必要とする方に、その人の心身の状態に応じたリハビリテーションなどの医療サービスと、生活実態に応じた日常生活の介護サービスを一体的に提供しております。 令和元年度は、在宅復帰支援及び在宅療養支援を重点目標に掲げ、リハビリテーション機能の強化に努め、より高い介護サービスが提供できるよう必要な人員の確保と、利用者が安全に快適な生活ができるようサービスの向上に取り組んでまいりました。 入所者延べ人数は、決算書26ページでございます。 短期入所者数を含め2万9,655人、1日平均81人、入所者利用率は96.5%となりました。通所者延べ人数は1,897人、1日平均7.9人となりました。 次に、損益計算書につきましては、5ページ、6ページでございます。 療養収益の合計額は4億3,442万円、これに対します療養費用の合計額は4億3,911万円で、差引き469万円の損失となりました。療養外収支については、28万円の損失となりました。特別利益は1,488万円、特別損失は1,481万円を計上しております。よって、令和元年度決算では、490万円の純損失を計上することとなりました。 当年度未処分利益剰余金は、前年度からの繰越利益剰余金7,741万円から当年度純損失を控除して7,251万円となりました。この未処分利益剰余金につきましては、8ページの剰余金処分計算書のとおり、繰越利益剰余金として繰越しをいたします。 9ページからは、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を掲載しております。 20ページの未収金明細及び21ページの未払金明細ですが、いずれも現時点で全て収納済み、支払い済みとなっております。 以上、令和元
年度長浜市
老人保健施設事業会計決算の概要でございます。今回の
新型コロナウイルス感染症に対しましては、万全を期して施設内の感染防止対策に取り組んでおります。併せまして、湖北病院や関係機関、近隣の介護施設とのさらなる連携強化を図り、利用者の在宅復帰支援、在宅での療養支援を行い、地域の方々から信頼、安心される事業運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。 何とぞよろしくご審議を賜りますようお願い申しあげ、議案第96号の補足説明とさせていただきます。
○議長(
柴田光男君)
下水道事業部長。
◎
下水道事業部長(下司一文君) (登壇)議案第97号 令和元
年度長浜市
公共下水道事業会計決算の認定につきまして補足説明をさせていただきます。 滋賀県内の下水道整備は、4つの処理区から成る琵琶湖周辺流域下水道で処理する計画により、県が処理場と流域幹線を、市が区域内の家庭や工場からの下水を集めるための管渠を整備し、現在それぞれの責務で下水道の機能維持に努めております。 長浜市では、管理の効率化を図るため、農業集落排水の公共下水道への接続を進めるほか、施設の長寿命化による予防保全型の維持管理に努めているところでございます。 それでは、決算書の1ページ、2ページをご覧ください。収益的収入及び支出は、収入額43億1,670万円に対し支出額は37億7,759万円となり、差引き額は5億3,911万円の黒字決算となりました。 次に、3ページ、4ページ、資本的収入及び支出ですが、収入額23億6,601万円に対し支出額は40億4,748万円となり、収入が支出に対して不足する分は、当年度分損益勘定留保資金等で補填しています。 続きまして、5ページは損益計算書でございます。当年度決算で4億9,057万円の利益を計上することができました。 未処分利益剰余金は、6ページの剰余金処分計算書のとおり、当年度純利益については、減債積立金に積立てを行い、前年度に積み立てた減債積立金相当額については、企業債償還に使用したため、資本金への組入れ処分を行う予定としております。 7ページ、8ページは貸借対照表です。令和2年3月末の資産、負債、資本を総括的に表したものでございます。 10ページからは事業報告書となります。 12ページ、業務量の前年度比較では、農業集落排水の接続により水洗化人口は増加していますが、年間有収水量は、市内営業所の撤退が影響し減少となりました。 経営指標では、使用料単価が155.9円、汚水処理原価は119.9円となり、経費回収率は、必要とされる経費水準に達している状況でございます。 16ページは、キャッシュフロー計算書です。末尾にありますとおり、資金期末残高は9億470万円でございます。 今後は、本年策定いたしました中期経営計画に沿ったさらなる運営の合理化に努め、健全経営に向け取り組んでまいりたいと考えております。 何とぞよろしくご審議賜りますよう申しあげまして、議案第97号の補足説明とさせていただきます。
○議長(
柴田光男君) ただいま提案のありました議案中、議案第83号については、本日採決をしたいので、ただいまから質疑を行います。 発言の通告がありますので、これを許します。
中嶌康雄議員、登壇願います。
中嶌議員。
◆23番(
中嶌康雄君) (登壇)議案第83号 令和2年長浜市
一般会計補正予算(第5号)、款11災害復旧費、項4文教施設災害復旧費、目3保健体育施設災害復旧費について、
長浜市民体育館の浸水対策及びフローリング修繕等につきまして、補正額1,200万円、内訳といたしまして、市債1,160万円、一般財源40万円の計上がされております。なぜこれが災害復旧なのでしょうか。 私たちは、毎月定例委員会を開催しております。これまでの災害復旧では、農政課、北部振興局が丁寧な説明をされ、長浜市
都市建設部長からは市内の災害概要の説明がありましたが、
長浜市民体育館の浸水対策については、被害報告をされておりましたか、浸水ですよ。当時の担当委員長さんは報告をされていないと断言されております。また、年々老化対策を講じてきたのに、対応が遅かったのではないか、市の管理体制に疑問を感じます。当初予算なら、なぜ予算化し得なかったのか。施設を大事にする心がけがあるなら、数か月でフローリングに水が埋まるでしょうか。さらに、先日の質問で、駐車場増設をとの声に担当部長が不足を認めていらっしゃいます。一方で、今頃になって、温水プールの立地を模索されており、先を見ての判断がされていない計画に議会のふがいなさも十分感じております。 隣接市道、市道宮司石田線の整備も計画に上がっていない中で、大型のスーパーの建設が始まっております。まず、子どもたちだけで気軽に行ける安全な場所ではない状況になっております。長年、市民会館も耐震化ができていないという判断の中で、建設を我慢し、分散活用してしのいできました。この体育館も使用を限定し、分散活用し、新施設建設まで少し我慢する必要があると考えます。体育館には、旧鏡岡中体育館も存在し、利用が少ないと想定される高時小、伊香具小学校やツインアリーナもあります。市全域を考え利用するのが本意ではないでしょうか。スクラップ・アンド・ビルドを反対にできないのではありませんか。壊すべき体育館は放置し、これは皆さんもどこを壊すかご存じだと思いますが、議員の皆さんも。修繕せず、なぜここが災害復旧で修繕することになったのか判断がしかねます。既に市民ホールや多目的体育館をどうするか検討はされているのではないでしょうか。借金してまでも直さなければならない施設でしょうか。ここは、先般の市民会館のように売却し、建て替えるべきと判断します。 その判断理由として、競技スポーツ大会を開催し、観戦できる環境整備になってないということ。 2点目、あらゆる年齢層の市民がそれぞれの目的や体力に合わせていつでも気軽にスポーツや健康づくり、体力づくりを推進する環境生活の中に運動を取り入れた、健康で楽しい生活を送れるよう運動のきっかけづくりの提供として、運動継続のための支援ができている環境が整っていないこと。 3つ目、大規模災害時災害拠点としての機能や十分な駐車スペースの確保やユニバーサルデザインの採用など、様々な面から市民生活をサポートする環境コミュニティの観念の導入機能を備えた整備ができていないこと。 4番目、全国規模のスポーツ大会や大規模イベントを想定した部屋数を確保するとともに、大会議室等は仕切りができるように複数の部屋に分割できるなどの柔軟な対応をした整備ができていないこと。 ユニバーサルデザインの取組例として、バスからアクセス路や駐車場スペースへの配慮、分かりやすい案内表示や音声、視覚による情報伝達の配慮、多目的トイレ、授乳スペース、キッズスペースなどの設置、車椅子の観戦スペース、競技者の車椅子置場など、全ての人がスポーツをする、見る、支えるに参画できるようにした配慮がされていないこと。 6つ目、空調設備が整っていないこと、防災性にも欠けること。 7番、大規模災害時に長期的な避難所として対応できる施設整備、長期的避難を考慮し、災害用電源や貯水タンク等を備えた災害時の拠点として施設整備などが必要なこと。 これらの機能を現施設は保有いたしません。もうここに投資するだけの無駄になります。市内に建て替える候補地はたくさんございます。11月19日まで会期はございます。継続して委員会で十分今後の避難施設や神照運動公園の整備、取壊し予定の体育館の存在など、実態を十分考慮した上で、議員各位の皆様の賢明なるご判断をお願いしたいと思います。
○議長(
柴田光男君)
市民協働部長。
◎
市民協働部長(江畑仁資君) 7月の豪雨による
長浜市民体育館の浸水は、短時間の大量降雨が原因で屋根部の排水が間に合わず、屋根と壁面の接合部から雨水が浸入したものです。通常の降雨時は正常に排水されており、今回のような被害は現在まで確認しておりません。したがって、7月8日未明の豪雨は、排水機能の限界を超えた降雨で、不可抗力の災害であると認識をしております。今回、上程した補正予算案は、床面の反りが発生いたしました1階アリーナのフローリングの研磨、Pタイルの剥がれなどが発生した2階エントランス床面の張り替えなど、機能の復旧に必要な最低限の修繕を行う費用となっております。今回の復旧は、施設利用者の安全安心を確保するための機能回復を目的としており、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 なお、
長浜市民体育館を含むスポーツ施設の在り方については、議員からのご提案をいただきました点も踏まえ、公共施設等総合管理計画の方針に基づき対応をしてまいります。 以上でございます。
○議長(
柴田光男君)
中嶌議員。
◆23番(
中嶌康雄君) 私はあの現場を見させていただきました。フローリングについては、うちの技術職員が一生懸命直してくださって、何ら問題なくご使用されていました。また、2階につきましても、私、ちょっと足が悪いんですけれども、上がってまいりました。Pタイルが確かに剥がれておりましたが、2階はとてもお年寄りが上がれるような現状ではございません。もうここに投資するだけの資金力が無駄になります。
市民協働部長も、苦しいご答弁をされておると思います。
市民協働部長は、かつて防災危機管理監をなさっておられました。あの体育館が防災の拠点になるということは十分ご承知やと思います。さらには、駐車場が不足されているということを前部長がこの議会でご判断されてます。その中において、幾ら借金をして、ここに直すだけの機能が必要でしょうか。私は、市長のご英断をいただいて、市民会館のように6億円で売却していただいたら、非常にまた市民の皆さんも喜んでいただけると思います。市民会館は6億円で売却しておられますが、この体育館はそれ以上に売却できると思います。なぜなら、市民体育館は安易に壊せる建物だからです。さらに、鉄骨は売却できます。市長の手腕であれば、すぐに計画を立てていただいて、ここを、立派な体育館を別の敷地に建て替えることは市民の願いやと思います。さらに、見に行ってください。現状を見ていただきますと、周りの樹木はほったらかし、フェンスは穴だらけ、一等地にありながら非常にみすぼらしい環境にあります。将来的に市民の命を守る環境整備としての体育館も必要です。防災の拠点としての体育館も必要です。私はこのことを訴えて、
総務教育常任委員会の皆さんの常識を、判断をお待ちしたいと思います。 以上です。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
柴田光男君) 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもって質疑を終結いたします。 それでは、議案第83号につきましては、お手元の議案付託表のとおり予算
常任委員会へ付託します。 議案第83号につきましては、休憩中に委員会審査をお願いします。 ついては、予算
常任委員会各分科会開催に当たり、
委員会条例第21条により関係説明員の出席を求めます。 予算
常任委員会開催のため、暫時休憩します。 (午後0時09分 休憩) (午後3時43分 再開)
○議長(
柴田光男君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。 議案第83号について、予算
常任委員長から委員会審査の結果報告を求めます。 予算
常任委員長 中川 勇議員、登壇願います。 中川議員。
◆予算
常任委員長(中川勇君) (登壇)予算
常任委員会の審査結果をご報告申しあげます。 令和2年
長浜市議会9月定例会におきまして付託を受けました議案第83号 令和2
年度長浜市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、本日
産業建設分科会及び総務教育分科会を開催し、当局からの説明を求め、慎重に審査を重ね、その後、予算
常任委員会を開催し、各分科会からの報告を受け、総括的な審査を行ったところであります。 その結果、議案第83号 令和2
年度長浜市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、審査過程において、事務遂行に当たり指摘や意見、論議された事項の主なものとして、分科会における審査経過の概要を申しあげます。 議案第83号 令和2
年度長浜市
一般会計補正予算(第5号)のうち、林業施設災害復旧事業費について、森林所有者等の利用頻度が高い路線等の復旧を図るため予算を補正するとの説明に対し、委員から、利用頻度が低い路線等への対応はされないのかとの問いがあり、
林道のパトロールをして今回被災した路線等を確認している。また、車で行けない箇所については、地元から声かけいただいているので、今回被災した路線等は全て網羅している。また、補正予算で対応していないものについては、現計予算、予備費等で対応しているとの回答がありました。 次に、保健体育施設災害復旧事業費について、今回の
長浜市民体育館の復旧に当たり、事前に委員会への報告がなく、現場の調査等も行えなかったので、必ず事前に報告いただきたいとのご意見に対し、委員会へ報告ができておらず、申し訳ない。今後に当たっては、必ず事前に委員会へ報告するとの回答がありました。 また、委員会の資料について、施設の被災の原因が分かる写真等も添付すべきとの意見に対し、今後、資料の作成に当たっては、原因や状況等の分かる資料を添付するなどしっかりと取り組んでいきたいとの回答がありました。 最後に、審査の過程において、委員からの意見や指摘、議論された事項の中で、特に付言すべきと考えられた事項を申しあげます。 今回の保健体育施設災害復旧事業に当たっては、必要最低限の復旧に限定し、今後本市における体育館の将来的な建て替えを含めた検討を進めていただくよう付言いたします。また、復旧事業への追加の投資がないように付言いたします。 そのほかは、特に付言すべきと考えられた事項はありませんでした。 以上で予算
常任委員会の審査結果報告を終わります。
○議長(
柴田光男君) ただいまの報告に対して質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
柴田光男君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 それでは、これより採決をいたします。 採決は電子採決により行います。 議案第83号 令和2
年度長浜市
一般会計補正予算(第5号)について、
予算常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 表決漏れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
柴田光男君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は22人で、多数であります。 よって議案第83号については可決されました。─────────────────────
△日程第9
意見書案第1号 少
人数学級を求める意見書
意見書案第2号
新型コロナウイルス感染症の
PCR検査拡充を求める意見書
議員提案説明
○議長(
柴田光男君) 日程第9、
意見書案第1号、
意見書案第2号についてを議題といたします。 まず、
意見書案第1号 少
人数学級を求める意見書について、提案理由の説明を求めます。 高山 亨議員、登壇願います。 高山 亨議員。
◆12番(高山亨君) (登壇)
意見書案第1号 少
人数学級を求める意見書についてご提案させていただきます。
意見書案文を読む形で提案をしたいと思いますが、文中に35人学級とあります。低学年、1年生が国の基準で35人定員、2年生以降は、あるいは中学生は40人学級定員となっています。しかしながら、滋賀県においては、2年生あるいは3年生以降も35人学級を推進すべく、その多くが35人学級となっているとも聞いております。今回、35人学級で統一をしながら提案をさせていただきたいと思います。
意見書案第1号。 少
人数学級を求める意見書。
新型コロナウイルス感染症は、子どもたちの学びに大きな負担を強いることになりました。開校後の学校は、夏休みの短縮、マスクをつけての授業、現在の35人学級では、感染症予防のために児童生徒の身体的距離を確保することも困難な状況にあります。これから必要となる子どもたちのケアや学習の遅れへの対応は、35人学級では難しいと考えます。分散登校中の少人数授業で、授業がよくわかり、子どもたち一人一人の顔が見えて丁寧に接することができることを、学校や教員は実感しました。 その状況のもとで、7月に全国知事会会長、全国市長会会長、全国市町村長会長の三者が連名で、新しい学びの環境整備に向けた緊急提言を発表しました。提言は、子どもたちの学びを保障するには、「少
人数学級により児童・生徒間の十分な距離を保つことができるよう教員の確保が必要」と強調し、少人数編成を可能とする教員の確保など財政措置の拡充も求めています。政府の骨太方針閣議決定でも、「少人数」がはじめて盛り込まれました。これを受けて、脆弱な教育条件を抜本的に改善し、豊かな学びと子どもたちの安全安心の学校生活を保障するために、国の責任で少
人数学級を実現されるよう強く求めます。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。2020年(令和2年)9月29日 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 内閣官房長官 総務大臣 文部科学大臣 宛
長浜市議会議長 どうぞご審議よろしくお願いいたします。
○議長(
柴田光男君) 次に、
意見書案第2号
新型コロナウイルス感染症の
PCR検査拡充を求める意見書について、提案理由の説明を求めます。 浅見信夫議員、登壇願います。 浅見議員。
◆13番(浅見信夫君) (登壇)それでは、
意見書案第2号の提案をいたします。 感染症対策については、たくさんの分野がありますけれども、今回、
意見書案第2号としては、
PCR検査拡充に絞って意見書を出しております。 案文を朗読いたします。
意見書案第2号。
新型コロナウイルス感染症の
PCR検査拡充を求める意見書。 新型コロナウイルスの感染拡大は、極めて憂慮すべき事態となっています。滋賀県でも、感染の拡大が広がり陽性者数累計は452人(9月1日現在)となりました。 これまで、検査の絞り込みで誰が感染者かわからない状態が続き、施設内での感染が広がる中で、クラスター対策に追われている状況が続いていました。 厚生労働省は8月7日付けで、「新型コロナウィルス感染症に関するPCR等の検査体制の更なる強化について」の事務連絡を通知し、行政検査の範囲を従来の濃厚接触者に限らず広げる方針を示しました。 小まめな手洗い、マスクの着用、三密を避けるなど、お互いが感染防止対策を講じるのはもちろんですが、今日の感染急拡大を抑制し、不安を解消するには、PCR等検査を大規模に実施し、陽性者を隔離・保護する取り組み以外にありません。感染を疑われる人すべてを速やかに検査するなど積極的な検査戦略に転換することが求められています。 国におかれましては、何よりも国民の生命と健康を守ることを最優先に、感染拡大の防止対策などを総合的かつ強力に推進するため、下記事項について措置を講じるよう強く求めます。 記。1 感染震源地(エピ
センター)を明確にし、その地域の住民、事業所の在勤者を対象にPCR検査を実施すること。2 医療機関、介護施設、福祉施設、保育園・幼稚園、学校など集団感染によるリスクが高い施設に勤務する職員らにPCR検査を行うこと。3 陽性者を隔離・保護・治療する体制を緊急に作り上げること。4 上記施策を実施するため十分な財源を確保し、自治体や医療機関に対して財政的支援を行うこと。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。2020年(令和2年)9月29日 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 厚生労働大臣 経済産業大臣 経済再生担当大臣 宛
長浜市議会議長 どうかよろしくご審議をお願いいたします。
○議長(
柴田光男君) 本日の日程はこれをもって全部終了いたしました。 お諮りします。 明9月4日から9月13日までの10日間は、議案熟読のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
柴田光男君) ご異議なしと認めます。 よって明9月4日から9月13日までの10日間は休会とすることに決定いたしました。 9月14日の会議は、午前10時に再開し、上程議案に対する質疑及び会派代表による一般質問を行います。 なお、発言通告書は内容を詳細かつ具体的に記入の上、9月7日正午までに議会事務局へご提出ください。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでございました。ありがとうございます。 (午後3時57分 散会) 会 議 録 署 名 議 員 議 長 柴 田 光 男 議 員 矢 守 昭 男 議 員 吉 田 豊...