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03月07日-03号

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  1. 長浜市議会 2019-03-07
    03月07日-03号


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    平成31年第1回定例会          平成31年長浜市議会第1回定例会会議録────────────────────────────────────平成31年3月7日(木曜日)────────────────────────────────────議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 各議員個人・一般質問────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 各議員個人・一般質問────────────────────────────────────応 招 議 員 ( 26名 )出 席 議 員 ( 26名 )  1番 宮 本 鉄 也 君            2番 千 田 貞 之 君  3番 鋒 山 紀 子 さん           4番 松 本 長 治 君  5番 多 賀 修 平 君            6番 伊 藤 喜久雄 君  7番 矢 守 昭 男 君            8番 佐 金 利 幸 君  9番 浅 見 信 夫 君            10番 鬼 頭 明 男 君  11番 斉 藤 佳 伸 君            12番 高 山   亨 君  13番 山 崎 正 直 君            14番 中 嶌 康 雄 君  15番 竹 本 直 隆 君            16番 西 邑 定 幸 君  17番 轟   保 幸 君            18番 柴 田 光 男 君  19番 草 野   豊 君            20番 中 川 リョウ 君  21番 藤 井   登 君            22番 吉 田   豊 君  23番 丹 生 隆 明 君            24番 中 川   勇 君  25番 押 谷 與茂嗣 君            26番 西 尾 孝 之 君────────────────────────────────────欠 席 議 員 ( 0名 )────────────────────────────────────事務局出席職員氏名 事務局長   改 田 文 洋 君       次長     岩 崎 公 和 君 副参事    木 田 小百合 さん      主幹     山 田   均 君────────────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君 総務部長   米 澤 辰 雄 君       総合政策部長 古 田 晴 彦 君 市民協働部長 北 川 賀寿男 君       市民生活部長 八 上 弥一郎 君 健康福祉部長 且 本 安 彦 君       産業観光部長 松 居 雅 人 君 都市建設部長 山 田 昌 宏 君       下水道事業部 藤 本 茂 良 君 防災危機管理局長               北部振興局長 栢 割 敏 夫 君        江 畑 仁 資 君 長浜病院事務局長               会計管理者  寺 村 治 彦 君        藤 居   敏 君 教育長    板 山 英 信 君       教育部長   米 田 幸 子 さん 財政課長   内 藤 正 晴 君       財政課副参事 中 村 哲 夫 君────────────────────────────────────    (午前9時00分 開議) ○議長(松本長治君) 皆さん、おはようございます。 それでは、あらかじめご連絡申しあげましたとおり、会議規則第9条第2項の規定により、開議時間を繰り上げ、これより本日の会議を開きます。───────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本長治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において佐金利幸議員柴田光男議員を指名いたします。───────────────────── △日程第2 各議員個人・一般質問 ○議長(松本長治君) 日程第2、これより議員個人による一般質問を行います。 一般質問に入る前に、議員及び当局の皆さんにあらかじめお願いをいたします。 一般質問については、全て質問席からの小項目一問一答方式といたします。回数は3回まで、質問時間は40分以内と決められておりますので、念のため申し添えます。 また、重複する質問につきましては、既に答弁されている内容を十分勘案いただき、省略又は不足する内容のみにとどめていただくなどの調整をお願いするとともに、答弁に当たっても同じ回答を繰り返すことにならないよう簡潔明瞭に発言いただき、議事運営にご協力いただきますよう、よろしくお願いをいたします。 それでは、発言通告表の順位により順次発言を許します。 まず、丹生隆明議員、登壇願います。 丹生隆明議員。 ◆23番(丹生隆明君) (登壇)皆さん、おはようございます。今日は1番ということでいささか緊張しておりますが、お手柔らかにお願いします。議長の許可を得ましたので、発言通告いたします。 今回、私が発言しますのは、まず水道事業について発言したいと思います。これは長浜水道企業団の議会議員の方がおられまして、その専門分野に精通されておられる方の領域に入る関係上、私は総論的なこと、そして安全に関することとか、そういうことを申しあげたいと思いますが、一部事務組合に委託されている関係上、私はそもそも細かな安全とか、水道料金だとか細かなとこ、多少は触れるかもしれませんが、主な広義の面で質問したいと思いますので、その旨よろしくお願い申しあげます。 項目は多かったんですけど、やはり削除する面が多いもんですから、最初の通告文の内容からかなり減りまして、できる限りの面でお許しを願いたいと思います。 まず、水道事業について。人口減少で水そのものの需要が減っている中、水道施設が老朽化しているのに、修理、保全する人材に加え、財政基盤もぜい弱になりつつあるため、それらを強化しようとする内容を含むコンセッション方式を導入する改正水道法が国会で審議され、あのときはわずか80時間という短い時間で水道法が改正されました。これは生命と命に根幹する重要な問題であるから、私はこの問題を今回取り上げました。 コンセッション方式を導入する水道改正法については、水道民営化強行による国民の命が危機にさらされているといわれております。海外では料金高騰や水質悪化で死者も出ています。そして、外国、パリではマクロン政権ありますが、今暴動も、世間でテレビでも流れておりますが、民営化、民営に移譲したため、3倍の水道料金だという異常な事態。アメリカではシェールオイルの岩盤突破によって、水道からガスや油が出てくるという、それも過去のテレビでも報道されました。そういう生命の存続に係る命の水について、どのように皆さんは理解されているか分かりませんが、私はこのことは声を大にして訴えたいと思っております。 それで、水道の法改正案の内容としては、5項目あるわけですが、一つ目が関係者の責任の明確化。2番目が広域連携の推進。3番目が適切な資産管理の推進。4番目が官民連携の推進。5番目が指定給水装置工事業者制度の改善ということになっております。 ちなみに水道の料金で、補足説明ですけど、夕張なんか、私の調べたところ、6,841円。一番安い所で、兵庫県赤穂市では853円。日本水道協会では、平均3,228円。コンパクトシティ構想も考える自治市もあるということです。この水道料金、これちょっと余分な領域になるかもしれませんが、ここにおられる皆さんが今後切実な問題として捉えるべきではないかと私は思います。 先般、水道の料金の改定のパンフレットが、私が文書を作成した後に水道だより出ていまして、皆さんも読んでもらったと思うんですけど、その平均値に対して、今、長浜市が決して高いとは私は思いませんが、今後の動向を踏まえ、水道の寿命化というものが間近に控えている中、これは切実なる問題だと思います。 それで、次、施設の所有権は公的機関に残しながらも、運営は民間事業者に任せるとされています。これ、コンセッション方式のことですけども、この方式では、民間事業者は自分たちの工夫で料金徴収を伴う公共施設の運営を行うことができます。運営権を民間に売却できるので、その代金で自治体の赤字を減らすことが可能となります。また、採算意識を持った民間事業者が独自の経営スタイルで運営するため、自治体の運営のリスクを抱え込まなくても済むことになります。 しかし、この方式では、民間事業者に運営権と料金の徴収権を渡すことになるため、私たちの大切な生活インフラである命の水、水道を利益重視の競争原理にさらすことになる可能さえ考えられます。私はこれには賛成していないし、自治体でもやっぱりこれは民間業者にすると品質、とにかくQCというもの、クオリティーコントロールですけど、品質管理というものがないがしろにされる。それは重大な問題です。利益ばっかり誘導して、結局品質が、QCが保たれないっていうことになると、これは大変な問題です。カーメーカーでも今リコール等がいっぱい出ていますけど、これはやっぱり利益誘導で量で、利益誘導するためにQCがおぼつかないという。トヨタもありましたし、そして富士重工もありましたし、新聞紙上でリコールいっぱいありますわね。これ余分、ちょっと脱線するんで、すんません、そこまでにしておきますけど。 それで、どこまでいったかということですけど、水道の、水道法の大きな改正については16年ぶりで、時代に合ったものにしようという趣旨は分かりますが、基本的に自治体が広く連携し、助け合って水道を維持しようという趣旨の中における官民連携の推進に不安が残ります。今後、老朽化対策を含めた予算、支援等、喫緊の課題が山積する中、市が水道企業団と調整、連携の推進を図ることは重要であると考え、質問をいたします。 まず、(1)ですけど、安全安心な水道水を供給するための施設、水道管の老朽対策について。高度成長期から整備が広がってきた水道管は2016年時点で全国の約15%が耐用年数の40年を過ぎ、漏水なども多発しており、市においても施設や水道管の老朽化への対応は急務と思われます。人口減少に伴う状況で2040年には4割減といわれております。生活、生命の源である水について、憲法に定められた生存権も含め、安全安心な水道を供給するための対策が講じられるよう、市としてどのような水道企業団への支援を含めた調整や連携を行っていかれるのかを伺います。 ○議長(松本長治君) 下水道事業部長。 ◎下水道事業部長(藤本茂良君) 水道法の改正につきましては、民営化を義務付けたものではなく、経営の選択権を広げております。広域連携もその選択肢であるというふうに承知をしております。その中で、安全な水道を供給するための対策として、広域的な視点で目指すべき方向性を定めた滋賀県水道ビジョンが2月県議会の承認を得て策定されることとなり、改正水道法の趣旨である水道サービスの持続、安全な水道、強靱な水道の基本目標を県と県内の水道事業者が共有しての広域への連携の取り組みが進められております。 水道行政への本市の関わりとしましては、長浜水道企業団の経営の健全化を促進するための財政支援はもちろんのこと、上水道、下水道、両方の事務の効率的な運用を図るとして、電算システムの共同化や企業団への下水道使用料の徴収事務の委託を進め、企業団の受託収入の確保を行ってまいっております。また、消火栓管理への負担や災害時の供給応援などの連携、災害で被災した施設への復旧支援など、必要に応じ協議を行っております。 水道施設の老朽化の対応につきましては、水道企業団のアセットマネジメントにより、計画的に更新がされていくこととなります。昭和の終わりから平成10年代にかけまして、下水道事業に合わせた水道管の敷設替えが進められたことにより、比較的新しい水道管路が多くを占めているという状況と聞いております。 水道事業の、水道企業団の地域水道ビジョンでは、事業の再編や施設統合などの主要施策が掲げられており、市としても将来にわたり市民の皆様に安全に使用いただける水道となるようしっかりと連携し、支えていきたいと思っているところでございます。 ○議長(松本長治君) 丹生隆明議員。 ◆23番(丹生隆明君) 再問ですけど、今言われました、私は水道管網羅すると全国のは地球2周半とかいうて、すごいんです。長浜市の水道も領域にわたっておりますから、その水道管の総延長たるや、大変なものです。トンネルとかがあって、地域地域に分かれているんですけど、その工事費でもやはり形状、地形、そういうものに関係すると、その工事費たるやすごくかかるという。だから、今の地域地域によって水道料金、今ありますね。それ今平準化しようとされています。それはいいと思うんですけども、私、やはり40年といわれている耐用年数が各地に今表れているんです、顕著に。 それで、その状況というものを説明されて、耐用年数が今発生している箇所はどこら辺がこれから予測されてくるんかというのが、皆、旧市町村のときの工事がいつだったかということも全然分かっておりません。私が分かっておりませんし、皆さんも分かっていない。そうすると、経費がこれからどんどんどんどんかかってくるわけですよ。その点についてはどのように調査されて、今後それを十分周知徹底されて報告されるのかをちょっと質問したいと思います。 ○議長(松本長治君) 下水道事業部長。 ◎下水道事業部長(藤本茂良君) 今おっしゃったとこら辺は、水道企業団が担うべき問題であって、課題だというふうに思っています。市としましても、市民生活に直結する水道でございます。課題の認識を共有して、連携してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(松本長治君) 丹生隆明議員。 ◆23番(丹生隆明君) それで、今私が一つしか質問事項なかったんですが、その中で生命、生存権ということで私言いましたけども、水道法の1章2条というのをちょっと紹介したいと思います。 総則の中の2条、責務というのがありまして、国及び地方公共団体は、水道が国民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないものであり、かつ、水が貴重な資源であることにかんがみ、水源及び水道施設並びにこれらの周辺の清潔保持並びに水の適正かつ合理的な使用に関し必要な施策を講じなければならないと書いておるんですね、2条に。これは健康を守るということを言っておるんですよ。私が言いたいのは、憲法の25条で生存権というのがあるんですわ。それは、すべて国民は健康で文化的な最小限度の生活を営む権利を有すると、日本国憲法25条に書いています。これは健康と言っている。これ水道法にも健康出ておるんですわ。 生存権ということで、健康をこれだけうたわれて、日本国憲法でも保障されている以上、やはり水というのは命なんですよ。これで私、補足で一つ言いたいのは、スーパーボランティアの尾畑春夫さんが山口の山中で。 ○議長(松本長治君) 丹生議員。 ◆23番(丹生隆明君) 2歳の男の子を助けたんですよ。あのとき。 ○議長(松本長治君) 丹生議員。 ◆23番(丹生隆明君) 2日間、3日間も生きておったのは水なんですよ。 ○議長(松本長治君) 丹生議員。次へ進めてください。
    ◆23番(丹生隆明君) すんません。これはちょっと補足になりますけど、水の大切さということを十分皆さんも認識いただいて、水に関してのことは以上にしておきます。すんません。 次に、2項目めに入ります。国民宿舎余呉湖荘についてを質問します。 国民宿舎余呉湖荘は、旧余呉町の、余呉湖荘と旧余呉町の農林漁業体験実習館の管理状況と今後の予定をお伺いします。 これは旧の余呉町で私もずっと40年はたつかどうか知らないですけど、あそこは国民宿舎で地域の人が利用し、そして隣の実習館は結婚式だとか、それで消防の会合だとか、いろんな多目的で使われておりました。けど、今、国民宿舎余呉湖荘は旧の余呉町のときに西武に渡りまして、その後トントンとほかの会社に移りまして、結局賃貸として採算も合わないということで返されて、今、荒廃されて、私も現状を見てきたときに、ガラスも割れてビニールが張られておるような状態です。それで、春になると写真や行楽に訪れる客もおられるんですけど、あまりにも無残で草は生え放題で荒廃しております。このことについて、今後の管理、私もそれどういうふうにするかっていうことを聞きたいんですけども。答弁をお願いします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ただ今ご質問にございましたとおり、現在両施設とも著しく廃墟化しており、防犯面においても非常に心配されるような状況でございます。管理状況につきましては、未利用の状況ではありますけれども、県からの土地借上料をはじめといたしまして、年間約35万円程度維持管理経費がかかっておる状況でございます。 今後におきましては、現状の利活用は不可能でございますので、施設解体を視野に入れながら関係部局との協議を進めてまいりたいと考えております。 ◆23番(丹生隆明君) 分かりました。 ○議長(松本長治君) 丹生隆明議員。 ◆23番(丹生隆明君) 質問、質問よろしいけど。私もスクラップ・アンド・ビルドじゃないですけど、つぶすこともよいか、また新たに何かに改造して使うという面もありますけど、費用対効果の面も考えますと、今現状でそれがどのように今後生かしていったらええかということも大変難しい問題だと思いますので、十分またその処置方法については考えていただきたいと思います。 以上、私の質問です。終わります。ありがとうございます。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、高山 亨議員、登壇願います。 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) (登壇)おはようございます。発言通告に基づいて質問をさせていただきます。 最初に、数日前から花粉症がひどくなって、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりとお見苦しい、お聞き苦しい点があろうかと思いますが、ご容赦ください。 それでは1点目、国民健康保険の都道府県化に伴う、2年目となりますが、来年度の見通しについて、何点かお尋ねしたいと思います。 1点目。国保の保険料については、ご存じのように加入者の多くが低所得者、いわゆる年金高齢者やしょうがい者、零細中小業者であります。派遣の方、臨時など、不安定雇用の方々も入っておられると。それに比べて企業保険のように事業主負担もなく、公費での支援に頼らざるを得ない状況もあります。それでも所得の、いわゆる公費支援があるにもかかわらず、所得の2割前後の負担、他の医療保険と比べても2倍以上になるという大変重い税負担だと考えておりますが、市としてはどのように認識をされているのか、まずお伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) 国民健康保険制度は、他の医療保険制度と比較いたしまして、年齢構成や医療費水準が高く、加えて低所得者が多いなど、構造的問題があることは十分認識をしておりまして、他の医療保険と比べて保険料が高いというところでございます。そのため、所得が低い被保険者の方に対しましては、保険料の軽減によりまして、負担軽減ということで行っております。現在、本市の軽減対象者の方は、国保加入世帯の5割を超えているというような状況でございます。 したがいまして、被保険者の負担が大きくならないよう、財政基盤の強化を求め、今後も引き続き現在の公費投入を確実に継続していただくこと、更にまた、更なる公費投入につきまして、国に対しまして強く要望をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 大変ありがとうございます。共通の認識で、非常に重いので軽減をしていこうという立場だとお聞きしました。 それを前提に、2点目に入りたいと思います。来年度の国保料について、県が確定係数での標準保険料の算定結果を出されました。それに伴って、長浜市でも来年度、保険料どうしていくのか、もう既に予定をされたと思いますが、2点目の質問の後、考えた後に追加議案でその予定議案が出されましたので、それを見ると、3%の引き上げというふうに出ております。これも予算常任委員会等で審議をしていくことにもなりますので、ここについてはその前提、私の質問の前提となるものをちょっと述べさせてもらって、次の質問へと移りたいと思います。 その前提といいますのは、来年度の県の算定結果見ますと、実に1万4,000円値上げという、率にして11.41%、大幅な値上げになっております。 都道府県化への移行準備のために長浜市では2年前に、もう既に値上げをされたところが2年間値上げを続けたら逆に余裕が出てきて黒字になったため、値下げを昨年大幅にできることになったという経過があります。1万3,000円の減となって、都道府県化て、こらええなと勘違いをされるような状況もあったのではないかと思うんですが、残念ながら、統一化の方向は決して安いレベルではなくて、結局はかなりの値上げをこれからしないといけないような国や県の方向となっています。 急に値上げをするというのはあまりにもひどい対応、仕打ちではないかと思いますので、先日、長浜市の国保運営協議会、これが開かれまして、その傍聴に行かせていただきました。そこではやっぱ委員の方からも、そんな急に値上げをしたら利用者は納得しないだろうと。加入者は納得できないだろうと。医療費値上げ分の2.7%、この間上がっているようですが、せめてそれぐらいに抑えてもらわなければという強い意見が出ておりました。結果、市としてはその運営協議会の意見を聞きながら、3%に大体設定をされたと考えておりまして、少し安堵はしたわけです。 でも、5,000円を超える値上げに、それでもなります。加入者の負担がやっぱり軽くなるわけではありませんので、私としては現状維持を何とか維持していただきたいという意見であります。近隣の滋賀県内の、都道府県の状況を聞きますと、現状維持が多いというふうに聞いています。それと並んで何とか基金も使いながら維持していただきたいなということです。 ということで、3点目に入ります。国保料については均等割という時代にそぐわない、かつ他の保険にはない制度が残されています。これが特に子育て世帯にとっては大変苦しい、そんな負担になりまして、子育て支援と長浜市でも強調しておりますが、それに完全に逆行する制度となっています。 昨年3月議会、1年前にも浅見議員が取り上げておりまして、そのときの回答が、本市だけが減免をするのは難しいと。それをやれば他の被保険者や市民全体で負担を負うということになり、財源問題が生じるというふうに当時の部長が回答をされています。これは当然のことだと思います。一部に負担が重くのし掛かる以上、それを全体が支えるということは当然ではないかと思いまして、それを前提にもう一度市に独自軽減策を検討していただきたいと思いますが、市のご見解をお願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) お答えをさせていただきます。 平成30年の第1回及び第4回の定例会でもお答えをさせていただきましたように、子育て世代の負担、保険料負担の軽減につきましては、今ほどご案内ございましたように、1市町での検討ということではなく、やはり国の制度として議論がされる必要と考えておりますので、現段階では長浜市単独の実施ということは考えておらない状況でございます。 なお、現行制度におきましても、被保険者の多い世帯では軽減判定基準額が高くなるため、子どもの多い世帯は保険料の軽減といった制度の適応がなりやすい状況になっております。更に、今回制度改正もございまして、31年度からその適応範囲を拡大するための関係条例の改正もこの定例会に上程をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 再問したいと思います。 大変難しい国の子育て世帯への軽減策、それで何とかというお答えやったと思いますが、この均等割ということ自体が人頭税的な、いわゆる時代錯誤の税制ではないかという指摘があります。そういう面で、国に検討を求めていかれるっていうことは同意していただけますか。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) これまでからも国に対しましては市長会でありますとか、各関係機関の協議会等を通じまして、国に要望をしておりますので、引き続き要望のほうは進めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。再々問をしたいと思います。 そういうお答えなんですが、市独自では均等割は国の制度なので変えようがないということなんですが、全国の自治体で独自軽減措置を採る自治体が増えてきております。つい最近、2月14日、ある新聞の記事に出ておりましたが、岩手県の宮古市、ここで国保税の子どもに対する均等割を免除という予算案を出されました。子育て世帯の経済的支援が主な目的ということがはっきりしておりまして、対象501世帯、高校生までの800数十人を見込んで、財源はふるさと寄付金、市長にお任せ、なんというものを活用するとのことだそうです。本市とは規模が違うんですが、国や県がやらなくても市独自で必要ならできる、やれる、そういうことを示しているのではないかと思います。 もう一つ、人口規模が同じぐらいの埼玉県ふじみ野市という所では、第3子以降、均等割免除の条例、全額は無理だけれども、本市の保育料みたいに多子世帯、第3子については免除していこうと。そういうことを考えられたということです。対象203人、減免額733万円。こういう金額で対応されていますので、こうしたことで参考にされて、少しでも軽減策を市として講じていただけないか、再度お尋ねします。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) いろいろとご提案を頂きまして、ありがとうございます。 今ほどご提案を頂きましたような他の自治体におきましても、こういった導入をされていらっしゃるということは承知をいたしております。現在、滋賀県におきましては、36年からの料金の統一といった方向で県の運営方針にも取り組みが定められ、それに向けて取り組んでおるという状況でもございますので、本市だけが減免といったことに、行うことについてはやはり難しいというふうに思っております。 また、重ねてでございますが、独自をすることによってやはり他の被保険者の方、また市全体、市民全体でその分を負っていくということにもございますので、そういったことの不公平感と申しますか、そういったものの解消ということがこれからの課題になってこようと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 子育て支援というのは、市民、国民の共通の認識といいますか、そうなっていると考えます。子育て支援でこういうふうな予算を使いたいということについては、私は十分合意が得られるものではないかと思いますので、続けて検討をお願いしたいと思います。 それでは、大きな2問目に入ります。図書館運営、司書の配置について、いくつかお尋ねしたいと思います。昨日も伊藤議員から産業文化交流拠点施設、新しくなるところの質問がありましたが、少し違う角度でさせていただきたいと思います。 アクセスの問題です。新しくなる図書館というのに注目を私はしていますが、そこにはいろんな期待の声があります。アクセスも非常に重要ではないかと考えておりまして、行きやすい、そして安全に、気軽に利用できるかどうか、それについてお尋ねしたいと思います。多くの機能、施設が同時に入ることで、子どもから高齢者、しょうがい者まで多くの市民が利用されることになります。大変利用人数も多くなってくると思うんですが、問題は駐車場かと思います。隣接部分にもあるわけですが、やっぱりそれだけでは足らないということで、南側の現商工会議所の跡地が駐車場に予定をされていると思います。ところが、市街地の中心と。昨日も夕方、大渋滞の中帰らせていただきましたが、こういう渋滞問題、これからどのように対策をお考えか、まずお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 文化福祉プラザへのアクセス道路となる周辺市道3路線を市の敷地側に広げまして、東側には3.5メートルの歩道と、新たに右折レーンを設置し、安全性を高め、交通混雑の緩和を図ることとしております。 また、駐車場につきましては、文化福祉プラザ北側に78台を確保するとともに、南駐車場でも約90台を確保し、施設利用者にご不便をお掛けしないよう、不法駐車を防止するよう、努めてまいります。 また、県道南側の駐車場については、公安委員会との協議によりまして、歩行者の安全確保を図るため、長浜西中学校前の交差点の信号で横断歩道を渡っていただき、施設の正面エントランスへ入っていただく動線となります。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 新しい道路やいろいろと考えられているんですが、再問です。 人間心理として、直線コースを行きたいと。私もそうなんですが、信号に近い所に止められたらそこを利用、安全に利用したいと思うんですが、そうでない、一番西側辺りからどうしても行きたいなと。今、横断歩道があって渡っておられますんで、そういうところの対策について、何か策はあるのか、お考えがあればお願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 動線の件につきましては、こういった利便性ももちろん重要だということで、公安委員会とも協議をしているんですけれども、やはり交差点の近くにもう一本、いわゆる横断歩道等を設けるというのは非常に安全確保の面で危険であるということから、この西中学校前の交差点の信号を、多少遠回りですけれども、回っていただくということになっております。もちろん利便性は大事でございますけれども、何よりも安全が最優先されると考えておりますので、そのような形で進めてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。様子を見ないと私も分からないところがありますので、始まってから問題が出ればまた対処をすぐにお願いしたいと思います。 2点目。新しいスタートを切られるということになりますが、その図書館の運営方法についてお尋ねをしたいと思います。全国では民間導入、民間活力導入ということで、指定管理制度を図書館にも入れるという所が増えていっておりました。ただ、図書館法に照らして営利を求めない、いわゆるお金のやりとりがないというのが図書館です。無償で誰もが等しく情報や図書サービスを受けられるという、そういう高い理念、それを今日までしっかりと日本は続けているのかなと思いますので、そういったものにそぐわない、それが民間委託ではないかと考えています。 長浜市ではそうしたお考えがないということを聞いておりますが、それでよろしいですか。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 文化福祉プラザの管理運営につきましては、民間のノウハウを活用して、隣接する民間施設や関係機関等と連携し、施設の役割である協働の取り組みが進められることも見込まれることから、指定管理者制度の導入についても有効な一手法として考えております。プラザ構成施設のうち、長浜まちづくりセンター、長浜市地域福祉センターは各条例に指定管理の定めがあり、そのうち地域福祉センターについてはプラザのオープンに合わせて指定管理者制度を導入する予定になっています。 なお、図書館については長浜市図書館基本計画に基づいて、当面直営となるところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 再問をしたいと思います。 今のお答えで、図書館は直営でという文言があったんですが、その前に当面でという、いらないのが付いていたと私は感じました。将来は指定管理に移行されるというお考えでしょうか。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 当面直営と申しますのは、基本計画にそのように記載ございまして、これにつきましては、やはり基本的には民でできることは民でという原則にのっとって、民間サービスの向上と効率的な施設運営を図っていくということも大切なことから、こういったことも含めて、当然我々としては進めていっていく必要があるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) まとめの意見をさせていただきたいと思います。 全国には民間を委託をした図書館があるんですが、問題があるということで公営に戻しているという例が増えています。民間委託が必ずしも良いというわけではなくて、図書館の場合、無駄が多いといいますか、ほとんど使われない蔵書、それは蔵の奥に奥に詰まっていきますが、それでも50年に1回、それを見たいと思って利用される方のために取っておくのが図書館というふうにも聞きました。そういう営利とは全く関係のないところで運営をされているので、民間委託は逆に失敗をされるんではないかと思いますので、今後また検討をお願いしたいと思います。直営でぜひお願いします。 3点目に入ります。図書館の基本目標に、子どもが本と親しめる図書館を目指しますというのがありますが、学校図書館、園との連携についてお尋ねしたいと思います。具体的な質問は、図書の整理検索システム、これが充実していっていると思いますが、公立図書館と小中学校の学校図書館とがネットワークで全てつながっているかどうかについて、現状をお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 現在、本市では長浜市図書館基本計画に基づき、学校での授業に必要な資料のサポートや相談、学級巡回文庫による配本など、公共図書館司書と学校司書との人的ネットワークを中心に連携を進めております。今後はその人的ネットワークの更なる充実を図りつつ、基本計画に基づき市立図書館と学校図書館の連携を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 再問しますが、人的ネットワークを充実させていただくのはもちろん大賛成ですが、当然検索システムといいますか、どこにどんな本があるのかをどこにいても調べられるという、そういうネットワークというのは今や当たり前だと思っているんですが、それは小中学校の学校図書館とはつながっていないんですか。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 現状では、そういったネットワークのつながりというのは、学校図書館とそこにはございません。したがいまして、まずは人的ネットワークをしっかり作った上で、図書館基本計画にもそのようなネットワークを作っていくということ書いてございますので、それに向けて鋭意進めてまいりたいというふうに存じます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) その方向でぜひ充実できるようにお願いしたいと思います。 4点目に入ります。市内全ての小中学校に学校司書が配置をされたと聞きました。 今までの議会での質問で取り上げられたり、関係者の努力かなと思うんですが、配置前に比べて格段に図書指導が充実をしていると。したと多くの関係教員やボランティア関係者の方々から聞いております。保健室には養護教諭が必要なように、やはり図書館には専門の司書が欠かせないことを私は示しているのではないかと思うんですが、残念ながらある司書の方からはこんな指摘がされています。これはゴールではなくスタートですと。司書を配置しただけでは、子どもが本を読むようにはなりません。学力も伸びない。今後必要なのは、具体的な図書館活用計画に基づいて、司書と教員、学校の連携指導が十分にできる体制づくりが必要ではないでしょうかと。最後の部分が強調されている点です。私もそのとおりだと思います。 質問内容は、司書の今の配置状況、勤務日、勤務時間、あるいは2校兼務という体制のようですが、それが連携ができる十分な配置であるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 本市では、学力向上の基礎は国語力、国語力にあるとの認識に基づきまして、子どもの文章を読み解く力や情報を活用する力を伸ばすために、県下に先駆けて学校司書の全校配置を行ってまいりました。その成果として、全ての学校の読書環境は充実したものとなっております。 今後でございますが、学校や司書の方からのご意見を頂戴しながら、全国学力調査等の結果も分析しつつ、学校司書の効果的な活用方法について研究していくことで、子どもたちの学習効果を更に高めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 再問をします。 今年度までの取り組みは頑張っておられるというのでありがたいことやと思いますが、来年度の予算も増えていません。若干減っています。全校配置は変わらないというふうな状況やと思うんですが、充実をさせる方向ではないなと感じておりますので、再問の中身なんですが、十分な図書指導、連携ができるような司書の配置をお願いしたい。その改善策はお考えではないのかということを聞きたいと思うんですが、昨日でしたか、長浜市子ども読書活動推進計画、第3次というのを手元に配っていただいて見せていただいたんですが、学校の欄、読書活動の推進、特別支援のところ、いずれも司書さんがいるのといないのとでは大きな違いが出るような課題の中身になっていると思います。司書とともにとかいう文言がないのが非常に残念なんですが、やっぱり図書指導を専門の司書が担うんだという認識で、そこに学校教員が関わる。司書を中心にして取り組んでいくというのがベストだと考えています。更なる充実をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) ただ今のご指摘でございますが、現在の小中学校が抱えております学校図書館の活用等につきましての課題は、いつ図書館に行って、いつ子どもたちが本を読むのかという点が大事でございます。例えば中学校、休み時間10分でございます。休み時間に図書室を利用するというのはまず不可能です。じゃあ、昼休み。これ大体どの学校でも20分、多い学校でも30分。放課後は生徒会活動や部活動に出掛ける子どもたちが大半でございます。 そのような環境の中で子どもたちを読書に親しむ、つまり簡単に申しますと、本を読むようにするためには、どんな取り組みがどんな状況で必要なのかということを充実させる。そして、それを実際に実施してみて、検証していくと。この作業に教育委員会は十分力を注ぎ込んでいきたいと考えておるところでございます。 もちろん司書の方の勤務条件ですとか、そういうものを改善していくということも視野に入れながらではございますけれども。例えばある中学校ではビブリオバトルというのを学校行事の中に位置付けて、これが非常に効果を上げているという例も聞きます。 また、今年度実施されました、長浜文学協会が主催なさいました第6回長浜こども文学賞。これは小中学生の作品応募が過去最高となる4,000点以上でございます。この中で特筆すべき点は、ある中学校では入選以上の数字が、ちょっとご紹介しますと、入選以上、全部で21名おるわけですが、ある中学校で9名を占めていると。38名の入選以上者に対して11名、おんなじ中学校から出てきていると。子どもたちが本に親しむ取り組みの成果は、こういう所の中学校の例も参考にしまして、ぜひ司書の方の意見も率直に伺いながら、そして司書の方の勤務条件に対する個々の希望等もきちんと把握した上で考えていくべき問題だと認識しております。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。その方向で司書とともに、あるいは図書指導、力量を持った先生方たくさんおられるので、一緒になって進めていただければと思います。 それとの関連で5点目、最後の質問、この第2の最後の質問にいきます。司書の方の任用期間、これもある意味重要なことだと考えています。かっては5年ぐらいの契約というふうにもある人からお聞きしましたが、今は6か月の任用で、基本は1年契約のようなことになっていると。そういう任用期間で、先ほどまで言われているさまざまな連携とか、充実した図書指導、そういうのができるとお考えでしょうか。お尋ねします。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 学校司書の任用期間につきましては、長浜市臨時職員の任用等に関する要綱に基づき定めて、現在実施しておるところでございます。教育委員会としましては、先の質問でお答えしましたとおり、学校司書の学校と連携の上での効果的な活用方法について、今後実践的な研究を実施し検証することによって、子どもたちの学習効果を更に高めてまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 再問をさせていただきます。 それでいいのではないかなという感じのご回答やったように受け取っているんですが、やっぱり図書指導もいろんな教育指導も1年、この1年だけですと。これで頑張ってくださいねというのももちろんありなんですが、積上げというのは非常に大きなものがあると思います。特に小学校であれば、1年から6年まで、6年間の図書指導が想定されますし、継続してやっていく、これが非常に重要ではないかなと。それをいわゆる不安定雇用、1年契約ですよと。来年は分かりませんよと言われて仕事をするのと、あなたが良ければ数年間はここにいてもらって頑張ってくださいねと言われるのと、これは気持ちの上で大きな違いが出てくるものだと思っています。 そんな中でも、今の司書さん頑張っていてくださると思うんですが、学校としてもコロコロ替わる司書さんであったり、不安定な形であったりするよりも、来年もいてもらえる、再来年も大体いてくれやるんやと。そういう前提でいろんなアイデアが出てくるものと思います。 再問の中身は、任用期間が1年、これをすぐに何年かていうことはできないと思いますので、任用期間が6か月ですか、それでもその方が数年は頑張って行かせてもらえるし、来年も大丈夫ですということであれば、原則続けてやっていただく、続けて任用していくというふうな理解でいきたいと思うんですが、それでよろしいですか。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) ただ今のご質問でございますが、司書さんとの教育委員会担当等の協議は、昨年度の実績でございますと年間6回、協議をさせていただいております。講義、資質向上等の内容もございますが、この協議会の主な目的は意見交流、つまり司書さんが現在の勤務状況、又は学校の状況等をどういうふうに捉えて認識して、そうしてどういうような希望をお持ちかということを把握するためもございます。そういうものを把握した上で、教育委員会としては市の要綱に基づき、極力司書さんのご要望等に沿う方向で現在も考えておりますし、来年度以降も取り組む所存でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。ぜひそういう方向で1年ぽっきりという暫定的なものではなく、継続して雇用していくという前提でのお話をしていっていただければと思います。 それでは、大きな3問目に入ります。外国人児童生徒の教育について、何点かお尋ねしたいと思います。これも昨日の竹本議員の質問と重なるところが1点目、2点目はそうですので、省略したいと思います。ただ、その前提となるものについて、少しお話をさせてください。 外国人労働者の受入れが始まってしばらくした1993年、私は歴史研究会という所に属していまして、その仲間と外国人労働者の地域調査をしたことがあります。当時、旧長浜市ですが、570人、日系ブラジルの方を中心にして、外国の方がおられました。当時の市民意識は戸惑い、あるいは不信、そういう目が非常に強かったと思います。会話が成り立たない、あちこちでごみ問題、夜遅くまで騒いで困る、そういうトラブルが起きていたのではと感じています。 そうしたそのお子さん、児童生徒の教育について、教育委員会に聞きにいったことがあります。その方、どんな職責だったか覚えていませんが、外国人の子どもであっても、希望があれば日本の子どもと同じように無償で教育をきちんと保障していきますと。当然のことですと、きっぱり言われたので、私のほうがそういう認識があまりなかったので、ちょっと驚いたというか、日本の教育の度量の大きさ、それを感じた次第です。 今や人手不足になって外国の方、貴重な労働力、地域産業を担う、一翼を担って、市民の一員として活躍をしていただけるような、そういう方々になったと昨日も市長さんがおっしゃっておりましたので、そういう状況、大きな変化になっているという前提と、もう一つはそういう方々が、残念なのは当初から3K職場という非常に大変な、日本人がなかなか就かないような仕事に就かれ、現在も派遣労働、あるいは技能実習制度の下で長時間低賃金を余儀なくされている方が多いという状況です。 そうした外国人の方々の生活がやっぱり落ち着いて仕事ができる、安定したそれなりの収入がある、そういう方向になるように、地域全体、市民全体の自然な共生はそういうことで実現できるのではと考えておりますので、そういう方向を踏まえて、3番目と4番目の質問に入っていきたいと思います。 2番目と重なる部分があるかも分かりませんが、3点目、外国人児童生徒の生活上の課題について、何かあれば学校教育、指導を通じて生活上の課題が何か見えていれば、お願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 児童生徒の抱える生活課題といたしましては、まず第一に保護者の就労の不安定さによる経済的な課題が挙げられます。外国籍の保護者は安定した就労にならない家庭も多く、長期的な見通しが持てないために、学習意欲が高まらなかったり、進路選択にも影響しているケースが見られます。 また、親子間のコミュニケーション不足という課題も出てきてまいっております。子どもは日本の文化や生活に慣れるのが早うございますが、保護者は母語のコミュニティで生活を続けるために、親子間で言語や文化の違いが生まれ、良好な親子関係が築けていないケースが発生しております。 更には、保護者の日本の教育制度に関する理解不足や文化の違いから、児童生徒への対応が変わる様子が見られます。例えば、不登校気味になっても関心を示さずに子どもたちの生活が乱れるというような課題も見られております。 いずれにいたしましても、言葉や文化の違いによるものであることから、外国人親子が孤立することなく地域になじめるよう、民間団体の力もお借りしながらさまざまな角度から支援をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) よく分かりました。親子間でのずれというのもやっぱり出ているのだなというのを感じました。 その上で、4点目に入ります。外国人児童生徒の日本語教育指導及び通訳の配置等についてお尋ねしたいと思います。これまでの質問、昨日の答弁でも対応策が言われていますので、若干繰り返しになるかも分かりませんが、通訳について多言語ニーズが非常に増えているんだ、対応が追い付かないということが言われていました。 でも、通訳の方がおられるのとおられないとでは大きな違いが、医療現場でも指摘をされていると思いますので、来年度からどのような指導体制の改善が図られるのか、お尋ねしたいと思います。 主要事業の拡充ということで、外国人児童サポート支援事業、これが出ておりましたので、それにも触れていただいての説明をお願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 日本語指導を必要とする児童生徒が在籍する学校では、日本語教室を開設し、各々の状況に応じた日本語指導を行っております。県費の加配教員や非常勤講師に加えて、本市では在籍校を巡回して母語支援を行うサポート支援員10人を配置しております。また、特に在籍の多い学校には、外国人児童生徒学習指導員を配置し、学習面、生活面での指導の充実を図っております。 今後、対象児童生徒が増加することを見据えて、次年度はサポート指導員の増員など、支援の強化を図る予定でおります。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 再問をさせていただきます。 400万円でしたか、増加をして充実させようということで大変ありがたいなと思うんですが、通訳の方の待遇の問題です。時給2,000円とお聞きしましたので、それ自体はまあまあと思うんですが、その支払いが、ある通訳の方から聞きましたら、普通は月ごとの支払いが日本では当たり前になってるんですけど、年度の最後にまとめて支払われるので困っているんやというのを聞いたんですが、そんなことはありますか。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) そのような認識はいたしておりませんが、ご迷惑にならないように月々の支払いが適当かとは考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。別の質問を再々問したいと思います。 2年前、別の質問というのはこのテーマで再々問。再問。 ○議長(松本長治君) 再問、再問についての再々問でよろしいね。 ◆12番(高山亨君) はい。再問についての再々問です。 待遇改善ということでおっしゃったわけですが、どういう方を通訳にしていただくか、これについても待遇問題として考えていただければと思います。2年前、竹本議員が同じようなテーマで質問されたことがあって、当時の板山教育長が、外国人生徒の中で高校、大学へと進学し、教師として活躍している方も出ていると。非常に取り組みの成果として大変うれしい報告をされたわけですが、その後、そうした生徒が出ているのか、そしてそういう方をぜひ通訳の方に積極的に採用されるとか、そういう方向はないのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 具体的な人数ですとかについては把握はしておりませんが、数年前の議会で私がお答えしました方は、現在も市内の中学校で頑張っておられます。 ただ、私の個人的な意見ですけれども、今までの長浜市の外国人の子どもたちに対する指導は、結局取り出して日本語を先習得させようという方法だったというふうに思うんです。こういう方法ではなくて、むしろ愛知県の都市なんかでは盛んに行っているんですけれども、取り出すんではなくって、所属する学級の中で子どもたちと生活して学習する中で習得させようというような方向性も出しております。 指導員等の活用、通訳等の活用も含めまして、31年度中にある程度の具体的な形も考えてみたいと考えておるところでございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。 それでは、大きな4点目に入ります。生活保護制度について、いくつかお尋ねしたいと思います。政府は昨年10月、生活扶助費を3年かけて最大5%も削減をすると実行しています。6年前にも最大10%の引き下げをしたわけですが、そうした減額、生活保護費を削るというのは身を削るということにもつながる生活破壊の施策ではないかなと思っております。 生活保護を受給している方だけの問題ではなくて、その基準というのは就学援助制度、あるいは生活福祉資金など、受けておられない方にも影響する制度です。いわゆるナショナルミニマム、そういうものを示すものとして、全ての国民の暮らしに影響を与える、非常に重要な基準だという考えでおりますので、それを前提に以下の質問をさせていただきたいと思います。 1点目。生活保護費削減の影響についてお尋ねしたいと思います。市の来年度の予算を見ますと、昨年度に比べて4,000万円の減額となっています。これは国の基準が下げられた影響なのか、あるいは保護世帯が大幅に減った分なのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 生活保護費につきましては、ただ今議員からございましたように、昨年10月から基準の改正がされております。これにつきましては、5年ごとに全国消費実態調査データに基づいて年齢や世帯人員、地域差を踏まえて検証した上で5年ごとに見直しをするということで行われておりまして、ちょうど昨年の10月が改定の時期だったということでございます。 この改定につきましては、全体的には平均1.8%、最大5%ということでございますが、段階的にということで、3年間にわたって段階的に基準が設けられているということでございます。 ただ今の議員のほうからご質問いただきました来年度の当初予算についてということでございますけれども、これにつきましては、現在の社会情勢等も十分勘案し、現行の状況を踏めた上で、保護世帯の来年度の予定数等を踏まえた上で、予算を計上をさせていただいているということでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 質問へのお答えとしてはよく分からない中身やったんですが、減額の中身、保護世帯の状況をしっかりつかんでいただきたいと思います。 2点目、生活保護基準そのものについてお尋ねしたいと思います。これは国の制度で国が設定されるものなので、市としては直接その言うとおりにということになってしまうんですが、保護の基準設定、水準均衡方式という下位世帯、低所得の下位10%、それを基準にそれとの比較で出してきています。低所得者の水準は下がれば、生活保護の水準も下がるという悪循環を招く方式になっております。 これも6月議会の浅見議員の質問で、部長答弁に、国でも審議会でも課題があると指摘をしていると。そういう答弁でした。市でも同じような感じで考えているということでしたが、改善が必要だと思います。改善算定方式、どのようなものが望ましいと市としては考えておられるか、お願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 平成30年の第2回定例会におきましてお答えいたしましたとおりでございますが、現在水準均衡方式につきましては、国において今後も議論を重ねていくということが見込まれますことから、その推移は見極めていきたいと考えております。 なお、生活保護制度は国の法定受託事務という性質でもあります。本市独自の基準なり改善ということを設けることはできませんが、影響や実態につきましては県をはじめ、各市の福祉事務所とも連携して伝えてまいりたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 分かりました。 3点目に入ります。生活保護の捕捉率についてお尋ねします。生活保護が必要な方で利用できているのが国の試算では二十何%とか、四十何%という数字がいろいろと出ております。 これも、先ほどと同じで6月議会の答弁では、市は捕捉率をデータとして把握できるものがないということで、数字が出ないというご回答だったんですが、普通に保護水準以下の低所得世帯、これがどれだけあるか、その中で生活保護を利用している世帯がどれだけあるかでおおよそは出てくると思います。長浜市ではどのような数字が出そうか、出ればお願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、国においてということでございますが、厚生労働省が示しておりますデータにつきましては、国民生活基礎調査を基に一定の統計処理で出されたものでありますが、捕捉率とは異なるという説明がされているところでございます。 国においても生活保護申請がなされなければ生活保護の受給要件を満たすかどうかは確認することができないため、捕捉率を把握するということは困難であるというふうに判断をされておりますことから、市としましても同様という考えでございます。 ただしながら、この捕捉率うんぬんにかかわらず、法の趣旨でございます真に生活保護が必要な困窮状態にある方が保護を受けられないということがないよう、引き続き制度の周知と相談体制の強化に努めているところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 難しいということのようですが、5割以下というのはほぼ間違いないのではないかと思いますので、引き続いて申請していただけるように、受けていただけるような努力をお願いしたいと思います。 それとの関連で4点目。生活保護のしおりについて、お尋ねします。生活保護が必要な方はいろんな事情で病気になったり、事故になったり、失業したりと、ご自身の気持ちの問題ではなくて、さまざまな事故で日々生まれてしまうものかなというふうにも考えています。そうした困ったときのセーフティーネット、利用していただけるように、この制度を周知し、利用しやすくする、あるいは誤った解釈をしないできちんとした保護制度の下で受けていただく、そういうのに欠かせないのが生活保護のしおりだと考えております。 このしおりの文言について、一時問題になりまして、それについては改善がされたと聞いております。今、相談の際、生活保護のしおりを示しながら、あるいはこれをしっかりと理解をしていただきながら相談をされているのかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 生活保護のしおりにつきましては、相談に来られた方と、また生活保護を受給されている方と2種類を用意しております。窓口に生活相談に来られた方々に対し、制度を正しく理解した上で、適切に利用していただけますよう、常にしおりを備えて説明に当たらせていただいております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。いつでも分かりやすい所に置いていただいて、生活保護が十分理解できるように、身近なところになるようにお願いしたいと思います。 5点目に入ります。収入申告に関する厚労省の通知についてということで、ちょっと分かりにくい表現になっていますが、厚生労働省が昨年3月、保護法の78条に関係することですが、やむを得ない事情があれば収入申告が行われなかった場合でも不正受給として取り扱わないことがあり得るというふうな中身の通知を出されました。 それへの市の対応は、県の助言を受けるなどしながら慎重に検討を行うということでしたので、そうしておられるんだと思うんですが、そのような事例、今年度ややこしい事例があったかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 通知が適用されました昨年の4月1日以降でございますが、本市においてこの通知に基づく取扱いを行ったというケースはございません。 以上です。
    ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ないということですが、今後出てくる可能性は十分あると思います。慎重なる対応で、利用者の生活状況、家庭環境を十分考慮された上で、利用者が本来の目指す健康で文化的で最低限度の生活、それが保障できるような長浜市になるよう、引き続いてご支援をお願いしたいと思います。 以上、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、ただ今から10時35分まで休憩いたします。    (午前10時20分 休憩)    (午前10時35分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 西尾孝之議員、登壇願います。 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) (登壇)時間ももったいないんで、させていただきます。 この西尾孝之、市長に対しても職員の皆さんにも、本来、私は意見をできるような男でないというのは、自分自身がよく分かっております。私の人生を振り返ってみれば、ほんとに親不孝をし、不良の世界に入って、親不孝、母親を泣かせてまいりました。でも、こんな男を5期も上げてくれたということは、西尾、おまえでないと言えんことがある。そういう負託を受けて私はこの壇上に立たせていただいていると思っております。 この前ある議員が、私にこういうことを、西尾さん言われたと。市長に反旗をおまえたちは翻したな、こういうふうに言われたそうですよ。私は、市民、議員含めて、あなたに忠誠を誓った覚えは一つもない。ある意味、反旗を翻してはだめなのは、私ら議員は、市民なんですよ。選挙のときに、これをやります、あれをやりますと公約を掲げ、市民に対して忠誠を誓ったんですよ。あなたに反旗を翻したとか、そんなこと言われるような議員は、誰一人悪いことしている人はいません。そういう意味で質問させていただきます。 今回、えきまちテラスに対してですが、CEOの・・。最高責任者でございます。このCEOの・・氏は、藤井市長、あなたが任命した人ですよ。黒壁の前の社長、・・もあなたが任命した人。ともに黒壁も赤字にして、途中任期で辞めてしまった。今回もこのCEOの・・、2年の契約で、1年足らずで、自分の仕事を放棄して辞めていってしまった。 えきまちテラスに何回も最近私は通って、店舗の人らの話を聞きます。かき回すだけかき回して、西尾さん、あの人は辞めていってしまった。何かあの人は成果を挙げたかと聞くと、えきまちテラス、駅前の1億2,100万円で売ったお金をえきまちテラスに補助金として出した。1年前に2億円のお金を15年間据え置きで、市民の税金をそこに導入した。いまだにその使い道は、一会社だから中身は言えないと言って、当局側は一切それを表に出さない。これは市民の税金ですよ。あのえきまちには、60%の市民の税金が出資されている。本来ならガラス張りで、きちっと市民に説明できるような体制を取っていくのが、本来あなた方の襟を正すという、そういう意味じゃないですか。 このCEOの・・、ウイスキー、ワイン、飲み物500本から買って、いまだに倉庫に眠っているそうじゃないですか。そして、東口から入る店舗の人がある。そこの店舗の人には靴下、靴、帽子。その人らは最初からそこに店舗の人らが招かれて入った人でございます。そのCEOの・・は、何とか売上を、直営店を何とかさそうと思って一生懸命やったんでしょう。でも、そこのフロアに同じ物を売って。泣きながら私に訴えましたよ。西尾さん、当時入るときには、商品のかぶる物は置かないという約束の下で私ら入ったんだと。CEOの・・が来たら、うちの同じもんを売りながら、あそこの店舗のとこに、あのロビーのとこに掲げられた。右っ側の喫茶店奥の人、1メーター50までそのフロアに物を置かれて、お客は来ない、そういう西尾さん、状況ですよ。CEOの・・は、東口から入って右っ側に食料品店を置いた。近くには平和堂がある。その食料品店の中に、タマネギやらピーマンやら、酒も置いた。何百万円というお金を使って、期限切れで全部廃棄処分してしまう。それで、どれだけの成果が挙がったよ。それ、社長である大塚さん、あなた答えてくださいよ。 そして、市長、あなたの任命責任。その店舗の人は何と言ったか知っていますか。ここの店舗を何とか、このあれをどかせてほしい。CEOの・・はどういう態度を取ったか。故意にそのあれを蹴って、これを邪魔になる言うているいうて、あのえきまちテラス株式会社の担当に、このわしの出したこれを邪魔になる言うてきて、こいつは、言うて、こういう物の言い方でしたんですよ。泣きながら私に訴えた。あなた方はそのCEOの・・を出迎えたときに、あのえきまちテラスを何とか発展さす、そして市民が来るように店舗の人らと和をもって、手をつないでやらすためにやらせたんでしょ。それを2年の契約で1年足らずで辞めていって、最後は店舗の人が皆泣きながら私に訴える。これの成果がどんだけ挙がりましたよ。ちょっとお答えください。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 社長としての招へいを受けておりませんので、副市長の立場でお答えいたします。 CEOが就任される前の最大の課題でございました商品不足に伴う売上の不振というものに対しまして、CEOが持っておられるノウハウ、あるいは人脈や経験を最大限に生かした取引先の開拓によりまして、上半期の売上が昨年対比で2倍以上と大幅に上昇したところでございます。 また、もう一つの課題でございました建物全体に占める販売面積の割合が非常に少ないというビル全体の課題に対しまして、共有スペースを無料で遊べるキッズランド等に有効活用することで、子ども連れのお母様方など、新たなお客様層の集客効果が表れているというふうに思っております。 更に小売業経験の浅い社員がスピード感のある経営感覚を身に付けるため、毎週の定例ミーティングの中でビジネスサイクルや組織改革といったガバナンスの強化を図っていただくなど、社員教育に対してもお力を注いでいただきました。基本的に会社の立て直しに大変ご尽力いただいたものと認識しておるところでございます。 一方で、利益率の改善、あるいは商品管理等、また新たな課題も見えてきたところでございます。これまでの1年間の検証、そしてそれを見直し、またそれを実行して取り組んでまいりたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 今いろいろ言われましたけども、CEOの・・が来て、この下半期、昨日も答弁でありましたけども、2,500万円の赤字。補助金3,500万円を除くと6,000万円からの赤字ですよ、下半期で、半年で。このままいったら1億円超えますよ。本人はそれを見越して、私が委員会に呼べ言うて、それも出てこないから、もう先行き真っ暗だから辞めていったんじゃないですか。 大塚さん、あんた今いろいろ言われましたけども、委員会で人が増えたとか、いろいろ数値で表しましたけども、でも、その裏付けさえあなた方にはない。数字というものは、どうでも書けますよ。でも、あのえきまちに入っている人らが、一番肌で感じているんですよ、お客が増えたか増えていないかは。あの人らが一番、市長、はかりなんですよ。その辺、あなた方は認めないのはよく分かりますけども、これからどうですか。そしたら売上はどういうふうに上がるんですか。効果はどれだけもう一回出たと言えますか。もう一度答えてください。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 先ほども申しましたように、マルシェの売上からすれば、それが倍になっていることから、にぎわいは倍になっているというふうに判断されるところでございます。議員ご指摘のとおり、確かににぎわいは、売上は倍増しましたが、それに匹敵する赤字につきましては、期待ほどの赤字の縮小とはなっていない状況でございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 次、2番目いきます。社長に就任してどれだけの成果を挙げたのかお伺いします。 大塚さんは、今まで商売一度もやったことがない。社長というのは就任するとき、そんなに簡単に社長を受けるもんじゃないですよ。社長は全責任を取らなければならない。でも、あんたは経験がない。経験がないから他人さん任せになってしまう。社長就任して、あの店舗の会議に何回行きましたよ。普通社長なら、店舗の会合、そういうときには、自分自ら社長という者は行って。たかが1回でしょ。それも要請があって。 あなたどれだけの社長として責任を感じて、あなたは社長という立場で貢献しましたか。お答えください。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 平成30年の2月に就任しました当時は、売上が低迷して経営状況も非常に厳しい状況でございました。売上の改善につきましては、CEOにお願いをして、私の立場からすれば、会社のガバナンス、あるいは経営方針に関する指示などを行ってきたところでございます。 しかしながら、依然厳しい経営状況でございまして、難しいかじ取りを強いられているというところでございます。今が踏ん張りどころと捉えておりまして、業態、あるいは体制の絶えざる見直しを図る中で、駅周辺のにぎわいの創出、あるいは利便性の向上というものを、都市再生推進法人に課せられた公の使命を全うすべく取り組んでいく覚悟でございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 次いきます。CEOの任命責任についてお伺いしますけども。市長、あなたは黒壁の・・という社長を連れてきて失敗に終わった。今回のCEOの・・もそうですけども。あなた、どういうふうに責任を感じているんですか。あなたの態度見ると、あまり責任感じてないように思えるんですけども、どうですか。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 先ほどの。 ◆26番(西尾孝之君) 休憩。ちょっと休憩。ちょっと待て。座れ。 ○議長(松本長治君) ちょっと待ってください。どういった意味の休憩という。 ◆26番(西尾孝之君) 任命責任で市長に私は聞いてるんやで。何で副市長が答えるの。市長が連れてきた人間やないの。そうやろ。 ○議長(松本長治君) そこは任命責任。 ◎副市長(大塚義之君) 任命責任につきましては、私から、どこに任命の権限があるかってことを私のほうからお話しさせていただきます。 ○議長(松本長治君) まず、よろしいですか。副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 昨年の第4回定例会でもお答えいたしましたが、CEOに就任されたきっかけとしましては、当時経営不振に陥っていたえきまちテラス長浜の現状分析を実務経験とノウハウをお持ちであった・・さんにお願いをしたところでございます。市内商業施設との比較分析、あるいはマーケット分析を実施していただきまして、現状の課題と改善点について詳細にレポートにまとめていただきました。そのレポートをえきまち長浜株式会社の取締役会におきましてCEOから直接説明をいただいたところ、取締役会全会一致でCEOへの就任を要請することになり、その結果承諾いただいたという経緯でございます。 こういう経緯を踏まえますと、同社の取締役会が承認し、CEOを選任したというところでございます。会社法に基づきますと、会社法第362条第4項第3号で、就任に当たっては選任、解任は取締役会の権限であるということが明記されております。この規定に基づきまして、就任をいただいたというところでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 取締役会が決めたから私たちには責任がないということを言いたいわけやな。 ○議長(松本長治君) ちょっと待ってください。西尾議員、マイクのそばでしゃべっていただかないと、マイクに入りませんので、よろしくお願いいたします。 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 説明責任、あるいはその権限の所在を、お話をさせていただいたところでございます。えきまち長浜会社の第3セクターの件でございますので、会社と市が一体となってこれに取り組むというふうな理解をしているところでございます。したがって、全くないというつもりは全くございません。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 次にいきます。ほいじゃ、不倫問題に入らせていただきます。 トップリーダーとして、あなたの人間性にお伺いしますけども。あなたの人間性には私は、疑問を感じておりますよ。今回、一人の女性を自分のマンションに泊めて、そして、毎夜毎夜朝帰りをさす。そのあなたの人間性には理解できないものがある。男として、ここまでは私はまだ許せますよ。でもあなた、その女性の裏には子どもがおった。それも気にせずに朝帰りをさせてきた。この人間性には私は、どうしても理解できない。 そして、前にも質問しましたけども、チェックされる市長が兄貴で、チェックする議員が弟で、それを平然と市民に負託を受けて選ばれたから、私は大丈夫なんだという、その考えのあなたの人間性。普通どう見ても、市民から見たら、ほかの議員さんも見ても、兄弟で、なあなあになっているんじゃないか、そういうふうに思われるのが普通、常識ですよ。あなたがほんとに常識があるんであれば、自分が市長になったときに弟が出る言うたときに、ちょっと待てよ。わしが市長やで。チェックされる側やから、世間から変な目で見られるさかいに、ちょっと控えていけよと言うのが、世間一般常識ですよ。それをあなたは平気で、何年もやってきた。その人間性について私は、疑いを持っている。 そして、その女性をえきまちに入れて、・・万円もの給料を払った。これは裁判所に提出してある給料明細で私は確認しておりますよ。でも、喫茶店に勤めていくら責任者でも、ようもらって20万円そこそこですよ。それが残業手当を付いて・・万円。あなたが・・・・んだったら自分のポケットマネーでその・を面倒見たらどうですか。これも、その女性から全部聞いておりますよ。それを平気で市民の税金で・・万円払って自分が面倒見てきた。自分は懐痛まんから、そらいいよね。そういう人間性を私は疑いますよ。 市長。あなたはそういう人間性で、市政に支障を及ぼすとは思いませんか。その辺、お答えくださいよ。あなたのやっている行動は、世間一般常識だと思っておりますか。答えてくださいよ。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 市長としてのトップリーダーの人間性ということをお問いいただいているんだろうと思います。私は、私の信条を重ねて申しあげますと、至誠通天という言葉でございまして、この言葉の意味は、誠の心をもって事に当たることが天に通じることであると。これがトップリーダーに求められている人間性と、こういうふうに信じております。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 誠という言葉、あんた使ったな。その口がどっから出てくるんよ。先ほども言いましたけども、兄弟で、ほかの議員さんもみんな最近分かっておりますよ。おい、弟よ。兄貴は最近こういう議案を出すから、議員さんをちゃんとまとめといてくれよ。うん、兄ちゃん分かったよ。その議案は通すように必ず議員をまとめるよ。そういうふうに思われても、普通仕方がないと思いませんか。警察でも身内にそういう・・・関係とか、そういう人間がおったら警察官にはなれないんですよ。変な目で見られるから。情報を漏らすんじゃないか。あなたは平気でそれを今日までやってきた。だから、何でも議会に通ってきた。そうでしょ。今回の辞職勧告決議、これ見てくださいよ。それが証拠でしょ。弟さんがいなくなったら、みんなひっくり返ってきた。 次に質問させていただきますけども。ほいじゃ次の質問に入らせていただきます。これでこんだけ言えば、市民の皆さんよく分かっておりますよ。 次に、長浜市長の、子どもは宝と市長はいつでも常々おっしゃいますが、その女性には3人の子どもがおった。質問を変えましょうか。長浜市民の子どもが、母親が育児放棄をした。毎夜毎夜この西尾がその女性を自分の部屋に引き連れて、その女性に子ども3人おるにもかかわらず、その女性は育児放棄をしたというふうにしか思われても仕方がない。市長として、あなたはそういう女性をどう思いますよ。その女性のことを聞いているんじゃないですよ。あなたは常々、子どもは宝と言うから、ほんとにそれを思っているのか。そういう女性が、毎夜毎夜朝帰りしていたら、あなた市長として何と意見をしますか。お答えください。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 子どもは、未来を担う宝でありまして、未来を担う人材であります。見ていただければ一目瞭然でございますが、今年度予算、平成31年度予算におきましても、子育て支援の充実、これを最優先に考えてまいりました。 また、この市議会におきましても、子育て支援予算について慎重な審議をいただいて、建設的なご意見を賜りたいと思っております。 ◆26番(西尾孝之君) 議長。ちょっと休憩。そんなこと聞いてないと言っているんよ。聞いていない。私の、議長、休憩やぞ。私は、そういう女性がおったら、あなたがどういうふうに感じ取るか、それを聞いてんねん。 ○議長(松本長治君) ちょっと待って、西尾さん。西尾議員。ちょっと待ってください。内容の確認のための休憩でよろしいですか。 ◆26番(西尾孝之君) そうそう。内容確認のため。 ○議長(松本長治君) 暫時休憩いたします。    (午前10時59分 休憩)    (午前11時01分 再開) ○議長(松本長治君) 再開いたします。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 人それぞれには、それぞれの人格がございます。したがって、個別の事象のことで、個々に問われても答えようがございませんというのが思いでございます。 ○議長(松本長治君) ちょっと待ってください。ちょっと待ってください。市長、市長。 ◆26番(西尾孝之君) 議長、ちょっとおかしいんじゃないか。人格が、て言うけど。 ○議長(松本長治君) ちょっと待ってください。西尾議員。まだ休憩しておりません。お座りください。 ◆26番(西尾孝之君) 休憩中やろ。 ○議長(松本長治君) 市長、今の答弁でよろしいですか。 ◆26番(西尾孝之君) 議長、もう一回説明してやるわ。内容確認のために休憩を取る。 ○議長(松本長治君) じゃあ、内容確認のために暫時休憩いたします。    (午前11時02分 休憩)    (午前11時04分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 申しあげましたように、子どもは大切な未来の宝であります。大事な未来を担う人材であります。これをしっかりと育てていくというのは、今大人に与えられた責務でございますので、これをしっかりと実行実現していく。そういう行政を執行していきたいと、こういう思いでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 再質問。私は、旦那さんから相談を受けたときに、一番下の2年生の子どもが、生の声をテープで聞きましたよ。お母さんが帰ってこない。私が目を覚ましたときにはお母さんがいない。12人の孫ができたこの西尾でございます。今年1年生に迎える孫がいてる。長男の女房は、この3月に生まれる、3人目が。たまたまこの前病院に行きましたよ。その1年生になる孫が、じいちゃん、ママがいない、ママがいない言うて、うちの私の母親に泣きじゃくる。母親がいないというのは、子どもにとってどれだけつらい思いがあるか、あなたはご存じですか。旦那さんとおったときに子どもさんの、2年生の子どもが泣きながら。あなたはそれを承知で毎回朝帰りさせたんじゃないですか。 こういう情報も入った。彼女が、あなたに訴えたそうですね。子どもがおるから、今日は早く帰りたい。あなたは何て答えましたよ。わしと子どもがどっちが大事やいうて彼女に言ったそうじゃないですか。 それが、トップの人間がやることかよ。 どんなことでも、子どもの笑顔を見たら、みんなよしよして頭をなでる。それが普通の人間ですよ。私は先ほども言いましたけども、女遊びは許すよ。でもな、長浜市民の子どもをあなたはつらい思いをさせた。これだけは絶対に私は許せない。 あなたが、毎夜毎夜。そして女が朝帰りした。全部私はこの目で夜中、見ているんですよ。あなたが帰った時間も全部。それを今日まで説明責任もせんと、知らぬ存ぜぬで言い通せると思ったら、世間は絶対にそんなことは許せないよ。 次に、時間がないんで、市長、最後、もう往生したらどうですか。最後、答弁の機会を与えます。どうぞ。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私、重ねて申しますが、道義に反すること、また法律に違反することは一切いたしておりません。そして既に、長浜市監査委員の監査も受けております。重ねて西尾議員のおっしゃったことについては、一切の道義的、法律的違反を犯していないということを説明申しあげます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 皆さん。法律を違反していないから、構いません。道義的責任はあるということですよね。今の市長の答弁、法律は違反していないけども、やっていますという意味ですよ。よく分かるでしょ。法律違反していないから。 ○議長(松本長治君) 西尾議員。こちらを向いて。 ◆26番(西尾孝之君) 何をしてもいいという意味ですよ。あなた自分で今白状したんですよ。 ほいじゃ、次に質問させていただきます。辞職勧告決議についてお伺いいたします。 ここに、市長の弁護士が出した被告人第一準備書面というのが、写しが、皆さん、あります。 ○議長(松本長治君) 西尾さん。こちらを見て。 ◆26番(西尾孝之君) ここに3月議会、6月議会の準備書面があります。モニターよろしくお願いします。 ちょっと読ませていただきます。知る権利の主張について反論。 ア、被告は長浜市長として本件記事の内容について、平成30年3月14日から、これは3月議会のことであります。開催された市議会において、冒頭提案説明及び西尾、竹内(原告)、森田、西尾(原告)、各議員らとの質疑において、本件週刊誌の記事に説明をし、説明責任を尽くしている。すなわち、長浜市長は、記事に書かれているような違法行為を行ったり、事実は一切ないと反論しております。 市長、3月議会にあなたは説明責任を果たしましたか。尽くしましたか。尽くすという言葉がここに書いてありますけども、尽くすというのは、ある限りを出し切る。そして尽くすというのは、丁寧に説明をするという尽くすなんですよ。 そして、6月議会、あなたはこんなことも反論文書に書いている。長浜市長に対する辞職勧告決議案否決。長浜市議会は、平成30年6月13日に竹内議員から提出された藤井長浜市長の辞職勧告決議について、圧倒的多数により否決した。なお、西尾議員は同決議案に賛成答弁をしている。 オ、以上のとおり、被告は長浜市長として説明責任を果たすとともに、本件事案は長浜市議会で証明され、質疑及び監査報告により、事実関係が究明されたとあなたはうたっております。ここにも、説明責任を果たすとともに。この文章を見ますと、3月議会、6月議会、あなたは説明責任を尽くす、説明責任を果たした、だから6月に出た竹内議員の辞職勧告は、皆さんが理解の下で否決されたという文書になっているんですよ。でも、これが本当なら、なぜ今議会、あなたの辞職勧告が出たんですか。 もう一度言いますよ。あなたは3月議会、6月議会、説明責任を果たしたと、ここに書いてある。ここの議員さん含めて、みんな説明責任を聞いた覚えが1回たりともありませんよ。そうでしょう。それをあなた、裁判所には、弁護士を通して、うその報告をしているんですよ。ここは、長浜市民の生命を預かる大事な機関なんですよ。この機関をあなたは・・にして、自分が助かりたいばっかりに、裁判所にうその報告をあなたはしたんですよ。 もう一度言いますよ。あなたはうその報告をしたんですよ。だから、みんな説明を一切聞いていないから、納得していないから、今回辞職勧告が可決されたんじゃないですか。なぜ、そういうあなたはうそをつく、弁護士に。弁護士かて・・じゃない。あなたに、市長たるもん、藤井さん、説明責任はちゃんとやってますでしょうとあんたに聞いたでしょう、あの弁護士は。あなたは、いや、私はきちっと議会で、3月議会の説明責任をしているんですけども、西尾一人はこんなこと言うんですよ言うて、あなた、うそをついたんじゃないですか。お答えくださいよ。なぜ、今回の議決はどういうふうにあんた、深く受け止めているんですか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) この案件、まさに現在裁判所で係争中であります。こうして議場で議論するものではございません。したがって、裁判でしっかりと正しい主張が認められるよう、決着を求めてまいります。 ◆26番(西尾孝之君) 議長、ちょっと休憩。 ○議長(松本長治君) 内容の確認ですか。 ◆26番(西尾孝之君) 確認。 ○議長(松本長治君) 確認のため、暫時休憩いたします。    (午前11時15分 休憩)    (午前11時21分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 ◆26番(西尾孝之君) 再問やな。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) こういううその報告をして、あんた、今回辞職勧告をどれだけ深く受け止めているのか。またうその報告をするのか。その辺を聞きたい。よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 昨日、轟議員、そして浅見議員にお答えをしたとおりでございます。 ◆26番(西尾孝之君) 議長、休憩。 ○議長(松本長治君) もう少し市長、その辺のことを踏み込んでお答えいただけませんか。 ◆26番(西尾孝之君) おまえな、あんたな。 ○議長(松本長治君) ちょっと、休憩ではございませんので。 暫時休憩いたします。    (午前11時22分 休憩)    (午前11時23分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私の心中は誠に無念と残念な思いが実直な思いでございました。したがって、心して緊張感を持って、そして市政の運営に全力を挙げていくことが、私に与えられた使命と責務であると。この思いを改めていたしました。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 今、私に与えられた責務って。あなたにも、この記事が出てから、責務というのは与えられてないですよ。市民にしてみたら、あなたにだまされた。うそをつかれた。負託も消えておりますよ、市民からしてみれば。今、傍聴から、もう一回選挙をやり直したらどうだということがありましたけども。甲良町の町長、・・町長。いろんな問題でテレビに取り上げられておりましたけども、あの人は潔い。もう一回市民の支援を聞くんだ言うて辞職して、もう一度選挙に出た。そして、無投票で、また返り咲いてきた。これが本来、男ですよ。市民のリーダーですよ。市民が私のことをもう一度どう思っているのか、試してみよう。 あなたは情けない。負託を受けたから、任期まで何が何でもしがみ付いているというのはもう見え見え。次辞めたら、もう選んでもらえないっていう認識があなたには、心のどっかにあるから、勝負をかけるということはできないんですよね。それを言って、次の質問に入らせていただきます。 関西テレビのインタビューについて、発言についてお伺いします。 昨日の新聞でも、これ見ましたけども、議会直前で健全な保守の考えをともにする同志だと私は思っていた。ともに市の未来を考え、市民の幸せを語ってきた。非常に残念、遺憾であるとあなたは、昨日でも答弁しておりますよね。そして、関西テレビのインタビューでも、私は辞めません。市民の負託を受けたから、任期を全うする。あなた、常識がないですね。普通なら、今回の辞職勧告は真摯に受け止めて、もう一度自分を振り返って、反省するとこは反省して、そして自分の身の振り方をよく考えてみたいというのが、本来トップの立場じゃないですか。それを反省の色も見せない。そんなあんたの発言でしたよ。 昨日も、会派の名前を出し、あなた、賛成に回ったから腹を立てるというのは大間違いですよ。もうちょっと大人になりなさいよ。自分のやった行動がいかんという思いから、あなたに灸を据えようという思いで、みんな心を鬼にして、市長、何とか考え直してくれ言うて、中には親心でやった人もいてる。でも反対した人も、あなたのやっている行為は、どうしても理解はできないけども、いろんなしがらみの中で賛成するわけにはいかんって言うて、私の背中をポンとたたいた議員さんもいてますよ。 そういう議員さんが、みんなあなたのことを思い、私みたいにあなたのことを憎んでいる人もいますけども。でも、やはりあなたの言葉というのは、ほんとに重いんですよ。あなたのインタビューの発言、振り返って、ああ、しまったなと思いませんか。これから議員さんを敵に回して、この新聞に書いてあるように遺憾に思います言うて、こんな馬鹿な発言をして、あなた許されると思っているんか。今まで本当なら、ともに同志だと。市民のお幸せを願って未来を語ってきた同志だと思っているんであれば、本当ならこんな発言は出ませんよ。そうでしょう。あなたの行動が、やってきたことがいかんから、みんな鬼になってやっているんでしょ。どうですかあなたのこの発言、インタビューに対しての発言も。どうよ、この新聞の発言も。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) インタビューでお答えしたとおりでございまして、私は選挙民で大勢の市民の皆さんから負託を受けております。ここに来て、緊張感を持ってしっかりと市政を運営していく。そして議員の皆様とも、しっかりとともに歩んでいくという私の思いでございます。謙虚に市政、推進してまいりたい、この決意でございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 再質問。議長、市長。今、あなたに私が教えたからそういう言葉が出る。でもな、あなたの心の中は、そんなふうに思っていない。昨日の新聞とか、昨日の答弁があなたの本心なんですよ。人間、感情の動物だから、時には腹も立つでしょう。時には反対されたら、このやろうと思うときもあるでしょう。でもあなたは、12万市民のトップですよ。私みたいに感情をあらわにする人間じゃないですよ。でも、あなた今、市民の負託を受けたという、今答弁言いましたけど、あなたの負託は、これが出る前。市民の負託というのはもうありませんよ、あんたには。もう一度言っておりますけども、負託はあるとあんたは思っていますか。どうですか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 重ねて申しあげますが、心して緊張感を持って、議員の皆さんとも真摯に意見の交換をして、私が受けた負託、しっかりとその使命、責務を果たしていきたい。重ねてお伝え申しあげます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 再質問。緊張感を持って。当然ですよね。でもあんた、この不倫問題、そして前回の5年前はセクハラですよ。知っているでしょ。ナ、ナですよ。・・・、一番よう知っているでしょ、あんた。2回目ですよ、これ。 ○議長(松本長治君) 西尾議員。 ◆26番(西尾孝之君) その人には、今の名前撤回しますけども、その人にも中学の子どもがおった。小学生の子どもがおった。あなた毎夜毎夜メールで呼び出したでしょ。あなた自分の胸によう手当ててみなさいよ。市長選のときに、どれだけ私の前で涙をこぼして、西尾さんどうしよう、どうしよう。また昨日も市長に誘われた。ほして今回、この問題ですよ。あなたは脇が甘過ぎる。あなたは人間、私と一緒で、私の口を止めようと思うたら死なな直りませんよ。あなたの女遊びは、死なな直らんということですよ。 ○議長(松本長治君) 西尾議員。 ◆26番(西尾孝之君) それが長浜市のリーダーシップ。もう辞めてただきたい。最後に、これだけは言っていく。もう一度、市民の真の意見を聞いてみたいと思いませんか。私の腹は、あなたが辞職したときには私も議員を辞めて、市長選に立候補するつもりであります。この西尾孝之と勝負してみましょうよ。そして、本心が、市民が、どちらを求めているのか。あなたは西尾には負けないと思っているでしょう。私もあなたには勝てるとは思っていません。でも、もう一度自分の信頼を取り戻すためにも、よく考えたらどうですか。対戦相手は、たかが西尾ですよ。私はあなたには負けるかも分かりませんけども、もう一回市民の意見を聞いて、何か月も何年もかかりませんよ。あんた今回辞職して、やったら1か月そこそこで、あなた晴れて市長として堂々とそこに座れるんですよ。甲良町の町長みたいに、勇気を出してやったらどうですか。それできないでしょ、あなたには。再度。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私は大勢の市民の皆様から負託を受けて、この市長席、重責を担っております。さまざまな課題にしっかりと取り組んで、12万市民の幸せと、ふるさとに誇りを持てる長浜市をつくるために、議員の皆さんと、市民の皆さんと一緒に歩んで、その責任を果たしていく、このことに全力投球をいたします。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) あなたのそういう人間性が、この長浜市には悪い方向性を、市政を導いていくんですよ。あなたの人間性は直らない。それだけを、今日傍聴した、来た人、議員さんも含めて分かったと思いますよ。このままあなたに市政を預けたら、とんでもない方向に導いていくということを、今日は認識しました。 以上であります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員の発言につきまして、後刻会議録を調査の上、適正に対応いたしますのでよろしくお願いいたします。
    ○議長(松本長治君) 西尾議員、着席してください。 ○議長(松本長治君) 次に、中嶌康雄議員、登壇願います。 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) (登壇)議長のお許しを受けましたので、質問項目に従いまして質問をしたいところですが、私もここに立つ以上、質問するということは行政の政策に対して、私は監視機能を高め、そして政策立案機能を果たすことが議員としての役割であり、議会としての使命だということを心にして、私は質問をしてまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞ全国の皆さん、どうか私の質問をしっかり聞いていただいて、市民の幸せのために、そして福祉、福利向上のために質問をしていきたいと思いますので、当局の皆さんもよろしくお願い申しあげます。 豊かな自然、悠久の歴史の資産を守り、引き継ぎながらと、前文を議会基本条例に私どもは述べております。この議会基本条例の前文を本当に理解し、そして議会としての機能を高めたいとここに立っていることを本当に私自身が重きに思ってご質問をさせていただきます。 1番目。山城サミットについてでございます。2010年1月1日、湖北町、木之本は長浜市になりました。そして、長浜市が全国山城サミットに加盟団体となりました。サミット加盟団体のホームページに記載があります。この全国山城サミットは平成6年に竹田城を有する兵庫県朝来市からスタートしてまいりました。 毎年、加盟市ごとにリレー方式で開催され、山城の保存や山城を観光資源とした地域の活性化を目的とした全国規模のイベントで、本年は可児市で開催されることを、先般可児市の研修会に訪問したときに大きな垂れ幕がさし、そこで私は気が付きました。 滋賀県では彦根市、高島市、東近江市、米原市、近江八幡市がその加盟となっております。本市では小谷城、賤ヶ岳城、田上山城の城郭が該当することになりますが、現在、この加盟に対して、合併後、どのように事務処理等をされているのか、事前に私は当局側に聞きましたが、ご返答がなかったので、本質問とさせていただきましたことを説明させていただき、そして当局のご方針等をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願い申しあげます。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 中嶌議員のお尋ねに対して、担当課のほうが十分な回答ができなかったということで、大変に申し訳ございませんでした。改めまして、ご答弁させていただきます。 全国山城サミットを主催する連絡協議会には、現在98市町村が加盟しておりまして、平成6年に朝来市で開催された第1回大会から小谷城を有する湖北町が、高島市で開催された第12回大会から田上山城を有する木之本町が加盟し、合併後も継続して加盟しています。その事務局は、サミットを開催する自治体が受け持ち、大会を実施しています。 本市においては、第5回大会を平成10年に旧湖北町で開催したところですが、近年では山城ブームもあって、サミットの開催を希望する自治体も多く、なかなか順番が回ってこないと聞いております。 しかしながら、本市は合併により、小谷城や田上山城、玄蕃尾城、虎御前山城、横山城など、数多くの貴重な山城を有することになり、現在こうした戦国時代の史跡のネットワーク化を図る戦国野外博物館構想の策定や、そのコア施設となる小谷城戦国体験ミュージアムの整備計画の策定を進めているところでございます。 こうしたことから、ミュージアムの開館を一つのきっかけにしてサミットを誘致して、ぜひ本市の多彩な山城や史跡を全国に紹介する機会にしていきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。私も窓口へ寄せていただいたときに、せっかくこういった方式があるのに使わないということはないはずです。旧湖北町、そして木之本町がいろいろ守ってこられたことを私どもも、もっと知って、そしてこういったことを契機に、更に観光資源への掘り起こしと、そして観光誘客に頑張っていただきたいと思いますので、今後ともよろしくご配慮をしていただいた中で、山城サミットの開催、そしてそういった城を核とする観光資源へのつながりとまとめていただきたいと思いますので、よろしくお願い申しあげます。 2点目移ります。長浜市のまちづくりについてでございます。このまちづくりについてというのを質問させていただきましたのは、旧長浜市につきましては長浜新川が将来の大きなまちづくりに影響を及ぼす河川です。長年、県に通い、協議のテーブルに着くように促してまいりましたが、長浜市は県の整備だと回答を本市での担当もされておりました。 しかしながら、私はそうしたことを契機に、いろんな議論を産業建設常任委員会でしっかり議論をしてまいりたいと思いましたが、その意図がくんでいただけなかったために、今回こうした機会を持っていただき、そしてご質問をさせていただきたいというふうに考えました。 平成30年度の国の第2次補正が国土強靱化方針により、本県市町の社会資本整備総合交付金及び土地改良整備予算は地元国会議員選出の努力もご尽力もあり、そして全国の平均を上回る交付金を予定をいただいたとお話をお聞きしております。このことにより、適切に対応するのが市の政策だと考えます。 そこで、7点の問題についてご質問させていただきます。 1点目。総合ビジョンについて。市のまちづくりで一番大切なものは先を見据えた資本整備が必要であると考えます。その大きな整備が河川、道路を計画的に整備することだと考えますが、市のご方針をお聞かせください。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 少子高齢化が進行し、また人口減少の到来という大きな転換期を迎える中ではございますが、本市が将来にわたりまして持続可能な発展をしていくためには、経済活動をはじめといたします諸活動の礎、基盤となります社会資本整備は大変重要であると認識いたしております。河川や道路など、将来を見据え、都市機能と配置の適切な社会資本投資が今後とも必要であり、そのことをしっかり進めてまいりたいと考えております。 特に道路整備につきましては、長浜市道づくり計画にも記載しておりますが、地域の暮らしを支え、育む協働の道づくりを基本理念として、道路のネットワーク化、あるいは多様化等、利便性向上に向けた計画を着実に進めていきたいと考えております。 また、河川整備につきましては、長浜新川を含めましての湖北圏域河川整備計画に基づく河川整備の推進を計画的かつ確実に実施されますよう、県とともに長浜市も取り組み、市民の生命、財産を守る安心安全な河川づくりに取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 2点目に移ります。長浜新川についてご質問させていただきたいと思います。長浜新川は、昭和49年に事業着手をし、そして、県の方針は地域との協働により適切な対応を図るものとし、市内の現況河川は治水安全度が低いため、過去並びに重なる水害が発生し、社会的経済被害を負うてきたことから、抜本的河川改修が必要だと考えておりますが、当局の見解をお聞かせいただきたいというふうに考えます。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 長浜新川の早期整備が必要であると認識しております。特に本川整備はこの10年近く形として見えてきておりません。市も県に対しまして働き掛けを続けております。 そんな中で、県が策定を進めております第2期河川整備5ヶ年計画の中では、具体的な取り組みが明示されようとしております。 今後とも事業進捗が図れるよう強く要望いたしますとともに、この計画が着実に進められますよう、市も地元関係者のご協力を得られるように協力をしてまいりたいと考えております。 また、市街地の治水対策について、密集した市街地であるため、新たな河川整備などは困難な状況であり、長浜新川整備の推進とともに地域実情に合った多様な治水対策を進めるよう、これにつきましても県に協力して取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 今、部長のほうから市街地の治水計画という言葉が出ました。9月の3日から3月の22日まで、現在、県がコンサルタントに1,790万円の治水計画を検討し、米川の遊水池バイパスルートをどういうふうに活用したらいいかということで、十一川、八幡川をはじめ、流域は大丈夫かという検討に入っていますが、このことを市はどういうふうに重きに思っているのか、教えていただきたいと思いますし、平成15年の9月11日に長浜新川の通水報道がされ、15年も経過しており、いまだ整備がされていないのが現状でございます。 このことを踏まえ、長浜市の大きなビジョンとして、長浜新川をどう捉まえ、整備していくのか、再問させていただきます。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) まず1点目の市街地の治水対策つきましては、現在県のほうが各種の検討をされているということについては承知をいたしておりますが、まだ詳細な報告は受けておりません。 ただ、先日も治水に関する協議会を持たせていただきましたが、早期のやはり進捗というものを地域の皆様も望んでおられる中では、その辺についてはスピード感を持ってしっかり県に対しての協議等は協力しながら進めてまいりたいと思います。 なお、新川問題につきましては、やはり県の当初の計画を早期に実現することが多様な治水対策にも大きな効果を出すものでございますので、これについては、1日も早い計画達成を望むところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 再々問させていただきます。 県が米川の遊水池やバイパスルートを検討するとなりますと、長浜市の大きなまちづくりが変革いたします。特にこの庁舎から北へルートを走る都市計画道路3・4・10号は大きな影響を受けるというふうに考えます。私は、なぜこの質問をしているかというのは、抜本的に先を見た投資、整備が計画的に必要だと。県と手を携え、そして整備していかなければ解決はしないというふうに考えますが、その点、もう一度ご答弁を頂きたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのとおり、今回の県の調査の中からの遊水池計画等は、ほかの事業との関連、あるいは、影響等が出ていることは承知もいたしております。その点では議員仰せのとおりに、県ともそういうふうな河川等の問題を含め、関連する事業との計画性の整合性等は図りながら、双方それぞれしっかり進めていきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 関連する大きな企業、そして地域の皆さんのご協力がないと、米川の整備は果たせないというふうに考えます。しっかり連携を持って総合計画の下に政策をしっかり打っていただきたいということを念じて、次の質問に移らせていただきたいと思います。 大井川、鬼川について、ご質問させていただきます。平成15年7月3日新聞報道で、大井川、鬼川、新川への接続の報道がされました。その後、整備方針や接続に伴う整備について、どのように市民の皆さんに理解や説明責任を果たしてきたのか、お聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 大井川、鬼川の下流域における浸水被害への対策が喫緊の課題となっておる中、大井川、鬼川の上流域の水位を現在の新川へ流下させることにより、被害軽減を図ることを目的に、新たな農業用河川、第二大井川を築造する事業を現在進めておるところでございます。 大井川、鬼川の新川への接続につきましては、現況の新川の流下能力や周辺からの流入状況及び大井川、鬼川からの接続のために新たに設ける農業用河川の流下能力など、接続に関する検証を十分に行い、近畿地方整備局や滋賀県と安全性等について協議いたし、許可を頂いております。 また事業にかかる前には周辺自治会及び関係機関へ説明し、協議、調整を図り、ご理解を頂いた上で事業を進めております。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 長浜新川の本川を含めます右支川の整備計画を検討する中で、これまでの取り組み等の中での反省点等も参考にしながら、県とともに引き続き市民の皆様に、新川の整備が着実に進められますように、今後とも丁寧な説明を行っていきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 大井川、鬼川周辺の下流域の開発から見ますと、相当早く、ペースを上げて新川への流下能力を達成しないと、本来のいく大井川、鬼川への接続はなかなか不可能だと思います。 当時、長浜新川のご理解を得るために、当時の市長、片山喜三郎様は長浜市の広報に全体に、一面にわたり、長浜新川への理解を市民の皆さんに求めるために、一面を使って報道されたのを記憶しております。 先ほど産業観光部長からお話がございましたように、新川の流下能力についてもう一度検証しておきたいと思います。実際どう、新川への流下能力はどれだけなのか。それと同時に先ほど部長がお話しになりました右支川の計画は50分の1の計画でございますが、現在、暫定計画として10分の1しかございません。 このことを踏まえて、大井川の接続を私は早く急ごうとしますと、長浜新川への暫定改修を更に広げていく計画を進めていかなければならないというふうに私は考えております。 したがって、長浜新川の計画は非常に重いというふうに思っております。しかるに、県が全く動かない、私はこのことに対して長浜の新たなまちづくりをするためには、こうした計画を政策的につないでいく必要性があると思います。その点について、ご回答を頂きたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) まず、第二大井川側の状況をご説明を申しあげます。新川へのいわゆる接続、排水に当たりましては、新川の改修が完了するまでの期間は1秒当たり15立方という基準で行いまして、新川が完了後は、これが、これを25.7に増やすというような計画で長浜土木事務所、あるいは湖北農業農村振興事務所等、調整をいたしたところでございます。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのとおり、長浜新川の将来計画は50分の1の確率対応規模というふうなことになっているわけでございますが、県の方針等の中では、県下の同じ規模の計画との整合等の関係から暫定計画として10分の1での改修にとどまっているという状況は、現在の状況でございますが、これをやはり将来計画に早期に近づけていただくということが、先ほど仰せのとおり、周辺地の開発等にも大きく関連するわけでございますので、これらは求めていく考えでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 今、産業観光部長からお話がございましたように、暫定的に大井川、鬼川への右支川への流入は15トン、将来計画として25.7トン入るわけでございます。このことがしっかり守られないと、米川周辺の流域の整備は可能となりません。 今回、県が1,790万円もコンサルタントに委託して調査をしておられますが、このことに、この調査に対して市が関与しないというのは全くおかしいというふうに思っております。しっかり関与し、米川周辺の治水を守ることをお約束していただかないと、長浜新川への右支川への流入は地元住民が理解はできないと思います。 早くこのことを市民に知らせる。そして、市民に理解を得ることが、我々が大事なことだと思っておりますので、それが市民の幸せ、また福利厚生につながりますし、更なる開発がどんどん進めていけるというふうに、まちづくりが構築していけるというふうに思いますので、その点、しっかりとしたご回答を頂きたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 最初の質問のときにもご案内、ご答弁申しあげましたように、やはり安心安全を確保する中での健全な持続的都市の発展ということを願う中では、米川問題を含めましても、一つを取りましても、非常に新川を含めて多様な改修をすべき問題はあると承知いたしておりますので、この点については県に対してもしっかりとその点についての整合等を図りながら早期整備等は求めてまいる考えでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 先ほども申しましたように、米川周辺には大きな企業がございます。その企業との連携、そして道づくりとの連携、そして河川整備等、大きな連携を総合的にくくっていかないと、全てがなし終えないというふうになります。本当にしっかり市の部局で横断でお話し合いをしていただかないと、大きな損害が待ち受けるということになりますので、どうかこの辺を重視していただいて、しっかり整備に向かっていただきたいということを思います。 では、5番目。調整池の必要性について、お聞きいたします。新川本川右支川流域の調整池の整備。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄さん。(4)番はもういいんですか。 ◆14番(中嶌康雄君) すいません。申し訳ございません。抜けました。 もとへ。4番目。長浜右支川の整備について、完成断面に整備するのはいつなのか、お聞かせください。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 長浜新川は平成22年に策定されました滋賀県の河川整備方針における安全水準は50年に1回程度の降雨に対応できる河川として整備計画が決定されております。 それを受けましての湖北圏域河川整備計画でおおむね20年の整備目標としては、暫定的な形ということで、10年に1回程度の雨水が対応できる河川とされ、県内河川の当面の整備水準が完了した後、将来計画に基づく新川右支川の完成断面への更なる整備が進められるものと認識をいたしておるとこでございます。 右支川については、平成17年に当面の整備目標による整備が完了しておりますが、先ほどから議員仰せのとおり、市街地の開発等を含め、段階的に治水安全度が向上されるよう、本川の整備計画に合わせて引き続き早期実現を強く要望していくところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 議長、失礼しました。4番目抜けまして申し訳ございませんでした。 この質問をさせていただきますのは、現在、右支川を調査させていただきますと、当時の整備は多自然型ということで、それぞれ河川の中に大きな石がどんどん置いております。この石が阻害されて、河川断面を阻害して、非常に断面不足や掘り起こしを起こしており、非常に今後、大井川、鬼川の流域への流入が開始されれば、更に大きく掘り起こしをされるということをしっかり現場の技師等にご把握いただきまして、早く右支川の完成断面を迎えるように県と協議を重ねておいていただきたいということを申し添えておきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 今ほどのご指摘につきましては、私どももしっかりと伝えてまいりながら完成断面、最終断面を早期に確保したいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) どうぞよろしくお願いします。 5番目移ります。調整池の必要性について、ご質問させていただきます。新川本川右支川流域の調整池の必要性、整備必要性等について、市の方針や見解をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 長浜新川の本川及び右支川の流域におきます開発行為に伴う調整池の設置につきましては、河川管理者である滋賀県が開発雨水排水計画基準に基づいて審査し、設置等の指導をしております。 調整池は開発に伴う雨水の流出増を抑制し、安全に河川へ流すためのものでありまして、集中豪雨などの局地的な出水により、河川の流下能力を超える可能性がある雨水の流出による被害防止の観点からも、設置は必要であると考えております。 しかしながら、調整池の設置は画一的な基準ではなく、流域特性や河川の整備状況を踏まえた開発計画地の現状に即した基準の運用が考えられないか、県に対し提起をしていきたいと考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) この質問をさせていただきますのは、右支川というのが当時、今の現在が完成しているのが右支川なんですが、本川ルートというのが宮司へ向かう分と新たなルートの設定の河川なんですけれども、この右支川が完成した時点で、宮司地先では何か所も調整池が完成したということで、不要やということで、それぞれ撤去してきた所がたくさんあります。 それにもかかわらず、更にまちづくりを進める中で開発をしようとしたときに、調整池が必要だという見解については、いささか疑問が残るわけですが、先ほどご説明に流域という説明がございましたが、そのときの許可されたのはなぜそのときに不要だという許可を、通知を、それぞれの機関に出されたのか、私は疑問に思っておりまして、現在のところ、更に上流での開発に対しては調整池が要るということに対しては非常に疑念を持っております。このことに対してご答弁を頂きたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 過去のご判断等の中で、今議員ご指摘のように、調整池についての一定の考え方を示されたという前例があるということも承知いたしておるところでございます。 また、現在進められております開発等の中での調整池の議論等もお聞きをしているところでございます。今進めておりますというか、ご相談を受けております案件等につきましては、先ほどご答弁申しあげましたように、やはり河川整備等の状況を踏まえる中での現県基準の運用について、長浜市のほうから県に対してもその辺の再考であるとか、解釈、考え方について、県の考えをただしているというふうなこともいたしておりますので、個別案件ということではございますが、それぞれのやはり安心安全を確保すること、あるいは河川整備との整合はその都度図りながら進めていきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 次へ進めます。6番目ですが、新川本川の整備について、市は整備についてどう考えているのか、市民に対する説明責任についてお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 湖北圏域河川整備計画でも計画的に河川の整備を行う区間として長浜新川の本川部分が位置付けられております。滋賀県が実施主体でありますが、平成30年度の市からの県に対する要望事項でもこれらを含めて重点的な事業と位置付け、早急な計画策定、あるいは早期実現に向け強く要望活動を行っているところでございます。 その結果、県からは本年3月に公表予定の第2期河川整備5ヶ年計画の中において、本川についても31年度から35年の間、用地買収を実施する区間としての計画というふうに聞いております。 更に詳細が明らかになり次第、早期実現に向け、滋賀県と協力しながら、長らく動いておりませんでした本川整備について、関係地元機関の皆様に対し、しっかり説明をしながら理解を得られるように、あるいは事業実施できるように、市も努力してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私は長浜新川の本川整備について質問させていただきますのは、ずっと議員をさせていただいて今初めてです。なぜそういった行動に出ているのかというのは、県と市との信頼、いわゆる何度も県に赴き、地元の問題もいろいろあります。そうした問題を解決しようと思って、何度も足を運び、県に行きました。そのことについては都市建設部全体としてご理解いただいているものと推測しておりますが、しかしながら、県は全くそれぞれの町内のご意見、ご要望に対して応える気が全くない。このことについて私は非常に重いと思っております。市も一生懸命検討しているのにもかかわらず、県は全く動かない。このことは大きな、私は問題だと思っておりますが、このことについて、市のご見解をただしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 今回のご質問を頂きまして、具体的な動き等を再度調整、調査する中で、新たな5ヶ年計画の中でこのような形でしっかりと事業内容が示されたということは一つの、一歩の前進であると思っております。 ただ、最終目標を早期にするということが大きな目標でございますし、私どもは滋賀県に対し求めるだけでなく、協力というものをしっかりしていくという姿勢も出しておりますので、その姿勢は今後とも大切に、またその思いは県にも伝えてまいる所存でございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 次の質問に移ります。長浜新川の管理道路について、お聞きいたします。管理道路の安全性の考え方と整備、今後の整備方針についてお聞きしておきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 新川、今後におきます本川関係の管理道路ということでお答えを申しあげさせていただきます。 新川の本川の整備方針が現時点では詳しく示されていない中ではございますが、整備区間の、整備計画の段階から、右支川での管理道路の状況等も参考にしながら安全面の考慮を第一に、地元関係自治会の意見等をお伺いする中で、地域の暮らしを支える道路としての道づくりを管理道路であっても求めていきたいと考えております。 また、河川管理用道路を活用した歩行者ネットワークや道路計画についても幅広く検討していき、また県に対しても要望してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) お話の、部長のお話の中には右支川を参考にという話が出たわけですけれども、現在右支川を見ていただいたら、本当にこの側道が一定幅なのか、それとも交通規制をしなければならない状況なのか、また管理道路が途中切れている場所やら、たくさんございます。本来、管理道路を含めて用地買収をされるということは、住民がその道路を活用して、安心安全なまちづくりに寄与するっていうことが一番大事なことやと思います。現在、舗装を一部していただいていますが、側道を走りますと、非常に夜、危険な状況がたくさんございます。 こういった整備方針を改めていただいて、そして、安心安全な側道へと向かっていただきたいということで、この質問をさせていただいています。このことを踏まえてご答弁いただきますとありがたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 私の先ほど答弁の中でも右支川の管理道路を参考にということは、今議員仰せのとおりのことをしっかり生かす中での本川の河川管理道路を造っていく。そのための地元へのご協力を頂くという姿勢を示させていただいておるところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) よろしくお願いします。この新川は非常に長浜市の今後のまちづくりに対して大きな影響を与えるものというふうに思っております。本当に部局横断でしっかり議論をし、そして県との調整を図らないと、大きな問題を生じるというふうに思います。しっかり今後部局横断でしっかり議論をしていただいて、政策的な展開を図っていただきたいことをお願いし、次の質問に移らせていただきたいと思います。 三つ目、人口減少問題についてお聞きいたします。平成30年度の仕事始め式で国難ともいうべき少子高齢化、人口減少という難しい時代になりますと。しかしながら、職員の皆さんの力を結集して臨めば、必ず道は開けると確信していますとの市長の見解が示されましたが、他市ではさまざまな対策を講じられていますが、本市ではどのような政策をもって人口減少に対し、職員力を結集し対策を講じられているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 人口減少問題でございますが、政府もこれを国難と位置付けました。そして、私も全く同感であるという思いでございますので、まさに国を挙げて、そして地方を挙げて、取り組まなければならない問題であるというふうに認識をいたしております。 国の発表によりますと、今、国全体で年間40万人くらい減り出したということでございます。そして、間もなく、もう間もなく年間80万人くらいのピッチで国全体の人口が減るという示しでございます。国全体で80万人ということでピンときませんが、我が隣の福井県が80万県民ですから、間もなくすると福井県並みの人口、地域の人口が消えていくと。こういうふうに置き換えますと、まさに極めて深刻な課題であるということがうかがえます。 一方、私ども長浜市でも人口減少顕著でございまして、10年ほど前から既に人口減少局面に入っております。長浜市では年間、今800人から900人の人口が減っている状況でございます。 しかし、少しこの動向を見ますと、最近1~2年間に関しましては、転入者が増加傾向に入ってまいりました。特に中でも20代前半の転入が増えております。また、子育て世代である30代の転出が減少してまいりました。この辺りは今まで取り組んできた施策の成果の一端が表れてきたのではないかと捉えております。 ただ、総人口としては申しあげましたように、依然減少しておりまして、このことは将来の地域活力やらコミュニティの維持、また雇用、経済活動に直結する大きな問題となっております。なぜ人口が減るのかという人口減少にはさまざまな原因、要因があるわけでございますが、これに対してにわかに効く特効薬があるわけではございません。 したがって、総合計画やら、あるいは総合戦略など、あらゆる政策を誘導して重層的に取り組む必要があると思っております。その取り組みの一つとして、市外からの人口流入を促す、人口を増やすこと。また、二つ目は市外への転出を抑えて、人口を減らさないと。このこと。そして、三つ目は人口が減少しても持続できる地域の仕組みを構築すること。この三つが視点となると思っております。したがって、この三つの視点に立った施策を進めることが一番重要であり、効果があると見ております。 これらの取り組みを先導するものとして、総合計画に六つの重点プロジェクトを位置付けています。従来の縦割りによる事業ではなく、それぞれが一歩踏み出して、そして果敢に取り組む姿勢、まさに挑戦と創造の力であります。職員の力を結集して、この問題に対しては政策として仕上げていくと。このように進めてまいりたいと思っております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 今市長から人口を減らさない三つの視点をお聞かせいただきました。やはり大胆に今後政策を打っていかないといけないと思います。埼玉県、一つご紹介をさせていただきますと、埼玉県の秩父市では移住者に対して車の中古車のいわゆる買う、購入とか、そういった費用を補助金として出しておられたり、また空き家の改修費を移住者に対しては出すというようなこともやっておられます。全国津々浦々で非常に大きな問題を抱えている国難という人口減少に対して対応策を出されております。 当市も具体的なやっぱり政策を打って、これに立ち行かないと非常に大きな問題となってまいります。その大きな一つとしても、企業誘致も大事だというふうに思います。今後、具体的な政策をしっかり課内で、部内で議論していただいて、新たな国難に対する長浜市としての対処策を講じていただきたいことを願いまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。 4番目。病院改革について、ご質問させていただきます。医療機関の都市部への集中による地域格差は日本各地の課題であります。特に過疎地での高齢化が進み、都市部にある高度医療機関の受診が受けにくく、過疎地にある診療所の医師は専門科以外にさまざまな診療に携わる日々を送っているのが現状だというふうに認識しております。 その対策として、総務省の指導で5Gを活用した数々の実証実験が進められており、川上診療所と岡山県立大学、医学大学の間を5Gで結んだ遠隔診療の実証実験が現在行われております。長浜市も人口減少の中にあって、二つの病院、診療所を行政が全て業務を運営することは将来財政計画の中からも難しい状況を迎えると思います。 そこで、今後医療を取り巻く環境変化に適切に対応し、将来にわたって湖北地域の医療を確保していくためにも、遠隔診療の研究も進めてはと考えますが、当局の見解を求めます。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 川上診療所の事例にもありますとおり、ICTを用いた病診連携によって、へき地においても専門的な医療を受けられる体制の整備は将来的な課題になるであろうと認識しております。 今後も5GをはじめとしたICT技術の情勢を注視しながら、湖北の地域医療の確保に努めてまいります。 以上です。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。できるだけ早く遠隔診療の研究を進めていただくことで、対策が、更なる対策が講じられると思いますので、よろしくご示唆、ご研究をお願いしたいというふうに思います。 5番目に移ります。土地改良区の合併について、ご質問させていただきます。平成30年度の第1回定例会においても同様の質問をさせていただきましたが、土地改良区については成り立ちや施設の規模、賦課金等の違いにより、合併には至っていないのが現状です。 放置農地の対応や農家の負担軽減のために農道の維持管理や水路整備、農地の集積による耕地と水利との適切な管理等を改良区に事務委任することで、改良区の運営や経営強化につながり、また市も土木技術者の強化を図れると考えます。 まずは歴史と伝統のある旧市内の姉川左岸土地改良区と長浜南部土地改良区合併に向けて、改良区の意向や合併に向けた行政支援など、検討を図るべきと考えますが、当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 土地改良区の合併につきましては、各土地改良区の規模や組織体制、考え方も異なりますので、まずは土地改良区から合併の意向をお示しいただくことが第一歩であると考えております。 なお、2月の所管委員会でご説明いたしたところでございますが、現在、土地改良区に対して指導育成補助金の見直し改善を行っておるところでございますけれども、こちらにつきましては団体間のバランスを整える意味におきまして、こういった将来的な合併の一助になるものと考えております。 土地改良区に限らず、各種団体の合併による運営基盤の強化は市の厳しい財政状況の中、非常に有効な手段と考えられますので、今後必要に応じて指導、助言を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 姉川左岸土地改良区の体制も変わりました。長浜南部の職員体制も少しずつ変わってまいっております。両方の土地改良区の機運もだいぶん変わってまいりました。そこで大事なのは、先ほど部長からご示唆いただきました行政の支援です。やはり両改良区へ赴き、その体制をどのように政策的につなげていくのか、職員が赴いて、しっかり議論を重ねることが将来大きな働き方改革への一歩をたどるというふうに思います。 そこで、そういったご意向を、私の意見を踏まえて、早急に対応していただいたと思いますが、いかがでしょうか。ご答弁をお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 二つの改良区に限らず、市内五つの改良区ございます。合併を直接的に目的ということでなくて、農業行政全般に当然改良区さんとの連携は必要でございますので、十分に現場での連携を取る旨、指導していきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 多くを望むとなかなか達成はできません。少しずつ、ちっさいことからコツコツで結構です。私が述べて質問させていただいておりますのは、ちっさいことからコツコツとやっていただきたいということで、ご質問させていただいています。どうかその辺、部長、お聞き取りいただきまして、部長自らそれぞれ改良区へ赴いて、しっかり議論をしていただきたいことをお願いし、私の質問を終わらせていただきたいと思います。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、ただ今から13時25分まで休憩をいたします。    (午後0時25分 休憩)    (午後1時25分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 草野 豊議員、登壇願います。 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) (登壇)それでは、発言通告に従いまして、大項目2点について質問をさせていただきます。明快な答弁をよろしくお願い申しあげます。 まず、大項目1点目でございますが、重症心身しょうがい者支援と災害時の対応についてでございます。長浜市では平成30年度から平成35年度までのしょうがい福祉プランが従来の福祉プランをより充実したものとし新たに策定をされました。その策定では、ともに支え、ともに暮らす、やさしいまち長浜を目指すとし、そのニーズは多様化しております。しょうがいのある人が地域の人とのつながりを大切にしながら暮らせるように、社会情勢を反映した新しい計画の策定が求められております。 今日の身体、知的、精神のしょうがい者の生活支援等しょうがい者総合支援法施策により、非常に進んできていることを実感するに至っております。 しかし、重症心身しょうがい者の施設整備等はなかなか進まないのが実情と考えます。また、このしょうがい福祉プランが策定された後、平成30年6月議会で私は家族へのレスパイトケアについて質問をいたしておりますが、そのことも含め質問をします。 特に平成24年1月に湖北圏域における重心施設整備計画が長浜市、米原市の下で作成されております。長浜、米原しょうがい者自立支援協議会では、行政をはじめ、各施設、病院等の方々により、種々協議がなされ、問題提起されていることは承知いたしており、大変ご苦労願っていることであります。 そうした中、重度心身しょうがい者通所施設えがお、診療所の開所が実現されました。今後においては日中支援の更なる充実、湖北地域での入所施設の検討、医療ケアの支援体制の充実が求められております。 しかし、昨今の災害時におけるしょうがい者に対する周知度を勘案してみますと、決して良しと言える状況ではないと考えます。長浜市しょうがい福祉プランでは、防災対策は別途検討することと思っておりますが、資料編のわずか1ページに防災、防犯等の対策に寄せられた意見が列記されております。その意見にどう対処されておられるのか、併せて以下について質問をいたします。 まず、小項目1点目でございます。ショートステイ利用の送迎補助について、お伺いをいたします。昨年6月に医療行為が伴う方の送迎についてただしており、答弁では市の移動支援事業の見直しによって対応を検討したいと思います、とのことでございましたが、平成31年度に向けてどのような検討がなされたのか、お聞きをいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、ショートステイ利用の送迎補助の31年度に向けての検討でございますが、本市域には医療的ケアが必要な重症心身しょうがい者を対象とした入所施設がなく、利用者の多くの方が県南部にあるびわこ学園医療福祉センターを利用されておられます。 この状況を踏まえまして、医療的ケアが必要な重症心身しょうがい者の方が医療型短期入所を利用する場合において、移動支援事業を活用し、ということを基本に検討をしてまいりました。 具体的に申しますと、移動支援事業の活用している車両に看護師を添乗いただき、保護者さんの同乗なしで安全な移送体制の構築ができるかどうか、それにつきましてはびわこ学園重症心身しょうがい者通所施設えがおさん、また移動支援の事業所さん、それと市行政がこの間研究を重ね、モデル的に実証実験を実施しようということに至りまして、平成31年度当初予算におきまして、モデル事業として提案をさせていただいたところでございます。 この事業の特徴は、いわゆるしょうがいのある方が乗車されていないときも事業の対象とすることによりまして、現行の移動支援事業を拡充する形で、利用者や、あるいは事業所の方の負担軽減を図るという観点で事業のほうを検討してきたところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 今ほど部長からるるお聞きをしたわけでございますが、今ほど移動支援を活用して、看護師を常駐させて、保護者の同乗をなくしていこうというふうな、非常に前向きな検討をなされていると考えておりますが、モデル的な部分でやっていただくと。またこれを実施、実際にそういうような条例等でくくっていくとか、そういうふうなことはないのか、お聞きをいたしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) モデルの実証実験につきましては、平成31年度、1年間ということではございますが、できるだけ年度末までということもなく、早い段階で一定の検証をしていきたいというふうに考えているところでございます。 検証のポイントとしましては、こういった形の機能が有効的に皆さんに活用がしっかりできるかというのが大きなことでございますので、その内容をしっかり検証していきたいというふうに考えております。 その結果を踏まえて32年度等につなげていくということで考えておりますので、今現在はまずモデル事業がしっかり実施できるように、しっかり体制を整えていくということで始めていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 小項目の2点目にも関係してきますので、小項目2点目。しょうがい者の移動支援についてということで、これは米原市では平成30年の9月に米原市重症心身障がい児者医療移送費補助金交付要綱を施行されました。このことは専門医療機関受診のために利用する民間救急車にかかる経費に対し、補助金が交付されます。 当然私が一般質問で送迎補助をと申しあげておりました小児保健医療センターびわこ学園医療福祉センターと市長が認める医療機関となっております。近隣市町との情報共有は非常に大切であると考えます。 長浜市として移動サービスや移動支援との整合性を踏まえてどうされていかれるのか、今後の対応についてお聞きをいたします。小項目1点目と若干重複するかもしれませんが、よろしくお願い申しあげます。
    ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、移動支援の拡充という観点で検討をさせていただいておったところでございますけれども、移動支援につきましては、まず事業所との協議の中で、道路運送法に基づく福祉有償輸送制度、それとしょうがい者総合支援法に基づく地域生活支援事業の移動支援という二つのくくりがございますが、これらの活用をまず検討のベースに置いてきたということであります。 といいますのも、これらについては国、あるいは県の財源がしっかり確保できているというところでございますし、またこれは利用者の方にも、あるいは事業者の方にも事業の継続性という観点からも非常に安定的な制度であるという考え方からその仕組みづくりを考えてきております。 先ほど申しましたように、今事業、モデル事業として実施をさせていただくということでございますので、医療的ケアが必要な重症心身しょうがい者の方の在宅生活の安定化や保護者の身体的、精神的負担の軽減、それと持続可能な形、いう形でしっかり検証していきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 私はやはり近隣の市、特に米原市さんですね。こういった所と連携を取って、施策についても検討をし合わないと長浜市が遅れてしまう。また隣の市がこうなんでこうですよというふうなことを聞いてしまう。私どもとしたらつらい感じがするわけですけれども、今後そういったことに対しての思いをよろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) ただ今、草野議員から頂きました米原市の移送費補助については、その経過うんぬんにつきまして、米原市単独ということになってきたわけでございますが、この地域は湖北圏域ということで、2市での福祉医療圏ということになっております。 具体的には今回の当初予算でも提案させていただいておりますように、湖北寮さんの改築の補助等も米原市さんと両方でということでさせていただいているところでございます。 今後につきましては、やはり同じ福祉医療圏という形で施策の調整等をしっかり進めて、湖北16万人という観点での施策推進というところをしっかり進めていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 続きまして、小項目3点目、レスパイト入院についてでございますが、私の発言内容が当局の方に十分に伝わらないというようなことになってございますので、ここの部分は、(3)については割愛をさせていただきたいと思いますが、このことはここにも書いてございますように、冠婚葬祭、病気、疲労、旅行等でレスパイト入院を利用される場合に、1か月ぐらい前に申し込まなければならないというような状況下の中で、やはり病院等も看護師、そういった方々の調整をしてかからなければならないというふうな部分があるわけでございます。 そうしますと、緊急の場合なんかにここで対応していただくというのは非常に難しいいう部分がございますんで、病院とは切り離した状態での看護師等の雇用の、そういう部分での長浜市としての対応が可能でないかということをお聞きしたかったということで、ちょっと私の文言があまりにも簡単過ぎたということで、割愛をさせていただいて、小項目4点目に入らせていただきます。 災害時の対応についてでございますが、災害時には福祉避難所が設置されると考えます。長浜市として災害時のための種々協定を結んでおられます。福祉避難所を利用される方々への普段からの周知と災害時の誘導体制は不可欠であります。 また、名簿は当然整備されておられることと推察をいたしますが、個人情報でもあり、公表することはできないかと思います。普段からの周知と災害時の誘導と合わせてお聞きをいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、名簿のお話でございますが、長浜市では災害対策基本法に基づく避難行動要支援者名簿を備え付けておりまして、災害時において生命、身体の保全のために必要があると市長が認める場合には、法に基づき自治会を含む支援関係者に名簿を提供することが一応可能ということになっております。 併せて、長浜市避難支援・見守り支えあい制度に基づく要配慮者本人の申し出、あるいは同意の下、名簿及び個別の支援計画を作成しており、これらについては、平時から自治会、民生委員、また社会福祉協議会のほうに共有をいただいているという形でございます。 また、市では指定避難所に避難いただいた方の状況に応じて、要配慮者を対象に、福祉避難所の開設を行うということでございますが、そういう一時避難所であったり、あるいは指定避難者への誘導が地域の中で円滑に行われますよう、今ほど申しました避難支援・見守り支えあい制度を活用した支援体制の構築について、地域の方、また福祉関係者に周知、啓発を行っているというところが現状でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 再問をさせていただきます。 災害時の対応ということでございますが、特に私が申しあげておりますのは、重症心身しょうがい者いうようなところで、自分の身がままならない、そういうような方をどうするんかという思いをさせてもらっております。 したがいまして、今ほど地域の方々の見守り支援とか、そういうようなところでの対応をということではございますが、やはり日頃、そういう部分、特に自治会の方々におかれましては、年ごとに替わられるというようなこともありますので、市のほうからそういった方々の、保護者の方々からの了解が得られる方については、やはりその辺を周知をしていただきたいなと思っております。 民生委員さんからいろいろとお話を聞いても、個人情報でなかなか周知してもらえないとか、そういうふうなことをお聞きをしますんで、特にこういった方々への手立てといいますか、その辺を再度お聞かせ願えたらと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 今、草野議員からお話しいただきましたように、自治会の皆さんの役員の交代等の現状もございます。避難支援の見守り支えあい制度登録者の台帳自体は年に1回以上は更新を行っているわけでございまして、その中で台帳のほうを市から自治会長さん、あるいは民生委員さんにお渡しをしているという現状でございます。 今お話しいただいた部分についての周知というところも併せて市としてしっかり周知を図っていくということですし、これからもより充実していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) それでは、次、小項目5点目に入らせていただきます。福祉避難所の管理運営についてでございますが、特に近々の熊本地震復興に出向かれました職員さんなどの体験談を踏まえられ、福祉避難所の在り方について、市としてどのように取り入れ、生かされようとされておられるのか、お聞きをいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 長浜市におきましては、幸い福祉避難所を開設するような災害は起こっておりませんが、平成28年の熊本地震、あるいは平成30年の西日本豪雨の復興活動に派遣をいたしました職員からは、災害時には行政、指定避難所及び協定の締結先である福祉避難所のほうにも行っていただいたということがございまして、お話を聞いているところでございます。 特に今申しましたように、指定の避難所と福祉避難所の間での連携といいますか、情報の共有といいますか、そこの部分、それと行政との間のやりとり、それともう一つは避難所の中で支援者が日々入れ替わっていくということがございますので、支援者の間の円滑な情報の共有というのが何にも増しても重要ということで、報告を受けているところでございます。 平成30年でございますが、福祉避難所の開設運営訓練っていうのを民間の事業者のほうでやっていただきましたので、そこに行政も参加をいたしまして、福祉避難所の開設から運営までを体験させていただき、その手順や支援方法について、その後検証を行っております。特に健康相談票とかの、そういうふうな仕組みについての実用化等に取り組んでいるところでございます。 それと、日頃から協定締結先との連携を深めることも重要と考えておりまして、締結先との情報交換会というのを年に1回、開催をさせていただいております。 こうした取り組みを通しまして、今後実際に本市において福祉避難所を開設するような災害が起きたとき、協定締結先と連携して、要配慮者の方の支援に当たれるよう、備えを進めていくという考え方で述べさせていただいております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 実際に災害が起きていないということではございますが、特に個人情報等々もございますんで、日頃からの情報を共有していただいて、スムーズな対応ができるようにお願いをしておきたいと思います。 次、小項目6点目でございますが、医療ケアについてでございます。小児慢性疾患や難病を患っておられ、医療ケアが必要で在宅におられる方々の把握と避難誘導等、どうお考えか、お聞きをいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、医療ケアが必要な方についての把握ということが重要だというふうに考えております。介護認定の調査結果、あるいはしょうがい支援区分の認定調査結果、それと医療機関、保健所が保有されているものなどにつきまして、把握に努めているということですし、その内容について順次進めさせていただいております。 また、避難誘導につきましては、安全な移送手段が確保できるかどうかというところが最大の課題というふうに考えておりますし、またそのこと自体が大きな課題というふうに受け止めておりまして、ここにつきましては、引き続き最適な方法については検討をしてまいりたいというふうに考えております。 また、災害時に緊急入院等が必要な方につきましては、医療機関及び保健所と連絡、連携を取りまして、個別対応という形での対応というふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 再問をさせていただきます。 当然、医療ケアについてということで、先ほどから長浜市、米原市が実施をしていただきました、えがおさん、そういった所でのある程度のリストといいますか、そういったものは持っておられるとは思うんですけれども、市として養護学校を卒業された後のそういったフォロー体制、そういった部分が非常に重要になってくると考えているわけですけれども、そういった辺のリストの集合といいますか、それぞれが持っておられる方のリストの部分をどういうふうにまとめていかれるかいう点を、できたらお聞かせ願いたいなと思うんですけど。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 先ほど申しましたように、介護なら介護、あるいはしょうがいならしょうがい、あるいは保健所なら保健所という形での把握はされているわけでございますが、これ集約化するというところでのご指摘だというふうに考えております。 この取り組みにつきましては、医療ケアが必要な方のみならず、先ほど申しました要配慮者の状況が確実に把握できるようにという法の整備もございます。これについて把握に統合ができるように努めさせていただいているというのが現状でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) そういったリストが集約できるというような状況でまたよろしくお願をいたしたいと思います。 次でございますが、小項目7点目、電源確保についてお伺いをいたします。 昨年の台風により、余呉地域は3日ほど停電になったこともございました。全ての地域でも起こり得る状況にあります。 そこで、人工呼吸器を使用、酸素を使用、経管栄養でのポンプ使用と多岐にわたり電源、電気が必要とされます。対象者の方々に対しての電源確保をどのようにお考えか、お聞きをいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、医療機器使用者の方の電源確保についてでございますが、まずはご本人やご家族により非常時の電源、バッテリーとかいうことになりますが、を平時からご準備いただく。必ずご準備いただくことが非常に重要であるというふうに考えております。 また、災害時や停電時には、平時に確保いただいた電源を使用していただいた上で、主治医や使用されている医療機器関連会社、あるいは支援者等にご連絡いただき、電源確保、医療救護等の依頼を行っていただくということを想定しておりますが、市におきましては、福祉避難所用の発電機22基、これは市内の21か所の施設に配置しておりますので、医療機器使用者が福祉避難所等に避難された場合につきましては、この発電機をしていただくことも可能という形でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 再問をいたします。 今ほど余呉のほうで停電が発生したというようなことでございますが、そういったときに、今ほど申された非常時からの電気、電源確保については個々で対応をお願いするというふうなことではございますが、そういった余呉地域でのトラブルとか、そういうことはなかったということでよろしゅうございますか。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 今、お話がございました昨年の台風による3日間の停電の中で医療機器の電源の問題っていうことにつきましては、把握していないというか、お聞きしていないという状況です。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 今後においてもその辺の把握等にまた努めていただけたらと思います。 それでは、大項目でございますが、大項目2の湖北地域消防組合分署等の整備について、お伺いをいたします。 湖北地域消防組合本部庁舎が外構工事を残すのみとなり、本年7月には竣工する予定となっております。工事費は16億6,000万円をかけ、高機能消防指令センターとしての災害等の拠点として、期待は大きく膨らんでおります。今後においては、分署等の整備が急務となってきております。 本年度は消防力適正配置調査業務が委託をされ、3月末日で調査結果報告がなされます。昨今の自然環境を見てみますと、災害対策に対する認識を新たにする必要がございます。 しかし、平成31年度予算案の概要を見てみますと、消防本部庁舎整備事業はピークを越え、負担金の減少とか、消防本部等の市債の減少、消防本部庁舎の負担金の減少と、随所に明記され、早期に起こり得る消防組合での建物整備のことは全く書かれておりません。 当然のことながら、基礎的財政収支は市債発行の抑制をし、目的基金があればその基金を充当することで基金は減少しますが、健全財政を維持したことになります。そのことで平成31年度の黒字は4億9,800万円と試算しておられますが、5年、10年先のことも視野に入れ、単年度収支だけでなく、今後の整備事業も考えるべきはずでございます。 消防需要の変化については、大幅な人口減少、少子高齢社会が否めない状況の中、反して高齢独居世帯が増加することになり、救急サービス等も並行して増加すると思います。署所の配置についても消防需要の変化等の考え方の調査が実施されております。市町合併前の4本部、現在は10署所になっており、バランスを考慮する必要も出てきております。 また、通常で交通事情等にもよりますが、救急で6分、消防で8分の現地到達といわれており、現地到達までの距離は約5キロとなります。現在の10署所で円を描くと、網羅されない地域と網羅されていても道路事情が十分でない地域が存在します。特に東浅井分署が昭和47年、伊香分署が昭和49年、米原消防署が昭和50年建設と現在の耐震基準を満たしておりません。湖北地域消防組合の議会議員には、早期の整備が必要であることを平成29年度に説明がなされているところでございます。建設年度を考慮し、早急な計画と建設が必要であり、今後の長浜市としての考え方をお聞きします。 小項目1点目でございますが、財政負担についてでございます。3分署等を建設するに当たり、当然地域の方々のご理解が必要不可欠であります。長浜市、米原市の負担割合は基準財政需要額によりおおむね長浜市が7割、米原市が3割となっております。3か所を整備するには、現在の湖北地域消防組合本部庁舎の建て替え金額の同程度では建設が難しいと考えますが、今後の資金計画、建て替え時期についてお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 現在、湖北地域消防本部が消防力適正配置調査を行っており、その結果が先ほど議員さんもおっしゃられましたように、3月末に報告されます。 それを踏まえ、施設整備に必要な財源につきましては、国、県の補助金等の活用のほか、起債や基金の活用などを含め検討した上で、極力財政負担の少ない財源構成で資金計画を立ててまいります。 また、現在の各分署などの建築年次や地域事情を考慮し、効率的、効果的な分署等の配置や整備計画を消防組合と構成市の防災、財政部局で進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 再問をいたします。 私が申しあげておりますのは、その計画でいかれる、そのことは当然この3月にこの計画が、調査報告ですね。上がってくるわけですわ。ただ、私が申しあげたいのは、その計画に基づいてこれを履行していくということになりますと、何年かかるんですか。 既にこういうような調査結果を求めてやられるのは分かりますけれども、この31年度予算に先ほど申しあげました消防署の関係がいくつも出てくるわけですわ。そのことでどういうふうに考えておられるんかということをお聞きしているんです。 防災の担当部長が申されていること自体は分かります。しかしながら、財政として5年、10年先を見越してどうなんだということの回答が頂きたいんです。全然私が申しあげている趣旨とかみ合っていないように思うんですわ。再度その辺、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 今、長浜市のほうでは公共施設等整備基金というのを造成しておりまして、この基金を一部事務組合の施設整備、用地取得等にも使わせていただいております。具体的には湖北消防の本部庁舎の整備、また広域事務センターの斎場整備に必要な財源の一部として現に使っておりまして、今の残高は30年度末で56億円あるということでございます。 したがいまして、今ご質問ありました消防分署等につきましても、またそのほかごみ処理施設の整備も予定されておりますので、まだこの整備時期とか規模とかは多分これからになるかとは思いますが、しっかりとこれからも基金を積み立てて備えていきたいというふうに思っております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 再々問をさせていただきます。 この消防力の適正配置調査業務、これが終わってから、それならば考えますよということで、今、この3月に出てきて、あと何年でこれ、この署所を整備するのにかかると思われるのか、その辺をお聞きします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 大きな分署が三つございます。それと、その分署につきましては先ほど申されましたように、耐震ができておりませんので、まずその分署の設計業務並びに建築業務を順次計画を立てまして、次に種々残っております出張所になるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 今、質問をしておりますけれども、このことが10年、15年かかるというような状況では困りますんで、その辺だけ付すさせていただきますんで、よろしくお願いします。 それでは、小項目2点目でございますが、調査事業を踏まえての地域説明についてお伺いをいたします。消防力適正配置調査終了後、市民に対しての説明会をどのようにされるのか心配をしております。 消防職員は現場主義で日頃の行動をしておられると思います。長浜市は非常備消防の事務等も湖北地域消防組合に委託されておられますが、今後の消防署の10か所の拠点をどうしていくのか、非常に大きな問題と捉えております。長浜市、米原市が前面に出ての計画遂行が必要と考えますが、どうでしょうか。お聞きをいたします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 調査が終了後におきまして、まずは消防署所再配置計画の策定と消防本部の執行機関である正副管理者会議、消防議会への説明とご理解を得るなど、丁寧な説明をすることと考えております。 また、計画策定及び実行に当たっては、構成市としてしっかりと市の考え方を伝え、消防組合及び消防本部と十分意思疎通を図りながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 私が申しあげたいのは、やっぱり現場主義で行動しておられる消防職員さんに、地域へ出向いてこの計画をこうですよという説明が果たしてスムーズにいくのかなという思いをしているわけです。 長浜市、米原市が前面に立ってそういうような、先ほど申しあげました消防は8分ですよとか、救急は6分ですよとかいう現場のことは消防職員さんが言えるとしても、地域の方々への理解度を示していくためには、長浜市の職員さん、米原市の職員さんが前面に立ってやっていただかないと非常に難しいんでないかということですんで、再度その辺についてお聞かせを願います。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 議員さん仰せのとおり、消防といいますのは地方行政にとりまして非常に重要な部分であるというふうに認識をしております。その点につきましても、消防組合、消防本部の現場の皆さんと力を合わせ、意思疎通を図りながら我々の行政としての力を注ぎまして、説明に当たりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、矢守昭男議員、登壇願います。 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) (登壇)議長の発言許可が出ましたので、発言項目に従いまして、質問に入らせていただきます。 公共施設跡地利用について。 1点目。旧高月中学校跡地利用について。平成23年10月、高月中学校跡地利用地元検討委員会が発足し、翌年3月には長浜市長への中学校跡地利用計画について五つの提案書が提出されました。その後、旧校舎等の解体が進み、平成25年10月には解体が完了、跡地利用については地元住民の最大の関心となりました。また、翌年5月には委員会が発足され、以降7回の会議が持たれる一方で、長浜市総合政策部から高月地域づくり協議会に対し、長浜市の取り組みについて説明が行われました。 しかしながら、その後、具体的な対応がされていないまま放置された状態となっています。旧高月中学校跡地利用について、現在検討の進捗状況と今後の取り組みについてお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) 旧高月中学校の跡地利用につきましては、平成24年3月に地元の高月中学校跡地利用検討委員会から五つの提言を頂きました。これを踏まえまして、庁内に跡地利用のワーキングチーム会議を設置し、利用の方向性について検討がされた経緯がございます。 この跡地につきましては、一部、相続人が判明しない土地がある。このほか平成25年から26年にかけて跡地全域がほぼ文化財の遺跡区域であること。それから、グラウンド部分に水はけを良くするための石炭がらが埋められていることが判明しまして、調査の結果、土壌汚染は確認されませんでしたが、文化財の発掘調査や未相続地の処理、石炭がらの産業廃棄物処分に数億円の費用と相当な期間が必要であることが分かりました。 本市としましては、合併効果を出すために長浜市公共施設等総合管理計画において公共施設削減の方針を打ち出しておりまして、今後の財政運営を考えますと、民間活力による地域振興を基本とした方向性で検討を続けてまいりました。 このような中で、平成29年には大手ハウスメーカーに住宅地としての可能性調査を依頼しましたが、これだけ広い土地の活用を民間が行うことには消極的な報告がございました。先ほどの文化財の発掘調査、産業廃棄物処分の問題に併せて、周辺の商圏人口や商業施設の出店状況から、民間事業者による収益施設の活用も厳しい状況であると判断しております。 現状といたしましては、除草などの適正な維持管理に努めながら、定期的に地元地域づくり協議会との意見交換を行いながら、地元からのご提案もお願いしているところでございます。 引き続き情報の収集とさまざまな可能性を模索しながら跡地の有効活用につきまして調査、検討を続けていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) 再問させていただきます。 地域の皆さんからっていう形で話がありまして、国道8号線から進入路についても地元の方も売却をし、広く買っていただける方に対しても公募されているとかお聞きしますし、ハウスメーカーっていう話もお聞きしておりました。土地が大きいっていう形なんで、なかなか住宅には厳しいので、半分に割って売却するだろうっていう話を向こうもおっしゃられたということもお聞きしますが、住民がしっかりと利用していただきたいっていうことに対して、何年くらいの計画でできるような形をするような目標を持ってやらないといけないと思うんですが、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) こちらが期間を区切って計画立てたとしましても、民間活力ということで、実際に来ていただく事業者が決まりませんと、その計画は立てているだけということなりますので、しっかりと民間事業者を誘致するといいますか、いうふうな方向で、そのおおむねの方向が決まりましたら、民間事業者の、そこで地元ともご相談させていただきながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) 次に参ります。学校給食について。 学校給食の問題点について。長浜北部学校給食センターも昨年オープンして、今日までさまざまな問題がなかったのかお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 昨年オープンいたしました長浜北部学校給食センターでは、これまで調理過程における異物混入の可能性があり、献立を変更したケース、また先月調理員一人が症状が出ない状態で検便からノロウイルスの陽性反応が出たことにより、給食の中止を行ったケースがございました。 いずれも子どもたちの安全を最優先に考え判断したものですが、今後におきましても、安心安全でおいしい給食が提供できるよう、細心の注意を払ってまいります。 以上です。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) ノロウイルスのっていうことをお聞きしまして、2月の6日頃でしたかね、たしか。その頃にあったということでお聞きしておりますが、やはり給食が二日間ほどなかったという形で、いろんな所か、防災倉庫かな。食料品か、いろんな対応をされたということをチラッとお聞きしたんですけども、やはり今後、そういったことがないような形で対応していただきたいと思いますし、給食、弁当を持ってこられたってお聞きしますんで、そういった対応っていうのもしっかりされていたのでしょうか。お聞きします。ちょっとおかしいかな。 ○議長(松本長治君) ちょっと確認させてください。よろしいか。 ◆7番(矢守昭男君) 再問、問題が。再問として。 ○議長(松本長治君) なら、続けてください。 ◆7番(矢守昭男君) 次入ります。ちょっとやめときますわ。 2点目。おいしい給食の提供について。各学校給食において異物混入やノロウイルス対策、さまざまな対応として職員等の健康チェック、おいしい給食の提供を取り組み、そうした結果、残飯も減り、また授業終わり家に帰り即座にパンなど食べる児童がいなくなるかと思いますが、更にまた、更に外部委託により給食の調理方法、基準など問題がないか、更なる検討により子どもたちに笑顔のある楽しい給食、おいしい給食の提供ができないのかお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 安全で安心な給食を安定して提供するため、最新の設備を導入するとともに衛生管理の徹底を図っているところでございます。外部委託後も以前と同じ栄養教諭が献立を作成し、味付けの確認を行っておりますし、調理方法や摂取基準なども変わりはなく、業者においてもしっかり取り組んでいただいているところでございます。 1月に開催されました子ども議会において、みんなが給食を楽しみにしている様子をご紹介いただき、とてもうれしく思ったところでございます。 これからも学校現場と給食センターの連携を密にするとともに、子ども議員からご提案いただきました児童生徒に対するアンケートにつきましても、定期的に実施するなど、楽しい給食、おいしい給食の提供に向けて努めてまいります。 以上です。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) そういったしっかりとおいしい給食っていう対応していただいていますし、食が心と体を作り、また子どもたちの安心できるような野菜やら、また地産地消というのは大きな給食センターになったので、1か所とかでは難しいと思いますが、有機野菜やら、さまざまなのを使って、行っていったらいいかなと思いますし、そういうおいしい給食の提供についても、食のバランスやら子どもたちのアンケートというのも今おっしゃっていただきましたし、予算をしっかりと使って、また外部委託員の皆さんが40~50人ぐらいかな、ぐらいの方が県の職員さんとかがしておられますので、そうした方の意見をしっかり聞いていただいて、おいしい給食を提供していただきますようによろしくお願いいたします。 次に参ります。3点目。ICT教育と施設環境について。 学力向上に向けたICT化教育について。長浜市の東中学校ではICT教育の先進的な取り組みが実施されましたが、その後、市内各中学校に対してどのように展開されたか、東中学校の成果が水平展開され、効果が上がっているのかお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 東中学校の取り組みから大型提示装置を活用することによって生徒の理解が深まったり、指導方法の幅が広がったりするといった成果が得られたところでございます。 昨日の議会でもご説明申しあげましたが、これらの成果を市内各校に広げるために、この度ICT環境整備に係る計画を策定したところでございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) もうちょっと詳しくお聞きしたかったんですけども、そういった予算化、今回されるということなんで、それについては省いて質問をさせていただかないといけないので、第1次計画で全ての小中学校が何年のスケジュールで、計画でICTの活用をされ、先進地の事例をしっかり生かされて、先生から見て、また子どもから見て使いやすいような状態をすることについて、もしどのように具体的にされているか、もし今後の見通しなどが分かりましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 例えば一例を紹介しますと、これは経済産業省の取り組んでおります事業とお聞きしておりますけれども、未来の教室という授業がございます。現実にこれを今展開されていますのは、東京の麹町中学校。具体的に申しますと、EdTechによる個別化、個別最適化学習、簡単に申しあげると、学習の進度によって子どもたち一人一人が学習内容を積み重ねていけると。特に算数、数学科において非常に効果があると聞いております。 市教委としましても、これを学力向上策の一環としまして、実は水面下でも調査研究も開始しているところでございます。こういったことも含めまして、目的を明確にした上で、導入並びに取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 第1次のICT機器環境整備計画でございますけれども、これも簡単に申しますと、大型提示装置、つまり教室に大型のスクリーンではなくって、デジタル教科書にも対応したICT機器を整備することによって、簡単に申しあげると、黒板とチョークがもう不要になってくるというような段階にくるかと思います。 まずこれらを一斉授業の中で現場の先生方に十分活用していただいて、そして次の段階に、例えばタブレットですとか、そういった物の導入を順次行う中で、子どもたちの成果を具体的に数値ではっきり把握していきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) 分かりました。次いきます。 大規模校、小規模校のICT化計画について。ICT化の取り組みにおいては、一つの考え方として、大規模校での器具の普及と支援の在り方、小規模校での器具の普及と支援の在り方が異なるのではないかと思うが、今後ICT化計画についてお聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 児童生徒がICTを活用した教育を受ける機会を公平に享受する、これは公教育の原則でございますので、第1次整備計画に基づき、市内全ての学校の普通教室に大型提示が可能なICT機器を配備し、どの学校、どのクラスでもデジタル教材等を使って日常的に授業で活用できる環境を整備していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) していただけるということですんで何も問題ございませんし、滋賀県内でも全国としたら平均値の普及率と企業の実績がさまざまで普及やら支援していただける等お聞きしております。 次に参ります。生徒のICT教育への取り組みと意欲向上に向けた取り組みについて。草津市では教育用ロボットを、パイロット的に導入して、子どもたちが楽しく教材と触れ合い、興味とやる気と喚起するといわれておりますが、この点についてお聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) ICT機器を取り入れた取り組みは大変重要であるという認識でございますが、昨日の新しい風の会派代表質問で、竹本直隆議員にお答えしましたとおり、これらの機器を取り扱う教員の重点的な研修も含めて、今後積極的、重点的に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) 昨日、竹本議員さん回答で、ロボット型の企業さんから10台、小学校3校、モデル事業を行って、全力で取り組むということで昨日プログラミング教育についても支援されるとお聞きしておりましたが、やはりICTを支援する、いわば実績をしっかり積むような形で、先ほど言いましたが草津のほうの教育支援としてもICTで部活も支援したり、そうすることによって、また学力も向上するとか、そういうことも結果が少し出ているというふうなこともありますし、遠隔操作で指導もできるということもありますので、更に先進地を見ていただいて、先生の能力もアップしていただいて、取り組んでいただきたいと思います。 次に参ります。全国学力テストの結果の開示と対応について。全国の学力テストの結果を開示がなされていないまま今日に至っていますが、今後の学力向上に向けては、学力テストの結果を共有することも必要であるかと考える。新教育長として、全国学力テストの結果の開示についてどのように考えておられるか、お聞きいたします。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 昨年9月議会でも答弁いたしましたように、本市では平成31年度を長浜市教育改革元年と位置付けまして、21世紀を生きていく子どもたちに必要な学力を高めるべく、「未来をになう長浜っ子」育成プロジェクトを立ち上げたところでございます。 ただ今ご指摘の全国学力・学習状況調査結果の公表でございますが、概要等については文章等でもう既に過去から公表をいたしているところでございます。私が昨年の議会でご答弁申しあげましたのは、より説明責任を果たす十分な公表を今後具体的に考えてまいりたいと思っているところでございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) 次に参ります。4点目。欠陥品ごみ袋について。 1点目。製造元に対する対応について。現在も欠陥品Y18記載のごみ袋も各地のスーパー等で販売されていますが、いつまで欠陥ごみ袋の販売、交換などを行政担当者の負担が多く思います。今後負担軽減されるか、対応として市民の皆さんの苦情、不安等を受けてのごみ袋の交換するのか、またその業務は広域行政事務センターでの対応としていただいておりますが、長浜市において看過できない問題なので、湖北広域行政事務センターでも質問させていただきました。長浜市として対応についてお聞きしたいと思います。 そこで、質問に入ります。 ごみ袋の損害については、湖北広域行政事務センターにおいて、弁護士と相談してしかるべき対応をするとお聞きしておりますが、湖北広域行政事務センターから長浜、米原市の市民の皆さんへという案内チラシで家庭用可燃ごみ袋の強度不足について緊急のお知らせをしていただいておりますが、一人暮らしの高齢者や、外出困難等の方への対応などについては、市民感情から見て、迅速かつ丁寧な対応が望まれます。長浜市として湖北広域事務センターに対して、今後どのような指導をしていくのか、対応策についてお聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) この度の湖北広域行政事務センター指定ごみ袋の強度不足問題につきましては、市民の皆様方に大変ご心配やご迷惑をお掛けいたしまして、おわびを申しあげるところでございます。 この強度不足のごみ袋が発生いたしました原因は、センターが発注した請負業者の製造ミスであり、発注した品質水準を満たさなかったことによるものでございます。このことは請負業者自身も認めているとセンターから報告を受けております。既にセンターは請負業者に対しまして対応を指示するとともに、ごみ袋の販売登録店への周知や交換を行っておられます。 また、市民の方へはチラシを新聞折込するなど、丁寧なお知らせに努めるとともに、ごみ袋の交換等に対しましては、自治会役員さんの方々にもご協力を頂きながら進めていかれます。 本市といたしましても、このようなことが二度と起こらないようにセンターに対しまして申入れを既に行っております。 そして、間もなく業者責任で作り直しされた適正なごみ袋が納品されてまいりますので、しっかりとセンターと連携してごみ袋の交換業務に協力をしてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
    ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) その中で、米原市も同じような対応されていると思いますが、製造元で対応をちゃんとしていくという形ですけども、現在市役所で交換されてますが、その交換の期日とかも決めたりとかは、広域行政に指導してか、市役所で今交換している期日っていうのはいつ頃までされるのか、分かりましたら教えてください。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) この新しいごみ袋につきましては、今現在聞いておりますのが、来週の後半ぐらいから第1便が納品されるというふうなことも聞いておりますので、そこから順次交換という作業に入ってこようかと思いますが、ここしばらくは順次、いわゆる1次、2次、3次というような形で、分割した形で納品されるというようなこともお聞きをしておりますので、その時期につきましては、少し長期スパンと申しますか、できるだけ早めという中でも多少の時間は要するかというふうに思っております。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) もう新しいのが来週第1次、第2次、第3次と入ってくるていうことなんですけども、長期スパンって言われると、行政もほかの業務がありますので、ある程度期限を決めておかれたほうが、そういうような形でないと非常にと思いますし、最初に僕が質問した高齢者の方の一人住まいの方の対応っていうのもちょっと聞こえてなかったんで、教えていただきたいのは1年なら1年とか、そういう形で区切られたらどうかと思うんですけども、いかがですか。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) 時期につきましては、今後センターとも十分協議をするということにはなりますが、長期スパンと申しましたが、今ほどご案内いただきました、そういう長きというような想定はしておりません。できるだけ早い時期に交換完了が進むように進めてまいりたいというふうに思っておりますし、ご案内のお一人暮らしである方々、そういった方につきましては、やはり地域の見回りの中で、民生委員さんであったり、地域の役員さん、自治会の役員さんの方々にもご協力が頂けるようにいたしながら、スムーズに交換のほうを1日も早く進めていけるように、これも広域と連携して進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 矢守昭男議員。 ◆7番(矢守昭男君) ぜひともよろしくお願いいたします。 以上で質問を終わらせていただきます。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、ただ今から14時50分まで休憩をいたします。    (午後2時35分 休憩)    (午後2時50分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 斉藤佳伸議員、登壇願います。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) (登壇)ただ今議長の許可を頂きましたので、発言させていただきます。 1番、市長の海外旅行について、お尋ねをさせていただきます。 平日の4日間の行動内容について。昨年11月6日から9日まで4日間、平日、秘書室、市議会にも行き先も明らかにせず、海外旅行をしたように聞いているが、行き先とどのような人、また団体と一緒だったのか。また、秘密裏にした理由、4日間の行動内容についてお尋ねさせていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 去年の11月6日から9日、私は久々に休暇を頂きました。したがって、私の極めてプライベートなことを議会で質問されること自体、斉藤議員の見識を疑います。が、共産党の広報紙『ひきやま』に掲載された内容が事実ではなく、恣意的にねつ造されたものとなっておりますので、反論するために答弁をいたします。あえて答弁をいたします。 私は昨年11月でございますが、市内、市外問わず、友人、知人と10数名でベトナムに行ってまいりました。もちろん完全なプライベートでございますので、かかる経費は全て私費であります。『ひきやま』に掲載されたように、誰からの招待も受けておりません。極めて私的旅行ながら、本市は近年ベトナムからの労働者が急増していることやら、あるいはまた市内の企業がベトナムに進出していることやら、今後の市政運営にも参考になるとの思いで、ベトナムに向かいました。 ベトナムではハナム省の副知事やら、ハナム省行政の幹部の皆さんと意見交換する機会がありました。ベトナムの経済や文化やら観光やら、市民の皆さんの暮らしぶりやらについて話をする機会がございました。これを縁に、今年の7月にベトナム国ハナム省のドン知事が我が長浜市を訪問していただくことになりました。ベトナムと長浜の新しい交流が始まるのでございます。大変有意義な私的な旅でございました。 なお、この旅行の行程は、副市長、秘書課にも伝えてあります。もちろん何かあったときには常に連絡が取れる体制を取っておりましたので、市政への影響は一切ありませんでした。 以上のとおりでありまして、広報『ひきやま』には事実が記載されておりませんので、記事の訂正と謝罪を求めます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) ただ今、市長がプライベートな件でといったようなことを言われております。しかしながら、やはり行政の長となる者が、自分の行き先を議会にも報告もせず行くというのは、本当にそれは市長の責任だと思うわけでございます。 また、数名の団体と、20名の団体と行かれたといったようなことも、それはしっかりとどこどこへ行くと。別にプライベートであろうが、別に問題ないと思うんですよ。しっかりと報告、市民に報告されて、議会に報告されて、そして行かれたら、そういった問題にならなかったと思うんですが、なぜそこの議会に報告をされなかったのか。もう一度しっかりとご答弁いただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 議会に報告ですか。そのことを聞いておられるんですよね。なぜ議会に報告しなかったかっていうことを聞いておられるってことですね、再問は。 ◆11番(斉藤佳伸君) それで、今、市長はプライベートであったといったようなことで、秘書課に報告はしていた。副市長にも報告をしていたといったようなことを言われておりますが、前竹内議員に市長の行動は全く秘書課は前竹内議員に市長の行動は全く知らないと、緊急連絡だけは取れるようにしていますとの回答がされておりました。その後、副市長は、私は知っているがプライベートのことなので言えないと、秘書室は知らないと言ったようだが、知っていたが言えなかったに訂正してほしいと副市長が勝手に訂正をしているが、秘書室から竹内元市会議員に対し、訂正の連絡は全くないと聞いております。それに対して、どうですか、副市長、今の件。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) しっかりと訂正をいたします。確かに秘書は知りませんとお答えしましたので、それが不適切な取扱いだったので、その上司である私がはっきりと訂正をさせていただきました。にもかかわらず、訂正前のことを問題にすることはいかがなものであるかというふうに思います。 更に、言えませんではなくて、言いませんです。言えませんというのは事情があって言うことができないようなニュアンスで伝わります。私ははっきりと、プライベートであるから言いませんとお答えしたにもかかわらず、『ひきやま』には言えません。ただ今の質問も言えませんというような表現がなされております。訂正と謝罪を求めます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、副市長が答弁されましたが、これに対して秘書室から何にも元竹内議員には連絡がしていないといったようなことです。それやったらしっかりと竹内議員に訂正をされて、こうこうこうであったといったようなことを述べていただくべきだと、このように私は感じます。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 上司である私が訂正した以上のことはないでしょう。そう思います。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) これは再々問になるんかな。 ○議長(松本長治君) もう終わりました。 ◆11番(斉藤佳伸君) 終わりか。今、市長、そしてまた副市長のほうから私の思いと、そして執行部の思いが十分伝わらないと、このように私、思っているわけでございます。しかしながら、やはりしっかりと市のトップ、公の人でございます。プライベート、プライベート言って、そして、使い分けるようなことはだめだと思うんですよ。しっかりと尋ねに行ったらしっかりと報告してもらうのが義務だと、このように思うわけでございます。別に、聞いたさかいといって、悪いことではないと思うんですよ。明らかにして行ってもらったらいいんですよ。そこらを今後しっかりとやっていただきたいと、このように思います。 次、2番目。危機管理意識について。 ○議長(松本長治君) ちょっと待って、斉藤議員。副市長から謝罪を求めると。市長からもそういうふうに言われていますけども、その点について。 ◆11番(斉藤佳伸君) 私は謝罪て、しっかりとプライベートの話が一番最初に出されて、しっかりと理解もしていただいていない。市のトップである市長がプライベートだと言って使い分けをされている限り、そういった謝罪もできるわけないです。 ○議長(松本長治君) 謝罪はしないということですね。 ◆11番(斉藤佳伸君) はい。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 重ねて申しあげます。事実でないことが記載されておりますので、記事の訂正と謝罪を改めて求めます。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 補足をさせていただきます。我々が謝罪を求めるのは、『ひきやま』に、斉藤議員が執筆の一人であるという『ひきやま』に事実が記載されていなかったことに対して、訂正と謝罪を求めているのでございますので、それについてのしっかりした対応をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(松本長治君) もう終わっていますので、もうここで次の質問に移ってください。 ◆11番(斉藤佳伸君) 2番。危機管理意識について。 災害の多いときだけに何が起きるか分からないとき、行き先も言わずに平日4日間も市政を空白にするなど、危機管理意識が欠如していると言わざるを得ない。このようなことで、先ほどのこととダブるかもしれませんが、危機管理意識についてどのように考えておられるか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 斉藤議員にお答えします。 市長が公用、私用、長期、短期にかかわらず、長浜市を離れることは随時発生をいたします。長浜市を離れることは決して問題じゃございません。離れていても、災害に対する対応が瞬時にできるように体制を整えておくことが大切であると考えます。我が長浜市、常に危機管理体制が整っております。私の日程、所在については、常に副市長、秘書課が把握しております。そして、私の行動をともに共有しておりますので、万が一市長不在時における災害等の緊急体制を整えておりますので、どうぞご安心をください。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、市長がご安心をくださいといったようなことを言われておりますが、やっぱりそういったお尋ねしたときに曖昧なことが言われているから、こういった不安にかき立てられるわけでございます。今後、こういうことないようにお願いをしたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 斉藤さん。再問ですか。 ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 何を、何を。ちょっと僕も。内容確認のために暫時休憩いたします。    (午後3時07分 休憩)    (午後3時08分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 暫時休憩いたします。    (午後3時09分 休憩)    (午後3時11分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) ・・・・・・・・・・ ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆11番(斉藤佳伸君) ・・ ○議長(松本長治君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆11番(斉藤佳伸君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○議長(松本長治君) 暫時休憩いたします。    (午後3時13分 休憩)    (午後3時23分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開をいたします。 ただ今の案件につきまして、議会運営委員会を開催し、取扱いについて協議をいたしますので、暫時休憩をいたします。    (午後3時23分 休憩)    (午後4時25分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 議会を混乱させましたことをまずおわびした上で、3点お願いいたしたいと存じます。よろしいでしょうか。 まず、1点目でございます。発言の取消しをしたいと思います。 私の先ほどの質問のうち、大項目1番3項をすべて取り消したいと思いますので、議会の許可をお願いいたします。 ○議長(松本長治君) ただ今、斉藤佳伸議員から、本日の会議における発言について、大項目1番、小項目(3)を取り消したい旨の申し出がありました。この取消しを許可することに、皆さんの採決により判断をさせていただきたいと思います。 発言の取り消しについて採決をいたします。 採決は、電子採決により行います。電子採決は、賛成者を白の表示、反対者を青の表示となります。 斉藤佳伸議員の申し出のとおり、発言を取り消すことについて、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [各議員表決] ○議長(松本長治君) 表決漏れはございませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松本長治君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は22人で、全員であります。 よって、発言取消については、許可することといたしました。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 次に、2点目でございます。 先ほどの質問のうち(1)(2)につきまして、私の言い方に不十分なところもございましたので、訂正させていただきます。(1)(2)の意図といたしましては、平日の4日間、市長が留守にすることで、市の事務に支障がなかったかどうか確認したかったものでございます。ご答弁いただき、今回のベトナム旅行の件は、問題ないと理解いたしました。 ○議長(松本長治君) ただ今、斉藤佳伸議員から、本日の会議における発言について、大項目1番、小項目(1)(2)につきまして、訂正をしたい旨の申し出がありました。発言の訂正につきまして、許可をしたいと思いますが、いかがですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) ありがとうございます。異議なしと認めます。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 次に3点目でございます。 私が所属いたしております党の機関紙『ひきやま』の記載内容に誤りがあったことに対し、訂正と謝罪を求めるとのご発言を頂きました。これにつきましては、日本共産党長浜市議団として対応いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 大変申し訳ございませんでした。 引き続きまして質問に入りたいと思いますが、よろしいですか。 ○議長(松本長治君) ちょっとしばらくお待ちください。 議員及び当局の皆様にご連絡をいたします。本日の会議時間は議事の都合により延長いたしますので、あらかじめ申しあげます。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 2番目、農業問題について質問させていただきます。 昨年の12月にも質問させていただきましたが、安倍内閣の進める農業大規模化、農地の集積化が長浜市でも実行され、集積率は66.3%に上った。しかし、その下で農村集落の農業離れが進み、自分の所有農地がどこにあるか知らない人、市道や農道の草刈り、農業用排水路の清掃などの集落の共同作業の参加が減少しているなど事態が生まれております。 昨年、長浜市の農業委員会が実施いたしました8月の認定農業者の意向調査によりますと、対象者401名でございまして、その中で農業経営やっておられる方の内容を年齢別に調査されました。その中におきまして、37歳までの人がわずか11人と本当に少なくなっている現状でございます。 今、長浜市におきまして、8,000ヘクの耕地を、農地を守っているわけでございますが、この10年後、15年後の長浜市の耕作農地、どのようになっていくか、お伺いしたいと思います。 1、(1)農業者の高齢化、後継者難の原因と対策についてお伺いいたします。市は農業の高齢化、後継者の実態をどう議論し、なぜこうなったのか原因を究明し、どのように対策を講じるのか、具体的な対策についてお伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 農業者の高齢化、後継者難は全国的な課題で、その原因は農業所得の多寡や農業政策というよりは、生活様式の変化や生産年齢層の都会志向による人口の流出が大きな要因の一つであると考えられます。 農業者の高齢化、後継者の具体的な対策につきましては、平成30年の第3回、第4回、同様の質問を頂いております。そこで詳細にご説明をさせていただいておりますし、具体的な政策として今回ご提案をいたしております当初予算、これにもしっかり盛り込んでおります。熟読を頂いておるのでご理解をいただいておると思いますけれども、そういったところで対応を考えております。 いずれにいたしましても、後継者対策については農業に限らず、全産業においても深刻な課題でございます。昨日の代表質問、BCPに関連し、中小企業の事業継続のご議論もございましたし、この後消費税の導入に係ります小規模事業者の廃業というようなご質問も鬼頭議員のほうから頂いております。これは全産業に関わる問題でございまして、農業政策のみで対応が可能なものではないと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、全国的に高齢化が進んで、長浜市だけの問題ではないといったようなことが言われておりますが、しかしながら、こういった大規模な農地をやはり長浜市がいかに守っていくか、そういった政策が必要ではと、このように考えるわけでございます。全国的に高齢化が進み、農業離れがある。都会へ行く人がたくさん出てきて農業はしないんだといったようなことで押さえてしまや、今後第1次産業は疲弊してしまい、長浜で生産する第1次産業の農業、今のここでいいますと、米作りの農業が本当になくなってしまう。本当に我々の主食である米、それが危機的な状況に陥っていくのではないかと私、危惧するわけでございます。 そういった中において、しっかりと価格保証や所得保証をすることによって、やはり定年退職後の市民や、そしてまた若者がしっかりと農業に従事をし、そして活動をしていただけるのではないかと、このように考えるわけでございます。 また、日本の農業、小規模農家は非効率と思われているが、大間違いだと、このように思います。日本の水田生産力は世界トップクラスで大きな底力を持っております。アメリカの10倍ともいわれております。 しかしながら、日本の農業が競争力はなく、疲弊している。 ○議長(松本長治君) 斉藤議員、再問ですよね。 ◆11番(斉藤佳伸君) はい。 疲弊しているのは、国が補助金を出していないからでございます。アメリカの農業は、どの農産物を見ても5割から9割の政府補助金が出ております。そういった観点から、もう一度しっかりとご答弁いただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ご再問の趣旨がもう少し十分分かりませんけれども、これ前回、前々回の議会でも、例えば若者が就農しやすい施策、あるいはその年齢も国より大幅に緩和しておることでございますとか、例えば園芸用のビニールパイプハウス、こういったものにしっかりと支援して、水田野菜の農業生産、いわゆる施設園芸を推進をさせていただいておるというようなところを個別具体的にご説明を申しあげておるところでございますし、何回も申しあげておりますとおり、予算にそういったところはしっかりと盛り込ませていただいております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、答弁いただきましたが、やはり広大な農地を誰が守っていくんやということをしっかりと認識していただきたい。ビニールハウス、野菜、そういった、野菜園芸やら、たくさん営農で頑張っていただいている人がございますが、この8,000ヘクの農地をどう守っていくんだといったようなことをしっかりと今後政策に加えていただいて、そして頑張っていただきたいと。このように思います。 2番目。(2)番目。国連が定めた家族農業の10年について、お伺いいたします。今年は国連が定めた家族農業の10年の年のスタートとなっております。食料、環境問題の解決は小規模家族農業を守ることと定めていますが、日本農業新聞が昨年11月に行ったJAのアンケートによりますと、中小農家支援が65%を占め、中山間地や小規模農家の経営が安定して農業を継続できる仕組みを支援が必要と回答している。 市はアンケート結果に応えるためにJA、昨年も言いましたが、JAレーク伊吹、北びわこ農協と協働し、安い料金で農業機械を借り受けるレンタル制度の策定についてどうお考えですか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) こちらも前回お答えをいたしておりますけれども、作付けや収穫など、農作業の特性上、機械の使用ニーズが特定の時期のみに集中することから、レンタルの仕組みは機械を購入するのと大差なく、制度導入は厳しいと考えております。 なお、前段、国連のお話出ましたけれども、こちらにつきましては主に飢餓問題、発展途上国の飢餓問題を解決するために発展途上国の中の家族農業を支援するということで、議員のただ今ご発言いただいた日本の小農業の維持という部分には全く前提として間違ったことでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) これは再問、質問ですね。 今、最後に申されましたが、国連が定めた家族農業年10年の趣旨でございますが、今、飢餓が発生している地域に、国々においての家族農業年だと、このように言われておりますが、そういったことではないんです。やはり小さな農家、家族農業、これが世界の中で9割占めているんです。そういった中で、やはり家族農業をすることによって、地域の農地、そして国土が保全できるといったようなことで、それを見直してしっかりと進めていただけなければ、進めていかなければならないといった定義付けがされていると思うんです。そういった日本には関係ないんだといったような趣旨ではないと思います。それは間違っていると私は思います。どうですか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 世界で8億1,580万人、依然として飢餓状況にあるということで、その8割近くが貧困な農業地域で、劣悪な農業環境に置かれているのを解放するために国連がSDGsの考え方を基に決議したものでございます。長浜のいわゆる後継者がなくて、小農家が守れないという話とは全く異なる概念でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今の答弁、どういうんやな。思いの違いでなかなか私の思いが伝わらないかと、このように思います。今、レンタルの機械、レンタルの農業機械を、制度を作ってくれと、こういったようなことを先ほど申しましたが、それに対しても集中してなかなか対応ができないといったようなことを言われておりますが、本当に水田農業に携わろうとすると、まず一番最初から本当に農作業でなしに田んぼを借り受けて農業することはできないんですよ。高額な金額で農業機械を買わなければならないといったようなこともありますので、小農家の人が少しの田んぼでも耕作できるような形で、そういったレンタルを作ってくださいといったようなことで私はお願いしているわけでございます。 次に、3番目へいきます。小谷城スマートインターチェンジ6次産業化拠点構想についてお伺いいたします。長浜が進める新6次産業化、農商工が連携し事業を進め、野菜の生産工場や加工工場、農家レストラン、販売施設を設け、企業が参入しやすい環境整備とされていますが、本来6次産業とは、1次産業が生産、加工、販売までを、事業を展開し、農林水産業の経済を豊かにすることが目的であります。 1といたしまして、6次産業は1次産業が生産、加工、販売まで事業を展開して、農林水産業の経済を豊かにすることが目的であって、果たして農商工が連携し、地域農林水産業の振興につながるのか、発展していくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 本市といたしましては、農商工連携なくして地域の農林水産業の発展はないものと考えております。
    ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、長浜市は、企業誘致に2億円の予算を提示しております。企業誘致され、企業が国内で農業に従事をし、そして成功している所はわずか1割。9割の会社が撤退を余儀なくされているわけでございまして、そういった中で、私はこの農業参入を、企業が農業に参入し、4~5年で利益が上がらなければ撤退していくのではないかと、このように私、考えるわけでございます。 地域のことなど何一つ考えない、本当に水くさいものではないかと、このように考えております。利益が上がらなければ企業の意味はないんですよ。その中で利益を生もうとすると、農家がいじめられるんですよ。第1次産業がいじめられるわけでございまして、そういったところについてどう考えますか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ご再問にお答えをいたします。 農商工連携につきましては、これまでより各種農業団体、あるいは商工業団体と連携して、しっかりと取り組んでまいりましたし、その関連予算等につきましても、議会のほうでしっかりご審議を頂き、今まで執行をしておるところでございまして、ただ今ご発言があったような憶測の内容については非常に他の農業者の方の不安をあおることでございますので、非常に困惑をいたしております。 なお、議員が会長職務代理者でございました28年の農業委員会の建議書の中にも、農業者が苦手とする販売において、事業の創出や創業を支援する企業との連携によりさまざまな情報を共有し、6次産業化を進めてほしいと。あるいは、企業からの支援を受けながら特産品の開発を検討することということを農業委員会の総意として市のほうに頂戴をしておることも申し添えておきます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 先日も、去年でしたか、今年の始まりでしたかね。その関係課が千葉のほうへ視察に行ってきたといったようなことが言われておりました。そういった中におきまして、やはり千葉のほうは都心もありまして、この湖北地域におきましては、本当に天候が不順な中で、本当にこの事業を進めるには大変な状況でございます。そういった中で、本当に果たしてこれが企業誘致して、しっかり進んでいくんか、私は不安に思うわけでございまして、そういったことで私は質問させていただいているわけでございます。 次、第2項目め、小項目の2。農家レストラン、直売所施設について、お伺いいたします。長浜市内において産直や道の駅が数か所ありますが、そういった中で、またこの小谷スマートインターの中で、本当に産直、また農家レストランを運営し、建設をし、運営していく中で、本当にしっかりと地域の活性化、農業振興がしっかりとできていけばいいのでありますが、そういった中、今、いろんな道の駅のレストランが2軒かありますが、そういった中におきましては、本当に赤字寸前の経営をやっておられると聞いておりますが、果たしてこういったレストラン経営やることによって、本当に集客ができるんだ、できるという確信があるのでございますか。ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 現在、本市が進めております農業を主体とした6次産業化拠点は、小谷城をはじめとする地域資源、歴史、文化及び観光等を最大限活用しつつ、企業のブランド力や情報発信力も加え、新たな交流人口を生み出し、地域全体の集客を増やすことで、既存の道の駅等の来館者数や売上の底上げも図れるなど、地域全体への大きな波及効果を見込んでおるものでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、地域に波及効果が出てくるといったようなことを言われておりますが、実際に今、小谷城スマートインター、観光客も見込んでやろうとされておろうかと思いますが、実際に毎日の目標台数が2,000台でしたか、それに対して今1,000台弱といったようなことで、本当に果たして観光客がそこへ引っ張り込めるか、私も疑問に思うわけでございます。そういった中で慎重にそういった事業は進めていただき、えきまちテラスのようなことにならないような方向で進めていただきたい。このように考えるわけでございます。 3番目。農業振興について。長浜の農業は、米、麦、大豆、水田野菜の農地利用型の農業が主であるといったようなことで、今、この6次産業化の中で植物工場も造るといったようなことを言われておりますが、やはり広大な農地に作付けされている米、麦、大豆、水田野菜をいかに6次化してやっていく、それが一番のポイントではないかと私は思うわけでございます。そうすることによって、この地域も潤っていくのではないかと、このように考えておりますが、どうですか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 米、麦、大豆も含めて6次化を進める。ご質問のとおりでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) ほんで、極端に植物工場や農家レストランや産直、こういったようなことを一遍に投資をするんでなしに、やはり徐々にやっていただいて、成功がしていくなら広げていただきたいと思いますが、そこらは石橋をしっかりとたたいていただいて、やっていただきたいと、このように考えるわけでございます。 次、4番。(仮称)神田スマートインターチェンジ整備計画案につきまして、長浜市は長浜インターチェンジ、米原インターチェンジの間にある神田パーキングエリア、ETC専用のスマートインターチェンジの整備に向け検討することを明らかにされましたが、長浜インターチェンジ米原間の距離はわずか8.6キロで、約6分でこの間が通過できるわけでございます。本当にこの短かな所に本当に必要なんか。税金の使い方も含め、今後検証をしていかなければならないと、このように考えているわけでございます。地域住民の方の声もしっかり聞き取り、また整備効果について説明されているが、効果があるか疑問があります。 1番、整備効果について、市が説明した南長浜地区における地域活性化、田村駅、長浜ドーム周辺の連携、工業、産業の増加及び農産物の流通の促進、また観光の誘客や京阪神、中京圏からの市街地、琵琶湖湖岸へとまたアクセス道路改良による地域住民の安全性とこのように書かれておりますが、本当にこれ、もうちょっと理解しがたいんですが、どうですか。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) (仮称)神田スマートインターチェンジの整備効果につきましては、平成29年3月に開通いたしました小谷城スマートインターチェンジをはじめといたしまして、類似いたします県内の実施計画を検証、参考する中で、現在想定し得る効果というものをお示しをさせていただいております。 設置の必要性をはじめといたしまして、詳細な整備効果につきましては、平成31年度から実施を予定いたしております可能性検討調査の中で、地域概要の整理、あるいは分析のほか、地域ニーズの把握等を行いますとともに、南長浜地域の皆様のご意見を伺うなどしてしっかりと検証してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、部長のほうから答弁いただきました。本当にこれから調査をやっていくというようなことを言われております。しっかりと検証していただいて、本当に必要なんか必要でないんか、しっかりと検証をしていただきたいと。このように考えております。 また、(2)番で交通車両分散による一般道路の渋滞緩和についてというふうなことで、交通車両分散等による一般道路の渋滞緩和とはどこをどう示されているのか、説明願いたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 交通車両の分散に伴います渋滞緩和につきましても、先ほど申しあげました可能性検討調査の中で詳細に検討を進めてまいりたいと考えております。 現在、長浜市内、三つのインターチェンジがあるわけでございますが、特に長浜インターチェンジ周辺につきましては、工業地、あるいは大型量販店や流通関連施設が立地いたしています。また、中心市街地の中に観光関係の施設が集中しておりますなど、インターチェンジを含めまして周辺の幹線道路の交差点を中心に土日、あるいは連休時などの渋滞箇所が面的に広がっている状況がございます。 こういった点で、スマートインターチェンジを設置いたしますことによります交通車両の分散化が図れる、これによっての渋滞緩和が期待できるものというふうに考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 交通緩和できると言っておられますが、果たしてスマートインターができるからといって、交通が分散されるといったようなことではなかろうかと思います。そういったことで慎重に準備を進めていただきたいと、このように思います。 そしてまた、(3)番目の1日の通行利用台数を、どう目標を持たれているのか、そこも分かりませんか。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 1日当たりの計画通行量につきましても、先ほどと同様、可能性検討調査の中で詳細な分析をさせていただくことによりましての効果を検討いたします。スマートインターチェンジの社会便益性でございますとか、周辺道路の整備計画とも併せてこれは検討するものでございます。 なお、現在考えておりますのは、小谷城スマートインターチェンジが平成42年において計画交通量1日当たり2,000台を設定いたしております。これらを一つの指標としてなってくるのではないかというふうに考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) しっかりと検証していただきたいと思います。 5番。支所問題について。平成31年度より、行政サービス窓口の設置で他の施設業務、地域業務との複合化で取扱い業務は証明書の発行、税か、各種料金等の収納、本庁への取次ぎとなり、申請書類の受付け、相談窓口の廃止、また支所の日直業務の廃止となり、高齢者社会の中で市民から不安の声が上がっております。 (1)番。取扱い業務について。複合化で取扱い業務が縮小され、高齢者等は本庁、北部振興局まで出向かなければならない不安の声が上がっております。また、本庁、北部振興局までとなる公共交通機関を利用しなければならない人もいます。このような困った、困っている人にどのように手当てをしていこうとされているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) 各支所の役割につきましては、合併協定の方針に基づきまして、業務の見直しや職員定数の適正化に合わせ、本庁の出先機関から市民の皆様のご利用が多い業務に特化し、最も身近な行政サービス窓口として見直しを進めてきたところでございます。 過去の答弁においてもお答えさせていただいておりますが、高齢者の方はもちろん、市民の皆様に不安を与えないよう、さまざまな手法を検討し、適切な行政サービスの提供ができるよう、対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、本当に高齢者が抱えている不安は、車の免許の返納、そういった方、・がなくなるといったようなことで、本庁や北部振興局まで行かなくてはならない。そういったときが多々あろうかと思うわけでございます。そういった中において、しっかりと・を確保しなければならないかと思うわけでございます。そこをどのようにお考えですか。この4月から申請書類、相談窓口がなくなるわけでございまして、そこらはっきりとしていただきたいと。 ○議長(松本長治君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) 窓口の在り方につきましては、市民生活に支障を来すことがないよう、現状の課題ですとか問題点を洗い出しまして、慎重に今現在、検討を進めているところでございます。 来年度につきましては、現状の体制と変更はございませんが、今後、来年度、財政計画ですとか、定員適正化計画、公共施設等総合管理計画の見直しを、行政改革大綱の柱となりますこれらの計画を見直しを行いますので、これと併せまして、距離的、時間的利便性を勘案するなど、行政サービスの最適化を進める必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、再々、今行ったんかな。 ○議長(松本長治君) いや、まだ次再問。次再問じゃないの。再問ですね。再々問です。 ◆11番(斉藤佳伸君) 再々問行けるん。 ○議長(松本長治君) はい。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、ご説明いただきましたが、この31年度中にいろいろと考え、施策を出すといったようなことを言われておりますが、それで間違いないんですか。そして、今の、私も耳がちょっと不自由なもんで聞こえないんですが、窓口、申請書類とか、そして相談窓口はこの4月からなくなるんですわね。これ間違いないんやろ。どうですか。どう考えておられるんですか。 ○議長(松本長治君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) 現在の体制のまま、来年度1年間そのままです。 ◆11番(斉藤佳伸君) そのまま。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) 来年度はそのままです。そこまでは決まっております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 最後に、支所の業務縮小により、地域の住民福祉の低下、地域が疲弊してきます。本当に市の職員さんがだんだんいなくなると、本当に疲弊してきて、安全安心を守れないような状況が生まれてこようと、このように考えるわけでございまして、そしてまた疲弊すれば若者もだんだんなくなって、高齢化が加速していくのではないかと。このように考えるわけでございます。 最後に、6番目。福祉ステーションの見直しについて、お伺いさせていただきます。 (1)びわデイサービスセンターについて。びわデイサービスセンターについては、虎姫デイサービスセンターとの一体的な運用が平成33年度までの廃止を前提に進められていますが、現在利用されている人たちにどういった説明をされているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) びわ福祉ステーションにつきましては、当時、建設当時でございますが、非常に先駆的にこの地にデイサービスセンターを建設された方々の思いというものを考えますと、びわ地域の高齢者福祉の充実という観点で整備をされたということでございます。そういった思いは、その後、介護保険制度につながりまして、多くの介護事業者の方が長浜市の高齢社会を支えていただいているという現状につながっていったものだというふうに考えております。 こうした行政として当時先駆的な取り組みを行い、その後、民間事業者、民間事業を活性化するという役割は、そういった取り組みは、今日においても本市としてしっかり受け継いでいるということでございます。 ご利用者様への説明ということでございますけれども、今回、びわ福祉ステーションの指定管理につきましては、3年間の指定管理ということで、今議会に指定管理の議案を提案させていただいているところでございますけれども、現在、びわデイサービスセンターにつきましては、ご利用者様が非常に少ない状況になっている中で、介護事業を行っている事業者さんが虎姫デイサービスセンターとびわデイサービスセンターを一体的に運営し、介護事業の安定的な供給をしようということで、昨年の10月からそういうふうな運営にしていただきまして、サービス事業を行っていただいているという現状でございます。 こうした中、本市としましては、ご利用者様への説明を本会議の終了後、改めてお知らせをしていきたいということで考えております。 説明のほうは、今後3年間、指定管理のご議決を頂けましたら、デイサービスセンターを、運営を引き続き行っていくということ、また、運営につきましては、現在の運営者であります社会福祉法人長浜市社会福祉協議会のほうに運営を実施いただくこと、またその後は、希望がある場合は一体的運営がされまして、非常になじみの職員さんもおられる虎姫デイサービスセンター等での受け入れが可能であることなど、施設につきましては、安心して利用いただけることを本議会終了後、改めてお知らせをしていくという形で対応していきたいというふうに考えています。 よろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 再問です。 今、部長のほうから申されましたが、びわはデイサービス、福祉の面におきまして、特化してやられていました。そういった中におきまして、昨年の10月に民生委員さんの会議の中で、33年度までの廃止を前提に進めるという報告がされておりました。その中で、委員さんの中から疑問や不安の声やブーイングが多く出され、当局は十分な答弁ができなかったと聞いております。 また、センター利用者にいまだ、今も申されておりましたが、この後説明をするといったようなことを言われておりますが、本当にこういった事情をやはり決める前に、しっかり今までびわ地域におきましては、そういったデイサービスを基本に、そして民生委員さん、一生懸命ご苦労されてきたと思うんですよ。そういった中で、前もって相談をされて、そして決定をされていくと、こういったブーイングも出なくなっていくのかと、このように思うわけでございます。 ほんとに長きにわたり、デイサービスがびわで進められてきたわけでございまして、そういった恩恵をやっぱりしっかりと捉まえて、皆さんに丁寧に説明していただきたいと、このように思うわけでございます。 支所は縮小され、デイサービスもなくなっていく。そういったような地域においては、やはり本当に今後、今、行革で合併いたしましたが、合併の今までの検証をして、これでほんとにいいんかなといったようなことで、もう一度見つめ直していただきたい。何もかも長浜の旧市内に集中するようなことが起きているのではないかと、このように考えております。 人が少なくても温かい文化的な生活ができるような自治体、地域、集落にしていかなければならないと思います。職員数が今、合理化で減らされております。350人ほど減らされております。年間500万円ほど給料をもらっておられた方が、計算しますと年に18億。 ○議長(松本長治君) 斉藤議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) はい。 ○議長(松本長治君) 再問の内容は何ですか。簡潔にお願いします。 ◆11番(斉藤佳伸君) こういった中で縮小されて、地域住民は弱るということで、ちょっと発言させていただいております。もうしばらくこの時間。 ○議長(松本長治君) いやいや。再問の内容を明確でないんで、答弁ができないので、再問っておっしゃられたから、簡潔明瞭にお願いします。 ◆11番(斉藤佳伸君) そうですか。再問でなしに、最後でこれ、ちょんと私の意見を述べて終わります。 ○議長(松本長治君) いやいや、それはやめてください。 ◆11番(斉藤佳伸君) そんで、ええんやろ。 ○議長(松本長治君) それはやめてください。再問とおっしゃったから聞いているんですけれども。 ◆11番(斉藤佳伸君) 十分地域の住民の方の声をしっかり取り上げて、進めていただきたいと、このように思います。どうですか。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 今般のびわデイサービスセンターの取扱いにつきましては、ちょうど指定管理の制度がちょうど5年間の期間満了を今回迎えるという状況でございます。平成30年度末でございます。当然、平成31年度からの新たな指定管理者を募集、またさせていただくという中におきまして、現状、デイサービスセンターにつきましては、びわのデイサービスセンターの状況をつぶさに考えますと、びわ地域におきましては先ほど申しましたように、先駆的な取り組みを頂いている地域の中で多くの民間のデイサービスの事業者が進出いただいているという現状の中で、利用者の方も定員の半分以下という状況になってきているという現状があったわけでございます。 そうした中で、事業者の方も一生懸命事業を行っていただいているわけでございますけれども、今日的には介護人材、いろんな所での不足等も行っているわけでございます。こうした中で、サービスの事業をしっかり提供していくということにおきましては、それぞれの事業者が創意工夫をしていただくという形で対応いただいているわけでございます。 特に今回、社会福祉協議会さんが指定管理を受けていただいておりますけれども、虎姫デイサービスセンターとびわデイサービスセンターをサテライト型で一体的に運営することによって、介護の従事者の方にも十分仕事をしていただく環境を整えていただくというような工夫をしていただいた中で、次年度以降の指定管理をどのようにやっていくかという経過の中で、一定びわデイサービスセンターの役割については、ここで民間の事業者への移行がふさわしいということで、今回指定管理につきましては3年間非公募という形でご提案をさせていただいているという形でございます。 先ほど住民の皆さんへの説明ということでございましたけれども、この間の私どもの説明が足りないと言われれば、それ以上のことをしなければならないということで反省はしているわけでございますけれども、地区の社協の皆様、あるいは民生委員の皆様、また市議会の健康福祉常任委員会等におきまして、ご議論も頂いた上で市の方針等もご説明をさせていただいたという経過の中で、今回に至っているところでございます。 我々としては、高齢者福祉の状況が今後ともたくさんのニーズがある中で、いかに介護事業者の方がこの地域で事業を行っていただくという環境をしっかりつくっていくという形が最も重要だというふうに考えております。議員のほうからお話がありました、地域でのいろんな公共サービスがなくなるんでないかということにつきましては、公共だけが公的なサービスを提供するのではなくて、行政と民間事業者とが地域の事業をしっかり経済として回っていくような仕組みをつくっていくということが非常に重要な時期になっているのかなということでございます。 議員のほうからのご指摘もしっかり受け止めて、事業者の方の説明等に議会終了後、当たっていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 最後に、今ご答弁いただきました。しっかりとやはり行政の側から外れていって、指定管理になって、びわは民間に委託されるといったようなことになってまいります。そういった中で、やはり公設の施設と変わらないサービス、しっかりと安心して任せられるサービス事業にしていただくためにも、いろいろと指導をしていただきたいと、このように考えるわけです。 これで私の質問といたします。ありがとうございました。 ○議長(松本長治君) 斉藤議員の発言中、不穏当と認められる部分がございますので、後刻会議録を調査の上、適正に処置をいたします。 次に、鬼頭明男議員、登壇願います。 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) (登壇)それでは、発言通告に従いまして、質問を行います。 デマンドタクシーの運行と利用について。平成30年度利用状況での登録者数は、運行開始日は異なりますが3,063人、10月比では200人増、延べ利用者数は1万2,668人となっています。市民の方からは大変便利になったとの声の一方、区域外や停留所を増やしてほしいとの声も聞いております。以下4点についてお伺いします。 1、登録者数増に向けた取り組みについて質問します。平成17年10月から運行開始のお市ちゃんタクシーの登録者数は1,084人と多くの方が登録されている一方、運行開始が平成30年10月のこはくちょうタクシーの登録者数は331人、うち市外登録者数は58人、高月デマンドタクシー364人となっています。運行開始時期や地域の差もございますが、今後増加していくことが考えられます。周知方法や登録者数増に向けた今後の取り組みについて、お伺いします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 昨年10月に運行をスタートさせていただきました、こはくちょうタクシー並びに高月デマンドタクシーの運行区間であります湖北高月地区では、運行開始前にチラシを全戸配布するとともに、広報ながはま、あるいはホームページの掲載などによりますほか、説明会も実施いたしまして、周知に努めてまいりました。両地区とも大変多くの方に登録を頂いていると検証しているとこでございます。 特にこはくちょうタクシーにつきましては、運行の起点となります河毛駅において、駅スタッフの方もPRにご協力いただいているというふうなことも効果として出ているかと思います。 しかしながら、それぞれのお住まいの方でもいまだお知りにならないというお声も聞いてございます。今後とも定期的な広報ながはまの利用、あるいは機会あるごとに今後とも登録者を増やしていくようにつなげていきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 再問いたします。 説明会や多くの方が寄ってこられ、大変期待されていると思います。こはくちょうタクシーや高月デマンドタクシーでは利用者アンケートを実施されたと聞いております。実施期間としては11月9日から26日の湖北の利用者数実質64人中10人、高月では49人中5人という結果も聞いております。少しでも便利さを追求するには、やっぱり市民の方の声、そして利用者さんの声を聞くのが一番だと思います。今3,063人登録者がおられるということで、ぜひ登録者、されている方の今後のどうすれば便利になるかとか、このような声をお聞きするような機会があったらいいと思うんですけど、本市の見解をお伺いします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのとおり、まさにそのとおりでございまして、私どももやはり定期的なアンケートの実施等によりまして、きめ細やかな皆さん方のご意見を参考にしていきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) ぜひアンケートの実施をよろしくお願いします。延べ人数が多いことから、何度も利用されている方が多いと思います。ぜひタクシー会社さんと協力をしながら、また密にアンケートをとるなり、よろしくお願いいたします。 それでは、2番にいきます。デマンドタクシー予約時間とバス時刻について。デマンドタクシーについては、大変喜ばれておられる市民の方がたくさんおられます。どうなっていけばうれしいですかと話を聞きますと、私がきっちり調べればいいのですが、デマンドタクシーの予約時間とバスの出発時間の分かりやすい時刻表があったらうれしいとの声も頂いております。こういった少しでも便利さを求めることについて、お伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 本市のデマンドタクシーは電話予約によりまして利用者の希望時間にお迎えの配車をさせていただくシステムでございますんで、基本的には時刻表というものはないわけでございます。 しかしながら、デマンドタクシーをご利用いただいて、その次にバス、あるいは電車に乗り換えられるというケースがございます。このようなときにはタクシーの予約の際に、接続の希望をされるそれぞれの乗り物の発車時間などをお伝えいただくことで、お迎えの時間等をタクシー事業者が配慮するというふうなこともさせていただいております。 引き続き利用者にとりまして利用しやすいデマンドタクシーの仕組みというものは、タクシー事業者とともに丁寧にまた研究をもって対応してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 少しだけ再問させていただきます。デマンドタクシーですので、相乗りになることがありますよね。そういうときに時間がどう長引くのか、そういうこともちょっと心配されている方もおられるんです。 そして、例えばびわ町から長浜駅まで区域外で来ると思うんですけど、そこから更に長浜市民病院、行けると思うんですけど、そこまで行くとなると、およそ1,000円かかると思うんです。長浜駅からバスに乗り換えると多少は安いんですけど、利用者さんの方にとったらそのままタクシーで行きたいと、こういう声も頂いています。そういう声に対して、また一生懸命検討していただきたいんですけど、よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 今年度から区域外運行の試験もさせていただいております。そういった中での検証は今後ともさせていただく中での利便性向上は追求していきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) ぜひよろしくお願いします。 それでは、3番に進みます。停留所の設置、拡大について。 停留所の設置、拡大について、利用者、今後利用しようと考えておられる市民の方からの声がありますが、今後どのように取り組まれるのか、お伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 湖北、高月のデマンドタクシーの停留所につきましては、従来のバス運行の際の停留所を継承しておりますが、今回新たに量販店、あるいは医療機関など追加した停留所もございます。 本市のデマンドタクシーは利用者の多くが高齢者であるという状況にかんがみまして、ご利用いただきやすいものとなるように、先ほどもお話しいたしましたが、利用者のご意見、あるいは利用状況などを考慮して停留所の移設や増設についての考え方を今後も公共交通会議の意見を参考にしながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) ぜひこのことは利用者さんが一番求めておられることだと思います。ぜひ、いいようにきっちりと進めてください。 それでは、4番にいきます。市外から観光に来られる方への対応について質問します。 デマンドタクシーを利用される市外登録者の方については、観光に来られる方も多いと考えます。実際、河毛駅では路線バスを使用されていた観光客の方が多く、バスがなくなったことで困っておられると、そのような話も聞いています。もっとデマンドタクシーの利用方法の周知を行うことで、観光への増も考えられますが、今後どのようにデマンドタクシーを観光へと組み込んでいくのかについてお伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) デマンドタクシーは観光で来られた方、市外の方たちも利用いただけるというのが基本原則でございます。 1問目のご質問の中で議員、お示しされましたが、特にこはくちょうタクシーにつきましては、市外登録者が58人ございます。これはほかの地域ではない特色でございます。特にこの内容を分析いたしますと、東京、京阪神の方が30人登録を頂いております。このようにして、東京、大阪の方面から野鳥でございますとか、水鳥観察を目的に来られた方も利用登録をされますことで、バスに代わる新たな地域交通機関としての利用性は確保しております。 しかしながら、本市のデマンドタクシーは従来のコミュニティバスの運行実態などから将来にわたりまして持続可能で、利便性の高い地域の移動手段として、基本的には地域の方のための地域交通、地域公共交通ということを第一には考えているところでございます。 今後も利用実態を確認しながら、地域のお住まいの方にも、あるいは可能な限りではございますが、観光客の方にもご利用いただけるような交通手段にしていくということは必要かというふうに考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 再問いたします。 河毛駅の場合ですけど、観光客の方は湖北町の支所まで登録しに来られたということも聞いています。そして、登録書は後日郵送で送られたということを聞いています。その日はもちろん通常のタクシー代だと思うんですけど、こういう利用方法の簡素化もまたこれから必要だと思います。もちろん市内の方にも同様ですけど、これからの利用方法の簡素化について、少しご意見頂ければありがたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのご意見につきましては、河毛駅のスタッフさんのほうからもほぼ同様のお話を頂戴いたしておりますので、検討の余地がまだあるかというふうに考えております。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、中学校の制服の多様性について質問します。 中学校の制服の多様性について。今、中学、高校の女子制服、スラックスの導入学校が中高合わせて630校以上広がっています。理由はたくさんありますが、例えば女子生徒の場合、防寒対策としてスカートよりもスラックスのほうが良いと感じている子が多いのではないでしょうか。 また、ほかにもいろいろな理由がありますが、性別を問わず自由に選べる制服の導入、制服の多様性について、本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 中学校の制服につきましては、各学校で定められており、男子、女子で制服が定められている所や、女子のズボンについても定められている所もございます。また、性別なく定めている所もございまして、さまざまでございます。 今後においても制服について多様性を求める要望等がある場合は、生徒や保護者の意見を踏まえ、各学校において検討していくものと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 再問いたします。 今、各学校で要望がある場合とおっしゃいました。私も直接本人からでなく親さんから聞いているんです。その内容は、もちろん防寒対策の声もありました。ほかにも自転車に乗っているとき、風がきついと大変。そして、小学校のときはずっとズボンを履いていたから、スカートは少し恥ずかしい、中学校に入るときですね。そして、逆にみんながスカートだから、スラックスは恥ずかしい。こういう意見もございます。 スラックス、まだまだ少ないかもしれませんけど、選択肢があっても私はいいと思うんです。ぜひ選択肢を広げてほしいなと、そう思っています。今後のそのようなことが進んでないのか、再度、もう一度お伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 先ほども申しあげましたとおり、教育委員会で制服についての制限を設けていることはございません。各学校の制服につきましては、歴史、伝統があるものでございます。もし本当に生徒たちが変えてほしい、こうしてほしいという要望があるのであれば、生徒間での話し合い、先生方、保護者との話し合い等々の中で、各学校において検討していっていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 再々問を行います。 要望があればと、各学校で、今おっしゃいましたけど、なかなか要望は出し方ですね。スラックスにしてほしいとか、そういう声はなかなか出せないと思うんです。ぜひこのような630校にちょっとずつですけど増えてきていますし、スカートでなければならないという、今、この理由も私、少し分からないんです。このことについては、ぜひ多様性のことを全体的で考えていってほしいと思います。 それでは、3番目に進みます。違いますね。再々問。
    ○議長(松本長治君) いいですよ。次いかれるなら、次いってください。 ◆10番(鬼頭明男君) いいですか。3番です。保育における待機児童と保育士の確保について。 現在の保育園の待機児童の状況は、入園希望者数3,499人、待機児童は調節中のことですが、50人前後になる模様とお聞きしています。今後の待機児童の解消に向けた取り組みについて、以下2点にお伺いいたします。 1、受入整備状況について。入所者数、入所者で調整により移動された人数、平成30年度入所者で第1希望でない人は69人、また、待機児童については50人前後になる模様とお聞きしています。大変な調整ではないかと思いますが、受入整備状況と待機児童の調整の状況についてお伺いします。 また、受入状況については、移動される方の理解が重要となってくると思いますが、順調なのかについてお伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 受入整備状況につきましては、園児数の増加を見越し、ここ2年で定員を169人増やしてまいりました。しかしながら、保育士不足、保育ニーズの高まり、変化等により、待機児童が発生している状況でございます。 また、保育所等の利用申込に当たっては、希望園を第3希望までご記入をしていただいておりますが、定員超過により、第1希望の園に入れない方もおられます。最近は特定の園を希望される保護者も顕著で、困難を極めるケースもございます。 しかしながら、時間をかけて相手の思いを十分に受け止め、丁寧な説明に努め、第2希望など、他園への案内を行っているところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 大変保育ニーズがあったり、第3希望までお聞きしているという、大変なことだと本当に思っております。 10月の入園希望調査の時点でいろいろと考えて対応していただいていると思います。しかし、10月に転園をお願いされるご家族の方も、なぜうちがと、少し不満に言われている保護者さんもお聞きしています。 入園する側も、転園する側も納得して気持ち良く園生活を過ごしてもらえるために、例えば4月検診ですね。生まれたばかりの4月検診のときに、将来保育園は、もしくは幼稚園に入りたいと考えておられますかと。そして、どこの園を希望されておられますかと。1年、2年、3年後のことの希望を聞くのも少しいいのかなと思っています。見通しが持てるのではないかと、私の案ですけど。その点について、少しだけよろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 4年、5年先を見越しての希望を聞いたらどうですかということを言われております。ただ、保育に欠けるという大前提の中で申込みを頂いている部分もございますので、であろう、多分というところで順位付けをしていくことも難しいものがございますので、たちまちは現状のままで進めていきたいと思っております。ただ、よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) もちろんそうだと思います。この地域には少し現実にはならないんですけど、この地域には恐らく何人増加するとか、そういう基準になればいいと思います。統計を取れとか、そういうことではないんです。ぜひ皆さんの希望を聞いてよろしくお願いいたします。 それでは、2番にいきます。保育士の確保状況について。 平成30年度4月正規職員採用数は27人、臨時職員採用数は13人、現在も募集中とのことで、確保については支援策を打ち出されています。 が、また正規職員、臨時職員の方が少しでも長く職に就ける、就きたいと思えるような取り組みもまた必要ではないかと考えます。理由はさまざまだと思いますが、保育士確保と離職を関連させ、一度全保育士さんにアンケートをとっていただき、その中からも参考にし、保育士の確保に向け取り組んでいく必要があるのではないかと考えます。保育士の確保に向けたアンケート実施について、お伺いします。 また、待機児童ゼロにするためには施設の規定も考慮に入れ、どれぐらいの施設の増設が必要なのか、あと何人の職員さんが必要なのかについてもお伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 園職員の職務に関する意見や希望につきましては、自己申告書や勤務状況報告書の中で把握し、率直な現場の声を吸い上げ、園内業務を見直し、負担軽減を図っているところでございます。また、園長との面談を通じて各職員の思いや要望を聞き、職場環境の改善に努めているところでもあります。 また、保育士確保や職場改善など、積極的な提案につきましては同じ職員でございますので、園内でもお話し合いを頂き、ぜひご提案を頂きたいと思います。そして、話し合える職場づくりが何よりも大事だと思っています。 待機児童につきましては、各園ごとに発生するもので、一概に人数、面積等については言えない現状でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 再問いたします。 自己申告書、そして園長との面談、話し合える職場づくり、いろいろ頑張ってくれておられると思います。全国的な声ですけど、園で働くことの本当に大変さ、たくさんのことが載っています。私も直接聞いています。 その中で、やっぱり退職された方、現職の方、臨時職員さん、正職の人、皆さんの声を集めることが大切だと、もうここまで来ているんじゃないかと思います。ぜひ自己申告、園長の面談、もちろんそれも必要だと思うんですけど、チェックシート式無記名アンケートで本音を聞いてほしいと思うんです。それでないと、やっぱり保育士さんの確保はこれから本当に大変だと思われます。 なぜ無記名なのかといいますと、後で何か言われるのじゃないか、そのような心配もやっぱ人間あります。本音が言えない状況まで、本当に私はなかなか来てると思うんです。ぜひ長浜市で保育士として働きたいと感じて市内外から来てもらえるために、本音を聞いてこそ進むと思うんです。ぜひ無記名アンケートについて再度お伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) ただ今ご提案いただきました無記名のアンケートにつきましては、どういう形がいいのか分かりませんけれども、本音が言える職場でないと、これを無記名で書いたからといって、職場の雰囲気が良くなるとは到底思えないところもございます。 ただ、本音が何らかの形で引き出せるように、その辺については検討してまいりたいと思います。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) ぜひ本当に本音が言える職場づくりを目指していただきたいと思います。なかなか私もそうですけど、遠慮してしまって、言いたいことも言えないということはやっぱたくさんあるんです。皆さんそうだと思うんです。やっぱり本音を聞くには無記名アンケート、郵送で分からないようにする。そうしていただくと、本当の気持ちが分かると思うんです。それをどうやこうやっていうことではないんです。ぜひこれを進めていただきたいと思います。 そして、何といっても長浜市の保育士は働くといいぞと。やっぱ保育士さんの中でもうわさになるらしいです。ぜひ保育士さんが長浜市に行きたいと、長浜市で登録したいと言ってもらえるような保育士さんをたくさん増やしていただきたいと思います。 では、4番。消費税率10%によっての影響について。 10月から消費税率10%の引き上げは複数税率が導入される。また、2023年からインボイス制度の実施を伴うものであります。更に増税のための景気対策による影響も深刻です。例えば、自動車や住宅の購入支援のこの恩恵は関連する一部の業界と、また買える人、買ってもらう店にしかありません。 更に問題なのがキャッシュレス決済のポイント還元です。中小小売店のキャッシュレスへの対応経費、たくさんかかります。また、カードを持たず現金で買い物するとポイントがない。問題は山ほどあり、全国はもちろん、長浜の中小業者の経営にも大きな影響を及ぼすと考えています。 長浜市の小規模業者への対応について、以下3点についてお伺いします。 複数税率とキャッシュレス決済についてお伺いします。小規模企業業者にとっては複数税率で8%と10%の税区分が混乱を生み、膨大な事務の負担も起きると聞いています。更に、キャッシュレスへの対応等が小売店を苦しめることとなってきます。長浜の小規模業者の廃業ということも起きないとも限りません。長浜市にとって大きな損失となると思います。長浜市として小規模業者を守っていくという立場から、どのようなことができるのかについてお伺いします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 消費税増税につきましては、国の税制改正によるものでありますが、4分の1は地方消費税として、地方の貴重な一般財源となり、市民福祉の向上に充てられるというものでございます。 さて、お尋ねの件でございますけれども、軽減税率制度の実施は小規模事業者の事務が発生することから、大きな混乱が起きないように税務署をはじめ、商工会議所、商工会など、各種支援機関による説明会の開催や、支援機関による事業者への伴走型支援を通して、早い段階から対応が行われているところでございます。 また、キャッシュレス決済は、消費者に利便性をもたらすほか、事業者の生産性向上、人手不足への対応やインバウンド需要の取り込みなど、経済全体には大きなメリットもございまして、小規模事業者にとっても新たな消費、客層の拡大のチャンスでもあろうかと思います。 端末の負担、ネットワークの接続料、加盟店の手数料など、コストの問題がございますが、キャッシュレス決済の導入はそれぞれの経営形態により判断されることとなります。国のキャッシュレス消費者還元事業では、決済端末費用を国と決済事業者が負担することで、小規模事業者の負担は実質なしということで、導入ができます。既に地元の金融機関等が導入促進に取り組まれており、市内の商店をはじめとした事業者も前向きに取り組んでおられると聞いております。 日本では現金への信用が高いことから、キャッシュレスに漠然と不安を持たれる人も多く、廃業までにいかなくとも、事業者側も不安を抱えておられると思いますので、各支援機関と連携を図りながら、情報提供、問合せ対応など、細やかな支援を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 再問いたします。 キャッシュレス決済、いろんなとこで便利だという声も聞いております。キャッシュレス決済については、本当に複雑な関係が出てきます。キャッシュレス決済の5ポイント還元、またコンビニやフランチャイズ店は2%と、食料品など8%に据え置く複数税率をセットすると、買う商品が食料品かそうでないか、また大型店か中小業者か、小売店か、コンビニか、また買い方が現金かカードの持ち合わせで消費税が消費税率が3%、5%、そして6%、8%、10%と、このように本当に複雑な仕組みが絡んでくると思います。 このことに中小業者、特に個人業者さん、なかなか耐えられないと思うんです。そして、苦しめられると私は思っております。ぜひ不安の解消を、ぜひできるような支援策を、ぜひお願いしたいんです。再度、もう一度お願いします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ただ今いろいろご再問いただきましたけれども、基本的には事業者さんにいろいろご説明を申しあげる、あるいは先ほど申しあげました支援機関による懇切丁寧なご説明というものが全てかなという感じでございます。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) それでは、2番にいきます。インボイス制度について質問いたします。業者の取引に必要となってくるインボイス。免税業者にとっては課税業者になるか、免税業者のまま取引する代わりに値引きをするなどと、長浜市内の多くの免税業者は大きな選択を迫られることとなると思います。インボイスによって小規模業者の廃業ということも、先ほども言いましたが、起こりかねないと感じております。 インボイスには日本商工会議所や中小業者団体など、反対されているとこもおられます。国の政策だからとほっておけば、長浜市にとっては大きな損失となる。長浜市として小規模業者を守っていく立場から、長浜市の、先ほども言いました、長浜市独自の政策を立てる、また地方自治体として国にしっかりと小規模業者の声を届けていただきたいと私は思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 平成35年、2023年10月から導入される予定のインボイス制度につきましては、現時点では市内事業者様からは具体的な問合せもほとんどなく、各支援機関も現在情報を収集しておるというような段階でございます。軽減税率導入後に、このインボイス制度についての議論もより活発になってこようというふうに考えております。 ただ今ご質問ございましたように、全国商工会議所連合会、あるいは近畿税理士会などの団体では、小規模事業者に不利にならないよう提言を頂いているということでございます。インボイス制度の導入までの数年は、税制改正に向けて地方自治体の見解や小規模事業者の声を当然国に届けてまいる必要がありますので、各支援機関とも密接に情報共有しながら、今後の状況を注視してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) このインボイス制度、本当にかなり複雑で、私もなかなか勉強していても分からないとこもたくさんあります。この説明を分かるまでにあともう何年かしかないんです。ぜひ今、私はこれを止めるしかないと思っています。現在、120万の会員課税業者と500万の免税業者さんにとっては、このインボイス、かなりきついと思います。廃業も本当に多くなってくると思います。ぜひこのことはしっかりとこの長浜の中小業者を守るために、ぜひ大きな声を上げて、地方自治体も一緒になってぜひ頑張っていただきたいと。そう思っております。 それでは、3番目に入ります。市立長浜病院、長浜市立湖北病院における影響についてお伺いします。 医療機関は必要な物品購入、仕入れの際に消費税を払いますが、医療費は非課税とされているため、患者さんから徴収することはできず、医療機関が診療報酬で補填するとする仕組みとなっています。2014年に5%から8%に増税されたとき、診療報酬による補填が不足していました。平成31年度の消費税見込み額は、市立長浜病院では半年で、これは増税2%分です。5,000万円とも聞いております。また、平成31年の10月からは、診療報酬の改定が予定されていますが、市立長浜病院、長浜市立湖北病院における消費税増率の影響についてお伺いいたします。 ○議長(松本長治君) 長浜病院事務局長。 ◎長浜病院事務局長(長藤居敏君) 消費税引上げに伴います支出面、費用といたしましての平成31年度半年間の影響額でございますけれども、長浜病院のほうが約5,000万円、湖北病院のほうが約1,000万円の影響を見込んでいるところでございます。 また、収入のほうといたしましては、診療報酬の改定によりまして、長浜病院のほうで約3,000万円、湖北病院のほうで約500万円の増額を見込んでいるところでございます。 ○議長(松本長治君) 鬼頭明男議員。 ◆10番(鬼頭明男君) 病院にとっても消費税増税、本当に苦しいと思います。大きな病院はまだ何とか維持ができると思うんですけど、長浜市にはたくさんの病院があります。今後、長浜市としてもいろんな病院との連携も進めていかなければならないと思います。 ぜひ消費税増税、私としては具体策として医療費のゼロ税率の導入を強く求めてまいります。仕入れにかかった消費税が還付され、また患者さんも負担を一切背負わさない、そのような政策をぜひしてほしいと。私もぜひ訴えてまいります。 先ほども言いましたが、消費税増税、そしてインボイス、本当に大きな問題となってくると私は思っています。ぜひ皆さんもご一緒によろしくお願いいたしまして、私からの質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、宮本鉄也議員、登壇願います。 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) (登壇)本日最後の質問者です。よろしくお願いします。議長にお許しを頂きましたので、発言通告書に基づき質問します。 1、次の世代に対する負担軽減について。昨日もよく市政の上位概念として聞かれる言葉であり、皆さん一生懸命そのことに取り組んでおられるっていうことを重々承知しております。その上でこの質問をさせていただきます。 次の世代に対する負担軽減について。行政の借金について、次世代に引き継がせないようにできるだけ返済していくという考え方が一般的であるが、現行の信用創造による通貨発行の仕組みの下では、借金の返済は通貨消滅を意味し、更なるデフレ不況の原因でしかなく、論理的に破綻している考え方です。 つまり、その考え方自体が次世代に対する負担増加になるという皮肉な結果となります。この件について、当局の見解を問います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) まず本市の財政状況について説明させていただきますと、まず規模につきましては、合併によりまして、本来の財政規模より大きくなっておりますので、今後は身の丈に合った適正な規模にしていく必要があると考えております。 また、歳入と歳出の関係でいきますと、今後市税とか普通交付税をはじめとする一般財源が減少している中で、社会保障費等の歳出が増加傾向にあるという不適合の問題が起きております。 したがいまして、市民サービスの継続とか、持続ある、持続可能な財政運営を行っていくためには、やはり義務的経費、特に交際費の増加を抑制する必要があるというふうに思っております。 したがいまして、この間、計画的に市債の繰上償還を行いまして、平成24年度から7年間で125億円の償還をしてまいりました。これによりまして、いわゆる義務的経費の伸びを抑え、その生まれた財源を行政サービスのほうへ振り分けております。具体的には小学校学校給食費の無料化、そうしたサービスに振り分けることになりましたし、将来の財政負担の軽減につながっているということは間違いないというふうに思っております。 なお、一方で市債の借入れ自体は事業に必要な財源を調達するというほか、世代間の市民負担を公平にするといった意味もございます。その必要性も十分認識しております。 したがいまして、今後も必要な事業に関しては必要な額の市債の借入れ、借金を行いますが、やはりプライマリーバランスの黒字化にも注視しながら公債費も減らしていくということで、未来の長浜市民により良きものを引き継ぐという強い責任感を持って、財政の運営を行っていくつもりでございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) まず私の質問は、借金の返済は通貨消滅を意味しているという内容で、なかなか理解というか、僕の言っていることが理解されていないとかいう可能性がかなりあると思うんですが、これ、財政の話をする中で、まずお金、お金の話をしているんで、お金の基本についてお聞きしたいんですけども。お金というのは、どのようにして我々国民に供給されているのか。お金はポッポポッポ自然に湧き出ているわけではないんですよね。このお金というものはどう。 もう一回、もう一回、聞きます。要は、信用創造による通貨発行の仕組みっていうのは、言い換えれば、易しく言い換えれば、どのように私たち国民に通貨が供給されているのかっていうことです。そのことについて、当局の見解をお聞きします。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 見解を申しあげていいかどうか分からないんですけども、いわゆるおっしゃっている借金を借りる、貸す、そしてこれを返済するということの繰り返しの中で、いわゆる信用創造が、仕組みが中で貨幣を生み出すといったご議論やと思います。 その中で、市中の中の貨幣の供給量が現金以上にそれが潤沢に回ることによって、経済は回ると。それがいわゆるデフレ不況の脱却につながるということの意味でおっしゃっているかと思います。そういった意味でのマクロ経済の仕組みとして議員のご指摘されている観点は、理解はしているところでございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) 残念ながらこの再問で終わりなんですけれども、私このマクロ経済とおっしゃった、マクロ経済なんですけども、単純に私たち国民にいかにしてお金が供給されているかっていう仕組みをきちんと理解することが非常に大事だと思っております、本当に。このことがちゃんと分かれば、僕のこれが何で破綻しているんですかって話、これ、だいぶこれ、凝縮させているんでね。一つ一つきっちり、私がなぜこの考え方が論理破綻しているのかというのを説明できるわけです。ゆくゆくしていくつもりでいるんで、僕、ここで。ただ、今日はもうあれなんで。いや、ここ、ほんで、今再問の場ですし。 それで、今おっしゃいました信用創造、信用創造。私たち、信用創造、今部長がおっしゃいました。部長にもう一度、もう一度、すんませんけどお聞きしたい。どうやって僕、国民、どうやって国民にお金は供給されているんですか。どうやって渡されているんですか。渡されないとお金って回らないですよね。そこをもう一回ちょっと、すんません。 ○議長(松本長治君) いいですか。これ再々問になりますけど。 ◆1番(宮本鉄也君) 再々問です。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) よく1,000万円の預金があると。それを借り入れると、銀行のほうは10%の準備基金を残して、残りの900万円を貸すと。またその900万円を借りる方がいると、その10%を確保して残りの810万円ですか、それをまた貸すことができる。そういう循環をすることによって、1,000万円という現金がトータル10倍ぐらいの貨幣価値を持って市中に回るということだというふうに理解しています。 ただ、今回のご質問の中で、そういった経済理論をこの長浜市の市政でどのようにすべきだとおっしゃっているのか、ちょっと分かりにくいんですけどね。これ以上市債をもっと借りろとおっしゃっているのか、その辺をいろいろと考えていたんですけども、それについての答えといたしましては、市債を借りるに当たりましては、やはり公債費が付いて回りますので、その公債費を抑制しない限り、今後の長浜市におきましては歳入が減りますので、歳出の部分でどう公債費を減らすかと考えないと、住民サービスの継続がしにくくなります。ですから、その辺は市債の借り方と公債費の減らし方は、更にバランスの中でやってく必要があるということ思っていまして、それが今の長浜市における財政運営の最大の義務だと思っています。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) おっしゃるとおり。おっしゃるとおりです。おっしゃるとおりです。この質問に関してはまた取り組んでいきたいなと思っていますんで、えらい申し訳ないです。 2問目にいきます。大川の河川工事の進捗状況について。西浅井町の大川の河川工事の進捗状況についてお聞きします。 ○議長(松本長治君) 北部振興局長。 ◎北部振興局長(栢割敏夫君) 西浅井町塩津地区を南北に流れます一級河川、大川につきましては、平成28年9月に策定されました、湖北圏域河川整備計画に基づきまして、河口部から西浅井中学校付近までの延長1.5キロメートルを整備実施区間として整備が進められているところでございます。 現在の進捗状況につきまして、大川を管理しております滋賀県長浜土木事務所木之本支所に確認をいたしましたところ、平成29年度までに河口部から国道303号線岩熊橋付近までの右岸堤防の築堤工事が完了しておりまして、平成30年度におきましては、河口部の河床以下に存在します塩津港遺跡を保護するための河床ブロックの設置及び河口部から野田橋までの右岸堤防にブロック張りによります護岸が施工されているところでございます。 平成31年度は引き続き道の駅付近の下関屋橋までの右岸堤防にブロック張りの護岸を施工を予定されておりまして、近日地元自治会へ本年度工事につきましての説明がされるというふうに聞き及んでいるところでございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) ありがとうございます。住民の方も結構長くあの工事はありますんで、どうなっていくのかとよく問合せを頂きますんで、またよろしければ広報とかでお知らせ願えたらなと思います。 以上で私の質問を終わります。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、これをもって本日の一般質問を終了いたします。 本日の日程はこれをもって全て終了いたしました。 なお、明8日の会議は、会議規則第9条第2項の規定により、開議時間を繰り上げ、午前9時から再開することを2月28日開催の議会運営委員会でご協議いただきました。 よって、明8日の会議は午前9時に再開いたしまして、議員個人による一般質問を続行いたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労様でした。    (午後6時6分 散会) 会 議 録 署 名 議 員   議 長   松 本 長 治   議 員   佐 金 利 幸   議 員   柴 田 光 男...