長浜市議会 > 2019-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 長浜市議会 2019-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 長浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成31年第1回定例会          平成31年長浜市議会第1回定例会会議録────────────────────────────────────平成31年2月25日(月曜日)────────────────────────────────────議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第1号 平成31年度長浜一般会計予算      議案第2号 平成31年度長浜国民健康保険特別会計予算      議案第3号 平成31年度長浜国民健康保険特別会計(直診勘定)予算      議案第4号 平成31年度長浜後期高齢者医療保険特別会計予算      議案第5号 平成31年度長浜介護保険特別会計予算      議案第6号 平成31年度長浜市休日急患診療所特別会計予算      議案第7号 平成31年度長浜農業集落排水事業特別会計予算      議案第8号 平成31年度長浜病院事業会計予算      議案第9号 平成31年度長浜老人保健施設事業会計予算      議案第10号 平成31年度長浜公共下水道事業会計予算      議案第11号 平成30年度長浜一般会計補正予算(第11号)      議案第12号 平成30年度長浜国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議案第13号 平成30年度長浜国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)      議案第14号 平成30年度長浜後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)      議案第15号 平成30年度長浜農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第16号 平成30年度長浜病院事業会計補正予算(第3号)      議案第17号 平成30年度長浜公共下水道事業会計補正予算(第4号)      議案第18号 施設使用料等見直し等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第19号 長浜市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部改正について      議案第20号 長浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について      議案第21号 長浜市職員の特殊勤務手当支給に関する条例の一部改正について      議案第22号 長浜地域福祉基金条例の一部改正について      議案第23号 長浜手数料条例の一部改正について      議案第24号 長浜行政財産目的外使用料条例の一部改正について      議案第25号 長浜市営駐輪場条例の一部改正について      議案第26号 長浜国民健康保険条例の一部改正について      議案第27号 長浜災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について      議案第28号 長浜介護保険条例の一部改正について      議案第29号 長浜農業集落排水処理施設条例の一部改正について      議案第30号 長浜道路占用料徴収条例の一部改正について      議案第31号 長浜法定外公共物管理条例の一部改正について      議案第32号 長浜市営住宅条例の一部改正について      議案第33号 長浜都市公園条例の一部改正について      議案第34号 長浜児童文化施設条例の一部改正について      議案第35号 長浜市民スポーツ施設条例の一部改正について      議案第36号 長浜病院事業設置等に関する条例の一部改正について      議案第37号 長浜山間へき地医療体制強化基金条例の一部改正について      議案第38号 長浜中心市街地活性化基金条例の一部改正について      議案第39号 長浜附属機関設置条例の一部改正について      議案第40号 長浜家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第41号 長浜放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第42号 長浜市民まちづくりセンター条例の一部改正について      議案第43号 長浜地区計画の区域内における建築物等形態意匠の制限に関する条例の一部改正について      議案第44号 浅井診療所指定管理者の指定について      議案第45号 びわ福祉ステーション指定管理者の指定について      議案第46号 北郷里まちづくりセンター等指定管理者の指定について      議案第47号 木之本まちづくりセンター指定管理者の指定について      議案第48号 市道の路線の認定について      議案第49号 損害賠償の額を定めることについて      市長提案説明────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第1号 平成31年度長浜一般会計予算      議案第2号 平成31年度長浜国民健康保険特別会計予算      議案第3号 平成31年度長浜国民健康保険特別会計(直診勘定)予算      議案第4号 平成31年度長浜後期高齢者医療保険特別会計予算      議案第5号 平成31年度長浜介護保険特別会計予算      議案第6号 平成31年度長浜市休日急患診療所特別会計予算      議案第7号 平成31年度長浜農業集落排水事業特別会計予算      議案第8号 平成31年度長浜病院事業会計予算      議案第9号 平成31年度長浜老人保健施設事業会計予算      議案第10号 平成31年度長浜公共下水道事業会計予算      議案第11号 平成30年度長浜一般会計補正予算(第11号)      議案第12号 平成30年度長浜国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議案第13号 平成30年度長浜国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)      議案第14号 平成30年度長浜後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)      議案第15号 平成30年度長浜農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第16号 平成30年度長浜病院事業会計補正予算(第3号)      議案第17号 平成30年度長浜公共下水道事業会計補正予算(第4号)      議案第18号 施設使用料等見直し等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第19号 長浜市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部改正について      議案第20号 長浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について      議案第21号 長浜市職員の特殊勤務手当支給に関する条例の一部改正について      議案第22号 長浜地域福祉基金条例の一部改正について      議案第23号 長浜手数料条例の一部改正について      議案第24号 長浜行政財産目的外使用料条例の一部改正について      議案第25号 長浜市営駐輪場条例の一部改正について      議案第26号 長浜国民健康保険条例の一部改正について      議案第27号 長浜災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について      議案第28号 長浜介護保険条例の一部改正について      議案第29号 長浜農業集落排水処理施設条例の一部改正について      議案第30号 長浜道路占用料徴収条例の一部改正について      議案第31号 長浜法定外公共物管理条例の一部改正について      議案第32号 長浜市営住宅条例の一部改正について      議案第33号 長浜都市公園条例の一部改正について      議案第34号 長浜児童文化施設条例の一部改正について      議案第35号 長浜市民スポーツ施設条例の一部改正について      議案第36号 長浜病院事業設置等に関する条例の一部改正について      議案第37号 長浜山間へき地医療体制強化基金条例の一部改正について      議案第38号 長浜中心市街地活性化基金条例の一部改正について      議案第39号 長浜附属機関設置条例の一部改正について      議案第40号 長浜家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第41号 長浜放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条            例の一部改正について      議案第42号 長浜市民まちづくりセンター条例の一部改正について      議案第43号 長浜地区計画の区域内における建築物等形態意匠の制限に関する条例の一部改正について      議案第44号 浅井診療所指定管理者の指定について      議案第45号 びわ福祉ステーション指定管理者の指定について      議案第46号 北郷里まちづくりセンター等指定管理者の指定について      議案第47号 木之本まちづくりセンター指定管理者の指定について      議案第48号 市道の路線の認定について      議案第49号 損害賠償の額を定めることについて      市長提案説明 追加日程 市長辞職勧告動議      提出議員提案説明      質疑、討論      採決────────────────────────────────────応 招 議 員 ( 26名 )出 席 議 員 ( 25名 )  1番 宮 本 鉄 也 君            3番 鋒 山 紀 子 さん  4番 松 本 長 治 君            5番 多 賀 修 平 君  6番 伊 藤 喜久雄 君            7番 矢 守 昭 男 君  8番 佐 金 利 幸 君            9番 浅 見 信 夫 君  10番 鬼 頭 明 男 君            11番 斉 藤 佳 伸 君  12番 高 山   亨 君            13番 山 崎 正 直 君  14番 中 嶌 康 雄 君            15番 竹 本 直 隆 君  16番 西 邑 定 幸 君            17番 轟   保 幸 君  18番 柴 田 光 男 君            19番 草 野   豊 君  20番 中 川 リョウ 君            21番 藤 井   登 君  22番 吉 田   豊 君            23番 丹 生 隆 明 君  24番 中 川   勇 君            25番 押 谷 與茂嗣 君  26番 西 尾 孝 之 君────────────────────────────────────欠 席 議 員 ( 1名 )  2番 千 田 貞 之 君────────────────────────────────────事務局出席職員氏名 事務局長  改 田 文 洋 君        次長     岩 崎 公 和 君 副参事   木 田 小百合 さん       主幹     内 藤 長 人 君 主幹    山 田   均 君────────────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君 総務部長   米 澤 辰 雄 君       総合政策部長 古 田 晴 彦 君 市民協働部長 北 川 賀寿男 君       市民生活部長 八 上 弥一郎 君 健康福祉部長 且 本 安 彦 君       産業観光部長 松 居 雅 人 君 都市建設部長 山 田 昌 宏 君       下水道事業部長藤 本 茂 良 君 防災危機管理局長               北部振興局長 栢 割 敏 夫 君        江 畑 仁 資 君 長浜病院事務局長               会計管理者  寺 村 治 彦 君        藤 居   敏 君 教育長    板 山 英 信 君       教育部長   米 田 幸 子 さん 財政課長   内 藤 正 晴 君       財政課副参事 中 村 哲 夫 君────────────────────────────────────    (午前10時00分 開会) ○議長(松本長治君) 皆さん、おはようございます。 定刻にご参集いただき、誠にありがとうございます。 会議に先立ち、ご報告を申しあげます。本日の会議に、千田貞之議員から欠席の届けを受けておりますので、ご報告いたします。 これより、平成31年長浜市議会第1回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。───────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本長治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において佐金利幸議員柴田光男議員を指名いたします。───────────────────── △日程第2 会期の決定 ○議長(松本長治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 今期定例会の会期につきましては、去る2月18日に開催されました議会運営委員会におきまして、既に配布いたしております会期予定表のとおり、ご協議いただきました。 お諮りいたします。 今期定例会の会期につきましては、本日から3月22日までの26日間といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月22日までの26日間と決しました。───────────────────── △日程第3 諸般の報告 ○議長(松本長治君) 日程第3、事務局長から諸般の報告をいたします。 事務局長。 ◎事務局長改田文洋君) ご報告申しあげます。 まず、議案の送付についてでありますが、平成31年2月18日付、長財第181号で藤井勇治市長から松本長治議長宛てに、今期定例会に提出するため、議案49件の送付がありました。案件は、送付書記載のとおり、議案第1号 平成31年度長浜一般会計予算ほか48件であります。 併せて、予算に関する説明書並びに地方自治法第180条の規定による市長指定専決処分についての報告長浜債権管理条例第6条第3項の規定に基づく第3期長浜債権管理計画及び平成31年度徴収計画報告がそれぞれ提出されております。 次に、同日付長病医第168号で、平成31年度徴収計画についての報告が、野田秀樹病院事業管理者から松本長治議長宛てに提出されております。 これら議案及び関係書類につきましては、先般その写しを議員皆様方にお届けいたしております。 最後に、監査委員から、平成30年10月から平成31年1月までの間に実施されました監査報告書定期監査報告書例月現金出納検査報告書及び財政援助団体に対する監査報告書地方自治法の定めによりそれぞれ提出されております。議会事務局に保管いたしております。 以上、報告を終わります。───────────────────── △日程第4 議案第1号から議案第49号までについて      市長提案説明 ○議長(松本長治君) 日程第4、議案第1号から議案第49号までについてを一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長藤井勇治君) (登壇)本日、ここに平成31年長浜市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集を賜り、厚くお礼を申しあげます。 平成最後となる今定例会において、平成31年度予算をはじめとする諸議案をご審議いただくに当たり、市政に対する私の所信を申し述べます。 さて、昨年は、長浜市長として3期目のスタートの年でございました。合併後の新しい長浜市が誕生した私の1期目は新市のさまざまな施策の種をまき、育て、2期目はその花をしっかりと開かせてまいりました。そして、3期目はこれらの花を実らせるスタートであり、市民の皆様の暮らしの向上や市の発展のために、挑戦と創造を旗印に、全力投球をしてまいります。 その3期目のスタートとなった昨年を振り返りますと、まず教育について、教育は国家百年の大計であると呼ばれる大変重要なものと考えております。こうした中、県内初の施設一体型義務教育学校として開校した余呉小中学校は、従来の小学校中学校という枠組みを外し、発達段階に応じた柔軟な指導を行うことのできる新しい学校の形であります。義務教育9年間を見通した教育課程の工夫や、日常的な異学年交流など、小中一貫教育の利点を生かした取り組みにより、豊かな人間性社会性を育てる新たな挑戦でございました。 同校の校長先生が、小学校中学校の結婚のようなものと表現されたこの挑戦は順調に進み、余呉の子どもたちは元気に生き生きと学んでおります。これは、今後開校予定である小中一貫校のモデルとなる取り組みでございます。 更に、子どもたちに安全でおいしい給食を提供するため、昨年8月に長浜北部学校給食センターがオープンし、先に整備した長浜南部学校給食センターと合わせて、子どもたちに毎日1万2,000食以上の安全でおいしい給食が効率よく供給できるようになりました。これこそ、旧市町の枠を超えた合併効果の象徴であります。この効率の良さで生まれた果実を子どもたちに還元すべく、教育環境の更なる充実に取り組んでまいります。 次に、子育て支援について、3年前から取り組んでおります小学校給食6年間の完全無料化、更に保育料を第2子半額、第3子以降無料とする、全国の10万都市の中で先駆けての大胆な施策は、子育て世代はもちろん、幅広い市民からも評価をいただいており、市民のみんなで支える子育て応援につながっているものと思います。 導入当時から内外にも積極的に発信することで、子育て世代に優しい長浜市というイメージが定着するようになり、長浜なら子育てがしやすい、長浜で暮らしたいという思いにつながったと実感しております。 また、懸案事項でありました市立長浜病院医師確保については、今年度と新年度で新たに総勢8人の医師団を迎えることとなりました。このことは、私の市長1期目から病院事業管理者病院長と一緒になって、京都大学、滋賀医科大学をはじめ、各大学に積極的にアプローチして、種をまいた粘り強い交渉の成果がようやく現れたもので、これまでの努力が実り、市民の皆様に大きな安心を持っていただけることになりました。 加えて、長浜市の魅力発信についてであります。 昨年、皇太子ご夫妻をお迎えして盛大に開催された、全国みどりの愛護のつどいや、今や全国ブランドとなった黒壁30周年などで、長浜の自然や文化をアピールすることができました。これまでも、ユネスコ無形文化遺産長浜曳山祭東京公演や、東京芸術大学美術館での観音展、上野不忍池のほとりに開設した、びわ湖長浜 KANNON HOUSEなど、数え切れないさまざまな仕掛けをしてまいりました。その成果として、年間わが市に700万人から800万人のお客様を迎える観光都市長浜市として発展し、そのブランドは揺るぎのないものとなった次第です。 今後もこのブランドを発展させるため、全力を挙げて力強いトップセールスに努めてまいります。 3期目のスタートは、このように市を元気にする取り組みを着実に、たくましく進めてまいりますので、市に活気が出てきたと感じられるようになり、より一層魅力あふれるまちにしたいと改めて強く決意をいたしました。 この思いを実現する平成31年度予算案は、未来につなぎ、長浜の元気を創造する予算、すなわち元気創造予算と名付け、10年先、20年先をしっかりと見据えて編成をいたしました。 私は、常々、政治は夢の実現と申しあげております。この予算には、子育て支援や産業の活性化生活基盤の整備など、あらゆる夢を詰め込みました。この予算とこれまで積み重ねてきた成果を合わせ、市民の皆様とともに、我が故郷 愛すべき郷土 長浜を発展させていく所存であります。 今年5月から日本の新しい時代が幕を開けます。私は、地方の発展なしに国の隆盛はないとの強い思いであります。この新しい時代を力強く歩み出すために、市民の皆様との丁寧な対話と、議員各位との真摯な議論を積み重ねてまいる所存でございますので、議員各位の絶大なるご支援をお願い申しあげ、私の所信とさせていたきます。 次に、平成31年度予算につきまして、その概要をご説明申しあげます。 今回の予算は、新しい長浜市が誕生して10年目、また私が市長に就任して10年目となる節目の年であることを念頭に、これまでの市民の皆様と歩んできた9年間の実績を確かなものとし、町村合併の成果が実り、更に飛躍していくため、未来につなぎ、長浜の元気を創造する元気創造予算として、強い決意を持って編成したところでございます。 予算総額につきましては、一般会計においては525億円、平成30年度当初予算と比較いたしますと0.8%の減、特別会計企業会計を含む全会計では1,076億円余としまして、前年度比0.6%の減となりました。 歳入の根幹である市税収入につきましては、法人市民税の減収が見込まれるものの、個人の給与所得増加傾向が見られ、また家屋の新増築の増により、個人市民税及び固定資産税はそれぞれ増収を見込み、市税全体で本年度と比較して1,000万円、率にして0.1%増の165億2,000万円を見込んでおります。 また、地方交付税臨時財政対策債を加えた実質的な地方交付税につきましては、本年度当初予算と比べ3億5,000万円の減を見込んでおり、市税と合わせた主要な一般財源では、前年度に比べ3億4,000万円の減となる見込みであります。 歳出につきましては、福祉、医療、介護、子育て支援などの社会保障費の増加が続いており、義務的経費は依然として高い水準にあります。 こうした中で、今回の元気創造予算は、国難とも言われる人口減少少子高齢化の真っただ中で、長浜らしく輝き続けるため、引き続き子育て支援の充実を図りながら、市民の皆様が元気で心豊かに過ごせる環境づくりや、人のつながりにより安心して暮らせる仕組みづくりを行うとともに、産業の活性化生活基盤の整備を進め、市民の活力を引き上げることに注力いたしました。 本市財政を取り巻く環境は、一般財源ベースでの縮小という厳しい状況にあります。なお一層市民ニーズを的確に把握し、中長期的な展望に立った大胆な選択と集中の下、全ての世代において安心できる生活基盤を構築するとともに、健全で安定した財政基盤を堅持できるよう、不断の取り組みを続けてまいります。 平成31年度は、長浜総合計画の3年目となります。喫緊の課題である人口減少少子高齢化の中で、社会情勢に対応した切れ目のない施策を行い、必要な行政サービスを提供するため、事業の選択と集中、徹底的なスクラップ・アンド・ビルドを行いながら、重点プロジェクトを中心とする全ての事業について、しっかりと、着実に進めてまいりたいと考えております。 それでは、平成31年度予算案の主要な施策につきまして、総合計画に掲げる、新たな感性を生かし みんなで創るまち 長浜の実現を目指す6つの重点プロジェクトを中心に、関連施策を含め、ご説明いたします。 初めに、ふるさとを担う長浜人づくりプロジェクトでは、本市に住む若者たちにさまざまな魅力を伝え、地域への愛着や誇りを醸成するとともに、市内に住み続けたい、あるいは帰ってきたいと思う気持ちを育み、将来の長浜を担う人材の育成に取り組んでまいります。 本市人口社会増減の現状を見ると、大学進学等による市外転出が多く見られることから、本市の若者たち長浜の歴史、風土、文化、自然、産業などの魅力を伝え、ふるさと回帰に向けた人づくりを進める温故知新プロジェクトに取り組みます。 また、市内在住の高校生が、市民、大学、企業などと関わりながら、地域に新たな価値を生み出す挑戦をする、高校生チャレンジ&クリエイションプロジェクトを引き続き展開するほか、本市出身、在住で活躍されている方々から、その知識や経験に裏打ちされた本市の素晴らしさを、熱い思いを込めて高校生に語っていただく事業などを通して、未来の長浜を担う長浜人を育み、ふるさと回帰につなげてまいりたいと考えております。 次に、みんなで支える子育て応援プロジェクトでは、地域全体で子どもたちを育もうとする機運の中で、さまざまな関係者が連携、協働して子どもたちと向き合い、子どもたちの心身を育み、安心して子どもを産み育てることができる環境を整えます。 私は常々申しあげますとおり、子どもはわが市、わが国の未来への礎であり、未来を築き社会を担う宝であります。ますます加速化する少子化への対策は急務であり、危機感とスピード感を持って対応していかなければなりません。子どもたちが、自分らしく生き生きと笑顔で健やかに成長ができるようにとの思いを込めまして、平成31年度で4年目となる小学校給食費の完全無料化、所得制限を撤廃した幼稚園・保育所・認定こども園の保育料の第2子半額、第3子以降の無料化を継続し、子育て世代をしっかりと力強く支援してまいります。 また、待機児童ゼロを目指し、保育士等の人材確保を図るため、引き続き市独自の奨学金の返還支援や、居住の支援、更には再就職の支援という三つの支援策により、保育現場の環境を充実させてまいりたいと考えております。 更に、年々需要が高まっております放課後児童クラブにつきましては、民間クラブの新規加入を促す補助制度を新たに設けることで、待機児童の解消につなげてまいりたいと考えております。 このほか、学校教育の現場におきましては、普通教室への大型モニターなどの配備や、指導者用のデジタル教科書の導入など、ICTを効果的に活用した授業により、子どもたちの学力向上に取り組んでまいります。 また、長浜教育改革元年と位置付けて、これまでの施策や取り組みを再検証し、さまざまな視点から幅広い意見を頂戴しながら、長浜スタイル、あるいは長浜スタンダードとでも言うべき学力向上策や、新たな教育施策を策定してまいります。 一方、虎姫地域におきましては、小中一貫教育校、虎姫学園(仮称)の平成32年4月開校に向けた施設整備などを着実に行い、魅力的な新校の開設準備を進めてまいります。 次に、長浜まるごと未来のシカケプロジェクトでは、本市の歴史遺産や観光資源を生かした魅力の発信は、新規創業や事業承継支援、本市への移住定住を促す取り組み、あるいは長浜や木之本の中心市街地の活性化を積極的に進め、関係人口や交流人口の増加や経済活動の活性化を目指してまいります。 いよいよ来年に迫る東京オリンピック、パラリンピックに向け、ヒト・モノ・情報が集積している首都圏からの人の流れを生み出し、さまざまな形で長浜と関わる関係人口の拡大を図るため、長浜にゆかりのある方々をメンバーとして立ち上げた東京─長浜リレーションズを更に充実させ、首都圏への情報発信、情報共有を行うとともに、田舎暮らし体験ツアーやビジネスマッチングなどを行ってまいります。また、引き続き都市連携協定による東京都台東区との交流や、4年目を迎えるびわ湖長浜KANNON HOUSEでの観音文化発信事業でも継続して実施いたします。 まちのにぎわいと活力づくりでは、多くの観光客でにぎわう商店街エリアの中心に位置する元浜町13番街区市街地再開発事業を支援し、更に長浜駅北地区での優良建築物等整備事業を支援することで、都市機能や居住環境の向上を図り、平成21年度から続きます中心市街地活性化事業の総仕上げに取り組んでまいります。また、長浜駅前の公共空間に更なるにぎわいを創出し、駐車場や駐輪場を含め、利便性の向上を図るため、都市再生推進法人であるえきまち長浜株式会社に対し必要な支援等を行ってまいります。 北部地域の魅力を内外に発信する施策といたしましては、北国街道木之本宿の歴史的な街並みを保全する取り組みやにぎわい創出事業を実施するほか、西浅井地域の景観や歴史文化、特産品等の魅力を発信するびわ湖のてっぺんプロジェクトや、余呉湖周辺のアジサイの保全・再生に取り組む魅力ある郷土づくりプロジェクトなど、地域の皆様による主体的なまちづくり活動を支援してまいります。 また、平成31年はドイツ・アウグスブルク市との姉妹都市提携60周年に当たることから、これを記念し、使節団の派遣と受け入れなどを行い、同市との文化や経済交流を更に進める契機としてまいりたいと考えております。 更には、朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流大会長浜大会を開催いたします。雨森芳洲の残した素晴らしい業績や思想を、国内外に発信してまいりたいと考えております。 次に、身近な自然を生かす地域環境との共生プロジェクトでは、先人から受け継いできた豊かな自然の恵みに感謝し、これを生かすべく、農業を核とした6次産業化の取り組みを推進し、地域経済の活性化や新規雇用の創出を図ってまいります。 その中で最も力を入れておりますのは、小谷城スマートインターチェンジ周辺において、地域の基幹産業である農業を主体として、新しい産業やサービスを生み出す6次産業化拠点の整備を目指すものであります。民間主導による拠点整備を目指し、あらゆる機会を通じてさまざまな関係者との協議、交渉を重ね、可能性を模索し、何としても企業誘致を実現してまいりたいと考えております。 同時に、小谷城スマートインターチェンジに隣接する栽培実験農場では、ビニールハウスを用いた就農実習による人材育成や、地域伝承野菜尾上菜のブランド事業などを展開し、地域をリードする6次産業化スタイルの確立を目指します。また、周辺の里山や田園空間においては、地元の活動団体などと連携し、里山整備を進め、周辺地域一帯のポテンシャルを高めてまいります。 また、アグリビジネスを推進する事業として、水田野菜栽培に必要な機械整備や、イチゴやトマト等の園芸施設用ビニールハウスの整備を支援することにより、収益性の高い園芸作物の生産拡大を図り、農業者の所得向上を目指してまいります。 次に、人もまちも結びの輪づくりプロジェクトでは、複雑化する現代社会の中にあって、人とまちが無理なくつながり、快適な都市基盤の中で誰もが生き生きと活躍できる環境づくり取り組みます。 具体的には、田村駅周辺を中心とする市南部地域について、人口流出を止めるダム機能と、本市への流入を受け入れる機能を持った都市拠点の創出を目指し、いよいよ目に見える形での田村駅周辺整備事業に着手をいたします。その第一弾として、田村駅南駐車場の整備を行い、駅利用者の増加を図るとともに、自由通路や駅前広場の整備に向けた基本設計を進めます。併せて周辺地域の民間企業進出の可能性等を調査し、民間活力の導入に必要な事業スキームを構築してまいります。 また、(仮称)神田スマートインターチェンジの必要性や効果についての調査や、アクセス用道路の検討などを行い、市南部地域でのポテンシャルをしっかりと探ってまいりたいと考えております。 更に、待望の市民活動の拠点施設がオープンいたします。その一つが、旧市役所跡地で整備を進めております産業文化交流拠点さざなみタウンでございます。中央図書館機能やまちづくりセンター機能、市民活動や地域福祉活動の支援を行う文化福祉棟と、市内の中小企業者への経営支援等を行う産業支援棟により、新たな人材の発展や、活力に満ちたさまざまな活動が生み出されるものと期待をいたしております。 また、平成36年、2024年の滋賀国体スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会における柔道競技の会場として、またあらゆる世代が集える地域スポーツや健康づくりの拠点施設として鋭意整備を進めております(仮称)北部地域総合体育館につきましても、年度末の竣工に向け、着実に工事の進捗を進めてまいります。 このほか、さまざまな市民活動を支え、地域コミュニティの拠点となるまちづくりセンターにつきましては、順次虎姫と余呉で改修、整備が完了いたしますし、新たに高月地域の整備に向け、市民協働による地域課題の解決や、新たなまちづくりの展開を推進してまいります。 次に、安心安全 地域で支えあいプロジェクトについては、地域で暮らすあらゆる人が互いに触れ合い、つながり、支え合いながら社会参加することができ、安心して幸せに生活することができる仕組みを構築します。 特に、誰もが住み慣れた地域で生きがいを持って暮らし、ともに支え合う地域共生社会の実現を目指すため、さまざまな分野の関係者や支援団体が連携し、支援が必要な方に寄り添える包括的な相談体制を築いてまいります。 更に、福祉分野でなく、地域づくりという視点からも、新たにモデル事業として高齢者の方などが気軽に困り事を相談できる相談窓口を、生活支援事業を行う地域づくり協議会に整えて、公共の担い手として、より効果的な見守り支え合い活動につなげてまいりたいと考えております。 また、しょうがいのある方へのきめ細かな相談支援体制を整えるため、社会福祉協議会に業務委託して、基幹相談支援センターを設置し、希望する生活を続けることができる地域づくりを進めてまいります。 災害への備えにつきましては、昨年の台風通過による被害発生を教訓として、本年も地震被害を想定した総合防災訓練を10月に、原子力災害時の住民の避難行動等原子力防災訓練を11月に実施し、市民の防災意識の向上と関係機関との連携を強化し、防災体制の強化に努めてまいります。 災害発生時の情報伝達手段である防災行政無線については、電波法の規制により、デジタル波での運用に移行するため、現在実施設計業務を進めているところであり、今後の整備工事や防災行政無線を補完する情報伝達手段の構築に向けた準備を進めてまいります。 最後に、これらの主要な施策を支える健全な財政基盤の確立について申しあげます。 本市の財政運営に当たって、私が常々意識しておりますのは、将来の世代の負担を増やすことなく、未来の長浜市民により良きものを引き継ぐということであり、その確固たる信念の下、行財政改革の推進に不断の努力を続けているところであります。 平成31年度予算は、市民活動の拠点となる施設整備事業が重なったこともあり、投資的経費が大きく増加しております。こうした中にあっても、将来にツケを残さないよう、市債の発行をできる限り抑制しながら予算編成に当たった結果、財政の健全性を示す基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスは、市町村合併後10年間連続して黒字を堅持しております。市債残高につきましても、一般会計ベースで、平成22年度末の578億円から、平成31年度末見込みで462億円へと、額にしてマイナス116億円、率にして20.1%削減、特別会計企業会計も合わせますとマイナス313億円、23.5%を削減してまいりました。こうした財政基盤を堅持することは、先行き不透明な時代にあっても、将来を見据えた政策を着実に推進する上で大変重要となってまいります。 また、できる限りスリムな行政運営が求められている中、新たに平成31年度から、市民課の定型的な業務の一部を民間事業に委託する取り組みスタートさせます。官民協働による民間のノウハウを、アイデアを生かし、質の高い行政サービスを効率的、効果的、安定的に提供するとともに、行政コストの削減に向けた取り組みも着実に進めてきたところでございます。 一方、本市におきましては、保有する公共施設等の量が他の自治体よりも多く、老朽化への対応が喫緊の課題となっております。本市の建築物の約7割が築20年を経過しており、これらが近い将来には一斉に耐用年数を迎え、公共施設等を現状規模で維持、更新するには膨大な費用が必要になると見込まれております。 また、公務員制度改革により、定年延長や地方公務員法及び地方自治法改正による会計年度任用職員制度の導入が予定されており、職員の体制や業務の在り方についても見直さなければならない時期が来ております。 こうした背景も含め、平成31年度では、市民の財政計画、公共施設等総合管理計画及び定員適正化計画の中間見直しを行い、社会情勢の変化や本市の直面する課題に迅速かつ柔軟に対応し、中長期的視野に立って、効率的な行政運営に努めるとともに、健全で持続可能な行財政運営に努めてまいります。 以上、平成31年度の主要な施策の概要を申しあげましたが、このほか市民生活や市民活動を支えるためのさまざまな施策を着実に進めてまいります。これまで以上に知恵と工夫を凝らし、市民の皆さんと丁寧に対話しながら、スピード感を持って市政運営を行ってまいりますので、議員の皆様、市民の皆様の温かいご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いを申しあげます。 次に、その他議案について、その概要をご説明申しあげます。 議案第11号から議案第17号までは、平成30年度補正予算です。 一般会計では、総額5億7,000万円余りの減額補正を行うものであり、決算の見込みに合わせた予算整理を行うもの、国の補助採択等によるもの、その他予算の追加計上が必要になったものについて、予算措置を講じるものであります。 その主なものといたしまして、退職職員の見込みから退職手当の追加、病院事業の医療体制整備に向けた財政支援や寄附講座の開設、普通河川の改修工事費、公共施設の改修や老朽施設の解体に要する経費等を措置したものであります。 また、事業の進捗状況を踏まえ、翌年度に予算を繰り越す必要があるものについて、繰越明許費を設定し、翌年度予算以降に支払うべき指定管理料については債務負担行為を設定いたしております。 特別会計につきましては、一般会計同様に決算見込みに合わせた整理を行うとともに、国民健康保険特別会計は保険給付費や保険事業費納付金の減額を行うもの、国民健康保険特別会計は指定管理料について債務負担行為を設定するもの、後期高齢者医療保険特別会計は広域連合納付金の確定により減額するもの、農業集落排水事業特別会計は遠隔監視システム導入経費の追加と併せて繰越明許費の設定を行うものであります。 企業会計では、病院事業会計におきまして、一般会計からの負担金、支出金の額を財源更生にするものであり、公共下水道事業会計においては、マンホールポンプの長寿命化対策に要する経費を追加計上するものでございます。 次に、議案第18号から議案第43号までは、条例の制定及び改正であります。 議案第18号は、公共施設使用料について、受益者負担の原則に基づく使用料の適正化や、消費税の適正転嫁を行うため、併せて26条例の一部改正をまとめて行うものです。 議案第19号は、公職選挙法の改正に伴い、本市条例改正するものであります。 議案第20号は、人事院規則の改正を踏まえ、本市においても働き方改革の取り組みをより一層推進するため、時間外勤務命令の取扱い等を明確化するものであります。 議案第21号は、診療所に勤務する医師に対する特殊勤務手当について、合併後の不均衡を是正し、実情に合った内容に改正するものでございます。 議案第22号は、地域福祉基金の有効活用を進めるため、その設置目的を明確にするための改正であります。 議案第23号は、建築基準法の改正に伴い、用途規制の特例許可における申請手数料等について、新たに規定を設けるものであります。 議案第24号は、共架電線を設置する場合の使用料について、新たに規定するとともに、消費税の適正な転嫁を行うための改正であります。 議案第25号は、市営駐輪場及び駅前駐輪場所を適正に管理するため、放置自転車等の撤去などに関する規定を新たに設けるものです。 議案第26号は、国民健康保険法施行令の改正に伴い、保険料の限度額の引き上げや軽減措置の拡大を行うための改正です。 議案第27号は、災害弔慰金支給等に関する法律の改正に伴い、利率の軽減や借受けの円滑化などを行うための改正です。 議案第28号は、介護保険法施行令の改正予定に合わせ、介護保険料の軽減を行うための改正です。 議案第29号は、公共下水道に接続した農業集落排水処理施設の用途を廃止するための改正です。 議案第30号及び31号は、道路占用料及び法定外公共物占用料等について、消費税の適正な転嫁を行うための改正であります。 議案第32号は、市営住宅北新団地建替整備事業に当たり、既存の民間賃貸住宅を借り上げて市営住宅の用に供するため、所要の改正を行うものです。 議案第33号は、長浜市レクリエーション広場使用料の適正化を図るとともに、スポーツ選手の育成支援のため、高校生の施設使用料を引き下げるなどの改正を行うものです。 議案第34号は、平成31年9月30日をもって浅井子どもの館を廃止するための改正です。 議案第35号は、スポーツ施設使用料の適正化を図るとともに、スポーツ選手の育成支援のため、高校生の施設使用料の引下げを行い、更に協働利用施設サポーター制度に移行する施設の用途を廃止するなどの改正を行うものです。 議案第36号は、長浜病院事業中期経営計画に基づき、地域医療構想や、地域における医療需要の変化等を踏まえ、長浜市立湖北病院の一般病床数を変更するための改正です。 議案第37号は、現在の山間へき地医療体制強化基金について、国民健康保険直営診療所の持続的な運営のために活用することを明確にするための改正であります。 議案第38号は、第2期中心市街地活性化基本計画の計画期間を1年延長したことに合わせ、中心市街地活性化基金の設置期間を延長するための改正であります。 議案第39号は、附属機関設置条例改正するもので、介護認定審査会を新たに設置するとともに、持続できる推進支援事業補助金審査会を廃止し、就学指導委員会の名称を特別支援教育支援委員会に変更し、機能を拡充するものであります。 議案第40号は、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正されたことから、本市条例改正するものであります。 議案第41号は、学校教育法の改正により、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正されたことから、本市条例改正するものです。 議案第42号は、現在整備中の虎姫まちづくりセンターの施設使用料を見直すとともに、余呉まちづくりセンターの使用料を新たに設定することなどの改正を行うものです。 議案第43号は、不正競争防止法などの改正により、工業標準化法が改正されることから、本市の条例改正するものです。 議案第44号から49号までは、事件議案でございます。 議案第44号から議案第47号までは、浅井診療所びわ福祉ステーション北郷里まちづくりセンター等木之本まちづくりセンター指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものです。 議案第48号は、道路法の規定に基づき、市道3路線を認定することについて、議会の議決を求めるものです。 議案第49号は、台風21号による暴風で市所有施設の屋根材が飛散し、個人所有の家屋を破損させたことについて、市の管理責任に基づき損害賠償の額を定めるものでございます。 以上が、本日ご提案申しあげました諸議案であります。何とぞ、慎重なるご審議の上、ご議決を賜りますよう、よろしくお願いを申しあげます。 ◆24番(中川勇君) 議長。緊急動議。 ○議長(松本長治君) 動議の内容を少し説明ください。 ◆24番(中川勇君) 緊急動議といたしまして、決議案を上程いたしたいと思いますので、議会運営委員会の開催をお願いいたしたいと思います。 決議案の内容は、藤井勇治市長に対する辞職勧告決議についてであります。決議案文も用意いたしておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(松本長治君) ただ今、中川議員より、市長に対する辞職勧告の決議案の提出の動議がございました。 この動議につきましては、会議規則第16条により、ほかに1名以上の賛成者が必要でございますけれども、賛成者ございますか。 ◆9番(浅見信夫君) 議長。動議に賛成いたします。 ◆8番(佐金利幸君) 賛成。 ○議長(松本長治君) 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 動議提出理由の確認のため、休憩中に文書の提出をお願い申しあげます。 議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。    (午前10時47分 休憩)    (午前11時45分 再開)
    ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 先ほど成立しました動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) 異議なしと認め、本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。───────────────────── △追加日程 市長辞職勧告動議      提出議員提案説明      質疑、討論      採決 市長辞職勧告の動議についてを議題といたします。 市長、退席されますか。どうされますか。 ◎市長藤井勇治君) いいえ。 ○議長(松本長治君) それでは、動議提出議員から提案理由の説明を求めます。 中川議員、登壇願います。 中川 勇議員。 ◆24番(中川勇君) (登壇)それでは、先ほど動議を出させていただきました提出者の代表いたしまして、私のほうから提案理由の説明をさせていただきます。決議案の朗読をもって、提案の理由と説明とさせていただきます。 決議第1号 藤井勇治市長に対する辞職勧告決議案。 昨年3月の週刊誌報道に端を発した藤井市長に対するスキャンダル疑惑問題は、その後、事実が明らかにされないまま1年が経過しようとしています。その間、市議会定例会の場において、たびたび同問題解明に向けての一般質問が行われたが、市長からは事実無根との答弁が繰り返されるのみで、市民が求めている納得できる内容とはなっていない。 また、テレビ放映もなされたことから、この問題が全国に知れ渡り、多くの市民は早期にこの疑惑問題の解決をと願っている。 更に、市民の方々七十数名の原告団からなる市長に対する損害賠償請求の訴えも行われ、現在も係争中である。 この問題は時間の経過とともに疑惑が解消されるものではなく、他の市町からも、長浜市には浄化機能が存在しないのか、ともやゆされている。私たちに対しても、長浜市議会は何をしているのか、議員は正常な形に戻す努力はしないのか、と多くの市民から苦言もお聞きしている。 この1年間の言動を見てきたが、もう限界であり、市民の市政に対する不信、不満は、更に募るばかりで、この問題は市長個人にとどまらず、市全体の問題として、長浜市の名誉を大きく傷つける事態ともなっている。 長浜市のトップリーダーとしての言動は、子どもたちへの教育上も決して好ましくなく、市行政トップとしての市長職に対し、不適格としか言えない。 ついては、1日も早く正常な長浜市政に戻すべきであるとの考えから、辞職を求めるものである。 以上、決議する。 議員各位におかれましては、当該問題が解明されないまま1年を放置状態といったことになっていることに踏まえ、この問題に対する一定の終止符を打つために、決議案を提出するものであります。 ご賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(松本長治君) 中川議員。これは地方自治法第178条に該当するものではございませんね。 ◆24番(中川勇君) はい。 ○議長(松本長治君) ただ今提案のありました動議に対する質疑を行います。 質疑のある方は休憩中に発言通告書を提出してください。 暫時休憩いたします。    (午前11時49分 休憩)    (午前11時49分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 発言の通告がありませんので、質疑なしと認めます。 ただ今、市長から弁明の申し出がありました。これを許可することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) 異議なしと認め、市長の弁明を許可することに決しました。 市長。 ◎市長藤井勇治君) 私は、これまでから申しあげておりますとおり、何ら法律違反、そして道義違反もいたしておりません。 このことを改めて申しあげます。 裁判で係争中の件につきましては、私の正しい主張をしっかりとしてまいりたいと思います。 したがって、全力を挙げて市政を推進してまいる決意でございます。 ○議長(松本長治君) お諮りいたします。 ただ今議題となっております動議については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) 異議なしと認めます。 次に、討論を行います。討論のある方は休憩中に発言通告書を提出してください。 暫時休憩いたします。    (午前11時51分 休憩)    (午前11時51分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 発言の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより、市長辞職勧告の動議を採決いたします。 この採決は電子採決の方法により行います。電子採決は、賛成者を白の表示、反対者を青の表示となります。 本動議のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔退席する議員あり〕    〔各議員表決〕 ○議長(松本長治君) 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は12人であります。多数であります。 よって、市長辞職勧告の動議は可決されました。(拍手) 藤井市長に申しあげます。 ただ今の市長辞職勧告の動議は可決されましたので、告知いたします。 暫時休憩いたします。    (午前11時53分 休憩)    (午前11時53分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 本日の日程は、これをもって全部終了いたしました。 お諮りいたします。 明2月26日から3月5日までの8日間は、議案熟読のため休会いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本長治君) ご異議なしと認めます。 よって、明2月26日から3月5日までの8日間は、休会とすることに決定いたしました。 3月6日の会議は、午前10時に再開いたしまして、上程議案に対する質疑及び会派代表による一般質問を行います。 なお、発言通告書は内容を詳細かつ具体的にご記入の上、2月27日正午までに、議会事務局へご提出ください。 本日は、これをもって散会いたします。ご苦労様でした。    (午前11時54分 散会) 会 議 録 署 名 議 員   議 長   松 本 長 治   議 員   佐 金 利 幸   議 員   柴 田 光 男...