長浜市議会 > 2018-10-02 >
10月02日-05号

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  1. 長浜市議会 2018-10-02
    10月02日-05号


    取得元: 長浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成30年第3回定例会          平成30年長浜市議会第3回定例会会議録────────────────────────────────────平成30年10月2日(火曜日)────────────────────────────────────議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 諸般の報告 日程第3 決議案第2号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議      議員提案説明      質疑、討論      採決 日程第4 議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)      議案第135号 損害賠償の額を定めることについて      市長提案説明、質疑      各常任委員会付託 日程第5 議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)      議案第108号 平成30年度長浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)      議案第109号 平成30年度長浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議案第110号 平成30年度長浜市公共下水道事業会計補正予算(第2号)      議案第111号 平成29年度長浜市一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第112号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第113号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算の認定について      議案第114号 平成29年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第115号 平成29年度長浜市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第116号 平成29年度長浜市休日急患診療所特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第117号 平成29年度長浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第118号 平成29年度長浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第119号 平成29年度長浜市病院事業会計決算の認定について      議案第120号 平成29年度長浜市老人保健施設事業会計決算の認定について      議案第121号 長浜市子ども未来教育基金条例の制定について      議案第122号 長浜市手数料条例の一部改正について      議案第123号 ふるさと長浜寄附条例の一部改正について      議案第124号 工事請負契約について      議案第125号 工事請負契約について      議案第126号 市道の路線の廃止及び認定について      議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)      議案第135号 損害賠償の額を定めることについて      請願第5号 子ども医療費助成制度の拡充を求める請願      請願第6号 2019年10月消費税率10%実施の中止を求めることについての請願      請願第7号 政治倫理条例の制定を求める請願      請願第8号 中心市街地への入込客数の増加を求める請願書      各常任委員長及び決算特別委員長報告      質疑、討論      採決────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 諸般の報告 日程第3 決議案第2号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議      議員提案説明      質疑、討論      採決 日程第4 議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)      議案第135号 損害賠償の額を定めることについて      市長提案説明、質疑      各常任委員会付託 日程第5 議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)      議案第108号 平成30年度長浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)      議案第109号 平成30年度長浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議案第110号 平成30年度長浜市公共下水道事業会計補正予算(第2号)      議案第111号 平成29年度長浜市一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第112号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第113号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算の認定について      議案第114号 平成29年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第115号 平成29年度長浜市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第116号 平成29年度長浜市休日急患診療所特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第117号 平成29年度長浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第118号 平成29年度長浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第119号 平成29年度長浜市病院事業会計決算の認定について      議案第120号 平成29年度長浜市老人保健施設事業会計決算の認定について      議案第121号 長浜市子ども未来教育基金条例の制定について      議案第122号 長浜市手数料条例の一部改正について      議案第123号 ふるさと長浜寄附条例の一部改正について      議案第124号 工事請負契約について      議案第125号 工事請負契約について      議案第126号 市道の路線の廃止及び認定について      議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)      議案第135号 損害賠償の額を定めることについて      請願第5号 子ども医療費助成制度の拡充を求める請願      請願第6号 2019年10月消費税率10%実施の中止を求めることについての請願      請願第7号 政治倫理条例の制定を求める請願      請願第8号 中心市街地への入込客数の増加を求める請願書      各常任委員長及び決算特別委員長報告      質疑、討論      採決────────────────────────────────────応 招 議 員 ( 26名 )出 席 議 員 ( 26名 )  1番 宮 本 鉄 也 君            2番 千 田 貞 之 君  3番 鋒 山 紀 子 さん           4番 松 本 長 治 君  5番 多 賀 修 平 君            6番 伊 藤 喜久雄 君  7番 矢 守 昭 男 君            8番 佐 金 利 幸 君  9番 浅 見 信 夫 君            10番 鬼 頭 明 男 君  11番 斉 藤 佳 伸 君            12番 高 山   亨 君  13番 山 崎 正 直 君            14番 中 嶌 康 雄 君  15番 竹 本 直 隆 君            16番 西 邑 定 幸 君  17番 轟   保 幸 君            18番 柴 田 光 男 君  19番 草 野   豊 君            20番 中 川 リョウ 君  21番 藤 井   登 君            22番 吉 田   豊 君  23番 丹 生 隆 明 君            24番 中 川   勇 君  25番 押 谷 與茂嗣 君            26番 西 尾 孝 之 君────────────────────────────────────欠 席 議 員 ( 0名 )────────────────────────────────────事務局出席職員氏名 事務局長 改 田 文 洋 君         次長   岩 崎 公 和 君 副参事  木 田 小百合 さん        主幹   山 田   均 君────────────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君 総務部長   米 澤 辰 雄 君       総合政策部長 古 田 晴 彦 君 市民協働部長 北 川 賀寿男 君       市民生活部長 八 上 弥一郎 君 健康福祉部長 且 本 安 彦 君       産業観光部長 松 居 雅 人 君 都市建設部長 山 田 昌 宏 君       下水道事業部長藤 本 茂 良 君 防災危機管理局長               北部振興局長 栢 割 敏 夫 君        江 畑 仁 資 君 会計管理者  寺 村 治 彦 君       教育長    板 山 英 信 君 教育部長   米 田 幸 子 さん      長浜病院事務局長                               藤 居   敏 君 財政課長   内 藤 正 晴 君       財政課副参事 中 村 哲 夫 君────────────────────────────────────    (午前10時00分 開議) ○議長(松本長治君) 皆さん、おはようございます。 定刻にお集まりをいただき、ありがとうございます。 これより本日の会議を開きます。───────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本長治君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において押谷與茂嗣議員鬼頭明男議員を指名いたします。───────────────────── △日程第2 諸般の報告 ○議長(松本長治君) 日程第2、事務局長から諸般の報告をいたします。 事務局長。 ◎事務局長改田文洋君) ご報告申しあげます。 まず、決議案についてご報告いたします。今期定例会に提出するため、長浜市議会会議規則第14条の規定により、決議案1件の提出がありました。案件は、決議案第2号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議。提出者は轟 保幸議員、賛成者4名であります。この決議案につきましては、先般その写しを議員の皆様方にお届けいたしております。 次に、議案の追加送付についてでありますが、平成30年10月2日付、長財第93号で、藤井勇治市長から松本長治議長宛てに、今期定例会に提出するため議案2件の追加送付がありました。案件は送付書記載のとおり、議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)ほか1件であります。併せて、予算に関する説明書が、地方自治法の定めにより提出されています。 次に、地方自治法第180条の規定の基づき、市長の指定専決処分についての報告が提出されています。 これら議案及び関係書類につきましては、その写しをお手元に配布いたしております。 以上、報告を終わります。───────────────────── △日程第3 決議案第2号について         議員提案説明         質疑、討論         採決 ○議長(松本長治君) 日程第3、決議案第2号についてを議題といたします。 提出者である轟 保幸議員から、提案理由の説明を求めます。 轟保幸議員、登壇願います。 轟保幸議員。〇17番(轟保幸 君) (登壇)それでは、決議案第2号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議について、提案理由の説明に代え、決議文を朗読いたします。 決議第2号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議(案) 2025年に「いのち輝く未来社会デザイン」をテーマとする国際博覧会を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光のイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果をもたらすとともに、全世界に向けて圏域の存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義がある。 また、このような国際博覧会の開催は、圏域全体のみならず、滋賀県における産業振興観光文化交流等を促進するとともに、県内各地域の振興や住民の生活向上にも寄与することが期待できる。 よって、長浜市議会は、大阪・関西における国際博覧会の開催を支持するとともに、誘致実現に向けた国内機運の醸成など、必要な取り組みを国、地元大阪府市、経済界とともに積極的に推進していく。 以上、決議する。 平成30年10月2日                長浜市議会 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申しあげ、提案理由の説明といたします。〇議長(松本長治 君) ただ今議題となっております決議案第2号に対する質疑を行います。質疑のある方は、休憩中に発言通告書を提出してください。 暫時休憩いたします。    (午前10時05分 休憩)    (午前10時05分 再開)〇議長(松本長治 君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 発言の通告がありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただ今議題となっております決議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) 異議なしと認めます。 次に、決議案第2号に対する討論を行います。討論のある方は、休憩中に発言通告書を提出してください。 暫時休憩いたします。    (午前10時06分 休憩)    (午前10時06分 再開)〇議長(松本長治 君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 発言の通告がありますので、これを許します。 斉藤佳伸議員、登壇願います。 斉藤佳伸議員。〇11番(斉藤佳伸 君) (登壇)ただ今ご了解いただきましたので、私、日本共産党市議会議員団を代表いたしまして、決議案第2号について反対の立場から討論を行います。 2025年国際博覧会の誘致に関する決議案については、私は、いのち輝く未来社会デザインをテーマとする国際博覧会を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業、観光、イノベーションが期待できるなど、大きな経済効果をもたらすとともに、全世界に向けて圏域の存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義がある、またこのような国際博覧会の開催は圏域全体のみならず、滋賀県における産業振興観光文化交流などを促進するとともに、県内地域の振興や住民の生活向上も寄与することが期待できるということは、認めるものでございます。 しかし、今回の大阪夢洲を会場とする万博誘致は、IR、カジノをセットにしています。大阪府は、万博の基本構想の中で、万博博覧会の隣接地にカジノを含むIRを誘致するとし、大阪市のホームページでは、夢洲にIRと万博の両方を誘致し、それらを運命共同体とするとしています。カジノは刑法が禁ずる賭博であり、他人の不幸の上に成り立つビジネスであります。日本は既に500万人を超すギャンブル依存症大国であり、カジノによって大阪万博のテーマである「いのち輝く未来社会デザイン」など、描けるはずありません。 よって、カジノを含むIRと一体に進める万博誘致を促進する決議は、認められません。 以上でございます。〇議長(松本長治 君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これより決議案第2号を採決いたします。 採決は、電子採決により行います。電子採決は、賛成者を白の表示、反対者を青の表示となります。 決議案第2号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議に、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は21人で、多数であります。 よって、決議案第2号は可決されました。───────────────────── △日程第4 議案第134号及び議案第135号について         市長提案説明、質疑         各常任委員会付託〇議長(松本長治 君) 日程第4、議案第134号及び議案第135号についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。〇市長(藤井勇治 君) (登壇)皆さん、おはようございます。 本日、追加でご提案をいたしました議案の説明を申しあげる前に、一昨日の台風24号への対応についてご報告を申しあげます。 事前の気象情報では、大型で非常に強い勢力を維持したまま日本に接近し、さきの台風21号に匹敵する被害の恐れがあるとの注意喚起がなされておりました。こうしたことから、本市では、9月30日14時に災害警戒本部を設置し、職員約200人体制で警戒に当たるとともに、万が一の事態に備え、市内3か所に避難所を開設し、避難準備高齢者等避難開始情報を発表し、早め早めの避難を呼び掛けてきたところでございます。 幸いにも、今のところ大きな被害は報告されておらず、胸をなで下ろしているところでございますが、今後もあらゆる自然災害に備えて万全を期してまいりたいと考えております。 さて、本日、追加でご提案させていただきました議案について、ご説明を申しあげます。 議案第134号は、先月4日に本市を通過いたしました台風21号の影響により、多くの公共施設農業施設などに甚大な被害が発生したことから、これらの復旧や支援に要する経費について、一般会計補正予算に2億6,700万余円を追加補正するものでございます。 議案第135号は、同じく台風21号の影響により、長浜市立高月図書館の屋根が飛散し、隣接する民家の家屋等を破損させたことについて、市の管理責任に基づき、損害賠償の額を定めるものでございます。 本市を直撃したこの台風21号は、市内で観測史上最大となる最大瞬間風速33.6メーターを記録し、広い範囲にわたって建物の屋根や看板、倉庫などが吹き飛ばされ、倒木による道路の寸断や、停電も発生いたしました。 公共施設についても、小学校や中学校、認定こども園、図書館や資料館、公園、スポーツ施設道路施設など、市内全域にわたって大小さまざまな被害が発生したところであります。 市では、被害発生直後から、いち早い学校や認定こども園などの再開、また道路の安全確保など、職員の総力を挙げて応急復旧に取り組んでまいりました。 今回、追加提案いたしました補正予算は、こうした各公共施設の今後の復旧に当たって現段階で必要となる経費を計上いたしましたほか、応急復旧に多くの予備費を費やしましたので、今後の予期せぬ財政需要に的確に対応するため、予備費の追加補正を行うものでございます。 更に、今回は台風の暴風により、市内で150棟を超えるビニールパイプハウスが倒壊するなど甚大な被害が発生したことから、これらの再建、復旧を支援するための補助金3,800万円も合わせて計上いたしております。 これまで本市は高収益が期待される水田野菜への転換を推し進め、イチゴのブランド化やトマトの生産拡大など、大きな成果を挙げてきたところですが、今回の台風でこうした流れが失われないよう、県内でもいち早く、そして力強く、農家の皆さんの取り組みを後押ししてまいりたいと考えているところでございます。 以上が、本日、追加でご提案申しあげました議案の概要でございます。 何とぞ、慎重なるご審議の上、ご議決を賜りますよう、よろしくお願いを申しあげます。〇議長(松本長治 君) ただ今議題となっております議案第134号及び議案第135号に対する質疑を行います。質疑のある方は、休憩中に発言通告書を提出してください。 暫時休憩いたします。    (午前10時16分 休憩)    (午前10時17分 再開)〇議長(松本長治 君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 発言の通告がありませんので、質疑なしと認めます。 それでは、議案第134号については予算常任委員会に、議案第135号については総務教育常任委員会にそれぞれ付託いたします。 休憩中に委員会審査をお願いいたします。 暫時休憩いたします。    (午前10時17分 休憩)    (午前11時57分 再開)〇議長(松本長治 君) それでは、休憩前に引き続き、再開いたします。───────────────────── △日程第5 議案第107号から議案第126号まで、議案第134号及び議案第135号、並びに請願第5号から請願第8号までについて         各常任委員長及び決算特別委員長報告         質疑、討論         採決 ○議長(松本長治君) 日程第5、議案第107号から議案第126号まで、議案第134号及び議案第135号、並びに請願第5号から請願第8号までについてを一括議題といたします。 本件に関し、各常任委員長及び決算特別委員長から、委員会審査の結果報告を求めます。 まず、総務教育常任委員長 柴田光男議員、登壇願います。 柴田光男議員。〇総務教育常任委員長柴田光男 君) (登壇)議長からの指名により、総務教育常任委員会で審議しましたことをご報告さしていただきます。 平成30年長浜市議会第3回定例会におきまして、当総務教育常任委員会におきまして付託を受けました議案等の審査結果について報告をいたします。 まず、議案につきましては、議案第121号 長浜市子ども未来教育基金条例の制定について、及び議案第123号 ふるさと長浜寄附条例の一部改正については、いずれも全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議案第124号 工事請負契約について及び議案第125号 工事請負契約については、いずれも全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議案第135号 損害賠償の額を定めることについては、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、請願の審査結果を報告いたします。 請願第6号 2019年10月消費税率10%実施の中止を求めることについての請願及び請願第7号 政治倫理条例の制定を求める請願につきましては、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 審査の過程の中で、議論がございましたことにつきまして、次のとおり付言をいたします。 議案第121号 長浜市子ども未来教育基金条例の制定に関し、子どもの学力、豊かな心、健やかな体を育むとするこの基金の趣旨を考えれば、少子化が進む中、学校の適正規模、適正配置については、教育環境向上のため優先して取り組むべき地域、学校を精査し、早期に実施することにより、この基金の積立てがより生きてくるものと思われます。何よりも、子どもたち教育環境を整えることが最重要であることから、地域の合意形成に向けて議員と連携を密にし、ともに取り組みを推進されるよう付言します。 以上で、総務教育常任委員会の報告を終わります。〇議長(松本長治 君) ただ今の報告に対し、質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) 質疑なしと認めます。 次に、健康福祉常任委員長 轟 保幸議員、登壇願います。 健康福祉常任委員長。〇健康福祉常任委員長(轟保幸 君) (登壇)それでは、平成30年長浜市議会第3回定例会におきまして、当健康福祉常任委員会に付託を受けました議案審査の結果について報告いたします。 まず、議案第119号 平成29年度長浜市病院事業会計決算の認定について及び議案第120号 平成29年度長浜市老人保健施設事業会計決算の認定につきましては、いずれも全員一致で認定すべきものと決しました。 次に、議案第122号 長浜市手数料条例の一部改正につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。 最後に、請願第5号 子ども医療費助成制度の拡充を求める請願につきましては、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 今回の審査過程において、委員からの意見や指摘、議論された事項の中で、特に付言すべきと考えられた事項について申しあげます。 議案第119号 平成29年度長浜市病院事業会計決算の認定について、長浜市病院事業会計は3年連続の赤字となっています。4年間の長浜市病院事業中期経営計画の数値と取組施策をしっかり守りながら、経営に尽くしていただくよう付言いたします。 以上で、健康福祉常任委員会の報告を終わります。〇議長(松本長治 君) ただ今の報告に対し、質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。 次に、産業建設常任委員長 中川リョウ議員、登壇願います。 産業建設常任委員長。〇産業建設常任委員長(中川リョウ 君) (登壇)平成30年長浜市議会第3回定例会におきまして、当産業建設常任委員会に付託を受けました議案の審査結果について報告をいたします。 まず、議案第122号 長浜市手数料条例の一部改正について及び議案第126号 市道の路線の廃止及び認定につきましては、いずれも全員一致で可決すべきものと決しました。 最後に、請願第8号 中心市街地への入込客数の増加を求める請願書につきましては、全員一致で採択すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。〇議長(松本長治 君) ただ今の報告に対し、質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) 質疑なしと認めます。 次に、予算常任委員長 竹本直隆議員、登壇願います。 予算常任委員長。〇予算常任委員長(竹本直隆 君) (登壇)予算常任委員会の審査結果をご報告申しあげます。 平成30年長浜市議会第3回定例会におきまして付託を受けました5議案のうち、議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)ほか3議案につきまして、9月18日に産業建設分科会、9月20日に健康福祉分科会、9月25日に総務教育分科会を開催し、当局からの説明を求め、慎重に審査を重ねてまいりました。加えて、9月28日に予算常任委員会を開催し、各分科会からの報告を受け、総括的な審査を行ったところであります。 また、議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)につきまして、本日各分科会を開催し、当局からの説明を求め、慎重に審査をいたしました。 加えて、先刻予算常任委員会を開催し、各分科会からの報告を受け、総括的な審査を行ったところであります。 その結果、議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議案第108号 平成30年度長浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第109号 平成30年度長浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第110号 平成30年度長浜市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、いずれも全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。 最後に、委員からの意見や指摘、議論された事項の中で、特に付言すべきと考えられた事項を申しあげます。 まず、議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)においては、大阪の地震に端を発し、本市においても改修が必要となったブロック塀が多数あるとのことでした。この予算執行に当たっては、各課、各施設ごとに執行するよりも、効率的な改修実施や経費の低減が期待できる一括発注等の対応を検討されたい。 次に、同じく議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)及び議案第110号 平成30年度長浜市公共下水道事業会計補正予算(第2号)に関し、工事発生土等の処分に係る運搬については、営業許可を取得した車両を使用するなど、適正な運搬を努めるとともに、搬入の際は車両のフロントガラス等確認できる箇所に、どこの工事発生土等を搬入してるか明示すること。 次に、議案第109号 平成30年度長浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関し、農業集落排水施設の改修及び維持管理等において、問題等が発生した場合は早い段階で議会に対し情報公開を行うとともに、市民に対し説明ができるよう管理に努めること。 次に、議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)に関し、補正の内容の修繕については、市民の安心安全をしっかりと保たれたいとの意見。小谷城スマートインターチェンジにおける農業・水産業施設復旧工事に関するビニールハウス等の補修などについては、民間の保険加入などの検討をすべきとの意見がありました。 また、修繕については、同じやり方ではまた同じような破損を起こし、再び近隣の迷惑をかけることになりかねない。そういうことがないように、屋根の施工の仕方をよく考えて行うようにという意見がありました。 以上、審査過程において議論された事項について、その概要の一端及び付言を申しあげました。 当局においては、審査過程での意見及び指摘並びに要望等を真摯に受け止めるとともに、市民が求めている行政サービス等を的確に見極めながら、今後の施策に十分に反映され、開かれた市政を目指して、全力を尽くされるように求めます。 以上で、予算常任委員会の審査結果報告を終わります。〇議長(松本長治 君) ただ今の報告に対し、質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) 質疑なしと認めます。 次に、決算特別委員長 柴田光男議員、登壇願います。 決算特別委員長。〇決算特別委員長柴田光男 君) (登壇)決算特別委員会の審査結果を報告申しあげます。 平成30年長浜市議会第3回定例会におきまして付託を受けました議案第111号 平成29年度長浜市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか7議案につきまして、9月18日に産業建設分科会、9月20日に健康福祉分科会、9月25日に総務教育分科会を開催し、当局からの説明を求め、慎重に審査を重ねてまいりました。 加えて、9月28日に決算特別委員会を開催し、各分科会からの報告を受け、総括的な審査を行ったところであります。 その結果、まず議案第111号 平成29年度長浜市一般会計歳入歳出決算の認定について及び議案第112号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、いずれも賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、議案第113号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算の認定につきましては、全員一致で認定すべきものと決しました。 次に、議案第114号 平成29年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第115号 平成29年度長浜市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、いずれも賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、議案第116号 平成29年度長浜市休日急患診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第117号 平成29年度長浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第118号 平成29年度長浜市農業集落排水事業特別会計歳出決算の認定につきましては、いずれも全員一致で認定すべきものと決しました。 審査の過程における意見の一端を申しあげます。 本市の財政は人口減少、少子高齢化の進展、普通交付税の減少、公共施設等の大量更新等、多くの問題を抱えています。こうした中、行財政改革は喫緊の課題であり、平成27年の審査結果報告におきましても、加速度的に市民の目に見える形で改革を進めていかれるようにと付言しましたが、いまだにその取り組みは十分とは言い難い状況です。将来に向けた持続可能な行財政運営を確立するために、一層の取り組みを求めます。 また、全議員がもろもろの活動を展開するに当たっては、当市の財政の現状や課題を正確に理解している必要があります。総務教育分科会において、平成29年度長浜市財政概要の説明を受けたところではありますが、現在作成中の向こう3年間の財政見通しが完成した後には、改めて各委員会で説明をいただきたい。 そのほか、改良住宅の譲渡については、自治会長等地元の意向を十分聞き、募集要項に反映されたいこと。余呉地域等本市北部の自然を活用した観光資源の掘り起こしを行うとともに、更なる観光客誘致に努められたいこと。環境保全型農業直接支払交付金については、今後とも国の支援が継続されるよう求めていただきたいとの意見がありました。 なお、中でも特に付言すべきとされた事項は次のとおりです。 まず、主要な施策の結果、基金の運用状況及び財産に関する調書について、内容は年々充実してきていますが、事業の必要性や補助の件数、補助先を明確に記載されたい。また、不用額については、減額補正をしたにもかかわらず、なお不用額が発生していること。補正のたびに減額調整してるケースも散見されます。不用額の説明を明確に記載いただくことで、翌年の予算編成にその成果をしっかり反映させ、市民の貴重な税負担への説明責任を果たせるようにしていただきたい。 学校の適正規模・適正配置については、現に子どもの減少が進んでいる地域にあっては、特に保護者から推進を待ち望む声がある一方で、学校がなくなることで地域の活力が減退することを心配する声など、さまざまな意見があるかと思われます。こうした中、子どもたちの幸せを最優先に考え、地域の実情や願いを十分に踏まえた上で、早急に合意形成を進める必要があります。ついては、教育委員会だけでこの取り組みを進めるのではなく、市民の代表である議員と連携協力し、歩調を合わせて一刻も早く解決すべく取り組まれるように求めます。 当局に置かれましては、決算審査の過程における意見、指摘、要望等を真摯に受け止め、今後の予算編成及び予算執行並びに行政運営に生かされるよう求めます。 以上で、決算特別委員会の審査結果報告を終わります。〇議長(松本長治 君) ただ今の報告に対し、質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 浅見信夫議員、登壇願います。 浅見信夫議員。〇9番(浅見信夫 君) (登壇)議案第111号 平成29年度長浜市一般会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党市議団は反対の態度を表明しておりますので、以下反対理由を述べます。 平成29年度の一般会計を含む普通会計は、長浜駅周辺整備事業など大型建設事業がほぼ終了したものの、消防本部庁舎建設負担金増、北部学校給食センター整備事業等で、決算規模は前年度を大きく上回り、実質収支も黒字で推移しております。 この間、市財政の資金繰りの経年変化を見ると、実質収支は黒字で推移しており、財政調整基金も取崩しもなく、58億円台で推移をしております。平成29年度決算においても市債の繰上償還、決算時の剰余金などにより、市債残高の大幅な減少、施設整備のための多額の基金積立てを行っております。決算資料を見ると、性質的歳出における充当一般財源の経年変化を見ると、公債費が常に上位にランクされています。 その結果、基金残高は合併時の238億円から129億円増加、一方地方債残高は合併時の586億円から119億円も減少しております。また、標準財政規模に対する借金の比率である実質公債費率は、合併時15.9%であったものが、平成29年度には4.4%と大幅に改善されています。 このような中、市では社会保障費削減に基調を合わせての歳出の抑制、公共施設等の集約化、行政改革の一層の推進、一般財源の総額確保という国の地方財政対策のもと、平成32年度の合併特例措置終了を控えた財政計画などにより、行財政運営を行っております。これらに基づく財政運営の徹底は、市民向けの行政サービスの縮小、廃止、人件費の大幅削減、市民負担の増などに力点が置かれ、このことが市民の生活基盤を弱め、家計や地域経済を冷え込ませる一つの要因となっております。 平成29年度においても、市民のための施策を展開する上で欠かせないマンパワーである市職員は、定員適正化計画を上回って削減され、臨時職員の賃金や待遇も改善はされておりません。 また、受益者負担の適正化のもと、高い国保料、介護保険料については、市民高齢者の負担能力を超えております。 更に、地域振興業務は本庁に集約することによって、支所は行政サービスの窓口業務に縮小され、地域振興は支所の機能から外され、周辺部に位置する地域ほど、地域内投資力が収縮しております。地域振興については、合併特例債を原資とする協働でつくる長浜まちづくり基金41億円の活用を図るべきであります。 このように、平成29年度決算においても、合併による膨大な借金の犠牲を市民サービスの縮減や支所の縮小、職員の削減など、市民に押し付けることの上に成り立ってると思われます。 今後、市の取り組む課題は多いと思いますが、一般財源の総額がほぼ確定されていることから、将来にわたる財政負担の軽減、減少を維持しながら、現在の財政運営を市民サイドにシフトすることによって、子ども医療費助成の拡大など市民サービスの拡充や、高すぎる国保料、介護保険料の市民負担の軽減は、可能だと思われます。黒字の実質収支、基金の確保、一般財源の確保がなされている市の財政状況で、市債の繰上償還や決算時の剰余金の一部を市民サービスや負担軽減に振り向けるべきだと思います。 また、平成29年度の性質別歳出決算を見ると、普通建設事業や一部事務組合負担金を含む補助費等が増えております。大型の普通建設事業については、財政計画どおりの見直しを行い、平成28年度から市民で支える小学校給食費補助事業や、多子世帯保育料負担軽減事業を行ったように、更に福祉、教育、環境を重視した財政運営を行うべきであります。 以上のように、平成29年度の長浜市一般会計歳入歳出決算については、国からの地方財源の確保の措置があるものの、市民の暮らしを支援するものとはなっておらず、また合併による地方交付税の減収やその影響を市民や職員、周辺地域に押し付けるものとなっており、賛成することはできません。 よって、議案第111号については、容認することができません。 反対討論に対する議員各位のご賛同をお願いして、討論といたします。よろしくお願いします。〇議長(松本長治 君) 次に、鬼頭明男議員、登壇願います。 鬼頭明男議員。〇10番(鬼頭明男 君) (登壇)それでは、討論を行います。 議案第112号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第114号 平成29年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第115号 平成29年度長浜市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党市議団は反対の態度を表明しておりますので、以下理由を述べます。 それでは、国民健康保険について。平成26年度は財政調整基金を取崩して保険料を据え置く措置を取りました。27年度は5.4%の引き上げを行い、28年度は2.3%引き上げました。29年度は据え置き、今回は都道府県単位化に合わせ、引き下がることとなりました。 しかし、一方で都道府県単位化制度へと変えられ、徴収努力と称して取立て強化に一層の自治体の取り組みが強められることが危惧され、同時に国は高過ぎる保険料を少しでも引き下げるために、各自治体が行ってきた一般会計からの繰入れに対し、あくまでも激変緩和であるとして、徐々に減額するように求めています。市として、高過ぎる国保料を国民健康保険という社会保障制度の保険者である立場から一般会計からの繰入れを増やすことや、国の財政支援措置を活用して、さらに引き下げるべきと考えます。 また、国民健康保険を財政的に守る立場から、国保財政悪化の最大の原因である国庫負担率の引下げを元に戻すことを市民の声を代表して強く国に求めていただきたい。 後期高齢者医療制度については、75歳以上の高齢者に重い保険料負担と差別医療を押し付ける制度で、一日も早い廃止が求められると考えます。 保険料については、低年金に加え、生活を直撃する消費税増税、物価上昇で生活が大変苦しいとの声は、ますます大きくなっています。 後期高齢者医療制度とは、満75歳になると、これまでの家庭と一緒の保険制度から分離区分した保険制度へと一律加入するという制度であります。医療制度や検診の取扱いなども、現役世代とは異なるものとなっています。後期高齢者医療制度の保険料は年金からの天引きとなり、また年金受給額が少ない人も後期高齢者医療制度の保険料は自己負担として納めなければならないのです。 後期高齢者医療制度は直ちに廃止し、国民を年齢で差別する仕組みの根をきっぱりと断つことであります。特例軽減の廃止に対し、後期高齢者医療制度は廃止して、75歳以上の医療費は国の責任で無料化する、そういった制度を確立するよう、強く要請すべきであります。 介護保険については、政府は医療介護総合法を強行採決し、多くの高齢者を介護サービスから除外し、また利用者に大幅な負担を押し付けるなど、公的介護保障を土台から変えてしまったことに多くの国民は怒っています。 高齢者が大切にされない仕組みでは、現役世代の安心も保障されません。 今、多くの国民、市民の皆さんは、社会保障の改悪に苦しんでいます。 地方自治の役割が大切です。国の誤った政策を国民の生活に向ける、そういった声を届ける、このことを自治体の力を発揮するときではないかと思います。 以上の理由で、議案第112号、114号、115号については、予算の認定を了承することはできません。 私は、市が自治体の本旨である市の福祉増進、生活向上、安心安全のまちづくりを進めるという視点に立って、行政運営を行っていただきたい。そして、何度も言いますが、国の間違った政策には強く意見を求めていただきたい。このことを申しあげるとともに、議員各位の賛同をお願いいたしまして、反対討論といたします。〇議長(松本長治 君) 次に、高山 亨議員、登壇願います。 高山 亨議員。〇12番(高山亨 君) (登壇)請願第5号 子ども医療費助成制度の拡充を求める請願に対して、賛成の立場で意見を述べたいと思います。 安心子育て長浜市のキャッチフレーズからいって、また少子化が進む中で、子育て世代の支援拡充は追求すべき課題ではないでしょうか。 特に、子どもの病気は待ったなしの診察治療が必要な場合が多く、子ども医療費の公費負担は親にとって大変ありがたいものです。 県下でも、高卒まで助成を拡大した豊郷町をはじめ、中卒まで4市5町で実現をしています。また、県都大津市も小学校卒業まで、草津市や彦根市が小学校3年までと、確実に広がっています。 当市でもその必要性については認識をされているところで、県への要望として上げておられますので、県に対して積極的な施策展開で迫っていくことが必要かと考えます。 助成拡大によって受診の増加、医療機関の受入体制の問題、こうしたことは同時に解決していくことこそ成果が上がるものだと考えます。 彦根市でこの4月から小学校3年まで拡充をされました。受診増加があるデータからうかがえることがあると聞いておりますが、それによる問題が起きているというふうには聞いておりません。 医療の基本である早期対応、早期治療、そういうものに取り組んでこそ入院数を減らしていく、そういうことにつながるという研究成果もあり、市に対して助成制度の拡充を検討要請していく力として、この請願を採択していただきますよう、議員各位のご賛同をお願いして、発言を終わります。〇議長(松本長治 君) 次に、鬼頭明男議員、登壇願います。 鬼頭明男議員。〇10番(鬼頭明男 君) (登壇)それでは、請願第6号 2019年10月消費税率10%実施の中止を求めることについての請願について、賛成討論を行います。 近年、大きな地震や台風被害が連続して発生しています。被災地ではいまだに仮設暮らし、また復旧途中で続く災害、2次被害、3次被害、復興のめどが立たない地域がたくさんあります。復旧復興には多額の費用がかかり、消費税が重くのしかかっているのも現状です。 今回の台風では、ガラスが割れた、屋根がめくれた、シャッターが壊れたなど、被害もあります。この修理修繕にも、もちろん消費税がかかってきます。 今回の請願の趣旨は、この大災害から立ち直る多くの被災者支援の一環として、消費税税率10%中止を求める請願となっております。請願趣旨にもありますように、消費税そのものの賛否両論はあると思いますが、どうか議員各位の賛同をお願いいたしまして、私の賛成討論とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。〇議長(松本長治 君) 最後に、浅見信夫議員、登壇願います。 浅見信夫議員。〇9番(浅見信夫 君) (登壇)それでは、請願第7号 政治倫理条例の制定を求める請願について、賛成の立場から、また政治倫理を確立し、清潔な市政をつくる立場から、簡潔に討論をいたします。 請願趣旨にもありますように、政治倫理の根本は不正疑惑行為の自粛であり、市民全体の代表者としてその品位と名誉を損なうような一切の行為を慎むこと、その職務に関し不正の疑惑を持たれる恐れのある行為をしないことにあります。 それゆえ、政治倫理に反する行為として、政治的または道義的批判を受けたときは、自ら誠実な態度をもって疑惑の解明に当たるとともに、その責任を明らかにしなければならない義務があります。政治倫理は重要な公職にある者が、その職責に反する行為をしないという市民との約束であります。その約束を担保するのが政治倫理条例でもあります。 請願で求めている政治倫理条例においては、政治倫理基準に反する行為があった場合、市民の知る権利、例えば有権者の200分の1の署名により市民の調査権が生じることや、政治倫理審査会での審査、勧告なども含まれております。 市長など、大きな権限と影響力のある執行機関のトップを対象とした政治倫理条例を提案制定する場合に、執行機関による提案又は議員提案が考えられますが、さきの総務教育常任委員会での質疑において請願者からも市長など執行機関が条例提案することに消極的な中、議会が議会の立法機能として条例の提案制定について、市議会が合意形成を図りながら、その役割を果たすべきであるとの質問がありましたけれども、請願者も同意する意見陳述がなされておりました。 いずれにしても、清潔でクリーンな長浜市政をつくるためには、政治倫理条例の制定は不可欠であり、請願第7号については賛成するものであります。 議員各位のご賛同をお願い申しあげまして、討論といたします。〇議長(松本長治 君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これをもって、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第107号から議案第110号までについて、採決いたします。 議案第107号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第7号)、議案第108号 平成30年度長浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第109号 平成30年度長浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第110号 平成30年度長浜市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について、予算常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第107号から議案第110号までについては可決されました。 次に、議案第111号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 議案第111号 平成29年度長浜市一般会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員長報告のとおり決することに、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は21人で、多数であります。 よって、議案第111号については認定されました。 次に議案第112号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 議案第112号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員長報告のとおり決することに、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は21人で、多数であります。 よって、議案第112号については認定されました。 次に、議案第113号について採決いたします。 議案第113号 平成29年度長浜市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算の認定について、決算特別委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第113号については認定されました。 次に、議案第114号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 議案第114号 平成29年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員長報告のとおり決することに、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は21人で、多数であります。 よって、議案第114号については認定されました。 次に、議案第115号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 議案第115号 平成29年度長浜市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員長報告のとおり決することに、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は21人で、多数であります。 よって、議案第115号については認定されました。 次に、議案第116号から議案第118号までについて採決いたします。 議案第116号 平成29年度長浜市休日急患診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第117号 平成29年度長浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第118号 平成29年度長浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第116号から議案第118号までについては認定されました。 次に、議案第119号及び議案第120号について採決いたします。 議案第119号 平成29年度長浜市病院事業会計決算の認定について及び議案第120号 平成29年度長浜市老人保健施設事業会計決算の認定について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第119号及び議案第120号については認定されました。 次に、議案第121号について採決いたします。 議案第121号 長浜市子ども未来教育基金条例の制定について、総務教育常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第121号については可決されました。 次に、議案第122号について採決いたします。 議案第122号 長浜市手数料条例の一部改正について、健康福祉常任委員長及び産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第122号については可決されました。 次に、議案第123号から議案第125号までついて採決いたします。 議案第123号 ふるさと長浜寄附条例の一部改正について、議案第124号 工事請負契約について及び議案第125号 工事請負契約について、総務教育常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第123号から議案第125号までについては可決されました。 次に、議案第126号について採決いたします。 議案第126号 市道の路線の廃止及び認定について、産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第126号については可決されました。 次に、議案第134号について採決いたします。 議案第134号 平成30年度長浜市一般会計補正予算(第8号)について、予算常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第134号については可決されました。 次に、議案第135号について採決いたします。 議案第135号 損害賠償の額を定めることについて、総務教育常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第135号については可決されました。 次に、請願第5号から請願第8号までについて採決いたします。 まず、請願第5号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 念のため申しあげます。請願第5号に対する健康福祉常任委員長の報告は、不採択であります。 請願第5号 子ども医療費助成制度の拡充を求める請願について、健康福祉常任委員長報告のとおり不採択と決することに、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は20人で、多数であります。 よって、請願第5号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第6号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 念のため、申しあげます。請願第6号に対する総務教育常任委員長の報告は、不採択であります。 請願第6号 2019年10月消費税率10%実施の中止を求めることについての請願について、総務教育常任委員長報告のとおり不採択と決することに、賛成の方は賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は20人で、多数であります。 よって、請願第6号については、不採択とすることに決しました。 次に、請願第7号について採決いたします。 採決は電子採決により行います。 念のため、申しあげます。請願第7号に対する総務教育常任委員長の報告は不採択であります。 請願第7号 政治倫理条例の制定を求める請願について、総務教育常任委員長報告のとおり不採択と決することに、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    〔各議員表決〕〇議長(松本長治 君) 表決漏れはございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成は19人で、多数であります。 よって、請願第7号については、不採択とすることに決しました。 次に、請願第8号について採決いたします。 請願第8号 中心市街地への入込客数の増加を求める請願書について、産業建設常任委員長報告のとおり採択と決することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕〇議長(松本長治 君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第8号については、採択とすることに決しました。 本日の日程は、これをもって全て終了いたしました。 市長。〇市長(藤井勇治 君) 平成30年長浜市議会第3回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申しあげます。 本定例会におきましては、一般会計補正予算をはじめ、決算認定、条例の改正など、議員の皆様には長時間にわたり慎重なるご審議を賜り、いずれもご議決を頂きましたことに、厚くお礼を申しあげます。 ご審議の中で賜りました貴重な意見につきましては、十分に拝聴いたしまして、市政の推進に全力を挙げてまいります。 閉会に当たりまして、諸般の報告をいたします。 まず、9月30日夕方から10月1日未明にかけて、本市を襲いました台風24号につきましては、市は9月28日金曜日から土のう積みやパトロールを行い、30日の朝から災害に備えた警戒2号体制を取り、午後には災害警戒本部を設置し、職員約200名の臨戦態勢で臨みました。 早めの対応を行い、被害も最小限に済んだことに、安堵をいたしておるところでございます。 災害対策の要は、自助、共助、公助のバランス、更に日頃から備えをすることの大切さ、そして災害時に関係者が連携して迅速的確に対応できる体制づくりの重要性を再認識したところでございます。 今後も、災害は必ずやってくる、この視点に立ち、市民の皆様の命と財産を守り、いつ起きても的確に対応できるよう、万全を期して取り組んでまいります。 さて、季節は実りの秋、文化・スポーツの秋を迎えました。市内各地で文化祭、運動会がにぎやかに開催されております。 去る9月22日、世界的に著名な指揮者大植英次さんを、一般社団法人山岡記念財団様のご尽力により、長浜にお招きをすることができ、市内の中学・高校の吹奏楽部の生徒の皆さんが、大植先生から直接公開レッスンを受けました。 参加した生徒たちは、世界的なプロの熱い指導を受け、曲のイメージをしっかりとつかむことができ、目を輝かせ、感動の大コンサートとなりました。そして、観客の皆様も生徒たちの熱のこもった演奏に大きな拍手を惜しみなく送り、指揮者も演奏者も観客も一体となった、本当に感激のすばらしい大演奏会となりました。やはり、子どもの成長には本物に触れることが一番大切であると改めて感じ入りました。 次に、長浜市内の各学校・園の運動会が一斉に開催され、私も複数の運動会に参加させていただきました。どの会場も子どもたちの元気な姿と大きな歓声が響き渡り、家族や保護者や地域の方も集う触れ合いの場となり、大いに盛り上がった大運動会でした。 特に、七尾小学校との統合後、初めての運動会となった浅井小学校では、浅井ふれあいグラウンドで開催され、児童数が増えて、これまでよりも活気のあるにぎやかなグラウンドで、子どもたちは元気に玉入れやリレーなどに頑張り、その姿を見た地域の皆さんも、安堵の表情と大きな期待を寄せられていたのが印象的でございました。 次に、世界のスポーツの祭典2020東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、いよいよ2年を切りました。去る9月25日に知事や市長などをメンバーとする第1回東京2020オリンピック聖火リレー滋賀県実行委員会が開催され、私も委員として出席をしてまいりました。 聖火リレーはオリンピックのシンボルであります。滋賀県民、長浜市民にとりましても、大きな関心事でありますので、より良い、みんなが楽しめる聖火リレーが滋賀県内で実施されますよう、今後協議を進めてまいります。 本市は、地方創生の柱として、首都圏における長浜ブランドの発信に取り組んでおります。首都圏には、長浜を愛する多くの本市出身者や縁のある方がたくさんおられます。これまでも東京観音展や長浜曳山まつり東京公演など、実現の大きな原動力となっていただきました。 この方々の力を結集し、継続的に長浜の魅力を首都圏から発信するため、このたび東京‐長浜リレーションズが立ち上がりました。メンバーは、本市ゆかりの首都圏在住者で、ふるさと長浜市を応援していただこうと30代、40代の方々を中心に50名が集まりました。 その第1回目の集まりが、去る9月1日に東京都台東区であり、長浜ブランドを効果的に発信するための取り組みや、台東区との都市連携を生かして、首都圏と長浜市の結びつきを強めることなどについて、若い発想や外から長浜を見る視点で次々に意見が出て、議論は白熱しました。今後この集まりを大切にし、更に首都圏での長浜応援団の輪を広げ、長浜の関係人口を増やすことに努め、人口減少の中でもまちの活力を維持できるよう、施策の実現につなげてまいります。 次に、9月20日、平成31年度予算編成滋賀県予算実施に対する滋賀県市長会の重点要望を県知事に面談し、私は市長会副会長として会長らとともに提出をいたしました。 県知事に対しましては、市町の要望事項は県民に直結する最重要課題として、目に見える形での施策の展開を強く求めました。県知事からは、県市長会の要望を受け止め、しっかりと予算編成に取り組んでいきますと回答を頂いたところであります。特に、台風21号等の災害復旧については、県の補助予算などの計画を早く立てていただきたいと、市町の切実な願いを訴えてまいりました。 今後も、滋賀県内の市町が連携を図りながら、市町が直面する課題解決を進め、ふるさと湖北・長浜の発展につなげてまいります。 議員各位におかれましては、引き続き本市の発展のためにご尽力を賜りますようお願い申しあげまして、閉会のご挨拶といたします。 ありがとうございました。〇議長(松本長治 君) 以上をもちまして、平成30年長浜市議会第3回定例会を閉会いたします。 お疲れ様でした。    (午後1時01分 閉会) 会 議 録 署 名 議 員   議 長   松 本 長 治   議 員   押 谷 與茂嗣   議 員   鬼 頭 明 男...