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令和3年 予算常任委員会 本文 開催日: 2021-06-18

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  1. 彦根市議会 2021-06-18
    令和3年 予算常任委員会 本文 開催日: 2021-06-18


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時29分開議 ◯委員長馬場和子さん)   ただいまから予算常任委員会を始めます。  今期定例会におきまして本委員会に付託されました案件は各位に配付してございます委員会審査事項のとおりでございます。  お諮りいたします。  委員長といたしましては、議案第41号から議案第43号までの各議案について、採決を除き、一括議題といたしたいと存じますが、これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、そのような方法で審査することに決しました。  委員各位におかれましては、会議規則第108条の「発言はすべて、簡明にするものとして、議題外にわたりまたはその範囲をこえてはならない」という規定を遵守していただきますようお願いいたします。  また、執行部の方々も、質疑の内容をしっかり把握した上で、簡潔明瞭かつ的確な答弁に努められますようお願いいたします。なお、必要に応じて彦根市議会基本条例第10条第2項に規定する反問権を行使され、論点整理をしていただきますよう、重ねてお願いいたします。  それでは、議案第41号から議案第43号までを一括議題として審査を行います。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。  中野委員。 3 ◯委員中野正剛君)   議案第41号の子育て世帯生活支援特別給付金支援事業についてちょっと質疑させていただきます。3点ほどあります。ここに、令和3年4月以降、令和4年2月末までに生まれる新生児も対象ということになっていると書いてあるんですけれども、申請の受付が微妙なところで、令和4年2月末までの随時申請を受け付けますということが書いてあります。ちょうどタイミングがすごく微妙なケースがあるのではないかなと思いますので、まず、3点ほど質疑させていただきます。  1点目ですけれども、この方たちの申請書を発送するタイミング、既に受けている方は申請する必要はないということが書いてあるので、どのタイミング申請書を送っていただけるのか、母子手帳の発行時なのかな、どうなのかなという感じがするんですが、そこをまず1点、教えていただきたいのと、2月末以降に生まれる予定の子どもさんが、それ以前に、早産ですね、2月末までに生まれた場合の対応はどうするのかということが2点目。それと、この制度は非課税世帯とか家計が急激に悪化した場合の子育て支援ということが書いてあるんですけれども、この方たちは妊娠した時点で給付金が頂けるのか、それとも生まれてから頂けるのか、どっちなのか、この3点を聞かせてください。 4 ◯委員長馬場和子さん)   保険年金課長。 5 ◯保険年金課長(巴 行信君)   低所得の世帯に対する子育て生活支援特別給付金についてですが、まず1点目、申請の終わりの時期でございますが、確かに対象児童は令和4年の2月28日生まれまでですので、その方につきまして、2月28日までに申請というわけにはまいりません。令和4年の3月支給対象児童につきましては、2月28日までではなくて、3月15日まで申請受付の方をさせていただきますので、よろしくお願いします。  それから、申請書を送るタイミングですが、ここで述べさせてもらっているのは、基本的には児童手当の対象の方、特別児童扶養手当の対象の方につきましては、その児童手当とかを受付させてもらったタイミングで、基本的には申請書をもらうことなく、振込等の手続を開始させていただきますので、特に申請書は要らないです。ただ、公務員等、ほかの方につきましては、コールセンターがフリーダイヤルであるわけですけれども、そちらの方にご相談いただきまして、条件が合うかどうかというのを確認させてもらった上で、必要な方について申請書を送らせていただきたいと思っております。必要な方につきましては、こちらの方で、多分、対象であろうということが分かる方についてはこちらの方から申請書自体も送って勧奨する予定でございます。  それから、3点目、家計急変の方につきましては、申し訳ないですけれども、妊娠の方につきましては対象ではなく、あくまでも対象児童を出産された以降の方が対象になりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 6 ◯委員長馬場和子さん)   中野委員
    7 ◯委員中野正剛君)   ちょっと何か歯切れの悪いお答えだったという気がいたします。  それで、最初に頂いた説明書では、2月末まで随時申請を受け付けますと書いてあるんですが、今の話は3月15日までは受け付けますということですよね。これは皆さん混乱されると思うので、もっと丁寧な説明を皆さんにしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 8 ◯委員長馬場和子さん)   保険年金課長。 9 ◯保険年金課長(巴 行信君)   すみません、委員のおっしゃるとおり、少し分かりにくい点がございましたので、また広報に努めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 10 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  中野委員。 11 ◯委員中野正剛君)   すみません、ちょっと続けて申し訳ないです。  新型コロナウイルスワクチン接種事業について質疑させていただきます。  コールセンター等の委託料というのが587万6,000円増額になっています。市民の方から、コールセンターの電話の数を増やせないのかという問合せがございまして、それ、ちょっと聞いてみたんですけれども、電話の数は増やしませんという回答でした。ということは、このコールセンターの委託料の587万円というのは電話の数を増やすのでもなく、人数を増やすのでもなく、多分、「等」というところに使われるのかなと思うんですが、どういう内容にこの増額分が使われるのか教えていただきたいのが1点です。  あと、道路橋りょう費補助金のところで2点ほど質疑させていただきます。  まず、減額になった道路橋りょう費都市計画費補助金、これが減額になってから当初考えていた予算の92%ぐらいになっていると思うんですけれども、これが減額になった理由、こういう時期なのでちょっと気になるので、その理由が分かっていたら教えていただきたい。それと、この減額になったということでどういう影響が出てくるのかというところを教えてください。  以上3点、お願いします。 12 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 13 ◯健康推進課長(森原 敏君)   ただいまの中野委員のご質疑、ワクチン接種に関わるコールセンター等の委託料につきましてのご説明をさせていただきます。  本件につきましては、65歳以上の高齢者の接種を7月末までに前倒しで接種することに伴いまして、新たに彦根ビューホテル集団接種会場として設けさせていただきました。これに関わりますスタッフの増員ということで、今回、587万6,000円の増額をお願いしたものでございます。 14 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 15 ◯道路河川課長關谷真治君)   道路橋りょう費補助金の減額につきましてお答えさせていただきます。  まず、減額の理由につきましては、国の補助金の内示がございまして、当初予算で要望しておりました額から当初予定しておりました補助金の配分が減った、国からの内示が減っておりますので、それに合わせて事業を減額させていただくものでございます。  次に、もう1点、減額の影響につきましてですけれども、確かに事業費が減額となりますので、当初予算で想定しておりました計画どおりというわけにはいかなくなります。そこで、事業の進捗、一部遅れ等もございますけれども、できるだけ影響のない範囲のところを見ながら事業を着実に進めるという対応をしておりますので、減額になりました分につきましては、後年度、予算をまたできるだけ確保できるようにして対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 16 ◯委員長馬場和子さん)   中野委員。 17 ◯委員中野正剛君)   ありがとうございます。  今の補助金の件なんですけど、減額になった理由は、特別な、例えば景気が悪くなったので国の総額が落ちたとかそういう理由ではなくて、ただ、査定の中で今回は9割ですよと、普通にされたということで受け止めていいんですかね。 18 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 19 ◯道路河川課長關谷真治君)   委員おっしゃるとおりで、それぞれの路線に合わせて整備計画というのがございまして、その整備計画ごとに、この計画については9割ですとか、重点的に配分される路線については100%つけますとか、そういった国からの内示がございますので、それに従って減額補正をさせていただいているという状況でございます。 20 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  辻委員。 21 ◯委員(辻 真理子さん)   道路に関して2点、お尋ねいたします。  まず1点目は、補正予算書の19ページの中ほどにあります彦根口川瀬馬場線(岡町工区)の道路改良事業189万円の減額になっています。これに関してですが、岡町の踏切というと、皆さん、もうご存じだと思いますが、魔の踏切と言われておりまして、踏切の東側と西側にそれぞれ交差点がありますので、口述書の方を確かめてみましたら、こう書かれています。「彦根口川瀬馬場線(岡町工区)道路改良事業の189万円の減額はJR神宮踏切に接する交差点の改良を行うものですが、物件移転補償費算定に係る調査費委託料180万円などの経費を減額するものです」と書いてあります。私は地元ですのでとても気になるんですが、踏切の東側は数年前に改良工事をしていただきまして、市民が願ったような形ではなかったんですが、これは公安委員会の、ここまでということの限界がありましたので、一応、改良工事は終わっておりまして、それなりに納得はしています。  この神宮踏切の西側にも交差点がございまして、角にコンビニが建っているからお分かりだと思います。この一画に、今、180万円減額ということの対象になっている、近くの岡町の自治会が持っている土地がありまして、そこを歩道にして、登下校の子どもたちに安全に踏切を渡らせるという案が随分前からありまして、幾ら待っても現実化しないんですが、これを見ていますと180万円減額になっているから、ここを歩道にすることは難しいので減額したと受け取ったりもするんですが、これに対して説明をお願いいたします。 22 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 23 ◯道路河川課長關谷真治君)   彦根口川瀬馬場線の減額の理由につきましてお答えさせていただきます。  委員ご指摘のとおり、踏切から西側の部分の一部、歩道が連続しておりませんので、ここの歩道の連続と併せて、右折レーンセミレーンにはなるのですけれども、そういったものをつくって交通の安全と円滑性に対応していくという事業になっております。  こちらにつきましては、岡町の自治会の所有ではないのですけれども、地権者がございまして、そこの相続が非常に幅が広くなっており、相続ができておりませんので、登記上、非常に複雑になっているという状況です。そこに工作物がございまして、そこの話をするにしても、地権者の方全員の合意というのがなかなか図れない状況でございまして、鋭意、地権者の方には対応させていただいているんですけれども、最終的に、現段階で合意が図れていないという状況になりましたので、一旦、予算としては工作物の調査費を減額させていただくと。ただし、皆様の交通の安全を確保するために、本年度も引き続いて協議をさせていただく予定をしておりますので、予算はないですけれども、協議は引き続きさせていただく予定をしておりますので、ご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 24 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 25 ◯委員(辻 真理子さん)   それでは、この土地は諦めるという方向なのか、いやいや、なかなか相続が完了していないけれども引き続き交渉していくという、そのどちらでしょうか。 26 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 27 ◯道路河川課長關谷真治君)   ここの交差点も非常に危険な交差点だということは彦根市も十分認識しておりますので、少しでも早く解決したいと思っておりますので、引き続き進めていくと考えておりますので、ご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 28 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 29 ◯委員(辻 真理子さん)   小学校の登下校にはどうしてもここを通らなければならない、踏切の東側から西側に渡って佐和山小学校に通う、また、踏切は渡らないけれども、コンビニ前の混雑した道路の中を子どもたちが通るわけですね。特に7時から8時までは踏切が10分ぐらいしか開かないというデータがありましたので、皆さん、本当によく無事で事故もなく過ぎているなと思うんですけど、今おっしゃいましたように、私たちもこの事情はある程度自覚しておりまして、今、減額になりました土地は、この土地を自治会の役員数人の人が名義として買ったということが随分前にありまして、その方たちがお亡くなりになっていて相続人がはっきりしないので、どうやっても無理だというお考えがあったということは聞いています。これと違う何か別の代替案というのも考えていただきたいと思うのですが、そういうことには派生していませんでしょうか。 30 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 31 ◯道路河川課長關谷真治君)   委員ご指摘のとおり、非常に複雑な相続関係になっております。人数がかなり広がっておりますので相当な人数になっております。ただ、これにつきましては司法書士の方から解決案というのを提案いただいておりますので、それに向けて、現在、動いているところですので、非常に複雑ですのでちょっと時間はかかると思います。ですが、解決に向けて、今、取り組んでいる状況ですので、もう少しお待ちいただけたらと思います。 32 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 33 ◯委員(辻 真理子さん)   ありがとうございます。その問題を解決しないと前に進まないということは周りの者も分かっていますし、十数年そのままになっていますので、今後も努力していただきまして、解決するようにお願いいたします。ありがとうございます。 34 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  林委員。 35 ◯委員(林 利幸君)   私の方からも道路橋りょう費の個別の事業について質疑させていただきたいと思います。  まず一つが石寺稲里線道路改良工事、2,100万3,000円の減額となっております。ほかの二つも道路改良事業ですけれども、それぞれでお答えいただきたい。次に、芹橋彦富線の彦富工区の道路改良事業、こちらも269万円の減額、そして、稲部本庄線稲部工道路改良事業の454万4,000円の減額。この三つにつきまして、まず、先ほど国の補助、交付の配分に合わせて経費を補正するものという説明もあったと思うんですけど、一番やっぱり心配しておりますのは工事の完成時期に影響はないのかということなんです。石寺稲里線道路改良事業に関しては令和4年度中の完成目標ということを伺っておりますし、芹橋彦富線稲部本庄線に関しては令和5年度中の完成目標と聞いております。この工事の完成時期に影響はないのか、それぞれ三つの事業について教えてください。 36 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 37 ◯道路河川課長關谷真治君)   進捗に遅れがないのか、3路線についてお答えさせていただきます。  まず、石寺稲里線につきましては、先ほど委員がご指摘のとおり、国の補助金の配分を受けて減額となっておりますけれども、用地取得につきましては当初予算どおり対応させていただいて、残りの予算の中で外周部分の側溝等の構造物を整備する予定としております。こちらにつきましては令和4年度に完成目標ということでこれまでお話ししております。残る工事だけとなりましたので、財政状況が許すのであれば、できるだけ次年度に何とか供用できるように努力していきたいと考えております。ただ、国の補助金の内示等がございますので、どうしても工事を一度に進めるということができない状況もございますので、できるだけ補助金を確保できるように努力もしながら、早期の供用に努めてまいりたいと考えております。  次に、芹橋彦富線です。こちらにつきましては、優先区間となっております県道2号から、稲部本庄線も含めてですけれども、令和5年度内に特に優先区間の供用を目標としているところでございます。こちらにつきましては、減額補正受けまして、用地取得は当初どおり先に取得する予定をしております。今回、文化財調査につきましては、農道を境に東西で2か年に分けて実施するということで、令和3年度は東側の調査をする予定をしております。文化財調査の範囲で一部減額という対応をさせていただきますけれども、次年度以降に残る文化財調査、工事等を進めていくと考えております。  稲部本庄線の稲部工区につきましては、用地は全て取得済みとなっておりますので、あとは工事を進めるだけとなっておりますので、こちらにつきましても予算の範囲の中でとなりますけれども、できるだけ令和5年に遅れが出ないように何とか努力していきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 38 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 39 ◯委員(林 利幸君)   彦根市の令和3年度の建設工事発注見通し、こちらには、稲部本庄線道路改良工事で道路改良、縁石工、排水構造物工、擁壁工、舗装工ということで、距離にして150メートル、そして、石寺稲里線交差点改良工事につきましては、交差点の改良ということで擁壁工、排水構造物工、道路土工、220メートルの範囲ということになっています。  恐らくこの減額によって今年度に工事できる内容も変わってきているのかなと思うんですけど、今年度の予算でどこまで工事ができるのかということを教えていただければと思います。 40 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 41 ◯道路河川課長關谷真治君)   当初の発注見通しからの予算減額になりましたので、当然、発注範囲は変わってまいります。今後、詳細な発注の規模については精査をしていくわけですけれども、今のところ、まず、稲部本庄線につきましては南側の歩道は完成形で進めさせていただいて、車道についてはアスファルト舗装で基礎までを予定しております。こちらの延長は、今年度の発注単価にもよりますので当初予定していた見通しよりも短くはなると思いますが、路線の施工延長を若干調整しながら、予算の範囲内で発注をかけていきたいと考えております。  次に、石寺稲里線です。こちらにつきましては、工事予算が2,000万円近く減額となっておりますので、できる範囲がかなり限られてきます。耕作等、田んぼもございますので、なるべくそちらに影響がないように、今考えておりますのは、北側の宅地側の側溝、外周部の側溝の発注をできたらと考えておりますけれども、ただ、地元との調整等もございますので、今後、発注の規模とか状況につきましては、改めて、またこちらの方で積算しながら地元と調整して発注していくという形になると思いますので、ご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 42 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  赤井委員。 43 ◯委員(赤井康彦君)   1点、質疑したいと思います。  中央町の仮庁舎4階のコワーキングスペースについてでございます。これについては全員協議会で黒澤議員が少しお話ししていただきましたけれども、改めて、確認の意味を込めてお聞かせ願いたいと思います。  まず、中央町の仮庁舎はもともとどれぐらいで購入されたのかというのをおっしゃっていただいて、そこからこの建設費等が出てきていますけれども、費用対効果についてどのような見解があるのかというのをまずお聞かせ願いたいと思います。 44 ◯委員長馬場和子さん)   総務部長。 45 ◯総務部長(辰巳 正君)   購入費ですけれども、ちょっと調べさせていただいて、回答させていただきます。 46 ◯委員長馬場和子さん)   暫時休憩いたします。                                 午前9時59分休憩                                 午前10時01分再開 47 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、委員会を開きます。  総務部長。 48 ◯総務部長(辰巳 正君)   平成24年11月に中央町仮庁舎を購入しておりまして、契約金額が5,500万円となっております。 49 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 50 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   先ほどの整備費のことについてお尋ねがあったと思うんですけれども、予算書にありますとおり、工事請負費としまして7,059万8,000円となりますが、内容につきましては、建築工事や電気設備工事、給排水設備工事、空調換気設備工事やセキュリティ工事等々、あと、中身の解体撤去工事も含まれまして、合計、その額になっております。  ここに設置することによる費用対効果でございますが、この場所は中心市街地に立地していまして、このオフィスを利用されまして、新たに起業されるところや、都市部の大手企業のブランチ機能が発揮されることによりまして、周辺商店街、空き店舗などの活用の選択肢も広がりを見せるなどの波及効果も、今後、期待できると思います。  以上です。 51 ◯委員長馬場和子さん)   赤井委員。 52 ◯委員(赤井康彦君)   この3日間の個人質問を聞いていると、市長はゼロベースとか費用対効果というお話を頻繁にされていましたので、このことについて費用対効果等をお考えでこの議案を出されたと思うんですけれども、市長の見解をお聞かせ願いたいと思います。 53 ◯委員長馬場和子さん)   市長。 54 ◯市長(和田裕行君)   私も、これは以前に申し上げさせていただきましたけれども、精査させていただいて、株式会社として民間6社、金融機関3行、あと、行政、大学、商工会議所がそれぞれ出資して株式会社になりますが、その中で、いろんな事業の細かい説明を聞いている中で、まず私が心配していたのは、ずっと彦根市の負担にならないのかと。あと、最終的にコワーキングスペースに入っていただく企業が本当に確保できなかった場合、これを彦根市が頑張らなかったので集まらなかったということはないのかと。そういうことをちょっと厳しく言わせていただきました。その中で、しっかりこのコンソーシアムにおいて事業を進め、必ず利益を生み出し、自分たちの責任で集めてくるとおっしゃっていただきましたので、私が考えているこれからのIT企業等の誘致ということを含めて、必ずやっていただけるものと確信しました。波及効果等を含んでの費用対効果という計算です。ここから具体的に、今回、8,948万5,000円をつぎ込んで、すぐこの額が何年以内に回収できるとか、そういう計算は今のところ少し難しいのですが、このコワーキングスペースに来ていただける企業を通じて、また、大学との連携も含め、新たに展開できることも含め、総合的に、やはり最終的には効果のあるものだろうと判断させていただき、あと、若干、備品購入費とかややぜいたくではないかというところも見られましたのでその辺は削減させていただくことで進めさせていただいて、補助金を頂けること、当然、持ち出しはあるんですけれども、そこも勘案して、最終的にこれは効果のあるものだと判断させていただきました。  以上です。 55 ◯委員長馬場和子さん)   赤井委員。 56 ◯委員(赤井康彦君)   理解いたしました。  しかしながら、先ほど課長がおっしゃいましたけれども、中心市街地であるということ等の利点を生かすということもおっしゃっていたかなと思うんですが、私の地元では、南彦根駅の近くにコワーキングスペース等が新たに出来ました。結構入っているという話ですが、それは南彦根駅の駅近くというところであって、今回のこの場所というのは車なり自転車を使わなければならないということです。駐車場もないということですけれども、多分、商工会議所の駐車場を利用するのではないかなと思うんですけれども、それでよいのかなと思うんですが、そこら辺の見解もちょっとお聞かせ願いたいなと思います。 57 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 58 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   先ほどの立地の話がありましたが、確かに現在の中央町の仮庁舎の駐車スペースにつきましては、普通車6台、軽自動車2台ということもあって確かに少ない。仮庁舎には、いわゆるテレワークオフィスだけではなくて、ほかの市の関係機関も入りますことから、なかなか駐車スペースが少ないという、そのあたりも全協でご指摘をいただきましたけれども、委員ご指摘のように、商工会議所の駐車場、立体駐車場ですけれども、そちらの方もテレワークオフィス用に空けていただくということを聞いておりますし、また、先ほど市長の説明があったコンソーシアムの参画団体から、これは確定ではないんですけれども、近隣に所有の周辺駐車場を提供いただけないかという働きかけも行われているようです。  以上です。 59 ◯委員長馬場和子さん)   赤井委員。 60 ◯委員(赤井康彦君)   商工会議所の駐車場を使うならば商工会議所の1階で何かできなかったかななんて普通に思ったので質疑させていただきました。  あと2点ほど質疑しますけれども、商工会議所とか市とかでコンソーシアム、共同事業体ですか、つくられるということですけれども、ここには資本金支出というんですかね、それはされるのかということと、あと、これが4月からされるとなると、中央町の庁舎でございますので家賃というものも頂くという形でやっていくのかどうか、そこだけ確認させていただきたいと思います。 61 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 62 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   先ほどのコンソーシアムへの参画につきましては、もともと構想段階から、市も含めて産官学金という形でコンソーシアムの話がありましたので、今回、設立に当たりましては、取りあえず順番的に、まず施設の整備をお認めいただいて、その次に、市として、資本金等も発生しますので、またいわゆる補正予算という形になろうかと思うんですけれども、そちらも前向きに検討している段階です。  それと、家賃等の話がありました。この施設につきましてはどういう管理をしていくかというのは現在検討中ですけれども、例えば利用料金制を採用した形での指定管理というのも一つの選択肢、コンソーシアムに任すというのも一つの選択肢でありますし、委員おっしゃったように、普通財産として、貸付けならば家賃等が発生するわけで、そうなれば市とコンソーシアムの間で賃貸借契約を締結するという形になるんですけれども、そちらにつきましては、今後、コンソーシアムとともに検討していくという形で、現段階では具体的なことは決まっておりません。  以上です。 63 ◯委員長馬場和子さん)   赤井委員。 64 ◯委員(赤井康彦君)   これ、具体的なことが決まらずに、建設というか、コワーキングスペース等の整備をしていくというのはちょっとおかしいなと思うんですけれども、いかがですか、市長。今の話を聞いていて、これ、先にして、資本金等でもめたりとか家賃のこととかでもめて、どこも離れていく可能性だってあるではないですか。どうですかね。そういったことも考えて、今回、提案されたのですか。 65 ◯委員長馬場和子さん)   市長。 66 ◯市長(和田裕行君)   ちょっと話合いをさせていただいて結構ですか。私がちょっと把握していないことも含まれていますので、休憩でよろしいですか。 67 ◯委員長馬場和子さん)   暫時休憩いたします。
                                    午前10時11分休憩                                 午前10時13分再開 68 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  市長。 69 ◯市長(和田裕行君)   失礼いたしました。  私は、ある程度決まっていたということでしか伺っていなかったので、細かい点について今から説明させますので、よろしくお願いします。 70 ◯委員長馬場和子さん)   産業部長。 71 ◯産業部長(中村武浩君)   今、地域経済振興課で二つの方法を示させてもらったと思いますけれども、語尾の方で、具体的に決まっていないという言い方をしたので誤解を受けるかも分かりませんけれども、今、その二つの方法で検討しておりまして、指定管理の利用料金制をとる場合と家賃として頂く場合との二つの方法で具体的に、これから工事費の部分もございますので、その分を含めた中でやっていくと。方法論としては今の二つの方法で検討しているということでございます。 72 ◯委員長馬場和子さん)   赤井委員。 73 ◯委員(赤井康彦君)   理解いたしました。  最後、先ほど資本金の支出も考えているということでございましたけれども、これはどれぐらいの割合になるかというのもほぼほぼ考えておられると思うんですけれども、言える範囲でおっしゃっていただきたいと思います。 74 ◯委員長馬場和子さん)   産業部長。 75 ◯産業部長(中村武浩君)   コンソーシアムから示されている出資金としましては、彦根市より100万円をお願いしたいという意向は受けております。この100万円は、今既に出資されているほかの団体と同額というか、割合として示されている部分ですね。コンソーシアムとしての資本金総額が決まっていまして、その中で彦根市としては100万円ということでのご要望を受けていますけれども、これ自体は後の議会で予算として皆さんのご承認を得るものですので、そのときにまた詳しくはご説明させていただこうと思います。 76 ◯委員長馬場和子さん)   答弁は以上ですか。  産業部長。 77 ◯産業部長(中村武浩君)   すみません。先ほど言いました出資金につきましては、要望されているのが、民間企業の場合は2社が700万円、4社が500万円ということで、一般企業の方はそうなっております。あと、金融機関については200万円が3社、あと、行政、大学、会議所については各100万円という形での出資金予定、要するに総額で4,300万円の出資金をこのコンソーシアムとしては予定されているということでございます。 78 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  矢吹委員。 79 ◯委員(矢吹安子さん)   2問、質疑させていただきます。  最初に1問目から。個人質問のときに中野議員がマイナンバーカードのときにお話しされているんですが、その登録者数と全体の人数のことをしっかり聞いていなかったので、確認を込めて、それを答えていただきたいのと、それに対してのシステム改修、令和5年までの内容を聞かせてください。  議案の概要の4ページの話です。 80 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 81 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   まず、マイナンバーカードの現在の取得者ですけれども、5月末現在で3万4,782人で、取得率は31.04%となっております。  続きまして、システム変更の委託料の件ですけれども、このシステム改修は国が全国一律に進めておられるもので、全額、国庫補助となっております。歳入の方は13ページの上から2段目にあります社会保障・税番号制度システム整備費補助金となります。  システム改修は大きく3点ございまして、1点目は、戸籍のマイナンバー連携を実施するために戸籍システムの副本データの全件を国へ送信する作業でございます。国が構築されます戸籍とマイナンバーをひもづけする新しいシステムと本市の戸籍システムとを連携させるために、戸籍の副本データの全件を送信する作業となります。  2点目は、これも戸籍とマイナンバーのひもづけの関連ですけれども、戸籍に符号を取得する作業でございます。この作業が完了しますと、将来的にですけれども、マイナンバーカードがあれば本籍がほかの市区町村にある方でもそれぞれお住まいの市区町村の窓口で戸籍が取得できるようになります。  3点目は、デジタル手続法による住民基本台帳法等の一部改正に伴いまして、戸籍の附票データに生年月日、性別、住民票コードを追加することから、コンビニ交付システムに係る所要のシステム改修を行うものでございます。  これらのシステム改修は、令和5年度以降に戸籍のマイナンバー連携や、国外転出者によるマイナンバーカード公的個人認証の利用を可能とするため、国から示された令和3年度分のシステム改修でございます。  以上でございます。 82 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 83 ◯委員(矢吹安子さん)   今のシステム改修、令和5年度までにマイナンバーカード、彦根市としては、100%は無理なんですが、どこまでを目標とされているのでしょうか。国からはどういう指示が出ているのでしょうか。 84 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 85 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   国からは令和5年度までに100%ということを全国に示されていますけれども、先月一月の間にも1,840人ということでたくさんは来られているんですけれども、なかなか令和5年度に100%というのは。可能な限り取得を目指すということで、多くの方にマイナンバーカードを交付できるように進めてまいりたいと考えております。 86 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 87 ◯委員(矢吹安子さん)   そうすると、一応100%を目標にされていると思うのですが、彦根市としてはどこぐらいと思っていらっしゃるんですか。 88 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 89 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   なかなか数字を挙げるのも難しいんですけれども、国が目指す100%を目指して進んでまいりたいと思っております。 90 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 91 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  先日、ちょっと違うかもしれないんですが。 92 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員、予算の審査ということを念頭に、よろしくお願いいたします。 93 ◯委員(矢吹安子さん)   分かりました。次にいきます。 94 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 95 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   先ほど、国から示されているのが令和5年度に100%ということでしたけれども、令和4年度末に100%ということが国の目標でございます。失礼しました。 96 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 97 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。ますます大変になると思いますが、頑張っていただきたいと思います。  もう一つだけ質疑させていただきます。それは議案概要書の8ページのところです。地域運動部活動の話ですが、188万7,000円の内訳なのですが、何校でどの部活にその費用が充てられているのか、まず、そこを教えてください。 98 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 99 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   この事業につきましては、現在、1校の五つの部活動を対象に考えております。 100 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 101 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。多分、稲枝中学だと思うんですけれども、その中でどの部活、一つだけなのか、いろんな部活なのか、その辺の内容も聞かせてください。 102 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 103 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   委員おっしゃいますように、稲枝中学校を拠点校と考えております。その中で、五つの部活動と申し上げましたが、現在、バスケットボール部の男子、バスケットボール部の女子、そして剣道部、ソフトテニス部、卓球部を、予算をお認めいただきましたときにはこの五つの部活動でと考えているところでございます。 104 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 105 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  そうすると、それは専門性のある教員でない5人の方が一人ずつ何回か入っていらっしゃるという意味でしょうか。 106 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 107 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   専門性のある指導ができる地域の方となっておりまして、この事業の考え方としまして、中には教員が役職を変えてというのか、地域の人材として指導する場合も想定はしております。 108 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 109 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  もう一つ、稲枝中学にされていますが、他の学校に波及されていくということはないのでしょうか。 110 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 111 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   まずもちまして、稲枝中学校におきましてはこれまでから、地域の方々に部活動指導員とかボランティアも含めまして指導支援をしていただいております。そこで、稲枝中学校を拠点としまして実践研究を行っていきたいと考えておりますので、課題や成果を研究していきながら、行く行くはということは考えております。 112 ◯委員長馬場和子さん)   矢吹委員。 113 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  4年後に国体がありますから、体育関係の先生をどのように予算の中に入れて、これから持っていかれるのかなというので聞かせていただきました。分かりました。ありがとうございます。 114 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。関連ですか。  角井委員。 115 ◯委員(角井英明君)   矢吹委員の関連質疑、二つあるんですけど、一つ目は、今言われた地域運動部活動推進事業についてです。稲枝中学ということで、稲枝中学校校区支援地域協議会に委託して、専門的知識を持つ人にやってもらうということなんですけど、運動部って、そういう知識がどんどん更新されているので本当に指導は難しいなと思うんです。市教委が言っておられる専門的知識をという、その専門的知識は、例えばサッカーだったら指導者の資格を持っているとか、そこら辺をもうちょっと詳しく教えてください。 116 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 117 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   おっしゃいますように、専門的な知識を持っておられる方に指導いただかなければならないと考えております。  先ほども申しましたが、これまでから稲枝中学校区におきましては地域の方の支援をいただいておりまして、専門的に、例えば社会人の方を対象に指導されている方とか、また、以前、教員をされていて指導されていたという方を中心として指導支援をしていただいておりました。そのような方がいらっしゃる稲枝中学校で、まずもって研究を進めたいと考えているところでございます。 118 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 119 ◯委員(角井英明君)   運動部での厳しい指導で、何かもう運動が嫌いになるというか、そういうことも、今はどうか分からないですけれども、昔はあったし、バレーの益子選手ですか、体罰を受けながらの指導を受けたので、オリンピックの選手なのにスポーツが嫌いだということも言っておられるので、そこら辺のことも指導者が学習したり、指導の技術を磨いたりする、そういうこともできるといいなと思いますので、よろしくお願いします。  もう1点の関連質疑で、戸籍住民基本台帳事務のことですけれども、概要の4ページには国外転出者が帰国後も、再度、マイナンバーカードを利用できるようにと書いてあって、これは前回も出たように記憶しているんですけど、先ほどの矢吹委員の質疑を聞いていたら、国外転出者のことはあまり言われなかったので、そこら辺はどうなっているのかなと。もうちょっと詳しく説明してほしいと思います。  前回聞いたときに、国外に実際に転出した人だけのシステム改修をするのかなと僕は理解してしまって、そこら辺、ちょっと分かるように説明してほしいと思います。 120 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 121 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   このシステム改修ですけれども、令和5年度までに国が段階的に改修を進めているものでございまして、その改修によって、マイナンバーカードの活用を増やす一つとしまして、海外に出られた方もマイナンバーカードを利用できるようになるというものでございまして、一つの例でございます。  この令和3年度も、今回、補正で予算を上げまして改修をするわけですけれども、これで何かができるわけではなくて、令和5年度まで改修が続いていって、その結果、令和5年度以降にマイナンバーカードの海外での利用等が可能になるということでございます。  以上でございます。 122 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 123 ◯委員(角井英明君)   分かりました。  附票の記載事項を追加すると書いてあったんですけど、先ほど矢吹委員への答弁で、生年月日とか性別とか、そういうことを記載するということでよろしいですか。 124 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 125 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   先ほども申し上げましたけれども、そのとおりでございまして、戸籍附票データに生年月日、性別および住民票のコードを追加するものでございます。 126 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 127 ◯委員(角井英明君)   国外転出者と言っていますけれども、生年月日と今言われた三つぐらいを市民全員にやるということの理解でよろしいんですね。 128 ◯委員長馬場和子さん)   ライフサービス課長。 129 ◯ライフサービス課長(綾木陽一君)   符号をつけることに関しましては全員でございます。その改修によるメリットの一つとして、海外に出られた方も引き続きマイナンバーカードが利用できるようになるということでございます。 130 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 131 ◯委員(角井英明君)   国外転出者だけが書かれていたのでちょっと誤解していましたけれども、それは一部というか、それだけではないということをちゃんと書いた方がいいのではないかなと思いました。  以上です。 132 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  安澤委員。 133 ◯委員(安澤 勝君)   それでは、先ほどの赤井委員の関連で、テレワークオフィス整備事業について幾つか質疑をさせていただきます。  先ほど総務部長の、平成24年に5,500万円で購入したというご答弁がございましたが、まず1点目、このテレワークオフィス整備事業の構想は、いつぐらいからこういう事業をやっていこうということを立ち上げられたのかということをお伺いしたいのが1点、それから、備品購入費についても、先ほど市長からぜいたくなものというお言葉も出ておりましたけれども、1,270万円の備品って、これは何をどれだけ買うのかということ。それから、シェアオフィス等、中央町仮庁舎の4階をフル活用してどれぐらいの店舗というか、オフィスが入られて、最大何人ぐらいが利用されると思っておられるのか、その辺をお伺いしたいと思います。 134 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 135 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   まず、この構想の話ですけれども、本事業につきましては、当初、商工会議所からの提案によりまして、国の交付金を活用して、当初は民間所有の建物を改装してテレワークオフィスを整備するということが計画されてきました。昨年度、今年に入ってからですけれども、新たに国の方で創出されました地方創生テレワーク交付金、今回、この交付金を活用するわけですが、これが創設されましたので、市が所有する施設の改装についても交付金がという形になりましたので、商工会議所と市で協議を進める中で、中央町の仮庁舎、7月以降に空きますので、4階を整備する方向で計画がまとまっております。  それと、2点目の、備品購入費の話ですけれども、備品としましては、当然、シェアオフィスですのでデスク、キャビネット、椅子もありますし、給排水、キッチン設備とか会議室のテーブル、クローゼット、コピー機も置くなり、ロッカー、ブラインド等を予定しております。
     それと、どれぐらいの利用があるかということですけれども、もともと今の計画では、いわゆるコワーキングスペース、サークルデスクとかボックスとかオープンデスクですけれども、そこで27席、共有ブースとして8席、あと、仕切られたプライベートオフィスが10ブースあるのですけれども、それを26席、合計61人が座っていただけるという形になるのですけれども、常時、61人が座るというわけではないですけれども、今、企業等に登録いただくのは30社程度を目指しておりまして、その関係の方が利用していただくという形を目指しております。  以上です。 136 ◯委員長馬場和子さん)   安澤委員。 137 ◯委員(安澤 勝君)   この構想については昨年から今年にかけての構想であるということだと理解しました。あと、1,270万円についてはデスクとかキャビネットとかキッチンとか椅子とかクローゼットとか、事務用の備品であるということ、それから、最大61人、30社が利用されるということで理解いたしました。  そしたら、ここは市の財産で、商工会議所とかと、国のお金が使えるということで公有財産として着眼されたわけですけれども、空き店舗の活用ということは考えられなかったのでしょうか。 138 ◯委員長馬場和子さん)   産業部長。 139 ◯産業部長(中村武浩君)   今、地域経済振興課長が申し上げましたけれども、最初の段階では、あの周辺の空き店舗の活用を考えておられましたけれども、実はそちらの方では改修費が必要ですので、その費用がどうしてもネックになってなかなか話が進まなかったということ。その中で、新たに公共用施設を活用してというメニューが増えましたので、そのときに市の方にご相談いただいて、では、市の方で場所を、ここはどうですかという話になったということで、もともと民間の施設の利用を考えておられたんですけれども、そこが行き詰まっていたときに、公共施設の利用という制度が新たに設けられたということで今回の形になっておりますので、ご理解をお願いします。 140 ◯委員長馬場和子さん)   安澤委員。 141 ◯委員(安澤 勝君)   民間が行き詰まったので、では、中央町の仮庁舎の4階が空きますよということで4階を提案してということですね。  この7月に今の市民会館が解体されて、水道部あるいは教育委員会がこの本庁舎の方に入られます。本会議の中でも話が出ていましたけれども、オアシスに通っておられる12名が、仮庁舎の3階にオアシスが出来るということは、当然、ご存じだったということで理解してよろしいですか。 142 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 143 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   委員おっしゃるように、テレワークオフィスは4階で整備するんですけれども、3階に教育研究所が入られるということを理解していましたので、当然、教育研究所内に設置されておりますオアシスが入居されるということは理解しておりました。 144 ◯委員長馬場和子さん)   安澤委員。 145 ◯委員(安澤 勝君)   では、オアシスがこちらに入られるということは、当然、オアシスに通っておられる児童・生徒さんというのは、いわゆる不登校、学校へ行きたくても行けない、悩んでおられる子どもさんであるということで、オアシスに通っておられる子どもさんたちが教育委員会と同様に本庁舎に入るということは、やはりそういった不登校、学校へ行きたくても行けないと悩んでおられる子どもたちが不特定多数の方と接することになる、それを回避するために中央町の仮庁舎の3階に入られるということで配慮をしていただいていたと私は理解しております。それを、お金目的か何を目的かは別として、こうした大人の事情で12名の子どもたちが嫌な思いをするということまでは配慮できませんでしたでしょうか。 146 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 147 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   確かにご指摘がありましたように、私どもはオアシスが入られるということは理解していたのですけれども、このことに関して、今、委員がおっしゃるように、何らかの理由で不登校になられたお子さんが通われているということもあって、そのことについて具体的に教育委員会と協議するということはしていませんでした。  以上です。 148 ◯委員長馬場和子さん)   安澤委員。 149 ◯委員(安澤 勝君)   現状の市民会館であれば、幾つかの出入口があって、オアシスに通っておられる子たちも、教育委員会であるとか水道部であるとか、一般の方があまり出入りするような部署でもなく、入り口も複数ありますので、いろんな部分で回避をして、通うことは可能だと思うんです。しかしながら、中央町の仮庁舎、3階に上がろうと思うと階段は1か所しかありませんし、エレベーターも1基しかありません。それで、最大61人のオフィスを利用される方々が通行して、その子どもたちと接して、やっぱり子どもたちは嫌な思いをする、そういうことも考えてはおられなかったのでしょうか。 150 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 151 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   今おっしゃいましたが、当然、そういうことですけれども、申し訳ございません、そこまで配慮ができていませんでした。  以上です。 152 ◯委員長馬場和子さん)   安澤委員。 153 ◯委員(安澤 勝君)   やっぱりどういう状況で使うか、誰が使うか、それはしっかりと把握した中で構想を練るべきであって、12人、今は12人です。しかしながら、不登校の子どもたちというのは彦根市に12人だけではありません。もっとたくさんいらっしゃいます。フリースクールを使っておられる子どもたちもいる。やっぱり行政、政をする皆さんはそういうことをしっかりと考えた中で事業の提案をすべきだと考えますが、市長、その辺、いかがですか。 154 ◯委員長馬場和子さん)   市長。 155 ◯市長(和田裕行君)   安澤委員のおっしゃるとおりだと思います。配慮は当然必要だと思います。  オアシスが入るということをちょっと聞いておりませんでしたので、2階で何か教育のあれが入るというのは分かっていたんですけれども、オアシスまで移転するというところまでちょっと把握していなかったので。庁舎を見に行ったんですけれども、確かにおっしゃるとおり階段は1個ですし、エレベーターは1個ですし、当然、そういうことでしたら鉢合いますよね。1階に持ってこられないかとか、ちょっとやはり再検討は必要かなと、正直、思います。今の段階でこのままの運用だと、何か時間をずらすとかうまく考えないと、当然、嫌な思いをされることは想定できますので、ちょっと私にできる範囲で、まず、全力で検討させていただきたいと思います。 156 ◯委員長馬場和子さん)   安澤委員。 157 ◯委員(安澤 勝君)   さきの議会で、フリースクールを支援しようということで全会一致で請願の承認をいただきました。この間、小川吉則議員が質問の中で、フリースクールを経営しておられる方が私財を60万円なげうって経営しておられる、それはお金の問題ではなくて、何を守りたいか、子どもたちを守りたいから私財をなげうってでも運営していただいているんですね。それを、行政がそんな大人の事情で子どもたちの夢、未来、明かりを奪うものではないと思うので、これ以上は言いません。終わらせていただきます。 158 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  林委員。 159 ◯委員(林 利幸君)   では、まず、今、安澤委員も質疑されたテレワークオフィス整備事業ですけれども、私も、今の地域経済振興課長の答弁を聞いて少しびっくりしたところです。教育委員会と協議をしていないということだったんですけど、市長のお考えは今お聞かせいただきましたけれども、教育委員会としては、この件、どのようにお考えでしょうか。 160 ◯委員長馬場和子さん)   教育長。 161 ◯教育長(西嶋良年君)   教育委員会としましても、今回、事前の協議はいただいていないわけですけれども、中央町の庁舎の方にオアシスをお願いしたいきさつとしましては、子どもたちの通いやすさという点がまず1点でございます。中学生につきましては、公共交通機関を利用して通ってくる生徒もおります。ですから、彦根駅から歩いていける距離にある建物というところで中央町庁舎をお願いしたというところもございますし、あと、活動内容が十分に保障されるというところで、野外での活動もしております。また、施設として面談を行う場所であるとか、子どもたちが学習するスペース等、教育支援教室としての機能を有する施設でなければなりませんので、そういったことも保障されるような場所というところで中央町庁舎のワンフロアをお願いしたというところでございます。  そこでの活動の際に民間の事業者の方が出入りされるというところで、恐らく子どもたちの心理面につきましては、当然、影響があるとは思います。しかしながら、子どもたちへの関わりについて、施設利用者、当然、2階にもボランティア協会等が入られると伺っておりましたので、初めにオアシスの意義について、どういう子どもさんたちが通っていて、どういう支援をしていくかということにつきまして十分説明をさせていただいて、利用者の方から、例えば「学校へ行かんでええのか」とか、子どもたちが気になるような発言があってはならないと思いますし、そういうことがないように、利用者の方に説明してお願いするということは当然必要だと思っておりましたので、そのようなことはやっていかなければならないと思います。  ですから、民間の方につきましても、入居される方につきましては同じような説明、またお願いをさせていただきまして、子どもたちの心理的な不安が少しでも抑えられるような形で対応していきたいなと思っております。  あわせまして、子どもたちの課題としましては、当然、対人関係の改善ということがオアシスでも課題になっておりますし、またあわせて、学習面の改善ということも考えなければなりません。これらはどの子どもにも共通するような課題になりますので、このことについては、しっかりと事前の説明等で不安を解消するとともに、その施設において、これらの課題の改善が十分に機能するような、そういうことをやっぱり大事にしていかないといけないと思いますので、そうすると、なかなか中央町庁舎に代わるような場所というのが今のところ考えられないのではないかと思いました。ですから、繰り返しになりますけれども、入居者の方への丁寧な説明、あわせて、子どもたち、またその保護者の方への説明を十分に行いながら、納得をしていただいた上で施設を利用していただく、そのように努めていきたいと思いますし、あわせまして、一定期間経過しましてからですけれども、子どもたち、また保護者の方への聞き取り等でその状況をしっかりと分析して、課題が出てきましたら改善策について検討して対応していきたいと考えているところでございます。 162 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 163 ◯委員(林 利幸君)   分かりました。  次に、同じく教育委員会関係の事業ですけれども、先ほど矢吹委員と角井委員もご質疑された部分の小中学校体育振興事業です。  私の地元の稲枝中ということで、ここを選んでいただいてしていただくということですけれども、ご答弁の中で、教職員も入るということもおっしゃったと思うんですけれども、週休日、休日等の部活動には教職員はどれぐらい携わるんですかね。全く携わらないということではないんでしょうか。 164 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 165 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   今回のこの事業で指定しました部活動につきましては、基本的に土日の部活動の指導をこの指導員にということで計画しているところでございます。ですので、基本的には、行く行くはこの指導員の方だけになる方向ではありますが、子どもたちの、ふだん、平日の指導は学校の教員が、顧問として、しておりますので、うまく引き継いでいけるようにという配慮は必要であると考えております。ですので、これが始まったから、土日、全く教員が来なくなったということではないということでご理解いただけたらと思います。 166 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 167 ◯委員(林 利幸君)   分かりました。  一つ心配していましたのは、中学生というと大変多感な時期だと思うのですが、何か問題が起こった際、誰が責任を取るのでしょうか。 168 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 169 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   基本的には、この事業につきましては休日の部活動を地域スポーツ活動として移行するということですので、学校教育からは切り離すことになると考えております。ですので、起こっては困りますけれども、万が一、事故等が起こった際には、学校ではなく、まず、活動を運営する団体等が責任を負うことになると、事業としては考えております。ですので、例えばけが等を心配されますけれども、ふだんの部活動、学校管理下でありますと災害給付の対象とはなるんですけれども、これは地域に返す形ですので、なりません。そこで、保険等に加入することを事業として考えております。 170 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 171 ◯委員(林 利幸君)   次に、今おっしゃっていただいたように、携わられる方、専門知識を有する方、人材というのは、やはり運動に対しての専門的な知識も必要だと思うんですけれども、また、人格というか、その人物も、いいかげんな人と言うと失礼かもしれないんですけど、しっかりとした人を選ばないといけないと思うんですけど、専門的知識を有する人材というのは誰がどのようにして選ぶんでしょうか。 172 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 173 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   指導員ですけれども、当然ながら、誰でもよいというわけではございません。この国の事業なんですけれども、事業としては条件を付されているわけではないんですけれども、「中学生の体力や技術、技能の向上に資するような適切な指導が行える人」とうたわれております。現在、稲枝中学校で考えておりますのは、これまでから、先ほど申し上げました部活動指導員であったりだとかボランティア等でご指導いただいているような地域の社会人の方、既にこれまでから指導を行ってこられている方を指導者としてお願いしようと考えております。 174 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 175 ◯委員(林 利幸君)   ありがとうございます。  少しずれるかもしれないんですけど、私は稲枝中学でバレーボールをやっておりました。残念ながら、今、バレーボール部もなくなっているし、私が中学生だったときの部活というのは結構なくなっておりまして、いろいろとお話を聞いていると、どこの中学校においても部活動が少なくなってきているということで、生徒からしたら選択肢の幅が減っているのかなというのも思ったりするんですけど、今回はこの事業でバスケットボールの男女、剣道、ソフトテニス、卓球ということをお話しいただいたと思うんですけれども、今後の展開として、例えば今までなかった部活を、専門的な知識を有する人を活用して新たに始めるということもお考えでしょうか。 176 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 177 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   今ほどの件ですけれども、この国の事業につきましては、今回、彦根市として委託を受けまして、休日の部活動の指導をということでお願いしているところでございます。ですが、同じこの事業の中に合同部活動の推進等の実践研究ということも入っております。子どもたちの数が減ってきている今、部活の幅を広げていくということはなかなか厳しい状況があるかということも考えております。例えば近隣の中学校と一緒になって一つの部活動ということも今後の研究課題であるのかなと思っております。  以上です。 178 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 179 ◯委員(林 利幸君)   分かりました。  3点目の質疑にいきます。都市計画総務経費の増額、815万7,000円ですか、これ、中身を見てみましたら、彦根駅周辺地区における「居心地がよく歩きたくなるまちなか」の形成に向けてという説明がございましたけれども、具体的にどのような事業なのか教えてください。 180 ◯委員長馬場和子さん)   都市計画課長。 181 ◯都市計画課長(古川雅之君)   都市計画総務経費815万7,000円についてご説明させていただきます。  まず、この事業につきましては、令和2年度に創設されました官民連携まちなか再生推進事業と言います国、具体的には国土交通省ですが、こちらの所管の補助メニューの採択を受けましたことから実施するものでございます。予算書でいきますと13ページの中ほど少し上に官民連携都市再生推進事業費補助金500万円というものがございますが、こちらがそのメニューで支援いただく補助金になります。  この官民連携まちなか再生推進事業と言いますのは、今後の都市再生の方向性として、コンパクト・プラス・ネットワーク、いわゆる彦根市が進めておりますコンパクトシティのことでございますが、この取組をさらに進化させ、道路や広場、公園などの公共の空間を人中心の空間に転換し、民間投資を促しながら、国が推奨する「居心地が良く歩きたくなるまちなか」を形成することにより豊かな生活の実現を目指す都市の支援のために創設されたものでございます。また、本事業は、官民の幅広い関係者が策定する官民連携のプラットフォーム、これは協議組織でございますが、これを構築し、プラットフォームが策定する未来ビジョンを共有しながら官民の合意形成を図るとともに、自立・自走型の取組となるよう、多様な人材を引きつけるコンテンツの発掘のため、社会実験、交流施設整備などについても支援することで官民連携による持続可能なまちづくりにつなげ、一層の都市再生を推進するものということで国の支援事業がございました。これの採択を受けたということで、今回、未来ビジョンの策定を予算としてお願いするものでございます。  具体的には、まず、想定エリアでございますが、こちらは彦根駅から彦根城にかけてのエリアを想定しております。まだこれから議論をしていくというものでございますので、あくまで想定でございますが、この議論によって特定の場所を決めていくということになります。  また、プラットフォームにつきましては、協議組織ということで、彦根市の都市再生協議会を想定しております。予算の中でも報償費、費用弁償費、食料費、使用料および賃借料につきましてはこの都市再生協議会の運営費となってございます。  また、スケジュールでいきますと、未来ビジョンの策定につきましては2年間かけて策定しようと考えております。まず、令和3年度では815万7,000円ということでございます。令和4年度も新たにまた予算をお願いするということになりますが、2年間で策定していくという予定をしてございます。  以上でございます。 182 ◯委員長馬場和子さん)   林委員。 183 ◯委員(林 利幸君)   分かりました。  これからビジョン策定を2年かけてされていくということなんですけど、これが具体的に動き出すというか、整備する事業となるのは何年ぐらいを考えておられるんでしょうか。 184 ◯委員長馬場和子さん)   都市計画課長。 185 ◯都市計画課長(古川雅之君)   この事業はハード整備に直結するものではございません。あくまでビジョンを策定して官民で取り組もうというものでございます。その結果として、必要な部分があれば、また整備事業の方に転換していくということもあり得るかと思いますが、この事業が、直接、ハード整備につながるというものではございませんので、今後の議論、検討によっていろいろな展開は予想されるところでございます。  以上です。 186 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。ほかに質疑を予定されている方。  暫時休憩いたします。                                 午前11時06分休憩                                 午前11時16分再開 187 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑のある方、いらっしゃいますか。  野村委員。 188 ◯委員(野村博雄君)   概要書の7ページから8ページにかけましての、先ほど来出ています地域運動部活動推進事業なんですけど、これは国の方もお進めいただいていますので、順次、ご導入いただくようになるかと思うんですが、先ほど来の質疑と答弁を聞いていましての確認なんですけど、第1点は、同じ部活を平日に見られる方と週休日・休日等に見られる方が替わるという捉え方でいいのかということと、もう1点は、先ほど答弁の中で、専門的知識を有する地域人材の活用で場合によっては教員の方が入る可能性があるということですが、ここの提案理由としまして、教員が携わる必要のない環境を整えて教職員の負担軽減を図るということだと思いますので、その辺との整合性が二つ目。三つ目が、ここに上げていただいている金額の積算根拠といいますか、内容をお教えいただけたらと思いますので、お願いします。 189 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 190 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   まず一つ目ですが、同じ部活動について平日と休日の指導者の件ですけれども、平日は、当然、学校教員の顧問が指導し、休日はこの指導員という形になりますので替わることになります。ですので、十分な引継ぎや連携は必要だと、当然ながら考えております。  二つ目に、教員が入る場合ですけれども、教員の中には部活動の指導がしたいという教員も確かにおります。ただ、専門でなくても、今でいくと顧問として指導しなければならないという現状の中で、一定、この地域運動部活動の意義を理解していただいた上でにはなりますが、教員についても、教師の立場ではなくて兼職兼業という許可を得た上でという形にはなりますが、地域指導員という立場での指導をしていただくということでの整合性を図りたいと考えております。  三つ目に、金額ですけれども、少々お待ちください。  大きくは報償費・費用弁償ということで、指導員の方に集まっていただいて事前に研修をしたりだとか、情報連携等をする会議を持つ際の報償費・費用弁償が一部あります。また、先ほど来出てきています稲枝中学校区支援地域協議会の方に委託をするのが175万1,060円という形になります。  また、委託します稲枝中学校区支援地域協議会の方の委託金ですけれども、多くは指導に対するその指導者への報償費という形のもの、また、休日ですけれども、大会に引率した場合の交通費、費用弁償と考えております。 191 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  和田委員。 192 ◯委員(和田一繁君)   野村委員の関連ですけれども、概要書の7ページから8ページの地域運動部活動推進事業ということで、先ほど来ありますけれども、これは部活動という観点から申しますと、今は一応スポーツ活動ということになっておりますけれども、これは、いわゆる文化部とかというのは対象外になるんでしょうか。そのあたり1点、お願いいたします。 193 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 194 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   国の大きな事業としましては運動部、そして文化部とあるんですけれども、今回、本市の方に県教育委員会から伝達が来ておりますのが運動部活動の方でございました。スポーツ庁からの事業でございます。ですので、現在、運動部活動、5部活で考えているということでご理解いただきたいと思います。 195 ◯委員長馬場和子さん)   和田委員。 196 ◯委員(和田一繁君)   理解いたしました。  稲枝中学は吹奏楽部も非常に有名と言いますか、頑張っていらっしゃるので、それを踏まえて、今回は県が全額出資することになりますけれども、今後、この制度によって生徒のスキル、技術の向上であったりとか成果が表れる形に、多分すぐには分かりませんけれども、今、これは県の補助になりますけれども、市として独自で、またこういった制度的なものについては将来的に考えていらっしゃるのか、それだけ1点、お願いいたします。 197 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 198 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   この事業の事業費を見ましても、一定額、必要となっております。今、国・県からの委託を受けまして事業を推進する形で調査研究を進めてまいりたいと。そのような中で、課題や成果等を見極めた中で考えていかなければならないのかなと考えております。
    199 ◯委員長馬場和子さん)   和田委員。 200 ◯委員(和田一繁君)   そのあたりはしっかりと調査していただいて、やはりスポーツ、運動部だけではなくて、文化部、やっぱり平等なので、皆さんそれぞれにかける思いはあると思いますので、そこも市としてもうまくフォローできるようにお願いいたします。  それともう1点、5ページの地域創生テレワーク推進交付金についてですけれども、こちらの方は、先ほど、空き店舗の利用も検討されていたということで、具体的に空き店舗何件ぐらいを対象にされていたのか、あと、それぞれのいろんな団体とかには相談をされていたのか、その1点、お願いいたします。 201 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 202 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   昨年度、商工会議所に聞いておりますところでは、想定していたのは、ちょっと具体的には言えませんけれども、1か所のビル内を想定していらっしゃったそうです。ほか、あそこ近辺の商店会ということはちょっと聞いておりません。  以上です。 203 ◯委員長馬場和子さん)   和田委員。 204 ◯委員(和田一繁君)   ありがとうございます。  会議所は会議所で動いていらっしゃったかもしれませんけれども、かねてから、やはり数十年、市といたしましても空き店舗対策ということでいろんなお金も入っておりますし、何とかシャッターを開けていこうということで進めていただいていたと思いますけれども、市としては、基本的にはこの件に関しては動いていなかったということになりますでしょうか。お願いいたします。 205 ◯委員長馬場和子さん)   産業部長。 206 ◯産業部長(中村武浩君)   特にこのテレワーク事業に関しましては、市としては動いておりません。あくまで商工会議所の方からご依頼を受けてという形になりますので、特に市として、中心市街地の空き店舗の利用の部分でのテレワーク事業という位置づけは、今回、お話をいただいて初めて参画するものでございます。 207 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  辻委員。 208 ◯委員(辻 真理子さん)   1点、お願いいたします。  立花船町線のことでございますが、この工事は本当に長い長い間、職員の方々も本当にご苦労なさったと思いますが、あと少しで完成だなというところまで来ましたけれども、国スポに合わせて開通を見守っているというところでございますが、多くの市民から、お出会いすると、「いつになったら完成するのか」と議員は質問を受けます。どう答えたらいいのか迷いながらお話は聞いているんですけれど、今回、この予算を見ていますと、当初予算から比べましたら78%ぐらいに減額になっているということです。工事請負費は、当初予算は1億5,680万円で、今回は3,456万円減額されているんですね。つまり78%になってしまったということなんですけれども、今年は一体どこまで工事を行って、年度末にはどういう形になるのかというのが見えてこないので、具体的にご説明を願います。 209 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 210 ◯道路河川課長關谷真治君)   委員ご指摘のとおり、これも国の路線として配分を受けておりますので、国の配分がちょっと少なかったということでこの工事の金額になっております。  何をするのかという形のご質疑ですけれども、地中化を進めておりまして、今年度、地中化の整備と併せて歩道、佐和町と立花町、それぞれまだ歩道が完成していないところがございますので、そういったところの整備を進めていく予定となっております。  また、幹線の供用時期ですけれども、これまで令和4年度末とお話ししているわけですけれども、皆さんご存じのとおり、現在、法的な手続を1件進めておりますので、そこの進捗状況によって、当然、時期がこの目標にかなわないということもあり得るとは思っておりますけれども、できるだけ速やかに進めていこうということで、現在、進めておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。 211 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 212 ◯委員(辻 真理子さん)   今もお話しになりましたが、どの方も、通ってみると青いシートをかぶっているおうちが1件ありまして、長年、ここはどうするんだろうと通るたびにいろんな人が思って、これはどういうふうにしたら解決していくんだろうということを、個人情報もありますけれども、一応、説明していただきたいんです。  もう1点、電線の地中化ということをおっしゃいましたけれども、これについてはもう少し具体的な詳しい説明を私たちも聞きたいと思いますので、この2点についてお願いいたします。 213 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 214 ◯道路河川課長關谷真治君)   1点目の、まだ移転が完了していないところの状況をまず先に説明させていただきたいと思います。  現在の状況としまして、手続につきましては、通常、和解契約と言いまして、相手方と事業者が了解の上、契約をしていくという形になるんですけれども、これがちょっとかないませんので法的な手続を進めております。これは土地収用法に基づく手続となっております。現在の状況ですけれども、5月下旬に滋賀県収用委員会に裁決申請および明渡し裁決の申立てを提出しておりますので、現在、収用委員会において申請内容を審査されているところです。手続が進んでまいりますと裁決という形で下りますので、これがかないますと所有権が彦根市に移るという形になります。時期的な話については、ちょっと不透明なところがありますのではっきりと申し上げることはできないんですけれども、令和4年の3月末には裁決がされると見込んでいるところです。  次に、電線の地中化ですけれども、こちらの方につきましては、通常ですと、道路沿線に電柱が建っておりまして、そこに電気ですとか通信事業者、あるいは道路管理者が造ります照明灯の電線などが全て上空にあるんですけれども、これを最終的に、災害等の関係もございまして、できるだけ被害を受けない道路にするという意味も込めまして地中化していくというもので、区間をもって、移転が終わったところから順番に、地下埋設物の事業者と調整しながら地中に配管を進めていくというものになっております。  こちらにつきましては、現在、佐和町の方を重点的に進めておりますので、本年度におきましても護国神社の交差点の方から順番に進めていく予定をしているような状況でございます。  ちなみに、全て建物移転とかが終わらないと、電線、通信線などが入りませんので、全て完了を終えた後に電柱を抜く形になりますので、当分の間、こちらの方もまだ電柱が抜かれるような状況にはないということになっておりますので、あわせて、そういう形になるということだけお伝えさせていただきたいと思います。  以上です。 215 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 216 ◯委員(辻 真理子さん)   1点目、1軒残っているおうちのことですけれども、建物も老朽化していると思いますので、土地の売買代金と、それから補償費というのが発生してくると思うんですが、この補償費というのはかなりの金額になるんだろうかとは勝手に想像している方もあるんですが、この辺、実際の売買代金と補償の金額が要るのかどうかということをお聞きしたいと思います。  それから、地中化については一応のご説明があって、私たち素人にとっては詳しく説明していただいてもなかなか分かりませんが、文化財が眠っているところでもありますので大変気になります。そして、私が仮庁舎に通っているときにあそこは何回も歩きましたが、歩道がやけに広いなと、みんなで言いながら歩いていたんですけど、その割には車道がそれほど拡幅はできていない、それはどういう意味があるのかなということを常々考えながら歩いていたので、それをちょっと教えていただきたいと思います。 217 ◯委員長馬場和子さん)   道路河川課長。 218 ◯道路河川課長關谷真治君)   まず1点目の、土地建物等の代金はどうなるのかという形のご質疑にお答えさせていただきます。  こちらにつきましては、今、法的な手続を進めている中で、滋賀県の収用委員会でこちらの土地および建物の補償費についても算定されまして金額が示される形になります。こちらにつきましては今年度予算の中で土地および建物の補償、全て予算を確保しておりますので、裁定が下されればその金額をお支払いするという形になってまいります。  次に、文化財ですけれども、そちらについても、今年度、調査委託料の中で文化財調査を見込んでおりますので、文化財調査をしながら、終わったところから工事に入っているという状況で進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと1点、歩道の幅ですけれども、確かに歩道の幅、都市計画決定で全道路幅が16メートルで設定されておりますので、車道自体は片側3メートルプラス路肩50センチで3.5メートル、2車線ございますので7メートルとなっておりまして、両側の歩道はかなり広くなっております。片側、大体4.5メートル、そのうち50センチは施設帯と言いまして、標識等が設置される場合に必要な幅になっておりますので、実際に通行いただける幅は4メートルとなっております。こちらにつきましては、自転車と歩行者が共存するような形を想定しておりまして、最近では自転車と分離する方がいいという形の通達等もあるんですけれども、できるだけ通行区分を分けて確保していこうと思うと一定の幅は必要になってまいりますので、見た目にはかなり広い歩道に見えますけれども、こちらは安全に使っていただくための幅員という形になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 219 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 220 ◯委員(辻 真理子さん)   ありがとうございました。歩道が本当に広いなと思ったんですけれども、それが自転車専用道路と歩道ということになると、それはとても安全だと思います。市内のどこでも歩道を自転車が走っておりますので大変危ない状況です。ここはそれが改善されるということが分かりまして、理解いたしました。  以上です。ありがとうございます。 221 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  中野委員。 222 ◯委員中野正剛君)   1点だけ確認させてください。  テレワークオフィス整備事業なんですけれども、先ほどの話をずっと聞かせていただいて、うまく回ればいいなという印象は持ちました。ただ、先ほど市長は、市からの持ち出しがないようにというのをすごく気にかけているということを言われていましたので、それを聞いていまして、年間の維持費とかいうのを算出されているのかどうかというのをちょっと確認させてください。そして、幾らぐらいなのか、もし算定していれば教えてください。 223 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 224 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   年間の維持費というお話がありましたけれども、今、コンソーシアムの方が考えている経営計画でいきますと、収入等が、30社、それなりの利用があると見込んで1か月当たり140万円ぐらい、支出の方も、スタッフの人件費とかそういうのも含め、水道光熱費等も含めて140万円ぐらいと考えておりますので、年間で、それ掛ける12という試算をされております。  以上です。 225 ◯委員長馬場和子さん)   中野委員。 226 ◯委員中野正剛君)   ということは、今、月140万円ということですので、それだけの収入がなかったら市の赤字がそれだけ増えていくと理解していていいんですね。 227 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 228 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   今、この試算におきましては、一部、市の負担も求められているわけなんですけれども、基本的に、赤が出れば全て市が負担するという話ではなくて、コンソーシアムとして考えていくというお話です。  以上です。 229 ◯委員長馬場和子さん)   中野委員。 230 ◯委員中野正剛君)   すみません、ちょっとよく分からなかったんですが、市としては、例えばですよ、完全にゼロであれば、月マイナス140万円、年間で1,600万円ぐらいが出るわけですけれども、そのうちのどれぐらいを負担しないといけないというのは全然分からないわけですか。 231 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 232 ◯地域経済振興課長(稲野善行君)   今、コンソーシアムの試算において市の方に求められていますのは一月20万円程度ということをお伺いしております。 233 ◯委員長馬場和子さん)   中野委員。 234 ◯委員中野正剛君)   分かりました。そういうことはもしもの、これはゼロの想定ですけれども、そのときは、最悪、彦根市としては240万円の赤は覚悟しないといけないということですね。 235 ◯委員長馬場和子さん)   覚悟しなければいけませんかという問いかけです。  産業部長。 236 ◯産業部長(中村武浩君)   今申しましたのは運営費として、先ほどの月ごとの歳入の中に彦根市の20万円も含まれるということでございます。ですから、これ以上はまた議会の方に予算を計上させていただいてお認めいただいた形にはなりますけれども、ですから、市としては運営の方に年間240万円を負担してほしいというコンソーシアムからのお願いになると思うんですけれども、そういうことになりますので、今、最初におっしゃっていただいた赤字が出た場合の処理という部分については、あくまで会社として考えていただきますので、市がその分を単独で持つということではございません。その辺、ご理解をお願いしたいと思います。 237 ◯委員長馬場和子さん)   中野委員。 238 ◯委員中野正剛君)   分かりました。では、ちょっと逆の方を聞きたいんです。もしこの30社がフルに入れば、当然、収入が入ってくると思うんですけれども、それはやっぱり市の収入も増えるということで理解していいですか。 239 ◯委員長馬場和子さん)   産業部長。 240 ◯産業部長(中村武浩君)   先ほど質疑のありました、指定管理でいくのか、それとも家賃でもらうのかという話とは全く別個で、あくまでこれはコンソーシアム自体の運営経費ですので。それと別個で、あと、その施設の利用に関しては、先ほど申しましたように利用料金制でいくのか、家賃でいくのかという部分は全く別個の話でございます。ですから、今申し上げているのは、コンソーシアム自体全体の黒字、赤字の部分の配分についてはあくまで、それは実際に動かしてみないと分からないことですので、コンソーシアム自体がどういう形でその分を補てんされたり配分されるかというのはちょっと私どもでは。彦根市は具体的には関与しませんので、先ほどの利用料の部分とは別個で考えていただきたいと思います。 241 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  杉原委員。 242 ◯委員(杉原祥浩君)   それでは、私は、先ほどから皆さんが聞いておられる7ページ、8ページの地域運動部活動推進事業についてお尋ねしたいんですけれども、皆さんがいろんなことを聞いていただいたのであれですが、まず、このお金の内訳、先ほど野村委員からもありましたけれども、8ページの3行目の175万2,000円ですか、これは地域に全て下ろすとおっしゃったと思うんですけれども、これをどのように使われるのかというのがまず一つです。どういう想定をされているのか。  それと、今回、稲枝の地域を限定された。彦根、特に滋賀県で国スポが開催されるに当たって、体育センターも、先日、市長が継続して建設されるということはお聞きしましたけれども、1種の競技場、開閉会式も行われる中で、国スポに向けてスポーツの強化もしていきながら、地域の専門的な知識を有する人材も生涯スポーツとして育んでいくことは全市を挙げてやらないといけない事業だと思うんです。今回はその地域だけということなんですけれども、これはもっと広げていただいて、先日の議会答弁でも市長は、極力、市民の負担を少なくするということを何遍もおっしゃっていましたけれども、目の前に国スポ・障スポが来ております。やはりスポーツで機運を上げていくということも大事だと思うのですけれども、国からのこのような補助が下りてきたら、同じような金額をほかの地域にもつけていくとか、やはり今の時期にしないといけないことはそれかなと私は特に思うんです。その中で、彦根の種目になっておりますハンドボール、鳥居本地区とか、また、ほかの種目にも力を入れてほしいなと思うんですけれども、予算の配分ですね、これは国の制度で、一つの地域にしか下ろせなかったのか、彦根市全体の地域に分けて分配することはできなかったのかということもお聞きしたい。  それと、この事業が継続されるのか。これは国の事業ですので何とも分からないところなんですけれども、これから拡充されるのか。全国的な話かと思うんですけれども、その辺の見通しはどのようなものですか。来年はよその地域に持っていってもらえるのか。部活動でも部員がもっと多くいて、地域の指導者を育てないといけない地域もあるかと思うんです。そこら辺も含めてお願いします。 243 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 244 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   まず、予算の内訳ですけれども、この175万2,000円を稲枝中学校区支援地域協議会にお渡しします。そこからですが、内訳、あくまでもまだ概算、予算ですけれども、指導者の謝金、また事務をしていただく方への謝金、指導者の交通費・旅費、それから、会場を借用しなければならない場合の借用料、事務用品・消耗品等、そして、先ほども申しましたが、子どもたち、指導者の保険料等に充てるということで考えております。  スポーツの強化、生涯スポーツは全市を挙げてというお話をいただきましたが、まずもって、この事業ですけれども、スポーツ庁から令和2年9月に学校の働き方改革を踏まえた部活動改革というものが公表されました。これを受けまして、その第一歩として休日の部活動を段階的に学校教育から切り離して地域スポーツ活動に移行していくという事業でございまして、当然ながら、子どもたちの「上達したい」という思いをかなえるような専門的な方が指導者とならなければなりませんけれども、まずもっては地域移行を進めていく際のいろんな課題に取り組んでいくための実践研究を行うということで今年度から取り組むということですので、先ほども申しましたが、これまでからボランティア等でも指導者としてお世話になっている方がいらっしゃる稲枝中学校を一つの拠点校とさせていただいて研究をしたいということですので、現段階で全市にというのは、まだその段階ではないのかなと考えております。  また、継続していくのか、見通しはということですけれども、この国の事業、これだけの費用がかかりますので、これについて、どうしていくと持続していけるのかということも研究課題なのかなと考えておりますので、ご理解いただけたらと思います。 245 ◯委員長馬場和子さん)   杉原委員。 246 ◯委員(杉原祥浩君)   今、保険の話が出ました。私ども、小学生なんかを指導していると、スポーツ傷害保険というのに加入しているんですけれども、これは実際、私らも教員の免許もない者が指導したりしていると本当にものすごく心配するところで、結局、けがをしても大した金額は下りないですよ。保険でも、やっぱり教員でない者が土日にそれをすると負担がものすごく大きいのはあるので、それ以外に指導者保険という民間の保険に入らせてもらったり、そういうことも団費の中で賄ったりしているんですけれども、そういうことも、もう少し充実を、保険でもしっかり下りるような金額で、また検討していただきたいんですけれども。  指導者というのはほとんどボランティアでやっておりますけれども、小学校から中学校に上がってくる子、やっぱりそこが大事ですね。特に国体で、今、ターゲットエイジと言われるのが小学校6年生と中学校1年生ですけれども、その子らに対してそこらの強化を、今、一生懸命にスポーツ協会の方ではされているのですけれども、働き方ということでこういうのが始まったというご答弁をいただきましたけれども、休日は割と試合なんです。試合になると、各学校から子どもらが行くと、やっぱり教員が絶対に引率をしないといけないという事情は絶対についてくるんですよ。休日は本当に、特にレベルの高い学校なんかは試合、遠征の連続なんですよ。その辺をどういうふうに考えておられるのか、休日は、練習だけしているよりも、試合になるとやはり先生はついていかないといけないと思うんですけれども、これは先生がついていかなくてもいいという働き方の意味合いなのか。ちょっとそこだけもう1回。 247 ◯委員長馬場和子さん)   学校教育課長。 248 ◯学校教育課長(宮崎良雄君)   休日ですけれども、学校での練習だけではなくて、当然ながら学校での練習試合や、先ほども申しましたが、試合等で移動する場合の交通費等も見ておりまして、ここは学校の教員がいなくてもできるということも考えているところでございます。 249 ◯委員長馬場和子さん)   杉原委員。 250 ◯委員(杉原祥浩君)   ありがとうございます。  今、いろいろと私も申し上げましたけれども、休日の先生の働き方というのは、確かに顧問の先生でもいつも来ていただいているので、大変だなと思いながら見ております。この間もある試合で中学校の校長先生が、お忙しいのに、「子どもらが出よるので」と言って試合を見に来たりしてくれる方もおられました。夕方、「鍵を締めに行かなあかんので」と、また慌てて戻られたりしていただいているので、本当に先生方も大変だなと思うんですけれども。  最後に一つ、市長にお聞きしたいんですけれども、国スポ・障スポに向けて彦根市が機運を高めている中で、このようなスポーツ庁の制度があるんですけれども、彦根市としても何かスポーツ、部活動をする子に、私はいつも文武両道と言っていますけれども、そういうふうな厚い手当てをしていただけるよう考えていただく、これは今回の予算が出たからそういう質疑になるんですけれども、ちょっとお聞かせ願えませんか。 251 ◯委員長馬場和子さん)   ちょっと議案の内容とは違います。  杉原委員。 252 ◯委員(杉原祥浩君)   また違うところで市長の考えをしっかりお聞きしますので。  このような思いで、この部活動に関しても、皆さん、割と関心があって、こうやって予算常任委員会の中でも質疑していただいているのを踏まえながら、また検討いただきたいと最後にお願いして終わります。  以上です。 253 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 254 ◯委員長馬場和子さん)   ないようでございますので、以上で質疑は終結いたします。  では、本委員会に付託されました議案第41号専決処分につき承認を求めることについて(令和3年度(2021年度)彦根市一般会計補正予算(第4号))、議案第42号令和3年度(2021年度)彦根市一般会計補正予算(第5号)、議案第43号令和3年度(2021年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の質疑を終結いたします。  これより議案第41号から議案第43号までの各議案に対する討論を行います。  なお、討論に当たりましては、冒頭に議案番号と議案に対する賛成・反対の立場を述べていただきますようお願いいたします。  討論はございませんか。  角井委員。 255 ◯委員(角井英明君)   議案第42号令和3年度(2021年度)彦根市一般会計補正予算(第5号)に反対の立場で討論します。  反対の理由は、議案の中に戸籍住民基本台帳事務が含まれていることです。マイナンバーカードの使用を前提とした事業であるからです。  マイナンバーカードは、情報が管理されること、個人情報の漏えいの危険があることなど問題のあるものです。国外転出者が帰国後も、再度、マイナンバーカードを利用できるよう、マイナンバーカードに戸籍の附票の記載事項を追加するという戸籍住民基本台帳事務も、政府がマイナンバーカードの普及を狙っているものです。  マイナンバーカードに反対する理由は二つです。
     一つは、マイナンバーカードの出発点です。この制度の発案は財界で、その意図は、社会保障と税の情報を一元的に管理して、この人は負担に比べて給付が厚過ぎるなど、国民が納めた税、保険料の額と社会保障として給付された額を比較できるようにして、負担に見合った給付の名で徹底した給付抑制を実行し、国の財政負担、大企業の税・保険料負担の削減を狙っていることです。  二つ目は、マイナンバーカードに対する国民の不安や不信が大きいということです。取得率は2020年の時点で22.3%です。個人情報の漏えいやなりすましの危険性があり、個人情報保護が時代の流れなのに、国によって情報管理が強化されること、民間のマーケティングなどに利用されることなどの危惧があるからです。  こうした不安や不信に対し、政府は現状を何とか打開したいとデジタル庁の創設を打ち出し、国と自治体のシステムの統一・標準化や、スマートフォンを使った行政手続などを実現するとしています。しかし、これによって膨大な個人情報がマイナンバーでひもづけられ、政府が一手に握ることになります。より一層、個人情報の漏えいや悪用が起きるおそれがあります。  以上、このような問題を抱えるマイナンバーカードの普及のための戸籍住民基本台帳事務が含まれる議案第42号に反対します。 256 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに討論はございませんか。  安澤委員。 257 ◯委員(安澤 勝君)   では、私は議案第42号令和3年度(2021年度)彦根市一般会計補正予算(第5号)に反対の立場で討論をさせていただきます。  反対の理由といたしましては、先ほど質疑をさせていただきましたテレワークオフィス整備事業について、中央町仮庁舎の4階にテレワークシェアオフィスおよびワーキングスペースとして開設されますが、同庁舎の3階には、現在、市民会館にあります不登校児童・生徒が通っているオアシスが入る計画になっているということです。  ほかの議案に影響が出るということは百も承知で反対をさせていただきます。また、私は、公政会の会長という立場ではなく、一予算委員という立場で反対をさせていただいております。  そもそも教育委員会とともに本庁舎に入るのではなく、オアシスが中央町仮庁舎に入るということはどういう意味があったのかということです。本庁舎だと、オアシスに通う児童・生徒が不特定多数の人と接することに抵抗があるのではないか、また、保護者の方にも不安が募るという配慮の下、当初から中央町の仮庁舎に入るということが予定されておりました。それが、今回の提案は大人の都合で後から計画されたものであり、子どもたちの学ぶ機会を奪いかねない大変危険な事業であるということです。  私が知っている子どもは、オアシスのお世話にはなっておりませんでしたけれども、数年間、自宅から出ることもできず、家で過ごされていました。高校生の年代になると、通信販売で大型のカッターナイフを購入してリストカットをしようとした、それぐらい本当に不登校になるという子は悲しみを持っております。本当に学校に行きたくても行けない子どもたちなんです。オアシスは12人の大切な子どもの学びの場としてかけがいのない存在になっています。保護者の方々からしても、よりどころとなっているに違いありません。ましてや、市民会館から中央町の仮庁舎に移転して、環境が変わるということですから、子どもたちはストレスを感じるに違いありません。  中央町仮庁舎は、階段は1か所、エレベーターも1基しかありません。そこへ、今回の計画で仮庁舎にシェアオフィスおよびワーキングスペースの人たち、最大61人という答弁でしたけれども、そういう人たちが入られ、子どもたちと接する機会が多くなってしまいますと、子どもたちは安心して3階のオアシスに通えなくなるおそれもあります。今、せっかくオアシスに通っている子どもたちが、こうした影響で暗い闇に包まれてしまうおそれもあります。通学路の安全対策や不審者対策と同様に、オアシスの通学環境および学びの場を守るべきです。オアシスに通う12人の児童・生徒とその家族に寄り添った政治をする、それが行政の立場であり、我々市議会議員、政治家の役割です。  この事業は、民間1か所にアタックされて、そこが駄目だったから市役所の庁舎にという安直な、制度設計のあまりしっかりとできていない事業だということを私はこの予算常任委員会の答弁を聞いて感じました。私は、本当に商店街の空き店舗にいっぱい聞いて、どうしてもということであればまだ理解はしますが、そういった努力もされずになされた提案であれば反対せざるを得ません。この事業をすることに対して反対するのではなく、中央町の仮庁舎4階にこのシェアオフィスをつくるということが私は問題があると判断させていただきますので、反対とさせていただきます。  以上です。 258 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 259 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案に対する討論はこれにて終了いたします。  ただいまから採決を行います。  まず、議案第41号専決処分につき承認を求めることについて(令和3年度(2021年度)彦根市一般会計補正予算(第4号))は、原案のとおり承認すべきものと決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 260 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり承認すべきものと決しました。  次に、議案第42号令和3年度(2021年度)彦根市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がございますので、起立により採決をいたします。  議案第42号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。   (賛成者起立) 261 ◯委員長馬場和子さん)   ご着席ください。  起立多数であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第43号令和3年度(2021年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 262 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これにて、本委員会に付託されました案件の審査を終了いたします。  なお、本委員会に係る審査結果報告等の案文につきましては委員長にご一任願いたいと存じますが、これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 263 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  以上で予算常任委員会を閉じます。  お疲れさまでございました。                                 午後0時03分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...