• "������"(/)
ツイート シェア
  1. 彦根市議会 2021-06-01
    令和3年6月定例会(第10号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前9時00分開議 ◯議長(谷口典隆君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(谷口典隆君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、18番赤井康彦君、および19番小川隆史君を指名いたします。 ────────────────── 日程第2 議案第41号から議案第54号ま で(質疑ならびに一般質問) 3 ◯議長(谷口典隆君) 日程第2、議案第41号から議案第54号までの各議案を一括議題とし、昨日に引き続き、各議案に対する質疑ならびに一般質問を行います。  6番北川元気君。北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 4 ◯6番(北川元気君) 皆さん、おはようございます。令和会の北川元気でございます。  私は、今回は、大項目1点、和田市長の公約と新しい彦根についてというタイトルで質問させていただきたいと思います。分かりやすいご答弁をよろしくお願い申し上げて、早速質問に移ります。  「彦根のリセットと復活」をテーマに彦根市長選挙に見事当選され、5月10日より新市長として和田市長が就任されました。本当におめでとうございます。和田市長のかじ取りで今後彦根がどう変わっていくのか、市民の期待も大きく、大変注目されているところであります。貴重な質問の機会ですので、市民が特に関心を持っている和田市長の公約と新しい彦根について質問をさせていただきます。  中項目の1番、彦根市の財政問題についてです。  市長選挙の争点の一つともなりました彦根市の財政問題ですが、和田市長は、選挙期間中からも、危機的な財政状況であるという認識の下、最悪となった彦根の財政状況の原因追及と、様々な公約による改善策というものを示されてこられました。  そこで、細項目の1番ですが、彦根市の財政状況について、和田市長はまだ就任1か月ほどではありますが、現在、どのように認識をされておられますでしょうか、ご答弁をお願いします。 5 ◯議長(谷口典隆君) 市長。
    6 ◯市長(和田裕行君) おはようございます。今のご質問にお答えさせていただきます。  本市の財政状況につきましては、令和3年2月の中期財政計画で公表しているとおり、財政調整基金をはじめとする基金残高がここ数年でほぼなくなる見込みであることに加え、大型の投資的事業の完了に伴い、地方債の返済が始まることにより、実質公債費比率が今後上昇し、財政指標の悪化も予測されていること、また、新型コロナウイルス感染症の影響による市税や使用料の落ち込み状況により、かなり厳しい財政状況であるとの認識をいたしております。 7 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 8 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。市長選挙の期間中から、彦根市の財政状況は危機的であるといった認識をさらに深められた印象を持たせていただきました。  そこで、細項目の2に移りますが、市長選挙では、主に中期財政計画から彦根市の財政状況を市民に分かりやすく説明してこられました。しかし、多くの市民は全くそういった状況を知らないということで、危機意識すら持っておられない市民が多かったと言えると思います。そこで、これまで以上に財政状況を市民に分かりやすく公表していただきたいと思います。例えば、中期財政計画を、現状のままではなくてアップデートしたり、より分かりやすくバージョンアップしたような形で公開するなどを提案させていただきたいと思いますが、和田市長のご見解を伺います。 9 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 10 ◯市長(和田裕行君) 中期財政計画につきましては、市民に分かりやすいものをとのご指摘をいただいていた経緯もございまして、県内他市の財政計画を参考に、令和2年2月の結果から、歳入歳出の見通しや地方債発行額および基金残高の推移について、グラフを活用し、用語の説明も付け加えた内容となっております。しかしながら、議員や市民の皆様からのご意見を頂戴し、より分かりやすい内容となるように努めてまいりたいと考えております。  さらに、やはり市民の皆様にあまり浸透していない状況でございますので、特に周知方法についてはしっかりと検討してまいりたいと思います。私からも、財政内容をはっきりと市民の皆さんに分かりやすく、いろんな方法で説明していきたいと考えております。 11 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 12 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。より分かりやすく市民の皆さんに周知していただくことによって、彦根市の財政状況が実際今どうなっているのか、和田市長が新市長になって彦根市がどういうふうになっていっているのかもしっかりと市民の皆さんに伝えていっていただきたいと思います。  1点再質問で、中期財政計画の公表の時期なんですが、これまでは毎年、議会の答弁では、予算編成が始まるときに、予算編成の指標として中期財政計画を公表しますと言っておきながらも、実際は公表が遅れて当初予算と同時に発表ということが何回もありました。今年度すぐにというのはちょっと難しいのかもしれませんが、公表の時期なんかは今のところどういうふうに考えておられるのか、お聞かせください。 13 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 14 ◯市長(和田裕行君) この問題につきましては、以前より北川議員からお伺いしていたところでございますが、現在、まだ編成をしたことがなくて、どこまで早められるかというところはまだ把握できていないんですが、できるだけ早くということで努めてまいりたいと考えております。 15 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 16 ◯6番(北川元気君) よろしくお願いします。  それでは、中項目の2に移りたいと思います。ICTを最大限活用した行政改革についてでございます。  和田市長が最も得意とされているのがデジタル・ICTの分野であり、公約にもICTを最大限活用した行政改革を推進するとありました。  細項目1番でございますが、ICTを最大限活用した行政改革の推進について、和田市長のお考えをお聞かせください。 17 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 18 ◯市長(和田裕行君) ICTを最大限活用した行政改革の推進につきましては、まず、電子申請を拡充することにより、市役所に来庁せず、いつでも、どこでも、簡単に行政手続を行っていただける環境を整備し、市民サービスの向上を実現したいと考えております。今後も、デジタル・ICTをフルに活用いたしまして、市民の皆様がより簡単に行政サービスをご利用いただける環境づくりに引き続き積極的に取り組みたいと考えております。  また、あわせて、職員の業務につきましては、デジタルトランスフォーメーションの観点から、業務プロセスの見直しを図っていき、重複したプロセスの削除などを図るとともに、定型的な業務につきましては、デジタル・ICT技術による自動化、ロボティクス等を進めることなどにより行政コストを削減し、負担軽減と経費削減両面において業務改革を実現したいと考えております。 19 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 20 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。ICTを最大限活用して、どこまで効率化、そしてコストカットができるのか、本当に腕の見せどころだと思いますので、全国に先駆けて、日本各地を驚かすような先進的な事例なんかもどんどん挑戦していただきたいと思います。  次にいきます。  特に注目されているのが、ICTを最大限活用した情報発信ではないかと思います。和田市長は、新しい彦根の行政情報について、どのように情報発信していこうとお考えなのでしょうか、お聞かせください。 21 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 22 ◯市長(和田裕行君) 情報発信におけるICTの活用につきましては、「広報ひこね」や市のホームページへの情報掲載といった一方向からの発信だけではなく、情報の速報性、あるいは拡散性、双方向性といった情報通信技術の利点を生かすため、私としては、まずはSNSによる発信を充実させていきたいと考えております。 23 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 24 ◯6番(北川元気君) なるほど、双方向、そしてSNSの活用といったことを今挙げていただきました。この点も、まだ就任1か月という期間で、これからどんどん掘り下げていかれるところではないかと思いますけれども、期待をしております。  次にいきます。  細項目の3番、記者会見とか各種イベントなど様々な機会に、YouTube等を活用して動画で分かりやすく市民が情報を受け取れるようにするということ、例えば、コロナワクチンのスマホでの申請が分かりにくいという問題が結構言われていますけれども、その申請のやり方を分かりやすく動画で解説するであったりとか、そういうのは結構民間とか一般的にはごくごく当たり前にやられていることでありまして、なかなか行政ではそういうことをやっておられるところは少ないんですが、そういったことなんかもぜひとも活用していただきたいなと思ったりするんですが、その辺のお考えについてお聞かせください。 25 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 26 ◯市長(和田裕行君) 議員ご指摘のとおり、動画を活用した情報発信は、文字情報に比べて、視覚と聴覚に直接訴えるメディアでございまして、市政情報等を分かりやすく発信する上で非常に有効な手段であると考えております。  既に本市では、公式のYouTubeチャンネルを開設して、市長のメッセージ動画や観光誘客動画、シティプロモーション動画などを公開しているほか、自治会長会議などコロナ禍で開催が困難な説明会や研修などを関係者向けに動画で分かりやすく配信するなどの運用をしております。  さらに、今後は、市長の公式YouTubeチャンネルを立ち上げさせていただいて、私自らが情報を発信していくとともに、各所属から選出されたシティプロモーション戦略庁内プロジェクトチームメンバーによる全庁的なSNSと動画を活用した情報発信強化を図ってまいりたいと考えております。 27 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 28 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。どうしてもこうやってYouTubeとかSNSとかICTの活用とかと言うと、一部のそういうのを使えない方からは、しっかりと広報で出してほしい、文字で出してほしいという意見ももちろんあります。なので、そちらも発信していただく必要はあるんですが、かといって、一方では、和田ひろCHというYouTubeチャンネル、毎週更新していただいていますけれども、本当に楽しみに待っておられる方がたくさんおられまして、私のところにもそういう問合せはいっぱいいただいております。今、個人的なチャンネルですけれども、週刊という形で運用されておりますが、これからは公式のチャンネルと併せて走るんだと思うんですが、そういったところの情報発信も積極的によろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、中項目の3、新市民体育センターについてと題しましたが、これにいきます。  和田市長の公約では、新市民体育センターは、無駄遣いがないかを詳細に調べ、ひこね燦ぱれすを取壊しありきではなく、有効活用も検討しますとあります。  そこで、細項目の1番ですが、この公約を現時点で和田市長はどのようにお考えなのか、お聞かせください。 29 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 30 ◯市長(和田裕行君) 彦根市スポーツ・文化交流センターにつきましては、私が市長に就任した時点で、白紙撤回できない程度にまで工事が進捗しており、工事を取りやめることで、既に工場製作が完了している鉄骨や外壁材等の精算および処分費や、まちなか交流棟基礎躯体部の解体撤去費などで、そのまま計画どおりに建設するよりもさらに費用がかさんでしまうという状況でありました。  次に、弓道場の整備についても精査したんですが、例えば、弓道場の建設を取りやめた場合の検討をいたしましたところ、こちらも想定した以上に工事が進捗しており、私は現地も確認したんですけれども、鉄骨や外壁材等については、もう既に工場製作が完了していることから、建設工事費として大幅な減額は望めないという試算結果となりました。加えて、工事の計画変更が伴うことにより、一旦工事を止める必要がございまして、また、製作が完了した部材等の仮置場にかかる賃料、あるいは工事延長による仮設材賃料および現場管理料等が必要となることからも、設計変更した方が費用を要することになってしまいます。また、弓道場整備に係る県補助金約2.8億円が取消しとなること、さらには、別途代替施設をこれから新たに検討しなければならないことなどから、総合的に考え、現計画のまま進めざるを得ないと判断させていただいたところでございます。  なお、ひこね燦ぱれすにつきましては、別途駐車場が必要になる件も含め、同施設を取り壊すのか、有効に活用するのか、現在も様々な検討を重ねさせていただいているところでございます。 31 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 32 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。もう就任された時点で、この新市民体育センターと呼んでいるスポーツ・文化交流センターは、これから工事をストップするのも計画を変更するのも、実質、市民の負担が大きくなってしまうということが分かったということで、そういう苦渋の決断をされたということを確認させていただきました。  細項目の2番、現時点での新市民体育センター、スポーツ・文化交流センターの総事業費とライフサイクルコストをお示しください。 33 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 34 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 現時点での総事業費は約87億6,000万円、ライフサイクルコストは、改めて算出させていただきましたところ、約230億円でございます。 35 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 36 ◯6番(北川元気君) 総事業費87.6億円は聞いていたんですが、ライフサイクルコストが230億円というのは、470億円ぐらいだったのが半分ぐらいになっているんですが、説明をお願いします。 37 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 38 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 以前、北川議員からご質問をいただきまして、平成30年の2月定例会だったと思うんですが、そのときに当時の部長から約442億円という数字をお答えさせていただいていたかと思います。このときは、まだライフサイクルコストにつきまして全然計算ができておりませんで、お答えさせていただいていたのが、ひこね市文化プラザにおけるライフサイクルコストの総額に対する建設費の占める割合により、市民体育センターで試算をいたしますと約442億円になるということでお答えさせていただいておりました。  その後、入札等がございまして、改めて計算させていただきましたところ、まず、ライフサイクルコストは、イニシャルコスト、60年間のランニングコスト、更新・修繕費および大規模修繕費の試算、解体工事費の四つの項目で試算をいたしております。まず、イニシャルコストでございますが、用地費等の企画設計コスト、それから建築工事等の建設コスト、備品購入費等のその他コストを合計いたしまして90億8,700万円ほど。次に、年間ランニングコストが1億3,000万円ほどとお答えしておりまして、60年間で約79億円。次に、更新・修繕費および大規模改修費の試算といたしまして53億円ほどを見込んでおります。最後に、解体費として約7億円を試算いたしているところでございます。以上の4項目を合計いたしまして、約230億円という数字が出たところでございます。 39 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 40 ◯6番(北川元気君) このライフサイクルコストの詳細については、改めてまた質問をするなり、説明を伺いに行くなり、ご報告をしっかりしていただきたいなと思うわけでございますが、一旦今日はこのことで聞いておきます。  細項目の3番、工事の進捗状況と支出済みの金額についてお示しください。 41 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 42 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 彦根市スポーツ・文化交流センターの整備進捗状況は、スポーツ棟においては、1階躯体工事ならびに一部2階の床工事や鉄骨の建方工事にも着手したところであり、まちなか交流棟においては、基礎工事が完了し、1階躯体工事を進めているところでございます。進捗率は、5月末時点で約26%であり、工程計画のとおり順調に進んでいるところでございます。  また、敷地造成工事につきましては、2期目の地下貯留槽の工事が昨年度末に完了し、加えて、建物周りに設置する排水管工事の一部が完了したところでございます。  次に、支出済みの金額につきましては、建設工事の請負金額74億9,100万円のうち、29億7,048万円でございます。 43 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 44 ◯6番(北川元気君) 5月末時点で26%の進捗状況で、30億円近く、29億円ですか、もう支出をしてしまっているということで、先ほどおっしゃった、和田市長が就任されて、そこから精査しても間に合わないということがこの辺の数字なのかなと推察いたします。  それでは、細項目の4番、市民の負担を最小限にするための計画変更は。これは先ほどないという答弁があったんですが、一応聞いておきたいと思います。あるのでしょうか。 45 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 46 ◯市長(和田裕行君) 建設工事につきましては、現時点で計画変更することによりさらなる費用負担がかさむことから、計画変更はいたしません。  なお、ひこね燦ぱれすにつきましては、駐車場の件を含め、同施設を取り壊すのか、有効活用するのか、様々な検討を重ねているところでございます。  また、これから着手いたします外構工事等につきましては、削減の余地について徹底的に検討させていただきます。 47 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 48 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。  次の5番なんですが、今ほど、ひこね燦ぱれすの有効活用は現在検討中というお答えだったわけであります。ということで、ここは割愛させていただきます。割愛しつつも、ひこね燦ぱれすの有効活用を期待申し上げて、ぜひとも考えていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  続きまして、細項目の6番でございますが、そのほかに運用面等での市民の負担を最小限にする方法などは考えておられますでしょうか。 49 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 50 ◯市長(和田裕行君) 今申し上げましたように、まず、外構工事等において、今後、削減の余地について徹底的に検討させていただきますことや、工事を遅延させることなく、条件のよい指定管理での運用をいち早く進めていくことの方が市民負担を最小限にするという趣旨にかないますので、市民負担の低減に取り組んでまいりたいと思います。 51 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 52 ◯6番(北川元気君) 分かりました。ありがとうございます。ぜひ指定管理も、市民の負担が最小限になるように、いい業者にしっかりと任せていただきたいと思います。  中項目の4にいきます。子どもの医療費負担削減についてであります。和田市長の公約のうち、子どもの医療費負担削減について、以下、質問をしていきます。  細項目の1番、彦根市は危機的な財政状況である中、子どもの医療費負担削減を公約に掲げられた和田市長の思いをお聞かせください。 53 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 54 ◯市長(和田裕行君) 私の思いといたしましては、公約の重点政策の「コロナ禍での子育て支援と教育を拡充します」と訴えさせていただきましたとおり、若い世代が出ていかずに、さらに移り住んでもらえる市を目指すため、限られた財源の中でも最大限の子育ての支援が必要であると考えております。特に、まず、近隣の市町に比べ、負担の多い子どもの医療費負担につきまして、若い世代が出ていく原因にならないように、厳しい中でも財源を何とか今後確保させていただき、医療費負担削減に向けて全力で取り組んでいきたいと考えております。 55 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 56 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。全力で取り組んでいただけるということです。  次の細項目の2、子どもの医療費助成の拡充を実現するに当たっては、問題・課題があると思います。どのようなものがあると認識されておられるでしょうか。 57 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 58 ◯市長(和田裕行君) 子ども医療費負担削減のため、小学4年生から中学3年生までの通院医療費を無償とする助成拡大を実現いたしますには、小学1年生から中学3年生までの助成額の実績額等を参考にさせていただきますと、1億2,600万円程度の扶助費の増額が毎年必要となります。そのための財源を捻出する必要がございます。  また、通院医療費を無償とする医療費助成を拡大することにより、不要不急の受診につながったり、あるいは地元医療機関の負担が増える可能性もどうしてもありますので、医師会との調整が必要になってきます。現在、コロナ禍により医療従事者の皆様に多大な負担をお願いしているところでもございますので、負担が過重にならないように配慮することが必要であると考えております。 59 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。
      〔6番(北川元気君)登壇〕 60 ◯6番(北川元気君) 簡単に言うと、1億2,600万円ほどのお金の問題であると。コンビニ受診という言葉がありましたけれども、無料になったからといって医療にかかられると、そこにまた負担がかかってしまう、そのこともしっかりと考えていかなきゃいけないという問題・課題があるということでございます。  ということで、次に細項目の3番、こういった問題があることから、現時点ですぐにというのは難しいとは思いますが、先ほど市長の思いも聞きました。子どもの医療費助成拡充実現に向けたスケジュールなんかがあればお示しください。 61 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 62 ◯市長(和田裕行君) 子ども医療費負担削減の拡大に関するスケジュールでございますが、私の任期期間中の令和6年度までに、まずは小学4年生から小学6年生までの医療費負担削減を先行して実施させていただき、その後、財源確保の状況等を踏まえ、中学3年生までの医療費負担削減に着手するといった段階的なスケジュールを考えさせていただいております。 63 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 64 ◯6番(北川元気君) 冒頭申し上げました彦根の財政状況が本当に危機的だと、そしてまた、就任されてから1か月ほど、いろんなレクチャーを受けられたと思いますが、さらに厳しい状況であるという認識である中、まずは小学生の通院をしっかりと無料にしていく、そして、その次に中学生と、今のところ任期中にそういうスケジュールを考えておられるということで理解しました。よろしくお願いします。  それでは、次の中項目の5にいきます。学校給食の無償化についてであります。  和田市長の公約のうち、学校給食の無償化について、これも、危機的な財政状況である中、学校給食の無償化を公約にされた和田市長の思いをお聞かせください。 65 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 66 ◯市長(和田裕行君) 私の思いといたしましては、先ほどと同じではございますが、公約の重点政策の「コロナ禍での子育て支援と教育を拡充します」のとおり、若い世代が出ていかず、さらに移り住んでもらえる市を目指すため、限られた財源の中でも最大限の子育て支援が必要であると考えております。  学校給食の無償化につきましては、子どもの医療費負担軽減と同様に、近隣の市町に比べて負担の多い子育てにかかる負担の軽減を図ることを目的として実施したいと考えており、この取組により、多くの方に移り住みたいと思ってもらえる彦根を今後目指して全力で取り組んでまいりたいと考えております。 67 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 68 ◯6番(北川元気君) 全力で取り組んでいきたいという思いを確認させていただいたところで、こちらも学校給食の無償化を実現するに当たって様々な問題・課題があります。どのように認識しておられるでしょうか。 69 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 70 ◯市長(和田裕行君) 学校給食における問題・課題でございますが、現在、保護者の方々にご負担いただいている学校給食費約4億3,000万円を無償化とした場合、この分を新たな財源で毎年賄う必要がございますから、そのための財源を捻出する必要がございます。 71 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 72 ◯6番(北川元気君) 4.3億円はかなり大きい数字で、もちろん、これだけの財源を捻出しようとするのは大変困難だということは理解しつつも、学校給食無償化の実現に向けたスケジュールなどがあればお示しください。 73 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 74 ◯市長(和田裕行君) 小・中学校の給食無償化のスケジュールにつきましては、こちらも、市長の任期中にまずは中学校の給食の無償化を先行して実施させていただき、財源確保のめどが立ち次第、小学校給食の無償化に着手するといった段階的なスケジュールを考えております。 75 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 76 ◯6番(北川元気君) 先ほどの医療費の無償化の方は、先に小学生、その後に中学生をやりますよと。学校給食の無償化については逆で、中学校を先にやろうと考えておられるということ、そしてまた、任期中にはやるということを確認させていただきました。本当に厳しいと思います。特に、このコロナで本来予定していなかった支出というものが相当あるわけでありますから、現時点で危機的な状況であるのにもかかわらず、さらにそういう支出が伴っているということですから、非常に厳しいと思います。でも、いろんな公約を掲げられて当選された新市長でありますので、ぜひ全力で当たっていただきたいと思います。  それでは、中項目の6番、PayPay20%還元についてです。  公約のうち、PayPay20%還元についての質問なんですが、コロナ対策、あるいは地域経済対策として、このPayPay20%還元なんかも取り入れたいという公約を示されていたと確認していますが、現時点での和田市長のお考えをお聞かせください。 77 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 78 ◯市長(和田裕行君) PayPayと自治体の連携によるポイント還元キャンペーンにつきましてですが、全国でもう既に100を超える自治体において実施されており、滋賀県内でも長浜市において昨年秋と本年2月の二度実施され、高島市では来月実施される模様です。  こうした取組は、長引く新型コロナウイルス感染症拡大に伴う市内消費等の低迷が懸念される中、市内小売店等へのキャッシュレス決済の普及促進による地域経済の活性化および会計時の接触機会の低減による感染防止に資することから、有効な施策の一つとして位置づけ、公約にも明記させていただいたところでございます。しかしながら、これに要する新たな財源も必要になってきますことから、実施時期を含めまして、今後、総合的に判断させていただきたいと考えております。 79 ◯議長(谷口典隆君) 北川君。   〔6番(北川元気君)登壇〕 80 ◯6番(北川元気君) ありがとうございます。別に僕はPayPayの20%還元にこだわっているわけではないんです。コロナ対策と地域の経済対策、こういう両方を併せ持った取組ではないかということで取り上げさせていただいたわけですが、違う形でもいいですし、こういったことでもいいんですが、ぜひとも早急にできるところから始めていただきたいと思います。  これで私の質問は終わるわけですが、昨日から一般質問が始まりまして、和田新市長の公約に対する質問がたくさん出ておりました。私もその一つ一つを確認させていただいて、これからの彦根市にしっかりと注目をして、和田市長の手腕を確認しながら市民の皆さんにいろんな情報を伝えていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い申し上げます。  これで質問を終わります。ありがとうございました。 81 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午前9時36分休憩            午前9時44分再開 82 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  13番森野克彦君。森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 83 ◯13番(森野克彦君) 公政会の森野克彦でございます。発言通告書の内容に従い質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  大項目1番、子育て・教育環境の整備について。  令和3年4月25日に行われました彦根市長選挙において、全ての候補者の方が政策として掲げておられました子育て支援については、我々子育て世代の間では今回の選挙戦の注目すべき内容の一つでありました。子どもの医療費負担の軽減、小・中学校の給食費の無償化については、保護者だけではなく、子どもたちの間でも会話で出てくるぐらい、その内容についての関心と期待は大きかったのではないでしょうか。これは、現在の彦根市の子育て・教育環境の整備が近隣他市町と比較しても後れていることを物語っているのではないかと感じました。候補者全員がこの政策を掲げており、誰が当選してもこれらの無償化は実現すると、子育て世代の方々からは期待の声があり、それだけ現在の子育て世代の経済的な負担が大きいことを実感いたしました。  しかし、その具体的な実施の時期について言及されていたのは獅山候補のみであり、小・中学校の給食費は今年9月から、医療費は来年度から全額無償にしますと、選挙公報でその時期を明確化し、公約は必ず実行しますと記されてありました。その他の候補者の方々は、明確な実施の時期等については言及されておらず、子育て世代の間では、最近、本当に実現するのだろうかという不安の声が広まりつつあります。  他県の市長選では、当選された候補者が、選挙では市民全員に5万円を配ると言って当選した後、財源確保が困難等の理由から実施されず、市民からだまして当選したなどの批判がされるニュースがあったことも記憶に新しく、財政難であり、コロナ禍も相まっての彦根市の現状を鑑み、これらの政策の実現についての彦根市民の不安が高まっている現状の中、少しでも早くこのような市民の不安を払拭し、和田市長に投票してよかったと思ってもらえるような誠意のある回答を期待する子育て世代の市民を代表して質問させていただきます。  中項目1番、中学3年生までの医療費無償化拡大について。  細項目1番、中学3年生までの医療費無償化の時期と進捗状況についてお伺いいたします。  いつから無償化するのか、段階的に行うのか、一気に行うのか、実施予定について具体的に現在どのように検討し、計画し、そして行動をしているのか、その進捗状況についてお伺いいたします。 84 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 85 ◯市長(和田裕行君) 医療費無償化拡大の実施時期につきましては、私の任期中の令和6年度までに、まずは小学4年生から小学6年生までの医療費無償化を実施したいと考えております。その後、財源確保の状況等を踏まえ、中学3年生までの医療費無償化に着手するといった段階的なスケジュールで考えております。現在、この令和6年度までの実現に向けて、先行自治体などからの情報等も集め、課題や問題点の調査をしている状況でございます。 86 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 87 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。段階的に行われるということで、市長の任期中に小学校4年生から6年生までの実施は実現すると保護者の方にお伝えしてよろしいでしょうか。 88 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 89 ◯市長(和田裕行君) そのようにお伝えいただければと思います。まずは、今、全力でコロナ対策に当たらせていただいておりますが、変異株等も現れ、まだまだ予断を許さない状況でございます。それも踏まえて、何とか令和6年度までにという、どちらかというと私の中で後ろ倒しで進めさせていただいているのは、そういった今後まだまだ予断を許さないコロナのワクチン接種等、あるいは本当に抑え込めるのかといったことも含めて、まずはそちらを優先させていただくというところから、少し私の想定したよりは遅めではございますが、何とか令和6年度までに小学校6年生までの医療費無償化を実施したいと考えておりますので、そのようにご質問いただいている方にお答えいただければと思います。 90 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 91 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。小学6年生までの方についてはそのようにお伝えしますけれども、これは公報等で必ずしますとはなっていなかったと思いますけれども、中学3年生までという形で皆さんは待っておられます。ということは、今の市長の答弁の裏返しで保護者の方にお伝えするとすると、小学6年生までの無償化は市長の任期中に必ず実現しますが、中学3年生まで医療費無償化については、今回の市長の任期中には実現できませんとお伝えしてよろしいですか。 92 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 93 ◯市長(和田裕行君) できませんとは申し上げておりませんが、確約してお伝えいただける部分としては、まずは任期中に小学校6年生まで、これにしっかりと取り組ませていただきたい。そして、やはり財源の確保もなく無責任にできるとは言えませんので、今の段階で中学校はできませんとも言えませんし、できるとも言えないという状況でございます。 94 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 95 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。では、小学6年生までは市長の今回の任期中にできます、ただ、中学3年生までの無償化については、できるかできないかは分からないとお伝えしてよろしいですか。 96 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 97 ◯市長(和田裕行君) そのようにお伝えいただければと思います。 98 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 99 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。では、そのようにお伝えさせていただきます。  細項目2番、必要な財源額および財源確保策はということで、段階的に無償化、一気に無償化した場合に、必要となる予算額と、その財源確保についてお伺いいたします。 100 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 101 ◯市長(和田裕行君) 通院医療費を無償とする助成拡大を実現させていただくには、小学1年生から小学3年生までの助成額の実績額を参考にいたしますと、小学4年生から小学6年生までの拡大、中学1年生から中学3年生までの拡大のそれぞれで6,300万円程度の扶助費の増額が毎年必要となってまいります。近隣の市町に比べ、後れている通院医療費無償化の拡大は、若い世代が出ていかず、さらに移り住んでもらえる市を目指すため、非常に優先度の高い課題でございます。その財源につきましては、現下の本市の財政状況等を十分認識し、限られた財源の中でも必要度の高いものや費用対効果の高いものに厳選するなど各種事業の優先度を考えた上で、できるだけ速やかに財源の確保に努めてまいりたいと考えております。 102 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 103 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  細項目3は、子育て・教育関連の他の予算に対する影響はということで、当該政策の実現のために、現在ある子育て・教育関連の予算が減額されたり、もしくは、減額されなかったとしても、今後さらに拡充する必要があると考えられる子育て・教育関連の予算が思うように拡充できないなどの負担が生じないかどうか。結局、医療費が無償化されても、ほかの予算等に影響があって、子育てしづらいような環境が出来上がってしまうと元も子もないので、その辺の影響についてお伺いします。 104 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 105 ◯市長(和田裕行君) 中学3年生までの医療費無償化につきましては、私の公約の一つであり、早期に実現してまいりたいと考えておりますが、子育て支援策全体が私の公約の根幹をなすものでございますので、他の子育て・教育関連施策に影響がないよう、財源確保に取り組んでまいりたいと考えております。 106 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 107 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  この無償化が実現されなかったとしても、現在でも結構教育関連の予算が削られていて、いろんなところで負担が生じている現状がある中、やっぱりこういったことがすごく心配されています。ただ、今の市長の答弁でいいますと、無償化に向かっていく上で、ほかの今ある教育・子育て関連の予算の削減は一切ないと考えてよろしいですか。 108 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 109 ◯市長(和田裕行君) 子育て支援自体が私の政策でございますので、そこを削るということは考えておりません。 110 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 111 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。では、今、子育て・教育関連にかかっている費用の削減はないということで、よろしくお願いいたします。  続きまして、細項目4番、当該政策の実現に対する市長の考えをお聞かせください。 112 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 113 ◯市長(和田裕行君) 私としましては、公約の重点政策の「コロナ禍での子育て支援と教育を拡充します」で訴えさせていただきましたとおり、若い世代が出ていかず、さらに移り住んでもらえる市を目指すため、限られた財源の中でも最大限の子育て支援が必要であると考えております。特に、近隣の市町に比べ、負担の多い子どもの医療費負担につきましては、若い世代が出ていく原因とならないように、財源を何とか確保して、医療費の無償化拡大に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。 114 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 115 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  1点再質問させていただきます。  医療費無償化に取り組んでいただけるということで、先ほどの答弁でも少しお伺いしたんですけれども、医療費無償化に取り組んでいく中で、不要不急の受診があるという答弁がありました。それについてはどのようにお考えですか。 116 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 117 ◯市長(和田裕行君) これも、先ほど申し上げましたとおり、現在、ワクチン接種等で地域の医師の皆さんに大変ご負担をお願いしているところでございますので、そこも含め、財源等で取り組めない部分もありますが、今すぐにこの問題についてお願いに行けている状況ではございません。そこは、やはりこれから医師会の皆さんとお話をさせていただく中で、どういった方法が望ましいのか、既に実施されている市町等の事例を参考にしながら、コンビニ受診等を防ぐ方法というのを極力防げるような方策を今後検討してまいりたいと考えております。 118 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。
      〔13番(森野克彦君)登壇〕 119 ◯13番(森野克彦君) 市長は、保護者が子どもたちに対して不要不急の受診をさせる傾向にあるとお考えなんですか。再質問です。 120 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 121 ◯市長(和田裕行君) いえ、これも私はまだ数字として把握しているわけではございませんが、そういった問題があると一般的に言われております。これはまだまだ机上の空論ではございますが、そういった事例というのは読んだことがございます。実際、例えば近隣市町で既に実施をされておられるところがありますので、そこの事例をこれから研究させていただくという段階でございます。 122 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 123 ◯13番(森野克彦君) 私たち保護者は、限られたお金の中で、子どもたちが病気になって病院に連れていってあげたい、でも、経済的にそれがなかなか難しくて、連れていってあげたいけど金銭的にそれがかなわないという保護者の方もたくさんいらっしゃるんです。その中で、もしこういった無償化がされたら、子どもたちが病気にかかって、重症化やひどくならないうちに病院に安心して連れていってあげることができるということに対しての期待はあったとしても、医療費が無償になるからといって、わざわざ不要不急で行く必要がない子どもたちを病院に連れていくことはしませんよ。それに対してどのようにお考えかというのをお伺いしたいと申し上げております。再質問です。 124 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 125 ◯市長(和田裕行君) たまたまですが、私も小学4年生の息子がおりまして、今年から通院費が有償になります。そこで判断が変わることは、私自身はないとは思います。今、議員がおっしゃったとおりでございますが、やはりそういったことも含めてしっかりと検討していかなければならないと。当然、これから医師会とお話をさせていただく中で、そういった事例は十分調査してお話をさせていただかなければいけないということで、今後調査してまいりたいと思います。必ず、ないならないという数字をこれから研究して、それをもって今後交渉させていただきたいと考えております。 126 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 127 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。完全にそれがないと言い切ることもできないでしょうし、恐らく100%ないですという数字というのは出てこないと思うんですけれども、ただ、保護者の皆さんがどういった思いで市長の言われた公約に対して期待を寄せておられるかということをしっかりと理解した上で進めていただきたいなと思います。  次にいきます。  中項目2番、小・中学校の給食についてお伺いいたします。  細項目1番、小・中学校の給食費の無償化の時期と進捗状況についてお伺いします。  いつから無償化するのか、段階的に行うのか、一気に行うのか、実施予定について具体的に現在どのように検討し、計画し、行動しているのか、その進捗状況についてお伺いいたします。 128 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 129 ◯市長(和田裕行君) 小・中学校給食無償化の実施時期につきましては、市長の任期中に中学校給食の無償化を先行して実施させていただき、財源確保のめどが立ち次第、小学校給食の無償化に着手するといった段階的なスケジュールを考えさせていただいております。 130 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 131 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  これもさっきの医療費の無償化と一緒で、市長の任期中に中学校の給食費の無償化はほぼ実現可能であるとお伝えしてよろしいんでしょうか。 132 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 133 ◯市長(和田裕行君) お伝えいただくのは、そうお伝えいただければと思います。これからどうやって財源を確保するのかが私の使命だと考えておりますので、今、まずは全力でコロナ対策に当たらせていただいておりますけれども、任期中に何とかずっと続く財源を確保すべく、本当でしたら小・中同時にしたいところではございますが、非常に厳しい。でも、公約した以上、これは実現しなければいけないという思いで、まず段階的にできる中学校給食の方から実現させていただきたいと考えております。 134 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 135 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。私も同じ考えです。財源ができてからやろうというのでは、多分いつまでたってもできないと思いますので、やると決めて、その財源を確保していただくという方法で取り組んでいただきたいと思います。  これも同じように、小学校の給食費の無償化についてはどのようにお伝えしたらよろしいでしょうか。 136 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 137 ◯市長(和田裕行君) 今申し上げましたとおり、本当でしたら同時にしたいと思いますが、特に給食費の方はかなり財源を必要としますので、現在、小・中同時にできるということが残念ながらお約束できる段階にはございません。できるのであればしたいと考えておりますので、これからアフターコロナに、無駄も削減し、歳入も確保し、財源確保に取り組んでいく中で、やはり子育て世代への支援策というのは私の根幹をなすものでございますので取り組んでいきたい。お答えとしては、少なくとも中学校給食に関しては任期中に取り組ませていただきますが、小学校のところまではまだ現時点でお約束できないということになります。 138 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 139 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  1点再質問ですけれども、現状ではお約束できないということで、約束できるようなめどが立ったりとか、コロナの事態が収束したりとかで、いけるなというよりも、決めて財源を確保するという方向でやっていただくということなんでしょうけれども、途中でそれはできますと任期中に言っていただくことは、可能性としてはあり得るということですかね。 140 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 141 ◯市長(和田裕行君) 可能性としてはあると思うんですが、現状は、お話しさせていただいておりますように、非常に厳しい財政状況でございます。いろんなものを中止したり延伸させていただいたりしている中でも、そもそも中期財政計画にも上がっていなかったということで、全然めどが立っていない状況ではございますが、その中でも、やはりこれは未来への投資でございます。今後、子どものいる世代、特に働き盛りの世代に出ていってもらっては困るので、移り住んでもらうまちづくりを目指す中で、根幹をなすという意味でも、子育て支援策が近隣の市町に比べて後れている現状は一刻も早く是正しなければいけない。経済政策でもございますので、全力で取り組んでいきたいと思いますし、可能なのであれば、当然、小・中学校の給食無償化にも取り組めるよう全力を尽くしたいと考えております。 142 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 143 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。よろしくお願いします。  細項目2番の必要な財源の額および財源確保策はということで、段階的に無償化、一気に無償化した場合に必要となる予算額と、その財源確保についてお聞かせください。 144 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 145 ◯市長(和田裕行君) 学校給食無償化における必要な財源の額でございますが、現在、保護者の方々にご負担いただいている学校給食分約4億3,000万円に対して新たな財源が必要となってまいります。その財源につきましては、現下の本市の財政状況等を十分認識して、限られた財源の中で、必要度の高いものや費用対効果の高いものに厳選するなど、各種事業の優先度を考えた上で、できるだけ速やかに財源の確保に努めてまいりたいと考えております。  何度も繰り返しになりますけれども、子育て支援策というのは私の根幹をなす政策でございます。そうした中で、彦根に移り住んでいただいた上で、ご年配の方々をお支えする各種福祉政策も実現してまいる所存でございますので、全力で取り組ませていただきたいと考えております。 146 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 147 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  この4.3億円というのは、小・中学校を全部無償化した場合の必要な金額ですか。であるとしたら、段階的な部分に対しての金額も教えてください。 148 ◯議長(谷口典隆君) 教育部長。 149 ◯教育部長(広瀬清隆君) 4億3,000万円の内訳をご答弁させていただきます。  令和3年度予算ベースではございますが、小学生の児童分としまして約2億8,000万円、中学生生徒分としまして1億4,000万円、合計が4億3,000万円ということでございます。 150 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 151 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  続きまして、細項目3番です。子育て・教育関連の他の予算に対する影響ということで、これも同じですけれども、当該政策実現のために、現在ある子育て・教育関連の予算が減額されたり、本来拡充されるべきである子育て・教育関連の予算が拡充できないなどの負担が生じないかということです。先ほどから市長の答弁を聞いていると、子育て・教育支援というのは市長の根幹たる政策のうちの一つで、その実現に対して全力を注いでいくという答弁をされているので、そういったことはないかと思いますけど、確認のためにお聞きしたいと思います。 152 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 153 ◯市長(和田裕行君) 小・中学校給食の無償化については、公約の一つであり、今後拡充すべき事業として優先的に実施してまいりたいと考えておりますが、子育て支援策全体が私の公約の根幹をなすものでございますので、他の子育て・教育関連施策に影響がないよう、財源の確保に取り組んでまいります。 154 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 155 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  これまで、必要な子育て・教育関連の予算が削減されたりとかで、すごくつらい思いをしている保護者の方々というのがいっぱいいらっしゃいまして、そういった声もお聞きになっていると思います。再度確認なんですけど、本当に教育・子育て関連の予算が今以上に削られたり削減されることはないと、そういうことでしっかりと言い切っていただいてよろしいですか。 156 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 157 ◯市長(和田裕行君) そのように子育て関連、教育関連の予算を削ることは考えておりません。 158 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 159 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  細項目4番、給食の量が少ないという子どもたちに対する見解を少しお聞かせいただきたいんですけれども、小学生で大きくなってきますと、学校の給食の量が少なく、体力がもたないであるとか勉強に集中できないと。勉強に集中できないというのは本当かどうか分からないですけれども、保護者の方から給食が少ないという話をよく聞きます。もちろん1人当たりに盛りつける標準の量で学校給食摂取基準が定める必要な栄養素を満たすように献立が作成されているのであるとは思いますが、個々の児童・生徒の状況によって多かったり少なかったり、もちろん好き嫌いもあると思いますし、現在の方針では、嫌いなものを無理やり食べさせたりとか、全て食べ切れない子どもに無理やり食べさせるような指導というのはもちろんあってはいけないとは思いますが、一方では、足りないと思う児童・生徒というのがいる現状もあるので、これは小学生本人たちからすると結構切実な問題としていろいろ意見を聴きますので、全体としてフードロスが出ているのであれば、その削減にもつながる何か施策はないのかなと思ったりもしますので、これについての見解をお示しください。 160 ◯議長(谷口典隆君) 教育部長。 161 ◯教育部長(広瀬清隆君) 学校給食の提供量につきましては、品目ごとに1人当たりの分量を定め、各学校の児童・生徒数に合わせた数量を提供しております。子どもの体格や健康状態、食の志向などにより個々の食事量は様々でありますことから、給食の量が多い少ないといった意見が出されることがございます。このため、各学校におきましては、実情に応じ、学校内やクラス内での量の調整などを行っておりますが、全ての子どもたちが希望する食事の量に合わせて給食を提供することは難しいのが現状でございます。  昨年度に学校給食センターが給食を提供している学校を対象に実施しました「給食についてのアンケート」では、給食の量が「少ない」、または「時々少ない」と答えた子どもの割合は1割程度でありましたのに対しまして、給食の量が「多い」、または「時々多い」と答えた子どもの割合は5割近くになっているという結果も出ております。こうしましたことから、学校給食の量を全体で増やしていくのではなく、学校内やクラス内において、個々に応じて給食の量を調整することにより、多くの子どもたちに満足していただけるよう努めてまいりたいと考えております。 162 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 163 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。子どもたちから、選挙のときですか、大久保市長に給食無償化もいいけど給食の量を増やしてほしいと言っておいてほしいという声をたくさんいただきました。大久保市長はもういらっしゃらないのでということを子どもたちにお伝えすると、「次の市長は誰」、「和田市長です」、「じゃ、和田市長にそのように伝えてほしい」ということを言われましたので、お伝えしておきます。  続きまして、細項目5番です。当該政策の実現に対する市長の考えをお聞かせください。 164 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 165 ◯市長(和田裕行君) 私としては、公約の重点政策の「コロナ禍での子育て支援と教育を拡充します」では、若い世代が出ていかずに、さらに移り住んでもらえる市を目指すため、限られた財源の中でも最大限の子育て支援が必要と考えております。  学校給食の無償化については、子どもの医療費負担削減と同様に、近隣の市町に比べて負担の多い子育てにかかる負担の軽減を図ることを目的として実施したいと考えており、この取組により、多くの方に移り住みたいと思ってもらえる彦根を目指して全力で取り組んでまいりたいと考えております。 166 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 167 ◯13番(森野克彦君) よろしくお願いします。  中項目3番、小・中学生の視力保護対策についてお伺いします。  細項目1番、視力保護の対策の現状はということで、小・中学生に1人1台のデジタル端末を配備するGIGAスクール構想が完了し、学校でも授業で利用する機会が増え、また、今後、デジタル教科書の利用促進も見込まれる中、問題視されるのが近視など視力への影響です。文部科学省でも、小・中学生の近視の現状を把握するための初の大規模実態調査が実施されたとお聞きしました。近視は、成人してから緑内障や網膜剥離など失明につながる病気になりやすいとの指摘もある中、現在、どのような視力保護の対策をしているのか、お聞かせください。 168 ◯議長(谷口典隆君) 教育長。 169 ◯教育長(西嶋良年君) GIGAスクール構想に基づく小・中学生への1人1台の学習者用端末の配備につきましては、昨年度中に完了し、今年度から本格運用を開始したところでございます。  議員ご指摘のとおり、長時間学習者用端末の画面を凝視することによる視力への影響が危惧されますことから、学習者用端末を使った学習時には、正しい姿勢で画面に近づきすぎないことや、30分程度を目安に、一度は遠くを見るなどして、目を休めながら学習に取り組むよう、ルールを定めまして、各学校、また、保護者の方に周知、お願いをしております。 170 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 171 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  細項目2番、今後の対策についてお聞かせください。 172 ◯議長(谷口典隆君) 教育長。 173 ◯教育長(西嶋良年君) 視力保護の今後の対策につきましてですけれども、学習者用端末使用時の対応だけではなく、読書やスマートフォン、テレビなどを見るときも同様の対策が必要であると考えられます。このため、学校や家庭での生活全般において、視力保護に向けた取組が必要となります。生活振り返りチェック表を基に、メディアとの上手な付き合い方を考えたり、製薬会社から提供いただいております「こどもの目の健康や視力低下ガイドブック」を活用したりして、生活習慣改善への取組を推進してまいります。また、学校の状況に応じて、通常年1回の視力検査をしているところでございますけれども、こちらを2回の実施とするなど、視力保護に対しての子どもおよび保護者の意識を高めていきたいと考えております。  また、今後発表される予定の文部科学省の視力対策用の啓発資料も効果的に活用しまして、児童・生徒の視力低下の予防に当たってまいりたいと考えております。 174 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。 〔13番(森野克彦君)登壇、資料掲示〕 175 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。私も家で子どもにはよく注意をするんですけれども、近くでスマートフォンであったりとかタブレットとかを20分間見るごとに、5メートル、6メートルといった遠くのものを20秒間見続けると予防にもなると。科学的・医学的根拠があるのかどうか分からないんですけれども、そういった具体的な事例とかもありますので、もしそれが根拠のある有効的なものだと認められるのであれば、子どもたちに対してそういった習慣づけというのをまた学校でも考えてやっていただければなと思いますので、その辺を踏まえて今後の対策の方をどうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、大項目2番に移ります。個別通学路の安全対策についてです。  大津市で園児らが歩道に乗り上げてきた車の被害に遭い、死傷した事件から2年が経過しましたが、全国各地では考えられないような事故や事件の発生が後を絶ちません。車が歩道を通行したり、店内どこにいても、どこからでも車は突っ込んできます。今年の2月には、豊郷町で、小学生の登校に付添いをしていた保護者が包丁で頭を切りつけられるなどの事件も発生しております。一見静かで穏やかそうで安全そうに見える場所が、一瞬にして事故現場、事件現場に変容する時代、いつ、どこで、何が起こるか分からない、そんな世の中ですから、完全なる防止対策というのは困難であるように感じます。しかし、誰が見ても明らかに危険であるという箇所につきましては、子どもたち、また、市民が危険にさらされないように対策することは可能であるでしょうし、必要であると考えております。  市内にもたくさん対策が必要な通学路等があり、限られた予算の中で、優先順位を見極め、順次対策をしていただいていると思いますが、その中でも私が特に危険と感じている箇所で、10年以上さま変わりせず、整備、対策がされないままの通学路というものがありますので、その箇所についての整備の必要性と今後の対策等についてお伺いいたします。  中項目1番、佐和山小学校から彦根東中学校間の「ひこね芹川駅」付近の高架下についてお伺いします。  配付資料を用意しておりますので、配付資料1をご覧ください。  この高架下は、佐和山小学校の児童であったり、また、彦根東中学校の生徒が毎日通学する道路であります。皆さん、ご存じの方も多いかと思います。
     続きまして、配付資料2をご覧ください。  非常に狭く、高さ2.4メートルで、その上を定期的にJRと近江鉄道の電車が通り、歩行者からすると、電車が上を通りますと、ものすごい音がしますし、幅は車1台ぎりぎり通れるぐらいの狭い道路となっております。  次に、配付資料3をご覧いただきますと、こちらの写真は、先ほどの反対側から撮った写真で、こちらからトンネルに向かっていく車や自転車は、反対側から来る車や自転車、歩行者の状況が非常に分かりにくく、両方から進入してきた車両のどちらかがバックして下がり、道を譲らなければならないような状態が頻繁に生じており、また、線路沿いの側道の方からは、このトンネルに進入してくる車もあるため、トンネル付近での車の通行は非常に危険な状態となっております。  その脇で、歩行者や自転車が、車の通行がない間に通行しようと待っている状況でありまして、雨の日でしたら、トンネルの手前に水たまりができて、車が通ると通行待ちをしている自転車や歩行者の方にかかったりもしますし、朝の時間帯は、通行止めにして、スクールガードの皆さんが対応していただいておりますので安全ですが、それ以外の時間帯では、通行止めにできず、下校時の子どもたちや通行人が非常に危険な状態の下、当該通路を利用しております。  そこで、細項目1番です。この箇所の危険性についての認識についてお伺いいたします。 176 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 177 ◯都市建設部長(藤原 弘君) ひこね芹川駅付近のJRおよび近江鉄道高架下の道路につきましては、議員のご指摘のとおり、佐和山小学校の児童や東中学校の生徒の通学路となっており、歩行者や自転車の通行が多い道路でありますが、狭隘で見通しが悪く、対策が必要な道路であると認識をしております。 178 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 179 ◯13番(森野克彦君) 危険性について認識していただいているということで、細項目2番の安全性向上のための今後の対策として、どういったことを検討していただけるのかについてお伺いします。 180 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 181 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 現状といたしましては、朝の時間帯の車両通行規制に合わせ、地域の皆様のご協力により、通学路の安全が維持されております。  また、本市では、平成24年度以降、毎年、学校、警察および道路管理者の3者で通学路の合同点検を実施しており、当該箇所におきましても、現在までに区画線などの路面標示や安全ポールの設置等、点検結果に基づく対策を行ってきたところでございます。  当該箇所の抜本的な対策につきましては、構造的に車道と歩道を分離することにより安全が確保できるものと考えておりますが、その実現のためには鉄道と道路の立体交差化を伴う道路拡幅が必要となり、用地の補償であったり大規模工事を伴いますので、多額の事業費を要することになりますことから、現段階では非常に困難であると考えております。  このことから、引き続き、児童・生徒をはじめ市民の皆様が安全に通行できるよう合同点検を実施しまして、よりよい安全対策を検討、実施してまいりたいと考えております。 182 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 183 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  抜本的な対策が必要ということで、歩道と分けて分離をしていただけたらなと思っています。隣に穴を掘ってというか、トンネルを増やして歩行者だけはそっちを通れるみたいなことは物理的に不可能ですか。 184 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 185 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 物理的には可能であると思います。ただ、先ほどもご答弁させていただきましたように、多くの敷地であったり、工事費も多額になりますので、現段階ではなかなか困難であると考えております。 186 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 187 ◯13番(森野克彦君) 物理的にはできるけど、費用面で難しいというご答弁でした。多額な費用というのはどのぐらいかかるんですかね。 188 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 189 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 今、具体的にどれぐらいという概算は算定しておりませんけれども、整備の仕方によっては変わってくるかと思います。車道を地下道で行き来させるのか、あるいは歩行者だけにするのかというところでも大きく変わってきますけれども、数億円の費用はかかってくると考えております。 190 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 191 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。物理的に可能なのであれば、予算は必要とは思いますけれども、またいろんな案を出していただいて、どのぐらいかかるか具体的に知りたいですし、子どもたちの通学路だけではなく、普通の一般市民の方が皆さん通られる道なので、安全対策としては、市長も言っておられる子育てしやすいであったりとか、子育て・教育環境の整備のうちの一つに含まれる内容だと思いますので、そういったことも考えていただきたいなと思います。  細項目3番です。この道路の危険性と整備の必要性に対する市長の見解をお聞かせください。 192 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 193 ◯市長(和田裕行君) 今ほどお答えいたしましたとおり、当該道路につきましては、小・中学校の通学路でございますが、歩道と車道の分離ができない狭隘な道路でございまして、見通しが悪く、対策が必要であると考えております。  抜本的な対策としましては、鉄道と道路の立体交差等を伴う道路拡幅により、歩道と車道を分離し、歩行者および通行車両双方の安全性の向上が必要でありますけれども、多額の事業費を要しますので、現時点におきましては早期の事業化は困難であると考えております。  なお、それまでの間は、既存施設内で実施できる対策を検討し、実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  私も朝も夕方も現地を見てまいりました。朝は、おっしゃったとおり、スクールガードの皆さんがおられて安全が保たれております。先ほど物理的に可能というお答えをさせていただきましたけれども、やはり強度等も含めて調査しないと、まだ見積りができないなというところで、ふと思ったのが、これはあくまで可能性の話なんですけれども、見通しが悪いというところが非常に危険性を生んでいるということなので、カメラで反対側が見えるようなデジタルのモニターとかはできないのかなと、そういったことも含めて可能性をこれからも検討していきたいと考えております。 194 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 195 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。実際見ていただいて分かっていただいているということで、今年度というか、すぐに対応は難しいということでした。  これもまた先ほどと同じですけれども、市長の任期中の4年間の間に、今言っていただいた市長の新しい案であったりとかで安全性を高める整備というのを進めていただくことは可能ですか。 196 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 197 ◯市長(和田裕行君) これにつきましては、まだ実験的な部分もございますので、任期中ということは申し上げられませんけれども、任期中も引き続きこの問題意識は持ち続けます。私も、これはあまりにも交通の便がよくなると、8号線に向けて非常に通行量が増えてしまうと思うんです。そうすると、東中の皆さん等に、より危険が増すということも考えなければいけませんので。8号線までの道も自転車通学等をされている中で、交通量が増えるとやはり危険がさらに増えるということもあるので、そういったところも勘案しながら、限られた財源ではございますが、どういった対策が有効であるのか、通行の規制の仕方も含め、あと、ほかの動線も含め、引き続き検討はさせていただきます。ただ、任期中に整備という面で具体的な予算をつけてということはちょっとお約束できないので、引き続き鋭意検討させていただきたいと考えております。 198 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。 〔13番(森野克彦君)登壇、資料掲示〕 199 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。整備はできなくても、何かしらの対応をしていただけるということでお願いいたします。  続きまして、中項目2番にいきます。古沢町の地下道についてです。  続きまして、配付資料4をご覧ください。  ここは彦根警察署近くにある跨線橋の下にある地下道で、古沢町の松縄手から宮崎商店という八百屋さんの前につながる地下道です。この地下道を、先日、3日間以上雨が降っていない晴れの日の朝に通行いたしました。  配付資料5の方をご覧ください。  この地下道の入り口ですが、「注意、不審者出没」、「危険、衝突や衝突しそうになったという報告がよく寄せられています」、「犯罪パトロール重点地区」という看板が立っております。晴天3日目にもかかわらず、入り口には水たまりがあり、地下道の途中でも数か所、コンクリートの地面を踏むとぐらぐらで、水があふれ出す箇所がありました。  続きまして、配付資料6をご覧いただきますと、高さは175センチで、幅は、広く見えるかもしれないですけれども、手を広げると両端が届きますというぐらいの狭さで、壁には絵がかかっていますが、それでも全体的に暗く汚い感じの通路で、それほど短くもなく、大体50メートル以上あるのかなと思います。さらに、一直線ではなく、2か所ほど屈折しているため、先の見通しも悪い通路となっております。晴天時においてもこのような状態であり、その後、雨の降る日に再度中を通り確認すると、入り口付近の水たまりは当然ですけれども大きくなっており、地面を踏むと水があふれ出す箇所も増えておりました。さらに、途中の横の壁から水が垂れ流れている箇所も幾つかあり、天井からは水滴が落ちている箇所が幾つかありました。その上、地下道の中の臭いですけれども、どぶのような臭いが立ち込めており、また、たばこ吸いながら通行した人がいたのか、たばこの臭いが充満しておりました。そのような現状の中、朝、子どもたちがこの地下道を通って通学をしていきました。  細項目1番、危険性についての認識についてお伺いします。 200 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 201 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 議員ご質問の地下道につきましては、JR東海道本線をくぐり、古沢町地先と船町地先を連絡する地下道となっており、城北小学校の通学路としても利用されております。  当該箇所につきましては、経年劣化や漏水により一部通行に支障を来していることや、地下道であるため暗く、人目につきにくいというところから、通行、防犯の観点から危険性についても認識をしているところでございます。 202 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 203 ◯13番(森野克彦君) 細項目2番です。安全性向上のための今後の対策についてお伺いします。 204 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 205 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 今後の対策につきましては、安全性向上のため、定期的なパトロールを実施しますとともに、通行において支障となる箇所につきましては、補修を実施してまいりたいと考えております。  また、防犯の対策につきましては、地下道内を明るくする対策として、壁面の塗装であったり、照明灯のLED化による照度の確保などが考えられるかと思います。 206 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 207 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。なかなか抜本的にという整備は難しいと思いますけど、できる範囲での整備の方をよろしくお願いいたします。  細項目3番です。この地下道の危険性と整備の必要性に対する市長の見解をお示しください。 208 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 209 ◯市長(和田裕行君) 当該地下道につきましては、定期的にパトロールを実施するとともに、通行において支障となる箇所につきましては、補修を実施してまいります。また、防犯対策として、壁面の塗装や照明灯のLED化による照明確保についても年次的な対応を検討してまいりたいと考えております。市民の皆様が安全に安心して通行いただけるよう、防犯対策も含め、必要な安全対策を実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  私は、ここも現地を確認させていただきました。黄色のパトランプがあって、それは稼働しているのかどうか分からないんですけれども、誰かが通行していたらそれが回るであるとか、これもまた実験的で、今後、任期中にという明言はできないんですけど、やはりモニター等があれば、皆さんの目に触れるということで、一定の防犯の役割を果たせるのではないかというのも検討材料の一つであろうかと思います。さらに、佐和山城の帰路として、今後、活性化を考える中で、そういったもので人が増えれば、やはりまた一定の防犯効果は果たせるのではないかといったことも含めて、今後、任期中は、私もここについても注視して考えてまいりたいと思います。 210 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 211 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。市長の新たな感性で、整備の方をまたよろしくお願いいたします。  大項目3番です。災害時における備蓄食についてお伺いします。  近年、全国各地で起こる自然災害は、想像を超える被害をもたらし、また、これまで起こることがなかったような場所でも予期せぬ被害が発生したりと、油断ができない状況であります。彦根市でも、今後、予期せぬときに予期せぬ事態が発生することを考えた対策が必要であります。  災害時の避難所で、まず水がない状況が発生し、その後、おにぎりやパンなど炭水化物、糖質の多い避難食により栄養が偏り、さらには食べ残しや賞味期限切れのごみによる悪臭、虫の発生などの問題が発生します。災害時対策の質の向上は、その必要性と重要性が増し、ただ寝る場所があればよいであったりとか、ただ食べるものを備えておけばよいという災害対策の時代は終わりました。質の低い災害対策は2次災害をもたらす危険もあり、高齢者向けの段ボール簡易ベッドを用意したり、妊婦さんや小さい子ども連れの専用避難所を用意したり、各自治体で災害時の対策の質の向上にも取り組んでいる現状であります。  本当にそれらが必要となったとき、今のままの備蓄食で本当に大丈夫でしょうか。当然、予算の関係を考慮する必要があるのは誰しもが理解をしております。しかし、いつ起こり得るか分からない事態での市民、子どもたち、お年寄りの命がかかっております。真に必要な備蓄食を備えておく必要があると考え、以下、質問させていただきます。  中項目1番、災害時における備蓄食について。  細項目1番の災害時の備蓄食の保存量についてお伺いします。 212 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 213 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 本市で災害時用として備蓄しております食料につきましては、平成29年度に改定した備蓄計画に基づき、賞味期限等に伴う定期的な入替えも加味しながら、おおむね10年間で整備できるよう、順次取組を進めているところでございます。  また、備蓄食の選定につきましては、調理に手間がかからないこと、長期保存が可能なこと、非常時の配布がしやすいこと、製品価格、食べやすさなどを基準とし、現在は、ワカメご飯、梅がゆ、クラッカー、飲料水、粉ミルクを備蓄しております。  議員ご指摘の備蓄食の保存量でございますが、令和3年5月末現在、ワカメご飯が2万6,450食、梅がゆが1万2,550食、クラッカーが1万9,300食、飲料水は1本500ミリリットルのものが8万1,120本、粉ミルクは1箱130グラムのものが1,040箱となっております。 214 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 215 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  細項目2番です。期限切れの備蓄食の取扱いについてお伺いします。 216 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 217 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 災害時用の食料を含む備蓄品につきましては、賞味期限や使用期限によって定期的に入替えを行っております。  備蓄食の具体的な取扱いにつきましては、近年のフードロス削減の観点などを鑑み、賞味期限切れによって備蓄食を極力廃棄することのないように、賞味期限が1年以内に迫った食料を対象に、彦根市防災訓練の参加者へ配布することに加え、「広報ひこね」や市ホームページ等で募集し、応募のあった市内の防災会や自治会等に対して防災啓発物品として配布をしております。  また、これらの配布状況によっては、彦根市社会福祉協議会が運営するフードバンクひこねへの提供も行っております。 218 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 219 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  賞味期限切れの備蓄食を各自治体に下ろされたりとかして、普通の市民の方の手元に届くと思うんですけれども、そこで廃棄されるようなことというのはないですかね。再質問です。 220 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 221 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 私どもの方で、頂いていただいた物品を廃棄されたというようなお声は伺っておりません。 222 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 223 ◯13番(森野克彦君) 私の方には、期限がもう迫っていて、食べ切れないまま賞味期限が切れてしまったという形で廃棄にされたワカメご飯等の情報は来ております。そういった現状があるということだけ認識いただきたいと思います。  続きまして、細項目3番目ですけど、備蓄食の質についての問題点についてお伺いします。 224 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 225 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 備蓄食については、先ほどお答えしました選定基準に基づき整備に努めているところです。現状において、バリエーションの少ないことが課題であるとも考えられますが、おかゆタイプや粉ミルクを備蓄することなどにより、固形物が食べづらい高齢者の方や、そしゃく力の弱い乳幼児に配慮をしておりますので、一定の質は確保しているものと考えております。
    226 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 227 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  細項目4番ですけれども、ゼリータイプの備蓄食についての見解をお伺いします。  先ほど、手間がかからないためにということなんですけど、ワカメご飯等にしても、熱湯で15分でしたか、水で45分、それだけの時間がかかりますし、持ち歩くのも大変ですしということで、ゼリータイプの小さい備蓄食、いつでも封を開けたら食べられるような備蓄食についての見解についてお示しください。 228 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 229 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 議員ご質問のゼリータイプの備蓄食につきましては、固形物が食べづらい高齢者の方や、そしゃく力の弱い乳幼児などでも容易に摂取することが可能であるとともに、断水時にも水分を補給しつつ、エネルギーを摂取することが可能であり、栄養価の高い備蓄食であると認識をしております。しかしながら、1個当たりの内容量が少ないものが多いとともに、単価的な面からも、主食の代替品としては課題があると考えております。  本市におきましては、ワカメご飯、梅がゆ、クラッカー、粉ミルク、飲料水などを主食等として備蓄しており、現時点では、備蓄目標数に到達していない状況にあることから、まずはこの充足に向け取り組んでまいりたいと考えておりますが、お子さんやご高齢の方などの避難時における負担が少しでも解消され、安心して避難することができるよう、今後も引き続き情報収集に努めながら、非常時の使用に適した食品について研究を進めてまいりたいと考えております。 230 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 231 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  もちろん単価が高いのは当たり前なので、全体をそれに替える必要性というのはないと思います。別に炭水化物だけでもしばらく我慢できる方はそれで結構でしょうし。ただ、どうしても今すぐにでもちゃんとした栄養素を摂取させてあげないといけない人たち、妊婦さんであったりとか病気の方々が避難所にいらっしゃったときに、当然、すぐにそういった提供できるものを一部保存する必要があるのではないかという趣旨でこの質問をさせていただいています。いかがですか。 232 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 233 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 貴重なご意見だと感じております。全部は無理といたしましても、一部導入可能かというところにつきましては、また今後研究はしてまいりたいと思います。ただ、一定10年間をめどに、防災計画においても備蓄目標を作っております。その整備途中でもございますので、その辺の部分、また、予算的な部分、いろんなことを加味しながらまた研究してまいりたいと考えております。 234 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 235 ◯13番(森野克彦君) いろんなことを加味していただくのは当然ですけれども、加味している間にも、そういった危険な状況が発生する事態が生じる可能性もありますので、そういったことも踏まえた上で検討していただきたいと思います。  細項目5番です。災害対策の質の向上に対する市長の見解をお伺いします。 236 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 237 ◯市長(和田裕行君) 議員ご指摘のとおり、災害対策を実施する上においては、ただ単に食料等の物資を備蓄する、あるいは避難場所等を開設するといったことだけではなく、避難される方の生活環境等に配慮するなどの視点は重要であると認識いたしております。  本市における取組として、例えばハード面では、要配慮者に対する支援を充実させるため、福祉関係の法人と協定を締結し、福祉避難所を開設できる体制を整えているほか、避難所等での生活環境の向上のため、プライバシーの確保や感染症の防止に向けたパーティションの備蓄、あるいは、災害時応援協定を締結し、段ボールベッド等を提供いただける体制の整備などに取り組んでいるところでございます。  また、ソフト面におきましても、避難所運営マニュアル(感染症対策編)の新規作成や、各避難所等担当職員の見直し、さらには、防災訓練等を通して、災害時における市職員の対応能力の向上に努めているところでございます。  今後におきましても、避難される方がより快適に暮らしていただけるように配慮する視点を大切にしながら、食料等の備蓄をはじめ各種防災対策の充実に努めてまいりたいと考えております。 238 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 239 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。  ソフト面の備蓄食の充実に備えていただけるという回答の中で、今、ゼリータイプの備蓄食についてのメリットをお伝えしたところですけれども、それについて、全部ではなくても結構です。先ほどと同じ話ですけれども、一部導入して、そういった方が本当に必要とされるときに、必要なものを少しでも備蓄しておく必要があるのではないかということに対しての見解をお願いします。 240 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 241 ◯市長(和田裕行君) 議員ご指摘のとおりだと思います。費用面は先ほどお話しになったと思いますけど、賞味期限も恐らく大丈夫だという認識でございますので、全部というのは無理ですし、これからの計画等の中で、一部からでも始められるような体制を検討してまいりたいと思います。 242 ◯議長(谷口典隆君) 森野君。   〔13番(森野克彦君)登壇〕 243 ◯13番(森野克彦君) ありがとうございます。よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。 244 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午前10時48分休憩            午前11時04分再開 245 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  11番和田一繁君。和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 246 ◯11番(和田一繁君) それでは、公政会の和田一繁が質問をさせていただきます。  和田市長におかれましては、就任され、約1か月が過ぎようとしております。SNSでも日々奮闘されている様子を配信しておられます。和田市長に対して、昨日の小川議員からもありましたように、大いに期待をされている市民、反面、市長がどんな人なのか分からないと戸惑いや不安を持っている市民、もちろん職員の中にもおられると思います。そうした中で、市政方針や前市長との施策の継続性などについて、市民、また、職員の皆さんも関心を持っておられると推測いたします。前市長の施策の継続性、市長の公約について、大項目1点に絞り質問をさせていただきます。前向きなご答弁をよろしくお願いいたします。  大項目、前市長の施策の継続性および市長の公約について。  中項目1、彦根城世界遺産登録について。  細項目1、彦根城世界遺産登録に向けての考えは。  前市長からの引継ぎや、就任後、世界遺産推進担当者からも登録に向けての説明も受けておられると思います。昨年末に彦根城の推薦書原案、包括的保存管理計画案を文化庁に提出した内容であったり、先月5月10日の文化庁文化審議会で、彦根城に対する文化庁からのコメントも受けておられます。こちらも昨日、市長からも、ご覧になっていただいているという答弁をいただいておりますけれども、改めまして、この世界遺産登録につきまして、市長の考えをお伺いいたします。 247 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 248 ◯市長(和田裕行君) 彦根城の世界遺産登録につきましては、これまで国・県と連携を図り、指導、助言を得ながら登録の実現に向けて取り組んでまいりました。昨年度からは、県と市で彦根城世界遺産登録推進協議会を立ち上げて作業を進めさせていただいてきたところでございます。  今年の5月10日に開催されました文化庁の文化審議会におきまして、価値の証明、推進体制の整備、市民の機運醸成等が進んだことを評価していただきました。取組の方向性について修正するような指摘はなく、彦根城の価値についての説明を整え、国内外での理解を得るよう努力するとともに、緩衝地帯における開発事業を適切にコントロールする仕組みを構築し、市民の主体的な取組を高めていくよう指示がございました。この文化庁の評価、指示を踏まえまして、彦根市にとってメリットとデメリットを十分に検証し、市民の理解を得た上で、効果的かつ効率的な事業運営に努めてまいりたいと考えております。 249 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 250 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。  今、その文化庁からの内容等をお聞かせいただきました。その準備状況と課題についても、文化庁が彦根城と同じ2024年登録を目指しております飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群に対しての課題も含めコメントをされております。コメントの中で、明らかに彦根城の課題に対して具体的なコメントがあり、私の捉え方ですけれども、多分、ここをクリアすれば、何とか文化庁の方も応援してくれるように見受けられます。飛鳥に関しましては、さらに検討といいますか、かなりハードルが高いようなコメントに感じております。2024年に向け、今、飛鳥と彦根城が同じ土俵に上がっているということで、昨日の市長の答弁でも、これが本当に最後のチャンスだということで、そう言っていただいた方が全体の機運も逆に高まるのではないかと思っております。約30年間、様々な市長がいろんな右往左往をした中で、この2024年というのは和田市長がまだ任期中でございます。任期中に最後のチャンスとして、この世界遺産登録を目指すチャンスがあるということですから、この辺りは、しっかり市長がトップセールスで、世界遺産推進の旗振りということで進んでいただければと思いますけれども、この世界遺産に関して、今、いろんな課題もありますけれども、取りに行くという思いをもう一度確認させてください。 251 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 252 ◯市長(和田裕行君) 本当に最後のチャンスとして取りに行きます。その思いで取り組ませていただいております。ただ、ずっと申し上げておりますとおり、これは文化庁からも、やはり緩衝地帯等の適切なコントロール、あるいはその周辺の住民の皆さんのご理解を得た上で進めるようにというご指摘はいただいているところで、私はデメリットの部分というのを語らせていただいております。この地域の住民の皆さんのできる限り多くの合意を得た上で、こういった問題もあるんだということはしっかりと説明した上で、できる限り多くの市民の皆様、緩衝地帯を含む住民の皆さんを含めて進めていかなければいけない問題だと文化庁の指摘からも改めて考えましたので、決して反対派として述べさせていただいているわけではなく、確実に県と協力して推進させていただく旨、知事とも確認をさせていただいているところでございます。 253 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 254 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。  それを踏まえまして、細項目2番、彦根城世界遺産登録のメリットとデメリットの調査、これは具体的にどのような調査方法でされるのか、お伺いいたします。 255 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 256 ◯市長(和田裕行君) 彦根城の世界遺産登録につきまして、市民の理解を得るためには、メリットとデメリットを明らかにし、市民に説明し、理解していただくことが必要であると考えているのは今申し上げたとおりでございます。世界遺産に登録されるということは、彦根市の知名度を高めるとともに、彦根城と共に歩んできた彦根のまちの魅力をさらに高める取組でございますが、世界遺産登録に伴って、住民生活に対するデメリット、課題があることも事実でございます。  昨年度、市内の関係団体の協力を得て、彦根城世界遺産登録に関わる検討会議を開催していただき、幾つかの課題があることは把握させていただいており、それらの課題の解決方法も含めて報告書の形でまとめていただいているところでございます。  今年度は、彦根城世界遺産登録推進室を中心に関係部署が連携して協議を行う庁内連絡調整会議を設置する予定でございまして、課題をさらに精査して、解決するための方策を関係団体や市民の皆さんのご意見を伺いながら検討し、市民の理解を得て進めてまいりたいと考えております。 257 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 258 ◯11番(和田一繁君) 今、市長がおっしゃったように、彦根城の世界遺産登録実現に向けたいろんなビジョン、そのデメリット、交通対策であったり観光対策などの課題に関しては、彦根城世界遺産登録に係る検討会議が3月26日に開催され、こちらの報告書は前市長の方に出されておりますけれども、しっかりとある程度抽出されております。市としては、いかにその抽出された課題のデメリットをメリットに変えていくかということが非常に重要だと思いますので、今、新しい調整会議もできるということですので、その辺りはしっかり捉えて、デメリットの部分を解消できるように進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。  やはりあくまでも世界遺産というものは目的ではなくて、目的は、今、市長がおっしゃっているように住みよいまちであり、このまちに住んでみたい、若い方が、また、若い方だけでなくシニア世代の方も移住とかこのまちに住みたいと思ってもらうという一つの目的があって、僕はそのための目標というのが世界遺産の一つの指標だと思っておりますので、ぜひともその辺りをしっかりと市民にこれから分かりやすく発信していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、細項目3、市長が考える市民に対しての啓発活動の具体策について。  彦根城世界遺産登録を推進するため、市長が考える市民に対しての啓発活動、また、可視化できる具体策をお聞かせください。 259 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 260 ◯市長(和田裕行君) 彦根城世界遺産登録推進のための啓発活動の具体策につきましては、広報やパンフレット等での情報発信はもとより、今年度予算でお認めいただいておりますバナーフラッグ、あるいは旗、ポスターなどの啓発グッズを作成し、市民や市内の関連団体にご理解をいただいた上で配布させていただき、設置していただくことで、より可視化できる形で世界遺産登録の機運醸成を図ることができると考えております。  さらに、今後は、より広い年齢層の方々への啓発を図るため、YouTube等での動画配信、あるいはSNSを活用した情報発信にも積極的に取り組ませていただきたいと考えております。  また、全ての市民、団体、行政が一体となって彦根城の世界遺産登録に取り組んでいただくためには、行政だけではなくて、市内の商工会議所、あるいは青年会議所、観光協会が実施するイベント等で啓発活動をしていただくよう、協働の取組も重要であると認識しております。 261 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 262 ◯11番(和田一繁君) 再質問ですけれども、啓発活動におきまして、彦根市内全体の中で北部、南部という地域性がありまして、やはり北部、彦根城の周辺に関しては、バナーであったりとか、そういった可視化できるようなものがございますけれども、今後、中部、南部、全体としての啓発で、可視化できるようなものというのは具体的に何か考えていらっしゃるんでしょうか。 263 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 264 ◯市長(和田裕行君) ここで地域差があるとは今のところは認識してございません。やはり全市的な盛り上がり、機運を高めていかなければならないので、北部に限ってするというような方法ではありません。当然、市街地の方が多くなるかとは思いますけれども、それもまた、私が発信していく中で、あるいは私が今後お会いする中で、やはり南部あるいは周辺地域の方の認識が薄いなということであれば、適宜そのような対策は進めていきたいと思います。どうしても、ぶっちゃけた話、お城の周りばかりやっていたではないかという周辺部のご意見も正直承っております。そういった中で、しっかりとデメリットも語っていかなければならないというのは私が訴えてきたところでございますが、そういった地域の皆さんにとっても、やっぱりこれは彦根市にとってプラスなんだよと、そういったことが、例えばより人口増等につながり、あるいは、ご年配の方々を支える仕組みづくりになるんだよというメリットの部分を強調して、周辺地域の皆様方にはお話ししていければなと考えております。 265 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 266 ◯11番(和田一繁君) 市長はやはりトップでありますし、彦根の看板でございますので、今おっしゃるように、これからいろんなたくさんの方に会われたりとか、今名刺でもしっかりと世界遺産のロゴを入れてお渡ししていらっしゃいますし、また、今、私がつけております世界遺産の金バッジであったりとかもございますので、トップセールスとして、どんどんその辺りは宣伝・啓発活動をしていただければと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。  それでは、細項目4、市長が考える滋賀県、近隣市町との連携とはということで、今年度、彦根城世界遺産登録推進に係る予算は、平成26年度の約620万円からすると、令和3年度は約2倍の1,167万円、過去最大の予算であります。県からも約920万円の予算が計上されております。市単独ではなく、既に県としても登録に向けて推進をされております。効果的な予算の使い方を含め、県、近隣の市町とどのように連携していくのか、お尋ねいたします。 267 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 268 ◯市長(和田裕行君) 彦根城の世界遺産登録を推進するため、昨年度、本市と県が彦根城世界遺産登録推進協議会を設置し、必要経費を本市と県で均等に負担し、学術会議の開催や推薦書原案などの書類作成等の登録推進作業を進めてまいりました。この協議会形式で作業を進めることにより、県との連携が高まり、事業のすみ分けや相互補完が可能となり、本市として無駄な経費や時間をかけることなく、効率的・効果的に世界遺産登録を実現させることができると考えております。  また、彦根城の世界遺産登録を契機に、広域観光の視点で、近隣市町との連携も深めていくことが重要であると考えております。 269 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 270 ◯11番(和田一繁君) 再質問でございますけれども、県・市町との連携ということで、これは、三日月知事であったりとか、各市町の首長さんとかの皆様にも、世界遺産に関しての推進というか、協力というのはもうされていらっしゃるんでしょうか。 271 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 272 ◯市長(和田裕行君) 知事とは既に世界遺産にともにしっかりと取り組んでいこうというお話はさせていただいております。市町につきましては、ご挨拶に行っている中で、世界遺産の話題がちょっとまだ出てこなかったんですけれども、今後、会っていく中で、ぜひこれを取上げて、協力いただきたい旨とともに、湖東・湖北地域の活性化のために必要だということをお伝えしてまいりたいと考えております。 273 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 274 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。本当に近隣の市町の協力ということは、オーバーツーリズムであったりとか交通対策、観光対策でも、やはり市単独ではなくて、滋賀県も含めて、長浜市であったりとか米原市、近江八幡市との地域連携というところで、世界遺産を彦根だけではなくて滋賀県がいかに盛り上げていくかということだと思いますので、その辺りは早急にまた市町の首長さんに和田市長の思いも含めて伝えていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、細項目5番、SDGsの目標11ターゲット11の4とは。 275 ◯歴史まちづくり部長(荒木城康君) SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、17の持続可能な開発目標と、それらの目標を達成するための169のターゲット、すなわち具体的な取組が示されています。  その目標11としまして「住み続けられるまちづくりを」が掲げられ、それを実現するための取組として、ターゲット11の4で、世界文化遺産および自然遺産の保全等の取組を強化することが示されています。 276 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 277 ◯11番(和田一繁君) それでは、それを踏まえまして、細項目6、SDGs目標11ターゲットの11の4への見解はということで、今、11の4に関しましては、「住み続けられるまちづくりを」、世界の文化遺産および自然遺産の保全・開発制限の取組を強化するとうたっておられます。  令和3年3月に改定されました第2期の彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略でも、基本的な考えとしてSDGsの推進を明記されております。四つ目の新しい視点の取組を強化する一つに、「持続可能な開発目標の理念である「『誰一人取り残さない』社会の実現」を踏まえ、SDGsを原動力とした地方創生の推進に向け、関係機関と連携しながら、SDGsを推進します」と明記をされております。
     また、総合戦略の基本的な考えとして、大きく四つ明記されています。一つ目が、「地域資源を活かし、定住人口の減少に歯止めをかけ、交流人口および関係人口を増加させる」と書いております。彦根市に住みたい、住んでよかった、住み続けたいと感じる、住みよい活力ある都市を創造していくことが求められております。まさに市長が選挙戦で市民に「若い世代が出ていかずに、さらに移り住んでもらう市を目指す」を公約とされております。その意味でも、11の4もどこかでしっかりと明記する必要があるのではないかと思いますけれども、見解をお尋ねいたします。 278 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 279 ◯市長(和田裕行君) SDGsにおきましては、世界遺産の保全等が持続可能なまちづくりの取組の一つとして位置づけられております。こうした国際的な認識を踏まえますと、彦根城の世界遺産登録は、彦根市における持続可能なまちづくりを実現するための重要な取組の一つであり、市民の皆様が彦根城に誇りや愛着を持って、彦根城を日常生活や仕事の糧として暮らし続けることが大切であると考えております。  正直、この11の4というのは、ご質問いただいて初めて読ませていただいたところでございますが、改めて認識して、持続可能なまちづくりのために、彦根での世界遺産の実現への思いを強くしたところでございます。 280 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 281 ◯11番(和田一繁君) 再質問でございます。  本当に市長がおっしゃっている自然遺産の保全、また、開発制限、いわゆる緩衝地域であったりとかの開発も含めてここにしっかりうたっておりますので、こういったものを今後の戦略の中でも明記されるお考えはありますでしょうか。 282 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 283 ◯市長(和田裕行君) どういった明記の方法がいいか、逆に混乱を招かないかとか、分かりにくいところがあると思うんですが、この精神につきましては、本当に今、議員ご指摘いただいたとおり、私の政策と通ずるところがありますので、表現の方法はともかく、この精神を堅持し、SDGsの考えに従い、推進活動は進めてまいりたいと思います。 284 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 285 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。やっぱり国際社会の共通の目標ですので、彦根市もそれに向かって進めていただければと思いますし、それがまた世界遺産登録に一歩でも進んでいくと思いますので、お願いをいたします。  細項目7、2022年、来年になりますが、国内推薦までのロードマップについてお伺いいたします。 286 ◯議長(谷口典隆君) 歴史まちづくり部長。 287 ◯歴史まちづくり部長(荒木城康君) 彦根城は、国が平成4年(1992年)に世界遺産暫定一覧表に記載した世界遺産候補の一つです。その後、国から、世界遺産登録の取組を地元の都道府県と市町村が連携して行うように求められ、彦根市は、令和元年(2019年)度に、滋賀県と彦根城の世界遺産登録に関わる協定、覚書を交わし、令和2年(2020年)5月に、県と市が共同で彦根城世界遺産登録推進協議会を設置いたしました。現在、この協議会におきまして、来年度の国内推薦に向けまして、彦根城の世界遺産登録に必要な推薦書原案と包括的保存管理計画書の練り直し作業を進めています。これらの書類を今年度末に文化庁に提出すると、来年の5月ないし6月に文化庁の文化審議会においてヒアリングを受けることになります。それをクリアできましたら、来年の7月後半頃には国内推薦を文化審議会で決定していただけるものと認識しております。 288 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 289 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。2024年が世界遺産登録と言われておりますけど、その前にもう一つ、来年の夏の国内推薦で、今上がっているのは、先ほど言いましたように、飛鳥の方の奈良県と、あと、滋賀県が2024年登録に向けての来年の国内推薦決定に向けての準備を今しておりますので、その辺り、しっかりロードマップも踏まえて、市民への発信も含めて、ぜひこちらの方はよろしくお願いをいたします。  それでは、ホストタウンならびに国際交流についてに移ります。  細項目1、スペイン女子ハンドボール代表の事前合宿はいつ頃なのか。  2018年9月6日に、滋賀県彦根市におけるスペインハンドボール連盟の2020東京オリンピック競技大会事前合宿およびスポーツ交流の実施に関する協定書を、王立スペインハンドボール連盟と滋賀県、また、彦根市と結ばれております。6月1日、群馬県太田市が、ホストタウンであるオーストラリア女子ソフトボール代表を受け入れたニュースがトップで流れておりました。スペイン代表の女子はもうオリンピック出場が決まっておりますので、市として、スペイン代表の事前合宿はいつ頃なのか、お答えください。 290 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 291 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) スペイン女子ハンドボール代表の事前合宿につきましては、詳細な日時は、現在、王立スペインハンドボール連盟と調整中ではございますが、今のところ7月16日から7月22日までを予定しているところでございます。 292 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 293 ◯11番(和田一繁君) それでは、細項目2、受け入れの是非の判断について、いつ誰が決めるのか。  2020東京オリンピック・パラリンピックの前に、全国各地で外国チームの事前合宿を計画している自治体のうち、新型コロナウイルス感染症のため既に断念した自治体は50を超えております。5月19日には、米原市がニュージーランド男子のホッケー事前合宿取りやめを発表されました。米原市長は、「協議の結果、感染リスク軽減が最も重要だとの共通理解に至った」と説明、「選手と市民が直接交流できる貴重な機会だったが、感染が拡大する中では、選手の安全・安心を確保するのは難しい」とコメントされております。5月21日には、岡山市が台湾とスペイン、千葉県山武市がスリランカの合宿中止を発表されております。感染の広がりと、政府やオリンピック組織委員会が開催に向けて自治体に求める感染症対策を厳しくしたことが受入れを難しくしているそうです。  ホストタウン推進事業として、今年度も約700万円の予算を組まれております。また、既に宿泊先も数か月前から押さえていると聞いております。受入れ是非の判断について、いつ、誰が決めるのか、お尋ねいたします。 294 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 295 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 現時点におきましては、事前合宿を実施することを前提として、王立スペインハンドボール連盟と事前合宿について日程等の詳細を調整いたしております。今後の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、同連盟、本市および滋賀県の3者が合意の上、判断することになります。 296 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 297 ◯11番(和田一繁君) あくまで滋賀県、あとスペイン、彦根市の3者で、滋賀県からというわけではなく、あくまでも3者の協議の上ということでよろしいですね。  再質ですけれども、では、市として、今、組織委員会からもありましたように、感染症対策というのはどのようにシミュレーションも含めてされているのか、お尋ねいたします。 298 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 299 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 国より選手等受入れマニュアル例が示されておりまして、例えば、選手は原則、公共交通機関を利用せず、貸切りバス等の専用車両を利用する、それから、一般の人と接しないような動線を確保する、毎日PCR検査を行うなど、徹底した感染症対策を行わなければなりません。本市におきましても、国の手引を参考に彦根市のマニュアルを作成いたしまして、マニュアルに準じた感染症対策を行いながらホストタウン事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。 300 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 301 ◯11番(和田一繁君) 再質問です。  先ほども合宿の受入れが7月16日からという答弁でしたけれども、今、約1か月ですね。1か月の中で、感染症対策のシミュレーションであったりとか、医療従事者の方であったりとか、そういうチームであったりとか、そういったことはもう既に動いていらっしゃるんでしょうか。 302 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 303 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 詳細につきまして、今、調整等を出しているところでございまして、医療関係機関につきましては、県の役割もございますので、県と調整をしながら詳細を詰めているところでございます。 304 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 305 ◯11番(和田一繁君) 再質問ですけど、人的な確保というのは全て市職員が担当するんですか。県からの派遣とか協力があるとか、その辺りはどうなんでしょうか。 306 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 307 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 今のところは、本市の職員で何とか回していきたいなと考えているところでございます。 308 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 309 ◯11番(和田一繁君) その辺り、多分、スペインのハンドボール代表が彦根で事前合宿というところの部分では、まだ知らない市民の方も多いと思います。特に、やはり今、外国からの受入れに関しましては非常に敏感でもございます。安心・安全というところで、当然ホテルも予約されているということですから、その中での部分も含めて、しっかりとその辺りは感染対策をやっていただきますようによろしくお願いいたします。  続きまして、細項目3ですけれども、2020東京オリンピック・パラリンピック後のセゴビア市との交流事業の考えはということで、オリンピック開催に伴うホストタウンとして、ハンドボールを通じてセゴビア市との交流を始めておられます。コロナ禍の中、今後、どのような形で国際交流を考えているのか、お尋ねいたします。 310 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 311 ◯市長(和田裕行君) 今回のスペインを相手国としたホストタウンの登録申請を行った際に提出した交流計画では、ハンドボールチームの受入れだけではなくて、東京オリンピック・パラリンピック終了後においても、彦根城の世界遺産登録を推進している本市と、城郭都市として世界遺産に登録されているセゴビア市との交流を進めることといたしております。こうしたことから、今後、私もその具体化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  セゴビア市とは、これまでの協議の中で、観光促進および文化振興の分野において交流することを定めた覚書の素案について、双方で一定の合意をさせていただいており、セゴビア市からは、城郭についての学術会議の開催や、相互にパンフレットや観光素材を用いてプロモーションを行うこと、グルメ交流などについて提案があったところでございます。  新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、現在のところ、これらの交流に関する覚書の締結にまでは至っておりませんが、今後は、新型コロナウイルス感染症の収束状況を注視しながら、覚書の締結と具体的な交流に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。 312 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 313 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。今、コロナ禍ですから、双方の交流というのはなかなか難しいかもしれませんけれども、そこは本当に市長の得意分野であるSNSとか、そういうものを通じて交流ができるような形をぜひともまた提案していただければと思いますので、その辺り、もう一度ご見解をお願いいたします。 314 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 315 ◯市長(和田裕行君) 考えていたところでございます。私はスペイン語が苦手ですけれども、できることがないか、実際に模索しております。次のジョージアの方も含めて、何ができるのかというのは今検討させていただいておりますので、費用の発生しないSNSでの交流というのは可能ですので、積極的に進めさせていただきたいと考えております。 316 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 317 ◯11番(和田一繁君) 細項目4、ジョージア国ムツヘタ市との国際交流継続の考えはということで、今、彦根市の国際交流という点では、姉妹都市では、アメリカ合衆国ミシガン州アナーバー市、こちらは2019年には提携50周年を迎えております。友好都市といたしまして、中華人民共和国の湖南省の湘潭市、こちらの方は、市民使節団であったりとか、あと、中学生の相互派遣をされております。また、ホストタウン関連事業として、今ほどご説明ありましたスペイン王国のセゴビア市と交流をこれからしていくわけですけれども、2018年10月13日、彦根市とジョージア国ムツヘタとの間に観光および歴史資産活用分野における覚書、2019年11月2日には、人的な交友に係る覚書に前市長が署名をされております。今日まで、当然コロナ禍もありますけれども、具体的な協議をしているのかも我々には分かりません。多分、答弁協議においても、ここに至るまでの市長協議資料であったりとかプロセスなどを十分把握されていると思います。今後、市長として国際交流を継続していくのか、市長が言われる市民にとってメリットがあるのかを含め、継続する考えがあるのか、お尋ねいたします。 318 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 319 ◯市長(和田裕行君) 今、議員ご指摘いただきましたとおり、彦根市、ムツヘタ市の双方で既に覚書を締結させていただいており、最近の本市というか、私宛てにも頂いております親書においても、ムツヘタ市側は継続して交流していく意思を示しておられます。本市といたしましても、今後、彦根の観光や物産を全世界に売り込んでいく上で、海外の交流都市の存在は大きいと感じており、ムツヘタ市との交流については継続してまいりたいと考えております。ムツヘタ市に限らず、国際交流による市民の国際理解の促進や、経済交流を通じた地域の産業・経済の活性化といった効果は、短期的に達成できるものではございませんが、私としましては、長期的な視点に立って、市民にとってメリットがあるかどうかを判断材料とさせていただき、どうしても過大な負担があるというような場合は、交流内容を見直す等が必要ではございますが、先ほど申し上げましたとおり、費用負担のない部分での交流等は可能ですので、まずはそこから進めていきたいと思います。  今、このコロナ禍で実際にムツヘタ市に行くのかと言われると、ちょっと答弁は難しいとは思いますが、たまたま私がビジネスをしていた頃に、このジョージアという国に物を発送させていただいたことがございますので、個人的にも親しみのある国でございます。せっかく締結まで至った交流関係をアフターコロナにおいて有効に活用し、親睦を深めていければなと考えているところでございます。 320 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 321 ◯11番(和田一繁君) 意外なお答えでびっくりしております。ムツヘタは、過去にも、私への答弁もそうですし、一昨年では、公政会といたしましても、このムツヘタ市の予算の方も減額修正をさせていただいております。市民にとってメリットという言う前に、ムツヘタ市との覚書をされた経緯であったりとか、あと、実際にムツヘタに関して担当されていた方はもういらっしゃいません。国の方も帰られています。実際に署名をされた顧問の方もいらっしゃいません。本当にムツヘタ市との交流を含めた中の担当がいない中で、法人も約150ぐらいですかね。あと、もちろん滋賀県の企業さんも一切ありません。そういったところで、本当に市民にとってメリットがあるのかと。市長が言われるように、その辺りは政治判断でやめてもいいのではないですかね。これによって、また職員がいろんな形で負担であったりとか、そういったことになる可能性もやっぱり否めませんので、その辺り、もう一度ご見解をお願いいたします。 322 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 323 ◯市長(和田裕行君) 当然、市民負担の部分については、やはりメリットが薄いというのが率直なところであるとは思うんですが、しかしながら、親書、こちらは英語で頂いておりまして、私も対応できたんですけれども、大変フレンドリーな締結を結んでいただいて、向こうとしては、やはり交流を深めていきたいという思いがひしひしと伝わってくる親書を頂きました。そんな中で、これはメリットだけでは判断できない部分もありますし、私は負担のない方向で交流できる方法があるとは思いますので、そこから始めていって、やっぱりヨーロッパ圏というのは、当然、私としてもいろんなところを売り込んでいきたいという部分で、さらに輪を広げていく部分で、必ずしもデメリットばかりではないと考えています。費用負担のない部分での交流というのは、細々とかもしれませんけれども続けていきながら、今後の交流について、市民負担のない方向で取り組んでいければと思います。ムツヘタに行くということですと、まず否決されると思いますので、そういったことではなくて、十分メール等で無料で個人的にもやり取りできることだと思いますので、そこからスタートさせていただきたいと考えております。 324 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 325 ◯11番(和田一繁君) 再質問ですけれども、交流を続けるということで、あと、交流を続けるに当たっての所管部署というのはシティプロモーションそのままになるんでしょうか。その辺り、所管する部署だけ確認をさせてください。 326 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 327 ◯市長(和田裕行君) 所管部署は同じシティプロモーション推進課になりますけれども、今申し上げましたとおり、まずは私の個人的なというか、市長としての立場ではございますが、メール等のやり取り等にはなるかと思います。 328 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 329 ◯11番(和田一繁君) あくまでも公人としてですので、その辺りもしっかりと情報公開をしていただきますようによろしくお願いいたします。  それでは、歴史資産および観光資源の活用について。  細項目1、佐和山城跡の国の史跡指定に向けての市長の考えは。  歴史資産の活用では、天下分け目の拠点である佐和山城跡の3Dプログラムでの復元など、斬新な構想を持たれております。彦根城以外の歴史資産の一つでもあり、集客が望める佐和山城跡の活用においては、私もかねてから市に提案や、自らも活動をしてまいりました。活用することは大事ですが、活用ばかりではなく、後世に残し守っていくことも我々の責務だと感じております。  ただ、佐和山城跡は民間個人所有地でもございます。宝を守るべき文化財保護法によって、様々な開発から史跡指定範囲を守ることができ、自然災害など史跡が壊れた場合の修理や、見学路、説明板の設置のような整備で国の補助制度が活用できるというメリットもあります。一刻も早く国の史跡指定を目指すべきだと考えますが、市長の考えをお伺いいたします。 330 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 331 ◯市長(和田裕行君) ご指摘いただきましたように、本当に佐和山城跡の有効活用は、私も非常に大事だと考えております。佐和山城跡は、石田三成の居城として既に全国区の知名度を持つとともに、彦根市にとって大切な遺跡と考えておりますことから、彦根市の宝として守っていくため、国の史跡指定は目指していかなければいけないと考えております。  国の史跡指定が実現しますと、議員ご指摘のように、修復や整備に国の補助制度が活用できるだけでなく、さらなる知名度アップに伴い見込まれる来訪者の増加がまた地域の活性化につながるなど、様々なメリットがあると考えておりますので、国の史跡指定は、佐和山城跡の保存と活用を推進していくに当たり、非常に重要な事業であると認識しております。  現在、国の史跡指定のための準備を進めておりますけれども、史跡に指定されるためには、総合調査報告書の作成、あるいは史跡の範囲の確定、土地所有者の同意を得ること、さらには、文化庁に意見具申を行い、文化庁に設置されている文化審議会で審議され決定される必要がございます。このように、史跡指定を受けるには様々な手続を経る必要がございますので、時期まではちょっと明確にお答えすることはできませんけれども、できる限り早期に史跡指定を受けられるように取り組んでまいりたいと考えております。 332 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 333 ◯11番(和田一繁君) 今、総合調査報告書に関して、前回質問したときの答弁の中では、多分、令和2年度中には編集を完了させるとご答弁いただいておりますけれども、その後の進捗の方だけお答えください。 334 ◯議長(谷口典隆君) 歴史まちづくり部長。 335 ◯歴史まちづくり部長(荒木城康君) 議員がおっしゃいましたように、令和2年9月の常任委員会で、調査報告書につきましては「今年度中に編集を完成させる予定」というお答えをしております。この作成中の調査報告書につきましては、遺構確認・発掘調査、文献資料調査、絵図資料調査、遺構分布調査、地形測量調査、総括と、複数の分野に分かれておりまして、分野ごとに執筆等を進めておりますが、正直申しまして、ちょっと遅れておりまして、令和2年度での完了はいたしませんでした。しかし、令和2年度中に、遺構確認・発掘調査に関しましては、ほぼ編集作業が完了し、遅れてはおりますが、着実に作業は進捗しております。今後も分野ごとに編集作業を進めていくことになります。  また、県調査の進捗状況につきましても、現在、米原バイパスの建設に伴いまして実施しているところでございまして、これにつきましても、もし順調にいけば令和5年度前後に終了するということもお聞きしておりますので、よろしくお願いいたします。 336 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 337 ◯11番(和田一繁君) もう一度、史跡指定されるのはいつというふうに。 338 ◯議長(谷口典隆君) 歴史まちづくり部長。 339 ◯歴史まちづくり部長(荒木城康君) これにつきましても、令和2年9月定例会におきましては、今後、少なくとも2年程度はかかるというような答弁をしていたかなと思いますが、正直、少し遅れておりますので、このレベルの中で何とか一日でも早くできるように努めてまいりたいと考えております。 340 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。
      〔11番(和田一繁君)登壇〕 341 ◯11番(和田一繁君) それは、市長任期中にはできるということでよろしいでしょうか。 342 ◯議長(谷口典隆君) 歴史まちづくり部長。 343 ◯歴史まちづくり部長(荒木城康君) 目指してまいりたいとは考えております。 344 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 345 ◯11番(和田一繁君) 市長、今の答弁で何かございますか。 346 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 347 ◯市長(和田裕行君) もう1個の方が令和5年度で、そこからぎりぎり間に合うかなというようなところです。実は、完成していないということもあって、総合調査報告書というのは上がってきておらず、拝見もしていないところですが、精査して、少しでも前倒しできる方法がないかというのは今後検討させていただきたいと思います。 348 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 349 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。就任して1か月で、多分、様々ないろんな書類、資料とかがあると思いますので、しっかりとその辺りは精査していただければと思います。  それでは、細項目2、石田三成公を切り口とした市長の考える誘客、観光振興とは。  石田三成公に関しましては、主に彦根市、長浜市、米原市の3市で構成されておりますびわ湖・近江路観光圏活性化協議会がございます。三成公をテーマに、三成会議の開催や、昨年、上野代議士の同行で、NHK放送局に大河ドラマの誘致に係る要望や、映画、漫画などとコラボしたスタンプラリーの実施など、広域で連携して三成公ゆかりの各市と誘客につなげる取組をされております。2023年大河ドラマ「どうする家康」は既に決定しております。「真田丸」のときもそうでしたが、大河ドラマの影響は、一時的ではあっても観光誘客促進のツールとなります。間違いなく三成公もドラマの中では大きな役割となることが予想されます。三成公を切り口とした市長が考える誘客、観光振興とは何か、お尋ねいたします。 350 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 351 ◯市長(和田裕行君) 彦根には、石田三成公の居城であった佐和山城跡があり、本市にとって三成公は歴史的にも重要な人物であり、これからの観光振興に欠かせない人物であると考えております。  ご質問のとおり、長浜市、米原市、彦根市で構成しておりますびわ湖・近江路観光圏活性化協議会では、石田三成公を共通テーマとして、これまでにも様々な取組を実施してまいりました。  今年度は、3市に点在する三成公ゆかりの地を巡り、謎を解きながらまち歩きを楽しんでいただくリアル謎解きゲームを実施させていただき、周遊観光を促すとともに、観光客の滞在時間の延伸を図ってまいりたいと考えております。  また、天下分け目の戦いと言われる関ヶ原の戦いの舞台となった関ケ原町や岐阜県と連携し、岐阜関ケ原古戦場記念館での三成公をテーマとした特別展の開催や、これに合わせた3市および岐阜県内を巡るデジタルスタンプラリーの実施、さらには、各地で開催するイベントへの相互出展を予定させていただいておりまして、それぞれの地に訪れた観光客を相互に送客できるような取組を計画しているところでございます。  本市といたしましても、2023年の大河ドラマ「どうする家康」では、どのように三成公が描かれるのか、大変興味深いところでございまして、三成公が改めて注目されることを期待しております。この「どうする家康」の放送、さらには、石田三成公を主人公とした大河ドラマの実現に向けまして、従来までの長浜市、米原市にとどまらず、関ケ原をはじめとする関連市町とのさらなる連携を図ることで、三成公を切り口とした観光振興に努めてまいりたいと考えております。 352 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 353 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。市長は、いろんなイベントの企画等を今までされてきております。先ほどからも、赤祭りであったりとか赤備えであったりとかとございます。赤の色ももいいんですけど、やはり対比するものもあって初めていろんなイベントの可能性も出てきます。赤であるなら黒であったりとか、そこも含めて、いろんな企画等、お客様が彦根や各近隣地域に来ていただけるような仕掛けの方をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、細項目3、ロケ誘致における市長の考えるブランディング化は。  前市長が、平成25年10月に、映画のロケワンストップサービスということで、滋賀ロケーションオフィスとの連携を図る受皿としてフィルムコミッション室を立ち上げられました。現在は、観光交流課の中にフィルムコミッション室がございます。現在に至るまで、数多くの映画、ドラマ、旅番組、CM等、大きい小さい関係なく当市で撮影され、その窓口としてフィルムコミッション室が対応してこられました。平成25年から約370件、民間が直接対応した分を合わせると、約400件以上が市内各地で撮影、利用されております。先日も、彦根オープンセットの撮影中の現場を表敬訪問していただいております。市長は、「これまでどおりの観光施策からの脱却」を掲げて、彦根に何があるのか、何が生み出せるのか、再度徹底的に検討し、ブランディング化をする必要があると言われております。まさに映画産業の誘致は、彦根の新たな持ち味であり、彦根らしさ、地場産業の活用も含めてブランド化、よそにはない差別化を図れるブランドだと思います。アフターコロナに向けて、体験型・滞在型観光、滞在型ロケを含め、彦根はハード、ソフトも構築されつつあると思います。新しい映画産業・企業誘致も含め、選択の幅が増えると考えます。撮影現場から見てきたロケ地誘致における市長の考えるブランディング化をお尋ねいたします。 354 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 355 ◯市長(和田裕行君) 本当にすばらしいセットで、また、いろんな皆さんとお話しする中で、新しい彦根の未来が少し見えたかなと感じたところでございます。  市内で撮影が行われますと、宿泊、飲食などの直接的な経済効果ももちろんなんですけれども、映画などの撮影地として紹介されること、あるいは、旅番組で本市の歴史や文化などが取り上げられることにより、本市の知名度が向上し、魅力あるまちとして国内外へ発信できるという宣伝効果がございます。  本市における撮影については、彦根城や玄宮園だけではなく、歴史的文化財、社寺、民間で運営されている彦根オープンセットなど、多数のロケーションがありますので、市内だけで撮影が完結できるという強みがあると考えております。また、撮影所のある京都、東京、大阪、名古屋など大都市からの交通の便がよいというアクセス面の強みもございます。このようなロケーションの強みを生かしつつ、本市フィルムコミッション室におけるワンストップサービスの提供、滋賀ロケーションオフィス、市民団体の「彦根を映画で盛り上げる会」との連携で、撮影しやすい環境づくりの整備などの支援を引き続き行ってまいります。  また、このハードとソフトを合わせたロケ環境を彦根のまさにロケブランドとして、ロケ誘致、映画関連の企業誘致、こういったところにも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 356 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 357 ◯11番(和田一繁君) 今、ご説明ありましたように、フィルムコミッションに関しては観光交流課が持っておりますけれども、やはり企業誘致であったりとか、様々な波及効果がございますので、その辺りは、本当に全市といいますか、縦割りじゃなくて横のつながりで誘致等をどんどん進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、最後に、地域の課題解決について。  細項目1、巡回市長室など継続の考えは。  現在、市長得意のSNS、ソーシャルネットワークサービス、これはTwitterであったりFacebook、LINE、Instagram、YouTubeなど、今やビジネスや生活に必要不可欠なツールをフル活用されていらっしゃいます。ウェブ上で市の情報や市長の考えなどをリアルタイムに発信され、前市長にはなかった「身近に感じる」、「市のことがよく分かる」と評価をされている声も聞いております。一方、先ほど言うように、「市長ってどんな人」、「全く分からない」、「知らない」と言われる市民も多くおられます。現在、SNS上で積極的に発信はされておりますが、SNSをされていない方や、紙ベース、月1回発行の「広報ひこね」でしか情報を取れない環境の方々などに、今後、自身をもっと知ってもらうなども、もちろん名称や手法は違いますけれども、前市長が巡回市長室を設置して、支所、また各出張所へ出向かれて、地域での課題など、住民の皆さんの声を直接お伺いされたように、今、ちょっとコロナ禍では大変なんですけれども、直接市民からの要望を聞き取る場として、何らかの方法を継続される考えを持っていらっしゃるのか、お伺いいたします。 358 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 359 ◯市長(和田裕行君) 昨年等の実績で、実はほとんどご応募がなかったというところも見まして、私が、前市長の巡回市長室のように、直接支所あるいは出張所に出向いて市民の皆様からご意見をお聴きするという方法は、コロナ禍における現時点では考えておりません。  SNSをされない方、紙ベースでしか情報が得られない方々は、ご指摘のとおりでございますが、今までどおり市政への意見、提言等は意見箱等をご利用いただきたいと思います。また、直接ご意見を伺う方法としましては、巡回市長室というものに代えまして、例えばZoomの会議をさせていただくとか、YouTubeもライブで双方向でさせていただくなど、それは当然、使えない方でも、その場所にいれば双方向の会議等はできますので、ICTを活用して、コロナ禍でもより多くの市民の皆様と直接対話をさせていただける手法を取り入れていきたいと考えております。 360 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 361 ◯11番(和田一繁君) 今、各公民館においても、人に公民館に来ていただいて、前回でしたら、市立病院の金子先生にZoomで報告や講演をしてもらったりとかされていらっしゃいますので、ぜひともその辺りはうまく活用して、市長報告会ではありませんけれども、やはりそういう環境のない方に対して配慮をいただけるようにしていただければと思いますけれども、もう一度、そういった考えはどうでしょうか。 362 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 363 ◯市長(和田裕行君) 今ご指摘いただきましたとおり、これに関しては比較的導入しやすいと考えています。例えば、こういったZoom会議等で、募集をする方法からまず考えていって、積極的に前向きに取り組んでいきたいと考えております。回数や、いつから開始するかということはこれからになりますけれども、有効な手法だと考えておりますので、積極的に取り入れてまいりたいと考えております。 364 ◯議長(谷口典隆君) 和田君。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 365 ◯11番(和田一繁君) ありがとうございます。本当に和田市長がどんな人かということをなかなか知らない市民の方もいらっしゃいますので、より多くの方に、和田市長というのはこういう方なんだ、こういうことをやっている市長なんだということが分かるように、どんどん発信をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  これで私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 366 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午後0時04分休憩            午後1時08分再開 367 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  本日、会議録署名議員に指名されました、19番小川隆史君が退席されましたことから、この際、会議録署名議員の追加指名の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 368 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、会議録署名議員の追加指名の件を日程に追加し、議題といたします。 ────────────────── 追加日程 会議録署名議員の追加指名 369 ◯議長(谷口典隆君) 本日の会議録署名議員の追加指名を行います。  会議録署名議員に、20番黒澤茂樹君を指名いたします。  日程第2を継続し、議案第41号から議案第54号までの各議案を一括議題とし、個人からの質疑ならびに一般質問を行います。  14番林利幸君。林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 370 ◯14番(林 利幸君) 公政会の林利幸です。ご支援いただいております皆様を代表しまして、私は、今定例会におきまして、議案に対する質疑ならびに一般質問をさせていただきます。分かりやすいご答弁をよろしくお願いいたします。  大項目1、和田市長の市政運営に対する考え方について伺います。  中項目1、公約・重点施策をはじめ市政運営に当たっての市長のお考えを問います。  まず初めに、和田市長におかれましては、改めましてご就任おめでとうございます。5月10日に初登庁され、今日に至るまで、目まぐるしく時間が過ぎていったことと存じ上げます。生活のスタイルもそれまでと大きく変わったと思いますし、お疲れではないかなと勝手に心配もしているところです。  市長は、選挙に当たり、公約や重点施策として様々掲げておられたかと思いますが、私自身、これまで和田市長とは接点もなく、また、全く面識もなく、失礼ながら、どういう方なのかも分かっておりません。私の支援者の方々からも、今度の市長さんはどんな人なんやとよく聞かれます。しかし、面識もありませんし、お話ししたこともございませんので、私もどんな人なのか分からないとお答えしている現状でございます。  そこで、今定例会におきましても発言の機会をお与えいただきましたので、市長がどんな方なのか、また、どんなお考えをお持ちなのか、私も含め市民の方々に知っていただくためにも、市政運営に当たってのお考えを伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  細項目1、彦根市の現状をどのようにお考えでしょうか。  市長は、選挙期間中に様々訴えてこられたと思います。率直に、今の彦根市の状況をどのようにお考えでしょうか。市長に就任されてからは、彦根市の内情もご覧になられたかと思いますが、彦根市が抱える問題・課題についてどのように認識をしておられますでしょうか。 371 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 372 ◯市長(和田裕行君) 現在、彦根市が抱える問題・課題といたしましては、彦根市に限ったことではないんですが、まずは、やはりコロナ対策が最優先の課題であり、現在行われておりますワクチン接種を遅滞なく進めることはもちろん、国や県とも連携しながら、彦根独自にできる支援策も、ありとあらゆる可能性を探りながら早期に実施していく必要があると認識しております。  やはり彦根市の課題といいますと財政状況でございます。財政状況が本当に危機的な状況にあると認識しておりまして、財政状況の改善が急務であることから、この悪化に拍車をかけると判断した政策につきましてはリセットをしていく必要があると認識しております。  さらには、定説的な部分で、若い世代が出ていかず、移り住んでもらえる彦根市を目指していくため、まずは、近隣市町に比べ後れを取っている子育て環境の充実に努めさせていただくとともに、彦根復活に向けて、新型コロナウイルス感染症の影響からインバウンドの回復も当面見込めない中、ウィズコロナ、そしてアフターコロナの地域活性化、こういったことにつきましても喫緊かつ大きな課題であると認識をさせていただいております。 373 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 374 ◯14番(林 利幸君) 再質問させていただきます。  選挙期間中に新聞折り込みされました選挙ビラ、そこには「彦根の将来像」として、「現在の滋賀県の南高北低の状況を改善すべく、県庁移転を議題に載せるべきです」とありました。県庁移転の話は、さきに馬場議員の方もお話しされていましたけれども、私はここではその話は置いておいて、滋賀県の南高北低という状況は私も理解しているところですけれども、片や、この彦根の現状を見てみますと、その逆で、南低北高と言えるのではないでしょうか。このことについては、市長はどのようにお考えでしょうか。 375 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 376 ◯市長(和田裕行君) 私も稲枝地域に暮らしていた時期がございますので、議員のおっしゃるとおり、彦根市内においては北高南低の状況にあると認識しております。実際に、後から一番最後に合併した地域でもございますし、住民として、彦根市に行くときは「彦根に行くよ」というような言い方をするほど、ちょっと離れた認識もあったところでございます。  やはり彦根全体が活性化していかなければいけないという思いは非常に強いです。どうしてもお城中心で、少なくとも私が認識している年数では、68年間ぐらいはお城中心の施策が進められてきたと認識しておりますので、稲枝に限ったことではなく、高宮、あるいは鳥居本、宮田町、そういったところの周辺地域の活性化も視野に入れながら、彦根全体の活性化を図っていくべきだと認識しております。  まず一番最初に取り組ませていただきたいなと考えているのは、やはり病院から遠いということもあるので、安心・安全の部分での見守りのシステムができる方法がないかというのを現在は模索させていただいているところでございます。 377 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 378 ◯14番(林 利幸君) いろいろと考えていただいているということで、少し安心しました。  続きまして、細項目の2、新ごみ処理施設の建設についての考えを伺いたいと思います。  新ごみ処理施設の建設につきましては、候補地選定において、過去、様々な問題もあり、紆余曲折を経て西清崎町地先が建設候補地として決まったわけでございますが、これまでの経緯も踏まえて、この新ごみ処理施設の建設について、彦根市長としてどのようにお考えでしょうか。 379 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 380 ◯市長(和田裕行君) 新ごみ処理施設の建設に当たりましては、市民の費用負担が最小限となる方向で検討し、1市4町でのごみ減量などの取組も含めまして、できる限りコンパクトで環境に配慮した施設とするべく、広域行政組合の方に意見を述べさせていただきたいと考えております。 381 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 382 ◯14番(林 利幸君) 再質問させていただきます。  この新ごみ処理施設の建設については、昨日からもほかの議員の方もご質問されているわけですけれども、候補地として決まった西清崎町地先、これからいろいろな調査をされていくかと思うんですけれども、例えば、この場所を白紙撤回し、別の場所への変更という選択肢もあるとお考えでしょうか。 383 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 384 ◯市長(和田裕行君) これも、私の考えでは、今、地盤調査は終わり、環境アセスが行われておりまして、これはまだ少し時間がかかるところでございますが、私としましては、軟弱地盤と言われるところに、最小限ではありますけれども、建物を建てていく費用、そして、どうしても宇曽川の氾濫を考慮して盛土をしなければいけません。この盛土を含めた造成の費用、そういった総額が最終的に出てきた段階で、あまりにも高額であるということでしたら、市民負担を最小限にするという基準から離れるほどの場合では、やはり見直さなければいけないということを広域行政の方にお伝えさせていただかなければいけないと考えております。  しかしながら、これまでの経緯を含め、現状のごみ処理施設の老朽化がもう待ったなしという状況も含め、延伸する余裕がないというのも事実でございますので、よほどの建設費用の増額ということがない限りは、現計画のまま進めさせていただくことになろうかとは考えております。 385 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕
    386 ◯14番(林 利幸君) 分かりました。  続きまして、細項目の3番に移ります。  市道大藪金田線の整備についての考え方を聞かせてください。  今定例会におきまして、道路新設改良事業のうち、大藪金田線(清崎工区)の方の計画取りやめに伴う調査委託料の減額が示されました。私は、これはあくまでも新ごみ処理施設へのアクセス道路としての計画が取りやめになったと理解しておりますが、大藪金田線の整備についての市長の考えをお聞かせください。 387 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 388 ◯市長(和田裕行君) 当該道路計画を実施するには、約38億円という多額の費用を要することとなりまして、本市の財政が厳しい状況にある中、合理的な整備の必要はないと判断いたしましたので、トンネル案を含めた計画を取りやめたところでございます。  なお、今後につきましては、市民の皆様のご要望が高まり、財政状況が改善しましたら、荒神山を迂回することを前提に、南北を結ぶ大藪金田線の整備についてもまた検討できる時期が来るかもしれないと考えております。 389 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 390 ◯14番(林 利幸君) 再質問です。  市長は、稲枝地区連合自治会や稲枝地区まちづくり協議会から、今おっしゃいました彦根の南北を結ぶ道路整備について、早期に実現してほしい旨の要望書が出ていることをご存じでしょうか。 391 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 392 ◯市長(和田裕行君) 直接会ってご要望の方は伺っております。しかしながら、先ほど申し上げました非常に厳しい財政状況の中、現在、この南北の道を進めることにつきましては、今後、ごみ処理に必要最小限な道路の中で、広域行政のところでお話はさせていただくかと思いますけれども、直接の市民生活における南北の道路の整備につきましては、現状、進めさせていただける段階にないと考えております。 393 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 394 ◯14番(林 利幸君) 少しずつこういった道路を整備していただくと、恐らく「彦根に行く」ということも言わなくなるのではないかなと。私自身も、いまだにやっぱり彦根に行くときは「彦根に行く」と言っていますし、少しでも稲枝地域の皆さんの思いをお酌み取りいただいて、南北を結ぶ市道整備事業を早期に実現いただきますようにお願いして次に移りたいと思います。  細項目の4です。JR稲枝駅周辺地域の整備状況についてはどのようにお考えでしょうか。  ご存じのように、稲枝の駅舎は美しくなりました。そして、西口も開設されました。しかしながら、西口へのアクセス道路の整備が遅れております。西口へ行くには、住宅内の通学路にもなっている狭い道路を通らなければならないことから、近隣住民の方々からは早くアクセス道路を整備してほしいとのお声を頂戴しております。  また、駅西側の都市公園・歴史公園整備の計画もございますけれども、市長は現地をご覧になっているか分かりませんけれども、見た目は何も変わっていない状況です。JR稲枝駅周辺地域の整備、西側地区の開発の状況についてはどのようにお考えでしょうか、教えてください。 395 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 396 ◯市長(和田裕行君) JR稲枝駅周辺地域の整備につきましては、主要地方道大津能登川長浜線の金田交差点から市道稲部本庄線、芹橋彦富線を経て、JR稲枝駅西口を結ぶ区間を優先し、スピード感を持って進めることにより事業効果を発揮してまいりたいと考えております。  次に、地区公園につきましては、一昨年、昨年と官民連携事業を前提とした基本計画の策定に向けて作業を進めさせていただいてきたところでございます。また、今年度は、その基本計画に基づき都市計画決定を進める予定としております。  この地区公園の整備につきましては、地域の皆さんの切なる思いを実現させるためにこれまでも取り組んできておりますことから、その願いや経緯を重く受け止めさせていただいております。一方で、やはり本市の財政状況は極めて厳しい状況にございますので、地区公園の整備につきましては、国の補助制度を最大限活用しながら、財政を圧迫しない範囲において確実に整備事業を進めてまいりたいと考えております。  現地の状況は、私自身、確認させていただいておりますけれども、各事業につきましては着実に進めてまいりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 397 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 398 ◯14番(林 利幸君) まず、道路の件です。稲枝駅は西口が開設されましたけれども、私も時々、駅の方に通勤通学時間帯に行って確認しているんですけれども、西口を利用される方があんまり多くないんですよね。これは何でかというと、やはりその場所へ行きにくいということが問題だと思っております。道路に関しては、本当に一刻も早く進めていただきたいと思います。  再質問になりますけれども、稲枝駅は彦根市の南の玄関口だと私は認識しております。市長は、その認識はいかがでしょうか。 399 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 400 ◯市長(和田裕行君) 駅が玄関口だという認識は正直ありませんでしたけれども、駅自体は以前から利用させていただきましたし、地元の元県会議員さん共々、まずは西口の整備を訴え続けてまいりましたし、さらには、本当にトイレもひどい状況でございましたので、そういった窮状を知っていただく活動を地元の方と進めていたという経緯はございます。 401 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 402 ◯14番(林 利幸君) では、次に移ります。  細項目の5です。「赤カブトの里」構想とは。  「これまで通りの観光施策からの脱却」ということで、荒神山麓の埋立地をオートキャンプ場にして、「赤備え」にちなんで「赤カブトの里」にするとありました。これはどのような構想なのでしょうか、教えていただきたいと思います。 403 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 404 ◯市長(和田裕行君) 荒神山の麓の埋立地である曽根沼地区非農用地は、現在も農地法上は依然として農地でありますことから、当地を利活用するには様々な手続が必要となりますが、民間活力を生かしたオートキャンプ場等の実現について、今後、地域の皆様と一緒にご意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。  また、このキャンプ場周辺に位置する荒神山は、雑木林を有する豊かな自然環境でありますことから、カブトムシの繁殖等に適した環境であると考えており、赤カブトというのは、大きなかぶとは赤色をしていて、ひこにゃんのかぶとも赤であるから、当地を聖地化したいという思いがあるのですが、この赤カブトの聖地にすることによって、オートキャンプ場と合わせた誘客を行う施策を推進したいと考えております。  こちらも実現に向けましては、地域の皆様、関係機関、森林所有者等の協力が必要なことから、関係する皆様の意見をお伺いしながら実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 405 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 406 ◯14番(林 利幸君) では、再質問させていただきます。  今、埋立地のことは非農用地のことだというご答弁でしたけれども、この場所は、今はそれこそ地ビールの会社も設立されて、醸造もしていただいているところですし、また、ソーラーパネルも設置されまして、メガソーラー発電施設として稼働しているところでございます。しかしながら、現在の状況になるまでに本当に多くのご苦労がありました。私も地元に住んでおりますことから、小さなときから「何ともならん土地なんや」ということを伺っておりました。市長は、今の非農用地が現在の状況になるまでに多くのご苦労があったことをご存じでしょうか。 407 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 408 ◯市長(和田裕行君) 承知いたしております。このオートキャンプ場のアイデアというところは、実は、私は12年前の時点でも公約として上げさせていただきました。それほどあそこの皆様の思いというのは聞く機会もございましたので、何とか有効活用して、地元の皆さんのご意見を反映できる形で積極活用したいという思いで今回も訴えさせていただいているところでございます。 409 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 410 ◯14番(林 利幸君) 既にこの場所に関して、民間の事業者さんがいろいろとアイデアを出していただいているということも私も仄聞しておりますので、またそういったことも含めて、彦根市として様々補助をしていただけるとか、いろんなアイデアがあるのでしたら、またそこへ落とし込んでいっていただければと思います。  細項目の6に移ります。「ヘラブナ釣りの聖地」にする目的と方法は。  この構想につきましては、私自身がヘラブナ釣りをしたことがございませんので、果たして需要があるのか全く分かりません。どのような目的で聖地にするのか、そもそも聖地とはどういうことなのか、また、どのようにして聖地にするのか、方法をお示しください。 411 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 412 ◯市長(和田裕行君) 具体的な方法の前に、釣りというのは本当にフナに始まりフナに終わると言われているほど、ヘラブナ釣りというのは奥の深い釣りでございます。私が関東に住んでいたときに、関東での聖地と言われるのは富士五湖にある精進湖というところでございますが、そういったところに泊りで出向かれて、大変道具等も高うございまして、主にご年配の皆様方の趣味として確立している分野でございます。聖地ということは、その関東の事例に倣ってですけれども、琵琶湖や県内の河川、沼では、琵琶湖の固有種でございますヘラブナ釣りが人気となっております。ただ、彦根市は曽根沼をはじめ多くの地域資源を有していることから、これら資源を有効活用し、周辺の沼を琵琶湖原産のヘラブナ釣りの聖地にすることで、愛好家を全国から誘客することを目的とさせていただきます。  このため、方法としまして、現在の沼等を活用することでコストをかけずに実現を目指すものでございますが、ヘラブナの個体数を増やすには、稚魚の保全のため外来魚を駆除することが必要不可欠でありますことから、今後、外来魚駆除などの課題につきましても、関係機関と協力して整備を進めてまいりたいと考えております。  なぜこの場所なのかといいますと、実は、琵琶湖というのは当然ざっくりヘラブナの原産地ですから、全国からお客さんがいらっしゃるわけですけれども、では、どこに行ったらいいのかというのは正直決まっておりません。ヘラブナ釣りのここがメッカであるというような場所がないことから、原産地である琵琶湖のヘラブナ釣りのメッカはここだよと。手を挙げた者勝ちと言うと、ちょっと言い方が悪いかもしれないですけれども、やはりそういった環境整備をしていくことで誘客が望めるものと考えております。 413 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 414 ◯14番(林 利幸君) まだ私もヘラブナ釣りをしたことがないので、本当にお客さんが来るのかなというところがありますけれども、もしこのヘラブナ聖地をつくったとして、誰かがそこを管理することになるんでしょうかね。どのような構想なんでしょう。 415 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 416 ◯市長(和田裕行君) やはり漁業権というのを設定して、一定の管理料というのを設置して、これは委託になるとは思いますけれども、そういった一定の管理は必要になってくると思います。ただ、そんな大がかりな養殖とかはなく、外来魚さえ駆除しておけば繁殖とかはしていきますので、一定の指定管理になるかどうか分からないですけど、やはり宇曽川とかそういった沼地には漁業権がまだ設定されておりません。そういったところで漁業権を設定し、管理の名目の下、管理料を頂くというような感じでの運営になろうかと思います。 417 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 418 ◯14番(林 利幸君) では、次に移ります。  細項目の7、有害鳥獣対策についてのお考えを聞かせてください。  私の住んでいるところは荒神山の麓です。イノシシや猿による農作物の被害が出ております。鳥居本地域や野田山周辺地域でも被害が出ていると聞き及んでおります。有害鳥獣駆除の現状についてはどのようにお考えでしょうか。 419 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 420 ◯市長(和田裕行君) 有害鳥獣駆除につきましては、滋賀県猟友会彦根支部に委託している銃器による一斉駆除や、本市が設置している捕獲檻による捕獲を年間通じて実施させていただいており、昨年度はイノシシ65頭、ニホンジカ66頭、ニホンザル13頭を捕獲駆除していることから、一定の効果はあったものと考えております。  しかしながら、住民の皆様から鳥獣対策に係るご要望は多く、依然として被害も確認しておりますことから、追い払い用花火、侵入防止柵の資材支給、緩衝帯整備による防除対策、捕獲檻の管理の徹底を図りながら、引き続き、地元住民の皆さんと共に効果的で効率的な捕獲駆除に努めてまいりたいと考えております。 421 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 422 ◯14番(林 利幸君) 再質問になります。  毎年毎年駆除もしていただいているということなんですけれども、地域によっては、駆除したイノシシや鹿の肉をジビエとして流通されているところもあります。しかしながら、本市では流通することなく処分されているのが現状だと思います。私は、例えば、駆除したイノシシの肉なんかをジビエとして流通させることで猟師の方の収入にもつながるのではないか、そしてまた、駆除したイノシシの肉をさばいたり流通させるための雇用も生まれるのではないかなと思いますけれども、市長の考えはいかがでしょうか。 423 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 424 ◯市長(和田裕行君) 現在、恐らくイノシシというのは荒神山中心ではないかなと思います。豚コレラの関係で多賀等々は今あまり捕れていないとお伺いしております。また、鹿につきましても、CoCo壱番屋さんがカレー等の肉にされているというのは聞き及んでいるところでございます。ジビエのアイデアは大変いいと思いますが、市としてどういうふうにこれに取り組ませていただけるのかというのは、まだまだ私も勉強不足で、これから勉強してまいりたいと思いますが、やはり積極的に、例えば荒神山でイノシシの肉を提供していただけるということは有効活用なのかなと考えますので、今後、ちょっと勉強させていただきたいと考えております。 425 ◯議長(谷口典隆君) 産業部長。 426 ◯産業部長(中村武浩君) 補足なんですけれども、イノシシ、鹿の野生獣の肉を一般の方に売る場合には、食品衛生法上の関係で、それなりの施設をまず造りまして、そこで適切な処理をしてから流通させます。今、この近辺では、多賀にその施設はありますけど、彦根市は持っておりませんので、活用しようと思うと、そこから順番にしていかなければならないということで、現在は活用していないというのは、そういう処理施設を持っていないからということですので、ご理解をお願いしたいと思います。 427 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 428 ◯14番(林 利幸君) ぜひこちらの方は前向きに検討していただければと思います。  細項目の8です。歳入確保のためのお考えをお聞かせください。  私は、さきの2月定例会におきましても、いかにして歳入を増やすのかを考えることが重要だと申しております。民間企業においては、いかにして稼ぐか、そして、いかにして歳出を減らし収益を上げるかということは非常に重要なミッションです。これは民間におられたことが長い市長もよくご存じだと思います。市政運営に当たって、考えておられる歳入確保策を具体的にお示しいただければと思います。 429 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 430 ◯市長(和田裕行君) 歳入確保についてのご質問でございますが、やはりまず順番としまして、歳出の削減を優先に取り組むことが必要であると考えております。このため、現在進行中の事業につきましても、今後の財政状況の悪化に拍車をかけると判断したものにつきましては、しっかりと精査して、必要に応じて見直してまいりたいと考えております。  歳入確保としましては、新型コロナウイルスの影響の下、根幹である市税収入等が落ち込んでいる状況でございますし、企業版ふるさと納税などの自主財源の確保は当然これから取り組んでいかなければいけないんですが、アフターコロナに向けて、彦根城やひこにゃんをこれまで以上に国内外に売り込むなどの観光や物産の促進策を講じ、その上で経済の活性化につなげていきたいと考えております。 431 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 432 ◯14番(林 利幸君) 細項目の9です。ICTによる財源捻出の方法を分かりやすく教えていただきたいと思います。  財源を確保するには、ICTで徹底的に行政の無駄を省き、コロナ禍やアフターコロナの地域経済の効率化や収益化を図る必要がある、また、ICTによる行財政改革や経済活性化策も図り、歳出減と歳入増に努めるとおっしゃっています。具体的にどのようなビジョンなのか、分かりやすく教えてください。 433 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 434 ◯市長(和田裕行君) ICTを最大限活用することにより、無駄や重複を省いて業務にかかるコストと時間を削減し、財源を捻出していきたいと考えております。  分かりやすい例を申し上げますと、例えば、これまで郵送で市民の皆さんに文書を配布していたものを、メール配信などのICTを活用することによって、郵送料や紙代、封筒の封入封緘等にかかるコストおよび業務に要する時間が削減できます。例えば、督促状等がそれに該当します。全てがメールの受信者ということではございませんので、メールを受信していただける部分でそういった部分は削減していきます。さらには、そういった手法を取りますと、市民の皆さんにお知らせするまでの時間も短縮できることを併せて申し上げたいと思います。  こういったICT活用により、業務に要するコストや時間、職員の時間外勤務の削減、すなわち直で手当を減らしてしまう部分でございますけれども、これは働き方改革の中で取り組んでまいりますし、職員の負担を軽減することで職員自体の生産性も向上してまいりますので、例えば、経済活性化策に向けて、余剰の時間を避けるとか、そういった生産性の向上、結果として市民サービスの向上につなげていけると考えております。  現在取組を進めておりますペーパーレス、あるいは押印の省略、電子申請等について、こうした効果は非常に大きいと考えておりますので、さらに取組を加速して進めてまいりたいと考えております。 435 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 436 ◯14番(林 利幸君) 再質問させていただきます。  民間企業の話になって申し訳ないんですけれども、民間においては、やはり人件費というものが大きな割合を占めると思います。なかなか行政においては人件費を削るということは難しいかもしれないんですけれども、場合によっては、そういうことも市長はお考えでしょうか。 437 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 438 ◯市長(和田裕行君) 現時点では人件費の削減は考えておりませんが、先ほど言いましたように、時間外手当といった部分は削減していくことにはなろうかと思います。採用減という部分に関しては、しばらく進めなければいけない時期が来るかもしれませんが、そういった意味でも、徹底的なICTによる業務の効率化等を図っていかなければ人員の採用減というところにも取り組めませんので、まずはICTによる効率化で業務の効率化を図っていきたいと考えております。 439 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕
    440 ◯14番(林 利幸君) では、次に移ります。  細項目の10、空き家問題についてはどのようにお考えでしょうか。  市長は、選挙期間中には市内をくまなく回られ、多くの空き家も目にされたのではないかと思います。今後も空き家は増加することが予想されます。本市には空き家バンク制度等はございますけれども、有効な活用方法も含め、空き家問題についてはどのようにお考えでしょうか。 441 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 442 ◯市長(和田裕行君) 空き家の問題につきましては、社会全体の動向として、核家族化および少子高齢化の進行とともに、今後、空き家の数は今まで以上に増加するものと予測されます。このため、本市では彦根市空家等対策計画に基づき施策の推進を図っているところでございます。現在の彦根市空家等対策計画は令和4年度に見直す予定をしておりますことから、今年度、市内全域における空き家の現地調査により、実態把握を行い、この結果を踏まえて現行の計画の検証や評価等を行うことで、より現況に即した効果的な計画に改定していきたいと考えております。  今後におきましても、本計画に基づき、啓発活動を通じて空き家等の発生を抑制するとともに、所有者への助言や指導等によって周辺環境に影響を及ぼす管理不全な空き家等の増加抑制を図ってまいりますことに加え、彦根市空き家バンクを通じた空き家所有者と利活用希望者とのマッチングや、地域活性化のために空き家を利活用する団体への補助をはじめとした各種政策によって、地域資源としての空き家の有効活用を進め、総合的な空き家対策の推進により一層取り組んでまいりたいと考えております。 443 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 444 ◯14番(林 利幸君) 再質問させていただきます。  今ほどのご答弁の中に少しあったかもしれないんですけれども、市長は空き家は何で増えるとお考えでしょうか。 445 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 446 ◯市長(和田裕行君) やはり一般的な核家族化あるいは少子高齢化等で後継者が移り住んでしまって、その後、ご両親が亡くなられて空き家になっているというような経過が多々あると思います。  私がまずできる方法として考えておりますのは、掃除までいかなくても、中のものを出すというのが非常に大事だと思っています。空き家で中に荷物が殺到している状況ですと、さっきのマッチングとか、移り住んでもらえる希望者等というのは出てきませんので、まずは、荷物を搬出して本当に空っぽの状態にするというところから、いろんなまちづくりのアイデア等も出てくる場合もございますので、そういったところから進められないかなと考えております。 447 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 448 ◯14番(林 利幸君) 再質問させていただきます。  私の周りでは土地があるのに家が建てられないという問題があります。具体的に言いますと、稲枝地域のほとんどがそうです。また、市街化調整区域でありますことから様々な制約もございます。これでは若者はどんどん外へ出ていってしまいますし、残念ながら現にそうなっております。このことについて、市長の見解をお示しください。 449 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 450 ◯市長(和田裕行君) 市街化調整区域の問題は、なかなか一足飛びに話が進められる問題ではございませんので、まずはこういった空き家の活用とマッチングというのをできないかというのは一つのアイデアだと思います。利用者、希望者とのマッチング、まず、そもそも若い世代に空き家に住んでもらうような魅力の発信が大事だと思いますけれども、何らかのメリット、こういったものを示していく中で、若い世代にも空き家を有効活用して住んでいただけると、その地域の安心した見守りシステムということも出てきます。当然、ご高齢の方ばっかりの地域等もございます。そういったところに特に空き家等が多いので、そういった地域に若い世代が住んでもらうことというのは非常に有効なことだと考えますので、引き続きマッチング等を進められるような体制を取っていきたいと考えております。 451 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 452 ◯14番(林 利幸君) 私は、一番の問題は、土地があるのに家が建てられないということだと思っております。土地があるので、本当は家を建てられたらここに住みたいのにと思っておられる方もたくさんおられると思いますので、そういった課題についても、市長の方で研究していただいて解決していただければと思います。  様々質問させていただきましたが、お答えいただきましてありがとうございました。  次に移ります。  大項目の2、コロナ禍におけるごみの問題についてです。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、テイクアウト用のプラスチック容器や包装物のごみが増え、また、自宅にいる時間が増えたことで整理整頓する人が多いことから、衣類等のごみが増えた等、生活の変化によって排出された家庭ごみが増えたとの報道とともに、非常に残念なことに不法投棄も増えたとの報道に接しました。本市における状況はどうなのか教えていただきたく、以下、質問させていただきます。  中項目1、ごみの不法投棄について。  細項目1、冒頭申しましたように、本市において、ごみの量は増加しましたでしょうか。  コロナ前に比べて排出されたごみの量は増加したのか、数字があればお示しいただきたいと思います。 453 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 454 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 新型コロナウイルス感染症による社会的影響が顕著となりました令和2年度とその前年の令和元年度を比較しますと、清掃センターおよび彦根愛知犬上広域行政組合中山投棄場に搬入された資源物を含む全てのごみ量は、令和元年度が3万6,352トンに対しまして、令和2年度は3万5,172トン、重量にして1,180トン、率にして3%程度減少しております。 455 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 456 ◯14番(林 利幸君) 続きまして、細項目の2です。不法投棄の回収量について伺います。  こちらも、コロナ前と比べて回収量はどうであったのか、数字があればお示しいただきたいと思います。 457 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 458 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 不法投棄回収量は、コロナ禍前の令和元年度が2万3,340キログラムに対し、コロナ禍後の令和2年度は2万5,045キログラム、重量にして1,705キログラム、率にして7%程度増加しております。 459 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 460 ◯14番(林 利幸君) ご答弁いただきましたように、排出されたごみの量は減った、しかしながら、不法投棄の量は若干増えたということだったと思います。  細項目の3ですけれども、不法投棄のパトロールの現状と課題について伺いたいと思います。  以前は、シルバー人材センターに委託をして不法投棄のパトロールを実施していただいていたように思います。現在のパトロールの体制はどのようになっていますでしょうか。また、パトロールしていただく中で何か課題はありますでしょうか。 461 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 462 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 令和3年度からは、従来の不法投棄監視員への監視活動の委嘱およびシルバー人材センターへの監視パトロールの委託に代えて、職員による直営のパトロールに切り替えたところでございます。パトロールの内容は従前と同様で、市内を学区単位に5地域に分けて、職員2名が車両1台で毎日パトロールをしているところでございます。  なお、課題としましては、近年の傾向として、河川敷等への大規模な不法投棄が減少する一方、建築廃材や特定電化製品など処理費用の高いものの投棄や市街地の空き地等への不法投棄の通報が増加しているところでございます。 463 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 464 ◯14番(林 利幸君) パトロールの体制が変わったということでしたけれども、パトロールしていただく回数なんかは以前と変わったりはしていないんでしょうか。恐らく職員の方がしていただいているということなので、ほかの業務もしていただきながらパトロールも回っていただいていると思うので、もしかするとパトロールの回数が減っているのではないかなと私は勝手に思っているわけですけれども、いかがでしょうか。 465 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 466 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 先ほどご答弁させていただきましたように、パトロールの方法、そして回数等については、委託していた時代とほぼ同様でございます。先ほど申し上げました5学区に分けてといいますのは、分けました5学区それぞれに月・火・水・木・金と分けまして、それぞれ週1回パトロールをさせていただいております。  以上でございます。 467 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 468 ◯14番(林 利幸君) 細項目の4です。不法投棄抑止のためにどのような対策を取っていただいていますでしょうか。  市内の様々な地域に不法投棄禁止看板などを設置していただいているとは思いますけれども、その効果はありますでしょうか。不法投棄を抑止するために、彦根市としてどのような対策をしていただいているのでしょうか。 469 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 470 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 看板の設置につきましては、不法投棄対策を所管する清掃センターに加え、不法投棄をされる場所の土地管理者や自治会、市民団体などが設置される場合など、多様な主体による設置となっております。また、土地管理者や団体等が設置を希望される場合には、看板の適正管理を条件に譲渡なども実施しております。  さらに、こうした看板による啓発に加え、監視パトロールを通じた発見および回収にも取り組んでいるところでございます。  また、トラックやバイクなどの車両を使用する民間事業者から、業務中に不法投棄を発見した際に情報提供いただけるような協力体制の構築についても検討してまいりたいと考えているところでございます。  いずれにしましても、捨てにくい環境づくりが不法投棄を防止する最善の方法と考えておりますので、市の取組に加え、市民の皆様からの情報提供や県等の関係機関との連携に努めてまいりたいと考えております。 471 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 472 ◯14番(林 利幸君) 今回、この不法投棄の問題を何で取り上げたかと申しますと、私の住んでおります地域、具体的に言いますと荒神山の林道におきまして、今年の3月頃だったでしょうか、大量の不法投棄が発見されました。座布団や食器類、陶器の置物や、また、建材、壁紙材が投棄されていました。彦根市の方ですぐに対応していただきましたし、また、警察の方にも現場を確認いただいたようでございますけれども、今までから荒神山の周辺では不法投棄が後を絶ちません。また、荒神山周辺だけではなく、様々なところで不法投棄もあると聞き及んでおります。  そして、実は先週の8日にも荒神山の方で不法投棄が発見されました。最近、私も健康のために荒神山を歩いたりしているんですけれども、7日の夕方に歩いたときにはなかったんですけれども、8日の朝に歩かれた市民の方が不法投棄がされているということをおっしゃっておられましたので、7日の夜から8日の未明にかけての犯行だと思っております。  荒神山の林道で申しますと、日夏側の林道には看板等が設置されておりまして、一定抑止されているのかなと思いますが、不法投棄された側には、それまで看板等の抑止力のあるものの設置はなかったように思います。市内各地で不法投棄のあった場所というのは彦根市の方で恐らく把握しておられると思います。パトロールを強化して、抑止看板等が設置されていない場所には設置していただきたいと思います。いかがでしょうか。 473 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 474 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 先ほどのご答弁でも申し上げましたとおり、不法投棄禁止の看板につきましては、センターの方で作っておりますので、そちらの方にお申出いただいたりした場合には、積極的に譲渡させていただいたり、市の方でつけるという可能性もございますので、よろしくお願いしたいと思います。 475 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 476 ◯14番(林 利幸君) 市内各地で、浜の方とか、また、そういった林道とか、ボランティアでごみ拾いもしていただいている方もたくさんおられますので、やはりきれいな彦根を目指して、市としてできることはやっていただけたらなと思います。  続きまして、大項目の3です。議案第54号和解をすることについて。  この議案は、彦根市を被控訴人として控訴された彦根市消防団員の地位の確認等を求める地位確認等請求控訴事件において和解をすることについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  議案の概要を読ませていただきましたけれども、そこには専門用語もたくさんございまして、また、そもそも何があってこうなったのか、私自身、詳しく知っているわけではございませんので、以下、質問させていただきます。  中項目1、地位確認等請求控訴事件について。  細項目1、本事件の概要は。  議案の概要書には難しい言葉が羅列されておりましたので、分かりやすく本事件の概要を教えてください。 477 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 478 ◯消防長(岡田広幸君) 彦根市消防団の幹部等役員の任期は4年間で、平成30年度がその改選の年度になり、平成29年度末に役員改選の作業が行われました。  役員改選につきましては、彦根市消防団条例第2条に、消防団長は消防団の推薦に基づき市長が、その他の団員は団長が市長の承認を得てこれを任命すると規定しており、消防団長を決め、その後、その他の幹部を決める流れになっています。その際には、現任の幹部等から辞任願が提出されることが慣例となっています。また、消防団長の推薦については、彦根市消防団運営規程第2条に、推薦委員を定め行うものとし、この推薦をもって消防団総意による推薦とすると規定しており、消防団幹部等7名による消防団長推薦委員会が開催されます。  平成29年度末の役員改選も推薦委員会が開催されましたが、全員一致とはならず、多数決により決定し、これを消防団の総意として、現在の中村団長が推薦され、団長に任命されました。また、幹部等に再任されなかった方は、さきに提出された辞職願に基づき、退団となりました。  この結果、これまで副団長等の要職を務めてこられた方3名が、推薦委員会での推薦方法や推薦結果、およびその後退団となった処遇に不服があるとして、本市を相手取り、平成30年9月26日付で大津地方裁判所に訴状を提出されたものです。  裁判では、辞職願の意味や、団員を退団させる際の団長の裁量の有無やその範囲、また、推薦委員会で推薦を決定するための要件が争点となり、第一審では、原告の請求はいずれも却下もしくは棄却されましたが、これを全部不服とし、令和2年6月19日に大阪高等裁判所に控訴されました。控訴審においては、双方、準備書面の陳述や証拠の提出を行いましたが、第2回期日において、裁判所から和解勧試があり、その後の和解期日において、裁判所の和解案に双方が了承したことから、今定例会におきまして、和解することについて議会の議決をお願いするものでございます。 479 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 480 ◯14番(林 利幸君) 重複するかもしれないんですけれども、細項目の2です。事の発端は何であったのでしょうか。  そもそも、このようになってしまった原因は何だったのでしょうか。具体的に分かりやすくお願いします。 481 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 482 ◯消防長(岡田広幸君) 平成30年2月27日に開催された消防団長の推薦委員会において、現団長を推薦する意見に対し、役員の若返りが必要とし、反対する意見が出され、結果、多数決で現団長を推薦することが決定されました。その後、幹部等の役員が決められ、役員から外れた方は辞職願をもって退団となりました。  40年以上の長きにわたり在籍され、副団長等の要職を務めてこられた方が、事前に説明や協議の場もなく退団扱いとされたことについて、説明や改善を求め、本市消防本部や市の人事課、市長や滋賀県にも話をされましたが、納得が得られる回答がなく、事態が変わらない状況であったことから、法廷の場で審議を求められたものと認識しております。 483 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 484 ◯14番(林 利幸君) 再質問です。  そこには彦根市として関与はあったんでしょうか。   (発言する者あり) 485 ◯議長(谷口典隆君) 傍聴人に申し上げます。傍聴の方は静粛にお願いいたします。  消防長。 486 ◯消防長(岡田広幸君) 本市の関与のことなんですけれども、そのことについては消防団の人事のことでございますので、消防本部としては関与はしていないという形になります。 487 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 488 ◯14番(林 利幸君) 確認ですけれども、控訴された原告の方々というのは、消防団をもう既に退団されているんですかね。
    489 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 490 ◯消防長(岡田広幸君) 選考委員会の場で辞職願を提出されておりますので、辞職願ということは退団扱いになるというところでございます。 491 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 492 ◯14番(林 利幸君) そうしましたら、退団されているということは、きちんと手続は取られているわけですよね。 493 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 494 ◯消防長(岡田広幸君) この手続につきましては、当人に消防本部の方からお話をしておりますけれども、本来であれば退職報償金等の手続を進めていくわけでございますけれども、当事者からは、自分としてはそういう思いではまだないというところで、保留にしてくれということで、現在、保留という状況になっております。 495 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 496 ◯14番(林 利幸君) では、細項目の3に移ります。消防本部と消防団の関係について伺います。  彦根市消防団はどのような位置づけで、消防本部とはどのような関係なんでしょうか。 497 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 498 ◯消防長(岡田広幸君) 消防組織法第9条で、「市町村は、その消防事務を処理するため、次に掲げる機関の全部又は一部を設けなければならない」とし、消防本部、消防署、消防団を明記しており、同法の逐条解説では、消防本部は、消防団の事務を除き、市町村の消防事務を総括する機関として、また、消防団は、消防本部および消防署から独立した機関で、消防団と消防本部、消防署との間に上下の関係はないとしています。また、同法第18条第3項では、「消防本部を置く市町村においては、消防団は、消防長又は消防署長の所轄の下に行動するものとし」とあり、逐条解説では、これは消防本部と消防署との関係について最小限の調整を図るための規定で、その行動は、消防活動の現場において、一体的な行動をする上で必要となる全ての事項を含むとあり、現場活動はもちろん、平素の防御訓練や現場活動に備えるための招集その他の現場活動に付随事項も含まれるとあります。  一方、消防組織法第7条で、「市町村の消防は、条例に従い、市町村長がこれを管理する」とあり、市長は、消防事務を処理するために消防団を設置し、その運営においては、関係規定を条例等で定め、法令等に定める所要の手続や予算執行等を適正に処理するため、消防団に関する所要の事務を消防本部で行っています。  消防団は、地域の防災ボランティアとして活動を行っているボランティア組織であり、独立した公的機関であることから、法令等に定めるほかは、自主的、主体的に活動されるべきと考えており、消防本部は、その運営に当たって、必要に応じて助言を行うことが適切であると考えております。 499 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 500 ◯14番(林 利幸君) 再質問させていただきます。  今、組織のお話をしていただいたんですけれども、消防長にとって消防団とはどんな存在でしょうか。 501 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 502 ◯消防長(岡田広幸君) 私は、平成30年に消防署長を拝命しました。その当時、消防団の皆さんにもお話をさせてもらったんですけれども、消防本部、消防署と消防団は車の両輪であるというところで、お互いに協力してやっていきましょうということを申し上げました。その後、令和元年5月に消防長を拝命したわけですけれども、その考えには変わりはございませんので、それを今も尊重して、協力してやっていくということには変わりはございません。  以上です。 503 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 504 ◯14番(林 利幸君) 細項目の4に移ります。消防団の身分等は条例や規則等で定められているのでしょうか。  私自身、無知で申し訳ございませんが、消防団員の身分等は条例や規則等で定められているのでしょうか、教えてください。 505 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 506 ◯消防長(岡田広幸君) 消防団員は、地方公務員法第3条で特別職に属する地方公務員と定められております。  また、消防組織法第23条では、消防団員の身分取扱い等として、消防団員に関する任用、給与、分限および懲戒、服務その他、身分の取扱いに関しては、消防組織法に定めるものを除いては、非常勤の消防団員については市町村の条例で定めることとされております。本市におきましては、消防団員の定数、任免、服務、給与等について、彦根市消防団条例で定めております。  また、災害現場で危険な活動に従事することから、活動中に死亡、もしくは負傷または疾病にかかった場合には、彦根市消防団員等公務災害補償条例に基づき、公務災害補償が受けられます。  さらに、彦根市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例に基づき、消防団員として5年以上勤務した者を対象に、消防団を退職した際には、功労金的な性格の退職報奨金が在職年数、退職時の階級に応じて支払われます。 507 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 508 ◯14番(林 利幸君) 今、彦根市消防団条例ということでお話があったんですけれども、これはいつ定められたものなんでしょうか。 509 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 510 ◯消防長(岡田広幸君) 彦根市消防団条例は、昭和25年3月22日、条例第10号として定められており、現在に至っております。 511 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 512 ◯14番(林 利幸君) 再質問になりますけれども、今回のこういったことを今後なくすためにも、条例や規則等をしっかりと見直す必要があるのではないかと私は思うんですけれども、いかがでしょうか。 513 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 514 ◯消防長(岡田広幸君) 今回、裁判ということに至ったことについては真摯に受け止めております。また、手続上の内容につきましても、今回の和解勧試において四つ述べられているうちの一つで、必要によりしなさいとなっておりますので、その辺は、今後も消防団と協議しながら、助言し、対応に努力してまいりたいと考えております。 515 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 516 ◯14番(林 利幸君) 細項目の5です。この件に関しまして、市としてどのように対応してこられたのでしょうか。  私自身が議員にならせてもらう前の話ですので、過去の定例会等の議事録を読ませていただきましたけれども、この件に関して、彦根市としてどのように対応してこられたのか、教えてください。 517 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 518 ◯消防長(岡田広幸君) 平成30年2月27日に開催された消防団長推薦委員会以降、消防団運営が円滑に進むよう、団長に話合いの場を持つように何度も働きかけ、平成30年4月22日に当消防本部にて消防団の話合いが行われましたが、納得が得られることなく、平成30年4月から新体制で消防団活動が行われました。  その後、平成30年9月26日に原告3名が彦根市を被告として大津地方裁判所に、消防団員の地位にあること、次期団長を推薦する決議および推薦行為が不存在であることの確認と、金員の支払いを求める訴えを提起され、平成30年11月29日に口頭弁論期日が行われ、その後、平成31年1月30日から令和元年11月1日までの間に計8回、弁論準備手続期日が行われました。令和2年1月23日には消防調べ手続期日が行われ、本市からは彦根市消防団長、元消防総務課長が出廷しております。令和2年6月5日に、原告側の訴えを却下し、その他の請求をいずれも棄却する旨の判決が言い渡されました。  令和2年6月19日、原告側は第一審の判決を全部不服とし、大阪高等裁判所に控訴されました。令和2年9月29日および同年10月29日に大阪高等裁判所にて口頭弁論期日が行われ、10月29日には、引き続き和解期日が開かれ、裁判所による和解勧試が行われ、その後、令和3年3月10日までの間に計4回、和解期日が開かれました。  令和3年3月10日には原告側代理人弁護士と本市代理人弁護士により裁判所からの和解案について確認が行われ、双方が了承したものでございます。 519 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 520 ◯14番(林 利幸君) この問題が取り上げられましたのは、平成30年6月の定例会でございました。今は議長である当時の谷口議員が「この問題については、今年度、今日以降、団長とも話をしない、解決に向けて消防本部としての努力はしないということですか」という質問をされました。当時の消防長は「解決しないと言っているわけではない。これからも相談させていただく。何か解決の糸口はないか探っていきたいと思っている」というふうにご答弁されています。さらには、谷口議員は「今日以降も団長と協議をしていただけるのか」という質問をされましたけれども、「協議をさせていただきます」と答弁されております。  先ほどご答弁いただきました中で、1回協議の場が持たれたということですけれども、ほかに相談なり協議の場を持たれたのでしょうか。解決の糸口がないか探られたのでしょうか。私自身は、ちょっと過去の議事録も読んだりしましたけれども、何か放置されていたのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 521 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 522 ◯消防長(岡田広幸君) ただいまの件につきましては、消防本部としましては、さきにも答弁しましたけれども、消防団長に幾度となく話をさせていただいたところでございます。  それと、消防本部で会議を開かれたわけなんですが、そのときに、今後こういう行動を取るということになって、今回、こういうことになったわけでございます。そうなったことについては真摯に受け止めなければならないということを先ほども答弁しましたけれども、そういう形で消防本部としてはやってまいったところでございます。 523 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 524 ◯14番(林 利幸君) では、細項目の6に移ります。和解の内容を教えてください。  議案の概要書には和解条項案が書かれておりましたけれども、和解の内容を分かりやすく教えてください。 525 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 526 ◯消防長(岡田広幸君) この和解条項案では、冒頭に訴訟の概要等を明記しており、訴えの内容や裁判で争点となった点を整理しています。また、本件紛争を収束させ、彦根市消防団の運営について良好な基盤を構築するため、当事者双方が和解することを記載しています。  そして、和解に際して、1では、控訴人らが本件の争点に関連し主張する内容を明記しています。また、2では、和解に当たり、市としてすべき内容を明記しており、市では、本件の争点を踏まえ、条例や規則、また、マニュアル等を改訂するよう努めるものです。そして、3では、控訴人らが和解期日において感じていることを明記し、4では、控訴人らは、その余の請求を放棄するとあり、これは、和解で合意した以外の残りの請求を放棄することを表しており、和解で合意した事項は、2の条例等の改訂に努めることであることから、一審および二審で訴えられた内容は全て放棄することになります。そして、5で、本件に関しては双方の間で債権債務がないこと、また、6で、訴訟費用は各自で負担することとしています。 527 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 528 ◯14番(林 利幸君) そうしましたら、再質問ですけれども、退職報償金、先ほどおっしゃっていただいていましたけれども、これは和解の後に支給されるわけでしょうか。 529 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 530 ◯消防長(岡田広幸君) 先ほども述べましたけれども、最初は、本人は退団の意思は持っていないということで、保留にしてくれということで保留になっておりますので、この和解が認められた後に判決も出ようかと思いますので、それを受けて、本人の申請に基づき手続をしていくという形になります。 531 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 532 ◯14番(林 利幸君) 再質問です。  私は、この問題が発生した時点で、彦根市としてももっと関与して消防団へ指導すべきであったと思います。消防長もおっしゃいましたように、車の両輪と例えられたと思います。片方のタイヤが壊れたならば真っすぐ進まないわけです。彦根市消防団の団員の方々は彦根市の非常勤の特別職公務員ということもお話しいただきました。そのことについて、いかがお考えでしょうか。 533 ◯議長(谷口典隆君) 消防長。 534 ◯消防長(岡田広幸君) 繰り返しの答弁になりますけれども、今回、裁判になったことは真摯に受け止めております。私も現在、消防長としてやっておりますので、これまでも、先ほどの答弁同様、車の両輪として捉え、消防団と共に消防活動に従事してまいりました。今回の和解をすることについて議決をいただきましたなら、控訴審の判決を踏まえ、消防団と協議をし、必要に応じて規則またはマニュアル等の改訂に努めて、今後の消防団運営がスムーズになるよう努めてまいりたいと考えております。 535 ◯議長(谷口典隆君) 林君。   〔14番(林 利幸君)登壇〕 536 ◯14番(林 利幸君) これからいろいろと改善していただくということで私は理解しております。本当に消防団の皆様は、ふだんはそれぞれの仕事をされています。にもかかわらず、有事の際には現場に駆けつけ、消火活動や水防活動を命がけで行っていただいております。地域防災や減災のために、ほぼボランティアにもかかわらず、日々地域に密着して活動していただいていることに敬意を表します。本当にありがとうございます。  最近は、彦根市内でも火災が頻繁に起こっている状況です。これからも気持ちよく消防団の方に活動していただけますように、彦根市としてもしっかりと今まで以上に連携していただきますようにお願いいたしまして私の質問を終わります。ありがとうございました。 537 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午後2時24分休憩            午後2時32分再開 538 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  20番黒澤茂樹君。黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 539 ◯20番(黒澤茂樹君) 公政会の黒澤でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、大項目1、新型コロナウイルスワクチン接種について。  中項目も同じです。  新型コロナウイルスワクチンは、接種するか否かの選択はありますけれども、発症を予防し、死亡や重症化のリスクを減らす切り札として、特に重症化リスクの高い高齢者にできる限り早い時期に接種を完了するため、本市でも様々なお取組をいただいていることに感謝いたします。  このワクチン接種につきましては、職場や大学での職域接種ももう既に始まっているようで、日々刻々とその取扱いが変わってくる中、市行政としての取組について確認と、今後の対応に向け、何点か質問させていただきます。  細項目1、現在対象となる65歳以上の高齢者のワクチン接種について、予約状況をお伺いいたします。 540 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 541 ◯福祉保健部参事(速田智之君) コールセンターおよび専用ウェブサイトにて予約された65歳以上の集団接種、個別接種の予約人数につきましては、6月10日現在2万3,840人となっております。高齢者人口2万8,456人に対する予約状況は83.8%という状況でございます。 542 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 543 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。  それでは、細項目2ですが、高齢者ワクチンの接種率について、現状をお伺いいたします。 544 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 545 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 65歳以上の高齢者の接種率でございますが、予約された方は、6月10日現在で先ほど申しました2万3,840人でございます。予約された方の1回目の接種率は、6月10日時点で1万293人の43.2%となっております。また、高齢者人口2万8,456人に対する1回目の接種率は36.2%という状況でございます。
    546 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 547 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。  再質問ですが、県内の他市町と比較してどのような状況か、お伺いしたいと思います。 548 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 549 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 大変申し訳ございませんが、県内の他市町の情報等を把握していないために、現在の滋賀県の状況で比較させていただきたいと思います。県全体では、6月10日時点で1回目接種率は32.46%となっております。本市は、先ほどお答えしました36.2%でございますので、県全体を少し上回っている状況でございます。 550 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 551 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。10ポイントぐらい進んでいらっしゃるということで、ありがたく思います。  細項目3ですが、接種には集団接種と個別接種がありますけれども、それぞれの接種の割合はどのようになっているのか、お伺いいたします。 552 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 553 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 65歳以上の集団接種と個別接種の割合は、予約枠として準備している2万3,840人分のうち、集団接種は1万3,526人、個別接種は1万314人となっており、集団接種56.7%、個別接種は43.3%となっております。6月10日時点での1回目の接種者数は、集団接種4,486人、個別接種5,807人、割合は、集団接種が43.6%、個別接種が56.4%でございます。 554 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 555 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。予約については集団が多くて、接種については個別が多いということですけれども、この状況をどのように分析して、今後、市はどちらの方法をメインに取り組まれるのか、再質問です。よろしくお願いします。 556 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 557 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 6月10日時点では、個別接種の方が接種率は上回っているわけではございますが、スタートした時点が個別接種は5月の上旬だったと思います。集団接種は5月24日からスタートしておりますので、このような差になったかと思います。  もう1点、どちらをメインに今後進めていくかということでございますが、基本的には個別と集団とを併用していきたいと考えております。基礎疾患をお持ちの方は、当然、個別接種、かかりつけ医の先生のところで接種を希望されると思いますし、若い方になりますと、そういうかかりつけ医をお持ちでない方も多いと思います。そういう場合はやっぱり集団接種になろうかという想定はできますが、これから彦根医師会さん等をはじめ関係機関との調整も必要になるんですが、集団と個別を併用して今後も進めていきたいと考えております。 558 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 559 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。分かりました。  それでは、細項目4ですが、ワクチン接種に際し、急なキャンセルがされた場合、ワクチンロスを防ぐ方法は各自治体の裁量で進めてよいとのことですが、彦根市ではどのような方法を取られるのか、お伺いいたします。 560 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 561 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 集団接種につきましては、ほとんどキャンセルなく接種が進んでいる状況でございます。キャンセルが発生した場合は、ワクチン会場で従事していますスタッフに接種しております。  また、個別接種につきましては、各医療機関でご対応いただいておりまして、医療従事者で未接種の方や、接種券を持つ方で65歳以上の未接種の方へ接種していただいているところでございます。 562 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 563 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。ありがとうございます。  細項目5ですが、ワクチンの接種率について、地域的な差があるのか、お伺いしたいと思います。 564 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 565 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 現在実施しております新型コロナウイルスワクチン接種において、国から一律に配布されているワクチン接種記録システムおよびワクチン接種円滑化システムによりまして、市域全体の接種者数を集計することはできますが、大変申し訳ないんですが、具体的に中学校区別とか、あるいは地域別に抽出することが困難なため、地域による接種率を比較することができない状況でございます。 566 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 567 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。それは結構です。  ワクチン接種予約につきましては、市民の皆さんから、電話がなかなかつながらないとか、ネット予約も難しくてできないというご意見も伺います。  そこで、細項目6ですが、今回のワクチン接種予約について、広報も含めて、その手法において出てきた課題をお伺いしたいと思います。 568 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 569 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 本市におけるワクチン接種の予約方法といたしましては、コールセンターにおける予約および専用ウェブサイトによる予約を行っており、「広報ひこね」や市ホームページ等、あらゆる手段を用い、周知に努めてきたところでございます。  しかし、こうした取組については一定の限界がございまして、いわゆる情報弱者と言われる高齢者の方にとっては、予約の手段としてインターネット環境もなく、コールセンターに電話をかけることしか手段のない高齢者の方が多くおられ、コールセンターに連絡いただいても全くつながらないという方々がおられたということは承知しているところではございます。これまでの予約申込みにおいては、インターネット環境などを利用された高齢者については、ほぼお申込みできていると考えられ、今後は、コールセンターに連絡した方で予約が取れなかった方に対してどのような形で支援していくかというのが課題であると考えております。 570 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤さん。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 571 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。特に課題というのは、コールセンターのところに課題があるということでございます。  細項目7です。ワクチンの有効期限というのはどれくらいあるのか、私も十分承知しませんけれども、今後も繰り返し接種が必要となった場合、今お伺いしました課題に対して彦根市ではどのように対応していかれるのか、お伺いしたいと思います。 572 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 573 ◯福祉保健部参事(速田智之君) まず、周知方法につきましては、「広報ひこね」や市ホームページへの掲載だけでなく、折り込みチラシの全戸配布やFMひこねを活用するなど、あらゆる媒体を利用して、タイムリーな情報が届くように工夫してまいりたいと考えております。  また、予約方法につきましては、専用ウェブサイトによる予約方法により、予約していた枠がすぐにいっぱいとなり、電話により予約することが非常に困難な状況が今回生まれました。このことから、今後は、年齢を段階に区切って、予約枠と同数程度の方を予約対象者とすることで予約の競争を防ぐこと、さらに、コールセンターの予約枠と専用ウェブサイトの予約枠を設定して、電話での予約が取りにくいという声を反映し、コールセンターでの予約分を一定確保するなど、よりスムーズに予約できる仕組みに変更することを検討してまいりたいと考えているところでございます。 574 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 575 ◯20番(黒澤茂樹君) 1点再質問をいたします。  今ほど、それぞれ予約枠をつくるということなんですけれども、今後64歳以下にも接種が始まる中、先着順というのを見直して、例えば、年齢順にして個人ごとに接種日時を指定する割当制の方が、申込みの集中が避けられたり、回線ダウンのトラブル防止であったり、また、人員や電話回線、サーバーの増強の無駄も省けると思うんです。京都市は、6月9日から、こういった登録制というんですか、割当制が始まっているようなんですが、彦根市ではこういったことは検討されないんでしょうか。 576 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 577 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 一定65歳以上の方の接種が完了した時点で、基本、国が定める優先接種順位があるわけですけど、65歳未満の接種に移行したときには、議員ご指摘のとおり、先着順という言い方で、競争原理といいますか、そういう予約の仕方は避けたいと考えておりまして、先ほど申しましたように、年齢を細かく区切って予約対象者を設定したり、あるいは、専用ウェブサイトとコールセンター枠を設けて、電話でしか予約できない方に対してもある一定程度予約できる枠を設けたいとは考えているところでございます。 578 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 579 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。ぜひともよその各市町の状況を見ていただいて、特に問題がないというか、スムーズにいくような方法を検討いただいたらいいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、集団接種会場を増やしていただくのは結構なことなんですが、接種場所にちょっと課題があると考えておりまして、細項目8ですが、現在、亀山や稲枝など南部地域には集団接種会場がありません。市長は早急に対応策を考えていただけるということでしたけれども、どのような対応になるのか、お伺いします。 580 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 581 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 本市の南部地域における集団接種会場といたしましては、みずほ文化センターにおいて、先月の5月27日から5月30日の3日間、1回目の接種を行ったところでございます。  ご指摘いただいております市南部地域の集団接種会場につきましては、6月下旬から7月上旬にかけて、みずほ文化センターにて接種を実施すべく、準備、調整をしているところでございます。 582 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 583 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。ありがとうございます。できるだけその期間を長めに取っていただいて、南部地域の方がスムーズに行けるようにお願いしたいと思います。  次に、細項目9ですが、今後、高齢者接種に続いて64歳以下の方への接種が始まると思いますが、本市では予約や接種はいつ頃からどのような方法で進められるのか、お伺いをいたします。 584 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 585 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 64歳以下の方への接種につきましては、国の優先順位に基づきまして、基礎疾患のある方および介護施設等従事者の方を優先接種し、その後、一般の方へ接種を進めていきたいと考えております。  接種券の発送につきましては、7月上旬に送付し、基礎疾患のある方につきましては、予約を7月中旬、接種を7月下旬以降に実施、一般接種につきましては、予約を8月中旬から順次、接種を8月下旬以降に順次実施する予定でございます。  予約方法といたしましては、コールセンターおよび専用ウェブサイトによる予約といたしまして、集団接種および個別接種により実施します。64歳以下の方への接種の詳細な予約や接種時期につきましては、今後は、接種にご協力いただいております関係機関との調整は必要になりますが、例えば、年齢で分け時期を指定した方法で実施できればと考えております。  いずれも、国のワクチンの供給状況により前後する可能性がありますので、「広報ひこね」や折り込みチラシ等で市民の皆様に適宜お知らせしていきたいと考えております。 586 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 587 ◯20番(黒澤茂樹君) おおよその日程は分かりました。ありがとうございます。  それでは、次に、接種を迅速に行うには、実際に注射の打ち手が必要です。国では歯科医にも協力をお願いしておりますけれども、医師会の協力に加えて、彦根市では市立病院のドクターの皆さんの一層の協力が必要不可欠だと思います。  そこで、細項目10ですが、彦根市立病院自体の診療や経営に影響が出てこないのか、お伺いをいたします。 588 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 589 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 本院の新型コロナウイルスワクチン接種に係る取組をご説明申し上げます。  まず、本年3月から5月にかけて、本院の医療従事者および診療所や薬局など地域の医療従事者へのワクチン接種に協力してまいりました。  現在、福祉保健部と連携し、市が設置した集団接種会場におけるワクチン接種に対して、本院から医療スタッフの派遣を行っております。半日の出務を1回としますと、当初、医師は106回、看護師は62回の出務予定でありましたが、ワクチン接種を加速化するため、集団接種会場が追加されたことから、現時点では、医師は189回、看護師は132回の派遣を行う予定をしております。また、接種会場において、ワクチンを打たれた方が重篤な副反応を発症した場合には、本院で救急搬送の受入れ対応を行うなど、バックアップ病院としての役割も担っております。  ご質問の今回のワクチン接種が病院自体の診療や経営に影響がないかでありますが、本院は、地域の中核病院として、通常診療や救急診療、さらには新型コロナ対策の重点医療機関の役割を担っております。そうした医療業務に支障を来し、ひいては病院経営に影響が出ることがないよう、十分に調整を行い、限られた人的資源の中、病院業務に支障が出ない範囲で医療スタッフを派遣し、ワクチン接種が迅速かつ安全に実施されるよう協力しているところです。 590 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 591 ◯20番(黒澤茂樹君) 1点だけ再確認させていただきたいんですが、今の189回、132回ということで今のところは問題ないと認識させていただいてよろしいでしょうか。 592 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 593 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 現在、この189人、それからナース132人を派遣することで、現在計画されている集団接種については十分協力できているものと理解しています。  病院の診療については、あくまでも通常診療を当院では継続する、その中でこの数字を出してきているということでございます。 594 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 595 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。病院の診療には問題はないと確認させていただきました。  それでは、次に、先日、菅総理大臣は、10月から11月にかけて、必要な国民、希望する方全てを終えることを実現したいと表明されましたけれども、細項目11ですが、市内のワクチン接種希望者全員が接種を完了するのはいつ頃か、お伺いをいたします。 596 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 597 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 本市では、ワクチン接種を希望される方全員の接種完了は、来年1月末を予定していたところでございますが、現在、県が計画されている大規模接種会場の設置や、あるいは、先ほど議員もおっしゃいましたとおり、企業等や大学等での接種が加速化されることに伴い、完了時期は当初計画よりも早くなるのではないかと考えているところでございます。 598 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 599 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。なかなか11月というのは答えにくいということなんですが、何とか年内中ぐらいにということで理解をさせていただきました。できるだけ早く進めていただきたいと思います。  一つ、もし分かればで結構なんですが、滋賀県の集団接種会場というのは彦根の方にもつくられる予定なんですか。もし分かればお伺いしたいと思います。 600 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 601 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 先ほどの集団接種会場なんですが、県は当初、南部に1か所、北部に1か所ということで予定をしておられまして、今日の午前中に決まった情報なんですが、北部は彦根市内の県立大学を会場としてされるという情報に接したところでございます。 602 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 603 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。県立大学の方でもしっかりしていただければと思います。  それでは、細項目12ですが、これまでのコロナウイルスワクチン接種への対応は、大久保前市長の下で計画がされ、その計画に基づき実施されてきているものだと思いますが、これまでのワクチン接種の取組、広報、会場設定、予約方法、接種方法など、和田新市長は経営者の視点からどのように判断しておられるのか、お伺いしたいと思います。
    604 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 605 ◯市長(和田裕行君) 今回の新型コロナウイルスワクチン接種体制を確保する上で、当初はワクチンの供給時期、量が明示されておりませんでして、本市でも接種計画の度重なる修正を行いながら準備を進めてまいりました。また、新型コロナウイルスワクチン接種に対する市民の期待も、医療従事者の接種開始以降、また一向に感染拡大が収まらない状況下から、想定以上に高まっており、今回の高齢者接種スタートからの混乱につながったと考えております。  私の就任以降では、国の指示による高齢者接種の7月末までの前倒しがまずございました。その実現に向け、ビューホテルの会場を新たに追加し、みずほ文化センターの接種日程の追加、5月15日には、現在「広報ひこね」が月1回の発行となっておりましたので、改めて全戸配布による細やかな周知をさせていただきましたし、YouTube等でタイムリーで分かりやすい周知にも努めてまいったところでございます。今後の64歳以下の方の接種に向けましても、安全、円滑な接種運営に努め、着実に接種いただけるよう努めてまいりたいと考えております。  ご質問の経営者の視点ということでございますが、やはりこの接種事業というのは、例えばコンサートをするとかそういったことではなくて、均一にサービスを提供しなければいけないということで、なかなか民間と同じような発想が持ち込めない場所ではございますが、就任した時点で前倒しが決まっていて、集団接種会場、あるいは協力いただける個別医院の個数で、もう明らかにスケジュール的にやはり厳しいと判断しまして、就任の3日目ぐらい、5月12日ぐらいから、もう既に県の方に、大規模接種会場を何とか彦根に県のマンパワーで持っていただけないかということをずっとお願いしてきたところでございます。幸い、本日の10時半に三日月知事から発表がありました県立大学への大規模接種会場の設置が決まりましたので、彦根市としては、まず市立病院の先生にアナフィラキシーのときのバックアップ体制をお願いし、彦根市としてより迅速に進めていきたいと考えております。 606 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 607 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。  隣の米原市では、自治会に補助金を出して、送迎や予約代行に協力いただく体制を取られておりますし、また、ある自治体では、中学校の学習の中でタブレットを使って、中学生たちに予約の仕方を学ばせて、家庭や地域での活動にもつなげているといったニュースもございました。ぜひともICTの得意な市長には二番煎じでないグッドアイデアを出していただきたいと思います。これは要望でございます。  次に、大項目2、重点政策について。  中項目1、行政改革について。  市長は、25年間、ビジネスマンとしてサービスとは何かを追求してきたとのことですが、これからは公共サービス提供者として、そこにビジネスマンの視点も加え、公務を担っていただくことになります。  細項目1、市長の考える「行政サービス」「市民サービス」と何か、お伺いいたします。 608 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 609 ◯市長(和田裕行君) 行政サービスと市民サービスとの違いは、サービスを提供する行政の側から物事を進めていくのか、それとも、サービスを受ける市民の立場に立って物事を進めていくのかという違いがあると私は捉えております。私自身は、行政は市民サービス業であり、市民ファーストで行政サービスを提供していくべきであると考えております。 610 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 611 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。  それでは、次に、私は、行政改革は様々な見地から不断に進めるべきものと考えていますけれども、細項目2ですが、市長の考える「市民サービスに資するような行政改革」とは具体的に何か、お伺いをいたします。 612 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 613 ◯市長(和田裕行君) 市民サービスに資するような行政改革とは、今ほどお答えいたしましたとおり、市民ファースト、市民目線でサービスを考えることにより市民サービスを向上させる行政改革であると考えております。  例えば、ホームページを例に取りますと、市民の皆様に必要な情報をより簡単に分かりやすくお届けできるようにしていきたいと考えており、市民の皆様のニーズに応じたきめ細やかなサービスの提供を目指してまいりたいと思います。  ほかには、市民の皆様にお手数をおかけしている申請手続につきましても、電子申請を積極的に導入するなど、デジタル、ICTを活用することで市民サービスを向上させるとともに、同時に、無駄や重複を省いてコスト、時間を削減し、職員の働き方改革にも併せて努めてまいりたいと考えております。 614 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 615 ◯20番(黒澤茂樹君) 1点だけ再質問させていただきますが、市民ファースト、市民目線ということですが、どういった市民の方の目線なり、どういった市民の方をファーストに考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 616 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 617 ◯市長(和田裕行君) 例えば、電子申請を例に取りますと、これは実は彦根ではある程度実現しているところなんですが、広く一般の市民の皆様を対象にまずは考えております。例えば、児童手当の現況届というのが必要なんですけれども、これを今まで各自治体は、ペーパーベースでいろんな部署が管理して、その都度、紙ベースで提出いただいて、それを比較検討するという作業で、やはりお母様方、あるいはお父さん方、あるいはその担当の職員の皆さんに大変ご負担をいただいていたところでございますが、そういった電子申請等が可能になってくると、やはりおうちにいながらですとか、より簡便に現況を突き合わせるということがこちらでもできるという部分がございますので、時間の削減、あるいはペーパーレスといったところにつながっていきます。特定の業者の電子申請ということではなく、これからいろんなフローチャートをつくる中で問題点等を抽出してまいる中で、より広く多くの市民の皆様にICTの活用による利便性の向上を実感していただきたいと考えております。 618 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 619 ◯20番(黒澤茂樹君) ICTのことにつきましては、前々からほかの議員もおっしゃっていますけれども、得意な方と不得意な方がいらっしゃると思うんですね。特に児童手当なんかですと、保護者の方については、LINEなんかを使って、そこから申請できたらいいかと思うんですが、ほかの申請なんかで、なかなかそういう電子申請の苦手な方もたくさんいらっしゃると思うんですが、そういった方に対してはどんな対応をされるんですか。 620 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 621 ◯市長(和田裕行君) それは、これまでどおり併用という形で当然していくべきです。例えば、先ほどご質問があったときに申し上げましたように、督促状を送るということに関しましても、メールで済ませられる場合と、やはりスマホ等お持ちでない場合は送れない、今までどおり紙ベースで送らなければいけないということもございます。一定程度削減はできますけれども、例えば現況届の電子申請においても、若い方々でもやはり電子申請を行われない場合もございますので、併用する形で、引き続き削減できる部分は削減し、これまでどおり進めていかなければならない部分には、併用して市民サービスとして取り組んでまいりたいと考えております。 622 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 623 ◯20番(黒澤茂樹君) 今ほど申請の話になっていますけど、督促状なんていうのは、多分メールで来てもみんな無視すると思いますね。やっぱり郵便で来るから見るんだと思います。それは置いておきますけれども、申請以外の市民サービスもたくさんあると思うんですが、その辺はどういうふうに考えていらっしゃるんですか。 624 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 625 ◯市長(和田裕行君) これも順次取り組めるものから取り組ませていただきます。先進の事例等もございますし、例えば、これはまた特殊な分野になりますけれども、入札に関係するような書類申請ですとか……。   (「入札はもう既に電子申請になっ    ています」と呼ぶ者あり) 626 ◯市長(和田裕行君) すみません。そういった部分もどんどん研究して、まず、どういった部分でそういう取組ができるかというところの庁内の調査から始めなければいけませんので、一定のフローチャートのつくり方の部分に関しては、職員の皆様方に一旦ちょっとお手数をおかけする部分でありますけれども、それが最終的に業務の重複、あるいはそういったところを削減していけるヒントになってまいりますので、そういった中で無駄を省いていきたい、そしてICTの活用として行政改革につなげていきたいと考えております。 627 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 628 ◯20番(黒澤茂樹君) 次にいきます。  細項目3ですが、行政改革には市民サービスに資するような行政改革以外にも様々に取り組むべき項目があると思いますけれども、市長はほかにもどのような行政改革を進められるのか、お伺いしたいと思います。 629 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 630 ◯市長(和田裕行君) その他の行政改革としましては、第5次彦根市行政改革大綱においても、推進項目として、企業版ふるさと納税、ネーミングライツ等の歳入確保策、受益者負担の適正化、働き方改革プログラムの推進、PFI等の民間活力の導入など各項目が掲げられておりますが、私としましては、民間活力の導入が可能な分野におきましては、民間活力を活用すべく、今後特に積極的に導入を図ってまいりたいと考えております。 631 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 632 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました、民間活力の導入ということですね。行政改革大綱の実施計画の中にも今言いましたいろんな取組がございまして、受益者負担の適正化とかもあります。  ちょっと話はずれるかもしれませんけど、学校給食費の無料化という話も市長はおっしゃっていますけど、本来、これは受益者である保護者が負担するものだと私は思っています。その辺はどのようにされるのか分かりませんけれども、特に今おっしゃいましたので、もしお考えがあればお伺いしたいと思います。 633 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤議員、ごめんなさい。給食費という話になると、また別問題になりますので。  黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 634 ◯20番(黒澤茂樹君) それでは、行政改革の中で、特に財政状況の改善のための最も効果的な行政改革はどういったものがあると考えていらっしゃいますでしょうか。再質問です。 635 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 636 ◯市長(和田裕行君) まず、市として取り組まなければいけないのは、やはり赤字が続いている例えば事業公社ですとか、あるいは三セクの部分、こういったものを、先ほど民間の活力というところで導入を図っていきたいとお答えさせていただいたんですけれども、この点についてまず検討しなければならないと思っております。それとか、これはちょっと広がるとは思いますけれども、例えば中山投棄場の跡地の活用も、民間を活用してどうやってやっていけるのかというのは模索していくべきですし、中央庁舎跡地で進めておられるコンソーシアムにつきましても、民間の方でしっかりと誘致していただくというところを市としてもお願いしていくところでございます。  あと、細かいところではございますが、例えばホームページといったところの委託は、当然プロポーザルで入札等をされているとは思いますが、そこも私の目でもう一度しっかりと見直して、基幹システム等に無駄がないかというのは見直しを図っていきたいと思います。  さらに、これはかなり将来的な話ではございますが、民間で例えば図書館等を運営されている地域もございます。そういったところの民間での活用というのを常に視野に入れながら行政改革に取り組んでいきたいと思いますし、また、さらには、赤のものづくりを進めるという部分で、赤祭りというのは、市としてやるというよりは、実行委員会形式でやはり進めていただく、民活で民間の人に独立採算でやっていただくという部分で、市としては広報の部分等でお手伝いをさせていただきますけれども、民間の活力を積極的に活用して経済の活性化に取り組んでいきたいと思います。ちょっと行革から広がって申し訳ございませんが、そういったふうに考えております。 637 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 638 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。  もう1点、行革の関係で、組織機構の改革も一つの行革だと思うんですが、私が職員のときと比べて今の組織が非常に分かりにくいと思っているんですが、この辺の改革はされる予定はありますか。 639 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 640 ◯市長(和田裕行君) まだまだ不勉強で、今はちょっとまだ問題点というのも把握できていない状況でございます。組織自体の問題点というのを把握した時点では、ぜひ関係の各部局とお話を進めながら改革すべきは改革していきたいと考えております。 641 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 642 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。ぜひとも各部局の配置も含めて検討していただきたいと思います。  次に、細項目4ですが、市長の考える働き方改革の目的と手法についてお伺いしたいと思います。 643 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 644 ◯市長(和田裕行君) まず、働き方改革の目的といたしましては、職員の負担を軽減し、働きやすい職場環境をつくるなどの働き方改革を推進することで、職員の就労満足度を向上させ、市民サービスの向上につなげるものであります。  その手法としましては、やはりまたICTを最大限有効に活用して、職員の事務作業の負担軽減を図ることが最も有効だと考えております。これも具体例を申し上げますと、職員がパソコンなどを用いて行っている、定形型で反復性が強く、かつ大量のデータを取り扱う業務などにつきましては、現在の事務処理を見直して、業務改善が可能なものにつきましては改善するとともに、一連の作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、さらにAI-OCR(AIによるオプティカル・キャラクター・レコグニション(自動読み取り))等によるICT技術を、費用対効果をしっかりと分析した上で、効果に優れている対象事務につきましては順次導入をしてまいりたいと考えております。  あわせて、先ほど申し上げましたとおり、電子申請等を導入することにより、職員の負担軽減と市民サービスの向上につなげてまいりたいと考えております。 645 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 646 ◯20番(黒澤茂樹君) 1点再質問いたします。  RPAとかAIの部分で導入できる事務というのは、どういったものがあると考えられますでしょうか。 647 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 648 ◯市長(和田裕行君) これも、フローチャート等をつくる中で、問題点を発見しながらつくっていく作業になります。どういった分掌事務がこういったところに適しているかというのは、専門家にどうしてもある段階では入っていただかなければ検討できない部分ではございますが、やはり何でもかんでもそうすればいいということではなくて、申し上げましたとおり、費用対効果を分析した上で、効果に優れる事務につきまして導入を図っていきたいと考えております。 649 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 650 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。  再質問ですが、専門家に入ってもらって実際事務をされるのは、いつ頃からされるのでしょうか。予算もあると思うんですが、いかがですか。 651 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 652 ◯市長(和田裕行君) 何度も申し上げているとおり、非常に厳しい財政状況の中で、一定の予算化をしてできる時期というのは、恐らく私が予算のお話をさせていただける来年度予算ぐらいからにはなろうかと思います。ただ、それではスピード感がないので、今、そういういろんな会社に、無償でまずアドバイスいただける部分というのはないのかとか、例えば、成功報酬的に一定の業務改善ができたときにお支払いするというような方法はないのかと。無料でアドバイスいただける部分は既にいただいておりますし、最初、財源のない中でどういう形で進めていけばいいのか、今まさに協議が始まったところでございます。 653 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 654 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。本格的に進むのは来年度予算ぐらいかなと思います。だから、無償でやるというのも可能性はあるかもしれませんし、逆に成功したら報奨するというのは、ちょっと予算の考え方からするとおかしいのかなと私は思います。  次に、人事評価について、結果で評価するとのことですけれども、行政の仕事は、どちらかというと、定量的な業務よりも定型的業務が多くて、結果を評価するのは難しいものがあると思いますけれども、細項目5ですが、定型業務が多い業種の中で、職員の人事評価を行う際、市長の考える評価指標は何か、お伺いいたします。 655 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 656 ◯市長(和田裕行君) 公務員の人事評価につきましては、民間企業における、例えば営業成績のような指標で評価することが困難であることは十分承知しているところでございます。  その上で、本市の人事評価制度は、能力評価と業績評価の二つの要素から評価を実施する仕組みとなっておりまして、業績評価においては、目標管理の手法が取り入れられております。  この目標管理とは、本市の理念やビジョンを確実に達成していくために、組織の使命から導き出される組織目標から職員一人ひとりの個人目標を設定し、組織運営への参画感をさらに意識づけるとともに、個人目標の達成過程を通じて、人材育成やチャレンジ精神の高揚などに取り組み、マネジメント力の向上も図っていくというものでございます。  まずは、この人事評価制度の目標管理を活用し、目標の達成度を評価するとともに、職員の能力、適性および意向等を的確に把握し、今後の能力開発や人員配置等に活用するために、毎年度実施している自己申告制度も活用しながら、やる気のある市職員の適材適所への配置をさらに進めてまいりたいと考えております。 657 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 658 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。私もそれなりにちょっとは存じ上げているつもりなんですけれども、なかなかそれで差を出して、やる気、モチベーションを上げるというのは難しいものがあると思います。特に行政の場合は、給与条例の中で号給、号俸が決まっておりますので、なかなかこの人はできるからと一遍に上げたりすることは難しいと思います。  そこで一つ再質問ですが、今後、ICT推進ということでリモートワークとか在宅勤務などもされるのかなと思うんですけど、対面で仕事をする以上に評価が難しくなると思うんですけど、その辺はどんな対応をされるんでしょうか。 659 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 660 ◯市長(和田裕行君) もう少し別の言葉でもう一度お願いできますか。ちょっとすぐ理解できなかったもので。大変申し訳ございません。 661 ◯議長(谷口典隆君) 議事整理のために反問ということは認められておりますので、もう一度的確にどういったところをお聞きになりたいのかということでお願いします。
     市長。 662 ◯市長(和田裕行君) では、少し分かりにくかったことがございますので、どういったことをお聞きになりたいのか、再度ご質問いただければと思います。 663 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 664 ◯20番(黒澤茂樹君) 人事評価システムがあって、それぞれ目標管理があってされると思うんですが、基本的に対面で見てその人の仕事の具合とかが分かると思うんですが、それがリモートワークとかになってくると働き具合が分からないじゃないですか。そういったところの評価はどんなフォローをされるんですかということをお伺いしたいと思います。 665 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 666 ◯市長(和田裕行君) ありがとうございました。  おっしゃるとおりでございます。考えようによっては、リモートの場合は記録に残ったりするので見れるんですけれども、例えば、持ち帰ってしまっての仕事ということになると、やはり対面ではない部分で勤務態度等というのは難しくなる部分があるとは思います。ただ、私は、これは民間の発想ではありますけれども、与えられた仕事というのをこなしていれば、時間にかかわらず評価するというのが民間でのスタイルではございますので、そういった与えられた業務、あるいは自分で目標を定めていたことをしっかりとこなしているということであれば、そこは評価していきたいと考えております。 667 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 668 ◯20番(黒澤茂樹君) なかなか難しいところがあると思いますけど、やっていただきたいと思います。  それでは、時間がないので次にいかせていただきます。  中項目の2です。教育の拡充ですけど、市長は教育理念や教育政策をバージョンアップするとされていますけれども、細項目1で、市長の教育理念とはどのようなものか、お伺いしたいと思います。 669 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 670 ◯市長(和田裕行君) まず、心の根底に生まれ育ったふるさと彦根に愛着と誇りを持って、社会や地域の成長・発展に貢献しようとする思いを持つ人材を育てたいと考えております。  次に、言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力など、学習の基盤となる力を備えている人間を育てることで、多様な立場の人たちと対話をしながら、新しい価値を共につくり上げていき、変化の激しい先行き不透明なこれからの社会を担っていける力を育てていきたいと考えております。そして、夢と志を持って、主体的に自ら学び粘り強く取り組む態度、そして、社会性や豊かな感性を身につけ、生涯にわたって学び続ける学習者を育てていきたいと考えております。  以上が私の教育理念でございます。 671 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 672 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。今お話しいただいたことは、彦根市の教育大綱の部分とほぼ同じかなとは思うんですが、市長は教育大綱も改訂するということをおっしゃいましたけど、今の教育大綱とどの辺が特に違うのか、再度お伺いしたいと思います。 673 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 674 ◯市長(和田裕行君) やはり教育大綱をこれから変えていく中で必要なのは、多様性の部分であります。申し上げましたように、これからいろんな複雑な社会になっていく中で、多様な能力を伸ばしていく、そこに主眼を置いて取り組んでいきたいと考えております。  また、今、情報活用能力と申し上げましたけれども、情報があふれている時代に、いかに選別できる処理能力を持つか、そういったところも、やはり時代が大きく進んでおりまして変化も激しいので、最新のそういった先進の取組も含めて、現状で考え得るベストの教育大綱をアップデートしていきたいと考えております。 675 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 676 ◯20番(黒澤茂樹君) 今ほどお答えいただいたような感じですけれども、再度確認させていただきます。  細項目2です。市長は教育理念および教育政策をバージョンアップするということですけれども、現在の教育理念や教育政策はどこが十分でないと考えておられるのか、お伺いしたいと思います。 677 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 678 ◯市長(和田裕行君) 子どもの可能性を最大限伸ばせる教育のために、やはり市民の皆さんの声をもっと拾うことや、学校現場の状況をもっと知る、そして施策に反映させる必要があるのではないかと考えております。そのためには、教育委員会の皆さんと十分に協議・調整を図りながら、社会のニーズを踏まえた質の高い教育政策が推進されるよう連携して取り組んでまいりたいと考えております。 679 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 680 ◯20番(黒澤茂樹君) バージョンアップするということでございますが、もう少しバージョンアップの内容を具体的に教えていただけますでしょうか。 681 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 682 ◯市長(和田裕行君) これも先ほど申し上げましたように多様性の部分でございます。これは、学力偏重ではなくて、スポーツの分野、文化芸術の分野、そういった才能を引き出す、伸ばす教育に取り組みたいと思います。そして、心の教育という部分では、やはり自らが率先して学んでいこうという姿勢を身につけるというところを主眼に置いてバージョンアップをしていきたいと考えております。 683 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 684 ◯20番(黒澤茂樹君) 1点確認なんですけれども、教育行政には中立性の確保とか継続性、安定性の確保といったものがあると思うんですが、バージョンアップされる中で、この辺はどのような対応をされるのか、お伺いしたいと思います。 685 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 686 ◯市長(和田裕行君) おっしゃるとおり、中立性というのは認識しておりますので、私が教育大綱をつくるということではなくて、既に教育委員の方々ともお話をさせていただいております。その中で、私の教育にかける思いというのを共有していただき、共に一緒に連携してつくっていきたいと考えておりますので、私の考えを強引に盛り込むということは到底考えておりませんし、できるとも考えておりませんので、皆さんと一緒に議論を深めながら進めていきたいと考えております。 687 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 688 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。  では、次に、私は、児童・生徒の学力アップにとって一番肝心なことは、読解力、読み解く力をつけることだと思っています。読み書きそろばんと言われますけれども、一番最初に来るのはやっぱり読みですね。令和2年3月27日に、読み解く力の育成などについて、福祉病院教育常任委員会からも当時の市長に政策提言をされています。幼少期から本に親しむ習慣をつけることは、学力だけでなく、人間形成や情操を養う上からもとても大切なことです。その考えから、令和2年11月定例会で学校図書館に関し質問をいたしまして、教育長からその効果や機能についてご答弁をいただきました。また、その際、学校図書館の機能の格差が教育環境の格差につながり、さらに児童・生徒の学力差につながるという話もさせていただきました。  そこで市長にお伺いいたしますけれども、細項目の3になります。市長は、読書の効果・効用についてどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。 689 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 690 ◯市長(和田裕行君) 読書は、美しい日本語を学び、想像力を高め、豊かな感性や情緒を育むために大切であると考えております。また、他者の知識や考えに触れ、言葉によって自らの考えや気持ちを相手に正しく伝える力を身につけるために欠くことのできないものであり、人の成長にとっても大切なものであると考えております。  しかしながら、昨今は、スマートフォン等の普及により、簡単に文字情報に触れて知識を得た気になるというところで、すぐに答えや結果を見つけることができる一方で、間違った情報をうのみにしたり、分かった気になったりすることで、知識として定着が図れないという課題もあると考えております。じっくりと読書することを通して、自分で調べて考えることによって得た知識が自分の身になるということから、読書は重要であると考えております。 691 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 692 ◯20番(黒澤茂樹君) ありがとうございます。私もこの質問をさせていただくのに、ベストセラーになりました「スマホ脳」という本を読ませていただきましたし、「生きるための図書館」という本と「読書をする子は○○がすごい」という本を読ませていただきました。読ませていただいた中で、本当に読書の効果・効用というのは非常にいい部分があって、将来の経済的な格差にもつながってしまうということですから、しっかり小さいときから読書をさせて、知的好奇心を刺激して、そこから様々なことにまた興味を持ってもらうとか、そういったことが大切だと私も思っています。  そこで、市長も大事なことだと言っていただきましたので、細項目4にいきますけれども、児童・生徒の読書を支える大きな柱となります学校図書館の効用等についてはどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。 693 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 694 ◯市長(和田裕行君) 学校図書館には、児童・生徒の学習を支える学習センターとしての機能、読書指導の拠点となる読書センターとしての機能、情報活用のスキルを育む情報センターとしての三つの機能がございます。そのため、身近に利用できるところに学校図書館があって、それを活用することは、ご指摘いただいたとおり、知的好奇心を高め、児童・生徒自らが学ぶ力を育む上で大変有効であると考えております。 695 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 696 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。この前の11月定例会で教育長が答弁いただいたのとほぼ同じということでございます。  そこで、次に、学校司書、彦根市では読書活動支援員と言っていますけれども、その配置につきまして、本市は小・中学校が全部で24校ございますけれども、現在は6名が配置されて、1人当たり4校を担当することになっています。私は、1校に1人常駐させるべきだと考えておりまして、この配置状況には大いに不満を持っております。先ほど、読書の効用であるとか学校図書館の効用等についてお話を伺いましたけれども、細項目5で、市長はこの学校司書配置の状況を適正と考えているのかどうか、お伺いしたいと思います。 697 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 698 ◯市長(和田裕行君) 議員にご指摘いただきましたとおり、学校司書の役割を担う読書活動支援員6人で全ての学校を担当しているところでございます。そのため、各校において週に1日または2日の勤務となりますが、児童・生徒の読書活動に現時点では有効に活用されていると考えております。 699 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 700 ◯20番(黒澤茂樹君) 再質問ですけれども、やはり1校に1人常駐される方がより有効になると思うんですよ。このことについては、以前から教育長なりが増やす方向でお話を進めていただいていますけれども、一向に進まない。私は、教育への投資は将来への投資だと思っています。  そこで、細項目6になります。再度ですが、私は各校に1名の学校司書を補正予算を組んででも早急に配置すべきと考えますが、市長の見解をお伺いしたいと思います。 701 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 702 ◯市長(和田裕行君) 各校1名の配置ということでございますが、やはり先ほど答弁させていただきましたとおり、現在の配置状況において活用できているのではないかと考えております。今後、より充実した支援ができますよう、読書ボランティアなど地域の人材を活用した仕組みづくりを模索していきたいと考えております。  教育大綱で教育委員会の皆さんとお話しさせていただく中で、地域の連携というのも一つお話をさせていただきたいと思います。先進の事例で、地域の方々が学校の図書館の運営に携わっておられる和田中学校の例もございますし、さらに、彦根には四つの大学がございますので、学生ボランティア等で司書をやっていただける可能性はないかということも含めて、学校図書館が有効に活用されるように研究を進めてまいりたいと考えております。 703 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 704 ◯20番(黒澤茂樹君) ずっと研究を重ねていただいて、ずっと6人なんですよ。やっぱりこれはいけないと私は思いますよ。彦根市にたくさんの若い人を呼んでこようと思ったら、やっぱり教育の面は充実しなければいけないのではないでしょうかね。  現在、6人で約571万8,000円ですよ。単純にあと1,715万4,000円を補正したら全小・中学校に配置できると考えます。これも市長にとっては財政状況が厳しくて無理と考えていらっしゃるのか。オートキャンプ場とか赤カブトの里、ヘラブナ釣りの聖地にするための費用よりはるかに少なくて、児童・生徒の学力アップにもつながりますし、心の教育にもつながると思います。将来の彦根市への投資だと私は思っています。実際に近隣町では、各校に1名学校司書を常駐させた結果、児童・生徒の読書量が1.5倍になったという話も聞いています。彦根のリセット、復活ということですけれども、何でもかんでもリセットするということではなくて、特に教育についてはしっかり投資をして充実させることが必要だと私は思っているんですが、再度、市長の見解をお伺いしたいと思います。 705 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 706 ◯市長(和田裕行君) 申し上げましたとおり、教育大綱の中で、やはりまず地域の方との連携、あるいは学生ボランティア、これは、学校の放課後の利用とか、土曜日の利用とか、そういったことも含めて学生の方にお願いできることがないかということも模索しながら、ただ、今、議員がご指摘いただきましたとおり、もし比較的低予算で司書の配置等ができるのであれば、今後検討していきたいと思います。  長年放置されていたということは、残念ながら私はちょっと知りませんでしたので、今後、まずはしっかりと教育大綱の中での学校図書館の在り方を研究し、どうしても本当に現在の6人では足りないという判断になりましたときには、そちらの方向でも考えを進めさせていただきたいと考えております。  いずれにしましても、今年度の教育大綱におきまして、地域との連携、あるいは学生ボランティアのご協力の依頼、そういったものを含め、教育委員会の皆さんと共に話を進めてまいりたいと考えております。 707 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 708 ◯20番(黒澤茂樹君) ぜひともここの部分についてはしっかり対応していただきますように要望しておきます。  次に、中項目3、産業政策についてですけれども、企業誘致についてですが、私も少しばかりの経験から申し上げますと、今後、日本の人口が減少して経済規模が小さくなってくると予測される中において、企業を誘致するよりも、今ある企業がより設備投資を進めやすくしたり、さらには、市内からの撤退を防ぎ、これからも市内で事業を継続してもらう留置の政策をすることの方が現実的であると思いますが、細項目1、市長の考える「企業誘致」の目的は何か、お伺いしたいと思います。 709 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 710 ◯市長(和田裕行君) 企業誘致の目的については、企業の新規立地や設備投資により、固定資産税や法人市民税などの企業からの税収増や従業員の居住による市民税等の税収増に加え、雇用の創出による定住人口の増加に伴う地域の活性化への寄与と考えております。 711 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 712 ◯20番(黒澤茂樹君) 再質問ですけど、平成29年に事業所・本社誘致に係る経済効果分析、これは単年度の分析なんですけれども、これをしてもらった結果、一定の経済効果はあると思うんですが、どのような企業が今おっしゃったような固定資産税、法人市民税の創出につながると考えていらっしゃいますか。 713 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 714 ◯市長(和田裕行君) 次の質問と重なる部分等はあると思いますけれども、私がまず考えているのは、業種にこだわっておらず、広く多くの企業誘致をこれから訴えていきたいと考えております。整備が必要な工場とかということだけに限らず、これは和田議員のご質問にもありましたように、やはり映画産業ですね。こういった部分、それはアニメーション、あるいは映像処理も含みます。そういったところを、滋賀大学にデータサイエンス学部ができましたので、そういったところと連携できるグラフィックの分野、映像産業といったものも誘致していきたいと考えております。  これはまたちょっとバーチャルの世界ではございますが、私は、今後、赤の物産・観光を推進していく中で、やはり市独自のポータルサイト的な赤を発信するものを国内外に売っていくサイトというのを構築してまいります。そういったポータルサイトに登録して利用いただける、これは税金ということではなくて、また企業誘致とは少し趣旨が違ってくるかもしれませんけれども、彦根市に企業を誘致して、彦根に登録していただいて彦根にお金を落としていただく仕組みをつくっていきたいと考えております。 715 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 716 ◯20番(黒澤茂樹君) 一つだけ申し上げておきますけど、経済効果を上げるには、企業の規模によって結局差が出てくると思いますし、本社誘致に当たりましては、一定規模以上の企業を誘致するということを想定すべきだと私は思っていますので、その辺のことも今後十分検討していただきたいと思います。  細項目2ですが、今お答えいただいたかもしれませんが、市長はどのような業種の企業を誘致するのか、お伺いしたいと思います。 717 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 718 ◯市長(和田裕行君) 特に業種にはこだわらず、広く企業誘致を図っていきたいところではありますけれども、現状といたしまして、広大な敷地が必要な製造業に適した整備された一団の土地が彦根市には少ないことから、民間事業者が開発する土地情報の把握に努め、事業所用地を希望する企業に紹介する一方、広い事業所用地を必要としないシステム開発、ソフトウェア開発、先ほど申し上げました映像産業、情報サービス業等の誘致も併せて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 719 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 720 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。細項目1の目的と誘致される業者がなかなか合わないような感じもします。やっぱり固定資産税とか法人市民税をたくさん増やそうと思ったら、それなりの企業を呼んでこなければいけないと思います。  細項目3、これから4年の任期中に何社程度誘致するという見込みがあるのか、もし分かればお伺いしたいと思います。 721 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 722 ◯市長(和田裕行君) 企業側が彦根市に進出するかどうかは、収益性や成長性などの立地のメリットを総合的に判断した上で決定されますので、私の思いだけでは実現がまだ現時点では難しいことでございますので、具体的な数値目標としてはお示しすることはできません。しかしながら、先ほどお答えさせていただきましたとおり、私も非常に難しいけどやらなければいけないという思いで書かせていただいたところでございますけれども、企業誘致は地域の活性化にやはり欠かすことができない市としての取り組むべき重要な施策として認識しております。留置をするというのももちろん必要でございますし、加えて、やはり難しくても進めていかなければならないのが企業誘致だと私は考えておりますので、あらゆるチャネルを通じて企業誘致にこれから取り組んでまいりたいと考えております。 723 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕
    724 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。非常に難しいと私は実感を持っています。小さいITの企業であれば来るかもしれませんけど、企業誘致の目的を達成するような企業というのは非常に難しい。おっしゃったように、その場所もないですし、インフラ整備もする必要もございますし、逆に市の方の費用もかかってくると思います。  次に、細項目4、設備投資を進めてもらう企業が彦根市から撤退しないための取組など、今までの市の企業誘致施策をどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 725 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 726 ◯市長(和田裕行君) 本市では、企業立地の促進、雇用の拡大および企業の彦根からの流出防止を図り、もって本市の経済の活性化および活力のあるまちづくりを目的として、彦根市企業立地促進条例に基づき、彦根市内において一定の投資や、それに伴う従業員の雇用を行った企業に対し、助成金を交付してきたところでございます。  これまでに延べ89件の事業に対し奨励措置の指定を行い、このうち新たに彦根市内に事業所を設置された企業は14社でございます。  また、工場の新設・増設に伴い、雇用奨励金の対象として142名が新たに雇用されましたので、税収や定住人口の増加による地域活性化として一定の効果はあったものと評価しているところでございます。 727 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 728 ◯20番(黒澤茂樹君) それでは、細項目5ですが、彦根市には企業立地促進条例がございまして、その中で、固定資産税相当分の助成金や、今ほどお話があった雇用助成金を交付していることはご存じだと思います。市長の言う「固定資産税の減免措置の可能性」というのは、具体的にどういったことをいうのか、教えていただきたいと思います。 729 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 730 ◯市長(和田裕行君) 本市では、これまでから企業立地促進条例に基づく企業への固定資産税納税額に対する助成措置を講じてきたところですが、都市間競争の時代におきましては、事業所の開設や移転を検討する企業に対し、他市町との差別化を図り、より彦根市のアドバンテージとなる材料を検討していく必要がございます。  このような状況の中、さらなる企業誘致を進めるために、助成金制度の拡充、期間を限定した固定資産税の特例措置など様々な手法を含めた考えの中で、一例として決意をお示しさせていただいたところでありますので、ご理解のほどお願い申し上げます。 731 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 732 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。場合によっては条例改正もあるということだと思います。  1点お伺いしたいんですが、令和元年から令和3年にかけて、新規設備投資をしたら固定資産税をゼロとする中小企業支援特例措置というのがあると思います。これは、生産性向上のための中小企業が実施する新たな設備投資、償却資産に対するものですが、これをまた継続されると考えてよろしいですか。 733 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 734 ◯市長(和田裕行君) 既に上がってきた決算の中にも確かにございまして、これは引き続き継続をさせていただく方向で考えております。 735 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 736 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。  そして、最後の細項目6ですが、企業誘致をするに当たりまして、市長はどのような役割を果たされるのか、お伺いしたいと思います。 737 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 738 ◯市長(和田裕行君) 市長の役割としましては、私の公約に掲げた「アフターコロナに彦根を売り込む」にございますとおり、トップセールスによって市長自らアピールすることが大変重要であると考えております。昨今のコロナ禍におきましては、なかなかセールスに直接赴くということは難しいところではございますが、アフターコロナを見据えて、国内はもとより、海外も視野に入れながら、必要であれば、コロナ禍が収束していればどこへでも赴いて、全力で彦根を売り込んでまいりたいと考えております。 739 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 740 ◯20番(黒澤茂樹君) 1点確認ですが、トップセールスをしていただくということですので、コロナワクチンを10月から11月、今年中に皆さん接種されて、一定収まったら、日本国中どこでも行かれるということですか。 741 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 742 ◯市長(和田裕行君) これもまた相手方のあることで、緊急事態宣言等が出ていない状況であれば、十分な感染予防対策を講じてお会いすることは可能になろうかとは思います。 743 ◯議長(谷口典隆君) 黒澤君。   〔20番(黒澤茂樹君)登壇〕 744 ◯20番(黒澤茂樹君) 分かりました。ぜひとも大阪、名古屋、関東の方に足を運んでいただいて、どういったつてがあるのか分かりませんけど、そこで企業をぜひとも彦根市の方に呼び込んでいただきたい、できれば大きい会社を呼び込んでいただきたいと思います。  市長は、申し訳ないですけど、まだ行政については勉強中で、全くの素人かなと思っていますが、ぜひとも優秀と評されました職員の皆さんの意見を十分に聴いていただいて、独善的な現場無視の裸の王様にならないように、しっかりと市政を運営していただきたいと思います。リセットだけではなかなか進まないと思いますので、必要なところにはしっかりと投資をしていただく、その考えでもって経営者として彦根市の方の経営をしていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 745 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午後3時49分休憩            午後4時03分再開 746 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  8番中野正剛君。中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 747 ◯8番(中野正剛君) 公明党の中野です。今回は、市民の皆様の声を合わせて7点質問させていただきます。和田新市長のすばらしい采配を期待しております。どうぞよろしくお願いします。  大項目1、生理用品の無償配布を。  今、世界各国で女性の月経に関する生理の貧困が問題となっています。生理の貧困とは、生理用品を買うお金がない、また、利用できない、利用しにくい環境にあることを指しており、発展途上国のみならず、格差が広がっている先進国においても問題になっています。  そして、この生理の貧困を解消するため、イギリスでは全国の小・中・高校で生理用品が無償で提供されています。そして、フランス、ニュージーランド、韓国でも同じような動きがあります。日本でも、今、各地で生理用品を無償で配布する動きがありますので、この例を基に、彦根市でも生理用品の無償配布を実施していただきたく、質問させていただきます。  中項目1、防災用備蓄生理用品の無償配布を。  細項目1、彦根市にも「生理の貧困」はあるのか。  生理用品の負担軽減を目指す任意団体「#みんなの生理」が高校生や大学生らを対象に行った調査によると、回答者の約20%が「過去1年以内に生理用品を入手するのに苦労した経験をしている」と回答しています。さらに、「生理用品ではないものを使ったことがある」、「交換する頻度、回数を減らした」という回答もあり、このほか、「生理を原因として学校を欠席・早退・遅刻した」、「運動を含む活動を休んだ」という回答も見られ、生理によって学校生活にも十分に参加できていない実態が明らかになりました。  このように経済的な理由で生理用品を購入できない女性や子どもがいるという状況を踏まえ、各地で必要な対策を検討する動きが出ています。  彦根市においても、経済的な理由で生理用品を入手するのに苦労している女性がいるのではないでしょうか。把握しておられたらお聞かせください。 748 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 749 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) 本市におきましては、生理の貧困についての調査は行っておりませんが、本市で生活相談等を行っている社会福祉課、健康推進課、子育て支援課および彦根市社会福祉協議会において、経済的な理由で生理用品を入手するのに苦労しておられるといったような相談は伺っていない状況でございます。 750 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 751 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。  それでは、細項目2です。彦根市に防災用備蓄生理用品はどれくらいあるのか。  東京都豊島区では、防災用に備蓄していた生理用品の無償配布を始めました。当初、防災用備蓄の230パックを用意したが、数日でなくなり急遽追加、最終的には約1,000パックを配りました。  また、滋賀県でも草津市が、市の防災用備蓄生理用品850パックを活用して、市内の小・中学校や立命館大学びわこ・くさつキャンパスの保健センターや市役所で身分証明や貧困状況の確認をせずに423セットを配布しました。このうち、市役所で用意した123セットは8日間で配り終えました。そして、生理用品希望を告げることに抵抗のある人に対しては、チューリップをあしらった看板を指し示すと、女性職員が対応して、中身が見えない紙袋に入れて渡しています。続けてほしいという声が寄せられ、新たに予備費13万5,000円で500セットを用意、4月に続いて2回目の配布が5月25日から始まっています。  今、各地で防災用備蓄生理用品を無償で配布していますが、彦根市には防災用備蓄生理用品はどれくらいあるのでしょうか、お聞かせください。 752 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 753 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 本市で災害時用として備蓄しております生理用品につきましては、平成29年度に改定した備蓄計画に基づき、消費期限に伴う定期的な入替えも加味しながら、おおむね10年間で整備できるよう順次取組を進めているところであり、令和3年5月末現在の備蓄数量は2万1,840枚となっております。 754 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 755 ◯8番(中野正剛君) 再質問ですけど、この2万1,840枚はパックでいったらどれぐらいになるんでしょうか。分かりましたら教えてください。 756 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 757 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 個別の枚数が2万1,840枚です。例えば、12袋入りで、64枚を1袋としてまとめて買ったりはするんですが、私どもが今、数字として把握している分が枚数でございまして、2万1,840枚という形になっております。 758 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 759 ◯8番(中野正剛君) 再質問ですけど、先ほどの草津なんかが850パックを利用してということで、彦根でももし利用しようと思えば、それぐらいの数は利用できるんでしょうか。なぜかというと、彦根の人だけが生理用品に困っていないということはないと思いますので、ちょっとそこを確認させてください。 760 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 761 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 後ほどのご質問にもありますけれども、私の立場から言いますと、今、災害時に避難所等で使っていただくものとして備蓄をさせていただいておりますので、現在は、それの活用というか、整備に向けて取り組んでいる最中でございます。 762 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 763 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。  では、次に進めさせていただきます。  細項目3、入れ替え時に出る生理用品はどのように利用しているのか。  彦根市の防災用備蓄生理用品は定期的に入れ替えていると聞いています。使用期限切れが近づいた生理用品は、彦根市社会福祉協議会に渡して利用してもらっているとのことですが、どのような利用のされ方をしているのでしょうか、お聞かせください。 764 ◯議長(谷口典隆君) 市長直轄組織危機管理監。 765 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 議員ご指摘のとおり、備蓄用生理用品については、使用期限の関係から定期的な入替えを行っており、使用期限が近づいたものにつきましては、彦根市社会福祉協議会でご活用いただいております。  具体的な利用状況については、同協議会に確認しましたところ、市内の関係施設に適宜配布されているとのことでございます。 766 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 767 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。  では、次にいかせてもらいます。  細項目4、彦根市の防災用備蓄生理用品を活用できないか。  先ほどの例で挙げました東京都豊島区では、新型コロナウイルスの感染拡大による生活苦や家庭問題などで女性の自殺が増えていることを受け、女性が追い詰められる前にどうすれば行政の支援が行き届くのかを考えて、困窮する女性と相談窓口をつなぐために生理用品無償配布の取組を始めました。そして、受け取りに来た女性に「ほかに困っていることはありませんか」と声をかけるようにしたことで、失業や生活困窮に関する相談窓口につながった例も複数ありました。  豊島区の担当者は、「役所の相談窓口は行きづらいと思われており、足を運んでもらうきっかけとなった。生理用品の配布を必要とするほど困り事を抱えた女性が考えていた以上にいた。根本的な解決につながる支援を引き続き検討したい」と言っています。  滋賀県草津市でも、無償で配布する生理用品に資金の貸付けや女性全般の相談先を記載したチラシを同封して、必要な支援につなげていきたいと取り組んでいます。  彦根市においても、もう一歩踏み込んで、長引くコロナ禍で苦しむ彦根市の女性の人権や生活を守るためにも、彦根市の防災用備蓄生理用品を活用できないでしょうか、見解をお聞かせください。 768 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 769 ◯市長(和田裕行君) 先ほどもお答えさせていただきましたとおり、平成29年の備蓄目標改定以降、消費期限に伴う定期的な入替えも加味しながら、おおむね10年間で整備できるよう順次取組を進めているところでございまして、現時点では備蓄目標数に到達していない状況にあることから、まずはその充足に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、使用期限の近づいたもの以外の生理用品を配布する予定はございません。  しかしながら、災害の備えと同様に、議員ご指摘いただいたとおり、長引くコロナ禍で苦しまれている女性の生活を守ることも重要であると認識しております。このため、防災用に備蓄している生理用品の配布につきましては、今後、コロナ禍による生理用品の市中での供給状況を見定めるとともに、生活困窮者の支援を所管する所属等とも連携し、困窮者の実態も確認しながら研究してまいりたいと考えております。  これまでの話の防災用に備蓄しているものとは別に、今お話しいただきましたように、この相談窓口は大変合理的で合点がいくところでございますので、本市における生活に困窮しておられる女性の施策として、生理用品が配布できるよう努めてまいりたいと考えております。 770 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 771 ◯8番(中野正剛君) ありがとうございます。さすが新市長、すばらしいご答弁です。よろしくお願いいたします。  それでは、中項目2にいかせてもらいます。小・中学校に生理用品の整備を。  細項目1、小・中学校に生理用品の備蓄はあるのか。  「#みんなの生理」の調査では、生理の貧困が学業にも影響を与えていることが明らかになりました。草津市では、市立小・中学校全20校の保健室にも生理用品を準備し、必要な児童・生徒には数個ほど渡し、用意した品数がなくなり次第終了するが、今後、継続的な配布について検討するようです。彦根市の小・中学校では生理用品の備蓄はあるのでしょうか、現状をお聞かせください。
    772 ◯議長(谷口典隆君) 教育長。 773 ◯教育長(西嶋良年君) 各小学校では、年度当初に配当された予算で生理用品を購入しております。あわせまして、小学校でございますけれども、企業のサポート活動を活用させていただきまして、児童への初経指導の資料と生理用品を無償提供していただき、これらを備蓄している状況でございます。 774 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 775 ◯8番(中野正剛君) 再質問ですけど、ある程度の備蓄はできているということで受け取ってよろしいんでしょうか。 776 ◯議長(谷口典隆君) 教育長。 777 ◯教育長(西嶋良年君) 各校ともに備蓄はされておりまして、不足しているということは聞いておりません。 778 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 779 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。  それでは、細項目2です。小・中学校で生理用品の継続的な備蓄はできないか。  群馬県では、公共施設に生理用品を備蓄する取組を始めています。山本知事は、「生理用品は女性にとって必需品で、満足に購入できないことは人権問題でもある。一時的な対応にとどまらず、必要なときに必要な人に広く行き渡らせたい」との思いで、全ての県立学校や県有施設で生理用品を提供する方針を決めました。  彦根市でも、子どもを守るために、必要とする子どもに継続的に生理用品を配布する検討をすべきではないでしょうか、見解をお聞かせください。 780 ◯議長(谷口典隆君) 教育長。 781 ◯教育長(西嶋良年君) 市の予算措置による生理用品の購入や、企業のサポート活動による提供によりまして、現在、小・中学校の保健室には対応可能な量の生理用品が備蓄できているものと考えております。また、必要とする児童・生徒から申出があった際には配布をされていると確認しております。 782 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 783 ◯8番(中野正剛君) 再質問ですけれども、こちらも先生側の方からそういう子どもというのは分かるんでしょうか。 784 ◯議長(谷口典隆君) 教育長。 785 ◯教育長(西嶋良年君) 思春期の子どもたちで、デリケートな部分でございますので、担任に言いづらい場合は、例えば養護教諭の方で把握をしておりまして、養護教諭の方が対応しているというような状況がございます。 786 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。 〔8番(中野正剛君)登壇、資料掲示〕 787 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。  それでは、中項目3にいかせていただきます。  フードバンクポストを利用できないかということで、資料1を掲示していますのでご覧ください。  細項目1、フードバンクポストに提供される生理用品の数は。  彦根市には、パリヤ、平和堂など、5か所にフードバンクポストが設置されており、使わない食料、菓子、飲料、雑貨を提供して必要な方に使ってもらっていますが、提供していただく雑貨の中に生理用品もあると聞いています。どれくらいあるのでしょうか、お聞かせください。 788 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 789 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) フードバンクポストにつきましては、パリヤ、ビバシティ彦根、アル・プラザ彦根、丸善彦根店およびJA東びわこ・やさいの郷弐番館の5店舗に設置されており、ボランティアグループのフードバンクひこねと各店舗が共同して運営されています。  このフードバンクひこねの設立等に関わっておられる彦根市社会福祉協議会に生理用品の提供状況について確認しましたところ、5店舗のポスト全体での提供数は、月平均で10パック程度であると聞いております。 790 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 791 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目2です。フードバンクポストに生理用品の提供を呼びかけられないか。  群馬県の山本知事が言うように、生理用品は女性にとって必需品で、満足に購入できないことは人権問題だと思います。彦根市でも、少しでも生理の貧困をなくすために、フードバンクポストを活用して生理用品の提供を呼びかければ、賛同して提供していただける方が増えるのではないかと思います。いかがでしょうか、見解をお聞かせください。 792 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 793 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) フードバンクポストにおいては、主に賞味期限が1か月以上ある未開封の食材の寄附を呼びかけておられますが、中には、生活雑貨や、今ほどもお答えしました生理用品の寄附も受けておられますので、さらに呼びかけていけば提供していただける数も増えるものと思われます。市民の皆さんへの生理用品等提供の呼びかけにつきましては、彦根市社会福祉協議会やフードバンクひこねと協議しながら進めてまいりたいと考えております。 794 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。 〔8番(中野正剛君)登壇、資料掲示〕 795 ◯8番(中野正剛君) ありがとうございます。先ほどの市長の力強いお言葉もいただきましたし、どうかこの彦根市で生理用品で困ることのないようによろしくお願いいたします。  それでは、大項目2に移らせていただきます。  大項目2、紙おむつ自動販売機の設置を。  国土交通省は、2018年9月に、子育て応援の取組方針として、全国の道の駅や高速道路のサービスエリアを重点的に、おむつのばら売りや24時間利用可能なベビーコーナーの設置などの機能を整備すると発表し、企業の協力を得て、今までに約100台の紙おむつ自動販売機が設置されています。  資料2をご覧ください。  これが紙おむつの自動販売機です。滋賀県でも、1月末に県内で初めて、甲賀市の子育て支援センターや道の駅など5か所に設置され、最近、甲賀市役所にも紙おむつ自動販売機が設置されました。紙おむつ自動販売機では、紙おむつ2枚入りとお尻拭き70枚入りがそれぞれ240円で販売されています。紙おむつはMとLの2種類サイズがあります。  彦根市にもこのような自動販売機を設置していただきたく、以下、質問させていただきます。  中項目1、紙おむつ自動販売機の設置を。  細項目1、紙おむつ自動販売機の設置に費用はかかるのか。  紙おむつ自動販売機は、セコム医療システム、ダイドードリンコ、大王製紙が提携したおむつのばら売りの推進政策として設置されました。紙おむつ自動販売機を設置するのに費用はかからないと聞いていますが、どうなのでしょうか、お聞かせください。 796 ◯議長(谷口典隆君) 子ども未来部長。 797 ◯子ども未来部長(多湖敏晴君) 紙おむつ自動販売機設置自治体に設置にかかる費用を確認しましたところ、議員がおっしゃいますとおり、設置に当たって自治体の負担はありませんでした。  なお、設置される自動販売機は飲料の自動販売機と一体型になっており、設置事業者に一定額の電気代を負担いただく代わりに、通常、飲料等の自動販売機を設置する場合に徴収しております行政財産の使用料は免除されているように聞き及んでおります。 798 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 799 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目2に移らせていただきます。  細項目2、観光地彦根市には必要ではないか。  育児中の外出は、哺乳瓶や着替えなどの持ち物が多く、それに加えて予備用の紙おむつを何枚も持ち歩くと大きな荷物になってしまうので、つい外出時に紙おむつと拭き取り用のウェットティッシュを補充せずに外出してしまうことがあり、少量の紙おむつが欲しいという声はあるようです。  甲賀市が紙おむつの自動販売機を設置した理由は、観光客や子育て世帯に子育てしやすい市をアピールするためで、甲賀市子育て政策課の話では、購入枚数は多くはないが、子育てに力を入れているというアピール度は大きいと言っています。  彦根市は、ひこにゃんやいいのすけという小さな子どもさんに愛されるキャラクターがあり、ひこにゃんに会いに来る子どもさんもたくさんいます。これから新型コロナウイルスの脅威を乗り越えて、彦根市経済の回復を図るとき、彦根市のイメージアップのためにも、観光で訪れる子ども連れの家族のためにも、紙おむつ自動販売機を彦根市にも設置すべきではないでしょうか、見解をお聞かせください。 800 ◯議長(谷口典隆君) 子ども未来部長。 801 ◯子ども未来部長(多湖敏晴君) 観光地での紙おむつ少量販売についてのお問合せは現在のところないと聞き及んでいるところですが、議員ご指摘のとおり、子育て支援を推進していることについてのアピール効果が期待されるところです。  しかしながら、紙おむつ自動販売機の設置に当たりましては、おむつ交換場所に併設する必要があり、安全な設置場所や電源の確保などの検討すべき事項がありますことから、市内での設置につきましては研究が必要であると考えているところでございます。 802 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 803 ◯8番(中野正剛君) そうですか。  それでは、なおかつ踏み込んで、細項目3、紙おむつ自動販売機を彦根市役所に設置しては。  彦根市役所も新しくなり、6階に展望スペースもできました。また、1階には授乳室やフリースペースも設けられています。観光客や小さな子ども連れで市役所に訪れる市民のためにも、紙おむつ自動販売機をまずは彦根市役所に設置してはどうでしょうか、見解をお聞かせください。 804 ◯議長(谷口典隆君) 子ども未来部長。 805 ◯子ども未来部長(多湖敏晴君) 現在、彦根市役所本庁舎1階に2台の飲料用自動販売機が設置されています。この自動販売機は、令和3年5月1日から令和6年3月31日までの期間、本庁舎1階に2台の自動販売機を設置することを条件に行政財産使用料の入札をいただき、落札した事業者が設置しているものです。新たに設置することとした場合、既設自動販売機の売上げに影響が出ることは避けられず、入札時と仕様が変更になりますことから、同期間中の自動販売機の新規設置は困難であると考えております。  以上のことから、新たに自動販売機が設置できそうな場所はあるものの、少なくとも現在の契約期間中におむつも販売できる飲料用自動販売機を設置することは困難ですので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 806 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 807 ◯8番(中野正剛君) それでは、再質問ですけれども、その契約期間が終われば考えていただける余地はあるんでしょうか。 808 ◯議長(谷口典隆君) 子ども未来部長。 809 ◯子ども未来部長(多湖敏晴君) ご答弁させてもらいましたように、令和6年3月31日までは現在の自動販売機に影響が出るということですので、それ以降は検討の余地はございます。 810 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 811 ◯8番(中野正剛君) ちょっと期間が長いんですけれども、どうしてもというか、やっぱりこれを設置してもらいたいと思うのは、今、ちょうど液体ミルクも自動販売機で販売しているというのが話題になっているんですよ。ですから、紙おむつとお尻拭きのパックと液体ミルクをセットにしたような自動販売機が彦根市役所に設置されたらすごいアピールになるのではないかと思いますので、ほかにも場所はあるということですので、またご検討をよろしくお願いいたします。  それでは、大項目3に移らせていただきます。彦根市福祉タクシー運賃助成について。  先日、視覚障害のある方から話を聞きました。彦根市には自動車燃料・タクシー運賃の助成があります。タクシー運賃の助成は、年間1万2,000円、500円券24枚分が助成されます。この助成券の使用は、1回の乗車につき2枚までしか利用できません。交通機関があまり発達していない彦根市では、1回に1,000円しか使えないのではとても不便だと言っています。これについて質問させていただきます。  中項目1、助成券の使用枚数制限の撤廃を。  細項目1、1回の乗車につき2枚までという制限はどうして付けたのか。  彦根市障害者自動車燃料費および福祉タクシー運賃助成事業実施要綱には、助成券の使用を1回の乗車につき2枚までという制限が明記されています。これをつけた理由をお聞かせください。 812 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 813 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) 彦根市障害者自動車燃料費および福祉タクシー運賃助成事業は、障害のある方の積極的な社会参加への促進の助長と福祉の増進を図るために、自動車燃料費または福祉タクシー運賃の一部を助成する制度として実施しております。この事業は、一定の所得以下の在宅重度障害のある人が、自動車燃料費は年間6,000円、福祉タクシー運賃は1万2,000円の助成券を、いずれかを選択して交付を受けていただき、ご利用いただいております。  福祉タクシー運賃助成券は、1枚500円、24枚つづりで、制度の趣旨に沿うよう、在宅重度障害のある人が、一度に全てを使い切ることなく、この助成券を利用して一回でも多く外出していただけるきっかけづくりとなるように、1乗車当たりお一人2枚までの利用制限とさせていただいているところでございます。 814 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 815 ◯8番(中野正剛君) 今のが次の質問に関わってくると思います。  細項目2、助成券の使用枚数制限の撤廃はできないか。  話を聞かせていただいた方によりますと、「交通機関が発達している京都のように、バスや電車が頻繁に運行して利用しやすい環境にあるところはそれでもいいかもしれないが、彦根市のように交通機関の発達していないところでは、視覚障害者はタクシーに頼らざるを得ない。彦根市でタクシーを利用すると、助成してもらえる1,000円はすぐに超えてしまい、あとは自分のお財布から出さなければならない。ましてや、新型コロナが蔓延してからは、外出が制限され、タクシー助成券を利用する機会さえもなくなっている。今回、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けようとしても、視覚障害者にとっては、近くの個別接種会場を利用してワクチン接種をすることは難しく、集団接種会場に行く必要が出てくると思うので、タクシー助成券の使用枚数の制限をなくしてほしい」と言っています。  この使用枚数の制限を外すことはできないのでしょうか。見解をお聞かせください。 816 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 817 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) 今ほどもお答えしましたように、本事業は、在宅重度障害のある人が一回でも多くの外出機会を確保するために、福祉タクシー運賃助成券の利用に当たり、1乗車に係る枚数制限をさせていただいているところです。このため、使用枚数の制限を完全になくすことは、障害のある方の積極的な社会参加を促進するという本制度の趣旨に合わないと考えております。  一方で、交付した福祉タクシー運賃助成券が使われた実績額が6割程度にとどまっておりますことから、利用者の実態調査を行うとともに、在宅重度障害のある人が一回でも多く外出していただくという本制度の趣旨に鑑みながら、1乗車の助成券利用枚数制限の緩和を含め、助成券が有効に活用されるよう研究してまいりたいと考えております。 818 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 819 ◯8番(中野正剛君) 再質問です。  研究していただくのも結構ですが、今、コロナで、タクシーでワクチン接種に行くというときに、やっぱり1,000円しか使えない、せっかく持っているタクシーチケットが使えない、そういうことを今年だけでも緊急的になくすことはできませんか。 820 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 821 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) コロナの接種に行かれることも分かるんですけれども、この制度の趣旨としまして、障害を持っておられる方の積極的な社会参加ということで、やはり一回でも多く外に出ていただくという制度でしておりますので、今後は枚数の制限の緩和を含めて研究してまいりたいと考えておりますけれども、現制度ではこのままで継続させていただきたいと考えております。
    822 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 823 ◯8番(中野正剛君) 分かりましたとは言えませんが、市長、緊急事態ですので、また英断をよろしくお願いいたします。  それでは、大項目4にいかせてもらいます。市内の住居表示を明確に。  市民の方からこのような質問をいただきました。「私の住所のことなのですが、同じ番地が8件もあります。そのため、宅配業者の新人ドライバーの方々に不明とされて、荷物がセンターに何日も保留されてしまいます。主人の仕事で使うものも届かなくて慌ててしまいました。当初、家を建てたときに、市は、道が新たにできたら変えますとおっしゃっていたはずですが、道ができて住宅が増えても変わりません。どこに言えばいいのでしょうか」との内容です。これを基に質問させていただきます。  中項目1、市内の住居表示を明確に。  なぜ同じ住居表示が何件もできるのか。  まず、なぜ同じ住居表示が何件もできるのでしょうか、理由をお聞かせください。 824 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 825 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 住居表示は、合理的な住居表示の制度およびその実施について必要な措置を定め、もって公共の福祉の増進に資することを目的とした住居表示に関する法律に基づき実施されるものでございます。  具体的な住居表示の付番方法は、土地の地番とは別に、道路などで囲まれた一まとめの区域、これを街区といいます。市役所でいいますと、元町4番2号の4番に当たる部分ですね。前の県道とこちらの市道、そして裏の道と水路に区切られたところが4番という街区になっております。この街区を1単位としまして、街区ごとに10メートル間隔で基礎番号が付番されており、各建物の出入口が接している基礎番号をその建物の基礎番号とします。市役所でいいますと、元町4番2号の2号の部分が基礎番号の部分になります。この街区と基礎番号を合わせたものが建物の住所となります。このことから、同一街区で、かつ、同一基礎番号内に出入口がある建物については、同じ住居表示となるため、同一住所が発生することとなります。 826 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 827 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目2です。彦根市にはどれくらい同じ住居表示のところがあるのか。  彦根市には、同じ住居表示が何件もあるところはどれくらいあるのでしょうか、お聞かせください。 828 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 829 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 令和3年5月31日現在の住民基本台帳におきまして、住居表示実施区域内で、世帯が別、かつ、住居表示が同じ件数は約1,500件でございます。  なお、この件数には、同一建物内に世帯を分けて居住している3世代同居等も含まれておりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 830 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 831 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目3にいかせてもらいます。住居表示の変更はできるのか。  この質問をされてきた方の話では、「大体春の時期に新人の方が配達を担当するので、このようなことが起きる」と言っていました。新人ドライバーの方からすれば、同じ住居表示が何件もあれば、表札が出ていない家も多くなっている昨今、どの家が配達する家なのか分からないのも理解できます。1件に一つの住居表示にすることはできないのでしょうか、お聞かせください。 832 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 833 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 同じ住居表示を変更するための方法として、基礎番号の下に枝番号を付番することにより、変更ができます。 834 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 835 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目4です。住居表示変更にどのような手続きが必要なのか。  住居表示を変更するのは結構大変だと聞いています。どう大変なのか、お聞かせください。 836 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 837 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 住居表示変更に必要となる手続としましては、まず、住居番号変更等の申出書を本市ライフサービス課に提出していただき、住居表示の変更を行います。  次に、住所の変更が生じていることから、同じくライフサービス課にて住民異動の手続、具体的には転居届が必要になります。  また、そのほか、ご自身で行っていただく手続の例として、電気、電話、ガス、水道などの公共料金の住所変更、土地・建物登記簿の権利者欄の変更、自動車の運転免許証、車検証の住所変更、郵便物等の配達先住所の変更など、住所変更の届出が必要なものがあれば、それぞれ所定の手続をしていただく必要がございます。 838 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 839 ◯8番(中野正剛君) やっぱり結構大変ですね。  それでは、細項目5です。彦根市が主導して住居表示を明確にする取組はできないか。  相談していただいた方の話で、「主人の仕事で使うものも届かなくて慌てた」と言っていました。これからは働き方も変わり、リモートやテレワークで仕事が定着していくと思います。企業で働く技術者の方などを想像すれば、外国や国内各地にいる同じ会社の技術者同士が、宅配便で送られてきた同じサンプルを手に、自宅でインターネットを通して出来具合や改良点を話し合う、これからはそういうことが当たり前になるでしょう。また、人口減少は間違いなく進みます。今までのように細かなことを知っているベテランドライバーは少なくなるでしょうし、家の表札を出さない家も増えていくでしょう。これから先の彦根市の輸送のことを考えれば、1件に一つの明確な住居表示を彦根市が主導して計画的に設定することはできないのでしょうか。リモートやテレワークを活用して働き方改革を推進する和田市長の公約達成のインフラ整備としても必要なことだと思います。見解をお聞かせください。 840 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 841 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 先ほどもご答弁させていただきましたが、住居表示は、住居表示に関する法律に基づき実施されるものでございます。しかしながら、住居表示の付番は市区町村が行うことから、本市としては、新たに住居表示を付番する際、引き続き同一番号にならないよう努めるとともに、既に付番されている住居表示の中で変更を希望される方につきましては、既存の住所に枝番等を付番することにより、同一住所を避けるよう努めてまいりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 842 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 843 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。急にはできないでしょうけれども、そういう取組をよろしくお願いします。  それでは、大項目5、今後のデジタル化に対する高齢者への配慮を。  中項目1、今後のデジタル化に対する高齢者への配慮を。  これも市民の方からの相談ですが、「今回の新型コロナワクチン接種予約をウェブでするのは大変だった。私は娘が助けてくれたので予約ができたが、知り合いの独り暮らしの高齢者は、ウェブでの予約はできないので、次の申請日に電話で予約するしかないと言っていた」とのことです。また、その方は、「東京都は高齢者を対象としたスマホ教室を無料で開催すると新聞で読んだ。携帯電話ショップで説明を聞いても、専門用語が次々と出てきて何を言っているのか分からないので、このような高齢者向けのスマホ教室を彦根市でも開催してもらいたい」とのことです。これを基に質問させていただきます。  細項目1、ワクチン接種ウェブ予約で受けた苦情は多かったか。  今回の新型コロナワクチン接種のウェブ予約に対して多くの苦情があったと思います。どのような苦情があったのか、お聞かせください。 844 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 845 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 5月10日から開始いたしました新型コロナウイルスワクチン接種の予約に関しまして、多くの高齢者の方から、コールセンターへの電話がつながらない、専用ウェブサイトの予約方法が分からないといったご意見を多くいただきました。  また、一方で、専用ウェブサイトでの予約に関しましては、ご家族、自治会、民生委員児童委員、彦根愛知犬上介護保険事業者協議会、彦根市地域包括支援センター、彦根市社会福祉協議会、湖東圏域指定特定相談支援事業所などに依頼しまして、専用ウェブサイトでの予約のサポートをお願い対応してまいりましたこともあり、多くの方が代行でのご予約を取っていただいたと聞いております。 846 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 847 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目2です。高齢者向け「スマホ教室」の開催予定はあるのか。  東京都が行うスマホ教室は、都と通信業者が連携して開催し、開催費用は無料、スマホの基本操作や各種証明書の請求など行政手続の方法を学べるほか、希望者には1か月程度スマホを貸し出しして、スマホを安心して使えるようにするものです。  また、5月12日にデジタル改革関連法が成立し、行政のデジタル化が進んでいくのに伴い、高齢者の支援に努める必要があり、総務省は無料の講習会の実施を5月18日に発表、6月から全国1,800か所でスマホ教室が開催され、メールやLINEなどの基本的な操作をはじめ、マイナンバーカードの申請方法などを教えます。  このような講習会を彦根でも開催する予定はあるのでしょうか、お聞かせください。 848 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 849 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) 本市におけるスマホ教室の取組としまして、一部の公民館でスマートフォンの基本的なアプリケーションの操作方法などに関する講座を行っており、高齢者の参加も多く、人気講座となっておりますので、ニーズの高さを把握しているところです。  また、老人福祉センターでは、利用者から、今回の新型コロナウイルスワクチン接種のウェブ予約をきっかけに、スマートフォン操作の必要性を感じ、スマホ教室の開催を希望する声があることから、指定管理者の自主事業として開催を検討されているとのことです。  議員ご指摘の5月18日に総務省が発表したスマホ教室につきましては、総務省デジタル活用支援推進事業を活用し、地元ICT企業等が、地方公共団体と連携して、公民館等でスマートフォンの基本的な利用方法に関する講座や、スマートフォンによる行政手続等に関する応用的な講座を実施するというものです。  本市といたしましては、高齢者がスマートフォン等を通じて行政サービスへアクセスできることの重要性については認識するところであり、行政デジタル推進課など関係所属と協議しながら、老人福祉センター等でのデジタル活用支援事業の実施について検討を進めてまいりたいと考えております。 850 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 851 ◯8番(中野正剛君) ありがとうございます。  ちょっと同じような質問になると思います。細項目3です。今後の高齢者を対象とした彦根市のデジタル化への対応は。  デジタル改革関連法が成立し、9月にはデジタル庁が創設されます。生活の利便性が向上することを期待しますが、忘れてはならないのは、デジタル機器に不慣れな高齢者でもその恩恵を受けられるようにすることです。9月はもうすぐ近くですが、今後、彦根市はどう対応していくのか、見解をお聞かせください。 852 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部長。 853 ◯福祉保健部長(田澤靖壮君) 議員ご指摘のとおり、9月にはデジタル庁が創設されることや、新型コロナウイルス感染症の流行により、人との接触を避けるオンラインでのサービス利用が拡大する中、行政手続を含めた生活のあらゆる場面においてデジタル活用が今後さらに加速していくものと考えております。  本市におきましても、行政手続の電子申請化などデジタル活用の推進に取り組む中で、高齢者が取り残されることのないよう対応していくことが重要であると考えておりますことから、今ほどもご答弁しましたスマホ教室やその他の取組について、行政デジタル推進課をはじめ、関係所属と連携しながら検討をしてまいりたいと考えております。 854 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 855 ◯8番(中野正剛君) どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、大項目6にいかせてもらいます。  マイナンバーカード受け取り窓口のサービス向上を。  中項目1、マイナンバーカード受け取り窓口のサービス向上を。  市民の方から電話がありました。「今日、息子のマイナンバーカードを代理で受け取りに行ったら、書類が不足しているとの理由で受け付けてもらえなかった。息子は脳腫瘍で京都に入院しているが、交付通知書には受取期限が書いてあったので、代理で受け取ることにした。健康保険証は病院に預けているので、運転免許証と委任状を持っていったが、もう1種類、本人を確認する書類が要ると言われて断られた。その日の窓口は混んでいて、1時間待たされた挙げ句、書類が足りないの一言で出直すことになり、自分のミスとは分かりながらも、あまりにも不親切だと感じた」との内容でした。この点について質問させていただきます。  細項目1、マイナンバーカード申し込みの現状は。  1時間も待ったとのことですが、今、マイナンバーカード申込み数はかなり増えているのでしょうか。現状をお聞かせください。 856 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 857 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 令和3年5月末現在、本市のマイナンバーカードの取得率は31.04%、人数にしますと3万4,782人でございます。また、令和2年度の1年間の交付枚数でございますが、合計で1万5,282人、月平均で1,274人となっております。 858 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 859 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目2です。代理人受け取りは今後、増加するのではないか。  先ほどの質問でも言いましたデジタル関連法の全体像の中に、マイナンバーカードの情報連携促進、マイナンバーカードの利便性の向上・普及促進が記載されており、デジタル庁が本格的に動き出せば、今後、ますますマイナンバーカードを取得する人も増えて、それに伴い代理人受け取りも比例して増えるのではないかと思います。どうでしょうか、見解をお聞かせください。 860 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 861 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 今後、より一層マイナンバーカードが普及し、交付者が増加すれば、代理人申請者数も多くなることが予想されます。しかし、代理人の受け取りにつきましては、マイナンバー法(正確には行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)および事務処理要領によりまして規定されており、現状におきましても、月1件から2件程度で推移していることから、交付件数に応じて変動するものと想定をしております。 862 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 863 ◯8番(中野正剛君) すいません、ちょっとよく分からない。比例して増えてくるのは間違いないでしょうかね。 864 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 865 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 現在、大体平均1,000から2,000の間の交付になっておりますが、それで大体月1件から2件でございますので、それがまた交付枚数が倍になれば比例するという推測を持っております。 866 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 867 ◯8番(中野正剛君) では、次にいかせてもらいます。  細項目3、証明書類を簡素化できないか。  「マイナンバーカード受け取りの際の持ち物」という案内の中に、「病気や重度の障害等により来庁が困難である場合に限り、代理人の受け取りが可能です。代理人が受け取りに来る場合は、交付通知書、通知カード、本人確認書類(A書類から1点またはB書類から2点)に加え、代理人の本人確認書類(A書類のもの2点またはA書類とB書類で1点ずつ)、本人の来庁が困難であることを証明する書類」と、たくさん必要で、たとえ交付通知書に書かれていても、持ってくるのを忘れてしまいそうです。重要なカードであることは理解いたしますが、チェックが厳し過ぎるのではないでしょうか。見解をお聞かせください。 868 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 869 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 代理人申請時における本人確認書類につきましては、交付者の本人確認書類と代理人の本人確認書類がそれぞれ必要であり、運転免許証や運転経歴証明書、旅券、身体障害者手帳、療育手帳、在留カード等の官公署発行の写真つき身分証明書や、健康保険証や介護保険証、年金手帳、社員証、学生証、医療受給者証等の本人の氏名や生年月日または住所が記載された証明書、かつ、ご本人の来庁が困難であることを証明する書類として、診断書や本人の障害者手帳、施設等に入所している事実を証する書類が必要となることから、ご指摘のとおり大変厳格な取扱いでございます。  この取扱規定につきましては、他人のなりすましや不正な申請を防止するため、総務省において全国的に統一されたものであり、市独自に変更することは困難であり、ご理解を賜りますようお願いいたします。 870 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。
      〔8番(中野正剛君)登壇〕 871 ◯8番(中野正剛君) 分かりました。  では、ここが大事なところです。細項目4、整理券を渡される前に持ち物の確認は出来ないか。  電話してこられた方が最も嘆いておられたのは、1時間も待たされた挙げ句、書類が足らないの一言で帰らざるを得なかったことです。マイナンバーカードの代理受け取りに多くの書類が要るのでしたら、整理券を渡されて並ぶ前に、持ち物に不備がないかを確認してあげることはできないのでしょうか。今、ライフサービス課は、書かなくてよい窓口、移動しなくてよい窓口、行かなくてもよい窓口を目指してサービス向上に取り組んでくれています。私のところにも、最近の市役所はスムーズで対応もよいとの声が届いています。すばらしいことです。これにもう一つ、安心して順番を待てる窓口にしていただきたいと思います。見解をお聞かせください。 872 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 873 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 整理券の発行場所には、窓口コンシェルジュ2名を配置し、各種相談業務や整理券の発行補助を行っております。マイナンバーカード交付の来庁者の方には、整理券を交付するのと同時に、申請に必要な書類のチェックリストも同時にお渡しし、不足分がないか再度自身で確認できるよう運用の見直しを図っていきたいと考えております。 874 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 875 ◯8番(中野正剛君) 確認させてください。確認はしていただけるということですね。 876 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 877 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 議員がおっしゃっておられるのは、こちらの職員の方が確認をするということを想定されていると思うんですが、私どもが今申し上げましたのは、チェックリストをご本人にお渡しして、これでチェックをしていただくと。それで、そろっているかどうかを確認していただいて、お待ちいただくか、もし忘れておられるようでしたら、それをそろえていただくように動いていただくという形の方向を今考えております。 878 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 879 ◯8番(中野正剛君) もう一度確認です。でしたら、整理券を渡すときに、そういうチェックリストを渡して、これをちゃんとお持ちでしょうかということを確認していただけるということですね。 880 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 881 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 今、議員がおっしゃったとおりでございます。こちらの職員が一々見せていただいて確認するのではなく、チェックリストで確認してくださいということで、それを確認させてもらうということでございます。 882 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 883 ◯8番(中野正剛君) よろしくお願いします。せっかくいい評判が届いていますので、ぜひともこの点をもう1点、親切によろしくお願いします。  それでは、大項目7、証明書コンビニ交付の利便性向上を。  中項目1、証明書コンビニ交付の利便性向上を。  最後に、証明書コンビニ交付の利便性向上を求める声がありました。その方の住所は彦根に移していますが、本籍は長浜のままです。そのため、「戸籍の証明書を証明書コンビニ交付で取得しようとしてもできなかった。他の市町では可能なところもあると聞かされたが、なぜなのか」とのご意見でした。これについて質問させていただきます。  細項目1、なぜ彦根市では本籍地が彦根市以外にある戸籍の証明書を証明書コンビニ交付で取得できないのか。  なぜ彦根市では本籍地が彦根市以外にある戸籍の証明書を証明書コンビニ交付で取得できないのか、その理由をお聞かせください。 884 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 885 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 現在、本市市民のマイナンバーカードでは、戸籍証明書(全部事項証明、個人事項証明および附票の写し)につきましては、本籍地が本市、彦根市にある方に限り発行できる仕組みとなっております。本市市民のマイナンバーカードで、本籍地が他の市区町村の戸籍証明書を発行できるようにするためには、コンビニ交付システムのオプション機能であります本籍地証明書交付サービスの導入が必要でございます。 886 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 887 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目2です。同じ質問になると思います。なぜ他市町では可能なところがあるのか。  他市町では、住所のあるところ以外にある戸籍の証明書を証明書コンビニ交付で取れるところもあると聞きます。この違いは何から来ているのでしょうか、お聞かせください。 888 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 889 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 県内では、長浜市、東近江市および高島市がコンビニ交付システムの本籍地戸籍証明書交付サービスを導入しています。本サービスは、本籍地自治体の戸籍証明書を他の市区町村の住民が取得できるもので、例えば、長浜市民のマイナンバーカードで本籍地が東近江市の場合、東近江市の戸籍証明書が発行できます。 890 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 891 ◯8番(中野正剛君) それでは、細項目3です。他市町にある戸籍の証明書を証明書コンビニ交付で取得できるようにできないか。  本籍に関しては、通常の生活には支障がないので、彦根市以外にしたままにしている方も多いと思います。他市町にある戸籍の証明書を証明書コンビニ交付で取得できるようにできないのか、お聞かせください。 892 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 893 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 本市市民のマイナンバーカードで他市の戸籍証明書を発行できるようにするためには、コンビニ交付システムの本籍地戸籍証明書交付サービスの導入が必要でございます。加えて、他の市区町村も同じサービスを導入している必要がございます。全国全ての市区町村の戸籍証明書を発行できるようにするためには、全ての市区町村がコンビニ交付を導入し、加えてこの本籍地戸籍証明書交付サービスを導入する必要がございます。 894 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 895 ◯8番(中野正剛君) 時間がなくなってきました。  細項目4、原因は各自治体のシステムが違っているからではないのか。 896 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 897 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) ただいまご答弁させていただきましたように、他の市区町村にある戸籍証明書をコンビニ交付で取得できない原因につきましては、本籍地戸籍証明書交付サービスを導入していないことによるものでございます。 898 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 899 ◯8番(中野正剛君) 細項目5です。彦根市はシステムを国の基準に合わせる取組を行うのか。 900 ◯議長(谷口典隆君) 企画振興部長。 901 ◯企画振興部長(長野繁樹君) 令和3年5月19日に公布され、令和3年9月1日から施行されるデジタル改革関連法の中に、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律がございます。この法律では、住民基本台帳、住民税、障害者福祉、子ども・子育て支援などの17事務について、システムの標準化を進めるものとなっており、令和7年度までに基準に適合した情報システムを利用する形態に移行することを目指す内容となっております。  ご質問のありました戸籍システムおよびコンビニ交付システムの連携に係る仕様につきましては、既に標準化されておりますので、この17事務の対象となっておりません。しかしながら、法律に指定されました17事務の標準化については、今後取り組んでいく必要があると認識しておりますので、国からの情報を注視して進めてまいりたいと考えております。 902 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 903 ◯8番(中野正剛君) もっと聞きたかったんですが、最後です。  細項目6、自治体のシステムが統一できれば、他市町にある戸籍の証明証を証明書コンビニ交付で取得できるのか、教えてください。 904 ◯議長(谷口典隆君) 市民環境部長。 905 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 戸籍システムおよびコンビニ交付システムの連携に係る仕様につきましては国で統一されております。今後、本市および他の市区町村が本籍地戸籍証明書交付サービスを導入すれば、本市市民のマイナンバーカードで他市町にある戸籍証明書をコンビニで取得することが可能でございます。  なお、本市では、高島市との自治体クラウドによる基幹系システムの運用を令和4年7月からの開始に向けて進めており、同サービスの導入を検討しているところでございます。 906 ◯議長(谷口典隆君) 中野君。   〔8番(中野正剛君)登壇〕 907 ◯8番(中野正剛君) ありがとうございます。よろしくお願いします。ちょっと時間がなくてゆっくり聞けませんでした。また改めて聞かせていただきたいと思います。  これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 908 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午後5時04分休憩            午後5時12分再開 909 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  15番森田充君。森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 910 ◯15番(森田 充君) 2日目の最終質問者となります。会派夢みらいの森田充です。よろしくお願いいたします。少しお疲れも出ているかもしれませんけれども、元気よく、よろしくお願いいたします。  それでは、6月定例会に当たり、大きく三つの質問をさせていただきます。  和田市長が就任され、初めての定例会でもありますので、重点施策を含め、選挙戦で訴えてこられた内容について、確認の意味も含め質問させていただきます。さきに質問された議員の方々に既にご答弁されている内容も多くありますが、発言通告に従って質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  一つ目は、万全のコロナ対策について、二つ目は、ICTを最大限活用した行政改革について、三つ目は、人口増加策についてお尋ねいたします。市長はじめ執行部の皆さん、よろしくお願いいたします。  大項目1、万全のコロナ対策について。  市長は、定例会の所信表明において、最優先課題にはコロナ対策を掲げ、「ワクチン接種を遅延なく進め、国や県と連携しながら彦根独自にできる支援策を早期に実行する。医療や介護現場にできる支援策をはじめ、他自治体で実施している支援策の導入も検討したい」と述べておられました。就任されてすぐに、コロナ感染者情報などを市民の方々にワンクリックで分かりやすく届けたりと、市民の皆さんのストレス軽減につながっているのではないかと感じております。ありがとうございます。  それでは、彦根市のワクチン接種について、以下、質問させていただきます。  中項目1、ワクチン接種について。  細項目1、市長のワクチン接種時期はということで、市長としては、予約可能な時期が来れば、どのようなタイミングで接種をお考えでしょうか。現在、副市長が不在のため、組織のリスクマネジメントの観点から考えると、早期にワクチン接種することが望ましいと考えますが、見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 911 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 912 ◯市長(和田裕行君) 私自身のワクチン接種時期につきましては、議員ご指摘のように、危機管理の観点から重要なことであるとは考えております。実際、具体的に現在考えているところです。64歳以下が始まって、まずは基礎疾患のある方、介護施設等の従事者の方の接種を終えた後の順番で、次に、やはり今度はエッセンシャルワーカーですね。警察官、消防とか、あるいは教師、保育士の方とか、今現場に行っておられる職員の方とか、そういったところが次の優先順位となってこようかと思いますが、その辺りで、もしキャンセル等があったら、そのタイミングで接種させていただければというところを現在は考えております。 913 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 914 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。  こちらの意見の方なんですけど、決して強要するわけではございませんが、先ほどの答弁でも、副市長の方は慌てず地道にふさわしい方を探していくということを言われていました。BCP、事業継続計画ということで、行政をスムーズに回すという観点からも、やはり副市長不在というのは非常にリスクが高いかなと思っています。ぜひ打てる時期をご検討いただければなと思います。  細項目2の方に移らせていただきます。  65歳以上の方のワクチン接種の状況はということで、現在、65歳以上のワクチン接種は、7月末の接種完了に向けて、多くの関係者にご尽力いただいておりますが、集団接種の4会場別の接種数と接種率、それと、個別接種全体の接種数と接種率をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 915 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 916 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 6月10日現在の会場別接種数は、くすのきセンターが838人、アル・プラザ彦根が1,853人、みずほ文化センターが839人、彦根ビューホテルが956人の合計4,486人で、集団接種における接種率は、高齢者人口2万8,456人の15.8%となっております。  また、高齢者施設入所者への接種を含む個別接種での接種数は5,807人で、高齢者人口に対する接種率は20.4%、集団接種と個別接種を合わせると1万293人となり、高齢者人口に対する接種率は36.2%となっております。 917 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 918 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。  細項目3の方に移らせていただきます。  現時点でキャンセルなどを含めたトラブル事例はあるのかということで、ホームページ上を見ていましても、今までトラブル等の大きな報告はなく進んでいると認識しておりますが、確認の意味も踏まえ、状況をお聞かせください。 919 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 920 ◯福祉保健部参事(速田智之君) これまでワクチン接種を行ってまいりましたが、集団接種、個別接種ともにキャンセルはございます。しかし、キャンセルに伴うトラブルや、そのほかの大きなトラブルはなく、現時点では安全に円滑なワクチン接種が実施できていると考えているところでございます。 921 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 922 ◯15番(森田 充君) 再質問させていただきます。  先ほどキャンセルはあったとおっしゃっていましたが、キャンセルの件数は何件あったんでしょうか。 923 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。
    924 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 6月10日時点での集団接種におけるキャンセルの数は11名でございます。それとあと、キャンセルではないんですが、予診の段階で接種見送りとなった方が2名おられます。以上、合わせますと13人という形になります。 925 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 926 ◯15番(森田 充君) もう1点再質問させていただきます。  6月10日時点で集団接種の会場で11名のキャンセルがあったということなんですけど、先ほどのご答弁でも現場の関係者に接種をするというようなお話がございましたけれども、この11名のキャンセル分もそういう認識でよろしいでしょうか。 927 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 928 ◯福祉保健部参事(速田智之君) そのキャンセル分11名と先ほどの2名分で13名になるわけですけど、現場で集団接種を実施しておりますスタッフに接種したところでございます。 929 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 930 ◯15番(森田 充君) もう1点だけ質問させていただきます。  キャンセルが発生したときに、接種の優先順位等はきっちり決まっているんでしょうか。その辺を教えてください。 931 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 932 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 集団接種会場におけるキャンセルにつきましては、1日1件あるかないかという状況でして、それに伴う優先順位ですが、基本的には、まだ医療従事者の中でも接種されていない方もおられますので、その方を優先的に、あるいは、その次としましては、予診票の前確認であるとか一連の流れで、従事している者でまだ受けていない者がいれば、優先的に接種しているところでございます。 933 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 934 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。  こちらの方は意見なんですけど、他市町においては、キャンセルの状況をホームページの方に載せて、キャンセルができるだけないような醸成を図っておられる市町もございます。ぜひ彦根市も、ワクチンが大分充足してきたというところはあるかもしれないですけれども、やはりキャンセルは無駄であると思いますので、またホームページ上にも載せるようなこともご検討いただければなと思います。  細項目4に移ります。  65歳以上の方の完了時期は7月末と考えていいのかということで、再度確認ですが、先ほどおっしゃっていただいた接種数、接種率でいくと、65歳以上の接種完了は7月末と考えてよろしいでしょうか、お聞かせください。 935 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 936 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 国が示しました方針に基づきまして、65歳以上の市民で新型コロナウイルスワクチン接種を希望される方の接種につきましては、おおむね7月末で完了する予定でございます。 937 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 938 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。65歳以上の希望者の方の完了時期は7月末ということなんですけど、今、7月末完了を目指して進められていると思うんですけれども、これが予定より早く完了できれば、次の対象の方々への前倒しも考えられているんでしょうか。 939 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 940 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 現時点で、もし仮に希望される高齢者の方が7月末までに完了するということになれば、次の優先順位の方であります社会福祉施設等に従事されている方を優先的に接種していきたいと考えているところではございます。 941 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 942 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。  細項目5に移ります。基礎疾患のある方、60~64歳の方の接種スタート時期はということです。  確認ですが、基礎疾患のある方、60歳から64歳の方の接種スタートは、現在の予定では8月上旬となっているが、予定どおりと考えてよろしいでしょうか、お聞かせください。 943 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 944 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 基礎疾患がある方の接種予約時期は7月の中旬、接種開始日は7月下旬以降を予定しておりますが、60歳から64歳の方を含めた一般の方の接種予約時期は、8月中旬頃から順次実施を見込んでいるところでございます。しかし、基礎疾患のある方の予約状況によっては、予約受付および接種開始時期を前倒しして実施することも考えているところではございます。 945 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 946 ◯15番(森田 充君) 細項目6です。現時点では、ホームページ上に基礎疾患のある方、60歳から64歳の方の接種券の発送時期の予定がアップされていないが、発送時期はいつ頃になるのか、お聞かせください。 947 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 948 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 基礎疾患のある方や60歳から64歳の方の接種券の発送時期についてでございますが、12歳以上65歳未満の方へ発送する7月上旬を予定しているところでございます。 949 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 950 ◯15番(森田 充君) 再質問させていただきます。  7月上旬ということなんですけど、基礎疾患のある方というのは、どのような把握をされているんでしょうか。よろしくお願いします。 951 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 952 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 市の方で基礎疾患のある方を特定はできておらず、把握しておりません。基本的に、人口の8%から9%と言われておりますので、その方が基礎疾患をお持ちの方ということで人数を想定して、今後の接種計画に反映させていただいているところでございます。 953 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 954 ◯15番(森田 充君) 1点質問させていただきます。  そうしたら、基礎疾患のある方は、想定をされて発送されるという意味合いでしょうか。 955 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 956 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 12歳から65歳未満の方の発送の中に基礎疾患のある方も含めて一斉に発送いたしますので、基礎疾患のある方も先ほど答弁させていただいた7月上旬を予定しているということになります。 957 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 958 ◯15番(森田 充君) もう1回確認させてください。  そうすると、基礎疾患のある方は、優先的に打てない方もおられるかもしれないということですかね。7月上旬に予約券が届いて予約をされてという、ちょっとそこを教えてください。 959 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 960 ◯福祉保健部参事(速田智之君) あくまでも基礎疾患のある方は自己申告に基づくものでございますので、最初に市が受け付けますのは、基礎疾患のある方という形で受付の予約を開始いたします。ですから、基本的に自己申告で受付予約を7月中旬に行いまして、接種を7月下旬以降で実施してまいりたいと考えております。 961 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 962 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。  細項目7の方に移らせていただきます。  59歳以下の方の接種スタート時期はということで、こちらの59歳以下の方の接種は、接種の対象者が最も多くなると思います。現在の予定では8月下旬となっていますが、予定どおりと考えてよろしいでしょうか、お聞かせください。 963 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 964 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 59歳以下の方への一般接種についても、接種予約開始日を年齢ごとにずらしてといいますか、区分して受付を行う予定でございまして、接種予約は8月中旬から順次、接種を8月下旬以降順次予定しております。ワクチンの供給や受付予約の状況を見ながら対応してまいりたいと考えているところでございます。 965 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 966 ◯15番(森田 充君) 細項目8に移ります。  優先接種などのお考えはということで、先ほども59歳以下の方は年齢別に送付をされるということだったんですけれども、職域によってなどの優先接種をする考えはあるのか、お聞かせください。 967 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 968 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 59歳以下の年代において優先接種となる方は、国が示す慢性の呼吸器の病気や心臓病などの基礎疾患を有する方のほか、職種では、高齢者や障害者の方などが集団で居住する施設や居宅サービス事業所および訪問サービス事業所等の従事者など高齢者施設等の従事者が優先接種の該当となりますが、本市におきましては、感染リスクが高いながらも社会生活を維持するために働いておられますエッセンシャルワーカーと称される方、例えば保育の仕事に携わっている方などの優先接種も現在検討しているところでございます。 969 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 970 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。エッセンシャルワーカーの方を優先していくのはもちろんだと思いますけれども、市長はコロナ収束後の経済対策ということも言っておられました。飲食業の方やホテル業、小売業の方なども優先接種をしていただいて、安心をPRするというのも一つの経済対策になるのかなと感じております。今、有事ということで、丁寧な情報発信は必要だと思うんですけれども、経済対策としての観点も持っていただいて、またご検討をよろしくお願いいたします。  大項目2の方に移らせていただきます。ICTを最大限活用した行政改革について。  公約において、ICTを最大限活用した行政改革を掲げておられました。防災や防犯等の危機管理システムの構築も言われていましたが、今回は働き方改革に着眼し、以下、質問させていただきます。  中項目1、働き方改革について。  細項目1、働き方改革の具体策はということで、市長公約には「リモートやテレワークを活用して働き方改革を推進します」とありますが、具体的な今後の取組をお聞かせください。 971 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 972 ◯市長(和田裕行君) 働き方改革を推進する目的は、職員の負担を軽減し、働きやすい職場環境をつくることによって、職員の就労満足度を向上させることで、ひいては市民サービスの向上にもつなげようとするものでございまして、その手法の一つとして、ICTを最大限に活用し、職員の事務作業の負担軽減を図ることがより効果的であると考えております。  ご質問にありましたリモート、テレワークの活用につきましては、新型コロナウイルス感染症の3密対策としまして、本市職員がこれまで積み重ねてきた分散勤務や在宅勤務の経験も生かしながら、今後はICTを最大限活用した業務の効率化を図ってまいります。在宅勤務がよりしやすくなるような環境を整えた上で、在宅勤務の利用を拡充することにより、職員の働き方改革を推進していきたいと考えております。 973 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 974 ◯15番(森田 充君) 細項目2です。コロナ禍で働き方を変化せざるを得ない状況にあったと感じております。昨年度のリモートやテレワークの活用状況を職場・職種別にお聞かせください。 975 ◯議長(谷口典隆君) 総務部長。 976 ◯総務部長(辰巳 正君) 本市職員のテレワーク活用状況につきまして、在宅勤務利用者およびサテライトオフィス勤務者のそれぞれの実績を、利用した職員の延べ人数で申し上げます。令和2年度の在宅勤務の利用者は、年間で延べ118人、サテライトオフィス勤務者は、年間で延べ7,187人の実績となっております。  このうち職場と職種別の状況ですが、サテライトオフィス勤務者については、総務部、産業部、都市建設部、上下水道部といった管理部門や事業部門の利用割合が多かった一方、窓口部門の多い市民環境部は利用が低調となりました。また、在宅勤務につきましても、企画振興部、総務部、産業部、農業委員会事務局といった管理部門や事業部門の利用割合が多かった一方、窓口部門の多い市民環境部は利用が低調となっております。 977 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 978 ◯15番(森田 充君) 細項目3、リモートやテレワークのできる職場、職種と、できない職場、職種があると思いますが、今後はどのように活用率を上げていこうとお考えか、お聞かせください。 979 ◯議長(谷口典隆君) 総務部長。 980 ◯総務部長(辰巳 正君) 厚生労働省公表のテレワークの導入・運用ガイドブックによりますと、テレワークの対象となる業務を選定するに当たっては、業務の洗い出しを行い、業務の切り分けや業務負担を明らかにした上で、その際に仕事のやり方を改めて見直し、省略可能な業務の特定や、業務の進め方、手続方法の改善を行うことにより、在宅勤務で行う仕事を多く取り出すことができるものと示されています。  一方で、対面でコミュニケーションを取りながら対応を行う窓口業務などは、テレワークが難しい業務の一つであります。また、総務省のガイドラインによりますと、税務・保険・福祉関連など、個人情報や個人番号利用事務系システムを利用する業務は、当面はテレワークの対象とするには課題がある業務と示されているところです。  いずれにしましても、現時点では、対面での対応が必要な窓口業務や国で課題があると示されている業務などは限定的にはなりますが、それ以外については、職場や職種を問わず、テレワークに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 981 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 982 ◯15番(森田 充君) 1点再質問させてください。  できない職場、職種があるということは重々分かります。それで、その中でも活用率を上げていきたいということだったんですけど、彦根市としては、目標値というか、その辺はどのように置かれているんでしょうか。あればお聞かせください。 983 ◯議長(谷口典隆君) 総務部長。 984 ◯総務部長(辰巳 正君) 目標値としましては、今のところ設定はしておりません。 985 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕
    986 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。目標値を設定するのは非常に難しいかなとは思いますし、できる職場、できない職場というのはあるとは思うんですけれども、やはり目標値というのはしっかり定めておかないと、ゴールがないとなかなか物事は進まないかなと思いますので、ぜひご検討の方をよろしくお願いいたします。  細項目4に移らせていただきます。  働き方改革についての項目を人事評価に加味してはということで、年度初めにこちらの方で管理監督者と目標設定をする際に、評価項目として個々に設定し、目標を立て、年度終わりに達成度を確認することにより、働き方改革への意識醸成を図り、より柔軟な意見が職員の方から出てくると考えますが、見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 987 ◯議長(谷口典隆君) 総務部長。 988 ◯総務部長(辰巳 正君) 現行の人事評価制度は、能力評価と業績評価の二つの要素から評価を実施する仕組みとなっており、このうち業績評価においては、目標の達成度を評価する目標管理の手法を取り入れています。この目標設定においては、部局や所属の課で設定する組織目標に沿って、業務改善などの働き方改革に関連した評価項目を設定している職員も多くおります。今後とも、働き方改革に関連した目標を組織目標に組み入れることにより、個人目標の一つとして設定する職員も拡充することで、働き方改革のさらなる意識醸成を図ってまいりたいと考えております。 989 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 990 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。もう既に目標設定の中に入れておられる方もおられるというお話でした。中にはまだ入れておられない方もおられると思います。こちらの方を質問させていただいたのは、もちろん目標設定をしていただいて、ボトムアップでいろいろな働き方改革の現場で直接仕事をされている方の声を管理監督者の方にぜひ拾っていただきたいなという思いで質問をさせていただきました。  細項目5の方に移らせていただきます。  それでは、上司と部下との面談はどのくらいの頻度でされているのか。また、働き方改革を推進していく上で、今まで以上に上司、部下とのコミュニケーションの充実が必要と考えますが、年度初めに目標設定された後、年度終わりまでにどれぐらいの頻度で上司、部下との面談をする規定がございますか。年何回等で詳しくお聞かせください。よろしくお願いいたします。 991 ◯議長(谷口典隆君) 総務部長。 992 ◯総務部長(辰巳 正君) 上司、部下との面談につきましては、人事評価制度の運用の中で、年度当初における個人目標設定時の面談と、年度末における人事評価結果等を踏まえたフォロー面接の年2回実施をマニュアルには規定しております。  なお、それ以外の面談につきましては、各職場の実情に合わせて、職場における会議などのコミュニケーションの場が随時設けられているところです。 993 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 994 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。年度の初めと年度末ということですね。非常に少ないかなと思っています。市長の方も、働く人の満足度の向上を図り、生産性を上げて市民サービスにつなげていくということを言っておられました。今後、ICTをどんどん進めていかなくてはならないんですけれども、やはり最終的に仕事をするのは人間だと思っています。今、改革が動いているときでもありますので、よりきめ細かな面談等、上司、部下とのコミュニケーションの方をよろしくお願いいたします。  それでは、大項目3の方に移らせていただきます。  人口増加策についてということで、私も議員にならせていただく前から活気に満ちた彦根をつくりたいと訴え、そのためには人口増加は必須と考えておりました。今後の財政安定化を図っていくためにも重要と考えます。以下、質問の方をさせていただきます。  中項目1、人口増加策について。  細項目1、人口増加策の具体策はということで、市長は、彦根市の人口を大幅に増やすと公約でおっしゃっていました。どのような施策を持ち、短期、中期、長期の観点からそれぞれどのようなビジョンを持たれているのか、現時点でのお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 995 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 996 ◯市長(和田裕行君) 人口増加・人口30万人都市を目指すということにつきましては、あくまで将来の私の長期ビジョンとしてお示しさせていただいたもので、任期中にその実現に向けた方向性を示したいと考えているものでございます。  その具体策は、短期ということでは、私が区分している短期というのは、財源がなくてもすぐできるものということで、ちょっと区分ではないんですが、中期とご認識いただければと思います。中期目標としての具体策は、まず、やはり増加の前に出ていかないまちにする、また、その後、移り住んでもらうまちにしていく必要があると考えております。そのためには、まず、財源確保のめどが立ち次第、中学校3年生までの医療費の無料化、そして小・中学校給食の段階的無料化などを含めた子育て支援策を実施して、まずは近隣市町に比べて後れを取っている子育て環境の充実に努めていく必要があると考えております。  それでは到底十分ではございません。また、この彦根の復活を図るために、アフターコロナにいかに彦根を国内外に売り込んでいくかが非常に重要であると考えております。そのためには、ICTを活用した地元中小企業、あるいは個人事業主の皆様への個別支援、あるいは独自の物流面でのサポート、そして、赤をブランド化した観光推進、近隣市町と連携した企業誘致による雇用の創出など、積極果敢に経済活性化策を推進し、彦根の魅力の発信に努めてまいりたいと考えております。  このような具体策について、可能なものから順次計画的に進めていくことにより、長期ビジョンの人口増加につなげてまいりたいと考えております。 997 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 998 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。中期、長期のビジョンの方をお聞かせいただきました。すぐにできること、できないことがあると思います。着実に進めていっていただけるようによろしくお願いいたします。  細項目2の方に移らせていただきます。彦根市のポテンシャルについてどのように分析しているかということです。  彦根市は、観光都市の側面や学研都市の側面、また、利活用できる土地が多くあると認識していますが、市長はどのようにお考えか、お聞かせください。 999 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 1000 ◯市長(和田裕行君) 彦根市のポテンシャルにつきまして、まず、歴史・観光の側面から申し上げますと、彦根には赤備え、赤鬼という歴史があり、彦根城以外にも多くの歴史遺産、観光資源がございます。  まず、歴史遺産では、天下分け目の拠点である佐和山城跡や、歴史のある高宮・鳥居本の中山道宿場町など、より多くの歴史ロマンを提供することにより、アフターコロナに向けた体験型・滞在型観光の推進を図っていかなければならないと考えております。  また、環境の側面から申し上げますと、実に市の約25%は森林でございます。男鬼などの里山や荒神山周辺などの活用により、環境に配慮した形での自然観光の推進が目指せると考えております。これもポテンシャルだと考えております。  次に、学研都市の側面から申し上げますと、本市には3大学およびミシガン州立大学連合日本センターが立地するなど、まさに知の拠点となっており、高等教育機関との連携もより深めていくことができると考えております。  さらに、地理的な側面から申しますと、本市は日本の中心的な位置にございまして、名神高速道路、国道8号などの幹線道路やJR東海道本線など、国土軸を形成する重要な道路と交通網がありますことから、物流の面でも地の利が生かせるのではないかと考えております。  最後に、土地の側面から申し上げますと、市内では、市南部を中心に農地等が広がっておりますが、大半が市街化調整区域であり、このエリアで開発を行うのは現時点では大変難しくはありますけれども、彦根駅東口周辺や他の市街化区域内に一定規模の空閑地も残っておりますので、そうした土地の利活用も進めることで、企業誘致や住宅開発を前向きに検討することができるのではないかと考えております。  以上が、私が考える彦根のポテンシャルの分析でございます。 1001 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 1002 ◯15番(森田 充君) 細項目3の方に移らせていただきます。  まちづくりについての考えはということで、彦根に住みたい、住み続けたいと思っていただくには、各世代に合った福祉施策の充実が必須と考えます。また、人口増加している自治体を見てみると、福祉施策の充実はもちろんのこと、社会課題解決に向けた先進的なまちづくりに取り組まれ、例えば、健康都市を掲げられ、健康医療のまちづくりを目指されたり、環境先進都市を掲げられ、環境に優しいまちづくりを目指されたりと、課題解決に沿ったまちづくりを進められています。彦根市も、福祉施策の充実はもちろんのこと、ボトムアップで見て分かる魅力あるまちづくり、例えばコンパクトシティであったりサスティナブル・スマートタウンなどを発信していくことが人口増加に必要と考えますが、市長の考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 1003 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 1004 ◯市長(和田裕行君) 本市のまちづくりについての考えといたしまして、持続可能な都市の実現を目指すために、立地適正化計画を策定しておりまして、本計画では、都市として拠点を形成する都市機能誘導区域と人が集まって住む居住誘導区域に区分させていただいて、それぞれ機能や居住を誘導するとともに、その利便性を確保するため公共交通の利用促進を図るとしております。コンパクトシティ、あるいはサスティナブルといったところは、こういった区分で進めさせていただいているところでございます。本計画と併せまして、人口減少の克服と地方創生を実現するための具体的な施策等を定めた個別計画として、彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略を定めさせていただいており、こちらに関しましては、議員の皆様からの承認もいただき、現在推進させていただいているところでございます。  総合戦略の基本的目標として、魅力ある安定した雇用が生まれるまちづくり、次代を担う子どもたちを安心して産み、育てることのできるまちづくり、若者がチャレンジでき、新しい人の流れが生まれるまちづくり、時代に合った地域の中で、安心な暮らしを守るまちづくりの4点を掲げており、これらの基本目標に基づく施策を推進していきたいと考えております。  しかしながら、議員ご指摘いただきましたとおり、行政の計画のみでは、必ずしも彦根に住みたい、あるいは住み続けたいと思っていただけるような魅力的なまちづくりに結びつかない場合もございますので、市民の皆様のご意見も伺いながら、ボトムアップで各計画や個別施策の推進に努めてまいりたいと考えております。 1005 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 1006 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。  こちらの方は意見なんですけれども、彦根市のことは市民が決めていくともおっしゃっています。まちづくりは非常に壮大な計画でもありますし、市民の方々もなかなかイメージがつかない部分もあるのかなと思っています。時折パブリック・コメントを求められたりすると思うんですけど、一つ記事を見ていますと、VRの活用ということで、バーチャルリアリティなんですけど、イメージが見られるようなソフトを導入されて、まちのイメージをつくられているような記事を見ました。こちらの方は、ソフトを購入しますと比較的安く運用ができるということもありますし、ソフトがあれば職員の方々にもいろいろ触っていただけるということなので、市民の方々により分かってもらうためにも、そういうVRとかを導入していくというのも一つかなと思いますので、よろしくお願いします。  細項目4の方に移らせていただきます。  県立高専の誘致についての考えはということで、さきの令和2年11月定例会において、少子化時代を迎えた彦根のまちづくりについて質問をさせていただきました。その中で、人口増加策の一つとして、現在滋賀県が取り組んでいる県立高専創設に向けて、創設候補地として彦根市も手を挙げていただきたいと質問したところ、令和3年2月に彦根市として「彦根市への高等専門学校設置について」という要望を知事に提出いただきました。学術・産業面の強化につながり、人口増加策の大きな施策につながると考えますが、市長の見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 1007 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 1008 ◯市長(和田裕行君) 本市は、滋賀県立大学をはじめとして、滋賀大学、聖泉大学およびミシガン州立大学連合日本センターが立地する学術都市でございまして、また、大手製造企業が立地するものづくりが盛んな都市でありますことから、学術面および産業面からも県立高等専門学校の設置に適したまちであると考えております。  また、令和2年10月に滋賀県が実施された県内事業者へのアンケート調査では、必要な教育機関として優先順位が最も高かったのは高等専門学校という結果も出ておりまして、産業界も専門人材を求めている状況でありますことから、高等専門学校を卒業された後は、近隣の事業所へ就職してもらうことが期待できるところでございます。高等専門学校の設置は、私が推進する産業の発展および若者が出ていかないまちをつくることにもつながるものでございますので、将来的に人口増加にもつながるものであると考えております。  滋賀県では、現在、外部有識者により構成される滋賀県高等専門人材育成機関検討会を設置し、高度人材育成に向けた方策について検討されており、令和3年度、今年度末には、高等専門学校の設置に向けて、文部科学省への許可申請に必要となる条件などを整理し、構想骨子の公表を目指されると聞いております。  本市としましては、高等専門学校を設置されるに当たっては、現有の県の施設を有効に活用して本市に設置していただけるよう、令和3年2月に滋賀県知事宛てに要望しているところでございますが、今後も引き続き、本市の重点要望事項として滋賀県に要望していくことを予定しておりまして、8月には私自身が県の方に出向いて、県知事宛てに直接要望をしてまいりたいと考えております。 1009 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 1010 ◯15番(森田 充君) 1点再質問させていただきます。  非常に前向きな答弁をありがとうございます。そうしたら、こちらの方はトップセールスをしていただけるという認識でよろしいでしょうか。確認だけお願いします。 1011 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 1012 ◯市長(和田裕行君) 重点要望事項として割と絞って、ここに注力してトップセールスで知事の方に訴えてまいりたいと考えております。 1013 ◯議長(谷口典隆君) 森田君。   〔15番(森田 充君)登壇〕 1014 ◯15番(森田 充君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。私の方も、有識者懇話会というのが6月から始まりまして、一般傍聴もできるということですので、ぜひまた会派のメンバーも声かけをしながら傍聴の方も行かせていただきたいなと思っています。  最後、人口増加のところを質問させていただきました。マスコミ等では、人口減少、少子高齢化というのは静かなる有事と言われていまして、忍び寄ってくるような大変大きな問題となっております。ぜひ着実に人口増加策の方をよろしくお願いいたします。  以上で終わります。ありがとうございました。 1015 ◯議長(谷口典隆君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 1016 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決しました。  明日は、定刻から本会議を開き、本日に引き続き、各議案に対する個人からの質疑ならびに一般質問を行います。  本日はこれをもって延会いたします。  お疲れさまでございました。            午後6時04分延会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...