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  1. 彦根市議会 2021-06-01
    令和3年6月定例会(第9号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前9時00分開議 ◯議長(谷口典隆君) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(谷口典隆君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、14番林利幸君、および16番小川吉則君を指名いたします。 ────────────────── 日程第2 議案第41号から議案第54号ま で(質疑ならびに一般質問) 3 ◯議長(谷口典隆君) 日程第2、議案第41号から議案第54号までの各議案を一括議題とし、各議案に対する質疑ならびに一般質問を行います。  発言の通告書が19名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、5番堀口達也君、18番赤井康彦君、1番辻真理子さん、21番伊藤容子さん、19番小川隆史君、22番馬場和子さん、3番角井英明君、6番北川元気君、13番森野克彦君、11番和田一繁君、14番林利幸君、20番黒澤茂樹君、8番中野正剛君、15番森田充君、24番安澤勝君、16番小川吉則君、2番中川睦子さん、23番長崎任男君、12番野村博雄君の順とし、順次ご登壇願います。  5番堀口達也君。堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 4 ◯5番(堀口達也君) 会派令和会の堀口達也です。新型コロナ対策は、和田市長の政策集にも「就任後、直ちにでき得る限りの緊急コロナ対策を講じます。私の公約は全てコロナ対策がベースになっており」とあるように、最重要事項であることから、質問させていただきます。  彦根市では、和田市長が就任した5月10日より、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種の予約受付が開始されました。電話による予約が殺到したことや、慣れないネットでの予約方法が分からない、集団接種会場への交通手段がないといった声があり、早急な対応が必要であるとの考えから質問させていただきます。  高齢者へのワクチン接種者数と接種率は何%か、現状を教えてください。 5 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 6 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 皆さん、おはようございます。それでは、今のご質問についてお答えいたします。  6月10日時点の高齢者接種の内訳についてお答えさせていただきます。
     1回目の接種を終えられた方は1万293人、高齢者人口2万8,456人に対する接種率は36.2%になっております。2回目の接種を終えられた方は1,813人、接種率は6.4%という状況でございます。 7 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 8 ◯5番(堀口達也君) 再質問させていただきます。  現在のペースで接種が進んだ場合の接種完了時期を教えてください。 9 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 10 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 現在のペースで接種していった場合の完了時期ということでございますが、希望される高齢者の方につきましては、おおむね7月末で完了する予定でございます。 11 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 12 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、副反応の発生状況および発生した場合の対応についてお聞かせください。 13 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 14 ◯福祉保健部参事(速田智之君) ワクチン接種後、副反応が疑われる方につきましては、滋賀県で設置されておりますワクチン専門相談窓口に相談いただくようお勧めし、必要時には、かかりつけ医等、医療機関を受診されるようお伝えしているところでございます。  本市における副反応疑い報告は、6月9日現在、医療機関より国の方へ6件報告されておりまして、主に発熱、蕁麻疹等の報告を確認しているところでございます。 15 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 16 ◯5番(堀口達也君) ワクチン接種を受ける人の判断材料として、国や県、市で分かった副反応の事例や対応などを市ホームページ等で詳細な情報公開を行ってはどうでしょうか。 17 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 18 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 副反応疑い報告につきましては、国で一括情報を集約し、調査、審議、公表されている状況です。彦根市独自に副反応報告を情報公開する予定はございませんが、厚生労働省のホームページ等で情報公開されている全国の副反応の報告事例の情報を市民の皆様にもお知らせできるよう、彦根市のホームページにも公開先を掲示していきたいと考えているところでございます。 19 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 20 ◯5番(堀口達也君) 再質問させていただきます。  県の方のホームページでも副反応に対して、出た場合どういった対応をすればいいのかとか、そういった情報等を分かりやすく公開されているかと思うんですが、彦根市としても、副反応等について、そういった対応等、分かりやすく何かしらの発信をする必要があるのではないかと思うんですが、見解をお聞かせください。 21 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 22 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 先ほど申しましたように、彦根市独自でホームページで公開する予定はございませんが、折り込みチラシや広報等で、その辺の分かりやすい、副反応が出た場合の市民の方への周知は検討してまいりたいと考えております。 23 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 24 ◯5番(堀口達也君) 分かりやすい情報公開のほどをよろしくお願いします。  続きまして、高齢者への予約サポートについてです。  東京都世田谷区では、スマートフォンはあるがネット予約の方法が分からない人のために職員がサポートする場を28か所設けたそうです。また、神戸市では、ネット予約の支援を行うため大学生らを募り、「お助け隊」として区役所などに配置し、大型連休中は約160人が対応し、非常にスムーズに案内をすることができたそうです。本市においても高齢者への何かしらの予約サポートを行ってはどうでしょうか。 25 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 26 ◯福祉保健部参事(速田智之君) これまで、コールセンターに電話がつながらない、専用ウェブサイトでの予約方法が分からないといった多くのご意見をいただいているところでございます。  本市としましては、ご家族、自治会、民生委員・児童委員、彦根愛知犬上介護保険事業者協議会、彦根市地域包括支援センター、彦根市社会福祉協議会湖東圏域指定特定相談支援事業所などに依頼し、困っておられる方がおられましたら、ご本人同意の上で専用ウェブサイトでの予約のサポートをお願いし、対応してきたところでございます。  また、聴覚障害をお持ちの方の予約方法につきましては、彦根市聴覚障害者協会を通じて、ファックスによる申込みについて協力をいただくようお願いし、スムーズな予約につながったところであります。  現在、高齢者の方の予約は落ち着いている状況ではありますが、議員ご指摘いただいた点につきましては、今後検討すべき課題であると考えているところでございます。 27 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 28 ◯5番(堀口達也君) 結構僕の方にもネットでの予約方法が分からないといったことを市民の方から、かなりの声をいただいています。ほかの議員の方にも恐らく同じように、そういった声が上がっていますので、何かしらの対応をぜひ早急にお願いしたいなと思います。  続きまして、大分県宇佐市では、ワクチン接種会場までの交通手段がない高齢者に対して、接種会場までのタクシー運賃を市が片道2,500円を上限とし2往復分、ワクチン2回接種分1人1万円が上限で助成されているそうです。  また、宮城県白石市は、各地区から巡回バスやジャンボタクシー等を使って無料で運行しておられるそうです。  本市でも高齢者への交通手段を検討中とのことですが、詳細についてお聞かせください。 29 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 30 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 本市の集団接種は、北部にアル・プラザ彦根、中部にくすのきセンター、南部にみずほ文化センターを会場としてワクチン接種を実施しているところでございます。この3会場につきましては、JR、路線バス、愛のりタクシーの停留所が近くにあることから、シャトルバスの運行やタクシー助成券の配布は行っておりません。  しかし、65歳以上の高齢者のワクチン接種を7月末までに終えるよう通知がありましたことから、新たに彦根ビューホテルを集団接種会場として追加したところでございます。彦根ビューホテルは路線バスや愛のりタクシーが運行していないエリアであることから、彦根ビューホテルのマイクロバスにより、JR彦根駅東口と接種会場を結ぶシャトルバスを運行することといたしました。また、今後、JR南彦根駅からもご利用いただけるシャトルバスの運行を予定、検討しているところでございます。 31 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 32 ◯5番(堀口達也君) シャトルバスの検討、ありがとうございます。  南部地区の方ではどういった対応をされるとか、そのようなお考えはありますでしょうか。 33 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 34 ◯福祉保健部参事(速田智之君) 現在のところ、南部地区におけます交通手段につきましては検討はしておりません。 35 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 36 ◯5番(堀口達也君) 南の方側は高齢者の方がかなり多い地区となりますので、結構そういったお声もすごく聞いております。また、そういったことも、ぜひ今後ご検討していただければと思います。  続きまして、反省点および今後の改善点についてです。  高齢者へのワクチン接種の反省点および今後の改善点についてお尋ねいたします。 37 ◯議長(谷口典隆君) 福祉保健部参事。 38 ◯福祉保健部参事(速田智之君) まず、予約方法につきましては、今回、限られた予約枠に対して65歳以上の全ての方を予約対象としたことから、専用ウェブサイトによる予約方法ですぐに枠がいっぱいとなり、電話により予約することが非常に困難な状況が生まれました。  現在、高齢者のワクチン予約につきましては一定程度めどがつき、落ち着いてきましたが、今後の改善点といたしましては、年齢を段階的に区切って予約枠と同数程度の方を予約対象者とすることや、また、コールセンター予約枠ウェブサイト予約枠を設定して、電話での予約が取りにくいという声を反映し、コールセンターでの予約分を一定確保するなど、よりスムーズに予約できる仕組みに改善してまいりたいと考えているところでございます。 39 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 40 ◯5番(堀口達也君) ぜひ対応のほどをよろしくお願いします。  続きまして、重篤な新型コロナ患者は、県の指導の下、別の医療機関が受入れを行っているとのことで、市立病院では、ECMOがコロナ以前の平成30年に1台導入されてから追加導入されていないとお聞きしました。彦根市として、市民の安全と命を守るためにも医療体制の強化が必要であるとの考えから質問させていただきます。  現在のコロナ病棟の病床使用率は何%でしょうか。 41 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 42 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 本年5月末日時点で申し上げますと、新型コロナウイルス感染症専用病棟の病床使用率は55%でございます。 43 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 44 ◯5番(堀口達也君) 次の質問に移らせていただきます。  重篤な新型コロナ患者の受入れは行っていないとのことですが、万が一、重篤化した場合の緊急対応はどのように想定されているのでしょうか。 45 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 46 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 新型コロナウイルス感染症に対する医療体制として、県内の限られた医療資源を効率的・効果的に活用するため、重症患者の受入れは大学病院および三次救急病院が担い、それ以外の医療機関は中等症および軽症の患者を受け入れるという役割を担っております。  本院は、重点医療機関として主に中等症以下の患者を集中的に受け入れておりますが、入院中に症状が悪化し、重篤化するおそれがある場合は、県のコントロールセンターへ転院の調整を依頼し、滋賀医科大学病院および三次救急病院である長浜赤十字病院などへの転院を行っております。  また、患者の容態が急変したことにより転院することが困難な場合や三次救急病院の受入体制が整ってない場合などは、本院で重症患者の治療を行っており、人工呼吸器を使用して治療を行ったケースもございます。 47 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 48 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、彦根市として、市民の安全と命を守るためにも、ECMOについてどのようにお考えでしょうか。 49 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 50 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 先ほどご答弁いたしましたとおり、本院は重点医療機関として主に新型コロナウイルス感染症の中等症以下の患者を集中的に受け入れており、患者が重篤化した場合は、県のコントロールセンターと調整し、大学病院および三次救急病院へ転院することとなっております。  したがいまして、基本的には本院で人工心肺装置ECMOを使用した治療を行うことは想定しておらず、これまで新型コロナウイルス感染症患者の治療にECMOを使用した実績はございません。  しかしながら、患者の容態急変により転院することが困難な場合や三次救急病院の受入体制が整っていない場合など、万が一の緊急的な措置としてECMOを使用することができる体制は常に整えております。 51 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 52 ◯5番(堀口達也君) 体制の方を整えていただいていて、ありがとうございます。  今年4月20日までに、新型コロナウイルスに感染した重症患者の90人にECMOを装着したら、治療を終えた患者の約70%が回復したと言われております。そういったことで、ぜひECMOについても研究を深めていただいて対応していただきたいと思います。  続きまして、ECMO導入に当たっての課題などがあれば教えてください。 53 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 54 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 人工心肺装置ECMOを稼働させるためには、24時間体制で長期間に及ぶモニターによる監視が必要であり、最低でも医師、看護師、臨床工学技士による10名程度のチームを編成し、対応が必要となります。  本院では、通常診療や救急医療に加え、重点医療機関としての新型コロナウイルス感染症への対応やワクチン接種への協力など、限られた人員体制の中で多様な業務に従事しておりますことから、ECMOを稼働させるための人員の確保、機器の管理に精通した医療スタッフを養成することが課題であると考えています。 55 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 56 ◯5番(堀口達也君) ECMOを扱える医療従事者が少ないということで人材の確保であったり育成が必要であるという考えと、また、国の方でも、ECMOについて2,100万円を上限とした補助であったり、ECMO等の知識を持つ医療従事者の派遣費用の補助なども対応をしておられるそうです。このような国の補助などの活用等は検討されたのでしょうか、教えてください。 57 ◯議長(谷口典隆君) 病院事業管理者。 58 ◯病院事業管理者(金子隆昭君) 国の補助によりますスタッフの派遣等については検討はしておりません。  ECMOを設置する場合、特にこの新型コロナウイルスの対応の場合は通常の部屋で治療することができない。陰圧室が必要になります。現在、当院は、陰圧室の整備に関しましては国の基金を利用して設置するということにしております。 59 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 60 ◯5番(堀口達也君) 今後、重篤な患者さん等の安全と命を守るためにも、彦根市として、ぜひそういったところに力を入れていただきたいなと思います。  続きまして、新ごみ処理場についてです。西清崎を候補地とする新ごみ処理場について質問させていただきます。  報告第13号において、大藪金田線(清崎工区)の計画取りやめに伴う調査委託費3,000万円の減額が示されました。こちらは、市道大藪金田線と稲村山農道を連絡し、荒神山の山間部を通過する総額約38億円の新ごみ処理場へのアクセス道路に関連する大変重要な事項であることから質問させていただきます。  大藪金田線(清崎工区)の調査を取りやめた理由について詳細を伺います。 61 ◯議長(谷口典隆君) 市長。
    62 ◯市長(和田裕行君) おはようございます。  広域ごみ処理施設の建設に関連いたしまして、施設へのアクセス道路として、また、市内の円滑な道路網構築のため、西清崎地区が建設候補地として決定いたしましたこの機会に、市道計画が具体化されました。  この計画を進めるに当たりましては、昨年度の2月定例会におきまして、調査を行うための費用の補正予算をお認めいただいているところでございます。  しかしながら、この事業を実施するには約38億円という多額の費用を要することとなり、本市の財政が厳しい状況にある中、合理的な整備の必要性はないと判断いたしましたので、トンネル案を含めた計画を白紙とし、調査に要する予算執行については取りやめることといたしました。 63 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 64 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、荒神山の山間部を通過するアクセス道路の代案等はどのようにお考えでしょうか。 65 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 66 ◯市長(和田裕行君) 彦根市としましては、市民の費用負担を最小限に抑える方向で検討しておりますが、今後、彦根愛知犬上広域行政組合が関連部局と調整しながら検討していかれると聞き及んでおります。 67 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 68 ◯5番(堀口達也君) 再質問させていただきます。  令和3年2月定例会の林議員の質問に対する答弁で、都市建設部長が「幹線道路としての円滑性や広域ごみ処理施設へのアクセス性などを考慮し、複数の案を検討いたしました。経済性だけでなく、市内における道路交通網の円滑化や安全性の観点から、総合的に判断させていただいた」とありますが、過去の複数案についても再検討等はされているのでしょうか。 69 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 70 ◯市長(和田裕行君) その案も含めて、再検討を彦根愛知犬上広域行政組合の方でしていただけるものと考えております。 71 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 72 ◯5番(堀口達也君) ありがとうございます。  続きまして、計画変更に至った経緯など、周辺住民への丁寧な説明や周知が必要ではないでしょうか。 73 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 74 ◯市長(和田裕行君) 既に地元の連合自治会様等とはお話をさせていただいているところではございますが、彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備連絡協議会等でも、市としての立場を丁寧に説明・周知させていただこうと思っております。 75 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 76 ◯5番(堀口達也君) 私の地元の方でも、結構お困り、心配しておられる方等がかなりおられますので、ぜひそういった形で周知・説明の方をよろしくお願いいたします。  続きまして、計画決定に当たっての判断基準および今後の方針等についてお尋ねいたします。 77 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 78 ◯市長(和田裕行君) 判断基準や今後の方針に関しましては、彦根市民の費用負担が最小限となるという方向で進めてまいりたいと考えております。 79 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 80 ◯5番(堀口達也君) 財政的にもかなり厳しい状況ですので、ぜひそういった方向でよろしくお願いします。  続きまして、彦根市のこれからの観光施策について質問させていただきます。  和田市長は、彦根の復活のため、彦根城やひこにゃんだけにとらわれない新たな観光資源、観光施策が必要だと公約に掲げておられました。アフターコロナに向けて新たな観光施策が重要であるとの考えから質問させていただきます。  世界遺産登録に向けた今後の方針についてお尋ねいたします。 81 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 82 ◯市長(和田裕行君) 彦根城の世界遺産登録に向けた今後の方針といたしましては、彦根市にとってのメリットとデメリットを十分に検証し、市民の理解を得た上で、効果的かつ効率的な事業運営に努めて進めていきたいと考えております。  また、彦根城の世界遺産登録を契機に、彦根市にお越しいただいた観光客の皆様に市内に点在する歴史遺産の魅力を紹介したり、近隣市町とも連携して、より広範囲な魅力ある観光スポットを巡る広域観光をパッケージとして紹介することも必要であると考えております。 83 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 84 ◯5番(堀口達也君) 再質問させていただきます。  現時点で考えられるメリット、デメリット等を分かる範囲でお答えください。 85 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 86 ◯市長(和田裕行君) メリットの部分は十分、皆様もこれまでから周知されているところだと思いますが、デメリットの部分はやはり緩衝地帯の部分での開発事業、こういったところのコントロールの部分です。そこがやはり大きなデメリットとして、より多くの市民の合意を得る必要があると考えております。  あともう1点、従来ですとオーバーツーリズム、そういったことが述べられてきたと思いますが、私は、それよりもやはり世界遺産を機に一過性のブームとなり、その後の落ち込みという事例が多々見受けられますので、そこもデメリットの一つとして考えなければいけないと認識しております。 87 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 88 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、彦根の赤備え、赤鬼の歴史にちなんで、彦根の赤のものづくりによるブランディング化や赤祭りの復活を掲げておられましたが、実現に向けての計画はどのように考えておられるのでしょうか。 89 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 90 ◯市長(和田裕行君) アフターコロナに向けた観光施策として、彦根城やひこにゃんはもちろん、ほかに彦根に何があるのか、何を生み出せるのかを再度徹底的に検討し、ブランディングして世界へ売り込む必要があると考えております。  ご存じのとおり、彦根には、武勇で知られた井伊家が甲冑を朱色で統一していた由来から、赤備え、赤鬼という歴史があることから、この赤に着目し、彦根の観光資源や物産等の赤をテーマに国内外に売り込むことを考えております。  まずはコロナ対策が最優先であると考えてはおりますが、赤祭りにつきましては、お金をかけずにすぐに実施できる費用対効果の高いイベントであると考えておりますので、アフターコロナに向けて、赤で統一した本市のブランディングの一環として復活させていただきたいと考えております。 91 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 92 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、過去に教育委員会でも森林学習に使われていた男鬼集落の活用や、荒神山周辺をオートキャンプ場や「赤カブトの里」にすること、周辺の沼をヘラブナ釣りの聖地にすることなどを掲げておられましたが、今後の活用に向けた計画はどのように考えておられるのでしょうか。 93 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 94 ◯市長(和田裕行君) 男鬼集落や荒神山周辺の活用につきましては、関係法令等の整理を行い、集落の活用や民間活力を生かしたキャンプ場の実現に向けて、今後、地域の皆様の意見をお伺いしながら、関係機関と話合いを行って進めてまいりたいと考えております。  また、荒神山周辺におきましては、曽根沼をはじめとする多くの地域資源を有していることから、これら資源を有効活用し、周辺の沼を琵琶湖原産のヘラブナ釣りの聖地にすることで愛好家を全国から誘客することを計画しております。  現在の沼等を活用することで、コストをかけずに実現を目指すものではありますが、ヘラブナの個体数を増やすためには稚魚の保全のための外来魚駆除、これが必要不可欠となってきますことから、今後、外来魚駆除などの課題につきましても関係機関と協力して整理を進めてまいりたいと考えております。 95 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 96 ◯5番(堀口達也君) かなり夢がある構想ですので、ぜひ実現して、今後のアフターコロナに向けての観光につなげていただきたいなと思います。  最後にですが、様々な観光施策を掲げておられますが、どのような順序で彦根の復活を実現させるのか、今後の方針についてお聞かせください。 97 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 98 ◯市長(和田裕行君) 観光施策以外の市の事業の実施状況なども勘案しながら、まずは、お金をかけずにすぐにできることから取り組んでまいりたいと考えております。  次に、事業の精査を行わせていただいた上で、費用対効果の高いものから実施させていただきたいと考えております。  なお、例えば期日のあるものや国の補助金を充当できるもの、彦根城の世界遺産登録の実現に伴う施策などは、時期を逸することなく実施してまいりたいと考えております。 99 ◯議長(谷口典隆君) 堀口君。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 100 ◯5番(堀口達也君) なかなか今、コロナ対策等で大変な時期かと思いますが、今後の目標に向けて、ぜひそういった準備を進めていっていただければなと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 101 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午前9時33分休憩            午前9時41分再開 102 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  18番赤井康彦君。赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 103 ◯18番(赤井康彦君) 私は、今定例会に際しまして大きく1点の質問をさせていただきます。明快なるご答弁をお願い申し上げまして、早速始めてまいりたいと思います。  市長の市政全般に対する考え方について質問をいたします。就任後初の個人質問ということでもあり、今後の彦根市政を見極める上でも、市長公約などをお聞きしていきたいと思います。  まず、さきの4月25日の彦根市長選挙にて新しく市長に当選された和田市長は、彦根のリセットと復活をキャッチコピーに掲げ、現職に2,000票もの差をつけ当選されました。しかし、投票率は38.64%と前回の投票率よりも下がり、事実上の過去最低を記録したところであります。無効票も多かったとのことであり、誰が当選したということは当然大事なことでありますが、彦根市の有権者の投票行動が半分にも満たず、選挙に反映されないことは将来においても危惧しなければならないことであると思います。  コロナ禍であるとはいえ、絶対的に投票率が低い傾向にあり、以前から指摘はしているものの一向に改善されるようにはうかがえません。そこで質問ですが、今回の選挙において過去最低となった投票率についての彦根市の見解をお聞かせください。 104 ◯議長(谷口典隆君) 選挙管理委員会委員長。 105 ◯選挙管理委員会委員長(小川良紘君) おはようございます。お答え申し上げます。  この4月に執行されました市長選挙では、議員ご指摘のとおり、投票率が38.64%と、4年前の市長選挙の投票率39.16%と比べて0.52ポイント下がりました。昭和22年8月14日に行われた市長選挙の29.76%を除くと、市長選挙では過去最低の投票率という結果になり、このことにつきましては、選挙管理委員会といたしましても真摯に受け止めております。  その要因について、新型コロナウイルス感染症に備えて有権者が外出を控えられた可能性もございますし、同感染症の拡大防止のために各陣営とも室内での演説会を行われなかったことも関係しているかもしれません。新型コロナウイルス感染症に関する要因以外にも、選挙の争点や政治状況など様々な要因が総合的に影響するため、一概に要因を定めることは困難だと考えております。しかしながら、地方選挙の投票率につきましては、本市に限らず、低下傾向が続いておりますことから、政治への関心が薄らいでいることも影響しているのではないかと考えております。  選挙管理委員会といたしましては、投票率の向上に向けて、さらなる選挙啓発の取組に努めていかなければならないと考えておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。 106 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 107 ◯18番(赤井康彦君) コロナ禍であるということも、個人演説会がないとか、いろいろとおっしゃいましたけれども、ただこれ、期日前投票は増えているのではないんですか。コロナだからといっても期日前投票は結構増えていると思うんですけれども。再質問はしませんけれども、そういうふうに思いますよ。だから、結局は、やっぱり市民の意識が低いと考えていただいて行動をしていただくことの方が私は必要だと思います。  当事者であった市長も、この見解について少しお話を聞きたいなと思います。 108 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 109 ◯市長(和田裕行君) 私としましては、実感としては、やはりコロナ禍においては、ほぼ維持できたかなという認識ではあったんですが、数字として低いのは間違いございません。やはりこれから私が進めていく4年間において、しっかりと市政に関心を持っていただいて、全ての問題について、もっと皆さんが意識を持っていただければ、もっと投票率は上がるんだと思います。  例えばスポーツ・文化交流センターの問題につきまして、以前、私、その前の体育センターを住民投票で決めようよという署名を集めて回ったことがございましたが、そのときには周辺の地域の方々も全然そんな話は知らないということをおっしゃっていましたので、やはりもっと市からも発信すると同時に、議員の各位におかれましても、もっといろんな場で市政の問題について市民の皆様に問題点を指摘していただければ、投票率ももっと上がってくるのではないかというのが個人的な見解でございます。 110 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 111 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございました。体育センターで住民投票をするのかと思ってびっくりしましたけれども、この話は置きまして、次にまいりたいと思います。  次に、10代の投票率が27%であり、20代の投票率20.08%よりも上回りました。この結果についての考察をお聞かせください。 112 ◯議長(谷口典隆君) 選挙管理委員会委員長。 113 ◯選挙管理委員会委員長(小川良紘君) 議員ご指摘のとおり、今回の10代の投票率と20代の投票率を比較すると、6.92ポイントの差で10代の投票率が高くなっております。  前回の市長選挙では、10代の投票率は22.78%、20代の投票率は19.61%であり、3.17ポイントの差で10代の投票率が高くなっておりました。  また、平成31年4月の市議会議員選挙では、10代の投票率は23.85%、20代の投票率は21.04%であり、2.81ポイントの差で10代の投票率が高くなっておりました。
     いずれの選挙におきましても10代の投票率が20代の投票率より高い傾向にありますが、今回の市長選挙では差が大きくなっております。  これまでの選挙と今回の市長選挙で異なる点としましては、18歳になった方に対する啓発として、有権者になったことをお知らせするバースデーカードにつきまして、大学生等に作成いただいた新しいデザインを使用したこと、毎月送付していたものを選挙前に一括送付するよう変更したことが挙げられます。これが要因であると一概には言い切れませんが、今後の選挙におきましても注視し、若年層への効果的な啓発等に取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  1点だけ、私の考えを付け加えさせていただきます。  ご承知のとおり、19歳、20代になりますと、一般の子どもさんというのは、ほとんど今は大学生になっていかれます。そうすると、18歳、地元におられましても、大学生になると、ほとんど県外、市外に出ていく方が多うございます。そして、そこに住まわれると、こちらの選挙権は親の元へ行きますけれども、これが全部没になってしまう。わざわざ東京から選挙に帰ってくる人はおられません。そうなると、そういう20代がずっと落ちる可能性が出てきているのではないかと、私見ですけれども考えております。ご了承いただきたいと思います。 114 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 115 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。選挙管理委員長が最後におっしゃったこと、よく私も思っております。  ならば逆に、そうした方も遠隔で投票できるようなシステムとかを考えることも必要なのかなと思いますので、今後、課題として考えていただきたいと思いますし、10代の方が増えたということは、ある意味、選挙管理委員会がいろんなことをしていただいて伸びていったという部分も評価するものであります。この10代の方、初めて投票された方を、さらに20代でも30代でもずっと投票に結びつけるようなことが必要でありますので、そうした施策というものもぜひ考えていただきたいなと思います。  それでは、次に、選挙公報にて市長は八つの公約的なものを明記されておりますが、選挙公報で明記した8点が選挙公約で、この4年間に必ず達成する公約と理解してよいのでしょうか。 116 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 117 ◯市長(和田裕行君) 私は、本年3月に討議資料として公開しております「彦根のリセットと復活 重点政策」に基づきまして、市政の運営に当たってまいりたいと考えております。  この中に掲げる政策については、短期計画として緊急性があるものや財源不要で比較的短期に着手できるもの、中期計画として一定の財源が必要で任期中に着手するもの、長期計画として長期的な視点に立って方向性を示すもの、さらに、通期計画として任期を通じて実行するものと、大きく四つに分類し、取り組んでいくこととしております。  今後、討議資料の重点政策に基づき取組を進めてまいりますが、選挙公報で明記いたしました8点については、あくまでこれらの中から抽出したものでありまして、いずれも長期計画に属するものではございませんので、任期中の4年の間に達成または着手したいと考えております。 118 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 119 ◯18番(赤井康彦君) 選挙公約のほかにというか、さらに詳しい討議資料があるということで、大変申し訳ないんですが、私、それを見ずに質問をさせていただいております。討議資料ってどこにあるのか、ちょっと確認だけさせていただきたいと思います。 120 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 121 ◯市長(和田裕行君) 私の選挙当時のホームページにリンクさせていただいております。選挙公報でもQRコード等で、そこにリンクしていただけるQRコードをつけさせていただいていたんですが、やはりスマホ等をお持ちでない場合は見られなかったかとは思います。少しペーパーレスに寄ってしまいましたので。ただ、選挙中、そういったスマホ等を利用いただけない方が事務所にいらっしゃいました場合は、紙にして配布をさせていただいていたところでございます。 122 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 123 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。また確認させていただきたいと思いますが。  この討議資料と8点の選挙公報に書いてある以外で、新たに市長に就任してから公約として掲げていきたいなというものがあるかどうかだけお聞かせください。 124 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 125 ◯市長(和田裕行君) それはどんどん出てくると思います。ただ、公約というのは、やはり選挙前に市民の皆様にお約束して、それを実行していくものですので、新たにこの彦根市政にとって必要であると考えた政策につきましては随時積極的に取り入れて、まずはこの議会の皆さんにお諮りしたいなと考えております。 126 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 127 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。別に4年間の間に改めてプラスして公約を言ってもいいとは僕は思いますよ。  それでは、次に、選挙戦を戦う中で、ほかの候補者の政策において今後採用したいと思ったものはないのでしょうか。 128 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 129 ◯市長(和田裕行君) 選挙戦で、ほかの候補者の政策に関して、私の政策と異なるもので今後採用したいと思うものは正直ございませんでしたが、私が掲げた政策と重なるもの、あるいは方向性が同じものもございましたので、そういう政策に関しましては、当然ながら推進してまいりたいと考えております。 130 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 131 ◯18番(赤井康彦君) 分かりました。ほかの候補者でも、いい意見があるのかなと思いましたので、そうした懐の深さはあるのかなと思っていました。ぜひ、これからもいろんな意見があろうかと思いますので、採用していただければとも思います。  それでは、次に、選挙公約の中から質問をしてまいります。  まず、負の8年の清算として、スポーツ・文化交流センター建設をゼロベースで再検討とされております。センター周辺を歩いてみると、地元の方からはどうなるのかといった不安の声が多く、新庁舎のように建設が止まったり遅れたりするのではないかと不安の声が寄せられました。まず、スポーツ・文化交流センターの現在の整備進捗状況をお聞かせください。 132 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 133 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 彦根市スポーツ・文化交流センターの整備進捗状況は、スポーツ棟においては、1階躯体工事ならびに一部2階の床工事や鉄骨の建方工事にも着手したところであり、まちなか交流棟においては、基礎工事が完了し、1階躯体工事を進めているところでございます。進捗率は5月末時点で約26%であり、工程計画のとおり、おおむね順調に進んでおります。  また、敷地造成工事につきましては、2基目の地下貯留槽の工事が昨年度末に完了し、加えて、建物周りに設置する配水管工事の一部が完了したところでございます。 134 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 135 ◯18番(赤井康彦君) 市長に再質問したいと思いますけれども、これを実際、就任後に現地に視察に職員さんと一緒に行かれましたかね。 136 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 137 ◯市長(和田裕行君) 伺っております。  現場の監督および工事担当の方、皆さんおそろいの中、詳しい説明を受けさせていただきました。  付け加えにはなるんですが、やはり部材等というのは、もう既に発注済みで作られているもの等もございますので、進捗状況として、その部材までを考えると、現時点では3分の1を上回っているものと考えられると思います。 138 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 139 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。現場も実際に見ていただいて、それと同時に説明も受けていただいて、かなり進んでいるということを実感していただいたということだと思っております。  それでは、次に、市長は費用対効果の点から無駄がないのかを検証するとのことですが、現在、担当課に指示したことはどういった内容になるんですか。 140 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 141 ◯市長(和田裕行君) 彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業の検証に際し、担当課に指示した内容は大きく2点であります。まず1点目は、ひこね燦ぱれすを解体せず現状維持した場合の国庫支出金などの財源や駐車場台数への影響で、2点目は、弓道場を取りやめた場合の建設事業費や設計変更に要する経費および弓道場がある場合とない場合のライフサイクルコストの算定でございます。 142 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 143 ◯18番(赤井康彦君) 実際にこの算定結果等はもう出るんですか。出るならば教えていただきたい。 144 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 145 ◯市長(和田裕行君) 後の質問でもお答えさせていただきますが、まず、数字を見て、ひこね燦ぱれすにつきましては、まだ現在、鋭意検討中でございます。数字の部分で上がっていることも含め、現在検討させていただいているところです。  弓道場のことにつきましては、私も現地を視察しました。行った時点でドローンの映像を実際に生で見て、ここから取りやめるのはほぼ不可能であるというのを目で確認いたしましたので。それでもできないかという計算も当然させていただきましたが、やはり再度設計し直す、あるいは止めて、その期間での遅れの影響等、あるいは取りやめた場合での代替施設等を検討しました結果、そっちの方がどうしても費用がかかってしまうということでございますので、スポーツ・文化交流センターにつきましては、現状、増額のないまま進めさせていただくという決断に至っております。 146 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 147 ◯18番(赤井康彦君) 弓道場を残すというような方に傾いていると理解をいたしておりますが。  では、次に移りたいと思います。  ひこね燦ぱれすや弓道場についても言及されていますけれども、ひこね燦ぱれすを残す場合、ただでさえ駐車場が不足していると思えるのですが、駐車場確保はどうするのでしょうか。 148 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 149 ◯市長(和田裕行君) ひこね燦ぱれすを残した場合、駐車場が不足することは台数を含め認識させていただいておりますが、この駐車場の件を含め、同施設を取り壊すのか、有効活用するのか、現在、様々な検討を鋭意重ねさせていただいているところでございます。 150 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 151 ◯18番(赤井康彦君) 再質問しますが、この検討というのはいつまでにされるのか、もう一度明言していただきたいと思います。 152 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 153 ◯市長(和田裕行君) ひこね燦ぱれすにつきましては、ほかの部分の工事に影響がまだございませんので、遅延等の影響がございませんので、取り壊すまでが一応の期限ではございますが、それよりも早期に、やはり数字等が出そろい、あとは有効活用等が見つかった時点で判断をさせていただきたいと思います。  いずれにしましても、全体的なスポーツ・文化交流センターの工事に遅滞のないように進めてまいりたいと考えております。 154 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 155 ◯18番(赤井康彦君) 決断を早くするのが和田市長だったと思うんですけれども、何か検討の時期を曖昧にされるのは、らしくないなと思いました。  ひこね燦ぱれすを残す残さないというのが決まらないのかどうか、ちょっと今疑問だったんですけれども。まちなか交流棟というものがございます。これは、では、建設でいくということでよろしいんですね。 156 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 157 ◯市長(和田裕行君) まちなか交流棟も視察しまして、1階の部分、基礎以上にもう進んでおりまして、これも部材等を含め不可逆といいますか、設計変更して元に戻す方が費用が発生すると判断しておりますので、まちなか交流棟も現計画のまま進めさせていただきます。 158 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 159 ◯18番(赤井康彦君) そうなると、残すということは、これ、二つ同じような機能のものがあるということになろうかと思います。さらには駐車場の問題があるということになってくると思うんですよ。検討するとおっしゃいましたけれども、今の話では、もうひこね燦ぱれすは解体していく方向になっていくのではないですか。 160 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 161 ◯市長(和田裕行君) いろんな可能性を含めて本当に検討させていただいているところでございます。  お話しいただきましたように、全く同じ態様で施設を使うこととなると、今度は補助金を返さなければいけない可能性等も出てまいりますので、そこもしっかりと可能性、あるいは額というのを算出した段階での判断をさせていただきます。  さらに、同様の施設を二つ残した場合に余分にかかる指定管理料、そういったことも含め、ライフサイクルコストも含め、全て数字を出して今検討させていただいているところです。 162 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 163 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。  再質問が続いて申し訳ないんですけれども、あともう1点だけ。  これ、いろいろ精査する、精査するとおっしゃっていますけれども、先ほど堀口議員の質問では、トンネルは地元の方々の話を聞いたりとか説明をするとおっしゃっていましたけれども、このひこね燦ぱれすとスポーツ・文化交流センター等について、地元の声というものを聴いておられるんですかね。 164 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 165 ◯市長(和田裕行君) 現在、地元の例えば自治会等の方々からご意見等は伺っておりません。 166 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 167 ◯18番(赤井康彦君) 分かりました。ぜひ、これまでの歴史というか、流れ、そして地元の協力度合いとか、そういったものも含めてご検討いただければと思います。  それでは、加えて、精査することで完成予定の令和4年6月を守ることはできるのでしょうか。 168 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 169 ◯市長(和田裕行君) 関係各課へのヒアリング、そして建設現場の視察をしてまいりました。そういった点を踏まえ、彦根市スポーツ・文化交流センター建設工事につきましては、工期に変更はございません。 170 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 171 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。  それでは、さらに、この事業は周辺道路等の整備も一体として行われておりますが、周辺整備も精査していくおつもりなのでしょうか。
    172 ◯議長(谷口典隆君) 歴史まちづくり部長。 173 ◯歴史まちづくり部長(荒木城康君) 周辺道路として実施しております市道小泉庄堺線や地下道を含む市道小泉城南小学校線につきましては、彦根市スポーツ・文化交流センターのアクセス道路として、都市再生整備計画に位置づけて事業を実施しております。  また、福満公園の再整備や周辺での案内サインの整備につきましても、同じく都市再生整備計画に位置づけた事業として既に着手しており、道路整備と併せて令和4年度の完成を予定していますことから、現計画どおり進めてまいります。 174 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 175 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。  それでは、次に、市長はスポーツ・文化交流センターでeスポーツができるようにしたいとの報道がございました。以前に個人質問にて私自身も提案させていただいておりますが、eスポーツに関する市長の考えをお聞かせください。 176 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 177 ◯市長(和田裕行君) 彦根市スポーツ・文化交流センターを計画どおり建設する以上は、新しい市民の交流の拠点として、にぎわいと交流を創出する魅力的な施設としていくと同時に、市民負担、これをできる限り少なくしていく必要がございます。  そのための方策として、eスポーツの大会の開催、あるいは誘致、これを行うことも施設活用の一つであると、有効な手段であると考えております。  今後、彦根市にとって有効的で効率的な施設活用ができるよう、いかににぎわいを創出するための仕掛けが構築できるか、また、市民負担がどれだけ軽減できるか、これを念頭に、いち早く指定管理者の選定を行ってまいりたいと考えております。 178 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 179 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。  それでは、次に、現在の寄附の状況をお聞かせいただきたいと思います。 180 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 181 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 現在のスポーツ・文化交流センターの整備における寄附の状況につきましては、個人から80件で238万4,522円、団体・企業から10件で305万円、合計しまして90件で543万4,522円のご寄附を頂いております。 182 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 183 ◯18番(赤井康彦君) これは多いのか少ないのか。少ないと思いますけれども、今の時期には仕方がないのかなとも理解をいたします。そういった状況でございますので、寄附を募っているんですが、市長自ら寄附を募っていくという行動をしていくのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 184 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 185 ◯市長(和田裕行君) 寄附の募集につきましては、個人、団体、企業から市内外を問わず広く寄附をお願いしていることから、当然、市長としてトップセールスも積極的に行っていきますとともに、ほかの方法、例えばクラウドファンディングなども視野に入れながら、さらに寄附を募ってまいりたいと考えております。 186 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 187 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。トップセールスでお願いしたいと思いますし、ちなみに目標額等はありますか。 188 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 189 ◯市長(和田裕行君) 現在のところ目標額は設定しておりませんが、先ほど議員おっしゃいましたとおり、大変少ない額でございますので、できる限り多く、厚かましくお願いに上がってまいりたいと考えております。 190 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 191 ◯18番(赤井康彦君) ぜひお願いします。期待しております。  次に、公約の「完全しがらみゼロの政治を実現」においては、「特定の団体や自治会から推薦を受けません」、「市政運営では、情報公開と説明責任を徹底します」と明記されております。  まず、市長の考えるしがらみとはどういったものなんでしょうか。 192 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 193 ◯市長(和田裕行君) 私は今回の市長選挙におきまして、特定の団体や地域、自治会、企業などから推薦を受けておりません。このため、政策の判断に当たっては純粋に市民の皆様にとってプラスになるかマイナスになるか、これを唯一の判断基準とする考えであり、特定の団体等の声に左右されることがないということでございます。 194 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 195 ◯18番(赤井康彦君) 再確認ですけれども、これは選挙活動や選挙運動のみならず、この4年間のことにおいてもということでよろしいですね。 196 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 197 ◯市長(和田裕行君) これが市民の皆様とのお約束ですので、任期中、こういったしがらみを受けることはございません。 198 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 199 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。  それでは、次に、「情報公開と説明責任を徹底します」とされておりますが、情報公開や説明責任を果たすのには一定の判断基準が必要かと思われます。どういった事柄を情報公開していくのでしょうか。 200 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 201 ◯市長(和田裕行君) ご質問の公約につきましては、透明性の高い、市民の皆様に納得していただける市政運営を目指すためには、説明責任、これをしっかりと果たしていく必要があることから、情報公開の請求を待つだけでなく、市民の皆様が知りたいと思われる情報を市から積極的に発信していくとの趣旨でございます。  公開する情報については、その内容、時期、影響、方法等を総合的に勘案した上で、彦根市情報公開条例の基準に基づき判断することになりますが、市民の皆様の関心が高く、有益な情報を随時発信していきたいと考えております。 202 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 203 ◯18番(赤井康彦君) 再質問しますが、情報公開条例に規定しているものにのっとってという話でしたが、そうすると、かなりの制約が出てくる可能性もあると思うんです。そういったものを打破していくという意味の情報公開かなと思うんですけれども、市長の見解はどうですか。 204 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 205 ◯市長(和田裕行君) 議員おっしゃったとおり、情報公開条例にとらわれずに、やはりこれは市民の皆さんにしっかりと知っていただかなければならないという情報を市長の判断でさせていただくことはあろうかと思います。 206 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 207 ◯18番(赤井康彦君) 都合のいいものを出すとか出さないとかということも十分考えられるので、今、私が申し上げているのは、情報公開条例の規定に基づき、沿ってというものを改定したりして、より市民に公開するような形にしていくのかということをご答弁願えれば理解できるんです。 208 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 209 ◯市長(和田裕行君) 情報公開条例に基づいて判断することはもちろんなんですけれども、私がこの選挙で言っていた情報公開というのは、よりもっと広い広義の意味で訴えておりまして、そういった意味で、先ほど答弁させていただいたように、市民の皆さんの関心のあることについて情報公開させていただきたいと。ただし、情報公開条例に基づき判断しなければいけないことにつきましては、もちろん条例を尊重させていただくと、そういった意味でございます。 210 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 211 ◯18番(赤井康彦君) 市長が情報公開条例を基にとおっしゃったので再質問させていただいたのでね。もう少しそこら辺はきちっと。判断が明確ではないなと今の答弁を聞いて思いました。ぜひこれから、いろんな情報を公開していただくと同時に、先ほど申し上げましたけれども、都合のいいものだけを情報公開するのはいけないと思いますので、そうした判断基準もやはりきっちりと明確にすべきであると。そういうことこそ情報公開をしていただきたいと思います。  それでは、次に、赤をテーマにした彦根のブランド化についてであります。  「彦根の赤のものづくりでブランド化を進めます」とあり、大変興味が湧く公約であろうかと思っております。赤をテーマにした彦根のブランド化についての市長の考えをお聞かせください。 212 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 213 ◯市長(和田裕行君) 赤をテーマにした彦根のブランド化につきましては、彦根には井伊家由来の赤備え、赤鬼という歴史がございまして、アフターコロナに向け、この赤に着目し、彦根の観光資源や物産等の赤をテーマに国内外に売り込むとともに、彦根の赤のものづくりによるブランディングを進めてまいりたいと考えております。 214 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 215 ◯18番(赤井康彦君) 再質問しますけれども、小泉町、地元にも紅かぶらと、赤かぶらというものもございます。こうしたものも活用していただければというお願いが一つでありますが。  今ほどの答弁では、ほぼほぼ地域ストックと申しましょうか、資源であり、復活をさせるというものばかりであったかなと思うんです。赤を新たにクリエイトするというか、新たなものを創っていくという考えを持たなければ、今まで、紅かぶらでも、やっぱり時代とともに廃れていくそれなりの理由があったわけなので、そういったものを復活しても、ある程度しかいかないのではないかなと思うんです。新たなものを創り上げるということが今の答弁ではなかったんですけれども、赤についての新たなものを創り上げるという思いはあるんでしょうか。 216 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 217 ◯市長(和田裕行君) 当然、新しい赤い物産というのは発信させていただきたいと思います。  その前にやはり、埋もれてしまっていたこれまでの農産物、あるいは畜産物等を赤ということをテーマに統一して、これを切り口に発信することによって、より分かりやすさの部分で発信ができると思います。農産物でも、トマト、スイカ、イチゴ、ニンジン、あるいは彦根りんごというのもございますし、畜産物では近江牛、特に赤身に着目してもいいかとも思いますが、事あるごとに私は、市長になる前から、そういったものに取り組んでいただきたいと、いろんな各方面にお願いしております。なってからも、例えば、ふるさと納税の返礼品に赤いシェーバーを作っていただけないかとか、あるいは、技術上不可能でも赤いタイヤを作っていただけないかとか、そういったことは各企業さんにお会いするたびに積極的に提案をさせていただいているところでございます。 218 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 219 ◯18番(赤井康彦君) では、今後に期待をいたします。  それでは、次に、市長公約以外のこともお伺いいたします。  まず、世界遺産登録においてでありますが、以前からメリット、デメリットを考えた上で世界遺産登録を推進していると思っております。市長は再度メリット、デメリットを調べるとのことでありますが、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。 220 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 221 ◯市長(和田裕行君) 世界遺産に登録していただきますと、一時的に来訪者が増加するものの、その後に来訪者が落ち込むということ、これが懸念材料として挙げられます。この来訪者の落ち込みをデメリットの一つとして私は認識しております。  また、緩衝地帯の候補地において城下町らしい景観を保つために設けられた規制などについて、緩衝地帯にお住まいの全ての皆さんのご理解が得られているのかどうかという点につきましても勘案しないといけないと考えております。  いずれにしましても、デメリットという市民負担が増えないことを確認してまいりたいと考えております。 222 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 223 ◯18番(赤井康彦君) それでは、デメリットが多いと判断したときは世界遺産登録推進事業から撤退する考えなんでしょうか。 224 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 225 ◯市長(和田裕行君) 議員ご指摘のとおり、彦根城の世界遺産登録によって市民生活にあまりに大きな支障が生じるということであれば、当然ながら世界遺産登録を考え直さなければいけないと考えております。 226 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 227 ◯18番(赤井康彦君) これ、今年度の末に推薦書の最終的な提出をされるのかなと思っております。ということは、いつまでにこれを検討されるのかをお聞かせ願いたい。時点ですね。お願いしたいと思います。 228 ◯議長(谷口典隆君) 再質問ですね。赤井君。 229 ◯18番(赤井康彦君) 再質問でございます。 230 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 231 ◯市長(和田裕行君) その手続等に一切遅滞の出ない範囲で、また時期が明確でないとおっしゃるかもしれませんけれども、判断をさせていただきたいと思います。  もう既にいろんな数字あるいは関係各局への聞き取り、そういったものを精査しているところでございますので、できるだけ早期に。まず、結論を出すという部分では、よほどのことがない限りは、私は、先ほども申し上げましたように、あまりに大きな負担がない限りは撤退はしないんですが、しっかりと市民の皆様にデメリットの部分というのを訴えていきたいと思います。  文化庁から受けている答申でも、この緩衝地帯およびその近傍における開発事業のコントロールについて適切な手法を導入し、機能させることが必要という指摘をいただいておりますので、やはり緩衝地帯の地域の皆様方の同意をしっかりと得て進めるべきという答申に基づいて、しっかりとその辺の説明責任を果たしていきたいなと考えております。 232 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 233 ◯18番(赤井康彦君) 市としては前に進む方向だなと確認させていただきました。  それで、なおさらですけれども、加えて、2022年に国内推薦、2024年に世界遺産登録されなかった場合、世界遺産登録推進事業から撤退するのでしょうか。 234 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 235 ◯市長(和田裕行君) 彦根城の世界遺産登録につきましては、1992年に彦根城が暫定リストに登録されてから既に30年近く経過しており、これが最後のチャンスではないかと考えております。  新型コロナウイルス感染拡大により、世界遺産登録作業が世界的に遅れていますことから、1年程度の遅れが生じる可能性はありますけれども、本市といたしましては、2022年の国内推薦、2024年の世界遺産登録のスケジュールを堅持したいと考えており、それ以上の時間や労力、資金をかけることは避けたいと考えております。
    236 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 237 ◯18番(赤井康彦君) 30年近くとおっしゃいましたけれども、30年の重みがあって悲願達成というものでやっていくのかなと思ったんですが、一度の挫折でやめるということでよろしいですか。 238 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 239 ◯市長(和田裕行君) これを最後のチャンスという認識の下、次はないという考えで全力で取り組んでいきたいとの意でございます。 240 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 241 ◯18番(赤井康彦君) 分かりました。もう最後だという気持ちでやるということと理解をしています。  それでは、次に、市民の盛り上がりも登録の決め手の一つとも言われておりますが、ユネスコ協会の存続や1000人委員会についても、今後も維持していくのでしょうか。 242 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 243 ◯市長(和田裕行君) 彦根ユネスコ協会は、ユネスコ憲章の精神に基づき、ボランティア活動を通して、よりよい社会づくりに貢献し得る人格の形成を図るとともに、世界平和と人類の福祉の促進に寄与することを目的としておられます。活動方針の大きな柱の一つとして文化遺産の愛護を掲げ、彦根城の世界遺産登録推進を取組の一つとしているところではございますが、世界遺産以外の教育分野の活動もありますことから、彦根ユネスコ協会の活動は引き続き継続すべきものと考えております。  彦根城世界遺産登録意見交換・応援1000人委員会につきましては、彦根城世界遺産登録の機運醸成に大きな役割を果たしておられ、その活動を文化庁から高く評価していただいておりますことから、彦根城が世界遺産に登録されるまで継続すべきものと考えております。 244 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 245 ◯18番(赤井康彦君) それでは、次に、さきの2月定例会で請願採択されました彦根市茶の湯条例の制定を求める請願についてですが、条例化に向けた市長の考えをお聞かせ願いたいと思います。 246 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 247 ◯市長(和田裕行君) 令和3年2月市議会定例会において、彦根市茶の湯条例の制定を求める請願が全会一致で採択されたことを重く受け止めておりますが、まずは本市の文化振興に係る施策や市政全般との関係を整理しながら、条例制定に向けた取組について庁内横断的に検討することが必要であると考えております。  そのため、彦根市茶の湯条例の制定に当たっては、市独自の文化を踏まえた本市における茶の湯条例の位置づけについて丁寧な検討を重ね、他の自治体等の取組も調査研究しながら進めてまいる所存でございます。 248 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 249 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。他都市といえば松江市とか堺市等があろうかとも思います。ぜひそういったものも含めてご検討いただきたいと思いますが。  2月定例会でもお話ししましたけれども、この茶の湯条例は2点大きなポイントがありまして、一つは、直弼公が茶の大家であるということ、広くその功績を知らしめるということが一つ。  そして、もう一つは、和田市長お得意のインバウンドの施策というか、そうしたワールドワイドで抹茶や茶道というものが今、大変人気があるということで、一つのまちづくりになるのではないかというものがあります。  そうしたことを込めて条例化をしていただきたいという思いがありますので、ぜひ前へ進めていただきたいと思いますし、この彦根の子どもたちが、全員がおもてなしでお茶をたてられる、そんなまちにしていきたいなというような思いもありますので、ぜひともご検討いただければと思います。  最後に、子どもたちの学力についてであります。  報道によりますと市長は、学力を上げるために、まずは心の教育から始めるとされ、教育理念や施策をバージョンアップするとのことでありますが、具体的な市長の考えをお聞かせください。 250 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 251 ◯市長(和田裕行君) 若い世代が出ていかずに、さらに移り住んでもらえる彦根市を目指していくためには、今まで以上に教育に力を入れていくべきだという強い考えを持っております。特に自己肯定感、あるいは好奇心、チャレンジ精神などを涵養する心の教育、これが子どもの可能性を引き出し、最大限伸ばす上で大切であると考えております。  人は興味のあること、あるいは好きなことに関しましては、自ら学ぶ姿勢を持ち、より主体的に学習に取り組むことができます。知的好奇心、あるいは向上心、これをしっかりと身につけることによって、幾つになっても成長することが可能であり、子ども一人ひとりの可能性を伸ばすことができるものと考えております。このことが最終的に学力の向上に結びつくと思います。  その実現のために、総合教育会議で教育委員会の皆さんと議論をし、調整を重ねて教育大綱を策定し、教育政策のバージョンアップを図っていきたいと考えております。 252 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 253 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございます。  心の教育の醸成というか、心の醸成ですね。大変必要なことであると思いますし、学力よりもむしろそっちの方が大事であるとも思っております。  ただ、公約等では、学力テスト等が悪いということを受けて心の教育をされるというような報道等もございましたので、これ、学力を上げるという目標とか数値とか、何かあるんですか。 254 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 255 ◯市長(和田裕行君) 学力テストを偏重しているわけではございません。学力テストはあくまで一つの指標という判断で、総合的な学力に限らない子どもの可能性を無限に伸ばしてあげたいと私は考えております。例えばスポーツの分野であるとか、文化の分野であるとか、その子どもたちの可能性を最大限に引き伸ばしてあげるのが心の教育の本分であると考えております。  それをどうやってはかるかという部分で、学力の部分では確かに学力テストで若干はかれると思いますが、ほかの分野で指標とか数字等ではかれるものではございませんが、やはり子どもたちにとって、より自分の可能性を伸ばせる教育というのを目指していきたいと考えております。 256 ◯議長(谷口典隆君) 赤井君。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 257 ◯18番(赤井康彦君) ありがとうございました。ただ、公約等、また報道等では、市長は学力テストが滋賀県は最下位だということを枕言葉というか、最初に持ってきて、そこから心の教育等をしていきたいと、そこをおっしゃったので、何らかの学力について目標があるのかなという思いでお聞きをいたしました。  いろいろと全般聞かせていただきましたけれども、これからいろんなものを精査しながら、彦根市政のために一生懸命頑張っていただきたいと思います。  これで私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 258 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午前10時31分休憩            午前10時44分再開 259 ◯副議長(上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  1番辻真理子さん。辻さん。 〔1番(辻 真理子さん)登壇、資料掲 示〕 260 ◯1番(辻 真理子さん) 志は高く、政治を諦めない辻真理子でございます。  インターネット中継をご覧の市民の皆様、こんにちは。2月の定例会終了後、6月定例会までの約2か月間に彦根市では大きな変化がありました。4年に一度の市長選挙が行われまして、新しい市長が誕生いたしました。彦根市は、やっと負の8年と決別し、新たな一歩を踏み出していくことになりました。市民の皆様も一安心されたことと思います。今後も議会といたしましては、彦根市の発展と市民の安心のために真剣に議論してまいりたいと考えておりますので、今まで以上に関心を持っていただきまして、見守っていただきますようお願いいたします。  それでは、今期6月定例会におきまして、私は大きく三つの項目について質問をいたします。よろしくお願いいたします。  大項目1でございます。荒神山トンネル建設は白紙撤回するのか。  堀口議員が既に質問をされておりますが、大変重要な問題と考えておりますので、通告どおり発言させていただきます。  このたびの市長選挙の争点の一つに荒神山トンネルを建設するのかしないのかという問題がありました。市内全域で、荒神山トンネル建設を進めようとする大久保市長と、トンネル反対の和田候補、獅山候補の戦いでもありました。その結果、市民は、公共事業に湯水のように税金を費やしてきた大久保市長にノーを突きつけたのでした。当選されました和田市長により6月定例会に提出されました報告第13号におきまして、大藪金田線(清崎工区)の計画の取りやめに伴う調査等委託料(3,000万円)の減という結果となりました。これを踏まえまして、以下、質問をいたします。皆様方は配付資料1をご覧ください。  中項目1でございます。報告第13号の繰越明許費減額の根拠は。  報告第13号の繰越明許費の減額につきましては、令和3年2月定例会に一般会計補正予算(第13号)として追加提案されました一部であり、賛成多数で可決されたものです。  資料の方をご覧ください。下から2段目の赤枠のところをご覧いただきたいと思います。賛成18、反対4、退席1という結果でございました。和田市長の公約と同じ、つまり荒神山トンネル反対の立場は、獅山議員、角井議員、中川議員と、そして私の4名だったわけです。荒神山トンネルの調査費に賛成の立場に立った18名の議員に対して、そして反対でもありました私たちであっても、市長の主張する理由を確認しておく必要があると思うのです。  細項目1です。市道大藪金田線についての調査等委託料を執行しない理由は。  市長はどのような理由で調査等委託料を執行しないのでしょうか。単に政策の変更という言葉だけではなく、私たちは政策の変更ということで8年前に、元市長がこの庁舎の耐震化工事をしないとおっしゃいまして、それから8年間本当に苦しみましたので、政策の変更という言葉にはすごくデリケートになっておりますので、市長は公約の中でも説明責任を徹底しますと力強くおっしゃっているということもありますので、調査等委託料3,000万円に賛成されている議員、そして反対の議員も含めまして、丁寧にこの状況を、その理由についてお話しいただきたいと思います。 261 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 262 ◯市長(和田裕行君) 広域ごみ処理施設の建設に関連いたしまして、この施設へのアクセス道路として、また、市内の円滑な道路網構築のため、西清崎地区が建設候補地として決定しましたこの機会に、市道計画が具体化されました。  この計画を進めるに当たりましては、昨年度2月定例会において、調査を行うための費用の補正予算をお認めいただいているところでございます。  しかしながら、この事業を実施するには約38億円という多額の費用を要することとなり、本市の財政が厳しい状況にある中、合理的な整備の必要性はないと私が判断いたしましたので、トンネル案を含めた計画を白紙とし、調査に要する委託料の予算執行については取りやめることにいたしました。  私の言葉で言いますと、やはりこのトンネルというのは費用対効果が非常に低いということで白紙とさせていただいたところでございます。 263 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 264 ◯1番(辻 真理子さん) ありがとうございました。  市長の政策の変更ということは、どういう重みがあるのかということをちょっと再質問したいんですけれども、新しく市長になられました方が、あれもこれも政策の方針の変化ということで全てが違う方向に向いていくということもないとは言えないんですが、市長の中では、その政策の方針の変化というのはどういうふうにお考えになっているか、ちょっとお聞きしたいと思います。 265 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 266 ◯市長(和田裕行君) 今回のトンネルのことにつきましては、まず選挙中に、前から不要であると私も訴え申し上げておりましたし、先ほど議員がおっしゃったように、市民合意を得たものとして判断させていただきましたので、従前よりの政策は変更となりますが、今回のこの事案に関しましては、市民合意を得て、それを実行させていただいたという認識をしております。  他の分野、これからいろんな政策、時には変更等をすることも出てくるかとは思いますが、その基準は市民にとってプラスかマイナスか、それだけを基準にさせていただきますので、そういった説明をさせていただきたいと思います。私の唯一の判断基準は市民にとってプラスかマイナスか、その1点でございます。 267 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 268 ◯1番(辻 真理子さん) ありがとうございました。思い返しますと、庁舎の耐震化整備事業は大久保元市長の公約にはなかったんですね。そこが違うところかなとも思います。  それでは、次の質問に移っていきます。  中項目の2です。森林保全から荒神山トンネルを考える。  細項目1、琵琶湖森林づくりパートナー協定とは。  琵琶湖森林づくりパートナー協定の内容、特にどのような目的で結ばれた協定であるのかについて説明を求めます。 269 ◯副議長(上杉正敏君) 産業部長。 270 ◯産業部長(中村武浩君) 琵琶湖森林づくりパートナー協定とは、滋賀県が進める琵琶湖森林条例の基本理念にのっとった、企業と森林保有者が協働で水源の森林づくりを進めるための仕組みでございます。  企業は森林保全活動に係る費用や労働力の提供を森林保有者に行い、森林保有者は企業からの支援により継続的な森林の整備を進めます。  協定を結ぶことで、企業は環境貢献活動をPRできることや、森林体験活動等の仕組みにより社員の環境意識の向上につなげられます。また、森林保有者は企業からの支援により、森林道の整備や間伐、植林など保有林の整備が進められます。  当市では、全国的にも環境保全活動を推進されている株式会社ブリヂストンにおいて、当社彦根工場が荒神山周辺の環境美化活動に取り組んでおられた経緯から、彦根市日夏町財産区と協同して、荒神山の一部である財産区域の森林保全を目的として、琵琶湖森林づくりパートナー協定を平成23年5月18日に結んでおり、令和3年5月14日には2回目の協定期間の延長がなされております。 271 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 272 ◯1番(辻 真理子さん) ありがとうございました。  それでは、細項目2にまいります。かつて荒神山を守った大橋利左衛門の功績は。  彦根市の歴史をひもとくときに、新修彦根市史は大きな役割を果たします。このたび、私も新修彦根市史を調べてみました。かつて荒神山の自然を守った大橋利左衛門という人物について書かれておりました。どのような功績があったのでしょうか。 273 ◯副議長(上杉正敏君) 産業部長。 274 ◯産業部長(中村武浩君) 議員ご指摘のとおり、新修彦根市史・近代の中で大橋利左衛門の功績について紹介されております。  明治17年、現在の町・村長に当たり、行政事務の責任者である戸長が、それまで村ごとに置かれていましたが廃止され、数か村のまとまりで戸長を置く連合戸長役場体制に移行いたしました。大橋利左衛門は、この翌年の明治18年に日夏村、清崎村、賀田山村、千尋村、大堂村の連合戸長役場の戸長に選出された人物で、災害復旧事業や道路事業等の功績が伝えられています。  また、植林事業としては、江戸後期に始まる樹木の乱伐によって山肌がむき出しになっていた荒神山を、日夏村の基本財産林として、しっかりと維持するため、村内の人々と造林計画を策定するとともに、厳格な保護規定を設けて、専任の山林監守人、いわゆる乱伐や盗伐の看視人を置いて、適切な山林の保全を実施されました。  日夏村をはじめとする4か村では郷土の偉人として顕彰され、昭和37年には荒神山の麓に顕彰碑が建立されております。 275 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 276 ◯1番(辻 真理子さん) 私も選挙のときにいろいろ調べまして初めて分かりましたが、かつて民間の方が自分の私財を投じて、はげ山になっていた荒神山を守って、現在のように復活したということが書いてありましたので、とっても大切な山だなと思います。  それでは、細項目3にまいります。琵琶湖森林づくりパートナー協定の対象区域を市道大藪金田線が横断する計画であったのか。よろしくお願いいたします。
    277 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 278 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 平成23年に締結されました琵琶湖森林づくりパートナー協定書の覚書では、その対象区域が示されておりまして、範囲を確認しております。  当該市道計画に伴い、お示しさせていただきました計画線につきましては、ルート帯として幅を持っておりますので、このルート帯にはパートナー協定に示されております対象区域と重なっているということを認識しております。 279 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 280 ◯1番(辻 真理子さん) 琵琶湖森林づくりパートナー協定の対象区に該当していたということで、分かりました。  細項目4でございます。琵琶湖森林づくりパートナー協定の存在、土砂災害の歴史から、市道計画は妥当であったと言えるか。  琵琶湖森林づくりパートナー協定が存在し、土砂災害の歴史があった山であるとすると、市道大藪金田線の計画そのものは妥当性がないと考えますが、計画担当としては妥当な計画であったと思っていらっしゃいますでしょうか。 281 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 282 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 今ほどお答えをしましたとおり、琵琶湖森林づくりパートナー協定の存在は認識をしており、また、当地は土砂災害警戒区域に指定をされていることも確認をしております。  予定をしておりましたこの市道計画は、令和3年の2月定例会でお認めをいただきました調査費、これは今回減額となっておりますけれども、これによりまして、お示しをしておりました道路のルート帯案を基に、現状の地形であったり地盤の調査などを行い、詳細な道路法線を決定していくこととしておりましたので、これらを決定していく過程の中で妥当性について判断していくと考えておりました。 283 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 284 ◯1番(辻 真理子さん) 細項目5にまいります。市長は、荒神山トンネルは反対とはっきりと宣言しておられますが、もう一つ、切り通しという問題がございまして、切り通しにすることも反対であったのか。  市長は、就任後のいろいろなインタビューの中で荒神山トンネルは反対と表明されていますが、ここは大事なところなんですが、切り通しにするということも反対なのか、明らかにしていただきたいと思います。 285 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 286 ◯市長(和田裕行君) 市道計画につきましては、荒神山の山間部を通過することから一つの工法としてトンネル案が考えられましたけれども、先ほど答弁させていただきましたように、トンネル案を含む市道計画そのものを取りやめましたので、切り通し案であったとしても取りやめるということに変わりはございません。 287 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。 〔1番(辻 真理子さん)登壇、資料掲 示〕 288 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、大項目2にまいります。情報公開についてお尋ねをいたします。皆様は資料2をご覧ください。  市長の公約の一つに「情報公開と説明責任を徹底します」というのがありました。私は、議員になりましてから今までに約40件の情報公開請求をしてまいりました。大半は納得できる情報を公開していただいております。しかし、今回だけは違いました。全面ほとんどが真っ黒の資料が45枚返ってきました。このことを基にお尋ねをしたいと思います。  中項目1でございます。情報公開の実態について。皆様は資料3をご覧ください。  細項目1にまいります。情報公開条例における公開・非公開の判断の決裁は誰が行うのか。  情報公開条例におけます公開・非公開の判断の決裁は一体誰が行うのでしょうか。 289 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 290 ◯総務部長(辰巳 正君) 公文書公開請求に対する公開・非公開等の決定の決裁権者は原則として主管部長となりますが、重要かつ異例である、先例になるものなど、特に重要であると認められる事項に該当する場合は、市長が決裁権者となります。 291 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。 〔1番(辻 真理子さん)登壇、資料掲 示〕 292 ◯1番(辻 真理子さん) 通例は所管の部長が決裁をするということだとお答えになりました。この3をちょっとご覧いただきたいんですが、私が何を請求しましたかというと、新しく計画している幹線道路が西清崎新ごみ処理施設候補地への搬入路候補に決まった打合せなどの記録の全部を公開してほしいと請求したわけでございます。このようなとても大事なことが所管の部長だけで止まってしまったということでございますが、その判断というんですか、とても大事なことだから市長まで、大半は部長だと思うんですが、そこの違いのところをもう1回再質問したいと思います。 293 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 294 ◯総務部長(辰巳 正君) 情報公開条例の規定は、非公開情報以外は誰が請求してもオープンにするというのが原則でございます。非公開情報の中に、具体的に言いますと、特定の個人を識別することができる情報でありますとか、公にすることで犯罪を誘発したり、公共の安全と秩序を乱す情報でありますとかがありまして、今回の件につきましては、審議検討中の情報で、公にすることで意思決定の中立性を失わせるおそれでありますとか、市民等を混乱させるものということで非公開となっております。 295 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。 〔1番(辻 真理子さん)登壇、資料掲 示〕 296 ◯1番(辻 真理子さん) 聞いておりますと、やっぱり行政にとって都合のよい考えの下にできていると思いますので、今後検討の余地があると思います。  それでは、次に、資料4の1から5の5というところをずっと見せます。  これで最後でございますが、細項目2にまいります。  文書などの公開において、今回の場合、私が請求したものに対しまして95%が非公開情報、つまり5%だけ、時々ちらちらと何月何日に会議をしたなどということが出てくるんですが、本当にいわゆるのり弁でございました。  私が今年の3月に公文書公開請求をいたしました、新ごみ処理施設への搬入路として、市道大藪金田線につきまして検討をしてきたのかという2件の請求をいたしました。その結果、公開された文書の一部をこのたび配付資料として提出させていただいておりますが、そのほとんどが真っ黒、もしくは打合せの発言者名ぐらいでした。全部を配付することは難しく、公開決定通知書と45枚公開された文書のおおよその雰囲気を分かっていただけたと思いますが、厚さだけで1センチぐらいありました。45枚、真っ黒だったんですね。ほとんど真っ黒でした。つまり、これの4倍ぐらいが真っ黒だったんでございますが、そこで、このようにして公開された文書を市長はご覧になって、こういう公開方法がされていたということに対して妥当だとお考えになりますでしょうか、伺います。 297 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 298 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 公文書公開の請求がございました新ごみ処理施設建設に関係する市道大藪金田線の会議資料につきましては、平成10年に策定をいたしました彦根市道路整備プログラムを基に、新ごみ処理施設へのアクセス性を考慮し、複数案の検討を行ったものでございます。  公文書公開につきましては、議員ご指摘のとおり、その大半が非公開情報となっております。これは、今般の文書の内容が道路計画に関わるものでございまして、図面上において、どこの土地にかかるということでありますとか、また、かからないという情報が含まれておりますし、今後の詳細な測量や設計によっては状況が大きく変わるおそれもございます。  このことにより、公開しました情報から二転三転しますと、影響を受ける地域に不信感や混乱を招くことになりますので、彦根市情報公開条例第7条第1項第5号に規定いたします非公開情報として取扱いをさせていただいたものでございまして、妥当であると考えております。 299 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 300 ◯1番(辻 真理子さん) 先日、道路河川課の方に参りまして、南北の道路は市長の意思で中止ということになりましたので、私が再度、この公文書公開請求をしたいと申し上げましたら、ある程度のところまで出しますとおっしゃいましたので、今度それを見て、今おっしゃったような内容が隠されていたのかどうかを確かめたいと思っております。  それでは、細項目3にまいります。「実際の市政運営では、情報公開と説明責任を徹底します」という市長公約実践のための指示、これは職員にしかと伝達されるのかをお伺いしたいと思います。 301 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 302 ◯市長(和田裕行君) ちょっと先ほど赤井議員のときに質問があったことも含めてお話しさせていただきますと、私が訴えている、まずこの情報公開というのは、広い意味、広義の意味で使わせていただいております。市長として公開すべきと判断している情報については積極的に公開していきたい。ただし、先ほど情報公開条例、これは公文書公開請求があった場合の話でございます。そのことに関しては、やはり情報公開条例にのっとり、その中でも個人情報等をしっかりと、公開できない部分はございますが、市長の決裁が必要な、判断を要するような案件につきましては、積極的に公開できるものは公開していきたいというのが私の真意でございます。  さきの質問で95%が妥当だと言えるのかどうかということに関しましても、この公文書公開の請求がありましたことを、当時の市長、あるいは当時の副市長の下で、当時の判断としては妥当であったと思います。ただ、私に替わりまして、私の中では今見たら妥当とは思えませんが、当時の判断としては妥当であったということを付け加えさせていただきます。  今の質問でございますが、この公約については、透明性の高い、市民の皆さんに納得していただける市政運営を目指すためには説明責任をしっかりと果たしていく必要があることから、情報公開の請求を待つだけではなく、市民の皆様が知りたいと思われる情報を市から積極的に発信していくとの趣旨でございます。ですから、公文書公開の請求があった場合のことを想定してというよりも、広く市民の皆さんの関心の高いことに関しては、市長として積極的に情報は公開していくべきという心構えを書かせていただいたところでございます。  職員には、部長会議において公約を既に確認していただいておりますけれども、この思いを共有して業務を遂行していただくよう、必要な指示をこれからも行ってまいりたいと考えております。 303 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 304 ◯1番(辻 真理子さん) 市長に少し申し上げたいんですけれども、市長はいろいろSNSが得意でございますので、YouTubeをはじめ幾つかの情報ツールを持っておられまして、私もそれを拝見しておりまして、楽しく見させていただいております。しかし、市長としての公式な発言は会議録というところで永久に保存される状態が望ましい、ぜひともそこで残していただきたいと思うんです。  市長がいろんなところで情報を公開されるのは、永久に保存されるものではないからでございます。例えば市役所のホームページの市長メッセージの映像であっても、容量の関係から、いつか削除されることもあると思いますが、この議会で多くの議員が市長の公約について質問して、答弁するということは、会議録として永遠に残っていきまして、これが全ての証拠ということになりますので、そこのところのすみ分けというのを改めてご自覚いただきたいと思うんです。今だと少し曖昧かなという感じがいたしますので、楽しく拝見しながらも、ちょっとこれは危ないとか、そして一番確実なのは、やっぱり議会で質問して、答弁して、それが会議録に残るということが一番確実だということを改めて認識をしていただきたいと思いまして、この質問は終わりたいと思います。  それでは、大項目3についていきます。フリースクールへの公的支援についてでございます。  彦根市議会では、令和3年2月定例会におきまして、フリースクールへの公的支援に関する請願が全会一致で採択されました。本市におきましては、不登校児あるいは不登校傾向にある児童を対象にした彦根市教育支援教室オアシスを開設していますが、これはあくまでも学校生活への復帰を前提とした教室であります。  しかし、平成29年2月、教育機会確保法施行に当たりまして、文部科学省が学校復帰を前提としない不登校支援の基本方針を通知した意味は大きいと思っております。学校生活への復帰のみを目的とした施策だけでは、どうしても解決しない状況がございますので、様々な形でのフリースクールが全国各地につくられています。それぞれのフリースクールでは、一生懸命に学習している児童・生徒が教育の機会を得ることに私たちは大人として手助けをしなければならないと思います。そのような思いから提出されました切実な請願でございました。彦根市議会ではあまりないんですけれども、全会一致でこれを採択しております。  そこで、この請願採択を受けまして、フリースクールの支援の実現に向けて、教育委員会はどのような施策を行うつもりであるのかを以下、伺います。  中項目1でございます。教育委員会の対応について。  細項目1、請願採択を受けて、教育委員会はどのような検討をされたのでしょうか。  3月18日の請願採択を受けて、教育委員会はどのような検討をされたんでしょうか。 305 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 306 ◯教育長(西嶋良年君) 請願採択を受け、教育委員会では、まずは予算を伴わない支援策として、フリースクールの取組を学校に紹介し、不登校児童・生徒やその保護者に対して情報提供ができるようにするなど、フリースクールと連携した支援体制づくりを進めております。  また、フリースクールに係る公的支援につきましては、財源が必要になりますので、他の自治体の施策を調査し、不登校児童・生徒が彦根市教育支援教室オアシスやフリースクール等の民間施設など、学校以外の自分に合った場所で適切な支援を受ける体制をどのように整えていくかにつきまして研究をしているところでございます。 307 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 308 ◯1番(辻 真理子さん) 再質問いたしますが、教育委員会は実情を把握するために請願者との話合いの機会を持たれましたでしょうか。 309 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 310 ◯教育長(西嶋良年君) お答えします。  請願が出される前に関係者の方、いわゆるフリースクールの運営をなされている方と協議の場を持つということを課長等が行っております。 311 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 312 ◯1番(辻 真理子さん) 先日、請願者の方と電話で話合いをさせていただきまして、請願が出されてからですね。出される前にお会いしたということをおっしゃっていましたが、出されてから後には、お会いするということはなかった。また、教育委員会の方から何も示唆がなかった。会いましょうとか、お互いに時間を持ちましょうとか、そういうことはなかったとおっしゃっていまして、とてもつらそうにお答えになりました。  この請願は本当に一日千秋の思いで、そのご本人、それから保護者の方たちが決定を待っているんですね。それにもかかわらず何も反応がなかったということで、とても心が折れたとおっしゃっていましたが、なぜ声をかけるということをなさらなかったんでしょうか。 313 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 314 ◯教育長(西嶋良年君) お答えします。  請願の時期が年度末でございました。このこともありまして、フリースクールの運営の方から、それまで学校との連携というところでのご希望も伺っておりましたので、4月に入って学校の方へ周知をするということで、実際にそういう動きを教育委員会としてさせていただいておりますので、そのことに関わっての打合せ等は実際に行ったところでございます。したがいまして、接触をしていないというような事実はございません。 315 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 316 ◯1番(辻 真理子さん) 実は私たち議員も、市長選挙がございましたので、その間に動くことができなかったんですね。それで、終わってからほっとして、この件についてはどうだったのかなと思って聞いてみました。ですから教育委員会だけを責めることはできないんですけれども、今後、この請願者の方とお会いになって、直接いろんなことを話し合われるというお気持ちはありますでしょうか。 317 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 318 ◯教育長(西嶋良年君) 子どもたちにとって、不登校の課題を解消する取組としまして様々なものがあるわけでございますけれども、その課題の多様化・複雑化している状況を踏まえますと、フリースクールにつきましても大切な居場所の一つと考えておりますので、子どもたちにとっての利益を最大化するためには、フリースクールの方と連携をしっかりとしていくということは非常に重要なことだと認識しておりますので、今後とも連携に努めていきたいと考えております。 319 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 320 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目2にまいります。彦根市における不登校児・不登校生徒は増加しているのか。  彦根市における不登校児および不登校生徒の数は増加しているんでしょうか。 321 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 322 ◯教育長(西嶋良年君) 本市における小・中学校の不登校児童・生徒は、平成29年度139人、平成30年度156人、令和元年度204人と増加傾向にございます。 323 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 324 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目3にまいります。不登校の原因は。  不登校になる原因として、かつては、いじめなどによって登校拒否という児童・生徒が多かったと聞いていましたが、現在の不登校の原因というものはどのように変化しているんでしょうか。 325 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 326 ◯教育長(西嶋良年君) 不登校の原因は多種多様で、友人関係をめぐる問題や学業不振などの学校生活に起因するもの、家庭環境の急激な変化などの家庭に起因するもの、さらに、生活リズムの乱れや不安などの本人の心身の状態に起因するものなど、不登校児童・生徒によって様々であると捉えております。 327 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕
    328 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、中項目2にまいります。不登校児・不登校生徒に教育の機会を提供するには。  細項目1、市長は、これらの児童・生徒に対して、どのような施策を提供するべきと考えておられますでしょうか。  市長は、これらの児童・生徒に対しまして、どのような施策を提供するべきだとお考えでしょうか。 329 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 330 ◯市長(和田裕行君) 不登校児童・生徒が自らの進路を主体的に捉え、それぞれの力を伸ばし、将来、社会的に自立することができるよう、本市として様々な施策を講じる必要があると考えております。  効果的な支援が行えるように、教育委員会の皆さんと十分な協議をして調整を図りながら、誰一人取り残さない教育施策の推進が必要であると考えております。 331 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 332 ◯1番(辻 真理子さん) 再質問ですが、先ほど不登校児の数を聞きましたが、どんどん増えてきておりまして、令和元年には小・中学校で204人、その生徒さんたち、児童・生徒はどこにいるんだろうかととても心配になるんですけれども、一人も取り残さないにしては、とてもたくさんな数になっていまして、それぞれに複雑な理由があると思うので、誰一人取り残さないという言葉では簡単に済ませられないような、とても難しい問題だと思うんですけれども、ここに真剣に取り組んでいただきたいと思うんですが、市長のご決意をもう一度お伺いいたします。 333 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 334 ◯市長(和田裕行君) やはり私のこれは個人的な見解ではございますが、もっと原因の方からしっかりと自分なりに究明したいと思います。心の教育と申し上げておりますけれども、どうすればそういった不登校を防げるのかというところに、しっかりと研究して対策はしていきたいと思います。  ただ、議員おっしゃるように、もう既にこれだけの人数が不登校ということでございますので、まずは私は、先ほど教育長からお話がありましたように、施設の重要性も理解しつつも、それぞれの児童・生徒様ファーストで取り組んでいける方策からスタートしていきたいと考えております。  決意のほどは変わらず、誰一人取り残さない行政としてのスタンスを貫いていきたいと思います。 335 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 336 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目2にまいります。フリースクールへの公的支援にただちに取り組むべきではないか。  公の教育という枠に閉じ込めようとすることで児童・生徒に精神的な負荷がかかり、彼らが十分な能力を発揮できないこともあります。そうであるならば、彼ら児童・生徒の能力を発掘し、児童・生徒が存分に学びに取り組める場所を提供するところに対して支援を差し伸べることが必要だと思います。  そこで、市議会の総意でもありますフリースクールへの公的支援にただちに取り組んでいただきたいと考えますが、市長の決意をお聞かせください。 337 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 338 ◯市長(和田裕行君) 本市といたしまして、不登校児童・生徒の増加、これは今申し上げましたとおり、喫緊の課題と捉えており、不登校児童・生徒への支援、これの充実も急務でございます。  まずは、やはり我々、教育支援教室オアシスの運営、専門家による相談体制など、既に行っております支援のさらなる充実を図ることが必要であると考えております。  ご質問のありましたフリースクールへの公的支援につきましては、不登校児童・生徒が自分に合った場所で安心して学べるよう、フリースクール等民間施設を利用する児童・生徒の保護者への支援策をまず優先して考え、検討してまいりたいと思っております。 339 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 340 ◯1番(辻 真理子さん) 再質問ですが、それは滋賀県のある市が考えているやり方で、この4月から実際に行われているんですけれども、保護者に対して公的支援をするというお考えでおっしゃったと思うんですが、この請願者の方は札幌市式フリースクールへの公的支援ということを挙げておられまして、これは施設への公的支援なんですね。例えば草津市で既に行われておりますが、保護者に対して1人ずつ、4万円ずつ支給をするという考え方と、施設に公的支援するという、これは全然意味合いが違いますので、請願者のお気持ちをよく確かめて、今おっしゃって、ひょっとしたらその方向でいくんじゃないかと思いますけれども、これは問題が違います。やはり公的支援は、その施設に行うのと、そういうお子さんを持っていらっしゃる保護者の方にそれぞれ個々の支援をするのでは全然意味合いが違うので、市長にはそのところをもう一度ご認識いただきたいと思いまして、また申し上げに行きます。  現在、既に始まっておりますフリースクール「てだのふあ」の先生は、既にいろんなことを学んだ上で、自分が手を差し伸べている子どもたちの手を受けなければいけないという本当に差し迫ったところで、自分の私費でそこを賄っていらっしゃるという現状なんですね。そこに税金を投入することが、これは私、やっぱり行政の一番大事なことだと思うんですね。  荒神山のトンネルだとか、そういうことに比べましたら本当にささやかな金額でできることなんですけれども、これに真剣に取り組むということが、私は和田市長の評価ということをここでさせていただきたいと思うぐらい、真剣に取り組んでいただきたいと思うんです。スポーツ・文化交流センターの大きな予算、これも止められない状況でありますので難しいことではありますが、フリースクールに来ていらっしゃる子どもさんとその保護者のお気持ち、私はもう痛いほど受け取ってきましたので、私も引き下がることなく公的支援についてはやっていきたいと思いますので、どうか大きなお心で受け止めていただきたいと思います。  それでは、最後、細項目3でございます。公的支援のための予算確保や条例の制定はでございます。  補助金などを支給するための予算確保や条例の制定を実施している自治体があり、本市においても公的支援をするのであれば予算確保や条例の制定が必要だと考えますが、ご見解を伺います。 341 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 342 ◯市長(和田裕行君) 先ほど答弁いたしましたとおり、フリースクール等民間施設を利用する児童・生徒の保護者への支援に向けて、制度設計や財源確保について検討を進めてまいりたいと思います。  今、議員ご指摘の条例の制定につきましては、先進の自治体の例を見ますと、条例を制定するのではなく補助金交付要綱で対応されている状況ですので、まずはこれらを参考にしたいと考えております。  施設の状況、あるいは今の議員のおっしゃった点というのは、今も聞いて、さらにその思いを強くするところではございますが、やはりフリースクール自体には本市以外の生徒も多く含まれているといった問題点もございます。本市としてできるところ、まずはオアシスの充実、そして本市の児童・生徒への個別の支援というところからスタートさせていただき、今後対応させていただきたいと考えております。 343 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 344 ◯1番(辻 真理子さん) 再質問いたしますが、今おっしゃったのは、はっきり言って草津市式なんですね、滋賀県の中にある草津市式。保護者にそれぞれ支援をするという考え方です。一方、札幌市の方は、既に2年ぐらい前から始まっておりますが、施設に対して公的支援をするという、二つは全然違うんですね。これは請願者の方たちとよく話合いをしないと、望んでおられることと、結果として、施策として、例えば公的支援が出たとしても、お互いの気持ちが一致しないということになります。まだ決定するのには時間がこれからあると思いますので、直接この請願をされた方と、それから保護者の方とよく話合いをしていただいて。私たちも加わっていく必要があると思いますが、こういう大切なこと、子どもたちの将来のことです。  学校に行けなくなってフリースクールという場所を見つけるまでに、どれほどの苦しい気持ちになっただろうと。一人のお母さんが「クリスマスに何が欲しい」と子どもに聞いたら、「学校をなくしてほしい」と涙ながらに言ったんだそうです。学校に行けなくて、つらいんですね。みんな、お友達は行けるのに僕はいけない、私はいけないという。そこを涙ながらに「学校をなくしてほしい」と言った、その切ない気持ちを、やっぱり和田市長もお子さんを持つ身でありますので、よく受け取っていただいて、この請願する人が一番望む方法にしてあげるように沿っていただきたいと。  私、今日は本当に一番この問題を皆さんに、議員も多分こういう気持ちで全会一致で請願を認めたと思いますので、今おっしゃったような方向にいってしまうことなく、もう1回原点に戻りながら、請願者のお気持ちに沿うように進めていってあげたいと思います。  最後に、教育長、もう一度、いかがでしょうか。 345 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 346 ◯教育長(西嶋良年君) 不登校児童・生徒およびその保護者の方にとって、どういう公的な支援がふさわしいか、また、より広く支援を行うことができるかというような観点から再度検討はさせていただきたいと思っております。 347 ◯副議長(上杉正敏君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 348 ◯1番(辻 真理子さん) どうかこの問題に対しましては、もう一度初めから考え直していただきまして、よりよい道、一番の原点にいる子どもたちが幸せな気持ちになるように、そして、そこまでに至るまでに苦しんだ保護者の方たちの気持ちに沿ってあげたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 349 ◯副議長(上杉正敏君) 暫時休憩します。            午前11時35分休憩            午後0時59分再開 350 ◯副議長(上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  本日、会議録署名議員に指名されました14番林利幸君、および16番小川吉則君が退席されましたことから、この際、会議録署名議員の追加指名の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 351 ◯副議長(上杉正敏君) ご異議なしと認めます。よって、会議録署名議員の追加指名の件を日程に追加し、議題といたします。 ────────────────── 追加日程 会議録署名議員の追加指名 352 ◯副議長(上杉正敏君) 本日の会議録署名議員の追加指名を行います。  会議録署名議員に、15番森田充君、および17番矢吹安子さんを指名いたします。  日程第2を継続し、議案第41号から議案第54号までの各議案を一括議題とし、個人からの質疑ならびに一般質問を行います。  21番伊藤容子さん。伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 353 ◯21番(伊藤容子さん) 改めまして、伊藤容子でございます。皆さんの新しい市長に対する見解ですね。市長になった率直な感想とか、どういうふうに今後するのかという、たくさんの方々から期待を持って、また不安を持って見られております。その代弁者として幾つかのことを聞かせていただきます。  大項目1、財政について。  中項目1、財政状況について。  市長に就任後、本市の厳しい財政状況についてレクチャーなどを受けられたかと思います。その上で伺います。  細項目1、本市の厳しい財政状況に対する現段階の市長の率直なご感想をお聞かせください。 354 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 355 ◯市長(和田裕行君) 本市の財政状況や懸案事項について各部局から、これまで状況を聞き取ったところでございますが、やはり財政状況につきましては非常に厳しいと言わざるを得ません。  本市の財政状況につきましては、令和3年2月の中期財政計画で公表しているとおり、財政調整基金をはじめとする基金残高がここ数年でほぼなくなる見込みであることに加え、大型の投資的事業の完了に伴い、地方債の返済が始まることにより、実質公債費比率、これが今後上昇してまいりまして、財政指標の悪化も予測されていること、また、新型コロナウイルス感染症の影響による市税や使用料の落ち込みの状況により、かなり厳しい財政状況であるとの認識をしております。 356 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 357 ◯21番(伊藤容子さん) では、次に、細項目2、令和7年には財政調整基金が底をつくなど、本市の財政状況は、より一層厳しい局面を迎えることが予想されております。今後の本市の財政状況の見通しに対する市長の見解をお聞かせください。 358 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 359 ◯市長(和田裕行君) 先ほどの答弁と重なる部分もございますが、令和3年2月に公表いたしました中期財政計画では、歳入歳出両面から財源不足への対応を行った場合においても、財政調整基金の残高は令和7年度に1,173万6,000円まで減少する見通しとなっております。  一般的には、最低でも標準財政規模の5%に相当する財政調整基金残高を確保し、緊急の事態に備えられるようにすることが目安とされておりまして、これに当てはめますと、本市の場合は12億円程度必要となります。このことから、このような状況は極めて危機的な財政状況であるということが言えます。  本市の財政再建は、緊急かつ最大の課題であると認識しております。 360 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 361 ◯21番(伊藤容子さん) そのような緊急でかつ最大な今の危機的な財政状況の、今後の厳しい財政状況を乗り切るための財政健全化に対する市長の方針を教えてください。 362 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 363 ◯市長(和田裕行君) 財政健全化に対する方針につきましては、所信表明の中で申し上げておりましたけれども、財政状況の悪化に拍車をかけると判断した政策につきましてはリセットさせていただきたいと考えております。  現在、本市の財政状況は危機的な状況にありまして、財政状況の改善が急務でありますことから、この財政状況を生み出した原因を徹底的に究明し、現在進行中の事業についても、しっかりと精査していくとともに、必要に応じて計画の見直しなども検討し、財政状況の改善を図ってまいる所存でございます。  市民にとってプラスになるかマイナスになるかを唯一の判断基準として財政健全化に取り組んでまいりたいと考えております。 364 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 365 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  今朝ほどのほかの議員に対するご答弁でも、市民にとってプラスになるかどうかということをよく基準の要として答弁されておりますが、具体的に、市民にとってプラスというのはどのような基準で考えていらっしゃいますか。 366 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 367 ◯市長(和田裕行君) これは裏の答えになるんですけれども、特定の団体あるいは企業あるいは地域のためだけではなく、全体の市民にとって、例えば、お金だけではかれるものではございませんが、お金の部分でいいますと、市民負担を最小限にすることが市民にとってプラスになると考えております。もっとも公共事業等は一概に金額ではかれるものではございませんので、最大多数の最大幸福を目指して事業を精査してまいりたいと考えております。 368 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 369 ◯21番(伊藤容子さん) 今後、一つ一つの事業に対する市長の決断で、市民にとってプラスかどうかというのを具体的にお示しいただけるかと期待し、全体の市民にとって、声なき声を形にするということが市のプラスになるような行動をもって、具体的な今後の一つ一つの市長の決断と方向性ですね。具体的な行動で見させていただきたいと思いますので、今後も市民のためになるように、市民全体にプラスになるように頑張っていただきたいと思います。  中項目2、中期財政計画について。  細項目1、中期財政計画に記載されている財源不足への対応についてどのようにされるか教えてください。 370 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 371 ◯市長(和田裕行君) 中期財政計画に記載している財源不足への対応についてというご質問でございますが、まずは、これまで継続的に実施してきた事業についてもゼロベースで見直し、費用対効果の高いものに厳選していくとともに、ICTも最大限活用しながら、無駄や重複を徹底的に省いてまいりたいと考えております。  また、財源をあまり必要としない歳入確保策は積極的に進めていきたいと考えておりますので、新型コロナウイルス感染症の収束後を見据えて、彦根市を国内外にPRしていくなど、新たな収入源の確保に努めてまいりたいと考えております。  歳入歳出両面からの取組をさらに進めることによって、財源不足への対応をより一層充実してまいりたいと考えております。 372 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕
    373 ◯21番(伊藤容子さん) では、次に、中期財政計画では、財源不足への対応をしなかった場合、令和7年度には累積赤字が110億円に達すると示されております。この財源不足に対して毎年25億円から29億円の実施予定事業の延伸、中止を含めた事業の縮減が求められております。今後、毎年25億円から29億円分もの事業の削減が必要になっています。現時点でどの事業を削減するのか、具体的に削減が決まっている事業があれば教えてください。 374 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 375 ◯市長(和田裕行君) 現在、各事業の優先度や費用対効果を見極めているところでございますので、現時点で個別具体的に削減が決まっている事業をお示しすることはできません。  今回、報告案件でお示しいたしました大藪金田線(清崎工区)でございますが、これの調査取りやめについては、中期財政計画には反映されておりませんでしたので、今後、各年度25億円から29億円の経費は計画どおりに削減していく必要がございます。  先ほども申し上げましたように、ICTの活用等により削減が図れるものがないか、あるいは事業を継続することで市民の皆様や子どもの世代に大きな負担を残すような事業がないか、さらに精査を進めてまいりたいと考えております。 376 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 377 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  毎年ですよ、1年だけじゃなくて毎年25億円から29億円の事業を削減するというのはものすごいことなわけです。この中には義務的経費は当然入っていないわけですね。もともと財政の硬直化が進んでいるこの彦根市、経常収支比率も94.2%まで2年前ですけれども、行っていますし、もうほとんど余裕がないわけです。その余裕がない分、全てを削らなければいけないぐらいの25億円から29億円という金額なんですけれども。単にICT化だけで、とても削減できるとは思えません。  これを達成するためには、市長が重点政策と言う討議資料を読ませていただきましたが、以下、重点政策と呼ばせていただきますが、「コロナ以前に既に最悪の財政状況を産み出した原因を徹底的に究明します」と書いてあります。先ほどもご答弁の中でもありました。この最悪の状況を生み出した原因、ここを突き詰めない限り、削減する事業も明らかになってこないと思います。現在、この徹底的な究明はどのくらいまで行っているか、進捗状況を教えてください。 378 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 379 ◯市長(和田裕行君) 私としましては、恐らく想定されているのは耐震の問題だと思いますが、これについては、私は独自で調査をしているところでございます。ただ、これを究明したからといって財源が生み出されるわけではないと現時点では認識しております。  さらに、ほかの事業の見直しは、ほかの事業の見直しで、この徹底的な追及というのは、個別に対して無駄がないかというところを徹底的に精査して、少しでも財源を捻出したいと考えております。  ICT、それだけでできるものではないというのは当然承知いたしております。ICTの可能性でできる部分は最大限にしつつ、さらなる歳入確保に向けて、民間への地域の経済活性化策、これもお金のかからないものから随時始めて取り組んでまいりたいと考えております。 380 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 381 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  市長が重点政策に書かれている最悪の状況を生み出した原因の究明というのは、私は、これはいわゆる耐震補強工事のことだけとは思わなかったんですね。耐震補強工事も一つの大きな原因かとは思いますけれども、今のこの財政状況を生み出した、悪化を生み出したものはそれだけではないと私は解釈しております。  逆にそれ以外、これがもし耐震補強工事のことだけを意味するのであれば、ものすごく矮小化されて把握されていると思いますので、徹底的に現状、この硬直化しております財政状況を、耐震補強工事ではなく、一つ一つの事業を丁寧に見ること、金額の大きいものだけではなく小さいものの積み重ねで結構な金額になっているものもあるかと思います。これを具体的に原因を究明する必要があると思いますが、もう一度、市長の見解を伺います。 382 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 383 ◯市長(和田裕行君) 先ほどお答えしましたように、耐震化のことからは、お金が出てくることがないというのは私の見解で、個別の案件につきましては、先ほど申し上げましたように、個別に精査させていただいて、現実に無駄というのを徹底的に削減させていただいているところでございます。  やはりトータルでこういった大きな財源不足を招いたということについては、ご指摘のとおりだと思いますので、今後も個別案件について無駄を徹底的に究明し、無駄があればしっかりと削減してまいりたいと考えております。 384 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 385 ◯21番(伊藤容子さん) すみません、何度も。再質問です。  では、それは具体的に何を削減するか。25億円から29億円ですね。次回、来年度の予算編成のときまでには、それはお示しいただけるということの解釈でよろしいか。時期的なものを確認したいと思います。 386 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 387 ◯市長(和田裕行君) 当然、予算編成までに削減できるものは全て削減するように、ご報告は申し上げたいと思います。それで、これが本当に達成できるかどうかというところは、まだぎりぎりのところでございますので、今、執行部一丸となって、この削減策に取り組んでいるところでございます。 388 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 389 ◯21番(伊藤容子さん) 非常に困難な仕事かと思います。あるものを減らしていくというのは本当に大変かと思いますが、ぜひ持続可能な財政を目指す、彦根市がよりよくなるために、今どうしてもそれは乗り越えなければいけない壁でございます。頑張っていただきたい。また予算編成でじっくり見させていただきたいと思います。  次に移ります。中項目3、予算編成について。  細項目1、枠配分方式の採用は。  前市長が枠配分方式を採用されておりましたが、今後も引き継がれるのでしょうか。 390 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 391 ◯総務部長(辰巳 正君) 次年度当初予算の枠配分方式の採用につきましては、令和元年度当初予算から採用した枠配分方式が3年を経過したことから、現在、一件査定方式および枠配分方式のメリット、デメリットを検証し、予算の編成手法について検討しているところでございます。 392 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 393 ◯21番(伊藤容子さん) 今後の予算編成方式について教えてください。  枠配分方式による予算編成は、優先順位の固定化や新たな施策が採用されにくいなど、市民ニーズへの柔軟な対応が難しくなっていると推察しています。また、既存事業の削減や廃止は、相手があることもあり、担当課での決断が難しいとも仄聞しています。変化する社会情勢や市民ニーズに柔軟に対応するため、新たな予算編成方式が必要と考えますが、市長の見解をお示しください。 394 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 395 ◯総務部長(辰巳 正君) 予算編成方針につきましては、代表的な手法である一件査定方式と枠配分方式にそれぞれメリット、デメリットがあり、また、議員が指摘しておられます、枠配分方式が継続されることによるデメリットについても認識しているところでございます。  今後の予算編成方式につきましては、各編成手法のメリット、デメリットを検証し、本市の財政状況、市長の考え方を勘案して決定してまいりたいと考えております。 396 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 397 ◯21番(伊藤容子さん) 査定方式には関係しないんですけれども、再質問です。  市長は、市政運営の情報公開と説明責任の徹底というところを重点政策でも書かれているんですけれども、この予算編成過程を公開するつもりはないでしょうか。 398 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 399 ◯市長(和田裕行君) それは大変厳しいと思います。公開できるものと公開できないものがある中で、公開できない部分が編成過程というものには多々含まれていると思いますので、現時点で、どういったものが公開できるかというのは回答を差し控えさせていただきます。 400 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 401 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。現在、滋賀県では、予算編成過程を全く公開していない市は彦根市を含めて5市のみなんです。残りの8市は既に予算編成過程を公開しております。ホームページ上でも確認できます。中でも草津市の公開は進んでおり、彦根市も草津市の編成過程の公開を参考にするべきかと思います。再度、公開に向けて検討していただけないか、市長の見解を伺います。 402 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 403 ◯市長(和田裕行君) 先ほども申し上げましたように、現在、公開できる部分、公開できない部分というのを把握しておりませんので、公開できる部分につきましては積極的に公開をさせていただきたいと思います。 404 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 405 ◯21番(伊藤容子さん) 市長の重点政策に書いてあります、市政運営の情報公開と説明責任の徹底をするということですね。先ほど限定的に情報公開というものを、言葉を使っているという答弁をほかの議員の質問に対して何回か聞いておりましたけれども、情報公開と説明責任の徹底を重点政策に書いて、選挙前にですよね、それを書いて、それで投票していただいた方に大きな責任があるということを感じていただきたいんです。  予算編成過程についての見える化、公表をするということを既に他市でも実現しております。市長には、重点政策について単なる文字だけではなく実行として、この予算編成過程の見える化についても取り組んでいただきたいと思います。今後とも、それは関心を持って見てまいります。  次に、細項目3、限られた財源の中で、予算編成の中で市長が優先する事業について教えてください。 406 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 407 ◯市長(和田裕行君) 厳しい財政状況の中で、まず優先すべき事業といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策であると考えております。今後の感染状況にもよりますが、国や県と連携し、さらに市独自でできる医療現場や介護現場への支援策、中小企業支援策や雇用安定策を講じてまいりたいと考えております。  また、若い世代が出ていかず、移り住んでもらえるよう、子育て環境の充実にも努めてまいりたいと考えております。  あくまでも現時点での優先事業の考え方ではありますので、今後の社会情勢や新型コロナウイルス感染症の収束状況、国や県の動向も踏まえながら、次年度の予算編成方針を定める中で正式に決定してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 408 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 409 ◯21番(伊藤容子さん) では、次にいきます。大項目2、新ごみ処理施設への新たな搬入道路の決定方法について伺います。  中項目1、搬入道路の決定方法について。  細項目1、これまでの搬入道路は市道の扱いでした。今後計画される搬入道路についても市道として整備をされるのでしょうか。 410 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 411 ◯市長(和田裕行君) 今後計画していく搬入道路につきましては、市道として整備していくかどうかは未定であり、彦根愛知犬上広域行政組合が関係部局と調整しながら検討していかれると聞き及んでおります。 412 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 413 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  荒神山のトンネルについても、当初は違ったんですけれども、突然知らない間に市道として整備ということになってしまいました。市道として整備する場合、計画を決定したときには速やかに市議会に報告をする必要があると思いますが、市長の考えを教えてください。 414 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 415 ◯市長(和田裕行君) 当然、市道として決定したときには報告をさせていただきますけれども、いずれにしましても、この問題は彦根愛知犬上広域行政組合の下で調整されることでございますので、現段階では市道等のことはここで申し上げられる立場にございません。 416 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 417 ◯21番(伊藤容子さん) 細項目2です。新たな搬入道路の整備については、彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備連絡協議会をはじめ、広く市民の声を聴きながら決定するべきと考えますけれども、市長の見解を教えてください。 418 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 419 ◯市長(和田裕行君) 搬入道路の整備は、申し上げましたとおり、彦根愛知犬上広域行政組合が検討していかれますけれども、本市といたしましては、地域の方々のご意見を参考にしながら、市民の費用負担が最小限となる方向で組合の方に訴えてまいりたいと考えております。 420 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 421 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問といいますか、少し気になる点なんですけれども、先ほどから市民の費用負担が最小限にということをおっしゃって、市長として非常に心丈夫な発言をいただいているんですけれども、一方、彦根愛知犬上広域行政組合の方では管理者として責任者の立場であるので、その管理者として、彦根市民だけの利益を考えるという発言はどうなのかなと、ちょっと先ほどから気になって聞いておりましたことをお伝えしておきます。  次にいきます。大項目3、情報公開について。  行政において、公平で公正な政策決定が行われていることを広く市民に知らせることは、市民の知る権利を確保するだけでなく、円滑な市政運営の観点からも必要でかつ重要なことです。特に大きな事業については市民の関心も高く、決定までの過程を含め、できるだけの情報開示が必要と考えています。  中項目1、情報公開について。  細項目1、情報公開についての市長の見解を教えてください。 422 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 423 ◯市長(和田裕行君) 情報公開と説明責任の徹底を公約でお示ししているところでございますが、透明性の高い、市民の皆様に納得していただける市政運営を目指すためには、説明責任をしっかり果たしていくことが必要でございますので、情報公開の請求を待つだけではなく、市民の皆様が知りたいと思われる情報を市から積極的に発信していきたいと考えております。 424 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 425 ◯21番(伊藤容子さん) 力強いご答弁ありがとうございます。  細項目2、様々な事業の決定までの過程の公開について、市長の見解を伺います。 426 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 427 ◯市長(和田裕行君) 市における意思決定の過程の情報の中には、十分な検討協議がなされていない未成熟な情報が含まれている場合があり、その情報をそのまま公開いたしますと、市民の皆様に誤解や混乱を招いたり、一部の方に不当に利益または不利益を与えるおそれがあることなどから、単純に全てを公開することが難しい場合もあると考えてはおりますが、市民の皆様の市政への参加を保障し、促進する観点からも、彦根市情報公開条例の規定を踏まえ、市民の皆様の関心が高く、有益な情報で公開可能なものにつきましては、積極的に発信していきたいと考えております。 428 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 429 ◯21番(伊藤容子さん) では、次にいきます。大項目4。荒神山トンネル建設決定までの過程の情報公開について。  中項目1、新ごみ処理施設搬入道路に関する決定までの過程の開示決定について。
     私は、情報公開請求を前の市長のときと和田市長のときと2回行いました。この2回を比較すると、非開示の基準も変化をしております。今回、開示範囲がわずかに広がったことは、よりよい変化でありますが、今回公開された範囲も前回と同様に、ほぼ非開示、真っ黒となっています。この非開示の理由について教えてください。 430 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 431 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 公文書公開の請求がありました新ごみ処理施設建設に関係する市道大藪金田線の会議資料につきましては、平成10年に策定をいたしました彦根市道路整備プログラムを基に、新ごみ処理施設へのアクセス性を考慮し、複数案の検討を行ったものでございます。  今般の公文書公開につきましては、その大半が非公開情報となっておりまして、部分公開として開示をさせていただいております。  これは、公文書の内容が道路計画に関わるものであり、図面上において、どこの土地にかかる、またはかからないという情報が含まれておりますし、今後の詳細な測量や設計によっては状況が大きく変わるおそれもございます。  このことによりまして、公開しました情報から二転三転しますと、影響を受ける地域に不信感や混乱を招くことになりますので、彦根市情報公開条例第7条第1項第5号に規定いたします非公開情報として取扱いをさせていただいたところでございます。  なお、議員ご指摘のとおり、当初2月で公開させていただいたものから、この6月に開示範囲が広がったということにつきましては、公開基準の運用が異なったというものではなく、今般、市道計画を取りやめたことによりまして公開できることとなったものでございます。 432 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 433 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  先ほど答弁で、取りやめたことで公開が広がったということでありますが、取りやめたのならば、もっと広げてもいい部分というのがあったのではないでしょうか。見解を伺います。 434 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 435 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 今ほどもご答弁いたしましたように、今回、開示範囲を広げたというのは、大藪金田線(清崎工区)としてお示ししました道路計画が取りやめになりましたので、そのことに特化したものについては今回、公開をさせていただいております。  ただし、ほか複数案の検討をしておりますということで、これは、今後また搬入路の検討、また、彦根愛知犬上広域行政組合の方でもいろいろと検討されると思いますので、まだ正式にどういう形で搬入路が決められるかということはこれからの検討になりますので、その部分につきましては、現時点におきましても非公開ということにさせていただきました。  以上です。 436 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 437 ◯21番(伊藤容子さん) 非開示基準の運用については、ここで議論するべきではなく、情報公開請求の審査会での議論となるので、ここではいたしません。  細項目2、搬入道路の複数の計画案を開示するべきだったのではないでしょうか。  情報公開請求で開示されたものを見ると、幾つかの案について検討されたことが分かります。この計画案については開示すべき情報と考えます。これに関しても先ほども答弁がございましたけれども、せめて取りやめになった荒神山の、ここでは南北道路と表現されておりますけれども、ここの部分だけでも開示するべきではなかったでしょうか。市長の見解を伺います。 438 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 439 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 情報公開は積極的に行うべきであると考えておりますが、本件につきましては、道路について比較検討する段階で複数の計画案を開示いたしますと、不信感や混乱を招くだけでなく、道路計画予定地周辺の地域におきましても利害意識を助長することとなり、不当に地域住民等の間に混乱を生じさせるおそれがあると考えております。 440 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 441 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  アクセスルート自体は、先ほどご指摘の懸念は理解するところでございますけれども、今回、黒塗りにされているトンネルの道路の事業費の内訳とか、もう中止となった案件に対するいわゆる積算根拠の内訳が真っ黒なわけなんですけれども、それこそ先ほどご答弁のあった取りやめた案件でございます。どのように積算をされたか、黒塗りになる必要は全くないし、公開されるべきだと思います。これでは情報公開と説明責任の徹底という姿からはほど遠いと思います。市長の見解を伺います。 442 ◯副議長(上杉正敏君) 都市建設部長。 443 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 繰り返しのご答弁になって恐縮でございますが、今回開示させていただいた部分につきましては、議員おっしゃいますとおり、南北の道路といたしまして、ルート帯として皆様にお示しさせていただいた部分について、今回の政策の判断によりまして、ここは取りやめということになった部分については、これはもう決定した事項でございますので、それに関しますことについては公開というような形で対応させていただいているところでございます。  ほかの複数案の検討については、ご指摘のとおり、何案も検討しているんですけれども、先ほどもご答弁させていただきましたとおり、今後どういう形で搬入路を決定していかれるかというのは、まだまだこれから検討されていきますので、そのことについては非公開と考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 444 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 445 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  全くそれは理解ができないとお答え申し上げます。なぜなら、私が今ここで出すべきではないかと言っているのは、荒神山のトンネルの事業費の内訳です。ほかの生きている案件とかではないもの、この積算根拠がありましたが全部の項目が真っ黒です。ほかの今生きている案を出せと言っているのではなくて、せめてこの荒神山の南北道路の事業積算だけでも出すべきではないか。今の懸念されるような非開示の要件には全く当てはまらないと思います。それこそ市長が重点政策で言っている情報公開、説明責任の徹底というところを具体的にこういうところでお示しいただきたいんですけれども、見解を伺います。 446 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 447 ◯市長(和田裕行君) ご指摘いただいている部分というのは、私自身は見ていないので、今、即答はできないんですが、もう一度私の方で精査しまして、公開できる内容であれば公開させていただきたいと思います。 448 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 449 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  市長は、私が請求した真っ黒になっている案件の資料というのは、真っ黒にならずにご覧になられたことがあるんですか。 450 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 451 ◯市長(和田裕行君) 全部見ましたけど、そこのご指摘の部分の数字とかまでは把握していなくて、どういった経緯でこういうトンネル事業が行われたかという議事録の部分、そこを中心には読ませていただきました。  ただ、正直なところ、隠すべきところもそんなにないなというのは率直な感情としてあったんですが、いずれにしましても、これは前市長、前副市長の下で、当時の情報公開条例に基づいた基準で判断されたという面では適正ではなかったのかなとは判断しております。それこそ継続性という部分では、この部分の判断に関しては、ある程度は尊重させていただきたい。私から暴くというようなことは、特に内容もなかったので、させていただいておりません。  さらに、私の下でこういった案件、また、仮に同一のような案件があったとしたら、先ほど申し上げましたように、最終、市民にとって重要な場合で市長決裁で公開できるという判断のできるものであれば、個人情報とかではない限り、公開はさせていただく所存でございます。 452 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 453 ◯21番(伊藤容子さん) 市民参画ですね。市民の意見を広く聴くためにも案の段階から提供するべきだと思います。市長には、そういう姿勢を実際に実行として、今後、ご自分の案件に関しては貫いていただきたいと強くお願いします。  次にいきます。大項目5、誰もが安心して学べる環境整備について。  中項目1、誰もが安心して学べる環境整備について。  細項目1、不登校児童・生徒に対する支援の内容について教えてください。 454 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 455 ◯教育長(西嶋良年君) 不登校児童・生徒に対して学校は、学級担任を中心に家庭訪問を行い、児童・生徒やその保護者との関係構築を図るとともに、その状況を定期的な会議で共有し、組織的、計画的に対応をしております。また、学校へ登校するハードルを下げるために、時間をずらした放課後登校や保健室や別室で対応するなど柔軟な対応もしております。  教育委員会では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを学校に派遣し、学校の取組への助言、不登校児童・生徒や保護者のカウンセリング、不登校の未然防止や改善に向けた教員の資質向上のための研修を実施しております。  また、多様な学習機会の確保としまして、市の教育支援教室オアシスへの通級や民間施設への通所を学校における指導要録上の出席扱いとするなど、不登校児童・生徒の将来の社会的自立に向けた支援を行っているところでございます。 456 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 457 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  何か課題はございませんでしょうか。 458 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 459 ◯教育長(西嶋良年君) 課題としましては、家庭訪問や放課後登校、また、教室に入りづらい児童・生徒への別室対応を行う教員への負担が大きくなったり、また、別室で対応できる指導体制そのものが取れないというような状況も発生するということが課題として挙げられます。 460 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 461 ◯21番(伊藤容子さん) 分かりました。  次に、彦根市教育支援教室オアシスの取組内容について教えてください。 462 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 463 ◯教育長(西嶋良年君) 彦根市教育支援教室オアシスでは、体験活動などを通して好ましい人間関係を築き、集団生活への適応力を高めたり、不登校等で学習の機会が得られなかった児童・生徒への学習補充の取組も行ったりしています。  オアシスでの体験活動の中には、室内での活動としまして、ペーパークラフトやパン作り・お弁当作りなどの取組、野外での活動では、信楽で陶芸体験やびわ湖ホールで音楽鑑賞などの取組があります。  また、オアシスの学習補充では、学習に向かう姿勢や習慣を大切にしており、自分で学習する内容を決めて取り組んだり、自分から質問したりするなど主体的に学習する力を育てています。例えば、生徒が在籍校の修学旅行の前にパソコンを使って訪問先を調べたり、NHKの小学生向け学習番組「NHK for School」を視聴したり、プログラミング学習に取り組んだりしています。 464 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 465 ◯21番(伊藤容子さん) オアシスについても何か課題はございませんか。 466 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 467 ◯教育長(西嶋良年君) オアシスに通う児童・生徒の状況についても複雑化・多様化しているという状況がございます。そういう状況に対応するために、やはり支援員の確保というところが一番課題であるかなと考えております。 468 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 469 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  オアシスが昔、月曜日にやっていたのが、今、月曜日がお休みになっているということ、あと、これは以前からですけど、1年生から3年生までの低学年が対象外ということ、これは支援員の確保ができない、それとも財源が確保できない、両方でしょうか。 470 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 471 ◯教育長(西嶋良年君) お答えします。  今、議員から質問いただきました月曜日の実施につきましては、これまでの事業見直しの一環として、週の開室日を絞り込んだということでございます。支援員の確保等が理由ということではございません。   (発言する者あり) 472 ◯副議長(上杉正敏君) 挙手願います。  伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 473 ◯21番(伊藤容子さん) 低学年の対応ができないという理由は。 474 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 475 ◯教育長(西嶋良年君) 1年生から3年生の下学年の受入れについては現在はしておりませんが、このことにつきましては、特に下学年の子どもたちの不登校の理由としまして、母子分離不安であるとか、また、環境の変化によるものもございますことから、下学年のうちは学校とつながりを持って、そこで原因について十分に分析をした上で適切な取組をする方がいいのではないかという考え方に基づくものでございます。 476 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 477 ◯21番(伊藤容子さん) その件に関しては、私は対応した方がいいかと思うんですが、また別のときにさせていただきます。  細項目3、フリースクールへの支援は。  前回の2月定例会でフリースクールへの公的支援に関する請願書が全会一致で採択されました。その後の進捗状況を教えてください。 478 ◯副議長(上杉正敏君) 教育長。 479 ◯教育長(西嶋良年君) ご質問のフリースクールへの支援につきましては、辻議員の質問に対して市長から答弁がありましたように、フリースクールへ通う不登校児童・生徒の保護者への支援について検討をしているところでございます。  また、年度当初にフリースクールについて学校に紹介する機会を設けたほか、フリースクールで作成されている活動紹介のチラシを学校へ配布し、不登校児童・生徒の保護者へ情報提供を行うよう働きかけるなど、フリースクールとの連携をさらに進めているところでございます。 480 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 481 ◯21番(伊藤容子さん) ぜひ支援に向けての在り方ですね。当事者の方々と、これまでも連携を取っていただいておりますけれども、今後もまた連携を進めて具体的にいい取組を考えていただければと思います。  次に移ります。細項目4、子どもたち一人ひとりの適性に合わせた学びの実現に向けた市長の見解を教えてください。  学びから誰一人取り残さないためには、一人ひとりに合った学びを提供し続け、子どもたちが学びたくなる学習機会を提供することが重要です。それはまたGIGAスクール構想の根幹の理念だと思います。とりわけ、違う年齢の児童・生徒が集うオアシスではICTを活用した一人ひとりに合った学びの実践が必要とされていると思います。子どもたちの一人ひとりの適性に合った学びの実現に向けて、市長の見解を伺います。 482 ◯議長(谷口典隆君) 市長。
    483 ◯市長(和田裕行君) 今年度からスタートいたしましたGIGAスクール構想では、誰一人取り残さない個別最適化された学びを目指しております。不登校傾向の児童・生徒に対しましては、学習者用端末を自宅に持ち帰り、自分のペースに合わせたタブレットドリル学習を進めたり、また、担任とオンラインでつないで生活、学習環境の確認ができるようにしたりする予定でおります。  また、学級に入れずに別室で学校生活をする児童・生徒の皆さんには、別室でのタブレットドリル学習、授業のオンライン参加も新たな学習形態として模索してまいります。さらに、彦根市教育支援教室オアシスに通う子どもたちの学習においても同様に学習用端末を積極的に利用できる環境を整備し、学びの保障に努めてまいりたいと考えております。 484 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 485 ◯21番(伊藤容子さん) ぜひオアシスこそタブレットを導入して。市長がおっしゃるソフト面が重要でございます。オアシスでこそ、イの一番に取り組んでいただきたいと思います。  次に、細項目5、誰もが安心して学べる環境整備に向けた市長の見解を教えてください。  限られた教育予算の中からの財源の捻出は極めて厳しいことは重々承知しています。しかし、次世代を担う全ての子どもたちに学びを保障することは社会の責任であり、かつ大変重要なことです。これまでの財源枠でなく、今までも課題で挙げました支援員の確保が難しい、手当てができないというのは新たな財源がないからに違いありません。今後、新たに財源を手当てし、誰もが安心して学べる環境整備を進め、支援員・教員を増員する必要があると思います。市長の見解を伺います。 486 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 487 ◯市長(和田裕行君) ご指摘いただきましたとおり、誰もが安心して学べる環境整備を進めるためには、一人ひとりに応じた支援が行えるよう人的体制、これの整備が必要となってまいります。しかしながら、これもまた議員ご指摘いただいておりますとおり、教員・支援員の増員に係る経費について市単独で財源を確保することは容易ではないため、引き続き国や県にしっかりと要望してまいりたいと考えております。 488 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 489 ◯21番(伊藤容子さん) ぜひ県や国の制度を注視して、取り入れて、増員していただきたいと強くお願いをして、次に移ります。  大項目6、旧滋賀銀行彦根支店の建物の活用について。  旧滋賀銀行彦根支店の建物の活用は、銀座商店街だけでなく、彦根市にとっても観光振興やにぎわいの創出など様々な利点があります。  中項目1、旧滋賀銀行彦根支店の建物の活用について。  細項目1、滋賀銀行から本市への無償の譲渡を辞退した理由をお聞かせください。 490 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 491 ◯総務部長(辰巳 正君) 令和2年3月に、滋賀銀行から彦根支店移転後の建物の有効活用につきまして、譲渡も含め一緒に協議をさせていただきたいとのご相談を受けました後、建物の内部を見せていただいたり、耐震1次診断の資料を確認させていただくなど、市としての活用について検討させていただきました。  その結果、市が使用するためには、設備等を修繕するための調査、設計費と工事費で約2億円が必要となること、また、公共施設として使用するには耐震2次診断を実施する必要があることから、そのための調査、診断、設計費と工事費を合わせると総額で約3億円の予算が必要となり、市が所有しても早期に利活用することは困難であるため、滋賀銀行に対し、当該建物の譲渡を受けることは難しい旨説明いたしました。 492 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 493 ◯21番(伊藤容子さん) 本施設を活用する考えはないでしょうか。財源が厳しいことは重々承知しております。しかし、PFIの活用など民間の資金を呼び込むことも考えられると思います。また、市長は彦根市以外の歴史遺産、観光資源を活用した広域観光をも示されております。近代建築であるこの滋賀銀行の彦根支店は、改めて譲渡を受け、新たに活用するべきと考えますが、市長の見解を伺います。 494 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 495 ◯市長(和田裕行君) 今ほども申し上げましたとおり、滋賀銀行より当該建物の有効活用に係るご相談を受けまして、市として建物内部や耐震性に関する資料等の確認に加え、建物の利活用の方法についても慎重に検討してまいりましたけれども、最終的に利活用は困難であるという判断に至ったものでありますので、ご理解をお願いします。  ちなみにPFIといいましても、敷地を市がしっかりと造って民間に活用していただくという段階では、やはり耐震等が必要になってきます。ただし、私は、ここで民間同士の話を進めていただくことに対して何ら否定することではございませんので、市として建物を用意して、敷地を用意して貸し出すということは、やはり耐震の上では断念させていただきましたけれども、民間同士、滋賀銀行さんと相手方がある話については、もしご提案等があれば進めてまいりたいと思います。  実際、長浜市の黒壁等も滋賀銀行の跡を利用されて、長浜市で3億円の寄附を民間の方が集めていただいてスタートした事業でございますので、そういった取組ができないかということに関しましては、市として建物どうこうというのはちょっと難しいんですけれども、引き続き検討はさせていただきたいと思います。 496 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 497 ◯21番(伊藤容子さん) こういうところこそ、市長のビジネスマンとしての視点と行動力ですね。いろいろなこと、アイデアを持って今後も検討していただけるということでよろしいでしょうか。 498 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 499 ◯市長(和田裕行君) 彦根統括の支店長とちょっとお話しさせていただきまして、そういった民間のアイデアが出てきたときには、お話をさせていただくと伝えておりますので。市長として取り組むということになると別ですけれども、あくまで民間の活用というアイデアの面におきましては、私としてできることはさせていただきたいと思います。私が動いていれば市長としてということになるんですが、予算の発生するような方向での動きはしないけれども、民間同士の話については積極的に、話があればおつなぎしたいなと考えております。 500 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 501 ◯21番(伊藤容子さん) 銀座商店街の方々も彦根市に持ってもらいたいと強く願っていらっしゃいます。市長として、ビジネスマンの視点で、ぜひ話をうまくまとめていただければと期待しております。  大項目7、市の職員がさらに活き活きと働ける市役所を目指して。  地方自治体は市民に最も近い存在であり、また、市民に大きな影響を及ぼす存在です。現在、人口減少や少子高齢化に伴う社会の大きな変化の中で、地方自治体には地域の自主性や個性を発揮した政策立案や展開が求められています。  また、一方では、社会的に働き方改革が求められ、彦根市でも職員のワーク・ライフ・バランスの推進をすることで、市民サービスの向上や、よりよい政策立案の展開を期待されています。  中項目1、職員の意識について。  細項目1、職員のやりがいや働きがいに対する意識調査の実施をされているでしょうか。 502 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 503 ◯総務部長(辰巳 正君) 本市では、新たな人材育成基本方針の策定に当たり、令和2年1月21日から同月31日までの期間において、職場風土や研修制度などの課題を抽出するため、医療職、幼稚園教諭以外の教育職、臨時的任用職員を除く全職員に対して無記名式で人材育成に係る職員アンケートを実施いたしました。  このアンケートでは、合計30項目にわたる設問を設けておりますが、このうち職員のやりがいや働きがいに対する意識調査の実施結果として、「現在の仕事にやりがいを感じていますか」の設問では、「非常に感じている」が約13%、「ある程度感じている」が約66%となっており、両方を合わせると約79%が良好に感じている結果となっております。 504 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 505 ◯21番(伊藤容子さん) かなりやりがいを感じている方がいらっしゃるということでありますけれども。  その次に移りますが、やりがいを持って働ける環境の整備状況としては、どのように今進んでいますでしょうか。 506 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 507 ◯総務部長(辰巳 正君) 平成26年3月に策定しました彦根市人材育成基本方針においては、平成25年度に実施した職員アンケート結果を踏まえ、仕事へのやりがいや昇任・昇格、人事配置などに対する職員の思いを真摯に受け止め、人事制度の改善や働きやすい職場づくりへの支援、職員研修の充実に努めてまいりました。  今後とも、職員個々の能力が十分に発揮され、職員がやりがいを持って働くことのできる職場環境となるよう、職員の思いを重視しながら人材育成やキャリア形成に努めてまいりたいと考えております。 508 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 509 ◯21番(伊藤容子さん) では、次に、どのような人材育成が、そのアンケート調査では望まれていましたでしょうか。 510 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 511 ◯総務部長(辰巳 正君) 彦根市人材育成基本方針においては、本市の目指すべき職員像を「変化に対応できる柔軟性を持ち、改革を実行する職員」と定めているところです。  この職員像を実現するため、人材育成を効果的に推進していくには、まず管理監督者においては、常に人材育成の視点を持って職員を見つめ、職員一人ひとりの個性や能力に応じた計画的な育成に努めることが重要であると考えます。  また、一般職員においては、日常の業務を遂行する中で様々な経験を重ね、指導を受け、話し合うことで学びを深め、自己の能力開発を行い、常に向上心と意欲を持ち、仕事に取り組む役割を果たすことが重要であると考えているところです。 512 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 513 ◯21番(伊藤容子さん) それは彦根市が望む人材の姿なんですけれども、職員さんから、どのような育成方法が望まれているか、何か調査とか結果とかございませんでしょうか。 514 ◯副議長(上杉正敏君) 暫時休憩します。            午後2時01分休憩            午後2時04分再開 515 ◯副議長(上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  総務部長。 516 ◯総務部長(辰巳 正君) 「今後の人材育成において、どのような取組に力を入れるべきだと思いますか」という設問があったんですけれども、その中で特に多かったものは、努力や成果に対する処遇への反映、そしてあと、ワーク・ライフ・バランスの推進を回答している職員が多かったようです。 517 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 518 ◯21番(伊藤容子さん) ありがとうございます。  では、次です。これも職員さんの昇進・昇格への意識について教えてください。 519 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 520 ◯総務部長(辰巳 正君) 令和2年1月に実施しました人材育成に係る職員アンケートの結果によりますと、「将来の昇任・昇格についてどう思いますか」の問いに対して、「昇任・昇格がしたい」が約19%となっており、前回の平成25年度に実施した調査結果の約23%を4ポイント下回っております。  また、「昇任・昇格はこだわらない」が約53%、「昇任・昇格をしたくない」が約18%、「分からない」が約10%となっておりますが、このうち「昇任・昇格をしたくない」と答えた理由については、順に、「上位の職務内容に魅力がない」、「自分の能力に自信がない」、「責任の重い職に就きたくない」と続いていることから、職員アンケートを踏まえた職員研修や人事評価制度のさらなる改善を通じて昇任・昇格への意欲を高めてまいりたいと考えているところです。 521 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 522 ◯21番(伊藤容子さん) この上位の職がしたくないという方が18%、結構いらっしゃる、2割弱いらっしゃる。その一番多い理由が上位の職に魅力がないということですけれども、この魅力がない理由までは聞いていらっしゃいませんか。 523 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 524 ◯総務部長(辰巳 正君) 理由については聞いていないということでございます。 525 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 526 ◯21番(伊藤容子さん) 分かりました。上位の職になぜ魅力がないか、一つは勤務の状況がしんどそうとか、そういうふうに見えるという声もちょっと聞いたことがございます。  そのためにも、では、次の質問に関係しますが、中項目2、管理職の勤務状況について。  細項目1、管理職の時間外勤務の状況について教えてください。 527 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 528 ◯総務部長(辰巳 正君) 管理職手当の支給対象となっている課長補佐級以上の管理職の勤務状況につきましては、各所属から定期的に報告される時間外勤務実績により把握をしております。このうち医療職を除いた職員の時間外勤務の状況ですが、平成30年度は月平均が15時間、令和元年度は月平均が14.3時間、令和2年度は月平均が14.9時間で、おおむね月15時間となっております。 529 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 530 ◯21番(伊藤容子さん) 部長さんとか、部門によってかもしれませんけど、月15時間平均というのは、ちょっと実態を表せているかどうか、それは正確な記載ですか。それとも、その方が、本人の自己申告に委ねられているので、あまり一定の基準がない数字なんでしょうか。 531 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 532 ◯総務部長(辰巳 正君) おっしゃいますとおり、基本的に自己申告ということで集計をしております。正確な実態が把握できているかとおっしゃいますと、本人からの報告に頼っているところでございます。 533 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 534 ◯21番(伊藤容子さん) 次の質問の業務改善にもつながりますけど、まずはそこで正確な時間数を把握するように努力する必要があると思います。そこから解決策が見えてくると思います。  次です。管理職の業務が負担過多になっていませんでしょうか。  私が聞く限り、課長補佐以上の方が非常に業務が多いと見受けられるとも聞いております。適正な業務量や業務の分散化を図られているか、本市では組織の最適化などは行われているでしょうか。現状を伺います。 535 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 536 ◯総務部長(辰巳 正君) 管理職の勤務状況につきましては、各所属から報告される毎月の時間外勤務実績のほか、職員の能力、適性および意向等を的確に把握し、今後の能力開発や人員配置等に活用するために毎年度実施している自己申告制度等からも把握に努めているところです。  また、管理職における業務改善を含め、人事管理上の適正化に資するため、各所属長に対し、職員の配置や組織機構の見直しなどを目的とした人事ヒアリングを毎年7月から8月にかけて実施しており、こうした取組を通じて組織の最適化を図っているところです。  しかしながら、少子高齢化の進行や住民ニーズの多様化・複雑化など、社会情勢の変化とともに、今後、職員に求められる能力や管理職に求められる役割も変化していくことが予想されます。優秀な人材をいかに確保し、将来の管理職となり得る人材をいかに育成していくのかが大きな課題であり、今後も適宜見直しを図りながら、組織の最適化に向けた取組を継続していきたいと考えております。 537 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。
      〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 538 ◯21番(伊藤容子さん) ぜひどの職員さんにとっても業務の負担が偏らないように、権限移譲を含めて、抜本的に見直す、市長のおっしゃるICT化に伴う組織の最適化、改編が非常に重要になってくると思います。  中項目3、市の職員がさらに活き活きと働ける市役所を目指して。  細項目1、自治体職員はやりがい、成長を感じると職場満足度が高くなるという論文を読みました。職員がやりがいや成長を感じられる組織とはどのような組織とお考えでしょうか、見解をお聞かせください。 539 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 540 ◯総務部長(辰巳 正君) 職員がやりがいや成長が感じられる組織とは、仕事における明確な目標を掲げ、目標達成に向けての努力や成果が正当に評価され、その努力や成果が処遇にも反映される組織であり、目標を達成することで自己肯定感も高まり、仕事に対する自信と新たな責任感も実感でき、次のステップへの成長にもつながるものと考えております。 541 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 542 ◯21番(伊藤容子さん) ということは、頑張りが処遇に反映されるというのが一番大切だとお考えですか。 543 ◯副議長(上杉正敏君) 総務部長。 544 ◯総務部長(辰巳 正君) 職員それぞれ目標、あるいは目指すこと、処遇だけではないと思います。我々職員の目的といいますか、仕事は住民福祉の向上でありますので、市民が幸せを感じてもらえるために日々仕事に励んでいるところでございます。職員が、そういう思いを常に持ちながら個々に成長していく努力をしている組織、個人が成長を実感していける組織、そういうものを目指していきたいと考えております。 545 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 546 ◯21番(伊藤容子さん) やりがいや成長を実感できる組織であるとともに、先ほど言ったように、管理職に魅力がないと。仄聞すると結構、管理職になった、課長補佐ぐらいになった途端に、しんどそうに働いていらっしゃるというところを幾つか聞いております。そもそもそういうふうに偉くなると、しんどくなるということ自体、目指したくなくなるような、そういう組織の、仕事の在り方自体がかなり問題かと思います。  細項目2、やりがいや成長を感じられる組織を目指すべきでないでしょうか。市長の見解を伺います。 547 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 548 ◯市長(和田裕行君) 議員のおっしゃるとおり、やりがいや成長が感じられる働きやすい職場を目指すべきであると考えておりまして、人事評価制度をはじめ、自己申告制度や研修会の充実など様々な取組をさらに推進していきたいと考えております。  やはりこのやりがいを感じられる組織というのは、市長が果たす役割というのは非常に大きいと感じております。なぜならば、例えば耐震が6年遅れて、いつまでこのお化けビルは続くんだとか、借金まみれでどうするんだと市民の方に罵られていては、市の職員としても当然やりがいが出るべくもありません。さらに、先ほど来お話いただいておりますように、管理職になって、当然やはり責任というのが発生してくるわけでございますが、トップが明確な責任を取ってこられなかったというところも非常に問題があるかと私は認識しております。  今回、選挙で選んでいただきまして、大変大変厳しい財政状況ではございますが、令和3年4月25日の市長選挙が、何年か後に振り返ったら、これがターニングポイントだったんだなと、彦根市は変わっていくんだなと、そういった中で、市職員の皆さんに、市民の皆様からもご評価をいただいて、評価いただける彦根市を目指して私としては取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。 549 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 550 ◯21番(伊藤容子さん) 再質問です。  この質問の流れで、それに向けて、今の市長のこれからの新しい彦根に関して、職員さんも新たな職場環境、そのためには管理職が生き生きと働く職場、これが若手の職員にも大切なことかと思います。いま一度、管理職の職員の方々が生き生きと働ける職場を目指す市長の意気込み、見解を教えてください。 551 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 552 ◯市長(和田裕行君) やはり責任をしっかりと明確にして、市長が責任を取るべきときは取るべきだと考えております。だから、私が取るべきところは、はっきりと私が責任を取るというところで、これからも進めてまいりたいと思います。  私は、やはり耐震工事のことで、うやむやになって副市長が引責辞任されたということというのは、責任の在り方という面においても、市の管理職の皆さんにとっても不安で、やはりそういった管理職になりたくないという思いは強くなったのではないかと個人的には思っておりますが。やはり私は、しっかりと自分が責任を取るべきことは責任を取らせていただきますので、そういったことを徹底して、皆さんにしっかりと職務に当たっていただきたいと考えております。 553 ◯副議長(上杉正敏君) 伊藤さん。   〔21番(伊藤容子さん)登壇〕 554 ◯21番(伊藤容子さん) 非常に職員さんは心強い。責任を取る人が取ると、最終的にはトップが取るということでございますので。  また、それとともに、責任の在り方を含め、組織の業務の最適化、これをぜひお願いしたいと思って、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 555 ◯副議長(上杉正敏君) 暫時休憩します。            午後2時20分休憩            午後2時28分再開 556 ◯副議長(上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  19番小川隆史君。小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 557 ◯19番(小川隆史君) それでは、公政会の小川隆史でございます。よろしくお願いをいたします。  新しく市長になられました和田市長でございますが、私のところには市長がどのような方か、どのような公約をされた方かなど、多くの支援者から質問をいただきます。そこで、本定例会では、和田市長の掲げられました公約について質問をさせていただき、その回答でもって市長の人柄であるとか考え方、それを評価させていただきたいと思っております。抽象的な表現ではなく、歯切れのよい回答をお願いしたいと思います。  まず、市長公約にあります彦根市スポーツ・文化交流センターの建設についてお聞きしたいと思います。  大項目1、和田市長の彦根市スポーツ・文化交流センターの公約について。  中項目の1、彦根市スポーツ・文化交流センターについて。  細項目1、現在の進捗状況についてでございますが、これは、さきに答弁をいただきましたので割愛をさせていただきたいと思います。  続きまして、細項目の2についてでございますが、和田市長は公約の中で、耐震上も全く問題のないひこね燦ぱれすを取壊しありきではなく、有効活用も検証するとしておられます。詳細設計がなされ、解体の準備が着々となされているひこね燦ぱれすについて、どのように有効活用の検証をされるのか。具体的方法、明確な時期を示し、市民、支援者に分かりやすく説明をお願いします。 558 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 559 ◯市長(和田裕行君) ほかの議員さんにもお答えさせていただきましたとおり、ひこね燦ぱれすにつきましては、駐車場の件も含め、同施設を取り壊すのか、有効活用するのか、現在、様々な検討を重ねているところでございます。  時期等に関しましては、今すぐに取り壊さなくても一切損失が出ません。ですから、私が一番嫌とするところでございますので、一切遅延、全体の工期に影響する、あるいは余分な費用が発生することのないような時期までに、しっかりと結論を出してご報告させていただきたいと思います。 560 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 561 ◯19番(小川隆史君) 再質問です。  ひこね燦ぱれすの機能をも併せ持つまちなか交流棟を建設するため、工事の工程表からは、掘削・基礎工事が5月に完了し、6月から地上の躯体工事が進められ、9月の完了後は、外装仕上げが9月から本年12月で終わり、内装仕上げは9月から令和4年2月で完了することで進められています。  であれば、この工事部材の調達はもちろん、関係車両であるとか、オペレーターは既に手配済みだと思いますが、いかがでしょうか。 562 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 563 ◯市長(和田裕行君) これも既に答弁させていただいたところでございますが、まちなか交流棟、私も現地を見てまいりました。部材等も発注されておりますので計画どおり進めさせていただいております。それが同じような機能を持つというところで補助金等の返還の話等もございますが、そこがまだ実は、はっきりと数字としても出てきておりませんので、そこを含めて現在、有効活用の方法がないか、鋭意検討させていただいているところでございます。 564 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 565 ◯19番(小川隆史君) 先ほどの回答にもあったんですけれども、確認でございますがね、市長。工事が進んでおります現在においては、スポーツ棟、それからまちなか交流棟、これは予定どおり建設を行うということで間違いはないでしょうか。 566 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 567 ◯市長(和田裕行君) スポーツ棟、まちなか交流棟については計画どおり進めさせていただいております。  ただ、一切増額がないように、契約でそうはなってはいないとは思うんですが、先方には伝えてあります。 568 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 569 ◯19番(小川隆史君) それでは、ひこね燦ぱれすを解体しないということになれば、今の時点で工事を変更しなければならず、当初設計の変更は当然あり得る話ですし、当初契約との関係はどのようになるのか教えてください。 570 ◯副議長(上杉正敏君) 文化スポーツ部長。 571 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) ひこね燦ぱれすの解体は外構工事に含まれておりますので、スポーツ・文化交流センターのスポーツ棟、それからまちなか交流棟とはまた別の契約になりますので影響はないというところでございます。 572 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 573 ◯19番(小川隆史君) 確認なんですけれども、取壊しをするよという予定で進んでいるものを、やっぱりやめた、取り壊しませんよということになれば、当然、そこの部分においては変更になると思うんですが、その点はいかがなんでしょうかね。 574 ◯副議長(上杉正敏君) 文化スポーツ部長。 575 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 当初計画ですね。皆様方にご説明をさせていただいております当初計画の上においては、そのとおりいかない場合もあるかもわかりませんけれども、先ほども言いましたように、スポーツ・文化交流センター自体はそのまま、今計画しておりますのが令和4年6月でございますので、6月の竣工には影響はないというところでございます。 576 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 577 ◯19番(小川隆史君) 影響がないというのは、遊びがあった金額での設計をしていたということなんでしょうか。取壊しをしてもしなくても、取壊しをするというのをやめて、そのまま存置をした場合でも工事の総トータルの金額としては影響がないと、そういうことなんでしょうか。 578 ◯副議長(上杉正敏君) 文化スポーツ部長。 579 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) すみません。工事の時期、今ほど申し上げましたのは工事のスケジュールの関係でございまして、今、議員がおっしゃった金額につきましては、もし取りやめた場合は影響が出てまいります。 580 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 581 ◯19番(小川隆史君) それで影響があるということでございましたら、これを建設する側、建設業者の方から見れば、主要部分なりが工事の変更になったことで不利益を生じることになれば、例えば損害賠償の請求であるとか、そういう対象にはなるんでしょうか。 582 ◯副議長(上杉正敏君) 文化スポーツ部長。 583 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 現在、契約を結ばせていただいている金額につきましては、変更はございません。まちなか交流棟自体の建設と外構工事を含めた総トータル、そこには影響は出てまいりますけれども、今、ひこね燦ぱれすの関係は外構工事の方の事業費になってまいりますので、今、工事をしていただいている事業者さんには影響はないというところでございます。 584 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 585 ◯19番(小川隆史君) もう1回教えてもらえますか。要するに、今、当初の計画では、ひこね燦ぱれすを取り壊して建てますよ、そういうことで工事が進んでいて、それを担当している業者があるんですよね。その業者の方から見たら、それを取壊ししなくていいんですよとなれば、自分がそれを予定した金額からは、工事内容も変わってくるので変更があると思うんですが、それは影響はないということが言い切れますでしょうか。 586 ◯副議長(上杉正敏君) 文化スポーツ部長。 587 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) すみません、何度も同じことを申し上げて申し訳ないんですけれども、スポーツ・文化交流センターの建設ということで契約をさせていただいておりまして、今の業者さんには、ひこね燦ぱれすの解体までは含んだ契約とはなっておりませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。 588 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 589 ◯19番(小川隆史君) それでは、解体については今後その話が出てくると、業者を決めるという、そういうことで。では、今の議論については、そのときにまた改めてさせてもらいたいと思います。  もう一つ再質問なんですけれども、当該スポーツ・文化交流センターの建設には、市長がおっしゃっていた湖東定住自立圏の位置づけから、国の支援を受けられることとなっていますけれども、ひこね燦ぱれすを解体しないとなった場合に国の支援に変更があるのか、それを教えてください。 590 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 591 ◯市長(和田裕行君) 支援に影響がある可能性があるというところまでしか分かっておりません。今、調べさせていただいているところでございます。 592 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 593 ◯19番(小川隆史君) 市長、公約というか、市長選に出るときに、それは非常に無駄があるとおっしゃっていたので、それでもって当選をしたときには、部下に対して、その担当者に対して、具体的な指示を出して、例えばこれであれば、国にそういう場合に影響があるのかということを問合せするよう指示は出されたことがありますか。 594 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 595 ◯市長(和田裕行君) これ、先ほど、どなたかの質問でお答えさせていただいたと思いますけれども、既に指示を出しております。 596 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 597 ◯19番(小川隆史君) 今の言い方は先に質問された議員に対してちょっと失礼ですよ。私は、国に対して問合せをされたかどうかというのを聞いているので、それに対してお答えしていただけますか。 598 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。
    599 ◯市長(和田裕行君) 国に対して質問をさせていただいておりますが、非常に関係法令等いろいろございますので、まだ明確な結論が出ていないところでございます。 600 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 601 ◯19番(小川隆史君) それでは、その回答というか、問合せに対して、こうですよというお話がくれば、それは私たち議員の方にもお教えいただくということでよろしいでしょうか。 602 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 603 ◯市長(和田裕行君) この施設をどのように運用するかというところでまた変わってくることがありますので、そこの段階で当然、これを返還しなければならないということになりましたら断念はさせていただくつもりでおります。それが返還しないでできる方法はないかを現在模索させていただいているところでございますので、早期の結論が出ていないというところでございます。 604 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 605 ◯19番(小川隆史君) 分かりました。  続いて、細項目の3についてでございますけれども、「新市民体育センターの無駄遣いがないか」について詳細な調査を実施すると公約で言われていますが、どのような詳細調査を実施して、そのことでどのような無駄を検証されるのか。これも先ほど言いましたみたいに、市民であるとか支援者の方に分かりやすい言葉で私も答えていかないと駄目なもので、具体的な方法、時期を示しながら説明をしてください。 606 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 607 ◯市長(和田裕行君) 詳細調査の実施につきましては、経費を削減するため、例えば弓道場の建設を取りやめた場合の検討を行いましたけれども、こちらも想定していた以上に工事が進捗しており、鉄骨や外壁材等については既に工場製作が完了していることから、建設工事費として大幅な減額は望めないという試算結果となりました。  加えて、工事の計画変更が伴うことにより、一旦工事を止める必要があり、また、製作が完了した部材等の仮置場にかかる賃料や、工事延長による仮設材賃料および現場管理料等が必要になりますことから、設計変更した方が費用を要することになります。  また、弓道場整備に係る県補助金、こちらの2億8,000万円が取消しとなってしまうこと、さらには、別途代替施設、これを検討しなければならないことから、総合的に考え、現計画のまま進めざるを得ないと判断させていただきました。 608 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 609 ◯19番(小川隆史君) ありがとうございます。  再質問でございますが、先ほどの赤井議員の方の答弁にもありましたみたいに、ひこね燦ぱれすを解体して、その機能を併せ持つまちなか交流棟を建設するということであれば、スポーツ棟とまちなか交流棟を建てて、その横にひこね燦ぱれすが存在するということであれば、それは普通の方が聞いたとしても「それは無駄じゃないの」と、私は聞こえると思うんですけれども、それについてはどうなんでしょうか。 610 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 611 ◯市長(和田裕行君) 全く同じ形態の利用ということであれば、例えば指定管理等も含め、これは無駄になると思います。先ほど申し上げましたように、補助金の返還をしなければいけない可能性もあるということでございますので、現在検討しているのは、別の形態での利用ができないかというところを検討させていただいておりますので、同一内容で無駄が起こることのないように検討はさせていただきます。 612 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 613 ◯19番(小川隆史君) もう一度お聞かせいただきたいんですが、今のひこね燦ぱれすと同じ機能を持つまちなか交流棟を建てますよということでスタートしているということであれば、違う使い方というのが考えられるんでしょうか。まさに、例えば近くに、それも同一敷地内に同じような権能を持つ建物であれば、同じようなものが二重にかかっていくと考えるのが普通ではないかなと思うんですけれども。今お話を聞いていると釈然としないんですね。例えば市長の頭の中にある違う機能というものを検討していきたいということなんですが、具体的にどのような機能というものをイメージされているのか、教えていただけませんでしょうか。 614 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 615 ◯市長(和田裕行君) 今はお答えできる段階にはございませんが、そもそも私は、ひこね燦ぱれすと同様の建物を購入する場合は、やはり20、30億円が必要になってくるというところから、残した方が無駄の削減につながるのではないか。例えば、あの程度の建物が必要な施設がほかにないかということを検討すれば、それはやはり無駄ではなく、経費の削減になるというところから有効活用というのを検討させていただいているところでございます。 616 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 617 ◯19番(小川隆史君) 教えてほしいんですけど、ひこね燦ぱれすが存置することによって、駐車場が100台ぐらいかな、減るということであれば、支障が出てくると思うんですね。その100台分の駐車場をまたどこかで確保しなければならない。それに対してまたお金が必要になってくると考えたときに、それを残すことによって、また新たな支出というのが伴ってくると考えると、非常に疑問かなと私自身は思います。  例えば、選挙前は解体を取りやめにしてもできると市長が判断されていたとしても、市長になられてから、実施状況であるとか、そういうものの詳細を聞いた中で、これはちょっと今の段階では、もう変更が利かないなということであれば、それをしっかりと市民の方に説明すれば、なるほどねと納得はしていただけるのではないかなと思うんです。下がるも勇気だと思うんですが、その辺を考えて、ひこね燦ぱれすの処遇というものを考えられたらどうでしょうか。 618 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 619 ◯市長(和田裕行君) まず、駐車場のことでございますが、この取壊しに要する費用および取り壊さないことによって削減できる外構費用等を足して、駐車場が確保できるのかどうかというところも今、算定で計算しているところでございます。管理料の話は後にしまして、トータルの事業としまして、取り壊さず、外構を一部少なく済ませ、駐車場を確保して、どれだけ本当に赤字が出るのか、はたまた少し少なく済むのかといったところを今、計算もさせていただいているところです。  管理の話になると、先ほども申し上げましたように、同じような施設を管理していくというのは、これは無駄になりますので、同じような施設であっても有効活用によって別の施設として使うことができないかという、既存のまま使うことができないかという検討を進めさせていただいており、その中で補助金の返還をしない方法というのを今、模索させていただいているところでございます。 620 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 621 ◯19番(小川隆史君) いずれにしても、2024年にはプレの大会をする必要があると思いますので、それまでのことを逆算すると、悠長には考えていられないと思いますので、いつぐらいに判断をして我々に示していただけるのか教えてください。 622 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 623 ◯市長(和田裕行君) まだ私は、先ほどの費用面の部分では損害が発生しないということで、急いで取り壊す必要はないとは考えておりますが、できる限り早く、9月定例会には間に合うように、方向性は決めさせていただきたいとここで申し上げたいと思います。 624 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 625 ◯19番(小川隆史君) ありがとうございます。それであれば、支援者にも説明できますし、ありがとうございます。  再質問でございますが、公共工事の際には、当初の建設費より増額の補正予算の提案が多く見られます。内容は様々ですが、例えば設計業者の実績づくりのために、仕上げの変更、仕様変更を求める場合とか、あと、安く入札をしておいて増額変更で損失を取り戻すと、そういうこともあると仄聞しております。スポーツ・文化交流センターの工事につきましては、そのような工事の仕様変更や容易な理由による建設費の増額はまさに無駄遣いと思いますが、今後、建設の増額というのは、今のところ考えていないとおっしゃったが、それでいいのか、確認をさせてください。 626 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 627 ◯市長(和田裕行君) 申し上げましたとおり、スポーツ・文化交流センターおよびまちなか交流棟におきまして、一切の増額は認めないと施工業者の方に伝えております。 628 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 629 ◯19番(小川隆史君) ありがとうございます。  続いて、細項目の4についてでございますが、市長は全ての公共事業に反対するのではなく、公共投資として費用対効果の高いものを厳選するとされています。では、その観点から、この彦根市スポーツ・文化交流センターは公共事業として賛成か反対かを、費用対効果の工程を具体的に示す形で教えてください。 630 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 631 ◯市長(和田裕行君) 建設工事につきましては、さきも述べましたように、現在の建設工事の進捗状況からいたしますと、工事の変更や部分的な取りやめにつきましては、製作済み資材の精算や処分、また、工事の計画変更が伴うことによる工期の遅延と現場管理料等が発生することに加えまして、国庫支出金や県補助金の交付決定の取消しや返還を求められる可能性があることから、総合的に考えまして、現在の計画どおり工事を進めざるを得ないと判断したところでございます。  費用対効果の部分で必ずしもはかれない部分というのは、こういった公共事業に関してはございますが、私としては、できる限り市民負担を減らすために、一刻も早く遅滞なく工事を終わらせ、その後の有利な指定管理に向けて、かじを切らせていただいたところでございます。 632 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 633 ◯19番(小川隆史君) 再質問でございます。  今、指定管理という点が出ましたので、お聞きしたいんですけれども、費用対効果の観点から、会場使用により収益を生まなければなりません。減免率が高いと収益を上げることに支障を来すということになります。また、指定管理者として全国区の業者に来てもらえることで、収益性の高い事業の実施が望めるとの金融機関の関係者の声を聞いたことがございますが、これも減免との関係が出てきます。  一方、住民のスポーツ・文化の増進のためには大いに施設を使ってもらうことが必要です。このバランスについて市長のお考えを聞かせていただけませんでしょうか。 634 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 635 ◯市長(和田裕行君) 何度も申し上げている私の基準は、まずは、このような厳しい財政状況の中で、一刻も早く市民の負担を最小限にしていかなければならないというところがやはり最優先になると思います。  効果の部分でスポーツに利用していただきたい、広くスポーツ振興を図りたいという、当然、お金ではかれない効果というのはございますが、基準としましては、やはりまず、しっかりと収益モデルを確立して、このような大きな施設があるので必ずしも簡単ではございませんが、少しでも市民負担が最小限になるように、今後、管理の方法あるいは業者の選定等で訴えてまいりたいと考えております。 636 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 637 ◯19番(小川隆史君) ごめんなさい。減免との関係というのをもう一度教えていただけますでしょうか。 638 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 639 ◯市長(和田裕行君) あまり減免というようなことは今のところ想定はしておりません。有効に活用していただく方で考えておりますので、今の段階で減免等を検討はしておりません。 640 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 641 ◯19番(小川隆史君) ありがとうございます。今ほどの検討内容を早期に決定し、早期にお知らせしていただくよう、よろしくお願いしたいと思います。  次に、市長公約の中には、これまでどおりの観光施策からの脱却を挙げられておりますが、この公約の詳細について詳しく質問をさせていただきます。  大項目の2、和田市長の観光施策の公約について。  中項目の1、これまでどおりの観光施策からの脱却について。  細項目の1、これまでどおりの観光施策とはということでございますが、脱却すると宣言されている、これまでどおりの観光施策とは具体的にどのような観光施策を示されているのか、説明をお願いしたいと思います。  なお、行政の観光施設には、商工会議所とか観光協会、近江ツーリズムボード、三セク等をはじめ、多くの関係機関が市からの支援を受け、厳密な連携の下、観光施策を実施されていますが、それらの機関との関係を含めてご説明をお願いします。 642 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 643 ◯市長(和田裕行君) これまでの彦根の観光施策は、彦根城やひこにゃんを中心として、観光協会や商工会議所などの観光関係団体等が相互に連携していただいて、工夫を凝らしながら、また、市としても必要な支援を行う形で実施してきたイベントに重心を置いた観光施策であったと考えております。 644 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 645 ◯19番(小川隆史君) 細項目の2でございます。  彦根の赤のものづくりでブランド化とはについてでございますが、市長の公約にある重点施策では、「彦根には「赤備え」「赤鬼」という歴史があり、この「赤」を彦根のブランドとすべく15年以上、街づくりに取り組んできました」とあります。「今後も彦根の「赤」のものづくりでブランド化を進め、国内外に売り込んでいきます」とありますが、そこで、赤のものづくりでブランド化を行い、これまでどおりの観光施策からどのように脱却するかを具体的に説明してください。 646 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 647 ◯市長(和田裕行君) 赤をテーマにした彦根のブランド化につきましては、新たなアフターコロナに向けた観光施策として、彦根には井伊家由来の赤備え、赤鬼という歴史があり、この赤に着目し、彦根の観光資源や物産等の赤をテーマにして国内外に売り込んでいきますとともに、彦根の赤のものづくりによるブランディング化を進めてまいりたいと考えております。  今般の新型コロナウイルス感染の拡大に伴いまして、アフターコロナにおいても、人々の行動は安心・安全を求めて変容するものではないかと思っております。  ブランド化した赤をシンボルといたしまして、これまでのような密を生んでしまうイベントだけに偏ることなく、関係機関と連携を取りながら、安心・安全な集客方法や継続して集客を図っていけるような仕組み・仕掛けづくりの検討、誘客宣伝・プロモーションに力点を置くことが必要であると考えております。  また、彦根城やひこにゃんはもちろんのことではございますが、佐和山城跡、あるいは中山道宿場町、伝統的建造物群保存地区、荒神山など、本市が有します歴史文化遺産あるいは観光資源、自然の観光資源、こういったものを総動員して観光施策を推進させていただきたいと考えております。 648 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 649 ◯19番(小川隆史君) 私は、単に赤色を使ったものを創るのではなく、歴史文化に裏打ちされたものに、例えば彦根藩のシンボルカラーである赤がのることに意味があるのではないかと思っています。そうすることによって、ほんまものの裏づけがあることによって人を引きつける魅力があると思っております。  先ほどのお話の中でも、市長の赤のものづくりでのブランド化の実現というのは、市長自身の発案でブランド化を進めるのか、住民、業者からの提案を求めていくのか、その進め方を教えてください。 650 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 651 ◯市長(和田裕行君) 両方で進めさせていただきたいと思います。私が思いついたことを業者の方に提案して創っていただく場合もございますし、業者の方に、どちらかというと、この後者の方になるんですが、これから彦根というのは赤という統一の切り口で売り込んでいかせていただくと。そういった中で、積極的に赤をテーマにしたものづくりをしていただきたい旨は、いろんな場でこれまでも訴えてまいりましたし、これからも訴え続けてまいりたいと思います。 652 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 653 ◯19番(小川隆史君) 再質問ですが、今の話で、さっと聞いていると、すばらしいと思うんですが、例えばその発案を聴く場ですね。皆さんからの意見を聴くというのは、どのような場で聴かれるのか、ちょっとそれを教えてもらえませんでしょうか。 654 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 655 ◯市長(和田裕行君) 例えば、各種団体で、今も既にいろいろな場で講演をさせていただいております。例えば商店街連盟ですとか商工会議所、あるいは当然、観光協会もそうですし、ロータリークラブ等でもそういったお話をさせていただいているところでございます。  さらに、私は今後、まだちょっと準備ができていないんですけれども、SNSを使って観光等を発信していく中で、あくまで双方向性というのを重要視しておりますので、そういった中でコミュニケーションを実際に取りながら、配信していくですとか、コメント等をいただくとか、ご要望いただけるようなシステムをつくりながら、SNSでも募っていきたいと思いますし、紙ベースでいうと、やはりご要望とか、そういったところに書いていただければ、私の方から説明できることがあれば説明させていただきたいと考えております。 656 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 657 ◯19番(小川隆史君) 再質問で、市長、参考までにお聞きしたいんですけれども、彦根城、ひこにゃん以外のものも一生懸命するというお話なんですけれども、私の住む彦根市の中南部の多くの市民は、彦根城を中心に集中した観光行政に加えて、例えばそれ以外、私たちの場所の近くでも観光施策の積極的な推進というのをしてほしいなという話をよく聞きます。先ほど荒神山であるとか、高宮宿の話も聞きましたが、それ以外の場所での、特に中南部においても具体的な展開というのは考えておられるのでしょうか。 658 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 659 ◯市長(和田裕行君) 一連の今まで言わせていただいたのは、あくまで一例でございまして、私が知らない隠れた観光資源、あるいは歴史的な資産というのは、まだまだ不勉強なもので、あると思いますので、皆さんのご意見を伺っていく中で、これは観光資源として有効であると、市として一体として推進していけるものということであれば、やはり有効な活用は積極的にさせていただきたいと思いますし。  あと、ものづくりという部分と、また食の文化での部分でも、ちょっと観光からは、ずれるかもしれませんが、やはり赤をテーマにした例えば飲食店、私は激辛というのをちょっと推進しようと考えているんですけれども、そういったものは特に地域にとらわれずに、例えばマップを作るとかで、この一帯に行けば赤、赤というのはトウガラシの赤なんですけれども、そういったものを食していただける、観光として訪れていただけるようなまちづくりというのも進めていただけるかなと考えております。
    660 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 661 ◯19番(小川隆史君) 分かりました。  続いて細項目の3でございますが、佐和山山麓、宿場町における体験型・滞在型観光の考え方についてでございますが、佐和山城は石田三成の居城として全国区の認知があります。かつて佐和山の西側の清凉寺、龍潭寺、それから井伊神社付近の土地を彦根市が購入して、佐和山山麓の一帯の観光資源の充実を図るよう観光駐車場や公衆トイレを整備されましたが、整備半ばで止まった状態でございます。また、中山道の宿場町である鳥居本宿、高宮宿は、ポテンシャルは高いものの景観としての美観は保全されていません。そのような佐和山城跡、宿場町で体験・滞在型の観光を推進することを公約されていますが、その具体的な方法を教えてください。 662 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 663 ◯市長(和田裕行君) 現在、佐和山山麓では、県により文化財としての価値を確認するため、佐和山城跡に関する調査が進められております。また、旧中山道鳥居本宿および高宮宿については、彦根市歴史的風致維持向上計画(第2期)の中で維持及び向上すべき歴史的風致として位置づけ、風情を残す建造物に関して調査を実施し、歴史的価値の高い建造物につきましては、所有者の同意を得ながら登録有形文化財や市指定文化財に指定を進めております。  こうした取組の推進には、地元の方々からの歴史的な景観まちづくりに関する動きが重要でありますことから、地域主体での取組の機運が芽生えていくよう市としての支援に努め、地域資源の整備の方向性を地元と共に示していけるよう取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 664 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 665 ◯19番(小川隆史君) ありがとうございます。  1点再質問させてください。  歴史まちづくりの関係で、今までのところは、先ほどの市長の答弁の中で所有者の同意を得て進めていくと。今までの彦根市の施策としては、所有者の方からの申出を彦根市が受けて、「では、こうしたらどうですか」、「では、これをこういうふうに進めていきましょう」という施策が中心だったと思うんです。  今後は、そのことよりも彦根市からの積極的な申出をして、「今、彦根市としては、こういうことをした方がいいと思うんです。それに対して所有者の方はどうですか」と。なかなか所有者の方から言ってくるのを待つというのでは進まないというのが今の現状でございますので、その点、彦根市からお話を申し入れるという点についてはどうでしょうか。 666 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 667 ◯市長(和田裕行君) これも大変貴重なご意見だと思いますが、そうやってお話を持っていくにしても、やはり地元の皆さんと、地元でまちづくりをされている方、我々高宮ですと、高宮の連合自治会および商工繁栄会等の皆さんと一緒にそういった話は進めていかなければいけないですし、鳥居本でしたら、今、鳥居本宿の「さんあか」の交流館がございますよね。ああいったところの活動されている方と一緒にやはり進めていきたい。  せっかくいい景観が残っていても、やはり新しい今風の家が建ってしまうと、ちょっと残念なまちなみになってしまってきたなというのは、私も個人的には実感しているところございます。地元の方と共に市として、そうやって、まずは提案させていただける、これを残していただけることはないかというところがもしできるのであれば、進めていきたいなと考えております。 668 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 669 ◯19番(小川隆史君) 市長、まさに私もその点はそう思います。まちの景観の中で一番問題となってくるのは、例えば下水道の工事ってありますよね。その下水道の工事をするときに、水回り工事は、すぐさまされるのが普通なので、それをすると、ついでに外観も変えようと、今風な建物に変えようということで、まちの景観が一気に変わる可能性が非常に高い。そういうのをよく見聞きしております。  それであれば、そういう工事が入る部分について、今ほどおっしゃっていたような協議会とか、あと、まちづくりの関係団体があるのであれば、そこに積極的に話しかけをしていただいて、景観保全という観点からもポテンシャルを上げるために、お客様の観光資源として活用するために、そんなことが必要だということを積極的に申入れをしていただきたいんですが、その点はどうでしょうか。 670 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 671 ◯市長(和田裕行君) おっしゃる意見を参考にしまして、地元の各団体の方に申入れをさせていただきたいと考えております。 672 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 673 ◯19番(小川隆史君) 今のお話を聞いて、鳥居本であるとか高宮であるとか、そのほかの地域の活動されている団体の方も多く存じておりますので、その方たちと一緒に、また市長に提案に行きたいと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、大項目の3、和田市長のコロナ対策の公約についてにまいりたいと思います。  中項目の1、万全のコロナ対策について。  細項目の1、彦根市独自でできる中小企業支援策とはについてでございますが、市長は、コロナ対策として「就任後、直ちにできる限りの緊急コロナ対策を」行うとされています。  まず、医療・介護現場への支援策を、そして中小企業支援策の実施を訴えておられます。停滞している経済の中、中小企業の方は我慢の限界を感じて、経営のやめどきの決断を迫られている状況の中で悲痛な相談をよくよく聞きます。苦しい経営を迫られているのは、宿泊業をはじめ、ありとあらゆる業種の方でございます。ここで、公約に言われております彦根市独自でできる中小企業支援策とは具体的にどのようなことを実施するのかを教えてください。 674 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 675 ◯市長(和田裕行君) 昨年度、主に中小企業者の方々を対象といたしまして、県の休業要請に応じた休業に対する支援金、感染防止のための設備投資に対する補助金、商店街、彦根商工会議所、稲枝商工会のそれぞれの会員の会費負担軽減やコロナ対策補助等、様々な支援を行ってまいりました。  本年度につきましては、各商店街に対し、加入継続促進支援金や感染症対策に取り組まれた場合の支援、また、コロナ禍の中、消費が冷え込んでいる市内産業および雇用の活性化ならびに居住環境の向上を図り、地域経済活性化の促進を図ることを目的として地域経済対策リフォーム事業を実施しているところでございます。  依然としてコロナ収束が見えない中、市内中小企業者の方々を対象とした支援の必要性、これは強く認識しているところでございますが、現時点で、限られた財源の中で彦根市独自の新たな支援策として、現段階で財源を捻出できておりませんが、今後もしっかりと、まず、お金がない中でも、対面販売というものが厳しい中、コロナ禍でも可能な、私も取り組んでまいりましたICTやネットの販売等を活用した通信販売、こういったものに新たな事業として提案をさせていただくとともに、今後も魅力的な彦根のまちづくりの発信に努めてまいりたいと考えております。 676 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 677 ◯19番(小川隆史君) 再質問ですが、市長、以前から私がお願いをしていました中小企業の中でも、例えば美容院であるとか接骨院、それから鍼灸・あんま・マッサージ、それからネイルとかですね。それから各種のインストラクターなどのサービスを提供するサービス業は接触しなければできない仕事であって、そういうところも支援が必要であるとの指摘をしてきたんですけれども、いまだにこの種類への支援ができていないというのが現状です。これらの業種に対する支援について見解を教えてください。 678 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 679 ◯市長(和田裕行君) 私の中では、今おっしゃった業種、大変苦労なさっているのは重々承知しているところですが、例えば飲食店、観光業に限らず、飲食店に納入されている業者さん、生産者さん、そういったところ、農家も含め非常に広範囲に影響が及んでいるところでございます。  やはり私としては、全市的な支援をできるだけ早期にしたいとは考えているところでございますが、まずは今どうしても、このコロナにおいてワクチン接種、これをまず最優先させていただいて、一刻も早くここから立ち直ることが一番の経済対策であるという優先順位の下、全力でコロナ対策、ワクチンの接種、早期完了に向けて取り組ませていただいているところでございます。  アフターコロナに向けて、今後まだまだ時間はかかりますけれども、まだまだコロナ対策という部分で市独自の支援策というのは模索していかなければなりませんので、しっかりと財源を確保できるように取り組んで、無駄を省いて、その中から私が最優先と考えておりますコロナ対策、これに取り組ませていただきたいと考えております。 680 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 681 ◯19番(小川隆史君) 再質問をお願いします。  ということであれば、市長の考えとしてはコロナ対策がまず第一で、コロナ対策が収束してから、終わってから経済対策ということを考えておられるということでよろしいでしょうか。 682 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 683 ◯市長(和田裕行君) 経済対策も当然、コロナ対策という大枠には入ってくるとは思うんですが、私としては、まずはワクチン接種、これに係る医療現場、あるいは介護をされている方への支援策というものに、やはり最優先で取り組むべきという判断をしております。  同時に進行しなければいけないことはもちろんのことではございますが、こういった緊急事態に対応できるものが、まさに財政調整基金等でございますので、そういった財源が非常に枯渇している中、やはりお金を使わずにできる施策を進めながら、先ほど申し上げましたように、何とか無駄を省く中で、経済支援策もコロナ対策の一環として財源を捻出していきたい、そして全市的な支援の施策に取り組んでいきたいと考えております。 684 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 685 ◯19番(小川隆史君) 限られた予算の中でするというのは分かっておりますが、今の市長のお考えは分かりました。その言葉をそのまま支援者の方に伝えていきたいと思います。  それでは、細項目の2、彦根市独自でできる雇用安定策とはについてでございますが、今まで彦根市職員を募集するなど新たな雇用をされてきておりますが、市長の言われる雇用安定策とは具体的にどのような施策をいつ実施するのか、教えてください。 686 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 687 ◯市長(和田裕行君) 彦根市では、これまで彦根地区雇用対策連絡協議会への支援や職業対策連絡協議会での活動を通じて雇用の安定対策の取組、また、彦根地域勤労者互助会の活動を通じて勤労者の福利厚生の充実に努めてきたところでございます。  現状、こちらも限られた財源の中で彦根市独自の新たな支援策、現時点では申し上げることができませんが、関係機関への支援を継続させていただきますとともに、雇用の安定につながるような魅力的な彦根のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 688 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 689 ◯19番(小川隆史君) ありがとうございます。  違う観点から再質問させていただきたいんですが、例えばワクチン接種に係る事務作業に従事させるために、市役所内部の各部に職員派遣を指示されたようでございますが、例えば雇用止めに遭った人であるとか、仕送りが減少した大学生、それから仕事が激減した人材派遣業者等を活用することで、職員の負担も減るし、それと同時に、そういうお金が必要とされている方にもお金が行き渡るということになると思うんですけれども、そのようなことのお考えをお聞かせいただけないでしょうか。 690 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 691 ◯市長(和田裕行君) そういう雇用をすると、どうしても人件費等が発生してまいるんですが、今、何とか彦根市全庁を挙げてコロナ対策に各部局に無理を言って取り組ませていただいているところでございます。なおかつ、業務というものは事務と単純に割り切れるものではなくて、やはり現場での集団接種等というのは普通の事務とは異なり、専門性、あるいは、ややもすれば感染の危険性も当然伴ってくる職務でございますので、何とか職員で今、取り組ませていただいているところです。  現時点で、ようやく少し落ち着きを取り戻しつつあるといったところではございますが、引き続き、集団接種等での雇用等ということではなくて、いろんな各場所で雇用安定化策というのは、まずはお金のかからないところから図っていきたいと考えております。  先日も彦根地域勤労者互助会の皆さんにお話しいただきまして、その中で、互助会だよりというものを発行させていただいているんですけれども、その中で方法として、私なりにやはりYouTube等の積極的な活用とかアイデアを述べさせていただいて、彦根および彦根の職場が魅力的であるということをしっかりと発信していただく旨お願いもしているところでございます。まずはそういった部分で、できることから取り組んでいきたいと考えております。 692 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 693 ◯19番(小川隆史君) 再質問ですが、ワクチン接種というのは接種するだけではなくて、その事務作業であるとか、コールセンターの方たちというのも多く雇用はされていると思いますし、その雇用というか、その仕事があると思います。現在も委託業務で外に仕事を出しておられるという事実があるわけなので、それを拡大すればいいと思うんです。そのために職員が、その仕事に従事することによって負担が大きくなるということであれば、市長の得意とされる費用対効果の観点からいうと、費用の高い職員が超過勤務で対応するよりも安価に業務委託をできるのではないかなという、そういうふうに私は考えたんですけれども。その点はいかがでしょうか。 694 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 695 ◯市長(和田裕行君) 通常のビジネスですと、そういった外注等というのは費用対効果を計算して、やはりアウトソーシングというのは当然有効だと考えるわけですが、今回は、やはり専門性あるいは責任も十分発生してくる業務でございますので、スピード感の面におきましても職員で対応させていただき、ましてや効果を追求するのであれば、職員で回して、やはり業務を効率化し、収束というか、通常の運用ができるように持っていくことの方が費用を抑えるとは思いますので、その方向で進めさせていただきたいと思います。 696 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 697 ◯19番(小川隆史君) 今、私がお話をしているのは、現在も業者委託をされているので、それの枠を拡大することによって、直るのではないかなと思っているのですが、どうでしょう。 698 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 699 ◯市長(和田裕行君) すみません。大変申し訳ございません。もう一度お願いします。誠実に聞きますので。 700 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 701 ◯19番(小川隆史君) 説明をさせていただきますが、私が今、質問させていただいているので、職員さんとお話よりも私の方を重視していただきたいんですが、どうなんでしょうか。 702 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 703 ◯市長(和田裕行君) 大変申し訳ございませんでした。不慣れなもので。以後気をつけてまいります。  もう一度、質問の方をお願いします。 704 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 705 ◯19番(小川隆史君) 現在、委託業務をされているというのはあるんでしょうか。 706 ◯副議長(上杉正敏君) 市長。 707 ◯市長(和田裕行君) コールセンター等で委託業務はございます。 708 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 709 ◯19番(小川隆史君) 今までの答弁の中で、さきの議員に対して、例えばコールセンターの分の枠をちゃんとしっかりと確保する、アプリによっての申請の数よりも、こっちでもしっかり確保するということを言われているのであれば、それに対するコールセンターの人数を増やすということは当然必要になってくるので、そういう面でいうと、その委託枠を増やすことによって、そういうところに職員をあてがわなくても、拡大をするということで雇用が生まれるのではないかなと思うんですが、その点はどうでしょうか。 710 ◯副議長(上杉正敏君) 企画振興部長。 711 ◯企画振興部長(長野繁樹君) すみません。本来これは福祉保健部の所管になるんですけれども、今ほどおっしゃったような部分につきましては、また皆様方にご説明さしあげる予定はしておりますけれども、今後、職員の負担軽減ということも含めて、例えばコールセンター等の委託料をもう少し拡大して、なるべく皆さんに速やかにワクチン接種をしていただけるような形の追加での補正予算等も今、検討中でございますので、それでご了解をいただきたいと思います。詳細につきましては、また皆様方にしっかりとご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 712 ◯副議長(上杉正敏君) 小川君。   〔19番(小川隆史君)登壇〕 713 ◯19番(小川隆史君) 私が今言っているのは、あくまでも雇用対策の話として確認をさせていただいているので、その点をお間違いのないようにお願いしたいと思います。  今回の私の質問は、支援者の方から多く質問をいただいて、その方たちにまた、こういうふうな答弁があったよということを伝えていくというのが私の仕事の一つでもございます。市長が頑張って答弁いただいた部分については、そういうふうにお伝えをしていきたいと思いますので。これも彦根市がよりよい状況になるために質問をさせていただいているとご理解をいただいて、今後も一生懸命お仕事をしていただけたらと思います。  以上でございます。 714 ◯副議長(上杉正敏君) 暫時休憩します。            午後3時25分休憩            午後3時39分再開 715 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  22番馬場和子さん。馬場さん。
      〔22番(馬場和子さん)登壇〕 716 ◯22番(馬場和子さん) 6月定例会に際しまして、大きくは二つの項目に絞って、心を込めてお尋ねをいたします。  総論各論で申し上げれば、総論的なお尋ねとなり、各論に関しては、志を同じくする公政会の仲間が深く掘り下げてお聞きいたします。彦根丸のかじ取りについて、以下、お尋ねいたしますので、誠意ある前向きで、そして心の込もったご答弁をよろしくお願いいたします。  大項目1、和田新市長の市政方針について。  現状を維持するばかりに衰退してきた閉塞感の中で、彦根のリセットと復活を掲げて当選された和田裕行新市長。市政全般に対して、ビジネスマンとしてメリットが本当にあるのか、精査していくと強調されています。彦根城の世界遺産登録への取組や2025年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に伴う大型公共工事、広域で取り組むごみ処理施設事業など、滋賀県や関係団体等との協議を重ね、議論を積み重ねて、議会としても了承してきた経緯がございます。行政の継続性がなければ対外的な信用も失ってしまうのではないかと危惧いたします。リセットすることを打ち出された場合には、その根拠や内容の説明を受けた上でしっかりと議論する必要もございます。和田新市長が彦根市のかじ取りをどのように進めていかれるのか、以下、大枠でのご見解をお尋ねいたします。  中項目1、チーム彦根としての体制や方向性について。  民間での事業経験はおありですが、行政経験がないことに対して不安視するお声や、熱い思いや信念など政治家に必要なマインドがあるという声、経験がないことは、しがらみもないので期待するという声などなど、これは私が言っているわけではございませんが。新市長がどのような人なのか、彦根をどうリセットされるおつもりなのか、彦根の復活とは一体どのようなことなのかと、これは私も含めてなんですけれども、不安と期待の中でお尋ねになる方もたくさんいらっしゃいます。以下、市政運営の展望という観点から項目別にお尋ねいたします。  細項目1、副市長を置く考えは。  初登庁から1週間目、これほど多忙だとは思わなかったとの感想を漏らしておられます。市長としての対外的な彦根市の顔としての役割のほかに、市政全般に漏れなく目配りする、そのことは超人的な仕事であろうと推察いたします。事務方のトップとして副市長の配置も必要ではないかと考えますが、副市長配置への見解も含めて、どのような人材をどのような時期に登用されるおつもりなのでしょう。人事案件として提案の時期なども含めてお伺いいたします。 717 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 718 ◯市長(和田裕行君) 私は、彦根のリセットと復活を掲げて市長に当選させていただきました。副市長には、私と共に現状をリセットし、新しい彦根をつくっていくことのできる人材で、私をしっかりサポートしていただける幅広い視野と見識を兼ね備えた人物こそがふさわしいと考えております。  なお、副市長につきましては、現在、様々な方にも相談しながら、本市に全く関わりのない人物ではなく、市職員経験者、これも念頭に置きながら選任を進めているところでございます。  現時点で提案の時期、これにつきましては未定ではございますが、慌てずに地道に選任を進めて、私がふさわしいと考える人物が見つかった段階で皆さんに提案させていただきたいと考えております。  なお、先ほど、これほど激務だと思わなかったというのは、実は私が言った正確な発言は「想定内の、いや、想定以上の激務でした」と申し上げたということだけ加えさせていただきます。 719 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 720 ◯22番(馬場和子さん) 「想定外の、想定内の」というとこら辺もご指摘いただきました。  今ほども、副市長については、いろいろと幅広く探していくということですけれども、再質問ですけれども、市長の中には既に意中の方がいらっしゃってアタックもされているのかな。その辺はいかがですか。 721 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 722 ◯市長(和田裕行君) 今のところ、いろんな方のご意見を伺って、候補としていろんな方の名前が挙がっていますが、意中の人物ということでは、まだ決まっておりません。 723 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 724 ◯22番(馬場和子さん) では、細項目2にまいります。コロナ対策強化への陣容について伺います。  最優先課題として新型コロナウイルス対策を掲げておられますが、その認識はおありになるのかも含めて、対策強化としての人事配置などの内容をお聞かせください。 725 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 726 ◯市長(和田裕行君) 新型コロナウイルスへの対策としましては、まずは国を挙げての一大プロジェクトである市民へのワクチン接種、これをしっかりとやり遂げなければならないと考えております。  そのため、就任後、ワクチン接種をさらに推進していくため、専任のワクチン接種推進担当参事を配置するなど、就任前と比べ正規職員を5名増員させていただき、ワクチン接種業務の体制強化を図っているところでございます。  今後も、コロナ禍、アフターコロナを見据えた有効な施策を導入するため、必要に応じて柔軟に人事配置を行っていきたいと考えております。 727 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 728 ◯22番(馬場和子さん) ワクチン接種の円滑な推進が当面クリアすべき課題だとの認識の下、部署によっては応急的に兼任や併任などの人事配置がなされているようですが、このことによる影響などはないのでしょうか。心配するところですが、いかがでしょう。 729 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 730 ◯市長(和田裕行君) 本当に全庁を挙げて取り組ませていただいているので、全く影響がないかと言われたら、それはかなり無理のあることでございます。緊急事態ではございますので。しかし、徐々に落ち着いてきたこともありまして、影響のないよう、最小限に食い止めるよう、今後努力してまいりたいと考えております。 731 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 732 ◯22番(馬場和子さん) 少なからず影響はあるというような認識をお示しいただきましたが。  もう一つ再質問ですけれども、コロナへの対策強化としての陣容であるのであれば、一定収束のめどが立ったときには、兼任、併任を解かれるという理解でよろしいんですか。 733 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 734 ◯市長(和田裕行君) さようでございます。コロナ、まだまだちょっと時間はかかりますけれども、一定の収束の見込みが立ったときには、兼任、併任、こういったものを解かせていただきたいと考えております。 735 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 736 ◯22番(馬場和子さん) 細項目3にまいります。シティプロモーションの進め方について伺います。  様々な手法を用いて、まちを発信していく、まちをつくっていく仕掛けを進めてまいりましたが、和田新市長は、シティプロモーションとはどのようなものであり、現在進んでいる施策へ、どのような和田カラーを盛り込んでいかれるのでしょう。お聞かせください。 737 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 738 ◯市長(和田裕行君) 私は、選挙公約などにおいてシティプロモーションという言葉は、私個人としては使っておりませんでしたけれども、彦根市を国内外に売り込んでいく、言い換えるならばシティセールスですね。そういった進め方としましては、まず、市長自らが動画やSNSによる発信を積極的に行い、市政全般にわたるデジタル、ICT、これをフルに活用して、本市の物産や観光、あるいは企業誘致、こういったもののPR等を図ってまいりたいと考えているところでございます。  ただ、本市は2018年に彦根市シティプロモーション戦略というのを策定しておりまして、現在、市民がまちに誇りと魅力を感じ、その思いが形になって動き出す仕組みづくりを進めるため、彦根市シティプロモーション戦略推進委員会を組織して、市民と行政が協働した事業を展開しております。  こうした取組は、私が一貫して目指している、若い世代が出ていかず、誇りを持って、他市から移り住む、住んでもらえるまちにするということにもつながるものでございまして、今後も市民と共に内容をよりブラッシュアップしていきながら、市内外からの共感と憧れを獲得できる取組として、引き続き継続してまいりたいと考えております。 739 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 740 ◯22番(馬場和子さん) ぜひとも頑張っていただきたいと思います。まちをつくる、まちを形づくるという意味では大事なことだと思います。  それでは、中項目の2にまいります。彦根市総合計画への関与と和田カラーの盛り込みについて。  昭和46年に彦根市総合発展計画、昭和53年、平成元年、平成13年と時代の潮流や彦根市を取り巻く状況の変化に応じて計画を策定し、平成23年度の計画策定後、令和4年からの12年間に目指すまちの姿やまちづくりの方向性を定めるための次期彦根市総合計画の策定作業が進んでいます。  審議会では、4年区切りで基本計画に基づく成果目標を設定し、四つの部会ごとに熱心な検討を重ねていただいております。  細項目1です。彦根市総合計画に対する認識は。  彦根市の将来像を示し、各分野でのバックキャスト方式を採用した検証と提案がなされている青写真とも言うべき彦根市総合計画ですが、様々な分野での諸計画の最上位の計画であるとの認識はお持ちなのでしょうか、伺います。 741 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 742 ◯市長(和田裕行君) 本市における総合計画は、時代の潮流や本市を取り巻く状況を捉え、長期的な視点から各種政策を総合的かつ計画的に実施するための基本方針であるとともに、市民、事業者など地域の主体が目標を共有し、共に取り組むことを位置づける計画であり、議員ご指摘のとおり、各分野における個別計画の最上位にある計画であると認識させていただいております。 743 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 744 ◯22番(馬場和子さん) それでは、細項目の2にまいります。彦根市総合計画の部会の状況を把握しているのかについて伺います。  順次開催されている四つの部会での審査内容、協議内容は、その都度、庁内の担当部会長からの報告も踏まえて把握されていることと存じますが、いかがですか、確認させてください。 745 ◯議長(谷口典隆君) 企画振興部長。 746 ◯企画振興部長(長野繁樹君) まず、馬場議員におかれましては、毎回、審議会の傍聴をいただきまして誠にありがとうございます。  次期総合計画の策定につきましては、彦根市総合計画審議会条例に基づきまして、市長からの諮問を受けた彦根市総合計画審議会において、現在、調査審議を進めていただいております。  また、審議会委員におかれましては、この4月から四つの部会に分かれていただき、次期総合計画の基本計画素案について大変熱心にご議論いただいているところでございます。  次期総合計画の策定に当たりましては、基本的には同審議会での議論に委ねておりますので、庁内検討委員会の部会長から同審議会の部会での議論の内容を逐一市長に報告しているわけではございませんが、新市長の就任に伴い、各部局における懸案事項や個別の施策に関する協議の場を設け、市長への説明を行っておりまして、そうした中で、次期総合計画に記載する施策についても、現在の状況を丁寧に説明した上で市長の意向を確認しているところでございます。  今後とも、こうした協議の場を活用し、次期総合計画にしっかりと市長の意向を反映させるべく調整を進めてまいりたいと考えております。 747 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 748 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございます。  非常に最上位の計画であるという認識の下で、やはり部会長と市長が共通認識を持つというのは大事なことだと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  では、細項目の3ですが、和田カラーの盛り込みについての見解を伺います。  公約に掲げた内容を実現するための和田カラーを盛り込むお考えであれば、実際に可能なのかどうかの精査や、担当課との協議や指示、財源の確保が必要な内容もあると考えますが、見解をお聞かせください。 749 ◯議長(谷口典隆君) 企画振興部長。 750 ◯企画振興部長(長野繁樹君) 現在、彦根市総合計画審議会でご審議をいただいている基本構想および基本計画の素案につきましては、今後、各部会および調整会議におけるご意見やご指摘に基づく修正と併せて、市長の意向を反映した修正を行いまして、それをさらに同審議会でご議論いただき、市長への答申に向けて練り上げていただく予定をしております。  また、次期総合計画に記載する施策については、現在、各部局において、現在の状況を説明し、市長の意向を確認しながら、財源の確保も含めた実現可能性を検討しているところでございます。その結果、市長公約の実現のために必要な施策については、しっかりと次期総合計画に盛り込み、取り組んでまいりたいと考えております。 751 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 752 ◯22番(馬場和子さん) 再質問させてください。  市長が声を大きくして公約の目玉におっしゃっていた給食費の無料化というのも、選挙期間中は訴えてこられました。そのことに期待して、子育て世代、若い方などが和田新市長に一票を投じられたということでしょう。しかし、当選後にいささかトーンダウンされて、財源の確保ができたらとの条件を付されました。また、担当課との協議や明確な指示は現時点ではないとも仄聞いたしますが、これについていかがですか。 753 ◯議長(谷口典隆君) 企画振興部長。 754 ◯企画振興部長(長野繁樹君) ただいまご質問いただきました給食費の無料化につきましては、次期総合計画においては、子育て、次世代育成、教育の分野に入ってこようかと思います。  また、施策につきましては、子ども家庭支援の推進というところに入ってこようかと思いますけれども、これにつきましては、第2部会の中で今後しっかりと議論とか審議をしていただく必要があると考えております。  今、事務的な作業といたしまして、庁内の総合計画検討委員会の部会長、部会員に6月3日付で基本計画素案の修正依頼をかけております。これは7月中旬を締めとして事務局の方に出していただくようにしております。これにつきましては、各審議会委員からの意見とか、あるいは市長の意向、公約等も含めた市長の意向を受けた修正をしていただくということで、7月中旬までに回答を求めておりますので、現在、その部局において、その内容を盛り込むべく検討していただいていると認識をいたしておりますので、それが出てまいりましたら、またしっかりと審議会の中で議論をしていただきたいと思っております。 755 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 756 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございます。  では、中項目の3にまいります。オンリーワンとナンバーワンの彦根を目指すために。  和田新市長は、これまでも様々な場面で彦根市の活性化のための仕掛けづくりに関与されてきました。先ほどの答弁では15年余りということもお聞きしたんですけれども、他市町とは違うオンリーワン、他市町を超すナンバーワンを民間レベルで目指してこられたことは承知しております。今般、彦根市のかじ取りを託された市長として、その思いに揺らぎはないのかも含めて、以下、お尋ねいたします。  細項目1、人口30万人都市を目指すためのロードマップは。  現在の3倍の人口をどの程度の期間で実現すると思われているのか。そのためには、どのような手法や手だてで進めていかれるのか。もしかすると広域での市町の合併も想定されているのかなと思ったりもします。任期中の4年間に人口30万人都市を実現するためのロードマップをお示し願いたいと存じます。 757 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 758 ◯市長(和田裕行君) 人口30万人を目指すことにつきましては、あくまで将来の私の長期ビジョンとしてお示しさせていただいてきたものでございますが、4年の任期中に実現することを明言しているわけではございませんで、任期中にその実現に向けた方向性を示したいと考えております。  まず、人口を増やしていくためには、若い世代が出ていかずに、さらに移り住んでもらえる彦根市にしていかなければなりません。  そのロードロードマップといたしまして、やはり若い世代が出ていかない、あるいは移り住んでもらえるために、財源確保のめどが立ち次第、中学校3年生までの医療費の無料化、小・中学校の給食の段階的無料化などの子育て支援策を実施し、まずは近隣市町に比べ遅れを取っている子育て環境の充実に努めていく必要があると考えております。  また、彦根の復活を図るため、アフターコロナに、いかに彦根を国内外に売り込むかが重要であると考えております。そのためには、ICTを活用した地元中小企業、あるいは個人事業主の皆さんの個別支援や物流面でのサポート、赤をブランド化した観光推進、近隣市町と連携した企業誘致による雇用の創出、こういったものを積極果敢に経済活性化策を推進して、彦根の魅力の発信に努めてまいりたいと考えております。  ご質問の広域での市町合併につきましては、1市4町での合併というのは考えておりません。いずれにしましても、任期中に人口30万人都市を目指すための方向性というのはしっかり示させていただいて、可能な施策等から順次、計画的に進めていくことにより、人口増加につなげ、将来的に彦根市単独でも人口30万人都市を目指していくという意気込みで市政の運営に当たってまいります。 759 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 760 ◯22番(馬場和子さん) 公約というのは「任期中にこれをします」ということなので、先ほどのほかの方の答弁で、実現あるいは着手というような、ちょっとトーンダウンのこともあったんですけれども。
     今の市長からの答弁をお聞きしていて、広域での合併を視野にされていないということをお聞きしたので、ちょっとほっとした部分もあるんですけれども。おっしゃったように、湖東圏域内だけでも合併が困難であるのに、例えば広域で東近江市や米原市ともという合併を考えておられるのであれば、これは相手があってこそのことであるにもかかわらず、相手の意向も聞かずに、そういうことを発信されるということに対して、政治家として無責任ではないかなというような思いを持っておりましたので、あえて市町の合併についてお尋ねをさせていただいたところです。  再質問なんですけれども、人口減少の局面に入っている現在、彦根市だけが現在の3倍近い人口を増やすということは本当に至難の業ではないかと思います。市長は、人口30万人都市を目指し、実現する明確な見通しや、そのための方策をお持ちなのか、今ほど答弁いただきましたけれども、何か全体にふわっとしていて、年度内にこういうことを進めていく、ロードマップということはそういうことなんですよ。そういうことをお持ちであれば、お示しいただきたいと思います。 761 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 762 ◯市長(和田裕行君) 今ご指摘いただきましたとおり、至難の業であるけれども、目指さなければいけないと考えております。ローマは一日にしてならずでございますので、まずはできることから全力で取り組んでいく。  その「まずは」というのは、やはりまずは人口の流出を防ぐために、ロードマップとして、任期中に給食の部分では、やはり中学校給食は最低でも任期中に実現したい。あるいは医療費無料の分野では、小学校の6年生までの通院費の無料も着手したい、しっかりと財源を確保しながら、任期中にその着手に取り組んでまいりたいと考えております。  あとは本当に超長期ビジョンとして、これは私、いろんな場で30年後の彦根のあるべき像という形で述べさせてきていただいたところでございますけれども、やはり若い世代が出ていかずに、しっかりとご年配方を支えるまちにしなければ、福祉という部分が立ち行かなくなるという思いの下、この人口増加策には全力で取り組みたいと考えております。  ロードマップとしまして、まず任期中には、そういった子育て世代への支援策充実、そして彦根として魅力ある彦根へ、この彦根に移り住んでもらいたいという、新しく彦根が変わったという部分を全力で発信していきたいと考えております。 763 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 764 ◯22番(馬場和子さん) 至難の業にあえて挑んでいかれるということなので、いばらの道だと思いますけれども、ぜひとも具体的に一年一年を積み重ねていただきたいなと思います。  それでは、細項目の2ですけれども、滋賀県庁の彦根への移転を模索しているのかについて伺います。  滋賀県議会で県庁所在地を決定する際、ほぼ彦根市で調整されていたものが一夜にして僅差で大津市に県庁が置かれた経緯について仄聞するところでございますが、市長は、それらの経緯も踏まえて、彦根市への移転を模索されていたりするのでしょうか。そうであれば、ニューフェイスとして望まれている市長会議等で発言されるおつもりなのでしょうか。県庁所在地を大津市から彦根市に移転することを模索されているのか否かの真意を確認させてください。 765 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 766 ◯市長(和田裕行君) 県庁の移転につきましては、もちろん簡単ではないことは十分認識しておりますけれども、これも、まずは誰かが議題として言い出さないと始まらないということで、県庁を移転しますという公約を上げたのではなく、私は県庁移転を議題にのせるべきだと書かせていただいております。  私としましては、将来の長期的なビジョンとして人口30万人、これを目指していく中で、本市への県庁移転というのは、ふさわしいと考えている部分がございまして、議題にしてもらえるよう取り組んでまいりたいと考えております。  県庁が移転されることのメリットということは、やはり現在の南高北低の解消、そして今し方申し上げている人口増、あるいは、このパワーバランスを北に持ってくることによって、いろんな企業誘致の部分、例えば今、彦根には都銀の支店がございませんが、そういった部分ですとか、あるいは雇用の部分、さらには彦根を売り込んでいく中での知名度アップ、そういったいろんな企業誘致の部分も含め、やはりメリットは多いものと考えておりますので、まずは議題にのせさせていただきたいと。  それと、市長会議等でということでございますが、これはやはり県議会マターでございますので、私としては、まず彦根としてそういった議論があるということを議題にのせていただきたいという思いで、これまで発言してきたところでございます。 767 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 768 ◯22番(馬場和子さん) メリットについても、確かに市長が今ご答弁いただきましたように、南高北低という感触は払拭できない部分で、県の中央にという部分は非常に理解をするところでありますが、県議会マターと言いつつも、やはり議題にのせるのであれば、市長会で真剣に訴えていただかなければならないと思いますけれども、それだけの覚悟を持っておっしゃっているんですか。 769 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 770 ◯市長(和田裕行君) 時が来ればと、そのような発言をしておりますし、私がそういった提案をさせていただいているということを問われていますので、将来的にそういった方に私としては推進していきたいということは、個別にはお話をさせていただいてきているところでございます。  それについての反応はまだないので、ただ私が議題としてのせたいと言っているなというところでございます。 771 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 772 ◯22番(馬場和子さん) それでは、細項目の3にまいります。住み心地ナンバーワンを目指す方策は。  民間企業の調査によりますと、「街の住みここちランキング」2021年では、住民へのネットによるアンケートで居住地域の満足度を5段階で評価。調査を始めた平成19年からの3年分の平均値でランクづけしたとのことで、結果は3年連続で1位に草津市、2位は守山市、大津市、栗東市、長浜市と続くランキングは昨年発表の順位と変わらなかったとのことです。  生活・交通の利便性では草津市が、行政サービスと親しみやすさでは守山市が、治安と物価の安さでは日野町が、自然や観光では高島市がと、各分野できらりと輝くまちの姿を評価されたようです。  定住人口増加を目指し、住み心地ナンバーワンを目指すために、彦根市として、きらりと光る方策はあるのでしょうか、伺います。 773 ◯議長(谷口典隆君) 企画振興部長。 774 ◯企画振興部長(長野繁樹君) 「街の住みここちランキング2021」は大東建託株式会社が発表されているものであり、自治体としてのまちの住み心地について、55項目の設問の分析から得られた生活利便性、交通利便性、行政サービス、親しみやすさ、イメージ、静かさ治安、物価・家賃、自然・観光の八つの要素別でランキングを集計されたものでございます。  本ランキングの滋賀県版において、本市は19市町の中で、生活利便性が4位、自然・観光が3位と高い評価をいただいている一方、行政サービスが11位、静かさ治安が12位と評価が低く、全体としては9位となっております。  この八つの要素については、例えば交通利便性は地理的な要因が大きく、京阪神に近い自治体の評価が高いなど、本市の努力だけで評価を上げることが困難なものもございますが、高い評価をいただいている自然・観光などは、本市の持つまさに強みであると認識しているところでございます。  今後は、従来の歴史・伝統・文化に光を当てた観光に加え、赤を彦根のブランドにする取組の推進や、恵まれた自然環境を生かし、荒神山周辺、里山、琵琶湖の観光を推進するなど、本市の魅力にさらに磨きをかけてまいりますとともに、評価の低い要素につきましても、できる限りその改善に努め、市民の皆様に住み心地がよいと感じていただけるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 775 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 776 ◯22番(馬場和子さん) 強みと弱いところとを把握していただいているということですので、ぜひとも強いところはより一層磨きをかけ、弱いところは補いながら進めていただきたいと思います。  それでは、今ほどの答弁の中にもありましたけれども、細項目4です。赤を意識した地域活性化への思いとは。  和田新市長は、これまでからも赤を意識したまちおこし、地域活性化のイベント等を立ち上げ、その主たるメンバーとして取り組んでこられました。市長に就任された今、彦根の初代藩主である直政公の赤備えを念頭に、赤を意識した地域活性化の考え方について、これまで手がけてこられたイベント等への手応えも含めて、今後の方向性についてお聞かせください。 777 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 778 ◯市長(和田裕行君) 赤を意識した地域活性化への思いということでございますが、この赤をアフターコロナの観光施策として、彦根城やひこにゃんはもちろん、ほかに彦根に何があるか、何を生み出せるかを再度徹底的に検討し、ブランディングして世界へ売り込む必要があると考えております。  議員ご指摘のとおり、赤備え、赤鬼の赤を彦根のブランドとすべく、彦根の観光資源や物産等の赤をテーマに国内外に売り込んでまいりたいと考えております。  私は2007年から2009年まで赤祭りというイベントを実施してまいりましたが、これはお金をかけずに実施できる費用対効果の高いイベントであると考えておりますので、実際、非常に手応えを感じた次第でございます。  その他様々なイベントに関わってまいりましたので、アフターコロナに向けて、赤で統一した本市のブランディングの一環として復活させたいと考えております。 779 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 780 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございます。2007年から2009年の事例をおっしゃいましたけれども、当時、すごいことを考える人がいるんだなという感想を持ったことを今、思い出しました。  それでは、細項目の5です。彦根城だけに頼らない彦根の活性化への思いとは。  彦根には、彦根城以外にも内外に発信するほんまもんの宝があるとの思いは相通ずるところがございます。琵琶湖、男鬼、佐和山、曽根沼、荒神山を観光資源として活用する考えや、高宮宿、鳥居本宿を活用する考えなども含めて、彦根城だけに頼らない彦根の活性化への思いとはどのようなものなのかな。彦根城管理の直営化にも言及されている一方で、彦根城や大切に守り育ててきた我らがひこにゃんの国内外への発信にも言及されています。彦根城だけに頼らない彦根の活性化を実現するために、どのような手だてを講じられるのか。具体な構想をお持ちなのかも含めて市長の思いをお聞かせください。 781 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 782 ◯市長(和田裕行君) 彦根の活性化のためには、滞在型・体験型の観光を進め、観光客が市内で宿泊する仕組みづくり、これが必要であると考えております。  彦根城やひこにゃんが彦根の観光の目玉であることは間違いございませんが、それだけではなくて、彦根には佐和山城跡や中山道宿場町、伝統的建造物群保存地区、荒神山など、インバウンドを含めた観光の拠点になり得る多くの歴史遺産や観光資源がございますので、あらゆる観光資源を総動員いたしまして、アフターコロナに向け国内外に、ICTもSNSも活用しながら彦根を売り込んでいきたいと考えております。 783 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 784 ◯22番(馬場和子さん) 通告の中では、彦根城の民間企業への管理委託のことも入れさせていただいていたんですけれども、現状で民間に委託をさせていただいて、今までの直営ではなかなかできなかったような様々な取組もされているというふうに、実際に参加させていただいて感じるところでございます。  市長は直営方式に戻した方がいいのではないかというような思いも持っておられるように聞いておりますが、その辺はいかがですか。 785 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 786 ◯市長(和田裕行君) 実際いろいろ調べておりましたところ、かなりの部分で企画運営に携われることが分かってまいりました。彦根城もひこにゃんもなんですけれども。そんな中で、また、民間、今ご尽力いただいている近畿ツーリストの皆さんともお話しさせていただいたんですけれども、このコロナ禍での実績では、とても評価はできません。コロナ禍で大変ご苦労いただいている、今は一緒になって観光客を増やすべきときであるという認識の下、すぐに直営方式に戻すということを考えているのではなく、まずは一緒になって彦根の観光を盛り上げていく方に全力を注力させていただきたいと思います。  直営方式に戻すというような数字というのは、しばらく出そうにありませんので、アフターコロナでインバウンドを回復するにも時間がかかるというのが私の認識ですので、共に彦根の観光推進のために尽力していく時期であると認識しております。 787 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 788 ◯22番(馬場和子さん) 今ほどのご答弁にもありましたように、お知恵を拝借しながら、お互いに、やっぱり民間は民間さんの持っているノウハウというものがありますので、やっぱり共に進んでいただきたいなと思います。  協働しながら知恵を出し合いながらという部分では、再質問なんですけれども、例えば今般、国の認定を受けた歴史・文化で観光振興を図る地域計画でございますけれども、これは彦根城周辺以外にも回遊していただくために、市内の城跡や古墳を巡るツアーも企画されるということで、これは事業を共に進める団体として彦根観光協会や近江ツーリズムボードと、市内全体で文化観光を推進するという思いを共有されていると私たちは理解をしているんですけれども、共に進むという意味では、この地域計画についても同じような思いをお持ちなんでしょうか。 789 ◯議長(谷口典隆君) 産業部長。 790 ◯産業部長(中村武浩君) では、私の方からお答えさせていただきます。  本年5月25日に、文化観光推進法に基づき国の認定を受けました彦根城・彦根城博物館を拠点とした文化観光推進地域計画の策定に当たりましては、同法の規定に基づき、彦根市文化観光推進協議会を組織し、協議を進めてまいりました。  彦根観光協会や近江ツーリズムボードにつきましても、この協議会の構成員として計画策定に参画していただいておりますほか、本市と共に国への計画の申請主体として名を連ねていただいております。  また、計画に位置づけている事業の中には、彦根観光協会や近江ツーリズムボードが主体となって実施することを想定した事業も含まれており、文化観光を推進するという思いは十分に共有できているものと考えております。 791 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 792 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございます。ぜひとも名前を連ねているだけにとどまらず、思いを共有していただいて、行動を一緒にしていただくということが大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、大項目の2へ移らせていただきます。平田川への架橋についてということで質問させていただきます。  何回か本会議あるいは委員会で質問させていただきましたけど、市長が替わられたことでございますので、熱い思いを持って質問をさせていただきます。  平田川は、彦根市内の中央部の市街地を流れる中小河川で、彦根市大堀町字河原端07番地地先の芹川南岸新幹線路付近を源とし、ほぼ芹川と並行して北西方向に流れています。大藪町、小泉町、平田町を通り、湖周道路の下芹橋の南で芹川に隣接して琵琶湖に流下している一級河川で、全長は5.59キロメートル、流域面積は約4平方キロメートルの河川です。  平田川沿いに桜の通り抜けを造ろうと、平田町、長曽根南町、後三条町の有志が平成12年4月、ミレニアム2000年を記念し、オーナー制で桜の木を植樹しました。八重桜22種115本を含む120本の桜が植栽され、今年の春で21年目を迎えました。  大きく育った桜の木は、大阪造幣局の通り抜けを彷彿させるように見事に花を咲かせ、彦根城のソメイヨシノの後は平田川の八重桜と多くの方が来られ、愛らしい桜の花々に心癒やされております。  桜をめでるためだけではなく、防災の観点から、平田川への新たな橋を架けることについて、これまでの議会でも質問させていただいてまいりましたが、思うような回答は頂戴できませんでした。その折の答弁も踏まえて、いま一度お尋ねをするものです。ずっとずっと待ち望み、満を持してのお尋ねでございますので、どうぞ前向きで心に届くお答えに期待申し上げます。  中項目1、彦根市内の橋りょうの整備状況と今後の方向性について。  平田川への新架橋への答弁が、老朽化した市内の橋りょうの改修を優先すること、多額の費用を伴うことなどが事業を進められない理由でありましたので、以下、確認させていただきます。  細項目1、彦根市内の橋りょうの整備状況は。  できない理由に挙げておられた市内の橋りょうの改修を優先することについて、平田川の架橋についての最後の質問から数年が経過しておりますので、彦根市内の橋りょうの整備状況をいま一度確認いたします。 793 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 794 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 本市が管理します市道の橋りょうは、道路法に基づく近接目視による5年に一度の頻度で点検が義務づけられている橋長2メートル以上のものが459橋ございます。このうち、建設から30年以上が経過した1980年代以前に設置された橋りょうが約7割を占めております。  また、市道で一番新しく設置された橋りょうは、平成26年度に設置をいたしました一級河川野瀬川に架かります市道大藪金田線の野瀬川橋がございます。  橋りょうにつきましては、道路施設の中でも特に重要な構造物であり、安全性を確保するため、整備された橋りょうの適切な維持管理が必要であり、道路法に基づく年次的な点検や、その結果による修繕計画を策定しまして、老朽化や損傷した橋りょうの修繕工事を順次行っている状況でございます。 795 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 796 ◯22番(馬場和子さん) では、細項目2に移ります。今後予定されている整備計画について伺います。  今後予定されている整備計画はあるのでしょうか、確認させてください。 797 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 798 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 今後予定している橋りょうの整備計画につきましては、平成26年6月定例会でもお答えをしておりますが、昨年の3月に開通をいたしました大藪磯線、これは中地区公民館の西側の新設道路でございますけれども、これの先線になります、平田川の橋りょう設置を計画しておりますが、既存橋りょうの点検や修繕工事などの維持管理に多額の費用を要すことや、本市の財政状況から、現段階では事業化の時期についてお示しすることができない状況でございます。 799 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 800 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございます。  今ほどご答弁いただきました、今後予定されている橋りょうの整備ということで、大藪磯線の延長線上を挙げていただきました。  この大藪磯線につきましても、本会議や市民産業建設常任委員会の中で複数回お尋ねをさせていただきまして、非常に軟弱な地盤の中で進めていただいて、ようやく開通して、開通したその先をどう行くのというとこら辺で、平田川に橋を架けて、対岸を見たら、もう既に住宅地がびっしり建っていて、橋を架けて、どう行くんだというとこら辺もあったりするので非常に困難な事業かなと思いますが、国庫補助も頂きながら、大藪磯線も開通していただいたことは本当に、この場をお借りして御礼申し上げたいと思いますが、多額の費用がというところがやっぱりネックになっているという答弁でございました。  答弁は答弁として受け止めさせていただきますけれども、アンテナを高くして、いろんな工夫をしていただきたいなというのは、ここで申し上げておきたいと思います。  では、中項目の2に移ります。平田川への架橋への見解を伺います。  細項目1、平田川沿いに桜の通り抜けを造る会の活動の把握について伺います。  オーナー桜の手入れや根方の花壇の手入れなどのほかに、河床に漂着した、あるいは浮遊しているごみの回収、不法投棄された自転車などの引上げ等の活動、美しいひこね創造活動への貢献など、広田川沿いに桜の通り抜けを造る会の活動状況は把握されているのでしょうか。伺います。
    801 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 802 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 平田川沿いに桜の通り抜けを造る会は、美しいひこね創造事業を実施する市民団体として、平成20年2月12日に団体登録をされています。  また、本年5月末時点では、52名の方が美しいひこね創造活動に取り組んでおられ、活動内容といたしましては、年間を通じての桜の木の保育管理や4月中旬の花見会、4月と10月の除草作業、8月上旬の河川清掃、12月下旬の落ち葉清掃等の活動報告をいただいております。  こうした長年にわたる地域の取組により、現在は、春には桜の通り抜けができるほどきれいな花を咲かせる並木道として、多くの市民が集う憩いの場となっているところであり、美しいひこね創造事業の目的であります彦根のまちを美しく元気にするためにご尽力をいただいているところでございます。 803 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 804 ◯22番(馬場和子さん) 詳細を認識していただいていることに感激をいたしました。  再質問です。  左岸400メートルに70本、右岸400メートルに50本の桜を植樹し、その桜並木の美しさを評価していただいて、彦根市の都市景観形成市民団体第1号の指定を受けていることもご存じでしょうか。 805 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 806 ◯都市建設部長(藤原 弘君) はい。平田川沿いに桜の通り抜けを造る会は、平成13年の8月1日に認定申請がございまして、本市の第1号として都市景観形成市民団体認定を平成13年9月5日に受けておられるということを承知しております。 807 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 808 ◯22番(馬場和子さん) 第1号として認定していただいているということでございます。  では、細項目の2です。避難経路としての新しい橋の役割に対する認識を伺います。  近年の雨の降り方は異常で、線状降水帯などの新しい気象用語も出てきています。城東学区である後三条町にお住まいの方々は、これまでも氾濫の過去のある芹川を渡って城東小学校へ避難されることを考えると、平田川への新しい橋があることで、すぐ近くの平田小学校へ避難が可能になるなど、防災面で避難経路としての新しい橋の役割についての見解をお聞かせください。 809 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 810 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 災害発生時の避難および緊急物資等の輸送活動において、橋りょうの整備は特に重要でありますことから、本市の地域防災計画においても、安全な避難路および緊急物資等の輸送路の確保を行うため、耐震性に十分配慮した橋りょうの整備に努めることとしております。  平田川への新橋の設置につきましては、議員ご指摘のとおり、地域住民の避難路確保の面で有効であると認識をしておりますが、現在の平田川や芹川の既存橋りょうの設置状況から、一定、地域住民の避難路は確保されている状況であると考えております。 811 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 812 ◯22番(馬場和子さん) ベルロードに橋が架かっています。そして北平田橋という橋が架かっています。ちょうど400メートルあります。緊急のときに渡っていただくのに、ちょうどその真ん中あたりに橋をというお願いをしているということです。  細項目の3です。平田川への架橋に対する見解を伺います。  ソメイヨシノの開花時期の半月余り後に、平田川の八重桜は花の種類により次々と見頃を迎え、長く桜を楽しませてくれます。平田小学校の運動場から真っすぐ平田川に向かうと、対岸は滋賀県の所有する土地があります。この位置は後三条町の中央部分であり、平田川の桜をめでる絶好の位置にあります。この位置での架橋に対する見解をお聞かせください。 813 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 814 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 議員ご指摘のこの位置での架橋につきましては、県道2号線、いわゆるベルロードと市道芹橋彦富線のちょうど中間に位置しますことから、新たに橋梁を設置する箇所としましては、場所的には有効な位置であると考えております。 815 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 816 ◯22番(馬場和子さん) 再質問させていただきます。  位置的には、そこの位置だなという答弁は頂戴しました。では、これ、本当に立派な車両が通行できる橋を望んでいるわけではないんです。人と自転車が行き交えるような橋で構わないと思っているんです。幸いなことに、この架橋を想定している場所なら新たな土地の購入も必要ないですし、架橋に対して本当にいま一度、何とか検討していただけませんか。 817 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 818 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 現地につきましては、私も十分確認をさせていただいておりますけれども、まず、橋りょうの設置につきましては、防災上の避難路ということでは、確かに川に橋を架けるということは避難路の面では有効であると思いますけれども、市道橋としまして、その必要性であったり、また、架けることによる経済的な問題も出てきます。  今おっしゃっています周辺、歩道とか自転車であれば、さほど大きな面積は要らないのではないかというようなお尋ねかとも思いますけれども、ただ、歩道橋、自転車橋であっても、河川の構造物上、やっぱり河川の流下断面に支障のない高さで設置する必要がございますし、今ある県の土地というところも、そこは事実、河川の管理用の敷地だということを認識しておりますので、そこに架けることによって、またその河川管理用道路の代替施設、機能の回復というのも必要になってきますので、やはり架橋をすることによって多くの影響も出てきますし、当然、工事費も出てきますので、なかなか現時点では難しいとは考えております。 819 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 820 ◯22番(馬場和子さん) 前回質問させていただいたときよりも課題が増えたように答弁をいただきましたけれども。  では、細項目の4です。架橋に対して課題となることは。  以前の答弁では、滋賀県との架橋に対する課題や多額の費用を要することというのができない理由でした。また、市内の橋梁の改修整備が優先であるということでしたので、その理由で間違いなかったですか。 821 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 822 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 課題というのはいろいろございますけれども、橋りょうの設置に当たりましては、人と自転車専用であっても強固な構造物にしなければならないというのと同時に、河川の流下に影響がない位置での設置が条件となりますので、両側の道路よりも高い位置での設置になるなど周辺に影響を及ぼし、新たな用地の取得、あるいは家屋の移転が生じるという場合もございます。  また、橋りょうは道路施設の中でも特に重要性が高く、設置に当たっては多額の費用を要します。先ほどもお答えしましたように、既存の橋りょうの維持管理費には、義務的で、かつ長期的に予算の確保が必要となっておりますので、このことから、課題につきましては、今、議員がおっしゃったというところで間違いはないと考えております。 823 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 824 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございます。課題が増えたような気がするんですけれども。  では、細項目の5にまいります。  課題解決のための方策はということで、上野賢一郎衆議院議員や地元選出の県議会議員の皆さんにもお願いし続けておりますが、架橋に対して滋賀県としては認めていただいており、また、財政面でも、観光活性化対策や防災の観点から国の補助メニューがあるとも教えていただいております。彦根市が事業を申し出ていただくのを待っているというような状態でございます。課題解決のための問題はクリアできるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。見解をお聞かせください。 825 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 826 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 議員ご指摘のとおり、河川断面の確保や構造的に満足し、河川管理者である滋賀県の許可を得れば設置することは可能であると考えております。  また、国の補助メニューにおきましても、橋りょうを設置する目的、また整備の必要性を明確にし、市道認定による法的な位置づけを行うことにより補助の採択を受けられるものと考えております。  しかしながら、補助金採択を受けられましても市の負担が伴います。また、繰り返しになりますけれども、義務的かつ長期的に必要となる既存の橋りょうの維持管理に係る予算の確保が課題となっているところでございます。  このことから、本市における財政状況や当該橋りょう設置に関しての周辺への影響等々に鑑み、現段階で橋りょうを設置することは非常に困難な状況となっておりますことを、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 827 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 828 ◯22番(馬場和子さん) 再質問させていただきます。  先だって職員の皆さんがたくさん出ていただいて、駅前お城通りの草刈りをしていただいた折に、和田新市長とも「平田川の桜はこんなんよ」とか、「平田川の」という話をさせていただいたんですけれども。  「幾星霜」、何年もの霜や雪、星を見て、「夢見し架橋 八重の春」という、これは私の桜の木に記した俳句なんですけれども、平田川沿いに桜の通り抜けを造る会の会員はもとより、周辺の三つの町、そして彦根市民も四季折々の風情を楽しみにされている、そして架橋を望んでおられると信じております。課題解決の糸口は見つかっているのですから、ぜひとも平田川への新たな橋を架けていただくことの第一歩を踏み出していただきたいと心から望みますが、市長、いかがでしょうか。見解をお聞かせください。 829 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 830 ◯市長(和田裕行君) お話しいただいておりましたように、選挙のときに、あそこを何回も通って、本当に桜も美しいなというのは認識させていただいておりました。  しかしながら、今、部長の方から答弁しましたとおりの問題を私も共有させていただいているところでございます。大変厳しい財政状況に鑑みまして、実は防災の面からしましても、今後、計画を立てていく中で優先順位等ございますし、現状では、防災の面からも何とか現状の橋りょうでいけている部分というのもございますので、現時点において明言することはできない状況でございます。  ただ、私が掲げているビジョン、こういった中で、しっかりと今後、財源等を確保して進めていく中で、時期等は一切明言できませんけれども、こういった問題に対して前向きな答弁ができる彦根市を目指して、今後とも、まずはこの財政の改革に取り組んでいきたいと考えております。 831 ◯議長(谷口典隆君) 馬場さん。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 832 ◯22番(馬場和子さん) ありがとうございました。  時期は明言できないが、前向きにというような答弁をいただきましたので、これ、時期を見て、またお尋ねすることもございますので、ぜひともよき答弁を頂戴できますように心からお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 833 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午後4時41分休憩            午後4時50分再開 834 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  3番角井英明君。角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 835 ◯3番(角井英明君) 日本共産党彦根市会議員団の角井英明です。  大項目の1です。和田市長の公約を問うということで質問させていただきます。  現職有利と言われた市長選、前評判を覆して当選したのは和田市長でした。日本一の福祉モデル都市を目指すというキャッチフレーズで出発したはずの前大久保市政は、いつの間にか大型事業に邁進し出し、負の8年と言われるような危機的な財政状況をつくり出しました。大型事業より市民の暮らしと福祉を豊かにする市政へ、そういった市民の思いが和田市長を誕生させたと考えます。  前大久保市政が生み出した負の8年の清算は、そう簡単ではありません。無駄遣いはないか、市長は各部局に精査をさせたと聞いています。  日本共産党彦根市会議員団は市長選で、危機的な財政状況を再建できるのは獅山向洋氏以外にはないと自主支援をしました。残念ながら当選には至りませんでしたが、その思いは今も変わりません。獅山氏は「財政再建は無駄な事業をこつこつと削っていくしかない」と述べておられ、私たちもそう考えています。  そもそも負の8年と言われる危機的な財政状況を生み出したのは、国スポ・障スポ大会を名目とした彦根市スポーツ・文化交流センターの建設や、責任の所在も分からないまま30億円以上の無駄遣いになった市庁舎の耐震工事等の大型事業でした。その点で、「コロナ以前に既に最悪の財政状況を産み出した」という和田市長の認識と一致します。今までの大型事業中心の放漫財政を見直し、市民の暮らしと福祉を充実させるために、和田市長が掲げられている重点政策について質問します。  中項目1、彦根市スポーツ・文化交流センターについて。  2025年度開催予定の国スポ・障スポ大会に向けて建設が進んでいますが、市長は市民の負担を最小限にするという考えで、5月末をめどに担当課に精査させていると5月の臨時会で発言されています。そのことを踏まえて質問します。  細項目1、彦根市スポーツ・文化交流センターの整備の進捗状況を教えてください。  これのことについて小川隆史議員も割愛されたので、私もそうさせていただきます。  細項目の2、どういった点を精査したのか。  市民にかかる負担を最小限にするための精査だと思いますが、どういった点を精査したのか教えてください。 836 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 837 ◯市長(和田裕行君) 彦根市スポーツ・文化交流センターの整備事業につきましては、ひこね燦ぱれすを解体せず現状維持した場合の国庫支出金などの財源や駐車場台数への影響や、弓道場を取りやめた場合の建設事業費、設計変更に要する経費および弓道場がある場合とない場合のライフサイクルコストを算定し、市民にかかる負担を最小限にするための検証を行いました。 838 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 839 ◯3番(角井英明君) 細項目の3、精査を踏まえての判断はということなんですけど、これも、何度もご答弁されているように、スポーツ棟とまちなか交流棟の建設はこのまま進めると。ひこね燦ぱれすは取り壊すか、有効活用するのか、数字が出そろった時点で判断するということでしたので、これも割愛させてもらいます。  細項目の4です。弓道場の建設を進めるのか。  遠的が2階に、近的が3階に建設の予定です。弓道の専門家によれば、弓道場はそもそも屋外にあるもので、屋内の弓道場は全国的に見ても少ないと聞いています。建設を中断して、国スポ・障スポには仮設を使用し、後日、用地を確保して建設するという選択肢もあるのかなと考えます。市民にかかる負担を最小限にするというスタンスを貫くなら再考すべきだと考えますが、見解をお示しください。  と考えたんですけど、これも弓道場の資材をもう作っておられて、もう変更できないという答弁だったので。でも、意見として言わせてほしいんですけど。 840 ◯議長(谷口典隆君) 角井議員、質問をしていただかないと、意見は述べられません。質問をしていただいた後に再質問なりをしていただかないと、意見は述べられませんので質疑、質問でお願いします。  角井君。 841 ◯3番(角井英明君) では、見解をもう一度お示しください。 842 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 843 ◯市長(和田裕行君) 弓道場の建設につきましては、これまで申し上げましたこの工事の計画変更に加えまして、国スポの弓道場を仮設で設置し、国スポ・障スポ終了後、別の場所で建設を行うことも含め検討させていただきました。  その結果、工事の計画変更に係る費用がかさむことに加えまして、国スポ弓道場の仮設整備費用や、用地買収から敷地造成、弓道場建設費用が別途必要となりますことから、弓道場につきましては、彦根市スポーツ・文化交流センター内にて計画どおり建設することとさせていただきました。 844 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 845 ◯3番(角井英明君) 今の答弁なんですけど、今、彦根城でも、コロナの関係でできていませんけど、彦根城眺遠的大会というのをやられたことがあるそうで、彦根城を眺めながら、そういう弓道ができるというのは、すごい経験だなと思って、国スポもそういうところでやったら、来てよかったなと思われるのではないかなと思ったりします。
     この間も弓道場を見学に行ったんですけど、たくさんの市民の方が利用されていて、生き生きとやっておられるなと思ったんですけど。弓道には、とても精神性が要求されていたりして、日本の文化にふさわしいものかなと思うので、もしこういうことを彦根城を眺めながらできたら、こういうことも世界遺産に認定してもらえる一つの要素かなと思ったので、もし可能ならそういうことも考えてほしいなと思いました。  中項目の2です。ひこね燦ぱれすの解体を進めるのか。  ひこね燦ぱれすは築30年でまだまだ使える公共施設です。市民にかかる負担を最小限にするという点から考えると、ひこね燦ぱれすは残すという結論もあり得ると考えます。  細項目の1、ひこね燦ぱれすを残すことで生み出される経費を教えてください。 846 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 847 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) ひこね燦ぱれすを残す場合、当初事業費と比較いたしますと、スポーツ・文化交流センター建設事業費には影響はなく、ひこね燦ぱれす取壊しにかかる費用や外構等にかかる費用が不要となるため、約2億7,000万円の減額となりますが、今後の維持管理や不足する駐車場の整備にかかる費用は別途必要となるというものでございます。 848 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 849 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。ひこね燦ぱれすを取り壊し、合築を進めることでかかる経費を教えてください。 850 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 851 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) 現行どおりに工事を進めた場合、事業費は現在のところ約87億6,000万円となります。 852 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 853 ◯3番(角井英明君) 細項目の3です。まちなか交流棟のランニングコストと使用料金がどれぐらいになるのか、今のひこね燦ぱれすと比べてお答えください。 854 ◯議長(谷口典隆君) 文化スポーツ部長。 855 ◯文化スポーツ部長(西田康浩君) スポーツ・文化交流センターのまちなか交流棟におけるランニングコストにつきましては、スポーツ棟とまちなか交流棟の一体管理を想定しているため、まちなか交流棟のみのランニングコストの試算は困難ではございますが、施設全体として約1億3,000万円と試算をいたしております。一方、令和元年度におけるひこね燦ぱれすのランニングコストにつきましては、約3,800万円となっております。  次に、利用者が支払う使用料としましては、諸室の大きさや運営時間等が違うため一概には比較できるものではございませんが、例えば同じような大きさの多目的ホールで比較をいたしますと、平日に1日通して使用した場合、1時間当たり、まちなか交流棟は約3,000円に対しまして、ひこね燦ぱれすは2,356円となります。 856 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 857 ◯3番(角井英明君) 中項目の3です。広域の新ごみ処理施設建設についてです。  新ごみ処理施設のアクセス道路として突然出されてきた荒神山トンネルの計画。調査の中止は市長の英断だと考えますが、西清崎での新ごみ処理施設建設についてどう考えておられるのか、見解を伺います。  細項目の1です。荒神山トンネルの調査中止の決断について。  建設費が38億円にもなると言われた荒神山トンネル。環境への影響も大きく、建設計画の見直しを求める声が市民の間からも上がっていて、調査の中止は英断だったと評価します。決断に至った市長の思いを伺います。 858 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 859 ◯市長(和田裕行君) 広域ごみ処理施設の建設に関連しまして、施設へのアクセス道路として、また、市内の円滑な道路網構築のため、西清崎地区が建設候補地として決定しましたこの機会に、市道計画が具体化されました。  また、この計画を進めるに当たりましては、昨年度の2月定例会において、調査を行うための費用の補正予算をお認めいただいているところでございます。  しかしながら、この事業を実施するには約38億円という多額の費用を要することとなり、本市の財政が厳しい状況にある中、合理的な整備の必要性はないと私が判断いたしましたので、トンネル案を含めた計画を白紙とし、調査に要する予算執行については取りやめることとさせていただきました。 860 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 861 ◯3番(角井英明君) 了解しました。  細項目の2です。新ごみ処理施設建設の候補地を再考するのか。  西清崎が建設候補地として環境影響評価が進められています。候補地は地盤が軟弱であること、古墳など文化・歴史遺産が残っていて自然環境も豊かで、最近ではウォーキングする市民が大変多いところです。荒神山の麓での建設は再考に値すると考えます。見解を伺います。 862 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 863 ◯市長(和田裕行君) 現建設候補地での建設につきましては、施設建設総事業費、これの概算額が出た時点で判断させていただきたいと考えております。  総事業費と申しますのは、おっしゃった軟弱の地盤の上に建設する費用と盛土、これを含めた造成工事、こういったトータルの数字が出てきた段階で、この候補地で進めるのか、あるいは市民負担がとても多いので、やはり再考を彦根愛知犬上広域行政組合の方に訴えるのかという判断をさせていただきたいと思います。 864 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 865 ◯3番(角井英明君) 了解しました。  細項目の3です。新ごみ処理施設計画は現状のまま進めるのか。  建設費は当初から200億円に膨れ上がっています。建設候補地は軟弱地盤なので、さらなる増額が懸念されます。焼却炉の規模を大きくし、熱回収という大義名分で何でも燃やしてしまうという現在の計画は、低炭素社会を目指すという市の方針に反しています。また、世界の動きにも反していると考えます。新ごみ処理施設計画は現状のまま進めるのか。それとも市民と行政が一体となって、ごみ減量に努め、新ごみ処理施設を縮小する方向もあると考えます。見解を伺います。 866 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 867 ◯市長(和田裕行君) さきにもお答えさせていただきましたとおり、この計画自体は、総事業費の概算結果が出た段階で最終的に決断していくことにはなりますけれども、現状のままではなく、1市4町のごみの減量、これの取組などにより、よりコンパクトな施設ができないかなどを含め、市民の費用負担が最小限になる方向で彦根愛知犬上広域行政組合に対し彦根市としての意見を述べさせていただきたいと考えております。 868 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 869 ◯3番(角井英明君) 今、ごみの減量のことをおっしゃったんですけど、市長は、6月1日に行われた彦根愛知犬上広域行政組合の管理者会で、現在、ごみ分別方法統一化等検討委員会で検討中の1市4町のプラスチックごみの処理方針について、多少費用が増しても、彦根市として、現在分別しているのをやめる方向には持っていかないと言っておられます。事実でしょうか。 870 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 871 ◯市長(和田裕行君) これも今、彦根愛知犬上広域行政組合の方で、彦根市長としてではなく管理者として、これから検討させていただくところですが、私としましては、当然、プラスチックごみは分別しリサイクルするのが一定の方向だとはいえ、ごみ自体をこれから減らしていく社会にすべきだと考えております。そういった中で、プラスチックごみを分別するのにかかる余分な費用というのが、つい先日、実は国の方針でも、やはりプラスチックごみは分別していく方向でということがございますので、その補助金等を頂けるのかどうか。カーボンオフセットに向けたそういったところも、これから精査していかなければならないところでございます。  いずれにしましても、やはりごみを減量していく、プラスチックごみも減らしていく方向で、いろんな補助金等がないのか精査しながら、できるだけコンパクトな、膨れ上がっていたとされている施設のコンパクト化に取り組んで、市民負担を最小限に取り組ませていただきたいと思います。  あと1点、どうしてもカーボンオフセットの関係で、一定の発熱をして電力を取り出し、そこの電力でカーボンオフセットを図っていくという部分もございます。個々に分けて燃焼だけしていると、やはりロスが大きい中、コンパクトであっても、一定のまとめた施設の中で有効な電力活用をしてカーボンオフセットに取り組んでいかなければならないということも考慮しながら、彦根愛知犬上広域行政組合の方に訴えていきたいと考えております。 872 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 873 ◯3番(角井英明君) 同じように、こういうこともおっしゃっています。行政としては、SDGsやカーボンニュートラルを考えなければならない。施設が供用された頃には、もっとそういう議論が盛んになると言っておられます。行政として、今だけではなく将来を展望して発想されている、すばらしい認識だと思いました。これこそが市民にプラスになるかどうかが判断の基準という市長公約の実行だと思いました。  新ごみ処理施設建設の事業は、大変大事で大きな問題だと思います。情報をしっかりと公開し、市民と一緒に考え、議論していくべきだと思います。  細項目の4です。荒神山トンネル計画について情報公開をすべきではないか。  負の8年を招いたのは、しがらみに巻き込まれたことも要因の一つではなかったかと考えます。しがらみゼロにするには、市長が主張されているように、情報公開が欠かせません。情報公開が、しがらみゼロを担保すると思います。新ごみ処理施設建設で突如出された荒神山トンネル計画、この提案が出されるに至った会議の議事録公開請求に対し、辻議員も伊藤議員も質問されたんですけど、ほとんどが黒塗りの情報開示でした。完全しがらみゼロを標榜する市長の重点政策からすると、あってはならないことだと考えます。黒塗りを外して公開することが完全しがらみゼロへの第一歩だと考えます。見解を伺います。 874 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 875 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 公文書公開の請求がありました新ごみ処理施設建設に関係する市道大藪金田線の会議資料につきましては、平成10年に策定をいたしました彦根市道路整備プログラムを基に、新ごみ処理施設へのアクセス性を考慮し、複数案の検討を行ったものでございます。  公文書公開につきましては、議員ご指摘のとおり、その大半が非公開情報となっており、これは、今般の文書の内容が道路計画に関わるものであり、図面上におきまして、どこの土地にかかる、またはかからないという情報が含まれておりますし、今後の詳細な測量や設計によっては状況が大きく変わるおそれもございます。  このことにより、公開しました情報から二転三転いたしますと、影響を受ける地域に不信感や混乱を招くことになりますので、彦根市情報公開条例第7条第1項第5号に規定する非公開情報として取扱いをさせていただいたところでございます。  情報公開の必要性は十分に認識をしておりますが、公文書の公開につきましては、情報公開条例に基づきまして適切に対応してまいりたいと考えております。 876 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 877 ◯3番(角井英明君) 今言われたことは理解したんですけど、こちらが知りたいのは、トンネル計画案が出てくるときに、誰のどういう意見で、そういうトンネル案にまとまっていったのかということが知りたくて、別にその土地が誰のものだとか、そういうことまで必要としていないので、大事なこと、誰の案でそういうことになっていったかということの公開はできないのでしょうか。 878 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 879 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 誰の案といいますか、もともと大薮金田線のこの清崎工区というのは、先ほどもお答えしましたように、平成10年の道路整備プログラムの中に構想として示しておりますので、それを今回、ごみ処理施設のアクセスにも併用できるというところから、これを事業化するに至ったところでございますので、会議の中では、いろんな複数案をお話しさせていただいておりまして、その案が、A案とかB案とかいう案があって、それを例えばA案とB案を合わせたらどうなるとか、そういう議論を中心に話をしているものでございまして、お示しさせていただいた路線につきましては、もともとの構想から事業化を考えたというところでございます。  以上です。 880 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 881 ◯3番(角井英明君) どういった意見が闘わされて、あそこにまとまっていったかということが知りたいので、そこの公開は無理なんでしょうか。 882 ◯議長(谷口典隆君) 都市建設部長。 883 ◯都市建設部長(藤原 弘君) 闘わせたということではなくて、いろいろな案を私ども都市建設部の方でお示ししまして、それを前市長との協議の中で、最終的に、もともとの道路整備プログラムに位置づけているこの道路の事業化という意向がやはり前市長の方、まあまあ強いというところもございましたので、そこはその意向、判断ということで、今回これを進めていこうという結果に至ったというところでございます。 884 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 885 ◯3番(角井英明君) 情報公開についてなんですけど、和田市長が庁舎の耐震工事のことについて自分で調査しているということをおっしゃったんですけど、負債を抱え込んだことの理由がなかなか明らかになっていない。だから、そういうところから、しがらみが生まれるというか。今回も、この情報公開をしないことで、しがらみが発生する要素をつくっているのではないかなと思うので、ぜひ情報公開をする必要があるのではないかと思います。  発言していたのは市長とか副市長とか、そういう責任のある方なので、特に、堂々と公開性というか、彦根市の民主主義を育てるためにも、そういうことを公開する必要があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  中項目の4です。中断すると表明した図書館建設についてです。  市長は重点政策の中で費用対効果の高い公共投資は行うと述べておられますが、図書館建設こそ費用対効果の高い、そして市民からの要望の大きい事業だと考え、以下、質問をします。  細項目1、建設中断の真意は。  市長は当選後、市立図書館の建設中断を表明しました。負の8年で市の財政が危機的な状況であることは理解しますが、市長の真意を伺います。 886 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 887 ◯市長(和田裕行君) 私は、5月10日の初登庁後、前市長から事務の引継ぎを受けまして、さらに各部局から市政への懸念事項について、これまで説明を受けてまいりました。その結果、市の財政状況は、議員ご指摘のとおり、予想以上に厳しいと確認することができました。このような状況におきまして、財源確保の見通しもないまま、現行の中期財政計画に上がってもいなかった中央館整備を進めることは、とても市民の理解が得られないと判断いたしました。  そのため、彦根市図書館整備基本計画に基づく中央館の整備は延伸させていただき、財政状況の改善を最優先に取り組ませていただき、その改善後に着手したいと考えております。 888 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 889 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。図書館建設を切望する市民の声を聞いているか。  図書館建設を切望する市民の声を聞いておられるのでしょうか。彦根市図書館整備基本計画に書かれている南部館や中央館の開設への期待はとても大きいです。市長の建設中断を聞いた市民は、これで生きている間に新しい図書館を利用することができなくなったと言っています。図書館こそ市の文化の質を高め、市民に夢を与えるものだと考えます。見解を伺います。 890 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 891 ◯市長(和田裕行君) 中央館の整備を熱望されている市民の皆様がたくさんいらっしゃることは十分承知しておりますし、既に関係の自治会の皆様、自治体の皆様、あるいは彦根の図書館を考える会の皆様とお話をさせていただいてきたところでございます。  しかし、その一方で、現在の市の財政状況を危惧し、現在は整備の時期ではないという声もたくさんいただいているところでございます。  私は市長として、どちらの意見も傾聴すべきだと考えておりますが、やはりまず、現在の市の財政状況を考えますと、中央館の整備は市の最優先事項ではないと考え、延伸せざるを得ないと苦渋の判断をさせていただいたところですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  やはり、このままもし市政が継続されていて進んでいても実現は困難であったと考えるところから、私は一刻も早くこの財政の改革に取り組んでいくべきことこそが中央館の実現につながるものと信じております。 892 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 893 ◯3番(角井英明君) 苦渋の決断だということがよく分かりました。  細項目の3です。3館体制に向けて整備するとした彦根市図書館整備基本計画について。  2017年3月に教育委員会が彦根市図書館整備基本計画を策定しています。市の図書館サービスの拠点となる中央館と、地域館として現図書館を北部館にして、稲枝地域に南部館を、そしてスポーツ・文化交流センター内にサービスポイントを設置するという構想でした。新市民体育センターの計画より前に計画されていました。本来なら図書館の建設が先に進んでいるはずでした。文化の軽視と言っていいと思います。彦根市図書館整備基本計画についての見解を伺います。 894 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 895 ◯市長(和田裕行君) 湖東定住自立圏域内の拠点図書館である本市中央館の整備計画につきましては、平成22年3月に彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町および多賀町の1市4町により湖東定住自立圏共生ビジョン、これが策定されたことに端を発しております。  その後、平成25年3月に報告書「湖東圏域内における望ましい公共図書館整備のあり方について」が策定されまして、その中で、おおむね5年以内の建設着手が願われております。さらに、その後、平成29年3月に彦根市図書館整備基本計画が策定されました。  一方、スポーツ・文化交流センターの整備につきましては、当初令和6年に滋賀県で開催予定であった国スポ・障スポ大会の主会場整備の関係で実施することになったもので、平成28年9月に彦根市新市民体育センター整備基本計画、平成29年12月に彦根市新市民体育センター建設工事基本設計が策定されるなど、整備が進められてきました。
     とりわけ大規模な事業の実施時期につきましては、財源確保の見通しをはじめ、様々な要因により優先順位が決定されるものと考えます。スポーツ・文化交流センターの整備が優先されましたのは、旧市民体育センターが解体撤去されることや、国スポ・障スポの開催に間に合わせる必要があったこと等によるものであり、議員ご指摘の文化の軽視にまでは当たらないとは考えております。  彦根市図書館整備基本計画につきましては、他の全ての事業と同様に、市の財政状況等を勘案しながら、実現に向けてこれからも取り組んでまいりたいと考えております。 896 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 897 ◯3番(角井英明君) 苦渋の決断ということがまたよく分かりました。  市長にお願いがあるんですけど、「ニューヨーク公共図書館」というドキュメンタリー映画があるんですけど、ニューヨークにはニューヨーク公共図書館という本館と92の分館があって、それぞれ地域の要求に合わせた図書館経営をやっている、それを描いたドキュメンタリー映画なんです。本館というのがボザール様式の建物でニューヨーク有数の観光スポットになっているということです。財政難で大変なんですけど、もし建てるとなれば、やっぱりしっかりしたものを建ててほしいなと思いますので、ぜひこの映画を見ていただきたいなと思います。  細項目の4です。建設のスケジュールを示す必要があるのでは。  前市長が招いた負の8年で財政状況は厳しく、そこを勘案しての中断表明だと思いますが、市長が大切にするという説明責任を果たすべきです。中断を含めての今後の建設スケジュールをお示しください。 898 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 899 ◯市長(和田裕行君) 建設中断の真意はというところでお答えさせていただきましたとおり、やはり財政状況が非常に厳しい現状におきまして、何よりもまずこの財政状況、これの改善を最優先に取り組んで、中央館の整備につきましては、この財政状況をしっかりと改善した後に着手したいと考えております。  延伸する事業や施策の実施につきましては、財政状況の改善後、市政全般における重要政策、あるいは課題等を総覧し、優先度の高いものから取り組ませていただきたいと考えております。  したがいまして、この中央館整備につきまして、現時点ではなく、財政状況が改善できた後に着手時期を判断させていただきたいと考えており、現時点では具体的な整備スケジュールまでお示しすることができない状況ですので、ご理解いただきたいと思います。 900 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 901 ◯3番(角井英明君) 市長がおっしゃっている若い人が移り住んでくれるためには、図書館サービスの充実も絶対必要なことですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  中項目の5です。全国学力テストについて。  市長は重点政策の「コロナ禍での子育て支援と教育を拡充」の中で、「滋賀県は学力テストが全国最下位です。まずは現在の教育委員会・PTAのあり方を見直し、上位県や先進的な学校の事例を研究しながら、教育理念および教育政策をバージョンアップします」と述べられています。  学力向上を図りたいという市長の意図は理解できますが、そのことと教育委員会、PTAの在り方の見直しがどう結びつくのか、僕にはよく分かりませんでした。「上位県や先進的な学校の事例を研究し」と続くところを見ると、学力テストの成績を上げることを教育理念としているように思えました。  細項目の1、全国学力テストをどう考えているのか。  文部科学省も、全国学力テストの結果については学力の特定の一部分だと言っています。そうであるにもかかわらず、大阪府では、全国学力テストの結果を高校入試の内申書に使うと言い出し、文部科学省に反対されると、府独自のチャレンジテストを行い、それを内申書に使っています。本来、勉強とは知らないことを学ぶことで、本当は喜びであり、楽しみであり、面白いはずのものです。学力を競争の道具にしてはならないと考えます。全国学力テストについての見解をお示しください。 902 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 903 ◯市長(和田裕行君) 今ご指摘いただきましたとおり、全国学力・学習状況調査の扱いにつきましては、調査結果を教育施策や授業改善につなげることが重要でございまして、序列化や過度な競争が生じないようにするなど、教育上の効果や影響等に十分配慮することが大切であると考えております。  全国学力テストは学習の取組を評価するものであり、生きる力として総合的な学力の育成に向けて教育活動のPDCAサイクル、Plan Do Check Act、これを回すことによって、エビデンスに基づいた、より質の高い教育を目指すことが大切であると考えております。  この学力テストを率直にどう考えているかといいますと、一つの指標ではあります。後ほど心の教育等で答弁させていただきますけれども、そういったことの人間の総合力、そういった中で子どもの能力をしっかりと発揮していく中で、学力テストぐらいしっかりと、さらっとこなせるような、それほどの人材を育成したいという思いで書かせていただいているところでございます。 904 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 905 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。過去問題で学力がつくのか。  どうしてこういう質問をしたかというと、3月の委員会でしたか、市の教育委員会が、過去問題があることによって学力を上げるのだというような発言をされたので質問させていただきます。  結果の点数ばかりを見るのではなく、学びに至る過程が大切で、そして、それはふだんの学校生活、授業で身につけていくべきです。過去問題をやることで本当の学力がつくのでしょうか。見解を伺います。 906 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 907 ◯市長(和田裕行君) 全国学力・学習状況調査、これは学習指導要領で示された児童・生徒に身につけさせたい資質、能力について、調査問題やその解説等を具体的なメッセージとして全国の児童・生徒や先生方に直接発信しているものだと聞いております。  各学校では校内研修等において、全教員で調査問題を解く時間を設定し、問題の意図を読み取り、今求められている児童・生徒につけたい力や授業改善の視点について協議し、PDCAサイクルを意識した授業改善に取り組んでいると聞いております。  したがいまして、過去の問題等を授業で活用することも学力向上の一つの方策として有効であるとは考えておりますが、やはりそれだけではなく、過去問だけで学力がつくとは考えておりませんので、後ほど答弁させていただきます心の教育等に取り組み、学力テストぐらいはさらっとこなせる彦根の子どもたちを育てていきたいと考えております。 908 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 909 ◯3番(角井英明君) 市長のおっしゃるのは理解できました。  先ほど言ったように、「上位県や先進的な学校の事例を研究し」とあるんですけど、多分その先進的な学校、上位県だと思うんですけど、福井県で2017年、中学2年生が自殺しています。もうご存じだと思いますが、担任の過度の叱責が原因だとされています。その反省から、福井県議会が福井県の教育行政の根本的見直しを求める意見書を議決しています。  その1番目で、「発達の段階に応じて、子どもたちが自ら学ぶ楽しさを知り、人生を生き抜いていくために必要な力を身につけることが目的であることを再確認し、過度の学力偏重は避けること」だという意見書を採択しています。多分、市長も、こういうことを踏まえて心の教育ということを言っておられるんだと思います。  細項目の3へいきます。学力の向上に何が必要か。  競争とは無縁の学ぶ喜びが子どもたちにとって何より必要だと考えます。そのためには、一人ひとりの子どもたちがよく見える少人数学級や、毎日の授業に向けて教職員がじっくりと教材研究ができる真の意味の働き方改革が必要だと考えます。ゆったり伸び伸びと学ぶ中でこそ子どもたちの力が引き出され、学力の向上につながると考えます。学力テストもさらっと解けるような子どもが育つと思います。見解をお示しください。 910 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 911 ◯市長(和田裕行君) こちらも次の質問の答弁で心の教育のところで述べさせていただきますが、それと同時に、やはりまず、ICTも効果的に活用して、これまでの教育について見直しを進めていくことは必要であると考えております。  ICTは万能ではございませんが、ICTの活用によって、効果的な指導や業務の効率化というのが、ご指摘いただいたとおり可能となってまいります。教員がゆとりを持って子どもと関わることができるためにも、ICTを活用したい。そして、教員が子どもたちの強さやよさを引き出し、認め、そこを強化することができれば、子どもたちの自尊感情、あるいは知的好奇心、探究心、こういったものを高めることができますので、そのことがトータルとして学力の向上につながっていくものと考えております。 912 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 913 ◯3番(角井英明君) 細項目の4、心の教育とは。  6月定例会開会日の所信表明で市長は、新たな教育大綱の策定に関し、心の教育を打ち出されています。市長のおっしゃる心の教育とはどういったものか、見解をお聞きします。 914 ◯議長(谷口典隆君) 市長。 915 ◯市長(和田裕行君) 心の教育とは、定義しますと、子どもたちの自己肯定感、あるいは好奇心、チャレンジ精神などを涵養する、育てる、育む、心を育てる教育であると私は考えております。もう少し分かりやすく言いますと、自分で考えてやってみようとする精神、そういった教育をしていくことだと考えております。  人は誰しも興味があることや好きなことに関しましては、自ら学ぶ姿勢を持って、より主体的に学習に取り組むことができます。知的好奇心、あるいは向上心、これをしっかりと身につけることによって、幾つになっても成長を続けることが可能であり、子ども一人ひとりの可能性を多方面にわたって伸ばすことが可能であると考えております。このことが学力の向上にも結びつくと信じておりますので、心の教育の重要性を訴えさせていただいております。 916 ◯議長(谷口典隆君) 角井君。   〔3番(角井英明君)登壇〕 917 ◯3番(角井英明君) 市長の言われることは大変よく分かりました。でも、心の教育と言われると、僕の感じでは何か上から押しつけられているような感じを受けるので、市長の言われることはよく分かるので、それにふさわしい、もう少し違った命名もあるのではないかと思います。  「恒産なければ恒心なし」という言葉があります。豊かな心を育てるためには、保護者や子どもたちを取り巻く貧困問題の解決が必要だと考えます。そのためにも、市長が重点政策で打ち出している中学3年生までの医療費無料化の引上げや小・中学校給食の無償化が急務だと考えます。財政の厳しさがありますが、一日も早い中学3年生までの医療費無料化の引上げや小・中学校給食の無償化を求めて、質問を終わります。 918 ◯議長(谷口典隆君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 919 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決しました。  明日は、定刻から本会議を開き、本日に引き続き各議案に対する個人からの質疑ならびに一般質問を行います。  本日はこれをもって延会いたします。  お疲れさまでございました。            午後5時38分延会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...