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令和3年 予算常任委員会 本文 開催日: 2021-03-05

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  1. 彦根市議会 2021-03-05
    令和3年 予算常任委員会 本文 開催日: 2021-03-05


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時29分開議 ◯委員長馬場和子さん)   皆様、おはようございます。ただいまから予算常任委員会を開きます。  今期定例会におきまして、本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております委員会審査事項のとおりでございます。  お諮りいたします。  委員長といたしましては、議案第1号から議案第10号までの各議案の審査に当たりまして、本日と8日および9日の3日間を日程とし、委員の皆様のご協力の下、本日は企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算に対する審査をお願いし、8日は、市民産業建設常任委員会所管事項に相当する予算に対する審査をお願いし、9日は、福祉病院教育常任委員会所管事項に相当する予算の審査と付託議案に対する討論および採決を行うという日程で進めたいと存じますが、このような日程でご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、その日程で進めてまいりたいと存じます。  次に、本日の審査方法についてお諮りいたします。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本委員会に一度に出席する説明員の数を抑えるため、企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算の審査は部局単位でさらに分けて、説明員を入れ替えていただいた上で行いたいと存じます。  よって、本日の審査の方法については、最初に、議案第2号令和3年度(2021年度)彦根市一般会計予算企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算のうち、総務部、消防本部、出納室、監査委員事務局議会事務局選挙管理委員会事務局の所管部分に対する質疑を行っていただき、次に、議案第2号の企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算のうち、市長直轄組織企画振興部スポーツ部の所管部分に対する質疑を行っていただくという形で審査を行いたいと存じますが、これにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 3 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、そのような形で進めてまいりたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  審査に入ります前に皆様にお願いいたします。委員各位におかれましては、既に議案ならびに付属資料を十分お調べいただいていることと存じますが、発言の際には、それらの資料を再度ご確認の上、会議規則第108条の「発言はすべて、簡明にするものとして、議題外にわたりまたはその範囲をこえてはならない」という規定を遵守していただきますようお願いいたしたいと存じます。  また、質疑につきましては、より多くの委員にご発言いただきたいと考えますので、1回の発言は3項目以下とし、それ以上の項目については、他の委員の発言後に行っていただきますようご協力をお願いいたします。なお、3項目の選び方は、全く別の事業3点でも一つの事業の中で3点でも構いません。  また、執行部の方々も、質疑の内容をしっかり把握された上で、簡潔明瞭かつ的確な答弁に努められますようお願いをいたします。  なお、必要に応じて、彦根市議会基本条例第10条第2項に規定する反問権を行使され、論点整理をしていただきますようお願いいたします。  それでは、議案の審査に入りますが、この際、議案第1号から議案第10号までの各議案を一括議題とすることにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議がないようですので、議案第1号から議案第10号までの各議案を一括議題といたします。  それでは、各位に配付しております審査事項に基づき、最初に、議案第2号令和3年度(2021年度)彦尾市一般会計予算企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算のうち、総務部、消防本部、出納室、監査委員事務局議会事務局選挙管理委員会事務局の所管部分について審査をいたします。
     これより質疑を行います。  どの所管にも属さない予算全体にわたる質疑については今回のみとさせていただき、その他の質疑では各所管に相当する質疑とさせていただきますので、ご注意いただきますようお願いいたします。  質疑はございませんか。  上杉委員。 5 ◯委員(上杉正敏君)   皆さん、おはようございます。私は今回の予算常任委員会の中で、まず庁舎についての予算について質疑させていただきます。  おかげさまで、やっとこのように議場外でも、この委員会室をきれいにしていただきまして、今日から3日間、予算の検討をさせていただくことになりました。そこで、今回、私は予算書の24ページと103ページに関する質疑をさせていただきます。  まず、24ページの歳出の項目の中で総務費が前年に比べて17億1,454万8,000円減となりました。これは、そちらのタブレットの説明書の中にも、庁舎耐震が完了したということで説明されておりますが、この工事も今まさしく追い込みでやられていますが、これ、3月の多分末ぐらいが終わりだと思うんですけど、これの引渡しと、実際に支払われるのがいつ頃になるのかというのが1点と。  そして、令和3年度にも恐らくこの庁舎の工事がまだ残るのかなと私は推測するんですけど、それが103ページの上に書かれています工事請負費に当たるのではないかなと私自身は思っております。それで、2点目が、この工事請負費の内容をお聞かせ願いたい。  3点目が、この中に今、我々が仮庁舎で使わせていただいておりますアル・プラザの後始末とか、その辺も含まれているのか。その3点、よろしくお願いします。 6 ◯委員長馬場和子さん)   公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。 7 ◯庁舎耐震化推進室長(近藤弘明君)   まず1点目でございます。今回の工事の今後の竣工等の予定と支払いでございますけれども、工期の方は3月19日ということになっております。引渡しにつきましては、検査等がございますので、恐らくでございますけれども、3月31日、末になると考えております。  そして、残り21億6,800万円程度の支払いがございますが、それにつきましては、引渡しが終わった後、業者の方から請求書が出てきまして、そして支払いの事務に入って、支払いということになりますので、時期は明確に言えませんが、5月31日の出納閉鎖までには支払う予定をしております。  2点目の103ページの来年度予算の工事請負費でございます。4,292万6,000円の内訳でございますが、一つは中央町の仮庁舎の改修工事ということで、中央町の方に国際交流サロンですとか教育研修所が7月以降に入るということで、それに向けた改修工事、これが1,647万8,000円を見込んでございます。  それと、庁舎関連としましては、庁舎を建設したときに建築に支障となった電柱を移設しております。それの復元工事といいますか、復旧工事が314万9,000円ございます。3問目と重なると思うんですが、彦根駅西口の仮庁舎、アル・プラザ3階、4階のフロアの復元工事につきましても、この予算に見込んでおりまして、2,329万8,000円の復元工事費を見込んでおります。  以上でございます。 8 ◯委員長馬場和子さん)   上杉委員。 9 ◯委員(上杉正敏君)   1問目の検査が3月末で、恐らくこれで大方できるのではないかなとは理解しました。支払いについても、5月31日までに、出納閉鎖が終わるまでにやられるというのも理解させていただきました。  2点目です。工事請負費4,292万6,000円の中の中央庁舎の改修と電柱の移設、復旧があるということも理解しました。  3点目です。仮庁舎の今使っていますアル・プラザで2,300万円ほど使われるというのも理解しました。ただ、仮庁舎のアル・プラザ、最終返却されるのはいつ頃でしたですかね。その点、3問目だけ、ちょっとお聞かせください。 10 ◯委員長馬場和子さん)   公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。 11 ◯庁舎耐震化推進室長(近藤弘明君)   アル・プラザでございますけれども、5月のゴールデンウィーク明けに、そこから職員がいなくなるということで、什器が残りますが、その什器を解体しまして、次に、本庁舎の方に持ち込んで組立てをします。その什器等で市民会館の部署ですとか、中央町庁舎の部署の職員が事務をする形になりますので、そういった什器の取壊し、搬入期間と、平和堂様の方と原状復旧の立会いをして、工事を発注するということで、工事は7、8、9月ぐらいの間、3か月程度を考えております。  返還につきましては、現在、平和堂様の方とお話ししておりますのは、9月末で返還するということで、こういった予算を今回見込ませていただいております。 12 ◯委員長馬場和子さん)   上杉委員、よろしいですか。  北川委員。 13 ◯委員(北川元気君)   今の本庁舎の話なんですけど、結局トータル幾らになったのかというのを改めてお聞かせいただきたいというのと。  アル・プラザさんに、平和堂さんに家賃を払うのはいつまでかかるのかというものお聞かせください。 14 ◯委員長馬場和子さん)   公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。 15 ◯庁舎耐震化推進室長(近藤弘明君)   トータルでございますけれども、現在、過去にお答えしておりました68億円程度、事業としてかかってくると考えております。あと、細かいところの精査等ございますので、その前後で事業費が固まってくるかと考えております。  アル・プラザの方への家賃でございますけれども、4月1日から9月末までの新たな契約を平和堂様と締結する予定をしておりますので、9月末まで6か月支払うということで予算を計上させていただいております。 16 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  森野委員。 17 ◯委員(森野克彦君)   予算書28ページ、29ページです。口述書の方をいただいた内容についてなんですけれども、固定資産税の減額の分に関して、評価替えと、あと、新型コロナウイルス感染症対策に伴う軽減措置ですよね。これによって減収ということなんですけれども、これについてまず一つ目、1月末までが一応取りあえずのその申請期限だったと思うんですけれども、どれぐらいの事業者さんがこの減免の申請をされたのかということが1点目と。  あと、2点目に、申請期限はもう過ぎていますけれども、やむを得ない事情があった場合には柔軟に対応していかれるということがホームページにも記載されているんですけれども、個人の事業者さんの場合でしたら、3月の確定申告の時期も1か月延長になっておりますし、なかなか去年の2月から10月までですかね、の売上げがどのぐらい前年度と比べて落ち込んでいるかどうこうというのを、まだ見積もれていなくて、その申請期限までに申請できなかった事業者さんというのももちろんいらっしゃるでしょうし、そういったことがやむを得ない理由に該当するのかどうかという、この「やむを得ない理由」の範囲といいますか、どのぐらいまで柔軟な対応をしていただけるのかというのをお伺いしたいのが2点目と。  あと、3点目なんですけれども、「2.3%の減で見積もったもの」と書いてありまして、その次の都市計画税の方も同じように2.3%減で見積もられているということなんですけれども、償却資産の方は都市計画税というのは課税されないと記載されていましたので、同じ2.3%の減額で見積もることが妥当なのかどうかということですよね。  一方は固定資産税償却資産税が課税されている、でも、もう一方の償却資産の方は都市計画税の方が課税されていないということなので、同じ減額のパーセンテージでいいのか。もしくは、この2.3%以下の僅少な数字なので同じ2.3%として見積もっておられるということなのかについてお聞かせください。 18 ◯委員長馬場和子さん)   税務課長。 19 ◯税務課長(大橋茂雄君)   それでは、まず一つ目のコロナの軽減措置、1月末、2月1日までを申請期限として受付をしております。現在のところ440件ほどの件数がございます。現状ではそういう形です。  2点目の申請の柔軟な対応の部分につきましてですけれども、なかなか明確にという部分は確かにあるんですけれども、実際に今、委員おっしゃいましたような、こういったコロナ禍の中で、なかなか帳簿も仕上げられないということもございますし、確定申告が延長になっているという現状もございます。実際、償却資産の申告については1月末、今年は2月1日まででしたけれども、一定その範囲の中でお願いをするというところではございますけれども、コロナ禍の中で、どうしてもそういう対応がし切れないというところについては、事情を重々お伺いしながら、全てをはねつけるというわけではなくて、申請の受付の方は、柔軟に対応するという形で行っていきたいと思っております。  あと、3点目の減少率につきましてですけれども、固定資産税の方につきましては、現年と滞繰と固有資産の分を合わせるとというところではあるんですけれども……、ごめんなさい、固定資産の現年分としましては1億7,600万円ほどの減ということで、前年度との比較で2.3%、この2.3%といいますと、評価替えとコロナの軽減、そのほか、いろんな課税標準の特例というのがございますけれども、そうした部分で見積もらせていただいたところでございます。  都市計画税の方につきましては、理由については固定資産税と同様にはなるんですけれども、土地の部分については0.3%、家屋については3.9%の減ということで、現年課税分としては2,900万円ほどの減を見込みまして、前年比2.3%の減という形で見込んでおります。  今年については、コロナの軽減というマイナスの部分が、どうしても加味されます。ちなみに固定資産税の方につきましては、事業用家屋が対象になりますけれども、予算編成時点においては約7,600万円、償却部分については約2,350万円の減を見込んでおります。都市計画税の方につきましては、家屋が対象になりますけれども、1,600万円ほどのマイナスを見込んでいるという状況でございます。  以上でございます。 20 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 21 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。  2点目の柔軟に対応していただけるということなんですけど、今、答弁していただいたとおり、恐らく理由として多くなる可能性があるのかなと私自身感じるのが、ようやく帳簿の整理ができたので上げてみたら、申請の要件に合致していたので何とかしてもらえませんかというような要望とかがあった場合に、今言ったような具体的な例ですよね。もちろん申請期限が定められているので、それまでにするべきであったということなんでしょうけれども、コロナ禍でそれどころではなく、ほかのことに時間を取られてという事業者さんもいる中で、その件については、どういうふうに対応していただけるのかということと。  3点目に質疑させていただいた、その2.3%の中に、償却資産には都市計画税というのが含まれない中で、この2.3%、同額のパーセンテージで見積もったことについてお伺いしたんですけど、ちょっと分かりにくかったんですけれども。償却資産都市計画税自体固定資産税自体がそんなに大きな割合を占めないので、同じ2.3%での減額で見積もったということでよろしかったんでしょうか。 22 ◯委員長馬場和子さん)   税務課長。 23 ◯税務課長(大橋茂雄君)   まず一つ目の申請の関係ですけれども、委員おっしゃったように、いろんなケースがございます。コロナ禍でいろんな対応をされていて、なかなか整理ができないという状況もございますので、そこは、なぜ申請期限までに申請ができなかったのかということも十分聞き取りもさせてもらいながら、やっぱり個々のいろんなケースがあるとは思いますけれども、そこを十分お話を伺いながら対応はさせていただくというところで、ご理解のほうをいただきたいなと思います。  あと、もう1点の方については、見積りの部分でもございますので、同額程度のマイナス2.3%というところで、ご理解の方はいただきたいなと思います。  以上です。 24 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  黒澤委員。 25 ◯委員(黒澤茂樹君)   おはようございます。それでは、全体的なことでまず1点、予算の資料の2の歳出のところで一覧表がございますけど、総務費については17億1,454万8,000円の減ということで、先ほど上杉委員からもご質疑があって、そのうち21億6,800万円が減るということなんですが、実際その分を減らすと、差引き17億1,000万円ということですと、その分を抜くと、逆に総務費全体としては増えているというような感じがします。それでいいのかということをまず確認したいのと。  あわせて、教育費の分は28億7,800万円ほど減っているんですけれども、これは新しい体育センターの分だと思うんですが、これがなかったら教育費としては前年と比較してどうだったかというのをまずお伺いしたい。  それと、2点目は、歳入で地方揮発油譲与税とか、自動車重量譲与税とか、配当割交付金といろいろありますけど、その見積りのところで「決算見込み地方財政計画を勘案して」と書いてありました。決算見込みは分かるんですが、「地方財政計画を勘案して」等が具体的にどういうことを勘案されているのか、ちょっとお伺いしたいのと。  3点目、これは少し細かいところです。個別の部分です。予算書の91ページです。総務管理費の中で、昨年は公用使用車両運行業務委託料というのが計上されておりましたけれども、今年はこれが計上されていない。その理由をお伺いしたいと思います。  以上です。 26 ◯委員長馬場和子さん)   財政課長。 27 ◯財政課長(山岸将郎君)   まず、第1点目の総務費の減少が少ないのではないかということにつきましては、同じ資料の3の6ページに増減理由を上げているんですけれども、22億円本庁舎耐震化整備事業で減るんですが、職員給与費が1億円プラスになったり、あと、衆議院の選挙費、それと行政の情報化事業、それから庁舎の維持管理事業引っ越し費用等もありますので、そういったところで純然たるマイナス幅になっているものではないということでございます。  教育費でございますけれども、同じ資料の3の10ページ、11ページに増減理由を上げているんですが、体育センターの分につきましては26億円減っているんですけれども、増減がありまして、さらに2億円程度マイナスという形になりまして、前年度は庁内のコンピューター整備等を今年度しておりますので、そういったところの分の減少分が大きいところであると考えています。あと、河瀬小学校等の建築費用が減ったものでございます。  それから譲与税等の地方財政計画等の数字を参考にということでございますけれども、前年度、今年度の歳入見込みを見ながら、それぞれ県からの資料等もございますので、そういったところで算定をし直して、現状の見込みを算出したというものでございます。  以上です。 28 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 29 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   3点目ご質疑をいただきました公用使用車両の運行業務委託料が計上されていない理由でございますけれども、こちらにつきましては、市長の公用車の運行を委託という形で本年度まで運行しておりました。委託に当たりましては、月間の予定でございますとか、週間の運行の予定というものを、月間予定ですと前月の20日頃、また週間予定につきましては前の週の水曜日、木曜日ぐらいには送らなければならないということで、その後の運行予定の変更というものが度々起こっているというような中で、非常に職員の対応というものが必要になってきているという部分がございました。  また、今年度につきましては、コロナの影響もございますけれども、開催をされる会議が中止になったり、また、オンラインで開催をされるということがございまして、運行の回数そのものが今年度については減っているという現状もございまして、委託の期限が今年度までの3年間ということでしたので、見直しをする機会ということで検討いたしました結果、当課に配属をされております再任用職員を中心に公用車の運行を行っていく。また、電車等の公共交通機関をこれまで以上に活用するということで、委託を取りやめまして、直営での運行ということに切り替えようとするものでございます。  以上でございます。 30 ◯委員長馬場和子さん)   黒澤委員。 31 ◯委員(黒澤茂樹君)   ありがとうございます。  なぜ最初に歳出の部分を聞いたかというと、実は私、予算のこの案を見て、各部局の方をいろいろ回らせていただくと、やっぱり枠配分の方で非常に苦労されているというようなご意見をたくさん聞きました。そんな中で総務の分だけが、特別な分を除いて、増えているというのはちょっとどうなのかなということを感じたところでございます。そういったことで今、質疑させていただきましたので、これは来年度の予算というか、方法になってしまいますけど、また一遍検討していただく必要があるのかなと私は思います。  それと、地方財政計画のものは個別にそれぞれ計画しているということで分かりました。  3点目については、秘書の方で再任用職員の方が中心で回られるということで、例えば各原課には負担はかからないと考えてよろしいでしょうか。そこだけお伺いしたいと思います。 32 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 33 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   運行という部分では、特に各担当課に対しましてご迷惑をおかけするなり、担当課の負担が増えるということはないと考えております。現状、担当課の職員が現地にいる場合につきましては、随行を行わない、市長だけで行っていただくということもございますけれども、そういった部分につきましては変わらないということでさせていただきたいなと考えておりまして、随行がないことによる負担が増ということもございませんし、運行によって、その辺りが変わるということもございませんので、担当課への負担が増えるということについては、ないと考えております。 34 ◯委員長馬場和子さん)   黒澤委員。 35 ◯委員(黒澤茂樹君)   分かりました。再任用職員の方が中心になって運行していただけるということでございますので、できるだけ時間を早めに出ていただいて、交通事故のないように余裕を持って、時間に間に合うように出ていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします。 36 ◯委員長馬場和子さん)   ここで公有財産管理課庁舎耐震化推進室長より発言の訂正の申出がありますので、これを許します。  公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。 37 ◯庁舎耐震化推進室長(近藤弘明君)   すみません。先ほどの北川委員のご質疑の中で庁舎の全事業費のご質疑がございまして、私、64億円ということを申し上げました。記憶違いをしておりまして、正しくは68億円でございました。以前、議会の答弁でも68億円ということで北川委員のご質問にもお答えさせていただいております。そのとおり68億円でございますので、申し訳ありませんでした。訂正をさせていただきます。 38 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員、よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  獅山委員。 39 ◯委員(獅山向洋君)   全体説明の2ページなんですが、一般会計予算書では68、69ページです。18の寄附金なんですけれども、ここに「ふるさと彦根応援寄附の減額を見込んでいるので、率にして16.5%減と見込んでおります」と書いてあるわけですが、このふるさと彦根応援寄附の減額の理由、これについて説明していただきたいと思います。 40 ◯委員長馬場和子さん)   財政課長。 41 ◯財政課長(山岸将郎君)   ふるさと納税につきましては、今年度の見込みがかなり減少するということで、それに見合った形で来年度予算も減少する形で見積もったものでございます。 42 ◯委員長馬場和子さん)   では、ほかに質疑はございませんか。  辻委員。 43 ◯委員(辻 真理子さん)   それでは、2点お伺いいたします。まず城山観覧料と、それから、もう1点は地方交付税と臨時財政対策債の比率についてお伺いいたします。  城山観覧料の方は45ページです。城山観覧料の方は、このたびは4億円余り上程されておりますけれども、城山観覧者数は随時公表されて、私たちも資料をもらいますが、それは有料の入場者だけでなく無料の方も含めた人数だと思いますが、令和3年度2月公表の1月までの入場者数、これはもちろん……。 44 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員、すみません。城山観覧料については市民産業建設常任委員会の方でということで。  辻委員。 45 ◯委員(辻 真理子さん)   それでも、歳入の方でお伺いしたいと思うんですが。 46 ◯委員長馬場和子さん)   歳入も歳出も所管ではあるので。    (「それぞれの所管で説明しますので」と呼ぶ者あり) 47 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 48 ◯委員(辻 真理子さん)   分かりました。  そしたら、地方交付税と臨時財政対策債についてはよろしいですか。  本会議で地方交付税と臨時財政対策債については詳しく質問をさせていただいたんですけれども、一時的に地方交付税としては払えないから、それを先延ばしにしてもらうために、自治体に臨時財政対策債を発行してもらって国が返済原資を保証すると、こういうものだと思いますけれども、この説明書、口述の方を昨日見ておりましたら、84、85ページに関する口述のところで、このように書かれていまして、第10目ですけれども、「臨時財政対策債22億円に関しては、地方財政計画における通常収支の財源不足を国と地方が折半する地方負担分で、普通交付税の振り替わりとなる」と書かれているんですけれども、私は「折半する」という言葉がおかしいのではないかと思ったんですね。  本来は、令和3年度は66億円を地方交付税として国が交付すべきでありますが、44億円しか手当できない。したがって、22億円は臨時財政対策債として自治体が自前で対処しなさいということなんですね。そうならば、66億円のうち22億円を臨時財政対策債で補うのですから。つまり「折半」という言葉は、同じ何かを支払うときに、「あなたは半分、こちらの人も半分、半分ずつ支払いなさいよ」というときに「折半」という言葉を使いますが、これでしたら、「折半」という言葉を使うことがおかしいと私は思うんですが、いかがでしょうか。
    49 ◯委員長馬場和子さん)   財政課長。 50 ◯財政課長(山岸将郎君)   明確な根拠資料が何かというのがお示しできないんですが、国と地方が折半をして負担をしていくという形の協定みたいなものを、たしか3年ぐらい前にされているはずなので、それに基づいてやっていくと。ただ、それは国の方も財源が厳しい中で、ある一定程度の費用負担は国と地方が半分ずつ持つという形で決められたものでございまして。ただ、臨時財政対策債については、後に必ず100%交付税算入がございますので、それについては国の方が全く持たないというものではございませんので、ご理解願いたいと思います。 51 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 52 ◯委員(辻 真理子さん)   今の答弁ですと、この「折半する」ということに私はこだわっているんですけれども、「折半する」というのは同じように分ける、一つのものを二つに分けて、それぞれが負担するということで通常使われるんですけれども。例えば今年でしたら44億円は地方交付税、その残り22億円が臨時財政対策債で、国の方がこれで納めてくださいと言っているんですけど、どこをどういうふうに折半する。  例えば、今までの比率を考えてみますと、臨時財政対策債の比率というのは、一番最初にできたときには、平成13年で2001年ですが、7.55%しか臨時財政対策債は負担していないんですね。それをずーっと見ましても、一番大きいときで令和3年の33.33%という割合が一番高いんですけど、「折半する」ということになると50%、50%ということですので、この言葉の使い方では納得できないと思うんですけれども。今の説明ではちょっとおかしいと思うんですが。言葉を変えたら、すんなりいくとも思いますが、ここでどうして「折半」という言葉を使ったのかということが納得いきませんので、もう一度お願いいたします。 53 ◯委員長馬場和子さん)   財政課長。 54 ◯財政課長(山岸将郎君)   交付税の仕組みといいますのが、通常の財政運営を行う上で入ってくる歳入、それから歳出との差額を標準的なもので見て、そこでマイナスが生じた場合に交付税措置するというものでございまして、それを超える形の地方の財源不足が生じたものについて折半するというような、たしか説明だったと思いますので、通常の交付税措置に値するものについては交付税で措置をして、さらにそれ以上に地方の財源不足が生じるものについて国と地方で折半をしていくというものが臨時財政対策債であてがわれるものだと理解しております。 55 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 56 ◯委員(辻 真理子さん)   臨時財政対策債というのがそもそもできたのは、国の特別会計でも補え切れない、交付税を出すお金がないので「ごめんなさいね、地方で借りることにしてね」と、「後で返してあげますよ」というのが臨時財政対策債で、本当は3年という期限付だったのが、ずっと20年も続いていることを本会議で申しましたが、今のお考えでは、ちょっとおかしいと思うんですね。足らない分をこちらの方がお願いするのではなくて、本当は交付税として、令和3年度だったら66億円を彦根市に送らなければいけないけど、国に財政の余裕がないから、「ごめんなさい、そこは借金してください」と、そして「補ってください」と言っているわけだから、臨時財政対策債に対する説明としては、やっぱりおかしいと思います。 57 ◯委員長馬場和子さん)   ご指摘があったという受け止めでよろしいですか。  では、ほかに質疑はございませんか。  森野委員。 58 ◯委員(森野克彦君)   1点だけお伺いします。主要事業の25ページなんですけれども、緊急雇用対策関連経費ということで、新型コロナウイルス感染症の対策に伴う雇用情勢の悪化を踏まえた上での対応ということなんですけれども、前回といいますか、過去の一般質問でもさせていただいたんですけれども、就職氷河期世代の支援をということで、そのときは、補正予算を組むとかではなく、現予算の中で対応していただけるという回答をいただきました。令和3年度の予算で、就職氷河期世代の方々に対しての新たな継続的な取組というのがあるのかどうかということをお伺いします。 59 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 60 ◯人事課長(池田征史君)   今ご質疑いただきました就職氷河期世代を対象とした採用試験につきましては、令和3年度においては、今のところ想定はしておりません。 61 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 62 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。  想定は今のところしていないということなんですけれども、前回どれぐらいのニーズがあって、どのような結果になったのかという詳細結果を踏まえた上で、今後、その内容によっては継続した支援をしていく必要がありますし、また、ここにも書いておられるとおり、コロナの状況によって非正規の方々の雇用情勢が悪化しているという事実はあるわけでございますので、そういった対策もしていく必要があるのではないかなと思っています。前回の結果、どのような結果があったのかということも踏まえて、今後についてお聞かせください。 63 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 64 ◯人事課長(池田征史君)   今年度実施しました就職氷河期世代の方を対象とした採用試験につきましては、およそ64人の方の受験がありました。そのうち3人を採用するということで実施をしましたので、合格者を3人、最終的に出させていただきました。ただ、うちお一人については辞退ということになりましたので、令和3年4月、この4月としては就職氷河期世代の方を2人採用しにいくという予定をしております。  実際、今後につきましては、この就職氷河期世代の方は比較的、年齢でいうと通常の新規採用の方よりも15年から20年ぐらい高い方になってきますので、そういった中での本市職員の中での定着具合でございますとか、あと、業務への習熟度等を加味しまして、今後については考えていきたいと考えております。 65 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 66 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。  もともと3人の枠で設定しておられて、1人辞退されたということは、当初予定していただいた枠は一つ空いたという考え方もできますので、この組んでいただいている予算の中で、できる範囲の対応をまた考えて検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。最後は意見です。 67 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  小川委員。 68 ◯委員(小川隆史君)   主要事業の26ページ、人事管理経費の中の職員健康管理事業の中でストレスチェック委託料というのがあるんですけれども、これは何年か前に制度ができて実施をされるようになったと思うんですが、ストレスチェックの内容を見ていると、「職員自身のストレスへの気付き、その対処の支援および職員環境の改善を通じてメンタルヘルス不調となることを未然に防止する」とあるんですけれども、このストレスチェックが有効に機能しているのか、その辺の検証というのもどのようにされているのか、教えてください。 69 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 70 ◯人事課長(池田征史君)   ストレスチェックでございますけれども、職員それぞれにいわゆる調査票を配布しまして、それを封をした状態で回収しております。そのまま封をした状態で委託先の方に送付をしておりまして、結果についても本人宛てに、例えば配布しております人事課が分からないような形で返すという形になっております。  この結果を受けて、それぞれの職員の方は自身のストレスの状況というのに気づく、把握するということになります。高ストレスの方につきましては、そういった旨、内容に記載がありまして、必要に応じてメンタルカウンセリング等を受けておられるという状況でございます。  現状では、人事課の方では個々の職員の内容については把握はしておりません。一方で、それぞれの集団、部局ごとの傾向につきましては、部局ごとというか、職場ごと等の状況につきましては、まとめを取っておりまして、これについては各部局長等に年度末などに情報提供をしているところでございます。 71 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 72 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  といいますのは、心の病気を持った方は各職場で1割程度おられるということも聞いたこともありますし、非常に、その対策というのは積極的にしないと駄目だと思っていますので、お任せではなくて、このストレスチェックをすることによって、心の病気の職員が少し減少したであるとか、そういう検証もできると、すごくいいなと思っておりますし。  今、精神科医の受診をする場合に非常に予約が取りにくいというのも聞いておりますので、それを、契約もしておられることでしょうから、予約が取りやすい状況で受診ができるといいと思うんですけれども、そのような配慮というのはされているんでしょうか。 73 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 74 ◯人事課長(池田征史君)   現時点では、ストレスチェックにつきましては、あくまでも個人の気づきというところに主眼を置いております。ですので、ストレスチェックの結果を人事課の方で把握して、例えば受診を促す、もしくは相談を促すというところはやっておりません。  ただ、一方で、人事課の方でメンタルカウンセリングの委託を行っておりまして、こちらについては、もちろん委託料を1件当たり幾らと払っている関係もありますので、どの職員が受けているというのを人事課の方では一定把握しておりますし、また、そのカウンセリングの内容については全くこちらでは把握はしていないんですけれども、カウンセリングの内容、カウンセラーの方が相談を受けた状況によっては、メンタルヘルスのクリニック等への受診等を促されたりということで、早めの対応というのにつながっているのではないかなと考えております。 75 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 76 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  この心の病気の対処というのは、市役所に限らず、企業においても非常に大事な事柄だと思いますので、これについての検証も引き続きしていただけたらなと思います。意見でございます。 77 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  黒澤委員。 78 ◯委員(黒澤茂樹君)   1点だけ確認の質疑をさせていただきたいと思います。予算書の126、127ページの総務費の徴税費のところでございますが、職員の給与費として50人分が見てあります。これは、この4月1日から市の保険料の徴収の担当と市の市税の担当の部が一つになるということで、昨年と比べると4人の増かと思うんですけど、もともとこの4人の増で十分回れるのかというか、実際、今、保険料の担当の方が何人いらっしゃって、納税の方が何人いらっしゃるのか分かりませんけど、去年の当初と比べると4人の増なんですが、これで十分新しい納税担当というんですか、徴収担当の課はいけるのか、確認したいと思います。 79 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 80 ◯人事課長(池田征史君)   基本的には、以前の議会、委員会等でもお答えしましたとおり、新しくできる債権管理課につきましては、現行の保険料課の徴収部門の人数を移したいと考えております。なので、その分ということにはなるんですけれども、この予算書に上がっております人数につきましては、1月1日付時点での人数を計上させていただいておりますので、内訳については、すみません、細かいところまで把握ができておりませんが、いわゆる保険料課の徴収係の人数をそのまま移行するということで考えております。  以上でございます。 81 ◯委員長馬場和子さん)   黒澤委員。 82 ◯委員(黒澤茂樹君)   分かりました。  債権管理課という仕事は多分非常に大変だと私は思いますので、職員の方の負担が過度にならないように、ご配慮をお願いしたいと思います。  以上です。 83 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  角井委員。 84 ◯委員(角井英明君)   主要事業の27ページなんですけど、そこに公共施設等総合管理計画推進事業とあって、「今後も必要な市民サービスを提供していくため」とあるんですけど、これは施設の長寿命化とか、どういう目的で各施設について個別計画を立てて、それを基にして公共施設等総合管理計画をつくるのか、その目的を教えてください。 85 ◯委員長馬場和子さん)   働き方・業務改革推進課長。 86 ◯働き方・業務改革推進課長(杉本弘之君)   それでは、お答えをさせていただきます。  この公共施設等総合管理計画につきましては、まず見直しの部分ですけれども、国においても今年度、各省庁のインフラの長寿命化計画を見直されるということもありまして、市町村においても、今年度中にこの公共施設等総合管理計画を見直しなさいという通知が出ております。  その内容につきましては、この公共施設等総合管理計画の中で長寿命化でありますとか、施設の統廃合、あるいは効率的な施設の運営等をうたっておりますけれども、それを踏まえて、今年度までに各施設の個別計画をつくりなさいということで、ほぼ今年度でそれが終了いたします。その個別計画の中に記載しております、現在要している維持管理費でありますとか、その施設を一定、耐用年数経過時に建て替えた場合の費用、あるいは、この公共施設等総合管理計画に基づいて長寿命化した場合の費用、そういう費用の検討結果をこの公共施設等総合管理計画に落として再度つくり直しなさいということですので、そういう見直しを行っていきたいと考えております。 87 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 88 ◯委員(角井英明君)   ありがとうございます。  個別施設計画をつくって、市としてだと思うんですけど、公共施設等総合管理計画、そのための委託料が624万円と出ているんですけど、この委託を依頼しているのは、この公共施設等総合管理計画をつくるための委託なのか、個別の施設計画をつくるための委託料なのか、教えてください。 89 ◯委員長馬場和子さん)   働き方・業務改革推進課長。 90 ◯働き方・業務改革推進課長(杉本弘之君)   彦根市の公共施設等総合管理計画といいますのは、平成28年の3月に既に策定をしておりまして、その内容につきましては、今申し上げましたとおり、市の施設全体の計画的な更新でありますとか、統廃合、長寿命化を検討して、それぞれ、その趣旨に基づいて施設の個別計画をつくりなさいというものでございます。その施設の個別計画の内容を再度反映した形の公共施設等総合管理計画の改定を行いたいという趣旨でございます。 91 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 92 ◯委員(角井英明君)   その委託料というのは、どういうところに委託をされて、委託を受けたところはどういうことをされるのか、もう1回教えてください。 93 ◯委員長馬場和子さん)   働き方・業務改革推進課長。 94 ◯働き方・業務改革推進課長(杉本弘之君)   今申し上げましたとおり、公共施設等総合管理計画につきましては、平成28年3月に策定をしております。策定の趣旨については今申し上げたとおりですけれども、それぞれ委託先につきましては、いろんなコンサル会社がございますので、プロポーザル等を行いまして業者選定をまた進めていきたいと考えておりますけれども、その公共施設等総合管理計画の中に現在策定中のものもありますけれども、個別の施設計画の中に反映されている経費について、公共施設等総合管理計画に落とし込みをしていくという作業をしていきたいと考えているところでございます。 95 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  小川委員。 96 ◯委員(小川隆史君)   今ほどの関連質疑をさせていただきたいんですけれども、公共施設等総合管理計画を受けて、個別の施設管理計画を立てられているんですけれども、私、ホームページを見ていても、この間の市長の答弁で「建物は100年間もつよ」というご説明をいただいたんですけれども、例えば自分がちょっと調べたいなと思っている施設が耐用年数というか、何年で建て替えを迎えるのかというのがよく分からないんですよ。というのは、その整理統合を検討する際に、その館なり建物の周辺の施設の建て替え時期に合わせて整理統合の検討をしていくとなっていることからすると、自分が注目したい施設が、いつ長寿命化によって長く生き長らえて、いつ建て替えになるのか。その建て替えの時期に合わせて、その辺で同じ建て替えの時期を迎えている施設を検討していくということなんですけれども、それの見方がよく分からないんです。だから、個別計画の中で、その施設が具体的に何年まで長寿命化を図り、何年に建て替えなのかとか、そういう記載というのはされる予定はあるのか。私が見て、長寿命化を図るということであるとかというのはよく分かるんですけれども、何年に建て替えをされるのかというのがよく分からなかったので、その辺ちょっとお教えいただけるとありがたいです。 97 ◯委員長馬場和子さん)   働き方・業務改革推進課長。 98 ◯働き方・業務改革推進課長(杉本弘之君)   何年に建て替えるかということにつきましては、個別施設計画の中でも建物がいろいろあります。教育施設ですと学校でありますとか、あるいは集会施設ですと公民館でありますとか、いろいろありまして、その中で、その施設ごとに、現在、何年に建てて、何年までその施設がもちますということと、通常の修繕ですと、こういう形で一旦、耐用年数の半ばぐらいに大規模改造を行いますとかという記載もありますし、長寿命化する場合には、大規模改造ではなくて計画的に建物を長寿命化するという年次的な計画も記載をしております。  ただ、統廃合につきましては、個別計画そのものが統廃合をメインにしたところではございませんで、あくまで施設を効率的に運用するための、いかに長寿命化するか、そのために経費をいかに抑えるかというところをメインに策定しておりますので、最終的に建て替えるとなった場合には、そういう周りの施設の状況等を踏まえながら検討していきなさいという結論は書いておりますけれども、個別の施設ごとに、いつ建て替えますとか、その辺の手法までについては記載をしていないところが多いと思っております。 99 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員に申し上げますが、予算の審査ということを踏まえて、よく考えて発言なさってください。  小川委員。 100 ◯委員(小川隆史君)   分かりました。この委託料の中で、そういう事項も含めて、やっぱり委託をされているのかというのをちょっと確認したかったので、今の質疑をさせていただいています。  他の所属の人は自分のところの施設は分かるんですけれども、ほかの所属のところが、よく見えてこない。こういう一つの指針を見に行って、では、建て替えの時期に合わせて整理統合するであるとか、そこまで長寿命化を図ろうとかいうことを考えられるのかなと思っていますので、そこの点を分かりやすくしていただくように、この委託料を有効に活用していただくようにお願いしたいなと思います。どうでしょうか。 101 ◯委員長馬場和子さん)   働き方・業務改革推進課長。 102 ◯働き方・業務改革推進課長(杉本弘之君)   公共施設等総合管理計画の内容をどこまで見直すかについては、また検討させていただきたいと思いますけれども、基本的には現在、個別施設計画で策定をしておりますそういう経費を盛り込んだ上で見直していきたいとは考えております。  そもそもこの公共施設等総合管理計画を大きく見直すというところまでは、現在考えておりませんので、ご理解をお願いしたいと思います。 103 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ここで先ほどの森野委員の質疑に対して人事課長より発言の訂正の申出がありましたので、これを許します。  人事課長。 104 ◯人事課長(池田征史君)   失礼いたします。先ほど私、森野委員の就職氷河期の質疑に対して、受験者数はおおむね80人程度と申し上げましたが、正確には最終の申込者は67人ございまして、第1次試験の受験者は64人でございましたので訂正をさせていただきます。失礼をいたしました。  あともう1点、これは、もしちゃんと伝わっていなければということになるんですが、先ほど黒澤委員の方から徴税費のところでの職員数の推移のところについてご質疑を頂戴したかと思います。これにつきまして、私は、来年度予算の徴税費の中に保険料課の移行する職員が含まれているかのような形で取られるような答え方をさせていただいたかもしれないんですけれども、今の予算案としましては、今年度の1月1日の時点での職員数で行っておりますので、今ご覧になっていただいている予算書の人数につきましては、いわゆる保険料課の新組織を想定したものにはなっていないということになります。  この人数の増減の理由ということになるかと思うんですけれども、これにつきましては、この職員数には育児休業代替の任期付の職員さん等も含まれておりまして、こういったところが影響しているということになりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。失礼いたしました。 105 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員、黒澤委員、いかがですか。  黒澤委員。 106 ◯委員(黒澤茂樹君)   はっきり分かりにくいんですけど、要は債権管理課の人数というよりは、1月1日現在の人数でやっているということで。私は何が言いたいかというと、今の50人なら50人で結構なんですけど、それで債権管理課が十分回れるのかということだけなので、そこだけ確認させていただきたいと思います。 107 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 108 ◯人事課長(池田征史君)   それにつきましては先ほども答弁させていただきましたとおりなんですが、現時点で債権管理課の立ち上げに当たっては、保険料課の徴収係の人数をそのまま移したいと思っておりますので、そういった意味では、例えば合併するに当たって徴収係の人数が減るということではございませんので、よろしくお願いいたします。 109 ◯委員長馬場和子さん)   黒澤委員。 110 ◯委員(黒澤茂樹君)   分かりました。  もう1点、逆に税務課の人数が減るということもないですね。 111 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 112 ◯人事課長(池田征史君)   そうは思っておりません。 113 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり)
    114 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  角井委員。 115 ◯委員(角井英明君)   主要事業書の23ページなんですけど、行政文書管理事業に5,770万円とあるんですけど、そこの内容のところに「適切な文書管理のために民間書庫の利用」とあるんですけど、今までも民間の書庫の利用ということがされていたんでしょうか。文書管理システム、デジタル化で、そういうことが必要なくなると思っていたんですけど、そこら辺、もうちょっと詳しく教えてください。 116 ◯委員長馬場和子さん)   総務課長。 117 ◯総務課長(矢守厚子さん)   民間の書庫の利用につきましてですけれども、庁舎耐震工事を行うに当たりまして、庁舎の文書を一定どこかに移す必要がございましたので、そのタイミングに合わせまして民間の倉庫を活用させていただいております。  文書管理システムを導入いたしまして、なるべくデータを使って紙を打ち出さないようにはしておりますけれども、全ての紙の文書がなくなるわけではございませんので、一定程度減っているかとは思いますけれども、まだまだ紙での文書が発生し続けるという状況でございますので、今後も民間の倉庫は活用させていただく予定でございます。 118 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 119 ◯委員(角井英明君)   新庁舎ができて、だから、新庁舎にはそういうものを収納するとか、そういうスペースはないというか、そういうことは考えられていなかったんでしょうか。 120 ◯委員長馬場和子さん)   総務課長。 121 ◯総務課長(矢守厚子さん)   新しい新庁舎の中にでも、従前の庁舎のように書庫は用意していただいておりますので、一定程度その中には収めることは可能だと思っておりますけれども、今、全ての文書をそこに収めるということは難しいかなと思っております。  また、市民会館の方からこの新しい庁舎にも移ってくる所属がございますし、市民会館の中にたくさん文書も保存しておりますので、そういった文書も含めますと、新庁舎の中に全て収めることができない分は民間倉庫の方に委託をしようと考えております。 122 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  辻委員。 123 ◯委員(辻 真理子さん)   予算の主要事業の方は25ページで、それから予算書の方は97ページですが、総務費の中で人事管理経費というのがございまして、その中で3点お伺いしたいと思います。  4行目ぐらいから、「育児休暇を取得する職員の産前・産後休暇や長期病気休暇等の職員の欠員補充について、会計年度任用職員による確保を図る」ということで、少し下の方に産前・産後や長期病気休暇者の欠員補充ということで2,375万8,000円の予算が上がっています。これは出産に関しては、毎年一定ではないと思いますが、それなりに大体何人ぐらいの方がおいでになるのかということは、あらかじめ想像はできると思うんですが、その数を教えていただきたいのと。それから、長期の病気で休業なさるというときの方は、それは一定していないと思うんですが、その方は過去にどれぐらいあって、この予算の中に入っているのかということをお尋ねしたいと思います。  それと、続いて正規職員の採用試験の関連経費でございますが、旅費、手数料、委託料、使用料及び賃借料と書いておりまして、539万5,000円と上がっております。いろいろ職員の方の中では起こると思いますが、次の世代の「優秀な人材を確保する」とここにも書かれておりますが、正規の採用試験に関しましても、やはり力を入れなければいけないと思うんですけれども、ここは例年、過去から現在において、だんだん少なくなっているのか、いや、彦根市役所で働きたいという人も多くなって、それなりの数になっているのか、この状況をお聞きしたいと思います。 124 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 125 ◯人事課長(池田征史君)   では、ご答弁いたします。3点ございまして、1点目は育児休暇を取得する職員、育児休業代替の職員のことでございまして、二つ目は病気休暇、欠員等の補充というところをお聞きいただきまして、三つ目は採用試験の人数ということであったかと思います。  まず、育児休暇につきましては、ここで会計年度任用職員として見ておりますのは、主に育児休暇の前に、出産をする職員は産前休暇と産後休暇を、出産日を挟んで取得します。それぞれ8週ずつあるんですけれども、この間、実質的には職員はお休みになるわけですので、8週8週ということでおおむね4か月になるんですが、この間を埋めるための代替がこの会計年度任用職員の産前・産後休暇の代替になります。  長期病気休暇等の欠員補充なんですけれども、なかなか人数で申し上げにくいんですけれども、基本的には職員が病気やけがで休まれた場合に、最初の90日は病気休暇ということになります。いわゆる本当の休暇ということになります。この間につきましては、原則としては職員の補充というのは会計年度においても、していないというところでございます。  ただ、この病気休暇期間中に、基本的には、やっぱり病気が重いということになるかと思うんですけど、もしくはけがの程度が大きいということになるかと思うんですが、この90日間で復帰ができなくて、さらに長期にわたる場合につきましては、やはり所属に対する影響も大きいということで、人事管理経費での欠員補充というのを行っているところでございます。人数としては2人から3人ぐらいを見ているかなというところでございます。  最後に、採用試験ですけれども、これも、すみません、経年的な資料を今持ち合わせておりませんで申し訳ないんですけれども、例年、いわゆる一般事務の採用試験につきましては、おおむね130人程度の申込みがありまして、7割程度の出席者があったのではないかなと思っています。なので、受験者については100人を少し切る程度が1次試験を受験しておられたかなと思っておりますが、今年度につきましては、1次試験の受験申込者数が198人ございまして、1次試験の最終の受験者数が155人でございましたので、この何年かからすると、今年度については採用試験の受験者が多かったかなと考えているところでございます。  以上でございます。 126 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 127 ◯委員(辻 真理子さん)   ありがとうございました。  出産に関しては一定の人数があると思うんですが、長期の病気の職員に関しては予想がつかないけれども、2人か3人とおっしゃいました。ここの場合に、育児休暇とはまた違うかと思いますが、男性の育児休暇の分はここには入っていないのか。これは対象外なのか。それから、長期の方は、例えば病気とか、けがとかではなくて、精神的な病気というんですかね、それで長期にお休みになる方もかなりあるのではないかと思うんですが、それは入っていないのかどうかをお聞きしたいと思います。  それから、3点目の正規職員の方の受験の様子は分かりました。ある程度の募集があって、そして、それに対して応募があるんだということを聞いて安心しましたが、採用試験を受けられて合格する人数は何人と考えたらよろしいですか。 128 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 129 ◯人事課長(池田征史君)   3点ご質疑いただきまして、まず1点目は、男性の育児休業の場合は対象になるのかということであったかと思います。基本的には対象にしております。ただ、まだまだ本市の場合、男性の育児休業につきましては、例えば1年とかいう形でまとまった期間を取得される例はあまり多くありませんで、1か月とか、もしくは2か月ということになりますので、代わりの代替職員を入れても、ちょうど慣れた頃に入れ替わってしまうことになりますので、希望される場合には、もちろん配置をしにいきますが、なかなか実績としては、男性の代替というのは件数としては現状少ないかなと思っております。  また、2点目の長期病休者の件につきまして、いわゆる心の病気の方というのはいらっしゃるのかということだったと思いますけれども、これも現実にはおられます。おられた場合、これにつきましても、ほかの病気と同じで、病気休暇の期間中というのは補てんは行いませんけれども、病気休職ですね、90日を超えて休まれる場合には、所属と相談の上で必要であれば配置をしているところでございます。  あと、最後ですけれども、採用試験の合格者の人数ということでございますけれども、今年度におきましては、先ほど申し上げた受験者がございまして、最終的に3次試験まで行いまして、3次試験での合格者につきましては、補欠合格の方を含めてになりますが、20人合格者を出したところでございます。  以上でございます。 130 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 131 ◯委員(辻 真理子さん)   ありがとうございました。ほぼつかめました。  ここは産前・産後の休暇と書いていますので、育児休暇については、また別のときに個人質問で聞きたいと思うんですが、大体育児休暇は、女性は8割で男性は本当に3%と聞いておりますので、市役所の中で少しずつ充実していきたいなと思っております。  長期の休みの方で心の病という方も、これはなかなかそうすぐには回復しないと思いますけど、とてもつらい状態だと思いますので、幾分はあるかと思いますし、そういうふうに対応していただきたいと思います。  3番目の正規職員の採用ですが、応募に対して20人の合格者、採用を考えているということでございましたので、少し全容が見えてきて、これで結構でございます。ありがとうございました。 132 ◯委員長馬場和子さん)   人事課長。 133 ◯人事課長(池田征史君)   すみません。今ほどの質疑につきまして少し補足をさせていただければと思います。  この主要事業のところに上がっておりますのは会計年度任用職員の費用ということでございまして、産前・産後の休暇の代替ということで上がっております。実際には、その先に育児休業を取得された場合には、これも所属との相談の結果ということになるんですけれども、先ほど本市は男性の育児休業は比較的短いというお話をしましたが、女性につきましては、やはり1年以上の単位で取られることが多いですので、そこにつきましては、現在は育児休業代替の任期付職員ということで、採用試験をした上で、いわゆる任期のついた正規の職員ということで入れている事例が最近は多いです。こういった方が、現状では約30人が育児休業代替の任期付職員として各所属で働いていただいているところでございます。  以上でございます。 134 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 135 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案第2号の企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算のうち、総務部、消防本部、出納室、監査委員事務局議会事務局選挙管理委員会事務局の所管部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  暫時休憩をいたします。                                 午前10時50分休憩                                 午前10時59分再開 136 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次に、議案第2号の企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算のうち、市長直轄組織企画振興部スポーツ部の所管部分について審査を行います。  これより質疑を行います。  質疑はございませんか。  上杉委員。 137 ◯委員(上杉正敏君)   それでは、私は発表資料用の資料の21ページ、ホストタウン推進事業についてお伺いします。  本来なら昨年開催されておりました東京オリンピック・パラリンピックが1年延びたということで、我が市はスペイン女子ハンドボールをホストタウンとして迎えることになっているんですけれども、これに予算を計上されております623万円の負担金の内容を詳しくお聞かせ願いたいと思います。 138 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ課長。 139 ◯スポーツ課長(馬場俊雄君)   ホストタウン滋賀交流推進実行委員会負担金623万円の内訳につきましては、スペインハンドボールチームの事前合宿のための費用で、滋賀県を事務局とするホストタウン滋賀交流推進実行委員会への負担金でございます。  宿泊期間が予定として10日間で、選手25名、監督などの役員5名の計30名を想定しており、ホテル代、食事代、移動用のバスや新幹線の費用が主なものになります。そのほか、スペインから日本人現地コーディネーターが同行するための渡航費、宿泊費などの経費、委託料が含まれております。  主な内訳としましては、スペインハンドボールチームに係る宿泊・食事などの費用が約938万円、現地コーディネーターに係る費用が約173万円、消耗品が約12万円、合計が費用として1,123万円になります。そのうち滋賀県が500万円を負担いただきますので、それを差し引いた623万円が実行委員会の負担金でございます。 140 ◯委員長馬場和子さん)   上杉委員。 141 ◯委員(上杉正敏君)   分かりました。全体で1,100万円ほどということで理解しました。  ただ、実際、東京オリンピックが本当に開催されるか、それも現時点では分からないですけど、もし開催されるとなれば、いつ頃を想定してこの準備をされるんでしょうか。 142 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ課長。 143 ◯スポーツ課長(馬場俊雄君)   オリンピックが始まりますのが7月23日ですので、その事前合宿でございますので、おおよそ7月10日過ぎから10日間ということで予定をしております。まだ詳細な日に関しては、これから調整しますので、また日が決まればご報告させていただきます。 144 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  獅山委員。 145 ◯委員(獅山向洋君)   ちょっと先ほどもお尋ねしたんですが、ふるさと彦根応援寄附事業について、歳入についての説明なんですけれども、全体の部分で書いてあるわけですが、要するに寄附の金額がかなり減るということを説明しておられるわけです。そういう意味で、なぜこれだけ減ってしまうのかという、これは16.5%減を見込んでいるということになっているわけですけれども、この積算の根拠といいますか、それについて説明をしていただきたいと思います。 146 ◯委員長馬場和子さん)   まちづくり推進室長。 147 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)   寄附金額が減るという要因でございます。一つは今年度、令和2年度の寄附額になるんですけれども、コロナ禍の関係によりまして、大幅に寄附金額の実績が落ちているというところがございます。その原因の一つといたしましては、ポータルサイト等を確認させていただいて、いろいろ分析させていただいたんですけれども、緊急事態宣言等が発出されていたということもございまして、例えばゴールデンウィークとか、秋の行楽シーズンとか、そういうときに観光地旅行へ行けなかった方々が、例えば観光地の特産品を、ふるさと納税を活用されて購入されたということもありました。また、コロナ禍の不景気によりまして、寄附者のニーズが大分変化してきておりまして、寄附額が1万円程度、こちらの手軽なものを選択しておられる方が多いと。本市の場合ですと、主に返礼品は近江牛が主力にはなっているんですけれども、近江牛が大体2万円以上の寄附額というところがございまして、その辺からも選択肢から漏れてしまったのかなというところがございます。  それと、もう一つ、コロナ禍の関係でテレワークが進みました。それによって社会の急激なデジタル化が進行しましたことによりまして、ネット広告の方が主力になったのではないかということで、本市では新聞広告の方を主に採用しておりましたので、その辺とかでも、広告でも十分な発信ができていなかったのかなというところでございます。  それで、令和2年度は当初歳入の予算として3億円ということで見込んでおりましたが、それが、12月が主力にはなるんですけれども、寄附金額が12月に大幅に、昨年度の半分ぐらいしか寄附額を集めることができませんでしたので、令和3年度は、その辺を換算しまして、一応2億5,000万円ということで積算をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 148 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 149 ◯委員(獅山向洋君)   業績はいつも前年というものを基礎にして、それよりも上がるとか下がるとか、そういう感覚でばかりおられるのでね。例えば近江牛ですか、これが高いなんておっしゃっていたら、それならば単価を安くするという方法を考えたらいいんだし、また、メディアのことについても、彦根市の従来の方法がこうだったと、それならば現在はこういうことが主流になっているというなら、その主流の方に変えるとか、そういうことを考えるべきではないんですかね。何だか本当に工夫が全然ないなという印象を受けて、要するに前年よりは16.5%減りますと。こんなことではまずいのではないんですかね。この点について見解を求めておきたいと思います。 150 ◯委員長馬場和子さん)   まちづくり推進室長。 151 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)   今ご指摘いただきました単価を減らすというところにつきましては、今この辺を分析させていただきましたので、1万円代の返礼品を増やすという、近江牛の方とかでも可能な限り増やしていきたい。また、巣籠もりの方がございますので、レトルト的な食品、そういうものも増やしていきたいということで、関係します事業者と相談をしているところでございます。  また、メディアにつきましても、発信の方を新聞広告を主力ということでしておりましたが、こういうような分析がございましたので、令和3年度につきましては、ネット広告の方に少し重点を置いていきたいということで今考えているところでございますので、ご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。 152 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 153 ◯委員(獅山向洋君)   このいわゆるふるさと納税については、中期財政計画でも、いつも「ふるさと納税制度を活用し、歳入の確保に努めます」なんて書いてあるわけなんですよ。しかも、ここにもご丁寧に「令和5年度に向けて、令和3年度の減少分を回復させ、令和6年度以降、さらなる増収を目指します」と、こんなことが書いてあるんですね。まるで令和3年度は最初から減収になるような形で中期財政計画も書いてあるんですよ。  だから、今のご答弁ですけれども、なぜ、それならそれで令和2年度の実績を見て、令和3年度はこうしようとか、そういう考え方にならないんですかね。こんなことだったら、まるで担当者の方は「前年に減ったから、来年度も減るだろう」と、「あと、努力すれば、それでいいじゃないか」というような、そんな感覚が見え透いているわけなのでね。それをきっちり反省しますということを言っていただきたいし、市長もこれ、ここまで中期財政計画で、いつもふるさと納税を重視しておられるんだから、「こんな内容では困るよ」と言って叱咤激励すべきではないですか。その点について市長の見解も求めておきたいんです。 154 ◯委員長馬場和子さん)   まちづくり推進室長。 155 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)   今いただきました内容につきましては、目標が達成できなかったというところにつきましては大変申し訳なく思っております。  令和3年度につきましては、2億5,000万円という形で当初予算を組んでおりますけれども、収入を増やすという観点から、当然それ以上の寄附金が集まるように努力していきたいということで、その辺、経済情勢を見ながら、工夫をしながら取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 156 ◯委員長馬場和子さん)   市長。 157 ◯市長(大久保 貴君)   獅山委員おっしゃるとおりでございまして、このふるさと納税に関しましては、各自治体が血眼になって頑張っております。今後も私どもも頑張っていかないと負けてしまうと思っています。特に、滋賀県内で近江八幡市、高島市なんかがやっぱり伸ばしていますので、そこは私どもの課題も、特別顧問にも検証もしていただいて、いろいろとご意見もいただいています。そうしたことをきちっと戦略的に伸ばしていくように頑張ってまいりたいと思っています。 158 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 159 ◯委員(獅山向洋君)   何か頑張っていきたいとおっしゃっているけれども、私が申し上げているのは、令和3年度のこの予算編成のときに、きちっと頑張っていただきたいと。これからというのでは、どんどん負けていくばかりなんですよ。よその市のことばかり言っていずに、彦根市が頑張るという姿勢を示していただきたいと思います。  それと、私も叱咤激励なんていう言葉を使いましたけれども、この頃、あまり叱咤激励するとパワハラになるらしいので、適宜そういう点で、やっぱり職員に「こんな内容では困るよ」ということを市長としておっしゃるべきではないですかね。これは意見だけでございます。  以上です。 160 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  小川委員。 161 ◯委員(小川隆史君)   それでは、私の方から、主要事業のページでいいますと20ページ、生涯スポーツ管理運営事業の中で代替施設の借用、使用助成とありますが、どのように検討されているのかというのを教えていただきたいと思います。  それから、戻って恐縮ですが、主要事業の15ページにあります中国湘潭市の交流事業でございますが、これの事業内容を教えてください。よろしくお願いします。 162 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ課長。 163 ◯スポーツ課長(馬場俊雄君)   ただいまの市民体育センター解体により、代替施設の方を2か所借りております。その予算に計上しておりますのは、国立印刷局の使用料とか、あと、翔西館高校の使用料の分の金額を予算に上げているという状況でございます。その他、電気代等の必要経費でございます。 164 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 165 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   湘潭市との交流事業の関係でございますけれども、令和3年度が友好都市提携の30周年に当たるということで、中国の方から使節団をお招きして記念式典等を開催したいと考えております。
     現在予定をしております時期といたしましては、10月から11月頃に開催ができればと考えておりまして、使節団につきましては、前回の規模でございますと15名程度の方をお招きできればと考えておりますけれども、今回予算でお願いをしております分につきましては、湘潭市との覚書によりまして、その使節団のうちの6名分ということですので、15人のうちの6名分を予算の方に計上させていただいているという状況でございます。  また、日程につきましては、トータルで5日間の日程を現時点で予定をしております。  以上でございます。 166 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 167 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  最初の方ですけれども、市民体育センターの閉館に伴いというのもあるんですけれども、前の説明によると、工事の遅れで、ひこね燦ぱれすも8か月の空白があると聞いているんですけれども、その観点から、その部分もここに入っているんでしょうか。  それと、2点目の交流事業でございますが、15名を招くということで覚書には6名分、残りの分の費用というのはどこから捻出されるのか、教えてください。 168 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ課長。 169 ◯スポーツ課長(馬場俊雄君)   今のご質疑でございますが、この代替施設の経費には、ひこね燦ぱれす解体による代替施設等の経費は入っておりません。それに関しましては、現在、ひこね燦ぱれす利用者の方などにアンケートを実施しており、そのアンケート結果に基づき、令和3年度に検討しまして、必要に応じて来年度、令和4年度に予算化させていただきたいと考えております。 170 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 171 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   ご質疑いただきました15名のうちの予算を見ていない9人分につきましては、こちらにつきましても覚書の方で、「その他の団員」という表現になっておりますけれども、その他の団員に関わる費用は派遣側が負担をするということになっておりますので、湘潭市側が負担をされるということになっております。 172 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 173 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  1点目については、現利用者の方の不都合がないように十分事情を聞き取って、やってください。今ので結構です。  2点目の交流事業でございますが、あくまでも私は、この主要事業だけを見ての感想なんですけれども、この事業のほとんどが関係者による歓迎レセプション、記念品、飲食費、お客様の宿泊の費用、それから会場費と書かれています。この事業を見ていると、この事業の中に市民の姿が不在ではないのかと思っています。友好都市の締結の30周年であれば、30年の歩みを示す冊子であるとか、それから画像ですね。両都市の住民同士の触れ合いの演出とかいうのがむしろ必要で、飲み食いだけに使うということであれば、公費の無駄遣いではないかなと思ってしまうんですね。その点をご説明願いたいと思います。 174 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 175 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   ただいまご指摘をいただきました点につきましてですけれども、すみません、先ほどのご説明の中で記念誌の作成の説明が抜けておりましたけれども、主要事業の方に記載をさせていただいておりますとおり、この30年間の歩みといいますか、記念誌の方は作成をしていきたいなと考えております。  また、委員おっしゃいました市民との交流という部分についてでございますけれども、現在予定をしております内容といたしましては、この5日間の日程の中に市内の事業所の訪問でございますとか、1日はホームビジットという形で市民の方のおうちにご訪問いただくということを考えているところでございます。 176 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 177 ◯委員(小川隆史君)   この主要事業の予算書を見ると、訪問をされる、それから交流を図るというのが342万6,000円のうち16万9,000円でされると。残りのほとんどが歓迎レセプションに係る費用というので、どうも予算をあてがうウェートがちょっと違うのではないかなと思うんですね。  例えば、一つ上のシティプロモーションの推進事業の熱を伝える場づくりの方にこれを活用するであるとか、そういうことを、先ほど獅山委員もおっしゃったように、市長の立場で、こういうものが出てきたら、「こういうほかのものにもっと活用しなさいよ」であるとか、そういうお考えというものを示されて、市民を巻き込んでの事業というのが本来の姿ではないのかなと思うんですが、もう一度聞きます。本事業を見直す必要というのを感じておられませんでしょうか。 178 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 179 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   今、この5日間の日程を考えている中におきましては、なかなか今以上に市民の方との交流をしていただくというような日程を追加することは難しいかなと考えております。事業につきまして飲食が多いのではないかということでご指摘をいただいております。こちらの歳出の事業の中には出てきてはおりませんけれども、レセプションに参加をする使節団以外の方につきましては、全て参加負担金をいただくということでございまして、市が負担をする食料費というものは、これよりも半額ぐらいの金額ということになっております。  今、計上させていただいております金額につきましては、中国の方から15名の方をお迎えする経費として最低限必要なものと考えておりますので、この内容で実施をさせていただければと考えております。 180 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 181 ◯委員(小川隆史君)   負担金をもらうから、それでいいんだということではなくて、私が言いたいのは、市民を巻き込んで市民の方も一緒に「30周年、よかったよね」と思ってもらえる事業というのが本来の事業目的ではないのかなと思います。  それと、一旦こういうふうに予算を出したから、がちがちで、それ以外柔軟な対応ができないということについては非常に疑問を感じております。これは、これ以上結構です。 182 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 183 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   大変申し訳ございません。  こちらの事業につきましては、市と日中の友好協会等が一緒になって実施をしていくものでございます。今、委員おっしゃっていただきましたご意見につきましては、今後、友好協会の方と事業内容を計画していく中で併せて考えてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 184 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  森田委員。 185 ◯委員(森田 充君)   私は、主要事業の12ページでコミュニティ活動推進事業というところで600万円ですかね、そちらの方で質疑をさせていただきます。  こちらの方は、さきの個人質問の方でも谷口議員がコミュニティ活動推進事業の概要はということでご質問されていると思います。その中の答弁でも、自治会活動の活性化と明るいまちづくりを促進するためにということでご答弁があったと思います。  それと、このコロナ禍における自治会活動を支援するため、昨年6月に要綱を改正されて、自治会等が感染症対策として空気清浄機や自動水栓等を整備される経費に対して補助を行いましたと書いていました。空気清浄機や水栓等と書かれていますけれども、まずはこちらの方、そのほかどういうものが盛り込まれるのか、教えていただきたいと思います。 186 ◯委員長馬場和子さん)   まちづくり推進室長。 187 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)   例えばですけれども、自治会館の網戸を換気のために、虫が入らない網戸をされると思うんですが、網戸のやり替えとか、また、空気清浄機つきのエアコンなど、その辺を想定しております。  以上でございます。 188 ◯委員長馬場和子さん)   森田委員。 189 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。  コロナ禍で要綱を改正していただいて、このように追加されたということなんですけど、その中身を見てみますと、やはり少し備品的なものが多いかなと思います。今このコロナ禍で自治会活動、どこの自治会も停滞気味ではあるかなと思うんですけど、今後、徐々にではありますけれども、活動を推進していかないといけないという中で、ある記事を見ていますと、自治会によっては公式サイトを立ち上げられたりとか、回覧板で無料の通信アプリを使ったりして、回覧板機能として使われたりということで、PCであったり、スマホの環境のない方もおられますので、並行してやっていかないといけないと思うんですけど、この要綱を改正して、できるのであれば、そういうところもちょっと柔軟に今後使えるような形にしていった方が、自治会の方々もこの事業を使いやすいかなと思うんですけど、その辺どのようにお考えか、お聞かせください。 190 ◯委員長馬場和子さん)   まちづくり推進室長。 191 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)   自治会様の方もコロナ禍での活動、おっしゃるとおり、なかなかやりづらいというような状況もございます。なかなか会合とかも開きづらいというようなお話とかもございますので。他の事例ということで今挙げていただいた公式サイトや無料アプリのとこら辺につきましては、一度研究させていただいて、どういう形で、なかなか難しいんですけれども、自治会様の方が、高齢者の方とかもいらっしゃいますので、どこまで進めるか分かりませんけれども、こういうものがあるというご案内とかはできるかなと思いますし。  また、今回、コミュニティ活動推進事業の補助の対象の部分につきましても、極力、自治会が活用しやすいような内容に改正を予定しておりますので、その中で、例えば実際パソコンがないという話でしたら、その部分の一部は補助ということも項目とかがございますので、そういう中での活用をしていただきながら、自治会活動が、このコロナ禍の中でも進んでいくような形がご提案できたらなと思っているところでございます。  以上でございます。 192 ◯委員長馬場和子さん)   森田委員。 193 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。  他の自治会の活動等は、意外と見にくいかなと思います。積極的に、ほかの自治会がどういうことをされているかとか、そういう情報も掲載していただいて、この事業がどんどん進んでいくように、よろしくお願いします。ありがとうございました。 194 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  長崎委員。 195 ◯委員(長崎任男君)   主要事業の5ページの重要施策の企画立案に係る調査研究事業についてお聞きしたい。これは特別顧問の件だと思うんですけれども、この報酬が124万8,000円ということなんですけど、大体月当たりに割ると月10万円程度になると思うんですけれども、この特別顧問の前年度というか、今までどのような功績があって、こういう月10万円という金額になったのかということを教えてもらいたいのと。  あと、2番目の交通費が63万8,000円ということなんですけど、これの積算根拠を教えてください。  3点目は、その他経費の67万円とはどういったものなのか、この三つを教えてください。 196 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 197 ◯企画課長(牛澤 淳君)   ただいまご質疑の重要施策の企画立案に係る調査研究事業でございます。  まず、予算書でいいますと103ページの企画一般経費の部分でございますけれども、報酬266万9,000円のうち特別顧問に要する経費は、今、主要事業で言っていただきましたとおり、124万8,000円という金額になっています。こちらの方は非常勤の特別職という形になっておりまして、その中で特別顧問に要する経費は1日2万4,000円とすると定められております。これが週1回来られますので年間で52回という計算で、2万4,000円の52回で124万8,000円という計上となっています。  特別顧問に関しましては、今、週1回、部長会議が毎週火曜日にございますけれども、そのときに一緒に入っていただいてアドバイス等をいただくほか、各所属から特別顧問に相談していただく事項とかを集めまして、それに対して顧問が助言・指導を取っていただくという形になっております。また、随時、市長、副市長の二役にもご相談というような形でしていただいているところでございます。  次に、交通費の部分ですが、交通費は費用弁償が、今この予算書でいいますと、報酬の一つ下に68万2,000円とあるんですけれども、このうちの63万8,000円でございます。こちらの方は顧問が東京にお住まいですので、東京から彦根へ往復される旅費、それと前泊される場合がありますので、宿泊旅費を令和2年度はこの52回分見込んでいたんですけれども、今、執行を見ていますと、実際には前日はどこか近くへ、例えば米原ですとかにお泊まりいただいて彦根へ直接来られる場合があります。そういう場合は東京からではなくて米原からの旅費を見たりですとか、また、昨年3月のコロナ以降、オンライン会議でご相談をしていただくという形が多うございまして、執務はしていただきますけれども、実際には交通費は不要だという形になることが多いので、実際には、この満額を予算計上する必要がないと考えましたので、52回分を3分の1の18回程度と見込みまして予算計上させていただいたところでございます。  また、その他経費の67万円につきましては、そのほかに企画課で持っております県への要望に関する旅費、消耗品というものが主なものでございます。  以上です。 198 ◯委員長馬場和子さん)   長崎委員。 199 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。  私が、まず1点目に聞きましたのは、この日額2万4,000円、年間で124万円、月に換算したら10万円、これが高いとか安いとか、そういう話ではなくて、今までどんなことをしていただいたことによって、また来年もお願いしようと、その功績といいますか、やっていただいたことを具体的にちょっと教えてもらえればなということを聞きたかったのと。  あと、2点目の交通費を63万8,000円ということなんですけど、東京にお住まいということで東京彦根の往復というと、計算したら大体15、16回分の金額かなと私自身は思っていたんですけれども、そうではないということが分かったんですけどね。この特別顧問がいろんな知見を発揮していただくのに、日本全国いろんなところに行っておられますよね。そういう経費とかは、この交通費の中では見られないんですか。  3点目のその他経費は分かりましたので結構です。最初の二つだけ、ご回答願います。 200 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 201 ◯企画課長(牛澤 淳君)   特別顧問の功績でございますが、令和2年度につきましては、2月末時点で20ほどの所属から26回の相談に応じていただいております。本当に各所属が抱えておられる懸案事項ですとか、重要事項についてご相談をいただいておりまして、例えばで申し上げますと、教育委員会のGIGAスクール構想ですとか、稲枝駅の開発の関係、また業務見直しですとか、例えば企業版ふるさと納税ですとか、ふるさと納税などの歳入確保に関すること、デジタル化の推進など多岐にわたっております。  私ども行政だけの議論では、どうしてもその枠内で縛られることが多うございまして、顧問から広い知見でありますとか、民間の方ならではの発想に基づきましたご助言をいただいておりまして、職員にとっては非常に刺激になっております。こうしたことから特別顧問に来ていただくのは大きな成果があると考えております。  また、3点目のいろんな用務で日本全国に行かれる経費はどうかということですけれども、例えば市の用務でどこどこへ出張をしていただきたいという場合は交通費を出せる場合があるかもしれませんけれども、いろんな業務で飛び回っていただいていることに関しては、費用弁償の対象にはならないと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 202 ◯委員長馬場和子さん)   長崎委員。 203 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。  1点目でお聞きしたんですけれども、まだ結構漠然とした説明なんですけど、全部が全部を言ってもらわなくても結構なんですけど、例えば、こういうことを特別顧問の功績でやっていただいたなということをご紹介いただいて、それだったら、この報酬が妥当だなということにやっぱりなると思うんですけれども、その辺を説明いただけますか。 204 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 205 ◯企画課長(牛澤 淳君)   申し訳ございませんでした。  まず、今も、企画課で申しますと、総合計画を策定しています。総合計画を策定するに当たって、未来から見た手法といいますか、バックキャストと言っているんですけれども、この計画期間内にどういう、例えば世界遺産登録だとか、国スポ・障スポの大会があるというような未来に起こる事項を未来から見て踏まえた視点で策定したらどうかということですとか、市民窓口サービスとかについても、今コロナの状況となっていますので、これから先はウィズコロナ、アフターコロナという状況を踏まえて、デジタルを促進して、できる限り窓口サービスのワンストップ化、それと電子申請とかによって、必要以上に、窓口に来られるのが不要な場合は電子申請とかでしていただいて、窓口にお越しいただく方は丁寧にしていただくという具体的なアドバイスをいただいております。  以上です。 206 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。    (「結構です」と呼ぶ者あり) 207 ◯委員長馬場和子さん)   分かりました。  ほかに質疑はございませんか。  北川委員。 208 ◯委員(北川元気君)   それでは、予算書の92、93ページで、第2款総務費、第1項総務管理経費、第2目広報費2,598万1,000円の広報経費についてなんですが、説明の資料を頂いていまして、そこには、まず、この広報経費、「広報ひこね」の発行をはじめラジオやアプリ「ひこまち」ということが書いてあるんですけど、この「ひこまち」というアプリのまず今の利用状況というか、どれぐらい利用されているのかというのが1点。  それから、地域みっちゃく生活情報誌「こんきくらぶ」を活用した行政情報の発信というのがあるんですけど、どんなことを想定されているのかをちょっと教えてください。  それから、全国に本市の情報を発信できるプレスリリース配信サービスの活用とあるんですけれども、これもどういうことかということをまずお聞かせください。 209 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 210 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   ただいまご質疑いただきました、まず1点目の「ひこまち」の利用状況でございますけれども、こちらにつきましては、現在の利用数はちょっと把握ができておりません。ダウンロード数で申し上げますと、本年の2月末現在でダウンロード数の総トータルが7,353件でございます。なお、令和2年度の2月までのダウンロード数につきましては、2,252件となっております。  「こんきくらぶ」の情報発信につきましては、毎月「こんきくらぶ」に、ページにいたしますと1ページの半分、2分の1のページを使いまして市の情報を発信させていただいております。配布される地域が湖東圏域ということでございますので、まず想定をしておりますのは、イベント関連の誘客に関する情報を中心に載せていければなと考えておりますけれども、今年度につきましてはコロナの啓発でございますとか、支援策の紹介といったものも掲載をさせていただいたところでございます。  3点目のプレスリリースの配信サービスにつきましては、通常ですと、報道機関宛てにプレスリリースということで情報提供させていただくんですけれども、これとは別に市の方から直接配信をするというシステムがございますので、こちらの方で、具体的な例を申し上げますと、「ひこにゃんに年賀状が何通来ました」ですとか、「先日のバレンタインデーにひこにゃんにチョコレートがこれだけ届きました」といったようなことを、報道機関にも情報提供はいたしますけれども、こういった媒体を使って発信をしているというところでございます。こちらにつきましては、年間で5件発信するプランということでの経費を計上させていただいております。 211 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 212 ◯委員(北川元気君)   では、アプリの「ひこまち」7,353件のダウンロード。ダウンロードしたからといって使っておられるか、僕もダウンロードしていますけど全然使っていないです。そういった面から費用対効果というか、この「ひこまち」についてどのように考えておられるのか、見解を伺いたいと思います。  それから「こんきくらぶ」、この令和3年度はどういう情報を主に発信していかれようとしているのか、お聞かせください。  それから、プレスリリースについては分かったんですが、後段に「さらにホームページシステムの借上げやLINEシステムの保守等に要する経費」というのも書かれてあるんですが、ちょっとイメージしにくいんですけど、LINEで何を発信するんでしたっけ、もう1回それを聞かせてください。 213 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 214 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   まず、「ひこまち」の費用対効果についてでございますけれども、委員おっしゃいましたように、ダウンロード数としては7,353件ございますけれども、今、実際にどれだけの方が使っておられるのかというのは把握ができていない状況でございます。  そういった状況ではございますけれども、いろいろと市からの情報発信のツールといたしまして、メール配信サービスですとかホームページ、また、来年度からはLINE等も活用してまいりたいと考えておりまして、発信の手段というものは、やはり数多く備えておくべきだろうというような考えを持っておりますので、利用者数が把握をできていない状況ではございますけれども、アプリ「ひこまち」の方の運用も継続してまいりたいと考えております。  また、2点目「こんきくらぶ」への令和3年度の掲載の内容ということでございますけれども、こちらにつきましては、先ほどもお答えしましたように、やはり1市4町に対してのお知らせをしたいような内容ということになってくるかと思いますので、やはりイベント関係、誘客関係というものが中心になってくるかなと考えております。  3点目のLINEで何の情報発信をするのかということでございますが、当初、LINEにつきましても、今、メール配信サービスですとかホームページですと、重要なお知らせということも含めて、いろんな情報を発信しております。特に媒体によって内容を変えずに発信をしていきたいなという思いを持っている部分もございますけれども、少しLINEで、メール配信のように気象情報が随時流れてくるというところも、ほかのところの状況を聞いていると、ないようなところもございますので、LINEの情報配信の内容については、今、具体的に持ち合わせているものがございませんが、今後、年度が明けて早々の運用を始めたいと考えておりますので、まずは市のお知らせの中から特に各所属でお知らせをしたいというようなものを配信していきたいと考えております。  以上でございます。 215 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 216 ◯委員(北川元気君)   アプリ「ひこまち」、別にやめろとは言っていないんですけど、積極的にもっと広報していただいて、この経費が有効になるようにしないといけないですよね。ということです。
     2点目、「こんきくらぶ」の発信について、1市4町の方々に、主にイベント関係のことになるでしょうというのは分かりました。  3点目のLINEですけど、僕、多分これ、5年ぐらい前にLINE@の公式の、そんなものをつくったらどうですかといって、視察まで行って提案したことがあるんですけど、今になって「やっとか」という話なんですけど。では、実際どういった情報を発信するのかというそのコンセプトとかが決まっていないと、例えば防災情報が入ってきたとか、子育ての情報が入ってきたとか、ばらばらで「何なの」となると思うし、それだったら、LINEのアカウントをたくさんつくって、このアカウントでは防災情報の発信とか、このアカウントではまちづくりの情報、観光の情報とか、いろいろ複数つくってもいいかもしれないし、それは運用がちょっと大変かもしれないですけど、そういうコンセプトをしっかり決めていただかないと駄目だと思うので、早急にその辺をちょっと検討していただきたいんですけど、いかがでしょうか。 217 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 218 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   LINEにつきましては、現在はLINEの画面の構成について検討をしているところでございます。LINEの下の方にいろんなメニューが出ますので、そちらのメニューにどういった項目を載せていくのかということを今、調整しているところでございます。そのメニューとの関係も出てくるかと思いますし、また配信内容につきましても、今、委員おっしゃったように、早急に内容を詰めてまいりたいと考えております。 219 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 220 ◯委員(北川元気君)   この「ひこまち」もそうですけど、今回の彦根の新たなLINEも、せっかくだったら十分に活用していただきたいですし、滑るようなことのないようにお願いしたいと思います。  以上です。 221 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  では、先に、関連ですので、獅山委員。 222 ◯委員(獅山向洋君)   この「こんきくらぶ」のことなんですけれども、私もちょっとうろ覚えなので、「こんきくらぶ」だったと思うんですが、ある市民から「こんきくらぶ」の誌面を見せられまして、そこに大久保市長の写真が載っていたんですよ。それで、その方は「なんで公費まで使って大久保市長の写真を載せて宣伝せんならんのだ」と、「これ、ちょっと厳しく言うといてくれ」と言われたのでね。私もちょっとうろ覚えで申し訳ないんですけど、間違いなく「こんきくらぶ」だったと思っておりますのでね。その点について、今後、市長に忖度して載せられたのか、市長の指示に基づいて載せられたのか分かりませんけれども、こういう運用だけは、やっぱり公費を使っているわけですから、十分注意というか、注意どころかやめていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 223 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 224 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   委員おっしゃいますように、「こんきくらぶ」の方に掲載をした中で何回か市長の写真を掲載させていただいたものがございます。すみません、私も全て覚えているわけではございませんが、一番最初、5月号に初めて彦根市の情報を載せますといったときに、「こういった情報発信を始めます」という市長のコメントを載せさせていただきました。また、コロナの関係で市民の皆様をはじめ、ご注意いただきたい点等を市長コメントとして上げさせていただいたとき、市長コメントとセットで写真を掲載させていただいたということが今年度につきましてはございました。  来年度以降につきましては、内容については、先ほどお答えしましたように、イベント関係なり誘客関係を中心にと考えておりますが、その内容内容に応じて写真等については掲載をしてまいりたいと考えております。 225 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 226 ◯委員(獅山向洋君)   先ほどからのご説明では、1市4町の皆さんにとって重要な情報とおっしゃっているのでね。市長の写真なんかが重要な情報だと考えておられるのかどうかね。これは市長がよく気をつけてもらわないといけないのでね。写真をやっぱり載せるべきだと考えておられるんですか。 227 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 228 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   写真につきましては、市長の写真に限らず、記事の内容に合う写真というものを掲載していただくようにお願いをしております。市長のコメントとして広く周知をさせていただくというような場合には使用させていただく等も今後あろうかと考えております。 229 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 230 ◯委員(獅山向洋君)   そうしますと、今のご答弁では、「こんきくらぶ」の方で載せているんだと、市の方は関与していないということなんですか。それを1点聞いておきたいのと。  市長としてはコメントだけでいいものを、わざわざ1市4町の皆さんに、彦根市長はこういう姿をしておりますということを見せなければいけないと考えておられるのか。ちょっとこれ、きっちりご答弁いただきたいんですよ。先ほど申し上げましたように、市民によっては、もう十分よく知っているのに、わざわざなぜ写真を載せるんだと、これはまるで宣伝ではないかと受け止める方もおられるのでね。私も正直言って、「こんきくらぶ」をあまり読んでいなかったので、そういうことを知らなかったんですが、指摘されたので、やっぱりこれは聞いておかなければいけないなということで関連質疑をさせていただきました。ぜひご答弁いただきたいと思います。これは市民に対する答弁でございます。 231 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 232 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   まず、最初の写真の選定という部分についてでございますけれども、こちらにつきましては、市の方から、こういった写真を掲載してほしいということで「こんきくらぶ」の方にお願いをしているものでございます。 233 ◯委員長馬場和子さん)   市長。 234 ◯市長(大久保 貴君)   写真に関しましては、適切な状況で掲載をしていただいていると思っています。ちなみに知事さんも顔が載っていたと思っていますので、そこは取り方はいろいろあろうかと思いますが、いろんな思いを持たれることも踏まえて、適切に対応させていただくようにいたします。 235 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  では、森野委員。 236 ◯委員(森野克彦君)   主要事業の7ページの新規事業の移住・定住促進奨学金返還支援補助金について、詳細を教えていただければなと思います。これ、記載されている分ですと、1か月の上限が1万円の12か月、12か月1年で終了なのか、何年間継続してもらえるのか。あと、上の方に要件、「市内在住等の要件を満たす場合」と書いてありますけれども、どのぐらいのいろんな支給のための、申請のための要件があるのかというところと、あと、市内3大学の卒業生に対してということなんですけれども、大学院の修了者も含むということになるんでしょうか。その辺をお伺いします。 237 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 238 ◯企画課長(牛澤 淳君)   今の移住・定住促進奨学金返還支援補助金についてでございます。  まず、予算の積算につきましては、奨学金の返還に際して、返還される額に対して月額1万円を上限といたしまして12か月という形で予算を積算しておりますけれども、最長では24か月2年間ですので、最大24万円を受け取っていただくということになります。  2点目の要件等の詳細ですけれども、まず、その対象の要件といたしましては、1点目といたしまして、市内の大学でございます滋賀大の経済学部ですとか、データサイエンス学部の彦根キャンパス、そして県立大学、聖泉大学のいずれかを卒業していること。2点目として、在学中に日本学生支援機構等の奨学金を受けておられて返済をしておられる方。そして、卒業されて今その交付申請をされる時点において、市内に居住しておられること、また、市内に勤務されている方という条件です。そして、年齢要件といたしまして、補助金の申請時に30歳以下であることということを規定しております。ただし、公務員は除くということと、他の奨学金の返還支援制度を利用されている方については除きたいという制度設計を考えております。  3点目の大学院をということですけれども、大学と大学院を卒業された方も対象にするということで考えております。  以上です。 239 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 240 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。  1番目の2年間もらえるというのは分かるんですけど、まだ詳細は決まり切っていないということなんですかね。これ、例えば途中で引っ越しされたりとかする場合とかは、もちろんなくなったりするんでしょうけれども、その辺の要件もまだ決まっていないということなんですかね。  これは、実際いつ卒業したとかというのは関係ないわけですよね。今、実際に卒業されている方で、今の言っていただいている30歳以下であったりとか、その要件をクリアされている方で実際に奨学金を返済されている方も、申請が開始になれば、要件適用者は申請すれば、そこから補助を受けられるという形になるんでしょうか。 241 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 242 ◯企画課長(牛澤 淳君)   今ご質疑いただいたとおり、30歳以下であれば、新卒でなくても、例えば他府県とかにおられて、こちらへ帰ってこられたような場合におきましても、この条件を満たしておれば対象になります。  次に、引っ越しされたらどうなるのかというご質疑ですけれども、市内に居住ということを条件にしておりますので、その補助金は2年間受けていただけますけれども、彦根市外に転居された時点で、補助金はそこで終了という形を考えております。 243 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 244 ◯委員(森野克彦君)   これは移住・定住を目的、それを促すためにということなんですけれども、先ほどの要件の中に、市内に住んでいなくても市内に勤務されている方も対象ということでしたよね。では、定住人口というよりも関係人口の増加を促すためとか、そういった目的で、住んでいなくても勤務していたら大丈夫ですよというような要件になっているということでしょうか。 245 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 246 ◯企画課長(牛澤 淳君)   市内に居住と市内で就職している方、両方ともが対象ということです。 247 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 248 ◯委員(森野克彦君)   すみません。両方が要件だということで。  あと、最後に、これが決定したら、周知に関してなんですけれども、もちろん先ほど言いましたとおり、定住・関係人口を増加、それを促すためということなので、これはどういった形で周知をしていこうかと考えておられるのかなと思いまして、それについて最後にお聞かせください。 249 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 250 ◯企画課長(牛澤 淳君)   予算をお認めいただきましたら、ホームページ等でお知らせすることはもちろんでございますし、今、独立行政法人の日本学生支援機構というところがホームページで全国の自治体のこうした制度をまとめていただいているようなところがありますので、こちらの方へお願いするなりして、そこのホームページでも紹介していただけないかということを考えたいと思います。  それとあと、この3大学の就職支援担当課を訪問させていただいて、こういう制度ができたということを説明させていただいた上で、3大学の学生さんへのお願いもしたいと考えております。 251 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 252 ◯委員(森野克彦君)   この市内3大学生が対象者ということになっていますので、大学生は早い段階、2年生、3年生ぐらいになったら自分の進路を、どこに住んでどうこう、仕事とかというのを決定したりし出す時期だと思いますので、早い段階で、こういった支援があるのでというので彦根に定住していただけるように周知していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 253 ◯委員長馬場和子さん)   それでは、質疑の途中ではございますが、暫時休憩を取らせていただきます。                                 午後0時05分休憩                                 午後1時07分再開 254 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き委員会を開きます。  質疑はございませんか。  黒澤委員。 255 ◯委員(黒澤茂樹君)   それでは、お伺いします。  主要事業の4ページと予算書の115ページでございます。新規事業として行政デジタル推進事業が上がっておりますが、45万5,000円、この内容を見ますと、ほとんど普通旅費ということで上がっているんですけれども、市長の肝煎りということで、この1月から始まったわけなんですが、この金額、またこの普通旅費というところで、どういったものを進めていただけるのか、お伺いしたいというのが1点。  2点目は、主要事業の13ページ、同じく予算書は114から115ページ、ちょうどその上なんですけれども、新規事業として行政情報化事業の中でテレワークシステム関連機器等リース料とリモートアクセス回線使用料が上がっていますけれども、この対象とする業務は市役所の職員用の業務であるのかということで、この新型コロナウイルス感染症が収束しても、市としてはこのままこれを継続して、このような働き方を進めるのか。あるいは企業とか事業所等に、そういった働き場所をリースとか、そういう形でするのか、やめてしまうのか、お伺いしたいと思うのと。  それと、3点目ですが、RPAとAI導入業務の検証委託料ですが、これは昨年と同じ金額が計上されているんですけれども、検証内容とはどのようなもので、誰が検証されるのか、お伺いしたいと思います。 256 ◯委員長馬場和子さん)   行政デジタル推進課長。 257 ◯行政デジタル推進課長(小山圭映君)   まず、行政デジタル推進事業についてご説明させていただきます。  本事業は、ポストコロナの時代にふさわしい行政サービスを提供することを目的といたしまして、行政のデジタル化を積極的に推進するための事務を行うもので、国が推進するデジタル化に対して迅速に対応するため、庁内における関連する部局あるいは所属間のデジタル化を推進するものでございます。なお、令和3年度におきましては、行政デジタル化の調査研究や庁内の調整、または先進自治体の情報収集などを行いまして、自治体におけるデジタルトランスフォーメーションの推進を中心に図ってまいりたいと考えております。 258 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 259 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   私の方からは、2問目のまずテレワークについてですけれども、こちらの方は11月の補正予算の方でお認めいただきまして、職員が在宅勤務するためのリモートアクセス回線とテレワーク用の環境、あと、パソコンがない職員のための端末、その費用と、あと、パンデミック時の追加ライセンス、250ライセンスの使用料というものを上げさせていただいております。  追加ライセンス以外の方は、ウィズコロナ時代ということで、これからも常時、職員が自宅でするための費用となっておりまして、委員のおっしゃいました、今後、企業とかのテレワーク、そちらの方に使う費用とは別のものになっております。  あと、続きまして、RPAの検証ですけれども、今年度もRPAの導入に関しましてコンサルにお願いしまして、各福祉関係とか、そういう担当課の聞き取りとか、導入に向けましてヒアリング等を実施していただきました。コロナ感染症の広がりのこともありまして、当初の予定よりちょっとスケジュールがずれておりまして、今、RPAのロボットでつくるところまで行ったところで、介護の認定支援システムの業務につきまして、今後、担当課の方で今、テストをする予定を進めています。  それにつきまして、実際その業務にどれだけの効果があるかどうかというのを、そのコンサルの方に見ていただきまして、あと、その効果などを職員の方にも公開しまして、担当課の方、いろんな担当課でも、そのほかの業務でも使えないかということ、そういう広報なども一緒に進めるようなことをお願いするための費用でございます。 260 ◯委員長馬場和子さん)   黒澤委員。 261 ◯委員(黒澤茂樹君)   ありがとうございます。  行政デジタルの推進事業におきましては、ご承知の方もいらっしゃると思うんですが、長浜市では局までつくって、部長級の職員を置かれて、積極的に対応されているというか、対応されていくようでございます。彦根市もそういったものに遅れることのないように、4月1日から始められましたので、もう少ししっかりと予算をつけるべきだったのではないかなと思うんですけど、その辺について、市長の肝煎りでございますので、もし市長にお考えがありましたらお伺いしたいと思います。  それと、テレワークシステムの関連ですけど、大体おっしゃることは分かったんですが、もしある程度コロナが収まって、テレワークしなくてもいいような状況になっても、その費用は継続してかかるのか。そこのところをちょっとお伺いしたいなと思います。  以上です。 262 ◯委員長馬場和子さん)   市長。 263 ◯市長(大久保 貴君)   まず、1点目のデジタル化に向けての思いということを改めてご説明させていただきたいと思いますが、昨年からコロナ禍にあって、内部のデジタル化をできるだけ推進するという形で取り組んできました。テレワークも分散勤務もしかりでございます。このテレワークについては、後ほど情報政策課長からお話がありますが、私の気持ちとしましては、多様な働き方、育休も含めて、あるいは介護休暇、在宅での勤務に今後幅を広げていっていただきたいと思っております。  長浜市と比べてどうなのかというお尋ねでございますが、私どもも、できる限りのことをさせていただいていると思っておりまして、来年度の予定につきましては、先ほど課長がお答えしたとおりでございますが、今、これまでもご説明させていただいておりますように、まずはこのワンストップサービスを軌道に乗せていく、そして、できるだけ本庁においでいただかなくても手続が完結するという視点も含めて、今後、対応を進めていきたいと思っております。この件に関しては、特別顧問からも助言をいただきながら、また、必要であれば、さらに専門家、庁内にもかなり詳しい専門家がおりますので、そうした職員も中心となって、改めてデジタル化の推進を図ってまいりたいと考えております。 264 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 265 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   今ほど市長の方からも説明がありましたけれども、最初、コロナウイルス感染症対策というところで始めておりますけれども、それと併せて、様々な生活スタイル、先ほど言いました介護とか育児とかに従事しなければいけない職員が自宅で業務ができるということで、いろいろな生活スタイルができるということです。  このライセンス数につきましても、今のところは50ライセンスが常時発生するということで、残りの250ライセンス分の使用料というのが412万円になっておりますけれども、これはパンデミック時に使用するということで、その経費は非常時用のためですので、何もなければ使わないということです。よろしくお願いいたします。 266 ◯委員長馬場和子さん)   黒澤委員。 267 ◯委員(黒澤茂樹君)   先に、今ほどの情報政策課の方ですが、非常時用のときに四百何万円を使うということなんですけれども、ということは、そういうのがなかったら支払う必要はないということの認識でいいのか、ちょっと確認させてもらいたいと思いますし。  最初のデジタル推進の方につきましては、内部にも優秀な方はたくさんいらっしゃると思いますけど、こういったものにこそ、例えば民間の進んだ技術を持っていらっしゃる会社もたくさんあると思うので、それこそこれに対して委託なり、ぽんと出して進められた方が、本当の意味でデジタル推進は進むのではないかなと思います。これは私の意見です。 268 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 269 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   追加ライセンスの件につきましては、委員のおっしゃるとおりです。 270 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  角井委員。 271 ◯委員(角井英明君)   黒澤委員と同じ場所の質疑になるんです。主要事業の4ページなんですけど、行政デジタル推進事業、その事業内容に「デジタル化の総合的な推進」とあるんですけど、この「総合的」というのはどういう意味かなと。「デジタル化の推進」でも意味は通じると思うんですけど、「総合的」と書いてあるので「総合的」とはどういうことなのか。今、2021年度は調査をするとおっしゃったんですけど、どういった調査をするのかを教えてください。  もう一つ、行政情報化事業の方です。13ページです。そこに「マイナンバーを利用した情報連携やサービス」とあるんですけど、これをもうちょっと詳しく教えてください。  下の方にスマート自治体滋賀モデル研究会に係る各種システム使用料とあるんですけど、これも、各種システム使用料、どういったものを使用するのか、教えてください。 272 ◯委員長馬場和子さん)   行政デジタル推進課長。 273 ◯行政デジタル推進課長(小山圭映君)   まず1点目の「総合的」というところですけれども、デジタル化といいましても幅広い範疇に入ります。例えば、今ちょうど押印廃止を進めておりまして、その押印廃止の次の段階として電子申請というステップを踏むようにしております。電子でデータが行政に入ってくるということは、その電子のデジタルをそのままペーパーに打ち出すわけではなくて、そのまま業務に使うということで、そこの間のところを、先ほどから出ておりますRPAであったりとか、AI技術を使って職員の労力の省力化というところにつなげていきたいと思っています。  また、そのほかにも、デジタルということで産業であったり、あと、交通であったり、いろんな面での活用というのが、これから進んでいくと考えられますので、そういうものへの利活用がどのような形でできるのかということで「総合的」という表現をさせていただいております。  2点目の調査についてどういう調査を行うのかということですけれども、現在考えておりますのは、先ほども申し上げましたように、RPAであったり、AIを先進的に進めておられる市町であったりとか、先ほど北川元気委員の方からもお話がありましたLINEの件につきましても、先進的に進んでいる自治体等がございますので、積極的にそういうところの事例を取り入れながら活用していきたいという面で視察の方に行かせていただこうというものでございます。  以上でございます。 274 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 275 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   私の方からまず1点、マイナンバーを利用した情報連携やサービスはどんなものかということで、国において今、児童手当とか、保育とか、そういった業務につきまして、マイナンバーカードを利用しまして自宅のパソコンから利用できる「ぴったりサービス」というものを推進されております。彦根市の方は電子申請システムに連携しまして、今は児童手当と、今年度は保育の方と二つやらせていただいているんですけれども、そのほか介護認定とか、そういうほかの申請業務もありますので、そういった業務の推進を進めるということと、あと、所得の情報とかを、今まで各市町村に紙で照会していたものを、マイナンバーを使うことによって、そのシステムによって入手できるということがありますので、そういったものを円滑に進められるようにしていくということでございます。
     あと、その次のスマート自治体滋賀モデル研究会に係る各種システム使用料ですけれども、スマート自治体滋賀モデル研究会ですけれども、県内の県と、あと、希望する14の市町が参加しまして、昨年の7月3日に発足しまして、電子申請の見直しとか、あと、行政事務の効率化を推進するために研究を進めてきました。そういった中で、スマートフォンやパソコンから、引っ越しとか出生などのライフイベント別で、簡単な質問に答えていくだけで必要な手続とか方法を紹介しまして、続いて電子申請等へ案内する手続案内サービスというものを導入する予定をしています。その利用料が119万円と、あと、全国のそういう自治体とチャットでいろんな情報交換ができるチャットの利用料というのが3万8,000円ですけれども、自治体の共同利用ということで導入する予定をしております。 276 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  獅山委員。 277 ◯委員(獅山向洋君)   この説明書の方でお尋ねしていきたいと思うんですが、まず1点は、市長は巡回市長室を続けていかれるようですが、こういうコロナ禍の下で多少ともやり方をお変えになるのかどうか、その点についてお考えを聞かせていただきたいと思います。  それから、もう1点は、この湘潭市との件は小川隆史委員が非常に詳しくお聞きになったので、ほとんど聞くことはないんですけれども、とにかく30周年を迎えるということは、30年間のお付き合いがあるということで、アナーバー市との交流に比べると、多少いろいろ日中間の問題なんかもあって、やや交流が少なかったかもしれませんけれども、それなりに多くの方々が行き来したり、あるいは中学生も行き来したりしていたわけですので、そういう観点から、30周年を迎えるに当たって、30年の今までの経過も大切ですが、こういう記念式典とか、そういうところにそういう関係された方々、特に中学生だったら、もう30年たっているので、大変立派な大人になっておられる方ばかりなので、そういう方をお呼びする気はないのか。あるいはまた、ここへ行ってよかったというような文集でも作る気はないのか、その辺についてちょっとお尋ねしておきたいと思います。  それから、もう1点、これは説明3ページの上から2番目、第15目情報政策費の中の一つですが、小・中学校から直接インターネット接続するための回線使用料と書いてあるんですが、これ、主要事業の方を見ても、ちょっとよく分からないので、一体この直接インターネット接続というのが、簡単に言えば小・中学校間だけの問題なのか、あるいは児童・生徒にまで及ぶ問題なのか、この点について少し説明だけしておいていただきたいと思います。  以上3点、差し当たりお尋ねします。 278 ◯委員長馬場和子さん)   まちづくり推進室長。 279 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)   私の方からは、1点目の巡回市長室のやり方についてお答えをさせていただきます。  令和2年度につきましては、10月と11月に合わせて6回の巡回市長室の計画をさせていただきました。このときはコロナ禍ではございましたけれども、比較的コロナの発生状況が少なくなっていたというところもございまして開催させていただいたわけでございますけれども、当然ながら、開催するに当たりましては、つい立てや消毒、そして検温等を来ていただく方にはさせていただいて、また、換気にも努めて、コロナ感染対策については、その辺を考慮させていただいて開催させていただいたところでございます。  なお、1か所当たりなんですけれども、事前申込制でございまして、最大5組ということで、1組当たり20分程度で市長と対話をしていただくというような時間制限もしておりましたので、入替えということにはなっていたわけでございます。  ただ、コロナ収束はしておりませんので、今、令和3年度につきましては、巡回市長室の予算は見てはおりますけれども、状況に応じまして、また開催をどういう形でするのか、やり方も含めまして、市長とも協議させていただきながら、開催するのかしないのか、その辺の対応とかを考えていきたいと思っておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 280 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 281 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   湘潭市との交流事業につきましては、先ほども小川委員の方から市民の参加ということでご提案をいただいております。具体的な内容につきましては今後詰めていくということになってまいりますので、日中友好協会の皆様ですとか、関係の方々と、30周年という節目の年でございますので、それにふさわしい式典等が開催できるように内容を詰めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 282 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 283 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   私の方から、3問目の小・中学校のインターネットの回線のことについて説明させていただきます。  彦根市のインターネットの環境につきましては、市の職員とか各学校側とも、セキュリティレベルの維持のため、滋賀県のセキュリティクラウドというものを通しまして外部の方に出ています。今回、GIGAスクール構想の中で約9,000台の端末を導入するに当たりまして、そのセキュリティクラウドを通しての授業でインターネットを閲覧したりするルートでは、行政とかのほかの業務での使用を圧迫する可能性がありますので、それを解消するために、各学校から外のインターネットに、授業に関してだけ、その回線を使って外に出るように契約するものです。インターネットを閲覧する際に不要なページとかを閲覧できないようなウェブのキャッシュ機能というような機能を持ったルータもそこに置きまして、そういうセキュリティを維持したままで回線を使うということの経費でございます。 284 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 285 ◯委員(獅山向洋君)   湘潭市の問題なんですけれども、確かにこの頃は、日中友好協会というのは、えらく全面に出てきているんですけどね。私がお尋ねしているのは、この30年間にやっぱり使節団が行ったり来たりしているわけですし、中学生も行っているわけですし、そういう方々について、記念式典にお呼びしたり、場合によってはいろいろな思い出話を文章につづってもらうとか、何か30周年区切りで「ああ、ここまでいろいろと交流してきたのか」ということが分かるようなものを作る気はないのかなということでお尋ねしているのでね。その点、これから検討しますというのなら、それはそれでいいんですけれども、1回そういうような本当に市民と湘潭市の市民との交流の歴史というものをきっちり考えるべきではないかなと思っておりますのでね。「その点については検討します」でも結構ですから、もう1回確認しておきたいと思います。  それから、今の情報政策費の問題なんですが、私も残念ながら、情報に関しては疎い方ですので、あまりよく分からないので、要するに、この説明の「各小学校から直接インターネット接続するための回線使用料」というのは、「直接」という意味がちょっとよく分からないのでね。私なんかはついつい、これは小学校間でやるのかなとも思うし、逆に、本当にいざ、いろいろ緊急事態になって休校になったとき、小学校と児童・生徒との間で直接インターネット接続するためのものかなとか、いろいろよく分からないので、その辺についてお尋ねしているので、端的にお答えなり、お教えいただきたいと思うんです。 286 ◯委員長馬場和子さん)   シティプロモーション推進課長。 287 ◯シティプロモーション推進課長(細野晃史君)   ただいま獅山委員からご提案をいただきました件につきましては、この30周年の事業に合わせまして記念誌を作成する予定をしておりますので、その中に、ご提案いただいた内容等も含めてこられるように今後検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 288 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 289 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   GIGAスクール構想の授業の中で、いろんな教材とかコンテンツとかを使うことになります。そういったものを、外部のクラウドセンターの方にサーバーを作りまして、そこに教材を置くようにしております。学校の方からも、自宅からも、同じ教材を見られるようにする構造にしております。それで、学校からそのサーバーのサービスとかを見るために通信料とかが、かなり必要と思われますので、今回、各学校ごとに新しくインターネット回線を引くものでございます。 290 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 291 ◯委員(獅山向洋君)   要するに、今おっしゃっているのは、簡単に言うと、子どもが緊急事態のときなんかに家へパソコンを持って帰ったとしますよね。そうしましたら、そこから今おっしゃっているクラウドとか、そういうところに直接アクセスできて、いろいろ勉強ができるという意味なのかどうかだけでも聞いておきたいと思いまして、お尋ねしているんですよ。私の方の関心をちょっと考えていただいて、端的に答えていただけませんでしょうかね。 292 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 293 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   自宅から見る場合につきましては、教育委員会の方で端末のない人にはSIMつきのパソコンを貸し出すということになっています。今回引く回線は学校から、そこを見るためのものですので、自宅からというものではございません。 294 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 295 ◯委員(獅山向洋君)   そうすると、自宅から見られるようにするためには、改めていろいろと回線のことなんかをお金を出して考えないといけないということですね。ちょっとその点だけ確認しておきたかったので。 296 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 297 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   学校からは一度に多くの生徒がそこを集中して使いますので、今回引いていますけれども、自宅の方から一人ひとりが使われる場合は、1人だけの回線……。    (発言する者あり) 298 ◯委員長馬場和子さん)   詳細の内容は多分教育委員会でなければというところもあると思うんですけれども、行政情報化事業の中でインターネット回線のリース料なり、回線使用料なりというのが出ているということで、今、情報政策課長の方から答弁をいただいたんですけれども、ちょっと議論がかみ合っていないかなという節がございますので、獅山委員からの問いに的確にお答えをいただければなと思いますが。  情報政策課長。 299 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   自宅からの利用につきましては、今のところは新たな費用とかは考えておりません。 300 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  では、ほかに質疑はございませんか。  長崎委員。 301 ◯委員(長崎任男君)   主要事業の20ページの生涯スポーツ振興事業のところでお聞きさせてもらいたいと思うんですが、この概要書の事業内容のところに、生涯スポーツの充実・推進が彦根市スポーツ協会の役割ということが書いてある中で、ジュニア期のスポーツ教室の委託とか開催とか、こういうことが書いてあるんですけれども、ジュニア期のスポーツ教室というのはどういうものなんですかということをまず1点目に聞きたいです。  2点目は、競技選手の育成強化事業とあるんですけれども、40万円、これの詳細について教えてください。  3点目は、スポーツ少年団等の活動補助63万2,000円になっているんですけれども、厳密に言えばスポーツ少年団ではないんですけれども、ボランティアでコーチとか指導者がおられて、ボランティアでされている、ほぼ学校は複数の学校なんですけれども、そういう活動をされている団体も、このスポーツ少年団「等」の部分で当てはまるのかどうか。この3点、よろしくお願いいたします。 302 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ課長。 303 ◯スポーツ課長(馬場俊雄君)   まず、1点目のジュニア期のスポーツ教室の実施という部分でございますけど、その部分に関しましては、次の2番目の部分にもまたがると思うんですけど、競技選手育成強化事業委託の40万円のところなんですけど、それがジュニア期における競技人口の拡大と育成を彦根市のスポーツ協会に委託しまして、各競技団体で実施しております。この育成種目につきましては、彦根市で開催されるハンドボール、弓道、なぎなた、陸上の国体4種目に焦点を当てて育成しておりまして、その中で競技選手の競技力の向上や競技人口の増加のためにスポーツ教室の実施をしております。それが1点目です。  次の2点目の競技選手育成強化事業委託ですけど、先ほどの説明ともかぶりますけど、ジュニア期の競技人口拡大と育成のためにスポーツ協会に委託しまして、国スポの4種目に焦点を当てて育成の委託料を出しているという状況です。国民スポーツ大会までは、この4種目で育成をさせていただいて、他の競技につきましては、国民スポーツ大会終了後に検討してまいりたいと考えております。  3点目のスポーツ少年団等活動補助の部分でございますけど、まず、この63万2,000円に関しましては、スポーツ少年団育成事業補助金の53万2,000円と親善友好都市スポーツ交流大会開催補助の10万円の二つに分けられております。そのスポーツ少年団育成事業補助金53万2,000円につきましては、一つ目は単位スポーツ少年団活動助成として、主に小学校区で組織される19のスポーツ少年団に、単位団に対して、1単位団当たり2万円の計38万円。次に、指導者が加入する傷害保険料に対して4分の1の補助をしております。こちらが10万1,400円。最後に、交流大会助成として、全国大会に参加される団に対して旅費相当額の補助で、こちらは5万円。合計で53万2,000円になっております。  もう一つの親善友好都市スポーツ交流大会開催補助の10万円につきましては、高松市との野球の交流の部分で10万円の補助金を出しているという状況でございます。  それと、ボランティアの部分に関しましては、あくまでスポーツ少年団に入っている団体に対しての2万円の助成でございます。  以上でございます。 304 ◯委員長馬場和子さん)   長崎委員。 305 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。  1点目なんですけれども、そもそも一番最初に生涯スポーツの充実と推進と書いてある中で、生涯スポーツということ、幅広くそういうふうに書かれている中で、僕はなぜ国体のこの4種目に限定しておられるのかなと、これがずっと分からないんですけれども。例えば、彦根市のそれに携わっている人の競技人口というのは、ほかの競技に比べて多いんですかね。だから、そこに特化する意味が私はちょっとよく分からないんですけれども。それも国体までとなったら、小さい子にそれを教えて、国体が過ぎたら違うことというのには、僕はいまいち納得できないんですけど、その辺をもう少し、どういう考えで、そこの4種目に特化しておられるのかということをまず教えてもらいたいと思います。  あと、3点目に聞いておりますスポーツ少年団等のところですけれども、19学区のスポーツ少年団体へと書いてありますけれども、このスポーツ少年団体、幾つあるんですか。それを教えてください。    (発言する者あり) 306 ◯委員(長崎任男君)   19団体。いや、スポーツ少年団でも、例えば旭森小学校のスポーツ少年団とかだったら、旭森スポーツ少年団何々部、何々部とかいって、サッカー部とか野球部とか、そういうふうにあるんですけれども、それなりに人数がおられる中で、そこはそれだけで一つですか。ほかのスポーツ少年団とバランスは同じ計算になるんですか。それを教えてください。 307 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ課長。 308 ◯スポーツ課長(馬場俊雄君)   一つ目のジュニア期の選手育成のことでございますが、2025年の国民スポーツ大会に向けての競技力向上については、滋賀県が滋賀県競技力向上対策本部を立ち上げて、彦根主催の4競技に限らず、幅広く競技力の向上に取り組んでおられる状況でございます。  本市としましても、国民スポーツ大会に限らずですが、本市スポーツ協会と連携して、選手の活躍に対する激励金の交付やホームページへの掲載等でスポーツ選手や団体を応援して、競技力向上につなげてまいりたいと考えております。  国スポまでは4種目を特化してというところでございますが、国スポが終わっても、その4種目の競技力向上をやめるというところではございませんので、ご理解いただきたく思います。  もう一つ、スポーツ少年団の団体の数なんですけど、19団体といいましても、例えば高宮学区でございましたら、軟式野球、剣道、バレーボールとございますけど、競技が三つあって一つの団体と捉えておりますので、それに対して19団体というところでございます。 309 ◯委員長馬場和子さん)   長崎委員。 310 ◯委員(長崎任男君)   そうなると、一つの団体に対して、人数で計算している、人数で比較しているのではなくて、人数が多かろうと、競技がたくさんあろうと、1団体に当てはまる金額は同じということですよね。同じという意味ですか。    (発言する者あり) 311 ◯委員(長崎任男君)   分かりました。 312 ◯委員長馬場和子さん)   では、ほかに質疑はございませんか。  獅山委員。 313 ◯委員(獅山向洋君)   同じく国スポ・障スポについての質疑ですが、どうもちょっとよく分からないのは、ボランティア関係のことがさっぱり言葉として出てきていないんですよね。それで、これは予算書では104ページ、105ページ、説明書では5ページの一番上のところなんですけどね。金額的には、ある程度書かれているわけですけれどもね。ご承知のとおり、オリンピックでもパラリンピックでも、やっぱりボランティアの方々の役割というのは非常に重要なんですよ。現に、皆さんもご承知のとおり、森会長の発言によってボランティアをやめたという人がたくさん出てきて、それも非常に森さんに対する圧力にもなったと聞いているわけですがね。一体これ、彦根市が、言うならばメイン会場をお引き受けするということになっているわけなのでね。そのためには相当なボランティアの皆さんが必要になってくるのではないかと思うんですが、ボランティアの育成ということは今回のこの予算の中には入っているのかいないのかということをお聞きしておきたいと思います。  それから、もう1点は、これは債務負担行為のことなので、説明書の6ページで既にご質疑があったわけなんですけれども、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業で外構1期工事ということで書いてあるわけなんですが、これ、いろいろとスケジュール表があったと思うんですが、わざわざひこね燦ぱれす解体工事ということが入ってきているわけですが、ひこね燦ぱれすの解体工事はかなり後の方のことだったのではないかなという記憶があるんですけど、今ここで、どうしてもこの債務負担行為として入れなければいけないのかどうか、その点についてちょっと説明していただきたいんです。特に、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業についてはいろいろな日程表があるわけですから、その中での位置づけとして、今この債務負担行為が必要であるという、その辺の説明をしていただきたいと思います。 314 ◯委員長馬場和子さん)   国スポ・障スポ推進課長。 315 ◯国スポ・障スポ推進課長(荒木城康君)   委員ご指摘のボランティア募集等のボランティアにつきましては、今後、国スポ大会等の運営におきましては非常に重要でありますし、役割としては重いものだというのはおっしゃるとおりでございますが、昨年の1月に準備委員会を立ち上げまして、1年間延びましたけれども、現在、そういった準備等の運営等につきまして進めている段階でございまして、今回の予算の方にはボランティアに関する直接の予算等は計上はされておりませんが、だんだんと近づいてまいりました年度によりまして、ボランティア活動等の募集等を年次計画に基づきまして進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 316 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 317 ◯新市民体育センター整備推進室長(馬場俊雄君)   委員お尋ねの外構工事の債務負担の件でございますけど、外構工事はおおむね建設工事と並行して、令和3年度終わりから令和4年度にかけて取りかかろうと考えております。それに伴い、令和3年度から契約等を行わないといけないため、今回、債務負担というところで計上させていただいております。  以上でございます。 318 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 319 ◯委員(獅山向洋君)   ボランティアの問題なんですけど、年次計画に基づいてとおっしゃったけれども、それでは、年次計画はどうなっているのか、説明していただきたいですね。どうも彦根市は、市長の言葉を借りますが「必要があれば」というような言葉になっているんですけど、もう既に、1年延びても、いつあるということが明確になっているわけですから、それに対して、ボランティアの育成というのは結構大変なんですよ。募集から始まって、いろいろと勉強してもらわないといけないわけですしね。その中には外国人もおられるわけですよ、よそから来られる場合にですね。そういうものについて、今頃、年次計画なんて言っている場合ではなくて、やっぱり「いつからきちっと始めます」と言うのが、それがまさに準備委員会の仕事ではないんですか。そういう観点から、やっぱり準備委員会そのものの事務局を預かっておられる皆さんの方では、今頃、今回は予算に入っていませんというのは、ちょっと僕はおかしいのではないかなという気がするので、もう1回、それでは年次計画として、いつからきちっと予算を入れていくのか、説明していただきたいと思います。  それから、もう1点、私は外構工事のことだけを聞いているのではないんですよ。それでは、端的にお聞きしましょう。一体いつひこね燦ぱれすを砕く日程になっているんですか。「この日程です」とおっしゃって、今、債務負担行為が行われるのは分かるけれども、どうも先ほどのご質疑のお答えの中でも、いつ砕くということについては、はっきりしていなかったような気がしますので、もう1回確認しておきたいと思います。 320 ◯委員長馬場和子さん)   国スポ・障スポ推進課長。 321 ◯国スポ・障スポ推進課長(荒木城康君)   まず、今のボランティアにつきましては、市民運動というような形にはなるのですが、来年度につきましては、そういった市民運動に伴います基本計画を策定してまいります。そして、次の年度ぐらいにボランティアマニュアルの検討、募集の検討等をしてまいりまして、実際に募集させていただくのが、2年前の鹿児島大会、ちょうど2023年ぐらいからボランティアの募集・研修等を進めてまいりたいと考えております。ボランティアマニュアルを作成しまして、そして1年、2年前という形でボランティア募集、研修、配置という形を進めていく予定でございます。  そういった近隣の事例でありますとか、ボランティアのやり方でありますとか、そういったことについては、視察等にもよりまして研修・研究を重ねてまいりたいと考えております。  以上です。 322 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 323 ◯新市民体育センター整備推進室長(馬場俊雄君)   ひこね燦ぱれすの解体につきましては、令和4年4月から取りかかる予定でございます。 324 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 325 ◯委員(獅山向洋君)   ボランティアが市民運動なんて、これは僕はちょっとおかしいと思いますよ。やっぱりこの大会を運営される方、特に主会場を引き受けた彦根市が積極的にやっていかないと駄目なので、こんな市民運動を待っているみたいな話では、ちょっと感覚的にまずおかしいのではないかと私は思います。  それから、何か視察してとか言っておられるんだったら、2年前から研修とか、そんなことをやるんだったら、今からでも視察をやっていないと駄目なんですよ。そういうような、まるで本当に分かっているのかなという心配を私はしますのでね。  そもそもこの予算に入っていないといけないのではないかということを聞きたいんですよ。市長、いかがですか。その点について、これから視察なんかをやると既に言っておられるわけですから、来年度は、そういう意味で、なぜこの予算にそういうものを入れなかったんですか。 326 ◯委員長馬場和子さん)   スポーツ部長。 327 ◯スポーツ部長(西田康浩君)   視察につきましては、数年前から毎年行かせていただきまして、委員おっしゃるボランティアとか、そういった総合計画、そういうものは立てております。  準備委員会におきまして、この開催総合計画というのは、ご承認をいただきまして進めているものでございますので、ご理解はいただきたいと思っております。  先催市の事例を見てみますと、2年前または3年前から始めておられる自治体がほとんどでございますので、それに合わせて彦根市の準備委員会におきましても計画を立てているというところでございますので、ご理解いただきたいと思います。 328 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 329 ◯委員(獅山向洋君)   それでは、本年度、準備委員会というのは何回ぐらい開催されたんですか。 330 ◯委員長馬場和子さん)   国スポ・障スポ推進課長。 331 ◯国スポ・障スポ推進課長(荒木城康君)   今年度につきましては、書面開催という形にはなりましたが、常任委員会が1回、総会が1回でございました。 332 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  北川委員。 333 ◯委員(北川元気君)   今の彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業の件ですけど、ひこね燦ぱれすの解体は令和4年4月とさっきおっしゃいましたね。から始まると。ちょっと答弁漏れと違うかなと思ったんですけど、ひこね燦ぱれすの解体工事を来年度から債務負担行為でやらなければいけない理由というのがなかったので、そこの答弁をお願いしたいのと。  結局トータルの金額が幾らなのかというのも、もう1回確認させてください。
    334 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 335 ◯新市民体育センター整備推進室長(馬場俊雄君)   すみません。令和4年4月から解体を予定しておりますので、それに伴う契約等が必要でございますので、そのために債務負担を取らせていただいている状況でございます。  それと、トータル金額でございますが、建設工事、工事監理費、外構工事費、その他の造成工事で87.6億円になっております。 336 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 337 ◯委員(北川元気君)   ひこね燦ぱれすの解体、令和4年4月から始めないと、どうしてもいけない理由って何かあるんですか。もうちょっと後にできないんですか。 338 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 339 ◯新市民体育センター整備推進室長(馬場俊雄君)   すみません。解体後、速やかに駐車場整備をさせていただかないといけませんので、そのため解体の方に4月から取りかかる予定をしております。 340 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  黒澤委員。 341 ◯委員(黒澤茂樹君)   1点だけ、非常に簡単なので別に心配してもらわなくてもよろしいんですが、113ページの行政情報化経費でございます。何遍もすみません。ここの消耗品費なんですが、私、去年の当初予算を見ましたら、多分92万9,000円だったと思うんですが、これが978万4,000円ということで10倍ぐらいになっているんですが、その理由だけお伺いしたいと思います。 342 ◯委員長馬場和子さん)   情報政策課長。 343 ◯情報政策課長(杉本 昭君)   消耗品の件で、来年度ですけれども、業務用プリンターの入替えを行う予定をしておりまして、そのプリンターの費用につきましては使用料の方なんですけれども、トナーとかは今まで市の情報政策課の方で購入していまして、各課に振替とかをしていたんですけれども、そういうトナーの管理とかを、複合機とかと同じようなパフォーマンスチャージ方式というもので月額利用料として業者の方に払うということで、その中に保守料も含まれた金額が入っておりますので、ちょっと大きい金額になっております。 344 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  長崎委員。 345 ◯委員(長崎任男君)   1点だけ、簡単な質疑でございます。  主要事業の17ページの多文化共生社会推進事業のところでございまして、「外国人住民のニーズを的確に把握し、行政サービスに反映するため、外国人住民によるモニター会議を開催する」ということでございますが、外国人住民モニター会議の開催で5万5,000円になっているんですけれども、このモニター会議というのはどのような国とか、どのような言語の方を何人でされて、何回ぐらいされる予定ですか。 346 ◯委員長馬場和子さん)   人権政策課長。 347 ◯人権政策課長(奥村揮一君)   現在、モニター会議ということでモニターさんを委嘱させていただいているんですけれども、こちらが全部で現在8名の方に委嘱させていただいております。年2回を開催させていただく予定をしておりまして、言語としましては中国語、それからポルトガル語、ベトナム語などの方がいらっしゃいます。  以上でございます。 348 ◯委員長馬場和子さん)   長崎委員。 349 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。  ということは、現在8名の方に委嘱されていて年2回ということでございますけど、今、委嘱されている方が、来年も同じ方がモニター会議に参加されるということでしょうか。 350 ◯委員長馬場和子さん)   人権政策課長。 351 ◯人権政策課長(奥村揮一君)   はい。今ほど委嘱と申し上げましたが、こちらの期間が2年間の委嘱をさせていただいておりまして、2020年4月1日から2022年3月末までということでさせていただいておりますので、来年度も今申しました8名の方ということになっております。  以上です。 352 ◯委員長馬場和子さん)   よろしいですか。    (「結構です」と呼ぶ者あり) 353 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  角井委員。 354 ◯委員(角井英明君)   主要事業の8ページなんですけど、男女共同参画センター管理運営事業の改修工事、「施設の老朽化に伴い、軽運動室の屋根塗装等改修工事および本館の」とあるんですけど、毎週金曜日に行ったら卓球をやられていたり、ちゃんと使用しておられるんだなということを見たんですけど、ホームページを見たら、天井にアスベストが吹きつけられていて、ボール運動はできないと出ていたんです。この改修工事の中にアスベスト対策ももちろん含まれていると思うんですけど、そこら辺のことについて詳しく教えてください。 355 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 356 ◯企画課長(牛澤 淳君)   男女共同参画センター管理運営事業の工事請負費の主な内容としましては、老朽化していました空調設備ですけれども、本来は今年度、空調工事を予定していたんですけれども、かなり不具合がございまして、一定の修繕では効果が得られませんので、来年度におきまして空調機本体を新調するというものでございます。  それとあと、軽運動室の屋根等がかなり今、老朽化していますので、その塗装を行うという工事でございます。今ご心配していただいていますアスベストにつきましては、毎年、飛散調査を行っていまして、飛散がないということを確認しておりますので、工事によって、ご心配していらっしゃるような不安はないと考えていますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 357 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 358 ◯委員(角井英明君)   では、アスベスト対策は新しくやるのではなくて、今までどおり年に何回かのアスベスト濃度を測定するだけで、ボール運動をやってはいけないと、そういう形で進めるということですね。 359 ◯委員長馬場和子さん)   企画課長。 360 ◯企画課長(牛澤 淳君)   今、委員のおっしゃるとおりでございます。 361 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員。 362 ◯委員(角井英明君)   市はアスベストの工事をすると幾らかの補助をしていると思っているんですけど、そういうことをしている市が、市の施設をそのままにしているのはちょっとおかしいなと思うので。アスベストって20年か、それぐらいたって被害が分かるというものですので、もっと市として積極的に対策をしていただけたらなと思います。 363 ◯委員長馬場和子さん)   要望でよろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 364 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案第2号の企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算のうち、市長直轄組織企画振興部スポーツ部の所管部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  本日の委員会はこの程度にとどめたいと存じます。  採決につきましては、9日の福祉病院教育常任委員会所管事項に相当する予算の審査終了後に行います。  本日は、皆様には長時間にわたり慎重かつ熱心なご審査を賜り、厚く御礼申し上げます。  8日は午前9時30分から引き続き委員会を開き、議案第1号から議案第10号までの市民産業建設常任委員会所管事項に相当する予算の審査を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願い申し上げます。  以上をもちまして、本日の予算常任委員会を閉じます。  お疲れさまでございました。                                 午後2時17分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...