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令和元年度決算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2020-10-08

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  1. 彦根市議会 2020-10-08
    令和元年度決算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2020-10-08


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時29分開議 ◯委員長(谷口典隆君)   皆さん、おはようございます。  それでは、定刻となりましたので、ただいまから決算特別委員会を開きます。  本日は、昨日お諮りいたしましたように、議案第115号令和元年度(2019年度)彦根市各会計歳入歳出決算につき認定を求めることについてのうち市民産業建設常任委員会所管事項に相当する部分、および議案第110号令和元年度(2019年度)彦根市水道事業会計の決算につき認定を求めることについて、ならびに議案第111号令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算につき認定を求めることについての審査をお願いし、採決は明日行いますので、よろしくお願いいたします。  執行部の方々は、質疑の内容をしっかりと把握した上で、簡潔明瞭、的確な答弁に努められますよう、お願いいたします。  審査に入ります前に、本日の審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法については、まず、議案第115号の一般会計歳入歳出決算のうち市民産業建設常任委員会所管事項に相当する部分、次に、議案第115号の特別会計歳入歳出決算のうち市民産業建設常任委員会所管であります国民健康保険事業、下水道事業、農業集落排水事業および後期高齢者医療事業の部分、次に、議案第110号の水道事業会計決算、最後に、議案第111号の滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算、以上の順に4回に分けて審査願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長(谷口典隆君)   ご異議なしと認め、その方法で審査することに決しました。  それでは、最初に、議案第115号のうち令和元年度(2019年度)彦根市一般会計歳入歳出決算市民産業建設常任委員会所管事項について説明を受けた後、これらに対する質疑を行います。  それでは、当局の説明を求めます。  財政課長。 3 ◯財政課長(山岸将郎君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 4 ◯委員長(谷口典隆君)   市民環境部次長。 5 ◯市民環境部次長(多湖敏晴君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 6 ◯委員長(谷口典隆君)   産業部次長。 7 ◯産業部次長(高月多智男君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 8 ◯委員長(谷口典隆君)   農業委員会事務局長。 9 ◯農業委員会事務局長(坂井博之君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 10 ◯委員長(谷口典隆君)   都市建設部次長
    11 ◯都市建設部次長(關谷真治君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 12 ◯委員長(谷口典隆君)   歴史まちづくり部次長。 13 ◯歴史まちづくり部次長(久保達彦君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 14 ◯委員長(谷口典隆君)   上下水道部次長。 15 ◯上下水道部次長(木村康介君)〔議案第115号の一般会計のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕 16 ◯委員長(谷口典隆君)   ありがとうございました。  暫時休憩いたします。                                 午前10時42分休憩                                 午前10時52分再開 17 ◯委員長(谷口典隆君)   休憩前に引き続き委員会を開きます。  それでは、ただいまより質疑に入ります。  質疑のございます方は挙手をもってお願いいたします。  林委員。 18 ◯委員(林 利幸君)   それでは、質疑させていただきたいと思います。  まず、決算書の246、247ページのところです。工場等設置奨励事業で、工場等設置奨励金として3,322万1,125円の支出がございます。先ほどご説明の中では12件の申請に対して奨励金を出されたということですけれども、この中で新設された工場はあったのでしょうか。これがまず1点目です。  次に、2点目、決算書の249ページの空き店舗活用地域経済活性化事業です。地域経済活性化チャレンジショップひこね事業補助金として25万864円の支出がございますが、これは具体的にどこの地域の空き店舗を活用してお店をオープンされたのでしょうか、お聞かせください。  3点目、同じく249ページなんですけれども、「ひこねで暮らそう」リフォーム事業についてです。この事業で、住宅リフォーム等補助金で297万2,000円の不用額が出ています。申込み件数は78件で、想定よりも少なかったことや、工事未着手等に伴う申請取下げが多かったというふうに説明がございましたが、まず、この申請件数が少なかった理由をどのように分析しておられるのでしょうか、お聞かせください。 19 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 20 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   まず、最初の工場等設置奨励金でございますが、新設した企業は数件ございました。ただ、ほとんどが既存施設の増設となっております。新たなものとしましては、平成27年10月操業開始の株式会社フロウエル、野田山町にございますけれども、そちらの方が新設となっております。過去ではエムテイテクノスというのが搬送装置設計製作据付とかをして、新たなものとなっております。  続きまして、空き店舗を活用したチャレンジショップにつきましては、商工会議所が実施しておりました地域経済活性化チャレンジショップひこね事業に対しての補助金で、家賃の5分の4で限度額5万円というものを5か月分、ここのお店につきましては平成30年3月からオープンしましたので、半年間の補助対象となります。一つは平成30年3月分、それ以後が今回の5か月分ということで、25万円。場所としましては、京町のところに1店オープンしまして、現在も営業されています。  次に、「ひこねで暮らそう」リフォーム事業につきましては、当初予算では130件見積もっておりました。今回、事前申込みが93件でございまして、その対象期間が10月1日以降であったということが影響して件数が少なくなったものと考えております。また、事前申込み93件のうち、実際に交付決定をさせていただいたのが78件でございます。残り15件につきましては辞退されました。辞退の理由としましては、工期の延期または中止というのが11件、これは、2月以降、コロナの影響もあったのではないかと感じているところでございます。  以上です。 21 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 22 ◯委員(林 利幸君)   では、まず1点目ですけれども、たくさん工場が進出すれば、それだけ市の方の収入も増えるということだと思うんですけど、例えば設置してもらえるような働きかけというのは、1年間を通して市としてはどのような働きかけを行われたのでしょうか。  次に、2点目、京町の方に1店舗オープンされたということですけれども、この事業による成果をどのように捉えておられるか、お聞かせいただきたいと思います。  3点目のリフォーム事業なんですけれども、予算の方では、移住世帯が10件、新婚世帯が3件、子育て世帯が66件、3世代同居世帯51件を想定し、組まれたと思うんですけれども、実際に申込みをされて、この78件の内訳はどのようになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 23 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 24 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   多くの事業所の方に工場設置のいろんな増設とか設備投資等をしていただければ、その分、市としても、後々、収入の方は増えるわけでございますが、こればかりは、市の方でお願いはしていても、やはり企業の業績等がいろんな社会状況等によって変わってきますので、働きかけとしましては、土地とか、そういった開発されるものがありますよという情報提供だけにはなってきております。  次の2点目、チャレンジショップの方での成果でございますけれども、チャレンジショップの補助を活用されたお店全てが継続して事業をしているものではございません。幾つかの店舗は撤退いたしましたけれども、その全部が撤退していないということであれば、やっぱり継続して営業していただいている部分は空き店舗解消にもなったのかなと思っております。  それと、次、3点目、リフォームにつきましては、結果として、移住が3件、新婚が1件、子育て世帯が56件、3世代同居が18件、計78件となっております。 25 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 26 ◯委員(林 利幸君)   1点目、2点目に関しては分かりました。  3点目のリフォーム事業の方なんですけれども、当初、予算の審議で、定例会の方でもいろんな議員の方が、この事業はどうなんだというような話をされていたと思うんです。今ご説明していただいた、申込みをされた内訳の方ですけれども、この事業は、市が課題としている定住人口の増加には効果があったと思われますでしょうか。 27 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 28 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   当初、この事業につきましては、定住人口を増やすというところでこの事業を開始させていただいたところでございます。定住人口の方、移住が3件、新婚が1件ということで、数としては少ないんですけれども、ここ何年もそういった、移住されて利用される、または新婚でこちらの方で人が増えるというような効果は、大きくは成果はなかったとは思いますけれども、少しは成果があったとは思っております。 29 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 30 ◯委員(林 利幸君)   たくさんの予算をつけていただいているので、本当にもっと大きな成果があればよかったのかなとは思うんですけど、この事業全体を見てみて、どのようにお考えですかね。今、少しは成果があったのかなということだったと思うんですけど、事業として成功だったかどうだったかというのは、見解をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 31 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 32 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この事業が成功したか、また成功でなかったかということは、数字的に例えば何%なら成功だというようなことは、ちょっと測れない部分があるかと思っております。ただ、委員がおっしゃるように、全部が移住とかに反映されていればいいんですけれども、やはり、その点につきましては少しでも改善できているかなとは感じております。 33 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにございますか。  中野委員。 34 ◯委員(中野正剛君)   3点ほどお願いします。  昨日、こちらの市民産業建設の方で聞いてほしいと言われましたので、決算書の6ページの森林環境譲与税というのが新たに565万3,000円入っています。これは特定のものにしか使えないというのは聞いているんですけれども、どのようなものに使われたかを具体的に教えてください。  それと、2点目、会計監査委員の意見書の、まず35ページなんですけれども、農林水産業費の執行率が、毎年、大体85%とか81%という執行率になっています。せっかく予算を取っておきながら、使わないからもったいないなという感じがしますので、これがどういう原因なのかというのを教えていただきたい。  それと、同じく36ページになるんですけれども、商工費の執行率も令和元年度は87.9%に下がっています。その前年度は96.2%の執行率だったと思うんですけれども、これはどうしてこういうふうになったのか、この点も教えてください。  以上です。 35 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 36 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず、先ほどの森林環境譲与税の令和元年度の使い道のご説明をさせていただきます。  決算書でいいますと、使っておりますのは、241ページの林業振興費の中の長寿の森奨励事業交付金4万5,130円、それから四つほど下の修繕料24万7,500円、その二つ下の清掃委託料10万4,500円、もう二つ下の林道管理委託料70万9,320円、その一つ下、工事請負費があるんですけれども、この中の一部であります35万1,680円、それから次の243ページになりますけれども、上から大きな三つ目の環境林整備事業24万6,600円、合計170万4,730円を今年度の事業に充当させてもらいました。残りが、その二つ下ほどにあります積立金として394万8,270円です。主な使い道としましては、森林整備に係る維持管理・修繕等々の事業に使えるということでしたので、令和元年度に関しては、そういうものに主に使わせてもらっております。  次の監査の方のパーセント、要は、たくさんあったのに執行率が下がっているということでございますけれども、主な原因としましては、大きなものは、平成30年度から平成31年度、令和元年度に繰り越した事業がたくさんありました。それが、主に前年度の2月補正で、国等で、大型補正ということで、TPP対策等で、機械なり、経営者様に補助金を出せる事業がありました。それを、前年度の2月に要望を聞いておりましたけれども、それを国に上げましたところ、国の方で採択漏れとか、要件が合わないということで、結構、落とされておりました。それで、予算上はたくさんあるんですけれども、国の採択で漏れたのが原因で、ちょっと執行率が悪くなっているという状況でございます。 37 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 38 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今ご指摘がございました、商工費の執行率が前年度と比べて悪い、下がったということですが、これにつきまして、不用額が発生した主な要因としては、商工振興費の委託料でプレミアム付商品券発行事業4,649万9,000円が不用になったということで、執行額が前年度に比べて下がったものでございます。 39 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 40 ◯委員(中野正剛君)   先ほどの森林環境譲与税なんですが、これは積立てというのは可能なんですか。これはどういう割合で頂けるものなのか、まずちょっと教えていただきたいと思います。  それと、プレミアム発行の約4,600万円が不用額というのは、ちょっとよく分からない。もうちょっと詳しく教えてください。 41 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 42 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   森林環境譲与税の使途はどのようなものができるかというのは、事前に伺っております。大きく分けますと森林整備に関することということで、森林の整備に関する、林道であったり、じかに森林の整備をしにいくような、大きな事業に使えます。それから、人をこれから林業に就いてもらえるような、そういう担い手育成のための事業に使うことができます。それから三つ目として、木材の利用なり啓発をする、例えば公共的な建物に彦根市産の木をたくさん使ってもらうような施策にも使えるという、大きな三つの項目があります。  そして大きなものを使おうとするときに、ある程度の額を積み立てて発注したい。農林水産課として今思っておりますのは、森林を整備するのに、まず、境界がほとんど決まっていないというのが現状で、まず境界を決めて、この木は誰の木かというのをはっきりして、そこから承諾を得て森林の整備をしていきたいという思いがあって、積み立てております。これは、一応、総務省とかの方からも、積立ては可能であるというのは聞いております。 43 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 44 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   プレミアム商品券の、今回、当初予定していたものよりも購入される方が少なかったことが原因になります。これは全国的にも少なくなっておりまして、対象者に対して約58%の申請でございましたので、42%分につきまして不用が生じたということになります。 45 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 46 ◯委員(中野正剛君)   分かりました。ありがとうございます。  あと1点だけ、すみません。森林環境譲与税、またちょっとしつこくてすみませんけれども、これ、内容を見ていましたら、国も、環境のために使おうということで、見たら、ホームページなどに使い道を公表しないといけないというようなことが書いてありました。それが正しいかどうかちょっと分かりませんけれども、彦根市のホームページなどを見てもちょっと見当たらなかったので、こういうのは公表しているんでしょうか。 47 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 48 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   これは公表する義務になっております。その公表時期としましては、その自治体の決算委員会等、決算の承認がもらえた後に速やかにしなさいということになっておりますので、今、準備を進めているところでございます。 49 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにございますか。  黒澤委員。 50 ◯委員(黒澤茂樹君)   それでは、まず、今ほど予算の説明を聞かせていただきまして、改めて、市の中の組織機構が複雑になってしまったなと感じたところでございますが、これはさておきまして、3点お聞きしたいと思います。  まず、決算書の243ページ、水産業費のところ、彦根市漁業協同組合連合会補助金50万円ですけれども、これは私が現職のときにいろいろ問題になったところなんですが、現在、どんなふうな取組で、どんなふうな成果が上がっているか、まずお伺いしたいなと思います。  それと、二つ目ですが、林委員からもご質疑がありました「ひこねで暮らそう」リフォーム事業です。この助成費につきましては、当初予算では1,950万円あったわけです。補正で1,289万6,000円にされていますけれども、それからするとほぼ半分ということで、そもそも制度設計そのものに問題があったのではないかと私は思っています。  そこで、今回のこの事業で、市内の経済効果というんですか、いろんな事業者がこれによって工事されたと思うんですが、その事業効果を教えていただきたいです。この新しいリフォーム事業の以前のリフォーム事業があったと思うんですが、できましたらその事業と比較して教えていただきたいと思います。  続きまして、彦根物産海外展開支援委託料です。これはジェトロへの委託と思うんですけれども、この成果とか効果についてお教えいただきたいと思います。  以上です。 51 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 52 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   今の水産振興事業でございます。これは、彦根市漁業協同組合連合会の方が取り組んでおられるスッポンの養殖事業に対する補助を行っているものでございます。平成30年度から補助を行っております。  まず、平成29年度に関しましては、組合の方で500匹の稚亀を購入されております。それから、平成30年度には1,000匹の稚亀を購入されました。平成29年度については500匹のうちの大半が死亡してしまいました。平成30年度の1,000匹もほとんどが死亡している状況でございます。同時に、スッポンの養殖というのは県内で初めてのことでしたので、近接にあります滋賀県水産試験場にも同時期に、そういう取組を一緒にしていこうということでやってもらっているところですけれども、水産試験場の方も全滅したと聞いております。原因としては、はっきりとは分かっていないという回答をもらったんですけれども、感染症や、水質・水温や、外気温などの様々な要因があったのではないかと聞いております。  それから、令和元年度は560匹の稚亀を購入されております。これはほとんど1冬を越して、今も順調に育っていると聞いております。今年度も、先月ですけれども、9月、500匹の稚亀を購入されて、今のところ育てていってもらっております。  現在のところとしては、平成29年度に生き残った数十匹、令和元年度の500匹、今年度の500匹の1,000匹強が残っていると思っております。  今後どうしていくかということで、一般的に出荷できるサイズになる1キロなんですけれども、大体3年程度かかると聞いております。ただ、平成29年度から残っているものはもう出荷サイズにはなっているんですけれども、稚亀を購入するのにもかなりの経費がかかるということで、それは、今、産卵用の親亀としてこのまま飼育していこうということで話を聞いております。  このようなことから、令和元年度の500匹が順調に生育していけば、令和4年度には順次出荷していけるのではないかと考えております。  ただ、スッポンは、食用としてももちろんですけれども、近年はサプリとしての需要が非常に高いというのも聞いております。今後はその辺の取組等々、販路先とかも研究していきたい、その辺は滋賀県にいろいろご協力をもらって、今、探っているところでございます。  以上です。 53 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 54 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   まず、リフォームの効果でございます。令和元年度は78件と先ほどお答えさせていただいたとおりですが、総工事費が1億2,765万6,179円でございました。補助額が992万4,000円でございますので、補助金に対して12.9倍の総工事費の費用が彦根市内で動いたということになります。  前年度の平成30年度におきましては、件数が令和元年度と比べて10倍近くありまして、733件、それで、補助金額6,593万4,000円に対して総工事費が11億5,148万2,321円ということで、補助金額に対して17.5倍となっております。  ただ、それぞれの単価で申し上げますと、平成30年度が733件で総工事費が11億円ですので、1件当たり150万円程度の工事でございました。ただ、今回、令和元年度につきましては78件で1億2,765万円でございますので、平成30年度よりは単価は高くなっております。  次に、物産の海外展開を委託したことについての効果でございますが、海外展開支援事業をジェトロ滋賀に委託しておりました。これは、彦根仏壇の海外展開を一昨年度から継続事業として実施したもので、上海の会社と委託販売を行う常設のショールームを設置することができました。  具体的に申し上げますと、令和元年12月18日に、彦根仏壇を中国に初出荷しました。本数としては11本です。1月20日になりますけれども、上海での仏壇ショールームの設置を行いまして、3月20日にショールームオープン、その後、1台が中国の富裕層の方に販売されたと聞いております。ただ、その以後につきましては、コロナの関係で、いましばらく……。合計2台売れたと聞いております。その後、順調にいくかと思ったんですが、コロナの関係で今は止まっている状況でございます。 55 ◯委員長(谷口典隆君)   黒澤委員。 56 ◯委員(黒澤茂樹君)   漁業協同組合連合会の方につきましては、スッポンというのはなかなか難しいというのはよく分かりました。しかしながら、将来、いろんな展望も見えてきているということでございますので、しっかりと今後も対応していただきたいなと思います。  そして、海外展開の方も、何とか上海の方にショールームができて、2本売れたということでございますので、これも今後もしっかり対応していただきたいと思います。  リフォーム事業なんですけど、新しい制度になる前は、やっぱり17.5倍、申請も733件と10倍ぐらいあったわけですから、言ったら悪いですけれども、何でこれをこんな使いにくい制度にされたのか、だからそれは、制度設計が悪いというか、ひょっとしてこれは枠配分の影響があったのではないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 57 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 58 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今ご指摘がございました、平成30年度は700件以上ありましたけれども、これにつきましては、当初よりも台風の影響で修繕が必要になったということがございましたので、補正をかけて多くの方に利用していただいたものでございます。  令和元年度からのリフォーム事業につきましては、彦根市が抱えております問題、定住人口を増やしていくというところが問題になっておりましたので、それに特化した事業にしていきたいということで、制度を変えたものでございます。 59 ◯委員長(谷口典隆君)   黒澤委員。 60 ◯委員(黒澤茂樹君)   先ほどの林委員の質疑でもございましたけれども、実際に移住した人が少ないというのであれば、全くその目的を達していないわけですよね。だから、これは本当に制度設計が悪かったと私は思います。こんなことを今年度も続けられているのかどうか、ちょっと忘れましたけれども、こういったことはもう一遍しっかりと、市民にとっても市内の業者にとっても非常に有効な施策でありますから、枠配分ということがあるかもしれませんけれども、しっかりと対応していただくように検討していただければと思います。意見です。 61 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  矢吹委員。
    62 ◯委員(矢吹安子さん)   それでは、1点目は、251ページの城まつりパレード開催委託料のところですが、前年度から173万8,043円減少して1,065万5,176円になっていますが、その経費がどういう減少か、1,000人が800人になったことなのか、ちょっとその辺を教えていただきたいと思います。  その次は、パークアンドバスライドのところですが、これは273ページです。事務報告書の290ページにありますが、毎回実験されている中、費用はまちまちですが、5回目の約1,180万円の費用と、それぞれの費用の効果をお伺いいたします。  もう一つは、277ページ、歴史まちづくり事業の中で、事務報告書の290ページに、旧城下町地区公共サイン設置工事とか、工事の委託料が書いてあります。その中で「河原三丁目ほか」とあります。花しょうぶ通りほかに、サイン設置とは案内板のことだとは思うのですが、何枚で、どこに設置されたのでしょうか、お伺いいたします。 63 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 64 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   それでは、私の方からは、城まつりパレード開催委託料の減額の件につきましてお答えいたします。  前年度と比較して減となった理由でございますが、こちらの方は、井伊直弼公の奉告祭の方を市の委託事業から対象外とさせていただいたことと、あと、昨年度は物産展の当番市であったことから、歓迎レセプションの費用を物産展の方で負担したことから、減額となったものでございます。よろしくお願いします。 65 ◯委員長(谷口典隆君)   都市計画課長。 66 ◯都市計画課長(古川雅之君)   パークアンドバスライドの効果について、ご説明させていただきます。パークアンドバスライドにつきましては、平成29年度から実施しております。ご質問の事務報告書の290ページになりますが、パークアンドバスライドについては様々な委託業務を発注して実施しておりまして、まず290ページの一番上、社会実験の支援業務ということで、平成30年度、768万9,600円ございますが、これは社会実験の内容を検討する業務でございます。  その次に、197万6,400円であったり、24万8,400円につきましては、春の実験において、実際、パークアンドバスライドの運行をするのに、実費となりますガードマンの費用であったり看板の作成費用、このようなものを別に委託業務として発注しておりますので、業務が分かれております。春の実験として発注している業務でございます。それと、その下の3万2,000円の観光案内委託業務については、観光ボランティアさんに1日1名、バスに乗っていただいて、観光案内をしていただいておりました。それの経費として計上しております。  その下の令和元年度のパークアンドバスライドの支援業務につきましては、秋の実験の検討業務になります。その次の219万8,900円につきましては、秋の実験の実施において必要となる、ガードマン費用であったり看板の製作の費用となります。その下の3万6,000円の観光案内委託業務については、先ほどは春でしたけれども、秋の観光ボランティアさんへの委託ということで計上したもので、春と秋を通して2,400万円ほどかけてパークアンドバスライドは実施しております。  以上でございます。 67 ◯委員長(谷口典隆君)   効果をお尋ねなので。  都市計画課長。 68 ◯都市計画課長(古川雅之君)   すいません、効果ですけれども、昨年度につきましては春と秋に実施しておりますが、まず、春につきましては初めて実施させていただきました。その結果、利用者は秋よりもはるかに多く、2,356人の方々にご利用いただきました。  次の秋につきましても実施をしまして、この秋につきましても、春よりは若干少ないんですけれども、1,961人ということです。ただ、平成29年度から実施しておりまして、最初にやった平成29年度のときは1,275人だったものが、平成30年度の秋には1,422人、この決算に出てきております令和元年度の秋には1,961人と、確実に利用者は増えてきている状況で、この投資効果は十分発揮できていると考えております。  以上です。 69 ◯委員長(谷口典隆君)   景観まちなみ課長。 70 ◯景観まちなみ課長(久保達彦君)   それでは、私の方から、歴史まちづくり事業に関してお答えいたします。  令和元年度に設置した公共サインにつきましては、案内サインが2基、誘導サインを3基設置しております。案内サインにつきましては銀座町と船町、誘導サインにつきましては河原3丁目、本町1丁目、尾末町の3か所に設置しております。案内サインは平成26年度から設置しておりまして、令和元年末の時点で25基設置しております。  以上でございます。 71 ◯委員長(谷口典隆君)   矢吹委員。 72 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  城まつりパレードのところで、私、いつも少し気にしているんですが、出ていらっしゃる人の衣装代、例えばお殿様1人の衣装代は幾らぐらいかかり、市女笠だったり、それから、たか女1人は幾らかかっているものなんだろうと、ずっとずっと思っているのです。そうすると、公募でいらした方も「あっ、そんな高いものを着せていただけるのか」と思われたりするので、一度その辺の内容を聞かせていただきたいと思います。  それから、そのときはEXILEの松本さんが来られたのかなと思うんですが、そういう有名な方を呼ぶときは大体幾らぐらいを想定されて、例えば松本さんは大体幾らぐらいだったんでしょうか、教えてください。  その次のパークアンドバスライドですが、5回目の約1,180万円使っていらっしゃるのをもう少し詳しく教えてください。  それから、サイン設置のところですが、最初、これは何のことか分からなくて、昨日、和田議員に聞いて、看板とかそういうのだというのを教えていただきました。その効果はいかがですか、教えてください。 73 ◯委員長(谷口典隆君)   矢吹委員、城まつりパレードの衣装の全てが必要ですか。衣装代総額でいいですか。  矢吹委員。 74 ◯委員(矢吹安子さん)   いえ、総額と、例えばお殿様だけでもいいですし、市女笠だけでもいいし、たか女だけでもいいので、どこか1通りの衣装は幾らかというのは分かりますか、無理ですか。 75 ◯委員長(谷口典隆君)   これは委託事業ですよね。委託先の観光協会の方での事業実施になるので、ちょっとそこの詳細までは難しいので。  矢吹委員。 76 ◯委員(矢吹安子さん)   着せていただくときにいつも気にしていたものですから、すみません、そしたら総額で結構です。 77 ◯委員長(谷口典隆君)   衣装代概算と、先ほどおっしゃったゲスト代と、それから、衣装にかかると思われる費用を、分かる範囲でご答弁いただけますか。  観光企画課長。 78 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   今ほどの件でございますが、観光協会から頂いております収支決算書の方では、実は今、衣装代という形で報告を、総計というところではいただいておりませんが、クリーニング代ということで上がっておりまして、恐らく、毎回買っているというよりかは、今ある衣装をクリーニングして使っていただいているのかなということで、新調した場合の金額というのは、申し訳ございませんが、ちょっと分かりません。  あともう一つ、ゲストの松本さんの費用でございますが、一応、今回は、破格の値段ということで、100万円で来ていただいたということでございます。かなりお安くしていただいたとは聞いておりますので、通常であれば、なかなかそこまではないのではないかと聞いておりました。  以上でございます。 79 ◯委員長(谷口典隆君)   都市計画課長。 80 ◯都市計画課長(古川雅之君)   パークアンドバスライド社会実験の支援業務の1,180万800円の内容でございます。  これにつきましては、コンサルタントへの委託業務として発注しているもので、まず、令和元年度の秋の社会実験の企画準備と実施の様々な内容のものが入っております。それと、その次に控えている次の年の春の企画準備も含めております。それと、パークアンドバスライドにつきましては、学識者の方であったり関係機関の方々に寄っていただいて、協議会を設置して、社会実験の内容を検討しておりますので、その協議会の運営の支援も業務の中に入ってございます。それで1,180万800円を委託業務として発注したものでございます。  以上でございます。 81 ◯委員長(谷口典隆君)   景観まちなみ課長。 82 ◯景観まちなみ課長(久保達彦君)   公共サインの効果ですけれども、将来的には、令和5年度まで、あと12基、設置の予定をしております。  内容としましては、案内サインは城下町全体を表記して、現在地等を表しております。誘導サインは、主な施設に対しての誘導をしております。  公共サインガイドラインに基づきまして、多言語、4か国語で表記しております。また、旧町名も併記しておりますので、これから国スポとか世界遺産の関係で彦根に来られた方が、これを見て、自分の今いる位置、周辺の様子などがすぐに分かるような形になっておりますので、十分効果を発揮できるかと考えております。  以上です。 83 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにございますか。  堀口委員。 84 ◯委員(堀口達也君)   農業のことで少し聞きたいんですけれども、決算書の233ページと、付属資料の103ページ、104ページのところです。経営体育成支援事業に対して不用額がかなり出ているかと思うんですけれども、この要因として、「台風21号による被災支援関連事業および農業機械・施設への補助を行うため」、以下「農業者からの申請取下げや、国が定めた配分基準に基づくポイントが足りず不採択となった」と書いているんですけれども、なぜ取下げがあったのか、また、国の基準というのはどのようなものなのか、お聞かせください。  2点目が、事務報告書の55ページの埋蔵文化財発掘調査事業のうち、稲部遺跡の19次調査(民間開発)、22次調査(個人住宅)とあるんですけど、この調査の内容と状況等をお聞かせください。  3点目、同じく事務報告書の58ページに、10番の彦根城管理事業、彦根城・玄宮園入場状況という欄があるんですけれども、合計で約73万人ということで入場者数の合計が書かれているんですけれども、目標に対してどれぐらいの達成率だったのか教えてください。 85 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 86 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   付属資料の103ページの1)経営体育成支援事業で、これは明許繰越分の不用額のことですけれども、今の理由にありましたとおり、二つ事業がありまして、一つは、平成30年の台風21号によるビニールハウス等の被害があったものでございます。これも、急遽、補正等を組んでやらせてもらいました。当初の予定としては44件で4,165万3,000円の見込みをして、資材等が入らないということで次年度へ繰り越してもらっております。そのうち2件に関しましては、やっぱり高齢化とかいろいろありまして、事業をやめるために申請を取り下げられました。それで42件になったんですけど、当初の時点では業者からの見積り等々で額を申請しておりましたけれども、実際、実務をやるときに、一部縮小されたりとか見積額の差が出たということで、ここで差額が出ております。  もう一つの事業が、これが、先ほどちょっとお話しさせてもらいました、国の方で12月国会でTPP対策として新しく補正を組んでもらいまして、市の方には12月から1月にその辺のものが下りてきました。急遽、平成30年度補正ということで、該当する農家等々の皆さんにご要望をお聞きしました。そのときはご要望で6件申請がありました。6件とも、もちろん国の方に申請を上げております。これが国の方で、先ほども言っていました、採択の基準で4件落とされまして、2件だけを承認してもらいました。  どういうことかといいますと、いろいろ算定がございまして、得点方式になっております。その得点で、この団体からの業務に関しては何点というのがつけられます。その得点で国の方が査定しております。こればかりは、どれだけ全国から集まってくるか、合格の点数ラインが何点になるかが分かりません。市としては要望されたところを全て上げておりますが、実際、採択になったときには6件のうちの2件しか認めてもらえなかったということで、こちらで不用額が出て、その二つの合計が一番上の2,372万5,000円という不用額となって、繰越予算でしたので、当然、決算としてはそのまま不用の方になってしまっているというのが現状でございます。 87 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 88 ◯文化財課長(松宮智之君)   2点目の埋蔵文化財の関係でございます。事務報告書の55ページに書かれております埋蔵文化財の発掘調査事業でございますが、アからカまでの部分につきましては、民間の宅地造成とか開発関係、そして、道路とか学校、公共工事の関係でございます。こちらの方は、受託事業で合計1,500平米の発掘調査を行っております。また、キからケにつきましては、個人住宅の関係と、稲部遺跡の範囲確認調査でございます。こちらにつきましても約1,000平米程度の発掘調査を行っております。  続きまして、3番目の彦根城等の入場の関係でございます。目標として当初から立てているものではございませんが、昨年度の73万3,489人といいますのは、これまでの中で上から13番目の入場者数でございます。近年は70万人を超えておりますが、昨年度についてもなかなかの数値を記録できたのかなとは思っております。  以上でございます。 89 ◯委員長(谷口典隆君)   堀口委員。 90 ◯委員(堀口達也君)   1点目の件なんですけれども、台風21号で被害を受けられた件数がかなり多いということで、その取り下げられた44件中2件というのは、現在、もう農業の事業等もやられていないということでしょうか。後者のTPP対策で6件中2件のみの採択だったということで、市としてそういったものに対して十分なサポートというものはできていなかったのでしょうか。  あと、稲部遺跡の件については、この調査で、何か発掘であったりとか、新たに見つかったものはあったのでしょうか。  3点目、彦根城、玄宮園の入場状況なんですけれども、2月3月度のコロナの影響で、数値を見てもかなり減っているかと思うんです。このような影響がなければどれぐらいの入場者数になっていたのかということを、またお聞かせください。 91 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 92 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず、台風被害の2件ですけれども、これはほとんどがハウスとかパイプハウスとかの棟の被害で、水田に関してはほとんど被害がありませんので、2件に関しても今も農業としてはやってもらっております。  それから、TPP対策の採択の方ですけれども、これはあくまでも申請者様が、こういうことでこういうことをしたい、それによって農業の収益をこれだけ上げたいとかいうのを申請されまして、そういうのを得点制で国の基準で決めますので、市側のサポートという形はなかなか……。ただ、市は、それを申請するサポートとか、もちろん助言はしているんですけれども、これを採択してもらうというサポートはなかなか難しいのかと思っております。 93 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 94 ◯文化財課長(松宮智之君)   稲部遺跡につきましては、昨年度、発掘調査の中で珍しい布製品が見つかっております。保存状態が結構よくて、表面に漆を塗られたような繊維が見つかっております。それと、土器とかは通常から発掘で出てまいりますので、範囲確認をしながら、そういったものの調査もしていきたいと考えております。  そして、3点目の彦根城の入場者ですけれども、委員がおっしゃいますとおり、やはりコロナの関係で2月3月というのは大分減りました。もしこういったコロナの影響がなければ、仮の想定ですが、大体76万人ぐらいは行ったのではないかなとは思っております。  以上でございます。 95 ◯委員長(谷口典隆君)   堀口委員。 96 ◯委員(堀口達也君)   3点目の彦根城の件だけちょっと再質疑させていただきたいんですけれども、今回のコロナの影響は今年度の方がかなり受けると思うんです。この状況を踏まえて、今年度の反省を踏まえて、今後、彦根城等への観光に対してどのようなことを行っていくお考えなのか、それだけちょっとお聞かせください。 97 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 98 ◯文化財課長(松宮智之君)   現在でも、彦根城につきましては、消毒液を置いたりとか、ある程度したら手すりを消毒したりしております。今後もこのような対策を続けていきたいと思っております。  昨年の2月3月につきましては、コロナが発症した当初でありまして、出控えというところもあったのかなと思っております。彦根城が安全だよということはPRして、誘客につなげていきたいと考えております。 99 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありませんか。  杉原委員。 100 ◯委員(杉原祥浩君)   私の方からも3点。  まずは決算書の213ページ、真ん中よりちょっと下の旧港湾清掃事業ということで、旧港湾清掃委託料45万円というのが出ていますけれども、これは何を清掃するためにされたのか、委託先はどこにされて、何月何日から何月何日までどのようなごみが処分されたのか、お聞きしたいのが一つ。  次が、277ページの一番上の屋外広告物許可事業ということで、以前にも私は個人質問でさせてもらっているんですけれども、年度初めでは412万2,000円の予算がついている。それがそれなりの予算どおりで終わっているんですけれども、歳入の方にも上げられていますね。歳入の方で、37ページの中段よりちょっと上で792万8,570円。これ、約790万円入ってきて約410万円というふうな、この内訳をちょっと教えていただきたいというのが二つ目。  三つ目が、ページで言うと259ページで、一番上段にも、中段よりちょっと下にもあります、これは繰越費のところでもありますけれども、急傾斜地崩壊対策事業ということで、昨年度から2年続けてというか、ここのところを、全体の規模で、どのぐらいの規模で、実際、もう終わっているのか、距離的にはどのぐらいのものをされたのか、これも歳入の方で上がっていたと思うんですけれども、その辺も含めてちょっと教えていただけますか。  以上です。 101 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 102 ◯生活環境課長(木村 徹君)   お尋ねの旧港湾清掃事業につきましては、旧港湾一帯の景観を守り、水質を保全するため、地元・松原漁業協同組合に委託して、年6回、清掃を行ってもらっています。その結果、集まったごみとしましては、埋立てごみが110キロ、可燃ごみが200キロ、粗大ごみが40キロでございました。  以上でございます。 103 ◯委員長(谷口典隆君)   景観まちなみ課長。 104 ◯景観まちなみ課長(久保達彦君)   それでは、屋外広告物の関係につきましてお答えいたします。  屋外広告物につきましては、彦根市屋外広告物許可手数料条例によりまして、屋外広告物を表示または掲出する際の申請許可に対する手数料を徴収しております。決算書の277ページ、歳出の方でございますけれども、主に賃金として臨時職員の賃金、それと、使用料・賃借料として管理システムの賃借料が主な支出になっております。  歳入の方ですけれども、37ページの屋外広告物申請手数料792万8,570円につきましては、先ほど言いましたように、許可申請に対する手数料の積み上げでございます。予算としては、当初予算約430万円に対して約790万円の歳入になっているんですが、予算の立て方としましては、その年度内に許可期限が来る屋外広告物、要は、再更新をしてもらわなければならない屋外広告物の数を積み上げて手数料を積算しております。ということで、例えば新たに屋外広告物が掲出されたりすると、それがそのままプラスになりますので、若干の差が出てくる、予算よりもたくさん入っているという形になるかと思います。  以上でございます。 105 ◯委員長(谷口典隆君)   道路河川課長。 106 ◯道路河川課長(關谷真治君)   宮田町の急傾斜地崩壊対策につきましては、宮田町の集落の山側に急傾斜地の崩壊対策の工事を進めております。こちらにつきましては、規模としては、擁壁工を60メートル、落石防護柵を36メートル、排水構造物を68メートル施工しておりまして、工期としては令和元年8月17日から繰越ししておりまして、令和2年5月29日に完了しております。  以上です。 107 ◯委員長(谷口典隆君)   杉原委員。 108 ◯委員(杉原祥浩君)   ありがとうございます。  まず一つ目の旧港湾の清掃のところで、今までからされているかなと思うんですけれども、昔は近江高校の野球部がボランティアでしたりとか、ダイバーが潜ってとかいうふうなことをお聞きしているんですが、今やられているのは、業者に委託するのではない簡単な清掃をされているというイメージを得たんですけれども、その認識でいいのか。  それと、広告物の方ですけれども、だから、今の700万円と400万円の差が、それは繰り越されているという意味合いでいいのか、このぐらいだろうと思ったけど400万円ほどしかできなかったのか、ちょっとその差額の差異のところが分かりにくいので。  宮田町のところはよく理解できました。ありがとうございます。二つだけお願いします。 109 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 110 ◯生活環境課長(木村 徹君)   松原漁業共同組合に委託してやってもらっていますので、潜水してやるような回収の仕方ではないということでございます。
    111 ◯委員長(谷口典隆君)   景観まちなみ課長。 112 ◯景観まちなみ課長(久保達彦君)   屋外広告物の関係でございますが、昨年度の歳入につきましては、屋外広告物の適正化旬間とか、「広報ひこね」、ホームページとかで周知啓発をして、市内の違反広告物とかの是正指導を行っております。その是正によって新たに手続をされたりということで、申請件数が増えたというのがありまして、歳入が多かったという形になるかと思います。  歳出の方につきましては、今の歳入を財源として事業を執行しております。  差額につきましては、ほかの事業に充当しております。  以上でございます。 113 ◯委員長(谷口典隆君)   杉原委員。 114 ◯委員(杉原祥浩君)   もう一度だけお聞きします。  旧港湾のところで、委託されているというんですけど、今聞いている話では、45万円も委託されているような清掃に聞こえないんですよ。もうちょっと詳しいことを教えていただきたいなというのが一つです。  それから、次の、今の広告のことなんですけれども、差額は違うところにというのは、歳入、全く行政のもうけになっているという意味合いでよろしいですか。お願いします。 115 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 116 ◯生活環境課長(木村 徹君)   清掃の仕方としましては、浮いているごみを取るとか、取れる範囲での回収の仕方、そういう委託をお願いしているということでございます。 117 ◯委員長(谷口典隆君)   景観まちなみ課長。 118 ◯景観まちなみ課長(久保達彦君)   屋外広告物につきまして、単純にこの屋外広告物事業だけを見れば、もうけになっているという形でもいいかと思いますが、実際の差額につきましては、ほかの都市計画課の事業の方の財源として充当させていただいております。  以上です。 119 ◯委員長(谷口典隆君)   杉原委員。 120 ◯委員(杉原祥浩君)   ありがとうございます。  最後、もう一つ、広告のところだけ。そこら辺、私らはやっぱり苦情を聞いているわけですね。今まで長いことつけているものに急に金を払えと言われたというのを、ものすごくやっぱり聞くんです。今言われているこれを聞くと、もうかっているではないかというふうな感じになるので、その辺、国から始まってきた広告物の規制だと思うんですけど、そんなにもうけたらいけないかなというイメージを受けますので、これからまた精査していただきながら回っていただきたい。回っていただいている方も大変だと思うんですけれども、お願いをして、終わります。  以上です。 121 ◯委員長(谷口典隆君)   暫時休憩します。                                 午後0時01分休憩                                 午後1時00分再開 122 ◯委員長(谷口典隆君)   では、休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、先ほど午前中の矢吹委員の質疑に対して、観光企画課長から城まつりパレードの開催事業に係る答弁がありましたけれども、一部訂正の申出がありましたので、これを許します。  では、答弁の訂正をお願いします。  観光企画課長。 123 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   ありがとうございます。  先ほどの衣装代への答弁でございますが、クリーニング代が発生していると申し上げましたところは、これは協会が持っております、はっぴ等のクリーニング代ということでの費用になります。衣装代につきましては、別途、業者さんの方に衣装代とか着つけ代とかを込みで業務委託しているということで、観光協会としては持っていない、あくまで委託として、例えば俳優さんの派遣や、当日の衣装直しとか、当日の台本とかいった、業務一式の中に衣装代も含めて業務委託しているということですので、具体的に衣装代は幾らというのは出ないんですけれども、業務委託でやっております。そういったお殿様などの衣装については協会は持っていないということで、ちょっと訂正させていただきます。 124 ◯委員長(谷口典隆君)   その委託料は。  観光企画課長。 125 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   すみません、その委託料でございますが、総額380万円ほどの委託料ということで、複数の会社になりますが、2者に対して業務委託をしているという内容でございます。 126 ◯委員長(谷口典隆君)   結構です。  矢吹委員。 127 ◯委員(矢吹安子さん)   380万円は分かったんですが、そしたら、昨年の1,065万5,176円の内訳を教えてください。 128 ◯委員長(谷口典隆君)   今の委託料というのは、観光協会が業者さんに出していらっしゃる委託料ですよね。よろしいですか。  観光企画課長。 129 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   城まつりパレード全体の委託料の内訳ということでよろしいですね。  決算額の方では、主なもので申し上げますと、当日の人件費といいますか、アルバイトを雇用するための賃金が26万3,000円です。  あと、報償費として、各団体への出演謝礼等が25万5,800円、あと、消耗品の方は事務用品等で30万5,000円、そして食料費ですが、昼食代とか弁当、飲料用として56万3,000円、皆さんが入っていただく各種保険料として28万1,000円、そして、委託料の方でございますが、今ほど380万円と申しましたが、それを含めて795万7,000円といった形が主なものとなっておりまして、総額が1,071万5,176円といった決算となっております。 130 ◯委員長(谷口典隆君)   よろしいですか。  では、ほかの方の質疑に移ります。  中川委員。 131 ◯委員(中川睦子さん)   では、ちょっとお願いします。  決算書の217ページ、付属資料では76ページになるんですけれども、清掃費のことです。こちらの方で、前回に比べて不用額が大変出ているということで、要因のところを見ますと、「定員20名の清掃作業員の募集に対し、15名と定員に満たなかったため」ということで、なかなかお仕事に就かれる方が定着しないということなんですけれども、この人数で仕事の方は順調に回っているのかということです。  それと、219ページの方も、付属資料の78ページで見ますと、こちらの方の仕事の不用額の方も出ています。想定した焼却量より少なかったからだというふうに書いてあるんですけれども、今年度のごみの焼却の量は去年よりも多いのではないかと思うんですが、このことについてちょっとお聞きしたいと思っております。  それと、213ページの環境整備事業、先ほど杉原委員が質疑した分なんですけれども、このことについてです。そこの中で聞きたいことは、公共排水路の清掃の委託料が去年よりも減っています。先ほどの旧港湾の方の清掃の方も費用としては少なくなっていますし、また、墓地等経営許可事業というのが下の方にあるんですけれども、こちらの方は、どこの墓地か分からないんですけれども、それを教えていただいて。これの草刈りが去年は項目に載っていたんですけれども、この分の費用が削減されているということで、環境整備事業全体の予算が大変削られているという状況の中で、これも、彦根市の環境として、こういう形で予算を削られていいのかということをお聞きしたいと思っています。  以上、三つお願いしたいと思います。 132 ◯委員長(谷口典隆君)   清掃センター所長。 133 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   まず1点目の、定員に満たなかったということで不用額が発生した件でございますが、収集に携わる職員につきましては27人、そのうち臨時職員が20人となっております。平成30年度後半から、職員の高齢化や健康上の理由により15名まで減少してまいりました。折しも国内の就業人口も減少傾向にあったことと重なり、また、3K職というイメージがあるのかどうかちょっと分かりませんけれども、敬遠されているということで、職種に見合う賃金がネックになっていたんだろうと思います。そういったことから、賃金単価を上昇させていただき、雇用条件の改善に努めてまいりましたけれども、結果として定員に達しなかったものでございます。  その間につきましては、事務職員を含む全職員が一丸となって、粗大ごみの受入れや収集業務、そして現場作業へ従事するといったことや、また、じんかい収集車1台当たり、3名乗車、もしくは2名乗車をしておりますけれども、その乗務員数を削減するなどして、辛うじて乗り切ってきたところでございます。職員につきましても、休暇の取得がなかなか難しい状況にありました。そういったことから、令和2年度は、会計年度任用職員ということで、職員に準ずる雇用条件に改善されたため、現在では定員を満たしている状況でございます。  2点目の、ごみ焼却量が減の理由ということで、実際、増えているのではないかということですが、燃やすごみの総量としては、平成30年度に比較して298トン、約300トンぐらい増加はしております。ただ、当初、予算を計上する段階においては、過年度の実績とか上昇率を見て焼却量を算定しておりますので、実際はその想定した焼却量より少なかったということでございます。  3点目の、公共下排水路の委託料が減っているという点ですが、従来、平成30年度までにおきましては、自治会から生じます揚げ土とか草につきましては、自治会が清掃される日曜日の当日に回収させていただいておりました。令和元年度からその方式を変更させていただきまして、休日の翌の平日に回収させていただいております。そのことによって回収効率が上がりまして、結果として費用の削減が図られたものでございます。 134 ◯委員長(谷口典隆君)   3点目は、生活環境課はよろしいんですか。いや、よかったらいいんですけど、答弁はありますか。  生活環境課長。 135 ◯生活環境課長(木村 徹君)   それでは、墓地等経営許可事業につきましてご答弁させていただきます。  この経費につきましては、市営広野墓地の管理に関する経費となっておりまして、平成30年度につきましては、広野墓地の周りの植栽の草刈り経費1回分を計上しておりましたが、令和元年度から外周をフェンス化することになりましたので、草刈り経費を削除させてもらって、フェンスの設置費を計上させていただいたということでございます。 136 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員。 137 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  一つ目の方なんですけれども、少し賃金の方は上げられたというふうに今お聞きして、なかなか人が集まらないのでということなんですけれども、これは時給という形でいうと、どれくらいの上げ幅なのかなと思って、一般的な生活できるだけの給料できちんと払われているのか、その辺りはどうなんでしょうか。 138 ◯委員長(谷口典隆君)   清掃センター所長。 139 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   平成30年度におきましては、滋賀県の最低賃金を少し上回るぐらいの時給単価でございました。令和元年度におきましては、賃金を改善させていただきまして、約10%、上昇させていただいたところです。 140 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員。 141 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  それと、平日にお仕事をされると効率がいい、早く進むということなんですよね。ということは、休み中は道が混んでいるからとか、そういう意味で取っていいんでしょうか。 142 ◯委員長(谷口典隆君)   清掃センター所長。 143 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   そういう意味ではございませんで、平成30年度までは、自治会が日曜日にされる、その自治会ごとに車両を配車しておりました。ただ、自治会ごとに車両を配車すると、自治会によって発生する量がまちまちなので、その回数によって、委託料、配車料を払っておりましたが、自治会がされた翌平日にすることによって、少しの量で行くのではなくて、ある程度まとめて回収できるというメリットがございましたので、その辺で効率が図られたということです。 144 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員。 145 ◯委員(中川睦子さん)   分かりました。すいません、もう一つ、先ほどお聞きした墓地なんですけれども、彦根市の公的な墓地というのはどこを指すのでしょうか。 146 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 147 ◯生活環境課長(木村 徹君)   市営広野墓地になります。 148 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員、再質問のときはまとめて全てお願いします。  中川委員。 149 ◯委員(中川睦子さん)   ごめんなさい、ちょっと分からなかったんですけど、もう1回。 150 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 151 ◯生活環境課長(木村 徹君)   市営広野墓地になります。 152 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員。 153 ◯委員(中川睦子さん)   分かりました。そうしましたら、いいです。ありがとうございました。 154 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  中野委員。 155 ◯委員(中野正剛君)   3点お願いします。  付属資料の36ページなんですけれども、ここに、国庫支出金の戸籍住民基本台帳費補助金の、個人番号カード利用環境整備費補助金が119万4,000円使われています。これはどういうふうに使われたのかをお聞かせください。  それと、2点目、付属資料の48ページですけれども、都市計画費補助金のアスベスト対策促進費用、これが前年度は10万3,000円あって、この令和元年度は4万8,000円ということで激減しているから、彦根市からもうアスベストはなくなったのかなというふうなことに、ちょっとお答えしていただきたいと思います。  それと、3点目、付属資料の49ページ、県支出金の水草除去緊急対策補助金ですけれども、これが、平成30年度は380万2,600円が、今度、令和元年度は448万1,900円と増えています。これは、彦根市でもやっぱり大津市のようにすごく水草が繁茂してきているのかどうか、これを教えてください。 156 ◯委員長(谷口典隆君)   市民課長。 157 ◯市民課長(多湖敏晴君)   1点目の個人番号カード利用環境整備費補助金の内容につきましては、令和2年度に行われますマイナポイント事業に対しまして、その準備の経費をこの補助金で出すということで、マイナポイント事業のために臨時職員等を増員するのであればこの補助金を使ってもいいですよということなんですけれども、本市につきましては臨時職員等の増員はしておりません。既存の職員で対応する場合には、その上にあります個人番号交付事務補助金のうちの3割をこっちに振り替えてくださいという国の指示がございましたので、事務費を減額して環境整備費補助金に計上させてもらったということで、補助金の総額については変更等はなく、本市におきましては既存の臨時職員でマイナポイントに対する準備もさせていただいたところでございます。 158 ◯委員長(谷口典隆君)   建築指導課長。 159 ◯建築指導課長(青山雅英君)   既存アスベスト対策促進事業のアスベスト調査補助金についてですけど、昨年度は4万8,000円で1件でした。その前の年は10万3,680円、これは2件の申請がございまして、2件補助いたしております。アスベストの場合は8万円を上限に補助させていただいております。調査される期間によって若干その辺の値の差がありますのでそういった値の差が出るのと、件数につきましては、そのとき、年々によって違いますので、おととしに比べると昨年は1件減ったということで、このような金額になっております。  一応、啓発等につきましては、毎年「広報ひこね」とか彦根市ホームページの方において掲載させていただいておりますし、毎年、アンケート調査を実施しており、その際に、アンケートの案内と併せて、こういう補助がありますということはお知らせさせていただいております。アンケートの結果において、吹きつけアスベストが「あり」とか、「不明」とかいうような回答をいただいた方に対しては、こういう調査をしていますということでまた啓発させていただいておりますし、その旨も併せて台帳の方で整理・管理いたしております。  以上です。 160 ◯委員長(谷口典隆君)   道路河川課長。 161 ◯道路河川課長(關谷真治君)   水草除去緊急対策につきまして、448万1,900円、決算で上がっておりまして、昨年度の決算額は380万2,600円で、前年度比では67万9,300円上がっております。こちらにつきましては、水草の量が増えているとかいうことではなくて、積算させていただくと人件費等も上がっておりますので、費用も若干かかってきているという状況になっております。  旧港湾の水草除去につきましては、彦根市と県と両方が1回ずつやらせていただいております。彦根市は6月頃、県は10月頃に実施しておりまして、面積約2万3,000平米を除去しております。下水道の普及によって旧港湾も大分きれいになっておりまして、日光というか、光が差し込みますので、確かに、かえって昔よりも増えている状況も見られるのかとは思いますけれども、今回の決算額の上がり幅につきましては、あくまでも積算上で若干上がっているという状況です。  以上です。 162 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 163 ◯委員(中野正剛君)   1番目は分かりました。ありがとうございました。  アスベストの件なんですが、では、これはまだまだ対策は取っていかないといけないということなんでしょうか。それが1点。  それからもう1点は、水草の件なんですけど、これは人件費とかの影響だということなので、今、これは補助金が2分の1だったと思うんです。だから、彦根市の負担として、今後、別にそう増えていく心配はないよということでしょうか、それを教えてください。 164 ◯委員長(谷口典隆君)   建築指導課長。 165 ◯建築指導課長(青山雅英君)   アスベストの今後の対策についてということですが、昨年度、これは国等の方から調査対象とされた物件に対して調査しておりますが、92件に対して、いまだに回答いただきましたのは26件で、それ以外、まだ未回答のものがありますので、そういったものにつきましては今後も啓発等はしていかなければならないとは思っております。ただ、含有調査につきましては、国等の交付金を頂いておりますので、それがいつまで頂けるかというのは、ちょっとここでははっきりと申し上げられないところはございます。  ちなみに、この補助金ですけど、一応その調査にかかった経費の10分10、要するに全額になっておりますので、それがいつまで続くかと言われると、今のところ正式なアナウンスがなく、回答ができないということなので、その辺はご理解いただくようお願いしまいます。
    166 ◯委員長(谷口典隆君)   道路河川課長。 167 ◯道路河川課長(關谷真治君)   量につきましては、2万3,000平米の水草を除草するわけですけれども、確かに、繁茂すればするほど処分の量は増えますので、量が増えれば委託料も増えるということは出てくるかと思います。ただ、近年、大きく増えたり減ったりということはございませんので、若干の上下はあると思いますが、現状の推移の中で移行するというふうな考えでなっていると思います。 168 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありませんか。  林委員。 169 ◯委員(林 利幸君)   それでは、3点質疑させていただきます。  まず、決算書の方の231ページです。有害鳥獣駆除事業についてお伺いします。有害鳥獣駆除委託料として263万2,536円の支出がございます。主要な施策の成果、事務報告書の方の258ページの説明によると、滋賀県猟友会彦根支部の方に委託されているということなんですけれども、まず、駆除した有害鳥獣の内訳と、駆除された頭数についてお伺いしたいと思います。  続きまして、決算書241ページになります。林道管理事業において不用額が811万5,040円出ております。この林道管理事業において、事業内容の精査を行ったほか、入札差額によるものというふうに説明がございますが、精査による不用額は幾らで、入札差額による不用額は幾らなのでしょうか。  続きまして、3点目、決算書の249ページ、プレミアム付商品券発行事業についてです。申請者の想定が少なかったということで、商品券のプレミアム分に残が出て、5,656万7,130円とたくさんの不用額が出ておりますが、この申請者が少なかったのはなぜか、どのように考えておられるか、見解をお聞かせください。  以上3点お願いします。 170 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 171 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず、令和元年度の駆除した頭数でございます。令和元年度、ニホンジカが86頭、イノシシが82頭、ニホンザルが16頭、それと、カラスが145羽、ドバトが9羽でございます。  次に、林道の工事の不用額でございます。まず、入札差額が230万円ほどあります。それから、事業内容の精査というのは、道路の高さを当初の計画より下げましたので、盛土なりいろんな工事費が落ちました。それが480万円ぐらいあります。それで、合わせて810万円ほどの不用額となっております。 172 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 173 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   プレミアム付商品券の申請者が少なかった理由は何だと思うかということにつきましては、今回のプレミアム付商品券につきましては、対象者が低所得者、要は非課税世帯であるとか、あと子育て世帯という、この二つの方が対象になってきます。今回、子育て世帯の方に関しましては、ほぼ100%、購入をしていただけたと思っております。数字でもほぼ100%に近い数字で申請もされていますが、残りの低所得者の方については半分ほどしか行っていないということで、要は、買わなくてはならないというのが一つ大きな要因ではなかったかと思っております。 174 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 175 ◯委員(林 利幸君)   では、まず1点目です。たくさん駆除していただいたということなんですけど、これは、例えばどのエリアが多かったとか、そんなのは分かりますでしょうか。地域というか、もし分かれば教えていただきたいと思います。  2点目です。入札差額、これは業者の企業努力で安くなったのはいいかなと思うんですけど、精査によって480万円ほどというふうな説明があって、盛土の量を減らして高さを下げたとかいうような説明だったと思うんですけど、これ、当初の設計の段階では、そのような内容で工事をしようということは考えられなかったんですかね。工事が始まってからなのか、不用額が出るくらいだったら最初にもっと精査をしておけばよかったのではないかなと思うんですけど、その辺はどうでしょうか。  3点目のプレミアム付商品券の方は、たしか令和元年度の新規事業として予算化されたものではなかったのかなと思うんです。低所得者の方の申請が少なかったということだったと思うんですけれども、これも事業精査をもうちょっとしっかりしておけばよかったのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 176 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 177 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず1点目の、地域がどこかということで、正確な数字は、ちょっと今、手元にないんですけれども、イノシシにつきましては、豚コレラの影響がありまして、鳥居本地域の方は、ほとんど檻にもかかりませんし、猟に行かれても捕れないと聞いております。イノシシにつきましては、ほとんど荒神山地域が多いようでございます。鹿につきましては野田山地域と一部鳥居本地域、猿につきましてはほとんどが鳥居本地域でございます。  それから、林道の工事の精査ですけれども、この林道工事費も平成30年度の繰越事業なんですけれども、予算要求時は、当然、前年度の10月11月、今の時期に予算要求をしております。その時期は、当初から持っております設計図書を参考に概算設計を立てて、予算を請求しております。それで、実施段階になりまして、この工事が、こね坂トンネルという高根のトンネルから中山投棄場に向かう市道がある、あの区間を結ぶ工事でありました。それで、普通はトンネルから真っすぐ結べば道路に取りつくという設計図書になっていたんですけれども、その道路の左右に水田があります。道路が上がることによって、水田への降り口が非常に高くなるというのが実施設計に入ったときに分かりましたので、地元と協議をいろいろさせてもらいました。それまでは細い形で暫定で道路ができていたんですけれども、この中の勾配でやってもらえる方が好ましい、それから、なおかつ道路の標準的な安定の勾配の中で目いっぱい下げてみようということになりまして、こういう結果が出ました。  それで、繰越事業でしたので、本来なら不用額として3月補正をかけるところですけれども、前年度の繰越しでしたので、そのままこういう形で残っているというのが現状でございます。 178 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 179 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今回のこのプレミアム付商品券発行事業につきましては国庫補助事業で、国の方で制度設計されたものでありますから、私どもはそれに基づいて最大限の予算要求をしておきました。ただ、結果としては申請者が少なかったということで、これにつきましては国の方に準じた形でやっておりますので、ご理解を願いたいと思います。 180 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 181 ◯委員(林 利幸君)   まず1点目ですけれども、豚コレラがはやったということで、イノシシの方が鳥居本の方でほとんど捕れなかったということですけれども、イノシシや、鹿、猿、聞いているところによりますと、結構、畑を荒らされて、食害もひどいとお伺いしております。これ、駆除頭数というのは、その前の年に比べて増えてきている状況なんでしょうか。傾向を、もし何かつかんでおられるのだったら教えていただきたいと思います。  2点目に関しては、地元等との打合せによって設計変更せざるを得ない状況だったと理解しましたので、結構です。  3点目の方も理解しました。1点目の分だけ、ちょっともう一度お聞かせください。 182 ◯委員長(谷口典隆君)   農林水産課長。 183 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   過去3か年分のデータでいきますと、ここに表れているのは、たくさん捕れた年の次の年はやっぱり少なくなっているという傾向がありまして、ニホンジカに関しましては、平成29年度が84頭、平成30年度が56頭、それから令和元年度が86頭、イノシシに関しましては、平成29年度が103頭、平成30年度が154頭、令和元年度が82頭、ニホンザルにつきましては、平成29年度が15頭、平成30年度が2頭、令和元年度が16頭という傾向で、やっぱり捕れた年の次の年が少ないという傾向が出ております。 184 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  黒澤委員。 185 ◯委員(黒澤茂樹君)   それでは、2点質問させていただきます。  決算書の265ページの交通政策経費のところで、地方バス路線維持運行費補助金1億4,175万円ですけれども、これは当初予算が8,500万円のところ、このような金額になっております。その理由をお聞かせ願いたいのと、この2、3年、当初予算と決算額との違いはどのような状況だったのか、お伺いしたいと思います。  併せて、決算書の281ページですけれども、公園緑地維持管理事業の修繕料です。決算額は655万9,064円のところですけれども、当初予算は同じく453万円でございました。このように差が出た状況と、これについても、ここ数年の当初予算と決算額とどのような差があったのか、お伺いしたいと思います。 186 ◯委員長(谷口典隆君)   交通対策課長。 187 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   1点目の地方バス路線維持運行費補助金につきまして、当初予算と決算額との差額についてご説明させていただきます。  地方バス路線維持運行費補助金については、前年10月から当年度の9月末における運行により生じた欠損額に相当する額を補助金として支払うこととしておりまして、令和元年度につきましては運行欠損額が予算を超過することとなったため、本年2月定例会において5,675万円の予算を増額する補正を行い、決算額は補正後の予算額と同額となっております。  当初予算が不足となった理由としましては、当初予算の編成の際には、路線の再編で運行効率が向上し、利便性が高くなることから利用者の増加を見込んだこと、また、路線の縮小・廃止により経費も削減されると見込んでおりました。しかし、実際の運行に当たっては、以前より課題となっております運転手の不足により、路線バスの運行が乗務員の残業や休日出勤による運行に頼ることとなったこと、また、ちょっと離れた長浜営業所から運転手に応援していただいたこと、また、貸切り観光バスの運転手による路線バスの運行が必要になったことなどの理由により、経費が逆に増加することとなり、約2,000万円、経費が増加することになりました。収入面におきましても、利用の実績としては、前年度並みぐらいの利用者にとどまることとなりました。  このような理由で、経費と収入の両面で当初の予定と異なった結果となったことから、当初予算から増額となったものでございます。  また、ここ数年の状況におきましても、当初予算の額では、バスの運行の欠損額が、バス事業者の決算が行われた段階で補助金の請求があるんですけれども、当初予算では不足するという状況が続いて、毎年、補正をお願いして、補助金を支払っている状況でございます。  以上です。 188 ◯委員長(谷口典隆君)   都市計画課長。 189 ◯都市計画課長(古川雅之君)   続きまして、公園緑地維持管理事業における修繕料の当初予算との差についてご説明させていただきます。  当初予算におきましては、必要最小限として予算は計上しております。ただし、公園施設で修繕等の必要が生じたものにつきましては、できるだけ早めの対応を心がけているということで、流用しながら修繕をしている状況でございます。令和元年度の決算では、次の283ページの公園・街路樹管理等委託料から、修繕料に200万円程度流用して対応させていただいた状況でございます。  続いて、最近の各年度における状況でございますが、平成29年度につきましては、当初予算384万円に対して決算額が680万8,000円程度になってございます。平成30年度におきましても、当初予算426万円に対して決算額が670万円程度となってございまして、傾向としては、流用しながら、必要な部分について修繕をしていっているという状況でございます。  以上でございます。 190 ◯委員長(谷口典隆君)   黒澤委員。 191 ◯委員(黒澤茂樹君)   分かりました。この部分につきましては、都市建設部長なども歴任された副市長はよくご存じだと思うんですが、毎年、当初予算を超える分がございますけれども、こういったものが、維持管理経費にしてもそうですけれども、予算として回ってきたときに、これはつけておかないといけないのと違うかということで指摘とかはされないんでしょうか。 192 ◯委員長(谷口典隆君)   副市長。 193 ◯副市長(山田静男君)   当初予算は原課から上がってきますけれども、全体の中で、特に公共交通は、計画があって、毎年の交通計画でやっておりまして、年間で1億円でしたか、そういう形で、公共交通の活性化協議会に基づいてやっております。その点、今後、考慮させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 194 ◯委員長(谷口典隆君)   黒澤委員。 195 ◯委員(黒澤茂樹君)   これも枠配分の影響で、当初からこの分を入れてしまうとなかなか都市建設部なりの中で回り切れないということで、わざとこんなふうにしているのと違うかなと、私はうがった見方をするのですけれども、思っています。  当然、必要なものでございますし、新設とか新規の道路なり公園につきましては、国の補助とか起債もございますので、一般財源の支出は少ないかもしれませんけれども、こういった維持管理とか交通の補助金といったものについては自主財源という部分もございますので、やはりその辺は、しっかりと当初予算の中で見ていただくことが必要かと思います。決算についてはこれで結構かと思いますけれども、その辺の方は十分に検討していただいて、都市建設部だけに限らず、ほかにもそういった維持管理のものがございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 196 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  伊藤委員。 197 ◯委員(伊藤容子さん)   3点教えてください。  一つは先ほどの交通の件です。地方バス路線の約1億4,100万円の件なんですけれども、バスの運行に関して昨年かかった費用と、あと、公共交通という意味では、愛のりタクシーの費用がどこの項目か分からなかったので、愛のりタクシーの費用も教えてください。決算書上、いわゆる市民の移動手段に幾らかかったのかということを教えてください。  それが1点と、あと、決算書で162ページの福祉医療費という項目の、節が20で、ページをめくってもらって次の165ページに扶助費があるんですけれども、ここの法外扶助費約2,270万円が不用額として出ていて、これが原因としては、付属資料の74ページに「医療費の実績が少なかった」ということなんですけれども、このことについて、もう一度、少なかった原因を少し詳しく教えてください。  あと、決算書の215ページの、これは後期高齢者医療費で、健診の手数料が約916万円ということで、これも付属資料でいいますと75ページで、健診の受診者が見込みよりも少なかったということだったんですけれども、この健診の効果とか、受診者の実数がなぜ見込みより少なかったかということを教えていただきたいと思います。 198 ◯委員長(谷口典隆君)   交通対策課長。 199 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   まず、路線バスの運行に関する費用は、先ほどもご質疑いただいた、地方バス路線維持運行費補助金になっております。  続きまして、愛のりタクシーの運行に係る費用の負担は、決算書の267ページの一番上の湖東圏域公共交通活性化協議会事業負担金の中で見ております。この負担金として、活性化協議会に負担金を支出して、愛のりタクシーはこの協議会の事業として運行しておりまして、本市が負担した4,182万3,000円のうち、協議会としての決算の中で、彦根市分として愛のりタクシーの運行に充てた費用としては、約3,200万円がかかっております。  以上です。 200 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課長。 201 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   すみません、数字の方をちょっと整理して、後ほどお答えさせていただきます。よろしくお願いします。2点目と3点目です。 202 ◯委員長(谷口典隆君)   2点目も3点目もですね。  では、1点目に関して。よろしいですか。  伊藤委員。 203 ◯委員(伊藤容子さん)   では、公共交通で市民の移動手段というふうに考えると、先ほどのバスの約1億4,100万円と愛のりタクシーの約3,200万円分、1億7,300万円が実際の市民の移動手段にかかっていると考えた場合、これは以前に比べて増えているんでしょうか、減っているんでしょうか。 204 ◯委員長(谷口典隆君)   交通対策課長。 205 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   路線バスの運行の補助につきましても、愛のりタクシーの経費につきましても、前年度に比べて増加しております。 206 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 207 ◯委員(伊藤容子さん)   乗客数としては増えていますでしょうか。 208 ◯委員長(谷口典隆君)   交通対策課長。 209 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   路線バスにつきましては、平成30年度と比べて、令和元年度はわずかに減少といった状況でございます。  愛のりタクシーにつきましては、前年度と比べて令和元年度は約1.3倍の増加となりました。 210 ◯委員長(谷口典隆君)   暫時休憩します。                                 午後1時51分休憩                                 午後1時51分再開 211 ◯委員長(谷口典隆君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  伊藤委員。 212 ◯委員(伊藤容子さん)   市民皆さんの移動手段として、移動方法として考えた場合に、バスが減っていて愛のりタクシーが増えていることを考えると、これからの高齢化社会というところで、皆さん、バス停まで歩くのがとても困難になってきている方も増えてきております。そういう意味では、根本のバスの在り方といいますか、移動の在り方というものを考えるべきかと思うんですけれども、この協議会とかの中で考えていらっしゃるんでしょうか。バス路線の維持運行補助金ということで、今、支出がありますけれども、この協議会の中とかで、昨年、検討されていますでしょうか。 213 ◯委員長(谷口典隆君)   交通対策課長。 214 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   令和元年度、路線バスの利用者がわずかに減ったと申し上げたんですけれども、この原因としましては、旭森線を廃止したことと、河瀬線という路線があったんですけど、これを短くして平田線という形に再編したことが大きな原因と考えております。  それ以前の状況としましては、毎年、1万人とか2万人が増えている状況でしたので、今後も、再編後の路線をきちんと広報して、皆さんに、路線、今どのようにバスが走っているのかということをお知らせすれば、また増加していくのではないのかなと考えておりまして、路線バスと愛のりタクシーと併せて、市全体の市民の移動手段を確保するという方針に変わりなく、今後も取り組んでいきたいなと考えております。 215 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課、答弁はまだですね。  ほかにございますか。  堀口委員。 216 ◯委員(堀口達也君)   付属資料の74ページ、個人番号カード関連事務負担金のうち、「国の想定より、マイナンバーカードの交付実績が少なかった」とありますが、不用額でかなりの金額が出ていまして、当初の見込みと実績で、少なかった原因をまず教えてください。  それと、同じ資料の117ページの彦根城管理費のうち、社会保険料で不用額が出ていますが、ここの原因として「職員数が1~3月に減員となったこと」と書かれているんですけど、これは民間委託をしたかと思うんですけど、そういったことで何かしら職員が減っていることに影響しているのかどうか、お聞かせください。  あと、もう1点なんですけれども、事務報告書の43ページ、「「ひこにゃん」および「いいのすけ」のLINEスタンプを販売した」とありますが、結構やっぱり、今、LINEとかを使われている方が多くて、こういうことは今後すごくいいのかなと思うんですけれども、分かる範囲で結構ですので、実際、どのような世代に対してこのスタンプが人気だったのか、また、その価格帯とかを教えていただければと思います。  以上3点。 217 ◯委員長(谷口典隆君)   市民課長。 218 ◯市民課長(多湖敏晴君)   1点目のマイナンバーの件についてお答えさせていただきます。個人番号カード関連事務負担金につきましては、市から地方公共団体情報システム機構にお支払いさせていただくものですけれども、個人番号カード制度につきましては国の施策であるため、負担金の10分の10が国庫補助として交付される形になります。  このため、市の予算につきましては国の予算に連動して予算措置をさせていただく形になります。当初予算につきましては予算措置に関する通知等はございませんので、総務省の補助金の概算要求額147億3,000万円を基に、市の負担額1,235万円を措置しております。その後、令和元年の年末に、地方公共団体情報システム機構より、国の予算が327億1,659万1,000円に増額となったため、本市負担額につきましては2,902万6,000円となりますよという通知がございましたので、当初予算との差額1,667万6,000円の増額補正を行ったところでございます。  しかしながら、令和2年4月に通知のありました令和元年度の交付金総額につきましては173億820万7,000円で、本市の負担額につきましては1,534万3,000円で済んだため、ここに載っておりますよう、約1,397万円が執行残となったものでございますので、ご理解をお願いいたします。 219 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。
    220 ◯文化財課長(松宮智之君)   2点目のご質問でございますが、彦根城につきましては、職員は大体85名ほどいらっしゃいます。これは、毎月更新して、何名かずつ募集をかけていって替わっていくという形ですが、たまたま1月~3月の募集のときになかったというだけで、委託に変わるから、それで影響したということではないと聞いております。  3点目のLINEスタンプにつきましては、価格として120円になります。これを買われた方の世代というか、統計は取ってはいないんですけれども、大体、ひこにゃんファンの方が買われるのかなと想定しています。そうしますと、大体、30代、40代の方が多いのかなと想定をしております。  以上でございます。 221 ◯委員長(谷口典隆君)   堀口委員。 222 ◯委員(堀口達也君)   1点目のマイナンバーカードの件なんですけれども、これは国の施策ということで、国からお金が出ていてということだと思います。マイナンバーカードを作られた方が少ないということは、市としては、そういう国の施策に対して何かしらPRなりサポートなりということに対して、あまり力が入っていなかったのかなと思われるんですけれども、そういったことはなかったのでしょうか。  あと、3点目のLINEスタンプの件なんですけれども、こちらは結構好評なのかなと思いまして、ほかの新しいシリーズ等もあったりするんでしょうか、お聞かせください。 223 ◯委員長(谷口典隆君)   市民課長。 224 ◯市民課長(多湖敏晴君)   マイナンバーカードの普及率が低いということに関してですけれども、この辺につきましては、マイナンバーカードがなぜ必要なのかという部分については、私どももそうですけれども、ちょっと普及の部分が結果的に不足していたのではないかなと思います。マイナンバーにつきましては、広報、ホームページには取得のお願いの記載はさせてもらっていますけれども、振り返ってみれば、交付枚数が伸びなかったのは、そういう点があるのではないかなと考えているところございます。 225 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 226 ◯文化財課長(松宮智之君)   ひこにゃんのLINEスタンプにつきましては、ひこにゃんが16と、いいのすけのデザインが8、合わせて24種類でワンセットで販売しております。平成29年度から販売しておりますが、販売した当初、平成29年度は3,800ほど、平成30年度が2,700、そして令和元年度が1,600と、ちょっと若干下がってきた状況にございますので、またその辺も見ながら検討してまいりたいと考えております。 227 ◯委員長(谷口典隆君)   堀口委員。 228 ◯委員(堀口達也君)   意見なんですけれども、マイナンバーカードの必要性ということで、恐らく今後、コロナ等々で、マイナンバーカードがあればまた使っていただけることも増えてくるのかなと思いますので、ぜひ広報等をよろしくお願いします。  ひこにゃんのLINEスタンプも、平成29年度からやっていただいているということで、こちらも、例えば仮に新しいシリーズ等が出れば、また購入していただけることも増えてくるのかなと思いますので、その辺も、また今後、よろしくお願いします。 229 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありませんか。  中野委員。 230 ◯委員(中野正剛君)   3点ほどお願いします。  付属資料の77ページの衛生費の委託料の4)の場内施設等検査委託料なんですけれども、これが、予算が約931万円で、支出が約663万円で、不用額が約268万円出ています。理由を見ると、入札執行により事業費が削減となったということが書いてありますけれども、去年の数字を見ると、去年は約685万円の予算で約601万円で入札されている。これが、令和元年度は何でこんなに予算額が高かったのだろう、それで入札額がほぼ変わらないというところがあって、ここがちょっと不思議だなと思っているので、ちょっとここを説明をお願いします。  それと、付属資料の次の78ページで、衛生費の需用費の燃料費なんですけれども、これが191万8,000円ということで、その前の年は241万円で20%ぐらい費用が下がっています。これ、理由は「安定した焼却により重油使用料量が減った」と書いてあるんですけれども、価格で書かれると、重油価格は変動すると思いますので、重油の使用量からいったらどれぐらい減ったのかというのを教えていただきたいのが2点目。  それと、もう1点ですけれども、主要な施策の成果の11ページで、この年から、集積所にごみ出しが困難なひとり暮らしの高齢者等への戸別収集を行ったということが書いてあります。これは、どれぐらい、何件ぐらいの収集を行って、どのような効果というか評価があったのか、この3点を教えてください。 231 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員、1点目については予算額が多かった理由になってしまっているので、昨年度、不用額が多かった理由を詳細にということでよろしいですか。  では、そういう見解でご答弁をお願いしたいと思います。  清掃センター所長。 232 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   不用額が大きかった理由ですけれども、当初、予算を計上するに当たりましては、その時点での業者による見積りを徴収して、それを基に積算しております。実際に契約金額が低くなったため、不用額が生じたということでございます。  2点目の重油の使用量につきましては、ちょっと数字を持ち合わせておりませんので、追って回答させていただきたいと思います。  3点目のふれあい収集でございますが、令和元年度の実績でいきますと、31件でございました。問合せにつきましては、令和2年度現在につきまして57のお申込みがございまして、令和の今現在、10月6日時点でいきますと、46という件数まで伸びてきているところでございます。  その中で、増えてきている理由につきましては、やはり、自力でできない、今まで家族の介護があったけれども、1人になったからごみ出しができなくなったということで、市の方で戸別収集、ふれあい収集をさせていただいて、ごみ出しができるようになってよかったと聞いております。 233 ◯委員長(谷口典隆君)   2点目は後ほどなので。  中野委員。 234 ◯委員(中野正剛君)   1点目の件だけ、ちょっと不用額が、ただ入札が少なかったというだけの回答だったので、これは、その前年とは違う業者が入札したということで受けてよろしいんですかね。 235 ◯委員長(谷口典隆君)   清掃センター所長。 236 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   平成30年度とほぼ同業者でございます。 237 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 238 ◯委員(中野正剛君)   同じ業者で入札がここまで落ちるという理由がちょっと理解できないんですけれども、何か分かったら教えてください。 239 ◯委員長(谷口典隆君)   ちょっとごめんなさい、やり取りの途中ですけれども、先ほどの伊藤委員の質疑に対する保険年金課の答弁が準備できましたので、先にそちらの方を進めさせていただきます。中野委員、よろしいですか。  保険年金課長。 240 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   伊藤委員、大変失礼いたしました。  2点目と3点目につきましてお答え申し上げます。  まず、決算書165ページの法外扶助費で約2,200万円の不用額が出ていることについてのご質疑でございますが、月ごとの実績値につきまして、令和元年度までは増加傾向を示していたこともございまして、減額の補正をいたしておりません。  加えて、助成対象者が対前年度比で750人ほど減少している。加えまして、法外扶助費の決算額も、平成30年度の決算額が6億8,898万9,906円、令和元年度の決算額が6億8,789万4,969円となりまして、対前年度比で0.16%減となっているところでございます。ただ、医療費と申しますのは、当然、患者さんがお医者様にかかられるということで、その年によりまして、受診される方が、これは必ずしも、一つは予測が難しい部分もございまして、症状なども千差万別でございますので、一定、不用額が生じることにつきましてはご理解いただければと思います。  続きまして、3点目でございます。後期高齢者の健診の関係でございます。こちらも、健診手数料に係る不用額でございます。これも繰り返しになりますけれども、実績値の方で健診受診者数が顕著な伸びを示しておりましたことから、減額の補正を行っておりませんでした。実際、年が明けて1月以降、補正予算の提出後に見込みを下回ったということから、結果的に不用額が生じてしまったということでございます。  ただ、健診の受診者数につきましては前年度の受診者数を上回っているということで、具体的に申しますと、平成30年度の受診者が989名、令和元年度の受診者数が1,092名ということで、103名ほど増となったところでございます。  一定、健診の効果があったかどうかという部分でございますけれども、健診者数については伸びているということでございます。彦根市の方は、1人当たりの医療費の方も県下では非常に低いということでございます。今後も、最終的には医療費を低く抑えるというようなことで、この事業についても継続していきたいと考えております。  以上でございます。 241 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 242 ◯委員(伊藤容子さん)   先ほどの福祉医療費の方なんですけれども、それまでは増加傾向だったということで特に減額で考えなかったと、それまでの増加がそのまま続くと見たと理解していいんですかね。  あと、助成対象者が750人減っているとおっしゃいましたか。    (「はい」と呼ぶ者あり) 243 ◯委員(伊藤容子さん)   これは、独り親家庭とか障害者、対象者がそもそも減っているということですかね、それに該当する要件が。ということを教えてください。  あと、2点目が、後期高齢者の健診の受診者数を教えていただいたんですが、これは、健診率としては何%の方が検診をされているんでしょうか。 244 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課長。 245 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   今おっしゃいました、対象者数が減ったということで、これは独り親家庭の助成をさせていただく方も含めての全体でございます。重度心身障害児・者の方とか乳幼児とか全体ということで、ご理解いただきたいと思います。  それとあと、特定健診の受診率は、ちょっとすぐお調べしてお答えさせていただきます。 246 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 247 ◯委員(伊藤容子さん)   分かりました。では、また後ほどその3点目の答えをお願いいたします。 248 ◯委員長(谷口典隆君)   分かりました。  ちょっと暫時休憩します、今、保留が2件ありますので。                                 午後2時15分休憩                                 午後2時28分再開 249 ◯委員長(谷口典隆君)   休憩前に引き続き委員会を開きます。  では、先ほどの伊藤委員の質疑に対する答弁からお願いできますでしょうか。  併せて発言の訂正の申し出がありますのでこれを許可します。  保険年金課長。 250 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   それでは、伊藤委員のご質疑についてお答えさせていただきます。  その前に、先ほど、後期高齢者の健診手数料のご質疑の際に、受診者の比較を申し上げました。平成30年度の受診者数が989名、令和元年度の受診者数が1,092名で、99名の増というふうに申し上げましたが、誠に申し訳ございません、103名の増でございますので、訂正の上、おわびさせていただきます。申し訳ございません。  それと、次、後期高齢者の健診の率についてお尋ねでございましたので、申し上げます。受診率でございますが、31.4%ということで、これは対象者の方が3,476名で、そのうち受診者数が1,092名ということになりますので、繰り返しになりますけれども、31.4%ということで、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 251 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 252 ◯委員(伊藤容子さん)   ありがとうございます。  31.4%という受診率は、ほかの健診の受診率に比べて高いのか。分からなかったらいいです。もう少し、健康でいていただける、長寿で健康寿命を延ばすためにもこの受診率を上げる、3割しか受診されていないというのはちょっと低いような気がするので、ここをもっと上げていかなくてはいけないのではないかと思うんですけれども、何かそういう策を考えていらっしゃいますか。 253 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課長。 254 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   受診率でございますけれども、今も委員がおっしゃいましたように、健康寿命の延伸ということで、私どもも、後期高齢者の健診ということで、滋賀県後期高齢者医療広域連合の方の委託を受けて実施しているものですので、また啓発等に取り組んで、できるだけ健診を受けていただけますように、啓発等々を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 255 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 256 ◯委員(伊藤容子さん)   行きたくなるような健診、こういうのだったら行ってみよう、受診したいと思うような、市独自で何か特典でもつけてやっていただければと思います。ありがとうございました。 257 ◯委員長(谷口典隆君)   では、中野委員のご質疑に対して答弁をお願いいたします。  清掃センター所長。 258 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   先ほどの付属資料の78ページの燃料費の数量ですが、平成30年度が3万2,000リットル、令和元年度が2万4,000リットルとなっております。  それと、もう1点の決算付属資料の場内施設等検査委託料について、ちょっと私の方の説明不足で申し訳なかったんですが、この場内施設等検査委託料といいますのは、一つの検査だけではなくて、ごみ焼却場のばい煙測定とか、ごみ分析、悪臭物質測定、受配電設備の点検、焼却灰の検査、あと、作業環境測定、消防設備保守点検等々、幾つもの検査委託でございまして、それぞれにつきまして、令和元年度に当たって見積りを徴収しました。その見積りを精査して積み上げた結果、結果的に令和元年度の予算が上がったと。それと、入札した結果、企業努力によって下げられたものと考えております。 259 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 260 ◯委員(中野正剛君)   ありがとうございます。今のことで、検査項目の件なんですけれども、特にこれがぐんと安くなったというわけではなくて、いろんな項目があって、全体で少しずつ安くなってこれだけになったということですよね。ちょっと再確認させてください。  それとあと、重油の使用量が25%ぐらいすごく減っているんですけれども、これも、これから新ごみ処理施設ができるまで、ずっとこの燃焼方法は続けていくということですか。 261 ◯委員長(谷口典隆君)   清掃センター所長。 262 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   1点目の単価が下がったという件につきましては、当初の見積りを徴収していただいた金額は、全ての業者に見積りを取っておりますが、競争の原理が働いて結果的に安くなったという……。 263 ◯委員長(谷口典隆君)   何か一つの項目だけですかということなんですが。  清掃センター所長。 264 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   いや、全体的にそういう傾向でございます。  それから、2点目の重油使用量ですけれども、ごみ質によって燃焼状況が変わってきますので一概には言えませんが、一番大きいのが、焼却炉を連続運転することによって、炉を立ち上げたり立ち下げたりするときの燃料の使用量が抑えられます。こういう形から、連続運転をしていくのがふさわしい、炉の設備にも影響が少なくなりますので、そういう運転をしていければいいなと考えております。 265 ◯委員長(谷口典隆君)   よろしいですか。  ここで、すみません、先ほどの伊藤委員のご質疑に対する答弁について、また訂正がありますのでこれを許可します。  保険年金課長。 266 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   誠に申し訳ございません。先ほど特定健診の受診率を申し上げましたときに、対象者数を正しく申し上げておりませんでした。対象者数は3,476人でございましたので、誠に申し訳ございません、訂正させていただきます。 267 ◯委員長(谷口典隆君)   訂正ですか。何という数字をおっしゃったんですか。  保険年金課長。 268 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   先ほど3,476を、間違えて3,746と読み間違えて申し上げたようでございまして、申し訳ございません。正しくは3,476でございます。 269 ◯委員長(谷口典隆君)   以後、数値については的確にお答えいただけるようにお願いしたいと思います。保険年金課、清掃センターにかかわらずお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、ほかにありませんか。  林委員。 270 ◯委員(林 利幸君)   では、2点質問させていただきます。  まず、決算書の方の257ページになります。フィルムコミッション事業についてです。この事業で、映画やテレビ番組等のロケを支援して、彦根の魅力を映像を通じて全国に発信されたということで、見てみますと、テレビ番組、CM等で42件、映画は3件、情報提供として16件という実績があるということでした。このことによって、観光客が来られるように、いろいろと観光誘致にも努められたということですけれども、どれぐらいの経済効果があったと考えておられるでしょうか。
     続きまして、2点目です。決算書の277ページになりますが、空き家等対策事業についてです。まず、空き家バンク運営の実績について教えてください。 271 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 272 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   今ほどのフィルムコミッション事業についての経済効果でございますが、申し訳ございません、現時点におきまして、この事業で具体的に、この映画を目的に何人の方がいらっしゃって、どういった形で市中にお金が回ったかというような統計はございませんが、やはり、これまで映画を幾つか撮ったりしておりますので、そういった舞台になっているというところはPRしているところでございますので、そういった方は一定数いらっしゃるのかなとは理解しております。  今後の展開としましては、やはりそういった方々をしっかりと誘客に結びつけたいということで、今後のコンテンツといいますか、観光に生かしていきたいとは考えておりますので、よろしくお願いします。 273 ◯委員長(谷口典隆君)   建築住宅課長。 274 ◯建築住宅課長(瀧澤秀起君)   空き家バンクに関します実績でございますが、空き家バンクにつきまして本市が委託しております業務内容といたしましては、空き家バンクへの情報の登録および管理、また、空き家の所有者等と利用希望者とのマッチング、ならびにホームページの運営やパンフレット等による情報発信をしていただいております。また、空き家に関する相談窓口の運営や、空き家の利活用セミナーや見学会等の開催により、空き家の流通および有効活用の促進、ならびに適切な管理の啓発を行っていただいているところでございます。  実績でございますが、令和元年度の相談件数としては204件ございました。そのうち空き家所有者からの相談が115件、また、利活用希望者の相談が70件ございました。  また、令和元年度におけます新たな空き家バンク登録件数は34件で、そのうちホームページ掲載物件数は10件ございます。  また、令和元年度中の成約件数、これは売買でございますが、2件ございました。  また、そのほかの実績といたしまして、空き家現地見学会ならびに出張空き家ツキイチ相談会といたしまして、高宮町の空き家バンクの登録物件におきまして、現地見学会と個別相談会を開催していただいております。  また、毎月第3月曜日に空き家相談会を実施いたしております。  また、ホームページの運営および情報の登録・管理を行っていただいておりまして、令和元年度中の空き家バンクホームページへのアクセス数は4万465件となっております。  以上でございます。 275 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 276 ◯委員(林 利幸君)   まず1点目、統計はないということでしたけれども、映画、テレビ番組等、ロケを支援するということで、この件数なんですけど、前の年に比べたら昨年度は増えてきている状況なんでしょうか。  2点目の方ですけれども、たくさん相談も受け付けていただいて、市内、特に空き家が増えてきている状況であるので、この事業において、空き家の賃貸借や売買により利活用は1年で進んだのかどうか、見解をお聞かせください。 277 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 278 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   過去のこちらの方の実績でございますが、過去5年間の数字を申し上げますと、平成27年は62件ございまして、平成28年は69件、平成29年は75件、そして平成30年は45件、平成31年は45件ということで、件数としては減少してきておりますが、最近、昨年ですと鳥居本の方にも映画の撮影スポットとかができてもおりますので、そういったところを今後生かしていきたいと思っております。  先ほど、統計の方はないと申し上げましたが、毎年やっております経済効果の測定調査というのがございまして、そのアンケート項目の中で、彦根市に訪れたきっかけは何ですかというのを聞かせていただきましたら、大河ドラマやテレビ番組とか映画の影響という方が7ポイントいらっしゃいましたので、そういった意味では、全体の7%の方はこういった形で彦根に来ていただけるということで把握しておりました。申し訳ございません。 279 ◯委員長(谷口典隆君)   建築住宅課長。 280 ◯建築住宅課長(瀧澤秀起君)   空き家バンクの利活用が進んだのかというご質問でございますが、空き家バンクにつきましては平成30年7月に創設いたしまして、それから、各種所有者の方、利活用者、利活用希望者からご相談も承ってきました。その中で、創設以来、空き家の利活用という部分で、成約件数としては令和元年度末時点で3件という形になっておりますが、引き続き相談に応じながら、利活用希望者と空き家所有者とのマッチングに努めてまいりたいと考えております。 281 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  伊藤委員。 282 ◯委員(伊藤容子さん)   決算書の255ページ、ひこにゃんブランド推進事業で、ホームページ管理委託料が82万1,760円上がっているんですけれども、これ、訪問者件数とか、今年どのような訪問者があって効果があったか、見解をお聞かせください。  あと、2点目が、その下、一番下で、湖東定住自立圏観光振興事業で約880万円のうち、レンタサイクル事業委託料約730万円の事業内容と効果について教えてください。  あと、決算書の次の257ページに、ひこにゃん商標管理事業があるんですけれども、商標管理業務委託料が約364万円、これはどのようなことをしているのか教えてください。 283 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 284 ◯文化財課長(松宮智之君)   1点目の、ひこにゃんのホームページの件でございますが、平成31年度の訪問者数としては38万8,434人、ページビューでいいますと93万1,543となっております。 285 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 286 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   湖東定住自立圏観光振興事業でございますが、いわゆる、めぐりんこ事業といいまして、1市4町でレンタサイクルの事業を、協働といいますか、協定を結びながらやっているものでございます。特徴としましては、彦根市で借りた自転車を、甲良町、多賀町とかのレンタサイクルのところでも、乗り捨てといいますか、そういったことができる形で展開しております。  令和元年度につきましては、利用台数としては彦根市内で2,430台ございました。  以上でございます。 287 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 288 ◯文化財課長(松宮智之君)   3点目の、ひこにゃん商標管理業務委託料の内容でございますが、二つございます。  一つはひこにゃんの商標管理に関する代理人業務、これは、商標使用に関して申請を受け付けていただいて許可をしていく、そのような業務でございます。こちらの方が、事務作業に係る委託料として154万2,080円、そして、使用許諾料の10%を成功報酬のような形で手数料でお支払いしております。これが約140万円程度になります。  そして、もう一つの業務としましては、別の業務になりますが、知的財産に関する相談業務、こちらは年間で65万4,000円となっております。  以上でございます。 289 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 290 ◯委員(伊藤容子さん)   それぞれ再質問です。  ひこにゃんのホームページですけれども、訪問者数は、近年の傾向では増えているのか減っているのか教えてください。  あと、レンタサイクルなんですけれども、これはビワイチとは全く絡まないんでしょうか。これはやはり、近年増えているのか減っているのか、また傾向を教えてください。  3点目の商標管理、受付申請とかですけれども、これは、商品に使われる件数ということなんですかね。それが商品に使われるならば、その件数も増えているのか減っているのか。近年の状況を教えてください。 291 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 292 ◯文化財課長(松宮智之君)   まず、ホームページにつきましては、ここ5年程度で比較しますと、まず横ばいの状況でございます。若干減ったり増えたりしていますが、大体40万ぐらいで推移している状況でございます。 293 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 294 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   自転車の方の過去の推移でございます。ほぼ横ばいではございますが、若干の減少傾向にございます。  そして、ビワイチとの絡みでございますが、こちらの自転車の方は1市4町内での自転車利用としておりますので、この自転車を使ってビワイチを周遊することは対象にはしておりません。  以上でございます。 295 ◯委員長(谷口典隆君)   文化財課長。 296 ◯文化財課長(松宮智之君)   3点目の商標の部分につきましても、ここ5年ぐらいは大体落ち着いた形で、許諾料の金額でいいますと1,500万円から1,400万円の間で推移しているような状況でございます。 297 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 298 ◯委員(伊藤容子さん)   ひこにゃんのホームページ、商標登録申請を見ても、横ばいが続いているということは、安定的に絶対なる人気があるとも考えることができるんですけれども、ファンを増やすということ、商品をつくりたくなるような、ひこにゃんの活用を考えていただければと思います。  あと、レンタサイクルなんですけれども、これだけ県を挙げて「ビワイチ、ビワイチ」と言っている中に何とかリンクさせない手はないとは思うんですけれども、今の答弁では全く別物ということで、若干減少傾向ということで、せっかく魅力がある湖東地域なので、もっとPRが必要かとも思いますし、ビワイチとの連携、ビワイチのお客さんを湖東に連れてこなくてはいけないかと思うんですけれども……。そういう視点でも考えていただければと思います。要望です。 299 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにございますか。  中野委員。 300 ◯委員(中野正剛君)   あと3点お願いします。  事務報告書の150ページに公害苦情受付件数が載っているんですけれども、これを見ますと、53件から96件と令和元年度はかなり大きく増加しています。特に悪臭が、その前の年の22件から39件に増加していますけれども、これは何か理由があるんでしょうか、教えてください。  2点目、決算書の31ページの駐車場使用料なんですけれども、これが1億807万9,310円ということで、その前年と比較すると3,569万円と、すごく増えています。これは観光客が増えたのでしょうか。それとも、たしかこのときから値上げしているんですかね、値上げの効果か、そこを教えていただきたいと思います。  それと3点目、決算書の125ページ、環境保全対策経費の環境基本計画策定支援業務委託料297万円ですけれども、これはプロポーザルで公募しているということが載っていました。これは結果がどうだったのか、どういう業者を選んで、どんな提案だったのかというのを教えてください。  以上です。 301 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 302 ◯生活環境課長(木村 徹君)   まず1点目の公害苦情受付件数の悪臭の部分でございますが、平成30年度は22件、平成29年度が23件となっておりまして、令和元年度がなぜ増えたのか、特に思い立った理由が考えられないような状況でございます。 303 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 304 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   観光駐車場の使用料の増の理由でございますが、金額として最も大きい理由としましては、やはり昨年10月からの料金改定でございます。料金改定の結果、城内につきましては、大型バスは1,500円から1台2,000円に、そして普通乗用車は400円から1,000円に、あと、単車の方は100円から300円と上がっております。  ただ、一方で、駐車台数につきましても、大型、普通車、そして単車、全てにおきまして台数も増えておりますので、台数も増えた上に利用料金も高くなったところが増の理由となっております。 305 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 306 ◯生活環境課長(木村 徹君)   3点目の環境基本計画策定支援業務委託料につきましては、まず、委託業務として計画の策定支援ということで、令和元年度につきましては、目標を設定するための基本調査としてアンケートを実施していただいております。市民1,300人、市民団体50人。事業所30か所を対象にアンケートを実施していただきまして、回収率40%という状況で、この結果を受けまして、令和2年度に指標や数値目標の見直しを行って、今年度、令和2年度に計画を策定するということでございます。 307 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 308 ◯委員(中野正剛君)   1点目ですけれども、ちょっと理由が考えられないということで、ただ、確かにこれだけの件数の苦情が来たということは間違いないわけですよね。何かもうちょっと突っ込んだ調査とかをされなかったのかなという気がします。  それと、2点目ですけど、利用台数も増えて料金も増えたということで、これはいいことだと思うんですけれども、お客さんからの苦情などがなかったかどうかをちょっと聞かせてください。  あと、3点目は業者とかを教えてもらえないでしょうか。 309 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 310 ◯生活環境課長(木村 徹君)   1点目の悪臭につきましては、確かに同様の傾向が続くようでしたら、もうちょっと詳しく調査なりはしてまいりたいと考えております。 311 ◯委員長(谷口典隆君)   ちょっと今のご答弁で。例えば特定のところが増えているのかとか、新たに地域が増えたとか、もう少し詳しいご答弁はいただけないですか。  生活環境課長。 312 ◯生活環境課長(木村 徹君)   ちょっと今、地域別のデータを持っているわけでございませんので、正確にこの地域が増えたとかいうことをお答えすることはできませんが、全市的に増えているのは間違いないという認識を持っております。 313 ◯委員長(谷口典隆君)   そしたら、令和元年度は増えたということで、放置されていたということでよろしいんですか。  生活環境課長。 314 ◯生活環境課長(木村 徹君)   もう一度詳しく調べさせていただきますので、この件につきましては後ほどもう一度ご答弁させていただきます。 315 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 316 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   2点目の駐車場料金を上げたことへの苦情ということでございますが、観光企画課の方に直接という形で苦情があったのは数件と確認しております。ただ、やっぱり日々徴収されている現場の方では、ちょっといろいろと、高くなったなというような声を受けてはいただいたと思います。ただ、こちらの方は、時間制限といいますか、城内の方は1時間単位ではございませんので、その日であれば午前中から夕方まで止めていただけるような料金にはなっておりますので、そういった意味ではちょっとご理解をお願いしたいところでございます。 317 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 318 ◯生活環境課長(木村 徹君)   業者につきましては、長浜市の業者でございますが、株式会社サンワコン長浜出張所と契約を結んでおります。 319 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 320 ◯委員(中野正剛君)   ありがとうございます。  2点目で確認ですけれども、今の料金は続けていくということでよろしいんですね。 321 ◯委員長(谷口典隆君)   観光企画課長。 322 ◯観光企画課長(北村慎弥君)   現時点におきまして、料金改定等の予定はございません。 323 ◯委員長(谷口典隆君)   では、生活環境課は改めてご答弁いただける……。  生活環境課長。 324 ◯生活環境課長(木村 徹君)   調べさせてもらいましたら、増えているのは野焼きの部分で、全市的に増えているということでございます。こちらにつきましては、苦情をいただきましたら、職員がチラシを持って注意しに行っている状況でございます。 325 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 326 ◯委員(中野正剛君)   野焼きということで、私、ちょっとこれ、悪臭と聞いたときにどこかの企業かと思ったんですが、それはないということでよろしいんですね。 327 ◯委員長(谷口典隆君)   生活環境課長。 328 ◯生活環境課長(木村 徹君)   基本的には、今、野焼きの分が増えているということでございますが、そういう事例があった場合は、職員が出向いて調査なりはさせていただくということでございます。 329 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  中川委員。 330 ◯委員(中川睦子さん)   一つだけ、ちょっと。先ほどもあった話なんですけれども、決算書247ページの中の工場等設置奨励事業について、先ほど12企業とお聞きしたんですけれども、この12企業、同じ金額ではないと思うんですけれども、こういう場合の奨励金というんですか、そういう形の金額というのはどういう基準で決めておられるのか、これは1年こっきりなのかとか、そういうこともちょっとお聞きしたいんです。 331 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 332 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この工場等設置奨励金につきましては、それぞれの企業が投資または増設等をされた部分について、固定資産税がその基準日1月1日にあった分について課税されます。固定資産税を納められた場合、その翌年度ですけれども、その納められた固定資産税分を工場等設置奨励金として補助しておりまして、これは3年間の期間になります。初年度は100%、翌年度が75%、3年目が50%となります。3年間合わせて限度額が1億円というものでございます。
    333 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員。 334 ◯委員(中川睦子さん)   前回と比べて増えているとは聞いているんですけれども、前回よりも増やすということでは、これは、この金額で……。どうしたらいいかな、ごめんなさい。前年と比べて、どうお考えでしょうか。 335 ◯委員長(谷口典隆君)   では、増加傾向にあるのかということだけでよろしいですか。決算ベースで、対前年度、差額等々、ちょっとご答弁いただけますか。  地域経済振興課長。 336 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   令和元年度につきましては3,300万円程度の奨励金となっておりまして、その1年前の平成30年度は3,980万円ということで、令和元年度は若干下がっております。これにつきましては、先ほども申しましたように、奨励金の額がやっぱり年々変わってきますので、同じ対象者であっても初年度から翌年度になると、また率も変わってくるということがございますので、金額としては変動があると。また、新規の投資額が大きくなれば、新たに増額するということもございますので、市としましては、やはり投資をどんどんしていただければ、いずれそれが、固定資産税、また償却資産税という形で市税に反映しますので、それは喜ばしいことかと考えております。 337 ◯委員長(谷口典隆君)   中川委員。 338 ◯委員(中川睦子さん)   申し訳ないです。ありがとうございました。 339 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  林委員。 340 ◯委員(林 利幸君)   1点だけお伺いします。  決算書の68ページ、69ページです。財産売払収入の第2目の物品売払収入です。予算額が1,463万6,000円に対して、収入の方で見ますと2,842万9,306円ということで、大きく予算を上回っていて、何か売れたのかなと思うんですけど、具体的に何を売り払った収入になるんでしょうか、教えてください。 341 ◯委員長(谷口典隆君)   市民環境部次長。 342 ◯市民環境部次長(多湖敏晴君)   物品売払収入につきましては4所属の合算になりますので、所属、金額、内容を順番にお答えさせていただきます。  まず、税務課が330円。内容につきましては、原動機付自転車標識、ナンバープレートの廃車等で回収した標識の売却代。  次に、学校給食センターが7万6,221円。内容につきましては、小・中学校で提供している牛乳パックの売却代金。  3点目が清掃センターで、2,834万4,478円。内容は多岐にわたりますので、金額の多いものを申し上げますと、容器包装プラスチックが1,248万4,933円、缶・金属類が1,141万9,813円、古紙・衣類が243万4,872円、その他が200万4,860円。  最後に、交通対策課が8,277円。内容につきましては放置自転車の売却代金ということで、4所属合計しますと2,842万9,306円となります。 343 ◯委員長(谷口典隆君)   林委員。 344 ◯委員(林 利幸君)   ということは、清掃センターの方で売却されたものが多かったということなんですが、これは当初よりもたくさん売れたということなんですか。 345 ◯委員長(谷口典隆君)   清掃センター所長。 346 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   量的にたくさん売れたというわけではなくて、予算積算時に、社会経済情勢を見てその時点での売払い額を算定しておりまして、それに基づいて積算しました。その後、社会経済、市況ですけれども、それによって物品の価格が上下したことによって、結果的に増えたものとなっております。  それと、先ほど次長の方から説明がありましたものの補足です。容器包装プラスチックが1,448万4,000円という話でしたけれども、容器包装プラスチックの中でもペットボトルということでご理解願います。 347 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。  伊藤委員。 348 ◯委員(伊藤容子さん)   3点お願いします。  決算書の69ページなんですけれども、不動産売払収入で、土地建物売払収入約2,100万円の明細を教えてください。  あと、決算書の247ページ、地域交流センター等運営事業で二つ、地域交流センター等運営費補助金ということで、四番町スクエアの金額などということ、あと、中心市街地誘客事業費補助金について、事業内容と効果を教えていただければと思います。 349 ◯委員長(谷口典隆君)   都市建設部次長。 350 ◯都市建設部次長(關谷真治君)   土地建物売払収入2,160万7,480円の内訳ですけれども、こちらの方も3課合同の収入となっておりまして、公有財産管理課と道路河川課、そして建設管理課の3課の収入となっております。内訳としまして、これは市が所有しております未利用地や事業残地、里道・水路などのうち、機能喪失するなどした土地を売却して得た収入となっております。  内訳につきましては、未利用地が2筆で約3,043平米、一般競争入札により相手方を決定して、収入額は約397万円となっております。また、里道・水路や事業残地などの土地が27筆で約920平米で、こちらにつきましては、幅が狭くて、かつ長い土地になり、土地利用が限られるということもありますので、全て隣接する土地所有者に売り渡しておりまして、収入額は1,763万7,480円となっております。  これらを合わせて、全体で29筆3,960平米で、2,160万7,480円を土地の売払収入として計上しております。 351 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 352 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   まず、お尋ねの地域交流センター等運営事業でございますが、これは運営費補助を行っております。第三セクターの株式会社四番町スクエアが、国交省とか経産省の補助を受けて建てた、ひこね街なかプラザに対しまして、このプラザは公共的な役割も担っていることから、管理運営費、家賃相当分、また共益費、人件費等を支援しているというものでございます。  次に、中心市街地誘客事業でございますが、これは、四番町スクエアに訪問する観光客が減少していたということがありましたので、やはりこの四番町スクエア全体、またはその近辺、お城を含めての誘客のために、四番町スクエアが実施する貸切バスの誘客事業につきまして、その事業費に対して補助を行ったものでございます。 353 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 354 ◯委員(伊藤容子さん)   では、再質疑させてもらいます。  隣地、用水路とかは、所有者、買いたい方がすごく限られるということですけれども、これの値段とかはどういうふうにつけたのか、教えていただきたいと思います。  あと、四番町スクエアの方なんですけれども、公的な役割ということで、補助金、これは地域交流センターで約565万円ということかなと思うんですけれども、具体的にどういう公的な役割をしているのか教えてください。  あと、中心市街地への誘客の事業というのはどのような事業だったのか、教えてください。また、その効果はあったのか教えてください。 355 ◯委員長(谷口典隆君)   都市建設部次長。 356 ◯都市建設部次長(關谷真治君)   里道・水路の売払いの価格につきましては、不動産鑑定評価書を取り寄せる場合と、あと、固定資産税評価額により土地価格を算定して、それに面積を掛け合わせて価格を算出しております。  以上です。 357 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 358 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   四番町スクエアでございますけれども、こちらは、やはり彦根の観光の拠点施設という形で、当初、建設の方をされております。ですから、そういった形の施設でございますので、お城なりにお見えになった方が、夢京橋、そしてまた四番町の方に入っていただいたときの一つの施設、お食事をしたり、お買物をしたりするときの施設ということで、観光客誘致の役割を担っていただいているものと考えております。  次に、中心市街地の誘客につきましては、バスに来ていただくことに対しまして、その費用、貸切りバス1台につきまして単価が決まっておりまして、その単価は2,000円で、手数料の2分の1を、私ども、市が補助しているというものでございます。  バスの方につきましては、手数料を支払ったバスが315台、これが令和元年度でございます。手数料なしのバスが702台でございます。ですから、補助バスが315台掛ける2,000円で、1台につき3,500円が限度でございますけれども、82万1,469円が対象になって、それの2分の1で41万734円お支払いしているということで、この補助を出すことによって、バスが来ていただける、また観光客が実際増えているというのが効果としてあると認識しております。 359 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 360 ◯委員(伊藤容子さん)   1点目はありがとうございました。  2点目、先ほどバスが約41万円の支払いで、たくさんの効果があるということなんですが、中心市街地誘客事業費補助金を見ると約700万円あるんですけれども、そのうちの約41万円がこのバス事業と考えていいんですよね。そのほかの金額の方が大きいと思うんですけど、どういうことに使われていいんでしょうか。 361 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 362 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   こちらの補助金でございますが、人件費が入っておりました。申し訳ございません。人件費2人分と、そして、そのバスの運行会社等にお支払いする分を合算して、今回の金額、715万2,939円となっております。 363 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 364 ◯委員(伊藤容子さん)   人件費というのはどういう方なんですか。バス、旅行会社に払うんですか。 365 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 366 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この人件費といいますのは、四番町スクエアの方でバスの誘客事業を行うための人件費です。 367 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 368 ◯委員(伊藤容子さん)   それは、現場、駐車場とかで誘導される方ですか。 369 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 370 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この人件費2名分といいますのは、バス会社とか旅行会社等のいろんな連絡をしたりとか、申込み、またはPRをして来ていただくという、そういったことをやっていただいている方であって、実際に駐車場内でバスを誘導するということではないです。 371 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 372 ◯委員(伊藤容子さん)   ということは、バスに来ていただくという方の専門、専用で、四番町スクエアで誘客事業にいそしむ方を2人、この中に含んでいるということなわけですね。理解しました。  経済効果としては把握されているんでしょうか。 373 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 374 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   経済効果としましては、実際にお買物を四番町の方でどれだけされたかというのは、ちょっと今、具体的な数字等は持ち合わせておりませんけれども、令和元年度で言いますと補助対象になるバスが593台に来ていただいています。  あと、全体としても1,295台になりますから、やっぱり経済効果的にはあったものと認識しております。 375 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 376 ◯委員(伊藤容子さん)   最後の一つ。このお二人の人件費なんですけれども、この方たちはバスの誘客に専業されているんですか。それとも、四番町スクエアの中でのお仕事もされているんでしょうか。 377 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 378 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   それだけではないですが、ほかのこともされております。 379 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 380 ◯委員(伊藤容子さん)   ということは、四番町スクエアの金額を見るときには、ここの部分に人件費も2人入っているという形で見たらよろしいわけですね。四番町スクエアの決算を見るときに、市の補助金の中でお二人の雇用があると思ったらいいんですね。 381 ◯委員長(谷口典隆君)   地域経済振興課長。 382 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   お二人分の人件費というか、お二人だけではなくて、ほかの人のものも含めてですけれども、人件費というのは含まれています。 383 ◯委員長(谷口典隆君)   伊藤委員。 384 ◯委員(伊藤容子さん)   いつもされている事業かとは思うんですけれども、四番町スクエアも、ぜひなるべく収益を上げていただけるような体質になるように、しっかりと補助以外にお力添えしていただければと思いますし、一人立ちできるようにしていただければと思います。 385 ◯委員長(谷口典隆君)   ありがとうございます。  ほかに質疑はありますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 386 ◯委員長(谷口典隆君)   なければ、これにて一般会計に係る質疑を終了いたします。  暫時休憩いたします。                                 午後3時19分休憩                                 午後3時30分再開 387 ◯委員長(谷口典隆君)   それでは、休憩前に引き続き、委員会を開きます。  次に、議案第115号のうち令和元年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、令和元年度(2019年度)彦根市下水道事業特別会計歳入歳出決算、令和元年度(2019年度)彦根市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、令和元年度(2019年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の4特別会計を一括で審査いたします。  当局の説明を求めます。  市民環境部次長。 388 ◯市民環境部次長(多湖敏晴君)〔議案第115号のうち国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕 389 ◯委員長(谷口典隆君)   上下水道部次長。 390 ◯上下水道部次長(木村康介君)〔議案第115号のうち下水道事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕 391 ◯委員長(谷口典隆君)   産業部次長。 392 ◯産業部次長(高月多智男君)〔議案第115号のうち農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕 393 ◯委員長(谷口典隆君)   市民環境部次長。 394 ◯市民環境部次長(多湖敏晴君)〔議案第115号のうち後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕 395 ◯委員長(谷口典隆君)   ありがとうございました。  それでは、ただいまより質疑に入ります。  質疑のございます方は、挙手をもって順次発言いただきますようお願いいたします。  質疑はございませんか。  中野委員。 396 ◯委員(中野正剛君)   2点ほどお願いいたします。
     国民健康保険事業の監査委員の意見書の中で、42ページに、「特に、懸案としている特定健診受診率の向上については、AIやナッジ理論を駆使した効果的な受診勧奨により、令和元年度の受診率は42.8%と前年度より4.1ポイント伸びていることは評価できる」と書いてあります。昨年までの意見書にはなかった内容で、AIとかナッジ理論、こういうのはちょっと言葉は分かりませんので、どういうことを具体的にされたのか教えていただきたいのが1点です。  もう1点は、多分ここでいいと思うんですけれども、人間ドックの件で、決算書の407ページ、事務報告書の168ページですけれども、補助金を3万円まで引き上げたということで、その結果、受診者数は1,543人から1,597人と54人しか増えていません。市が支出したお金は2,961万9,200円から4,199万5,900円ということで、54人しか増えていないのに費用が約1,240万円も増えている。これは引き上げた効果がなかったのではないか、見直した方がいいのではないかと思います。ご意見をお願いします。 397 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課長。 398 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   それでは、ご質疑に対してお答えさせていただきます。  まず、監査委員の意見書の方で、昨年まで記載がなかったということの、やはり評価できるところで、令和元年の受診率の方の向上、いわゆる昨年より41%伸びたということでございます。AIとかナッジ理論という言葉で出ておりますが、AIというのがいわゆる人工知能ということで既に認知されている部分でございますが、人工知能を使って、例えば受診される方の対象者を絞ったりするものです。また、ナッジ理論という聞き慣れない言葉ではございますが、こちらにつきましては、直訳しますと、ひじで軽く突くという意味でございますが、いわゆる行動経済学や行動科学分野におきまして、人々が、強制によってではなく、自発的に望ましい行動を選択されるように働きかける仕掛けや手法を示す用語としてございます。  具体的に申しますと、当課といたしましては、特定健康診査の受診をしていただけるように、受診勧奨通知というものをお送りさせていただくんですけれども、そのはがきにつきましては、受診に行ってみたいなと思われるような見出しをつけたり、目立つ色をつけたりとか、あと、発送するタイミングを図ったりとか、それと、いわゆるターゲット層を絞ったりとかいうふうなことによって、少しでも受診していただけるように努めているところでございます。  続きまして、2点目でございます。事務報告書の168ページに、人間ドックが平成30年度から令和元年度にかけて54名しか増えていないのに、委託料としてはかなりの金額が上がっているということでございます。これは、実は受診者数はそれほど増加していないんですが、やはり費用の方、今までから2万円の補助を3万円と1万円引き上げたところが大きく影響していると見ております。ただ、それほど効果がないのではないか、見直しをということでございますが、現在のところ、この補助をもう一度2万円に戻すとかいうふうなことは考えておりません。引き続き、できるだけ、いわゆるご病気とかを早期に発見していただいて、重症化しないように早めに医療機関を受診いただくなど、やはり人間ドックを受けていただくということで事業をいたしております。ひいては医療費の抑制にもつながるということで、この事業につきましては、事業の見直しということではなく、引き続き事業は継続したいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 399 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 400 ◯委員(中野正剛君)   1点目の方ですけれども、いろんなことで来てもらっているということで、もし受診された方から、こういうのがきっかけで来たよとかいう声を聞いていたら教えていただきたいのと、もう1点、やめないのであれば、やっぱり受診者を増やす努力をする必要はあると思うんですけれども、これはどうされるのか教えてください。 401 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課長。 402 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   まず1点目でございます。いわゆるナッジ理論なりを活用した受診勧奨通知で、行きたくなって、受診されたとかいうようなお声の方は、当課の方には届いていないということでございます。  続きまして、2点目、受診勧奨につきましては引き続き継続していくということでございますので、今、健診につきましては、いわゆる集団健診とか個別医療機関の健診を実施しているんですが、残念ながら、今年度はコロナ感染症の関係で集団健診をちょっと取りやめているんですけれども、私ども、国民健康保険の被保険者証を発送する際にいわゆるパンフレット等を入れておりまして、そこで受診勧奨の通知の記載もさせていただいておりますので、引き続き、できるだけ受診するように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 403 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 404 ◯委員(中野正剛君)   すみません、あと1点だけ。今の1番目の質疑なんですけど、これ、ちょっと声は聞いていないということですけれども、この数字からいったら、今の取組が間違いないということでよろしいんですかね。 405 ◯委員長(谷口典隆君)   保険年金課長。 406 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   この取組は続けてまいるということで、ご理解いただきたいと思います。 407 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにありますか。ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 408 ◯委員長(谷口典隆君)   なければ、以上で質疑を終わります。  暫時休憩いたします。                                 午後4時10分休憩                                 午後4時19分再開 409 ◯委員長(谷口典隆君)   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、議案第110号令和元年度(2019年度)彦根市水道事業会計の決算につき認定を求めることについてを審査いたします。  当局の説明を求めます。 410 ◯上下水道部次長(木村康介君)〔議案第110号について提案説明〕 411 ◯委員長(谷口典隆君)   ありがとうございます。  それでは、ただいまより質疑に入ります。質疑はございますか。  中野委員。 412 ◯委員(中野正剛君)   すみません、間違っていたらごめんなさい。2点ほど質疑させてください。  まず1点目ですけれども、決算書の事業報告書9ページに、純利益が2億4,332万7,000円とあります。これは、前年度の純利益と比較すると約5,000万円、約17%減っています。今後、水道事業というのは厳しいのはどこの新聞でも書いてありますけれども、この純利益をどれぐらいを確保し続けていけば、ここに書いてある安全・安心の水道水を安定して供給することができるのか、数字をちょっと教えていただきたいのが1点です。  それともう1点は、30ページに貸倒引当金が213万2,691円となっています。これも、前年度を見てみると584万円ぐらいありまして、半分以下に減っているという数字になっています。これは引当金だから、かなり徴収に力を入れた証拠ではないかなと思っているんですけど、その点をちょっと教えてください。  以上です。 413 ◯委員長(谷口典隆君)   上下水道総務課長。 414 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   ご質疑の、当年度純利益をどの程度確保すればよいか、維持できるかという点についてでございます。まず、水道料金の方が確保するべき収益として総括原価方式、必要な経費に加えて、資本維持費、資本を維持していくためのお金を料金で頂くという形になっております。数字的に、今、具体的に幾ら確保すればというのはちょっと持ち合わせていないんですけれども、現在計画で持っております中期経営計画では、今出ている程度の収益を得ていれば、計画している建設改良工事などを執行していけるという形にはなっておりますが、来年度、中期経営計画の前期計画が終了いたしますので、今の実績と今後の計画等を見直して、新たな収益レベルといいますか、持たなければならない収益を、再度、計画の見直しの中で測っていきたいと考えております。  貸倒引当金の件について、前年度に比較して半減しているということですが、未収金になっている金額に対してどれぐらいが貸倒れになるかという率を計算して、見込みを立てております。昨年度までの不納欠損額と、今年の不納欠損額を比較すると、大分減少しているのをご理解いただけるかと思うんですけれども、徴収額、徴収の方の率が上がってきておりますので、貸倒れになる率も未収額が減ると当然減ることになりますので、引き当てに充てる金額も減ることになります。  以上でございます。 415 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 416 ◯委員(中野正剛君)   1点目は、では、大体これぐらいの収益を水道として上げていきますというのは、今度の計画で数字が出てくるんですか。  それと、もう1点です。今の貸倒引当金は頑張っている証拠だと思いますので、現実、今、徴収が上がっているということで、大体どれぐらい上がったのかというのを教えてください。 417 ◯委員長(谷口典隆君)   上下水道業務課長。 418 ◯上下水道業務課長(木村康介君)   まず最初に徴収率の方を述べさせてもらいます。  一応、近年、水道料金につきましては、5年前で約97%という徴収率であったものが平成30年度では98.7%で、令和元年度の5月の未納分も入った状態でいきますと98.9%という形に、年々、徴収率の方は上がってきている状況でございます。先ほども言いましたように、現年分の徴収率につきましては今の徴収率よりもう一つ高い、今言いました徴収率は過年度分も含めての徴収率ですので、現年度分だけで見ますと、令和元年5月末の数字ですけれども、99.3%まで上がってきておりますので、徴収率の方は、毎年、徐々にですが上がっているということでございます。 419 ◯委員長(谷口典隆君)   上下水道総務課長。 420 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   前後しまして申し訳ございません。今度の計画に上がるかということでございます。  今現在、現行の第3期中期経営計画において上げている当年度純利益ですが、3億5,000万円程度がずっと上がっております。ですので、減少していることには間違いない、厳しい状況には現状として間違いないということでございます。計画では3億5,000万円程度を維持するような形で、今の見直し前、平成28年度に策定している計画ではなっておりますので、現状として、当年度収益が厳しいという状況はあると思います。  以上でございます。 421 ◯委員長(谷口典隆君)   中野委員。 422 ◯委員(中野正剛君)   すみません、維持していける数字というのは3億5,000万円ではないですよね。今、現実、2億4,000万円ぐらいですから、それぐらいあれば何とか維持していけるんでしょうか。 423 ◯委員長(谷口典隆君)   上下水道総務課長。 424 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   申し訳ございません、計画で上げている当年度純利益がこのレベルになりますので、この計画期間に上げている事業を実施しようとすると、それぐらいをキープしていく必要があるということです。  以上です。 425 ◯委員長(谷口典隆君)   ほかにございますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 426 ◯委員長(谷口典隆君)   なければ、以上で質疑を終わらせていただきます。  暫時休憩いたします。                                 午後4時38分休憩                                 午後4時41分再開 427 ◯委員長(谷口典隆君)   それでは、休憩前に引き続き委員会を開きます。  次に、議案第111号令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算につき認定を求めることについてを審査いたします。  当局の説明を求めます。  市民環境部次長。 428 ◯市民環境部次長(多湖敏晴君)〔議案第111号について提案説明〕 429 ◯委員長(谷口典隆君)   ありがとうございました。  それでは、ただいまより質疑に入ります。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 430 ◯委員長(谷口典隆君)   よろしいですか。  ないようでございますので、以上で質疑を終わります。  以上をもちまして、議案第115号令和元年度(2019年度)彦根市各会計歳入歳出決算につき認定を求めることについてのうち市民産業建設常任委員会所管事項に相当する部分、および議案第110号令和元年度(2019年度)彦根市水道事業会計の決算につき認定を求めることについて、ならびに議案第111号令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算につき認定を求めることについての質疑を終わります。  本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。  採決につきましては、明日の審査終了後に行います。  本日は、皆様には長時間にわたり慎重かつ熱心なご審査を賜り、ありがとうございました。  明日9日は午前9時30分から引き続き委員会を開き、議案第109号および議案第115号のうち福祉病院教育常任委員会所管事項に相当する部分の審査を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願いいたします。  以上をもちまして、本日の決算特別委員会を閉会といたします。  お疲れさまでございました。                                 午後4時48分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...