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  1. 彦根市議会 2020-05-01
    令和2年5月臨時会(第8号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前8時59分開会 ◯議長(馬場和子さん) ただいまから令和2年5月彦根市議会臨時会を開会いたします。  ただちに本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(馬場和子さん) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、13番森野克彦さん、および14番林利幸さんを指名いたします。 ────────────────── 日程第2 会期の決定 3 ◯議長(馬場和子さん) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと存じます。これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日と決定いたしました。 ────────────────── 日程第3 議会改革特別委員長中間報告 の件 5 ◯議長(馬場和子さん) 日程第3、議会改革特別委員長から中間報告の申出がございますので、これを許します。  議会改革特別委員長、和田一繁さん。和田さん。 〔議会改革特別委員長(和田一繁君)登壇〕
    6 ◯議会改革特別委員長(和田一繁君) それでは、私から議会改革特別委員会委員長の中間報告をさせていただきます。  3月23日に開催いたしました委員会では、議題1、政務活動費マニュアルの改正について、議題2、彦根市議会基本条例の検討についての2件を議題として協議いたしました。  まず、議題1の政務活動費マニュアルの改正について。政務活動費につきましては、政務活動費マニュアルに従い、3か月ごとに領収書を各会派が事務局に提出しているところでございますが、昨年度、初めて年度をまたぐ年間購読料の領収書の提出がございました。この取扱いにつきましてはマニュアルに明記がなく、どのように取り扱うかについてマニュアルに明記する必要が生じました。  協議の結果、年度をまたぐ場合の取扱いとしては、会計年度ごとに計上する取扱いとなりました。また、適用の時期は令和2年3月23日といたしました。  議題2の彦根市議会基本条例の検討については、二つの点について協議いたしました。  彦根市議会基本条例第22条には、「議会は、年1回以上、この条例の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて条例の改正その他の必要な措置を講ずるものする。」と規定されております。当市議会としては、これまで平成29年、平成30年に見直しを行っております。  基本条例検討につきましては、平成30年度に東村山市を視察し、他市議会の検討手法について学びました。今期議会改革特別委員会として、他市議会を参考にし、各委員に事前に検証シートを用いて試行として検討していただきました。  協議事項の1点目は、検討工程について協議いたしました。議員の任期である4年を本検討までの期間として、1年目は各委員が個別に検討を行い、その検討を基に来年度の課題とする。検討2年目は検討内容を決めて協議および仮検討を行う。3年目は2年目の検討結果により検討いたします。4年目に本検討を実施する工程といたしました。  2点目は、2年目の検討内容については、各委員に事前に検証シートを用いまして試行として検討していただきました内容をベースに、今後、2年目の検討内容を決めていくことを確認いたしております。  議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。  以上で議会改革特別委員会委員長の中間報告とさせていただきます。 ────────────────── 日程第4 諸般の報告 7 ◯議長(馬場和子さん) 日程第4、諸般の報告を行います。  市長から、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、損害賠償の額の決定についてが報告第3号として、和解および損害賠償の額の決定についてが報告第4号として、議長宛てに提出されましたので、配付しておきましたからご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 ────────────────── 日程第5 議案第56号上程(市長提案説 明) 8 ◯議長(馬場和子さん) 日程第5、議案第56号を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、11番和田一繁さんの退席を求めます。   〔11番(和田一繁君)退席〕 9 ◯議長(馬場和子さん) 職員に議案を朗読させます。   〔北坂議会事務局次長朗読〕 10 ◯議長(馬場和子さん) 提案者の説明を求めます。  市長。   〔市長(大久保 貴君)登壇〕 11 ◯市長(大久保 貴君) 皆様、おはようございます。  それでは、議案第56号について、その概要をご説明申し上げます。  議案第56号は、本市監査委員であります長崎任男氏の辞任に伴いまして、後任委員に和田一繁氏を選任することにつき議会の同意を求めるものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 12 ◯議長(馬場和子さん) これより質疑を行います。  ただいまのところ質疑の通告はございません。  質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第56号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、議案第56号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第56号に対する討論に入ります。  ただいまのところ討論の通告はございません。  討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  ただいま議題となっております議案第56号彦根市監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  原案のとおり同意を与えることに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 16 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、議案第56号彦根市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案のとおり同意を与えることに決しました。  11番和田一繁さんの入場を許します。   〔11番(和田一繁君)入場〕 ────────────────── 日程第6 議案第46号から議案第55号ま で上程(市長提案説明) 17 ◯議長(馬場和子さん) 日程第6、議案第46号から議案第55号までの各議案を一括議題といたします。  職員に議案を朗読させます。   〔北坂議会事務局次長朗読〕 18 ◯議長(馬場和子さん) 提案者の説明を求めます。  市長。   〔市長(大久保 貴君)登壇〕 19 ◯市長(大久保 貴君) それでは、提出いたしました議案の概要をご説明申し上げます。  まず、議案第46号は、特に緊急に処理を要したため、市長におきまして予算の補正に係る専決処分を行ったもので、その承認を求めるものでございまして、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に基づき、家計への支援を行うため実施されます特別定額給付金給付事業に係る費用を要するため、一般会計予算の補正を行ったものでございます。これらの補正予算額は113億6,281万3,000円でございまして、全額国庫支出金をもって賄うものでございます。  次に、議案第47号から議案第50号までは、いずれも諸般の事情により予算の補正が必要となったものでございまして、まず、議案第47号は一般会計の補正予算でございまして、コミュニティ助成事業、消防団員被服等貸与品整備事業の増額補正を行おうとするもののほか、新型コロナウイルス対策関連経費等に係る経済対策経費および感染対策経費の補正を行うものでございます。これらの補正予算額は3億7,051万円でございまして、国庫支出金、県支出金および繰入金をもって賄うものでございます。  次に、議案第48号から議案第50号までは特別会計および企業会計の補正予算でございまして、議案第48号は国民健康保険事業特別会計の補正予算で、新型コロナウイルス感染症対策として傷病手当金の増額補正を行うもの。  議案第49号は休日急病診療所事業特別会計の補正予算で、新型コロナウイルス感染症対策として医薬材料費等の増額を行うため予算の組替えを行うもの。  議案第50号は病院事業会計の補正予算で、新型コロナウイルス感染症対策として医療体制の充実を図るため、医師、看護師等の従事者の特殊勤務手当、人工呼吸器等の医療機器購入に係る費用等の増額補正を行うものでございます。  次に、議案第51号および議案第52号は、特に緊急に処理を要したため、市長において条例の一部改正に係る専決処分を行ったものでございまして、その承認を求めるものであり、議案第51号は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月1日に施行されたことに伴って、個人住民税の人的非課税措置の見直しにより、扶養親族等申告書の記載事項を改めるとともに規定を整理するもの、固定資産税の課税標準の特例措置の廃止等に伴って規定を削るもの、および条例において引用している条項のずれを改めるなど、彦根市市税条例等の一部を改正する条例および彦根市都市計画税条例において所要の改正を行ったものでございます。  議案第52号は、非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部を改正する政令が令和2年4月1日に施行されましたことに伴って、非常勤消防団員および非常勤水防団員に係る補償基礎額を引き上げるもの、消防作業従事者等に係る補償基礎額の最低額を引き上げるもの、および障害補償年金前払一時金等が支給された場合における障害補償年金等の支給停止期間等の算定に用いる利率を改めるため、彦根市消防団員等公務災害補償条例において所要の改正を行ったものでございます。  次に、議案第53号から議案第55号までは、いずれも条例の一部を改正しようとするものでございまして、議案第53号は、新型コロナウイルス感染症の感染の拡大によって多くの市民が困難な生活を強いられている現状を考慮するとともに、今後、全市を挙げて地域経済の再生に取り組むための財源として、市長、副市長および教育委員会教育長の令和2年6月に支給する期末手当を削減するため、令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例において所要の改正を行うものでございます。  議案第54号は、国の新型コロナウイルス感染症対策本部におきまして、令和2年3月10日に新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾が決定されたことを受けまして、被用者が仕事を休みやすい環境を整備し、もって新型コロナウイルス感染症の感染の拡大を防止することを目的に、被用者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合等に傷病手当金を支給するため、彦根市国民健康保険条例において所要の改正を行うものでございます。  議案第55号は、同じく国の新型コロナウイルス感染症対策本部におきまして、令和2年3月10日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策第2弾が決定されまして、滋賀県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部が改正されたことに伴って、滋賀県後期高齢者医療広域連合が行います傷病手当金の支給事務に関し、本市において行う事務に申請書の提出の受付の事務を加えるため、彦根市後期高齢者医療に関する条例において所要の改正を行うものでございます。  以上が本日提出いたしました議案の大要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 20 ◯議長(馬場和子さん) これより質疑を行います。  質疑の通告書が4名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、4番獅山向洋さん、5番堀口達也さん、1番辻真理子さん、3番角井英明さんの順とし、順次ご登壇をお願いいたします。  4番獅山向洋さん。獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 21 ◯4番(獅山向洋君) それでは、議案第47号令和2年度彦根市一般会計補正予算(第2号)について質疑を行います。  ご承知のとおり、本年4月7日に新型コロナウイルス感染症について緊急事態宣言が発出されました。このコロナ感染症に対する緊急事態宣言により、多くの国民が困難な生活を強いられております。その対策のために、既に県内他市町のコロナ感染症対策が次々と発表されております。  参考までに長浜市について、これは4月18日の新聞紙上に出されたものでございますけれども、長浜市は4月17日に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う地域経済への影響を抑えるため、中小の事業者に対して市独自に10億円規模の支援金制度を創設することを明らかにした。国も事業者への支援策を検討しているが、実行には時間がかかると見られるため、緊急的に運転資金を補う、1事業者当たり30万円ないし50万円の給付を想定し、人件費や家賃など固定費に回してもらう。財源には財政調整基金を充てると、このような報道がなされております。  そういう観点から、彦根市は今回の補正予算において、非常に困難な生活を強いられている市民、事業者、商店街などに対して、どのような対策を行おうとしているのかをお尋ねしたいと思います。  中項目1ですが、新型コロナウイルス感染症に対する市の単独事業予算についてお尋ねします。  これは当然のことですが、困難な生活を強いられているということでございます。皆様もご承知のとおり、この新型コロナ感染症拡大に対する対策というものがまず第一にあって、その次に、やはり経済対策が重要なわけでございます。私がお尋ねしたいのは、この経済対策の問題です。  そこで、今回の補正予算案において、多くの市民が困難な生活を強いられている現状を救済するため、彦根市が提案した予算について列挙していただきたいと思います。 22 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 23 ◯総務部長(牧野 正君) 困難な生活を強いられておられる市民の現状を救済するための事業のうち、市の単独事業として、本市の一般財源のみで実施する予定の事業を予算書に記載しております事業名でお答えさせていただきます。少し長くなりますが、お許し願いたいと思います。  まず、特別職の6月期末手当等の減額を行う特別職給与費、障害者福祉センター内に設置いたしました生活支援緊急相談窓口に係る人事管理経費、彦根駅西口仮庁舎、福祉センターおよびくすのきセンター等に設置する手指消毒液などを購入する財産管理経費、福祉センター管理運営事業および保健・医療複合施設管理運営事業、市民の生命を守るために医療従事者等のマスクおよび手指消毒液などを購入する危機管理経費、保育園を利用しなかった日の保育料を還付する保育一般経費、延期した4か月児健康診査を医療機関に委託する母子健康診査事業、彦根市立病院が行う医療体制の充実に係る経費を繰り出しする病院事業会計負担金、各個店が支払う商店街組織の会費に対する商店街団体への補助や市内中小企業等事業者が行う設備投資に対して補助する中小小売商業対策事業、高校生などが利用する自転車駐車場への休校期間中の定期代を還付する駐車場管理経費、消防職員の感染拡大防止のためにマスクや手指消毒液を購入するなどの常備消防経費および消防業務受託事業、小・中学校の臨時休業期間に生徒へ配布物を郵送するなどの小学校一般経費および中学校一般経費、施設使用のキャンセル料金の補てんなどを行うひこね市文化プラザ管理運営事業およびみずほ文化センター管理運営事業、最後に、トイレ手洗い器の自動水栓化を行う市民会館管理運営事業、公民館運営事業および彦根城博物館管理運営事業でございます。 24 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 25 ◯4番(獅山向洋君) 一通り、今回の補正予算の内容を説明してもらったわけですけれども、感染症拡大防止対策というのは、これは当たり前のことであって、言うならば困難な生活を強いられている市民なり事業者、これに対するどのような事業が市単独事業として行われているのか、ここが一番重要なことではないでしょうか。  後ほど、いろいろと反対意見も申し上げますが、三役の給与を減額したからといって、困難な生活を強いられている市民にとって直接的に今どんな効果があるのか、まさにスタンドプレーだけではないですかね。  あるいは、逆に言うと、怠けているということではないかと私は思っていますが、それはそれとして、もう1回お尋ねしますが、直接的に市民に、例えば感染防止とかそんなことではなくて、現にこういうお金が渡りますよというものはどういう事業があるのか、明らかにしていただきたいと思います。 26 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 27 ◯総務部長(牧野 正君) 新型コロナウイルス感染症対策関連の補正予算のうち、直接市民の方に給付をされる事業、それから、もしくは還付をさせていただく事業の内容をお答えさせていただきます。  まず、これは国の施策でもございますけれども、児童手当を受給している子育て世帯への臨時特別給付金が1億6,551万円、住居を喪失した方または喪失するおそれがある方への住居確保給付金が236万4,000円、家庭保育に協力をしていただきまして、保育園を利用しなかった日に係る保育料の還付金といたしまして814万円、それから高校生あるいは大学生等の自転車駐車場利用者への休校期間中の定期代還付金が281万3,000円で、合計では1億7,882万7,000円でございます。
     それから市民のほかにも、先ほど議員がおっしゃいました中小事業者等に給付する事業といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた、または受けると見込まれる市内中小事業者への経営力強化補助金として3,000万円、そして各個店が支払う商店街組織の会費に対して補助を行います商店街継続活動補助金が1,476万円、合わせますと4,476万円となります。  したがいまして、市民への給付金あるいは還付金、そして市内中小事業者等への給付金を合わせました合計額で申し上げますと、2億2,358万7,000円でございます。 28 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 29 ◯4番(獅山向洋君) 今おっしゃった国の児童手当ですか、1億6,000万円余り、これは丸々国から下りてくる金額であって、市の単独事業なんて全然言えないのではないですか。それを明確にしてもらいたい。何だか国から下りてくる金まで市の事業であるかのようにおっしゃるということ自体、まさに欺瞞ではないですか。  それから、先ほど住宅の問題とか保育料の問題とか、あるいは駐車場の精算なんておっしゃったけど、これはあくまで精算の問題であって、本来精算するのは当たり前ではないですか。そういう意味では、これを市の単独事業であるとおっしゃる方がおかしいのではないでしょうか。  あえて申し上げれば、先ほどおっしゃった市内の事業者らに3,000万円なり1,470万円なりの補助金を出すということ、4,476万円、これがようやく市の単独事業と言えるのではないかと思うんです。そういう意味で、今、もう1回確認しておきたいんです。国の手当について、これを市の単独事業として入れるということ自体、誤りである。  それと、もう1点は、本来精算すべきものを精算するのを、いかにも市がお金を出したかのようにおっしゃるのは誤りである。この点だけ認めていただきたいと思います。 30 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 31 ◯総務部長(牧野 正君) 私が先ほど答弁をさせていただきました内容で、まず最初にお答えをさせていただきましたのは、国等の補助金によらず市の一般財源をもって事業を実施する予定のものを列挙させていただきました。その後、直接市民あるいは事業者への給付金ということでお尋ねでございましたので、国の事業も含めて市の方から給付あるいは還付させていただく金額を申し上げました。  したがいまして、最初のご質疑の趣旨の一般財源といいますか、市の単独事業というところで申し上げるならば、国の実施される事業については、これはもちろん市が単独で実施している事業ではございませんので、そこは訂正をさせていただきたいと思います。  それから、私がるる申し上げましたのは、本市が新型コロナウイルス感染症対策として実施いたします事業につきましては、これは多かれ少なかれ、あるいは間接的にせよ、市民の皆様の困難な生活を救済することにつながるものであると認識をして、市が市の単独事業として実施をさせていただく事業を申し上げました。そういう観点で申し上げましたので、ご理解を賜りたいと存じます。 32 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 33 ◯4番(獅山向洋君) 念のため聞いておきますが、保育料の還付金とか駐車場料金の返還とか、これまでが困難なを救うための予算であるとお考えなんですか。 34 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 35 ◯総務部長(牧野 正君) 還付金についても、お困りの市民の方に、本来、保育料でございますと、保育を実施させていただけなかった期間の保育料を還付させていただく、あるいは自転車の駐車場につきましては、ご利用いただかなかった分の駐車料金をお返しさせていただくということでございますので、その限りにおいては、市民の皆様に必要な額をできるだけ速やかにお返しさせていただくということで市民の救済につながる事業であるということでお答えをさせていただいたものでございます。 36 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 37 ◯4番(獅山向洋君) 何だかね。もう少し公務員として率直に物が言えるようになってほしいんですよ。返すべきものを返すのが困難を救うことになるなんて、こんなばかな理屈はないでしょう。  それでは、2番目にいきますけれども、この金額の合計は幾らか。  これについては、はっきり申し上げて、市の見解と私の見解は全然違うので、どうしようもないんですけどね。私は市の単独事業として、本当に困っている、困難な生活を強いられているのために、どれだけのお金をきちっと出そうとしているのかということを聞いているわけですけれども、結局、細項目1でお答えになった金額の合計になるかと思いますが、念のために、少なくとも国から出たり県から出たりしている金は全部除いて、また精算金も除いて、その上で一体、本当に市民にとって現実にどれだけのお金が、簡単に言えば、市民の税金から還元されているのか、それを明らかにしていただきたいと思います。 38 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 39 ◯総務部長(牧野 正君) 先ほどご答弁を申し上げました市の単独事業予算に係る事業費ベースの合計額といたしましては、1億8,176万2,000円でございます。  なお、歳入予算におきまして、休校中の4月分の給食費徴収金を4,278万1,000円減額しておりまして、この金額を加えますと2億2,454万3,000円となります。 40 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 41 ◯4番(獅山向洋君) この点は予算常任委員会において、細かい数字についてはまた議論されるかと思うので、この程度にしておきますが、少なくとも今までの答弁の中で、実際市民の方にどうも渡るようだと言えるのは、結局、市内の事業者への3,000万円の補助金と1,476万円ですか、合わせて4,476万円ぐらいであるというふうに考えられるわけでして、いかにも内容のない補正予算ではないかと私は思います。  さて、細項目3です。現在、財政調整基金はどれだけあるのか、これについてお尋ねします。 42 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 43 ◯総務部長(牧野 正君) 現在、令和元年度予算につきましては、出納整理期間中でございますため、令和元年度の財政調整基金の取崩しを予算どおりに執行することとして試算をいたしますと、現時点での財政調整基金残高は27億8,699万円となります。  なお、令和2年度当初予算におきまして、財政調整基金の取崩し額を2億7,664万2,000円計上しており、今回の補正予算案で上程をさせていただきました取崩し額2億2,611万8,000円を合わせますと、今年度取崩しする財政調整基金は5億276万円となります。これに利子積立金を加えますと、今年度末、令和2年度末の残高といたしましては、22億8,534万6,000円と見込んでいるところでございます。 44 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 45 ◯4番(獅山向洋君) 私の質疑は、現在、財政調整基金はどれだけあるのかということなんです。ですから、今回の補正予算で財政調整基金を使ったとおっしゃっているわけですから、使った後、幾らになるのか、それをもう一度明確にお答えいただきたいと思います。 46 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 47 ◯総務部長(牧野 正君) 今ほどお答えをさせていただきましたように、令和元年度末の見込額がございます。それに令和2年度の積立額が入り、令和2年度の取崩し額が入るということ、それから今回の補正額を合わせますと22億8,534万6,000円が令和2年度の基金の見込額ということになります。  現時点での基金の残高ということになりますと、出納整理の期間を経て、令和元年度決算をする際に、どの程度基金を取り崩すかということによって基金の残高が変わってまいります。したがいまして、予算どおりに執行するという試算の下でお答えをさせていただきますと、27億8,699万円が現時点での基金残高ということでございます。 48 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 49 ◯4番(獅山向洋君) 細項目4です。私どもは十分承知しているわけですが、市民の皆様からいえば、一体、今回の補正予算で財政調整基金をどれだけ使ったんだろうかということが、やっぱり一番の関心事だろうと思います。  先ほど申し上げたように、長浜市なんかは市内の事業者に対して、30万円ないし50万円の大きな金額の給付を想定しているということが書いてあるわけですよね。そういうことから考えれば、彦根市だって財政調整基金があるだろうと。なぜ我々にそれをきちっと、国から金が出る前に緊急にやってくれないのかと。ああ、長浜市に住んでいたらよかったのにと、彦根なんかに住んで損したと思っているもたくさんおられるわけですよ。そういう観点から、今おっしゃった財政調整基金があった上で、今回の財政調整基金で幾ら使ったのかということを明確に市民に向けて答えておいていただきたいんです。 50 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 51 ◯総務部長(牧野 正君) 先ほどの答弁の内容と繰り返しになりますけれども、今回上程をいたしました一般会計補正予算におきまして、事業の財源として取崩しを予定しております財政調整基金は2億2,611万8,000円でございます。 52 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 53 ◯4番(獅山向洋君) 先ほどからいろいろ質疑していますように、今おっしゃった財政調整基金の中には、簡単に言えば、感染症拡大防止のための予算なり、あるいは国・県の事業に対して彦根市として負担すべき部分がかなり含まれているはずなんですよね。そういう意味で、この使った財政調整基金は、いわゆる彦根市の単独事業ではないということは明確だと思いますが、念のためにその点も答えておいていただきたいんです。市の単独事業として、これだけ使ったわけではないということですね。いかがですか。 54 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 55 ◯総務部長(牧野 正君) 財政調整基金につきましては、このたびのコロナウイルスの感染症対策の経費として、不測の事態でございますので、必要な経費を、基金を取り崩して賄おうとするものでございます。先ほど申し上げました市の一般財源のみの経費による事業が相当数ございます。その分の大半を財政調整基金で賄っているということは言えるのではないかなと思います。 56 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 57 ◯4番(獅山向洋君) 私が申し上げたいのは、新型コロナウイルス感染症拡大を何とか防ごうという予算は、どこの都道府県、市町村でも一生懸命やっているわけですよ。その内容はそんなに差がないわけです。けれども、本当に県民、市民、町民、村民のために、いかに経済的な状況を救おうか、こういうときに、まさに財政調整基金の利用の差が明確に出てくるわけです。  先ほど申し上げましたように、たまたま長浜市さんが大きなことをやっておられるので、彦根市があまりにも情けない状況であるということが映し出されてしまったわけですけれども、ここに市政の差が出てくる。市政というのは市の政治の差ですね。あるいは財政調整基金の大きさの差が出てくるということを指摘しておきたいと思います。  さて、次に、中項目2です。市長、副市長、教育長の6月期末手当を減額する予算について質疑します。  予算案の概要におきまして、「新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの市民が困難な生活を強いられているという現状を考慮するとともに、今後、全市を挙げて地域経済の再生に取り組むなかで、その財源に充てるため6月期末手当の額を補正するもの」と述べられております。  そこで、細項目1ですが、県内で三役の期末手当の減額を行っている市町はあるのでしょうか。 58 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 59 ◯総務部長(牧野 正君) 現時点におきまして、本市と同じように、市長、副市長、教育長の期末手当の減額を行うことを表明しておられる県内の市町はございません。  しかしながら、幾つかの市町が削減を検討しておられるとは聞き及んでいるところでございます。 60 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 61 ◯4番(獅山向洋君) 表明しているところはないけれども、検討している市町があるということならば、どれぐらいの市町が検討しているんでしょうか。 62 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 63 ◯総務部長(牧野 正君) 去る5月14日に各市町へ三役の期末手当の減額について調査をさせていただきました。その結果で申し上げますと、1市2町が検討をしているということでございました。 64 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 65 ◯4番(獅山向洋君) そういう市町もあるんですね。  さて、細項目2です。確かに市長は2割、副市長は1割、教育長は5分減らすということですが、減額しても市長は148万円、副市長は139万円、教育長は134万円の期末手当を受け取ることになります。この中継を見ておられる方とすれば、「へえ、そんなたくさんのボーナスを受け取るの」というのが一般的な受け止め方ではないかなと思います。  市長は困難な生活を強いられている市民の目に、減額してもこれだけのボーナスをもらえるのかというふうに映るのではないかなと思うんですが、どういうふうにお考えですか。 66 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 67 ◯市長(大久保 貴君) お答えを申し上げます。  今、獅山議員がご指摘をいただきましたようなご意見を含めて、様々あろうかと思います。 68 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 69 ◯4番(獅山向洋君) 様々ではないでしょう。現に予算案の概要において、ここに「多くの市民が困難な生活を強いられているという現状」と書いてあるんですから、多くの市民は本当に苦しい生活なんですよ。商店街の皆さんも本当に困っておられるし、例えば飲食関係のご商売の方なんて、明日にでも店を閉めないといけない、倒産しないといけない、それぐらい苦しんでおられるのに、何だか、要するに期末手当だけ減額すれば、それでいいだろうというような物の考え方が市民の目線から完全にずれているのではないかと私は思うんですよ。  そういう観点で、様々な見方があるって、とんでもない話ですよ。全然そんな様々ではないです。みんな怒っているんですよ。なぜちゃんとした政策をやってくれないのかと怒っているわけですよ。それなのに様々なご意見があるというような一般論ばっかりやっていたらいけませんよ。そういう意味で、私は、むしろこういう減額をされたから、かえって、何とこれだけたくさんのボーナスをもらっておられるのかということが市民に知れたというだけの効果ではないかなと思っております。  さて、細項目3にいきますが、総額、これは三役の減額を合わせますと、65万6,000円ということになるわけですが、ここに「全市を挙げて地域経済の再生に取り組むなかで、その財源に充てる」とおっしゃっているわけですから、それでは、地域経済の再生をどんなふうに行おうとしておられるんですか。それを明確にしてください。 70 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 71 ◯市長(大久保 貴君) この際に本市の考え方を述べさせていただけたらと思うんですが、この新型コロナウイルス感染症に関しましては、政府も述べておられるように、長期戦になっていくと見込んでおります。我々としましては、いつ終わるか分からない外出自粛等の自粛期間を踏まえまして、まずやらなければならないと思いましたのは、政府が打ち出しておられる個人への給付、この現金給付をいち早く皆様のお手元にお届けするということで全庁を挙げて取組をさせていただきました。  同時に、相談窓口を設けさせていただいて、できるだけ丁寧に聞き取りをさせていただいて、政策に一定反映をしていこうということで今進めております。  既に皆様方にもご提案をさせていただきましたが、今回の臨時会におきましては、現在、専決処分したものと今まさに取り組まなければならないことに限定をしております。いわゆる政府の支援策に横出しをする形で、各種団体への運営補助金というものを先行して手当するということでございます。  また、同時に、少しであっても現金をそれぞれの家庭にお戻しするということで、今、作業をさせていただいています。  そして、今、長浜の例を引いていただきましたけれども、本格的な経済対策につきましては、既にご案内をさせていただきますが、一部、6月定例会にご提案をさせていただきたいと思っております。  そうしたものを……。   (発言する者あり) 72 ◯議長(馬場和子さん) 簡潔に。  市長。   (「簡潔にしてくださいよ。何も政    府の政策を聞いているのではない    んです」と呼ぶ者あり) 73 ◯市長(大久保 貴君) この際に本市の方針をということで申し上げた次第でございます。この経済対策の中で少しでも足しになればという思いで、今回この条例を提案させていただいているものでございますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。 74 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 75 ◯4番(獅山向洋君) 私がこの細項目3で聞いているのは、要するに三役合わせて65万6,000円減額するとおっしゃっているから、その65万6,000円を何のために減額するのか、実はこういうこともやりたいから減額するんだということを明確に言うべきではないですか。ただ減らせばいいということではないでしょう。それならば幾らでも無駄な予算執行をやめれば、そんなもの65万円どころか、あっと言う間に何千万円も浮いてくるわけですよ。それをあえて65万6,000円減額して何をしようとしているのかということを聞いているんですよ。私は何も政府の政策とか、これからどこまでぐらいで何をやろうとか、そんなことを聞いているのではないんですよ。これはあくまで質疑として聞いているんですから、明確に答えてくださいよ。 76 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 77 ◯市長(大久保 貴君) 少しでも足しになればという思いでございます。 78 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 79 ◯4番(獅山向洋君) 随分市民に対して失礼な言い方だと思いますよ。本当に困難な状況に置かれる方々に対して、「少しでも足しになれば」と、こんな話ありますか。  それでは、細項目4に移ります。
     この困難な生活を強いられている市民を守るために、まさに市長としては、適切な政策を立案して予算を提案すると、それが一番の大きな仕事ではないんですか。何も給料を減額したら、それで済むみたいな、それも少しの足しになるぐらいの物の考え方で市政をやってもらったら困るんですよ。皆さん本当に困っておられるんですよ。明日にも店を閉めようかと困っておられる。そういう現状をしっかり認識して、例えば、財政調整基金が少ないけれども、今この時点で緊急の状態だから、これだけのお金を市民の皆さん、あるいは事業者の皆さんに出そうというような気持ちはないんでしょうか。それこそが、給料減額なんか、ばかなことを考えているよりももっと大切なことではないんですか。いかがですかね。ちゃんとした政策をやろうという気持ちはないんですか。あるいは、財政調整基金、少ないけれども、この際ちゃんと放出しようではないかというような考え方はないんですか。 80 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 81 ◯市長(大久保 貴君) 議員のおっしゃっているとおりでございまして、私もそのつもりでございます。先ほども申し上げましたとおりに、この困難な状況というのは、ある一定程度続いてまいりますので、長期戦を見越して投入していきたいと思っておりますが、その際にも、皆様方にも十分ご稟議をいただいて、ご理解をいただいた上で対応させていただきたいと考えております。 82 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 83 ◯4番(獅山向洋君) 何かというと、「ご意見いただいて」ばっかりなんですよね。では、今、私が意見を申し上げましたけれども、一体どれだけそれを入れているんですか。ちっとも入れないから、ややこしくなっていくわけでしてね。  例えば財政調整基金だって、現に、おっしゃったように、二十何億円もあるわけですよ。それを後生大事に抱え込んでいるということ自体、何のための財政調整基金かと言わなければならないわけです。そういう政治家としての感覚、ご意見ばかり聞いていないで、自分がどう考えるかということをやっぱり明確に表明すべきではありませんか。今、財政調整基金は5月臨時会では出すべきではないと思ったというなら、それを明確におっしゃるべきではないんですか。なぜ予算化しなかったんですか。そこを聞いておきたいんです。 84 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 85 ◯市長(大久保 貴君) 予算化をしておりますので、そこはご理解をいただきたいと思います。まず第一陣で2億数千万円の財政調整基金を取り崩したと。これから6月、9月、また12月ということになってくると思います。どこまでいけるかということは社会経済情勢を見ながらになりますが、精いっぱいのことはやらせていただきたいと思っています。 86 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 87 ◯4番(獅山向洋君) 私が言っているのは、今の臨時会で出す財政調整基金があまりにもわずかではないかということを言っているんですよ。しかも、コロナウイルス第一波が来て、第二波が来るだろうとは思いますけれども、今、一番重要なのは、コロナの感染の拡大が、例えば昨日でも大阪市では感染者がゼロだったと、ここまで収束してきていたら、まさに経済が重要なことになってくるわけですから、それを経済情勢を見ながらとか、そんなことではないでしょう。やっぱりリーダーとしての決断というものが非常に重要なので、そういう決断をきちっとやれということを私は申し上げているんです。いかがですか。決断をちゃんとやりますか。 88 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 89 ◯市長(大久保 貴君) 精いっぱいのことはやらせていただきたいと思います。今、様々、市民の皆様は国の対策を追っておられると思っています。持続化交付金なり、セーフティネットの資金なり、そうした資金手当を一生懸命やっていただいていると。それは一生懸命、我々も応援させていただいているところでございます。6月には、そこにまた横出し、上乗せをする形で提案をさせていただきたいと思っておりますし、できる限り、事業所であれ、個人であれ、必要なところの手当をしっかりとさせていただきたいと思っております。  さらに、域内経済をしっかり回復に導いていくための予算につきましては、これはしっかりと対応をしていかなければならないと思っております。財政が非常に厳しいと、これまでもお叱りをいただいてまいりましたけれども、そんな中でも、優先順位をきちっと決めて、スクラップできるものはスクラップをしながら財源を確保して、しっかり力強い対応をさせていただきたいと思っております。 90 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 91 ◯4番(獅山向洋君) 私の質疑は終わりたいと思いますけれども、市民は国税、県税、そして市税も払っているわけですよ。まるで国がやっている施策をそのままやっていればいいみたいな感覚があるので、私は非常に不愉快だと思っているんですよ。市民は市税をしっかりと払っているわけなんですよ。ところが、払っているにもかかわらず、財政調整基金はどんどん使ってしまって、わずかしか残っていないというようなことになって、言うならば、よその市町と明確な差がつきつつあるということなんですよ。市長として本当に恥ずかしいと思ってもらわないと駄目なんですよね。ところが、全然恥ずかしいと思っておられない、むしろ給与さえ減らしたら、まるで給与減額が習慣みたいになってしまいましたね。何だか悪いことをしたなら給与減額されてもいいんですよ。けれども、何もしていないのに、ただ減らして、わずかでもこれが足しになればというような、そういう感覚の姿勢というものについて、もうちょっとしっかり反省してもらいたいと思います。  以上で私の質疑を終わります。 92 ◯議長(馬場和子さん) 暫時休憩いたします。            午前10時04分休憩            午前10時14分再開 93 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  5番堀口達也さん。堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 94 ◯5番(堀口達也君) 会派令和会、堀口です。  新型コロナウイルス感染拡大の影響により、彦根市においても大変困っておられる市民の方がたくさんいます。今回の5月補正予算において、市の対応により、どのような効果が期待されるのか。また、他市に比べて十分な予算が組まれているのか、確認させていただきます。  中項目1番、新型コロナ関連の補正分について。  細項目1番、5月補正における新型コロナ関連の事業総額は約3.6億円です。このうち国や県からの補助・交付金等の金額と彦根市の一般財源で支出する金額をそれぞれ教えてください。 95 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 96 ◯総務部長(牧野 正君) 5月補正予算案のうち、新型コロナウイルス感染症対策関連の補正額につきまして、国からの補助等の額は1億7,873万2,000円、県からの補助の額は495万3,000円、合わせまして1億8,368万5,000円でございます。一般財源につきましては、1億8,372万5,000円でございまして、その内訳は、市単独事業費が1億8,176万2,000円、国庫補助事業におけます市の持ち出しの経費が196万3,000円でございます。 97 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 98 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、細項目2番、新型コロナ関連の事業費総額のうち、国や県からの補助・交付金等の金額と彦根市の一般財源で支出する金額は県内他市と比べて十分だと言えるのでしょうか。 99 ◯議長(馬場和子さん) 副市長。 100 ◯副市長(山田静男君) 県内他市との比較でございますが、それぞれの自治体で新型コロナウイルス感染症関連事業の予算計上時期が異なっており、また、人口規模も各自治体間に隔たりがあることから、国や県の補助・交付金や一般財源で支出する総額での単純な比較は困難でございます。  本市におきましては、主に6月定例会において、市民生活の支援策に係る予算を上程する予定でございまして、本臨時会に上程した支援策を併せると、県内他市と比較しても遜色ない支援が市民の方々に行き届くものと考えているところでございます。 101 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 102 ◯5番(堀口達也君) 僕の方でも調べさせていただいたんですけれども、一般財源で支出する金額なんですけれども、高島市では約6.2億円、長浜市では18.8億円ありまして、彦根市の一般財源で支出する金額が約1.8億円ですので、3倍から10倍の差があって、他市町に比べて十分だとは言えないのではないでしょうか。 103 ◯議長(馬場和子さん) 副市長。 104 ◯副市長(山田静男君) 他市の状況も調べてございます。5月につきましては、長浜市とか草津市とか、いろいろございますが、長浜市が非常に多いということでございます。東近江市におかれましても3億9.700万円ということで、各自治体によって多い少ないはございますが、本市におきましては、先ほどご答弁させていただきましたとおり、6月にいわゆる追加ということで上げさせていただくということで、ご理解のほどよろしくお願いします。 105 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 106 ◯5番(堀口達也君) 続きまして、細項目3番です。新型コロナ関連の事業費総額約3.6億円のうち、実際に市民に給付される金額は幾らなのか教えてください。 107 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 108 ◯総務部長(牧野 正君) 新型コロナウイルス感染症対策関連の補正予算額のうち、市民に給付または還付するものといたしましては、児童手当を受給している子育て世帯への臨時特別給付金が1億6,551万円、住居を喪失した方または喪失するおそれがある方への住居確保給付金が236万4,000円、家庭保育に協力していただき、保育園を利用しなかった日に係る保育料還付金が814万円、高校生等の自転車駐車場利用者への休校期間中の定期代還付金が281万3,000円、合計で1億7,882万7,000円でございます。  また、市内中小事業者等に給付するものといたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた、または受けると見込まれる市内中小事業者への経営力強化補助金が3,000万円、各個店が支払う商店街組織の会費に対し補助を行う商店街継続活動補助金が1,476万円、合計で4,476万円でございます。  市民への給付金または還付金に、市内中小事業者等への給付金を合わせました合計額で申し上げますと2億2,358万7,000円でございます。 109 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 110 ◯5番(堀口達也君) この2億2,358万幾らのうちなんですけれども、先ほど獅山議員の答弁の中でも頂いたと思うんですけれども、給食費等を含むというようなことだと思うんですけれども、それを除いたのが1億8,372万5,000円ということでよろしいでしょうか。確認させていただきます。 111 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 112 ◯総務部長(牧野 正君) 先ほど獅山議員にお答えをさせていただきました答弁でございますけれども、これは全て市の一般財源による経費のみを挙げさせていただきました。その金額が1億8,176万2,000円ということでございます。  先ほど堀口議員から改めてご質疑をいただきました内容につきましては、国の事業のうちに市として、その補助裏と申しましょうか、市の持ち出し分の経費がございますので、その金額は少しずれがございますけれども、そういうことでご理解を賜りたいと存じます。 113 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 114 ◯5番(堀口達也君) 僕の方でも一度計算させていただいたんですけれども、彦根市の一般財源ベースで、それを彦根市の人口で割ると、大体1人頭1,625円の給付となるんですけれども、これが他市町がどうなのかというところも一応確認させていただきまして、米原市では1当たり7,830円、そして高島市では1万2,760円、長浜市では1万5,940円と、他市町に比べて1当たりの支援額というのが少ないように感じるんですが、やっぱり他市町に負けないように、市民一人ひとりに寄り添った手厚い支援をしていただきたいなと思います。  続きまして、細項目4番に移らせていただきます。  新型コロナウイルス感染症対策商店街継続活動補助金の積算根拠を教えてください。また、商店街組織以外の方への補助はないのでしょうか。 115 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 116 ◯産業部長(中村武浩君) まず、商店街組織の会費補助の積算根拠につきましてお答えいたします。  現在、彦根市内には15の商店街組織があり、それぞれの組織に問合せをしたところ、年間の会費収入額の合計は2,951万9500円であり、会費補助は2分の1の1,475万9,750円としております。  次に、組織外の方への補助でございますが、現在、本市として組織に加入されていない方に特化した補助はございませんが、資金繰り対策としてセーフティネット保証制度、労働者の休業等を行った場合に活用できる雇用調整助成金制度、売上げが大きく減少した事業者を対象とした持続化給付金制度など、国や県の支援制度のほか、今回ご提案させていただきました彦根市新型コロナウイルス感染症対策経営力強化補助金や、6月市議会定例会に提案を予定しております彦根市新型コロナウイルス感染拡大防止臨時支援金などがございます。 117 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 118 ◯5番(堀口達也君) 積算根拠を具体的に教えていただきたいんですけれども。 119 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 120 ◯産業部長(中村武浩君) 積算根拠としましては、会費の商店街組合が言明されたものの2分の1というのを計算しております。ですから、最大で年間の会費の半分を補助するという形を考えておりますので、各商店街にお聞きしまして、年間の会費の総額の2分の1を予算計上させていただいております。 121 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 122 ◯5番(堀口達也君) 分かりました。商店街組織に加盟されている店舗以外にも困っている方がたくさんおられます。手を差し伸べていただきたいなと思います。  続きまして、細項目5番です。新型コロナウイルス感染症対策経営力強化補助金を受けることができる中小企業・小規模事業者が何事業者あり、対象としている300事業者は全体の何%でしょうか。また、設備投資に限定している理由を教えてください。 123 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 124 ◯産業部長(中村武浩君) 現在、本市全産業の事業所数は約4,800事業所あり、このうち特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた飲食・小売業が1,300事業所ございます。今年の4月に滋賀県が新型コロナウイルス感染症経済・産業影響調査をされたところ、約6割の事業者が悪い影響があると回答されており、本市で換算しますと約780事業所になります。そのうち4割の事業者の方が何らかの設備投資をされるとして312事業所、そのうち9割の方が申請されると想定いたしまして300事業所としたところでございます。  議員ご質疑の中小企業・小規模事業者は前述しましたとおり、市内約4,800事業所あり、対象としている300事業者は全体の約6%、飲食・小売業者1,300事業所の約23%になります。  また、設備投資に限定しているのは、国や県の経営力強化事業において、主にソフト面での支援となっていることから、本市では、感染防止対策として、換気設備の改修や空気清浄機や衝立等の購入により、安心・安全な職場で業務していただけるものとしてご提案させていただいております。 125 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 126 ◯5番(堀口達也君) 全体の23%の支援を見込まれているということで、少し少ないのではないかなと思いました。  続きまして、細項目6番です。市では新型コロナウイルス感染症対策経営力強化補助金で10万円を上限に補助することを考えておられます。長浜市では1か月の売上げが前年同月比で30%以上減少した場合、法人に50万円、個人に30万円を支援し、さらに土地建物を賃借している場合は5万円を上乗せするそうです。中小企業・小規模事業者に対する補助は他市に比べて十分だと言えるのでしょうか。 127 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 128 ◯産業部長(中村武浩君) 新型コロナウイルス感染症対策経営力強化補助金については、国の緊急事態宣言解除後の経営再開時において特に必要とされる店内の感染リスクを下げ、安心して飲食や買い物ができるようにすることを目的に、県内では本市独自の補助制度として今回ご提案させていただいているものですので、他市と比較することはできないと考えております。 129 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 130 ◯5番(堀口達也君) 長浜市さんも大変頑張っておられるかと思います。他市に負けないように、中小企業・小規模事業者の方へもしっかり支援をしていただければなと思います。  続きまして、細項目7番です。市では子育て世帯への臨時特別給付金として、対象児童1当たり1万円を給付することを考えておられます。草津市では、児童扶養手当などの対象となる子ども1当たり3万円を上乗せして支給されるそうです。子育て世帯への臨時特別給付金は他市に比べて十分だと言えるのでしょうか。 131 ◯議長(馬場和子さん) 市民環境部長。 132 ◯市民環境部長(鹿谷 勉君) 議員もご承知のとおり、草津市におきましては、市が独自で実施する子育て世帯を支援する施策として、児童扶養手当などの対象となる子ども1につき3万円を上乗せして支給する制度を実施されると伺っております。また、県内他市の状況として、長浜市では、平成14年4月2日から令和2年3月31日までに生まれた子ども1につき1万円を支給、併せて児童扶養手当受給対象者には児童扶養手当の1か月分相当額を支給、また、甲賀市では、子育て世帯への独自支援として、国制度の臨時特別給付金1万円に1万円を上乗せして支給されると伺っております。  このように県内の各市町において、様々な形で独自の支援策を検討しておられます。本市としましても、子育て世帯への独自支援の必要性を十分に理解し、現在、準備を進めているところでございます。  本市におきましては、子育て世帯への対策として二つの市独自施策を検討しているところでございます。まず、児童扶養手当受給者に対して、対象となる子ども1につき1万円を増額して支給するもの。次に、仮称ではございますが、子ども・子育て応援給付金としまして、所得制限は設けず、平成14年4月2日以降に生まれた子どもさんの約1万9,000を対象としまして、1につき1万円を給付するものをそれぞれ検討しております。このことから、他市と比べて決して劣るものではなく、子育て世帯への対策は充実しているものと考えております。  なお、今回の子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、本市では支給を速やかに行うことを優先し、国が示した制度に基づき実施することで、制度の構築にかかる時間の短縮を図ったものでございます。 133 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 134 ◯5番(堀口達也君) 彦根市でも6月に予定されているということで、他市に比べてもスピード感等も少し劣っているのかなと思います。本来であれば5月臨時会でも、もしスピード感があれば提案できた内容なのではないかなと思います。  続きまして、細項目8番です。新型コロナ関連の申請方法は利用者に分かりやすく、できる限り簡素化できないのでしょうか。見解をお聞かせください。 135 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 136 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 新型コロナウイルス感染症対策として、既に給付を始めております、1当たり10万円の特別定額給付金につきましては、市のホームページにおいて、5月1日のオンライン申請の受付開始当初から申請方法を掲載し、その後、随時、動画での申請方法の紹介や、お問合せの多い事例を挙げて申請時の注意点を紹介するなど、少しでも申請していただきやすい環境づくりに努めております。  また、郵送による申請書類につきましても、記載例を同封して、スムーズに申請いただけるよう努めているところでございます。
     今後、他の施策におきましても、可能な限り簡素で分かりやすい申請方法を検討してまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 137 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 138 ◯5番(堀口達也君) 申請手続の煩雑さによって、市民も申請が大変ですし、そして職員の方も事務負担などが増えるおそれがあります。できる限りシンプルな申請方法にし、スピード感を持った対応を心がけていただきたいと思います。また、市民に寄り添った充実した対策を心がけていただきたいと思います。  続きまして、大項目2番です。議案第53号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案について質疑させていただきます。  中項目1番、彦根市長の給与の特例に関する条例について以下、確認させていただきます。  細項目1番、6月期末手当を減額する目的についてお聞かせください。 139 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 140 ◯市長(大久保 貴君) お答え申し上げます。  先ほど既に獅山議員に対しましてお答え申し上げましたとおりでございまして、少しでも足しになればという思いでご提案をさせていただいているものでございます。 141 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 142 ◯5番(堀口達也君) 少し目的として適切な回答ではないのかなと思うんですけれども、「新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの市民が困難な生活を強いられる現状を考慮するとともに、今後、全市を挙げて地域経済の再生に取り組むための財源」に充てるためというような目的として書かれていますけれども、「考慮する」ということは、そのことを十分に考えてみることとなります。そして、「地域経済の再生に」とありますけれども、どのように地域再生につながるのか。また、削減して、本当にその目的が達成できるのかについてお聞かせいただきたいと思います。 143 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 144 ◯市長(大久保 貴君) 先ほど来お答え申し上げましたとおりに、特に具体的に何かを達することができるのかという思いではございませんで、少しでも市民に寄り添い、共に進んでいきたいという思いからでございますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。 145 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 146 ◯5番(堀口達也君) 余り具体的に答えていただけなかったので、その次にいかせていただきます。  6月期末手当を減額しても65万6,000円にしかなりません。減額した費用を具体的にどのように活用するのか、お聞かせください。 147 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 148 ◯市長(大久保 貴君) 何度も申し訳ございませんが、少しでも足しになればという思いでございますので、具体的に何をという目的を持って削減するというものではございませんので、よろしくお願いいたします。 149 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 150 ◯5番(堀口達也君) 少しでも足しになればということなんですけれども、少し前に答えていただきました、コロナ関連の彦根市の一般財源で支出する金額約1.8億円の1%にも満たない金額です。このような減額で、多くの市民が困難な生活を強いられているというようなところに本当に直結するのかも少し疑問ですし、また、全市を挙げて地域経済の再生に取り組む中で、その財源に充てるということなんですけれども、そこに対しても適切な減額といったことにはつながらないのではないのかなと思います。  続きまして、細項目3番に移らせていただきたいと思います。  市長20%、副市長10%、教育長5%減額とした根拠を教えてください。 151 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 152 ◯市長(大久保 貴君) これは平成25年に一旦、特別職の給与削減というものを提案させていただいた過去がございまして、その事例を参考にする、そして、他市の状況なんかも参考にさせていただいて、この減額幅ということで提案をさせていただいているものでございます。 153 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 154 ◯5番(堀口達也君) 明確な根拠を示していただいたわけではなく、このような減額というのが果たしてパフォーマンスになっていないのかというところが、やっぱり問題なのかなと思います。  最後の細項目4番に移らせていただきたいと思います。  今回の特別職給与削減は、市職員の給与削減につながる可能性があるのではないでしょうか。 155 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 156 ◯市長(大久保 貴君) 現時点で、職員の給与を削減するということに思いを致しておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。 157 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 158 ◯5番(堀口達也君) 地域経済全体の消費が落ち込んで、減額というのは逆効果につながる可能性があります。また、市長、副市長、そして教育長の給与削減といった形だけでなく、市民に本当に寄り添った対策というのをぜひしていただきたいなと思います。  また、今回、質疑にご答弁いただきましたけれども、適切な政策を立案していただいているようには、とても思えないですし、ぜひ真摯に対応していただきたいなと思います。  以上、質疑を終わります。 159 ◯議長(馬場和子さん) 1番辻真理子さん。辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 160 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、私は、今臨時会におきまして、議案第46号に対して質疑をいたします。  今回の特別定額給付金につきましては、多くの市民、特にパートやアルバイトなどで当座の収入が減少した方々にとりましては待ちに待った給付金だと思います。専決処分の金額としては大変大きなものですが、市民に寄り添うという意味では致し方のないことだとも思います。  しかし、議員といたしましては、専決処分に関する定義や特別定額給付金の支給事務がスムーズに進むのかどうか、確認する必要がありますので、以下、質疑をいたします。  大項目1、議案第46号について。  中項目1、専決処分について。  細項目1、専決処分に関する定義について問う。  専決処分につきましては、地方自治法第179条第1項に定めがございます。「普通地方公共団体の議会が成立しないとき、第113条ただし書きの場合においてなお会議を開くことができないとき、普通地方公共団体の長において議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき、又は議会において議決すべき事件を議決しないとき」に専決処分ができるとされております。  今回の110億円を超える予算の専決処分につきましても、たとえ事業費の全額が国庫交付金といたしまして担保されているとしても、年間予算の約4分の1にも相当する専決処分が許されるのかどうかという疑問が市民の方々から寄せられております。  県内自治体の中には、国の補正予算成立翌日の5月1日に、つまり湖南市ですが、臨時議会を早速招集されています。むやみに専決処分が許されるとすると、恣意的な解釈によりまして専決処分が連発される可能性がございますので、このことにつきましての基本的な考えをまず最初に確認しておきたいと思います。 161 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 162 ◯総務部長(牧野 正君) 本議案の専決処分につきましては、議員のご質疑にもございましたとおり、地方自治法第179条第1項のうち、「普通地方公共団体の長において議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき」に該当するものでございます。  専決処分は、このような場合に、住民サービスの停滞を防ぐなどの観点から、やむを得ない場合に限定して補充的に用いられるべきものでございまして、普通地方公共団体の長の判断は、いわゆる自由裁量ではなく、客観性がなければならないとされております。  今回の補正予算は、4月20日に閣議決定されました新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に基づく特別定額給付金を支給するための予算でございますが、本市では、システム開発や申請書の郵送など、給付金の支給の準備に早急に取りかかり、市民の皆様に1日でも早く給付金を支給するため、4月27日に市長直轄組織に市民生活・経済再生支援室を設置し、必要となる補正予算について専決処分をさせていただいたものでございますので、どうかご理解をいただきますようよろしくお願いをいたします。 163 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 164 ◯1番(辻 真理子さん) 私の今までの概念の中では、専決処分する金額ということが、こういう大きな金額であったことがございませんので、やはり気になったわけですけれども、そして、もう一度、179条を丁寧に読み返してみましても、金額の上限ということは書かれていないわけです。この金額の上限がないということに対して、改めて気がついたわけですけれども、そのことに関して行政の方では、いろんなご意見があったのではないかと思いますが、そのことについてはいかがでしたでしょうか。 165 ◯議長(馬場和子さん) 総務部長。 166 ◯総務部長(牧野 正君) 議員ご指摘のとおり、補正予算額が非常に高額となりますことから、当初、事務的な経費のみを専決させていただいて、いわゆる給付金の給付事業については臨時会でお諮りをさせていただくということも考えておりました。  しかしながら、先ほど申し上げましたように、一日も早く市民の皆様に給付金を支給できるように考えたときに、そして、5月臨時会の日程も当初18日の開催ということで調整をいただいておりましたので、改めてここで5月臨時会を別の日程で開催するということも、緊急事態宣言が出されている中で、それもどうかなと。いろいろと総合的な判断の下で、今回は専決処分にさせていただいた、第一の理由は、繰り返しになりますけれども、市民の皆さんに一日も早く給付金を届けるということでございます。  したがいまして、ご心配をいただいております恣意的な解釈によって専決処分を連発するということは一切ございませんので、どうかご理解をお願いしたいと思います。 167 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 168 ◯1番(辻 真理子さん) いろいろお考えになった結果だということは理解いたしました。何よりも市民の皆様に早く給付金が届くために、どうしたらいいかということをお考えいただいたということも理解いたしました。  かつて鹿児島県の阿久根市で専決を連発したという事件がございまして、結果的に市民からリコールを受けたということもございましたので、今回は国の方から100%補てんがあるということがありますので、それ以上の問題はないと思いますが、改めて専決について考え直したということでございました。  それでは、中項目2にまいります。特別定額給付金についてでございますが、細項目1でございます。国庫負担金はいつ、どのように入金になるのか。  国庫負担金約113億円は、どのタイミングで入金し、それは一括で来るのか、何回かに分けて来るのかということをお聞きしたいと思います。 169 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 170 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 今回の特別定額給付金につきましては、市民1当たり10万円の給付金と、給付事務に関わる経費が全額、国庫補助金の対象となっております。  この補助金につきましては、5月8日に交付申請書を、5月11日には概算払請求書を提出し、5月15日に全額を入金いただいたところでございます。 171 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 172 ◯1番(辻 真理子さん) 分かりました。もう既に全額入金が終わっているということを伺いまして安心いたしました。  それでは、細項目2にまいります。オンライン申請による申請者は何か。  オンライン申請による総務省のマイナポータルへの申請は5月1日から受け付けられておりますが、答弁書作成時点で彦根市民のオンライン申請による申請者は何でしょうか。 173 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 174 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) この特別定額給付金は世帯単位で申請いただくため、5月14日時点でのオンラインによる申請者数は1,821世帯となっております。 175 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 176 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目3にまいります。オンライン申請による給付金支給済みの市民は何でしょうか。  オンライン申請による場合には、5月7日から支給されると書いてありますが、答弁書作成時点では何に支給されたのでしょうか。 177 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 178 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) オンラインで申請いただいた方への給付は、5月8日からお申し出いただいた口座への振込を開始しておりまして、5月14日時点では1,056世帯、2,595に支給しております。 179 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 180 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目4にまいります。今度は郵送による申請書のことですが、郵送による申請書の受付の事務処理日数についてお伺いいたします。  郵送による申請の場合の事務処理日数は。つまり申請書を受け取って、給付金を支給するまでの日数は何日と予定されておりますか。 181 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 182 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 郵送による申請書の事務処理につきましては、申請書類が到着次第、申請内容と添付書類について確認をし、振込先口座情報の照合、振込先データの作成、チェックなどを経て、金融機関に振込の依頼を行います。これらの確認・照合作業と金融機関での振込の手続には、通常ですと2週間程度を要すると考えております。  しかしながら、本市といたしましては、職員を動員して確認・照合作業を急ぎ、事務処理日数の短縮に全庁一丸となって努めているところでございます。 183 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 184 ◯1番(辻 真理子さん) 約2週間かかるところを、職員の皆様のご努力によって縮められているとお答えいただきましたが、2週間がどれだけぐらいに短くなるのかということをお聞きしたので、お答えはできませんでしょうか。 185 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 186 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 本日18日から受付を開始いたします。最短で5月22日を予定しています。これは、ただ、まずテスト的なこともございますし、一部を直接作業しますので、こういう短い期間でできますけれども、通常ですと5月27日ぐらいがめどになります。だから、9日から10日間ぐらいはかかるかなとは考えております。なるべく早く事務処理ができますように努力はさせていただきます。 187 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 188 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目5にまいります。今お聞きいたしましたところ、通常2週間ぐらいかかるところを、職員の方々の努力によって9日から10日間ぐらいに削減できると、短くすることができるとおっしゃったんですけれども、細項目5では、ホームページの告知とエフエムひこねでの市長のコメントに違いがございまして、ホームページの告知は「5月27日から給付を開始する」と、これは申請書方式の場合ですが、市長がエフエムひこねを通じてコメントされているのでは、「5月18日に申請書を発送し、5月19日から給付する」とお話しになりました。それに対しましても、物理的にも不可能だし、ホームページの告知内容と違うということが市民の方から私の方に問合せが来ましたので、その違いについて、それはどちらを正しいと受け取ったらいいのかという質問がございましたので、発言させていただきますので、よろしくお願いいたします。 189 ◯議長(馬場和子さん) 市長。
    190 ◯市長(大久保 貴君) お答えをさせていただきます。  今ご指摘をいただきましたとおりに、私がラジオ放送でそのような発言をしていたということを改めて確認させていただきました。誠に申し訳ないと思っております。今、副統括監がお答えしましたように、22日をめどに今、作業をさせていただいております。私としましては、19日ということも希望的にはあったわけでございますが、結果的に誤った情報をお伝えしてしまったと反省をし、おわびを申し上げて訂正させていただきます。 191 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 192 ◯1番(辻 真理子さん) 私も、最近は車に乗ったら必ずエフエムひこねをつけて、常時いろんな報告がありますので聞くようにしておりますが、やはり18日に発送して、そして19日に給付ということはあり得ないと思ったんですけれども、そういうふうに今、謝罪をしていただきましたので、しかし、この中のは、みんなそれを認識しましたが、市民の方々はやはり19日から給付があるかなと思う方もあるので、今後のことなんですけれども、インターネットとラジオ、それから新聞と、統一した見解を市民の方にお届けしないと、皆さん気持ちがとても焦っておられるというところでございますので、これをどこが一括で管理しているのかということが多分はっきりしなかったと思うんですけど、今後はどこがこの広報に対しては一括に責任を持って調整をちゃんとするのかということを、どのようにお考えかということをお聞きしたいと思います。 193 ◯議長(馬場和子さん) 市長。 194 ◯市長(大久保 貴君) 今、お話しいただきましたとおりに、我々も大変急いでいます。急いでお届けしなければならないと思っています。したがって、いろんな状況が変わってきますので、私どもとしても27日振込ということで一旦提示をさせていただきましたけれども、どんどんと前倒しでお届けしたいということで作業をさせてもらっています。  これからは、今の申請状況もまさに一部、もうお手元に届いているところもあろうかと思いますが、その返り具合もありますので、その辺も精査をしながらでございますが、情報の発信に関しましては、しっかりと市民生活・経済再生支援室が責任を持って、広報と協力しながら発信をしてまいるようにいたします。私も間違えないようにお伝えをさせていただきたいと思います。 195 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 196 ◯1番(辻 真理子さん) そういうふうに間違いということもありますが、やはり市長の発言を皆さんは市長の発言というふうにお受け取りになりますので、一旦録音して放送してしまいますと、それが何回も流れますので、なかなか訂正が難しいということは現実にはあると思いますが、今後はそういうことに、一旦出した情報に間違いがないかということを皆さんがチェックしていただきまして、そごがないようにしていただきたいなと思います。  いろいろ努力していただいていることは十分受け取りましたので、速やかに皆さんにお届けになりますように願っております。  以上で私の質疑を終わります。ありがとうございました。 197 ◯議長(馬場和子さん) 3番角井英明さん。角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 198 ◯3番(角井英明君) 日本共産党彦根市会議員団の角井です。  大項目1、議案第46号専決処分について。  いよいよ滋賀県内各市町で国からの特別定額給付金給付事業が始まりました。既に申請用紙が手元に届いている自治体もありますが、大きな自治体では、これから個別発送となります。彦根市は給付金事業に当たり、新型コロナ感染で厳しい生活を余儀なくされている市民に少しでも早く届くよう、連休を返上して懸命に送付作業に当たっていただいています。ご苦労いただいていることに感謝申し上げます。  この事業は、市民の皆様から大変な期待をされています。そこで以下、質疑します。  中項目1、特別定額給付金給付事業について。  細項目1、給付金の案内は全戸に届くような対応が必要だと思いますが、どのようになっているでしょうか。 199 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 200 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 今回の特別定額給付金につきましては、基準日となります本年4月27日時点において、本市の住民基本台帳に記載されている全市民が給付対象となり、受給に係る申請は、世帯主の方がその世帯構成員全員の分をまとめて行うこととなっておりますので、基準日時点での市内全世帯主の方に給付申請書類等を郵送いたします。  なお、既にオンライン申請により受給済みの世帯につきましては、混乱を避けるため、可能な限り郵送は行わない予定でございます。 201 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 202 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。送付件数は何件ですか。 203 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 204 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 送付件数は、給付基準日の世帯数4万8,535件となります。  なお、この件数には、オンライン申請により既に給付金を受給いただいた方や、様々な配慮を要し、差し替え等の対応を行う方なども含まれております。 205 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 206 ◯3番(角井英明君) 細項目の3、送付は一斉送付ですか。 207 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 208 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) オンラインでの申請は既に5月1日から開始をしておりますが、郵便での送付は、本日18日から順次送付することを予定しております。 209 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 210 ◯3番(角井英明君) 細項目の4です。市民が心配している申請の仕方はどのようになっていますか。  湖東記念病院事件というのがありましたけど、その中で供述弱者というのがクローズアップされていました。今回の給付金の申請についても、簡単にできるとそうでないがいると思います。申請のハードルが高いへの支援が一番大切だと思います。それへの対応をお聞かせください。 211 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 212 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 申請につきましては、各世帯に郵送される申請用紙に、申請される世帯主の氏名と連絡先を記入していただき、事前に印刷してある給付対象となる家族の方を確認の上、世帯主本人名義の振込先口座情報を記入し、裏面に本人確認が取れる書類の写しと振込先口座の分かる書類を添付していただき、申請書に同封しております返信用封筒により郵送で申請いただくようご案内をいたします。 213 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 214 ◯3番(角井英明君) 細項目の5です。高齢者や一住まいの方への特別な対応策はありますか。  困難があっても、行政はここを丁寧にやらなければならないと思いますが、高齢者や一住まいの方への特別な対応策はありますか。 215 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 216 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 高齢者や一住まいの方につきましては、コールセンターでのご案内のほか、民生委員・児童委員連絡協議会や社会福祉協議会と調整し、地域でご相談いただきやすい環境を整えてまいりたいと考えております。 217 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 218 ◯3番(角井英明君) ぜひよろしくお願いします。  続いて、細項目の6、記入方法が分からない方への対応をどのようにお考えですか。 219 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 220 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) 記入方法につきましては、コールセンターを設置しておりますので、お気軽にご相談いただきたいと考えております。  なお、給付金の申請に係る問合せ先につきましては、申請用紙に同封する案内チラシや市のホームページにも記載しているほか、今後、市内全域を対象とした新聞折り込みチラシや「広報ひこね」6月1日号でも周知してまいりたいと考えております。 221 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 222 ◯3番(角井英明君) 細項目の7、振込開始はいつからですか。  本来なら自粛を要請された後に早く給付されるべきだと思います。オンラインでの申請でも幾つかの問題が出ていると聞いています。行政の苦労は大変だと思いますが、振込開始時期について教えてください。 223 ◯議長(馬場和子さん) 市民生活・経済再生支援副統括監。 224 ◯市民生活・経済再生支援副統括監(橋本公志君) オンラインで申請いただいた方についての振込は5月8日より行っております。  また、郵送で申請いただいた方についての振込は5月27日開始を予定しておりましたが、5月22日には開始できるよう調整をしておりますので、ご理解をお願いいたします。 225 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 226 ◯3番(角井英明君) できるだけスムーズに給付されるようお願いして、この質疑を終わります。  続いて、大項目の2、議案第47号令和2年度彦根市一般会計補正予算について。  市民の健康と安全を守るために、新型コロナウイルス感染拡大の防止に奮闘されている市職員の皆様や、医療や福祉に関わる関係者の皆様の並々ならぬ奮闘努力に敬意と感謝を申し上げます。  日本共産党彦根市会議員団は、新型コロナ禍の下で市民の暮らしと福祉を守る立場から、市長と教育長へ3次にわたって、学校・教育・子育てに関すること、暮らし・経済・雇用に関わること、医療・福祉に関わること、これらの三つの観点からの緊急申入れを行ってきました。中でも、国の支援策の対象にならない市民に対して市独自の施策を考えていただきたいと要望していましたが、今回の5月臨時会と6月定例会の両方で幾つかの独自施策が上程されると聞いています。  市の方から資料として5月11日に出された「彦根市新型コロナウイルス感染症対策~安心して暮らせる日常を取り戻すために~」、これは市民への支援策が分かりやすく表されており、このことが早く市民へ周知されることと同時に、一刻も早い実現に向け、なお一層ご尽力いただきたいと思います。  日本共産党彦根市会議員団は、今回の5月臨時会に提案されている補正予算案に対し、地方自治体は住民の福祉と暮らしを守る防波堤としての役割を果たすべきだという思いで、以下、質疑させていただきます。  中項目の1、乳幼児健康診査事業について。  乳幼児健診は4か月、10か月、1歳半、2歳半、3歳半に行われると聞いています。発達には節目があり、これら5回の健診がその節目に当たります。中でも4か月健診が大切だと聞いています。  その4か月健診が新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、今年の3月および4月分が延期されました。乳幼児のためにも母親のためにも、なくてはならない健診です。コロナ禍においても安心して子育てができることを願って、以下、質疑します。  細項目1、4か月健診だけを委託しているのはなぜですか。 227 ◯議長(馬場和子さん) 福祉保健部長。 228 ◯福祉保健部長(田中一朗君) 乳幼児健康診査につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために3月から延期をしており、感染状況を踏まえ、今後、実施してまいりたいと考えておりますが、4か月児健康診査につきましては、この時期に首のすわり、うつぶせ姿勢等の運動発達や股関節脱臼等の有無等を確認し、早期の適切な治療につなげないと、今後の成長発達に大きな影響があると考えられることから、別途医療機関へ委託し、対応をしてまいりたいと考えているところでございます。 229 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 230 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。5回健診があるんですけど、その中でも4か月健診が大切な理由は何でしょうか。 231 ◯議長(馬場和子さん) 福祉保健部長。 232 ◯福祉保健部長(田中一朗君) 今ほどもご答弁いたしましたように、4か月児健康診査で確認いたします首のすわり、うつぶせ姿勢等の運動発達や股関節脱臼の有無につきましては、歩行等の今後の成長発達に大きな影響があるため、できる限り4か月のこの時期に確認し、適切な治療をしていく必要があるということでございます。 233 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 234 ◯3番(角井英明君) 細項目の3、3月と4月に健診が予定されていた該当者はどれだけですか。 235 ◯議長(馬場和子さん) 福祉保健部長。 236 ◯福祉保健部長(田中一朗君) 4か月児健康診査における3月の対象者は66で、4月の対象者は76となっております。 237 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 238 ◯3番(角井英明君) 細項目の4です。はがきでの健診の周知となっていますが、それで徹底できるのでしょうか。 239 ◯議長(馬場和子さん) 福祉保健部長。 240 ◯福祉保健部長(田中一朗君) 対象者全員に郵送で案内いたしますとともに、彦根市のホームページや彦根市総合アプリ「ひこまち」に掲載し、周知していく予定でございます。  なお、未受診者につきましては、個別に電話等で受診勧奨をしてまいりたいと考えております。 241 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 242 ◯3番(角井英明君) 細項目の5です。具体的な4か月健診のやり方を教えてください。  小児科医療機関への委託がされています。小児科医は常に子どもと接していますが、通常の4か月健診時に行っている発達相談等はどのようになっているのでしょうか。4か月健診体制もお答えください。 243 ◯議長(馬場和子さん) 福祉保健部長。 244 ◯福祉保健部長(田中一朗君) 彦根市で通常実施しております4か月児健康診査では、問診、身体計測のほか、小児科医師による診察、管理栄養士による離乳食指導、保健師による保健指導、絵本の読み聞かせを行っております。  また、医療機関委託においては、問診票の確認、身体計測、小児科医師による診察と結果説明をお願いすることとしております。なお、離乳食指導や育児相談につきましては、くすのきセンターにおきまして、予約制で希望者のみを対象に個別に実施してまいります。 245 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕
    246 ◯3番(角井英明君) ありがとうございます。本当に丁寧な健診をしていただいて感謝を申し上げます。  コロナ禍がいつ収束するか分からない中、育児をしている親にとって心配事は尽きないと思います。親の立場に立った支援が必要です。子どもが健康であること、大きな発達の節目である4か月目を行政が親身になって応援してくれている、こういった安心感が、その先の育児を支えていく一つになると思います。これからも丁寧な支援をお願いしたいと思います。  次に、中項目の2です。新型インフルエンザ危機管理体制整備事業について。  危機管理体制整備事業として、サージカルマスク、アルコール、感染防護服の購入がされます。今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で医療体制の充実がいかに大切であるかが実証されたと思います。危機に備えておくことの大切さが分かったと思います。  備蓄されているマスクを市民に早く配布せよという声が2月定例会でありましたが、どういったものを、どこを対象に整備しておくのがいいのか。いつやってくるか分からない新たな危機にも備えていかなければなりません。そういう考えの下に、以下、質疑します。  細項目1、サージカルマスクなど、購入した物資の備蓄場所はどこでしょうか。 247 ◯議長(馬場和子さん) 市長直轄組織危機管理監。 248 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) サージカルマスクなど購入した物資につきましては、本市の防災備蓄倉庫である稲里防災備蓄倉庫および西沼波防災備蓄倉庫に備蓄をする予定です。  また、各部局から備蓄物資の配備要請があった場合に迅速に対応できるよう、中央町仮庁舎1階においても一部保管する予定です。 249 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 250 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。高齢者や障害者など社会的弱者を視野に入れた備蓄計画になっているのでしょうか。  今回の新型コロナ禍で高齢者や障害者が大きな犠牲を強いられています。高齢者や障害者など、いわゆる社会的な弱者を視野に入れた計画になっているのでしょうか。 251 ◯議長(馬場和子さん) 市長直轄組織危機管理監。 252 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) サージカルマスク等の物資につきましては、平成20年11月に策定し、平成23年1月、また平成27年4月に改訂いたしました彦根市新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき、本市の感染症対策に多大な影響を及ぼすことを防ぐため、市職員で社会機能維持者となる彦根市立病院に従事する医師、看護師、消防の救急隊員のほか、清掃センター、福祉保健部、子ども未来部、危機管理課の職員が現場対応のため着用するものとして備蓄したものです。  このため、備蓄計画といたしましては、高齢者や障害のあるなど社会的弱者の方に物資を配布することを視野に入れて策定したものではございません。 253 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 254 ◯3番(角井英明君) 細項目の3です。備蓄物を利用する対象はどこなのでしょうか。 255 ◯議長(馬場和子さん) 市長直轄組織危機管理監。 256 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 備蓄物を利用する対象につきましては、先ほどのご質疑でお答えしましたとおり、備蓄計画上は、新型インフルエンザ等が発生したときに現場対応する医師、看護師、救急隊員などの社会機能維持者となる職員が利用することを想定しております。  しかしながら、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に当たって、サージカルマスクについては、県内や市内における同感染症の蔓延状況や、市中におけるマスクの供給状況等を鑑み、社会機能維持者となる職員のほか、医師会、歯科医師会、薬剤師会、湖東医療圏の3病院、介護保険事業所、障害福祉サービス事業所、妊婦、学校、放課後児童クラブ等にも既に配布したところです。  今後におきましても、感染症の蔓延状況や市中におけるマスクの供給状況などに注視しながら、社会機能維持者となる職員のほか、病院や学校、福祉事業所等、マスクをより必要とする施設への配備等を想定しております。 257 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 258 ◯3番(角井英明君) 細項目の4です。備蓄物があるということの周知の方法を教えてください。 259 ◯議長(馬場和子さん) 市長直轄組織危機管理監。 260 ◯市長直轄組織危機管理監(橋本公志君) 備蓄物資があることの周知につきましては、これまでのご質疑でもお答えしておりますとおり、主に社会機能維持者となる職員を対象に物資を備蓄している状況であることから、市民の皆さんへの積極的な周知は考えておりません。  しかしながら、サージカルマスクの配備状況については、これまでから行っておりますように、市議会議員の皆さんや報道機関への資料提供のほか、本市のホームページでも引き続き公表していく予定でございます。 261 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 262 ◯3番(角井英明君) 緊急事態が起こったときに十分な体制が確立している、このことが分かっているのと、そうでないときでは危機の乗り越え方が違ってくると思います。安心が確保されているからこそ市民の協働もお互いの助け合いも生まれると思います。これからもよろしくお願いします。  中項目の3です。中小小売商業対策事業について。  新型コロナ禍の中で頑張っておられる商店街の継続のために補助を行うことは、コロナ収束後の経済の回復のためにも必要だと考えます。商店街が健全であることは思いもよらない危機が起こったときに地域を支える大きな力になります。しかし、商店街に加入していない中小小売商もあると思います。「誰一落ちこぼさない」との思いで、以下、質疑します。  細項目の1、商店街の数と加盟している店舗数を教えてください。 263 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 264 ◯産業部長(中村武浩君) 現在、彦根市内には15の商店街組織があり、その加盟店舗数は601であります。 265 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 266 ◯3番(角井英明君) 細項目の2です。商店街の会費の半額の補助となっていますが、各商店街の会費というのは均一なのか教えてください。 267 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 268 ◯産業部長(中村武浩君) 各商店街によりそれぞれの会費を決めておられることから、会費は均一ではございません。 269 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 270 ◯3番(角井英明君) 細項目の3です。商店街に加入していない店舗数はどれくらいですか。 271 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 272 ◯産業部長(中村武浩君) 経済センサス活動調査によりますと、市内小売業の事業所数は844であることから、商店街加入店舗数601を差し引き、243店舗であると推計しております。 273 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 274 ◯3番(角井英明君) 細項目の4です。そうした加入していない店舗が受けられる支援策を教えてください。 275 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 276 ◯産業部長(中村武浩君) 先ほどお答えしましたけれども、現在、彦根市として商店街組織に加入されていない方に特化した補助はございませんが、資金繰り対策としてセーフティネット保証制度、労働者の休業等を行った場合に活用できる雇用調整助成金制度、売上げが大きく減少した事業者を対象とした持続化給付金制度など国や県の支援制度のほか、今回ご提案させていただきました彦根市新型コロナウイルス感染症対策経営力強化補助金や、6月定例会にご提案いたします彦根市新型コロナウイルス感染症拡大防止臨時支援金などがございます。 277 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 278 ◯3番(角井英明君) 細項目の5です。新型コロナウイルス感染症対策経営力強化補助金の申請窓口はどこか教えてください。 279 ◯議長(馬場和子さん) 産業部長。 280 ◯産業部長(中村武浩君) 申請窓口は地域経済振興課を予定しております。 281 ◯議長(馬場和子さん) 角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 282 ◯3番(角井英明君) 中小小売商や商店街が元気であることが地域に活気をもたらします。一刻も早い手厚い支援をしていただきたいと思います。6月定例会にも支援策が提案されると聞いています。新型コロナ禍の先に希望が見える支援をお願いしたいと思います。  これで質疑を終わります。 283 ◯議長(馬場和子さん) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 284 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております各議案のうち、議案第51号、議案第52号、議案第54号および議案第55号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 285 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、議案第51号、議案第52号、議案第54号および議案第55号については、委員会付託を省略することに決しました。  暫時休憩いたします。            午前11時30分休憩            午前11時44分再開 286 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案第51号、議案第52号、議案第54号および議案第55号に対する討論に入ります。  ただいまのところ討論の通告はございません。  討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 287 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第51号専決処分につき承認を求めることについて(彦根市市税条例等の一部を改正する条例)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり承認することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 288 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第52号専決処分につき承認を求めることについて(彦根市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例)を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり承認することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 289 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第54号彦根市国民健康保険条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 290 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第55号彦根市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 291 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  ただいま議題となっております議案第46号から議案第50号までおよび議案第53号の各議案については、配付してございます議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  休憩中に予算常任委員会および企画総務消防常任委員会を開き、付託議案を審査願い、再開後は、委員長に委員会審査の結果報告を求めます。  暫時休憩いたします。            午前11時47分休憩            午後4時33分再開 292 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  お諮りいたします。  ただいま各委員長から委員会報告書が提出されましたので、この際、議案第46号から議案第50号までおよび議案第53号の各議案を日程に追加し、一括議題といたしたいと存じますが、これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 293 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、議案第46号から議案第50号までおよび議案第53号の各議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 議案第46号から議案第50号ま でおよび議案第53号(委員長報告・質疑・ 討論・採決) 294 ◯議長(馬場和子さん) 議案第46号から議案第50号までおよび議案第53号の各議案を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  その順位は、予算常任委員長、企画総務消防常任委員長の順とし、順次ご登壇をお願いいたします。  予算常任委員長、上杉正敏さん。上杉さん。 〔予算常任委員長(上杉正敏君)登壇〕 295 ◯予算常任委員長(上杉正敏君) 予算常任委員会委員長報告を行います。  今期臨時会において、本委員会に付託されました議案審査のため、本会議休憩中に本委員会を開き、慎重に審査いたしましたその経過ならびに結果について報告します。  本委員会に付託されました議案は、議案第46号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第1号))、議案第47号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第2号)、議案第48号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第49号令和2年度(2020年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計補正予算(第1号)、議案第50号令和2年度(2020年度)彦根市病院事業会計補正予算(第1号)の5件でありましたが、議案第47号については起立多数で、その他の議案については異議なく、原案のとおり承認、可決すべきと決しました。  なお、議案第47号に対して反対の立場から、予算1.8億円は他市に比べてあまりにも少な過ぎる。市民は大変困っている。6月で補正と言っているが、なぜ5月にできないのか。また、特別職の期末手当のカットについては、なぜ今なのか、わずか65万円の額が足しになるのかと考えることから反対するとの討論がありましたことを申し添えます。  以上をもって、予算常任委員会委員長報告を終わります。 296 ◯議長(馬場和子さん) 企画総務消防常任委員長、谷口典隆さん。谷口さん。 〔企画総務消防常任委員長(谷口典隆君)登壇〕 297 ◯企画総務消防常任委員長(谷口典隆君) 企画総務消防常任委員会委員長報告を行います。  今期5月臨時会において、本委員会に付託されました議案審査のため、休憩中に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第53号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案の1件でありましたが、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  なお、討論では、反対の立場から、期末手当を政治的判断という言葉を持ち出し、悪用しているようにしか思えない。さらにそれを議会で了承を得ようとすることは言語道断であるとの意見や、特別職三役の期末手当の削減総額はわずか65万6,000円にすぎず、これでは意味がない。多くの市民が困難な生活を強いられている現状を考慮するというのであれば、期末手当の減額で少しでも足しになればなどというのではなく、市民に手厚い予算措置を講じるべきであるとの反対意見がありましたことを申し添えます。  以上で企画総務消防常任委員会委員長報告を終わります。 298 ◯議長(馬場和子さん) 以上で各委員長の報告は終わりました。  暫時休憩いたします。            午後4時38分休憩            午後4時58分再開 299 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はございません。  質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 300 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告書が4名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、4番獅山向洋さん、12番野村博雄さん、2番中川睦子さん、6番北川元気さんの順とし、順次ご登壇をお願いいたします。  4番獅山向洋さん。獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 301 ◯4番(獅山向洋君) 私は、議案第47号令和2年度彦根市一般会計補正予算(第2号)および議案第53号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案について反対の討論を申し上げます。  まず、補正予算についての反対討論ですが、まず、ほかの市がほとんど臨時議会を開催しておられるわけですが、彦根市が今回の新型コロナウイルス感染症の問題について、どういう補正予算を提案したかということを申し上げたいと思います。  反対討論者で、かなり詳しく今後おっしゃる方もおられると思いますが、私は長浜市の例を申し上げておきたいと思います。  この長浜市につきましては、4月の18日の新聞紙に掲載されたわけですが、長浜市は4月17日に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う地域経済への影響を抑えるために、中小の事業者に対して、市独自に10億円規模の支援金制度を創設すると明らかにした。国も事業者への支援策を検討しているが、実行には時間がかかると見られるため、緊急的に運転資金を補う。1事業者当たり30万円ないし50万円の給付を想定し、人件費や家賃など固定費に回してもらう。財源には財政調整基金を充てる。市は、ほかにも経済支援策を検討しており、5月末までに可能なものから着手していく方針と。こういうように既に4月の18日の新聞紙上で長浜市の対応が明らかになっているわけです。  その後、県内各市町の対応が次々と発表されたわけで、彦根市と大津市が一番最後ぐらいというか、臨時会としては一番最後になっているわけですね。ですから、他市の対応を見ておれば、彦根市もこうしなければいけないのではないかなと、普通なら市長はそう考えるものですが、残念ながら彦根市はそうではありませんでした。  今回の議会でも、この内容がいろいろと検討されたわけなんですけれども、結局、本当に今回のコロナウイルスの問題で困っておられる市民、事業者に対するものとしては、商工費として中小小売商業対策事業4,476万円、この程度しかありません。ほかのことについても、いろいろ理屈をつけておられますけれども、直接的に彦根市民のためにというものは、この程度しかないわけですよ。  確かにコロナウイルス感染症拡大を防止するための予算は、いろいろつけられております。しかし、こんなものは、どこの市でもやっていることでありまして、やっぱり市民に対してどのように対応したかということが一番、現時点では重要なことになっているわけです。  しかも、このような問題については、できる限り早く対応するということが一番求められているわけでございまして、国の政策がある、県の政策があるとか、そんな問題ではないんですよ。むしろどこが一番早く、お金が市民の方に入るか、これが一番重要なことなんです。  残念ながら、そういう意味では、彦根市は今申し上げた程度の予算しかつけなかったということなんです。何ということでしょうか。率直に申し上げて、私、この補正予算に反対せざるを得ないのは、こんな恥ずかしい補正予算に賛成していたら、彦根市民はどう思うだろうと、一体議員は何をやっているんだと、こういうことになると思うんですよ。  そういう意味で、多くの議員に賛成していただきたいんですけれども、残念ながら彦根市長の口車に乗ったのかどうか知りませんけれども、何だかよそと全然比較にならないような補正予算なのに、予算常任委員会では、それが通ってしまったということなんですね。  さて、もう一つ問題は、この補正予算および議案第53号に彦根市長の給与を20%カット、それから副市長の給与を10%カット、教育長の給与を5%カット、こういうものが提案されております。しかも、今回のは給与といいながら、毎月の給料のカットではないんですよ。今年の6月の期末手当をそれだけカットすると、こういう補正予算と条例改正が提案されているわけです。  皆さんも期末手当、いわゆるボーナスというものは、ある程度お分かりだと思いますが、このいわゆる特別職の期末手当などについては、これは一般職も同じですが、過去6か月間、勤勉にというか、真面目にやっていれば、これだけのボーナスを出しましょうというものなんですよ。それを全然、本来の趣旨をねじ曲げて、困っておられる市民のことを考えて、今後の投資のために、これだけカットしますというんですね。そうしますと、市民の皆さんは、「へえ、そんなたくさんカットするの」と思われるかもしれませんが、3合わせて、たった65万円ぐらいなんですよ。  こんな恥かしいことをなさるということ自体、私も理解できないんですが、本来、期末手当は過去6か月、真面目にやったかどうかについての評価なのに、カットするというわけですから、しかもこれは市長の発案でカットしたような。市長は、簡単に言えば、本来、過去6か月間、100%の仕事をすべきところを80%しかしていなかったということを自分で認めているわけです。副市長は90%、教育長は95%やっていたということですね。皆さんも考えてください。市長が一番怠けていたということなんですね。こんな恥ずかしい補正予算なり、あるいは条例を出すということ自体、おかしいです。  私がそれを追求しましたら、政治的判断だと言うんですよ。こんなところに政治的判断が入るんですかね。皆さんもよく考えてくださいよ。よろしいですか。政治的判断というのは、簡単に言えば、言葉は結構だけれども、要は市長の個人の考え方だと、こういうことだけなんです。私は、こういうことについて非常に問題だと思うのは、こういう提案をして市議会の議決を経て、そうして20%なり10%なり5%を、言うならば彦根市に対して贈与するという意思表示をさせようとしているわけですよ。これほど彦根市として恥ずかしいことはないと思います。  残念ながら、これについても私は反対したんですけど、どうも議員の皆様は予算常任委員会で、えらいこれをあっさり認めておられるわけですよ。私は、そういう意味では、彦根市長もおかしくなっているけれども、彦根の市議会もおかしくなっているのではないかと。こんないいかげんな政治判断に、あっさりと乗ってしまうような市議会になってきていると、既に大分前からなってきているんですが、重ねて、こういう状況になってしまっているということを十分に市民の皆さんが認識しなければいけないと思っております。  もう1点だけ申し上げておきたいんですが、彦根市は財政状態が厳しい、厳しいと言っているんですよ。ところが、なぜ財政状態が厳しくなってきたかということについては、議会の傍聴なり、あるいはインターネットで見ておられた方は十分にご承知だと思いますけれども、本当に貧すれば鈍するで、考え方そのものが実に細かくなってしまっている。言うならば、市民が本当に一番助けてほしいというときに、どうも年内までは20億円ぐらい財政調整基金があるようなんですけど、それなのに、それさえも握って放さないというのが今の彦根市の状況なんですよ。  どうか、これは議員の皆さんに理解してほしいんだけれども、どうもなかなか理解してもらえないので、市民の皆さんに理解していただきたいんですが、今の彦根市は本当に他市に比べて、とんでもない状況になっていると、本当に救わなければいけないときに、ちゃんと救おうとする気持ちさえない。何だか自分の期末手当さえカットしたら、それでいいかのような物の考え方になってしまっている。また、それに同調するが増えてしまっているということだけは分かっていただきたいと思います。  以上、いろいろと申し上げましたけれども、私は市民の皆さんに、彦根市の、そして彦根市議会の現状だけでもよく分かっていただきたい。そうして、やっぱりこういう状況では駄目なんだということを市民の皆さんが認識してもらいたいと思って反対討論をしたわけでございます。どうか彦根市の現状をご理解くださいますようよろしくお願い申し上げます。 302 ◯議長(馬場和子さん) 12番野村博雄さん。野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 303 ◯12番(野村博雄君) こういう時節柄、マスクをしたままで、滑舌がもともと悪いもので、聞こえにくかったらお許しをいただきたいと思います。  私の方は、議案第46号から議案第50号ならびに議案第53号につきまして賛成の立場からの討論とさせていただきたいと思います。  質疑であったり審査の中で、不要と思われる部分は、しっかり削っていこうということで、前回の2月定例会におきましては、思いを同じくする議員の皆さんと共に、なかなか例を見ないであろうと思われますけれども、修正動議を出させていただいて、審査、審議の中で、不要と思われる部分を削るということもさせていただきました。  今回の議案につきましては、当然、これが100%「うんうん、いいものだ」と皆さんが思っていらっしゃるわけではないと思います。100%ではないと思います。しかしながら、今、市民の皆さん、大変困っている方がいらっしゃる中で、ここで賛成をしなければ、全くそれに応えることができないということになるわけであります。  財政規律にも目を配りながら、今日の質疑の中で、市民の今後の様子を、コロナの状況を見ながら、市民の皆さんの声を聞きながら、しっかり対応を図っていくという答弁もありました。今後は、しっかりスピード感を持って、困っていらっしゃる市民の皆さんに寄り添った、さらなる対応をしていただくことをお願いいたしまして、賛成の討論とさせていただきたいと思いますので、どうぞ皆さん、ご賛同賜りますようによろしくお願いいたします。  以上です。 304 ◯議長(馬場和子さん) 2番中川睦子さん。中川さん。   〔2番(中川睦子さん)登壇〕 305 ◯2番(中川睦子さん) 議案第47号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場で討論いたします。  新型コロナウイルス感染拡大により、世界中がこの対策に追われる状況が今も続いています。彦根市でも多くの市民の皆さんの不安と苦難は想像を超える広がりを見せています。滋賀県は、多くの皆さんの努力で感染拡大による緊急事態宣言が解除され、彦根市においても、ようやく学校も図書館も公園も再開の見通しが立ちました。しかし、まだまだ安心できる状況ではありません。  その中で、議案第47号につきましては、中小小売商業対策事業が4,476万円計上されていますが、ある程度安心できる部分ではありますが、私たち日本共産党彦根市会議員団は、国からの要請に応じ、自粛体制に入った彦根市政に対し、市民の命と暮らしを守る観点から、福祉・教育・子育て・暮らしに関わる緊急の申入れを3回にわたり、市民の願いを含めて46項目要望いたしました。  その中で、暮らし・経済・雇用に関わる項目では、市民の暮らしの支援をする市の施策について、自治会などを通して丁寧に伝えること、また、相談窓口、支援の体制を充実させること、そのための人員確保を行うことや、また、事業者に対して税や社会保障料の減免を行うこと、また家賃、地代、水道料、また光熱費などをはじめ、事業を継続させていく上で必要な固定費の助成を行うこと、また税や料金などの減免および納税猶予などの措置を市独自でも行い、国の制度と併せて周知徹底すること、その中には、全世帯の水道料金を9月まで免除すること、所得が激減した世帯の国民健康保険料を減免すること、後期高齢者医療保険の減免をすること、介護保険料の減免をすること、国民年金など税、そして料金などの減免および納税の猶予をすることなどを要望として挙げました。  新型コロナウイルス感染症の影響は、彦根の中小個人事業者への打撃は本当に大きく、特に飲食に関わる業者さんの疲弊は甚大です。国からは事業者向けの持続化給付金、これは100万円とか200万円という申入れができます。また、社会福祉協議会の緊急小口資金特別貸付けなどもありますが、これも10万円、20万円と申請が可能です。また、他の自治体を見ても、相当な手厚い支援、さきの質疑でも、具体的に長浜など例が出されていました。  ほん隣の米原におきましては、私も本当に早い段階で見て、びっくりしました。子育て世帯への支援については、小学生が5万円、中学生は6万5,000円、また新型コロナウイルスの影響により収入が著しく減少した世帯の高校生、大学生の保護者に対しての就学支援金を給付するなど、また、収入が20%以上減少した世帯、これについても1当たり高校生12万円、大学生24万円など、これはほんの一部ですけれども、大変手厚い支援を行っております。  持続化給付金をやっとの思いで申請したら、250万目の登録となり、給付はいつのことやらと嘆く業者さんもいました。やはり一刻も早く彦根市の事業者に寄り添う、本当に手厚い施策をもっと早く打ち出し、収束後も安心して営業が続けられる取組を支援しなければならない、これが本当に今、必要だと思っています。  また、病院事業会計負担金4,235万円は、感染拡大が広がる中で十分な受入れや、物資、担当者を含む医療体制の充実、そして私たち医療現場を守るために最も必要なPCR検査ができる体制を増やし、感染者を把握することで感染拡大を抑止することでの感染の不安を減らすこと、そのための病院への財政的保障の体制、もっともっと増やすことが必要ではないでしょうか。  まだまだこの段階だけでは不十分だと思います。県からの支援と併せ、さらに国に対しても、新型コロナウイルス対策のための予算をしっかり確保してもらうことを要請すべきだと思います。  今回は緊急事態なんです。通常の取組ではない覚悟と決断が今、求められます。新型コロナウイルス感染症は、一見収束したかに見えますが、多くの有識者からも、今後の見通しは危険で予断を許さない状況だとの意見が大方です。皆さんも本当に不安を感じておられる毎日だと思います。そのような中で、市として使える予算、これは財政調整基金です。これを十分に生かすべきではないでしょうか。  ここで改めて申し上げたいんです。滋賀県は4年後に予定されている国民スポーツ大会に500億円規模の投資をしていますが、もちろんここ彦根でも独自の投資として、新市民体育センター総額95億円を計上しています。4年後の世界情勢はどのようになっているのか、また、私たちの暮らしがどう変化しているのか、予測はできませんが、誰もが今までと同じではないことは想像できます。ならば、今までと同じ計画で彦根市政を運営していいはずはありません。新型コロナウイルス感染症対策に対する予算は、どんな状況でも優先されなければなりません。そのために必要な予算、これまでの大型事業計画を度外視してでも生み出すべきです。先を見通した市政運営を市長に対し強く求め、反対の討論といたします。 306 ◯議長(馬場和子さん) 6番北川元気さん。北川さん。   〔6番(北川元気君)登壇〕 307 ◯6番(北川元気君) 令和会の北川元気でございます。  冒頭、チャイナ武漢発祥の新型コロナ感染症でお亡くなりになられた方にご冥福を申し上げるとともに、罹患された方々にはお見舞いを、また、医療現場で感染リスクを抱えながら、私たちの命を守ってくださっている医療関係者の方々、また、社会インフラを維持し続けていただいている全ての方々に心から感謝を申し上げたいと思います。  それでは、会派令和会を代表して、議案第47号令和2年度彦根市一般会計補正予算について反対、議案第53号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案について反対、以上2本立てで反対討論をさせていただきます。  市民が求めているコロナ対策予算のポイントは、一つは、けちけちせんとどんとつけろ、二つ目は、もたもたせんと早くしろ、三つ目は、ごちゃごちゃせんと分かりやすく簡単にしろ、いろいろな市民の方からお話を伺っておりますと、この三つに整理できるのかと思います。
     まず、議案第47号の彦根市一般会計補正予算ですが、新型コロナ対策の5月補正予算は事業費総額として約3.6億円、このうち国・県が補助金等を出しておりますので、これを含まない彦根市の純粋な支出というのは約半分ぐらいの約1.8億円となります。  この予算が十分なのか、市民の暮らしや市内の仕事、雇用をしっかり守れているのかという問題ですが、近隣の自治体はどうなっているのか比較をしてみますと、彦根市は、先ほども申し上げました11万2,000の規模で約1.8億円です。お隣の長浜市は11万8,000の規模で、長浜市独自は約18.8億円、東近江市は11万4,000の規模で約3.9億円、近江八幡市は8万2,000の規模で約4.2億円、高島市は4万8,000の規模で約6.2億円、米原市は3万9,000の規模で約3億円と、こうして比較してみますと、いかに彦根市がしょぼ過ぎるか。大久保市長が彦根市民の暮らしや中小小規模事業者を救おうとされている、その覚悟が数字で見てとれます。庁舎耐震問題で大損害を市民に与えて、新市民体育センターでも派手に大盤振る舞いをしていた大久保市長らしくない、けちけち予算で期待外れ過ぎます。  彦根市は財政が大変厳しい状況だから、お金がないからなどと言っている場合ではなくて、今、目の前の市民は本当に苦しんでおられるのです。売上げが半減して事業の維持ができずに廃業しなければならない。収入がなくなって家賃が支払えず、生活が立ち行かない。バイトに入れず収入がなくなって食費さえ捻出できない。既にやむを得ず、お店を閉められた方、生活保護の相談なんかも私のところには届いています。  6月補正で追加の支援を現在検討中という答弁がありましたが、まさに、もたもたせんと早くしろです。5月補正で対応できたものもあるはずで、実際に近隣他市ではやっておられます。一社も潰さない、誰一として見捨てない、市民の暮らしと雇用を何が何でも守るんだと、そういう強いメッセージとともに、それに見合った予算をつけるのが市長の仕事でしょう。他市と比較しても明らかに見劣りしてしまう彦根市のコロナ対策予算に市民は怒り、また悲しみに明け暮れていることだと、そういうことを市長はお気づきにならないことが本当に残念でなりません。  改めて市民が求める彦根市のコロナ対策予算のポイント、けちけちせんとどんとつけろ、もたもたせんと早くしろ、ごちゃごちゃせんと分かりやすく簡単にしろ、このことを申し上げて、反対討論といたします。  次に、議案第53号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案について、反対の立場から討論いたします。  これは市長が20%の期末手当の削減、額にして185万9,250円から20%削減で148万7,400円、副市長は10%の期末手当の削減です。154万7,700円から10%削減して139万2,930円。教育長は5%の期末手当の削減です。141万7,050円を134万6,198円と、こういうことで、お三方合計して65万6,000円の期末手当の削減をされようとしていますが、こんなことをやって一体何になるのか、全く意味が分かりません。  市長は、この削減について、「いや、少しでも足しになればと思って」といった答弁をされておりましたが、市民をばかにしているのかと思います。先ほども述べましたが、市民の生活は本当に大変なことになっていて、今すぐ必要な支援を求めているのです。パフォーマンスにさえならない申し訳程度の給与削減なんてやっている暇があるなら、ちゃんと仕事せえよということです。  条例改正の趣旨に明記をされていますが、「多くの市民が困難な生活を強いられている現状を考慮する」と本気で考えているのなら、「今後、全市を挙げて地域経済の再生に取り組むための財源」に充てると、これを本気で考えているのなら、基金の取崩しや既に中止となった事業費の不用額などを活用してでも、借金してでも手厚い予算を組むべきで、それが市長が本当にやらなければならない本来の仕事でしょう。  失礼な発言だとお怒りかもしれませんが、市民はもっと怒っているのです。しっかり必要な予算をつけた上で、それでも市長、副市長、教育長のお三方はお金が余ってしょうがないからボーナスカットしますという話なら、どうぞご自由にという話になるんですが、けちけち予算しかつけていないで、市民に寄り添ったふりをするような、そういう趣味に職員や議員を巻き込まないでいただきたいと強く申し上げて、反対の討論といたします。 308 ◯議長(馬場和子さん) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 309 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  ただいま議題となっております各議案のうち、議案第46号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第1号))を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、承認であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり承認することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 310 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。  次に、議案第47号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 311 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 312 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号令和2年度(2020年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 313 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号令和2年度(2020年度)彦根市病院事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 314 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  最後に、議案第53号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 315 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   (「議長、動議」と呼ぶ者あり) 316 ◯議長(馬場和子さん) 野村議員、議長席へどうぞ。  ただいま野村議員から動議の発言がございました。これを許可いたします。  12番野村博雄さん。野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 317 ◯12番(野村博雄君) 恐れながら、お時間を頂戴いたしまして、議長、副議長、議員の令和2年6月期末手当の1割削減につきまして、彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部の改正につきまして、動議を提出いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 318 ◯議長(馬場和子さん) ただいまの野村議員からの動議の成立につきましては、会議規則第16条の規定により2以上の賛成者が必要ですので確認いたします。  本動議に賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 319 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  賛成者が2以上のため、動議が成立いたしました。  暫時休憩いたします。            午後5時37分休憩            午後5時49分再開 320 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、会議案第1号彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案を日程に追加し、議題とすることに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 321 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、会議案第1号彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案を日程に追加し、議題とすることは可決されました。 ────────────────── 追加日程 会議案第1号上程(提案説 明・質疑・討論・採決) 322 ◯議長(馬場和子さん) 会議案第1号彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  12番野村博雄さん。野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 323 ◯12番(野村博雄君) 皆様、提出をお認めいただきまして、ありがとうございます。  本当に数か月前は、こんなことになるとは誰一思っていなかったのではないかと思っております。コロナ関連で倒産される会社が、上場企業まで、この間、倒産されたという報道がありましたけれども、上場企業も含め百数十社がコロナの関連の影響で倒産するのではないか、倒産しているということでございます。  また、今年中に失業者が100万以上増えるというような報道もあります。職がなくなったために路上生活を余儀なくされる方も増えていると、このような報道もなされています。  そうした中で、議員として何ができるだろうというのを、思いを同じくする議員の皆さんと一緒に話をさせていただきました。そうした中で、6月期末手当1割を議長、副議長ならびに議員において削減しようという思いで議員の皆さんの思いがまとまりましたので、そのような思いをお持ちの議員を代表させていただきまして、誠に僭越ではございますけれども、今回の彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案を提出させていただきました。  どうぞ皆さん、ご賛同いただきますように心からお願いを申し上げます。 324 ◯議長(馬場和子さん) 暫時休憩いたします。            午後5時53分休憩            午後6時23分再開 325 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより会議案第1号に対する質疑に入ります。  質疑の通告書が2名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、4番獅山向洋さん、5番堀口達也さんの順とし、順次ご登壇をお願いいたします。  4番獅山向洋さん。獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 326 ◯4番(獅山向洋君) それでは、質疑を行います。
     私は、この件については本来一問一答でやりたかったんですが、一括ということですので、やむを得ず一括して申し上げたいと思います。  今回提案された会議案第1号、これは条例案としての議案でございます。私は定例会なら何も文句を言わないんですが、臨時会において、こういう条例案を提出することが法的に許されているのかということから質疑したいと思います。  なぜかといいますと、臨時会というのは、あらかじめ告示された議案についてだけ臨時に議会が開催されるわけなんですよ。ところが、今回のこの議案については事前に何ら告示もされておらず、いきなり動議という形で提出されたわけです。しかし、これは臨時会で審議する以上、本来は事前に告示されていなければいけないわけです。  現に、ひどいではありませんか。いきなり提出されて、6時までに質疑と討論の発言通告書を出せと。わずか6分しかなかったんですよ。その間に発言通告書を箇条書でもいいから書けと。こんなひどい議会があるでしょうか。私はこれが採決されたときには違法になるかと思うので、当然、弁護士に相談して、議決無効の訴訟を起こしたいと思っています。こんなむちゃなやり方、ありますか。私は、そういう意味では、きちっと今ここで、議会事務局かどうか分かりませんけれども、ちゃんとした本を見せてほしいんですよ。臨時会において告示なしで、いきなり動議で条例提案してもよろしいという部分をちゃんと見せてほしいんですよ。本当に十分に検討しておられるのかどうか、私は極めて疑問に思っております。  もう一つ、これは質疑の最後のところに書いておきましたけれども、臨時会において、どうしてもやらなければならないという場合には、緊急性というものがあるわけですよ。例えば、よくありますね、緊急質問。やっぱりその臨時会でないと、今ここで聞いておかないといけない問題が出てきたと、そういうときの緊急質問なんかは認められております。これは私はいいとは言いませんよ、もしどうしても緊急性があるなら、少なくとも緊急性ぐらいは言うべきでしょう。  しかし、いかに緊急性があっても、いきなり条例案なんかを出すというようなことは議会においては許されていないと私は思っております。事前にきっちりと告示に合わせて条例案を出して、それに対して発言通告の期限を決めて、そうして、しっかりとした議論をした上で採決まで持っていく。しかも、こんな内容、簡単に言うと、我々の期末手当を10%カットするというわけですよ。賛成しているは構いませんけれども、私は反対ですよ。反対している者の、言うならば期末手当をカットするのに、こんな乱暴なやり方でいいのかということをしっかりと皆さんも考えていただきたいと思います。  一括質疑ですから、やむを得ず、そのほかのことについても聞いておきましょう。  まず一つは、先ほどの反対討論でも申し上げたけれども、期末手当というものはどういう意味なんだと。この6か月間の、言うならば議員としてちゃんと仕事をしてきましたかということに対して手当が出ているわけですよ。それを10%カットするということは、皆さん、これを提出しておられる方々は、本来100%仕事をしなければいけないのに、90%しかしてこなかったという意味なんですよ。これが全額カットするというんだったら、それは分からないでもない。ただ、率を入れると、どれだけの割合、仕事してきたのという話になるわけですよ。  そういう意味で、期末手当というのはどういう意味なんだ。しかも、それなのに、10%カットしたということは、10%という理由をちゃんと説明してほしいんですよ。どうせカットするなら5割でも8割でもいいのではないですか。これをわずか10%というのは、まさに彦根市民に対して、前も使った言葉ですが、お茶を濁しているんですよ。何だか1割だけカットしましたので、今まで仕事をちゃんとしていませんでしたけど、お許しくださいと言っているみたいに私は見えますよ。そういう意味で、ちゃんとした理由を言っていただきたい。  それと、先ほども申し上げましたけど、何でこんなわずか5、6分の間に質疑と討論を考えよなんてことをおっしゃるんですか。とんでもない話でしょう。こんなことがまかり通っていたら、彦根市議会なんて、あってもなきがごとしになりますよ。これは、この間もこういうことがあったから、今回もこういうふうにしようという形で、どんどん時間を削られてしまうんですよ。議員活動として、ちゃんとやれますか。私は、そういう意味で何という乱暴なことをやるんだと思っております。  それと、もう一つ、小さな話ですけれども、県内で結構ですよ、よその議会でもこんなふうに10%カットみたいなことをやっているんですか。お調べになっているだろうと思いますので、ぜひともそれをちゃんと説明していただきたい。  そして、そういうことについて、普通なら全員一致のはずなんですよ。私はこんなばかなやり方は反対ですよ。  さて、それでカットした結果、一体総額で幾らになるんですかということです。わずかな金だと私は思いますよ。それでも一応総額は計算しておられると思いますから、総額は幾らになるのか。  それと、もう1点、これは市長の期末手当カットでも質疑したことですが、そのカットした金を何に使おうと考えておられるんですか。やっぱりこういう議員個人個人の期末手当をカットする以上は、明確に「これに使います」、あるいは明確に「これに使ってもらいます」ということが必要ですよ。私は現在の彦根市政については信用しておりません。それはもう詳しく申し上げたわけでして、言うならば、ほかの市並みのちゃんとした補正予算を組むなら、それはそれなりに評価しますけれども、あまりにもひどい補正予算ではないですか。こんな市政について、わざわざ給料をカットして、市の方にそれを使ってもらおうと、本当にちゃんとした使い方をしてもらえるのかどうか、それについてもぜひお尋ねしておきたいんですよ。大丈夫なんですか。本当にちゃんと市民の手に渡るんですか。そこが問題なんですよ。  さて、もう一つ、一番の問題は、市長が20%カットしたと、副市長が10%、教育長が5%。市議会議員もカットしなければいけないのではないかというようなね。何だか不思議な、今の市政に引きずられているのではないかなと私は思います。何でこんなことに同調しなければいけないんですか。現に、何ともならないこの補正予算を組んでいるような、そういう市長が、おわびの印に20%カットしたんだろうと思いますけど、では、なぜ我々がそれに同調しなければいけないんですか。なぜ10%カットしなければいけないんですか。まさに市長、副市長、教育長と市議会議員が同罪であるということを市民に対して認めることになるんですよ。私はカットそのものの金額に文句を言っているのではないんですよ。むしろそういう議会の在り方について文句を言っているんです。  現に、北川議員もおっしゃいましたけれども、ちゃんと仕事をやった上でカットするなら、それはそれでいいんですよ。市に対して、こんなとんでもない補正予算は駄目だと言いましたか。言っていませんよ。わずかな者が言っているだけであってね。本当に私は腹を立てているんですよ。ちゃんとした仕事をやってからカットするというんだったら分からないでもないですけど、私はそれでも反対しますけどね。ちゃんと仕事をやっているのに、何でカットするんだと言いますけれどもね。それはそれとして、本当に皆さん、ちゃんとした仕事をやっておられますか。市長にもっともっと追及して、彦根市民のために動けと言わないといけないのに、本当にわずかの反対意見だけで、黙って立っているだけではないですか。そんなことでは駄目ですよ。  さて、いろいろと申し上げましたけれども、ほかにもいろいろ言いたいことはあるんですけど、あまり時間を取ってもしょうがないので、一番最初に申し上げた、こんな条例案を告示も何もなしに、いきなり提案して、そして発言通告書の時間も与えずに、いきなり採決する。しかも委員会付託は省略なんて、こんなひどいやり方、ありますか。私はそれだけはまず第一に答えてほしいんですよ。その上で、あと、本当はいろいろ思いついたことがあるんですが、それはそれとして、今申し上げたことについて一つ一つ答えてください。  以上です。 327 ◯議長(馬場和子さん) 野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 328 ◯12番(野村博雄君) 今ほどいろいろとご質疑いただきまして、ありがとうございます。私の理解しておりますところでは、今日この話がいきなり出たというよりも、事前に議員の皆さんには、このようなことをしてはどうかというお話は行っていたというふうには聞いておりますので、そういうことで議員として何ができるかということで、議員として出しておりますので、議員の皆さんには一応こういうことをどうかということでお話が事前には行っていたと理解はさせていただいております。  それで、今、本当にニュースなんかを見ていますと、大きい航空会社であったりとか、例えば、この間ですと、ある航空会社が……。   (「質疑に答えてくださいよ、ちゃ    んと。何項目かちゃんと言ったは    ずですよ……。関係ない話で……」    と呼ぶ者あり) 329 ◯12番(野村博雄君) ある航空会社は、9割の人員を自宅待機にされているというような話もあったりとか、これは期末手当の意義の話になってくるわけですが、一般的に、この期末手当というのは、そのときの会社の業績であったりとか、そういうもので反映されてくるのではないかと思っておりますので、むしろ普通に期末手当を出した方が、議員だけ特別なのかと言われるのではないかと私たちは思って、今回の案を出したわけでございます。一般企業におきましては、6月の賞与につきましては、出せるかどうか分からない、賞与どころではないというお話を聞きますので、そういう中で今回の案を出させていただいたということでございます。  そして、緊急性ということですけれども、6月のことですので、少しでも早く議員としての思いを市民の皆さんに示そうということで出させていただいているわけでございます。  そして、総額は幾らぐらいかということなんですけれども、総額は200万円弱ということになろうかと思っております。  そして、この100分の10の理由であったり、他市町の議会の対応ということなんですけれども、それぞれの議会も対応されているというのを聞いておりますけれども、他市町がどうだからということよりも、やはり私たちの思いとして、市民の皆さんの思いを受け止めて、そこに寄り添っていかなくてはいけないという思いで今回出しているわけでございます。  思いを同じくする議員の方から「ハチドリのひとしずく」という話を頂きまして、ハチドリという小さな鳥が、森が火事になったので、一生懸命、自分で水をくんで消そうとしていると。それを見て、ほかの動物たちは、「おまえ、何をしているんだ、あほみたいだ」ということを言われたんだけれども、そのハチドリは、「自分が今できることを精いっぱいやっているだけだ」と言う話がございます。私たちが今できることを、この議員の中で話をして出してきた。今できることとして私たちの思いを出してきたということでご理解いただけたらと思います。   (「議長、答弁漏れがある。指摘し    てくださいよ。議長の仕事でしょ    う」と呼ぶ者あり) 330 ◯議長(馬場和子さん) ただいま野村議員の方から答弁をいただきました。その中で、この通告書に従って順番に答弁はしていただいたと思うんですけれども、最後のとこら辺の総額はお答えいただいたんですけれども、削減分を何に使おうとしているのか、市長カットに引きずられているのではないかというような問いかけがあったと思っておりますが、それにつきまして答弁をいただけるようでしたら、お願いしたいと思います。   (「まだ答弁漏れがありますよ。一    番最初の重要な問題について、何    でお答えがないんでしょう」と呼    ぶ者あり) 331 ◯議長(馬場和子さん) 最初に質疑された内容で、臨時会で提案は法的に可能かとか、あるいは緊急性、条例案は有効なのかというような問いかけがありましたけれども、これにつきましては、野村議員の答弁の後、しばらく休憩を取りまして答弁の方を整理させていただくということでご理解いただきたいと思いますので、今ほど、最後2項目、申し上げましたところにつきましては、野村議員から答弁をお願いいたします。  野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 332 ◯12番(野村博雄君) 最初の手続の部分については、事前に議会、議員として出すということで、議員の方には事前にお話が行っている中で、こういう案がまとまってきたということで、全くいきなり出たわけではないのではないかということと、手続的な問題、私が答える立場にはないのかなというところでございまして。あと、発言通告書を見せていただいておりますと、何に使うのかというのは、ここには書いていなかったかなと思いますので。   (「書いている書いていないの問題    ではないでしょう。わずか5、6    分で出せと言われたんですよ。だ    から、それに本当の項目だけを書    いたのでね。私の質問がまさに質    疑なんですよ。それなら1時間ぐ    らい時間をくださいよ、最低限。    普通なら1日半あるはずですよ」    と呼ぶ者あり) 333 ◯12番(野村博雄君) それでは、何に使われるかということなんですけど、これは手続というか、仕組み的に私どもが具体的に、それこそ「これに使え」と言うのは難しいのかなと思うんですけど、当然これから財政が厳しい中でのコロナへの対応となるわけですので、コロナへの対応にしっかり使っていただきたい、使うべきですよねという思いで、皆さんの思いで出させてもらっているということでございます。 334 ◯議長(馬場和子さん) 暫時休憩いたします。            午後6時47分休憩            午後7時09分再開 335 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、獅山議員の質疑に対しての答弁を求めます。  野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 336 ◯12番(野村博雄君) 緊急性ということなんですが、6月の期末手当の話ですので、このタイミングで出させていただくと。手続的な問題もありますし、さっきも申しましたように、議会、議員としての思いを市民の皆さんにお伝えするということで、今回の提案とさせていただいて、そして、その動議について、あるいは議案の提案について、議場でも議会運営委員会でもお認めをいただいたということかなとは理解させていただいております。 337 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 338 ◯4番(獅山向洋君) 私は、今の答弁は答弁になっていないと思うんですよ。私がきっちり申し上げたのは、臨時会において、こういう条例を審議し、採決するということ自体、おかしいのではないのと言っているんですよ。あらかじめ告示された条例案についてだけやれるということになっているわけですからね。  この臨時会において、突然、緊急の事態が生じたということで緊急性というのを私は質疑では申し上げております。一体どういう緊急性があったんですか。今の野村議員のご答弁では何も緊急性は出ておりません。もう1回きっちり答弁してくださいよ。こんないいかげんなことで緊急性と言われたら、これは議決そのものが違法になると、ちゃんと本に書いてあるんですよ。違法になるということは訴訟の対象になって、将来無効になる可能性もあるんですよ。そういう意味で、しっかり腹を据えて、どういう点が緊急性か答えてくださいよ。  それと、もう一つ、私みたいに、なるだけマイクに声を近づけてしゃべってくださいよ。そうでないと何をおっしゃっているのか、よく分からないんですよ。私、きついことを言っていますけど、やり方に腹を立てているから怒っているんですよ、実際、私はね。そういう意味で、もう1回、緊急性についてしっかりと説明してください。僕はこれを再質疑と思っていませんよ。こんなもの、お答えになっていないから言っているわけですよ。  それと、もう1点、さっき何かお答えになったことも、よく分からないんですよね。幸い、あと、堀口議員がお尋ねになるからいいんですけれども、何で10%にしたのかと。100%でもいいのではないんですか。そんなに彦根市民の苦しみというのを感じておられるなら、なぜ100%カットにしないんですか。やっぱり市民から見れば非常に重要な問題なので、明確にお答えいただきたいんです。  それと、もう1点、カットというのは、逆に言ったら、市の方にそのお金を渡すということになるわけですよ。私は、わずか10%であっても、今の市が本当に有効なことに使うか、あるいは使わないかもしれない、それに非常に不安を感じているんですよ。だったら、私は彦根市内では寄附できませんから、10%分をよその本当に困っておられる方々に寄附したいんですよ。寄附する先は幾らでもあります。なぜそれを自由にさせてくれないんですか。なぜ彦根市にそれを寄附しなければいけないんですか。そこが問題なんですよ。彦根市民だって、こんなわずか200万円ぐらいの金が自分らのところに入ってくると思っていませんよ。はっきり言えば、何のためにこの200万円弱を使うのか説明がないではないですか。その点について、もうちょっとしっかりと答弁していただきたいと思います。 339 ◯議長(馬場和子さん) 野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 340 ◯12番(野村博雄君) まず緊急性ということなんですが、コロナで色々苦しんでいらっしゃる方があるという現実、そして手続的にも、テクニカル的にも、この臨時会で出しておかないといけないだろうということで、そういう緊急性を私としては考えて出させていただいて、そして、議場に先ほど動議としてお諮りしたところ、多くの方が賛同いただいたと、そして、議会運営委員会においてもお認めいただいた。あとは、これは見解の相違になるのかなと思っております。  それと、10%の根拠なんですが、これはそれぞれ皆さん、いろんな意見がありますので、むしろ0%とおっしゃる方もなかったことはないんですけれども、いろいろと話をしてくる中で、一つの10%という数値にたどり着いたということでご理解をいただきたいと思います。  そして、使い道につきましては、ここもどうなんですかね、これだけ財政が厳しい中で、コロナへの対応を打っていかなくてはいけないということですので、当然コロナに対する施策に使われるものだと思っております。  以上です。 341 ◯議長(馬場和子さん) では、再々質疑……。   (「違います。議事進行です」と呼    ぶ者あり)   (「緊急性ということについて説明    はありましたけど、私の質疑と全    くかみ合っていないんですよ。臨    時会において、臨時会はあらかじ    め告知された議題についてしか審    議できないことになっているけれ    ども、緊急性がある場合にはでき    るということがあるから、だから    緊急性を聞いているんですね。何    も今、コロナの問題がどうのこう    のとか、そんな緊急性のことは全    く聞いていないんです。ちゃんと    具体的なことを言ってください    よ」と呼ぶ者あり) 342 ◯議長(馬場和子さん) 暫時休憩いたします。            午後7時18分休憩            午後7時22分再開 343 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま獅山議員の方から緊急性についてという投げかけがございました。見解の相違等々があるとは存じますけれども、緊急性についてという質疑でございますので、答弁を野村議員に求めたいと存じます。  野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕
    344 ◯12番(野村博雄君) 緊急性ということで今おっしゃっていますので、緊急だと思ったから緊急に出したということで。手当のカットということですので、いろんな意見が議員の中でもありましたので、そういうのを取りまとめていくのに時間もかかったということもありますので、その辺も含めての今回の提案にさせていただいたということでご理解いただきたいと思います。 345 ◯議長(馬場和子さん) 獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 346 ◯4番(獅山向洋君) 幾らお話ししても、ご理解を得られないんですよね。どうしてこのようなことが分からないんでしょうかね。要するに臨時会は、あらかじめ告示された議案しか審議してはいけないんですよ。これは原則は当然なんですよね。それなのに突然、今日はこの会議案という形で条例案が出てきたんですよ。それだったら当然、緊急性が必要になるんですよ。だから、どこに緊急性があるんだということをしきりに私は聞いているんですよ。何でそれについて答えられないんですか。私は、これについては本当に違法だと思っていますから、しかるべき手続を取るつもりですけど、今のような答弁をしておられたら、本当に判断するも「何だ、こりゃ」となってしまいますよ。  どなたでもいいから、きちっとお答えしていただけませんか。何も提案者1でなくてもいいでしょう。誰かが「いや、実はこれこれこういう解釈で緊急性があると考えるんだ」とおっしゃるはいないんですか。これだけたくさんおられるのにね。どうなんですかね。本当に恥ずかしいですよ、こんなことではね。  何だか緊急性については、こういう説もありましたよ。一つご紹介しておきましょう。今日、市長の20%カットがあったと。それだから議員についての10%カットの緊急性が出てきた。何を考えているんでしょうか。言うならば市長がやったから我々もやらなければいけないというようなね。それほど主体性のない議会なのか。また、市長の20%カットが否決されたら、やめておいたみたいな話もありましたよ。恥ずかしいではないですか。こんなことで物事を決めていこうというような彦根の市議会なんですか。私は、本当はもっと質疑したいんですけど、むしろこの程度の答弁しかできなかったということを議事録にちゃんと残しておきたいから、この程度で質疑は終わらせてもらいます。 347 ◯議長(馬場和子さん) 5番堀口達也さん。堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 348 ◯5番(堀口達也君) 会派令和会を代表して質疑させていただきます。  彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案について、簡単に申し上げますと、議員の6月期末手当の1割減額について、4点質疑させていただきたいと思います。  まず1点目なんですけれども、先ほど獅山議員も聞かれましたように、減額の総額は幾らなのか。  そして2点目、6月期末手当を減額する目的を教えてください。  続きまして、3点目です。議員1当たり10%減額する根拠を教えてください。  4点目です。減額した費用は地域経済の再生にどのようつながるのか。また、どのような場面で活用されるとお考えなのでしょうか、お聞かせください。  以上です。 349 ◯議長(馬場和子さん) 野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 350 ◯12番(野村博雄君) まず、減額の総額は、先ほども申しましたように200万円弱ということでございます。  目的につきましては、このような思いがけないコロナの対応をしなくてはならないということで、多額の費用が要りますので、それにお使いいただきたいということで考えております。  10%の減額の根拠につきましては、これだけ議員がいますので、いろんなパーセント、いろんな考え方がありましたけれども、最終的に話をしてくる中で10%に落ち着いたということで、数字にとらわれるよりも何か行動するということを第一にしたということでお願いします。  地域経済の再生にどうつながるのかということは、このようないろんな対策を打っていただくことによりまして、そこにお使いいただくことによって、地域経済を救っていく、支えていくということになると思って今回提案をさせていただいておりますので、ご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 351 ◯議長(馬場和子さん) 堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 352 ◯5番(堀口達也君) 市長、副市長、そして教育長の給与削減の目的が、「新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの市民が困難な生活を強いられている現状を考慮するとともに、今後、全市を挙げて地域経済の再生に取り組むための財源」に充てるとあります。今回の4点質疑させていただいた中で、その総額、目的、根拠、そして、どのように地域経済の再生につながるのかというところが不明確ですし、減額して、その目的を果たして達成できるのかというところも疑問です。また、明確な根拠というものがないのに、このような議案を提案されたということは、いかがなものかと思います。  以上の点について、もう一度考えをお聞かせいただきたいと思います。 353 ◯議長(馬場和子さん) 野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 354 ◯12番(野村博雄君) 言葉足らずで申し訳ないと思います。  報道等でもありますように、やはりこれだけ多くの方が大変な苦労をされているという中で、議員として何かできないだろうかというのが出発点でございます。そうした中で、いろんな意見を集約してくる中で、この案を出させていただいて、これから財政が厳しい中でコロナへの対応をしていかなくてはいけないので、そこに使ってもらわないといけない、市民の皆さんに寄り添って何かしていかないといけないということで今回出させていただいたということでございますので、どうぞご理解いただきますようによろしくお願いいたします。 355 ◯議長(馬場和子さん) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 356 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております会議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じます。  これにご異議はございませんか。   (「異議あり」と呼ぶ者あり) 357 ◯議長(馬場和子さん) ご異議がございますので、起立採決をさせていただきたいと思います。  委員会付託を省略するということに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 358 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数でございます。よって、会議案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告書が3名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、5番堀口達也さん、18番赤井康彦さん、4番獅山向洋さんの順とし、順次ご登壇をお願いいたします。  5番堀口達也さん。堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 359 ◯5番(堀口達也君) 彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案について、反対の討論をさせていただきます。  市長、副市長、そして教育長の6月期末手当の削減の目的といたしましては、「新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの市民が困難な生活を強いられている現状を考慮するとともに、今後、全市を挙げて地域経済の再生に取り組むための財源」に充てるとありますが、今回、議員提案で提案された内容といたしましては、同じ目的として挙げられているかと思いますが、その答弁の内容で、議員の10%の減額がどのように地域経済の再生につながるのかという問いに対しての明確な答弁をしていただけませんでした。また、削減して、その目的達成にどのようにつながるのかというのも明確ではありません。さらに、議員の6月期末手当10%減額に関しましても、同様に明確な根拠は示されませんでした。市長給与削減と同様に、このようなことはパフォーマンスになっていないでしょうか。  また、緊縮財政に対しても、断固反対いたします。その理由といたしましては、今回のコロナウイルスが終息したときに、税負担が今後上がる可能性が高く考えられます。そうすると市民の方への税負担が大きくなり、今後、消費が冷え込むことが予想されます。市長、副市長、教育長に続き、議員の期末手当の削減は職員給与の削減にもつながる可能性もありますし、今後、地域経済全体の消費が落ち込むことにつながりまして、逆効果になるのではと思います。  地域経済の再生に全市を挙げて取り組むのであれば、6月期末手当を減額するというようなことではなく、市内消費にどんどん消費するべきだと思います。  多くの市民が困難な生活を強いられているという現状を本当に考慮されているのであれば、給与削減といった安易な政策提案ではなく、市民に寄り添った適切なご提案をお願いしたく存じ上げます。  以上の点を考慮いたしまして、彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案について反対の討論といたします。 360 ◯議長(馬場和子さん) 18番赤井康彦さん。赤井さん。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 361 ◯18番(赤井康彦君) 会派夢みらいを代表して、会議案第1号に賛成討論を行います。何だか火に油を注ぎそうですけれども、賛成討論をしたいと思います。  今回、市長をはじめ三役の方々が期末手当を減額される中で、行政に追随する形で議会主導にならなかったのは大変残念でありますが、市民に寄り添う市議会としては当然の行動であろうかと思っております。  また、私たちは昨年にも報酬削減を訴えており、職員の方々にも、この行動が波及することも願っているところでございます。  私たちの会派では、政務活動費の全額返還や10万円の定額給付の使い方など、市議会全員でできることを会派でも議論してまいりましたが、今回、市議会として期末手当の削減案が出された中で、その期末手当の削減額について、どれくらいが適切であるのかは、とても難しい問題であると思いました。しかし、削減額の多い少ないではなく、私たち市議会の姿勢の問題であるとも感じており、少しでも市民に寄り添っていければとの思いから、この減額に対しての賛成討論といたします。ありがとうございました。 362 ◯議長(馬場和子さん) 4番獅山向洋さん。獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 363 ◯4番(獅山向洋君) 私が一番問題にしているのは、こういう臨時会において、事前に条例案を告示もせず、いきなり動議で出して、そうして、こんなにあっという間、簡単に言えば、発言通告書の期限もわずか6分しかなかったんですよ。こんなむちゃくちゃな議会があるんですかね。私は本当に驚いているんですよ。  これについては、本には、その日にどうしても緊急の事情があるならできますよということが書いてあるんですよ。何が緊急ですか。例えば6月1日が期末手当の基準日なんですよ。市長は既に自分の20%カットの提案しているわけですから、同時に出しておけば何も問題なかったわけなんですよ。それを、はっきり言うと不勉強で放ったらかしにしておいて、ぎりぎりになってから出すというような、こんなことでは駄目ですよ。本当にちゃんと議会の仕組みというものを勉強してほしいんですよね。たくさん古参の議員もおられるので、それぐらいどうして分からないのかなと思うんですよ。  今、何だかいろんなことをおっしゃって、緊急性があるかのようなことをおっしゃったけど、まるでいわゆる国語辞典に出ている緊急性の問題と、この臨時会における緊急性の問題と全然取り違えておられるのではないかと思いますよ。これでは議論にならないので、私としても諦めたわけですよ。  けれども、この議決がなされた場合に違法になる可能性は十分あります。本当に緊急性があるかないかということをしっかりと、やっぱりこれは裁判沙汰になる可能性もあるんですよ。裁判所で判断してもらって緊急性がないとなったら、議決そのものが無効になってしまうんですよね。そういう意味で、皆さんももうちょっとしっかり物事を考えていただきたいと思います。  さて、こういう地方自治法のことは別にしましても、何だか今、赤井議員が「市民に寄り添って」とおっしゃったんですけど、一体200万円ぐらいのお金で市民に寄り添ったということになるんでしょうかね。2月定例会においては、188万円ですか、削ったといって自慢しておられましたけど、こんなことが市民に寄り添ったというふうに考えられるかということなんですよ。  私は、これはもう既に北川議員もおっしゃっていました、よその市に比べて、今回の補正予算があまりにもみすぼらしい。「何だ、こりゃ」ということですよ。本当に近所にある長浜市なんかと比べたら、ああ、これはやっぱり市長の格が違うなと。逆に言うと、長浜市長は普通の市長のことをやっておられるんですよ。ところが、その普通のことさえ彦根市長はやれなかったわけですよ。だったら、市民に寄り添うんだったら、ちゃんと補正予算で市民を助けるようにやれ。思い切ってね。否決でもしてもいいんですよ。本当にこんなわずかな金額でごまかすような市政は駄目ですよ。だから、本当に寄り添うならば、こんな188万円とか200万円とか、そんな話ではなくて、しっかりと彦根市民が、「ああ、彦根市議会、よくやってくれた」ということをやらなければいけないんですよ。本当に私は残念に思います。こんなに市民が苦労していて、現に市長のところへ商店街の皆さんとか商工会議所とか、あるいは袋町の皆さんだったかな、ちゃんと陳情に行っているでしょう。そんなことがありながら、それさえ全然考えられないということでは、お話にならないということです。  先ほど私、質疑でも申し上げましたけれども、私自身は、こんな彦根市に10%カットで、わずかな金だけど、お任せするのが嫌なんですよ。これだったら、よそのちゃんとしたところに寄附して、本当にそのお金がきっちりと、苦しんでいるの手に渡るようにしたい、それが本当の私の真意です。  どうか皆さん、いろいろと申し上げましたけれども、何でこんな緊急性がない問題について、突然、今日出してきたんですか。私も事前に聞いていたけど、6月定例会の問題だろうとばっかり思っていたんですよ。ところが突然出てきて、びっくりしましてね。こういうことを彦根市議会がやっていたら駄目ですよ。皆さんもご承知でしょう。臨時会においては、発言通告書は1日半前に出すという。こんなもの、わずか6分で出せなんていうとんでもないやり方をやっているということ自体、私はそれだけでも彦根市議会は、やっぱり猛省というか、猛烈な反省をすべきだと思うんですよ。反省して、本当は市民に対して申し訳ないと謝るべきですよ。どうか彦根市民に、「寄り添う」という言葉は私はあまり好きではないんですけど、本当に寄り添ってください。  以上で私の反対討論を終わります。 364 ◯議長(馬場和子さん) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 365 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  会議案第1号彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 366 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、会議案第1号彦根市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。            午後7時47分休憩            午後7時51分再開 367 ◯副議長(安澤 勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────── 追加日程 議長辞職の件 368 ◯副議長(安澤 勝君) 議長馬場和子さんから議長辞職願が提出されました。  お諮りいたします。  この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 369 ◯副議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  まず、職員に辞職願を朗読させます。   〔北坂議会事務局次長朗読〕 ──────────────────           令和2年5月18日 彦根市議会
     副議長 安澤勝様           彦根市議会           議長 馬場和子        辞職願  今般一身上の都合により議長を辞職し たいから許可されるよう願い出ます。 ────────────────── 370 ◯副議長(安澤 勝君) お諮りいたします。  馬場和子さんの議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 371 ◯副議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、馬場和子さんの議長辞職は許可することに決しました。  馬場和子さん、ご入場ください。   〔22番(馬場和子さん)入場〕 372 ◯副議長(安澤 勝君) 馬場和子さんに申し上げます。  さきに提出されました議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、お伝えいたします。  馬場和子さんから議長退任のご挨拶があります。   〔22番(馬場和子さん)登壇〕 373 ◯22番(馬場和子さん) お許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。  令和元年5月20日、今からちょうど1年前でございます。皆様のご推挙によりまして、伝統ある彦根市議会の第61代議長という大きなお役をお預かりさせていただきました。本当に皆様のお力添えのおかげで、つつがなく1年を過ごさせていただきましたことに心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。  顧みますと、本当に彦根の未来の青写真を描くという意味では、滞っておりました市役所本庁舎の耐震化の事業、そして(仮称)彦根市新市民体育センター建設のための事業というのが一歩前へ進められた、そんな1年であったのではないかと思いますが、そのためには本当に皆様のご協力とご理解があってこそ、そして市の執行部、あるいは11万市民の皆様のお力添えのおかげと心から御礼を申し上げる次第でございます。  ところが、思いもよらず、新型コロナ感染症ということで大きな試練を私たちに突きつけられた3月以降でございましたけれども、議会といたしましても、本当に議員の皆さんがご理解をいただきまして、最前線でお仕事をしていただいている職員の皆さんに、できるだけ支障を来さないようにということで、情報を議長、副議長を先頭に一元化させていただいたり、また、皆様から頂いたお声や要望をまとめてお伝えするというような対応をさせていただきました。また、会議の場所、在り方につきましても、本当にご理解をいただいたおかげで、何とかやってこられたかなと思っておりますが、一日も早いこのコロナとの闘いが終息の日を迎えますことを心から念じるばかりでございます。  さて、この闘いは終息に向かっていきますけれども、今日の議論の中でも、たくさんのご示唆を頂いたように思います。まだまだ勉強をしなければいけませんし、まだまだ経験を積まなければならないとは思っておりますが、本当に与えていただきました議長としてのこの貴重な経験を糧に、一層また学びながら、市民の思いに寄り添いながら進んでまいりたいと思いますので、引き続きお導きを賜りますようによろしくお願いいたします。  ぜひとも、この彦根がよくなるために、執行部、そして議会が車の両輪のように前へ前へと進められるように、これからも引き続きお力添えを賜りますように心からお願いを申し上げまして、退任に当たりましての御礼の言葉と、そして皆様へのありがとうという気持ちをお伝えさせていただきたいと存じます。本当にありがとうございました。(拍手) ────────────────── 追加日程 議長の選挙 374 ◯副議長(安澤 勝君) ただいま議長が欠員になりました。  お諮りいたします。  この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 375 ◯副議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  議場の閉鎖を命じます。      (議場の閉鎖)  ただいまの出席議員数は24名であります。  投票用紙を配付させます。     (投票用紙の配付)  投票用紙の配付漏れはありませんか。       (なしの声)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      (投票箱点検)  異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙の氏名を記載の上、議席順の1番から点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。    (議員氏名の点呼・投票)  投票漏れはありませんか。       (なしの声)  投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      (議場の開場)  開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会に、15番森田充君および16番小川吉則君を指名いたします。よって、両人の立会いを願います。        (開票)  選挙の結果を報告いたします。    投票総数     24票  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、    有効投票     21票    無効投票     3票  有効投票中、    私、安澤勝      21票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は6票であります。よって、私、安澤勝が議長に当選しました。 376 ◯議長(安澤 勝君) 議長就任を謹んでお受けし、一言ご挨拶を申し上げます。  挨拶につきましては、議長は会議の秩序維持のため、短時間であっても議長席を空席にすることができないことから、議長席から着座にてご挨拶申し上げますことをご容赦いただきたいと存じます。  ただいま議員の皆様のご推挙をいただきまして、彦根市議会議長を拝命いたしまして、身の引き締まる思いでございます。  本日も議論がありましたとおり、新型コロナウイルス感染症によって全国に非常事態宣言が出され、市民生活に多大なる影響が広がっているさなか、いかに迅速かつ適切な対応ができるかが求められているところであります。  ほかにも本庁舎耐震化整備事業は、現在工事が進捗しておりますが、コロナの影響等も勘案して、工期が延びることがないよう、6月定例会からは中央町仮庁舎で開催する予定でございます。  こうした中、私たち議会として、執行部と議会が一丸となってワンチームとなり、市民の皆様に寄り添った市政運営が行われ、しっかりと対応していけるよう皆様のご協力をお願い申し上げ、簡単粗辞ではございますが、ご挨拶といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ────────────────── 追加日程 副議長の選挙 377 ◯議長(安澤 勝君) お諮りいたします。  ただいまの議長選挙により、私、安澤勝が議長に就任したため、副議長が欠員になりました。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 378 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  議場の閉鎖を命じます。      (議場の閉鎖)  ただいまの出席議員数は24名であります。  投票用紙を配付させます。     (投票用紙の配付)  投票用紙の配付漏れはありませんか。       (なしの声)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      (投票箱点検)  異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙の氏名を記載の上、議席番号1番から点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。    (議員氏名の点呼・投票)  投票漏れはありませんか。       (なしの声)  投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      (議場の開場)  開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会に、17番矢吹安子さんおよび18番赤井康彦君を指名いたします。よって、両人の立会いを願います。        (開票)  選挙の結果を報告いたします。
       投票総数     24票  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、    有効投票     21票    無効投票     3票  有効投票中、    野村博雄君      19票    北川元気君      2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は6票であります。よって、野村博雄君が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました野村博雄君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  副議長に当選されました野村博雄君のご挨拶があります。   〔副議長(野村博雄君)登壇〕 379 ◯副議長(野村博雄君) 浅学非才、若輩の身ながら、多くの皆さんからご推挙を賜りまして、副議長の大役を拝命することとなりました。  安澤議長の下、市民の皆さんのために前にしっかり歩んでいける、前議長もおっしゃっていましたけれども、合議体である議会として、しっかり歩みを進めていける議会となりますよう誠心誠意尽くしていきたいと思いますので、どうぞ皆さんのご指導、ご鞭撻、ご指導、ご協力、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。(拍手) 380 ◯議長(安澤 勝君) 暫時休憩いたします。            午後8時18分休憩            午後8時18分再開 381 ◯議長(安澤 勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  予算常任委員の10番谷口典隆君、12番野村博雄君の2名から辞任願が議長宛てに提出され、委員会条例第14条の規定により許可いたしました。  この際、お諮りいたします。  予算常任委員の補充選任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 382 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、予算常任委員の補充選任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 予算常任委員の補充選任の件 383 ◯議長(安澤 勝君) お諮りいたします。  予算常任委員の補充選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、20番黒澤茂樹君、22番馬場和子さんの2名を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 384 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、20番黒澤茂樹君、22番馬場和子さんの2名を予算常任委員に補充選任することに決しました。  この際、念のため申し上げます。  ただいまの補充選任により、予算常任委員会は、1番辻真理子さん、3番角井英明君、4番獅山向洋君、6番北川元気君、7番上杉正敏君、13番森野克彦君、15番森田充君、18番赤井康彦君、19番小川隆史君、20番黒澤茂樹君、22番馬場和子さん、23番長崎任男君、以上の12によって構成されました。  次に、議会運営委員の10番谷口典隆君、12番野村博雄君の2名から辞任願が議長宛てに提出され、委員会条例第14条の規定により許可いたしました。  この際、お諮りいたします。  議会運営委員の補充選任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 385 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員の補充選任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 議会運営委員の補充選任の件 386 ◯議長(安澤 勝君) お諮りいたします。  議会運営委員の補充選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、22番馬場和子さん、23番長崎任男君の2名を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 387 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、22番馬場和子さん、23番長崎任男君の2名を議会運営委員に補充選任することに決しました。  この際、念のため申し上げます。  ただいまの補充選任により、議会運営委員会は、2番中川睦子さん、6番北川元気君、7番上杉正敏君、9番杉原祥浩君、11番和田一繁君、18番赤井康彦君、22番馬場和子さん、23番長崎任男君、以上の8によって構成されました。  次に、議会改革特別委員の11番和田一繁君、12番野村博雄君から辞任願が議長宛てに提出され、委員会条例第14条の規定により許可いたしました。  この際、お諮りいたします。  議会改革特別委員の補充選任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 388 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、議会改革特別委員の補充選任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 議会改革特別委員の補充選任 の件 389 ◯議長(安澤 勝君) お諮りいたします。  議会改革特別委員の補充選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、20番黒澤茂樹君、22番馬場和子さんを指名したいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 390 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、20番黒澤茂樹君、22番馬場和子さんを議会改革特別委員に補充選任することに決しました。  この際、念のため申し上げます。  ただいまの補充選任により、議会改革特別委員会は、3番角井英明君、6番北川元気君、8番中野正剛君、15番森田充君、16番小川吉則君、19番小川隆史君、20番黒澤茂樹君、22番馬場和子さん、以上の8名によって構成されました。  この際、申し上げます。  議会情報公開調整委員の12番野村博雄君、24番安澤勝が辞任されました。  彦根市議会議会情報公開調整委員会設置要綱第3条第3項の規定により、議会情報公開調整委員会は、9番杉原祥浩君、10番谷口典隆君、17番矢吹安子さん、22番馬場和子さん、23番長崎任男君、以上の5で構成されることとなりましたので、ご報告申し上げます。  暫時休憩いたします。            午後8時25分休憩            午後9時08分再開 391 ◯議長(安澤 勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました各常任委員会、議会運営委員会、議会改革特別委員会の正副委員長の互選の結果報告がありましたので、ご報告いたします。  企画総務消防常任委員長に9番杉原祥浩君、福祉病院教育常任委員長に18番赤井康彦君、副委員長に1番辻真理子さん、市民産業建設常任委員長に7番上杉正敏君、予算常任委員長に22番馬場和子さん、議会運営委員長に23番長崎任男君、議会改革特別委員長に8番中野正剛君、副委員長に22番馬場和子さん、以上のとおり、それぞれ互選されました。  また、休憩中に開かれました広報委員会および広聴委員会の委員長の互選の結果報告がありましたので、ご報告いたします。  広報委員長に22番馬場和子さん、広聴委員長に1番辻真理子さん、副委員長に10番谷口典隆君がそれぞれ互選されました。  お諮りいたします。  企画総務消防常任委員長、福祉病院教育常任委員長、市民産業建設常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長から、会議規則第103条の規定に基づき、配付しております閉会中の継続審査(調査)の件のとおり、閉会中もなお審査および調査を継続する必要がある旨の申出がありました。  各委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 392 ◯議長(安澤 勝君) ご異議なしと認めます。よって、企画総務消防常任委員長、福祉病院教育常任委員長、市民産業建設常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することに決しました。  以上で今期臨時会に付議されました案件の審議は全て議了いたしました。  これにて令和2年5月臨時会を閉会いたします。  お疲れさまでした。            午後9時11分閉会 会議録署名議員  議 長  安 澤   勝 君  前議長  馬 場 和 子 さん  議 員  森 野 克 彦 君  議 員  林   利 幸 君 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...