彦根市議会 > 2020-03-16 >
令和2年 福祉病院教育常任委員会 本文 開催日: 2020-03-16

  • 国体(/)
ツイート シェア
  1. 彦根市議会 2020-03-16
    令和2年 福祉病院教育常任委員会 本文 開催日: 2020-03-16


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時28分開議 ◯委員長野村博雄君)   それでは、おそろいいただいたようですので、少し早いですが、ただいまから福祉病院教育常任委員会を開催いたします。  新型コロナウイルス感染症対策の観点から議案に関係する所属のみの出席としていただいているようでございますので、委員の皆様にはご承知おきをいただきますようによろしくお願いいたします。  それでは、今期定例会において本委員会に付託されました案件は各位に配付いたしております委員会審査事項のとおりでありますので、審査をよろしくお願いいたします。  なお、委員の皆様には、議題の範囲内での発言とし、議題外にわたり、またはその範囲を超えないようによろしくお願いをいたします。  それでは最初に、議案第12号(仮称)彦根市新市民体育センター整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  新市民体育センター整備推進室長。 2 ◯新市民体育センター整備推進室長荒木城康君)〔議案第12号について提案説明〕 3 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第12号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 4 ◯委員馬場和子さん)   おはようございます。  では、ただいま説明いただきました件でお尋ねさせていただきたいと存じます。  寄附をいただくということも想定した上での基金の設置ということですけれども、これは企業あるいは市民からの寄附、彦根にゆかりの方からの寄附というのを目的とされているわけですけれども、既に広報の方でもどういう特典があるとか、どういう内容かというのは存じ上げているのですけれども、改めて、寄附に関して、わかる範囲でのことをまず教えていただきたいと存じます。 5 ◯委員長野村博雄君)   新市民体育センター整備推進室長。 6 ◯新市民体育センター整備推進室長荒木城康君)   寄附につきましては、今、委員がご指摘いただきましたように3月1日から既に実施しておりまして、実施しておりますのは、現在、一般寄附という形で、主に個人、市内企業を対象に寄附を募っているものでございます。  まず、今実施しておりますのは寄附金という形での金額の募集でございます。さらに、寄附金以外には物品等、今後、備品等の整備もいたしますが、そういったものの寄附についても今後は募集してまいりたいという形で進めているところでございます。 7 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 8 ◯委員馬場和子さん)   答弁ありがとうございます。
     既に寄附の方も始まっているということでございますので、市民の方に関心を持っていただきつつ、また、企業の方の大いなる賛助ということも期待をしているところですけれども、今、答弁がありました物品の寄附となりますと、今後、また別のところへ、お金とは別になりますので、公有財産とかいう考えになっていくかなと思いますので、その辺の確認が1点。  それと、たしかこれは国スポ全体に対する賛助という意味でトラヤさんがピンバッジを販売されていて、そういうお金もあるのですけれども、これは新市民体育センターに限った基金の設置という理解で、ピンバッジは別と理解してよろしいのでしょうか。 9 ◯委員長野村博雄君)   新市民体育センター整備推進室長。 10 ◯新市民体育センター整備推進室長荒木城康君)   まず、物品等の寄附につきましては、現在のところ、まだ体育センター自体がこれから工事にかかるということでございますので先の話にはなると思いますが、そういった形の寄附は受け付けるような形を考えているところでございます。  また、今ご指摘のトラヤさんのピンバッジ等につきましては、これは国体準備室の方の所管ということでございまして、今提案させていただいております寄附金とはまた別のものということになっております。 11 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 12 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。物品は別のところでということも理解をさせていただくところですけれども、付則の中で「公布の日から」と明記していただいています。既に寄附の方も始まっているということですが、この公布の日というのが大体どこら辺でと思っておられるのか、お尋ねします。 13 ◯委員長野村博雄君)   新市民体育センター整備推進室長。 14 ◯新市民体育センター整備推進室長荒木城康君)   今回、上程させていただきました議案をお認めいただきました時点からと考えております。 15 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 16 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。  ぜひとも新たな基金の条例を新設いただくということで、多くの寄附が集まるように願っておりますし、また、そのための働きの方も重ねてよろしくお願いします。  以上です。 17 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。  角井委員。 18 ◯委員角井英明君)   12月定例会で寄附の目標額1億円以上と言われたように記憶しているのですけれども、今、新型コロナとか消費税増税で大変なことになっていて、1億円という目標はちょっとどうなのかなと思うんですけれども、そこら辺の見解をお願いします。 19 ◯委員長野村博雄君)   新市民体育センター整備推進室長。 20 ◯新市民体育センター整備推進室長荒木城康君)   目標額につきましては、一般寄附の金額、先ほど物品と言っておりましたが、これにつきましては物品の貨幣価値という形での換算等も含まれておりますが、目標としましては1億円を超えるような形で募集をしてまいりたいと考えておりますし、トップセールスも含めまして、今後はそういった形で働きかけてまいりたいと考えております。 21 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第12号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  角井委員。 23 ◯委員角井英明君)   反対の討論をさせてもらいます。  今までも新市民体育センターには多くの予算を使って、結局、足りないということで市民や企業に頼らざるを得ない。だから、こういう事業は本当に彦根市の身の丈に合っていない事業だったと思います。以上の理由で反対します。 24 ◯委員長野村博雄君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第17号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  健康推進課長。 26 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)〔議案第17号について提案説明〕 27 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第17号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  伊藤委員。 28 ◯委員伊藤容子さん)   おはようございます。  この医療機関胃がん検診は毎年実施なのでしょうか。 29 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 30 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   今回新たに令和2年度から始まります胃の内視鏡検査につきましては、50歳以上の方を対象に2年に一度の実施となります。 31 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 32 ◯委員伊藤容子さん)   胃がん検診ですと、普通、企業ですと、毎年、胃がんの内視鏡検査になっているのですけれども、2年に一度で大丈夫なのでしょうか。 33 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 34 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   バリウムの検査につきましては毎年実施ということで、これについては彦根市の検診につきましても毎年実施をさせていただきます。ただ、胃の内視鏡検査を選ばれた方につきましては、国の指針に基づき、2年に一度で大丈夫ということで、そのようにさせていただきます。 35 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 36 ◯委員伊藤容子さん)   乳がん検診もそうなんですけれども、過去に2年に一度に変更しましたよね。それも全部、国の指針ということなんですか。 37 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 38 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   はい、国の指針に基づいて実施をしております。 39 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 40 ◯委員伊藤容子さん)   乳がん検診のときも思ったんですけれども、胃がんはものすごくリスクが高いですよね。胃がんで亡くなられる方が多い病気だと思うので、できれば毎年やるにこしたことはないと思うのですが、それは財政的なものでだめなんですかね。 41 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 42 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   国の方で、しっかりと科学的な根拠をもとにいろんな実証を積み重ねて指針がつくられておりますので、それに基づいた実施とさせていただきますので、どうぞご理解いただきますよう、お願いいたします。 43 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 44 ◯委員伊藤容子さん)   はい、しようがない。本当は毎年実施の方が。胃がんで亡くなる方がかなり多い病気なので、そういうデータがあるとはいえ、許されるなら毎年した方がいい疾病だと思いますので、どうぞ、また毎年実施のようにご努力をお願いしたいと思います。ありがとうございました。 45 ◯委員長野村博雄君)   質疑ですので。  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第17号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯委員長野村博雄君)   それでは、続きまして、議案第19号彦根市立幼稚園保育料等徴収条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  幼児課長。 48 ◯幼児課長北村慎弥君)〔議案第19号について提案説明〕 49 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第19号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  堀口委員。 50 ◯委員堀口達也君)   おはようございます。堀口です。  先ほどの説明の中で、預かり広場と預かり保育の違いがあると言われたと思うんですけれども、その内容についてちょっと具体的に教えていただければと思います。 51 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 52 ◯幼児課長北村慎弥君)   預かり保育、預かり広場の違いでございますが、保育時間終了後に4時半までお預かりするというところは同じでございますが、預かり保育といいますのは、今般の無償化により始まりました、幼稚園に通いながらも、保護者の就労等により、常時、保育が必要なお子様が利用されることを預かり保育と、今回、定義しております。  預かり広場につきましては、常時、保育が必要ではないのですが、例えば授業参観のときだとか、いろんな突発的な理由で一時的に預かりを使いたいという方を対象にした、要は新1号認定の方を対象にした事業ということで、認定区分に応じまして預かり保育と預かり広場を分けて考えていきたいとしたものでございます。 53 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 54 ◯委員堀口達也君)   ありがとうございました。理解しました。 55 ◯委員長野村博雄君)   ほかにありますか。  伊藤委員。 56 ◯委員伊藤容子さん)   今の答弁の中のですけれども、同じ4時半まで預かるというところで、常時、仕事で必要な人と時々必要な人というところで認定が分かれているということですけれども、極端に言うと、予定がなくても4時半まで預けたいという人というのも預けられるんですかね。というか、そもそも分ける理由があるのかなというところが。1号認定とかそういうのは要るにしても、4時半まで預かってほしければ、そのとき参観があろうがなかろうが、4時半まで預かるという姿勢はできないものかというところです。 57 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 58 ◯幼児課長北村慎弥君)   今回、預かり保育、預かり広場ということで分けました一番大きな理由としましては、今回の無償化によりまして、新2号認定、保育が必要でこういった広場を利用される方につきましては1日当たり450円まで保育料が無料となります。ただ、1号認定ということで突発的な利用の方につきましては無償化の対象にはなりませんので料金負担をいただくということになります。新2号の方につきましては、だから4時半まで預けられるのかといいますと、やはり無償化の趣旨としましては、その間、家庭での保育ができないために無償化になるということが大前提ではございますので、当然、家庭での保育ができる時間であれば早目にお迎えに来ていただくとかそういったことはお願いはしておりますが、1号の方で、預かり広場であれば有料ということになりますし、新2号の方の利用する預かり保育であれば、保育が必要であるということで、一旦は負担いただく形をとる場合もありますが、必ず還付があって、結果的には無料になるというものでございます。 59 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 60 ◯委員伊藤容子さん)   では、私が言っているところは、そもそも国の制度でそう決められていることなのでしょうか。市町の運用で、仕事があるからとか理由があるから預かるというところをそもそも撤廃するということはできないのでしょうか。 61 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 62 ◯幼児課長北村慎弥君)   新2号認定が受けられれば預かりは無料ということになります。新2号認定を受ける要件というのは保育所利用と同じ要件でございまして、保育所利用の必要な方と同等ということで認定を受けられた方は無料になりますので、これについては国の制度に基づく対応でございます。 63 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 64 ◯委員伊藤容子さん)   ということは、それ以外の、2号認定を受けていない方を4時半まで預かるというのは、事情がある場合は国の認定の中で無料になるけれども、用事が特になければ無料で預かることはできないというところは国の運用ということですかね。 65 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 66 ◯幼児課長北村慎弥君)   今ほどの件ですが、国の方では認定を受けた新2号認定の預かりを規定しているのみでございます。新2号以外の方をお預かりするというのは彦根市の独自事業でございまして、やはり幼稚園を利用されている方も時々そういった利用も必要なときもあるであろうということで、自主事業としてやっている部分でございますので、市の判断で有料としているものでございます。国としてはこういった事業は、1号認定のみであればそういった預かりをしなければならないというものではありませんので、こちらとしては利用できるようにはしているのですが、費用は負担していただくよという形での制度設計としております。 67 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 68 ◯委員伊藤容子さん)   今回は無理でも、今後、具体的な参観日とか、例えば親の介護でという理由がなくても、4時半まで預けることができるというところで、女性のこれからの活躍、いろいろと社会に出て活躍してもらうためにも、用事がある人だけを4時半まで預かる、仕事をしている人だけを預かるではなくて、これからさらに羽ばたいてもらうためにも、自由に4時半まで預かるという姿勢というのを後押ししてもらいたいと思います。 69 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 70 ◯幼児課長北村慎弥君)   すみません、今ほどの制度の説明でちょっと補足でございますが、新2号認定を受ける際は、就労だけではなくて、例えば親の介護であったりだとか、いろいろな要件で保育の認定を受けることができますので、それに該当すれば認定を受けていただければ無料ということになってまいります。  ただ、それの認定が、全く就労もなくて、親御さんの介護があるわけでもなくてというので、全く合致してこないと有料となりますが、例えばいろいろと認定を受けるための条件はございますけれども、その辺は、相談があればこちらも受けてはおりますので、認定を受けられるのであれば2号認定を受けてもらって、それで無料の対象になってくると思っていますので、現状としては今の運用でしばらくはいけるのかなとは理解しております。 71 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 72 ◯委員伊藤容子さん)   私が先ほど申し上げたようなのに向かって少しずつ徐々に、いろいろと試行錯誤は市町として、彦根市として積極的に、今こうやって制度をつくっていただけるということで前向きに評価したいと思います。でも、最終的には、ぜひそういうところの後押しを、女性を区切るのではなくて、全てのお子様を持った女性を後押しするという形へ向かってほしいと思います。ありがとうございました。 73 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。  角井委員。 74 ◯委員角井英明君)   新しい制度について、保護者にはどのように説明されるのかということと、利用者がたくさんになった場合に保育士さんの確保ができるのか、そこら辺を教えてください。 75 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 76 ◯幼児課長北村慎弥君)   保護者への周知でございますが、今回この条例がお認めいただけましたら、4月から、入園式の際には保護者の方には周知をしていきたいと考えております。
     もう1点の保育士の確保でございますが、来年度予算の方では常勤で、今既に常勤職員がいるのですけれども、これまででしたら時間給であった職員をフルタイムで2名、専属で雇用させてもらいましたので、そういった意味では、5時まで残っている職員数としましては増やした形で対応しておりますので、現状の対応でいけるかと考えております。 77 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第19号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  続きまして、議案第20号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例等の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  保健体育課主幹。 80 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)〔議案第20号について提案説明〕 81 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第20号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 82 ◯委員馬場和子さん)   ご説明ありがとうございました。  市の機構変更に係る部分があるかと思うんですけれども、これ、申し込みのとき等に、やっぱり今まで教育委員会にお願いしていたのを市長の方にということになりますと混乱が生じないかなという心配もしております。既に説明されているやもしれませんけれども、説明されたか否かというのと、どのような団体等に説明されたかを明らかにしていただきたいと思います。 83 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課主幹。 84 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)   各関係団体、スポーツ関係団体でございますが、一般社団法人彦根市スポーツ協会、彦根市スポーツ推進委員協議会等には事前に会合にて説明をさせていただいております。また、先日、彦根市学区体育振興会の会長会議におきましてもこの変更の旨の説明はさせていただいたところでございます。  以上でございます。 85 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 86 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  スポーツにかかわる団体に既に説明をいただいたということでございますので、サークル等々へは、また学区の体育振興会から周知していただくというのも大事なことだと思いますが、一般の市民向けに何か周知されるようなことはないのでしょうか。 87 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課主幹。 88 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)   一般の方への周知につきましては4月以降の彦根市広報であったり彦根市のホームページを通じまして周知を図りたいと考えております。 89 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 90 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。以上です。 91 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。  角井委員。 92 ◯委員角井英明君)   彦根市地域体育館という、僕はその意味が全然わかっていなくて、新しい体育館ができるのかなと思ったのですけれども、要するに彦根市が管理運営している体育館全部をあわせたということなのでしょうか。 93 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課主幹。 94 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)   彦根市地域体育館といいますのは、彦根市の稲枝地区の体育館を1カ所、地域体育館として指定しております。その体育館を指します。  以上です。 95 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 96 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第20号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 97 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  続きまして、議案第21号彦根市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  生涯学習課長。 98 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)〔議案第21号について提案説明〕 99 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第21号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  伊藤委員。 100 ◯委員伊藤容子さん)   この研修とはどのような研修をどのくらいの頻度でやっていらっしゃるのですか。 101 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 102 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   研修につきましては、大体年1回、県の方で行われているもので、今回は指定都市も行われるようになったのですけれども、大体4日間の日程で研修が行われます。全部で、履修時間としては……。すみません、4日間、ほぼフルで日程が組まれています。 103 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 104 ◯委員伊藤容子さん)   この条例をつくるということは、それを彦根市内で、今期、令和2年は開催される予定があるということでしょうか。 105 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 106 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   今回の改正につきましては指定都市で開催できるということになりますので、本市については指定都市ではございませんので、本市では開催はいたしません。 107 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 108 ◯委員伊藤容子さん)   指定都市とはどこになるのですか、彦根の人の場合。 109 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 110 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   いわゆる昔でいう政令指定都市でございまして、この近辺でいいますと京都市とか神戸市とか大阪市とか、そういったところになります。 111 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 112 ◯委員伊藤容子さん)   ということは、この放課後児童支援員さんの研修は彦根市では開催してはいけないという法律ということなんですか。 113 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 114 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   もともと県の方でしか、なかなか開催が難しいという研修でございましたので、それを地方の方からできるだけ裾野を広げてほしいということで、今回、指定都市まで拡大されることになりまして、まだ中核市とか通常の市では開催することはできません。 115 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 116 ◯委員伊藤容子さん)   ということは、彦根市での開催は可能にはならないという。 117 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 118 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   先ほど、県で年1回と申しましたけれども、2回開催しまして、北部と南部で開催をしておりまして、今年度ですと県立大学で1回していただいておりますし、彦根市の方で開催している形にはなります。 119 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 120 ◯委員伊藤容子さん)   どんどん県立大学でやっていただいて、彦根市の放課後児童クラブの指導員さんの質が高くなるように、児童クラブ、どんどん変えていっていただきたいと思います。ありがとうございました。 121 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 122 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第21号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  続きまして、議案第22号彦根市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  幼児課長。 124 ◯幼児課長北村慎弥君)〔議案第22号について提案説明〕 125 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第22号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第22号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  続きまして、議案第23号彦根市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  幼児課長。 128 ◯幼児課長北村慎弥君)〔議案第23号について提案説明〕 129 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第23号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  堀口委員。 130 ◯委員堀口達也君)   先ほどの説明の中で、卒園後の受け皿の提供を行う連携施設の確保が不要とされたものということで、支援が今まで充実していたものが充実しないということなんでしょうか。 131 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 132 ◯幼児課長北村慎弥君)   まず、卒園後の連携施設の確保が不要とされた園といいますのは、今回、事業所内保育事業所の中で既に3歳以上のお子さんをお預かりされている園のことになります。今回、地域型保育事業の方につきましては0歳から2歳までの利用の施設になりますので、卒園というのは、2歳で卒園されて新3歳になるときの受け皿確保というところがうたわれておりまして、今回、条例で対象から外れるというのは、今既に3歳以上もお預かりされている園ということですので、その場合は問題ないかなと。ただ、保育所等につきましては彦根市の方が利用調整をしておりますので、こういった小規模を卒園された方につきましては市の方から利用調整をしまして、新しく3歳から入られる園はやっておりますので、現在としまして連携施設が確保されていなくても、市の方で園はご紹介して、そこで保育が途切れるといったことはございませんので、そういった意味では、今回の内容で何か低下するといったものはないと考えております。 133 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 134 ◯委員堀口達也君)   先ほどのは適切に対応していただけるということで安心しました。ありがとうございます。 135 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はございますか。
       (「なし」と呼ぶ者あり) 136 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第23号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 137 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  以上をもちまして議案に対する質疑および討論を終了いたします。  ただいまから採決を行います。  まず、議案第12号(仮称)彦根市新市民体育センター整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がございますので、起立により採決をいたします。  議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 138 ◯委員長野村博雄君)   ご着席ください。  起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 139 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第19号彦根市立幼稚園保育料等徴収条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 140 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例等の一部を改正する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 141 ◯委員長野村博雄君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第21号彦根市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 142 ◯委員長野村博雄君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第22号彦根市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯委員長野村博雄君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第23号彦根市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 144 ◯委員長野村博雄君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。  暫時休憩いたします。                                 午前10時35分休憩                                 午前10時44分再開 145 ◯委員長野村博雄君)   休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、新しい方もお入りいただきましたので、新型コロナウイルスの対策のため、適宜、窓をあけていただいて換気をしていただいて、また、飛沫飛散防止のためにマスクを着用いただきまして、マスクのままでお話しいただくという形で結構ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。  なお、所管事項に対する一般質問の発言については、委員お一人につき30分以内で1回のみでございます。発言を始められましたら続けて質問していただきまして、質問を行っていただいている間、ほかの委員の方は発言できませんのでよろしくお願いいたします。  それでは、質問のある方は挙手をお願いいたします。  馬場委員。 146 ◯委員馬場和子さん)   それでは、所管事項にかかわりましてお尋ねをさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症の対応で、本当にそれぞれの部署で皆さん、日々、ご苦労いただいていますことに感謝申し上げます。  1点目ですけれども、このウイルス感染症の拡大を防止するためにということで3月2日から24日までの間、小・中学校の臨時休校に伴いまして、彦根市でも学校での児童の預かりを行っていただいております。  2月28日の、対応に対する事前の説明の際には臨時休校中の学校での預かりができないということでしたので、何とかならないかという指摘をさせていただいたところですけれども、3月2日午後に預かり実施の決定がなされました。預かりの条件は、子どもの対応ができる大人の全てが就労しており休暇がとれないこと、近くに子どもを預けられる親戚等がいないことの二つの条件に合致する1年生から3年生で、申し込みは、現在、放課後児童クラブを利用しているか、春休み期間中に利用を申し込んでいる児童に限るとのことでした。  1点目ですけれども、当初は学校での預かりをしないとしていたものを、預かりを行うとなった対応の変化の理由、ならびにその協議や決定の過程についてお教え願いたいと存じます。 147 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 148 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問について答弁さしあげます。  2月27日木曜日の夕刻に総理大臣から要請がありました。本市としまして、緊急性が高いと判断しまして、翌2月28日金曜日に臨時休業を決定し、同日、臨時校長会にて校長に指示しましたので、当日に配付する保護者宛て文書では必要最小限の内容としております。  この内容につきましては、臨時休業中の過ごし方、今後の連絡方法、その他としまして県立学校等の入試、卒業式、部活動でございます。その他の連絡は準備が整い次第お知らせするとし、当日の校長会の説明でもその旨を伝えております。  学校の受け入れについては、準備が整いました3月2日に保護者宛てにお知らせし、3月4日から受け入れを開始しました。今回の受け入れにつきましては、対応が変化したのではなく、受け入れの準備が整ったからでございます。ただし、どんなに配慮しましても、生活集団が大きくなることから家で過ごすより感染リスクは高まりますため、保護者宛て文書にも、ご家庭で過ごしていただきますことが原則と示させていただいております。 149 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 150 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。経過につきましては理解をさせていただきましたし、体制が整い次第という前提のもとに、変化したのではなく、整ったからということで、わかりました。  では、2点目ですけれども、家庭での対応に欠けるということで、午後1時からの放課後児童クラブが始まるまでの時間を学校で預かるということですが、感染を広げないことに留意しながらの現在の預かり対応とはどのようなものか、対応の内容を教えてください。 151 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 152 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   現在の対応について答弁させていただきます。  まず1点は、児童の体調管理が第一となりますので、検温、定期的な換気、児童間が接近、接触しないように見守り、また、消毒等を行いながら、十分に注意しながら預かりの方を行わせていただいております。  子どもがする内容につきましては学校から示した課題や読書等でございます。 153 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 154 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  本当に感染が広がらないように配慮をしつつということで、非常にご苦労していただきながらということは理解をさせていただくんですけれども、では、文部科学省が、子どもの受け入れに対しては1メートル以上離して交互に着席する、あるいは不要な接触は避けるなどの通達を出していますよね。これもだめ、あれもだめと禁止だらけで、つまらないからもう行きたくないという児童の声も仄聞するところでございますが、各小学校での、今のいろんな対応をしていただきながら預かっていただいている児童数と、開始直後から2週間を経過した現時点での人数というのは変化はあったのでしょうか。 155 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 156 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   今のご質問についてご答弁さしあげます。  まず、預かりを希望される人数ですけれども、初日は312名の方が希望されまして、これが3月6日まで申し込みを行いましたので、最終的に518名の方が申し込みをされております。ただし、毎日預かっている人数につきましては、当然、保護者が都合がつかないという日のみになりますので、いついつは何人と、日々、報告を求めるわけではございません。また、委員がおっしゃいましたように、預かりですので通常の授業とは異なりますので、制限が多いということで預かりを申し込みに来られたけれどもやめられたおうちもございますし、また、それで預かりの日数が減ってしまったというご家庭もあるということは把握をしております。 157 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 158 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  今の答弁の中にもありましたけれども、預かりをしていない児童との公平性を保つということで、授業などではなくて自主学習という形、先ほどもありましたように、読書等々をしたり課題をしたりということでございますが、この形をとられている中で、学校現場での先生方とのかかわりというのがどのようなものであるのかお教えいただきたいと思いますし、また、それに対して保護者からの何らか反応等々をお聞きいただいているようでしたら教えていただきたいと存じます。 159 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 160 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問ですけれども、まず、学校の教員に関しましては受け入れの必要性について理解をしております。また、子どもの対応も所属教員で分担しておりますため、一部の教員のみに負担がかかっているわけではございません。ただし、未履修を初めとして、原則、学習の内容を教えることはしておりませんので、一部の子どもが課題に取り組む集中力を持続できず我慢できなくなることがあり、対応に苦慮しているというところについては把握をしております。  また、保護者の反応でございますけれども、保護者は、預けるところがないため申し込みをされているということもあり、この対応に感謝されていると伺っております。 161 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 162 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。先生方も分担してという答弁もございましたし、学校の現場で預かっていただくということで、一定、本当に子どもたちも先生と接触しながらというところも大事なポイントになろうかと思いますので、大変な中ではございますが、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  次です。禁止されておりました外遊びというのも、感染予防対策を講じた上で、やってもよろしいよ、外で遊んでもよろしいよということになりましたが、そのほかに、児童たち、子どもたちが楽しく通えるような工夫はなされているのかなということを少し心配しております。児童間の接触を避けつつ、楽しく通える工夫はされているのでしょうか、伺います。 163 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 164 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問について答弁さしあげます。  まず、通常の学校とは違いますので、いろいろな禁止事項でありますとかいうこともございます。やはり感染防止というのが第一になっていますので、子どもたちにも、こういうことはしてはいけませんとか、一定の距離を保つように十分に指導したりということをしております。ただ、受け入れの中で、やはり短いスパンで内容を変更して集中力を保つ工夫をしてみたりとかビデオ視聴を取り入れたりして、子どもが飽きないような工夫を取り入れたりもしております。また、今ご質問の中にもございましたように、先週の途中から、十分配慮した上で外での活動も可能という配慮もさせていただいているところでございます。  以上でございます。 165 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 166 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。政府の方針も都度都度変わるというところもありますけれども、工夫をしていただいているということで、子どもたちの様子を見ながら、またさまざまな点で一層の工夫をお願いしたいと存じます。  では、次、別の案件でございますが、放課後児童クラブの受け入れの拡大について伺いたいと存じます。  3月2日から24日までの間、午後1時から開所するということでございまして、急なことなので指導員の補充や確保がかなわないために、午前中からの開所は難しく、対象の学年も小学校1年生から3年生のみの利用に限定されておりました。13日に午前8時からの開所と、現在、通年利用している4年生から6年生までの児童も利用できるように拡大の周知をされ、本日16日から利用が可能となったわけでございますが、まず1点目ですけれども、受け入れ拡大のための指導員の補充・確保ができたから、今回このような受け入れの拡大につながったのかどうか確認させてください。 167 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 168 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   今回の臨時休校につきましては急なことでしたので、朝8時から開設して全児童を受け入れするために必要な指導員の確保が難しく、休校当初は午後1時から通常の開設という形をせざるを得ない状況でございました。  感染防止のところが休校の目的でしたので、自宅待機に多くの保護者の方がご協力いただいた関係で、クラブを利用する児童が約3割程度になりました。そのため、その状況を見た形で、事業者等とも相談して、必要となる指導員数が通常よりも少なくなっておりますので、その分の指導員に午前中勤務いただくということで、3月16日から朝8時からの終日開設が可能となったものでございます。 169 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 170 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。保護者の方のご理解もいただいてと答弁の中にもありましたけれども、家庭で見ていただくということを基本にされている、それに準じて保護者も協力いただいているのかなと思います。  では、拡大に伴う懸案について伺いたいと存じます。これまでは全学年の利用も放課後のみでしたが、今回の緊急対応として午前中からの利用となるということで、クラブ室の広さや長時間の過ごし方など、長期休暇と同様の対応が求められるわけですけれども、感染予防対策を講じながらの運営にはさまざまなご苦労があるのではないかと推察いたしますが、この懸案についてはいかがお考えか、見解をお聞かせください。 171 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 172 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   現在のところは、出席児童数が通常より少ないために安定した丁寧な保育ができている状況でございますけれども、今後、児童数が増える可能性もありますので、今以上に感染対策、一定距離を保つ、それから1時間に1回の換気、定期的な検温、小まめな手洗いというのは徹底したいと思いますし、人数等がかなり増えてくるようでございましたら、学校の方にも協力を得まして、また教室を借りて、分けてするようなことも検討してまいりたいと思います。 173 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 174 ◯委員馬場和子さん)   ただいま答弁いただきましたように、ぎゅっと狭い部屋にたくさんの人数が入ってしまうということは、感染予防という観点からもちょっと外れてしまう部分があるので、そういうふうに増えたクラブは、やっぱり学校との協議もしていただきながら臨機応変に対応をお願いしたいと存じます。  では、子どもたちの心の面ですけれども、長時間、狭い部屋で過ごすということで、非常にストレスが大きくなっているのではないかということをお聞きします。実際に指導に当たっていただいている指導員の方からのお話ですけれども、室内遊びやゲームに飽きて、暴れたり指導員に飛び蹴りをするという、何か粗暴な行為が見えるのよということもお聞きさせていただいているのですけれども、子どもたちにストレスをためないような工夫が必要と考えますが、いかがでしょうか、お聞かせください。 175 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 176 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   今回の休校に伴う開設においては、先ほどから答弁しておりますとおり、出席児童数が少ないこともありまして、比較的落ちついた状況であるとは聞いております。ただ、そういったストレスがたまってきているということもありますので、学校とあわせまして、外遊びを15日からオーケーとして、少しでもストレスをためないような形で預かっていただくようにしております。 177 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 178 ◯委員馬場和子さん)   ぜひ、心のケアというか、ストレス解消の方もいろんな方法で考えていただきたいと思います。  これまでの直営方式から民間委託に移行したということで、これも指導員さんに直接お聞きしたんですけれども、指導員さんの福利厚生面や報酬面での改善が図られ、今回のような急な対応を迫られた際の指導員が、例えば午前中も勤務をお願いしますというフレキシブルな対応の補充が実現したとも仄聞いたしますが、直営方式から民間委託に移行したことでの運営上の違い等はあるのでしょうか、伺います。 179 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 180 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   ちょっと最初に、先ほどの答弁で、私、15日から外遊びと発言しましたけれども、13日からの誤りでございました。どうもすみませんでした。
     民間の方に委託した対応でどういったことになったという違いですけれども、民間に移行しました関係で指導員の福利厚生や報酬面での改善が図られて、今回のような急な対応を迫られた際の指導員の補充というか、そういったフレキシブルな対応というのはかなりできるようになってきております。  直営から民営に変わったことで運営上の違いというのはありませんけれども、例えばこういった形で、フルで働いていただきたいということもお願いしやすくなった形になっております。 181 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 182 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。民間委託したことの一つのメリットかなとは思っております。  では、角度を変えまして、これまでの直営方式から民間委託に変更になったことで学校との連携の希薄化というのを心配される向きもありますが、教室や運動場、体育館の利活用などの点での連携は図れているのか、伺います。 183 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 184 ◯生涯学習課長(山岸将郎君)   そういった点につきましては、偽装請負という形にはならないような形で、生涯学習課の方が学校と事業者との間に入って連携をとるようにしております。 185 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 186 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。学校の敷地内で運営していただいているという点からも、連携を密にしていただきながら、子どもたちが心身ともに快適に過ごせる場と機会をぜひとも継続してお願いしたいと思います。  確認の事項として、今、新型コロナウイルス感染症COVID-19の感染拡大状況や県内感染者、きのうは東近江でお一人出たんですけれども、今後また市内感染者等も出るやもしれませんが、これによっても変わってくるとは思うんですけれども、学校が再開する予定としてはどこら辺を現状では思っておられるのか、お聞かせください。 187 ◯委員長野村博雄君)   教育長。 188 ◯教育長(西嶋良年君)   今、一つの判断の時期としましては、3月19日に国の方が新型コロナウイルスの感染症対策に係る専門家会議、そちらの意見等を公表すると聞いておりますので、こちらの見解、それから県内、また市内での状況を踏まえまして、適切に判断していきたいと考えておりますが、今、できましたら新学期からスタートをしたいと考えております。  以上です。 189 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 190 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  新学期からというと、彦根は独自の、できるだけ学級経営、学校経営の協議をする時間を持つということで普通の年は4月8日ですけれども、10日からとかいうふうに少し遅らせていただいていますので、この公表の内容にもよりますし、感染者の範囲のこともありますけれども、今のところは4月10日ぐらいには再開ということでよろしいのでしょうか。 191 ◯委員長野村博雄君)   教育長。 192 ◯教育長(西嶋良年君)   今のところ、新学期は通常どおりということで考えております。場合によっては始業日についても若干前倒しするとかいうことも考えなければならないかなとは思いますけれども、今のところ、新学期は予定どおり始められたらということを考えております。 193 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 194 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。本当に状況が時々刻々変わっておりますので、その時々で対応も変わってくるかなとは思っておりますけれども、一応、今のところはということで理解をさせていただきます。  そうしますと、入学式等も、またこれも縮小とかいろんな形があるかと思いますけれども、今のところは従来どおりと思っておられるのか、やっぱり卒業式と同じように縮小してと思っておられるのか、ちょっとその点をお伺いしたいんですけれども。 195 ◯委員長野村博雄君)   教育長。 196 ◯教育長(西嶋良年君)   こちらも感染状況によって判断をしなければならないということになりますけれども、現在の状況からしますと、感染の防止対策を講じた上で、入学式についても実施をする必要があると考えておりますので、卒業式と同様、感染の拡大防止に向けた万全の対策をしいた上で実施をするということで考えております。 197 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 198 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。本当に刻々変わる情勢に対して即応、対応していただいているということでご苦労いただいていると思いますけれども、引き続いて、状況を見ながらよろしくお願いしたいと思います。  では、少し、教育委員会の保健体育課所管の事項になると思うんですけれども、防犯メールということで子どもたちの登下校中とかに不審者情報をいただくんですけれども、事案の発生から1日程度時間を経て受信するということが本当に多いんです。この地区、この学区で不審者が出没したという情報は、地域で子どもを見守っていただいている皆さんに可能な限り早く伝えることで、重点的に見守りを強化しようかとかいうことをしたり、広報したりということができると思うのです。そうすることによって子どもの安全が守られて、不審者を寄せつけないという地域づくりが実現すると思うですけれども、1点目ですが、不審者情報の発信の仕組みということで、不審者に遭遇した場合、どのような方法で学校や家庭はそれを知り、その後、どのように教育委員会へ報告し、防犯メールとしての発信に至るのか、その仕組みについて、改めてご説明をお願いいたします。 199 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課長。 200 ◯保健体育課長(山内徹好君)   保健体育課ですが、危機管理課が管理する市民向け情報配信システムを利用して、小・中学校の児童・生徒にかかわる不審者情報の発信ができます。  保健体育課から発信する不審者情報は学校からの報告に基づいて行います。児童・生徒にかかわる不審者情報について、発生日時、場所、内容等、学校が当該児童・生徒から情報を聞き取り、所定の様式で保健体育課に報告があります。そのことについて保護者の了解や警察への連絡等、一定の条件のもと、保健体育課からそのメール配信システムに登録された市民に対して発信をするという手順になっております。 201 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 202 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  今、仕組みを説明いただいたんですけれども、警察への連絡、こういうことが起こりましたという連絡でいいのであって、警察がそれを発信してもいいよとかそういうことではないのですね。 203 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課長。 204 ◯保健体育課長(山内徹好君)   警察が連絡をしていいよという許可をおろすというものではございません。 205 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 206 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  今の答弁をお聞きさせていただいた上で、当日中に発信された例というのが実際あるのですね。これは、2月13日の午前7時50分に不審者がいたということが発生して、午後の12時57分にメールを受信しました。この不審者情報の例から即日の発信も可能であったと思うのですけれども、これは本当に、1日遅れで何か間が抜けたような、犯人もそこら辺にいないのではないかということではなくて、その日のうちに来たんですよ。この情報が発信できた理由というのはどんなところにあるのですか。 207 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課長。 208 ◯保健体育課長(山内徹好君)   先ほどご説明させてもらいましたとおり、保健体育課から情報発信ができる仕組みであるため、学校からの情報や保護者、警察への連絡がスムーズに行われたことにより即日の発信が可能となりました。 209 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 210 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  答弁がありましたように、スピード感というか、児童が「先生、こんなことがあったんよ」という報告を学校へ上げます。学校がそれをすぐ教育委員会へ上げます。そして、警察へ報告しましたら、その日の早い段階で、不審者がもしかしたらうろうろしている段階で情報が受信できるということで、非常に効果があると思います。  これは次の質問につながるんですけれども、不審者情報は可能な限り早くに発信することで地域としての対応にもつながるのではないかということで、発信の仕組みをお答えいただいた上で、絶対確かな情報でなければ発信できないという考えもあるのですけれども、学校が不審者事案を得た段階で、地域への注意喚起のために発信するということが非常にスピード感を持って対応できる大事なことだと思いますので、この件につきまして見解を伺いたいと存じます。 211 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課長。 212 ◯保健体育課長(山内徹好君)   現段階において学校が市民向けの情報配信システムから発信できるという仕組みはありません。したがって、保健体育課がその情報を統括し、先ほど馬場委員のご指摘のとおり、正確な情報を素早く発信することが大事だと考えております。また、委員がおっしゃるとおりで、子どもの安全のため、スクールガードの方や地域の方々の見守り体制が早く行えるよう、今後とも学校、関係機関との連携を大切にして、正確で素早い情報発信に努めたいと考えております。 213 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 214 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。地域で見守っていただいているボランティアの方等に早くお知らせするとすぐに動いていただいているということもありますので、情報がとどまらないで、とんとんとんと進んでいくように、ぜひとも今後もよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。  では、次です。福祉保健部の医療福祉推進課所管の内容に移らせていただきますが、これも同じように情報の発信の仕方についてですけれども、行方不明者の情報提供についてです。  不審者情報の発信の仕組みについては、ただいま教育委員会、保健体育課から答弁をいただきましたけれども、行方不明の高齢者の方に関する情報発信の仕組みについてお尋ねをさせていただきます。どのような情報発信の仕組みなのでしょうか、お答えいただきたいと存じます。 215 ◯委員長野村博雄君)   医療福祉推進課長。 216 ◯医療福祉推進課長(谷村雅史君)   ただいま、行方不明の方の情報の仕組みはということでお伺いいただきました。  特に認知症などの理由により行方不明になられる方については、早期発見、早期保護というのが肝要かということで、彦根市総合情報配信システムを利用させていただいております。  まず、ご家族の方からの申し出により、本人の住所、氏名、あるいは特徴、また緊急連絡先などをお伺いいたしまして、登録をさせていただきます。あわせて、家族の方に承諾をいただいて写真の提供をお願いしております。もし行方不明になられた場合には捜索者の情報を携帯電話やパソコンを通じて配信させていただいております。あらかじめ同意をいただいております個人や事業所の方に広く情報提供を求めていくものでございます。令和元年9月末現在でありますけれども、個人が7,703人、事業所が168カ所の登録をいただいております。  先に登録していただくことによってメール配信がスムーズに行えるので、当課からは事前登録を勧めています。また、この登録は個人情報になりますが、警察の方にも提供させていただいて、ご家族からの捜索依頼がありましたら使っていただくということをしております。その後、ご本人が発見されましたら、警察の方に速やかに連絡していただくとともに捜査終了のメールを配信させていただくという仕組みにさせていただいております。 217 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 218 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  今、答弁の中にもありましたように、今、7,703人と168カ所ということで、ネットワークは目が細かいほどすくい上げられるという意味では、よりたくさんの方が登録していただくという働きかけも必要かなと思います。  2番目ですけれども、発信のタイミングと終了のタイミングについてですけれども、これも例から申し上げますと、2月25日の例ですが、行方不明の状況は午前6時自宅、情報提供されたのが午後1時42分、発見による終了のメールは午後2時59分ということで受信をさせていただきました。行方不明の高齢者の方の特徴等を示した上で、スピード感を持った情報発信のあり方が生命を救うということに直結するわけですけれども、そのような意味からも情報発信の早さは大切なことと考えますが、見解をお聞かせいただきたいと存じます。 219 ◯委員長野村博雄君)   医療福祉推進課長。 220 ◯医療福祉推進課長(谷村雅史君)   今、事例を挙げていただきまして、その効果の方についてはということでお伺いいただきました。  この事例につきましては、本人が無事に家に帰られたということで終了させていただいているのですけれども、メール配信によって発見されたというものではなかったのではございますが、このメール配信システムを使うことによりまして、多くの方にできるだけ早く行方不明者の情報を配信し、早期発見に結びつけるということを目的としております。  一応、効果として3点、私の方から挙げさせていただくのが、まず、一般的に高齢者が行方不明になられた場合には、配信まで時間をかけていくと、長引けば長引くほどに移動範囲が広がっていくということで、もしかしたら最悪の結果にまで至ってしまうという危険が増していくということがあります。こういった場合に早く通報していただくことが有効であるということがまず1点。次に、家族の方が早期発見に向けて一刻も早く一報を入れていただくことで、その方がもしかしたら事故、事件に遭遇する確率が下がるということがあるので、早く通報していただくことが大事な命を救えるということになるのかなと思います。あと、最後ですけれども、もしまちなかで、例えば季節に合わない服を着ていたりとか不自然な行動をされている高齢者がいるということで見かけられた場合には、警察なり医療福祉推進課の方に連絡をいただければ、事前に登録をいただいている方であれば調べさせていただいて、すぐに家族の方に身元確認をして早期保護につながるということがあるので、こういったところが効果かなと思っております。  以上です。 221 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 222 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。今おっしゃっていただいた3点のことは十分に大事なことだと思いますので、ぜひともスピード感を持ってということと、家族の方に、まずは一報を下さいということも、ぜひ啓発をお願いしたいと思います。ありがとうございました。  では、次、幼児課所管事項についてですけれども、今、審議中で、間もなく通過するのではないかということで、滋賀県の令和2年度の当初予算を受けて、保育環境の充実を図るためにということでお尋ねをさせていただきたいと思います。  待機児童解消の鍵というのが保育士の確保と定着にあると考えておりますし、種々の会議の中でも答弁を頂戴しているわけですけれども、そのために彦根市としてのお考えを伺いたく、以下、何点か質問させていただきます。  まず1点目ですけれども、滋賀県の令和2年度の当初予算によると、保育士確保対策として、資格を有しながら保育現場で働いていない潜在保育士1万人の発掘のために潜在保育士有資格者バンク登録制度を新たに導入するようでございます。彦根市でも、いち早くこの取り組みを取り入れておられますが、その運用状況についてお聞かせをいただきたいと存じます。 223 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 224 ◯幼児課長北村慎弥君)   彦根市の方でやっております求人情報登録制度という制度について説明をいたします。  こちらの方につきましては、潜在保育士の掘り起こしとか、あと、今後、保育士資格を取って就労しようという方を就労に結びつけたいという思いから、今年度から始めさせてもらったものでございまして、市内の保育所の求人情報を冊子にしまして、希望者の方に郵送しているものでございます。  現在、この受け取りの希望者といいますか、登録者数は32人ということになっておりまして、今年度は6回、ご案内をしております。現在、実は6回目を送ったところでございまして、その中で、最後にアンケートを同封させていただきまして、「今回のこのご案内で、実際、来年度4月から就労されますか」とか、あと、ご意見とかを聞くアンケートを同封しておりますので、その結果を踏まえて、また今後の制度設計をしていきたいと考えております。 225 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 226 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。実際に、滋賀県が取り組むよりいち早く彦根市も取り組んでいただいているということで、資格を持っておられて家庭にいるという方もいらっしゃいますし、お母さんの方もいらっしゃると思うんですけれども、また若い方とは違うよさがあるかなと思いますので、ぜひとも引き続いて細やかに対応をお願いしたいと思います。  次なんですけれども、滋賀県は働きやすい職場づくりに取り組む保育園に対する認証制度というのを新設されるということでございますが、保育士の処遇改善や有給休暇の取得率を勘案して評価するとのことであります。この制度を彦根版として創設されることや、滋賀県の評価制度にエントリーされることで働きやすい職場づくりにつながり、懸案である保育士の確保が達成できるのではないか。そのことにより待機児童の解消が実現できるとも思いますけれども、このことについて見解をお聞かせください。 227 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 228 ◯幼児課長北村慎弥君)   今ほどの県の事業でございますが、滋賀県が次年度から計画されている認証制度でございます。資料では、ほいく“しが”スマイル認証制度というものでございまして、働きやすい職場づくりや人材育成にも取り組んでいる保育所などを県が認証しまして周知することで、保育士として働き続けたいと思える保育所等を県内に広めることを目的に創設されると聞いております。  保育士確保や待機児童の解消のためにはこういった制度は大変有効であると考えておりまして、県の方に聞きますと、具体的な制度設計につきましては今後検討していくということでございましたが、彦根市としましては、新たに彦根市版の認証制度というのをつくるのではなく、この県の制度の中で、彦根市内の保育所等が認証を受けられるためにどういった支援ができるのかというのを、今後、検討していきたいと考えております。 229 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 230 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。ぜひとも、県もこれから具体的なことは検討していくということでございますので、その状況を見極めつつ、新たにつくるのではなくてその制度に乗っていくということであれば、研究の方もしっかりとしていただきたいと存じます。  では、3番目ですけれども、先進的な取り組みをする園の拡大のための啓発を進めることによって、彦根市全体の保育環境の充実というのが実現するのではないかと考えますが、これについての見解をお聞かせいただきたいと存じます。 231 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 232 ◯幼児課長北村慎弥君)   今ほどの委員ご提案のとおり、先進的な取り組みをしている園の拡大のための啓発を進めることというのは市全体の内容充実につながっていくと考えておりますので、やはりその辺、園に対しましても周知を行っていきたいと考えております。 233 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 234 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。先進的な取り組みをするということは、ほかにないことを先にするということなので、ぜひとも、こういう取り組みをしてこういう効果があったよということも事例として皆さんにお知らせしながら、それが少しずつ拡大していくことで全体の保育環境がよくなると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。  では、次です。彦根市立病院所管事項についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  彦根市立病院の産婦人科は医師不足で診療体制が維持困難との想定のもとで、診療は6月15日以降、分娩は5月1日以降、休止の予定で準備を進められていることと存じます。  1点目ですけれども、休止の周知はどのタイミングでどのようにされるのかということで、先般も産婦人科の外来の様子を見せていただきに行ってまいりましたが、休止の周知が十分ではないのかなと感じました。周知のタイミングと方法について教えていただきたいと存じます。 235 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 236 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   現在受診されています患者さんには既に常勤の医師が、個別、説明をさせてもらっており、転院が必要な患者さんについては、患者さんの希望を踏まえて、他の病院や医療機関を紹介しているところでございます。また、外来では張り紙によって既にお知らせしていますし、ホームページにも掲載しています。  1月14日には、議員の皆様を初め広く報道機関に休止予定を公表させていただき、その後も各種人材紹介事業を利用するなど、医師確保には取り組んでいるところですけれども、今なお医師確保のめどがたっていないのが現状ですので、5月1日号の「広報ひこね」とホームページにもさらに掲載し、改めて周知する、このように考えています。 237 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 238 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。ぜひとも周知の方もよろしくお願いしたいんですけれども、今ほどの答弁の中にもありましたが、全国的な医師不足が深刻でございまして、事業管理者を先頭に、鋭意、努力を重ねていただいているということは重々承知をしておりますが、彦根市立病院での産婦人科再開に向けて、現在は職を離れておられる医師の発掘も一つの手だてではないかなと思うところでございます。さまざまな手だてを講じ、粘り強く継続して医師の招聘を働きかけてくださった結果、医師の確保ができた場合には彦根市立病院の産婦人科は再開されるのでしょうか、伺います。 239 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 240 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   婦人科につきましては、医師の確保ができれば外来は再開可能と、このように考えています。ただ、産科につきましては、手術や夜間対応等に対応できるだけの医師の確保が必要ですので、当然、そうしたバックアップ体制を含めた相当数の医師が確保できた時点で検討したいと、このように考えています。 241 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 242 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  今、答弁いただきましたが、相当数というのは、どのような体制、チームとして想定されていますか。 243 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 244 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   大体、産科をチームで確立させていくには6名から7名は必要と、このように考えています。
    245 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 246 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  本当に不足して、全国で課題になっていますので、なかなか6名から7名というのはハードルが高いかなと思いますが、引き続いて頑張っていただきたいなと思っております。  では、次なんですけれども滋賀県の示した周産期医療体制構想によると、県内を四つに区分し、湖東・湖北ブロックでは長浜赤十字病院と四つの診療所が拠点となるとのことですが、彦根市での診療・分娩はどのように担保されるのかというのを心配される声も多く聞かせていただいております。  医師不在時の応急的な対応として、助産師さんによる分娩も視野に設置された院内助産所でございますが、医師不在を理由に、今後、この院内助産所も閉鎖されるのでしょうか、伺います。 247 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 248 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   院内助産所につきましては、医師による分娩を本格的に再開しました平成28年の4月から既に閉所しております。  常勤の産婦人科医師がいない状況では、安全面からも助産師だけによる院内助産所を再開することはできないと、このように考えています。 249 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 250 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  いろんな場面を想定して、その都度都度に対応していただきましたけれども、なかなか抜本的な解決に至らないということも、非常にご苦労いただいていて大変だなと思っております。  では、休止中の病棟の扱いについて伺いたいと存じますが、再開の可能性があるのであれば現在の病棟はそのままにしておくべきか、滋賀県の示した周産期医療体制構想に準じるのであれば、医療資源の集約化を図る観点から彦根市立病院の産科は消失するということになりますが、休止のままであるなら病棟の扱いはどのようになるのか、教えていただきたいと存じます。 251 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 252 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   産婦人科の患者さんが主に入院していただいています4B病棟、こちらの病棟は小児科や眼科などとの混合病棟として運営しております。近年、産婦人科の入院患者は1日平均大体3人程度となっておりますので、他の診療科の患者さんに入院してもらうことでの対応が可能になると、このように考えています。 253 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 254 ◯委員馬場和子さん)   今、現状をおっしゃっていただいたということですか。ということでしたら、診察が休止になる6月15日、分娩が中止になる5月1日以降も同様のご答弁の内容で理解したらよろしいのですか。 255 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 256 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   そのとおりでございます。 257 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 258 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。  ご苦労いただいている中でもなかなか実現しないということで、先ほどの潜在保育士さんではないですけれども、潜在医師というか、女医さんとか、いろんなことがありますので、もちろん大学の医局等々にも行っていただくことも大事ですし、足元のいろんな方の掘り起こしもぜひお願いしたいなと思いますし、安心して彦根に住んで子どもを産んで育てていこうという意味では、この産婦人科というのはとても大きな役割を果たしていただいていますので、引き続いての招聘の活動をお願いしたいのですけれども、今後の招聘活動の方向性というのを、もし先生の中でお持ちでしたらお教えいただきたいと思います。 259 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 260 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   やはり全国的に産科医が非常に不足しているという現状がございます。それと、大学の医局等も地域医療構想にのっとって活動するという状況になってきております。これまではそれぞれの大学の医局が別々に活動していたところが、実際、例えば京大と滋賀医大が協力し合って地域医療構想に協力していくという方向性を示してきているわけですね。そういう中で、なかなか大学の医局にお願いするというのはますます厳しくなってきているというのが現実のところでございます。  やはり実際、民間医局等を介して、大学医局から離れて活動されているドクターを招聘しようと思ったら、これはホームページあるいは民間医局等で積極的にアピールしていくしかないのかなとは考えております。 261 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 262 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございました。以上でございます。 263 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありますか。  堀口委員。 264 ◯委員堀口達也君)   今回の質問ですけれども、主にコロナ関係でちょっと気になる点について聞かせていただきたいのが幾つかと、また別の内容も少しあります。  まず最初に、休業中の自主学習についてのことですけれども、学校休校に当たって、本来、学ぶことができた子どもたちが、授業が受けられないことによる学習のカバーがやっぱり必要不可欠だと思うので、以下、質問させていただきたいなと思います。  現在の対応状況についてお聞かせください。 265 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 266 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   現在の対応状況についてお答えいたします。  現在、各校から子どもたちにホームページ等を通じまして課題を提示しております。それに基づいて子どもたちが学習を進めていくというところでございます。 267 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 268 ◯委員堀口達也君)   現在行っている家庭学習だけで十分なのでしょうか。 269 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 270 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   現在行っている学習だけで十分かと言われますと、そうではございません。未履修につきましては学校の方で授業を行っていかなければなりませんので、これにつきましては、先ほど教育長の答弁でもございましたが、4月、少し早目に開始するというのも一つの方法でございますし、また、長期休業を少し遅く始めるとか、そういう対応をすることもあろうかと思います。  ただ、現在、各校の各学年の未履修の状況を学校教育課は把握しておりますけれども、ごくわずかの学校もございますので、通常の教育課程で行う中で、教育課程は少し余裕を持たせて計画をしておりますので、その範囲で十分できるのであれば、そこまでしなくても、未履修の内容につきましても学習させることはできると思っております。 271 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 272 ◯委員堀口達也君)   仮に4月以降も休校となった場合の自主学習への対応などというのは何かお考えでしょうか。 273 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 274 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   4月以降につきましてはきちっと計画をさせていただいているものではございません。ただ、現在のところでも、学校から提示をしております課題、また読書というのもございますし、例えば文部科学省からホームページで学習できるような内容のサイトを紹介いただいたり、また、教育関係の出版社からも積極的に活用いただきたいということで紹介いただいたりしております。また、県の総合教育センターとかも同じように学習課題を提示いただいておりますので、そういうのを使いながらさせていただきたいと思っております。 275 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 276 ◯委員堀口達也君)   先ほどもちょっとご答弁がありましたけれども、例えば教育事業を行っている各サービスなどがありまして、例えばなんですけれども、学研さんも家庭学習の応援支援のサイトを立ち上げておられたり、探究学舎さんというところもそういったオンライン学習ができるような状況を整えておられたり、テックアカデミーさんというところもプログラミング関係のこととか、あとはLEARN at HOMEさんなどさまざま、3月末まで無償で学習のサービスを提供されているところとかもあって、また、自分の有志の仲間も、ラーニング・ドネーションというものですけれども、そういったもので先生たちが簡単に5問ずつの問題とかをつくって、それを各自、ネットプリント等でコンビニでプリントできるような、誰でも自由に学習できるようなものというのもつくっておられて、そういった自主学習に対しての支援というか、いろんな方が力を合わせて支援されているサイトとかもありますので、またそういったものとかも、今後の状況もあると思うんですけれども、ぜひ、彦根市としてもその使用なりを一度検討していただきたいなと思うんですけれども、その見解についてちょっとお聞かせください。 277 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 278 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   今、幾つかの支援ができるサイトの方のご紹介をいただきましてありがとうございます。  これにつきましては、今後どのようになっていくかというのが不透明な部分もございますので、学校教育課の方で、どういうものが使えて、どういうものが使えないのかというところもございますし、当然、全てのご家庭がネットが使えるような環境でもございませんので、そういうところも総合的に検討いたしまして、考えていきたいと考えております。 279 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 280 ◯委員堀口達也君)   ぜひ検討していっていただきたいなと思います。  続きまして、給食が食べられない子どもへの対応についてですけれども、共働き家庭とかひとり親家庭の子どもの中には学校給食以外に昼ご飯を食べられない子どもたちが大勢いるということで、各市町でも深刻な問題となってきています。  例えば、今、南山城村では、給食を食べることができない子どもたちへの救済として、第三セクターの道の駅によるお弁当を配ることができるような体制を整えたということもおっしゃっています。また、彦根市におきましても、先日、フードバンク等で対応いただいたということで大変感謝しております。それ以外にも、彦根市において給食が食べられない子どもたちに対して早急に対応していく必要があるという思いから、以下、質問させていただきたいなと思います。  市の現在の対応と、そういった問い合わせ状況というのはどれぐらいあるのか、お聞かせください。 281 ◯委員長野村博雄君)   学校給食センター所長。 282 ◯学校給食センター所長(小島久喜君)   現在の学校給食の状況でございますが、学校給食につきましては、学校の臨時休業とあわせて、その間、停止をしている状況でございます。  問い合わせにつきましては、給食センターの方に問い合わせといったものは特に入ってございません。 283 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 284 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   学校教育課から答弁させていただきます。  児童・生徒の中に虐待等が心配される児童・生徒がおりますけれども、そのような児童・生徒につきましては家庭訪問等をして把握に努めているところでございます。現在のところ、食事がとれないとか、そういう報告についてはございません。 285 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 286 ◯委員堀口達也君)   僕の方には少しそういった困られている親御さんなどからご連絡いただいたこととかもありまして、今回、ちょっとこういう質問をさせていただいたんですけれども、仮に、給食のかわりに子どもたちへ、例えばお弁当を配膳するなどの体制とかは彦根市として整っているのか、また、ない場合というのは、今後どのような対応をしていくのかということをお聞かせください。 287 ◯委員長野村博雄君)   学校給食センター所長。 288 ◯学校給食センター所長(小島久喜君)   現状といたしまして、給食にかわって配膳等々を個々に行う体制は特に整っているということではございません。  今後につきましても、現在のところ、そのような個々に配膳を行うということは決まっておりませんので……、現在のところ、そういった配膳を行うということは特に考えておりません。 289 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 290 ◯委員堀口達也君)   市として、例えば緊急的な支援として、お弁当をつくられている業者さんなどに、また、そういった対応をとっていただけるような、例えば補助であったりとか支援というのを市としてしていく必要があるのではないでしょうか。 291 ◯委員長野村博雄君)   学校給食センター所長。 292 ◯学校給食センター所長(小島久喜君)   前提といたしまして、個々の方々に給食を提供するかどうかというところ、まずはそこら辺の方針を定めていかないといけないと考えておりますので、そういったところをまず詰めていった上で、配膳するということになれば、そういった弁当業者の方の活用等も考えていきたいと思っておりますが、現在のところはちょっと考えておりません。 293 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 294 ◯委員堀口達也君)   中には、今、飲食関係のお店とかで、すごく厳しい状況の中でも、例えばそういった状況の中で安く子どもたちに食べられるような支援を行っているお店とかもおられます。やはりそういった、すごく大変な状況でも何かできることがないのかということで頑張っておられる方もおられますので、緊急的な対応というのも、ぜひ今後、市としても検討していただきたいなと思います。  そのほかですけれども、例えば今まで学校給食等が休止になった際に無駄になった食材等はどうしていたのかということをちょっとお聞かせください。 295 ◯委員長野村博雄君)   学校給食センター所長。 296 ◯学校給食センター所長(小島久喜君)   これまで学級閉鎖や台風などで臨時休業等が起こる場合がございましたが、そういった場合につきましては、まずはその日の納入業者の方にお問い合わせをさせていただきまして、食材のキャンセル自体がきくかどうかというのを問い合わせいたします。キャンセルがきくということであれば、まず、キャンセルをさせていただきます。その上で、キャンセルがきかないという食材につきましては、その使用を予定していた日には使えませんので、後日の献立を組み換えるという形で、給食の内容を一部変更しまして食材を使い切るという形をとってきております。その上で、万が一、使い切れないようなものが出てきた場合はやむなく廃棄という場合もごくまれに発生しております。 297 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 298 ◯委員堀口達也君)   今後、食材ロスが出る場合、今回みたいにフードバンク等で対応していただいたのは大変ありがたいことだと思います。また、そのほかにも、例えば各市町でもマルシェなどで販売等を行っているというニュース等も出ておりまして、例えば彦根市としても、今後、そういった食材が余ったときの対応として、マルシェなど何かそういった販売する体制等は現在あるのかということと、そういったことも今後のために考えていかないといけないのではないでしょうか。 299 ◯委員長野村博雄君)   学校給食センター所長。 300 ◯学校給食センター所長(小島久喜君)   今回の長期にわたる臨時休業で、他市の中には、生鮮野菜等々で給食センターなり学校なりに大量の物資が納入されたということで、急遽、そういったマルシェをされて販売されたという事例もあると聞いていますが、当市においてそういったマルシェの体制が現在あるかという点につきましては、特にそういった体制はございませんけれども、必要に応じて、一つの方法としては考えていく必要があるかなとは考えております。 301 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 302 ◯委員堀口達也君)   今回だけではなくて今後のためにも、本当に地震とか台風とかその他の感染症等も、また今後、可能性としては考えられますので、そういったときのためにも、すぐに対応できるような体制というのをぜひ検討していただければなと思います。  続きまして、保育園と幼稚園の受け入れについて質問させていただきます。  公立では希望保育、民間では通常保育で対応することとなりましたが、子どもたちの受け入れ体制というのはどうなっているのか、また、子どもたちの安全を守ることと保護者の負担を軽減する必要があるという観点で、以下、質問させていただきます。  今、希望保育となっておりますが、現在の家庭の預かり状況等を教えてください。 303 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 304 ◯幼児課長北村慎弥君)   今回の学校一斉休校に伴います対応でございますが、公立幼稚園の方につきましては春休みの期間まで希望者のみを受け入れる希望保育としております。保育所につきましては、これは公立、民間を問わず、通常どおりの保育を実施しておりますが、家庭での保育が可能な場合は、できるだけ早目にお迎えに来ていただくなどの家庭保育をお願いしているものでございます。  現在の登園状況でございますが、公立幼稚園、また平田こども園の合計ですが、ここは、今、児童さんが874人いるんですけれども、1日70人程度が登園されてきております。一方で、保育所でございますが、これも公立のみのデータになりますけれども、公立3園とこども園1園の保育認定のお子さんで413人いらっしゃる中で1日340人程度が利用されているということで、欠席者が70人程度という人数になっております。  以上です。 305 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 306 ◯委員堀口達也君)   続きまして、児童の感染防止の観点から、家庭での保育が可能な場合は家庭での保育をお願いするという案内文の記載がありますが、こういった記載の内容になっておりますと、保護者への保育料の返還などというのが必要になってくるのではないでしょうか。 307 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 308 ◯幼児課長北村慎弥君)   保育料の取り扱いでございますが、まず、幼稚園につきましては、今、無償化になっておりますので0円となっておりますが、委員ご指摘のとおり、保育所につきましては、3号認定といいまして0から2歳児さんの方は保育料が発生しております。これにつきましては国の方から通知がございまして、今回のコロナウイルス感染症の対応に限りまして、月5日を超えて休まれた場合は日割り計算するように通達がありましたので、それに準じて対応していきたいと考えております。  ただ、一旦は通常どおりお支払いいただきまして、4月以降に日割り計算した分を還付なり充当という形で精算していきたいと考えております。 309 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 310 ◯委員堀口達也君)   ありがとうございます。ぜひ、適切な対応をよろしくお願いします。  また、保育園、幼稚園で行っている子どもたちへの安全対応などはどうされているのか、お聞かせください。 311 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 312 ◯幼児課長北村慎弥君)   今回のコロナに関してということでは、通常のインフルエンザを予防するというのと同じような形で園の方は対応されております。やはり定期的に換気というのも大事ですし、子どもたちの手洗い、その辺をしっかりするということで対応されております。また、マスクにつきましては、やはり子どもさんが小さいと嫌がったりされることもございますので、なかなか全員がマスクをするというわけにはいかないところもございますが、そこは園の方が日ごろからのインフルエンザ対応をベースとしまして対応しているところでございます。 313 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 314 ◯委員堀口達也君)   お子さんですので、ぜひ、安全には注意していただいて対応していただければなと思います。  続きまして、今回、議会の一般質問の方で質問させていただこうと思っていた内容ですけれども、ちょっと内容が多くて質問できなかったもので、今回、追加議案の方でもGIGAスクール構想について出てきたかと思うんです。そこについて少し疑問に思う内容で、予算に絡まない範囲内でちょっと教えていただければと思います。  目的としては、小・中学校でICT利活用の遅れと自治体間格差を解消すべく、2023年までに1人1台の情報端末および高速大容量のネットワークの整備を行うことが決まりました。市では、どのような計画をもとに、どのような効果を期待し、取り組んでいくのか把握し、今後の教育機関や子どもたちのICT活用を推進していくために、以下、質問させていただきます。
     まず、GIGAスクール構想についての市の認識についてお聞かせください。 315 ◯委員長野村博雄君)   教育部次長。 316 ◯教育部次長(杉本弘之君)   GIGAスクールにつきましては、ただいま委員がおっしゃいましたとおり、パソコン等の整備にも自治体間格差が生まれておりますので、全国一律に子ども一人ひとりにパソコンを与えまして授業を進めていこうとするものでございます。  認識としたしましては、彦根市におきましても、国の制度といいますか、段取りにのっとりましてパソコン等の整備を進めてまいりたいと考えておりまして、ネットワークにつきましては元年度の補正予算の方でお願いできたらと考えておりますし、パソコンにつきましても、現在、県の方でパソコンの標準的な仕様を考える段取りとなっておりまして、市の方もそこに乗っかっていくような形で参画できたらと考えております。  パソコンの整備につきましては国の方が補助金を出すということですので、1台4万5,000円ということでございます。国の方も、まずは小学校5年生、6年生、それから中学校の1年生、その他、年次的に学年を区切って進めてまいりたいということですので、本市におきましてもそういうスケジュールにのっとりまして整備の方は進めていきたいと考えております。 317 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 318 ◯委員堀口達也君)   今後の事業計画とか予定とかというのは、国と同じように、例えば初年度にネットワークの整備を行って、その後、各学年ごとに対応していくということでしょうか。 319 ◯委員長野村博雄君)   教育部次長。 320 ◯教育部次長(杉本弘之君)   授業でよろしいですか。授業につきましても、国の方が年次的なパソコンの整備を考えておりますので、その進度に合わせまして行っていきたいと考えております。次年度につきましては、特に小学校でプログラミング教育が始まりますので、そういう部分で活用できれば活用していきたいと考えておりますし、その他、段階に応じて授業の組み立ても行っていきたいと考えております。 321 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 322 ◯委員堀口達也君)   国の補助が1台4万5,000円ということですけれども、市としてはどれぐらいの持ち出しとかというのが必要になってくるのか、現段階でわかる範囲でちょっと教えていただければなと思います。 323 ◯委員長野村博雄君)   教育部次長。 324 ◯教育部次長(杉本弘之君)   国の方は1台4万5,000円ということでございます。その他かかる経費といたしましては、例えばパソコンの中に組み込みます、いわゆる教材の部分でありますとか、その他、パソコンを整備するに当たりまして、いわゆる設定費等もかかっております。パソコン単体の値段につきましては、業界の方でもできるだけ安価なパソコンを整備するということで、その辺が整備されると思いますので、4万5,000円の中ではなかなか厳しいということではございますけれども、できるだけ価格を抑える中で、授業もそれに合わせて進めていけたらと考えているところでございます。 325 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 326 ◯委員堀口達也君)   GIGAスクール構想で期待される効果をお聞かせください。 327 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 328 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   期待される効果についてお答えします。  1人1台タブレットということに最終的になりますので、そういう中で、例えば授業の具体例を申しますと、課題を一斉送信して子どもたちに与えることができると。その課題を個別に子どもたちがやっている状態を教員の方は把握できるということもございますし、例えば発表させるのでも、今まででしたら黒板で書かすとか、何人かの者で書かせてみて、それを提示するとかいうこともございますけれども、そのあたりの時間が短縮できるということは明らかな効果になろうかと思います。やはり子どもたちの考える時間が増えるということが一番大きいものでございますし、また、ソフトの、これはどういうものを導入するかによって変わりますけれども、その子の学習状況に応じて、よく理解している子については少し難しい問題を授業中にしてみたりとか、苦手な子については、そのつまずきに応じた課題をするとか、そういうふうに個に応じた指導もできますので、そういう効果もあろうかと思います。 329 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 330 ◯委員堀口達也君)   ぜひ、そういった便利なツールを使って、彦根市においてもこういった新しい取り組みに対して積極的に取り組むことができれば、全国に先駆けて、学力の向上等にもつながりますし、子どもたちの学ぶ環境というのもしっかり整っていくと思いますので、ぜひ前向きに、他市にも負けないような取り組みとかをしていただければなと思います。  最後に、ちょっと疑問に思った内容ですけれども、その他の内容で、学校教育課の組織の変更が今回あったと思うんですけれども、学ぶ力向上推進事業、学校支援・いじめ対策総合事業、教育の質向上・働き方改革推進事業の、この三つの組織に変更された理由とその意図というのをお聞かせください。 331 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 332 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問ですけれども、組織を変更したわけではございませんで、学校教育にかかわる大きな事務事業を三つにまとめさせていただいたものでございます。  これにつきましては、西嶋教育長が就任時の所信表明で、学校教育の充実、特に学ぶ力向上、いじめを許さない学校づくり、これは特に学校支援・いじめ対策、3点目、教職員の働き方改革の3点を重点施策として挙げられましたこともあり、特に学校教育を主管している本課として、主に学校教育にかかわる事業を、学ぶ力向上推進事業、学校支援・いじめ対策総合事業、教育の質の向上・働き方改革推進事業の三つの大事業に整理をしております。  1点目の学ぶ力向上推進事業につきましては、主に教育課程に関する事業を行うものでございます。  2点目の学校支援・いじめ対策総合事業は、主に不登校、いじめ対策に代表される生徒指導、特別支援教育、外国人児童・生徒支援を含む多文化共生に関する事業を行うものでございます。  三つ目の教育の質の向上・働き方改革推進事業ですけれども、これにつきましては、教員の働き方改革というのは教育の質の向上を目指すものであるということを大前提としまして、講師、支援員等を学校に配置する事業と、産業医、ストレスチェック等の教職員の労働安全に関する事業を行うものでございます。  なお、本課の事業の就学事務でありますとか、その他の就学援助等につきましては従来どおりの大事業区分で行うものでございます。 333 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 334 ◯委員堀口達也君)   わかりました。いろいろとご丁寧なご答弁、ありがとうございました。  以上です。 335 ◯委員長野村博雄君)   暫時休憩します。                                 午後0時10分休憩                                 午後1時07分再開 336 ◯委員長野村博雄君)   休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  質問のある方はどうぞ。  伊藤委員。 337 ◯委員伊藤容子さん)   では、新型コロナの対応について伺いたいと思います。  昨日、東近江市でも1人、感染者が発表されておりますけれども、彦根市も時間の問題かと思います。彦根市で感染者が発表されたときに、どのような対応といいますか、何かマニュアルというのは決まっているのでしょうか。例えば介護事業者さんがどうするかとか、あと、病院。病院の対応は変わらないんですかね。各事業所、各部門での対応の変化、もし市内で感染者が出た場合に変更がある場合、教えていただきたいと思います。 338 ◯委員長野村博雄君)   それでは、危機管理に属する全体の部分については企画総務消防常任委員会になりますが、今ここにいらっしゃる所管の範囲内で対応が決まっているようで、ご答弁いただけるようであればご答弁いただきたいと思いますが、いかがですか。難しければ次の質問へ行っていただきますが。  介護福祉課長。 339 ◯介護福祉課長(細野晃史君)   今ほど介護施設でというご質問でもございましたので、介護施設に関連してお答えをさせていただきます。  介護施設に関しましては、彦根市内なり彦根の保健所の管内での発生という時点で、特別、対応が変わるということはございません。仮に感染した方がおられて、その方が介護の事業所を使われていた場合につきましては、その事業所に対して調査ですとか、場合によっては消毒といったようなことが起きてくるかとは思いますけれども、市内での感染者の発生という時点においては、特段、介護施設の方での変わった対応というのはないと認識をしております。 340 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 341 ◯幼児課長北村慎弥君)   では、幼児課所管の対応について説明させていただきます。  まず、基本的には国からの通達に基づきまして対応することになりますが、市内に感染者が発生した段階で、保育園、幼稚園が今と対応が変わるということはございません。これまでと同じ対応になりますが、ただ、保育園とか幼稚園に通われている子どもさんが発症した場合の対応でございますが、感染した子ども、また保育士が発熱やせきなどの症状が出ている状態で登園していた場合は当該保育所の一部または全部の臨時休園を速やかに判断することになります。ただ、この臨時休園の規模や期間は県等と十分相談した上で判断することとなっております。  次に、感染が発覚しました子どもさん、保育士が発熱やせきなどの症状が出ていない状態で登園した場合というのは、一律に臨時休園が必要と言えない可能性もありますので、個別事案ごとに県と、当該保育所の一部または全部臨時休園を速やかに検討し、判断するとなっております。  また、子どもさんとか保育士の家族が発症した場合につきましては、子ども、保育士が濃厚接触者に特定された場合につきましては、当該子どもの保護者に対し、登園を避けるように要請をします。登園を避ける期間の基準は、感染者と最後に濃厚接触をした日から起算して2週間となっておりまして、保育士につきましても同様の対応をすると考えております。 342 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 343 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   これは伝染病ですから、指定感染症ですので、当然、法律にのっとって保健所に連絡いたします。あとは、適宜、保健所と協力しながら消毒等に努めていくということ、それと、市の対策会議の方に上げるという流れになると思います。あと、別途、当院でも、もちろん対策会議も立ち上がっていますけれども、その中で、また情報共有して対応を考えていくということになります。 344 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 345 ◯委員伊藤容子さん)   学校は何かありますでしょうか。 346 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 347 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   学校関係について説明をさしあげます。  まず、現在、学校については臨時休業中でございますので、その対応については変わるものはございません。ただし、市内発生時には特に変わらないと思いますけれども、学校預かりをしているお子さんとかが発症した場合につきましては預かりをとめさせていただくということはあろうかと思います。 348 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 349 ◯委員伊藤容子さん)   病院のことですけれども、テレビを見ていますと、PCR検査をする人がたくさんいた方が早期発見につながるということで盛んに言われておりますけれども、PCR検査というのは彦根では行われてないですかね。どこら辺でやるんですか。 350 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 351 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   これは、現在は保健所を介して県の衛生科学センターの方で行っていただいています。 352 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 353 ◯委員伊藤容子さん)   では、彦根で怪しいと思われた方は、かかりつけ医から、ホームページでもあるように、保健所とか帰国者・接触者相談センターとかに問い合わせをして、それに準じて行動するということで、特に市立病院の方に行かれている方はいらっしゃらないですか。 354 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 355 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   当院は保健所の方から連絡があった患者さんは、まず当院で検査をして、それで、PCRまでした方がいいと医師が判断した場合には保健所を介してPCRへ回すということになります。 356 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 357 ◯委員伊藤容子さん)   これから本当にどういうふうになっていくかわからない状況でございますので、ぜひ、また皆様、よろしくお願いいたします。  PCR、新型コロナウイルス対策の予算ですけれども、今回、この予算には全く入っていないかと思うんですけれども、今後、予定としては各事業部それぞれ、新型コロナ対策の予算というのは上げる予定があるのでしょうか、新型コロナ対策とかで今後の費用とかは。 358 ◯委員長野村博雄君)   予算の話は別にして、今後の対応を何か考えていらっしゃるかという、こういう捉え方でよろしいですか。    (発言する者あり)  何かございましたら。  病院事業管理者。 359 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   病院に関して、経済的な資源といいますか、当院ではPCRは行いませんけれども、それにかわります、迅速に対応できる別のそういう微生物の検出キットを使って検査を行います。それでひっかかった場合にはPCRには回さなくていいわけですけれども。  ただ、この検査は、現在、診療報酬では点数が低くて、ほぼ全額、病院負担、病院の持ち出しということになっています。これに関しては市からの補助が実施できるように要望しているところでございます。 360 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 361 ◯委員伊藤容子さん)   早期発見がすごく大切だと聞きますので、ぜひ、市の方の予算もよろしくお願いいたします。  コロナについてはこのくらいで、あと、今回、各事業、予算書を見ますと、皆さんそれぞれの事業に委託事業というのがたくさんあるんですけれども、委託をする基準はどのようにそれぞれ考えていらっしゃるのか、各事業部で一つの目安をお答えいただけるものならお答えいただきたいと思います。 362 ◯委員長野村博雄君)   できたらもう少し具体的に挙げていただいた方が答弁しやすいかと思います。  伊藤委員。 363 ◯委員伊藤容子さん)   例えば、小さいといいますか、ことしの新規事業でいいますと家庭教育支援事業、これが教育委員会の方で地域の方々、あと、OBの先生の方々で不登校の子に家庭訪問をするということで新しく事業が上げられておりますけれども、本来はスクールソーシャルワーカーとかスクールカウンセラーとかいろいろいらっしゃいますけれども、そういう専門家の方が対応をされるものを地域の方にこういう形で事業として担っていただくという、その専門性のところをどういうふうに考えていらっしゃるのか、ちょっと伺いたいと思います。 364 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課主幹。 365 ◯生涯学習課主幹(矢田充宏君)   家庭教育支援事業につきましては、福祉・教育について専門的な知見をお持ちのスーパーバイザーの方の指導・助言により実施をしていきます。そのスーパーバイザーを中心にして、各小学校家庭教育支援地域協議会に委託をさせていただいております。  以上です。 366 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 367 ◯委員伊藤容子さん)   スーパーバイザーの専門家による指導・助言のもとということですみ分けができているということは確認できましたけれども、いわゆる地域に学校運営協議会とか、学校でいいますとそういう地域の活動、ボランティア団体というのがあるのですけれども、有償ボランティアといいますか、そういう区分け、有償の方と無償の方というのも学校運営協議会の中にもいらっしゃるかと思うんですけれども、そこの区分けはどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。 368 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課主幹。 369 ◯生涯学習課主幹(矢田充宏君)   本事業につきましては、県の規定によりまして報償費として1時間当たりの金額が定まっておりますので、それに基づいてお支払いする形になります。  以上でございます。 370 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 371 ◯委員伊藤容子さん)   ということは、学校運営協議会のメンバーの皆さんは、1時間当たり、県に定められた所定の金額でやっていらっしゃると考えてよろしいのでしょうか。それとも学校運営協議会の一部の方を支払う対象として選んでいらっしゃるんですか。 372 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課主幹。 373 ◯生涯学習課主幹(矢田充宏君)   学校運営協議会とただいまの各小学校家庭教育支援協議会は別組織でありまして、学校運営協議会については市の方で独自に報償費をお支払いしております。  以上でございます。 374 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 375 ◯委員伊藤容子さん)   では、学校運営協議会はまた別の名目でお支払いはされていて、また、そのメンバーとは全然別の方が家庭教育支援員さんとして、今度、着任の予定ということでしょうか。 376 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課主幹。 377 ◯生涯学習課主幹(矢田充宏君)   おっしゃるとおり、別の方でございます。  以上です。 378 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 379 ◯委員伊藤容子さん)   わかりました。今回、これに関してはスーパーバイザーという専門家の知見のもとで動かれる方という形で確認ができました。  地域のことは地域でと、地域の方にそれを頼むというところ、逆に、不登校とかそういうケースの場合、必ずしも近い関係の人がいいとは限らないとも思っておりますので、家庭支援員さんは皆さん、より専門性が高く、適正な方、資格を持った方とかにされることを希望します。
     あと、今のように支援事業、これは事業ですけれども、委託とか、例えば教育でいいますと、社会に開かれた教育課程推進委託料とか212万円とありますけれども、これはどういう団体さんに委託されているのでしょうか。 380 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 381 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   すみません、反問権ではございませんけれども、次年度の事業について説明さしあげてよろしいですか。 382 ◯委員長野村博雄君)   ここはちょっと予算になりますので、そういう意味で、違う質問をお願いいたします。  伊藤委員。 383 ◯委員伊藤容子さん)   わかりました。  では、今度は地域子育て支援事業で、地域子育て支援拠点事業委託料という形とかで計上されていますけれども、これも、今年やってないんですかね。こういう委託事業というのをどういう業者さんにどういう選考のもとでされているのか、なぜ市が直接しないのかというところとかをお伺いしたいと思っているんですけれども。 384 ◯委員長野村博雄君)   それでは、市が直接やらずに委託をされている意味合い、意義とか、お答えできるところがありましたら答えてください。  子ども・若者課長。 385 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   拠点につきましてはビバシティ彦根の方なんかで展開している事業になりますが、こちらについてはNPOのぽぽハウスさんの方へ委託をさせていただいていますけれども、専門の職員等が必要になりますので、そういう観点から、それらの事業を担っていただける業者様の方へ委託に出させていただいているところでございます。 386 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 387 ◯委員伊藤容子さん)   ありがとうございます。  あと、家庭教育推進委託料というのもあるんですけれども、これはどちらに。 388 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 389 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   こちらにつきましては、通称すくすく教室・のびのび教室と申し上げるもので、地区公民館を会場とさせていただいておりますので、多いのが、地元の婦人団体さんの集まり、地元の子育てサークルさんのようなところへ委託をさせていただいているのがほとんどでございます。 390 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 391 ◯委員伊藤容子さん)   ありがとうございます。  あと、ひとづくり・地域づくり事業委託料についてはどちらが。 392 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 393 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   今の事業につきましては彦根市の社会福祉協議会の方へ委託をさせていただいております。 394 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 395 ◯委員伊藤容子さん)   この委託をするしないというのはどういう基準で、彦根市が直接やるやらないという、頼む、委託をする、自分でやる、どういう基準で考えていらっしゃるのでしょうか。 396 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 397 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   今のひとづくり・地域づくり事業につきましては社協さんの方へ委託を申し上げているところでございますけれども、社協さんの方ではいろんな事業で地元の方へお入りをいただいております。その事業の絡みで、この事業としては子どもの居場所づくりを担っていただけるような人を探していただきたいというのも事業の一つの目的でございますので、日ごろから、より地元に入っていただけている社協さんを活用してと言うとちょっと言葉はおかしいですけれども、社協さんの活動で地域に入られるときに、こういう事業を担っていただける方を探していただけないかというのと合わせて、より効率的に事業を展開するという目的で委託をさせていただいているものでございます。 398 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 399 ◯委員伊藤容子さん)   社協さんに市のいろんな部が委託をされております。社協さんの職員も限りがあります。社協さんに事業をどんどん委託されているように見えるのですけれども、社協さんの職員のマンパワー的に、今、市では職員の働き方改革を進めておりますけれども、社協さんの働き方改革も気にされて事業委託をされているんでしょうか。それとも、職員の働く時間を考慮した金額で算出をされているのでしょうか。例えば先ほどの事業で委託したときに。 400 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 401 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   先ほどのひとづくり・地域づくり事業の予算計上等につきましては、一旦は私どもで仕様書を作成させていただいて、それに基づいて社協さんの方から見積もりをいただいて、そこで詰めをして最終的に予算計上をしておりますので、強制的に私どもの方から何人でこの事業を展開せよという押しつけというか、そういう形でなく、協議のもとで予算計上させていただいておりますので、社協さんの働き方改革等を阻害するような委託形態にはなっておらないと考えております。 402 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 403 ◯委員伊藤容子さん)   本当にさまざまなセクションが社協さんに委託をされております。ここの委員会だけではないところでも社協さんに委託をされている事業がたくさんあります。そう考えたときに、社協さんが見積書を出してくるからといった意味で、やっぱり市の一部の業務、本来、市がやるべきことを社協さんに委託をしているわけなので、そこでの職員の働き方というのも市の公務員の職員の方々の働き方に準じてしっかりと働き方改革、労働時間帯も勘案をしなくてはいけないと思います。なので、委託をするとき、委託料を払えば済むのではなく、そこの先の働き方、あとは、そこで事業をどういうふうに具体的に、今まで頼んだものに対しても実際にアウトプット、成果があるのかというところ、成果の評価の仕方、そこの部分もちょっと教えていただきたいと思います。 404 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 405 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   事業につきましては、毎月、月報をいただいております。中身としましては、それぞれの情報収集を何件しましたとか地元の方へ何件行きました、市民啓発を何件しましたということを毎月いただいているのと、年度末にはトータルをした年間の実績をいただいて、その数字を私どもは前年度の数字等と比べて評価をさせていただいているところでございますけれども、こちらについては、どの項目についても、年々、数字を上げていただいておりますので、しっかりと委託事業を実施していただいているという評価をさせていただいているところでございます。 406 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 407 ◯委員伊藤容子さん)   その評価の仕方もですけれども、これは社協さんに限らず全ての委託先がさまざま、教育は教育でいろんなところに委託されていると思うんですけれども、何件訪問者があったとか、何件行ったとか、非常に頑張っていただいていることはそれで示すことはできると思うんですけれども、結果、求めているのはどれだけ頑張ったかというよりも、どういう成果が具体的にあったかと。例えばこのひとづくり、地域づくりだったら、そこで何人の新しいプレーヤーが生まれたかとか、結局そこが目的なので、全ての委託先、子ども・若者課に限らずなんですけれども、高齢者の福祉もそうです、教育の方もそうです。委託先というのは、何件、人が来たとか何件行ったとかだけではなくて、本来の目的に対しての評価、そこをきっちりとしていただいて、また次年度、どういうふうにするかとか、委託先も一つに限らないと思うので、さまざまな民間で頑張っている企業さん、NPOで頑張っている方たちもいらっしゃいますので、毎年、決まったところに当たり前のようにではなく、実際にどれだけ評価が具体的に出たか、何件、何人来たかではないところでの本来の目的の評価をしていただいて、新たにこれからもまた取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 408 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありますか。  角井委員。 409 ◯委員角井英明君)   教育委員会にお尋ねします。  履修というか、教えられなかった単元は春休み前とか夏休みにやるという答弁だったと思うんですけれども、算数とか、だんだん積み上げていく学習は一つが抜けたら後の理解もなかなか困難になると思うんですけれども、そこら辺の対応をどうしようとされているのかなというのと、保護者も心配されていると思うので、まだ先の見通しはなかなかつかないと思いますけれども、積み残ったところはまたこういう形でちゃんとやるとか、そういう通知をどうしようとされているのか、お聞かせください。 410 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 411 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問について答弁さしあげます。  まず、未履修の内容については把握しておりますということは先ほどもお伝えさせていただいたとおりでございます。  この内容については、当然、例えば3年生の算数が未履修であれば、するのでしたら4年生のどこかのところでさせていただくということで、文部科学省から例として挙がっておりますのは、年度当初にまずその学習内容をして、当該学年の内容を進めるという方法も一つでございますし、算数の場合はスパイラルで教えている、同じような内容を少し発展させて教えるということもございますので、例えば3年生の内容でしたら4年生のよく似た内容のところで丁寧に教えるということも例としては示していただいております。ただ、どちらの方法が保護者が安心されるのかというのも踏まえて、本市としてどうやっていくのかということは検討してまいりたいと思います。  また、委員おっしゃるように、保護者の方がご心配であるということで、何らかの形でお伝えしなければならないとは思っております。その方法につきましても、ホームページでお知らせさせていただくのか、何らかの形で示させていただきたいと思いますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 412 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 413 ◯委員角井英明君)   わかりました。  続いてなんですけど、未履修の単元は家庭学習には出さないということを言われていたと思うんですけれども、聞いた話では、2年生なら、分数のプリントがあって全然わからないとか、4年生で「垂直と並行は」というプリントがあって、何か自分で立体をつくって、それを見ながらプリントに答えていくという、それが全然わからなくて、親も巻き込んで、でも、なかなか理解できないと、そういう話も聞いたのですけれども、やっていない単元の家庭学習はさせないという原則が守られているのかどうかお聞きしたい。 414 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 415 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ちょっと私の説明の仕方がまずかったかなと思いますけれども、今回の課題の中で未履修の内容は出さないということは言っていないと私は思っていたのですけれども、それは出ていると思います。ただし、それを家庭学習だけで修了させることはないと。だから、家庭学習でしたから履修したことにはしないということをお伝えしたかったということでございます。 416 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 417 ◯委員角井英明君)   わかりました。今回の混乱というか、そういうので勉強嫌いの子どもたちが出ないように、よろしくお願いしたいと思います。  次、今度は先生方の勤務の状態を知りたいなと思うんです。何か1週間分の家庭学習のプリントを家のポストへ入れて、また受け取って、それを採点してということもやっておられると聞きました。学期末ですから指導要録とか通知表ももちろん、どうやって親に渡されるのかちょっとわからないですけれども、そういうのも早く提出しろみたいなことも言われているという話も聞きましたし、この事態がいつまで続くかわかりませんし、学校の先生には余力というか、余裕というか、またちゃんとしてもらいたいので、今の勤務の状況、ふだんは大変忙しいと聞いているんですけど、そこら辺をお聞かせください。 418 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 419 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   いろいろご心配をかけまして大変申しわけございません。先生方の部分ですけれども、ただ、課題の出し方につきましては各学校で工夫してしておりますので、ポストインをされているところもございますし、基本はホームページ等でお知らせする、ただ、当然、全ての方がそれを見られるわけではないので、その方については、臨時休業が始まった3日間で、ご連絡いただいたら別の方法でお知らせするということもお伝えしておりますので、何らかの方法ではきちっとお伝えしている状態だと思います。  ただ、どうしても課題がなくなったとかいうようなお声も聞きますので、そういう追加の課題をポストインしていたりとか、また、先ほど堀口委員への答弁でもさせていただきましたように、いろんなサイトの方を紹介させていただいたりとかいうこともしております。  先生方には、こういう時期ですので、当然、成績の方は、今、一定学習が終わった段階をまとめて3学期の方も、また、年度末の方もつけていただかなければなりませんので、それについては修了した内容でつけるということになっておりますから、指導要録は早目に作成して、来年度もどうなるかわからないということもございますので、来年度の準備を丁寧にできるようにということは伝えております。  また、学校の預かり等のこともございまして、少し早目から来ていただく方も出てきます。それについては割り振り変更を積極的に活用していただいてということも校長には指導もしておりますので、そういうところから、確かにふだんと違うことをしていただくというところでは先生方に負担をおかけしているのは事実ではございますけれども、労働環境という部分ではしっかり対応してまいるように指導もしておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。 420 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 421 ◯委員角井英明君)   わかりました。  次です。中学校は卒業式が終わったんですけれども、あと、小学校とか幼稚園、保育園はこれからだと思うのですが、卒業式のときに、一生の思い出ということでみんなが集まって写真を撮ろうと思っているのに、集団になるのでそれはちょっと遠慮してくれという話があるとお聞きしているんですけれども、休業とか休園とか、そういう大きな原則が決まっているので、あと、それ以外というか、細かいと言ったら語弊があるかもわからないのですが、それは各校とか各園の自主判断に任せるという対応はできないのかなと思うんですけれども、そこら辺はどうなのでしょうか。 422 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 423 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   学校について答弁さしあげます。  まず、卒業式の実施に当たりましては、何点かの感染拡大防止の注意点の方を示させていただいておりまして、その中には一定の距離をとるとか、その当日は子どもは必ずマスクをするということを委員会の方で決めさせていただいております。  小学校の写真を撮る撮らないというのは小学校の校長会で統一して取り組もうと決められたことですので、委員会としては、大枠はしっかり決めさせていただいて、その中で、やっぱり一番いけないことは感染が拡大することでございますので、そういうリスクを十分に考えた上で各学校で取り組んでいただきたいということで指示を出しているところでございます。 424 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 425 ◯幼児課長北村慎弥君)   幼稚園・保育園につきましても同様でございまして、ただ、公立の幼稚園・保育園について、市としてこういうふうにやりましょうという大枠を決めさせていただきました。民間園に関しましては、公立はこのようにしますのでご参考にしてくださいとは示しておりますが、今回の写真撮影とかそういったところにつきましては各園の判断と考えておりますので、そこまでこちらが規制するような内容とはなっておりません。 426 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 427 ◯委員角井英明君)   わかりました。  次です。堀口委員もおっしゃったんですが、栄養を学校給食でとっているという、そういう話を僕も聞いています。困難を抱えている子どもたちの対応をどうするか、プライバシーとかいろいろあって難しいとは思うんですけど、本来、学校がそういうことも把握して、今回のことだったらどうするかとか、保護者も含めて相談して対応するのが望ましいのかなと思うんです。さっき、虐待を疑われる子どもたちの家には家庭訪問をしているという答弁があったと思うんですけど、そこら辺の把握はどうなっているのかなということをお聞きします。 428 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 429 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問ですけれども、やはり子どもたちの命にかかわることで今回の臨時休業があったということですけれども、ただ、それ以外のところで子どもたちの命が脅かされるのはよくないということで、虐待のおそれのあるところについては、やっぱり実際に子どもたちと会って確認をしていかなければならないというのは指示しております。  ただ、それ以外の子どもたちにつきましては、むやみやたらに学校の教員が全ての家庭に家庭訪問に行くというのは、逆に、もし罹患していればというリスクを考えますと、やっぱりそこまではしてはいけないだろうと思いまして、そのように指示は出させてもらっておりますけれども、ただ、電話等で本人の様子であるとか、当然、学習状況も含めてですけれども、確認するようには指示を出しております。 430 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 431 ◯委員角井英明君)   ありがとうございます。  次です。地域全体で子どもの成長を支えるためという目的で地域学校協働本部事業というのを中学校区でやられているみたいなんですけど、ちょっとイメージが浮かばないので、その具体例というか、どんなことをやっているのか、そして、そこの中心になるのは、学校とか、どこが中心にこういうことをやっているのかを教えてください。 432 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課主幹。 433 ◯生涯学習課主幹(矢田充宏君)   地域学校協働本部事業は、地域と学校がパートナーとして連携・協働して行う地域学校協働活動でございます。  具体的には登下校の安全見守り、あるいは家庭科におけるミシン学習の補助、あるいは花壇づくり等、地域の方が学校と連携、協働してさまざまな活動を行っていただいています。その中心となるのは地域コーディネーターとおっしゃる方で、学校と地域のかけ橋としてさまざまな活動の連絡調整等をしていただいています。 434 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 435 ◯委員角井英明君)   コーディネーターと言われたんですけれども、それはどういう方で、誰がそれを任命するというか、そこら辺はどんなふうになっているんでしょうか。 436 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課主幹。 437 ◯生涯学習課主幹(矢田充宏君)   この事業は各中学校と若葉小学校の学校支援地域協議会に委託をして行っております。協議会の会長は校長であります。その協議会の方でふさわしい方を選任していただいております。  以上です。 438 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 439 ◯委員角井英明君)   わかりました。この間、稲枝北小学校の130周年に行かせてもらったんですが、そのときに言っておられたのは、校歌は130年前にできたんですけれども、その地域の人が詩をつくったと、そんな話をしておられて、だから、本当に地域で学校を支えるというか、つくるというか、そういう意識があって、多分、今もあると思うので、今でもどこの地域でもそういう熱心に応援している方がおられると思うので、この事業、よろしくお願いしたいと思います。  次です。新市民体育センターの有効活用ということでeスポーツはどうかというのを個人質問で森田議員、また、この委員会でも赤井委員が9月か12月に言っておられたと思うんですけれども、2019年、去年の茨城国体で文化プログラムとしてeスポーツ選手権が行われたということだそうです。  香川県で、子どもたちがゲームをやり過ぎないように1日1時間にしたらとかいう条例ができたみたいで、それで、朝日新聞が何回か特集をしていたと思うんですけど、ゲームを通して不登校だった青年が周りの人とつながることができたとか、その当事者、eスポーツのチャンピオン、あと、教育学者とかが発言していました。  eスポーツというのは、スポーツと呼ぶよりeゲームと呼んだ方がわかりやすい。それも、読んで、「あ、そっちの方がわかりやすいな」と僕は思ったんですけれども、教育委員会の今の時点でのeスポーツについての認識をお聞かせください。 440 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課主幹。 441 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)   eスポーツについてですが、今定例会の中でもご答弁させていただきましたように、来年度につきましてはスポーツ部の方で所管させていただくことになっています。  委員お尋ねのように、今は国体において文化プログラムの中でeスポーツの取り組みを始められているということがございまして、今後は、そういう世界的な動きとか国内的な動きもございますので、そういうのを注視しながら、新しいスポーツ部の中で取り組みをさせていただきたいと考えております。 442 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 443 ◯委員角井英明君)   了解しました。  次です。歯周病等の早期発見ということで歯科検査をするということですが、ことしは256人を目標というか、目安にしているということですけれども、2年前は400人で、去年が240人、ことしが256人となっています。歯は健康のためにとても大切なものなのでもっと広げてほしいなとは思うんですけど、市民への周知はどのようにされているのかということをお聞きします。 444 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 445 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   周知につきましては広報でさせていただいております。 446 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 447 ◯委員角井英明君)   去年は240人で、目安として目標ですか、どれぐらいの利用者があったのかをお聞きします。 448 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 449 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   平成30年度の実績ですけれども、受診者は253人でした。受診率としましては5.8%で予想よりも多く受診をしていただきました。
    450 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 451 ◯委員角井英明君)   検査を受けて、歯が相当傷んでいるとかいうことがわかって、受診しなさいとか、次どうすればいいとか、そういう指示も出るんでしょうか。 452 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 453 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   健診は委託をして実施させていただいていまして、歯科医院で健診をしていただいていますので、そこで診た先生から指導をしていただいています。  以上です。 454 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 455 ◯委員角井英明君)   その検査と治療とは直接結びつかない、検査をしたらその人が治療を続けるというか、始めるということではないというか。 456 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 457 ◯健康推進課長棚瀬惠理子さん)   検査をして、その同じ日に治療をするということはできないですけれども、治療のきっかけにはなります。そこで予約をとっていただいて治療していただくということになります。 458 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 459 ◯委員角井英明君)   わかりました。  最後ですけれども、12月のこの委員会で、政府が公立・公的病院の再編統合を進めようとしているけれど、このことについての見解をお聞きしたら、少子化で仕方のない流れだという意味の答弁があったと思うんですけど、少子化には、いろんな自治体が少子化にならないような対策をいろいろやっていると思うんです。今回の新型コロナウイルスの発生でわかったのは、再編統合ではなく、地域住民がいつでもどこでも必要な医療を受けられるという地域医療の実現だというふうに思うんですけど、それと、彦根市民病院だけがよかったらいいのと違って、湖北でも名前が挙がっていますし、もっと広く、湖東とか湖北、地域全部で地域の方が安心して受けられる、そういうふうにやっていかないといけないのですから、彦根市立病院がどういうふうにそこら辺を考えるか聞きたいです。 460 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 461 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   地域医療構想は、2025年に必要な病床数に向かって、高度急性期、急性期、回復期、療養型、慢性期ですね、これを集約化していくという大きな流れであります。  これはもう県の方でその方針というものは決められていますので、では、いかにそれを地域で整えていくかということになるわけでして、その中で、この地域は、高度急性期はそうではないんですけれども、急性期が過剰であるということも考えて、当院で地域包括ケア病棟を導入したと。これは回復期として扱われますので、その分、急性期を減らしたということになるわけですね。ただ、まだそれでも急性期が多いということもございますし、当院は急性期から撤退することはないわけですけれども、やはり地域医療構想というものを考えながら病床の方を考えていかなければいけないと考えています。 462 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありますか。  赤井委員。 463 ◯委員(赤井康彦君)   それでは、大きく2点、質問したいと思います。  一つ目は確認でございます。  新型コロナウイルスの感染症の拡大防止のために市有施設が臨時休館されています。その中で、基本的には3月31日までされているかなと思うんですが、学校の体育館と運動場は24日までだというところでございます。それについて、なぜなのかということだけ、ちょっとお聞かせ願えればなと思います。 464 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課長。 465 ◯保健体育課長(山内徹好君)   学校開放として使用していただいています小・中学校の体育館の閉館についてでございますが、学校の臨時休業日が3月24日までということを受けて、現状で申しますと3月25日から部活動は再開できるという考えのもと、学校の体育館の利用に合わせて、学校の体育施設に関しましてもその日から再開をするという考え方で25日からとさせていただいております。 466 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 467 ◯委員(赤井康彦君)   考えさえ聞かせていただければそれで結構でございます。  2点目の質問をしたいと思いますが、せんだって各学区の体育振興会の会長会議がございました。その中で、働き方改革のために教職員の方々の体育振興会の事業の出席要請というものを控えてくれというお話が出てきておりました。簡単に申し上げますと、例えば各学区の体育振興会でされている事業というのは市民運動会等がございます。その市民運動会等に、例えば校長先生とか教頭先生が来賓としてとか、挨拶に来ていただくことを控えてくれという旨のお話が出てまいりました。  まず最初に、この中で、これは各学区の体育振興会に要請されたことでございますけれども、例えば青少年育成協議会とかも各学区でございます。そういったところにもそういったお話が行っているということでよろしいでしょうかね。 468 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 469 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   お待たせしましてすみません。青少年育成協議会の方につきましては、私どもの方からご遠慮くださいというお声がけはさせていただいていません。 470 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 471 ◯委員(赤井康彦君)   そこら辺も、正直なところ、いきなり整合性がとれていないと私は思うわけでございます。だからといってやれという話ではなくて、先ほども協働本部の話もございましたし、コミュニティスクールだって予算をつけている中で、地域と学校というものが協働というか、連携していくものであろうという中で、校長の出席を控えてくれということはいかがなことかなというふうに思うんです。そのあたり、今後どうしていかれるか、ちょっと1回、見解だけをお聞かせ願いたいなと思います。 472 ◯委員長野村博雄君)   保健体育課長。 473 ◯保健体育課長(山内徹好君)   先日、学区体育振興会連絡協議会の中で、赤井委員がおっしゃるように、働き方改革を推進する中で、学区体育振興会の皆様に、学校の出務について軽減できるものがあればお考えいただきたいという趣旨でお話をさせていただきました。  このことにつきまして、まず、その話をさせていただいた経緯として、働き方改革の会議の中で、校長会、教頭会より、市教委が共催、後援している事業を含めて各種団体からの夜や休業日の出務依頼が多いという声がありまして、その中で、各種団体様から要請していただいているものの中で、例えば形骸化しているものがあったり、あるいは出務日数だけではなく、例えば1日の出務を半日にしていただくなど、少しでも軽減できるものがあればご検討いただきたいという考えを示させていただいたものでございます。  委員ご指摘のとおり、学校と各団体、さまざまなものがありますけれども、そことの連携は非常に大事なものであると、それは考えておりますので、また、各学校の状況も違うと思われます。例えば学区体育振興会の中でも、年間で数日だけの出務であったり、あるいは多いところであると10日前後のところもございますので、それはまた各学校の体育振興会の中で、今申しましたように形骸化しているものがもしあれば、あるいは日数もしくは時間の中で軽減していただけるものがあれば、一度、お考えいただきたいと考えているものでございます。 474 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 475 ◯委員(赤井康彦君)   よくわかりました。基本的には各学区で考えていけばいいかなと思いますし、そうであるならば、今の趣旨からいえば、先ほど申し上げましたとおり、青少年育成協議会等も同じような考えで行動していかなければならないのではないかなと思うところで、まず整合性がないということを指摘させていただきましたけれども、そういったことを含めて、やっぱり地域と学校のあり方というものをもう少し考えれば、もっと深い議論ができたのではないかなと思いますので、ぜひ、これから検討していただければと思います。  以上です。 476 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありませんか。  小川委員。 477 ◯委員(小川吉則君)   1点だけお伺いいたします。  学校が、今、休業中ということで、それの影響についてですが、特に特別支援学級の生徒さん、発達障害等々の障害者の方々は特別な変化とかそういうものになかなかなじめない、混乱するということもありますが、今、学童とかはされているかと思うんですけれども、自宅でいらっしゃる方もいるかもしれません。そういう方々への影響が何か出ているか、それを把握されているか。もし何か相談とか影響が出ていた場合、それへの対応はどのようにされていますでしょうか。よろしくお願いいたします。 478 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 479 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   ただいまのご質問について答弁さしあげます。  学校預かりをさせていただく際には、特別支援学級のお子さんにつきましては全学年対象とさせていただいておりまして、これは小学校、中学校ともに全学年でございます。その後の放課後デイケアとのつなぎであるとか、そういうのも含めて丁寧に対応させていただいているつもりでございます。  その影響ですけれども、特にこういうことで困ったという報告はいただいておりませんので、しっかり対応いただいているものと判断しております。 480 ◯委員長野村博雄君)   小川委員。 481 ◯委員(小川吉則君)   そうしますと、例えば通常の児童さんですと授業はしない、家庭学習の延長だということですけれども、特別支援学級の方々への対応というのは休業前と休業後で、基本的には先生の対応の仕方は同じということでしょうか。 482 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 483 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   説明が不十分で大変申しわけございません。  特別支援学級のお子さんにつきましては、申し出がありましたら全ての学年、学校での預かりを行いますと。それについては、例えばデイケアが午後すぐにできないのであれば3時ごろまでとか、そういうのについては対応させていただきますということをさせていただいております。当然、ご家庭の方で過ごしているお子さんもたくさんおられますので、そこではご家庭の方で丁寧に対応いただいているものと考えております。 484 ◯委員長野村博雄君)   小川委員。 485 ◯委員(小川吉則君)   今のところ困ったこととかそういうことがないということで一安心いたしましたので、ありがとうございました。  以上です。 486 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はよろしいですか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 487 ◯委員長野村博雄君)   それでは、これにて一般質問を終了いたします。  暫時休憩いたします。                                 午後2時07分休憩                                 午後2時10分再開 488 ◯委員長野村博雄君)   休憩前に引き続きまして、会議を再開いたします。  学力向上に係る市への提言につきまして、皆さんにお諮りをさせていただきたいと存じます。  皆さんのお手元の方には案を配らせていただきまして、赤井副委員長、また、全く荒唐無稽なご提案になってもいけませんので、現場のことも踏まえてということになりますので、執行部の方とも協議をさせていただいて、このような形でおまとめをさせていただきました。  私の方で読ませていただきます。  本市の将来を担う子どもたちが基礎・基本の学力を身に着けられるよう取り組むことは、当市議会議会報告会の参加者数からもわかるように、お子様がいらっしゃる市民のみならず多くの市民の関心事であり、本市にとって大変重要な課題であると言える。  当市議会福祉病院教育常任委員会では、本年度、学力向上を所管事務調査事項として、秋田県横手市への先進地行政視察、小・中学校の現地調査、市民の皆様からの意見聴取を行う議会報告会を開催した。  この調査結果に基づき、彦根市議会基本条例第2条および第13条の規定により下記のとおり提言する。  一つ、『読み解く力の育成』など、市内全ての小・中学校の教員で取り組める、よりわかりやすい統一課題を設定し、PDCAサイクルの徹底を図る。  二つ、教育委員会事務局の指導担当者の充実とともに、OJTの一層の充実による教員の指導力の向上を図る。  三つ、家庭学習の充実を図る。以上。  ということでまとめさせていただきました。  特にご意見がございましたら、挙手の上、お願いいたしたいと思います。  馬場委員。 489 ◯委員馬場和子さん)   ありがとうございます。  せんだっての協議会のときに皆さんで協議して、最後、委員長にまとめていただくということでご尽力いただきましてありがとうございました。  この中で1点だけなんですけど、内容的には十分に吟味していただいたので結構かと思うんですけど、すみません、「学力を身に着ける」のつけるは付属の付の方ではないかと。今ちょっとグーグルで調べますと、着というのは装飾品や衣類を身にまとうという意味だそうですので、どちらかというと付属の付の方がと思いますので、1点だけ、お願いします。 490 ◯委員長野村博雄君)   その辺はまた確認をして訂正させていただきたいと存じます。  ほかにございますか。  伊藤委員。 491 ◯委員伊藤容子さん)   まとめていただきまして、委員長、ありがとうございます。  3番目ですけれども、「家庭学習の充実を図る」という文言で、いわゆる自由学習ノートというのを提出されるときに、「この2ページを埋めてこい」というのですごく戸惑っているお子さんや親御さんが多いと。委員長も一般質問されておりましたけれども、そういう意味では、「家庭学習の充実を図る」というと「家庭が頑張るところ」とも読めてしまうので、学校の先生が家庭学習の仕方、自由ノートというんですか、家庭学習ノートって全校でやられていますけれども、その書き方とか、まず、それを学校で身につけた上で自分の好きなテーマをやってほしいというところがあるので、ただ「この2ページを自分の家庭学習でやってきなさい」というところで、今、非常に戸惑われている現状を考えますと、この文言だけだと、今までどおりに家庭で頑張りなさいねという、いわゆる学校の先生が頑張るところではなくて、3番は、そのまま学校はスルーでいけるといいますか、「家庭で頑張ってね。ガッテン!!プリントもあるし、家庭で自由ノートも書いてね」と読めてしまうので、ちょっとここで学校がここにかかわるような文言を、どんな文言がいいのかな、何かどうでしょうか。 492 ◯委員長野村博雄君)   ありがとうございます。  この点につきましては、当然、市への提言ということですので、市に家庭学習が充実できるように取り組むようにということですので、今おっしゃったように、ただ単に「埋めてこい」だけではなくて、もっと丁寧な指導も含めてということになりますので。  あとは、自主的な学習ということと同時に、この間の議会報告会では、自主的な学習だけでは個人差が生まれるので宿題をもっといっぱい出してほしいという保護者もおられたり、ちょっとその辺でいろんな意見が分かれますので、全ての意味を含めて、家庭学習の充実が図れるように丁寧な指導をしてほしいということでありますので、今おっしゃったことは文言にするとなかなか難しくなりますので、口頭でまた私の方から市の方にお伝えさせていただきたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。  ほかにございますか。  堀口委員。 493 ◯委員堀口達也君)   まず、ちょっと最初にですけれども、この政策提言というのは、まだあくまで案という形ですか。まだ変更等というのはきくんですかね。 494 ◯委員長野村博雄君)   一応、案でございますので、どうしてもということであればあれですが、日程的なこともあって、一応、この間の協議会で皆さんのご意見も頂戴して、私の方にご一任いただくということで、その意見等も踏まえての案となっておりますので、そこを踏まえていろいろとご協議いただけるとありがたいと思います。  堀口委員。 495 ◯委員堀口達也君)   12月定例会の方でも、横手市の取り組みについて僕もちょっと質問させていただいたんですけれども、その中で、僕が1点ここはすばらしいなと思うところについて、郷土愛を育む教育というのを主に重視されていたと思うんですよね。彦根市としても郷土愛を育む教育について、今後、こういった提案をされるのであれば、ぜひそういった文言等もこの中に含めていただいて提案していただければありがたいなと思うんですけれども、お願いします。 496 ◯委員長野村博雄君)   ありがとうございます。  確かに横手市では郷土愛を育む取り組みを一生懸命されていましたけれども、政策提言で広がり過ぎるとまとまりがなくなりますので、おっしゃる意味はよくわかりますし、彦根市でもいろんな取り組みもされているようですので、今回は学力を向上させるための主な取り組みということでご理解いただいて、今の郷土愛の部分については今後また検討させていただくという、こんな感じでもよろしいですかね。できたらそういう方向でお願いしたいと思います。  あと、ほかにありませんか。  角井委員。 497 ◯委員角井英明君)   提言はこれでいいと思うんですが、この間のときに言えなかったので言っておきたいなと思っていたんですけど、ビバシティでカタリバをやったときに、小学校の30代の男の先生が家族を連れて来られていて、忙しいときにわざわざ、熱心な若い先生がいるのをとても心強く思ったんですけど、その人が言っておられたのは、学校にどんなことが必要かといったら、一番に、ゆとりとかが今なくて一番大事なものだと言っておられて、それと、子どもたちがいろんな体験をいっぱいすることによって自主的に学習に向かっていく、そういう力が生まれるということを言っておられて、別にここにそういうことは入れなくて結構ですけれども、ただ、そういうことを言っておられたということがあったということだけ報告させていただきます。 498 ◯委員長野村博雄君)   ありがとうございます。ちょっとこの間も申し上げましたように、議会報告会で、もっと補習授業みたいなのをしてほしいとかそういう話もあったんですが、それは、今の各委員のお話で、また現場の先生のご負担等もありますので、その辺も総合的に勘案しての今回の政策提言とさせていただいておりますので、ご承知おきいただきたいと思います。  あと、よろしいですか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 499 ◯委員長野村博雄君)   申しわけないですが、これで市の方への提言ということでさせていただきたいと思いますので、皆さんには1年間、いろいろとお力添えをいただきまして、お世話になりましてありがとうございました。この政策提言をまとめて、させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  これにて学力向上に係る市への提言の件を終了いたします。
     これにて本委員会の審査および調査を終了いたします。  なお、本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては委員長にご一任を賜りたいと存じますが、これにご異議はありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 500 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めまして、そのように取り計らいます。  以上で福祉病院教育常任委員会を閉じます。  皆様、どうもお世話になりました。お疲れさまでした。                                 午後2時21分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...