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令和2年 予算常任委員会 本文 開催日: 2020-03-10

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  1. 彦根市議会 2020-03-10
    令和2年 予算常任委員会 本文 開催日: 2020-03-10


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時29分開議 ◯委員長(上杉正敏君)   ただいまから予算常任委員会を開きます。  本日は、先日お諮りしましたように、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算、議案第3号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号令和2年度(2020年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第7号令和2年度(2020年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第9号令和2年度(2020年度)彦根市水道事業会計予算、議案第10号令和2年度(2020年度)彦根市下水道事業会計予算に対する審査をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  審査に入ります前に、本日の審査の方法についてお諮りします。  審査の方法については、最初に議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算のうち市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について質疑を行っていただき、次に、議案第3号議案第5号および議案第7号の令和2年度各特別会計当初予算に対する質疑を行っていただき、次に、議案第9号および議案第10号の令和2年度各事業会計当初予算に対する質疑を行っていただくこととして、以上3回に分けて審査願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長(上杉正敏君)   ご異議なしと認め、そのような方法で審査することに決しました。  委員各位におかれましては、9日に続き、会議規則第108条の「発言はすべて、簡明にするものとして、議題外にわたりまたはその範囲をこえてはならない」という規定を遵守していただきますようお願いしたいと思います。  また、執行部の方々も、質疑の内容をしっかり把握した上で、簡潔明瞭かつ的確な答弁に努められますようお願いします。  なお、必要に応じて、彦根市議会基本条例第10条第2項に規定する反問権を行使され、論点整理をしていただきますようお願いいたします。  それでは、最初に、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算のうち、市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について審査いたします。  ただいまから議案第2号の市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口委員。 3 ◯委員(谷口典隆君)   おはようございます。ちょっとお尋ねさせていただきたい。全体のことで1点、財政なのか教えていただきたいんですけれども、新年度から下水道も企業会計になって、病院もそうだったんですけれども、特別会計は受ける方も説明員がご出席いただいているんですが、企業会計については説明員がいなくて、こちらだけの説明になっているんですけれども、それは地方公営企業法とかで何か明確なルールがあるのか、ちょっとそれを教えていただきたいんです。うちだけがそういう基準にのっとってしているのかだけ、それをまずお聞かせいただきたいというのが1点。  それから、2点目、予算説明書の115ページのリサイクル活動推進事業奨励金についてでございます。これについてなんですが、この新型コロナに入る前から中国は完全に輸入をストップしていて、要するに古紙の業界というのは市況が非常に悪くて、中国がとめてしまえば全部がとまってしまうぐらいの勢いで、まだそこまでには至ってないらしいんですけれども、そんな状況でこれからますます古紙業界の市況が悪くなっていく中で、リサイクルが本当に回っていけるのかという懸念があります。業者さんも何かその辺の懸念をやっぱりお持ちだと思うんです。従来どおりのリサイクル奨励金でもっともっと、もうこれ以上取らないとか、また逆に、逆有償になったりということも今後考えられると思うんです。その辺の市況をにらんでの新年度の予算対応なのかということを、ご見解をお聞かせいただきたいと思います。  もう1点、花火フェスについてなんですが、これは主催団体というのはもう決まっているのかどうかというのをちょっと教えていただけませんか。  以上です。 4 ◯委員長(上杉正敏君)   財政課長。 5 ◯財政課長(北村典彦君)   おはようございます。まず最初に、下水道事業会計企業会計移行に伴いましてのご質問にお答えをさせていただきます。
     今回、企業会計に移行いたしましたことに伴いまして、水道とか病院と同じく、下水道に支払います、従来、繰出金という科目がございましたが、それを負担金という形で支払いするというように変わってございます。  したがいまして、従来、今年度まででございますと、下水道費の繰出金という科目で予算の方は計上させていただいておりました。来年度につきましては同じ下水道費、目は同じでございますが、節といたしましては負担金補助および交付金ということで、負担金というように変わってございます。これも地方公営企業法に伴います変更でございますので、このように予算措置をさせていただきました。 6 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長。 7 ◯生活環境課長(木村 徹君)   委員お尋ねのとおり、リサイクル活動推進事業奨励金につきましては、確かに厳しい状況にあるのは理解しております。ただ、リサイクルに取り組むということは必要なことだと認識しておりますので、可能な限り従来と同じような形で活動できるように、啓発なり、その辺に努めていきたいと考えております。 8 ◯委員長(上杉正敏君)   清掃センター所長。 9 ◯清掃センター所長(若林伊知郎君)   今の段階ではまだ有償でございますが、今後そういったことも考えられますので、リサイクルは当然進めていかなければならないという考えから、逆有償になった場合でも何らかの方向で取り組んでいきたいと考えております。 10 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 11 ◯観光企画課長(都築養子さん)   花火フェスの主催団体につきましては、実行委員会形式での主催ということになろうかと思います。 12 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 13 ◯委員(谷口典隆君)   1点目については理解しました。繰出金から負担金に変わったということで、それに伴って出席もないということで。勉強になりました。ありがとうございました。  2点目についてなんですけれども、生活環境課長ご答弁いただきましたように、啓発に努めていただくのはもちろんなんですけれども、ただ、啓発だけではやはりどうしようもない現状というのは、今所長お答えいただきましたような形で、やっぱり何らかの手を打っていかないとだめだと思うんです。現状の制度的には、これ業者さんにはゼロでしたっけ。回収においてお支払いいただいているんでしょうか。ちょっとそこについてもう一度お願いしたいと思いますし、市況をにらみながらの対応というのを、対応というとあれなんですけれども、やっぱりその現状を常々リサーチしていただくなり、ヒアリングしていただいて、リサイクルの循環が滞らないようにお取り組みをお願いしたいと思います。  花火フェスの方なんですけれども、実行委員会での主催ということで、それは間違いないというか、毎年のことなのかわかりませんけれども、今回、名称が変わりまして花火大会ではないということでございますけれども、実行委員会組織での開催ということでよろしいんですかね。  開催時期等もその実行委員会で決めていただくのか。要するに、私が常々、ご承知かもわかりませんけど、やはり誰が責任とってどこが「えいや」でやるのか、いつやるのかということも決めていただく、どこかがやっぱり責任、音頭をとってやっていく必要があると思いますし、彦根市が予算をつけたのであれば、「彦根市がやります、時期もこの時期に」ということもしっかりリードしていかないとだめなんじゃないかなと思うんです。その辺を、例えば観光協会さんにその判断を振るとかいうことではなくて、しっかりとうちが決めていくという姿勢で、予算をつけたのであればそういう取り組みをしていただきたいという思いもありますので、その辺の責任の所在というか、実施時期の決定等々についても、もう一度ご答弁いただけるとありがたいです。 14 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長。 15 ◯生活環境課長(木村 徹君)   今お尋ねの件でございますが、業者へは協力金として1回2,500円と、品目に応じて補助を行っております。新聞、段ボール類、雑誌類につきましてはキロ当たり1円、古着につきましてはキロ当たり5円、持ち込み古着につきましてはキロ当たり4円という補助をさせていただいています。  今後につきましては、必要に応じて業者から聞き取り等を行いまして対策を講じていきたいと考えております。 16 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 17 ◯観光企画課長(都築養子さん)   花火フェス実行委員会に関しましては、従来も実行委員会形式で行わせていただいて、それに補助をするという形でさせていただいております。  今の予算要求につきましても、まず、実行委員会の方で開催日時等を決定していただいて、市としてはそれを共催・後援という形になるかどうか、バックアップをしていくということで、市が日時を決めるということではございません。現在、イナズマロックフェス実行委員会の事務局の方が中心となって日時等の調整をしていただいております。実行委員会の中で開催日については決定していただく、市としては最大限バックアップをしていくというスタンスでございます。 18 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 19 ◯委員(谷口典隆君)   すみません、もう1回だけ。リサイクル活動推進事業奨励金なんですけれども、常に業者さんなりの状況とか市況であるというような機会というのは捉えておられるんですかね。今回このような形でどうなるかわかりませんけれども、中国の市場等々をにらみながら考えていく中で、年度途中であっても、例えば逆有償になるというような形であれば、そこの業者さんへの支払いというのは少し考えていただくなり、補正を打っていただく必要もあろうかと思います、リサイクル推進という立場で言うと。その辺も含めてヒアリングとか定期的なものはあるのかどうかというのを1点聞かせいただきたいと思います。  それから、花火の方なんですけど、実行委員会には彦根市も入っているんですよね。入ってないんですかね。入っているのであれば、後援とか協賛ではなくて、実行委員会の中で彦根市の立場としてやはり発言はしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 20 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長。 21 ◯生活環境課長(木村 徹君)   当然、業務をしている関係で随時お話をしているところではございますが、状況に応じて、改めて機会を設けて、今後必要ならば開いていきたいと考えております。 22 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 23 ◯観光企画課長(都築養子さん)   あと、実行委員会につきましては、今年度の実行委員会は現在はないということと、あと、この予算を認めていただいたら実行委員会組織が立ち上がるという認識でおります。  従来の実行委員会ですと、市も実行委員のメンバーに入っていたわけですけれども、新しく花火フェスのご提案をいただいている中では、市として必ずしも実行委員会メンバーに入ることを求められてはいない状況でございまして、現状としては後援になるのかなという感じでは考えておりますが、予算を認めていただいてから検討していくことになろうかと思います。 24 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 25 ◯委員(谷口典隆君)   花火について、毎年、組織、やり方が変わっているから、実行委員会に求められていないというのは、それはまだ実行委員会が立ち上がっていないからだけの話であって、毎年この時期に実行委員会が立ち上がっていないというのは、去年も同じようなご見解だったと思うんです。だから、結果的に、花火の予算をつけるつけないとか、花火をするしないまでも話が至らなかったということだと思うので、求められていないというのは、それは招集していないので、どこが主導者になるかわかりませんけれども、どこかが声を出して事務局をとられるところが招集されて「彦根市さんも入ってくださいね」という話になるのは当然なので、そういう言い方をされると、また事務局をつかさどるところ、招集をかけたところが責任をとって、そこが花火の日を決めるとか、開催の有無を決めるということになってしまって、結果的に責任を主たる団体に転嫁してしまうということになりかねてしまわないと。私はそういう懸念があるんです。だからこそ、実行委員会組織をしますと、その中に彦根市も入りますということを明言していただくことはできないんですか。 26 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 27 ◯観光企画課長(都築養子さん)   特に今年度ですと北びわ湖大花火大会ということで、一定要綱が、メンバーも含め、事務局を観光協会が担うといった決まりがあるわけですけれども、令和2年度につきましては、そういった縛りがないということが一つございます。それと、新しい花火大会というよりも花火フェスという新しい内容でのご提案をいただいたということもありまして、事務局も、また観光協会に必ずしも担っていただくということもない状況でございますので、現時点で市が実行委員会に入るということは、明言は難しいんですけれども、入る入らないにかかわらず、市として補助金をつけておりますので、開催に向けて全面的にバックアップしていくという姿勢は変わりません。  以上です。 28 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 29 ◯委員(谷口典隆君)   去年、その北びわ湖大花火大会の規約があるにもかかわらず、実行委員会を立ち上げることなく、相談することなく予算をつけられなかったんです。だからそれが問題になったわけですよね。なのに、「いや、それは北びわ湖花火大会はその規約があるから実行委員会はあるけれども」とおっしゃったけれども、1年前の議論を蒸し返すようで申しわけないですけれども、1年前はその実行委員会の規約があるにもかかわらず立ち上げられなかったんだから、ことしは、実行委員会がまだ立ち上がっていないのに予算を上げられたということですか。  では実行委員会、結局はそこが貧乏くじを引くと言うと言葉が悪いかもわかりませんけれども、いつまでも彦根市はそれを静観するんですか。予算がつけばとおっしゃいますけれども。こちらから協議をしていって、どこかに事務局を最終的にお願いしましょう、彦根市になるのか、観光協会になるのか、商工会議所になるのかわかりませんけれども、そういう話をされていかないと、いつまでたってもこの予算は認められないんじゃないんですかね。要するに、実行委員会はどこがなるかわかりません、彦根市はバックアップはしますよと、責任はとりません、開催日についても実行委員会が立ち上がるか立ち上がらないかわからない実行委員会に決めていただきますなのに、これだけの予算をお認めいただきたいというのは、ちょっと整合性がとれないのではないかなと思うんです。  だから、今決まっていない不確定なところは不確定かもわからないけれども、それでもこういう団体にお願いをしているとか、お願いをしたいというお話を聞かせていただかないと、では、何のためにこの予算上げたんですかという話になるし、結果的に彦根市が決めないと。市長初め副市長も皆、部長も課長も、開催日については責任とらないよと、実行委員会で決めてくださいよというような丸投げ、こんな時期に、花火大会どうするんやと、オリンピックもあって警備も大変だと。秋に移行されているところもある中で、うちは本当にどうするのというところを心配している市民の方は多いわけですよね、関係者も。だからそこのお答えに近いものを我々はお聞かせいただきたいと思うんです。ご理解いただいているかどうか、ちょっとわかりませんけれども、その辺は、誰が責任とるのかという意味で、開催日を決めるのか、やるのかやらないのか、いつの時期に開催するのかというのは、やっぱり一定、彦根市がリードとっていかないとだめではないかなと思うんですけれども、いかがですかね。 30 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 31 ◯観光企画課長(都築養子さん)   説明が不十分で申しわけございません。昨年度、花火の開催を実施した後も、実行委員会の主な団体とか地元の方々にお集まりいただきまして、市が主催しまして、今後の花火をどうするのかという検討の会議を進めてまいりました。  そこでは、警備の問題であったり、当然、令和2年度は県の補助金もございませんので、そういった課題を挙げて来年度どうするかという話を3回ほど検討会議を進めてまいりました。今までの実行委員会のメンバーの中では、課題は十分に認識をしたけれども、これといった解決策がなかなか見当たらない中で、これまでの実行委員会のメンバーでこれまでどおりのやり方では次年度は難しいだろうというのが大半のご意見でございました。  ただ、一方で、西川さんが市長と対談をさせていただきまして、地域貢献をしたいと、彦根の花火というものに対して何らかお手伝いをできることはないだろうかというお話をしていただいたことによりまして、関係者の方々とこういった課題があるという前提で継続をして協議をさせていただいていたところでございます。  そんな中で、イナズマロックフェス実行委員会の方々から花火フェスということでのご提案をいただきまして、実行委員会、その会議に出ていただいた皆様方からもご賛同をいただきましたので、今回、補助金の要求をさせていただいたという経緯がございます。  また、誰が事務局を担うのかというところも、これまで観光協会さんが事務局を担っていただいたというノウハウはあるわけですけれども、全く新しい花火フェスという内容のご提案をいただいたということもありますので、今年度は、イナズマロックフェス実行委員会の方で事務局を持っていただけないかという話はさせていただいておりまして、観光協会さんは実行委員会のメンバーとしてご協力をいただくというところまで話を進めている状況でございます。  また、開催日につきましては、当然、オリンピックということになりますと、警備の方も警察の方もなかなか難しいということはみんなの中で話をしておりましたので、オリンピック・パラリンピック開催を外した時期で、市の重立った観光行事と重ならない日程で現在調整をいただいているところです。  以上です。 32 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 33 ◯委員(谷口典隆君)   私の聞き方が悪かったのかもわからないけど、なぜ、そういうご見解を最初からいただけなかったのか、ちょっと不可解です。私も最初からそういうことをお聞きして、開催日も含めて主催者も含めてお聞きしていたのに、なぜそういう経緯を最後まで隠されていたのかがちょっとわかりません。  以上です。 34 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  北川委員。 35 ◯委員(北川元気君)   改めておはようございます。北川元気です。よろしくお願いします。  いろんなイベントを企画されていますけれども、きのう新型コロナウイルスの専門家会議があったその内容で、インフルエンザウイルスとは違って、暖かくなるとウイルスの活動が弱くなることではないと。数カ月あるいは半年、年をまたぐ可能性だってあるということがきのうの専門家会議で発表されて、今日政府がまとめて方針を出されるということなんですが、そうすると新年度のさまざまなイベントに影響してきますし、観光のまち彦根としても大打撃なのかなという心配をしています。  当然、今日の政府の発表とかいろいろ今後状況が変わるのでわかりませんけれども、新年度に当たって、イベントをその場その場で対応するのではなくて、事前にこういうケースになった場合はこのイベントはやろうとか延期しようとか、いろんな形を想定していただいているとは思うんですが、現在そういうお考えが、市長の方ででもいいんですけど、あるのかどうなのか、まずお聞かせください。 36 ◯委員長(上杉正敏君)   市長。 37 ◯市長(大久保 貴君)   お答え申し上げます。現在、私どもは、これまでもお話し申し上げてきたように、新型インフルエンザ等対策行動計画という、あらかじめ定めております指針に基づいて対応させていただいております。したがって、県内発生が継続していたりした場合には、もちろん中止をしていくということになります。  この行動計画に基づいて対応していくということでございますが、どのような状況になるのか、現在も日々変わってきておりますし、ここ1週間程度が本当の分かれ道だと思います。今おっしゃったように、国が出しております想定も、結局、これに感染する、罹患される方々の総数というのはあんまり変わらないけれども、早く山が来ないように先送りをするというだけの話ですので、この状態がどの程度継続するかということは考えながら対応しなくてはならないと思っています。  ただ、改善されたときには通常の経済活動に戻っていかなくてはなりませんので、そのためには予算をあらかじめ用意をさせていただいていきませんと、準備に時間もかかりますし、周知にも時間がかかりますので、その上で今ご提案をさせていただいている予算というのは必要なものでございますが、事態の進展に基づいて判断をしていきたいと思っております。  大きなものですと、それこそ助走に時間がかかりますので、一定時間で判断をしていかなくてはなりません。国のレベルではもちろんオリンピック・パラリンピックをどうするかということになってきます。そうしますと、それが後ろにずれていきますと、結局、我々にも影響が出てきますので、イベント事も決めていかなくてはならないと考えております。 38 ◯委員長(上杉正敏君)   北川委員。 39 ◯委員(北川元気君)   きめ細かな対応をお願いしたいんですが、さまざまなケースももちろん想定されるので、そのときそのときで延期するなり中止をするなりの判断であったり、あるいは逆に再開をするなり自粛を解くなりという判断も今は対策本部の方でいろいろと議論していただいていますけれども、各課のところまでそういった情報の共有であったりとか、判断をするまでに準備が当然必要になってきますので、その準備を各課でしていただけるような体制というのが、その判断の早さにつながってくるのかなと思うんですけれども、そういった指示とかは現時点でされているのか、これからされるのか、長期戦になればそういうことがすごく大事になってくると思うので、その辺のご見解をお願いします。 40 ◯委員長(上杉正敏君)   市長。 41 ◯市長(大久保 貴君)   現在もしておりますし、これからも定期的に集まって、情報共有しながら対応をしていきたいと思っています。 42 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  森田委員。 43 ◯委員(森田 充君)   改めまして、おはようございます。3点、ちょっとお聞きしたいと思います。  まず1点目が、主要事業の27ページの一番上、多文化共生社会推進事業のところです。そこの自動通訳機の導入ということで、そちらの方を少し詳しく内容を教えていただきたいなと思います。  それと、もう1点、主要事業の64ページです。農地防災ため池等整備事業、こちらの耐震調査(18ため池)と書かれていて、新規事業として上がっているんですけれども、彦根にはこのため池調査の事業、これで全部いけるのかというところ、どれだけあってこの18ため池をされるのかというところを少し教えていただきたいなと思います。  それと、主要事業の83ページ、交通安全推進事業というところで、真ん中のところです。こちらの方、少し事業内容を読ませていただいたんですけれども、再度ちょっと詳しいところを教えていただきたいなと思いますので、詳細を教えてください。  以上でございます。よろしくお願いします。 44 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 45 ◯人権政策課長(中村武浩君)   私どもから翻訳機の説明をさせていただきます。  来年度導入します翻訳機は、一応、現在考えているのはPOCKETALKを考えておりまして、理由としましては、対応言語が多いということ、そして、使用されている機数が多いということで、今、翻訳機につきましては、完全に全ての言語を翻訳することができませんが、ある程度Iの中で使われれば使うほど翻訳精度が増していくということもございますので、結果、そのことからも、多く使われているPOCKETALKを考えております。  あくまで試験的に入れるということで、現在考えておりますのは三階の窓口業務のところ、市民環境部でいきますと市民課と保険年金課と保険料課、総務部の部分でいきますと税務課と納税課、そちらでの導入をしていって、実際にどこまで翻訳ができるのかということを試験的に行いたいと考えております。  以上でございます。 46 ◯委員長(上杉正敏君)   農林水産課長。 47 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   彦根市で農業用ため池として今把握しておりますのは22ため池あります。  その22個のうち三つのため池につきましては、簡易解析によりまして、浸水想定区域内に家屋や公共施設がないということで三つが省かれております。  残りが19ため池になります。その19個のうち一つが掘り込み式といいまして、周りの地盤より下に貯水の部分があります。要は、地震とかで壁が壊れたりして水が漏れないような構造になっておりますので、その一つはこの防災重点のため池から外すという指針ができていますので、残りが18ため池となります。その18個を耐震調査をするという事業になっております。 48 ◯委員長(上杉正敏君)   交通対策課長。 49 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   私の方から交通安全推進事業についてご説明させていただきます。  この事業の具体的な中身としましては、小学校ですとか幼稚園、保育園といったところに、私ども担当職員と警察等が協力し合いながら出向きまして交通安全教室等を実施させていただくほか、自治会等から申請がありましたときに、飛び出し坊やとかストップマークを交付させていただくといった事業が含まれております。また、彦根交通安全協会などの交通安全関連団体への負担金も、この事業の中で負担しているところです。  以上です。 50 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 51 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。  二つ目のため池の方、防災のところを見ますと、熊本の震災であったり、過去にあった東日本の震災でもため池が決壊をして大きな二次災害になっているということなので、この18ため池をしっかりと整備していただいて、災害につながらないようなことでよろしくお願いいたします。  一つ目の自動通訳機のところで再質問させていただきたいんですけど、こちらの方はリースなのか買い取りなのかというところを教えていただきたいなと思います。  それと、交通安全推進事業のところなんですけれども、今年度の予算を見ますと、幼児・高齢者の交通安全教育等というのも上げられていたんですけども、費用が160万円ぐらい、少し削減されているかなと思うんですけど、こちらはどのようにお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。 52 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 53 ◯人権政策課長(中村武浩君)   おっしゃるように、リースと買い取りとございまして、こちらはWi-Fiで対応するということで、たしか買い取りだと思うんです。SIMを期間が来れば入れかえるという方法もあるんですれけれども、あくまでWi-Fi対応で行いたいと考えております。 54 ◯委員長(上杉正敏君)   交通対策課長。 55 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   交通安全推進事業なんですけれども、事業の内容としては、基本的に今年度と比べて変わるものとは考えておりません。幼児や高齢者宛ての交通安全教室も今年度と同じように積極的に開催してまいりたいと考えています。  予算として160万円ほど減っているというのは、主に、今年度までは臨時職員として1人雇用をして、交通安全教室の補助として業務いただいているんですけれども、この部分について、正規職員と警察の協力の中で来年度、同様の教室ができるという判断で、予算としては少なくなっているというものでございます。 56 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 57 ◯人権政策課長(中村武浩君)   はっきり言いませんで、すみませんでした。買い取りです。すみません。 58 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 59 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。交通安全のところは、幼児・高齢者の方の交通安全教育というところは絶対にしっかりとしていかないといけない部分であると思いますので、そちらの方はよろしくお願いします。  一つ目の自動通訳機のところ、先ほど買い取りということも言われていました。ここの多文化共生社会推進事業のところで、通訳の方もおられると書かれています。こちらの方の人件費が少し、昨年より150万円ぐらい上がっていると思うんです。自動通訳機を購入されるというのと関係性とか、何かその辺はございますでしょうか。よろしくお願いします。 60 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 61 ◯人権政策課長(中村武浩君)   通訳者の人件費が増えたのは、会計年度任用職員に移行するということで、その分で増えています。  今ここに書いておりますように、通訳者は英語が1人、ポルトガル語が2人、中国語1人ということで、実際に通訳の依頼に全て対応できているわけでございませんし、この通訳者もまた別途翻訳の業務を行っておりますので、全てが対応できるものではございません。簡単な窓口の対応につきましては、このPOCKETALKが使えたらその分通訳者の負担が減るということで、入れさせてもらおうと思っています。  ただ、このPOCKETALKが全てできるというものではございませんので、来年度初めにつきましては、いろいろ翻訳につきましても実際に翻訳できているかどうかというのを通訳者の方からも検証をお願いしたいと考えております。
    62 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 63 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。通訳機、試験的に取り組まれるということで、今後、サービスの拡充ということで考えていっていただければなと思います。  それと通訳者の方、翻訳業務をされているということで、必要ではあると思うんですけれども、自動通訳機が非常に使えるということで、今後、これに切り替わっていくのではなくて、その通訳者の方、やっぱり生身の人間の方とお話しするということで安心感とかも出てくると思いますので、そこはしっかりと、サービスを拡充するという視点で今後も充実の方をよろしくお願いします。  以上です。 64 ◯委員長(上杉正敏君)   長崎委員。 65 ◯委員(長崎任男君)   ちょっと関連なんですけれども、多文化共生推進経費のところなんですが、今、森田委員から通訳のことを言われましたけど、通訳の方の選考方法、どういうふうにしてこの方を選ばれたのかという選考方法をちょっと教えていただきたいなというのと、あと、勤務形態はフルタイムと思っておいてよろしいんでしょうかということをまず教えてもらいたいです。  あと、多言語版の広報、生活ガイドの発行と書いてあるんですけど、これの発行の方法、どのように発行されるのかということもひとつ詳しく教えてください。  あと、モニター会議の件ですけれども、これはまだ人数が当初予定された人数のところに到達していないのではないかということを仄聞するんですが、どのような国の方々を想定してこの会議を始めようと思われたのか、そのあたりも含めて、この3点をお願いします。 66 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 67 ◯人権政策課長(中村武浩君)   試験につきましては、まず、その言語をちゃんと翻訳できるかどうかということで、日本語からその方の母国語に翻訳をする、また母国語から日本語に翻訳するというのを試験しまして、その辺につきましては、市の職員でその言語、中国語、英語に精通している職員もおりますので、その職員にそれの点数をつけてもらっています。それと、ポルトガル語につきましては、別途CIRがおりますので、CIRの方がその分を採点しております。それに加えまして、私どもの方で面接を行いまして、面接評価をしまして、それの総合点の中で評価をさせていただいております。  それと、時間ですけれども、ここにあります英語とポルトガル語の職員についてはフルタイムでございます。中国語に関しましては、週2回の勤務ということでパートタイムになります。  それと、生活ガイドにつきましては、年1回、必要に応じてその部分を改正しまして発行させていただいて、配布をさせていただいています。特に転入される方につきましては、ワンセットいろいろと、ごみの出し方も含めて配布しておりますので、そういう中での活用をしております。  そして、モニター会議なんですけれども、来年度から約10名ということで募集をかけさせていただいて、当初、期間内に2名の方から応募がありました。選考規約の中で、応募期間中に応募がなかった場合には、こちらの方から関係団体等に声をかけて、人選をしていくということになります。それが現在のところ4名ほどになりまして、合計6名になります。  最初の2名につきましては既に評価をさせていただきまして、近々通知をさせていただく予定になっております。最終的には9名ほどの体制になればということで、今人選を各団体の方にお願いしていまして、その2名プラス団体からの推薦の方の部分を含めて、最終的には評価をしながら人選をしていきたいと考えております。 68 ◯委員長(上杉正敏君)   長崎委員。 69 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。1点目、2点目はわかりました。  モニター会議ですけれども、もともと10名ぐらいを予定されていたんですよね。それで、期間内に2名しか応募される方がなかったものですから、だから、協会とかに頼んで、誰か出してくれないかということを言われたのか。もとからそういうように、ある程度の協会の方から出してもらうことをあらかじめ想定されていたのか。また、今ちょっと私聞き漏らしたかもわからないんですけれども、どのような国の方を想定されていたかということを、僕その辺も聞き逃したかもわからないんですけれども、その辺も含めて、もう1回教えていただけますか。 70 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 71 ◯人権政策課長(中村武浩君)   1点目なんですけれども、確かに公募の中で、予定していた人数に足らないということも、もちろん想定していました。なぜかというと、今年度までは5名体制で始まった会議で、それを来年度10名、倍の人数にしていこうということですので、そこまで達しないという可能性もありました。先ほど言いました選考規定の中で、もし達しない場合にはこちらの方からそういう団体に呼びかけをして応募してもらうという方法も加えておりますので、あくまで想定としては、10名に達しないということも想定をしながらやっております。  それと、もう1点が、モニター会議ですので、いろんな方に来ていただきたいということで考えております。ですから、今の方が中国とチュニジア出身の方ですので、それ以外の、ベトナムであるとか、今来ておられる、できるだけ多くの国の方に参加していただきたいということでお願いしています。国際協会には呼びかけをしていないんですけれども、ほかにいろんな市民活動をされている団体がございますし、そういう団体も含めてお願いをしているところで、できるだけいろんな国の方に参加してもらいたいということで声かけをさせていただいております。 72 ◯委員長(上杉正敏君)   森野委員。 73 ◯委員(森野克彦君)   1点目ですけれども、予算書の241ページで主要事業の75ページ、道あかり事業で、小学校の通学路や集落と集落、駅・集落をつなぐ市道などで、夜間の利用者が多く暗い箇所に防犯灯を設置し、安全・安心な暮らしを確保するということで、今回つけていただいているこの予算で大体どれぐらいの防犯灯の設置が可能なのかということがまず1点。  そして、2点目に、予算書249ページ、主要事業78ページの交通安全施設整備事業と、あと通学路安全対策、これはあしたの所管になるかもしれないんですけども、予算額が減額されているように感じます。近年、高齢者の事故等や通学路の交通安全等の事故防止での対策が求められている中、この予算で必要な対策が十分可能かどうかというのをお伺いします。  そして3点目なんですけれども、予算書の259ページで主要事業82ページのJR稲枝駅周辺の整備事業についてですけれども、今回の稲枝駅周辺整備事業における最重要、メイン事業といいますか、その主たる事業内容についてお伺いいたします。 74 ◯委員長(上杉正敏君)   建設管理課長。 75 ◯建設管理課長(關谷真治君)   まず、1点目の道あかり事業についてお答えさせていただきます。  令和2年度の予算につきましては、約400メートルを見込んでおりまして、約20灯の設置を考えております。毎年度、次にどこの路線をやるかというところを選定しておりますので、路線ごとによりまして、地上に配線をする場合と、地下にしかできない場合ですとか、場所によって設置規模が変わってまいりますので、一概に1灯幾らという算定というのは難しいところでございますけれども、令和2年度につきましては、400メートルで20灯程度を見込んで予算計上させていただいているという状況です。 76 ◯委員長(上杉正敏君)   道路河川課長。 77 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほどのご質問にございます交通安全施設整備事業および通学路安全対策事業につきましてですが、令和元年度の予算から比べますと多少減額となっております。  これにつきましては、まず、交通安全施設整備事業につきましては、12月の補正予算で皆様に交差点の安全点検等の費用の増額をお認めいただいております。その分につきまして一部繰り越しをさせていただく予定をしておりますので、事業費といたしましては、令和元年度並みの事業費となっております。  また、通学路の安全点検につきましても、昨今の国の追加補正がございまして、これもまた2月補正で皆さんにご審議いただくことになるんですけれども、そちらの方で増額がありますので、それにつきましては、今、補正がつきます。これにつきましては繰り越しという形になりますので、事業費としては令和元年度の事業費とほぼ変わらない状況にあるということでございます。 78 ◯委員長(上杉正敏君)   市街地整備課長。 79 ◯市街地整備課長(松波昌治君)   JR稲枝駅周辺整備事業の主な事業でございますが、令和2年度におきましては、東西駅前広場内にあります駐車場の整備を進めていきたいと考えております。  また、稲枝駅西口へのアクセス道路であります稲枝西口停車場線におきまして、稲部遺跡保存に伴う芹橋彦富線の道路法線の変更によって路線を延長することとなりました区間の用地取得について進めてまいりたいと考えております。 80 ◯委員長(上杉正敏君)   森野委員。 81 ◯委員(森野克彦君)   1点目の道あかり事業で、今回、大体20個ぐらいの設置が可能というほどの予算がついているということなんですけれども、もちろん市内で点検をされた上で、設置が必要な箇所と、あと要望があっての箇所とを合わせると、大体今どれぐらいの総数、設置が必要な箇所があるのかなというのをまず1点お伺いいたします。  2点目の件については、今の答弁で結構です。  3点目に関しましても、西口のアクセス道路に関する予算が含まれているのかどうかというのをちょっとお伺いしたかったんですけれども、今の答弁していただいた内容に含まれていましたので、結構です。ありがとうございます。 82 ◯委員長(上杉正敏君)   建設管理課長。 83 ◯建設管理課長(關谷真治君)   この道あかり事業につきましては、地域からの要望に基づいて設置しておりまして、小学校・中学校の通学路や、集落と集落、自治会の中でつけるものについては、企画振興部のまちづくり推進室の方で自治会が設置されるものに補助をされます。  地域を離れて、全く自治会の範囲がはっきりしないというか、その間については、要望を上げていただければ市が直接設置するというものになっておりますので、全体のどこまで今必要なのかというところについては、こちらの方で把握はしておりませんけれども、地域の中で利用される中で必要なところは、要望が来た段階でどこを設置していくかということころを決めているという状況でございます。 84 ◯委員長(上杉正敏君)   森野委員。 85 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。駅と集落をつなぐというところで、1点、彦根駅の東口の前の道路なんですけれども、最近、交通量が増えまして、横断歩道も100メートルの間隔の中に4カ所で、信号等も設置されていなくて、夕方の時間は、電気はついているんですけれども、横断歩道を渡ろうとしている人がすごく見えづらくて、その時間に駅から降りてくる方であるとか、駅前の道路を通過される車とかも、ものすごく交通量が増えてきてはいるんです。この道あかり事業で、彦根駅の東口の横断歩道の明かりの暗さに対しての危険性とかは認識されてる部分はありますでしょうか。 86 ◯委員長(上杉正敏君)   建設管理課長。 87 ◯建設管理課長(關谷真治君)   駅東周辺につきましては、整備のときに、一定限必要な明るさについては照度を確認して設置されていると思いますけれども、現状、委員ご指摘のところがとれてるかどうかというのは把握はしておりませんので、また改めて、夜に確認はさせていただこうとは思っております。 88 ◯委員長(上杉正敏君)   森野委員。 89 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。私も住民の方からそういった要望を聞き入れて、実際現場の方へ夕方ちょっと見に行って、車でも何度も通らせていただいたんですけれども、やはり注意して、人がいるかどうかを確認しながら徐行で行きながらも、そのぐらいの時間になると非常に見えづらく、危険だなということと、あと、ちょうど暗くなる時間帯にすごく交通量と、あと横断歩道を行き来される方が多いなという印象を受けましたので、また一度検討いただきますようによろしくお願いいたします。  すみません、以上です。 90 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑ありませんか。  角井委員。 91 ◯委員(角井英明君)   主要事業の26ページなんですけど、市民人権啓発推進事業、昨年度から250万円増えています。事務職員が増えたからだと思うんですけど、この増やした理由を教えてください。  二つ目は、その下ですけど、企業内人権啓発推進事業です。その事業内容に、企業への啓発訪問、約250社とあるんですけど、これを、毎年実施、250社をちゃんと訪問しているのか教えてください。  三つ目なんですけど、主要事業の32ページ、ごみ減量・資源化推進事業についてです。簡易生ごみ処理普及委託費として上がってるんですけど、どういった団体を想定しているのか教えてください。 92 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 93 ◯人権政策課長(中村武浩君)   まず、1点目の市民人権啓発推進事業につきましては、会計年度職員の分もあるんですけれども、こちらの上から三つ目、「あなたと私のつどい」と、次の「差別をなくし人権を尊ぶ青年集会」、それと通信講座、この三つが教育委員会事務局からこちらの市長部局に事業自体が移行されましたので、その分の事業経費が増えております。  二つ目の企業内人権啓発推進事業ですけれども、こちらにつきましては、企業訪問を職員の方であったり、例えば商工会議所の団体等にもお願いしながら回っております。毎年訪問する企業と隔年で訪問する企業がございますので、総体的にはおおむね250社程度になりますけれども、その対象企業を回らせていただいております。 94 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長。 95 ◯生活環境課長(木村 徹君)   簡易生ごみ処理普及委託料について、どのような団体にというお話ですが、地域の環境に取り組んでいただいている団体、令和2年度の予算ですと、継続団体6団体、あと、新規で2団体を見込んでいるところでございます。 96 ◯委員長(上杉正敏君)   角井委員。 97 ◯委員(角井英明君)   一つ目なんですけど、ほかのところから三つの事業が入ってきたから事務職員が増えたということ、わかりました。この事業はいつから続いているのかということを教えてください。  それと、その下のもう一つの企業内のものも、いつごろからこの事業が行われているのか教えてください。  三つ目の生ごみのことなんですけど、ぼかしとかE菌とか何かそういうので生ごみの処理をやっているのかなと思うんですけど、すごくいいことをやっておられると思うんですけど、それをほかの市民へ何か周知をやっておられるのか教えてください。 98 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 99 ◯人権政策課長(中村武浩君)   一番目の質問ですけれども、もともと教育委員会がされていたので、いつからということまでは私どもの方では判断はしておりません。  二つ目の企業訪問ですけれども、こちらもちょっと正確ではございませんけれども、私が入庁したころ、前の農政課にいた平成3年当時は訪問がありましたので、おおむね27年以上前から実施していると思っております。 100 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長。 101 ◯生活環境課長(木村 徹君)   周知につきましては、機会を見つけてホームページ等で行っているところでございます。 102 ◯委員長(上杉正敏君)   角井委員。 103 ◯委員(角井英明君)   一つ目はわかりました。でも、ずっとやっていて、どういう成果があって、また、どういう課題があるのかというのを、それをどんなふうに把握しておられるのかなということをお聞きします。  二つ目ですけど、昨日も市が民業を圧迫しているという話も出ていたんですけど、これは違った意味で、本当は企業が、その自分の企業として人権に配慮した選考方法とか、そういうことをやって当然だと思うんですけど、そこら辺をどう考えておられるのか教えてください。  三つ目はよくわかりました。 104 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 105 ◯人権政策課長(中村武浩君)   こちらの事業につきましては、あくまで来年度から私どもの方が担当しますので、その評価というのは、今まで教育委員会の方でされていたということで、また、その辺の実績の引き継ぎを受けておりませんので、評価まではちょっとわかりかねます。  二つ目につきましては、企業訪問の中では、いろんな人権問題、最近起こっている人権問題につきましての啓発パンフレット等も含めてお渡ししています。そういう情報を提供しながら、やっぱり企業として自主的に人権問題に取り組んでもらうということでの啓発活動が主でございますので、大変意義のあることだと考えております。 106 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  小川委員。 107 ◯委員(小川隆史君)   質問をさせていただく前に、今の角井委員からの質問なんですけれども、所管が変わったからわからないということであれば、例えば教育委員会の方にあす聞いたとしても「所管が違う」という話になってしまうと思うんです。それで、そこはやっぱり受けるところであったとしても、先ほどのこの事業はいつからとかいうのは調べたらわかることだと思うので、しっかりとそれを、克明でなくてもいいから、今聞いておられることに対しては答えていただけるように、また後でも結構なので、そういうことをしていただきたいなと、委員長の方にはちょっとお願いしたいなと思います。 108 ◯委員長(上杉正敏君)   本来、今小川委員からのご指摘がありましたけれども、いつごろからというのは、厳密に言いますと、今日の審査にはちょっと離れるかなと思いますので、答えられる範囲であればしていただいたら結構ですけれども。その辺、角井委員の方も。予算の審議でありますので。  では、小川委員。 109 ◯委員(小川隆史君)   質問をさせていただきます。  私の方から、予算書の129ページ、主要事業の25ページ、戸籍住民基本台帳事務についてなんですけど、マイナンバーカードの今の発行状況と、それから、証明書の発行実績のうち、コンビニでの発行枚数と市民課等の窓口での発行枚数の割合を教えていただきたいと思います。  それから、二つ目でございますが、予算書の205ページ、主要事業の32ページのごみ減量・資源化推進事業についてですけれども、今年度に比べて事業の増減があるようでございますので、予算額の推移を示しながらその事業概要を教えていただきたいと思います。  それから最後、三つ目でございます。予算書の231ページ、主要事業の68ページ、商工会議所・商工会育成事業についてでございます。これについては、補助金とせずに交付金としている理由を、その手続の違いとかを加えて説明をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 110 ◯委員長(上杉正敏君)   市民課長。 111 ◯市民課長(速田智之君)   先ほどの小川委員からのご質問の1点目です。マイナンバーカードの現在の交付枚数でございますが、令和2年1月末現在で有効枚数が1万5,642枚となっております。  それと、証明書の関係でコンビニと支所・出張所および市民課の窓口で交付した枚数でございますが、これも令和2年の1月末現在でお答えさせていただきます。窓口では8万4,128枚、コンビニ交付は7,596枚でございます。  以上です。 112 ◯委員長(上杉正敏君)   ごみ減量・資源化推進室長。 113 ◯ごみ減量・資源化推進室長(木村 徹君)   お尋ねの廃棄物減量推進事業につきましては、一般廃棄物処理基本計画の着実な進捗を図るため、廃棄物減量等推進審議会等を開催し、実施施設の進行状況の年度評価を行ったり、また、ごみ減量や資源化の推進を目的として出前講座やイベント等での啓発活動を実施している事業でございます。  来年度の予算で増減がございますのは、まず、廃棄物減量等推進審議会の開催回数を、令和元年度は4回としておりましたが、令和2年度につきましては、一般廃棄物処理基本計画策定に伴う業務がございますので、7回とし、これで10万8,000円の増額、逆に減額となっておりますのは、燃やすごみ組成分析調査委託業務を、令和元年度は計上しておりましたが、令和2年度につきましては計上しておりませんので、ここで27万円のマイナスということでございます。トータルで28万2,000円のマイナスということでございます。 114 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 115 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   ただいまご質問いただきました商工会議所の、補助金とせず交付金とした理由ということにつきましてお答えいたします。  商工会議所にお願いしております事業がかなり多くございます。数多くの事業それぞれに対して補助金ということにいたしますと、事務的な作業も多くなります。また、もっと違うことで、やはり総枠で交付をさせていただいて、中で自由に活用していただきたいという思いから交付金にさせていただいたところです。 116 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 117 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  一番最初の住民基本台帳事務の関係ですけれども、まず、二つ、マイナンバーカードの取得が低い理由の分析をされていたら、それを教えていただきたいのと、コンビニ交付の発行がもう少し多くなるのかなと思っているんですけれども、この数字でいいと思っておられるのか、もう少し増やしていこうと思っておられるのか、その辺を教えていただきたいと思います。  それから、二つ目でございますが、組成の調査を計上されなかった理由と、私、常々思っているのが、環境を維持していったりというのは非常にお金がかかることだと思うんです。お金がかかるからやめということではなくて、お金がたとえかかったとしてもしっかりと取り組んでいかないといけないのかなと思ってるんですけれども、その中から、ごみの減量化というのはすごく大事で、その中で占める割合が一番多い生ごみの処理というのもすごく大事。だから、生ごみの対策に取り組んでおられる団体が減ってきているというのは、どういうように分析をされているのかというのを教えてもらいたいというのが二つ目。  それから、三つ目ですけれども、先ほどの商工会議所と商工会の育成事業について、幾つもたくさん事業があるから総枠として交付をしていくという話だったんですけれども、この事業の交付金ですけれども、これは商工会議所さんなり商工会さんなりがやっておられる多くの事業を展開しておられる、その全ての事業に対してのを交付金がここで支払われているのか、また、その中の特定の事業に関する支援なのかというのを教えていただけますでしょうか。 118 ◯委員長(上杉正敏君)   市民課長。 119 ◯市民課長(速田智之君)   まず、1点目のマイナンバーカードの交付率が伸びない分析といいますか、検証をしているのかということだと思うんですが、毎年少しずつの伸びではありますが、徐々に交付率は上がってきている状況でございます。
     現在、マイナンバーカードにつきましては、身分証明書であったりとか、あるいはコンビニ交付の際に利用したりとかすることができるわけなんですが、伸びない理由の一つとしては、今の状態ですと市民の方にとってはあったからといってあまり利便性を感じないところがあるのではないかなと分析しております。まさしくマイナンバー制度は国の制度でございますので、今後7月に予定されていますマイナポイントであるとか、あるいは、令和3年3月末から運用を一部開始していく保険証の利用であるとか、そういうマイナンバーカードの交付を伸ばしていこうという国の施策で、今後は、少しずつではありますが、交付率は上がっていくように考えているところではございます。  あと、2点目のコンビニ交付に関してでございますが、コンビニ交付につきましては、当初スタートしたときに証明書発行の8%というのを目標に立てておりまして、現在、ちょうどその8%を今年度中に達成する見込みではございます。ただ、簡単な証明、特に所得証明であったりとか、あるいは住民票の写しであったりとか印鑑証明などにつきましては、コンビニ交付の方が手数料も100円安く設定しておりますし、あるいは窓口の混雑を少しでも緩和するためにコンビニ交付を利用していただきたいと思っておりますので、その辺の主要な証明類につきましては、できるだけコンビニ交付の利用に市民のご協力を得ていきたい、交付率をもっと上げていきたいとは考えております。  以上でございます。 120 ◯委員長(上杉正敏君)   ごみ減量・資源化推進室長。 121 ◯ごみ減量・資源化推進室長(木村 徹君)   お尋ねのまず1点目の令和2年度で組成調査を実施しない理由でございますが、組成調査につきましては平成29年度から続けておりまして、3年続けたことによってある程度の傾向がわかってきたというところで、令和2年度は計上を見送ったということでございます。  取り組み団体が減っているのをどう分析しているかということにつきましては、なかなか取り組んでいただける団体も高齢化等で少なくなってきているという事実がございます。だからといって減量に取り組まないというわけではございませんので、現在、市としては、自治会長会議への資料提供による簡易生ごみ処理普及事業の案内や、イベントでのパネルや資料の展示、また、稲枝支所や鳥居本出張所およびグリーンピアひこねにおいて、生ごみ処理容器とそれに伴う材料等および事業内容の展示等の紹介も行っているところでございます。啓発を続けていくことで取り組んでいただける団体が少しでも増えるように積極的に今後取り組んでいきたいと考えております。 122 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 123 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   商工会議所および商工会への交付金でございますけれども、全ての事業に対してではございません。主に公益性の高い事業に対して交付しているということです。  それと、それぞれ稲枝商工会また商工会議所の方から、要求をされるときに、この事業に対して交付金をお願いしたいというようなものを毎年いただいております。例えば令和2年度で申し上げますと、商工会議所の方であれば、中小企業相談所、経営改善普及事業とか、また、あとジュニアIT教育、人材育成事業などがございますし、それから、あと稲枝商工会の方でも経営改善普及事業および、稲枝商工会の場合ですと、令和2年度が60周年ということになりますので、そういった記念事業に要求をされますので、そういったものに対して交付しているという状況です。 124 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 125 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  1点目、マイナンバーカードです。これ、先ほどコンビニ交付で目標値8%達成ですよということなんですけれども、この数値をもう少し上方で変更するという気持ちはおありなのか。課長言われたみたいに、窓口に来るお客様を少しでも減らすと窓口の混雑の緩和になりますし、お客様の方も300円が200円で取得できるということなので、すごくそれはいいことだと思うんです。だからその辺のところをちょっと教えていただきたい。  それから、まさにマイナンバーカードが普及しない、しないというよりも取得率が鈍化している部分というのは、私もそう思います。利便性がないから、「つくってもらえますか」というときに「つくってもらえるとこんなのとこんないいことがありますよ」というのがなかなか言えない。  それは市民課が発行業務だけを担当しておられるんですけれども、その中の空き容量を活用するというのは、また他部署、今日は所管が違うんですけれども、そことの関連がどんどん必要になってくる。それに対してもっと大きく進めていけと指示できるのは、この中でたった1人、市長だけだと思うんです。だから、市長がその辺の部分をしっかりと頭に置いて、指示を出していただくというのは必要なので、これは市長にもしっかりとお願いをしておきたい。要するに市民課が一生懸命頑張ってもできませんし、企画の方がしてくれしてくれと言っても、決めても実施はできないので、その辺をしっかりお願いしたいと思います。目標値だけちょっと教えてください。  それから、二つ目ですけれども、一生懸命ごみ減量化に積極的に取り組んでいくという気持ちはよくわかりました。大事なのは、それを啓発ができていないということではなくて、まだご存じのない方が多いのかなと思うので、できたら職員であるとか、そういう方が地域に出ていって自分の口で広げていくということも大事だと思います。それについては、積極的に取り組んでいただけるでしょうし、また期待をしておりますので、それはもうそれで結構です。  それから、3番目の商工会議所さん、それから商工会の育成事業についてですけれども、そういうふうに毎年要求をされているというのはわかりました。商工会議所さんは、商工業中心かなと思っていたんです。そういうことに積極的に取り組んでいかれたい、こんなのをしていきたい、商工関係のことを一生懸命やりたいと考えておられるので、それを支援していただくのは非常にありがたい。やっぱり観光については観光協会さんがあるので、商工に特化しろと言いませんけれども、やっぱりそれを主に支援をしていって、彦根の中がすごく元気になるように支援をしていっていただきたいなと、よろしくお願いします。 126 ◯委員長(上杉正敏君)   市民課長。 127 ◯市民課長(速田智之君)   コンビニ交付の目標値でございます。当初8%ということで設定させていただいて、今年度8%に到達するという状況になっています。来年度は、課内での目標ということで今考えておりますのは10%を目標に、来年度中の、令和2年度の目標値に設定しているところではございます。  以上です。 128 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 129 ◯委員(小川隆史君)   すみません。終わりだと言っていたけど、もう一つだけ教えていただきたいと思うんです。今、コンビニの発行が、私が思っている以上に伸びない一つの理由は、コンビニでの発行事務の操作がわからない人が多いので、ちょっと毛嫌いしている人もあるのかなと思っているんです。今コンビニに設置されている機械というのが窓口のところに置かれているんでしょうか。 130 ◯委員長(上杉正敏君)   市民課長。 131 ◯市民課長(速田智之君)   現在は窓口にコンビニ交付の端末は設置しておりません。 132 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 133 ◯委員(小川隆史君)   例えば窓口に実際に同じものを、コンビニにある端末機械をそのまま置いていると、1回発行してみるとどこでもできるという感覚になってくれるのかなと思うんですよ。だから、その辺の検討もしていただけると非常に効果的かなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 134 ◯委員長(上杉正敏君)   市民課長。 135 ◯市民課長(速田智之君)   今委員がおっしゃっていますとおりでございまして、実は県外の市・町でも市民課の窓口にコンビニ交付用のキオスク端末が置いてあって、そこで一旦練習していただいた上で、次からはお近くのコンビニで取得できるという、数が増えているという報告もありますので、今、ちょうど仮庁舎のアル・プラザには1階の方にキオスク端末がございますので、今後、その辺も検討してまいりたいとは考えております。 136 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 137 ◯委員(小川隆史君)   最後です。今の言葉を執行部というか、市長以下聞いていただいていると思いますので、積極的に取り組んでいただきますようよろしくお願いします。 138 ◯委員長(上杉正敏君)   暫時休憩します。                                 午前10時57分休憩                                 午前11時09分再開 139 ◯委員長(上杉正敏君)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑はありませんか。  獅山委員。 140 ◯委員(獅山向洋君)   それでは、これは予算書にはありません。なくなった事業について質問したいと思います。資料13、事業見直し一覧を見ていただきたいと思うんです。それの1ページに、まず、一つは市民環境部、3番、ここに緑のカーテンの栽培講習会およびコンテストを廃止すると書いてあるわけです。これはそれなりに結構応募者もあったりして、私も1回ぐらい応募したこともあるんですけれども、やはりこういう環境というものを非常に重視しておられるように市長おっしゃっているので、そういう意味で、なぜこういうものを廃止されるのかということ。  それと、今後、「学習会やイベント等の啓発活動を1市4町で共同して実施し」と書いてあるんですが、一体どんな内容で実施されるのか、それについて説明を聞きたいと思います。  それから、この2ページの方なんですが、これは産業部農林水産課の関係です。今まで農業体験推進事業ということで、特に、私は近所というか、かなり離れているんですが、松原の方で西中学校とか城北小学校が非常に熱心にやっておられました。また農業者の方も積極的に協力しておられたわけなんです。この収穫のときの収穫の体験というのは子どもたち、児童・生徒にとってもうれしいものでして、私もそれを見ながら、「ああ、この中から農業を志す人が出てきてくれればいいのにな」と常々思っていたわけですけれども、ここに書いていますような理由であっさりと打ち切りということになっているわけです。  それはかねてから予定していたみたいなことをおっしゃっているんですけど、こういう本当に子供たちにとって有益な体験であるのに、市の単独事業としてでもきっちりとやっていくということが非常に大切ではないかと思っているんですよ。あと今後の方針がいろいろ書いてあるんですけど、一体何をおやりになろうとしているのか、その点について説明していただきたいと思います。  それから、次は予算関係なんですが、主要事業の方で申し上げた方がわかりやすいのではないかと思うので、主要事業の79ページです。立花船町線街路事業、これはもう毎回出ているわけですけれども、いつも問題になっていますように、立花町街路部分に1軒、いつまでたっても残っている建物があるわけなので、これについて既にいろいろ今後の方針は言っておられるんですが、改めましてその方針をきちっとご説明願いたいと思います。  以上、とりあえず3点、お願いいたします。 141 ◯委員長(上杉正敏君)   市民環境部次長。 142 ◯市民環境部次長(中村武浩君)   すみません。生活環境課長が家庭の事情で今出ておりますので、補佐が間もなく参りますけれども、それまでの間、私の方でお答えさせていただきます。  まず、緑のカーテンなんですけれども、実際ゴーヤの栽培講座とかコンテストも開いていたんですけれども、他の団体等での開催もあるということで、一旦、湖東定住自立圏1市4町の取り組みとしては、そちらの方のほかの団体のそういう講座とかの支援をする中で進めていこうと考えておりました。  ただ、来年度につきましては、実は日立化成さんからその辺の肥料等のテストの提供があるということで、湖東定住自立圏の1市4町の部会の中で、そういう資材を寄附をいただいた中で事業を進めていくという形をとらせてもらうようにしております。  ですから、来年度につきましては、同じようにゴーヤ栽培の講座というのを開かせていただきますけれども、公費ではなしに寄附の資材を使っての講座というのは開かせていただきます。ただ、先ほど言いましたように、他の団体の講座もございますので、今後はそちらの方の支援をしていくという方向で今回事業見直しをしたということでございます。 143 ◯委員長(上杉正敏君)   農林水産課長。 144 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   事業見直しの農業体験推進事業でありますけれども、まず、大きな理由としましては、学校のカリキュラムの変更というのがありまして、先生方にこの農業体験に使ってもらう時間をつくり出すというのが非常に難しいというのをお聞きしました。今年度ずっと学校の先生とかと話し合いを何回か持たせてもらったんですけれども、それが一番大きな理由と、あと、今使っております畑の部分なんですけれども、学校からちょっと距離がありまして、その移動に対する負担と、あと、トイレの問題、その辺のことで非常に続けていくのが困難であると聞いております。  また、今後のこととしましては、学校の中に畑とかも持っておられるので、そちらの方に指導に来ていただきたいというのが学校の大きな希望でありました。ただ、地元の農家さんとしては今ある畑で実施したいということがありまして、来年度で見直すことにしたのが主な理由でございます。 145 ◯委員長(上杉正敏君)   道路河川課長。 146 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほどのご質問ございます立花船町線の未買収地についてですけれども、現在3件ございまして、2件につきましては前向きな方向で進んでおります。もう一つ、1件が交渉の方が難航しておりまして、この事業につきましては、当初、令和4年末を完成予定として進めておりますので、それから逆算いたしますと、未買収地の1軒のお宅につきましては法的な処置も考えていかなければならないかなと考えております。今回の予算の中でも、それにつきまして手続等を進めていくための調査費用を計上している状況でございます。 147 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 148 ◯委員(獅山向洋君)   まず最初のいわゆる緑のカーテンの件なんですが、他の団体もやっているとか、あるいは講座があるとか何かおっしゃったんですけどね。あるいはその他の団体に支援するとかとおっしゃったんですが、具体的に団体名なり、支援方法なりについては別に予算化も何もしてないのかどうかということです。名称と、それと、他の団体への何らかの補助なり、そういうものは来年度予算でやっているのかどうかということを確認しておきたいと思います。  それと、1市4町でやるという話なんですが、1市4町の方のいわゆる湖東定住自立圏の中では、そういう予算化はしてあるんでしょうか。私も不勉強で、そこまで見てなかったもので、それをお尋ねしておきたいと思います。  それと……。 149 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員、すみません。今の1問目については、まだ担当者が来られていないので、後でしていただければありがたいです。  獅山委員。 150 ◯委員(獅山向洋君)   では、2問目について。この体験推進事業ですけれども、何か学校のカリキュラムがどうのこうのとおっしゃったんですが、一体先生方はどんなふうに説明しておられたのか、それはぜひ聞いておきたいと思うんです。何も先生の問題ではなくて、これは農業者と子どもさんの問題なんですよ。そういう意味で、先生がカリキュラム上とおっしゃったのなら、それをちゃんと説明しておいてほしいですね。  それから、距離が遠いということは、確かに城北小学校で同じ松原の中であってもかなり遠いとは思うけれども、だからといって、そんなに遠いことないですよ。私の家から行くのはとんでもなく遠いんですけれどもね。僕は、西中学校からは遠いということは事実なんですけれども、城北小学校あたりはそんなに遠いと思いません。  それと、トイレの問題でしたら、それなら簡易のトイレでもそこへ持っていけば、それで済む話なのでね。それぐらいの予算化はできないんですかね。  それと、指導に来てほしいとおっしゃったというなら、それならそれで、そういう形ででも残すということはできないんですかね。その点、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。  それから、もう一つ、立花船町線の問題なんですけれども、法的措置も考えているとおっしゃったわけですが、それならそれで、今おっしゃったようにタイムリミットといいますか、令和4年中にやるなら、いつそういう強制的な手続にかからなければならないのか、その点についてお答えいただきたいのと、そういう手続に入るということを市長はきっちりと認識しておられるのか。これは最終的には市長の決裁が要りますので、そういう観点からお尋ねしておきたいと思います。 151 ◯委員長(上杉正敏君)   農林水産課長。 152 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   今、農業体験ですけれども、学校の先生としましては、今まで使っていた授業枠があるんですけど、その枠がつくり出せないということを先生方はおっしゃっています。農業体験という授業枠をつくり出すのが、カリキュラムの変更がありまして、できないというのが大きな問題だというように聞いております。  距離に関しては、確かにちょっと離れていまして、先生方が子どもたちが移動するときに交差点とかいろんなところに立ってもらいましての移動になっているんです。小学校の2年生に今体験をしてもらっているんですけれども、なかなか遠いというので問題になっていて、それを学校の中の農園の方で何とかしてほしい、そっちの方に指導に来てほしいとおっしゃっていたのが現状であります。  トイレに関しては、今、仮設は全く考えていなかったんですけれども、大きな理由としてはそういうところになるのと、先ほど、ほかにかわるようなという意見があったかと思うんですけど、一応、今、松原町の方で国の補助をもらってやってもらっております、多面的事業といって農地を守ってもらう事業があるんですけれども、その中で市も補助金を出しますので、やる方向で調整はしておられるんですけれども、ちょっとまだ、最終できるというところまでいっているかというのはまだ結論は聞いていないというのが現状であります。 153 ◯委員長(上杉正敏君)   道路河川課長。 154 ◯道路河川課長(木村康介君)   先ほどの立花船町線の法的な措置についてですが、令和4年完成を目指しておりまして、そこから逆算いたしますと、まず収用の申請等の手続で、実際に採決を得てという話になるので、大体1年ぐらいかかると聞いております。令和2年度からそれの準備として入っていこうと。ただ、交渉につきましては続けてまいりますので、交渉と並行してその調査の方も進めていくという形を考えております。 155 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長補佐。 156 ◯生活環境課長補佐(吉田 誠君)   先ほど獅山委員からご質問がありました環境保全活動におきまして、他の団体には具体的にどのような団体があるかというご質問かと思います。こちらなんですが、今、話としてありますのが滋賀県立大学であるとか市内大学のそういった環境に取り組まれている団体、サークルであるとか、あるいは圏域内の企業からこういったことをしたいけれどもというお話がありまして、今、具体的には決まっておりませんが、何かしら環境啓発ができないかということで協議を行っているところでございます。  それから、1市4町での予算化に関しまして、4町でもこの環境保全の啓発活動に関しまして負担金をお願いしておりますので、それぞれ1市4町で負担しているものでございます。  以上です。 157 ◯委員長(上杉正敏君)   市長。 158 ◯市長(大久保 貴君)   立花船町線の法的整理の件について認識しているのかというお尋ねでございますが、認識の上に進めていただいています。 159 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 160 ◯委員(獅山向洋君)   緑のカーテンのことについては、それなら、他の団体がやるならやるで、そこにきちっとこういうふうに補助金つけましたとか、そういうことを言うべきではないんですか。  それと、もう1点は、1市4町で負担金ということをおっしゃっているけど、こういう事業をやっているという、簡単に言えば、緑のカーテンの事業もその中に入っていますというお答えはできないんですか。  その2点について聞いておきたいんです。何だか、要するに面倒くさいでやめておくわというような感覚で私らは受けとめますのでね。「そうじゃない」と、「こういうすばらしい次のやり方があるから、これはやめるんです」と言うならわかるんですよ。その点について、もうちょっと明確に答えていただきたいと思います。  それから、先ほどの農業体験の問題なんですけれども、遠いからとかおっしゃるけれども、はっきり言って城北は近いし、西中学校はほとんど自転車通学しておられるんですよ。だから、遠いというのは全然理由にならないと私は思っています。  ですから、先生方はこういうことが一つでも、イベントというか行事が減れば楽になる。これは事実だと思うんですけれども、その重要性というものをきっちり考えて、やっぱり市の方も対応すべきじゃないでしょうか。  本当に農業関係の方々は後継者で困っておられましてね。だから、この農業者の方も一生懸命やっておられたわけなので、そういう農業者の気持ちというものと、やっぱり子どもたちが本当に楽しんでやっているということもよく考えてもらいたいと思います。  それから、立花船町線のことなんですけれども、例を申し上げれば、明石市の泉房穂市長が、道路がいつまでもちゃんと進まないからということで暴言を吐いたということで、一旦おやめになってまた当選されたわけですけれども、やっぱり市長の決断が非常に重要なんですよ。市長がやれと言えばそれでいいわけなのであって、そういう意味で認識だけじゃなくて決断としてね。簡単に言えば、担当者からは「これこれこういう土地収用法に基づく手続に入ってもよろしいか」というきちっとしたお伺いを立てて、それに対して市長が明確に「よろしい。やりなさい」というふうにしないと、いつまでたっても進まないんですよ。  ですから、そういう意味で、令和2年度にはやるとおっしゃっているわけですから、それならば、一刻も早くきちっと手続に入ると、これをちょっと確約していただきたいんですよ。いつまでたっても、あそこ、本当に道路の一部が細くなっていて危ない状況が続いていて、あんなこと、うっかり本当に交通事故でも起きたら、これは道路管理者としての責任があるんじゃないかと思います。その点について、市長、もう1回、明確にきちっと「決裁します」というお答えをいただきたいんです。 161 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長補佐。 162 ◯生活環境課長補佐(吉田 誠君)   緑のカーテンにつきましては、実際、緑のカーテン普及推進事業としては今年度をもって一旦廃止するわけですけれども、ただ、環境保全活動として広い意味の環境の中に低炭素社会の構築、緑のカーテンの推進も含んでおりまして、決して緑のカーテンをやめてしまうというわけではなく、例えば来年度以降も、予定ではありますけれども、ビバシティで大きな栽培講習会等は行われますので、そちらに1市4町で参画してやっていくとか、そういったことを考えておりますので、大きな意味での環境として、低炭素社会もあり、それ以外の環境問題もあり、そういったものを扱いながら1市4町でやっていきたいと考えております。 163 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員、2番目の件については、ご意見ですか。  獅山委員。 164 ◯委員(獅山向洋君)   意見というよりも、何だか先生方のおっしゃっていることをそのまま聞いているというようなことでは農業政策としてはだめだと私は思ってるのでね。そういう意味で、例えば、城北小学校が松原の中で距離的には何百メートルじゃありませんかとか、あるいは西中学校だったら自転車で行けるじゃないですかとか、そんなことをおっしゃったことはないんですか。要は、先生方がもうちょっとかなわないのでやめたいとおっしゃっているのをそのまま流用してというか、聞いてしまってやめておられるように思ったものですからね。その辺はいかがなんですか。 165 ◯委員長(上杉正敏君)   農林水産課長。 166 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   今の遠いと言っておられたのは、どちらかというと城北小学校の先生方が子どもには遠いと。西中学校の生徒さんに関しましては、自転車で現在も来てもらっておりますので。先生方が遠いと、学校の中のそういう畑とかの指導の方にお願いをしたいという意見をもらっていたというところでございます。  委員ご指摘のとおり、私も何回か参加させてもらいましたけれども、非常に子どもたちも喜んでいまして、重要な取り組みだとは感じております。それで、また学校側との調整で学校側等がまた再開とかいう話ができるのであれば再開したいと思っておりますけれども、今のところは地元の農業組合等の事業の方で乗りかえて何とかやっていきたいという方向で、市としてもその補助をしているというところでございます。 167 ◯委員長(上杉正敏君)   市長。 168 ◯市長(大久保 貴君)   先ほど来、道路河川課長がお答えしましたとおり、収用の手続に入るということで進めておりますので、よろしくお願いいたします。 169 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  北川委員。 170 ◯委員(北川元気君)   主要事業の27ページで、消費生活推進事業ですけれども、最近、消費者の相談というのが恐らく増えているんだろうと、悪質商法とか架空請求などの悩み、ご相談、苦情などの対応が増えているんだろうと思いますけれども、新年度、この体制にされた理由をまずお聞かせください。  あと、相談件数の状況についても、あわせてお願いします。  続いて、主要事業78ページ、バリアフリーの施設整備事業で、誰もが利用しやすい道路づくりを推進するため歩道等のバリアフリー化を図るということで150万円なんですけど、これはどういう内容なのか。視覚障害者用誘導ブロックの設置と修繕、それから歩道の整備工(段差解消)と書いていますけど。何がお聞きしたいかと言いますと、150万円しかついてないというふうに見えたんですけど、もう彦根市はバリアフリーがほぼ行き届いている感じなんですかということをお聞きしたいので、ちょっとその辺の内容をお願いします。  それから、3点目は82ページの一番下で、放置自転車対策事業ですけれども、彦根市には大学生もたくさんいまして、僕は大学生から「彦根市はチャリパクのまち彦根や」と言われたことがあるんですけど、よく自転車をパクられるそうです。最近、放置自転車の傾向が減ってきているのかなと思うんですが、その状況とか、新年度のこの予算執行のことについてお聞かせください。
    171 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長補佐。 172 ◯生活環境課長補佐(吉田 誠君)   消費生活推進事業に関しまして、市民の方から相談がある内容なんですけれども、北川委員おっしゃいましたとおり、架空請求であるとか、そういった葉書、あるいはインターネット上のトラブルの相談が多々入っております。日々多くの相談があるわけですけれども、現体制、相談員2名でそちらに対処できている状況と考えておりますので、来年度も引き続き2名体制でいきたいと思っております。  それから、相談件数に関しましては、ちょっと今手元に数字がすぐ出てきませんので、また後ほど答えさせていただきます。 173 ◯委員長(上杉正敏君)   道路河川課長。 174 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ご質問ございますバリアフリー施設整備事業についてですが、こちら上段、その一段上にございます交通安全施設整備事業とこのバリアフリー事業とあわせて事業の方を進めておりまして、交通安全施設整備事業につきましては、県からの交付金等をいただいてしている事業でございまして、単独費と交付金との分けということもあって分けている部分もございます。  バリアフリーにつきましては、現状の誘導ブロックであったり、そういうのが設置されている部分の修繕等を主にやっていっている状況でございまして、本市のバリアフリーにつきましては彦根市交通バリアフリー基本構想というものを持っておりまして、彦根駅周辺、南彦根駅周辺を重点地区として今進めております。  整備率といたしましては、彦根駅周辺で50%ぐらい、あと、南彦根駅周辺で80%弱というような進捗でございます。こちらにつきましては、大きな道路改良事業等にあわせてバリアフリー化していっている部分とか、バリアフリー化をするための道路事業等もございまして、そういった形でバリアフリーを進めさせていただいております。  今の150万円で十分やれるのかというお話ですけれども、こちらにつきましては、そういう誘導ブロック等に特化した部分だけの修繕等をやらせていただいておりまして、道路の全体の維持としましては道路維持の経費等もありますので、そういった中でさせていただいているという状況でございます。 175 ◯委員長(上杉正敏君)   交通対策課長。 176 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   放置自転車の対策事業に関してなんですけれども、放置自転車の対策につきましては、昨年度まではシルバー人材センターの方に啓発または撤去、移動などを委託していたんですけれども、取り組みが一定進みまして、年々、放置自転車については減少している状況でございます。  今年度につきましては、委託をやめて職員の直営による啓発、撤去という形をさせていただいておりまして、来年度についても同様の取り組み、放置自転車の減少を受けてそういう取り組みを続けていく予定にしているところでございます。  以上です。 177 ◯委員長(上杉正敏君)   北川委員。 178 ◯委員(北川元気君)   まず、1点目の消費生活推進事業の方ですけれども、この体制でいけると判断しているということですけれども、具体的に……。相談を受けたり、受けた相談に対して対応していくということについては、相談件数とか、この人員で対応するということはわかったんですが、未然防止に向けた取り組みについて新年度どのようにしていかれるのか、ちょっと詳しくお願いします。  それから、2点目のバリアフリーですけれども、やっぱり金額150万円で、計画に基づいてバリアフリーの整備をしていく上で、彦根駅周辺は50%ぐらい、南彦根駅周辺だと80%弱ということでしたけれども、これ、視覚障害の方とか、バリアフリーを必要とされている方にとっては早く整備していただきたいというところだと思うんです。そういった要望みたいなものがしっかりと届いているのかとか、受けた要望に対しての予算措置はされているのかというところについて、再度お聞かせください。  それから、放置自転車ですけれども、これ、あんまり中身のある答弁じゃなかったんですが、実際にこの放置自転車の対策の具体的な中身は新年度どうなんですか。 179 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長補佐。 180 ◯生活環境課長補佐(吉田 誠君)   消費生活相談に関する、そういった相談のトラブルの事前防止、未然防止に関しましてですけれども、現状としまして、相談員2名で日ごろの相談に対応する傍ら、時間を見つけまして、自治会であるとか、地域の老人会、そういったところへ出前講座に出かけて、そういったトラブル、オレオレ詐欺であるとか、そういった最近の傾向をお話しした上で、それらを防ぐためにどうすればいいかということをわかりやすく相談員が説明をしております。  以上です。 181 ◯委員長(上杉正敏君)   道路河川課長。 182 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほどのバリアフリー等に対する要望の対応についてですが、先ほどから言っています、このバリアフリー整備事業につきましても、維持・修繕の費用として使用させていただいておりますので、歩車道境界・誘導ブロックが剥がれているとか傷んでいるという連絡がございますと、こちらの費用で早急に直していくというような形で進めております。  先ほどバリアフリーの基本構想という計画のお話をさせてもらいましたが、こちらについては、例えば令和2年度予算で申しますと、小泉庄堺線であるとか、小泉城南小学校線であるとか、あと大東船町線であるとか、そういった大型の道路改良事業が、ここにつきましてもこのバリアフリーの特定経路の中の路線となっておりまして、こちらの道路改良を進めることで道路のバリアフリー化を図っていくという形で進めております。  地元等、先ほど申しましたように、歩車道境界ブロックであるとか誘導ブロックであるとか、そういったバリアフリーに対する要望につきましては、修繕等につきましてはこちらの方の費用で対応してまいりますし、大がかりな事業となってまいりますと道路維持の方で行ったりとかいう形で、極力、障害のある方等の通行に支障のないような形で進めているという状況でございます。 183 ◯委員長(上杉正敏君)   交通対策課長。 184 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   放置自転車対策事業の具体的な事業の内容につきましては、まず、既に彦根駅周辺、南彦根駅周辺、河瀬駅周辺には放置自転車禁止区域が設定されておりまして、この区域につきまして、月に1回、見回りをしまして、午前中に啓発を行い、午後にそのまま放置されているようであれば撤去を行うという取り組みを行います。  また、撤去したものは放置自転車置き場に移動しまして、お申し出があったものについて返還をするということになります。  また、この事業には直接含まれてはいないんですけれども、自転車駐車場の指定管理の中で、彦根駅周辺につきましては定期的に啓発を行っていただくということが含まれまして、あわせて放置自転車対策としているところでございます。  以上です。 185 ◯委員長(上杉正敏君)   生活環境課長補佐。 186 ◯生活環境課長補佐(吉田 誠君)   先ほど北川委員から質問がありました相談件数に関しましてですが、今年度は、本日時点で440件の相談を受け付けております。ちなみに、平成29年度が579件、平成30年度が715件ということで、件数としては若干減っている傾向にあるかと思います。  以上です。 187 ◯委員長(上杉正敏君)   北川委員。 188 ◯委員(北川元気君)   消費者相談のことですけれども、件数としては減ってきているということですし、啓発の内容としては自治会とかで出前講座という形でやっていただいているということでした。  以前にも提案したことがありますけれども、インターネットを使った、こういう悪質な詐欺とかも多くあるということですので、わざわざ自治会とかに出前講座で毎回口伝えでお話しされるのも結構なんですけれども、それを動画でも1本つくって、「彦根市民の皆さんへ」という形でYouTubeなんかにアップしておくと、「このリンクから見てくださいよ」ということであれば、さらに啓発の幅も増えると思いますし、有効に啓発の活動していただけると思いますので、これは要望で、そういったこともお考えくださいということで申し上げておきたいと思います。  それから、バリアフリーの件ですけれども、南彦根のあの周辺ですと、盲学校がありますし、よくお話も聞きます。「駅前で点字ブロックがちょっと傷んでたよ」とか、結構そういうお話を聞くので、予算150万円という、ちょっと少ないんじゃないかなと思いますけれども、しっかりとそういう要望に対しては取り組んでいただけるということで確認をしておきたいし、もしこの予算で足りなければ補正なんかもすぐに考えていただきたいとお願いします。  放置自転車については、大学生の目線からいうと、せっかくシティプロモーションで彦根市のいいところをみんなで見つけて盛り上げていこうみたいな活動する一方で、自転車が彦根城の堀に捨てられたりとか、すぐパクられたりとか、そういったことでちょっとイメージ悪いなということが、最近なんかですと、よくSNSなんかで一発上げたらすぐに広がってしまいますので、そういった若い人たちに向けての啓発という形もひとつちょっと考えていただきたいなと、これも要望としておきたいと思います。  以上です。ありがとうございます。 189 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  谷口委員。 190 ◯委員(谷口典隆君)   1点お願いします。予算説明書255ページのパーク・アンド・バスライドの社会実験なんですけれども、これ債務負担をとっているので、今回、新型コロナウイルスで中止になったのが、この春の事業の分の予算なのか、秋の分なのかちょっとわかりかねるんですけれども、この影響はないのか、また対応がということで、関係があれば教えていただきたいと思います。 191 ◯委員長(上杉正敏君)   都市計画課長。 192 ◯都市計画課長(古川雅之君)   今の谷口委員からのご質問についてお答えをさせていただきます。  おっしゃるとおり、春の実験につきましては債務負担をとって既にコンサルタントとも契約をして事業を進めておりました。そのような中で中止ということで決定をさせていただきましたので、今はその業務をどうするかということをコンサルタントと協議しております。春の実験の実費が不要になりますので、それをどういう形で今後進めていくかというのは、まだちょっと結論には至っていないんですけれども、コンサルタントと協議をしている最中でございます。 193 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 194 ◯委員(谷口典隆君)   そうすると、来年度の当初予算は、これは秋の分という認識でいいんでしょうか。 195 ◯委員長(上杉正敏君)   都市計画課長。 196 ◯都市計画課長(古川雅之君)   はい。春は中止となりましたので、秋の実験用になります。ただ、現在、昨年度から継続して業務をやっておりますので、それの春の時期は中止になりましたけれども、検討業務とか委託業務の最終整理というものがございますので、一部その辺も含めて執行していくということになります。 197 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 198 ◯委員(谷口典隆君)   新型コロナの影響で桜まつりもどうなるかわかりませんし、その集客がなかなか厳しいということで観光商工業に対する与える影響はかなり大きいと思います。例えばゴールデンウィークに時期をずらすなりということで対応を考えていただくことができるのか、そういった形で、もう本当にゴールデンウィークでも渋滞が起こって大変なぐらい活気を呈すればいいんですけれども、そこになったときにその肝心の、社会実験である以上は、やはり、お客さんが一定来られないと効果の測定ができないと思いますので、その辺の時期というのを見定めて、ゴールデンウィークというのも可能性としてはおありなのかどうかだけ、最後に。 199 ◯委員長(上杉正敏君)   都市計画課長。 200 ◯都市計画課長(古川雅之君)   パーク・アンド・バスライドの春の実験の中止につきましては、協議会もございまして、そちらでも議論をさせていただきました。時期についても、事務局としてもゴールデンウィークとか夏場にずらすということも選択肢として考えてはおったんですけれども、パーク・アンド・バスライドの性質的に一般車両をバスに乗りかえていただくと。通常の春の状況を見ますと、満車の状態でお客様を運んでいくというような状況を見ますと、今この新型コロナの状況からすると、5月の連休でもコロナの影響はまだまだ残っているだろうということで、やはりゴールデンウィークも今年は非常に難しいんじゃないかということで判断をいたしております。  秋も、先ほどもありましたけれども、どの辺の状況になるかということで実施を検討してまいりたいとは考えておりますので、今後のコロナウイルスの感染の状況によって判断をさせていただきたいなと考えております。 201 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  野村委員。 202 ◯委員(野村博雄君)   道あかり事業とか、交通安全対策事業、通学路安全対策事業には非常に深い思いを持っているんですが、ほかの委員も質問されましたし、またここは予算常任委員会の質疑ですので、具体的に必要な場所についていないとか、どうこういう話をし出しますと予算の可否にもかかわりますので、ほかの部分について質疑をさせていただきます。  冊子、主要事業の74ページ、湖東圏域観光レンタサイクル事業につきまして、私もこの間、6月定例会初め質問をさせていただいておりますけれども、この予算で十分な効果が見込めるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。  続きまして、同じく主要事業の81ページのところで、既存建築物耐震化促進事業につきましての補助金のところで、既存住宅耐震リフォーム補助金の「(耐震シェルター・防災ベッド)」と書いていただいているところです。これは補助金が適切に適応されているのかどうか、積算根拠が適切かどうかということで確認なんですが、補助金の支給要綱を見ておりますと、耐震シェルター等で定額で20万円、防災ベッドで補助対象経費の額で限度額が20万円となっております。これ、一般的に私ども素人が考えますと合わせて40万円かなと思うんですが、ちょっとこの確認をお願いしたいと思います。 203 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 204 ◯観光企画課長(都築養子さん)   湖東定住自立圏の関係のレンタサイクル事業につきましては、昨年度の上半期の実績と今年度の上半期の実績を比較しましたところ、おおよそ同じぐらいの実績がございました。これで十分か、十分な効果が見込めるのかということでございますと、日数を増やしたり、周知をしたりということで、どういった方法が一番効果的なのかというのはいろいろ検討したわけでございますけれども、このレンタサイクル事業に加えまして、広域で行っておりますレンタサイクルを含めたツアー、そういったものも来年度、いろんな体験も含め、マップで周遊してもらうサイクリングツアーの内容なども考えまして、トータルでレンタサイクルを借りていただいて圏域を回っていただくというような啓発に努める中で効果を十分に図っていきたい、ホームページ等でも周知をしていきたいと考えているところでございます。 205 ◯委員長(上杉正敏君)   建築指導課長。 206 ◯建築指導課長(青山雅英君)   耐震シェルター、防災ベッドの補助額ということなんですけど、耐震シェルターにつきましては、1件当たり20万円ということで要綱上定めさせていただいております。防災ベッドにつきましては、上限を10万円ということで設定させていただいております。  以上です。 207 ◯委員長(上杉正敏君)   建築指導課長。 208 ◯建築指導課長(青山雅英君)   すみません。予算額としましては合計、両方合わせて20万円という設定になっております。40万円ではございませんので、よろしくお願いします。 209 ◯委員長(上杉正敏君)   野村委員。 210 ◯委員(野村博雄君)   ちょっと私の方が十分理解できていなくて申しわけないんですが、「耐震シェルターが定額で20万円出ますよ」と書いていまして、防災ベッドの方も、限度額20万円ですけど、10万円ということなので30万円かなと思いましたが、その辺、適切な支出がされているということで大丈夫か、確認です、念のため。 211 ◯委員長(上杉正敏君)   建築指導課長。 212 ◯建築指導課長(青山雅英君)   申しわけございません。防災ベッドにつきましても、補助金の上限は20万円で設定しておりました。失礼しました。訂正させていただきます。    (発言する者あり) 213 ◯委員長(上杉正敏君)   建築指導課長。 214 ◯建築指導課長(青山雅英君)   たびたびすみません。予算額としては20万円で設定させてもらいましたので、どちらか1件しかこの場合はできないということになります。 215 ◯委員長(上杉正敏君)   暫時休憩します。                                 午後0時00分休憩                                 午後0時58分再開 216 ◯委員長(上杉正敏君)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  午前中の谷口委員からの質疑に対して補足の答弁がございますので、発言を許します。  生活環境課長補佐。 217 ◯生活環境課長補佐(吉田 誠君)   午前中の委員会で谷口委員からリサイクル推進事業に係る業者協力金のご質問がございまして、そちらの答弁としまして、古紙回収協力業者に対しまして、1回当たり2,500円、それから、新聞・雑誌・段ボールにつきましては1キロ当たり1円の協力金をお支払いしているとご説明させていただきましたが、今の二つの協力金のうち、新聞・雑誌・段ボール、キロ1円の協力金につきましては、こちらは、古紙の買い取り相場が四半期の平均でキロ6円を下回った場合にお支払いするものでございまして、これまで古紙相場価格が6円を上回っている状況でしたので、2,500円の方はお支払いしているんですが、キロ1円の方に関しては、お支払いはしておりません。  しかしながら、谷口委員からお話がありましたとおり、今、古紙の在庫が余っている状況で価格が下落しておりますので、この1月、2月、3月の四半期の古紙買い取り価格の平均値を見まして、6円を下回った場合にはお支払いすることになりますので、その辺は状況を見ながら対応していきたいと思っております。  以上です。 218 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員、よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。  獅山委員。 219 ◯委員(獅山向洋君)   今回は説明が最初になかったので、そういう意味で説明を求めることも幾つかあるので、その点、ご了解いただきたいと思います。そういう意味で、主として主要事業を中心にこの説明の内容について聞いていきたいと思うんです。  まず、69ページの工場等設置奨励事業なんですが、これについては、奨励金が12企業に出るということなので、大ざっぱで結構ですので、どんな企業がどういう工場の設置というか、簡単に言えば、いろいろと投資されるわけなので、その内容とか、あるいは雇用がそれによってどの程度増えるかということをちょっと説明していただきたいと思います。  それから、次のページの70ページです。地域交流センター等運営事業なんですけれども、2段目に(株)四番町スクエアが実施する貸切バスによる誘客事業」と書いてあるんですけど、ちょっとこれ、読んだだけでは意味がよくわからないので、内容を説明していただきたいと思います。  それから、次のすぐ下の欄で、彦根仏壇活性化事業なんですが、これについては、活性化事業補助金として120万円と書いてあるわけなんですが、これについてもその内容、補助内容について説明していただきたいと思います。 220 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 221 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   まず最初の工場等設置奨励金でございますが、令和2年度につきましては12社ということで、主な企業名を申し上げますと、製造業がほとんどですけれども、マルホ株式会社であるとか、FSP株式会社、それから株式会社シンセイ、この3社につきましては3年次目ということで最後の年になります。  それから、あと、2年次の企業としましては、近江機工株式会社、株式会社メカテック、そして彦根ロジスティクス株式会社、株式会社メタルカット、株式会社イチダというのが2年次目になります。  それから、令和2年度が初めて受けていただく1年次目の企業につきましては、株式会社エムテイテクノス、それからT.K物流サービス有限会社、それから宮川工業株式会社、あと株式会社SCREENホールディングスという、この12社になります。  そして、雇用につきましては、数人増員はされているかと思いますけれども、人数については今回補助対象にはなっておりませんので、詳しい人数等は聞いておりません。  次に、四番町スクエアの貸し切りバスの誘客についてでございますが、四番町スクエアの方に団体客でバス、そういった団体バスに来ていただくことに対しまして、1台、お金をお支払いするというものでございます。やはり団体客に来ていただくことによりまして、四番町の周囲にお客さんが降りられますので、そこでお食事をする、お買い物をすると、そういったもので集客をしていくというものでございます。  それから次に、仏壇活性化事業でございます。こちらにつきましては、仏壇の活性化ということで、仏壇の方で行われる事業に対しまして補助をしているものでございます。  大変すみません。申しわけございません。仏壇活性化事業としましては、仏壇組合等が行われます研修等の事業、それから、あといろんな伝統工芸の関係でいろいろなところと交流しますので、情報交換、それから出展関係の事業等がございます。また、あと意匠・開発の調査、また需要開拓事業等に対しまして市として補助をしているものでございます。 222 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 223 ◯委員(獅山向洋君)   この工場等設置奨励事業は、確かに企業が設備投資してくれたら固定資産税の収入が増えるという意味はあるんですけどね。もう一つの目的としては、雇用というものも非常に重要なので、今回はわからないということでよろしいんですけど、これから雇用が増えるのか増えないのかということもやはり彦根市の税収にとっては非常に重要な問題なので、これも要望としておきますけれども、必ずこの点も明確にするように、やっぱり企業に対してもそういう点を、雇用としてどういう状況ですかということだけはきちっと聞いていただきたいと思います。  それから、2番目の質問ですが、貸し切りバスの件は意味がよくわからんですが、とにかくそういう意味として理解しますが、それならば、貸し切りバスがどこにどれだけとまって、1台について幾ら払うとか、そういうことについてはどうなっているのか、ちょっと明らかにしてもらいたいと思います。  それと、もう1点。この仏壇活性化事業補助金と書いてあるので、補助金ならどういう事業、こんなに一括して活性化事業に対する補助金って、まるで交付金みたいに一括してやるのか、やっぱり個々の事業について補助しておられるのか、その点も明らかにしておいてもらいたいと思います。
    224 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 225 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   先ほどのバスの誘客でございますけれども、20名以上のバス1台につき1,500円、それから、お客様1名につき50円ということで、誘客に努めているところでございます。  それと、次に仏壇活性化事業でございますけれども、その中につきましては職人の育成、後継者育成ということがございますので、そういったもの、それから、先ほど申しましたように、伝統的工芸品ということでPR活動をするために東京の方へ出展したりとか、いろんな出展事業に対しての補助等を行っているところでございます。    (発言する者あり) 226 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   すみません。駐車場の方は、本町駐車場になります。 227 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 228 ◯委員(獅山向洋君)   それで、貸し切りバスの件なんですけど、そうしますと、結局、四番町スクエアの方が駐車場へ何台来たということを確認して、それを集計して、市の方に「これだけ来ましたから」と言って請求すると、こういうことになるんでしょうかね。何か、ちょっとよくわからないもので、その点細かく説明してもらいたいんです。  それから、活性化事業補助金と書いてあるから聞いたわけであって、それならば、例えば東京の方でこういうふうにやる場合は、その事業はこれぐらいかかると、それに対して例えば30%補助するとか、そういう形での補助金なのかどうかということを聞いているんです。何か今だったら、大ざっぱに全部いろいろなことがあるけれども、それに対して120万円の交付金を出しているんですみたいにも聞こえるのでね。その点だけ、ちょっと確認しておきたいと思います。 229 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 230 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   バスの方につきましては、実際に予約を受けてやっておりまして、数字もいただいております。その数字に対して補助をしているものでございます。実績に基づいた補助ということになります。  それから、仏壇活性化事業につきましても、全額補助ということではございませんので、その必要経費に対しての補助を行っているというものでございます。補助率は3分の1となっております。 231 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 232 ◯委員(森田 充君)   ちょっと一つだけ教えていただきたいところがあります。  主要事業の73ページなんですけれども、上のところの観光推進事業で誘客・宣伝事業というのがございます。その中で、新規事業でお城EXPO出展料というのがございます。こちらの詳細等、わかれば教えていただきたいんですけど、よろしくお願いします。 233 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 234 ◯観光企画課長(都築養子さん)   お城EXPOといいますのは、毎年、横浜で12月ごろに開催をされておりまして、城郭文化の振興と発展、お城好きの方々の交流を目的として開催されているものでございます。例年、国宝5城は、国宝5城のそれぞれの予算の中で出展をしております。  それと、国宝5城枠と別に彦根市単体で出展をする際といいますのは、既存の予算の中でやりくりをいたしまして、今年度ですと県と一緒に協力して出すという形で、何とか既存予算の中で出展をしておりました。  ただ、来年度に関しましては、昨今のお城ブームということと、お城EXPOに対しての観光客の方の誘客の効果が大変あるということで、横浜だけでなく、名古屋、愛知県と、あと、地元滋賀の方でも、お城EXPO出張みたいな形で横浜以外に3回開催される予定であるということでご案内をいただいておりますので、これはお城エキスポの出展料というものをきちんと予算化して、しっかり彦根城あるいは佐和山城というものを市として誘客のために出展しようということで、その出展料を見ております。  名古屋の方につきましては、今のところ予定ですけれども、おおよそ1枠15万円に税金がかかる2枠分を見ておりまして、滋賀の方は11万円分、横浜の方は昨年度実績で15万円の税分を今回予算立てをさせていただいたということです。  以上です。 235 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 236 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。このように全国に彦根城のよさを知っていただくということは非常に大事だと思いますし、誘客も見込めて人に知っていただけるということでは、すごい大事なことだと思います。  それで、今回、新しいこのお城EXPOの方に、イベントだけではなくて出展されるということなんですけど、いつもスクラップ・アンド・ビルドという考え方を言われていると思うんですけど、今回、観光推進事業の中でも、前年に比べると200万円ぐらいかな、少し下がってると思うんですけど、今回、この新しい出展料ということでビルドされたと思うんですけど、スクラップされた内容があれば、少し教えていただきたいんですけど、よろしくお願いします。 237 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 238 ◯観光企画課長(都築養子さん)   全体としては、誘客事業については確かに前年度予算から減らしております。この誘客・宣伝事業に含まれますのが、佐和山城であったり、荒神山であったりという部分の、あとひこにゃんのビニール袋であったりという印刷製本費の部分と、誘客宣伝経費といたしまして、鉄砲隊やお城大使に対する謝礼であったり、各種の全国で行われるキャンペーンに出張したり、あるいは出張していただいたりという部分と、個人も含めまして旅行会社などにパンフレットを送付したりという通信運搬費の部分であったり、広告宣伝の委託をする委託料であったり、観光協会さんへのエージェント回り、あるいは、ウェブ管理であったりする委託料をまとめて、この誘客・宣伝事業ということになっております。  一番減らしました部分としましては、観光協会さんに対するエージェントの部分を若干減らしているというか見直している部分というのがありますが、誘客プロモーションの事業についても減らしています。去年で言いますと、ドコモの方に誘客の宣伝をしていただいたりするんですけれども、どういった手段でするかということも含めましてプレゼンテーションをしてもらって誘客宣伝をするという委託料の部分も減らしております。トータルで少しずつ見直したという部分もございまして、お城EXPOの方は新規に予算要求をさせていただいたんですけれども、全体として誘客・宣伝事業の方は200万円ほど減らしているという状況でございます。 239 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 240 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。特にスクラップされた事業はないということですよね。全体的に見直していただいてという理解でよろしいでしょうか。 241 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 242 ◯観光企画課長(都築養子さん)   何か一つの事業をスクラップしたというよりは、それぞれの予算を少しずつ見直して、増えたものもあれば減らしたものもあればという中で全体的に200万円減ったという結果でございます。 243 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 244 ◯委員(森田 充君)   先ほどお城EXPOの出展ということで、彦根城のよさを知っていただくとか、観光に結びつけるということを言われていたと思うんですけど、その出展した際のPRの仕方みたいなのはどういうことをちょっと考えられているのかなと思ったんですけど、そこを今わかる範囲でいいので、ちょっと教えてください。 245 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 246 ◯観光企画課長(都築養子さん)   今年度の例でいきますと、佐和山城と彦根城という写真つきの垂れ幕、垂れ幕というか、旗みたいなものをつくりまして、それで、もちろん佐和山城のご城印をつくりまして、簡単な射的ゲームみたいなものを実施しました。狭間をつくりまして、そこから、城の場内から城を攻めてくる敵を討つみたいなゲームを、矢で射るというような射的のゲームを体験していただいて、それで参加者の方に佐和山城のご城印をプレゼントするという内容で、佐和山を広く知っていただくということと、あと、三成と井伊家の関ケ原、東西の甲胄を並べて、ここで天下分け目ですよみたいな写真を撮っていただいたりとか、そういうできるだけ既存のものでお金がかからないように工夫して、彦根・佐和山を印象づけていただくという手法を今年度はとりました。  来年度も、今お城ブームと申し上げましたけれども、ご城印というのが非常にブームになっておりますので、お城印を中心にしたいなというのが一つ、ご城印も一つの手法として実施したいなと思っているんですけれども、具体的にどういったことをするかというのはもう少し検討していきたいなと考えてはおります。  以上です。 247 ◯委員長(上杉正敏君)   森田委員。 248 ◯委員(森田 充君)   ありがとうございます。佐和山城、彦根城のPRはもちろんなんですけど、チラシを持っていったりとかすることは簡単にできると思いますので、そういうときに、そういう物産とかふるさと納税のPRをあわせてするとか、そういうこともしていただけると、費用をかけずに全体に波及効果も出てくるのかなと思いますので、ぜひご検討の方、よろしくお願いします。ありがとうございます。 249 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  小川委員。 250 ◯委員(小川隆史君)   3点お願いします。  まず、予算書の107ページ、主要事業の25ページに国際交流推進事業とあるんですけれども、運営委託をしてやるんですけれども、どんな事業でどこに委託をしておられるのかというのを教えていただきたいと思います。  それから、予算書でいうと150ページ、主要事業でいうと31ページに人権・福祉交流会館運営経費のデイサービス事業というのがあるんですけれども、これの内容をちょっと教えてもらいたいと思います。  それから、3点目ですけれども、予算書の235ページ、主要事業の72ページに観光推進事業が書かれているんですけど、そのうちの公益社団法人彦根観光協会運営補助金の概要を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 251 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 252 ◯人権政策課長(中村武浩君)   ご質問の国際交流推進事業なんですけれども、これは実はシティプロモーションの方と私の方で予算を分け合っていますので、本来、国際交流の部分はシティプロモーションの方の答弁になりますけれども、こちらに上がっている分だけ説明させていただきます。  国際交流サロンの運営につきましては、彦根市の国際協会に委託をしております。こちらに上がっております運営委託費の中には、そちらの職員の1名分の人件費、その他そちらの方のファックスとか、パソコンとか、電気代とか、その辺の経費を見させていただいております。 253 ◯委員長(上杉正敏君)   人権・福祉交流会館長。 254 ◯人権・福祉交流会館長(若松直明君)   デイサービス事業についてお答えします。  会館で開いていますデイサービス事業ですけれども、会館のあります地域内および周辺地域の高齢者を主とした住民に会館に足を運んでいただいて、手足を動かすことによって日常生活訓練や健康づくりなどを行っていただき、生きがいを持っていただくということを支援するために教室を開いているもので、健康体操教室、卓球教室、健康リズム体操教室、書道教室の4教室を開くものです。  以上です。 255 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 256 ◯観光企画課長(都築養子さん)   三つ目の観光協会の運営補助金につきましては、まず、人件費の部分につきまして、専務と職員5名に係ります人件費補助が3分の2、事業費に係ります補助が3分の2でございます。  内訳といたしまして、人件費の部分につきましては約2,320万円、事業費の部分が285万5,000円分。トータルで2,606万円の補助金を要求しております。 257 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 258 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  最初の国際交流サロンの運営委託なんですけれども、これ、主要事業の概要を見ていると、外国人住民と日本人住民が気軽に触れ合う場を創出すると書いているんですけれども、人件費補助でそれがどういうふうに実際にされてるのか、それを教えていただきたいと思います。  二つ目のデイサービス事業、よくわかりました。生きがいづくりというお話があったと思うんですけれども、この事業について国・県等の補助の充当があるのか、その辺を教えてください。  それから、三つ目ですけれども、その事業費についての3分の2を支出してるよということなんですが、その事業費の効果であるとか、費用対効果も含めてですけれども、この事業であればよかろうと、そのうちの3分の2を出すというそういう判断というのは、いつ誰がどのようにされてるのか、ちょっとお教えいただきたいと思います。よろしくお願いします。 259 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 260 ◯人権政策課長(中村武浩君)   国際交流サロンでの交流事業なんですけれども、国際交流サロンには、国際交流情報の提供ということで、外国の国々を紹介するような雑誌等の設置とか書籍の貸し出し等も行っておりますし、姉妹都市・友好都市の紹介なり、各種国際交流事業の情報提供、またインターネット、パソコンを使っていただくこともしております。  そして、もう1点が市民団体の活動の場としてお使いいただいております。  それと、市民同士の交流の場の提供ということで、これ、実績で人数で申しますけれども、平成29年度は全体で657人の方が来られまして、そのうち外国人は98名ということで、約560名の日本人と約100名の外国の方が交流いただいたと。平成30年度につきましては740名で、うち日本人が617名、外国人が123名、令和元年度につきましては、現在ですけども、790名で、うち日本人680名、外国人110名ということで、まだ十分ではないんですけれども、そういう交流ができる場ということでの提供をしております。 261 ◯委員長(上杉正敏君)   人権・福祉交流会館長。 262 ◯人権・福祉交流会館長(若松直明君)   補助金ですけれども、国費の地域総合センター運営費等補助金というので、事業費には基準額が決められているんですけれども、事業費の4分の3の補助金をいただいて運営しております。 263 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 264 ◯観光企画課長(都築養子さん)   事業費につきましては、何かイベントの事業の補助というよりは観光協会の運営の経費というものが主でございます。例えば、ビジターズビューローへの総会に参加する各種の出張旅費、あるいはコピー代といった事務的な経費のもの等、インターネットであったりという通信・運搬の部分、保険の部分といった、賃借料等々も含めて一つのイベントの事業に対する補助というのは、観光協会の運営の人件費以外に係る一般的な事務費に対しての補助というものの積算でございまして、これは当然必要であろうということで、協会さんとお話をしながら必要経費として判断をしているという状況でございます。 265 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 266 ◯委員(小川隆史君)   一番最初の国際交流サロンは、なぜこの話をさせていただいたのかというと、本予算案、次年度の予算を見ると、例えばスペインからの国際交流員に来ていただいて市民との交流を図るであるとか、あとミシガン州立大学連合の日本センターを活用して交流した事業があるとか、当然所管外なんですけどね。そういうところで、外国人との交流の場を創出するであるとか、活性化を図るとか、そういう言葉が躍っているわけなんですよ。それぞればらばらなところでやっているというよりも、それもいいんでしょうけれども、そういうほかの所管課の事業というものとそれぞれの事業を活用して相乗効果で全体の効果があればいいと思うんです。そういうようなそれぞれの事業を活用し合える連携した事業展開というのを考えておられるのか、それをちょっと聞かせてください。  それから、二つ目も、そういうような4分の3の補助メニューを選択していただいているということで、市の単費というのは抑えられているというのでありがたいんですけど、今ほかのところでも言わせていただいている生きがいづくりという部分において、健康寿命の延伸プランなりの活用であるとか、補助メニューが重複してとれない部分はあると思うんですけれども、そういう部分も今後もし検討できる余地があるならばお願いできないかなと思います。  それから、三つ目ですけれども、観光協会の方に昨年、本市の職員が1名派遣で行っています。派遣で行かれたことによってこの支出が抑えられる部分というのはあったのか、それとこの運営補助等経費というのはまた別の話になると思うんですけれども、例えば、市の観光企画課の職員が執務に出るのが減ったであるとか、派遣に1人行かれることが。 267 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員、今、予算の審査から少しずつ離れているように思いますので、修正してください。  小川委員。 268 ◯委員(小川隆史君)   すみません。それだったら、そこの影響があるのかないのか、それを聞かせてください。 269 ◯委員長(上杉正敏君)   人権政策課長。 270 ◯人権政策課長(中村武浩君)   確かに、おっしゃるように、いろんな外国の方が交流する場としての活用というのは重要だと考えております。来年度、多文化共生につきまして、それも含めて国際交流サロンの見直しをしたいと思っております。  理由としましては、今、市民会館にございますけれども、来年7月以降、市民会館が使えなくなります。新しい場所に移動しなければなりませんので、そのときにこのサロンのあり方につきまして再度検討して、できるだけ多くの外国の方が来て交流ができる施設になるように検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 271 ◯委員長(上杉正敏君)   人権・福祉交流会館長。 272 ◯人権・福祉交流会館長(若松直明君)   現在、国費で4分の3の補助を受けているんですけれども、今ほど小川委員に言っていただきましたように、別メニューでデイサービス事業に対する補助があるということなので、重複してというか、上乗せでいただけるようなものだということであれば、財源的にもプラスになると思いますので、調べてみて検討していきたいと思います。 273 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 274 ◯観光企画課長(都築養子さん)   市の職員1名の派遣によって支出に影響があったのかということで言いますと、これまでは人件費の部分で事務局長の部分もこちらの観光の方の費用で見ておりまして、それが今年度は人事の方で見ていただいてるという変化はございますが、実際の実務につきましてはさほど影響はないのかなという。もちろん協議をする段階で、市の職員でありつつ観光協会の職員ということで、情報交換であったり、いろんな協議というのは大変しやすくなっている、そういうお金に換算されない部分での効果は実感しているところでございます。 275 ◯委員長(上杉正敏君)   小川委員。 276 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。  一番目の国際交流サロンについては、そういうふうに検討していただけるということなので、よろしくお願いします。  二つ目のデイサービス事業については、ごめんなさい、ちょっと私の言い方が悪かったのかもしれないんですが、健康寿命の延伸プランが該当するということではなくて、そういうような事業の活用も検討していただきたいということなので、検討してみるよということだったので、よろしくお願いします。  それから、三つ目の観光協会の運営補助については、職員1名が行ってもあまり変わらんということだったので、役割分担をしっかりしていただいて、それぞれがいい効果を生めるような事業運営をしていっていただきたいと思います。ありがとうございます。  以上です。 277 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  角井委員。 278 ◯委員(角井英明君)   主要事業の33ページなんですけど、ごみの収集事業についてです。事業内容の真ん中にふれあい収集および不法投棄対策委託料とあるんですけど、今年度は、ふれあい収集、ひとり住まいの高齢者のごみを集めるというのは主要事業に載っていなかったんです。別々になっていたのに、来年度は一緒になっているのはどうしてなのか、それが1点目です。  2点目は主要事業の61ページ、有害鳥獣駆除事業、今年度より40万円増えています。被害が大変だと聞いているんですけど、この委託先はどこなのか。  三つ目が、66ページ、これも関係あるんですけど、緩衝帯整備事業、枯れた松とかナラを伐採し、人間と動物の境目を明らかにして獣害対策に役立てるということなんですけど、0.6ヘクタール、場所はどこなのか教えてください。 279 ◯委員長(上杉正敏君)   清掃センター副所長。 280 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君)   ふれあい収集および不法投棄対策委託料について、今回一本化されていることについてご説明をさせていただきます。  今年度につきましては、ふれあい収集については、事務所の方で申し込んでいただいた方、収集をしておりますが、来年度、令和2年度からは、現行不法投棄パトロールで2名1組で不法投棄のパトロールに回っていただいていますが、これにつきまして、パトロールに回っていただくときに、あわせてふれあい収集の申し込みをいただいた方の世帯も回りまして回収をするということで予定をしております。そのための計上をさせてもらっているところです。 281 ◯委員長(上杉正敏君)   農林水産課長。 282 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず、二つ目の有害鳥獣の委託ですけれども、前年度より40万円ほど増えています。これ、総額で40万円増えているんですけれども、主に増えているものとしましては、彦根市の獣害防止対策協議会へ委託する事業が年度によって変わりますので、それが増えていますのと、猟友会さんへ有害鳥獣駆除委託ということで年に14回の一斉控除をやってもらいまして、なおかつイノシシの処分等も行っております、その分が増えております。主に増えているのは、その二つです。  それから、緩衝帯の整備です。0.6ヘクタールの場所ですけれども、一つが鳥居本町の東内町、こちらで、ちょっと3カ所ぐらい分かれるんですけれども、幅が330メートルほどありまして、奥行きが10メートルということになっております。それから、もう1カ所が野田山町地先になりまして、180メートルありまして、こちらも奥行きが10メートル、それを掛けまして約0.6ヘクタールの設置になっております。 283 ◯委員長(上杉正敏君)   角井委員。 284 ◯委員(角井英明君)   ありがとうございました。
     ふれあい収集と不法投棄のことなんですけど、去年、不法投棄は、さっき言われたように、2人体制で週に5日、1日6時間ということでやっていらしたと思うんですけど、ことしもそういう体制で、その都度、ふれあい収集をやられるということなんですか。 285 ◯委員長(上杉正敏君)   清掃センター副所長。 286 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君)   おっしゃいますように、体制としては2名1組で、今もパトロールに回っておりまして、ただ、4コースございますが、今も1週間に4コース回っておりますと、1週間に2回同じコースを回ることもございます。不法投棄については、ある程度回収量も減ってまいりまして、不法投棄量が減っている中、ある程度余裕があるというか、その中で今回ふれあい収集を実施しまして、ある程度軌道に乗ってまいりましたので、あわせて実施するという見込みができましたので、これに力を入れてやっていきたいと思っております。 287 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  獅山委員。 288 ◯委員(獅山向洋君)   それでは、主要事業の70ページ、1番下の欄ですが、「ひこねで暮らそう」リフォーム事業、これについて本年度の実績を教えていただきたいということです。  それと、これは前も質問したんですけれども、対象者が移住・新婚・子育て・3世代同居となっているわけですけど、リフォーム業者の方々はこういう条件に適合する対象者をどんなふうにして探しておられるのか、これについて具体的に教えていただきたいんです。本当にこんなことで定住人口が増えるのかなとちょっと疑問に思っておりますので、教えていただきたいと思います。  それから、二つ目ですけれども、72ページの上から2段目、花火フェス開催事業です。これについてはもう非常に詳しい質問がありましたので、私が聞き落としているのかもしれませんが、ここには新規事業として二重丸がしてあるんですね。どういう点でこれが新規事業なのか、これについて説明をしていただきたいと思います。  それから、次が76ページです。一番上の欄の除雪対策経費なんですけれども、過去にこれも説明しておられるんだと思うんですが、どうも改めて読んでみるとよくわからないのが、一番最後の行の作業判断支援委託ということなんです。これは一体どういう意味なのか説明していただきたいのと、委託しているわけですから、委託業者があるなら、どういうところに委託しておられるのか、説明をお願いしたいと思います。  以上3点、とりあえずお願いします。 289 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 290 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   リフォームの今年度の実績でございますが、これは本会議でもご答弁させていただいたんですが、93件の申し込みをいただいております。  次に、業者はどのようにしてリフォームされる方を探すかということですけれども、一応、この事業を行いますということでリフォーム業者の方にはご連絡はさせていただいております。ただ、このリフォームをするかどうかは個人の方が増改築をされるというところになりますので、個人の方がその業者のところに行かれて申し込みをされるということになります。 291 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 292 ◯観光企画課長(都築養子さん)   花火フェスにつきまして、新規事業とした理由ということでございますが、従来の花火大会ですと夜半に花火が上がるというイメージであろうかと思いますが、今回計画をしていただいていますのは、もう少し早い時間帯から音楽イベントなどもあわせて実施する中で、最終、夜に花火も上がるというようなイベントを計画をしていただいているということで、花火は上がりますが、花火だけではないというところも含めて新規事業とさせていただきました。  以上でございます。 293 ◯委員長(上杉正敏君)   道路河川課長。 294 ◯道路河川課長(木村康介君)   除雪対策事業の中におきます作業判断支援業務についてご説明させていただきます。  平成29年1月の大雪を受けまして、初動体制の強化ということでこのシステムの委託を始めております。この委託業務につきましては、ウェザーニュースと委託契約を結びまして、市内を三つに分割いたしまして、その3点での気象情報をいただいております。その情報によりまして、例えば10センチ以上の積雪があるというような予測が出た場合には、他の気象庁とのデータとも整合をとりながら、10センチが予測されるということで初期の除雪作業の準備に入っていく形をとらせていただいております。  本年も今、契約の方をしておりまして、ウェザーニュースで、市内の3カ所、稲枝、鳥居本、彦根の旧市内という形の3点の気象情報を出していただいている状況でございます。 295 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 296 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   すみません。先ほどの獅山委員のリフォームのご質問のところで説明ができていなかったのが一つありました。  この区分についてはどうかというご質問につきましては、リフォーム業者の方にはいろいろ事前には説明をさせていただいておりますし、基本的には申請される方が自分はどれに該当するかというところで区分設定をしているということでございます。 297 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 298 ◯委員(獅山向洋君)   同じくリフォーム事業のことですが、93件というのはわかったんですが、予算の消化としてどれだけの金額が消化されたのかということを聞いておきたいと思います。 299 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員、今の予算の消化については、予算審議にはちょっとふさわしくないと思うんですけど。  獅山委員。 300 ◯委員(獅山向洋君)   審議じゃない。本年度の実績として聞いているんですよ。93件とおっしゃったからね、それならば金額的にはどれだけになっているのか、やっぱり知っておきたいんですよ。というのは、本年度の予算がその金額よりも少ないか多いのかということは重要なことなのでね。 301 ◯委員長(上杉正敏君)   回答できますか。  地域経済振興課長。 302 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   本年度の実績につきましては、当初というか令和元年の予算では130人の方を予定しておりまして、今回は93件の申し込みということで、本会議でもご答弁させていただいたんですが、この令和2年2月20日時点では、助成金を支出したのが、予算1,950万円に対しまして627万4,000円支出しております。 303 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 304 ◯委員(獅山向洋君)   ですから、この予算の消化率が非常に低いということなんですよ。これは、結局、言うならば個人情報に属するような問題、移住とか新婚とか子育てとか3世代同居とか、こういう条件をつけてしまうと、いかにリフォーム業者の方に説明しても、リフォーム業者としてはこういう条件に合う人が彦根市内のどこに誰がいるかということはわからないわけですよ。だから、結局は、説明を聞いても申し込みに来られるのを待ってなきゃ仕方がないわけですよね。  こんな制度は私はおかしいと思っているんですが、いかがでしょうか。今年度こういう2,000万円ですか、の金額をつけて、本当にきちっと消化できるんでしょうか。あるいは、消化する方法を考えておられますか。 305 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 306 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   先ほどご説明しました令和2年2月20日時点の支出額627万円が予算に対して執行率が少ないというご意見でございますけれども、これは、補助金が確定したのが93件中49件分でございますので、あと残りがまだ確定していないというものでございます。ですから、予算に対してさほど低いとは認識しておりません。  それと、次年度の予算に対してですが、200名程度を見込んでおります。今年度の実績が下半期で93件でございますので、令和2年度につきましては約180から190件程度見込まれますので、そういった予算を組んでおります。ですから、さほど、獅山委員がおっしゃるような低い率ではないと考えております。 307 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 308 ◯委員(獅山向洋君)   とりあえず、3点について意見だけ申し上げておきますが、特にこのリフォーム事業については、大丈夫だとおっしゃるけど、そもそも個人情報に関するようなものを要件にやるということは、リフォーム業者が営業活動できないということなんですよ。簡単に言えば、おたくは新婚ですかなんて聞きに行ったり、そんなことできますか。そこをやっぱり事業を考える方は十分検討すべきだと思うんですよ。  市長の方もいつの間にかこういうふうに変えてこられたんですよね。本来は、これは中小零細のリフォーム業者の救済という意味が非常に大きかったんですよ。しかも経済的波及効果が大きいということだからね。年間6,000万とか、そういう金額で、本当に市内の業者さんはこれで助かっていたわけですよ。ですから、いいかげんに、というのは、今回のコロナウイルスなんかで経済がまた絶対に下降することは目に見えておるわけですよ。そういうことで、今後、やはり補正予算とか、そういうときに、きちっと業者に何とか仕事を見つけてあげないといけないという観点を入れてもらわないといけないと私は思っております。  まだちょっとあるんですが、とりあえず3点終わりましたので。 309 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  長崎委員。 310 ◯委員(長崎任男君)   予算書の149ページ、主要事業の29ページなんですけれども、福祉医療一般経費というところでございます。福祉医療費助成事業の法外扶助費が6億8,631万1,000円かな、ついているんですけれども、そのうち、小1から小3の医療費が8,039万5,000円ということなんですけれども、これを例えば、小6までとか中3までにしたらどれぐらいかかるんですかね。ということがまず1点、これを教えていただきたいんです。  2点目が予算書の237ページですね。あと、主要事業71ページ、夢京橋あかり館のパネル等作成委託料が175万5,000円上がっているんですけれども、これ、どのようなパネルを作成される予定なのか、教えてください。  3点目、予算書の235ページ、主要事業の71ページ、行催事事業のところにいろんな行事があるんですけれども、先ほど獅山委員や午前中の谷口委員の花火フェスの新規事業のこれはよくわかったんです。あと、ほかのものは前年並みの金額なんですけど、ゆかたまつりだけが増額されている理由を教えてください。  以上3点、お願いします。 311 ◯委員長(上杉正敏君)   保険年金課長。 312 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   ただいま長崎委員の1点目のご質問です医療費助成の小6までの拡大と中3までですが、後ほどお答えさせていただきます。よろしくお願いします。 313 ◯委員長(上杉正敏君)   地域経済振興課長。 314 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   夢京橋あかり館のパネル等作成委託料でございますけれども、この175万5,000円の中身としましては、企画展示管理、それが約65万円。それから、展示物作成業務をお願いしておりまして、それが48万円、その中身としましてパネル、タペストリー、サイン等がございます。そして印刷物等の作成、イベント開催費用などで175万5,000円ということです。令和2年度もMITSUNARI 11の方を引き続いて展示していくというものでございます。 315 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 316 ◯観光企画課長(都築養子さん)   行催事事業のゆかたまつりの20万円の増額でございますけれども、まず、今年度、総おどりがなくなりまして、彦根ばやしをゆかたまつりで開催していただきまして、非常に好評であったということがございます。それで、今年度の運営上の課題を実行委員会の中で話をしていただいているときに、やはり課題となりましたのが、暑さ対策と、明かりが不足していて非常に足元が暗かったということで、実際に踊っていただいた方、四番町の中に入ってから、もう一度キャッスルロードへ戻るときの明かりがなくて、足元が暗くてちょっと踊れなかった。なので、その部分に関しては、ちょっと歩いて戻っていただいて、また大通りに戻ってから踊っていただいたということで、暑さ対策と足元が暗い、その安全性というところでお話がございました。  また、機材の貸し出し等についても、オリンピック需要も含めて値上がりをして費用も上がっているというところで一定お話がありまして、さまざま検討させていただいたんですけれども、やはり市としては安全対策、踊っていただいて足元が悪くてけがをされるというのが一番心配だなということで、投光器のレンタルというのが1台8万円から10万円と伺いましたので、その分として20万円を増額要求して、次年度も何とか彦根ばやしも一緒にやっていただく方向で要求をさせていただいたというところでございます。 317 ◯委員長(上杉正敏君)   長崎委員。 318 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。夢京橋あかり館のところですね。パネル等作成ということで、いろんな展示物ですとか、タペストリーとか、そういったこと全部、いろんなもろもろを含めて175万円ということですね。そういう小物なども全部含めてという意味合いで理解してよろしいんでしょうか。ということですね。これ、確認です。  あと、ゆかたまつりの件は、四番町から出てくるところがすごい暗かったので、そこのところにもう少し照明をつけるために20万円増額ということですよね。ほかのところが全部同額の中で、ここのところだけ20万円増えているということが、何か新しいこと、もう少し昨年以上のことをしてくださるのかなというところもあったので、そのあたりを確認したかったんですけれども、明かり対策のみという認識でよろしいですか。もう一度教えてください。 319 ◯委員長(上杉正敏君)   観光企画課長。 320 ◯観光企画課長(都築養子さん)   内容につきましては、当然、これから実行委員会の中で、予算をお認めいただいた後に詳細を考えていくというところになりますが、市としては彦根ばやしをゆかたまつりと一緒にした初の試みが、今年度、新しい試みとしてやっていただいた中で非常に好評だったということもありますし、それをぜひ続けていただきたいなという思いがある中で、それを続けるために安全対策というところを必要最低限補助をするべきではないかと考えました。  現時点で何か新しい試みの分というのを予算計上しているということではありませんが、引き続き、実行委員会の中で工夫を凝らしたイベントとしてやっていただけることを期待しているところでございます。 321 ◯委員長(上杉正敏君)   夢京橋あかり館のパネルの総額で。  地域経済振興課長。 322 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   総額175万5,000円の中にはいろいろなものが含まれたものでございます。 323 ◯委員長(上杉正敏君)   長崎委員。 324 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。大方理解いたしました。  ゆかたまつりに関しましては、昨年、総おどりがなくなったことに対して非常に残念であるということをおっしゃる方が私のところにもこられまして、それをこのゆかたまつりと同時開催してくださるということで、本当にその方は喜んでおられました。市民の中で総おどりがなくなったことに対して残念がっておられる方も多数おられると思いますので、そういった面も含めてこのゆかたまつりに対する私自身の期待するところも大いにあります。ぜひともこの20万円増額したことを機に大いに盛り上げていただきたいと思います。ありがとうございました。 325 ◯委員長(上杉正敏君)   保険年金課長。 326 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   先ほどの長崎委員の1点目のご質問についてお答えをさせていただきます。  小学4年生から6年生までに、これは外来のみでございますが、拡大いたしますと7,903万7,338円になります。    (「プラス」と呼ぶ者あり) 327 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   それにプラスですね。はい、プラスです。中学1年から3年までについては5,751万8,194円ということになります。これも外来になります。ですから、トータルはそれを全て足していただくということになるんですが。  以上でございます。 328 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  獅山委員。 329 ◯委員(獅山向洋君)   主要事業の81ページの下の欄ですけれども、ここに二重丸して耐震改修促進計画更新委託料一式と書いてあるんですが、これがどういう点で新規事業なのか、あるいはまた、委託先はどういうところなのかということを教えてもらいたいと思います。  それから、同じく82ページなんですけれども、JR稲枝駅周辺整備事業です。これはかなり大きな金額になっているわけですが、この点、特に市の特別顧問の丸山氏が、現時点でどんなふうに言っておられるのか、それを聞いておきたいと思います。といいますのは、こういうふうにJR稲枝駅周辺整備事業として7,000万円余りのお金を既に来年度つぎ込むと。しかも昨日もお尋ねしましたように、稲部遺跡の発掘調査事業、これはこれから5年間ぐらいかかるという話でした。それに対してまた地区計画も重なっているようですし、さらにまた市長の公約ということで西口開発ということをおっしゃっているわけなので、そういうものがいろいろ輻輳しているようなので、一体それに対して、現時点で結構ですから、丸山氏はどんなふうにおっしゃってるのかということを明らかにしていただきたいと思います。  それから、3点目ですが、これは84ページの空き家等対策事業のことなんですけれども、ここにはまた二重丸がしてありまして、工事請負費579万7,000円と書いてあるわけですが、差し支えなければこの工事請負費の内容を具体的に教えていただきたいと思います。  あと一つありますが、三つになりましたので、これで一応終わります。 330 ◯委員長(上杉正敏君)   建築指導課長。 331 ◯建築指導課長(青山雅英君)   1点目の耐震改修促進計画更新委託料についてですが、これは彦根市既存建築物耐震改修促進計画の中間年次における確認を実施するものです。この彦根市既存建築物耐震改修促進計画は、建築物の耐震改修の促進に関する法律、いわゆる耐震改修促進法に基づきまして、市・町は、都道府県の耐震改修促進計画に基づき、建築物の耐震診断および耐震改修の促進を図るための計画を定めるよう努めることとされております。  これによりまして、防災上重要な建築物や公共施設の耐震化を重点的に推進し、本市の既存建築物の地震に対する安全性を向上させるため、計画的・重点的に耐震化を推進し、災害に備え、安全な地域づくりを目指すものとなっております。  本市の耐震改修促進計画ですが、平成28年の3月に現在の計画が策定されております。そして、その期間は、平成28年度から平成37年度、つまり令和7年度までの10年間となっております。来年度はその中間年次となっており、現在の計画におきまして計画の進捗状況を確認することとなっておりますので、そのための予算として計上させていただきました。  これにつきましては、社会資本整備総合交付金をいただいて事業を実施する場合、この計画の策定も必要な要件となっております。これにつきましては、来年度、指名業者の中のコンサルを選定させていただいて、そちらに発注したいなと考えております。  以上でございます。 332 ◯委員長(上杉正敏君)   稲枝駅西側開発調整室長。 333 ◯稲枝駅西側開発調整室長(山内貞二君)   現在の稲枝西側地区の開発状況につきましては、稲部遺跡保全のための法線変更となりました市道芹橋彦富線、それと稲枝西口停車場線の都市計画決定の変更の手続を完了しております。  それと、先ほど委員おっしゃいました地区計画につきましては、令和元年の7月に開発業者から事前相談の申請が上がっておりまして、現在、各関係課と協議が進められている状況でございます。  その中で公園整備ということで、今、民間連携ということで、PFIの事業を都市計画の方で進めておられる中で、特別顧問にいろんなご指導、ご助言をいただいて進めているという状況でございます。 334 ◯委員長(上杉正敏君)   建築住宅課主幹。 335 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君)   委員お尋ねの工事請負費の内容なんですけれども、こちらにつきましては、稲里町にあります特定空き家等の除却工事の工事請負でございまして、こちらにつきましては、所有者が死亡されておりまして、その後、相続人が全て相続放棄をされておられまして所有者がいない状態の空き家ということになります。  工事の内容といたしましては、空き家の解体工事、それから、敷地内の樹木の解体・撤去工事、整地と防草シートの敷設を行う予定でございます。  以上でございます。 336 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 337 ◯委員(獅山向洋君)   それで、私がJR稲枝駅について聞きたいのは、丸山氏からご指導、ご助言をいただいていると言っているから、一体どんなご指導なり、ご助言をいただいているのか、その辺を聞きたいと言っているんです。その点、もう1回答弁願いたいと思います。  それから、空き家の問題ですが、相続人もいないという空き家なら、どこの場所かとか、そういうことを町名ぐらいまで言ってもらってもいいんじゃないかと思うんですがね。まだ、これ、プライバシーの問題があるんですか。はっきり言ってくださいよ、こんなもん。まさに工事請負費として明確なんですから。 338 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員、今のは稲里と言われましたよ。稲里町。  それでは、答弁を続けてください。  都市計画課長。 339 ◯都市計画課長(古川雅之君)   獅山委員から丸山顧問との協議の内容のご質問ありましたので、現在、稲枝の西側地区での公園整備につきまして、都市計画課が所管をして進めておりますので、私の方から答弁をさせてもらいます。  丸山顧問にはコンサルタントとの打ち合わせにおいて同席をしていただいて、コンサルタントの提案ですね、PFIで事業を進めようとしておりますので、その中身の提案をいただいたときに市側の立場に立ってご助言をいただいております。
     具体的には、PFI事業を進める中において全国的な事例を紹介していただいたり、コンサルタントの提案について、市のメリットがあるのか、またリスクがどういうふうになるのかということを、今までの経験が豊富でございますので、その辺の経験を踏まえてご助言をいただいているということで、市とコンサルタントが打ち合わせするときにはほぼ同席していただきながら作業を進めておるという状況でございます。 340 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 341 ◯委員(獅山向洋君)   PFIとか何とかおっしゃっていますけど、一体どういうふうにするという話になっているんですか。これ、稲部遺跡なんて5年後の話だし、地区計画もちゃんと上がってきてるわけだし、さっきおっしゃったようなPFIとか、今回の予算とか、いろんなものが重なり合っているわけなのでね。一体、それでどうする。PFIは、何かの事業に対してPFIでやるわけだから、何の事業に対してやると言っておられるのかね。  それと、現時点でいいから、どんな指導なり助言をしておられるのか、明確に言っていただけませんか。これは、稲枝の人々にとっても非常に重要な問題なのでね。どんなふうに進んでいるかということはやっぱり皆さん知りたがっていると思いますよ。そういう点でちょっと質問を重ねてしておきたいと思います。 342 ◯委員長(上杉正敏君)   都市計画課長。 343 ◯都市計画課長(古川雅之君)   丸山顧問と具体的にお話をさせていただいておりますのは、稲枝の西側地区で進めております公園事業、これについて今、官民連携事業ということでPFI事業でやりたいと考えておりますので、その公園事業の中でいろんなご助言をいただいております。  公園事業につきましては、地域の方々にも状況説明とか、官民連携ですので、地域の民間の方々にも声をかけさせていただいて、公園の中でいろんな事業ができるのかということを事前に紹介させていただきながら、可能性を探っているという状況でもございます。そのような内容を、丸山顧問にもご相談をさせていただきながら進めているという状況でございます。  まだ可能性調査ですので、具体的にどのようなことをするということまでは決まっておりませんけれども、官民連携の事業については非常に可能性も高いというところまでは詰めてきておりますので、今後具体的な内容については、さらなる顧問のご助言をいただきながら詰めていきたいなと考えております。 344 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 345 ◯委員(獅山向洋君)   現時点での話として一応聞いておきますけれどもね。官民連携とかPFIとかおっしゃっても、公園事業だけを官民連携でPFIでやるという話、そういう助言なんですか。 346 ◯委員長(上杉正敏君)   都市計画課長。 347 ◯都市計画課長(古川雅之君)   官民連携事業を行うのは公園事業になります。 348 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 349 ◯委員(獅山向洋君)   それで、さっきおっしゃったPFIとはどういう関係があるんですか。 350 ◯委員長(上杉正敏君)   都市計画課長。 351 ◯都市計画課長(古川雅之君)   公園の中で民間の投資を促すということで、それがPFI事業というものです。公園の中で民間の事業を展開していくというものです。 352 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  すみません。先ほどの長崎委員からの質疑に対し、保険年金課からの追加答弁がございますので、発言を許します。  保険年金課長。 353 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   失礼いたします。先ほど長崎委員のご質疑に対しまして、小4から小6、それと、あと中1から中3の金額ですね。1円単位まで申し上げたんですが、実はそのときに申し上げるべきだったんですけれども、細かい数値で申し上げましたけれども、全市民で彦根市民の医療費を把握しているわけではございませんので、あくまで国民健康保険の被保険者の方の医療費から人口割で割り戻した粗い試算ということになりますので、必ずしもそういう数にならないということをご理解いただきますようによろしくお願いいたします。  以上です。 354 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  獅山委員。 355 ◯委員(獅山向洋君)   これは主要事業の85ページですが、この公営住宅長寿命化事業ということで、これも二重丸で書いてあるんですが、公営住宅等長寿命化計画策定委託料と書いてあるんですけどね。これ、過去にもこういうことをやっていたかのような記憶もあるんですけど、一体これは市全体の長寿命化計画、つまり、市全体の公営住宅についての長寿命化計画なのかどうか、その辺がよくわからないんです。  それと、もう1点は、委託というのはまたどういうところへ委託するのか、教えてもらいたいと思います。 356 ◯委員長(上杉正敏君)   建築住宅課主幹。 357 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君)   委員お尋ねの点についてお答えさせていただきます。  公営住宅等長寿命化計画というのは、これは市全体のではなくて、市営住宅と改良住宅の長寿命化の計画でございます。この長寿命化計画というのは、平成22年から平成32年の11年間の計画期間としております現行の長寿命化計画が令和2年で計画期間が終わりますもので、これを更新するために来年度委託をするものでございます。  この長寿命化計画というのは、点検の強化とか早期の管理修繕により、更新コストの削減を目指すために策定するもので、この計画は社会資本整備交付金、防災安全交付金、地域居住機能再生推進事業、公的賃貸住宅長寿命化モデル事業に係る補助金の前提になる計画でございまして、この計画策定そのものにも補助が出ます。  それから、もう1点お尋ねの委託先なんですけれども、こちらにつきましては来年度、見積もりを行いまして、その中で委託先の方を決めさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 358 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  角井委員。 359 ◯委員(角井英明君)   主要事業の30ページなんですけど、国民健康保険事業について教えてください。国民健康保険には基金というのがあると思うんですけど、その基金残高を教えてください。  それと、予算を編成するときに次年度の保険料率をどうするか算定されていると思うんですけど、次年度の国保料をどのように考えているのか教えてください。  三つ目なんですけど、基金を次年度どのように活用されるのか教えてください。 360 ◯委員長(上杉正敏君)   角井委員のただいまの質疑については、次の特別会計で説明していただきます。  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 361 ◯委員長(上杉正敏君)   なければ、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算のうち、市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算に対する質疑は、これにて終了します。  暫時休憩します。                                 午後2時28分休憩                                 午後2時40分再開 362 ◯委員長(上杉正敏君)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第3号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号令和2年度(2020年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第7号令和2年度(2020年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算について審査します。  議案第3号、議案第5号および議案第7号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  角井委員。 363 ◯委員(角井英明君)   主要事業30ページの国民健康保険事業について教えてください。現在ある基金残高を教えてください。それが一つ目。  予算編成をする際、次年度の保険料率をどうするか算定されていると思いますが、次年度の国保料をどのように考えているのか教えてください。  三つ目です。基金をどのように活用されるのか教えてください。  以上です。 364 ◯委員長(上杉正敏君)   保険年金課長。 365 ◯保険年金課長(村田淳樹君)   ただいまの角井委員のご質疑にお答えをさせていただきます。  まず、1点目でございます。基金の残高でございますが、平成30年度末現在で10億2,500万1,598円となっております。基金残高の方は増加いたしておりますが、令和元年度には1億4,500万円、令和2年度には7,300万円を取り崩す予定をいたしております。  続きまして、2点目でございます。令和2年度の保険料のことでご質疑をいただきました。これにつきましては、確定申告後のデータで算出していく必要がございまして、例年5月中旬から下旬にかけて開催をいたしております国民健康保険事業の運営に関する協議会の審査を経まして、市長の告示をもって決まります。そのため、現時点の令和2年度の保険料率の予定については、ちょっとお答えができないということでございまして、ご理解をお願いいたします。  それと、3点目の基金の活用のところでございます。こちらの充当先といたしまして、一般被保険者の後期支援分の納付金、それと、あと介護納付金分の納付金、それと保健衛生普及費といいまして、いわゆる保健事業の方に充当させていただいているという状況でございます。  以上でございます。 366 ◯委員長(上杉正敏君)   角井委員。 367 ◯委員(角井英明君)   ありがとうございます。国民年金だけでなかなか保険料を払えないという方も多いと思うんですけど、滞納はどれぐらいで、その原因はどこにあるのか、把握しておられたら教えてください。 368 ◯委員長(上杉正敏君)   角井委員、これ、今は予算の審査でございますので、その辺、ちょっと確認してください。  ほかに質疑はございませんか。  北川委員。 369 ◯委員(北川元気君)   キャッシュレスでの保険料の支払いがどうなっているのかというのがわかれば、ちょっと教えてください。 370 ◯委員長(上杉正敏君)   保険料課長。 371 ◯保険料課長(綾木陽一君)   2月末現在でお答えさせてもらいます。彦根市では、より納付しやすい環境づくりといたしまして、平成30年10月からPayBで、昨年4月からLINE Payと楽天銀行のコンビニ支払いサービスといったスマホ決済サービスでもお支払いいただけるサービスを始めております。また、この3月1日からPayPayでも支払っていただけるように始めたところでございます。  2月末現在ですけれども、PayBが46件で109万8,262円、LINE Payが138件で129万9,167円、楽天銀行が12万1,612円で合計251万9,041円となっております。 372 ◯委員長(上杉正敏君)   北川委員。 373 ◯委員(北川元気君)   PayB、LINE Pay、楽天銀行コンビニ払いに加えてPayPayも始めていただいたということで、きっちりと告知、周知の方を新年度も拡充してやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 374 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 375 ◯委員長(上杉正敏君)   なければ、議案第3号、議案第5号および議案第7号に対する質疑はこれにて終了します。  暫時休憩します。                                 午後2時46分休憩                                 午後2時52分再開 376 ◯委員長(上杉正敏君)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第9号令和2年度(2020年度)彦根市水道事業会計予算、議案第10号令和2年度(2020年度)彦根市下水道事業会計予算について審査します。  議案第9号および議案第10号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口委員。 377 ◯委員(谷口典隆君)   下水道事業について見解をお聞かせいただきたいと思います。  新年度から企業会計が全部適用になるということで、その考え方というか、これによって、これまでの特別会計以上に透明性であるとか経営的な考え方というものがもたらされるわけであり、そういった意味では企業会計にのっとった、会計もそうですし、経営運営にも努めていただかなければならないと思うんですけれども、こうした点で、彦根市の下水道事業というものを企業会計、財務諸表だけではなくて経営的な観点からこれを機にどういった考え方でその運営・経営に当たっていかれるおつもりなのかという考え方をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 378 ◯委員長(上杉正敏君)   上下水道総務課長。 379 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   今回、下水道事業につきましては、従来の特別会計から公営企業会計の考え方により予算を上げさせていただいておりますが、地方公営企業としましては、常に企業の経済性を発揮するということと、本来の目的である公共の福祉を増進するということが地方公益企業法にも定められておりまして、その考え方により、地方公営企業会計を適用することによって、今後の人口減少であったり、今後のストックであったり、そういったものを安定的に継続していくことを考えて経営していくことを求められております。  そのためには、年間の今までの官庁会計による歳入と歳出という考え方だけではなくて、長期間の損益とあわせて、長期に固定資産であったり、企業債等の借金であったり、そういったもののバランスを考えていく必要性が今後も生まれてくるということになります。  以上でございます。 380 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 381 ◯委員(谷口典隆君)   逆に、これまでの水道事業、上水道をやっておられた中で、今回、この下水道も企業会計になるということで、やっぱり大きな違い、上水道での経験則というものは下水道の企業会計というのに生かされていくものなのか、全く新しい手法、手法というか、手順でということではないと思うんですけれども、その辺は手慣れたものだというものなのか、下水道はやっぱり特別なものというお考えなのか、ちょっとその辺だけお聞かせいただければと思います。 382 ◯委員長(上杉正敏君)   上下水道総務課長。 383 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   水道事業、下水道事業において企業会計の考え方とか手法とかは大きく変わるものではありませんが、下水道事業の特性としまして、ちょっと語弊があるかもしれませんが、水道の方は単純に、市民の方からすれば、安定的に安心・安全な水を買うといったことになるんですけれども、下水道事業としましては、その事業が始まった段階から考えますと、公衆衛生であるとか、そういった目的がありまして、公的に進められたといいますか、法律も変遷を経ておりまして、下水道が供用開始になりましたら3年以内に水洗化していただくであるとか、受益者負担金・分担金なりを納めていただくとか、またこの分担金・負担金とか使用料は、水道事業の水道料金とは異なりまして、税金のように賦課されるという性質のものですので、ちょっと性質としては異なるといいますか、そういうのがあります。財務的にも補助金であったり企業債であったりに依存しているところが非常に多いので、今後経営をしていくということになりますと非常に厳しい部分はあると思います。その辺のバランスとかを考えていく必要があると考えております。  以上です。 384 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 385 ◯委員(谷口典隆君)   ありがとうございます。頑張っていただきたいと思いますし、受益者負担ということを考えると、こういう企業会計にすることにより、透明性であるとか、また、その経営戦略であるとかということもしっかり担っていただいて、市民の皆さんにやっぱり受益者の方が納得して納めていただけるような取り組みというものもあわせてお願いをしたいと思います。同時に、いろんなお取り組み、小さいことかもわかりませんけれども、マンホールを初めいろんな小さいこと、取り組みをしていただいている中でも、継続して利用者の皆さん方に施策を十分理解していただけるようなお取り組みをお願いしたいと思います。  それから、1点、組織のことなんですけれども、上下水道部も、いわゆる企業会計を二つという形になったときに、これまでからの彦根市の中の組織の上下水道部というような位置づけのままでいいんですかね。その辺、ちょっと私が理解していないのか。長浜は、あれは広域ですかね、企業団という形をしておられますよね。上下水ともに企業会計になったのを機に、そういう組織変更というのは、機構改革は必要ないのか、適用できるのか、しなくてもいいのか、ちょっとその辺も含めてお聞かせいただければと思います。 386 ◯委員長(上杉正敏君)   上下水道総務課長。 387 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   水道事業につきましては、従来から地方公営企業法の全部適用という形で、法的にも必ず当然に適用するという事業で進めております。  今回、下水道事業におきましては、地方公営企業法のうちの財務的な規定を適用するということで、一部適用という形をとっております。こちらは、組織としましては、従来の市長を長とする市の組織の一部として存在するといいますか、そういう形になりまして、財務的な規定だけを適用するので、予算であったり決算であったり通常の会計事務は地方公営企業法によるところなんですけれども、組織としましては従来どおりでございます。  また、水道事業におきましても、全部適用ではありますが、市の執行機関の一つとしてある状態としましては変わりませんので、上下水道部という今の体制を何か変える必要があるというものではございません。
     以上です。 388 ◯委員長(上杉正敏君)   谷口委員。 389 ◯委員(谷口典隆君)   ごめんなさい。一部適用ということなんですね。わかりました。私の認識が誤っておりました。わかりました。結構です。ありがとうございます。 390 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。  獅山委員。 391 ◯委員(獅山向洋君)   このたび、大藪浄水場の浄水施設更新事業、かなり大きな事業をおやりになるわけですが、どうも私もちゃんと書類を見ていないものでよくわからないんですが、何かこのパースというか、こんなふうに全体計画はなっていますよという、そういうものはあるんでしょうかね。その点ちょっと聞いておきたいと思うんです。  それと、もう1点。これも水道事業ですね。いつも問題になっていますが、老朽配水管の更新工事というのが入っているわけですけれども、どの程度、まだ老朽配水管が残っているのかということと、来年度はどの程度おやりになるのか。金額ベースでは全体しか書いてませんので、よくわかりません。ちょっとその辺の説明もお願いしたいと思うんです。 392 ◯委員長(上杉正敏君)   上水道工務課浄水場長。 393 ◯上水道工務課浄水場長(安居 学君)   今お話がありました大藪浄水場の更新工事でございますが、こちらの計画につきましては、水道ビジョンで10年間の計画に上がっております。その計画に準じまして、今回、大藪浄水場の更新工事を行う予定でございます。  以上でございます。 394 ◯委員長(上杉正敏君)   上水道工務課長。 395 ◯上水道工務課長(林 政明君)   令和2年度の老朽管更新事業につきましては、予算は1,830万円としておりまして、場所としましては、清崎町、芹川町、長曽根町、後三条町、賀田山町、松原町を予定しております。  なお、老朽管更新計画につきましては、過年度を基準に漏水の頻度や管路の状態を確認した上で優先的に更新をしております。しかし、管路の更新は多額の費用を要することから、彦根市水道ビジョン、また彦根市水道事業第3期中期経営計画において更新管路の重要度を考慮し、計画を進めております。  以上です。 396 ◯委員長(上杉正敏君)   上水道工務課浄水場長。 397 ◯上水道工務課浄水場長(安居 学君)   ただいまの私の説明の中で不足がありましたので、説明させていただきます。  今回の工事につきましては、再来年度までの債務負担行為で工事の方を計画しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 398 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 399 ◯委員(獅山向洋君)   ですから、皆さんとしては、それは全体計画はこうで、来年度はこういうところをやるんだというのはわかっておられるかもしれませんけどね。私らとしては、あれだけ広いところで建物も取り壊して、全体をお使いになって、こういう更新工事、事業をおやりになるんじゃないかと思っているんですけど、一体どこにどういうものをつくるんだとか、そういうもの、パースというか鳥瞰図みたいなものは我々の方には……。どうも数字だけでは何をやるのかがよくわからないから聞いているんですよ。ですから、例えば「いや、これにつきましては上下水道部のホームページのどこどこにあるから見てください」とか、そういうお答えをいただきたいと思っているんです。  それと、もう1点、この老朽管のことなんですけど、金額ベースはわかったんですけれども、全体としてこれから何メートルか何キロか知りませんが、ぐらいやらなければならないと、そのうちのこの程度を来年度はやるんだというような、そういうちょっと平たいというか、わかりやすい説明をしていただけませんかね。 400 ◯委員長(上杉正敏君)   上水道工務課浄水場長。 401 ◯上水道工務課浄水場長(安居 学君)   ただいまのご質問の中で、施設の更新についての詳細の説明やPRはどこにされるのかというご質問だと思うんですが、そもそもこの工事内容といたしましては、建物を潰したりとか、そういったことはございません。現在使っている機械設備、具体的に申し上げますと、琵琶湖の水から引き揚げるポンプ類や各配水池へ送る送水ポンプ、そして、水を処理するに当たっての機械、そういったものを耐用年数を越えた中で現在使っておりますので、その経年劣化している部分を変えていかなくてはいけないという状態に入りましたので、更新するものでございます。  同じく、電気設備についても同様でございまして、現在使っている設備が古くなってきましたので、これ以上もたないという限界が来ましたので更新するという内容でございまして、特に潰して新しく何かを建てるということではございませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 402 ◯委員長(上杉正敏君)   上水道工務課長。 403 ◯上水道工務課長(林 政明君)   管路の現状につきまして、地方公営企業法で定められております40年の耐用年数を超えた上水管は、総延長789.5キロメートルに対しまして平成30年度末で87.3キロメートル、11.06%でございます。  以上です。 404 ◯委員長(上杉正敏君)   獅山委員。 405 ◯委員(獅山向洋君)   外観が変わらないんだということで、よくわかりました。  また管路の整備も、これ、本当にあちこちでいろいろと問題が起きていますので、できるだけ早くこの老朽管をかえていくように、予算獲得に頑張っていただきたいと思います。  以上です。 406 ◯委員長(上杉正敏君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 407 ◯委員長(上杉正敏君)   なければ、議案第9号および議案第10号に対する質疑は、これにて終了します。  本日の委員会は、この程度にとどめたいと思います。  採決につきましては、明日11日の福祉病院教育常任委員会の所管事項に相当する予算審査の終了後に行います。  本日は、皆様には長時間にわたり慎重かつ熱心なご審査を賜り、厚く御礼申し上げます。  明日は、午前9時30分から引き続き委員会を開き、議案第2号のうち福祉病院教育常任委員会の所管事項に相当する予算、議案第4号、議案第6号および議案第8号の審査の後、本委員会に付託されました全議案に対する討論・採決を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願いします。  以上をもちまして、本日の予算常任委員会を閉じます。  お疲れさまでした。                                 午後3時11分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...