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令和元年 市民産業建設常任委員会 本文 開催日: 2019-12-17

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  1. 彦根市議会 2019-12-17
    令和元年 市民産業建設常任委員会 本文 開催日: 2019-12-17


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時27分開議 ◯委員長(矢吹安子さん)   ただいまから市民産業建設常任委員会を開きます。  今期定例会において本委員会に付託されました案件は、各位に配付いたしております委員会審査事項のとおりでありますので、審査をお願いいたします。  最初に、議案第107号彦根市下水道事業の設置等に関する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  上下水道総務課長。 2 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)〔議案第107号について提案説明〕 3 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第107号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  安澤委員。 4 ◯委員(安澤 勝君)   1点だけ教えてください。  地方公営企業法の一部適用を彦根市としては選択されたことについて、今、説明の中でその理由についてはお聞きしたんですけれども、全部適用は今回見送りましたけれども、多分どっちが有利かということはちゃんと判断をされたと思うんです。全部適用した場合だとどういうメリットというか、デメリットというか、それだけちょっと教えていただければなと思います。 5 ◯委員長(矢吹安子さん)   上下水道総務課長。 6 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   全部適用と一部適用の違いということになるんですけれども、先ほど申し上げましたとおり、今回財務に関する部分だけの規定の適用となります。それから、組織に関する規定および職員の身分等に関する規定を適用することによりまして、まず、制定する例規、条例等の数も格段に増えるということで、移行に当たる事務処理に係る人員等を考えた場合に、一部適用の方が少ない労力で移行できるということがまずございます。  それに加えまして、先ほど説明申し上げましたとおり、本市の下水道事業におきましては、未普及地域の解消という、まず目指すべき目標がございますので、それにおきましては一般会計とのかかわりも大きくございますので、市長を長とする組織として事業に取り組むことが今の段階では適当であると考えまして、一部適用としたものでございます。 7 ◯委員長(矢吹安子さん)   安澤委員。 8 ◯委員(安澤 勝君)   端的に言うと、全部適用する方が面倒くさいということになるのかなというふうに、今、説明を聞いてわかりました。未整備地があるということで、こちらを選んだということなんですけれども、未整備地、高宮とか、本会議の中でもお聞きしたかと思いますけれども、確認の意味で未整備地はどのあたりかということだけ教えていただきたいと思います。 9 ◯委員長(矢吹安子さん)   下水道建設課長。 10 ◯下水道建設課長廣田進彦君)   今ご質問の未整備地域ですけれども、大まかに言いますと、国道8号線から山側に集中しておりまして、旭森学区でありますと、正法寺、野田山地域、それと今ありましたように高宮地域、それと、稲枝の方で言いますと新海の団地、浜の団地ですね。あとは、将来的には農村下水道公共下水道に接続する、そういう整備が残っております。 11 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかにありませんか。
     小川委員。 12 ◯委員(小川隆史君)   ちょっと細かいことで申しわけないんですが、例えば第4条の2項のところで、積立金をしたときには、議決が不要で、条例で定めるというふうに読むのかなと。そうした場合に、その動きというのはわからないのですけれども、第9条のところの業務状況の説明書類なりで、例えば議会なり市民の方に説明をされるということなんでしょうか。その辺、ちょっと教えてください。 13 ◯委員長(矢吹安子さん)   上下水道総務課長。 14 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)   利益の処分につきまして、議決を経ないで条例で処分するということでございますが、これにつきましては、決算におきまして剰余金処分ということにつきましてお示しさせていただきますので、こちらの方で経過につきましては議会の方にご報告させていただくことになります。 15 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 16 ◯委員(小川隆史君)   決算であれば、既に終わってしまったものを報告するということになるので、余りにも額が大きかったり、そういう場合については、やっぱり、適時にお知らせしていただくとか、そういうことも検討していただくとありがたいので、よろしくお願いします。  結構です。 17 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 18 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第107号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 19 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第108号彦根市森林環境譲与税基金の設置、管理および処分に関する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  農林水産課長。 20 ◯農林水産課長(福井圭輝君)〔議案第108号について提案説明〕 21 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第108号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  小川委員。 22 ◯委員(小川隆史君)   教えてください。これ、先ほどの説明の中で、取り組みに対しては間伐であるとか森林整備に重点を置いて使うということだったんですけれども、これは皆さんが等しく納税されるものが回るということなので、例えば一般市民の方も参加できるとか、目に見えるような形での支出というのをする必要もあるのかなと思うんですけれども、その辺に対してのお考えを教えてもらえますか。 23 ◯委員長(矢吹安子さん)   農林水産課長。 24 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   国が示しております、できる事業としましては、主に1番が森林の整備というものがございます。それが今、当課がやろうとしているものでございます。  そのほかに関しましては、大きな柱として人材育成、担い手の確保および推進体制の構築という項目がございまして、林業就業者の支援とか育成とか、新たな整備をされるような組、組織の設立等という項目もございます。  それから、大きな三つ目としまして、木材の利用・普及・啓発というのがございます。それに関しましては、公共施設の木造化や内装の木質化の推進とか、あと、いろいろ公共施設に入れる机とか椅子、遊具等の木材の使用、そういうもの等がございますので、その中の事業でしたらどれでもできるんですけれども、当課が今一番思っていますのは、森林の整備をして、環境なり地耐力の強化をするようなことに積み立てていこうと思っているところでございます。 25 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 26 ◯委員(小川隆史君)   趣旨はわかります。私が言いたいのは、皆さんが一律にお支払いをしていかれる税金なので、一部のところに使われるということではなくて、それぞれに返ってくるのよということが伝えられるように、先ほどの三つ目の普及啓発の部分で、一般の方にもこういう形で使われていますよというのがわかるようなものですね。先ほど公共施設に使っていただくというのもわかりますし、その辺のところにも力点を置いた施策をちょっと考えていただけるとありがたいので、これはお願いしておきます。 27 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第108号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第113号彦根市農業委員会の委員および農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  農林水産課長。 30 ◯農林水産課長(福井圭輝君)〔議案第113号について提案説明〕 31 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第113号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  長崎委員。 32 ◯委員(長崎任男君)   すみません、今、農業委員の推進委員の人数を28人から22人にするということで、現在28人で、条例で農地面積の割合からしたら28人というのが最適ということで、もともと28人ということだったと思うんですけれども、その集積が進んでいるから、南部の方などの人を大きく減らすということなんですけれども、実際、その地域のことを一番よくわかっている人たちがそれを担当しないといけないと思いますし、実際その集積が終わっているんですけれども、今後の土地利用でありますとか、今後、その地域の人口がどんどん減っていくのをとめていくことで、農地をどう利用していくかということで、問題は集積に関しては終わっていると思うんですけれども、実際、その地域のことがよくわかっている人を排除してしまうというのはどうかなというふうに私は思うんですけれども、そのあたりもう少し詳しく教えてもらいたい。 33 ◯委員長(矢吹安子さん)   農林水産課長。 34 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   推進委員の主な仕事としましては、まず、担い手への農地等の利用の集積、集約化、これが先ほど言いました稲枝地域では進んでいるというところでございます。2番目としまして、遊休農地の発生防止等解消。これも稲枝の圃場整備等ができている地域につきましては、ほとんどないような状況かと思われます。それから、3番目として、新規参入のための現場活動を主な業務とするとなっております。委員が言っておられました主な業務の中としましては、農業委員の数は現状の19人のままを確保しますので、地元のことで集約とかそういうものを進める推進委員だけを今回は減らさせてもらうということで、市街化の方は農地が余りないので、その分も減らしております。それに加えて稲枝の方でこういう集約化等が進んでいるところに関しては、今回減らさせてもらうということが主な改正となるものでございます。 35 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 36 ◯委員(長崎任男君)   例えば実際にその農地がちゃんとその目的に応じて使われているかとか、使い方、集約する、利用するということは農業委員の仕事だということですか。推進委員の仕事ではないので、推進委員は減らすということですかね。もともと農業委員が一つだったものを、推進委員と農業委員で仕事を分担するみたいな形になったときに、ある程度今までついておられた方も推進委員として残ってもらうとか、その地域で例えば3人出ていたので、1人を農業委員にして、2人を推進委員にするみたいな形で、その地域の農業のことがわかっておられる人をその役割についてもらったというのがあると思うんです。2年ぐらい前にね。その中で、そんなに大きく激変しているわけでもないのに、ここで28人から22人に、その携わっている人を、農業のことを真剣に考えている、わかっておられる人を減らすのはなぜかなというのと、あと、一部、実際その農地を見に行かれたりするときに、本当はもっとちゃんとわかっている人がやらないといけない地域を、その地域の特性とかを余りよくわかっていない人たちが行っている地域も、例えば河瀬の方の地域だとか、そういうふうに私は聞くわけなんですけれども、そういう地域があるのに、この2年ぐらいで減らしてしまうというのは、時期尚早ではないかなというように私自身は思うので、もう少し詳しく教えてもらえたら。 37 ◯委員長(矢吹安子さん)   農林水産課長。 38 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず、推進委員の人数のことですけれども、今、委員がおっしゃっておられるのは、確かに地域のことを一番知っておられる方ということが大前提になろうかと思われます。ただ、推進委員の人数とか推進委員を任命されるのが農業委員会が協議をされまして、こういう人数、こういうブロックで何人、このブロックで何人出しましょうとかを決められているというのが現状でございまして、基本的には農業の実情をよく知っておられる農業委員で相談された結果でこのような減にするというブロック割が出てきたというのが現状でございます。 39 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 40 ◯委員(長崎任男君)   今おっしゃるのは、農業委員が推薦する、農業委員が決めるというのは、それはよくわかっているんですけれども、それは実際の事務的なことで、もっと水面下では、この地域からこの人とこの人とこの人とこの人になってもらおうという、下打ち合わせではないけど、そういうお話があって、それを農業委員会がそういうふうに決めて、そういうことだねということで、農業委員会が推薦するというか委嘱しているというか、そういう状況ではないかなと思うんですけれども。実際に農業に携わっている人もどんどん減っていますし、農地も集約化されてそんな手間もかからないようになっているというふうにおっしゃるのは、それも一定わかるんですけれどもね。やっぱり、そういう農業に携わる人を今後増やしていかないといけない中で、効率化、効率化みたいな形に何でもまとめてしまうのはどうかなと思いますし、人数を減らしてしまう、イコールその問題が私自身としては片づいてしまっているというイメージがあるので、これから農業に従事する人をしっかり増やしていかないといけませんし、農業は日本の国策でもある中で、人をやみくもに、そう簡単に減らすのはどうかなというのがあるので。決められることだし、実際、もっと私より詳しい方々が専門的に協議して、こうしておられるわけだから、反対するとかそういうわけではないですけれども、説明が少し足らないような気がしましたし、私が感じている農業の現状と若干温度差があるように思ったものですから、そこはご説明いただきたかったというところですけど。何かあるのだったら、言ってください。 41 ◯委員長(矢吹安子さん)   農業委員会事務局長。 42 ◯農業委員会事務局長(坂井博之君)   まず、推進委員の定数なんですが、もともと政令で定めた形での算出によりますと28人ということになるんですが、これはあくまで上限の数でございます。今回、農業委員会の中でこの定数について見直しの協議を行ってきたわけですが、まず、全体的な話といたしまして、農地の集積率が70%以上である市町村については推進委員を委嘱しないことができるという大きな規定があります。  本市の場合は、市内全体で見ますと、今63%ぐらいなんです。ところが、稲枝地区に限定してみますと、ほとんどこの70%をクリアしている状況です。稲枝西の方になりますと90%を超えているようなところが幾つも出てきているようなところがございます。そういった状況と、あと、市街化区域の部分なんですが、先ほども農林水産課長が申しましたように、今回、犬上川から北のエリア、旧市街地を含めまして、高宮とかも入ってくるんですけれども、この部分については集積をする、集約をするというような推進委員の業務そのもの農業振興地域とかと比べますと、ほとんどそういった業務が限られてくる、少ないということになってまいります。  実は、前回、3年前の改正のときには、こうした農地利用最適化推進委員の業務といいますか、お仕事については、改正すぐの状況であったため、詳しいお仕事の内容というところはもうひとつ理解されていなかったというところも全国的にございまして、今回、2回目の改正に当たりましてこういったところをもう一度精査して、見直したというような状況で、市街化区域の部分と稲枝地区の部分については定数、区域も見直して、6人の数を減らすというような状況に至ったものでございます。 43 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 44 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより、議案第113号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 45 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第114号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  観光企画課長。 46 ◯観光企画課長(都築養子さん)〔議案第114号について提案説明〕 47 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第114号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 48 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第114号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 49 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第115号彦根市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  上下水道総務課長。 50 ◯上下水道総務課長(清水智子さん)〔議案第115号について提案説明〕 51 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第115号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第115号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第116号彦根市水道事業給水条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  上水道工務課長。 54 ◯上水道工務課長(林 政明君)〔議案第116号について提案説明〕 55 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第116号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第116号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第118号彦根市、米原市山林組合規約の変更に関する協議につき議決を求めることについての件を議題とします。  提案者の説明を求めます。
     農林水産課長。 58 ◯農林水産課長(福井圭輝君)〔議案第118号について提案説明〕 59 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第118号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第118号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  最後に、議案第127号いろは松駐車場、二の丸駐車場、桜場駐車場、大手前駐車場、本町駐車場、松原水泳場駐車場および京橋口駐車場の指定管理者の指定につき議決を求めることについての件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  観光企画課長。 62 ◯観光企画課長(都築養子さん)〔議案第127号について提案説明〕 63 ◯委員長(矢吹安子さん)   これより議案第127号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  上杉委員。 64 ◯委員(上杉正敏君)   それでは、2点お聞きします。まず、令和元年10月7日に第2回の選定委員会が開催されました。5名ということで聞いたんですけど、その方、どういう方が選定委員会の委員をされたのか、それが1点目でございます。もう1点は、7番目の選定結果が第1位ということでございますけれども、これに参画されました業界さんのあとの残りの点数がどれぐらいだったのかというのをお教えいただきたい。 65 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 66 ◯観光企画課長(都築養子さん)   5名の委員でございますが、内部の、産業部の職員が3名、外部は2名、大学の先生で商工分野の有識者、観光分野の有識者、財務関係の有識者の先生方をお願いしております。  ほかの応募につきましては、説明会に参加したいとおっしゃった団体は1者あったんですけれども、結局、説明会当日に、やっぱり欠席するということでご連絡がありまして、応募期間内に応募された団体というのは、この観光協会、最終的には1者という結果でございました。 67 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。  和田委員。 68 ◯委員(和田一繁君)   1点だけですけれども、今の上杉委員の関連なんですけれども、選考委員会に関しまして、たしか前回は選考委員会は9名だったと思うんですけれども、今回は5名ということで、その5名に減らされた理由、そこを1点だけ教えてください。 69 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 70 ◯観光企画課長(都築養子さん)   前回の9名というのがわからないんですけれども、産業部の指定管理者候補者選定委員会の委員としましては、委員長を除き7名で、全部で8名おりまして、委員長の方は観光協会と利害関係があるということで、選定から外れております。あと、日程調整の結果、労働分野の有識者の方は日程調整がとれなかったということでございます。特に減らしたということよりは、日程調整をさせていただいた結果、5名となったということでございます。 71 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。  小川委員。 72 ◯委員(小川隆史君)   教えてください。今回出ている施設、7カ所あるんですけれども、これの所有者はどうなっていますでしょうか。 73 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 74 ◯観光企画課長(都築養子さん)   いろは松駐車場の所有者は護国神社様で、あとは市が所有しております。 75 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 76 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。そうしたら、護国神社さんについては、借地料が発生すると思うんですけれども、何が言いたいのかというと、その借地料を払う、あとは指定管理料を払う、それとあと、入ってくるのが使用料が入ってくるという形だと思うんですけれども、その全体から見たバランスですね。費用対効果の観点から、少しご説明をいただけたらありがたいです。 77 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 78 ◯観光企画課長(都築養子さん)   いろは松駐車場に係ります賃借料といたしましては、年間463万8,706円をお支払いしております。今回ご提案しております指定管理料が年間2,874万4,000円でございます。市の駐車場料収入ということになりますと、直近、平成30年度の実績が、いろは松駐車場に限ってではなく、合計で申しますと7,703万910円でございまして、これは駐車場料の使用料を値上げする前の金額でございますので、令和元年度以降の収入というのはもう少し増えるというふうに考えているわけでございます。費用対効果という面では、確かに今回指定管理料の方も基準額を見直させていただいたわけですけれども、一定収入としては十分に観光駐車場を運営させていただく理由はあるかなというふうに考えております。 79 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 80 ◯委員(小川隆史君)   わかりました。お支払いするのが借地料と、それから指定管理料、入ってくる方がかなり大きいですよと。そういうことで費用対効果的にはオーケーなんだと、そういう形ですね。理解しました。  ただ、反面、考えると、護国神社さんという個人ないし団体さんが所有しているところから見れば、もっと民間さんに頼めば、そこがもっともうかるような部分というのがあるのかもしれない。ある一部においては、民間さんの活力を奪っているようなところというのがあるのかなという気はするので、例えば市の所有であれば、十分費用対効果というのはあるんだけれども、例えばいろは松さんだけで言うと、市からいただく借地料、それ以上のものが民間さんに貸すことによって入ってくるということであれば、それも大事な経済活動ではないのかなと思うんです。その辺についてのお考えがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。 81 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 82 ◯観光企画課長(都築養子さん)   今のところ、護国神社様の方から民間に貸したいというようなお声は伺ってないということがございまして、民業圧迫ではないかということに関しましては、昨年度の使用料値上げのときにもご説明いたしましたように、お城の中の安い観光駐車場ではなくて、お城の外の民間の駐車場料金に合わさせていただくということで値上げをさせていただきました。その傾向としては、まだ2カ月しか様子は見ていないんですけれども、一定、お城の中の駐車場から外側の、京町なり民間の方に流れていらっしゃるような動きというのは、若干傾向として見られるということもありますので、いろは松駐車場はまた護国神社さんのご意見というのも聞いていかないといけないと思いますけれども、彦根市の計画としては、実際に今お城の中にあります駐車場というのは、段階的に外へ出していく、移設していくという計画でございますので、その辺もちょっと様子を見ながら考えていきたいと思っております。 83 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 84 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。というのは、例えば市民会館に入っておられる方が庁舎のことで移動してこられたりすると、あの一帯がまた整備、活用というのが話題として出てくると思うんです。そのときに、何が何でもということではなくて、柔軟な形で経済活動を動かしていけるような部分というのもちょっと頭に置いておいてもらえるとありがたいなと思いますので、その点よろしくお願いします。  それと、議案の概要書の今の8番目の指定業務の提案内容というところでちょっとお聞かせいただきたいと思うんですけれども、例えば選定基準の中の一つ目、ここで「安全かつ円滑な誘導を優先しつつ」というのがあるんですけれども、これは、昨今すごく警備員さんの確保とかいうのが非常に難しいという状況になっている中で、本当に確保ができるのか。少し困難性を求めていないかというところなんですけれども、その点を教えていただきたいのと、それから、二つ目の「施設の効用の最大限の発揮」というところで、先ほどおっしゃっていただいた利用者のニーズ把握に努めるという部分の方法なんですけれども、これは入っておられる業者さんから聞き取りをして活用を図っていきますよ、これはどちらかというと市がしたらいいのと違うかなと思うので、例えばここの団体さんが直接本人から、利用者さんからの生の声を聞くような努力というのは、何かしておられるのかというのを聞きたいのが二つですね。  あと三つあるんですけれども、四つ目の「管理を安定して行うことができる」というところで、より効果的、効率的な管理運営を行う。ちょっとこれ、聞くと「ああ、なるほど」と思うけれども、よく考えると、具体的にはどういうことをされるのかという提案があったのかというのを教えていただきたいと思います。  とりあえずはそこまでお願いします。 85 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 86 ◯観光企画課長(都築養子さん)   まず、観光シーズン中における交通誘導員の配置と誘導看板といいますのは、観光協会さんのご提案でございますので、こちらが求めたというわけではございません。  当然、指定管理料の積算の中で、そういった警備に対する委託料というのも積算で見込んでおりますが、その金額につきましても、昨今値上がりしているという状況は十分に把握しておりますので、実績に応じた金額で積算をしております。  また、恐らくここは観光協会さんのこれまでの実績というか、関係性というものでの配置が可能であるために、ご提案いただいたのかなというふうには感じております。  2番目の利用者のニーズ把握というところでございますが、先ほども申しましたように、団体の観光客様に対しましては、それぞれ大手の旅行会社様、バス会社様と連携をされているということがございますので、直接、この時期にこういう旅行がしたいということであったり、そういった繁忙期に対する情報というのは、いち早く把握されているのかなというふうには思いますし、直接駐車場で徴収をされている方が利用者のお声を聞くというのは当然毎日あるということでございまして、例えば「ほかにも駐車場はあちらにありますよ」であったり、駐車場の例えば整地についてのご意見であったり、もっと言うならば、観光への案内ということも日々丁寧にしていただいているというふうには聞いておりますので、そういった意味で努力を、接客、おもてなしというところでの生の声というのは聞いていただいているというふうに感じております。  三つ目の効果的、効率的な運営ということでございますけれども、今、彦根市の方で指定管理をしています観光駐車場は七つでございますけれども、そこがいっぱいになったときには、例えば文化財が所有しております大手前の保存用地をお借りしましたり、県の方が所有しています松原の方の駐車場をお借りしたり、また、民間の駐車場の方とも連絡をとっていただいているということで、例えばある程度たくさんバスが来るなというようなときには、効率よく配置を、誘導をしていただいているかなというところでございます。  ご提案としては、そういった駐車場に入る待ち時間をできるだけ少なくするというようなご提案をいただいています。 87 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 88 ◯委員(小川隆史君)   長くなって申しわけないんですが、次、今の五つ目のところで、観光シーズン中のイベントで観光駐車場が使用できないときには代替駐車場の確保であるとか、交通渋滞の対策を行うということで、先ほどご説明いただいた代替駐車場の場合は、ほかのピストンできる先、松原などそういうところを探すというところなのかなと思うんですけれども、それは指定管理者が行うんですか。それとも、市の方に相談が来て、市の方が指示をされる、どっちでしょうか。 89 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 90 ◯観光企画課長(都築養子さん)   市の方ではなく、指定管理者さんの方でしていただいています。 91 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 92 ◯委員(小川隆史君)   そこに市は介在しないと、そういうことでいいんでしょうかね。 93 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 94 ◯観光企画課長(都築養子さん)   そのご理解で結構です。 95 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 96 ◯委員(小川隆史君)   その情報を市の方に入ってくれば、どの時期でどういうところがパンクするのかということもわかると思うので、指定管理者任せにせずに、そういう情報というのは市の方に入ってきて、それを知る状態にはしておいた方がいいと思うんです。  先ほどの二つ目の利用者のニーズの部分でも、この間も日本の中でラグビーの大きな大会があって、あのときの会場運営ですごく褒められた。よかった点というのは、1日1日、例えばこういう問題点があったよということがあれば、それをすぐに事務局の方に瞬時に報告が行って、その報告に対してこういうふうにこれは変えようと。協議をしてそれから変えるというのではなくて、瞬時に管理者が判断して対応したから、みんな満足度が非常に上がったということがあります。後での報告ということではなくて、瞬時にそれが入ってくるような仕組みづくりというのがすごく大事だと思うんです。だから、そういうことをされるのが必要なのではないかなと思うんですけれども、それについてのご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。 97 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 98 ◯観光企画課長(都築養子さん)   指定管理者の範疇で判断されて、運営を行っていただくということは、まずスピード感があると思っております。もちろん、日ごろから情報共有というのはさせていただいておりますので、例えば大型連休の後などについては、臨時の駐車場をあけたり、例えばトラブルがあった場合などは、すぐに市役所の方に連絡は来ますけれども、365日、休日も含めまして市がすぐに対応するということは、指定管理制度にのっとって民間のノウハウで進めていただいているという趣旨とはちょっと外れるかなという思いもあります。情報交換というのはもちろん密にはさせていただきますし、市として判断しなければならない事案というのは、指定管理者と協議の上進めていく必要があるとは思いますけれども、その都度その都度ちょっといっぱいなのでこっちの用地を借りますということを例えば市がいただいても、そうですか、よろしくお願いしますということになります。スピーディーな対応という面では、かえって遅くなるのかなという懸念もされますので、そのときの対応というのは指定管理者の裁量の中でお願いはしたいと思いますし、それが適切かどうかということについては、所管課としても頻繁に確認させていただきたいというふうに考えております。 99 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 100 ◯委員(小川隆史君)   ということは、指定管理者さんがある程度の裁量で判断して、指示を出せる状態にはあるという形でよろしいでしょうか。 101 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 102 ◯観光企画課長(都築養子さん)   反問権をお願いしていいですか。 103 ◯委員長(矢吹安子さん)   はい、反問を許可します。  観光企画課長。 104 ◯観光企画課長(都築養子さん)   今の指示というのは、どこに対しての指示かをちょっと確認させていただきたいと思います。 105 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 106 ◯委員(小川隆史君)   指定管理者がそれぞれの業務を担当しておられる方に対しての指示。よろしいでしょうか。 107 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 108 ◯観光企画課長(都築養子さん)   それぞれの業務というのが、観光協会の職員ですので、当然指示は観光協会さんがされるべきだと考えております。 109 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 110 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。長々と質問させていただいたのは、例えば指定業務の提案内容が過度に求めているような雰囲気はないだろうか、こういうことをしないととれないというような部分というのがあるのではないかなと思っているんです。そういう過度な要求がありそうなのかな、要するにハードルが高いのかなということを思って、それを理由に、1社しか提案がないと。もっと自由な競争の中で、こんなのもできる、あんなのもできるという提案がなされていない原因がそこの一つにもあるのではないかなというふうに私は思っています。だから、例えば先ほど課長が答弁されたように、警備員の確保についても、提案をしてこられた相手だから、この厳しい状況をわかっているから、わかった上で提案をしてこられているんだという説明があったんですけれども、決してそうではなくて、そういう部分が、ハードルが高いのであれば、そこの部分は現状に鑑みて、よりハードルを低くするような中で回っていけるようなことを考えてあげることによって、複数社が提案してこられるということが増えてくるのかなと思うんです。  最後の質問なんですけれども、働いておられる人の賃金というのは、最低賃金はクリアしているんでしょうか。 111 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 112 ◯観光企画課長(都築養子さん)   はい、当然法令順守ということですので、最低賃金は支払っていただいているというふうに認識しておりますし、今回の指定管理の基準額の見直しの中で、一番ネックになったといいますか、一番配置を見直しましたのが人件費でございます。ご承知のとおり、最低賃金が年々上がってきている状況の中で、その上がり幅を参考に、こちらの方の積算の単価というのを値上げさせていただいております。ですので、人がなかなか集まりにくいということ、人件費が高騰しているということは十分に積算した上での基準額として算定させておりますので、よろしくお願いいたします。 113 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 114 ◯委員(小川隆史君)   お願いというのが、1社よりも複数社来て、自由な競争の中で楽しい提案ができ、それが実現できるようなことを求めていくべきだと思うので、その観点から質問させていただいたので、趣旨を理解していただいて、検討をしていただきたい。次に5年が終わるまで何もなしということではなくて、毎年、結果を聞かれると思いますので、その中間なりでまた結果を聞かせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 115 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 116 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第127号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 117 ◯委員長(矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  以上をもって、議案に対する質疑および討論を終了します。  ただいまから採決を行います。  最初に、議案第107号彦根市下水道事業の設置等に関する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 118 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第107号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第108号彦根市森林環境譲与税基金の設置、管理および処分に関する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 119 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第108号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第113号彦根市農業委員会の委員および農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 120 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第113号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第114号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 121 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第114号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第115号彦根市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 122 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第115号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第116号彦根市水道事業給水条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第116号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第118号彦根市、米原市山林組合規約の変更に関する協議につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 124 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第118号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第127号いろは松駐車場、二の丸駐車場、桜場駐車場、大手前駐車場、本町駐車場、松原水泳場駐車場および京橋口駐車場の指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 125 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第127号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これにて、本委員会に付託されました案件の審査を終了します。  なお、本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  暫時休憩いたします。                                 午前10時56分休憩                                 午前11時08分再開 127 ◯委員長(矢吹安子さん)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  観光企画課長。 128 ◯観光企画課長(都築養子さん)   申しわけございません。先ほどの上杉議員のご質問にありました指定管理者選定委員会の当日の出席委員5名のうちの内部委員と外部委員の内訳を間違えて申し上げていました。先ほどは内部が2人が外部が3人とお答えしましたが、正しくは内部が3人で外部委員が2名でございました。おわびして、訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 129 ◯委員長(矢吹安子さん)   もう一度、では、正しい構成をおっしゃってください。  観光企画課長。 130 ◯観光企画課長(都築養子さん)   外部の委員のお二方は、観光分野の先生と財務分野の先生の2名でございます。 131 ◯委員長(矢吹安子さん)   ありがとうございました。  それでは、次に、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。  なお、所管事項に対する一般質問の発言については、委員お一人につき1回、30分以内となりますので、ご留意いただきますようお願いいたします。  質問はありませんか。  中川委員。 132 ◯委員(中川睦子さん)   すみません、質問させてもらいます。  今日は三つお願いしたいなと思っていたんですけれども、一つ目が、近江鉄道に関しての市の今後の対応ということでお聞きしたいと思っています。今年度、近江鉄道の沿線市町の首長さんが集まって法定協議会が設置されたと思います。今後の鉄道運営のあり方を本格的に考える、今、この時点に来ていると思うんですけれども、彦根は近江鉄道が現在7駅あります。通勤とか通学に本当になくてはならない鉄道としてこれからも長期に継続できるようにと思っておられると思うんです。鉄道会社としても日常的にこういう状況の中で協力関係を強めていかなければというふうに、会社側の方もおっしゃっておりました。  今後の会社との連携についてですけれども、駅の整備ということも非常に気になるところで、例えば高宮とか豊郷、ちょっと彦根市外ですけれども、その駅によってはきちんと整備されているところがあるんですけれども、彦根の場合は彦根口とか、それから鳥居本駅なんかが非常に整備が不十分ということです。利用者も結構彦根の駅は多いんですけれども、こういう問題ということも含めて、あと観光にも重視できる駅であるということもありますので、ぜひこの辺について近江鉄道側とのやりとりが日常的にできるといいなと思っていますので、今の状況と、それから今後の近江鉄道との関係について、この対応をぜひお聞き願えたらと思っております。よろしいでしょうか。 133 ◯委員長(矢吹安子さん)   交通対策課長。 134 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   近江鉄道との連携についてお答えをします。  現在、近江鉄道の鉄道線の存廃について、滋賀県と沿線5市5町と協議会を構成して協議をしているところです。その中で、近江鉄道との連携ということですけれども、近江鉄道の利用者の増進、利用啓発といったことは継続してやっていかなければならないというふうに考えておりまして、その点について引き続き近江鉄道さんと連携して取り組んでおります。  具体的には、ことし5月に近江鉄道フェスタという近江鉄道グループのイベントがあったんですけれども、そこには湖東圏域公共交通活性化協議会として参加しまして、公共交通の利用啓発を行いました。  また、ご当地キャラ博に合わせては、近江鉄道さんと連携しながら、キャラ博限定の企画切符を作成して販売させていただいたりですとか、また、ことしは四つの小学校でモビリティマネジメント教育としての授業を行ったんですけれども、そこにも近江鉄道さんに来ていただいて、電車の乗り方ですとか、そういった教育をしていただきました。それも連携して行っております。  今後なんですけれども、どういった形で存続させていくかということは、まだ具体的なことが決まっておりませんので、例えば駅の整備、彦根口、鳥居本駅といったところについて、どういうふうにしていくかというところはまだ議論が始まっておりません。今の段階ですと、早急にということであれば、近江鉄道さんの方で整備していただくのをお願いするというような形になろうかと思いますけれども、現状ではなかなか難しいと思いますので、存続協議の中でこういった問題があるよというのを本市から問題提起をして、協議をしていくということになろうかと思います。  以上です。 135 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 136 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  定期的にできたらなんですけれども、希望としては彦根市の交通対策課の方と、それから近江鉄道側との意見、いろんな意見のやりとりというのを総合的に、日常的に窓口として市民の意見も吸収しながら、よりよい運営にしていくという意味では大切なことではないかなと思っておりますので、個別には頑張っておられるんですけれども、先ほど言いましたように、観光ということも考えるのであれば、今後も頻繁な窓口対応ということを強く求めていきたいなと思っています。  先ほど言いました鳥居本、彦根口というところも、鳥居本はちょっと利用者が減っていることもあるんですけれども、彦根口は翔西館高校ができたことによって、今、非常に利用者も多いということです。ここは、近江鉄道側としても、昔からトイレがないという話はあったんですけれども、彦根市としてぜひ積極的にトイレの設置を考えていただきたいなと思っていますので、もう一度お願いしたいと思います。 137 ◯委員長(矢吹安子さん)   交通対策課長。 138 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)   彦根口のトイレ、鳥居本駅もトイレがないということで以前から課題にはなっているんですけれども、彦根口駅のトイレについて、今後の存廃協議の中の選択肢の一つとして、鉄道財産を公で所有することによる存続ということが一つ可能性として現在挙げられております。そういうことになりますと、トイレを増やすということになると、公に移行する財産の中にそれも含まれるということになりますので、市が単独で現在財産を増やしにいくということは、ちょっと現状としては難しいのかなというふうに考えておりますので、このことについては、再生協議会の中で課題として挙げさせていただいて、そこで協議をさせていただく形で対応していきたいと考えております。 139 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 140 ◯委員(中川睦子さん)   わかりました。県との関係もありますので、ぜひ積極的に進めていってほしいなと思っています。  そうしましたら、二つ目なんですけれども、今年度の除雪についてちょっとお聞きしたいと思っています。  去年は、雪がすごく少なかったということでほっとしているんですけれども、その前年度が非常に雪が多くて混乱したということで、この議会でも何回も議論された内容だとは思うんですけれども、ことしも雪が少ないのではないかという話はあるんですけれども、こういう気象状況ということもあって、ぜひこの対応を彦根市としてもきちんとしていただきたいなという意味でちょっとお聞きしたいことがあります。  市独自の助成、以前に比べたら、去年と同じくらいかちょっと多いくらいで助成がされているとは思うんですけれども、今、計画している助成制度が幾つかあったら教えていただきたいと思います。 141 ◯委員長(矢吹安子さん)   建設管理課長。 142 ◯建設管理課長(關谷真治君)   地域への助成につきましては、地域の自主的な機械を使った除雪活動について現在補助しておりまして、一つ目は除雪機械の購入費について補助をしております。こちらにつきましては、購入費用の2分の1以内で限度額を40万円として補助しております。もう一つ、二つ目につきましては、除雪機械を使用した委託経費の一部を補助しております。こちらにつきましても、市の時間当たり単価の除雪単価を上限としておりますが、委託経費の2分の1以内を補助しているという状況になっております。  以上です。 143 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 144 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  このことは以前お聞きしているんですけれども、実を言いますと、除雪機につきましてはいいんですけれども、それをするに当たっての申請がすごく煩雑だということで、時間だとか、それから誰がどれだけの時間、どれだけの距離をするだとか、そういう申請が大変手間だということで余り利用されていないのではないかと思っています。この辺については、行政側は把握されているでしょうか。 145 ◯委員長(矢吹安子さん)   建設管理課長。 146 ◯建設管理課長(關谷真治君)   今ほど委員のお問い合わせの様式が複雑になっているというお話をいただいております補助につきましては、機械を使った作業委託についての様式になっております。こちらにつきましては、平成29年1月に大雪が降った年に、平成29年度に制度を新しくつくらせていただきました。その当時にかなり様式が多いということのお話を地域からいただきましたので、平成30年度に様式を2様式減らすという要綱の改正をしております。確かにそれでもまだ、作業中に実績を報告するために誰がどれだけ出たかというご報告をいただいておりますけれども、こちらの方が地域にとっては負担になっているというご意見は現在伺っております。実績の方をどういうふうに市が把握していくのかというところが現在課題となっておりますので、今年度の冬期の除雪期間の状況を見て、改めて簡素化については今後も継続して検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 147 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 148 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  そうしましたら、もう一つなんですけれども、今年度既に、恐らく委託業者の方には連絡を入れて予約はされていると思うんですけれども、この辺についてはきちんとした手続で確保されているのか、もう一度お聞きしたいと思います。 149 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 150 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほどのご質問にあります除雪の委託についてですが、12月1日より本市都市建設部を中心に除雪体制に入っております。それに先立ちまして、今年度は市内45社の業者と除雪の委託契約の方、締結を終わっております。 151 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 152 ◯委員(中川睦子さん)   すみません、そうしましたら、委託業者に頼んでいる人たちに対しての賃金、時給というのはどういう形で、幾らぐらいでされているのでしょうか。それとあわせて待機時間というのもあると思うんですけれども。 153 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 154 ◯道路河川課長(木村康介君)   私どもが現在委託しております作業につきましては、作業機械等によりまして単価がばらばらなんですけれども、一応作業時間について幾らというような単価の契約と、もう一つは、平成30年度からさせていただいています保持していただく機械のメンテ等がございますので、そういったものの固定経費という形で、それも機種によって違いますので、そういった形の契約をさせていただいております。  一応拘束というような、待機というような形では取っておりませんが、私どもが今やらせてもらっているシステムとしましては、執務の判断をする基準を、今、情報システムの方で採用しておりまして、そのシステムによりまして、雪が10センチ以上降るであろうという予測が出た場合に私どもの方から業者の方に連絡をして、何時ごろに10センチぐらいになりそうなので出動をお願いしますということを連絡しております。そこから、一応拘束時間が始まるような形になりますので、その雪の降り方、その時間帯とかによってばらばらになるんですけれども、機種等によって単価が定まっているという状況でございます。 155 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 156 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  そうしましたら、大変雪の多かった時期の経験からお話しさせていただきたいんですけれども、大変県道と市道が彦根市内は複雑に絡んでいるということで、一番メインである大事な道路、恐らく病院あたりのくすのき通りが、あそこが一番メインではないかなというふうに私たちは思っているんですけれども、そこのところが市道であるということ、くすのき通りの一部は県道なんですけれども、戸賀のところから湖岸に向かっていく道は市道になっているということで、市道の方がどうしても遅れがちというふうなことだったと聞いております。これについては、改善の方向というか、優先的にどこが一番大事な道路として今回取り組むというような計画というのはされているのでしょうか。 157 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 158 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほどございましたように、平成28年度、平成29年1月ですけれども、豪雪がございました。そのときに市内交通渋滞等が起きましてパニックのような状態になった後を受けまして、私どもの除雪体制の方を一部変更しております。  まず1点目につきましては、初動の動きを早くするために情報システム、先ほど言いましたような気象の情報システムを入れまして、極力予測のもとに事前、事前に動いていくということをしております。  また、今おっしゃいました県道との連携ですけれども、もともと私ども、委託業者が市道についての委託業者と県道についての委託業者がございますが、県道の方の委託業者の状況を見させていただいて、そこから一連で市道もしていただけるように、同一の業者にお願いするということもしておりまして、極力県道、市道の除雪の効率化を図っております。  また、豪雪を受けまして、今ほどおっしゃいました市民病院の前の道につきましては、10センチ以上の雪が降るであろうという予測の場合には、今まではしておりませんでしたが、事前に融雪剤をまくようにしております。融雪剤をまくことで、除雪の効率が上がるという形で、それは平成29年度から実施させていただいております。  以上です。 159 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 160 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  融雪剤等は使われているということは知っております。この辺ではないと思うんですけれども、国道とか北の方へ行きますと、横から水が出る融雪装置で結構助かっている部分があるんですけれども、これも場所によってですけれども、例えばくすのき通りから高宮に抜けるJRを超える陸橋、上の方ですね。あそこが、私も通ったことがあるんですけれども、冬場、雪が多いときはとても通れないということで、あそこにつけることをぜひお願いしたいなと思っています。要はくすのき通りがメインということでありますので、病院のあたりも融雪剤をまくということですけれども、メインのところにもそういうような設備をつくってはどうかと思うんですけれども、これについてお願いしたいと思います。 161 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 162 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほどおっしゃいました融雪装置ですけれども、現在、市内の一般の市道にはございませんし、今おっしゃいました南彦根の高架のところにもないと思います。その雪の当時に滋賀県さんともお話しさせてもらったことがあるんですが、水が横から吹き出すような融雪装置、また路面から出てくる融雪装置につきましては、今、滋賀県の方も米原から北の方には施設はございますが、新たに増やしていくということは考えていないということを聞いております。当然、設備の設置費用もかかりますし、維持管理に相当なお金がかかってまいります。それと、今の高架のところでございますと、まいた水が下で凍るということが起きまして、跨線橋部分は雪が溶けているんですけれども、それが下に降りたところで凍ってしまう。そこでまたかえって事故が起きるということもあると聞いております。現在、横から吹き出す融雪装置というものについては、滋賀県さんとも協議したんですけれども、今はそれを進めてはいないということで聞いております。  私ども彦根市につきましても、今のとおり、病院の前につきましては、事前に融雪剤をまくという対処で何とかやらせていただいておりますので、私どもの方も今、融雪装置をくすのき通りに、水を吹くような形のものをつけるというような予定はございません。 163 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 164 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。  ことしはどういう状況になるかはわからないですけれども、それともう一つ、パトロールですね。米原なんかは、パトロール隊というのを出して、結構早くから状況を把握するという体制をとっているんですけれども、彦根の場合はどういうふうな体制になっているのでしょうか。
    165 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 166 ◯道路河川課長(木村康介君)   私どもが実施しております除雪の実施計画書というのがございまして、一応私どもが気象情報のデータをいただいて、凍結、まず降る前に気温が下がるであろうという予報が出た場合には、私ども都市建設部の人間を8班に分けておりまして、8人から9名の1班体制でやっておりまして、その1班が待機に出てくる。その中で、当然、一番凍りやすい橋であるとかそういったところのパトロールは実施しておりますし、実際雪が降ってくるような情報が入ってきますと、確認にはパトロールも行っておりますし、また事業者への連絡等もしておりますので、パトロールについては注意報なり今の情報等が出た場合には、本市の都市建設部の方でやらせていただいているという状況でございます。 167 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 168 ◯委員(中川睦子さん)   ありがとうございます。よろしくお願いします。  そうしましたら、もう一つなんですけれども、道路の白線問題についてちょっとお聞きしたいと思っています。  私のところもそうなんですけれども、自治会や他団体からの道路の白線がほとんど消えかかっている、横断歩道もないというような状況がたくさんあるんですけれども、これについての要望をどれくらいお聞きでしょうか。 169 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 170 ◯道路河川課長(木村康介君)   平成30年度の実績にはなるんですが、私ども道路河川課で受けております要望が全部で630件ほどございました。その中で、今おっしゃったラインであるとかカーブミラーであるとか、交安というふうに私どもは呼んでいるんですけれども、そういった部類の要望が117件ございました。 171 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 172 ◯委員(中川睦子さん)   現場に行ってそれを確認して、必要なところは恐らく優先的にやっておられるとは思うんですけれども、今後の予定としては、この交通安全の観点から、本当にたくさんのところに白線がない、横断歩道がないという状況を早急に対応が必要だというふうには思うんですけれども、今後の予定としては、十分にお金がないというふうによくおっしゃるんですけれども、優先的にやっていく場合には、これだけの数を、大変だとは思うんですけれども、テンポとしてはどういう形で考えておられるでしょうか。 173 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 174 ◯道路河川課長(木村康介君)   今おっしゃいましたとおり、要望はたくさん出てきております。当然,私ども1件1件の要望につきましては現地を確認しております。その中で優先順位、幹線道路であるとか通学路であるとか、そういったところについては優先的に白線の方を入れていくような形にしております。昨年の実績で申しますと、昨年はこういう交安という形のもので約2万メートルの白線の設置を行っております。今年度、今発注等しておりますので、その数字がこれに近いものになるのかちょっとわかりませんけれども、現在としましては一応幹線道路であるとか通学路であるとか、そういったところのライン、ラインだけではないんですけれども。ただ、横断歩道というものになりますと、公安委員会のものになりますので、私どもで引き直すということはしておりませんので、ご理解いただきたいと思います。 175 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 176 ◯委員(中川睦子さん)   そうしましたら、横断歩道は公安ということになりましたら、こちらの方から警察の方に、公安の方にお願いするという形になるんでしょうか。 177 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 178 ◯道路河川課長(木村康介君)   ご要望書をいただきましたら、それが横断歩道であるとか規制のものである場合には、警察の方にこういった要望が上がっていますということでお知らせして、協議はしております。 179 ◯委員長(矢吹安子さん)   中川委員。 180 ◯委員(中川睦子さん)   わかりました。大分いろんなことで市の財政が圧迫している中で、こういう身近なところの問題というのはたくさん出てきているということなので、また随時、自治会等からもたくさんいろんな要望があると思うんですけれども、ぜひご協力お願いしたいと思いますので、ありがとうございました。 181 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質問。  森野委員。 182 ◯委員(森野克彦君)   すみません、9月の定例会の一般質問で質問させていただいたんですけれども、佐和山学区の通学路が猿ヶ瀬川の改修工事に伴って変更になるということでの交通と通学路の安全対策をということで、そちらの方はそれ以後、住民の要望等を聞いていただいた上で、できる限りの、これが市の最大限の対応ですというような形での対応をしていただいたことによりまして、今、無事、その通学路を子どもたちが通学しているわけでございますが、もちろん地域の住民の方であるとか、スクールガードの方々の見守りのおかげで、子どもたちの安全が担保されて通学している状況になっています。  それで、私も毎朝同行している登校班の通学路も、そちらの方に変わって、今まで通学していなかった道を通ることになって、新たに変更になった通学路の箇所でものすごく危険な箇所があって、それについて以前に問い合わせをさせていただいた件の今後の予定と進捗をお伺いします。その場所が団地で言うとコモンステージから彦根総合高校の方向に横断する箇所なんですけれども、T字路になっていまして、そこのT字路を佐和山の児童の数が全体で大体600人ぐらいになります。毎朝、そこを大体150人から200人ぐらい、3分の1から4分の1の児童が毎朝通るT字路、道なんですけれども、横断歩道がないんですね。横断歩道がないT字路の真ん中を斜めに横断するという形で、もちろんT字路なので3カ所から車が行き来すると、そういった危険な箇所になっているんですけれども。そこも毎朝付き添っていただいているスクールガードの皆さんのおかげで、車をとめて、その間に子どもたちが列をなして渡っていくという形で安全対策をしていただいているんですけれども。ものすごい人数が通るという箇所であるというのと、通学路でもあるということで、グリーンベルトとかそういったものも今設置されていない通学路になるんですが、ただ、そこの横断歩道、さっきも話があったんですけれども、なかなか横断歩道の設置となると時間もかかるし、実現するかどうかというのも難しいということだったんですけれども、以前にお聞かせいただいたときに、横断歩道ができる方向で話が進んでいるといったようなことをお聞きしましたので、その通学路の安全対策の今後の予定と現在の進捗について教えてください。 183 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 184 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほど委員からご質問ありました交差点の部分ですが、ここの交通安全対策につきまして、通学路の安全対策の中でも検討しておりますし、警察とも協議をずっとしております。その中で一部言われておりましたのが、一方方向、佐和山小学校の方を向いて行くのに道が狭い部分もございまして、歩行者を渡らせたところのたまりの部分がないということもご指摘を受けておりましたので、それについては現在施工しまして、たまりをつくる予定をしております。  それに伴いまして、横断歩道の設置という形になりますので、今、私どもが聞いておりますのは、来年度に設置していただけるような形で警察の方は動いておられるということは聞いております。  あと、実際にMプラザ前につきまして、今、歩道の方を拡幅いたしまして、通学路を迂回していただいておりますけれども、こちらにつきましても警察の方に何度か見ていただいた上で、この対策なら十分だろうというお言葉もいただいておりますので、工事期間中、長い期間にはなりますが、しばらくの迂回路ということで皆さんにご協力をお願いしている状況でございます。 185 ◯委員長(矢吹安子さん)   森野委員。 186 ◯委員(森野克彦君)   横断歩道が設置される方向で話が進んでいるということなんですけれども、今、子どもたちがT字路を斜めに横断して行っているという形になるんですけれども、斜めに横断歩道ができないということで、道に対して直角な横断歩道を設置するという形で、ただ、その設置する箇所ですね。渡り切ったところが総合高校の校門、出口付近になっていて、そこに溝ができているということだと思うんですけれども、そこの溝を埋めて、直角に横断歩道ができるような形で話は進んでいくということでよろしいんでしょうか。 187 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 188 ◯道路河川課長(木村康介君)   ここの現場につきましても、警察と立ち会いした上で、どういうふうにするかというお話を聞いています。その中で、今、一部床版をかけて、たまりの部分をつくるという形になりますので、ここの斜めにというような形の横断歩道にはならないかと考えております。 189 ◯委員長(矢吹安子さん)   森野委員。 190 ◯委員(森野克彦君)   斜めにならないということなんですけれども、斜めにならなければ、今言っていただいた形で直角にという形で、今溝になっているところを埋めて直角に渡っていくという形になる方向で一応考えておけばいいのかということと、大体いつぐらいの時期にそれができ上がるといいますか、今後の予定についてなんですけれども。毎朝、皆さん通っていく道になるので、これが1年、2年、3年後なのか、3カ月、半年でできるのかによっては、今現状のグリーンベルトのないところを斜めに横断するT字路というところで、車も通る機会が増えていますので、もしその対応に時間がかかるのであれば、それなりの、ここが通学路であるというような注意喚起をしていただきたいなという声も上がっているのもありますので、その辺の予定等を踏まえて、わかる範囲で結構ですので、お願いします。 191 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 192 ◯道路河川課長(木村康介君)   今ほど言いましたように、歩行者のたまりをつくる、床版をかける、川にふたをするような形になろうかと思うんですけど、その工事につきましては現在発注していると思います。  あと、横断歩道は、どうしても公安委員会のものになりますので、一応協議している中では、来年度早々に引けるような形にしたいという協議の内容は聞いております。  そうなりますと、しばらく、まだこの数カ月の間、今の状況にはなりますけれども、その辺につきましては、地元のスクールガードの皆さんのご協力を得ながら、何とかやっていきたいなとは思っておりますので。  今後も当然通学路の安全点検等もございますので、そこでまた、いろんなことが挙がってくるかと思いますので、それについては、それでまた対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 193 ◯委員長(矢吹安子さん)   森野委員。 194 ◯委員(森野克彦君)   ありがとうございます。  では、早ければ来年度初めから夏ぐらいにかけて、横断歩道ができるという形で思っておいていいのかなと思うんですけれども、その横断歩道、白の線になるんですけど、緑のラインと一緒になったような線、ああいった形になるんですかね。  というのと、ごめんなさい、もう一つ、そのT字路の下のTの縦線の方から車が上がってきて右折する道になるんですけど、ごめんなさい、知っている人しかわからないんですけれども。曲がってすぐに横断歩道ぐらいの箇所になると思うんですけれども、見通しが悪いんですね。見通しが悪いので、車が来て、曲がったらいきなり横断歩道があるというような箇所になるので、そっちからの進入してくる車に対しての注意喚起だけでも、横断歩道を新たに設置していただけるときに注意喚起をしていただきたいなというのが一つと。そうではない方向から来る車は、見通しがいいので、しかも子どもたちが列をなして登校しているというのはわかるので、そこが通学路で子どもたちが通っていて、そこに横断歩道があるというのも、前を見たらわかるんですけれども、カーブから入ってきて、曲がって横断歩道が急に出てくる道側の方の注意喚起だけでも、また一緒に考えていただきたいなと思うんですけれども、その辺もちょっとお聞かせいただけるとありがたいです。 195 ◯委員長(矢吹安子さん)   道路河川課長。 196 ◯道路河川課長(木村康介君)   今のおっしゃった東から来て右折するという車の見通しの関係ですが、おっしゃるとおりだと思いますので、当然、私ども通学路の安全点検の中で、そういった部分も上がってくるかと思いますし、横断歩道を設置されるときには、そういった形も考えていかなければならないのかなと。それにつきましては、当然PTAさん、小学校とか警察との協議も出てまいりますので、その辺は検討してまいりたい。  あと、もう一つ、横断歩道のよくある白にグリーンのラインが入っている。あの白については、公安さんがやられるんですけど、グリーンについてはうちがやっている。それも通学路の安全点検の一環としてやっておりますので、その辺についても、学校とか警察と検討してまいりたいと思っております。 197 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質問は。  長崎委員。 198 ◯委員(長崎任男君)   ちょっと3点聞かせてもらいたいんですけれども、いいですか。 199 ◯委員長(矢吹安子さん)   どうぞ。 200 ◯委員(長崎任男君)   私の住んでいます賀田山町のコンビニ近くのところに、耕作放棄地になっているとは思うんですけれども、そこのところに家電製品、冷蔵庫とか洗濯機とか、そういったものがどんどん積み込まれていって、これは以前にご連絡させていただいて、そういったことの注意を、農業委員会さんともお話しして、注意はさせてもらいますみたいな内容のご回答は得ているんですけれども、それ以降、またさらにどんどん増えてきている状況なんですけれども、そういったことの対策。このまま指をくわえて見ているわけではないんですけれども、日に日に増えますし、これから年末になったらさらにそういう状況が進むのではないかなと私自身も懸念していますし、地元の方もかなり心配されているんですけれども、どのような対応をしていただいているのかということを改めてお聞きしたいのがまず1点でございます。まず、一つ目。 201 ◯委員長(矢吹安子さん)   暫時休憩いたします。                                 午前11時47分休憩                                 午前11時49分再開 202 ◯委員長(矢吹安子さん)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  農業委員会事務局長。 203 ◯農業委員会事務局長(坂井博之君)   ただいまのお話がありましたことにつきましては、以前、委員の方にもご連絡させていただいているんですけれども、ずっと耕作放棄地であったところなんですが、そちらに土地の所有者の了解を得た上で、そういった家電製品なんかを別の業者が持ち込んでいるというところです。農業委員会としましては、違法転用に近い行為をしているということで、既にその土地所有者宛てに文書を通知しまして、注意しているところなんですが、一方で生活環境課や清掃センターの方にも情報提供をさせていただいて、県の湖東環境事務所の監視員の方にも連絡はさせていただいておりまして、対応状況については一応確認させていただいているところです。  既に環境事務所の方から本人にも勧告済みであるということでお答えをいただいておりまして、なかなか口では対応するとは言っているようなんですが、戻す気配がないということで、行政側からの連絡、例えば電話をかけても出ないというような話を聞いております。  一方、その業者なんですが、彦根市内だけではなくて、米原市とかほかの市においてもそういった行為をやっているということで、県の方としてはそういったところはもちろん把握をされておりまして、ずっと注意をしているという状況が続いております。  こちらにつきまして、いわゆる不法投棄、廃掃法の関係に伴う不法投棄ではなくて、土地所有者が了解済みなところに置いているということで、不法投棄に当たらないということになっていまして、法律的には家電リサイクル法の違反であるということを聞いております。  引き続き、県の監視員とかから情報を得て、動いていこうというふうには思っているんですけれども、今のところはそういった状況で、特に動きがないというようなところでございます。 204 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 205 ◯委員(長崎任男君)   動きがないというか、別の意味でどんどん量が増えているような状況でございまして、やはり、ある意味不法投棄ではないと言いながらも、美観でありますとか、これからどんどん年末にかけて増えていくということも懸念される中で、私どもの地域はちょっと離れたところにもずっとごみを不法投棄されていたところがありまして、それがずっとそのまま放置された状態で、手つかずの状態のところも正直ある中で、その近所にまたこういった形のところが出てきますと、非常に景観的にもよろしくないし、環境的に余りよろしくないというところがありますので、そのあたりは今の早い段階で強く言っていただきたいなというのもありますし、この前もお話しいただいたときに聞きましたけれども、「わかりました、わかりました」というふうな、業者の方はそういう対応だったというようにお返事いただいているんですけれども、そのお返事をいただいているにもかかわらず増えているというのは、一体どういうことなんだろうというのがありまして、その言い方が甘いのか。失礼な言い方かもしれませんけど、真剣さが足らんのかというように私自身は感じるんですけれども、今後どういうふうにしていかれますかね。 206 ◯委員長(矢吹安子さん)   農業委員会事務局長。 207 ◯農業委員会事務局長(坂井博之君)   農業委員会といたしましては、地元の農業委員初め、農地利用最適化推進委員も含めまして、先日も、実は、この件についてはご相談をさせていただいていたんですが、一応農業委員会の方としまして、土地所有者の方に対してはいろいろと無断転用の部分であるとか、そういったところについての話はできるんですが、家電製品を持ち込んでいる業者の方に関しましては、なかなか正直手の届かない、所管外といいますか、そういったところもございまして、土地所有者の方には一度お家の方などにもお邪魔してみようかというようなところまで話をしているところでございます。家電製品の持ち込みをしている業者の方については、今のところは湖東環境事務所の方の動きを注視しているといいますか、そういった状況でございます。 208 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 209 ◯委員(長崎任男君)   この前お話を聞いたのとあんまり大して進捗はないので、それだけ難しい問題なんだろうなというのは、一定理解しているんですけれども、私自身がこれをしつこく言うということは、こういう委員会の席でわざわざ言うということは、地域の声がそういう声だということを再度認識いただいて、私どもの地域の、先ほどの農業委員会の推進委員の数を減らすという話ですけれども、私どもの地域の方は一生懸命やっていただいているんですけれどもね。やっぱり、そういう方も動いてでも、なかなか2人でも物が進まないというような状況のところですのでね。ある意味、こっちで人数を減らしているのもあるけれども、それだけ難しい問題が農地に関しては出てきているということを再度認識いただいて、もう少し解決になるよう、さらにお願いしたいと思います。これは1点目です。  2点目は、犬上南部広域排水路の件と安食川の改修工事の件でございますけれども、最終的な完成予定とその進捗状況、また、実際子どもの通学路になっているところを、今、大きい道を横断しないといけないような状況になってきていると思うんですけれども、その変更に伴う安全対策をどのように考えられているのかということをお聞かせください。 210 ◯委員長(矢吹安子さん)   農林水産課長。 211 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   まず、犬上南部の排水の方ですけれども、事業完了予定として今、県から聞いておりますのは令和10年、平成40年予定というのを以前から聞いております。ただ、昨今補正予算でかなりの予算を頑張って取ってきてもらっておりますので、若干前後する可能性はあるんですけれども、一応今の予定としては令和10年ということを聞いております。  安食川の方に関しましては、今の犬上南部地区の排水路が安食川に最終つながりますので、当然それよりも前に仕上がるという方向で今計画を立ててもらっているんですけれども、一部追加の要望等がございまして、今、その辺を県が国と調整をしてもらっております。要はもう少し土手を高くしてほしいという要望をこの間も現地でされておりますので、その辺のことがありまして、今調整をさせてもらっているところです。当然、犬上南部よりは先に仕上げるという方向になっているんですけれども、今、はっきりした年度がまだ言えない、聞いていない状況というところでございます。  通学路に関しましては、安全対策を、もちろん地元さんとか警察等と協議をしての設置になりますので、その辺はそういうところの協議をしてから、安全対策を図って、通ってもらうようにするというのを聞いております。 212 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 213 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございます。  通学路の安全対策の件は、一定理解しましたけれども、安食川にしましても、広域排水路の件にしましても、やはり、実際問題、広域排水路に関しましては大体下からやっていくというのが基本の中で、上の方からしていて、下の方からやっているというところで、今の私どもの住んでいるところがつながっていないというところもありますのでね。やはり、いろんな災害の問題も生じてくる、非常に危険なこともありますので、そういったところ、一日も早くしてもらいたいなというのがあるんですけれども、国の方の国土強靱化で3兆円の補正がありまして、本来、今までだったら手が回らなかったところにお金が回る状況になってきていると思うんですね。そういうところで、一日も早く進捗してもらいたいんですけど、国土強靱化で3兆円のお金が出ていて、本来回ってこなかった分が回りやすくなってきていると思うので、そのあたりも含めて、実際どれぐらい縮んだとか、そういったところ、金額的な、どれぐらいお金が回ってきたのかとか、そのあたりわかる範囲で教えてもらえれば、地域の方にも説明もしやすくなるので。 214 ◯委員長(矢吹安子さん)   農林水産課長。 215 ◯農林水産課長(福井圭輝君)   今、災害対策等でたくさんそちらの方に予算が回ってくるというのも聞いておりまして、補正が平成30年度2月補正でも県の事業予算として1億円近い額の補正をもらっております。それで、当然、予定より早める方向にはなっているんですけれども、それで幾らぐらいが毎年回ってくるというところまではちょっとまだはっきり聞いていないというか、犬上南部の方に関しましては土地をまだ買わなくてはいけないところがあります。それの進捗によってたくさんもらえたり、交渉によってはもらえなかったりする可能性もありますので、その辺も加味してのことになると思うんですけど、以前の状況よりは、予算はつきやすくなって、なおかつ補正としても毎年のように来るというのを聞いております。その辺は頑張って市もついていきまして、できるだけ早目に終わる方向で調整をしたいと思います。  先ほどの安食川、それより早目と言いましたけど、今のところで前年度の令和9年に完了して、令和10年につなぐ方向というのは聞いております。 216 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 217 ◯委員(長崎任男君)   すみません、だから、そういったことで、非常に安全対策、災害対策の面もありますので、一日も早い工事の完成をお願いしたいと思いますし、地元の国会議員にもそれをやってもらわないといけないこともありますので、そういったところも含めてお願いしたいと思います。  3点目でございます。金亀公園の再整備のことなんですけれども、サッカー協会からの補助金、1億円か、1億5,000万円か何か、それが多分あって、それをもとに金亀公園のところの人工芝を張りかえるようなお話があったと思うんですけれども、最終的に県かな、サッカー協会で、彦根が全部そのお金を使えることになったのか、なるのかという最終的なところを私わからないところがありますので、そのお金の行方で幾ら投入できるのかということをご説明いただきたいのと、どんな人工芝を敷いてくださるのかということをご説明いただければと思います。 218 ◯委員長(矢吹安子さん)   都市計画課長。 219 ◯都市計画課長(古川雅之君)   今ほどの委員のことに対してお答えをさせていただきます。補助は、サッカー協会の方からいただくということなんですけれども、全体的に1億円ということはお聞きしておりますが、彦根市にそれが全部来るかというのは、まだ未確定ということになってございます。  直近でいくと2市ぐらいということで、彦根ともう1市ということは聞いておりましたけれども、それ以降については、まだ情報も入ってきておりませんので、彦根市1市だけになるかどうかというのはまだ未確定でございます。今後、いろんな情報を共有しながら進めてまいりたいと思いますので、1市になるのか2市になるのかは、もうしばらくお待ちいただければなと思います。  それと、人工芝、どんなものにするかということなんですけれども、まだ仕様については確定しておりませんで、これもサッカー協会さんの方と今協議をしておりまして、今度、直近ですけれども、現場の視察も一緒に行こうということで考えております。  そこで、サッカーグラウンドですけれども、別の企業のものを、両方ともあるというところですので、それを見比べて、どういうようなものが一番いいのか、ご希望もあると思いますが、予算もありますので、その辺を含めて総合的に検討してまいりたいと思っているんですけれども、仕様につきましては、今後、サッカー協会さんの方とも協議しながら決めていきたいなと考えております。 220 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 221 ◯委員(長崎任男君)   ということは、その仕様につきましては、サッカー協会のお金をいただくわけなので、人工芝の芝の長さというのが、サッカーなら何センチだとか、ほかの競技だったらもっと短いとかありますね。人工芝にもいろんな種類があるとは思うんですけれども、当然、サッカー協会からお金をもらうので、サッカーの基準に近い人工芝を敷かれるというふうに理解していいのかということと、先ほどの2市ということなんですけれども、ということは1億円を2市ということは、最低でも半分の5,000万円は彦根に来ると、5,000万円以上は絶対あるというように思っておいていいわけですかね。例えばそれが4,000万円になるとか、彦根が4,000万円で他の市町が6,000万円とか、そうなる可能性もあるんですか。彦根はさらに最初から言い続けているわけなので、彦根の方が優先的な、金額的に優位的なところもあるんですか。そのあたり整理してお願いいたします。 222 ◯委員長(矢吹安子さん)   都市計画課長。 223 ◯都市計画課長(古川雅之君)   1点目の人工芝がサッカーに特定されるのかというところですけれども、基本的にはサッカーのグラウンド整備のために補助していただくことになりますので、サッカーが基本になるところは避けられないんですけれども、サッカーだけしか使ってはいけないのかということではないので、サッカーを基本としながら、いろんなスポーツに提供できるような施設整備をしていきたいなと考えております。  それと、1億円、2市で5,000万円以上を確保できるのかということなんですけれども、施設整備で最大限この金額というのは決まっておりますので、グラウンドの人工芝化であると4,500万円が最大金額という条件もありますので、それを超えられないという事情もございます。最大限取っていきたいなとは考えておりますので、その基準の中で何とか最大の金額をいただきたいなということで考えております。 224 ◯委員長(矢吹安子さん)   長崎委員。 225 ◯委員(長崎任男君)   先日、私、子どもたちのサッカーの件で、サッカーの大会が守山のビッグレイクというところであったんですけれども、そこで彦根のサッカーに携わっておられる方に、彦根にはこんな立派な競技場がないので、何とかしてほしいという声は強く、多くの方から私はそういう声をいただきました。ビッグレイクと言われるところよりも面積的には小さいんですけれども、後からつくるわけなので、彦根にもいいグラウンドができたんだなと、人工芝もお金の問題もありますので、人工芝を張りかえるだけになるんですけれども、いいグラウンドが彦根にできたねと言われるように、市民の方に喜んでもらえるようなグラウンドにしていただきたいなと思いますので、そのあたり大変だと思いますけれども、そういう根強い声があるということを念頭に思っていただいて、彦根市内のそういう施設整備、グラウンド整備というのを進めていただきたいなと思います。  以上です。 226 ◯委員長(矢吹安子さん)   暫時休憩いたします。                                 午後0時11分休憩                                 午後1時09分再開 227 ◯委員長(矢吹安子さん)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  質問はありませんか。  小川委員。
    228 ◯委員(小川隆史君)   3点聞かせてください。まず、清掃センターの部分と地域経済振興課の部分、それから、観光企画課の部分について教えていただきたいと思います。  まず1点目、清掃センターについては、ごみの処理というのは非常に大切な業務ですね。それを担当している職員というのは、その対応も非常に大事だと思っています。来年度の臨時職員についての待遇、わかる範囲で結構ですので、例えば委託化をされるのか、会計年度任用職員を採用されるのか、その辺、もし答えられる範囲でお願いしたいと思います。  それから2点目、地域経済振興課の中で、12月も末に近づいていますので、今年度余すところ、残り3カ月ということで、当初予算が決まったのが遅いということもあるんですけれども、年度くくりなので、3月末にはある一定の結果、成果を出さないといけないというところで、「ひこねで暮らそう」リフォーム事業について、当初の予定に比べて、その進捗状況を教えていただきたいと思います。  それから3点目、観光企画の部分では、インバウンド推進事業をされているんですけれども、私もまだちょっと把握し切れていないのは、担当している部署が観光企画課であったり、近江ツーリズムボードであったり、観光協会、商工会議所と、いろんな団体さんがあるんですけれども、その団体さんで割り振りというか、役割分担、分野の分担みたいなものがあるのかということに加えて、今の進捗状況というのを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 229 ◯委員長(矢吹安子さん)   清掃センター副所長。 230 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君)   1点目の清掃センターでの臨時職員の方の来年度につきまして、お答えをさせていただきます。  現在、臨時職員については、ことしの4月1日時点で収集は16名、計量事務が3名、あと、施設の補助として2名おります。以上につきまして、今現時点では来年度につきましては会計年度職員化というところで考えているところです。  以上です。 231 ◯委員長(矢吹安子さん)   地域経済振興課長。 232 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   お尋ねのリフォーム事業につきましてでございますが、令和元年度の当初予算では130名の方を予定としておりました。現在、受け付けの方は終わったんですが、リフォームの申請件数につきましては、事前申し込みが94件、そのうち1件が取りやめをされましたため、最終的には93件の申請となっております。 233 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 234 ◯観光企画課長(都築養子さん)   インバウンド推進事業につきましては、どこが何をするというきちっとしたすみ分けというよりは、それぞれで得意分野を担っているというところがありまして、あえて申し上げるとすれば、協会さんと近江ツーリズムボードさんの中では、一応協会さんは個人の方で来ていただいた方のおもてなしということであったり、国内の方のツアーの誘客という部分で、近江ツーリズムボードさんの方が広域ということもございますし、インバウンドの方に力を入れていっていただいている。ただ、どっちも絶対得意分野以外をしないというような区分けではありませんが、一応そういうすみ分けにはなっているかと思います。  また、市の方は、彦根市単体でインバウンド事業を実施することももちろんしておりますし、米原市さん、長浜市さんと共同で広域の方でのインバウンドの取り組みということもやっている状況でございます。  具体的に申し上げますと、まず、彦根市独自の取り組みといたしましては、今年度予定しておりますのが、従来からございました多言語パンフレットの増刷の方を実施予定でございます。上半期につきましては、在庫状況が確認できましたので、それは今まさに年度末に向けて増刷を予定するという状況でございます。  あとは、インバウンドの観光推進事業で、インバウンド向けの誘致宣伝業務というのが市の直営で単独でする部分につきましては、業者選定をプロポーザルにより行いまして、現在、選定された業者さんの方で例えばウエブサイトをつくっていただいたり、動画の撮影に現在当たっていただいているという状況でございます。  近江ツーリズムボードさんの方でいきますと、観光庁さんの補助金を使って、お城とか博物館の解説について外国人の方にわかるような解説をするという翻訳の作業を現在していただいております。それも年度末にデータとしてできるという予定でございます。また、外部人材、専門人材を活用するということで、4人の専門家の方々からアドバイスを受けるということもしていただいているという状況です。その中には、海外の専門家の方が4人いらっしゃいまして、外国人の方向けのコンテンツを制作したり、外国の方にアプローチするツアーに直接営業に行っていただいたり、あとはデザインのプロであったり、戦略のプロというような方々に現在アドバイスをいただいているというところです。  彦根市と米原市と長浜市の広域でやっておりますインバウンドの取り組みとしましては、夏に台湾のブロガーさんを招聘させていただいて、3市回っていただいて、それぞれのブログをつくっていただいたということと、大阪でありましたツーリズムEXPOジャパン、海外の旅行会社向けの商談会に参加しているというような状況でございます。 235 ◯委員長(矢吹安子さん)   小川委員。 236 ◯委員(小川隆史君)   1点目の清掃センターの職員ですけれども、職員の待遇については、広い角度から有効な、その職員の立場に立った検討を引き続きお願いしたいと思います。  2点目については、了解しました。ただ、次、次年度に向けてどういう事業を展開していったらいいんだろうというのを、今までの状況を見ながらしていけたらいいと思いますので、その点も検討を加えていただきたい。  3点目については、すみ分けがはっきりされていないというところが、同じことを幾つもやっているというふうに見てしまいがちです。有効に、同じことをやっていても仕方ないので、その辺は互いの関係する団体さんがここまでのテリトリーというのを決めてやられる方がいいのかなと思いますし、ただ、今、この事業については年度途中でございますので、またこれからも、個別にまた相談とか聞き取りをさせていただいて、勉強していきたいと思いますので、よろしくお願いします。回答は結構です。 237 ◯委員長(矢吹安子さん)   他に質問はありませんか。  和田委員。 238 ◯委員(和田一繁君)   1点だけですけれども、これも毎回お話しさせてもらっていますけれども、今週末、土日に横浜でお城EXPO2019が開催されますけれども、彦根市としての詳細を教えていただけませんでしょうか。お願いいたします。 239 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 240 ◯観光企画課長(都築養子さん)   まず、彦根市といたしまして関連するブースとしては、2パターンございます。まず、当初の予定どおりということで、国宝五城で1点出展をさせていただきます。そちらにつきましては、前夜祭の方も主催者からお声がかかりまして、前夜祭にも出展させていただきますが、まず内容といたしましては、昨年度も好評でした路上詩人のこーたさん書き下ろしの御城印をプレゼントするということで、予定をしております。  昨年度大変好評で、会場が混み合ったということもありますので、ことしは少し工夫をしまして、整理券を配付したりしながら、皆さんに配付できるようにと思っております。  あと、来年がオリンピックの五輪ということですので、五城の輪投げということで、五輪にちなみまして、地図上の五城に、お城の位置にあるポールに参加者に輪投げをしていただきまして、そこのお城のポールに入りますと、そのお城の別名の御城印をプレゼントするということで考えております。例えば彦根城ではなくて、金亀城というようなものの御城印をプレゼントしようというふうに考えています。  お城について詳しい方が参加者の方多いので、国宝五城のミニ検定をさせていただこうかなと思っています。もちろん、ステージではひこにゃんが登場して、国宝五城としての彦根城のブランドのPRをさせていただきたいと思っております。  もう一つは、6月に和田議員から佐和山についてもとか、彦根市単独でも出展したらどうであるかということのご意見をいただいた後、滋賀県さんの方と協力いたしまして、滋賀県と彦根市で共同でもう一つのブースを出展させていただけることになりました。現在、滋賀県の方は戦国体験、戦国ワンダーランドということでキャンペーン中でございますので、戦国にちなみまして、彦根としましては、彦根城もですけれども、佐和山城をPRできたらなと思っております。こちらの方も戦国ということですので、迫り来る敵から城を守る射的ゲームというのをちょっと工夫してさせていただこうと思っていまして、その参加者の方に倒した的の数に応じまして景品をプレゼントさせていただく予定で、こちらでは参加賞として佐和山城の御城印を配付するという予定にしております。  また、甲冑の方を展示させていただきまして、石田三成と井伊直政の甲冑、二つの甲冑に挟まれて天下分け目の真ん中で写真が撮れますよということで、それの写真を撮っていただいたのをぜひSNSで投稿していただくようにといったようなことで考えております。  こちらの方もステージ上でPRをさせていただきますので、彦根城と佐和山城と滋賀県の方の戦国ワンダーランド、近江の城ということをあわせてPRしてまいりたいと考えております。 241 ◯委員長(矢吹安子さん)   和田委員。 242 ◯委員(和田一繁君)   ありがとうございます。非常にすばらしい企画等ございますけれども、多分、今いらっしゃる委員の方もそうですし、ここにいらっしゃる職員の方々も詳細に関しては初めて知った方が多いかと思います。これ、今、どういった形で情報発信されているのかお尋ねいたします。 243 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 244 ◯観光企画課長(都築養子さん)   現在、準備を重ねながらでございますが、お城EXPOの公式ホームページに情報を提供しているのと、お城EXPOの公式の情報ツールであります「城びと」さんの方にも情報提供をしていただいております。また、彦根市の公式のフェイスブックの方にも順次発表してまいりたいと考えております。 245 ◯委員長(矢吹安子さん)   和田委員。 246 ◯委員(和田一繁君)   毎回、多分同じことを言っているかと思うんですけれども、戦国のホームページとかというのは、あくまでも戦国に興味がある人はそこのサイトに入られますけれども、今、何があるかというのは全くわからないホームページになっております。やはり、2日間で1万人以上の、毎回言うように、城好きの方がいらっしゃるというターゲット層が決まっています。今回は、初めての石田三成の書状が初公開でされるとか、そういう彦根に関連するような、つながっていくような情報が非常に多いEXPOですので、佐和山ということでいろいろ動いていただいたことはわかるんですけれども、今週末始まるイベントで、まだその情報が当然市民の方もそうですし、外向きに全然発信されていない。彦根市からもこういったことをやっていますよという、当然、戦国ワンダーランドを滋賀県も推しているんですから、そこは彦根市のどこかのホームページ、特にフェイスブックでも、前は山田副市長にお願いしますということで、すぐにフェイスブックとかは上げていただいたりとか、そういった観光情報、横浜で彦根市がやります、ひこにゃんも横浜に、EXPOに出陣するわけですから、そこは何らかの情報を彦根市から発信してこなければ、結局今週末で終わって、それで全く市民の方も横浜でやったことも知らないという形になってしまいますので、やっぱりターゲット層が決まっている、1万人以上が来るという大きな催事ですし、彦根城はおかげさまで国宝のブースともう一つ滋賀県と協力して、二つのブースを彦根市がもらっているわけですから、そこは何とか今からでもしっかりと情報だけ、いろんな詳細、輪投げがあったりとか、いろんなおもしろい城のイベントがあるんですから、そこはやっぱり発信してあげなければ、非常にもったいないかなと。そこがいつも言うように、情報のスピードというのがありますので、その点、もう一遍お願いいたします。 247 ◯委員長(矢吹安子さん)   観光企画課長。 248 ◯観光企画課長(都築養子さん)   おっしゃるとおり、なかなか職員も一生懸命やっていただいている中で、情報発信が遅い、準備が遅いということになろうかと思いますが、精いっぱいいろんなことを工夫しながら取り組みをさせていただく中で、ただ、知っていただかないとその努力も見えてこないということにもなろうかと思いますので、できるだけ早い段階で情報発信を彦根市からもさせていただきたいと思います。  ただ、お城EXPOの方の参加者というのは、当然、お城EXPOに入る券を買わないと入れないというイベントですので、当然チェックされるのは、まずお城EXPOの方を何があるのかなということでチェックされると思いますので、参加される直接の方には既に情報がいろいろ届いているということでお伝えさせていただきたいと思います。 249 ◯委員長(矢吹安子さん)   和田委員。 250 ◯委員(和田一繁君)   それのご苦労は非常によくわかっています。ただ、彦根市のホームページのトピックスでも、彦根市がお城EXPOに参加しますぐらいは、そこでリンクが張れるようにしておいてもらわなければ、ホームページを開いても全くその情報が伝わっていないのが現状ですので。やはり、ネット発信は大事ですので、フェイスブックでもこういうことが今週末に開催されますよといったところを、この後でも結構ですので、しっかりと発信していただけますようにお願いいたします。  以上です。 251 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかに質問はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 252 ◯委員長(矢吹安子さん)   以上で市民産業建設常任委員会を閉じます。  お疲れさまでした。                                 午後1時26分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...