彦根市議会 > 2019-12-16 >
令和元年 福祉病院教育常任委員会 本文 開催日: 2019-12-16

ツイート シェア
  1. 彦根市議会 2019-12-16
    令和元年 福祉病院教育常任委員会 本文 開催日: 2019-12-16


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時29分開議 ◯委員長野村博雄君)   ただいまから福祉病院教育常任委員会を開きます。  今期定例会において本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております委員会審査事項のとおりでありますので、審査をお願いいたします。  委員の皆様には、議題の範囲内での発言とし、議題外にわたり、またはその範囲を超えないようによろしくお願いいたします。  それでは、最初に、議案第111号彦根市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  社会福祉課長。 2 ◯社会福祉課長田澤靖壮君)〔議案第111号について提案説明〕 3 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第111号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯委員長野村博雄君)   それでは、質疑がないようですので、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第111号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了をいたします。  次に、議案第112号彦根市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  病院総務課長。 6 ◯病院総務課長宮尾義一君)〔議案第112号について提案説明
    7 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第112号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 8 ◯委員(馬場和子さん)   ご説明ありがとうございました。  大きく二つの改正点をおっしゃった前段の部分でお尋ねをさせていただきたいと思いますけれども、診療科の名称変更新規設置ということでご説明いただいたんです。その理由につきましては、今、詳しくご説明いただきましたので、診療内容を具体的に示すということと、がんの拠点病院であるということから手厚いがん治療をという目的のもとにということで理解はさせていただきます。  これ、もちろん具体的に診療科を示していただくということで、内部的にはすごくわかりやすいということがあるんですけれども、今までの患者さんにとっては「あれっ」というような部分もやっぱり出てきますので、診療科名の変更、あるいは新規につくっていただくということにつきましては、以前にも診療科の名称変更ということがありましたけれども、そのときの課題もあったかなと思いますので、これは4月1日からの施行ということになりますので、周知をしっかりしていただくということが混乱を防ぐ第一かと思いますので、4月1日から順調に名称変更、あるいは新規の科目が増えるということに対しまして、どのような方法で徹底されるのかというのをまずお伺いさせていただきたいと思います。 9 ◯委員長野村博雄君)   病院総務課長。 10 ◯病院総務課長宮尾義一君)   診療科の名称変更や新設につきましては、今後、広報等やホームページ等によりまして、また、外来のお知らせ等の掲示等によりまして、早目に広報していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 11 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 12 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  もちろんホームページを使ったり、もちろん広報というのも、病院の広報もありますし、「広報ひこね」という方法もありますしというのと、もう1点、これは考えていただいているかなと思いますけれども、全体図というか、今も多分病院の中にありますけれども、全体図の中で、ここが新しくできましたよとか、これに変わりましたよというのを全体図の中にも示していただきながら、患者さんが迷うことなく、していただけるということも考えていただきたいと思いますので、広報と別に全体図だとか、各科での案内板の工夫というのをまた考えていただけないかなと思いますが、いかがでしょうか。 13 ◯委員長野村博雄君)   病院総務課長。 14 ◯病院総務課長宮尾義一君)   貴重なご意見ありがとうございます。その辺につきまして、今後、表示等につきましては検討していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。    (「ありがとうございました」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありますか。  赤井委員。 16 ◯委員(赤井康彦君)   二つ目の議会の議決を要する負担付寄附の受領等についてでございますけれども、これは30万円以上から100万円以上に変更をということで、ご説明の理由はわかりましたが、これ、議会の議決を要しないものについては報告等を今後されていくのかと。簡単に言えば、100万円以下のものであれば、どういった対応をされるのかというのをお聞かせ願いたいと思います。 17 ◯委員長野村博雄君)   病院総務課長。 18 ◯病院総務課長宮尾義一君)   100万円以下につきましては、当然、支出に絡む監査等に上がってきますので、そちらの方での報告になろうかと思います。 19 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 20 ◯委員(赤井康彦君)   監査等というのは、時期的にも、どういう時期に出されるのかというのと同時に、議決要件がないという部分においての議会に報告というものはないということでよろしいんですか。 21 ◯委員長野村博雄君)   病院総務課長。 22 ◯病院総務課長宮尾義一君)   議会への報告というのはございません。    (「監査というのは、いつ」と呼ぶ者あり) 23 ◯委員長野村博雄君)   病院総務課長。 24 ◯病院総務課長宮尾義一君)   決算の監査につきましては6月になります。 25 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 26 ◯委員(赤井康彦君)   もうこれ以上しませんけれども、監査が6月ということは年に一遍ということですよね。それはタイムリーな報告にはならないなと思うんですけれども、そのあたり、もう少しお考えいただければなと思います。  以上です。 27 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。  辻委員。 28 ◯委員(辻 真理子さん)   病院総務課の方の診療科の名称の変更についてちょっとお伺いしたいんですが、神経内科の中から脳神経内科が独立して脳神経外科との違いを明確にするというご説明がありましたが、そこのところで、神経内科というのは従来あった科だと思うんですが、そこから脳神経内科は別になった。そしたら、もともとの神経内科というものはどういう状況になるのか、そこに対する患者さんというのはどういうふうになるのかということがちょっとわかりません。  それから、新規で腫瘍内科というのができるというご説明がありまして、いろんな科にわたって、がんの患者さんがいらっしゃるので統一して診る方がいいということは理解できますが、その名称が腫瘍内科と聞きますと、患者さんの立場から、私を含めて、腫瘍ということはがんだと連想できるわけですが、腫瘍内科というところがあるとしますと、ここはがんの患者さんなんだなという精神的な何か抵抗があるのではないかなと思えるんですけど、どうして腫瘍内科という名称にされたのか。例えば国の方から、そういう指示があったのか、彦根市立病院だけがお考えになったのか、他の病院もそういう科があるのか。ちょっと私は、患者さんから見ると、ちょっとストレスになるのではないかなという気がしますので、そのあたりをご説明いただきたいと思います。 29 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 30 ◯病院事業管理者金子隆昭君)   まず、この脳神経内科ですけれども、これは、これまでの神経内科をそのまま脳神経内科とするということです。これは学会の推奨です。学会の方でもそういう方針ということで、これは以前から出されてきていまして、これまでの神経内科というのが脳神経内科に変わってきている。対象とする患者さんの層は全く変わりません。  それと、腫瘍内科ですけれども、この腫瘍内科と申しますのは、これも標榜科としても広がってきております。それで、先ほど事務の方からお話ししましたように、この腫瘍内科というのは固形がんの、要するに化学療法ですね。血液がん以外の肺がんとか胃がん、すい臓がん、それに対する薬物療法を行う特殊な科ということでございます。ですから、基本的には、患者さんは診療所にしても、病院にしても、既に診断がついていて、その治療をお願いしますという紹介患者さんが中心になるわけでして、患者さん自身が、自分は腫瘍内科にこれからかかるという患者層はおそらくないのではないかなと考えています。  腫瘍内科というのは、要するにがん化学療法専門医が行う治療でして、これも先ほど説明がありましたけれども、いろんな合併症を持たれている方で薬の投与量が非常に難しいとか、あるいは、もう既に全身に転移してステージ4、いわゆる診療科では一番末期とされる患者さんに対する化学療法を行うという患者さんを主に診ていただくというところなんですね。  このがんの治療というのは、確かに患者さん自身にとっては大変ストレスなことですし、これはいろんな面でフォローしていかなければいけないことなんですけれども、ただ、その治療を行うには、最近では、やはりしっかりと患者さんに説明をして、同意を得て、それでなければ、そういった治療というのは一切、基本的にはできません。ですから、以前は本人には知らせないでというスタンスがあったんですけれども、今ではどんどん、そういった治療のスタンスというものは、そこら辺は変わってきているという背景がございます。そういったことを鑑みて、腫瘍内科というのが少しずつ、もちろん専門医がいなければ標榜できないわけですけれども、まだまだ滋賀県でも数名程度しか専門医がいません。そういう中で当院にそういうドクターが育ってくれたということで、新たに設けようとしたものでございます。 31 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 32 ◯委員(辻 真理子さん)   院長先生のご説明でわかりました。私自身も古い考え方の方になっているんだと思いますが、2人に1人はがんにかかって、なるべく早期発見があれば、別に治る病気だという認識も浸透してきていると思います。ですから、そういう新しい段階にみんなが踏み出していって、積極的にがんの治療を受けるというふうに変わってきたのであれば、それに同調するようにしていきたいと思いますので、理解はいたしました。ありがとうございました。 33 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第112号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第124号彦根市中地区公民館指定管理者の指定につき議決を求めることについての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  生涯学習課長。 36 ◯生涯学習課長山岸将郎君)〔議案第124号について提案説明〕 37 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第124号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 38 ◯委員(馬場和子さん)   ご説明ありがとうございました。中地区公民館指定管理者の指定につき議決ということで、まず1点、確認ですけれども、選定結果の第1位ということで順位が示されていますけれども、応募団体はこの交流の館1件だけだったのか、確認させてください。 39 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 40 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   1件のみでございます。 41 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 42 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  1,600点中、先ほど説明がありましたように、1,348点ということで、これは1,600点から減点方式でされているのかなと思いますが、業務の提案内容の1から7の中で非常にいい提案をしていただいたということがあると思うんですけれども、中地区公民館も50サークル余りが活動されていて、ほかの館には余りないロビー展示とかの取り組みもされているということで、非常に、私は地元なんですけれども、活発にされているなという印象を持たせていただいております。  教育委員会の担当課として、この業務内容の拡充、あるいは利用者増大ということに関して、どのような評価をされたのか、簡単に教えていただければなと思います。 43 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 44 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   中地区公民館につきましては、平成30年度の実績で申しますと、実施講座の回数が43回で1,817人を集めておられます。直営館6館の平均でいいますと、平均が23回で、平均が537人の自主講座の受講者になります。それから総利用者数につきましても4万4,689人、中地区は全8館の中で一番多くなっておりますし、直営館の方は大体1万人から、多いところは3万7,000人あるんですけれども、非常に利用者も中地区は多いという状況でございます。  今、委員が言われました、非常に地元の中でも特性を十分に熟知しておられて、地元との連携を十分に図っておられるということで利用者の評判もいい。それから柔軟な講座の開設、展示等もされておりますので、非常に当課としては評価もしております。評価委員会の中でも非常に高い点数を取られているということで評価が高いところでございます。 45 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 46 ◯委員(馬場和子さん)   詳しく答弁いただきまして、ありがとうございました。選定の基準に合致している、あるいは非常にフレキシブルに活発な活動をされているということの評価も大きいかなと思いますので、理解をさせていただきました。ありがとうございました。 47 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 48 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第124号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 49 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第125号彦根市稲枝地区公民館指定管理者の指定につき議決を求めることについての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  生涯学習課長。 50 ◯生涯学習課長山岸将郎君)〔議案第125号について提案説明〕 51 ◯委員長野村博雄君)   それでは、議案第125号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 52 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  中地区公民館と同様なんですけれども、選定結果の第1位ということで、こちらも1団体のみの応募だったのかというのを再度確認させてください。 53 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 54 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   1団体でございます。 55 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 56 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  稲枝地区公民館は2回目の指定管理者選定の議案だと思っているんですけれども、例えば毎月15日に広報紙の「Let‘s Begin Now!さあ、今から始めよう!」というのを発行されたりということも聞いておりますので、一定、住民の方に身近な公民館になっているというような評価も私どもはさせていただいているんですけれども、教育委員会の担当課として、今回の選定結果を得まして、どのような評価をされているのか、お聞かせください。 57 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 58 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   中地区公民館と同様に、稲枝地区公民館につきましても、自主講座でいいますと平成30年度の実績では33回しておられまして、直営館に比べますと非常に多い回数をしていただいています。非常に柔軟な講座を開いていただいています。利用者の方も1万9,780人と非常に多い館でございまして、稲枝は特に、それ以外にいいますと、自治会との連携が非常にうまくいっておりまして、地元への浸透が、中地区がだめだというわけではないんですけれども、非常に連携が上手にとれているところだなと思っています。まだ、今回でいいますと2期目になりますので、1期目で非常に苦労されておりましたけれども、後半になるほど選定委員会での実績評価も高くなっておりましたので、当課としても非常に評価をしているところでございます。 59 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 60 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。詳しくご説明いただきました。ご苦労を乗り越えて浸透しているという状況も仄聞いたしておりますので、この議決につきましての一定理解をさせていただきます。ありがとうございます。 61 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。  堀口委員。 62 ◯委員(堀口達也君)   93ページの生涯学習推進への積極的な取組についてなんですけれども、「参加の少ない男性にターゲットを絞った講座の開催」と書いているんですけれども、男性の参加が少ない原因と、どういった講座を開催される予定なのかというのを教えてください。 63 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 64 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   もともと公民館につきましては、どの館もそうなんですけれども、非常に男性の参加者が少ない、講座への参加が少ないという現状がありまして、それにたがわず稲枝でもそういったことがあります。特にリタイアされた男性の方を生涯学習の観点で引き込みたいというのがあります。女性は非常に地元の中でうまく活動されたりしていますが、会社をやめた後の男性がなかなか外に出にくいというのがありますので、どの館もそういったことは考えておられます。  特に稲枝は、そういった形で、ちょっと今手元に資料がないのであれなんですが、料理教室なりとか、そういったもので男性を引っ張り出そうという考えで講座の企画はしておられまして、それなりに効果は上げておられると思いますので、今年そういった形で考えておられます。  以上です。 65 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)
    66 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第125号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第126号彦根市子どもセンター、彦根市立ふれあいの館および多景公園の指定管理者の指定につき議決を求めることについての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  子ども・若者課長。 68 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)〔議案第126号について提案説明〕 69 ◯委員長野村博雄君)   これより議案第126号に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  角井委員。 70 ◯委員(角井英明君)   指定管理の高木・技研特別共同体とありますけど、高木造園から外周りは高木造園がやって、施設の管理運営というのを技研サービスがやると思ったんですけど、その理解でよろしいんでしょうか。  それと、もう一つ、この高木・技研特別共同体というのは、金亀公園も指定管理をされていると思うんですけど、7月に金亀公園の除草にラウンドアップを使用するという広告を出して、9月議会で中川議員や堀口議員がそのことについて質問をしたんですけど、そのとき「指定管理者募集要項におけます仕様書では、植物管理業務として、芝生、花壇、草地等の除草を適切な時期に適切な方法を選択し実施すること、年間の管理計画を作成し、計画に沿って作業を行うことを規定しております」という答弁で、除草にどういう除草剤を使うということまでは明記されないと思うんですけど、そういうことをやろうとしたことも選定の参考とされているのか、お聞きします。 71 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 72 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   1点目の業務分担については、委員のお申し出のとおりでございます。  2点目の金亀公園の除草の件につきましては、当然、審査員の方も、そういうことがあったという事柄は存じて審査をさせていただいていますけれども、今回の提案で、今後そういうものを使うというような提案等はございませんでしたので、審査員の頭の中にはあったということでご理解をいただきたいと思います。    (「わかりました」と呼ぶ者あり) 73 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありますか。  辻委員。 74 ◯委員(辻 真理子さん)   96ページの彦根市立ふれあいの館および多景公園の提案内容についてお聞きしたいんですけれども、ふれあいの館というのは就学前の子どもたちが日常的に遊び、また、子育ての相談に応じるとかいうことで、随分前からたくさんの人が参加していると思いますが、現在は2番目のところにあります自主事業として、どのようなことを行っていただいているのか、そして、子育ての相談というのは、どのような事業内容なのかということについてお伺いしたいと思います。  それと、もう1点、先ほどの地区公民館に比べますと、やはり得点がかなり低いと思うんですね。それで、この低い理由は何かと。もう少し高い点数が望ましいと思うんですが、1者しか応募がなかったということでございますが、その得点率が70.6%、70.2%であった内容、少し足りないところは何だとお考えになりますか。 75 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 76 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   事業内容につきましては、子育て相談というようなものは、ほぼ毎月開催をしていただいておりますし、評価の一つの項目として、来館者数というのが指標になるかと思いますので、少し申し上げますと、ふれあいの館については平成28年から指定管理の方を出させていただいております。平成27年につきましては1万2,979人でございましたけれども、平成28年には1万3,522人、平成29年には1万4,388人、平成30年度には1万6,642人ということで、毎年10%近い来館者数の伸びを記録しておりますので、かなり認知度も広がってきていると思っております。  2点目の、1者しかなかったということなんですけれども、現地説明会のときには3団体の方の一応応募がありましたけれども、実際に手を挙げていただいたのは1者ということになります。こちらにつきましては、前回の応募の際にも、事前説明会には幾つか市外の団体等もお越しいただきましたけれども、実際には手を挙げていただいておりません。その理由として私どもが考えておりますのは、市内に団体の拠点が置かれていない場合、新たに拠点を拡充することや人材確保に係る経費等がかかるというようなことで、市外団体とか新規の団体については応募がなかったのではないかなという判断をさせていただいております。  得点率につきましては、70%を少し超えたところでございますけれども、一応選考委員会で得点率が6割というのが判定基準になっておりますので、それを超えておりますし、特段マイナスの評価の部分もございませんので、このまま提案をさせていただいたというところでございます。    (「結構です」と呼ぶ者あり) 77 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第126号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯委員長野村博雄君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  以上をもって、議案に対する質疑および討論を終了いたします。  ただいまから採決を行います。  最初に、議案第111号彦根市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、議案第111号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第112号彦根市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、議案第112号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第124号彦根市中地区公民館指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、議案第124号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第125号彦根市稲枝地区公民館指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 83 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、議案第125号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第126号彦根市子どもセンター、彦根市立ふれあいの館および多景公園の指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はありませんか。    (「異議あり」と呼ぶ者あり) 84 ◯委員長野村博雄君)   では、異議があるようですので、起立により採決をいたします。  議案第126号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 85 ◯委員長野村博雄君)   ご着席ください。  起立多数であります。よって、議案第126号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、請願の審査を行います。  お手元に配付しております請願文書表に従い、ご審査をよろしくお願いいたします。  請願第3号彦根市新市民体育センター建設を見直し「ひこね燦ぱれす」を残すことを求める請願の件を議題とします。  お諮りします。  請願第3号については、審査の必要から会議規則第134号の規定に基づき、紹介議員の説明を聞きたいと思いますが、これにご異議はありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 86 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認めます。よって、紹介議員からの説明を聞くことと決しました。  なお、本請願につきましては、請願者による説明の申し出がありましたので、請願者の方にも出席をいただいております。どうぞ、請願者の方、ご着席ください。  それでは、審査に入ります。  請願第3号について、紹介議員の角井議員に説明を求めます。  紹介議員におかれましては、簡潔な説明をお願いいたします。  角井議員。 87 ◯紹介議員(角井英明君)   紹介議員の角井です。  今回の国体を契機に、95億円もの大きなお金を使って今進められている市民体育センターの建設ですけど、市民のスポーツをする権利を保障する、そして市民の健康増進を図る、そういう新体育センターにしてほしいという願いの請願です。  請願者は西今町在住の中江研介さんです。よろしくお願いします。 88 ◯委員長野村博雄君)   それでは、請願者の方に請願の趣旨説明を求めます。  なお、説明は請願趣旨の範囲内とし、5分以内となっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、請願者、お願いいたします。  請願者。 89 ◯請願者(中江研介さん)   請願趣旨の説明をさせていただきます。  私は中江研介と申します。過去、ゼネコンに42年間勤めた者でございます。では、始めます。  私は、彦根市新市民体育センター建設の見直しと「ひこね燦ぱれす」を残すことを求める議会への請願に当たり、その趣旨説明を行います。  近年、彦根市では庁舎耐震増築工事について、彦根市と施工業者の間で裏取引が行われたことが発覚し、それにより工事の停滞、建設費の大幅増加が生じました。結果として、貴重な税金を無駄にし、市民の信頼を損なったことは非常に重大な問題であり、責任者である大久保市長と市政をチェックする市議会に対する批判の声が上がるのも当然だと思います。  このように市政の反省も十分になされないまま、2024年国体に関連した新体育センターの建設事業についても大きな疑惑が浮上しています。  まず、旧市民体育センターは年間8万人もの利用者があり、耐震工事を済ませたばかりでしたが、市議会は解体の是非を問う住民投票を求める市民の声を否決し、解体されてしまいました。そもそも旧体育センターを壊すことになった経緯が滋賀県と彦根市の間で食い違い、不透明なまま残っております。その後、彦根市は新たな体育センターの計画を発表しましたが、総工費82億円という巨額な計画です。入札が不調に終わると、82億円という予算に合わせるために計画を見直すのではなく、庁舎の耐震工事と同じ施工業者の見積もりに合わせるように、さらに予算を95億円に増額して再入札にかけようとしています。2年前は64億円であった予算が今95億円に、1.5倍にも膨れ上がるという状況です。厳しい財政の中、どうして建設予算だけが優先されるのかという疑問の声が起こっています。  建設費が巨額になった主な理由は、国体のハンドボール競技のためのコート2面と観覧席2,700席、弓道競技のための二つの弓道場をつくったことによるものです。床面積は前の国体で建設された旧体育センターは4,700平米、新体育センターは1万3,800平米と3倍近くになっています。たった2週間開かれる国体競技を優先した計画です。  過去、福井県や愛媛県など、この間の国体では財政圧迫をしないよう既存施設を工夫して活用しています。国体後の市民体育センターは市民の健康増進のための施設として長く利用されますが、大き過ぎて使いにくいとか、利用料が高くなるのではとか、ランニングコストが市財政を圧迫するのではという当然の心配の声がもう既に出ております。  彦根市の住民も高齢化が進んでいます。健康維持できるように高齢者にとっても活用しやすい健康づくりの施設が求められています。1カ所に大きな施設をつくるより、身近なところに、いつでも使える施設を設けることが必要なのではないでしょうか。  新体育センターの建設計画でさらに重大な問題は、新体育センター建設予定地の一角にあり、現在使われているひこね燦ぱれすを解体・新設することです。財政が厳しいからと市民の暮らし関連の予算をばっさりと削っておいて、今後30年間も使える現施設を壊すことなど到底考えられません。  厳しい財政の中では身の丈に合わない施設建設を見直し、使える施設は最後まで使うのが常識です。95億円という建設予算の高騰を抑えるためにも、さらに工期の短縮のためにも、ひこね燦ぱれすの解体・新築の見直しを求めます。過大な体育センターの建設計画で膨らむ市の財政赤字のツケを市民に押しつけることのないよう、市民の暮らしを守る立場から以下のことを要望します。  請願事項1、彦根市新市民体育センターの建設計画を市民の利用を最優先に見直すこと。  2、ひこね燦ぱれすを今のまま残すこと。  以上で請願の趣旨説明といたします。 90 ◯委員長野村博雄君)   ありがとうございました。  それでは、請願第3号につきまして質疑等はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯委員長野村博雄君)   よろしいですか。なければ、次に、これより請願第3号に対する討論を行います。  討論はございませんか。  角井委員。 92 ◯委員(角井英明君)   今の請願の賛成討論をします。  請願要望事項の一つは、過大な新市民体育センターの建設計画は市民の利用を最優先に見直すことです。今進められている体育センターは3階建て、客席2,700、スポーツと文化がつながる市民の交流拠点とするものです。市は多額の費用がかかるけれども、彦根市の将来のために、なくてはならない施設だと言います。わずか2週間の国体のために市民サービスを削り、身の丈に合わない大きな施設を建てるのかという問題がありますが、それ以外にも、完成した体育センターを使ってスポーツを楽しもうという市民がどれだけいるのかということがあります。これから毎年、市民サービスが削られる彦根市、社会保障を削ることしか考えていない国、消費税10%になったにもかかわらず、一層の増額も狙われています。  働き方改革はかけ声だけ、格差と貧困がますます大きくなる中、新市民体育センターを利用できる人はどういう人たちでしょうか。スポーツ庁の最新の調査があります。「週に1回以上運動ができない」、「この1年運動をしなかった」、そういう人たちに理由を聞いています。最も多かったのは「仕事や家事が忙しいから」、次は「面倒くさいから」、3番目が「お金に余裕がないから」でした。運動ができないのは、長時間低賃金という労働環境が大きく影響しています。彦根市の将来のためだといって立派な体育センターをつくっても、労働環境や生活が人間らしいものにならない限り、利用者は増えないと思います。  スポーツには市民の健康増進や地域社会の活性化に寄与するといった公共的な役割があります。スポーツ基本法には、スポーツをすることは人権として明記されています。国体を開催する中でスポーツのよさやすばらしさを多くの市民が認識し、実際にやってみる人が増える。国体開催にはそういう意味があるのに、このままでは市民からスポーツを遠ざけかねないと危惧します。  新日本スポーツ連盟滋賀県連盟副理事長の星さんがこう言っています。「身近でいつでも気楽に安く使えるスポーツ施設を充実してこそ、健康滋賀にふさわしいのではないでしょうか」。  新市民体育センターの管理は民間の活力を利用してやっていきたいというのが市の方針です。そのために特別顧問を招聘しようとしています。しかし、うまくいくのでしょうか。国士舘大学客員教授の鈴木知幸さんは、「スポーツ施設はもともともうからない。最優良と言われる東京体育館でも収支比率は約70%、地方なら20から30%で、そもそも経営が成り立たず、民間事業者はやりたがらない」と指摘しています。利益が上がらなければ、大きな施設であればあるほど使用料の値上げが行われるのではないでしょうか。そうなれば権利としてのスポーツ、日常的にスポーツに親しむといったスポーツ基本法にある一番大切にしなければならないことが飛んでしまいます。
     ちなみに、スポーツ基本法の前文はこううたっています。スポーツは「国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠なもの」であり、「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利」である。彦根市の身の丈に合わない、市民サービスを削って行われる今回の体育センター建設はスポーツから市民を遠ざけてしまいかねない計画であり、請願趣旨にあるように、市民の利用を最優先して見直すべきだと思います。  以上、賛成討論とします。 93 ◯委員長野村博雄君)   ほかに討論はありますか。  堀口委員。 94 ◯委員(堀口達也君)   彦根市新市民体育センター建設を見直し「ひこね燦ぱれす」を残すことを求める請願に対し、賛成の立場で討論いたします。  まず、背景としては、2024年に滋賀県を主会場として開催予定の国民スポーツ大会に向けて、彦根市ではハンドボール、弓道、陸上、なぎなたの4種目の開催が決定し、新市民体育センターの建設事業がスタートしました。  そして、スポーツと文化がつながる新しい市民の交流拠点をつくるとして、ハンドボールコート2面と約2,700の観客席、近的・遠的の二つの弓道場だけでなく、ひこね燦ぱれすを解体し、新しく建設する地域交流棟を合築する計画となり、2017年の基本設計時で約64億円もの事業費となり、余りにも高額過ぎるとの市民の方からの声がありました。  その後、実施設計時には82.2億円となり、さらに今回の12月定例会において12.5億円増しの94.7億円となりました。わずか2年ちょっとの間に30億円以上もの上昇です。  約95億円もの市民の皆さんの大切な税金を使った高い買い物をするにもかかわらず、市民の方への説明責任をしっかり果たされていないことや、多くの議員の反対意見、北川議員も今まで何度も言われてきた、ひこね燦ぱれすを残す副案の要望に対しても真摯にご対応いただけておらず、せめて選択肢の一つとして市民や議員にも提示していただき、明確に今の案がベストだとおっしゃるなら、ぜひ示していただきたいと思います。  また、国スポは県主催の事業にもかかわらず、事業費が12.5億円も上がったとして、ハンドボールと弓道を合わせても、わずか3.8億円の補助しかいただけないことや、国から補助をいただける社会資本整備総合交付金も10.7億円から11.7億円と、わずか1億円しか増額しない状況です。  この今回の定例会において明らかとなった地域活性化事業債に関しても、現時点では確実でないこと、一般財源が2.7億円増額することへの財源の確保策として、1億円を個人、団体、企業からの寄附やネーミングライツを頼りにするといった不透明な状態です。  また、新市民体育センターのライフサイクルコストは建設費の4から5倍で、442億円以上もの金額になります。この金額を60年で割ると、毎年約7.4億円もの税金を払い続ける必要があります。福祉、教育など、これだけ多くの市民サービスを毎年削ってまで、彦根市民に長年にわたってご負担いただくことが果たして正しい判断、果たすべき役割なのでしょうか。  さらに、ひこね燦ぱれすは、これからまだ30年以上使用できること、過去のご答弁によると、解体に約1億円、地域交流棟の建設に延べ床面積の20%で約13億8,000万円となり、ひこね燦ぱれすを壊さずに使用することで約15億円もの事業費を削減することができます。令和3年に約5億6,000万円となる大規模改修が予定されているとあるが、それを引いても10億円ほどは削減することができます。  また、オリンピックの影響による技術者不足、建設費の高騰が続いているのであれば、需要が落ちついて、建設費が安くなったときに改めて地域交流棟の建築・合築を検討してもいいわけです。国の交付金獲得のために無理をしてまで、ひこね燦ぱれすの解体と合築工事をすることは現時点では得策ではないと思います。  約95億円もの市民の皆さんの大切な税金を使った高い買い物です。多くの市民、未来の子どもたちに長年にわたってツケを残すことになります。ひこね燦ぱれすを残す請願を真摯に受けとめ、選択肢の一つとして市民や議員にも明確にお示しいただけるまでは、ひこね燦ぱれすの解体と合築工事を行うべきではないと思います。  以上のことを踏まえて、彦根市新市民体育センター建設を見直し「ひこね燦ぱれす」を残すことを求める請願に対し、賛成の立場での討論とさせていただきます。  以上です。 95 ◯委員長野村博雄君)   ほかに討論はございますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 96 ◯委員長野村博雄君)   なければ、請願第3号についての審査を終了いたします。  請願者の退席をお願いいたします。お忙しい中、お出まし賜りまして、ありがとうございました。  ただいまから採決を行います。  請願第3号彦根市新市民体育センター建設を見直し「ひこね燦ぱれす」を残すことを求める請願は、採択すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 97 ◯委員長野村博雄君)   ご着席ください。  起立少数であります。よって、請願第3号は不採択とすべきものと決しました。  これにて、本委員会に付託されました案件の審査を終了いたします。  なお、本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 98 ◯委員長野村博雄君)   異議なしと認め、そのように取り計らいます。  暫時休憩いたします。                                 午前10時40分休憩                                 午前10時50分再開 99 ◯委員長野村博雄君)   それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。  所管事項に対する一般質問の発言については、委員お一人につき30分以内、1回のみとなっておりますので、発言を始められましたら続けて質問をお願いいたします。質問を行っている間は、ほかの委員の発言はできませんので、よろしくお願いいたします。  また、これまで本会議場の一般質問ならびに予算常任委員会での質疑を十分踏まえての一般質問をよろしくお願いいたします。  それでは、質問はございますか。  馬場委員。 100 ◯委員(馬場和子さん)   では、所管事項に係る一般質問ということで、何点かさせていただきたいと思います。  まず、1点目なんですけれども、教育分野の方でお尋ねをさせていただきたいと思います。  少し報道が前になりますので記憶が薄れたかもしれませんけれども、大阪の小学校6年生の女児が誘拐・監禁されたという事案がございまして、本当に子どもに忍び寄るSNSのリスクというので背筋が凍る思いをいたしたところでございますが、この大阪府の小学6年生誘拐事案を受けまして、まず、市内の小・中学校のスマホ保有割合や会員交流サイト、SNS等の使用頻度の把握というのをしていただいているのかなということを思ったりもしました。1点、その点をまずはお答えを賜りたいと存じます。 101 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 102 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   委員の質問にあります、市内小・中学生のスマホの保有割合や会員交流サイト、SNS等の使用頻度についてはデータがございませんので、ご理解の方よろしくお願いします。 103 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 104 ◯委員(馬場和子さん)   データがないのでということで、教育委員会としては、どういう把握の仕方ができるのかなというのも悩まれるところではあるとは思いますし、全体の把握というのは、なかなか難しいかとは思うんですけれども、これ、例えばPTAとか等でスマホの使い方というものの研修会だとか、これは単位のPTA、あるいは彦根市PTA連絡協議会の方でもされていると思っているんですけれども、数的には把握はできていないけれども、教育委員会として各学校への指導は必要かなとは思います。  今、彦根市内の状況は把握されていないということなんですけれども、インターネットを利用しているというのが、これは全国平均ですけど、小学生6歳から12歳で67.1%、12歳から19歳で96.6%ということで、多くの子どもたちがインターネットを利用している。あるいは、スマートフォンを保有しているのは、小学校で32.6%、中学校で83.8%で、SNSでの被害児童、18歳未満が2012年は1,076件で、2018年には1,811件と7年間で約1.7倍になっているということです。  ネット上のリスクに対する危機意識は、「自分が当事者になると感じた」というのが子どもの中でもすごく高くて、しかしながら、一方で、「特にリスクを感じない」というのが子どもで44%、保護者で47.6%あるということを受けますと、やっぱり危険が一定あるんだよということも含めて、教育委員会から各校へ、そういうようなPTAで指導いただきたいとか、彦根市PTA連絡協議会に指導いただきたいというような働きかけは必要ではないかなと思いますが、見解をお聞かせいただきたいなと思います。 105 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 106 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   今ご質問のありましたPTAに協力いただいてという部分につきましては、各学校の判断で、PTAで親子スマホ安全教室を行ったりしておりますし、当然、学校でも、この使い方については指導すべきものでございますので、当然、年度当初の教育委員会からの発出文書においても、使って指導させていただくこともございますし、各校では学年集会とか全校集会において指導することもございます。  また、SNS等でいじめ等のトラブルになることもございますので、そういう場合につきましては、関係者の指導も当然させてはいただきますけれども、当然、例えば今年でしたら、中1の生徒でそういうトラブルがございましたので、そういう場合については、改めて学年全体を指導するように、こちらの方も各学校、その該当校に指導させていただいたりもしております。 107 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 108 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  事案を受けて早急に対応していただいたということも、今、報告をいただいているんですけれども。やはり家庭での指導というのも大事だと思いますけれども、学校で指導していただく際に、一度校内の状況というのを把握していただく必要もあると。先ほどは把握していないという答弁でしたので、ぜひとも一度洗い出しをしていただきたいなと思います。指導のときにアンケートなりで、また、困ったことがないのかというようなことも含めて、一度そういう指導もしていただけないでしょうか。 109 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 110 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   今、校内での洗い出しというお話もございましたけれども、まず、このスマホにつきましては、保護者の責任で子どもに持たせるということでもありますし、当然、保護者のスマホを使ってSNSを使うという場合もございます。だから、いろんな形の使い方がありますので、学校とか市の教育委員会が把握することは難しいことになろうかと思います。 111 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 112 ◯委員(馬場和子さん)   もちろん家庭、保護者の責任においてということは理解をいたしております。そうしますと、子どもへの教育とあわせて保護者への指導、あるいは助言、どういうところに気をつけたらいいのかというようなことも具体的に示していただかないといけないかなと思います。  子どもにしても保護者にしても、一番心配しているのは個人情報が漏えいするのではないかという心配と、自分や友だちの画像がアップされる、あるいはゲームの課金、自分の写真を送らされて脅迫される、ネット上で知り合った人から誘拐され、拉致され、乱暴され、殺害されるというような大きな事件になっていくということもありますので、ぜひとも便利さの裏には怖さがあるということを保護者の方にも指導をお願いしたいと思います。その点についてはいかがでしょうか。 113 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 114 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   委員がおっしゃったとおり、この件については、非常に便利さの裏に怖さというのもございますので、これまでから子どもたちはもとより、保護者にも、いろんな形で指導もさせていただきましたが、今後も引き続き、保護者の方にも指導もさせていただきたいと思います。  あと、少し話は変わるかもしれませんが、このような指導の場合につきましては、当然、学校からの指導という部分もございますけれども、いじめの件にもありますけれども、子どもたちの力を使うということも非常に大切なことでして、今回、中学校で「虹のかけ橋」というプロジェクトをしているんですけれども、これは生徒会執行部が市の教育委員会で集まって、そこで会議を持ちまして、一つはいじめ撲滅に向けて、いろんな事例の動画を使って、いじめをなくしていくという取り組みをさせていただきました。  今回、大阪の事案を受けまして、スマホの怖さについても、やはり取り組んでいこうということで、「スマホ宣言」というのをつい先日つくって、これから各校に配布する予定でございます。  以上でございます。 115 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 116 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。「虹のかけ橋」の取り組み、あるいは「スマホ宣言」ということで、具体的に取り組みを始めていただいているということで、よそ、対岸の火事ではなくて、彦根の子どもにも起こる可能性は十分にありますので、お願いしたいと思います。  県教委の家庭教育の啓発ポスターの中に「スマホOFF 家族タイムにスイッチON ちょっとステキな生活習慣。あなたも家族も心のアップデート。」というポスターを目にしましたけど、何かすっと心に入ってきた気がしますので、そういうような、かた苦しいことではなくて、すっと入ってくるような啓発もお願いしたいなと思います。ありがとうございます。  次、2点目なんですけれども、これも教育委員会管轄なんですけれども、先ほどの議案の中でも議論がございましたが、地区公民館の活性化に向けてということでお尋ねをさせていただきたいと思います。  中地区公民館、稲枝地区公民館への指定管理者導入による事業内容の拡充と利用者の増加ということに対する評価は、先ほど十分にご説明をいただきましたけれども、やはり指定管理者制度を導入していただいているということで、非常にフレキシブルというか、拡充している。それに呼応するように利用者の方も増えているなというのをすごく実感させていただいているんですけれども、今後、他の公民館も指定管理者制度を導入するというお考えについて少しお聞かせいただきたいと思います。 117 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 118 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   先ほどのご説明でもさせていただきましたけれども、指定管理館2館が非常に効果を上げているということを考えると、おのずと今後は指定管理館の方向でというふうにはなるんですけれども、現在の指定管理館が形態としては地元の団体が受託しているケースという形になりますので、地元団体以外、民間事業所が受託した場合に効果が上がるかどうかは、まだ不透明な状況でございます。まずは地元団体への委託を検討していくという形になるかなとは考えておりますけれども、地元での受け皿というのが、なかなか育っていない状況でございます。  それから、公民館といいますのが社会教育法の制約を受ける施設でございますことから、民間事業者に参入してもらえるような形を整えていくという、コミセン化などの検討を進めていくということも必要かなと考えています。  ただ、コミセン化の方向につきましては、社会教育委員の会議でもたびたび議論しているんですけれども、どちらかといえば、コミセン化には反対の意見が多いところでございますので、そのことには慎重な検討が必要だなと。そういったことも踏まえて、指定管理というものをこれから検討していく必要があるかなと考えています。 119 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 120 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  地元の団体が受けていただくに越したことはないと思うんです。みんなでつくっていく公民館、みんながかかわる公民館という意味では、地元の団体がということは非常に大事なポイントであると思います。  それで、そんな中で、受けてくださる団体というのが、例えばネックとなっているものの一つに、申請するときの書類、あるいは報告するときの書類というのが非常に膨大なもので、負担感があって、なかなか受けられないのですという声もお聞きするんですけど、その点について、何か指定管理者へ進めるために改善していただけるような点がないかなとは思いますが、いかがでしょうか。 121 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 122 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   現在の指定管理者制度といいますのが、平成15年8月に地方自治法が改正されまして、公の施設を民間に委託できることになりました。彦根市では平成18年4月から導入をしております。  以前は公共団体しか受託できなかったものが民間の事業者もできるようになったという制度でございます。民間活力を利用することによって、経費節減、それから質の高いサービスの提供を目的としているものでございますけれども、指定管理者の選定につきましては、先ほどもちょっと説明しましたけれども、透明性、公平性、幅広い参入の機会の提供を確保して慎重に審議すべきものであると考えています。  彦根市では、企画課が平成17年4月に彦根市公の施設に係る指定管理者制度に関する事務処理要領および留意事項等を定めておりまして、申請書類として、1番に指定申請書、2番目に団体概要書および応募資格を有していることを証する書類、3番目に管理業務の計画書、4番目に管理に係る収支計画書、5番目に団体の経営状況を説明する書類、6番目にその他市長が別に定める書類ということで定めをしております。  公の施設の管理を任せるに当たって、適当かどうかの審査をするために必要最低限の書類でございますので、当課で実施している指定管理者の募集に関しても、最低限の書類をお願いしている状況でございます。こういった申請書類の見直しにつきましては、所管であります企画課の方で検討いただくものと考えております。  以上です。 123 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 124 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  大事な公共の施設をお預けするという意味合いでは、しっかりと書類というのは整えていただかないといけないと思いますけれども、例えば、こういうことを考えているんだけど、どうするんですかというようなこともあるので、ぜひともご相談にはしっかりと対応していただきたいなと思います。  では、この市の公民館八つのうち、非常に老朽化が著しい公民館というのが幾つかあるんですけれども、その公民館が何公民館で、今後、展開はどのような方向性をお持ちなのか、お聞かせいただきたいなと思います。 125 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 126 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   ちょっと今、ぱっとどこが一番古いのかはご説明できないんですけれども、公民館につきましては、もうオープンにしております公共施設等総合管理計画の個別計画を平成30年3月に策定しておりまして、その計画に基づいて年次的に修繕していく予定でございます。 127 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 128 ◯委員(馬場和子さん)   個別にどの施設がということではないと思いますけれども、やはり公民館の果たす役割を考えますと、老朽化が著しい、あるいは機能を拡充してほしいというような要望もあろうかと思いますので、地域のみんなが集まれる拠点として、今後も、ぜひとも直してでも、しっかりとお願いしたいなと思います。  では、先ほども答弁の中で少し出たんですけれども、せんだって大津市の方で、コミセン条例というのが一旦は取り下げられて、またできるところからしていただいたらいいよというので再提案の結果、可決したということも聞いておりますが、この経緯等についてのご見解をお聞かせいただければなと思います。 129 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 130 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   コミセン化につきましては、行政評価委員会などでは必要であるとの意見があるものの、社会教育委員の会議では慎重な姿勢がとられておりまして、本市では判断が分かれているところでございます。現在は、まだコミセン化するかどうかを決めていない状況でございますけれども、彦根市が取り組むとした場合に、手法は全市的に一気に進めていくのか、大津方式で、できる地域で進めていくのかという二者択一で、どちらかを選ぶ形になるかと思います。どちらの方が彦根市には望ましいのか、公民館のコミセン化がまだはっきりとしていませんので、そういったところの方向性も含めて、検討の中で決めてまいりたいと考えております。 131 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 132 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。一つの方法ではあるかなという理解をしておりますので、そんな一足飛びに進められるものでもないとは思いますので、ぜひとも研究を進めていただいて、公民館が地域に役立つ施設であることをよろしくお願いしたいと思います。  では、次ですけれども、福祉分野でお尋ねをさせていただきたいと思います。  これは保育料の無償化が開始されて以降の諸課題についてということでお尋ねさせていただくんですけれども、1点目です。無償化になったことで、例えばそれまで家庭で保育されていた方も、そうしたら利用しようかというようになり、潜在的な需要が増えたのではないかなということをちょっと思ったりもするんですけれども、その点いかがでしょうか、お聞かせください。 133 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。
    134 ◯幼児課長(北村慎弥君)   無償化に伴う潜在的な需要についてでございますが、本年4月1日現在での保育所などの2号、3号認定の利用者、申込者の数でございますが、2,841人ございましたが、これが10月1日現在では2,994人となりまして、153人増加しております。ただ、この153人の内訳でございますが、0歳児が135人増えております。そして1歳児が25人増、2歳児が7人増、3歳児が今度は7人減で、4・5歳児で7人減となっておりまして、今年度の利用者につきましては、この無償化によって、この傾向は、実は0歳が増えるというのは例年の傾向でございますので、今年度については、この無償化による3歳以上の増というのは限定的な影響しかないかなと思っております。  しかし、来年度の利用申し込みの方で申し上げますと、保育所等の新規申し込みが1,011件ということで、昨年より106件増加しております。こちらも年齢別で申し上げますと、0歳が昨年に比べて7人増、1歳が31人増、2歳が3人減、3歳が47人増、4歳が18人増、そして5歳が6人増となっておりまして、3歳から5歳で申し上げましても、前年より71件増となっておりますので、来年度にかけては、やはり無償化の影響があるかと考えております。 135 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 136 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。比較数字を示していただきまして答弁いただきました。  今、今年はそんなに大きな影響は出ていないけれども、様子を見ながら来年は増えるかもというような想定をされているということですけれども、これ、少なくとも今年度も153人増えているわけですので、待機児童数の変化についてはいかが把握されていますか。 137 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 138 ◯幼児課長(北村慎弥君)   今年度の待機児童数でございますが、4月1日現在では25人ということでなっておりましたが、10月1日現在におきましては、124人ということで99人増加しております。こちらの方も昨年同時期、昨年度の10月1日現在も109人ということで、昨年度と比べましても15人ほど増ということで、傾向としては増加傾向にございます。 139 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 140 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  待機児童、待機していただいているということは、なかなかお仕事に行きたくても行けないとか、いろいろな支障が出てきて、生活自体にいろんな影響を与えると思うんですけれども、全部来てください、全部受け入れますという施設、あるいは保育士の充足率等々、非常に課題もあろうかと思いますけれども、保育士の充足率や働き方改革、あるいは施設の規模等々について、どのような課題があって、どのような対応をされているのか、お聞かせいただきたいなと思います。 141 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 142 ◯幼児課長(北村慎弥君)   まず、保育士の充足率でございますが、現在利用している子どもの人数に合わせて保育士というのを配置ができておりますので、子どもに対しての充足率というのは当然100%と考えておりますが、年度当初に保育所とか認定こども園等に対しまして、利用定員を受け入れる場合や、あと、年休代替等で先生がお休みをとられるための職員配置等で過不足ありますかということを聞きましたところ、やはり「職員に不足はない」と答えられた園というのが、全部で35園ある中の16園でございまして、その割合は45.7%となっております。  逆に言えば、保育士が足りない、不足しているという園は35園中19園となっておりまして、率としては54.3%となっております。  また、保護者の働き方改革とか待機児童のニーズへの対応としましては、やはり保育士の人材確保というところで、やはり定数ですね、利用定員まで、どうしても利用できないといった園もございますので、まずは保育士の人材確保に力を入れていきたいと思っておりますし、やはり施設整備といった部分も、まだ必要だとは考えておりますので、その辺に力を入れていきたいと考えております。 143 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 144 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。課題抽出と、それに対応してということで答弁をいただきました。  本当に、いずれにいたしましても、保育士の方に、いかに彦根の職場で働いていただくかというお取り組みにも、ご苦労いただいているのも聞いておりますが、ぜひともしっかりと対応していただきながら、どの家庭でも、どの子どももが、しっかりと受け入れていただける体制にしていただきたいなと、引き続きのご努力を切にお願いいたします。  大きく3点目、病院部門でのお尋ねをさせていただきます。  彦根市立病院、時折寄せていただいたり、見せていただきに上がるんですけれども、彦根市立病院での地域連携患者優先の取り組みというので院内のあちこちにポスターが張ってあったりということで、オレンジのバッグを持っている方が優先患者という目印だということもお聞かせいただいているんですけれども、この取り組みの仕組みと目的についてお聞かせいただきたいなと思います。 145 ◯委員長野村博雄君)   医事課長。 146 ◯医事課長(桂田厚子さん)   まず、仕組みにつきましては、地域およびほかの医療機関から当院の地域医療連携室を通してご紹介いただきました患者様につきまして、専用の受付窓口を設置し、受け付け順など一部優先的に受診していただけるようにしております。  また、主な目的としましては、地域の中核病院として、高度でより専門的な医療を提供できるよう、地域の医療機関と連携を推進するため、紹介患者を優先することによりインセンティブを与え、さらに医療連携の充実を図ることを目的としております。 147 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 148 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  優先制度を利用されているということで、非常に受け付けの面とか診察の待ち時間とか、いろんな面で優先的にしていただいているということで、利用されている方はいいなと思われると思いますけれども、例えば、それ以外の患者さんは、「何で私、先に来てるのに先と違うのかな」とか、いろんな感じ方をされると思うんですけれども、優先制度の利用者と患者の反応についてお聞かせいただきたいと思います。 149 ◯委員長野村博雄君)   医事課長。 150 ◯医事課長(桂田厚子さん)   まず、優先制度の利用者である地域連携紹介患者様は、待ち時間が短くスムーズに回れると実感されております。これらの取り組みに関して、よいことだとおおむねご満足な感想を頂戴しております。  一方、それ以外の患者様のご意見としましては、専用窓口を設置しました当初、なぜ自分よりも先に診察室に呼ばれるのかといった診察の優先順位についてや、これらの取り組みについて知らなかったというご意見も頂戴しております。改めて院内の掲示をわかりやすく見直すとともに、ホームページや「かがやき通信」、「地域連携だより」等のあらゆる広報媒体を活用して広く周知を行っているところでございます。 151 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 152 ◯委員(馬場和子さん)   ただいま答弁ありましたように、理解をしていただくというのが非常に大事になってくると思いますので、ぜひともまたよろしくお願いしたいと思いますが、最初の目的のところでもお答えいただきましたけれども、この取り組みによって病診連携というのは進んでいるのでしょうか、伺います。 153 ◯委員長野村博雄君)   地域連携センター長。 154 ◯地域連携センター長(北川智美さん)   いわゆる病診連携の部分でございます。いわゆる病院と診療所の連携におきましては、地域医療構想のもと、湖東医療圏域内でも取り組んでおります。  当院が急性期病院として役割を果たすために連携を進めていますけれども、その客観的評価ができるデータといたしましては、当院への紹介率、あと、当院からの逆紹介率があると考えております。それから見ますと、地域医療支援病院の基準紹介率が50%と言われている中、当院は平成30年度63.9%の紹介をいただいております。また、逆紹介に関しましても、基準70%と言われているところを82.9%できております。これらの数字になっていますところから、病診連携においては進んでいると考えております。 155 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 156 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  客観的に数字で示していただくと、一目瞭然というか、非常に進んでいるということが理解できます。大事なことですので、市立病院のドクターを守るという意味合いにおいても大事な要素だと思いますし、それぞれの役割を分担していくということを、また引き続き取り組んでいただきたいなと思います。  この病診連携につきまして、非常に進んでいるという数字で示していただきましたけど、一般患者さんの反応については、どのような把握をされていますか。 157 ◯委員長野村博雄君)   地域連携センター長。 158 ◯地域連携センター長(北川智美さん)   一般患者さんの反応といたしましては、国の指導のもとに取り組みがされました2018年、厚生労働省で行われました「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」から始まっております。当院でも、かかりつけ医の推進に対する取り組みとして、1階ロビーにかかりつけ窓口を設置して、湖東医療圏内の医科、歯科、各診療所の情報をリーフレットを作成して紹介できるように整えております。  また、公民館や講演会などに出前講座「かかりつけ医を持ちましょう」というタイトルで市民のご理解を進めているところでございます。  ただし、患者様、当事者になられた場合に、さまざまな不安や思いがありまして、当院からの転院やかかりつけ医の逆紹介を拒まれる場合もありますが、一定のルールのもと、皆さん平等にご理解いただけるよう進めている最中でございます。 159 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 160 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。1階の入ってすぐのカウンターを設けて、たくさんのパンフレットもずっと並べて、していただいているということで、でも、ちょっと明るくないイメージなのかなと、あの場所がね、と感じましたので改善も、できるようでしたらお願いしたいなと思います。  今ほども患者さんの不安払拭という意味合いにおきまして、次、患者家族支援室の状況について伺いたいと思いますが、これはどのような取り組みか、改めて伺いたいと思っております。 161 ◯委員長野村博雄君)   地域連携センター長。 162 ◯地域連携センター長(北川智美さん)   患者家族支援室の取り組みでございますが、患者家族支援室は現在、社会福祉士の資格を持つソーシャルワーカーが8名、加えまして退院支援看護師が2名、あと、事務員が1名の体制で行っており、病気やけがに伴って起こるさまざまな生活上の諸問題に対して話を伺い、課題を整理して、社会資源を活用して解決の支援を行っております。  主とした相談内容といたしましては、退院支援に関すること、経済的な相談、さまざまな社会制度や社会保険制度の相談、あと、入院中や在宅での療養上の相談が挙げられます。中でも退院支援に関する業務がそのほとんど、多くなっております。 163 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 164 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  非常にきめ細かく相談に乗っていただいているというお声も聞かせていただいていますので、非常にいいことだなと思っていますが、これを利用される方の推移等々、お聞かせいただければなと思います。 165 ◯委員長野村博雄君)   地域連携センター長。 166 ◯地域連携センター長(北川智美さん)   地域の高齢化に伴い、非常に相談件数は多くなっております。2018年度の実績といたしましては、入院患者さんからの相談が3,886人、外来患者は1,018名で合計4,904名となっております。今年度は10月までに患者数が、入院患者2,347名、外来患者551名となっております。 167 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 168 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  私も件数は初めてお聞かせいただいたんですけれども、非常に、4,904人、まだこの令和の上半期でも2,400、2,500ということで、たくさんの方が相談をされているんだなということを思わせていただきますが、これ、先ほど、社会福祉士さんやら、いろんな方がかかわっていただいていますけれども、これだけの件数の相談を受けていただいているということで、非常に陣容的に大変だなと思いますけど、その辺、大丈夫ですか。 169 ◯委員長野村博雄君)   地域連携センター長。 170 ◯地域連携センター長(北川智美さん)   大変多くの相談が寄せられることから、当院では2病棟に1人の担当者と言われるところを1病棟1人の担当者をつけまして、看護の方からも2名配属しておりますので、できるだけ多くの相談を受けられるように取り組んでいるところです。 171 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 172 ◯委員(馬場和子さん)   たくさんの相談を受けたい、でも、いろんな仕事があってといって過重なお仕事にならないように、十分に陣容を重ねていただいて、気軽に相談できる、そして気軽にお答えできるけれども、そのことが非常に働く方の負担になっては、またいけませんので、その辺も十分にご配慮いただきながら、お願いしたいなと思います。  では、この患者家族支援室の取り組みに関しての最後ですが、退院時の不安払拭への効果というのをどのように把握しておられるか、お聞かせいただきたいと存じます。 173 ◯委員長野村博雄君)   地域連携センター長。 174 ◯地域連携センター長(北川智美さん)   退院時の不安払拭の効果でございますが、当院では入院が決定しました時点、外来におられる時点から、入退院支援室が地域連携センター内にございまして、入退院支援室の看護師が入院生活全般の説明や、その際に入院に伴う不安や退院後の不安を聞き、入院前より課題解決に取り組んでおります。  入院中は、先ほどもご説明させていただきましたように、退院部門のソーシャルワーカー、もしくは看護師が早期から介入し、加えて病棟看護師や、もちろん主治医等も介入いたしまして、早期より病棟でのカンファレンスを実施し、退院に向けての支援をしております。  介護の必要な方には、平成28年より保健所が主導となりまして、「湖東地域における病院とケアマネジャーの入退院支援の手引き」を作成しておりますので、一定のルールに伴いまして、入院初期より退院支援を協働して実施しております。それに伴い、退院の方も十分にご理解はできているかと思っております。 175 ◯委員長野村博雄君)   馬場委員。 176 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  非常に不安払拭への効果があると思いますし、医療的に、もちろん病院の第一義は医療なんですけれども、相談にも、こうやって応じていただいて、安心して在宅でも療養できるんだということ、ある意味プラスアルファのことなんですけれども、とてもそれは患者さんにとっては安心できるという意味合いでは大事な要素だと思います。  経営もまた改善していただくということも大事になってきますけれども、やっぱり市立病院は最後のとりでだな、安心できるなという思いを持っていただいて、やっぱり彦根市立病院はいいなというふうに、患者さん、たくさんの方が思っていただける病院に、今後も引き続いて、さまざまな分野で、よろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 177 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありますか。  辻委員。 178 ◯委員(辻 真理子さん)   私も病院のことについてお伺いしたいと思います。  循環器内科の医師、院長代理と主任部長が相次いで退職されました。これに関しましては、県内でも地域でも大変評価が高かった循環器内科でございますので、今後の診療体制はどういうふうに変化していくのかということが、私だけではなく市民の方で、この2人の先生が主治医だった患者さんからも多くの不安が寄せられています。何人いらしたところが何人になったということからも、お答えいただきたいと思います。  そしてまた、退職されました医師が担ってこられました、いろんな事業がございまして、病院ふれあいまつりは年間一度、5月ごろにございますが、市民が3,000人来るということでございまして、本当に盛況な事業となりまして、病院と市民のかけ橋になったと思います。また、健康講座は年2回行われますが、これはコンサートとお弁当つきということが魅力でもありまして、お弁当は病院の栄養科が担当して、食べて勉強するお弁当、大変おいしいんですね。その後に医師の方々から、それぞれの専門の医療に関して講義がございます。これは大変評判がよくて、募集したら10日間の間にいっぱいになってしまうということを聞いております。  それから、また病院の広報「かがやき通信」、それから海水魚の水槽の維持ですね。これは子どもさんが病院にお越しになったときに、すごく評判がよくて、子どもたちが喜んで見ているという風景がよく見られます。あと、羊を飼っているということは皆さんもご存じだと思いますが、これはアニマルセラピーとして大変評判もありましたが、ほかに問題もありました。しかしながら、こういう事業は今後病院の事業として継続されるのかどうかということをお聞かせ願いたいと思います。 179 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 180 ◯病院事業管理者金子隆昭君)   まず、私の方から循環器の体制でございます。  循環器は、過去最も多いときで9名おられましたけれども、その後、開業されるドクター、それから院長代理もよその病院に移られまして、現在のところ6名でございます。そのうちアブレーションの専門ドクターが今月でおやめになったわけですけれども、今後の人事としましては、アブレーションの専門のドクターは4月から当院に新しく着任されます。そしてまた、以前当院に勤めていたドクターで今他の県の病院に勤めているドクターがここに戻ってきたいということを伺っています。ですから、来年度以降は恐らく7名の体制は確保できるのではないかなと考えておりまして、もちろん循環器、かなり当院は需要が高うございますので、さらに何とか充実ということは考えています。  それから、循環器の診療の体制につきましては、この1月、2月、3月もこれまでどおり継続ということで行ってまいります。 181 ◯委員長野村博雄君)   病院総務課長。 182 ◯病院総務課長宮尾義一君)   退職された医師がかかわっておられた事業についてですけれども、まず、ふれあいまつりにつきましては、本院と彦根市民健康サポーターズ倶楽部とで実行委員会を構成し、実施しております。退職されました日村先生は実行委員長、また、綿貫先生も委員としてリーダーシップを発揮して企画等に携わっていただきました。実質の庶務等の運営につきましては本院事務局が携わっておりますので、引き続き実施していけるものと考えております。  また、そのほかのことにつきましても、残された職員で、今までとのかかわりのとおりで、協力としてしているものは、そのまま協力もさせていただきたいと考えております。 183 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 184 ◯委員(辻 真理子さん)   診療体制は、お聞きして安心をいたしました。  いろいろな事業の件ですけれども、病院の職員の方が、こういう事業について気持ちを入れてやっていただくということがすごく大事かと思います。おやめになった先生が本当に心を込めて取り組んできていただいたということがありますので、どうかどの事業も継続していただきまして、病院と市民が心の交流を持てるようないい病院、こういういろんな事業をやっている病院というのは余りありませんので、これはほかの病院から大変評価が高く、うらやましいとか、本当にすばらしいというお声を聞いておりますので、どうか今後も続けていただきたいと思っております。  それから、引き続き、先日の健康講座の中で循環器の講演がございまして、心筋梗塞について学ばせていただきました。そのときに2人の先生、下司先生と高橋先生が講演をなさいまして、高橋先生は新任の先生だということで改めてご紹介があったんですが、この先生が金城小学校と中央中学校出身ですとおっしゃったら、来ていらっしゃる市民の方々から拍手が起きまして、やっぱり市民の方々も医師が少ないということはわかっていらして、地元の小学校、中学校を出た方が帰ってきてくださったということに対して、すごく心が温まったと思います。  先ほど院長先生の方から、また新たに他の病院に出ておられた先生が戻ってきてくださる予定だということをお聞きいたしまして、ほっとしているところでございますが、私は、今後について、医師の奨学金というのを始めるべきだと思っております。過去の議会での質問や委員会の質問の中で、医師に対する奨学金を始めてもいい時期なのではないかと思っています。中学生とか高校生で医師を志す人の中に、経済的な不安もあって、それに踏み切れないという方があるかもしれないので、奨学金を出して、地元の病院で治療に当たっていただきたいということを早いうちから、お声がけをするということは、すごく大事なことだと思いますので、病院の財政が安定してきたと伺っておりますので、その一歩を踏み出していただきたいと思うんですが、この件についてはいかがお考えでしょうか。 185 ◯委員長野村博雄君)   職員課長。 186 ◯職員課長(野島英樹君)   医師につきましては、医師免許を取得してからのキャリアをどの診療科でどのように積み上げていくのかというのが非常に大切かなと思っております。現在、滋賀県において奨学金制度というのが設けられておりますけれども、それとあわせまして、滋賀県の医師キャリア形成プログラムというものが作成されていまして、奨学金を借りられた方が、県内にある基幹施設、本院ももちろん含まれているんですけれども、基幹施設で臨床研修とか専門研修、診療業務を積んでいくことができる、そういう仕組みになっております。  やはりそれぞれの病院には、それぞれ診療科としての強みがあると思いますので、一病院でのみ就業を限定するというよりは、幅広い選択肢を用意しておく方が、やはりさまざまな場所でキャリアを積んでいただく、そういう方が医師にとっては非常に大事だと考えますので、近年、臨床研修医の方も定数を着実に確保できているという状況もございますし、臨床研修医の中には地元出身であったり、地元の高校出身であったりという方もおられますので、今のところ、すぐに一病院単独で奨学金制度を設けるということは考えていないんですけれども、引き続きこの制度については研究していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 187 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 188 ◯委員(辻 真理子さん)   数年前から看護師さんの養成に対しまして奨学金制度が確立しておりまして、地元の方にやっぱり地元の病院で働いていただきたいということで、私が覚えている範囲では1カ月5万円を3年間と、残りの4年目は1カ月7万円という奨学金が貸与されておりまして、4年間は市立病院で働いていただきたいという義務があるということでございますけれども、それは大変効果があったと思うんですね。地元の方にやっぱり地元の病院で働いていただくということは、とてもありがたいので、看護師さんに対しては、これは成功したと思いますので、医師の方々も、もちろんいろんな病院を研修で回っていただくということは大事なことですが、病院として、こういうメニューがありますので応募していただいて、いつか帰ってきていただきたいということでは、やっぱり始めるべきだと思っておりますので、検討していただきたいと思っております。  病院に関しては、これぐらいですが、次に、図書館の問題と、それから福祉に関してお尋ねしたいと思います。  図書館についてでございますが、現在は耐震工事中で、令和2年の6月に工事完了の予定だと聞いております。そのことによります収納不足によって、令和元年度は図書購入費の、それまでは2,400万円あった予算が800万円、3分の1に減らされていることがわかりました。今後、令和2年度の予算は、工事も終わりますので、予算規模としては想定どれぐらいと予算要求をなさっているのかということをお尋ねしたいと思います。 189 ◯委員長野村博雄君)   図書館長。 190 ◯図書館長(北村 清君)   だだいまの耐震工事中ということでの図書費との関連のご質問でございますが、来年度予算につきましては、今もまだ予算要求の、あるいは予算編成の途中でございます。私どもの思いとしましては、当然ながら本年度では増やしていきたいという思いはございますけれども、今はまだそういう編成の作業中でございますので、控えさせていただきたいと思います。  以上です。 191 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 192 ◯委員(辻 真理子さん)   副市長もいらっしゃいますので、大型公共事業に多額の予算が投入されておりますが、図書費というのが彦根市で800万円というのは考えられないということでございます。他市の方に聞いてみましたら、町単位の図書館の予算としか思えないと、彦根市が11万2,000人の人口がありますところでは考えられないというようなご意見を伺っております。やはり彦根市の方も図書館に対して、新しい図書館を建てるということが念願でありましたのに、新市民体育センターの工事が先になりまして、次にはと、10年後ぐらいかなと思っていらっしゃいますが、せめて図書費の購入については予算を増額していただいて、もとの一応2,400万円ぐらいのラインに戻していただきたいと私の方からもお願いしたいと思います。  それから、福祉の関係でございますが、9月定例会におきまして、高齢者のおむつに関する請願、そして私がいろいろ質問いたしました中で、予算常任委員会では補正予算についてお伺いいたしましたが、この委員会では、その9月の定例会のときに審議過程で、高齢者保健福祉協議会と、それから介護福祉課は、できるだけ早く早急に協議を持たせていただきたいという答弁がございましたけれども、その後、協議は持たれたのかどうかということをお聞かせいただきたいと思います。
    193 ◯委員長野村博雄君)   介護福祉課長。 194 ◯介護福祉課長(細野晃史君)   おむつの助成事業につきましての協議ですけれども、今おっしゃった高齢者保健福祉協議会につきましては、今週末に開催の予定をしておりまして、9月の議会からということで申し上げますと、まだ今の段階では協議ができていないという状況でございます。今週末に開催をさせていただきまして、今度の協議会におきましては、前年度の事業の評価ですとか、今後の次期計画に向けた取り組みについてのご協議をお願いするということで考えているところでございます。 195 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 196 ◯委員(辻 真理子さん)   協議する内容は幾つかあると思うんですけれども、やはり5,496人の署名があって、全会一致で議会でも請願を採択しておりますので、その重みというのは大変重要だと思います。やはりおむつに関する補助金の増額、もとに戻していただきたいと思うんですけれども、切実な要求が来ておりますので、あれから協議会が持たれていないということにも不満がございますが、今度協議会を持たれたときには、その件に関して必ず協議をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 197 ◯委員長野村博雄君)   介護福祉課長。 198 ◯介護福祉課長(細野晃史君)   今回予定をしております協議会の議題といたしましては、特段おむつの事業について取り上げるということは予定はしておりませんけれども、事業評価の中なりで、ご報告をさせていただく部分がございますので、そういった中でご意見等についてはお聞きをしていきたいと考えております。 199 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 200 ◯委員(辻 真理子さん)   特段議題になっていないということは、どういうことなんでしょうか。9月議会のときに、今まで補助を受けていた方がゼロになる、あるいは減額されるということで、あらゆるところから本当に切実なご意見を賜っております。副市長もいらっしゃいますが、これ、市長はこのような公約の中で、「国の施策で救い切れない市民には市独自の施策が必要だ」とおっしゃっているんですね。これがまさしく今度の、国の方は減額ということを言ってきているわけですが、在宅医療ということに関しまして、その中でおむつというものが、どれだけ重要な部分を占めているか、基本的におむつは必要なんですね。要介護3、4、5の方は絶対必要ですし、これを少し、半分にするということであったら、やっぱり患者さんが精神的、肉体的に、悪化するということがありますので、切ないような署名活動が行われたわけです。このことに対して独自に議題として取り上げないということはあり得ませんし、市長の公約の中で本当にこれ、「救い切れない市民は市独自の予算で救う」ということを言っていらっしゃいますので、ぜひともこのことを議題に上げて、復活に向けて協議をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 201 ◯委員長野村博雄君)   介護福祉課長。 202 ◯介護福祉課長(細野晃史君)   介護にかかわります事業につきましては、委員おっしゃっております、おむつの助成事業以外にも、さまざまなものがございます。今回、国なりの方針もございまして、おむつの制度の見直しをさせていただきましたけれども、こちらにつきましては、今後高齢者がさらに増加をしていく中で、介護サービスに対する需要についても、間違いなく需要が高まっていくと考えております。そうした中で介護サービス全体として、どのように持続したサービスを提供していくのかということを考えるということでございますので、ほかの事業とのバランスなども考えて議論する必要があると考えておりますので、そのあたりはご理解をいただきたいと思います。 203 ◯委員長野村博雄君)   辻委員。 204 ◯委員(辻 真理子さん)   私は署名活動に回りましたので、それぞれ切実な事情があるということが身にしみてわかりました。それが集まって5,496人という多数の方々が書いてくださって、それは例えばいろんな施設の中で、例えばグループホームの事例ですけれども、グループホームというのは認知症の方々が、身体的には一応自立していらっしゃる方が入るという施設でございましたが、10年ぐらいいらっしゃると、ほとんど身体的にも、やはり介護度が増えて、3、4、5の方を、グループホームで預かるはずではない方も預かっていますと。そのときに紙おむつを減らされるということは、本当に現実として切実に大変だと伺ってもおります。  また、自宅にいらっしゃる方の紙おむつの補助金が減るわけでございますので、ここで自宅で介護していらっしゃる方が、どんな状況かということをまだ自覚していただいていないんだなと思います。  滋賀県全体で19市町あるわけですが、その中で、まだ補助金を出しているところは13か14あるんですね。5市が結局、国からの指示に従って補助金をカットするということにベクトルを向けたわけですけれども、まだそれぞれの自治体がカバーして出しているところもあるわけです。副市長もいらっしゃいますので、この在宅医療というものの重要性ということは本当に、身内もそれぞれ抱えておりますので、わかっていただけるのではないかと思いますので、これを彦根市が少しでも、国・県から来る補助金はカットされますが、彦根市ではこれだけは補助金を出しますよということは、市民に向けて発していただきたいと思うんです。福祉日本一と、みんな信じていらっしゃる方がありますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。またこの経過については今後も聞きますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 205 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありませんか。  角井委員。 206 ◯委員(角井英明君)   病院のことでお願いします。  厚生労働省が9月、統廃合の議論が必要だと、公的病院の再編の候補リストを公表しました。滋賀県では5病院がリストアップされています。手術などの実績が乏しい、近くにより診療実績が高い病院がある、このどちらかに当てはまると再編の議論が必要だとされています。彦根市立病院は該当していませんでしたが、病床を削減させようとする国の姿勢をどう考えているのか。  もう一つは、こういう厳しい条件の中、彦根市立病院として、これからどういった方針でやっていくのか、教えてください。 207 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 208 ◯病院事業管理者金子隆昭君)   2025年に向けて地域医療構想の中で、現在、地域の中で急性期、回復期、あと、慢性期、それから高度急性期、この四つの機能で病床をいかに収れんさせていくかということについて、まさに話し合っております。当院は、その中で昨年の10月に回復期の地域包括ケア病棟を設けたと、急性期を減らしたということでございます。  現在、当院、休床している病床がございますけれども、こちらに関しましても、将来的には地域全体で、まだ急性期が多いという傾向というのはやはり強まっていて、これがなかなか移動しない状態ではあるんですけれども、将来的には、現在休床中の病床についても、少し全体のベッド数をコントロールするとかいうようなことは考えていかなければいけないと考えております。 209 ◯委員長野村博雄君)   角井委員。 210 ◯委員(角井英明君)   病床を削減しようとしている、こういう国の姿勢というか、そういうことについて、どうお考えになっているかというのをお教えください。 211 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 212 ◯病院事業管理者金子隆昭君)   これから日本の人口がどんどん減っていくということを考えますと、やはり病床の削減という国の方針というのは、これは私個人の意見になるかもしれませんけれども、これは間違いなことではないと考えております。    (「ありがとうございます」と呼ぶ者あり) 213 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありますか。  伊藤委員。 214 ◯委員(伊藤容子さん)   幾つか質問させていただきます。  まず、今、一つ医療・病院のことですけれども、金子院長が、地域医療構想の中で彦根市立病院が急性期を減らして地域包括的な病床を増やしているという話ですが、この急性期を減らすというのは具体的にどういうことなんでしょうか。 215 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 216 ◯病院事業管理者金子隆昭君)   ベッドというのは、病院が急性期、それから慢性期、高度急性期、これが何床何床という形で地域医療構想の中で届け出ているわけですね。その中で急性期としての病床を、41床を回復期、地域包括ケア病棟に回したということでございます。 217 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 218 ◯委員(伊藤容子さん)   それは現在、彦根市立病院は高い救急車の受け入れということで、ほぼ日本一ではないかということで頑張っていただいているところなんですけれども、今お話ししていただいた急性期を減らすというのは、そういう緊急な高度な医療が必要な対応が、少し体制ができなくなるということも意味するんでしょうか。 219 ◯委員長野村博雄君)   病院事業管理者。 220 ◯病院事業管理者金子隆昭君)   全くそういうことではなくて、救急車の受け入れは、もちろん十分やっています。  当院が回復期41床、昨年の10月に地域包括ケア病棟を設けたわけですけれども、その際に、病院の中で急性期に相当する患者さんが一体どれだけの割合を占めているかということをずっと継続的にモニターしていたんですね。全部急性期と届け出ていたわけですけれども、半数以上は療養型と回復期なんですね。その中で急性期に当たる患者さんというのが実は半数よりちょっと少ないくらい。ですから、その中で本当の意味で急性期を高めようということになりますと、回復期の病棟を一つ設けるということでも、地域の急性期の受け入れに対しては全く問題はないということはずっとモニターして行っていました。  それと、当然その中で、当院が回復期を設けることによって、周辺の回復期、既に以前から設けている病院さんには迷惑をかけてはいけないということは、これは大前提として、41床を回復期に充てたということでございます。 221 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 222 ◯委員(伊藤容子さん)   詳しい説明をありがとうございました。これからも彦根市民のために、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  続いて、教育関係のことを伺います。  現在、いじめで子どもが自殺に走る、重症を負うとかいう報道が後を絶ちませんけれども、その中でSNSが非常に、今も質問がありましたけれども、危険なことでもあります。しかし、一方、ここまでLINEとかSNSが普及している今、例えばいじめの相談を電話だけではなくLINEでするとか、大津市が現在やっておりますけれども、そういうことを彦根市でも、LINEとかでの相談を受け付けるということはご検討されないでしょうか。 223 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 224 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   今、委員のご質問にありましたSNSでのいじめの相談の件なんですけれども、大津市がされていることは当然承知はさせていただいておりますけれども、当然、受け付けるということは、それなりの人員をそこに割かなければならないということで、予算のこともございますので、そのあたり、ご理解の方をよろしくお願いします。 225 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 226 ◯委員(伊藤容子さん)   予算を確保すれば具体的に検討できると、した方がいいことではあると認識されているんでしょうか。 227 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 228 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   当然、大津市さんと彦根市の規模も違いますし、どのような効果があるかというところもございますので、そのあたり、十分に検討を踏まえた上で予算措置なりをしていかなければならないと思いますので、ご理解の方よろしくお願いします。 229 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 230 ◯委員(伊藤容子さん)   予算、人手が必要ということで、24時間といいますか、時間を限定しての導入とか、いろいろ大津市初め各市でも取り組みが行われていますので、ぜひ、今、予算措置はないかもしれませんけれども、具体的に検討とか、効果とかを考えていただければと思います。  あともう1点、学級図書の状況でございます。学校には図書館で、図書室の予算削減のところを今期何とか復活したと、そういう経緯がありますけれども、子どもと本を身近にする朝読書もかなり全市内で普及しておりますが、最も身近な本棚である学級図書、これが今どのような状況、冊数的にとか、あとは新しい本とか、子どもの関心を本に引きつけられるような魅力ある本が充実されているかどうか、現状を教えてください。 231 ◯委員長野村博雄君)   教育総務課長。 232 ◯教育総務課長(杉本弘之君)   学級図書につきましては、当初、予算の削減ということもありましたけれども、この令和元年度の予算で前年度並みといいますか、満額復活をさせていただきまして、それぞれの学校に配分をさせていただいております。  図書の選定につきましては、それぞれの学校で選定をしていただいて必要な冊数を確保しておりますし、その図書の冊数につきまして国の基準がありますので、その基準を十分満たしているという状況でございます。 233 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 234 ◯委員(伊藤容子さん)   今、多分お答えいただいたのは学校の図書室、図書館の本かと思うんですけれども、学級文庫と言われるものですね。いわゆる各クラスで、特に資産管理、計上が必要ではないかと思うんですけれども、よく私のころは図書室の要らなくなった本を学級文庫の方に持っていくとかあるんですが、学級文庫の充実状況というのはわかりますでしょうか。 235 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 236 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   学級文庫につきましては、その学校独自で判断をされていますので、教育委員会として、どこどこの学校のどこの学級に何冊あるかという調査も行っておりませんので把握はしておりません。 237 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 238 ◯委員(伊藤容子さん)   特に資産管理は、逆に必要ではないかと思うんですけれども、先生が煩雑になりますので。最も子どもたちに近い場所にある本棚が学級文庫と認識しております。学校図書館というのは、本が好きな子は行きますけれども、行かない子は本当に行かないというふうになっておりまして、ただ、朝読書がある今、学級文庫、各クラス、教育委員会が把握されていないのを何となくそうかなとは現場を見て思っていたんですけれども、もう少し、これから関心を持って学級文庫の充実というものも、資産管理をしろというわけではないですけれども、どういう本があって、子どもが手にとりたくなるような本がどのくらいあるかというものを教育委員会の方でも関心を持って、また先生方にも関心を持って見ていただければと思って、この質問をさせていただきました。  あと、放課後児童クラブ、業者さんに今年度からかわっておりますけれども、指導員の確保がなかなか、これまでの従来のNPOとかだったら難しいということで今回、業者さんに委託されておりますけれども、現在、指導員の確保とか、現状はどのようになっていますでしょうか。十分足りていますでしょうか。 239 ◯委員長野村博雄君)   生涯学習課長。 240 ◯生涯学習課長山岸将郎君)   本会議の方でもお答えさせていただきましたとおり、現在、毎月の実績報告を確認しておりますが、不足しているということはございません。 241 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 242 ◯委員(伊藤容子さん)   放課後児童クラブ、子どもを預けていた親の立場からもいいますと、質の確保、長い放課後の時間、親が迎えに来るまでの間、保育といいますか、していただくわけですけれども、質の確保もこれから教育委員会の方……。まずは預かっていただくための人数というところで指導員の確保というところが最低限必要なところだと思うんですけれども、今後、質の確保、なかなか難しいことではございます。ただ、どのように放課後児童クラブの時間を、お子さんが成長につながるような過ごし方をしているかというところ、難しいことだと思いますけれども、これから関心を持って、そこの部分も見ていただければと思って質問させていただきました。  あと、国民健康保険のデータを使って、実際に病院にどのように疾病とか、罹患されているかというのが刻々とリアルタイムで入ってくるのが国保のデータかと思うんですけれども、これを生かして健康推進とか、介護の予防、病気の予防、データヘルス計画というんでしょうか、ビッグデータの活用になりますけれども、この国保のデータを使って病気の予防、健康促進に使うという動きについて、具体的にされているかどうか、教えてください。健康推進という意味でです。 243 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 244 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   今ご質問があったのは高齢者の保健事業と介護予防の一体的改革のことではないかと認識しました。データ分析、介護とか健診とか、それから医療のデータを分析して健康寿命の延伸を図るということは、医療費、そして介護費を下げて、持続可能な社会保障制度とするために法改正をされたものでございます。現在、実施に向けて準備を、国の方も、それから各市町も実施しているところであると思っています。  この中身ですけれども、市が実施しております健康づくり、それから要介護状態にならないための介護予防事業、そして現在、後期高齢者広域連合が75歳以上の方を対象として実施している保健事業、これらを一体的に実施することによって、団塊ジュニアと言われております、就職氷河期世代も重なりますけれども、これらの方々が高齢者となられます2040年に向けて強力に推し進めていかなければならない問題であると考えています。  ただ、部や課をまたいでいるという現状もありますし、しっかりと連携をしていきたいと思っていますけれども、今はまずは担当窓口から決めていかなければならない、協議をしていこうという、まさにそういう状況です。 245 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 246 ◯委員(伊藤容子さん)   ありがとうございます。具体的に部を超えた大きなプロジェクトになっていくかと思うんですけれども、いつぐらいから話をされるという……。スケジュール。 247 ◯委員長野村博雄君)   健康推進課長。 248 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   担当レベルでは国保の担当者であるとか、それから介護保険の分野の担当者であるとかというところと少し協議を始めているところなんですけれども、具体的にいつごろからということはまだ、窓口を決めるというところから、まだ決まっていないので、協議しているところです。 249 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 250 ◯委員(伊藤容子さん)   その部分、非常に、うまくいけば10分の10の補助ももらえるという事業でもあるかと思いますし、強力に推進していただければと思います。  あと1点、先ほど所管が違うのではないかと、国保のお話でというように、国保の部が違うんですよね。でも、実際、密接に絡むところは健康であったり、医療であったり、福祉の介護の部分であったりするので、今のある国保が市民環境部にあることが本当に正しいのかどうかというところも考えていただければと思います。これはただ今後の検討ということでお願いしたいことです。ありがとうございました。  あと、就労支援についてなんですけれども、福祉の分野で就労支援ということで、例えばいろいろな就労支援があるかと思うんです。シングルマザーの就労支援、あと、ひきこもりの方の就労支援、発達障害とか、いろいろな福祉の分野で各就労支援ということをやっていただいているかと思うんですけれども、これは就労支援、就職をマッチングするという機能を見ると一つのことだと思うんですが、これは横のつながりを持って就労支援はそれぞれやっていらっしゃるんでしょうか。例えば母子の就労支援の就労の担当の方が、ひきこもりの就労支援……。 251 ◯委員長野村博雄君)   ちょっと所管がまた変わってきますので。  伊藤委員。 252 ◯委員(伊藤容子さん)   ひきこもりの方の就労支援は今どのようにされているでしょうか。ひきこもりというと、どちらですか。子ども・若者……。 253 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 254 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   福祉センターの3階の方に彦根市子ども・若者総合相談センターというものを就労ネットワーク滋賀というところに委託をして開設をさせていただいておりますので、39歳以下の方の、ニート・ひきこもり等も含めた何でも相談はそこへしていただいたら結構かと思います。  その後ですけれども、例えば、ひとり親の就労支援ということであれば、そこのセンターが担当課である子育て支援課につなぐという機能を現在果たしているというところでございます。 255 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 256 ◯委員(伊藤容子さん)   就労支援、働き口を探すということですけれども、それぞれ、それはハローワークがそういう専門部の機関としてあるわけですが、連携とかはとられているのでしょうか。 257 ◯委員長野村博雄君)   子ども・若者課長。 258 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)   子ども・若者総合相談センターにお申し出のある件につきましては、ニート・ひきこもりですとか、不登校ですとか、生活困窮とか、いろんな課題がありますので、それぞれ、就労ですと当然ハローワークさんとかに連携をさせていただきますし、不登校ということであれば教育委員会等、それぞれ必要な機関と連携をして対応させていただいているところでございます。 259 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 260 ◯委員(伊藤容子さん)   ひきこもり、発達障害の就労の方とか、それぞれ受け入れ先にいろいろな工夫とか体制を整えていただくような必要が、普通の健常者の方がぽっと就職するのとは、また全然状況が違うかと思うんですけれども、企業に対して受け入れを促す、そういう体制、啓発活動を含めて、発達障害の方とかが、どういう特徴を持っていらっしゃるとか、そういう理解をしていただきながら、受け入れる企業としても工夫が要ると思うんです。そういうものを増やすような……。 261 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員、すみません、大分委員会の所管をまたいでいますので、そういう質問は、ここの委員会の一般質問ではなくて本会議場の個人質問でしていただいて、ここにいらっしゃる方の範囲内での、質問をちょっと変えてください。  伊藤委員。 262 ◯委員(伊藤容子さん)   わかりました。すみません。次の質問に移ります。  先ほど辻委員がおっしゃっていました、おむつの助成のことなんですけれども、それは領収書でその分の費用を助成するという形になっているかと思うんですけれども、現在、宝塚市では、おむつの現物支給ということを方法としてやっていらっしゃるそうなんです。彦根でも現物支給というふうな、費用対効果とか手間とか、いろんなことを考えなければいけないかと思うんですけれども、現物支給についてはどうでしょうか。 263 ◯委員長野村博雄君)   介護福祉課長。 264 ◯介護福祉課長(細野晃史君)   委員おっしゃいましたように、今はご本人さんなりが購入をされて、その領収書をもって9割を助成させていただいておりますけれども、現物支給につきましては、やり方としては、市の方で事業者様と契約をして、申し出のあった方におむつをお届けするという形になろうかと思いますけれども、ご利用者様によりまして、おむつが合う合わないといいますか、どういったおむつがその方に必要なのかという部分が出てこようかと思いますので、そのあたりについては、現在、現物支給に変えていくということについては検討はいたしておりませんけれども、今回こういった形でご質問いただきまして、少し他市の状況等も踏まえて研究の方はさせていただきたいと考えております。 265 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 266 ◯委員(伊藤容子さん)   ありがとうございました。今後、費用対効果を総合的な観点で、どれが一番いいかというのをぜひ検討してください。
     病院のことなんですけれども、現在、移動支援とかで高齢者の方が、やはり病院に行きたいというニーズがとても高いんです。それで、どういうふうに移動支援をしようかと一方では話し合われているんですけれども、病院に着いてから、行きたい診療科までの介添えといいますか、なかなか1人で歩くのが不安とか、そういうお声があって、交通の方で話すと、運転手を確保して、そこまでは届けることができるけれども、一歩車を降りていただいてから病院の中の診療の受付まで、そこの人手というところが、もう一つネックになっていたりするんです。病院の方で、そこの部分というのは、医療では全然ないわけなんですけれども、何らかで対応というか、ボランティアの方かもしれませんけれども、何かそういう受け継ぐ体制というのは考えられないんでしょうか。 267 ◯委員長野村博雄君)   医事課長。 268 ◯医事課長(桂田厚子さん)   病院に来ていただきます高齢者の方々も含めましてですが、病院の正面玄関のところに、一応介護のタクシーであったりとか、あと、訪問看護ステーションの車、介助車とかが来た場合に、自動車から降りられた患者様を、車椅子に乗っていただきまして、院内の方に誘導するヘルパースタッフを配置しております。  ただ、事務のスタッフになりますので、患者様の介助という点では教育を受けておりませんので、患者様やご家族様から介助のご希望がありました場合には、1階の受診相談の看護師の方に声をかけさせていただきましたり、あと、外来の看護師の方に声をかけて介助をするようにしております。  また、院内での患者様の移動に関しましても、各診療科の受付の事務の者が車椅子で次の検査まで一緒に、車椅子を誘導させていただいたりというふうに、院内の方の各部署との連携というのは現在とってはおります。 269 ◯委員長野村博雄君)   伊藤委員。 270 ◯委員(伊藤容子さん)   ということは、車を降りて、ヘルパースタッフさんとか、介助が必要な方は1階の受診の科まで運転手さんが走っていって、そこで来ていただけるということなんですね。    (「はい」と呼ぶ者あり) 271 ◯委員(伊藤容子さん)   余り認知されていなかったので、ご負担がかかるかと思いますけれども、では、そのことを、また移動支援の方とかでの話をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  以上です。 272 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありますか。  堀口委員。 273 ◯委員(堀口達也君)   中川議員の個人質問とか、先ほどの馬場委員の質問の中でも保育に関することで、もうちょっと詳しく聞きたいなと思いまして、そちらで聞かせていただきます。  まず、現在の保育士の職員さんが足りない園が35園中19園あるということなんですけれども、現在の保育士さんの数と19園で何人足りないのかというのをまず教えてください。 274 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 275 ◯幼児課長(北村慎弥君)   保育士の数でございますが、今年度4月当初現在で常勤が409名、そして非常勤が300名の計709名でございます。そして、同時期に行いましたアンケート結果で保育士の不足数でございますが、常勤職員が41人足りない、そして非常勤が11人足りないということで、計52名足りないということでアンケート結果はなっております。 276 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 277 ◯委員(堀口達也君)   続きまして、全体の入園者数のキャパはどれぐらいなのか、教えてください。 278 ◯委員長野村博雄君)   厳密に細かい数字ではなくても、おおよそで結構ですね。    (「はい、おおよそで」と呼ぶ者あり) 279 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 280 ◯幼児課長(北村慎弥君)   施設の定員というのがあるんですけれども、それでいきますと2,501名が認可保育所の定員になります。ただ、実際利用されている方につきましては、利用児童数、これは4月1日現在ですが、2,521名となっておりまして、ある程度保育士が確保できれば、あと、面積基準が許せば、定員を超えた形で利用してもらっているというようなことはございます。 281 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 282 ◯委員(堀口達也君)   2,501名で、35園で割ると人数は幾らぐらいですか。すみません、計算機がないので教えてください。 283 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 284 ◯幼児課長(北村慎弥君)   2,501を35で割りますと71になります。 285 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 286 ◯委員(堀口達也君)   この件について、なぜ聞いたのかという目的なんですけれども、保育園、幼稚園の数とか、あと、入園可能人数、そして待機児童数と保育士の数など、過去の推移と今後の数年間の予想というのをグラフとか何かに、数値でわかるように一度していただきたいなと思うんですよね。それはなぜかというと、今後、彦根市に何が足りなくて、今後どのようなことに取り組んでいけばいいのかというのを明確に見える形にしていただきたいなと思いまして、そうすると、例えば保育士の人数がこれぐらい足りないから、それに向けて、これから何年間で採用していけばいいのかということであったり、待機児童がこれだけいるから、そのために教室を増加するのであったりとか、保育園とか幼稚園をまたつくっていかないといけないのかというところも、やっぱり明確になりますので、事後で構いませんので、一度、議員各位にそういったデータをお示しいただければありがたいと思います。 287 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 288 ◯幼児課長(北村慎弥君)   今ほどの件でございますが、まさに彦根市子ども・若者プランの中で、そういったことを総合的に検討した上で策定をしております。今年度はちょうど見直しの時期ということになりますので、今、策定作業中でございます。今年度末には策定し終わった後、また公開といいますか、議員の皆様にもお示しできるというふうになっておりますので、よろしくお願いします。 289 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員、各種そういう計画とか、いろんなところに出ていますので、まず自分でも調べてもらって、原課にも聞いてもらって、そういうことでお願いします。    (「わかりました」と呼ぶ者あり) 290 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 291 ◯委員(堀口達也君)   個人質問の中でも一度聞かれていた内容なんですけれども、副食材費を彦根市が負担した場合、対象者は何人で、どれぐらいの費用がかかるのかというのを教えてください。 292 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 293 ◯幼児課長(北村慎弥君)   現在、副食費の徴収の対象となっている児童は1,321人となっております。仮にこれを無償化とした場合、かかる経費としましては、これに月額4,500円を掛けまして、それを12カ月分としますと7,100万円ほどの金額になってまいります。 294 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 295 ◯委員(堀口達也君)   個人質問のご答弁の中で、高島市は副食材費の補助をしているということと、長浜市は1人目が半額、2人目がゼロの負担ということで、例えば、これというのはゼロにした場合というようなことでいいですか。 296 ◯委員長野村博雄君)   幼児課長。 297 ◯幼児課長(北村慎弥君)   高島市の場合につきましては、実はもうこれまでから、無償化の前から全て無償ということをされておりましたので、引き続いて無償にされています。ですから、給食費代、副食費はもうゼロ円だと聞いております。  長浜市につきましては、2人目半額とか3人目無償というのは、従来からの保育料の負担軽減がありましたので、その流れで保育料無償化後も給食代の支援をしていると聞いております。 298 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 299 ◯委員(堀口達也君)   年間7,100万円ということで、例えば、財政とかもすごく今、危機的状況ではあると思うんですけれども、今、市長がおられないのであれなんですけれども、そういった子どもたちに対してであったりとか、福祉サービスを充実させていくことが、やっぱり彦根市として最もやっていくべきことではないのかなと、先ほどのご答弁の中でも僕は思いました。またぜひそういったところについても今後力を入れていただきたいなと思います。  続きましてなんですけれども、個人質問の中で教育に関するご質問をさせていただきまして、そこで最後に、彦根市の教育大綱に対する教育長の考え方をお聞かせいただいたんですけれども、その中で読み解く力と非認知能力を育む教育について力を入れていかれると言っておられましたが、教育長のその方針というものを教育大綱にしっかり盛り込んでいく必要があるのではないかと思ったんですけれども、それについてお聞かせください。 300 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員、本会議で質問された部分は、そこでちゃんと深めてもらうということになっていますので、その辺、十分踏まえてお願いいたしたいと思います。よろしいですか。次、何か質問されたいことがあれば。ほか、今の答弁、求められますか。よろしいですか。  次、いきましょうか。答弁を求められますか。どうされますか。    (「答弁していただけますか」と呼ぶ者あり)    (「本会議で言ったものは、してはいけないということになっているので」と呼ぶ     者あり)    (「わかりました。また別の機会でお伺いさせていただきたいと思います」と呼ぶ     者あり) 301 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 302 ◯委員(堀口達也君)   新市民体育センターの整備事業についてなんですけれども、地域交流棟の建設費について、今日もちょっと請願に対しての討論でも話させていただいたんですけれども、今、事業費が94.7億円になることで、以前、地域交流棟の建設に延べ床面積の20%で約13億8,000万円とのご答弁がありましたけれども、その建設費というのはどれぐらい上がるのか、教えてください。 303 ◯委員長野村博雄君)   新市民体育センター整備推進室長。 304 ◯新市民体育センター整備推進室長(荒木城康君)   まちなか交流棟、地域交流棟ですけれども、これにつきましては、委員ご指摘のように、20%の比率での形になりますので、全体の建設工事費が82.2億円でございますので、それの20%で16.4億円という計算になりまして、最初の13.8億円からしますと2.6億円の増加という計算になります。 305 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員、その辺も予算常任委員会でも質疑が出ていますので、それ以外で、そこも予算常任委員会とかぶらないようにお願いします。  その辺も踏まえてね。どうぞ。次、あれば。  堀口委員。 306 ◯委員(堀口達也君)   ライフサイクルコストについて、今442億円のライフサイクルコストがかかるという過去のご答弁がありましたけれども、これが事業費が94.7億円になることで、どれぐらい増額するのか、教えてください。 307 ◯委員長野村博雄君)   教育委員会事務局参事。 308 ◯教育委員会事務局参事(西山 武君)   本会議でも北川議員のご質問にあったかと思いますので、その際にはイニシャルコストが今回増えますので、94.7億円ですと以前に比べて12.5億円増えますので、ライフサイクルコストもその分膨らむということでございます。 309 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 310 ◯委員(堀口達也君)   正確というか、442億円から上がるということはご答弁いただいていたと思うんですけれども、概算でどれぐらいの金額になるのかというのをわかる範囲で教えてください。 311 ◯委員長野村博雄君)   教育委員会事務局参事。 312 ◯教育委員会事務局参事(西山 武君)   改めて再計算はしておりませんので、442億円をベースにしますと、それに12.5億円を足しますと454.5億円ということでございます。 313 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員。 314 ◯委員(堀口達也君)   今回の増額分で地域交流棟が2.6億円アップする、そして、ライフサイクルコストとしても12.5億円以上アップするかと思うんですけれども、そういったことで、やはり今後、アップする分をまた60年で割ったときにも、かなりのお金を、以前だと7.4億円を毎年払い続ける計算になるんですけれども、それ以上のお金を今後払っていかないといけないということで、市民サービスを今後、毎年その分削っていかないことにはいけないと思うんですよね。先ほどのご答弁の中でも、例えば副食費に関しても、年間7,100万円必要だということで、そのようなサービスとかというのも、もしかしたら、その費用を削ることによって捻出することができるのではないかということで、そういったことで、今、市長がおられないので、今後どういった福祉サービスの向上に対して行っていくのかというのを、市長がおられないので、副市長……。 315 ◯委員長野村博雄君)   堀口委員、それは、うちの委員会の所管を超えて、財政とか、全て係ってくるので、委員会の質問というよりも、やっぱり本会議場の個人質問のところでしていただくということで。    (「失礼しました」と呼ぶ者あり) 316 ◯委員長野村博雄君)   その方が適切かと思います。ここの委員会の中で答えられる範囲でお願いします。続いて、ほかにあれば。  堀口委員。 317 ◯委員(堀口達也君)   先ほどの内容を踏まえて、2.6億円アップして、12.5億円全体でアップするということで、今後そのような増額した分をどのように賄っていくおつもりなのかというのを……    (発言する者あり) 318 ◯委員長野村博雄君)   全体の市の運営に係ってくるので、この委員会の所管を超えてくるので、この委員会の中でお答えしていただける範囲でお願いします。    (「わかりました」と呼ぶ者あり) 319 ◯委員長野村博雄君)   次にあれば。  堀口委員。 320 ◯委員(堀口達也君)   わかりました。その件に関しては改めてまた別の機会で聞かせていただきたいと思います。  以上で質問は終わらせていただきます。ありがとうございます。 321 ◯委員長野村博雄君)   ご協力ありがとうございます。  ほかに質問はありますか。  赤井委員。 322 ◯委員(赤井康彦君)   1点だけ質問をさせていただきたいと思います。  小学校において、担任が基本的に全ての授業を受け持っていると思うんですけれども、例えば体育とか図画工作とか書写とかにおいては、ほかの先生が授業を行うということがあろうかと思うんですけれども、その実態はどうなんですかね。教えていただきたいと思います。 323 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 324 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   委員のご質問にありました、ほかの教員が授業を担うという件ですけれども、3パターンありまして、一つは、学校の学級担任を持たない者、これは規模によって小学校の場合は1人の場合と数名の場合がございますけれども、そういう者が授業を行うという場合と、二つ目は、英語専科のように加配を配置していただいて、英語専科は特に特異な専科でございますので、複数校で兼務させて小学校の英語科の授業を行うという場合、さらには学級担任が、例えば2クラスの学年の学級担任が、「私は社会を、学年全部を持つから理科を持ってくれ」というふうにお互いに交代して授業を持つ場合、そういうパターンがございます。 325 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 326 ◯委員(赤井康彦君)   事実としてあるということでございますが、近年というか、本当に近々ですけれども、大津市等でも小学校の高学年における教科の担任制というものを導入されつつあるということでございますけれども、これは市町村、増えてきているわけですが、彦根市の見解だけをお聞かせ願いたいと思います。 327 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 328 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   この高学年の教科担任制につきましては、文部科学省の方も推奨されております。例えば、先ほど説明させていただいた三つ目のパターンでございますけれども、互いに教科を持ち合うというパターン、この場合、教員の専門性を生かした形ができるということですので、授業の質の向上が期待できるということもございます。また、近年、働き方改革というのが叫ばれておりますけれども、教材研究をする数がやっぱり減りますので、準備等の数も減りますので、そういう部分でも効果があると思っております。  また、小学校で、なかなか生徒指導上の課題が出てくるということは多々あるんですけれども、どうしても1人の目で見るよりも複数の目で見た方が、いじめ等の問題におきましても、より早期に発見できるということもございますので、本市としまして、教科担任制については、できるだけ積極的に行うようにということで今までも指導させていただいておりますし、これからも指導をしていきたいと考えております。 329 ◯委員長野村博雄君)   赤井委員。 330 ◯委員(赤井康彦君)   小学校の先生において、例えば国語の方が得意だとか、算数の方が得意だとか、そういった方もおられるでしょうし、それがひいては子どもたちの学力の向上につながっていくのかなと思っておりますが、その点について最後、お聞かせ願いたいと思います。 331 ◯委員長野村博雄君)   学校教育課長。 332 ◯学校教育課長(國友孝浩君)   先ほど答弁させていただきましたように、三つの点で効果をお話しさせていただきましたけれども、一つ目に挙げました教員の専門性というところは必ず子どもたちの学力にもつながっていくものと考えておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 333 ◯委員長野村博雄君)   ほかに質問はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 334 ◯委員長野村博雄君)   それでは、以上で、福祉病院教育常任委員会を閉じます。  お疲れさまです。ありがとうございました。
                                    午後0時38分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...