彦根市議会 2019-06-14
令和元年 予算常任委員会 本文 開催日: 2019-06-14
7
◯総務部次長(
野崎孝志君)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
8
◯委員長(
上杉正敏君)
選挙管理委員会事務局長。
9
◯選挙管理委員会事務局長(牧野 正君)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
10
◯委員長(
上杉正敏君)
市長直轄組織副参事。
11
◯市長直轄組織副参事(
山口和子さん)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
12
◯委員長(
上杉正敏君)
企画振興部次長。
13
◯企画振興部次長(牛澤 淳君)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
14
◯委員長(
上杉正敏君)
出納室長。
15
◯出納室長(
馬場敬人君)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
16
◯委員長(
上杉正敏君)
監査委員事務局長。
17
◯監査委員事務局長(辰巳 正君)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
18
◯委員長(
上杉正敏君)
消防本部次長。
19
◯消防本部次長(
橋本公志君)〔議案第71号のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算について
提案説明〕
20
◯委員長(
上杉正敏君) 暫時休憩します。
午後3時01分休憩
午後3時15分再開
21
◯委員長(
上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、議案第71号
令和元年度(2019年度)彦根市
一般会計予算のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算に対する質疑を行います。
どの所管にも属さない、予算全体にわたる質疑については本日のみとさせていただき、17日、18日は各所管に相当する質疑とさせていただきますので、ご注意いただきますようお願いします。
主要事業等の資料で質問される場合は、
ページ数を言っていただければ、ありがたいと思います。
それでは、質疑はありませんか。
谷口委員。
22
◯委員(
谷口典隆君) 順番にページの順に聞かせていただきます。
まず、
予算書の4ページ、5ページの中で、考え方をお聞かせいただきたいんです。予算計上されていないので、どうかというお声もあるかもわかりませんけれども、まず、
議会費の中で
耐震化に伴って進んでいないということで、
ネット中継だとか議場の備品等々が減額になっていますが、考え方として、前から私も申し上げているんですけれども、
議会費に上げなければならないというのは、要するに庁舎の
耐震化事業の
事業費を小さく見せようとする、いわゆる
執行部側の
テクニックというと怒られるかもわかりませんけれども、
テクニックではないかということを思います。これで今度、生予算が出てきたときに
議会費がぼんと上がってしまうと、昨年度対比したときに
議会費が大幅に増えているではないかという話で、その詳細を詰めていけば、議場の改修等々、
ネット中継ということもわかってくるんです。前々から申し上げているんですけれども、これを
議会費に上げていただく必要はないと私は思います。これを何とかといいますか、今この場で言わないと時間的にも無理なのかと思うんですけれども、これは庁舎の
耐震化整備事業の方に上げていただくべきだと思いますので、これが減額になっているということに絡めて、1点その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
これを
議会費に上げていただくというのは、また議会が要求して予算を大きくしている、さもそのようにとられる市民、有権者の方もいらっしゃいますので、その辺は議会としても、しっかり意見を申し上げなければならないと思いますので、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
次、2点目は
予算説明書の部分の30、31ページでございます。
市たばこ税なんですが、私は不勉強で申しわけない、
加熱式たばこの税率がどうなっているのかということはわからない上で質問させていただくんですけれども、
消費税の増税分でということでお話があったんですけれども、
消費税の増税がなければ、実質的には、
たばこ税というのは減収の局面に入っているのかということをお聞かせいただきたいと思います。お願いします。
それから、3点目なんですが、十分に私も理解が進んでいないので、お教えいただきたいんですが、
説明書の36、37ページの
自動車取得税交付金の歳入の部分なんですが、51.4%の減ということでご説明がございましたけれども、大きな縮小率になるんですが、これをもう一度、わかるようにご説明いただきたいと思うんです。
以上3点、お願いします。
23
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
24
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君)
議会費との予算の
すみ分けといいますか、分け方につきましては、市の業務としてするものについては、本来、
庁舎管理で行うものについては
耐震化の予算に計上しておりますが、議会の運営上、執行されるものにつきましては、
議会費の中で計上していただくということが原則と考えておりますので、よろしくお願いいたします。
25
◯委員長(
上杉正敏君)
税務課長。
26
◯税務課長(
大橋茂雄君)
市たばこ税でお尋ねの件につきましては、
加熱式たばこの税率が上がる部分を加味するというところで、5年間にわたって徐々に整備をされていきます。この10月から旧三級品については税率が上がるというところなんですけれども、その分をちょっと見込みまして、今年度につきましては、本数につきましては
減少傾向にございますけれども、税としましては増という形で見込んでおります。
以上です。
27
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
28
◯財政課長(
北村典彦君) ご質問いただきました
自動車取得税交付金の大幅な減額でございますが、これにつきましては、この
交付金が
令和元年10月で廃止になりまして、次の款の9で
環境性能割交付金というのがございますが、これに振り替わりますので、この
交付金が1,500万円ございます。
以上でございます。
29
◯委員長(
上杉正敏君)
谷口委員。
30
◯委員(
谷口典隆君) 横道にそれないように気をつけながらしゃべりたいと思いますけれども、先ほどの
耐震化に係る
すみ分けなんですけれども、では、議会で見る予算ということであれば、この
予算常任委員会だって
インターネット中継すべきなので、別に
耐震化工事に関係なく、ここで予算をつけておけばいいのではないですかね。庁舎の
耐震化に合わせてということなので、
委員会を
ネット中継しないということでしょう。議場の整備が必要ならば、それは必要かもわかりませんけれども、
大久保市長がご就任されて、すぐさまこの
庁舎耐震化工事を一旦とめたいというときにも、
ネット中継を、私はそのときに議長をさせていただいていたので、そのときに
委員会中継と本会議の中継は急いでやってもらわないとだめですよというお話もさせていただいたので、今、室長がお答えの論でいけば、
庁舎耐震化工事の遅れは関係なく、今ここでやっている以上は予算を措置されるべきではないんですか。
庁舎耐震化工事が遅れているということであるならば、それに合わせて
庁舎耐震化工事の
整備事業の中で予算を組んでいるんだから、そこには予算をつけられないということでわかりますけれども、
議会費につけているのなら、何も関係ないではないですか。その点についてお答えいただけませんか。
2点目の
たばこ税に関しては、この
消費税が落ちついてというか、来年度以降になれば、本数的には減っているということの認識ということですね。本数はかなり減っているということでお聞きしましたので、それで結構です。
3点目についてもわかりました。了解しました。
1点目だけ再質問をお願いします。
31
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
32
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君)
インターネット中継につきましては、
委員会室の場所が
増築棟の方に変更するという流れの中で、今回の今年度の予算には、
耐震化工事とあわせると時期が尚早ということで、来年度以降の建設の時期に合わせて
予算化をしていくということで考えているものでございますけれども、それにつきましては、
議会費の中で見ていただくという考え方を持っておりますので、よろしくお願いいたします。
33
◯委員長(
上杉正敏君)
谷口委員。
34
◯委員(
谷口典隆君) では、議会として、どうしても、この工事がどういう状況になれども、その予算をつけていくべきだということで、執行すべきだということになれば、例えば、この状況の中で
インターネット中継をして、
増築棟になったとしても、それをそのまま移設して使える場合だってあるわけですから、今のお話であれば、議会として絶対につけるということで
議会費に盛り込まれたら、
耐震化工事がどのような状況であろうが、執行しても構わないということですよね。
耐震化工事の中に盛り込んでいると、その工事の遅れに伴って
ネット中継ができないという状況ということであれば、
耐震化事業の方に予算をつけるべきだと思うんです。我々議会としては、
基本条例の中でこういったものをオープンにしていくということをしっかり明言しているんですから、それに伴って、やはり協力してもらわないといけないわけですから。何でも
議会費、
議会費に盛り込んで、
耐震化工事の事業を小さく見せようとしているだけではないんですか。
35
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
36
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君) 決して予算を小さく見せようとしているわけではございませんで、当初から、その部分につきましては
議会費の方で計上していただくということで
議会事務局さんの方とは話をといいますか、そういったことで協議をさせていただいていたものでございます。小さく見せるために今回の残工事の方に含めていないというわけではございませんので、ご理解をお願いいたします。
37
◯委員長(
上杉正敏君)
谷口委員。
38
◯委員(
谷口典隆君) 当初、この予算が
議会費につけられた経緯も、当時の
事務局長を初め、いろんな
情報共有を、私もそこにかかわらせていただいていた経緯もありますので、今、室長がおっしゃったのは、進んで議会がやりますよということではないということは、はっきり申し上げておきますわ。
それは室長が来られる前の話ですよ。予算がないから、予算がどうしてもこっちは見られないから、
議会費につけてくれという経緯も絶対にあったはずですよ。そうした経緯を踏まえて、だから
議会費にばかり盛り込んで、今度、
議会費を増やすということではだめなんですよ。こんなものは
耐震化事業の方で持つべきですよ。そういった経緯も踏まえて私は申し上げているんですから、室長は去年だか、おととしだか、来られたのかわかりませんけれども、それ以前の経緯はご存じないではないですか。だから私は申し上げているんですよ。答弁は結構です。
以上です。
39
◯委員長(
上杉正敏君)
小川委員。
40
◯委員(
小川隆史君) 私は歳入の関係で3点、お教えください。
予算書でいうと41ページ、いただいている資料3、前年比との比較の中での2ページの使用料および手数料の関係なんですけれども、
駐車場使用料が結構大きく金額が上がっているんですけれども、こう見積もられた根拠、積み上げを教えていただきたいというのがまず1点。
それから、
予算書でいうと67ページの、ひこにゃんの
商標貸付収入のところですけれども、平成30年度の
収入見込み額が、この金額を見込んでおられるので、平成30年度の
収入見込み額がわかれば教えていただきたいのと、最近の傾向を教えていただきたいというのが2点目です。
それから、69ページの
ふるさと納税の寄附金、これも結構大幅に金額を上げておられるんですけれども、たくさん入ってくるよというその見込みの根拠を教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
41
◯委員長(
上杉正敏君)
小川委員、1問目の駐車場の根拠というのは観光で、所管外ですね。
シティプロモーション推進課長。
42
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) まず商標の関係でございますけれども、商標につきましては、
販売総額の3%を乗じた額ということになっております。
平成30年度の実績でございますけれども、1,531万8,994円でございます。
最近の傾向としましては、一時期、平成28年度あたりに少し額の方が落ちておりますけれども、それ以後、部分的な図柄の活用でありますとか、また、ひこにゃんの新しいイラストといったものを出していく中で少しずつ伸びていっている状況であるということでございまして、今後もいろいろな展開の中で財源の確保に努めていきたいと考えております。
また、あわせまして、
ふるさと納税の部分でございますが、平成30年度が1,542万8,708円ということになっております。平成29年度が1,300万円ということでございますので、そうした部分からは伸びている傾向にあるということで、今回、予算で見込んでおります。
以上でございます。
43
◯委員長(
上杉正敏君) まちづくり推進室長。
44 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)
ふるさと納税の寄附額が大幅に増額しているというところの件でございますけれども、昨年、平成30年度の全体の寄附額が約1億2,500万円でございました。その前の平成29年度が約7,100万円、これが増えましたのは一つ、今まで、平成29年度につきましては、8月までが直営で返礼品の事業とかをしておりましたけれども、この後、返礼品の業務とかを委託することになりまして、そこで広報とかもいろいろしていただきまして、それから急激に伸びております。
そこに、昨年もあったんですけれども、いろいろと
ふるさと納税に関しまして、報道関係もご存じだと思うんですけれども、この6月から要綱が改正されまして、今までですと、返礼品が、例えば、していただいたら4割、5割の率のところに多く流れていたものが、この6月から一律3割ということで国の方が制度を変更されまして、その辺が今、全国一律になりますと、そちらの方に行っておりました寄附金の方も流れてくるということもございます。
そこに私ども、去年からPR活動ということで、彦根にご縁がある、例えば滋賀大のOBの方とか、県人会とか、そういう方にもPRをさせていただいたり、新聞広告も入れさせていただいて、活発的にPR活動もさせていただいておりまして、平成30年度、伸びてきたところがございましたので、こういうことをさせていただきまして、今年度につきましても、これをやっていくのと、それと返礼品の方も去年に比べまして大体50品目ぐらい増やしまして、寄附金をいただけるようなもの、そして、ポータルサイトも今は1社なんですけれども、今年度でもう1社増やすという予定で、寄附をしていただく窓口を増やすという計画もしておりますので、そういう見込みで一応、平成30年度は1億円を目標にしていたんですけれども、今年度は2億円の目標ということで計上させていただいたところで、そういう経過がございましたので、増収という形で見込んでいるところでございます。
45
◯委員長(
上杉正敏君)
小川委員。
46
◯委員(
小川隆史君) 努力は一生懸命していただいて、かなりそれの金額を上げられたということは、彦根にこれだけの魅力があるよということをPRしたり、お知らせをしないと、全国的にも、いいものがもらえないのだったら、しないよという傾向になるのかと。そんな中で増収を見込んでおられるというのは、やはりPRがすごく大事だと思うので、新規の予算も抑えられて、そこが職員の工夫のやりどころだと思いますので、頑張っていただくようにお願いします。
47
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに質疑はございませんか。
獅山委員。
48
◯委員(獅山向洋君) 予算全般についてお尋ねしたいと思います。
このたび
令和元年度当初予算ということで提案されているわけですが、その前提として、平成31年度の当初予算が否決されたという一つの経過があるわけです。市長は「なぜ平成31年度当初予算が否決されたのか」という質問に対して、要するに「説明が不十分だった」という答弁を本会議で何回も繰り返しておられるわけですよ。「説明が不十分だった」ということを言い出すと、本会議でも出ていましたけれども、まるで議員がきちっと説明を聞いていなかったかのような印象を受けるわけでして、そういう意味で私はここできちっとお尋ねしておきたいのは、「説明が不十分だった」という意味をもっと具体的に言っていただきたいんです。どういう点で説明が不十分だったのか、これをちゃんと説明しておいていただきたいと思います。
49
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
50 ◯市長(大久保 貴君) ご説明をさせていただく際に、私どもは予算を編成して、さまざまな事業をさせていただくということで臨んだわけでございますが、事業のそれまでの成果としまして、さまざまな事業の見直しということをやらせていただいた。ある意味で、そのことが強調されたこともあって、今回改めてご提案させていただいている、さまざまな、これから取り組んでいく事業、このことに少し十分なご説明ができなかったと感じているわけでございます。
予算の審議に当たって、私どもと議員の皆様方の立場は違うわけでありますが、通常でございましたら、お聞きになる点、さまざまな政策、具体的な事柄について、さまざまなご意見があることを前提に考えると、全体を否定するということは想定を私どもはしていませんで、具体的なご提案をいただくなり、修正をしていただくなり、そうしたことが審議の中でされるということが通常ではないかという前提で審議に付したわけでございますけれども、結果として、私どもがやろうとしているさまざまな事業について、十分なご説明をさせていただくに至らず、結果として、いろいろ見直しをしたと、削減をしたということの負の部分が強調されたことによって、全体がご理解を深めていただくに至らなかったと感じたところでございます。その意味において、結果として私どもの説明不足になってしまったという思いを持っているという意味で申し上げたところでございます。
51
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
52
◯委員(獅山向洋君) これもまさにトートロジーで、言葉を変えて言っておられるだけで、内容は「説明不十分だった」だけしか言っておられないんですよ。では、具体的にどういう事業について説明が不十分だったか、せめて二つ、三つでも例を挙げて、こういう点で説明が不十分だったということをちゃんと説明してください。そうでないと、我々議会は、きちっと説明を求めなかったかのように受け取られかねないので、その点はいかがですか。この点でこう説明が不十分だったと、ちゃんと具体的に言ってくださいよ。その反省があってこそ、今回の
令和元年度の当初予算が出てくるはずなのでね。その点、もう1回ちゃんと説明してください。
53
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
54 ◯市長(大久保 貴君) 個々の事業ということにつきましては、かなりたくさんの事業になってまいりますので、全体ということで申し上げさせていただきますと、個々の具体の政策で、事業で話題になった点については、それぞれの所管の
委員会の審査の中で、またお尋ねをいただけたらと思いますが、全体として、ここ数年、拡大してきた予算について見直しをしなければならないという思いは皆様方も共有していただいているんだろうと思います。財政調整基金に過度に依存をする状況というのは、よろしくないというご指摘を皆様からもいただいてまいりました。そういう意味で、平成29年から具体的な見直し作業に入りまして、その課題をそれぞれの部局が示されて、その中でそれぞれに努力をいただいたわけでございます。
加えて、大型事業の投資事業も含めて見直しをするということで来たわけでございますが、何せこれまで十分な予算と思っていたものを削減していくということにつきまして、大変さまざまな思いが生まれてくるというのは当然だと思います。
しかしながら、中期財政計画でお示しをさせていただいてきましたとおりに、財政調整基金が枯渇をしていくという傾向を何とかここで反転をさせて、維持をしていくということを実現するためには、さまざまな事業の整理をしなければいけないということがあるわけでございます。したがって、さまざまな具体の事業でいろんなご意見を頂戴はしたわけですが、これはやはり全体の策としては間違っていないものだと思っております。
加えて、令和2年度からは、いわゆる会計年度職員の任用ということも開始されるわけでございますので、財政の健全性を保つためには事業の整理をしなければならないということでございますので、そこの部分も、今もいろんなご意見はあろうかと思います。しかし、それをこれからも繰り返しご説明を申し上げて、ご理解をいただくように努力をしてまいりたいと考えております。
55
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
56
◯委員(獅山向洋君) 事業の整理とおっしゃるけれども、一体どういう事業を整理するかということについての説明が不十分であったと私は思うんですよ。説明どころか、説明ができなかった、だから、平成31年度の当初予算は否決されてしまったわけなんですよ。
お尋ねしますが、それでは、我々の方に示された市長特別枠という予算については、どの程度削ったのか、その点を明確に言っていただきたい。
57
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
58 ◯市長(大久保 貴君) 私どもが、昨年の夏ごろですが、市長特別枠ということで協議をしたものの中で、今回も改めてお示しをさせていただきましたが、金亀公園の再整備に関しましての総額予算を見直していく。あるいは今回の審議にお願いをしている新市民体育センターの内容につきましても、数字の上では変わっておりませんが、実際に執行する段に当たって、できるだけの見直しができないかということも今させていただいております。
あるいは、河瀬小学校の増築内容につきましても、さまざまな協議もいたしましたが、そうしたものを積み上げていった結果、平成31年度予算編成につながったということでございます。
59
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
60
◯委員(獅山向洋君) 私が質問したのは、市長特別枠はどの程度削ったのかということを質問しているんですよ。そんなほかのことを、傍論を言ってもらうと話がずれてしまうんですよ。どうなんですか。その点を明確に言っておいてください。
61
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
62
◯財政課長(
北村典彦君) お尋ねいただきました市長特別枠の削減につきましては、77億円の要求に対しまして、24億円削減の53億円で見積もっております。
63
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
64
◯委員(獅山向洋君) 私がお聞きしているのは、平成31年度当初予算での市長特別枠とおっしゃっていたから、それは
令和元年度の当初予算では削ったんですかということを聞いているんです。52億円か何かがあったことは私も知っていますし、また、市の予算として、市の出すお金としては11億何千万円かということもわかっているわけですよ。だから、それを削ったのかどうかを聞いているんです。
65
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
66
◯財政課長(
北村典彦君) 予算につきましては削ってございません。
67
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
68
◯委員(獅山向洋君) ですから、この平成31年度当初予算が否決された理由について、説明不足なんていうお話はとんでもないことだと思うんですよ。それならば、きちっと
令和元年度予算についても同じ予算を提出して、それに対して真剣に説明するということをするべきだと思うんですよ。なぜそれをおやりにならないんですか。
69
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
70 ◯市長(大久保 貴君) これは恐らく考え方の違いが基本的にあるんだろうと思いますが、獅山委員は常々、「国体事業を見直して財政の健全性を保つ」と、「さまざまな諸施策に予算を配分する」とおっしゃっていると理解をしております。
私どもは、国体関連事業は今この時期にどうしてもやらなければならない公共投資だという立場でございますので、昨年の市長特別枠というものの意味合いは、その国体関連事業をきちっと精査して、やっていかなければならないという位置づけの確認でございますので、いわゆる都市計画道路を初め、金亀公園の連絡橋、あるいは市民体育センターの整備、こうした大型の投資事業を着実にやるためということの確認でございますので、そこは恐らく本質的な考え方の違いになりますので、そこは私どもも理解をいたしております。
71
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
72
◯委員(獅山向洋君) 平成31年度当初予算も
令和元年度当初予算についても、わざわざ中期財政計画というものを、一々何々版というのをつけてやっておられて、これから先5年間、令和5年までですか、はっきりとどれだけの、何もしなかったら赤字になるということが明確なんですよ。これは市長と、また資料を受けた我々とは本質的に何ら差はないと思うんですよ。その点はどうなんですか。差があるんですか。
令和5年度、何もしなかったら累積赤字が70億円とか80億円とか、昨年だったら150億円とか、そうなるという共通の認識はないんでしょうか。
73
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
74 ◯市長(大久保 貴君) これは何も手だてを打たなかったら、そうなるというシミュレーションでございます。獅山委員はこのことはよくご存じでいらっしゃいますので、あえて申し上げますが、歴代首長の立場では、こうした中期計画を示されております。大体その時点の5年後には財政調整基金がゼロになるというシミュレーションで構成がされているものでございます。そうしたものを公にさせていただいて、財政の厳しさというものを議員の皆様を初め、市民の皆様にも共有していただこうという意味で、平成29年の春に提示をさせていただきました。
大変影響は大きかったと思います。皆様方も財政の厳しさというものについて、ご認識をいただけたものと思います。確かに世の中が変わってきて、少子高齢化が進み、いわゆる勤労者が減ってくるわけでございますので、財政の見通しというものは厳しい。そうした状況で事業の選択と集中を図っていかなければならないという我々共通の課題ということでご理解をいただきたいと思っております。
75
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
76
◯委員(獅山向洋君) 共有していないのは市長だけだと私は思っているんですよ。ほかの人は、あれを見て何とかしなければいけないと皆思っているんですよ。それなのに何だか小さな事業ばかりを削って、肝心の国体関係とか大きな投資については全然削らないから、みんなが心配しているんですよ。まさに共有していないのは市長ではないんですか。どういった、これからの5年間をやるんですか。大きな事業をやめなければ大変なことになるということがわかっていないんですか。その点だけ確認しておきたいんですよ。おわかりになっていないんですか。
77
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
78 ◯市長(大久保 貴君) ここがまさに考え方の違いだと思うんですが、私どもは、国体中心とした公共投資は今、最大のチャンスであるし、しんどくてもやり遂げなければならないと思っております。
そのためには、いわゆる事業全体の選択と集中というものを進めていかなければならない。平成29年に、そのために外部の機関にお願いをして、それぞれの事業の可視化をさせていただいて評価をいただきました。いわゆる選択と集中を進めなければならない、その具体の案も示していただきました。そうしたものに基づいて、全庁を挙げて改革に取り組んでいく、そのことによって、公共投資も実現し、将来、彦根市がバージョンアップしていくための基盤をつくり、これからの彦根市が発展をしていくための時期だということで、ご理解のほどお願いしたいと思います。
79
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
80
◯委員(獅山向洋君) 基本的なことばかりで私が時間をとるのは悪いと思うので、一旦はこの程度にさせていただきたいんですが、まず1点だけ、もう1回確認しておきたいのは、「皆さんに評価していただいた」なんておっしゃるけれども、一体誰が評価したんですかね。こんな彦根市自身が公表している中期財政計画でいけば、彦根市がこれから毎年のように20億円ないし30億円削っていかなければいけないということは明らかでしょう。そうすると、毎年のように、こんな予算編成の結果、出てきた予算について否決なり、何かをしなければならないようになってくるわけですよ。そういうことは全然想定はしておられないんですか。その点を確認しておきたいんです。
81
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
82 ◯市長(大久保 貴君) 事業の見直しについては、また時期がきましたら、皆様方にお示しをしたいとは思っております。大変厳しい状況でございますので、また繰り返し、極めて厳しいご意見なり、事業の選択の仕方がおかしいなり、賛同いただけない部分も出てくるかもわかりません。しかしながら、これはやっていかなければならないことでございますので、その都度、今回もそうでございますが、しっかりとご説明を申し上げて、ご理解を得るために全力を尽くしてまいりたいと考えております。
83
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
84
◯委員(獅山向洋君) もう2、3年前から財政危機が訪れるよということは何回も何回も言っているわけなんですよ。それなのに具体的な方策を出さずに「いずれは」、「いずれは」、「いずれは」で、とうとう当初予算否決まで来てしまったわけなんですよ。いいですか。そういうプロセスを市長は全く認識していないから、我々も本当に内心腹を立てているんですよ。とんでもない市長だと。なぜこんなに物がわからないんだろうと。「共有せえ」、「共有せえ」と言いながら、自分は共有していないんだ。市長、どうなんですか。今までのプロセスから考えて、今日に至ったとは思っていませんか。
85
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
86 ◯市長(大久保 貴君) ちょっと認識が違うのかもわかりませんが、獅山委員おっしゃっている、要は健全な財政にしなさいというご意見、私もそのことは全く同感でございまして、健全に維持をしていかなければならないと思っておりますが、ただ、大型の投資があるから、それを削れとおっしゃることが、私どもは今それはできないと、国スポという時期が決まっていて、そして、この投資は彦根市にとって必ず必要なことであるし、これからの彦根市の発展のために資するものだという信念のもとに取り組んでいるものでございますので、そこは本質的な考え方の違いというものが、恐らくやむを得ないところかもわかりませんが、それはご意見として承りながら、ただ、漫然と大きな投資の正当性ばかりを言うわけではなくて、できるだけ見直せるところは見直しということで取り組んできておりますので、その結果、厳しい中でも財政の健全性を維持し、指標の上でも、ご指導を仰がなければならない状況にはならないわけでございますので、そこは客観的な数値をご理解いただいて、ご賛同いただけたらと思っております。
87
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
88
◯委員(獅山向洋君) そうしますと、今まで何回か中期財政計画を出してこられたわけですけれども、客観的な数値ではないと考えておられるわけですか。
89
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
90 ◯市長(大久保 貴君) 繰り返し申し上げておりますように、何もしなければ、放漫経営を続けていけば、そうなってしまうということでございますので、常に選択と集中をし、健全な財政を築くためには皆様方にもご理解、ご協力を頂戴しなければならないということでございますので、よろしくお願いいたします。
91
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員、まだまだ意見があると思いますが、次の皆さんもおられますので。
ほかの委員の方、質疑はございませんでしょうか。
辻委員。
92
◯委員(辻 真理子さん) 1点聞かせていただきたいんですけど、予算全体に関する質問は今日だけということでございますので、先日いただきました
令和元年度の資料2の4ページの中からお伺いしたいんですが、ずばりお聞きしたいんですけれども、物件費というのは何かということをどこで聞いたらいいかわかりませんので、物件費92億6,903万4,000円という……。
93
◯委員長(
上杉正敏君) すみません、辻委員、資料……。
94
◯委員(辻 真理子さん) 資料2というのをいただいて。
令和元年の……。
95
◯委員長(
上杉正敏君) 4ページね。
96
◯委員(辻 真理子さん) 4ページです。私の中では数年来疑問なんですけれども、4ページの経費別というところの1、人件費ですよね。これは75億円、一番多いのは人件費だろうと思います。そして、扶助費も100億円を超えていて、これも納得いたしますが、2というところの物件費その他一般行政経費92億6,903万4,000円、構成比は20.8%、これの中身を教えていただきたいんです。その中身に臨時の方と非正規の方の給与が入っているのではないかと思うんですけれども、そのあたりを含めてご説明いただきたいと思います。
97
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
98
◯財政課長(
北村典彦君) お尋ねいただきました、この一般会計経費別構成表の2番の物件費その他一般行政経費でございますが、そもそも物件費につきましては、本会議の方でもお答えさせていただきましたが、性質別の歳出の一分類でございまして、具体的に申し上げますと、上から人件費やら、あるいは扶助費、投資的経費、公債費がございますが、それらを除いた経費になりまして、職員の旅費とか備品購入費とか委託料など、また、おっしゃる賃金もここに含めてございます。
99
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員。
100
◯委員(辻 真理子さん) それでは到底納得できない答弁だと思います。私が聞いているのは、「その他です」と、ほかの議員もご質問になっていましたけど、いろいろ要る中で、どこにも入らないから「その他」とおっしゃっても、これだけの高額な金額でございますので、一遍全部を資料にして出していただきたいと思うぐらいですけど、今の答弁ではとても納得いかないので、非正規の雇用の方、臨時の雇用の方の給与がここに入っているのではないかということを一番聞きたいと言っているわけですが、そのことについてはしっかりお答えいただきたいと思います。
101
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
102
◯財政課長(
北村典彦君) おっしゃいますように、非正規の方の臨時職員の給与に当たります賃金につきましては、この物件費に全て入ってございます。
この経費別の構成表というものにつきましては、従来からこの区分でお示しをさせていただいていますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
103
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員。
104
◯委員(辻 真理子さん) では、物件費の中には非正規の雇用、臨時の方の給与が入っているということでございますが、その金額を教えてください。
105
◯委員長(
上杉正敏君) 暫時休憩します。
午後4時02分休憩
午後4時04分再開
106
◯委員長(
上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかの委員の方、ありませんか。
北川委員。
107
◯委員(北川元気君) 前回の否決になった当初予算のときに質問させていただいたことなんですけど、そのときの議論をもとに再度編成された、この
令和元年度の予算ということで、当初の否決となった予算のときに僕の方から質問させていただいたのは、今回これだけの事業の削減をしましたよと、その影響で各種いろんな計画に変更が生じるのではないかという質問をさせていただいたら、「それは各課の方で当然変わってくる可能性がある」といったご答弁がされました。その点が今回の
令和元年度の予算になったことで検討されたのかということがまず1点目です。
それから、資料の15番の
ICT関連事業についても、そのときに質問させていただいています。要するに、こうやって一つ一つの金額を出していただくのは結構なんですが、趣旨としては、なぜこの資料をつくってもらっているのかというと、
ICTの顧問に来ていただいて、いろんな、これから
ICTの費用の削減とかの取り組みをやっていきますよ、そういった中で予算が全体的にどう削減していけるのかということがわかるための資料としてつけてくださいとなってきたと僕は認識していました。けど、前回の当初予算否決になったときでも、「これではわかりませんよね、だから、これは改めてくださいよ」ということをお願いしておりました。にもかかわらず、今回また同じような資料として提出されています。つまり、そのときの議論が生きていないのかと感じるんですが、その点をいかがお考えなのかということが一つ。
それから、
令和元年度の
ICT関連予算のうちで……。
108
◯委員長(
上杉正敏君) 3問目ですね。
109
◯委員(北川元気君) 3問目です。ちょっと金額が増えているんですね。多分、負担金補助および
交付金の部分がちょっと増えているんですけど、その説明をお願いします。
以上です。
110
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
111
◯財政課長(
北村典彦君) まず最初のご質問でございますが、各種計画に
令和元年度の予算に対する影響でございますが、予算の方には、各種計画に関します予算上の金額での影響はございませんでした。直接聞き及んでいる中では、計画時期をずらして対応するなどして各所属で対応いただいていると聞いております。
以上でございます。
112
◯委員長(
上杉正敏君) 情報政策課長。
113 ◯情報政策課長(杉本 昭君) 2問目の資料15にお示しさせていただいていますICT予算の資料に関してのことですけれども、これまでの
委員会におきまして北川委員の方から、もう少し今後の見込みとか、わかりやすい資料にしてほしいという要望をお聞きしておりまして、この前の2月のときにも、そういう要望をいただきました。
その中で、今後数年の、もう少し前から、何年後かの推移とそれをグラフ化するなど、検討はしてまいっていたんですけれども、今回の
令和元年度の予算の資料提供のときには間に合いませんでしたので、申しわけないんですけれども、次回の令和2年度の提供資料からは、もう少しわかりやすい資料にさせていただきたいと考えておりましたので、ご理解いただきたいと思います。
114
◯委員長(
上杉正敏君) 3点目の金額。
115 ◯情報政策課長(杉本 昭君) 3問目の予算の中の負担金の増加の件ですけれども、こちらの方は中間サーバーに関する負担金というのがありまして、平成31年度以降に国の方から金額の変更の通知がまいりましたので、その額に変更させていただいたということです。
以上です。
116
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員。
117
◯委員(北川元気君) 1点目の、各種計画に今回の
令和元年度の予算によって、枠配分方式でいろんな事業が削減されたことによって影響はないのかという質問に対して、その計画に変更はないと、年度をずらしたりすることで大して影響はないというご答弁だったと思いますが、実際に数値目標とかKPIとかで示されている、いろんな各種計画での目標とか、そういうところにも間違いなく影響はないと今おっしゃいましたので、そういう認識でいいのかということを確認させてください。
それから、
ICT関連予算については、検討していただいたけれども、今回、時間の関係という形でできなかったということですので、気持ちはわからないではないんですが、前から言っていることなので、ぜひとも意味のある資料を出していただけるようにしたいと思います。
3点目の金額の変更については、わかりましたので結構です。
118
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
119
◯財政課長(
北村典彦君) ご質問いただきました各種計画につきましては、一応、非常に短い時間ではあったんですけれども、今回の
令和元年度の予算編成をするに当たりましては、各部局におきまして、それぞれの自分たちの執行する事業につきまして見直しといいますか、精査をしていただきましたので、当然、影響があれば予算を増額したりとか、あるいは、落として来年にするかとかという判断につきましては、各部局で判断いただきましたので、今申し上げましたのは、今、予算上では、各種計画に関する予算措置上では、上がっておりませんので影響はなかったものと認識しております。
以上でございます。
120
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員。
121
◯委員(北川元気君) どう考えても影響があると思うんですけど。例えば、まち・ひと・しごとの計画で、いろんな数値を持って出しておられますよね。今回、事業削減したから、その計画が達成できないというか、見込みがずれたりとか、例えば転入の数とか出生率の数とか、そういうところにも確実に影響してくると思うんですけど、影響しないという答弁で本当にいいんですか。
122
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
123
◯財政課長(
北村典彦君) 各計画につきましては、繰り返しの答弁で申しわけないんですが、各それぞれの所管課の方で計画の時期なり、そういった影響も含めまして判断いただいたものと考えているところでございます。
以上でございます。
124
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに質疑はありませんか。
獅山委員。
125
◯委員(獅山向洋君) まず
予算書の97ページの本庁舎
耐震化整備事業のことなんですが、極めて具体的な話として、私はずっとこの本庁舎を見ておりまして、市民の皆さんはまるで廃墟だとおっしゃるんですが、まず、なぜこんな吹きさらしのままで放っておかれるのか。普通なら、例えばブルーシートなり何かで覆いをするとか何かをして、観光客も、こちらの窓から向こうの窓に青空が見えているわけですよ。だから、一体何をしているのということが盛んに出ています。
今回、下を見ていただくと、言うならば緑色の藻がいっぱい生えていて、いずれ蚊が発生したら大変なことになるのではないかと思うんですけどね。こういう一つの維持管理について、何ら担当の皆さんの中から、こうしたらどうだ、ああしたらどうだというご意見は出ないのかどうかということを一つ確認しておきたいと思います。
それから、
ふるさと納税の問題ですが、先ほども直営を業者委託に変えたとおっしゃっているわけですが、それはそれでいいんですけど、これは本会議で聞いたものと関連して、制限されてもしょうがないかもしれないけれども、そもそも返礼品そのものは彦根市が選んでいるのか、業者に選ばせているのか、その点だけを答えていただきたいと思っております。
126
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
127
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君) 今の庁舎の維持管理でございますけれども、おっしゃることも私どももよくわかるところでございます。そういった議論も内部でも出てはおりますが、シート等を設置するのには、強風時とかのことを考えますと、なかなか今の業者がない中では維持管理が難しいという点がございます。
下の土壌汚染の汚染土を搬出したところの水につきましても、藻が発生しているのも確認しておりまして、先日も一部除去を試みたりとかはしているところでございますが、これについては一度清掃をしたりとか、水質の方は、付近で土壌汚染の関係で水質調査をやっておりまして、そのあたりは問題ないんですけれども、今後、何か消毒ができるようなものを中に投入するとか、何らかの方法を考えていきたいと思っておりますので、おっしゃることをよく考えて管理していきたいと思っております。
128
◯委員長(
上杉正敏君) まちづくり推進室長。
129 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君)
ふるさと納税の返礼品の関係でございますけれども、一つは業者の方が選んでくるものもありましたら、彦根市の方で品物を選んでくるという両方ございます。
130
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
131
◯委員(獅山向洋君) 一つ、この点は市長も共有してほしいんですけどね。余りにも長い月日、こんな吹きさらしで、また下は緑色、アオミドロというんですか、のような状態になっているのでね。格好悪い、彦根の恥だという気持ちを持ってもらわないといけないと思うんですよ。今回の維持管理費の中には、そういうものは入っていない、
予算化されていないわけですね。その辺を確認しておきたいと思います。
それと、返礼品について、決定権は一体どっちにあるんですか。本来彦根市が持っていて、業者に対して「こういう返礼品を決めたから、ちゃんと載せてくれ」と言うのが普通のやり方ではないのかと思うんですが、何だか業者任せみたいなことでは、いつまでたっても、言うならば、別にもうけろとは言いませけれども、ほかの市がやっている形での、きちっとしたお金が入ってくるという、皆さんもそうなんでしょう。今、財政危機、財政危機と言っておられながら、そういう知恵を絞られないから、おかしくなってくるのでね。その点をもう1回だけ聞いておきたいんです。彦根市に決定権があるなら、彦根市として、こうしてくれと言うべきではないんですか。
132
◯委員長(
上杉正敏君) まちづくり推進室長。
133 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君) 業者が一応こういう品物がありますということで紹介をされますので、それにつきまして私どもの方が、これを採用するとか、採用しないとか、当然決定権がございますので、決定しますのと、彦根市の方が独自で、こういうところがあるというので、こういう品物が彦根市にふさわしいということで選び、返礼品として上げているという2種類でございます。基本的に最終的に決定権は彦根市の方が、これを返礼品にしますということで決めていくものでございます。
134
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
135
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君) 今回の予算の維持管理経費の中でございますけれども、おっしゃるように、維持管理というのは仮庁舎の機械のメンテナンスであったりとか、今、本庁舎にあります機械のメンテナンス、駐車場の警備とかいったところの維持管理でございまして、今の件につきましては経費というのは予算上、計上しておりませんけれども、職員の動員ですとか、既存の予算等を検討しまして、まずは衛生面の方がしっかりと安心していただける形にしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
136
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
137
◯委員(獅山向洋君) 庁舎については、しきりにシティプロモーションなんておっしゃっているけど、まさに悪いプロモーションばかりをやっているんですよ。観光客は見て帰って、「彦根市というのは大変なところよ、市役所が風に吹きさらしで、のぞいてみたらアオミドロがいっぱいあった」、これがとんでもないシティプロモーションになっているわけでして、これぐらいのことは考えてもらいたい。
それと、余り直営というか、職員を使わないでもらいたいんですよ。やはりきっちりと、こういう重要なことについてはお金をかけて、まさにいい意味でのシティプロモーションをやるというのが一番大切だと私は思います。
それともう一つ、これも意見ですけど、
ふるさと納税の返礼品については、彦根市をよく知っているのは彦根市、市民であって、また、彦根市の職員なんですよ。それを人任せにしているようでは話にならないと私は申し上げておきたいんです。あれだけのお金を使っていながら、本当に返礼品に大したものは何もないので、わずか8,000万円程度のお金しか入っていないんですから、本当に恥ずかしいと私は思いますよ。彦根市内にこれだけたくさんの事業所なり会社があるわけですから、そこでどういうものを返礼品に使えるかということを、きっちりと彦根市なり、彦根市の職員が考えるべきだと思います。いかがですか。そういうことを考えませんか。
138
◯委員長(
上杉正敏君) まちづくり推進室長。
139 ◯まちづくり推進室長(橋本邦彦君) 職員の方もいろいろと現場を見ながら、何かいいものはないかというのは、実際に現場に行かせてもらって探しているところでございまして、今ほどご意見をいただきましたので、その辺は引き続いて積極的に彦根市にふさわしい返礼品というものを見つけていきたいということで考えておりますので、ご理解いただきますようお願いします。
140
◯委員長(
上杉正敏君) 獅山委員。
141
◯委員(獅山向洋君) 本会議の答弁で「資産価値のあるものはいけない」とかとおっしゃっていましたけど、そんなものはないでしょう。皆、彦根市内の各事業所がつくっておられる、工場などがつくっておられるのは消耗品が多いんですよ。なぜそんなことで妙な答弁をされるのか私はよくわからないんですよ。その点しっかりやってください。
142
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに質疑はありませんか。
長崎委員。
143
◯委員(長崎任男君)
予算書の91ページ、主要事業の2ページのシティプロモーションの推進事業のことでございますけれども、昨年1,700万円ぐらいあったシティプロモーションの部分が265万円に大きく今回減っているんですけれども、その中で、この265万円の内訳として、共感づくりの50万円ですとか、魅力発信の71万円ですとか、遠的の60万円とか、そういうのはわかるんですけれども、あと、「その他」で84万4,000円となっているんですが、それはどれを足したら、この265万円になるのかということを教えてもらいたくて。
なぜそういうことを聞くかというと、そもそも265万円でやるシティプロモーションというのは一体何を目指しているのかというところも含めて、これは聞きたいので、そこを個別に教えてください。次、……。
144
◯委員長(
上杉正敏君) 今ので1問。
145
◯委員(長崎任男君) 1問。
次、2点目は
予算書237ページ、主要事業の6ページのアプリの管理運営の55万円のところでございますけれども、これは以前、山根前副市長の肝いりで始められたアプリのことだと思うんですけれども、これは現在どれぐらいの方が利用されて、今後まだこれを続けていく必要があるのかないのかというところも教えていただきたいです。
あと、3点目は
予算書313ページ、主要事業の8ページで、彦根城世界遺産登録のところで、「推薦書の練り直し」と説明をされたと思うんですけれども、練り直しという表現の意味が、私の知識がなく理解ができませんので、練り直しの意味を教えてください。
以上3点です。
146
◯委員長(
上杉正敏君)
シティプロモーション推進課長。
147
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) まず、「その他」の経費でございますけれども、「その他」の経費につきましては、まず職員の旅費が入っております。これはビワイチの関係で県庁との調整の旅費でございます。あと、消耗品費が入っておりまして、すみません、旅費が1万2,000円、消耗品費が31万9,000円で、これは市民アンケート、昨年度、計画を作成するときに推奨意欲でありますとか、参画意欲といったものをアンケートとして聞いておりまして、これを指標にしておりますので、それを年次的に調査していこうということで、市民アンケートを実施するための印刷の関係でありますとか、あと、ワークショップをするためのチラシとか、また、シティプロモーションの市民会議というものを開催するに当たっての消耗品、こうしたものを見ております。
それからまた、同じく印刷製本の関係で、市民アンケートの封筒代の印刷が2万円、それから市民アンケートの発送等の通信運搬費が21万2,000円、それと当課で使用しますデジタル複合機、コピー機のリース代が28万1,000円というのが「その他」の経費の内訳でございます。
史跡散策アプリについては今、確認しますので、少々お待ちください。
148
◯委員長(
上杉正敏君) 彦根城世界遺産登録推進室長。
149 ◯彦根城世界遺産登録推進室長(広瀬清隆君) 3点目の練り直しの意味でございますが、平たく言えば修正という形になりますが、暫定リストに載っている自治体は毎年3月に準備状況報告書というのを出させていただきます。それに基づいて課題が文化庁から出てまいりますので、それを直していって、段々、正規の形に近づけていくという作業を繰り返していくわけでございますが、今回、推薦書原案骨子というのを昨年度、文化庁に出しましたので、それに対します課題が、ちょうど5月20日に文化審議会が開かれて、こちらに出てまいりましたので、それを修正して精緻化していくという作業を進めていきます。その意味で練り直しという言葉を使わせていただいたということでございます。
150
◯委員長(
上杉正敏君)
シティプロモーション推進課長。
151
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) 歴史散策アプリの方につきましては、平成29年8月から配信をしておりまして、平成30年度末現在のダウンロード数が5,696件ということになっておりまして、徐々に増えていっていると認識をしております。
152
◯委員長(
上杉正敏君) 長崎委員。
153
◯委員(長崎任男君) 1点目はまた改めて別の機会で聞かせてもらいます。
2点目のアプリの件でございますけれども、5,696件、ほぼ微増の状態ですけど、ほんの数件でも増えるということだったら、続けていかなければいけないという判断のものと理解してもいいのか、そこをお聞かせください。
あと、練り直しでございますけれども、ということは、これをずっと世界遺産が認められるまで、この修正作業は毎年これだけの予算をずっとかけて続けていかなければいけなものなのか、その辺、理解ができないので教えてください。
154
◯委員長(
上杉正敏君)
シティプロモーション推進課長。
155
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) アプリの方につきましては、彦根の本物の歴史を楽しみながら学んでいただくということで、ひこにゃんと忍者の紹介、ここでいいのすけが出てきております。その中で五つのストーリーを描きながら、市内城域の中の主な五つのポイントを導いて、そこで動画を再生していただくのと、観光客の方に対しましての地図案内とかいった機能を備えております。したがいまして、お越しになられる方につきましては、有益なアプリにはなると考えておりまして、まずこれを広げていくための広報というのを検討していくべきだと考えております。
156
◯委員長(
上杉正敏君) 彦根城世界遺産登録推進室長。
157 ◯彦根城世界遺産登録推進室長(広瀬清隆君) 練り直しを続けていくのかというご質問ですが、ほかのところの例を見ますと、具体的に挙げると語弊があるとあれなんですが、大体3回から4回、多いところでは6回ほど、それを繰り返して世界遺産になったというところもございますので、一概に何回ということはなかなか申し上げにくいんですが、彦根市としましては、できるだけ回数を少なくして登録に向けた努力をしてまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
158
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに質疑はありませんか。
森田委員。
159
◯委員(森田 充君) 1点教えていただきたいんですけど、歳出を抑えるためにということで、その中で一つ、時間外手当の抑制ということを書かれていると思うんですけど、この世の中、今、働き方改革ということで、その流れはあるのかと思うんですけど、すみません、私の方は勉強不足でして、前年度から今年度のこの予算の中で、この削減額という、時間外手当でどれぐらい歳出を抑えられるのか、教えていただきたいんですけど、よろしくお願いします。
160
◯委員長(
上杉正敏君) 人事課長。
161 ◯人事課長(池田征史君) 時間外手当の削減についてでございますけれども、
予算書で申しますと342ページ、343ページのところを開いていただきますと、一番下のところに職員手当の内訳というものがございます。342ページの一番右の欄に時間外勤務手当というのがございまして、ここで上段が今年度ということで
令和元年度予算です。下段が前年度ということで平成30年度になります。ここでおおむね1割、前年比で90%程度の予算を見込んでいるところです。
また、これは予算とは直接、ダイレクトにはリンクしないんですけれども、平成30年度の時間外勤務の実績につきましては、平成29年度に対しまして、市全体で前年比で92.5%、市立病院は交代勤務なので、市立病院を除きますと87.3%になっております。これは平成30年度の実績になりますけれども、これを一定見込んだ上で、前年比90%で今年度の予算は見積もっているところです。
162
◯委員長(
上杉正敏君) 森田委員。
163
◯委員(森田 充君) ありがとうございます。
もう1点確認させてもらいたいんですけれども、1割削減ということで、いろいろ多くの働いている方とかとお話をしますと、やはり働き方改革というところで時間削減が先行して、なかなか業務のプロセスが変わらずに、皆さん、各職場が疲弊されているという話をお聞きするんですけど、市役所として、そういう業務プロセス、こういうところを改善して1割見込めるんだというところがあれば、参考に教えていただきたいんですけれども。
164
◯委員長(
上杉正敏君) 人事課長。
165 ◯人事課長(池田征史君) 委員のご質問へのお答えになるかどうかわからないんですけれども、平成30年度の今申し上げた平成29年度比に対する実績につきましては、実際には特に大きな業務削減とかをしたわけではありませんで、前年度から引き続いて、例えば定時退庁日の励行でございますとか、ハッピーフライデーということで毎週金曜日の午後6時の退庁というのを推進した結果でございます。いわゆるそれぞれの職員、もしくは所属等の努力でございますとか、意識づけによってできたものだと思っております。
今年度につきましては、先ほどの予算全体の説明のところでも一定ございましたけれども、いわゆる業務見直しというものを引き続き行っていきますので、業務を削減することによって時間外勤務手当、職員の時間外勤務についても減らしていきたいと考えているところです。
以上でございます。
166
◯委員長(
上杉正敏君) よろしいですか。
森田委員。
167
◯委員(森田 充君) 意識改革で削減されたということで、財政が厳しい中で、これからもそこに引き続き取り組んでいくということも書かれていたんですけど、今後は本格的にプロセスのところをさわっていかないと厳しい部分もあるのかと思うんですけど、もしも何か考えておられる、今後こういう見込みがある、こういうことをしてという何かがあるのであれば教えてもらいたいと思うんですけど。
168
◯委員長(
上杉正敏君) 人事課長。
169 ◯人事課長(池田征史君) 現時点で具体的にこれという新しい取り組みが既に決まっているというものではないんですが、これも繰り返しの答弁になりますけれども、いわゆる業務改革という部分で事業全体を整理する、減らしていくというところで、市としての業務全体を整理して減らしていって、各職員の負担の部分を減らしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
170
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに質疑はありませんか。
財政課長。
171
◯財政課長(
北村典彦君) 先ほどの辻委員のご質問でございます。失礼をいたしました。
物件費その他一般行政経費の中で賃金でございますが、平成31年度の賃金の合計は約10億円でございます。
172
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員。
173
◯委員(辻 真理子さん) 今、10億円と聞かせていただきましたので、「ああ、そうか」とは思いますが、92億円という物件費その他一般行政経費というものの全体の、一体何なんだということを一度資料として、私たちが納得できるものを出していただきたいというのは要望として今言ってよろしいですか。
174
◯委員長(
上杉正敏君) 要望ですね。
175
◯委員(辻 真理子さん) はい。出していただけますでしょうか。急ぎというわけではないんですけど、出していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
176
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員、要望として。
(「はい。いずれ出していただく、9月定例会までに。もっと早くても」と呼ぶ者
あり)
177
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員。
178
◯委員(辻 真理子さん) 長年、疑問に思っているわけですし、私だけではないので、しっかりしたお答えは一遍もいただいておりませんので、92億円という大きな、20%にも相当する金額ですので、「その他」と言われても、今10億円と聞かせていただいても、あと80億円ぐらいはわからないわけですから、やはり議員として、それは何だということを追及することに対して、当然答えていただきたいと思うので、はっきりした詳細について資料としていただきたいと思いますが、いかがですか。
179
◯委員長(
上杉正敏君)
谷口委員。
180
◯委員(
谷口典隆君) 今のご発言は一課長が、所属長が答弁できる、決断できるものでもないと思いますし、具体的にどういう資料かというのも今の中では漠然としていますので、それは
委員長として預かっていただいて、
執行部なり、議長なりと調整していただいた上でという。辻委員がおっしゃっているのを全議員が要求しているというものでもないと思いますし、出せるものもあるし、さらに、働き方改革といって、まだ資料を出せというのも、そこはそごが生じると思うので、一旦
委員長として預かっていただいて、調整して個人的にお返しになられるという方がいいのではないかと思いますけど。ここで答弁を求めるのは酷な話だと。
181
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員、それでよろしいでしょうか。
182
◯委員(辻 真理子さん)
谷口委員にお伺いしたいですけど、やはり議員として予算に対して、聞いて、はっきり答えを求めているわけで、私1人であったとしても、それははっきり答えがいただきたいわけですから、そういう言い方では私の……。
183
◯委員長(
上杉正敏君) ですから、要望として私、
委員長預かりでさせていただきます。
辻委員。
184
◯委員(辻 真理子さん)
委員長預かりは、いろいろ
委員長に預かっていただいて、そのままだということが幾つかございますので。
185
◯委員長(
上杉正敏君) それは
委員長に任せてください。
辻委員。
186
◯委員(辻 真理子さん) お約束していただけますか。
187
◯委員長(
上杉正敏君)
委員長に預からせてください。
辻委員。
188
◯委員(辻 真理子さん) 出るとは限らないということですか。
189
◯委員長(
上杉正敏君) わからない。
次、ほかに質疑はありませんか。
北川委員。
190
◯委員(北川元気君) 出していただいた資料4の主要事業の方で5ページになると思うんですけど、ひこにゃんのブランド推進事業の関係だと思うんですけど、ひこにゃんの経費については、予算否決になりまして、民間の方でクラウドファンディングを設定されて、目標金額の400万円も達成されてという経緯がありますので、そういったお金とこの予算とがどう関係してくるのかとかというのがわからないので、ご説明いただければと思います。
それから、さっき長崎委員もお尋ねになられましたけれども、史跡散策アプリのダウンロード数だけをずっと発表されているんですけど、そうではなくて、ログインであったりとか、そのアプリを使う中で動画が再生されている回数とか、そういうのを分析してもらわないと、実際にアプリのダウンロード数だけで評価されても、おかしいと思うので、評価方法みたいなものを検討していただきたいんですけど、そのお考えについてお聞かせください。
それから、主要事業の9ページになりますが、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定支援業務の委託料というのがついていて、次期計画の策定をまた委託されるんですけど、今回、5年間やってきた成果とか、結果みたいなものというのをベースに新しいものをつくっていかれるんだと思うんですけど、要するに私たちにそういうのを見せていただきたいんです。こういう事業をやって、こういう結果が出たから、次はこういう計画でこういうことをやっていくんだということが理解できることを私たちにお示しをしていただく必要があるのではないかと思うんですが、そのお考えについてお聞かせください。
以上です。
191
◯委員長(
上杉正敏君)
シティプロモーション推進課長。
192
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) ただいま、ひこにゃんの運営に関しまして暫定予算期間中のクラウドファンディングとの関係はというご質問でございますけれども、ひこにゃんの運営委託につきましては、当然、当初は4月から翌年の3月までの1年間を見ておりました。今回計上しておりますのは7月から12月分までの予算でして、その運営費につきましては、いわゆる4月から6月分まで、4、5、6の3カ月分を抜いております。この額につきましては見積もりをいただいておりまして、566万8,600円、これが3カ月分の額でございます。
おおむねキャラクター協会様の方で募金でありますとか、クラウドファンディングで集められたお金と比べますと、ほぼその額になっているのかと感じております。
あと、史跡散策アプリの方につきましては、先ほどダウンロード数ということで申し上げました。当然、ダウンロードというのは、1回すれば、それで終わりという部分がございますので、そうしたいわゆる実利用といいますか、動画の再生でありますとか、そういった部分の検証というのは、また今後、業者の方とも考えながら検討の方はしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
193
◯委員長(
上杉正敏君) 企画課長。
194 ◯企画課長(前川昌敏君) まち・ひと・しごと創生総合戦略の評価の公表についてお答えさせていただきます。
毎年、協議会の方で外部評価をいただきまして、KPI値の方についても毎年評価させてもらっていますので、それについては公表させていただけると考えております。
195
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員。
196
◯委員(北川元気君) ひこにゃんの件ですけれども、要するにクラウドファンディングで集められたお金は4月から6月の活動費の部分に当たるので、今回はそれを抜いた部分だけを出しましたというお答えだったと思うんですけど、それでもいいのかもしれないですけど、一生懸命、民間の方がクラウドファンディングを立ち上げて、お金を集められたんですよね。本来であれば市の方が委託として見るべきだったものを、民間が努力をされて、お金を生み出してこられたわけですよね。そのことに対して市は何もされないというか、何のお考えもないんでしょうか。その分を抜いたらいいという話なんでしょうか。その考えをお聞かせください。
残りの二つは結構です。ありがとうございます。
197
◯委員長(
上杉正敏君)
シティプロモーション推進課長。
198
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) 確かに委員のおっしゃる部分があると思います。今回、年度末の本当に厳しい状況の中で、ひこにゃんの活動ができないというところで、私どもも大変、内部でも協議の方を重ねてきましたけれども、やはり民間の方のお力に頼らざるを得なかったというところがございました。
その後につきましても、民間の方がご協力をいただくということを受けまして、私たちの方も、当然今までやってきたことですので、現場の確保でありますとか、また人的な調整なり、支援なりというのは回ってきたところでございます。
ただ、その部分の補てんといいますか、その部分につきましては、本当に民間の方に支えていただいたということもございますので、その方に対しましては、私としましては、担当課長といたしましては、補てんといいますか、そうしたことをできる部分もございませんので、大変申しわけなく思っております。
199
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員。
200
◯委員(北川元気君) 担当課長では、そんなことは決められないと思いますし、ご答弁できないと思いますので、市長の方からコメントをいただきたいんですけど、クラウドファンディングを立ち上げられて、最初のとき、もしお金が集まらなかったらどうするんだということに対して、市長は「いや、そんなもん、お金が集まらへんかっても市は補てんしないよ」という切り捨てられたコメントを報道でもされていましたよね。非常にあれは、頑張ってお金を集めておられて、今から頑張って、みんなでひこにゃんを支えていこうというみんなの機運を、逆に市がそういう対応をされると非常にやりづらかったと思いますし、印象が悪かったと僕は思うんです。
でも、結果として、目標の金額よりも倍ぐらいの金額ですか、集められて、七百どれだけ集まったんですよね。ということは、市は何もされていないわけでしょう。むしろ後ろ足で砂をかけるような。金額が間違っていたら訂正していただいてもいいんですけど、400万円の目標のうち550万円ですか、集められて、その努力をされたのに何も市はされないというのは非常に、市民の方から見ても、おかしいと思われると思うんですけど、担当課長の方ではお答えできないと思いますので、市長からしっかりとお答えいただきたいと思います。
201
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
202 ◯市長(大久保 貴君) この件に関しましては、予算の審議の際に、いわゆる予算をお認めいただけなければ暫定予算に移行する、義務的経費、またそれに準ずる経費しか支出ができないということを申し上げてまいりました。政策的経費は盛ることができないということでございましたので、こうした結果になったということでございます。
幸いに、委託業者の方々初めとして、お心寄せをいただいて活動ができてきたわけでございますけれども、それはこうしたことをご説明させていただいて、今後の対応も、今回提示をさせていただいた予算ということが基本になるということはご理解をいただいた上で、私どももできる限りの協力をするということで今日に至っているということでございます。
制度上、政策的経費を盛り込むということには無理があるということは再々申し上げてまいりましたので、そこは改めてご理解のほどお願いしたいと思います。
203
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員。
204
◯委員(北川元気君) 答えになっていないんです。政策的経費云々の話をしているのではなくて、民間が努力して支えてこられたでしょう、それでお金が集まったんでしょう、その努力に対して、市はその分を削って、あたかも、ひこにゃんで市のお金かのように何もされないで、そういう予算で本当にいいんですか、市長はそういう考えなんですか。
205
◯委員長(
上杉正敏君) 市長。
206 ◯市長(大久保 貴君) この仕組みに関しては、あらかじめご説明をさせていただいてきたということでございます。
(「それでいいんですね」と呼ぶ者あり)
207
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員、よろしいか。
暫時休憩したいと思います。
午後4時52分休憩
午後5時08分再開
208
◯委員長(
上杉正敏君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
財政課長。
209
◯財政課長(
北村典彦君) 先ほど北川委員からご質問がありましたことにつきまして、少し補足的にご説明を申し上げます。
暫定予算の影響で、補助金、委託料で削減されたケースでございますが、そもそも補助金、委託料につきましては
予算化されているというのが大原則になります。委託料でいきますと、本市と各種団体との間で契約行為を行うわけでございますが、当然、
予算化されていない状況で契約行為はできませんし、また、さかのぼりの契約もできません。また、各種団体の補助金につきましても、本来、補助金は団体からの交付申請を受けまして交付決定を受けますので、当然、予算が措置されました後、交付申請を受けるものでございますので、これもさかのぼって補助をすることができないということで、本予算の方の編成のときには、そのような形で各部局の方に通知いたしまして、今回の予算もそのような対応になっております。
暫定予算を可決いただきまして、その後、速やかに全所属に通知をいたしまして、各団体様の方には原課の方から丁寧なご説明をするように伝えております。ご理解をよろしくお願いいたします。
210
◯委員長(
上杉正敏君)
シティプロモーション推進課長。
211
◯シティプロモーション推進課長(疋田元伯君) 先ほどの答弁に対しまして少し補足をさせていただきます。
キャラクター協会の方が自主的に運営をされるというお話になってから、キャラクター協会様の方から資金についてもご相談がございました。その中で、私どもの課の方で昨年度作成したシティプロモーション戦略の中において、クラウドファンディングという言葉を入れておりまして、実際にクラウドファンディングを運営されている会社の方と私どもの方とつながりがございましたので、そちらの方をご紹介させていただいて、実際にはキャラクター協会様の方とクラウドファンディングの会社の方と私どもの方で、3者がリターンをどうしたらいいだろうかとか、また、どのような形で募金をしたらいいかという部分については詰めながら今日まで運営してきたというところがございます。
それと、第4のデザインということで、新しいデザインの方につきましても、クラウドファンディングを少しでも増やすためにということで、もへろんさんからの申し出によりまして、それをリターンに加えることにつきましても、市の方で特別に無償でお願いをさせていただいて、調整に入りながら、それをリターンとして活用したということもございます。
また、キャラクター協会様の方が、これからいろいろと募金をいただいたところについては、お礼に回りたいというお話をしておられます。その部分につきましては、私どもの方と調整をしながら、何とかできるだけ協会様の意思に沿う形で動かせるようにしていきたいということで調整をしているところでございます。
212
◯委員長(
上杉正敏君) 北川委員、よろしいですか。
213
◯委員(北川元気君) はい。
214
◯委員長(
上杉正敏君) では、質疑はございますか。
谷口委員。
215
◯委員(
谷口典隆君) 3点。
予算説明書の102、103ページで企画費のことでお尋ねしたいんですけれども、移住支援金の100万円、先ほど東京から中小企業へということでご説明があったんですけれども、それについて、もう少し詳しくお聞かせいただきたいというのが1点目。
それから、同じく108、109ページで、出張所費の中なんですけれども、河瀬出張所の管理経費のみ、葉刈り委託料というのが含まれているんです、細かいことで申しわけないんですけれども。あとの高宮出張所等々には、この葉刈り委託料というのが含まれておりませんで、文化振興室の方の予算にもあるのかと思って見てもないので、これが河瀬だけにある理由、事情をお聞かせいただきたいというのが2点目です。
それから、3点目なんですけれども、消防の方でお尋ねしたい、消防施設費の方なんですけれども、270、271ページで、4分団の車庫の設計等委託料が車庫の設計費だということでお話があったんですけれども、これはまだ場所が正式に決まっていないということで、それでも基本的に一般的な車庫、詰所というのは、そう大きく変わらないので先に設計をするというお話を聞いているんですけれども、これは果たして、例えば駐車場等の整備関係とかもありますし、新しく車両更新等々も、その辺も考え合わせてのことだとは思いますけれども、場所が、適地が決まっていない中で、これを先んじてやってしまうというのは大丈夫なんですかね。今後、なかなか予算が見られない今のうちに駆け込みでという事情なのかもわかりませんけれども、これの、その辺について私の不安を払拭していただけるとありがたいと思います。よろしくお願いします。
216
◯委員長(
上杉正敏君) 企画課長。
217 ◯企画課長(前川昌敏君) 移住支援金についてご説明申し上げます。
移住支援金は、まず東京一極集中と、それから地域の中小企業の人材不足を解消するという目的で昨年末に示された制度でございます。実施主体はこの場合、滋賀県と彦根市ということになるんです。ほかの県内の市町も入っておりますけれども、具体的にいいますと、東京圏からWORKしがというマッチングサイトに登録されています企業に就職されて、彦根市内にお住まいになられた場合に移住支援金として100万円交付するものです。
移住する前の要件でありますとか、移住してからの要件、それから就業についても期間等の要件、さまざまございますので、そういった要件をクリアして初めて100万円を交付させていただくということになります。
今年度、1件の補助を見込んでいるんですけれども、この1件につきましては、県内、滋賀県全体として今年度12件を想定しております。そのうちの1件ということで、仮に今年度2件、3件という該当がございましたら、それについては一度、滋賀県と協議をいたしまして、例えば他市でまだ申請がなければ、彦根市の方で2件目もお願いすることになると思うんです。その場合には当然、彦根市の持ち出し分というのは、所管課としては補正でお願いしたいと考えているところでございます。
218
◯委員長(
上杉正敏君) 総務課長。
219 ◯総務課長(矢守厚子さん) 河瀬出張所の葉刈り委託料につきまして、お答えさせていただきます。
河瀬出張所につきましては、公民館の土地とその横の忠魂碑のある公園を総務部で管理しておりまして、この葉刈り委託料につきましては、その出張所横の忠魂碑のある公園の葉刈りということになっておりますので、よろしくお願いいたします。
220
◯委員長(
上杉正敏君) 消防総務課長。
221 ◯消防総務課長(
橋本公志君) 第4分団の移設に関係するご質問にお答えをさせていただきます。
現在、場所につきましては確定はしておりませんが、アクセス道路を担う都市計画道路の事業用地内に位置することから移転が必要ということでございますので、現在、都市建設部の方に鋭意努力をいただいておりまして、幾つか候補地を挙げていただいているところでございますので、当然、この事業のタイムリミットというのもございますので、
令和元年度中には設計を終えたいという中で予算を上げさせていただいている部分でございますので、ご理解をお願いいたします。
222
◯委員長(
上杉正敏君)
谷口委員。
223
◯委員(
谷口典隆君) 1点目なんですけれども、再質問します。これは継続しての居住要件というのがあるのか、例えば何年以上住まなければならないとか、その辺もマッチングサイトの方で、県の方でチェックしてもらえるのか、それぞれ市によって違うのかというところを一つ、お聞かせいただきたい。例えば半年で帰られても100万円いくのかどうかということですね。
あと、本市のほかの施策、例えば結婚新生活支援補助金とか、移住に係るほかの施策もあわせて受け取ることができるのかということをお聞かせください。
2点目のこれは公園の分ということなんですけど、例えば高宮出張所の分に関しては、これはその出張所の経費でやりなさい、それぞれ職員が自前でやりなさいということで予算が上がっていないということなんでしょうかね。それを確認させてください。
それから、3点目なんですけれども、では、今のご答弁を受けて、今年度中には場所は決めるという思いで、この予算をつけられているということでよろしいんでしょうか。
以上3点、お願いします。
224
◯委員長(
上杉正敏君) 企画課長。
225 ◯企画課長(前川昌敏君) 移住後の期間ですけれども、申請日から5年以上継続して居住の意思を有しているということが条件になりますので、5年以内にこの要件を満たさない転居をされた場合には返還という形になります。
他の施策とも一緒に受けられるのかということですが、お調べさせていただいて、お答えさせていただいてよろしいですか。すみません。
226
◯委員長(
上杉正敏君) 総務課長。
227 ◯総務課長(矢守厚子さん) 各出張所の経費につきましては、各出張所の方で積算をされているわけですけれども、各出張所の方で経費を見直されていて、努力をされている結果だと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
228
◯委員長(
上杉正敏君) 消防総務課長。
229 ◯消防総務課長(
橋本公志君) 4分団の建て替えの関係でございますけれども、私どもが聞いておりますのは、やはり道路拡幅事業のタイムリミットというか、スケジュールの関係もあるようでございますので、その予定を前提に動いておりますし、言い換えますと、消防団の方からしますと受け身の立場でございますので、そういった事業に合わせて取り組みを進めるということでご理解をお願いいたします。
230
◯委員長(
上杉正敏君)
谷口委員。
231
◯委員(
谷口典隆君) 今の河瀬の葉刈りの件なんですけれども、実際、今回当初予算で若干人件費の方は見ていただきましたけれども、例えば高宮出張所なんかは、これまでからついていた人件費ががっさり減らされて、庭というか、駐車場内の、施設内の敷地内の葉刈り等を全部、限られた職員でやらなければならないということで、今のご答弁だと職員等々がお怒りになられるのではないかと思います。厳しい中で、これだけの予算しかつかないという話でやっておられるので、その自助努力といいますか、自分たちでやりますよという、決してそれではないと思いますので、その辺の認識だけ、今おっしゃったことが本当に職員、現場の声なのかということだけを確認させてください。
それと、今の4分団の車庫の件なんですけれども、この設計というのは、先にやるということではなくて場所が決まってから設計を始めるという意味ですか。時期的なこともあるので決まるだろうということで予算を計上されているということなんですかね。
232
◯委員長(
上杉正敏君) 消防総務課長。
233 ◯消防総務課長(
橋本公志君) 場所が決まってからというよりは、決まるという前提で
予算化をお願いしているものでございます。
234
◯委員長(
上杉正敏君) 総務課長。
235 ◯総務課長(矢守厚子さん) 出張所に公民館が併設されておりますところにつきましての施設管理につきましては、基本、公民館の方で計上されていると思いますので、これまでから高宮出張所の経費としましては、葉刈り等の経費は計上されていなかったと思いますけれども、公民館も含めまして、高宮出張所の人件費が削減されたという中で努力していただいていることは認識しておりますので、今後、出張所等と業務の内容等を検討してまいりたいと思っております。
市民課であるとか、いろんなところからの依頼に応じて、出張所の方で市の業務の一部を担っていただいている部分がございますので、その業務の見直しとか、そういうことも含めまして今後検討していきたいと思っております。
236
◯委員長(
上杉正敏君) 企画課長。
237 ◯企画課長(前川昌敏君) 先ほどの移住支援金と他の移住支援との併用が可能かということですけれども、併用可能ということでございます。
238
◯委員長(
上杉正敏君) ほかにありませんか。
辻委員。
239
◯委員(辻 真理子さん) 1点だけお願いします。
今の消防の関係なんですけど、
予算書の方は271ページ、主要事業の方は87ページです。消防団の詰所のことで、こちらは第5分団の方のことなんですけれども、5,200万円という予算がこのたびつきまして、一旦暫定予算で保留になっておりましたので地元ではご心配があるんですけれども、今後の建設に関する予定ですね。入札はいつごろになるのかということも聞いておられましたので、建設の今後の予定についてお聞かせいただきたいと思います。
240
◯委員長(
上杉正敏君) 消防総務課長。
241 ◯消防総務課長(
橋本公志君) 第5分団の建て替えの関係でございます。
平成30年度に設計等を終えております。今年度中には工事を実施したいと考えておりますので、予算をお認めいただきましたら、速やかにその作業に入っていきたいと考えております。
242
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員。
243
◯委員(辻 真理子さん) もう入札とかは済んでいるんでしょうか。
244
◯委員長(
上杉正敏君) 消防総務課長。
245 ◯消防総務課長(
橋本公志君) まだ予算がついておりませんので、入札等は入っておりません。
246
◯委員長(
上杉正敏君) 辻委員。
247
◯委員(辻 真理子さん) 待ちに待っておられますので、速やかに行っていただきたいとお願いいたします。
248
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
249
◯委員長(
上杉正敏君) なければ、議案第71号
令和元年度(2019年度)彦根市
一般会計予算のうち
企画総務消防常任委員会の
所管事項に相当する予算に対する質疑はこれにて終了します。
本日の
委員会はこの程度にとどめたいと思います。
採決につきましては、18日の
福祉病院教育常任委員会の
所管事項に相当する予算の審査終了後に行います。
本日は、皆様には長時間にわたり慎重かつ熱心なご審査を賜り、厚く御礼申し上げます。
週明けの17日は、午前9時半から引き続き
委員会を開き、議案第71号のうち
市民産業建設常任委員会の
所管事項に相当する予算の審査を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願いします。
以上をもちまして、本日の
予算常任委員会を閉じます。
お疲れさまでした。
午後5時27分散会
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