彦根市議会 2019-03-14
平成31年 市民産業建設常任委員会 本文 開催日: 2019-03-14
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前9時29分開議
◯委員長(赤井康彦君) ただいまから
市民産業建設常任委員会を開きます。
今期定例会において本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております
委員会審査事項のとおりですので、案件ごとに審査をお願いします。
最初に、議案第19号彦根市
建築確認等に関する
手数料条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
建築指導課長。
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◯建築指導課長(瀧澤秀起君)〔議案第19号について提案説明〕
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◯委員長(赤井康彦君) それでは、これより議案第19号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
中野委員。
4 ◯委員(中野正剛君) 42の3、4が新たに入っていますけども、これは何か意図しているか、何かこういうのがあるからこういうのをつけ加えようという感じでイメージされていることはあるんですか。
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◯委員長(赤井康彦君)
建築指導課長。
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◯建築指導課長(瀧澤秀起君) 今ほどの第3条の表(42)の3の項と4の項についてですが、こちらにつきましては一時的に工業所等として使用する場合、本来、
仮設建築物として新築することが前提となっておりましたが、一時的に
既存建築物を工業所等として使用する場合についても、法の一部を適用除外とする規定が新たに定められたものでございます。
趣旨といたしましては、
既存建築物のストックの有効活用と、法の規制の制限の緩和が図られたものでございます。
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◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
8 ◯委員(中野正剛君) 彦根市として、例えば今、
国体とかあるじゃないですか。そういう具体的に何かこういうのは、こういう使い方があるよというのは何か教えていただけませんか。
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◯委員長(赤井康彦君)
建築指導課長。
10
◯建築指導課長(瀧澤秀起君) この規制緩和ならびに
既存建築物の
ストック活用が図られた趣旨といいますのが2020年の
東京オリンピックを想定した法改正と聞き及んでおります。また、
国民スポーツ大会等の建築物の有効活用についても考えられることでございますが、安全上、防火上、衛生上支障がなく、公益上必要と認められる場合においては本市においても許可できる場合もあると考えております。
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◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
12 ◯委員(中野正剛君) わかりました。ありがとうございました。
13
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
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◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第19号に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
15
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第23号彦根市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
保険料課長。
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◯保険料課長(村田淳樹君)〔議案第23号について提案説明〕
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◯委員長(赤井康彦君) これより議案第23号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
山内委員。
18 ◯委員(山内善男君) 一つは、
基礎賦課額に係る
賦課限度額を58万円から61万円にするということで3万円限度額を引き上げていただくのですが、
賦課限度額を引き上げることによって
対象世帯数がどれだけ増えるのか。同じく5割軽減の対象となる世帯も27万5,000円から28万円に引き上げることによってどれだけ
対象世帯数が増えるのか。同じく2割軽減の対象となる世帯が50万円から51万円ということで引き上げていただきますけれども、対象世帯がどれだけ増えるのか。滞納世帯が非常に多いということで、2月末現在で
滞納世帯数が14%を上回るということでお聞きしておりますけれども、このことによってどれだけ
対象世帯数が増えるのか、それぞれの項目別にお答えください。
19
◯委員長(赤井康彦君)
保険料課長。
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◯保険料課長(村田淳樹君) ただいまのご質疑についてお答えをさせていただきます。
まず、
賦課限度額が今回3万円上がるということでございますが、それによりまして153世帯について影響が出てくるということでございます。
続きまして、5割軽減の
軽減対象者世帯の影響でございますが、現在、5割世帯対象の方につきましては2,244世帯、それが今回の改正によりますと、平成30年の料率ということになりますけれども、2,244世帯から2,301世帯ということになりまして、57世帯が対象として増えてくるということでございます。
同じく2割世帯につきましては、現在1,955世帯ということでございますが、それが2,014世帯ということで59世帯が増えるということでございます。それと、先ほど限度額に達する金額が3万円上がりますと、153世帯と申しましたが、現在171世帯で対象としておりますが、それが3万円限度額が上がることによりまして153世帯ということになりますので、18世帯が減少するということでございます。
21
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
22 ◯委員(山内善男君) わかりました。
23
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
24
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第23号に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
25
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第26号彦根市
旅館等建築規制に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
建築指導課長。
26
◯建築指導課長(瀧澤秀起君)〔議案第26号について提案説明〕
27
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第26号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
中野委員。
28 ◯委員(中野正剛君) 改正の趣旨のところで、下から3行目の無許可の営業者という文言があるじゃないですか、罰金を変更するというのが。これ、この条例の変更には入っていないのですか。
29
◯委員長(赤井康彦君)
建築指導課長。
30
◯建築指導課長(瀧澤秀起君) 無許可の方に対する罰金の引き上げがなされたことに伴います改正につきましては、本条例の内容には関連しておりません。こちらの罰金を課せられるのは
都道府県知事ということになりますので、よろしくお願いします。
31
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
32
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第26号に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
33
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第27号彦根市
水道事業布設工事監督者および
水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
上水道工務課長。
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◯上水道工務課長(
廣田進彦君)〔議案第27号について提案説明〕
35
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第27号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
36
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第27号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
37
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第41号彦根市
地域総合センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
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◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君)〔議案第41号から議案第52号について全体説明〕
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◯委員長(赤井康彦君)
市民環境部次長。
40
◯市民環境部次長(中村武浩君)〔議案第41号について提案説明〕
41
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第41号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
山内委員。
42 ◯委員(山内善男君) 今、消費税のさまざまな引き上げに関する前段の説明があったんですが、本会議でもあったかと思いますけど、消費税の引き上げがそもそも行われなかった場合、これは今回提案されているのですが、後々どういう対応をされるのか。来年度予算案が今国会にかかっていますけど、来年度予算がかけられる前に官房長官が、予算成立後に消費税の引き上げについては見直すみたいな発言を記者会見でしたことがありました。それで、予算が成立していないのに非常に政府の拙速な対応について野党から批判もありましたけれども、そういう意味では今、勤労統計のデータが不正に改ざんをされていたということで、そもそも
消費税増税の環境が崩れたという野党の指摘もありました。
そういうことで、その場合、市としてはどういう対応をされるのかということを本会議でも言っていただいたと思うんですが、改めて見解をお願いしたいと思います。
43
◯委員長(赤井康彦君)
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
44
◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君) 本会議の辻議員の質問でも答弁をしましたとおり、本条例が可決後、消費税率の改定が再度延長されたような場合につきましては今回の改定を改めて見直す必要があることから、直近の市議会において一部改正条例の廃止あるいは施行日を改正するなどの一部改正を上程するなどの手続をする予定でございます。
45
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
46 ◯委員(山内善男君) わかりました。ありがとうございます。
二つ目です。昨日の
福祉病院教育常任委員会でもありましたので、山田議員の指摘の繰り返しになって恐縮なのですが、改めて、参加している議員も違いますので、見解をお願いしておきたいと思います。
公共施設の使用料、手数料の値上げについての提案なのですが、地方税法第60条または消費税法第60条の第6項では、
地方公共団体の一般会計に関する業務として行う事業については
課税標準額に対する消費税額から控除することができる消費税額の合計額は
当該課税標準額に対する消費税額と同額とみなすとされており、自治体が運営する上下水道など、
公共企業会計への公共料金の消費税の納入は求められているけれども、一般会計で扱う
公共料金分、文化会館や公民館、公共施設の使用料などは納入しなくてもよいこととなっています。
市の一般会計はもともと利潤を上げることを目的としておらず、消費税法第60条では課税は免除されていますので、あえて市民に負担増となる公共施設の使用料および手数料の
消費税値上げはすべきでないという指摘もあるのですが、その点、ちょっと市の見解を求めておきたいと思います。
昨日と同様になって恐縮なのですが、よろしくお願いします。
47
◯委員長(赤井康彦君)
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
48
◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君) 消費税法の第60条第6項の規定では、
課税標準額を仕入れの控除額と同額とみなして申告をする必要がないということなんですけれども、消費税の納入についてはないのですが、第60条の第1項では一般会計に係る事業については消費税が適用されるというのが前提でございます。
さらに、昨日も山田議員の質問にお答えしたのですけれども、消費税を事業者等に支払って施設を運営していくものでございますので、その分の見合いの費用というのはいただく必要があると考えております。それが
受益者負担の原則となると思いますので、そういったことから今回、消費税については加算させていただきたいと考えております。
49
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
50 ◯委員(山内善男君) ありがとうございます。
一連の
消費税引き上げに関して、手数料などを引き上げる提案が議案第41号から議案第52号まであるんですが、全て共通しますので、前段に申し上げておきたいと思います。
今、そういう見解もあったのですが、消費税には納税する必要がなく、増税分も含めて全て市の歳入に繰り入れられる性格のものです。これは事実上の公共料金の引き上げとなっており、こうした面から市民生活に影響が大きいものと考えられ、問題があると思います。企業会計などの消費税についてはそれぞれが納税団体となることから、仮に消費税を反映させない場合には財政上の不足分を料金等の引き上げで賄うことになりかねないので、転嫁もやむを得ないと考えますが、一般会計の場合にはそのおそれもなく、実際上の公共料金の引き上げとなっています。したがって、消費税分の引き上げおよび消費税の転嫁には問題があると考えますので、議案第41号は問題があると思います。
ごめんなさい、今のはなしにします。
51
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
安居委員。
52 ◯委員(安居正倫君) ちょっと今、私もよくわからないんですけど、消費税というのは税金として国に納めるわけですよね。そういうことじゃないんですか。ということは、例えばそれが2%上がったら、それが市の歳入になるわけでなし、例えば国にそれだけ納めないといけないんだったら、それに見合う引き上げはいたし方がないということ、そういう考えは間違っていますか。
53
◯委員長(赤井康彦君)
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
54
◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君) 考え方としてはその形で間違いございません。ちょっと私の説明がうまく言えなかったのであれなんですけども、消費税事業者であるというのは最初に言いましたとおりなんですが、消費税というのは払った消費税ともらった消費税の差額を最終的に国に納めるという形になります。消費税法第60条の6項には、その
課税標準額からもらった消費税をイコールとみなして市は納めなくてもいいですよという書き方がしてありますので、当然、受け入れ消費税というのもありますから、それはどちらにせよ消費税事業者なので転嫁する必要はあると考えています。
55
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
辻委員。
56 ◯委員(辻 真理子さん) 今ご説明いただいた中で、もう一度お聞かせいただきたいんですけど、私が消費税と地方消費税の税率に対して地方にはどのようにお金が入ってくるのかという仕組みについては一応調べてみたんですが、10%消費税が上がりますと、その10%のうちの78%が国に行って、そして県と市の地方自治体に22%の割合で戻ってくると理解をしたんですけれども、その理解は間違っていますか。
57
◯委員長(赤井康彦君) 暫時休憩いたします。
午前10時18分休憩
午前10時22分再開
58
◯委員長(赤井康彦君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
59
◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君) 先ほどのご質疑に関してですけれども、1.08%のときは国が63%で地方が17%、今度の改正で、国が78%で地方が22%という割合で入るものでございます。
以上、国の制度ですのでここまでしかお答えすることができませんので、申しわけございません。
60
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
山内委員。
61 ◯委員(山内善男君) ごめんなさい、もう一度お願いしたいのですが、先ほども言いましたけど、消費税法の第60条で課税は免除されているということで、公共施設の使用料および手数料の消費税の値上げという点については本来すべきではないと思うのですが、もう一度その点での市の見解についてお願いしたいと思います。
消費税法の第60条第6項では、
地方公共団体の一般会計に関する業務として、もともと利潤を上げることを目的としていないので免税されるとなっているのですが、その点でのご見解はどうだったでしょうか。もう一度よろしくお願いします。
62
◯委員長(赤井康彦君)
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
63
◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君) 消費税法第60条の第6項の考え方ですけれども、
課税標準額というのは支払い消費税の方の消費税分なのですが、それと自治体の場合は入ってきた消費税が同額であるという考え方のもとに納税義務を逃れるという形でみなし課税の考え方なのですけれども、例えば市でしたら地方税が入ってくる分でしたら40%ぐらいありますので、4割は非課税収入ということになります。あとは起債等も非課税になりますので、その分を足しますと5割以上が消費税をもらっていない形になります。
一方、支出の方は人件費が非課税支出なのですけれども、それが2割ぐらいとしてもほぼほぼ消費税を払っていると。本来であれば赤が出ている状態なので、還付を受けるような形になると考えられます。それを大体イコールとみなしていただいておりますので、そこはもうけ得ということにはならないと考えております。
64
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
65 ◯委員(山内善男君) 私どもの指摘では、もともと市の一般会計は利潤を上げることを目的としていないので、この消費税の引き上げということについては免税の対象になるという見解なのですが、もう一つそこら辺のあたり、市民あるいは議会にわかりやすく説明をしていただきたいと思うんですが。
66
◯委員長(赤井康彦君)
企画課地域経営・
地方創生推進室主幹。
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◯企画課地域経営・
地方創生推進室主幹(山岸将郎君) 消費税の納付方法で説明するとちょっとわかりにくいので、施設を使用するに当たってはいろんな電気代とか、使用料とか、そういった費用が要ります。それには消費税を支払いに行きます。それが10%に変わったときには、その分が加算された形の費用になります。
収入の方で言いますと使用料になりますから、使用料が8%のままですと、今まで例えばイコールでその使用料が支出の分に関して賄えていたとしたならば8%では足りないことになりますから、当然やはり受益者にその分は負担していただく必要があるという形なので、それは10%に変われば、当然使用料の方も10%に変えていく必要があると考えております。
68 ◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
69 ◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第41号に対する討論を行います。
討論はありませんか。
山内委員。
70 ◯委員(山内善男君) 先ほどの繰り返しになりますが、本案に盛られた消費税には納税する必要がなく、増税分も含めて全て市の歳入に繰り入れられる性格のものです。これは事実上の公共料金の引き上げということですので、こうした面から、市民の生活に非常に影響が大きいものと考えられ、問題があると思います。
したがって、本案の消費税の引き上げおよび消費税の転嫁には問題があると考えますので、反対といたします。
71
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はありませんか。
安居委員。
72 ◯委員(安居正倫君) 私は賛成の立場で。そもそも消費税が上がっていくということで先ほど説明がありましたように、電気代やとか何やかんや全部上がっていくわけです。それを全部公共料金で賄うということは、結局、逆に言えば使用料を下げたという話にもなるわけです。それは僕はおかしいと思いますので、やっぱりきちっとした形で、そういう通達も出ておるわけですから、このとおりにやっていただいたらいいと思うということで賛成とします。
73
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はありませんか。
夏川委員。
74 ◯委員(夏川嘉一郎君) 安居委員と同じような考えになるのですけれども、グロスで使用料という形で考えれば、内部では消費税とかいろいろ使用料と分かれていますけれども、グロスの使用料と考えれば、一応それはそれで使用料が上がったから全体が上がるという形で、それでいいのかなと私は解釈します。
賛成ということで討論させていただきます。
75
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
76
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第42号彦根市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
清掃センター副所長。
77 ◯清掃センター副所長(若林伊知郎君)〔議案第42号について提案説明〕
78
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第42号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
79
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第42号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
80 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様の理由で反対といたします。
81
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
安居委員。
82 ◯委員(安居正倫君) 当然、そういう消費税も上がり、コストもかかってくるわけですから、これはいたし方ないことだと思っております。賛成します。
83
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
84
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第43号宇曽川漁港漁船管理施設の管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
農林水産課長。
85 ◯農林水産課長(福井圭輝君)〔議案第43号について提案説明〕
86
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第43号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
87
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第43号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
88 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様の理由で反対です。
89
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
安居委員。
90 ◯委員(安居正倫君) 先ほどのあれと一緒で、賛成いたします。
91
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
92
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第44号彦根市漁港等管理条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
農林水産課長。
93 ◯農林水産課長(福井圭輝君)〔議案第44号について提案説明〕
94
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第44号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
95
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第44号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
96 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様の理由で反対といたします。
97
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
夏川委員。
98 ◯委員(夏川嘉一郎君) これはやむを得ないものと考えます。当然の措置と考えます。
99
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
100
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第45号彦根市農村環境改善センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
農林水産課長。
101 ◯農林水産課長(福井圭輝君)〔議案第45号について提案説明〕
102
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第45号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
103
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第45号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
104 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様の理由で反対といたします。
105
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
夏川委員。
106 ◯委員(夏川嘉一郎君) 先ほどの漁港の話と全く類似の内容であります。やむを得ないと考えます。賛成討論です。
107
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
108
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第46号ひこね燦ぱれすの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
地域経済振興課長。
109 ◯地域経済振興課長(林 一郎君)〔議案第46号について提案説明〕
110
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第46号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
山内委員。
111 ◯委員(山内善男君) これは今、説明の中で駐車場が閉鎖されるというお話がありましたけど、利用者にとっては非常に不便な状況になるんですが、利用者に不便をかけて、なおさら消費税額を引き上げるということになると市民からの批判が一層強いということにもなりかねませんが、その点はどのようにお考えになっているでしょうか。
112
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
113 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 敷地内で新市民体育センターの建設が今進もうとしているような状況でございまして、現在利用しておられる利用者の方に今後ご不便を来していくと状況下にございまして、本来ですとコストとの関係で30%の見直しという建物ではございましたけど、そういった状況下にございました関係で消費税2%のみという改正をさせていただいた次第でございます。
以上でございます。
114
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
115 ◯委員(山内善男君) 料金引き上げと直接関係ないかもしれませんけど、今、駐車場が閉鎖されるという話もあったのですが、実際の利用者からすると駐車場が閉鎖をされて、会館を利用しようとしたとき、どこに駐車することになるのですか。
116
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
117 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 現在、当該施設内には4カ所駐車場がございまして、第1駐車場から第4駐車場でございますけど、現在、建物の東側、いわゆる第3駐車場とされるところが埋蔵文化財の関係の調査で掘削されている関係で、現在、第3駐車場が使用不可ということになっております。それから駐輪場があった4車線の通りから入って最初の左側の三角地ですけど、そこが第4駐車場ということでございます。そちらの方が平成31年4月から資材の関係とか、そこも掘削の関係で制限されるということで、現在、第1駐車場と第2駐車場が使用できる駐車場でございまして、第3駐車場は使用不可、第4駐車場も4月から使用不可という駐車場の状況でございます。
118
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
119 ◯委員(山内善男君) わかりました。四つの駐車場があって3と4が閉鎖をされているということで、利用に不便になる上に、さらに消費税分が転嫁されるという事実を確認いたしました。
120
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
121
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第46号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
122 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様の理由で反対といたします。
123
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はありませんか。
夏川委員。
124 ◯委員(夏川嘉一郎君) 先ほどの漁港、それから農業センターと全く同じ考え方で、賛成します。駐車場の問題がありましたけれども、これはやはり産みの苦しみということで、やむを得ないと考えます。ということで賛成であります。
125
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
126
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第47号夢京橋あかり館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
地域経済振興課長。
127 ◯地域経済振興課長(林 一郎君)〔議案第47号について提案説明〕
128
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第47号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
中野委員。
129 ◯委員(中野正剛君) 聞かせていただきたいんですけれども、これ、目いっぱい上げたなという感じがあるのですけれども、今どれぐらいの観覧者の数があって、どれぐらいの収入があって、これが上がったときには大体どれぐらいを見込んでいるのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。
130
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
131 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) まず、年間の展示室、いわゆるまちなか博物館と言われる展示室でございますけど、年間の来館者数でございます。平成28年度が2,775人、それから平成29年度につきましては3,123人でございます。平成30年度につきましてはまだ年度が閉まっておりませんので1月末現在でございますけど、来館者数が1,113人でございまして、観覧料の収入につきましては今年度7万9,400円でございまして、今年度は10カ月分ではございますけど、観覧料につきましては大体10万円前後というか、これぐらいの金額で推移しているようなところでございます。
以上でございます。
132
◯委員長(赤井康彦君) 暫時休憩します。
午前10時57分休憩
午前11時13分再開
133
◯委員長(赤井康彦君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
地域経済振興課長。
134 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 今後のコストアップした場合の観覧料の見込みでございますけど、30%のコストアップを図るということになりますと、年間で約10万円の増収を見込んでいるところでございます。
以上でございます。
135
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
136 ◯委員(中野正剛君) 先ほど収入が現在で大体約10万円、それで3割上がって10万円上がるんですか。
137
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
138 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 大体年間でいきますと観覧料が30万円ほどございます。今年度はちょっと来館者数が少のうございますけど、30%のコストアップを図りますと大体10万円程度の増収が見込まれると考えております。
139
◯委員長(赤井康彦君) 産業部長。
140 ◯産業部長(辻 宏育君) 恐れ入ります。ちょっと言葉足らずで申しわけございません。
本年度、平成30年度につきましては、入館者数が少ないので、先ほど言いましたそんなにたくさん収入はないのですけれども、平成29年度、平成28年度を大体平均しますと約30万円の収入がございますので、今回、消費税アップ等、コスト見合いの30%ということで計算しますと約10万円の増収になるのではないかなと思っています。ただ、申し上げたように今年度の場合は少ないので、現在もまだ未定で比較はできないので、平成29年度、平成28年度の数字で比較、ご答弁させていただいたというところでございます。申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。
141
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
142 ◯委員(中野正剛君) わかりました。平成29年度で3,000人ということで年間の観覧者数、ざっと割って1日10人ですよね、大体。何でこれを聞くかといったら、私、夢京橋あかり館はお金を取るのという感覚がすごくありまして、それでまたこんなに上げるのかなと。博物館は来館者数も減っているから今回見送りという形で書いてありますよね。そういうことは考えられなかったのかなと思ってちょっと聞かせてもらったのです。
143
◯委員長(赤井康彦君) 産業部長。
144 ◯産業部長(辻 宏育君) 2階のまちなか博物館につきましては、下の夢京橋あかり館の物販をしているところとは別としまして、料金を取ってさせていただいているところでございますけれども、今年度の入居者数が減った理由としましては、たしか会社の事業概要でもご説明させていただいたと思うのですけれども、今回、企画展示をやっています「MITSUNARI 11」の新たな企画展示がなかったということもございましたし、それから、新たに「ひこにゃんWITH」というアプリも開発されたのですけれども、そういった集客するための宣伝とか、そういったことがなかなかできなくて、後々になってしまって前半の入館者が少なくなってしまったということで、現在減少しているということでございますけれども、館に聞きますと、「MITSUNARI 11」でそういった戦国武将の新たな企画をさせていただいたのと、それから「ひこにゃんWITH」のアプリができた段階で、逆に入館者が徐々に増えてきているという移行もございます。やはりそういった企画なりをしていかないとなかなか入館にはつながっていかないと思っていますので、そういった部分でまた経営努力はしていただくような形で進めていきたいとは考えております。
145
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
146 ◯委員(中野正剛君) よろしくお願いします。
私個人のあれなんですけど、いとこの女の子なんかが彦根市に来たときに、今の夢京橋あかり館の下のお土産物売り場なんか、すごくいいのが置いてある、あ、ここに売ってたんやというのを言われるのもあるんですけど、上は本当に入る気がしないという感覚がまだあります。
今言われた「ひこにゃんWITH」のホットスポットになっていますよね、今あそこは。そういうところをもっと宣伝していただいて、ひこにゃんとのプリクラ代だという感覚で、270円ぐらいなら払ってもいいとしてもらいたいと思っているんです。ご意見を。
147
◯委員長(赤井康彦君) 産業部長。
148 ◯産業部長(辻 宏育君) ありがとうございます。私ども、施設運営していただいています会社としましても、そういった思いで「ひこにゃんWITH」とか開発されていると思いますので、おっしゃったように、にぎわいが増すように私ども市としてもバックアップしていきたいと思っていますし、経営努力もしていただきたいと思っていますので、あわせたそういうもので入館者の増を図っていきたいと思います。
ありがとうございます。
149
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
150 ◯委員(中野正剛君) もう結構です。ありがとうございます。
151
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
夏川委員。
152 ◯委員(夏川嘉一郎君) 同じような質問になるんですけれども、お客さんが少なくなったから値を上げるとその分もうかるという、単純な考え方ではないように思うんですけれども、マーケティングといういろいろ手法の技法がありまして、上げるか下げるかも一つの要素であり、しかも客がどういう心理でそこへ入ってくるかという、いろいろな方面から研究をするということを盛んに一般の商店はやっていますけれども、そういうやり方の試行がちゃんとしているのかどうか。ただ単に上げたらもうかるという、ちょっと何かやったら客が来るという、単純に考えているのではないかなという危惧を持つんですけれども、その辺のマーケティング的な専門家も寄せて研究はしているのですか。そういうことをやらないと、このごろは簡単に上げたらもうかる、あるいはちょっと何かしたら客が入るという単純な時代ではなくなってきているので、その辺は大丈夫かなと、ちょっと質問したいと思います。
153
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
154 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 先ほど部長も申しましたけど、観覧料ということでお金をいただいている展示スペースでございますので、現在、「MITSUNARI 11」でずっと連載で8年ほどやっていますけど、その辺とか、今は「ひこにゃんWITH」もありますけど、そうしたいろんな装置、技術とかも取り込んだ中で、役員会とかでもいろいろと検討を重ねているところでございますので、観光客の方、市民の方を含めまして、新たな企画の中でまたたくさんのお客さんに来ていただくように日々研究等を関係団体としているところでございます。
155
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
156
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第47号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
157 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様に反対なのですが、特に今意見で出ましたように、夢京橋あかり館の来館者を増やす努力を商工会議所や、それから商店街連盟、四番町スクエアなどと一緒に、やっぱり行政も来館者を増やして観覧料を維持する、あるいは下げるという方向でご努力をいただきたいと思います。短絡的に引き上げて収入を増やすということではなくて、そういう発想でぜひよろしくお願いいたします。
そういう趣旨で反対をさせていただきます。
158
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
159
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。
次に、議案第48号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
観光企画課長。
160 ◯観光企画課長(牛澤 淳君)〔議案第48号について提案説明〕
161
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第48号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
辻委員。
162 ◯委員(辻 真理子さん) 議案第48号について質問させていただきたいと思いますが、本会議の私が質問した答弁の中にも、観光駐車場については彦根城周辺の民間駐車場の料金や、またほかの城郭都市における観光駐車場の料金と均衡を図るためなので、さらに大きな引き上げ幅もあると言っていただいておりましたので、一応この表をそれぞれ比べてみたんですけれども、今もご説明ありましたけれども、本町駐車場の普通車が400円から1,000円になるというところです。他市と同じように並べるとしたとしても、余りにも上げ幅が大きいと。大体それぞれの条例改正の趣旨のところには10月1日に行われる消費税および地方消費税の税率の引き上げに合わせ、それぞれに増額すると書いていますと、市民やら私たちもそうですけど、消費税が8%から10%になるから、それに見合ったように引き上げますと最初受け取っておりましたが、それだと一応30%を上限にしたいというお話もありましたので、それに見合うものもあったけど、これは3倍、私は計算いたしましたら2.7倍になったり、3.26倍という、ちょっと単位が違いますよね。これはやっぱりこの条例の改正の趣旨とは合わないので、もう少しこの中身を丁寧に趣旨を述べてあるのであれば納得いたしますが、なかなかこれは乱暴な上げ方だと思うので、ここについてはちょっと納得いかないと思うんです。もう少し抑えて、他市と比べて一緒にする必要はなかったと思うので、ちょっと上げ方が強引じゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
163
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
164 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) 今も参考として申し上げましたが、彦根駅近辺では大体民間も含めて、500円、600円という料金設定になっています。また、四番町スクエアとかでも30分に幾らとか、1時間で幾らとか、土日祝日でまた料金が異なるとかという形がありますけれども、現在、お城の方へ近づけば近づくほど料金が安くなっているという状況もございます。
例えば四番町スクエアの観光協会の裏にある駐車場ですと200円で30分という設定になっております。それと、上限が1,000円となっています。そうしますと、2時間半で1,000円ということになりますので、大体それぐらい滞在していただいているとそのような料金設定になるのではないかと。確かに上げ幅は大きいのですけれども、前回、5%から8%へ料金改定を行いました際も、この観光駐車場使用料については消費税の分とかも転嫁しておりませんで、そのときの理由といたしましては、次回の10%引き上げのときに100円単位での改定を検討しますとお答えしております。
したがいまして、他都市の状況ですとか民間の駐車場の料金を参考にいたしまして、普通車、大型車、単車とともにこのような料金設定をさせていただいた次第でございます。
165
◯委員長(赤井康彦君) 辻委員。
166 ◯委員(辻 真理子さん) 背景にある条件としましては、やっぱり城内に余り車を入れたくないので、最終的には城内にある駐車場は廃止の方向であって、パーク・アンド・バスライド方式で近くに置いていただいて、専用バス、シャトルバスで往復していただくという考え方があるので、やっぱり場内が高いとこれはいたし方ないなと導びくという意図があるのかなと私は考えたりしたんです。だけど、こういう消費税を上げるときに上げておくと、ほかの市民も仕方がないかみたいなニュアンスで受け入れるのかなと思ったりもしますが、やっぱり他市から去年来た人でことし来た人が3倍になっているとしたら、え、と思うのではないかと。そういうことがあるので、やっぱりこれは既に決まったことであったにしてもちょっと強引であると。もう少し何か知恵がなかったのかなと、やっぱり政府の方も便乗値上げというのに敏感に対応するようにということは言っておりますので、これはやっぱりちょっと強引過ぎたかなと思うので、議案第48号については私は反対と、それは後でさせていただきますが、ちょっと納得いかないと思いますが、もう一度見解があったらお願いいたします。
167
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
168 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) 確かに今、辻委員がおっしゃるとおり、かなり上げ幅が大きくなっております。観光駐車場の使用料の経緯を見てみますと、現行の大型車、今は1,500円なのですけれども、これは昭和57年8月1日に改正して以降、料金改定は行っておりません。次に、普通車の400円の設定なんですけれども、これも昭和53年4月1日に400円と料金改定して以降、料金改定が行われておりません。また、単車につきましても、これは昭和45年10月1日に観光駐車場条例が制定されているのですけれども、このときから100円という形になっていますので、かなり長期間、料金については見直されてこなかったということがございますので、今回この全庁的に使用料等を見直すのを機に、条例の改正案を提案させていただいたところでございます。
169
◯委員長(赤井康彦君) 辻委員。
170 ◯委員(辻 真理子さん) 一応、ここで終わります。
171
◯委員長(赤井康彦君) 安居委員。
172 ◯委員(安居正倫君) 端的にお答えいただきたいのですが、さっき、わからないんですが、新海浜水泳場を除いたというのは、その理由は何か、もう1回お願いします。
173
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
174 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) 今、彦根市内には水泳場は2カ所ございまして、松原水泳場は直営、新海浜の方は地元の自治会に補助を行いまして水泳場をお願いしています。
提案いたしました当初予算案についても、新海浜水泳場に関する経費は計上しておりますので、水泳場をなくすということではないのですけれども、以前、市営の駐車場として使用しておりましたところは、平成16年に両自治会に水泳場のお願いをしたときに、今のこの条例で規定しているところは駐車場としては全然使用しておりません。それで、現在も地元の方で駐車場をしていただいているのですけど、この駐車場の規定を削ることによって、今しておられるものがなくなるということではございません。全く別物でございます。
175
◯委員長(赤井康彦君) 安居委員。
176 ◯委員(安居正倫君) わかるんです。簡単に言ってほしいんですけど、要は新海浜は委託して、新海浜自体が駐車場をやっておられるという形になっておりますので、だから省いたのかという、そういう理解でよろしゅうございますか。
177
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
178 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) 正確には新海浜に補助金を出しているのですけれども、今、実態として新海浜水泳場の駐車場は使用しておりませんので、この条例改正を機に規定を削除するものでございます。
179
◯委員長(赤井康彦君) 安居委員。
180 ◯委員(安居正倫君) 今までそれがずっと続いていたんだけど、何で今なの。
181
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
182 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) この規定については今まで見直しされていませんでしたけれども、今回、この条例の改正を機に条例の規定をきちんとするものでございますので、ご理解いただきますようお願いします。
183
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はございませんか。
山内委員。
184 ◯委員(山内善男君) 今の関連でもう一度確認させていただきたいのですが、市営の駐車場の中で新海浜水泳場の駐車場が文面上なくなるということで、地元の自治会長さんともお話をさせていただいて、実態としてなくなるように私たち自身は感じていましたので、安居委員と同じように。これ、平成16年からもう供用していないというお話があって、一方、自治会が運営されている分については市から補助をしている、それについては変わりはないということでよかったでしょうか。
185
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
186 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) 新海浜の水泳場の開設について補助していますのは、あくまでも水泳場の部分の監視だとか浜辺で清掃している部分ですので、今、駐車場をやっておられる部分については、自治会独自でやっておられる部分でございます。
187
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
188 ◯委員(山内善男君) わかりました。いわゆる条例の改正が実態に合わせていなかったと、10年間。それを今の機会に見直すということで、わかりました。
189
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
190
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第48号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
辻委員。
191 ◯委員(辻 真理子さん) 先ほどお伺いいたしましたので、昭和53年とか昭和45年から改定がしていなかったという理由を聞くと納得する部分もありましたけれども、ここに今書いております資料だけを見ますと、やはり2倍とか3倍という上げ方には納得いかないものがありますので、まずどこかに説明を丁寧にしていただくということ、それから観光客もいきなりそういう金額でありましたら、やはり彦根市に対する抵抗があると思いますので、こういうふうな上げ方が非常に大きい場合は、市民にも丁寧な説明を行うことと、私たちの資料についても丁寧な説明を行っていただかないとわからなかったということがありますので、この議案第48号に対しては、私はやはりその趣旨に対して、消費税の増税に合わせてという、この合わせては何に合わせるのかといったら、時期に合わせただけなのかという気もいたしまして、この書き方にも納得いかないものがありましたので、この議案第48号に対しては反対という意思をお伝えさせていただきます。
192
◯委員長(赤井康彦君) 安居委員。
193 ◯委員(安居正倫君) 私は賛成の立場で、私どもが観光地へ行きましても、私の場合は乗用車で行くわけですけれども、結構な料金を取られます。それと、今までから、先ほどご説明がありましたように、昭和の時代から上げていないということもございます。確かに辻委員おっしゃったように、消費税に絡んでという便乗値上げみたいな感じはしないこともないのですけれども、しかし、実態からいけば、ある程度これはやむを得ないのではないかなということに思いますので、そういう意味から賛成をいたします。
194
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
195
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第49号彦根市公園条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
都市計画課長。
196 ◯都市計画課長(久保達彦君)〔議案第49号について提案説明〕
197
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第49号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
山内委員。
198 ◯委員(山内善男君) そもそも荒神山公園に照明がつけられたことに対してお伺いいたしたいと思います。現在、工事の進捗状況はどのようになっているのかお伺いします。それと、今年度工事が行われると説明があったかと思いますけれども、改めてこの工事金額についてご説明をいただきたいと思います。また、この工事によって金亀公園の照明はどのようになっていくのか、ご説明いただきたいと思います。
以上です。
199
◯委員長(赤井康彦君) 都市計画課長。
200 ◯都市計画課長(久保達彦君) まず、現在施工しております工事の進捗状況でございますが、照明の設置工事と電気設備の工事と、2本の工事を現在施工しております。
電気設備の工事につきましては、おおむね今月3月22日までの工期ですけれども、年度内に完了する予定をしております。
照明設備の工事につきましては、現在施工しておりますけれども、入札の不調等がございまして若干年度を越えますので、5月の頭ぐらいの竣工を予定しております。手続につきましては、後ほどまた出てきますけれども、繰越明許の予定をしております。
それと、工事の金額でございますけれども、野球場の照明設備の工事につきましては、請負業者が株式会社中島電業所、契約金額が1億3,465万4,400円です。電気設備の改修工事につきましては、契約業者が河口電気工業株式会社、契約金額が3,952万8,000円です。
それと、金亀公園の照明等の関係でございますけども、金亀公園の野球場の解体につきましては、当初、今年度ぐらいからかかる予定をしておりましたけれども、事業期間の延伸等を行いまして、平成32年度の解体を予定しております。ということでございますので、今はとりあえず荒神山公園の野球場が完成しますと、一旦両方が使えるという状況が出てくるかと思います。
以上です。
201
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
202 ◯委員(山内善男君) 金亀公園は来年度解体ということなのですが、具体的な月がわかれば教えてください。
それと、彦根市の総合戦略でも彦根城周辺は環境を大事にするということで、現在、荒神山自然の家の導入路も一切照明設備はつけておりませんでしたし、当然、荒神山公園についても人工照明設備はつけておりませんでした。それが今般、約1億7,000万円の投資をして膨大な人工照明設備をつけるということになりました。
そこで、つけていなかった理由は、やはりそういう自然環境を大事にするということでもあったわけですが、特に隣には子どもセンターがあり、それから荒神山自然の家もあるということで、以前の市の答弁では人工照明設備をつけても支障がないように調整するという話もありましたけれども、この条例の中には一切そういう文言が入っていないんですが、そのあたり、従来の市の答弁をどのような形で保障していただくことができるのかどうか、そのあたりをお答えいただきたいと思います。
203
◯委員長(赤井康彦君) 都市計画課長から発言の訂正の申し出がありますので、これを許します。
都市計画課長。
204 ◯都市計画課長(久保達彦君) まず、先ほど私は金亀公園の野球場の解体、平成31年度と言いましたけれども、平成32年度からの予定をしておりますので、訂正させていただきます。平成32年度の時期としては、今のところはっきりした時期は決まっておりません。
それと、子どもセンターとか荒神山自然の家とかの行事等の調整でございますけれども、まず子どもセンターにつきましては、星空教室であるとか天文クラブの活動が年間で20日ぐらいあると聞いております。また、荒神山自然の家でも年間で26日ぐらいのナイトハイクであるとか星空観察とかがあると聞いております。
その中で、実際の野球場の運営そのものは指定管理者が行うことになりますので、天体観測があるときとか荒神山自然の家での夜のイベントがあるときにつきましては、指定管理者の運用の中で十分調整が可能かと考えております。
以上です。
205
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
206 ◯委員(山内善男君) 子どもセンターで20日、それから荒神山自然の家で26日、荒神山自然の家は特に夏なんかはキャンプファイヤーをしたりやっているわけで、その状況のもとでお隣でこうこうとした人工照明設備がついているというのは全く矛盾するような行事になってしまいますので、荒神山公園の人工照明設備は稼働させないということは当然のことだと思いますし、子どもセンターの星空観察のときにこうこうと人工照明設備がついているということになれば全く行事として成り立たないということになりますので、そのあたり、指定管理者の運営そのものに全部の責任を押しつけるということになってしまうんですが、指定管理者との調整は現在どのようにされているのか、お伺いいたします。
207
◯委員長(赤井康彦君) 都市計画課長。
208 ◯都市計画課長(久保達彦君) 現在、指定管理者との調整につきましては、今回、新たに夜間の運用が出てきますことから、体制の整備であるとか電気代の料金も含めてですけれども、運用方法については指定管理者と意見を交換しながら柔軟に対応していきたいと考えております。
以上です。
209
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
210 ◯委員(山内善男君) これは、確かに答弁される理由はわかりますけど、例えば文書上そのようなものが担保される、そのような保障はあるのですか。
211
◯委員長(赤井康彦君) 都市計画課長。
212 ◯都市計画課長(久保達彦君) 今のところは考えておりません。
以上です。
213
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はございませんか。
安澤委員。
214 ◯委員(安澤 勝君) 荒神山のグラウンドでナイター設備を使って、いわゆる甲夜の供用開始については、例えば8月とか9月とか、大体いつごろからお考えなのかということをお聞かせいただきたいのが1点。
ナイター施設のいわゆる電気の種類、例えば今で言うとLEDとかハロゲンであるとかいろいろありますけど、どういう状態の照明の種類を使われるのか。
それと、やっぱり金亀球場でも同じなのですけれども、結構虫が寄ってきます。特に荒神山周辺となると金亀球場よりもより虫が寄ってくる。ナイター使用された場合に虫の害というのがあると思うのですが、その虫対策をどう考えておられるのか。
この三つを教えていただきたいと思います。
215
◯委員長(赤井康彦君) 都市計画課長。
216 ◯都市計画課長(久保達彦君) まず、供用開始ですけれども、条例内にありますように6月1日からの供用を予定しております。
電気の種類でございますけれども、照明灯は全部で6基建ちまして、照明の光源としましてはLEDで施工しております。
それと、虫の対策ですけれども、それぞれ照明灯のポールのところに虫を駆除する装置をつけまして対応をしていきたいと考えております。
以上です。
217
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
夏川委員。
218 ◯委員(夏川嘉一郎君) 荒神山の照明の件はこの委員会、あるいは定例会でいろいろ質問していて、荒神山はそういう一つの自然公園として今までやってきたけれども、これからもそういうふうにきちっと、さらにきっちりした自然公園として設定すべきだということ、私の持論でございます。
本市の一つの照明をつける、これは全然その対策を考えていないという態度を前にして、非常に困ったなと思うのですけれども、今回出されたのはたかが時間の問題ですけど、根底にかかわる問題ですので、これははっきりと荒神山をどうするのかと。今後そういうふうに開発しながら好きなようにやっていくのか、あるいは自然公園として守るのかという根底を明らかにまずしてもらわないと、いいかげんな形で開発、開発というやり方をしてもらうと非常に困るなと考えているのですけれども、その辺のことで一遍、荒神山をどうするのかという大きな問題が先に回答してもらわないと、これはちょっと……。
(「話がグローバル」と呼ぶ者あり)
219 ◯委員(夏川嘉一郎君) いや、グローバルだけれども、グローバルの中の全体を壊す一つの……。
220
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員、議案とそれていますので、議案に沿った質疑をお願いいたします。
夏川委員。
221 ◯委員(夏川嘉一郎君) 委員長が言うけれども、ちょっとこれは……。どういうつもりなんだと……。
222
◯委員長(赤井康彦君) 今の質疑は認められませんので、回答は結構でございます。
夏川委員。
223 ◯委員(夏川嘉一郎君) 一つの方法として、黒いネットをずっと森の方に張るという非常に効果的な方法があるんだけど、そういうものも全然考える余地はないのですか。
224
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員、この議案とはかかわりのないことですので、違った場面でお聞きいただきたいと思いますし、本会議でも質問されている内容はその他の質問でもできませんので、そのあたりはご了承願いたいと思います。
夏川委員。
225 ◯委員(夏川嘉一郎君) いやいや、これはライトを前提にした一つの問題提起ですので、このライトを何らかの暗くするとか、そういうことも全然考えていないのか、あるのか、その辺はちょっと確認しておきたい。今後のこれに賛否いろいろあるのですけど、まずこれを確認しておきたいと思います。
226
◯委員長(赤井康彦君) まずってどういうこと。
夏川委員。
227 ◯委員(夏川嘉一郎君) そしたら、まずだけ省いてください。全然なしでも、そういうふうにライトをつける前提で時間を規定する、ここに一つの……。ライトが当たらないようないろいろな施策も考える余地は全然ないのかということを確認したい。
228
◯委員長(赤井康彦君) 議案のどこに関係あるのかおっしゃってから質疑をしていただきたいと思いますが。
夏川委員。
229 ◯委員(夏川嘉一郎君) 議案に賛成はしたいんだけれども、そのための一つのこういうことをやるのだと、こういうことを用意していますとか、可能性があるとかいうことを、こういう明かりを弱める可能性、いろいろそういうことも検討する余地はあるということが全然ないのか、あるのか、その辺をお聞きしたい。
230
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員、料金等のことで議案に上がっているわけですので、かなりこれは大幅に違った方向での質疑と判断いたしております。これについてはまた違ったところの場面で質問なりしていただければと思います。
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
231
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第49号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
232 ◯委員(山内善男君) この条例が出てきた根拠は金亀公園の照明設備を撤去するということで、彦根城の世界遺産登録の支障になるということがもともとの原因だったと思います。しかし、私は文化財の関係の方から聞きますと、国の方は決してそのような極端なことを言っていない、いわゆる色調を合わせれば金亀公園の照明設備も十分残すことは可能だということで文化庁の指摘があったと聞いております。
そういう点で、世界遺産登録の過度な反応によってこのようなことが起こってきたわけですけれども、荒神山公園に人工照明設備をつけるということは、彦根市の総合戦略からいっても荒神山周辺一帯を、自然環境を大事にする保全計画の中の一環として置かれていたはずなのに、このような広大な人工照明設備を荒神山公園につけざるを得ない、そのことによってこのような条例をつくらざるを得ないような状況になってきているのかと思います。
子どもセンターや荒神山自然の家への支障を来さない、その文書上のものの確約も何もないという状況のもとで指定管理者との運営の調整だけということでありましたけれども、そういう点でもこの条例については非常に不十分だということを申し上げて、反対の討論といたします。
233
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
安居委員。
234 ◯委員(安居正倫君) 私はさっきからちょっとわからないのですけれども、要するにこれそのものは、いろんなことをおっしゃっていますけれども、議会が通って事業を進めているものでございます。ただ、話にございましたように、自然はできるだけ破壊しないような方法はとっていくということは確かに必要だと思います。
その中で、今答弁していただいた中で、例えば天体観測があるときとか、あるいは何かほかに光が邪魔になるときの行事は調整をしてやっていくという話でもございますし、そういうことで一旦進み始めている事業をここでストップするというわけにはまいりませんし、ただ、問題としては、そこら辺で派生する問題をいかに細かく抑えていくかということでございますので、私は基本的な線でこれについては賛成をいたします。
235
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
夏川委員。
236 ◯委員(夏川嘉一郎君) 先ほどから言っていますように、荒神山を自然公園としてこれからも守っていくというためには、今、小さな時間の提案ですけれども、これそのものが全体を今後壊していくという、今、定例会でそれがもう通ったとか何とかいろいろ言われましたけれども、通ろうが通るまいが、これから荒神山という無二の……。
(「通るまいがと、そんなことを言ってもらったら……」と呼ぶ者あり)
237 ◯委員(夏川嘉一郎君) それは尊重しますけれども、この彦根市の今後の未来を左右する大きな問題ですので、これはそれを壊す一つの一里塚だと考えます。
これは反対をしなければならないと考えます。反対です。
238
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
239
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第50号彦根市駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
交通対策課長。
240 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)〔議案第50号について提案説明〕
241
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第50号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
242
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。
これより議案第50号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
243 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様の理由で反対といたします。
244
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
245
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第51号彦根市自転車駐車場条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
交通対策課長。
246 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)〔議案第51号について提案説明〕
247
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第51号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
248
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第51号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
249 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様に反対といたします。
250
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
251
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第52号彦根市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
交通対策課長。
252 ◯交通対策課長(宮永幹雄君)〔議案第52号について提案説明〕
253
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第52号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
254
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。
これより議案第52号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
山内委員。
255 ◯委員(山内善男君) 議案第41号と同様に反対といたします。
256
◯委員長(赤井康彦君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
257
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
次に、議案第53号市道路線の廃止および認定につき議決を求めることについての件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
建設管理課長。
258 ◯建設管理課長(關谷真治君)〔議案第53号について提案説明〕
259
◯委員長(赤井康彦君) これより議案第53号に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
山内委員。
260 ◯委員(山内善男君) 毎年この時期にこの種の案件が出てくるのですが、廃止と認定について、例えば地元に対する説明というのは関係課から行われているのでしょうか。
それともう1点、廃止することと市道認定することについて、実際、市民にとってどのような影響が出てくるのか、改めてご説明いただければと思います。
261
◯委員長(赤井康彦君) 建設管理課長。
262 ◯建設管理課長(關谷真治君) まず1点目の、地元への説明でございますが、それぞれの廃止認定につきましては議案説明後に告示処理をとりますので、事前に地元の方等への説明というのは行っておりません。
次に、どのような影響があるのかという話ですけれども、市道認定するということにつきましては、一般通行車両の安全を確保されるという、通行に関して安全を確保する義務が彦根市に発生するということになりますので、その維持管理の責任を持って安全な通行が担保されるというところになっております。
263
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
264 ◯委員(山内善男君) 1点目なんですが、これは議会にかかった後、結果については速やかに周辺の、例えば自治会とか団体に説明をしていただくということでよかったですね。
それから二つ目には、当然そういうことになると思いますので、そのあたり、1の説明と同時に2の部分についてもそのような説明を地元団体、自治会にしていただきたいと思います。
もう一度ご見解をお願いいたします。
265
◯委員長(赤井康彦君) 建設管理課長。
266 ◯建設管理課長(關谷真治君) 地元に説明という方法はとってはいないということになっております。告示行為はさせていただきますけれども、後に市道認定の路線がこういう形になっておりますというのはホームページを毎年度更新しておりますので、この路線が対象に、自治会さんのエリアの中の路線が新たに認定されました、ですとか、廃止されたというご説明はその都度行っていないという状況になっております。
267
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
268 ◯委員(山内善男君) そういう状況だといういうことはわかりました。今後、担当の方で、やはり地元の自治会というところで、いろいろとその道路の部分で支障がでたときに、では、これは市道なので市の方へ言って当然なのだということで市の方に言っていただくとか、あるいは里道という扱いだったら地元で責任を持たないといけないとか、そこら辺の地元のいろんな判断材料があると思いますので、そのあたりは今後周知をする必要があるように思うのですけれども、今後、担当課の方でもう一度協議をしていただきたいと思います。
もしその点でご見解があれば、もう一度お願いいたします。
269
◯委員長(赤井康彦君) 建設管理課長。
270 ◯建設管理課長(關谷真治君) 地域への周知につきましてはどういった方法がとれるのか、改めてまた内部で検討させていただきたいと思いますので、ご理解いただければと思います。
271
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
272
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。
これより議案第53号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
273
◯委員長(赤井康彦君) なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。
以上をもって、各議案に対する質疑および討論を終了いたします。
ただいまから採決を行います。
最初に、議案第19号彦根市
建築確認等に関する
手数料条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
274
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号彦根市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
275
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号彦根市
旅館等建築規制に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
276
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号彦根市
水道事業布設工事監督者および
水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
277
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第41号彦根市
地域総合センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第41号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
278
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第42号彦根市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第42号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
279
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第43号宇曽川漁港漁船管理施設の管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
280
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第44号彦根市漁港等管理条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
281
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第45号彦根市農村環境改善センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第45号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
282
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号ひこね燦ぱれすの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第46号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
283
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第47号夢京橋あかり館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
284
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第48号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
285
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第49号彦根市公園条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第49号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
286
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第50号彦根市駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
287
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第51号彦根市自転車駐車場条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
288
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第52号彦根市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
289
◯委員長(赤井康彦君) ご着席願います。起立多数であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第53号市道路線の廃止および認定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
290
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました議案の審査は終了しました。
なお、本委員会の審査結果報告等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
291
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。
暫時休憩いたします。
午後0時30分休憩
午後1時29分再開
292
◯委員長(赤井康彦君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
次に、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。
中野委員。
293 ◯委員(中野正剛君) 2点ほどあるんですけど、1点ずつお願いいたします。
市民の方からこの前、手紙をいただきました。これをちょっと読ませてもらいます。検討してくださいということでいただきました。
「昨年11月にえびす講とシティマラソンが同じ日に開催され、道路は通行どめや迂回をするという現状でした。その結果、市内の道路は混雑をして動かない状態でありました。バスを待っても来ないし、電車に乗れなかった方もおられたようです。出張に行く方、出張で帰られる方などもおられたみたいです。外国から来た人もいたみたいで、すごく憤慨されていたと聞いています」ということで、まずこれ、本当にこういうのがあったのでしょうか。すみません、私はこれ、事実を確認していませんので、教えてください。
294
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
295 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 今お話しいただいております内容については、承知はしておりません。
以上です。
296
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
297 ◯委員(中野正剛君) していませんということで、この方は、要するにお客さんを集めるイベントをやっておきながら観光客を怒らせてどうするんだという思いで書いておられます。それで、多分、えびす講とシティマラソンでは担当が違うと思うんですけれども、同じ日に重なって、交通規制がいっぱいになって動けないようになったと。こういうのをちゃんと双方で、責任者同士で話し合いをしてから、こういうことが起きないようにしているのだろうかという質問なんです。これはどうでしょう。
298
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
299 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 彦根市内で同日に二つのイベントをということで、交通規制が2カ所でかかって、交通渋滞等、さまざまな問題が発生する要因となるということでございまして、今年度、えびす講は金土日でございました。えびす講の最終日にシティマラソンということで、重なったイベントということは承知しております。
交通の関係にもなるんですけど、観光客の方が彦根市内に来られた際に、時間帯にもよりますが、市内の道路が時間規制されてスムーズに市内の方に入ってこられないとかいろんなこと、その辺についてはお聞きしております。
次年度につきましては、極力重ならないように市としましても関係団体の方にお話もさせていただいた中で考えておるところでございまして、一応シティマラソンの方が11月の中旬ぐらいに日程を現在考えておられるということで重ならないとは現在のところ考えておりますけど、調整の方につきましては関係機関とか教育委員会とも図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
300
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
301 ◯委員(中野正剛君) 今の回答を聞いていますと、やっぱりある程度は混むのではないかなというのは感じていたのではないかなと思います。
ぜひとも、せっかくイベントをやっていながら観光客を怒らせたりとかそういうことをしていたら、お金を何のために使っているんだということになると思いますので、ぜひ、できるだけではなくて、これは必ずダブらないようにしていただきたいと思いますけど、ご見解をお願いします。
302
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
303 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 二つのイベントが同日開催、いわゆる重ならないように調整を図ってまいりたいと考えております。
304
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
305 ◯委員(中野正剛君) どうぞよろしくお願いします。
すみません、それでしたら、もう1点は点字ブロックの件で、最近、市民の方から問い合わせがあります。点字ブロックがかなり彦根市も目立ってくるようになりましたけれども、潰れている点字ブロックとか、とれかけている点字ブロックがところどころあるという指摘を受けました。
先日、戸賀のアヤハディオのところの信号、金魚の絵が描いているペットショップのあるところです。あそこのところの点字ブロックが潰れているから何とかしてほしいという話がありまして、見に行きました。見に行きましたら、たまたまですけど、ちょうど視覚障害の方がずっと、あそこは点字ブロックがきれいに整備されていますので、本当に見えているように歩いてこられたのですけれども、そこのペットショップの近くの点字ブロックが潰れているところになると、すごく杖をあちこちに、わからないということでやっておられて、あ、本当やなと。それで、道路に出そうになったので思わず声をかけてしまったんです。それでなおかつ、あそこの交差点は視覚障害者のために音声のガイドがついているじゃないですか。だから、すごい矛盾を感じてしまったんです。点字ブロックの点検はどうされているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
306
◯委員長(赤井康彦君) 道路河川課長。
307 ◯道路河川課長(木村康介君) 今ほどのご質問ですけれども、私どもの方にはそういう通報等も入ってまいりますので、そういった場合にはすぐに現場を確認させてもらってしかるべき措置をとるようにしておりますし、道路パトロールの方も毎日走っていただいておりますので、そういった観点で発見された場合は直すようにしております。
また、通学路とかになりますと、通学路の安全点検という形で警察、PTAと一緒に立ち会いしながらそういう箇所の点検も行っております。ただ、点字ブロックに特化して点検ということ自体は今のところはしていないですけれども、一応今言いましたようにパトロール等は市内幹線道路、ほとんど毎日のように走っておりますので、あと、そういった通報等いただければすぐに対処するようにはしております。
308
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
309 ◯委員(中野正剛君) ぜひともお願いします。
それと、あそこはちょうど福祉センターがありますよね。この庁舎が新しく建て替えになったとしても福祉はあそこに残るわけですし、福祉の象徴的な場所であってほしいという思いがあるんですけれども、その点は、あそこはやっぱり集中的にそういう点字ブロックの整備とか障害者のための優しいまちづくり、地域、場所にしようかなというような計画はあるんでしょうか。教えてください。
310
◯委員長(赤井康彦君) 道路河川課長。
311 ◯道路河川課長(木村康介君) 本市の場合は彦根駅、あと南彦根駅の周辺からそういう施設へバリアフリーの基本構想を持っております。その中で、歩道のバリアフリー化をしていく中で今の誘導ブロック等の設置も行っておりますので、一部県道も入ってくるかと思いますが、一応施設までの案内メインルートにつきましてはそういった形の整備を進めております。
312
◯委員長(赤井康彦君) 中野委員。
313 ◯委員(中野正剛君) ぜひともお願いいたします。
以上です。
314
◯委員長(赤井康彦君) ほかにありませんか。
辻委員。
315 ◯委員(辻 真理子さん) 本会議でも花火のことはいろいろ申し上げましたが、メディアとかに花火大会が、中断ではありますけど、市民の方には中止と伝わった感じがございまして、怒りと苦情が殺到いたしまして、私もそれをいろいろお聞かせていただきました。行政の方はそういうふうに直接お会いされることがないから実際には聞いておられないと思うので、一部私の方から行政の方々に伝えてくれということですので、お話しさせていただきたいと思います。
1人の方は、彦根の四季についていろいろ申し上げられて、春は桜、夏は花火、秋はもみじ、冬は彦根城の雪景色、四季折々に変化のある、本当に城下町としての風情が豊かな彦根市なのに、その一角だけ、夏はやっぱり花火と思っているのに、それがなくなってしまうということは非常に残念で悲しいというご意見。
そして2番目は、ことしで70回を迎えるということですから、もうほとんど、高齢の方は別ですけれども、生まれてこの方、ずっと花火はあったと。あって当たり前だと思っていたのに何でなくなるんだという素朴な疑問を投げかけてこられた方。
それから、彦根市はもう花火大会もできないほど財政が傾いていて、夕張市のように今後なっていくのかと私にお尋ねになって、そうではないと言ったのですが、すごく不安だとおっしゃっていました。
それから、12万人から13万人が一晩に花火を見に行くのだから、その中には、子どもたちはお友達と一緒に、また若い人はカップルで、そしてまた小さいお子さんがいらっしゃる方はご家族で、そしてまたおじいちゃん、おばあちゃんは帰省してくる孫と一緒に行くという楽しみがあるんだと、そういう素朴な楽しみまで奪ってしまうのかという怒りがありました。
それから、旅館業とホテル業の方からは、毎年予約が入っていて、キャンセル、お断りしなければいけないほど残念なことはないと。必ず毎年県外からもお越しになっていて、お金を彦根市に落としてくださっているので、それに対してどう思うんだというご意見がありました。
それから、長浜市と彦根市というのはどことなくライバル関係みたいに根底にありまして、もう彦根市は負けてしまうというんですか、長浜市の方は毎年花火をやるけれども、彦根市はなくなったら指をくわえて見ていないといけないのかと、そういうお怒りがありました。何となくいつも張り合っているところがありまして、そのついでに、長浜市は市役所も見に行ったら大変立派だった、彦根市は市役所ももう廃墟のようになっていると。その前提がありますので、それも含めて彦根市は何しているのだと市長に言ってくれと、こういうご意見。
そういうふうにさまざまなご意見がありまして、それで私どもも、議員は何しているのだとお怒りも受けて、ひたすら謝って、この議会の間に必ずそれをお届けして、中断というのを取り消していただくようにいたしますと、そういうことを私も申し上げて、いろんな方に謝罪をしたのであります。
そういうことをやっぱり職員の方は直接お会いする機会がないからおわかりになっていないと思うので、私が今申し上げたことは実際にありましたので、そういうことをお聞きなってどう思われるかということが1点です。
それから2点目は、実行委員会にかけなくて中断をしたということですので、もう1回実行委員会にかけて、早急に実行委員会を開いていただいて、こういういきさつがあったけれども、中断という言葉は取り消したと。そして、彦根市は今後予算をつけるのか、つけないのか、実行委員会で議論していただきたいと。そして希望としては、ことしも去年と一緒のように花火大会をしていただきたい。その実行委員会にかけていただきたいということと、いつごろやれるのかということ。
それから3点目には、協賛金をいただいているわけで、市内の企業さんからは平成29年は1,023万円、平成30年度は924万円の協賛金を集めて開催させていただいているので、企業からの立場のお考えをよく聞くべきだと思いますので、その辺に関してはどうお考えになっているのか、その3点をお聞きしたいと思います。
316
◯委員長(赤井康彦君) 辻委員、個人質問でされましたよね、花火のことについては。
317 ◯委員(辻 真理子さん) はい。
318
◯委員長(赤井康彦君) 委員会ではそのことはできないという流れになっていますけれども……。
319 ◯委員(辻 真理子さん) それはそうですが……。
320
◯委員長(赤井康彦君) 先ほどのことと同じになりますけれども。
321 ◯委員(辻 真理子さん) 市民のお気持ちを伝えるということはまた別の問題だと思いますけど、それもだめですか。
322
◯委員長(赤井康彦君) では、個人質問では市民の見解を伝えるものではないということですか。違うでしょう。そこはルールを守っていただきたい。別の質問でお願いします。
323 ◯委員(辻 真理子さん) ちょっと……。じゃ、これは全部だめということですか、1、2、3と。実行委員会のこととかも。
324
◯委員長(赤井康彦君) 実行委員会のことこそ、これは協議をしたのかというのも個人質問でされていますし。
325 ◯委員(辻 真理子さん) 今後の予定ですよね、実行委員会の予定を聞くということもだめですか。
326
◯委員長(赤井康彦君) 基本的には関連ですし、それであるならば個人質問でできることもあったと思いますし、それはルールですので、考えて質問してください。ほかの委員さんも同じルールのもとでやっていますので、そこは考えてご質問してください。
辻委員。
327 ◯委員(辻 真理子さん) 今申し上げたことは皆さんの心には残ると思うので、行政の方はそのことをお考えいただいて、私は取り下げることにいたしますが、よくお考えになっていただいて、市民の気持ちに沿った政治をしていただきたいと思います。
そうしたら、ほかにちょっと用意していたものもありますので、お尋ねしたいと思います。それは、自治会の溝掃除の後、一斉清掃していただいた後の汚泥の回収の件ですけど、ほかの方がご質問になっていたので答弁を聞かせていただいていました。実際には汚泥をどこか空き地があったら一時置いておいていただきたいとおっしゃったと思いますし、それが置ける自治会と置けない自治会があると思います。その次の1週間ぐらいの間に回収に回るとおっしゃっていたと思いますが、それは職員がそのままの時間に回っていただくのか、業者に委託された方がまた回収に回られるのかということをちょっと、そのあたりのことをもう少し自治会がわからないとおっしゃっているので、お答えいただきたいと思います。
328
◯委員長(赤井康彦君) 清掃センター副所長。
329 ◯清掃センター副所長(若林伊知郎君) 自治会清掃の汚泥の回収の件ですが、基本的に従来は第1、第3日曜日とさせてもらっていたところを、第2、第4も含めた日曜日もやっていただけるということで、その後、回収につきましては本会議でも答弁させていただいていますとおり、月曜日から1週間、金曜日までの間で回収をさせていただくということで、原則委託をして回収をさせていただこうと考えております。
しかしながら、自治会によっていろいろな都合もございますので、委託でできない場合には直営の回収も考えているところでございます。
330
◯委員長(赤井康彦君) 辻委員。
331 ◯委員(辻 真理子さん) その回収に回っていただく理由としては、その日に終わりたいという自治会もあるわけですけれども、上げるときにすごく重くて腰が痛くなったり、とても自治会が高齢化していて上げられないという問題があったからそういうことになったと思うんです。一つ抜けていると思うんですが、置く場所が、私の自治会はありますが、ない場合もあると思うんですけど、困っていらっしゃるところもあるので、そういう問題が発生すると思うんですけど、そういうことに対してはどんな対応をされるのでしょうか。
332
◯委員長(赤井康彦君) 清掃センター副所長。
333 ◯清掃センター副所長(若林伊知郎君) 自治会様によっていろいろな個別の事情があると思いますので、その辺は清掃センターと協議をさせていただいて決定させていただきたいと思います。
334
◯委員長(赤井康彦君) 辻委員。
335 ◯委員(辻 真理子さん) もうすぐに4月、早くされる方があると思うのですけど、その対応はもうできるのでしょうかということを聞いておいてくれということなんですが。
336
◯委員長(赤井康彦君) 清掃センター副所長。
337 ◯清掃センター副所長(若林伊知郎君) 遅延に対するおわびの案内文の後に、次年度の開催のお知らせ、申請、どういうふうにするのかというのはもう各自治会長様あてに送らせてもらっているところですが、その中で、どうしても4月に実施される自治会様につきましては、事前に、3月中に日を設定しておりますので、そちらの方でまた協議をさせていただきたいと思います。
338
◯委員長(赤井康彦君) 辻委員。
339 ◯委員(辻 真理子さん) はい、わかりました。ありがとうございました。
340
◯委員長(赤井康彦君) そのほか、ございませんでしょうか。
山内委員。
341 ◯委員(山内善男君) それでは、3点お聞きいたします。
1点目なんですが、前の議会でも聞かせていただいたのですが、服部町地先の愛知川の堤防敷が通行どめになって久しいのですけれども、これは市の所管ではなしに県の方の管理責任なんですが、実際使っているのは彦根市民なので、市の方にどういう対応をしていただいているのか、また現状どういう状況にあるのか、お知らせいただきたいと思います。
服部町の方ではやはり、従来、生活道路として使われていたので、そのような車両が町内に入り込んで困っているということが一つと、もう一つはやっぱり農家の皆さんが機械の往来をするのに非常に遠回りをしていかなければならないということになっているので、そのあたり非常に支障を来しているということですので、県の方との交渉の状況なども含めて現状をお知らせいただけるとありがたいです。
二つ目です。やはり同じく道路河川課の担当になるかと思うんですが、みずほ文化センターの北側に駐車場があります。いわゆるふれあい広場と呼ばれる北側の駐車場、その北側に道路があるんですが、みずほ文化センターでいろいろな催し物があったときに、出ていかれるときに非常に混雑をして、稲枝支所の方からしか出入り口がありませんので、できれば北側の方に開けてほしいという従来からの要望があるんですが、これに対する回答も道路河川課の方から出してはいただいているんですが、田んぼの所有者の方に聞きますと、市の方から言っていただいたら協力するのはやぶさかでないという話もお聞きしているので、そのあたり、ちょっと前向きに事を進めていただけるようにお願いできないのかと思います。その辺、現状の状況、それから今後の見通しなども含めてお答えいただけるとありがたいです。
それから、三つ目なのですが、国保の問題は予算の委員会などでも申し上げましたけれども、非常に滞納が月の集計によると2割、あるいは1月末でいうと14%台とおっしゃっていただきました。国の方でも全国知事会とか市長会とか、非常に過酷な国保料になっているので、せめて協会けんぽ並みにということで、国の方の1兆円の投入で過酷な国保料を軽減できないのかという申し入れなどもされております。岩手県宮古市の記事が最近出ておりましたけれども、国保料で子どもの均等割を全額市町村の判断で免除するという措置もされたということで、子育てでいろんな自治体支援も行われています。
彦根市でもようやくことしから小学校3年生まで拡大していただきましたけど、既に豊郷町、甲良町、多賀町、愛荘町などではもう中学校3年生まで、豊郷町は高校卒業までというところまでいっているのですが、子どもが多く増えれば増えるほど国保の均等割が増えて過酷な状況になるということで、子育て支援にも逆行するということで、特に宮古市などはもう全額免除することにしたという新聞記事も出ていたのですが、ぜひこのような取り組みも彦根市、特に大久保市長は全国一の福祉モデル都市と言っておられますので、担当課としてもぜひそのような発信ができるような取り組みをしていただきたいと思います。
今言って今すぐ、はいということにはならないことは十分わかっているんですが、そのような取り組みも紹介させていただいて、担当課としての考え方などもありましたらお聞かせ願いたいと思います。
以上三つ、よろしくお願いします。
342
◯委員長(赤井康彦君) 道路河川課長。
343 ◯道路河川課長(木村康介君) まず1点目の、愛知川の堤防道路の現在通行どめになっている箇所についてですが、滋賀県の方とも機会あるたびに状況を確認させていただいておりますが、境界の主張が事の発端になっておりまして、それの境界に対して相手に立ち会いをしましょうということで県の方は何回かお願いに行っておられるということでございます。ただ、相手から応答がないという状況で、前回もご答弁させてもらいましたときと状況的には今余り変わっていないという状況です。
ただ、それ以降も何度もおうちの方には行っておられるということを聞いておりますので、私どもも県と協議するごとに何とか解決をお願いしますということをお願いしておりますので、ご理解いただきたいと思います。
それと、みずほ文化センターの北側の道路整備についてですけれども、こちらにつきましては要望をいただいておりまして、私どもも現地確認し、返答の方を課内ではございますが考えております。現在の市道につきましては幅員が3メートル弱という狭隘な道路です。今おっしゃられるような北側を車両が出入りするのであれば、当然、拡幅ということになってまいりますので、用地の話であるとか、またルート的にも今ある市道を使うルートと、もう1本、稲村山農道の方から入るようなルート等も検討できますので、そういったルート的なことの検討は今課内の方で進めております。
ただ、実際事業化となりますと、用地の話とかいろんなこともございますし、事業費も多額になってまいりますので、今すぐに事業化というのは困難かと思いますが、課内としましては今、ルート等の検討、どういう状況でどうなるかということの検討は現在させていただいております。
以上です。
344
◯委員長(赤井康彦君) 保険年金課長。
345 ◯保険年金課長(前川 学君) それでは、3点目のご質問ですけれども、国保において宮古市のような子どもの均等割免除ができないかという点についてお答えします。
協会けんぽを含めまして、被用者保険の方では被扶養者の人数に応じて健康保険料が加算されることはありません。しかし、国保においては被保険者数に応じて均等割が加算されるため、子どもの人数が多いほど保険料が高くなり、子育て世帯の経済的負担になっている現状は認識しているところでございます。
しかしながら、被用者保険と国保の違いというのは、これは全国的な問題でございます。また、均等割の賦課ということは国保法、国の法律で規定されていることから、制度的な改正が必要とも考えます。よって、各市で個別に対応するべきものではないと考えております。
少子化対策とか子育て支援は国にも責任があると思います。均等割廃止を行う場合の不足財源の手当というのも問題となりますため、これは財政面を含め国において制度改正および財政の補填ということで、国において対応すべき問題と考えているところです。
以上です。
346
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
347 ◯委員(山内善男君) 1点目なのですが、県の方が従来からこのような返事なのですが、いわゆる自分の土地だと主張されている方がもともと行政に対して不平というのか、不満というのか、彦根市のいわゆる滞納の対応で、そこのところが引き金になったという話も一部お聞きいたしました。そういう点では、県と市がもともとの要因になった部分について協議をしながら、そこのところを解きほぐす努力もしないとなかなかその糸口が見出せないのかなと思いますので、関係機関ともお話をしていただきながら、今後、糸口を見出せるように県との協議も含めてしていただけるようによろしくお願いしたいと思います。
二つ目なのですが、土地の買収とかとなると非常に長期の時間を要する問題ではあるかと思うのですが、現状のままでも、いわゆるイベントのときだけその入り口を開けるとかという対応も特段不可能ではないと私自身は思うのです。所管は教育委員会の生涯学習課になるのかもしれませんけれども、そのあたり、道路の管理者と教育委員会との話も含めて、現状のままでもあけることは可能ではないかと思うのですが、将来的な対応も含めて喫緊の課題としてそのような対応も含めてできないのかということを二つ目お聞きしたいと思います。
三つ目なのですが、国保の問題がかなり国民に対しては保険料が過酷になっているということで、全国知事会や市町村会なども動かざるを得ないような状況になっているんですけれども、そういう点ではそのような全国の事例なども含めて取り上げていただいて、やはり担当課から上に向かってきっちり上げていただきたいと思うんです。宮古市の場合は市長がこういうことでやるという決断をして、担当課に指示を出してこういうことになったという記事も出ておりましたけれども、全国一の福祉モデル都市と言われていますので、ぜひ担当課からも知恵を出して市長に発信をしていただきたいということを、これはもう要望として申し上げておきたいと思います。
ちょっと1点目、2点目、担当課の方でコメントがあればよろしくお願いします。
348
◯委員長(赤井康彦君) 道路河川課長。
349 ◯道路河川課長(木村康介君) 今ほど委員がおっしゃられましたとおり、みずほ文化センターにつきましては文化振興室の管轄でございますので、大きな整備をせずに出入りだけあけるという話もございますので、そういった面につきましてはいずれにしましても私どもの方が整備する市内におきましても文化振興室といろいろなパターンの検討もさせてもらいながら協議していきたいと思っておりますので、ご理解の方をよろしくお願いします。
それと、愛知川の方の整備につきましては、今、もともとの事の発端がそういうことだということをお聞かせいただきましたので、過去からの経緯等をもう一度調べさせてもらって、滋賀県とその辺については相談させてもらって、また進めてまいりたいと思います。
350
◯委員長(赤井康彦君) 山内委員。
351 ◯委員(山内善男君) ぜひよろしくお願いいたします。
以上です。
352
◯委員長(赤井康彦君) ほかに質問はありますか。
夏川委員。
353 ◯委員(夏川嘉一郎君) 大きく2点質問したい。
まず1点目、地域農業農村の活性化策という、ちょっと漠然と大きな質問ですけれども、大規模化や集落の疲弊が限界に来ていることはもう言うまでもないことです。長々と説明しません。しかし、よそがやっているのを見てみますと、国政、一応、交付金などいろいろ関係がありますし、国の農業政策の足らないところを地方自治体がその裁量権の中で活性化に取り組んでおられる事例がこのごろたくさん出ております。地方の自治体情報誌も、大体その関係を読んでいるのですけれども、『D-file』とか『ガバナンス』とか『日経グローカル』でも、リモートセンターとかコーディネートセンターとか、農業農村コミュニティ化とか、農学連携とかいろいろな言葉が並んでおりますし、実際にこれらの一つの当てはまる形で実践している地方自治体もかなり出ているようであります。
滋賀県も農業世界遺産、日本遺産ということで定義をしまして、これは中身を見ますと、農家支援というよりも農業の滋賀県の形をいろいろPRして、それも農業の活性化の一つだと思うのですけれども、今は世界遺産を目指しているということでこの間言っていましたけれども、いろいろ農業県としてPRしていると。それが結局は農業を滋賀県で育てるということにつながると思うんですけれども、彦根市は余り、そういう国の政策に沿ってやっているんですけれども、その後の裁量権の中で一つ独自の差別的な農業政策がまだ見えないと思うんです。
そこで質問させていただきたいんですけれども、独自化ということで、例えばよそがいろいろやっているリーダー研修とか、いろんなことでよそのをそのまま彦根市に土地柄全部適用するわけにはいかないので、彦根市に間違いなくこれはいけるのではないかというのを提案させていただきます。そこで考え方を質問したいと思います。
まず、集落活性化育成教育、これは昔、我孫子市だったか、団塊の世代を対象にまちの活性化ということで、そういうリーダーをたくさんつくれば自然に活性化するだろうということでやっている市町もあった。そういうリーダー教育をやればどうかなと。県立大と連携できれば、1年間ぐらいの授業を週2回ぐらいで講習する、これから卒業すれば指導員として認定する、要はこの種のリーダーをたくさん増やせば、自然に農業活性化の土壌が上がるのではないかと考えるんです。これは提案ですけれども、こういうことをどうだろうかという提案をしたいと思います。考え方をお聞きしたい。
それから、もう1点、地域の活性化、集落の活性化ということで、一つの専門委員の常設、これは年2回ぐらいですけれども、これもやっているところがあるので、参考に提案します。メンバーは有識者と大学教授、JA、行政、専門家で構成して、内容は活性化のための基本的な政策検討ということで、こういうのもこれは非常に彦根市にいけるのではないかと。
それからもう一つ、活性化に係る何でも相談室の常設、場合によっては専門家、コーディネーター、コンサルタントをよそから紹介するという窓口、今3点提案したのですけれども、こういうのは彦根市でもいつでもやれるのではないかと。彦根市は差別的な対策が余り見えないということで、彦根市の周辺はかなりの広い面積が農地である、その農地が今、疲弊している、しかし彦根市は余り関心がなくて、独自的な、差別的な政策を今していない。これはやっぱり、もう疲弊しかかっているので早くやらないといけないな、手遅れにならないうちに何とか裁量権の中でそういうことをやるべきではないかと考えます。単に一つの形だけではなくて、要はアクション、行動する取り組みが今必要なときではないかと思うんですが、今の3点について見解をお聞かせいただけますか。
354
◯委員長(赤井康彦君) 農林水産課長。
355 ◯農林水産課長(福井圭輝君) まず1点目が、県立大とかと提携をしてリーダーをつくっていくということだったかと思うのですけれども、地域の農業による集落の活性化をテーマとした本市と大学等の連携は、今のところ、市内の3大学とも行っていない状況であります。また、農業の話であれ、大学の授業や制度に関する話となれば、それは大学が主体的に進めていかざるを得ないと思われるところでございます。
しかしながら、地域農業のための集落を活性化できるリーダーを育てることは、本市としましても必要だと思っているところでありますので、リーダーを増やしていくことについては滋賀県が県内の大学に企業インターンシップを推奨していることから、現時点では本市からはこの流れの中に農業法人の企業を加えてもらい、大学生が農業インターンシップに参加できるような環境づくりを検討してもらえないかというところを要望しているところであり、また本市独自の就農に向けた手引のパンフレットは3大学の窓口に置かせてもらっているところであります。
それから、地域の活性化をするための委員会の常設、年2回ほどということだったかと思うんですけれども、その委員会の常設につきましては、現在のところ、定期的に本市とJA、国、県、農業委員会事務局で構成しております彦根市農業連携会議を実施しております。これは大体月1回のペースで実施しております。農業分野に関するさまざまな課題を共有して、本市の基本政策に関する意見もいただいているところであります。
また、滋賀県の地域農業戦略室が主催する集落営農リーダー育成研修会などにも本市も参加し、有識者や専門家からの意見を頂戴しているところでありますので、現在の枠組みをフルに活用させていただくことで委員会の常設のような取り組みを進めていけると思っております。
それから、相談窓口をつくってはどうかということだったかと思うんですけれども、先ほども申し上げました、定期的に連携会議を開催しておりますので、常設の相談窓口のような対応はその中で可能と思われます。また、専門家等の紹介などにつきましては、今、市、県、JAが運営費を負担しております湖東地域農業センターが主催する研修で相応の専門家やコーディネーター、コンサルタントを招聘することは可能と思われます。そのほかでも、個別の集落が専門家の招聘を要望した場合では、滋賀県の地域農業戦略室での対応が可能であります。
しかしながら、本市としましては相談体制というよりは相談そのものが集落からなかなか具体的に上がってこない点にあるかと思われますので、集落と接点を持つ機会の中でそうした課題の聞き取りもしていきたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
356
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員。
357 ◯委員(夏川嘉一郎君) ありがとうございます。1点目の、県立大の連携、要するにリーダー育成教育の件ですけれども、県がやっていろいろ大学ではちょっと無理だと。例えば彦根市に県の教授を呼んで、気軽に彦根市の中で何人か、そういう希望者、地域農業活性化に熱心な人を教育するという形はできないだろうかと。要するに、県立大では専門家、そういう学科はないけれども、県立大の中には農業に熱心な教授もかなりいるはずだと思いますので、そういう人を呼んで、彦根市の中ででも、例えば公民館なら公民館でも一つ何回か育成はできないだろうか、できるはずだと思うんです。これはかなり可能性が高いと思うんですが、ちょっと余り難しく考えずにそういうのはできると思うんですけれども、これはもう一度よろしくお願いしたい。
もう1点です。委員会の常設、これは今話を聞くと、どうも大規模化という一つの路線の中での委員会と受け取ったのですけれども、大規模化というのはもう放っておいても国がそっちの方に力を入れていますので、わざわざ救済する、必要はあるんですけれども、私が言ったのとはちょっと方向が違うなと。要するに、今、大規模から漏れた大半の農家を救済するということが大事ですので、それ用の常設、例えば中山間農業をどうするとか、そういうことを研究する、それが非常に難しいんです。それを研究する委員会、こういうものが必要ではないかと思います。その辺で、これももう一度お願いします。
それから、3番目、活性化に関して何でも相談口の常設、これも気楽に、例えば市のどこか常設のところへ簡単に電話すれば、誰でも、1反つくっているような農家のじいさん、ばあさんでも簡単に相談するという気軽な窓口ができないだろうかと。専門的なそういうのを聞く人は別にちゃんと窓口は持っているので、一般の人が気軽に相談する、あるいは先ほど言いました1反百姓、あるいは畑をつくっているという人が気軽に、あるいは中山町がどうしたらいいのだろうと相談する、そういう窓口ができないかなと思うんですけれども、もう一度よろしくお願いします。
358
◯委員長(赤井康彦君) 農林水産課長。
359 ◯農林水産課長(福井圭輝君) 1点目の、大学の教授等を招いて彦根市の中で研修会をということだったかと思うのですけれども、大学の教授というより、JAがいろいろな研修会を企画はしてもらっておりますので、その中に参加してもらえるというのが私としては今あるものを使って活用してもらい、研修を受けてもらうというのが今の段階としてはベターかなと思います。
2番目の委員会の常設ということですけど、これは先ほど言いました連携会議の中では、別に大規模農家のことだけではなくて、農業をこれからやめていく、あそこの田んぼが空いてくる、そこを誰がどうするんだ、そういうことも話しています。結構JAの各地区の営農センターからも委員さんに入ってもらって細かい内容までのことを皆さんで検討してもらっておりますので、決して大規模な農家だけでなくて、中小の農家のことに対しても相談し、その中でできなくなった土地なんかを誰がどういうふうにしていくのがベストなのか、どう集積していくのがベストなのか等々を相談してその検討会で諮っておりますので、それもその中で十分諮れていると思っております。
また、相談窓口を一般の人が気軽に来てもらってということだったかと思うんですけれども、もちろん今、農林水産課の窓口の方に来てもらうこともたびたびありますし、今、県のOBの方で専門員様を私どもの方でも配置しておりまして、いろんな相談を全部乗ってもらっております。また、集落に専門の方に入ってもらって、集落のこれからの農業のあり方とかやり方等も検討してもらっておりますので、別に気軽に窓口に来てもらえればご相談にはいつでも乗れると思いますので、そのような方向でお願いしたいと思います。
360
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員。
361 ◯委員(夏川嘉一郎君) 1番目ですけれども、一応、そういう来てもらうことは可能ということで回答をいただきましたけれども、これはそういう形で教育をやるという、今までやっているから何となくそういうのができるというのではなくて、新しくこういうリーダー育成をやるのだということを一つの市の行動方針として明確にしていただいて、何かの皆さんに対する周知する方法を考えてもらいたいなと。
それから、2番目ですけれども、これは委員会の常設ということでいろいろ、これも一つのこういうことをやっているというのではなくて、彦根市の将来のために、あるいは集落のためにこういうものを設置しているのだということをはっきりと一般の市民に、こういう形のものがあるということをPRしてもらいたい。
それから3番目、これも専門家、コーディネーター、コンサルタント紹介ということも、こういう窓口を設定したと。実はJAには一節行って相談しているんです。何か村を助ける方法はないか。いや、難しいですね。責任者は誰だと言ったら、責任者は誰だろう、あの人とあの人だろうかと、まだこういう状態ですので、これもはっきりとこういうところの窓口で相談すればいろんな指導が受けられるという窓口もこういうのを設置したということをしっかりと決めてPRしてもらいたい。これはいかがでしょうか。これはできると思うのですが。
すみません、もう一度。やっているだけではなくて、こういうものを新たにやるんだということを。
362
◯委員長(赤井康彦君) 農林水産課長。
363 ◯農林水産課長(福井圭輝君) 1点目のリーダーをつくる方針というか、方向性というか、そういうことでしたか。
364
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員。
365 ◯委員(夏川嘉一郎君) そうです。彦根市の一つの方向としてそういうものをつくるのだと、増やすんだという。
366
◯委員長(赤井康彦君) 農林水産課長。
367 ◯農林水産課長(福井圭輝君) 先ほども答弁はさせてもらったと思うのですけれども、もちろんリーダーをつくるというか、リーダーになってくれるべき、当然、自治会なり地元の方がおられるというのが前提になるかと思うんですけれども、そういう意欲ある方に対してはもちろん私どもの方も積極的な支援をさせてもらいますし、研修等の案内ももちろん、今までもさせてもらっておりますし、これからもさせてもらおうと思っております。
それから、先ほども言いました委員会の常設のことの連携会議なのですけれども、これは一応、彦根市全体の方向性としてこういう委員会を常設して議論しておりますので、それを一般の方に周知するというものではないのかなと思っております。
それから、窓口がなかなかわからないというか、誰なのかという話だったかと思うのですけど、もし農協とかでわからないということか、私どもの課の誰に言ったらいいのかわからないということなのか、あれなんですけれども、農林水産課の方に来てもらえれば対応はさせてもらいますので、その中で対応できる市の職員なのか、JAがいいのか、その辺は相手の個々の条件がいろいろあると思いますので、相談しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
368
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員。
369 ◯委員(夏川嘉一郎君) 福井課長に迷惑をかける質問をするけれども、例えば3番目の農林水産課に来てもらえば相談しますという話だけれども、私だったら農林水産課にすぐ行くけれども、一般の人がなかなか行きにくいと。そういうものの相談窓口を設定という形でしっかりと設定してもらえれば、何でも相談室があるといって安心して行かれるので、そういうものは必要ではないかなと思います。
それから、リーダー教育にこだわるようだけれども、彦根市の一つの政策として、活性化をするための政策と、新たにアクションを起こした一つの政策としてしっかりとそういうリーダー教育をやりますということで広く募集すれば、また人もたくさん集まると思いますし、今までやっているからどうではなくて、これからそういうことをやるんだと、リーダーを増やしていくんだと、衰退した農業のためにアクションプランの一つとしてやるんだということをはっきりと位置づけてやるべきではないかと思うのですが、これはちょっとこだわるようだけど、どうでしょうか。今やっているからどうのこうのという回答がありましたけれども、しっかりと新しいプランとしてやるんだということを。
370
◯委員長(赤井康彦君) 農林水産課長。
371 ◯農林水産課長(福井圭輝君) 今やっているからという話ではなくて、今もやっていますし、これからももちろんリーダーは大事だと思いますので、引き続きもちろんやっていく所存でございます。
それから、窓口がどこかというのがもっとわかりやすくということですが、農業組合長とかも窓口の方にはしょっちゅう来てもらえることもありますし、もちろん言ってもらえれば私の方の課で対応になると思いますので、その辺はそういうところで聞いてもらうというのも一つの手かなと思うのですが、基本的に農林水産課の方にまず相談に来てもらうというのが一番かなと思います。
以上です。
372
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員。
373 ◯委員(夏川嘉一郎君) ありがとうございます。いろいろ言いましたけれども、要は、弱っている農家を何とかしなければならないと思って今質問したのです。彦根市もよそに差別化する一つの政策を持つべきではないかと。よそもいろいろ苦労していろいろなことをやっているので、国の施策に逆方向に走るということはできないけれども、裁量権の中でできるだけしっかりとやるということをやってほしい。これにはみんなが参加できる、あるいはリーダーを増やすというのも一つの方法だし、何か考えて、こういう政策をアクションプランでやるということをしっかりとメリハリをつけてやってほしい、これは一つの希望として言っておきます。
もう一つ質問があったので、よろしいか。これはまちの中のまちづくりなのですけれども、前のときもこの
市民産業建設常任委員会でいろいろまちづくりで提案もさせてもらったんだけれども、なかなかまちづくり会社とかいろいろな仕組みはあるけれども、非常に難しいし、商工会議所に聞いてもなかなか難しいですねと、こう言うんだけれども、商工会議所と市と重なる部分もあるけれども、市の行政としてまちづくりに真剣に取り組んでいるのかなという部分があるんですけれども、これ、前のいろいろまちづくりの提案とかまちづくり会社の提案とかいろいろしましたし、その後、彦根市のシャッター通りのあの辺の解消は何か施策があるのだろうか、取り組んでおられるのか、その現状をまずお聞きしたいなと思います。
374
◯委員長(赤井康彦君) 所管外になりそうなところもありますけれども、この所管の中でのまちづくりに対しての質問を具体的にしていただくと答弁もしやすいと思います。
夏川委員。
375 ◯委員(夏川嘉一郎君) ちょっと砕いて、例えばまちづくり会社という提案もさせていただいたのだけれども、よろしいか、ちょっと話が大きくなるけれども。それから何も動きが見えないな、何かをやっているのか、どこまでやったか、できればお聞きしたいなと思います。
376
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
377 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) まちづくり会社につきましては、現在、銀座の方で防災街区の関係で地権者とかの話し合いもして、銀座も含めての話にはなるのですけど、旧の法律、中心市街地活性化法から新制度に移行された中で、いろいろと条件がかなり付加されているところもございますし、まず住民というんですか、そういう方々の機運がまず第一なところもございますので、銀座を中心として地権者の意向も聞きながら、そこを皮切りというのではないんですけど、そこを取り巻くエリアのもとにいろいろと中心市街地のエリアを中心としてどのようにまちを進めていくのかということを議論していく必要がございます。行政はそこの構成メンバーの一員というところではございますけど、あくまでも商店街とか地元の方のご意見の集結とかが最も大切なところでございますので、そういった部分も考慮しながら、今後、前向きにいろいろと議論を進めてまいりたいなと考えております。
378
◯委員長(赤井康彦君) 夏川委員。
379 ◯委員(夏川嘉一郎君) 先に農業集落の話で出ました、最近のいろいろ出ているコーディネーターとかサポートとか、コーディネーターとかサポートに調整とかいろいろもう一つ奥に入り込んだ一つの仕掛け人みたいな感じですけれども、そういうまちなか活性化のコーディネートセンターとか、まちなかは非常に難しい問題を、いろんな分野から考えて、あるいは専門家も入れて活性化委員会、そういう組織をつくる必要があると思うんですが、そういうのはいかがでしょうか。全然つくっていない、現在の状況と今後のそういう思いについてちょっとお聞きしたいと思います。
380
◯委員長(赤井康彦君) 地域経済振興課長。
381 ◯地域経済振興課長(林 一郎君) 地元地権者が主体となって、そこにまちづくりに取り組む組織をつくるためにコーディネーター等もお入りいただいた中でまちづくり協議会の設立に向けて今後協議を進めてまいりたいと考えています。
382
◯委員長(赤井康彦君) そのほかにありませんか。
安澤委員。
383 ◯委員(安澤 勝君) 一つ教えていただきたい。1点だけ。
彦根観光協会との関係ということで、彦根市の方から職員を派遣される、出向されるとかという話も聞いたような覚えがあるのですけれども、その一連の業務とか目的とか、その辺、ちょっと詳細を教えていただけますでしょうか。
384
◯委員長(赤井康彦君) 副市長。
385 ◯副市長(山田静男君) 観光協会のお話でございますけれども、今定例会に条例で観光協会に職員を派遣するということで、今、議案で上がっています。明日、総務常任委員会で上程させていただきますけれども、観光協会は現在、事務局長が12月いっぱいでおやめになられたということでございます。そういうことから、仕事は事務局長ということで、主に経理等の担当をお願いするということで現在言われております。4月以降になりますけど、4月以降に彦根市から職員を派遣するということで考えております。
よろしくお願いします。
386
◯委員長(赤井康彦君) 安澤委員。
387 ◯委員(安澤 勝君) 余り深追いすると所管外になってくるので、余り深追いはせずに、実際、観光業務の部分の方をお伺いしたいと思いますけれども、総おどりについても、あるいは花火についても、いわゆる実行委員会とか、総おどりの場合は実行委員会ではないですけれども、所管をしていただいて、今回、こういった予算のカットという部分が顕著に出てきているんですけれども、当市と協会との関係性、ちゃんと円滑にいっているのか。そんな中で次、職員を派遣されるということなのですが、現状、観光協会と市との関係がどういう状況にあるのか。やっぱりなかなか観光協会の中の話を聞いていると、どうもしっくりいっていないような雰囲気を聞いて、私の感想ですけど、そういうふうにも思えないこともないんですが、その辺、協会との関係性とかどういう感じに今なっているのかなというのをちょっとお聞かせいただければと思います。
388
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
389 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) 今質問いただきました観光協会との関係ですけれども、本会議でもお答えしましたとおり、確かに彦根市から補助金ですとか委託しているとか、実行委員会でされている部分というのはかなり大きなウェートを占めておりまして、観光協会が自主的に動ける部分というのはなかなか少ないということになっています。
それで、今、観光の役割だとか文化財の活用をどうしたらいいとか、観光協会でよく出るときがありますので、4月になりましてから一月か二月に1回程度の割合で観光協会の会長、副会長、理事の方と事務局と、あと市の観光企画課、産業部、それとあと文化財部の方も一緒に入っていただいて、意見交換をさせていただく場を平成30年度から定期的に設けているところでございます。その中でいろいろな出たような意見だとかで、今、意見交換をしてきたという状況でございます。
390
◯委員長(赤井康彦君) 安澤委員。
391 ◯委員(安澤 勝君) では、そういった意見交換の場で、今回、予算を見送られたおどりであるとか、あるいは花火等の一連のお話もあったのかなと推測するわけなんですけれども、観光協会、職員も少ない中で本市の委託業務をされていて、結構手いっぱいということで自らの観光協会としての業務の方も委託の部分も含めて見直しをされているような状況かなと思うんですけれども、要は市として協会の方に何かそういう部分でこうしてほしいとか、何かそういうことを依頼されているということはあるんでしょうか。
392
◯委員長(赤井康彦君) 観光企画課長。
393 ◯観光企画課長(牛澤 淳君) もちろん対等の立場ですので、何かをしてくださいというわけではないですけれども、意見交換ですとかの中で、協会は本来の誘客宣伝に力を注ぎたいということも言っていただいていましたので、そのようなことについてはこちらも理解をさせていただいているという状況です。
394
◯委員長(赤井康彦君) 安澤委員。
395 ◯委員(安澤 勝君) いずれにしても本市直営でする事業にせよ、委託する事業にせよ、やはり観光客にできる限り来ていただいて、またインバウンドでの取り込みもやっぱりこれから重要になってきますし、そういう部分で円滑な観光行政に今後も努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
これは意見だけで、もう結構です。
396
◯委員長(赤井康彦君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
397
◯委員長(赤井康彦君) 暫時休憩いたします。
午後2時37分休憩
午後2時54分再開
398
◯委員長(赤井康彦君) 休憩前に引き続き、委員会を開きます。
所管事務調査といたしまして、農業の担い手育成の件を議題といたします。
協議会の議論を踏まえまして、政策提言を行うということでさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
399
◯委員長(赤井康彦君) では、政策提言を行うということで委員会で決定したということで、文言については先ほど申し上げましたとおりでございます。
これにて本委員会の審査および調査を終了いたします。
なお、本件に係る委員長報告書等の案文につきましては委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
400
◯委員長(赤井康彦君) ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。
以上で
市民産業建設常任委員会を閉じます。
お疲れさまでした。
午後2時55分散会
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