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平成31年 福祉病院教育常任委員会 本文 開催日: 2019-03-13

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  1. 彦根市議会 2019-03-13
    平成31年 福祉病院教育常任委員会 本文 開催日: 2019-03-13


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時28分開議 ◯委員長長崎任男君)   定刻より少し早いんですが、皆さんおそろいですので、ただいまから福祉病院教育常任委員会を開きます。  今期定例会において本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております委員会審査事項のとおりですので、審査をお願いいたします。  最初に、議案第21号彦根市城山観覧料徴収条例等の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  文化財課長。 2 ◯文化財課長松宮智之君)〔議案第21号について提案説明〕 3 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第21号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  北川委員。 4 ◯委員(北川元気君)   おはようございます。  この議案第21号の所管が変わる、教育委員会から市長マターになるということですけれども、メリットデメリットみたいな形でもいいですので、それによって生ずる影響をどのように考えておられるか、お聞かせください。 5 ◯委員長長崎任男君)   文化財課長。 6 ◯文化財課長松宮智之君)   今回の条例改正につきましては、所管を変えるものでございまして、本来文化財課で行っている業務については、文化財の保存と活用をバランスよく進めていくということには変わりはございませんので、メリットデメリットといったものはないかと考えております。 7 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 8 ◯委員(北川元気君)   では、所管を変えることにおいての課題とかはあるんでしょうか。 9 ◯委員長長崎任男君)   文化財課長。 10 ◯文化財課長松宮智之君)   今のご質疑にもお答えしましたとおり、メリットデメリットもございませんし、特段課題といったものもございません。 11 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 12 ◯委員(北川元気君)   では、市民側に立って考えた場合に、何も変わらないという理解でいいんですか。
    13 ◯委員長長崎任男君)   文化財課長。 14 ◯文化財課長松宮智之君)   業務が変わるわけではございませんので、市民の皆さんに特段ご迷惑をおかけするような形ではないかと考えております。 15 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第21号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 17 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第22号彦根市立保育所設置条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  幼児課長。 18 ◯幼児課長北村慎弥君)〔議案第22号について提案説明〕 19 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第22号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  山田委員。 20 ◯委員(山田多津子さん)   では、お聞きをします。今の説明では、新制度が導入されて徴収できることになっていると説明があったかと思うんですが、導入されて2年ぐらいたっています。これまで徴収はされてこなかったということの理由を教えていただきたいのと、これから保育料の無償化が導入されますけれども、無償化が導入された後の取り扱いはどうなっていくのかということ、この2点をお聞かせいただきたいと思います。 21 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 22 ◯幼児課長北村慎弥君)   これまで徴収してこなかった理由としましては、従来、平成27年度以前は無償で対応しておりましたので、子育て支援という観点から無償ということで続けておりました。しかしながら、市内の民間保育所におきましても有料化ということで徴収をされている動きもありますほか、県内の他市におかれましても、もう有料化という動きがありましたので、今回、受益者負担ということで有償の方で考えているものでございます。  次に、無償化後の対応につきましては、こちらの方の経費については無償化の対象外となっておりますので、10月に無償化になったとしましても、この費用については負担いただくことになります。 23 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 24 ◯委員(山田多津子さん)   受益者負担という観点からと今おっしゃっていただいたんですが、これまでは子育て支援の観点で取ってこなかったということだと思うんです。1園にどれぐらいの方の対象があるのか、それから、どれぐらいの収入を見込んでおられるのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。 25 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 26 ◯幼児課長北村慎弥君)   平田こども園を含めまして公立の4園の平成29年度の利用者の実績ですが、延べ人数で4,928人ということになりまして、開所は大体240日間やっておりますので、これを1園当たりに平均しますと、1日当たり5人ほどが利用されているということになります。  収入見込みにつきましては、今申し上げました1日平均5人利用があるということで、年間240日実施し、お一人200円ご負担いただいて、4園では96万円という形で計算をしております。 27 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 28 ◯委員(山田多津子さん)   1日平均で計算をされたので、単純にこのまま96万円が歳入に入ってくるという考えでよろしいんですか。 29 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 30 ◯幼児課長北村慎弥君)   はい、歳入ということで96万円を見込んでおります。 31 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 32 ◯委員(馬場和子さん)   ちょっと確認させていただきたいんですけれども、今、山田委員からもありましたけれども、収入として96万円ということは、延長保育をしていただくということは、職員も対応していただくということで、またお金の方の支出という部分も観点としてはあるかなと思いますので、もう残業ではなくて普通の保育の職務の中で延長という考えなのか、ちょっと教えていただきたいのがまず1点目です。 33 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 34 ◯幼児課長北村慎弥君)   延長保育の職員体制としましては、原則として延長保育対応臨時保育士を2人雇用しておりますので、基本的に職員の超勤対応ということは考えておりません。どうしても体制によってはそういったこともありますが、基本的には考えておりません。 35 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 36 ◯委員(馬場和子さん)   臨時の職員2人で対応していただくということは、臨時職員の費用が発生するということで理解してよろしいんですか。 37 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 38 ◯幼児課長北村慎弥君)   今回の件につきましては、もう従前から延長保育というものには対応しておりました。そこについて新たに費用負担を求めることになりますので、今回の条例改正によりまして新たに市としての支出負担が増えるものではありませんので、よろしくお願します。 39 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 40 ◯委員(馬場和子さん)   今のものも延長になるかもわからないんですけれども、保育の標準時間が7時30分から18時30分の11時間ということは、午後6時半から7時までの30分に関しては延長なので、例えば、これだけ利用がある中で、早出というか、早くにということの検討はなかったんですか。例えば、7時半よりも前に預かってほしいとか、そういう要望もあるだろうとは思うんですけれども、その辺の検討はなされたのかどうか、ちょっと確認させてください。 41 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 42 ◯幼児課長北村慎弥君)   公立保育園認定こども園の開園時間につきましては、どの園も午前7時30分からということで開園しております。そういった意味では、7時半以前のご利用ということは想定をしておりませんので、今回、条例の方に掲載を考えた形になっておりません。 43 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 44 ◯委員(馬場和子さん)   わかりました。よろしいです。結構です。 45 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 46 ◯委員(北川元気君)   この200円ないし延長保育料の徴収の方法とか、徴収にかかるコストはどのように考えておられるのか、お聞かせください。 47 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 48 ◯幼児課長北村慎弥君)   徴収の方法でございますが、当月利用された実績に基づきまして、翌月に園の方から保護者さんに請求をさせていただきたいと考えております。  コストにつきましては、園の方で請求の計算をする手間は増えることにはなりますが、現在やっている事務の中で対応できると考えております。 49 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 50 ◯委員(北川元気君)   有料化にすることで、延長保育を今までやっておられた方の需要というのは増えるのか、あるいは減るのか、お金がかかるんだったら延長保育をやめておこうかと考えておられるのか、その辺はいかがでしょう。 51 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 52 ◯幼児課長北村慎弥君)   過去に民間園で既に有料化をされているところはございますので、そちらの方の話を聞いておりますと、有料化によって利用者は減っているとは聞いております。一方で、費用負担していただくことで、その間しっかりと見させていただくということも考えておりますので、実績値としては減るのではないかとは思っておりますが、これはあくまでまだ予測の段階ですので、よろしくお願いします。 53 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 54 ◯委員(北川元気君)   そもそものお考えをお聞かせいただきたいんですが、有料化にすることで保育需要が減るかもしれないということですけれども、延長保育については、彦根市としては減らしていきたいという考えなのか。この条例の説明をしていただいたときに、そもそも別にやらなくてもいいわけですよね。有料化にしなければいけないわけではなくて、他市とか、あるいは民間ではやっておられて、今まで彦根市は子育て支援の観点からやっていなかったけれども、この際、やることにしましたということですよね。つまり、有料化にしなくてもいいといえばいいわけですよね。その辺はいかがお考えなんでしょう。 55 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 56 ◯幼児課長北村慎弥君)   考え方としまして、まず一つは受益者負担ということを導入させていただきました。あと、確かに民間等の関係で利用者が減っているということも聞きますと、保育士の負担軽減にもつながるとは考えておりますが、やはりメインとしましては、受益者負担というところを考えて今回改正をお願いするものでございます。 57 ◯委員長長崎任男君)   奥野委員。 58 ◯委員(奥野嘉己君)   細かいことなんですけれども、延長保育料の(日額)は、1回の(回)かなと思って見ていたんですけれども、どうでしょうか。 59 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 60 ◯幼児課長北村慎弥君)   延長保育料(日額)と書かせていただきましたのは、回数というと、1回、2回というか、例えば、変な話ですけれども、1回来られて、帰られた後にもう1回来られるとか、ちょっとわからないですが、あくまでその日1日ということで設定をさせてもらったものですので、ここにつきましては、その日の利用ということでの日額ということで考えております。 61 ◯委員長長崎任男君)   奥野委員。 62 ◯委員(奥野嘉己君)   わかりました。先ほどの馬場委員の早出をちょっとイメージしていたんです。それで2回になる可能性もあるなと思ったので。すいませんでした。 63 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第22号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 65 ◯委員(山田多津子さん)   では、私はこの議案に対して反対の討論をしたいと思います。  まず、受益者負担とおっしゃられたんですが、これまで公立保育園として子育て支援の観点で無料でやってこられたというところ、民間では実施されていたようですけれども、やっぱり公立保育園の立場にしっかりと立っていただきたいということ。それから、他市では利用減になっていて、保育者の負担が減る可能性もあると。私は、これは全く逆の立場で物を言っておられるのではないかなと言わざるを得ないということ。それから、徴収がわずか96万円。今、本当に厳しい財政状況だと言われている中で、やっぱり少しでも収入を得ようとされていると言わざるを得ないなと思いますし、さっきも言いましたけれども、これまで無料でやってこられたものを、今、なぜこの時期に徴収の条例を出してこられたのかという点では、先ほど言ったような、今の彦根市の財政状況からも、もうここで少しでも受益者負担をしてもらおうという、そういう立場に立っておられるという点では、私はやっぱり認めるわけにいかないと。これぐらいの支援は、本来、公立として支援すべきだという観点からも反対といたします。 66 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 67 ◯委員(北川元気君)   議案第22号について反対の立場から討論いたします。  今、もう山田委員がほとんどおっしゃいましたけれども、私も同感でして、子育て支援の観点からこれまでは延長保育料を取っていなかったのにもかかわらず、民間や他市と比較をし、受益者負担の観点から今回取ることにしますという条例改正。質疑でもお聞きしましたけれども、延長保育の需要というものが、有料化にすることによってコストがかかるということは、やっぱり保護者さんの負担にもなりますし、もっと言えば、この徴収の方法、コストについても今ご答弁いただきましたけれども、やっぱり保育士さんは本当に忙しい中で、その徴収にかかるコスト、時間も労力もお金もかかります。そういったことを考えると、延長保育料を今ここでやりますかと。この10月から保育の無償化、幼児教育の無償化を国を挙げてやろうと言っているときに、こんなことをやるということは、保護者さんにも保育士さんにも負担がかかるという観点からも反対したいと思います。 68 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第24号彦根市地域包括支援センターの人員および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  医療福祉推進課長。 70 ◯医療福祉推進課長(谷村雅史君)〔議案第24号について提案説明〕 71 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第24号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  山田委員。 72 ◯委員(山田多津子さん)   ちょっとお聞かせをいただきたいと思いますが、今、6カ所の地域包括支援センターがあります。今おっしゃっていただいた主任介護支援専門員研修を修了した者という方が今何人配置されているのか。で、今後は、いわゆるケアマネさん、介護支援員さんでないとだめということになっているのかなと思うんですが、現在従事していただいている方の対応も含めてですけれども、その対応が今後どのようになっていくのか、教えていただきたいと思います。 73 ◯委員長長崎任男君)   医療福祉推進課長。 74 ◯医療福祉推進課長(谷村雅史君)   今、地域包括支援センターについては市内に6カ所あり、介護保険法施行規則第140条の66の規定では、第1号被保険者数が3,000人以上6,000人未満の場合、地域包括支援センターには保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の3職種を配置するということになっております。今6施設ある地域包括支援センターには、それぞれ各1名ずつ主任介護支援専門員は置いていることになっております。中には1名以上置かれている施設もありますけれども、この規定に基づいて配置しているところでございます。  今回、この条例を改正することによって、今までと違ったことになるかというと、そういうことではなくて、さきにも話をさせていただきましたが、この資格を更新することによって、知識の向上、技術の向上、今後増えていく相談活動等、いろいろと介護支援専門員に対する業務は増えていくことになりますので、そのための更新制度と理解しております。  以上でございます。 75 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第24号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第25号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  健康推進課長。 78 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)〔議案第25号について提案説明〕 79 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第25号に対する質疑を行います。
     質疑はありませんか。  馬場委員。 80 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。本会議の中でも議論があったりしたこともあって、確かに高齢化して、先生も大変だなというのと、災害のときには執務もかなわないということもあり、十分理解します。  その上で、9条の2項ですけれども、これは市長が特に必要と認めるときということで、例外規定というか、そういう意味合いだと思うんですけれども、これはどんな想定があるのかなとちょっと思ったりもするんですけれども、わかる範囲でお答えいただければなと思います。 81 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 82 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   まず、1点目は、ことしのゴールデンウイークは10連休なんですけれども、本会議でも説明させていただきましたが、4月の30日と5月1日、2日に関しましては、改元に伴って新たに追加された休日でして、その3日間につきまして、他の診療所の診療状況等を調査させていただいて、病院が3病院、彦根市立病院、それから友仁山崎病院、豊郷病院、そしてあと、そのほかにも11診療所がいずれかの日に開設をされるということを受けまして、この日については休日急病診療所を休診するというのが1点目です。  もう一つにつきましては、今年度もありましたけれども、台風が来たときに、非常に早くから警報が出ておりましたけれども、その日は1日予定どおりさせていただいたんですが、もうJRがとまってしまっていて、遠くから来ていらっしゃる方につきましても、とても不安な中で勤務をしていただいたという状況がありました。ただ、台風が近づいてきた夕方については受診者がほとんどゼロという状況の中で、ずっと医師も薬剤師も看護師さんも待機をしていただいたということがありますので、状況を見て短縮をするということを考えていかないといけないということで、条例の改正の提案をさせていただきました。 83 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 84 ◯委員(馬場和子さん)   具体的に示していただきましてありがとうございます。例えば、休日急病の診療所というくくりであったら、例えば疫病、感染症とか、そういうのが爆発的に発生したりとかいうことも想定の中にもあるのかなと思います。そういうときはやっぱり開設も必要な場合もありますので、この辺のお考えはどうですか。 85 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 86 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   開設日以外の新たな開設ということは考えてはおりませんが、休日に関して、インフルエンザ等が流行したときにつきましては、今の開設の中で対応させていただいているところです。実際、受診者が多い場合には、時間延長をして対応するということはさせていただいております。 87 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 88 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。開設に際しては、いろいろご苦労をいただいているということも十分承知の上でお尋ねしていますので、ある意味、市民にとって安心の担保という意味もありますのでお聞きさせていただきました。理解いたしました。ありがとうございます。 89 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。  山田委員。 90 ◯委員(山田多津子さん)   今、もう馬場委員が詳しくお聞きされたので、1点だけ。先ほど、連休の間の休診する内容というのは、3病院、11診療が開院されるということの確認をされたので、その日の休診をされるということだとお聞きしたんですけれども、これはもう確定したもので、きっちりと確認されたものだと思うんですけれども、市民は、当然、これまでは休日急病診療所へ行けば対応してもらえると皆さん思っておられると思うんです。その辺の市民への周知というんですかね。この辺は変更になりましたよと。例えば、3病院ですから市外の病院も出てくるかと思うんです。その辺はどうなるのかを確認させていただきたいと思います。 91 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 92 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   ありがとうございます。周知についてお答えさせていただきます。  「広報ひこね」4月1日号に合わせてチラシを全戸配布する予定をしております。また、あわせて市ホームページにも掲載して、しっかりと周知を図っていきたいと考えております。 93 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 94 ◯委員(山田多津子さん)   ありがとうございます。市民が突発的な病気というか、高熱が出たりしたときに、本当にどこへ行ったらいいんだろうと迷わないための担保として、そのような対応をしていただけるということですので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 95 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 96 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第25号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 97 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第30号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 98 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)〔議案第30号から議案第40号について提案説明〕 99 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 100 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)〔議案第30号について提案説明〕 101 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第30号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  北川委員。 102 ◯委員(北川元気君)   今回の手数料の改定は、それこそどこかを参考にされたのか。他市とかそういうところでやっておられる手法、いろんな手法があると思うんですけれども、どこを参考にされたのか、まずお聞かせください。 103 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 104 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   今回の改定につきましては、本市の現行の健康診査手数料から、市で先ほど説明があった基準をもとに算出をして決定しました。 105 ◯委員長長崎任男君)   企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 106 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)   今回の使用料、手数料の改定につきましては、県内他市の状況等を参考にしながら料金改定について検討したところでございます。市民負担の軽減を図る意味の1.3倍というのも、県内他市の状況が1.5倍というのがございましたので、それに基づいた形で基準を設けたところでございます。 107 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 108 ◯委員(北川元気君)   県内他市は1.5倍なのに、彦根は1.3倍にしたと今おっしゃいましたか。    (「はい」と呼ぶ者あり) 109 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 110 ◯委員(北川元気君)   この参考資料の方で今ご説明いただいた中身を読んでいると、理解できないわけではないんです。寄り添っていただいている部分も確かにあるなとは思いつつも、やはり市民や消費者の方からすれば料金は間違いなく上がるわけで、経済状況も悪くてデフレ下の中で、消費税まで上がり、さらには市民側から見たら確実に料金が上がってしまうわけですよ。つまり、生活に直結するような負担というものが確実にかかってくるというのは間違いないことだと思うので、僕は、県内他市が1.5倍のところを1.3倍にしていようがいまいが、やはり全体的に負担はかかると思うんですね。わかりやすいところで、集団健康診査のところでも1,000円が1,300円になりますと。こういった値上げによる影響というのはどう考えておられますか。 111 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 112 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   健康診査は、会社などで健康診査を受ける機会がない19歳から39歳の方を対象としております。会社の健診および扶養者の健診を受けておられる方も多く、はっきりとした対象がつかめないため受診率を出すことはできませんが、平成29年度は758人、平成30年度は699人の受診となっております。  受診率に影響があるかどうかということについて考えますと、受診率の向上というよりは、むしろ受診機会のない方への健診機会の提供を目的とした事業であります。そのため、この方々の中で市民税非課税の方および生活保護世帯の方につきましては全額公費負担としておりまして、699人中39人、5.6%が全額公費負担で受診をされております。そのほかの方については、確かに影響はあることとは考えております。 113 ◯委員長長崎任男君)   企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 114 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)   委員のおっしゃるとおり、市民生活に影響が出るのは間違いないとは思いますけれども、前回の料金改定といいますのが、平成18年の4月にしかしておりませんので、もうおおよそ10年以上経過をしております。その中で、説明資料にも挙げましたとおり、全ての利用が100%である利用率を換算しない中での料金の見直し、それも上限を設けての見直しという形で、できるだけ運営が恒常的にしていけるような形で適正な料金設定というのは求めていく必要があると考えておりますので、ご理解をいただきたいと思っております。 115 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 116 ◯委員(山田多津子さん)   今、北川委員の方からも質疑があったんですが、まず、私は、基本的なところで、この条例に関してお尋ねをしたいと思うんですが、私の持っている資料では、消費税法第60条第6項では、いわゆる消費税額の合計は課税標準額に対する消費税額と同等とみなすとされていて、上納しなくてもいいという内容になっているんですが、先ほど非課税のところも出てきたんですけれども、もともと上納をしなければならないものであるのかどうかということを1点確認させていただきたいのと、今、消費税の増税がいろいろ国会の中でも大きく議論になっているんですが、これが増税されなかったら、この条例そのものはもう中止になるんですか。その辺をお聞かせいただきたいと思います。 117 ◯委員長長崎任男君)   企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 118 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)   地方自治体については、消費税を最終的に納付するような形にはならないことになります。ただ、支払いの方がございますので、そちらを業者にお支払い等しますので、消費税は、当然10%上がれば10%の分のお支払いをしているという形になります。その運営経費を賄うための費用というのは、やはり消費税を10%に上げた形でないと賄えないと思います。  それから、増税をしない場合は、本会議で部長がお答えされたか、ちょっと忘れましたけれども、こちらの方はまた廃止か延長かという形で、増税はしない形になります。 119 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 120 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   健康診査につきましては、当初、健診委託料の3割程度のご負担をいただくということで現行の料金を考えておりました。しかし、年々健診委託料が上がっていく中で、現在は大きく乖離しているというところを踏まえてコストを見直すということで改定をしております。 121 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 122 ◯委員(山田多津子さん)   では、考え方として、先ほど業者への支払いの分がどうしても10%の課税になってくるから仕方がないんだということと、今、健康推進課の方からも、委託料が年々上がってきているので、先ほどの説明であったように、受益者負担という考えで今回の値上げになったという、そういう考え方でよろしいでしょうか。 123 ◯委員長長崎任男君)   企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 124 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)   そのとおりでございます。 125 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 126 ◯委員(山田多津子さん)   では、冒頭申し上げましたように、消費税法第60条第6項に書かれているように、地方団体は消費者の上納はしないという、その考えは基本的にあるということでよろしいですか。 127 ◯委員長長崎任男君)   企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 128 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)   現在、消費税法のその条項を私が確認していないので、その条項に基づくものとは言えませんけれども、上納しないということは間違いないと思います。 129 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 130 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第30号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 131 ◯委員(山田多津子さん)   私は、この議案に対して反対をいたします。  もともと消費税は社会保障を充実させるために導入されたんですけれども、今の状況では社会保障の充実に全然お金が回っていないということが現実的にあることと、今も受益者負担ということがあったんですが、そもそも消費税法の60条では、地方団体は上納しなくてもいいという、そういう条項もしっかりと書かれているという点。それから、先ほど北川委員の質疑にもありましたけれども、結局、市民への負担を強いるという内容になっている点。今、本当に市民の暮らしが大変な状況であるということと、今回の予算の提案で、市民サービスがどんどん削られている、そういう状況のもとで、なおさら市民に負担を強いる、こんな議案には反対せざるを得ないということを申し上げておきたいと思います。  以上です。 132 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。  北川委員。 133 ◯委員(北川元気君)   議案第30号に対して反対の討論を行います。  デフレの状況において増税するなんていうのは論外中の論外だと思いますし、社会保障の観点から増税をすると言っておきながら、市民に実際にこうやって負担がかかるということはやってはならないことだと思います。実際にいろんな配慮をしていただいたこともわかります。受益者負担という考え方もわからないわけではありません。他市と比較して1.5倍を1.3倍に考えていただいたという配慮もわからないこともないんですが、やはり市民の立場に立てば、負担というものが強いられるということもありますし、確実に影響が出るというご答弁もありましたので、これには賛成できないということで反対します。  以上です。 134 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 135 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了いたします。  次に、議案第31号彦根市子どもセンターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  子ども・若者課長。 136 ◯子ども・若者課長(多湖敏晴君)〔議案第31号について提案説明〕 137 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第31号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 138 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第31号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 139 ◯委員(山田多津子さん)   この議案に対しても、先ほどの議案と同様の理由で反対をいたします。  以上です。 140 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)
    141 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第32号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  生涯学習課長。 142 ◯生涯学習課長(都築養子さん)〔議案第32号について提案説明〕 143 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第32号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 144 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。説明の中にもありましたけれども、社会教育活動、社会福祉活動、あるいは現在使われているサークル活動の方が利用される場合には無料でということで、一定安堵はしているんですけれども、業務コストの反映というところが非常に大きいというので、上げ幅がかなり大きいなということは思っております。地域住民に身近な施設という役割もある中でございますが、この改定に関しては、やっぱり周知をかなり徹底していただかないといけないという部分もありますし、関係される方も多数ありますので、そういう面では、今ほど、いつまでに申し込んだらどうとか、そういうことのちょっと煩雑な説明だったように思いますので、一遍それを整理して説明していただいた上で、周知の方法についてどんなふうにお考えか、お教えいただきたいなと思います。 145 ◯委員長長崎任男君)   生涯学習課長。 146 ◯生涯学習課長(都築養子さん)   実際には公民館の窓口で各団体さんが使用の予約をされますので、当然、この改正をお認めいただいたときには、要は、10月1日から申請をされた部分については料金は変わるけれども、それまでに申請をいただいた分については、例えば、使用する日が実際には10月30日であっても9月30日までに申請をしたら変わらないよというわかりやすい説明の方を公民館の窓口の方でも徹底していただくように、各館長、主事にはお願いをしてまいりたいと考えております。 147 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 148 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。今答弁いただきました内容でしっかりと周知徹底していただいて、混乱の生じないようにお願いしたいと思います。  以上です。 149 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第32号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  北川委員。 151 ◯委員(北川元気君)   議案第32号に反対で討論をいたしますが、議案第30号と同じ利用で反対です。  以上です。 152 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。  山田委員。 153 ◯委員(山田多津子さん)   この議案に対しては、先ほどと同様の内容なんですけれども、さっきもありましたけれども、社会活動をされるための施設であるということと、地域の拠点となる施設なのに、私は、こういうものに対しても消費税を転嫁していかれるということ自体、やっぱり市のそもそもの考え方が非常に貧しいと言わざるを得ないということだけ申し上げておきたいと思います。  以上です。 154 ◯委員長長崎任男君)   反対の討論でよろしいですね。 155 ◯委員(山田多津子さん)   反対です。 156 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 157 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第33号彦根市民会館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  文化振興室長。 158 ◯文化振興室長(久保田雄介君)〔議案第33号について提案説明〕 159 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第33号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 160 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第33号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 161 ◯委員(山田多津子さん)   これも、先ほどの議案第30号の考えと一緒ですし、議案第32号でも申し上げたような考え方で反対といたします。 162 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第34号彦根市高宮地域文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  文化振興室長。 164 ◯文化振興室長(久保田雄介君)〔議案第34号について提案説明〕 165 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第34号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 166 ◯委員(馬場和子さん)   ご説明ありがとうございます。今説明いただいた中で、これは値上げ幅が22%ということで、かなり大幅な値上げなんですけれども、コミュニティ活動で利用されるときは減免措置でということをおっしゃっていただいたんですけれども、このコミュニティ活動というくくりの中に、例えば、先ほどの議案第32号にあったようなサークルとか、そういうのもコミュニティに含むのか、例えば青少協が使いますとか、そういう社会教育活動とか社会福祉活動とかというのもコミュニティ活動に含まれるのか、それによって各団体の負担の内容が変わってきますので、その辺、コミュニティ活動の場合は減免というところの内容をもう少し教えていただければなと思います。 167 ◯委員長長崎任男君)   文化振興室長。 168 ◯文化振興室長(久保田雄介君)   今ご質疑いただきました高宮地域文化センターの地域コミュニティ活動でございますが、委員おっしゃいました地域のサークルですとか、公民館的に使っておられる地域の方がかなり多いんですが、そういった地域の方々のご利用は100%減免ということでさせていただいております。過去3年の実績で申し上げますと、年間平均利用件数1,010件のうち、この規定により100%減免、地域コミュニティ活動に該当する利用件数は952件で、率にしますと94%ということで、ほとんどがそういったご利用の形態であるということでございます。 169 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 170 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。コミュニティ活動という中に今おっしゃっていただいたような公民館として利用されているということも含むということなので、理解をいたしました。これも先ほどと同じように窓口での周知徹底の方をよろしくお願いしたいなと思います。これは要望です。 171 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 172 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第34号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 173 ◯委員(山田多津子さん)   これも、これまでの議案と同様の理由で反対といたします。 174 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 175 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第35号ひこね市文化プラザの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  文化振興室長。 176 ◯文化振興室長(久保田雄介君)〔議案第35号について提案説明〕 177 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第35号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 178 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第35号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 179 ◯委員(山田多津子さん)   これも、これまでの議案と同様の理由で反対といたします。  以上です。 180 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 181 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  暫時休憩します。                                 午前11時02分休憩                                 午前11時14分再開 182 ◯委員長長崎任男君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  企画課地域経営・地方創生推進室主幹より発言の訂正がありますので、これを許します。  企画課地域経営・地方創生推進室主幹。 183 ◯企画課地域経営・地方創生推進室主幹(山岸将郎君)   先ほど、議案第30号の関係で、山田委員の方からの増税されない場合の対応はというご質疑に対しまして、私の方から、条例の廃案あるいは延長などの手続をしますとお答えさせていただきましたけれども、廃止か延長という形の手続をとらせていただきたいと思いますので、訂正しておわび申し上げます。どうもすいませんでした。 184 ◯委員長長崎任男君)   山田委員、よろしいですか。 185 ◯委員(山田多津子さん)   はい、結構です。 186 ◯委員長長崎任男君)   次に、議案第36号みずほ文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  文化振興室長。 187 ◯文化振興室長(久保田雄介君)〔議案第36号について提案説明〕 188 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第36号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。
       (「なし」と呼ぶ者あり) 189 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第36号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 190 ◯委員(山田多津子さん)   この議案に対しても、同様の理由で反対といたします。  以上です。 191 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第37号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  保健体育課主幹。 193 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)〔議案第37号について提案説明〕 194 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第37号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 195 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第37号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 196 ◯委員(山田多津子さん)   この議案に対しても、これまでと同じ理由で反対といたします。 197 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 198 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第38号彦根市立学校運動場照明設備の使用に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  保健体育課主幹。 199 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)〔議案第38号について提案説明〕 200 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第38号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  山田委員。 201 ◯委員(山田多津子さん)   ちょっと参考までにお聞かせいただきたいんですが、どれぐらいの利用を現在されているのか。多分、いろんな団体さんが利用されていると思うんですけれども、稲枝中学校、彦根中学校と鳥居本小学校、それぞれお聞かせいただけますか。 202 ◯委員長長崎任男君)   保健体育課主幹。 203 ◯保健体育課主幹(小山圭映君)   平成29年度でいきますと、鳥居本小学校が65回で1,098名、彦根中学校が88件で5,416名、稲枝中学校が55件で2,750名となっております。 204 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第38号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 206 ◯委員(山田多津子さん)   これもこれまでと同様の理由で反対なんですが、今、件数もお聞かせいただきました。スポーツ振興のためにこれだけの団体さんが使っておられて、今、390円上昇ということでの説明がありましたし、やっぱりこれだけの負担を強いるということに対しても反対せざるを得ないということを申し上げておきたいと思います。  以上です。 207 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第39号彦根市荒神山自然の家の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  荒神山自然の家所長。 209 ◯荒神山自然の家所長(山本明彦君)〔議案第39号について提案説明〕 210 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第39号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 211 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第39号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 212 ◯委員(山田多津子さん)   この議案に対しても、これまでの理由と同様で反対といたします。  以上です。 213 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 214 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。  次に、議案第40号彦根城博物館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案者の説明を求めます。  彦根城博物館副館長。 215 ◯彦根城博物館副館長(竹内清司君)〔議案第40号について提案説明〕 216 ◯委員長長崎任男君)   これより議案第40号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  馬場委員。 217 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。二つの所管課ということで、どなたがお答えいただいても結構なんですけれども、77ページの別表第2の中に熟覧からずっと項目別に挙げていただいておりますけれども、参考までに、これはどれぐらいの利用があるのかなというのをお聞かせいただきたいのがまず1点目です。よろしくお願いします。 218 ◯委員長長崎任男君)   彦根城博物館学芸史料課長。 219 ◯彦根城博物館学芸史料課長(渡辺恒一君)   今、特別利用の利用件数についてお尋ねがございましたけれども、まず、熟覧、撮影、原板使用という言葉が少しわかりにくいと思いますので、それを先に少しお話ししますと、熟覧というものは、例えば博物館が保管している美術作品を研究などで利用されたい方が実物をごらんになられるということです。撮影は、実物の資料を例えば本で利用したいだとか研究で利用したいという方が実際にカメラで撮影されるというものが撮影になります。原板の使用というものは、以上のものとは性格が変わりまして、もともと原板というのは写真のフィルムのことを言っておりまして、例えば本で彦根屏風、甲冑の写真などを使いたいというときに、フィルム、写真を利用するというものが原板の使用ということになります。  具体的な利用の件数でございますが、区分別で、過去、平成28年度と平成29年度のものについて申し上げますと、平成28年度は、熟覧につきましては、利用件数は全部で18件ありました。そのうち18件全てが利用料免除になっております。同じく熟覧の平成29年度の実績は、利用件数が12件ございました。全てが研究目的などによる利用料免除になっております。  撮影につきましては、平成28年度の実績が、利用件数が全部で26件、そのうち24件が研究目的などによる利用料免除となっております。平成29年度の撮影の実績は、利用が全部で20件ございまして、研究の目的による利用料免除となったものがうち19件ということになっております。  原板利用につきましては、平成28年度、平成29年度とも利用はございません。と申しますのは、原板利用につきましては、現在、この設管条例の規定ではなく、市の財産の物品の貸し出しの条例に基づいて要綱をつくって貸し出しをしておりまして、現在、写真の貸し出し業務を外部の業者に委託して貸し出しております。そのため、現在、原板利用というものは利用実績がないという形になってございます。  以上でございます。 220 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 221 ◯委員(馬場和子さん)   詳細をお聞かせいただきましてありがとうございます。多いか少ないかというのはいろいろ判断もあると思うんですけれども、研究目的で減免というのがほとんどだなということの感触も受けました。そんな中で、持つ貴重な資料を活用していただいて、これが研究の発表なんかで使われるということは、彦根市の貴重な「ほんまもん」を広げていただくという意味で必要なことだと思いますし、この特別利用料については一定理解をさせていただきました。  続いて、78ページなんですけれども、先ほどの説明にもありましたけれども、これは、業務コストを反映したという中で、能舞台の方は据え置きというご説明でしたので、業務コストを反映しても据え置きのままでいけるんだなということの感触を持ちましたので、その辺の業務コストも絡めての説明をお願いしたいなと思います。 222 ◯委員長長崎任男君)   彦根城博物館管理課長。 223 ◯彦根城博物館管理課長(竹内清司君)   彦根城博物館の能舞台、木造棟、講堂、これらの施設の使用料金については、平成10年来、現行の料金ということで、その間、一度も変わってはいないわけでございますが、特に業務コストを算定する場合に、施設面積割とか、そして、その準備にかかる人手、そういうものを全部換算させていただいているものでございます。能舞台そのものにつきましては、試算の結果、同じような計算をしても、従来から設定している料金よりも若干コストが下回ったという結果でございましたので、現行どおりとさせていただいたものでございます。 224 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。  奥野委員。 225 ◯委員(奥野嘉己君)   1点だけ。別表第2で、研究目的がほとんどなんですけれども、研究目的外も少しあるということなので、彦根市の権利の保持とか、使用目的によっては制限をかけるとか、そこらは別の規則等で制定されていますか。具体的に言いますと、例えばコマーシャルユースなんかで使うようなところでの当市の権利の保持に関してはいかがでしょうか。 226 ◯委員長長崎任男君)   彦根城博物館学芸史料課長。 227 ◯彦根城博物館学芸史料課長(渡辺恒一君)   ただいまのご質疑にお答えします。  大半は、研究目的だとか、あと、公共機関の利用によるもので利用料の免除にしております。中に利用料を徴収したものがありまして、これは営利目的で使用されたものです。ただ、撮影した画像を使うような場合は、例えば、あるテレビ会社が撮影をされ、一度ある番組でお使いになったと。それをもう一度利用されたいというときに、目的が変わりますので、その都度ご申請をいただいて利用料を徴収しております。今回申し上げました利用料のものにつきましては、以前、具体的には彦根屏風をテレビ局が撮影されたものがありまして、それを改めて利用するということで、実際は、カメラを実物の前で構えたということではなくて、手続上出てきた利用ということであります。そういう形で、営利目的等で利用されるときは、利用申請書を出していただいて、彦根城博物館としては目的をそれに限定して許可をいたします。それ以外の目的外の利用というときは改めてこちらにということで、他の目的での流用というのはできない形で、利用いただいて、それに対して許可証という形で、これも一種の契約になりますので、そういう形で利用を制限しております。  あと、実物につきましては、例えば、ごらんになりたい方というのが来られたときに、一々それを収蔵庫とか展示室以外の温度環境の違う場所に出して、ごらんいただいて、それを開いたり閉じたり、例えば屏風なんかでもそうですし、よろいなんかは組み立てたりもしないといけませんので、基本は、実物そのものの熟覧というのは、研究でどうしても要る場合は勘案いたしますが、営利目的でごらんになられるというときは、文化財の実物の保護、傷みが生じないということを考えなければなりませんので、基本的には、原則としては写真でのご利用というのをお願いしているという体制をとっております。  以上でございます。 228 ◯委員長長崎任男君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 229 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する質疑はこれにて終了します。  これより議案第40号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  山田委員。 230 ◯委員(山田多津子さん)   この議案に対しても、これまでの議案に対する反対討論と一緒なんですが、私も、今、奥野委員が質疑された内容で、いわゆる研究目的外の利用がどういうものだったのかということもお聞きしたかったので、今、よくわかったんですけれども、それも彦根をアピールしてもらうための大変有効な手だてであるのかなということも今の説明でよくわかりました。市の権利として制限をされているということは非常によくわかるんですけれども、そういったものもぜひ有効に使っていただきたいなという点でも、やっぱり消費税増税にかかわっての条例が提案されたということに対しては反対といたします。  以上です。 231 ◯委員長長崎任男君)   ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 232 ◯委員長長崎任男君)   なければ、本議案に対する討論はこれにて終了します。
     以上をもって議案に対する質疑および討論を終了します。  ただいまから採決を行います。  最初に、議案第21号彦根市城山観覧料徴収条例等の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 233 ◯委員長長崎任男君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号彦根市立保育所設置条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第22号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 234 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号彦根市地域包括支援センターの人員および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 235 ◯委員長長崎任男君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 236 ◯委員長長崎任男君)   ご異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第30号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第30号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 237 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第31号彦根市子どもセンターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第31号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 238 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第32号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第32号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 239 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第33号彦根市民会館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第33号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 240 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号彦根市高宮地域文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第34号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 241 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第35号ひこね市文化プラザの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第35号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 242 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第36号みずほ文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第36号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 243 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第37号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第37号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 244 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号彦根市立学校運動場照明設備の使用に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第38号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 245 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第39号彦根市荒神山自然の家の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第39号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 246 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第40号彦根城博物館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決します。  議案第40号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 247 ◯委員長長崎任男君)   ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。  なお、本委員会の審査結果報告等の案文については、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 248 ◯委員長長崎任男君)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  暫時休憩します。                                 午後0時04分休憩                                 午後1時04分再開 249 ◯委員長長崎任男君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。  質問はありますか。  馬場委員。 250 ◯委員(馬場和子さん)   では、この際、所管事項に係る一般質問をさせていただきたいと思います。  1点目なんですけれども、本会議の中でもありましたけれども、病院の事業管理者、そして事務局長というのがただいまのところ兼任をしていただいているということで、一つ一つの役職でも大変だなと思う中、二つを兼任していただいているということで、非常にご苦労をおかけしているなと思っております。そんな中で、4月1日付で新体制ということのお答えも頂戴しているわけなんですけれども、これは、4月1日までというと、もう期限も限られている中で、一定この方にという目星がおありになるのかなということも思っておりますが、その辺はいかがでしょうかということが1点目です。  2点目は、彦根市立図書館についてです。これは、図書館協議会等々のご意見もいただいて、3館体制でということは方向的に決めていただいているんですけれども、現図書館を北館、そして中央館を河瀬か亀山学区に、そして南館を稲枝にということを既に多くの方に周知されているわけなんです。これは、それぞれ立地的なこともありますけれども、果たす役割的に同じような形で図書館を三つされようとしているのか、その辺のお考えをちょっとお聞かせいただきたいのが2点目です。  3点目ですけれども、本当にことしはインフルエンザが蔓延いたしまして、多くの患者さんが高熱、あるいは乳幼児にも影響したということもあるんですけれども、私が心配しておりますのが風疹についてなんです。これは、ちょうど39歳から56歳の対象年齢の方が接種を受けておられないということで、そういう方らが感染されて、またそれから広がるということも考えられますので、この辺はどのような対応をしていかれるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 251 ◯委員長長崎任男君)   職員課長。 252 ◯職員課長(野島英樹君)   まず、1点目の病院の事業管理者が事務局長と兼務している件でございますけれども、現在、事務局のトップである専従職員が1名減員となっておりまして、ちょっと異例の人事異動となっているわけですけれども、4月1日からは新しい事務局長を迎えるということを市の方とも協議をして約束していただいております。ただ、人材に関しまして、どなたが来られるかということに関しては、人事異動ということで、今ここで申し上げることはできませんし、私も知っておりませんけれども、4月からは新しい事務局長を迎えて、新体制でまた病院事業に取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 253 ◯委員長長崎任男君)   図書館長。 254 ◯図書館長(北村 清君)   それでは、新たな図書館3館体制につきまして、それぞれの館の果たす役割についてということのご質問にお答えさせていただきます。  もともと、平成29年3月に策定をいたしました彦根市図書館整備基本計画の中で、それぞれ北部館、中央館、南部館と記載がされているわけですが、その前段で、湖東圏域1市4町の定住自立圏構想の中で事前に報告があったことを踏まえた中での基本計画の策定となった経緯がございます。そのために、まず、中央図書館というのは、基本的には彦根市の3館の中の中央にも当たりますし、また、1市4町の広域の拠点となる図書館ともなると規定されております。また、北部館につきましては、これまでの長きにわたりまして保存とか収集をしてきました貴重な歴史、あるいは郷土資料とか舟橋聖一記念文庫資料などの情報を広く内外に発信するということで、歴史・郷土資料館的な機能をあわせ持った図書館とするとも規定されております。南部館につきましても、現状の彦根市内での図書館が北部偏在ということでございますので、分館としての位置づけで、JR稲枝駅西口から稲枝小周辺エリアの方に整備をするということで、こちらにつきましても中央館の支援のもとに運営をしていくということになっております。  以上でございます。 255 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 256 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   風疹抗体価検査につきましては、働く世代が対象となっておりますことから、皆さんに受けていただきやすい体制づくりが重要であると考えております。風疹抗体価検査は、全国知事会と日本医師会が集合契約をして実施されますことから、全国同じ形で受けることが可能となります。彦根市におきましても、県に委任をいたしまして、この集合契約のもと実施する予定をしております。  具体的な実施方法ですけれども、医療機関への委託、医療機関での検査、それから、特定健康診査あるいは事業所の健康診査で同時に受けていただくという方法を考えております。  そして、周知につきましては、この事業の対象者は39歳から56歳となっておりますが、国の指針によりまして、昭和47年4月2日生まれから昭和54年の4月1日生まれ、39歳から46歳になる方が、来年度、平成31年度の対象者となっております。この方につきましては、6月ごろにクーポン券の発送をさせていただく予定をしております。また、それに先立ちまして、4月15日号の広報で事業のお知らせとクーポン券の発送予定についてお知らせをさせていただきますと同時に、ホームページでも周知をしたいと考えております。  また、7月1日号もしくは15日号で、事業が始まりますということと、それから、クーポン券を発送しましたというお知らせをさせていただくのと、2月15日号もしくは3月1日号で、クーポン券の期限等、再度の利用勧奨についてお知らせをさせていただこうと思っております。  また、実施医療機関にポスターを掲示させていただいて周知を図りたいと思っております。これについては7月ごろを予定しております。
     以上です。 257 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 258 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。では、今答弁いただいた風疹の抗体検査等のことについてですけれども、答弁の中にもありましたように、この対象年齢の方が働いておられる世代ということですので、仕事をされているという中で、受けやすい環境はやっぱり整えていただいてということは思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  そして、個別勧奨というか、クーポン券を送っていただくということは、広く広報されているもう一方で、個別に受けてくださいねという通知をそれぞれに送っていただくということですね。確認したいと思います。  もう一つの件ですけれども、3館体制の中でそれぞれの図書館の役割を答弁していただきました。これは、おっしゃったように、北部館は歴史図書館というか、歴史博物館のような役割を果たしていただくということで、もちろん書籍に関してもなんですけれども、私は1点心配しておりますのが、今、市民会館に置かれている発掘調査の跡のものというか、そういうのも一つの歴史を語るものではあるんですけれども、いずれかの時点で、市民会館もこちらの本庁舎に併合された場合にはなくなるという前提のもとに、この辺のこともやっぱり考えておかなければいけないのかなと思いますので、そのことをお教えいただきたいのが1点です。  それと、1市4町の定住自立圏の中でという考えの中で、候補として河瀬あるいは亀山学区と想定されているのかなということを確認させてください。  そして、事業管理者、事務局長について、それぞれの役割があると思うんですけれども、4月1日で新体制、今は固有名詞は言えませんけれども、目星はつけてという答弁をいただいて一定安堵はしています。やっぱり事業管理者と事務局長というのは、それぞれに持っていただく役割というか、担っていただく責任というのが、共通するところもあれば、それぞれにあると思うんですけれども、その辺をどうお考えなのか、ちょっとお聞かせいただきたいなと思います。  以上、再質問でお願いします。 259 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 260 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   風疹抗体価検査の周知につきましては、委員が言われたとおり、広く周知をするのに加えて個別の通知をさせていただくというものです。 261 ◯委員長長崎任男君)   文化財課長。 262 ◯文化財課長松宮智之君)   2点目の市民会館にございます埋蔵文化財の発掘から出土した物品等につきましては、市民会館を閉鎖した後、どちらに保存するかというのはまだ確定しておりませんが、滋賀大の弓道場跡地を公有地化していますので、そういったところも含めて今後検討していきたいと考えております。 263 ◯委員長長崎任男君)   図書館長。 264 ◯図書館長(北村 清君)   それでは、私の方からは、南部館といいますか、中央館に関しますご質問でございますけれども、定住自立圏構想の中で、1市4町の図書館の連携ということから南部館というところの位置づけが兼ねられているんですけれども、その圏域の地理的な立地等も考慮した上で、JRの沿線の近くの道路網が整備されたところが望ましいということで策定したところでございます。中央館につきましては、この整備計画の中では河瀬学区、亀山学区ということで規定されております。  以上でございます。 265 ◯委員長長崎任男君)   病院事業管理者。 266 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   確かに事業管理者が病院事務局長を兼務というのは非常に責の重い大変なことではございますし、昨年の暮れ、12月の下旬、市長さんから市の重要案件を推進するために組織体制をより進めたいという相談をお伺いしまして、その市長さんの意向に沿って、それではということで決心いたしました。そうしましたのも、来年度、新年度の予算編成は終わっておりましたし、2カ月だけの期間限定ということは強く言われていましたので、非常に異例な人事だとは思うんですけれども、2月、3月はお引き受けすることにさせていただいたということでございます。 267 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 268 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  では、1点目の風疹に対応していただくということは答弁で十分理解しましたので、よろしくお願いしたいと思います。感染症が広がらないで抑えるということの効果も期待しておりますので、お願いしたいと思います。  図書館構想についてですけれども、彦根市だけの図書館であれば、中央というと、どっちかというと南部に近いのかなと思うんですけれども、1市4町の定住自立圏の中でという取り組みの中ですと、ちょっと位置が南の方へ行くのかなというのは一定理解させていただきます。今後、いろんな大型事業が続きますので、図書館の中央館建設というのは、本当にまだ10年ぐらいかかるかなということもあります。そんな中で、文化と歴史を重んじて風格のあるまちをつくっていくということで、市内にも四つの大学があったりする中で、やっぱり大事なことですので、またじっくりと基本的にどういう構想、配置をしていくかというのも含めて検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  そして、事務局長と兼任していただき、本当にご苦労いただいているなということは思いますし、日々のお仕事の中でも、事業管理者としてだけでもいろんな大変なことがあるのにということがあります。ただ、病院事業管理者という役割と、また、事務局長という役割の中では、もちろん事業管理者さんは全体を見ていただかないといけないんですけれども、特に事務局長さんは、ある意味、経営的な面での目配りも必要になってきます。あるいは、医療現場との調整など、そういういろんなことも大事になってくると思います。そういう意味では、大体目星はつけていただいているんですけれども、経営的視点とか手腕を有しておられる方というのも、ある意味、必要な資質ではないかなとちょっと思ったりしますので、もしそれについてご見解があればお聞かせいただきたいと思います。 269 ◯委員長長崎任男君)   病院事業管理者。 270 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   確かに、この議会の中でも言いましたけれども、新改革プランはあと2年間ございます。この2年の間にとにかく実績を示さなければいけないということは深く実感しております。2月、3月、大変短い時間ではあるんですけれども、この2年で何とかしたいということを強く思っていまして、私は、事務局長として、来年度どういったことをしようかという方向性というものは強力に進めさせていただいております。何とかそういう体制のめどが一応つきましたので、診療報酬をとにかく高めて経営改善を行う方向性というのは少しずつ絵になってきたかなとは思っていますけれども、もちろんこれは結果を伴わなければいけないことですので、あと2年、改革プランの終わった時期にどうだったかというところで、当然振り返って反省されるべきだとは思っています。一応、来年度以降2年間、どういう方向でやっていくかということについてはスタッフの中でもお示ししました。 271 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 272 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。今、新改革プランにもお触れいただいたんですけれども、本当に改革を進めていただいているさなかで、いろんな改革の方向性があると思うんですけれども、これは、例えば医療人材等の確保あるいは定着ということがないから、開きたくても開けない診療科が出てきたりとか、長くおられたベテランの先生がおやめになったりというので、ちょっと人材的に不安な部分もあると思うんですよ。そういう人材確保と定着という意味では、例えば院内保育所をしていただいたり、職員住宅も10戸用意していただいたりとか、就業の支援をされたりということで処遇改善もしていただいていると思います。それプラス、また働きやすいとか風通しのよい関係というのも非常に大事な要素だと思います。定着していただいて、そして、安心してそこで医療の業務をしていただくことによって、診療科も開けるし、その診療科に市民の方も来ていただけるということがあるので、この医療人材の確保とか定着についても大きな要素だとは思いますが、その辺についてどのようなお考えか、ちょっとお聞かせいただきたいなと思います。 273 ◯委員長長崎任男君)   病院事業管理者。 274 ◯病院事業管理者(金子隆昭君)   まず、人材の確保でございます。特に医師の確保は、過去、大学に頼って教室の方から人材を送っていただいた、そういう流れが大きく変わってきたということがございます。今年度4月から新専門医制度も始まりました。当院も、内科に関しましては基幹病院として専門医施設と認められまして、当院で研修を2年間積んだドクターが専攻医として当院の専門医の枠組みの中に入っていただくということができました。今後は、やはりそういう若手の先生方を当院の専門医のプログラムの中に入っていくように努めていく、つまり、病院独自でドクターを育てていくということをしていかないと増やすことはできないということは重々承知しております。とはいえ、特殊な診療科、例えば放射線治療の科とかは、なかなか全国的に見てもドクターが少ないですし、当然、当院は現在非常勤のドクターしかいませんので、これはもう大学の方にお願いして何とか常勤のドクターの派遣をお願いするということは繰り返ししていかなければいけない。ですから、大学にお願いしていく分と、当院で独自のプログラムの中で若手を育てていく体制というものを今後どんどん強めていく必要があろうかと思っています。  それとあと、当院は当然、ホームページの上でも、いわゆるフリーターというんですか、大学の医局と関係なく異動されている先生方もお招きしています。そういう中で、やはり大変すぐれた技量を持っておられる先生も何名か確保することができました。これも今後当然続けていくべきだと考えて、さらに不足している科の募集もしていこうかと考えております。  あと、当然、ナースや薬剤師、そういう医療スタッフの確保も今後少しずつ考えていく。特に、当院はやはり薬剤師さんの数がまだ少ないと言われていますので、薬剤師さんを少し増やさなければいけないかなと考えています。  あと、例えば、最近は口腔ケアの方にかなり診療報酬もついていますし、そちらの方をしっかりやるということでこれまた診療報酬を上げることができますので、歯科衛生士さんもしっかりした人材を確保するということも考えていきたい。これは来年度中にもっと強力にしたいと考えています。 275 ◯委員長長崎任男君)   馬場委員。 276 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございました。詳細を具体的に見通しも含めてお答えいただきました。  実は、けさの中日新聞のトップの滋賀版のところに、滋賀県というのは医療多数県だということを厚生労働省が発表したみたいなことが載っていて、いや、彦根の現状を見ているとそうは思わない、県内もそうではないなというのは思っているんですけれども、どちらにしましても、本当に人材を確保していただく、育てるということもおっしゃっていただきました。定着していただく、そのことによって市民の方に信頼を抱いていただいて、安心してかかっていただけるという意味では、今答弁していただいた内容で、本当に事業管理者自身の中にも経営感覚というのがおありだなと、答弁を聞いていましても思いましたので、そういう意味では、院内でも風通しよく、そして、庁内でもいろんな意見を発信して、よりよい病院をつくっていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 277 ◯委員長長崎任男君)   ほかにありませんか。  小川委員。 278 ◯委員(小川喜三郎君)   1点だけお願いをいたします。  障害者福祉センターの件ですけれども、以前から私も申し上げていましたし、関係団体さんも何か部屋を貸していただけないかというご要望をしておられましたけれども、今回、障害福祉課ですか、福祉センターの方に受付が移ります。ということで、あと、現在は一つの団体さんがお入りになってお使いになっているんですけれども、この団体さんの使っておられるよし悪しを言うわけではございませんけれども、障害者の団体さんが事務所的に何か使えないかということをかなり前からお申し出でございましたので、その点について現状をまずお聞かせいただきたいと思います。 279 ◯委員長長崎任男君)   障害者福祉センター所長。 280 ◯障害者福祉センター所長(木村 徹君)   障害者福祉センターに対するご質問にお答えいたします。  障害者福祉センターは、心身障害者の福祉の増進を図るため昭和60年に設置された施設で、開館当初から相談支援、通所による講座等の創作活動、軽作業および生活訓練等を行ってまいりました。しかしながら、近年、新規利用の伸び悩み、講座講師、講座利用者の高齢化、障害状態の多種多様化など、障害特性に合わせた事業が求められているなどの課題が生じてまいりました。このため、現在、センターのより効果的な事業運営や管理運営方法について、指定管理も含めて検討しているところでございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 281 ◯委員長長崎任男君)   小川委員。 282 ◯委員(小川喜三郎君)   2年前くらいのご答弁と一緒なんですけれども、指定管理者になったらお貸しいただけないのか。現在、もちろん講座を引き継いでセンターでおやりということは聞いております。もちろん続けていただかないといけないわけですけれども、私の知る範囲では、お申し出のところ以外にも障害者6団体あると思うんです。連絡協議会ということでの協議もしておられ、全部の団体さんが事務所を希望しておられるかどうかはわかりませんけれども、今のご答弁でございますと、指定管理者になったら、当然、全部を指定管理者が管理運営されるということになると、そうしたスペース的なものは考えていただけないのかなと思います。一つは、また協議をしていただかないといけないんですけれども、障害者6団体で事務所として使うとか、そういう形も考えられると思うんですけれども、そうした考え方でもやはりお貸しできないような否定的なご答弁になるんでしょうか。 283 ◯委員長長崎任男君)   障害者福祉センター所長。 284 ◯障害者福祉センター所長(木村 徹君)   今ほどもお答えいたしましたとおり、センターのより効果的な事業運営や管理方法等について、指定管理を含めて検討しているところでございますので、この中で今委員おっしゃった部分も含めて考えてまいりたいと思います。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 285 ◯委員長長崎任男君)   小川委員。 286 ◯委員(小川喜三郎君)   くどいようですけれども、以前、指定管理になるかならないかは別としまして、そういう話はお答えをいただいています。2年か3年かわかりませんけれども、指定管理者の委託かどうかわかりませんが、そういうことで指定管理者をお使いになるということであれば、もっと事前にでも検討はできるのではないかなと。移転するまでの話で伺っておりましたので、いつまでたっても答えが出ないのかということも使いたい障害者の団体さんがお話しでございますので、使えるような点も含めて検討していただけるのか。指定管理者にするために、それもみんな指定管理者任せにしてしまうということでは、障害者の方が健常者と同じような活動なり生活をしていただくためにも私は必要ではないかなと思うんですけれども、その点いかがでございますか。 287 ◯委員長長崎任男君)   障害者福祉センター所長。 288 ◯障害者福祉センター所長(木村 徹君)   指定管理を含めて効果的な管理運営を検討していく中で、その辺も検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 289 ◯委員長長崎任男君)   小川委員。 290 ◯委員(小川喜三郎君)   その話は2年ほど前からお聞きしているんです。指定管理者制度を導入するというときに検討されるということで、今までからずっと検討はされていなかったということで理解させてもらってよろしいですか。 291 ◯委員長長崎任男君)   障害者福祉センター所長。 292 ◯障害者福祉センター所長(木村 徹君)   確かに2年ほど前に指定管理を含めて検討いたしました経緯はございます。ただ、最終的には直営という形での運営に落ちついたわけでございますが、先ほど申しました課題等も生じておりますので、いつまでにとは明確にはお示しできませんが、これから十分な検討を行った上で方針を決定してまいりたいと考えております。 293 ◯委員長長崎任男君)   小川委員。 294 ◯委員(小川喜三郎君)   これ以上質問しても2年前の答弁と同じかと思いますので、ぜひともそうした団体の皆さんが気軽にお使いいただいて、また、団体の方がいろいろな活動、事務的な仕事ができるように取り組んでいただきますよう要望をしておきます。 295 ◯委員長長崎任男君)   矢吹委員。 296 ◯委員(矢吹安子さん)   1点だけ質問させていただきます。  帰国子女児童と生徒のことでお伺いいたします。新聞によりますと、平成29年度には、全国では小学生が7,142名とか、中学が3,163名、高校が2,116名、帰国子女の人がいると言われていますが、彦根の現状はいかがでしょうか。 297 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 298 ◯学校教育課長(清水貴博君)   お尋ねの件でございますけれども、本会議の中でも、学校教育課としては、日本語指導が必要な児童・生徒という形で数の把握をしておりまして、支援の方も行っているところでございます。もちろん、一定数帰国子女の方もおいでになるということは予想がつきますけれども、言語に特に支障がない場合につきましては、私どもの中で、今、手元としてはそのところのきちっと整理された資料がないというのが現状でございますけれども、今後の中でそこは確認をしてまいりたいと思っているところでございます。 299 ◯委員長長崎任男君)   矢吹委員。 300 ◯委員(矢吹安子さん)   ありがとうございます。把握がしっかりされていないのかもしれませんが、最近、国際結婚も多くなってまいりました。そして、日本に帰ってくるお母さんと子どもも多くなってまいりましたので、円滑な編入と受け入れをぜひしていただきたいというのと、それから、私の知っている人は、結婚してイギリスへ行っていらっしゃるんですけれども、夏休みとか春休みだけ彦根に帰ってきて学校に行かせてもらっているとかいうお話なんかも聞くものですから、整理をちゃんとしていただいて受け入れをよろしくお願いします。 301 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 302 ◯学校教育課長(清水貴博君)   今ほど委員の方からいただいたお話に補足するような形になりますけれども、確かに企業等で外国へ行っていらっしゃって、ちょうど休みの関係でこの春あるいは夏とお戻りになられるお子様が、そうたくさんはおいでになりませんけれども、やっぱり数名おいでになります。その際は、それぞれの学校に正式な学籍を持って受け入れるということではございませんので、体験入学と私たちは称しておりますけれども、通常通っている他の子どもたちと全く同じような時程でもって一緒に学んでいただいているということでございます。 303 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 304 ◯委員(山田多津子さん)   では、2点お伺いをいたします。  保育料の無償化について、国がもう方針を出してきていますので、10月から導入をするということになっています。対象になる園は、認定をされた施設は当然だと思うんですが、認可外の施設も対象になるのか、ならない施設があるのかどうかということを1点お聞かせいただきたいのと、それから、対象年齢は3歳から5歳だということですが、保育料の基準額が平成31年度の利用案内の中にも示されていまして、階層区分のD8で3歳だったら3万5,000円、4、5歳だったら2万9,000円という数字が示されていますが、その範囲内でも全て保育料は無償になるのか、無償にならない、いわゆる保護者が個人負担しなければならないものが出てくるのかどうかというところをまずお聞かせいただきたいと思います。 305 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 306 ◯幼児課長北村慎弥君)   今ほどの件でございますが、まず、無償化の対象となる施設につきましては、認可保育所、幼稚園、認定こども園、地域型保育事業所、企業主導型保育施設、そして認可外保育施設ということで、こういった施設が全て無償化の対象となってまいります。ただ、無償化にならない施設があるのかという意味では、認可外も無償化の対象になってまいりますので、そういった意味では対象にならない施設というのは今のところ想定しておりませんが、この認可外につきましても5年間の経過措置ということで設定されているものでございます。  保育料の方につきましては、市の方でやっております認可保育所、そして認定こども園の保育料につきましては、3歳以上のお子さんについては全て無料となってまいります。ただ、従来からいただいております実費徴収、例えば、園によっては独自で絵本代とか、そういった徴収をされている部分につきましては、引き続き徴収の方があると聞いておりますし、無償化に伴いまして給食材料費というのが有償ということになってくると聞いております。 307 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 308 ◯委員(山田多津子さん)   これまでは実費分については保護者負担というのは理解できるんですが、給食代の材料費は全て個人負担というか、保護者負担という考えになるということですね。その確認と、それから、先ほどの条例にもあったんですけれども、幼稚園の預かり保育はその対象になるんですかね。無償化の対象の範囲内に入るのか、その辺の確認をさせていただきたいと思います。 309 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 310 ◯幼児課長北村慎弥君)   給食費の個人負担につきましては、一定所得未満の方につきましては無償化になりますが、階層が高い方につきましてはご負担いただくということになります。  そして、幼稚園の預かり保育の方なんですけれども、現在彦根でやっております預かり広場の方につきましては、どういった理由であれ利用していただいているんですが、国の方で今考えております預かりの方につきましては、幼稚園に通っていらっしゃる方で保育が必要であるという認定を受けた方に関しては、預かり保育料についても一定上限を設けて無償化すると計画されております。 311 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 312 ◯委員(山田多津子さん)   この幼稚園の預かり保育ですが、今、割と早目の申し込みという扱いをされていると思うんですが、これから無償ということになると、かなりの申し込みの需要が増えてくるのかなと思うんですけれども、その辺はどのように想定されていますか。 313 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 314 ◯幼児課長北村慎弥君)   現在の幼稚園の預かり広場の方につきましては、前月の25日までに申し込みをしていただくようにお願いしておりますが、その後、突発的な理由におきましても受け付けの方はさせていただいております。基本的にはこういった形で引き継いでいきたいと思っておりますが、預かり保育の無償化につきましては、実は来年10月からではございませんで、再来年度から無償化するという2段階になると聞いておりますので、その辺、また制度が固まり次第整理して、できるだけスムーズに利用ができるように考えていきたいと思っております。 315 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 316 ◯委員(山田多津子さん)   その辺は、また来年、再来年だったかな、周知徹底の方をしっかりとしていただきたい。というのは、保護者の方々がどういう制度になっていくのかということで非常に不安な思いを持っておられるので、その辺のしっかりした方針を。今年度分については国の方から補てんはありますけれども、来年度からは、国が半分、それぞれの自治体がそのあとの50%で半分半分、そういうことでのいわゆる自治体からの持ち出しもかなり負担になってくる、そういう中での制度となります。やはり内容がどのようになっていくのかということでの不安がかなりありますので、その辺は徹底していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  それだけです。答弁はありますか。 317 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 318 ◯幼児課長北村慎弥君)   保護者への周知につきましては、体制といいますか、制度が固まり次第、順次実施して周知に努めてまいります。 319 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 320 ◯委員(山田多津子さん)   よろしくお願いいたします。  すいません、私、一緒に言えばよかったんですが、もう1点の方をお願いしたいと思います。稲枝地区の公民館のエレベーターの設置の件ですが、これは2013年に委員会で質問があって、何回かこの後ずっと質問もさせていただいているんですが、当初は課題だなという答弁でしたが、2015年の9月では、もう検討していかなければならないというお返事もいただいています。その後、連合自治会からも毎年上がっていますし、稲枝地域の別の団体からもぜひ設置をしてほしいということで、そのときの回答が、「平成29年度に策定しました彦根市集会施設適正管理計画の中でエレベーターの設置費用を計上したところでございます」という文言が入っているので、計上されたのかなという思いを皆さんお持ちなんです。ですが、当然もう平成30年も超えてしまって、どうなっているのかなという問い合わせもあります。その中で、最後のくだりですが、「エレベーター設置に向け努力をしてまいりたいと考えております」という回答もいただいているんです。そういう中でかなりの期待があるんですが、まずその点についてお答えいただきたいと思います。 321 ◯委員長長崎任男君)   生涯学習課長。 322 ◯生涯学習課長(都築養子さん)   委員お話しいただきましたように、稲枝地区の公民館についてのエレベーターの設置ということで、稲枝地区の連合自治会さん、稲枝地区のまちづくり協議会さん、そして共産党の市議の皆様からもご要望は頂戴をしております。お返事といたしまして、平成29年度に策定しました彦根市集会施設適正管理計画の中で、そもそもこの計画というのが、彦根市の公共施設、集会施設の中に公民館を含んでおりますけれども、今後10年間の計画の中で公共施設をどうしていくのかという計画でございます。その中で、公民館につきましては、今後10年間、長寿命化を図っていくということで計画策定をしております。当然、長寿命化を図るために、必要な修繕を計画的に、壊れてからその対応で直すということよりも、長寿命化するために予防的に修繕をしていくという計画期間の中において、エレベーターの設置ということに関する修繕費用も見込んで計画をしているというお答えで、平成29年度に予算措置をしたということではなくて、ちょっとお返事の仕方がわかりにくくて申しわけなかったかもしれませんが、今後10年間、必要な長寿命化計画の中で稲枝のエレベーターの設置についても計画していくという全体の計画になっているところです。 323 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 324 ◯委員(山田多津子さん)   今の回答ですと、10年間で計画をしていくというお返事だったかと思うんですが、であるならば、その期間には設置をしてもらえるという回答でよろしいんですか。 325 ◯委員長長崎任男君)   生涯学習課長。 326 ◯生涯学習課長(都築養子さん)   この10年間の中での平成29年策定のときの計画ということでは、もちろん必要な修繕ということで考えてはおりますが、ただし、エレベーターの設置ということに関しましては、3,000万円を超える……。 327 ◯委員長長崎任男君)   暫時休憩します。                                 午後1時49分休憩                                 午後1時52分再開 328 ◯委員長長崎任男君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  生涯学習課長。
    329 ◯生涯学習課長(都築養子さん)   改めてお答えをさせていただきますが、担当課といたしましては、必要性というのも十分認識しておりまして、必要な修繕だと考えてはおりますけれども、ただ、その優先順位、あるいは劣化ぐあいといったものが、長寿命化につきましては修繕費用についても優先順位を考えてということがまず1点ございます。また、エレベーターの設置につきましては、3,000万円を超える多額の費用がかかりますので、本市全体の予算の中ですぐに設置ができるかどうかということは、今この場では申し上げることは難しいということがあります。ただ、この適正管理計画の中で、時限的な地方債であります公共施設の適正管理推進事業債のうちに新たにユニバーサルデザイン化事業というメニューがございまして、エレベーターの設置につきましては、そういったものも該当するということも材料とはなりますので、引き続き設置に向け努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 330 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 331 ◯委員(山田多津子さん)   今、優先順位があるとおっしゃっていただいたんですが、私、先ほど、なぜこれまでの委員会などの紹介をさせてもらったかというと、もう2013年からずっとこれは地域からも要望として上がっています。そのときには、課題である、検討していくということの繰り返しの返事で、先ほど私が申し上げたように、平成29年度の内容も紹介させてもらったんですが、これはずっと地域からの念願というか、強い要望で、自治会からの要望も毎年上がってきているので、優先順位と言われたら非常に高いと言わざるを得ないのかなと思うのと、設置費用が約3,000万円とおっしゃっていただいたんですが、バリアフリー法であったりとか、先ほどまた新たな補助があるようなお話もしていただきましたし、何回も同じことばかりになると思うんですが、稲枝地区の公民館の2階の部分での利用数は年間1万1,518人、これは昨年の4月からことしの2月までの統計を出してもらったんですけれども、これだけの多くの方が利用されている。回数ですと364回なんです。というと、ほぼ毎日これだけの方が利用されている会場なんですけれども、やはりエレベーターがないことによって、本来であれば、今、1万1,518人と言いましたけれども、エレベーターがないので行けないという方もたくさんあるんです。そういった点での優先順位ということをしっかり考えていただきたいんです。今、予算上、本当に厳しい状況だというのもよくわかっているんですけれども、そういう中でも、どういうふうにその地域の方々の要望に応えていただくのかというとこら辺では、やっぱりしっかりと寄り添っていただいた対応が必要だと思うんです。  先ほど、国の補助の内容もちょっと触れていただいたと思うんですが、どれぐらいの補助があるんでしょうかね。 332 ◯委員長長崎任男君)   生涯学習課長。 333 ◯生涯学習課長(都築養子さん)   先ほど申しましたユニバーサルデザイン化事業というのは、充当率は90%、交付税措置率は財政力に応じて30から50%となっております。優先順位の考え方につきましては、稲枝地区からのご要望が大変多いというのは十二分に承知はしております。ただ、一方で、同じ公民館でもエレベーターを設置していないところは他館にもございます。そういう中で、まずは稲枝だろうという優先順位ということではなくて、そもそも長寿命化に必要な修繕の優先順位といいますのは、その建物の劣化診断の劣化ぐあいが大きいものからまずは優先順位ということでございます。エレベーターの必要性というのは、高齢者の方が2階に上がられるのが大変であるということもわかっておりますが、ただ、たちまちその建物の劣化が激しいものからまずは修繕の優先順位をつけていくという意味でご理解の方をいただきたいと思います。 334 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 335 ◯委員(山田多津子さん)   ユニバーサル事業に対しての補助というのは90%、財力によって30から50%と……。    (「起債ですか」と呼ぶ者あり) 336 ◯委員(山田多津子さん)   ああ、起債ですね。なるほど。 337 ◯委員長長崎任男君)   教育部長。 338 ◯教育部長(安居庄二君)   ただいま充当率90%と申しましたのは、このユニバーサルデザイン化事業といいますのは、もともとが公共施設等適正管理事業債、いわゆる適債があるわけですけれども、ですから、国の補助とか交付金のメニューではなくて、今のいわゆる起債と言われる地方債の優良な起債を90%充当することができまして、交付税の措置率が彦根市の財政力に応じて30から50%あると、こういう制度でございますので、よろしくお願いいたします。 339 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 340 ◯委員(山田多津子さん)   私も90%と言われたのでちょっとびっくりしたんですが、わかりました。であるならば、もう一つ、バリアフリー法か何かの補助があるのかどうかというのをもう1回確認させていただきたいんです。優先順位は、先ほどから何度もおっしゃっていただいているので、同じことの繰り返しになってしまうんですけれども、これだけの要望が強いものだということの位置づけをしっかりしていただきたいなということを再度申し上げておきたいと思うんです。  もう一つ、バリアフリー法のとこら辺での補助があるのかどうか、あるのであれば、どれだけの補助があるのかということを確認させてください。 341 ◯委員長長崎任男君)   暫時休憩します。                                 午後2時00分休憩                                 午後2時03分再開 342 ◯委員長長崎任男君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  生涯学習課長。 343 ◯生涯学習課長(都築養子さん)   失礼しました。  公民館としてのバリアフリー計画の方を策定しておりませんので、バリアフリー法における補助対象にはならないということでございます。 344 ◯委員長長崎任男君)   山田委員。 345 ◯委員(山田多津子さん)   先ほど言っていただいたように、ユニバーサルデザイン化事業に関しての起債は90%まで認められるということで、あとは交付税措置になると思うんです。何回も同じことの繰り返しで申しわけないんですが、やはりこれだけの地域の方の要望が強いということと、そもそも公民館というのは社会活動の拠点であるということと地域の施設であるということの観点から見たら、今この場で、はい、わかりました、つけますという答弁は多分いただけないと思うんですけれども、そういうものであるということと、やはりこれだけ何回も繰り返し繰り返し委員会の中であったり本会議の中で求め続けていて、課題です、検討しますという答弁をずっといただいているということは、多分、財源の確保が難しいからだと思うので、その辺で、あとは財政課との相談になるのかもしれませんけれども、やっぱりそういう位置づけのものであるということをしっかりと踏まえていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  以上です。 346 ◯委員長長崎任男君)   ほかにありませんか。  北川委員。 347 ◯委員(北川元気君)   任期最後の常任委員会の質問にもなりますので、積み残したものもいっぱいあるんですけれども、限られた時間ですので、しゃきしゃきといきたいと思います。  まず、幼児課の方にお尋ねしますけれども、幼児教育・保育の無償化ということで、これは、きのうの予算の方でも、これまでの委員会でも言ってきました。要するに、お尋ねしたいのは、直近の待機児童数、それから、需要が増えるということで今まで話が進んできていますけれども、大体その需要が7.9ポイントぐらい増ということだったと思うんですけれども、それは彦根でいうと実際待機児童数がどうなるのかというところをまず教えていただけませんか。 348 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 349 ◯幼児課長北村慎弥君)   待機児童数につきましては、平成30年10月1日現在では109人となっております。年齢別でいきますと、ゼロ歳児が32人、1歳児が49人、2歳児が21人、3歳児が7人ということで、おおむねゼロから2歳の方が待機という現状になっております。  そして、次に、無償化によって7.9ポイントほどニーズが増えるというところの考え方ですが、彦根の場合、1学年約1,000人ぐらいお子さんがいらっしゃいますので、それを単純に計算すると、79人ぐらい保育所のニーズが増えるのかなとは考えておりますが、これについては3歳以上が無償となりますので、3歳以上のそれぐらいの数の方が幼稚園よりも保育所の方を希望されるようにニーズが変わっていくのではないかと見ております。 350 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 351 ◯委員(北川元気君)   ということは、保育の無償化が始まって保育需要が増えたら、大体どれぐらいの待機児童数を見込まれているんですか。 352 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 353 ◯幼児課長北村慎弥君)   待機児童数の増加の見込みなんですけれども、これはことしやっていますアンケート調査の中でまた出していくことになるんですが、感触としましては、ゼロから2歳については無償化による増というのは余りないのではないかと思っております。それ以上に、そもそもの保育ニーズが増えてきておりますので、その方が増えてくると。無償化になるのは、あくまでメインは3歳児以上ですので、3歳児からの数が増えてくるという意味では、来年度から幼稚園の方で預かり保育ということで夏休みに試験実施するとか、そういった形で、幼稚園での保育所的な機能を充実させて保育園のニーズに応えていきたいと考えております。 354 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 355 ◯委員(北川元気君)   何人ぐらいになるのかというのはわかりませんか。 356 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 357 ◯幼児課長北村慎弥君)   申しわけないんですが、今の時点で待機児童が何人ぐらいになるかという見込みは算出しておりません。 358 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 359 ◯委員(北川元気君)   今でもというか、10月時点でも109人で、無償化になれば79人ぐらいが増えるけれども、それは3歳以上からの無償化になるのでということだったんですけれども、3歳以上の方が無償化になって増える、そうするとそこがあふれてしまうということと、それから、何でその数がわからないのかがわからないんです。大体の見込みぐらいは答えられないんですか。 360 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 361 ◯幼児課長北村慎弥君)   3歳以上につきましては、現在、主に90%以上の方が幼稚園、保育園を利用されていますので、保育園か幼稚園かを利用されている方というのは、子どもさんはほぼ利用されていると考えていますので、保育園の方にニーズが増えてくるとは考えておりますが、ただ、その中で保育園がいっぱいで入れませんよということは出てくると思いますが、そのときの受け皿としまして、幼稚園でも長時間、夕方4時までお預かりするとか、夏休みにお預かりするとかということで、幼稚園の方で受けとめるというか、受け皿になって対応していきたいと考えております。 362 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 363 ◯委員(北川元気君)   ちょっと僕の聞き方が悪かったですね。10月時点で109人、これより上回っていくのか、それこそいろんな対策を打って同じぐらいになるとか、そういうお答えで結構です。 364 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 365 ◯幼児課長北村慎弥君)   すいません。保育所の待機児童なんですが、例年4月1日と10月1日の2回公表しておりまして、4月1日というのが実は29人となっております。10月は、そこからどんどん申し込みが増えてきて、109人ということで増えてくると。またことしの4月になると、利用調整とかをしまして、当然109人よりも少なくなってくるということを繰り返しておりますので、当初に関して言うならば、109人も待機児童はないとは思っておりますが、やはり近年の掘り起こしがありますので、去年でしたら29人でしたけれども、それよりも増えるのではないかというのは、今、利用調整をしているところの感触として感じているところではございます。 366 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 367 ◯委員(北川元気君)   ざっくりとはわかりました。今までこういう待機児童解消ということを掲げて、いろんな計画を立ててやってきましたけれども、突然降って湧いたかのように教育の無償化とか保育の無償化となって、これが初年度は国でやるけれども、次からはよろしくねみたいに、どうなるかまだ未確定な状況でわからないんですけれども、そういったことを受けて、彦根市として、今後、保育や幼児教育にこういうふうに取り組んでいこうという対策みたいなものを最後にお聞かせください。 368 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 369 ◯幼児課長北村慎弥君)   今後、無償化が進んでくる中で、待機の方なり保育ニーズが増えてくると思っておりますが、まず、ゼロから2歳につきましては、小規模保育事業所ということで、実は、ことしの4月以降、2園開園する予定をしております。そういった中で対策をしていきますし、あとは、これは企業主導型ということで、これは企業が直接設置する保育所ですが、市内に3カ所、来年度開園する予定ということで聞いております。ゼロから2歳につきましては、こういった形で保育のニーズを受けとめていきたいと思っておりますし、3歳以上につきましては、基本的には公立幼稚園の預かりなりの充実で対応していきたいと考えております。 370 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 371 ◯委員(北川元気君)   では、公立の幼稚園、保育園でこれから計画があるじゃないですか。幼稚園をこども園化していこうとかいう計画がありましたけれども、それは特段変更はしないんですか。 372 ◯委員長長崎任男君)   幼児課長。 373 ◯幼児課長北村慎弥君)   整備計画の方は当然立てている中で、施設の老朽化というのもございますので、そういった整備更新に合わせて認定こども園化を図っていきたいとは考えておりますが、今年度、幼稚園は、エアコンの方も設置させていただきまして、環境の方も向上しております。こういったところからも、今ある幼稚園も最大限生かしながら待機児童も含めて対策をしていきたいと考えております。 374 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 375 ◯委員(北川元気君)   予算の話にもなってくると思うので。でも、やっぱり僕の周りとかで待機児童になっている方とかの話を聞くと、すごい怒っておられるんですよ。だから、できるだけ計画の前倒しで待機児童の解消というものが一日も早くできるように取り組んでいただきたいと思いますので、これは要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、本会議の中野議員の質問でインフルエンザのワクチンの補助の話があったんですけれども、これは僕も聞いていてちょっとあれっと思ったんですけれども、13歳以下は2回接種が必要ですということで質問されました。細かいことを聞くことはないんですけれども、要するに、彦根市で13歳以下でワクチン補助をした場合、その試算なんかはされていますか。されていたら教えてください。 376 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 377 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   今、手元にありませんので、また調べさせていただきます。 378 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 379 ◯委員(北川元気君)   では、また調べて教えていただけたらと思います。  では、続いて、学校の方にいきたいと思います。  卒業式シーズンで、これから入学式の控える中で、毎年恒例のように聞いていますけれども、しっかりと国旗掲揚、国歌斉唱に取り組んでいただけているのか、取り組んでいただけるのか、それを確認させてください。 380 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 381 ◯学校教育課長(清水貴博君)   儀式的行事の中で、各学校、小・中ともにですけれども、しっかりと取り組んでおります。 382 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 383 ◯委員(北川元気君)   体育祭で国旗が掲揚されるときに校歌が流れたりだとか、過去にもありました。お城まつりパレード、文化を重んじる文化の日にもかかわらず、城東小学校のグラウンドには国旗が掲揚されていなかったりとか、そういった細かいことを言い出すと僕もいっぱい持っているんですけれども、やっぱりきっちりと国旗掲揚、国歌斉唱をやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。要望しておきます。  続きまして、学校現場の方にいったので、道徳の教科化の話をちょっとお聞かせいただきたいと思うんですけれども、道徳の教科化はもう既に取り組んでおられまして、いろんな報道もあるんですけれども、まず、彦根市でどう取り組んでおられるのかとか、やってみてどういう課題があるのかということをお知らせください。 384 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 385 ◯学校教育課長(清水貴博君)   私たちは、小学校では、本年度、平成30年度から教科化として教科書に基づいて取り組んでいるところでございます。次年度、平成31年度は、中学校におきましても教科書を選定いたしまして教科として学んでいるところでございます。22の価値項目がございまして、それに基づいて取り組みをしているところでございます。どの小学校も研究等を重ねて取り組んでいるところではございますが、小学校においては昨年度、中学校におきましては今年度の中で、中学校は来年度からですけれども、まず、道徳の教科化に向けた取り組みを、専門家の人を招聘いたしまして、そのありようについて十分研修し、学校に持ち帰りながら校内で研修をしている。あるいはまた、ここ数年、文部科学省が筑波の方で教員を対象とした道徳教育の研修を毎年行っておりまして、本市からもこれまで5年間の中で数名が積極的に参加をいたしまして、戻ってきて、それを伝達講習するという形で、評価の仕方など、まだまだ課題はございますけれども、今後もさらに研修を深めながら、まずは子どもたちがそういった中でよりよい今後を歩めるような取り組みに高めてまいりたいと考えているところでございます。 386 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 387 ◯委員(北川元気君)   今、課題ということでお聞きをしましたけれども、特に大きな問題になったようなことはなかったんですか。 388 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 389 ◯学校教育課長(清水貴博君)   道徳そのものが、これまでから「特別の教科 道徳」というか、副読本を使いながら学んでおりましたので、市の方には道徳の指導をしていく上で特別ご質問をいただいているところはございませんし、保護者の方からも特に大きな混乱はないような状況でございます。 390 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 391 ◯委員(北川元気君)   ありがとうございます。課題も多いと思いますけれども、新聞報道等でもいろんな賛否の声も上がっていますし、大変だと思いますけれども、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  続いて、小・中学校へのスマホの持ち込みについてお聞かせいただきたいんですが、現状はどういうことになっているのか、まずお聞かせください。 392 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 393 ◯学校教育課長(清水貴博君)   スマートフォンの学校への持ち込みについては、原則認めてはおりません。ただ、特別活動とか、やむを得ぬ場合について、個別に保護者の方から学校の方に依頼があるときには、教員が預かるということまではしておりませんけれども、ただ、それが授業中に音が鳴るだとか、あるいは、それがもとでトラブルになるだとか、あるいはまた、最近のスマートフォンはかなり高価なものでございますので、それを校内で紛失しただとか、こういうような問題になっても非常に後々の対処が難しいと。ですので、大前提としては、持ち込みは現在認めていないというところでございます。 394 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 395 ◯委員(北川元気君)   今、大阪発信で、スマホの持ち込みをどうしようかということで、これも広く報道とかもされて、いろんなニュースにもなっている中で、僕も市内の保護者の方からそういったルールを決めてほしいとかいう声も聞いているんですけれども、学校の本音としては、先生の業務の範囲内とか、いろんなことを考えると、もう原則禁止ねとする方がいいのは僕もわかるんです。けれども、時代の流れというか、それこそ何で大阪がスマホを持ち込みするのを容認しているかというと、やっぱり災害であったりとか防犯であったりとかいう観点も確かにあるわけで、そういった流れの中で、今後、彦根市としては、こういったスマホについて今後検討していこうか、ガイドラインを定めていこうかみたいな考えはあるんですか。 396 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 397 ◯学校教育課長(清水貴博君)   確かに大阪の場合、昨年に地震もございましたし、それを受けてというところがあるんだろうと思います。先ほど委員もおっしゃいましたが、国の方もこのスマートフォンの持ち込み原則禁止というのを10年ほど前にうたっているわけですけれども、それについても、文部科学大臣の方が、持ち込みをオッケーにするということではなく、そのことについて見直しをするということを言っておられるようなので、今後は、その辺の国の様子なども十分注視しながら適宜対応してまいりたいと考えているところでございます。 398 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 399 ◯委員(北川元気君)   ついでに、スマートフォンを使ったさまざまな問題が小学生、中学生にもあると思うんです。SNSとかスマートフォン、インターネットとのつき合い方みたいなことを学校で教えておられるということも僕も学習参加とかに行って聞いたりとかもしているんですけれども、各学校、各先生でさまざまな取り組みをやっておられると思うんですけれども、彦根市として、子どもたちがインターネットで事件とか被害とかそういうものに遭わないためにとか、正しく利用するために何か統一して取り組まれていることというのはあるんですか。 400 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 401 ◯学校教育課長(清水貴博君)   実は、今から10年ほど前に、彦根市教育委員会の方で彦根教育の日というものを設定しまして、そのあたりのときには、特にスマートフォンといいますか、携帯電話ですけれども、出始めたときでしたので、こういったものの扱いについて、保護者、そして生徒もそこに一部生徒会の役員などが参加をして、PTAなどと一緒になってひこね燦ぱれす等で研修会を持ったことがございました。その後、市の方で2、3年続けて実施をした後から、各学校が工夫した取り組みをされてきた経緯があると承知しております。ただ、国の方が今後、先ほど申し上げましたような形で新たな策定等を示して、それぞれの自治体に求めてくるとするならば、またそういった対応も必要になるのではないかなと考えているところでございます。 402 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 403 ◯委員(北川元気君)   小・中学生がインターネットによるトラブルといったことや、それこそいじめの問題だとか、振り込め詐欺の問題だとか、いろんな問題に発展するケースがすごく増えているので、そういったインターネットの教育というものも取り組んでいっていただきたいなと思いますし、まず、各学校で得意な先生だけがやるのではなくて、それこそそうではない学校もできるようにしていけるようなことをぜひ検討していただきたいと思って質問させていただきました。よろしくお願いします。  それから、続きまして、学校の先生側のことで、学校の先生がすごく精神疾患になっておられると。教員の休職の理由のうち65%以上が病気が理由になっていてとかいう報道がありましたし、文部科学省の調査でも、2017年度は5,077人ということで、5,000人を再び超えましたということで調査結果も出ているんですけれども、日ごろ僕は教育委員会には厳しいことを申し上げているんですが、学校の先生を職場環境であったりとかそういった悩みから救うということが今求められていると思うんです。非常に忙しい中で、また、デリケートな子どもたちに携わる中で、本当に大変な思いをされていると思うんですけれども、例えばですけれども、そういう精神疾患になられているようなケースというのが彦根で多かったり、いやいや、彦根はそんなことないですよだったり、休職者が多かったりとか、そういった現状というのはいかがなんでしょうか。 404 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 405 ◯学校教育課長(清水貴博君)   ご心配をいただいている教職員の現状でございますけれども、実は、国の調査の休職教員の数といいますのは、休職の前に一定特別休暇という形で、病んだらすぐ休職という制度にはなっておりませんので、本市の場合でも、やはりいろんな背景がありますけれども、やむを得ずしばらく気持ちの方を患って特別休暇を取得する教員は、そう何人もいらっしゃるわけではございませんが、残念ながら毎年何人かはいらっしゃいます。ただ、特別休暇等を取得する中で、年度末に一つリセットしながら新たな年度を元気にスタートしていただいているという方がほとんどで、中に、本当に数えるほどでございますけれども、1人2人いらっしゃるかどうかということですが、そういう先生もございます。もちろん病気が理由で休職せざるを得ないという方も残念ながらおいでになりますので、そこのところは分けて考えているところでございます。 406 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 407 ◯委員(北川元気君)   せんだって取り上げさせていただいたいじめの問題とかいうことだと、スクールカウンセラーさんだったりとか、いろんな支援していただける、子どもの心を拾ってあげられるような相談できる場所というのがあるんですけれども、学校の先生側が心の悩みを抱えたときに、相談できるところはあるんですか。 408 ◯委員長長崎任男君)   学校教育課長。 409 ◯学校教育課長(清水貴博君)   実は、児童・生徒やその保護者の心のケアでスクールカウンセラーにお手伝いいただいておりますけれども、学校の教員の場合も、もちろん、まず校長の方が十分にその辺は酌み取ってということになりますけれども、その上で状況に応じてスクールカウンセラーの方に相談に乗ってもらって、それで、気持ちの上で、よし、大変なのは自分だけじゃないんだなというあたりで、じゃあ、子どもたちのために頑張ろうとまた次に踏み出していただける、そういう状況は重々ございます。 410 ◯委員長長崎任男君)   北川委員
    411 ◯委員(北川元気君)   せっかく頑張っておられる先生が、そういった心の悩みとかを抱えて休職とかになってしまって、また教育現場に人手が足りないということにならないように、ぜひともそういったケアも含めてお考えをいただきたいということです。よろしくお願いします。  それから、続きまして、彦根市教育委員会の方で起こった職員の懲戒処分の話で、我々も1月15日に職員の懲戒処分を発表されたということは聞いております。簡単に言うと、領収書をごまかして偽造してお金を着服しましたよと、それをうその申告していましたよという内容をお聞きしているんですが、簡単でいいので、これの説明と、それから、懲戒処分にされたんですけれども、その後、法的な対応はされないということを聞いているんですけれども、それに至った経緯についてお聞かせください。 412 ◯委員長長崎任男君)   教育部長。 413 ◯教育部長(安居庄二君)   今ほど委員ご質問の本年1月15日付で懲戒処分を行った件で、まず、本事案につきましては、さきにも議員の皆さんに報告させていただきましたが、本市が委託事業として行っております文化祭事業と子ども教室の事業、この二つにかかわって、委員おっしゃったように、一部領収書を偽造し、現金を着服していたという事案でございまして、これは昨年の12月に実績報告を回す中で発覚しまして、昨年度末、本人に聞き取りをして、全体の状況を把握して、それで1月15日に処分と、こういうことの経過でございます。  それで、法的な対応の部分につきましては、今おっしゃっている意味は、多分、告発とか告訴とか、そういう意味合いでおっしゃっているのかなと受けとめたんですけれども、これにつきましては、本人の方も聞き取る中で十分に深い反省をしておりまして、かかわっている地元の団体等々からも、そこまでは望んでいないということも聞いておりまして、そうした意味合いで、その後においてそうした法的な対応ということは考えておりませんで、対応もいたしておりません。 414 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 415 ◯委員(北川元気君)   教育委員会の不祥事は今年度だけでも連続してある中で、大変重く受けとめていますとか、遺憾に思っていますとか、再びこういうことが起きないようにとか、コンプライアンス、法令遵守でとか、いろんなことを言っておられながら、しかも、これは結構な幹部の方がこういうことをされていたわけですよね。そういった意味で、こうやって議事録に残る場所で、報道等では教育長はこれに対してコメントをされているようですけれども、この委員会でもこういうことについて今後どうしていくのかということをしっかりコメントしておいていただきたいと思います。 416 ◯委員長長崎任男君)   教育長。 417 ◯教育長(善住喜太郎君)   今年度、先ほどご指摘いただいたように不祥事が幾つも起こっていることについては、本当に深刻に受けとめておりまして、その都度、単に反省をしていると言うだけでいけるものではないと思っております。さらに、職種もいろいろな職種にわたっているところもございまして、きちっと臨時の方なども含めて全教育委員会が所管する教職員にコンプライアンスの推進について徹底いたしますように全力で取り組みたい、このように思っているところでございます。 418 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 419 ◯委員(北川元気君)   教育委員会の職員に対して何か通知を出したりとか、引き締められるような取り組みはされたんですか。 420 ◯委員長長崎任男君)   教育長。 421 ◯教育長(善住喜太郎君)   もちろん、まず一つは、その都度さまざまな会合等で話もしておりますし、コンプライアンスの推進につきましては、彦根市教育委員会のコンプライアンス推進委員会を立ち上げて、そこで協議をいただいて、推進についての文書をつくりまして、例えば、現在のところは、彦根市教育委員会におけるコンプライアンスの推進という基本的な職員に対する方針の説明と、基本的なコンプライアンスにかかわる意識の向上や取り組み姿勢を示す文書を職員全てに届くように準備しまして、各学校現場あるいはさまざまな現場で、全教員・職員がこれにきちっと研修をして向き合うようにという指導をしているところでございます。 422 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 423 ◯委員(北川元気君)   こういう人が1人いただけで本当に市民の信頼を失ってしまうんですよね。本当に頑張っておられる優秀な方もたくさんいらっしゃるのに、非常に残念なニュースというか処分だったので、任期最後なので、ここできっちりとけりをつけておきたいなと思って言いました。  それから、ごめんなさい、あと1点だけ最後に病院関係でちょっとお話を。多分、前もちらっと言ったと思うんですけれども、僕は年明けに病院にかかりまして、できたら匿名で番号で対応していただきたかったんですけれども、北川元気さんと呼んでいただいて、見事に周りの方に顔をさされるということがありました。僕だけではなくて、僕が待合室で待っているときに、女性の方が近くにいらっしゃったんですけれども、今日、うんち出ましたかと、下痢だったんですかということを僕の目の前で女性に聞かれたりしている状況というのがあるんですね。お忙しいのはわかりますし、年明けなのでたくさんいらっしゃったので、混雑していたのもすごくわかるんですけれども、やっぱり患者さんに対しての配慮というものを前からもお願いはしていたんですが、今回、それに気づいたので、それをしっかりとマニュアルにするとか、例えば、最初に体温をはかったり、いろんなことを記入したりするときに、呼び名についてどうするとかという項目を1個増やして、確実にそこが拾えるようにしたりとか、何かそういうことで取り組んでいただけないかなという思いがあるんですけれども、ご見解をよろしくお願いします。 424 ◯委員長長崎任男君)   看護部長。 425 ◯看護部長(谷口孝二君)   外来部門でのことだと思うんですが、現在は番号で呼び出すというのがマニュアルになっていたかと思います。先ほど言われた名前を呼ばれたということは、少し徹底しているのかどうかも調査させていただきたいと思います。  それで、今言われました、例えば女性の方に聞く質問等については、事前の問診等がありまして、恐らくその中で必要な項目を聞かれたんだと思います。それぞれが待っていただく場所がオープンであるということを配慮するとか、そういった倫理的な問題も含めて、いろんなことの看護師の教育については、看護部の教育ですけれども、徹底をしていきたいと思っております。  具体的な例を今日お聞きさせていただき、上がってきていなかった事例については報告はできなかったんですけれども、今日聞かせていただきまして、こういった事例があるのではないかということがわかりましたので、そのあたりでまた検討をしていきたい、そして徹底していきたいと考えております。 426 ◯委員長長崎任男君)   北川委員。 427 ◯委員(北川元気君)   すごく忙しいのもわかっていますし、市立病院の看護師さんからも内情はよく聞いているので、大変だということは理解しているんですが、ぜひともそれをマニュアル化していただいてとか、できたら、直接患者さんとのヒアリング、問診をするときは、ちょっとやっぱり別のところに移動をするとか、例えば中に入ってから聞くとか、難しいと思うんですけれども、その辺、いろいろとお考えをいただきながら配慮していただければと思いますので、よろしくお願いして質問を終わります。ありがとうございました。 428 ◯委員長長崎任男君)   健康推進課長。 429 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   先ほどの北川委員のご質問に対してお答えさせていただきます。  高齢者インフルエンザの予防接種につきましては、13歳以下の方のワクチン接種につきましては、任意接種のため、もともと市として補助するということは考えていなくて、試算はしていませんでした。今ここでざっと計算をさせていただきますと、5歳から13歳までの方が8,513人いらっしゃいます。補助額が3,250円になりますので、2,766万7,250円が1回、2回になりますと5,533万4,500円の補助額になります。 430 ◯委員長長崎任男君)   ほかはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 431 ◯委員長長崎任男君)   質問がないようなので、以上で、福祉病院教育常任委員会を閉じます。  お疲れさまでした。                                 午後2時40分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...