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  1. 彦根市議会 2019-03-01
    平成31年3月臨時会(第9号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前8時59分開会 ◯議長(安藤 博君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから平成31年3月彦根市議会臨時会を開会いたします。  ただちに本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(安藤 博君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、4番谷口典隆君、および5番夏川嘉一郎君を指名いたします。 ────────────────── 日程第2 会期の決定 3 ◯議長(安藤 博君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日と決定いたしました。 ────────────────── 日程第3 議案第64号上程(市長提案説 明) 5 ◯議長(安藤 博君) 日程第3、議案第64号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計暫定予算を議題といたします。  職員に議案を朗読させます。
      〔山口議会事務局次長朗読〕 6 ◯議長(安藤 博君) 提案者の説明を求めます。  市長。   〔市長(大久保 貴君)登壇〕 7 ◯市長(大久保 貴君) 皆様、おはようございます。本日提出いたしました議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。  議案第64号につきましては、さきの2月市議会定例会におきまして議案第3号として提出いたしました平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算案が否決をされましたことを受けまして、平成31年4月から同年7月までの4カ月間につきまして、本予算成立までのいわゆるつなぎ予算として暫定予算を編成し、今回提出をするものでございます。  暫定予算として計上しております主な費用といたしましては、人件費、扶助費および公債費等の義務的経費を初め、既に債務負担行為を設定しております経費のほか、賃金、施設維持管理経費道路等維持費、補助金のうち人件費見合い分、市が加入いたします各種団体等の負担金や会費、福祉医療費助成事業等扶助費見合いの事業、予備費等でありまして、総額といたしましては119億5,637万7,000円となります。  これらの費用につきましては、同期間に収入が見込まれます市税や地方交付税等のほか、費用の特定財源として見込める国庫支出金や県支出金等で賄うものでございまして、総額といたしまして156億3,700万8,000円となります。  今回提出をいたします暫定予算につきましては、会計年度の一定期間における収支の見込みでありますことから、歳入歳出の均衡が図られていない状態で提出をするものでございます。  また、債務負担行為につきましては、制度融資を通じて信用補完を促進することにより、小規模企業者の経営安定、振興に寄与するため、滋賀県信用保証協会小規模企業者小口簡易資金保証債務損失補償債務負担行為の設定を行うものでございます。  以上が本日提出をいたしました議案の大要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 8 ◯議長(安藤 博君) これより質疑を行います。  質疑の通告書が3名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、1番辻真理子さん、2番獅山向洋君、14番和田一繁君の順とし、順次ご登壇願います。  1番辻真理子さん。辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 9 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、私は、議案第64号について質疑をいたします。  中項目1、平成31年度(2019年度)一般会計暫定予算案について。  細項目1、一般会計予算がなぜ否決されたと考えているか。  彦根市議会、私たち議員の大半は、市民の声を聞かなかった、実行団体との調整も行わなかった市長の政治姿勢に対して、ノーという言葉で、3月20日の本会議におきまして、議案第3号一般会計予算を否決したものであります。  2月定例会での答弁におきまして、市長は「いい予算ができた」と発言されたと思います。私たち議員の大半はそれに対していろんな意見を持ったのですが、そのときの予算は否決されてしまったわけです。市長は当初予算がいい予算ができたとおっしゃったのにもかかわらず、なぜ当初予算が否決されたとお考えか伺います。 10 ◯議長(安藤 博君) 市長。 11 ◯市長(大久保 貴君) 辻議員のお尋ねにお答え申し上げます。  当初予算に関しましては、財源の確保が非常に厳しい昨今の財政状況の中で、平成31年度当初予算は、基金の取り崩しに過度に頼らない予算編成に転換をしてまいりますために、市民ニーズを把握できる各部局に予算枠を配分する予算配分方式を採用するなど、事業の見直しを行ってきたところでございますが、議員ご指摘のように、2月定例会では議員の皆様に対する説明が尽くされず、十分にご理解をいただくことができなかったと考えます。そのために、残念ながら当初予算案の否決につながったと考えているところでございます。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 12 ◯1番(辻 真理子さん) 再質疑いたします。  説明不足であったと今もコメントなさいましたが、新聞報道のときも、「精いっぱいご説明したが、ご理解いただけなかった」とおっしゃっておられます。単純に読めば、理解しなかった議会がいけないのだというニュアンスに聞こえてきますが、説明不足だったということで本当によろしいのですか。 13 ◯議長(安藤 博君) 市長。 14 ◯市長(大久保 貴君) 私どもは精いっぱい説明をさせていただいたつもりではございますが、結果として十分にご理解を得るに至らなかったということだと考えております。 15 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 16 ◯1番(辻 真理子さん) ご理解いただけなかったというよりも、それでは、私たちが否決したことに対して、市長は、この部分がいけなかったのではないだろうかとか、いや、あそこはやはり間違っていたと反省とはお考えにならなかったのでしょうか。 17 ◯議長(安藤 博君) 市長。 18 ◯市長(大久保 貴君) 今、さきの定例会での議論というものをそれぞれ私どもが丁寧に振り返っているところでございまして、現時点では、今申し上げましたとおりに、結果としてご理解を得るに至らなかったということだと考えております。 19 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 20 ◯1番(辻 真理子さん) 説明したが理解していただけなかったということでありましたら、次にまた本予算を出してくるときに、そのままお出しになって、説明を丁寧にするというように私たちは捉えるべきですか。 21 ◯議長(安藤 博君) 辻さん、質疑のところの次の本予算の話になっていますので、再質疑の内容を変えてください。  辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 22 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目2に移ります。暫定予算については、どのような方針で予算編成されましたか。  市長は予算常任委員会におきまして、「予算を修正する考えはない」と発言されました。この暫定予算を承認しなければ、4月1日以降、彦根市は立ち行かなくなるわけですが、今回の暫定予算の編成の方針や内容について、詳しくご説明いただきたいと思います。 23 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 24 ◯総務部長(犬井義夫君) 暫定予算に計上する経費につきましては、経常的、義務的な経費を計上することが通例とされておりまして、政策的な経費でありますとか新規事業に伴う経費、また、議会で問題となった経費は計上することを避けることが望ましいとされているところでございます。  今回調製をいたしました暫定予算につきましては、人件費や公債費、国が制度化している扶助費などの義務的経費、また義務的経費に準じるものといたしまして、予備費や既に債務負担行為を設定している経費について計上をするとともに、賃金や施設等の維持管理に係る経費など、必要最低限の物件費も一部計上をさせていただいているところでございます。  一方、暫定予算に計上しないこととした経費の例といたしましては、シティプロモーションに係る経費、また各種のイベントの執行経費、各種計画の策定経費、姉妹都市等との記念事業に係る経費、道路改良事業や新市民体育センター整備費などの大型の投資的経費、ならびに各種団体への補助金など、政策的な判断が伴う経費が挙げられます。  また、暫定予算に計上することとした経費につきましては、本予算をお認めいただくまでの4月1日から7月31日までに必要となる経費のみを計上しているところでございます。 25 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 26 ◯1番(辻 真理子さん) それでは、細項目3に参ります。庁舎などの管理業務委託料の契約期間はどのように対処するのか。  一般的に庁舎などの管理業務については、1年間の契約であるものが普通です。そのような1年単位の契約がどれぐらいあって、それらの契約についての暫定予算の対処方法を伺います。 27 ◯議長(安藤 博君) 総務部参事。 28 ◯総務部参事(長野繁樹君) 1年間を契約期間とします庁舎等の管理業務委託等の件数につきましては、国が毎年8月に実施しております地方公共団体官公需契約実績額等の調査におきまして、平成30年8月に報告いたしました平成29年度分のあくまで一般会計における管理業務委託等の件数で申し上げますと、約280件でございます。  これら年間の管理委託業務等の暫定予算に伴う対応でございますが、契約期間につきましては、平成31年(2019年)4月1日から平成31年(2019年)7月31日までと記載することとしておりまして、ただし書きとして、「本市の本予算が成立した場合には契約期間を平成32年(2020年)3月31日まで延長するものとする」という旨を記載することとしております。  また、契約金額におきましても、平成31年(2019年)4月1日から平成31年(2019年)7月31日までの金額を記載いたしまして、ただし書きとして、本市の本予算が成立した場合には、1年間分の金額とするという旨の記載をすることとしております。  業務内容につきましては1年間を通した内容としておりまして、委託業務の執行に支障が生じないようにしているところでございます。 29 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 30 ◯1番(辻 真理子さん) 今お伺いいたしましたら、280件の契約があるということです。たくさんの契約があって、今おっしゃったように、4月1日から7月31日までの4カ月間にそのような暫定の予算で対応したときに、契約の相手の方から支障が起こるということは考えられないのでしょうか。 31 ◯議長(安藤 博君) 総務部参事。 32 ◯総務部参事(長野繁樹君) 一般的にこのような形で全庁的に通知をさせていただきました。本予算が否決された3月20日に、このような形で契約を締結するようにということで、財政課と私どもの契約管理室、また人事課も含めて、3者連名でこの文章を出させていただきました。一般的にこのようにしてほしい、原則としてこのようにしてほしいということで通知させていただきましたので、万が一、個別案件で何か不測の事態等が生じてきましたら、そのときはそのときで対応を考えさせていただきたいと考えております。とりあえず原則はこれでいこうということで徹底したところでございます。 33 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 34 ◯1番(辻 真理子さん) それはこちらの彦根市の方が一方的に言っているわけで、相手の方々にはいろんな事情があるわけですから、こちらがこういうように言ったからと、それでおさまるというものではないし、今のおっしゃり方では一方的に通知をしたというようにしか聞こえません。そういうことの配慮をもっとしないと、今までから契約していただいた方々に不都合が起こった場合はこういうようにしますという丁寧な対応をしていくべきだと思いますが、そういう配慮はやはり少し欠けているかと思います。その件についてはどうでしょうか。 35 ◯議長(安藤 博君) 総務部参事。 36 ◯総務部参事(長野繁樹君) その点につきましては議員おっしゃるとおりでございます。契約を締結する際に、その辺は相手方の自治会等の皆様、各種団体の皆様とお話しさせていただいて、万が一のときがありましたら、こちらの方に申し出ていただきますように、丁寧に説明したいと思っております。よろしくお願いいたします。 37 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 38 ◯1番(辻 真理子さん) 今も少し述べていただきましたが、細項目4に参ります。困惑している自治会や団体などへどのように対応するのか。  自治会の中には、市役所の広報を手配りして、それについて彦根市から委託料を受け取っているところや、子育てのためのNPOなど財政基盤の弱い団体がありまして、彦根からの補助金で運営されていたりして、大変ご苦労をしていただいているところもございます。そのために、今後しばらくは事業を停止してしまわなければいけないと心を痛めている方もあると伺っております。本来は官で行う事業を民の方々に委託し、大きな財政負担削減を図っていただいているところもございます。  特に、今申し上げました財政基盤の弱い団体にありましては、彦根市からの委託料なり補助金などが重要な財源になっていて、4月から運営はできないという事態に遭遇しかかっているという不安は私たちのところにも上がってきております。このような小さな団体への説明と対処については、どのような方針で、どのように行うのか、答弁を求めます。 39 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 40 ◯総務部長(犬井義夫君) 今回の暫定予算につきましては、本予算が可決をいただくまでのいわゆるつなぎの予算でありますことから、本市が実施をいたします義務的な経費のみを計上しております。  したがいまして、本予算をお認めいただくまでの間、議員ご指摘のとおり、関係団体の皆様にはご心配、ご負担をおかけすることになります。  暫定予算をお認めいただきましたら、できるだけ市民サービスに影響が出ないように工夫をしてまいりますとともに、暫定予算では計上をしていないことによりまして市民生活に影響が大きいと見込まれる事業等につきましては、お認めいただきました暫定予算のもとで提供できるサービス内容等につきまして、必要に応じ、市民の皆様や関係団体に対して周知、説明をしてまいりたいと考えております。 41 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 42 ◯1番(辻 真理子さん) 一定の大きさの団体でありましたら交渉力というものがあると思いますので、相手方の方から彦根市に対して、こういう状態になったときはどうしてくれるんだというお尋ねもあると思いますし、交渉に来られると思うんですが、小さい団体の方はどうしていいかわからない、ただ不安だけが募っているということがあります。  交渉の団体が280あった場合、その中で、どういうことがお困りになるでしょうかと小さい団体にはお声をかけるということ、相手が反応しなかったら、もう一度、大丈夫ですよという安心感を与えた上で、こういう対応をいたしますということを言わないと、声を上げることができない団体もたくさんあると思います。そういうところへの配慮はいかがでしょうか。 43 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 44 ◯総務部長(犬井義夫君) 今ほど議員おっしゃっていただいたご心配は、各団体のお声というものをおっしゃっていただいているのではないかと思います。団体によりまして、ケース・バイ・ケースということになろうかと思っております。  それぞれ団体の窓口となっております担当課がそのあたりは十分把握しているのではないかと思っておりますけれども、それぞれ相手様の状況に応じて説明をさせていただく必要があると思っております。 45 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 46 ◯1番(辻 真理子さん) 私も幾つかの団体から不安のお声を聞いております。自治会でしたら予算が組めないという質問が来ております。自治会なんかは幾分繰越金があるから、そこから暫定的に使っていくとおっしゃっておりました。  例えばNPOなんかで、教育とか福祉に関するところに問題が起こっているのではないかと思うんです。現実には、立場の弱い方の事業に関して、一定の予算がついていたのが来なくなった場合には自費でやらなくてはいけない、自費もなかなか難しいということを既にお聞きしております。そういうところに対して、こちらから声をかけるように担当課に言っていただきまして、丁寧な対応をしていただく。そのことが市民の不安を取り除いていくということになりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、細項目5に参ります。暫定予算に関して、市民への告知はどのようにされるのでしょうか。  確かに議会では本予算を否決いたしました。この事実について、近くホームページや広報では告知をされるように伺っておりますが、暫定予算の内容についてはどのように告知される予定であるのか、明確にお示しいただきたいと思います。 47 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 48 ◯総務部長(犬井義夫君) 平成31年2月定例会に提案をいたしました平成31年度(2019年度)一般会計当初予算案が3月20日に否決をされたという結果を受けまして、取り急ぎではございますが、4月1日号の広報ひこねにおきまして、否決をされたという事実と、今後の予算の状況につきましては次回の発行となります4月15日号の広報にて掲載をさせていただく旨の一文を掲載をさせていただくこととしております。  暫定予算を可決いただきました際には、今ほど申し上げました次回の広報ひこね4月15日号で、暫定予算の内容につきまして市民の皆様にお知らせをさせていただきたいと考えておりまして、準備を進めているところでございます。  また、あわせまして、市のホームページのトップページでも、大事なお知らせという形で、暫定予算の内容につきまして掲載する予定をしております。 49 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 50 ◯1番(辻 真理子さん) 今日、朝からひこにゃんの経費が賄えないのではないかというニュースが広まりまして、全国版で各紙が訴えております。私たち、市民にとりましてはショックだったと思うんですね。ひこにゃんはやはり彦根市の誇りであり、とても愛する存在です。これに対して維持管理ができないようなことになるのではないかと各新聞に載っておりましたので、市民の方々は、もう彦根市はだめなのではないかという不安感が心の中に広がっていって、それが口々に広まっているのが現状だと思います。  今のように、一方的に広報でお知らせしました、あるいはホームページでお知らせしましたというのは、した方の満足感であって、受け取った方は本当に不安が払拭できたかどうか。今までもずっとそうでした。  市民の方々はそれぞれに生活があるわけですから、みんな忙しくて、新聞、ホームページを余り読むことのない方も多いと思うんですね。そういう方々に対して、一方的にこういうように通知をしましたよだけでは済まないところまで来ていると思います。そういう方に対してどのような配慮がなされるのか、お聞きしたいと思います。 51 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 52 ◯総務部長(犬井義夫君) お答えをさせていただきます。  今ほど、広報なりホームページの方でお知らせをさせていただくとご答弁させていただきましたが、議員の方から一方的というご指摘があったところでございます。確かに広報あるいはホームページというのはこちらから発信するだけでございますので、今ほどおっしゃっていただきましたことを私どもも十分に意識をして、これから市民の皆様のご理解を得てまいりたいと考えております。
     また、市民の皆様は不安に思っていらっしゃるというお話も今ほどございました。確かにどうなっているんだとご心配をおかけしていると思っておりますので、そういったご心配を払拭するためにも、本予算をお認めいただけるように、こちらも努力してまいりたいと考えております。 53 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 54 ◯1番(辻 真理子さん) 暫定予算という言葉は私たちも初めて体験いたしました。いろんな資料を読んで、暫定予算はこういうものだ、7月になったら回復するんだと理解はしておりますが、市民の方々に暫定予算と言ってもわかりません。そういうところに対して、暫定予算というのはどういうもので、7月には解決しますという広報も必要だと思います。  また、彦根市全体にお金がなくなったわけではなく、私が思うには、大きな箱ものにお金をかけ過ぎたので、皆様の小さい予算を削ることになったというのが現状だと思います。彦根市自体の財政が揺らいでいるわけではないですよという一つのアピールもした上で、皆様方には一定の期間、不安を与えることになりましたがという広報を、ホームページだけではなくて市長からも発信して、市民の方々がある程度安心するような対策をとるべきだと思います。もう一度、答弁を求めます。 55 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 56 ◯総務部長(犬井義夫君) 今、議員ご指摘のございましたことを十分意識しながら、市民の皆様が不安を持つことのないように努めてまいりたいと考えております。 57 ◯議長(安藤 博君) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 58 ◯1番(辻 真理子さん) 今もお声がありましたが、7月の末になったら解決するとは言い切れないというご意見もございました。  最後に申し上げたいのは、私たち議会がどうして否決したかということをよくお考えいただきまして、次に本予算を出していただくときに、議会がなぜ反発したのかということを、資料13の事業の見直しを一つ一つ開いていただきまして、私たちも全てにだめと言っているわけではなく、これは納得というのもありました。だけど、市民にとってはこれは削減してはいけないと思ったことだけを議会で申し上げています。それをよく精査していただきまして、何が市民の心に一番不安感を与えたのかということをよく検討していただきまして、今度出していただくときにもう1回否決することがないように、お互いに話し合いをしながら出すということが肝要かと思います。そういうことはしていただけますでしょうか。 59 ◯議長(安藤 博君) 本予算の話に移っていますので、申しわけありませんが、質疑を変えてください。  辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 60 ◯1番(辻 真理子さん) 最後に、私から行政の方々への要望という形でお願いしたいと思います。7月にまた出してきていただく本予算のときには、私たちも納得した上で、市民の心に沿った予算を出してきていただきたいと切にお願いしたいと思います。  短い質疑でございましたが、私の質疑を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 61 ◯議長(安藤 博君) 2番獅山向洋君。獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 62 ◯2番(獅山向洋君) 議案第64号彦根市一般会計暫定予算に対する質疑を行います。  私も40年ほど彦根市政にかかわっているわけですが、大久保市政においては初めてということばかりが続いておりまして、議員としてもなかなか理解できないし、まして市民の皆さんも、一体、当初予算否決とはどういうことなんだとか、暫定予算とはどういうことなんだと、こういう疑問を持っておられる方が多いのではないかと思います。  そこで、何だ、こんなことを知らないのかと言われると恥ずかしいですけれども、知らないということにして、極めて基本的な質疑をいたしたいと思います。  まず、中項目1ですが、暫定予算についてお聞きしたいと思います。  細項目1ですが、なぜ暫定予算が必要になったのか、まず説明していただきたいと思います。 63 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 64 ◯総務部長(犬井義夫君) さきの2月市議会定例会におきまして、上程をしておりました平成31年度(2019年度)彦根市一般会計当初予算案が否決をされました。このことによりまして、このままでは4月1日以降の市民へのサービスの提供ができなくなることから、市民生活に影響が出ないよう、行政運営の中断を防ぐことを目的としたいわゆるつなぎの予算としまして、本予算をお認めいただくまでの間、平成31年4月1日から7月31日までの4カ月間に必要とされる最少限度の経費で、暫定予算案を調製させていただいたものでございます。 65 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 66 ◯2番(獅山向洋君) 当初予算が否決されたから暫定予算が必要になったということです。  そこで、細項目2、市長は当初予算が否決された原因が自らにあると自覚しているのかどうか、お尋ねしたいと思います。  先ほど、辻議員の質疑に対する答弁でも、まるで説明が足らなかったとか、議員が理解しなかったという趣旨に聞こえました。あたかも議会の方に責任があるかのようにいつも答弁されるので、そういう意味で、なぜ否決されたのか。その原因は私は市長にあると思っておりますが、ご本人にその自覚がない限り、幾ら言っても変わらないと思っているんですよ。そういう意味で、きちっと市長としてご答弁いただきたいと思います。 67 ◯議長(安藤 博君) 市長。 68 ◯市長(大久保 貴君) 獅山議員のお尋ねにお答え申し上げます。  先ほどご答弁申し上げたとおりでございます。私どもとしましては精いっぱいご説明をさせていただいたという思いでございますが、その思い届かずというか、説明が十分にご理解いただくところまでいかなかった、私どもの力不足ということもあろうかと思います。残念ながら否決という結果になったということでございまして、このことをしっかり検証しまして、さらにこれから説明させていただきたいと考えております。 69 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 70 ◯2番(獅山向洋君) 今のご答弁は辻議員に対する答弁とほぼ同趣旨と受け止めました。  そこで、私、市長にお尋ねしたいんですけど、説明が足らなかったとか、説明が不十分だったからとか、あるいは結果的に否決されたとかおっしゃると、現に市議会議員の18人の者が反対したわけでして、これは圧倒的多数だと私は思うんですよ。  そうすると、市長の考えでは、自分たちは一生懸命説明したけれども、18人の議員はそれを理解しなかったとお考えなんですか。 71 ◯議長(安藤 博君) 市長。 72 ◯市長(大久保 貴君) 先ほど来ご答弁申し上げておりますとおりに、私どもは精いっぱい説明をさせていただいたと思っておりますが、結果としてご理解を得るところまでいかなかった。私どもの力不足、私自身の力不足もあろうかと思います。そうしたことを深く心に刻んで、今後、しっかり説明責任を果たしてまいりたいと考えております。 73 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 74 ◯2番(獅山向洋君) 一生懸命説明したとおっしゃるんですけど、私どもは当然説明を聞いて、みんな立派な社会人の方ばかりです。その方々が理解しなかったという判断なんですかと私は聞いているんです。ちゃんと答えてください。今の答弁では、力不足でとかおっしゃるけれども、結局は議員が理解しなかったと同じ趣旨に聞こえるので、その点、もう1回きちっと答えてください。 75 ◯議長(安藤 博君) 市長。 76 ◯市長(大久保 貴君) 繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、私自身は精いっぱいご説明をさせていただいたつもりではございますけれども、ご理解を得るに至らなかった私どもの力不足と思っております。今後、我々の立ち位置というものをしっかりとまた説明を重ねてまいりたいと考えております。 77 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 78 ◯2番(獅山向洋君) 繰り返しの答弁で切り抜けようと思っておられるんだと思います。私たちは、反対した議員も賛成した議員も、ど真剣にやはり考えて、それなりの立場できちっと理解した上で対応したんですよ。それを、説明が足らなかったとか、あるいは力不足とか、そんなことを言ってもらったら、市長として何をしておられるんですか。力不足だったら、それは市長としての資質の問題にかかわってくるのではないかと思うんですよ。  だから、私はもう1回お尋ねしたいんです。それでは、反対した18人の議員は結局自分たちの理解が足らなかったから反対したのだと、このように考えておられるんですか。 79 ◯議長(安藤 博君) 市長。 80 ◯市長(大久保 貴君) 繰り返しの答弁になって恐縮でございます。最終的にご理解をいただくところまでいかなかったという現状を深く心に認識をしております。 81 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 82 ◯2番(獅山向洋君) 何か結果論ばかりおっしゃるので、私はおかしいと思うんですよ。これは先ほど辻議員もお尋ねになったことですけれども、なぜ否決されたのかについて今のような理解をしておられるなら、これは市議会で何回繰り返しても、「繰り返しの答弁になりますが」で済んでしまうんですよ。  私はそういう意味では、反対した議員に対しても、賛成した議員に対しても、市長の答弁はまさに侮辱的だと思いますよ。我々は理解力がないのかということなんですよ。説明が不十分だとおっしゃるけど、これは市長の方のお考えであって、我々は説明はしっかり理解した上できちっと対応したわけですよ。どうですか。  議員の皆さんはしっかり理解して対応していただきましたとちゃんと言っておいていただかないと、我々議会の責任になってしまうんです。簡単に言ったら、説明したけれども、自分たちの力不足で説明が不十分だったという言い方をされたら、議会としては何のために市議会議員をやっているのかわからなくなるんですよ。いかがですか。  この際、繰り返しではなくて、市議会の皆様は真剣に対応していただきましたとはっきり言ってください。 83 ◯議長(安藤 博君) 市長。 84 ◯市長(大久保 貴君) まことにおっしゃるとおりでございまして、真摯に向き合って、真剣に対応していただいたと考えてございます。  現在、いただきましたご議論を検証する過程に入ってございまして、そうしたお一人おひとりご発言いただいた内容をしっかりと私どももそしゃくをして、今後につなげてまいりたいと考えてございます。 85 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 86 ◯2番(獅山向洋君) 否決された予算についてあれこれ言っていても仕方ないですけど、これから検証するという話ばかりなんですよ。これは例の本庁舎の耐震化整備事業だってそうでしょう。何だか後追い後追いばかりで、ごまかして切り抜けているというのが私の印象なんです。こういう事態になるということを全く予測していなかったんですか。それだけ聞いておきたいんです。 87 ◯議長(安藤 博君) 市長。 88 ◯市長(大久保 貴君) 予測をしていたかということでございますと、予測をしておりませんでした。しっかりご理解をいただくために努力をしていくという前提でございますので、ご理解のほどお願いいたします。 89 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 90 ◯2番(獅山向洋君) この問題はこの程度にしておきますけど、予測さえしていなかったというのは、まさにこの方は本当に市長なのだろうかという不安感を感じるんですよ。  例えば何かのきっかけで失言するということは、これは予測せずにやってしまうわけですけど、今後1年間の当初予算を編成するときに、こういう議会の反発、18人の議員が反対するということを予測さえしていなかったというのは、私は市長として本当に資質を疑うんですよ。  もう1回聞いておきますけど、本当に全く予測しておられなかったんですか。僕も驚いているんです。どうなんですか。もう1回聞いておきます。 91 ◯議長(安藤 博君) 市長。 92 ◯市長(大久保 貴君) 否決されるかもわからないという予算は余り上程しないものだろうと思っております。とにかく一生懸命、全庁挙げて編成をした予算でございますので、ご理解を得るために全力を尽くすという前提で上程をさせていただいたものでございます。 93 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 94 ◯2番(獅山向洋君) 何か言うと全庁挙げてとおっしゃいますけれども、これは市長の責任において提案しておられるわけですよ。それだけは忘れないようにしてください。  それでは、次に行きます。細項目3です。暫定予算について一般的な説明を求めるということで、極めて短いので、どういう答弁を準備しておられるかわかりませんが、とにかく一般的な説明、細項目1でもある程度説明されたわけですが、もう一度、説明をお願いしたいと思います。 95 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 96 ◯総務部長(犬井義夫君) 暫定予算につきましては地方自治法第218条に規定をされているものでございまして、当初予算は年度開始前に成立するのが原則でございますが、さまざまな理由から年度開始前に成立する見込みがない場合に、行政執行に支障を来さないように、地方公共団体の長は、必要に応じて、一会計年度の一定期間に限った暫定予算を調製し、これを議会に提出できるとされております。  暫定予算は、本予算が成立したときにはその効力を失い、暫定予算に基づく支出または債務の負担は、本予算に基づく支出または債務の負担として引き継がれることになります。  暫定予算が必要となる一般的な理由は、議会の解散でありましたり、予算審議の延長により年度開始前に予算の議決を得られないとき、災害等の発生により議会の招集がおくれたとき、予算が否決をされ修正案等の作成に時間を要する場合や、自治体の廃置分合により一定期間に限った予算とせざるを得ないときが考えられます。  また、暫定予算に計上する経費につきましては、経常的・義務的な経費を計上することが通例とされておりまして、政策的な経費、また新規事業に伴う経費あるいは議会で問題なった経費は、計上することを避けることが望ましいとされております。 97 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 98 ◯2番(獅山向洋君) それでは、細項目4に移ります。暫定予算の必要性を認めた時期はいつか。  これは客観的にはわかるわけでけれども、やはりこの件は予算常任委員会でも否決されております。そういう意味で、暫定予算が必要だと思ったのはいつの時期なのか、明確にしておいていただきたいと思います。 99 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 100 ◯総務部長(犬井義夫君) 3月12日に開催をされました予算常任委員会におきまして、一般会計当初予算案が否決されたときでございます。 101 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 102 ◯2番(獅山向洋君) そうすると、3月12日から本日の3月28日までの期間があったということです。  そこで、細項目5に移りますが、暫定予算編成に着手した時期はいつか、お尋ねします。 103 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 104 ◯総務部長(犬井義夫君) 3月12日開催の予算常任委員会において一般会計当初予算案が否決をされました後、担当であります財政課では、暫定予算で計上する対象経費の洗い出しなどを始めさせていただきまして、その後、3月20日の本会議において当初予算案が否決となった後、ただちに、当日中でございますが、全庁的に暫定予算の調製を指示させていただきました。 105 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 106 ◯2番(獅山向洋君) かなり早くから準備にかかられたということはよくわかりました。  そこで、本日3月28日に臨時会が開催されておるわけですが、後に中項目2でもお尋ねしますけれども、市議会なり市議会議員にとっては、昨日議案を受け取って、今日、現に審議しているわけです。そういう意味で、議会に対してある程度余裕を与えるために、市長は4月のしばらくの間ぐらい専決処分をやって、そうして、きちっと臨時会の準備ができてから暫定予算を提案すべきでなかったかと私は思っているんですよ。  そういう意味で、市長の専決処分でしばらく対応しようとはお考えにならなかったのでしょうか。 107 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 108 ◯総務部長(犬井義夫君) 今回ご提案させていただいております暫定予算につきましても、当初予算と同様に、基本的にはやはり議会の審議を経て議決を得るべきものと考えておりまして、当初予算案が否決されたことをもって、ただちに専決処分をすることは検討はしておりません。
    109 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 110 ◯2番(獅山向洋君) これは、細項目6で、検討していないということです。  念のために細項目7を聞いておきます。専決処分を断念した理由を説明されたい。 111 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 112 ◯総務部長(犬井義夫君) 繰り返しの答弁になって恐縮ではございますが、暫定予算につきましても、当初予算と同様に、基本的に議会の審議を経まして議決を得るべきものと考えておりまして、当初予算案が否決されたことをもって、ただちに専決処分することを検討はしておりません。 113 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 114 ◯2番(獅山向洋君) このあたりが現在の執行部の議会軽視だということを強くお話しておきたいと思います。こんな短期間に我々に臨時議会に提案した暫定予算を審議しろと言う方が、本当にむちゃくちゃだと私は思っているんですよ。そういう意味で、4月からしばらく、1週間でもいいです、ちょっと専決処分にしておいて、きちっと議会の方も対応できてから暫定予算を出そうという考えさえもなかったということが、私は現在の執行部の問題だと思っております。  さて、今申し上げたようなことで、市民の皆さんにしても、こんなにばたばたやるというのはなぜだと考えておられる方もおられるようです。細項目8に移りますけれども、臨時会を本日3月28日に招集した理由について、経過も含めてちゃんと説明しておいていただきたいと思います。 115 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 116 ◯総務部長(犬井義夫君) さきの2月議会定例会におきまして、3月20日に当初予算案が否決となったことを受けまして、暫定予算書として議会に提案をさせていただける日程を検討した上で、3月28日の臨時会招集を目指したスケジュール調整を行ったものでございます。  まず、3月20日に全庁的に暫定予算の調製作業に取りかかりまして、21日の祝日を挟み、翌22日金曜日に暫定予算案を決定いたしました。また、翌日の23日にかけまして予算説明書の作成を行いました。  さらに、予算書の印刷でございますが、お配りをさせていただいておりますように、大変ページ数の多いものでございます。この予算書の印刷につきましては、年度末の繁忙期ということもございまして、印刷業者何社かにお声をかけさせていただきましたが、いずれの業者も納期がなかなか守れないということで、土日の23日、24日の2日間を利用いたしまして、職員が予算書の印刷を行わせていただきました。  その後、確認作業を経まして、26日の火曜日に暫定予算書が完成をいたしまして、27日の議会運営委員会の際に暫定予算書をお配りさせていただいたところでございます。  予算案が否決となってから、必要な事務作業を最短期間で行わせていただいたつもりでございますが、28日に議会を招集させていただくというスケジュールになりました。当初予算の暫定でございますので、年度内に開催をさせていただくべくスケジュールの方を調整いたしまして、本日28日に議会の開催をお願いさせていただいたところでございます。 117 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 118 ◯2番(獅山向洋君) 経過はよくわかりました。  それでは、なぜ3月29日にしなかったのか。わかってはおりますけれども、執行部側の意見としてお聞きしておきたいと思います。 119 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 120 ◯総務部長(犬井義夫君) この28日の開催は調整をした結果でございます。 121 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 122 ◯2番(獅山向洋君) 私は、質疑はとにかく3月28日に招集した理由を説明してくださいと言っているわけです。それに関連質疑として、なぜ29日にしなかったのかと。調整した結果と。そしたら、どういう調整をされたのか、ちゃんと説明しておいてください。  これは市民だって聞きたいんですよ。なぜ28日なのか、29日でもよかったのではないかということになりますので聞いているんです。 123 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 124 ◯総務部長(犬井義夫君) 今ほど、日程、これまでの経過をご説明させていただきました。私ども、暫定予算案の調製に予算委員会、本会議での否決以降取りかかっておりましたが、これまで準備に時間を要したところでございます。  こうした準備が整った段階で、これは当初予算でございますので、先般否決をされてから、暫定で義務的経費だけではございますが、平成31年度の予算を何とかお認めいただいたということを、できるだけ早く私どもとしては市民の皆様にもお示しさせていただきたいという思いの中で、準備もございまして、調整の結果、28日の開催になったと認識しております。 125 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 126 ◯2番(獅山向洋君) なぜこんな簡単な質疑に答えられないのですか。29日という日もあるわけです。1日あれば、我々議員の側もきちっと準備できたわけですよ。どうも総務部長ではお答えできないようなので、市長、なぜ28日にされたんですか。29日でもよかったのではないですか。単純な質疑なので、お答えいただきたいと思います。 127 ◯議長(安藤 博君) 市長。 128 ◯市長(大久保 貴君) 先ほど来、総務部長がお答え申し上げておりますとおり、調整をさせていただいて、できるだけ早く暫定予算であっても成立をさせて、市民の皆様にお知らせをすることが必要ということで調整をしていただいた結果でございます。ご理解のほどお願いいたします。 129 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 130 ◯2番(獅山向洋君) 何だか調整、調整とおっしゃいますけど、一体どなたが調整されたんですか。 131 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 132 ◯総務部長(犬井義夫君) 私ども、先ほどから申しております準備の関係で、これだけの日程が必要だということ等を含めまして、議会の方とも調整をさせていただきました。 133 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 134 ◯2番(獅山向洋君) 招集は市長の専権事項だと思うんです。そういう意味で、余り調整、調整という言葉を使われますと、何だか議会までが承認していたように思われるんです。我々議会としては十分な準備が必要なんですよ。それなのに、26日にようやく予算案ができ上がって、27日に我々議員の手元に議案が届いた。それだったら29日にしてもいいではないですか。そういう調整をされたのですか。議会と調整をしたならしたで、はっきり言ってください。我々としてはそんなことを聞いたことありません。招集権者は市長であって、市長が決断したのではないんですか。そこを明確にしておいてほしいんです。 135 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 136 ◯総務部長(犬井義夫君) 基本的には私どもの方で先ほどから申し上げております日程、準備がございます。この準備のできた段階で予算書ができなければ、臨時会を招集させていただくことができませんので、私どもの都合というものを優先させていただいて、招集をさせていただいたわけでございます。  先ほど、議会と申し上げましたが、これはあくまで事務的な調整でございます。基本的には私どもの方で今回の日程をお示しさせていただきました。 137 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 138 ◯2番(獅山向洋君) 予算常任委員会で3月12日に否決された。それで暫定予算の必要性を認めて準備にかかった、そして3月20日に現実に本会議でも否決された、そこで準備に取りかかったということです。この期間、職員の皆さんは大変なことだったと思うんですよ。しかも28日ということですからね。私は、そういう意味では働き方改革どころではないと。恐らく徹夜で皆つくられたと思うんですよ。市長はそういうことを認識しておられるのかどうかが、一番の問題だと思うんですよ。  市長、3月28日と臨時会を決めた、そのために職員がどれだけ苦労するかをお考えになったことはあるんですか。 139 ◯議長(安藤 博君) 市長。 140 ◯市長(大久保 貴君) 心配をしておりました。 141 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 142 ◯2番(獅山向洋君) もう1点。これ、心配しておりましただけで済むんですかね。具体的にこれこれこういうことを考えて、こういうことを考えて、心配だったからここまで考えましたぐらいのことを、市長として答弁されるべきではないですか。心配していましただけなら、私はその言葉だけ捉えれば、心配していたかどうか、具体性がないから全然わからないわけですよ。何を心配しておられたんですか。 143 ◯議長(安藤 博君) 市長。 144 ◯市長(大久保 貴君) これは皆様もよくご存じかと思いますが、財政課は特に勤務状態が大変厳しいものがございます。そうした上に、こうした追加の作業をしなければならないということになりますので、そこは本当に心配をしておりまして、苦労をかけたと思っております。 145 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 146 ◯2番(獅山向洋君) 次の質疑では議会の立場を申し上げますけれども、こんなに大変なことをやらせるということ自体について、先ほどの質疑では、言うならば市長の専決処分でしばらく時間を稼いで、そして予算書も職員にコピーさせるのではなくて、きちっと印刷して出そうということを市長は全く考えなかったんですか。私はこの辺が大久保市長の理解できない部分なんですよ。  先ほど質疑しましたけど、改めて、こんな状態のもとに職員を置いた、置く、心配していた。それならば、しばらく時間的な余裕をつくろうという考え方はなかったんですか。 147 ◯議長(安藤 博君) 市長。 148 ◯市長(大久保 貴君) 専決でいくかという話もさせていただいておりました。20日に閉会をして、まだ年度末まで時間が少しありますので、そこは法的にも逐条解説等々も当たっていただいて、時間が限られてはいるけれども、暫定予算をお願いする方が望ましいという結論に至りましたことから、調整の上、今回上程をさせていただいたということでございます。 149 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 150 ◯2番(獅山向洋君) 先ほどの専決処分についての私の質疑に対して、総務部長は、全然検討していないというお答えだと思うんですよ。今回は、市長は検討したみたいなことをおっしゃるんですけど、一体どちらが正しいんですか。 151 ◯議長(安藤 博君) 市長。 152 ◯市長(大久保 貴君) 専決もあるのではないかというのは私個人の意見でございます。庁内で検討いたしました結果、暫定予算をお願いするということが常道でございまして、そのようにさせていただいたところでございます。 153 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 154 ◯2番(獅山向洋君) どうもよくわかりません。専決処分については個人的な意見であって、それを市長として庁内で検討されたんですか。その点を明確にしておいてください。 155 ◯議長(安藤 博君) 市長。 156 ◯市長(大久保 貴君) 庁内の検討は、先ほど総務部長がお答え申し上げたとおりでございます。私としては、個人的には専決もあり得るのではないかと思っておりましたが、法的な整理、いろんな整理を内部ではしていただいて、暫定予算をお願いするということで私も報告を受けました。 157 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 158 ◯2番(獅山向洋君) どうもよくわからないですが、念のためにもう1回聞いておきます。  そうすると、専決処分については個人的な意見であって、その個人的な意見を庁内で検討してもらったことはないと、こういう意味ですね。 159 ◯議長(安藤 博君) 市長。 160 ◯市長(大久保 貴君) さようでございます。 161 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 162 ◯2番(獅山向洋君) それでは、中項目2に移ります。これは議案第64号の一般会計暫定予算書そのものについてです。  細項目1、今までるるいろいろと答弁していただいた結果、結局、我々市議会議員は3月27日にこの予算書を受け取りました。この暫定予算書、313ページもあるんですよ。わずか1日足らずの間で、これだけのものを今日、質疑なり検討なり採決してくださいと言われているわけなんですよ。これは市民の皆さんもよくご理解いただきたい。こんなむちゃくちゃなことになってしまっているということなんです。  私がお尋ねしたいのは、市長は、市議会議員がわずか1日足らずの時間で313ページもの議案を熟読して、適切な判断ができると考えているのでしょうか。 163 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 164 ◯総務部長(犬井義夫君) 短い期間でご審議をいただくことになりまして、まことに申しわけなく思っております。  今回の上程をさせていただきました暫定予算につきましては、さきの2月定例会におきまして当初予算案としましてご説明をし、慎重なご審議をしていただきました当初予算案から、つなぎの予算として必要とされる、役所として機能させていただける最少限度の義務的経費などを選定させていただいたものでございます。  そうしたことから、既に暫定予算書の内容につきましては、これまでの説明、審議を通じて把握をしていただいているものと考えまして、この暫定予算案につきましても適切な判断をしていただけるものと考えております。 165 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 166 ◯2番(獅山向洋君) 何だか私たち市議会議員が暫定予算の内容を熟知しているかのような総務部長のご答弁でしたけど、とんでもないことですよ。  なぜかといいますと、当初予算は、まさに執行部が考えた1年間の全部の予算について詳細に検討の上、提出されたわけですよ。ところが、今回は全部ではなくて、言うならば、一部分について金額も少なくしてやっているわけですよ。我々にとっては、一体、当初予算から抜かれたものは何があるのかも全然わからないし、金額がどれだけ減ったのかもよくわからないわけなんですよ。それを、あたかも議員は2月議会の十分な審議の中でわかっているはずだという物の考え方は、とんでもないことだと私は思いますよ。  市長、私は市長に聞いているんですよ。行政の方としてはそういうご答弁になるかもしれませんけれども、市長が現実に市議会議員であった場合、こんな313ページもある暫定予算書を1日足らずの間に読んで、審議して可決してくださいとおっしゃること自体おかしいと思うので、市長はどうお考えですかということを聞いておきたいんです。 167 ◯議長(安藤 博君) 市長。 168 ◯市長(大久保 貴君) 今、総務部長がお答え申し上げましたとおり、先般上程をさせていただいた当初予算案の中から、我々が義務を負っている経費等々、必要最低限のものを抽出させていただいて上程をさせていただいているものでございます。  議論が及ぶような政策的経費というものは省いてございますので、その点、ご理解をいただいて、ご審議をいただきたいと考えております。 169 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 170 ◯2番(獅山向洋君) 市長がおっしゃることが論理的に一貫性がないということを、市議会議員の皆さんもある程度最近はわかってきておられます。  いいですか。「2月の当初予算については説明を十分したけれども、力不足であった」とおっしゃっているわけですよ。力不足の結果、否決されたというのが市長の論理なんですよ。我々は十分理解した上で否決したと考えているわけですよ。ここが最初から足の踏み出し方が間違っているわけです。  それでは、今回の問題はどうなんですか。こんな1日足らずに間に、説明しました、否決されるかどうかわかりませんけれども、また否決されたら、力不足でしたという話なんですか。逆に、もしこれを可決したら、議会はご理解くださいましたとなるわけですよ。本当に自分の都合のいいように何でも答弁されるから、我々も不愉快に思っているわけですよ。もっと議会を尊重するという態度を示すべきではないでしょうか。
     そういう意味で、もう1回お尋ねしておきます。わずか1日足らずの間に、これだけのものを読んで、そして判断してくれとおっしゃる。これを市長としては説明を十分したと考えておられるんですか。 171 ◯議長(安藤 博君) 市長。 172 ◯市長(大久保 貴君) 繰り返しの答弁になって恐縮でございます。今も獅山議員から、当初予算は否決に至った内容も十分理解した上でとおっしゃっていただきました。その十分理解していただいた上の予算から、義務的経費等々最低限の費用を4カ月分抽出をしたものが、今回ご提示をさせていただいているつなぎ予算でございます。既に十分ご理解をいただいているとおっしゃっていただいていますので、さらにそこから審議をいただきたいと思っております。 173 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 174 ◯2番(獅山向洋君) どうも誤解しておられると思います。当初予算は、これは一般会計予算ですが、膨大なものなんです。今回暫定予算が出た。それを比較検討しなければいけないわけですよ。当初予算については資料がきちっとついていましたから、我々も資料を参考にしていろいろ検討できたわけです。今回は何の資料もないわけですよ。当初予算がどうであって、暫定予算はどうなっているかということを、わずか1日足らずで比較検討してくださいという方がおかしいですよ。理解しているという問題と、比較検討するということとは全く違うんですよ。  市長、当初予算と暫定予算を比較検討して、一体、何を認め、何を削ったかということが1日足らずでわかると思っていますか。この点についてしっかり答えておいてください。 175 ◯議長(安藤 博君) 市長。 176 ◯市長(大久保 貴君) 繰り返しの答弁になって恐縮でございます。  さきの提出をさせていただいた一般会計当初予算は十分理解したとおっしゃっていただいておりますので、その中から議論が及んだ政策的経費は省いて、義務的な経費について最低限の行政機能するための予算を上程させていただいておりますので、その上でご審議を頂戴したいと考えております。 177 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 178 ◯2番(獅山向洋君) 繰り返しの答弁で、同じことばかりおっしゃっているわけですけど、繰り返しはお断りします。  私がお尋ねしているのは、当初予算を我々は十分理解した、それはいいですよ。その上で、暫定予算において、当初予算の中から何を抜き出したか、また、政策的であるかどうかという判断を、我々はこれからしなければならないわけですよ。そんなことを1日足らずでできますかと聞いているんですよ。繰り返しはいいかげんにしてください。  会議録に延々と繰り返しの答弁で恐縮ですがという言葉が出ているんです。いいかげんそれを恥じて、繰り返しにならないように、本当に質疑に対して答えるという態度を示していただきたいんです。いかがですか。こんなこと比較できますか。 179 ◯議長(安藤 博君) 市長。 180 ◯市長(大久保 貴君) 今回お願いをしております暫定予算案は、さきに提出をいたしました一般会計予算案から、義務的経費および義務的経費に準ずるものを抽出して上程をさせていただいてございます。もう既にご理解をいただいているというご発言もございますので、その上でご質疑をいただきたいと考えております。 181 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 182 ◯2番(獅山向洋君) 随分議会軽視のご答弁だと思いますよ。  いいですか。義務的経費とか義務的経費に準ずるものを暫定予算として提案させていただいていますとおっしゃいます。それでは、市議会は、義務的経費とか義務的経費に準ずるものであるという市長の言葉を信じて、比較検討もする必要はないと考えておられるんですか。これはきちっと答えていただきたい。これは議会の権能というか、議会の働き方の問題になりますのでね。市長が提案したら当然義務的経費であって、準ずるものだという物の言い方をされるのはおかしいと思うんですよ。いかがですか。 183 ◯議長(安藤 博君) 市長。 184 ◯市長(大久保 貴君) 獅山議員のおっしゃっていただくことも十分理解をしております。その上でご無理をお願いするということかと存じますが、一定時間の制約がある中でございますので、ご審議のほどお願い申し上げたいと存ずる次第でございます。 185 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 186 ◯2番(獅山向洋君) 時間的制約は自分でつくり出した。それを議会に押しつけているんだと私は思っています。  次、行きます。  細項目2、これは同じような趣旨ですけれども、市長は、わずかな時間の間で暫定予算書および説明書を精査して、市民のために的確な質疑ができると考えておられるんでしょうか。わずか1日足らずの間なんですよ。この点、どうなんですか。ご自分の身に照らしても、一遍考えていただきたいんです。いかがですか。 187 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 188 ◯総務部長(犬井義夫君) 短い時間で質疑内容につきましてご検討いただくことになりまして、まことに申しわけなく思っております。  今回の暫定予算につきましては、繰り返しにはなりますが、さきの2月の定例会におきましてご説明をさせていただき、慎重なご審議をしていただいた当初予算案から、役所として機能させていただける必要最小限度の義務的な経費を選定したものでございます。議員の皆様方には、既にこれまでの説明、審議を通じまして十分に把握をしていただいていると考えておりますことから、的確な質疑もいただけるものと考えているところでございます。 189 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 190 ◯2番(獅山向洋君) 十分に説明したとしきりにおっしゃるけれども、今回の審議はそんな内容ではないんですよ。当初予算で否決されたものから暫定的にいろいろと市の執行部の考えで引っ張り出した、それが妥当であるかどうかを我々は審議しなければいけないわけですよ。  だから、こんなわずかの時間で、私も正直言って恥ずかしいですけど、ざーっとぺらぺらぺらとめくっただけなんですよ。しかも発言通告書を出さなければいけないし、大変だったわけです。こういうことでやれるとお考えになっていること自体が、私は議会軽視だと思っていますよ。  それでは、細項目3に移ります。これはもうちょっと技術的な問題で、なぜかと思いましたのでお尋ねします。  暫定予算書では、暫定予算額と前年度予算額を比較している表があります。このような比較がどんな意味があるのか、私としてもどうも理解ができないので、ご説明願いたいと思います。 191 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 192 ◯総務部長(犬井義夫君) 暫定予算書の作成についてでございますが、地方自治法施行令の第147条第2項に、「予算の調製の様式は、総務省令で定める様式を基準としなければならない」とされておりまして、当初予算書の様式と同様に、その様式に従いまして作成をさせていただいております。  そういったことから、暫定予算にはなりますが、前年度予算書との比較表につきましても記載をさせていただいているとおりでございますので、ご理解をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 193 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 194 ◯2番(獅山向洋君) 私はそういう省令も知っているわけです。知っている上で、なぜこんな無駄な一覧表をつけるのだろうか。それならそれで、総務省令でこのように決められていますので載せましたぐらいの説明をされてもいいのではないですか。その点、いかがでしょうか。 195 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 196 ◯総務部長(犬井義夫君) 議員ご指摘のとおり、前年度は通年予算でございますので、それとの比較がどういった意味があるのかという疑問を持たれることにつきましては、理解はさせていただいております。私どもの方で今ご指摘のような説明がなかったことにつきましては、申しわけなく思っております。 197 ◯議長(安藤 博君) 獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 198 ◯2番(獅山向洋君) 残念ながら時間がなくなってしまいましたので、以上で質疑を終わります。 199 ◯議長(安藤 博君) 14番和田一繁君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 200 ◯14番(和田一繁君) それでは、大項目1、彦根市一般会計暫定予算について。  中項目1、暫定予算について。  細項目、ひこにゃんの商標管理事務にいて。  暫定予算書の中の商工費でのひこにゃん商標管理事業の290万2,000円はどのような予算なのか、お答えください。 201 ◯議長(安藤 博君) 産業部長。 202 ◯産業部長(辻 宏育君) 暫定予算として計上しておりますひこにゃん商標管理事業につきましては、ひこにゃん商標の使用許諾の受付・審査・契約に係る弁護士への委託、史跡散策アプリの管理経費が主なもので、いずれも平成31年4月から7月までの期間に係る費用でございます。 203 ◯議長(安藤 博君) 和田君。 204 ◯14番(和田一繁君) 細項目2、ひこにゃん活動基金繰入金が暫定予算ではゼロベースになっております。その理由をお答えください。 205 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 206 ◯総務部長(犬井義夫君) 暫定予算とは、あくまで本予算が成立するまでのつなぎの予算でありますことから、本予算成立までの間の行政の中断を防ぐためのものでございまして、計上される費目は義務的な性格を有するものに限定されるものでございます。  これは3月20日の平成31年度一般会計当初予算案の否決を受けまして、新年度までに暫定予算を編成する必要が生じたところでございます。暫定予算につきましては、短期間に必要とする経費を計上する必要があり、また、年度末までの限られた期間で議会の審議に付す必要がございますので、市役所が最低限求められる行政サービスを維持できる義務的な経費のみについて提案をさせていただいております。  ひこにゃん活動基金繰入金につきましては、議案第3号で2月定例会に上程をさせていただきました当初予算案におきましては、ひこにゃんの活動に必要な経費等を計上しているひこにゃんブランド推進事業に充当をさせていただいておりましたが、本事業は職員の人件費や借金の返済である公債費などの支払いとは異なりまして、義務的な性格を有するものではないことから、今回の暫定予算での予算計上を見送らせていただきました。 207 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 208 ◯14番(和田一繁君) それでは、今回、暫定予算書の中にひこにゃんの活動に関しましては記載をされていない。先ほどから総務部長がおっしゃっていますように、あくまでも政策的な観点から見ると、これからの4月から7月までの約4カ月間に関しましては、4月の春の時期、ゴールデンウイーク、4月13日のひこにゃんの誕生祭、また各市町のイベント等に関しましては、政策的な観点から見ると、ひこにゃんの活動はできないと理解してよろしいでしょうか。 209 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 210 ◯総務部長(犬井義夫君) 活動ができるかどうかということは別問題だと思います。予算の上で申し上げますと、先ほどご答弁をさせていただきましたように、予算の計上はしていないということでございますので、これまで行っているような形での活動は難しいと考えております。 211 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 212 ◯14番(和田一繁君) 暫定予算に活動費は載っていないということでしたら、どこで、どのような形で活動されるんですか。 213 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 214 ◯総務部長(犬井義夫君) 所管のところもございますので、そこも含めて検討させていただくことになろうかと思っております。 215 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 216 ◯14番(和田一繁君) もう一度確認します。4月から7月は、ひこにゃんは活動ができるのかできないのか、お答えください。 217 ◯議長(安藤 博君) 産業部長。 218 ◯産業部長(辻 宏育君) 先ほど総務部長がご答弁したとおりでございまして、今まで委託をして運営しておりましたけれども、そういった予算はついておりません。先ほど申し上げたように、予算はつけておりませんが、活動自体は全くしないということではないと理解しております。 219 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 220 ◯14番(和田一繁君) その活動する予算はどこから出るんですかと言っているんです。出るか出ないか、はっきり言ってください。 221 ◯議長(安藤 博君) 今、ゼロベースの理由から再質疑が繰り返されていますので。  市長。 222 ◯市長(大久保 貴君) 今ご審議をお願いしておりますのは暫定予算でございます。そこに含まなかったものについて扱いをどうするのかにつきましては、今、鋭意検討をしているところでございます。つなぎ予算の中には含めることができませんので、ひこにゃんに限らずですけれども、影響が大きいものについてどうするかということについては、鋭意検討している最中でございます。 223 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 224 ◯14番(和田一繁君) それでは、これから3月30日から桜まつりが始まります。大型の10連休のゴールデンウイークが始まります。4月13日にはひこにゃんの誕生祭がございます。先ほどから言われますように、ひこにゃん活動を政策的な観点ではなくて、いわゆる義務的な経費として緊急を要する事案として暫定予算に組み込むべきだと思いますけれども、そういった意見は各部署から出なかったんですか。 225 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 226 ◯総務部長(犬井義夫君) お答えいたします。  今回、暫定予算の調製をするに当たって、私ども総務部、財政の方で一定対象経費を算定し、それを各課の方へお示しするという作業をさせていただき、そこで今回の暫定予算に計上する経費の考え方というものをお示しさせていただきました。  それにつきましては、本日の提案説明でも市長から申し上げたような内容でございますが、その方向、今回の暫定予算に計上する経費ということに従って調製をさせていただいております。私どもの方で、今回、こういった内容で義務的経費に限って予算を計上するという方向性を決めさせていただいて計上しております。  その中で、ひこにゃんの関係の予算を何とかしてほしいという原課としての思いはあったかもしれませんけれども、最終的に全庁的な統一的な基準ということで、計上しない予算とさせていただいたところでございます。 227 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 228 ◯14番(和田一繁君) それでは、ひこにゃんはあくまでも義務的なものではなくて、政策的な観点からこの中には入れなかったと理解してよろしいでしょうか。 229 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 230 ◯総務部長(犬井義夫君) ご指摘のとおりでございます。 231 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 232 ◯14番(和田一繁君) それでは、細項目に行きます。ふるさと彦根応援寄附金の活用はしないのか。  暫定予算を組むに当たって、ふるさと彦根応援寄附金の基金とかの活用はできなかったのかだけお答えください。
    233 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 234 ◯総務部長(犬井義夫君) 今ほどもご答弁をさせていただきましたとおり、暫定予算とはあくまで本予算が成立するまでのつなぎ予算でありますため、本予算成立までの間の行政の中断を防ぐためのものと考えております。計上される費目は義務的な性格を有するものに限定されるものであると考えております。  そのため、暫定予算で計上する事業につきましては、寄附金の財源の有無によって判断をするものではなく、それが義務的な経費であるかどうかということで判断をさせていただいております。  そうしたことから、ひこにゃんの活動に必要な経費につきましても義務的な経費ではないと考えておりまして、みんなのひこにゃん応援事業寄附金の活用ができるということを判断基準とはしておりません。 235 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 236 ◯14番(和田一繁君) それでは、基金に関しての部分で、今の部分を使ってひこにゃんを出させることは可能でしょうか。 237 ◯議長(安藤 博君) 総務部長。 238 ◯総務部長(犬井義夫君) 基金として寄附をいただく資金が入ってくることはあると思いますが、それを使って支出をしようといたしますと、これは予算が必要になってまいります。予算で認められたものを支出することになりますので、今回の暫定予算で計上しておりませんことから、寄附があったとしても、ひこにゃんの事業に使うことは暫定予算の期間ではできないということになってまいります。 239 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 240 ◯14番(和田一繁君) それでは、細項目4に行きます。  結局、今回、暫定予算の中に義務的経費としてはひこにゃんの活動は入れなかったということです。きのうの新聞の報道でも、活動を縮減するとかという話もありました。それも踏まえて、これからの4カ月のひこにゃんの活動がどのようにされていくかも含めて、これからこういった形で、今日は暫定予算という含みの中ですけれども、それが組み込まれなかったということも含めて、これから現場サイドが非常に混乱すると思います。  特に、山田副市長は3年間、彦根城の現場で観光誘客、また、ひこにゃんに対していろんな形で活動していただきました。その現場が、これから4月、お客様が最初から出ないのがわかっていたらいいですけれども、来てからひこにゃんが出ないとなってきますと、そのあたりは非常にクレームの対象になる可能性もあります。  その分を踏まえて、緊急を要するということで、あと3日ほど、これから桜まつりから始まる中で、もう一度、緊急という形で、市長の英断というか判断で出られるような形を含めて、ひこにゃんに対しての思いを市長自らお答えください。お願いします。 241 ◯議長(安藤 博君) 市長。 242 ◯市長(大久保 貴君) 今までご指摘をいただいておりますとおり、今回、暫定予算には義務的経費の範疇を超えるということで計上させていただきませんでした。そこはぜひ一定ご理解をいただきたいと思います。政策的経費を含んでまいりますと議論が多岐に及んで、暫定予算の成立そのものが非常に困難を要することも予想されますゆえに、このような対応をさせていただいたところでございます。  しかしながら、ひこにゃんの存在はまことに大きなものがございまして、6月にはしっかり本予算における予算の位置づけをお示しさせていただきたいということはもとよりでございます。先ほどからお答え申し上げておりますとおりに、今、鋭意検討を加えてございまして、このつなぎ予算では計上できなかったけれども、本予算までの間、どのような活動ができるのか、関係部局が集まりまして検討を重ねているところでございます。できるだけ年度内に4月1日からの方針をお示しできるように、努力をしていきたいと考えております。 243 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 244 ◯14番(和田一繁君) それでは、4月1日からひこにゃんは出るという、建設的な方向で進んでいると理解してよろしいでしょうか。 245 ◯議長(安藤 博君) 市長。 246 ◯市長(大久保 貴君) ぜひしっかりとお客様をお迎えできるように、努力をしていきたいと思っておりまして、検討を重ねているところでございます。 247 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 248 ◯14番(和田一繁君) でも、この暫定予算の中には活動費は上がっていないわけですから、どこから予算を入れてくるのか、もっと詳しくお答えください。 249 ◯議長(安藤 博君) 市長。 250 ◯市長(大久保 貴君) 予算化できておりませんので、予算を伴わずともできる方法ということで検討するとともに、どのような工夫があるのか、今、まさに検討を重ねているところでございます。今日、明日には一定の方向性をお示しすることができればと、努力をしていきたいと思っております。 251 ◯議長(安藤 博君) 和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 252 ◯14番(和田一繁君) あさってから春の桜まつりがあります。それも踏まえまして、担当部局を含めながらしっかりと議論していただいて、3月30日になるのか、4月1日になるのか、そのあたりは我々に対しても説明をしていただきますように、発表していただきますように、よろしくお願いをいたします。  以上で終わります。ありがとうございました。 253 ◯議長(安藤 博君) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 254 ◯議長(安藤 博君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第64号については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、予算常任委員会に付託いたします。  休憩中に予算常任委員会を開き、付託議案の審査を願い、再開後は、予算常任委員長に委員会審査の結果報告を求めます。  暫時休憩いたします。            午前10時40分休憩            午後1時29分再開 255 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  ただいま予算常任委員長から委員会報告書が提出されましたので、この際、議案第64号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 256 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、議案第64号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 議案第64号(委員長報告・質 疑・討論・採決) 257 ◯議長(安藤 博君) 議案第64号を議題とし、予算常任委員長の報告を求めます。  予算常任委員長、上杉正敏君。上杉君。 〔予算常任委員長(上杉正敏君)登壇〕 258 ◯予算常任委員長(上杉正敏君) それでは、私から予算常任委員長報告を行います。  今期臨時会において、本委員会に付託されました議案審査のため、本会議休憩中に本委員会を開き、慎重に審査いたしましたその経過ならびに結果について報告します。  本委員会に付託されました議案は、議案第64号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計暫定予算の1件でありましたが、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、反対の立場から、暫定予算に計上する項目は自治体や人によって判断が異なる、それならば、彦根市にとって必要最低限のものとして、ひこにゃんの経費も計上すべきである、4月1日から活動できるよう検討するとの答弁もあったが、その内容は具体性がなく不明確であることから反対する。  また、同じく反対の立場から、放課後児童クラブが来年度から全て委託となるが、暫定予算における運営に係る経費が今年度に比べて3,300万円以上上積みされている、予算を上積みするなら、その分を従来の市民団体に投入して、人材確保等を促すこともできたと考えるため反対するという討論がありましたので、申し添えます。  以上をもって、予算常任委員長報告を終わります。 259 ◯議長(安藤 博君) 以上で予算常任委員長の報告は終わりました。  暫時休憩いたします。            午後1時31分休憩            午後1時53分再開 260 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより予算常任委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 261 ◯議長(安藤 博君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告書が4名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、4番谷口典隆君、1番辻真理子さん、2番獅山向洋君、17番山内善男君の順とし、順次ご登壇願います。  4番谷口典隆君。谷口君。   〔4番(谷口典隆君)登壇〕 262 ◯4番(谷口典隆君) 私は、議案第64号に対して、反対の立場で討論させていただきます。  私はそもそも、この臨時議会を招集する必要性があったのかと考えております。さきの定例会で、新年度の当初予算案を我々彦根市議会としては否決をいたしました。また、可決はしませんでしたけれども、議員からの動議という形で、大久保市長に対して不信任の決議案が提出をされたという経緯もございます。  そのようないわゆる政局の中で、暫定とはいうものの、この暫定予算をもう一度我々議会に諮られるということが、法律上は必要なのかもわかりませんけれども、しかし、我々議会としては、これを軽々に受諾すべきではなかったのではないかと考えます。この暫定予算、必要なものがあれば大久保市長はその専権事項で専決処分をされて、お好きなように予算をつけられたらよかったのではないかと考えております。  そもそも、地方自治法の第101条では、招集の7日前までに告示をしなければならないという定めがございます。先ほど獅山議員のご指摘もございましたけれども、それを逸脱して、前日にこのような形で告示をして臨時議会を開くということは、私は、例え臨時議会とはいうものの、そこは市長の政治的な判断も踏まえまして、専決処分をされるべきであったと考えております。  また、質疑、そして予算委員会でのご議論の中でもいろいろとあらわになりましたけれども、ひこにゃんの活動の費用がついていないということもございました。その一方で、例えば観光推進事業の中では広告宣伝委託料、誘致宣伝委託料等々がついております。これは原課に行って昨日確認をさせていただきましたら、秋に向けてのポスター等々の発注の費用がどうしても要るということでございました。  また、都市計画の方では、パーク・アンド・バスライドの業務委託料も予算づけをされております。これにつきましても、観光誘客という意味では、ひこにゃんの活動と何ら変わらない状況のものでございます。そうした性質のものを、一方では暫定で義務的経費と言いながら予算づけをしておきながら、一方では暫定予算にも計上しないということは、私はこの暫定予算の組み方そのものにも疑問を呈するところでございます。  そうしたことを我々が議会で議論することも、私はそれ以前の問題だと考えますし、そうした意見の食い違いもあるかもわかりません。それであるならば、私は、大久保市長は議会を開くいとまがないことを理由にして専決処分をされた上で、今度の本格予算を出されたときに、専決処分の説明も含めて議論されるべきであったのではないかと考えております。  何度も申し上げますけれども、我々彦根市議会は新年度の当初予算を否決いたしました。しかも大久保市長が不信任の決議案を出されたというお立場からいうなれば、議会に諮るのではなく、粛々と専決処分されて予算を執行されればいい話であって、ここで議会で議論するということ以前の問題ではないかと思います。  そうしたことから、さきの定例会でも、全体を見渡して、また市民生活のさまざまな影響も鑑みましたけれども、それでも大久保市長の失政のツケを市民に負わせることはまかりならないという立場をもって、この当初予算案を否決したわけでございます。  そうした趣旨から、私自身の政治信条から申し上げれば、この平成31年度の暫定予算につきましても反対をさせていただくものでございます。  以上です。 263 ◯議長(安藤 博君) 1番辻真理子さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 264 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、平成31年3月臨時議会における暫定予算について反対討論をいたします。  2月の定例会におきまして、彦根市議会は大久保市長が提案されました平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算につきましては、市民が望んでいる各種施策に対して顧みることなく、枠配分方式によって、教育、青少年健全育成、いじめ対策、産業施策、観光施策など多方面にわたりまして、事業の中断・廃止・縮小を行うとしたため、議会はこれを否決したものであります。  3月12日の予算常任委員会での予算案否決以来、財政課を中心に関係職員の皆様には大変ご苦労をいただき、なおかつ選挙前でございますので、印刷の手配ができないということで、職員が自ら印刷、製本していただいたということをお聞きしまして、そのご苦労には大変感謝をいたします。  本日提案の暫定予算につきましては、市民生活をいたずらに混乱させないためには賛成せざるを得ないものと考えてきましたが、6月定例会に再度提案されると考えられる予算案において、当初予算として提出されたと同様の予算案が出てくるといたしましたら、再び市民の批判を浴びることは明白であります。  まず根本的な問題は、大企業でよく問題にされているのと同じように、内部留保に相当する財政調整基金の繰り入れであります。50億円あった財政調整基金が、平成30年度の決算においては2億円に減少するのではないかという意見がありましたので、私たち議会は、何人もの人が財政調整基金の減少について追及をいたしました。それは当局に対しては大変こたえたのだと思います。もちろん県の基準は12億円だと聞いておりますが、結果、17億円の財政調整基金を繰り入れることになったのだと思います。  そこにおいて、結局は一般会計予算において厳しさがあらわれまして、市民が望んでいたことをあれもこれも切ってしまうという結果になり、私たちは市民の側に立った予算ではないと思いまして、当初予算を否決しました。ここのくだりがとても大事です。私たちはやむを得ず当初予算を否決いたしました。  よく広報で一般家庭に例えられますが、彦根市の財政が480億円余りといたしますと、普通のご家庭で親子4人、480万円の年収があると仮定します。これで比較しますといろんなことがわかってきます。  ある日、子どもたちはお父さんに「僕の使っている机は古い。椅子も古い。お父さん、新しいものを買ってもらえないか」と言うと、お父さんは「480万円のうちの収入にしては300円かかるんだ。だめだ。これは貯金しなければならない」と。  また、年に一度の花火大会を、女の子が「私、花火大会だけは見にいきたい」と言ったら、お父さんとお母さんが「だめ。家計は苦しい。600円も800円も無理だ」。そしたら、さらに「しっかりと勉強するから本を買ってよ」と言っても、やはり同じように「家計が苦しいから本も買えない」。そのくせ、「周りの家と比べたら貯金が少ないから、うちも貯金を増やさなければいけない」と言って17万円を貯金に回した。このように例えますと、今の状況がよくわかると思います。  彦根市議会の今のありようはこういうことだと思います。480万円の年収がありましたら、花火大会は600円あったらできる、あるいは800円あったらできる。それから、子どもたちが椅子が古い、そして机も古いから買ってと言ったら、いや、300円は高い、これはできないと言っているのと同じだと言うと、市民の方には伝わるのかなと思います。  私たちはこういう市民の税金の使い方に対して、反対して否決をしたのです。市民の気持ちに沿って予算を使っていただきたい。なぜなら、その予算は市民の切ないほどの血税で成り立っているということを忘れてはならない。大きなことを望んでいるわけではありません。少しの市民の楽しみを残しておいてほしいと思います。花火大会の一件でもそうです。  今後どういう結果になるかわかりませんが、市民の楽しみを奪う、子どもたちの教育資金を奪う、そういう予算のあり方はやはり私は否定せざるを得ないと思います。こういう例えをしていますと、市民の方々もよくわかってくるのではないかと思います。
     それから、けさは何と言っても、ひこにゃんのことが新聞、テレビ、いろいろに一斉に報道されました。これは、昨日、市長が会見をなさった結果だと思います。ひこにゃんのファンは今や全国にいらっしゃいます。「えーっ、ピンチなの」と、どきっとした人もあったということでございます。それで全国紙で取り上げられたということでございます。  そこに書かれてある一つの新聞記事を拾いますと、2019年度一般会計当初予算に対して市議会が否決した、だから市の人気キャラクター、ひこにゃんの活動費は暫定予算でさえ工面できず、新年度以降は当面ひこにゃんの登場回数も減ることが明らかになった。この桜の季節から連休に向かって、ひこにゃんに会いたいと全国からお越しになる方々がひこにゃんに会えないかもしれない。これはやはり彦根にとりましては大きな損失だと思います。私たちにとりましては、ひこにゃんはやはり愛するキャラクターであり、大切な宝であります。  そして、先日お亡くなりになりました北村昌造さんは、このひこにゃんの生みの親であり、ひこにゃんのお父さんでありました。本当に優しい気持ちでひこにゃんを愛して、ここまでに育ててくださいました。その方がつい先月お亡くなりになってまだ日が浅いのに、この北村昌造様のご遺志を継げないということであれば、本当に申しわけないと思います。そういうことを考えましても、何とかしてひこにゃんを彦根城に登場させ、四番町スクエアに登場させるようなことを暫定予算でも考えていただきたかった。  私は、人件費とか扶助費が暫定予算の中に含まれておりますので賛成したいと思いましたが、今日の審議の内容を聞いておりましたたら、これはきっぱりと反対することに気持ちを変えました。どうか、今後、皆様方はこの暫定予算に対し、どうしても通さなければいけないけど反対せざるを得ないという私の気持ちをお察しいただきまして、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 265 ◯議長(安藤 博君) 2番、獅山向洋君。獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 266 ◯2番(獅山向洋君) 私は、議案第64号に対する反対討論を行います。  私が先ほど午前中の本会議で質疑いたしましたように、この暫定予算を審議する臨時会の決め方について、非常に不信感を持っております。たびたび質疑で繰り返したわけでございますが、昨日、ようやく議案を受け取ったわけです。それも議会運営において昼前ごろに受け取り、それから議員に配付されたという経過でございます。しかも執行部の都合もあるわけでございまして、発言通告も午後5時までということです。その間に何ができるか。  この議案、313ページもあるんです。幾ら引っくり返しても、よくわからないわけです。なぜかというと、当初予算と暫定予算を比較して初めて、義務的経費が認められているのか、政策的経費が削られているのかがわかるわけです。しかも発言通告を出さなければならないので、結局、発言通告も抽象的な話ばかりになってしまうわけですね。このようなことで彦根の市議会が回っていっていいのかという問題を、我々市議会議員もよく考えなければいけないと思います。  そんな聖徳太子みたいにすぐれた人ばかりではありません。私たちも凡人でございますので、わずか1日足らずの間に、きちっとこれを読んだ上で何らかの意見をちゃんと出してくださいと言われても、できるはずがないわけです。そういうことを執行部、特に市長は知っているはずなんです。知っているはずなのに、時間がない、時間がないと。相変わらず、時間がないということで我々を駆り立てているわけですね。時間をなくしているのは誰なのだと言いたいですよ。市長が時間をなくしているではないか。そのために我々はあれこれあれこれと駆り立てられているのではないかと思います。そういう意味で、今回は提案そのものからおかしいのではないかということを申し上げておきたいと思います。  次に、私もいろいろな質疑をしようと思っていたんですけれども、報道関係でひこにゃんが大きく取り上げられておりますので、それを中心にしてお話ししたいと思います。  ひこにゃんに関しては、これは予算常任委員会での議論でございますが、あくまで政策的なものであって、今回の暫定予算は義務的経費またはそれに準ずるものに限定したという説明がずっとなされていましたが、北川議員のご質疑によって、必ずしも法的に義務的経費なり義務的経費に準ずるものに限定されるものではないという答弁を財政課長もされたわけでございます。  しかも、私もいろいろと調べてみましたら、政策的経費も結構入っているんですね。特に、教育関係で委託をやっておられるわけですが、この委託料はほとんど政策的経費なんですよ。ただ、どうしても教育上必要だからということで、いかにも義務的経費であるかのように説明しておられるんです。私も予算常任委員会で、例えば国際交流サロンの運営について、これはあくまで政策的な経費ではないかということを言ったんですが、なかなか「はい」とはおっしゃらない。しかし、一般的にいえば、これは当初予算で否決されているわけですから、これを復活させるのは政策的な感覚なんですね。そういう観点からいいますと、ひこにゃんをなぜ政策的に入れなかったのかということが一番問題になるのではないか思います。  そこで、市長にも随分厳しく質疑したわけでございますけれども、まず問題は、市長自身がひこにゃんに対してどんな感覚、考えを持っておられるのかがよくわからない。しかし、皆さんもご承知のとおり、ひこにゃんは全国的に有名でございます。ひこにゃんの彦根というぐらいです。昔は彦根のひこにゃんと言っていたんですが、このごろは逆転して、ひこにゃんの彦根ということで、彦根市の知名度をものすごく上げていてくれるわけです。  それと同時に、お城の入城者につきましても、ひこにゃんを見たいから入るという方も結構おられるわけでございます。そのほか、いろいろな経済的波及効果を数え上げれば、非常に重要なキャラクターであることは間違いないと思います。  ところが、今回の暫定予算で議論したかのようなこともおっしゃるわけですが、議論したならしたで、当然これ何とかして入れようではないかと。市長としても、例えば、「これは義務的経費ではありません」と言われても、「それを何とか入れようとするのが事務の方の一つの役割ではないか」と言うのが普通ではないでしょうか。ところが、そんなことは何にも言わずに、あっさりと暫定予算に入れておられないということは、私は、市長はわざとというか、故意に入れなかったとしか思えないんですよ。それで、報道関係の皆さんもこれだけ大きく取り上げられているということなんです。  最後に、市長は、何とかしてひこにゃんが活動できるように、特に来年度、4月1日から活動できるように、今、鋭意検討中ですということです。鋭意検討中ということは何を検討しているのかと聞きましても、その具体的な答えが何も返ってこないんです。結局、鋭意検討中という言葉だけであって、実際は何も検討していないということなんですよ。こんなむちゃ話があるでしょうか。  私はひこにゃんについては特別な思いは持っておりますが、それはそれとしまして、先ほども辻議員がおっしゃいましたように、2月28日に、ひこにゃんのお父さん、ひこにゃんのパパと言われていた北村昌造さんが亡くなられました。まだその昌三さんの忌も明けていないときに、こんな仕打ちをされるということ自体が、私はとても信じがたい気持ちなんですよ。  しかも、皆さんもご承知のとおり、篤志家といいますか、匿名の方が1億円寄附されて、そのうち5,000万円はひこにゃんに使ってほしいという寄附のご意思だったわけですね。ですから、舟橋聖一氏の基金がなくなってきたから、3年後ぐらいにはやめるような話ではないんですよ。まだ立派にお金が残っているんです。それなのにわざわざ使わせないような予算を組むという感覚が、私は全然理解できないです。  そういう観点から申し上げますと、暫定予算そのものは必要かもしれないけれども、こんな重要なことを抜いてしまうような暫定予算は絶対反対せざるを得ないと思います。  少し例を挙げて説明します。例えば、我々は予算が提案されたときに、たい焼きであれば、身も詰まっているし、しっぽも頭もついている。けれども、このあんこは多過ぎるのではないかとか、このしっぽは要らないのではないかと削っていくというのが、議会なり議員の役割なんですね。  ところが、今回の当初予算では、まるでドーナツみたいなものなんですよ。ドーナツはあるけど、真ん中が抜けていると。それが花火大会であり、城まつりであり、舟橋聖一さんの問題であり、また井伊直弼公の奉告祭であり、こんな大きなものがぼんと抜けておったわけです。だから我々も反対したわけです。  ところが、今回の暫定予算は、また非常に重要なひこにゃんの部分がドーナツの真ん中のように抜けてしまっているんですね。ですから、何を抜いたかということについては、我々はしっかりと見ていかなければいけないと思います。  そういう観点から、今回のこの暫定予算は、言うならば当初予算の流れを酌んで、彦根の歴史、伝統、文化、教育、またひこにゃん。ひこにゃんは観光なんです。観光として非常に頑張っていてくれる。こういうものをわざと抜いているような予算の流れであるということを十分に認識していただきたいと思います。  もう1点、最後に申し上げておきます。  それでは、暫定予算を否決したらどうなるのか。先ほど谷口議員がおっしゃったように、市長がせっせと専決処分でおやりになったらいいんですよ。それで何も支障が起こらないと私は思っています。私の意見は、こんなむちゃくちゃな時間的な制約の中で臨時会をやるぐらいならば、例えば4月の1週間ぐらいは専決処分でおやりになって、それから臨時議会を開いて、きちっとした暫定予算を組むべきだったと思います。  このごろは何でもかんでも執行部だけの物の考え方でおやりになるということ自体が問題だと思うんです。議会との信頼関係が本当に失われている。ひこにゃんのことだって、あらかじめこうするよという話があれば、我々も、それはとんでもないことだ、こうしてもらいたいという申し入れをしたはずです。ところが、義務的経費とか準ずるものという感覚だけで何でもかんでも切っていくという考えが今の彦根市政であるということを、十分に我々も理解し、また批判していかなければいけないと思います。  以上、いろいろと申し上げましたけれども、私はそういう意味で、暫定予算というよりも、むしろひこにゃんを抜いた予算には賛成できないということをはっきり申し上げて、反対の討論といたします。  どうもありがとうございました。 267 ◯議長(安藤 博君) 17番山内善男君。山内君。   〔17番(山内善男君)登壇〕 268 ◯17番(山内善男君) 私は日本共産党彦根市会議員団を代表して、議案第64号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計暫定予算に反対する討論を行います。  2月定例市議会の最終日20日、来年度予算が否決となりました。この原因は、87事業、約12億円近いお金、いわゆる暮らしにかかわる予算が削られたことが主な原因です。  この中には、花火大会あるいは総おどりの中止、住宅リフォーム補助制度の廃止、教育関係予算では小1すこやか支援員の人件費のカット、そしてまた農業関係では、市独自の農業予算がことごとく削られました。さらに、道路のメンテナンス事業など1億5,000万円が削られ、その他多くの生活にかかわる予算が削られました。そのことに対して議会は反発をして、予算を否決したのです。  そして、財政当局は昨年の6月、このままの大久保市政を続ければ約150億円の累積赤字となる、これが今年の2月に修正をされ、約90億円と圧縮をされましたけれども、それでも単年度で約20億円の赤字が出るような状況に至ったという財政当局の説明がありました。  このような状況に至った大きな原因は、解体しなくてもよかった市民体育センターを解体し、新たな市民体育センター建設に当初64億円と言われていた建設費が82億円、実に18億円も増額されました。そしてまた金亀公園の整備、これは過去2度整備されておりますけれども、また24億円もかけて整備をし直す。たった2週間の国体のために100億円以上も市財政を投入する。このことが大きな財政負担になって、市民の暮らしを削らなくてはならない大きな原因になったことは明らかです。さらに、市庁舎耐震工事では31億円の予算が53億円、22億円近くもはね上がりました。  今回の暫定予算の提案は、市民生活にできるだけ支障を与えないために提案されたものですが、義務的経費などに限って計上したということでしたけれども、私は、この中に盛り込まれている放課後児童クラブ運営委託事業の件で申し上げておきたいと思います。  放課後児童クラブ運営委託事業については、暫定予算では1億1,707万4,000円が計上されています。単純に3倍すれば年間の予算3億5,122万1,000円となりますけれども……。審議の中で明らかになったのは、約2億6,000万円が今年度の着地点でありました。そして、来年度の予算が約3億6,000万円ということですから、年間予算にすると約1億円を放課後児童クラブ運営事業で増大させることが明らかとなりました。  これは、来年度からシダックスあるいは共立メンテナンスなど東京に本社のある大手企業に委託をするということで、これだけ大きな予算の増大が見込まれました。今年度までは実績払いということで、指導員が確保されなかった場合などは返還をするという措置を行っておりましたけれども、来年度からはこれが確定をした金額だと契約書の中で明らかになったということでした。このことを委員会の中で財政当局にもお聞きいたしましたけれども、財政当局も十分把握されていなかったことなども明らかになりました。  これは、まさに17小学校のうち13小学校が共立メンテナンスやシダックスなど大手企業に委託をされる。その経費については年間予算の中で当然否決をされたわけですけれども、この予算が暫定予算として復活をいたしました。これは今年度と比べて、来年度、事業者委託は大きく様変わりすることになって、まさに政策的経費というものであり、これが経費支出されることについては極めて疑問に感じているところです。  また、市は暫定予算の支出する原則として、このように述べられております。本予算の成立までの間、行政運営の中断を防ぐことを目的としたいわゆるつなぎ予算として、4月から7月までの4カ月の間、必要とされる最少限度の経費で、主に以下掲げるものを暫定予算案として計上する。  その中のその他の項目で、7)の「市加入各種団体等の負担金、会費等」があります。これらについては、原則、経費として暫定予算として計上すると行政当局の方は表明をされております。しかし、私たちの聞き取りの中で、このように表明をされているにもかかわらず、市内の団体の方から事業運営に非常に困っていると訴えがあり、担当部局に問い合わせたところ、暫定予算の中に組み込まれていないという回答がありました。  私は、市民生活に混乱を与えないために、市内各種団体等の負担金については暫定予算として計上するということであれば、市民の生活に支障を与えないように、本来、つなぎ予算として計上されるべきだったと思います。本来、このような原則を掲げながら、しっかり精査をした提案になっていないということを申し上げておきたいと思います。議会はそのような分まで含めて削減をすべきだと言った覚えはないということを申し上げて、来年度暫定予算については反対討論といたします。  以上です。 269 ◯議長(安藤 博君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 270 ◯議長(安藤 博君) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第64号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 271 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続けて、お諮りいたします。  企画総務消防常任委員長、市民産業建設常任委員長、福祉病院教育常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長から、会議規則第103条の規定に基づき、お手元に配付しております閉会中の継続審査(調査)の件のとおり、閉会中もなお審査および調査を継続する必要がある旨、申し出がありました。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 272 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、企画総務消防常任委員長、市民産業建設常任委員長、福祉病院教育常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することに決しました。  以上で今期臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これにて平成31年3月彦根市議会臨時会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。            午後2時31分閉会 会議録署名議員  議 長  安 藤   博 君  議 員  谷 口 典 隆 君  議 員  夏 川 嘉一郎 君 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...