12
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君) その後の
入札の
スケジュール等もございますので、そのあたりで変わってくるかと思いますけれ
ども、3月、4月、5月が入るかと、
賃料としてはその程度の変化があると思われます。
13
◯委員長(
上杉正敏君)
長崎委員。
14
◯委員(
長崎任男君) もう一回確認しますけれ
ども、3カ月分の
賃料の分だけ
負担が大きくなるだけですか、問題は。
15
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
16
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君) 主なものは
賃料、
駐車場も含めたそういった
賃料とかで、ほかの
維持管理にかかる経費というのが同じようにこちらの
庁舎でもかかりますし、
金額、
金銭面ではそういったことですけれ
ども、何か
災害があったときに、もう少し早ければということがないようにとはしていきたいなと思っておりますので、そういったところは不利益にはなるのかなと思っております。
17
◯委員長(
上杉正敏君)
長崎委員。
18
◯委員(
長崎任男君) 僕もあまりしつこく言うのはあれなんですけれ
ども、ということは、3カ月ないし2カ月、5月だったら2カ月か。その分の時間と
賃料、1カ月800万円ぐらいの2カ月1,600万円、ないし、多く見て3カ月分2,400万円、
負担する分が大きくなる。時間的なものと金銭的なものはそれだけということですね。念のためにもう一回聞いておきます。
19
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室長。
20
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室長(
近藤弘明君) 今、いろいろと
考えてみたんですけれ
ども、主なものとしては、やはり
賃料ということになると思います、
お金の面でいえば。そのほか、
利便性の件とか、そういったようなこととかはありますけれ
ども、
金銭面では
賃料、それになるのかなと思っております。
21
◯委員長(
上杉正敏君) ほかにありませんか。
和田委員。
22
◯委員(
和田一繁君) 言っていただいたように、先ほど
野村議員の
財政の
内訳の
質疑の中で、今回、
財政の
負担ということで約37億円というところの中で、
緊急防災・
減災事業費で
交付税充当率100%、算入で70%ということで、いわゆる市が
負担する
金額というのは14億円ということで
お話しされたと思うんですけれ
ども、今
トータルで52億円と言われておりますけれ
ども、52億円でもう一度その辺の
財政の
内訳を教えていただいて、市の
負担が幾らなのか教えていただければ、
お願いいたします。
23
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
24
◯財政課長(
杉本弘之君) お答えをいたします。総
事業費で申しますと52億2,400万円という額になります。このうち、
緊急防災・
減災事業債の
発行額が46億6,000万円、それから
一般単独債が4億2,200万円、
一般財源として約1億4,100万円。先ほどと同じように
緊急防災・
減災事業債の70%が
交付税算入されるということで見込ませていただきますと約19億6,000万円が実質的な市の
負担になります。
25
◯委員長(
上杉正敏君)
和田委員。
26
◯委員(
和田一繁君)
事業総額が52億円に対して、市の
負担とすると19億円ということでよろしいですか。
27
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
28
◯財政課長(
杉本弘之君) 19億6,000万円が52億2,400万円に対する実質的な市の
負担額となります。
29
◯委員長(
上杉正敏君)
長崎委員。
30
◯委員(
長崎任男君) ということは、
市民の方の税金、
市民の方に
負担してもらう
金額は、今おっしゃった19億円だけという意味ですか。乱暴な言い方をすると、19億円分のその
お金で52億円の
庁舎が建つというように理解してもいいんですか。
31
◯委員長(
上杉正敏君)
財政課長。
32
◯財政課長(
杉本弘之君) このたびは
緊急防災・
減災事業債を多く借りられることになっておりますので、その7割が
交付税で入ってくると、そういう試算をしておりますので、実質的に
市民に
負担をいただく
金額が約19億6,000万円ということになります。
33
◯委員長(
上杉正敏君) ほかにございませんか。
小川委員。
34
◯委員(
小川喜三郎君) 1点目は、
参考資料の3ページでございますけれ
ども、これが
実勢掛率設計の目安、二つの
建築設計事務所にお頼みをいただいて、
石本建築事務所の方が48億円
余り、それから
大村建築設計事務所が43億円
余りということで、極力
予算額を減らそうというのであれば、一番ではないかもしれませんけれ
ども、
大村さんの方の
積算でいけば43億円でいけるのではないかなと思うんですけれ
ども、これは
参考のための
資料というふうに理解するべきなのかどうかということでお尋ねをしたいと思います。
それから、
参考資料の5ページでは、
物価上昇率もあわせてつけておりまして、1億6,600万円を見ておられますので、この
設計額でも十分いけるのではないかなと思うんですけれ
ども、いかがでしょうか。この2点をお尋ねいたします。
35
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室主幹。
36
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室主幹(
鈴木康浩君)
委員のおっしゃいますとおり、2社に今回再算定していただきまして、それぞれ5億円ぐらいの差があるということで、今回、
参考資料3の方でお示しさせていただいているのでございますが、実際問題、実際
設計するに当たりましては、もちろん今回
石本さんと
大村さんの
資料を
参考に、当市の方でもきちっと査定をさせていただいて、
金額を出させていただこうというふうな形で思っておりますので、両方の
設計事務所の間の
金額、両者の
設計事務所の方といろいろと事情を聞きながら、組み合わせた形で
設計を組ませていただこうと
考えておりまして、全部
大村さんの方の安いほうでいけるのではないかという
意見もあるんですが、実際、今回低く掛け率を採用させていただいて、不調になったということも
考えますと、
委員のおっしゃるとおり、
大村さんでもいけるという
お話もあるんですが、
反対に
石本さんの
設計書という筋もございますので、
トータルで
考えまして、安いものを全部という形でやっていきますと、結果的にまた同じ結果になるということも
考えられますので、中間を見た形で
設計書の方は組ませていただきたいと
考えているところでございます。
それと同じく、
物価上昇率の1億6,600万円新たに加算させていただいているんですが、こちらにつきましても、今回2社の
設計事務所の方に出していただいています
金額につきましては、多分これから
入札をするであろう時期と比べますと、また幾らか
上昇分とかがございますので、そういうものも含めまして、今回安全を見まして、
物価上昇率という形で項目として上げさせていただいているところでございます。
37
◯委員長(
上杉正敏君)
小川委員。
38
◯委員(
小川喜三郎君) 先ほど、この
議案が議決されないと
庁舎の
賃料と時間という話でしたけれ
ども、今のご
答弁ですと、時間がおそくなるほど
物価上昇率も上がってくると想定されているのでしょうか。
39
◯委員長(
上杉正敏君)
公有財産管理課庁舎耐震化推進室主幹。
40
◯公有財産管理課庁舎耐震化推進室主幹(
鈴木康浩君)
委員のおっしゃいますとおり、今後
物価の方につきましては、上がってくるというような形の
予想はできるんですが、これにつきましては、今のところ
予想はできませんので、上がるか下がるかというのは、今現在のところ不明でございます。
41
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに
質疑はありませんか。
獅山委員。
42
◯委員(
獅山向洋君) 今回、今日冒頭でこういう
提案をされたというのは、私は極めて
政治的判断が入っているのではないかなという
感じがするんですよ。なぜかといいますと、いよいよこれから2月
議会に入ってしまって、そして4月には、
県会議員選挙もあれば、
市議会議員選挙もあるわけですよ。そういう事態で何でこんなきわどいときにこういう大変重大な問題を出されるのかというのが、私は第一に疑問を持っているんですよ。どうなんでしょうか、
市長。これ、今の
議員に何とか認めていただきたいというのか、新しい
議員では困ると
考えておられるのか、その辺が非常に重要な問題だと思うんですよ。今の
議員なら通ると思われている、どうもそういう
感じを受けているんですよ。今この辺は、私らは小さな会派なので、全然情報が入ってこないのでわかりませんけれ
どもね。そういう感覚でおられると、今回この問題が
市議会議員選挙、
県会議員はないと思うけれ
ども、
市議会議員選挙の
争点になってしまうんですよ。いうならば、こんなひどいことをやっているよとか、こんないいことと、私はいいこととは思いませんけれ
ども、やっているよとか、これが
争点になってしまうわけなのでね。そんなことでいいとお
考えになっているのかどうかだけ、ちょっと聞いておきたいんです。こんな微妙な時期に何でやるのかというのが、私は疑問に思っていますのでね。
43
◯委員長(
上杉正敏君)
市長。
44
◯市長(
大久保 貴君) そうしたご
心配をいただくということはまことに恐縮でございます。私
どもとしましては、昨年この
案件を公表いたしまして、できるだけ早く正しい方向へ進めていきたいということで
考えてございましたけれ
ども、調停も難航し、そして、私
どもの
積算について信頼が置けないという声もいただいた中で、
セカンドオピニオンとして業者に改めて
積算依頼をいたしました。その結果が1月末に出てきましたので、私としましては、できるだけ早く、
汚染土壌の搬出が終わりましたら、次の
工事にかかれるようにと思っておりましたが、そのようにはいかなかったわけでございます。
結果として、この時期になってしまったということでございますが、そこはいろんな政治的な思惑ということは抜きにして、できるだけ早くこの
工事の再開をしたいという思いの
一念でございますので、
入札も実際にどのようなことになるのか、今回
お願いをしております
予算に関しては、十分なものにしていただけるとは思いますけれ
ども、実際、
参加者があるかどうか
心配な部分がございます。これからのこと、不確実なところも多くあろうと思っておりまして、今回ご無理な
お願いだということは
十分承知の上でございますけれ
ども、ご審議をいただいた上で、適切なるご
判断を頂戴したいと
考えているところでございます。
45
◯委員長(
上杉正敏君)
獅山委員。
46
◯委員(
獅山向洋君) だから、私は、そんな一日も早くという
一念からということだけで物事を決めてよいのかということを聞いているんですよ。政治的なことも現にあるわけなんですからね。
市長としてそういうことを
考えるのは当然ではないですか。こんなのが
市議会議員の
選挙になったら、当然これを
争点にしますよ。私は当然しますよ。ほかの
議員はこんなことを言っているけど、私はこんなのは絶対
反対やと言ったら、これは票がよく入るに違いないんですよ。だから、そんなことまでして、一日も早くと、今、
長崎委員がおっしゃったけれ
ども、5月やったらわずか3カ月ぐらいの話でしょう。何でそういうお
考えをお持ちにならないのか、また、そういう
意見をおっしゃる方がいないのかが僕は不思議に思っているんですよ。いかがですか。同じご
答弁はよろしいんですよ。要は政治的な話は全然
考えてませんというなら、それだけで結構なんですよ。
47
◯委員長(
上杉正敏君)
市長。
48
◯市長(
大久保 貴君) 先ほどの
答弁のとおりでございます。
49
◯委員長(
上杉正敏君)
獅山委員。
50
◯委員(
獅山向洋君) それで、先ほど私、本会議でもお尋ねしたんですけ
ども、いかがですか、例えば立ちどまって
考えるとおっしゃってから、これを計算しましたら、
完成の2021年3月まで、7年6カ月かかるんですよ。いいですか、7年6カ月ですよ。こんなに長い間かけて、しかも今回債務
負担行為で20億円も上がってしまってね。そんな状態のもとで、わずか2、3カ月待てないというそんな事情があるのかどうかということは、やっぱり、きちっと言っておいていただきたいんですよ。こんなに急ぐんですか。これは
長崎委員と同じ質問になりますけれ
ども、そんなに急がなければならないのですか。同じご
答弁だったら、もういいですけどね。
それならお尋ねしますけ
ども、仮に2、3カ月延ばしても、日程表なんて、1日1時間明確なものでなくて、その間にいろいろ準備ができるでしょう。例えば業者に対して、もちろんインターネットなどいろんなもので発表して、業者の方も慎重に見積もりをやって、入られるか入られないかということも
考えなければならないわけですよ。本会議のときもぎりぎりみたいなことをおっしゃっていたわけで、何でそんなにこんな重要な事業について、業者を慌てさせるのかということも非常に問題でしょう。なぜなんですか。そこをちょっと
説明しておいてほしいんですよ。今まで何回も、急げ急げと。
緊急防災・
減災事業債だってそうでしょう。
緊急防災・
減災事業債は何年度までだから急げ急げと言っていて、結局は何年も何年も延びて、現在は使えているわけですよ。そういう感覚からいけば、今、私は急げ急げとか、一日も早くというのは信用していないんですよ。なぜそういうふうなゆとりを持って、慎重に今回はやろうという気持ちにならないのか、それが問題なのでね。もう一回きちっと答えてください。なぜ慎重にしっかりやろうと。また、政治的な
判断を、
市議会議員さんに苦労をかけないようにしようとか、そういう配慮というものは何でやれないんですか。
51
◯委員長(
上杉正敏君)
市長。
52
◯市長(
大久保 貴君) 私
どもは、慎重に物事をこれまで進めてきていると思っております。再発防止策をきちっと設けて、そして、前回合意解約を受けまして、現
設計図の供覧もできるようにしております。十分な準備をしてきていると思っておりまして、ただ、この状態を放置しておくということは、やはり、これは適切ではないと。早期に事業を再開させろというのが
市民の声だと私は思っております。そうした意味から、急いでという表現になってしまうことはまことに心苦しいわけでありますけれ
ども、ぜひこの事情を十分酌み取っていただいているとは思いますけれ
ども、その上で適切なるご
判断を
お願い申し上げたいと思っております。
53
◯委員長(
上杉正敏君)
獅山委員。
54
◯委員(
獅山向洋君) だから、今この2、3カ月をなぜ急ぐのかという質問なんですよ。特に統一地方
選挙があるんですよ。みんな忙しいんですよ。
市議会議員は、本当に大変なんですよ、みんな。そういう状況のもとで、なぜこんな難題ばかりを我々に押しつけるのか、私は腹を立てているんですよ。理屈の問題ではないんですよ。
選挙の準備もやらなければならないしね。
選挙管理
委員会からはいついつまでに事前
審査をやりますとか言われているんですよ。そういうことがわからないんですか、
市長は。
選挙をやったことがあるんでしょう。自分は全然やってないんですかね。だから、問題なんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。
55
◯委員長(
上杉正敏君)
市長。
56
◯市長(
大久保 貴君) 大変お忙しい中、まことにご迷惑をかけているとも思っております。ただ一方で、やはり、
市民の皆様は、この
庁舎のこのありさま、今のこの状態が放置されていることについて、大変ご
心配をいただいているということもございます。
汚染土壌の搬出が終わりましたら、できるだけ速やかにということを申し上げてまいりましたので、これまでの
答弁をお聞き届けいただいて、ぜひとも適切なるご
判断を頂戴したいと
考えているところでございます。
57
◯委員長(
上杉正敏君)
獅山委員。
58
◯委員(
獅山向洋君) 私は、2、3カ月待てないのはなぜかと聞いているのであって、
汚染土壌の問題だって何だって、現状がいいと誰も思っていませんよ。そんなことぐらいわかった上で、さらに今質問しているのでね。なぜなんですか、一日も早くと。
市民はそんなもの見なれてしまっているんですよ。本当のところ、そんな
心配なんて誰もしてませんよ。ああ、相変わらずやねと、これだけなんですよ。どうなんですか。何か自分の都合のいいときだけ、一日も早くとおっしゃるわけでね。その都合を聞いているんですよ。何でこんなに急がなければならんのですかと。もういいですよ。
59
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
60
◯委員長(
上杉正敏君) なければ、本
議案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
これより、
議案第2号に対する討論を行います。
討論に当たりましては、冒頭に、
議案に対する賛成・
反対の立場を述べていただきますよう
お願いします。
討論はありませんか。
北川
委員。
61
◯委員(北川元気君) 私は、
議案第2
号平成30年度
彦根市
一般会計補正予算に
反対の立場で討論いたしたいと思います。
会派から討論するときは、重なる討論をするなというのっぴきならない
理由がありますので、あえてこの
予算委員会のところで
反対の
理由を述べておきたいと思いますが、本会議の方の
質疑で私の
反対の意向というのは、はっきりと示させていただきましたので、大きな
理由だけを一つだけ述べたいと思います。それは、やっぱり、
大久保市長が責任は
感じているとか、大変重く受けとめているとか、そういう反省の弁を言う一方で、その責任について詳しく聞いていくと、その時々の
判断は間違いではなかったとか、20億円以上無駄になる、
市民の税金を使われるわけですから、あるいは国民の税金を使われるわけですから、そういう無駄になる
お金についても、いやこれは必要なものなんだと認識していると、そういった
答弁をされたわけですよ。つまり、こういった
市長の見解を示された
答弁が出た以上は、私たちがこれを賛成してしまうと、
市長は責任がないんだよと、その時々の
判断は間違っていなかったよと、その20億円以上無駄になる
お金というのは必要なものだったんだよと私たちが認めることになるのでね。そんなことはできませんので、
反対です。
以上です。
62
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに討論はありませんか。
山内
委員。
63
◯委員(山内善男君)
議案第2号に
反対する立場で討論を行います。
一つ目は、裏合意をした契約を解除したのに、
質疑の中で明らかになったのは、再契約の際は当該業者を排除しないという
答弁でした。これでは
市民も
議会も納得させることはできないと指摘をしておきたいと思います。
二つ目です。今、市は来年度
予算をめぐって87事業、12億円近くを削り落とすということで、
市民の間でも大変憂慮されている声が聞こえてきております。最近では、新
市民体育センターが64億円とされていたものが82億円、約18億円跳ね上がりました。さらに、金亀公園の整備を含めれば、約100億円が2週間の国体のために消えることになります。それなのに、今回の市
庁舎耐震
工事では、2年前の6月
議会では31億円とされていたものが、外構
工事などを含めれば52億4,300万円ということで、約22億円跳ね上がることになります。裏合意、いわゆる9億4,000万円も抜いた部分を含めれば、41億円となりますけれ
ども、それを勘案しても12億円の
予算が跳ね上がることになりました。私は、このような大きく跳ね上がった
予算に対して、
市長は、自らの出処進退と引きかえるぐらいの重大な決意を持って、
議会や
市民に
説明をされる責任があると
考えます。しかし、
質疑の中ではそのような決意がうかがえませんでした。
以上、二つの
理由でこの
議案に
反対する討論といたします。
64
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに討論はありませんか。
小川委員。
65
◯委員(
小川喜三郎君) では、
議案第2号に対する賛成討論をさせていただきます。
本
議案は、さきの2月
臨時会で市
庁舎耐震補強増築改修
工事の
工事請負契約の解約と出来高払いの精算に対する調停成立のための
議案が可決されまして、調停が成立したことを受けて、現在中断している
工事を再開するための
工事費用を計上するものであり、平成30年度から平成32年度までの期間の債務
負担行為でございます。
多くの
市民の皆さんから
庁舎の
工事について、いつまであの状態で放置するのか、また、
庁舎は吹きさらしになっており、あのままでよいのか、さらには、
市民サービスの一環として
市民会館での業務の教育
委員会や下水道部の本
庁舎での一元的な業務はいつからできるのかというような話をお聞きするところであります。
また、一方、財源確保につきましては、
内訳では耐震補強
工事および既設
庁舎改修
工事ならびに
庁舎増築
工事にも緊防債、いわゆる
緊急防災・
減災事業債を充てることで、元利償還金の70%が基準
財政需要額に算入され、
交付税措置が講じられることから、
一般財源としては算定4%となっているところでございます。こうしたことから、早期に
工事再開のための債務
負担行為
補正を行う必要があります。
今回の2期
工事と言われる
工事では、まず本体
工事の
入札に参加される業者を数多く確保するための条件、つまり、
設計図書による
積算期間を十分にとって、多くの業者が参加されるような対応を行うこと、あるいは、分離発注ということですので、市内の業者の応札の仕組みを講じることなどが必要と思っております。
なお、債務
負担行為額よりは低い値で請負
金額が決まると思うんですけれ
ども、さらなる減額を強く申し入れておきまして、賛成の討論とさせていただきます。
66
◯委員長(
上杉正敏君) ほかにありませんか。
和田委員。
67
◯委員(
和田一繁君)
議案第2号に対しまして、賛成討論をさせていただきます。
さきの
臨時会におきまして、調停に賛成をさせていただきまして、裏合意に至り、まず契約は解除され、ようやく次のステップに向けて
入札ができる土壌は整っております。今回の債務
負担行為を認めることにより、素早く
入札を行い、
入札監視
委員会を通じて契約まで進めていただきたい。といいますのは、やはり、先般調停のときにも
お話しいたしましたように、耐震基準以下の
市民会館で日々業務されていらっしゃる上下水道部、教育
委員会事務局を早く市
庁舎へ移動させなくてはなりません。いつ
災害が起こるかわかりません。その中で、重要な拠点として
市民の命、財産を守り、安心安全の居場所を早急につくっていかなければ、今は
市民体育センターも
庁舎も大きい箱物がございません。やはり、多くの
市民を受け入れる場所としても早急に進めることが重要であるということの2点で、賛成とさせていただきます。
以上です。
68
◯委員長(
上杉正敏君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
69
◯委員長(
上杉正敏君) なければ、本
議案に対する討論はこれにて終了いたします。
ただいまから採決を行います。
議案第2
号平成30年度(2018年度)
彦根市
一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第2号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。
(賛成者起立)
70
◯委員長(
上杉正敏君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、
議案第2号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
これにて、本
委員会に付託されました
案件の
審査を終了いたします。
なお、本
委員会の
審査結果報告書等の案文につきましては
委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
71
◯委員長(
上杉正敏君) ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。
以上で
予算常任委員会を閉じます。
お疲れさまでした。
午後6時33分散会
Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...