• 憲法改正(/)
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  1. 彦根市議会 2019-02-01
    平成31年2月定例会(第8号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前9時01分開議 ◯議長(安藤 博君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(安藤 博君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、23番西川正義君、および1番辻真理子さんを指名いたします。   (「議長、動議」と呼ぶ者あり) 3 ◯議長(安藤 博君) 西川議員、議長のところへお越しください。  ただいま西川議員から動議の発言がありました。これを許可いたします。  23番西川正義君。西川君。   〔23番(西川正義君)登壇〕 4 ◯23番(西川正義君) 発言のお許しをいただきましたので、動議の内容については後ほど申し上げますが、その初めに皆様にご了解をいただきたいと思います。  私、ただいま議長に対しまして大久保彦根市長の不信任動議を申請させていただきました。議員の皆様のご理解とご同意をお願いいたします。 5 ◯議長(安藤 博君) ただいまの西川議員からの動議の成立については、会議規則第16条の規定により2人以上の賛成者が必要ですので確認いたします。  本動議に賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 6 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。  暫時休憩いたします。
               午前9時03分休憩            午前9時49分再開 7 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、決議案第1号大久保貴彦根市長の不信任を求める決議案を日程に追加し、議題とすることに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 8 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、決議案第1号大久保貴彦根市長の不信任を求める決議案を日程に追加し、議題とすることは可決されました。 ────────────────── 追加日程 決議案第1号上程 9 ◯議長(安藤 博君) 決議案第1号大久保貴彦根市長の不信任を求める決議案を議題といたします。 ────────────────── 10 ◯議長(安藤 博君) 提案者の説明を求めます。  西川君。   〔23番(西川正義君)登壇〕 11 ◯23番(西川正義君) 大久保貴彦根市長の不信任を求める決議。  大久保彦根市長は、平成25年5月に市長に就任され、現在2期6年間、彦根市政の最高決裁権者として彦根市の行政を進められてきました。  では、この6年の間、彦根市で何があり、どのような結果が起きていたのでしょうか。主な出来事をひもとき、議会として検証する必要があります。  まず、就任間もない平成25年6月定例会では、市庁舎耐震補強・増築・改修工事において前任の市長の提案で執行部と議会がほぼ合意していたにもかかわらず、一歩退いて検討したいとの大久保市長からの発言により、議員間で大きな波紋が拡散していったところであります。  議会では議員全員による本庁舎耐震化整備検討特別委員会を設置し、その収拾に取り組み、一定の結果を導き出したところであります。そして、平成29年6月定例会において、市長から提出された工事請負契約の締結に係る議案を議決し、その後、工事が進められてきました。  しかしながら、平成30年1月の市議会全員協議会において、市長から契約が当初の仕様書から一部工事を取りやめることなどを前提に契約されており、入札後に契約内容を変更して契約を締結したことが、地方自治法施行令第167条の規定に違反すること、また、事業担当者の川嶋副市長の辞職について説明が行われたところであります。  平成30年2月に開催された市議会全員協議会において市長から事実経過の説明がされましたが、全容解明には不十分な内容であり、別途集中的に調査を行う必要があるとの議員提案が出され、当該工事の工事請負契約について、地方自治法第100条の規定による事務の調査をするための市庁舎耐震補強・増築・改修工事にかかる工事請負契約に関する調査特別委員会、百条委員会を設置する決議案が可決されたところであります。  百条委員会では、裏合意に対する明確な結論は出せなかったものの、決裁権者である大久保市長のコンプライアンス、法令遵守の認識不足が露呈されたとともに、部下への指示・指導の欠如、ガバナンス能力の不足が明確であるということを言わざるを得ません。また、この一連の不祥事により、当初予算31億7,000万円を大きく上回る52億円となり、約20億円もの負担増となり、市民への説明責任はいかにお考えなのか、事の重大性を市長としていかにお考えなのか、市長としてのけじめをいかにされるのか、そして、ご自身が任命された川嶋前副市長に全ての責任を負わせたかのように、辞任を認めたことに対して、市長として呵責の念はないのでしょうか。血の通ったこれまでの歴史ある彦根市政は、どこに忘却されたのでしょうか。  次に、1市4町で構成されている彦根愛知犬上広域行政組合における新ごみ処理施設建設候補地の選定経緯について、彦根市民の願いを一蹴したような結果となった一連の出来事は、彦根市民の生活をこれまで以上に利便性を失うことが危惧されています。  まず、ごみ処理施設の候補地は、彦根・愛知・犬上地域において、5候補地から応募があり、選定委員会の評価をもとに、彦根市長が管理者として、また、副管理者として4町長、彦根市副市長で構成された管理者会議で検討されました。その結果、愛荘町竹原地区に決定され、平成29年6月に管理者である大久保市長から公表されました。しかしながら、愛荘町竹原地区を候補地に決定した管理者会議の経緯において、選定委員会の選定結果報告書にある建設候補地としての優先順位1位を外し、なぜ2位の愛荘町竹原地区を建設候補地としたのか、謎に包まれた発表であり、さらに、管理者会議6回の開催の中では、彦根市の候補地が彦根市長の選挙公約であり、一部町長の談話として、あたかもその候補地に決定づけられていたにもかかわらず、第7回管理者会議で突然愛荘町竹原地区を候補地として発表されたのか驚きを感じている、とのことでありました。  このように、決定経緯が不透明な状況の中、愛荘町竹原地区を建設候補地とする事業を推し進めようとした結果、候補地である竹原地区周辺住民の反対は強まり、広域行政組合議員の不信感が強まり、甲良町議会、彦根市議会では候補地の見直しを求める意見書が可決されたところであります。  また、新ごみ処理施設に関する予算においても、平成31年度予算が否決されたことにより、事業は暗礁に乗り上げている現状であります。このような現状を鑑み、広域行政組合の全議員は、新ごみ処理施設建設候補地である愛荘町竹原地区の白紙撤回をする決議を去る2月22日の定例会で議決したところであります。  また、愛荘町竹原地区の住民の皆様には大変な外圧に対して屈することなくご協力をいただきましたことに敬意を表するものであります。  このような結果をもたらしたのは、一体誰であったのでしょうか。1市4町の市民・町民の思いをむげにした管理者の責任は到底許すことはできないものであります。私たちは、この悪しき教訓を胸に、一日も早い新ごみ処理施設建設候補地の選定に議員の立場であらゆる方策を模索していかなければなりません。  次に、平成31年度一般会計予算案について申し述べます。  新年度予算について、市長は、昨年9月定例会で枠配分方式による新年度予算の策定を計画している旨の答弁がありました。各部・課に対してこれまでの事業について仕分け業務を強いられた形での予算編成になったことと推察するところであります。これまで彦根市を陰で支えていただいた職員にとっては、苦渋の決断をしなければならない場面が多々あったことと思います。ふたをあければ、87事業の見直し・削減により、多くの市民が失望される事態となることは必定であります。教育予算の縮小は、やっと彦根の学力向上施策が本格的になりかけた中で、その芽をついばむことになり、子どものやる気、そして多くの親の気持ちを削ぐ結果となりはしないか、今年度の市長方針がこれからの子どもたちの将来に影を落とす結果となりはしないか危惧するところであります。  また、彦根の収入源でもある彦根城関連行事の縮小・廃止を市長はどのようにお考えなのか。高齢化社会において生きる場を失うような地区公民館の破格な使用料値上げ等々、何を考え、何が最適なのか、全く理解できない予算だと断言いたします。市長はどこに向かってかじを取ろうとしているのか、彦根をどうしようとしているのか、ご自身の誇りは何であるのか、全く市民に聞こえてまいりません。  このような市長を選んだ市民は、不幸な一時代を過ごすわけにはいきません。大久保市長が即刻退陣されることが、市民の最良の選択であることを申し上げ、市長不信任決議といたします。  皆様のご理解とご協力をお願い申し上げまして、決議案といたします。ありがとうございました。 12 ◯議長(安藤 博君) 以上で、提案者の説明は終わりました。  暫時休憩いたします。            午前10時02分休憩            午前10時33分再開 13 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑に入ります。  ただいまのところ、質疑の通告はありません。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長(安藤 博君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております決議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、決議案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告書が4名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、5番夏川嘉一郎君、18番山田多津子さん、1番辻真理子さん、2番獅山向洋君の順とし、順次ご登壇願います。  5番夏川嘉一郎君。夏川君。   〔5番(夏川嘉一郎君)登壇〕 16 ◯5番(夏川嘉一郎君) 私は、今回提出された決議案第1号大久保市長の不信任を求める議決案に対し、反対の立場で討論させていただきます。  この提案の起点となるものは、ここ数年来、現政権が進めてきた諸事業や財政政策の不満にあると考え、以下、この点に絞って論理を展開していきたいと考えます。  多分、問題の一つであろう広域ごみ処理候補地の件でありますが、争点は多々ある中、一つは、これはコストが高くつくという意味で、本市から遠過ぎる等もありますが、何よりも大きな争点は、当初予想外であった周辺地域の強固な反対に出会ったことであります。  よって、広域行政組合全議員による施策見直しを決議、決定、この広範囲の反対運動は、住民意思を正確に表示しているものであり、これはこれでよしと思うものではあります。私もこの決議に賛同した1人。ただ、この停滞のみで安易に市長の責任を追及するのはいかがなものでしょうか。  ここではっきりと言っておきたいが、本市のごみ焼却施設の決定は、誰がやっても難題であり、前市長の時代から解決に手こずり、今日に至ったものであることを我々はしっかりと知るべきではないでしょうか。単純に相手を批判するだけの無責任発言は、真に慎むべきではないでしょうか。  さらにはまた、見直しを促しておきながら、間髪を入れず、相手に考える余地を与えずに不信任決議案を出すのは、これは政治倫理に反する行為ではないかと私は思うものであります。  次に、二つ目の大事業、庁舎耐震化工事の問題でありますが、事業計画が地方自治法施行令に違反したとの件で、この問題を解決するに最も公平であると言われる百条委員会によって真相究明がなされましたが、結果は一連の責任者への疑惑はあったものの、いずれも悪意なき瑕疵と判定され、今後の体制整備に万全を期すと、さらには庁舎工事完成に全力を傾注するとの約束で、多くの議員の賛同を得、より早く庁舎工事を完成するという方向で決着をつけ、前に進んでいるところではなかったのでしょうか。この方向は、どのような理由があるにせよ、全てに優先して堅持していくべきものと私は確信するものであります。  三つ目の新体育センターの件も同じであり、将来のスポーツ都市化を目指すという点で、多くの議員の賛同があり、既に議決済みの案件であります。既に工事は始まっております。  ただ、今回は、大事業が集中したという点で、財政面では緊迫化を来したのでありましょうが、それは多分にその内容から一時的な現象であり、大きな金を使ったという点で当然のことではないでしょうか。これは家庭会計に置きかえてみてもわかることであります。  さて一方、行政は、この財政危機を枠配分方式で乗り切るとしているものであり、既に計算上はその効果が出始めており、当初予定より早くこのめどが立ちそうだと、当局の担当者が発言していることも我々はしっかりと留意しておくべきではないでしょうか。  安易な枠配分は、住民サービスにかかわるものであり、私もこれは本来は大反対でありますが、今回ばかりはこの暗いトンネルを一日も早く、早く抜け出る必要悪として、はたまた産みの苦しみとして認めざるを得ないことを考えているものであります。  ところで、聞くところによると、過日の予算常任委員会では、枠配分方式や、その中の花火大会や総おどり等の中止が大問題となり、結果、予算が否定され、そのことが多分今回の市長不信任につながったものと言われておりますが、もしそうだとすると、枠配分の中の花火大会の件でなぜそこまで、これは全く信じられない、私は外野におりましたけれども、全く信じられないことであります。  超えねばならぬ大平原を前にして、なぜ途中で出てきたネズミ1匹、これにその道を違えようとするのか、これは全くわかりません。賢明なる議員各位の判断とは思えないのであります。我々は常に単純に行政、理事者サイドを批判、攻撃するのではなく、常に大局的な視点に立って、一日も早い諸事業の完成を目指してきたはず、あと一歩のところまで来ているのです。志を同じくする同士の皆さん、ちょっと古い言葉を使わせていただきますが、同士の皆さん、今までの苦労を水泡にする愚かなこの愚を今ここで犯すべきときではないと考えます。最後の最後まで皆さんの常識を信じたいと思います。  終わりになりましたけれども、皆さんの賛同を期待し、私の討論を終わりたいと思います。ありがとうございました。 17 ◯議長(安藤 博君) 18番山田多津子さん。山田さん。   〔18番(山田多津子さん)登壇〕 18 ◯18番(山田多津子さん) それでは、私は、ただいま提案をされました市長不信任の決議案に対して、日本共産党彦根市会議員団を代表して賛成の討論を行いたいと思います。  大久保市長になって、世界遺産登録のために山根前副市長を招聘されました。これまで市の方針は、単独と4城の両ウイングで登録を目指しておられましたけれども、山根前副市長の方針で単独の登録方針に切りかわり、当時の文化財部長、次長、課長、課長補佐までが人事異動をされ、まさに粛清とも言える強権的な人事がされました。  そして、今年度中に世界遺産登録推薦書原案を提出することとしていましたけれども、文化庁が1月に、受け付けはないということを明らかにされ、文化庁との情報共有はどうなっているのか、こんな声も市民から聞こえてくるありさまとなっています。  そして、何よりも山根氏はパワハラなどを幹部職員に行っていたことが明らかになり、特別顧問も任期途中で退職届を出される、そんなありさまとなっています。このようなてんまつを招いた大久保市長の山根氏の招聘は失政と言わざるを得ない、このことをまず指摘しておきたいと思います。  そして、次に、庁舎耐震化工事は、大久保市長が6年前、市長に就任して、前市長のもとで全庁的な議論も経て、議会も通って、工事を発注するだけであったものですけれども、見直すとして、突如立体駐車場とする県有地の取得を議会にも諮らず、一方的に県に取得を断り、その後の進展がないため、議会は全議員が促進の決議を上げ、庁舎の建設に係る特別委員会が設置をされ、全議員が参加して協議を行ってきました。  前市長のもとで作成をされた建設金額は約30億円でしたけれども、今回、大久保市政のもとで岐建との契約金額は31億円でしたが、10億円もの工程をしなくてもいいとする裏合意が発覚、そして、今回の再算定の結果、総額53億円と、22億円もの金額が増額となっています。前市長のもとで策定された設計がそのまま実行されていれば、3年前に新庁舎は完成していたはずです。ところが、大久保市長の一言で今日の事態を招き、新庁舎への移動は2年後、金額は当初設計から22億円も値上がりすることになりました。  前市長の設計プランは、仮設の建物への一時移動はなく、増設棟を先に完成させ、順に移動させながら完成させる計画であったため、賃借料や仮設設計物は不要でした。現状は、職員には狭い環境の中での執務を何年も余儀なくさせてしまって、市民には22億円もの負担を増大させた大久保市政の責任は、極めて重大と言わざるを得ません。  平成31年度までの市長給与半額の議案が提案されましたけれども、事の重大性からすれば、これだけで済まされるものではありません。ここにも重大な責任があると言わざるを得ないと思うんです。  次に、国体問題ですが、滋賀県が県有地で陸上競技場の整備を検討していたにもかかわらず、彦根城の世界遺産登録のため、松原の市民体育センターの敷地まで提供を自ら進言したために、県からの補償ももらえず、6,400万円もかけて耐震工事したばかりの体育センターを解体してしまうなど、市長の責任はこれも重大であり、また、議会には県からの要請であって、やむなく了承したと説明をされましたけれども、県の議事録の情報開示によって、我々議員に対して虚偽の説明がされていたということも明らかになりました。この責任も重大です。  そして、このことにより、市民体育センターに82億円をかけることになったこと、市長は今後市民にとって有益な施設になると確信している、このように発言されていますけれども、市の財政計画は今後5年間で90億円の赤字になることも発表され、新年度の予算編成で87事業、11億7,000万円も市民生活に直結する事業を削減して、そして多くの市民に不安と混乱を招いておきながら、市長は、いい予算ができた、このような発言をされる認識そのものが市の最高責任者としての資質が問われると言わざるを得ないと思うんです。  市民の生活を犠牲にする前に、見直すことはたくさんあります。今回、このような彦根市政始まって以来の提案をせざるを得ない事態を招いたことへの市長の責任は重大です。市長は職を辞して、市民の信を問うべきであることを申し上げ、今回のこの決議案に対しての賛成討論といたします。ありがとうございました。 19 ◯議長(安藤 博君) 1番辻真理子さん。辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 20 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、決議案第1号大久保市長に対する不信任決議案に対して、賛成の立場から討論をいたします。  大久保市長は、平成25年4月20日の市長選挙において初当選されましたが、市長就任直後に、市議会が議決をし、詳細設計の作業が進んでおりました本庁舎耐震化整備事業について、議会にも諮らず、実施設計図面をほごにし、また、当時の庁舎耐震化整備事業担当でありました総務部長にすら告げず、庁舎裏の県有地の買い受けを見送る旨、滋賀県副知事に勝手に申し入れるなど、組織の長としての物事の決定のプロセスを無視した行動で、議員全員が唖然としたものであります。  その後、議会からの要請によりまして、本庁舎耐震化整備事業については、紆余曲折を重ね、結局は元市長の案とほぼ同じ形状での実施設計を再度行う結果となったわけであり、市民の血税を無駄にし、消費し続けたものであります。  一方、全国に悪名を馳せました裏合意問題におきましては、市長お得意の決裁権者だという自らの立場とは裏腹に、知らなかった、報告がなかった、記憶にないの連発であって、全く市長であるという立場を認識していないばかりか、川嶋前副市長を含む職員に全ての責任を押しつけて、責任回避に終始いたしました。  一方、この裏合意問題につきましては、市議会では地方自治法第100条に基づきまして調査特別委員会を設置し、調査いたしました。この委員会での証言につきましては、罰則規定があり、そこでの証言については重大な責任が伴うものでありました。しかし、大久保市長の証言は、先ほども申しましたように、知らなかった、職員からの報告がなかったと明確に証言するものの、一方、重要な部分においては、記憶がないと百条委員会の制度趣旨に反する証言しか得ることができませんでした。このことは、新聞報道にもされております。これでは、ふだん決裁権者だと自らの立場を鮮明にしているものとは異なり、2歩も3歩も引き下がって、とても決裁権者の証言と言えるものではありませんでした。  また、裏合意の問題の原点である工事予定価格の設定におきましては、経済情勢や社会情勢を全く考慮せずに行われたように思われてなりません。設計者の見込み金額提出後に熊本大地震が発生し、当然に復興需要によって建築資材はもとより人件費も高騰している中、見込み金額よりも低額な工事予定価格を設定すること自体、社会常識を逸脱していることは明らかです。そのことによって、一部工事を除外するという不正が行われたわけであり、工事予定価格が常識の範囲であれば、裏合意など起こるはずがなかったわけです。  しかも、工事費についての答弁は、耐震化部分で安価な同等品があったというものでした。D案での見込み額では、制震工法での耐震工事だけで9億7,850万円とされていたわけです。これは、削除された裏合意工事とほぼ同額ですから、安価な同等品など限りなくゼロ円であったと理解いたします。そのような計算すらしないで、決裁権者として同等品という答弁をすること、許すことが虚偽の説明から出ているという認識すらないのであれば、市民の血税を使わせてもらうという意識のない行動でしかありません。  このような行動が続いたことによって、裏合意のある工事発注を見逃し、結果として民事調停に至りまして、非常に不合理な和解条件での合意に至らざるを得ず、このことにおいてもさらに市民に大きな負担を強いることにつながったと思います。  また、旧市民体育センターの建物および敷地につきましては、県に対して土地を無償で貸し付けることや、建物に至っては耐震化工事が完成したばかりでありながら、破格に安い補償金額で取り壊しに応じることを決断したものであります。  特に、この県との交渉におきましては、県からの正式な要請があったと強弁されましたが、内部決裁どころか、県からの正式な要請文書すら存在しなかった。事務処理上においても、規則に抵触する行為が相次いだと言わざるを得ません。  特に、このことについての議会での答弁において、ないものはないと言い放ちました。職員の範たるべき市長の発言とは到底理解できない発言には、耳を疑わざるを得ませんでした。  さて、市民に直結する問題として、新ごみ処理施設問題にも言及をしておく必要がございます。大久保市長広域行政組合の管理者として、副管理者から委ねられた候補地の決定において、二つの間違いを犯しています。  一つは、市民の利便を第一に考え、なおかつ、最も大量のごみを排出するのが彦根市であるということを忘れて候補地を決定したことです。しかも、決定直前までの会議におきましては、彦根市内の応募地を積極的に推していたではありませんか。  二つ目は、広域行政で候補地の白紙撤回を全会一致で決議されても、今度は管理者会議に諮ってとか、管理者会から大久保市長に一任されたにもかかわらず、常に自分に責任が及ばないように言い逃れをし続けることは、決裁権者として言い続けてきた姿勢と相反するものです。  最も問題であるのは、市長の虚偽発言を発端として職員にまで虚偽答弁や言いわけの答弁が蔓延することになり、議会としてもあらゆる提案について虚実入りまじっているのではないかと疑心暗鬼になりがちな審議をせざるを得ない事態をつくったのは、大久保市長の政治姿勢の結果です。  そしてまた、一昨日の緊急質問において露呈したことでありますが、私たち議員の質問に対して、深い議論が全くなされておらず、適当にあしらっておけばいいとでもいうような準備、つまり、答弁協議しか行われていないように感じられます。議会軽視、市民軽視であると言わざるを得ません。  無駄な費用は払い続け、時間を費やした結果、財政調整基金は約50億円あったものが確実に減少し、将来展望が見通せない状態にまで立ち入ってしまいました。その結果、平成31年度の本市一般会計予算におきましては、87事業、11億7,000万円を削減する提案がされたものであります。  この予算案には、既にこれまでから議論されておりますが、市民のささやかな楽しみである花火大会や彦根ばやし総おどり、お城まつりのパレード、これらの縮小、中断、廃止をしたり、また、各種実行委員が行う事業、花火大会を初めとして彦根ばやし総おどりなどでございますが、これら実行委員会に諮りもせずに中断や廃止を公表することが、組織運営のルールを逸脱したものであって、法令遵守を求められる行政にあるまじき行為であり、さらには教育、生涯学習にかかわる施策での予算減額を行おうとしているということは、決して市民に向いた施策ではありません。
     さらに、初代名誉市民の舟橋聖一さんを顕彰してつくられた文学賞まで廃止するという方針すら打ち出されてしまいました。国賊として扱われた井伊直弼公を開国の父へと復権させるようにという市民の思いを形にしたお城まつりにおける奉告祭をも廃止する、そういうことをしてしまいました。まちへの思い、歴史認識への思いが全くないことに、今、多くの市民が反発していることがわからないのでしょうか。財政状態を悪化させた反省もなく、自らの保身、ただただ市長に居座りたいだけでしかありません。  本日、ここに市長不信任決議案が上程され、この後、採決に移るわけでございますが、まずは市民のこと、そして市職員のことを第一に考えるのであれば、到底不信任案に反対などできるものではありません。議員各位におきましては、るる申し上げさせていただきました事柄につきましては、身にしみて感じておられることと思います。  最後に、彦根市というすばらしいまちが伝統的な行事を捨て去り、子育てにも教育にも予算配分を減額する大久保市長に市民憲章の中から三つの言葉を送りたいと思います。「歴史と伝統を生かし、文化の香り高いまちをつくります」、「人権を尊び、お互いに助けあい、信頼しあうまちをつくります」、「若い力を育て、夢と活気のみなぎるまちをつくります」。大久保市長の施策に市民に求めるまちづくりの基本的な生きざまへの思いが感じられますでしょうか。どうか各位の賛同を求め、市長不信任案の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。 21 ◯議長(安藤 博君) 2番獅山向洋君。獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 22 ◯2番(獅山向洋君) 最初に、このたび大久保貴彦根市長の不信任を求める決議案につきまして、提出されました西川議員、そしてまた、賛成された5会派の皆さんに心から敬意を表したいと思います。  それでは、私は、この決議案に対しまして賛成の討論を行います。ただし、既に山田議員、辻議員から詳細な賛成の理由を述べていただきましたので、できるだけ簡潔に申し上げたいと思います。  まず、第1に、夏川議員が反対の討論をされました。私は、どういう反対討論をされるか非常に関心を持っていたわけでございますけれども、どうも説得力がないなと思いました。といいますのは、まずごみ処理施設建設の候補地の問題でございますけれども、結局地元が反対しているというような理由でもって、この問題を片づけてしまわれたように思っております。そうではありません。むしろ、既にお話がありましたように、管理者会議において6回までは彦根市長は、彦根市内を建設候補地にするように言っておられたわけなんですよ。ところが、7回目になって突然変わったわけです。それについて、どういう理由かということをきちっと説明されない。いつものお決まりの文句で、総合的に判断したと。こんなことで、大変換が説明されたと言うのでしょうか。やっぱり、広域行政組合の議員の皆さんも、それについては大変な疑問を持っておられまして、それで今回のような白紙撤回を求めるような決議になってしまったんです。全会一致なんですよ。ですから、これは反対している場所とか賛成している場所とか、そんなことは関係ないんですよ。やっぱり、大久保管理者の態度がよくわからない。やっぱり、きっちりしてもらいたい。そのためには、白紙撤回しかないと、こういう考えのもとに決議が行われたということをぜひとも夏川議員におかれましてもご認識いただきたいと思います。  それから、枠配分方式のことについても言及されましたけれども、枠配分方式によってめどが立ったかのようなお話でございましたけれども、この枠配分方式は、いつも市長が言っておられるように、選択と集中の結果なんですよ。ですから、その選択と集中が誤っているということを私どもは言っているわけでございまして、何も枠配分方式がいいとか悪いとか、めどが立ったなんていうことは全然考えておりません。  しかも、私もショックだったのは、やっぱり、花火大会について、ネズミ1匹みたいなことをおっしゃったので、これは異論があるんですよ。なぜかと言いますと、この花火大会が70回も続けられてきたということを忘れてはならない。先人の皆さんがどれだけ苦労してここまで続けてこられたか。それともう1つは、やはり、この花火大会、総おどりもそうですが、そのほかのいろんなイベントも、多くの経済的波及効果があるということを忘れてはならないんですよ。どれだけ多くの方々がこの一つの花火大会という行事で、いろいろ商売をなさったり、やっぱり、夏の一つの稼ぎの中に入れておられるわけでして、それを考えずに、ただ単に花火大会で600万円出すのが惜しいというような感覚で、この彦根市の財政なり、あるいは経済を考えるということ自体が明らかに間違っているということを申し上げておきたいと思います。  さて、それでは本来の反対の理由に入りますけれども。   (「賛成です」と呼ぶ者あり) 23 ◯2番(獅山向洋君) 賛成です。どうも私、反対討論ばかりしているもので、反対がつい出てくるので、申しわけないですが。  まず一つは、例の百条委員会のことでございます。百条委員会については、既にいろいろとお話がございましたので、一つに絞って申し上げておきたいと思います。百条委員会の報告書には、14ページにこういう記載がございます。本件では予定価格と入札額に大きな開きが生じた異例の入札不調という状況となって、再入札か随意契約かの重要な選択が求められる局面となっていた。こんな大変な話なんですよ。しかも、当時としては30億円、現在は50億円に膨れ上がっている、こういう事業だったんですよ。  それに対して、市長への報告、連絡も徹底されておらずと。次が大切なんですよ。また、市長から関係部署への状況確認も逐一なされなかったことから、ガバナンスの機能も働かなかった。皆さん、事業をやっておられる方々もおられると思います。大変な投資をやったときに、部下がいろいろと動いている。それに対して、社長が逐一報告を求めないということがあり得るでしょうか。30億円、50億円に膨れ上がった事業のときに、もう1回繰り返します。市長から関係部署への状況確認も逐一なされなかった、こんなとんでもない市長がいるんでしょうか。  これについて、傍聴しておられた市民の方もおっしゃっていました。一体市長は何をやっていたの、昼寝でもずっとしていたのかと。こんなことではとんでもない話なんですよ。  そこで、こういうことについて、何らかの地方自治法上の根拠があるかということをお示ししておきたいと思います。地方自治法の第138条の2というのがございます。執行機関の義務です。平たく申し上げますと、彦根市長は、この彦根市の事務とか事業について、自らの判断と責任において誠実に管理し、および執行する義務を負うとはっきりと地方自治法上の義務として定められているんですよ。先ほど私が申し上げた、こんな大きな事業で逐一報告がないからと言っているんですけれども、自分から報告を求めないというのが誠実に管理し、執行したということが言えるのでしょうか。しかも、自らの判断と責任においてなんですよ。この辺がはっきりと地方自治法上の違反であるということを明確に申し上げておきたいと思います。  それと、先ほどのごみ処理施設建設候補地の問題も同じです。これだって、地方自治法広域行政組合についても準用されておりますので、6回目まで自分が彦根市内の某所を推し進めて、しかも川嶋前副市長が当然ここに決まるものと思っていたのに、突然第7回でひっくり返してしまったわけです。これが自らの判断と責任においてになるのだろうか。6回と7回の間で何かとんでもない事情が出てきたのではないかなと誰だって思うんですよ。また、誠実に管理したことになるのだろうか。これが一番問題なんですよ。  そういう意味で、私は、この提案者がおっしゃったことについて、補足的に申し上げておきたいと思います。  それから次に、この予算の問題でございます。今、辻議員は、彦根の市民憲章のことを取り上げられました。ところが、大久保市長の公約は、ほとんど彦根市民憲章のままなんですよね。  そこで、これは予算の審議のときに、また詳しくは申し上げますけれども、大久保市長の選挙公約では、子どもたちの未来をつくる。学力を伸ばすため学校の支援員や授業改善のための指導員を配置しますと書いてあるんですよ。随分削られましたね、予算で。これは公約違反ではないんですか。  それと、例えば5番目に、豊かな経済でまちのにぎわいをつくると書いてあるわけです。ここにご丁寧に工事等、地元企業への発注拡大の仕組みづくりを進めますと書いてあるんですけれどもね。今度は分離分割発注をやると、そういうことかもしれませんが、皆さんも考えていただきたいんですが、今回の予算でリフォーム事業を全部削ってしまったわけですよね。これだって6,000万円の予算に対して8億円もの経済的波及効果があるわけですよ。それなのに、豊かな経済のまちのにぎわいをつくるということに反して削ってしまったわけですね。  それから、道路河川課の道路あるいは河川に関する予算も大幅に縮減しているわけですね。皆さんもよく考えていただきたいんですが、まさにことしの10月1日から消費税が2%増税されるわけですよ。ですから、その後の経済の落ち込みというのを政府だって皆心配して、一生懸命対策を考えているんです。ところが、彦根市は、いろいろ質問の中で明確になったんですが、簡単に言うと、本年度中にはとてもこのリフォーム事業とかそういうものは対応できないということなんです。当然でしょう。これは当初予算からつけておいて初めて対応ができるわけであって、それは執行の問題なんですよ。つけていないということ自体がそういうことを考えていないということです。  それから、もう1つ、歴史と伝統を生かした世界に誇るまちをつくると、こういうことを言っているわけですね。一体大久保市長の歴史と伝統とは何ぞやということなんですよ。花火大会はやめてしまうわ、総おどりはやめてしまうわ、そして、井伊直弼公の奉告祭もやめてしまう。それともう1点、舟橋聖一氏に関する文学賞も、3年後にはやめてしまうということを言っているわけでして、これが歴史と伝統を生かしたまちをつくるということになるんでしょうか。  大久保市長に申し上げたいんです。これは市民憲章に対して、言うならば彦根市の憲法に対する違反であると同時に、自分の公約にもさんざん違反しているわけですよ。それをあれこれあれこれ理屈ばかりつけて、あたかも正当であるかのようにおっしゃっていること自体が非常におかしいのではないかと私は思っております。  市長は、何が何でも市長をお続けになるということは私も聞いております。何でだろうかなと、これだけいろいろな問題をつくりながら、今三つ、提案者は述べられましたけれども、その一つをとっても、これはやはり不信任決議の原因になるはずなんですよ。それが三つも重なっていながら、やるやるとおっしゃるわけです。しかも、先ほどもお話がありましたように、ご批判を推進力にかえるとか、いい予算ができたなどとおっしゃっているので、これを聞いた市民は怒ってしまっているんですよね。普通ならば、一遍信を問いますと。明石市の市長なんかは、暴言を吐いたばかりに、それだけであっさりと市長を辞職されて、そして再選されているわけですよ。これだけ大きな問題を起こしながら、なおやるということについては、我々もよっぽどいろんな事情があるのではないかなと、これはそんたくせざるを得ないわけですよ。おやめになったら、何が出てくるのかなというような、そういうそんたくをしてしまうということ自体、やっぱり、市長として本当に不信任の状態になっている、何も我々が議決せずとも不信任の状況になっているということを自覚されるべきではないかと私は思っております。  以上、いろいろと申し上げましたけれども、今回の決議案には全面的に賛成いたしまして、ぜひとも皆さんが全会一致で賛成されるようにお願いしたいと思います。  以上です。 24 ◯議長(安藤 博君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長(安藤 博君) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  この採決は記名投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。      (議場の閉鎖)  念のために申し上げます。本案の表決については、地方自治法第178条の規定により、議員数の3分の2以上のものが出席し、その4分の3以上の同意を必要といたします。  ただいまの出席議員数は23人であります。議員数の3分の2以上であります。  投票箱を改めさせます。      (投票箱点検)  異状なしと認めます。  念のために申し上げます。本案の賛成の方は白票を、反対の方は青票を、議席番号の1番から点呼に応じて、順次投票願います。  点呼を命じます。    (議員氏名点呼・投票)  投票漏れはありませんか。       (なしの声)  投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      (議場の開場)  開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、2番獅山向洋君、および3番北川元気君を指名いたします。よって、両人の立ち会いを願います。        (開票)  投票の結果を報告いたします。   投票総数     23票  これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、  白票。1番辻真理子さん、2番獅山向洋君、3番北川元気君、4番谷口典隆君、8番安藤博、11番奥野嘉己君、12番野村博雄君、14番和田一繁君、15番上杉正敏君、16番中野正剛君、17番山内善男君、18番山田多津子さん、19番杉原祥浩君、20番長崎任男君、21番安澤勝君、23番西川正義君、24番馬場和子さん。以上、17票。  次に、青票。5番夏川嘉一郎君、6番小川喜三郎君、7番赤井康彦君、10番矢吹安子さん、13番小菅雅至君、22番安居正倫君。以上、6票。  以上のとおりでございます。  出席議員の4分の3は18人であります。  よって、決議案第1号は否決されました。 ────────────────── 日程第2 議案第3号から議案第61号ま で(委員長報告・質疑・討論・採決) 26 ◯議長(安藤 博君) 日程第2、委員会報告書が提出されておりますので、議案第3号から議案第61号まで一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  その順位は、予算常任委員長、福祉病院教育常任委員長、市民産業建設常任委員長、企画総務消防常任委員長の順とし、順次ご登壇願います。  予算常任委員長、上杉正敏君。上杉君。 〔予算常任委員長(上杉正敏君)登壇〕 27 ◯予算常任委員長(上杉正敏君) 予算常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、3月8日、3月11日、3月12日および3月18日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告します。  本委員会に付託されました議案は、議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算、議案第4号平成31年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号平成31年度(2019年度)彦根市下水道事業特別会計予算、議案第6号平成31年度(2019年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計予算、議案第7号平成31年度(2019年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第8号平成31年度(2019年度)彦根市介護保険事業特別会計予算、議案第9号平成31年度(2019年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第10号平成31年度(2019年度)彦根市病院事業会計予算、議案第11号平成31年度(2019年度)彦根市水道事業会計予算、議案第54号平成30年度(2018年度)彦根市一般会計補正予算(第9号)、議案第55号平成30年度(2018年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第56号平成30年度(2018年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第57号平成30年度(2018年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計補正予算(第1号)、議案第58号平成30年度(2018年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第59号平成30年度(2018年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第60号平成30年度(2018年度)彦根市病院事業会計補正予算(第3号)、議案第61号平成30年度(2018年度)彦根市水道事業会計補正予算(第2号)の17件であり、議案第3号から議案第11号までのうち、3月8日には企画総務消防常任委員会の所管事項に相当する予算について、3月11日には市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について、3月12日には福祉病院教育常任委員会の所管事項に相当する予算について、また、3月18日には議案第54号から議案第61号までの平成30年度補正予算について、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告します。  それでは、予算審査の概要について報告します。  議案第3号から議案第11号までのうち、まず当初予算全体について、予算編成における枠配分の考え方、市長特別枠の内容、および事業見直しについてただされました。  次に、企画総務消防常任委員会の所管事項に相当する予算についてですが、歳入面では、消防費国庫補助金、行政改革推進債についてただされました。  歳出面では、ふるさと彦根応援寄附事業、移住推進事業、働き方・業務改革推進経費、防災体制整備事業、シティプロモーション推進事業、本庁舎耐震化整備事業、記念式典開催事業、市議会議員選挙費等についてただされました。  次に、市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算についてですが、一般会計の歳入面では、ひこにゃん商標貸付収入についてただされました。  歳出面では、彦根物産海外展開支援事業、衛生処理場一般管理事業、パークアンドバスライド社会実験業務委託料、銀座街まちづくり協議会支援業務委託料、プレミアム付商品券発行事業、「住もうよ!ひこね」リフォーム補助事業、彦根大花火大会および彦根ばやし総おどり大会についての事業見直し等について質疑がありました。  彦根市国民健康保険事業特別会計では、財政調整基金繰入金について、彦根市水道企業会計では、水道鉄道敷地外借上料、パンフレット作成料、行事用はっぴについてただされました。  次に、福祉病院教育常任委員会の所管事項に相当する予算についてですが、一般会計の歳入面では、城山観覧料について、歳出面では、老人保護措置事業、児童虐待防止対策事業、学力向上推進事業、いじめ等問題行動対策総合事業、生涯スポーツ管理運営事業、彦根城世界遺産登録準備事業、舟橋聖一文学賞・舟橋聖一顕彰文学賞事業、市指定文化財保存整備・維持管理事業等について質疑がありました。  介護保険事業特別会計では、はり・灸・マッサージ施術費給付事業、おむつ等購入費助成金について、病院事業会計予算では、医療機器の整備、一日平均患者数等についてただされました。  次に、議案第54号から議案第61号までの平成30年度補正予算についてですが、事業費の確定により減額する本庁舎耐震化整備事業、放課後児童クラブ運営事業、金亀公園整備事業などについて、また、繰越明許費補正を行う石寺稲里線道路改良事業、市民体育センター整備事業などについてただされました。  以上が、予算常任委員会に付託されました議案に対する質疑等の概要です。  続いて、討論の内容について報告いたします。  議案第3号について、反対の立場から、舟橋聖一文学賞・顕彰文学賞について、基金を増やそうとする努力をせず、2年後に廃止しようとしている。基金を増やそうとする努力をしないといけない。また、雇用面を中心に教育関係の予算も余りに削られている。今回の予算は、彦根市の歴史・伝統・文化・教育に対して現実的な影響を与えるものであることから、反対する。  同じく、議案第3号について、反対の立場から、住宅リフォームや道路整備関係など、市民の暮らしにかかわる予算が削り落とされている。新市民体育センター建設や金亀公園整備などの大型事業や市内大手企業への工場設置奨励金など、これらの事業を市民に等しく使われる予算に見直せば、必要なところに回せる。市民の暮らしに直結する事業を削減した予算を認めることはできないことから、反対する。  同じく、議案第3号について、反対の立場から、これまで当たり前のように開催されていた行事・イベントが、関係団体に相談なく、市単独の判断で廃止と決定されている。決定までのプロセスに不備がある。現段階では、本会議の答弁と委員会での対応に食い違いが生じている。整合性のない予算には賛成できないことから、反対する。  同じく、議案第3号について、反対の立場から、ICTに関する予算も大きく削減されている。これまでの流れと逆行している。また、新市民体育センターの建設について、事業費削減に努めるとされていたが、実施設計の段階では82億円まで膨れ上がっている。ライフサイクルコストは442億円とのことで、驚くべき金額が投じられようとしている。身を切る改革として人件費にも手をつけず、市の失政を市民に押しつけることはするべきではないことから、反対する。  議案第4号について、反対の立場から、国保加入の1万3,813世帯中、保険料を滞納している世帯は1,975世帯、14.3%になる。このような状況で基金をさらに積み増ししようとしている。保険料が高くて払えない実態を考え、保険料を引き下げるために予算を投入するべきであると考えることから、反対する。  議案第54号について、反対の立場から、本庁舎耐震化整備事業について、民事調停により精算したプロセスが理解できない。また、同事業の費用は54億円にはね上がり、ほかにも市民体育センター整備事業は82億円、金亀公園整備事業も24億円かかる。今回の補正予算は、これらを進める道を開くことにつながると考えることから、反対するなどの討論がありました。  採決の結果、議案第3号については賛成少数で、否決すべきものと決しました。また、議案第4号および議案第54号については賛成多数で、その他の議案については異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもって、予算常任委員会委員長報告を終わります。 28 ◯議長(安藤 博君) 福祉病院教育常任委員長、長崎任男君。長崎君。 〔福祉病院教育常任委員長(長崎任男君) 登壇〕 29 ◯福祉病院教育常任委員長(長崎任男君) それでは、私より、福祉病院教育常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、3月13日に本委員会を開き、慎重に審査いたしましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました案件は、議案第21号彦根市城山観覧料徴収条例等の一部を改正する条例案、議案第22号彦根市立保育所設置条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案、議案第24号彦根市地域包括支援センターの人員および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議案第25号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第30号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案、議案第31号彦根市子どもセンターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第32号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第33号彦根市民会館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第34号彦根市高宮地域文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第35号ひこね市文化プラザの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第36号みずほ文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第37号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第38号彦根市立学校運動場照明設備の使用に関する条例の一部を改正する条例案、議案第39号彦根市荒神山自然の家の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第40号彦根城博物館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の15件でありましたが、議案第22号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号は賛成多数で、その他の議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、反対の立場から、議案第22号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号に共通して、市民に身近な使用料や手数料の実質的な値上げになることから反対するとの討論があったことを申し添えます。  以上をもって、福祉病院教育常任委員会委員長報告を終わります。
    30 ◯議長(安藤 博君) 市民産業建設常任委員長、赤井康彦君。赤井君。 〔市民産業建設常任委員長(赤井康彦君) 登壇〕 31 ◯市民産業建設常任委員長(赤井康彦君) 市民産業建設常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査および所管事務調査のため、3月14日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第19号彦根市建築確認等に関する手数料条例の一部を改正する条例案、議案第23号彦根市国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議案第26号彦根市旅館等建築規制に関する条例の一部を改正する条例案、議案第27号彦根市水道事業布設工事監督者および水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第41号彦根市地域総合センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第42号彦根市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例案、議案第43号宇曽川漁港漁船管理施設の管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第44号彦根市漁港等管理条例の一部を改正する条例案、議案第45号彦根市農村環境改善センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第46号ひこね燦ぱれすの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第47号夢京橋あかり館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第48号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案、議案第49号彦根市公園条例の一部を改正する条例案、議案第50号彦根市駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第51号彦根市自転車駐車場条例の一部を改正する条例案、議案第52号彦根市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する条例案、議案第53号市道路線の廃止および認定につき議決を求めることについての17件でありましたが、議案第41号から議案第52号までについては賛成多数で、その他の議案については全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、主な討論の内容として、議案第48号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案においては、反対の立場から、昭和53年から改正されていないとはいうものの、普通車400円から1,000円の3倍近い値上げには納得いかない。観光客もびっくりする。丁寧な説明が必要で、時期を消費税増税に合わせただけで反対である。  また、賛成の立場から、どこの観光地に行ってもそれくらいの料金は取られている。便乗にも見えてしまうが、昭和の時代から値上げしていないのを考えると、やむを得ないとの討論がありましたので、申し添えます。  また、本委員会における所管事務調査として、農業の担い手育成についてを議題とし、行政への政策提言を行うことが決定いたしました。  以上をもって、市民産業建設常任委員会委員長報告を終わります。 32 ◯議長(安藤 博君) 企画総務消防常任委員長、八木嘉之君。八木君。 〔企画総務消防常任委員長(八木嘉之君) 登壇〕 33 ◯企画総務消防常任委員長(八木嘉之君) 私から、企画総務消防常任委員会の委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、3月15日に本委員会を開き、慎重に審査いたしましたその経過ならびに結果について報告をいたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第12号彦根市事務分掌条例の一部を改正する条例案、議案第13号彦根市職員定数条例の一部を改正する条例案、議案第14号彦根市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第15号彦根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第16号彦根市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例案、議案第17号平成30年度および平成31年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案、議案第18号彦根市市税条例の一部を改正する条例案、議案第20号ふるさと彦根応援寄附条例の一部を改正する条例案、議案第28号彦根市消防団条例の一部を改正する条例案、議案第29号彦根市男女共同参画センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案の10件でありましたが、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議案第17号について、反対の立場から、市長が地方自治法施行令違反を受けて管理監督者としての責任をとる懲罰的な意味で自身の給与を16カ月もの間50%削減するのは異常である。市長としての責任のとり方は別にあるはずであり、本条例案を認めることは、大久保市長の続投を間接的に認めることになるため、本議案には反対するとの発言がありました。  また、議案第28号について、反対の立場から、条例の改正趣旨には賛成だが、第1条の第2項において「基本消防団員は、機能別消防団員以外の団員とする」という表記は、基本消防団員が例外的な取り扱いにされており、条文の決め方に疑問があるため、本議案には反対するとの発言がありましたので、申し添えます。  続いて、所管事務の継続調査となっております本庁舎耐震化整備事業について協議しましたので、その経過について報告をいたします。  委員からは、2期工事のスケジュールについてただされ、執行部からは、4月22日に開札し、順調にいけば仮契約は連休明けとなり、5月の臨時会で契約に係る議案を提案することになる。工事日程は、最短で2020年8月末完了予定としていたが、1カ月後の2020年9月末完了予定になるとの答弁がありました。  また、工事が長くとまっている状況下で制震ダンパーなど部材の安全性についてただされ、執行部からは、職員が定期的な検査をしており、現時点で問題はないが、今後さらに部材などが長期間放置される事態となれば、メーカーとも協議するとの答弁がありました。  さらに、他の自治体で発生したボルトなど部材の不足による工事への影響の有無や、公告中である仕様書への調停内容の記載の必要性などについて、執行部の見解がただされました。  最後に、彦根市のシティプロモーションについて所管事務調査を行いました。本件は、本市シティプロモーション事業の効果的な推進を図ることを目的として、本常任委員会が昨年10月に栃木県那須塩原市に赴き、シティプロモーションの取り組みについて調査をしており、継続調査のテーマとしていたことから、本委員会での協議を行いました。  委員からは、那須塩原市に対する評価や東海大学の河井教授を招聘するなど具体的な取り組み方法などについてただされ、執行部からは、那須塩原市の取り組みや東海大学の河井教授の考えに共感できるものがある。本市も、今後は彦根未来フェス実行委員会を設置し、効果的な情報発信に努めていきたいとの答弁がありました。  また、本市には彦根城や井伊直弼公、ひこにゃんなど市内外に誇るべきものが備わっているにもかかわらず、市民がそのことを意識し、誇りに感じてもらうだけの情報が、行政側から十分に発信できていないのではないかとただされ、執行部からは、今後、彦根市シティプロモーション市民会議などでの議論を通じて、積極的な情報発信に努めていくとの答弁がありました。  また、庁内の職員が一体となって取り組むことの大切さや、市内の子どもたちが彦根市の魅力を学べる機会を確保すること、さらには、モデル地区を定めて情報を発信する手法などについても意見が出され、執行部からは、庁内プロジェクトチームを立ち上げ、全庁的な推進となるよう議論を進めることや、委員から提案された意見を参考にしながらシティプロモーション事業を推進していく旨の答弁がありました。  以上をもって、企画総務消防常任委員会委員長報告を終わります。 34 ◯議長(安藤 博君) 以上で各委員長からの報告は終わりました。  暫時休憩いたします。            午前11時55分休憩            午後1時09分再開 35 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ各委員長の報告に対する質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 36 ◯議長(安藤 博君) 質疑なしと認めます。  これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告書が9名の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、3番北川元気君、6番小川喜三郎君、1番辻真理子さん、11番奥野嘉己君、14番和田一繁君、2番獅山向洋君、17番山内善男君、4番谷口典隆君、18番山田多津子さんの順とし、順次ご登壇願います。  3番北川元気君。北川君。   〔3番(北川元気君)登壇〕 37 ◯3番(北川元気君) 無所属の北川元気でございます。それでは、議案第3号それから議案第22号、議案第29号から議案第52号までに反対の討論を行います。  まず、議案第3号の彦根市一般会計予算ですけれども、大久保市長は、新年度のこの当初予算をいい予算が組めたと自画自賛しておられます。しかし、私のところには多くの市民からの悲しみや怒りの声というものが聞こえています。  まず、予算全般についてですけれども、今回の枠配分方式では87事業、金額にすると約12億円もの事業の廃止あるいは縮小がなされました。その中では、市民の生活に直結する事業まで削られてしまっています。その予算の削減、これのプロセスについては、余りにも強引なやり方であると言わざるを得ません。枠配分方式といって、あらかじめ決めた予算額を各部局に押しつけ、各担当課では大幅な事業の削減をさせられ、担当しておられる職員の方々は本当にご苦労なされ、悔しい思いをされたことと思います。  あくまでも今回の削減は、金がないからということではなくて、各担当課で優先順位をつけ、市民に近い職員が削減しましたよと、こういったストーリーで削減がされているわけですけれども、これはまさに大久保市長がお得意とされる責任転嫁であるのではないかと私は思います。  当然、これだけの予算を削減してしまうと、各計画についても大きく影響してくるわけでございまして、変更を余儀なくされる可能性も出てきます。これは、予算常任委員会での答弁でも確認させていただいておりますが、各種計画の進捗については各課で取りまとめておられるそうですけれども、その影響がどの程度になるのか不明である、不透明であるということが明らかになりました。  当初予算だけでなく、各種計画の見直しにまで今後必要になってくるほど影響があるにもかかわらず、今回は、そのような協議や検討すらされていないということであります。  各部局からの声も聞かず、復活予算もなしといった一方的な予算編成のプロセスで、こんなことを認めてしまえば取り返しのつかない事態になると指摘しておきたいと思います。  さらに、今回の事業見直しでは人件費には一切手をつけずに、87事業、約12億円という金額の予算が削減されてしまっています。  さらに、ICT関連事業についても大幅な削減がなされておりまして、せっかくのリース期間満了を迎える機器を再リースしたりして対応するとか、ICTの特別顧問も廃止になって、まさに情報革命時代に反する、あり得ない削減であり、これまでのせっかくのICTへの投資や活用の取り組みなどと逆行する予算となっております。  それから、シティプロモーション推進事業も、こちらも大幅に予算が削減されておりますが、市民の共感づくり事業委託として市民未来フェスを開催したりとか、市の失政を市民に押しつけ、市民の生活に直結する事業を削っておきながら、彦根の魅力を市民に考えさせ、キャッチコピーのような、まるで彦根市政が魅力的かのように洗脳するような愚かな事業が含まれていると言わざるを得ません。  さらに、リフォーム補助事業についても6,000万円近くが削減されております。これの理由については、消費増税の駆け込み需要を見込んで当初予算から見送りましたという説明がありましたけれども、予算常任委員会でも確認しましたが、なぜ消費増税の駆け込み需要でこの当初予算から削減するのかという明確な説明を求めたにもかかわらず、その説明はありませんでした。消費増税の駆け込み需要とこの予算の見直しは全く関係ないと、私は思います。  それから、市民が一番関心を持っておられますゆかたまつりの開催事業、花火大会や彦根ばやし総おどりの中止、中断といったことがありますけれども、これも実行委員会に協議など何もされずに、一方的に彦根市側が予算を削ると、中断を決めるということを決定した。こういったことも、歴史や伝統、これまで頑張ってこられた先人たちの努力を水の泡にするかのような、そういった予算には、賛成はできません。  さらに、文化振興事業関連でも、美術展覧会の見直しで音楽との共演や中高生展の取りやめ、直弼杯囲碁・将棋大会の見直し、文化団体等への委託や補助の見直し、こういったことも一方的に市が予算をカットしたということが明らかになっておりまして、関係する団体等の協議すらされていないということもわかっております。  さらに、道路維持管理の予算も、彦根の道路は道が悪いなと言われているのに、削除されておりますし、井伊直弼公奉告祭事業も、これも廃止されておりまして、彦根市民としてこれは絶対あり得ないと、私も思います。  市長は、この井伊直弼公奉告祭については、廃止をしても問題ない、廃止しても顕彰できないことはないとおっしゃっておりますが、それこそこれまで一生懸命努力して頑張ってこられた方に対して本当に失礼な発言だと思います。  さらに、新市民体育センターの整備事業として約42億円の債務負担行為がされようとしていますが、これも新市民体育センター、64億円でも高額だと、高過ぎると、身の丈に合ったものにしてくれとさんざん市民から批判もありましたけれども、現在では82億円にまで膨れ上がっております。  さらに、今回の議会の一般質問でも私やりましたけれども、建物の生涯にかかるコスト、つまり、ライフサイクルコストは442億円まで検討されているということが明らかになっております。こういった予算が含まれているものに対しては、賛成はできません。  さらに、学力向上推進事業やいじめ等問題行動対策総合事業、こういったものにも予算カットがされています。いじめ問題は現在、全国的にニュースになっており、教育現場でのいじめ対策が課題とされているにもかかわらず、学校支援員の2名、事務員1名が削減されたり、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーの時間も短縮されています。さらに、学校図書、学習教材、消耗品、用紙、燃料費、こういったものにまで予算カットがされています。  今回の予算編成は、市民の立場からすれば、あり得ない、信じられない、納得のいかないものであり、彦根市の歴史や伝統文化を破壊するのみならず、先人たちの努力をないがしろにし、市民を裏切り、完全に信頼を失墜させ、子どもたちにまで大久保市政を押しつける、まさに大人がやるべきではない予算編成ということに私は反対をしておきます。  続きまして、議案第22号について反対の立場から討論いたします。  これについては、簡潔に申し上げますが、10月から幼児教育・保育の無償化というものが予定されているにもかかわらず、これに逆行するかのような延長保育料200円を市民に負担させようということであります。受益者負担ということで、市の方は委員会でも答弁されておりますけれども、市民からすれば、無償化の取り組みと逆行するかのようなこの延長保育料200円の負担を押しつけられるということになりますので、反対。  続きまして、議案第29号から第52号までについても、一括して反対の討論をしておきますが、消費税の引き上げに合わせて市の使用料や利用料の改定をしようとするものが今回のこの一連の議案ですけれども、そもそもデフレ不況の中で消費増税なんて論外中の論外だと私は思っておりますし、これに合わせて業務コストを反映し、料金設定額の見直しをするということでありますが、結局は市民の負担ということになるのは明らかでありますので、反対でございます。  以上で討論を終わります。ありがとうございました。 38 ◯議長(安藤 博君) 6番小川喜三郎君。   〔6番(小川喜三郎君)登壇〕 39 ◯6番(小川喜三郎君) それでは、議案第3号に賛成の立場で討論をさせていただきます。  平成31年度予算は、一昨年公表されました彦根市中期財政計画をもとに、厳しい財政事情のもとでも持続発展的な市政の推進を目指し、予算枠配分方式を導入し編成されたものであります。  これまでも議会で指摘されてきた財政調整基金の枯渇を避けるために、それぞれの部局ごとに事業の選択と集中を進め、結果として事業の廃止、削減、縮小などが反映され、当初懸念されていた平成31年度末の財政調整基金の残高予定2億円も20億円超となりましたが、この額には私も問題はあろうかと思っておりますが、財政の信頼性は維持されたものとなりました。大変ご苦労いただいた全職員に敬意と感謝を申し上げます。  しかしながら、議会の内外でも反響が起こった花火大会への補助金廃止や彦根ばやし総おどりの廃止など、これまでにない大きな事業見直しが行われたために、委員長報告のとおり、予算案を委員会で否決するとの事態になりました。  反対議員の発言の中には、市と直接関係のない委託先の批判や事業主体の方針などもあり、議論の整理がつかない感情的なものが数多く聞かれたことに違和感を覚えざるを得ません。  本来、私たち議員は、枝葉末節への配慮を欠かすことなく取り組みつつも、常に市政の大局に立ち、市民の立場に立って進むべき道を示してゆかなければなりません。厳しい選挙で選ばれた私たちがその重責を担い、間違いない判断をしていかなければならないはずであります。  こと、予算の審議に関しては、市民生活を第一に考え、足らざるところがあれば議論を通じ予算化する努力を継続するのが本来の姿ではないでしょうか。たとえ不満があろうとも、全予算を否決するとなれば、義務的経費以外の予算はなしとなり、事業の執行ができなくなります。こうした事態になれば、当局は次の議会までの暫定的な予算を組むしかなく、それが6月定例会となれば、夏のイベントの中止となるかもしれません。また、各種団体への運営補助金も今後不透明となるのではないでしょうか。  議場には補助金の交付先とかかわりの深い議員もおられますが、否決とした方々は補助金の必要性もないと判断されているとしか思えません。ある意味、画期的な判断をされていると敬意を表します。  この予算を否決すると、新市民体育センター等の竣工も遅くなりますし、一日も早く建設せよとしてきたこれまでの議会の発言と大きく矛盾することは言うまでもありません。  予算案に反対される議員からは、この予算を政争の具としているかの発言も伝わってまいります。市民生活を犠牲にして政争を繰り広げる資格が果たして私たちに与えられているのでしょうか。具体的で修正可能な予算的課題であるのであれば、市長に協議を申し入れ、改善努力をすることが我々の任務であるはずでございます。そうした発議を聞くこともなく、問答無用で予算案を否決する権限が私たちにあると考えるなら、市民の感覚とは大きく乖離しているものと言わざるを得ません。否決の判断をされる議員一人ひとりが市民に説明責任を果たさなければならないと思います。  我々議員は、初めて立候補する前に、市民のために一生懸命働きますと訴え、友人、地域の方々にお世話になって今日まで来たはずでございます。いま一度、議員一人ひとりが政治の道に足を踏み入れた原点を思い出し、賢明なご判断に至ることを期待し、討論といたします。  議員の皆さん、特に今期で引退される同僚議員の皆さん、後進に混乱を引き起こすことなく、私たちの責任を果たしていきましょう。どうぞよろしくお願いをいたします。  以上で討論を終わります。 40 ◯議長(安藤 博君) 1番辻真理子さん。辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 41 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算案に反対の立場から討論をいたします。  そもそもこれだけの緊縮予算でありながら、本庁舎や新市民体育センターなど箱物への準備は怠らず、結果として過去最大規模の予算案が上程されました。  なぜ多くの市民のささやかな願いをぶち壊し、さらには教育予算、いじめ対策など全国各地で問題になっている課題への予算を削減するのでしょうか。全ては大久保市長の失政が原因だったと思います。そのことには全く言及せず、やり遂げることが責任のとり方といつもおっしゃいますが、そういう詭弁に多くの市民は辟易としています。なぜ自らの間違いを認めようとしないのでしょう。なぜ市民の気持ちが理解できないんでしょう。  平成31年度の本市一般会計予算案において、87事業11億7,000万円を削減する議案が提案されました。この予算案は、既にこれまでから議論されていますが、市民のささやかな楽しみである花火大会や彦根ばやし総おどり、お城まつりのパレードの縮小、中断、廃止をする予算でございます。また、住宅リフォームの補助金については、非常に好評であり、平成30年度はさらに補正予算で追加もしたものでございます。市民はもちろんのこと、建築業者の方々も恩恵を受けていることを喜んでおられました。大久保市長には市民の気持ちが伝わらないとしても、建築業者の方々もつらい思いをすることになります。そのことによって、わずかであっても建築業者の方々からの税収が増加することが考えられるわけで、市民へのサービス減少、建築業者の収入減少の上、市税収入をも減少させる、まさにマイナスばかりをばらまく予算であると言わざるを得ません。  次に、教育、子育て関連の予算について申し上げます。  教育の中では、小・中学校の机・椅子の予算が削られています。そのくせ、議場の机を800万円で入れかえる。私たちは議場の机を修繕してほしいと1回も言ってませんよ。それよりも、子どもたちが気持ちよく勉学するためには学習環境を考えるべきであります。子どもたちの机・椅子の補充を見送るものなど到底考えられないことであります。市長には次の世代の子どもたちを育てようという気持ちが欠けていると思います。  また、全国でも決して高いとは言えない滋賀県の児童・生徒の学力向上もしなくて済むと考えているのでしょうか。彦根市の将来を考えたとき、すばらしい人材を育てることこそが彦根市をよくするための遠回りではあるものの確実な手法だと思います。育てる努力を放棄することは、全く論外であると言わざるを得ません。  その上、学校図書費や図書館の蔵書購入費までも削っております。大久保市長に学ぼうとする気持ちへの思いが全くありません。  さらに、全国的に親をも含めた虐待やいじめの問題がクローズアップされている中、子どもたちを守ろうとするその気持ち、予算がない、本当に冷血な予算だと思います。  言い出せば切りがないことでございますが、最後の例として、花火大会を取り上げます。新聞紙上のみならず、インターネットのニュースにおきましても、彦根の夏の風物詩、花火大会が中止と配信されております。それによって、一気に市民に花火大会の中止が広がってしまいました。本当は中断ではありますが、市民の方は中止というふうに心に受けとめてしまわれたのです。最終的には補助金交付を中断するというややこしい訂正をいたしておりますが、いまだに市民の間では、「もう花火大会はないんや」という気持ちで、本当に心にぐさっと刺さったといろんな方からお声をいただきました。  そうした中、3月16日、彦根市生まれのミュージシャン、T.M.Revolution、西川貴教さん、この方は野洲出身の方だと思っておりましたら、実は彦根でお生まれになったということがわかりまして、彼の彦根に対する思いを私たちに届けてくださったと思いました。この方は、現在、滋賀県のふるさと観光大使であります。日本全国で知名度の低い滋賀県の知名度を上げるために一生懸命努力してくださっています。そして、10年間、草津市の烏丸半島でイナズマロックフェスを行っていただいておりますが、本当に若い人には絶大な人気がありまして、2日間で10万人を超える参加者があるということでございます。ツイッターでこのような発信をされた後、西川貴教さんがおっしゃっているんです、彦根市が財政難を理由に夏の恒例イベントである花火大会を取りやめる方針を示したことについて、「この状況をイナズマロックフェスに預けてもらえないですかね、これまでもイナズマの派生イベント開催のお願いを彦根市や商工会議所に何度も突き返されてきました。」どうなんですか、行政の皆さん。こういうお尋ね、お願いが何遍も来ていたのを突き返したんですか。市民は受け入れていますよ。西川さんにお願いしたいと言っていますよ。私もそうです。そういう若者がいたということが本当に心からうれしくて、本当に胸がきゅんとしました。  西川さんは、「1回話だけでも聞いてくれ」と彦根市に言っているんです。聞いてください。聞くべきだと思います。そして、「僕にとっては県民の皆さんが最優先」だとおっしゃっています。これに呼応して、幾つかの団体が既に独自の実行委員会を立ち上げられたようにツイッターに上がっております。この彦根市で生まれて、ふるさとを愛する1人のミュージシャンからの任せてくれないかという声、そして、それに応じる若者たちの動きを行政はどういうふうに思っているんでしょうか。  市長は、多くの市民の心を傷つけましたよ。たかが花火ではありません。今までいっぱい不満があるんです、市民には。この庁舎がおばけ屋敷のようになってしまった。廃墟のようである。すごく悲しい。残念。長浜市の庁舎は見に行ったけど、すばらしかったよと、何で彦根はできひんのと、率直に私は何遍も聞きました。私は、ここの庁舎はこれから増築もできるのよと言っても、この廃墟しか目に映らないとおっしゃっています。そして、何で長浜にはああいうふうにいろいろな事業ができているのに、彦根市はどうしてこんななの、それに最終的には花火もやめてしまうの、花火をするお金もないの、これが市民の気持ちなんです。この花火を中止するということだけが市民の心にぐさっと突き刺さって、ああ彦根市はもう夕張市のようになるのと、ここまで思ってらっしゃる人もあります。そうではないとは申し上げております。  市長は、こういう市民の気持ちをどういうふうに思ってらっしゃるのか。市長より、西川貴教さんのふるさとの彦根を思う気持ちに市民は感激してますよ。西川さんについていきたいと言ってますよ。みんなでついていこうではありませんか。彦根市で生まれ、野洲市で育った西川さんが心を痛めてくださっているんです。手を差し伸べてくれているのです。花火大会の中断の決断を大久保市長は恥ずかしく思わないんですか。  さて、このような当初予算の編成について、どうやらほとんどの職員は、断腸の思いで大久保市長からのシーリングによって自分の部局で求められた削減額に達するまで事業を切っていったんだと思います。本当は切ってはいけないと思いつつ、多くの職員が事業を削っていったと思います。その先、本当に大久保市長は、市民の気持ちも職員の気持ちも考えずに、ただ枠配分方式というルールをつくり、君たちが意見を出してきたんだというふうに言ったのではないでしょうか。そういう職員の方々の不満が私のところには来ているんです。  そして、今後、関係団体への説明は大久保市長本人がやられるんでしょうか。担当職員に任せようとしていませんか。これまで良好な関係を築いてきた担当者と関係団体の間のあつれきを想像すると、本当に職員各位には大変な市長のときに彦根市の職員になったんだと嘆かざるを得ないでしょう。
     この後、平成31年度一般会計予算について採決に移るわけでありますが、市民、職員のことを第一に考えるのであれば、到底賛成することなどできるものではありません。議員各位の賛同を求め、私の反対討論といたします。 42 ◯議長(安藤 博君) 11番奥野嘉己君。奥野君。   〔11番(奥野嘉己君)登壇〕 43 ◯11番(奥野嘉己君) 今回は、議案第22号彦根市立保育所設置条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案に対しまして、反対の討論を行いたいと思います。  他の多くの議員が議案第3号に関しては言及されるだろうと思いまして、この1議案についてだけ述べたいと思います。  最初に、この議案を見たときに、大きな違和感を私は感じました。三つほど理由があります。  一つは、国の方針というか流れとして、子どもに対する措置をやろうというふうに動いています。やはり、少子に対応して国も地方もやっていかなければいけない、こういう大きな流れがあります。彦根市におきましては、まち・ひと・しごと創生総合戦略に関しても、やはり、市の方針として何とか対応していこうというのが流れであったと私は理解していました。3点目は、市長の公約としても、やはり、福祉日本一とるる述べられているわけですから、ここでこの金額を受益者負担という名前のもとでつけることが、果たしていい方向なのか。全く真逆の方向に行ってしまっているのではないかなと思います。  その中で、具体的には延長保育料を午後6時30分から7時までの30分利用すると200円ということで、金額が小さく思えるんですが、よくよく考えてみると、若いご夫婦のご家庭で、一生懸命働いて延長保育を利用しなければいけないようなご家庭を想定しますと、1日200円、一月25日利用すれば5,000円になってしまうんですね。ひょっとしたら年子のご家庭かもわかりません。そうすると、簡単に1万円いってしまう。この200円という金額、30分で200円、これを1時間にしてみると400円。時給800円とか850円で働いている若い奥さん方はたくさんおられるんです。半分飛んでしまうんです。この金額はどうなんだというふうに私は感じました。  繰り返します。国の方針、市の方針、市長の公約、真逆ではないか。金額もおかしいではないか。これは到底私は賛成できないなと思いまして、今回、反対したいと思います。  以上です。 44 ◯議長(安藤 博君) 14番和田一繁君。和田君。   〔14番(和田一繁君)登壇〕 45 ◯14番(和田一繁君) 議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算に関しまして反対討論をいたします。  まず、今回の事業仕分けであります87事業、約11億7,000万円の削減をされ、本会議におきまして市長自身、いい予算が組めたと発言をされました。それぞれ事業仕分けした内容によっては、彦根市の学力向上を進める施策に水を差すような、将来を担う子どもたちに影響を与え、教職員への負担が増えるような教育予算の削減や、2024年、滋賀県で開催される国民スポーツ大会に向けて頑張っている選手たちへの支援を含め、市民生活に直接・間接的に及ぼす事業の切り捨て、当たり前のように開催されておりました祭事や文化事業、イベントなどの市民の楽しみ、つながりまでも奪う事業仕分けされた予算であるとしか言えません。  先ほど辻議員からもありましたように、彦根市市民憲章には、「豊かな自然と歴史遺産に恵まれた彦根市に住むわたくしたちは、先人のたゆまない努力によって築かれた郷土に誇りと責任をもち、風格と魅力ある都市を創造していくために努力します。わたくしたち彦根市民は、郷土を愛し、水と緑の美しいまちをつくります。歴史と伝統を生かし、文化の香り高いまちをつくります。人権を尊び、お互いに助けあい、信頼しあうまちをつくります。心とからだを鍛え、働く喜びに満ちたまちをつくります。若い力を育て、夢と活気のみなぎるまちをつくります」とうたわれております。  今回、先人のたゆまない努力で継承されてきた井伊直弼公の顕彰奉告祭の廃止、郷土の偉人に対して廃止という言葉を平気で使う配慮のなさ、「花の生涯」によって彦根の名を全国に発信していただいた舟橋聖一氏の文学賞の縮減、2年後の廃止。歴史も文化も伝統も彦根市民憲章の定義まで否定していると言わざるを得ません。  花火大会中止においても、議論はあったにせよ、事業の構成団体に相談もなく、市単独判断で中止や中断、廃止を決めてしまう行為そのものが、他の事業仕分けにおいても、各種団体との協議なく行われている可能性もあると言わざるを得ません。  予算常任委員会で、決定までのプロセスの不備による謝罪と、中断という文言の削除も当局からありました。さらに、全員協議会においても、中断の理由を変更するなど、整合性が合わない答弁、「いい予算」として提出した事業仕分けを指摘され、考えを変えるなど、全く無責任な対応の枠配分方式での事業仕分けを含む予算には、賛成することができません。  結局、各部局において大きなプレッシャーとなり、本来廃止しなくてもいい事業でさえ削減しなくてはならない、ある意味限られた時間、決められた枠の中で絞らなければいけなかった担当者の苦労が見えてまいります。この事業をなくしたら、どのような影響が出るのか、直接市民感情に触れる仕分けなど間違いなく葛藤があったはずです。今回の予算常任委員会の発言を見ても、事業仕分けした理由を自信と責任を持って説明しているとは到底思えません。それだけ迷いながらの仕分け作業だったと思います。  その市長の考えた枠配分行為自体が全て職員に責任を押しつけるもので、「私は指示をしていない」、「各部局が上げてきた予算である」。これは、市庁舎耐震化整備事業で行われた裏合意の行為についての百条委員会での、「私は知りませんでした」、「聞いてませんでした」の発言とある意味一緒である、何も本質は変わっていないと思います。  削減し過ぎて市民サービスに非常な支障を来す枠配分による事業仕分けを見直して、今後現場サイドとも十分協議し、ただちに議会に対して再度丁寧な説明を求めるとともに、今回、枠配分方式による事業仕分けを含む平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算は、反対討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 46 ◯議長(安藤 博君) 2番獅山向洋君。獅山君。   〔2番(獅山向洋君)登壇〕 47 ◯2番(獅山向洋君) 私が反対討論する議案はたくさんございますので、議案第3号は後回しにさせていただきまして、まず、議案第17号について反対討論いたします。  これは、平成30年度および平成31年度における彦根市長の給与の特例に関する条例でございます。これは、既に特例が実行されているわけでございますが、さらにこれを平成32年3月31日まで半額にするというものでございます。何と始まって数えますと16カ月もこういう特例を続けるということでございます。  いろいろと不祥事がございまして、市長がこういう給与の特例を設けることはよくあるわけでございますけれども、16カ月もやるということ自体、これは全国的に見てまさに異常と言うほかありません。何だかこれから16カ月市長をやらせてほしいと言わんばかりの特例でございます。こんな恥ずかしい条例を出すこと自体、本当に市長としてどうかしておられるのではないかと思っています。  しかも、16カ月間で一体どれだけの金額が彦根市の予算から減額されるかというと、わずか740万円でございます。市長個人としては大きい話かもしれませんが、彦根のこの予算なり財政の中では、わずか740万円でございます。これは、まさに延々とこの廃墟状態が続いているために我々は平和堂さんのアル・プラザをお借りしているわけですが、これが1カ月800万円なんですよ。わずか1カ月にも足らないようなことで、自分に対する一つの反省なり懲罰だと考えておられること自体がおかしいと私は思います。そういう観点で、私は、この条例については反対するものでございます。  それから、次に、議案第28号について反対いたします。彦根市消防団条例でございまして、これは、地域防災力の充実強化に関する法律というものができ、それに従っての改正でございますので、特に異存はないんですけれども、この文章が変だなということで、私は一応反対しておきたいと思っております。  それは、団員の種類ということで、第1条の3第2項で、基本消防団員は機能別消防団員以外の団員とすると書いてあるわけですね。基本消防団員というのは、現在の消防団の団員の皆さんのことでございます。そういう現におられる団員の皆さんが機能別消防団員以外の団員であるというような規則の定め方というのは、どう考えてもおかしいわけです。本来ならば、基本消防団員は現在の消防団員とすると、こういうふうに決めた上で、機能別消防団員については基本消防団員以外にこれこれこういうような団員を規定いたしますというような書き方をするならばわかるんですけれども、非常に文章としておかしいということで、反対するものでございます。  さて、以下、ずらずら議案の番号だけ申し上げますが、議案第29号から議案第32号まで、議案第34号、議案第38号、議案第39号、議案第41号、議案第45号、これについては反対をいたします。これは、皆さんご承知のとおり、今回の消費税率2%上がることに伴って、大体3割ぐらい便乗値上げをしているわけですね。これは全部反対すればよかったんですけれども、念のために精査しましたら、例えば外から来られる観光客に対しては、城山の観覧料も値上げいたしましたので、この機会に駐車場の料金とかそういうものは一応値上げされてもいいだろうなと、こういうふうに思った議案も幾つかございます。  それからもう1つは、現実に古い施設でせいぜい2%ぐらいしか値上げしておられないものもございますので、それも排除いたしました。  その上で、まさに便乗値上げといいますか、部分的には2%しか上げていないけれども、実際主要な施設については3割も上げておられるのが結構見られるわけでございまして、それが今申し上げたこの議案でございます。  彦根市民が10月1日からの消費税2%アップで本当に苦労しなければならないのに、こういう機会に3割も上げるというのはとんでもないことではないかなと私は思っております。そういう意味で反対いたします。  実は、ある議員から私も指摘されまして、あなたが市長のとき、ちゃんと値上げしておけばよかったのではないかと、こういうことも言われたわけでございますが、実は私は、そのことは当然に考えておったわけでございまして、平成25年4月に落選して、5月に大久保市長に引き継ぐときに、きちっと各施設の使用料については受益と負担を原則として適正な料金設定に努める必要があると。この施設については円滑な運用が図られるよう、料金改定の検討を行い、必要があれば所定の改定を行われたいというふうに引き継ぎをしておいたわけでございます。ところが、そのまま引き継ぎを実行されずに、平成25年から今日まで約5年以上、料金改定されなくて、まさに消費税2%増税のときに便乗値上げをしようとしておられるわけでございまして、そういう意味で、私の立場からも反対せざるを得ないということでございます。  それからもう1点、議案第54号についても反対しておきたいと思います。これは補正予算なんですけれども、ただ、私といたしましては、今日まで本庁舎耐震化整備事業についての調停には反対してまいりました。また、金亀公園整備事業についても反対してまいりました。さらに、市民体育センター整備事業についても反対してきたわけでございますので、その流れの上から言いますと、補正予算についても反対せざるを得ないと、こういうことでご理解いただきたいと思います。  さて、以上申し上げましたが、やはり、何といいましても議案第3号が一番重要でございまして、厳しく反対するところでございますが、既にさきに発言された、討論された議員が詳細にお話ししておられますので、できるだけ簡略に申し上げておきたいと思います。  そこで、一つは、既に賛成討論されました小川議員のお話について反論しておきたいと思うんですけれども、反対している者は感情的で枝葉末節で市民の立場に立っていないようなことをおっしゃったわけでございますけれども、私はとんでもないことだと思っております。感情的な問題ではございませんし、枝葉末節でもないと考えております。しかも、今後暫定的な予算を組まなければならないとかいろんなことをおっしゃいますが、これこそ枝葉末節で、逆に言うと、この当初予算案に対する討論を封じるような、そういう発言ではないかと思います。やはり、きっちりとこの当初予算について議論を尽くした上で採決すべきであって、後、どうすべきかということは執行部がお考えになることだと私は思っております。  特に、今回の私たちが反対していることについて、市長に対して申し入れをしたのかとか、そんなことをおっしゃいましたけれども、私は、逆に反論したいのは、小川議員なり小川議員の属しておられる会派はきちっとそういうことを市長に申し入れされたのかどうか。そもそもこの花火大会とかいろいろな問題について、小川議員なり小川議員の属しておられる会派はおかしいと思われたのかどうか。思った上で、市長に申し入れしたのかどうか、そこがやっぱり一番重要なことではないでしょうか。私は、残念ながら、申し入れられたのかどうか知りませんけれども、結果的に市長が「いい予算だ」と、こういうふうにおっしゃっているわけでございますので、そういう意味では、仮に申し入れがあったとしても、全然お聞きにならなかったのではないか。そういう意味で、この予算に対する賛成討論に対しては、異論を申し上げておきたいと思います。  さて、私も、たくさんの方が既に発言されたので、二重になるようなことは言いたくないので、少し一般論として申し上げておきたいんですけれども、大久保市長は、ミシガン大学で社会学を勉強されたということで、私もかつて企画総務消防常任委員会で質問したことがございます。その中で、社会思想を比較したことがあるということで、その中で、マルクスから始まりまして、ウェーバー、デュルケーム、一番近代ですとタルコット・パーソンズというような答弁をしておられるわけですよ。私は、このマックス・ウェーバーについて、マックス・ウェーバーの言葉を引用して、市長がせっかく社会思想の比較をしておられながら、いかに全く反対のことをしておられるということを指摘しておきたいと思います。  これについては、いろいろな翻訳があるんですが、読み上げておきますと、「政治という仕事は、情熱と判断力の両方を使いながら、かたい板に力を込めてゆっくりと穴をあけていくような仕事です」ということなんですね。だから、政治という仕事は、大変な仕事なんですよと。かちかちのかたいところにゆっくりと少しずつ穴をあけていくような、そういう仕事なんだということなんです。これがマックス・ウェーバー、非常に有名な、社会学の始まりみたいな方がおっしゃっていることでね。  そういうことから考えますと、今度の花火大会から始まりまして、総おどりにしても、井伊直弼公の奉告祭にしても、あるいは舟橋聖一さんの基金にしても、本当に先人が長い間かけて、じりじりと築き上げてこられたわけなんですよ。もちろん、その過程においては、いろいろな議論があったことは事実だけれども、だからといって、こういう議論があるからやめてしまえというような話は、全く今までなかったわけです。ところが、今回は、かたい板にじりじり穴をあけていくのではなくて、まるで大なたを振るって雑草を刈るようにばっさりと皆刈ってしまったわけなんですよ。これは、はっきり言って、政治家のやることではないんですよ。政治家がやることではないとだけ言っておきますが、誰がやっていることか、私はよくわかりませんけれども、少なくとも彦根市長のやるべきことではないと私は思っております。  そういう観点から、私は、今回の当初予算案は、特徴的なことを申し上げますと、何か新たなことをやるというようなものが予算案として出てくるんですが、今回は前の年度に比較してこれだけ重要なものがどんどんなくなってしまったと。しかも、それをなくすためには、普通はかたい板に穴をあけるように、延々と議論をして、そうしてなくしていくべきものを、枠配分方式とかわけのわからない言葉で、大久保市長は大なたでばっさりと皆削ってしまったわけなんですよね。そういう観点から言いますと、我々市議会議員が立腹するのも当然のことながら、彦根市民が立腹しても当たり前のことなんですよ。ですから、こういう不信任の提案まで出てくるわけでございましてね。これについては、幾ら私どもが言っても、大久保市長は理解しないようなので残念でございますけれども、以上のようなことで、この議案第3号については断固反対していただきますように、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 48 ◯議長(安藤 博君) 17番山内善男君。山内君。   〔17番(山内善男君)登壇〕 49 ◯17番(山内善男君) 私は、日本共産党彦根市会議員団を代表して、議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算と議案第4号平成31年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算および議案第54号平成30年度(2018年度)彦根市一般会計補正予算(第9号)について反対する討論を行います。  まず、議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算について行います。今、国は、安倍政権の勤労統計が不正にデータが改ざんされていたことが明らかとなり、勤労者の実質賃金は低下の一途をたどり、消費者にとっても5%から8%に消費税が上げられてから5年間、消費が上回った月などなく、消費不況から脱出できていない経済のもと、とても10月からの消費税10%など引き上げる環境などないことが明らかになっています。  こんな国の経済運営のもとだからこそ、市の予算は市民の暮らしの防波堤になるよう強く求められています。この観点から市の予算を見れば、少しばかり前進した施策は、一つは愛のりタクシー料金の引き下げがわずかでも行われたこと、二つ目には高齢者等の世帯でごみ出しが困難な世帯に戸別収集を実施すること、三つ目には人間ドックや脳ドックの受診助成が2万円から3万円に増額されたこと、四つ目には福祉センターの2階にあった相談窓口が1階に降りることなどが挙げられます。  しかし、市が発表した来年度予算は、各部局ごとに枠配分方式で予算を組み、87事業、11億7,000万円もの暮らしや教育などの予算に大なたを振るった予算となったことです。私は、議会に市民の皆さんから押し上げていただき8年になりますが、こんなに市民の暮らしを犠牲にした予算建ては初めてです。  第1に、市民の皆さんが老若男女を問わず楽しみにしておられた8月の花火大会中止は、マスコミも一斉に報道いたしました。予算常任委員会の中で、市が実行委員会に諮らず一方的に中止を宣言したことが判明しました。同じく夏の総おどりも中止とされました。花火大会の中止は、ホテルの予約客の取り消しや琵琶湖に浮かぶ観光船の予約キャンセルなど、まちの活性化に逆行するものです。  第2に、住宅リフォーム補助事業の予算がカットされました。経済効果も高く、市民にも業者にも喜ばれてきました。日本共産党彦根市会議員団は制度拡充を求め、受け付け回数を年2回にしていただくなど、力を尽くしてきました。今年度は6,000万円の予算が計上され、申し込まれた市民はほとんど活用されました。この予算を来年度はばっさりゼロといたしました。市民の暮らし応援と市内業者応援の施策をゼロとした市は、その姿勢がどちらを向いているのか鋭く問われていると指摘しておきます。  第3に、子どもたちへの予算がことごとく削られていることです。入学児童が学校に早くなじめるように加配の先生が配置される小一すこやか支援員は、1学期分しかなかった人件費を1年間つけるよう求めたことに対して、2学期末までの配置が実現しました。しかし、今予算では500万円を削減して、9月末までしか配置しません。  ほかにも小・中学校の臨時講師、ふれあい相談員、ハートフルサポート相談員などの人材配置が削減、廃止されようとしています。また、用務員の皆さんの雇用時間削減で、4時間での終了は学校現場の事務職員の皆さんや教師に負担がかかってくることは目に見えています。働き方改革の推進と言いながら、全く正反対の事象であると言わねばなりません。  さらに、不登校の子どもたちの居場所づくりをしていただいている教育研究所の費用も削られ、週のうち1日対応できない曜日が発生するなど、弱者に寄り添う姿勢が欠如していると指摘しておきます。  第4に、市独自の農業支援について、わずかばかりの市独自メニューをことごとく廃止していることは許しがたいことです。私も農業者の一人ですけれども、担い手育成支援促進事業、生産基盤拡充振興対策事業、農林水産特産物開発事業などを廃止としています。どれも必要性が認められ、継続されてきた事業です。生産意欲を台なしにする市の姿勢が問われています。  第5に、道路、河川のメンテナンス事業約1億5,000万円が削減されていることです。特にパトロールの人員削減も行われていることから、市民の暮らしや安全が担保されていくのか極めて疑問です。  ほかにも財政難を理由に、多くの事業の後退が見られます。なぜこんなことになったのでしょうか。それは、大型建設など大きな事業を聖域にして見直さないからではないかと思います。  第1に、市民体育センターは6年前、6,400万円もかけて耐震工事したばかりの施設なのに、市民の強い反対を押し切って解体、撤去してしまいました。新市民体育センターは、当初64億円の試算が82億円まではね上がり、来年度の支出は29億3,000万円です。身の丈に合わない事業は、必ずしわ寄せが市民に向かいます。今すぐに見直し、ひこね燦ぱれすの解体をやめるだけでも15億円の節約となることがさきの市の答弁でも明らかになりました。一旦立ちどまり、計画の再考を行うべきと申し上げておきます。  第2に、国体開催のためといって、金亀公園整備事業に24億円もかけるといいますが、本当にこの事業も見直すことが必要です。  第3に、庁舎耐震工事でいわゆる裏合意に基づいて、業者と不合理な契約をしたため工事を中断していますが、アル・プラザの賃借料などの費用が1億6,000万円計上されています。土壌汚染に起因するものといいますが、裏合意がなければ、こんなに中断期間はなかったはずで、この費用の発生を招いた失政は厳しく指摘されなければなりません。  第4に、工場設置奨励条例に基づく市内大手企業に3,322万円は、中小自営業者支援にこそ回すべきと申し上げておきます。  第5に、同和や人権の冠のついた事業に約1億円を費やします。既に特別措置法が廃止されたもとで、市民に等しく使われる予算に切りかえるべきです。  第6に、放課後児童クラブの指導業務委託料についてです。17小学校で運営している放課後児童クラブは、現在直営が5校、12校が市内のNPOなどの団体で事業運営を担ってきました。ところが、昨年末、突然4月から全てのクラブで委託先を見直すとして、公募プロポーザルの実施を発表し、1月25日に審査結果の通知を発送、1月末には新たな事業者が公表されました。新たな事業者は、共立メンテナンスやシダックスなど、東京に本社がある大手企業です。今回外れた業者は、これまで市と協力しながら子どもたちの健全な放課後のために努力してきた地元の団体です。むしろ地元の団体のこれまでの貢献を評価し、また、指導員と子どもたちの関係を連続させるためにも、意識的に地元業者を優先する視点こそ必要であったと考えています。17校のうち、約8割に当たる13校で従来の地元団体が排除され、大手企業に置きかわることになりました。来年度のこれら業者の委託費は3億5,000万円です。今年度の放課後児童クラブの指導委託料の金額は2億6,000万円です。今年度と比較し、実に1億円近い上乗せが来年度されることが明らかとなりました。1億円上乗せされた委託料は、来年度は払い切りのため、確定された金額となることが事業者との契約ということでした。先ほど申し上げたように、来年度予算の中で教育費は、爪に火をともすような使い方をしている一方で、主にシダックスや共立メンテナンスなど東京に本社のある事業者になぜこれほどまでに大盤振る舞いするのか、極めて疑問と言わざるを得ません。  以上、近年にない市民の暮らしや教育にしわ寄せをもたらす来年度の予算は、抜本的に組み替えて出直すべきと強く主張し、反対討論といたします。  次に、第4号平成31年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算に反対する討論を行います。滋賀県の試算によれば、2019年度の国保料の大幅値上げが迫っていることが明らかになっています。全国知事会、全国市長会、全国町村会など地方団体も国保の保険料が高いという構造問題があることを強調し、その解決のために抜本的な公費投入によって、保険料の引き下げを国に求めています。特に全国知事会は、国費で1兆円投入することで、国保料を協会けんぽ並みの負担にすることを国に要求し、全国市長会も国庫負担割合の引き上げを要求しています。国保の都道府県化のもとでも、法令上、標準保険料率は参考値にすぎず、自治体に従う義務はありません。地方自治の原則に基づいて、自治体の判断で公費投入ができることは厚生労働省がたびたび答弁しているところです。彦根市においても、保険料を上げないために、国に抜本的な国費投入を促すとともに、独自の手だてを講じるべきです。  市に国保の加入者の状況をお聞きいたしました。2月末現在で1万3,813世帯が加入し、実に1,975世帯、14.3%が滞納せざるを得ない状況にあるということです。調査をする時期によっては、滞納世帯が20%にもなる状況であることが明らかになっています。市民産業建設常任委員会でも紹介しましたが、岩手県の宮古市では、子どもが生まれると保険料が増える、子育てに逆行する子どもの均等割負担について全額免除することとした施策を紹介しました。彦根市でも不況にあえぐ市民に寄り添い、保険料の引き下げにあらゆる力を尽くすべきです。  市の国保の預金に当たる財政調整基金は、昨年約6億1,000万円と答弁がありました。現在約8億8,000万円に積み増しされる見込みであることが予算常任委員会の答弁の中で明らかにされました。保険料率が引き上げられるために、この基金の活用も答弁の中でされようとしていることが判明しましたが、それでもなお昨年よりも基金を積み増すのです。この基金をもっと活用して保険料の引き下げを行わないのか疑問です。  さらに、この基金を活用して滞納せざるを得ない状況にある市民に手を差し伸べるべきだと申し上げ、反対討論といたします。  最後に、議案第54号平成30年度(2018年度)彦根市一般会計補正予算(第9号)について反対する討論を行います。今年度の補正予算です。この予算の中には、31年度予算の反対討論で述べた市民体育センターや金亀公園の整備、荒神山公園整備事業における1億7,000万円の人工照明設備設置工事など繰越明許費補正が含まれていることのほかに、第1に放課後児童クラブの減額補正予算があります。これは主に指導員の確保が難しかったために、直営で691万4,000円、民間委託事業所で5,108万2,000円を減額補正するものです。指導員が確保できなかったために減額補正というのですが、市は、指導員の時間単価1,180円、補助員として800円台の人件費を直営だけでなく、民間業者にも追従させてきました。しかし、来年度に向けてシダックスや共立メンテナンスは求人広告を入れていますが、指導員は1,200円、補助員は1,000円としています。今年度においても市内のNPOなどの委託業者にも柔軟な使途を認め、指導員の確保の努力をしていただいていたなら、市内NPOなどの団体も、あるいは指導員などの労働者もどれだけ喜ばれていたかわかりません。このような施策をぜひ反映させてほしかった、このように思っているところです。これに対して、大幅な来年度1億円近い上積みは、市民や議員の理解は得られないと申し上げておきます。  第2に、学校教育指導員のいじめ問題行動対策総合事業、特別支援教育支援員配置事業、学校支援加配事業、小一すこやか支援事業など、子どもたちに教師が寄り添い、きめ細やかな指導をするための賃金が約1,000万円減額補正されていることです。これらは必要であったために計上された予算です。子どもに寄り添うのなら、これらの予算は必要な教師を確保し、市費執行すべきでした。今後なお一層の教師の確保に力を入れていただきたいと強く希望しておきます。  以上の理由で平成30年度の減額補正予算にも反対をいたします。  以上で討論を終わります。ありがとうございました。 50 ◯議長(安藤 博君) 4番谷口典隆君。谷口君。   〔4番(谷口典隆君)登壇〕 51 ◯4番(谷口典隆君) 私も、議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算につきまして反対の立場で討論をさせていただきます。  先ほど賛成の討論の中で、賛成される議員の方からも、この予算案全体を、一部を見て全体を否決するということは市民生活に多大な影響を与える、そのような権利が果たして我々にあるのかというような、まさに木を見て森を見ず的な発想で予算を否決することが果たしていいのか、そんな権利があるのかという趣旨のご発言がございました。  私、これに対しまして、確かにそうしたご意見があることもごもっともかというふうには思いますけれども、しかしながら、大久保市長の失政を棚上げにして、我々がその理不尽な予算案を認めなければならないという義務はどこにもないと考えるところでございます。  また、大久保市長は、この予算案が否決された場合に、批判されるのは私ではない、市議会の方だというような趣旨のお考えをお持ちであるということも仄聞しております。果たしてそんな考え方でいいのでしょうか。  先ほど獅山議員が、安倍総理の愛読書とも言われておりますマックス・ウェーバーの「職業としての政治」の一節を引用されたかと思います。あのマックス・ウェーバーの「職業としての政治」の政治とは、かたい板をきりきりと穴をあけるようなものだという一節には続きがございまして、「それにもかかわらずと言えるものだけが政治へのペルーフを持つ」。つまり、ペルーフというのは天職であります。どんな批判があろうとも、それにもかかわらず私は自分の決めた道を進めていくというのが政治への天職を持つ者の務めであるというような一節がその「職業としての政治」には書かれております。  私自身は、政治を天職だと思っております。だから、どんな批判があろうとも、この本予算を全面的に否決することによって、どんなご指弾を受けようとも私はしっかりとそれを真正面から受けとめて、自分の考え、自分の下した決断をしっかりと市民の皆さん方に理解を求めるように。理解を得られなかったとしても、説明責任を私は果たしていくつもりでございます。それが政治への天職を持つ者としての務めであると考えているところでございます。  せんだっての本会議の中で、私は、大久保市長だけではなく、善住教育長にも説明責任を求めてまいりました。しかしながら、市長、教育長とも明確なご答弁はなさらずに、その質疑は終結してしまいましたけれども、やはり、政治に説明責任を求められるのは当然であり、それがひいては、先ほど否決はされましたけれども、特別職という市長であれば、その政治生命を、しっかりと信を問うというのも私は立派な説明責任であると考えておりますが、そのご意向もないようでございます。  せんだっても市民のある方とお話をさせていただくと、臨時職員で学校に勤務しているという方が、4月以降、時間が短縮されて、3月いっぱいで仕事をやめることになりました。また、ある公民館にお勤めの方も同様の言葉を口にされていました。4月以降、働く場所を探さなければならない、こんなお声をたくさんお聞きします。まさに官製ワーキングプアでございます。こんな声が市長や教育長のもとには届いてますでしょうか。そんな方々の心の叫び、悲しみが市長や教育長のもとには響いていますか。私は、こんなことを行政がしてはだめだ、こんなことをしてはならないと考えております。  また、先ほどご指摘もございました彦根駅西口仮市庁舎の家賃が1カ月800万円。私の質疑の中で明らかになりました中学校の図書整備費の削減額が767万8,000円でございます。大久保市長がもう少し判断を誤らなくて、もう少し早く庁舎耐震化工事が進んでいれば、一月の仮庁舎の家賃分で中学校の図書費は賄えたわけでございます。  細かい話をするつもりはございませんでしたけれども、しかし、そうした積み重ねによって、この予算、事業見直しというものが組み立てられていると考えると、ここで大久保市長の失政を指摘しないのはうそだと思いますし、我々はそこで何としても市民の生活に影響を及ぼすからということで予算を賛成するいわれはないと考えております。予算を否決してこそ、市民生活が、これからしっかりともう一度予算を組み立て直す、そんな議論ができるのではないかと考えております。  今期定例会の開会中にあっても、市長の方から、執行部の方から予算の取り下げや、例えば修正等々の対応できる機会は、そんな局面はあったはずでございます。しかし、自らがそれを放棄されて、定例会の本日この最終日、閉会日まで採決まで持ってこられたということは、大久保市長とてそれなりの覚悟がおありなんだと考えているならば、我々議会としては、それ相応の判断をすべきだと考えておりますし、しっかりと覚悟を持って、私はこの予算案に対して市民に対して胸を張れるそんな姿勢で臨むべきであると考えております。  私ごとの話で恐縮でございますけれども、せんだってPTA会長を務めさせていただいております西中学校の卒業式に、議長のお許しをいただきまして、PTA会長として出席させていただきました。西中学校の校歌というのは、非常に全国でもまれな男女混成といいますか、輪唱といいますか、男性と女性のパートが分かれている校歌でございまして、この校歌の歌詞は、沖縄にルーツを持たれております山之口貘さんという詩人の方が作詩されました。この山之口貘さんという詩人は、生涯決して裕福ではなくて、どちらかというと貧しい生活の方でございました。それでも、この山之口貘さんは、精神の貴族と言われるほど多くの方に慕われ、心豊かな詩人として死後著名になられたとお聞きをしております。その山之口貘さんは、見えないものにこそ本質がある。見えないものにこそしっかりと本当のもの、真実があるのではないかということで、見えないものを大事にしなさいということを言ってこられました。そんな方が作詩していただいた西中の校歌、これからも胸を張ってしっかりと頑張って生きてくださいということを私は皆さん、在校生と卒業生の皆さんにメッセージとして送らせていただきました。  彦根市は、市制施行以来、これまで約80年間、見えるものよりもむしろこの見えないものを大切にしてきたのではないでしょうか。彦根に根づく文化や伝統といったものは、決して目に見えるものだけではありません。彦根城だけではありません。諸先輩方が、先人が、目に見えない彦根らしさ、彦根の文化というものを紡いでこられて、今こうして我々はこの時代を生きています。これこそが彦根の文化であり、彦根の伝統であります。まさに新年度予算は、先人が大切してこられた彦根の見えないもの、彦根の見えない文化、伝統というものをなし崩しにし、壊そうとしている予算であります。これを私は決して認めるわけにはいかない、そんな思いでいっぱいでございます。見えないものにこそ本質があり、見えないものをしっかりと大切にしていく、それを伝えていくということは、我々が未来ある子どもたちにも伝えるべきものではないかと考えるところでございます。  いろんなお考えが議員諸氏の中にはあろうかと存じますが、どうか見えないもの、彦根の文化、伝統をしっかりと紡ぎ、大切にしていくためにも、ここは歯を食いしばって、皆さんでしっかりと、我々議会が市民に対して説明責任を果たす覚悟で予算案を否決していただきますようにお願いを申し上げまして、私の反対討論とさせていただきます。ありがとうございました。 52 ◯議長(安藤 博君) 18番山田多津子さん。山田さん。   〔18番(山田多津子さん)登壇〕 53 ◯18番(山田多津子さん) 私は、日本共産党彦根市会議員団を代表いたしまして、議案第22号および議案第29号から議案第52号に対して反対討論を行いたいと思います。  まず、議案第22号彦根市立保育所設置条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案ですけれども、子ども・子育て新支援制度に変更され、延長保育について徴収できるものと規定をされていたが、これまでは公立保育園では子育て支援の観点から延長保育料の徴収はしてこなかったけれども、今後は受益者負担の観点で利用者に日額200円の負担を強いる、そういう内容となっています。  利用者負担は年間96万円を見込んでいる、収益としてこれだけの収益があるよと見込んでいるという説明があったんですが、ことし10月から保育料の無料化が導入されるにもかかわらず、子育て支援の観点からは逆行していると言わざるを得ません。  ほかの市では、この制度を導入したことによって延長保育の利用が減少しているという実態も委員会の中で明らかになり、市の収入をわずか96万円得るため、市民に負担を強いる、このような条例は到底容認できるものではないということ、このことを指摘しておきたいと思います。  次に、議案第29号から52号は、消費税をことし10月に8%から10%に引き上げることに伴い、使用料や手数料の引き上げに関する内容となっていますので、一括で討論を行いたいと思います。まず、議案第49号彦根市公園条例の一部を改正する条例案につきましては、荒神山公園の野球場に新たに照明設備を設置することに伴い使用料を規定するというような内容になっていますけれども、そもそも荒神山周辺は自然環境を大切にするため人工照明設備は設置しないとされてきました。しかし、今年度の予算で荒神山グラウンドへ金亀公園の夜間照明の代替として1億7,000万円が投入されます。これは従来の荒神山のコンセプトを投げ出してしまうことであり、日本共産党議員団は荒神山周辺の自然や環境を大事にするという観点からも、人工照明設備の設置は必要でないという内容で指摘をしてきたところであり、今回の条例も条例そのものに問題があるということを指摘しておきたいと思います。  あわせて、市民産業建設常任委員会でこの議案第49号に対して質疑、討論を山内議員が詳細について行ったんですが、先ほどの委員長報告ではその内容について報告がされなかったことは、非常に残念であり、正確さに欠けていると言わざるを得ないということも指摘しておきたいと思います。  では、消費税の問題について、以下申し上げていきたいと思います。  一つは、消費税の導入および引き上げの目的が社会保障や年金制度のためとされながら、現実には消費税の導入以来社会保障の切り下げが行われてきたという点です。消費税が導入されて以降に始まった介護保険制度は、介護の社会化をうたいながら、現実にはそれまで負担がなかった方に保険料や利用料の負担をさせる仕組みとして立ち上げるなど、介護そのものがお金のあるなしで左右される制度とされてきました。このために、介護保険制度が導入されて以降も、親の介護等が理由と見られる不幸な事件が続いているのが現実です。  また、理由の一つとされた年金制度も100年安心の制度と言われながら、現実には年金額が引き下げられる結果となっており、多くの年金生活者に生活不安と将来不安をもたらす事態となっています。実際、2013年度から2019年度までの予算編成で社会保障関連1兆7,100億円、年金や医療、介護で2兆5,620億円、合計4兆2,720億円が削減されており、庶民の暮らしを圧迫してきています。  では、消費税での税収はどこに消えたのか。過去においても指摘をしてきましたけれども、消費税導入後、2018年度までの消費税の税収は累計で372兆円に上りますけれども、一方で、法人税など法人3税は291兆円が減税されてきました。消費税の税収増の多くの部分が輸出大企業を中心とした企業の減税に使われてきたというのが現実であります。  二つ目に、収入が少ない方ほど負担が重くなる逆進性の問題点です。政府は、こうした現実を踏まえたのかどうか、激変緩和措置として、今回の増税に当たってはポイント還元や複数税率の導入などをしていますけれども、これが制度をより複雑でわかりにくいものとしています。また、仮にこうした緩和措置をとったとしても、この措置で利益を得るのはクレジットカードの利用者が多いと見られ、富裕層ほど利益が大きいと見られており、何の対策にもなっていないという現実があります。
     消費税には以上のような問題がありますが、今回に盛られた消費税には納税する必要がなく、増税分も含めて市の歳入に繰り入れられる性格のものです。これは事実上の公共料金の引き上げとなっており、こうした面からも、市民生活に影響が大きいものと考えられる、こういった点も指摘しておきたいと思います。  また、消費税法第60条第6項において、国または地方公共団体の一般会計に係る業務における預かり消費税については国に納付する義務はなく、今回の提案内容は事実上の公共料金のいわゆる便乗値上げとなっています。  したがって、議案第29号から議案第52号に対する消費税分の引き上げおよび消費税の転嫁には問題があり、この議案は否決とするべきです。  なお、毎月勤労統計調査の偽装をめぐり、厚生労働省が労働者の賃金の伸びはこれまでの公表値よりも低かったことを認め、下方修正する数値を公表いたしました。安倍政権は、賃金上昇などを景気回復の根拠にして、ことし10月から消費税率の10%への引き上げを決めましたけれども、その前提は総崩れとなっています。低所得者ほど負担が重く、経済を冷え込ませる消費税増税自体が国民の暮らしと日本経済を破壊する最悪の経済政策です。  それに加え、増税判断の根拠まで覆った以上、税率10%への引き上げを強行する道理は全くなくなった、消費税増税の根拠は崩れている、そういったことも申し添え、以上の議案に対しての反対討論といたします。 54 ◯議長(安藤 博君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長(安藤 博君) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、議案第3号平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、否決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 56 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立少数であります。よって、本案は、否決されました。  次に、議案第4号平成31年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 57 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号平成31年度(2019年度)彦根市下水道事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 58 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号平成31年度(2019年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 59 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号平成31年度(2019年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号平成31年度(2019年度)彦根市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号平成31年度(2019年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号平成31年度(2019年度)彦根市病院事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号平成31年度(2019年度)彦根市水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号彦根市事務分掌条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号彦根市職員定数条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号彦根市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号彦根市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。   本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号彦根市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号平成30年度および平成31年度における彦根市長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。
     お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 70 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号彦根市市税条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号彦根市建築確認等に関する手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号ふるさと彦根応援寄附条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号彦根市城山観覧料徴収条例等の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 74 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号彦根市立保育所設置条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 75 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号彦根市国民健康保険条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号彦根市地域包括支援センターの人員および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号彦根市旅館等建築規制に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号彦根市水道事業布設工事監督者および水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号彦根市消防団条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 81 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号彦根市男女共同参画センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 82 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 83 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号彦根市子どもセンターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 84 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第32号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 85 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号彦根市民会館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 86 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号彦根市高宮地域文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 87 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号ひこね市文化プラザの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 88 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号みずほ文化センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 89 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 90 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号彦根市立学校運動場照明設備の使用に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 91 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号彦根市荒神山自然の家の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 92 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号彦根城博物館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 93 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号彦根市地域総合センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 94 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号彦根市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 95 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号宇曽川漁港漁船管理施設の管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 96 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号彦根市漁港等管理条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。
     本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 97 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号彦根市農村環境改善センターの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 98 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号ひこね燦ぱれすの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 99 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号夢京橋あかり館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 100 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号彦根市観光駐車場条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 101 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号彦根市公園条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 102 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号彦根市駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 103 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号彦根市自転車駐車場条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 104 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号彦根市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 105 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号市道路線の廃止および認定につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 106 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号平成30年度(2018年度)彦根市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 107 ◯議長(安藤 博君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号平成30年度(2018年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 108 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号平成30年度(2018年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 109 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号平成30年度(2018年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 110 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第58号平成30年度(2018年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 111 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号平成30年度(2018年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 112 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号平成30年度(2018年度)彦根市病院事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 113 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号平成30年度(2018年度)彦根市水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 114 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ────────────────── 日程第3 議案第62号および議案第63号 上程(市長提案説明) 115 ◯議長(安藤 博君) 日程第3、議案第62号および議案第63号の各議案を一括議題といたします。  職員にこれを朗読させます。   〔山口議会事務局次長朗読〕 116 ◯議長(安藤 博君) 提案者の説明を求めます。市長。   〔市長(大久保 貴君)登壇〕 117 ◯市長(大久保 貴君) 本日提出いたしました議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。  議案第62号および議案第63号につきましては、いずれも諸般の事情により予算の補正が必要となりましたものでございます。  まず、議案第62号は、職員の死亡退職に伴いまして、退職手当について増額補正を行うものでございます。  この一般会計の補正予算額は2,209万1,000円の増額補正でございまして、財政調整基金の繰入金および水道事業会計からの繰入金で賄うものでございます。  次に、議案第63号につきましては、水道事業会計の補正予算でございまして、同じく死亡退職いたしました職員の水道事業会計在職期間中に係ります退職手当につきまして430万5,000円の増額補正を行い、一般会計へ繰り出すものでございます。  以上、本日追加提出をいたしました議案の大要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 118 ◯議長(安藤 博君) これより質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 119 ◯議長(安藤 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第62号および議案第63号については、会議規則第37条第1項の規定に基づき、お手元に配付しております議案付託表のとおり、予算常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。  休憩中に予算常任委員会を開き、付託議案を審査願い、再開後は、予算常任委員長に委員会審査の結果報告を求めます。  暫時休憩いたします。            午後3時11分休憩            午後3時44分再開 120 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  ただいま予算常任委員長から委員会報告書が提出されましたので、この際、議案第62号および議案第63号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 121 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、議案第62号および議案第63号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 議案第62号および議案第63号 (委員長報告・質疑・討論・採決) 122 ◯議長(安藤 博君) 議案第62号および議案第63号を一括議題とし、予算常任委員長の報告を求めます。  予算常任委員長、上杉正敏君。上杉君。 〔予算常任委員長(上杉正敏君)登壇〕 123 ◯予算常任委員長(上杉正敏君) それでは、予算常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において本委員会に付託されました議案審査のため、本日、本会議休憩中に本委員会を開き、慎重に審査いたしましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第62号平成30年度(2018年度)彦根市一般会計補正予算(第10号)、議案第63号平成30年度(2018年度)彦根市水道事業会計補正予算(第3号)の2件でありましたが、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもって、予算常任委員会委員長報告を終わります。 124 ◯議長(安藤 博君) 以上で予算常任委員長の報告は終わりました。  暫時休憩いたします。            午後3時46分休憩            午後3時57分再開 125 ◯議長(安藤 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより予算常任委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯議長(安藤 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  ただいまのところ討論の通告はありません。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯議長(安藤 博君) 討論なしと認めます。  これで討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、議案第62号平成30年度(2018年度)彦根市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 128 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号平成30年度(2018年度)彦根市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 129 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  企画総務消防常任委員長、福祉病院教育常任委員長、市民産業建設常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長から、会議規則第103条の規定に基づき、お手元に配付しております閉会中の継続審査(調査)の件のとおり、閉会中もなお審査および調査を継続する必要がある旨の申し出がありました。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    130 ◯議長(安藤 博君) ご異議なしと認めます。よって、企画総務消防常任委員長、福祉病院教育常任委員長、市民産業建設常任委員長および議会運営委員長、ならびに議会改革特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することに決しました。  以上で今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これにて平成31年2月彦根市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。            午後4時00分閉会 会議録署名議員  議 長  安 藤   博 君  議 員  西 川 正 義 君  議 員  辻   真理子 さん Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...