彦根市議会 2018-01-31
平成30年 議会改革特別委員会 本文 開催日: 2018-01-31
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ヒット) 1 午前10時30分開議
◯委員長(
谷口典隆君) それでは、ただいまより
議会改革特別委員会を開催いたします。
杉原祥浩委員からは欠席の連絡を受けておりますので、ご
報告申し上げます。
なお、本日は
執行部の出席を求めておりませんので、あらかじめご了承いただきたいと思います。
それでは、まず第1点目でございます。
災害発生時の
議員の
行動マニュアルについてということを議題とさせていただきたいと思います。
こちらにつきましては、先日
視察に伺いました茨城県
取手市議会の
災害対応規程というものに基づいて、また、埼玉県
春日部市におけます
災害発生時の
対応要領に基づき、
議会、
議員の
対応ということで、
マニュアル等々についてもお示しをいただいたところでございますので、その点について、まず
皆様方からご
意見を頂戴したいと思います。
それに基づきまして、先日もお話をさせていただいておりましたけれども、
彦根市議会といたしまして、こうした
マニュアルの
策定について前向きなご
意見も頂戴をしておりましたけれども、子細についてはまた今後後々詰めていくこととしまして、その大きな
方向性を本日は定めていきたいと思いますので、その点ご理解いただきましてご発言いただきたいと思いますので、よろしく
お願いを申し上げます。
では、まず、
災害発生時の
議員の
行動マニュアルについて、先日の
視察されたご
意見も踏まえまして、
彦根市議会としての
取り組み等々について
皆さん方からご
意見を聴取したいと思いますので、ご発言を順次よろしく
お願いいたします。
上杉委員。
2
◯委員(
上杉正敏君) 今回2市にわたって
視察をさせていただきました。
取手市につきましては、大変活発な
事務局の方からご
意見いただいたんですけど、何しろ
参考資料という
紙ベースのものがなかったので、なかなかちょっと。感覚的にはわかるんですけれども。その点、
春日部市さんにおきましては、丁寧なる
説明もいただきまして、また、回を重ね6回ですかね、いろんな
訓練もされておりまして、ちゃんとした規約もされていますので、そういった
行動マニュアルを
彦根市としても一日も早く
委員会を立ち上げてつくれればとも感じました。
ただ、
春日部市さんも、
質問の中で、まだまだ満足とはいっていないというのも言われていますし、
彦根市は
春日部市さんのこの
マニュアルを
丸写しというのではないのですけど、
彦根市に合った
災害が想定されるような
マニュアルづくりを
皆さんで
議論して、いざというときに本当に絵に描いた餅でなくて、実際に
彦根市議会ここにありというような
マニュアルをつくっていければと思います。
以上です。
3
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほかにありませんか。
馬場委員。
4
◯委員(
馬場和子さん)
二つの市を
視察させていただいて、非常に熱心に取り組んでおられるというのが実感としてあります。3・11があったそのことを受けて、一刻も早くということで、とにかく
規程なり
マニュアルをつくって進めようという意思というのは強く感じました。そんな中でやはりあってはならないけれどもあったときにどう動くかというような、一定の
指針というのは
災害があるなしにかかわらず定めておく必要があるということも思いました。本当に懇切丁寧な
説明をいただきました
春日部市さんでは、とにかくやってみて、回を重ねてその中でまた
軌道修正もされていくようなこともあろうかと思いますが、まずは、
災害、有事の際に
議員がどう動くかというのを、
彦根に合った、たくさんの
参考事例もありますので、そういう
参考事例を取り入れながら、
彦根独自の、動く、それが生かせるそういう
マニュアルが必要だというのを感じました。
春日部市さんは3回
議論して取りまとめられたということで、短期集中的にされたのかという思いもありますので、悠長に構えず、いつ起こっても
対応できるよう早期に着手する必要があろうかということを思いました。
以上です。
5
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほかにいかがですか。
赤井委員。
6
◯委員(
赤井康彦君)
二つの
市議会の
視察をさせていただいて、思ったことは、当然
皆様方が
質問等でもされていたことも多々ありましたけれども、やはり
地形の違いというものも出てくると思います。そういう
部分から、
彦根版の当然
地形なりを考えた上での
議論がこれには必要になってくるとまず感じたのと、
二つの市、やはり明確に
コンセプト等が違ってきたのではないかと思っておりますので、それ、どちらがいいとか悪いとかいうのではなくて、いろんな
考え方があるんだということを認識させていただいたということでございます。
あと、
訓練をどうせするならというより、つくる
方向でいくならば、
訓練のことも明記すべきではないかと
視察へ行って感じていたところでございます。
以上です。
7
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほかにいかがですか。
安藤委員。
8
◯委員(安藤 博君)
取手市さんも
春日部市さんも
東日本大震災を経て取り組まれているということの
共通点があります。
彦根に関しても、阪神・
淡路大震災で震度5というような揺れがあったわけなんですが、結果的に、きのう申し上げましたけれども、比較的
自然災害に見舞われない土地ということもあって、私
たち議員もですし、
市民の
皆さんもそういった
災害に対しての
危機感が希薄であるということは痛感しております。そういうことからすると、とにかく
災害が起こったときの市が立ち上げる
災害対策本部の迷惑、
妨害にならないような形でしっかりと
議会としての
災害対策本部を立ち上げて、時の
議長を
本部長にということになろうかと思いますが、その
指示命令系統をはっきりさせた上でそれぞれの
議員がそれぞれの立場で
行動を起こすということが求められると思います。
取手市さん、それから
春日部市さんを
参考にしながら、
彦根に合ったものについてはその都度見直せばいいことなので、とにかくそういった
組織、
規程づくりというものを早急に着手するべきだと感じております。きのうの感想と、それから、
災害マニュアルについては即取りかかるということを
お願いしたいと思います。
以上です。
9
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほかにありませんか。
北川委員。
10
◯委員(北川元気君) 私も
皆さんとおおむね同じ
意見で、結論から申し上げますと、
春日部市さんのものを
ベースに
彦根バージョンとして
議論をしていくことがいいのではないかと考えています。
取手市さんにおかれましても、
訓練の中で時間とかを定めずに緊急にこの
災害が起こったケースを想定されて、しかも朝の6時とかいう時間帯にいきなり
災害が起こったということで、本当に実戦的な
訓練をされていたという印象を受けました。あるいはどこでどういう
災害が起きたということに関して、例えば
議員から直接
職員にいろんな
意見とかクレームなんかを言うと、それが職務の
妨害のような状態になってしまうということで、では、どういった
意見が
優先順位として大事なのかということをみんなで
情報共有していこうと。その
情報のまとめ方とか、それを市側に、
執行部側にどう伝えていくのか、
執行部側の
情報をどうやってとっていくのかみたいなことも考えられていましたので、その点も印象的ではありました。また、マップの上に
ビニールシートを乗せて、どこでどういう
防災拠点があるんだとかいったシミュレーションも
議会の中でやっておられたということで、そういったことも必要なのかと思いました。
ということで、以上です。
11
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほか、ありませんか。
山内委員。
12
◯委員(
山内善男君) 具体的には、
彦根の場合は昨年の降雪に関して
市民から多くの苦情が入ったという中に、
議員からの
意見もあって、その
職員が非常にそのことに時間を割いていたということも後で聞いて、
災害対策マニュアル、
取手市でも
春日部市でもやはり
議会として一本化をしてスムーズに
情報伝達を
議員にしていくということと同時に、市の当局の方にもまとめて
議員としての
意見を上げるという方式なども取り入れられておられました。去年の降雪の経験をもとに、やはりそういうことが必要だということは私自身も思っていましたし、そういうことも含めて両市でも取り入れられておりましたので、ぜひ当市でも
参考にして早急につくっていく必要があると思ったところです。
訓練についても、両方ともそれぞれやり方は違いましたけど、機動的にやられていましたので、その点も
参考にする必要があると思いますので、早急に全
議員で討議し
策定していく必要があるという認識を持ちました。
以上です。
13
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
皆様方からご
意見を頂戴しました。おおむね
必要性の点については、
皆様方、異口同音に申し上げていただきましたし、
春日部市さんなんかは実際の
実戦訓練というものがやはり盛り込まれていたということもございますし、実際に既に過去にされている経緯もございましたので、そうしたことも取り入れた
マニュアルの
策定については待ったなしであるというご
意見だったと思っております。
委員長といたしましては、
委員の
皆さん方から出されましたご
意見をまとめさせていただきまして、
方向性としまして早急にこの
マニュアルづくりには着手をすべきと考えますが、いかがでしょうか。そういった
方向でよろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
それでは、今後、
議会改革特別委員会としまして
マニュアル策定に向けた
取り組みを進めていくということを
委員会として今確認させていただきましたので、その
策定について、
議長、副
議長とも相談させていただきまして、このまま
議会改革特別委員会の中で、
策定を進めるのか、または、違う
組織なり各会派の代表の
皆さん方にご
意見をいただくのかということも含めまして、その内容、これからの手続については今後また諮りながら
皆さん方に返させていただきたいと思います。
しかしながら、それも猶予があるわけでもございませんので、比較的早い段階でそうした決断をさせていただいて、ご判断いただいて、
委員の
皆さんにもご
報告をさせていただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
15
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
それでは、1点目の
災害発生時の
議員の
行動マニュアルについては、先日
視察をさせていただきました
取手市議会、
春日部市議会さんの実績を踏まえまして、それを
参考にさせていただきながら
彦根市版の
災害発生時
議員行動マニュアルの
策定に向けて着手をする
方向で
検討を始めたということでさせていただきたいと思います。
続きまして、2点目、
議会基本条例の
見直しについてということでございます。
議会基本条例につきましては、
基本条例の第22条、最終の
項目でございますけれども、第22条の中で、「
議会は、年1回以上、この
条例の施行の状況について
検討を加え、その結果に基づいてこの
条例の
改正その他の必要な措置を講ずるものとする」というような
見直し条項が明文化されております。これに基づきまして、
議会改革特別委員会では年1回この
見直しについて
議論させていただくところでございます。
政務活動費の
領収書の
ホームページ上での
公開というものを
平成28
年度分の
領収書から
平成29
年度より
公開をさせていただくことになっておりますし、現在
公開をしているところでございます。
それを進めていく中で、今若干これまで
政務活動費の
使途基準につきましては明文化しているものがございますが、その
手引きと
領収書を
ホームページ上で
公開するということについての
そごが若干生じているものがございます。当然ながら
領収書の
ホームページ公開については
議会改革の本
委員会で決定をさせていただきましたが、それ以前に
手引きの方は
作成をさせていただいているところがございますので、当然ながらそこで
そごが生じているというものもございます。この
政務活動費については、第14条でこちらも明文化をされておりまして、
議会基本条例の中で、「
議会は、
政務活動費を厳正かつ適切に活用するため、
政務活動費の
使途の基準および
交付額について、必要に応じて調査および
検討を行うものとする」という
項目がございますので、本
年度の
議会改革として
基本条例の
見直しにつきましては、この第14条に掲げられております
政務活動費の
部分について
見直しをかけていくということ、この第22条の項に当たるものと解釈をさせていただきまして、
見直しをかけていきたいと思います。
この
基本条例の
見直しについては、
年度年度その条文、条項を直していけというものではございませんので、こうして
そごが生じているものとか不具合が生じているものについての
見直しを図っていくということで、本
年度は
政務活動費の
見直しについて着手したいと考えておりますので、よろしく
お願いを申し上げます。
皆様のお手元には
政務活動費の
手引きというものに赤線でラインを引いたものがございます。こちらの方につきまして
修正部分の
説明をさせていただきたいと思いますので、
事務局の方、よろしく
お願いします。
議会事務局副
主幹。
16
◯議会事務局副
主幹(
大城智昭さん)
政務活動費の
手引きにつきまして、
文言修正、
現状の運用との一致および
改正に係る案を
作成いたしましたので、
説明させていただきます。
まず、
表紙から、「
政務活動費の
手引き」でありましたところを「
政務活動費マニュアル」に
変更させていただいております。
続きまして、1ページ、2ページにつきましては
変更点はございません。
続きまして、3ページを
お願いいたします。
(4)
政務活動費の流れの
部分です。
政務活動実施計画書につきましては、
手引きでは
交付請求書の
添付書類とされていますが、実際には
交付申請書とあわせて
実施計画書を提出いただいておりますので、
現状に合わせる
修正をいたしました。
続きまして、中ほどの枠の中ですが、まず、「各」と「ごと」が同じ意味ですので、
文言整理をし、最後に支出の後に「する」を加筆しました。また、今
年度から3カ月ごとに
領収書をまとめて
事務局にご提出いただくこととなりましたので、その
部分を加筆いたしました。
その下、「
次年度」と表記しておりましたが、「翌
年度」に
変更いたしました。
続きまして、4ページをごらんください。
(5)
政務活動費の
使途についてです。(5)の2)、
使途項目の
共通原則・
指針の
部分での
文言修正でございます。i)
政務活動の目的が、市政と関連していること、ii)
政務活動に要した金額や
態様等に
妥当性があること、iii)適正な手続きがなされていることと
修正をいたしました。
続きまして、5ページを
お願いいたします。5ページには特に
修正はございません。
続きまして、6ページを
お願いいたします。
(6)
政務活動費による
活動状況の
公開の1)
収支報告書の
公開につきまして、「
平成19年より、各会派より」と「より」が2回続く文章となっておりましたので、「
平成19年から」の位置を
変更いたしました。
2)研修・
視察活動報告の
公開のところで、研修・
視察活動報告の
様式には
報告書とはなっておりませんので、「書」の
文言を削除いたしました。
3)
領収書等の
公開につきましては、
平成28
年度分から
公開することが決定いたしましたので、加筆するものでございます。
なお、
公開するものとして掲載いたしましたのは、現在
公開している
領収書と
領収書が発行されない
理由書にあわせまして、
改正案といたしまして、
金額按分の
説明と
領収書の
明細書を加筆いたしました。
(7)
使途項目別の
考え方につきましては、
ページ数を合わせる
修正をさせていただきました。
続きまして、7ページをごらんください。
調査旅費の
留意事項の
留意点の
一つ目、この
手引きの中では表現を
領収書に統一しているため「
領収書」に、「送り先」ではわかりにくいため「
視察先」に
変更したものでございます。
続きまして、8ページをごらんください。
資料作成費につきましては、従前から
資料作成に係る
プリンターインク代、文具につきましても認めておりましたので、加筆をいたしました。また、
留意事項として、
プリンターインク代の按分に係る
説明を加筆いたしました。
広報費につきましては、主な例として、従前から
新聞折込代を認めておりますので、例示にも加筆いたしました。支出できないものに関しましては、
文言修正でございます。
続きまして、9ページは
修正等ございません。
10ページにつきましては、その他の経費でございます。うち、
留意事項につきまして、先ほど8ページの
資料作成費でも
プリンターインク代を認めている旨を
説明させていただきましたが、その他の経費としても認めているため、
説明を加筆いたしました。
続きまして、11ページを
お願いいたします。
領収書等の受領から
添付用紙の
作成・整理までにつきまして、2)「但し書き」を
平仮名表記に、また、
注意点について、よりわかりやすくするため例を加筆いたしました。また、4)の
発行者につきましては、市が認めている
領収書は
所在地も必要となるため、ここにも
所在地を加筆いたしました。
続きまして、12ページを
お願いいたします。この
マニュアルの
改正についての付則を加筆したものでございます。
修正につきましては以上でございます。よろしく
お願いいたします。
17
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
表紙も
マニュアルという形になっております。これ、適用というのはいつになるんですか。
表紙の右肩の。
議会事務局次長。
18
◯議会事務局次長(
山口和子さん) こちらは
改正のたびにここにいつから適用したものかを記載しているので、今回この
議会改革特別委員会でもう決まれば、日を決めていただいたらいいですし、1回で決まらなかったら次いつからにするのかというところでご相談いただきたいと思います。
19
◯委員長(
谷口典隆君) わかりました。ありがとうございます。
それでは、今
事務局よりご
説明をいただきましたこの
政務活動費マニュアルにつきまして、
変更、
修正等について何かご
質問、ご
意見ございましたら
お願いいたします。
馬場委員。
20
◯委員(
馬場和子さん) 6ページです。これ、追加で赤字で示していただいているんですけど、例えば
公開するものの中で
領収書が発行されないことの
理由書とか
金額按分の
説明とか、これは
一定様式というのがあったりするのか、
自由記述みたいな形なのか、できたらそういう
様式的なものがあった方がそこへ記入しやすいかというのをちょっと思ったりもしたんですが、この辺は
変更に当たってどういうお考えをされているのかというのが一つ。それと、
領収証というのと
領収書というのがあるんです、言葉としては。この
マニュアルでは「
領収書」で書くというので統一されているということなんですけど、書くという
領収書でいいのか、証明する証がいいのか、その辺は1回
議論して決められた方がいいのではないかとちょっと感じました。
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◯委員長(
谷口典隆君) 2点目についてはその正式なというか、公な文書、
文言という意味で
領収証をというような
馬場委員のご指摘かと思いますので、ちょっと今の点についてはまたご
意見いただきたいと思います。
1点目の
様式のということはいかがでしょうか。例えば
政治団体の
収支報告書なんかもその
領収証が徴取できなかった
理由書という
様式がそれぞれついていますので、何かあればというようなご
意見かとは思いますけれども。
事務局としてどうですか。
現状でも結構ですので。
議会事務局副
主幹。
22
◯議会事務局副
主幹(
大城智昭さん)
現状では
様式は一切決まっておりませんので、現在
公開しております
領収書が発行されないことの
理由書につきましても、理由が明記されていて添付の書類があったら受けるという形で受けさせていただいております。
現状は以上です。
23
◯委員長(
谷口典隆君) 今
領収書が発行されない
理由書については、例えば何か代わりのレシートを張ってそこに手書きで書いておられるという
現状もあるということですか。
議会事務局副
主幹。
24
◯議会事務局副
主幹(
大城智昭さん)
現状、
領収書が発行されないことの
理由書に
対応しているのは、近距離のJRの切符を買った場合に
領収書が発行されませんので、その場合のみ認めているものでございます。その場合は、どこからどこまでの区間が幾らかかったかというものの、その行程で幾らかかるかというものがわかる書類をつけていただきましたら、それを認めているということでございます。
以上です。
25
◯委員長(
谷口典隆君)
馬場委員、どうですか。
馬場委員。
26
◯委員(
馬場和子さん) たくさん例があるわけではないかと思いますが、費用按分の
説明にしても、この
理由書にしても、そんな大層なものではなくてもいいので、そういう何か決まった
様式があった方がいいのではないかというのは思いとしてあります。ちょっとその辺を
検討いただくなり、でも、これ、
マニュアルを何日適用としようと思ったら決めてしまわないといけないところもあるかとは思います。先ほど
委員長がおっしゃったように、
収支報告書には
領収書が添付できないもののページというのがありますので、5万円以上かな。
27
◯委員長(
谷口典隆君) 以下ですね。ただ、今のお話で、その
参考の、例えばインターネットでその経路の検索をした資料を添付という、そういうものになれば、余計にそのかさが増すだけですので、特段それを打ち出したものに、そこに理由を手書きででも書いていただければそれで事足りるということですね。一々というか、特別なその
様式を用意していただかなくてもそれで済むということですね。そういうことではどうですか。いかがですかね。
馬場委員。
28
◯委員(
馬場和子さん) おっしゃるように今のJRの近距離の例を挙げていただいたら、
委員長がおっしゃたようなやり方の方が明白ですので、いいと思いますが、そのほかにどのような理由があるかはわかりませんけれども、
市民の方が見て理解できる、
公開しますのでね。そういうような形というのがやはり必要ですので、おっしゃったように、かさばかりたくさんで、量ばかりアップするというのもと思いますので、はっきりとわかるような形であれば
様式のありなしは固執しません。
29
◯委員長(
谷口典隆君) では、
様式については、今、そうしたご事情で、なくてもいいのではないかということでよろしいですね。
馬場委員。
30
◯委員(
馬場和子さん) はい。
31
◯委員長(
谷口典隆君) 2点目の
領収証、
領収書に関してはいかがですか。例えば括弧で(証)というのが書いてあったりする文書も見たりもするんですけど。その
領収書、
領収証について、公文書か何かのご
説明があれば。
議会事務局次長。
32
◯議会事務局次長(
山口和子さん)
領収書に関しては、
彦根市の規定の中で「書」というのを使わせていただいているんですが、各会派から「証」で出てきたものを拒否しているものではございませんので、それで出していただいても
領収書としては認めさせていただいておりますが、この
マニュアルの表記としては「書」で統一させていただけたらと思っております。
33
◯委員長(
谷口典隆君) いかがですか。
馬場委員。
34
◯委員(
馬場和子さん) 市として「書」で統一されているのであれば、理解をさせていただきます。一般社会通念上は証明するというところがあるのでちょっと申し上げたということで、市とまた
そごがあってもいけませんので、「書」で理解しました。
35
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
北川委員。
36
◯委員(北川元気君) この
政務活動費の
手引きから
マニュアルということで
見直しをしていくというか、この中身について何ら異論があってというわけではないのですが、
政務活動費の支出でそもそも会派として今支給をされています。
政務活動費が
議員に対して支給されているところもあるけれども、
彦根市は会派に支給するということになっていまして、今、
政務活動費は無所属の会派としては受け取ってはいないわけですが、これからどうなるかというところをまさに今
議論していまして、受け取りたい
議員もいれば、いや、受け取りたくないという
意見もあったりします。
彦根市議会として会派に今支給するということで決められていますので、別にだからといって変えた方がいいと言っているわけではないのですけれども、年1回のこういう
見直しの機会ですので、そういった声があるということも一応発言をしておきたい。できれば会派ではなくて
議員に支給できるようにするような
考え方も一つありなのかと思っておりますので、
質問というか、発言をさせていただいた格好で。
37
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。発言としては議事録に残させていただきますけれども、
政務活動費の今回の
マニュアルについては、その支給の運用については本
マニュアルとは関係ございませんので、またしかるべきところでご発言をいただいて、ご要望いただきたいと思います。
ほかにございますか。
安藤委員。
38
◯委員(安藤 博君) ちょっと
事務局に確認なんですけど、11ページのところの今回は
修正のところに入っていないのですが、1)の宛名は、これ、会派名だけでよかったんでしたか。会派の中でも個人で行かれたときには、例えばうちでしたら、「夢みらい 安藤」とかいう形で書いてもらっているのがあるんですけど、これは個人であろうが会派に支給だからこれでいいという理解でよかったんでしたか。
39
◯委員長(
谷口典隆君)
議会事務局副
主幹。
40
◯議会事務局副
主幹(
大城智昭さん)
現状は、会派名さえ書いていれば、その後に個人名が書いていても受け付けはさせていただいていますが、原則、会派名は必ず記載を
お願いしております。
41
◯委員長(
谷口典隆君) よろしいですか。
安藤委員。
42
◯委員(安藤 博君) はい。
43
◯委員長(
谷口典隆君) ほかにいかがですか。
上杉委員。
44
◯委員(
上杉正敏君) ちょっと細かい話なんですけど、この
マニュアルというより、ちょっと教えてほしいんですけど、例えば4ページの
政務活動費の
使途についての別表第5条関係に研究研修費とかいろんな
項目があるんですけど、当初、僕、ちょっと2年やっていないので変わっていたらごめんなさいなんですけど、一覧表があって、そこに今回、公明党は今
年度研修費にどのぐらい使いますとか出すでしょう。終わってからもなにか
報告しますよね。手書きで書いていますよね。小さく書かないと書き切れないようになるもの、あれ、何とかならないのかと思ったりしたことがあるんですけど。
45
◯委員長(
谷口典隆君)
収支報告書ですね。
46
◯委員長(
谷口典隆君) 答弁できますか。
議会事務局次長。
47
◯議会事務局次長(
山口和子さん)
収支報告書につきまして、手書きしていただいているのがありますけれども、別に手書きと決まっているわけではございませんので、この
条例の別記
様式の方のフォーマットを使っていただいて入力していただいても別に構わないです。データでつくっていただいても大丈夫です。
48
◯委員長(
谷口典隆君)
議会事務局次長。
49
◯議会事務局次長(
山口和子さん) ごめんなさい。赤本でいいますと5-6ですけれども、
収支報告書が別記としてございます。もし備考欄に書き切れないようでしたら、別紙に書いていただいて、一緒につけて出していただくという方法でも構いませんので、ご記入を
お願いいたします。
50
◯委員長(
谷口典隆君) ほかによろしいですか。
これ、ちょっと確認なんですけれども、この
マニュアルを
変更することによって各会派の会計責任者の方に改めて
説明をされる時間とか、そういう内容の
変更を伴うもので必要はありますか。
議会事務局副
主幹。
51
◯議会事務局副
主幹(
大城智昭さん) 今回の
改正が直接会計の担当の方に何か
変更を及ぼすものではございませんが、今回この
マニュアルを
改正しましたら、
議員の
皆様全員にお配りをさせていただきたいと思っておりますので、その
対応をさせていただきたいと思っております。
52
◯委員長(
谷口典隆君) 本日付で、もしこれ、ご了承いただきましたら、その後の配付のスケジュールをお聞かせください。
議会事務局副
主幹。
53
◯議会事務局副
主幹(
大城智昭さん) 今日ご了承いただいたら、すぐ
修正いたしまして、近日中にはレターケースに配付をさせていただくという形をとらせていただきたいと思っております。
54
◯委員長(
谷口典隆君)
変更箇所も赤字のままで。どうされますか。どうしたらいいでしょうね、これ。わかりやすいのは、赤字の方がわかりやすいな。
それか、各会派の会計責任者の方には赤字のものを渡して、二重になるけど、全
議員には全部黒のものを配付したらどうだろう。
各会派の会計責任者の方は2通もらうことになるけれども、
修正がわかりやすいというものでどうですか。
議会事務局次長。
55
◯議会事務局次長(
山口和子さん) そうしましたら、会派の会計の責任者の方には赤字の入ったものも配付させていただき、全
議員の
皆さんには
修正したものを配付させていただく
対応をとらせていただきます。
お願いします。
56
◯委員長(
谷口典隆君) できたらちょっと会計責任者の方には一声かけていただいて、これが2通あると。この赤字のものがこうだということをご
説明いただきたいと思いますが、よろしいですかね。
ありがとうございます。
それでは、ちょっと先んじて
議論してしまいましたけれども、今の
議会基本条例の
見直しについては、この
政務活動費マニュアルの
見直しをもってやっているということ、その内容については、今ご
説明のございました本
見直しについてご了承いただくということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
57
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
それでは、議題2番の
議会基本条例の
見直しについては、今お手元に配付をさせていただきました
政務活動費マニュアルの
見直しをもって当てさせていただくということでご了承いただきましたので、この
表紙の右肩にございます適用の欄の日付については本日付ということでよろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
58
◯委員長(
谷口典隆君) では、
平成30年1月31日適用という形で、
マニュアルについては近日中に配付をしていただくということで
お願いしたいと思いますので、よろしく
お願いを申し上げます。
それでは、3番、その他でございます。
委員の
皆さん方から何かございますか。
馬場委員。
59
◯委員(
馬場和子さん) 今、ICT化ということで
議会ICT化
検討プロジェクトチームを立ち上げて進めさせていただいているんですが、それぞれのタブレット導入ということを予算要求していただいていて、ほぼその予算が確定した時点で使い方とか
マニュアルとかを協議しましょうということで今一旦中断状態になっています。
事務局とも協議させていただいて、ほぼ予算が確定してタブレット導入の可能性が出てきた段階で、ICT化のPTを再開させていただいて、その中で、今日
マニュアル続きなんですけれども、
マニュアルの協議に入らせていただきたいということを思っておりますので、ちょっとそのことを
議会改革の一環として進めさせていただいていますので、一言添えさせていただきたいと思います。
以上です。
60
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほかにございますか。
北川委員。
61
◯委員(北川元気君) おとといの
議会改革の
視察で行きました
取手市さんにおかれましても、
委員会とか
議会での携帯とかパソコン、電子機器の持ち込みは制限していないということで、今の
馬場委員からの発言もありましたとおり、これから
彦根市議会もタブレット導入を目指していくということで、今、
彦根市議会は携帯やパソコンの使用ができませんけれども、そういったものについても
議論をしていく必要があると思います。
それから、
議会の映像配信についてもユーチューブという形で
見直しをされておりまして、二次利用についても
公開をされていました。
彦根市議会は今、二次利用できないとなっておりまして、利用についてかなりの制限があって使いづらい
部分もありますので、その点についても、ユーチューブに移行するということも一つだし、二次利用についても再度
議論をしていく必要があるのではないかと思いますので、その点、ぜひ
議論できる場所を
お願いしたいと思います。
以上です。
62
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
ほかにございますか。
上杉委員。
63
◯委員(
上杉正敏君) ちょっと1番の方の
災害発生時の
議員の
行動マニュアルについてなんですけれども、
議会基本条例制定のときにも限られたメンバーの中でかなり回を重ねたんですけれども、今回の
災害行動マニュアルについて、
委員長としてはどういうお考えなのか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。
64
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。
痛いところを突かれたというのか、虚を突かれたというのはこういうことを言うんですかね。
議長、副
議長の方にこうした形でご
説明させてもらって、一旦協議をさせていただいた上で決定事項は各会派にお伝えをさせていただこうと思いまして、もちろん各
委員から所属の会派にはお伝えいただきたいと思います。
その
マニュアル、今おっしゃったこれまでから
議会改革の
委員会の役割としては、
方向性をつけて、例えばそれが、
議会運営
委員会であり広報広聴でありとかいう、そういうところへ振っていったという経緯もございますので、今後この
議会改革の中でそれを抱えてこれからも
議論を深めていくのか、もしくはこの中でプロジェクトチームを立ち上げるのか、もしくは、全
議員の
皆さん方に1回投げかけて、各会派からそういった方々をお選びいただくという手法もあろうかと思いますので、その辺はちょっと今後、
委員長、副
委員長、また、
議長、副
議長とも相談をさせていただいて、運営や進め方についてはまた
検討させていただきたいと思いますし、
皆さん方にはまたお返しをさせていただきたいと思います。
それと、ちょっとついでで申しわけない。先ほど
馬場委員からご
報告がございました件についてはそのとおりでございます。
北川委員からも、パソコンであるとかスマホ、タブレットの使用について
議論をということ、映像の二次利用についても
検討してほしいということもございましたので、これについてはまた今後の
委員会の中で議題とするのかどうかということも含めて、この
議会改革なのか、
議会運営
委員会なのかというすみ分けもあろうかと思いますので、その辺の整理は本日ではなくて、また本日以降でしていただければと考えておりますので、ご了解いただきたいと思います。
災害時の
マニュアルについては、ちょっと一旦そこは副
委員長とも相談させていただいた上でもう1回
検討させていただきたいと思いますので、よろしく
お願いしたいと思います。
ほか、ございませんか。よろしいですか。
山内委員。
65
◯委員(
山内善男君) 1点だけ。ちょっと以前に言ったことがあるんですが、ちょっとそのほかの緊急を要する課題などが出てきて先送りになっているんですが。
政務活動費のあり方については、いろいろ富山
市議会や兵庫県議の問題から派生して、今もやはりいろんな問題が出てきているからこそ、
議会改革特別委員会でも
事務局の方からこういう
手引きというか、
マニュアルの
見直しが出てきているんだと思うんです。
それで、やはり
議員として一旦もらってしまうと、使ってしまいたいという意識がどうしても働いてしまうので、いろんな形での本来の使い方から外れてしまって、いろんな問題が派生するということになってきているんだと思うんです。
以前、
政務活動費については後払いがやはり
市民の感覚からしてもなじむのではないかということで申し上げたことがあるんですが、ちょっと今々でなくても結構ですので、一度
議論をするタイミングをぜひ今後諮っていただきたいと思いますので、よろしく
お願いしたいと思います。
66
◯委員長(
谷口典隆君) 今の
山内委員からのご提案について、一度
委員会で
議論させていただいて
方向性を出させていただいたと思うんですけれども、
事務局、ちょっと記録はございませんかね。結果的に以前からご指摘いただいているその前払いについてはしないという
方向で一旦結論を出させていただいて、
議論から外させていただいたと記憶しているんですけれども。わからないですか。
そしたら、すみません。不正確なことは申し上げられませんので、また改めて
委員の
皆様にはちょっと今のご発言については一旦預かりとさせていただきますが、一度も
議論していないということではなくて、一旦ここでご
議論いただいた……。
事務局、ありましたか。
議会事務局次長。
67
◯議会事務局次長(
山口和子さん)
平成28年3月2日の
議会改革特別委員会の中で一度そういうご提案があって
議論いただいて、その場は今はそれはできないということで多分終わっているんだと思うんですが、実績払い方法への
変更についてはまた引き続き協議ということで終わっていただいていますので、また改めての協議の場というのは
お願いしたいと思います。
68
◯委員長(
谷口典隆君) わかりました。ありがとうございます。
では、もう2年近く前に
議論、一定の
方向性を出したということでございますけれども、先ほどの
北川委員からのタブレットの話と同様でございますので、また状況も変わる中でそうしたご指摘もあろうかと思いますので、
山内委員からの今の
政務活動費の前払いについても、新たに今
年度提起いただいたということで、今後の
委員会の中でまた来
年度に向けてどうするのかという話はしていただくように記録しておきたいと思います。ありがとうございます。
ほかにいかがですか。よろしいですか。
それでは、ないようでございますので、本日の協議についてはこれまでとさせていただきたいと思います。
事務局もないですね。
では、本日の結果については、次の本会議で
委員長報告をさせていただきたいと思いますが、その案文については
委員長にご一任いただきたいと思います。ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
69
◯委員長(
谷口典隆君) ありがとうございます。ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。
では、以上をもちまして、
議会改革特別委員会を閉じさせていただきます。お疲れさまでございました。ありがとうございました。
午前11時17分散会
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