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平成28年度決算特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2017-10-04

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  1. 彦根市議会 2017-10-04
    平成28年度決算特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2017-10-04


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時32分開議 ◯委員長西川正義君)   皆さん、おはようございます。  ただいまから決算特別委員会を開きます。  本日、山田委員から欠席届が提出されておりますので、報告いたします。  今期定例会に、本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております委員会審査事項のとおりであります。  最初に、審査に係る日程の件を議題といたします。  お諮りします。  委員長としましては、議案第77号、議案第78号および議案第81号の審査に当たりましては、本日から3日間を日程とし、本日は決算の全体説明および議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管に相当する部分を、明5日は議案第78号および議案第81号のうち市民産業建設常任委員会所管に相当する部分を、6日は議案第77号および議案第81号のうち福祉病院教育常任委員会所管に相当する部分の審査と付託議案に対する討論ならびに採決をお願いするという日程で進めたいと思います。このような日程でご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長西川正義君)   ご異議なしと認め、その日程で進めてまいりたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  それでは、審査に入ります前に、市長からご挨拶をお願いいたします。  市長。 3 ◯市長(大久保 貴君)   本日は、平成28年度の各会計の決算についてご審議をお願いするところですが、決算特別委員会の審議に先立ち、一言、ご挨拶を申し上げたいと思います。  本市の財政状況につきましては、歳入の根幹となる市税が、経済の穏やかな回復基調が続く中、雇用・所得環境が改善し、納税義務者も増加するなどしたため、個人市民税は若干の増収となるとともに、景気の回復に伴って、大手企業を中心に増益となったため、法人市民税も増収となったところです。固定資産税は、家屋を中心に、土地償却資産において微増となったため、市税全体では、平成27年度と比べ増収となりました。  また、小学校空調設備設置事業病院事業会計への繰出金の財源として、教育施設整備基金および福祉保健医療基金を取り崩したほか、財政調整基金を取り崩し、必要な歳入を確保したところです。  歳出面では、経常的な経費は増加しているものの、その幅を極力抑制するよう努め、効果や成果を重視しながら各種施策を展開いたしました。公債費については、平成27年度に繰上償還を行ったことから減少しましたものの、人件費や扶助費等の義務的経費が増加し、さらにJR稲枝改築整備事業認定こども園整備事業小学校空調設備設置事業消防指令施設整備事業等、大型の建設事業を実施したことから、総額では平成27年度と比べて増加いたしました。  このような状況下における平成28年度の本市の取り組みですが、強い彦根をつくるため、「温もりある福祉政策」、「人間性を育む教育政策」、「住めるまち・働けるまちへの産業経済政策」の三つの政策に重点を置きつつ、引き続き、総合計画に掲げる次の五つの分野にて各種施策を実施いたしました。  都市基盤や環境の分野におきましては、湖東圏域南部の玄関口として、JR稲枝駅舎改築に係る整備を進めましたほか、引き続き、彦根駅東地区の計画的な基盤整備を推進いたしました。また、市民生活から排出されます燃やすごみを適正に処理するため、ごみ焼却施設の点検および整備を行ったところです。さらに、市民の皆さんからのご意見を踏まえ、従来のごみ袋より一回り大きな指定ごみ袋の製造販売を行いました。  文化や文化財の分野では、特別史跡彦根城跡に追加指定されました中央町錦町に残る彦根城外堀関連遺構を適切に維持管理するために市有地化しましたほか、名勝玄宮楽々園整備基本計画に基づき、引き続き、玄宮園の池の護岸整備や楽々園の建造物の保存整備工事を行ったところです。  人権・福祉や安全の分野におきましては、外国人住民のニーズにさらにきめ細かく対応するため、新たに中国語通訳を設置いたしました。また、保健・医療の充実としまして、妊娠・出産から育児まで包括的に相談受け付けや支援を行う子育て世代包括支援センターの窓口を設置いたしました。
     生涯学習や産業の分野におきましては、彦根市立図書館が創設100周年を迎えましたことから、記念式典や各種講演会など、1年を通じて記念事業を実施したところです。また、魅力ある観光都市への取り組みとしまして、平成29年度に彦根城天守の完成から410年を迎えることから、平成28年度から平成29年度にかけまして、記念事業として国宝・彦根城築城410年祭を開催し、継続しております。  次世代育成や市民交流の分野におきましては、幼稚園の定員割れと保育所の待機児童の解消を図るため、平田こども園を新築いたしました。また、放課後児童クラブの運営では、入会希望者が増加していることに伴い、高宮小学校城北小学校に専用棟を改築いたしました。さらに、学校・園の施設整備につきましては、児童が教育を受けるための環境を整えるため、小学校6校に空調設備を設置いたしました。  以上の結果、平成28年度の歳出決算額は、一般会計で432億1,532万4,000円、特別会計では267億5,568万6,000円となりました。実質収支は、一般会計では5億6,291万8,000円で、特別会計では7億1,244万2,000万円となったところです。また、財政の健全性を判断するための四つの指標、これらはいずれも早期健全化基準を下回り、健全団体となっております。なお、これらの指標のうち実質公債費比率につきましては、前年度の8.0%を下回る7.9%となり、前年度比0.1ポイントの改善が図られたところです。  さらに、公営企業の経営状況を明らかにする資金不足比率につきましても、前年度に引き続き、公営企業における資金不足は発生しておりません。  今後の社会情勢の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善が続くと見込まれ、景気は穏やかな回復基調を維持していくと思われます。しかしながら、喫緊の課題である本庁舎耐震化整備事業はもとより、ごみ処理施設新設事業、新市民体育センター整備事業国民体育大会関連各種投資事業都市計画道路整備事業JR稲枝周辺整備事業など、大規模な投資的事業が今後も予定されているほか、新たな施設整備に伴う各施設のランニングコストの増加傾向もあり、経常経費につきまして、今後、その上昇幅を抑制することに努めていかなければならないと考えております。また、病院事業会計につきましても、経営改善計画を進める上で生じた資金不足について一般会計からの基準外繰出金で補てんしている状況で、今後の運営状況に注視する必要があります。こうしたことから、これらの財源をいかに確保していくかが、今後の財政運営上の大きな課題だと認識しております。  限られた財源の中で、大規模な投資的事業等を実施しなければならない厳しい状況下にあると思っておりますが、彦根市総合計画の基本構想のコンセプト「風格と魅力ある都市の創造」に向けて、受益と負担のバランスが適正なものとなりますよう、適時見直しを行うなど、可能な限り時代の要請に応えた施策を行っていく所存です。今後とも、何とぞよろしくお願い申し上げます。 4 ◯委員長西川正義君)   ありがとうございました。  この際、皆様にお願いいたします。  委員各位におかれましては、既に議案ならびに付属資料を十分お調べいただいていることと思いますが、発言の際には、それらの資料を再度ご確認の上、会議規則第108条の「発言は全て簡明にするものとして、議題外にわたりまたはその範囲を超えてはならない」という規定を遵守していただき、質疑はできるだけ簡明にお願いしたいと思います。同時に、議題外にわたるとか、その範囲を超えることのないようにお願いしたいと思います。  質疑につきましては、より多くの委員にご発言いただきたいと思いますので、お一人1回の質疑につき3問程度としていただき、それを超える場合は、他の委員の質疑後に再度ご発言いただきますよう、ご協力をお願いします。なお、3項目の選び方は、全く別の事業3点でも、一つの事業の中で3点でも構いません。  また、質疑に当たりましては、資料名とページ数をまず述べていただき、その上で質疑に入っていただきますようお願いいたします。  執行部の方におかれましては、質疑の内容をしっかり把握した上で、簡潔明瞭、的確な答弁に努められますようお願いいたします。  それでは、議案の審査に入りますが、この際、議案第77号、議案第78号および議案第81号の各議案を一括議題とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯委員長西川正義君)   ご異議なしと認め、議案第77号、議案第78号および議案第81号の各議案を一括議題とすることに決しました。  それでは、各位に配付しております審査事項に基づき、決算の全体説明および議案第81号平成28年度(2016年度)彦根市各会計歳入歳出決算につき認定を求めることについてのうち、企画総務消防常任委員会所管に相当する部分の審査に入ります。  審査の方法については、最初に「平成28年度(2016年度)主要な施策の成果、事務報告書および基金運用状況報告書」によって決算全般の説明を受けた後、平成28年度(2016年度)彦根市一般会計歳入歳出決算のうち、企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算の説明をいただき、これらに対する質疑を行います。  当局の説明を求めます。  財政課長。 6 ◯財政課長(杉本弘之君)〔決算全般の説明および議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕  議会事務局次長。 7 ◯議会事務局次長(山口和子さん)〔議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕 8 ◯委員長西川正義君)   総務部次長選挙管理委員会事務局長。 9 ◯総務部次長選挙管理委員会事務局長(廣瀬 淳君)〔議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕 10 ◯委員長西川正義君)   企画振興部次長。 11 ◯企画振興部次長(野崎孝志君)〔議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕 12 ◯委員長西川正義君)   出納室長。 13 ◯出納室長(北村典彦君)〔議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕 14 ◯委員長西川正義君)   監査委員事務局長。 15 ◯監査委員事務局長(田中一朗君)〔議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕 16 ◯委員長西川正義君)   消防本部次長。 17 ◯消防本部次長(廣瀬清順君)〔議案第81号のうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する決算について提案説明〕 18 ◯委員長西川正義君)   ありがとうございました。  暫時休憩いたします。                                 午前10時56分休憩                                 午前11時05分再開 19 ◯委員長西川正義君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、ご説明いただきました決算全般にわたる質疑および平成28年度(2016年度)彦根市各会計歳入歳出決算のうち所管部分についての質疑に入ります。  どの所管にも属さない、決算全体にわたる質疑につきましては本日のみとさせていただき、明日、明後日は各所管に相当する質疑とさせていただきますので、ご注意いただきますようお願いいたします。  質疑はありませんか。  夏川委員。 20 ◯委員(夏川嘉一郎君)   消防の関係について質疑します。決算書の306ページから309ページです。具体的には、付属資料の164ページです。不用額が非常に多い。その要因は時間外手当、被服の入札残、資機材に係る消耗品の購入が見込みよりも少なかったなどと書いてありますが、そもそも十分考えて当初予算を立てたはずだと思うのです。不用額が多かったのは、書いてある理由だけではなく、活動が低調だったのではないかと考えるので伺いたい。  それから、付属資料の同じところに、劣化診断委託資料と書いてあるのですが、これは何か。  それから、水防について決算書にも余り書いていない。水防にこそ力を入れるべきなのに、なぜ力を入れなかったのか。集中豪雨がいつ何時、どこに来るかわからない時代になりつつあるのに、非常に軽く考えているのではないか。消防全般の活動において、水防施策をなぜやらなかったのか。  この3点を聞きたいと思います。 21 ◯委員長西川正義君)   消防総務課長。 22 ◯消防総務課長(谷澤幸治君)   まず、1点目の不用額が多かったという点ですが、彦根市各会計歳入歳出決算書付属資料の164ページをごらんになってご質疑いただいたと思います。同じような内容が、同じ資料の119ページにもありますので、説明させていただきたいと思います。不用額が多くなった要因の一つとして、予算の見積もりが多かったのではないかという指摘がありました。予算の見積もりに際しましては、昨年度の決算状況を踏まえて予算を見てきたつもりです。119ページに書いておりますが、1番目が消耗品費、最後が医薬材料費となっております。消耗品費は2,315万1,000円に対し支出済額が2,265万4,000円となっていますが、去年の予算・決算の状況を見ております。特に今回は燃料費と光熱水費の不用額が多くなっています。燃料費は予算額509万円2,000円に対し支出済額が399万1,000円と、110万円の不用額が出ていますが、昨年の予算が543万円で、決算額は428万5,000円でしたので、昨年の予算が多かったので今年の予算は減らしています。しかしながら、ガソリン代の単価が減ったため、支出済額が下がりました。光熱水費は1,398万7,000円の予算に対して支出済額が1,263万4,000円と、ここでも約135万円の不用額が出ていますが、昨年度の予算が1,539万6,000円で、決算が1,302万8,000円という状況を踏まえて、今年の予算は減額したのですが、トータルで325万円の不用額が出てきたところです。このあたりが主な要因となっており、決して過大な予算見積もりをしていたわけではないと申し上げておきたいと思います。さらに、経費の節減を十分に図ったことで不用額が多くなったところです。また、入札残なども出ておりますので、そこらは不用額として計上しております。ご理解いただきたいと思います。  2点目の劣化診断につきましては、公共施設等総合管理計画の個別計画を策定するために必要な庁舎の劣化診断を順次進めていくことになっており、平成28年度に実施しましたのは犬上分署の劣化診断であったと記憶しております。  3点目の水防に力を入れなかったのかというご質疑ですが、決算書308ページに計上しております水防費は、消防団員が水防団員を兼ねている関係で、彦根市の総合防災訓練へ出場した際の費用弁償に当たるものです。その金額が決算額として41万8,600円となったものです。近年、災害が増えているけれども、水防に力を入れてこなかったのかという点については、予算の計上の仕方が、常備消防費は職員に係る経費、非常備消防費は消防団に係る経費、水防費は総合防災訓練に係る経費となっておりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。 23 ◯委員長西川正義君)   夏川委員。 24 ◯委員(夏川嘉一郎君)   1点目の質疑については、ガソリン代などで不用額が増えたというのはよくわかったのですが、途中で、かなりの不用額が生じると思ったら、訓練を徹底するなど活動内容をより充実させるといった途中修正はやらないものなのか。この機会に、より活動を活発にしようというような途中修正はできないのか。  水防についてはわかりました。  あとのことは理解しましたので、1点だけよろしくお願いします。 25 ◯委員長西川正義君)   消防総務課長。 26 ◯消防総務課長(谷澤幸治君)   予算・決算につきましては、それぞれの項目ごとに寄せ集めると不用額が大きくなってしまいます。今後、大きな不用額が出る場合には補正に努める等の対応をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 27 ◯委員長西川正義君)   馬場委員。 28 ◯委員(馬場和子さん)   種々ご説明いただき、ありがとうございました。  1点目は、決算書109ページです。婚活支援事業についてですが、広域で取り組まれています。補助団体が2団体で3回、約10万円の補助金が出ています。106人が参加され、12組がカップルになられたという報告がありますが、この数字に対する見解をお伺いしたいと思います。  それから、同じページで、移住促進事業についてです。移住を希望される方のうち、新築や住宅改修をされる方に補助を設けられましたが、平成28年度の住宅取得補助金の補助件数が0件となっています。このことにどのようなお考えを持っておられるのかをお伺いしたいと思います。  もう1点は、107ページ、美しいひこね創造活動です。当初は登録者5,000人を目標とされていて、活動されていない方は外していき、現在のところは3,668人です。事業成果としてどのような感触をお持ちなのか、お伺いしたいと思います。  その3点でお願いします。 29 ◯委員長西川正義君)   企画課長。 30 ◯企画課長(山岸将郎君)   婚活支援事業に関して、昨年度の数字についてです。昨年度は3回事業を行いました。昨年度は広域ではやっていませんが、100名強の参加があり、12組のカップル成立でした。カップルができる、できないというよりは、出会いの機会の提供が主なものでしたので、昨年度はその後の調査もしておりません。婚姻に至られたかどうかも把握しておりません。今年はその後の調査もして、アンケート等も含め、事業効果については検証していきたいと思っています。  それから、2点目の平成28年度の住宅取得に関して補助件数が0件であったことについての見解です。住宅取得に関しては多額の費用がかかりますので、取得までに時間がかかります。住宅取得に関する相談は17件ありましたが、なかなか実を結ばなかった。今年度は、昨年度から相談を受けていた方が1名申請されましたので、それなりに効果が出てくるのではないかと考えております。 31 ◯委員長西川正義君)   まちづくり推進室長。 32 ◯まちづくり推進室長(松宮智之君)   3点目の美しいひこね創造事業ですが、平成28年度の参加登録者数は3,668名で、平成27年度と比べますと230名ほど増えております。彦の交付状況も、交付枚数が3万5,000枚を超えており、約2,000枚増えている状況ですので、一定の効果はあったものと考えております。 33 ◯委員長西川正義君)   馬場委員。 34 ◯委員(馬場和子さん)   まず、婚活イベントの答弁をいただきました。平成28年度はその後の追跡ができていなかったという答弁がありました。出会いの機会を提供されることは非常に意義のある事業だと思いますので、市として積極的にかかわっていただきたい。民間でもされていますが、人口減少をストップするためにもかかわっていただきたい。今後、市としてかかわっていくことも含めて、今年のかかわりはどのようなものであったのか、またどのように啓発されたのか、教えていただきたいと思います。  移住促進についてですが、住宅取得に関して17件の相談があったとの答弁でした。どのような広報をやられたのか、また移住コンシェルジュについてもお願いしたいと思います。  それから、美しい彦根創造事業についてですが、昨年より230名増えたとのことでした。一旦は減りましたけれども、また徐々に増えています。地道に活動されている方に彦を交付して、活動を活発化させていただきたいと思います。決算書に上がっている消耗品費、印刷製本費について詳しくお聞かせいただきたいと思います。  以上、3点お願いします。 35 ◯委員長西川正義君)   企画課長。 36 ◯企画課長(山岸将郎君)   まず、今年度の婚活事業へのかかわりですが、先ほど議員がおっしゃられたように、広域で事業を進めております。1市4町での取り組みとしており、5月22日に担当者会議を開催し、今年度の委託事業者を決めるための大枠の事業内容等の協議をしました。その結果を踏まえ、7月の後半から一般公募を行い、8月21日にプロポーザルを行い、業者を決定しました。業者は市のホームページでも公表しております。現在は業者や各町と連携しながら、婚活パーティの準備を進めており、10月22日の甲良町でのイベントを皮切りに、11月18日、11月26日、12月16日、2月18日と、順次、彦根市、多賀町、豊郷町、愛荘町でイベントをする予定です。先ほど言いましたように、今年度は後追い調査を仕様に入れまして、3カ月後の参加者の動向を捕まえたいと考えております。  それから、移住啓発についてですが、移住に関するホームページ等で補助要綱やチラシ等を掲載し、PRをしております。また、首都圏等での移住フェアにチラシ等を置かせていただき、担当職員が参加して広報を行っております。移住コンシェルジュにつきましては、地域おこし協力隊の方1名に来ていただいているのですが、窓口での相談業務に当たったり、個人のSNSで移住を紹介したり、彦根のPR等をしていただいております。 37 ◯委員長西川正義君)   まちづくり推進室長。 38 ◯まちづくり推進室長(松宮智之君)   3点目の美しいひこね創造事業の消耗品と印刷製本費についてです。まず、消耗品は、参加者に交付しました彦と交換するエコバッグを510個、ごみ袋、バスの乗車券が主なものです。印刷製本費は、地域通貨「彦」そのものの印刷で4万枚、約19万4,000円、活動報告書が4,400枚、約4万5,000円が主なものです。 39 ◯委員長西川正義君)   企画課長。 40 ◯企画課長(山岸将郎君)   婚活のPRについて答弁ができていませんでした。  婚活のPRにつきましては、業者のホームページ、市のホームページ、「チェキポン」や「こんきくらぶ」といった情報誌、「広報ひこね」でこれから掲載する予定です。 41 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  野村委員。 42 ◯委員(野村博雄君)   主要な施策の成果の事務報告書および基金運用状況報告書の57ページです。(3)広島・長崎原爆展の開催のエの入場者数ですが、的確な質疑をするためには的確な数値が必要だと思いますし、費用対効果を見るときに非常に重要な数値だと思うのです。市役所に寄せていただいたときには、原爆展を見ていたのですが、記帳をしたり、常駐でどなたかがいらっしゃったりしたわけではないと思うのです。約1,800人の算定根拠について確認させていただきたいと思います。 43 ◯委員長西川正義君)   総務課長。 44 ◯総務課長(速田智之君)   広島・長崎原爆展の入場者数の算定根拠ですが、誰かがいて、きちんとカウントしているわけではありません。今年ですと、1階の総合案内の方にお願いして、大体の1日の来場者数を報告していただいています。それから、原爆展は本庁舎1階のロビーと市立図書館の方でも開催しておりますので、市立図書館にもお願いして、大体の来場者数を報告いただいて、それを集計したのが平成28年度の約1,800人です。 45 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  辻委員。 46 ◯委員(辻 真理子さん)   たばこ税についてお聞きしたいと思います。決算書の17ページです。付属資料にはありません。何年も気がかりでしたが、たばこ税について質疑をしたことがなかったので、どのような認識なのかをお聞きしたいと思います。17ページにある資料によりますと、平成28年度の彦根市の歳入におきましては、たばこ税の収入額は8億893万5,026円となっています。歳入全体の2%を占め、貴重な財源と言われてきました。概念として、私も貴重な財源だと思っていたのですが、本当にたばこ税は貴重な財源という認識をしていていいのかをお聞きしたいと思っています。たばこの煙に含まれる有害物質について明らかになっており、健康被害が大きく、本人が吸う主流煙と周りにいる方が吸う副流煙ともに、ニコチン、タール、一酸化炭素などが体に入っていきます。最近では、本人が吸う主流煙より、むしろ副流煙の方が被害が大きいということがわかってきて、神奈川県や兵庫県では受動喫煙防止条例が制定され、東京都の小池知事も「受動喫煙防止条例を制定していきたい」と取り組んでいらっしゃるところです。決算書から見るたばこ税の現状と今後について、以下、3点お伺いしたいと思います。  1点目は、彦根市の最近のたばこ税の推移とたばこの販売数の推移についてお伺いしたいと思います。3年ぐらいでいいと思いますので、一体どのように推移しているかをお聞きしたい。  2点目は、たばこの税率についてお伺いしたいと思います。たばこを吸ってらっしゃる方が、よくこんなことをおっしゃいます。「自分たちが買っているたばこの税金は地元の自治体に入ってくるから、むしろ感謝していただきたい」。年間、彦根市に入ってくるたばこ税8億円に対して貢献しているということをおっしゃる方もいます。しかし、よくよく考えて調べてみますと、たばこ税はそうではないことがわかってきます。行政はたばこの税率についてどのように理解していらっしゃるのかをお聞きしたいと思います。  3点目は、恒久的にたばこ税が入ってくるという認識をしておられるのか。私は、将来的にはどんどん減少していき、最後にはゼロに近いものになるのだろうと思っているのです。それが10年先か、20年先かはわかりませんが、いつまでもあるもの、貴重な財源だというような認識ではいけないのではないか。  この3点について、行政側はどのような見解を持っておられるのか、お聞きしたいと思います。 47 ◯委員長西川正義君)   税務課長。 48 ◯税務課長(牛澤史幸君)   まず、1点目のたばこ税の3年ほどの推移についてお答えいたします。手元にあります市の税務課でつくっております市税概要という資料からしますと、平成25年度のたばこ税の賦課状況は8億5,000万円程度、平成26年度は8億2,000万円程度、平成27年度は8億1,050万円程度となっております。  2点目の歳入の2%を占める貴重な財源に関してですが、おっしゃられますように、ここ20年ほどで、たばこの本数は減少傾向にあります。税務としましては、市民税、固定資産税、都市計画税に次ぐ税収を占める税目となっていますので、貴重な財源という認識はしております。受動喫煙の害についても認識していますが、関連団体が分煙の取り組みをされていますので、税収を確保しながらも、一方では健康に対する配慮も考えながら取り組みを進めていきたいと考えております。  3点目の恒久的に入ってくるという認識についてですが、健康志向の高まりにより減少傾向なのは確かで、国の方でもたばこ税について検討されているところです。将来的にゼロになるかどうかはわかりませんが、税については注視していきたいと思いますし、税源といった面でも注目していきたいと考えています。 49 ◯委員長西川正義君)   辻委員。 50 ◯委員(辻 真理子さん)   本数の推移についてのお答えがなかったと思いますが、20年くらいで約半分になったと言われたのは正しいと思います。皆さんもそうかもわかりませんが、私の家族の中にたばこを吸う者がおりまして、約30年間吸っていると思います。最近10年間、禁煙に取り組んだのですけれども、どうやっても禁煙できない。ニコチンが体にあって、麻薬まではいきませんけれども、習慣性があって、どうしても禁煙できない人もいます。たばこの被害をこうむっている人もいます。社会の中では、たばこを吸わないようにという運動もしているのですけれども、一方、財務省ではたばこ税を確保しようとしていますし、厚生労働省ではたばこを吸わないようにしようと言っています。縦割り行政の中で、お互いに違うことをやっているという問題があります。  私が調べましたところ、たばこの販売実績は、平成8年度には3,483億本、平成28年には1,680億本、つまり20年間で半分に減ったのです。いろいろな社会的な広報によって、それぞれが健康被害を負っていることに気づき、半分になったにもかかわらず、この3年間でも、たばこ税額はほとんど変わっていない。それはどういうことかと言うと、4回にわたって、たばこ税を増額しているからです。前は220円ぐらいだったものが440円と、2倍になっているので、たばこ税額は減っていない。今吸っている方が高齢者になったときにはまだ吸っているかもしれませんが、今の子どもたちはいろいろと教育を受けていますので吸わないとしますと、半分の人口になったら、税率を2倍にしないといけない。1箱が1,000円ぐらいになってもたばこを吸う人がいるかどうかはわかりませんが、そういう事態になっているのが現状です。  私は、この8億円の税収について、今後はあるかどうかわからないということを行政は自覚しているかどうかを聞いたのです。国から来るものだからありがたいと思っているのか、いや、そうは思っていないのかをお聞きしたいと思います。
    51 ◯委員長西川正義君)   市として答えられますか。  辻委員。 52 ◯委員(辻 真理子さん)   たばこの税率についてはお答えいただいていません。たばこが1箱440円としますと、どのように税率が分かれているかをお答えいただけますか。 53 ◯委員長西川正義君)   税務課長。 54 ◯税務課長(牛澤史幸君)   たばこ1箱が440円の場合の税負担ですが、内訳としましては、国のたばこ税が106.04円、地方たばこ税が122.44円、そのうち道府県たばこ税が17.20円、市町村のたばこ税が105.24円、たばこ特別税が16.40円、消費税が32.59円で、たばこの税負担としましては440円のうち277.47円、63.1%の税負担となっております。 55 ◯委員長西川正義君)   辻委員。 56 ◯委員(辻 真理子さん)   たばこ税はほとんどが地方自治体に落ちているという昔からの概念があって、「たばこは地元で買って」と思ってきたと思うのです。お答えいただきましたように、国のたばこ税が24.1%、地方たばこ税は122.44円なのですが、県に3.9%落ちて、結局、市町村には23.9%しか落ちてこない。この23.9%が約8億円という金額なのです。概念として、地方に落ちてくるから貴重な財源だという認識が間違っていることに気がついたのです。皆様方もそういう概念でなければ、入ってくるから貴重な財源だと言いながらも、市町村に落ちてくるのは23.9%しかないという自覚が必要なのです。効果はそれほどでもない。国には24.1%行っていて、特別税3.7%と消費税7.4%で、1箱440円のうち63.1%が税金なのです。1箱吸うときに、ほとんど税金を払っているのだと認識することが必要だと思ったのです。  たばこ税の行方なのですが、皆様方は市町村の事業にたばこ税が使われていると認識してきたわけです。23.9%は使われていますが、国に行く分は何に使われているかというと、資料にあるのでわかると思いますが、旧国鉄の借金の返済に充てられているのです。旧国鉄が民営化されてJRになったときに、それまであった莫大な借金を国が背負っていかなければならなくなり、たばこ税が充てられるようになったというのが現状なのです。たばこ税への認識を変えなければならないと思っていますが、税務の方はよく調べて、認識されているのか。見解を聞きたいと思います。 57 ◯委員長西川正義君)   暫時休憩します。                                 午前11時43分休憩                                 午前11時45分再開 58 ◯委員長西川正義君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかにございませんか。  中野委員。 59 ◯委員(中野正剛君)   決算書の17ページ、付属資料の1ページと19ページになると思います。3点お願いします。  まず、1点目、個人市民税ですが、収入未済額が年々減少しています。いい方向に向かっていると思うのですが、執行停止の金額がいきなり増えている。この理由を教えていただきたい。  それから、2点目、同じ個人市民税で、付属資料19ページ、不納欠損の理由の3番目に出国があり、22件で101万円。出国されると回収はあきらめないといけないのかと思っていますが、見解を教えていただきたい。  それから、3点目、法人市民税で、昨年の収入率が44%と高率なのに、今年は20%を切っています。回収ができにくくなっているのか。  この3点を教えていただきたいと思います。 60 ◯委員長西川正義君)   納税課長。 61 ◯納税課長(辰巳 正君)   まず、1点目、執行停止につきましては、生活保護を受給されている、財産がない、所在不明などで滞納処分ができない場合、法に基づき滞納処分を執行停止しているものです。なぜ増えたかという点については、厳密に滞納整理をした結果だと認識しております。  2点目の出国についてですが、出国されたかどうかの確認は、転出先自治体へ照会したり、入国管理局へ照会したりして把握しております。滞納したまま出国されますと、正直なところ、手の打ちようがありません。金融機関に調査を行って預貯金等が見つかったり、勤務先に未払いの給与が残っている場合もありますので、財産調査をきちんと行うようにしています。しかし、調査しても財産が判明しない場合は、執行停止を行い、不納欠損となっております。  3点目の法人市民税ですが、現年度の収入率は99.96%であるのに対し、滞納繰越分の収入率がかなり低くなっております。低い理由としましては、委員からもご指摘がありましたように、徴収困難なものばかりが滞納繰り越しされているからです。徴収困難の理由としましては、経営不振により競売中であるとか、競売事件が終わっても配当がなく税債権が残っているとか、法人登記が閉鎖されずに休業しているとか、会社の実態がつかめないものなどです。事業を続けておられても滞納される法人というのは、経営が思わしくないところばかりです。しかし、分納していただくなど、さらなる債権回収に努めていきたいと考えております。 62 ◯委員長西川正義君)   中野委員。 63 ◯委員(中野正剛君)   わかりました。  2点目です。彦根でもこれからは外国人の方が増えてきて、執行停止になる金額がさらに増えてくるのではないかと思うのですが、何か手を考えておられるのでしょうか。 64 ◯委員長西川正義君)   納税課長。 65 ◯納税課長(辰巳 正君)   出国される滞納者は外国人の方が多いのですが、製造業の事業所で派遣労働者として雇用契約されている方は、多くの場合、所得が多くありません。振込口座にも余りお金を残されておりません。外国人労働者の多くの方は真面目にきちんと納税されていますが、他方、滞納していることを余り深刻に受けとめておられない方もいますので、滞納となったときはできるだけ早期に対応して、納税意欲を喚起し、出国による不納欠損処分を防ぐよう努めていきたいと考えております。 66 ◯委員長西川正義君)   中野委員。 67 ◯委員(中野正剛君)   わかりました。よろしくお願いします。 68 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  安藤委員。 69 ◯委員(安藤 博君)   それでは、3点お願いいたします。  まず、主要な施策の成果の4ページ、自主財源と依存財源の関係です。中野委員の言われた市税の部分とも関連してくるのですが、平成27年度、平成28年度の構成比で、平成28年度は0.9ポイント下がっています。自主財源が減って、依存財源が増えているという結果になっています。特に繰り入れが非常に多くなっていることと、繰越金が少ないという見方ができるのですが、0.9ポイント落ち込んだ大きな要因についてお聞かせいただきたい。  それから、決算書の127ページ、危機管理費です。平成28年度当初予算時には、災害備蓄物資保管委託料、城南小学校の防災備蓄倉庫設置、避難誘導標識修繕工事ということで、危機管理について新規や拡充とのご説明をされています。この備考欄の金額では読み取れませんので、かかった経費についてお教えいただきたい。  それから、決算書の141ページ、参議院議員選挙費です。選挙執行経費では、既に市長選挙もありましたので、彦根市内の東西南北に期日前投票所を設け、棄権のない環境をつくっていきたいと答弁をされています。滋賀県立大学に期日前投票所が設置されましたが、実際の案内誘導では、参議院議員選挙のときはどこに行けばいいのかわからなかった。市長選挙のときは若干改善されていましたが、かなり奥まったところにありますのでわかりにくい。滋賀県立大学に期日前投票所を設置するということで、当初予算で106万5,000円の予算計上がされていますが、どれぐらいの経費がかかったのか。平成28年度は参議院議員選挙だけだったと思うのですが、実際に滋賀県立大学の期日前投票所に足を運ばれた人数がわかればお教えいただきたいと思います。  以上3点、よろしくお願いします。 70 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 71 ◯財政課長(杉本弘之君)   まず、自主財源が下がった主な要因についてです。自主財源につきましては、市税等の確保に努めているところですが、平成27年度、平成28年度の比較でいいますと、繰越金が9億7,575万円減っているのが一番大きなところです。 72 ◯委員長西川正義君)   危機管理室長。 73 ◯危機管理室長(近藤弘明君)   年度当初にご説明しておりました災害に関する経費として、防災倉庫の使用料、城南小学校の防災倉庫の設置、避難誘導標識等についての内容をお伝えいたします。  災害備蓄物資の保管につきましては、計画どおり、今年度の予定数量、主にトイレと毛布を納入して、保管していただいている状況です。当初予算では4月1日からとなっておりましたが、契約等の関係があり、7月1日から予定数量を備蓄しております。  次に、災害用備蓄物資の保管委託料につきましては、決算書の127ページの備考欄の下から四つ目、使用料及び賃借料に入っております。決算額としまして、予算は140万円程度を計上しておりましたが、4月からではなく7月からの契約となりましたので、支出済額は約110万円となっております。  続きまして、避難所の案内標識の設置ですが、一つは手数料に入っておりまして、昨年度は平田小学校の前の避難場所という標識を設置し、手数料は24万円程度でした。もう一つ、避難場所の誘導標識の修繕にあわせた看板のかけ替え工事で、工事費の方に入っております。予定どおり、看板の修繕6基、標識の塗り替え設置6枚を施工しております。契約額は約480万円で執行されました。  それから、城南小学校の防災倉庫ですが、学校との調整がありましたので、設置時期は平成29年の春休み期間中に工事をしております。工事費の中で施工しており、契約額は約130万円で、予定どおり施工しております。備蓄物資はクラッカー、毛布などを入れています。 74 ◯委員長西川正義君)   選挙管理委員会事務局長。 75 ◯選挙管理委員会事務局長(廣瀬 淳君)   参議院議員選挙費の県立大学にかかった経費と投票者数ですが、期日前投票全体で、シルバー人材センターの方に約178万円で委託しております。そのうち県立大学で従事いただいた分が個々の経費となり、参議院議員選挙のときに初めて期日前投票をしましたので、インターネット回線を引き込んだ経費が20、30万円だったと思うのですが、その分が県立大学にかかった経費となります。正確な数字は持ち合わせておりません。申しわけありません。  期日前投票所は3日間開設したのですが、参議院議員選挙のときは、トータルで126名の方が投票に来られました。 76 ◯委員長西川正義君)   安藤委員。 77 ◯委員(安藤 博君)   自主財源の方は、構成比を見てみると、繰越金が増えたというのはわかるのです。繰越金が増えた主な理由についてお教えいただきたい。  危機管理費については、災害用備蓄倉庫の委託料なのですが、簡易トイレであれば96台、毛布は1,000枚なのか、その枚数がわかればお教えいただきたい。  県立大学の期日前投票所について、この春の市長選挙も見ないと一概には言い切れないと思うのですが、費用対効果があったのかどうかはしっかりと検証していただきたい。合算なので、金額がわからないというのは結構なのですが、次年度の予算立てのときに、今年の市長選挙も含め、衆議院議員選挙もありますので、平成30年度の予算で留意していただきたい。126名程度で本当にいいのか。選挙管理委員会で啓発活動をやって、投票者を増やしていくというご答弁からすると、矛盾を感じてしまいます。私の意見として申し上げておきますので、よろしくお願いします。  2点、よろしくお願いします。 78 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 79 ◯財政課長(杉本弘之君)   先ほどの自主財源の構成比が減ったというところで、依存財源の方で、市債が8億9,476万4,000円増えていますので、自主財源と依存財源の入り繰りで構成比のポイントが変わったということをつけ加えさせていただきます。  それから、繰越金は減っています。これは平成27年度から平成28年度への繰越金で、平成27年度決算の繰越金は約10億円なのですが、どのような要因でこの額になったのかという資料を持ち合わせておりません。平成27年度決算において、歳入と歳出の予算に対する執行等の関係で、それだけの余剰金、繰越金が出たということです。 80 ◯委員長西川正義君)   危機管理室長。 81 ◯危機管理室長(近藤弘明君)   実質の保管台数ですが、正確な数字は覚えておりません。申しわけありません。96台というのが、全ての保管台数ではなく、約半数です。毛布は400箱ぐらいを納入しているところです。 82 ◯委員長西川正義君)   安藤委員。 83 ◯委員(安藤 博君)   わかりました。  ただ、平成28年度の主要事業で拡充あるいは新規でやっている以上は、決算審査のときに資料を持ち込んでいただきたい。委員長にも申し上げておきたいと思います。資料を持ち合わせていないということで、答弁は結構です。 84 ◯委員長西川正義君)   暫時休憩いたします。                                 午後0時06分休憩                                 午後1時09分再開 85 ◯委員長西川正義君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  午前中に、安藤委員から備蓄に関する質疑があり、それに関連して、危機管理室長から答弁の申し出がありましたので、これを許します。  危機管理室長。 86 ◯危機管理室長(近藤弘明君)   午前中の安藤委員からのご質疑の災害用備蓄物資の保管委託料の平成28年度末の倉庫への備蓄数量が正しくお答えできませんでしたので、この場でお答えしたいと思います。  簡易トイレは36台、毛布は347箱(10枚入り)になっております。よろしくお願いいたします。 87 ◯委員長西川正義君)   その他、質疑はありませんか。  馬場委員。 88 ◯委員(馬場和子さん)   決算書129ページの中段に、熊本地震被災地支援事業ということで214万2,363円計上されています。この中で、被災地支援寄附金100万円はわかるのですが、どのような支援をされたのか。体制や派遣の詳細をお示しいただきたいと思います。  2点目は、同じく99ページです。各定例会等で報告案件としてよく出てきますが、いろんな交通事故が発生していることを受けて、一番下の段に、安全運転研修負担金という費用が上がっています。研修対象者は全員で、期間を決めて、集中的に研修されているとのことですが、研修内容と研修の効果について費用対効果の面でお教えいただきたいと思います。  もう1点は、同じページで、地域おこし企業人交流プログラム負担金336万604円が計上されています。来ていただいた方の賃金あるいは報酬というくくりだと思うのですが、果たされた役割についてどのような感触をお持ちなのかをお聞かせいただきたい。  以上、3点お願いします。 89 ◯委員長西川正義君)   危機管理室長。 90 ◯危機管理室長(近藤弘明君)   決算書129ページの備考欄の熊本地震被災地支援事業についてご説明いたします。  寄附金といいますのは、100万円と書いてありますとおり、災害見舞金ということで、熊本県に現金でお渡しいたしました。そのほかの支援としましては、人的支援として、職員の派遣が合計で9回、11名、延べ62日派遣しました。内容は、被災宅地の危険度判定士、被災建築物の応急危険度判定士、保健師、家屋被害認定支援業務、役場の窓口支援業務、そのほか家屋の被害の認定調査の二次調査に出務させていただいております。それ以外にかかった費用は、備品としてメジャー、下げ振りなど現地の家屋の調査に必要な機材、カメラなどを購入させていただきました。使用料及び賃借料は、現地で借りたレンタカーの使用料です。燃料費は、そのレンタカーの燃料代です。消耗品・備蓄品は、派遣した職員に必要な備品や器具等を購入したものです。災害見舞金を渡す際には、市長の代理ということで、メッセージを持ったひこにゃんにも同席していただきました。 91 ◯委員長西川正義君)   人事課長。 92 ◯人事課長(北村 清君)   まず、2点目の交通安全研修の関係のご質疑にお答えします。研修内容とその効果ですが、昨年9月定例会でお認めいただいて、昨年12月21日から22日までの宿泊を伴う交通安全指導員11名の研修を、鈴鹿サーキットの教育センターで行いました。従前から、各職場には交通安全推進員という職員を配置し、職場内での研修を行ってきたのですが、交通事故がなかなか減らないので、昨年、こういう取り組みをしたところです。この研修を受講した11名の職員は、基本的には課長補佐級以上の職員に行っていただいているのですが、安全運転知識の習得と安全技術の向上が図れ、研修後に開催した交通安全指導員の会議においても、今後の交通安全対策に関するさまざまな意見を出してもらえました。年末で、なかなか予約がとれなかったので、今年に入りまして、指導員会議も開催しています。今年度に入り、その11名には交通安全管理委員会にも入っていただくなど、さまざまな形で技術的な指導と事故自体の分析もやっていただいています。派遣したのが11名で、各部局に1名いるか・いないかという状況ですが、交通安全意識を高める、あるいは運転技術指導を高めるという点で効果があったと判断しております。  それから、3点目の地域おこし企業人交流プログラムの負担金の関係です。これは総務省の事業ですが、三大都市圏の企業から地方圏への人の流れの創出を目的とした事業で、昨年9月から、吉本興業から1名、彦根市に派遣いただいております。具体的には、410年祭の業務を担当していただいています。年度途中から今年度にかけて、410年祭に携わっていただいております。もともとの業務を生かした形で、その力を発揮いただいているものと考えております。 93 ◯委員長西川正義君)   馬場委員。 94 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございました。  熊本地震被災地支援事業につきましては、詳細をお知らせいただき、ありがとうございました。答弁にありましたように、各部署にわたって派遣されたことも理解したところです。危険度判定といった業務もされたということで、資格の必要な方に行っていただいたと思います。もちろん支援事業として行っていただいていますが、そういう資格を持っている人に行っていただくことはとても大事なことだと思います。被災地での現状もつぶさに見られたと思いますので、持って帰って、いろんなところで役立てることが二次的な効果になると思います。よろしくお願いしたいと思います。  2点目の安全運転研修についてです。今言ったことと同じようなことになりますが、受講された方が、持って帰って、市の中で広げることによって、2倍にも、3倍にも効果が増幅すると思います。全職員対象とうたわれていて、その中の11人が行かれましたので、ぜひとも波及効果というか、相乗効果を目指して進めていただきたいと思います。負担金については理解いたしました。  3点目の地域おこし企業人交流プログラム負担金ですが、吉本興業から1名来ていただいています。今までとは違う視点を持っておられる方だと思いますので、彦根市に埋没してしまうことなく、新たな視点を発揮していただくことが大事だと思います。具体的には、410年祭で何をされていたのですか、お尋ねします。 95 ◯委員長西川正義君)   彦根城築城410年祭推進室長。 96 ◯彦根城築城410年祭推進室長(橋本邦彦君)   410年祭で各イベントを計画しているのですが、この職員には計画の立案や関係者との調整、広報戦略、PRなどを担当していただいております。 97 ◯委員長西川正義君)   馬場委員。 98 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。PRという答弁をいただきました。市職員とは違う新たな発想というか、視点を持っておられます。わざわざ企業人交流プログラムとして来ていただいているということは、その企業が持っておられるいろんなノウハウを彦根市に持ってくるところに費用をお支払いしているところがありますので、活躍していただくことを期待したいと思います。気づきの点なども共有していただきたいと思っておりますので、見解があればお願いします。 99 ◯委員長西川正義君)   企画振興部参事。 100 ◯企画振興部参事(辰巳 清君)   企業人交流プログラムで担当してもらっている業務内容についてです。彦根城築城410年祭推進室長から答弁しましたように、全般的な仕事もしていただいていますが、それならば彦根市の行政職員でもできるのではないかというご指摘もあろうかと思います。この方は吉本興業の関係で、全国を飛び回っておられますので、ネットワークをお持ちです。そういうこともありまして、先ほどの広報宣伝では、各社を回って、吉本興業でのノウハウを生かしていただいているというのが一番の強みです。 101 ◯委員長西川正義君)   馬場委員。 102 ◯委員(馬場和子さん)   わかりました。結構です。 103 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  中野委員。 104 ◯委員(中野正剛君)   3点お願いします。  決算書の17ページ、固定資産税なのですが、滞納繰越分の収入率が去年と比べて大分上がっていると思うのです。それと、19ページの都市計画税。こちらも滞納繰越分の収入率が25%と上がっています。滞納の回収ですから大変だと思うのですが、何か手を打たれたのか。それとも、景気がよくなってきたから、自然とこのくらいの数字になってきたのか。教えていただきたい。
     それと、決算書の103ページ、財産管理費です。11番の光熱水費の不用額が638万円程度出ています。支出を見ると、去年よりも少し下がっている。エネルギー代が下がっているので理解はできるのですが、何かを見込んで予算を上げられたのか、教えていただきたい。  以上、3点お願いします。 105 ◯委員長西川正義君)   納税課長。 106 ◯納税課長(辰巳 正君)   固定資産税の滞納繰越分の徴収率アップですが、特に理由はありません。平成28年度に取り組んだ新しい取り組みとしては、インターネット公売が挙げられます。平成28年度は不動産の公売を3回行いました。インターネットによる公売の実施は、「広報ひこね」でもお知らせしているところです。公売の結果ですが、1回目に土地1筆をかけると、入札者が多数ありまして、無事売却できました。この土地は平成27年度に通常の会場公売によって行ったのですが、入札者がなく、不調に終わっていました。インターネット公売することにより売却できました。続く、2回目、3回目は、公売公告は行ったのですが、残念ながら、いずれも不調に終わっています。インターネット公売を行うことで必ずしも売却できるものではありませんが、より多くの方の目に触れ、関心を持っていただけます。有効な方法ですので、今後も引き続き実施していきたいと考えております。 107 ◯委員長西川正義君)   公有財産管理課長。 108 ◯公有財産管理課長(林 達也君)   光熱水費の不用額ですが、積算は平成27年度にしておりますので、前年の実績から平成28年度を算定しています。それに加えて、中央町仮庁舎に部署が一部入ることが想定されておりましたので、その分400万円程度多く見積もって積算しました。たまたま平成28年度に関しましては、使用量は増えているのですが、燃料費の調整ということで、電気代・ガス代等の単価が下がりました。電気代でいいますと基本料金など全て込みの計算で1割程度、ガス代では2割程度下がっています。その入り繰りで、多くかかると思っていた分が不用になったものです。 109 ◯委員長西川正義君)   納税課長。 110 ◯納税課長(辰巳 正君)   先ほど、都市計画税の説明が漏れていましたので、つけ加えさせていただきます。  都市計画税は、固定資産税と合わせて徴収しておりますので、徴収率も固定資産税と同じ収納率になっています。 111 ◯委員長西川正義君)   中野委員。 112 ◯委員(中野正剛君)   わかりました。インターネット公売はかなり効果があることを確認させていただきました。またこれからもよろしくお願いします。  以上です。 113 ◯委員長西川正義君)   野村委員。 114 ◯委員(野村博雄君)   主要な施策の成果、事務報告書および基金運用状況報告書の41ページです。ふるさと納税の寄附状況が書いてありますが、4番のふるさと彦根国際交流事業が極端に少なくなっているので、見解と今後の対応等があればお聞かせいただきたい。  2点目は、46ページ。(2)で放送による市政のPRということで、四つの会社をお使いになられていますが、それぞれに幾らかけていて、その効果はどれぐらいあると見ていらっしゃるのかについて問いたいと思います。 115 ◯委員長西川正義君)   まちづくり推進室長。 116 ◯まちづくり推進室長(松宮智之君)   1点目のふるさと納税のうち、国際交流事業に対する寄附金が少ないのではないかというご質疑にお答えいたします。  寄附金の内訳の中では84万円と少ない割合になっておりますが、前年度は29万4,500円で、平成28年度は前年度より大幅に増えております。平成28年度の全体の割合として見ますと、この部分だけが少ないのですが、前年度からしますと3倍程度になっておりますので、極端にこの部分だけが少ないということではないと認識しております。 117 ◯委員長西川正義君)   秘書政策課長。 118 ◯秘書政策課長(疋田元伯君)   ご質疑の民間広報媒体ですが、まずエフエムひこねは昨年度に540万1,728円の支出をしております。エフエム滋賀は45万3,600円。京都放送は133万4,880円。びわ湖放送は、彦根市のスポット広報に約260万円、かわら版彦根に43万円という金額を支出しております。それぞれ放送に当たりましては、電波料、制作費がかかっております。主な内容としましては、「広報ひこね」の掲載部分を音声で伝えていただくとか、昨年では図書館の100周年記念イベント、410年祭などのイベント情報、臨時給付金の申請開始など、その時期にPRすべきものをこうした放送媒体を通じて周知しているところです。 119 ◯委員長西川正義君)   野村委員。 120 ◯委員(野村博雄君)   1点目ですが、確かにご努力いただいて増えていることについては感謝を申し上げたいと思います。ただ、全体のバランスの中で、ふるさと彦根国際交流事業が少ないということは、魅力やアピールに欠けるのではないかと思います。より歳入を増やしていくためにも、何か努力された方がいいのではないかと思うのですが、どうお考えか。  2点目については、一般的な感覚からしますと、テレビ等の映像で訴える媒体の方がお金がかかるというイメージはあるのですが、ラジオ放送で、特に1社にかなりの金額を投入されています。その理由と、それだけの効果があるとどこで判断されているのか、確認したいと思います。 121 ◯委員長西川正義君)   まちづくり推進室長。 122 ◯まちづくり推進室長(松宮智之君)   平成28年度のふるさと納税の状況は、41ページの表の5番と6番が極端に多い数字となっております。この二つで1億円の大口寄附がありました。それと、2番のふるさとの学び舎整備事業にも500万円の大口寄附がありました。そういった関係で、4番だけが少ないように見えている状況です。しかしながら、今以上に寄附を増やしていくために、ホームページやふるさと納税のパンフレットなどで引き続きPRを行ってまいりたいと考えております。 123 ◯委員長西川正義君)   秘書政策課長。 124 ◯秘書政策課長(疋田元伯君)   民間媒体の中で特に金額的に大きいのが、エフエムひこねコミュニティ放送です。他の放送は、週1回、あるいは毎日決まった中で1、2分程度の放送という短いものです。エフエムひこねは、基本、月20日間、定時に放送していただいている状況です。また、こちらでイベント等があった場合には、その都度、情報も流していただいております。そうした部分では、柔軟に対応いただいているところです。FMということで、電波の範囲に限りがあるとは思いますが、車の中とか、家の中で仕事をしながらとか、いろいろなところで聞けますので、一定、市民の方向けの放送として効果があると考えております。 125 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  獅山委員。 126 ◯委員(獅山向洋君)   全般的な話は今日限りですので、全般的なことについてお尋ねしておきたいと思います。  まず、主要な施策の成果事務報告書の12ページ、13ページで、単年度収支についてご報告がありましたが、書きとめることができなかったので、もう一度、単年度収支、一般会計について、一般会計特別会計を合わせてについて、どういう金額であったのかを教えていただきたいと思います。  それと、単年度収支が赤字であったか、黒字であったかというのは、決算については非常に重要な問題で、皆さんご承知の決算カードにも必ず書かれています。ところが、残念ながら、市の報告に関する限り、口頭だけでおっしゃって、きちんと字で書いていないというのがどうも腑に落ちない。確かに、こういう一覧表の中には出てこないというか、項目としてはないのかもしれませんが、そういう場合には、「まとめ」とか「おわりに」という文章のところにでも書いてもらうわけにはいかないのか。ご意見をお伺いしたいと思います。 127 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 128 ◯財政課長(杉本弘之君)   再度、単年度収支の説明をさせていただきます。収入済額から支出済額を差し引いた形式収支が、その一覧にあります7億7,228万4,000円。形式収支から翌年度への繰り越し財源、i欄の2億936万6,000円を差し引いた実質収支が、最後の欄の5億6,291万8,000円。さらに、実質収支から前年度実質収支を差し引いた単年度収支が2億3,602万7,000円の赤字となったところです。  それと、一般会計特別会計の全体のところですが、略しますと、形式収支が15億2,451万7,000円。そこから翌年度繰越財源の2億4,915万7,000円を差し引いたのが実質収支で、12億7,536万円。これは黒字です。結果として、単年度収支は8,796万8,000円の赤字となったところです。  単年度収支の赤字のところを、文章で説明してはどうかというお話ですが、確かに、従来からこの様式を使っておりまして、説明はしておりません。全体的な文章の中で、まとめの欄等で実質収支等とあわせて書き込むことは可能と考えております。お配りしております決算の概要という資料の3ページには、グラフとあわせて、上段のところに、歳入歳出決算額や実質収支、単年度収支の数字も表記はさせていただいております。 129 ◯委員長西川正義君)   獅山委員。 130 ◯委員(獅山向洋君)   決算の概要についてはわかりました。  既に県の方から、暫定版というような形で、各市町の決算についてホームページなどで出されています。ここでは単年度収支として2億2,796万5,000円の赤字となっています。これはあくまで暫定版ですので、本日おっしゃられた単年度収支が正しいものであると理解していいのでしょうか。 131 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 132 ◯財政課長(杉本弘之君)   本日申し上げた数字は、本市の決算ですので、その数字が最終の数字ということです。 133 ◯委員長西川正義君)   獅山委員。 134 ◯委員(獅山向洋君)   わかりました。  今は彦根市の報告としてお話したのですが、監査委員の意見書には、単年度収支についてもきちんと説明が出ています。監査委員の意見書を読まないと資料として出てこないというのも残念に思うのです。先ほど「今後、考えたい」とおっしゃられたのですが、議員としても彦根市の財政状態をしっかり把握したいと思っております。単年度収支というのは非常に重要です。ほかの収支はいろいろな事情が入った上での収支になってくるのですが、単年度収支というのは明確に出てくるので、今後は十分お考えいただきたいと思います。  次は、経常収支比率についてお尋ねしたい。県が平成28年度の暫定版で出しておられる内容を見ても、県下の市町のほとんどで経常収支比率が悪くなっている。財政が硬直化していることがよくわかります。彦根市は、平成26年度が89.8%、平成27年度が91.9%、平成28年度に至っては95.1%となっていて、監査委員の意見書にも書いてあるのですが、3.2ポイントも悪化しているのです。なぜこんなに悪化したのか。いろいろと読んでみても、余り的確な説明がないような気がしますので、財政としてどのように考えておられるのか、意見を伺いたいと思います。 135 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 136 ◯財政課長(杉本弘之君)   さきの質疑で、県の発表数値と数値が違うという件ですが、県の発表数値は普通会計ベースで発表されております。本市の一般会計にあわせまして、休日急病診療所の会計分が入っておりますので、その差が出ております。つけ加えさせていただきます。  それから、経常収支比率が悪化した要因ですが、平成28年度に限って答えますと、職員数の増加、人事院勧告に伴う給与費の増、人件費が約2.8%上がっていること、個別に申しますと、放課後児童クラブの指導員が社会保険の適用となり、その分が増えたこと、清掃センターの維持管理等の経費が増加したこと、物件費の数値も約4.7%の増となっております。加えて、病院事業会計への基準外繰り出しも含めた一般財源からの充当が約4.7%、額にして1億7,400万円程度の増。こうした大きな伸びがあったことから、経常一般財源充当額が前年度と比べて3億円弱増えました。過年度についても同様で、人件費も増えておりますし、その他扶助費等の伸びもありますので、今後もこの辺の高い数値は変わらないだろうという予測をしております。 137 ◯委員長西川正義君)   獅山委員。 138 ◯委員(獅山向洋君)   彦根市だけを見て、いろいろ理由があるとおっしゃるのはよくわかりますが、県下の中で彦根市はいかに経常収支比率が高いかということを考えると、彦根市はこうだからということでは済まされないのではないかと思っています。県が発表しているのですが、野洲市が95.2%で、県下でワースト1位なのです。彦根市は95.1%で、県下でワースト2位になっています。何で野洲市がこんなに悪いのだろうかと思って、調べてみたら、野洲市は、前年度は80%台だったのに、一気に10ポイントぐらい増えて、トップに躍り出ているのです。どうしてなのかわからないので、野洲市に聞かないといけないのですが、それはそれとして、彦根市がなぜこんなに悪いのか。県下の市町と比較した上で、どこが悪いのかを研究しておられないのでしょうか。 139 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 140 ◯財政課長(杉本弘之君)   他市を含めての彦根市の位置づけ、なぜ高いのかということですが、分析等はできていない状況です。彦根市は彦根市で、それなりの理由がありますので、分析はできていないところです。ただ、他市の数値等につきましては、情報交換等で、県の数値が発表される前からつかんでおりました。財政担当課長会議等もありますので、そういう中で情報交換等をしていきたいと考えております。 141 ◯委員長西川正義君)   獅山委員。 142 ◯委員(獅山向洋君)   それなら、野洲市が一昨年度から昨年度にかけて、急激に経常収支比率が悪くなった理由は聞いておられませんか。 143 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 144 ◯財政課長(杉本弘之君)   平成28年度の決算につきましては、県も公表されたところですので、その辺の情報交換はできていない状況です。 145 ◯委員長西川正義君)   獅山委員。 146 ◯委員(獅山向洋君)   最後に、意見です。  とにかく、彦根市で「ああだ、こうだ」という説明を聞いたら、なんとなくわかったような気持ちになるのですが、よその市町も一生懸命努力して、財政硬直化を避けようとしておられるのです。野洲市の事情がわからないので何とも言えませんが、私は彦根市が県下でワーストのトップだと思うのです。よそではどういう努力をしているのかを十分に検討していただきたい。昨年度は95.1%になってしまったので、本年度がどうなるのかよくわからなくて、非常に不安に思います。その点だけ、意見として申し上げておきます。 147 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  夏川委員。 148 ◯委員(夏川嘉一郎君)   全般的な意見は今日しか言うときがありませんので、3点質疑をさせていただきます。  都市計画税等も含めてですが、市民税の未収理由が、病気がちであったり、払える能力がなかったり、支払うのは無理だと思える内容ですけれども、税を払わない者は市民としての権利はどうなのかと考えると、権利停止となると思うのです。相互扶助の時代だから、そこまで踏み込むべきではないという世相でもありますが、何か法律があるのですか。税を払えなければ、市民としての権利がないのではないかと考えますが、この点、よろしくお願いします。 149 ◯委員長西川正義君)   夏川委員、資料のページを示してください。 150 ◯委員(夏川嘉一郎君)   決算付属資料の1ページから2ページにわたってです。  それから、補助率に関してですが、国・県の補助率が3分の2とか、3分の1とかいろいろあります。補助がついていれば、何でも飛びつくのか。補助がついているけれども、市の方針からやめておこうとか、そういう選択をする場合があるのかを教えていただきたい。  それから、施策には全て国や県の補助がありますが、それで足りない場合は、市債を起こすとか、一般財源を使うとかして、こなしていく。市債や一般財源はその場の絡み合いでつけていくのか、それとも当初予算のときに限度額を決めて、今年は、市債はこれだけ、一般財源はこれだけ使うという範囲を決めるのか。お答えいただきたいと思います。 151 ◯委員長西川正義君)   夏川委員、決算書のどこを指して言っておられるのか、はっきりと言っていただきたいと思います。例えばで結構です。こういう補助率になっているがどうなのだと言ってもらえれば結構です。 152 ◯委員(夏川嘉一郎君)   歳入歳出付属資料に補助率がついていますが、10分の10とか、4分の1以内とか、いろいろ書いています。付属資料の37ページ。彦根市会計歳入歳出決算資料に、補助率が2分の1、3分の1、4分の3と書いています。これでよろしくお願いします。 153 ◯委員長西川正義君)   納税課長。 154 ◯納税課長(辰巳 正君)   ご質疑にありました滞納に対するペナルティですけれども、滞納処分以外にはそういった罰則のようなものはありません。脱税などになりますと罰則はありますけれども、滞納について罰則はありません。望んで滞納されている方はおられません。皆さん、滞納されると後ろめたさを感じておられます。税金が高いとか、できれば納めたくないという方もひょっとしたらおられるかもわかりませんが、滞納者の気持ちにできるだけ寄り添って、一緒になって滞納を解消するのが我々の基本姿勢です。滞納を放置しますと、きちんと納税されている方が不公平感を持たれます。滞納者の方にも、社会から背を向けるような考え方を持つ方が出てくるかもわかりません。滞納をできるだけ早く解消し、心の重しを取り除いてもらうとともに、社会的責務を果たして、社会の一員であるという自覚を持ってもらうことは大切だと思います。さらに、税金の使い道や社会に対する関心を広げてもらい、市役所に何もかも任せきりにするのではなく、自分が住む地域がどうあるべきか、積極的に意見を言っていただくような市民に1人でも多くの方になってほしいと、納税の仕事を通じて働きかけていきたいと思っております。 155 ◯委員長西川正義君)   夏川委員。 156 ◯委員(夏川嘉一郎君)   後の回答がありませんでした。 157 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 158 ◯財政課長(杉本弘之君)   国・県等の補助金があれば何でも飛びつくのかというご質疑がありました。全般的な話ですのでお答えしますと、例に挙げられました37ページの福祉関係の補助金等につきましては、扶助費等はどうしてもやっていかなければならない事業ということで、国・県からの補助金もあります。何でも飛びつくのではなく、必要な施策・事業を推進する中で、国・県の補助金がありましたら、当然、活用をさせていただくことになります。今までは補助金がなくて、どうしてもできなかった事業でも、新しい補助制度等ができましたら、活用させていただくことになります。ここに挙がっております補助金等は、国・県等のメニューの中でもごく一部で、当然、ほかにもたくさんの補助金等があります。  それから、市債等の限度額を設けているのかというお話がありました。各事業を行う中で、補助金の残りは一派財源になりますが、市債の場合には充当できるメニューが制度で決まっております。一般財源が足りないときには、その年度の一般財源を減らしていくために市債を活用しています。全体の市債の枠を年度当初に決めるというわけではありません。これは決算ではなく予算編成の話になります。それから、市債が活用できる事業でも、歳入歳出のバランス、特に収入の状況等を見て、一般財源で賄えるとなれば、極力起債は発行しない方針で臨んでいるところです。 159 ◯委員長西川正義君)   夏川委員。 160 ◯委員(夏川嘉一郎君)   1点目の未払い者ですが、人は悪い気持ちでやっているのではないと言われました。私も同じ意見ですが、払わなくてもわからない。発表しろと言っているのではないのですが、しっかりと説得する、話し合いをする。そういう努力をしっかりとやらないといけない。払わなかったから仕方がないということでは、今までと余り変わらないのではないか。十分話し合う、施策としてやるべきではないかと考えます。もう一度、お答え願いたいと思います。  それから、補助金があれば何でも飛びつくのではないと言われました。本会議でもいろんな意見が出ていますが、何でもかんでも、今までどおりにやっていてはいけない。一つの縛りをかけて、前へ進まないといけない。そういう思いがあったので、補助金があれば飛びつくのではなく、自らのプランに沿って縛っていく。そういう前向きな形が必要ではないかと考えたのです。全て飛びついているわけではないと言われましたが、今後は十分考えて、3分の1だから、2分の1だから、つけないと損だという感じではなく、しっかりとコントロールしていただくようお願いします。  それから、市債や一般財源ですが、その都度、必要だから、ものによってはつけるということではなく、素人考えかもわかりませんが、枠が必要ではないかと思うのです。無理だというなら無理で、もう一度、見解をお願いしたいと思います。 161 ◯委員長西川正義君)   納税課長。 162 ◯納税課長(辰巳 正君)   滞納が起きるのは、お金を使う順番が違うことに原因があると考えています。収入の中から、まず一番に税金を支払って、次に電気代・電話代・水道代という必要経費を支払って、残ったお金でやりくりして生活し、余ったら貯金をする。そういう順番でお金を使ってもらうことを、納税課では推奨しています。滞納される方の中には、税金を支払わずに、貯金をされている方もいます。自分の生活を優先される気持ちはわかるのですが、まず一番に税を自主的に納付してもらうことをお願いしております。一時に支払えない場合は分納に応じることもあります。支払う能力があるのに放置したり、約束を守られないなど、誠意が見られない方に対しては、預貯金から強制的に徴収することもあります。未収金で欠損となるものについては、調査しても財産が見つからない、資力がない方がほとんどです。また、行方がわからない方もおられます。できるだけ滞納から逃れることがないように、一生懸命努めていきたいと考えております。 163 ◯委員長西川正義君)   財政課長。 164 ◯財政課長(杉本弘之君)   市債は限度額を定めて発行してはどうかということですが、市債には年度間の負担の公平を保つというメリットもありますけれども、委員がおっしゃいましたとおり、地方債残高に留意していく必要があります。起債を発行しますと、公債費等の負担も増えてまいります。それが経常収支比率の増にもつながるという悪い面もありますので、何でもかんでも発行するというのではなく、必要最小限の市債を発行するという方針で臨んでいるところです。 165 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  中野委員。 166 ◯委員(中野正剛君)   選挙費についてお尋ねします。  決算書の141ページ、付属資料の70ページです。不用額が208万円あり、その理由は当初の予定よりも少ない人数で済んだと書かれています。200万円も余ったら大きいと思うのですが、効率が上がったと考えていいのかというのが1点。  それと、決算書の139ページの選挙啓発費ですが、きちんと決まっていると思うのですが、半分以上使われていない。決算書143ページの参議院議員選挙の啓発費も、参議院議員選挙ですからきちんと予定が組まれていると思うのですが、使われていない。予算を上げていながら、印刷製本費は支出が0円ですし、通信運搬費も支出は0円です。理由を教えていただきたいと思います。 167 ◯委員長西川正義君)   選挙管理委員会事務局長。 168 ◯選挙管理委員会事務局長(廣瀬 淳君)   まず、最初の不用額ですが、選挙の執行といいますのは、当日、投票所に従事していただく方や本部に詰める者、あるいは開票所で開票作業に当たる者などがおりますけれども、不測の事態、例えば投票所が急に使えなかったり、駐車場が使えなかったりする場合に備えて、各投票所に1名ほど余分に予算上は計上しております。予算上は多いのですが、予定どおり執行できれば多少の不用額が出る。後ほどお答えする執行経費もそうなのですが、国の選挙ですので、国から県におりて、県から市におりてきます執行経費の予算の範囲内で執行することになります。その範囲内で予算を上げることになります。  啓発費にしましても、県から啓発として十何万円何がしかの金額がおりてきますので、その範囲内で執行させていただきました。予算上は見積もりをしているのですが、あくまで執行経費の範囲内でしか執行できませんので、範囲内で執行できるものを執行したということでご理解をお願いいたします。 169 ◯委員長西川正義君)   中野委員。 170 ◯委員(中野正剛君)   わかりました。ありがとうございます。 171 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  辻委員。 172 ◯委員(辻 真理子さん)   決算書の93ページの一番上の段で、議員年金給付費負担金4,841万2,800円というかなり高額な金額があります。議会費全体が約2億9,000万円ですので、約6分の1を占めています。1期目の議員と2期目の議員は余り関与しておらず、3期目以上の議員はよく意味がわかると思うのですが、負担金が支払われてからの経費の推移をお聞かせいただきたいと思います。最初は1億円近いお金だったのが、随分少なくなったので、その推移をお聞かせいただきたいと思います。 173 ◯委員長西川正義君)   議会事務局次長。 174 ◯議会事務局次長(山口和子さん)   地方議会議員年金制度につきましては、市町村合併の推進による議員数の激減や、議員定数が全国的に削減されたことにより年金財政が立ち行かなくなったため、国が平成23年6月に関係法令を改正して、廃止されたものです。廃止された後の給付金は、現職議員の標準報酬月額に応じて各自治体が負担することとされており、決算書のとおり、平成28年度は4,841万2,800円を拠出しております。  廃止された年度は1億円近くあったのですが、その後は6,000万円ぐらいで推移しておりました。法改正後、初めての改選で、年金か一時金を選択して受給されることとなっておりましたため、平成27年度に統一地方選挙があり、支給対象者が増えましたので、平成27年度は約7,000万円を拠出しました。その後は支給対象者が減少しますので、今回が4,800万円ぐらいとなり、今後は減少していく見込みとなっております。
    175 ◯委員長西川正義君)   辻委員。 176 ◯委員(辻 真理子さん)   ありがとうございます。私はすごく気になっていました。1期目と2期目の方は余り理解できないと思うのですが、議員年金というものがありまして、国民の中から批判が出ました。議員年金を支給するべきかどうかという議論が長くあり、国会議員は平成18年度に議員年金が廃止となり、それに準じて、地方議員も議員年金を廃止しようという機運が高まり、平成23年に地方議員の年金も廃止になりました。それは英断だったと思います。私たちも1カ月の報酬の中から6万5,000円支払って、ほぼ同じ額を地方自治体が出し、掛け金として掛けていたと思います。大変優遇されていて、10年かけたら支給され、3期議員をしたら年金がもらえると言われていました。ところが、議員年金を廃止したばかりに、既におやめになっていた議員に対して支払う年金の原資がなくなったので、地方自治体が支払っている。皆さんに言っていいのかどうかわかりませんけれども、そういう年金があり、40年たったらゼロになる。もし議員年金を廃止しなければ、未来永劫、自治体が支払うことになる。 177 ◯委員長西川正義君)   安居副議長。 178 ◯副議長(安居正倫君)   辻委員、何を話しておられるのですか。はっきり質疑を言ってください。 179 ◯委員長西川正義君)   辻委員。 180 ◯委員(辻 真理子さん)   意見を言っているだけです。 181 ◯委員長西川正義君)   安居副議長。 182 ◯副議長(安居正倫君)   プロセスは必要ないと思います。 183 ◯委員長西川正義君)   辻委員。 184 ◯委員(辻 真理子さん)   そう言われればそうですが、1期目と2期目の方はご存じないと思いましたし、どういう金額なのかという質疑もなかったので、この質疑をするべきだと思ったのです。平成27年度に統一地方選挙があって、格段に減ったのですが、そのときどうして格段に減ったのかをもう少しお話いただきたいと思います。 185 ◯委員長西川正義君)   辻委員、先ほど対象人数が減ったことについて答弁がありました。  あと何か質疑はありますか。  辻委員。 186 ◯委員(辻 真理子さん)   結構です。 187 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  獅山委員。 188 ◯委員(獅山向洋君)   決算書のページ数がわからないので申しわけないのですが、付属資料の62ページ。単純な質疑なのですが、不用額があって、ポスティングを選択する自治会が多かったことによると書いてあります。最近では、自治会で配布している場合とポスティングの場合とでは、どの程度の比率になっているのか、教えていただきたいと思います。  それから、付属資料の57ページ。議会のことなので、聞けばわかることなのですが、金額が出てきて初めて知ったので、質疑します。研修会等出席負担金ですが、20万9,000円が予算現額で、支出済額が10万8,440円、不用額が10万560円となっています。金額は小さいのですが、意外に不用額の率が大きい。これはどのような研修会だったのか、教えていただきたいと思います。  それから、前にも問題にしたので、その後の経過についてお尋ねしたいのですが、付属資料の64ページの13)です。予定していた公用車の利用時間数よりも実績が少なかったため(秘書政策課)と書いてあります。前に、職員に運転させるのはおかしいのではないかと話したことがありましたが、現在はどのような形でやっておられて、実績が少なかったのは、委託先にお願いすることが少なかったからなのか、前のように職員が運転したから少なくなったのか、お聞きしておきたいと思います。  以上、3点お願いします。 189 ◯委員長西川正義君)   まちづくり推進室長。 190 ◯まちづくり推進室長(松宮智之君)   1点目のご質疑ですが、自治会配布とポスティングの割合は、平成28年4月1日現在の数値としまして、自治会配布で204自治会、ポスティングが124自治会、合計で328自治会になります。およそポスティングの倍が自治会配布となっております。 191 ◯委員長西川正義君)   議会事務局次長。 192 ◯議会事務局次長(山口和子さん)   二つ目のご質疑の研修会等出席負担金につきましては、議会事務局の職員および議員が研修会に出席するための負担金です。このうち議員向けの研修とは、全国市町村国際文化研修所(JIAM)主催の研修で、こちらに議員の皆さんに行っていただくための予算がありまして、平成28年度は応募がなかったので、全額が予算残となったものです。 193 ◯委員長西川正義君)   秘書政策課長。 194 ◯秘書政策課長(疋田元伯君)   ただいまの公用車の不用額についてのご質疑ですが、時間で契約しておりまして、予算では1,980時間を見ておりましたが、実績としましては1,465時間であったために、不用額としてこの額が生じたものです。  現在の運行は、委託しております。1週間の運行計画を委託先に依頼し、その計画に基づいて運行しています。基本、公用車の運行を回しています。ただ、急に入った行事などは職員が運転している場合も若干ありますけれども、委託会社と調整しながら、急にでも行っていただけるものは回っていくよう努力しているところです。 195 ◯委員長西川正義君)   獅山委員。 196 ◯委員(獅山向洋君)   議会のことを聞いて申しわけなかったのですが、不用額が5割ぐらいになっているので聞きました。議員の出席率が悪いから、こんなに不用額が出たのかと非常に心配になってお尋ねしたのです。特定の研修についての不用額がこれだけあったということですね。わかりました。  それから、公用車の問題です。前もいろいろお話したのですが、職員自身は運転手として雇われているわけではないので、職員には運転させないという方向でお考えいただきたいと思います。交通事故を起こしたときに、何で職員が運転していたかが問題になる可能性がありますので、くれぐれも考えていただきたいと思います。  以上です。 197 ◯委員長西川正義君)   ほかにありませんか。  野村委員。 198 ◯委員(野村博雄君)   一つだけ。主要な施策の成果の390ページ、391ページです。消防のテレフォンサービスの案内状況ということで、年間409件上がっています。費用は幾らかかっていて、大体1日1件という計算になりますので、その有効性についてどうお考えかをお尋ねしたいと思います。 199 ◯委員長西川正義君)   通信指令課主幹。 200 ◯通信指令課主幹(橋本幸広君)   テレフォン案内の費用につきましては、テレフォンサービス案内としまして、10回線分、1カ月当たり1万5,150円掛ける1.08の12カ月ということで、契約でお支払いしております。  テレフォン案内の有効性につきましては、消防車両等が出動した際に、サイレン等を鳴らして出かけます。その際、住民がサイレンを聞いたときに、22-2000のテレフォン案内にかけて、どのような出動をされているかを知るためのものです。 201 ◯委員長西川正義君)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 202 ◯委員長西川正義君)   なければ、以上をもちまして、議案第81号平成28年度(2016年度)彦根市各会計歳入歳出決算につき認定を求めることについてのうち、企画総務消防常任委員会所管事項の質疑は、これにて終結いたします。  本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。  採決につきましては、明後日の審査終了後に行います。  本日、皆様には、長時間にわたり、慎重かつ熱心なご審査を賜り、ありがとうございました。  明日5日は午前9時30分から引き続き委員会を開き、議案第78号および議案第81号のうち市民産業建設常任委員会所管事項の審査を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願いいたします。  以上をもちまして、本日の決算特別委員会を閉じます。  お疲れさまでございました。                                 午後2時26分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...