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平成29年 新市民体育センター整備調査特別委員会 本文 開催日: 2017-09-26

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  1. 彦根市議会 2017-09-26
    平成29年 新市民体育センター整備調査特別委員会 本文 開催日: 2017-09-26


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前9時30分開議 ◯委員長馬場和子さん)   皆さん、おはようございます。  ただいまから第7回新市民体育センター整備調査特別委員会を開きます。  本日、安澤委員は公務のため、そして、杉原委員山田委員は欠席のご連絡を頂戴いたしております。  今回の委員会では、まず、現在の作業状況についてご報告いただき、次いで、9月1日開催の前回特別委員会の中で出された意見と、それに対しての対応説明いただきます。また、今回は、概算事業費および財源を示していただき、これらについて審議いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、議題に入ります。  会議次第の1新市民体育センター整備事業についてでございます。  本日の進行といたしましては、これまでと同じく、執行部から議題(1)から(3)までについて一括して説明をしていただき、説明終了後に質問に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、執行部からの説明をお願いいたします。  川嶋副市長。 2 ◯川嶋副市長(川嶋恒紹君)   まず、本日の特別委員会での詳細説明に入らせていただきます前に、一言、私からご説明申し上げます。と言いますのは、さきの9月1日の特別委員会で、現段階におけます新市民体育センター基本設計の集約の図面等をご説明申し上げさせていただきました。本来でしたら、その段階概算工事費概算費用等のご説明をあわせてさせていただくべきところ、概算工事費の積算につきまして少し時間を要したということで、第6回の特別委員会の中で費用等説明をさせていただくことができませんでした。したがいまして、本日、前回特別委員会で頂戴いたしましたご意見等への対応を含めまして、その後に概算費用、それから財源内訳についてご説明をさせていただきますので、ご了解のほど、よろしくお願い申し上げます。 3 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 4 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   それでは、説明をさせていただきます。  まず、資料確認をお願いいたします。次第の裏面に配付資料一覧をつけておりますので、ご確認の方、よろしくお願いいたします。  まず、資料1につきましては、2ページにわたりますが、9月1日に開催いたしました第6回新市民体育センター整備調査特別委員会確認事項についての資料でございます。資料2につきましては、(仮称)彦根市新市民体育センター建設工事につきまして、基本設計の現況、建築物の概要、また、建設工事費内訳についての資料となっております。資料3につきましては概算事業費および財源内訳資料となっております。次に、別冊の参考資料でございますが、まず、参考資料1、2につきましては前回お示しさせていただいたものと同じ資料となっております。今回、平面図は必要なものを抜粋してつけさせていただいております。参考資料3につきましては、これまでの整備調査特別委員会での対応につきまして保留とさせていただいたご意見への対応を整理させていただいたものでございます。  それでは、説明に入らせていただきたいと思います。  次第の(1)現在の作業状況でございます。  委託業務等進捗状況につきましては、現在、福満遺跡埋蔵文化財発掘調査業務を行っております。工程等につきましては、地元自治会を初め、関係機関への周知ということで情報提供をさせていただいたところでございます。  現在、調査箇所についての安全柵フェンス等設置、また、敷地の樹木の伐採、こちらにつきましては今週末から樹木の伐採等にかかるように聞いております。こういった発掘前の準備作業を開始させていただいているところでございます。その他の業務につきましては現在も引き続き作業中でございます。  作業状況については以上でございます。
     続きまして、資料1でございます。前回、9月1日の整備調査特別委員会での確認事項ということでございます。主なものについて説明をさせていただきます。  まず、ナンバー3の大型映像装置につきましては、設置が可能なように設備を整えたいと考えておりますが、機材については、各イベント主催者による設置を検討しているところでございます。  次に、4番につきましては、国体終了後においても、現在の市民体育センターにとらわれることなく、将来を見据えた整備となるようにとのご意見をいただきました。私どもといたしましても、新たな施設となりますことから、そうしたご意見を踏まえ、事業を進めてまいりたいと考えております。  次に、7番でございますけれども、高校のブラスバンド部について新施設でも利用できるように配慮してほしいとのご意見をいただきました。現施設で行っている内容につきましては、できる限り新施設でも実施できるよう配慮してまいりたいと考えております。  次に、9番でございますけれども、北側からの進入路についてのご意見です。北側、南側それぞれの入り口につきまして道路改良を予定しておりまして、現在、道路部局の方で予備設計を進めていただいておりまして、公安委員会安全面についての協議を行っているところでございます。また、地元自治会様からも安全対策についてのご要望をいただいておりますことから、引き続き、公安委員会道路管理者等関係機関協議しながら進めてまいりたいと考えております。  次に、10番の、自転車出入りについてのご意見でございますが、自転車南北入り口の両方からの出入りを想定しておりまして、歩車分離による安全確保を考えております。具体的な駐輪スペース等につきましては外構計画の中で検討してまいりたいと考えております。  次に、12番につきましては、災害時への対応を考え、空調の熱源をガスと電気の切り替え式にできないかといったご意見がございました。機器につきましては、電気、ガスそれぞれの専用でございますことから切り替えはできないと考えております。  次に、13番の、マンホールトイレが10基では少ないのではないかというご意見をいただきました。これにつきましては、近隣の福満公園の再整備とあわせまして、危機管理室等関係機関協議し、検討してまいりたいと考えております。  次に、14番、15番につきましては、喫茶スペースについて、市民の方が気軽に快適に過ごしていただける施設にとのご意見をいただきました。これにつきましても運用の中で十分検討してまいりたいと考えております。  次に、16番の、図書機能の充実について地元からの要望が出ていることから地元協議を密に行うべきという意見をいただきました。こちらにつきましても、引き続き、地元自治会等関係機関協議をしながら進めてまいりたいと考えております。  次に、17番につきましては、ベンチ設置施設に入らなくても使えるトイレ設置についてのご意見をいただきました。トイレにつきましても、福満公園の再整備とあわせまして、また、安全管理等の問題も踏まえ、検討してまいりたいと考えております。また、ベンチにつきましては、防災機能を備えたかまどベンチ等設置など、外構計画の中で検討してまいりたいと考えているところでございます。  次に、資料の2でございます。(仮称)彦根市新市民体育センター建設工事についての概要でございます。  これまで当委員会を初め、建築設計検討委員会、また、競技団体等関係機関との協議を進めながら、基本設計として検討をしてまいりました。その建築物についての概要について取りまとめておりますので、ご説明を申し上げます。  まず、(1)建物名称につきましては、現時点では仮称としておりますが、(仮称)彦根市新市民体育センター。(2)用途につきましては体育館および地域交流センター。(3)の建築面積につきましては約9,900平方メートル。(4)の延床面積につきましては約1万3,250平方メートル。階数につきましては地上の3階建て。(6)の高さにつきましては約19メートルを見込んでおります。(7)の収容人数につきましては、観客席でございますが、メインアリーナ固定席は1,578席、可動席については約1,080席、そこに、障害者用席といたしまして28席から30席を見込んでおります。(8)の主要構造につきましては鉄筋コンクリート造。(9)の耐震安全性につきましては分類のII類ということでございます。(10)の非常用発電設備につきましてはディーゼルでございまして、72時間の連続運転を想定しております。(11)太陽光発電設備につきましては、現時点では30キロワットが適切ではないかと考えているところでございます。(12)空気調和設備空調設備でございますが、メインアリーナサブアリーナ多目的ホールにつきましてはガスの熱源、上記以外の諸室につきましてはガス・電気熱源の併用と考えております。(13)概算工事費でございます。建築工事費として約29億2,800万円、設備工事費として約14億3,600万円、諸経費として約10億8,900万円、これら工事費につきましての消費税ということで8%、4億3,600万円、合計58億8,900万円を見込んでおります。  工事費内訳でございます。右のページになります。  建築工事費といたしましては、1の仮設工事費に2億3,300万円、2の土工や地業工事につきましては2億9,400万円、躯体工事につきましては約11億6,100万円、外部仕上工事として約5億4,400万円、内部仕上工事といたしまして約6億9,600万円、合わせまして、建築工事費として約29億2,800万円。次に、設備工事費では、電気設備工事費として太陽光発電設備が1,800万円、その他の設備といたしまして5億7,000万円、電気工事費といたしまして計5億8,800万円を見込んでおります。機械整備工事といたしまして空調設備に約3億5,500万円、その他の設備としまして4億9,300万円、機械整備工事に約8億4,800万円を見込んでおります。これら工事の諸経費といたしまして約10億8,900万円、消費税が約4億3,600万円で、合計が58億8,900万円と見込んでいるところでございます。  次に、概算事業費財源内訳でございます。  概算事業費内訳でございますが、建設工事費として約58億9,000万円を見込んでおります。設計測量費につきましては約1億1,000万円。敷地造成費として約2億円、ひこね燦ぱれす解体費として約1億円、用地費として約7,000万円、合計約63億7,000万円を見込んでおります。  次に、財源内訳でございます。財源内訳につきましては、現時点で明らかとなっている財源について見込みを行ったところでございます。  まず、国の社会資本整備総合交付金につきましては約5億1,000万円を見込んでおります。都市再生整備計画事業として、都市再生特別措置法に基づきまして都市再生整備計画を作成し、事業を申請しようとするもので、その補助率は40%でございますが、立地適正化計画の策定によりまして、最大45%となります。現在、国・県と協議を進めているところでございますが、その内容につきましては、おおむね了承を得ているところでございます。今後につきましては、さらに詳細に協議を進めていく予定をしております。  次に、県の補助金につきましては、第79回国民体育大会市町競技施設整備費補助金につきまして、今回、整備を行う新市民体育センターでは、国体種目としてハンドボール競技および弓道競技を実施する会場となりますことから、県からその施設整備費として支援を受け入れるものでございます。  施設整備につきましては、一般競技施設としてハンドボール競技分、約1億円を見込んでおります。また、特殊競技施設として弓道の競技分を約3億円見込んでおります。こちらにつきましては、※の1に記載しておりますように、市において面積按分により試算した金額としております。こちらにつきましては、要綱の中でも滋賀県知事が認める額とされておりますことから、今後、県との協議により額を決定されることになります。  次に、市債につきましては約39億9,000万円の発行を予定しております。  以上の特定財源概算事業費から差し引きますと、一般財源といたしましては約14億7,000万円、現市民体育センター移転に係る県からの補償金につきましては、現在、県との交渉中でございまして、今回の試算では見込んでおりませんが、受け入れることによりまして、一般財源の負担が軽減されるものと見込んでおります。  次に、参考資料についてご説明させていただきます。  参考資料1、参考資料2につきましては、前回特別委員会でお示しさせていただきました配置計画案および立面計画基本方針でございまして、前回資料と変わっておりません。  参考資料1の1/7につきましては1階の平面図配置計画図、2/7につきましては2階部分配置計画図、3/7につきましては3階部分、こちらについては弓道の近的場の配置図になります。4/7につきましては立面計画基本方針でございます。大変申しわけございません、こちらの方、前回、「江戸末期に栄えた中山道の宿場町」という文字が適切ではないのではないかというご指摘をいただきまして、修正をさせていただく予定でございましたが、今回、修正ができておりません。次回、最終段階で修正をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。5/7につきましては断面図でございます。6/7につきましても断面図になっております。こちらも前回と変更はございません。  続きまして、参考資料3でございます。これまでの整備調査特別委員会の中でいただきましたご意見のうち、対応については保留とさせていただいたものでございます。  まず、1番は、敷地南側入り口と信号との関係南彦根駅からの動線についてどのように考えているかというご意見でございます。出入り口交差点改良信号機等設置等につきましては、現在、関係部局公安委員会協議を進めているところでございます。また、南彦根駅西口からの動線につきましては、敷地の外構計画都市再生整備計画とあわせて検討してまいりたいと考えております。  次に、2番は、障害者アスリートへの対応についてのご意見をいただきました。新施設では、バリアフリー計画の方針に沿って全ての利用者が快適にご利用いただけるよう配慮してまいりたいと考えております。また、関係機関関係団体からの意見聴取を行い、実施設計において設備等についても、今後、詳細に検討していきたいと考えております。  3番の、光ケーブルや屋内配線について、競技運営団体意見も聞いて検討してはどうかというご意見をいただいております。現市民体育センターからも同様の意見を聞いておりまして、他施設の事例などを参考に、実施設計において検討してまいりたいと考えております。  4番の、固定席の幅について手狭ではないかというご意見をいただいておりました。一般的なサイズである420ミリ以上を想定しておりますが、席数や設置費用等を考慮し、実施設計の中で検討してまいりたいと考えております。  次に、6番につきましては、弓道場から彦根城が見えることによって他施設との差別化を図ってはというご意見をいただきました。こちらについても実施設計の中で検討してまいりたいと考えております。  8番の、小学校運動場への日影は大丈夫かというご意見を頂いておりました。こちらにつきましては、城南小学校校長先生にはご説明申し上げ、了解をいただいたところでございます。  以上が資料説明となります。よろしくご審議いただきますよう、お願いいたします。 5 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございました。  ただいま説明いただきましたけど、(4)の概算事業費および財源内訳についても関連してご説明をいただきましたので、一括して質問を行いたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。  それでは、どなたか、質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。  谷口委員。 6 ◯委員谷口典隆君)   ありがとうございます。  まず、資料3の総額が、結局、63億7,000万円ということで、今年2月でしたが、2回目の委員会のときに64億という金額が初めて示されたときにも懸念しておって、そのときには担当部長から、できるだけその金額は抑える、もちろんそれ以下になるようにということでした。昨年の本会議の中では60億円、その後、64億円という数字が出てきて、結果的に今回64億円に近づいてきて、その上、ここには外構工事費とか備品費が含まれていないということで、さらに上積みになると考えているんですけれども、まず、外構工事費であるとか備品費が含まれたときに、入りは別としても、総額は最終的にどれぐらいになるとお考えなのかお聞かせいただきたい。  それから、資料2の工事費内訳書金額が余りにも細かい数字が出ているんですけれども、こんな細かい数字を出してしまっていいんですかね。逆に、これがベースとなって、これより増えるという形になってきたときに、執行部として、市民皆さんも含めてですけれども、我々の意見なりを、今後、実施設計に反映していく中でいろいろとやはり、基本設計の中で我々の要望というのは受け入れていただいたという部分はあると思うんですけれども、それにしても、細かい金額が出ているということが、これ、にっちもさっちもいかないようになってしまうのではないかと思うんですけれども、この金額で予算を上げるという形になっているんですかね。その辺、ちょっとご説明ください。 7 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 8 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   今ようやく平面計画等の配置が決まってきたという状況でございます。建築本体に精いっぱいで、外構計画についてはまだ漠然としたものしかございませんで、積算はできておりませんので、今のところ、概算費用はなかなか出しづらい状況ではございます。  また、備品につきましても、今、現市民体育センターの使えるもの、使えないものの整理をしているところでございまして、今後の検討課題と捉えております。  工事費内訳でございます。こちらについては、現段階での見積もりなり市場単価、そういったもので積算をしたと聞き及んでおります。実施設計を進める中で、さらに詳細に詰めていくということになりますので、工事費の増減はあるものとは考えております。 9 ◯委員長馬場和子さん)   谷口委員。 10 ◯委員谷口典隆君)   1点目は、致し方ないにしても、間違いなくこれより増えるということになってくると、2回目の委員会のときに64億円と示された数字よりも金額としては大きくなる、64億円をはるかに超えるということでの認識であるということは間違いないかということだけ確認をさせていただきたいのが1点。  資料2の内訳書、これはどちらの方で積算されているんですか。庁内でなのか、設計業者の方なのか。私が懸念するのは、例えば、まだ先ですけど、これから入札等々を控えて、金額として、こんな細かい数字が出てしまっていいのかということです。今も室長がおっしゃいましたけれども、別にそれはこれから実施設計の中で変わるとはいうものの、余りにも細か過ぎるこんな数字を出してきた根拠というか、それが予算に反映されていくのかというところもちょっと懸念をされるんですけれども、これはどちらではじかれた数字なんですかね。果たしてここまで細かい数字を出す必要があったのか、ここは概算だけでよかったのではないかと私は思うんですが。  その2点、すみません。 11 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 12 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   1点目の、この事業費よりも大きくなるのではないかということでございます。  基本計画概算費用をお示ししたのは建物本体部分ということでございます。外構につきましては、どういったグレードとかどういった修景を考えるかに大きくかかわるとは思いますけれども、事業費はプラスアルファになると見込んでおります。  積算でございますけれども、こちらは設計業者の方で算出いただいたものでございます。 13 ◯委員長馬場和子さん)   ほか、いかがでしょうか。  安藤委員。 14 ◯委員(安藤 博君)   資料3の部分ですけれども、特定財源一般財源内訳に対してのご説明をいただいたんですが、まず、特定財源の方の県補助金一般競技施設特殊競技施設というところで、ハンドボール競技弓道競技関係で、約1億円、約3億円が県補助金としてとご説明があったんですが、その中身といいますか、もう少し詳細にご説明いただきたい。  それと、一般財源、※2でご説明いただいています。これは本会議等々でもご質問なさっている関係もありますけれども、いわゆる県からの補償金一般財源に当て込んでいくと一般財源が負担軽減されるという書き方をされているんですが、市債は39億9,000万円、約40億円ということで進んでいく考え方なのか、県の補償金がどれぐらい当て込まれるかわかりませんけれども、ここに記載のとおり、一般財源の負担軽減をしていく方針なのか、ちょっとその2点をお聞かせいただきたいと思います。 15 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 16 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   まず、県の補助金内訳の詳細ということでございます。県の第79回国民体育大会市町競技施設整備費補助金につきまして、そちらの要綱に基づいて算出をさせていただいたものでございます。ハンドボールにつきましては一般競技となりまして、その補助率は2分の1となっております。ただし、限度額が設けられておりまして、1施設当たり1億円という上限になります。  こちらの方は、対象事業費といたしまして、総事業費が約58億9,000万円、そのうちの体育施設が約7割から8割と見込んでおりまして、それで2分の1の補助をいただくとすると23億円ぐらいになるんですけれども、限度額が1億円と決まっておりますので、上限の1億円を目いっぱい、いただこうと見込んでおります。  弓道につきましては特殊競技ということで、県補助金の要綱の中で補助率3分の2でございます。これは上限額がございませんが、ただし、滋賀県知事が認める額となっております。事業費58億9,000万円を弓道場面積按分ということで試算をいたしまして、これにつきましては5億円程度かかると試算をしました。それの3分の2ということで、約3億円程度をいただきたいということで県には申し入れをさせていただこうと現時点では考えているところでございます。  2点目の、補償金関係でございます。こちらについては一般財源の方で充てていきたいと思っております。  以上でございます。 17 ◯委員長馬場和子さん)   安藤委員。 18 ◯委員(安藤 博君)   県補助金の考え方というか、その仕組みについては理解いたしました。ということは、市債の部分というのは、今、谷口委員の関連もありましたとおり、今後、増えていくといったところでも40億円、今の考え方でいくと、その増えた分は市債で補っていくという考え方になるのかと思うんですが、その点は、そういった方針というか、考え方で理解してよろしいんですか。 19 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 20 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   外構の部分で増える部分社会資本整備総合交付金の対象になると見込んでおりますので、社会資本整備総合交付金の対象外となる部分については市債の発行と考えているところでございます。 21 ◯委員長馬場和子さん)   ほかにいかがでしょうか。  長崎委員。 22 ◯委員(長崎任男君)   ちょっとまた今の財源内訳のところでもう少し詳しく教えてもらいたいんですけれども、一番上の国庫補助金社会資本整備総合交付金のところに、先ほど口頭での説明の中で、現在、パブリック・コメントをされている立地適正化計画を使っての補助金のことを少しおっしゃられたんですけれども、それはどういう条件でどの程度のものなのかということをお示しいただきたい。あと、これは前回までの振り返りで、○になっているんですけど、国体だけでなく、全国大会や近畿大会などを開催することを見込んでもらっているということなんですが、これは、メインアリーナだけでなく、弓道場とかもやはりそういうことを見込んでもらってのコメントなのか、その辺ちょっと確認の意味で、2点お願いいたします。 23 ◯委員長馬場和子さん)   都市計画課長。 24 ◯都市計画課長(荒木城康君)   1点目の、立地適正化計画との関係でございますが、委員がご質問いただきましたように、現在、パブリック・コメント、第1回目でございまして、現在、都市再生協議会といいまして、都市再生特別措置法で認められたところで協議しているところでございます。今年度、作成できました段階立地適正化計画ができるということでございます。この立地適正化計画に盛り込んでいくことによって、都市再生整備計画の上乗せが可能ということで、現在、40%で見込んでいるところに5%の割り増しが可能ということでございまして、これにつきましては、現在、策定中であるということ、それと、現在、国とも協議をしているということでございまして、現在のところは対象部分の40%ということで財源として積算をされているというふうになっております。 25 ◯委員長馬場和子さん)   新市民体育センター整備推進室長。 26 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   弓道大会についても全国大会、近畿大会を見込んでいるのかというご質問だったかと思います。弓道場につきましては国体基準を兼ね備えた道場でございますので、競技団体の協力を仰ぎながら、全国大会、近畿大会等も開催を見込んでいるところでございます。 27 ◯委員長馬場和子さん)   ほかにいかがでしょうか。  谷口委員。 28 ◯委員谷口典隆君)   すみません、ちょっとこれ、委員長にもお尋ねしたいんですけれども、今回、こういう形で工事費内訳なんかも細かい金額が出てきて、前々から私も言っている、この委員会のあり方について、もういいかげんこの委員会も終結をしなければならないと思います。議会としては、当然ながら、その概算金額というのはこの委員会で知るべきだと思うんですけれども、余りこうした細かい金額が出てきた段になってくると、議会としてこれの説明を受けた、これを認めたという捉え方、やはり執行部としては説明は十分にしたつもりという気持ちになるのが常だと思うんです。だから、ここに来るまでにこの委員会の一定の方向性、終わらせ方というのを見出しておかなければならないということで常々ずっとお話をしてきたんですけれども、最終的に、例えば委員長なり副委員長なりも、当然ながら、我々よりも情報もお聞きいただいていると思いますし、この委員会の落としどころ、いいかげんどこかでやはり決着、終わらせないとだめだと私は思うんですけれども、その辺の委員長としての考え方をお聞かせください。 29 ◯委員長馬場和子さん)   ただいま谷口委員からご意見を頂戴いたしました。  この特別委員会と検討委員会と、二つの審議する組織がありまして、もちろん議会としてどうするかというのを特別委員会で審議させていただいております。検討委員会の方は、専門的な知見をお持ちの方や利用者の方が構成委員となって、どうあるべきかということを進めていただいております。  まず、この特別委員会の中で皆さんにお諮りしてご了承いただいたこと、特別委員会で検討させていただいたことを検討委員会の方へ提案していただいて、そこで練っていただいて、またこちらへ返していただくようなキャッチボールをしていこうという方向でずっと進めさせていただいてまいりました。  おっしゃるように、冒頭に副市長からもございましたように、前回の6回のときに基本設計の図面を提示していただいた。そして、それに伴って概算費用を積算して、今回7回目に提示していただいたということなんですけれども、今後、この特別委員会の進め方というのは検討委員会の持ち方とも連動していくかとは思っておりますが、一定、平成28年9月の補正予算に対する付帯決議の中で、設計業務委託予算を執行するまでに市民体育センター基本計画のより詳細な仕様について説明することということが1点目、そして、新市民体育センター整備に係る概算工事費を算出するための積算根拠と財源内訳を明らかにすることが2点目、特別委員会において事業の進捗について説明をすることが3点目、建築設計検討委員会において幅広い市民意見を聴取することが4点目ということで、付帯決議の中で四つの項目が挙げられております。今、谷口委員がおっしゃったように、一定、基本設計に係るいろんな平面図面だとかというのはこの委員会協議させていただいて、今、概算の積算の工事費が算出されてきました。  今後、後ほどまた予定をおっしゃっていただこうと思っていたんですけど、10月2日に検討委員会の第5回目が開かれます。そして、その後、11月上旬ぐらいに第6回の検討委員会基本設計を決定されて、もちろん概算費用も含めて審議された上で意見書を提出という予定だと聞いておりますので、一応、見通しとしては、その意見書を提出していただいたことを確認させていただく意味の特別委員会を11月の検討委員会後に開かせていただいて、集約していきたいという思いを持っております。  谷口委員。 30 ◯委員谷口典隆君)   ということは、あと1回ということですか。 31 ◯委員長馬場和子さん)   今、7回目ですので、8回目が検討委員会を受けてということなので、あと1回、内容によっては2回ということで、方向的には、12月定例会の中で報告をさせていただいて集約していくという方向の見通しを委員長としては持っております。  谷口委員。 32 ◯委員谷口典隆君)   10月2日に検討委員会があったら、その後に意見書を提出されるまでの間に1回して、意見書提出の後にもう1回するということですか。 33 ◯委員長馬場和子さん)   そうですね。委員長としてはそういう思いを持っておりますが、これは皆さんにお諮りすることですので。  谷口委員。 34 ◯委員谷口典隆君)   先ほどおっしゃった、検討委員会意見書は意見書ですよね。我々は別にその意見書をこれでよかろうと言う必要もないと思いますし、逆に、先ほどもその概算費用までずっと認めてということでは、協議段階ではいいと思いますが、決してこれで議決をするわけではないですよね。 35 ◯委員長馬場和子さん)   検討委員会のスタンスとしては、最終的には議会が決めていただくことだというスタンスはずっとお持ちで審議をしていただいております。もちろんおっしゃったように、概算費用全てを認めて進めるということではなくて、その中には特別委員会としての議論も必要ですし、また、これが上程されたときにはいろんな場面での議論というのは可能だと思います。  谷口委員。 36 ◯委員谷口典隆君)   いやいや、議会が認めてくれたらというのは、広義での予算ということでしょう。その意見書を何もここで認めることではないですよね。そういった意味で、別に我々がここに議題としてその意見書を乗せるわけではないのですよね。 37 ◯委員長馬場和子さん)   そうですね。意見書を出していただくというのは、検討委員会で十分に検討されて、議会の特別委員会意見も受け止めていただいた中で協議をしていただいていますので、議会の特別委員会意見も含めて、最終的に意見書を出されると思いますので、もちろん、意見書を出されたことに関して、この特別委員会で議論するということが必要でなければ、特別委員会としては、あと1回だけでいいかとは思います。  谷口委員。 38 ◯委員谷口典隆君)   逆に、我々としては、今度の意見書を集約されるための議会としての意見を返したらいい話で、それをまた、意見書が出たから我々がここで議論しても、これを返す先はないわけですから、我々としては言いっ放しで、その意見書に反映されているか、反映されていないか、また、その意見書に基づいて執行部が予算をつけるのか、つけないのか、どうさばいていくのかというところを、今度は我々としては、前からお話ししているように、来年度になるかわかりませんが、予算審査なり、例えば設置・管理条例なりといった形で、審査の場を移していかないと、この委員会をいつまでもやっていれば、それが結果的に、我々としてはそれを是認してしまって、議会としては後戻りできない状況になってしまうと思うので、私は、今、2回とおっしゃったよりも、ここまで、この細かい数字が出るのもちょっとどうかと私は思うんですけれども、あと1回でいいのではないかと思いますが、いかがですか。 39 ◯委員長馬場和子さん)   もちろん皆さんにお諮りさせていただいてというのは思っておりますので、おっしゃるように、意見書というのが出されてきましたので、それを確認するまでもなく、こちらからの意見を検討委員会に投げました。それを踏まえて意見書にしていただくので、意見書を出していただいた段階で、一定、私たちの役割は終わったので、基本設計というところまでという前々からの流れのスタンスがありますので、この特別委員会としては、「基本設計も出てきました。概算費用も出てきました。それを議論して検討委員会にお返ししました。検討委員会意見書を出されました」で止めて、また別のステージで検討するというのもあるかと思いますので、それは皆さんにお諮りして、今後の進め方は決めさせていただきたいと思いますし、本日の後段の部分でその辺もお話ししようかとは思っていましたので、先におっしゃっていただいたので、皆さんのご意見をまたお聞きしたいとは思います。  谷口委員。 40 ◯委員谷口典隆君)   我々委員より、委員長なりが執行部とお話もしていただいて、一定の落としどころというのを探っていただくのがやはり委員長の役割だと思うんです。これまで、庁舎の耐震化の工事もそうでしたけれども、そこは落としどころを探っていただいて、執行部との調整をしていただいて、やはり汗をかいていただく必要はあると思いますし、我々議員とも、意見が違っても、そこは集約していただいて、何とか終わらすなり、続けるなりという着地点は委員長として模索していただく必要はあると思いますので、その辺だけお願いしておきたいと思います。
    41 ◯委員長馬場和子さん)   わかりました。ありがとうございます。  ほかにどうでしょうか。ご意見はありますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 42 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、以上で会議次第1の新市民体育センター整備事業についてを終了いたします。  続いて、会議次第2のその他でございますが、その他として、執行部から何かございますか。  新市民体育センター整備推進室長。 43 ◯新市民体育センター整備推進室長(田口 清君)   今ほども今後の予定について出ておりましたけれども、次回の建築設計検討委員会につきましては10月2日の10時からを予定しております。事務局といたしましては、その場で出た意見を集約させていただいて、最終、11月の上旬から中旬ぐらいには日程の調整をさせていただいているところでございますが、こちらの方で意見の取りまとめと考えております。ただ、これにつきましてはまだ検討委員会の委員長との調整もできておりませんので、そういう形で委員長と協議を進めながら、日程を調整させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 44 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございました。今後の検討委員会の予定も含めて、どういう内容でということの説明がございました。先ほども谷口委員からのご意見もございましたので、今後、10月2日の検討委員会の後に出される意見書というものがあるんですけど、できたら10月2日から11月上旬までの間に、一度、開かせていただくというので最終にして、特別委員会としての意見を検討委員会へ送るという形で進めさせていただきたいと思いますし、集約の時期としては、この特別委員会としては12月定例会での委員長報告の中で、一定、終息をさせていただければと思っておりますので、これは検討委員会の内容等の流れによっても、また変わってくるかと思いますが、もちろん執行部とも正副委員長で種々、汗をかきながら、協議をさせていただきながら、その方向で進めさせていただきたいということを委員長としては思っておりますので、皆さんのご理解をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) 45 ◯委員長馬場和子さん)   それでは、以上で本委員会における本日の審査は終了とさせていただきます。  なお、本委員会の審査結果報告書の案文につきましては委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  それでは、以上をもちまして新市民体育センター整備調査特別委員会を閉じます。お疲れさまでした。                                 午前10時23分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...