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平成28年 本庁舎耐震化整備検討特別委員会 本文 開催日: 2016-02-23

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  1. 彦根市議会 2016-02-23
    平成28年 本庁舎耐震化整備検討特別委員会 本文 開催日: 2016-02-23


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午後1時31分開議 ◯委員長谷口典隆君)   皆さん、お疲れさまです。  ただいまより第7回の本庁舎耐震化整備検討特別委員会を開催させていただきます。  開会に先立ちまして、大久保市長ならびに企画振興部長は、本日、他の公務のため出席されておりませんので、申し添えさせていただきます。  去る1月18日に第6回の特別委員会を開催いたしました。その席で、市長からD案で進める旨の方針表明がされ、続く2月臨時会では債務負担行為補正予算の提案があり、可決されたところです。本日は、今後、新年度予算にも計上されますけれども、執行部が作成しております基本計画をご確認いただくということで、次第にのっとりまして進めさせていただきたいと思います。  1の本庁舎耐震化整備事業についてということで、(1)県との協議の経緯について、(2)市のホームページ等への市民からの意見について、(3)2月臨時会以降の進捗についてということで、報告がございます。こちらで一旦区切らせていただき、何かご質問等がございましたら、この場でお受けしたいと思います。その後に、(4)本体工事の基本計画についてということで、配付しております資料に基づいて説明をさせていただき、後ほど質疑を受けたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  それでは、1の本庁舎耐震化整備事業について、(1)県との協議の経緯について、(2)市のホームページ等への市民からの意見について、(3)2月臨時会以降の進捗について、執行部からご説明をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  総務部長。 2 ◯総務部長(和気豊文君)   それでは、担当から、次第の(1)から(3)までをそれぞれ通しで説明いたしますので、お聞きいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 3 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室長。 4 ◯公有財産管理室長(坂井博之君)   まず、県との協議の経緯についてです。  県では、滋賀県湖東地方連絡協議会といいまして、県の湖東管内の機関、土木事務所県税事務所環境事務所消費生活センターなどが一堂に集まられる会議を毎月1回開催されているのですが、去る8日に開催されました際に、「市庁舎耐震化整備事業について説明をお願いしたい」との申し入れがありましたことから、総務部次長公有財産管理室長補佐が出席し、説明とご協力をお願いしてまいりました。  その中で、地方本部長であります県土木事務所長からは、「県も基本方針に沿って進めていく。県も彦根市の事業に関して協力をしていく立場です」とのご発言をいただいております。  また、県から出されましたご意見としましては、立体駐車場建設時の代替駐車場の確保、立体駐車場内における県公用駐車場の配置の仕方、駐車場から県庁舎への動線、消費生活センターは土・日も開けておられるので工事期間中の交通誘導員の配置についての意見などをいただいております。  今後引き続き調整をさせていただくということで、回答をしております。  続きまして、(2)の市のホームページ等への市民からの意見についてです。  ホームページに関してはありませんでしたが、先月、市政への意見・提言がありました。「内部の改造等とあわせ、市庁舎の外壁は市の顔でもあるので、考えてください」といった内容でした。既存庁舎に関しましても、今回の整備にあわせて、きれいにさせていただくということで考えております。  続きまして、(3)2月臨時会以降の進捗についてです。  私からは、仮設庁舎への移動支援業務の関係についてご報告をさせていただきます。耐震化整備事業に伴います仮設庁舎への移動支援業務に関しまして、什器の整備計画、オフィスレイアウト計画文書削減計画サイン計画といったものについて、公募型のプロポーザルを実施することとし、きのう付で公告させていただき、ホームページにもアップいたしました。参加の申し込みは3月2日を期限とし、企画提案書を3月15日までに提出いただき、3月18日に審査する予定をしております。  私からは以上でございます。
    5 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 6 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   私からは、実施設計についてご説明いたします。  実施設計につきましては、内部で基本計画を進めながら、実施設計に伴います書類を回し、今月の25日に契約審査委員会を開催していただき、3月3日に入札書の投函という形になっております。最終契約日は3月10日をめどに進めさせてもらっています。それ以降、業者が決まりましたら、設計業務にかかっていきたいと考えております。  以上です。 7 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  では、ただいまの(1)から(3)の内容につきまして、ご質問がございましたら挙手をもってお願いいたします。  上杉委員。 8 ◯委員(上杉正敏君)   (3)の2月臨時会以降の進捗の中で、実施設計の契約は2月25日に審査委員会で、3月3日に入札書投函とお聞きしたのですけど、契約形態等はもう決まったのでしょうか。 9 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 10 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   契約の方法につきましては、臨時会以降、内部で検討させていただきました結果、随意契約でお願いしたいということで、契約審査委員会にもかけていきたいと考えております。 11 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにご質問はございますか。  獅山委員。 12 ◯委員(獅山向洋君)   今の関連質問ですが、随意契約ですから、契約の相手方はもう決まっているということですね。どことやるのかをはっきりさせておいていただきたいと思います。 13 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 14 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   今回の相手方は、水原建築設計事務所にお願いしたいと思います。理由は、以前からこの業務をやっていただいており、熟知しているということで、設計工期の短縮および経費の縮小を考え、水原建築設計事務所と随意契約でお願いしたいと考えております。 15 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  獅山委員。 16 ◯委員(獅山向洋君)   別の質問です。本庁舎耐震化整備事業の工程表のようなものをいただいています。県との協議についてただいまご報告はあったのですけれども、県の事情もあるかもしれませんが、なぜこんなに長い期間がかかるのか。平成28年度をまるまるかけて県との協議をやることになっています。現実に県との協議というのは、既にA案のときにどこの土地を買収するかはほぼ決まっていて、あとは鉄骨ブレースをはめる部分が増えているだけで、なぜこんなに長い期間がかかるのか。一応説明は聞いているのですが、いまだに釈然としないので、もう一度ご説明いただけますか。 17 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室長。 18 ◯公有財産管理室長(坂井博之君)   昨年の8月に締結しました基本方針確認書で、平成28年度中に所有権移転登記まで行うということでお約束いただいております。その中に、県の敷地にある旧芹谷事務所の問題など建物の移転の話も含んでおります。その建物の中には、事務所が持っておられる書類や資材などがありますので、その移転先を考える必要があるとお聞きしております。そういった県側の移動いただくために必要な時間などもありまして、平成28年度中にというお話になってきております。  来年8月に仮設庁舎への引っ越しを考えておりますので、スケジュール的にはそれに合わせた形にはなっているのですけれども、決して遅いということではなく、そういった事情も考えながら進めているということでご理解をお願いしたいと思います。 19 ◯委員長谷口典隆君)   獅山委員。 20 ◯委員(獅山向洋君)   皆さんもご承知のとおり、既に消費税が3%上がって、さらに2%上がるというような状況で、目に見えて費用がかかってきます。しかも、オリンピックということで、どこの地方自治体も公共事業などをやる場合に見通しがきかないと苦しんでいるのです。このままいくと、ますます経費がかかるのではないかという心配をしていますので、もう少し真剣に考えてもらえないか。少しでも早くして、少しでも彦根市の負担、ひいては市民の負担を減らすという方向で努力をしてもらいたいと思うのです。今おっしゃったような理由なら、県へ頼み込んで、「何とかしてくれ」と言うわけにはいかないのですか。もう1回、聞いておきたいと思います。 21 ◯委員長谷口典隆君)   総務部長。 22 ◯総務部長(和気豊文君)   おっしゃるように、県へご無理をお願いしないといけないことも出てくると思います。特に用地の取得につきましては、どちらの自治体にも公有財産審議会がありますので、そこを通過しないと土地の話が進まないということもあります。その後に、具体的な移転の作業、物を動かすとか、建物をどう壊すかという具体の話が出てくると思います。公有財産審議会が9月か11月ぐらいの見込みですので、平成28年度の前半にできるだけ詰めて、公有財産審議会を通過して、土地の取得ができれば速やかに進むような努力はさせていただく。そういう段取りではいますが、相手様にも一定の時間をとっていただかなくてはなりませんので、ご理解のほどお願いしたいと思います。 23 ◯委員長谷口典隆君)   獅山委員。 24 ◯委員(獅山向洋君)   意見だけ申し上げておきます。  確かに、市にも県にも公有財産審議会というものがあります。それはよくわかっていますが、何のためにあるかということを、審議会の方々も、県も、市もよく考えてもらわないといけません。年に2回しかないというようなことで、その間に重要な時期を失して、経費が随分かかってしまうということなら、むしろ審議会に「一体、あなた方は、年に2回ぐらいでいいと思っているのか」と文句を言いたいぐらいなのです。これは市民としても言わなければいけない問題ではないかと思っているのです。これはあくまで意見ですけれども、市の皆さんもしっかりと言っていただきたいと思います。 25 ◯委員長谷口典隆君)   ただいまのは意見として承っておきます。  ほかに質問はございますか。(1)から(3)の報告事項ですが、よろしいですか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 26 ◯委員長谷口典隆君)   ないようですので、(4)の本体工事の基本計画についてご説明をいただきたいと思いますが、その前に、資料の確認をさせていただきたいと思います。クリップどめのA4の「本庁舎耐震化整備事業に係る本体工事の基本計画について」という資料が1枚。めくっていただきますと、A3のものですが、別紙1と別紙2、別紙3とございます。次に、右肩に「資料1」と書かれた平面図が1ページ、2ページございます。次に、「資料2」と書かれた平面図が1ページ、2ページございまして、最後に資料3の敷地の平面図がございます。以上、資料漏れはございませんか。よろしいですか。  では、こちらの資料に基づいて、(4)の本体工事の基本計画についてご説明をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  公有財産管理室長。 27 ◯公有財産管理室長(坂井博之君)   さきの臨時会におきまして、庁舎増築棟実施設計に係る補正予算についてお認めいただきまして、早々に業務を発注して着手することとしております。その実施設計の骨格となります基本計画について、早急に固める必要があります。本日、基本設計についてご確認いただきました後、次に、詳細設計というような順に段階を踏んで進んでいくことになりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、お配りしました資料の1枚目ですが、本庁舎耐震化整備事業に係る本体工事の基本計画についてです。従来からご説明させていただいておりますとおり、D案を採用することとしております。  まず、1の工期につきましては平成29年9月から平成31年3月までの1年半です。  それから、2の耐震補強の方法についてですが、庁舎の東側および西側のキャンティレバー部分に沿わせる形で地上から鉄骨フレームを立ち上げた上で、制震ブレース等を配置して、耐震補強を行います。  3の増築棟の概要ですが、既存庁舎の前面に19.2メートル張り出した5階建ての増築棟を建設し、延べ床面積で約6,200平方メートルの増築となります。  それから、今回ご検討いただく部分にかかわりますが、4のこれまで寄せられた議員・職員からの意見への対応についてです。前回の特別委員会で、それまでの特別委員会において議員の皆様方からいただいたご意見・ご提案や、職員のヒアリングやアンケートで出された意見・提案につきまして、一定集約をしたものを表形式にして取りまとめました資料を提示させていただき、それをもとにいろいろとご協議をいただきました。これに第6回の特別委員会で新たに出てきたご意見等を追加・整理しましたものが、A3版の右横に「別紙1」と書いてある資料になります。その中で、本日、基本設計に取りかかる前に決定しておかなければならないものということで、A)構造躯体に関するもの、B)設備に関するものについてご確認をいただき、その上で、後日、基本設計実施設計に取りかかっていくことになります。その中で、C)のデザインに関するものであるとか、D)のレイアウトに関するものについて、設計をしながら皆様方のご意見等をお聞きし、いろいろと議論をいただきながら決めていくというようなことを考えております。  まず、今回は、赤枠で囲んでおりますA)、B)についてご報告させいただきたいと考えております。  それでは、A)の構造躯体に関するものについて、いただいたご意見・ご提案に対して執行部で検討しました内容についてご報告させていただきたいと思います。  別紙2)をごらんください。「構造躯体に係る基本方針」と記載した資料ですが、先ほどの赤枠内の構造躯体に関するものの部分を抜き書きしたものです。議員から頂戴した意見は主に8個、職員の意見は3個の合計11個の番号を打っております。ただし、議員意見の1番と職員意見の9番は同様の意見で、重複しておりますので、基本的には10個となります。  それでは、1番から順に、基本方針およびその考え方について説明をさせていただきます。  まず、1番目、展望スペースの設置についてですが、観光客や市民など来庁者の方々に屋上からの眺望を楽しんでいただけるように、屋上に設置してはどうかというご意見です。方針としましては実施させていただくということです。なお、展望スペースにつきましては、彦根市景観計画による高さ制限がありますので、居室扱いとなるような部屋にはできません。高さ制限をクリアするためには、屋上の搭屋扱いのスペース。搭屋と申しますのは、機械とか設備をおさめるスペースのことなのですが、この中に展望スペースをおさめることによって建築基準法の問題をクリアすることを考えております。ただし、面積の制限や用途の制限がありますので、そのあたりは今後の実施設計の中で詳細について検討していきたいと考えております。  参考としまして資料1をごらんいただきたいと思います。資料1は屋上の平面図です。図面を見ていただきますと、上半分が既存庁舎、下半分が増築棟になります。既存庁舎側の右側、四角にバツをしたような部分がありますが、これは議場の屋根です。この図の増築棟の部分、3)から4)あたりに搭屋を建てることを考えております。この位置は、エレベーターや階段の位置にかかわっております。資料2に1階の平面図がありますが、1階の正面玄関を入ってすぐ左側にありますエレベーターで屋上まで上がっていただくと、この位置になるというようなものです。建築基準法上では、搭屋の建築可能面積は建築面積の8分の1以内でないとならないという規制がございます。そういったことなどもクリアしながら検討していきたいと考えております。  それから、2番目、増築部分を6階建てにということですが、今ほど申しましたように、高さの制限がございまして、現庁舎の高さを基準として、そこまではOKなのですが、それよりも高くなってしまうとだめだということで、基本的には難しいと考えております。また、当然、追加の費用がかかってまいりますので事業費がさらに膨らむということ、基本設計に大幅な変更が生じるということで設計・施工ともにスケジュールの延伸が見込まれますので、こちらについては見送らせていただきたいということです。  次に、3番、増築部分に地下階を設置して、その部分を書庫棟として利用してはどうかということなのですが、増築棟に地下階を設置することになりますと、追加費用としまして約4億円以上かかる見込みです。また、設計変更やスケジュールの延伸が見込まれますので、こちらについても見送らせていただきたいと考えております。ただし、書庫棟としては必要でありますことから、代替案としまして、当初考えておりましたように、別館の1階を改造して書庫機能を強化することで対応してまいりたいと考えております。  次に、4番、エスカレーターを1階から2階の間に設置してはどうかというご意見についてなのですが、現在、既存の建物と増築棟との間にライトコートを設けまして、自然の光と風を取り入れようという考えでいるのですが、そちらのスペースを使うことによってエスカレーターを設置すること自体は可能であろうということです。しかし、基本設計の大幅な変更、スケジュールの延伸も考えられますし、当初考えておりました外気導入や採光など執務室の環境に支障を来すことが心配されます。また、1階のフロアに窓口部門を集中させることが今回の増築の主な目的ですので、エスカレーターを利用して2階に行かれるお客様は少ないのではないかと見込まれます。ただし、車椅子を利用される方々などお体の不自由な方々に対応できるように、エスカレーターではなくエレベーターを増築棟の方にも強化・増設しまして、利便性の向上を図ることで代替機能になると考えております。  資料2をごらんいただきたいと思います。こちらの図面が新しく完成した際の1階の計画平面図の案です。ちょうど中央部分、玄関市民ホールがございまして、その右下あたりに赤字でエスカレーターの絵を描かせていただいております。エスカレーターの周囲にエスカレーターを設置するための柱を6本、黒四角になっている部分ですが、柱を立てて補強してエスカレーターを設置するという考え方です。ちょうどこのあたりがライトコートに当たる部分になりまして、この部分にエスカレーターを設置はできるのですが、待合ホールを考えていた場所ですので、応接カウンター前で待ち合いされるお客様の支障となることも考えられます。次のページをめくっていただきますと、2階の計画平面図の案になりますが、エスカレーターを1階から上がると2階のこの位置になってくるのですが、ライトコートが半分ほどつぶれてしまいます。ここでエスカレーターを昇降するということです。取り合いの部分が少し難しかったり、付近の会議室とか事務室のエスカレーターに面した側を壁にしてしまうと採光や通風が悪くなってしまって、環境的にはどうかというようなことで、検討はしたのですが、今回は見送らせていただきたいと考えております。先ほど申しましたように、1階の待合スペースがつぶれてしまうのは、1階をワンフロア化して利便性を強化したいという考えに反することにもなりますので、やはりお客様のためということで、設置するのは無理があると考えております。  次に、5番目、ビオトープです。これも環境面の話で、現在、庁舎前には池があって、コイを飼ったり、オニバスがあったりしまして、小さなお子さんたちが見て喜んだりしているのですが、方針としましては設置したいと考えております。来庁者への癒しにもなりますし、庁舎環境を考えて設置したいと考えております。ただし、課題としまして、現状のように庁舎の前面に設置するのは駐車場のスペースの減少にもつながりますので、庁舎の東側のスペースにコンパクトなビオトープを設置すればどうかと考えております。  資料3をごらんいただきたいと思います。庁舎の東側の赤い斜線部分、こちらにビオトープを設置するのはどうかという考え方です。これとは別に、駅前通り側、歩道と敷地境界の部分に石垣があり、その前に溝があり、水を流すような構造になっています。現在はポンプが壊れているので水は流れていないのですが、改修することによって、環境面に配慮することができるのではないかと考えております。  次に、6番、立体駐車場からの連絡通路についてです。立体駐車場と庁舎をつなげてはどうかというご意見でしたが、立体駐車場は別館と隣接しますので、別館とつなげることは可能です。現在も本館と別館は階高に違いがあることから、ご存じのとおり、段差があります。そうしたことから、例えば車椅子の方々は通路をつなげても使用できないということもありますし、別館に入った後でどのように本館に誘導するのか。本館の裏を回って階段やエレベーターで1階に降りていただかなければならないという、非常に複雑な経路になっておりますので、それならば立体駐車場から1階へ降りて、庁舎1階の北口から入っていただく方が、お客様の動線としてはよいのではないかと考えております。よって、代替案としましては、立体駐車場から庁舎1階の北口への誘導についてわかりやすい案内表示をして、利便性を図りたいと考えております。また、資料3で、本庁舎の裏側にある自転車駐輪場を狭め、わかりやすい出入り口にしたいと考えております。  次に、7番、6番にも関係しますが、立体駐車場エレベーター設置についてです。立体駐車場内には専用のエレベーターを設置し、全て1階に降りていただくことを考えております。方針としましては設置するということです。  なお、立体駐車場と直接、既存の庁舎をつなぐことに関しましては、大規模な工事にもなりますし、橋げた等の問題もございます。既存庁舎および立体駐車場の設計変更、スケジュールの延伸などが考えられますし、1階のワンフロア化を図ることからも、費用対効果としては余り期待できないと考えております。  次に、8番目、屋上へのヘリポートの設置についてです。屋上には、既設の搭屋とか、空調設備等があります。増築部分にも展望ホールや空調設備等を設置する予定でありますことから、ヘリポートに必要な面積を確保することは困難であると考えております。ヘリコプターは垂直に離着陸ができるとはいうものの、離着陸の際には適正な進入角度があります。屋上の搭屋や周囲の建物、例えば県事務所の建物なども含みますが、障害物のない、ほぼフラットな状況でないと離着陸ができません。また、ヘリポートを設置する際には、構造上、その過重に耐え得るための補強が必要ですので、方針としては見送りたいと考えております。  先ほどの資料1をごらんいただきたいと思います。繰り返しになりますが、既存庁舎側に設置するとなれば、既に大きな搭屋がありますし、増築棟にも展望ホールであるとか、室外機を置くスペース、太陽光発電といった設備もあります。増築棟に関してもスペースはありません。補強の関係で、設けるとしたら増築棟になるのですけれども、スペースがないこと。資料1の2枚目、立面図をごらんいただきたいと思います。これは東側から見た立面図になりますが、屋上部分がフラットになっていませんので、こういった部分に離着陸するのは難しいと考えております。  次に、職員の意見です。9番につきましては、先ほどの1番と同じですので割愛させていただきます。  10番目の建築素材、アレルギー対応等についてです。アレルギーへの対応に考慮した素材を使ってはどうかということですが、環境に配慮した建築資材を使用する予定ですので、方針としては実施する予定です。  それから、11番、大雨時の貯留機能についてです。方針としましては、こちらも実施させていただく予定です。雨水貯留機能ということで、増築棟の下の部分にため升のようなピットを設けまして非常時の水利用に充てたいという思いと、大雨時に一気に下流の河川に排水しないように駐車場内に設けたピットに一旦雨水をためて、オーバーフローする分を徐々に排水していくといった構造のピットを設けたいと考えております。  めくっていただきまして、B)設備に係る基本方針についてです。頂戴したご意見・ご提案に関しまして、執行部で検討した内容についてです。  まず、別紙3、先ほどの赤枠内の設備に関するものを抜き出したものです。議員から頂戴しました意見は主に4個、職員の意見は8個、合計12個の番号を振っております。ただし、こちらも議員の意見の1番と職員の意見の11番、屋上緑化の部分については重複しておりますので、基本的には11個となります。  それでは、順番に、1番、屋上緑化についてです。環境対策や節電対策、夏場の建物の温度上昇を抑え、冷房効果を上げることも期待できますので、実施させていただく方針です。なお、設置スペースですが、資料1の図面をごらんいただきたいと思います。増築棟に空調関係の室外機や太陽電池パネルなども設置する予定をしております。そうした設備のメンテナンスの通路なども必要ですので、レイアウト的には緑色でお示しした部分になるのではないかと考えております。  次に、2番、太陽光発電についてです。これも環境対策や節電対策への対応、非常時における電源としても利用できると考えられますので、実施する予定です。今のところは、20キロワット程度のものを設置したいと考えております。  次に、3番、LED照明についてです。これも省電力化から、環境対策や節電対策への対応ということで、実施する方針です。ただし、まれに健康被害といいますか、LEDの点滅が目に影響を与えるというようなことも報告されておりますので、全てをLEDに変えてしまうことは考えておりません。一部、Hf管の蛍光灯の設置であるとか、往来の少ない廊下などにはセンサー式のLED照明を使うなど、工夫をしてまいりたいと考えております。  次に、4番、最新のIT設備についてです。情報政策課とも関連してくるのですけれども、例えば無線LAN化、業務の効率化、来庁者の利便性を向上させるために、優れた内容のものを導入していくことを目指していきたいと考えております。  次に、職員意見ですが5番目、共用設備についてです。空調設備については、増築棟部分は個別空調を取り入れるなどして、完備していきたいと考えております。また、網戸の設置につきましては、1階はともかくとしまして、2階、3階以上は強風が吹いたときに外れて落下するおそれがありますので、見送らせていただきたいと思います。大型エレベーターというのは、救急の際のストレッチャーが入る規模のものを想定しております。現在の役所のエレベーターは小さくて、ストレッチャーが入りませんので、大きいエレベーターを設置したいと考えております。OAフロアについては、先ほどの4番のIT設備にも関連してくるところはあるのですけれども、既存庁舎と増築棟とで床の段差が生じるなどの課題がありますので、見送らせていただきたいと考えております。  次に、6番の事務関係です。移動支援業務の中で必要な什器について整理した上で、整備を図っていく計画です。仕事の内容によっても変わってくる部分があると思いますので、職員ヒアリング等を通じまして、必要な什器を決めていきたいと考えております。  7番目、窓口関係です。玄関市民ホールを囲む形でパイプシャッターなどを設置して、セキュリティを保ちながらホールの利用効果を上げていきたいと考えております。また、窓口カウンターにつきましても、業務の内容によって、例えばじっくりとご相談いただくような場合にはローカウンターが適しておりますし、証明書の発行など比較的時間が短くて処理できるような場合にはハイカウンターが適していると思いますので、それぞれの部署、仕事に応じまして配置を考えていきたいと思います。  次に、8番目、案内板・サインです。来庁者にわかりやすいものを取り入れて、工夫していきたいと考えております。優しい日本語であるとか、ピクトサインについても考慮し、整備していきたいと考えております。  次に、9番目、防犯設備・カメラ等です。庁舎内に限らず、駐輪場で自転車をパンクさせられたり、花壇やプランターの花などを荒らされていることもありますので、外も含め庁舎の出入り口など必要に応じて設置させていただきたいと考えております。  次に、10番目、発電設備です。既存庁舎の中には平成23年度に設置しました水冷式の自家発電装置がありますが、これとは別に新たに空冷式の自家用発電設備を設けるとともに、太陽光発電設備を設置し、緊急時に備えたいと考えております。  11番は割愛させていただきます。  次に、12番のその他です。緊急通報装置につきましては、窓口や相談室など必要に応じて設置させていただく予定です。食堂については、設置する場所がないことや運営主体をどうするかといった課題がありますので、設置は予定しておりませんが、その代わりに、職員が昼食などをとることのできる休憩室などを設けたいと考えております。  以上、構造躯体に関する基本方針、設備に関する基本方針としまして、合わせて23個、意見としては21個になるのですが、別紙の2)、3)の方針欄の中で×印のある5個につきましては今回見送らせていただき、残りの部分につきましては、一部△印もあって、項目全ては実施できないものもありますけれども、基本的には実施する方針であるということを確認させていただきたいと思います。  本日、皆様方からのご意見を取りまとめた上で、今後の具体の設計に取りかかってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 28 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございました。  総務部長。 29 ◯総務部長(和気豊文君)   補足させていただきます。最初の表を見ていただきますと、今日は、AとBの赤枠で囲んでいるところについて説明させていただきました。Dのところにかかわることで、ビオトープの話が出ておりますけれども、関連するところがありますので、私から追加で、口頭で説明させていただきたいと思います。  図を見ていただきますと、ビオトープの位置が庁舎の東の方ということで、今ほど説明させていただきました。11月17日に和田議員と奥野議員の連名で要望をいただいているオープンスペースと言われる部分とかぶります。そもそもこの事業は、これまでの常任委員会や特別委員会でもご質問いただいて、私が答弁させていただいていると思うのですが、災害時に機能する庁舎です。耐震化というのはそういうことです。災害時に機能する庁舎にすることが第一の目的ですので、予定している建物内の事務事業のスペースを触ってまでオープンスペースを確保することは難しいと考えます。ビオトープをつくるのは建物の外の空いているスペースを利用しようとするもので、そこの絡みがあるので、ご要望いただいているオープンスペースの活用は難しいのではないかと思います。  ただ、お話の中で、外から使えるトイレの話があったと思いますが、セキュリティの問題もありますので、今後の設計の中でできるかどうかをほかの要素とテーブル上に並べて検討しないといけないと思います。これはお時間を頂戴したいと思います。  それから、駅前通り側の石垣の前に水路がありますけれども、外観についてのご要望をいただいていると思います。以前にお答えしたと思いますが、前面駐車場のスペースを割くことになりますので、販売ブースというか、建物をつくるのは困難ではないかと思います。ただ、水路と石垣の幅が約2メートルありますので、駅前通りを通られる方が休息する場所を設けることは可能ではないかと、机上ですが思っています。修景的な要素で石垣と水路を設けているのですが、外構を検討する中で、休息スペースが設けられないか、また、今はポンプが壊れていますので使っていませんが、水を生かしたようなものがつくれないかという検討をさせていただけないかと思います。お土産物の販売につきましては、平成26年度に観光協会が観光センターの販売機能を強化されていますので、同じようなものを近接してつくるのは難しいと思います。  それから、要望の三つ目で観光情報の発信機能を庁舎に持たせればということでしたけれども、基本的には、市としては、観光案内所と観光センターが力を発揮していただくべきであると思います。ただ、壁や柱の関係できれいな四角にはならないとは思いますが、1階のロビースペースが現状よりは広くなりますので、イベント情報の発信や簡易なギャラリー、例えば高等学校が甲子園に出られた場合にセレモニー等をしておりますが、そういったセレモニーもできると思います。観光分野だけに限らず、ロビースペースを期間限定で使えば情報発信は実施可能であると考えます。  資料はありませんので口頭ですが、今日の躯体の話とリンクするところがありますので、私から説明をさせていただきました。  以上でございます。 30 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  今ほどご説明がありましたように、本日は、基本設計までに議員の皆さんに確認、またはご意見を賜りたいということで、Aの構造躯体に関するものとBの設備に関するものに関してのご説明をいただきました。本日は、とりあえずこのAとBについて、今ご説明のあった範囲での質疑、質問、意見を述べていただきたいと思います。また、CとDのデザイン、レイアウトに関するものとか、総合的なことに関しては、分けて、後に質問をお受けしたいと思っております。とりあえず、今ほどご説明がありましたAの構造躯体に関するものとBの設備に関するものについて、質問等々をお受けしたいと思いますので、順次挙手をもって発言いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  中野委員。 31 ◯委員(中野正剛君)   デザインに関するものにかかってくるかもしれませんけど、展望スペースについて、私のイメージしていたものと資料1の図面の絵ではかなりギャップがありますので、質問させていただきます。  展望スペースをつくるという話を聞いたときに、屋上は彦根城がよく見えますので、彦根城側だけでも全面ガラス張りにしていただいて、観光客の人が屋上からきれいな彦根城の天守閣と一緒に記念写真を撮ってもらう。できれば、ひこにゃんの等身大のぬいぐるみでも置いてもらって、そこで記念写真を撮ってもらうという感じでイメージしていました。なぜかと言うと、ひこにゃんが彦根城へ出てくる時間帯にいられないという意見もありますし、車椅子の人が天守閣まで行けないので、せめて彦根市役所の屋上の展望室からなら記念写真を撮れるのではないか。そういうイメージで聞いていたのです。ところが、この図面を見ると、限度よりもかなり小さな展望室ですし、喫煙室もついている。観光客の人に来てもらおうというような発想が小さいのではないかという気がしています。全面ガラス張りで、そういう記念写真が撮れて、もちつきのように、ひこにゃんに季節に合ったデコレーションをしてもらえれば、それを目当てに観光客の人が来てくれる。ここまで来てくれたら、食事もしてくれるだろうし、お土産も買ってくれるだろうし、彦根の中の散策してくれるだろうというイメージでいたのです。全然違うので、展望スペースの設計の根拠を知りたいと思って質問をさせてもらいました。よろしくお願いします。 32 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 33 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   展望ホールにつきましては、図面ではわかりにくいですけれども、南側と西側はガラス張りを考えております。既設の屋上に搭屋等々がありますので、北側と東側は見られません。南側と西側ははめ殺しのガラス窓を考えております。  面積についてですが、太陽光発電、屋上緑化等々をやりますと、そこまでの面積がとれないのと、どれだけの人を上げるのか。この面積でも27平方メートルです。家でいきますと、6畳が3部屋、約18畳の部屋がとれます。人数ですと、20人は入れるスペースを確保させてもらっているのです。100人なのか、何人上げるのかという問題もあります。環境面等々に配慮した設備を設けると、展望ホールはこのスペースで十分いけるのではないかということで設置させてもらっています。 34 ◯委員長谷口典隆君)   中野委員。 35 ◯委員(中野正剛君)   これは意見です。私としてはもう少し大きな展望スペースが欲しいと思います。 36 ◯委員長谷口典隆君)   面積の方で、ご答弁はよろしいですか。  公有財産管理室主幹。 37 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   面積につきましては、今言いましたように、緑化等を含め、また建築基準法上の問題もありますので、もう一度検討はしていきたいと思います。 38 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにご質問はございませんか。
     北川委員。 39 ◯委員(北川元気君)   屋上緑化のことです。素人でわからないのですけど、どんな効果があるのですか。節電という説明があったのですけど、もう少し詳しく教えてください。 40 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 41 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   屋上緑化は、断熱効果が主な理由です。屋上全面に緑化を施すことがベターだと思います。いろいろ言われていますが、それによって夏場の室内温度が2、3度下がると聞いております。 42 ◯委員長谷口典隆君)   北川委員。 43 ◯委員(北川元気君)   見た目はかなり少ないのですけれども、これだけでも2、3度下がると考えてもいいのですか。 44 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 45 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   図面にありますように、太陽光パネル、搭屋、室外機置き場もありますので、全面とまではいきませんが、ある程度の効果は出てくるのではないか。全面にした場合と比較すると、そこまではいかないかもしれません。 46 ◯委員長谷口典隆君)   北川委員。 47 ◯委員(北川元気君)   図面を見ると中途半端な量なので、屋上緑化をする意味があるのか疑問だったのです。素人考えでは既存庁舎にもできるのではないかと思うのですけれども、そういうことは検討されなかったのですか。 48 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 49 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   既存庁舎には防水工事も必要になってきます。既設庁舎の上も緑化ができるかどうか、防水工事も含めて検討していきたいとは考えています。増築棟には、太陽光パネル、室外機置き場もありまして、これらのメンテナンス用通路が必要ですので、面積的にはこの程度ではないかと考えております。 50 ◯委員長谷口典隆君)   北川委員。 51 ◯委員(北川元気君)   いずれにせよ、屋上緑化をするメリットをよく考えていただきたい。つけたら、それだけの費用がかかると思うのです。僕にはわかりませんから、いろいろ考えて、ベストな選択をしていただければと思います。 52 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  小川委員。 53 ◯委員(小川喜三郎君)   防災拠点にもなりますので、既存の庁舎にもありますけれども、増築棟の空冷式の自家発電機は地下がないので屋上に置かれるのですか。容積的には小さなものなのか。太陽光発電は20キロワットだと説明がありましたが、自家発電機についてよろしくお願いします。 54 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 55 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   資料2の1ページをごらんいただけますか。上の方に自家発電設備、キュービクル、受水槽と書いてあります。ここは、現在、公用車の車庫と一部倉庫になっているのですが、そこを改造しまして、受水槽とキュービクルと自家発電の3点セットで設備スペースにしていきたい。増築棟の搭屋には機械室はございません。高架タンクもありません。ここで加圧して、庁舎に送っていく。受水槽と電気を受けるキュービクルと空冷式の自家発電設備を考えております。どれをくっつけるのかは設計の中で検討していきたいと考えております。 56 ◯委員長谷口典隆君)   小川委員。 57 ◯委員(小川喜三郎君)   ありがとうございます。そうしますと、車庫は2台分だけで、あとは全部設備の建物と理解してよろしいですか。 58 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 59 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   点検スペース等も含めて詳細な検討は必要なのですが、今のところ2台、できればもう1台、車庫にしていきたいと考えております。 60 ◯委員長谷口典隆君)   辻委員。 61 ◯委員(辻 真理子さん)   資料1の1ページ、屋上の展望ホールについてお伺いしたします。喫煙室と書いてありますけど、前にはなかったと思うが、なぜ改めて喫煙室をつくられたのかをお聞きしたいと思います。 62 ◯委員長谷口典隆君)   総務部長。 63 ◯総務部長(和気豊文君)   喫煙につきましては、健康増進法の関係で、現在のところ、公共の施設は禁煙が努力義務になっております。来庁される方の中にも喫煙される方がいらっしゃいますし、職員の中にも喫煙する者はおります。分煙という形で、どこかにはもうけなければいけないのではないか。建物の管理上、職員でいいますと労務管理上の問題もありますので、受動喫煙が起こらないように分煙をすべきであると考えています。屋上に設けるのが一番いいのではないかと思います。  ただ、政府は公式には発表していないと思いますけれども、禁煙の法制化を検討するというようなことが一部報道されております。私の記憶では今後2、3年の間に法制化されるかもわかりませんけれども、そのときに完成していれば喫煙の機能としては使いませんが、現時点では分煙を図ってしっかりした管理をしていきたいということで、この部分に設けさせていただこうということです。 64 ◯委員長谷口典隆君)   辻委員。 65 ◯委員(辻 真理子さん)   ここから彦根城を観覧していただいて、さわやかな環境の中で見ていただきたいと思うのです。いくら分煙の機能がついていたとしても同じスペース内ですので、吸われない方にとりましては影響があると思います。ここは展望ホールとして使っていただきたいと切にお願いしたい。今お聞きした中では、ここにどうしても必要な理由が納得いかないと思うのですがいかがですか。 66 ◯委員長谷口典隆君)   副市長。 67 ◯副市長(川嶋恒紹君)   今ほど総務部長が申し上げましたことは、検討段階の一つの考え方です。実は、先般、本庁舎耐震化推進本部会議を開催しており、その中でもこの部分は議論になったところです。図面ではこのようにお示ししておりますけれども、委員ご指摘のとおり、ここは慎重に検討すべきところだと考えております。喫煙者にどこでどのように休息をとっていただくかという考え方が必要なことは事実ではありますし、健康増進の考え方が基本というのももちろんのことです。それから、先ほど中野委員がおっしゃった展望スペースの問題も勘案して、今日の決定事項でなくても、検討できる課題であると考えております。総務部長の言ったことと基本的な考え方は異なりませんが、今の段階での案ということでご認識いただければと思います。 68 ◯委員長谷口典隆君)   辻委員。 69 ◯委員(辻 真理子さん)   今は倉庫の前で、真冬は雪の降る中、たばこを吸っています。どうしてもたばこを吸いたい方は、真夏でもそこへ行って、こんな環境においてまで吸いたいのかと思うのですけれども、展望ホールに設けるのは反対です。外でなくても、喫煙したい方のスペースをどこかにつくってあげる。旧館のどこかにつくるべきである。あんなに大変なところで吸っているので、そこまでしなくても、どこかにそういう場所をつくってあげるべきだとは思っていますが、展望ホールにつくるのは反対だと申し上げたいと思います。 70 ◯委員長谷口典隆君)   ご意見ということでよろしいですね。  ほかにありませんか。  和田委員。 71 ◯委員(和田一繁君)   北川委員の質問に関連するのですけれども、勉強不足で申しわけないのですが、屋上緑化というのは、イメージ的には芝生的なものなのか、人工的なものなのか、そのあたりをお聞かせください。 72 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 73 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   増築棟は鉄骨を考えておりますので、余り重いものは乗せられません。コケで緑化というのが流行っていますので、植物は自然ですけれども、土壌を人工的な軽いものでやっていきたいと考えております。 74 ◯委員長谷口典隆君)   和田委員。 75 ◯委員(和田一繁君)   土台は当然違いますけれども、コケは自然のものという形で理解してよろしいですか。 76 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 77 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   植物は自然のものです。 78 ◯委員長谷口典隆君)   和田委員。 79 ◯委員(和田一繁君)   ランニングコストはそんなにかからないものなのですか。 80 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 81 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   無冠水というのは聞いています。通常の雨で、多年草で、ずっともつ。いつも病院のことを言いますけれども、病院の方はサボテンでやっています。サボテンは自然のもので、土壌は化学繊維を使って軽く仕上げています。重量的には、芝生よりも有利だと考えています。 82 ◯委員長谷口典隆君)   和田委員。 83 ◯委員(和田一繁君)   観光客がそこに出て、歩けるのか。あくまでも観賞用なのか。そこだけお願いいたします。 84 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 85 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   屋上の図面には扉が1カ所ついておりますけれども、セキュリティ上、外に出てもらうのは危険ですので、展望ホールで見ていただけるような感じになると考えております。    (「わかりました」と呼ぶ者あり) 86 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  野村委員。 87 ◯委員(野村博雄君)   いろいろと工夫をしていただいて、ありがとうございます。  技術的に反論があればお願いしたいのですけれども、一般的に考えまして、自家発電については、水害等を考えますと、もう少し高い階の方がいいのかと思うのですけれども、その辺のご意見をお教えいただきたいと思います。 88 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 89 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   自家発電の位置につきましては、水害等を考えると、当然、上層階の方が有利ではないかと思います。ただ、全てを上に上げられるものでもありませんので、地上に置く場合は基礎を高くします。水害の高さによりますけれども、その高さを想定して、基礎で高さを調整するということを考えております。これは通常やっている手法です。 90 ◯委員長谷口典隆君)   よろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) 91 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにご質問はありませんか。  安藤委員。 92 ◯委員(安藤 博君)   Bの設備にかかわる基本方針の中の共用の部分で、OAフロアは三角で見送るとなっております。イメージしているのは、LANケーブルや電話回線、電源等も含めて、フロアマットの下に全てを埋設して、オフィス環境を整えるイメージだと思うのですが、段差というのは旧館から新館になったときに段差が出るからということなのでしょうけれども、フロアマットは会議室などで自由度のあるフロアマットを敷き詰めるというように認識しています。廊下や、つなげる部分では段差は生じないと思うので、お聞かせいただきたい。もし増築棟を含めてフロアマットを用いないということであれば、現状のように、IT設備は最新のものを入れるけれども、LANケーブルや電話回線、電源などは居室に出ている状態で執務するのか。その考え方についてお聞かせいただきたい。  それと、先ほどの北川委員や和田委員の質問に関連するのですが、屋上緑化を含めて、新しい構造物を建てたときの緑化率というのはクリアできるのか。  2点お聞かせください。 93 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 94 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   まず、OAフロアです。ご指摘のとおり、できないことはないです。ただ、IT設備との関係で、ITが無線になってきますと、まずLAN関係の埋め込みが必要なくなります。コンセントの問題が出てきますが、ピットにするのか、OAフロアにするのか、まだはっきり決められないのです。理由としては、事務室関係は土足で入りますので、土などがどうしても入ってきます。それがOAフロアの目に詰まったりしますので、土足で入るところはOAフロアにしていないのが現状だと思っています。その代わり、ピット方式もあると思っています。ITとの関係もありますので、検討していきたいと考えております。  それから、緑化率です。全敷地内の緑化率ですけれども、今回は増築ですので、そういったことには当てはまらないのですが、屋上緑化や、先ほど総務部長が説明しました表通りの休憩室も含め、極力緑化していきたいとは考えております。 95 ◯委員長谷口典隆君)   安藤委員。 96 ◯委員(安藤 博君)   ありがとうございます。  ピットでもいいのでしょうけど、ピットというのは結果的に自由度が制限されてしまいます。未来永劫、このフロアで、このような配置、オフィス環境になるとは到底想像できないので、今は低床のフロアマットもありますし、再考していただくようにお願いしておきたいと思います。  それから、今のお話では、増築しても緑化率は変わらないというお話でしたが、もう少し教えてほしい。 97 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 98 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   緑化率が変わらないのではなく、敷地面積で考えますので対象にならないということです。新しく造成された土地ですと話は別ですけれども、建物を建てますので、今までよりは緑化率は減ってきます。ただし、減らさないように緑化はしていきたいと考えております。 99 ◯委員長谷口典隆君)   杉原委員。 100 ◯委員(杉原祥浩君)   屋上の太陽光パネルですけれども、枚数を計算すると112枚ほどあるような気がします。1階に立派なキュービクルを置くようになっています。何キロワットの発電をされる予定ですか。 101 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 102 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   先ほど言いましたが、20キロワットを予定しております。ただ、売電するのか、一般商用で使うのか、非常用で使うのかということもありますけれども、非常用発電がありますので非常用に使う必要はない。一般商用と一緒に使っていく方がベターではないかと考えております。 103 ◯委員長谷口典隆君)   杉原委員。 104 ◯委員(杉原祥浩君)   先ほど辻委員からもありましたけど、展望台に喫煙所があるということで、私ども喫煙する者にとっては、「よくこんな絵を描いていただいた。ありがとうございます」とお礼が言いたいところなんです。それよりも、向かって道路側の方に喫煙スペースがあるのですけれども、最近、一般の方が喫煙されています。見ていると、申しわけないと思うようなところがあります。私や職員はなかなか使わないのですけれども、1階にも分煙スペースをつくっていただけたらと思います。最近は大きな商業スペースにも、大きな駅にも、分煙がはっきりしてきています。特に役所はストレスがたまる方が多いと思うので、そういうところでリラックスしてもらうことも大事ではないかと思います。過酷な条件で喫煙されていますので、何とか1階と5階にもつくっていただけますようにお願いしておきます。  以上です。 105 ◯委員長谷口典隆君)   要望ということです。  ほかにありませんか。  北川委員。 106 ◯委員(北川元気君)   Bの最新のITのことです。最新のIT設備の導入を進めるとのことですが、期待する感じなのですけれども、どんなことがあるのか。それから、来庁者の方々への利便性の向上とあるのですが、どうなるのかがわかれば教えてください。 107 ◯委員長谷口典隆君)   副市長。 108 ◯副市長(川嶋恒紹君)   IT化の関係につきましては、現在、基幹システムの整備を進めております。全体をパッケージ化したシステムの導入を図っていくというのが一つです。その後、さまざまな窓口業務、あるいはそれぞれの業務で、具体的にITを活用して情報共有しながら、市民の利便性の向上を図るという方向の検討を進めている段階です。  具体的に、一つ考えていますのは、総合窓口設置の検討です。総合窓口の考え方はいろいろパターンがありまして、全国的にも全てというわけにはいっていないようですけれども、十数の窓口業務を一つの窓口においてワンストップで対応している自治体もございます。本市といたしまして、将来的にはそういったワンストップを実現すべく検討は続けていかなければならないと思っているのですけれども、まず第1段階として、市民課の証明業務と税の証明業務、この2課の証明業務を総合窓口においてワンストップで処理できるような方向を検討しております。その証明業務を利用するために庁舎にお越しいただく方が5割以上という調査結果も出ておりますので、窓口の待ち時間の解消にもつながってまいります。第1段階から高いレベルのサービスを提供することを求めずに、まずやれるところから、確実にやれるところから実施していくという方向で臨んでまいりたいと考えております。 109 ◯委員長谷口典隆君)   北川委員。 110 ◯委員(北川元気君)   おととしに、若手の職員がプロジェクトチームをつくり、大きく三つのチームに分かれて話し合ったITに関する課題をまとめたものを答申として出されました。それから、もう1年がたちます。それこそ最新のIT設備と書かれているので、答申に書かれていたことが上がってくるのだろうと認識しています。総合パッケージや総合窓口をご紹介いただきましたけれども、その三つのプロジェクトチームから上がってきた答申が生かされているという認識で大丈夫ですか。 111 ◯委員長谷口典隆君)   副市長。 112 ◯副市長(川嶋恒紹君)   おっしゃられたとおり、具体的に施策に反映させている段階です。ただ、三つのプロジェクトチームがありましたが、そのうちの基本部分については既に進められており、パッケージ化した基幹システムの整備をやっていく。これは動き出しています。二つ目のサービス向上の部分は、さまざまなアイデアが出ておりまして、まだどこができる、どこができないということを今後具体的に検討していくことになるのですが、そのうちの一つとして総合窓口の問題があります。総合窓口と個別の窓口の両方にお越しいただかなければならない方に、総合窓口で申請書を書いていただいて、その申請書自体を個別の窓口でも引っ張ってこられる。総合窓口で申請書を書いたのに、また別の窓口で同じ申請書を書くという手間が解消できるような連携を考えているところです。その一つとして考えているところです。 113 ◯委員長谷口典隆君)   北川委員。 114 ◯委員(北川元気君)   ぜひ進めていただきたいと思います。来庁された方、市民の皆さんが、彦根市にあるWi-Fiを使えるのか。窓口にタブレットがあって、やりとりができるのか。そういうことも期待していますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 115 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  馬場委員。 116 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。ご苦労いただいて、いろんな意味で提案をされています。幾つか、お聞かせいただきたいと思います。  まず1点目、今回、躯体に関するものと設備に関するものを挙げられています。職員の記述式のアンケートの中から、特に設計で検討する部分について網かけした資料を頂戴しております。この網かけ部分についてはほぼ網羅しているのかを確認させてください。  2点目に、先ほどから屋上の平面図の話が出ていますが、中央にある光の庭について詳細を教えていただきたい。
     3点目に、1階のキッズスペースあるいは授乳室ですが、この位置に設定された理由をお教えいただけるとありがたいと思います。  まず3点、よろしくお願いします。 117 ◯委員長谷口典隆君)   基本的にレイアウトは案ですので、ご説明があるかと思いますけれども、決定のものではありません。  公有財産管理室主幹。 118 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   今ご指摘の職員意見については、全てとは言いませんけれども、ほぼ網羅しています。検討して、可能ということになっております。  また、光庭につきましては、ライトコートといいまして、このスペースは上まで何もありません。職務する中で、壁ばかりであったり、隣の執務が見えたりすると環境上よくないので、こういったライトコートを設けさせてもらっています。  それから、キッズスペースと授乳室の位置につきましては、委員長からもありましたけれども、あくまで当方で考えている案です。今後、設計を進める中で、再度ヒアリング等を進め、最終的な位置を決めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 119 ◯委員長谷口典隆君)   資料2の1ページの図面で、ライトコートがどの位置からどの位置までというのをもう一度お示しいただけるとわかりやすいと思います。  公有財産管理室主幹。 120 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   資料2の2ページを見ていただきますと、もともとエスカレーターがございます。このエスカレーター横の5)の通りから10)の通りまでライトコートを考えておりました。エスカレーターの設置という意見もありましたので、エスカレーターを設置すると、この位置になってくるのではないか。大事なライトコートエスカレーターの設置で消えてしますので、申しわけないですけれども、今回、エスカレーターは考えないということです。 121 ◯委員長谷口典隆君)   馬場委員。 122 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。職員意見は集約しつつ、ほぼ網羅しているということで、一定理解をさせていただきます。  今ほどもおっしゃられましたが、採光という意味でも、明るい職場という意味でも、ライトコートは非常に大切な役割を果たすと思います。かなりの面積を占めますが、1階から5階まで吹き抜けるという感じだと理解していいのですか。 123 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 124 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   1階は床面積として、待ち合いで使います。2階までがライトコートになっています。トップライトといいまして、上から光をとれるような構造で検討をさせてもらっています。 125 ◯委員長谷口典隆君)   馬場委員。 126 ◯委員(馬場和子さん)   明るく快適な職場、来庁者にいい印象を持ってもらうという意味では、ライトコートは非常に大きな役割だと思いますので、ぜひとも検討していただきたいと思います。  先ほどから、複数の方が屋上緑化についておっしゃっています。室温を下げる効果もありますし、二酸化炭素を吸収して酸素を出すという意味もあると思うのです。覆うことによって室温を下げるというのであれば、屋上緑化は賛成なのですが、屋上緑化のない部分は屋上材や塗料などで光を跳ね返すとか、光を吸収させないとか、そういう部材を使うことも有効なのではないかと思います。建築資材の研究も進んでいますので、そういうものを使うのも一つの方法ではないかと思うのですが、見解があればお聞かせいただきたいと思います。 127 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 128 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   ご指摘のとおり、建築材料も着々と進化しています。耐熱の塗料もございます。防水につきましても断熱工法がありますので、今後、設計を進める中で検討していきたいと考えております。 129 ◯委員長谷口典隆君)   馬場委員。 130 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 131 ◯委員長谷口典隆君)   安居委員。 132 ◯委員(安居正倫君)   ご説明いただいたのは構造躯体に関することと設備に関することで、あとのC、Dについては後ほど説明があると言われました。先ほど総務部長が補足説明されたときに、うちの会派の奥野委員から出てきた意見は反映できないとおっしゃったような気がします。Dには、例えば観光客や市民が利用できるスペースの設置というのがあります。その辺の意味合いがわかりません。失礼な言い方になるかもしれませんが、今日、くぎを刺しておいて、後で「言いました」と言われるのもいかがなものか。市としてもぐあいが悪いでしょうし、私どももぐあいが悪い話ですので、補足説明された意味合いとその中身をもう少し具体に教えていただけたらと思います。 133 ◯委員長谷口典隆君)   私から、説明していただいた経緯だけ先に説明して、詳しくはもう一度総務部長からご答弁をいただきたいと思います。  当初、総務部長からの追加の説明はなかったのですけれども、奥野委員、和田委員から特に具体的なご提案がありました。ビオトープをつくることにより、コンビニエンスストアを設置したらというご提案が実質的につぶれてしまいますので、レイアウトの中で答えるよりも、ビオトープというご説明があるということは、事実上、そこにコンビニエンスストアをつくることは無理というお答えになってしまうので、そこは説明してくださいとお願いしました。  それと、もう1点、外構について。歩道からすぐに水路がありますが、総務部長から休憩所のようなものは設けたいというお話もありましたけれども、躯体、レイアウト、設備等、どれをとっても、外構にかかわることなので、この特別委員会での耐震事業の説明には当てはまりません。ですので、できるのならその可能性を、難しいのであればその内容についてご説明をしていただいた方がいいだろうと考えました。最後まで引っ張っておいて、結局、「できません」と言うよりも、本庁舎の耐震工事とは直接かかわらないもので、庁舎管理になってきますので、「そこは説明をしてください」と抜き出してお願いしたという経緯がございます。  その内容について、もう一度ご説明をいただいた方がよろしいですか。  安居委員。 134 ◯委員(安居正倫君)   今のお話でわかりましたので、結構です。  総務部長にお尋ねしたいのですけれども、C、Dについて、特に観光客や市民の利用できるスペースの設置については、また別のところで計画いただいて、それに対する意見を聴取していただけると理解していいわけですね。 135 ◯委員長谷口典隆君)   総務部長。 136 ◯総務部長(和気豊文君)   現時点では、方向についてはそういった考え方に立脚しています。冒頭に説明しましたように、C、Dについては今後の特別委員会の中でやりとりをさせていただきます。机上という言い方をしましたけれども、そういう考え方ですので、今後、C、Dの項目に至ったときに、「今日説明してしまったから聞きません」というお話ではございません。私の発言を、奥野委員、和田委員が聞かれて、それなりにお考えをお持ちだと思いますので、また次の特別委員会の機会に、「実はこういう意見だ」というようなことをお返しいただいて、議会と執行部側のキャッチボールをして、設計を固めていくようにさせていただければいいと思います。 137 ◯委員長谷口典隆君)   安居委員。 138 ◯委員(安居正倫君)   よくわかりました。了解しました。できないことを先に言っておくのかと心配しましたので、申し上げただけです。ありがとうございました。 139 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  奥野委員。 140 ◯委員(奥野嘉己君)   安居委員がおっしゃられたので、それに関連してです。  当初、耐震の話があった中で、一部の議員からは新築等の話もあって、今、ここに落ち着いています。その中で思っていたのは、40億円近いお金がかかって、新築部分に関してこれから50年くらいは使っていく。市民が集える、誇りが持てる、「いいものができた」というものをつくりたいというのは、全議員が思っているところだと思うのです。私と和田委員が言ったのは、ある意味で、論議のスタート地点で、どうしてもそれをとは思っていません。議論のたたき台として、単純に事務室がずらっと並んでいるだけというようなことではなく、何かそこにいろんなものができる、フレキシビリティが盛り込める、そこに楽しさもあるというものを考えてほしいという思いで言っておりますので、今後の具体的な設計のところで、言葉が悪くて怒られるかもわかりませんが、少し遊び心を持って、そこにいろんなアイデアを盛り込んでいただきたいというのをお願いとして申し上げたいと思います。  あと、3点、細かいところなのですが、別紙3の真ん中あたりに、パイプシャッターと書かれています。昨年だったか、おととしだったか、大阪のどこかの市で灯油か何かをまかれて火事になった例がございますので、防火シャッターのようなものもいいのではないかと思いました。  二つ目は、屋上の搭屋の問題です。資料1の2の横断面の図面を見ますと、非常にのっぺらぼうな感じに見えます。これは県道の方から直接見えます。展望ホールは西日が入るような形になっていますので、ひさしをつけるなり、外観をよく検討していただきたいと思いました。  三つ目に、これも小さいことなんですが、資料2で、玄関を入ったところの新しいエレベーターです。これは壁をぐるっと回って入るエレベーターなのか。最近よくあるシースルーのエレベーターなのか。来庁者が来て、「このエレベーターで、上へ行ける」とすぐにわかるような配置の方がいいのではないか。  全て意見です。よろしくお願いいたします。 141 ◯委員長谷口典隆君)   何かお答えはありますか。  公有財産管理室主幹。 142 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   ご意見、ありがとうございます。  シャッターにつきましては、今はパイプシャッターと言っておりますけれども、セキュリティの問題で再度検討する必要があるとは考えております。  外観につきましては、前回もご意見をいただいておりますとおり、彦根らしい和風というのもございますので、ひさしがどうなるかはわかりませんけれども、そういったイメージで検討していきたいと考えております。  それから、エレベーターなんですが、シースルーのエレベーターをやっているところもあります。設置位置も含めまして、検討させてください。  よろしくお願いいたします。 143 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  和田委員。 144 ◯委員(和田一繁君)   2点。  奥野委員からもありましたように、もともとD案にしたきっかけも、新しく増築するということで、それなりにスペースが有効に使える、これから設計できるという点で、一番魅力を感じました。これから20年、30年、40年使う部分において、誰のための市役所なのかということに焦点を当てていただいて、市民、観光客がそこで休める、市民が市役所に遊びに来られる、そういったことも配慮いただければと思います。  ビオトープに関しましても、案ではありますけれども、できれば皆さんの目につくところ、観光客や市民の皆さんの目につくところ、例えば玄関の両サイドなど、動線上にしっかりとつくっていただいた方がいいのではないかという思いはあります。これは意見として。  あともう1点。今回、職員の意見にもありましたように、案内板やサインというのは非常に重要です。行政視察へ行きましても、市民の方々がすぐにわかるように、色別にしている市役所を多く見てまいりました。職員のアイデアを取り入れるとのことなのですけれども、職員同士でプロジェクトチームを組まれるのか、あくまでも職員には意見だけを聞いて、最後は執行部の皆さん、あるいはデザイナーの方々にお願いするのか、その点だけ教えてください。お願いします。 145 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 146 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   案内板につきましては、職員の意見を吸い上げまして、餅屋は餅屋ということで、やはり専門家の知恵をお借りしてつくっていきたいと考えております。職員の意見も吸い上げて、よい案内板をつくっていきたいと考えております。 147 ◯委員長谷口典隆君)   和田委員。 148 ◯委員(和田一繁君)   専門家というのは、水原建築設計事務所になるのか、グラフィックデザインなどの専門家になるのでしょうか。 149 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 150 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   委託業務の中に、案内板も入っています。表向きは水原建築設計事務所になりますけれども、下請けでどういった業者を使うのか、看板屋になるのか、デザイナーになるのかはわかりませんが、その辺はこちらの方からお願いしていきたいと考えています。 151 ◯委員長谷口典隆君)   和田委員。 152 ◯委員(和田一繁君)   職員のアイデアということですが、市民からのアイデアは。市民の皆様が使いやすい市役所になりますから、そういった点でも、市民の皆様からの意見等を聞くようなことはされないのでしょうか。 153 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 154 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   今も平面図はホームページに載せておりますように、ホームページ上ではできるのではないか。その場でご意見を頂戴していきたいと考えております。 155 ◯委員長谷口典隆君)   和田委員。 156 ◯委員(和田一繁君)   そういうことはできるということで理解してよろしいでしょうか。 157 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 158 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   そういった方法で聴取はしていきたいと思っています。    (「ありがとうございます。以上です」と呼ぶ者あり) 159 ◯委員長谷口典隆君)   安澤委員。 160 ◯委員(安澤 勝君)   一つだけ、お願いをしたいと思います。  現庁舎を見ますと、障害者が利用できるトイレは1階と5階にあります。1階のトイレは奥まったところにあって、非常にわかりにくい。まだ1階、2階の平面図しかありませんし、組み替えていって、これはあくまでもたたき台だというご説明だったのですけれども、今の図面で言うと、2階では新庁舎の一番右の端にしか設定されておりません。障害者の使い勝手のいい、利便性を十分考慮いただきたい。一番端まで行かなければいけないというよりは、例えばエレベーターで上がってきたらすぐにあるとか、わかりやすいところの設置を心がけていただきたい。要望させていただきたいと思います。 161 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  八木委員。 162 ◯委員(八木嘉之君)   2点です。1点目は、発電設備とか、太陽光とか書かれているのですけれども、基本的に太陽光は自家消費だけとおっしゃったので、バックアップ用発電機だけになるかと思うのです。危機管理室もこちらへ来ますし、これまでの庁舎の発電設備に加えて空冷式の発電機をつけられるということなんですけれども、専門の方にはBCPを設計していただいて、バッテリーも考えられますので、そこは後戻りのないようにしっかりしていただきたいと思います。  それから、これも要望なんですけれども、これまでから本会議等で駐車場の有料化の話もあったかと思います。もちろん平日の有料化は無理なんですけれども、今はガードマンが警備されている実情です。これが設備になるのか、レイアウトになるのか、使途になるのかがわからないので、あえてこの場で意見を申し上げています。休日あるいは夜間、ただであるがゆえに、たくさんの方が停めておられるのかもわかりません。有料化することで、車が1台も入らずに、結局収入にはつながらないのかもわかりませんけれども、実情も含めて研究していただくようにお願いしたいと思います。  以上です。 163 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  長崎委員。 164 ◯委員(長崎任男君)   2点お聞きしたいと思います。  今回の設計などにいろいろご苦労いただいたのはよくわかります。1点目は、先ほどの和田委員の質問に重なるかもわかりませんが、本会議の一般質問でも聞いているように、今回の設計に関してパブリック・コメントは実施されないという回答をいただいています。市民体育センターの問題では、詳細な図面と案をパブリック・コメントされているのですけれども、なぜ今回はパブリック・コメントをされないのか。もう一度お聞かせいただきたい。  もう1点、今回の設計は耐震化にかなり注力していますが、防災拠点の位置づけと情報発信の拠点という問題もあります。災害時の迅速な情報提供を考えて、例えばFM局を1階の小さなスペースに持ってくることは考えられないのか。市民とのコミュニティスペースという意味合いも含め、持ってくることは不可能なのか。設計も水原建築設計事務所に随意契約しますので、そういったことも含めて何とかお願いできないのか。  2点お聞かせ願いたいと思います。 165 ◯委員長谷口典隆君)   総務部長。 166 ◯総務部長(和気豊文君)   パブリック・コメントの件ですが、以前に特別委員会で辻委員からご質問をいただいたときにお答えしておりますけれども、そもそも要綱に該当する案件ではないということが1点。代わりに、ホームページで情報を公開して、市政への提言であるとか、直接来庁されておっしゃられることで、市民意見をお聞かせいただく。パブリック・コメント制度に代わるもの、代替案を既にやっていますので、あえてパブリック・コメントを実施することはございません。  2点目のFM局の話ですが、建物そのものよりも、防災のソフトウェアをどうするかということだと思いますので、これは危機管理室と設計の中のやりとりで一度検討はしてみたいと思いますが、なにせ相手様のあることですし、相手様の機材がどうなるのかなどの情報をつかんでおりませんので、調べて、検討の俎上には乗せてもいいのかとは思います。 167 ◯委員長谷口典隆君)   長崎委員、よろしいですか。 168 ◯委員(長崎任男君)   ありがとうございました。大体わかりました。 169 ◯委員長谷口典隆君)   馬場委員。 170 ◯委員(馬場和子さん)   本当にささいなことかもしれないのですけれども、外構の話は言う機会が別のときにはないかもしれないとおっしゃいますので、一つ、お考えをお聞かせいただきたい。庁舎の前面に池があって、植栽があって、彦根市民憲章の石碑があります。長年、庁舎へ来るたびに私たちも見せていただいて、市民憲章はこういうものだと思わせていただいていますし、市民にもなじみのある石碑だと思うのです。張り出してしまうと前のものがなくなりますけれども、どこの市役所へ寄せていただいても、市民憲章というのは正面に置いてあります。彦根市民憲章の石碑についてはどのようにお考えでしょうか。 171 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 172 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   外構の石碑ですが、図面を見ていただきますと、おっしゃるとおり、正面の方にはスペースがございません。資料3の配置図をごらんいただけると、上の方に自転車庫というのがございます。立体駐車場からお客様がかなり入ってこられますので、ここはもう裏玄関ではないと捉えないと、ほぼ表と同じような扱いになると考えておりますので、自転車庫を解体して、車椅子対応のスペースと緑地や石碑の設置スペースにも考えていきたい。はっきり決まっておりませんので言えませんけれども、当然、移設して設置していきたいと考えております。 173 ◯委員長谷口典隆君)   馬場委員。 174 ◯委員(馬場和子さん)   もちろんそのまま放っておきません、ちゃんと移設しますというのは確かめさせていただきました。立体駐車場を利用される方にとってはこちらの方が正面になるのですけれども、正面から歩いて来られる方には裏玄関になると思うのです。先ほど石垣やベンチを置くというお話もありましたので、できれば正面に彦根市民憲章がある方がいいのではないかという感じは持ちますが、どうでしょうか。 175 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 176 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   言い忘れましたが、玄関の車寄せから先、西側のエントランス等々も外構工事で考えていく必要があります。この辺も触るところです。それと、沿道の休憩所等も含めて、この辺のスペースも利用していきたいとは考えております。 177 ◯委員長谷口典隆君)   馬場委員。 178 ◯委員(馬場和子さん)   ぜひ正面に移設していただける方向で重々検討いただきたいと思います。これは切にお願い申し上げておきます。よろしくお願いいたします。
    179 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。  夏川委員。 180 ◯委員(夏川嘉一郎君)   初めに、いろんな職員や議員の意見をそれなりにうまく取り入れて、一つの案をつくっていただいた。ご苦労さまでございます。  デザインに関することで言いたいので、そちらの方で意見を言ってもいいのですけど、ビオトープの話が出ました。和田委員ができるだけ正面の方にと言われましたけれども、細長くても、丸くてもいいのですが、やはり正面にビオトープをつくるべきではないか。動物ももちろん大事ですけれども、真っすぐな樹木を植えるのはどうか。木を植えると葉が大変だという意見もあると思うのですが、都市だからこそ木を植える。ヨーロッパの建物を見ても、都市であるにもかかわらず植樹はしっかりとやっている。植物もビオトープですので、丸く、あるいは縦に長くしてもいいのですけれども、数本のしっかりした木を植えたら風格が上がるのではないかと考えます。  それから、もう1点。先ほどから市民の意見をどこでとるのか、専門家の意見を聞いてから市民の意見が出たらどうするのかなど、いろんな話が出ましたけれども、物事を決める基本は、市民の意見は十分聞く、議員の意見も聞いて、それをもとに専門家の意見をまとめてつくり上げる。できたら最後に市民や議員などの意見を聞くというのが本筋です。先ほどから聞いていると、専門家の意見で最後にまとめてから市民の意見が出たらどうするか。「それはそれで考えます」というように、奥歯に物が挟まったような中途半端な回答がありました。しっかりと順序によって、決めるべきは決めていく。そういう仕組みが大事ではないかと思うのですが、お答え願いたいと思います。 181 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 182 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   まず、ビオトープです。先ほど来、説明しましたように、設ける方向で考えていきたい。面積的には駐車場との関係もございますので、できる限り設ける方向でいきたいと思っています。ただ、形まで言われますと、いろいろな制約がありますので、その辺はご理解いただきたいと思います。  それから、市民の意見等につきましては、市民の意見を伺いながら設計を進めていきます。設計ができたものをもって聞くだけではなく、意見をお聞きしながら設計を進めていく。議会ともそうなると思います。キャッチボールをしながら設計を進めたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。 183 ◯委員長谷口典隆君)   夏川委員。 184 ◯委員(夏川嘉一郎君)   ビオトープの件です。駐車場という話も出ましたけれども、何を優先するかによって組み替えが変わってきますので、ぜひ凛とした形、正面からの形、風格を上げるのではないかと思いますのでお願いいたします。これは意見です。  それから、市民の意見ですけれども、今の時代ですから、当然聞かなければいけません。いろいろな意見が出ますけれども、どちらかと言うと自分本位の意見が多いし、多種多様です。最終、建物に精通している専門家の意見でしっかりとまとめる。まとめ上げたら、それを市民に返す。そういう仕組みをとらないと、物を決めるのにいつまでたっても中途半端な決め方しかできなくなると思いますので、あるべき形をしっかりとつくり上げる。よろしくお願いします。これは意見にしておきます。 185 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  ほかにございませんか。  獅山委員。 186 ◯委員(獅山向洋君)   実は、2月3日、4日と、谷口委員長と熊谷市と佐野市の市役所を見に行ってきましたが、百聞は一見にしかずという意を深くしました。特に佐野市は新築されたのですが、特に設備やレイアウトに細かい配慮をしておられましたので、ぜひとも彦根市の職員に見に行っていただきたいと思っているのです。そういうお考えがあるかどうかを、まずお聞きしておきたいと思います。  次に、安藤委員が問題にされた緑化率の問題です。新築のときに緑化率を満たしていれば、その後で緑化部分をつぶして増築しても問題はないというような考え方があるのですけれども、地方自治体としては、増築するならするで、それなりに緑化率を前のまま維持するということが必要ではないかと思っているのです。今回かなりの面積を使って増築するわけですので、全部を新築したとするならば緑化面積はどれぐらい必要なのか、おわかりであればお答えいただきたい。一遍、考えていただきたいと思います。  3番目は、多少、緑化率とも関係するのですけれども、資料1のR階平面図です。現在の庁舎は制震工法によってかなりしっかりした建物になります。しかも今回は制震工法による耐震化だけで、本庁舎はいじらないという原則を立てておられるようですが、ここの屋上部分はかなり空いています。緑化率とか、いろいろな問題があるならば、ここをお使いになる気持ちはないのかをお聞きしておきたいと思います。  それから、C、Dについては後の話ということなので、こちらも困っているのですけれども、図面には出ていないのですが、立体駐車場ができて、庁舎との通路は無理だけれども、エレベーターはつくるとおっしゃいました。それはそれでいいのですけれども、多くの市民が車で来られるのですから、北口の方から庁舎へお入りになる。北口から入る場合に、かなり狭い通路になってしまうと思いますので、ここだけでも広げるように考えていただかないといけないのではないかと思っているのです。やはり現在の庁舎についても配置を考えていただく必要があるのではないかと思っております。  それと、もう1点。先ほど、馬場委員と夏川委員がおっしゃったことは、私も全く同感です。せっかくの立体駐車場で、非常にたくさんの車が停められるにもかかわらず、なぜ正面玄関のところにこれだけの駐車場をつくらなければならないのか。私はかなり疑問を持っております。私も昨年、今年にかけて、多くの市役所の玄関を見てきましたが、玄関というのはその市庁舎の風格を示すと同時に、「このまちはいいまちだな」というように市の風格まで体現するような感じなのです。ところが、この彦根市役所へ行きましたら、入ったら目の前に車寄せがあって、両側は駐車場ばかりというようなことで、庭園などの緑化スペースが全くなくなってしまう。こんなことでいいのかと思います。ビオトープをつくるとはおっしゃっていますけれども、つけ足しで、ビオトープをつくったというだけで、景観の問題として何も考えていないのではないかと思うのです。今の庁舎でさえ、前に駐車場があって、わずかながらも池があったり、木が植えられていたりして救われているわけですが、この話では全然何もないという感じなので、風格ある彦根という言葉から外れてしまうのではないかと思っております。少しC、Dの方に入ってしまったかもしれませんけれども、非常に重要なことなのでよくお考えいただきたいと思います。  それと、もう1点。市民は裏の駐車場をお使いになるでしょうから、車寄せに降りていただくのは彦根市役所を訪問されたVIPも含まれてくるのではないかと思うのです。そういう方が多くなるのではないかと思います。ここでVIPの方を降ろして、庁舎に入っていただいて、運転手が裏の立体駐車場に回られる可能性が強い。そのときに動線をどうするかを十分考えていただきたいと思うのです。赤で書いてあるビオトープは逆に邪魔になるのではないかという気がしないでもない。  最後に、自転車の車庫です。先ほど、ここへ市民憲章を持ってくるというようなことをおっしゃいましたけれども、市民憲章はどこの市役所でも正面玄関、一番目立つところに置いておられるのです。市民がこれを一々見ていても仕方がないです。私たちもよその市役所へ行くと、市民憲章は目につくところにあって、「ここはどんな市民憲章をつくっているのか」と興味を持って見ますので、市民向けというよりも対外的なものだと考えていただきたいと思っております。  いろいろと申し上げましたけれども、もしお答えいただける部分がありましたらお答えいただきたいと思います。 187 ◯委員長谷口典隆君)   総務部長。 188 ◯総務部長(和気豊文君)   まず、1番目のご質問で、他市の視察のお話です。実は、近く、担当者を佐野市へ行かせます。姉妹都市ということもございますけど、人口規模も同じ10万人少しです。ちょうど新築されて、完成式には市長も出席しております。私もパンフレットでは拝見しておりますが、ちょうどいい機会ですので、担当者に出張を命じる予定です。 189 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 190 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   私からは緑化率についてです。申しわけありませんが、数値ははっきり覚えておりませんけれども、増築するからといって、今の率を減らすつもりは毛頭ございません。むしろ増やしていきたいと考えております。  それから、既存の屋上につきましても、先ほど北川委員のときにお答えしたように、方法等も含めて、既存の屋上への緑化についても検討していきたいと考えております。  それから、駐車場からの通路が狭いというのはおっしゃるとおりです。ただ、どうしても動かせない別館がありますし、渡り廊下も別館とのつなぎ上、高さのこともありますので、広げるのは難しいのではないかと思います。雨に濡れないような工夫はやっていきたいと考えていますし、車椅子で通れるように地盤の改良、舗装等も含めた改修をしていきたいと考えております。  また、正面のデザインですが、先ほど裏の話もしましたけれども、車寄せの南側も十分使えるスペースではないかと考えておりますので、沿道の外構も含めて、正面近くに設置していきたい。先ほど自転車置き場の話をしましたのは、ここをつぶして車寄せ用のロータリーにするとか、緑化等も含めて外構で検討していきたいと考えております。  また、正面がすぐ通路で、即駐車場というのも、委員のおっしゃるとおり、確かに風情がないのではないかと考えております。もう一度、駐車場の台数も含めて、この辺の検討は外構でさせていただきたいと考えておりますので、ご理解願います。 191 ◯委員長谷口典隆君)   獅山委員。 192 ◯委員(獅山向洋君)   後ろに立体駐車場ができて、本庁舎の建物に入るまでの動線というのは、相当よく考えていただかないといけないと思っています。北口から入っても、入り口がかなり狭いのではないかと思います。市民にとっては正面玄関みたいな形になりますので、十分考えていただきたいと思うのです。私もよその市役所をいろいろ見てきましたが、正面玄関から入っていかれるのはほとんどが市の職員の方々なんです。あるいは車以外の来庁者か、車で来たけれどもそこへ置かないという運転手つきで来られたような方が多い。正面玄関というのは市役所の顔です。その顔をできるだけきれいにしていただきたいというのが私の願いですので、よろしくお願いしたいと思います。これは要望です。 193 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  ほかにご発言はございませんか。  夏川委員。 194 ◯委員(夏川嘉一郎君)   くどくど言いますが、緑化率の話です。先ほどから獅山委員が緑化は大事だというような話をされておりまして、強い味方を得たと考えています。緑化率に関しましては、これから各企業などを緑化率の問題で指導していかなければならない、あるいは見本になる新庁舎です。今までと同じようにするとか、半分は既存だから現状でいいという考えではなく、未来に向かって緑化は大事だという志を持って、新庁舎の中に緑化の見本をつくっていただきたい。そういう姿勢をしっかり見せていく。それがちゃんとできていれば、今後いろんな企業を指導できるのではないか。言うべき行政が中途半端なことをしていては示しがつかないのではないかと考えます。どうか単なる数字ではなく、志を持って緑化を進めていただきたい。考えによってはどこでも緑化する方法がありますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。これは意見にとどめておきます。  以上です。 195 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  中野委員。 196 ◯委員(中野正剛君)   これは要望です。エレベーターの件なんですけれども、正面玄関を入って、エレベーターが2基ありまして、小さい方が屋上の展望ホールまで行くような形になっていると思うのです。先ほどの私は「展望ホールはもう少し大きくしてもらいたい」と言いましたが、観光客がエレベーターに乗って、できるだけ一気に上がってもらえることを考えたら、小さなエレベーターが屋上まで上がるのではなく、同じような大きさのエレベーターを2基設置してもらいたい。この図面を見ながら思いますので、よろしくお願いします。 197 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  ほかにありませんか。  矢吹委員。 198 ◯委員(矢吹安子さん)   三つ。要望も入ります。  一つは、さっき安澤委員が言われましたトイレの件です。現在、温水洗浄便座を入れる部分が多くなるのかと思っているのですが、1階はお客様がいっぱいくるので温水便座トイレにするとか、いろいろ工夫したトイレを考えていただきたいと思います。どう思っていらっしゃるでしょうか。  それから、別紙3の一番下に「食堂などに代わり休憩室を設置する予定」と書いてありますので、まだそこまで考えていらっしゃらないのかもしれませんが、休憩室というのは、自動販売機がずらりと並んだのを考えていらっしゃるのか、喫茶的なものも入れようと考えていらっしゃるのか、教えていただきたい。  それから、長崎委員が言われましたように、2、3年前の台風18号のときに、FMと危機管理室との連携がうまくいかなかったと伺っていますので、どうぞ検討の方をよろしくお願いいたします。  答えていただきたいのは二つです。よろしくお願いします。 199 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 200 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   トイレの改修につきましては、障害者トイレというよりも、多目的トイレです。「どちら様もお使いください」というトイレに改修していきたいと考えています。便器につきましては、できる限り洗浄つきのトイレに改修していきたいとは考えております。  休憩室につきましては、まだそこまで検討はしておりませんが、なかったとしても将来つけられるような設備、電源や給排水は設置していきたいとは考えております。よろしくお願いします。 201 ◯委員長谷口典隆君)   本日は、基本設計までの部分についての説明とやりとりを原則とさせていただきたいと思います。子細にわたる設備等については次の機会でも間に合うかと思いますので、各委員ともご配慮をお願いしたいと思います。  辻委員。 202 ◯委員(辻 真理子さん)   もう一度確かめたいのですけれども、屋上の展望ホールは、南側と西側がガラスだとおっしゃったと思うのです。そうすると、北側はガラスではないので、佐和山城跡は見えません。彦根市は二つのお城を持っているという歴史的な事実があって、佐和山城のファンもかなり多いので、佐和山城が見えないのは残念だと思います。ご検討をお願いしたいと思います。  それから、私たちは5階の応接室や会派に属さない2人が入っている部屋や公政会の部屋から彦根城を見ているのですが、展望ホールは1階上がって6階の高さですけれども、幾分後ろに下がっているのでどういう景色が見えるのかを検討されたのか。私が心配するのは、合同庁舎の上の鉄塔が景色の中に入ってくるのではないか。そういうことは検討の中にあったのか、お聞きしたい。 203 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 204 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   先ほども言いましたように、展望ホールにつきましては、南側と西側ははめ殺しのガラスを計画しております。北側に窓ガラスの設置は可能なのですが、既存の庁舎のクーリングタワーと議場の屋根の方が高いので、窓ガラスにしても余り意味のない眺望になるのではないかということで、図面上は壁にさせてもらっております。開けることは十分可能です。  それから、県事務所の関係ですが、のぞき込めば県事務所のアンテナ等々も見えますけれども、屋上ですから5階よりも眺望はよくなってくると思います。ただ、危険防止のために腰壁をつけて高くしますので、その辺が目に入ってくるのではないかと考えております。 205 ◯委員長谷口典隆君)   辻委員。 206 ◯委員(辻 真理子さん)   議場の屋根が邪魔して佐和山城は見えないだろうとお聞きしましたが、だからといって壁は残念だと思います。「こちらの方に振っていただければ佐和山城があります」という案内があってもいいし、弁天さんも見えてくるかと思いますので、できれば北側もガラス張りにしていただきたいと思います。  あとの質問については考えていただいているとのことなので、わかりました。 207 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯委員長谷口典隆君)   それでは、A)、B)につきましては以上とさせていただきます。  そのほか、C)デザインに関するもの、D)レイアウトに関するもの、ほかに総合的なことで何かご質問、ご意見がございましたら、挙手をもってお願いしたいと思います。  北川委員。 209 ◯委員(北川元気君)   まち・ひと・しごとで、これからの人口減少にどのようにやっていくかということで、人口ビジョンと総合戦略を進めていただいています。庁舎も40年、50年と長く使っていきます。若者をターゲットに人口をキープしていこうとか、市民と協働で地方創生をやっていこうという動きですので、庁舎のあり方を考えるときにも、人口減少や市民との協働を念頭に置いていただく。例えばどこかの大学と組んでデザインを考えてみるとか、民間と協力して一緒につくっていくとか、そういった考え方もあるのではないかと思っていますので、その辺もよろしくお願いします。意見です。 210 ◯委員長谷口典隆君)   ほかに何かございますか。  夏川委員。 211 ◯委員(夏川嘉一郎君)   デザインの話です。ここには、和を感じさせる、瓦を使うと書いていますので、これでいいのではないかと思うのですが、最近の傾向によりますと、観光客誘致合戦というような時代にいよいよ突入した。彦根市も観光をメインに伸びていく都市ですので、「あれは彦根」という個性化。建屋の東面だけ見る限り、瓦を縦に並べるということで個性化が見えない。水原建築設計事務所が設計されていると思うのですけど、大体同じことをやっていると一つの考えが固まりますので、これはもっと、よそからアイデアを集める方法はないか。枠の外でデザインを集めていく。もうひと工夫する。来るべきインフォメーションの時代に沿うべく、さらに一つの個性化をつくるものを探したらどうか。和という中で、建物の絵を見る限りでは余り大したことはないと思うのですけど、そういうものを探してもらいたい。最近の傾向で、どこへ行っても、いろんな個性的な建物がどんどん出ています。何かアイデアが出てくるかもわからないと思います。この点についてお答えを願いたい。 212 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 213 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   以前からもお答えしていますように、外観、エレベーションにつきましてはあくまでも増築です。半分の大きさの既設が残っていますので、当然、それとの調和も含めた和のデザイン。既存庁舎も基本は和をイメージした建物です。既存と調和したデザインを皆さんと考えていきたい。ご協力をいただきたいと考えます。 214 ◯委員長谷口典隆君)   夏川委員。 215 ◯委員(夏川嘉一郎君)   建物の形を全く変えるというような話の要望ではない。正面をそれなりに個性的な形に、増築の範囲の中でもう少し考えるべきではないかと申し上げているのです。正面の色づけとか、瓦の持っていき方とか、いろいろな使い分けによって個性化が可能ではないかと考えます。そういうつもりはあるか、ないか、もう一度お答え願いたい。 216 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 217 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   ご意見は十分わかります。ただ、建物の全体としてのデザインを考えていく。その中で、今おっしゃいますように、玄関のエントランススペースの車寄せであったり、緑化であるのではないかと考えています。どこだけが目立つというのではなく、調和した設計を考えていきたいと思います。議員の皆様のご意見をいただきながら進めていきたいと思いますので、ご理解を願います。 218 ◯委員長谷口典隆君)   夏川委員。 219 ◯委員(夏川嘉一郎君)   もう一言だけ言わせてもらいます。  そのように考えた中で、水原建築設計事務所に「何かもうひと工夫はないか」というような話をする考えはどうでしょうか。 220 ◯委員長谷口典隆君)   もうひと工夫というのは、具体的に何かをおっしゃっていただくなり、ご意見ならご意見という形でとどめていただけると大変ありがたい。 221 ◯委員(夏川嘉一郎君)   意見です。もうこの辺でやめておきます。ひとつよろしくお願い申し上げます。 222 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  ほかにございますか。  獅山委員。 223 ◯委員(獅山向洋君)   これも要望だけです。  先ほどの総務部長のご回答で、佐野市に行っていただけるとお聞きしましたので、本当にありがたいと思います。谷口委員長も、私も、「佐野市ではこうだった」とここで散々言いたかったのですけれども、まず見ていただいたら、すぐにおわかりになるのではないかと思います。佐野市の新しい市役所はいろんな工夫をしておられますので、いいところはどんどん取り入れていただきたいということを心から要望しておきたいと思います。 224 ◯委員長谷口典隆君)   ご意見ということで。  辻委員。 225 ◯委員(辻 真理子さん)   立体駐車場をつくったときに、進入路は別館との間の道が狭いのでというお話がありましたけれども、工事の間は合同庁舎と本庁舎の間をクレーン車が通ったり、ダンプカーが通ったりすると聞かされています。旧芹谷事務所とその隣にある産業廃棄物保管所と土壌診断所という古い建物が建っていますが、それは県の持ち物だと思います。その隣に市の書類が入っている倉庫がありますが、倒れそうな感じの古い建物です。その一帯を全部つぶして、そこから立体駐車場に入っていただく経路にすると大変安全性が高いし、工事の間でもクレーン車が入るときに合同庁舎の前を横切らなくても済むと以前から考えています。検討していただきたいと思うのですけど、そういうご意見はなかったですか。 226 ◯委員長谷口典隆君)   公有財産管理室主幹。 227 ◯公有財産管理室主幹(山本茂春君)   工事中も、その後も、原則東側です。東側から入っていただく。工事中に県事務所の間を通るとお客さんと交錯します。ただ、工事の種類によっては、とめたり、入ったりすることもありますけれども、原則は東側から入っていただこうと考えています。現在あります東側の木造倉庫はつぶしますので、あそこから入って、立体駐車場に入っていただく。中には県事務所を通って、こちらの進入路に来られるお客さんもありますけれども、原則東側から入っていただくよう考えておりますのでお願いいたします。 228 ◯委員長谷口典隆君)   辻委員。 229 ◯委員(辻 真理子さん)   早くに理解していたらよかったです。あそこの一連の建物を壊して、工事の車も入り、やがては市民が車で来られたときはあちらから入られると初めて納得しましたので、よろしくお願いいたします。 230 ◯委員長谷口典隆君)   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 231 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  以上で1番の本庁舎耐震化整備事業についての説明と質疑は終了させていただきたいと思います。  続きまして、その他ですが、次回の特別委員会の予定を説明させていただきたいと思います。先ほどご説明いただきましたように、2月臨時会におきまして債務負担行為補正の議決を受けまして、現在の状況はこれから基本設計業務等の契約をしていただくという形になります。その後、図面の方ができ上がってまいります。次回の委員会では、躯体と設備等の基本設計をお示しさせていただきたいと思います。実施設計ではございません。基本設計です。完成した図面をご確認いただき、詳細、レイアウト等も含めましたご意見、ご要望をお聞かせいただきたいという流れになります。執行部の作業、設計事務所等に発注しまして、その図面が上がってきますのが早くとも5月の上旬となります。連休明けましてすぐの5月上旬ということで一応予定しております。議員の皆様方に日程などをできるだけ早くお示ししたいという執行部のご意向でもございますが、日程が確約できませんので、申しわけありません。まことに急なご案内になるかもわかりませんけれども、5月上旬、連休明けすぐをめどとしまして、次回、第8回の委員会の開催を考えていきたいと思いますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。  次回の特別委員会の予定については以上でございます。  (2)のその他です。何かご意見はございますか。
       (「なし」と呼ぶ者あり) 232 ◯委員長谷口典隆君)   ありがとうございます。  以上をもちまして、第7回本庁舎耐震化整備検討特別委員会を閉じさせていただきます。  お疲れ様でございました。                                午後4時07分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...