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  1. 彦根市議会 2013-09-01
    平成25年9月定例会(第15号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前9時00分開議 ◯議長(谷口典隆君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(谷口典隆君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、6番山田多津子さん、および7番上杉正敏君を指名いたします。 ────────────────── 日程第2 議案第72号から議案第94号ま で、および請願(委員長報告・質疑・討 論・採決) 3 ◯議長(谷口典隆君) 日程第2、委員会報告書が提出されましたので、議案第72号から議案第94号まで、および請願を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  その順位は、予算特別委員長企画総務消防常任委員長福祉病院教育常任委員長市民産業建設常任委員長の順とし、順次ご登壇願います。  予算特別委員長徳永ひで子さん。8番。 〔予算特別委員長徳永ひで子さん)登 壇〕 4 ◯予算特別委員長徳永ひで子さん) 予算特別委員会委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、9月12日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告します。  本委員会に付託されました議案は、議案第72号平成25年度(2013年度)彦根市一般会計補正予算(第3号)、議案第73号平成25年度(2013年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第74号平成25年度(2013年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第75号平成25年度(2013年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第76号平成25年度(2013年度)彦根市立病院事業会計補正予算(第2号)、議案第77号平成25年度(2013年度)彦根市水道事業会計補正予算(第2号)の6件でありましたが、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議案第72号については、反対の立場から、中学校に対するエアコンの設計費の計上について具体的に説明があったこと、被災したところへの人道的支援、学校への加配で市費による教師の増員、道路改良事業など積極的提案もあるが、保育園にまで給食の民間委託が拡大されることや、小学校の学校給食の民間委託が拡大されることは、従来から偽装請負に当たるという指摘をしているところである。現場では、よりよいものとするためには教師と調理員のコンタクトが必要であり、それが偽装請負につながるので、このような事業の拡大には反対する。また、ひこね市文化プラザ指定管理業務債務負担行為の提案について、年間1,500万円の減額になるが、それは正規労働者を非正規労働者に置き換える金額となる。雇用者の労働条件の低下が懸念されることから反対するといった討論があったことを申し添えます。
     以上をもって、予算特別委員会委員長報告を終わります。 5 ◯議長(谷口典隆君) 企画総務消防常任委員長田中滋康君。10番。 〔企画総務消防常任委員長田中滋康君) 登壇〕 6 ◯企画総務消防常任委員長田中滋康君) 企画総務消防常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会におきまして、本委員会に付託されました議案および請願審査のため、9月13日に本委員会を開き、慎重に審査いたしましたその経過ならびに結果についてご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案は、議案第81号平成25年度における彦根市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案、議案第82号彦根市市税条例の一部を改正する条例案、議案第83号彦根市督促手数料および延滞金徴収等に関する条例の一部を改正する条例案の3件でありましたが、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願の審査結果についてご報告申し上げます。  本委員会に付託されました請願は、請願第6号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願、請願第7号オスプレイが参加する、あいば野演習場での日米合同演習に反対する請願書の2件でありましたが、いずれも起立少数で、不採択とすべきものと決しました。  なお、請願審査におきましては、新たに請願人に対する紹介議員の説明をいただいて審査をしたことを申し添えます。  以上をもちまして、企画総務消防常任委員会委員長報告を終わります。 7 ◯議長(谷口典隆君) 福祉病院教育常任委員長小川喜三郎君。3番。 〔福祉病院教育常任委員長小川喜三郎 君)登壇〕 8 ◯福祉病院教育常任委員長小川喜三郎君) 福祉病院教育常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、9月13日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果についてご報告いたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第78号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例案、議案第79号彦根市福祉センター設置条例案、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議案第92号損害賠償の額の決定につき議決を求めることについて、議案第93号平成24年度(2012年度)彦根市立病院事業会計の決算につき認定を求めることについての5件でありましたが、原案のとおり可決または認定すべきものと決しました。  なお、議案第91号のひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについては、反対の立場から、選定が不透明である。4,000筆余りの署名は多くの市民が真の意味での市民の協働を願っている。指定管理者の交替は危機的であるとしたものである。さらに、別の委員から、新たに指定管理者となる事業者では、5年間の継続は無理ではないか。市民サポーターの体制はできないと思う。市民の文化を手助けできる真の選考を。一度立ちどまって検討すべきである。また、別の委員からは、指定管理者制度自体が問題で反対である。雇用が保障されるものではないし、やはり価格の競争が主となり、非正規雇用を行政が進めることとなる。選定は極めてグレーであり反対するとの討論がありました。  一方、賛成の立場から、市民への十分な説明は問題かもしれないが、客観的に判断をする。また、別の賛成討論では、5年間新しい指定管理者に管理をお願いし、運営に期待したいとの発言がありました。  以上をもって、福祉病院教育常任委員会委員長報告を終わります。 9 ◯議長(谷口典隆君) 市民産業建設常任委員長、北村收君。23番。 〔市民産業建設常任委員長(北村 收君) 登壇〕 10 ◯市民産業建設常任委員長(北村 收君) 市民産業建設常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、9月17日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました議案のうち、議案第80号彦根市駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第84号彦根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案、議案第85号彦根市公共下水道事業に係る受益者の負担に関する条例の一部を改正する条例案、議案第86号彦根愛知犬上広域行政組合の共同処理する事務の変更および規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて、議案第87号彦根市、米原市造林組合規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて、議案第88号彦根市、米原市山林組合の共同処理する事務の変更および規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて、議案第89号彦根市、米原市造林組合の解散に関する協議につき議決を求めることについて、議案第90号彦根市、米原市造林組合の解散に伴う財産処分に関する協議につき議決を求めることについての8件は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第94号平成24年度(2012年度)彦根市水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること、および同会計の決算につき認定を求めることについては、原案のとおり可決および認定すべきものと決しました。  以上をもって、市民産業建設常任委員会委員長報告を終わります。 11 ◯議長(谷口典隆君) 以上で各委員長の報告は終わりました。   (「議長、動議」と呼ぶ者あり) 12 ◯議長(谷口典隆君) 山田議員、前へお願いします。  ただいま山田議員から動議の発言の申し出がありましたので、これを許可します。  6番山田多津子さん。6番。   〔6番(山田多津子さん)登壇〕 13 ◯6番(山田多津子さん) ただいま議長から発言の許可をいただきましたので、私は、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについての議案に対して、閉会中の継続審査とするように動議を提案いたします。 14 ◯議長(谷口典隆君) ただいまの山田議員からの動議の成立については、会議規則第16条の規定により、2人以上の賛成者が必要ですので確認いたします。  本動議に賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 15 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  賛成者が2人以上のため、動議が成立いたしました。  暫時休憩いたします。            午前9時15分休憩            午前9時30分再開 16 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第91号を閉会中の継続審査に付することを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  6番山田多津子さん。6番。   〔6番(山田多津子さん)登壇〕 17 ◯6番(山田多津子さん) 動議を提出しました理由を申し述べたいと思います。  今回のひこね市文化プラザ指定管理に関する問題は、本当に多くの市民の皆さんが関心を寄せておられます。また、本当に多くの心配の声も広がっています。そういう中で、本会議でも6名の議員が質問を出されました。  また、13日には、福祉病院教育常任委員会で、この案件に対して3時間にも及ぶ審議がなされました。その中で、今回の指定管理公募に際して、わざわざ東京まで広く提案を求めるためとして出向いていますけれども、行った会社は何社ありますかとお尋ねしました。本会議では数社と答弁されたのですけれども、実際は2社しか行っていません。その1社は今回指定管理の候補として上がっている株式会社ケイミックスであったこと。また、各応募者からの数百ページにも及ぶ提案者の内容を要約したとされる一覧表があったということがわかり、選定委員の判断を大きく左右する内容になっていないかということを委員会として審査したいということ。それを判断材料とするため提出を求めましたけれども、出されてきた資料は応募団体と項目のみの一覧表が配付されました。今回提出された内容について、私は選定結果に疑念を抱いています。これで市民に対して説明責任が果たせているのか。こう言わざるを得ないと思っています。  もう1点、今回一番心配されている雇用の問題でも、本会議でしきりに条件が合えばと答弁されていますけれども、裏を返せば、合わなかったら雇用できないとなります。そういう点でも、この議案に対してさらに継続審査をする必要があると思っています。  そういった点での理由を申し述べて、動議を提出した説明といたします。 18 ◯議長(谷口典隆君) 暫時休憩いたします。            午前9時34分休憩            午前9時55分再開 19 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長(谷口典隆君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告書が2人の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、1番辻真理子さん、5番山内善男君の順とし、順次ご登壇願います。  1番辻真理子さん。1番。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 21 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、山田議員から提出されました議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについてを継続審査するという動議について、次のとおり賛成の討論を行います。  本件は、去る9月9日以降の本会議代表質問、一般質問において、多くの議員から質疑が提出され、さらに審議を付託された9月13日の福祉病院教育常任委員会は、5時間にわたる慎重なる審議の結果、理事者側提案の原案に賛成の議員が4名、反対の議員が3名と拮抗した結果での委員会報告がなされたところです。しかし、委員会審議においては、数多くの疑問点についての答弁があり、心ない答弁そのものでもありました。疑惑は解消するどころか、ますます増幅したようなものです。  自治体の文化施設においては、指定管理者制度を採用していた施設においても、それを取りやめるところがあるほど、課題の多い施策です。県内47施設の中で直営が23施設あり、残る24施設の中で指定管理のうち地元協議会やNPO以外のいわゆる民間企業への指定管理は3施設だけしかありません。  ひこね市文化プラザ指定管理者制度のもとに置くことは、市民憲章や総合計画の市民主体の文化という視点に照らしても、次のとおり問題があります。  1、選定委員会のあり方については、8名の選定委員会の中に教育委員会事務局から4名の委員が選ばれており、その判断に公平・公正さを欠く可能性が高いこと。  2、選定前のプロセスにおいて、応募候補企業を公募前に訪問しているという疑惑を招く行動があったこと。  3、短期間で読破することが難しい量の資料であったため、これを補完する意味で、教育委員会サイドで一覧表を作成したこと。このことは一覧表作成者恣意的判断が加わる可能性が否定できません。特に常任委員会審議における一覧表の提出要求に対し、教育委員会は再三提出を拒みながらも、その後、一転して資料提出を認めました。しかし、提出された資料は項目のみで、肝心の中身は全くの白紙でした。このような行為は議会を軽視するものであって、疑惑が一層深まりました。  4、総務省や文部科学省からの「文化施設の選定においては、単なる価格競争による入札とは異なるものであり、選定基準選定方法を十分に工夫すること」との通知等があるにもかかわらず、その趣旨に反した採点基準を採用している可能性が非常に高いこと。特に5年間で9,000万円も経費が削減できるというような声が理事者側から漏れ聞こえており、これを裏づけていると考えられること。  5、雇用問題における過去の市民文教常任委員会での当時での副市長答弁を理解していないこと。雇用に関して部長職引き継ぎの際にあったはずの申し送りを、本会議において二度にわたって「存じません」と強弁したこと。  6、4,025名の市民からの反対署名を無視して選定を行ったことにより、市民の感情を傷つけたこと。  7、署名活動代表者を夜間に訪問して、憲法に掲げられた国民の基本的な権利を侵害した可能性が高いこと。  8、熱心に彦根市の教育行政をよくしようと努力されている教育委員会議には、選定結果を応募各社に通知した後で形式的に報告するという、教育委員会議をおざなりにした姿勢など、幾つもの点で合理性が存在しないことです。  最後に、市長は、数多くの市民が本会議を傍聴し、さらに常任委員会ではさまざまな意見のやりとりが予想されるにもかかわらず、委員や市民の声を聞こうとしない態度がありました。そして、「選定に関する書類はさらっと見た」との発言は、議案を提案する市長としての責任感が感じられません。  正規職員が全くいなくなる可能性の高いひこね市文化プラザになったとき、先日の台風18号のような特別警報の際に、避難場所とされているひこね市文化プラザが緊急事態に対応できるのかどうか、心配でなりません。  これら数々の疑念が解消しないまま本会議での採決を行うことは、議員としての職責を放棄するに等しいことであります。  よって、提出されました継続審査の動議に賛成の討論といたします。 22 ◯議長(谷口典隆君) 5番山内善男君。5番。   〔5番(山内善男君)登壇〕 23 ◯5番(山内善男君) 先ほどの辻議員の発言とも重複しますが、議案第91号の継続審査を求める動議に賛成の立場で討論いたします。  第1に、本会議や委員会の質疑の中で明らかになったのは、16年前のひこね市文化プラザの開館から、市は文化体育振興事業団に管理を委託し、さらに国が指定管理者制度を導入すると、文化体育振興事業団を解散させ、国の言っている制度になじむNPOの立ち上げを市の意向で行わせてきたのではなかったでしょうか。だからこそ、10年前、指定管理者制度が創設された際には、随意選定文化体育振興事業団がひこね市文化プラザ指定管理者となり、さらに4年前には、文化体育振興事業団の後を引き継いだNPO法人ひこね文化デザインフォーラムが、やはり随意選定でひこね市文化プラザ指定管理者となったのではなかったでしょうか。本来なら、今回も随意選定で現在の事業者、NPO法人ひこね文化デザインフォーラムを引き続いて選定することが、市民との自主事業を引き継ぐ意味でも、そこで働く労働者の雇用を守るという点でも、至極当然の措置ではなかったかと思います。  地方自治法では、市が言うように、確かに「公募しなければならない」としていますけれども、施設の性質または目的から特定の団体を指定することが適切と思われる施設については公募を実施せず指定管理者を指定することができる旨を定めた例外規定があります。第1期、第2期はこの例外規定を活用して、市は文化体育振興事業団やNPOを随意選定してきたのではなかったでしょうか。なぜ今回は無理な公募を行いながら、東京に本社のある事業者を選定したのか、極めて不可解です。  第2に、公募に対して決してフェアな公募ではなかったことが審議の中で明らかになりました。審議委員が直接公募してきた事業者と接していたというものです。しかも、同じ建物の中に同居している現在の指定管理者であるNPOには公募を促すPRに行かなかったというのはなぜでしょうか。東京までわざわざ出かけながら、同じ建物の中にいる現管理者には行かなかったというのはなぜなのでしょうか。  また、「公募するようにお願いに行ったのではなく、PRに行った」という本会議での答弁でしたけれども、現在の管理者NPO以外の4社のうち1社と話をすることができました。この事業者は、彦根市の担当者が「公募してくれないか」と言ったと証言しています。  さらに、公募の周知の方法について、このように特定の事業者と面談して、しかもそれが選定委員の1人であったことが明らかになっていますが、京都市が作成している指定管理者制度運用基本指針では、周知方法について、「募集要項を作成し、その要旨を公告として市役所および区役所の掲示板に掲示する。また、広報発表を行うほか、ホームページへの掲載を行うなど、さまざまな媒体により周知に努める」と定めています。つまり、直接の面談などではなく、さまざまな媒体によって周知するということですから、このように直接公募してくれるような事業者と面談することはあり得ないことです。  第3に、選定方法についてです。市は、現在の管理者であるNPOの市民との協働事業や自主事業などを評価していると言いながら、これらの項目を実績評価の対象から外す方が公平な選定であると答弁されました。しかし、「選定基準は施設の設置目的および施設の特性などにより異なる」とされています。具体的には、本会議でも申し述べましたけれども、八王子芸術文化会館の選定では、7項目の選定基準のうち、安定した管理運営(実績・能力)が240点、達成目標の設定と実施方針が200点と、2項目だけで配点合計点800点の半分以上を占めています。  つまり、文化の創造など市民との協働事業を粘り強く進める必要があることや、事業の継続性が必要な事業であること、これらを進めようとする安定した雇用が必要であることなどから、これらの施設の設置目的と施設の特性を考えるなら、配点の比重を重くして当然だというものです。配点にこれらの事柄が反映されない配点方法の考え方は逆に不公平であり、施設の特性を全く考慮していないと言わざるを得ません。  さらに、市が示した管理料は年間1億5,840万円に対して、1位の株式会社ケイミックスは年間約1億4,000万円でした。他の4社についても市が示した額より下回って価格提示していると推定されるため、価格差はその範囲内でしかあり得ません。総務省通知では「価格競争による入札とは異なる」と指摘し、「コスト削減のみを目的としない」と求めています。しかし、コストの点数が4位の事業者と1位の株式会社ケイミックスでは33点差あり、全体の点数が165点あるため、約2割の差がコストの安さによるものです。3位と1位の点数差は全体で101点。このうちのコストによる点差が62点ですので、実にコストによる差は6割以上です。これらは総務省通知の適正な価格でサービス水準を維持するという精神から離れていると言わなければなりません。  また、選定委員会の選定資料が、議会の委員会審議の際に示されなかったことです。議会側の請求でやっと出してもらっても、項目だけしか書かれておらず、しかも回収されてしまいました。これでは選定委員会がどのような基準で選定されたのか議会は検証のしようがなく、また選定資料が公開されないことは議会軽視そのものであることを指摘せざるを得ません。  第4に、現在働いている労働者の雇用条件は維持され、雇用は継続されるのかという点です。議会答弁で市は、「株式会社ケイミックスとの調整等できる限り努力するが、雇用者と労働者との労働契約等に関する個別の案件であり、市教育委員会としてお答えすることはできない」としました。つまり、労働者の雇用を市は保障できないということです。株式会社ケイミックス指定管理で運営している栗東市のさきらでは、館長を含めすべての職員が1年更新の臨時雇用です。  彦根市では市民憲章で人権尊重のまちを宣言し、さらに1986年には人権尊重都市宣言、1998年には人権が尊重されるまち彦根をつくる条例が制定され、さらに1カ月8万3,300円の報酬を保障してヒューマンアクターを配置して、きめ細かな人権施策を講じています。議会でも当局に確認しましたが、これらの人権尊重の思想の中に、労働者の人権が大事にされる思想が含まれるのは当然です。
     しかし、今回、指定管理者の変更に伴い、一挙に解雇という事態になります。こんな状況をわかりつつ、議会がこのような議案を認めることができないのは当然ではないかと思うのです。ここは議会が拙速な判断をしないで、慎重に判断することが求められているのではないかと思います。  最後になりますが、当局側の答弁では、全国の文化施設で民間事業者が指定管理者になっている割合は30%というものでした。7割は事業の継続性や専門性などから直営で実施していますし、彦根市でも彦根城博物館や子どもセンターなどを直営に戻しました。滋賀県内でも、野洲文化ホールや近江八幡市文化ホールは直営に戻しています。また、指定管理者制度のもとでも、びわこホールは非公募で、随意選定で、同一事業者が継続して事業を続けています。  議会がこの議案を否決しても、あるいは継続審査しても、先が見えないのではないかと思われている議員もあるかと思います。また、公募された中で選定委員会が選定されたことに対して議会が否決あるいは継続審査することは失礼だと思われている議員もあるかもしれません。しかし、全国では年間二桁を超える議会での否決事例があり、公募で選定委員会が選定した業者を議会が否決したとしても賠償請求することは可能ですが、全国でそのような事例はありません。地方自治法で、指定管理者制度のもので指定管理者の指定をしようとするときは議会の議決を経なければならないと規定されているのですから、議会の役割を今こそ発揮するときではないでしょうか。  仮に議会が否決すれば当局側の手に移りますけれども、議会は事業の専門性や市民との協働、労働者の雇用などの面から否決したわけですから、指定管理者では議会の議決が必要となることから、再度提案される場合は現事業者の随意選定に大きな道を開くことになります。  現に、福岡県飯塚市では、2007年、2009年にやはり東京に本社を置く事業者を指定管理者に選定して議会に当局側が提案しましたが、「5年で指定管理者が変わる可能性があり、地域の文化を継承できるのか」、「選定委員会の会議録は開示できないのか」などの意見が多数あり、結果、議会は否決し、財団から引き継いだNPOが現在も継続して事業を続けています。  全国の例に鑑みて、以上の理由により、議案第91号に対して継続審査に賛成する立場からの討論といたします。ありがとうございました。 24 ◯議長(谷口典隆君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長(谷口典隆君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  お諮りいたします。  議案第91号を閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。   (「異議あり」と呼ぶ者あり) 26 ◯議長(谷口典隆君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案を閉会中の継続審査に付することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 27 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  起立少数であります。  よって、本案を閉会中の継続審査に付することについては否決されました。  暫時休憩いたします。            午前10時15分休憩            午前10時45分再開 28 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯議長(谷口典隆君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告書が7人の方々から提出されておりますので、順次発言を許します。  その順位は、5番山内善男君、20番西川正義君、1番辻真理子さん、6番山田多津子さん、10番田中滋康君、11番馬場和子さん、2番有馬裕次君の順とし、順次ご登壇願います。  5番山内善男君。5番。   〔5番(山内善男君)登壇〕 30 ◯5番(山内善男君) 私は、議案第72号平成25年度(2013年度)彦根市一般会計補正予算(第3号)に反対する立場で討論いたします。  今回の補正予算は、市民の要望を少なくない点で実現していただくことができます。一つ目は、大藪日夏線道路改良事業や大藪磯線道路改良事業、彦根駅前平田線道路改良事業、福満団地1号線道路改良事業など、長年の住民要望であった一連の道路改良事業に着手する予算を見積もっていただいたこと。二つ目は、私どもが再三議会でも取り上げてきた幼・小・中学校へのエアコン設置について、たちまち7中学校へのエアコン設置のための実施設計予算が計上され、この予算執行を足場に、来年9月以降の中学校240学級にエアコン設置工事を行う展望を開く予算執行となったことは、これが市長公約であったとはいえ、大いに歓迎するところです。三つ目には、学校支援加配事業として、市費による常勤講師1人、非常勤講師1人を増員配置する予算が計上されたことなど、積極的予算について市民の立場から評価できるもので、市長を始め職員の皆さんのご苦労に心から敬意を表するものです。  しかし、一つ目に、従来から私どもが指摘してきた学校給食の民間委託が保育園に拡大される予算が計上されていることです。保育園は、文字どおり、0歳児から幼少の子どもたちを預かる施設として運営されていますが、特に離乳食など調理員と保育士との連携が求められるとき、偽装請負の実態をさらに色濃くせざるを得ない状況となることです。だからこそ、少なくない自治体が直営で子どもたちの給食を提供する立場で、民間委託などしないで法を遵守しているのに、法違反の疑念を抱かせる民間委託の拡大は容認できません。  二つ目に、ひこね市文化プラザ指定管理業務債務負担行為の予算が計上されていることです。これは議案第91号とも関連しますが、ひこね市文化プラザ指定管理者制度について、市の提示額が年間1億5,800万円、これに対して株式会社ケイミックスが年間1億4,000万円、応募した他の4社とも市の提示額を下回っていることは容易に推定されます。株式会社ケイミックスが運営されている栗東市のさきらは、すべての労働者が非正規であることも考えれば、結局は労働者の人件費の削減が管理料に反映されていると見るのが自然です。先ほど継続審査についての賛成討論を行いましたけれども、その関連で発言していますので多くは言いませんが、彦根市民やその周辺の人たちの労働環境を不安に陥れるような予算がこの中に入っていることです。  これらのことから、残念ながら、議案第72号に対して反対する討論といたします。  引き続いて、議案第91号に対して反対の討論を行います。  先ほども言いましたが、ひこね市文化プラザ指定管理者制度の選定について株式会社ケイミックスを選定し、議会が承認するというものです。ほとんどの主張は先ほどの継続審査の動議に賛成する立場で討論を行いましたので多くは主張しませんが、今、彦根市議会は議会改革を進めており、市民の皆さんの目線で条例作成中です。そんな中、今回の指定管理者選定において、多くの市民の皆さんの署名が、短期間で4,000人を上回り集められました。この周りにはさらに多くの市民の皆さんの声があると見るべきですし、連日、多くの市民の皆さんが議会を傍聴していただきました。市民の皆さんの声を議員は真摯に受けとめるべきではないかと思います。  私も35年間、電電公社からNTTに社名は変わり、この間相次いだリストラの中で職場がなくなりましたけれども、会社がなくなるということはありませんでした。議員の皆さんに心から訴えます。自分の娘や息子たちあるいは孫たちが、このような労働不安に陥れられるとすればどうでしょうか。ぜひ市民の皆さん一人ひとりの目線に立って、今回の議案、議会としての役割を発揮していただきたい。  そういう点で、反対の立場を表明するものです。  以上です。 31 ◯議長(谷口典隆君) 20番西川正義君。20番。   〔20番(西川正義君)登壇〕 32 ◯20番(西川正義君) 議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについて、賛成の立場から討論をさせていただきます。  私は、以下の5点の観点から討論を行いたいと思います。  まず、1点目に、公正な選定結果についてです。今回の選定に当たっては、指定管理者候補者選定委員会が、公募要領や仕様書等で管理運営に関する基本的な考えや業務の内容を示すとともに、市民の平等な利用の確保や施設の効用の最大限の発揮、魅力ある自主事業の実施および利用団体への支援、ボランティアスタッフの育成などの観点から設定された32項目の選定基準が事前に公表され、各申請団体から出された提案をこの基準に基づき選定委員会において公平・公正かつ客観的に審査され、その結果、東京に本社を置く株式会社ケイミックスが候補者に選定されたものであることから、これまで以上に質の高い施設の管理運営と魅力ある自主事業が展開され、より一層の住民サービスの向上が図れるものと期待するところです。  2点目に、彦根の文化の継承についてです。一部議員、市民の皆様からは彦根市の文化の継続性についてのご心配があるとのことですが、地域の文化とはひこね市文化プラザ指定管理者がつくるものではなく、市民が主体となってつくられるものであり、市民や文化・芸術団体等による創作的な活動を支援・サポートすることで文化振興の一翼を担い、より一層の文化・芸術の振興を図り、新たな地域文化を育てることに寄与することが、文化・芸術の拠点であるひこね市文化プラザ指定管理者に課せられた役割であると考えます。  3点目に、現職員の雇用問題です。雇用の継続について心配されている市民の皆様のお声は承知しているところですが、この点につきましては、基本的には雇用者と被雇用者の雇用契約に関することですから、市として関与できないことは理解できるところです。しかしながら、株式会社ケイミックスが現職員に対して現地説明会を行い、積極的に雇用したいとの提案があったと伺っており、これまでひこね市文化プラザの発展と文化・芸術活動において功績を上げてこられた現職員の皆様の雇用が安定継続できますように、市長を始め教育委員会が先頭に立って取り組まれるよう注視してまいります。  4点目に、本議案が否決された場合のリスクです。13日に開催されました常任委員会における質疑の中で、当局は、もし株式会社ケイミックスとの契約ができなくなれば、現在の指定管理者とも契約期限切れのため、継続することもなく、市としては緊急避難的に市の直営に踏み切らざるを得ないとのことでした。このような事態に陥ると、人員や人材の問題、経営ノウハウの面において、ひこね市文化プラザ本来の目的が達成されるのか。彦根市民として、利用者として、心配されるところです。  5点目に、4,000人を超える多くの市民の皆様の署名の要望書とお声を受けとめての対応です。市長の答弁では、「多くの皆様が文化・芸術に対して大きな関心をいただいていることであり、真摯に受けとめる」と発言されました。彦根市民による文化・芸術活動を守る陳情書にもありますように、今後も彦根市民による文化・芸術活動が守られることについては大いに賛成です。  市長は、ぜひとも多くの市民の声をしっかりと受けとめていただき、彦根の文化の継続や、繰り返しになりますが、現職員の雇用継続についても有言実行されるよう、選定された事業者への強い働きかけをひとえに願うものです。  最後になりましたが、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議会、委員会で賛否両論が闘わされる中、今月16日と17日にかけて、多くの議員に対して差出人不明のまま、脅迫まがいの手紙が送付されてきました。このことは議案に真摯に向き合う議員に対して大きな圧力を加え、審議の妨害を図る意図がかいま見えます。彦根の文化芸術のさらなる発展を願う市民は、署名をされた方々だけではないことを申し述べておきたいと思います。  以上申し上げましたことから、私は、ひこね市文化プラザが本市の文化・芸術活動の拠点として、より一層市民に親しまれ、利用しやすい施設となることを期待し、本議案に賛成の意を表明させていただきました。多くの議員の賛同を賜りますようお願いいたします。  以上です。 33 ◯議長(谷口典隆君) 1番辻真理子さん。1番。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 34 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについて、反対討論をいたします。  ひこね市文化プラザ指定管理者制度のもとに置くことは、市民憲章や総合計画の市民主体の文化という視点に照らしても、次のとおり問題があります。  1、選定委員会のあり方については、8名の選定委員の中に教育委員会事務局から4名の委員が選ばれており、その判断に公平・公正さを欠く可能性が高いこと。  2、選定前のプロセスにおいて、応募候補企業を公募前に訪問しているという疑惑を招く行動があったこと。  3、短期間で読破することが難しい量の資料であったため、これを補完する意味で、教育委員会サイドで一覧表を作成したこと。このことは一覧表作成者恣意的判断が加わる可能性が否定できません。特に常任委員会審議における一覧表提出要求に対し、教育委員会は再三提出を拒みながらも、その後一転して資料提出を認めました。しかし、提出された資料は項目のみで、肝心の中身は全くの白紙でした。このような行為は議会を軽視するものであり、疑惑が一層深まりました。  4、総務省や文部科学省からの「文化施設の選定においては単なる価格競争による入札とは異なるものであり、選定基準選定方法を十分に工夫すること」との通知があるにもかかわらず、その趣旨に反した選定基準を採用している可能性が非常に高いこと。特に「5年間で9,000万円もの経費が削減できる」というような声が理事者側から漏れ聞こえており、これを裏づけていると考えられること。  5、雇用における問題点については、過去の市民文教常任委員会での当時の副市長答弁を理解していないこと。雇用に関しては、部長引き継ぎの際にあったはずの申し送りを、本議会において二度にわたって「存じません」と強弁したこと。  6、4,025名の市民からの反対署名の陳情を無視してこの選定を行ったことにより市民の感情を傷つけたこと。  7、署名活動代表者を夜間に訪問して、憲法に掲げられた国民の基本的な権利を侵した可能性が高いこと。  8、熱心に彦根市の教育行政をよくしようと努力されている教育委員会議には、選定結果を応募各社に通知した後で形式的に報告するという、教育委員会議をおざなりにした姿勢など、幾つもの点で合理性が存在しないこと。  万が一、本件が提案どおり承認されたとしても、施設設置者である市長、とりわけ担当部署である教育委員会事務局は、誠意を持って関係者に説明する行動を実行していただく必要があることを申し添えます。  なお、議案第72号平成25年度(2013年度)彦根市一般会計補正予算(第3号)において、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについてにかかわる予算については反対であることを表明して、私は議案第91号について委員長報告に反対を表明し、反対討論といたします。 35 ◯議長(谷口典隆君) 6番山田多津子さん。6番。   〔6番(山田多津子さん)登壇〕 36 ◯6番(山田多津子さん) 私は、今期定例会に提出されています請願第6号、請願第7号に対しての賛成討論を行いたいと思います。  まず、請願第6号国に対して「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願に対してです。  安倍首相が、10月1日にも実施を決めようとしている来年4月からの消費税増税をめぐり、月内に経済対策を取りまとめるように指示したということが、矛盾を広げています。経済対策の追加を持ち出したのは、消費税増税の前提となる経済状況の立て直しが思いどおりに進んでいないためですけれども、その中身として、公共事業の拡大や法人税の減税まで出てきたため、一体何のための消費税増税かと批判が広がっています。暮らしと経済を破壊する消費税増税を経済の見通しもないまま強行するのが問題で、無理押しをすればするほど矛盾が拡大すると思います。  安倍政権が強行を狙う消費税増税は、来年4月に現在の税率5%を8%に、再来年10月にはさらに10%に引き上げようというものです。8%へ引き上げただけで8兆円、10%になれば13.5兆円もの負担を国民に押しつける大増税計画です。低所得者ほど負担が重い逆進性の強い消費税は、最悪の大衆課税です。国民の所得が減り、経済がデフレ不況から抜け出していない中で大増税を強行すれば、暮らしにも経済にも致命的な打撃を与えるのは明白です。  民主党政権時代に自民・公明党と消費税増税を談合で決めた際、経済状況の好転を条件としており、安倍政権が発足後、経済再生を最優先してきたのも、その懸念があったためです。実施半年前になっても対策の追加を言わなければならないこと自体、再生が実現していないことを証明しています。実際、政府の9月の月例経済報告でさえ、景気は緩やかに回復というのが精いっぱいで、個人消費については8月の「持ち直している」という表現が、「持ち直し傾向にある」と後退しています。雇用や所得の改善が遅れているためなのです。  安倍首相が先週検討を示した追加的な対策は5兆円規模と言われますけれども、8兆円の増税のために5兆円もの対策を追加すること自体、無理やり増税を強行しようとする政策の道理のなさを示していると言わざるを得ません。しかもその中身として政府内から持ち出されているのは、ゼネコン向けの公共事業の追加や投資減税などの法人税の減税です。財界が強く求める法人税の実効税率の引き下げについてまで、甘利経済再生担当大臣は前のめりの姿勢です。消費税を増税するために公共事業の追加や法人税減税など、大企業に中盤振る舞いしても、国民の暮らしは潤いません。対策を追加したツケは結局国民の負担になります。大企業への中盤振る舞いは消費税の増税分は全額社会保障に回すべきとしてきた政府の口実を破綻させるだけです。国民の暮らしを考えるならば、景気対策を追加してまで来年4月からの消費税増税を強行するのではなく、まずは増税を中止して、国民の暮らしを立て直すべきです。  今、どの世論調査でも、4月からの増税を延期した方がいい、中止した方がいいといった答えが圧倒的です。消費税増税中止は国民の世論なのです。この国民の声を一つに合わせれば、安倍内閣の4月増税強行という民意を無視した暴走を食いとめることができると確信しています。ぜひこの請願に賛同していただいて、彦根市議会としても消費税増税中止の意見書を国に上げていただくことをお願いして、請願第6号に対しての賛成討論といたします。  続きまして、請願第7号オスプレイが参加するあいば野演習場での日米合同演習に反対する請願書です。  5月23日発表の平成25年度陸上自衛隊主要演習等の対応で、「日本国内におけるアメリカ海兵隊との実動訓練を中部方面隊管内で実施する」とあり、饗庭野演習場で13回目の日米合同演習が実施される可能性があることが懸念されてきました。9月6日、防衛省の担当者がオスプレイを使用した饗庭野での日米共同訓練を行う決定について嘉田知事に説明を行いました。  オスプレイはこれまで世界各地で事故を起こしている欠陥輸送機です。私どもの赤旗の記者が質問したところ、防衛省が1990年ごろ海上救難艇として導入を検討したけれども、同機の構造的欠陥である強烈な下降気流などが障害となって導入を断念したということが判明しました。  沖縄県民を始め、全国的に反対運動が大きく広がってきており、関西でも橋下大阪市長や松井大阪府知事の自衛隊八尾基地へのオスプレイ訓練誘致発言に対して、関係自治体から反対の声が巻き起こっています。  饗庭野での合同演習でオスプレイが事故を起こさない保証は全くありません。饗庭野には年間100日以上、陸上自衛隊の八尾基地と明野基地からヘリコプターが飛来しており、低空編隊飛行、騒音公害、墜落の恐怖感等、住民の苦情は絶えず、その上にオスプレイの飛来は滋賀県民を愚弄するもので、絶対に許すことができません。  また、安倍首相や小野寺防衛大臣などは、沖縄の米軍基地の負担軽減と称して、オスプレイ訓練の本土分散を画策し、今回の饗庭野日米合同演習へのオスプレイ来演の口実にしようとしています。しかし、オスプレイの本土分散訓練は、沖縄県民の負担軽減には絶対なりません。沖縄に24機配備されているオスプレイは、普天間基地を拠点に沖縄県内で危険な訓練を繰り返しており、そのうち数機を岩国基地とキャンプ富士に一時的に移して、全国各地に設定した低空飛行ルートや自衛隊演習場での訓練を実施しようとしていますが、それはオスプレイが墜落する危険の分散になっても、沖縄県民の負担軽減には全く役に立たないのです。  また、日本国内で起こっているアメリカ軍兵士による民間人に対する暴行事件も心配されています。  以上の点から、私は、饗庭野演習場での日米合同演習とオスプレイ来演に強く反対するものです。市民からの切実な思いに寄り添うことが、市民から負託を受けた議員の役割だと思っています。よって、両請願に各議員の賛同をお願いしまして、賛成討論といたします。 37 ◯議長(谷口典隆君) 10番田中滋康君。10番。   〔10番(田中滋康君)登壇〕 38 ◯10番(田中滋康君) 私は、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについて、反対の討論を行います。  反対する最大の眼目は、選定そのものが公正・公平に行われたかどうか、この1点にあると思います。教育委員会は「公正・公平に行われた」と答弁しておられますが、その声を聞けば聞くほど、何かそう言わざるを得ないものが裏にあるのではないかと思わざるを得ないやりとりがかいま見られました。  優れた提案を幅広く求めるためとして、どうして指定管理を数多く受けている企業を求めて東京まで行く必要があるのでしょうか。ホームページや広報だけでは心もとないから説明とPRに行きましたとおっしゃられましたが、そのぐらいの情報は全国的に指定管理を展開している企業ならば、当然既に情報をキャッチしているはずです。答弁は欺瞞に満ちたものと私は考えます。到底納得いくものではありません。  また、「一般公募を初めて行うので、何社応募してくれるかわからない。不安に感じたからPRに行った」とのことでしたが、まず公募して、何社応じるかを見る。最悪の場合、不調に終わってもいいではないですか。わざわざ東京まで出張してPRに行く。このような説明で到底納得できるとは思えません。私は、PRに行ったのではないと考えます。先ほどほかの議員もおっしゃっているように、「一般公募に応じてください」とお願いに行ったのです。  あくる日の3月26日に、東京へ行った職員と同じ2人が県の文化振興事業団を訪問しています。午後1時40分、滋賀会館3階。そこでどんな話をしたかを聞き及んでいますので、ご紹介いたします。「来月からひこね市文化プラザ指定管理者の公募を一般公募で行う。ぜひおたくも応募してください」と、このように聞き及んでいます。まさに頼みに行ったのです。東京も同様です。東京へ行ったのはPRではなく、依頼に行ったと断定しても間違いないと考えます。  東京や大津へ出張したことにどんな問題を含んでいるかと言えば、公募に関して応募者への説明は4月4日に説明会、現地案内をするようになっていました。その事前の3月25日および26日に、特定の業者に対して接触を持ち、頼みに行くということは、言い方を換えれば、特定の業者に肩入れをしていると言えるのではないですか。このことを考えれば、東京へ行ったことが、当初から現在の指定管理を受けている者を選定から度外視しようという意図が働いていたと言っても間違いないと考えます。  先ほどからおっしゃられているのと内容的には同じですが、教育委員会は選定に当たって一覧表をつくりました。これは断言されています。一覧表に何が書いてあったか。応募団体と選定項目しか書いていない。A3版の2枚です。提案書は5社にわたって膨大なページ数です。それをA3版2枚の一覧表で、5社の比較ができるように凝縮したものをつくっています。何のためにつくったのですか。当然、選定委員は、その一覧表を比較・検討して、結論を出し、採点するのではないですか。選定委員の選定結果を左右する要因となっていることは明らかではありませんか。一覧表をつくったのは教育委員会です。しかも教育委員会は、選定委員8名のうちの4名を構成しているのです。結果は、教育委員会の思うとおりになって当然ではありませんか。  さらに、選定項目。答弁においても、教育部長は都合のいい答弁をされています。実績評価で、市民協働の活動をなぜ評価に入れないのかと言ったときには、「他の公募に応じたところと不公平を生じるから選定項目から外した」と言いながら、「他の類似施設の公共ホールの運営管理は良好であったかという選定項目があるではないか」と問い質したら、今度は逆に「それを選定項目に入れたら、他の応募者に不公平になる。だからやめました」とおっしゃいました。「そうしたらNPOにとって不公平ではないですか。どうやって評価するのですか」と言ったら、「現在のNPOは他の指定管理を受けている実績がないので、現在指定管理を受けているひこね市文化プラザの運営実態を評価の基準としました」とのことでした。こんなご都合主義の評価基準があるでしょうか。これも明らかにNPO外しの一つの強弁としか言いようがありません。
     NPOが立ち上げられた今日までのいきさつは、辻議員もおっしゃっていましたが、文化体育振興事業団を解散して、ひこね市文化プラザの運営をどうするのか、職員の雇用をどうして守るのかということから、当時の副市長を中心にして、「何とかNPOを立ち上げてくれ。そうしたら、ひこね市文化プラザ指定管理を任せるから」という内諾を得て、立ち上げられました。そして今日に至るわけです。雇用を守り、運営していくということです。  当然、技術的、能力的には、今回指定管理を受けるところよりもまだまだ至らない点があるかもしれません。普通の商売なら、大手スーパーが小売商店と競争したら、大手スーパーが勝つに決まっています。同様のことではないですか。全国で20余りの指定管理を受けて展開している企業より、市民が運営を模索しながらよりよい方向に持っていこうとする努力を買うべきではないですか。  しかも、株式会社ケイミックス指定管理を受けた場合、19名の職員の職場がなくなります。これに対して、教育部長は安易に、条件が合えば株式会社ケイミックスは雇用に取り組んでいくから安心してくださいというような趣旨の答弁をなさっていますが、条件が合えばということは、現在指定管理を受けているNPOの職員の中で技術的な面、人脈の豊かさに長けた職員で安く使えるならば使いましょう、雇用しましょうということになるのではありませんか。  しかも、その雇用というのは、5年間指定管理を受けるとしても、5年間を約束するものではありません。山内議員から紹介がありますように、指定管理を行っている栗東市のさきらなどは、1年経過したら、かつての職員は誰もいなくなったのです。こんなことに行政が手を貸していいのでしょうか。  皆さん、長い目で審判してください。短いスパンではなく、長いスパンで見たならば、決して今回の選定は彦根市にとっても有利とは言えないと考えます。しかも、我々議員は市民から選ばれ、市民の声を代弁する役割があります。間接民主主義制で成り立っている我々です。市民の多くから、もう一度考え直してくれという声が強い今、あらかじめお決めになった態度表明ではなく、真摯に考え直してください。ぜひとも議案第91号の反対にご賛同賜りますよう心から訴え、お願い申し上げまして、私の討論といたします。ありがとうございました。 39 ◯議長(谷口典隆君) 11番馬場和子さん。11番。   〔11番(馬場和子さん)登壇〕 40 ◯11番(馬場和子さん) 私は、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについて、賛成の立場から討論を行います。  先ほども西川議員の方から討論がありました。重複する部分もありますので、簡便に賛成の気持ちをお伝えしたいと存じます。  9項目に関していろんな切り口で検討させていただきました。西川議員の討論の最後にもありましたように、差出人のない封書を受け取り、心を痛めております。そこには賛成した議員一人ひとりを特定し、選挙に向けてその責任を徹底して追求するというような文言がうたわれていました。ある意味、これは議案の議決に対する圧力、脅迫という受け取り方もできますけれども、決してそのようなことにはくじけず、負けずに、しっかりと彦根市11万市民にとって何がいいのかという基準でもって判断したいと思います。  これまで運営してこられた団体の皆さん、それに関係する皆さんには、奉仕の精神を持って運営をしていただいたことに感謝申し上げたいと思います。文化を愛してくださっているという気持ちも伝わってきますので、ありがたいことだと思っています。  ただ、文化を育てる熱い思いというのは今でもずっとお持ちだと思うのですけれども、それはひこね市文化プラザという館を指定しなくても、持っている思いはどんな形であれ継続し、ひこね市文化プラザの新しい管理者にまた提案・提言して、そこでいろんな事業を展開する可能性も十分にあります。彦根の文化を守り、育てるという取り組みは、ひこね市文化プラザ指定管理しなければならないというところには至らないのではないかという思いを持っています。  この5年弱の指定管理期間中に、市民からのアンケート、教育委員会文化振興室からのいろいろな指導・助言があったと存じます。その指導にも余り従わなかったということで、風通しのよくないことがあったのかというのも推察できるわけです。そういうところの反省というのも十分に持っていただきたいと思います。  今回の議案が上程される少し前あたりから、複数回、自宅の方へひこね市文化プラザ関係の方が訪問されました。その中で、ひこね市文化プラザの現状やほかの業者になったらどうなるかということを懇切丁寧に説明されました。その説明を聞いた上で、片方だけを聞いていてはいけないということで、教育委員会にもお邪魔をして、選定の内容あるいはいきさつ、候補者選定に至った経緯もしっかりと両方の耳を開いて聞かせていただきました。  今回、雇用問題が大きな問題になっています。ひこね市文化プラザにいらっしゃる職員の雇用について守れという論調が強いように思います。しかし、どこの民間企業でも、いい人材はそのまま雇用して、少し問題がある方はおやめになるということもあります。民間では、競争しながら自分の職を守るというのが当然のことです。今いらっしゃる職員が本当に高いスキルをお持ちの職員であれば、ぜひともそのスキルを発揮して、今度受けていただく予定の事業者に、「この人材だったら残ってほしい」と思われる活動をする。それが雇用へとつながっていくと思いますので、努力をしていただきたいと思います。  今回、否決するとどのような影響があるのかということを、常任委員会を傍聴して、答弁を聞かせていただきました。否決になった場合には、指定管理を受ける団体がないということで、当分の間、暫定的に市の直営になるということでした。その答弁の中で、「市としてはその体制を整えていない」とあったので、否決になり、暫定的に直営方式になった場合には、市民がひこね市文化プラザを使えない、または使いにくくなり、マイナス要素が出てくると思っています。  今回、本会議でも、常任委員会でも、長時間にわたって熱い議論がありました。毎回のように、同じ顔ぶれの方が傍聴に来られ、市民の思い、4,000人余りの方に署名いただいたという実績は、今度受けていただく方にもしっかりと伝わっていると思います。よりよい運営をしなければならないと前向きに捉えていただくように思います。市民のために、どの団体が受けていただくのがいいのかという判断をする中で、11万市民が鳥の目で全体を見た場合に、新しく候補として出ている株式会社ケイミックスに受けていただく。  そのような採決をするのですが、現指定管理者は5年弱の指定管理に対する成績が及第点に及ばなかったのはどんな理由があったのかというのもしっかりと認識していただきたいと思います。指定管理するのはどの団体が11万市民にとってよい結果になるのか。大きな目、鳥の目でしっかりと判断させていただいて、今回の議案第91号に関し賛成の立場の思いを皆さんにお伝えさせていただきました。大方の議員はその思いを共有していただいていると思いますけれども、ぜひともご理解を深めていただき、賛同いただきますようお願いしまして、賛成の立場からの討論といたします。ありがとうございました。 41 ◯議長(谷口典隆君) 2番有馬裕次君。2番。   〔2番(有馬裕次君)登壇〕 42 ◯2番(有馬裕次君) 私は、議案第78号と議案第91号について討論させていただきます。  この流れを見て、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについての反対討論を先にさせていただきます。  今回選定されました株式会社ケイミックス社は、31名の職員、係員を配置し、計画されているとのことですが、5年間そのように継続することは現実的には考えにくく、公演のたびごとに外部からスタッフを集めてくるのではないでしょうか。当然、自主事業は減らし、市民が文化を創造する文化・芸術活動をサポートする体制もありません。市民の税金ですので指定管理料が安いということはよいことですけれども、いかがか疑問に感じます。  先ほど来から言われましたように、総務省の通達では「文化施設指定管理にあっては経費の節減だけに偏った判断をしないように」との指導もあるにもかかわらず、教育長は常任委員会の場でも「9,000万円も節約できる」など、管理料が低いことを強調するありさまです。教育委員会も選考委員も、マルクスの資本論の「資本主義は搾取である」と唱えています。まさに教育長の頭の中は、貨幣資本主義になって、文化は完全に貨幣に変わっている大きな弊害に気がついていないと受けとめています。  そんな選択の目で、選考委員メンバーに思考力が働いていたのでしょうか。職員、それも市民の職場を奪うことで指定管理料が安価になったこと、その指定管理料が東京に流れること、地域経済にも、また人間的にも大きなダメージだけが残り、そのことで後になって彦根市民はあきらめだけを味わうのではないでしょうか。ひこね市文化プラザを拠点に市民の文化を創出し、手助けし、それを実行・実現するために、本物の真の指定管理者として選ばれなければなりません。民間の指定管理者の継続と手づくり感を求めているのです。また、市民自身が議論に加わる場でもあり、市民がつくり上げる文化で価値観を変えることが今求められているのです。東京の業者では不可能なのです。  また、違う視点から検証すれば、これは教育委員会が組織を挙げて行ういじめなのです。NPO法人文化デザインフォーラムの理事長が途中から交替し、純粋の民間人であるT氏の強いリーダーシップを快く受けとめられず、すべてを排除しようと動き出したわけです。行政の卑劣で卑怯な心理が働いています。特に教育分野などは、ある地域で起こった民間校長の排除の例に見るように、あってはならない教育委員会のいじめ体質です。このいじめは周囲の多くの関係者を不幸におとしめているのです。排除の論理のように進んだ全く愚かな選択としか、市民は見ないでしょう。一度立ちどまり、振り返ることのできない教育委員会には、明日がありません。市民の意を酌むことのできない行政の長を持った市民の不幸の始まりです。  以上、議案第91号には反対いたします。  続きまして、議案第78号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例案に、賛成の立場から討論いたします。  社会保障制度改革で、政府は介護の必要度の低い要支援のサービスを全国一律の介護保険制度から切り離し、2015年から段階的に市町村の独自事業とする改革案を示しています。しかし、各自治体はサービスを提供する担い手の人材を確保するのも重要で、既に彦根市でも介護職員不足で閉鎖に近い形の民間施設も出てきています。  高齢者が爆発的に増える2025年、介護保険制度の一定水準を維持することは、今後自治体の大きな責務となってきます。国は、地域支援事業そのものは介護保険の制度ではないとも説明する始末です。  彦根市の課題として、中重度から施設に入所できない軽中度の在宅支援の充実を図っていく必要があります。そこには地域包括ケアシステムの介護ニーズと医療ニーズをあわせ持つ高齢者を地域で確実に支えていく多職種連携の強化が不可欠です。  在宅介護、在宅看護、在宅看取りには環境整備が急がれます。今年12月に完成の市立病院敷地内の医療福祉推進センターは、訪問看護ステーションスタッフと薬剤師などを対象に在宅医療のチーム医療を担う人材育成を積極的に進め、設置目的である在宅介護、在宅看護、在宅看取りについて正しい知識と理解を深め、出前講座の開催や啓発パンフレットなどの作成を行うとの福祉保健部長の答弁もあり、地域包括ケアシステムのさらなる充実と市民への切れ目のない福祉の提供を望むものです。  代表質問での質問項目での福祉保健部の答弁では、彦根市の福祉分野の今後の方向性を示し、細部にわたり明確に答弁し、市民一人ひとりに伝えていきたいとの意欲を受け取ることができ、議案第78号には賛成するものです。  以上、議案第78号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例案に賛成の立場から討論しました。  ご清聴ありがとうございました。 43 ◯議長(谷口典隆君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 44 ◯議長(谷口典隆君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  ただいま議題となっております各議案のうち、まず、議案第72号平成25年度(2013年度)彦根市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 45 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 46 ◯議長(谷口典隆君) 次に、議案第73号平成25年度(2013年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号平成25年度(2013年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 48 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号平成25年度(2013年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 49 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号平成25年度(2013年度)彦根市立病院事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第77号平成25年度(2013年度)彦根市水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号彦根市保健・医療複合施設の設置および管理に関する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号彦根市福祉センター設置条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号彦根市駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号平成25年度における彦根市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。
     本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号彦根市市税条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号彦根市督促手数料および延滞金徴収等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号彦根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 58 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号彦根市公共下水道事業に係る受益者の負担に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 59 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第86号彦根愛知犬上広域行政組合の共同処理する事務の変更および規約の変更に関する協議につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第87号彦根市、米原市造林組合規約の変更に関する協議につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第88号彦根市、米原市山林組合の共同処理する事務の変更および規約の変更に関する協議につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第89号彦根市、米原市造林組合の解散に関する協議につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第90号彦根市、米原市造林組合の解散に伴う財産処分に関する協議につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第91号ひこね市文化プラザ指定管理者の指定につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 65 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第92号損害賠償の額の決定につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号平成24年度(2012年度)彦根市立病院事業会計の決算につき認定を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、認定であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第94号平成24年年度(2012年度)彦根市水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること、および同会計の決算につき認定を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決および認定であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決および認定されました。  次に、請願第6号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願を採決いたします。  本請願に対する委員長報告は不採択であります。  お諮りいたします。  本請願を採択することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 69 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  起立少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。  次に、請願第7号オスプレイが参加する、あいばの演習場での日米合同演習に反対する請願書を採決いたします。  本請願に対する委員長報告は不採択であります。  お諮りいたします。  本請願を採択することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 70 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  起立少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。 ────────────────── 日程第3 諸般の報告 71 ◯議長(谷口典隆君) 日程第3、諸般の報告を行います。
     市長から、地方自治法第233条第5項、同法第122条および同法第241条第5項の規定に基づき、平成24年度(2012年度)主要な施策の成果、事務報告書および基金運用状況報告書についてが報告第30号として、また地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項および同法律第22条第1項の規定に基づき、平成24年度(2012年度)彦根市の健全化判断比率等についてが報告第31号として、議長あて提出されましたので、お手元に配付いたしておきましたからご了承願います。  以上で、諸般の報告を終わります。  暫時休憩いたします。            午前11時54分休憩            午後1時00分再開 72 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────── 日程第4 議案第100号上程 73 ◯議長(谷口典隆君) 日程第4、市長から、議案第100号が追加提出されましたので、これを議題といたします。  職員に議案を朗読させます。   〔川部議会事務局次長朗読〕 74 ◯議長(谷口典隆君) 提案者の説明を求めます。  市長。   〔市長(大久保 貴君)登壇〕 75 ◯市長(大久保 貴君) 本日提出いたしました議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。  議案第100号は、平成24年度彦根市各会計歳入歳出決算につき認定を求めようとするものであり、平成24年度の一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入639億5,253万3,000円、歳出612億2,614万1,000円で、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は26億1,490万9,000円でありました。  以上が本日提出いたしました議案の大要です。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 76 ◯議長(谷口典隆君) これより議案第100号に対する質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯議長(谷口典隆君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ────────────────── 日程第5 決算特別委員会の設置 78 ◯議長(谷口典隆君) 日程第5、決算特別委員会の設置を議題といたします。  お諮りします。  議案第100号平成24年度(2012年度)彦根市各会計歳入歳出決算につき認定を求めることについては、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付したいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、議案第100号は、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。  お諮りします。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、1番辻真理子さん、2番有馬裕次君、3番小川喜三郎君、6番山田多津子さん、7番上杉正敏君、10番田中滋康君、12番宮田茂雄君、13番安澤勝君、14番安居正倫君、18番矢吹安子さん、23番北村收君、24番杉本君江さん、以上の12人を指名いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました12人を決算特別委員に選任することに決しました。  休憩中に決算特別委員会を開き、正副委員長の互選をお願いいたします。  暫時休憩します。            午後1時04分休憩            午後1時24分再開 81 ◯議長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました決算特別委員会の正副委員長の互選結果報告がありましたので、ご報告いたします。  決算特別委員長に3番小川喜三郎君、副委員長に24番杉本君江さんが互選されました。 ────────────────── 日程第6 意見書案第1号上程 82 ◯議長(谷口典隆君) 日程第6、意見書案第1号を議題といたします。  職員にこれを朗読させます。   〔川部議会事務局次長朗読〕 ────────────────── 83 ◯議長(谷口典隆君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案者の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第1号については、提案者の説明を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はありません。  質疑はありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 85 ◯議長(谷口典隆君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 86 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ討論の通告はありません。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 87 ◯議長(谷口典隆君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  意見書案第1号第79回国民体育大会主会場(開・閉会式)会場を滋賀県立彦根総合運動場一帯地域に招致を求める意見書案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 88 ◯議長(谷口典隆君) ご着席願います。  起立全員であります。よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました意見書第1号中に、字句等について整理を要する場合は、その整理を議長に一任されたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。  意見書第1号については、議長からただちに関係先へ提出いたします。  この際、お諮りいたします。  企画総務消防常任委員長福祉病院教育常任委員長市民産業建設常任委員長および議会運営委員長、ならびに議会改革特別委員長から、会議規則第103条の規定に基づき、閉会中もなお審査および調査を継続する必要がある旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯議長(谷口典隆君) ご異議なしと認めます。よって、企画総務消防常任委員長福祉病院教育常任委員長市民産業建設常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することに決しました。  以上で今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。  これにて平成25年9月彦根市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。            午後1時33分閉会 会議録署名議員  議 長  谷 口 典 隆 君  議 員  山 田 多津子 さん  議 員  上 杉 正 敏 君 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...