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平成21年 予算特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2009-03-12

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  1. 彦根市議会 2009-03-12
    平成21年 予算特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2009-03-12


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    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                  午前9時00分 ◯委員長(北村 收君)   皆さん、おはようございます。  委員ならびに市長を初めとする理事者の皆様には、本日は予算特別委員会に当たり、お忙しいところをご出席いただきましてありがとうございます。予算特別委員会の開会に先立ちまして、委員長として一言申し上げたいと思います。  本市議会では、これまでさまざまな議会改革の取り組みを進めておりますが、本委員会の設置につきましても長年検討されてきましたものであり、やっとさきの2月臨時会で設置されました。  従来、予算に関する議案は各常任委員会へ分割付託され審査されておりましたが、議案不可分の原則にのっとった審査に改めることについての議論に端を発し、このたび、議員全員が委員となり、より多くの議員が予算審査に加わることで、これまで以上に市民にとって有効な予算となるよう審査することが求められていることを踏まえ、設置の運びとなったものであります。  また、予算の審査は議会の権限の中で、最も重要なものの一つである監視機能の発揮の機会でありますが、予算を調整し、議案として提出する権限は首長に専属していることから、議会としては受身の立場でありました。  夕張市では、予算に示された歳出が帯びていたリスクを予算審査の中でチェックできていなかったことが財政破綻の原因の一つとも言われております。  本市におきましても、昨今の非常に厳しい行財政運営にかんがみますと、議会における監視機能の発揮が求められていると強く感じております。このたびの予算特別委員会での予算の審査は、議会による予算、財政のチェック機能の強化を図るものであり、本市議会にとりましてもある意味では歴史的に重大な意味を持つものと考えております。  どうか、慎重かつ十分な審査、さらに活発な議論を賜りますようお願いいたします。                                午前9時02分開議  それでは、ただいまから予算特別委員会を開きます。  最初に、委員席についてでありますが、お諮りいたします。  委員席につきましてはただいまご着席のとおりとしたいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長(北村 收君)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  次に、今期定例会において本委員会に付託されました案件は、各位に配付いたしております委員会審査事項のとおりであります。  お諮りいたします。  委員長といたしましては、本件審査に当たりましては、本日12日と13日および16日の3日間を日程とし、本日は委員の皆様のご協力のもと、総務常任委員会および産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算に対する審査までお願いし、あす13日は市民文教常任委員会の所管事項に相当する予算に対する審査までお願いし、週明けの16日は福祉病院常任委員会の所管事項に相当する予算の審査と付託議案に対する討論ならびに採決を行うという日程で進めたいと思いますが、このような日程でご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 3 ◯委員長(北村 收君)   ご異議なしと認め、その日程で進めてまいりたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
     それでは、審査に入ります前に市長からのごあいさつをお願いします。  市長。 4 ◯市長(獅山向洋君)   皆さん、おはようございます。  予算特別委員会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  いよいよ平成21年度当初予算案から全議員の皆様によります予算特別委員会が開かれ、ご審議いただくことになりました。この予算特別委員会の実施に当たりましては、議会改革特別委員会におかれまして議会改革の一環として慎重に研究、調査を重ねられ、また、研修会も実施されたということでございまして、心から敬意を表するものでございます。  ご承知のとおり、現在、世界的な金融危機を拝見いたしまして、国も地方も揺れ動いているという状況にございます。しかも、本年4月から財政健全化法が全面的に施行されることになっておりまして、そういう意味で総合的な財政健全化ということが強く求められているわけでございます。このような中で私たちは予算編成に鋭意取り組んでまいったわけでございますが、何と言いましても、今後、どちらかというと今までは輸出といいますか、外需主導的な経済から内需主導の経済に転換せざるを得ないという状況になってきているわけでございまして、私たち彦根のまちも基本的には歴史まちづくりということを中心に据えて、またこの湖東地域といたしましては、定住自立圏構想というものでまとまりをつけていき、さらには、滋賀県のほぼ3分の1ぐらいの面積を占めますが、伊香郡から蒲生郡までの間で観光圏整備ということを進めて、何とかして内需に対応できるようなまちづくりをしていく必要があるのではないかと思っております。  このようなことで、予算編成を進めてまいったわけでございますが、やはり一番求められているのは、議会の皆様あるいは市民の皆様に対する説明責任であると考えています。そういう点で、予算特別委員会におきまして、議員各位からあらゆる角度、あらゆる視点からのご質問、ご意見が承れるものと心から期待するものでございます。どうかご審議のほどよろしくお願い申し上げますとともに、適切な議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 5 ◯委員長(北村 收君)   ありがとうございました。  なお、この際、皆様にお願いいたします。  委員各位におかれましては既に議案ならびに付属資料を十分お調べいただいていると思いますが、発言の際にはそれらの資料を再度ご確認の上、会議規則第108条の規定を遵守していただき、質疑はできるだけ簡明にお願いしたいと思います。  同時に、議題外にわたるとか、その範囲を超えることのないようにお願いいたしたいと思います。  また、質疑につきましては、お一人の発言が長時間になったり、一度に多くの項目を質疑されたりすることなどは避けていただき、より多くの委員の皆様にご発言いただけるようご協力をお願いいたします。  また、理事者の方々にも、質疑の内容をしっかり把握した上で、簡潔明瞭、的確な答弁に努められますようお願いいたします。  なお、本委員会の開催に当たり、マイク設備が新しくなり、感度が非常に向上しておりますので、左右どちらの方も基本的に現在のマイク位置を動かしていただく必要はございません。また、かなり広い範囲の音を拾いますので、私語等はお控えいただきますようあわせてお願いいたします。  それでは、議案の審査に入りますが、この際、議案第2号から議案第12号までを一括議題とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯委員長(北村 收君)   ご異議がないようでございますので、議案第2号から議案第12号まで、一括議題といたします。  まず、本日の審査方法についてお諮りいたします。審査の方法については、最初に平成21年度予算の全体の説明を受けた後、議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、総務常任委員会の所管事項に相当する予算について説明を受けた後、それに対する質疑を行っていただき、次に、議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について説明を受けた後、それに対する質疑を行っていただき、次に、特別会計予算企業会計予算のうち、産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について説明を受けた後、それに対する質疑を行うこととし、3回に分けて審査願いたいと思いますが、それにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7 ◯委員長(北村 收君)   ご異議なしと認め、そのような方法で審査することに決しました。  それでは、各位に配付いたしております審査事項に基づき、平成21年度予算の全体説明および議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、総務常任委員会の所管事項に相当する予算について審査いたします。  提案者の説明を求めます。  財政課長。 8 ◯財政課長(辰巳 清君)〔平成21年度予算全体説明、議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 9 ◯委員長(北村 收君)   議会事務局次長。 10 ◯議会事務局次長(大倉 浩君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 11 ◯委員長(北村 收君)   総務部次長。 12 ◯総務部次長(野崎典秀君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 13 ◯委員長(北村 收君)   企画振興部次長。 14 ◯企画振興部次長(萩野 昇君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 15 ◯委員長(北村 收君)   出納室長。 16 ◯出納室長馬渕喜比古君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 17 ◯委員長(北村 收君)   選挙管理委員会事務局次長。 18 ◯選挙管理委員会事務局次長(織田文雄君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 19 ◯委員長(北村 收君)   監査委員事務局長。 20 ◯監査委員事務局長(辻 克茂君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 21 ◯委員長(北村 收君)   消防本部次長。 22 ◯消防本部次長(北村善夫君)〔議案第2号のうち総務常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 23 ◯委員長(北村 收君)   ありがとうございました。  暫時休憩いたします。                               午前10時27分休憩                               午前10時41分再開 24 ◯委員長(北村 收君)   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、平成21年度予算の全体説明および議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、総務常任委員会の所管事項に相当する予算に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  夏川委員。 25 ◯委員(夏川嘉一郎君)   予算組み立てにかかわる意見ということでよろしいでしょうか。ちょっとめがねを忘れてきましたので。第2款総務費、第8目企画費、ページ数は89ページでございます。第19、25節になりますか。井伊直弼と開国150年祭事業、今後彦根市が観光事業ということで進むというのは、大体市長のきのうからの発言で明確でありますけども、一方で、非常に厳しい財政状況等まだまだ続くという中で、対費用効果という点で、きのうの答弁で、ちょっともやもやっとしているという、これをそこそこ、完全にはいきませんけども、明確な手法、複数の専門家に頼むとか、そういう専門家の委員会をするとか、もう一歩前進する手法で今後進むべきではないか、そして、より確実な対費用効果の予算を組むべきやと考えます。この意見に対する答えを求めたいと思います。 26 ◯委員長(北村 收君)   市長。 27 ◯市長(獅山向洋君)   井伊直弼と開国150年祭事業につきましては、その前段として、既に国宝・彦根城築城400年祭の事業があったわけでございまして、その中で、いろいろと主催事業とか、あるいは市民創造事業とか、そういうものについて一つの経験を積んだわけでございます。そのいろいろな実行委員会の議論の中で、例えば主催事業を150万円に限定するとか、最初はそういうことをしておったわけですが、さまざまなご意見が出てきて、ある程度そういう制約を取り払ったり、また市民創造事業につきましては、非常に応募が多いからもっと増やしたらどうかというご意見があったりして、言うならば、時間的な制約もございましたので、ある程度走りながら考えた部分もございますけれども、それなりに実行委員会の中でさまざまな市民の方々の意見を集約しながら、現在に至っているわけでございます。  しかも、やはり市民の盛り上がりというものは、市民の意見を取り入れていくというところにあると考えているわけでございます。そういう点で、確かに例えば滋賀大学の方にお願いして、直接的あるいは波及的な経済効果を調べていただいているということはあるわけでございますけれども、それ以上に学識経験者とか専門家という方々のご意見を入れるのは、少々屋上屋を重ねる嫌いがあるのではないかと考えているわけでございます。ですから、今後も、経済的な波及効果など、いわゆる費用対効果はしっかりと検証はしていく必要があると思っておりますが、当面、平成21年度の予算編成、特に150年祭関係の予算とか実行委員会関係の予算については、その点、考慮する必要がないと判断いたしました。しかし、今後のことにつきましては、さらにきちっと検証を重ねて、そういうご意見も聞く必要があるということになれば、柔軟に対応していくべきであると考えております。  以上です。 28 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  徳永委員。 29 ◯委員(徳永ひで子さん)   22ページの市税についてお伺いしたいと思います。市税の徴収率98%と記載されていますけども、本当にことしは、毎日毎日出ますけれども、大変厳しい経済状況の中で、本当によほど徴収体制を強化していかないと、98%というこの徴収率というのは大変厳しいのではないかなと思いますので、どのような徴収体制でいかれるのか聞かせていただきたいと思います。  それから、24ページ、軽自動車税ですけれども、見込みとして620台の増になって計上されているんですけれども、自動車業界も全然車が売れないという状況で、この620台を増やして見込んでいるのは適切なのかなと思いまして、この辺をお聞かせいただきたいと思います。 30 ◯委員長(北村 收君)   納税課長。 31 ◯納税課長久保川光夫君)   徴収率の98%でございますけども、今おっしゃいましたように、非常に厳しい状況でございます。ただ、この98%、ここに掲げておりますのは、現年分ということでございます。特にその中でも普通徴収の分が落ち込んできているわけですけども、現在の状況を見ていますと、一番新しい状況なんですけども、現在はまだ2月時点では85、86%の段階なんです。現年分につきましては、5月末がちょうど締めの時期になりますので、決算の時期になりますので、今月の後半から4月、5月につきましては、毎年ですけども、現年分を中心とした徴収の強化を図っておりまして、そういった形で恐らく98%は確保できると考えております。 32 ◯委員長(北村 收君)   税務課長。 33 ◯税務課長(長崎敏雄君)   軽自動車税の見積もりについてのお尋ねでございます。軽自動車税につきましては、昨年後半以降、非常にガソリンが高騰した時期もございました。ハイブリッドカーがよく売れるという経過もございます。消費者の方が非常に燃費を考慮して自動車を購入するというのが、最近の傾向でございまして、大きな車よりは小さな車、いわゆる軽自動車の購入は落ち込むことなく、大きな自動車は販売が減少しているわけでございますけれども、軽自動車につきましては、購入が若干伸びるだろうという予測をいたしまして、620台の増ということで見込ませていただきました。  以上でございます。 34 ◯委員長(北村 收君)   徴収体制の件の答弁が漏れていますけど。納税課長。 35 ◯納税課長久保川光夫君)   徴収体制につきましては、管理係と徴収の方、第1班、第2班という形で分けておりまして、整理係の方が6人が主に実際の訪問徴収なり財産調査、いろんなことをやっておりまして、そういった形での強化を図っておりますことと、あとは催告なりいろんな分納計画、そういったことで差し押さえの方につきましても強化をさせていただいて、昨年は過去最高だったんですけども、ことしはもう既にその件数を大幅に上回っております。そういった形で、徴収額自体も上がってきている状況にございます。そういった形で課員が一丸となって取り組んでおりますし、年度末とか今回の出納閉鎖の折には、税務課の職員と合同で夜間徴収等も実施しているところでございます。そういった形で進めてまいりたいと思っています。 36 ◯委員長(北村 收君)   徳永委員。 37 ◯委員(徳永ひで子さん)   ありがとうございます。98%までいくとおっしゃいましたけれども、いつもの年度と違いまして、平成21年度は特に悪質な滞納よりも、本当に現実に支払うことができないという、経済的な理由で税を払えないという人が増えてくるのではないかなと思うんですね。そうした場合にやはり本当に丁寧に相談に乗っていただきたいと思うんですけど、その場合の相談体制とかは検討されていますでしょうか。 38 ◯委員長(北村 收君)   納税課長。 39 ◯納税課長久保川光夫君)   相談体制でございますけども、担当を初め、係長なりが実態調査、あるいは本人からのご相談を受けながら、収入状況あるいはそういったことをお聞きしながら、収入に合わした形での納付、分納なり、そういうことをこちらからお勧めしながら、資料がなければ執行停止ということになりますけども、そういった払える、見合った部分に対する分納、そういう形での対応をさせていただいているところでございます。 40 ◯委員長(北村 收君)   徳永委員。 41 ◯委員(徳永ひで子さん)   いつもの年とはちょっと違うと思うんです、平成21年度というのは。そうすると、もっと相談体制の人員を増やしていくとか、そういうことは考えていないんでしょうか。 42 ◯委員長(北村 收君)   納税課長。 43 ◯納税課長久保川光夫君)   納税課の職員、14名おるんですけども、そういった担当者任せでなくて、それぞれが同じ部分での相談に乗れるような状況を常につくっておりますので、そういった形で担当者任せでなくて、代わりの者でも十分対応できる形での、いわゆるコンピューターシステムにそういう情報を入力しておりますので、だれが見ても一応対応できるような形での相談体制はつくっております。 44 ◯委員長(北村 收君)   他に質疑はありませんか。  田島委員。 45 ◯委員(田島茂洋君)   まず、17ページのところでご説明をいただきました固定資産評価替業務として、3,946万8,000円を計上されております。このことにつきましては、次期の評価替えのためにということになると思いますけれども、それの予算に対する中身についてちょっとお願いをしたいと思います。  それから、2ページ、3ページの款別のところで、財政課長の方からご説明をいただきました繰入金の問題の中で、築城400年祭の基金の中から繰り入れるということの詳細として説明がございましたが、その中で、61ページのところに、なるほど繰入金が計上していただいているんですが、この繰入金につきまして、この400年祭の繰入金に3,850万円計上されております。これはたしか1億ぐらいあったんですかな。ちょっと忘れたんですけども、総額からどれだけを繰り入れをされている、あとどのぐらい残っているか、その辺のところの詳細についてお願い申したいと思います。  それからもう1点、30、31ページのところで、地方消費税交付金の算定ということで、独自に9億7,400万円を算定したと。これが対前年度比6.6%増というご説明でございましたが、この辺の算定の基準とかそういうものがあるのかどうか。そしてまた、9億7,400万円がどのようにして出てきたかということをまずお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 46 ◯委員長(北村 收君)   税務課長。 47 ◯税務課長(長崎敏雄君)   平成24年度の固定資産評価替業務の内容についてお尋ねでございますので、お答えいたします。固定資産は3年に一度、評価替えを行うことになっておりまして、次は平成24年度に向けての準備ということになります。具体的な内容といたしましては、現況の変化の把握のために航空写真を撮影いたします。その航空写真に係る経費が一つございます。それに基づきまして移動を把握するわけでございますけども、さらに地番図を管理いたしておりますので、この間に分合筆あるいは写真と合わせながら、さらに精度を高めるための作業を行います。地番図の整備でございます。それから、あわせて家屋図の整備も行います。地図情報という形でシステムを導入いたしておりますので、航空写真の上に地番図を重ね、さらに家屋図を重ねて画面で見るような形にしておりますので、そういった地番図、家屋図の修正も行うわけでございます。それから、土地評価替えに伴いまして、路線価の見直し、あるいは路線の付設の見直しも行いますので、そういったものも含めまして、あわせて委託契約を結ぶ計画でございます。  以上でございます。 48 ◯委員長(北村 收君)   企画課長。 49 ◯企画課長(萩野 昇君)   2点目のご質問でございます国宝・彦根城築城400年記念事業基金の関係でございます。  一番最初の額、ちょっとその点につきましては、今資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えさせていただきます。  平成20年度末の残高でございます。9,517万円の平成20年度末残高の見込み額でございます。先ほどお尋ねのございました61ページの基金繰入金、この9,500万円のうちの3,850万円を平成21年度において取り崩して繰り入れると。これの充当事業でございますが、もともとこの基金は400年祭そのものの事業費に充てる、それと玄宮楽々園の整備に充てるということでこの基金は設置されておりますので、400年祭も終わっておりますので、残りの額につきましては玄宮楽々園の整備に充てさせていただくと。平成21年度につきましても、名勝玄宮楽々園の保存整備事業に3,850万円を充当させていただくということでございます。 50 ◯委員長(北村 收君)   財政課長。 51 ◯財政課長(辰巳 清君)   3点目のご質問の地方消費税交付金が伸びているということでございますけども、積算の根拠といたしましては、説明でも申しましたように、地方財政計画なり、県推計をはかっておるところでございますけれども、まずもって平成19年、平成20年、平成21年の増減というところから申し上げますと、平成19年度決算では約9億5,000万円でございました。平成20年度につきましては、やはりこういった国の状況を踏まえまして、0.9と、1割減になるものでございますけども、その後、平成21年度は国の消費政策、そういったことも加味してということになろうかと思いますけれども、1.09ということで、平成20年度決算見込みに対しまして9%の伸びということで地方財政計画はできておりますので、それに沿ったということでございますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 52 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 53 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。1点目にお答えをいただきました、いわゆる固定資産の評価替えに対する算定をするための執行、それの航空写真だとか家屋地図をつくるということで、これの業者というんですか、委託をされる委託先の決定の方法はどういうふうにされているんですか。 54 ◯委員長(北村 收君)   税務課長。 55 ◯税務課長(長崎敏雄君)   この業者の決定方法につきましては、指名競争入札によりまして業者を決定いたしております。前回の場合は企画コンペをさせていただきまして、平成18年度以前までは指名競争入札を行っておりましたが、今回の場合は、前回同様、企画コンペの方向で検討させていただきたいと思っておりますが、まだ決定はいたしておりません。 56 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 57 ◯委員(田島茂洋君)   なぜこんなことを申し上げるかと言いますと、航空写真で土地の評価になってきますと、非常に最後に決定する場合に決定的なものになるのかどうかなと、このようなことにもなってきますので、ぜひよくお調べをいただいて、十分に市民が納得できる、そういうものの評価になるようにお願いをしておきたいなと思いますので、よろしくお願いします。要望です。 58 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑ありませんか。  馬場委員。 59 ◯委員(馬場和子さん)   1点目なんですけれども、今ほど企画の方からも答弁ありました玄宮楽々園の改修ということもありましたけれども、57ページに財産運用収入の中、土地建物貸付収入ということで八景亭の貸付の費用が計上されておりますけれども、玄宮楽々園が工事に入って注目も非常に高くなってくる、あちらへ行かれる方も増えてくるという中で、八景亭の建物の賃料は何年かずっと同じままなのか、契約というのはどのようになっているのか、少し教えていただきたい。  もう1点が、59ページ、公有財産、市の所有する未利用の財産を売り払っていくということは非常に大きい意味があることだと思うんですけれど、平成21年度売り払い収入として2,621万円上げていただいていますけれども、これはどのような場所、どのようなものを売り払われるのか、詳細を教えていただきたい。  もう1点、これは企画の担当かな。87ページの美しいひこね創造事業の中のことなんですけれども、当初5,000人の登録を目標で進めていただいているんですけれども、これ、地域通貨換金交付金として上げていただいている金額がございますけれども、換金ということは団体等にお金として戻された分だと思うんですけども、登録者の中、団体がどのぐらいあって、また今後増やしていただくということの意味でも、彦根が低炭素構築社会を目指しておりますので、環境に関する項目等の追加ということも増加につながるのではないかと思いますので、その方の見解もあわせてお聞きしたいと存じます。 60 ◯委員長(北村 收君)   公有財産管理室長。 61 ◯公有財産管理室長(伊藤喜信君)   八景亭の貸付料でございますけれども、普通財産として管理をしておりまして、有償の貸付をしております。その基礎の価格につきましては、普通財産貸付料算定基準により算定をいたしておりまして、これは不動産評価額をもとにしたもので、これに基づき契約をしているところです。土地の売り払い収入でございますけれども、平成21年度予定いたしておりますのは、西沼波地先の有償貸付地および遊休地を売り払う計画で予算を上げさせていただいております。これは、今年度境界の確定等ができましたので売り払いを計画しておりまして、このほかにおきましても、平成21年度におきまして有償貸付6件、遊休地1件の境界確定等を予定いたしておりまして、順次売り払いに努めてまいりたい。そして、自主財源の確保に努めたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 62 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 63 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   美しいひこね創造事業についてのお尋ねにお答えさせていただきます。まず、参加登録団体の数でございますが、現在90団体の市民団体が登録されておられます。参加登録者数につきましては、平成18年度末が2,000人、平成19年度末が約3,000人、そして現在参加登録者数が4,011人ということになっております。来年度はできれば5,000人を目指したいと考えておりまして、その組み立てで予算の方はさせていただいております。
     もう一つお尋ねの低炭素社会構築都市宣言との連携ということでございますが、これは昨年7月に市では低炭素社会構築都市宣言をいたしましたので、まずは低炭素社会構築都市の実現に向けた取り組みの一つといたしまして、五つの美しい行為がございますが、その中の地域環境活動というのがございます。それの目的をわかりやすく明確にするという意味で、この4月からは低炭素社会づくり活動という名称に変えたいと考えております。  また、活動の例示につきましても、さらに市民の皆さんに身近に取り組んでいただきたいという意味で、エコドライブあるいは環境家計簿の記載等の活動の例示を追加していきたいと考えております。  以上でございます。 64 ◯委員長(北村 收君)   企画課長。 65 ◯企画課長(萩野 昇君)   失礼します。先ほど田島委員のご質問がございました築城400年基金の関係でございます。まず、この基金の条例は、平成18年3月議会の方で議決をちょうだいしております。基金のこれまでの運用の明細の資料によりますと、その基金のピークにあったとき、それが寄附をいただいた総額ということになろうかと思いますけれども、これを調べてみますと、基金残高のピークは1億4,460万円となっております。それが、先ほど申し上げましたように、平成20年度末は9,500万円ということでございます。よろしくお願いいたします。 66 ◯委員長(北村 收君)   ほかに。  馬場委員。 67 ◯委員(馬場和子さん)   答弁ありがとうございます。公有財産についてご答弁いただきました。どの場所かということをお示ししていただきまして理解いたしましたけれども、今境界確定のために順次進めていただいているということで、本当に持ちながら何のお金も生まないという土地はむだでございますので、ぜひくまなく目を配っていただいて、早急に境界確定の方をお願いして、売り払いの方を願いたいと存じます。  また、美しいひこねの創造事業の方ですけども、低炭素の方の活動も取り込んでいただけるということで、この活動、非常に身近なことで、それぞれおうちにおられてもできる活動ということもございますので、5,000人を目指してぜひ広報の方もしていただきたいなと存じます。その点、要望としてよろしくお願いいたします。 68 ◯委員長(北村 收君)   馬場委員、関連質問のときは答弁が終わった後に速やかにお願いしたいと思います。今のは要望ですね。  ほかに。  小林委員。 69 ◯委員(小林 武君)   それでは、私の方から、総務管理費のうちの文書宅配業務委託料の件につきましてお聞きしたいと思います。77ページでございます。ポスティングによります委託料業務の792万円、平成20年度は621万円で、増額になっていますということは、自治会で配布しないという自治会が増えているという理解でよろしいんでしょうか。その件と、文書配布委託料という欄で、エリアまでの発送費ということで、予算概要には出ておりますので、その点でこの298万5,000円の内容についてお答えいただきたいと思います。 70 ◯委員長(北村 收君)   総務課長。 71 ◯総務課長(織田文雄君)   今、委員ご指摘の文書宅配業務委託料792万円でございますが、これにつきましては、1月22日に一般競争入札を行いまして、シルバー人材センターと3年間の契約をいたしております。その際に、昨年は1部25円で配布していただいていたところですけれども、入札によりまして、1部30円ということで、今回792万円で、平成20年度当初より170万5,000円の増額になっておるところでございます。  それともう1点、文書配布の委託料298万5,000円でございますが、これにつきましては、シルバー人材センターに頼んでおる以外の各自治会で配送していただいているところで市役所の方から各自治会の文書担当のところへ運んでいただく民間運送会社への委託料でございます。  以上でございます。 72 ◯委員長(北村 收君)   小林委員。 73 ◯委員(小林 武君)   契約の1部当たりの単価が上がり、100万円以上の増額になったという理解ですね。  それから、この予算書の中ですとわかりにくいんですけども、この予算書の概要の部分なんですけども、いわゆる文書配布に対する事業名は、文書配布に要する経費なのでございますけれども、平成21年度は2,376万円を計上されておるわけですけども、その違いにつきまして、原因につきましてお答えいただきたいと思います。 74 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 75 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   文書配布手数料の積算の基礎ということでよろしいでしょうか。そのことでお答えさせていただきます。配布単価がポスティングの方が30円ということに上げさせていただきますので、それに伴いまして、自治会の方の配布単価も25円から30円に引き上げをさせていただきたいと思っております。ですので、30円掛ける3万6,000部、そして広報等の配布回数、年間22回ですので22回掛けまして、2,376万円の予算を計上させていただいているということでございます。 76 ◯委員長(北村 收君)   小林委員。 77 ◯委員(小林 武君)   理解はいたしますけれども、自治会配布の場合に契約の更改というのはないと理解しておりますけども、これはそういう契約じゃなしに、一方的にお願いするという形で手数料の上げ下げをしているわけですか。その点でひとつお願いします。 78 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 79 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   この文書配布につきましては、昨年度に全自治会に対しまして、文書配布を継続されますか、あるいはポスティングシステムにされますかということで意向調査を実施いたしました。この意向調査に基づいて、文書配布を継続されるという自治会につきましては、一定の市の条件で文書配布を続けていただいたということでございます。そのときの配布の条件が、ポスティングシステムの業者の配布単価と合わせていくということが一つの条件でございましたので、今回30円にさせていただくということでございます。  以上です。 80 ◯委員長(北村 收君)   ほかに、質疑はありませんか。  矢吹委員。 81 ◯委員(矢吹安子さん)   89ページのふるさと彦根応援寄附事業の中の185万2,000円のことですが、平成21年1月末で263件の271万円ほどの寄附があったと思うのですが、そうすると、今回の185万2,000円の予算の消耗品費とか印刷製本とか通信運搬費に当たるのかどうかわかりませんが、来年の予定を年間パスポートを何人の方に送られようとしているのでしょうか。そして、1人送るのに大体幾らかかっているのでしょうか。それが一つ目です。  もう一つは、65ページの広告料収入のところなのですが、昨年と同じ156万円となっていますが、ことしの1月、2月の広報の中に広告は全然入っていませんでした。そうすると、同じ方法でやっていくと少し減ってくるのではないかとちょっと心配しているのですが、多分ホームページの方のは多くなっているかもしれませんが、その辺の内容をお聞かせください。 82 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 83 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   来年度のお礼の品の年間パスポートの枚数ということでございますが、400枚という見積もりをさせていただいております。これは、平成21年度の年間パスポートの必要枚数ということは、つまりは来年度の寄附が何件あるかということを見積もるということになるかと思いますが、既に今年度、昨年9月から今年の2月末までに275件のご寄附をいただいておりますので、平成21年度につきましては4月当初から寄附を受け入れるという形になりますので、400件ということで見積もりをさせていただきました。  また、寄附者1人当たりにどれぐらい事務経費がかかっているのかということでございますが、これは例えば寄附金を窓口に直接持参される場合と、あるいは遠隔におられて寄附申込書とか納付書を郵送している場合とはちょっと少しケースが異なるわけでございますが、郵送料や年間パスポートのカード代で1人当たりおよそ1,000円程度かかると認識しております。  以上です。 84 ◯委員長(北村 收君)   情報政策課長。 85 ◯情報政策課長(片山範應君)   広告料収入につきましてお答えをさせていただきます。予算におきましては、広報ひこねで1件3万円が3件で12回広報、1日号の広報で年間108万円、それから、ホームページに掲載しております広告料につきましては1枠2万円でございまして、それが2社で12カ月分ということで、48万円という予算をとっております。全体で156万円になるんですが、12月までは順調に推移しておりました。1月、2月の状況を見ておりますとホームページの方はかなりほぼ予算どおり、あるいは12月以前を見てみますと、予算以上に申し込みをいただいております。ところが、広報につきましては、1、2月におきましては余りご利用が少ないということでございまして、最近の経済状況を見てみますと、多少落ちる可能性があるかなというおそれはあるんですが、ホームページの方でかなり予算以上に、2枠という予算を見ておりますが、多いときは4枠いただいておりますので、ホームページの方でかなり予算はカバーできるのではないかなとも考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 86 ◯委員長(北村 收君)   矢吹委員。 87 ◯委員(矢吹安子さん)   すみません、ふるさと彦根の方ですが、大体1,000円とおっしゃいましたが、1人一番高い人で大体どれぐらいかかっていたのでしょうか。  それから、もう一つは広告料のところなのですが、私、最近よく広報を見て、しっかり広告があるかというのをいつも見ているのですが、新聞だと前のページとか割に前の方によく見えるところに広告が入っているのが普通の新聞ですが、広報は市の行事をしっかりお伝えするのが大事だから、やはり一番後ろのページ、それも一番後ろからあけたページに大体あるんですが、もう少しお金をいただくということを考えると、もうちょっと見えるところにあってもいいかなと思うのですが、そんなことはどうでしょうか。 88 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 89 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   寄附1件当たりどれぐらい経費がかかるかということで、おおよそ1,000円と申し上げまして、最高どれぐらいかというお尋ねかと思いますが、今後、実績報告等していきますので、それによって経費も変わってくる関係もございますが、窓口へ持参されて郵送料がほとんど要らないという方は800円程度で、郵送料がかなり要るという方に対しては大体1,100円ぐらいになるかと思います。おしなべて1,000円ぐらいということを申し上げました。  以上です。 90 ◯委員長(北村 收君)   情報政策課長。 91 ◯情報政策課長(片山範應君)   先ほどの広告の件でございますが、まず広報誌につきましては、本来の目的が市民の方に情報を正確に早く知っていただくというのがまず第一ですので、広告を前面に押し出すというのはちょっといかがなものかなというところがございます。ほかの市町村を見ておりましても、なかなか広報誌の一番よく目立つようなところというのは少のうございまして、これからの課題ですけども、広報誌についても検討していきたいと思います。ただ、ホームページにつきましてはトップページの一番見やすいところに配置しておりますので、これはほかの市町村、あるいは県を見ましても大体そのようになっておりますので、そうさせていただいております。 92 ◯委員長(北村 收君)   先ほども委員の中から、要望しておきますという発言がありましたが、あくまでも平成21年度の予算書に基づいての予算審査でございますので、要望等の発言はやめていただきたいと思いますので、申し上げておきます。  ほかに。  久木委員。 93 ◯委員(久木正勝君)   2点あるんですけど、まず1点目といたしましては、今後の彦根市の指針にもなるという次期総合発展計画策定等の事業という件についてお尋ねしたいと思います。この概要の方には1,278万6,000円。 94 ◯委員長(北村 收君)   久木委員、ページをはっきり言ってから質問してください。 95 ◯委員(久木正勝君)   概要の1ページ、それから予算書の方で87ページです。よろしいでしょうか。この中で、実際、次期総合発展計画策定等にかかわる基礎調査委託料という形で960万円見積もっておられる、計上されておられる。どういうことを委託される、目的ですね。それと明細、どういうことについて委託されるのか、目的と明細についてお示しいただきたいと思います。 96 ◯委員長(北村 收君)   企画課長。 97 ◯企画課長(萩野 昇君)   次期総合発展計画の関係でございます。このうち、予算書で申し上げますと、87ページに、今久木委員の方からございました960万円の委託料のお尋ねでございます。1点、申しわけございませんが、以前に予算書説明書の訂正を出させていただいた分でございまして、名称が誤っておりまして、正式の名称は、次期総合発展計画等策定調査委託料ということで960万円です。委託料の中身でございます。平成20年度において基礎調査等をやっておりますので、それに続いて、平成21年度は本格的に審議会を設置して、具体の策定業務に入るというわけでございます。その中で、一応コンサルタントにその業務の一部を委託するわけでございますが、当然、審議会等々の資料の作成でありますとか、その辺の運営の関係がございますし、市の方がもちろん中身につきましては審議会の委員の皆さんのご意見をいろいろと踏まえて原案というのはつくっていくんですけど、そこの部分の事務的な作業を業者の方にやっていただくということでございます。その審議会も全体会議、あるいは部会の会議もございます。そして、調整会議ということで、各部会間の調整を図る部分がございます。そして一方、審議会とは別に審議状況に応じて、庁内におきましても、どういったことで対応するかという、その辺の調整会議もございます。そのあたりすべて含めて資料の作成、あるいは記録の管理、そういったものを業者の方にお願いする。当然、中間報告書の作成ということもございますので、こういった手法で民間の業者のそういったお力もかりながら審議会の方を進めていきたい、かように考えておるところでございます。  以上でございます。 98 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 99 ◯委員(久木正勝君)   今、基礎調査という面で、業者に委託し、資料を作成しという説明と理解したんですけども、もともとこれまでの総合発展計画の中で、それが基盤になるであろうと思うし、また内容についてはそれぞれの担当課が非常にその部分については詳細にわたって今後の見通しも立てられる中で、そういう次期の事業計画を立てておられる。そういう理解をして、またそういうものの積み上げを検討委員会という組織で最終的に仕上げられる、前のときですとそういう形だったと思うんですけども、そういう中で、いわゆる調査費が960万円かかる、たくさんかかるんだなという思いで質問させていただいているんですけども、例えば、どういう業者にどういうことを頼むんだということの予測なりがあったら教えていただきたい。 100 ◯委員長(北村 收君)   企画課長。 101 ◯企画課長(萩野 昇君)   前回の分でということで、委員の方からお話しいただきました。つい直近、この業務につきましては、現在の総合発展計画の後期の基本計画、これが5年間の分ですが、平成17年度において策定業務を行ったわけですが、この分につきましては、もともと全体の基本構想、10年分がございまして、それの残り5年分ということでございましたので、これにつきましては市の職員のみで前半の5カ年のベースがあるわけですから、それの内容をどうするかということでございましたので、職員のみで作業をして、審議会を立ち上げて策定をした経過がございます。  今回は、全体計画、申し上げますと、基本構想の部分から練り直しといいますか、計画期間そのものが終了するわけでございます。新しい総合発展計画を策定すると。当然、その中には基本構想の部分も含まれるわけでございます。そういった意味から、先ほど申し上げましたように、審議会の関係で、いろんな資料の作成でありますとか、審議会の全体会議、あるいは部会会議、調整会議、あるいは庁内の会議、調整会議、そのあたりの資料作成および記録の整理、そして最終的には中間取りまとめの報告書の作成といったいわゆる事務部門、企画課の職員も限られた人数でもございますので、そういったことでそういった事務の部分について業者の方に委託をして、職員の方はその中身についてのいろんな活発なご議論をしていただけるような、そっちの方の仕事に携わらせていただきたいという考えでございます。 102 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 103 ◯委員(久木正勝君)   もう一つわかってわからんのですけども、いわゆる専門家というところに基礎調査、次回の総合発展計画に対する方向性なり、そういうことの調査をしてもらう、そういうことですね。それとはまた違うんですか。 104 ◯委員長(北村 收君)   企画振興部長。 105 ◯企画振興部長(中嶋 修君)   調査委託の関係ですけれども、ただいま企画課長の方からお答え申し上げましたような事務的なものについてもたくさんの業務があるということですけれども、今後、審議会でいろいろご議論いただくという中で、審議会の委員に市民の皆さんとか、いろんな方が入っていただくわけですけれども、いろんなご意見が出てくると思います。そうした中で、どういう方向性を見出すかということで、その場合に追加の調書とかいろんなことも出てくると思いますので、専門家の手を、今、企画課長が申しました以上に、その点についても専門家の技術を受け入れて策定していきたいということでございます。 106 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 107 ◯委員(久木正勝君)   本当に大切な基本なことですので、慎重に取り組んでいただきたいと思います。  それから、もう1点なんですけれども、全然違う部門、265ページ、消防費の件でお尋ねさせていただきたいと思います。ここでは消防操法大会出場分団交付金45万円となっていると思うんですが、私どもの13分団も出場に向け真剣に取り組んでいくのを思い出すし、その苦労はよくわかるんですけども、まずは45万円の根拠はどういう目的で出しておられるんでしょうか。それを説明いただきたいと思います。 108 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 109 ◯消防総務課長(河池 博君)   ご質問の消防操法大会出場分団交付金の45万円についてでございます。平成21年度におきましては、この滋賀県消防操法訓練大会に、消防団の第8分団、旭森学区の担当の分団にポンプ車の部として出場いただくことになっております。交付金はその第8分団に対しての45万円でございます。この操法大会出場に当たりましては、出場分団で約3カ月以上毎日のように訓練に取り組んでいただいているところでございます。その訓練に対しまして、まず選手の団員の分につきましては、予算科目の旅費の中にあります費用弁償という形でお支払いをいたしまして、残りの消防団分団の方にも訓練に協力をいただく関係で、選手以外の方に期間限定で訓練参加していただく費用としまして、積算した結果の費用が45万円ということになりますので、ご了解いただきたいと思います。 110 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 111 ◯委員(久木正勝君)   あえて質問させていただいたのは、どの分団もそうであろうと思うんですけど、相当経費をかけて真剣に取り組まれた結果、出場していただいているというのを、本当に体験というより見聞きしております。そういう中で、45万円って本当に適切な金額かいなという思いで、全部で15分団あるんですかね、そういう中で、順番に毎年出ていかれる中で45万円、本当に平均して何ぼとされたかどうか知りませんけども、知っている限りでは、相当の経費をかけて練習をして訓練して出場しておられるということを見ておるときに、45万円で本当に適切と思っておられるのかなという思いが1点。  それから、そういう意味では、実際の支出に対する分析をする中でもう少し努力された方がいいのと違うかな、そういう思いで提案させていただきました。 112 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 113 ◯消防総務課長(河池 博君)   交付金の45万円の金額についてでございますが、この45万円というのは、長らく一律で45万円で推移しているところでございます。確かにこの45万円の積算に当たりましては、消防団員の期間中の出場の回数とかを点検した中での45万円でございまして、確かに45万円を上回るところで訓練参加いただいている部分もございますが、最大限努力いたしまして45万円ということでご理解いただきたいと思います。 114 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑ありませんか。  前川委員。 115 ◯委員(前川春夫君)   今久木委員が質疑されました消防費でございますけど、263ページ、消防団員の報酬をちょっと説明願います。 116 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 117 ◯消防総務課長(河池 博君)   予算書の263ページの説明欄にございます、第1節の報酬948万4,000円が報酬でございまして、消防団員525名分の報酬を計上しているところでございます。報酬の内訳につきましては、消防団長の年報酬の額から団員までの6段階に分かれて報酬は区分されているところでございます。 118 ◯委員長(北村 收君)   前川委員。 119 ◯委員(前川春夫君)   今、各企業、そして勤めの方も多いと思うんですけども、こういうものに対しては、やはり市あるいは消防署の方から各会社に協力の方を願い状といいますか、協力依頼書はいっていると思うんですけども、やはりこういう厳しい財政の中でサラリーマンが疲れた体で努力されているということでは、我々も安心して生活しているんです。この形でいいのだろうかと。もう少しアップされる必要はないかなと思うんですけども、これは年々上がっているんですか。その点ちょっとお聞きします。 120 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 121 ◯消防総務課長(河池 博君)   現在のところ、この報酬につきましては、今までは国の方では準則という名称だったと思うんですが、国の示します例というのがございまして、国の示す報酬の年額と同一ということで条例で定めているところでございますので、よろしくお願いいたします。 122 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 123 ◯委員(成宮祐二君)   二、三あるんですが、なるべく詰めてやります。一つは全くのお尋ねになるんですが、議長の交際費を見直したということで、改革プランの方に書いていただいております。これは今日までもいろいろと議論してきていまして、かなり詰めてきていただいておりますので、できるだけという発想は持っておりますので、内容を若干ご説明いただけたらありがたい。あわせて、市長は200万円になっておりますが、その辺も概要だけお尋ねしたいと思います。これが1点です。  それから、もう1点お願いしておきたいのは、101ページ、まちづくり推進事業の方で、防犯灯やら道あかりの問題なんです。これも概要の方には道あかり数を設定したということで、予算は前年度よりも20万円ほど増えておりますが、今日的にはかなり防犯問題も議論がありますので、これは要望制度になっていないけれど、どれぐらい要望数に見合っているのかという点での見解をお尋ねしておきたいのと、あわせて、防犯灯は彦根犬上防犯自治会の方で基本的にやっていただいておりまして、そこへお金を出してもらっているんですが、これもかなり各自治会から要望が上がっていると思うんです。頑張ってこのごろ多くを応えていただいたと思いますが、その状況をちょっと教えていただきたいと思いますので、以上2点、まずお願いします。 124 ◯委員長(北村 收君)   議会事務局次長。 125 ◯議会事務局次長(大倉 浩君)   交際費につきましては、議長交際費といいますよりも、議会の対外的な交際費という考え方をしております。今回見直しをした大きな部分につきましては、例えば報償費ですとか、食料費等の性格で支出しておりましたものを実際に報償費、食料費等に振り分けをさせていただきました。実質、慶事あるいは弔事で、交際費としてしか支出できない性格のものについて交際費で支出をするという考え方で整理をさせていただいたものでございます。例えば、議長賞を交付いただきたいという外からの申し入れに対しまして、従来は交際費として執行しておりましたが、これを報償費の方で執行するというように、より見えやすい執行をするための組み換えをさせていただいたとご理解いただければと思います。 126 ◯委員長(北村 收君)   市長公室長。 127 ◯市長公室長(堀川英雄君)   続きましての市長交際費の方についてお答えを申し上げます。これは、昨年秋に決算特別委員会でお認めいただきました平成19年度の確定値が出ておるわけですけれども、この当時予算額は200万円に対しまして執行は199万円余り。その内容といたしまして、香儀あるいはシキミ等の弔事に関するものが46万円余りで約23%、それから、各種お祝い、あるいは祝いの会合等への参加費、あるいはお祝いの酒を贈ったりという形のものが57万円余りで約28%、それから、これは平成19年度以降もそうなんですが、築城400年祭なり開国150年祭なりで多くのお客様をお迎えいたしておりまして、そういう彦根に来訪していただいた方々に記念品、あるいはいろんな各種有料パンフレット等で彦根を紹介させていただいているものが最も多くて65万円余りで、約33%の執行でございます。その他に、こちらの方から、これは市長だけではなしに、市の職員が各市に訪問したりする際に手土産等を持参したり、あるいはお見舞い等をしたりで執行したものが残りでございまして、約20万円ぐらいということでございます。平成21年度におきましてもこの傾向についてはおおよそ変わりはないであろうということから、平成20年度と同額の200万円を予算に計上したものでございます。  以上でございます。 128 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 129 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   お尋ねの防犯灯の件でございますが、市内に設置されます防犯灯につきましては、道あかり事業で市が設置する場合と、自治会が自ら設置していただいている場合と二通りがございます。後者の場合は、補助金という形で市の方から出させていただいているということでございます。道あかり事業につきましては、自治会と自治会の間、あるいは駅と自治会、集落の間、小中学校の通学路、そういった場所に市が防犯灯を自ら設置する事業でございます。平成20年度は406万9,000円でしたが、平成21年度につきましては423万3,000円ということで、19万4,000円の増額ということにさせていただいております。これは、自治会等から要望が上がってまいりまして、それに基づきまして、道あかり検討部会というのを市の内部組織でございますけど、関係課が集まりまして、その緊急性、必要性等を議論いたしまして、必要であるというところにはつけているということでございます。おおよそ要望の6割か7割はつけさせていただいているという状況でございます。  そして、もう一方の防犯灯設置補助金につきましては、平成20年度の執行状況を申し上げますと要望が172件ございまして、それはすべて市の方の補助金を出させていただいております。  以上です。 130 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 131 ◯委員(成宮祐二君)   道あかり、今ご答弁いただきまして概要はわかったんです。たしか、一昨年からはこの予算、かなり減ったん違うかなと思っているですが、ちょっと覚えていないけど、そういう意識があるんですが、さっきも言いましたように、かなり多くの要望がある中で努力いただいておりますけれども、まだまだ、つまりこの中心になっております集落間につけるという趣旨が中心やと思っているんですけども、その辺で足らん分もありますので、今後の努力を求めておきたいと思います。  次に、急ぎます。もう2点お願いしたいんですが、1点は各所に、何ページと言えないのですが、各委員の日当の問題です。なかなかお金がないという議論が枕詞にありまして私も苦慮しているんですが、予算書では基本的に一般的には5,400円と。今説明いただいた中では、公平委員さんは7,000円ということになります。関連しておりますので言いますが、投票立会人は1万700円になっていますが、それから、選挙立会人は8,800円とあります。私が言いたいのは、日当5,400円も年次的に上がってきている経過はありまして、あえて言うなら上げなくていいのと違うかという発想を私は持っているんですが、全体で5,400円に統一しているようですので、考え方を聞かせてほしいのが1点です。  それから、公平委員は7,000円ということで、これは特に私は内容がわかりませんが、もう一つの選挙の立会人の関係で、一般選挙、朝から晩までのはかなり大変ですから、安くせえとかこういう議論はしませんけれども、具体的な話で言いますと、この予算書にもことし高宮の財産区の選挙があります。多くは無投票だと思うんですよ。その無投票を確認する選挙会がありまして、数十分で終わるんですが、これでも8,800円のはずです。私も実際には日夏の財産区の立会いをしたときにそういう話がありまして、前の担当者にも、何でこんなに出すんやという話をしたんですけど、決まっていますのでという話ですわ、実際には。この辺はやはり半日やったら半分にするとか、その程度の融通をして、無理してと言うとおかしいけど、出すことはないと思っているのですけども、その視点でも設定された経過と、私が提起した問題点とどうするのかも含めてご見解を求めておきたいと思います。  それからもう一つ、すみません。消防の方でさっき議論がありましたが、261ページになるでしょうか。時間外労働で見ますと、本庁の方だと思いますが、若干去年から時間外労働の経費が増えております。これは増えたらだめだという意味ではないんですけども、私、今日まで議論してきた中で、できるだけ減らしてという議論を答弁もいただいたと思っておりますが、この辺の要素が何かをご説明いただきたいし、職員数で言いますと、この予算書の関係で言いますと、去年が110人で、ことし109人ということになっておりますし、今日までの議論の中では、職員二、三人足らんという話もあったかと思うんですが、そういう状況で消防職員の補充というか、確保というか、その辺の状況を教えてほしいと思います。  それから、もう1点ありますが、消火栓の設置なんです。267ページにありますが、これは何カ所ぐらいになっているのか。これもかなり住宅街が増えたりして、いっぱい皆さんの方には要求がいっているのは知っているんです。ところが、私の自治会でいう日夏、あの狭いところでも今3、4カ所要望が出ているんですけども、もう数年来、つけられないという答えをいただいておりまして、それはやむを得んかと思うんですけど、結構金もかかるのも知っていますけれど、変えよという話じゃないですけど、どういう状況になっていて、実際はどうなのか、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。
     以上です。 132 ◯委員長(北村 收君)   財政課長。 133 ◯財政課長(辰巳 清君)   失礼します。1点目のお尋ねの委員報酬の件でございます。予算単価といいますか、予算編成方針の中で各課に予算単価をお示ししておるわけでございますけども、基準でございます。まずもって大きな報酬といいますか、監査委員ですとか、そういう大きな報酬につきましては報酬審議会でお決めいただきまして、それを市の方でまた答申を受けまして決定するわけでございますけれども、それを参考にしながらこの日額5,400円等は決定をしておるわけでございます。予算に間に合います場合はそういたしておりますし、予算編成以後でございますと、翌年度に反映ということも過去にもございました。それが1点でございますのと、ほかの1日出務いただくような場合の日当でございますけど、これは賃金などもそうなんですけども、人事院勧告、人勧等のアップダウン率を参考にしながら、人事課、人事当局と予算編成以前に協議を進めて、予算単価でお示ししているところでございます。  以上でございます。 134 ◯委員長(北村 收君)   選挙管理委員会事務局次長。 135 ◯選挙管理委員会事務局次長(織田文雄君)   選挙立会人等の報酬につきましては、国の執行経費基準というか、そういうところで決まっておりまして、選挙立会人は1回につき幾らということでございますので、この点、5時間かかろうが、1時間で終わろうが1回ということになっておりますので、そういう基準で払っております。これにつきましては参議院選挙ごとに見直しをされていまして更改されますので、それを市の選挙につきましてもすべて準用させていただいておるわけでございます。 136 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 137 ◯消防総務課長(河池 博君)   予算書の261ページ、職員の時間外勤務手当のことでございますが、まず、平成21年度の時間外勤務手当の積算に当たりましては、今年度の火災の状況などを参考にしながら積算をしているところでございます。今年度におきましては、火災の件数のうち、建物火災が占める割合とか、そういう火災の対外出場状況を顧みまして積算しているところで、時間外勤務手当の合計額になったものでございます。  それと、職員数が109名ということでのお問い合わせでございますが、消防職員の条例定数は131名でございます。今現在、派遣職員とかを含めましての131名になっているところでありまして、派遣職員数も含めましてすべてが131名という見直しがあったところから、常備消防費の職員数は1名減って109名となったものでございますので、よろしくお願いいたします。 138 ◯委員長(北村 收君)   警防課長。 139 ◯警防課長(北村善夫君)   消火栓の数ですけども、2,081件、彦根市内にございます。また、設置基準につきましては、消防水利基準によりまして設置をしているところでございます。  以上でございます。 140 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 141 ◯消防総務課長(河池 博君)   失礼します。先ほどの職員数の109名の説明に誤りがありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。109名になりました原因は、昨年11月に職員の殉職があったことから、平成21年度当初における職員数が130名になることからの109名でございますので、訂正をさせていただきます。 142 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 143 ◯委員(成宮祐二君)   全体はわかりました。理由はさっき言いましたので、もう一遍言いませんけれども、今の消火栓、現在、この予算でどれだけ見てくれたのか、それだけお願いしたいし、今の消防の職員の問題は派遣も含めてカバーしていると言ったけども、やはりこれは一定の経験者も必要だと思うんですよ。派遣というとどっかでやめてもらわなあかんわな。上手にやっているんやろうけど。それはやはり正規の職員でやっていかないといけないと思いますので、強く求めておきたいと思います。 144 ◯委員長(北村 收君)   警防課長。 145 ◯警防課長(北村善夫君)   平成21年度につきましては、消火栓を5基設置する計画をしております。 146 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑は。  田島委員。 147 ◯委員(田島茂洋君)   何点かお願いしたいと思います。まず、81ページのところの総務管理費の中でございますけども、これは全体的に言えることですけども、賃金という項目がございます。賃金、ここでは5,703万6,000円という金額を計上されておりますが、この賃金という上げ方の基準というものを、どうもそれぞれの担当課にすべてとは言いませんけれども、そういうものが計上されております。これは以前の決算特別委員会でもお伺いをしたこともございますけども、このことがやはりいろんな意味で職員数との兼ね合いといったことにもかかってくることだと思いますけども、まず、ここの今言いました5,703万6,000円を基準にした賃金の査定の仕方がやはり基準になって、それぞれの課で求められております賃金に当てはまってくると思いますので、人事の方でどのように考えておられるか、総合的なことに関しましてお伺いをしたいなと思います。  内容はよくわかっているんです。例えば人によって、同じ賃金でも価格差があるとか、そういうことはあると思いますので、例えば地区公民館の職員の中にはやはり賃金で就業されておられる方もおられますし、市の職員で行っておられる方もおられます。そしてまた、その同じ公民館の中でも館長と一般の職員との違いといったこともあると思います。その辺のトータル的に言うと難しいかもわかりませんけど、わかる範囲内で結構でございますので、ちょっとお示しをいただきたいと思います。  それから、同じ81ページの説明欄の一番下段にあります総務管理費の中での研修会等出席負担金が計上されております。これも、ここに上げております内容もありますけれども、それぞれの担当のところでもございますが、大体どういうものが含まれているかなと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、85ページの、これも説明欄のところを見た方がわかりやすいと思いますのでお願いしたいんですけども、庁舎管理業務委託料4,428万7,000円、以下委託料がずっと並んでおります。この庁舎の場合は突出して非常に大きな金額でもありますし、あとは委託料でもいろいろございますが、おおむね業務を職員で本来やるべきことであるものを委託をしてやってもらうということに私は解釈するんですけども、これの委託に回していくという考え方の基本となるものはどういうものなんだろうなと思いますので、その辺のところもちょっとお考えいただきながら、この委託料の算定、委託先の決定の仕方につきましてお伺いをしておきたいと思います。  それから、89ページ、これは先ほどから議論があったんですけど、ほかの方と視点を変えてお伺いしたい。井伊直弼と開国150年祭の中身ですけども、先ほど市長の方から方針等なりにつきましてお伺いはさせてもらったんですけれども、この中で、実行委員会あるいはまたプロジェクトチームだとか、いろんなそういう方々のお力によりましてこのイベントを盛り上げていこうと実行していただいていることはよく存じ上げておるんですけども、そういった中で、計上されております150年祭補助金8,300万円、それとイベントの開催委託料3,000万円と。これも大体中身はわかっているんですが、この機会ですのではっきりとお伺いしておきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 148 ◯委員長(北村 收君)   ちょっと申し上げますけど、できるだけ1回で3点以内ぐらいに抑えていただきたいと思います。 149 ◯委員(田島茂洋君)   それから、消防のところで、267ページのちょっとはっきりわからなかったんですけども、267ページの備品購入費1,750万円という計上をされています、説明がございました。この中にポンプ車がどうのこうのということがあったが、分団のポンプ車をことしは換えられるのかどうかなと、この辺のところがちょっとはっきりわからなかったので。去年はたしかなかったと思うんですけども、来年度、平成21年度につきましてはそういったことを考えておられるのかどうかということを、ここまでにしておきます。まず、ここまででよろしくお願いします。 150 ◯委員長(北村 收君)   答弁の方お願いします。  人事課長。 151 ◯人事課長(岸本弘司君)   81ページの賃金でございますが、ここに計上させていただいておりますのは、市長部局に係ります産休、育休職員の代替の臨時職員の賃金です。あるいは再雇用の賃金等に係るものを延べ35人分を計上させていただいておるところでございます。  そこで、先ほどの基本的な考え方ということでございますが、臨時職員、基本的には日額を基本としておるわけでございます。ほとんど事務でございますが、そのほかに資格職、幼稚園教諭でございますとか保育士、あるいは保健師等、そういう資格職につきましては単価を変えております。また、長期に年間雇用等を前提とする場合になりますと月額雇用という方法もございまして、それにつきましても、資格あるいは経験を要する職についてはそういう形で月額としておるところでございます。さらに、公民館等の館長にございますと、職員のOBでございますと、再雇用という形の雇用方法も行っているところでございます。  以上でございます。 152 ◯委員長(北村 收君)   公有財産管理室長。 153 ◯公有財産管理室長(伊藤喜信君)   85ページの庁舎管理の委託料でございます。内容につきましては、3年間の長期契約で現在委託をさせていただいております。委託の内容につきましては、設備管理が約半分の50%を占めております。そして、警備等の保安警備業務が30%を占めております。そして、清掃業務が15%、その後は、残りが電話交換の業務でございます。特に清掃業務につきましては、事務室内につきましては2週間に1回程度の清掃にしておりまして、積算の決め方でございますけれども、国土交通省の営繕部の監修によります建築保全業務共通仕様書ならびに積算基準がございまして、それに基づいて積算をし、指名競争入札をしているということでございますので、よろしくお願いいたします。 154 ◯委員長(北村 收君)   警防課長。 155 ◯警防課長(北村善夫君)   267ページの車両整備事業の中の備品購入費でございますが、平成21年度につきましては、消防ポンプ自動車、消防団の第1分団の車を更新整備を考えております。  以上です。 156 ◯委員長(北村 收君)   企画振興部副参事。 157 ◯企画振興部副参事(長崎隆義君)   私の方からは150年祭に関するご質問にお答えをさせていただきます。実行委員会の補助金8,350万4,000円と、それから直接執行いたします3,000万円についてのお尋ねでございました。まず、実行委員会の補助でございますけども、昨年度開催をいたしました直弼杯の将棋大会、囲碁大会、よさこいソーラン事業、それから、ゆるキャラまつりin彦根といった継続事業、さらには、新たに取り組みます開国開港サミット、それから全国古式砲術・鉄砲フェスティバル、さらにはクロージングイベントと閉幕の式典、そういった16の主催事業への補助金、さらには市民創造事業、平成21年度は20事業分を予定いたしておりますけれども、市民創造事業、そういった経費を実行委員会の方で担当するという形で8,350万4,000円の補助を行うものでございます。  続きまして、3,000万円、櫓活用イベントの開催委託料でございますけれども、これにつきましては、佐和口多聞櫓の方において、城郭のジオラマ、現在、太鼓門櫓の方に彦根城の模型があるんですけども、それを下の方に降ろして、また現在のジオラマにつきましては、第1郭、内堀から中だけが完成をしておりまして、第2郭の部分、武家屋敷の部分がまだ未完成でございます。これをひとつ完成をさせていこうということでございますし、もう1点は、コンピューターグラフィックスによります城下町の再現、こういったものを行いたいという形で考えておりまして、11月ごろから公開をさせていただきたいと。それまでは製作期間という形で取り組んでいきたいという形で考えておりますし、この事業につきましては、歴史まちづくり事業の3分の1の助成を受けながら直接市が執行させていただくというものでございますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 158 ◯委員長(北村 收君)   人事課長。 159 ◯人事課長(岸本弘司君)   先ほど、研修会の出席負担金の答弁が漏れておりまして、申しわけございません。研修会への出席負担金につきましては、主に市町村職員研修センターへ職員を研修派遣しております。年間を通じまして、法制講座、地方自治法でございますとか地方公務員法、行政法、民法等でございますが、あるいは階層別の研修等ございまして、延べ155人でございまして、単価が1人当たり8,500円ということで、これだけでも132万円ほどになります。もう1点大きなのは国際アカデミー研修でございまして、これになりますと宿泊研修が中心でございます。コース別々でございますが、2泊、3泊それぞれございまして、延べ16人で合計130万円ほどの支出という形が主なものでございます。よろしくお願いします。 160 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 161 ◯消防総務課長(河池 博君)   先ほど前川委員のご質問に対しての説明が一部誤っておりましたので、訂正させていただきたいと思います。  先ほど、消防団員にお支払いします報酬の金額のことでございますが、確かに国からの金額は交付税の関係で示されておりますが、彦根市の場合全く同額と説明させていただきました点は、消防団長の金額から消防団員に至りますまですべてが同額ということではございませんので、訂正させていただきたいと思います。 162 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田島委員。 163 ◯委員(田島茂洋君)   それでは、続きまして、97ページをお願いします。  この中で電算機器の関係でございますけども、非常に高額の予算計上をしなければならないという現在のことはよくわかるんですけれども、この辺の電算機器の2億3,849万7,000円の内訳としては、3件たしか上がっていたと思うんですけども、この中身をもう少し詳しくご説明いただければと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。 164 ◯委員長(北村 收君)   情報政策課長。 165 ◯情報政策課長(片山範應君)   電子計算業務の内訳につきましてご説明をさせていただきます。総額2億3,800万円の予算でございますが、このうち大きなものといたしましては、使用料、賃借料、ホストコンピューターあるいは端末の装置がございますが、こちらの方の使用料、賃借料、それから各業務ごと、例えば住民税のシステムなり戸籍のシステムなり、それぞれシステムごとに機器を賃借しております。ホストコンピューター以外にもたくさんサーバーというコンピューターがございまして、こちらも全部私どもで一括して賃借させていただいておりまして、こちらの方の総額が1億1,947万円ございます。これが大半でございまして、あと委託料でシステムエンジニア、専門の職員なんですが、専門の要員の委託をしておりまして、システムエンジニアとオペレーター、それからデータ入力のためのパンチャーという職員を委託しております。こちらは派遣で来てもらっているんですが、派遣の委託料、それからシステムの開発で私どもの職員だけで回りきらない分について、一部外に委託しておりますので、そういう委託料、それから機器の保守をしておりますので、機器の保守の委託料等、委託料だけで総額で5,190万円ほどございます。これらのものが2億3,800万円の電子計算費の大きなウエートを占めております。  以上でございます。 166 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 167 ◯委員(田島茂洋君)   ありがとうございました。非常に現在のシステムから言いますと重要なことだと思いますので。ただ、よく議論をさせていただきましたのは、こういう電算機器を入れるとどのような費用対効果、効果といいますと、やはり人件費がどれだけ削減できたかということにつながってくると思いますが、このことにつきましては十分に議論させていただきまして、総人件費を減らすと、人数を減らすということには結びつかないということは十分承知はしているんですけども、できるだけ効果のあるそういう使い方と、もう一つは、やはり機器でございますので、これを契約される場合に十分に検討をいただいて、今までの流れ、機械とのかかわりというものがあると思いますが、そういったことのやりかえる場合とか、そういったことにつきましては十分にご配慮をいただきたいなということにとどめておきたいと思うんですけども、もしその辺のところでご意見があればお伺いしておきたいと思います。 168 ◯委員長(北村 收君)   情報政策課長。 169 ◯情報政策課長(片山範應君)   今のご質問に対しましてですけども、機器の導入に際しましては、ホストコンピューターを含めまして、新たに更新するときは指名競争入札を原則としております。それから、委託につきましては、派遣委託もそうでございますが、提案コンペ方式という形で、できるだけ公平にさせていただくようにしております。それから、いろんな重要なシステムということでございましたので、機器の更新等につきましても、できるだけ安全であるように考慮しながら、公平性も保つということで考慮させていただいております。  以上でございます。 170 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  成宮委員。 171 ◯委員(成宮祐二君)   経営改革プランの方で、適正な定数管理の提起があります。これらそのものを、私、今議論しようと思っていませんけれども、職員削減8人ということで本会議でも議論、答弁されておりましたけれども、この8人はどこの部署に、部課になるのか教えてほしいんです。といいますのは、特別会計の方で職員1減、企業会計の方で職員2減という提起がありますので、これを含めて8だと理解しておりますけれども、その内容だけ教えてください。個々の議論はそこでしたいと思います。 172 ◯委員長(北村 收君)   人事課長。 173 ◯人事課長(岸本弘司君)   今、8名ということでございますが、8名は一般会計で8名でございまして、特別会計でもう1名ございまして、トータルで9名の減でございます。部署につきましては、現在、人事異動を4月1日を検討中でございまして、今の段階でどの部署で減るという形は具体的な形では数字ではあらわれないのでございますが、例えば予算書上では、それぞれの科目に人員を計上しておりますので、そのトータルがマイナス8になるわけです。具体的な例で申し上げますと、例えば総務費は現在新年度予算の中では、一般管理107名になっておりますが、これは定額給付金の関係で104名のところを新年度ではちょっと増やすような形を見ております。そんな形で、減るところとしましては清掃総務費等で3名減とか、観光も去年の当初予算の段階では6名見ておったんですが、現在の体制の4名に2名減とか、それぞれの積み上げ、科目ごとに増減がございますので、トータルでのマイナス8という形でございますが、ご理解いただきたいと思います。 174 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 175 ◯委員(成宮祐二君)   今、最初の答弁でわかるんですけど、全部、我々比較してできないし、今言ってくれた様子で言ったら、全部でトータルマイナス8がどこか言ってください。 176 ◯委員長(北村 收君)   人事課長。 177 ◯人事課長(岸本弘司君)   増減を全部、予算書上で言わせていただいたらよろしいですか。かなりの科目になりますので。それでは、増減のあるところだけ述べさせていただきます。  先ほど言いました一般管理費はプラス3、選挙管理委員会費はプラス1、介護保険推進費がマイナス3、老人福祉費がプラス2、国民年金費がプラス1、児童福祉総務費がプラス1、保健衛生諸費がプラス2、清掃総務費がマイナス3、労働諸費がマイナス1、農業総務費がマイナス1、観光総務費がマイナス2、土木総務費がマイナス3、道路橋りょう総務費がプラス1、住宅管理費がプラス1、常備消防費がマイナス1、あと教育委員会でございますが、教育委員会事務局費がマイナス1、幼稚園費がプラス1、社会教育総務費がマイナス1、公民館費がマイナス3、市民体育センター費がプラス2、保健体育総務費がマイナス2、学校給食費がマイナス2、これでマイナス8になるはずでございます。  以上でございます。 178 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  まだ何名かおありのようでございますので、ここで暫時休憩をしたいと思います。                                午後0時29分休憩                                午後1時14分再開 179 ◯委員長(北村 收君)   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  有馬委員。 180 ◯委員(有馬裕次君)   私は、10目の国際交流推進費なんですけども、90ページになります。本年度の予算額が……。 181 ◯委員長(北村 收君)   有馬委員に申し上げます。これは所管外でございますので、所管内の質問をお願いしたいと思います。 182 ◯委員(有馬裕次君)   国際交流費というのは所管外。 183 ◯委員長(北村 收君)   所管外ですから。 184 ◯委員(有馬裕次君)   それでしたら、申しわけございません。展示物になります。 185 ◯委員長(北村 收君)   ページ数を言うてください。 186 ◯委員(有馬裕次君)   105ページの諸費の分で、これは展示資料輸送等委託料なんですが、42万円の予算が上がっていますが、平成20年度は40万円の展示資料輸送等委託料が上がっているんですが、これは原爆資料展の展示物の運送費だと思うんですが、これは毎年こちらの方の市役所のロビーの方で展示される分だと思うんですが、これは日通ロジスティックが請け負っているんじゃないかなとは思うんですけども、私たちの意識では、本年度も42万円というのは、輸送費というのは往復なんですけども、これは何でこんなに高いんかなと思いまして、疑問に思ったことがあるんですね。というのは、これは、展示物、原爆の資料展の輸送は日通しか請け負わないということで決まっているということなんですけども、しかし42万円、平成21年度も計上しているんですけども、ただ、本当に長い間平和都市として彦根市は展示しているんですけども、こんなものは費用対効果では計算できるものではないんですけども、ごらんになっていただく方が余りにも少ないものですから、実際、もしできれば、人の多い、集まるところで、期間も少し精査していただいてお願いしたいなと思うんですけども、この辺は、また本当に展示物が広島から運ぶものだけでいいのかなと。もっともっとたくさんの人から意見をいただくような幅広い平和活動のイベントにならないかなといつも思っているですけども、このあたりの企画なんかはどうお考えなのか、一度お聞きしたいと思っております。 187 ◯委員長(北村 收君)   総務課長。 188 ◯総務課長(織田文雄君)   原爆展の開催の委託料につきましては、本市といたしましては直接日通と契約はしているわけじゃないんですけれども、この展示、設営と業者に一括、配送も含めての契約をいたしておるところでございます。そして、昨年につきましては、本庁の下でもロビーでやっておりましたけれども、図書館の方でも一部ビデオの放映等をやっておりましたので。 189 ◯委員長(北村 收君)   有馬委員。 190 ◯委員(有馬裕次君)   やっておるのは、私十分見ていますから、わかっているんですけども、先ほど申しましたように、もっと人がたくさんご来場になっているようなところへ、平和展ですからいろんな意味で広く企画したらどうだろうということを申し上げていますので、やっていることの事実は何度も拝見させていただきまして、もっと広く市民に訴えるような催しものにならないかなと思って、この予算計上しているのも多いとは言いませんけども、もっと違う展示の方法とか企画の展示方法がないかなと申し上げているわけでございます。 191 ◯委員長(北村 收君)   総務課長。 192 ◯総務課長(織田文雄君)   昨年からは図書館等もしておりますけれども、ことし、これからまた、このことにつきましては、平成21年度は47万2,000円しか予算がございませんので、仮にどこか借りるとしたら、そういう使用料等も今後必要になってくると思いますけれども、今後の開催につきましてはまた検討させていただきたいと思っております。 193 ◯委員長(北村 收君)   ほかに、質疑はありませんか。  夏川委員。 194 ◯委員(夏川嘉一郎君)   101ページの防犯灯の件でございます。先ほどもいろいろ意見が出まして、これを言うと議員のみんなに嫌われるかなという思いがあるんですけども、それは私事で。この100何ぼの援助費、これは毎年、これを最近はつけておられるけども、自治会では防犯灯は割にメニューとして申し込んだら簡単につけてもらえるという思いがあります。これは一応皆さんに喜んでもらえるようだけども、電気代もついてくる、限りなく地球を明るくするという、この予算は正しいのかと。馬場室長が先ほどいろいろと市の中で検討したと言われましたけども、この考えを持っているのは私、委員会の中ではそういう意見は出なかったのか、ちょっと質問したい。 195 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。 196 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   防犯灯の件でお尋ねでございますが、先ほど内部で協議をしたといいますのは、道あかり事業の方で設置する、市の方で設置する防犯灯について、どういう箇所がよいとか、あるいは設置基数等を検討したということでございまして、自治会の方で設置される防犯灯につきましては、彦根市防犯灯設置事業補助金交付要綱というのがございまして、これに基づいて自治会等から要望がありました場合に、それが対象事業となるかということを市の方で精査しまして出させていただいているということでございます。たくさん設置されて明るくなり過ぎるのではないかということではないかと思いますが、防犯灯を設置しようとする箇所はおおむね10メートル以内に防犯灯がないということを前提につけていただくということで、それも審査しておりますので、つけ過ぎということはないと考えておりますので、要望のある箇所については補助させていただきたいと考えております。  以上です。 197 ◯委員長(北村 收君)   夏川委員。 198 ◯委員(夏川嘉一郎君)   いろいろ言われましたけども、今、人工衛星で見ると、日本とアメリカが一番明るいんです。だから、限りなくそういうように、小さな問題でも市の行政が率先するということは考え直す時期に来ているんじゃないかと。これは一つの課題として申し上げます。  それから、もう一つ、89ページですけども、ふるさと彦根応援寄附事業、これは前にも言っていたんですけども、積立金の中で書いていますけども、これは完全に別ものだという区分をした方がいいんではないかと。要するに、款も節でもよろしいんですけども、区分すべきじゃないかと思いますが、どうでしょうか。 199 ◯委員長(北村 收君)   まちづくり推進室長。
    200 ◯まちづくり推進室長(馬場孝雄君)   89ページのふるさと彦根応援寄附事業につきまして、185万2,000円の事業経費が上がっているわけですが、これは一般会計の方で見ていただくものでありまして、ふるさと納税の基金で賄うというものではございません。ふるさと納税でいただいた寄附金については六つの事業指定をしていただきますので、その事業に使わせていただくという形になります。  以上です。 201 ◯委員長(北村 收君)   夏川委員。 202 ◯委員(夏川嘉一郎君)   ありがとうございます。要するに全く別物だという形をはっきりいろんなところで示していただきたいなと考えます。 203 ◯委員長(北村 收君)   理事者側の方に申し上げますけど、手を挙げていただくときに所属名をはっきりと言っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それと、気温がちょっと上がってまいりましたので、もし暑いようでしたら自由に上着をとっていただいて結構でございます。  それでは、ほかに質疑はありませんか。  山田委員。 204 ◯委員(山田多津子さん)   3点質問をさせていただきます。先ほど25ページのところで午前中議論があったんですが、この徴収率の分で98%云々というところですが、納税相談についても、職員が一体となって対応していくというお返事をしていただいたと思うんですけども、例えばそしたら、外国人の方についてどのような対応をしていかれるのか。私もこの間、本会議の中でも外国人の方といろいろとそういうお話をさせていただいていますけども、実際、滞納の分についての分納の通知が来たんですが、中身がわからないということで大変困っておられました。そういう方について、その方はフィリピンの方でしたので英語での対応だったと思うんですが、文書は日本語でしたので大変その辺の親切さに欠けているのではないかと思うんですが、今後、たくさんまだ外国人の方がこの彦根市にも居住しておられますし、その辺の対応はどうしていただけるのかということで見解を求めたいと思うんです。  それから次、109ページです。これは予算の概要の中の滞納整理事務事業ということでタイヤロック、車輪どめが35万3,000円計上されているんですけれども、私はここまでされるのかなという思いもするんですが、これを導入されるに当たっての検討された内容、それから、どれぐらいの効果を見込んでこういう予算計上されているのか、その点でちょっとお答えをいただきたいなと思います。  それから、もう1点です。選挙管理委員会にかかわってですが、これは本会議の中でも成宮議員が質問をしていますけれども、障害者の方に対して、少しでも投票率を上げるということではいろんな手だてをしていただいているという答弁をいただいているんですが、この中で、建物の状況によって仮設スロープも設置できない4投票所があるとなっていますが、この四つの投票所がどこなのかということを教えていただきたいと思うんです。それで、どういう対応、車いすごと抱え、投票所まで入っていただけるようにということをこの中では答えていただいているんですけれども、現実そういうことが可能なのか。その点、どこかということをまずお聞きします。  それと、もう一つ、障害者の方、いろんな車いすの方だけではありません。手の不自由な方が投票用紙を押さえるのに、押さえて書かないといけませんよね、小さいので。例えば、文鎮を置いてほしいという声もいただいているんですけれども、その辺の対応はしていただいているのか。例えばこの中の備品の中で計上されているのかどうか、その辺お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 205 ◯委員長(北村 收君)   納税課長。 206 ◯納税課長久保川光夫君)   納税相談におけます外国人の方への対応でございますけども、特に多いのはポルトガルの方が圧倒的に多い、ブラジルの方なんですけども。そういった方が窓口に来庁された場合ですけども、市民交流課にいらしていただいています通訳の方にお願いして対応させていただいています。また、一部でございますけども、そういった通訳の方のご協力を得ながら、ポルトガル語での催告書なりそういったものも作成をいたしておりますので、場合によってはそういったものを差し出させていただいている状況です。ただ、英語につきましては、県の方の滞納整理機構の方で昨年モデル的なものを作成されていますので、そういったものを今後活用していきたいなと思っています。  それと、備品購入費35万3,000円の件でございますけども、滞納処分の差し押さえにかかわって等々の備品などでございますけども、この35万3,000円の中にはタイヤロックだけではございません。タイヤロックは2組という形でございまして。それ以外には、ICレコーダーとか、交渉のそういった部分とか防刃チョッキとか、そういったものが含まれております。現在は、公金化に経費も事務費もかからない、少ないという預貯金、あるいは国税の還付金、あるいは賃料、そういったものを対象に、差し押さえという形での強制執行はしておりますけども、県下、ほかの市等におきましても、タイヤロックというもので軽乗用車なり普通乗用車、そういったものを差し押さえるというような状況が出てきております。動産の公売なんですけども、不動産もございますけども、動産の中では落札率の高いのが乗用車ということで、大体8割ぐらいが落札されていると聞いております。そういったことで、今後の動きとしましては、今まで債券を中心にやってきておりましたけども、動産についても今後強化していこうというものでございます。 207 ◯委員長(北村 收君)   選挙管理委員会事務局次長。 208 ◯選挙管理委員会事務局次長(織田文雄君)   スロープの設置できていないところでございますけれども、4カ所ということでございます。今の段階では、後三条会館と野良田の公会堂、そして稲里会館、そして薩摩の公民館の4カ所でございます。  また、そういうところにつきましては、職員の方に指示しまして、車いすの方が来られたら、運ぶなり、またそういう方法でしていただくようには指導はしております。  そして、もう1点、ご指摘の手の不自由な方に文鎮という話を聞いておりますけども、私の方にはそういうことを余り聞いていなかったように思いますので、そういう声がありましたら、また次の選挙等に活かして購入していきたいと思います。  以上です。 209 ◯委員長(北村 收君)   山田委員。 210 ◯委員(山田多津子さん)   納税相談の分ですが、今後、県の方でそういう文書も今検討していただいているということですので、今後活用していくというお返事を今いただきました。実際、ブラジルの方に対しての対応というのは非常に強められていると思うのですけども、なぜか英語の通訳がないんですね。英語の堪能な職員、たくさんいてくれているんですが、私、本会議でも言いましたけど、それぞれの職員は部署についておられるということですので、そういうきちっとした対応をしてもらえる職員を配置してもらうということが必要ではないかと思うんです。臨時でもいいですので、特に時期的なものもあると思うんですが、そういう職員、ぜひ配置をしていただけるかどうかという点でもう一度お聞きしたいと思います。  それから、タイヤロックの分ですが、2組というお返事いただきました。その効果をどう見ているのかという点で、ちょっと私の求めていた返事ではなかったと思いますので、もう一度その点でお聞かせをいただきたいと思います。  それから、投票所の件ですけれども、特に野良田の投票所についてですが、実際見られたかどうかわかりませんが、大変階段の段数の多い投票所です。実際、私も車いすに乗っておられる方をそこへ投票に連れていったことがあるんですが、あそこを抱えてはちょっと無理でしたので、実際は投票台を外へ持って出られて、その場で投票をされました。本来はそういうことはやってはいけないんではないかと思うんです。本来、投票所というのはきちっと指定された場所であると思うんですが、投票台を外へ持って出るということ自体が間違っていると思うんですね。その辺の対応が非常に私はきちっとした対応がされていないと思いますので、その辺、改めてどうお考えになっておられるのかということをお聞かせいただきたいと思います。  それから、文鎮の話ですが、そういう手だてがされていないので投票に行っていないと私はお聞きをしています。今後ちゃんとした対応をしていただけるとお聞きしましたけれども、ぜひその点も予算の中で対応していただけるようにお願いをしたいと思いますので、その辺もう一度見解をお願いいたします。 211 ◯委員長(北村 收君)   納税課長。 212 ◯納税課長久保川光夫君)   英語の話せる人の配置なんですけども、ただ、納税の職場だけじゃなくて、いろんな行政の部分の関係があると思いますので、そこら辺を今後検討して配置をお願いしたいなと私自身は思います。  それと、タイヤロックの効果でございますけども、タイヤロックをして乗用車の差し押さえをしたからといってただちに公売をするのではございませんので、それによって、納税に対して無理解な方が納付誓約を結んでいただいて分納に結びつくといった効果をあくまでもねらっておりますので、その点お願いします。 213 ◯委員長(北村 收君)   選挙管理委員会事務局次長。 214 ◯選挙管理委員会事務局次長(織田文雄君)   野良田の公会堂ですか。苦肉の策で選挙をやられたと思うんですけれども、野良田地域につきましてはなかなか適当な投票所の場所がないという、投票所にふさわしい場所がないということもひとつございますけれども、なかなか段差が多いのでスロープが設置できていない状況ですが、そういう今言われた現状があったということも、今回、私自身も初めて知ったようなことでございますので、その点、何らかの手だてを考えていかなければならないと考えております。  そして、文鎮等のことでございますけれども、この辺につきましては、そういう事実があったということでございますので、次回選挙ぐらいには何とか各投票所にそういうものを配置できたらと考えております。 215 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑ありませんか。  田中委員。 216 ◯委員(田中滋康君)   17ページ、債務負担行為。これ、土地開発公社に絡んでの債務保証が40億円、限度額が組まれておりますが、貸付金が同じく96ページですね、土地開発公社に対する貸付金が8億円予算計上されております。これにつきましては、財政課長からのお話、説明によりますと、駅東の先行取得だということでこの点は理解するんですが、債務負担行為40億円のなぜ必要かという点につきましては、平成20年度末の用地保有が金額換算にして、34億円から持っていると。そういうことによって、債務保証が40億円、結果として必要になるという、そのこともわかるんですけども、余り中に立ち入って話をしますと土地開発公社との関係になりますので考え方で結構ですけど、保有地を本来ならばもっと処分しておったら債務保証が少なくて済むんじゃないかと思うんですが、その点についてのご見解を求めておきたいと思います。  それから、歳入につきまして、34ページの11款の交通安全対策特別交付金につきましては、私の理解が間違いなければこの原資は交通反則金がもとになっているんじゃないかと思うんですが、間違いならば訂正いたしますけども、その確認とあわせて、一応交通安全施設の整備事業の量が増加するんだと、そういう面ではどういうことの施設整備に使っていただけるのか。その点を明らかにしていただきたいと思います。 217 ◯委員長(北村 收君)   田中委員に申し上げますけど、交通安全対策特別交付金につきましては所管外でございますので。 218 ◯委員(田中滋康君)   失礼しました。とりあえず一つだけにします。 219 ◯委員長(北村 收君)   財政課長。 220 ◯財政課長(辰巳 清君)   今ほどのご質問の中で、土地開発公社への債務保証の妥当性あるいはその保有額そのものがどうかという2点のご質問だったかと思います。まず、額の妥当性といいますか、40億円の債務保証の根拠につきましては、先ほども田中委員からおっしゃっていただきましたように、平成20年度末の保有残が34億円ほどございますのと、あるいは平成21年度の債務保証がございますので、平成21年度見込みをあわせますと、平成21年の債務保証すべき額が約40億円になるというところから設定いたしております。中身的には今まで保有しております土地も含めての約40億円でございますけども、これと先ほどもおっしゃいましたような駅東の関係の8億円と、組み合わせで回っていただいておると。市から委託して保有してもらっておるという現状ですので、その辺はそういう妥当性を見出しておるものでございます。  今後の活用につきましては、本会議等でもご答弁しておりますように、早く有効な活用を見出していくと。その中には、いろいろな財源も活用できる、一般財源だけでこれを買い戻すには大変困難でございますので、いろいろなまちづくり事業を提案しておりますけれども、そういった国庫補助を基調といたします財源を活用しながら買い戻しができればと考えておりますので、ご理解の方よろしくお願いいたします。 221 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  山口委員。 222 ◯委員(山口大助君)   267ページで、先ほども田島委員がお尋ねになりました車両、消防車の車両、先ほどのお答えですと第1分団にということでしたけども、平成4年に購入されて17年ほどたっているというあれで、本年の10月か11月ぐらいに購入されるとお聞きをしましたけれども、どんな具合なんですかね、更新されるという消防車ね。それと、この消防車両の入札は、随意契約でしたかね。ちょっとお尋ねしたいなと思っております。  それと、本年、消防通信管理事業というのがありますけど、これ、どこに入るのかなのですけども、恐らくはこの261ページの通信運搬費ぐらいに入るのかなと思うんですけども、本会議でも消防長がご答弁されましたけど、新発信地表示システムが老朽化してきたということで、これは恐らくは固定電話からの発信の装置ではないかなと思うんですけれども、一方で、携帯電話等からの発信を受けつける、そういう両方のシステムがあるんですけれども、これは固定電話の方にすると考えてよろしいんでしょうか、お尋ねいたします。 223 ◯委員長(北村 收君)   警防課長。 224 ◯警防課長(北村善夫君)   消防団の1分団の車の件でございますが、真空ポンプにつきまして、オイルが垂れ流しで環境問題が発生していることと、そして放水管、水の通るところが腐食を発生しております。そして、10年を超えますと、部品調達、車両とかポンプにもいろいろ支障を来している現状で、そういうことから整備計画によりまして更新をお願いをしました。入札につきましては競争入札をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 225 ◯委員長(北村 收君)   指令室長。 226 ◯指令室長(野村 晃君)   ただいまの新発信地表示システムの更新費用の件でございますけれど、委員おっしゃるとおり、NTT回線の固定電話からの位置情報の収集でございます。すなわち119にかけられた場合の、その位置がわかるための装置、これが新発信地表示システムと申します。これを平成13年度に導入いたしまして、ちょうど来年度更新時期に至りまして、これを維持するための費用を積算させていただいたものでございます。  以上でございます。 227 ◯委員長(北村 收君)   山口委員。 228 ◯委員(山口大助君)   大変失礼いたしました。てっきり随意契約でないかなと思っておりましたもので。というのは、記録の残っている限りさかのぼってみますと、この消防ポンプの購入は、こんなことを言ったら失礼ですけども、一つの特定の会社がずっと受注しているわけ。記録は大体5年ぐらいですけれども、前にも見させてもらった、その前のもありましたけども、変わりないんですね。恐らくことしもそうかなと思いながら、これは同じ会社がずっと支障なく受注していると、ちょっと言葉に語弊があるかもしれませんけども、そういう経過が続いているのであればきっと随意契約かなと思っておりましたので、大変認識不足でございました。  先ほど、新発信地表示システムは固定電話だけのシステムを更新するというのでよろしいんですか。将来的に例えば統合したシステムが開発された場合はそれなりに変えていくということもちょっと一部お聞きをいたしておりますけども、今回のこの予算ではそういうことはしない、固定電話の方の新発信地表示システムだけを更新する、これでよろしいですか。 229 ◯委員長(北村 收君)   指令室長。 230 ◯指令室長(野村 晃君)   ただいまのは、位置情報システムといいまして、携帯電話とIP電話等と119番での位置情報に関する整備を今年度したわけでございますけれど、それとNTT回線との固定電話との統合する話が国の方で出ておりまして、統合することによりましてかなり経費が削減される状況ですので、しっかりその辺は検討してどういう方向で整備していくか決めていきたいと思っております。 231 ◯委員長(北村 收君)   山口委員。 232 ◯委員(山口大助君)   ようわかりました。それならばそのように答えなきゃいけないんです。本会議では、今までの新発信地表示システムを老朽化によって更新するということですね。事前にお聞きしますと、そういう新システムが今検討されて多くの地方自治体の消防のそういうもので求められている、国の方に。そういうものの開発が間なしにできるという前提で、携帯電話ですとか固定電話のシステムを統合したものができつつあると。もしそれができつつあれば、そちらに乗り換えていくということもやはりご答弁の中に含めるべきだと思います。そういうところで1回お尋ねをいたしました。  以上でございます。 233 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田中委員。 234 ◯委員(田中滋康君)   77ページの説明の中、そして12節の中に、筆耕翻訳料が、これは金額はわずか2,000円ですけども、同様のことが87ページの12節にも筆耕翻訳料36万円と。これは視覚障害者に対する配慮やと思うんですけども、こういう筆耕翻訳料をお支払いになるのはボランティアとかそういう活動をしていらっしゃる団体に払っているのか。そして、どういったときにはこういう筆耕翻訳を依頼していらっしゃるのか、そのことをお聞きしたいのと、261ページの消防費の中で、消耗品で、先ほどの説明の中では被服の貸与等もおっしゃいましたが、被服の貸与について、これも一定どういう方法で購入して、何人に貸与する予定なのか、わかっておりましたらお願いします。 235 ◯委員長(北村 收君)   市長公室長。 236 ◯市長公室長(堀川英雄君)   それでは、私の方から、総務管理費77ページの筆耕翻訳料2,000円についてご説明いたします。これにつきましては、賞状を、例えば一例でございますが、多額寄附をちょうだいした場合に感謝状を出すとか、何かの賞状を書いていただくときの筆耕翻訳料を、依頼先としてはシルバー人材センターを想定いたしております。  以上でございます。 237 ◯委員長(北村 收君)   企画課長。 238 ◯企画課長(萩野 昇君)   続きまして、87ページ、企画費の企画一般経費、筆耕翻訳料の36万円の説明をさせていただきます。これにつきましては、企画課の方で所管しております行政評価委員会、年間12回開催するわけですが、その記録をとるために、テープの記録を反訳していただく専門業者の方に。そしてまた、ホームページの方でその会議の概要をお知らせするということで、会議概要のテープの反訳料でございます。  以上でございます。 239 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 240 ◯消防総務課長(河池 博君)   261ページにあります消耗品の中の貸与品の関係でございますが、この貸与品につきましては、消防職員が使用します制服活動服、防火衣などが含まれております。まず、制服等につきましては、貸与期間を規定で設けておりますので、その期間に対象となった職員について定期的に貸与しているものでございます。防火衣につきましては、一昨年から3カ年計画で新型の防火衣、上下式の防火衣を認めていただきましたので、最終年度に当たります平成21年度で防火衣の更新の整備を終わりたいと思っております。いずれにしましても、購入に当たりましては入札とかの方法によりまして購入をしているところでございます。 241 ◯委員長(北村 收君)   田中委員。 242 ◯委員(田中滋康君)   今の消防の関係ですが、入札というのはいわゆる指名競争入札でやっていらっしゃるんですか。 243 ◯委員長(北村 收君)   消防総務課長。 244 ◯消防総務課長(河池 博君)   あくまで購入に当たりましての予算額がございますので、予算額に対応する適切な方法で購入しております。額によりまして指名競争入札とかを採用させていただいているところでございます。  見積もり合わせとかでございます。 245 ◯委員長(北村 收君)   よろしいか。  田島委員。 246 ◯委員(田島茂洋君)   1点、予算書にも上がっていませんし、説明にもなかったんですけども、広報の関係で、エフエム彦根というのが非常に彦根市のいろんな情報を提供するのによく活躍されているんですけども、彦根市とエフエム彦根とは一切この予算上の関係はないんですか。その辺ちょっとお伺いしたいんですけど。 247 ◯委員長(北村 收君)   情報政策課長。 248 ◯情報政策課長(片山範應君)   エフエム彦根との関係でございますが、予算書で申し上げますと、広報費、79ページでごらんいただきましたら市政広報事業委託料718万6,000円というものが上がっておりますが、この中にエフエム彦根で広報いただいている金額が入っております。これ、民間広報媒体ということでまとめておるんですが、内訳の中のエフエム彦根だけを申し上げますと、毎週月曜日から金曜日の朝昼晩、1日3回、1回5分程度で放送をお願いしておりまして、市政情報をお伝えを願っているわけです。金額にしますと、50万3,000円が年間お支払いしている金額でございます。  以上でございます。 249 ◯委員長(北村 收君)   総務部副参事。 250 ◯総務部副参事(笠原恒夫君)   77ページの説明欄にございます、金額については250万円でございますが、防災情報伝達事業委託料につきましては、エフエム彦根コミュニティ放送株式会社と彦根市との放送の協定を結んでおりますので、それによりまして、緊急時、またさまざまな情報をエフエムの電波に乗せて市民の皆さんに提供させていただくということで計上しているものでございます。エフエム彦根との協定につきましては、平成14年6月17日に締結をしている状況でございます。  金額は250万円でございます。全額です。  以上でございます。 251 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 252 ◯委員(田島茂洋君)   これは全体的にはもっとほかの所管のところにもあるんでしょうか。その辺はちょっとわかればお願いしたいと思います。 253 ◯委員長(北村 收君)   今の件について答弁願います。  財政課長。 254 ◯財政課長(辰巳 清君)   この予算に上がっておりますのは今の2件だけでございますので、ご理解願います。 255 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 256 ◯委員長(北村 收君)   なければ、平成21年度予算の全体説明および議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、総務常任委員会の所管事項に相当する予算に対する質疑はこれにて終了いたします。  暫時休憩します。                                午後2時01分休憩                                午後2時15分再開 257 ◯委員長(北村 收君)   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  理事者側に申し上げます。説明担当の方が代わられましたので再度申し上げますが、マイクが全部新しく換わりましたので、非常に感度がいい関係で、余りマイクを引っ張ってやっていただかなくても結構でございます。そのままで十分反応しますので。それと、所属部署名をはっきり手を挙げて言っていただきますようお願いしておきます。よろしくお願いします。  それでは次に、議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について審査いたします。提案者の説明を求めます。  財政課長。 258 ◯財政課長(辰巳 清君)〔議案第2号のうち産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕
    259 ◯委員長(北村 收君)   産業部長。 260 ◯産業部次長(成宮博和君)〔議案第2号のうち産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 261 ◯委員長(北村 收君)   都市建設部次長。 262 ◯都市建設部次長(堀川喜章君)〔議案第2号のうち産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 263 ◯委員長(北村 收君)   下水道部次長。 264 ◯下水道部次長(小菅洋一君)〔議案第2号のうち産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について提案説明〕 265 ◯委員長(北村 收君)   それでは暫時休憩いたします。                                午後3時13分休憩                                午後3時25分再開 266 ◯委員長(北村 收君)   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  細江委員。 267 ◯委員(細江正人君)   失礼いたします。とりあえず1点。観光推進事業、223ページでございます。説明書きで言いますと、223ページでございます観光費の中の観光推進事業7,844万7,000円のことで、おおよその考え方といいますか、指定管理料2,570万9,000円があります。これ、観光協会への指定管理だったと思いますが、あと、いろんなのは委託料、それから補助金、そして分担金という形でずっと出ておるように思いますが、このことについて、なぜこういうふうになっているか。これ、難しいかもしれないですけど、昔からこうなっているんだと言ったらそれでしまいなんですが。だけど、なぜそういうことを申し上げるかというと、今、観光事業、市長も一生懸命言って、これからの彦根のメインやということを言っている中で、過去にこうやったからそのまま足したり引いたりしながらばらんばらんで来ていることでいいのかなという疑問がありますので、そういうところで、考え方として、これでいいのだということやからこうなっていると思うんですわ。もしだめだったら将来変えていきたいということがあるのかなという、その辺のことを少しお尋ねをしたいなということでございます。 268 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 269 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   失礼します。今お尋ねの観光推進事業7,844万7,000円につきましては、実は今回、事業の名前の見直しをさせていただきました。といいますのは、平成20年度までは観光諸事業というのが別途事業費としてついておりました。その中で、平成21年度からは観光諸事業を改めまして、その今まで観光諸事業につきましては、観光地巡回バス運営事業、そして観光駐車場設置事業、彦根城観月の宴開催事業、桜まつり・梅まつり開催事業、広告宣伝事業、観光一般管理費、ボランティアガイド育成事業等々あったわけでございますけども、その事業に見合った名前といいますか、そういった中で整理をさせてもらって、それぞれの事業に合った名前のところへ事業として事業費を上げさせていただいたわけでございます。それで、そういった中で指定管理料2,570万9,000円でございますけども、これにつきましては、観光駐車場の指定管理料、そして俳遊館の指定管理料と松原水泳場の駐車場の管理料ということで今上げさせてもらっているわけでございます。  今後、これが今現在あたり、先ほど冒頭申しましたそれぞれの観光諸事業を改めまして、主に観光推進事業とか行催事事業に振り分けさせてもらったわけでございますけども、まだ詳細にわたっては、それがいいのかということもあるかもわかりませんけども、今後そういった本当の実態に合った形で、できるような形で今後研究なり対応していきたいなと考えております。 270 ◯委員長(北村 收君)   細江委員。 271 ◯委員(細江正人君)   ありがとうございます。一個一個の事業は大体理解できているんです。それが委託料で出たり、補助事業で出たりしている。僕は市の観光振興課として主体的な事業を持つべきではないでしょうかという思いがありまして、そのことについてお尋ねをしているんですが。 272 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 273 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   申しわけございません。基本的には硬い話で申しわけないんですけども、補助金につきましては、特定の事業等を育成助長するために、公益上必要があると認めた場合に対価なくして支出するものやということは基本的に考えております。負担金につきましては、彦根市がそれの事業から特別の利を受けることに対して、経費の全部、また一部を負担するという基本的な考えのもとで支出させてもらっているという状況でございます。  以上でございます。 274 ◯委員長(北村 收君)   ほかに。  細江委員。 275 ◯委員(細江正人君)   おっしゃることはよくわかりますが、お尋ねしていることは、観光推進事業という形で名前を変えたとおっしゃいましたが、やはり後ろにそういう思いがあると思うんです。今までが委託事業であったり補助事業であったりということでありますから、でも、思いとしては、何か一つにしたいなという思いがあったのと違うかと思うんですけども、担当とされましては、整理するときに、予算づけするときには当然こういうことになろうかと思うんですが、どうでしょうか、今申し上げたように、大きい予算、特別な予算をつけて公有地化計画を進めたりとか、お浜御殿については、大名家の三つのものを連携して、これは観光資源になるという位置づけを明確におっしゃっているわけですね。そういう中で、観光推進事業というのがいつまでも、今回はこれでいいと思うんです、いつまでも委託事業やら指定管理に任したり、委託事業やら補助事業やら、そういう形でばらばらであっていいものかどうか、基本的な考え方がどうかなということをお尋ねさせてもらっているんですが、お答えはいただけませんでしょうか。 276 ◯委員長(北村 收君)   市長。 277 ◯市長(獅山向洋君)   彦根市の観光振興課の役割というものからお話ししなければいけないと思うんですが、彦根市の観光振興課の役割としては、計画立案あるいは企画とは、英語で言ったらプロモーターと言うんですか、そういうところに役割があると考えているわけでございます。そういう中から例えば委託料とか負担金というのは出てきますが、そういうものを観光振興課としての考え方の中で、この問題はどの団体に委託した方がいいとか、あるいはこういう問題については負担金を出した方がいいとか、そういう一つ一つの判断をしているわけでございます。ですから、例えば平成20年度などは、特にびわ湖・近江路観光圏協議会、これについて、総会を3回やるについていろいろな準備をしたり、あるいは最終的に各市町の観光協会とか観光課をまとめて、そうしていろんな事業計画を出してもらったり、最後には国土交通省などへ、そういう計画案を整備計画とか実施計画を出したりとか、こういうことをやっているわけですが、こういう一つの観光振興課としての役割を果たしながら、同時に観光振興課自身がいろいろな事業をやっていくというのは現在の人員体制ではとても無理なので、委託すべきものはきちっと予算化して委託するという形になっているわけです。  ですから、今後そういう意味での彦根市の観光の方針をきちっと出せとおっしゃるならば、それはまたこの予算審議の中でもある程度一端には触れることはできますけれども、全般的には今申し上げた一つの方向で進んでいて、その派生的なものがここに出てきているとご理解いただけたらありがたいと思います。 278 ◯委員長(北村 收君)   ほかに。  西川委員。 279 ◯委員(西川正義君)   2点ほどお伺いいたします。207ページ、農業費の農地費なんですけども、今回、内湖等周辺環境保全事業という中で野田沼、あるいは神上沼につきまして、特に神上沼の外来生物の除去費、この分を新たに設けていただきまして大変喜んでおるのですが、これのどこの項目にあるのかちょっとわからないので、その分を教えていただきたいなと思います。非常に地元の方も待っておりました部分の予算だと思いますし、一応その内容も含めて説明をいただきたいなと思います。  もう1点、233ページの道路橋りょう費の道路新設改良費なんですが、この中の測量等委託料ということで、稲枝の西口整備の促進の部分に関連すると思うんですが、芹橋彦富線、それから稲部本庄線の測量が予算として計上されておりますが、この部分についての測量される距離について、どの程度の部分なのか、どの程度かかるのかという部分についてちょっと説明をいただきたいなと思います。  以上です。 280 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 281 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   失礼いたします。今ご質問いただきました内湖等周辺環境保全事業の関係でございますけれども、昨年ナガエツルノゲイトウ、神上沼でございますけれども、そこに地元のボランティアの皆さん方、また関係の皆さん方のご支援、ご協力を賜りましてナガエツルノゲイトウの除去作業を寒い中やっていただいたわけでございますけれども、平成21年度の関係につきましては、この予算項目の中で消耗品の関係が今30万円見ております。そして、食料費8,000円、そして清掃委託費が83万2,000円、使用料及び賃借料ということで70万円、これにつきましては、重機等の借り上げ、あるいは清掃委託につきましては、関係の町ならびに来ていただく方々の費用弁償等を考えているところでございます。今現在、回数としましては2回程度と考えておりますし、そしてまた、学識経験者等の先生方のご意見をちょうだいしながら、今現在、遮光シートによりますものを敷設をすることによって、ナガエツルノゲイトウもそこそこ弱るというとこら辺も聞いております。その関係も含めまして、消耗品等でそういったものを買いたいと思っておりますし、そしてまた、緊急雇用対策の関係でそういった形の維持管理が当然必要になってまいりますので、その方々の協力もいただきながら神上沼のナガエツルノゲイトウ等の対策に当たっていきたいと思っております。  以上でございます。 282 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 283 ◯道路河川課長(山田静男君)   失礼します。西川委員のご質問で、稲部本庄と芹橋彦富線の測量費に係る距離でございます。場所につきましては、現在、工事完了しています芹橋彦富線、稲枝東小学校近く、稲部の交差点がございますけども、三差路、それからいわゆる今の愛知川彦根線、県道でございます。今、アンダーの工事をやっておりますけども、それまでの距離で約800メートルの路線測量、平面と縦断・横断測量を行いたいという形で考えています。  次に、稲部本庄でございますけども、これにつきましては金田の交差点でございます。大津能登川長浜線ございますけども、そこから芹橋彦富線の間ということで、400メートルの路線測量、同じく平面と路線測量を行いたいということを考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 284 ◯委員長(北村 收君)   西川委員。 285 ◯委員(西川正義君)   ありがとうございました。一番最後の稲部本庄線の部分なんですが、これは芹橋彦富線のところまでですか。その延長はどうなっているんですか。 286 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 287 ◯道路河川課長(山田静男君)   実際、今の稲枝西地区の整備計画の関連があろうかと思います。ただ、アクセス道路につきましては、一応、稲部本庄と芹橋彦富線の道づけはしているわけでございますけども、今まで路線が中止した間、それらの測量をして、とりあえず法線がまだ決まっていない状態があるかと思いますが、今の形状でいきますと真っすぐいく状態がいいんですけど、いろいろ地権者のご理解をいただかないといけない部分とか、いろいろな地域のご意見等がございます。そういうことから、西地区の整備計画に関することは全体の中で、今後やる段階で地域におろさせていただきまして、測量する前には地域とご相談させていただきながら、先線を延ばすのか、それともどういう法線がいいのかということで考えていきたいなというぐあいに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。 288 ◯委員長(北村 收君)   徳永委員。 289 ◯委員(徳永ひで子さん)   223ページです。小江戸彦根の城まつり事業、城まつりパレード開催事業、それから彦根花火大会事業、彦根ゆかたまつり開催事業、これ、平成21年度経営改革の主な取り組み予定の中で、彦根の秋の同時に開催する事業を統合し、定着している小江戸彦根の城まつり事業として一本化して、より効果の高いまつりとしていくとありますけれども、どのようなまつりにしていくのか、もう少し詳しく内容を教えていただきたいと思います。  それから、彦根花火大会と彦根ゆかたまつりの開催行事の統合、これについてもどのような統合をして事業をしていくのかということを教えていただきたいと思います。  それから、231ページの除雪対策経費で709万9,000円ですけれども、これは温暖化で最近は余り雪が積もらなくなりましたけれども、この2、3年の出動状況と、709万円というのは何回分の出動を予定して計上されているのか教えていただきたいと思います。 290 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 291 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   ご質問いただきました小江戸彦根の城まつりパレード、そして花火大会のことにつきましてご答弁申し上げます。  城まつりパレード、今まで小江戸彦根の城まつり事業として、総務費事業費、それからいい秋散策プラン、そして小江戸彦根のにぎわい市、そして小江戸彦根のパレード、このパレードにつきましては宣伝とかそういう分でございますが、その中に今まで城まつりパレード開催事業というのは単独にはございましたが、それを一本化してわかりやすく事業として、小江戸彦根の城まつり事業というのでくくらせてもらいました。  今後、事業の内容につきましては、観光協会といろいろと関係者と協議させていただくということを考えておりますけども、中でまたいろんなものができたらいいかなという形で考えているところでございまして、北びわ湖花火大会につきましては、花火大会とゆかたまつり開催事業、彦根ばやし総おどり大会を一つの彦根夏の陣開催事業という形でくくらせてもらって、ことしは彦根・北びわ湖大花火大会ということで、まだちょっと詳しくは県の方から聞いておりませんけども、県の補助を受けてやりたいと考えているところでございます。  以上です。 292 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 293 ◯道路河川課長(山田静男君)   231ページの除雪対策経費というご質問でございます。最近、地球温暖化ということで雪が少ないということで、この金額でいいのかというご質問だと思うんですけども、この金額につきましては、積算上、一応県の単価がございます。県が除雪という形で毎年、湖東管内の市町の形で説明会がございまして、この中で実績として単価が決まってくるという状況で積み上げをさせていただいています。この中身でございますけども、委託路線と直営路線がございます。こういうことから単価が最近変わっておりまして、待機料、今まで出動回数、時間当たり幾らということで計算していたんですけども、ことしにつきましては昨年より単価アップがあったということで、若干上げさせていただいているという状況でございます。除雪費につきましては、地球温暖化といえどもいつ降るかわからないということで、ある程度の予算、例年の実績に基づいて計上させていただいているという状況でございます。また、不足する場合もございますので、そういう場合は予備費で対応ということでお願いしている状況でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 294 ◯委員長(北村 收君)   徳永委員。 295 ◯委員(徳永ひで子さん)   ありがとうございます。実績によって計上したとおっしゃった。平成20年度は実績があったのかどうか教えていただきたいと思います。 296 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 297 ◯道路河川課長(山田静男君)   いわゆる実績でございますけども、平成15年度からでございますけども、一応降雪が10センチメートル以上になりますと出動するということでございます。平成19年度以降でございますけども、平成19年度は降雪日といいますか、10センチメートル以上が12月1日から3月20日まで約10日ほど降りまして、全然足らなかったという状況でございます。それは予備費で対応させていただいたと。ことしにつきましては降雪は2回出動しておりまして、融雪が3回出動しております。そういうことから支出額、予定額でございますけども、約320万円ほどということで、予算も大分少なくなってくるという状況でございます。  以上でございます。 298 ◯委員長(北村 收君)   徳永委員。 299 ◯委員(徳永ひで子さん)   わかりました。すみません、除雪の件はわかりました。  さきの城まつりとかの方ですけども、まだ事業の内容が決まっていないという状況だと思うんですけれども、いつごろまでにこの事業の内容を決めて市民の方にお知らせをするのかというのを教えていただきたいと思います。 300 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 301 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   今のパレードの件でございますでしょうか。これにつきましては、夏ぐらいにパレードの公募も観光協会の方でやっていただくという形にもなりますし、花火大会につきましては、いろいろ市民の皆さんの方からご寄附という形で回っていただくと、実行委員会の方ですね。となりますので、過日も協会の方と話はしているわけでございますけども、5月が過ぎましたら早々にでもかからんならんということを言っておりますので、いろいろと市民の皆様にはご負担をかけて申しわけないと思っているんですけども、ことしも150年祭もやっておりますし、皆さんの格段のご協力をいただきたいなと思っております。ありがとうございます。 302 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長に申し上げますけど、先ほどの徳永委員の質疑の中で、何回出動したかということで、2回出動したと言われましたね。10センチメートル以上で出動するということは、大体この中心市街地等は全くほとんど積もっていなかったので、どのあたりへ出動されたか、ちょっと補充説明をお願いします。  道路河川課長。 303 ◯道路河川課長(山田静男君)   10センチメートルの降雪の基準でございますけども、基本的には彦根市役所の宿直室がございますけども、そこで10センチメートルがたまれば出動ということでございます。委託路線につきましては鳥居本から稲枝ということで幅広うございますので、その除雪路線において10センチメートルがあれば、市街地が10センチメートルなかっても自主的に業者に除雪をしてほしいということでお願いしております。  以上でございます。 304 ◯委員長(北村 收君)   結構です。  ほかに質疑はありませんか。  夏川委員。 305 ◯委員(夏川嘉一郎君)   205ページの農村環境改善センター管理運営事業、これは何やったかさっきから考えているんですけど、私も思い出せないのだけど、これは運営委員が運営しているということで、これはある目的を達したら解散するものなのか、本来の経常的な組織ならば職員とかいろんな形になるはずなんですけど、これはどうなんでしょうか。それからもう二つほど。  それから、241ページ、積立金の一番最後のところでまちなみづくり事業、まちなみづくり建築審査会委員報酬と、これは彦根市のどのまちでこれを審査されているのか。これは現在やっておられるのなら楽しみだなと、どこのまちなみか教えていただきたい。  それから、249ページ、一番最後の金亀公園・荒神山公園管理事業ですけども、調査等委託料、それから指定管理料、工事請負費といろいろやっていますけども、これからは公園もどういう形の公園にしたいかということを頭に置いて公園整備をされていると思うんですけども、例えばゲートボール中心の公園とか、あるいは庄堺公園の親子連れ、アベックの公園か、いろんな公園の型がある。そういうのもこれからやはり検討すべきやと思う。これはそういうのをされて、いろいろ業者委託されておられるのか、その辺をちょっとお聞きしたい。 306 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 307 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   夏川委員からご質問いただきました農村環境改善センター、俗に言うグリーンピアひこねでございますけども、ここにつきましては、農村環境改善センターの設置および管理に関する条例の関係の中で、委員を現在議会も含めましてお願いをしているところでございます。内容といたしましては、今現在、農業関係のご提言、あるいはまた館としての運営の関係を外部からご審査いただいたりご提言をいただく関係でございまして、これは毎年1回開催をさせていただいているところでございます。今年度につきましても、運営委員会の関係で、年度当初で開かせていただいたわけでございますけども、今日の厳しい農業行政絡みの関係の中でグリーンピアひこねのあるべき姿を方向性を出せと諮問もいただいておるところでございまして、それを受けて、今年度、一部ワーキング部会を設けまして、今現在、議論を重ねているという状況下でございます。  以上でございます。 308 ◯委員長(北村 收君)   都市計画課長。 309 ◯都市計画課長(桑野正則君)   241ページのまちなみづくり事業、まちなみづくり建築審査会についてお答えします。場所はどこですかというご質問でございますが、場所は夢京橋キャッスルロードでございます。これにつきましては、本町地区計画という都市計画の決定をしておりまして、建築物の制限条例等、建築物のいろいろなルールを決めています。それが妥当かどうかという審査を建築審査会というものを条例に位置づけて、そこで審査を得て行為をしていただいているという手順になっております。場所としては夢京橋キャッスルロードの地区計画の範囲でございます。  続きまして、249ページ、金亀公園・荒神山公園管理運営事業でございます。このうち、調査等委託料についてお答えします。これにつきましては、既存の公園の経年変化によります例えば劣化でありますとか、そういう調査の委託費用を見込んでおります。今後の公園整備のあり方というか、基本的な方針につきましては、都市計画決定しております公園の整備がまだ70%ぐらいですので、今後計画決定された公園の整備をどのように図っていくかというのが優先順位としては高いということでご理解をお願いしたいと思います。 310 ◯委員長(北村 收君)   夏川委員。 311 ◯委員(夏川嘉一郎君)   農村環境改善センターの成果の報告をという話で、大変結構なことだなと。今までは余りそういう報告書を目にしたことはなかったので、今後はその成果をきちっと、それができなかったらなぜできないかという分析もやはり必要な時代になってきたなと考えます。今後期待しております。  それから、まちなみづくり、これは夢京橋と。私はまた違うところをやり始めたのかなと、非常に彦根市は楽しみやなと思っていたんですけども、要するにこれは横出しして、今後そういうようなことをやっていくべきやなと考えます。ありがとうございます。  それからもう一つ、公園の形なんですけども、私の言いたいのは、公園にはいろんな未来型の公園やらいろいろありますので、そういうのも一つ公園の今後に付加していただければと。予算づくりにもそういうのを考えてもらいたいと。  以上です。 312 ◯委員長(北村 收君)   夏川委員に申し上げますけど、午前中に申し上げましたように、要望等はこの際しないようにしてください。  ほかに質疑はありませんか。  馬場委員。 313 ◯委員(馬場和子さん)   1点目が67ページなんですけれども、67ページの中で雑入でございますね。この中で、放置自転車等移動保管料として81万7,000円上がっているんですけれども、これ、移動保管料ということで、各駅等の放置自転車を移動してどこかに置いておかれる費用だとは思うんですけれども、例えば、引き取りに行ったときに払うお金のことなのか、保管とか移動にかかるお金のことなのか、ちょっと教えていただけますか。 314 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 315 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   移動保管料でございますが、駅前で放置されている自転車を撤去させてもらいます。今燦ぱれすと南彦根駅の高架下で預かっておりますので、それを取りに来られたときに保管料としまして、自転車は2,500円、バイクは3,700円いただいております。それの雑入ということで計上させてもらっているものでございますので、お願いいたします。 316 ◯委員長(北村 收君)   馬場委員。 317 ◯委員(馬場和子さん)   2,500円と3,700円ということで、81万円というと台数的にたくさんなので、取りに来ていただくのにお金をいただくということなんですけれども、私も勉強不足なんですけども、どういうように、どなたか係員がおられて、そこへ払いに行くという形なんでしょうか。 318 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 319 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   現在、シルバー人材センターに委託しております。現在は水曜日と日曜日の午後3時から午後7時までに取りに来られた方に、鍵などを持ってこられたら本人か確認させてもらってお返しして、その分は保管料としていただいているというものでございます。 320 ◯委員長(北村 收君)   馬場委員。 321 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。  続きまして203ページなんですけども、こちらで林道・漁港・有害鳥獣等パトロール事業ということで、緊急雇用対策の一つでもあるんですけれども、予算を計上していただいているんですけども、有効にこのパトロールの効果を出すという意味で、特に有害鳥獣等のパトロールにつきましては、ポイントだとかルートだとか、そういう点もあると思うんですけれども、これはもう既に計画等々を立てておられるのか、ちょっとお伺いいたします。
    322 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 323 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   緊急雇用の関係で、パトロール関係につきましては、2名6カ月、そしてまた別のところでまた2名という形で、今現在、予算計上をお願いしているわけでございますけども、主に我々の方につきましては、有害対策関係につきましては、今年度、3月14日に特措法に伴います協議会を設立をさせていただく準備をさせていただいておるところでございます。そういった形の中で、今現在、彦根市内につきましても、荒神山を中心に、あるいは鳥居本地区を中心ということで、捕獲用の檻が二十数基、今現在ございまして、来年度も3基程度また増やしたいと思っているところでございます。檻を設置いたしましても、当然、機械的にイノシシ等が入った場合に柵が閉まるという方式もございますし、また電気によりまして、センサーが反応することによってとまるという機器もございます。しかしながら、えさを入れないと入らないわけでございますので、今現在、市の職員ならびに臨時職員1名を雇用いたしまして、毎日二十数基の檻等のパトロールを今現在しているわけでございます。当然、きのうにつきましても4頭からシカが入っているわけでございまして、そういったとこら辺につきましては、それはまた猟友会の方にお願いをして処分をしなければならないということでございます。そういった形の中で、非常に事務の職員も含めながら、1匹、2匹入りますと、重量が大きいと120キログラム程度のイノシシでございますので、とても1人、2人で対応できるものでもございませんし、人手が、人力がどうしても要るという状況下でございます。  そういった形の中で来年度につきましても、この緊急雇用対策関係の事業を十分に活用させていただきまして、やはり今現在、有害関係で非常に増えていると言われているシカ、サル、そしてまた新しいところでハクビシンの問題もあるようでございますし、そういった形につきましても対応していきたいと思っております。また、今現在、ナガエツルノゲイトウ等の外来植物の関係につきましても対応していかなければならないということで、この関係につきましては非常に重要でありますし、そういった形で元気のある方を雇用させていただきたいと考えているところでございます。  以上です。 324 ◯委員長(北村 收君)   馬場委員。 325 ◯委員(馬場和子さん)   ありがとうございます。今のと関連するんですけれども、249ページの中で、金亀公園・荒神山公園の管理という部分で、本会議の中でも柵を部分的にはしていただいているということなんですけれども、子どもセンターが近くにあるということもあって、イノシシの出没というのが、現地を見ていただいたら一目瞭然のごとく芝生が皆めくられているという状況なんですけれども、公園全体を覆うということになるとかなりの費用になってくると思うんですけれども、やはり子どもあるいは妊婦さん等々、たくさんの方が来られる子どもセンターの近くという意味では、必要だなと思っているんですけれども、この管理運営事業の中で、先ほどは金亀公園に関しては劣化調査をするということもおっしゃっていただいたんですけれども、この劣化調査を平成21年度にしていただいて、またそれを反映していただくという意味で現地を見ていただくということは非常に大事なことだと思うんですけれども、この劣化調査は調査費だけが平成21年度は上がっているんですか。 326 ◯委員長(北村 收君)   都市計画課長。 327 ◯都市計画課長(桑野正則君)   今おっしゃいました調査委託料は、金亀公園・荒神山公園の管理運営事業の調査委託ですね。それは、予算見積もりさせていただいていますのは、金亀公園の金属の腐食調査を計上させていただいておるものです。  以上です。 328 ◯委員長(北村 收君)   ほかに。  渡辺委員。 329 ◯委員(渡辺史郎君)   先ほど西川委員がご質問されたわけですけれど、芹橋彦富線、稲部本庄線の測量を今回予算に上げていただいたということですけれど、平成21年度の予算に新たに、この稲枝駅を含めて西口、何か上げていただけるのでないかなと期待をしておったわけですけれど、どこを眺めても上がっていないと。期成同盟会に例年どおり12万5,000円上げておっていただくわけですけれど、これは要するに上がっていないからなんですけれど、せめてこの芹橋彦富線も測量されるのなら、このアクセス道路についても測量とか上げていただきたいということを思うわけですけれど、今後を含めてちょっとお尋ねしたいと思います。 330 ◯委員長(北村 收君)   都市計画課長。 331 ◯都市計画課長(桑野正則君)   稲枝駅西口周辺整備の今後の予算に向けて、当初予算は上がっていないけど、今後はどのような見込みですかというご質問だと思います。今の現状の進捗状況でございます。平成20年度に西口周辺の委託業務、主に広場とアクセス道路、幹線道路からのアクセス道路という委託業務を発注いたしまして、現在それを取りまとめ中でございます。中間的な報告ということで、期成同盟協議会、まちづくり協議会、それから西側の関係自治会の方に説明をいたしまして、その辺の意向を踏まえまして今取りまとめ中です。それを見て、今後、具体的な整備計画となろうかと思います。現段階で当初予算には計上しておらないということでご理解をお願いしたいと。現在、整備構想は取りまとめ中でございますということでご理解をお願いしたいと思います。 332 ◯委員長(北村 收君)   渡辺委員。 333 ◯委員(渡辺史郎君)   ありがとうございます。それは、今年度中に出てくるものですか。 334 ◯委員長(北村 收君)   都市計画課長。 335 ◯都市計画課長(桑野正則君)   一応、皆様の意見を踏まえて最終的に取りまとめを、今年度中に取りまとめます。  以上です。 336 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑は。  田島委員。 337 ◯委員(田島茂洋君)   まず1点目ですけれども、214ページ、215ページの水産業費ですが、水産業費ですから漁業に対する考え方といいますか、そういったことは彦根市は一体どうなっているのかなと思うわけでございます。ここにも上がっておりますように、これは芹川の廃船ですか、廃船処理のための予算と先ほどおっしゃいました。ここには漁業協同組合連合会補助金30万円と上がっているですけども、基本的に彦根市としてはやはり漁業というのは何もかかわっていないのかなと、このような感じがするんですけども、この30万円以外のところに何か考え方があればお伺いしたいなと思っております。  それから、次に、216、217ページでございますけれども、企業誘致促進事業として、先ほどご説明の中ではいろいろ誘致に対する考え方をおっしゃっていただきまして、その中に基本計画を策定すると、このようなお言葉があったと思うんです。このことにつきましては、本会議でも市長がおっしゃいましたように、やはり財政のこういうときに企業を誘致するということは非常に大事なことであるということで、いわゆる広域的な、せっかくこういう定住自立圏構想というものができましたので、そういったところの連携の中でもそういったことを考えていかれるのかどうか。あくまでも彦根市の中だけのところで基本計画を立てられるのか。それのところのお考えをお伺いしたいと思います。 338 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 339 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   田島委員から今、彦根市の水産業関係の考え方についてというご質問をいただきましたけども、この予算書の中で廃船の処理関係でございますけれども、今現在、芹川の船だまり等、漁港の管理も一生懸命やっているところでございますけども、過去から廃船、FRPの船が沈んでいる状況下の中で、航行にも邪魔になるということもございますし、そしてまた、それの所有者も今のところ調べてもなかなかわからないということもございまして、一段、それを今現在クレーンによりまして上げて、所有者を特定して、それに伴ってそれの処理関係を通告していきたいということで、100万円の計上をお願いしているところでございます。  そしてまた、漁業の関係につきましては、ここ数年、彦根市の漁業共同組合連合会の方がいろんな内部事情がございまして、自主的な連合会としての活躍が今できていないような状況でございまして、それにつきましては、漁業権の許可権の問題とかいろいろございまして、許可権の関係については県の事務事業の関係で水産課が対応するわけでございますけれども、そういった形の中で、今現在、高齢化に伴ってなかなかできないという漁業者等もございますし、そしてまた後継者がおられまして、今幅広くとる漁業から、今度は販売加工というとこら辺まで手を伸ばしている漁業者もございますし、そういった形の中で一つの考え方といたしましては、地産地消という考え方の中で、第一産業から第二次、第三次産業までやはり漁業関係も進めていかなければならないのかということも考えているところでございまして、何はともかく、こういった組織の関係の立て直しを今現在、一生懸命やっていただいている漁業者の皆さんと話をさせていただいている状況下でございまして、ご多分に漏れず、漁業関係につきましても非常に高齢化が進んでいるということで、新しい設備投資の問題とか、そういったとこら辺についてはなかなかできないというところでございまして、非常にこういったとこら辺にいろんな補助金の関係につきましても100%補助金ではございませんので、資金の問題とかいろいろ大きい難問が今現在あるというのが現状でございまして、ともかく、県といろいろ協議を申し上げながら、彦根市のあるべき姿を協議させていただいているという状況下でございます。  なかなか答えになりませんけども、そういうことで、ご理解いただきますようお願いいたします。 340 ◯委員長(北村 收君)   産業部副参事。 341 ◯産業部副参事(志賀谷光弘君)   企業誘致の基本計画のことにつきましてお答えをさせていただきます。平成19年6月に企業立地促進法ができまして、企業誘致をする場合には、国の同意計画を受けますことによりましてさまざまな優遇措置ですとか支援を受けられるということが決まりまして、企業誘致をする場合にはこれはまず受けることが前提になるということで、全国的にあちこちで取り組みはされているわけですけれども、この法律の中では、基本的に13項目につきまして計画の中に決めていくと、盛り込んでいくということがありまして、例えば集積する業種をどういう業種を集積するのか、あるいはどういう場所に集積するのか、どういう手法でやるのか、あるいは計画期間はどのぐらいかといったようなことで、法的には13項目あるわけですけれども、それを平成21年度はお認めいただきましたら、滋賀県全体で地域産業活性化協議会というのを既につくられているわけですけども、その中の計画をつくろうとする市町が地域分科会をつくるとなっております。彦根がつくる場合は、彦根地域分科会というものをつくりまして、その中で今申しました計画の策定を検討していくということになっておりまして、それを進めていこうということで盛り込まさせていただいたものでございます。まず計画をつくるということで、それから具体的に企業誘致の手法はどうするかはその中で考えていくことになると思っております。エリアとか重点地域をどこにするとか、そういったことを地域分科会の中で決定をしていくと、検討いただくということで盛り込ませていただいております。  ご質問の定住自立圏構想との関係でございますけれども、直接的にはこの企業誘致が定住自立圏と関連してというところは今のところはないわけでございます。ただ、企業誘致に関しましては、単に彦根市内だけではなく隣接する、例えば多賀町とかも工業団地もありますし、そういったところとの関連とか連携、位置づけということで、関連は出てくるかとは思っております。  以上でございます。 342 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 343 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。先ほど漁業の関係でご答弁をちょうだいいたしました。琵琶湖のことですから恐らく県とのかかわりだと認識はしておるんですけれども、彦根市もやはり積極的にいろいろと考えていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、220ページ、221ページの中で、工場等設置奨励条例に基づく事業として、今年度、来年度も上げていただいております。説明書を見ておりますと9事業所上がっておりますが、恐らく前もってそういったことが把握されてのことだと思いますけれども、今後もそういったことには力を入れていただきたいと思っております。恐縮ですけれども、本会議でも若干ご答弁いただきましたけども、その事業所の名前をちょっと教えていただきたいなと思いますが、よろしくお願いします。  それからもう1点、水泳場の関係でございます。彦根市の水泳場は今現在は新海浜と松原水泳場、こうなっておるんですけども、新海浜水泳場につきましては、地域の皆さん方のご努力によりまして十分に来客される方への接遇あるいはまた便宜を図ってもらっているんですけども、どうも松原水泳場の方はその限りならずという感じがいたします。いわゆる運営主体につきましても、はっきりとここには示されていない、説明もなかったように思いますので、その辺の彦根市のとらまえ方についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 344 ◯委員長(北村 收君)   産業部副参事。 345 ◯産業部副参事(志賀谷光弘君)   工場等設置奨励金のことでございますけれども、平成21年度は既に審査会で指定措置を受けている企業でございますので、全部で9件ございます。申し上げますと、まず1年目、初年度として上げておりますのが株式会社マルホ、大東電材株式会社、佐伯金属株式会社、株式会社シンセイ、それから、去年に続きまして2年目ということで上がっておりますのが株式会社トライワーク、株式会社ナイキ、ブリヂストン株式会社の第2期分、フジテック株式会社、それから大日本スクリーン製造株式会社、以上の9件でございます。 346 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 347 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   今ご質問いただきました水泳場に関してご答弁申し上げます。水泳場につきましては、今ご質問ありました松原水泳場、新海浜水泳場と。新海浜水泳場につきましては地元の自治会の方に管理をお願いしているのでございますが、平成18年度からの入り込み客数、遊泳客でございますが、松原につきましては5,800人、平成19年度については5,500人、平成20年度については4,500人というように、だんだん減ってきている状況でございます。ちなみに、新海浜水泳場につきましては、平成18年度が5,900人、平成19年度は6,200人、平成20年度は7,600人という形で、新海浜水泳場の方が多くなってきておるということでございます。  松原水泳場につきましても、前回の産業建設常任委員会で触れさせていただいたと思うんですけども、管理がなかなかいろいろ文化の違うところがございまして、遊泳客も減っていると。また、バーベキューもしているという形で、管理について対応を苦慮しているところでございますけども、いろんな県の条例等もございますし、いろんな看板も設置するという形で啓発に努めてまいりたいと思いますし、ことしの松原水泳場につきましては、監視棟がかなり老朽化して危ない状況でございますので、平成21年度、監視棟の見る棟につきましては100万円の予算でご審議いただく形で計上させてもらって、いろいろと水泳客につきましては、レジャーの多様化等々によりましてだんだん昔もたくさんのお客様が来ていただいたということは私も記憶しておるわけでございますけども、何とかもう一度、彦根には松原という形で来ていただきたいなということでPRもしていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。 348 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 349 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。水泳場につきまして、松原の水泳場につきましては駐車場の方もたくさん来られると大変だなという感じはするんですけれども、やはりこれから力を注いでもらいたいなと思っております。昔ありました行事等も現在では全然やっていらっしゃらない、このようなことでございます。そのようなことでお願いしたいと思います。  それから、231ページの説明欄のところでございますけども、真ん中辺のところに土木施設補修費3,000万円上げていただいております。これは、すぐやるかというのではございませんけども、そういう形で恐らく上げていただいていると思うんですけれども、大体これは想定としてどのような形で上げていらっしゃるのかなと思いますので、この辺の中身についてお伺いをしておきたいと思います。  それからもう1点、232、233ページのところの甲田物生山線道路改良事業のところで、特定道路ということでJRとの工事関係、そういうご説明だったと思うんですけれども、もう少しちょっと詳しくお願いしたいなと思います。よろしくお願いします。 350 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 351 ◯道路河川課長(山田静男君)   231ページの土木施設補修費でございます。この補修費の執行方法といいますか、補修方法なのでございますけども、自治会と緊急性といいますか、例えば道路の陥没とか側溝の勾配が悪いとかいろんなご要望が結構あるわけでございます。そういう中、彦根市もパトロール要員2人が随時パトロールしているわけでございますけども、直営でやれない部分がございます。危険度、道路でいいますと、道路上危険があると事故等が当然起こるわけでございますので、それらを事前に緊急にやる必要がございますので、業者とやろうと思うと工事請負費になると期間等が非常にかかるということで、すぐやる修繕料という位置づけで考えております。ちなみに、この3,000万円の内訳でございますが、年間約120カ所を予定しております。そういう形で、補修対応ということでお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 352 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 353 ◯道路河川課長(山田静男君)   甲田物生山線ということでございます。この道路につきましては、フジテック前駅がございます。8号線から宮田米原東口線、フジテックの道がございますけども、この間の道路改良を今現在やっております。この委託料でございますけども、これにつきましては新幹線下ガードがございます。それらの工事につきまして本市で入札して執行しようと思うと、安全面を含めましてなかなか工事ができないと。なかなかJR等いろんな安全基準が非常にきつうございまして、それらをJR東海の方に委託して工事をやっていただくということで委託料の計上をしているということでございます。  以上でございます。 354 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 355 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、237ページの説明の欄の上段から3列目、湖東三山インターチェンジ建設促進期成同盟会建設整備事業負担金、負担金となっておりますので、恐らく彦根市としてこれだけのものを負担しようという合意をされたと思うんですけども、もう少し我々彦根市の者がインターチェンジの全体像がわかりにくいと思いますので、わかる範囲内で結構でございますので、どうなってこういう負担金を出さなければならないかというところをご説明いただきたいと思います。 356 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 357 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   湖東三山のインターチェンジのご質問でございますが、秦荘のサービスエリアがございます。そこを利用しまして、乗り降りしますETC専用のインターチェンジというのをスマートインターと言っているんですけど、それの計画をしているものでございまして、現在、構成団体としましては、2市4町、彦根市、東近江市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町が構成団体として取り組んでおるものでございます。この620万円でございますが、平成21年度にはその中で上り線を整備したいということで、その道路整備費について構成団体が負担しようということの620万円という金額でございます。算出根拠につきましては、今言いました2市4町の均等割の分と、あと人口割といいますか、彦根市には既にもう彦根インターがございまして、必要性から言いますと彦根インターの方をほとんど利用されることが多いものですから、彦根市内で利用されるとなりますと稲枝地区の方が多いのではなかろうかということで、稲枝地区の人口に対しまして人口割をしましてその620万円を算出したということで、彦根市の割合が620万円ということでございます。  工事費そのものはもっと大きい数字が出てくるわけなんですけど、その中で、構成市町の負担分としまして、3,519万円が構成市町の負担金となっております。それを、今言いました構成団体で振り分けております。東近江市は彦根市よりもう既に多いですし、愛荘町はやはり地元ということで一番多くなっております。  以上でございます。 358 ◯委員長(北村 收君)   田島委員、できるだけ皆さんにも質問ができるように、また、質問のあいたときにまたほかやっていただいて結構でございます。  ほかの方。  前川委員。 359 ◯委員(前川春夫君)   251ページの都市計画公園で、私の勉強不足か知りませんが、これは新たな公園に対する予算づけでしたか、継続ではないんですか。新しい予算がついたのか。それと、旭森学区で要望しております旭森公園の芹川沿いの通学路、その予算は平成21年度はついているのかちょっとお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 360 ◯委員長(北村 收君)   都市計画課長。 361 ◯都市計画課長(桑野正則君)   251ページの都市計画公園整備事業につきましては、鳥居本公園整備事業の予算案でございます。新たな公園ではございません。継続して整備している鳥居本公園整備事業の予算でございます。 362 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 363 ◯道路河川課長(山田静男君)   前川委員の通学路の関係でございます。西側と北側と両面ございますけども、西側につきましては、いわゆる急傾斜対策事業ということで予算計上しております。この計画につきましては、平成21年度、平成22年度、平成23年度と3カ年計画と。当初2年計画ということで予定しておりましたけれども、県の予算の関係、県の補助金が90%もらえるわけでございますけども、3カ年計画でやっていきたいということで考えています。工法については落石防止ということで、ネットを張る工法でやっていきたいというぐあいに考えています。  北側の川沿いでございますけども、川沿いにつきましては、ちょうど上の方に墓地とかがございます。歩道も現在非常に75センチメートルから1メートル弱ということでございますので、崖崩れ等が非常に危ないということで、これにつきましても一般の道路改良工事でございますけども、ページにいたしますと233ページの工事請負費の中で、旭橋大堀橋線ということで、新規事業ということで計上させていただいています。これにつきましては工事費が法面の保護等非常に高くつくということで、一応3カ年計画ぐらいでやっていきたいということで工事費を計上させていただいていますので、よろしくお願いしたいと思います。 364 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 365 ◯委員(久木正勝君)   それでは、3点についてお尋ねしたいと思います。  まず、1点目は県営かんがい排水事業の件なんですけども、ページは207ページ。この事業については、県・国に対して申請されたということですけども、その進捗状況といいますか、採択状況というのはどのようになっているのかということと、この分担金の事業内容についてと、できたらいつごろ事業を開始される予定をされておられるのか、その3点についてまずお尋ねしたいと思います。 366 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 367 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   久木委員のご質問いただいております県営かんがい排水事業の負担金1,575万円につきましては犬上南部地区の関係でございまして、今現在、犬上南部地区については約65%ぐらいが事業としては完了しているわけでございます。そういった形の中で、来年度の1,575万円の負担金につきましては、滋賀県の土地改良事業の負担金徴収条例に基づきまして市が負担するわけでございますけれども、今県が考えております関係につきましては、今現在、JRの方につきましては既に工事は終わっているわけでございます。それの前後、安食川までの測量設計等は今現在できておりません。それの関係と、そしてまた用地測量、そしてまた一部地主様のご協力いただけるところにつきましては用地買収も進めたいと思っておりまして、今現在、事業費といたしまして6,300万円、国の方に要望しているということを聞いております。その件で国の方につきましては、50%が農林水産省の補助金という形でございますので、残りの地元負担金、県が25%持ちますので地元が25%ということ。この分が彦根市が持たさせていただくという形でございます。そういった形の中で今考えているところでございます。  以上でございます。 368 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 369 ◯委員(久木正勝君)   2点目についてお尋ねします。2点目は213ページ。林道防災事業ということが書かれていて、概要の方には道路舗装等という説明書きもされているんですけども、その事業内容についてご説明いただきたいと思います。 370 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 371 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   林道の防災事業の関係でございますけども、これにつきましては、今現在、我々が今管理しておりますのは、荒神山を中心とした日夏林道、そして荒神山林道線でございまして、また、滝谷武奈がございますし、高根のところにトンネルがございます、あそこの林道の4カ所を今現在管理しているところでございます。今現在、荒神山につきましては非常に舗装の亀裂等ございまして、それも計画的に補修をさせていただくということで上げさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 372 ◯委員長(北村 收君)   久木委員。 373 ◯委員(久木正勝君)   ぜひ実施していただきたいと思います。  3点目なんですけども、説明をしていただいた中でちょっと理解できていないんですが、里山事業について、交付金というか補助金がある中で取り組むと。それも、多分213ページの項目かなと思っているんですが、里山事業の事業内容等もう一度詳しく説明いただきたいと思います。 374 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 375 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   今現在、いろんな団体の方で里山の関係の里山リニューアル事業という形で取り組みをいただいているわけでございますけども、それの活動費につきましては、県より直接活動団体の方に支払いをしていただいているということでございまして、彦根市の予算には計上させていただいておりません。ただ、長寿の森とか、そしてまた県民参加の里山づくりが今ここにページでいくと215ページでございますけれども、そこの事業委託料のところで310万円というところがございまして、県民参加の里山づくりということで、今現在、310万円のうち100万円につきましては、荒神山の今年度整備をいたしております地域の間伐等、そしてまた被害木等の除去対策として市の方で発注させていただきたいと考えているところでございます。  それが今現在の対策でございます。 376 ◯委員長(北村 收君)   小林委員。 377 ◯委員(小林 武君)   213ページでございますけれども、林業振興事業といたしまして、彦根市犬上郡営林組合への負担金が計上されております。地域林業の振興を推進し、また林業関係者と協調して林業の振興を図ろうということで、運営資金不足に至っているこの組合を1市3町で5年間支援するということで計上されていますけれども、果たして5年後のことを考えますと、今までの状況を見ますと決して好転するようには思えないんですけれども、これから5年間続けていって、その後どうなるかということの予測をどのようにされているのかお聞きしたいと思います。 378 ◯委員長(北村 收君)   市長。 379 ◯市長(獅山向洋君)   これについては営林組合の議会でもご説明しているところでございますけれども、とにかく現在、構成している市町で、分賦金という形で支払っていかざるを得ないという状況になってきたわけです。それは、今日まで約10年近くだったと思いますが、いわゆる財政調整基金がございましたので、それを取り崩して組合を運営してきたわけですが、とうとうこの調整基金がすっかり減ってしまいまして、ことしからお願いするということになっているわけです。  今後どうなるかという話でございますが、現状が続く限りといいますか、いうならば、スギ、ヒノキについての材木の値段ですが、これが好転しない限りは、やはりどうしても分賦金という形で構成市町にお願いしていかざるを得ないと考えています。これにつきましては、私自身が営林組合をお引き受けする立場になりまして、すぐにこんな破産しているような組合はさっさと解散したらどうだというご提案をしたわけでございますが、非常に反発をいただきまして、いろいろな理由といいますか、水源涵養とか利水、治水の問題とか、あるいは最近の例の低炭素社会の問題とか、そういう意味でやはり営林組合の事業は維持して、そういう環境保全という観点から構成市町が頑張るべきであるという結論になっているわけでございまして、急激にスギ、ヒノキでも値上がりすれば、これは話が別でございますけれども、現状においては、ただ単に5年たったら何か見通しがあるかと言われれば、率直に言えば見通しはない。やはり相変わらず、分賦金で何らかの形で支えていかざるを得ないんじゃないかと私は考えております。 380 ◯委員長(北村 收君)   小林委員。 381 ◯委員(小林 武君)   非常に寂しいお話でございますけれども、本来、この林業ということでは成り立たないと思います。これからの山は、やはり自然環境や治水、治山、それから、流れている川の琵琶湖の水質汚染、こういった意味での目的が変わってくるのではないかなと思います。林業に携わる方がどれだけおられるのか私はわかりませんけれども、彦根の中では少ないと理解しておりますし、そして今、市長の答弁にありましたようなことで、これから5年間、このようなことが続くことに対しては非常に私は心配をしておりますので、何らかの形で、また今年度、認定を受けました定住自立圏構想の枠組みの中に入れられないかということも考えてもいるんですけども、その考えはどうでしょうか。 382 ◯委員長(北村 收君)   市長。 383 ◯市長(獅山向洋君)   どうも彦根市長としてなのか、管理者としてなのかちょっとよくわからなくなってきたんですが、彦根市長は金を払う立場でございまして、そういう意味では営林組合に対して何とか経営改革をせよと言わなければならないわけでございます。そういう観点から申しますと、わかっている限りの営林組合の努力を申し上げますと、例えば人件費は非常に減らしておりますし、また現在所有しております所有地についても、これをできるだけ早く売り払って、そうして財政調整基金の方に入れたいということも考えております。それと同時に、やはりこの営林組合そのものだけじゃなくて、いうならば、湖東地域も林業に携わるものが全般的に水源涵養とか、あるいは環境保全とか、そういうもので何らかの大きな広域的な考え方で一致協力すべきではないか。その中で、事務事業そのものも、例えば営林組合の事務事業をどっかの組合に合併、併合してもらって、少しでも人件費や事務経費を減らしていくとかいうことを考えていくべきだと思うわけです。甚だ私としては市長と営林組合の管理者との立場が一致してしまいまして、答弁も非常にややこしいなっておりますけれども、そのようなことで、彦根市長としては、また営林組合に対して厳しくやはり経営についていろいろと申し入れはしていきたいと思っております。 384 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田中委員。 385 ◯委員(田中滋康君)   歳入の部分で、さっきちょっと所管を間違って申し上げた11款の交通安全対策特別交付金で、ページ数は34ページ。これは先ほどご説明がございましたように交通反則金が財源になっているわけでございますが、ところが、我々としては、住民要望からもカーブミラーをつけてほしいとか、いろいろな交通安全施設を直してほしいとかつけてほしいとかいうことをよく聞いてお願いにも上がるんですけども、ところが、234ページの土木費の第2項道路橋りょう費の第5目交通安全施設整備費には、この財源としてちょうど今申し上げた特定財源として1,948万5,000円が上げられておって、一般財源から514万1,000円しかないと、それをもって先ほどのご説明やと、カーブミラーやとかバリアフリーとか、こういうものをしていただける。  一方では、交通施設の安全面を改修してくれと言えば言うほど市民が交通反則金を払えという財源構成になっているのが、どのように理解していいのか。その点、理解に苦しむんですが、安全施設整備という意味からすれば、これは一応第11款というのは一つの決められた財源、それを交通安全施設の整備に充てるということになっているんでしょうけど、何とか一般財源をもっと増やして、住民の要求に応えられる財源にしていただけないかどうか、これについてのご見解、何かありましたらお答えいただきたいと。  それから、同じく歳入で、36ページの使用料及び手数料の第1項使用料で、5目商工使用料で、説明の方で、夢京橋あかり館の観覧料が平成21年度は80万円しか計上されておりません。これは、400年祭も済んで、150年祭も済んで、それで一昨年は324万円、平成20年度は126万円だが、そこからしたら、3分の2ぐらいにしか収入の見込みはされていないと。これは、市長もポスト井伊直弼と150年祭もおっしゃっているにしては、別に金額はそう大きい金額やないんですけども、意気込みとしていかがなものかなと。これについてのご見解をお聞かせいただきたいと。  それから、197ページ。第5款労働費の第1項労働諸費で、第1目労働諸費の中の説明文の中で、勤労福祉会館に対しての運営費補助も含めてしているわけでございますが、運営費補助をするならば、その運営をしているメンバーというか、よく県の方でも問題になっているんですが、出ている団体を一定固定しているとか、それはこちらが強制できるものじゃございませんけれども、一応補助金を出すならば、そういった勤労福祉会館の理事といいましょうか、そういう経営メンバーのことも含めてご理解していらっしゃるのかどうか。そして、内実が明らかになればお教えいただきたいと思います。  以上、それだけお願いします。 386 ◯委員長(北村 收君)   財政課長。 387 ◯財政課長(辰巳 清君)   1点目の歳入、交通安全特別交付金の関係でございます。これは歳入歳出一体のものでございますので、私の方からお答えしたいと思います。これにつきましては、田中委員おっしゃいましたように、また冒頭申しましたように、交通反則金が原資でございますので、多いのがいいのかどうかわかりませんけれども、いずれにいたしましてもこれにつきましては、ちょうど平成17年の決算等を見ておりますと、今の平成21年度予算と同じく歳入につきましては1,900万円程度、歳出は2,500万円程度でございましたが、その後、歳出削減ということもございまして、歳出の方が減ってきております。その際に、歳入も減らして800万円程度になったんでございますが、昨今のバリアフリー施設の必要性から、今回また歳出も2,500万円程度に戻しますとともに、歳入につきましても、県の見込みであります交通安全交付金を1,900万円程度と戻したわけでございまして、一般財源をつぎ込むということも今おっしゃっていただきましたけれども、今後のこういった事業の必要性をかんがみながら検討していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
    388 ◯委員長(北村 收君)   商工課長。 389 ◯商工課長(上田博司君)   田中委員お尋ねの、まず、夢京橋あかり館の歳入の面でございます。今回、予算をお願いしておりますのは80万円、平成20年度は126万円を計上させていただいておりました。46万円の減としておりますが、これは、主となります収入はひこにゃんパスポートでございます。平成20年度におきましては平成20年10月1日からひこにゃんパスポートが発行されまして、これによります観覧分が増えておりますので、これを60万円と見ております。また、通常の観覧部分で20万円という予算組みをさせていただきました。額が減ることであかり館の運営がどうかということですが、歳入の方は、指定管理料におけます運営費の方にも充てております関係がございまして、当然歳入は多くなれば維持費とか修繕費の中で見ていくというように処理をしております。  次に、2点目の勤労福祉会館の運営費についてのお尋ねでございます。勤労福祉会館補助金として513万8,000円上げておりますが、これの内容からということでありますか。    (発言する者あり) 390 ◯商工課長(上田博司君)   失礼しました。勤労福祉会館は、労働者の福利厚生また地位の向上を図るという目的でもって運営されているものでございまして、建物は財団法人勤労福祉会館のものでございます。また、もともとは昭和43年ごろから彦根市労働会館としての性格を帯びたものであり、昭和49年の改築を機に、労働者福祉団体の方での運営ということになっております。公共性も持ち合わせたものでありますので、運営委員会を組織しまして、理事に市の職員の方も参画もしておりますし、労働者団体から理事、評議員等を選出し、運営されているものでございます。 391 ◯委員長(北村 收君)   田中委員。 392 ◯委員(田中滋康君)   今の勤福の運営委員会を構成して、そして市および労働者団体から出ていただいている、その労働者団体から出ていただいているのは、公正・公平に各種の労働団体から出ておられるかどうか、そこをお聞きしたいのが1点と。  一緒ですので次にいきますが、先ほどちょっとご質問がありました221ページの工場等設置奨励条例の件についてちょっと私の見解を述べたいんですけども、奨励金を出すのは、当該条例、そのよいか悪いかはそれぞれのご判断は別にして、一応それは彦根市として出すという条例がございますので、ところが、その条例の趣旨におきましても、その奨励金を出すのは、本市内での工場等の進出、増設、移設を奨励し、ここまではいいんですわ。それに対して当然出していらっしゃるんやし、あるいは雇用を増やすということで。  ところがその次に、本市産業の振興と雇用機会の増大を図るため、奨励金を交付するものと、こうなっておりまして、限度額が1億円でございますけども、この条例の趣旨が本市産業の振興と雇用機会の増大を図るために、皆さんの税金を出すんですよということで条例ができていることからすれば、もちろん、本会議における市長のご答弁、例えばフジテックの場合、工場増設によって、一部では400億円と言われるけど、700億円か800億円と言われました。それぐらいのとにかく投資をして、彦根市に中心を持ってきているんだと、そこを見なさいというご返答やったと思うんですが、そういう見方もございますけど、しかし、現実に市民の税金を使ってそういう奨励金を出したならば、その条例の趣旨さえも否定されるような実態も、もちろん経済状態の激変があったといたしましても、そういう事態を招いたら、一応これ、決まったら3カ年の奨励金をお出しするんですけども、とりわけ言いたいのは、雇用機会を奪ったとすれば、それが確認できたとすれば、やはり本来、条例の趣旨でお出しするところと違うんだと、一旦留保するとか、そういうことを含めて考えていくべきではないかということを私は思うんですが、これについてのご見解。  そして、258ページの改良住宅ですね。改良住宅は11戸ですよね。そこの水洗化をして、バリアフリー化に取り組むと言われたんですが、11戸、現実に全部住んでいらっしゃるかどうかは、私がこの外部から見に行った限りにおいては、1軒は草の生えぐあいから余り使っていないんじゃないかなと。1軒は不思議なことに、電気は回っているんやけど、ポストやらはふたをしていると。こういう状態で、中まできっちりと確認しにいったんじゃございませんので、外部から見た感じだけでございますけども、本当に全部11戸がそれぞれの各戸が個別に使っていらっしゃるのか、お隣が一緒に使っているのか、そういうことはないのか、それも含めていかがでしょうか。 393 ◯委員長(北村 收君)   商工課長。 394 ◯商工課長(上田博司君)   田中委員お尋ねのうち、今ほどの勤労福祉会館の運営が公正・公平であるかということでございますが、財団法人勤労福祉会館には、寄附行為、いわゆる定款に見合うものがございます。この中での事業目的は、労働者の福祉の増進を図り、労働者の経済的、文化的、社会的地位の向上を積極的に増進するために取り組むという趣旨のものになっております。これを構成されています団体は、彦根地域労働者福祉協議会、また連合滋賀の彦根地区における事業所の代表の方からなっております。また、彦根市の方も彦根市職員組合の方からも委員として参画をしているところであり、公共性にかんがみて、公正・公平な運営に努められていると解しております。 395 ◯委員長(北村 收君)   市長。 396 ◯市長(獅山向洋君)   私からは工場等設置奨励事業についてのご質問にお答えしたいと思います。田中委員のおっしゃることも、現状から考えればそういう考えもあるなと私も思いますけれども、ただ、企業というものは、やはりその地域地域の条例などを十分調べた上で、どこに投資するのが一番よいかというような第一の判断があって、その上でこの彦根市に多くの企業が進出され、また増設しておられるわけでございます。ですから、経済状態が急激に変わったからといって、急にまたこの条例を変えるということはまことに信頼関係を崩すことになりますし、当然のことですが、さかのぼって適用しようということを考え始めましたら、これはむしろ市としての品格の問題ではないかなと私は思っております。  ですから、これからひとつ、こういうように条例を変えようじゃないのとご提案をなさるのは別に結構だと思いますけれども、私どもとしては、現状においてあえてそこまで条例を変える必要はないんじゃないかと考えております。 397 ◯委員長(北村 收君)   住宅管理室長。 398 ◯住宅管理室長(西堀与一君)   ただいまの改良住宅の改修工事についてでございますけども、予定地11戸ということでございますけども、それについてはすべて入居されている方を対象にしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 399 ◯委員長(北村 收君)   田中委員。 400 ◯委員(田中滋康君)   商工課長に私が言いたいのは、勤労福祉会館の成り立ちとか目的とか、そこは何も問題を言ってないんですが、市の職員組合やら、あるいは連合やらそうおっしゃいましたが、県の方でも問題になっているのは、いわゆる数から言ったら5対1とかそういう比率で組合関係で力関係があるけども、そういうところから出ていないじゃないかと、組合の代表が。そして、その結果として選ばれるか選ばれないかは別にして、その運営委員会を構成するところへは、やはり数から言うたら、構成団員から言ったら、数は少なくてもしっかりと例えば彦根労連とかいって、構成しているところからも運営委員に入れるべきではないかと。入っておられたらよろしいんですけど、今のご説明でもないと。そこを問題にいかがですかということを言っているわけでございます。 401 ◯委員長(北村 收君)   産業部長。 402 ◯産業部長(竹内 彰君)   私の方からお答えをさせていただきます。今、商工課長が申しましたように、労働組合の方々を基本としまして、そこへ市の職員も、湖東地域振興局の方も参画をしまして、運営に努めているところでございます。公平・公正な運営は当然あるべきだと思います。じゃ、だれに対してあるべきかといったら、やはり利用者に対して、市民に対してあるべきだろうと思っております。私たちは運営に、私も理事として関与しているわけでございますけれども、別に差別的な取り扱いとかおかしな取り扱いとかそういうことは一切ございませんので、私は公正に運営されていると考えているところでございます。 403 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田島委員。 404 ◯委員(田島茂洋君)   それでは、今ほど住宅のことでちょっと議論があったんですけれども、私からも少しお考えをお伺いしたいと思います。実は、歳入のところの市債のところで、69ページのところでございますけれども、住宅債の説明のときに、公営住宅建設事業債、建て替えということで市債を発行するというご説明でございます。それで、歳出の方に行きますと、258ページ、259ページのところには、今ほどご説明がありましたように、実際の事業の執行するということで、計上といたしましては3,053万8,000円計上されて執行されるということになっておりますという説明でございました。その辺の関連、連携ですね。どういうように市債とのかかわりがあるのかなと。これはほかの方にあるのかもわかりませんけども、その辺のご説明をお願いしたいのと、もう一つ、これに関連しまして、建て替えというお言葉が出ましたのでちょっとお伺いしたいんですけども、以前からこの彦根市の市営住宅につきましては、いわゆるマスタープラン、この住宅の建て替えがマスタープランというものに準じて年次的に建て替えをしていくということがあったんですけども、現在はそういったことにつきましては執行しないといいますか、もうマスタープランはなくなったんだという考え方でいいのかどうか、それをちょっとお伺いしたいと思います。  それから、もう1点お伺いしたいのは、244ページ、245ページから始まります都市計画道路の整備事業費の件でございます。それぞれ、これは4路線あるということの説明の中で総額3億4,560万円という計上をいただいておりますが、彦根駅大藪線、それから立花船町線、ならびに長曽根銀座河原線と京町安清1号線、それぞれ進捗をいただいておりますが、これの完成年度は依然として変わらないのか。以前に、平成25年でしたか、完成するという話もございますし、その後、現在に至りましてどのようなことになっているかというのをお伺いしたいと思います。長曽根銀座河原線につきましては、たしか今年度中というご答弁をいただいておったんですけれども、今年度中にできるのかどうかということもあわせてお伺いしたいと思います。  以上です。よろしくお願いいたします。    (「委員長、延会宣言しなくても有効なの」と呼ぶ者あり) 405 ◯委員長(北村 收君)   今の件ですか。  暫時休憩はしますけど、今の質問がそのまま続いていますので。    (「5時過ぎて、延会宣言も何もないでよいのか」と呼ぶ者あり)    (「いつもやったら暫時休憩するやないの」と呼ぶ者あり) 406 ◯委員長(北村 收君)   15分まではこのまま続けますので。答弁の方、お願いします。  財政課長。 407 ◯財政課長(辰巳 清君)   田島委員の1点目のご質問で、歳入の方は起債では公営住宅建て替えということを確かに申し上げましたし、歳出の方の説明では、内容的には修繕ということでございました。私の方の説明では、起債の方のメニューの中で、建て替え事業というメニューを活用して起債を張るということの説明でございますので、内容的には住宅の方で説明いたしました内容でございますので、ご理解賜りたいと思います。 408 ◯委員長(北村 收君)   住宅管理室長。 409 ◯住宅管理室長(西堀与一君)   市債でございますけども、1,980万円につきましては後ほど歳出の方に出てきます、公営住宅のストック総合計画に基づく改修、先ほど建て替えということで事業としては建て替えとなっておりますけども、改修の6戸分と、そして先ほどちょっと出ております改良住宅の下水道に伴います費用の分が起債で1,980万円と。それと、国庫補助金といたしまして、ページ45ページの地域住宅交付金、これが1,006万7,000円となっておりますけども、これとあと残りについては、市単ということで歳入をしております。  そして、事業でございますけども、259ページの工事費2,250万円につきましては、先ほどから言っております大分老朽化しておりますので、それを修繕に充てる部分でございます。それにつきまして、水道のメーターの取り替え、あるいはまた団地等で雨漏りがするということもありますので、そういう修理に2,250万円を予算計上させていただいております。  続きまして、950万円といいますのは、これは先ほど言っています11戸分の改良の下水道接続に伴います工事でございます。  そしてあと、2,750万円につきましては、ストック計画等に伴います工事費でございまして、これにつきましては、平成19年度から始めております、平成19年、平成20年、平成21年度歳出の広野の第一団地、平成21年度は最終の4戸ということで、一部計画的に遅れておりますけども、それに伴います工事でございます。  以上です。 410 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 411 ◯道路河川課長(山田静男君)   都市計画道路の完成時期というご質問でございます。まず初めに彦根駅大藪線でございます。これにつきましては、現在、進捗が46%でございまして、平成32年ぐらいということで今現在考えております。  次に長曽根銀座河原線、これは平成20年度で店舗につきまして補償が終わりまして、今現在、補償物件の取り壊しが終わりまして、仮設ということで、砕石を敷いておりますけども、この舗装の歩道の工事をやって、平成21年度には完成ということでございます。  続きまして、立花船町線でございます。これにつきましても、進捗率が約50%ということで、完成年度は平成31年度を予定しております。  次に、京町安清1号線、いわゆる今の取りつけのつけ替え道路でございますけども、これについては平成21年度、単年度で完成ということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 412 ◯委員長(北村 收君)   暫時休憩します。                                午後5時16分休憩                                午後5時28分再開 413 ◯委員長(北村 收君)   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  赤井委員におかれましては所用がございまして早退されましたので報告します。  田島委員の質問に対しての答弁が残っておりますので、お願いします。  都市建設部副参事。 414 ◯都市建設部副参事(西川 博君)   田島委員の住宅ストックの住宅マスタープランにつきまして、今現在、その計画が生きているのかどうかという部分でございますけれども、彦根市住宅マスタープランが平成10年3月に作成をされまして、その後、平成13年3月にそれに基づきますところの彦根市公営住宅ストック総合活用計画というものを作成いたしております。また、その計画につきましては、平成18年11月に見直しを行いまして、今現在、その見直しをした総合活用計画に基づきまして、住宅の改善業務等々を進めておるわけでございますけれども、最近の財政状況、非常に彦根市の財政が緊迫しておるということから、この計画どおりになかなか進まないというのが現状でございます。今後も、状況がどのように変わっていくかわかりませんけれども、住宅の改善等々につきましてはできるだけ計画に基づいて進みますように努力はしたいと思っておりますので、その点よろしくご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 415 ◯委員長(北村 收君)   先ほどの田中委員の質問に対して商工課長から答弁の訂正がありますので、許します。  商工課長。 416 ◯商工課長(上田博司君)   先ほど田中委員の方から勤労福祉会館の運営に係るご質問がございました。その中で私の答弁に一部誤りがありましたので、訂正しておわびします。勤労福祉会館の運営を行っている団体として彦根地区労働者福祉協議会と連合滋賀彦根地域と申し上げましたが、連合滋賀彦根地域は間違いですので、改めて、彦根地区労働者福祉協議会を構成する団体から出ておられます評議員なり理事により運営されていると訂正させていただきます。失礼しました。 417 ◯委員長(北村 收君)   ほかに。  田島委員。 418 ◯委員(田島茂洋君)   それでは、ご答弁をいただきましたので、どうもありがとうございました。そのことにつきまして少し所見をお伺いしたいと思います。  道路というのはやはり非常に生活に直結する、また、今申し上げましたところは彦根市の幹線道路でございます。当初の約束というものもやはり彦根市として約束をされているということから始まったものだと思います。一番初めに聞いておりましたのは、平成18年に立花船町線、あるいはまた彦根駅大藪線につきましては完成する、こういうことから始まったと思うんですね。それが、何年か前に10年の延長をするということで、たしか平成25年には完成するというお話でしたんですけれども、それが今聞きますと平成31年と。それは財政状況とかいろいろございますけれども、しかし、その間の努力といったことは一体どうなったんかなということをやはり我々地域の議員といたしますと非常に危惧するところでもございますし、こういったことが非常に問題であるなと思います。  したがいまして、そういう目標を立てられるということにつきましては、これはいろいろ理由があるとは思いますけれども、しかし、これは本当に平成31年までいかないとできないのかどうかと。この辺につきましては、責任ある立場の市長の所見もお伺いしたいなと思います。やはりこれは約束事でございますので、事情が変わるのはよく理解はしてもらえると思いますけれども、余りにも長過ぎるということになりますので、その辺のところもひとつお伺いをしたいなと思いますし、例えば、長曽根銀座河原線の件につきましても、400年祭には間に合わそうという意気込みでやってもらったのがもう終わりまして、それもことし中にできるかなと思っておりましたら、なるほど大きなものは一応解体も終わられまして、いよいよできていくなというところまできました。そういったことを十分に勘案いただいて、平成21年に完成すればいいと、そういうものじゃなしに、やはりできるだけ早くにするとか、そういう明るい見通しを言ってもらわないと、我々としましては非常に地元の方に対しましても、また市民の方に対しましても申しわけないなという気がいたしますので、その辺のご所見をお伺いしたいと思います。  それから、住宅のマスタープランにつきましても、そういう名称を変えられてやっておられるということは余り本会議でも出てこなかったので我々は知らなかったんですけれども、ですから、財政状況と片づけられますと確かにそうかもわかりませんけれども、ここの住宅は次に建て替えるという約束をしておったんですね、あの当時は。ですから、そういうことも含めまして、やはりこれからはそういうことに対します予算の組み方というものもお願いしたいなと思いますので、このことにつきましては、ご答弁は結構ですけれども、一応そういうことでお願いしたいと思います。 419 ◯委員長(北村 收君)   市長。 420 ◯市長(獅山向洋君)   別に言い逃れするわけじゃございませんけれども、約束とおっしゃると、これはちょっとどうかなと思うんですよ。我々としては見通しとか方針を立ててやっているわけでございまして、しかし、現実にどこかで道路敷地となるべきところがなかなか買収ができないということになれば当然遅れるわけでございますし、今回、例の旧マルビシですね、あれでも大変なお金がかかるということで、我々としても非常に悩み、苦労しておったわけでございますが、ああいう形で突然解決したということでございまして、ですから、我々が怠けているとおっしゃるなら甘んじてそれは受けなきゃいけませんが、やはりみんな一生懸命になって、努力していて何かのきっかけでふっと前へ進むというのが道路とか、そういうものの現状でございまして、その辺ひとつお願いしたい。ですから、今後、答弁するときでも、約束という言葉は恐らくもう使わないだろうと思います。ただ、こういう見通しであるとか、こういう目標でやっていきたいということだけはやはり申し上げて、またその目標を達成するように一生懸命努力はしていきたいと思っております。  それともう1点は、お金の問題が絶えず絡んできておりまして、これが市全体の予算の中でどんなようにそれを折り込んでいくかということもなかなか苦労しております。しかし、現実はやはりできそうだとか、あるいは買収がほぼ間違いないというところからやっているということも実情でございますので、その辺もご理解いただきたいと思います。 421 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 422 ◯委員(田島茂洋君)   ご答弁をいただきまして少し市長の考え方がわかりましたけれども、約束という言葉を私、使わせてもらいましたのは、一番初めに地元の説明のときにそういう約束をされたということでございますので、その後10年かかるというように、延長していくということにつきましては、目標とかそういうことだと思いますけども。しかし、平成31年だと10年ですね。10年という一応目標を立てられたということでございますので、それ以上延びないようにひとつ努力をいただきたいと思います。この辺につきましてはまた後日いろいろと地元の方にも話をさせてもらいたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと。  以上でございます。 423 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  有馬委員。 424 ◯委員(有馬裕次君)   239ページでございますが、3項の河川費でございますが、平成21年度の主要事業で、生活環境の保全を図るため河川等の維持補修を行うということでございまして、4,423万9,000円ということで計上されておりまして、ただ、気になるのは、これは減額されておりまして、200万円ちょっと減額をされておりますけども、今年度よりも減額されているということは、河川整備に対しての力がちょっと抜けたんかなと、こんな感じがするんですね。都市型水害ということが言われまして、野瀬川流域であるとか、それから市内の集中豪雨のところなんかはたびたび、河川は確かに県の管轄でありますけども、市内であるとかいうところは市の管理にあるわけですから、この減額するということがちょっと私にはよくわからないわけなんですね。建設補修費が1,050万円ですか。これ、200万円落ちておりまして、工事請負費も300万円落ちているということなんですけども、これ、どうして工事請負費等も減額されたのか。これがよくわかりません。ただ、河川改良費の庄堺川改修がどれだけ寄与するのかわかりませんが、これは単独事業でございますので、1,800万円も。これも私には全体の河川の安全性から考えたら、もう少し統一した河川整備よりも水害対策が要るんじゃないかなと思っております。  次にまいりまして、257ページなんですが、先ほど田島委員もおっしゃいましたけども、5項の住宅費なのでございますけども、これは職員が1名今年度より増えているということでございまして、これは1,000万円近く職員給与が上がっているわけなんですね。あとは住宅改良費も大体1,000万円、先ほどの工事請負費で11戸分であるとか、それから雨漏りの225万円、こういうのも含めましても、この人件費がどうして1,000万円上げて1人増えたのか。これがよくわからないんですけども。それと、ここの中に貯水槽保守点検委託費が31万5,000円、これはプラスマイナスゼロ、昨年と一緒なんですが、また上水道貯水槽清掃業務委託料も19万3,000円で、昨年とほぼ同じ。こういうようにちょっと上の水質調査等委託料が24万円と。水質というところで同じように経費が計上されているんですけども、私も一度本会議の中で、市営住宅の貯水槽というのはどうして貯水槽なのかと。本当に古くなっているので、貯水槽を設けないとポンプアップできませんとおっしゃっていましたね。管を替えるのに相当の費用がかかるとおっしゃっていたんですけども、先日の本会議の中で、今、上水道の過年度分留保金等もあると聞いておりますけども、どうしてこういう市営住宅の古い管を替えないで、そのままにしてこういうようにして貯水槽の保守点検委託費とか毎年払っているのか、これがよくわからないんです。古くなったというのは、大東団地ですか、駅前の。こういうのも古くなっていると思うんですけども、こういうところも点検し直さないとだめだし、毎年毎年見直しを図っているのか図っていないのか、よくわからないような同じような数字を並べていって、少しも改良されていないというのはいかがなものかなと思います。  それと、もう1点、すみません。223ページ、商工費なんですが。前に戻りまして申しわけございません。観光推進事業の中で、下から10行目ぐらいにあるんですけども、委託料の中で駅前観光案内所委託料と書いてあります。920万8,000円あるんですが、この駅前の観光案内所の売上金、微々たるものですね、これは。本当にこんな売り上げで、なぜここにいるのかなと。委託しているのかなと思うぐらいのときと、これは観光協会でやったらいい事業じゃないかと。委託費ですからそうなんでしょうけども、一緒の事業会計にしたらいいんじゃないかなと思うんですけども、これはどうして920万8,000円をここに上げているのかということが私はよくわからないんですけども。観光協会の方もおっしゃっているんですけども、観光案内所の位置づけというのを今もう1回考え直していただいた方がいいんじゃないかなと思います。  というのは、夢京橋あかり館のところにもあってもいいんでしょうし、また今ある観光協会の位置自身もそうなんですけども、全体の観光というところをもう一度組み直して、観光協会に委託している観光バス専用駐車場がほとんどあいていると。1時間半の観光ルートになっているのも仕方がないんですけども、いつも観光協会の前にあるバスは二、三台しかないと、平日はですね。週末になったら五、六台はあるんでしょうけども、夢京橋の方は行っていないということもありまして、それから、二の丸の先日の本会議でもありましたけども、障害者とか老人の優先駐車場にしたらどうかとか、それから、裁判所の前の見通しの悪い駐車場、25台しか入らない駐車場も、あそこは小さなポケット公園にしたらいいんじゃないかとかいろいろあります。こういうところも一度考えていただきまして、もう1回練り直していただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。  以上3点、よろしくお願いします。 425 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 426 ◯道路河川課長(山田静男君)   239ページの河川費のご質問でございます。予算が河川維持につきましては205万7,000円が減っているということでございますけども、あと河川改良費ということで、河川費につきましては河川維持費と河川改良費の位置づけでございますけども、まず初めに河川維持費につきましては、今現在、川が市内各地で普通河川ございます。そういう中の護岸とか床打ちとか、こういうものの経費という位置づけがされています。これにつきましては各市内の自治会から毎年数多くのご要望をいただいておるわけでございますけども、そういう中、河川維持費で運用しているということでございます。その内訳でございますけども、土木施設補修費が200万円ほど、今年度より減っておりますけども、これは何で減ったかということでございます。この補修費はすぐやる経費と、先ほどのご質問でいわゆる道路維持費につきましても、すぐやる経費ということで、河川版でございます。それにつきましても、すぐやる経費という位置づけをしておりますけども、その中で下の欄の清掃委託料という形があるんですけども、これにつきましては、各川の清掃費、自治会等がやる場合に重機を貸し出しするとか、いろいろ自治会ができない部分の問題がございます。あと、横断暗渠とか暗渠の部分の川とかございます。それらの清掃委託料ということでございます。従来、この清掃委託料は今年度は少なかったということなんですけども、822万円でございます。それらの補修費で従来、平成19年度までは、補修費の中で清掃委託料を発注したという状況でございます。そういうことから、清掃委託料と修繕料というのは発注意味が違いまして、適正な執行をするためには委託料にする必要があるということで、平成21年度から土木施設補修費から清掃委託料にその分を振り分けたということでございます。いわゆる草刈等の委託料はその分増えております、今年度より。こういうことでご理解いただきたいと思います。  あと、工事請負費でございますけども、地域のご要望等がございまして、いろいろ平成21年度の当初の積算する際には、平成20年度にご要望いただいた箇所がございます。その中で、現年度できない分を予算計上させていただいたということで減額になったということでご理解いただきたいと思います。  次に、河川新設改良費でございます。これにつきましては、最近ゲリラ豪雨が多発しているという中で、河川の役割は非常に大きいんじゃないかというご質問でございます。当然1級河川は県がやるべきでございますけども、我々彦根市がやるのは普通河川という中で、内水氾濫という位置づけがあろうかと思うわけでございます。そういうことから、庄堺につきましては、今年度、河川改良費は全然上げておりませんでした。浸水対策につきましては、今現在、下水道事業、特別会計でございますけども、それらの下水道の浸水対策事業ということで、現在の高宮新川と猿ヶ瀬、いわゆる8号線から駅まで抜く水路がございますけども、都市河川でございます。それらを今現在、浸水対策をやっていると。そういう中で、平成21年度から開出今付近、いわゆる庄堺公園とこの付近がございますけども、ちょっとした雨でも非常につくという状況の中、平成21年度から河川改良工事を上げて重点的にやっていきたいということでございます。  以上が、河川費につきましては維持費と河川改良費という2段構えでございますけども、トータル的には浸水対策ということで、プラスになっているということでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 427 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 428 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   失礼します。今ご質問いただいた観光案内所の位置づけと駐車場に関するご質問でございますが、ご案内のとおり、観光案内所の予算につきましては主に観光案内所の職員の人件費でございます。先ほど物販のことにご質問いただいたわけでございますが、今現在、協会からお聞きしておるところによりますと、4月オープンに向けて物販が促進できるような形で一部改装を行いたいということをお聞きしております。それで、その中でいろいろと今以上の土産物ですけども、土産物を陳列して、そこでお客様にお土産を買ってもらうということの内外に対する一部改装をするということでご相談をいただいておりますので、今後そういった促進が図れるんじゃないかなと考えております。  それと、駐車場に関してでございますけども、少ない駐車場の中でお客様をお迎えして案内しているということでございますけども、いろは松駐車場については、繁忙期を除いてすいている部分が確かにございます。そういった中において、いろは松で降りたお客様が京橋のキャッスルロードへ行くというお客様も最近目立って増えてきておりますことから、いろは松で降りられたお客様に対して、城内を回遊していただいて、東高校の前を通ってキャッスルロードの方へ行ってもらうということで、その間にバスがいろは松から京橋口へ回送して、京橋口で帰りお乗りいただいてお帰りいただくという形で臨機応変な対応をしておるところでございますけども、今後そういった駐車場については、指定管理という関係もございまして、どういう形でお客様をおもてなしの心でお迎えができるのかということを今後検討していきたいと思います。  以上でございます。 429 ◯委員長(北村 收君)   都市建設部副参事。 430 ◯都市建設部副参事(西川 博君)   先ほどのご質問の中で、職員の1人増に伴いますところの経費約1,000万円の増という部分でございますが、平成20年度におきまして、実際現場には8人の職員がおったわけでございます。といいますのは、私が住宅管理という立場で住宅管理室の方に、都市建設部の方に配属されておりました。昨年は7名でございましたが、実際現場には8人おりますので、その8名分が住宅の管理費の方に割り当てられたと考えております。  それから、貯水槽等の関係でございます。これにつきましては、各住宅には中層の住宅でございますけれども、各戸に配水する加圧のために、高架水槽が住宅の屋上に設けられております。そこへ一旦くみ上げるわけでございますけれども、くみ上げのために、一つの貯水槽が必要になるということでございまして、そこからポンプアップをしとるわけでございますが、当時から加圧をしなければ、各戸に十分な水が届かないということから、設置をされているものでございます。最近、3階建てぐらいの住宅でございますと、直圧で給水ができるということも聞いておるわけでございますけれども、敷地内への配管等の太さ等々の関係もございまして、内部では、今現在どうかということも協議はしておるわけでございますけれども、直接水道部等との検討等も必要でございます。もとからの配水管を替えてこなければならないということ等も考えられますので、そういった場合には計画的に進めなければならないということもあるわけでございますが、とりあえず今の時点では、直接の送水ということについては今のところしていないわけでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  以上でございます。 431 ◯委員長(北村 收君)   有馬委員。 432 ◯委員(有馬裕次君)   どうもありがとうございました。まず、河川整備なんですけども、ゲリラ豪雨というところは本当に予想できないというところでございまして、対応の遅れというのが大きな被害になるということも一つ念頭に置いていただきまして、十分な対応をとっていただきたいとは思っております。  それと、観光協会に委託しております駅前の観光案内所なんですけども、もう少し、力を入れるのか入れないのか。中途半端になっておりまして、ロッカーがあるのかないのか。あのあたりも本当に観光客が困っているんですよ。何の案内もない。入りにくい。本当にポスターが入り口のところにいっぱい張ってある。中が見えない。おもてなしの心と言いますけど、本当にお客さんが彦根の駅前に降りてきて、観光案内所があるな、ここへ行って聞こうと、そんな気、さらさらないんです。わかりにくいんです、ほんで。申しわけないですけども、あのあたり、本当にきちっと、どうせ委託管理しているのであれば、そのあたりの指導もして、お土産を売るのは二の次で結構ですので、本当におもてなしの心を売る、案内を売るということにしないと、その辺十分配慮していただきたいと思っております。  それと、貯水槽と上水道、貯水槽の関係ですね。屋上にあるのと、上からポンプアップすると。ただ、そういう電気の使用料が住宅の居住者にかかっていると。これが問題やということも言いましたけども、福祉住宅という概念もありますので、市営住宅というのは。そういう方には負担をかけないように、やはり早期の配管、高圧の配管を工事していただいて、住民の皆さんに負担をかけないように、そういう施策をしていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。 433 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  成宮委員。 434 ◯委員(成宮祐二君)   二、三あるんですが、一つは考え方を教えてください。さっきも道路河川課長の方から道路維持の問題でいろいろと説明をいただいておりましたが、道路河川ということで、道路をあわせて管理していただいております。一方、農林水産課の方でいわゆる農道の問題がありまして、現場で見ますと、土地改良で今つくったたくさんの道路が、もちろん管理の目的は農業用の道路なんですけれども、今日的には舗装がされないといけないということもあって、どことも地元のそういう組織で結構な金を出してやってもらっていると。河川もそうでありまして、だんだん川の側面が崩れてきたりしまして、そういう点が今日的には混在している、私の住んでいるところでも混在していると。その辺の管理が、早い話、いつの時点でか、要するに道路管理の方で引き取ってもらえんかと。そういうことなんですよ。どなたか忘れましたし、特に川の問題でなかなか大変な話をしていたんですが、これからの維持もそういう地元でするのは大変ということもありまして、これは理屈としては道路河川でもったらいいなという話は職員としゃべっていると、そういう話だったんですけど、その辺の考えを、今やってくれという話でなしに、ぜひ聞かせてほしいのが1点です。  それから、さっき田島委員の方からも話がありましたが、水泳場の問題で、これは改革プランの中に管理でしょうけれども、統合するという話が載っています。改革プランの方に、4ページ。そういう点でさっき田島委員の質問に対して答えられたのは、それはそれでわかるんだけれども、今日までには、松原水泳場の方が管理をする団体も見当たらないという現状でありますけれども、そういう把握をしていただいている中で水泳場の管理を統合するというのはどうなんかなという気がしますので、その辺の、これからの話でしょうけれども、見解を聞かせてほしい。  それからもう一つ、そういう似た話ですが、これも質問で出ていましたけども、放置自転車の対策、これもさっきは内容を聞いておられたんですが、これも統合して、いろんな資料の説明では南彦根駅のあそこも駐車場にするということも説明を聞いていますが、それから内容も、今日あそこへ仕事に行っている人の話も聞いていますと、あの程度の件数ですから、行っても一日に何もない日もあると。そうですよね。その辺が、もちろん放置自転車も本人の責任ばっかりじゃないのは今日まで私らも言っておりますけれども、これはもっと宣伝もして、取りに来てもらうものは来てもらわないともったいないしという発想もあるんですが、その辺で、今の状況を統合してどういう管理体制に移していかれるのか。管理者というのか、引き渡す人も人数は変わらないとしても結構暇な時間があるようですので、ゼロにするわけにはいかないと思いますが、その辺での見解をまずお尋ねしておきたいと思います。
    435 ◯委員長(北村 收君)   観光振興課長。 436 ◯観光振興課長(宮田 茂君)   失礼します。今、水泳場のことについてご質問いただきました。統合ということなんですが、実は事業名の中で、平成20年度までは、松原水泳場管理事業というのと新海浜水泳場管理事業というそれぞれの事業で分けておりました。それを一本化して水泳場管理事業費ということにさせてもらったわけで、運営につきましては、従来どおり、松原水泳場については彦根市、新海浜水泳場につきましては地元の皆様にお願いするというようにやらせてもらうということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 437 ◯委員長(北村 收君)   建設管理課長。 438 ◯建設管理課長(成宮 誠君)   今ほどのご質問の農道に関しての件でございますけれども、基本的に農道といいますと、一般的には土地改良事業の中でつくられて、その中で整備をしてこられたという経緯がございます。所有権、その辺が多分、土地改良区という所有権になっていると思うんです。その辺の所有権の問題もございますので、上の整備ができたから即市道に認定しますよとはなかなか言いにくいところがあるんです。その辺のところの整理がきちんとできるもので、また一定の整理がされてあるのであれば、市道としての認定して、市で管理するということは可能かと理解しております。  以上です。 439 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 440 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   放置自転車の対策でございますが、予算的には基本的に前年度と同じでございまして、内容的にそう多く変わるものではございませんが、今年度につきまして執行残が生じておりますので、彦根駅を一斉に3月いっぱい別の委託を増やしまして一斉に警備員を配置しますのと、撤去も今まで1カ月に1回でしたんですけど、1週間に一遍やっていきたいということで、試験的にやらせていただいております。その結果、また保管場の方も増えてきていますし、あと、南彦根駅、河瀬駅につきましては撤去台数が実績として上がってこないわけでございますが、特に南彦根駅につきましては、ビバシティがございますし、周辺でかなり放置されているという話も聞いておりますので、その分が放置自転車対策をとるとなりますと、自転車の預け場所がないというご指摘もありますので、今回、4月からでございますが、南彦根駅の今まで保管場でありましたところを自転車の預かり所ということで変えさせていただきまして、保管所が今まで燦ぱれすと南彦根駅にありましたのを燦ぱれすに一つにまとめさせていただいて、そして、今まで水曜日と日曜日に返還の手続はやっていたわけでございますが、撤去しまして、すぐに返してもらえないという不満の意見もありましたので、その分を一つにまとめまして週に4日返させてもらうということで、予算的にはほぼ一緒なんですけど、いろいろと考えさせていただいておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 441 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 442 ◯委員(成宮祐二君)   基本的に答弁いただきましたのはわかりましたので、それはそれでまた対応しもって、具体的には相談もさせてもらいます。  次、もう2点だけ絞ってお願いします。一つは、これも統合の話ばっかりで悪いんやけども、住宅リフォームの問題です。それぞれ努力いただいて、新たな制度も、新年度も予算化してもらったという点では我々もありがたいなと思っているんですが、内容的に見ますと、例えば緊急経済対策のリフォームについては、本会議でも言いましたのであえて言いませんけども、さらにレベルアップ、内容を増やさないと足りないのと違うかという心配をしていますのに、それはまた今後というお話でありました。やはりあれだけたくさん要望があるということでは、現状も含めて皆さんの願いが多いんだなと思うんですが、一方、それに関連いたしまして、耐震住宅リフォームの制度、一昨年つくっていただきましたし、それから、それに関係する制度もつくってもらったんですが、こっちの方は今日的にも件数がやはりそんなに増えていないと。去年も言ったと思うんですけどね。  これはやはり現状も踏まえてということですし、その前にこれの場合には、審査をする、検査を受けるという点での現状もあるかと思いますので、その辺をぜひ見て説明もお願いしたいんですが、特に耐震という関係では我々もやかましく言いまして、制度をつくっていただいて、件数が少ないのは惜しいなという気が一方ではするんです。去年も言ったけど、今日的にも件数が上がらへんのかどうか。その辺をぜひ聞かせていただきたいし、住宅リフォームと耐震とはいろいろ事情が違って、すぐ一緒になる制度ではありませんけれども、そういう制度がいろんな観点からあるんだということをもっと我々も宣伝しないといけないかもわからないけど、当局の方でもやっていただいて、せっかくの制度は、事が起こる前に対応してもらえるようにしてほしいなという気がしますので、その辺あわせて関連としてお尋ねをしたいと思います。見解をお願いします。  もう1点は、非常に小さな話ですが、239ページに稲枝駅の改築整備促進期成同盟会への補助金が12万5,000円見てあります。これ、出すなという意味じゃないんですが、内容を教えてください。  以上です。 443 ◯委員長(北村 收君)   商工課長。 444 ◯商工課長(上田博司君)   失礼します。成宮委員ご質問の前段になりますけども、住宅リフォームの増額の件につきましては、本会議で田中委員のご質問にもお答えしておりますように、平成21年度の申し込み状況によりましては増額補正も検討していかなければならないと考えているということでお答えさせていただいております。  それと、耐震住宅リフォームは、後ほど建築指導課長の方に詳しく言っていただきますけども、私どもにも電話で住宅リフォームに対する制度のご相談がございます。やはり大規模なものとか、築30年とか40年というお話で、昭和56年以前のお話が出てきました場合は、彦根市の方で耐震住宅リフォームの調査、耐震診断の調査もありますと。あるいは、ご家族の方に介護を要する方がおられるようなニュアンスのことですと、福祉事務所の介護保険の方での住宅のバリアフリーの改造費の助成がございます。そういった方の誘導はしております。 445 ◯委員長(北村 收君)   建築指導課長。 446 ◯建築指導課長(若林吉郎君)   成宮委員のご質問でございます。245ページの既存住宅耐震リフォーム支援事業84万4,000円上げさせていただいております。これは今年度より若干減額でございまして、何が減ったかといいますと、耐震ベッド数を減らしておるんでございますが、平成20年から取りかかった事業でございまして、この事業を起こした目的といいますのは、もともとございました既存住宅耐震バリアフリー事業、県の補助もいただきまして耐震改修を促進することで取り組んでおるんですが、今まで2件しか実績がないということでなかなかハードルの高い事業でございましたので、もう少し簡易な補強でもやってもらえないかと。最悪といいますか、1階だけの耐震補強とか、また耐震シェルター、耐震ベッドという簡易な方法でもご利用願えないかということで始めた事業でございますが、問い合わせは何件がございました。それと、3月になってからでございますが、1階だけの耐震補強というご相談も実はございまして、年度内はなかなか難しいということで、もう一度来年度で考えてみるわというご相談もございましたのでちょっと望みを持っておるわけでございますが、耐震診断をまず受けていただいて、その評点が出ないことにはこの事業に乗ってきませんので、なかなか使ってもらいにくいという点がございます。ただ、まだまだ市民の皆さんに周知が足りないと思いますので、いろんな機会でご説明をしておりますので、何とか来年こそは1件でもご利用願いたいなと思っておる次第でございます。どうぞよろしくお願いします。 447 ◯委員長(北村 收君)   産業部長。 448 ◯産業部長(竹内 彰君)   ちょっと補足説明をさせていただきます。住宅リフォーム制度をつくる場合、まず建築指導課の方に行きまして、耐震の制度の利用はどうかということを確認いたしました。高齢者の方なんかは、やはりしたいけども、お金もかかる。それと、一部耐震をすればその周囲も直さないといけないということで、なかなか費用的にも高くつくということで耐震工事は進まないという状況も担当の方から聞きました。何とかそういうことも進めなければならないということもこっちも考えまして、今の住宅リフォームの中にあわせ技じゃないですけども、セットで使っていただけるように制度の中に盛り込んでいるところでございます。よろしくお願いします。 449 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 450 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   稲枝駅の改築整備促進期成同盟会への補助金12万5,000円でございますが、同盟会は平成19年3月に設立されまして、平成19年度、平成20年度と2年経過しているわけでございますが、その経費の内容でございますが、まず、最初の初年度につきましては、構成団体であります彦根市の主に稲枝地区と豊郷町と愛荘町に啓発用のチラシを新聞折込で出されました。あと、今年度につきましては、もう既にやっておられるところもありますが、稲枝駅周辺に啓発用の看板、稲枝駅の改築を実現しようというやつの看板をフレンドマートと稲枝駅前ともう1カ所、県道の目につくところを考えておられます。そういった経費と、期成同盟会を運営するための諸経費に使っておられるということで、それは事前に報告をいただいて、適正だということで12万5,000円払わせていただいております。  以上でございます。 451 ◯委員長(北村 收君)   山田委員。 452 ◯委員(山田多津子さん)   すみません。2点だけ質問をいたします。一つは207ページの農業問題なんですが、新規就農促進対策事業ということで、業務委託料が250万9,000円計上されています。私、今回の本会議の質問の中でも、農業の担い手をどのように増やしていくかという質問をさせていただいた中で、新規就農対策については湖東地域振興局とか関係機関と連携していきたいというお返事をいただいたんですけども、この業務委託という中身について少し詳しく教えていただきたいんです。そのことによって新規就農者が増えていくということで予算計上されていると思うんですが、その辺の考え方も含めてお示しいただきたいなと思います。  もう1点ですが、これは予算に上がっていないんですが、これも本会議の中で取り上げさせていただいた目的外使用という表現をされたかな。いわゆる市営住宅、政策上閉まっている市営住宅ですが、答弁の中で10戸中9戸がもう詰まっていると。私、あの中でも3人の方が既にお待ちだと発言もさせていただきました。やはりこの短期間の中ですぐに埋まってしまったというのは、本当に緊迫した状況だということのあらわれだと思うんです。その中でも発言させていただきましたけれども、市長は緊急事態だということでこういう10戸の手だてをしていただいたことは、本当に私はありがたいなと思うんです。  ですから、何とかもう少し手だてをしていただけないのか。やはりまだまだ年度末にはこういう住宅を失う方が出てきます。そのことに対して、半年間という期限は切っているので、住み続けるわけではないのでローテーションでという答弁もいただきました。十分にそれはわかっていますけれども、まだまだ出てきますし、今また大手の企業なんかが解雇をするという情報も聞いていますので、その点でのお考えをもう一度お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 453 ◯委員長(北村 收君)   農林水産課長。 454 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   それでは、お答えをさせていただきたいと思います。今現在、250万9,000円の関係でございますけども、これにつきましてはふるさと雇用再生特別事業の関係で1名を計上させていただいているところでございますけど、これにつきましては、今、農事組合法人、町といたしましては、集落といたしましては、楡町の方が候補地で現在上がっているところでございます。当地域につきましては、集落営農を中心とした形の中で、法人として今日成長されてきたわけでございますけれども、この農事法人組合につきましては、水稲はもちろんのこと、今現在ユリも数万本、そして花卉につきましても、面積でいくと10アール以上、今現在植えつけがされておりますし、そしてまたブドウも今年度も収穫をされているというとこら辺がございまして、そういったお手伝いをしていただくということと、そしてまた環境に配慮した技術的な習得もしていただくということで、事業の拡充を図りたいというご意思に基づいた形で今回上げさせていただいているわけでございます。それに伴いまして、当然ご存じのとおり、市の方につきましては農業の営農指導をしている体制はできておりませんので、県の普及員等を通じまして支援対策をして、技術習得に向けた勉強をしていただこうと思っているところでございます。  以上です。 455 ◯委員長(北村 收君)   市長。 456 ◯市長(獅山向洋君)   緊急の空き家についてのご提言でございますけれども、これは本会議の方でご答弁したとおりでございますけれども、もう少し考え方を申し上げておきますと、彦根市としてとりあえず10戸は準備できたわけですが、これは比較的修繕も楽であったわけでございまして、そういう意味で、緊急の対策ならばということで用意させてもらったわけでございます。ただ、これ以上準備してくれと言われますと、言葉としてどうかと思いますが、いわゆる政策空き家であったわけで、いずれどっちかというと解体してしまおうという考えの建物ばかりでございまして、相当修繕にお金もかかるし、また日数もかかるわけでございます。そういう意味で、今すぐにと言われるとなかなかこれは難しいと言わざるを得ないわけです。  それともう1点は、こういう問題について、一地方自治体が何もかも対応しなきゃならないというのも、市長としては、非常に無理な考え方じゃないかなと。むしろ国の方が、例えば今空き家になっている市営住宅について国の方でこういうようにきちっと補助金を出すと。しかも、ある意味では緊急でのことで、しかも自治体だってお金がないわけですから、例えば10分の10出すからしっかり急いでやってくれということをおっしゃるなら、これは全国的な一つの政策として地方自治体も受け入れられると思うんですけれども、何もなしで、ただ自治体がやれということでは、これは全国の自治体が、逆に言うたら、余りそんなことやめておいてくれよと。うちの方もまたそういうことを言われて困るんだという妙な傾向になっていくと思うんです。  そういう意味で、私として今緊急に、また余りお金をかけずにできるということはやってもいいけれども、だからといって、あたかも国がやらなきゃいかんような政策を一地方自治体で、しかも財政状態が悪いところがそこまでやる義務があるのかなという点に疑問を感じております。そういう点で、私は国の方に対して、特に国会議員がこうせい、ああせいと言っていただく方がはるかに意味があるのではないかなと思っております。 457 ◯委員長(北村 收君)   山田委員。 458 ◯委員(山田多津子さん)   新規就農の促進対策事業の中身、わかりました。ただ、これも期限が決められている事業だと思いますので、さっき技術的な指導も継続的にやっていかなければならないというお答えもいただきましたので、ぜひこれは、いわゆるやりたくてもやれない、それから、やりたい人が気楽にできる、そういう農業がぜひ皆さんに取り組んでもらえるような対策、ぜひ増やしていっていただきたいなと思います。  それからもう一つ、市営住宅の件ですが、これは市長、悪法も法は法だと本会議の中で答弁されましたけども、確かに派遣法というのは政治の中でできてきたものです。その犠牲者が本当にあふれかえっているという意味では、地方自治体の中でどうしていくんだという対策をぜひとってもらわないとだめではないかと。国は国で雇用促進住宅、今、廃止の方向も転換をして残していくという方針も出しています。県は県でいろいろ住宅の手当てもしてもらっています。そういう中で、たくさんやってくださいというようには言わないんですけれども、たとえ120戸ある中であと数戸でも何とかならないのかなということで私はお尋ねをさせてもらっているんです。お金がかかるという話は当然出てくると思うんですが、今そういうことをやっていただくことが本当に大事だなと思います。私、この本会議の中で、市長に申し入れに行ってくださいというお話をさせていただいた中で、市として派遣契約の中途解雇や雇いどめなどによってたちまち生活に支障を来しておられる市民に対して、住居の手当てや生活支援など、市としてとり得る手だてや対策をできる限り講じることが重要である、先にそのことをやらなければならないというようにはっきりと答弁をしていただいております。そういう点では、この120戸の中で数戸でもあと何とかならないのかということでのお考えをもう一度お示しいただきたいと思います。 459 ◯委員長(北村 收君)   都市建設部長。 460 ◯都市建設部長(中辻源壽君)   山田委員のご指摘、よく理解はするわけでございますけども、ただ、彦根市が、本会議でもご答弁申し上げましたように、11万人都市で10戸用意をさせていただいたというのは、他市の事例から比較いたしましても、私は胸を張って言える10戸だと思っています。先ほど市長も申し上げましたけども、政策空き家というのは、ご承知のように本当にガラスも割れておりますし、たたみもふすまも皆ぼろぼろなんですよね。そういったものを改修して、公営住宅として使うんじゃないですね、目的外使用ですので。その点をご理解いただいて、10戸で何とかローテーションで。既に1戸の方は新しい住居を求められて退去されましたし、6カ月という期限つきでございますので、こちらの担当部署といたしましては、やはりローテーションして、きっちりと次の住居を見つけていただける経過措置として設けた住居でございますので、その点よろしくご理解をいただきたいと思います。 461 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田中委員。 462 ◯委員(田中滋康君)   成宮委員の質問の中で、彦根駅の不法駐輪の撤去をいよいよ警備員を強化する、そして週1撤去する、取り組むとおっしゃいました。別にそのことについてとやかく言うわけじゃございませんけども、撤去が目的ではございませんので、ぜひとも市民の皆さんに、これからは週1、ほうっておいたら撤去するんやぞということで、不法駐輪をしないようにまず呼びかけることが大事でございますので、そういう点から取り組んでいただきますことを私は願うんですが、その点はいかがでしょうか。 463 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 464 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   確かにそうだとは思いますが、放置自転車の対策につきましては長年やっております。ある程度、駅前で成果は出させてもらっているわけでございますが、あともう一つというところで全然改善することができません。彦根駅についても、駅長さんにお願いして、最近は多少改善されて自転車も少なくなってきました。やはり、もうここまで来たら、放置していれば必ず撤去するんだぞという意識づけの方が大事ではなかろうかなということで、試験的です。これは来年も続けて毎月やるとか毎日やるとかいうことではできませんので、予算上。試験的にやらさせてもらっているということでございます。 465 ◯委員長(北村 收君)   田中委員。 466 ◯委員(田中滋康君)   そしたら、仮にその方々が自転車預かりの方にお願いするとしたら、収容能力としては、推定といたしまして十分いけるのでございましょうか。 467 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 468 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   彦根駅につきましては、今は3月ですのでかなり余裕があるわけですけど、通常、ある程度余裕はございます。南彦根駅につきましては、特に東口が余裕がございません。ありませんので、これからはそういうことを続けていくからにはやはり駐輪場の確保が必要やということで、ことし、新たな負担なしに整備センターにお願いをしまして、高架下に駐輪場を設けさせてもらっているということでございます。南彦根駅の西口につきましても、余り余裕がないものですから、4月以降に新しく設けさせてもらいたいということで考えておりますので。 469 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  山口委員。 470 ◯委員(山口大助君)   すみません、ちょっとお尋ねしたいんですが。234ページの交通対策費関係で、1回ちょっとお尋ねしたいなと思っております。結構いろんな事業がされておりまして、平成21年度の主要事業の中にも、例えば新規事業として、公共交通の活性化実証事業1,387万1,000円、彦根市公共交通活性化協議会が策定した彦根市公共交通総合連携計画に基づいていろいろ事業をされるというようになっていますけど、中身を少し教えていただけますか。 471 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 472 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   連携計画の内容ということでよろしいでございますか。今年度、皆さんにパブリック・コメントでご存じだと思いますが、彦根市の公共交通の連携計画を策定させていただきました。その中で、平成21年度分を今回計上させてもらっているわけでございます。主な内容としましては、連携計画の目標といいますか、基本方針としましては、利用客をもっと増やしたいとか、そしてコスト削減というのが主な目的でございまして、基本方針には利用客を増やすには、利用してもらうのをどんどん増やしたいということで、公共交通の使いやすさ、バスの使いやすさ、わかりやすさとか親しみやすさとかコスト削減というのを基本方針にしまして連携計画を策定させてもらったわけです。ただ、平成21年度につきましては具体的にどういうことをするのかといいますと、まず使いやすさとしましては、現在、三津屋線というのがございます。彦根駅から大藪ニュータウンを通って、病院から三津屋まで行っている路線、それと、彦根市立病院線というのがあります。これも大藪ニュータウンを通っていっている路線でございます。これがかなり重複していまして、後追いで行っているという状況でもありますので、その辺を経費を上げずにもう少し整理したいと。それと、時刻については、どこの停留所でも30分ごとに行くんだということを一遍検討したいと。そのために、大藪ニュータウンが一番大きな人数がおられますので、そこについて、町の中へ、ニュータウンの中へ入りまして、自治会の中へ入りまして、ご意見を伺いながら考えていきたいというのが一つございます。  それと、これもアンケート調査とか、ことしのいろんな事業をやっておりますので、その中でありましたように、わかりにくいというのがございましたので、その辺、わかりやすさということで、交通マップの作成、今、事業者がやっているんですけど、なかなか利用しにくい、わかりにくというのがございますので、もっとわかりやすい交通マップとか時刻表をつくりたいということでございます。  それとあともう一つ、これがメインになるかもわかりませんが、コスト削減策ということで、既に数字はパブコメに出ていると思いますが、現在、コミュニティ路線が10路線ございます。その中で、河瀬南彦根線というのが極端に収支率が悪いと。具体的に申し上げますと、経費が2,000万円かかるのに、収入、利用客が払いました利用料金が180万円ちょっとしかないということで、収支係数から申し上げますと100円の収益を上げるのに1,082円かかるというひどい赤字路線がございますので、それを中心に見直していきたいということを思っております。それが平成21年度の予算でございまして、全部で1,300万円の経費を計上させてもらったということでございます。 473 ◯委員長(北村 收君)   山口委員。 474 ◯委員(山口大助君)   ありがとうございました。結構、交通対策課ですかね、本会議でも結構たくさん、愛のりタクシーですとかそういうことについてもご質問もございましたし、先ほど来からも駐輪場、結構たくさんご質問が。将来的には定住自立圏構想あたりから、愛のりタクシーのような形態をさらに広げてほしいという要望もかなり強いものではないかなと。ということを考え合わせますと、この交通対策を任せられている部署というのはこれから業務量が多くなるのではないかなということが推察されるわけでございますが、現在でも、先ほどもいっぱりありました自転車の回収ですとか、愛のりタクシーのいろんな計画の策定でございますとか、こういう公共事業、交通対策のいろんな取りまとめでございますが、大変業務が厳しいと思うんですけども、現在の交通対策課の陣容と仕事量の関係で、どうでございましょうね。どんな感じでございますかね。ちょっとその辺の日常の業務あたりを1回聞かせていただけませんか。 475 ◯委員長(北村 收君)   交通対策課長。 476 ◯交通対策課長(大橋昭雄君)   現在、私を含めまして5名で業務に当たっております。どう申し上げていいのかわかりませんが、予算方針では増員はできないということができておりますが、確かにことし1年間につきましては、10月にはデマンドタクシーを走らせなければならない。そして、連携計画は策定しなければならないということでございましたし、また職員、私も含めて5人なんですけど、ちょっときつい。よそはもっときついと言われるかもわかりませんけど、私の課だけ言わせてもらえば、かなり職員には負担をかけたのかなと、毎年に比べれば負担をかけたのかなということを思っております。また来年度も、今おっしゃいましたように定住自立圏構想とかいうのもございますし、それが交通対策課がやっていかなければならないかどうかというのはまたこれからの話になるとは思いますが、ネットワークということでありますと、やはり今やっています、計画しております連携計画もリンクしてくる話ではございますし、また低炭素社会とか、そして観光圏とか歴まちとか、いろんなことの中でもかかわっていかなければならないということで、私としましては今後やっていかなければならないんですけど、これ以上負担がかかるのかな、もっと負担がかかるかなということで、不安であることは確かであります。 477 ◯委員長(北村 收君)   山口委員。 478 ◯委員(山口大助君)   やはり現場の声というのは大切だと思いますよ。交通対策課のみならず、やはりこれからはいろんな事業が結構、的を絞っていろいろしなきゃいけないという段階に入りますので、ひとえに交通対策課ばかりでなくて、必要なところに人員の増強も図りながらバランスよく見直していただきたいなと、このようにすべきではないかなと思いますけども、どんなもんでございましょうか。 479 ◯委員長(北村 收君)   副市長。 480 ◯副市長(松田一義君)   本会議で細江議員から組織の見直しというのがございました。1年かかっていろいろやってきたわけですが、次々と、今までの考え方を考え直さないと対応できないというのができてきましたので、抜本的な改正がすぐできない中で、一番は交通対策課をどこに持っていくかというのが懸案事項でもございました。以前は生活環境課にございました。今、都市建設部に行っておりますが、これが産業部へ行くのか、どこへ持っていくかというのが非常にあったわけです。定住自立圏でも、バイコロジーを提案されている町もございます。それから、自分とこでバスを買って回しておられる町もございます。山間部へデマンドタクシーが入るかという話もございます。定住自立圏の中で、一番初めにスタートさせておりますのが、この公共交通ネットワークでございます。そういうものを含めて、今つくっております整備計画を4町にどう波及させていくのかという論点でやっているわけでございますが、山口委員からもご提案ございますように、大きな課題として、4月にはちょっと無理かもわかりませんけども、取り組んでいかなければならない大きな課題と思っております。  以上でございます。 481 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  なければ、議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算に対する質疑はこれにて終了いたします。  暫時休憩します。                                午後6時42分休憩                                午後6時53分再開 482 ◯委員長(北村 收君)   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第4号平成21年度(2009年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計予算、議案第5号平成21年度(2009年度)彦根市下水道事業特別会計予算、議案第8号平成21年度(2009年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第12号平成21年度(2009年度)彦根市水道事業会計予算について、審査いたします。  提案者の説明を求めます。  都市建設部副参事。 483 ◯都市計画部副参事(西川 博君)〔議案第4号について提案説明〕 484 ◯委員長(北村 收君)   下水道部次長。 485 ◯下水道部次長(小菅洋一君)〔議案第5号について提案説明〕 486 ◯委員長(北村 收君)   産業部次長。 487 ◯産業部次長(成宮博和君)〔議案第8号について提案説明〕 488 ◯委員長(北村 收君)   水道部次長。 489 ◯水道部次長(北川宗雄君)〔議案第12号について提案説明〕 490 ◯委員長(北村 收君)   それでは、議案第4号平成21年度(2009年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計予算、議案第5号平成21年度(2009年度)彦根市下水道事業特別会計予算、議案第8号平成21年度(2009年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第12号平成21年度(2009年度)彦根市水道事業会計予算に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  田中委員。 491 ◯委員(田中滋康君)   議案第4号の関係、住宅新築ならびに改修資金の関係でございますが、一応、これも本会議にも取り上げておりますけれども、平成21年度も予算としては元利回収が130万1,000円しか予定できないと。そういう中で、公債費が682万4,000円要ると。こういう異常な事態を招いているのは未収金の残高があるということだと思うんですが、まだ年度途中ですので、今現在わかっているところで、未収金の残高としては幾らあるんでしょうか。 492 ◯委員長(北村 收君)   住宅管理室長。 493 ◯住宅管理室長(西堀与一君)   現在、2月末で滞納額1億4,944万32円でございます。 494 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  成宮委員。 495 ◯委員(成宮祐二君)   田中委員がそういう質問をしまして、それはわかったんですけども、今回、今までもそうだったんですが、特に規模が大きく減らしてあります。つまり、本質的には、今回答のあった未収金は回収するということでの予算書であるべきだと考えるんですけども、今回、全体に予算規模が非常に小さくなっている。当然入ってこないということで小さくしたことに関連して全体の歳入も少なくなっているということはわかるんですけども、その辺の予算を計上された、予算を作成された考え方をちょっと教えてほしいんです。 496 ◯委員長(北村 收君)   住宅管理室長。 497 ◯住宅管理室長(西堀与一君)   この会計につきましては、当初貸し付けをさせていただきまして、その分につきまして平成21年度で償還が終わります。平成21年度は3名、平成20年度は9名ということで、年々償還金も減ってきております。それに伴いますまた滞納もかなりあるわけでございますけども、それにつきましても、平成21年度は特別ということで、閉鎖に向けてかなり収入も滞納額も上げさせていただいておりますし、それと、公債費の償還も現在は平成23年ですけども、それも国の方の償還が認められましたら平成21年度で償還するということで、その額もかなり減っておりますので、相対的としましてはこのような額になっております。  以上です。 498 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 499 ◯委員(成宮祐二君)   基本の方針は平成23年度から平成22年度にできたらという話を聞いておりますから、それはそれでわからないことはないんですよ。ただ、さっきも答弁ありました、この未収金を今言われたように平成21年度3名、平成20年度9名、つまりそれ以外は未収金は捨てるということですか。言葉は悪いけども。 500 ◯委員長(北村 收君)   都市建設部副参事。 501 ◯都市計画部副参事(西川 博君)   今この回収につきましては、先ほど来申し上げましたように、一応今後10年間、できれば10年間でこの回収をきりにしたいという考え方のもとで回収に当たっているわけでございますけれども、この特別会計につきましては、今現在、特別会計の業務といいますのは、国に対する償還事業、それから債務者から今までの未納額を回収するというようなことで事業を進めてきたわけでございますけれども、この国に対する償還事業が、国の方の許可が得られますと、平成21年度末でこの業務がなくなってしまうということでございますので、特別会計をできることならこの業務が終わった時点で閉鎖をして、あと残りの徴収につきましてはこの滞納分をほかしてしまうということではございません。一般会計の方にその業務を譲りまして徴収に努めてまいりたいと考えておるわけでございますので、その点よろしくお願いをいたしたいと思います。 502 ◯委員長(北村 收君)   成宮委員。 503 ◯委員(成宮祐二君)   おっしゃる、そういう趣旨でやっているのは知っておりますが、半年ほどたったら決算がありますので、そこで正式にというのか、決算としての未収金も出てくると思いますから、それはそれで見えるし、そのときの決算状況でそういう方針を出される可能性はあるというのは可能性として考えておりますけども、今言われる中で予算をそういうように組むということはちょっと理解ができないので、つまり未収金は置いておいて予算を組むという発想は私の頭の中では成り立たないのですけど、それ以上聞いてもわからないな。考え方、よりつけないのですけどね。その辺は編成上可能なんですか。未収金があっても、そういうあり方が。 504 ◯委員長(北村 收君)   財政課長。 505 ◯財政課長(辰巳 清君)   あり方はあると思いますと申し上げましょうか、あくまで歳出を主に予算を組んでおります、この場合は。これに見合った歳入を組んでおるということで、それ以上に歳入をするということも徴収の場合によってはございますけども、そういう予算を組んでおります。
    506 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田島委員。 507 ◯委員(田島茂洋君)   下水道事業のところでお願いしたいと思いますが。66、67ページのところの公共下水道事業費8億7,613万7,000円に対する国庫支出金、いわゆる補助金が2億6,850万円、これの先ほどのご説明ですと、2分の1補助金という説明でしたけども、この辺の内容についてご説明をお願いいたします。 508 ◯委員長(北村 收君)   下水道部建設課長。 509 ◯下水道部建設課長(尾崎 洋君)   ただいまの田島委員のご質問でございます。先ほど公共下水道事業の各事業の2分の1が国庫補助という形で申し上げております。ちょっと内訳を今回申し上げますと、まず、公共下水道事業の中に大きく四つに分かれておりまして、この2億6,850万円につきましては、まず市街化の整備をいたします公共下水道事業、そして市街化調整区域を主に見ます特定環境下水道事業、そして駅東地区の公共下水道事業、そして道路河川課で対応を願っておりますいわゆる浸水対策事業、この四つの事業がございまして、それぞれの事業費の2分の1の合計が2億6,850万円でございます。  以上でございます。 510 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 511 ◯委員(田島茂洋君)   数字的なことはそうだと思いますけども、2分の1の数字と事業費との関係、その辺のところを説明してほしいんです。 512 ◯委員長(北村 收君)   下水道部建設課長。 513 ◯下水道部建設課長(尾崎 洋君)   大変申しわけございません。今申し上げましたのが、いわゆる国庫補助対象事業費の2分の1がここに上がっている数字でございまして、そのほかに国庫補助に対象外となる部分がございますので、それに対しましては、起債対象事業あるいは単独事業というものが積み重ねて総事業費になっているわけでございます。 514 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 515 ◯委員(田島茂洋君)   その対象外というのはおおむねどういうものであるかということをご回答願います。 516 ◯委員長(北村 收君)   下水道部建設課長。 517 ◯下水道部建設課長(尾崎 洋君)   国庫補助対象事業と申しますと、下水道の場合は流量でいっております。すべて集落の中、全部国庫補助対象事業というわけにはまいりません。ある一定の水量のところから下流域を国庫補助対象事業という形でなっておりますので、一概にどれだけということを申しませんけども、それからはみ出る部分につきましては起債対象事業あるいは単独事業という形でなっておりますので、ちょっと複雑でございますので、それ以上の答弁はご説明できません。 518 ◯委員長(北村 收君)   下水道部長。 519 ◯下水道部長(八若和美君)   すみません、少し補足をさせていただきたいと思うんですけども、下水道事業を行います場合に、下流からずっと上流まで宅地の汚水を受けるまで工事をするんですね。そのうちの一番最下流部からずっと上流まで国庫補助事業で取り入れていただくんですけども、一番上流の何%かというのは、一定2トン以上水がないとだめだとか何軒以上とかいう規格がありまして、一番末端ははずれていくんですね。その分が市単費事業であったり、あるいは起債事業であったりということでなってまいりますので、全額が国庫補助の対象にならないということで、この2億6,850万円はちょうど2分の1になっていないということでございますので、ご理解をお願いいたします。 520 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田中委員。 521 ◯委員(田中滋康君)   料金の徴収委託料の関係なんですけど、下水道の関係と、それを下水道の方は水道企業の方に委託をしておやりになっている。他会計からの繰入金になっているわけですけども、これ、結局、水道企業からしたら、一括して水道料金と下水道料金を徴収したら、2,297万円は会計が違うから一応もらっているけども、もらわなくても本当は経費的には一緒じゃないんですか。 522 ◯委員長(北村 收君)   水道部業務課長。 523 ◯水道部業務課長(北川宗雄君)   会計が違うというのが回答になろうかと思うんですけど。水道はご存じのとおり企業会計でございますし、下水道特別会計ということで、それなりにうちもメーターなり人件費なり、お金が要っているということも事実でございますので、それに見合う分は下水道からいただくと、委託料としていただくということは本意やと思います。 524 ◯委員長(北村 收君)   田中委員。 525 ◯委員(田中滋康君)   議案第5号の下水道事業特別会計を見せていただきますと、これ、総括表を見ましても、いわゆる歳入が1の分担金及び負担金と、2の使用料及び手数料と、3の国庫支出金までを歳出の方の総務費と公共下水道事業費と、そこまでが一応借り入れとかそういうことを抜きにした場合に収支がバランスがとれておるかというと、ここでもう既に赤字になるんですよね。そういうことを考えると、下水道の水洗化率が81.7%で普及率が72.2%ということでございますが、仮にこれ、そういうことはあり得ないでしょうけども、水洗化率が100%になって普及率が100%になったら収支バランスがとれるものでしょうか。私が見た感じでは難しいんかなと思うんですけど、いかがでしょうか。その点だけ教えてください。 526 ◯委員長(北村 收君)   下水道部長。 527 ◯下水道部長(八若和美君)   いわゆる下水道事業は、大変莫大な資金を必要とするということでございまして、考え方として一般の河川事業ですとか、道路事業ですとか、そういうものによく似ているんですね。その建設投資額を皆さんからご負担いただく使用料で賄えるかといいますと、到底賄えることにはならんわけですね。それを、今の会計の中で不足分は一般会計の中から支援をしていただいている。これは繰出金なんですけど。繰出金と国庫補助金と皆さんからいただく使用料というので組み立てているんですけども、この使用料でいただく部分は大半が維持費に賄われていくということで、使用料で建設コストを賄うということは到底できないということになりますので、そのあたりはご理解いただきたいと思います。 528 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。  田島委員。 529 ◯委員(田島茂洋君)   81ページです。浸水対策下水道事業(雨水対策)、これは前にも議論はさせてもらったことがあるんですけども、どのような内容の工事をされる予定なんでしょうか。 530 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 531 ◯道路河川課長(山田静男君)   失礼します。内容ということでございます。これにつきましては猿ヶ瀬川と高宮新川がございます。猿ヶ瀬川につきましては、平成20年度につきましては、国道8号線の横断ボックスを現在3月末ということでやっておりますけども、これが完成しまして、その下流でございます。駅東側について、ボックスカルバート、3メートルから1,700ですけども、これを延長にしまして、30メートルの施工ということでございます。続きまして高宮新川でございます。全長が550メートルございますけども、その内容につきましては、U型フリュームという形で、U型水路でございます。1,800の1,500、高さが1,500でございますけども、延長が54メートルということの内訳でございます。  以上でございます。 532 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 533 ◯委員(田島茂洋君)   水路をつくるんですか。マンホールとかそういう関係ではないんですか。 534 ◯委員長(北村 收君)   道路河川課長。 535 ◯道路河川課長(山田静男君)   先ほど申し上げましたけど、浸水対策ということで、市内、最近ゲリラ豪雨とかあるんですけども、これと別に下水道事業で、雨水です。下水道は汚水から当然マンホールなり、田島委員のおっしゃるように地下埋設になるんですけども、一応基本的にはオープンという形の水路と。いわゆる河川事業とダブる部分があるんですけども、河川事業の場合は補助が非常に少ないということで、市内、市街化におきましては、浸水の対策としまして、補助金事業で、下水道事業の浸水対策で河川事業をやるということで今取り組んでいるという状況なんです。こういうことでご理解いただきたいと思います。 536 ◯委員長(北村 收君)   下水道部長。 537 ◯下水道部長(八若和美君)   すみません、もう少し補足させていただきますけども、いわゆる河川工事はどこまでで、下水工事がどこまでなのかという境がわかりづらいですよね。下水道は国土交通省の都市整備局で対応させていただいていると。一方、河川は国土交通省の河川局の方でやっていると。セクションが違うというだけなんですけども、河川局では主に郊外の川というのを持っていまして、都市局の方は、市街地の中の河川整備というものは下水道と一体的に取り組んでいこうという考え方を持っているんです。例えば大津市なんかへ行きますと下水道は合流式で、雨水と、それから汚水とが一緒の管に入っているという構造になってございますが、そういう時代の流れがございまして、下水道が川も取り組む。まちへ行きますとほとんどが川が暗渠になっていると。これを下水道で取り組んでいるということになってございまして、非常にセクションがわかりにくくなっています。彦根市でも、下水は汚水やと言ってきましたんですが、よくよく考えてみると、都市局で河川の補助メニューがあって、補助がとれるのにもったいないということで、下水道の枠の中でいただける分だけ都市局からお金をいただいて、それで河川整備をしようということで取り組んでいる。今の駅東でやっています猿ヶ瀬川、それから高宮新川、それらは下水道の工事のメニューから資金をいただいているというやり方をしてございます。 538 ◯委員長(北村 收君)   田島委員。 539 ◯委員(田島茂洋君)   そうしますと、それの雨水が流域下水道、処理場の中に入るということではないんですか。 540 ◯委員長(北村 收君)   下水道部長。 541 ◯下水道部長(八若和美君)   すみません。少し話が不十分でして、申しわけございません。彦根市の場合は、雨水と汚水と別々に処理をしてございます。今現在としては、別々に処理をする方がいいということで、合流式のところも別に分離するような工事を一生懸命やっていますけども、彦根市の場合はもともと別々に処理をしていたということで、一緒にはなっていません。汚水だけが東北部浄化センターへ流れていると。河川は琵琶湖へ流すという構造になっていますが、その河川の一部は下水道の補助金の中から取り組んでいこうということでございます。 542 ◯委員長(北村 收君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 543 ◯委員長(北村 收君)   なければ、議案第4号平成21年度(2009年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計予算、議案第5号平成21年度(2009年度)彦根市下水道事業特別会計予算、議案第8号平成21年度(2009年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第12号平成21年度(2009年度)彦根市水道事業会計予算に対する質疑はこれにて終了いたします。  本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。採決につきましては、あすの市民文教常任委員会の所管事項に相当する予算の審査および16日の福祉病院常任委員会の所管事項に相当する予算の審査終了後に行います。  本日は皆様には長時間にわたり慎重かつ熱心なご審査を賜り、厚く御礼申し上げます。あす13日は午前9時から引き続き委員会を開き、議案第2号平成21年度(2009年度)彦根市一般会計予算のうち、市民文教常任委員会の所管事項に相当する予算ならびに議案第3号平成21年度(2009年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算、議案第7号平成21年度(2009年度)彦根市老人保健事業特別会計予算、議案第10号平成21年度(2009年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算の審査を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願いいたします。  以上をもちまして、本日の予算特別委員会を閉じます。  ご苦労さまでした。                                午後7時53分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...