76
◯委員長(
矢吹安子さん) なければ、本
議案に対する
討論はこれにて終了いたします。
次に、
議案第114
号平成20年度(2008年度)
彦根市
一般会計補正予算(第6号)、第1条第2項第1
表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部、歳出の部、第9
款消防費の件を議題といたします。
提案者の
説明を求めます。
財政課長。
77
◯財政課長(辰巳 清君)〔
議案第114号について
提案説明〕
78
◯委員長(
矢吹安子さん)
消防本部次長。
79
◯消防本部次長(
北村善夫君)〔
議案第114号について
提案説明〕
80
◯委員長(
矢吹安子さん) これより、
議案第114号に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81
◯委員長(
矢吹安子さん) なければ、本
議案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
これより、
議案第114号に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
82
◯委員長(
矢吹安子さん) なければ、本
議案に対する
討論はこれにて終了いたします。
以上をもって、全
議案に対する
質疑および
討論を終了いたします。
ただいまから、採決を行います。
議案第99
号専決処分につき承認を求めることについて(平成20年度(2008年度)
彦根市
一般会計補正予算(第4号))は原案のとおり承認すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
83
◯委員長(
矢吹安子さん) ご異議なしと認めます。
よって、
議案第99号は、原案のとおり承認すべきものと決しました。
次に、
議案第100
号平成20年度(2008年度)
彦根市
一般会計補正予算(第5号)第1条第2項第1
表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当
委員会が所管する部分、歳出の部、第1
款議会費、第2
款総務費第1項
総務管理費、第2項
徴税費、第4項
選挙費、第5項
統計調査費、および第6項
監査委員費、第9
款消防費、第3条第3
表債務負担行為補正のうち、
市広報等宅配委託業務、
地方税電子申告システム利用業務は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
84
◯委員長(
矢吹安子さん) ご異議なしと認めます。
よって、
議案第100号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第109号
彦根市火災予防条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
85
◯委員長(
矢吹安子さん) ご異議なしと認めます。
よって、
議案第109号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第114
号平成20年度(2008年度)
彦根市
一般会計補正予算(第6号)、第1条第2項第1
表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部、歳出の部、第9
款消防費は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
86
◯委員長(
矢吹安子さん) ご異議なしと認めます。
よって、
議案第114号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
これにて本
委員会に付託されました案件の
審査を終了いたします。
なお、本
委員会の
審査結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
87
◯委員長(
矢吹安子さん) ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。
ここで、暫時休憩をさせていただきます。
午前10時25分休憩
午前10時35分再開
88
◯委員長(
矢吹安子さん) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、定例会でもありますので、所管事項に関する一般質問を行います。
佐野委員。
89
◯委員(
佐野正博君) 今年の1年をまとめる漢字が出されまして、変化の「変」というのは皆さんご存じのとおりだと思います。いろんな意味で変わってきたな、堕落してきたな、だめになったなというのもあれば、だからこそ変えようという意味もあると思います。
所管に関することなのですが、
彦根市におきましても琵琶湖で水死がございました。また、つい先ほど、ご不幸にも、山で遭難がございました。いずれにしても尊い命が失われたわけでございます。新海浜で水死があったことにつきまして、その事故を知りました翌日ぐらいに、浜へ行きまして、警備の方がおられました。うかつにもと申しますか、「水泳区域外でよかったな」ということを申しましたら、警備の方が「かわいそうで、かわいそうで、水泳区域外であろうと、区域内であろうと」と言われました。私は「外でよかった」という意味で申し上げたわけではないのですが、人が亡くなったということは大変なことだと反省するとともに、今後の万全を期していただきたいのです。
聞くところによりますと、ボランティアでありますアクアラング隊が到着されたときにはもうよいという電話があったとか、アクアラングの方は機動隊であるとの誤解があるのか、どちらが正しいのか知りませんが、よくわかりません。その辺の関係で、8月の水泳について概略を、再度ご
説明いただきたいと思います。
以上です。
90
◯委員長(
矢吹安子さん) 警防課長。
91 ◯警防課長(
北村善夫君) 新海浜の救助につきまして、概略
説明を申します。
新海浜の救助につきましては、平成20年8月13日水曜日、確知が14時19分で、新海浜の水泳場の沖合大体200メートルぐらいでおぼれたという通報がありましたので、消防職員15名が行きまして、「レスキュー1号」、「はまちどり」、そしてボートで救助を開始したのでございます。時間的に言いますと、14時36分、ボートで沖へ向かい、捜索を開始する。14時50分、「レスキュー1号」で捜索開始。15時、防災航空隊へも要請を行いまして、空から捜索をお願いいたしました。15時23分に「はまちどり」が現地に到着しまして、捜索を開始したものでございます。防災航空隊が15時24分に現地へ来まして、低空より捜索を行いましたところ、15時35分に要救助者を発見しまして、「レスキュー1号」に要救助者1名を収容しまして、15時57分、南分署の救急車で
市立病院へ搬送を行い、16時09分に南分署の救急隊が
市立病院へ到着、16時14分に死亡を確認したという概要でございます。
なお、アクアラング隊につきましては、警察の方から要請を行うようになっておりますので、その辺をご理解いただきたいと思います。
以上です。
92
◯委員長(
矢吹安子さん)
佐野委員。
93
◯委員(
佐野正博君) 非常に詳しいことをありがとうございました。
続きまして、殉職されました件につきましてお尋ねいたしたいと思います。
これから冬に向かいまして、テレビなどで、山岳救助隊と申しますか、大変なご苦労をなさっている県もあります。あれは警察の仕事だと思うのですけども、過日、本市におきましてもあのような事故が起こりました。平素どのような訓練をされているのか。この間の事件を教訓に、これからどのようにされようとしているのか、お聞きしたいと思います。
94
◯委員長(
矢吹安子さん) 警防課長。
95 ◯警防課長(
北村善夫君) 今のご質問ですけれど、救助の訓練はどのようにしているかということでございますが、本会議でも申しましたように、年間計画、そして月間計画を立てまして、いろいろな救助に対しての訓練を行っております。その中で、特に今回、殉職しましたので、山岳救助も年1回行っておるのですけども、もう少し回数を上げまして、訓練に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。
以上です。
96
◯委員長(
矢吹安子さん) 消防長。
97 ◯消防長(横井康素君) 救助の中でも水難、山岳救助、車両の事故といろんな救助があるわけですけども、山岳救助といいますのは、
彦根におきましては大体年に1件か2件ということで、しかもその
内容も、救助する場所が特定されているといいますか、救助者がはっきりしているケースがほとんどでして、今回のような形で検索を行うといったケースは今までなかったというようなこともあります。今後につきましては、捜査となりますと、警察といったところとの連携というようなことも必要になってまいりますので、既に警察の方にも働きかけをさせていただいているのですが、警察等との連携について力を入れていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
98
◯委員長(
矢吹安子さん)
佐野委員。
99
◯委員(
佐野正博君) ありがとうございます。殉職されたご家族にとりましては、日に日に寂しさが増してまいります。中陰中だと思うのですけども、こういう事故がないように、海、山ともに関係の皆様、ご努力いただきますようお願い申し上げたいと思います。
以上です。
100
◯委員長(
矢吹安子さん) 赤井委員。
101
◯委員(赤井康彦君)
佐野委員と同じく、消防について質問したいと思います。
先ごろ殉職されました方は、私も消防団に所属しておりまして、大変お世話になっていた方でございまして、心よりご冥福を申し上げたいと思っております。
その中で、今、山岳救助の訓練をしているというようなお話がございました。そして議会の中でも、隊をつくって行かれたという中で、地元消防団も行っていたというようなご
説明があったかと思います。消防団はそういう訓練はしているのかという疑問が残っているのと、消防団はどこまで
救助活動に行けるのかというような規定というのはあるのでしょうか。団も職員も生命と財産というものを守るという高い思い、熱い思いというものは持っていると思うのですけど、立場が違うと思うのです。そこら辺はどのような見解があるのか、教えていただきたいと思います。
102
◯委員長(
矢吹安子さん) 警防課長。
103 ◯警防課長(
北村善夫君) 今の件でございますけども、消防団につきましてはどのような訓練をされておるのか、消防団が山岳に行かれたときはどのようなことをしておられるのかということでお答えさせていただきます。
消防団の訓練につきましては、火災防御訓練、規律訓練などの訓練を主に行っていただいております。消防団の方々には、火災等の災害を初め、消防活動全般に出場をお願いしているところでございます。今回の山岳
救助活動につきましては、現場が特定できなかったことから、捜索を必要としましたので、地元の消防団の方に役場から出場をお願いいたしました。消防団の方は登山道を登りながら検索をされました。消防とか、警察は登山道ではないルートから、捜索とか、
救助活動に従事いたしました。消防団の方には救助資機材の搬送もお願いしたものでございます。要救助者がまだ発見できないということで、頂上ではロープ等によりまして、職員が降下しておりますので、消防団の方には安全なところ、遠くから見ていただいているということでございます。
以上が消防団の任務でございます。
104
◯委員長(
矢吹安子さん) 赤井委員。
105
◯委員(赤井康彦君) 火災訓練とかは私もやっておりますのでわかるのですが、山岳救助の訓練ということはしていないということだと理解いたします。その中で、そこに行くかどうかというのは、その自治体からの要請があったから行ったというようにおっしゃったと思います。先ほど申し上げましたけど、その中で、自治体から要請があれば行くということなのですか。それとも、消防団というのは何かそういう規定があって行くのかどうかということが知りたいのです。
106
◯委員長(
矢吹安子さん) 消防長。
107 ◯消防長(横井康素君) 今回の件に関しましてもう少し
説明させていただきますと、今回は
彦根消防と
彦根警察、場所が多賀町ですので、多賀町の役場、総務課になるわけですが、それと多賀町の消防団が出動されたわけなのです。こういった場合、どちらかというと、救助というより捜索という要素が大分強いということで、遭難された場合は市町村がかかわりまして、市町村から消防団を要請されて、消防団も出場いただくというようなことになりまして、今回の場合は多賀町ですので、多賀町の方から消防団を要請されたという形で出動していただいたわけです。その中におきましては、4者での捜索に当たりましては、現場でも指揮本部でそれぞれの責任者が集まりまして、それぞれの役割分担も決めまして、今
説明いたしましたように、消防あるいは警察につきましては、危険が伴うというとあれですけども、そういった箇所を、消防団につきましては通常の山岳ルートから山頂を目指して捜索をしていただく。山頂付近で警察の方と合流して、山頂付近で4者がそろって、そこで山頂付近を捜索して、その後につきましてはかなり厳しい条件になりますので、そこからザイルとかいったものを使って、救助に当たる場合につきましては警察、消防署が当たったということで、消防団につきましては山頂付近までの捜索に当たっていただいたということでございます。
以上です。
108
◯委員長(
矢吹安子さん) 消防長、消防団が出場するのについての規定があるのかということを尋ねていらっしゃると思うのですが。
消防長。
109 ◯消防長(横井康素君) これにつきましては、規定というよりも、市町村の方で要請されると考えています。
以上です。
110
◯委員長(
矢吹安子さん) 野村委員。
111
◯委員(野村郁雄君) 2点お尋ねします。
残念な年末を迎えるわけですが、ご承知のように、世界的に100年に1度の大変な経済的状況に陥っているところでございます。
彦根市も法人税だとか、いろんな面で直撃を受けられると思うのですが、来年度の予算等についてどの程度、法人税だとか、そういうものの減額について予想を立てているのか、お尋ねします。それによって税収が減るから、その分、経費を節減だとか、予算を削るとか、それは当然の理論ですが、そうではなくて、減額の予測見込みをどのようにお考えなのか、参考にお聞きしたいと思っています。
もう1点は、先ほどございました
新型インフルエンザの問題でございますが、出前講座だとか、いろんな面でというご発言をいただきました。来てから一気にというのは大変なことになりますから、市民一人ひとりを守るためにも、出前講座は大いに効果があるのではないかと思っているのです。各自治会だとか、いろんな団体で、そういう要請があったときに、出前的に行っていただいて、お話をいただけるのかどうか。それと同時に、もっと市民に周知徹底の広報をしていただいて、「うちの役員会に来てもらおうか」、「うちの自治会の総会に来てもらおうか」と、1人でも
新型インフルエンザから守れたら、行政としても非常に大きな実績を上げられるので、その辺詳しくご
説明と広報等についての見解をお願いしたいと思います。以上です。
112
◯委員長(
矢吹安子さん)
総務部次長。
113
◯総務部次長(
野崎典秀君) 法人市民税の見通しでございますが、平成20年度当初予算では、法人市民税は約19億円見ておりましたけれども、現在税務課で見ております平成21年度の当初予算では約12億8,000万円ほどで、比較いたしますと約6億2,000万円の減で見ております。市税全体で平成20年度と平成21年度の概算金額を比較いたしますと、約10億円の減額で見ている状況でございます。さらに経済状況等によって金額が変わってくる場合もあるかもわかりませんので、お含みいただきたいと思います。
114
◯委員長(
矢吹安子さん)
総務部副
参事。
115
◯総務部副
参事(
笠原恒夫君) 野村委員の
新型インフルエンザ対策のうち、特に市民広報の部分につきましてご答弁させていただきます。
まず、
新型インフルエンザ対策につきましては、事前広報といいますか、事前対策がすべてであると考えております。その観点から、まず1月15日にアップしたいと考えておりますが、
彦根市ホームページに
新型インフルエンザの情報の専用サイトを設けまして、これによりまして広報の徹底を図っていきたい。
また、同時期ぐらいになると思うのですけども、お尋ねの出前講座でございますが、
新型インフルエンザの講習会というようなことで、積極的に出前講座を進めていきたいと考えております。これにつきましても、1月15日のホームページの中に出前講座のご案内をさせていただきまして、さらにその中から申請書のダウンロードもできるようにしていきたいというようなことで、12月下旬ぐらいには、各自治会長さんあてにご案内の文書を発送させていただく。その上で、ご要望に応じて出前講座を積極的に実施していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
116
◯委員長(
矢吹安子さん) 野村委員。
117
◯委員(野村郁雄君) ありがとうございます。税収の件はよく理解させていただきました。
インフルエンザの件についても。実は今回の予算で、テレビのニュースなどを見ていますが、
新型インフルエンザに対する対策費といいますか、
彦根市は約1,200万円だったと思います。ほかの市の様子を見ていると、そういうのは余り見られないようですので、その点は、市民の命の大切さ、健康面で積極的にお取り組みいただいたことに対しては本当に敬意を表するところでございます。
しかしながら、今おっしゃっていただいたように、ホームページも大事なのですが、例えばお年寄りがうちにおられて、家では皆さんがホームページを見られませんので、そうではなしに、経費がかかるのはわかるので、簡単な1枚もので、Q&Aというのでしょうか、「調子が悪いときは医者へ行きます」、「風邪気味のときはマスクをします」とか、そういう簡単なもので、お年寄りが家で読まれて、「そうなのか」とわかるようなものをご配慮いただくことも一つの方法かと思っています。せっかくそういうお気持ちを示していただいた中で、お取り組みいただいて、1人でも
新型インフルエンザにかかられる市民が少ないように、ご努力と広報についても重ねて要望申し上げたいと思っています。
以上です。
118
◯委員長(
矢吹安子さん)
総務部副
参事。
119
◯総務部副
参事(
笠原恒夫君)
新型インフルエンザの今後の広報の取り組みでございますけども、新年度予算で、全戸配布できればと思っておりますリーフレットなども予算要望していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
120
◯委員長(
矢吹安子さん) ほかにありませんか。
夏川委員。