ツイート シェア
  1. 彦根市議会 2008-06-01
    平成20年6月定例会(第7号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前9時39分開会 ◯議長藤野政信君) ただいまから平成20年6月彦根市議会定例会を開会いたします。  ただちに本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員指名 2 ◯議長藤野政信君) 日程第1、本日の会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員に、27番大橋和夫君、および28番久木正勝君を指名いたします。 ────────────────── 日程第2 会期決定 3 ◯議長藤野政信君) 日程第2、会期決定議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会会期は、本日から6月26日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長藤野政信君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会会期は、本日から6月26日までの18日間と決定いたしました。 ────────────────── 日程第3 環境対策特別委員長中間報告 の件 5 ◯議長藤野政信君) 日程第3、環境対策特別委員長から中間報告の申し出がありますので、これを許します。  環境対策特別委員長前川春夫君。12番。   〔環境対策特別委員長前川春夫君)
    登壇〕 6 ◯環境対策特別委員長前川春夫君) 環境対策特別委員会中間報告を行います。  環境対策特別委員会が付託を受けております事項について、6月3日に本委員会開催し、調査を進めましたので、その概要について報告いたします。  まず、市長から、「本日は湖東地域一般廃棄物処理広域化事業促進協議会の今日までの取り組み経過促進協議会において候補地としていた石寺地先地質調査の結果と促進協議会での審議の概要ごみ処理施設建設候補地として石寺地先が適格な場所ではないとの結論に至った経過や理由について説明したい、また石寺地先での建設を断念したことから、建設候補地を鋭意決定していかなければならないと考えている。今後とも、皆様方のさらなるご支援、ご協力をお願いしたい」とのごあいさつがありました。  続いて、議題に入り、一つ目として、廃棄物広域化対策室長から、「今日までの取り組み経過について」ということで、前回平成16年3月25日の本委員会開催以降の湖東地域一般廃棄物処理広域化事業進捗状況説明を受けました。  その主な内容として、湖東地域一般廃棄物処理施設の整備を図るべく、平成13年6月27日から1市7町で組織された湖東地域一般廃棄物処理広域化事業促進協議会は、前回の本委員会開催以降、市町合併等により、現在は1市4町(彦根市、多賀町、甲良町、豊郷町、愛荘町)を構成市町として取り組んでいることが報告された後、湖東地域一般廃棄物処理施設建設に向けての経過について、次のような説明がありました。  平成16年4月16日の促進協議会で、処理施設建設候補地選定に係る調査にはコンサルタントを導入することが決定され、同年7月のコンサルタントとの候補地選出業務委託契約の締結、平成17年1月の候補地選出調査報告書提出を受けて、同年1月19日開催協議会で、おおよその処理施設規模の提示とともに、石寺地先建設候補地としての決定平成18年5月に協議会から石寺振興会への協力依頼文書提出等を経て、本年1月から4月にかけて、候補地としての適否を確認するための地質調査の実施、その調査結果をもとに石寺地先の非農用地の建設候補地での建設断念結論が出されたとのことでした。  以上のような説明の後、質疑応答がありましたので、主なものについて申し上げます。  「平成16年にコンサルタント意見を聞くと決め、その回答を得たということだが、地質までには至らずに地形だけを問題にしたのか」との質問に対し、「コンサルタントに委託した調査方針は、土地利用自然環境保全法的規制との整合性、収集・運搬効率主要道路からのアクセス等を考慮したもので、そうしたことから選定した経過がある。ボーリング調査コンサルタント業務には入っていなかった」との答弁がありました。  また、「候補地となっている土地は以前から軟弱地であると承知された上で候補地になったと思うが、コンサルタントを入れて調査するのであれば、ボーリング調査を含めての調査最初から必要であったのではないか」との質問に対し、「候補地選定に当たっては、特定の場所1カ所を決めるわけではなく、このコンサルタント業務は、1市4町の広域事業の中でどこが適切であるかを、自然環境条件地理的条件社会的条件の中で選定することが基本になる。ボーリング調査をするとなると、個々の地権者の同意を得る必要があり、その中でボーリング調査をするイコール建設地というイメージを与え、全体的な事業が進まなくなるおそれがある。そういう意味から、建設候補地を幾つか選定する作業には、ボーリング調査を実際やるわけにはいかない。既存資料の中で、近くにボーリング調査をしていればそれを参考にするのは一つの大きな方法だと考える」との答弁がありました。  また、「平成17年1月に候補地、おおよその施設規模決定したということだが、その後に市町合併等東近江市が独自の方向性を示され、抜けられたりと、当初想定していた広域の枠組みからは縮んだと思うが、その時点で、候補地規模について何らかの協議はなかったのか」との質問に、「東近江市の脱退で、試算によると、ごみ量は約4%、年間で約2,000トン減るが、広域観点からいえば、4から5%の範疇はいろんな形での対応によって変わる部分だと思っている。県の広域化計画の基本的な考え方は100トン以上であり、ただ、市町合併等の影響もあるので、施設集約化余熱利用等のいずれも変更せざるを得ないものではないと考えている」との答弁がありました。  また、「今回の候補地での建設は断念されたことで、早急に今後の計画を改めて進めていく必要があるが、何カ所かあった候補地から候補を選ぶのか、新たに適切な候補地を選ぶのか、今後の基本的なスタンスは」との質問に対し、「今後、促進協議会協議すべき問題であると考えているが、平成17年1月に石寺地先候補地が絞られたかのようになっており、今回そこが候補地として適格性を欠くという結論が出た以上、白紙に戻ったと考えている」との答弁がありました。  また、「計画が持ち上がってどうなるかということよりも、まず地元の方に説明をすることが先であり、そこから議論が進んでいくと思うので、候補地として挙げられた時点で、地元説明周辺自治会への説明をやるべきだと考えるが」との質問に対し、「今回の石寺地先の問題については、平成16年4月にコンサルタントに依頼して、平成17年1月に報告書提出されたという経過であり、石寺地先候補地として適格性があるかどうかは何回も問題にしていた。ただ、ボーリング調査をやれば、建設の前提でボーリング調査をしているのではないかという誤解を受けることがあって、地元に対してボーリング調査を提案できなかったようである。そういう意味で、候補地として一つに絞った場合は、調査研究をした上で地元説明をするという態度は、決して揺るがせないと思っている。ただ、今回の場合は、適格性があるかないかわからなかったから、こういう経過をたどった。本来はボーリング調査をもっと早くやっていればよかった。そうすれば、地元の方々にいろいろと不安や疑問を与えなくて済んだのではないか」との答弁がありました。  続いて、議題二つ目として、廃棄物広域化対策室長から、「一般廃棄物処理施設建設候補地地質調査の結果とその適否について」ということで、湖東広域ごみ処理施設建設候補予定地地質調査委託業務報告書概要版)に基づき、調査概要調査地一帯地形地質概要調査結果、地質総合解析について説明があり、最終的には、石寺地先候補地廃棄物処理施設建設候補地としては適格な場所とは言えず、当該地での建設を断念せざるを得ないとの結論に達したとの報告がありました。  これらについて、委員から意見質疑応答がありましたので、主なものについて申し上げます。  「専門家によるいろんな角度からの調査結果を、今まで見た他の調査結果と比較すれば、この建設候補地は特別なところであり、一日も早く撤退して、新しい候補地を探すべきだ」との意見がありました。  また、「調査基準点設定根拠ボーリング調査地点6カ所の選定根拠学術的根拠があるのか。この候補地建設した場合、通常の施設建設からは22億円が増額になるが、その積算根拠は」との質問に対しては、「基準点等設定は、候補地11ヘクタールをまんべんなく測定したいから、コンサルタント意見も取り入れ、選定した。22億円の積算根拠は、今回地質調査を行った候補地支持地盤の深さ約52メートルの地点と、一般地支持地盤の深さ15メートルの地点とを比較し、ごみ焼却施設については建築面積4,000平方メートル、リサイクル施設については建築面積3,600平方メートルを想定し、地盤改良を行わなければならない候補地については、地盤改良面積を4ヘクタールとして積算した。その結果は、候補地では、オールケーシング工法で、交通車両等地盤沈下対策中層改良工事を取り入れた場合、22億6,700万円、一般地では、オールケーシング工法で、地盤改良なしで、8,036万円となる」との答弁がありました。  以上が、6月3日に開催いたしました本委員会概要であります。  一般廃棄物にかかわる問題は、市民生活に直結する重要な課題でありますことから、本委員会といたしましては、引き続き調査してまいりたいと考えております。  これをもちまして、環境対策特別委員会中間報告を終わります。 ────────────────── 日程第4 諸般報告 7 ◯議長藤野政信君) 日程第4、諸般報告を行います。  市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成20年度(2008年度)彦根土地開発公社事業計画についてが報告第5号として、平成20年度(2008年度)財団法人彦根事業公社事業計画についてが報告第6号として、第21期彦根総合地方卸売市場株式会社事業計画についてが報告第7号として、平成20年度(2008年度)財団法人彦根文化体育振興事業団事業計画についてが報告第8号として、また地方自治法施行令第146条第2項の規定により、平成19年度(2007年度)彦根繰越明許費繰越計算書についてが報告第9号として、また、地方自治法施行令第150条第3項の規定により、平成19年度(2007年度)彦根市事故繰越し繰越計算書についてが報告第10号として、さらに、地方公営企業法第26条第3項の規定により、平成19年度(2007年度)彦根市水道事業会計予算繰越しについてが報告第11号として、それぞれ議長あて提出されましたので、お手元に配付いたしておきましたからご了承願います。  以上で諸般報告を終わります。 8 ◯議長藤野政信君) 暫時休憩いたします。            午前10時03分休憩            午前10時12分再開 9 ◯議長藤野政信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────── 日程第5 議会運営委員補充選任 10 ◯議長藤野政信君) 日程第5、議会運営委員補充選任を行います。  議会運営委員、21番杉本君江さんから、辞任願が議長あて提出され、委員会条例第14条の規定により許可いたしました。  お諮りいたします。  議会運営委員補充選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、19番北村收君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯議長藤野政信君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました19番北村收君を議会運営委員補充選任することに決しました。  この際、念のため申し上げます。  ただいまの補充選任により、議会運営委員会は、7番渡辺史郎君、13番安藤博君、14番細江正人君、19番北村收君、22番田中滋康君、27番大橋和夫君、以上の6人によって構成されました。 ────────────────── 日程第6 環境対策特別委員補充選任 12 ◯議長藤野政信君) 日程第6、環境対策特別委員補充選任を行います。  環境対策特別委員、5番松本忠男君から、辞任願が議長あて提出され、委員会条例第14条の規定により許可いたしました。  お諮りいたします。  環境対策特別委員補充選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、6番佐野正博君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯議長藤野政信君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました6番佐野正博君を環境対策特別委員補充選任することに決しました。  この際、念のため申し上げます。  ただいまの補充選任により、環境対策特別委員会は、2番小川喜三郎君、6番佐野正博君、8番馬場和子さん、12番前川春夫君、15番夏川嘉一郎君、24番山田多津子さん、以上の6人によって構成されました。 ────────────────── 日程第7 議会改革特別委員定数変更 の件 14 ◯議長藤野政信君) 日程第7、議会改革特別委員定数変更の件を議題といたします。  お諮りいたします。  会派構成の異動に伴い、議会改革特別委員定数を11人から10人に変更いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長藤野政信君) ご異議なしと認めます。よって、議会改革特別委員定数は10人に変更することに決しました。 ────────────────── 日程第8 議会改革特別委員補充選任 16 ◯議長藤野政信君) 日程第8、議会改革特別委員補充選任を行います。  議会改革特別委員、9番山口大助君、16番八木嘉之君、21番杉本君江さん、25番野村郁雄君から、辞任願が議長あて提出され、委員会条例第14条の規定により許可いたしました。  お諮りいたします。  定数が変更されました議会改革特別委員補充選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、1番辻真理子さん、10番徳永ひで子さん、19番北村收君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 17 ◯議長藤野政信君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました1番辻真理子さん、10番徳永ひで子さん、19番北村收君を議会改革特別委員補充選任することに決しました。  この際、念のため申し上げます。  ただいまの補充選任により、議会改革特別委員会は、1番辻真理子さん、3番赤井康彦君、8番馬場和子さん、10番徳永ひで子さん、13番安藤博君、14番細江正人君、19番北村收君、20番田島茂洋君、23番成宮祐二君、26番小林武君、以上の10人によって構成されました。  暫時休憩いたします。            午前10時16分休憩            午前10時57分再開 18 ◯議長藤野政信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました環境対策特別委員会および議会改革特別委員会の正副委員長互選の結果報告がありましたので、ご報告いたします。環境対策特別委員会委員長に24番山田多津子さん、議会改革特別委員長に20番田島茂洋君、副委員長に14番細江正人君がそれぞれ互選されました。  休憩中に開かれました議会報編集委員会委員長互選の結果報告がありましたので、ご報告いたします。議会報編集委員長に、8番馬場和子さんが互選されました。  次に、議会図書室主管の5番松本忠男君から辞任願提出されましたので、彦根市議会図書室規程第5条第2項の規定により、後任に12番前川春夫君を選任いたしました。 ────────────────── 日程第9 議案第61号から議案第72号ま で上程(市長提案説明) 19 ◯議長藤野政信君) 日程第9、議案第61号から議案第72号までを一括議題といたします。  職員に議案を朗読させます。   〔大倉議会事務局次長朗読〕 20 ◯議長藤野政信君) 提案者説明を求めます。  市長。   〔市長獅山向洋君)登壇〕 21 ◯市長獅山向洋君) 本日、提出いたしました議案につき、その概要をご説明申し上げます。  最初に、議案第61号から議案第65号までは、諸般の事情により、緊急に処理すべきものの補正を行おうとするものであり、議案第61号は、一般会計において、公的資金補償金免除繰上償還を行うものを初め、市民税課税システム改修費井伊直弼と開国150年祭開催事業費彦根城維持管理事業費補正が主なものです。これらの補正予算額は3億5,161万7,000円であり、国県支出金、繰入金、繰越金等をもって賄うものです。  議案第62号から議案第65号までは、特別会計および企業会計補正予算であり、議案第62号は、住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計において、公的資金補償金免除繰上償還に伴い、補正を行うもの。議案第63号は、下水道事業特別会計において、公的資金補償金免除繰上償還に伴い、低利債へ借り換えるため補正を行うもの。議案第64号は、農業集落排水事業特別会計において、公的資金補償金免除繰上償還に伴い、補正を行うもの。議案第65号は、医療過誤に伴う損害を賠償するため補正を行うものです。  議案第66号から議案第69号までは、いずれも条例の一部を改正しようとするものであり、議案第66号は、建築基準法の一部改正に伴い、建築確認等に関する手数料の改正を行うもの。議案第67号は、次世代育成観点から、乳幼児福祉医療費助成自己負担分を無料とすることに伴い、所要改正を行うもの。議案第68号は、城山観覧料に含まれている玄宮園観覧料を、単独での入園を可能にするため、玄宮園のみの観覧料を新たに設定することに伴い、所要改正を行うもの。議案第69号は、非常勤消防団員等に係る損害賠償基準を定める政令の一部改正に伴い、非常勤消防団員等に対する損害補償に係る補償基礎額加算額改正するものです。  最後に、議案第70号から議案第72号までは、いずれも議会議決を求めようとするものであり、議案第70号は、消防署本署に配置しておりますはしご付き消防ポンプ自動車の劣化および車両機能の低下に伴い、新たに災害対応特殊はしご付き消防ポンプ自動車を取得することについて。議案第71号は、土地改良事業により、石寺町の字の区域および名称を変更することについて。議案第72号は、彦根市立病院における医療過誤に伴う損害賠償の額を定め、示談することについて、それぞれ議会議決を求めようとするものです。  以上が本日提出いたしました議案の大要です。よろしくお願い申し上げます。 22 ◯議長藤野政信君) お諮りいたします。  明10日から13日までの4日間は、議案熟読のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 23 ◯議長藤野政信君) ご異議なしと認めます。よって、明10日から13日までの4日間は休会することに決しました。  なお、14日および15日は、市の休日のため休会であります。  来る16日は、定刻から本会議を開き、上程議案に対する質疑ならびに一般質問を行います。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。
               午前11時05分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...