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平成19年 産業建設常任委員会 本文 開催日: 2007-03-08

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  1. 彦根市議会 2007-03-08
    平成19年 産業建設常任委員会 本文 開催日: 2007-03-08


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時37分開議 ◯委員長(前川春夫君)   皆さん、おはようございます。  大変お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。  それでは、ただいまから産業建設常任委員会を開きます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、各位に配付いたしております委員会審査事項のとおりでありまして、案件ごとにご審査願います。  まず最初に、議案第1号平成19年度(2007年度)彦根市一般会計予算、第1条第2項第1表歳入歳出予算のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第4款衛生費第3項上水道費、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第9款消防費第1項消防費第4目水防費、第2条第2表債務負担行為のうち、滋賀県信用保証協会小規模企業者小口簡易資金保証債務損失補償の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  財政課長。 2 ◯財政課長(野崎典秀君)〔議案第1号について提案説明〕 3 ◯委員長(前川春夫君)   産業部次長。 4 ◯産業部次長(堀川喜章君)〔議案第1号について提案説明〕 5 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部次長。 6 ◯都市建設部次長(中村義夫君)〔議案第1号について提案説明〕 7 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 8 ◯下水道部次長(八若和美君)〔議案第1号について提案説明〕 9 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第1号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  細江委員。 10 ◯委員(細江正人君)   1点、都市計画費のところでお尋ねいたします。  241ページであります。その中の長曽根銀座河原線街路事業、高質空間形成施設のところでありますが、ちょっとわからないので教えていただきたい。これは建物には全く関与しない、道路事業なのでありましょう。街路事業でありますから、道路だけでありますね。例えばイメージとして、キャッスルロードですと修景というものがついておりまして、それから、四番町スクエアですと土地区画整理事業というものとリンクしております。これのことについては、この間の本会議の質問とも関連するんでありますが、道路だけで終わって、建物については地主がそれぞれに全く別でやるということでよろしゅうございますでしょうか。確認をさせていただきます。
    11 ◯委員長(前川春夫君)   暫時休憩いたします。                               午前10時33分休憩                               午前10時40分再開 12 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  道路河川課長。 13 ◯道路河川課長(北川 豊君)   長曽根銀座河原線街路事業の高質空間形成施設につきましては、建物ではございません。基幹事業であります道路整備と一体的に組み合わせまして、快適性や景観に配慮して歩道の自然色舗装や照明、植栽等を整備するものでございます。  以上です。 14 ◯委員長(前川春夫君)   細江委員。 15 ◯委員(細江正人君)   もう一つ、その隣接する土地の地主さんの責任範囲で建物を建てられるということに理解してよろしいんですね。要は全く関与しないという、例に出しましたのは、キャッスルロードを修景でやったとか、四番町スクエアは土地区画整理事業でありながら修景を指導したりしていましたが、その部分についてはそういう指導はないと理解してよろしいですかというのを、もう一つ出しておきました。 16 ◯委員長(前川春夫君)   都市計画課長。 17 ◯都市計画課長(中村義夫君)   建物の件でございますけれども、ご存じのように四番町スクエアは大正ロマン風ということで、それに対する芹橋側の建物の、道路に接する建物につきましては例の景観の重点地区として定めておりますので、これにつきましては勾配屋根とか、そういうできたら和風的な建物でお願いしているという規制がかかっております。  以上でございます。 18 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  小林委員。 19 ◯委員(小林 武君)   商工費の、北びわ湖大花火大会実行委員会補助金の700万円でございますけれども、次年度は北びわ湖花火大会になると思うんですけれども、400年祭と重なるわけですけれども、昨年の経費は寄附が950万円ほどありましたですね。それと市からの補助金と、それと県から入ってきますね。これを合わせて、盛大な花火ができるかなという不安があるんですね。昨年、長浜の花火は、市と県で1,500万円、市民や企業から2,000万円の協賛金を集めて開催されています。ことし、400年祭のときの花火大会が長浜より落ちては、ちょっと私は困ると思うんですけれども、そういったことで、この予算でやっていけるのか、また、実行委員会の方から大きな協賛金が見込まれているのか。その点、お聞きしたいと思います。 20 ◯委員長(前川春夫君)   観光課長。 21 ◯観光課長(花木 勉君)   ただいまの小林委員さんからの、北びわ湖大花火大会についてのご質問でございます。  昨年度より200万円アップの700万円ということにさせていただいたわけでございますけれども、これにつきましては明石の花火大会以降、非常に安全性を強く求められております。こういうところから、安全対策につきましても非常にお金がかかっておるというのも事実でございますので、500万円の補助金ではなかなかえらいということもございまして、そういう部分を何とか市の方で持てないかという分で、700万円、200万円をアップさせていただいたところでございます。  こういう中で、今現在、彦根の観光協会の方が事務局を持ちまして、ことしの花火大会の準備を進めていこうとされているわけでございますけれども、県の花火の補助金900万円、それから私どもの市の方から700万円、これを合わせまして1,600万円余りになるわけでございます。そこで、何とか協賛金を今、1,000万円程度というふうに見込んでおられます。そこで、有料観覧席なんかも含めまして、大体2,800万円から3,000万円程度の規模で上げられればというお話を聞いております。また、協賛金の方も頑張っていただきたいというふうに思っております。  よろしくお願いしたいと思います。 22 ◯委員長(前川春夫君)   小林委員。 23 ◯委員(小林 武君)   規模が長浜と大分違うような気がするんですけども、ことしは築城400年祭の年でもございますし、そういった意味で、盛大という言葉は経費がかかるわけなんですけれども、やはり市民といたしましてもプライドというか誇りがありますので、やはりよその藩に負けたくない、彦根の花火だという気もありますので、そういった意味で、予算規模が違いますので、これはどうも太刀打ちできないのではないかなというふうな心配もするんですけれども、400年祭実行委員会の方から、そういうような補助金というんですか、協賛は得られないんですかね。 24 ◯委員長(前川春夫君)   観光課長。 25 ◯観光課長(花木 勉君)   400年祭の実行委員会からの補助金といいますか、協賛金といいますか、そこらの点に関しましては私の方からちょっとお答えすることはできないわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、安全性を高めるために、そこに要する経費を何とか市が持ちたいということで、200万円アップをさせてもらったわけでございます。つまり、協賛金が煙火費に結びつくような形でうちの方は補助金を出していきたいと。そういうことから言いますと、例えば50万円の協賛金を出されましたら、その50万円が煙火に結びつくんだということで、協賛金はある程度得やすくなるかなというふうにも考えております。そういう中で、実行委員会の方でもご努力をいただきたいなというふうにも思っております。  以上でございます。 26 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  渡辺委員。 27 ◯委員(渡辺史郎君)   1点お尋ねいたしますが、205ページですけれど、曽根沼干拓嵩上げ事業を挙げていただいておるところでございますが、この事業自体もう終わりになる予定であると思いますが、完全に所期の目的といいますか、達成できるのか、お尋ねいたします。 28 ◯委員長(前川春夫君)   農林水産課長。 29 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   失礼いたします。ただいま、曽根沼嵩上げ関係のご質問をいただいたわけでございますけれども、この事業につきましては、平成19年度で造成関係につきましてはすべて完了する計画を、今現在持っております。その後、20年度の段階で換地等々の作業関係に入らさせていただきまして、処分の関係という形をとらすように、今現在、地元と調整をさせていただいているという状況下でございます。  以上でございます。 30 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  田島委員。 31 ◯委員(田島茂洋君)   216、217ページなんですけれども、いわゆる地場産業の予算を挙げていただいております。彦根仏壇とそれから地場産業活性化戦略支援特定事業ですか。このあたりの内訳といいますか、それと目的ですね。  それから、もう一つ、下段の工場等設置奨励事業の奨励金の内訳、それから地域交流センターの詳細をお願いしたいと思います。  とりあえずお願いします。 32 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 33 ◯商工課長(長崎隆義君)   3点のお尋ねでございます。  地場産業の振興対策の関係でございますけれども、商工会議所が事務局を持っておられます異業種交流会の補助金、それから地場産業連絡協議会という形での補助金、それから地場産業活性化戦略支援特定事業補助金という3本を挙げておりまして、戦略事業につきましては、彦根仏壇共同組合とそれから滋賀バルブ共同組合の2団体に補助をいたすものでございまして、繊維組合につきましては縫製組合から繊維組合を立ち上げたばかりという形で、今回はエントリーされなかったという形でございまして、仏壇につきましては東京の見本市等の経費でございますとか新しい製品開発、そういったもの。バルブにつきましてはビワライトの普及とか、そういった形でそれぞれ補助をいたすものでございます。  次の、工場等設置奨励事業でございますけれども、これにつきましては工場等設置奨励審査会の委員報酬ならびに工場等設置奨励金でございますけれども、これにつきましては株式会社ブリヂストンに対します増設ならびに雇用の奨励金、これが6,965万5,000円でございまして、プラス、あと2社の奨励金でございます。  地域交流センターの補助でございますけれども、これにつきましては、四番町スクエアに設置いたしました街なかプラザと四番町ダイニングという二つの施設、主に街なかプラザ観光案内等の業務等を実施いただいております運営経費に係る補助金でございます。  以上でございます。 34 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 35 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。  地場産業につきましては、彦根の顔といいますか、そういうようなものでございますので、おおむね要望されているものに合致した補助金といいますか、交付金だと思うんですけれども、その辺の要求されているのと余り変わらないのか、その辺はいかがでしょうか。 36 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 37 ◯商工課長(長崎隆義君)   ご要望いただきました額満額とはいきませんが、ほぼご要望いただいた額に沿った内容での補助金の額になっているというふうに考えております。 38 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  小林委員。 39 ◯委員(小林 武君)   すみません。237ページの木造住宅耐震バリアフリー改修支援事業なんですけれども、本会議でも聞きましたけれども、実績がないんですけれども、17年度もなかったようですし、そういったことでこの事業は、過去利用されていないということはどこに原因があるんでしょうか。総額、予算額が低いのでできないのか、その点ちょっとお聞きしたいなと思うんですけれども。再度ことしも挙がっておりますので、積極的に取り組んでいただいてると思うんですけれども、昨年度の0から、今回のことしの目標に向かっての努力というんですか、どうしようかというようなこともあろうかと思いますので、その点お聞きしたいと思います。 40 ◯委員長(前川春夫君)   建築指導課長。 41 ◯建築指導課長(若林吉郎君)   耐震改修・バリアフリー支援事業でございますが、ご質問のとおり、17年、18年と実績0でございます。と申しますのも、この対象者は、耐震診断実施をされた方で0.7以下、倒壊のおそれがあるというふうに診断をされた方がまず対象でございますので、我々は彦根市の無料耐震診断をお受けになった方で0.7未満の方に対して、ご案内だとか、こういう支援事業をしていますよということは文書で送ったりはさせてもらっております。ですから、ご相談もお受けしているんですけれども、いざ、この支援事業、改修をしようとなかなか思い切ってもらえない。補助率が1割で最高50万円という補助が低いというお話も聞きますし、なかなか家全体を改修するということまで思い切ってもらえないというのが、窓口でお聞きしているお声でございます。 42 ◯委員長(前川春夫君)   小林委員。 43 ◯委員(小林 武君)   耐震を受診した住居が対象になりますと、17年度40戸、18年度35戸ですね。その範囲の中での補助対象事業になるわけですね。非常に範囲が狭くなってきているわけなんです。  そういったことで、来年度向けの予算で、どうしようかということをお聞きしたいと思うんですけれども。17年度、18年度そのままでしたら、また0かなという心配もありますので、0だからこれを使おうという、何か考えがありましたらお答えしていただきたいと思います。 44 ◯委員長(前川春夫君)   建築指導課長。 45 ◯建築指導課長(若林吉郎君)   同じようなことをしておりましても、なかなかやってもらえないという現状がございますので、今年度、別の方で予算を挙げさせてもらっておりますが、耐震改修促進計画策定事業というものをひとつお願いしたいと思っております。これは、国の方が阪神・淡路大震災以降、耐震改修促進法をつくりまして、住宅建物の耐震化を促進するという法整備を行ったわけでございますが、なかなかそれも進まないということでその法律が改正されまして、このようなペースではなかなか自然の建て替えを待っていては間に合わないということで、今後10年間に被害想定額や人命の減災目標、半減するという目標を立てられましたので、それに基づいて各地域、県、市町がそれぞれの地域に応じた耐震改修促進計画をつくりなさいというふうに取り決められました。それで彦根市におきましても、彦根市に応じた耐震改修促進計画を作成して、広く市民の皆様に耐震の重要性を啓発していきたいというふうに思っております。  よろしくお願いします。 46 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 47 ◯助役(松田一義君)   この件につきまして県立大学で、花しょうぶ通り等に古い住宅があって、そのまま民家なりそういうまち並みを残したいという動きの中で、耐震をどうするかというお話があって、この前シンポジウムがあったわけですが、その中で、これは金沢大学の名誉教授、防災関係の権威者でございますが、リフォーム等あすの生活に結びつくものについては改修等にすぐ着手されますけれども、横浜市が450万円の補助金を出しても、なかなか家の耐震のためにするというまでいっていないという国民感情があるというお話をされていました。いわゆるいつ起こるかわからないものに対して、大きな投資をなかなか感情としてできないという部分があるわけです。  そういう中で、市長の方で、このページ、237ページの一番下に挙がっておりますが、そういう住宅が、彦根市内にはまだ古い住宅とか残したい住宅とかいろいろあるわけですが、その中の1室を何とか耐震に耐えられるようなものができないかという、そういう方策をしたらどうかというので、この一番下の(仮称)彦根市住宅耐震改修等促進方策検討委員会を開くわけですが、その中でも、阪神大震災の中でいわゆる炊事場とか水回り等、ブロック等を積んでいるところは残っていたという話もございますし、その全体の建物の中の1室が耐震ができていると建物が持つ場合もあるというような話もございましたので、彦根市として市民の方に、耐震工事まではいかないけれども、部屋を1室シェルターみたいな形でできないかという、そういうのを一番下のところに今回挙げさせていただいたので、なかなか耐震工事まで、金額も大きくかかりますし、生活の不便さも出てきますし、いろんなことがございますので、そういう中で一遍、彦根市として考えられるものを考えようというようなことで計上しております。  もう1点、そういうまち並みが並んでおります両側の建物がしっかり耐震ができていると、まち並み全体が残るという、そういうお話もございましたので、彦根市ならではの一遍、方策を検討しようというのが一番下の部分でございますし、今までの耐震診断を受けた人の耐震工事というのは、彦根市のみならず、全国的になかなか無理な面があるという、そういう部分がございますので、その辺で一遍、ことし検討してみようかということを考えております。  以上でございます。 48 ◯委員長(前川春夫君)   小林委員。 49 ◯委員(小林 武君)   3年目ですので、ぜひとも事業実績が残りますように頑張っていただきたい、そんな思いです。どうぞよろしくお願いします。 50 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  北村委員。 51 ◯委員(北村 收君)   1点お伺いしますが、財産売払収入で、保留地の処分金で3億5,371万4,000円計上されていますわね。これは彦根駅東土地区画整理の保留地だと思うんですが、これ、売却先とm2数をちょっと教えてくれませんかね、詳細を。 52 ◯委員長(前川春夫君)   区画整理課長。 53 ◯区画整理課長(夏原眞造君)   この保留地処分金につきましては、駅東で18街区と呼んでおります駅前の大型街区というところです。そこで面積が3,047.59m2でございます。処分先につきましては、17、18街区を商業展開していこうというフジタグループから提案を受けています。そこが開発業者いうんですか、デベロッパーを連れてきますので、そこは前にもお話しさせてもらったと思いますが、日本商業開発という会社の方へ売却する予定です。  以上です。 54 ◯委員長(前川春夫君)   北村委員。 55 ◯委員(北村 收君)   これは当然区画整理事業の関連会社だということで、多分競争入札とかそういう形にはなっていないと思うんですが、随契でいかれてると思うんですが、そうですね。 56 ◯委員長(前川春夫君)   区画整理課長。 57 ◯区画整理課長(夏原眞造君)   基本的には入札で売却するわけですけれども、この場合ですと、やはり1社随契という形をとります。 58 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  正村委員。 59 ◯委員(正村嘉規君)   何点かについて質問させていただきたいわけですが、まず最初に、今年度彦根市一般会計当初予算の中から、労働費が約785万8,000円、土木費が6億9,818万8,000円減額されております。厳しい経済状況の中で歳出削減に努力された結果だと思いますが、その内容につきましてお知らせいただきたいと思います。 60 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 61 ◯商工課長(長崎隆義君)   労働費の方が前年に比べて減少しているというご質問でございますけれども、これまで実施をいたしておりました勤労者融資対策事業のうち、住宅資金につきまして平成13年度を最後に借り入れ実績がございません。融資枠をこれまで設けてきたわけでございますけれども、借り入れの申し込みがないといったことで廃止をいたすものでございまして、これまで借り受けられた方の預託金のみを実施させていただくという形で、ご存じのように民間のプロパー資金で有利な資金があるといったことで、なかなか実績が上がらないといった形で、勤労者融資対策のうち住宅資金のみ廃止させていただくという形で、教育資金の方につきましては残っておるという形でございます。  以上でございます。 62 ◯委員長(前川春夫君)   都市計画課長。 63 ◯都市計画課長(中村義夫君)   土木費の主な減額につきましては、ご存じのように18年度、旧市立病院跡地、それの整備事業が完了しましたので、それがありませんので、事業的にはもう入っておりません。  以上でございます。 64 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 65 ◯委員(正村嘉規君)   当初予算の概要から、一番わかりやすいもので、まず、35ページから質問させていただきますが、多岐にわたりますので、分けながらさせていただきたいと思います。  まず、35ページの勤労者融資対策事業、勤労者への教育資金としての一種の奨学金制度でございますが、この融資の回収につきまして100%回収されておるのか、前年にわたって未回収の状態が続いておるのか。その辺の状況についてお知らせいただきたい。 66 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 67 ◯商工課長(長崎隆義君)   既借受者につきましては償還中でございますけれども、順調に償還をいただいているという状況でございます。 68 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 69 ◯委員(正村嘉規君)   未回収金はないということですね。0と考えてよろしいか。 70 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 71 ◯商工課長(長崎隆義君)   はい。現在のところはございません。 72 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 73 ◯委員(正村嘉規君)   では、引き続きまして、ひこね燦ぱれすさんが指定管理者になられまして、3月で1年たつわけですが、ひこね燦ぱれすさんだけじゃなくて、産業部さん全体の中でとりあえず指定管理者制度をなさいまして、当然その中で、先般の一般質問にも出ておりましたが、指定管理者というものに対する1年間の経験で、一応3年間あるので、それで実績を出すというのは非常に難しゅうございますが、いろんな問題点がやはり出ていると思います。その中で、今年度の予算で指定管理料が減額になり、また話し合いの中で増額になるということがあり得ることなんですけど、そういう問題を含めまして産業部全体の中で、指定管理者制度をなさっていらっしゃる問題点とその課題というものがあれば、ご指摘いただきたいと思います。 74 ◯委員長(前川春夫君)   産業部長。 75 ◯産業部長(尾本吉史君)   今もお話ございましたように、指定管理については一定期間の中で債務負担行為をとらさせていただいておりますので、原則指定管理料の増減はないというのが原則でございます。ただし、さきの代表質問なり一般質問の中でもお話がございましたように、観光協会に委託しております駐車場管理につきましては、400年祭絡みで一部変更させていただくという特例の措置をとらさせていただいておるところでございます。ですから、原則指定管理料の変更は生じてこない、特別な状況が発生しない限りということでございます。  なお、この1年間の集約につきましては、4月にそこらの点検、検討を再度するということで、その受託業者の方からの報告なりに基づいて点検をすると。指定管理している側の方がですね。そういうふうなシステムをとっておるところでございます。今のところ、とりたてて課題、問題が生じているという話は聞いておらないところでございますから、総じて直営をしていたときの状況とほぼ変わらない、あるいはそれ以上のご利用をしていただいているというふうにお伺いいたしております。  以上です。
    76 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 77 ◯委員(正村嘉規君)   今、全体的な形での、産業部さんが所管していらっしゃいます指定管理者の評価という形でございますが、指定管理者の場合、コストダウンだけじゃなくて、いかに民間のノウハウを活用するかという大きな重要課題があるわけですが、その中で利用者数が増えてきたということ自身は、やはり民間のノウハウの実績じゃないかと思うんですが、そのように評価なさるのかどうか。  あと、やはり指定管理者になって、駐輪場とか駐車場あたりで時として市民からの不満の声を聞くこともございますが、市民からの声が何か顕著に出ているものというのはございませんか。その辺は過去と同じでございますか。 78 ◯委員長(前川春夫君)   産業部長。 79 ◯産業部長(尾本吉史君)   当然、民間のノウハウを活用するというのが大きな目的の1つであるというようなことでございますので、いろんな意味でのアイデアなりを出していただいて、民間ならではの発想の転換をしていただいているものというふうに理解をいたしておりますし、また、していただいているところでございます。  それともう1点、駐車場でのいろんなトラブル等が発生しているかどうかということでございますが、それぞれ現場では多少なりのトラブルが発生しているとは思いますが、直接私どもの方まで上がってくる課題なり問題は生じていないというふうに思っておるところです。  以上です。 80 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 81 ◯委員(正村嘉規君)   次に、雇用対策事業で永年勤続表彰、ずっとこれ20年ぐらいやっていらっしゃるんですかね。最近、ホワイトカラーエグゼプションじゃないけど、新しい労働形態の中で、自由労働時間制、あれは残業代カットじゃないわけで、自由労働時間制で、いろんな形で仕事の形態を働く側の考え方によって変えていくという新しい形態が入っております。だから、その中には別に正規社員じゃなくても、臨時職員なりまたアルバイトという形ですか、いろんな形でだんだんとその形態が変わってくるんですけど、従来と同じような永年勤続制という考え方だけをよしとしてのこの表彰の仕方というのは、変わってきてもいいんじゃないかなと思うんですけど、その辺は今後の大きな課題になると思うんですね。そういうことはどのようにお考えになっていらっしゃるんですか。労働の仕方が変わってくるということにおいて、過去からずっと続いた終身雇用制における永年勤続制表彰というものに対する見方が変わってくるんじゃないかと思いますが、その辺どのようなお考えで、この事業を今後も継続なさっていかれるおつもりですか。 82 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 83 ◯商工課長(長崎隆義君)   彦根市優良従業員表彰のお尋ねでございます。  優良従業員表彰、ご質問にもありましたように、長年勤続された方を表彰するという側面もございますし、また、顕著な実績を上げられた方につきましても、特別表彰という形で行わさせていただいているものでございます。お話にありましたように、終身雇用、あるいは非正規雇用が最近の新聞でもかなり増えてきているといったお話も聞いておりますし、今、厚生労働省の方で、今後の労働契約法制のあり方についてという諮問も出ているところでございまして、そういった内容を見きわめながら、新しい時代にふさわしい表彰のあり方みたいなものは、今後、検討していく必要があるんではないかなというふうに考えております。今後の課題とさせていただきたいと思います。 84 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 85 ◯委員(正村嘉規君)   ということは、あえて申し上げますなら、今後、やはりお考えになるときに、正規職員さんだけじゃなくて、臨時職員さんであろうともまたパートタイマーの方であろうとも、もっともっとそういう範囲を広げていくという物の見方だけは前向きに取り上げていただかないことには、時代錯誤の表彰になるんだということをご理解いただきたいと思います。  とりあえずその辺で。 86 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 87 ◯商工課長(長崎隆義君)   今のパートタイマーあるいは非正規雇用の方を含めるとかいったことも含めて、その表彰制度自体について今後、検討させていただきたいというふうに思っております。 88 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  田島委員。 89 ◯委員(田島茂洋君)   215ページのところの一番下の部分ですけれども、中心市街地活性化対策事業補助金というのが載っております。これの内容をお聞きしたいと思います。いつもお世話になっておりますんですが、ひとつよろしくお願いします。  それから、225ページから227ページにまたがっているんですけれども、道路維持経費、今年度、説明のところでは1億1,175万9,000円という金額を挙げていただいておりますが、このことにつきましては例年挙げてもらってるんですけれども、一応内容的には精査されているんでしょうかね。多分そうだと思うんですけれども、道路維持ですから、それぞれ各自治会とか町内からも要望があると思うんですけれども、突発的なということもあるとは思うんですけれども、そういうものもゆとりを持ってされているのかということ。これは河川維持費の方も同じで、233ページ。この辺、ちょっと両方含めてお尋ねしたいと思います。 90 ◯委員長(前川春夫君)   商工課長。 91 ◯商工課長(長崎隆義君)   中心市街地活性化事業についてのお尋ねでございます。  事業概要につきましては、中心市街地活性化協議会、TMO機関でございます商工会議所への事業推進運営に関する補助が内容でございまして、活性化協議会の運営経費ならびにチャレンジショップ・テナントミックス事業といった事業への家賃でありますとか店舗の改修費、そういったものの助成、さらに、事業がどのように効果があらわれてくるのかということを調査いたしますための交通量調査委託料、そういったものが主な内容でございます。 92 ◯委員長(前川春夫君)   道路河川課長。 93 ◯道路河川課長(北川 豊君)   道路・河川の維持管理につきましては、自治会等から通常の維持管理に係りまして、生活道路や水路に係る要望書が年間約500件余り出ております。それにつきましては、厳しい財政状況でございますので、なかなか行き渡らない点が多分にあります。このため、自治会からの要望につきましては、効果的かつ効率的に対処するために、現地を確認しまして必要性と緊急性を勘案して優先順位をつけながら、自治会と相談して対応させていただいております。  以上でございます。    (「精査されているんですね、内容的に。金額の査定については根拠があるいうこ     とですね」と呼ぶ者あり) 94 ◯道路河川課長(北川 豊君)   予算上の積算についてはやっております。 95 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  田島委員。 96 ◯委員(田島茂洋君)   申しわけございません。ちょっと聞き漏らしたのかもわかりませんけれども、306号バイパスのことが説明の中にあったような気がするんですけれども、227ページのところでしょうか。幅12mの1,990m、この説明をちょっと。提案説明のときにございましたんですけれども、もう少し内容的にお願いしたいと思います。先ほど言いましたように、ちょっと聞き漏らしたか聞き間違うたんか知りませんけれども、306号バイパスの件ではないということですか。 97 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部次長。 98 ◯都市建設部次長(中村義夫君)   ここの段で申し上げましたのは、道路新設改良事業費の中に県施行土木事業地元負担金という項目がございます。そこで国道306号バイパスのことを話させていただきました。これはあくまでも地元負担金。先ほど数字を言われました1,990mの道路延長、これにつきましては大藪日夏線のことを説明しております。  以上でございます。 99 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 100 ◯委員(田島茂洋君)   やっぱり聞き間違うて、すみません。  それでは、この地元負担金ですけれども、もう少しわからないでしょうか。 101 ◯委員長(前川春夫君)   道路河川課長。 102 ◯道路河川課長(北川 豊君)   現在、県の方におきまして調査設計がされておりますので、それに係る地元負担金ということでございます。    (「それでは内容がわからん」と呼ぶ者あり) 103 ◯道路河川課長(北川 豊君)   現状としまして、ルート等の検討をされておりまして、調査設計で基本ライン等を決めております。そのルートの調査費です。 104 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 105 ◯委員(田島茂洋君)   今の説明ですと、内容も何もわからんのに、払え言われたら払わんならんの。そんなことないでしょう。やっぱりこれがこういう理由でこうなるから、地元負担金としてこれだけ、3,200万円出してくださいと、こうなるのが順当だと思うんですけれども。その辺、そのことをちょっとご指摘申し上げていますので、よろしくお願いします。 106 ◯委員長(前川春夫君)   道路河川課長。 107 ◯道路河川課長(北川 豊君)   306号につきましては、事業費として県の方で587万円で調査設計をされております。それに伴います市の負担金は88万500円ということでやっております。  以上です。 108 ◯委員長(前川春夫君)   暫時休憩いたします。                               午前11時20分休憩                               午前11時25分再開 109 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。都市建設部次長。 110 ◯都市建設部次長(中村義夫君)   県施行土木事業地元負担金でございますけれども、冒頭に申しましたように、まず、地元負担金の考え方ですけれども、県の事業費に対します、これはあくまでも単独事業でございます。単独事業に対しての地元負担金でございますけれども、例えば景観事業でありますと地元負担は20%。例えばベルロードですね、修景事業をしました。それに対しては20%の地元負担。それ以外の道路事業につきましては、事業費の15%の負担金がついてまいります。それで、19年度の地元負担金でございますけれども、先ほど申しましたように国道の306号バイパス、これは県の事業でございます。調査設計費等につきましては国の補助がつきませんので、県の単独で調査をやられます。それに対する地元負担金。そしてまた、稲枝の荒神踏切ですか、彦根愛知川線のナイキの前ですね。それの道路拡幅をやっております。そのところの地元負担金も当然ついてまいりますし、それ以外の三津彦根線の現道拡幅の一部もありますし、県道のそういうもろもろの市内の改修工事、それに対する地元負担金がこの計上になっております。  以上でございます。    (「ほかには」と呼ぶ者あり) 111 ◯都市建設部次長(中村義夫君)   細かく。相当ボリュームがありますが。  例えば、まだそれ以外に大津能登川長浜線の開出今町でも拡幅をやっておりますし、それ以外に現道の306号線の彦根領域のところにも一部舗装等の改修を行っております。また、それ以外にも大津能登川長浜線のベルロードの中で、今、一部歩道等の舗装をやってございます。それにつきましても地元負担は修景事業としてついてまいります。  以上でございます。 112 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  正村委員。 113 ◯委員(正村嘉規君)   当初予算の概要の中で、私は農業政策と、そして彦根総合地方卸売市場の経営健全化対策の総合性につきまして質問させていただきたいんですが、確かに農業政策は農業従事者の減少等も伴いまして、農業問題には全然この10年間当たってこない人間がお話しするのもおかしいんですが、実際に稲枝の梨とか、非常にいろいろとお取り組みをしていらっしゃいます。しかし、その中にあって、最近日本中でも、先般もお話聞きました北海道の帯広の山芋とか、またイチゴとか、いろいろともう行く行くは、嗜好品によっては農業の輸出国になるんじゃないかと言われるぐらい日本の農業は、リンゴとか、いろんな意味で新しいやはりグローバルな商品づくりに努力していらっしゃいます。何か保護政策ばかりで前向きなものが見えないし、逆に今度はこの市場の毎年の経営状況を見ておりますと、非常に厳しい状況で、市場自身、どういうふうな形で販路を求めていけばいいのかなということに今、努力していらっしゃるし、そういう中において、やはり市場自身が単なるこの地域内での販路というんじゃもう限界があるし、また、出店業者もだんだん減ってきてもおります。  その中で、やはりこの彦根の新しい農業製品をどう、海外とは申しませんが、もっと大きな視野で彦根から出荷できるようなその体制の基盤を、食品卸売市場ですか、そういうところの機能と結びつけることによってのマーケティングというのを、マネジメントというのを考えていけば、また違う総合卸売市場の今後というものが開けてくるんじゃないかと思いますので、その辺、今質問してすぐお答えできる問題じゃないと思いますが、部長、どのようにお考えになっていらっしゃるのかなと思います。  もう一つ、商店街。  私もこの10年間、質問したくてあえて抑えてまいりました。私も商店街に生まれて生きてきた人間で、何十年間いろいろと商店街活性化のために、銀座街の防災化ビルから始まりまして、いろいろとご支援をいただきながら頑張りましたが、残念ながら時代の流れの中で厳しい状況であります。しかし、やはりこちらの予算書の215ページにも見るように、また予算の概要の39ページに見るように、やはり商店街振興、旧市街の活性化等で、いろんな形で補助金等をお出しになっていらっしゃる。その事業対評価でございますが、やはりその中で私がなぜ質問しなかったかというと、仮にしなかったならばもっと今より悪くなるだろうというお答えが返ってくるからしなかったのであって、この現状のまま続けていくことによって、実際に対策を打ってきたその事業対評価の1番は、じゃ、そこからお払いになる商店主さんの売り上げが上がって、実際に税収として返ってきているのかどうかというのも1つの評価だと私は思うんですが、それがなかったならば商店街の振興というのは実際ないわけですね、はっきり言って。その評価は何かとなりますと、やはり個店が繁栄して、それが税として還元されて初めて資本投下したそのレスポンスがあるということになるんですけど、その辺においての評価というものの数値とかはご検討していらっしゃるんですか。  その2点につきまして質問させていただきたいと思います。 114 ◯委員長(前川春夫君)   産業部長。 115 ◯産業部長(尾本吉史君)   まず、農業政策の関連でございます。  これにつきましては、国策の中で動いている部分が大きくウェートを占めているというような状況下の中で、市独自の施策がなかなか打ち出せないというようなところで、非常にジレンマに陥っているところは確かでございます。しかしながら、担い手農家なりあるいは営農組織なりを活性化していただくことによって、農業自身が活性化するまではなかなかなりませんけれども、生き延びていただく方策を見出していただくということが現在の状況ではなかろうかというふうに思っておるところでございます。  そうした中で、先ほどもお話がございましたように、梨を初めとする特産品をどういうふうにPRしていくか。あるいはまた、新たなものをどういうふうに開発していくかということが大きな課題であろうかと思っております。そうしたことから、梨から関連してナチャップということで、梨を材料にしたナチャップという商品を開発していただいて、それが稲枝商工会の方でJAさんと共同して開発していただいているというような部分でございます。そうしたことからある1つのヒントを得て、大きな商品化にできていけるんではなかろうかなというふうな思いを持っておるところでございます。  それと、市場の活性化でございます。  非常に入店していただいている個店さんも少なくなってきている。それにつきましては、ご承知のように、大手流通市場というような部分が影響しているんではなかろうかなというふうなことで、今年度、産地育成というようなとこら辺の取り組みも進めていただいておるところでございますが、なかなか具体的な目に見えた数字としては出てこないというような状況下でございます。しかしながら、農作物の作付あるいは栽培というものについて意欲をお持ちいただいている農家の方々もおられるわけでございますので、こうした方々の、やはり販売を目的としたものの生産が少しでもできて、市場へ集約できる。そのことによって、地場産としての地産地消が推進できるんではなかろうか。ただ、ややもすると、転送物、レール物に比べて価格が割高になってくる部分がネックとしてはあるんですけれども、そういうふうな安全・安心というような農作物を消費していただくという消費者のご理解も含めて、展開していかなければならないんではなかろうかなというふうに思っております。  一方、商店街の活性化の問題でございます。  今日までいろんな補助施策なりを展開してきたところでございます。しかしながら、時代の流れの中でなかなか難しい部分があるわけでございますが、やはりこれは継続してやっていかなければならない。そうしなければ街なかがドーナツ化していくということでございますし、今後出てくる国の施策の中の展開なりも見ながらでも、やはり街なかをどういうふうに活性化していくかということ。その中にやはり、住民の方がお住まいになっている中での商店街というものが一番大事であるというような認識を持っておりますので、定住の中での商店街がどう発展していくかというのを今後、見きわめながら、施策を展開してまいりたいと思っておるところでございますので、よろしくお願いします。 116 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 117 ◯委員(正村嘉規君)   今、あえて商店街の活性化と農業の活性化をリンクさせて質問したのは、同じ運命をたどりつつあるのは農業も商業も同じじゃないかと思います。片や農業は緑の環境の維持、商店街は住宅環境の維持ということをうたって、余り将来性が見えてこないなという印象を受けるわけでございますが、非常に残念なことでございます。  今、市場の問題を質問しましたが、私があえてここで申し上げたいのは、農業生産なさる方と売る人の異業種交流ですね。市場の方は、消費者が何を望んでいるかということが一番わかって商売している。問題はつくってらっしゃる方が、市民が今、一番何を望んでいるかということがわからないで、例年と同じようなものをつくっている。やはり売る人、つくる人の交流があって初めて活かされてくるんじゃないかなと。もう少し市場の方も生産者の方とのコミュニケーションがとれるようなら、また新しい商品開発ができてくるんじゃないかという気持ちがしますので、これは別にご答弁いただくことは全然ないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、都市建設部に移りまして、指定管理者、いろいろやっていらっしゃいますが、その辺はもう先ほどのことで大体、私も新しく4月になりましたら、いろいろとその辺の問題点が出てくるんじゃないかと思います。  この当初予算の44ページと、こちらの予算書も同じなんですけど、路線バス対策事業ですね。もうこの名前がだめなんですね。路線バス対策事業というのはもう言葉がだめであって、はっきりとやはり交通弱者対策事業というふうな方向づけで持っていかないことには、新しい検討委員会をおつくりになっても発想の転換が、路線バスを引きずりながらでしたら新しい対応が生まれてこないんじゃないでしょうかと思うんですけど、その辺いかがですか。 118 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部長。 119 ◯都市建設部長(中辻源壽君)   今、委員ご指摘の、公共交通機関の路線バスの問題でございます。  本会議でもいろいろとご質問をいただきまして、ご答弁を申し上げたわけでございますが、やはり抜本的に見直す、そういった時期が来ておるというふうに思っております。バス路線というのは今まで路線整備ばかりを中心に考えてきたわけでございますが、やはりこれでは十分なことではないというふうな認識を持っております。今度、19年度で立ち上げますこの検討委員会の中では、広く福祉部門あるいは環境部門も含めましていろんな部門から、バス路線だけに頼らない、そういった公共交通機関を考えていきたいというふうに考えております。これはどこの地方公共団体も同じような課題を抱えておりまして、何も彦根市に限ったわけではありませんが、以前はやはり市民、事業者それから行政、こういったそれぞれ役割分担がきっちりしておりまして、市民の役割分担というのは、そのバスを利用していただくというのがその役割分担の大きな要因だというふうに思いますし、事業者といたしましては、低コストで運用するようなことを考えていかなければならない。こういうような役割分担があるわけでございますので、そういった中だけでは、やはりもう限界に来ておるということは感じております。広く意見を求めながら、新しいそういった公共交通システムというのを考えていきたい。これは非常に大きな課題で、果たしていい答えが出るかどうかもわからないような、そういう状況下にありますので、その点はご理解をいただきながら、また議論を深めていきたいというふうに考えております。  よろしくお願いいたします。 120 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 121 ◯委員(正村嘉規君)   私もレポートも出させていただいたことがありますので、非常に関心を持っております。ぜひともご検討賜りたいと思います。  先ほどから耐震構造の診断補助とか云々出ておりますが、私、旧市内に住んでおりますと、本当に心配するのは、各今お住まいになっていらっしゃる方の耐震構造よりも、いつ壊れてもおかしくない空き家がごろごろとございます。その辺とこの耐震構造を今後進めていかれることを、どうお考えになってらっしゃるのかな、むしろ地震が来て壊れるのを待ってらっしゃるのかな、そういうのが一番早く片が付くというお考え方なんだろうかと思うんですけど、一番やはり地震でまず被害が起こるのはそういう空き家で、いつつぶれてもおかしくないような、今、かわらも飛んでいるというのが城西学区だけでもごろごろございます。その点、そういうことをいろいろと要望に行きましても、なかなか地主さんが彦根を離れていらっしゃるとか、そして連絡がつきましても意外に遠く離れていらっしゃいますと、別にあってもそんなに自分の、毎日住んでおりますと切実に地震のこともお考えになりますけど、地域全般のことをお考えになっていただけるほどの方はなかなか少ない。だから解決策が進まないんですけど、これだけ耐震構造とか耐震に対していろんな予算が、そして補助金がついている中で、そういう問題をどういうふうにとらえようとしていらっしゃいますか。お聞かせいただきたいと思います。 122 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部長。 123 ◯都市建設部長(中辻源壽君)   今、空き家のお話、このお話と耐震とをリンクさせながらご質問いただいたわけでございますけれども、空き家の維持管理が良好でない、そういったいろいろご指摘というんですか、自治会等からもご心配をされましていろんなご相談も受けておりますが、この空き家対策で維持管理が良好でないものにつきましては、建築基準法で、やはり建物自体は良好な維持管理に努めるという、そういう責務がその所有者にあるわけでございますので、これにつきましては所有者を特定いたしまして、行政の方から注意文書というんですか、そういったものを送りまして、良好な維持管理に努めていただけるようなことをお願いしております。そういったところが限界でございまして、個人財産につきましては、例えば屋根がわらが落ちて歩道にそういった危険性が及ぶとか、こういったことにつきましてはそういった厳しく命令ができるわけでございますが、なかなか維持保全、あるいはそういった中だけでの強制力というのはないというのが現状でございまして、高宮町でそういった事例があったわけでございますけれども、自治会の方でその朽ち果てかけた建物を、被害の及ぶところだけを自治会で共同作業で壊されたとか、そういった事例もあるわけでございますので、やはり地元の方と十分そういった協議をしながら進めていく必要があろうかなというふうに思います。  それと、耐震の関係でございますけれども、決してつぶれるのを待っているのではなくて、まず、先ほど助役の方からもご答弁申し上げましたように、人命を守るということが大切でございますので、そういった人命を守るためにはどうしていくべきなのかと。阪神・淡路大震災の教訓から得ましても、部分的なそういった補強だけでもすれば、人命は助かるんではないかと。こういうようなことから、一度、新年度では検討していこうやないかと、こういうような方向を出しておりますので、そういう中で検討していきたいなと。これも個人財産でございますので、非常に難しいところがあるわけでございますけれども、そういったことを考えておりますので、よろしくお願いいたします。 124 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにございませんか。  田島委員。 125 ◯委員(田島茂洋君)   公園につきまして少しお伺いしたいと思います。  現在、彦根市には都市公園なりいろんな公園がございますんですが、今回、荒神山公園の整備につきましても計上いただいております。本会議でもいろいろと議論をさせてもらったことがあるんですけれども、荒神山公園といいますのはいろんな目的で使われております。例えば多目的広場として使用しようという整備をいただいております中に、現在は主体が多目的に使われる中では、やはりサッカーというのが非常に多いんですけれども、いつかも申し上げましたように、野球につきましてもやはり使われると。このような状態があるんですけれども、現在、本球場というんですか、それは立派に整備をいただきまして、こちらの方の試合につきましては非常にいいんですけれども、今申し上げました多目的広場の方の中で、多面的に使える整備というものをお願いしたいというふうにも申し上げました。今回、そのことに関しましての予算が計上していただいているのかどうか。先ほど、平成11年から最終年度にかかっている、このようなことをご説明の中でおっしゃいましたので、もしそういうことがまだ計上できないと、予算的な関係で。ということになりますと、最終となってきますともう終わってしまうと。しかし、何年か前の整備の中での、パースいうんですか、ちょっとしたものを見せてもらって、そこの中にはやはり確かに4面の球場をつくるという、そういうものがはっきりとうたってありました。そのことは、まだ私も控えとして持っているんですけれども、そのことも含めましてひとつどういうふうなことを考えておられるか、ちょっとお願いしたいと思います。  もう1点は、鳥居本公園の整備事業でございます。  今回、このことにつきましては、補助と単独と両方で7,900万円ですか、計上いただいておりますが、このことにつきましても先ほど、面積だとかそういうような内容にちょっと触れていただきましたけど、もう少し詳しく概要と、それから最終どういうような考え方でおられるか、その辺もお聞かせいただきたいと思います。  よろしくお願いします。 126 ◯委員長(前川春夫君)   都市計画課長。 127 ◯都市計画課長(中村義夫君)   まず、最初に荒神山公園の件でございます。  この多目的広場の野球場を4面ということは、再々、田島委員からも質問を受けておるわけでございますけれども、19年予算には見ておりません。それで、それの対応でございますけれども、前回の委員会等でもご説明しましたように、仮設的といいますか可動的といいますか、そういうフェンスで対応させていただきたいと。本当は固定的なフェンス、バックネットですか、そういうのを設けたいんですけれども、やはり先ほど同委員も言われましたように、サッカー等いろいろな多目的に使うために、その辺を勘案しますと、やはりそういう対応を今後もさせていただきたい。また、そういう施設面につきましては、ご存じのように指定管理者制度をとっておりますので、その管理者につきましても今後、サービス面も含めまして指導をしていきたいと思います。  また、次の鳥居本公園につきましては、19年度から国の補助をもらうということで、私ども都市建設部といたしましては重点事業ということで位置づけております。これにつきましては、鳥居本連合自治会からも中山の投棄場の整備条件に挙がっておりまして、一日も早く完成してほしいという要望が再々来ております。これにつきましても私ども、一応今の財政が厳しい中でも23年度に完成目標を持っておりますけれども、それを何としてでも一年でも早く終わるような形で今、努力しておりますので、その点、ご理解をお願いいたしたいと思います。
     整備内容につきましては、先ほどのところでも申しましたように、平成19年度は多目的広場の全面のプレ舗装をさせていただいて、極端に言ったら20年度の春から一部、供用開始はできませんけれども、使っていただけるような形で今、進めておりますので、その点、ご理解をお願いしたいと思います。それ以外は、グラウンドゴルフとか子どもの遊園地とか、それは年次ごとに計画しておりますので、これもまた近々、地元の連合自治会の方にも詳細にわたって説明させていただきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。 128 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 129 ◯委員(田島茂洋君)   最後に、もう1点お願いしたいんですけれども、申しわけございません。  今、大きな彦根市の事業の中で、彦根駅東地区の開発に非常に力を入れておられるということは、恐らく一番ピークに近いところまで来ていると思うんですが、この予算的に見ましても多岐にわたっておりますね。今年度におきましても、9項目か何かそのぐらい挙がっていると思うんですね。ですから、その辺の中身についてはもういいんですけれども、大体構想としまして、こういったことを予算を積み上げていかれながらどのようになっていくかなと。いわゆる我々議員といたしましても、いつごろどういうふうに姿が出てくるんだと。ことし、東口の開設はされますけれども、その後、例えば大きな施設を予定されているとかいうようなこともございましたね、計画の中に。そういったものがこの予算の中に入っているのかどうかとか、そういうようなこともわかりませんので、そういう内容的にもう少し構想がわかっておるならば、予算にひっかけてということでご説明があればありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。 130 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部参事。 131 ◯都市建設部参事(磯野治夫君)   ただいま委員から話がありました中身についてでございますが、この19年の春には彦根駅東口の供用開始ということでさせていただくわけでございますが、全面の供用開始というのは、全面といいますか、駅前広場が今、工事中でございますので、その駅前広場が完成するというのは20年度末でございます。21年の春の完成を目指しておりますので、それに向けて平成19年度の予算をつけさせていただいております。18年度は彦根駅の自由通路開設というのを1つの目標にしておりましたが、次の目標は平成20年度末の駅東、駅前広場がきれいにできて、それから彦根城線から駅前に抜ける都市計画道路がきれいにできまして、それから国道8号から彦根駅里根線という駅前まで続くその都市計画道路ができ上がる、21年春にかけて。その駅前の駅前広場と、そのもう一つ東側にあります大きな街区があるんですが、その街区周りが仕上がるというようなことを想定しております。ですから、駅前の駅前広場の東側の大きな街区、商業街区につきましては、それも平成21年春に商業施設が建つように、地権者組合等がデベロッパーさんと協議しながら進めておられるという状況でございます。それから、その同じ街区で、保留地とか市、土地開発公社が所有しております大きな街区、それが18街区といいますが、そこもできれば同時に、17街区に商業施設が建設されるのとあわせてできればいいなということで今、進めているところでございますが、それがこの19年度に保留地をデベロッパーさんに買っていただいて、あと、デベロッパーさんがそこにマンション等なり、まだ計画で確定の段階まで至っていませんが、そういう建物をお建てになるというようなことで進めさせていただいています。その18街区が余り高層になると、ちょっと2つ同時にオープンというのはずれてくるかもしれませんが、21年春には形が整うように、今のところそれに向かって進めておりますので、その所要の整備のための物件移転補償とか、そういうなのをいろいろこの19年度の予算に挙げさせていただいております。  以上でございます。 132 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 133 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。  今、明るい見通しというものをお聞かせいただきまして、随分と待ちに待っておったわけでございますけれども、ようやくそういうようなことが聞かせていただけたということで、非常にうれしい限りでございます。  もう1点、今の中に入っているのかどうかわかりませんけれども、原長曽根線への取りつけ道路が、たしか高架でずっと行くようになったと思うんですけれども、その辺のところはいかがですか。 134 ◯委員長(前川春夫君)   区画整理課長。 135 ◯区画整理課長(夏原眞造君)   今、この原長曽根線は安清跨線橋にタッチする構造になっております。ただ、今の高さよりもはるかに高いところへ上がりますので、安清跨線橋そのものを架け替えしなければならないというようなことになっております。こっちの道は県道でございますので、市の負担分、県の負担分、そういったことも協議しながら進めていかなければならないという、今、その状態でございまして、いつごろまでにしなければならないのか、そういったことも含めて協議中でございます。計画としては、タッチしなければならない計画になっております。 136 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 137 ◯委員(田島茂洋君)   当初から、自動車教習所と、それから今の跨線橋のところに取りつけするということは非常に問題だなという、そういうような感じはしておったんですけれども、できるだけ早く協議を終えられて、方向性を、もしどうしても変更できないんだったら別ですけれども、変更しないでやるんやったら早くできるようにお願いしておきたいと思います。  以上でございます。 138 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 139 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第1号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 140 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  暫時休憩いたします。                               午前11時58分休憩                               午後 1時00分再開 141 ◯委員長(前川春夫君)   では、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第3号平成19年度(2007年度)彦根市観光事業特別会計予算の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  産業部次長。 142 ◯産業部次長(堀川喜章君)〔議案第3号について提案説明〕 143 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第3号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  正村委員。 144 ◯委員(正村嘉規君)   今度、築城400年の催し物、彦根城を中心としてその一帯で開催され、その入場料が1,400円ですか。それで、お城の入山に対しては900円というふうに出ておりますが、それで私が前から、昨年の6月でもまたここでも議論させていただきましたんですが、先般、新聞で、長浜の北近江一豊・千代博覧会の期間を通じての収益において、一応3,000万円の黒字だというふうに出たんです。彦根の場合は、そういうふうな決算は、何の決算が黒字、赤字を決める最終的な内容になるんですか。ここは、観光特会さんの場合はお城の、今度、55万人なら55万人の入山料が入る。そして、この55ページの第1款第1項観光事業費の中で、繰出金2億円ですか、それが一般会計へ入るんですね。また、一般会計は今までに、またこれからも、実行委員会に負担金というふうに出していかれる。すると、最終的に事業が終わったときの赤字、黒字というのは、実行委員会の決算をもってこの築城400年の評価となさるわけなんですか。その辺をちょっと教えていただきたいのと、そして同じく55ページの一番下、第2目観光諸施設費の中の25節積立金2,236万6,000円。これは築城400年の記念事業への積立金になるんですか。それとも今までの観光事業等の積立金になるんですか。それについて教えていただきたいと思います。 145 ◯委員長(前川春夫君)   観光課長。 146 ◯観光課長(花木 勉君)   ただいまの55ページの一番下の積立金のことでございます。これにつきましては、観光施設の整備基金への積み立てでございます。 147 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 148 ◯助役(松田一義君)   今回の400年事業につきましては、スタート時から述べさせていただいておりますように、400年事業の経費につきましては、いわゆる観光特会からとそれから基金、いわゆるまちづくり基金と、それから寄附金等で充てておりますので、入山者数が増えるとか、何かそういう形で増えるシステムにはなっておりません。最終的に実行委員会がどれぐらいの支出で締められるかわかりませんですけれども、そういう計算をしていった後に、たくさんの人が来られてどこが残るかと言えば、特別会計のところに蓄えができるということになると思います。 149 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 150 ◯委員(正村嘉規君)   だから、55万人が80万人になったら、25万人分の収益が観光特会に残るということになるわけですよね。最終、そうすると、万博なら万博協会が決算を出して、そこでどんだけの黒字やったということになるんですけど、彦根の場合は今回は、築城400年の成果が数字の面から見て黒字だったとか赤字だったとか言うならば、それはどこの決算書が最終的なものになるんですか。うちは今度は別に、前のお城の博覧会のような協会をつくってやりませんわね。実行委員会ですわね、ある意味では。実行委員会の決算が黒字だったか赤字だったかという形になるんですか。 151 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 152 ◯助役(松田一義君)   特別委員会にも係ることなのであれですけれども、通常、今、想定しておりますのは、55万人という数字の中でかなりの負担があって、なおかつ、すべて収入、寄附金、協賛金というもので行う博覧会システムになっておりませんので、どこかが負担せんならんと。その負担が最終的にどういう数字になるかは、400年事業の決算と特別会計を総合的に見んならんとは思うんですが、数字的には400年事業は歳出に対して歳入は補ってとんとんになるという、400年の決算書はそういう形になると思うんですけど。 153 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員、ちょっとこれは、予算の質疑でございますので。はい、正村委員。 154 ◯委員(正村嘉規君)   観光特会に関することやからね、これは。しっかり聞いておかなきゃだめだ、はっきり言って。  だから、観光特会の場合は黒字になりましたよと、実行委員会は赤字になりましたよとか、そういうバランスとりながら、全体としてこうだったということになるんですか。それしか考えられへんね。3つも4つも決算書出てくるわけないんだからね、1つの事業に。 155 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 156 ◯助役(松田一義君)   先ほど言っておりますように、400年実行委員会がつくっております予算書というのは、いわゆる入場料収入とかそういうものを入れているわけではなくて、その分は観光特会からの、一般会計からの実行委員会への繰り出しという形をとっていますので、そこでは最終、歳出に対して歳入をきちっと締めるということになると思うんです。全体的に見た場合には、彦根市としてこの実行委員会と特別会計で見た場合には、この事業を行ったことによってどれぐらいの黒が出たと。55万人、60万人想定したやつが80万人にもなればですけど。逆転の場合もあるかもわかりませんけれども。そういう、とにかく城山という市の施設の中で現在の市の職員を使いながら、なおかつ年度が途中から始まって途中で終わるという非常にややこしい中で、特別会計としては脈々と、始まる前、18年度も19年度もやらなければならないとう、そういう中でやっていますので、非常にこの予算の組み方がややこしくなってますけれども、こういう筋書きでいきたいというふうに考えております。 157 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 158 ◯委員(正村嘉規君)   来年の1月に、私、議員でもございませんけど、「何ぼもうかりましてん」と助役に聞いたら、「ええと」ということで、多分即答はしかねますね、これですとね。この間の長浜さんみたいに「はい、3,000万円黒字になりました」とか、そういう明確なことは出ないということですね。  しかるならば、じゃ、利益が出た場合、その処分はどういうふうな形でおとりになっていくんです。観光特会さんがもし大きく上がったら、それはさっきの積立金という形ではあれですけど、今、400年の記念事業で、楽々園修復20年に向けてという基金がありますね。すると、そちらの方にリンク処分されていくんですかね。 159 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 160 ◯助役(松田一義君)   楽々園の基金につきましては、現在別の、一般会計の中に基金を持っておりますので、教育委員会が文化財をどういうふうに修理するかによってそこに出していくことになりますし、それから今言いましたように、特別会計で400年に対してどれぐらい補てんせんならんかはありますけれども、最終的には特別会計でそれが益として残れば残るわけですし、それは特別会計の中でまた積立金の中に積み立てていって、城もしくは周辺の城に関連する今までの事業等に充てていくということになります。 161 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 162 ◯委員(正村嘉規君)   それならば観光特会さんの、余り助役の答弁が難し過ぎて私、次の質問を忘れましたので、もうちょっと先にさせてくれませんか。 163 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  正村委員。 164 ◯委員(正村嘉規君)   私、10年間おりましたけど、特別会計から一般会計へ繰り出しというのは余り聞いたことがなくて、いつも一般会計から、病院でも繰り出してばっかりなんですけど、特別会計から一般会計への繰り出しは、これ、別に問題はないんですか。 165 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 166 ◯助役(松田一義君)   特に問題はございません。 167 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 168 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第3号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 169 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第4号平成19年度(2007年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計予算の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  都市建設部次長。 170 ◯都市建設部次長(中村義夫君)〔議案第4号について提案説明〕 171 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第4号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 172 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第4号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 173 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第5号平成19年度(2007年度)彦根市下水道事業特別会計予算の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  下水道部次長。 174 ◯下水道部次長(八若和美君)〔議案第5号について提案説明〕 175 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第5号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  正村委員。 176 ◯委員(正村嘉規君)   今回の議会におきましても、実質公債費比率21.7ということで、非常に議員の皆様から多く質問が出ていました。その質問の材料をご提供いただきました最大の寄与者が、こんなことを言ったら失礼でございますけど、下水道さんであるという1つのナンバーワンでございまして、ご提供いただいたことには感謝いたしますが、その完成に向けて、先ほど527億円、年間利息37億円と、非常に厳しい状況であることは否めないし、しかし、これは将来の彦根市の市民の生活のためには欠くことのできない事業であり、至って投資的な経費でございますので何ら否定するわけじゃないんですが、やはり何とか営業収益を上げていただかなきゃならないということが一番大切なことで、一刻も早く工事を進めていかなきゃならない、そして水洗化の向上率を図っていかなきゃならない。それが一番理想的ですが、やはり今、この現状において、改善していかなきゃならない1つの収益の改善策としては、今、大型の合併層がありますね、各団地等。あれをいかに早く公共下水道に接続するかという問題と、それから農業集落排水がありますね。あれもやはりいかに早く公共下水道と接続するか。これがやっぱり収益源になりますし、あと、水道も同じですけど、やっぱり下水道、不明水というやつですかね。その対策が急がなきゃならない問題じゃないかと思いますが、その辺がやはり1つの収益、少しでもこの厳しい中を乗り越えていくための最善策の1つじゃないかと思いますが、その辺、いかがお考えかなと思いまして質問させていただきます。 177 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 178 ◯下水道部次長(八若和美君)   正村委員さんのおっしゃったとおりでございまして、下水道のこれからの視点ということで大事なポイントが幾つかございまして、そのポイントの3点を今、おっしゃっていただいたというふうに思うんですけれども、人口普及率の向上、それから水洗化率の向上、それから資本費の低減、それから収納率の向上、それから公債費の適切な運用、527億円ございますので、この借金を運用するというのは大変な課題になってきてございますし、運用の仕方で相当楽にもなっていくと、こういうことになりますので。それと、今、おっしゃっていただいたコミュニティプラントと農業集落排水の効率的な接続、それと不明水の改善、こういうことになるのかなというふうに思ってございます。  コミュニティプラントにつきましては、特別遠いところまでわざわざ本管をそのためにつないでいくということになりますと、投資効果が出てまいりませんので、その近くへ行ったついでに必ず、コミュニティプラントを接続していただけませんかというようなことで、積極的に接続をお願いさせていただいております。  それから、農業集落排水についてなんですが、これにつきましては、最終的に農業集落排水は公共下水道へつないでいこう、水質をさらに向上させていこうという目標は持っておるんですが、ただいま67.6%といった普及率でございますので、もう少し普及率が高まった中で農業集落排水を接続していくというふうに考えていくべきかなというふうに思ってございます。  それから、もう1点、不明水につきましては、なぜ不明水があるのか、どういうところから入ってくるのかということは、これは全国的な問題でございまして、全国平均大体20%というふうになってございますんですけれども、彦根市でも去年、ことしと、2回続けて地域を特定して実験をさせていただいております。はっきりわかってまいりましたのは、雨が降ると急激に下水道へ水が入ってくるということが、かなりはっきりしてまいりました。常に入っている不明水というのは、比較的少ないなというふうに思われます。雨水をどう対応していったらいいのかなということについて、これからいろいろ研究もしてまいりたいと思いますし、調査・追跡をしていきたいなと。ただし、これには相当資金がかかりますので、そのバランスを考えながら、地域地域をよく見つめながら、この辺危ないなと思われる地域を集中的に調査をしながら、不明水を封じていくというようなことを考えていきたいなというふうに思ってございます。  よろしくお願いいたします。 179 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに質疑はありませんか。  田島委員。 180 ◯委員(田島茂洋君)   失礼します。管渠築造費というのがございますね。これは下水道の管すべてをいうといいますか、細いのも太いのもあると思うんですけれども、その辺をちょっと教えてほしいんですけれども。 181 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 182 ◯下水道部次長(八若和美君)   管渠築造費と予算の中で一言で申しておりまして、非常にわかりづらかったかなと思います。申しわけございません。  管渠築造費と申し上げておりますのは、新たにつくる下水道管の工事費、それを管渠築造費と呼んでおります。だから、細いパイプも太いパイプもすべて含んで、新設のものは管渠築造費の中で事業をやらせていただいております。別に維持費がございますけれども、これは管渠管理費ということで維持費を挙げさせていただいております。こういう二とおりの予算になってございます。
     以上です。 183 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 184 ◯委員(田島茂洋君)   14億7,000万円ですか。で、国・県の支出金いわゆる補助金、これが2億7,400万円。98ページ、管渠築造費。以前にもちょっとお聞きしたことがあるんですけれども、この下水道事業というのは国の助成がたしか50%というふうに聞いておりましたんですが、この辺、もうはるかに遠い数字なんですけれども、この辺の整合性をちょっとお伺いしておきたいなというふうに思います。  それと、前年が19億円で、これは当初予算ですね、当然。決算はどないなってるのか知りませんけれども、14億円と19億円、約4億3,000万円の差があります。一方で、これは先ほど正村委員もおっしゃいましたように、実質公債費比率を抑えないかんと言いながら、一方ではできるだけ普及を早くしていく、そして収入を得ないかんと。この辺のバランス、これは下水道事業の中での話じゃない、政策的なことだと思うんですけれども、私は、これは助役さんの方がお答えになるのかどうかわかりませんけれども、その辺の、政府の方がそういう計算の仕方をしなさいというふうに変わったがばかりに21.7という、こういう数字になったんですね、彦根市の場合は。ですから、このことをほんまに正しいと思っていらっしゃるのかなと。実際、そんなん違う。これ、こんな比較の仕方はないわけですね。そりゃ事業をやってないところやったら低いわけです。例えば病院を持ってないとか。こういうことをやっぱり、これはここで言うべきことかどうか知りませんけれども、実際、やっぱりそういうことが地方から上がってこないとわからないと思うんですよ。ですから、この辺のところの、これは部長さんにお聞きしようと思うわけではございません。またお答えができるんだったら所管でも結構ですが、助役さんでもお答えをいただきたいなと。そういう声がやっぱり上がってこないと、このままずっといってしまいますと、こういう一番困っている彦根市の場合なんかですと、この率が滋賀県で一番悪いとレッテルを張られとるわけですよ。実際、我々がずっとそういう事業を認めておきながらこういうことを言われるのというのは、非常に私、遺憾に思います。その辺のところ、もしそういう意見があるならばやはりそういったことを政治的にも働きかけたいと思いますが、まず、そういうことは後にしまして、実際に増やさなあかんと、事業が進めていかないかんとか、その辺の矛盾といいますか、そういうことをお伺いしたいと思います。 185 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 186 ◯下水道部次長(八若和美君)   すみません。ちょっと視点が小さくなるかもしれませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。  まず、国庫補助、どうなってるのということでございますけれども、基本的に国庫補助事業対象額というのがございまして、これを算出するのには、面積要件ですとかあるいは管渠の径、今まで20cm以上と言われてたんですが、15cmの一部もこのごろ採用してもらっているというか認めてもらっているんですが、径ですとか面積ですとか、そういうもので国の補助対象事業費が決まってまいります。その補助対象事業費の2分の1を国の補助金として彦根市に、私どもがいただくことができます。その費用がもとなんですが、残り2分の1というのが市財を入れていかなあかんと、こういうことになるんですが、それに対して90%起債を借り入れてもいいよと、こういうことになってございます。それで、今度は起債を借りますと、後年度でございますけれども、起債を借りた額に対して地方交付税で彦根市にまた幾らか還付されると。これが大体今、四十数%かと思うんですけれども、これはその都市の力によってその年度年度上下しますので、はっきり率はわかりませんけれども、今の政策ですと、四十数%というのがまた彦根市に地方交付税で返ってくると。これは一般会計へ入ります。  ということで、全体的に考えますと、それでいくと二十何%、30%ぐらいの持ち出しで事業ができたのと違うかと、こういうことになるんですが、さらにその国庫補助にひっかからなかった単独分というのがございますので、それは今度は補助がございませんので、95%起債借り入れができます。その起債借り入れに対して、また後年度、地方交付税で還付されると、こういう仕組みになってございますけれども、それらが複雑にこう入り組んでまいりまして、総じて考えると国庫補助、当該年度でいただくのは二十数%ほどであると。あとの借り入れた額に対しては、大体90%ぐらい起債借り入れができて、そのうちの半分近くが地方交付税で還付されてくると、こういったことになっているんですが、一体今、幾ら入ってきてるのと聞かれても、なかなかわからない。これはなぜわからないかいいますと、現在、下水道で起債を借り入れていますのが220件ぐらいになります。それを一つ一つ管理をしていってるんですが、1つずつ利率が違ったり条件が違いますので、それらをすべてクリアして管理することというのは非常に難しゅうございます。先ほど申し上げました、借金の運営管理というのが1つの視点ですと、こういうふうに申し上げたんです。いかに安い利率でそれを続けていくかということで、それも勉強させていただいているということでございます。  それから、借金がどんどんどんどん増えていって事業が進んでいかへん、収入が余り伸びひんと、こういうことも論点にあったかと思うんですが、私どもが今考えていますのは、これまでに借りた額、これから大体これぐらいでいこうねと一定の仮定をいたしまして、返済をしていく額、これを考えてみますと、平成30年ごろがピークになりまして、約50億円程度の返済になる。ことし37億円でございますけれども、まだ十数億円伸びていくということになります。この平成30年ごろのピークをいかに抑えていくかということが今の課題でして、やむなく今、事業費を落としているというのは、その平成30年のピークを何とかして下げていく必要がありますから、今、事業費を落とさざるを得ないと。こういうことでございますので、どうぞひとつその辺はご理解をお願いしたいなというふうに思います。 187 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 188 ◯助役(松田一義君)   今まで普通会計決算でいろいろ数値を出しておりました。その数値は現在も変わらないわけですが、都市全体の財政状況をどうかと見たときには、今、実質公債費比率で初めて特別会計も入れてきました。本会議でもお話がございましたが、もっと見ようと思うと、公会計全体に彦根市はどれぐらいかかわっていて、どれぐらいの借金があるかという部分が今、出ていない。借金もあれば資産もあるんですが。いわゆる単年度の金の流れだけを連結して見るわけですが、全体をどう見るかというのは、やっぱり全体のそれぞれの会計、50%以上出資している第三セクターも含めた市のかかわりをしっかり見ないとわからないというわけです。これは全国的に見たときには、その市がどういう状況にあるかはっきりわかってきますので、それを今どうのこうの言うても仕方がないので、それはそれなりにせんならんと思うんですが、一方、下水ばっかりが今なっていますけど、下水が今たくさんの借金を返してるということは、過去に2年分ぐらいの事業をやったということがあるわけです。そのことは、今、下水道普及率が50、60と上がってきている1つの基礎になっていますので、何もこれが悪いということではない。ただ、これから、今言いましたように、もう少し下水に対してお返ししていかんならん分がありますので、一般会計から出さんならん部分があるので、今抑えてくださいよと。今抑えている分は将来の借金の下がるのに貢献しますので、そういう中でやりくりをせんならんと思うんです。それで、水道と同じように、敷設して事業が終わってしまえば収入をいただいて借金を返すだけの経理になっていきますので、その辺はまた落ちついてくるんですが、今が一番山になっていると思います。  特に、そしていわゆる終末処理場の建設が遅れたこと、それから近江八幡とか長浜より見ますと、市域が丸くコンパクトになってるのか、うちは新海からここまで非常に長い道中を運んでくるということになりますので、そういう関係が1点あろうかなというふうに思います。それと、病院を建て替えていますし、これは病院の企業としてどう成り立つかとしたときにはやり直さなあかんということでやったわけで、今、そういうものが集中しておりますので、ここでぐっと一遍辛抱いただきながら、抑えながら、次にまたステップを上げていこうと。その中で、学校が足らなくなる、駅東をしなければ、中心市街地どうすると、こう出てきますので、全体を見て公共事業というのはバランスよくやっていかんならん。今、その調整を少し下水道でお願いしているということになろうと思いますので、あした、来年、再来年どうなるということにはなりませんけれども、5年なり10年先を見ながら、彦根市の財政をどうするかを今、しっかり見ていかんならんと思いますので、今、ちょっと下水道を抑えていますが、そういう経過の中でやっているということをご理解いただきたいと思います。 189 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 190 ◯委員(田島茂洋君)   その議論はよくわかるんですけど、ただ、やはり実質公債費比率が高いから、ですからいろんな事業を抑えているんだと、金を使わないと。これが、やっぱり市民サービスへの遅れが出てきているんじゃないかなと。1つには、やはり道路整備にしましても、それからほかのインフラ整備にしましても、非常に遅れていくと。だんだんだんだん遅れていくと。だから、そういう実質公債費比率の算定の仕方が本当に順当なのかどうかと、私はそれが言いたいんです。病院は不満は持ってないと思いますよ。それは言いませんよ、はっきり言って借金あるんだから。しかし、それは必要に応じてやってることを、なぜそういうふうな算定の仕方をするんだということを、実際、不満をお持ちでないような気がしたんでね。ですから、やっぱりそういう基本的なことを、私はしっかりとお持ちいただきたいなと。でないと、初めに約束した、いつごろに完成しますよという約束をしておきながら、それがあるがために抑えて抑えて抑えて、そしてもう10年かかりますよと、平気で言わんならん。こんな腹立たしいことはないと思いますので。  そのことについて何かご意見があったら。 191 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 192 ◯助役(松田一義君)   これは国の方で出している数値でございますし、これでこれからやると言うておりますので、これに対しては対応していかんならんと思うんですが、ただ、病院につきましては、今回の産科医も含めまして、いわゆる広域的に地域で市が公立病院を持って、彦根市だけでなく地域にいろんな形で貢献をしているのに、その市長と病院長だけが苦しまんならんということは困るということを再三言うております。例えば職員数を減らすのに、千何人いると。その千何人のうち、病院の看護師さんも含めた数字で減らそうとすると、病院の看護師さんは足らない。配置基準が7対1になったりして増やさんならんのに、増やした分は一般職員で減らしなさいと。こういうような論がまかり通っていることについては、非常に市立病院を持っているところは不満を今、県なりには言っております。そういう個々の財政事情を十分考慮した上で、国なり県は対応すべきであろうというふうには思っておりますが、この数値としては対応していかんならん数値というふうに考えております。 193 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 194 ◯委員(田島茂洋君)   この実質公債費比率の算定の方法をちょっと研究してみたんですけれども、これはほんまにこれで合ってるんかなと。どういう学者の方がやられたのか知りませんけれどもね、正直言って。だから、やはりそういう基本的なことの、我々議員も勉強せないかんと思うんですけれども、非常に健全な今まで彦根市の歩みというものがあったのが、そのことが出たばかりに、ぼんといきなり方向転換すると。こんなようなことが起こってしまいましたので、私はあえてそういうことを申し上げたんですけれども、もうちょっとやっぱり研究する価値はあるんじゃないかなと私は思っておりますので、また執行部の方でも、もしそのような確たるものが出てくるようでしたら、やっぱり上に上申しないかんと思いますので、よろしくお願いします。  意見として申し上げておきます。 195 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにありませんか。  細江委員。 196 ◯委員(細江正人君)   私が議員でありながら聞くとおかしいかもしれんのですが、日が浅いでちょっとこらえてもらって、この県の負担金、かなり大きな負担金が出ております。19節でありますね。流域下水道維持管理負担金約4億9,100万円とか、こっちの方で何やらありましたね。このような負担金の算出の根拠というか、割り勘そのものが妥当なのかどうなのか、そしてここまで高いもんを負担せんならんのか。そこそこでええん違うか。ただ、これは彦根市の場合にまた返ってきますからね、その辺に。そこそこしといてもらわんとかなわんという思いもあるのかもしれませんが、その辺はどうなんでしょう。間違いないんやろか。 197 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 198 ◯下水道部次長(八若和美君)   県の負担金ですけれども、現在支払いをさせていただいてますのは、浄化センターの維持運営管理費、それと、まだ幹線管渠が仕上がってございません。今、国道8号の下を第2幹線というのを進めておりますけれども、地下二十数mのところを人が歩けるほどの管を入れてございます。これが工事中でございまして、それらの工事費と先ほどの浄化センターの維持管理費、これを国の補助をもらって滋賀県が経営をしていただいております。国の補助が大体、満額いけて2分の1補助をもらえると。その残った分のいわゆる2分の1に対して、2分の1を滋賀県が負担をします。残りの2分の1、要するに4分の1について市町村にそれぞれ分担してくださいねということになっていまして、今度はその市町村が、汚水割といって汚水の量で、計画汚水量ですけれども、計画汚水量でその費用を分担させていただいているということで、彦根市はここの東北部の31.81%を負担させていただいております。管内では一番大きい負担をさせていただいてるんですけれども、その負担割合がどうかとおっしゃいますと、今、滋賀県がこれやということで施策をしておりますので、東北部だけが嫌やと言うわけにはまいりません。したがって、おっしゃるようにお支払いはさせていただいている。ただ、これからの施設の拡大といいますか、汚水がどんどん増えてまいりますので、処理場も手狭になってまいります。それの拡張工事ですとかそういったものには、むだな投資のないようにお願いしたいということで、今、お願いをさせていただいていると。そんなことでご理解いただきたいと思うんです。細かく言うと、まだ単独分はどうなるとかいろんなことが出てまいりますけれども、原則そういうことでございます。 199 ◯委員長(前川春夫君)   細江委員。 200 ◯委員(細江正人君)   そのお願いというのは、何かそういうシーンがあるんですかね。今、負担割合については勝手に、算出の根拠がありますからそれを崩すわけにはいかんと思いますが、それも割合の出し方で、面積やの人口やの量やの、いろいろあるかと思います。それはそやけど一定のルールでやってますから、今おっしゃったその総額について、そんなに高いものせんでもええやんかと。「彦根市も今、事業をとめて辛抱してやってるんやで。人に割り勘、国や市が何ぼでもいける思うて使うたら、割り勘払う方が大変やから、そこそこしてよ」という、そういう協議の場というのはどういうシーンであるのでしょうか。 201 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 202 ◯下水道部次長(八若和美君)   そのシーンといいますと、琵琶湖東北部地域流域下水道推進連絡協議会というのが組織できてございます。県とそれから4市8町で組織してございます。現在、彦根市が事務局をさせていただいておりますけれども、そこで、本来の下水道のそこの計画というのは、50万t処理しようという計画でございました、当初。それが、そんなにやっぱり伸びていかないだろうということで、37万1,000tに見直しをされました。それは計画上の数字でございまして、いわゆる面積と、それから土地活用の方法によって一定の排出量が求められるという計算式があるんですけど、国に定められた様式にのっとって計算をされたのが37万1,000t。しかしながら、現在、私どもが使わせていただいて、使用実績から今後の人口の伸びからずっと読んでまいりますと、どうも15万tまでぐらいでおさまりそうだなという感じがいたします。これは工場が特別たくさんつないでくれたとか、また急激な変更があると多少数字が変わってまいりますけれども、まあ15、16万tあればいけるのかなという感触を持ってございます。それで、さらに見直しをということで、滋賀県に申し出をいたしました。で、当面の目標として、目標年次は23年ですけれども、それで14万9,590tという数字をこの間、まだ試算段階でございますけれども、これぐらいにどうもなりそうですということで報告をいただきました。当面はそれが目標で、それからさらにどうしようということは、その時点でまた話し合いをしていくということにしたらよかろうかなと、こんなふうに思ってございます。  その話し合いのシーンはどこかというと、その琵琶湖東北部地域流域下水道推進連絡協議会でそんなことを話し合いをさせていただいているということでございますので、よろしくお願いします。 203 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 204 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第5号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  暫時休憩いたします。                                午後2時10分休憩                                午後2時20分再開 206 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第8号平成19年度(2007年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  産業部次長。 207 ◯産業部次長(堀川喜章君)〔議案第8号について提案説明〕 208 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第8号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  渡辺委員。 209 ◯委員(渡辺史郎君)   すみません、1点お聞きいたしますが、集落排水の使用料が昨年上がったと。その原因については、施設の老朽化といいますか、そういうことが考えられるというようなことが1つの原因とお聞きいたしておりましたが、これを見せていただいておりますと、昨年とほぼ同じということで、この使用料の値上げとその施設の老朽化の関係、そういうものがどうなっておるのか、お聞きいたします。 210 ◯委員長(前川春夫君)   暫時休憩します。                                午後2時25分休憩                                午後2時26分再開 211 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。農林水産課長。 212 ◯農林水産課長(栗本宗男君)   農業集落排水の関係の使用料の関係でございますけど、昨年、実質アップさせていただいたところでございますけれども、処理場につきましては今現在、7地区ございますが、築造してから14、15年、もう早いものはたっております。そういった形の中で、維持管理また機器の交換、そういったとこら辺を今現在、順次交換をさせていただいているところでございます。そういった老朽化の関係の中で、事業費関係が増大してきたということでございます。  以上でございます。 213 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 214 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第8号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 215 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第11号平成19年度(2007年度)彦根市水道事業会計予算の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  水道部次長。 216 ◯水道部次長(馬場 稔君)〔議案第11号について提案説明〕 217 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第11号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  田島委員。 218 ◯委員(田島茂洋君)   天王山の配水池整備事業ですか、これを実施しようというふうに予算計上されております。天王山いうと、平田山の雨壺山のところですね。これのいわゆるどういうような内容で、たしか議会でも議論があったとは記憶はしてるんですけれども、実際、コンサルに委託されたのか、この根拠というものがあると思うんですけれども、その辺の、ここの計画に至るまでの年次的なことにつきましてお願いしたいと思います。 219 ◯委員長(前川春夫君)   工務課長。 220 ◯工務課長(塚田勇三君)   今ほどの質問の件でございますが、天王山の配水池は昭和36年に第1池の方が2基つくられております。その後、38年、40年と1基ずつつくられまして、現在7池あるわけなんですけれども、48年に5池目がつくられました。この5池目につきましての改修を予定しているものでございますが、それまでに昨年度、配水池の耐震診断を行いましたところ、耐震的な基準は通っておるんですけれども、平成9年に改正されました新しい新基準の耐震基準ではクリアすることができませんでしたので、昨年9月に補正をさせていただいたところでございます。そして19年度から、先ほど説明させていただきました5池の解体それから造成を進めまして、計画的には平成20年と21年度で新しく配水池をつくるということで、今、6号、7号につきましては既にもう新基準を満たしておりますのでさわりませんが、7池あるうち5池の配水池の整備計画ということでございます。 221 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 222 ◯委員(田島茂洋君)   7基あるうち5基を、耐震補強じゃなしに、やり替えるということなんですか。 223 ◯委員長(前川春夫君)   工務課長。 224 ◯工務課長(塚田勇三君)   耐震の基準でいきますと、補強でもできることはできるんですけれども、その費用対効果でいきますと、非常に周りから全部、基礎面から直していかなければならないし、その周りに送水管とか配水管が通っておりまして、さわることが非常に困難なことからこれは費用がかかりますので、解体の方が今後計画的に進められやすいということで、解体の方を選んでおります。    (「解体して」と呼ぶ者あり) 225 ◯工務課長(塚田勇三君)   解体して、新しくつくり直すということでございます。失礼しました。 226 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 227 ◯委員(田島茂洋君)   実はあそこの、いわゆる前に市営住宅があったところ、今はもう更地になってるんですけれども、あそこにたしか水道管が通っているという、こういうことを聞いております。せっかくやり替えるのに、また同じところに同じそのままにしておいてされるのか。今のに係らないのかどうかは知りませんよ。その辺のところの調査の結果、どういうふうになってるのかなと、ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。 228 ◯委員長(前川春夫君)   工務課長。 229 ◯工務課長(塚田勇三君)   芹川の方の配水管でございますが、それは昭和56年以降にできておりますので、比較的新しく、問題はないと思いますので、今、計画しておりますのは新神社の方の、旧の昭和35年ごろにずっと送水している管、これらはやり替えていきたいということでございます。 230 ◯委員長(前川春夫君)   水道部長。 231 ◯水道部長(西村文明君)   おっしゃっておりますのは、多分、和田町の旧の市営住宅のところと思うんですけれども、確かに以前使っておりました450mmの管が大藪から平田経由で天王山の方に送水をいたしておりましたんですけれども、今現在は大藪の方から、平田でもグリーン永井のところから平田小学校の方へ向きまして、600mmの管を送水管として利用させていただいております。その管が和田町を通っておりまして、前の市営住宅の中から平田の方に、雨壺山の方に上がっているわけでございますけれども、ちょうど市営住宅のところにつきましては高さ的にちょっと低いものですから、今現在ございます7池のうちの5池が古いものですからそちらをやり替えるんですけれども、その送水管については今後とも利用させていただきたいなと思っております。 232 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 233 ◯委員(田島茂洋君)   なぜそんなことを申し上げるかといいますと、その旧の市営住宅が更地になりましても、あそこが有効利用できないと。というのは、今おっしゃいましたように600mmの送水管があるがために、建物も建てることができない。基礎ができないということですね。ですから、やり替えるということになれば、何かそういう方法を考えられなかったのか。むだなお金や費用がかかるとか、そういうようなことになるんかとは思いますんですけれども、しかし、それがために何も利用ができないというようなことに今なっておりますので、その辺のところの検討をされたかどうか。ひとまず検討の結果、その方が総合的にはマイナスにならない、いわゆるプラスになると、こういうふうに判断されたのか。その辺のところはいかがでしょうか。 234 ◯委員長(前川春夫君)   水道部長。 235 ◯水道部長(西村文明君)   確かに以前、送水管600mmを住宅の中の生活用道路のところにさせていただいた経緯がございます。それ以降、住宅が解体されまして、更地になりました。今現在、確かに更地の状況でございますけれども、その土地利用がもし図られるということで送水管が支障になるということでございますと、何らかの形で送水管を迂回させるという方法をとらなければならないかと思います。当然、平田の小学校のところから幼稚園の間の細い道を抜けまして、平田川の下を通りまして、ちょうど平田の中で、以前、大学の官舎か何かあったと思うんですけれども、その狭い道を通っている関係で、なかなか入れる場所がなかったものですからそこに入れたんであろうと思うんですけれども、その辺の、今後、下水等の整備等がございますので、その辺もあわせて考えていかなければなりませんので、土地利用計画が定まる中で、どうしても対応しなければならないときは対応させていただく方向でいけるかなと思います。  ただ、いずれにいたしましても、送水管でございますので、大藪から配水池へ送っております完全な水路でございますので、どけたままというわけにもいきませんので、やはりその付近でどこかへ入れさせていただくという形になろうかと思います。そうでなければ新たなルートを開拓して、もう1路線別にかなりの延長を入れていかなければならないので、かなりの投資になろうかと思います。ただ、今現在、水道部といたしましては、送水ルートは1ルートで確保しているんですけれども、旧の450mmのルートは、いろんな工事等の関係で途中とめたりはしているんですけれども、災害等を考えますと2ルートどうしても確保しておかなければならないということで、その辺の安全を考えて、600mmと450mmのルートを活かすということも考えて、その辺を活かした段階では600mmを一時的にとめることは可能かなとは思いますけれども、今のところ土地利用が定まるまでの間はそのまま利用させていただきたいなと思っております。 236 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 237 ◯委員(田島茂洋君)   土地利用が定まったらというお話ですけれども、それがあるがために土地利用の計画が立てられないと、こういうふうになっているんですが、その辺ちょっと間違いないように、ひとつよろしくお願いします。  これはやっぱり横の連携といいますか、縦割りじゃなしに、そういうことも考えてもらって、今後、直接今すぐにやらないかんということではないとは思うんですけれども、もし支障がないんでしたら、できたら迂回できる方法もやっぱり考えておいてほしいなと思いますので、これはそういう返事がいただけるんだったらいただきたいし、いただけないんだったら要望としておきたいと思いますが、いかがでしょうか。 238 ◯委員長(前川春夫君)   水道部長。 239 ◯水道部長(西村文明君)   土地利用につきまして、以前に何とかならんかという話は聞きましたんですけれども、その奥に1軒給水しておりまして、それは送水管からですので給水はとれないんですけれども、前の団地のときに入っております配水管もまだ生きておる状況でございます。その配水管を利用いたしまして、山のすその方で1軒ご利用いただいているお宅があろうかと思います。その関係で、その道路はたしか生かしておかなければならないということで、今のところ、その送水管も今の道路に入ってございますので、それ以上についてはちょっと。今のところ、その道路を確保しとかんといかんということは聞いておりましたんですけれども、全体的な土地利用というのをまだ聞いておりませんでしたものですから、もしどうしても土地利用の関係で支障になるということでございましたら、一時的に迂回路、あるいは決まりました段階で新たなルートを入れさせていただければ、迂回をさすことも可能かなとは思いますけれども。  以上でございます。 240 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  正村委員。 241 ◯委員(正村嘉規君)   今年度、新規事業といたしまして、水道事業の検針と徴収率向上のために民間のノウハウを活かした委託というふうな形で、債務負担行為で平成19年から23年まで、またそれに対するソフト開発等ございますが、民間委託、どういうふうな形で委託して、そのノウハウを活かしていかれるのか。具体的な内容についてご説明いただきたい。
    242 ◯委員長(前川春夫君)   水道部次長。 243 ◯水道部次長(馬場 稔君)   ただいま正村委員の、民間委託活用と。現在、私どもで作業しておりますのは、今、予算をお願いしておりますこの4月1日からに向けまして、公募資格の要件、まず、公募をやっていこうと。これは何をするのかということになりますと、まず、本会議の方でも部長が答弁しましたように、現在は彦根市のシステムと水道独自のシステムを併用で使っているということが、まず1点。その中で、今、我々がやっている水道の検針とか徴収業務をアウトソーシング、発注したいということを考えております。そうしてまいりますと、今、私たちが使っているシステムでは市のシステムに入っていくことになるんですけど、業者にすることがまず、いかがなものかと。個人情報保護の関係で。そのためにこれを切り離そうということが1点ございます。そのために応募の資格要件として、その業者が基本ソフト、私たちが水道事業として求めている、どこまでのソフトの中身を持っているのか。ソフトの業者が開発したソフトを持っております。それと資本金なり社員数、また今までの実績等々を勘案した中で公募資格要件をつくりまして、それでもって公募をやりたいなと。  この公募の中身というのは、基本ソフトの中身とともに、徴収業務のいわゆるどういう形でやっていただけるんですかと。出ていただけるのに、例えば10名のスタッフでやってもらえるのか、20名なのか、30名なのか。それと、土・日等の窓口の開設も要件に入れますので、どこに事務所を構えてやってもらえるんですかという私どもの願いの公募要領をつくって、それでもって4月から公募しまして、公募提案のヒアリングのプレゼンなどをやって、最終的に今申し上げましたことを念頭に置きながら、提案の額等々も加味しながら業者を決めていきたいと。それがおおむねことしの7月までに決めて、その業者とシステム開発をやって、そのシステムができていく過程の中で試行をやって、少なくとも21年の1月本格実施、それまでに試行もありますので、めどにやっていきたいというふうに考えております。現在、他市等々勉強に行ってる中で、そこを受けている業者の方からも一応5社程度、そういう専門業者からの問い合わせが来ておるという状況でございます。  以上でございます。 244 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 245 ◯委員(正村嘉規君)   それはアウトソーシングであり、指定管理者とかそういうものと全然別に切り離して考えるべきなんですね。 246 ◯委員長(前川春夫君)   水道部次長。 247 ◯水道部次長(馬場 稔君)   指定管理者制度とは関係ございません。アウトソーシングで一般公募の中で決めていきます。 248 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 249 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了します。  これより、議案第11号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 250 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第18号彦根市建築確認等に関する手数料条例の一部を改正する条例案の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  建築指導課長。 251 ◯建築指導課長(若林吉郎君)〔議案第18号について提案説明〕 252 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第18号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  田島委員。 253 ◯委員(田島茂洋君)   すみません。当然、他市の例を比べて設定されていると思うんですけれども、その辺の整合性はいかがでしょうか。 254 ◯委員長(前川春夫君)   建築指導課長。 255 ◯建築指導課長(若林吉郎君)   手数料の金額のことやと思いますけれども、先ほど申しましたように、滋賀県知事か知事が指定する第三者機関に構造判定をお願いするとなってございますので、滋賀県知事が提示した額でございます。    (「他市というのは滋賀県だけじゃないですよね」と呼ぶ者あり) 256 ◯建築指導課長(若林吉郎君)   国の方から提示されてきますので、それに基づいて決定されます。 257 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 258 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了します。  これより、議案第18号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 259 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第24号彦根市営稲枝駅前駐車場の指定管理者の指定につき議決を求めることについての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  交通対策室長。 260 ◯交通対策室長(西村保一君)〔議案第24号について提案説明〕 261 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第24号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 262 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第24号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 263 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第25号市道路線の廃止および認定につき議決を求めることについての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  管理交通課長。 264 ◯管理交通課長(土田久男君)〔議案第25号について提案説明〕 265 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第25号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  田島委員。 266 ◯委員(田島茂洋君)   ちょっと教えてほしいんですけれども、こういう道路をつくる場合には、官民境界とかそれから出し合い道やとか、いろいろあるでしょう。そういうようなことが将来問題になっているいうことが、ままあるわけですね、どこの町でも。こういう認定をされるときは、そういうことは一切ないんですか。全部できてあるんですか。 267 ◯委員長(前川春夫君)   管理交通課長。 268 ◯管理交通課長(土田久男君)   開発等に伴う市道につきましては、官民境界あるいは構造物、もうきちっとできておりますので。  以上でございます。 269 ◯委員長(前川春夫君)   北村委員。 270 ◯委員(北村 收君)   今まで仮に市道認定されていまして、例えばこのページでいきますと7ページ、8ページの場合で、いわゆる廃止された部分が結構これ、川沿いになってるのかな、結構あるわけですね。そして新たに認定されてる部分がある。それ、廃止された部分の後の道路としての、いわゆる所管ですか、これは土地改良区の場合とかいわゆる村道、いろいろあると思うんですけど、どうなるんですか、後は。それと、道路の廃止された後の維持管理、これについてちょっと。 271 ◯委員長(前川春夫君)   管理交通課長。 272 ◯管理交通課長(土田久男君)   ただいまのご質問でございますけれども、市道の認定から廃止された路線、これは17年の4月から彦根市が法定外公共物の管理者となっておりますので、法定外公共物という位置づけで引き続き、彦根市が維持管理をしていくことになっております。  以上でございます。 273 ◯委員長(前川春夫君)   北村委員。 274 ◯委員(北村 收君)   よくわかりました。  あと、結局今まで、例えば土地改良区の中に市道認定された道路があると思うんですけど、それが廃止された場合は土地改良区に戻るんじゃなしに、市が引き続いて公共道路ということで管理していく、そう理解したらいいんですか。 275 ◯委員長(前川春夫君)   管理交通課長。 276 ◯管理交通課長(土田久男君)   ただいまの質問でございますけれども、彦根市道ということでございますと、いわゆる土地の所有者が彦根市ということになっておりますので、ですから市道が市道でなくなっても、先ほど申しましたように法定外公共物、彦根市が所有者ということで、管理は引き続き行うということでございます。  以上です。 277 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  小林委員。 278 ◯委員(小林 武君)   1点お聞きします。  今、旧カネボウの跡地が団地に代わっておりますね。これが市道認定されるわけなんですね。それがされるまでに、いわゆる消火栓等々の設備はどうなっているんでしょうかね。今までは私の道という、市道認定じゃなかったわけなんですね、あの団地の中の道は。それが市道と認定されたときにおいて、市道認定された道路としての装備ですか、そういうものについてはどのようになっているんでしょうかね。装備と言うとおかしいですけど、いわゆる個人の道路、私道に消火栓等々が入るわけがないですよね。そういう面での設備はどうなっているんかなというふうに思うんですけど。 279 ◯委員長(前川春夫君)   管理交通課長。 280 ◯管理交通課長(土田久男君)   旧カネボウ彦根工場跡地、例えばそういう場合、造成をするまでにいろんな、公道的な部分とか里道部分、用水部分、すべて整理をします。整理をしまして、市道、道路になった部分については当然分筆をしていただいて、彦根市の所有の登記をして彦根市道という認定をしますので、その開発に伴う造成地につきましては個人の所有権というのは発生を一切しませんので、ですから公道ということになりますので、そこに当然、先ほど例えばのことで言われました消火栓が入るとか上水道が入るとか下水道管が入るとか、その公道部分に入るということになりますので、よろしいでしょうか。 281 ◯委員長(前川春夫君)   小林委員。 282 ◯委員(小林 武君)   過去に個人のいわゆる団地の道路が、私道なので消火栓が設置できないというようなことで、消火栓を設置してほしいというような要望も聞いたことがあるんですけれども、そうすると今回ですと、市道認定されるという前提のもとに、そういうものができてくることに理解していいんでしょうかね。質問がちょっとわかりにくいですか。後先になるかと思うんですけれども。認定されてからそういうものを埋めていくということでもないと私は思うんですけれども。 283 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部次長。 284 ◯都市建設部次長(中村義夫君)   例えば今、カネボウの例を言いますと、当然1,000m2以上の土地につきましては開発が伴います。それには開発の指導要綱の中には、当然道路等、側溝ですね、つくった場合は市に帰属することになっております。そういうことから、道路等につきましては当然、検査が終わりましたら市に帰属という形で、ですからそこには上水道とかガスとか消火栓とか、つくるような形になっております。  以上です。 285 ◯委員長(前川春夫君)   管理交通課長。 286 ◯管理交通課長(土田久男君)   ご質問の趣旨は古い物件だろうと思うんです。以前の開発で、おっしゃっているように私道、そこに消火栓が入らない。私どもはそういう、彦根市内にまだ彦根市に帰属されていない路線もございますので、それは開発業者さんに市道たるべき形態、舗装がされているとか、道路の両わきには道路側溝があるとかいうものがきちっと整備をされて、それから彦根市に帰属をお願いしますという働きかけはずっとさせていただいているんですけれども、その開発業者さんが、「いや、私どもはしません」と言えば、それは個人の権利でございますので、なかなか強制的にまいらん部分もあるわけですけれども、お願いはしているということでございますので、よろしくお願いします。 287 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 288 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第25号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 289 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第29号平成18年度(2006年度)彦根市一般会計補正予算(第6号)、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費、第8款土木費、第3条第3表債務負担行為補正の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  財政課長。 290 ◯財政課長(野崎典秀君)〔議案第29号について提案説明〕 291 ◯委員長(前川春夫君)   産業部次長。 292 ◯産業部次長(堀川喜章君)〔議案第29号について提案説明〕 293 ◯委員長(前川春夫君)   都市建設部次長。 294 ◯都市建設部次長(中村義夫君)〔議案第29号について提案説明〕 295 ◯委員長(前川春夫君)   下水道部次長。 296 ◯下水道部次長(八若和美君)〔議案第29号について提案説明〕 297 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第29号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。
     田島委員。 298 ◯委員(田島茂洋君)   28、29ページの、ちょっと聞き漏らしたのかもわかりませんですけれども、16款の財産収入、これ保留地処分金とご説明いただいたんですけれども、どういう内容か。 299 ◯委員長(前川春夫君)   区画整理課長。 300 ◯区画整理課長(夏原眞造君)   保留地処分金の収入の内訳ということでございますけれども、当初、18街区のところの処分を計上、3億5,000万円ですけど、いわゆる契約保証金として1割を計上しておりましたけれども、一般会計の方で19年度計上させていただいたように、18街区の処分が遅れましたのでその分は入ってこなかったんですが、10街区の方で新たに急遽、地権者と合意を得ましたので、売却した土地がございます。その土地が787.36m2、額にして9,800万円の収入がございました。その差額6,262万9,000円を補正させていただいておるところです。  以上です。 301 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 302 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。  もう一つ、今度は54、55ページのところの交通対策費の中で、交通政策経費、びわこ・京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会整備事業負担金。これは直接この予算のことを聞いてるんじゃないですけれども、どうなっているんかなと。その辺をちょっと含めて、この期成同盟会の中でどういうような議論をされているとか、その辺のところをお願いしたい。 303 ◯委員長(前川春夫君)   交通対策室長。 304 ◯交通対策室長(西村保一君)   ただいまのご質問で、びわこ・京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会においてどういうふうな議論をされているかというようなことでお答えさせてもらってよろしいですか。この予算ではなしにですね。    (「予算もあればですけどね」と呼ぶ者あり) 305 ◯交通対策室長(西村保一君)   それじゃ、先にちょっとこの予算について簡単に説明をさせていただきます。  これは、びわこ・京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会の中で、整備事業費の負担金として計上していたこの予算、執行額が確定したために減額の補正をするというようなものでございます。この事業の内容につきましては、近江鉄道が行う近代化施設整備事業費に対する補助金でございまして、まくら木のコンクリート化でありますとか橋梁の改修、あるいはATSの整備、落石の防止の工事でありますとか、そういうような近代化の設備に対しての補助金を、期成同盟会の構成の市町で負担して行っているというようなところでございます。この減額につきましては、国の認可の関係で事業費が減額になってきたというところでございます。  びわこ・京阪奈線の期成同盟会における状況でございますが、実際には現在5市5町、近江鉄道あるいは信楽高原鐵道の沿線の市町で構成して、最終的に信楽駅からJRの片町線の接続駅に新しい線をつくりましょうと。延長距離にして30kmなんでございますが、これをつくりましょうということで期成同盟会を起こして活動していると、というような状況でございます。現在のところ、近畿地方交通審議会の答申の中で、その位置づけとしまして平成16年の10月に、びわこ・京阪奈線を一応構想の路線として認知されたというような状況でございます。この認知されたという状況がどこまで具体化しているのかというのは、ちょっとなかなか不透明な部分ではあるんですが、一応こういう新しい線をつくることを検討するまな板の上に乗ったぐらいかなというようなことは思っているんですが、そういうような状況で現在、期成同盟会を進めているというような状況でございますので、その辺でご理解をいただきたいと思います。 306 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 307 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。  これも随分長い話ですね。初め聞いておりましたのは、近江鉄道を複線化にして、それを京都、奈良、大阪とつないでいこうという、こういうような大きな構想だったんですけれども、今お聞きしておりますと、近江鉄道の近代化整備が主体のような感じを受けたんですけれども、それでありながら平成16年に構想の路線に認知されたと。一体どういうことなんですかね、これ。  これはどなたが出ておられるんですか。市長ですか。議長も出られるんですか。 308 ◯委員長(前川春夫君)   交通対策室長。 309 ◯交通対策室長(西村保一君)   このびわこ・京阪奈の期成同盟会につきましては、委員として市長が出ております。  ただいまの冒頭おっしゃっていただいたご質問でございますが、何でこの近代化設備について補助をするんだというようなお話かと思いますけれども、そういうふうな新しい線をつくりましょうというような形で起こっている話でございまして、それには根本的に、近江鉄道、信楽高原鐵道が経営的に不振になって、その構想自体がつぶれてしまっては元も子もないというようなところで、近江鉄道、信楽高原鐵道に対して行政から支援をしましょうということで、あらゆる方面での支援を現在行っております。こういうような金銭的な部分もございますが、根本的には利用者の増加促進、そういうような意味で各行政は、私ども具体的には駅前で、近江鉄道を利用してくださいよということでビラ配りまでやっています。そういうふうな利用者増進というか、ひいては、そういうふうな近江鉄道、信楽高原鐵道への支援を行うことによって、将来的に近江鉄道、信楽高原鐵道を通じての新しい線ができるということを願っての、そういうような先の長い話ではあります。もちろんここから、彦根から言えば信楽から以西のことですので、遠い部分ではありますけれども、全体、その沿線の市町が協力して実現のためにやっていこうというのが、この期成同盟会の活動内容でございます。  以上です。 310 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 311 ◯委員(田島茂洋君)   そうしますと、今、この期成同盟会の負担金というのは、滋賀県内だけなんでしょうか。京阪奈もやっぱり出しておられるんですか。 312 ◯委員長(前川春夫君)   交通対策室長。 313 ◯交通対策室長(西村保一君)   期成同盟会の構成メンバーを申し上げるとわかっていただけるかと思うんですが、滋賀県が事務局でございます。先ほど5市5町と申し上げましたが、彦根市、近江八幡市、甲賀市、東近江市、米原市、それからあと町が、日野町、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町ということで構成をしておりまして、負担金としましては微々たる数字です。まだその建設に関する負担金までは話が及んでおりませんので、現在、この会の運営の負担金程度でございます。 314 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。  細江委員。 315 ◯委員(細江正人君)   ちょっとわからんので教えてください。稲枝駅前駐車場の指定管理者の件で、24号でありましたですね。そして19年度の予算でこれ、挙がってますね。それで、ここにまた追加で債務負担行為が挙がってるんですが、これはどういう理解をしたらいいのか、教えてもらえませんでしょうか。 316 ◯委員長(前川春夫君)   交通対策室長。 317 ◯交通対策室長(西村保一君)   先ほど議案のところで説明させていただきましたが、この指定管理につきましては、指定期間が平成19年度から21年度まで3カ年ということで、これだけの間指定管理をお願いしますよという形でお願いするわけなんですが、それについての費用というのが、もともと応募者としての今回の指定管理者から提案があった金額、この業務に対してうちはこれだけの金額で指定管理を受けますというような形で提案があった金額ですね。これを認めて、うちが指定管理者に指定しますというような形で今回議決をお願いするわけなんですが、それに基づいての向こう3カ年間の費用をもう確定するということで、ここで債務負担行為としてお願いするというようなことでございます。  以上です。 318 ◯委員長(前川春夫君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 319 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第29号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 320 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第31号平成18年度(2006年度)彦根市観光事業特別会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  産業部次長。 321 ◯産業部次長(堀川喜章君)〔議案第31号について提案説明〕 322 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第31号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 323 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第31号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 324 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  暫時休憩いたします。                                午後3時53分休憩                                午後4時03分再開 325 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第32号平成18年度(2006年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  都市建設部次長。 326 ◯都市建設部次長(中村義夫君)〔議案第32号について提案説明〕 327 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第32号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 328 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第32号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 329 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第33号平成18年度(2006年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  下水道部次長。 330 ◯下水道部次長(八若和美君)〔議案第33号について提案説明〕 331 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第33号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 332 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第33号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 333 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  次に、議案第37号平成18年度(2006年度)彦根市水道事業会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  水道部次長。 334 ◯水道部次長(馬場 稔君)〔議案第37号について提案説明〕 335 ◯委員長(前川春夫君)   これより、議案第37号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 336 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第37号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 337 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  以上をもって、全議案に対する質疑および討論を終了いたします。  ただいまから採決を行います。  まず、議案第1号平成19年度(2007年度)彦根市一般会計予算、第1条第2項第1表歳入歳出予算のうち歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第4款衛生費第3項上水道費、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第9款消防費第1項消防費第4目水防費、第2条第2表債務負担行為のうち、滋賀県信用保証協会小規模企業者小口簡易資金保証債務損失補償は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 338 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第1号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号平成19年度(2007年度)彦根市観光事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    339 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第3号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号平成19年度(2007年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 340 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第4号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号平成19年度(2007年度)彦根市下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 341 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第5号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号平成19年度(2007年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 342 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第8号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号平成19年度(2007年度)彦根市水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 343 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第11号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号彦根市建築確認等に関する手数料条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 344 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第18号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号彦根市営稲枝駅前駐車場の指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 345 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第24号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号市道路線の廃止および認定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 346 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第25号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第29号平成18年度(2006年度)彦根市一般会計補正予算(第6号)、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費、第8款土木費、第3条第3表債務負担行為補正は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 347 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第29号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第31号平成18年度(2006年度)彦根市観光事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 348 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第31号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第32号平成18年度(2006年度)彦根市住宅新築ならびに改修資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 349 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第32号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第33号平成18年度(2006年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 350 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第33号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第37号平成18年度(2006年度)彦根市水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 351 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。  議案第37号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、請願の審査をいたします。  お手元に配付いたしております請願文書表に基づき、ご審査願います。  それでは、請願第3号労働法制を改悪するのではなく、改善するよう国に求める請願書の件を議題といたします。  事務局に請願文書を朗読させます。 352 ◯議会事務局副主幹(宮本 守君)〔請願第3号について朗読〕 353 ◯委員長(前川春夫君)   発言はありませんか。  田島委員。 354 ◯委員(田島茂洋君)   それでは、私は請願第3号労働法制を改悪するのではなく、改善するよう国に求める請願書に反対の立場で意見を述べさせていただきたいと思います。  政府におかれましては、若者の雇用支援、働く意欲をお持ちの高齢者の支援、長時間労働の抑制、均等待遇の確保や正規雇用への転換の促進などに取り組んでおられ、本請願書の指摘は当たらないものと考えます。  以下、その理由といたしまして述べたいと思いますが、今国会におきまして雇用対策法の改正案を提出され、新卒一括採用システムの見直しを進めておられます。また、訓練を行う企業への助成や公共職業訓練の実施などを通じ、中途採用者のスキルアップを図るほか、いわゆる年長フリーター等に対する新たな就職・能力開発支援に着手をしようとしておられます。このほかにもさまざまな手だてを講じて、我が国の将来を担う若者の雇用の支援を進めてもおられます。  働く意欲を有する高齢者の方には、社会の支え手として活躍し続けていただくとともに、社会の第一線をリタイヤされた方には、誇りを持って第二の人生に取り組んでいただくことを大切にしたいとも考えておられます。このため、定年の引き上げの推進を初め、70歳まで働ける企業に対する支援措置の新設などにより、幾つになっても働ける社会、幾つになっても活躍できる社会を目指して取り組みを推進しておられます。  仕事と生活の調和がとれた働き方ができる社会の実現は重要な課題であり、長時間労働の抑制を初めとする労働環境の整備が必要でもあります。このため、政府におかれましては、労働基準監督署による重点的な指導・監督を実施し、時間外労働の削減に取り組む中小企業に対する助成金を創設するほか、長時間労働を抑制するための労働時間法制の見直しを検討しておられるところでもあります。近年、企業・労働者双方のニーズにより多様な働き方が広がっていますが、重要なことは、正規雇用か否かを含め、どのような働き方を選択しても安心・納得して働くことのできる環境を整備することであり、このため、今国会において、働く人たちのための一連の労働法制の整備に取り組んでおられます。  具体的には、まず、最低賃金制度をセーフティネットとして十分に機能するよう必要な法制度の見直しを行われ、また、働く意欲を引き出す就労支援を図ろうとされています。  次に、今般取りまとめた再チャレンジ支援総合プランに基づき、パート労働法を改正され、すべてのパート労働者を対象としてきめ細かく、均等待遇の確保や正規雇用への転換の促進に取り組もうとしておられます。  以上のようなことから、私は本請願に反対の意見を述べさせていただきました。  以上です。 355 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 356 ◯委員(正村嘉規君)   私はこの請願に対して、やはり今後の日本の歩むべき道を考えた場合、いかがなものかなと思い、反対の立場で意見を申し上げたいと思います。  先ほども申しましたが、ホワイトカラーエグゼンプションというのが残業代0というふうに解釈されてしまったところに大きな誤りがあり、今国会で議会に提出できなかったものではないかと考えます。  確かに先ほど申しました、これからはやはり新しい資本主義の流れの中におきまして、終身雇用制という問題から、やはり業績・成果主義が問われてくる時代でございます。そういう中において、働く方がある一定の裁量権の条件の中で自由な労働を選択するということは、非常に意義のあることではなかろうかと思います。ここの残業代140万円なんていうのは、これは論外な数字でないかと私は思っておりますが、厚生労働省の試案によりましても、非正規社員100人のうち、現在、正規社員で頑張りたいという方は30人しかいないと。すなわち、組織に縛られたくない仕事をしたいと言われるのも、これは事実でございます。仮にこの制度が有効に活かされますと、働く方個人個人が介護やまた育児や、そしてまた自分のキャリアアップのために、時間を選択することができるという1つの利点もありますし、一旦やめられましてもまた再チャレンジするという、キャリアアップによって、の道も開かれていくんではないかな、こういうふうに、またある意味では、女性がなかなかいろいろ組織の縛りの中で社会進出ができない、そういう女性が社会進出ができる機会が大きく認められてくるんじゃないかなと。そういうふうなことを考えますと、ホワイトカラーエグゼンプションは決して残業代0というふうな短絡な問題じゃなくて、今後、やはりグローバルな中で選択していかなければならない道じゃないかと思います。  そういう意味でこの請願に反対することと、この最低賃金の大幅引き上げでございますが、日本の最低賃金が650円ぐらいですかね。アメリカやったら800円、フランスでは900円と。最低賃金においては、非常に日本は低いということは事実でございますが、その辺の改善はやはり進めていかなければならないんじゃないかと思いますが、全体的に見てこの請願に対して、今述べましたような形で反対をさせていただきたいと思います。  以上です。 357 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに発言ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 358 ◯委員長(前川春夫君)   なければ、ただいまから採決を行います。  請願第3号労働法制を改悪するのではなく、改善するよう国に求める請願書は、採択すべきものと決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。  請願第3号は採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) 359 ◯委員長(前川春夫君)   起立なしであります。よって、請願第3号は不採択とすべきものと決しました。  以上で、本委員会に付託されました請願の審査は終了いたしました。  これにて、本委員会に付託されましたすべての案件の審査を終了いたします。  なお、本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 360 ◯委員長(前川春夫君)   ご異議なしと認めます。そのように取り計らいます。  次に、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。  発言はありませんか。  北村委員。 361 ◯委員(北村 收君)   2点ばかり質問させていただきます。  住友大阪セメントの跡地の開発が、去年の11月26日に開発許可がおりて、ことしの1月15日から開発工事にかかるということを聞いておりましたんですが、その後、なかなか工事にかからないということで、私もそれなりに調べてみましたら、もう既に開発が終わった後にそこへ進出する商業施設というのが3社ほど決まっておるということも、確認をして聞いたんです。ところが、その開発工事にかかる前の、いわゆる地元とのトラブルというんですか、なかなか合意が得られない。その合意の得られない点は、隣接しているところに市道がある。その市道の問題で、なかなか理解が得られないというようなことも聞きました。そのことで、当然市の方も説明会等には行っておられると思いますので、ちょっと詳しくその点を教えていただきたいと思います。  それともう1点は、国道8号線から湖上平の大きな団地に入るところの広い道路ですが、あれが前からずっと不動産業者の私有地になっていたんですが、あの道路上の半分が駐車場として堂々と使われていたわけです。現在まで、本当にまだ市の市有地になっていないのか。それとも、まだ不動産会社の私道のままでほうってあるのか。もしほうってあるんでしたら、やはりあれだけの国道から中へ入る大きな団地の道路ですので、道路の半分が駐車場でライン引かれて車がとまってるいう、こんなばかげた話はないと思いますし、市はやはりそれなりの行政指導等はしておられたと思いますけれども、その点、どうなっているのか教えてください。  その2点、よろしくお願いします。 362 ◯委員長(前川春夫君)   暫時休憩します。                                午後4時54分休憩                                午後4時55分再開 363 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  北村委員の発言に対しての答弁は後にしていただきまして、時間の都合上、ほかの委員さんの発言に移ります。  ほかにありませんか。  田島委員。 364 ◯委員(田島茂洋君)   1つは道路のラインの問題ですけれども、この前、橋本商店街のところに、新しく舗装をされましてラインを引いていただいたんですけれども、どういう事情かわかりませんけれども、地元の考え方とか日ごろの実情、事情をお聞きいただいたのにと思うんですけれども、引かれたラインが非常に、地元といいますかそこに住んでおられる、また商売をされている方にとりまして非常に不便をされていると、このようなことです。一応担当の方にはお願いはしたんですけれども、まだ改善されていないようですので、改めてこの場を借りましてお願いをしたいと思います。
     といいますのは、久左の辻のところでございます。あそこのところのラインが、いわゆる南から北の方へ、芹橋の方から北の方へ行くその道路のところを右折れする車があるんですけれども、右折れ、いわゆる右折ラインを、右折コーナーというんですか、右折だまりという、それを本来はつくってほしいところなんですけれども、そうじゃなしに左折だまりの方をつくられたと。このようなことですので、いわゆる駅の方から南の芹橋の方へ来られる車がずっと来ますと、そうすると右の方へ曲がろうとする車がとまっていますと、ずっと渋滞すると、このようなケースになっている。ですから、その辺のところをもう少しラインを変えていただいて、うまく曲がれるように、右の方へ曲がる車があっても直進の車が通れるように、このようにしていただきたいと。このように申し上げておりましたので、再度よろしくお願いをしたいと思います。要望でございますのでよろしくお願いします。  要望ですけれども、その後何かありましたら、よろしくお願いします。 365 ◯委員長(前川春夫君)   交通対策室長。 366 ◯交通対策室長(西村保一君)   すみません。ただいまの田島委員からのお話につきまして、大分前に聞いております。そのときに、警察の方にも協議というか、そういうふうなご事例があるというようなことで、地元からのお話もあるということでお伝えはさせてもらってるんですが、そのときのお話としましては、道路管理者である県と協議した結果というか、公安委員会の方針として、あそこについてはあの方がいいであろうというような形でああいうふうな処置をしたというようなことを、はっきりおっしゃっておりました。その地元の意見については伝えています。それから、田島委員から何回かお話もいただいていますので、その都度お伝えはしてるんですが、ちょっと今のところ、その辺が変わるような雰囲気にはなってはいないんです。あれはあくまでも公安委員会の意向というか意思でああいうような形の交差点の形状をしておられますので、今のお話、地元の方がご不便されているというようなお話もしてるんですが、その辺のところ、届いていないというのが現状でございます。  今後も、今回こういうようなお話を改めてお出しいただきましたということで、お伝えはさせてもらいます。ということでご理解いただきたいと思います。 367 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 368 ◯委員(田島茂洋君)   よかった。やっぱり聞かなあかんね。  実際、銀座の方から右折れに来る車があるとします。こっちの方は車がとまっています。すると、その右折れする車が狭いものですから、危険なんですよ。だから、そんな悠長なことじゃないんですよ。ラインだけじゃなしに、危険なところもあるということなんです。どうしても青から黄色、赤に変わるという、その瞬間まで車が通りますね、今のこの現状では。そうしますと、前に車がとまってやってもぐっと回ってくるという、こういうような状況もありますので、非常に危険なところでもありますし、まして一番困ってはるのは、やっぱり直進の車があったら全然こっちの車が通れないと。せっかくこっちに広い道があるのに通れない。左折の方は別に何も問題ないんですよ、たまりがなかっても。何であんなことをするんかなと。これは公安委員、どんな人がやってはるのか知りませんけど、そんなもん素人と一緒ですよ、はっきり言ったら。それはやっぱりその辺きつく言ってもらって、ぜひお願いしたい。  これは助役さん、恐れ入りますが、この問題につきましては、交通問題については市長が多分出てると思うんですよ。そうでしょう。交通やとか警察に関する、公安とかそういうのは。そういう会議に出ておられるはずです。ですから、そういうふうにするのをやっぱり言ってもらいたいなと。これはほんまに切なる問題なんです。ですから、公安委員の方が決めたからだめだというようなことでは私は困ると思いますので、議長ももしそんな機会があったら、ぜひそういうことをおっしゃっていただきたい。よろしくお願いします。ましてや、そういう大変重要なことを決める場合には、少なくともやはり、公安委員さんも専門かもわかりませんけれども、そういうところはきちっと地元の意見も聞いてもらうような、温かいといいますか、ぬくもりのある、そういうことをしてほしいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  どうぞ担当の方、よろしくお願いします。余りきつく言うと余計責められるかもわかりませんが、よろしく。  次に、実はこれはなじまない部分かどうかなと思いながらここに立たせてもらったんですけれども、昨日の本会議のときに、私が市長に質問というか、質問をしたら市長が答弁をされたと、こういうことなんですけれども、場外勝馬投票券の請願に対する市長のコメントはどうですかということの中で、いろいろと議論をさせてもらいました。そこで、請願を採択されまして、それの扱いというものがどういうふうに感じておられるのかなというようなことを改めて申し上げましたところ、非常に気になったことは、14対11でこれが採択されたということに対しまして市長は、「14人の方にとって、これは間違っていますよ」と、こういうような発言をされました。ですから、これは大変なことだなと。間違っていると言われると、11人の方の、いわゆる不採択をされた方は間違っていないと、こういうふうな解釈で、「ありがとうございます」と、こういうような言葉で返されているんですけれども、この辺のことについて再度、私はどういうところに真意があったのかなと。  実は私が質問しましたものですから、通常、議会報に我々の質問状を載せないかんので、答弁書をいただきたいということで言いましたら、全然答弁書がつくられてないと、こういうようなことでございました。つくられてなかったのかどうだったのか知りません。とりあえず白紙であったと、こういうような実情もございます。こういったことで、私としては非常に心外に思っているんですけれども、この辺のことについて、今日は市長がおられませんので、助役さん、何か。 369 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 370 ◯助役(松田一義君)   今のご質問に対して、私の方からコメントを出すことはないというふうに思っております。 371 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 372 ◯委員(田島茂洋君)   今日は助役さんは1番のトップとしてここに出席されておるんやから、コメントはないかもわからんけれども、協議されているのかどうか。答弁協議というのがあるようですから、その中でいろいろ議論されたかなと思って、そういうようなことを申し上げたわけでございますので、なかったのかどうか知りませんけれども、その辺はいかがでしょうか。 373 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 374 ◯助役(松田一義君)   答弁協議という言い方がいいかどうかわかりませんけれども、各部長が市政に対して答弁するのに、市長がその考えでいいかどうかを確認しているものでございまして、市長が答弁するものについては市長が責任を持って答弁書を書いているわけでございます。  以上でございます。 375 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 376 ◯委員(田島茂洋君)   ここにいらっしゃいます各委員の方におかれましては、継続審査となっておりましたということで、この委員会で採決をされました。5対1で採択されたと、こういう実情もございます。そういうふうになりますと、ここで、場所は違いますけれども、市長のお考えですと5人の方は間違っていたと、このようになるのかどうかという、非常にその辺のところの委員に対する信頼というんですか、この請願者の願意というものをどういうふうに受けとめるのかということで、随分と議論をさせてもらいました。意見を述べさせてもらいました。このことで何時間もかけて時間をつくって、そういったことを3回に分けて私は発言をしたつもりです。  そんなことで、間違っていますと言われると、非常に私としては天地神明に誓って間違ったことは言ってないと、こういうふうに思っておりますので、この辺の措置についてぜひ皆さんでお考えいただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。    (「私らみんな間違ってる言われてるんや」と呼ぶ者あり) 377 ◯委員長(前川春夫君)   今、田島委員から発言がありまして、このきのうの発言に対して、14対11の14の方の発言は間違っているという市長の答弁があったということで、今、田島委員からの発言がありました。また、当委員会で採択いたしましたその結果、5対1ということで、賛成した5人も、そうすると間違っていたというような今、発言がありました。当委員会のやはり長から見れば、何かこう委員にも問題ではないかというような発言がありました。ここで、各委員の方のお考えを述べていただきたいと思います。  小林委員。 378 ◯委員(小林 武君)   助役さんにお聞きしたいんですけれども、請願が採択された、その以後にとる姿勢というもの、行政が。それをまずお聞きしたいと思うんですけれども。  それと、14対11ということよりも、彦根市議会が議決したということだと思うんですね。それをどうとってもらうかというふうに思うんです。そうじゃないと、だれが賛成してだれが反対したか、そういう個人的なことはおかしいと思うんです。彦根市議会が議決したということでして、この2点について、市長の答弁は要りませんので、助役がどういうふうに考えておられるか、請願はどのようなものかということを確認したいと思いますので、お願いいたします。 379 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 380 ◯助役(松田一義君)   請願につきましては、議会の意向といいますか、議会の考え方ということでございます。議会の請願の後、市長は自分の考えに対してのコメントを出したんだというふうに思っております。 381 ◯委員長(前川春夫君)   小林委員。 382 ◯委員(小林 武君)   請願が通りましたら、議長の方から市長に対して、議会の方はこうして採択しました、そういうように検討するなり頑張っていただきたいというようなものだと私は思うんですけれども、それが全面否定されたということになりますと、議会の議決をどのように考えておられるのかなという疑問も出てくるわけなんですね。検討してみてだめならいいんですけれども、採択されてその結果を即座に否定されるとなりますと、我々の議会、14対11でしたけれども、それは少し軽んじられているというふうにとるわけです。請願そのものはそのような性格のものですので。  その点で、もう一度お聞きしたいと思います。だから、議会の議決が14対11だったとか、25対0とか、それは関係ないと思うんですね、これは。議決ですので。 383 ◯委員長(前川春夫君)   助役。 384 ◯助役(松田一義君)   今回の件と多少中身は違うかもわかりませんけど、これまでも議会で請願を採択されたものについて、現在建設ができてないもの等ございますので、議会請願が採択されたからといって、即、市側が対応できないという部分もあろうかと思いますが、今回、市長の政治姿勢の観点で行っておりますので多少違うかもわかりませんけれども、議会の請願に対する市の対応というものは、一定そういうものがあろうかというふうに思っております。 385 ◯委員長(前川春夫君)   小林委員。 386 ◯委員(小林 武君)   請願が採択されましたからといって、それが即実現するというものではないと思うんですね。ただ、やはり検討する必要はあると思いますね、これは。それが請願の意味だと思います。それは行政として、請願の趣旨に対して検討すると。検討されたかどうか、ここで答えてもらう必要があると思うんですけど、無理だと思いますのでそれはいいと思うんですけれども、請願はそういうものだと私は理解しておりますので。できるかできないか、なるかならないか、それを検討するというのがやはり請願の趣旨だと思いますので。請願が通ったから即実現できる、そんなことではないと思います。通ってもできないこともありますし、カインズでも反対が請願を通りましたけれども実現しておりますし、第2図書館にいたしましても、請願が通っておりますけど実現しておりません。それはその検討した結果できなかったということだと私は理解しておりますので、そのように請願を理解しております。  以上です。 387 ◯委員長(前川春夫君)   正村委員。 388 ◯委員(正村嘉規君)   きのうの市長の、採択なさった14名は間違っていると、11名は正しい判断だということに対して非常に心外を覚えましたし、私もけさ来まして、本当はテープ起こしをしてもらいたいなと。答弁書がないということでございましたので、テープ起こしをしてもらいたいなと。そして、市長にやはり真意をただしたいと思いました。あの市長のご性格からいきますと、4年前の市議会議員の選挙のときも、住民投票を支持する者は議員としてふさわしいと、住民投票を否とする者は議員としてふさわしくないという1つのスタンスで来られましたので、彼のきのうの発言は出てくるようなことは想像できるんですけど、やはり市長であり、市町村議会というのは、市長と議会という二院制をもっての形で進まれた1つの代表民主制度であると考えた場合、やはりその間の市長と議会との二院においての緊張関係において、あのような1つの議会を、議員を、ディベートなり議論なんですよ、そこが賛成か反対かを積極的に述べるんであって、その賛成した者がどうだとか反対した者がどうだとかというのは、非常にやはり議会を軽視したような発言だったと、非常に私は残念に思いました。だから、今何がというと、私もそれはございませんけど、自分自身思いました。やはりそういう意味で、市長は二院制がしかれた議会と市長との立場というものの、ときにはすり寄り、つき、離れる。その議論の中で生まれたものは非常に客観的な形で評価していただかないと、何が悪いんだ、いいんだという問題じゃないということはきのう感じましたので、ここであえてご報告しておきます。 389 ◯委員長(前川春夫君)   田島委員。 390 ◯委員(田島茂洋君)   そのときに、すぐにそのことを議論として言うべきであったとは思います。しかし、いろいろと通告をしておりました関係もございましたので、そこまで時間が足らなかったという部分がありましたので、この辺はひとつご理解をいただいて、ひとつ皆さんのお計らいをお願いしたいと思います。  ただ、今もおっしゃっていただきましたように、非常に私は不信感を持ちました、正直言いまして。市長も賛成した者に対して不信感を持たれた。不信任されたのかどうかわかりませんけれども、間違っていたと言われることは、やっぱりそういうことでないかなと思います。しかし、我々は本当のことを言いまして、正式な場所できちっと理路整然と討論をして、そしてその上で皆さん方が採決をされたことに対して間違っていたと言われたことにつきましては、やはりこれは問題であるなと、こういうふうに思いますので、これはまたひとつ、できれば一度暫時休憩の後、協議でもしていただきたいと。これはこの委員会で5対1という、そういう経緯もありますので、その上でひとつ皆さん方のお知恵も拝借したいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  一遍諮っていただきたいと思います。    (「終わってからにした方がいいですよ。理事者の方は必要ないでしょう。我々委     員だけで」と呼ぶ者あり)    (「正式でなくなる」と呼ぶ者あり)    (「協議会でしたのやったら議事録はないよ」と呼ぶ者あり)    (「いや、違う。もう一遍戻るやんか」と呼ぶ者あり) 391 ◯委員長(前川春夫君)   北村委員。 392 ◯委員(北村 收君)   委員だけの協議の前に、先に答弁をもらってください。それが順序ですから。 393 ◯委員長(前川春夫君)   前の北村委員の発言に対しての答弁を先にお願いいたします。北村委員の質問の回答をお願いいたします。  都市建設部長。 394 ◯都市建設部長(中辻源壽君)   先ほどの北村委員の住友大阪セメント跡地の開発の件で、経過、また現在抱えておる問題点等につきましてご説明を申し上げたいと思います。  住友大阪セメント跡地につきましては、解体工事が今、順調に進みまして、平成18年の1月30日に大阪の業者と長浜の業者の連名によります、いわゆる開発の事前協議書が提出されました。その後、いろいろと変更等もあって、また、開発事業者が1社になったとかいろいろとあったわけでございますが、その開発事業の事前協議書に基づきまして地元説明会を実施されております。18年の8月27日に、事業者が地元住民に対しまして説明会を行われました。その中で、先ほど出ておりました既設市道の拡幅につきましての反対意見等が出ておりました。その調整につきまして、事業者がいろいろと説得の努力を試みられたという経過がこちらに残っております。いろいろと、地元の役員会等につきまして、その班長会と申しますか、その中で協議をいただく中で、賛成、反対、いろいろ議論があったわけでございますけれども、最終的にはそこの開発については地元としては異存はないと。問題があるのは、その取りつけ道路の市道の拡幅の問題だけだというようなことで問題が整理されまして、いろいろと議論をいただきました。  そういった経過書をこちらの方に提出をいただいたわけでございますが、正式な開発許可申請書が提出されましたのが、平成18年の11月16日でございます。これに基づきまして正式な審査に入ったわけでございますが、この道路拡幅につきましてはいろいろな道路案がそれまでにございました。しかしながら、現道の市道を、ちょうど開発地に隣接する部分、奥の交差点まで両側歩道で拡幅するということで、市の担当者あるいはこちらの方の協議の中で、この拡幅案を推し進めると。この拡幅案を採用いたしましたのは、その他のいろんな案も協議はさせていただいたんですけれども、最終的にこの道路拡幅案、それも開発事業地内での拡幅でございましたので、こちらの方も歩道もつくし、これが一番地元にとってもいいだろうということで踏み切ったわけでございます。  この申請書が出されましたすぐ後に、実は反対のそういった陳情書が書面で出されております。しかしながら、この開発というのは、いろいろと地元調整がつかなかった場合の取り扱いでございますが、地元の同意がなければ開発ができないと、こういったものではございません。そういうようなことで、こちらといたしましては、この市道拡幅案が最良であるという形で、開発申請に対しまして11月29日に許可をいたしております。その許可に基づきまして、反対住民がいろいろと役所の方へもお見えになったわけでございますけれども、最終的にはその開発事業者において地元を説得するという形で、業者もそれで納得いたしまして、これから地元説得に当たりますよというようなことでお帰りをいただいております。その後、また改めまして、その反対住民派というのがこちらの方へ何回かお越しいただきましたので、最終的には12月20日の日に、本来は市の方からそういった説明会というのは、基本的に開発の場合は行わないわけでございますけれども、1回だけでございますが地元説明会も開催をしております。  最終的に、この話がまだ決着はついておらないというふうには伺っておるんですけれども、基本的にはやはりその開発事業者が責任を持って説得に当たるということでこちらのスタンスは持っておりますので、経過を今現在見ておるという、そういう状況でございます。  この開発面積等につきましては、ご承知のとおり14万m2ほどありまして、商業施設であるとか住宅団地であるとか、そういったものがありますが、先ほど申しましたように、この開発については地元は反対をしていないということを聞いておりますので、ちょっとつけ加えさせていただきたいと思います。そういったことが今、現状でございます。 395 ◯委員長(前川春夫君)   管理交通課長。 396 ◯管理交通課長(土田久男君)   先ほどの国道から湖上平の道路ですけれども、個人の私道になっております。調べましたら、2年前に私どもの方から所有者あてに文書を送付しておりますけれども、進展はなかったということでございます。しかしながら、そういう国道からの出入り口でもありますので、所有者の再確認等を行いまして、再度、帰属の方に向かって相手さんと接触を持ちたいなというふうに思っておりますので。  以上でございます。 397 ◯委員長(前川春夫君)   北村委員。 398 ◯委員(北村 收君)   まず、最初のご答弁いただいた件ですが、当然市道を拡幅する、地権者から買収して拡幅するんじゃなしに、いわゆる開発業者が拡幅する分は提供するというものですから、これは何ら問題ないと思うんですね、この拡幅問題については。特に彦根駅東土地区画整理事業が、もう平成20年、21年にはそれなりの形が見えてくるわけですから、その絡みもあって拡幅という案が出されていると思うんです。それと、いわゆる住友大阪セメントの跡地の開発でいろんな商業施設が来るということを私も聞いていますけど、そういうようなんで、地域の利便性やら交通の問題を考えて市から拡幅の案を出されたと私は聞いていますけど、この問題はほうっといてもなかなか問題が解決しないと思いますし、やはりいい方向に、彦根駅東土地区画整理事業の完成に向けて、開発業者だけに任せておかないで、市も積極的にそういう開発、いわゆるそこの東口の大きな事業のために努力をしていただきたいなと思います。もう既にそういう進出業者も何件か大きいところを聞いていますけど、なかなかそういう問題で遅れてくると、せっかくの東口との合わせたあの一帯の大きな開発の成果が表に出てこないし、遅れてくるばっかりですので、ぜひひとつ市の方もご努力いただきたいなと思います。  それと、もう1点の国道8号線からの、いわゆるあれだけの大きい団地の中へ入る幹線道路ですわね。3mやそこらの道路じゃなしに、もう10m以上ありますやろう。10mぐらいあるんですわ。それがいまだにずっと市が放置していたということに、私は問題を提起したい。もっと早くから市に提供してもらう、この努力が全然今までなされていない。今まで私がずっと調べた中でね。もう全くなされてないと思う。あの大きな幹線道路に駐車のラインを引いて、道半分全部買い物客が車とめてるという、こんなことが、常識で考えられないことがずっと続いとったわけですね。先ほど答弁された中にも、全然解決できてませんわな。文書でお願いしても一切応じてないというような状況で。こんなことをいつまでもほうっといたら、あれがもしあそこで事故があったらどうするんですか。大きな事故があって、みんなはそれを幹線道路やと思ってますやん。それが彦根市の市道でもなければ何でもなかって、もしその不動産会社の道路のままやった場合に、これまた事故の取り扱いというのが非常に微妙になってくるんですよ。交通事故扱いできるのかできんのか、大きな問題が出てくると思うんです。これはもう早期に市道認定ができるように、やはり地権者、地主に話をきちっとしてもらって、それは努力してくださいな。もし何かご所見があれば、言っていただけたら結構ですけど。これは早期に努力してやってください。もうみんな異常やと思ってます、あそこは。そういうことです。 399 ◯委員長(前川春夫君)   要望ですか。北村委員。 400 ◯委員(北村 收君)   今の道路は、あと何も言うことはないということですから、要望して、要望というよりも早急にこれは解決をしてください。一応今の2件、切に要望しておきますので、大事なことですから2件とも、よろしくお願いします。 401 ◯委員長(前川春夫君)   要望として。よろしくお願いします。  ほかに。  先ほどから田島委員からの発言でございますけれども、各委員の方々のご発言をまとめたいと思いますが。  暫時休憩いたします。                                午後5時30分休憩                                午後5時50分再開 402 ◯委員長(前川春夫君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  理事者の方にはちょっとお時間をとらせまして、どうもありがとうございました。  では、再開いたしますので、委員の皆さん、よろしくお願いします。  では、委員の皆さんの発言がありましたら、よろしくお願いします。  渡辺委員。 403 ◯委員(渡辺史郎君)   すみません、1点お聞きいたしたいと思います。  下水道のことですけれど、これは本会議で、南部の肥田とか三津、海瀬のことについてはお聞きいたしましたが、彦富とか金田とか、稲枝の真ん中ですけれど、そこは全然まだ手がつけられていないようですけれど、この事業の開始時期といいますか、おわかりであればお聞かせいただきたいと思います。 404 ◯委員長(前川春夫君)   建設課長。 405 ◯建設課長(尾崎 洋君)   ただいま渡辺委員のご質問でございます。  彦富町および金田町の下水道整備につきましてのご質問でございますが、彦富町におきましては繰り越しをしておりますが、平成19年度調査設計でやらせていただく予定をしております。金田町につきましてはその後という形で、また計画いたしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  以上です。    (「ありがとうございます。よろしくお願いします」と呼ぶ者あり) 406 ◯委員長(前川春夫君)   ほかに。    (「なし」と呼ぶ者あり) 407 ◯委員長(前川春夫君)   ご意見がないようでございますので、これで委員会を閉じたいと思います。  皆さん、どうもご苦労さんでございました。                                午後5時52分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...