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平成18年 彦根城築城400年祭特別委員会 本文 開催日: 2006-11-30

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  1. 彦根市議会 2006-11-30
    平成18年 彦根城築城400年祭特別委員会 本文 開催日: 2006-11-30


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午後2時29分開議 ◯委員長(矢吹安子さん)   皆さん、こんにちは。  本日は、大変お忙しい中をお集まりいただきまして、ありがとうございます。  ただいまより彦根城築城400年祭特別委員会を開きます。  それでは、委員会を始めるに当たりまして、獅山市長からごあいさつをお願いいたします。 2 ◯市長(獅山向洋君)   どうも皆さんご苦労さまでございます。この築城400年祭の特別委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。  前回の委員会以後、いろいろとご報告することもございますので、その内容につきましてもいろいろご意見なりを賜りたいと思っております。  いよいよ来年3月21日を控えまして残り少なくなってきたわけでございますけれども、既にプレ事業もスタートしておりまして、私としましては、この9月28日に彦根城博物館におきまして松平定知アナウンサーのご講演がプレ事業の最初だったわけですが、この9月28日から既に400年祭はスタートしていると、こんなふうに思っているわけでございます。今後、次々と行事あるいは催しごとが続いていくわけでございますけれども、どうか市議会におかれましても何かとご協力、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、あと、報告いろいろとございますので、甚だ簡単ではございますが、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 3 ◯委員長(矢吹安子さん)   ありがとうございました。  本日の委員会を進めるに当たり、理事者から資料の提供の申し入れがあり、委員長として許可いたしましたので、お手元に配付しております。これに基づき、理事者から説明をいただきますので、よろしくお願いいたします。  本日の委員会の進め方としましては、理事者側から説明を受けた後、質疑に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、第7回国宝・彦根城築城400年祭実行委員会報告についてを議題といたします。  理事者の説明をお願いいたします。  彦根城築城400年祭推進室長。 4 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   それでは、第7回実行委員会が11月27日に開催され、専門部会の協議結果報告と、そして平成18年度補正予算案について協議をいただきましたので、お手元にお配りしております資料に基づきご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、資料1をごらんいただきたいと思います。  まず、この秋から開催しましたプレ事業の実施結果でございます。  「TekuTeku彦根」の事業が最初に出ておりますけれども、晴天に恵まれた10月14日の土曜日、JR稲枝駅から彦根城域までを、歩くスピードで彦根を体験していただくイベントを開催させていただきました。このイベントは、「自然満喫コース」と「歴史探訪コース」の2コースに分かれて実施させていただきました。ご家族連れやグループなど県内はもとより遠くは愛知県、京都府などからも参加され、約180人が楽しんでいただきました。子どもセンター曽根沼緑地公園それぞれで昼食を楽しまれた後、バスで移動し、キャッスルロードや四番町スクエアなどの街並み、そして彦根城、彦根城博物館などを散策して楽しんでいただきました。ゴールの市役所前では参加者全員に彦根梨を材料につくられた新製品の梨のケチャップ「ナチャップ」や400年祭グッズをお渡しいたしました。それらの関係が資料の写真についております。  次に、裏面をごらんいただきたいと思います。10月28日の土曜日に彦根城、そして内濠端で開催いたしました自然の学校「野楽」の資料でございます。
     教科書は彦根城とうたって開催されました自然の学校「野楽」の授業は、彦根城が持つ自然の恵みや大切さを新しい視点で発見してくださいの呼びかけで、市内の小学生を対象にいたしました。受け付け開始2日で100人の定員に達し、当日は子どもたち100人と保護者の方約150人が参加され、築城以来初めてお濠にカヌーが浮かんだところでございます。  このカヌーにつきましては、日本のツーリングカヌーの先駆者、野田知佑さんのカヌー指導により、赤色、青色、黄色などの色とりどりのカヌー約40艇を浮かべ、1人で乗る子どもさん、そしてまた仲よく親子で漕ぐカヌーなどが内濠約300mの範囲のあちらこちらを走行したところでございます。これらに備えて、スタッフ約50人が万全の安全管理体制をとりました。参加された方からは、カヌーに乗ると水面が近くに感じられて気持ちがよく、濠の上からの彦根城はふだんと違った美しさを感じたなどの感想が聞かれました。また、カヌーを指導された野田さんは、国宝のお城でカヌーを浮かべることを承諾した行政への評価もしたいという感想も述べておられました。  さらにこの事業では、滋賀県ネイチャーゲーム協会のインストラクター10人の指導により、自然について考えるゲームや彦根城内の枯れ枝を使った工作などを楽しんでいただきました。この日も秋晴れのもとで親子で弁当を楽しまれた後、午後からは滋賀大学講堂で野田さんから自然環境の大切さについてのお話を親子さんに聞いていただきました。無事終了した後、参加者の皆さんからは、来年もぜひ実施してほしいとの希望も寄せられたところでございます。  次に、おめくりいただきまして、大人の学校「夜樂」、この講座は5回開催いたしました。講座によっては、受け付け開始数日で定員に達するというような盛況ぶりでございまして、先ほど市長からのあいさつの中にもございましたけれども、第1回目は9月28日19時から彦根城博物館で、NHK「その時 歴史は動いた」の松平定知さんによる「私の取材ノートから~その時 彦根の歴史が動いた~」と題して、近江の戦国時代や井伊直政公の活躍、直弼公の開国の決断などから、歴史は人間ドラマであることを強く熱く語っていただきました。この講座は定員200名でございましたが、余りにも希望者が多く、当日の欠席も見込んで260人受け付けさせていただいたところでございます。当日は、受け付け開始30分前から列ができ、受け付け開始時には約50人の行列ができるなど、受講された方は246人でございました。  次のページをごらんいただきたいと思います。第2回目の午後のサロンと題して、10月14日の土曜日の午後でございますけれども、彦根城天守が臨める「たねや美濠舎」で料理研究家・藤野真紀子さんをお迎えして、食育の大切さを語っていただきました。参加者のほとんどの方が女性でございました。終始和やかな雰囲気の中で、「食育は家庭の食事が基本」とお話しされることに熱心に皆さんメモをとっておられ、うなずいておられる参加者があちらこちらに多く見られました。  恐れ入ります、次のページをごらんいただきたいと思います。この裏は同じく皆さんの様子ですけれども、次のページでございます。  第3回目でございますけれども、「まちづくり」を語らしむのテーマで、長野県小布施町でまちづくりや地域おこしに取り組んでおられる市村酒造の取締役、セーラー・マリ・カミングスさんによる講演を夏川記念館で開催させていただきました。日経ウーマン賞も受賞されているカミングスさんは、「まちづくりはできなかったら恥ずかしいのではなく、頑張らないことが恥ずかしいこと。1人の頑張りがさざ波のように広がっていくことを信じて彦根のネットワークをつくってください」と提案され、講義中、そしてまた食事のときも含めて終始和やかな雰囲気で講座は終わりました。講座の終わりに当たっては、カミングスさんの「彦根らしい締めくくりをしては」という提案で、琵琶湖周航の歌を全員で合唱されました。受講者の皆さんからは、元気と勇気の出る話を聞けて大変よかったとの感想が寄せられております。  次の裏は同じくカミングスさんの様子です。次のページをごらんください。  次のページは、10月23日、「料亭旅館やす井」に永六輔さんをお迎えして、「旅を語らしむ」のテーマで開催いたしました。開催時刻前からマイクテストと称して話を始められ、各地で出会った人との話題をふんだんに織り交ぜ、会場にいっぱい広がる笑いが絶えない講演会となりました。永さんは、400年祭を機に、現代の彦根と400年前の歴史とどのようにつながっているかを学んでほしいと力説されておりました。  その次のページでございますけれども、裏側をお願いいたします。  最終回の第5回の夜樂でございまして、「直弼とたか女」を語らしむと題して、作家の諸田玲子さんを迎えての講演会でございました。彦根を舞台にした小説「奸婦にあらず」を書くに至った経緯や取材中の出来事などを語られ、本を書くにはその町に何度も出向かなくてはならないとして、彦根に何度も足を運んでいただいた様子を語っていただきました。彦根は静かで趣があるなど、彦根のファンになったことなど感想を紹介していただきました。  大人の学校の5回の開催は、延べ約500人の方に参加していただきまして、彦根の歴史等にかかわる場所で講師とひざを合わせてお話できる講座は大変魅力があると、各講座には特に京都府の各地から参加いただいたというのが印象深いところでございます。  次に、カラーのチラシでございますけど、これは現在、彦根城で11月15日から始まっており、大みそかまで開催いたします光の祝祭彦根城ライトアップ「ひこね夢灯路」の事業の紹介のチラシでございます。  この事業につきましては、金閣寺や平等院のライトアップを手がけられた内原智史さんのプロデュースにより、内濠の石垣や犬走りなどの歴史的景観や馬屋、旧西郷屋敷長屋門などの建造物を47日間ライトアップする事業でございます。さらにこの事業に商店街の協力をいただき、夢京橋キャッスルロードでは招き猫ちょうちんや軒下ののれんの設置、そして四番町スクエアではツリーイルミネーションの点灯、またベルロードでは、イルミネーションをこの事業に合わせて期間を早められて点灯しておられます。特にこの事業では、12月8日、彦根城博物館でシンポジウムを開催しますし、そして大みそかには、市民参加のプログラムとして、金亀公園エントランス広場一帯で2万灯のろうそく点灯を行うことになっております。  それでは、資料2をお願いいたします。400年祭の主催事業の一覧でございます。  既にご紹介させていただいています最初の事業は、400年祭開催期間の通期で開国記念館で行います特別展「井伊家十四代物語」でございますが、次の特別展「ワダエミの衣装展・森羅万象in彦根城」は、西の丸では5月30日まで、映画の「利休」や来春公開されます韓国映画の「中天」の衣装、特にこの「中天」の衣装については初展示ということをお聞きしております。また、映画「利休」の展示には、彦根屏風の図柄をモチーフにした衣装の展示も行われる予定になっております。さらに、天秤櫓の方でございますけれども、こちらの方は5月27日まで開催し、オペラ「エディプス王」とテレビドラマ「里見八犬伝」で使われた衣装の展示を行っていただきます。2つの櫓でワダエミさんの独創的な衣装約150点を展示する予定でございます。  続きまして、特別展「(仮称)武士の一分展」でございます。初夏の5月31日から6月24日までの間、天秤櫓で展示の予定でございます。この映画は、山田洋次監督、木村拓哉主演の映画で、今年の2月、3月に彦根城で撮影されました。あす12月1日から公開されることになります。撮影には、実行委員会も一部かかわったこともございまして、映画のエンドロールには築城400年祭実行委員会の名称も紹介されると伺っております。なお、山田洋次監督の時代劇の三部作は、すべて彦根城も撮影のロケ地になっておりますことをつけ添えさせていただきたいと思います。  次に、特別展「レゴで作った世界遺産展」を開催しますけれども、これは夏休みの子どもたちに楽しんでいただこうと、レゴブロックで再現したピラミッドやアンコールワットなどの世界遺産16作品を展示していきたいと思います。  そして、一番下の部分でございますけれども、秋の天秤櫓では、「招き猫」約300体を一堂に集めて展示いたす計画でございます。  おめくりいただきたいと思います。  初夏から夏の時期の西の丸三重櫓では、主催事業の「開国カンファレンス」や彦根城博物館の特別展とあわせて、開国や直弼公の功績をテーマに開国資料展を開催いたします。続いて、北近江の城や武将にかかわる彦根と北近江の城の展示も行うことになっております。  櫓でのファイナルは、着物や舞台衣装のデザイナーとしても評価されている日本有数の人形作家「ホリ・ヒロシ人形姫絵巻」、約50体を展示予定しております。  そして、その下でございますけれども、通期事業として開催いたします「まちなか博物館」では、アルプラザ彦根近江鉄道彦根駅構内、夢京橋あかり館等の会場を予定としておりまして、特に彦根出身で日本を代表する書家の日下部鳴鶴コレクション彦根市立図書館に寄贈された郷土玩具の高橋コレクション近江鉄道株式会社が保存されているコレクションなどを展示等していく計画でございます。  その下の「彦根城ブライダル」は、井伊家35万石大名庭園での結婚式でございますけれども、オープニングの明くる日3月22日から4月1日の間に城内玄宮園を会場に1日2組限定で結婚式を挙げていただく事業でございまして、現在、土曜日、日曜日はすべて予約済みでございます。  続きまして、「HANA&千人茶会」は、初夏の5月27日と秋の10月6日の2回、彦根城博物館、護国神社等を会場に開催する予定でございます。  次のページをお願いいたします。  井伊直弼公の功績を顕彰するため、4月に横浜で、6月には彦根でシンポジウムを中心とした「開国カンファレンス」を開催したいという計画でございます。  さらにその下、秋の佐和山城跡周辺では、高さ約20mのコンパネ製の佐和山城を擬似復元し、そしてライトアップを行う「佐和山・一夜城 復元プロジェクト」事業を実施することになっております。  そして、プレ事業として実施しております、先ほどもご紹介いたしました光の祝祭 彦根城ライトアップ「ひこね夢灯路」を「玄宮園で虫の音を聞く会」や「錦秋の玄宮園ライトアップ」とあわせて、彦根城周辺のライトアップをこの機会に予定しております。  「彦根サウンドラリー2007」でございますけれども、彦根城や玄宮園などを会場にさまざまなジャンルのコンサートを秋9月、10月に行う予定で現在調整中でございます。  また、彦根市で開催する「朝鮮通信使ゆかりの町全国大会」にあわせて、通信使の行列再現や日韓の歴史・文化の紹介を行う日韓交流フェスタは来年秋に開催予定でございます。  次のページをおめくりいただきたいと思います。  次は、彦根城博物館の事業のチラシでございまして、400年祭開催期間中、彦根城400年記念特別企画展ということで、巻1から巻8の展示等が開催される予定になっておりますので、つけさせていただきました。  次のページでございますけれども、今ほどご紹介いたしました彦根城内で実施しようとする開国記念館や天秤櫓、西の丸三重櫓での特別展のスケジュールと、そして文化財課が展示をする太鼓門櫓での特別展「彦根城を世界遺産に」の紹介と、そして馬屋の特別公開、さらに今ほどのチラシにも書いておりました彦根城博物館が400年祭期間中に開催する特別企画展の一覧をあらわしたものでございます。城内の櫓の特別展につきましては、いつお越しいただいても満足していただけるように企画をさらに充実していきたいと考えております。  次に、資料3、協賛事業の取り組みについてごらんいただきたいと思います。  1番は部会の開催ということで、2番の支援事業でございますけれども、第1回募集結果については既にご紹介もさせていただきましたが、13件の応募のうち7件を支援させていただくことになりまして、既に彦根仏壇伝統工芸士会ふれあいフェスティバルはこの11月11日、12日に四番町ダイニングで開催されました。  また、「彦根あそび博」は、11月23日、彦根の歴史を学ぶ講演会や「ぶらっとひこね」「彦根町歩き」「彦根を語る」等のテーマで行われたところでございます。  「絵手紙で彦根の初夏をつむぐ」は、全国から現在絵手紙を募集されておりまして、来年の3月21日から5月20日まで、市内各所で展示される予定になっております。  市民400人による彦根のりんごの復活は、来年3月に行われる400人による接ぎ木参加者を来年の1月、2月に募集されると聞いているところでございます。  伝統湖東焼振興と再興に向けた陶芸道場の開設と道場における市民400人による作陶とその展示事業でございますけれども、現在その体験者を募集中でございまして、来年に向けて展示会が行われると聞いております。  それと、陸舟奔車の復元製作、彦根で生まれ世界初と言われる自転車製作については、2台ということで今製作中でございます。  彦根市文化体育振興事業団がひこね市文化プラザで2月11日に行われます音楽物語「ひこね」、これについては、今、シナリオができて、順次関係者が協議されているということを聞き及んでおります。  (2)の第2回の支援事業の募集でございますけれども、400年祭開催期間中に実施される事業を今年の28日を締め切りとして現在募集中でございますので、ひとつ皆様の関係するところの広報もよろしくお願いいたします。  次に、3の後援事業につきましては、名義後援の申請がありました事業を一覧にして紹介しておきましたので、ここではこの程度にとどめさせていただきます。  次のページをお願いいたします。資料4でございます。市民の手で元気な彦根! 市民文化創造部会の事業を紹介させていただきます。  「ひこねを盛り上げ隊」、これは彦根や400年祭、そして地域に対して思い入れのある方々の集まりで、400年祭以降も活動したいとする方々で、現在約70人のメンバーが3つの会に分かれて具体的な活動に向け話し合っておられます。メンバーは、大学生はもちろんのこと、大学の先生、ご夫婦での参加、そしてまたトイレ清掃をボランティアでやっておられる方、災害ボランティアの経験豊富な方、400年祭を機会に何かをやってみたい方など年齢幅も広くさまざまな方が参加されております。また、現在もメンバーは随時募集をしているところでございます。  それでは、3つの隊の構成を説明させていただきたいと思います。  まず最初に、「小江戸彦根実感劇団」、彦根城周辺を市民の手で「小江戸空間」と称して演出するとともに、400年祭を自らが楽しみ、彦根の魅力を創造することを目的とされています。  次に、2番の「キレイHIKONEキャンペーン隊」、400年祭に合わせて、市民の手で彦根をもっときれいにするとともに、花や緑のあるまちにすることなどを目的に活動される予定でございます。  3つ目が「彦根どんつき隊」、まちなかの道先案内や観光スポット案内などをする目的で活動しようとする皆さんの集まりでございます。  「ひこねを盛り上げ隊」は、10月21日に発足し、月例会を初め、今ご紹介いたしました3つの隊に分かれて今後の活動の協議を重ねておられるところでございます。  各隊の詳細をもう少し具体的に説明させていただきます。次のページをごらんいただきたいと思います。  小江戸空間を演出する「小江戸彦根実感劇団」は、小江戸衣装を着用して400年祭期間中、月に2、3回の割合で実施する計画をしておられます。この中には、ダンボール甲冑隊や、そしてまた藩士、町人、腰元、町娘などの衣装を着用して巡回したり、また市内の大学の学生さんが演劇隊と称し、城内で寸劇を行うことなども今現在計画、検討中でございます。  下の方になります。2番の「ゆっくり遊覧、彦根城お濠めぐり」は、内濠に定員13人の船を2隻浮かべ、玄宮園前から山崎御門前までの往復約3kmを40分間ほどの乗船を楽しんでいただくための事業でございまして、現在、屋形船運航事業運営管理計画の策定に向け、具体的な運行計画や運行マニュアルの策定、連絡体制等安全管理を中心に協議をされているところでございます。  次のページでございます。  「キレイHIKONEキャンペーン隊」は、市内全域を対象にして活動するのではなくて、現在できるところから始めていこうということで、まず彦根駅前から彦根城周辺の清掃や花壇の植栽などを手がける計画をされております。また、廃プラスチックをプランターに活用する研究をされている滋賀大学の研究室からの提案を受けて、それを活用する計画も今検討中でございます。さらに、着物や甲冑を着装して、そして、自らが楽しみながら清掃活動をしたりトイレの清掃活動を長年されている「掃除に学ぶ会」との連携もしながら清掃活動をしたいということで今協議されております。既にプレとして、彦根駅前花壇の植栽を10月31日にされ、今、「400th」の花文字がつくられているところでございます。井伊直政公の銅像の前の花壇でございます。そして、11月21日には、花壇の手入れとともに、彦根駅前広場の清掃活動もされました。これらの活動の写真の様子は次ページにつけて紹介しておりますので、ごらんいただきたいと思います。  次に、資料5をお願いします。広報宣伝の実績と計画の概要を紹介しております。  「広報ひこね」については、毎号、400年祭関連の記事を掲載しておりますが、さらに印刷物等では旅行エージェント用のパンフレット8万部を作成し、近畿や中部などのJR各駅に置いたり、そして市内の各所用にもポスターを作成してきました。また、びわこビジターズビューローとタイアップして、JR京都駅キャンペーンや東京、京都での旅行エージェントキャラバン、さらにこの9月には、「玄宮園で虫の音を聞く会」に合わせて、大手旅行社7社約50人の方に彦根においでいただき、400年祭事業の紹介、ご説明と彦根城博物館などを案内する中で、彦根の歴史と文化、そして街並み、彦根の風を体感していただき、参加者の皆さんに好感を得たところでございます。  今後の予定といたしましては、間もなくJR各駅に掲出するパンフレット11万部が作成されますし、また市内各商店街と共同でのPRバナーを作成する準備中でございます。また、年が明けまして1月には、ビジターズビューローの協力のもと、東京で400年祭を中心にした大近江展が開催されます。さらに、大阪、名古屋での400年祭独自キャンペーンも予定しているところでございます。  続きまして、カラーで横に1枚ついております、このことについてご説明させていただきます。  400年祭期間中、二の丸駐車場をインフォメーションと休息スペース、そしてまた、お土産品の販売の物産コーナーとして活用したいと思います。この図面の部分で、特に期間中入山者が増えるということから、既存のトイレの横に仮設トイレも設置していきます。そしてまた、黄色い部分につきましては、地面のでこぼこ等ができるだけ平らになるようにマットを敷いて対応しようとする場所でございます。その中央に描いておりますスペースは、コンテナーをつなぎまして、およそ21m×10mの長さの部分になりますけれども、この広さに、右の方にはインフォメーションと休息スペース、そして左側のスペースは彦根市物産協会がお土産販売等をするコーナーとして予定しております。このお土産販売をするコーナーは、今、物産協会の方では「ええもん博物館」の名称を考えておられまして、私ども実行委員会といたしましては、期間中を通して使用料として1,000万円を実行委員会に納めていただく予定で今考えております。  なお、馬屋の横と、そして反対側にあるゲートにつきましては、今、アーチ状になっておりますけれども、柱状のものを設置する予定で計画をしておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。  次に、資料6でございます。  恐れ入ります、資料6の裏側をごらんいただきたいと思います。この一覧表は、400年祭関連の概算事業費の一覧表でございまして、今後、実行委員会として必要と考える概算経費を主催部会を初めとする各部会で検討し、さらに総務広報宣伝部会で協議いたしました。そして、理事会においても検討を行っていただいたところでございまして、18年度2次補正と19年の開催期間中の概算経費と合わせて3億9,296万7,000円を実行委員会でお示しさせていただいたところでございます。  恐れ入ります、前のページをごらんいただきたいと思います。18年度の収支予算書、第2次補正予算案でございます。  収入の部は、既決予算額は総額8,361万円でございまして、今回事業収入363万円、これはまちなか博物館の事業の入場料、広告収入等をこちらに入れさせていただきました。そして、負担金につきましては、彦根市負担金ということで、12月定例議会で補正をお願いしている6,688万7,000円でございます。総計7,051万7,000円を収入の部に上げさせていただいております。  支出の部でございますけれども、事務局運営費、これにつきましては、スタッフ400人分の制服、ジャンバー等でございますけれども、210万円、そして、行催事費6,841万7,000円につきましては、エントランス広場といいますか、二の丸駐車場の部分と電気工事、仮設トイレ等の経費3,289万7,000円、そして、主催事業費は、3月21日から開催する特別展、まちなか博物館、ブライダルなどの開催経費でございます。市民文化創造事業の「ひこねを盛り上げ隊」の衣装の購入費50万円、委託料といたしまして、プロデュース委託料135万円を上げさせていただいております。この部分につきましては、過日の実行委員会で承認をいただいたところでございます。  大まかでございましたけれども、以上、予算の説明をさせていただきました。  それと、実行委員会のその他といたしまして、1点は、3月21日の開会式の関係で資料をつけさせていただいております。開会式典の概要でございますけれども、テープカットを表門付近でさせていただいて、開会式典は彦根城博物館能舞台で実施の予定でございます。特に市民の方にご参加いただくため、今後、数十人単位で募集をする予定となっております。あと、実行委員会では、近江のお城46選に彦根城が2,560票を獲得して1位に選ばれ、市内の佐和山城についても5位のうちの1つになったということのご報告をさせていただきました。それと、さっぽろ雪まつりが2月6日から2月12日まで開催されますが、現在、この雪まつりにつきましては、市の観光課が窓口になっております。国宝彦根城の大雪像の前でオープニングセレモニーも開催されると聞いておりますので、実行委員会からも関係者数人が参加することになるというようなご報告をさせていただいております。  それともう1点、過日11月8日から14日、中国湘潭市へ市民の皆さんを含め19人が行っていただきまして、そのとき、400年祭PRのため、現地のエージェントに400年祭を説明していただきました。そのことから、そのエージェントの1つが、11月25日、先週の土曜日でございますけれども、彦根の方へ21人をお連れいただき、彦根城へ寄っていただいたということを報告を受けておりますので、実行委員会でもご報告させていただきました。  大まかでございますけれども、以上が実行委員会の経過報告でございます。  以上でございます。 5 ◯委員長(矢吹安子さん)   ありがとうございました。  続きまして、ただいま説明を受けました第7回国宝・彦根城築城400年祭実行委員会の報告について、委員皆様方から何かお聞きになりたいことがあればご発言願います。  たくさんありますので、少しお時間をとりますので、さっと読んでみてください。  西村委員。 6 ◯委員(西村久子さん)   もう一度二の丸駐車場の関係を説明していただけませんか。一番肝心なところだと思いますので、よろしくお願いします。  それから、物産協会にブースを貸し付ける、その部分の使用料として、期間中1,000万円の使用料を納めていただく約束があるということですけれども、大層大金ですけれども、期間が終わってから納められるんですか、月々にですか。 7 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 8 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   1点は、物産協会から実行委員会へ納めていただくのは、毎月納めていただくということで今お話を進めさせていただいております。  それと、今、同じく二の丸駐車場で考えております部分についてもう一度ご説明をさせていただきたいと思います。1つは、インフォメーションスペース、これはこの図からいくと右側の方でございます。    (「馬屋の続きですか」と呼ぶ者あり) 9 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   そうでございます。すみません。この黄色の中の四角いスペースの部分で今説明させていただいておりますので、恐れ入ります。もう少し具体的に言いますと、今ご指摘がありました、馬屋門と書いておりますけれども、そこから左へ行きますと黄色い部分がございます。これは、でこぼこをできるだけ平らにするためにシートを敷く部分でございます。そして、さらに左の方へ行っていただくと、少し色がかかった、いすが並んでいる部分がございます。ここは休息スペースで、その部分から少し外に出ている部分がインフォメーションスペースということで、お客様をそちらからお迎えしたり、そしてまたお送りしたいという部分で案内スペースと考えております。    (「ゲートをつくるわけか。道はどないなるん」と呼ぶ者あり) 10 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   道はこの点線の部分の上の方へ通ります。これは既存の売店と事務所がございまして、その下の二の丸駐車場の部分でございます。すみません、ちょっと言い方がまずくて。インフォメーションの部分でございますけれども、テーブルといすが並んでいるところが休息スペース、その左側がインフォメーションスペース、そのさらに左側が物販スペースということで、こちらには冷蔵庫等も置いて商品を管理するということでお話を聞いております。    (「何か建てるんですか」と呼ぶ者あり) 11 ◯委員長(矢吹安子さん)   すみません。手を挙げて発言をよろしくお願いいたします。  彦根城築城400年祭推進室長、続けてください。 12 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   これはコンテナーの部分でございますので、先ほども申しましたように、コンテナーを12つなぎ合わせて、短い方が10mで、長い方が約21mという部分でございます。その中の8つの部分が物産のスペースということでさせていただきたいと考えております。  それと、仮設トイレにつきましては、既存のトイレの近くに、これは水洗トイレになりますけれども、男女分けて設置するということで考えております。ただ、ちょっとお断りしたかったのは、今この図で申しわけないんですけれども、アウト、インというのが2カ所あります。この部分について、今これはアーチ型になっておりますけれども、これを柱状に変えていきたいということで今考えておりますので、その部分でお断りをしておきたいと思っております。 13 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 14 ◯委員(田島茂洋君)   今、コンテナーとおっしゃいましたね。コンテナーというのもいろいろあるんですけれども、これはプレハブ住宅みたいなそんなコンテナーですか。 15 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 16 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   一番わかりやすい部分では、貨車みたいなのをつなぎ合わせた、ただ1個1個に壁面をつけますと、商品管理とかそういうのが人数がたくさん要りますので、そういうのを外した部分でつなぎ合わせて1つの空間をつくろうとするものでございます。そして、外装もできるだけ城内に合わせた外装にやっていくという計画でございます。 17 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 18 ◯委員(田島茂洋君)   あれですか、貨車のああいうものですか。その辺ちょっとイメージがわからないけれども、もしそれだとしたら、そんな小さな部分、10mと言われると相当大きなものだから。 19 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 20 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   イメージとしてそういう話をさせていただいて、ただ、それの壁面をとった部分といいますか、それをつなぎ合わせたような部分のコンテナーでございますので、貨車両といいますか、1つ1つはそういうようなイメージで、それを物販のところには8つを接ぎ合わせてていくと。ここには壁面はなくして、組み立ててやっていくというコンテナーでございます。 21 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長補佐。 22 ◯彦根城築城400年祭推進室長補佐(谷澤幸治君)   失礼いたします。少し簡単に説明をさせていただきますと、一辺が2m40cmと7m20cm、高さが約2m65cmの四角い箱をイメージしていただきたいと存じます。四角い箱を建てますときに、壁面がございますけれども、これを協議いたしましたところ、壁面を取っ払いまして柱だけを残すことができると。そうすると、そこで空間が生まれますので、そうした形で四角い箱を壁面を取り払いまして、つなぎ合わせた形で12個配置をさせていただくというような形で、1つの屋内スペースを設けると、このような形で計画をいたしております。
    23 ◯委員長(矢吹安子さん)   細江委員。 24 ◯委員(細江正人君)   あんまりこれにはまり込んでもしようがないんだけれども、何か大丈夫かなという心配がありますね。それと、1,000万円の賃料を取ろうという、その算出の根拠がどこにあるのかなと。このコンテナーを製作する二の丸と駐車場整備、駐車場は別やな、二の丸だけで2,300万円ほど19年度に出るんですね。そのうちの1,000万円ほどを戻そうという計画なのかなというふうに見えますが、その辺をもうちょっと言ってもらえますか。コンテナーの雨じまいやら今ここで素人がどうこう言ってみてもしようがないけど、大丈夫かなという心配です。 25 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 26 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   今まで物産といいますと、売り上げのどれだけかをちょうだいするという部分でございます。ただ、物産協会の若手の皆さんも、売り上げのどれだけというよりも、リスクを背負いながら一生懸命販売していくという部分が基本になっておりまして、その部分で、今までの55万人に対して、今まで特に桜の時期等でやっておられたあの売り上げの単価等計算され、そして約20%の売り上げを私ども実行委員会にお支払いしたいという部分で、今、基本的には1日4万円という部分で計算を上げております。 27 ◯委員長(矢吹安子さん)   細江委員。 28 ◯委員(細江正人君)   今言ったのはコストですか。この場所に幾らかけるつもりか。 29 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 30 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   重ねてご説明するかもわかりませんけれども、今までのご城下にぎわい市等の経験から売り上げコストを計算されて、そして、250日間、55万人という部分で1日4万円の賃借料ということでちょうだいするということで、1,000万円という部分で出しているところでございます。 31 ◯委員長(矢吹安子さん)   細江委員。 32 ◯委員(細江正人君)   ごめん。聞いているのは違うんやわ。この建物、どうも鉄道コンテナーの感じを12個つくりますね。賃貸に供する部分が8個という感じなので、12分の8がコストかなという言い方をするわけですわ。それで、共用部分、これは応援してもらうことやら何やらで差し引きするとしても、どんなものがかかってその費用か。算出の根拠の方は十分納得しましたので。 33 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 34 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   二の丸駐車場の店舗設営等につきましては、ユニットハウス等の経費330万円、そして、エアコンは今6台つけようと思っています。それと、電気工事等の内側の引き込み、そしてあと動力電源、電灯配線等の電気工事が約200万円、そして、先ほど申しましたように、ただコンテナーを置いていくだけはいけませんので、城下にマッチしたような外装、これが約450万円、そしてもちろん内部の装飾もございます。その部分については380万円。そして、食事といいますか、休憩場所もありますし、トイレの目隠し等も考えております。その分については50万円ほどございます。そして、城内の先ほど申しましたマットを敷くにつきましても280万円等がございます。そういう部分で全部で2,821万円5,000円というような部分で、大まかなところでございますけれども、概算はそういうところでございます。  以上でございます。 35 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 36 ◯委員(田島茂洋君)   資料1から順番に行きたいと思うんですけれども、まず、この資料1からいきますと、参加者が少ないような事業だったなと。全部合わせますと500人足す180人、一体幾らかかったのかな、お願いします。 37 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 38 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   1つは、「TekuTeku彦根」につきましては、これは予算でございまして、まだ最終この事業の経費の決算は出ておりませんけれども、93万6,000円ということでございまして、参加料は200円でございます。あとは、事業費といたしましては、バスを途中で使っておりますので、バスの借り上げ代とか、そして、先ほどちょっと紹介等ができていませんでしたが、この事業につきましては、観光ボランティアの皆さん、そしてまた聖泉大学の学生の皆さん等が一部ご案内をしていただいています。そういう部分の支払い、そして、参加者の保険代、あと広告宣伝等の部分でございます。  小学生の皆さんをお迎えした自然の学校「野楽」でございますけれども、これについては、事業経費195万円ということで、実行委員会からは175万円、あと、事業収入といたしましては、参加者の皆さんから1,000円をちょうだいしているところでございます。もちろん、この支出につきましては、野田さんの講師謝礼、協力いただいた県内の10人の皆さんのお礼、印刷代、そして野田さんの宿泊等もございますので、その部分でございます。もちろん保険代もここには事業費として見ております。  大人の学校「夜樂」の部分でございます。これは5講座で、当初から30人とかいう話が出ましたけれども、少しでも400年祭のプレということで、最終的にこの主催事業の中で50名ということでございます。それで、当初の計画は、実行委員会から380万円、事業収入として、お1人1講座について1万円ということで、50名の5講座で250万円を見込んでおりまして、事業経費としては630万円でございました。ただ、今回当初の計画では1万円ということで参加料を見込んでおりましたけれども、お昼の部分につきましては経費等でございましたので、参加料を4,000円でちょうだいしたというところでございます。  光の祝祭で今現在行われている部分でございますけれども、ライトアップイルミネーションの部分で、器具等を購入して、そしてまた来年度に結び付けていくという部分で、プレ事業の実行委員会からは1,700万円という予算を計上しているところでございます。もちろん、この支出の分につきましては、電気工事とか照明器具等の購入代、そして電気工事の委託料等が主なところでございます。それと、この事業につきましては、特別委員会で5月22日に報告をさせていただいているところでございます。そのときには資料もつけさせていただいております。  以上でございます。 39 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 40 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。確認をいたしますと、630万円で収入が250万円と、こういうことなんですね。 41 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 42 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   今ご紹介した分は、事業計画予算の部分でございますので、念のために。それぞれの事業はまだ報告が来ておりませんので、経費の精算はできていません。    (「結構です」と呼ぶ者あり) 43 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかにございますか。  辻橋委員。 44 ◯委員(辻橋正一君)   いろいろとお話を聞かせていただきまして、お話の範囲では、順調に事業が進んでいるのではないかなというふうに思っております。ただ、いろいろとお話を聞いておりますと、陸舟奔車とか、それから湖東焼とか彦根りんごとかえびす講の中でいろんな事業をされている。そしてまた、まちの駅の中で、400年祭に向けた自主事業といいますか、市民活動団体がいろいろと頑張ってはいると思いますので、その辺今まで彦根市の市民活動団体に対する認識を少し改めていく必要があるのと違うかなというような思いを持っております。こういう事業をやるときには、どうしても1から10まで行政なり実行委員会がかんでいてはなかなかできない。そして、経費も、今お話しされていたように結構高くついている。4,000円負担してもまだ300万円か何百万円つぎ込んでいかなければならないというようなことになりますので、この辺、より市民活動団体に協力要請とかそういうことを積極的にやっていく必要があるのと違うかな。そして、根本的な市民活動団体の認識の仕方をやはり再考する必要があるのではないかなというふうに私は考えます。  そこで、2点ほどお尋ねいたします。  セレモニーの件で資料7でご説明願ったんですが、何かインパクトのない単なる、これでいいの、せっかく札幌の雪まつりの中でやっていただく、それに本家の方でやるのにはこんなものでいいのかなというような、これは何がメインになるのかなというようなことを思いましたので、このことについて1つお尋ねをしたいと思います。  それから、もう一つは、やはり一番気になっておりますのは進捗状況、特に前売り券の発売枚数とか、それから寄附金の集まり状況とか、その辺のことについてお尋ねをしたいと思います。  以上です。 45 ◯委員長(矢吹安子さん)   企画振興部長。 46 ◯企画振興部長(丸尾 勉君)   今お尋ねの件のうち開会式典についてお答えをさせていただきます。  現在、開催概要ということでお配りをいたさせておりますけれども、テープカットおよび開会式典の場所等について今回出させていただいたということで、その内容につきまして、例えば来賓とか、ここの開会式典で行う式典行事という部分については現在交渉中でございまして、今の段階でまだ明らかにすることができないということをお断りさせていただきたいと思います。  この部分につきましては、相手方がございますので、順次、決まり次第発表はさせていただきたいと思います。ただ、今回お配りをいたしましたのは、表門の周辺でテープカットするということと、式典については能舞台でやるという部分を書かせていただいたと。それとか、市民公募については、数十人程度で公募をしようということでございます。内容等につきましては、これから相手方が決まり次第順次公表させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 47 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 48 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   ご寄附の関係ですけれども、現在、1億1,695万6,000円の大変な浄財をちょうだいしているというところでございます。それと、前売り券につきましては、現在各団体が取り組んでおりまして、それの団体のルートを使って今販売中でございますので、何枚売れたかという部分については、正確な掌握はできていないという部分でございます。  以上でございます。 49 ◯委員長(矢吹安子さん)   辻橋委員。 50 ◯委員(辻橋正一君)   寄附金の状況ですけれども、最終的にどのぐらい予定されているのか、ちょっとお聞かせ願いたいなと思います。 51 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 52 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   目標は5億円でございます。 53 ◯委員長(矢吹安子さん)   辻橋委員。 54 ◯委員(辻橋正一君)   今の状況をどういうふうに判断、この程度だというふうに判断されるかどうか、それはわかりませんかね。 55 ◯委員長(矢吹安子さん)   今の状況の判断はの答弁。  市長。 56 ◯市長(獅山向洋君)   目標5億円でございます。ただ、これは以前から申し上げておりますように、特に楽々園の改修ということが第一の目標でございまして、しかも必ずしも開会する3月21日までに5億円集めるというような考え方ではございません。これはかなりの時間をかけて集めていきたいと思っておりますので、そういう意味で開会してからいろいろと宣伝効果も行き届くと思いますし、それなりにまた力を入れていきたいと思っておりますので、そういうふうにご理解いただきたいと思っております。私の考えとしては、今、1億2,000万円ぐらい集まっていますので、比較的順調に集まっているんじゃないかなというふうには思っております。 57 ◯委員長(矢吹安子さん)   辻橋委員。 58 ◯委員(辻橋正一君)   順調に集まっているということで結構でございますが、私自身若干、今、企業の方たちに積極的に働きかけられて、大口がたくさんあるためにこれだけの金額が集まっているのと違うかなと。ただ、大口の方がまた次々というのはなかなかないと思いますので、私としては市民に幅広く呼びかけていかないとだめなのと違うかなというふうに思っております。ただ、ここで少し提案といいますか、お話しさせていただきたいのは、前、花火をやるときに、実行委員会が振り込み用紙を印刷してやられて、金額的には全部で100万円ほどだったんですけれども、そういう振り込み用紙をつけたパンフレットをつくり、そして市民の方に呼びかける、また地域の地縁団体にも呼びかけるというような方法を幅広くとっていって、あくまでもこれは強制じゃないんです、寄附ですので。そういう働きも幅広くしていかないとだめなのと違うかな、それが結局は盛り上げる大きな力になるのと違うかなというふうに思いますけれども、その辺お考えがございましたらお聞かせ願いたいなと思います。 59 ◯委員長(矢吹安子さん)   市長。 60 ◯市長(獅山向洋君)   この寄附金を集める方法につきましては、実行委員会とかあるいは理事会においてもいろいろと検討しているところでございます。そういう点で、私も一委員にすぎないので、余りここで意見を申し上げるのもどうかと思っていますが、今後、十分その点は検討し、また具体的な方法も考えてまいりたいと思っております。 61 ◯委員長(矢吹安子さん)   辻橋委員。 62 ◯委員(辻橋正一君)   すみません、ありがとうございます。具体的な方法を考えていっていただきたいな、早急にお願いしたいなと思います。  それから、遅くなったんですが、先ほどの式典のことについて、ちょっと安心いたしました。内容については今後の課題ということでございますので、よろしくお願いしたいなというふうに思います。  それから、もう2点ほどお尋ねさせていただきますけれども、以前、実行委員会は課税対象にならない団体というふうにお聞きしているんですが、このような状況の中で、これはやはり従来どおり課税されない対象団体になるのかどうかお尋ねしたいのが1点と、それからもう1点は、今、プレで電気設備を設置されております。話を聞くと、この12月31日までということで、延ばして1月1日なりそのぐらいまで行くかな、2日か3日行くのかもかわかりませんけれども、あれは、後、器具は一旦外されるんですか、その点について、細かいことで申しわけないんですけど。    (「課税対象というのは、寄附についての課税の問題ですか」と呼ぶ者あり) 63 ◯委員(辻橋正一君)   いや、事業全体で。 64 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 65 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   1点は、ライトアップの器具でございますけれども、今、所管している観光協会さんといいますか、プロジェクトの方も春にもやってはどうかという部分もございまして、外すとかその部分はちょっと今ここではお答えできない部分でございます。  それともう1点は、課税対象団体という部分でございますけれども、実行委員会の組織といたしましては、精算しますので、その部分では収支の関係がございます。ただ、実行委員会の年数が3年以上たってくると、また消費税等の関係も出てきますので、その部分で課税対象団体がどうかと言われると、課税対象団体というふうにお答えしておく方が適切かと思います。 66 ◯委員長(矢吹安子さん)   辻橋委員。 67 ◯委員(辻橋正一君)   ありがとうございます。以前、課税対象団体でないというふうに聞いていましたので、ちょっとお尋ねさせていただきました。それから、もう1点、電気について、私が聞いているのは一旦取り外してということを聞いておりましたので、いや、取り外すならもったいなと。あれだけの設備をされて、ずっとつけておいて、要らないときはつけなくて、また春なら春、それから秋にまた本番がありますわね、秋には設置するというようなことでございますので、できたらそのままつけておられてやっておれば金額的にはというふうに考えましたので、ひとつその辺はよろしくお願いしたいなと思います。  以上でございます。 68 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 69 ◯委員(田島茂洋君)   それでは、資料2の方に行きます。まず、1枚目の特別展の「武士の一分展」ですか、これが12月1日に公開をされるという、これはどこでされるんですか、それをまずお聞きしたいと思います。    (「全国公開です」と呼ぶ者あり) 70 ◯委員(田島茂洋君)   いや、映画か何かされるのかと、そういう意味なんです。彦根だったらどこで見られるのか。 71 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 72 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   この映画は全国で展開されますし、今、テレビでは随分と、これ、映画では異常といいますか、私の個人的な感想ですが、特別番組を組んでおりますし、夜でも今シリーズで続いております。そういう部分で、彦根ではビバシティで1日から見ていただけるということです。 73 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 74 ◯委員(田島茂洋君)   どうもありがとうございました。2枚目の「佐和山・一夜城 復元プロジェクト」、擬似復元をというふうになっているんですけれども、どんな城とか、これは何か根拠あるんですか。ないというふうに聞いておったんですが、いかがですか。 75 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 76 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   今ご指摘の部分では、確かになかなか絵図がないし、いつ書かれたものかということは正確ではないんですけれども、三重の層、五重の層という2通りございます。それで、今この事業を所管しております商工会議所青年部の方では、石田三成公の子孫の方をお訪ねしながら、その部分で今、何かそういうふうに聞いております。そういう部分で今、図を入手しておりまして、それに基づいてやっていこうということで聞いておりますので、その部分が歴史的にパーフェクトに正確かどうかというと、ちょっと私どもは今ここではお答えしかねるんですけれども、彦根城築城400年祭へ向け、そして佐和山城の天下に誇った石田三成と井伊直政公のお二人がこの400年祭でいろいろと関心をさらに集めていただけるようにということで実行委員会としては夢を追っているところでございます。  以上でございます。 77 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 78 ◯委員(田島茂洋君)   今ほどおっしゃいましたように、これは長年研究もされておりますけれども、この絵図はございませんので、恐らくそういうような形でされるんだったら、やっぱりその辺のところをはっきりしておかないと、歴史家といいますか、彦根では随分と研究されておられた方がございましたので、その辺は慎重にお願いをしたいなと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  あと、先ほど資料7番のところで辻橋委員の方からも言われましたんですが、確かに今、部長の方からはっきりと式典の内容が決まっていないということではございましたけれども、これは我々特別委員会の委員でありましても、実行委員の方に委員長と副議長が出ておられますので、はっきりと言ってもらえると思うんです。だから、こういうふうにするべきだということがあれば、ここでやっぱり言っておくべきではないかなと私は思います。ですから、祭りというのは、式典に参加される方をどういうふうにするかということがやっぱり祭りの一番大事なことではないかと思いますし、これがスタートですので、市民の方がどのような形で参加できるかと。ただ公募された方だけが式典に出るという、これはいいんですけれども、あと何かがないと盛り上がりが少ないんじゃないかと思いますので、その辺のところのセレモニーとしての延長線というんですか、何かそういうものを考えてもらうということをぜひお願いしておきたいと思いますので、その辺は委員長なり副議長なりひとつまた実行委員会の方にもお示しをいただきたいと思います。よろしくお願いします。これは要望でございます。 79 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかにありますか。  西村委員。 80 ◯委員(西村久子さん)   チケットのセット券販売、発行する枚数は決まっているのに、現在どの時点だか掌握していないということは、何かのんびりしているなと思うんです。本当に売れ行きぐあいを見て、みんなもっと必死にならないといけないのと違うかなと思いますが、いかがですか。 81 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 82 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   既に特別委員会でもお答えしていると思いますし、実行委員会でも協議して決定させていただきましたけれども、2万枚刷りまして、1万枚が実行委員会の方でお預かりして、各構成団体等が今いろいろな手法で各方面に動いているというところでございます。そういう意味で、今、何枚売れているかという部分で集計ができていないということで先ほどお答えしたところでございまして、各団体が今それぞれ活動として動いているという部分でございますので、申しわけございません。 83 ◯委員長(矢吹安子さん)   企画振興部参事。 84 ◯企画振興部参事(中村宇一君)   室長の方から前売り券のことにつきましてご説明させていただきましたけれども、枚数にちょっと誤りがございますので訂正をさせていただきます。今回の実行委員会の構成団体で合計で1万1,000枚をそれぞれで積極的に販売をしていくということになっておりまして、その内訳といたしましては、商工会議所が1,000枚、社団法人彦根観光協会が1,000枚、彦根商店街連盟が1,000枚、稲枝商工会が1,000枚、彦根市物産協会が1,000枚、社団法人彦根青年会議所が1,000枚、彦根市につきましては5,000枚、計1万1,000枚、それぞれの構成団体で積極的に前売り券の、これは一般券でございます。合計1万1,000枚、あわせまして、小中学生券というものを発行させていただいておりますので、その券につきましても実行委員会が積極的に売りに行くという、そういった姿勢の中で委託という方法をとらせていただいておりまして、それもそれぞれ基本的には彦根市を除きます団体が250枚、彦根市は1,250枚ということで、合計2,750枚をそれぞれ積極的に販売をしているという状況でございます。  もう一つは、各券売所でそれぞれ券を販売させていただいていると、これは市が販売しているということでございますので、そこはなかなかお求めがしていただけていないというのが実態でございます。これは団体で来られる方も多うございますし、個人でお越しになる方につきましてももう少し時間的機会もあるだろうということで、なかなか大きな数字にまで上がっていないというような状況でございますが、私どもの今現在事務局に現金を入れていただいているという状況は、一般券は現金で入っているのは現在約1,300枚、それから小中学生が約80枚、そういった状況でございまして、今後、各団体が1,000枚を預かっているわけでございますが、それぞれの団体のいろんな実情がございますので、組織、そういったものをフルにご活用いただいてというのか、そういった組織等も通じての積極的な販売を心がけていきたいと、このように思っておりますし、3月20日まで前売り券は発売させていただきますので、どこかの時点でやはり確認もし、その後の対策等も考えていかなければならないと、このように考えているところでございますので、現状況におきましては今申し上げました状態でございますので、ご理解賜りたいと存じます。 85 ◯委員長(矢吹安子さん)   副議長。 86 ◯副議長(北村 收君)   実行委員会の委員として、過日の実行委員会も矢吹委員と一緒に出席させていただきました。その中でいろんな意見が出ていたわけですね。市民からも市民代表の方、またほかの方からも意見が出ておりました。確かに田島委員がおっしゃったように、余りにも開会式、セレモニーがこんなものでいいのかという意見もかなり皆さん声を大にして言っておられました。私も実感として、表門橋でテープカットをやって、鉄砲隊で一発弾を撃っただけでそれで終わりかいなと。これは余りにも、彦根市としてももう少し何か考えるべきだと私は思うんです。市サイドとして実行委員会の方にも強力に、理事会があるんですから、その場でもっと言ってもらうなりアピールするなりしないと、こんなの本当に中身のないような開会式になってしまうと思うんです。これはやっぱりもっと真剣に考えてもらわないと、100年に1回の大きな事業がたったこれだけのことで、市民を公募で募集をして招待客とするということになっています。ただ、この間の実行委員会のときも、あの彦根城をつくったのは彦根藩だけがつくったのではないわけですよね。各諸藩、いわゆる大名が皆協力してつくったわけですから、歴史をたどって調べれば、あの彦根城をつくった各地の諸大名の子孫というのは必ずいてると思うんですね。やはりそれぐらい手を尽くして、100年に1回のことですから、そういう人を来賓で呼んで祝うべきだと私は思います。これはぜひ一遍実行委員会の理事会の方で検討するなり、前向きに話をしていただきたいなと思います。この点についてもしご意見がありましたらご回答をお願いします。 87 ◯委員長(矢吹安子さん)   助役。 88 ◯助役(松田一義君)   きょうご報告申し上げています催事等につきましては進めているわけでございますが、1つ、井伊家というものに対してこの400年祭にどういうふうにかかわっていただけるかという部分がございますので、人物等も含めまして、いわゆる期間250日間の中には、彦根に井伊直政が来た、その以前の井伊家というものもございますし、徳川を支えた井伊というものもございます。その辺、井伊家とのかかわりにつきまして、大きなイベントをするのではなくて、しっかりしたところでの位置づけなり、どういう形で参加いただけるか等につきまして、市にはたくさんの学芸員がおりますし、それぞれ所管を持ちながら、例えば市史編さん室であるとか、いろんなところが所管ございますので、そこら辺で今ちょっと検討をしていろいろ折衝しているところがございますので、本日言えない理由でございますが、それなりに築城400年祭の中での位置づけで催事を進めていきたいという面もございますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 89 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかにありますか。  田島委員。 90 ◯委員(田島茂洋君)   資料4の「ひこねを盛り上げ隊」ですか、あえてこだわっているんだと思いますけれども、70人とおっしゃいましたね。3隊で70人。こういうことに関心を持ってもらって、一生懸命やってもらうということが大変だと思いますけれども、ちょっと人数的といいますか、これはチケットを買うなり何なりして彦根へお越しになる方は毎日ですね。ところが、こういう行事をされるのは毎日あるわけではないでしょう。だから、その辺のところのスケジュールの組み方というんですか、そういうことも考えてもらって、彦根へ行ったらこの祭りの期間中は何かがあると。常設館はもちろんありますよ。ところが、こういう特別なやつは毎日何かがあるというような、そういうようなことも配慮していただいて、ここに何かプロデュース料というのを先ほどおっしゃいましたね。この辺が入っているのかどうか知りませんけれども、プロデュースされる方がこの400年祭を250日間どういうふうにプロデュースするんだという、そういうところから入っておられると思いますので、その辺のところで見てみますと思ったよりもちょっとむなしいなと。実際毎日行って、観光客で来られるなり何かで来られるにしても、ああ、あれがよかったな、こういうことがよかったな、何かそういうものを持って帰ってもらいたいなというふうに思いますので、その辺は何かございましたらお答えをいただきたいと思いますが、強く要望しておきたいと思います。  それから、「キレイHIKONEキャンペーン隊」、これは市長が言われています、きれいな彦根をつくろうと、この一環でもあると私は思うんですよ。だから、ここだけに場所をこだわらずに、市内どこへ行ってもきれいになったじゃないかという、そういうものにやっぱりやっていかないとだめではないかなと。特に400年祭ということの発想からこういうふうになられたんだと思いますけれども、気持ちはそうであるという、そういうものもやっぱり、この400年祭の事業だけではなしに、一般の事業の中でも十分にPRできる、そういうものをしてもらいたいなと。たまたま私どもの町内にしましても、よその町内にしましても、今年は特にきれいにしようというふうにやっておられるところもありますので、そういうものへの目を向けるということもひとつお願いしたいなと思うんですけれども、その辺のことについてお考えがあればお願いいたします。 91 ◯委員長(矢吹安子さん)   市長。 92 ◯市長(獅山向洋君)   私は全市的にぜひともこういう運動をやってもらいたいという気持ちはございますけれども、当面やはり駅前と彦根城周辺というものが観光客の方々にとっては非常に重要な問題であると思っておりますので、このキャンペーン隊がしっかりやってくださることを非常に期待はしております。もちろんおっしゃるとおり全市がきれいになってほしいのは当然のことでございますけれども、当面こういう予算とかあるいはお金を補助するとかそういう関係におきましては、こういう限定された形にならざるを得ないということだけはひとつご理解いただきたいと思うんです。  それから、ちょっとむなしいというようなお声もございましたけれども、ひとつ議員の皆さんにもお願いしておきたいと思うんですが、確かに来春は統一地方選挙もございますし、そういう意味でいろいろと議員の皆様がこれについて春から全力を挙げてやるということはなかなか困難であろうと私どもは思っておりますが、しかし、一応一段落した段階から議員の先生方も「おれはこれからこういうことをやるよ」というようなことを今から考えておいていただきたいと思うんですよ。そういう意味では、逆に私どもは今一生懸命やっているんですが、やっぱり議員の先生方が現実に動いていただけると、地元というか、その方々、直接的に身近な方々が多いわけですから、寄附とかいろんなことでも盛り上がってくるんじゃないかなという気もしているんです。ただ、現状はなかなかすぐに今どうこうというお願いする状況にはございませんので、今後のこととしてぜひともひとつお考えいただきたいなと私は思っております。    (「ほかにも質問あったんと違う。これだけじゃないだろう。これだけだったか。
        要望でよろしいですか」と呼ぶ者あり)    (「何かあったら」と呼ぶ者あり) 93 ◯委員長(矢吹安子さん)   行事のないときもあるから、その期間がむなしいとおっしゃる、その辺のことです。  助役。 94 ◯助役(松田一義君)   きょうお示ししていますのは、いわゆる施設、会場、そういう場所で何をするかという、400年祭実行委員会が通してやる事業等についてご説明申し上げているんですが、あと百何十日と言いながら、開会すると250日あるわけでございます。既存の19年度の通常やっている事業というのは各所属は抱えておりますし、各団体等もあるわけでございまして、そういうところでどういう工夫をしていくかというのが予算編成の中でも出てくると思いますし、それから新年度事業をかけられる団体の中でも出てくると思います。それは、例えば5月ごろにいろんな決めをされて、9月にやるということであれば、それを次々と情報発信していけば、250日間という長い期間というメリットが生かせるわけでございますので、その辺いろんな形で今練られているところもありますし、しようと思っていてもできないかなと思っておられるところもあります。いや、またこれをやろうかと、いろんな話を聞いていますので、3月21日に開会式をいたしますけれども、桜のシーズン、5月までは順調にお客さんは来ると思います。その後のそれぞれのソフト、盛り上げていく事業は何かというのはまだまだ時間があるわけですし、その辺は予算編成の中でも検討していかなければならない、各団体さんにもお願いしなければならないというふうに思っておりますので、少し長丁場で次々と情報が発信できるような、そういう400年祭にしたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 95 ◯委員長(矢吹安子さん)   田島委員。 96 ◯委員(田島茂洋君)   今ちょっといみじくもおっしゃいましたが、我々としましては、非常に入り込むということは難しい。こういう事業をやりますよと聞いたときに、あっ、これやったらこういうふうにしたらよかったのなということを気がつくこともあるわけなんです。例えば先ほどご報告がございましたが、やす井さんの方でやられたあの講演、あんなんでも非常にもったいない。せっかく聞くんだったら、確かに当初からの予定は夜樂だから30人とか50人の対象だというのは聞いておりました。しかし、内容を見たら、やっぱりこれはたくさんの方に聞いてもらうべきだなと。そして、後で夜樂をされるとか、また別の観点からされるとか、そういう方向をなぜできなかったのかなという、これは我々も以前にやったことがあるんですよ。一般の方を市民会館で聞いてもらって、その後で20、30人が一緒になっていろんな懇談をすると、そういうこともやったことがありますが、やっぱり後からそういうことに気がつくというふうになりますので、そういうこともトータル的に考えたプロデュースというのはそういうことをされるんじゃないかということを先ほどちょっと申し上げたかったので、これからも計画的なことがもしあるんでしたら、そういうものを含めて考えてほしいなと、こういうことになると思います。やはりお祭りですから、できるだけ市民が参加をするんだ、たくさんの方が参加するんだという、そういうコンセプトを持ってほしいなと。これは我々特別委員会の委員としましてはそういうことしか言えませんから、ぜひ理事会なりそういうところでも言ってもらうようにしてもらいたいなと。すべて実行委員会の専門部会ですか、そこがやっておられるんですね、計画は。考えているところと決めるところとするところが違うとか、そういうのはやっぱりちょっとね。だから、その辺がむなしいなという、そういうことにもつながってくる、そうなんです。ですから、みんなが納得できるという、そういうものをしなければ、これは議会の中の話ですから、ひとつぜひそういうことでよろしくお願いします。 97 ◯委員長(矢吹安子さん)   助役。 98 ◯助役(松田一義君)   前の議会でもどこかでお答えしているかわかりませんけれども、世界古城博覧会のときには、強力なプロデューサーがおりまして、1つの囲いの中でどうするかということで全体が仕切れていたわけでございます。今回は主催者団体それぞれございまして、主催者団体が責任を持ってやるという事業をお願いしていますといいますか、お任せしている部分もあったりしておりますし、組織それぞれが事業展開されるのを一応集約するという形のパターンをとっておりますので、60日、50日の愛知万博のような形での取り組みがなかなかできない部分がございます。だんだんすそ野が広がっていっていますので、その主催者団体さんとしては非常に練って練って練って、これならうちでやれるという事業を提案されたりしてきておりますので、ある程度それをお認めといいますか、それをやってくださいというパターンでないとなかなか、そこをこちらがそれはだめですよと言い切ってしまうと、せっかく盛り上がってきたものがだめになったりしますので、普通の博覧会協会がやるものと少しパターンが違いますので、その辺はそういう動きになるということについてのご理解をいただかないとちょっとえらいのかなというふうに思っておりますので、できるだけ掌握して皆さんの意見が反映するようには理事会なり実行委員会の中でお話をさせていただきますけれども、ちょっとパターンが違うなという部分がございますので、その辺のまた逆に苦労もあるわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 99 ◯委員長(矢吹安子さん)   馬場委員。 100 ◯委員(馬場和子さん)   すみません。意見としてお耳をおかしいただければと思いまして、今ほども「ひこねを盛り上げ隊」70人は少ないやないかと。もっと広がらないのかというようなこともお話があったんですけれども、私は、この盛り上げ隊の中からちょっとお話をさせていただきたいなと思っております。というのは、あくまで盛り上げ隊に応募してくださった方は、ボランティアであいている時間だけでも何か彦根の役に立ちたいなと、そういう思いでエントリーしていただいていて、本当は市民の皆さんお一人ひとりが来てくださる方におもてなしするという、そういう気持ちを持っていただければいいんですけれども、城西・城東学区ぐらいは、あっ、もうすぐお祭りやなというのがあるけれども、まだ全市的には広がっていないと思うんです。この盛り上げ隊の70人という方が核になっていただくというか、広げていくための一人ひとりのポイントだと思うんです。  そういう意味で、私がいつかのこの特別委員会の中でも申し上げましたのは、募金箱を置いてもらって、市民がせめて500円でも1,000円でも入れてくださったら、お祭りやなという気も起こるのと違うかというようなことを提案させていただいたんですけど、そのことがまだ全然進んでいないようにも思いますし、お金のことを話しますと、今、寄附金の1億2,000万円というのは大きい企業さんにお願いしての集まったお金だと思います。市民の方がわずか貧者の一灯でもというような思いのお金ではないんじゃないかなというふうに推察する中で、お金をちょっとでも自分が募金したら、それだからこそ関心があるという部分もありますし、この盛り上げ隊の活動の中で、あっ、こんなことをしておられるんだというのを見ていただいて、ほんなら私でもできるんかなというのを広げていただかないとだめだと思うんです。本当にボランティアでお願いしていますので、皆さんお仕事を持っていたりの方もあるんです。そういう意味で、土・日しか出られない、それはもう確かに仕方ないなと思います。その方がしておられることを、例えば四番町のお店なり夢京橋のお店なりの方がそういう気持ちを持ってくださったら、おいでやすの気持ち、ようこそという気持ちがきっとあらわれていくのと違うかなというふうには思います。そういう意味で、250日間毎日がお祭りですけれども、それはお一人ひとりの市民が意識を持っていただく、そのためにどうしたらいいかというのをもっと考えていただくということが大事かなと思います。  盛り上げ隊の中で何回も小委員会の中で会合をされている中で、例えば商店街連盟の方にお願いして、街角にそういう情報を置くポストをつくったらどうやとか、ベロタクシーで順番に回ったらどうやとか、本当にいろんな発想でしていただいていますので、そして、盛り上げ隊の方自体が「こんな活動をしているんやけど、盛り上げ隊に入らへんか」といってお勧めになっているというのもあるので、徐々に広がっていくことを期待しています。私自身もとにかく人が10人以上集まるところにははっぴを着ていくというふうに決めていまして、私たち自身も歩く動く広告塔にならないとだめだなというふうなことは思っておりますので、ちょっと盛り上げ隊のことで少ないんじゃないかというようなお声をいただいたので、一言意見として考えとして述べさせていただきました。  以上です。 101 ◯委員長(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  辻橋委員。 102 ◯委員(辻橋正一君)   先ほど市長の方から議員にも協力をというようなお話を聞かせていただきました。私もできる範囲の中ではやっているつもりで、だれがどうのこうのということでなしに、本当に行政の者も議員の者もみんなで祭りやでやろうやないという、先ほどちょっと田島委員が言われたような盛り上がりをやはり持ってこないとだめなのと違うかなというふうに思います。彦根の中に職員さんもたくさんおられますし、議員もそれぞれの地域におりますので、みんながやれるだけのことをやっていこうという気、そしてもう一つお願いしたいのは、皆さん、先ほどの市民活動団体、いろんなところから提案もあります。それからまた井伊谷の支援実行委員会からの提案もございます。そういう提案を少しでも受け入れていこうやないという前向きの話から進めていただきたいなというふうに思います。往々に言われるのが、彦根にいろんな提案しても断られるところから入っていくというようなことをよく言われますので、その辺、祭りについてはやはりちょっと違うぞというような感覚で、みんなでやっていこう、よし、それならこういう提案をしてもらったらみんなで一遍考えてみよう、考えようというぐらいは、だめというところから入るのでなしに、考えてみようという最低限ぐらいから入っていただきたいなというふうに思います。これは私の意見として、みんなで盛り上げていっていただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 103 ◯委員長(矢吹安子さん)   ほかにありますか。  田島委員。 104 ◯委員(田島茂洋君)   先ほど議員も何かというお話がございました。本当にこのことは真剣に考えなければいけないと思います。ですから、当然市長もご配慮いただきましたように、来年は統一選挙でもございますので、選挙が終わったらそのことについては真剣に、何を協力するかということをやっぱり考えていただきたい。現時点では、例えば前売り券を購入するとか、何らかの方法の協力の仕方もあると思いますけれども、ぜひそのことは委員長を中心として、今期中にその辺のところの方向づけをしておくべきかなと思いますので、これは私の意見として申し上げておきますので、また皆さんでご協議いただいて、これは全員の方にもかかわることですので、そういうことも考えていただきたいなと思いますので、その辺を申し上げておきたいと思います。 105 ◯委員長(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  赤井委員。 106 ◯委員(赤井康彦君)   2点か3点質問させていただきたいというふうに思います。  彦根にお越しいただける方の観点からして、3月21日で結構なんですけれども、来ていただいて、主催事業全部参加すれば、どれだけの費用がかかって、その費用というものは許容の範囲なのか、それかそういったことを協議されたかどうかをお聞かせ願いたい。まちなか博物館とかは幾らかわかりませんでしたので、そういったところをあわせてお聞かせ願いたいというふうに思いますのと、あと、ワダエミさんとホリヒロシさん、これは展示だけという形になっていくんでしょうかね。展示物だけであるならば、単なる展示で終わってしまうよりは、ワダエミさんとかホリヒロシさんにお越しいただいて講演会なりすることによって1つのいいものになってくるというふうに思うんですけれども、そのあたりのことをまずお聞かせ願いたいというふうに思います。 107 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 108 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   1点、ワダさんなりホリさんのお話が出ましたけれども、その部分では、特に最初の方のワダさんについては、またいろんな部分で展示以外で市民の皆さん、またお客様と接していただける部分をちょっと考えていきたいなという部分はございます。これは今のお話の講演会かそういう部分は別にしながらも、一生懸命その部分は考えておりますので、よろしくお願いします。  それと、今、赤井委員がお話ございました、主催事業全体でどれだけかかるかということ……。    (「3月21日の時点で彦根城へ入山するとしまして、ほかのところ、主催事業が     あるところで3月21日行われているのを全部回ったら幾らで、その合計はど     んなものになるか。それが彦根を観光してくださる方にとって妥当な値段なの     かどうかということをどういうふうにやったかということをお聞きしたい」と     呼ぶ者あり) 109 ◯委員長(矢吹安子さん)   暫時休憩します。                                午後4時24分休憩                                午後4時32分再開 110 ◯委員長(矢吹安子さん)   休憩前に引き続き会議を開きます。  彦根城築城400年祭推進室長。 111 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   先ほどの赤井委員のご質問にお答えしたいと思います。  1点は、彦根城博物館と彦根城内でセット券で1,400円が当日券として売り出されます。それと、まちなか博物館、当初は5カ所で各博物館500円という部分でございました。ただ、今ご指摘でございましたように、おいでいただいた方が彦根城、博物館へ行かれて、そしてまちなかへ行っていただくとありがたいんですけれども、それぞれの館で500円ずつ出していかれるかという部分では随分と議論が出まして、その部分で今現在では、まちなか博物館4カ所といいますか、現実的には夢あかり館を300円、そして、日下部鳴鶴と近江鉄道のコレクションをそれぞれアルプラザの中で別々に展示するという部分で300円、300円、そして近江鉄道さんの動く資料館といいますか、電車の部分がございます。その分が200円ということでございまして、彦根城内の1,400円とまちなか博物館で1,100円ということで2,500円というのが今現状でございます。  以上でございます。 112 ◯委員長(矢吹安子さん)   赤井委員。 113 ◯委員(赤井康彦君)   もう1点だけ違う質問でございます。はっぴの貸し出しの件でちょっと質問したいんです。市民の方が、盛り上げ隊じゃないですけれども、はっぴを着て、どこかへ行ってPRしたいと言われるときに、せっかく自分らが思ってPRしたいというんですけれども、返すときにはクリーニング代を請求されるというところですけれども、せっかくこういうふうな気持ちになっておられる方にクリーニング代を請求するということがちょっとどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 114 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長補佐。 115 ◯彦根城築城400年祭推進室長補佐(谷澤幸治君)   はっぴにつきましては、当初300着つくりまして、主催団体それぞれで一応一定数お持ちをいただいております。その他の数量につきまして、いろんな団体さんからのご要望にお応えをしてお貸しをしておりますけれども、やはり皆さん気持ちよく順番に着回しをしていただくということで、クリーニングをして返していただくというのが、これは今までから観光協会さんや物産協会さんもはっぴをお持ちでございますけれども、そういったところでも慣例的に行われておりまして、この実行委員会でも、皆さんそでを通していただくときに気持ちよくしていただくということでそういったルール化をさせていただきました。短時間しか着ていないのにどうだというような場合もあろうかと思いますけれども、本当にいっとき着ていただいたぐらいはそれでお返しをいただいておりますけれども、その他で行事等でお使いいただくような場合はクリーニングをして返してくださいというご要望をいたしております。 116 ◯委員長(矢吹安子さん)   赤井委員。 117 ◯委員(赤井康彦君)   せっかく市民の方が400年祭をPRしようといって推進室とかに借りたいと言われた方に、クリーニングが要りますよという、別にそれは要らないと思うんですよね、正直なところ。安いものかもしれませんけれども、そういうのは気持ちの問題かなというふうに思います。ご検討いただきなというふうに思います。 118 ◯委員長(矢吹安子さん)   時間もだんだんたってまいりました。質問される方は簡潔に、お答えも簡潔によろしくお願いいたします。  渡辺委員。 119 ◯委員(渡辺史郎君)   2点簡単に質問させていただきますが、1点目についてですけれども、支援事業について今現在2回目の募集をされておるわけでございますが、ちょうど12月末までということでございます。そんな中で、応募件数については現在の状況を書かれていないが、今現在どのぐらい応募されておるのかなということが1点。  もう1点ですけれども、その次の3番の後援事業ということで、9月25日に近江中世城跡琵琶湖一周のろし駅伝ということに後援されておるわけでございますが、毎年11月23日に開催されておるわけですが、彦根城、また佐和山城、そして南の山崎城でのろしの駅伝が彦根ではあったわけでございます。毎年私も山崎山の方には地元でございますので参加し、地元の皆さんとやっておるわけでございますが、こういう後援されておるというのに、市なり実行委員会なりわかりませんけれども、だれものぞきもしないというのがいかがなものかなと。それは地元の方も言われておるんです。こんなことを毎年やっているのに、下から担ぎ上げてやっているのに、よう見にも来よらんというようなことを言われるんですけど、そういうことについて現実は来ておられないわけですが、お聞きしたいと思います。 120 ◯委員長(矢吹安子さん)   彦根城築城400年祭推進室長。 121 ◯彦根城築城400年祭推進室長(東田孝一君)   1点は、第2回目の支援事業の今の応募状況でございますけれども、私ども書類を受け取っているのは1件でございます。ただ、申請用紙は随分とお持ち帰りいただいておりまして、お尋ねもまだ今現状でもございます。その分で受け付けは1件ということでお答えしておきたいと思います。  それと、後援事業でございまして、基本的に後援事業というのは、名義後援をいたしますよというような部分がこの後援事業の中の趣旨、また約束ごとという部分で実行委員会では決めております。ただ、今、のろしの駅伝の部分では、彦根城で開会式をいたしますという部分で、400年祭の実行委員会の関係者の方もご参加いただけたらありがたい、そういうことで実行委員会の副会長の観光協会の会長にもご出席いただきましたし、そして盛り上げ隊のメンバーの皆さんにもご出席いただいて、そしたまた400年祭の横断幕といいますか、横幕も持参いたしまして、そういうことでは数十人が開会式には参加させていただいているというのが現状でございます。 122 ◯委員長(矢吹安子さん)   渡辺委員。 123 ◯委員(渡辺史郎君)   ありがとうございます。今ののろし駅伝ですけれども、やっている場所が昔の古城で彦根の文化財になっておるという場所でやっておるにもかかわらず、いわゆる教育委員会なりそういう方が当然わかっておられると思うわけですが、どんな方法でもそこを使っていいのか、非常にそういうことがみんな、ここはこういうところなのであんまり荒らさないようにとか、そういうことは言っていますけれども、やはり決まりといいますか、そういう場所で、のろしといいますと火をたくわけですので、そういうことも含めて、今年はもう終わったわけですのでなんですけど、来年も仮にやられるのであれば、そういうことも考えていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。 124 ◯委員長(矢吹安子さん)   ありがとうございます。  ほかにありますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 125 ◯委員長(矢吹安子さん)   質問もないようですので、以上で本日の調査を終わります。  なお、本日の委員会で調査いたしましたことについては、来月予定されています12月定例会において中間報告をいたしたいと思いますが、その文案につきましては、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯委員長(矢吹安子さん)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  以上をもちまして、本日の彦根城築城400年祭特別委員会を閉じます。  皆様、ご苦労さまでした。                                午後4時42分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...