13番 山 本 哲 平
議員 14番 立 道 秀 彦
議員
15番 林 ま り
議員 16番 岸 本 典 子
議員
17番 津 田 新 三
議員 18番 中 野 治 郎
議員
19番 鷲 見 達 夫
議員 20番 八 田 憲 児
議員
21番 佐 藤 弘
議員 22番 清 水 ひ と み
議員
23番 改 田 勝 彦
議員 24番 杉 山 泰 子
議員
25番 石 黒 賀 津 子
議員 26番 杉 浦 智 子
議員
27番 青 山 三 四 郎
議員 28番 北 村 正 二
議員
29番 武 田 平 吾
議員 30番 竹 内 照 夫
議員
31番 竹 内 基 二
議員 32番 仲 野 弘 子
議員
33番 高 橋 健 二
議員 34番 濱 奥 修 利
議員
35番 奥 村 功
議員 36番 草 川 肇
議員
37番 船 本 力
議員 38番 河 井 昭 成
議員
─────────────────────────────────────────────
会議に欠席した
議員(0人)
─────────────────────────────────────────────
議場に出席した
議会局
職員
井 上 善 治
議会局長
山 田 純 也
議会局
次長(議事調査
課長)
清 水 克 士
議会総務課長
─────────────────────────────────────────────
会議に出席した説明員
越 直 美 市長
伊 藤 康 行 副市長
中 野 博 之
政策調整
部長
上 野 隆 平
総務部長
日 比 均
市民部長
鷲 見 徳 彦
福祉子ども
部長
菅 原 弘 一
健康保険部長
山 田 崇
産業観光部長
増 田 伊 知 郎
環境部長
玉 井 義 文
都市計画部長
若 園 龍 二
建設部長
松 田 哲 男
会計管理者
北 村 善 隆
市民病院事務局長
山 本 博 志
公営企業管理者
井 上 佳 子
教育長
丸 山 忠 司
消防局長
─────────────────────────────────────────────
午後2時00分 開議
○津田新三
議長 ただいまの出席
議員数は38人であり、定数の過半数に達しておりますので、会議は
成立いたします。
よって、本日は
休会の日でありますが、会議
条例第6条第3項の規定より、特に会議を開きます。
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△会議録
署名議員の指名
○津田新三
議長 日程第1、本日の会議録
署名議員の指名を行います。
8番伊藤 茂
議員、31番竹内基二
議員を指名いたします。
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△
決議案第1号
○津田新三
議長 日程第2、
決議案第1号を議題といたします。
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決議案第1号
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議
上記の
決議を次のとおり提出します。
平成28年3月22日
大津市議会議長
津 田 新 三 様
提出者 竹 内 照 夫
高 橋 健 二
船 本 力
杉 浦 智 子
谷 祐 治
河 村 浩 史
西 村 和 典
嘉 田 修 平
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議
現在、
北陸新幹線の敦賀から大阪までの延伸ルートが
与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて検討されている。
これまでに行われた
自治体やJR
西日本などからの意見聴取をもとに、京都駅通過を
基本とし、既に
敦賀駅から小浜市を通る「小浜・京都ルート」、
敦賀駅から小浜市、
京都府舞鶴市を経由する「舞鶴ルート」、
長浜市を通り米原駅で
東海道新幹線と合流して京都駅に至る「米原ルート」の3案に絞り込まれているが、問題となるのは並行
在来線の対象である。
整備新幹線建設においては、同区間を走行する
在来線の優等
列車が
新幹線に移る線を並行
在来線としており、「小浜・京都ルート」となった場合には、特急
サンダーバードの走る湖西線が並行
在来線の検討対象となることが
平成28年1月末の
関西広域連合の会合で明らかとなった。
並行
在来線はJRから経営を分離することが前提とされ、分離された
在来線は、県や沿線
自治体の出資する
第三セクターが経営を引き継ぐことが一般的であるが、その経営には多額の
財政負担を伴う。
特に、ほとんどが高架路線である湖西線の経営は、より多額の経費を要することが予想され、多くの並行
在来線で見られるように
運賃の大幅値上げや減便を招き、利用者の利便性を大きく低下させることが懸念される。
平成28年2月17日に行われたJR
西日本による定例
記者会見では、「小浜・京都ルートは
滋賀県を通らないため、従来の並行
在来線にはない新しい問題である」との考えも示しているが、これは当然のことであり、湖西線沿線住民にとって受益の低い
新幹線のルート選定によって湖西
地域住民の
生命線である湖西線の利便性が損なわれることがあってはならない。
よって、本市
議会は、
自治体財政を逼迫させるとともに住民の利便性低下を招く湖西線のJRからの経営分離に断固反対するものである。
以上、
決議する。
平成28年3月22日
大 津 市 議 会
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○津田新三
議長 お諮りいたします。
ただいま議題となっております
決議案第1号
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議については、内容も簡明でありますので、提案者の説明を省略いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。
よって、
決議案第1号は提案者の説明を省略することに決しました。
討論の通告がありますので、これを許します。
11番藤井哲也
議員、16番岸本典子
議員、29番武田平吾
議員、以上の順位により御登壇願います。
──11番藤井哲也
議員。
◆11番(藤井哲也
議員) (登壇)
決議案第1号
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議への賛成討論を行います。
北陸各県及び
関西広域の
地域活性を考える上で、
北陸新幹線の敦賀以南ルートの
建設は、早期に着手されるべきと考えており、
政府並びに
与党国会議員で構成される検討
委員会を中心とした関係各位のこれまでの御尽力に対し、敬意を表するところであります。
さて、本
決議案にあるとおり、一般的に
整備新幹線の並行
在来線としてJRから経営分離された路線は、県や沿線
自治体の出資する
第三セクターが経営を引き継ぐことが多く、高架路線である湖西線においては
運賃の大幅値上げや減便を招き、湖西
地方に住む
大津市民の
交通利便性を著しく損なうことが懸念されます。
JR
西日本は、小浜・京都ルートは
滋賀県を通らないため、従来の並行
在来線にはない新しい問題であるとしながらも、特急の乗客が
新幹線に移行すれば、その特急が走った路線が並行
在来線という考え方であり、湖西線や小浜線、
山陰本線など対象を選定する作業も必要、
第三セクターに移管する従来の方式は踏襲するという自社の都合のみを優先した持論を2月に入り主張し始めました。敦賀以南ルートの絞り込み作業で、JR
西日本が急遽提案した小浜・京都ルートが選に残り、JR
西日本の思惑から外れずに検討が進んでいることを踏まえると、こうした主張は看過すべきではないと思われます。
この際、
大津市民を
代表する
議員で構成される
大津市議会において、JR
西日本が主張する湖西線の経営分離に係る持論に対し、断固反対する姿勢を全会一致で示し、
市民の総意を内外に強く発信しなければなりません。
また、本
決議は、単に湖西線をJR
西日本が将来的に経営分離することに反対することにとどまらず、上下分離方式の導入や赤字の一部区間のみをJR
西日本が切り離す可能性があることも含め、広く
交通利便性が損なわれることへの
市民の強い懸念を背景にしたものであります。
ついては、関係各位が
大津市民や
大津市議会の意を踏まえた調査検討を進め、
大津市と良好な関係のもとで最善の選択をとっていくことを願い、本
決議案に賛成をするものでございます。
以上、賛成討論とさせていただきます。
○津田新三
議長 16番岸本典子
議員。
◆16番(岸本典子
議員) (登壇)私は、
日本共産党大津市会
議員団を
代表いたしまして、
決議案第1号
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議案に対する賛成討論を行います。
北陸新幹線の敦賀以西への
建設に伴い、湖西線がJR
西日本から経営分離される
危険性が明らかとなりました。
整備新幹線は国と
地方が
建設費を負担し、かつ並行
在来線となった
在来線は、周辺
自治体が出資する
第三セクターが引き継ぐことが一般的で、JRにとっては有利な
条件ではありますが、
自治体には多額の負担となります。滋賀民報社の調べによりますと、
自治体が経営を引き継いだ全国の
第三セクターの
鉄道8社のうち、
新潟県のえちご
トキめき
鉄道以外の7社が値上げとなり、いわて銀河
鉄道では通勤定期で1.82倍もの値上げとなったそうです。
特に、湖西線は高架駅であり、その維持費に加え、雪や暴風
対策も必要となり、
自治体財政の逼迫を招くことは明らかです。そもそも、
整備新幹線の
建設と引きかえに並行
在来線をJRの経営から分離するという着工
条件は、1996年に
政府・
与党が
合意したもので、
全国新幹線鉄道整備法にはなく、沿線住民の生活の足となっている
在来線と全国の中核
都市を結ぶ高速
交通としての
新幹線は、おのずからその役割は異なり、
在来線切り捨てを
新幹線建設の前提
条件としている現状は、全く道理に合いません。
湖西線は、1日10万人が利用し、その8割が大津の
市民であります。沿線住民にとって
在来線の切り捨ては死活問題であり、
地域の崩壊にもつながりかねません。
大津市議会では、
平成23年9月
議会において、
公共交通機関の
バリアフリー化の更なる推進を求める意見書を全
会派一致で可決いたしました。滋賀北部
地域の住民から求められていたJR湖西線の
エレベーター設置に対して、当時の市
議会として住民の要望に応える一致点であったと理解しております。JR湖西線のさらなる改良こそ必要であり、不便、撤退は到底受け入れられるものではありません。
経営分離については、2011年に沿線
自治体との
合意という
条件がつけ加えられており、本通
常会議の一般
質問において、越市長は湖西線はなくてはならない住民の足であるとの確固たる認識のもとで、湖西線の並行
在来線化は断固反対していくと答弁をされています。
市民生活を守るという一致点で、
首長と
議会が湖西線のJR
西日本からの経営分離に断固反対するという強い意志を示すことの意義は大きいと考えるもので、本
決議案に賛成し、討論といたします。
○津田新三
議長 29番武田平吾
議員。
◆29番(武田平吾
議員) (登壇)私は湖誠会を
代表いたしまして、ただいま議題となっております
決議案第1号
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議に賛成の立場から討論を行います。
整備新幹線は、
昭和45年の
全国新幹線鉄道整備法に基づき定められた路線であり、当時の国鉄の赤字問題によって一時着工が凍結されていたものが、
昭和62年に国鉄が分割
民営化されて以来、着工が再開され、急速に整備が進められてまいりました。
新幹線の開業により移動時間の短縮や
企業立地の促進、交流
人口の増加など、
地域経済にもたらす
効果は、その
建設に係る費用と地元負担を補ってなお余りあるものと期待をされます。また、
国家的な見地から見た場合においても、
災害によって
東海道新幹線が不通となった場合の代替機能を果たす国土強靭化の考え方にも資するものであります。
しかしながら、現在検討が進められている
北陸新幹線の敦賀以西の延伸ルートについて、JR
西日本は本市や
滋賀県にとって最も便益が高いであろう米原ルートに否定的である一方、本市はおろか、
滋賀県すら通らない小浜・京都ルートになった場合には、湖西線が並行
在来線の検討対象になるとするなど本市に受益の少ない
新幹線の整備によって、湖西線がJRから経営分離され、本市や
高島市など湖西線沿線
自治体が
財政負担を負わなければならないことは到底納得できません。
よって、我が湖誠会は本
決議案に賛成するものであり、
議員諸氏の賛同を切にお願いを申し上げ、討論といたします。
○津田新三
議長 以上で討論を終わります。
これより
決議案第1号
北陸新幹線延伸
建設に伴う湖西線の経営分離に反対する
決議を採決いたします。
お諮りいたします。
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。
よって、
決議案第1号は、原案のとおり可決されました。
引き続き、お諮りいたします。
明23日から27日までの5日間は
休会いたしたいと思います。
これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。
よって、明23日から27日までの5日間は
休会することに決しました。
本日の議事はこれにて閉じます。
散会いたします。
御苦労さまでした。
午後2時14分 散会
───────────────────────────────────────
会議録
署名議員
議 長 津 田 新 三
伊 藤 茂
竹 内 基 二...