○
丸山秀樹 委員長 ただいまの動議のとおり、
北村光一郎委員を副
委員長とすることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 異議なしと認め、副
委員長には
北村光一郎委員が選任されました。
それでは、北村副
委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。
○
北村光一郎 副
委員長 ただいま、
経済観光委員会副
委員長に選任いただきました自民党の
北村光一郎でございます。
丸山委員長とともに、各委員のしっかりとした審議のもと
委員会運営に尽力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○
丸山秀樹 委員長 次に、
関係理事者の紹介及び
所管事務概要の
説明聴取を議題といたします。
最初に、
病院局からお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、
自己紹介をしていただいた後、引き続き、
所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎関
病院事業管理者 経営管理室長以下は、順次、
自己紹介させていただきます。
なお、理事の今泉につきましては、
診療業務のため、やむなく欠席させていただいております。
(
理事者自己紹介)
◎関
病院事業管理者 それでは、平成29年度の
病院事業についてご説明させていただきます。
最近の病院を取り巻く環境は、急速な
少子高齢化の進展による
人口構造の変化や
医療ニーズの多様化、団塊の世代が
後期高齢者となる2025年に向けた
医療提供体制の再構築など、大きな転換期を迎えております。
当院は、
公立病院として、時代の要請に応えながら、
救急医療、周産期医療、
精神医療等の
政策医療を提供するとともに、33の診療科を有する
総合病院として、重篤な患者に対する
急性期医療を中心に、他の
医療機関では対応の難しい合併症を持った患者への治療にも積極的に取り組んでまいりました。また、平成25年には
地域医療支援病院の承認を受けるなど、地域の
医療機関との連携のもと、
地域完結型医療の構築に努めております。
それでは、
病院局の事業の概要につきまして、お手元の資料により、
経営管理部長の蓮実から説明させていただきます。
◎蓮実
経営管理部長 初めに、資料の1ページをごらんください。
病院局の機構は、
経営管理室、
市立札幌病院の二つから構成されております。
経営管理室につきましては、1部3課体制で、病院の
経営部門を担っております。
市立札幌病院につきましては、
呼吸器内科から
救命救急センターまで33の診療科、
臨床工学科、栄養科の2科、右に参りまして、
放射線部、検査部、薬剤部、看護部、
医療品質総合管理部の5部、さらに、
地域連携センター及び
臨床研修センターで構成されております。
続きまして、資料の2ページの
職員定数についてでございます。
今年度の
職員定数につきましては、上から二つ目の
診療部門の一番上の医師175名、その下の
歯科医師2名、一番下の
看護部門の看護師693名など、全体で1,116名となっております。
続きまして、資料の3ページ目に移っていただきたいと思います。
予算の基礎となります
業務量であります。
平成29年度予算では、厳しい
経営状況の改善を図るため、昨年11月に立ち上げました
外部コンサルを含めた
院内健全化会議にて決定した
取り組み事項を反映して
業務量、収支を見込んでおります。
表の左下の網かけ部分をごらんください。
入院の
延べ患者数につきましては、3次救急以外の
救急患者受け入れ拡大に伴う増加などから、1日平均611人、年間22万2,876人の
患者数を見込んでいます。また、外来の
患者数につきましては、1日平均1,653人、年間40万3,354人の
患者数を見込んでいます。
続きまして、4ページ目をごらんください。
平成29年度予算の総括表です。
初めに、
収益的収入及び支出をご説明いたします。
中段の網かけ部分を左から右にごらんください。
収益的収入の合計は248億600万円を見込んでいます。これに対して支出は241億4,600万円を見込んでいまして、
収益的収支の
差し引きとしては6億6,000万円の
収支差し引き残高を計上する予算となっています。
次に、表の下半分の
資本的収入及び支出の欄でございます。こちらも、網かけ部分を左から右にごらんください。
資本的収入の合計は23億2,600万円、これに対しまして支出は31億2,300万円で、
差し引きでは7億9,700万円の
収支不足となっております。
次に、資金の状況でございますが、表の
右側部分の
収支差し引きの平成29年度予算Eの欄を中ほどから下にごらんいただきたいと思います。
平成29年度の単年度としては、下から3段目にあります4億9,500万円の
資金不足を生じ、その下の前年度までの
資金残であります
過年度分内部留保資金2億9,100万円と合わせまして、29年度末としては、一番下になりますが、2億400万円の
資金不足となる見込みです。
続きまして、5ページをごらんください。
主要事業としまして、
建設改良費の内訳をお示ししています。
まず、施設の
整備改修費である
病院整備費といたしましては、3億3,000万円を計上しています。内容としましては、法定の
自動火災報知設備更新工事などを予定しております。その下の
医療器械購入費等といたしましては4億4,500万円を計上しており、内容としては
一般エックス線撮影装置の更新などを予定しております。
○
丸山秀樹 委員長 ただいまの説明に対しまして、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後3時8分
再 開 午後3時10分
――――――――――――――
○
丸山秀樹 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
交通局の
理事者紹介及び
所管事務概要の説明をお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、
自己紹介をしていただいた後、引き続き、
所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎野崎
交通事業管理者 交通局は、かけがえのない市民の財産でございます地下鉄と
路面電車を最大限に活用し、
公共交通ネットワークの中核として市民の足を守り、お客様の豊かな暮らしとまちの発展を支えるという重要な役割を担ってまいりたいと考えてございます。
経済観光委員の皆様方には、これから1年間、
交通局関係の事案につきましてご指導、ご鞭撻をいただきながら、適切な
事業運営に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、各部長から
自己紹介をさせていただいた後、
事業管理部長から、
配付資料に基づきまして、
交通局の
事業概要についてご説明を申し上げます。
(
理事者自己紹介)
◎渡邉
事業管理部長 私から、札幌市の
交通事業の概要につきまして、お手元にお配りした資料に基づきご説明させていただきます。
1ページの
交通局の組織でございます。
まず、機構でございますが、
野崎交通事業管理者以下、
事業管理部長、
高速電車部長、そして
技術担当部長の3名の
部長職体制でございまして、
職員定数は、平成28年度から43名減の619名となってございます。
なお、
一般財団法人札幌市
交通事業振興公社への課長職以上の
派遣職員は、部長職1名、課長職2名となっております。
続きまして、2ページの平成29年度
軌道事業会計の概要をごらんください。
こちらは、
路面電車の
業務量や予算の状況を記載してございます。
まず、(1)の
業務量でございます。
輸送人員につきましては、1日平均で2万4,978人、
乗車料収入につきましては、年間で15億1,800万円を見込んでおります。
次に、(2)の
予算総括表でございます。
表の右側の4段目の網かけ欄のとおり、
経常収支は3,100万円の赤字、最終的な年度末の
資金状況につきましては、一番下の網かけ欄のとおり、約2億4,490万円の
資金残となるものでございます。
なお、
経常収支の概要につきましては、次の3ページにグラフでお示ししておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。
路面電車につきましては、
人件費、経費などの
経常支出を
経常収入で賄うことができず、
経常収支は赤字となっております。特に、
路面電車は、
労働集約型の事業のため、支出に占める
人件費の割合が高い状況にございます。
次に、(3)の
主要事業でございますが、まず、
車両関係といたしまして、平成29年度から平成30年度にかけて低床車両1両を
単車タイプで製造するほか、200形車両2両の改良を行い、車両の延命化を図ります。
停留場関係といたしましては、
ロープウェイ入口、電車事業所前、山鼻19条、石山通の各停留場の
かさ上げや上屋などの改良を行います。
街路拡幅関連事業といたしましては、
街路拡幅事業に伴い、
軌道施設、
電気設備の移設及び改良を行います。
次に、4ページの平成29年度
高速電車事業会計の概要をごらんください。
こちらは、平成29年度の地下鉄の
業務量や予算の状況を記載しております。
まず、(1)の
業務量でございます。
輸送人員につきましては、1日平均で61万1,000人、
乗車料収入につきましては、年間で404億4,800万円を見込んでおります。
次に、(2)の
予算総括表でございます。
表の右側の4段目の網かけ欄のとおり、
経常収支は71億5,300万円の黒字、最終的な年度末の
資金状況につきましては、一番下の網かけ欄のとおり、
資金残はなしとなるものでございます。
なお、
経常収支の概要につきましては、次の5ページにグラフでお示ししておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。
地下鉄につきましては、
乗車料収入で
人件費、経費などを賄うことができ、
経常収支は黒字となっております。
次に、(3)の
主要事業でございますが、施設・設備の
老朽化が進んでいる状況から、主要な事業は施設・設備の更新や改良となっております。
まず、
老朽化施設の更新といたしまして、
老朽化した
エスカレーターと
エレベーターの更新や高架駅の
耐震改良工事、大通駅の
空調改良、改札機の更新などを計画的に行ってまいります。
なお、改札機につきましては、平成29年度の更新により、全ての改札機で
ICカードが使用可能となります。
次に、
新規事業といたしまして、平成29年度から30年度にかけて
車椅子対応身障者トイレに
温水洗浄便座を設置するほか、平成29年度中に
各駅トイレの
手洗い器を
自動止水機能がついた
手洗い器に更新いたします。また、
外国人観光客の利用に対応するため、平成29年度から30年度にかけて、すすきの駅、バスセンター前駅において、改札前や各
出入り口付近に設置している
つり下げ電照標識を日、英、中、韓の4カ国語表記などに改良いたします。
そのほか、
受託工事として、琴似駅の
エレベーター新設工事、大通駅の
エレベーター新設に向けた設計、南郷7丁目駅の
エスカレーター新設に向けた設計のほか、
一般会計からの
負担金事業として札幌駅
交流拠点まちづくり推進事業を実施してまいります。
以上で、簡単ではございますが、
交通事業に係る概要の説明とさせていただきます。
○
丸山秀樹 委員長 ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後3時17分
再 開 午後3時19分
――――――――――――――
○
丸山秀樹 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
経済観光局の
理事者紹介及び
所管事務概要の説明をお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、
自己紹介をしていただいた後、引き続き、
所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎小西
経済観光局長 それでは初めに、
農業委員会の会長及び各部長から
自己紹介をさせていただきます。
(
理事者自己紹介)
◎小西
経済観光局長 経済観光局の
事務概要につきまして、お手元の資料に基づいて各部長からご説明申し上げます。
◎小野
産業振興部長 それでは、
経済観光局関連の
事務概要につきまして、資料に基づいてご説明いたします。
まず、
経済観光局の機構でございます。
1ページから4ページにかけて、
産業振興部、観光・
MICE推進部、
雇用推進部、農政部、
中央卸売市場、
農業委員会事務局の順に記載しております。
次に、5ページからが
事務分掌でございます。
5ページから7ページが
経済観光局、8ページは
農業委員会事務局となっております。9ページは
農業委員会委員名簿、10ページが
農業委員会の概要でございます。
平成29年度の
経済観光局の事業につきましては、11ページから21ページになりますが、本日は、11ページのA3判横の資料、
経済観光局の計画と平成29年度の主な
取り組みに基づいて、事業を実施する上で指針としている
ビジョン等をご説明した後、今年度の主な
取り組みについて各部長からご説明させていただきます。
まず初めに、
経済観光局に関連する
ビジョン等をご説明いたします。
資料の左側をごらんください。
最初に、全市的な計画として、札幌市の最
上位計画である
まちづくり戦略ビジョンでは、
まちづくりの分野を七つに分け、その中の一つとして経済を位置づけ、五つの
基本目標を設定しております。また、その下になりますけれども、
人口減少の緩和の方向性を示したさっぽ
ろ未来創生プランでは、
基本目標の一つに安定した雇用を生み出すを設定しており、
経済分野の施策がこのプランの推進に向けて大きな役割を担っております。
次に、
経済観光局においては、
社会経済情勢の変化に対応するため、札幌市
産業振興ビジョンをことし1月に改訂いたしました。
ビジョンの二つの目的、雇用の場の確保・創出、企業・就業者の
収入増加を達成するため、観光、食、環境(
エネルギー)、
健康福祉・医療、IT・
クリエイティブの五つを
本市経済の成長を牽引する
重点分野と定めるとともに、中小・
小規模企業への支援、新たな企業の創出、人材への支援の三つの
横断的戦略により
産業振興を図ることとしております。
また、今回の改訂では、初めてとなりますけれども、
ビジョンの目的に沿って二つの
数値目標を設定しております。一つは、
市内従業者数を平成33年に90万人にするものです。道外への
転出超過数の改善や、
全国平均よりも低位にある市内の女性や
高齢者の有業率の向上などにより目標を達成したいと考えております。二つ目は、
市内企業の売上高を平成33年に16兆8,500億円にするものでございます。先ほどご説明いたしました
横断的戦略の効果的な実施や
重点分野の積極的な振興により、年間1%の上昇を目指したいと考えております。観光の振興につきましては、
観光まちづくりプランに基づき、まちの魅力を高め、国内外からの
集客交流人口の確保により
地域経済を
活性化する
取り組みを図ってまいります。
なお、本プランにつきましては、観光を取り巻く環境の変化を受け、今年度見直しを行う予定となっております。
都市型農業の振興につきましては、ことし1月に策定した第2次さっぽ
ろ都市農業ビジョンに基づき、
担い手対策や
遊休農地の解消、地産地消の推進などの加速化を図ってまいります。
中央卸売市場につきましては、北海道の
拠点市場として、
食料基地である北海道のポテンシャルを最大限活用して市場の
活性化を図る
市場活性化ビジョン、経営の健全化を図り、持続可能な
市場運営を行うとともに、時代の要請にも的確に対応することを目的に策定した
市場経営改革プランを同時に実行していくことで、持続可能な強い
市場づくりを推進してまいります。
続きまして、資料の右側をごらんください。
平成29年度予算の中から、各部の主な
取り組みについてご説明させていただきます。事業名に二重丸がついている事業は平成29年度の
新規事業、丸がついている事業は
レベルアップ事業でございます。
産業振興部では、
産業振興ビジョンの
重点分野である環境(
エネルギー)の
取り組みとして
札幌型省エネルギービジネス創出事業を実施し、企業の
エネルギーコスト削減に関する
総合窓口を立ち上げ、新たな
ビジネスを創出する
取り組みを支援してまいります。
次に、
産業振興ビジョンの
横断的戦略として、商業の
活性化を図るため、これまでの
商店街支援に加え、
個店活性化推進事業を実施いたします。
経営改善のモデルとなる事例の創出やすぐれた
取り組みをしている店舗の表彰を通し、これらの事例や
取り組みを市内の
事業者に広く周知することで店舗の
魅力向上を図ってまいります。また、
中小企業の円滑な
資金調達を支援するため、
中小企業金融対策資金貸付金において、
重点分野への低利な
融資制度である札幌み
らい資金の
融資対象を
産業振興ビジョン改訂に合わせて拡充するほか、
小規模事業資金や
小口資金などにより
運転資金や
設備資金などの必要な資金を供給してまいります。
最後に、
企業立地促進事業につきましては、人材面などの札幌の強みを生かし、
本社機能、
IT企業、健康・医療・
バイオ関連企業などの誘致に取り組むとともに、
市内企業の
市外移転防止や
製造業等の
企業誘致を一層進めるため、
工業系用地の
需給状況の調査を行ってまいります。
◎知野
国際経済戦略室長 続いて、
国際経済戦略室の主な
取り組みについてご説明いたします。
産業振興ビジョンの
重点分野である食について、
外需獲得商材開発支援事業として、食分野における
市内企業の
輸出仕様の
商品開発を支援するほか、新たに
外国人観光客向けの
商品開発を支援いたします。また、同じく
産業振興ビジョンの
重点分野であります
健康福祉・
医療分野では、
医療関連産業集積促進事業として、医療に関連した新たな産業の集積に向け、
関係機関によるフォーラムや研究と企業を結びつけて
事業化を後押しする仕組みを構築いたします。
最後に、IT・
クリエイティブ分野では、映画・音楽・
IT複合イベント創出支援事業において、昨年度プレ開催した
産学官連携イベントNo Mapsについて、今年度の本開催に向けた支援を実施いたします。
◎森 観光・
MICE推進部長 続きまして、観光・
MICE推進部の主な
取り組みにつきましてご説明いたします。
まず、1点目の
観光まちづくりプランの改定でございますが、近年の
外国人観光客の急増や
個人旅行客の増加、物消費から事消費へのシフトなどを考慮し、現行の
目標設定や
重点項目などの見直しを実施いたします。
2点目の
MICE関連事業でございますが、
MICE誘致に係る事業の実施や
MICE施設整備について、具体的な
施設構成、機能や
整備手法などをまとめた
基本計画を策定いたします。
3点目のさっぽ
ろオータムフェスト事業につきましては、10周年を記念した市内の
シェフたちとの
コラボレーション企画など、北海道や札幌の食をより楽しんでいただける
取り組みを進め、さらなるまちのにぎわいの創出に努めてまいります。
◎金谷
雇用推進部長 続きまして、
雇用推進部の主な
取り組みについてご説明いたします。
まず、
子育てママ再
就職支援事業につきましては、
職場体験を受ける際に一時保育を利用される方々を対象に支援を強化し、体験を受けやすくすることによって再就職につなげてまいります。
次に、
東京圏新卒者等UIJターン就職支援事業でございますが、
東京大手町に設置いたしました
相談窓口に配置しておりますカウンセラーを増員するなど、
UIJターン希望者へのきめ細やかな支援を進め、市内への
人材還流を促進してまいります。
続きまして、
中小企業採用力・
人材育成力強化事業でございます。
市内中小企業へのコンサルタントなどの派遣やセミナーを開催することにより、学生の地元への就職を促進するとともに、非
正規社員の
正規雇用化を図ってまいります。
◎長谷川
農政部長 続きまして、農政部の主な
取り組みと
農業委員会の
委員定数についてご説明いたします。
まず、
産地パワーアップ事業補助金につきましては、
市内農業法人から
支援要望のありました野菜の
栽培施設及び
集出荷施設を東区丘珠町に整備するための
事業経費を補助するものでございます。
次に、さっぽ
ろ夢農業人育成支援事業につきましては、
新規就農者の経営の定着を図る国の
支援事業の実施や
初期投資の負担を軽減するための
補助事業により
新規就農者の自立を支援するほか、新たな担い手を育成する
研修事業などを行います。
次に、札幌市
農業基盤整備事業につきましては、地産地消の推進や
環境保全型農業に寄与する施設、機械などの補助、また、地域の
中心的経営体に対する
農業用機械等の
導入支援を行ってまいります。
最後に、
農業委員の定数についてでございます。10ページをごらんください。
法改正によりまして、委員の
選任方法が公選制及び
団体推薦から市長の任命制に変更となります。改選後の6月24日より、
委員定数が22名から11名となります。委員の任命は、議会の同意が必要となるため、2定議会において議案の提出を予定しております。
なお、新たに設置、
委嘱予定の
農地利用最適化推進委員の定数は17名となります。
◎片貝
中央卸売市場長 最後に、私から、
中央卸売市場についてご説明いたします。
11ページの資料にお戻りいただいて、右下をごらんください。
中央卸売市場経営活性化プロジェクトに基づく
取り組みについて、次の事業を行います。
まず、1点目の新たな
経営展望の策定でございますが、
活性化ビジョンと
経営改革プランが平成23年度にスタートしてから6年が経過し、市場を取り巻く情勢も変化していること、また、農林水産省から第10次
卸売市場整備基本方針が示されたことを踏まえて、現在、見直しに着手しております。
2点目の
市場施設・設備の整備でございますが、水産棟に設置している場内の殺菌を目的とした
オゾン水製造器や
特別高圧受変電設備等の
老朽化に伴う設備、機器の更新を行います。
3点目の
道内連携の
取り組みでございますが、生鮮食品の産地である道内の市町村や卸売市場と連携し、市場に初入荷された夕張メロンなどの商材のプレスリリースや、市民向けの一般開放イベントである消費拡大フェアにおいて道内市町村PRコーナーを設置するなどの
取り組みを行っております。
また、所管の
事業概要の説明に関連いたしまして、先日、新聞報道がありました、場内のガスストーブの一部が稼働していない件について、経過などを説明させていただきます。
この設備は、冬期間、冷気による売り場の温度低下と床面の凍結を防止するため、市場の建てかえ時の平成15年に設置したものであります。その後、車両の低公害化と搬入、搬出の効率化が進み、排気ガスの換気と運搬作業のためにシャッターを全開しないで済む状態となりましたことから、棟内の温度の低下がおさまり、ストーブの稼働を行っていないものです。今後につきましても、売り場の使い方の見直しによるシャッターの開放、あるいは、一時的な寒波到来時のストーブの稼働が想定されることから、私ども開設者並びに場内
事業者ともに引き続き必要な設備であると認識しております。
以上につきましては、先週14日に農林水産省にお伺いし、直接状況を説明したところであり、今後は、同省とよく相談の上、対応してまいります。委員の皆様には、状況に応じて改めて説明させていただきたいと考えております。
○
丸山秀樹 委員長 ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後3時36分
再 開 午後3時37分
――――――――――――――
○
丸山秀樹 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
スポーツ局の
理事者紹介及び
所管事務概要の説明をお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、
自己紹介をしていただいた後、引き続き、
所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎石川
スポーツ局長 まず初めに、ことし2月、2017冬季アジア札幌大会、そして、引き続きまして、3月に札幌で初めての開催となりましたIPCノルディックスキーワールドカップ札幌大会の開催に当たりまして、委員の皆様には多大なるご協力をいただきましたことを、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、私ども
スポーツ局では、引き続き、冬季オリンピック・パラリンピックやさまざまな国際スポーツ大会の招致の
取り組みを積極的に進めますとともに、障がいのあるなしにかかわらず、誰もが健康や生きがいを得ることができるような共生社会の実現に向けた
取り組みについても進めまして、スポーツを通じた
まちづくりというものを積極的に推進してまいりたいと考えております。
今年度は、
スポーツ局にスポーツ施設配置活用計画などを担当する企画担当課、及び、日本スポーツマスターズ2018や、国体冬季スキー大会を担当する事業担当課をそれぞれ新設したところでございます。また、招致推進部には、ラグビーワールドカップ2019並びに東京2020オリンピック・パラリンピックを担当する国際大会推進担当課も新設したところでございまして、今後、開催が決定しております大規模なスポーツ大会の円滑な実施につなげてまいりたいと考えております。
それではまず、本日、出席しております説明員から
自己紹介をさせていただきます。
(
理事者自己紹介)
◎石川
スポーツ局長 それでは、お手元に配付の資料に基づきまして、
スポーツ局所管事務につきまして、担当の部長から順にご説明申し上げます。
◎手島
スポーツ部長
スポーツ部の主な事業につきまして、お手元の資料に基づきまして、
新規事業及び
レベルアップ事業を中心に説明させていただきます。
4ページ以降の
スポーツ部の欄をごらんください。
初めに、4ページ一番上の太字のスポーツ
まちづくり推進費でございます。
このうち、下から3番目の日本スポーツマスターズ2018開催準備費でございます。これは、35歳以上の世代を対象に、水泳やサッカーなど13競技で実施されます日本スポーツマスターズの開催に向け、大会PRなどの準備を行うものでございます。
次に、その下のウインタースポーツ塾事業費でございますが、これは平成29年度からの
新規事業でありまして、小学生を対象に、クロスカントリー、スキージャンプ、カーリングなどウインタースポーツを幅広く体験できる機会を提供し、ウインタースポーツの裾野の拡大や競技力の向上を図るものでございます。
次に、その下のウインタースポーツ施設整備
支援事業費でございますが、1年を通じてウインタースポーツに親しめる環境を整えるため、民間企業などが行う通年利用可能な施設の整備に対する支援手法を検討するものでございます。
次に、1枚おめくりいただきまして、一番上の第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会開催準備費でございます。これは、平成31年2月に開催を予定しております冬季国体の開催に向けた準備を行うものでございます。
続いて、その下のパラスポーツ普及促進事業費でございます。これは、みなみの杜高等支援学校の学校開放事業を障がい者スポーツに特化することによりまして、障がい者の競技スポーツの普及拡大や競技力向上に向けた環境整備を行うものでございます。
次に、一番下の太字の体育施設運営管理費でございます。これは、
スポーツ部が所管しております体育館や温水プールなど34施設の指定管理に要する費用でございます。
次に、6ページの一番上の太字のその他体育施設運営管理費でございます。一番上の札幌ドーム保全事業費でございますが、札幌ドームの計画的な保全改修のほか、球場における選手の安全性を高めるため、よりクッション性の高いフェンスを設置するものでございます。
続きまして、ページ中段の仮称)平岸配水池テニスコート整備事業費でございます。これは、平成22年度から休止中の平岸配水池上面のテニスコートを再整備するものでございます。面数につきましては、従来の15面から大規模大会の開催が可能となります20面にふやすほか、コート表層部のレベルアップを実施いたします。
次に、中央体育館改築事業費でございます。これは、平成29年3月に改築に着工しました中央体育館の建物取引費相当額の負担金でございます。
◎梅田 招致推進部長 招致推進部の主な事業につきましてご説明させていただきます。
6ページの中段をごらんください。
初めに、冬季オリンピック・パラリンピック招致費でございます。
冬季オリンピック・パラリンピック招致に係る予算につきましては、現時点でIOCより2026年大会の招致スケジュールが示されておらず、JOCも立候補の可否について判断をしていないことから、2026年大会の招致の有無にかかわらず、必要と考えられる予算を計上しているところでございます。
このうち、下から二つ目の冬季オリンピック・パラリンピック招致費でございますが、これは、機運醸成に係る事業を引き続き実施していくことに加えまして、小・中学生をターゲットにしたオリパラ教育の推進、さらには、平昌大会を想定した大規模国際大会の調査等に取り組むものでございます。
また、その下の施設計画調査費は、冬季オリンピック・パラリンピックの会場候補地に係る施設配置の検討、さらには、冬季版総合ナショナルトレーニングセンター誘致に関する費用でございます。
なお、札幌市が2026年大会の国内候補都市に決定した場合には、立候補ファイル作成のための新たな予算措置が必要と考えております。
次に、1枚おめくりいただきまして、7ページ一番上の太字のスポーツ・イベント誘致促進費でございます。これは、国際大会や合宿の誘致、冬季オリンピック・パラリンピック招致に向けて国際大会の実績を積み重ねるための開催支援を行うものでございます。
次に、上から3番目のラグビーワールドカップ2019大会開催準備費でございますが、開催都市分担金及び機運醸成など、札幌開催に向けた準備を行うものでございます。
次に、その下の東京2020オリンピック・パラリンピック開催準備費でございます。これは、札幌ドームでサッカー競技を予定しております東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、機運醸成等の開催準備を行うものでございます。
最後に、2017年アジア冬季競技大会事業費補助金でございます。これは、大会公式報告書や記録映像の作成、OCA総会での大会実施報告、会場使用地の原状回復のための仮設除却等、組織
委員会が大会終了後に行う事業に対する補助でございます。
○
丸山秀樹 委員長 ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
ここで、
理事者退席のため、
委員会を暫時休憩いたします。
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休 憩 午後3時46分
再 開 午後3時47分
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○
丸山秀樹 委員長 委員会を再開いたします。
最後に、委員派遣についてお諮りいたします。
本
委員会に関係する本市の諸課題や
取り組みについて、道外他都市の先進的な事例を調査し、今後の
委員会活動の参考とするため、行政視察を実施することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 異議なしと認め、行政視察を実施することといたします。