堺市議会 2011-12-21 平成23年12月21日都市再生対策特別委員会−12月21日-01号
この歴史まちづくり法につきましては、そもそも文化財行政とまちづくり行政の協働のもとに、地域固有の歴史遺産を生かしたまちづくりを進めていくためのツールとしてできた法律でございます。市町村につきましては、この歴史的風致維持向上計画を策定しまして、国土交通大臣、文部科学大臣、農林水産大臣の認定を得ることによりまして、当該計画に定めた重点区域におきまして国の支援を受けることができるものでございます。
この歴史まちづくり法につきましては、そもそも文化財行政とまちづくり行政の協働のもとに、地域固有の歴史遺産を生かしたまちづくりを進めていくためのツールとしてできた法律でございます。市町村につきましては、この歴史的風致維持向上計画を策定しまして、国土交通大臣、文部科学大臣、農林水産大臣の認定を得ることによりまして、当該計画に定めた重点区域におきまして国の支援を受けることができるものでございます。
◎野田 文化財課長 さきにお示ししましたように、成立、施行は平成20年11月でございます。この法律は、名前のとおりなんですが、地域における歴史的風致の維持及び向上でございまして、少し難しいんですが、例えば文化財保護法でありましたら、既に文化財のほうでも開館しております山口家住宅とか古墳とか、文化財単体個々の保護・整備をするというものでございます。
さらには、春と秋に開催いたします堺文化財特別公開事業などを通じまして、市民が堺の豊かな歴史文化に親しむ機会の提供に努めているところでございます。 今後とも堺の歴史文化に対する市民の皆さん方の理解を深めていただくこととあわせまして、市民とともに、おもてなしの心で観光のまちづくりを進める連携や協働の枠組みづくりに取り組んでまいります。
また、旧市街地のエリアで申しますと、市役所21階の展望ロビー、そして今現在リニューアル工事中であります堺HAMONOミュージアム、そして重要文化財の山口家住宅、お寺の関係では妙國寺や南宗寺といったところになるかなと思います。これで10個ですが、その他の来訪者の多い観光施設という点から申しますと、南区にあります大型児童館のビッグバンやハーベストの丘といったところでございます。以上です。
そして、博物館のそういったところと、そしてまた、百舌鳥古墳群や堺の地域のこの文化財についてなんですけれども、どのようなものがあるか、ちょっとお答えいただきたいと思います。
市街地北部には、江戸期からの町家など歴史的な建物が点在し、重要文化財である山口家住宅が町家歴史館として一般公開されるなど、まち歩き観光の資源として定着してまいりました。現在、建築都市局においては景観計画を策定中ですが、これら町並みの雰囲気づくりや景観形成により、さらなる集客を図るためには、関係所管との連携が必要であると考えております。
◎野田 文化財課長 古い町家を守る施策についてでございますが、町家等の歴史文化資源を保護します施策といたしましては、文化財保護法によります指定制度と、それらを補完しまして緩やかに文化財を守っていく制度としての登録文化財制度、この2つを利用しまして、現在、保護と活用を進めてまいっております。以上でございます。
さらに、世界文化遺産登録をめざす百舌鳥古墳群│ │をはじめとする歴史資産、重要文化財や伝統産業など、こうした地域資源を有効に活用し、│ │文化観光拠点の形成などまちの魅力と活力を創出し続けることが、国際都市・堺として飛躍│ │と発展をなし遂げる力となることを信ずるものであります。
◆城 委員 浜寺公園の駅舎というのは非常に貴重な文化財として位置づけられているということで、その辺はどんな内容なんですかね、旧駅舎。 ◎藤田 観光企画課長 南海本線の浜寺公園駅舎でございますが、これは明治40年建築のもので数少ない現役であり、なおかつ私鉄では最古の駅舎となって学術的な評価も高い建築物であります。国の登録有形文化財にも選ばれております。以上でございます。
記 〇ものづくり産業振興事業について 〇文化観光拠点と堺市文化財の活用に関して 〇市街化調整区域の開発と環境施策について 〇まちなかソーラー発電所推進事業について 〇雇用対策並びに中小企業の支援について 平成23年9月13日 平成22年度決算審査特別委員会 委員長 星 原 卓 次 様
◎野田 文化財課長 文化財保護の立場から、まず古墳の保護と整備についての考え方でございますが、本市といたしましては、現在、世界文化遺産登録に向けまして、ユネスコへの申請の条件となります古墳群全体並びに各古墳の保存管理計画と整備計画の策定を進めているところでございます。
そして、堺の文化財として必要やということを啓発していって、市民の方にそれを根づかせていく。 今、チン電を愛する会の会員が4分の1とか5分の1になっていると聞いています。これを今までの2倍にも3倍にもするような、市民の運動がまさに求められる。
これまでの主な取り組みといたしましては、市内3カ所の観光案内所の充実や市役所21階展望ロビーのリニューアル、また観光レンタサイクルの充実とともに堺観光ボランティア協会と連携しまして重要文化財山口家住宅など、観光施設への定点ガイドを配置する一方、昨年はJR西日本、南海電鉄、阪堺電気軌道の鉄道事業者と連携した堺eco観光をスタートし、環境に優しい鉄道とレンタサイクルやウォーキングを組み合わせたまち歩き観光
◎野田 文化財課長 今、千利休の屋敷跡ということなんですが、千利休屋敷跡は、当時の堺の今市町にあったというふうに言われてございます。当時の堺は現在のまちと区画や形が異なっておる面もございますが、当該地は江戸時代の堺の絵図をもとに千利休屋敷跡と想定されてきたものであると考えてございます。以上でございます。
◎野田 文化財課長 町家活用事業の今後の展開についてお答えいたします。 公開施設として整備を行う山口家に次ぎます第2弾といたしまして、堺区北旅籠町西1丁に所在しております登録有形文化財清学院の整備を8月より開始いたします。来春の完成をめざしてございます。
先ほどから御質問がありました堺東の中心市街地、旧堺病院の跡地、阪堺線、それから世界遺産登録に向けて頑張っておられる百舌鳥古墳群、こういった歴史遺産、堺の持っているさまざまな歴史の財産、文化財産というものを総合的に考えてビジョンをつくっていかなければ、おのおのの施策というのをなかなか実行できないんじゃないかと思うんです。
最後に、3つ目の特殊工事等共同企業体方式については、技術力を担保する観点から、履行実績条件を付す必要のある港湾工事や文化財保存工事などの特殊な工事等を対象とし、履行実績を有しない市内業者であっても、自社の営業努力等により実績を有する業者と共同企業体を結成すれば入札に参加できるというもので、市内業者に実績を確保する機会を与える仕組みとして平成20年度から試行導入しております。
その中で、市民の方はもちろん、観光客の皆様にも身近に感じていただくための取り組みとして、文化財特別公開といったような事業も進めてまいったところであります。今後この歴史文化とあわせまして、やはり産業観光でありますとか、スポーツ観光といった、そういう新しい分野にも積極的に取り組んでいきまして、より一層本市への注目を集めて、観光振興につなげていきたいと考えております。以上でございます。
百舌鳥古墳群大仙公園の整備計画ですが、道路整備、公園管理、下水道、文化財、観光、地域整備など多くの連携をとらなければ進まない問題が山積しており、その中には多くの無駄があります。今までの整備状況を調査してみても、各担当部局がその時代を背景に、それぞれの課題をできるところだけを進めてこられたという経緯・経過があるように感じます。
また、PRの面で連携して行いました堺の文化財特別公開事業につきましては、これまで市内の来場者と市外からの来場者の割合は7対3で市内のほうが多うございましたが、昨年秋の特別公開におきましては1対1というふうに、市外からの来場者の増加が見られております。こういったことも広域的な情報発信の効果であると考えておるところでございます。